Cep Aにおける 6.7 GHzメタノールメーザの 内部固有運動計測 - VERA

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Cep Aにおける 6.7 GHzメタノールメーザの 内部固有運動計測 - VERA

2009 年 度 VERAユーザーズ・ミーティング9 月 2, 3 日Cep Aにおける6.7 GHzメタノールメーザの内 部 固 有 運 動 計 測山 口 大 学 大 学 院博 士 後 期 課 程 2 年杉 山 孝 一 郎


目 次1. 大 質 量 星 形 成 領 域 研 究 への 寄 与2. 観 測 天 体 : Cepheus A3. 観 測4. 結 果 : 内 部 固 有 運 動5. まとめ・ 展 望


大 質 量 星 の 形 成 過 程‣ 大 質 量 星 の 形 成 過 程 は?1. 周 囲 のガス 円 盤 からの 質 量 降 着 説2. 複 数 の 小 質 量 星 同 士 の 合 体 説‣ 質 量 降 着 説 が 有 力‣ 大 降 着 率 10 -3 M ◎ yr -1 であれば 可 能‣ 分 子 輝 線 観 測 による間 接 的 結 果内 部 固 有 運 動 計 測 による 回 転 やインフォールの 直 接 的 計 測 が 必 要Patel et al. (2005)


6.7 GHzメタノールメーザの 有 利 性‣ 大 質 量 星 形 成 領 域 のみに 付 随‣ 寿 命 が 長 い : 4 年 以 上‣ 星 形 成 の 若 い 時 期 に 放 射 : ~10 4 yr‣ edge-on 回 転 円 盤 に 付 随 の 可 能 性‣ ~40%の 天 体 は 直 線 空 間 構 造 & 直 線 速 度 勾 配‣ 膨 張 or インフォールを 伴 う 回 転 円 盤 の 存 在 も(Bartkiewicz et al. 2009, etc…)6.7 GHzメタノールメーザの 内 部 固 有 運 動 を計 測 することが 効 果 的


Cepheus A (Cep A) – I : 回 転 円 盤 の 存 在‣ 距 離 : 0.70 ± 0.04 kpc (Moscadelli et al. 2009)‣ メタノールメーザはHW2から 検 出‣ 回 転 円 盤 の 存 在 を 示 唆‣ CH 3 CN, NH 3 , SO 2 の 空 間 分 布 & 視 線 速 度 勾 配Patel et al. (2005)Torrelles et al.(2007) 改 変


Torrelles et al. (1998)1000 AU


Cep A – II : メタノールメーザSugiyama et al. (2008)‣ 電 波 ジェットに 垂 直‣ PA 差 : ~70 deg‣ 中 心 に 星 の 存 在‣ 楕 円 のほぼ 中 心‣ CH 3 CN, NH 3 回 転 円 盤に 一 致‣ サイズ、 速 度 範 囲 共 に‣ 水 メーザ, SO 2 回 転 円 盤 とも 一 致‣ サイズは 半 分‣ 水 メーザは 高 速 回 転


回 転 円 盤 に 付 随 の 可 能 性


Cep A -- III : 回 転 & インフォールモデルR : 955 masi : 73 degPA : 110 degVsys : -3.91 ±0.07Vrot : 0.46 ±0.12Vinf : 0.43 ±0.03‣ 円 盤 の 回 転 + 膨 張 モデル(Uscanga et al. 2008, Torstensson et al. soon.)回 転 + インフォール !!‣ 速 度 が 小 さい, 中 心 質 量 も 大 質 量 星 に 満 たない・・・


内 部 固 有 運 動 の 計 測 による回 転 & インフォールの 検 証


観 測 テーブルwith JVN at 6.7 GHz‣ 速 度 分 解 能 : 0.176 km s -1‣ 合 成 ビーム( 平 均 ) : ~ 9×4 mas 2Cep A観 測 日2006, 9, 92007, 7, 282008, 10, 25参 加 局山 , 臼 , 水 , 石山 , 水 , 石 , 入 , 笠山 , 水 , 石 , 入 , 笠積 分 時 間2.8 hrs2.1 hrs1.6 hrsイメージ 感 度*80100110* : 単 位 はmJy beam -1


観 測 結 果~ 内 部 固 有 運 動 ~


結 果 : 内 部 固 有 運 動‣ 選 出 条 件1. 速 度 分 解 能 内 で 一 致2. 3s 以 上 の 動 き3. 視 線 速 度 範 囲 (~5 km s -1 )の2 倍 以 上 の 動 きを 示 したものは 除 外‣ 42 個 のスポットを 同 定‣ 2エポック 間 のみで 検 出のものも 含 む‣ 回 転 らしき 運 動Vx : ‐7.8 ~ 7.0 km s -1Vy : ‐6.0 ~ 6.3 km s -1


拡 大 図


モデルフィットface-on‣ 仮 定‣ 同 心 円 上 に 分 布qvrotx‣ 平 面 上 で 運 動‣ x, y 方 向 の 内 部 固 有 運動 のみ 考 慮yvexpiyv exp = ‐1.6 km s -1( 負 の 膨 張 , 即 ちインフォール )v rot = 0.5 km s -1


face-on から 見 た 固 有 運 動‣ face-onでプロット‣ P.A. 110 deg‣ incli. 73 deg?で 補 正v inf = 1.6 km s -1v rot = 0.5 km s -1中 心 質 量< 1 M ◎今 後 検 討 の 必 要 あり


まとめ・ 展 望まとめ‣ Cep Aの6.7 GHzメタノールメーザ‣ インフォールを 伴 う 回 転 円 盤 に 付 随 している 可 能 性‣ 内 部 固 有 運 動 の 検 出 に 成 功‣ 回 転 らしき 運 動‣ 回 転 & 膨 張 円 盤 モデルフィッティング⇒ 回 転 & インフォール展 望‣ 視 線 速 度 , 系 統 速 度 を 加 えたフィッティング‣ 中 心 質 量 の 検 討‣ 輻 射 圧 との 関 係 によるインフォールの 可 能 性 の 検 証

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