Teamcenter on the IBM Blue Stack Executive White Paper (Japanese)
Siemens PLM Software
e x e c u t i v e w h i t e p a p e r
ビジネスアジリティの 向 上 と
迅 速 な PLM 投 資 回 収
既 存 の IT インフラ 基 盤 を 活 用 し、 低 リスク 化 と 価 値 実 現 までの
期 間 短 縮
www.siemens.com/plm
PLM( 製 品 ライフサイクル 管 理 )がますます 戦 略 的 になるにつれ、 企 業
には、それぞれのビジネスニーズを 満 たすような、さらに 複 雑 な PLM ソ
リューションが 必 要 となっています。この 課 題 に 取 り 組 むには、 最 小 限
の 財 務 リスクと 技 術 リスクで、 複 雑 なビジネス 目 標 をすべてサポート 可
能 な、アジリティの 高 い PLM へのアプローチを 取 るべきと 言 えます。こ
のホワイトペーパーでは、 既 存 の IT インフラ 基 盤 を 活 用 して、ビジネス
アジリティを 向 上 させ、 迅 速 な PLM 投 資 回 収 を 可 能 にする、ベストプラ
クティス・ソリューションについて 説 明 します。
PLM Software
Answers for industry.
ビジネスアジリティの 向 上 と 迅 速 な PLM 投 資 回 収
目 次
概 要 1
課 題 2
ベストプラクティス・ソリューション 3
"IBM Blue Stack"と
主 な 機 能 5
次 のステップ 7
概 要
現 在 の 世 界 経 済 の 状 況 では、 企 業 はこれまで 以 上 に 厳 しい 競 争 圧 力 にさらされなが
ら、 製 品 開 発 とコスト 削 減 を 進 めることになります。 製 造 企 業 は、PLM( 製 品 ライフ
サイクル 管 理 )ソリューションを 導 入 し、 新 しい 革 新 的 な 製 品 の 発 売 、 生 産 性 の 向
上 、 再 利 用 の 最 大 化 、 開 発 と 更 新 サイクルの 短 縮 を 狙 いたいと 考 えています。
しかしながら、PLM が 戦 略 的 になるに 従 って、PLM ソリューションを 使 用 する 人 が
増 え、PLM ソリューションに、 会 社 全 体 のビジネス 目 標 のサポートが 求 められていま
す。そのため、PLM ソリューション 自 体 が 複 雑 で 管 理 しにくくなってしまうことがあ
ります。
世 界 トップクラスの IT インフラ 基 盤 とサービスを 用 いて、 業 界 トップクラスの PLM
ソリューションを 構 成 することで、このようなジレンマを 解 消 できます。このアプ
ローチを 採 用 すると、 企 業 は IT とコストの 両 面 における 運 用 上 の 要 求 事 項 を 満 たし
ながら、ビジネスアジリティを 向 上 させることができ、 迅 速 な PLM ROI(PLM 投 資 回 収 )
を 達 成 できます。このようなベストプラクティス・ソリューションは、 次 のことを 可
能 とします。
• PLM ベストプラクティスの 活 用
• 価 値 実 現 までの 期 間 短 縮 と 低 リスク 化
• IT による 生 産 性 向 上
• PLM ビジョンの 実 現
これらのメリットを 実 現 する PLM のベストプラクティス・ソリューションを 探 すと、
次 のことができるシングルソースソリューションが 必 要 になることが 一 般 的 です。
• 導 入 してすぐに 利 用 可 能 となるロバストな 機 能
• 成 長 に 合 わせて 自 動 拡 張 可 能 であること
• 最 適 なデータベース 利 用 ができること
• 求 めるパフォーマンスが 保 証 されていること
• IT インフラ 基 盤 のサポートが 負 担 にならないこと
1
課 題
PLM ソリューションの 中 から、ビジネスに 求 められる IT 機 能 要 件 をすべて 備 え、 単
一 で 統 合 されたアーキテクチャを 探 し 出 し、さらにそれを 運 用 管 理 しようとすると、
さまざまな 複 雑 な 課 題 が 生 じる 懸 念 があります。 次 のような 課 題 になるでしょう。
• 多 種 多 様 なシステムの 管 理 。 多 くの 企 業 は、 機 械 、 電 子 部 品 、およびソフトウェア
の 設 計 用 にそれぞれ 異 なるシステムを 管 理 しています。この 複 数 のシステムの 存 在
が 元 で、 生 産 性 の 向 上 と、システムのサポートコストを 最 小 限 に 抑 える 機 会 を 逸 し
ています。 統 合 されていない 多 種 多 様 なシステムは、 全 体 的 な TCO( 総 所 有 コス
ト)の 増 加 につながります
• ビジネスプロセスに 必 要 な IT サポートの 提 供 。IT 部 門 は、 企 業 の 地 理 的 、 業 務 的 、
および 技 術 的 なさまざまな 枠 を 越 えた 複 雑 なプロセスをサポートするのに 必 要 な 拡
張 性 や 信 頼 性 、さらには 柔 軟 性 を 持 ち 合 わせていないと、 全 体 的 なビジネス 戦 略 を
効 果 的 に 活 かすことはできません。
• IT 投 資 効 果 の 最 大 化 。 企 業 には、 企 業 自 体 とそのバリューチェーンを 構 成 する、
人 、プロセス、 開 発 ツール、 設 備 、および IT インフラ 基 盤 を 最 適 化 する 能 力 が 求 め
られます。
Forrester 社 が 2008 年 11 月 に 報 告 した「 世 界 における 製 品 ライフサイクル 管 理 の 状 況
に 関 するオンライン 調 査 」によると、 最 近 の IT に 関 する 課 題 の 上 位 3 つは、 統 合 の
しやすさ、コスト、 拡 張 性 となっていました。 同 じ 調 査 で、 最 近 のビジネスに 関 する
課 題 の 上 位 3 つは、 拡 張 性 、 機 能 の 深 さ、 機 能 の 幅 の 順 となっています。IT 部 門 は、
IT とビジネスの 両 側 から 挙 げられたこれらの 課 題 を、バランスの 取 れたコスト 効 果
の 高 い 方 法 で 解 決 するという 骨 の 折 れるテーマに 取 り 組 まなければなりません。この
ため、PLM ソリューションを 管 理 運 用 するには、IT 部 門 は 次 のことを 考 慮 しなけれ
ばなりません。
PLM 環 境 の 複 雑 さ
• グローバル 化 のレベル
• ソフトウェア、ハードウェア、およびミドルウェアの 要 件
• 統 合 化 の 要 件
PLM 環 境 の 利 用 / 適 用 の 拡 大
• 大 規 模 データの 保 存 、 使 用
• 企 業 内 での PLM の 利 用 拡 大
IT ガイドラインと 手 順 のコンプライアンス
• インストール
• 保 守
• 利 用 ガイドライン
PLM ベストプラクティス・ソリューションを 効 果 的 に 利 用 するには、IT 部 門 は PLM
機 能 の 深 さと 幅 に 加 えて、 統 合 のしやすさ、 拡 張 性 、さらには 効 率 も 考 慮 しておくべ
きです。
2
ベストプラクティス・ソリューション
PLM ソリューションのベストプラクティスが 前 もって 組 み 込 まれた IT インフラ 基 盤 は、 低 リスクで、 迅 速 な 価
値 実 現 を 達 成 する 効 果 的 な 手 段 と 言 えます。 次 のようなビジネスと IT 課 題 にも 対 応 できます。
PLMソリューションのベストプラクティスが 前 もって 組 み 込 まれたITインフラ 基 盤 のメリット
ビジネス 課 題
PLM のベスト・
プラクティスへの 投 資
価 値 実 現 までの 期 間 短 縮 と
低 リスク 化
IT による 生 産 性 向 上
PLM ビジョンの 実 現
メリット
企 業 の 意 思 決 定 者 は、 現 在 の 世 界 経 済 の 競 争 が 激 化 している 中 で、PLM の
メリットを 有 効 に 活 用 する 方 法 を、 短 い 習 得 期 間 で 見 つけようと、 業 界
トップの 企 業 に 注 目 しています。PLM を 確 実 に 成 功 させ、 実 績 のあるベス
トプラクティスが 求 められています。ビジネス 課 題 としては、 次 のような
項 目 が 挙 げられます。
• PLM ソリューションとビジネスプロセス
• IT/ 技 術 インフラ 基 盤
• 企 業 変 革 の 専 門 知 識
• 業 界 特 有 のビジネスナレッジ
PLM ソリューションがますます 複 雑 化 し、エンタープライズアプリケー
ションと 位 置 付 けられてきている 中 で、 自 社 の IT スタッフと IT インフラ
基 盤 機 能 の 活 用 の 他 に、PLM ベンダーの 専 門 知 識 を 利 用 することは 非 常 に
大 切 なことです。ロバストな 機 能 を 最 大 限 活 用 するのに、 前 もって 構 成 調
整 がなされていて、サポートも 利 用 できるので、とても 有 効 です。すべて
の 機 能 が 一 つのベンダーから 提 供 され、かつ、PLM ソリューション 用 に 前
もって 構 成 調 整 されている IT インフラ 基 盤 を 利 用 することで、 導 入 プロセ
スを 短 縮 できるだけでなく、ソリューションの 導 入 、 運 用 、および 保 守 に
かかわるリスクを 低 くすることもできるのです。
ロバストな PLM ソリューションで、 高 度 な IT インフラ 基 盤 によって、さま
ざまな 分 野 の 生 産 性 が 向 上 します。 管 理 体 制 を 適 正 に 整 備 できれば、 効 率
的 な 一 元 管 理 が 容 易 になります。 役 割 と 責 任 の 割 り 当 てをすることで、 新
しいスキルを 教 えたり、 新 たにスタッフを 追 加 したりすることを 省 くこと
ができます。つまり、 既 存 の IT スタッフをより 活 用 できるということです。
IT インフラ 基 盤 および PLM ソリューション 内 で 使 うことができる 機 能 を 活
用 することで、システムを 自 動 化 させることができます。
PLM が 果 たす 役 割 は、 多 くの 企 業 でますます 広 がりと 深 まりを 見 せていま
す。PLM ソリューション 用 に 前 もって 構 成 された IT インフラ 基 盤 により、
PLM ビジョンや 迅 速 な PLM ROI を 実 現 しやすくできます。PLM ソリューショ
ン、 他 のエンタープライズアプリケーション、レガシーシステム 間 の 相 互
運 用 性 向 上 には、 次 のような 方 法 が 考 えられます。
• 標 準 をオープンにして、それに 準 拠 しているテクノロジの 活 用
• 前 もって 構 成 されている 統 合 化 ユーティリティ
• アプリケーション 移 行 期 間 中 に、レガシーアプリケーションを 活 用 した 運 用
効 率 向 上 とそのサポート
• 既 存 ビジネスプロセスを PLM に 統 合
3
“IBM Blue Stack” と
企 業 ニーズの 増 大 に 応 えるために、シーメンス PLM ソフトウェアと IBM は、PLM ソ
リューションのベストプラクティスを 前 もって 組 み 込 んだ IT インフラ 基 盤 を 共 同 で
提 供 しています。
シーメンス PLM ソフトウェアの
る PLM ソリューションです。
を 一 元 化 することで、 人 とプロセスを 結 びつけ、 高 い 生 産 性 とイノベーションを 実 現
します。
クル 管 理 ソリューションがそろっていて、オープンな 基 準 に 基 づいた 基 盤 としている
ため、 製 品 開 発 の 隅 から 隅 までを PLM で 力 強 くサポートします。
(イノベーション 促 進 、 市 場 投 入 期 間 短 縮 、ビジネス 要 件 達 成 と 法 令 遵 守 、リソース
の 最 適 利 用 、グローバルなコラボレーション 促 進 など)を 達 成 できます。
では、 次 のことが 可 能 です。
• 製 品 とプロセスのナレッジを 一 元 化
• インスタント・コラボレーション
• 製 品 開 発 の 隅 から 隅 までを PLM で 強 化
• 所 有 コスト 削 減
• 実 証 されたグローバルリーダーシップ
IBM は、PLM 市 場 における 25 年 以 上 の 実 績 とグローバル 製 造 企 業 としての 経 験 を 活
かし、 包 括 的 でグローバルな 業 界 専 門 知 識 、 戦 略 、ビジネスプロセス、 導 入 コンサル
ティングサービス、およびアプリケーション・サポート・サービスを 提 供 していま
す。さらに、IBM は IT インフラ 基 盤 の 導 入 、サポート、および 管 理 サービスも 行 っ
ています。
IBM Blue Stack の
Application Server 用 に、 前 もって 構 成 調 整 された
ます。オプションの IBM コンポーネントには、 一 元 管 理 化 されたユーザ 認 証 処 理
(SSO)をサポートする Tivoli Access Manager や、コスト 効 果 の 高 いエンタープライズス
トレージ 管 理 をサポートする Tivoli Storage Manager、さらにはソフトウェア 開 発 ライフ
サイクルを 製 品 開 発 ライフルサイクルのコンポーネントとして 取 り 込 むための
Rational ClearCase などがあります。このホワイトペーパーでは、IBM Blue Stack の
次 のメリットがあります。
• 統 合 /パフォーマンス。
つですが、シーメンス PLM ソフトウェアは、DB2 と WebSphere Application Server を
ために、IBM と 協 力 してきました。
• 成 長 性 。 企 業 の 製 品 開 発 の 成 功 に 従 って、より 多 くの 従 業 員 が
リットを 実 感 することでしょう。その 結 果 、PLM ソリューションのニーズやアプ
リケーションの 利 用 が 拡 大 することが 考 えられます。シーメンス PLM ソフトウェ
アと IBM は、 企 業 および 部 門 規 模 の PLM ソリューションの 拡 大 および 拡 張 をサ
ポートできます。
• コスト/ 効 率 。 最 近 の 経 済 動 向 は、 多 くの 企 業 でビジネス 手 法 を 一 変 させています。
従 業 員 は、より 少 ないリソースで、より 多 くのことを 行 うことを 求 められています。
PLM ソリューションへの 要 求 が 高 まるにつれて、 運 用 コストを 増 大 させずに、 高 ま
る 要 求 に 対 応 する 方 法 を 見 つけなければなりません。IBM Blue Stack の
は、スタッフやリソースの 運 用 負 担 を 軽 くする 機 能 があります。
4
• オープンな 標 準 に 準 拠 した 技 術 。オープンな 標 準 に 準 拠 するという 基 本 理 念 に 従
い、 作 業 の 重 複 を 最 小 限 に 抑 え、 再 利 用 の 最 大 化 の 促 進 ができます。
は、 次 のような 複 数 の IBM 認 定 を 受 けており、これらの 基 本 理 念 の 実 現 に 役 立 て
ています。
IBM Service Oriented Architecture (SOA)
IBM Product Development Integration Framework (PDIF)
IBM Rational
これらの IBM 認 定 が 意 味 することは、
して 他 のアプリケーション、エンタープ
ライズソリューション、およびベストプ
ラクティス・プロセスを 取 り 込 むことが
できるということだけでなく、レガシー
システムに 対 する 投 資 をさらに 活 用 でき
るということです。
主 な 機 能
ここまでは、PLM ソリューションのベストプラクティスがあらかじめ 組 み 込 まれた IT インフラ 基 盤 の 概 要 につ
いて 説 明 しました。 次 の 表 では、IBM Blue Stack の
IBM Blue Stack の
機 能
すぐに 利 用 可 能 な 機 能 の 活 用
説 明
ン 製 品 自 体 に 組 み 込 まれて 提 供 されます。このインフラ 基 盤 によって 次 の
ような 機 能 が 提 供 され、PLM ソリューションの 導 入 と 運 用 に 要 する 時 間 を
劇 的 に 短 縮 することができます。
•
および WebSphere Application Server
• データを 適 切 に 転 送 、 保 存 できることを 徹 底 的 にテストした 統 合 設 定
• オプションの IBM ソフトウェアモジュールにより 提 供 されるその 他 の IBM
Blue Stack の
アプリケーションセキュリティ 管 理 ポイントを 一 元 化 可 能 な、Tivoli
Access Manager を 使 用 したエンタープライズ・シングル・サインオン
(SSO) 機 能
Tivoli Storage Manager を 使 用 した、コスト 効 果 の 高 いエンタープライズ
アプリケーションのオンライン/オフラインストレージ 管 理 機 能
Rational ClearCase を 使 用 した、ソフトウェア 開 発 ライフサイクルコン
ポーネントを 製 品 開 発 ライフサイクルの 一 部 として 管 理 する 機 能
ビジネスニーズに 合 わせた
成 長
情 報 インフラ 基 盤 との 統 合 により、それぞれに 固 有 な 統 合 化 と 保 守 作 業 を
要 するサードパーティのミドルウェアやデータベースを 実 装 することなく、
ました。さらに、IBM Blue Stack の
• 統 合 された IBM DB2 が 持 つ 拡 張 性 (DB2 は 世 界 最 大 クラスの 規 模 のデータ
ベースでも 採 用 されています)。
• 標 準 のワークグループエディションからエンタープライズエディションへ
の DB2 のシームレスな 拡 張 (どちらも
• ディープ 圧 縮 機 能 (DB2 エンタープライズエディション)を 使 用 すると、
高 圧 縮 に 必 要 なコストの 大 幅 な 削 減 が 可 能 です。ディープ 圧 縮 機 能 では、
圧 縮 率 が 80%を 超 えることもある 業 界 トップクラスのデータ 圧 縮 技 術 に
よって、 行 、 索 引 、 一 時 テーブル、LOB、XML、バックアップデータを 圧
縮 できます。
さらに、 圧 縮 によって DB2 のメモリに 保 存 できるデータが 増 えるため(パ
フォーマンス 低 下 の 原 因 となるディスク I/O が 減 るため)、データベースの
パフォーマンスを 向 上 させることができます。
( 続 きます)
5
主 な 機 能 ( 続 き)
IBM Blue Stackの
機 能
説 明
データベースの 自 動 化
必 要 なパフォーマンスの 維 持
ダウンタイムおよび 全 体 の
ソリューションリスクの 低 減
データベースの 管 理 コストがデータベースのソフトウェアとハードウェア
のコストを 上 回 ることがよくあります。このため、データベース 管 理 者 の
時 間 を 有 効 かつ 効 率 的 に 活 用 することが 重 要 です。DB2 では、 次 のような
自 動 機 能 があります。
• 多 くの 一 般 的 な 管 理 タスクから DBA を 解 放 するセルフチューニング・メ
モリ・マネージャ。この 機 能 により、DBA はシステムの 管 理 にかかって
いた 時 間 を 節 約 でき、 節 約 した 時 間 で 他 の 仕 事 をこなして、ビジネスに 貢
献 することができます。
• 自 動 メンテナンス。DB2 では、 自 動 メンテナンスによって RUNSTATS、
REORG、BACKUP ユーティリティを 自 動 的 に 実 行 します。オンラインと
オフラインの 時 間 枠 を 指 定 するだけで、 後 は 指 定 されたタイミングで DB2
によってこれらのユーティリティが 実 行 されます(DB2 がメンテナンスを
必 要 と 判 断 した 場 合 )。これらすべての 設 定 は、 使 いやすいグラフィカル
なウィザードに 従 って 操 作 することで 実 行 できます。
• Health Center。データベースの 警 告 およびアラームの 設 定 値 やインスタンスレ
ベルのパラメータを 簡 単 に 設 定 できます。DB2 Health Center では、 問 題 解 決 の
推 奨 操 作 が 示 されます。これにより、 起 こりうる 問 題 を 防 止 できるだけでな
く、データベースを 常 に 有 効 に 利 用 できる 状 態 に 保 つことができます。
• 自 動 ストレージ。 容 量 を 増 やすための 追 加 表 領 域 の 作 成 、コンテナの 追
加 、コンテナの 増 減 の 監 視 などのストレージに 関 連 した 特 定 のタスクにつ
いて 心 配 する 必 要 がなくなります。
第 三 者 機 関 の DB2 調 査 によると、DB2 の 自 律 管 理 機 能 を 使 用 することで、
その 他 の 大 手 のデータベースに 比 べて 30〜35% 少 ない 人 的 資 源 で DB2 を 運
用 できるため、IT 部 門 の 負 担 が 大 幅 に 軽 減 され、その 他 のプロジェクトに
集 中 できるようになります 1 。
DB2 は、OLTP(オンライントランザクション 処 理 )および OLAP(オンラ
イン 分 析 処 理 )の 両 方 の 分 野 で、 重 要 なパフォーマンスベンチマークで 独
占 的 な 地 位 を、これまでに 何 度 も 獲 得 してきました。
た PLM ソリューションで DB2 を 実 行 すれば、さらに 多 くのことを 既 存 の
ハードウェアで 達 成 できます。これにより、コストのかかるサーバの 更 新
を 回 避 したり、 先 に 延 ばしたりすることができます。これに 関 連 して、IBM
Blue Stack の
• DB2 は PLM に 関 係 するパフォーマンス 要 求 を 満 たすことができるコスト
効 果 の 高 い 手 段 です。
• IBM 製 品 のオプションのパフォーマンス 最 適 化 機 能 を 使 用 すると、 作 業 負
荷 の 状 況 を 把 握 して 最 適 化 できます。これにより、さらに 多 くのことを 既
存 のハードウェアで 達 成 できるようになり、コストの 削 減 とリスクの 軽 減
が 可 能 になります。さらに、DBA の 生 産 性 が 向 上 し、SLA(サービスレベ
ル 契 約 )を 遵 守 できるだけでなく、それを 上 回 ることもできます。
多 くのビジネスにとって、データベースのダウンタイムは 費 用 と 時 間 の 両
方 の 損 失 を 意 味 します。DB2 は、さまざまな 予 定 された 活 動 (テーブル 変
更 など)および 予 期 しないさまざまな 出 来 事 ( 停 電 など)に 関 係 したダウ
ンタイムを 最 小 限 に 抑 えます。
IBM Blue Stack の
ざまなデータ 復 旧 モジュールを 使 用 することで、データベースを 24 時 間 体
制 で 稼 働 させることにより、DB2 の 可 用 性 を 向 上 させます。これらには、
HADR(High Availability Disaster Recovery)、オンライン 再 編 成 機 能 、IBM Tivoli
SA MP(System Automation for Multiple Platforms)などの 機 能 があります。
1
Solitaire Interglobal 社 の 調 査 (2008 年 )
6
次 のステップ
シーメンス PLM ソフトウェアには、 適 切 な 製 品 を 供 給 する 企 業 プロセスを 支 援 して
きた 多 くの 実 績 があります。 世 界 中 で 500 万 人 を 超 えるユーザを 擁 するシーメンス
PLM ソフトウェアの
サポートするように 前 もって 構 成 調 整 されている、 実 績 のある 製 品 ライフサイクル 管
理 ソリューションです。これらのソリューションを 活 用 することにより、 製 品 開 発 プ
ロセスで、 顧 客 のニーズに 応 じた、 意 思 決 定 を 行 っていただくことができます。
ぜひ 当 社 にお 問 い 合 わせください。 戦 略 的 なビジネス 目 標 の 達 成 に 必 要 な 製 品 を 顧 客
に 届 けるためのお 手 伝 いをいたします。
7
シーメンス PLM ソフトウェアについて
シーメンス PLM ソフトウェアは、シーメンス 産 業 オートメー
ション 事 業 部 のビジネスユニットであり、およそ 670 万 本 のラ
イセンス 販 売 数 と 63,000 社 の 顧 客 数 を 誇 る、 製 品 ライフサイ
クル 管 理 (PLM)ソフトウェアおよび 関 連 サービスにおいて 世
界 をリードする PLM プロバイダです。 米 国 テキサス 州 プラノを
本 拠 地 として、 数 多 くの 企 業 と 協 働 して、 豊 富 なアイデアを 価
値 ある 製 品 に 変 えるオープンなソリューションを 提 供 していま
す。シーメンス PLM ソフトウェアの 製 品 やサービスに 関 する 詳
細 は、www.siemens.com/plm でご 覧 いただけます。
シーメンスPLMソフトウェア
本 社
Granite Park One
5800 Granite Parkway
Suite 600
Plano, TX 75024
USA
972 987 3000
Fax 972 987 3398
www.siemens.com/plm
北 米 ・ 中 南 米
Granite Park One
5800 Granite Parkway
Suite 600
Plano, TX 75024
USA
800 498 5351
Fax 972 987 3398
ヨーロッパ
3 Knoll Road
Camberley
Surrey GU15 3SY
United Kingdom
44 (0) 1276 702000
Fax 44 (0) 1276 702130
アジア/ 太 平 洋
Suites 6804-8, 68/F
Central Plaza
18 Harbour Road
WanChai
Hong Kong
852 2230 3333
Fax 852 2230 3210
日 本
〒151-8583
東 京 都 渋 谷 区
代 々 木 2-2-1
小 田 急 サザンタワー
03-5354-6700
Fax 03-5354-6780
© 2010 Siemens Product Lifecycle Management
Software Inc. All rights reserved.Siemens および
Siemens のロゴは、Siemens AG の 登 録 商 標 です。
D-Cubed、Femap、Geolus、GO PLM、I-deas、
Insight、 Jack、 JT、 Parasolid、 Solid Edge、
は 、 Siemens Product Lifecycle Management
Software Inc.またはその 子 会 社 の 米 国 および
その 他 の 国 における 商 標 または 登 録 商 標 です。
その 他 のロゴ、 商 標 、 登 録 商 標 、またはサービ
スマークは、それぞれ 各 所 有 者 に 帰 属 します。
W15-JA 19533 4/10 L