ミズダコ資源評価方法を確立するための新たな取り組み（資料）

ミズダコ 資 源 評 価 方 法 を 確 立 するための新 たな 取 り 組 み市 町 村 別 ミズダコ 平 均 漁 獲 量 (1985ー2003)稚 内 水 試 資 源 管 理 部佐 野 稔

ミズダコの 資 源 評 価地 理 的 単 位 :北 海 道 周 辺 海 域評 価 方 法 :漁 獲 量課 題資 源 評 価 の 対 象 海 域 の 区 分評 価 方 法 の 精 度 向 上

ミズダコ 資 源 評 価 方 法 を 確 立 するための新 たな 取 り 組 み第 1 章 資 源 評 価 単 位 の 地 理 的 区 分第 2 章 資 源 量 を 評 価 する 指 数第 3 章 個 体 群 構 造 を 把 握 する 指 標第 4 章 資 源 動 向 の 予 測

第 1 章 資 源 評 価 単 位 の 地 理 的 区 分目 的北 海 道 周 辺 海 域 のミズダコの 資 源 を 評 価 するための単 位 となる 対 象 海 域 を 区 分 する。方 法1 漁 獲 量 により 推 定 した 資 源 の 分 布 状 況2 標 識 放 流 による 海 域 間 の 交 流 状 況3 遺 伝 構 造

1 漁 獲 量 により 推 定 した 資 源 の 分 布 状 況漁 獲 データ: 水 産 現 勢 (1985-2003)・ 地 区 別 漁 獲 量 の 分 布・1985-2003 年 の 平 均 漁 獲 量 が100t 以 上 の 地 区 の 抽 出→42 地 区 ( 宗 谷 、 増 毛 、 枝 幸 、・・・・ 広 尾 、 浦 河 )→ 漁 獲 量 の 年 変 化 を 標 準 化3宗 谷 地 区210-1→ 相 関 、クラスター 分 析1985198619871988198919901991199219931994199519961997199819992000200120022003-2-3

140ー 141ー 142ー 143ー 144ー 145ー 146ー46ー 46ー宗 谷 海 峡 ・ 利 礼 周 辺#S#S#S#S#S #S#S#S#S#S#S#S45ー 45ー#Sオホーツク 海#S#S#S#S #S#S#S#S#S#S#S#S#S道 北 日 本 海#S#S#S44ー #S44ー#S 根 室 海 峡#S#S#S#S#S#S#S#S#S#S#S #S #S#S#S #S#S#S#S #S43ー #S#S#S道 西 日 本 海#S #S 43ー#S#S#S#S#S#S #S#S #S#S #S#S#S#S #S #S#S奥 尻 #S 噴 火 湾 #S 湾 口#S #S道 東 太 平 洋#S#S#S#S#S#S#S#S#S#S#S #S#S #S#S#S#S42ー #S#S#S42ー#S#S#S#S#S #S #S#S#S#S#S#S#S #S #S #S#S#S #S #S#S #S140ー141ー津 軽 海 峡142ー道 南 太 平 洋ミズダコ 漁 獲 量 により 推 定 した 資 源 の 分 布 状 況143ー144ー145ー146ー

2 標 識 放 流 による 海 域 間 の 交 流 状 況津 軽 海 峡青 森 ~ 北 海 道 の 移 動 回 遊 ( 佐 藤 ・ 依 田 1999)オホーツク 海調 査 中 ( 網 走 水 試 )道 北 日 本 海 ( 福 田 ら 1995)利 尻 島 、 礼 文 島 の 周 辺 海 域多 方 向 に 移 動 、 長 距 離 を 南 下増 毛 から 小 平 町 鬼 鹿 の 沿 岸 域沖 合 、 南 下 、 滞 留 、 分 散道 北 日 本 海 は 海 域 間 の 交 流 状 況 が十 分 に 整 理 されていない

体 重 2kg 以 下 のミズダコの 標 識 放 流 まとめ交 流 が 認 められた 海 域利 尻 島 ~ 礼 文 島 周 辺 海 域 ~ 宗 谷 海 域遠 別 ~ 増 毛 → 小 樽 、 余 市宗 谷 、 利 礼 海 域 → 遠 別 ~ 留 萌(しかし、 量 的 には 少 ない)交 流 が 認 められなかった 海 域宗 谷 ←→ 枝 幸道 北 日 本 海 → 利 礼 、 宗 谷 海 域

宗 谷 海 峡 ・利 礼 周 辺道 北 日 本 海道 西 日 本 海奥 尻オホーツク 海根 室 海 峡100t 未 満100 ~ 200t200 ~ 300t300 ~ 400t400 ~ 500t500 ~ 1000t1000t 以 上噴 火 湾湾 口津 軽 海 峡道 南 太 平 洋道 東 太 平 洋漁 獲 量 、 標 識 放 流 による 資 源 評 価 単 位 の 地 理 的 区 分 結 果

3 遺 伝 構 造目 的北 海 道 周 辺 海 域 のミズダコ 個 体 群 の 遺 伝 構 造 を遺 伝 分 析 により 把 握 し、 資 源 評 価 の 地 理 的 区 分 の裏 付 けとする

標 本 収 集 状 況 (2005 年 6 月 現 在 )船 泊宗 谷抜 海苫 前散 布

第 1 章 資 源 評 価 単 位 の 地 理 的 区 分 のまとめ資 源 の 分 布 状 況 ・・・10 海 域 に 区 分標 識 放 流 の 結 果 ・・・ 各 資 源 間 の 交 流 は 小 さい遺 伝 構 造 ・・・ 今 回 の 研 修今 後 の 課 題遺 伝 構 造 の 結 果 を 見 て 最 終 的 判 断

もくじ第 1 章 資 源 評 価 単 位 の 地 理 的 区 分第 2 章 資 源 量 を 評 価 する 指 数第 3 章 個 体 群 構 造 を 把 握 する 指 標第 4 章 資 源 動 向 の 予 測

たこ 専 獲 漁 業2.ミズダコ 資 源 量 を 評 価 する 指 数たこいさり 樽 流 し磯 まわり( 一 例 )たこ 函その 他 にたこ 空 釣 り 縄たこ 篭北 海 道 漁 業 漁 具 ・ 漁 法 図 鑑 (1981)より

漁 獲 量 (t)0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 2000 2200 2400オホーツク 海宗 谷 海 峡礼 文 島利 尻 島道 北 日 本 海枝 幸 地 区浜 頓 別 地 区猿 払 地 区稚 内 地 区宗 谷 地 区船 泊 地 区香 深 地 区鴛 泊 地 区鬼 脇 地 区仙 法 志 地 区沓 形 地 区豊 富 地 区天 塩 地 区遠 別 地 区初 山 別 地 区羽 幌 地 区天 売 地 区焼 尻 地 区苫 前 地 区小 平 地 区留 萌 地 区増 毛 地 区宗 谷 、 留 萌 管 内 におけるミズダコ 年 平 均 漁 獲 量1985-2003までの 水 産 現 勢 によるミズダコ 漁 獲 量 の 平 均

3500漁 獲 量 (t)30002500200015001000500その 他 混 獲空 釣 り 縄磯 まわり(たこかぎ)たこ 函たこかごたこいさりびき0枝 幸宗 谷稚 内船 泊鴛 泊初 山 別天 売羽 幌苫 前小 平増 毛たこいさり 樽 流 し( 武 蔵 堆 )たこいさり 樽 流 しオホーツク 海礼 文 島宗 谷 海 峡 利 尻 島道 北 日 本 海宗 谷 、 留 萌 管 内 の 主 要 地 区 における 漁 法 別 漁 獲 量2003 年 の 年 間 漁 獲 量

35002000030002500150002000150010000100050005000019821983198419851986198719881989199019911992199319941995199619971998199920002001200220032004隻 数漁 獲 量 隻 数宗 谷 地 区 におけるたこいさり 樽 流 しの年 間 漁 獲 量 と 年 間 合 計 出 漁 隻 数 の 経 年 変 化漁 獲 量 (t)

20018016014012010080604020019821983198419851986198719881989199019911992199319941995199619971998199920002001200220032004CPUE(kg/ 隻 数 )宗 谷 地 区 におけるたこいさり 樽 流 しCPUEの 経 年 変 化

第 2 章 資 源 を 評 価 する 指 数 のまとめミズダコ 漁 獲 量 の 増 減 は 出 漁 隻 数 増 減 の 影 響 大→ 指 数 として 漁 獲 量 は 不 適現 状 で 利 用 可 能 な 指 数→ 各 地 区 で 主 要 なたこ 専 獲 漁 業 のCPUE( 年 合 計 漁 獲 量 / 年 合 計 出 漁 隻 数 )今 後 の 課 題資 源 量 とCPUEの 関 係→ 漁 法 による 漁 獲 物 の 選 択 性漁 業 の 操 業 形 態 の 詳 細

もくじ第 1 章 資 源 評 価 単 位 の 地 理 的 区 分第 2 章 資 源 量 を 評 価 する 指 数第 3 章 個 体 群 構 造 を 把 握 する 指 標第 4 章 資 源 動 向 の 予 測 方 法

北 海 道 におけるタコ 類 の 研 究 史「1992 年 度 第 1 回 タコ 類 調 査 研 究 検 討 会 」→ 北 海 道 周 辺 のタコ 類 の 調 査 研 究 をレビュー「タコ 類 の 調 査 ・ 研 究 」(1995)生 態 的 知 見 →「 新 北 のさかなたち」生 物 測 定 →「 北 水 試 魚 介 類 測 定 ・ 海 洋 観 測 マニュアル」年 齢 形 質 は 明 らかでない「 発 育 段 階 を 定 義 する 区 分 の 論 議 が 不 十 分 」と 指 摘↓課 題個 体 群 構 造 を 評 価 する 指 標 の 確 立

個 体 群 構 造 を 評 価 する 指 標 (Akcakaya et al. 1997)重 要 な 基 本 仮 定年 齢 : 齢 が 同 じ 個 体 の 間 では 生 存 率 、 繁 殖 率 が 同 じ↓成 育 ( 生 育 ) 段 階 が 適 している 場 合(1) 齢 と 生 存 率 、 繁 殖 率 が 一 致 しない植 物 の 例 : 種 子 、 実 生 、 若 木 、 下 層 木 、 林 冠 木昆 虫 の 例 : 卵 、 幼 虫 、 蛹 、 成 虫(2) 生 存 に 関 わる 率 を 齢 別 に 推 定 するのが 不 可 能ミズダコの 特 徴生 涯 1 回 繁 殖卵 → 浮 遊 幼 生 → 着 底 稚 仔 → 最 大 体 重 30kg 以 上年 齢 査 定 不 明

目 的宗 谷 海 峡 で 漁 獲 されるミズダコの 個 体 群 構 造 を把 握 するために、 成 育 段 階 を 区 分 してそれをもとに 個 体 群 の 季 節 的 動 態 を 明 らかにする方 法調 査 場 所 : 宗 谷 海 峡 ( 宗 谷 漁 協 )調 査 期 間 :2003 年 10 月 ~2004 年 12 月 の漁 期 中 、 毎 月 1 回 ( 計 12 回 )生 物 測 定 用 の 内 臓 標 本 : 銘 柄 別 に 約 150 個 体体 重 組 成 : 無 作 為 に 抽 出 して 約 300 個 体 ( 約 2t) 以 上測 定 項 目 : 体 重 、 生 殖 器 官 ( 卵 巣 、 輸 卵 管 および 球 、精 巣 、 精 莢 嚢 、 陰 茎 ) 重 量 、呼 吸 器 官 ( 鰓 ) 量 、 消 化 器 官 ( 胃 、 唾 液 腺 ) 重 量肝 臓 重 量 、交 接 の 有 無 、 精 莢 の 有 無

宗 谷 漁 協 加 工 場 での 成 育 段 階 調 査1 銘 柄 別 に 抽 出3 壺 抜 き2 体 重 測 定4 袋 詰 め袋 詰 め

1 袋 から 取 り 出 し稚 内 水 試 での 成 育 段 階 調 査3 解 剖 。 胃 袋 と 胃 内 容 物2 重 量 測 定4 解 剖 。 生 殖 器 官 取 り 出 し

雌 性 生 殖 器 官雌 の 成 熟 状 態 生 殖 器 官 の 構 造

雄 性 生 殖 器 官雄 の 成 熟 状 態 生 殖 器 官 の 構 造精 莢

ミズダコ 雌 の 成 育 段 階体 重 ー 卵 巣 、 輸 卵 管 ・ 輸 卵 管 球 の回 帰 関 係 による2 群 の 区 分不 可 の 場 合(6 月 ~9 月 )可 能 の 場 合(10 月 ~ 翌 年 5 月 )未 交 接↓未 成 熟交 接 済 み↓交 接卵 巣 、 輸 卵 管 ・ 輸 卵 管 球 の 相 対 重 量小大未 交 接↓未 成 熟交 接 済 み↓交 接未 交 接↓成 熟交 接 済 み↓産 卵

ミズダコ 雄 の 成 育 段 階体 重 ー 精 莢 嚢 他 、 精 巣 の回 帰 関 係 による2 群 の 区 分不 可 の 場 合(6 月 ~9 月 )可 能 の 場 合(10 月 ~ 翌 年 5 月 )精 莢 なし 精 莢 あり↓ ↓未 成 熟 成 熟 -I精 莢 なし↓未 成 熟小精 莢 嚢 他 、 精 巣 の 相 対 重 量精 莢 あり↓成 熟 -I大↓成 熟 -II

成 育 段 階 別 CPUEの 求 め 方 ( 宗 谷 地 区 5 月 の 例 )銘 柄 別 CPUE( 重 量 )小 :3.43kg/ 隻中 :9.87kg/ 隻大 :0.34kg/ 隻特 :0.28kg/ 隻銘 柄 別 平 均 体 重小 (2.5~4.0kg): 3.48kg中 (4.0~12.0kg):5.63kg大 (12.0~18.0kg):16.46kg特 (18kg 以 上 ):20.33kg測 定 個 体 数1601401201008060402001 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25体 重 kg銘 柄 別 CPUE( 個 体 数 )銘 柄 別 の 体 重 組 成 (%)銘 柄 別 CPUE( 個 体 数 ) 補 正 した 体 重 組 成各 体 重 階 級 における成 育 段 階 別 の 比 率割 合 %100%80%60%40%20%0%1 4 7 10 13 16 19 22 25体 重 階 級 kg雄 ・ 成 熟 -II雄 ・ 成 熟 -I雄 ・ 未 成 熟雌 ・ 産 卵雌 ・ 交 接雌 ・ 未 成 熟成 育 段 階 別 、 体 重 別 のCPUE

2002 年 産 卵 群産 卵2004 年 産 卵 群 産 卵2005 年 産 卵 群産 卵2003 年 交 接 群2004 年 交 接 群2005 年 交 接 群↑体 重 2.5kg↓未 成 熟 群加 入 群45678910111212345678910111212345672003 年2004 年 2005 年調 査 期 間 (1 月 から3 月 を 除 く)ミズダコ 雌 の 成 育 段 階 のまとめ

2002 年 成 熟 -II 群 死 亡2003 年 成 熟 -II 群死 亡2004 年 成 熟 -II 群死 亡2003 年 成 熟 -I I 群2004 年 成 熟 -I I 群 2005 年 成 熟 -I I 群↑体 重 2.5kg↓未 成 熟 群加 入 群45678910111212345678910111212345672003 年 2004 年 2005 年調 査 期 間 (1 月 から3 月 を 除 く)ミズダコ 雄 の 成 育 段 階 のまとめ

ミズダコ 成 育 段 階 構 造 モデルの 図 式 (1 年 を 単 位 )S 加 加S 未 未S: 生 存 率 F: 繁 殖 率S 加 未S 未 産加 入 未 成 熟 交 接 ・ 成 熟 ・ 産 卵S 産 =0F 産年 齢 の 場 合 ( 参 考 までに、2 歳 で 成 熟 と 仮 定 )0 歳S 01 1 歳S 12 2 歳S 23S3 歳 34 4 歳 ・・・・F 2F 3 F 4

ミズダコ 個 体 群 構 造 を 把 握 する 指 標 のまとめ成 育 段 階雌 : 未 成 熟 、 交 接 、 成 熟 、 産 卵雄 : 未 成 熟 、 成 熟 -I、 成 熟 -II→ 各 段 階 では 個 体 間 で 生 存 率 、 繁 殖 率 が 同 一個 体 群 構 造 を 把 握 する 指 標 として 利 用 可今 後 の 課 題データの 蓄 積加 入 量 の 把 握1 年 後 も 加 入 ならびに 未 成 熟 にとどまる 量 の 把 握

もくじ第 1 章 資 源 評 価 単 位 の 地 理 的 区 分第 2 章 資 源 量 を 評 価 する 指 数第 3 章 個 体 群 構 造 を 把 握 する 指 標第 4 章 資 源 動 向 の 予 測

第 4 章 資 源 動 向 の 予 測(1)CPUEの 周 期 性 を 利 用 した 予 測宗 谷 漁 協 のたこいさり 樽 流 しのCPUEのコレログラム(2)ミズダコの 成 長 の 速 さを 利 用 した 予 測成 育 段 階 別 の 体 重 組 成 の 季 節 変 化標 識 放 流 調 査 結 果 から 得 られた 成 長

0.60.4自 己 相 関 係 数0.20-0.21 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19-0.4-0.6ラグ宗 谷 地 区 のタコいさり 樽 流 しCPUEのコレログラム2 以 上 のラグで p

200180160140120100806040200高 水 準 年19821983198419851986198719881989199019911992199319941995199619971998199920002001200220032004CPUE(kg/ 隻 数 )宗 谷 地 区 におけるたこいさり 樽 流 しCPUEの 経 年 変 化赤 で 括 った 年 は 高 水 準 年

当 年 9~12 月 の 中 銘 柄 CPUE180160140120100806040200y = 3.791x + 26.429R 2 = 0.55180 10 20 30 40当 年 6 月 の 小 銘 柄 CPUE翌 年 4~8 月 の 中 銘 柄 CPUE140120100806040200y = 0.9306x + 55.202R 2 = 0.33970 20 40 60 80当 年 12 月 の 小 銘 柄 CPUE2004 年 12 月11.5kg/ 隻宗 谷 地 区 たこいさり 樽 流 しの小 銘 柄 CPUEとその 後 の 中 銘 柄 CPUEの 回 帰 関 係小 銘 柄 :2.5~4.0kg 中 銘 柄 :4.0~12.0kg

資 源 動 向 の 予 測 まとめ現 状年 の 漁 況 予 報→CPUEの 周 期 性春 漁 、 秋 漁 の 直 前 予 報→「 小 」「 中 」 銘 柄 CPUE( 重 量 ) 間 の 回 帰 関 係今 後 の 課 題周 期 性 の 生 態 学 的 要 因 の 解 明