第 124 回 日 本 森 林 学 会 大 会 プログラム

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第 124 回 日 本 森 林 学 会 大 会 プログラム

T9:マツ枯れ・マツ材線虫病研究の現在 2013

コーディネーター:中村克典(総合研究所東北支所)

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3月26(13:45~17:45) M

2011 年 9 月,マツ材線虫病はついに青県へと分布域を拡した。この事件が象徴するように,松くい虫被害は東北

地方で拡を続けており,さらに東震災津波の影響を受けた海岸のマツの衰弱・枯死はこの地域での松くい虫被

害拡に拍車をかけるものと懸念されている。西でも,抵抗性マツ植栽地での被害発生という問題が生じているこ

とが,ここ数年のでの発表で明らかにされてきている。その一方で,松くい虫対策は技術的にはすでに確立されて

おり,抵抗性育種も事業として着実な進捗を見せている。一見すると,きな問題があらかた片づいてしまったようなマ

ツ枯れ・マツ材線虫病研究の分野であるが,そんなときだからこそ,新たな視点からの研究の提示,あるいは新たに生じ

た事態への研究対応が重要性を増しているといえるだろう。

「松くい虫対策の主戦場」といわれるようになって久しい東北での開催を期に,マツ枯れ・マツ材線虫病

研究に関するテーマ別シンポジウムを企画することとした。シンポジウムでは,生物間相互作用をキーにしたマツ材線

虫病研究の新展開を中心に最新の研究成果を報告いただき,情報の共有を図った上で,松くい虫研究の今後を展望する議

論へとつなげたい。

T10:木材 合同シンポジウム「これからの木材利用と施業 ―木質資源のカ

スケード利用を目指して―」

コーディネーター:澤口勇雄(岩手部)

3月27(15:30~17:30) A

木材の相互理解と連携を深めるために,分野横断的なテーマでのパネルディスカッションを合同シン

ポジウムとして行います。シンポジウムは,川上から川下までの各分野における現行の取り組みや課題について,各パネラーから

ある程度網羅的に紹介していただき,参加者が他分野の理解を深めるための場として提供されます。それによって,木材のカスケ

ード利用を意識した“これからの木材利用と施業に関するビジョン”について,共有認識を醸成する一助となれば,両の合

同シンポジウムとして意義深いと考えています。なお,木質資源の生産・利用を語る際,従来は川上から川下への流れが通常です

が,木質資源利用の出口を見据えた視点から,話題の進行は川下から川上に遡上するスタイルで行われます。

プログラム: 司 岩手信次

挨拶: 63木材実行委員長 関野 登

木質バイオマスのエネルギー利用の観点から 秋田県立木材高度加工研究所 山内 繁

木材加工・木造建築の観点から 総合研究所 渋沢龍也

これからの素材生産・流通の観点から 総合研究所 久保山裕史

これからのづくりの観点から 岩手部 國崎貴嗣

挨拶: 124運営委員長 澤口勇雄

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