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j.kohyama.jp

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子 どもの 睡 眠 と 脳 の 働 き

半 田 市 立 幼 稚 園 PTA 連 絡 協 議 会 研 修 会

2010 年 9 月 15 日

公 益 社 団 法 人 地 域 医 療 振 興 協 会

東 京 ベイ 浦 安 市 川 医 療 センター

子 どもの 早 起 きをすすめる 会 発 起 人

日 本 小 児 科 学 会

こどもの 生 活 環 境 改 善 委 員 会

副 委 員 長 神 山 潤


2005 年 子 ども 白 書 によると

• 1979 年 には 保 育 士 の8.1%が、 保

育 園 に 通 う 児 が 朝 からあくびをす

ると 感 じ、10.5%がすぐに 疲 れた、

と 訴 えると 感 じていた。

• 2000 年 にはこの 数 字 はそれぞれ

53.2%と76.6%に 上 昇 した。


夜 10 時 以 降 に 就 床 する3 歳 児 の 割 合

*Armstrong et al, ** 加 藤 , *** Kohyama et al,, **** Kohyama et al.

%


赤 ちゃんが 寝 る 時 間 の 国 際 比 較 >

22 時 以 降 19 時 ~22 時 19 時 以 前

フランス*

16%

78% 6%

(n=493)

ドイツ*

16%

48%

36%

(n=500)

イギリス*

25%

42%

33%

(n=490)

スウェーデン*

27%

47%

26%

(n=500)

日 本 **

46.8%

51.9%

1.3%

(n=521)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

* P&G Pampers.com による 調 査 より(2004 年 3-4 月 実 施 、 対 象 0~36か 月 の 子 供 )

** パンパース 赤 ちゃん 研 究 所 調 べ(2004 年 12 月 実 施 、 対 象 0~48ヶ 月 の 子 供 )


本 日 のキーワード

6つ

大 切 なのは:

朝 の 光 、 昼 間 の 運 動

とんでもないのは: 夜 の 光

知 っていただきたいのは:

生 体 時 計 、セロトニン、メラトニン

その 上 で 理 論 武 装 を


ヒトは24 時 間 いつも 同 じに 動 いているロボットではありません。

徒 競 走 のスタートラインに 並 ぶと 心 臓 がどきどきするのはどうしてでしょう

あなたが 心 臓 に「 動 け」と 命 令 したから 心 臓 がどきどきしたのではありません。

自 律 神 経 が 心 と 身 体 の 状 態 を 調 べて、うまい 具 合 に 調 整 するからです。

自 律 神 経 には

昼 間 に 働 く 交 感 神 経 と、 夜 に 働 く 副 交 感 神 経 とがあります

心 臓

血 液

黒 目

昼 間 働 く 交 感 神 経

どきどき

脳 や 筋 肉

拡 大

夜 働 く 副 交 感 神 経

ゆっくり

腎 臓 や 消 化 器

縮 小

ヒトは 周 期 24 時 間 の 地 球 で 生 かされている 動 物 なのです。


様 々な 概 日 リズム( 睡 眠 ・ 覚 醒 、 体 温 、ホルモン)の 相 互 関 係

( 血 中 )

←24h 平 均 値

( 尿 中 )

←24h 平 均 値

朝 の 光 で 周 期 25 時 間 の 生 体 時 計 は

毎 日 周 期 24 時 間 にリセット

コルチコステロイドの 日 内 変 動


朝 高 く、 夕 方 には 低 くなるホルモン


様 々な 概 日 リズム( 睡 眠 ・ 覚 醒 、 体 温 、ホルモン)の 相 互 関 係

さまざまなリズムを 調 節 しているのが

( 血 中 )

生 体 時 計 です。

←24h 平 均 値

( 尿 中 )

←24h 平 均 値

朝 の 光 で 周 期 25 時 間 の 生 体 時 計 は

毎 日 周 期 24 時 間 にリセット

コルチコステロイドの 日 内 変 動


朝 高 く、 夕 方 には 低 くなるホルモン


24.5 時 間

NEWSWEEK 1998.9.30


生 後

3-4ヶ 月

以 降

このズレ

は 朝 の 光

のおかげ

でなくなり

ます。

生 体

リズムが

毎 日

少 しずつ

遅 く

ずれます

(フリーラン)。

生 体 時 計 が 自 由

(フリー)に

活 動 (ラン)する。

このズレは

生 体 時 計


地 球 の 周 期

との 差 です。

瀬 川 昌 也 。 小 児 医 学 、1987、No.5。

瀬 川 昌 也 。 神 経 進 歩 、1985、No.1


24.5 時 間

NEWSWEEK 1998.9.30


内 山 真 ・ 亀 井 雄 一 。 月 刊 臨 床 神 経 科 学 、2000、No10。











実 際

睡 眠 時 間 は

冬 に 長 く、 夏 に 短 い。

冬 は 朝 寝 坊 で、

夏 は 早 起 き。

睡 眠 時 間

Current Biology 17, 1996-2000, 2007


第 48 回 日 本 小 児 神 経 学 会

2006 年 6 月 2 日

Chronobiology International

25(4);549-564,2008.

睡 眠 覚 醒 リズムと 小 児 の 行 動

-CBCLによる 評 価 -

A study of the association

between sleep habits and problematic behaviors

in preschool children.


方 法

対 象

・ 東 京 近 郊 在 住 の4~6 歳 の 男 女 児

*

2 群 、 各 70 名

(* 自 己 申 告 で 重 篤 な 疾 病 等 により 入 院 、 通 院 をしていない)

・ 民 間 市 場 調 査 会 社 の 専 属 調 査 員 22 名 が、 調 査 員 居 住 エリアを 中 心 に、

下 記 条 件 に 該 当 する 児 を 募 った。

A 群 規 則 的 生 活 児

B 群 の 行 動 には1つもあてはまらない

ほぼ 毎 日 9 時 までに 寝 付 いて、 規 則 正 しい 生 活 をしている

B 群 夜 型 ・ 不 規 則 生 活 児

次 の 行 動 のいずれか1つ 以 上 にあてはまる

1 大 人 と 一 緒 に21 時 以 降 に 外 出 することが 週 2 回 以 上 ある

2 週 4 日 以 上 、 布 団 に 入 るのが23 時 以 降 になる

3 外 出 先 からの 帰 宅 が 週 3 日 以 上 は21 時 以 降 になる

・ 保 護 者 のインフォームドコンセントを 得 た。

・ 謝 礼 を 支 払 って 協 力 を 得 た。

調 査 方 法

2 週 間 の 子 供 の 生 活 習 慣 ( 特 に 睡 眠 )に 関 する 日 誌

子 供 と 保 護 者 の 生 活 習 慣 等 に 関 するアンケート

CBCL 日 本 語 版 /4-18


CBCL(Child Behavior Checklist: 子 供 の 行 動 チェックリスト)

・ 行 動 の 問 題 を 数 値 化 し、 統 計 的 に 解 析 できる。

・64ヶ 国 語 に 翻 訳 され、 世 界 的 にオーソライズされている。

・ 広 範 囲 な 問 題 や 症 状 を 捉 えることができる、 日 本 で 唯 一 の 標 準 化 された

行 動 評 価 尺 度 。

アンケート 内 容 : 過 去 6ヶ 月 以 内 もしくは 現 在 の 子 供 の 状 況 について、

113 項 目 の 質 問 に3 段 階 で 保 護 者 が 回 答 する。

因 子 別 に 集 計

・ 上 位 尺 度

( 内 向 尺 度 、 外 向 尺 度 、 総 得 点 )

・8つの 症 状 群 尺 度

(ひきこもり、 身 体 的 訴 え、 不 安 / 抑 うつ・・・)

T 得 点 に 換 算

・T 得 点 : 得 点 の 分 布 から

割 り 付 けられた 点 数

・T 得 点 が 高 いほど、 問 題 の

ある 可 能 性 が 高 い

引 用 文 献 : 小 児 の 精 神 と 神 経 41(4),243-252,2001


各 群 のCBCLのT 得 点 ( 症 状 群 尺 度 )

58.0

A 群 : 規 則 的 生 活 児

(n=67)

* *

B 群 : 夜 型 ・ 不 規 則

生 活 児 (n=68)

*

T



54.0

50.0













/






























平 均 ±SE

t 検 定

*p


再 解 析 方 法

A 群

B 群

全 データを 再 解 析

再 解 析 項 目

Ⅰ: 夜 間 睡 眠 時 間 / 総 睡 眠 時 間

Ⅱ: 就 床 時 刻 / 起 床 時 刻

Ⅲ: 就 床 時 刻 の 変 動 幅 / 起 床 時 刻 の 変 動 幅

方 法 : 各 項 目 の 分 布 の 上 下 1/4を 取 り 出 して 比 較


就 床 ・ 起 床 時 刻 の 影 響

就 床 時 刻

起 床 時 刻

早 寝 群 : 平 均 20 時 45 分 以 前 に 就 床

遅 寝 群 : 平 均 23 時 以 降 に 就 床

30 名

30 名

早 起 き 群 : 平 均 7 時 以 前 に 起 床 31 名

遅 起 き 群 : 平 均 8 時 以 降 に 起 床 29 名

60

**


*

60

*

**

T



56

52

56

52

*

48

48

44












44












平 均 値 ±SE

t 検 定

**p


就 床 ・ 起 床 時 刻 の 変 動 幅 の 影 響

就 床 時 刻 の 変 動 幅

変 動 幅 小 群 : 就 床 時 刻 の 変 動 幅 が1 時 間 15 分 以 下 (39 名 )

変 動 幅 大 群 : 〃 3 時 間 以 上 (31 名 )

起 床 時 刻 の 変 動 幅

変 動 幅 小 群 : 起 床 時 刻 の 変 動 幅 が1 時 間 以 下 (42 名 )

変 動 幅 大 群 : 〃 2 時 間 以 上 (48 名 )

60

*

* *

60

*

T



56

52

56

52

48

48

44












44












平 均 値 ±SE

t 検 定

*p


睡 眠 時 間 の 影 響

夜 間 睡 眠 時 間 総 睡 眠 時 間 ( 夜 間 + 午 睡 )

長 い 群 : 平 均 10 時 間 半 以 上 31 名

短 い 群 : 平 均 9 時 間 以 下 32 名

長 い 群 : 平 均 10 時 間 52 分 以 上 32 名

短 い 群 : 平 均 9 時 間 40 分 以 下 36 名

56

56

T



52

52

48

48

44












44












症 状 群 尺 度 にも 有 意 な 差 はなし

平 均 値 ±SE

t 検 定

すべてNS


まとめ

◆ 睡 眠 が 子 供 の 行 動 面 の 発 達 に 与 える 影 響 を 明 らかにするため、A 規 則 的 生 活 児 、

B 夜 型 ・ 不 規 則 児 の2 群 で、CBCLを 用 いた 調 査 を 行 った。

その 結 果 、B 群 では、A 群 に 比 べてT 得 点 が 高 い 傾 向 にあり、 特 にひきこもり、 不 安

/ 抑 うつ、 攻 撃 的 行 動 の 尺 度 において、 有 意 に 高 いことがわかった。

このことから、B 群 の 児 はA 群 に 比 べ、 行 動 面 に 問 題 がある 傾 向 にあり、2 群 間 の 背 景

因 子 で 差 のあった、 睡 眠 習 慣 の 乱 れが、 原 因 であると 推 察 された。

◆A,B 群 の 全 データを、 再 解 析 した 結 果 、 次 のことが 分 かった。

1 睡 眠 時 間 の 長 さでは、T 得 点 に 有 意 な 差 は 無 かった。

2 就 床 、 起 床 時 刻 が 遅 い 児 で、 早 い 児 に 比 べてT 得 点 が 高 く、 行 動 面 に 問 題 のある

可 能 性 が 高 かった。

3 就 床 時 刻 の 変 動 幅 が 大 きい 児 で、 小 さい 児 に 比 べT 得 点 が 高 く、 行 動 面 に 問 題 の

ある 可 能 性 が 高 かった。

◆ 睡 眠 習 慣 の 乱 れは、 行 動 面 に 悪 影 響 をおよぼすことが 懸 念 されていたが、 本 結 果 は、

それを 支 持 するものと 考 える。

以 上 から、「 規 則 正 しく、 早 く 寝 る」「 朝 、 早 く 起 きる」ことが

小 児 の 問 題 行 動 減 少 に 寄 与 することが 示 唆 された。


報 告 者 ( 報 告 年 ) 対 象 夜 型 では・・・・

Yokomakuら

(2008)

Giannottiら

(2002)

東 京 近 郊 の4-6 歳 138 名

イタリアの 高 校 生 6631 人

問 題 行 動 が 高 まる 可 能 性

注 意 力 が 悪 く、 成 績 が 悪 く、イライラしやすい。

Wolfson ら (2003) 中 学 生 から 大 学 生 夜 ふかし 朝 寝 坊 で 学 力 低 下 。

Gauら(2004) 台 湾 の4-8 年 生 1572 人 moodiness( 気 難 しさ、むら 気 、 不 機 嫌 )との 関 連 が 男 子 で 強 い。

原 田 (2004) 高 知 の 中 学 生 613 人 「 落 ち 込 む」と「イライラ」の 頻 度 が 高 まる。

Caciら(2005) フランスの 学 生 552 人 度 合 いが 高 いほど 衝 動 性 が 強 い。

Gainaら(2006) 富 山 の 中 学 生 638 人 入 眠 困 難 、 短 睡 眠 時 間 、 朝 の 気 分 の 悪 さ、 日 中 の 眠 気 と 関 連 。

Gauら(2007)

台 湾 の12-13 歳 1332 人 行 動 上 ・ 感 情 面 での 問 題 点 が 多 く、 自 殺 企 図 、 薬 物 依 存 も 多 い。

Susman ら(2007)

国 際 がん 研 究

機 関 2006

米 国 の8-13 歳 111 人

男 児 で 反 社 会 的 行 動 、 規 則 違 反 、 注 意 に 関 する 問 題 、 行 為 障

害 と 関 連 し、 女 児 は 攻 撃 性 と 関 連 する。

発 がん 性 との 関 連 を 示 唆


1 歳 6ヶ 月 児 の 睡 眠 覚 醒 リズム

18:00 0:00 6:00 12:00 18:00 24:00

12.4

睡 眠

覚 醒

11.9

夜 ふかしでは 睡 眠 時 間 が 減 る

11.6

11.2

時 間

18:00 0:00 6:00 12:00 18:00 24:00


0-3 歳 、2007 年 の 調 査

調 査 参 加 16か 国 中 、 日 本 の 赤 ちゃんの 睡 眠 時 間 が 最 も 少 なかった。


睡 眠 の 心 身 への 影 響

睡 眠 の 研 究 方 法 の 問 題 点

4 時 間 睡 眠 で6 晩 (8, 12 時 間 睡 眠 と 比 較

→ 耐 糖 能 低 下 ( 糖 尿 病 )、 夕 方 のコルチゾール 低 下 不 良 (→ 肥 満 )、

交 感 神 経 系 活 性 上 昇 ( 高 血 圧 )、ワクチンの 抗 体 産 生 低 下 ( 免 疫 能 低 下 )


老 化 と 同 じ 現 象


毎 日 新 聞

Arch Intern Med. 2009 Jan 12;169(1):62-7.


寝 ないと

太 る

Taheri S, Lin L, Austin D,

Young T, Mignot E.

Short sleep duration is

associated with reduced

leptin, elevated ghrelin,

and increased body mass

index.

PLoS Med. 2004

Dec;1(3):e62.

この 範 囲 なら、

寝 るとやせる


考 えることを 知 らない 君 たちへのヒント

• 20 世 紀 (2000 年 )まで

• 成 長 社 会

• 正 解 主 義

• 暗 記

• フランス 革 命 は1789 年

• ジグソーパズル

• ゲームをする

• ジャガランダーの 花 は 何 色

• 21 世 紀 (2001 年 )から

• 成 熟 社 会

• アイデア 主 義

• 創 意 工 夫 ・ 発 想

• フランス 革 命 の 意 義 は

• レゴ

• ゲームをつくる

• 好 きな 色 は 何 色

参 考 図 書 : 藤 原 和 博 著 、35 歳 の 教 科 書


アルツハイマーは 睡 眠 不 足 から… 米 研 究 チーム 発 表

【ワシントン= 山 田 哲 朗 】 睡 眠 不 足 がアルツハイマー 病 を 引 き 起 こす 可 能

性 があるとの 研 究 結 果 を、 米 ワシントン 大 などの 研 究 チームが24 日 の 米

科 学 誌 サイエンス 電 子 版 に 発 表 した。

物 忘 れがひどくなるアルツハイマー 病 は、 脳 内 にアミロイドベータ(Aβ)と

いう 異 常 なたんぱく 質 が 蓄 積 するのが 原 因 と 考 えられている。

研 究 チームは、 遺 伝 子 操 作 でアルツハイマー 病 にかかりやすくしたマウ

スの 脳 内 を 観 察 。Aβが 起 きている 時 に 増 え、 睡 眠 中 に 減 ることに 気 づい

た。さらに 西 野 精 治 ・スタンフォード 大 教 授 らが、 起 きている 時 間 が 長 いマ

ウスではAβの 蓄 積 が 進 むことを 確 認 。 不 眠 症 の 治 療 薬 を 与 えるとAβの 蓄

積 は 大 幅 に 減 った。

研 究 チームは「 十 分 な 睡 眠 を 取 ればアルツハイマーの 発 症 が 遅 れるか

もしれない。 慢 性 的 な 睡 眠 障 害 のある 人 が、 高 齢 になって 発 症 しやすいか

どうかも 調 べる 必 要 がある」としている。

(2009 年 9 月 25 日 読 売 新 聞 )

Science. 2009 Sep 24. [Epub ahead of print] Amyloid-{beta} Dynamics Are Regulated by Orexin and the

Sleep-Wake Cycle. Kang JE, Lim MM, Bateman RJ, Lee JJ, Smyth LP, Cirrito JR, Fujiki N, Nishino S,

Holtzman DM.


メラトニン

• 酸 素 の 毒 性 から 細 胞 を 守 り、 眠 気 をもたらすホルモン


様 々な 概 日 リズム( 睡 眠 ・ 覚 醒 、 体 温 、ホルモン)の 相 互 関 係

( 血 中 )

←24h 平 均 値

( 尿 中 )

←24h 平 均 値

朝 の 光 で 周 期 24.5 時 間 の 生 体 時 計 は

毎 日 周 期 24 時 間 にリセット

コルチコステロイドの 日 内 変 動


朝 高 く、 夕 方 には 低 くなるホルモン


24.5 時 間

NEWSWEEK 1998.9.30


メラトニン

の 働 き

抗 酸 化 作 用 ( 老 化 防 止 、

抗 ガン 作 用 )

リズム 調 整 作 用 ( 鎮

静 ・ 催 眠 )

性 的 な 成 熟 の 抑 制

メラトニン

分 泌 は 光 で

抑 えられる。

pg/ml

メラトニンの 夜 間 の 血 中 濃 度 の 年 齢 による 変 化

子 どもはメラトニンシャワー

を 浴 びて 成 長 する。

→ 阻 害 された 場 合


Waldhauser ら1988

年 齢 ( 歳 )

夜 ふかしでメラトニン 分 泌 低 下


2004 年


メラトニン 分 泌 は 昼 間 の

受 光 量 が 増 すと 増 える。


セロトニン

• こころを 穏 やかにする 神 経 伝 達 物 質


運 動 と 関 係 する 神 経 系 → セロトニン 系

セロトニン 系 :

脳 内 の 神 経 活 動 の

微 妙 なバランスの 維 持

セロトニン 系 の 活 性 化

( 歩 行 、 咀 嚼 、 呼 吸

= リズミカルな 筋 肉 活 動 )

→ 行 動 中 の 脳 活 動 の 安 定 化 に 寄 与

→ 運 動 すると「 気 分 がいい」

→ 障 害 で 精 神 的 な 不 安 定

( 強 迫 神 経 症 、 不 安 障 害 、 気 分 障 害 )

セロトニン 系 は 脳 内 に

広 範 に 分 布 している

セロトニン 神 経 系 の 活 動 は

stateにより 変 化 する


低 セロトニン 症 候 群

衝 動 的 ・ 攻 撃 的 行 動 、 自 殺 企 図

髄 液 中 の5HIAA 濃 度 の 低 下

日 中 の 活 動 リズムの 異 常 と 関 連 。


セロトニンの 活 性 を 高 めるのは

リズミカルな 筋 肉 運 動


セロトニンの 活 性 を 高 めるのは

リズミカルな 筋 肉 運 動

そして 朝 の 光


fMRI ( 機 能 的 磁 気 共 鳴 画 像 法 ) を 用 いて

2009 年 6 月 6 日 朝 日 新 聞


セロトニンがたりないと、20 分 後 の20 円 より、

5 分 後 の5 円 を 求 める。

報 酬 予 測 回 路

目 先 の 報 酬 を 予 測 しているときは、 前 頭 葉 眼 窩 (がんか) 皮 質 や 線

条 体 の 下 部 を 通 る 回 路 ( 情 動 的 な 機 能 にかかわる)が 活 動 し、 将 来 の

報 酬 を 予 測 しているときは、 背 外 側 前 頭 葉 前 野 や 線 条 体 の 上 部 を 通

る 回 路 ( 認 知 的 な 機 能 にかかわる)が 活 動 する(Tanaka SC,らNat

Neurosci. 2004 Aug;7(8):887-93.)。

被 験 者 の 脳 内 のセロトニン 濃 度 が 低 いときには、 短 期 の 報 酬 予 測

回 路 がより 強 く 活 動 し、セロトニン 濃 度 が 高 いときには、 長 期 の 報 酬

予 測 回 路 がより 強 く 活 動 (Tanaka SCらPLoS One. 2007 Dec

19;2(12):e1333.).

脳 内 のセロトニン 濃 度 が 低 いときには、 衝 動 的 に 目 先 の 報 酬 を 選

びがち(Schweighofer NらJ Neurosci. 2008 Apr

23;28(17):4528-32.)。


運 動 不 足 と 昼 夜 逆 転 ( 太 陽 光 受 光 減 )でのセロトニン 欠 乏 が 問 題 、と 有 田 教 授 。

寝 不 足 で 元 気 が 出 なくて 運 動 不 足 でセロトニン 欠 乏 というルートもあるのでは

2010 年 7 月 29 日 産 経 新 聞


2010 年 9 月 15 日 産 経 新 聞


セロトニンと 暴 力 と 睡 眠 不 足

• セロトニンの 働 きはリズミカルな 筋 肉 運 動 で 高 まる(Jacobs BL,

Azmitia EC. 1992)。

• 夜 ふかし 朝 寝 坊 、 時 差 ボケ 状 態 ( 昼 夜 逆 転 )や 睡 眠 不 足 では 元 気 が

出 ず、リズミカルな 筋 肉 運 動 どころではなくなり、セロトニンの 働 きが

高 まらないことを 懸 念 。

• 脳 内 のセロトニン 濃 度 が 低 いときには、 短 期 の 報 酬 予 測 回 路 がより

強 く 活 動 (Schweighofer N, et al. 2008)。

• 睡 眠 不 足 では 前 頭 前 野 が 担 っている 衝 動 性 を 抑 える 機 能 が 発 揮 さ

れにくい( Yoo SS, et al. 2007)

• 前 頭 前 野 のセロトニンが 足 りないと、 前 頭 前 野 が 担 っている 衝 動 性

を 抑 える 機 能 が 発 揮 されにくい( Tekin S, Cummings JL, 2002)


日 本 の 子 どもは 世 界 で 一 番 身 体 をうごかしていない

週 2 回 以 上 30 分 以 上 心 拍 数 が120を 越 える 運 動


2010 年 6 月 2 日 産 経 新 聞


Q: 寝 不 足 だと 思 う、 Ans:

ハイ

小 学 生 (1522 人 ) 47.3%

中 学 生 (1497 人 ) 60.8%

高 校 生 ( 928 人 ) 68.3%

2006 年 全 国 養 護 教 員 会 調 べ


Q: 寝 不 足 だと 思 う、 Ans:ハイ

小 学 生 (1522 人 ) 47.3%

中 学 生 (1497 人 ) 60.8%

高 校 生 ( 928 人 ) 68.3%

2006 年 全 国 養 護 教 員 会 調 べ

寝 不 足 の 原 因

• 小 学 生 (720 人 )

1 眠 れない(43.8%)、2テレビ・ビデオ(39.3%)、

3 勉 強 (26.3%)、4 家 族 の 寝 る 時 刻 が 遅 い(22.6%)、

5 本 ・マンガ(21.9%)

• 中 学 生 (910 人 )

1テレビ・ビデオ(44.5%)、2 勉 強 (32.2%)、

3 眠 れない(31.1%)、4 本 ・マンガ(25.9%)、

5 電 話 ・メール(23.3%)

• 高 校 生 (634 人 )

1 電 話 ・メール(42.4%)、2テレビ・ビデオ(38.8%)、

3 眠 れない(27.1%)、4 勉 強 (23.2%)、5 本 ・マンガ(21.0%)


不 適 切 な 睡 眠 衛 生

• 以 下 の 適 切 な 睡 眠 衛 生 か

らの 逸 脱 による 不 眠 。

• 適 切 な 睡 眠 衛 生 の 基 本 は、

朝 日 の 受 光 、

昼 間 の 心 身 の 活 動 、

規 則 的 で 適 切 な 食 事 、

夜 間 の 適 切 な 睡 眠 環 境 ( 暗

さ、 静 けさ、 温 度 、 湿 度 )。

• 不 適 切 な 薬 物 ( 含 むアルコ

ール) 使 用 も、 当 然 睡 眠 衛

生 の 基 本 に 反 する。

と 睡 眠 不 足 症 候 群

• 睡 眠 不 足 症 候 群 は、 正 常 な

覚 醒 状 態 維 持 のために 必 要

な 夜 間 の 睡 眠 をとることが 出

来 ず 昼 間 に 眠 気 が 生 じる。

• 患 者 自 身 は 慢 性 の 睡 眠 不 足

にあることを 自 覚 していない。

• 症 状 : 攻 撃 性 の 高 まり、

注 意 ・ 集 中 力 ・ 意 欲 の 低 下 、

疲 労 、 落 着 きのなさ、 協 調 不

全 、 倦 怠 、 食 欲 不 振 、 胃 腸 障

害 などが 生 じ、その 結 果 さら

に 不 安 や 抑 うつが 生 じる 場 合

もある。

• 睡 眠 を 十 分 とれる 週 末 や 休

暇 時 には 症 状 は 軽 快 する。


不 適 切 な 睡 眠 衛 生

• 以 下 の 適 切 な 睡 眠 衛 生 か

らの 逸 脱 による 不 眠 。

• 適 切 な 睡 眠 衛 生 の 基 本 は、

朝 日 の 受 光 、

昼 間 の 心 身 の 活 動 、

規 則 的 で 適 切 な 食 事 、

夜 間 の 適 切 な 睡 眠 環 境 ( 暗

さ、 静 けさ、 温 度 、 湿 度 )。

• 不 適 切 な 薬 物 ( 含 むアルコ

ール) 使 用 も、 当 然 睡 眠 衛

生 の 基 本 に 反 する。

と 睡 眠 不 足 症 候 群

• 睡 眠 不 足 症 候 群 は、 正 常 な

覚 醒 状 態 維 持 のために 必 要

な 夜 間 の 睡 眠 をとることが 出

来 ず 昼 間 に 眠 気 が 生 じる。

• 患 者 自 身 は 慢 性 の 睡 眠 不 足

にあることを 自 覚 していない。

• 症 状 : 攻 撃 性 の 高 まり、

注 意 ・ 集 中 力 ・ 意 欲 の 低 下 、

疲 労 、 落 着 きのなさ、 協 調 不

全 、 倦 怠 、 食 欲 不 振 、 胃 腸 障

害 などが 生 じ、その 結 果 さら

に 不 安 や 抑 うつが 生 じる 場 合

もある。

• 睡 眠 を 十 分 とれる 週 末 や 休

暇 時 には 症 状 は 軽 快 する。

日 本 では、 多 くの 方 が

不 適 切 な 睡 眠 衛 生 に 起 因 する

睡 眠 不 足 症 候 群 !


では 対 策 は

• SHT(sleep health treatment)

基 本 は4つ

• 朝 の 光 を 浴 びること

• 昼 間 に 活 動 すること

• 夜 は 暗 いところで 休 むこと

• 規 則 的 な 食 事 をとること

「 眠 れません」

「では 睡 眠 薬 を」

から「では1 日 の

様 子 を 伺 わせて

ください。」に。

• 眠 気 を 阻 害 する 嗜 好 品 (カフェイン、アルコール、ニ

コチン)、 過 剰 なメディア 接 触 を 避 けること


過 剰 なメディア 接 触

( 含 む 携 帯 電 話 )の 問 題 点

• 依 存 性

• 犯 罪 ( 性 犯 罪 、ドラッグの 売 買 に 不 可 欠 、いじめ 等 )

• 奪 うもの

眠 り( 生 体 時 計 への 悪 影 響 、メラトニン 分 泌 抑 制 、

交 感 神 経 系 の 興 奮 )、 運 動 、 活 動 、

face to face の 対 人 関 係 ( 生 身 の 人 間 との 接 触 )、

他 者 の 時 間 等


親 は 知 らない… 女 子 中 学 生 大 麻 事 件 の 闇

(2010 年 8 月 23 日 09 時 07 分 読 売 新 聞 )

即 レス

しないと

はぶら

れる。

自 己 紹 介 欄 には「ガンジャ 娘 」「お 野 菜 好 きなら 声 下 さい」「ブリブリ 大 好 物 」の 書 き 込 み。「ガン

ジャ」や「 野 菜 」は 大 麻 を、「ブリブリ」は 大 麻 を 吸 引 してもうろうとなった 状 態 を 指 す。 実 際 、 彼 女 た

ちはこの 時 期 、やはりブログで 知 り 合 った 別 の 中 学 の2 年 生 、レイ(14)から「 気 分 がハイになる

よ」ともらった 大 麻 を 吸 い 始 めている。

ブログで 目 立 つのは、 親 指 と 小 指 をたてるポーズ 写 真 。 大 麻 をパイプで 吸 うイメージを 表 現 した

ものだという。このポーズの 意 味 について、 近 くのアーケード 街 で 遊 ぶ 中 高 生 に 聞 いてみた。「クサ

( 大 麻 )でキメることでしょ。みんな 知 ってるよ」。 事 も 無 げに 言 った。


早 起 き 早 寝 ( 朝 の 光 、 昼 の 活 動 、 夜 の 闇 )

が 大 切 なわけ

理 論 武 装 の 参 考 に

朝 の 光 昼 間 の 活 動 夜 の 光

大 多 数 のヒトで

周 期 が24 時 間

よりも 長 い 生 体

時 計

生 体 時 計 の 周 期 短


地 球 時 間 に 同 調 。

生 体 時 計 の 周 期 延


地 球 時 間 とのズレ

拡 大 。

こころを 穏 やか

にする 神 経 伝 達

物 質 ー

セロトニン


リズミカルな 筋 肉 運 動 ( 歩

行 、 咀 嚼 、 呼 吸 )で↑

酸 素 の 毒 性 から

細 胞 を 守 り、 眠

気 をもたらすホ

ルモンー

メラトニン

昼 間 の 光 で ↑


夜 中 の 光 で… 体 内 時 計 バラバラ 理 研 チームが 発 見

機 能 停 止 で 不 眠 症 も

真 夜 中 に 光 を 浴 びると 眠 れなくなるのは、 細 胞 に 組 み 込 まれている 体 内 時 計 が 光 の 刺 激 でバラバ

ラになり、 機 能 停 止 に 陥 るのが 原 因 であることを 理 化 学 研 究 所 などの 研 究 チームが 突 き 止 めた。こ

の 成 果 は、 米 科 学 誌 「ネイチャー・セル・バイオロジー」( 電 子 版 )に22 日 掲 載 される。

体 内 時 計 は 人 間 などの 動 物 に 生 まれつき 備 わっている。 体 を 作 る 細 胞 はいろいろな「 時 計 遺 伝 子 」

を 備 えていて、 心 拍 や 体 温 などを 約 24 時 間 周 期 で 調 節 する。バランスが 崩 れると、 不 眠 症 になるこ

ともある。

理 研 の 上 田 泰 己 チームリーダーらは、マウスの 皮 膚 細 胞 を〈1〉 網 膜 のように 光 を 感 じる〈2〉 朝 の 活

動 モードに 切 り 替 える 時 計 遺 伝 子 が 働 くと、 細 胞 自 身 が 発 光 する――ように 改 造 。そのうえで、 改 造

細 胞 群 に 様 々なタイミングで 光 を 当 てた。

正 常 なら 細 胞 群 は 朝 方 光 り、 夜 は 消 えるはずだが、 真 夜 中 に 光 を 当 てると、 朝 の 発 光 が 少 なくなり、

体 内 時 計 の 働 きが 弱 まった。 真 夜 中 に 光 を3 時 間 続 けて 当 てると、 体 内 時 計 の 機 能 の 一 部 が 停 止

し、 個 々の 細 胞 がバラバラに 光 るようになった。

時 計 遺 伝 子 1997 年 に 哺 乳 (ほにゅう) 類 で 初 めて 発 見 されて 以 来 、 約 10 種 類 が 確 認 されている。

夜 行 性 のマウスと 人 間 では、 遺 伝 子 の 働 く 時 間 が 逆 転 している。 遺 伝 子 により 体 内 時 計 が1 周 する

時 間 は、マウスが 約 24 時 間 、ショウジョウバエは23 時 間 半 など、 種 によって 違 う。

(2007 年 10 月 22 日 読 売 新 聞 )


コルチコステロイド 分 泌 を 促 すACTHは、

朝 起 きたい 時 間 の 前 から 分 泌 が 始 まる。


社 会 通 念

( 残 業 が 美 徳 )

商 業 主 義

社 会 の24 時 間 化

夜 ふかし

親 の 生 活 習 慣

教 育 の 欠 如

過 剰 なメディア 接 触

時 差 ぼけ 状 態

体 調 不 良

運 動 不 足

朝 寝 坊

学 力 低 下

寝 不 足

肥 満

セロトニン 活 性 低 下

慢 性 疲 労 症 候 群

アルツハイマー 病

イライラ

攻 撃 性 ・ 衝 動 性

気 分 の 滅 入 り

生 活 習 慣 病


2007 年 2 月 8 日 朝 日 新 聞


時 間

7.5

7

6.5

6

5.5

イギリス

フランス

国 別 の 睡 眠 時 間

国 ・ 地 域 別 の 睡 眠 時 間

ドイツ

イタリア

スペイン

ベネルクス

スカンジナビア

スイス

日 本

オーストラリア

アルゼンチン

メキシコ

ブラジル

各 地 域 500 名 18-64 歳 (2008 年 8 月 20 日 から9 月 1 日 の 調 査 )

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント


NHK 調 べ 10 歳 以 上

1995 年 以 降 、 睡 眠 時 間 は

これ 以 上 減 らせない 下 限 に 達 した。


「 労 働 生 産 性 」とは 一 定 時 間 内

に 労 働 者 がどれくらいのGDP

を 生 み 出 すかを 示 す 指 標 。

2004 年 度 の 結 果 ( 米 国 を100)に

よるとユーロ 圏 87%、 英 83%、

OECD (Organization for

Economic Cooperation and

Development, 経 済 協 力 開 発

機 構 ) 加 盟 国 の 平 均 75%だが、

日 本 は71%。

これはOECD 加 盟 30カ 国 中

第 19 位 、 主 要 先 進 7カ 国 間 で

は 最 下 位 。

残 業 ( 睡 眠 時 間 が 犠 牲 )

⇔ 低 い 労 働 生 産 性


「 労 働 生 産 性 」とは 一 定 時 間 内

に 労 働 者 がどれくらいのGDP

を 生 み 出 すかを 示 す 指 標 。

2004 年 度 の 結 果 ( 米 国 を100)に

よるとユーロ 圏 87%、 英 83%、

寝 不 足 で 懸 命 に 働 いている 気 OECD になっている (Organization 日 本 for 人

Economic Cooperation and

Development, 経 済 協 力 開 発

機 構 ) 加 盟 国 の 平 均 75%だが、

日 本 は71%。

これはOECD 加 盟 30カ 国 中

第 19 位 、 主 要 先 進 7カ 国 間 で

は 最 下 位 。

時 間 をかければ

仕 事 が 捗 る

という 幻 想 が

背 景 にある

残 業 ( 睡 眠 時 間 が 犠 牲 )

⇔ 低 い 労 働 生 産 性


1998 年 以 降 自 殺 者 が 急 増 3 万 人 を 越 える


2010 年 5 月 14 日 産 経 新 聞


NHK 調 べ 10 歳 以 上

1998 年 以 降 自 殺 者 が 急 増

3 万 人 を 越 える

Kohyama J. More sleep will bring more serotonin and less suicide in Japan. Med Hypo (in press)


セロトニンと 自 殺 と 睡 眠 不 足

• セロトニンの 働 きはリズミカルな 筋 肉 運 動 で 高 まる(Jacobs BL,

Azmitia EC. 1992)。

• 夜 ふかし 朝 寝 坊 、 時 差 ボケ 状 態 や 睡 眠 不 足 では 元 気 が 出 ず、リズミ

カルな 筋 肉 運 動 どころではなくなり、セロトニンの 働 きが 高 まらないこ

とを 懸 念 。

• 脳 内 のセロトニン 濃 度 が 低 いときには、 短 期 の 報 酬 予 測 回 路 がより

強 く 活 動 (Schweighofer N, et al. 2008)。

• 自 殺 した 方 の 前 頭 前 野 ではセロトニンが 減 っている(Leyton M, et al.

2006)。

• 睡 眠 不 足 と 自 殺 との 関 連 が 指 摘 (Liu X. 2004)

• 睡 眠 不 足 では 前 頭 前 野 が 担 っている 衝 動 性 を 抑 える 機 能 が 発 揮 さ

れにくい( Yoo SS, et al. 2007)

• 前 頭 前 野 のセロトニンが 足 りないと、 前 頭 前 野 が 担 っている 衝 動 性

を 抑 える 機 能 が 発 揮 されにくい( Tekin S, Cummings JL, 2002)


親 子 の 読 み 聞 かせは

「 心 の 脳 」に 働 きかける

泰 羅 雅 登

東 京 医 科 歯 科 大 学 大 学 院

医 歯 学 総 合 研 究 科

認 知 神 経 生 物 学 分 野 教 授


子 供 の 脳 活 動

Brain activity of the child.


辺 縁 系 に 活 動

感 情 ・ 情 動

に 関 わる 脳

心 の 脳 に 活 動






















お 母 さんはどう

音 読

前 頭 前 野 が 活 発 に

読 み 聞 かせ


読 み 聞 かせで 前 頭 前 野 を 活 発 にしよう

• 子 どもに 読 み 聞 かせていると、 親

の 前 頭 前 野 が 活 発 になる。

• 前 頭 前 野 は 自 殺 の 衝 動 を 抑 える!

• お 父 さんに 読 み 聞 かせをしてもら

おう!


2003 年 7 月

キレル 子

痴 呆

生 活 習 慣 病

早 起 き 早 寝 朝 ごはん

それに 朝 ウンチ


美 しい 肌 をつくるために 心 がけていることは

睡 眠 時 間 確 保

(%)

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0

睡 眠 時 間 をたっぷりとる

ビタミン・ミネラル 等 の 栄 養

バランスを 考 えた 食 生 活 をする

便 秘 にならないようにする

ストレスをためないようにする

朝 食 は 必 ず 食 べる

果 物 、 野 菜 、 全 粒 などの

穀 類 中 心 の 生 活 にする

化 粧 品 に 気 を 使 う

51.4

〈54〉

50.5

〈53

49.5

〈52〉

45.7〈48〉

43.8 〈46〉

70.5

〈74〉

61.0

〈64〉

便 秘 をしない!

普 段 は 化 粧 をしない

お 菓 子 など 甘 い 物 を

食 べないようにする

25.7 〈27〉

40.0

〈42〉

脂 肪 を 控 える

定 期 的 にエステに 通 う

16.2

16.2

〈17〉

〈17〉

出 典 : 日 本 ケロッグ( 株 )

モデル 調 査

その 他

18.1

〈19〉

〈 〉 内 は 回 答 人 数

美 しい 肌 は 基 本 的 な 生 活 習 慣 ( 内 面 )から

図 3. 美 しい 肌 をつくるために 心 がけていること


身 体 はもっとも 身 近 な 自 然

• ヒトは 寝 て 食 べて 出 して 初 めて 脳 と 身 体 の 働

きが 充 実 する 昼 行 性 の 動 物 。

• 寝 不 足 は 万 病 のもと。

• 最 も 身 近 な 自 然 であるあなた 自 身 の 身 体 の

声 に 耳 を 傾 け 日 々を 過 ごしてください。

• 身 体 を 頭 でコントロールすることは 無 理 。

• 自 分 の 身 体 を 大 事 にしてください。

• 最 も 身 近 な 自 然 である 身 体 に、 畏 れと 謙 虚 さ

とをもちかつ 奢 りを 捨 てて 相 対 してください。


http://www.j-kohyama.jp

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