国立大学の 東日本大震災復興支援について - 国立大学協会

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国立大学の 東日本大震災復興支援について - 国立大学協会

国立大学の東日本大震災復興支援一 般 社 団 法 人 国 立 大 学 協 会国 立 大 学 の東 日 本 大 震 災 復 興 支 援THE JAPAN ASSOCIATION OF NATIONAL UNIVERSITIES一般社団法人国立大学協会


第1 章震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第2 章第3 章第4 章第5 章─ 002 ─


「 国 立 大 学 の 東 日 本 大 震 災 復 興 支 援 」─ 震 災 復 興 の た め に 、 今 、 国 立 大 学 が で き る こ と ─平 成 23 年 3 月 11 日 14 時 46 分 に 発 生 した 東 北 地 方 太 平 洋 沖 を 震 源 とした 大 地 震 とそれに 伴 って 発 生 した 大 津 波 、 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 による 被 害 などで、 我 が 国は 未 曽 有 の 被 害 を 被 りました。 直 近 の 報 道 によりますと、 東 日 本 大 震 災 による 家 屋 は 約 12 万9 千 棟 が 全 壊 し、 岩 手 県 、 宮 城 県 、 福 島 県 の 3 県 を 中 心 に 死 者 、 行 方 不 明 者 は 約 1 万 8 千 人以 上 に 上 り、また、 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 周 辺 は 放 射 線 量 が 高 く、 帰 還 困 難 区 域 においては 5 年 後 も 帰 還 は 不 可 能 、 福 島 県 外 への 避 難 者 は 約 5 万 7 千 人 を 越 えるとされています。まさに、 国 難 とも 言 えるその 悲 しみの 日 から、 早 くも 2 度 目 の 追 悼 の 日 を 迎 えました。 改 めまして、 東 日 本 大 震 災 により 犠 牲 になられた 方 々に 深 く 哀 悼 の 意 を 表 しますとともに、 被 害に 遭 われた 皆 様 に 心 よりお 見 舞 い 申 し 上 げます。国 立 大 学 協 会 及 び 全 国 各 地 の 国 立 大 学 においては、 東 日 本 大 震 災 発 生 直 後 から 被 災 地 への緊 急 的 な 活 動 を 展 開 し、 医 療 支 援 、 緊 急 物 資 支 援 、 被 災 学 生 への 対 応 、 学 生 ボランティア 活動 、 義 援 金 活 動 などを 行 いました。さらに 中 長 期 的 な 被 災 地 復 興 のための 継 続 的 な 取 組 として、第3 章医 療 支 援 の 継 続 はもとより、 被 災 された 方 々へのメンタルヘルスケアに 関 する 活 動 、 放 射 能問 題 に 関 連 する 活 動 (モニタリング、 汚 染 除 去 など)、 地 震 及 び 活 断 層 、 津 波 被 害 など、 震 災の 学 術 的 調 査 に 関 する 活 動 、 農 林 水 産 業 の 復 興 計 画 に 関 する 活 動 、 地 域 の 復 興 、 都 市 計 画 に関 する 活 動 、 被 災 地 の 教 育 支 援 など、あらゆる 側 面 から 活 動 を 展 開 しています。 本 冊 子 は 震災 直 後 から 平 成 24 年 10 月 末 日 までの 活 動 の 概 要 を 取 りまとめたものです。しかし、 大 震 災 が 残 した 爪 痕 はあまりにも 大 きく、2 年 が 経 過 した 現 在 も 被 災 地 などにおける 住 宅 問 題 や、 防 災 ・ 都 市 計 画 、 交 通 、 通 信 ・ 環 境 基 盤 の 再 構 築 、 除 染 活 動 などの 支 援 、第4 章そして 人 々の 心 のケアや 教 育 支 援 など 継 続 して 取 り 組 むべき 課 題 が 山 積 しています。今 後 も、 我 が 国 の 教 育 と 研 究 を 担 う『 知 』の 拠 点 である 国 立 大 学 に 課 せられた 責 務 として、各 大 学 がその 個 性 と 特 色 を 生 かし、 震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 のための 実 効 ある 活 動 に 邁 進 し、 日本 社 会 の 持 続 的 な 発 展 のために 全 力 を 尽 くしてまいります。平 成 25 年 3 月 11 日第5 章一 般 社 団 法 人 国 立 大 学 協 会広 報 委 員 会 委 員 長 松 本 紘─ 001 ─


目 次 INDEX「 国 立 大 学 の 東 日 本 大 震 災 復 興 支 援 」─ 震 災 復 興 のために、 今 、 国 立 大 学 ができること─国 立 大 学 の 東 日 本 大 震 災 復 興 支 援 について15-7第 1 章震 災 発 生 直 後 からの被 災 地 への 緊 急 的 な 支 援 活 動第 2 章被 災 地 復 興 のための中 長 期 的 な 支 援 活 動第 1 節 医 療 支 援 活 動 第 1 節 医 療 ・ 健 康 支 援 に 関 する 活 動医 師 、 看 護 師 、 薬 剤 師 、 事 務 職 員 を 派 遣徳 島 大 学10ICTを 活 用 した大 震 災 における 東 北 大 学 病 院 の 活 動 について東 北 大 学11仮 設 住 宅 居 住 者 への 遠 隔 健 康 支 援筑 波 大 学28東 日 本 大 震 災 被 災 地 へ 医 療 支 援 チームを 派 遣秋 田 大 学11岩 手 県 立 宮 古 病 院 及 び 高 田 病 院 への 医 療 支 援滋 賀 医 科 大 学29筑 波 大 学 附 属 病 院 の 東 日 本 大 震 災 急 性 期 対 応筑 波 大 学12小 児 保 健 医 療 体 制 の 再 構 築 支 援 プロジェクト大 阪 大 学29様 々な 職 種 の 大 学 職 員 が 医 療 支 援 を 実 施香 川 大 学12ICTを 用 いた 被 災 住 民 の 遠 隔 ヘルスケア旭 川 医 科 大 学30一 丸 となった 医 療 支 援 活 動北 海 道 大 学13東 海 北 陸 地 区 リレー 方 式 による 医 療 支 援 活 動三 重 大 学30気 仙 沼 市 への 医 療 救 護 班 の 派 遣旭 川 医 科 大 学13遠 隔 医 療 技 術 を 用 いた 医 療 再 生 プロジェクト香 川 大 学30医 師 ・ 看 護 師 などの 派 遣 、 歯 科 医 師 ・ 歯 科 衛 生 士の 派 遣 、 現 地 での 医 療 活 動 など東 京 医 科 歯 科 大 学13震 災 後 の 多 様 な 医 療 支 援 活 動岡 山 大 学 病 院 の 被 災 地 での 医 療 支 援 活 動群 馬 大 学岡 山 大 学1414第 2 節メンタルヘルスケアに 関 する 活 動被 災 地 への 医 師 などの 派 遣 及 び 緊 急 物 的 支 援琉 球 大 学14福 島 の 子 どもたちへのメンタルヘルス 支 援浜 松 医 科 大 学31被 災 者 へのメンタルヘルスケアに 関 して名 古 屋 大 学31第 2 節学 生 ボランティア 活 動高 知 県 こころのケアチーム被 災 者 へのこころの 支 援 「ほっとひろば 九 大 」高 知 大 学九 州 大 学3232避 難 所 開 設 から 災 害 ボランティアセンターへ宮 城 県 立 石 巻 支 援 学 校 での 支 援 活 動復 興 支 援 兵 教 大 ツナグ〜そして〜ツタエル東 日 本 大 震 災 に 係 る 継 続 的 な 学 生 ボランティア学 生 による 被 災 地 におけるボランティア 活 動東 日 本 大 震 災 で 避 難 した 児 童 への 支 援 活 動福 島 大 学宮 城 教 育 大 学兵 庫 教 育 大 学宇 都 宮 大 学一 橋 大 学上 越 教 育 大 学151616171718東 日 本 大 震 災 被 災 地 へ 心 のケアチームを 派 遣福 島 乳 幼 児 ・ 妊 産 婦 支 援 プロジェクト県 外 避 難 家 族 のサポート 活 動 (アナナス)学 校 における 児 童 生 徒 ・ 教 職 員 の 心 のケアスクールカウンセラーの 緊 急 派 遣 事 業他 機 関 と 連 携 したこころのケア 活 動秋 田 大 学宇 都 宮 大 学静 岡 大 学大 阪 教 育 大 学兵 庫 教 育 大 学山 口 大 学333333343434和 歌 山 大 学 ボランティアバスプロジェクト和 歌 山 大 学18第 3 節 義 援 金 ・ 緊 急 物 資 支 援 ・ 被 災 学 生 への 対 応練 習 船 「 長 崎 丸 」、 被 災 地 へ 向 かって 出 港 ! 長 崎 大 学全 国 の 大 学 生 が 被 災 地 の 聴 覚 障 害 学 生 を 支 援 筑 波 技 術 大 学山 形 大 学 被 災 学 生 支 援 基 金 設 立 と 奨 学 金 支 給 山 形 大 学震 災 支 援 を 学 生 が 企 画 し 実 践 する 授 業 の 取 組 奈 良 女 子 大 学ASPUnivNet 事 務 局 大 学 としての 復 興 支 援 奈 良 教 育 大 学被 災 地 への 物 資 支 援〜 物 資 輸 送 のハブとしての 取 組 〜新 潟 大 学救 援 物 資 を「かごしま 丸 」で 輸 送鹿 児 島 大 学被 災 高 専 への 緊 急 支 援長 岡 技 術 科 学 大 学被 災 地 への 緊 急 物 資 支 援 と 復 興 支 援 金 寄 附 愛 知 教 育 大 学義 援 金 ・ 緊 急 物 資 支 援 ・ 被 災 学 生 への 対 応 名 古 屋 工 業 大 学19202020212121222222第 3 節 モニタリング・ 除 染 など 原 子 力 災 害 に 関 する 活 動放 射 能 に 汚 染 された 環 境 の 回 復 を 目 指 して 福 島 大 学東 日 本 大 震 災 に 係 る 緊 急 時被 爆 スクリーニングへの 継 続 的 な 支 援 富 山 大 学線 量 マップ 作 製 と 除 染 活 動 支 援新 潟 大 学放 射 線 ・ 除 去 に 関 する 講 習 会 等 に 教 員 を 派 遣 徳 島 大 学福 島 県 民 の 健 康 管 理 と 放 射 線 防 護 講 演広 島 大 学放 射 性 物 質 モニタリングと 海 洋 生 物 の 調 査 東 京 海 洋 大 学福 島 県 放 射 線 健 康 リスク 管 理 アドバイザー 長 崎 大 学吸 着 繊 維 ガガを 用 いた 放 射 性 セシウムの 除 去 千 葉 大 学放 射 線 汚 染 に 対 する 除 染 技 術 開 発 の 推 進 山 梨 大 学除 染 技 術 の 実 証 試 験 事 業東 京 工 業 大 学放 射 線 汚 染 検 査 機 材35363636373838393940(GMサーベイメータ)の 貸 与奈 良 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学40第 4 節特 色 のある 取 組多 言 語 翻 訳 ・ 通 訳 支 援 とウェブサイトによる 情 報 提 供「 災 害 後 の 心 のケアハンドブック」の 活 用被 ばく 状 況 調 査 チームなどの 派 遣コミュニティケア 型 仮 設 住 宅対 災 害 ロボティクス・タスクフォース福 島 県 への 学 長 調 査 団 派 遣ミラー・サーバを 用 いた 情 報 発 信 機 能 の 代 替被 災 建 物 および 港 のロボットを 用 いた 探 査東 京 外 国 語 大 学静 岡 大 学弘 前 大 学東 京 大 学東 京 工 業 大 学福 井 大 学北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学京 都 大 学2323242424252525─ 002 ─


INDEX第 3 章未 来 へ 向 けての 取 組第 4 章国 立 大 学 の 取 組 一 覧第 1 節震 災 復 興 への 恒 久 的 な 取 組第 1 節 東 日 本 大 震 災 に 係 る 緊 急 的 な 支 援 活 動 の 実 施 件 数 総 表第 2 節 国 立 大 学 の 東 日 本 大 震 災 及 び90災 害 科 学 国 際 研 究 推 進 プロジェクト『 岩 手 の 復 興 と 再 生 に』オール 岩 大 パワーを南 東 北 3 大 学 連 携 による 災 害 復 興 学 の 確 立東 北 大 学岩 手 大 学山 形 大 学707171防 災 ・ 日 本 再 生 に 関 する 主 な 取 組 一 覧第 3 節 シンポジウムなどの 一 覧91120東 日 本 大 震 災 復 興 ・ 再 生 支 援 ネットワーク筑 波 大 学72未 来 を 創 る 子 どもたち= 未 来 のたねを 育 てる福 島 大 学73震 災 復 興 支 援 ・ 災 害 科 学 研 究 推 進 室 の 設 置神 戸 大 学73東 京 海 洋 大 学 三 陸 サテライトを 設 置東 京 海 洋 大 学74大 震 災 ・ 放 射 能 汚 染 の 復 興 と 再 生神 戸 大 学 大 船 渡 支 援 プロジェクト震 災 復 興 及 び 地 域 防 災 に 関 する 調 査 ・ 研 究茨 城 大 学神 戸 大 学お 茶 の 水 女 子 大 学747575第 5 章国 立 大 学 協 会 の 活 動福 島 県 白 河 市 と 震 災 復 興 に 関 する 協 定 を 締 結徳 島 大 学75第 1 節 震 災 発 生 直 後 からこれまでの 国 立 大 学 協 会 の 活 動132第 2 節地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 支 援国 立 大 学 協 会 からの 通 知 一 覧会 長 メッセージ134141筑 波 大 学 の 最 先 端 かつ 強 みを 生 かした 復 興 支 援山 形 大 学 東 北 創 生 研 究 所 の 設 置アジア 防 災 研 究 センターによる 減 災 への 取 組地 域 防 災 教 育 研 究 センターの 活 動筑 波 大 学山 形 大 学九 州 大 学鹿 児 島 大 学76767777第 2 節 国 立 大 学 協 会 震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 支 援 事 業 一 覧第 3 節 防 災 ・ 日 本 再 生 シンポジウム 一 覧第 4 節 JANU 別 冊 震 災 特 別 号 第 1 号 ~4 号143145147災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所 の 設 置新 潟 大 学78危 機 管 理 教 育 研 究 の 推 進 と 地 域 防 災 拠 点 形 成香 川 大 学78東 三 河 地 域 における 地 域 防 災 拠 点 の 強 化高 度 防 災 工 学 センター 設 置集 落 持 続 ・ 再 生 のための 復 旧 ・ 復 興 支 援豊 橋 技 術 科 学 大 学名 古 屋 工 業 大 学7979各 大 学 問 い 合 わせ 先 一 覧編 集 にあたって157159「 中 山 間 地 域 プロジェクト」信 州 大 学80えひめ 防 災 フォーラムの 開 催愛 媛 大 学80防 災 フェロー 養 成 講 座 ・マイスター 称 号 制 度静 岡 大 学81地 域 防 災 力 強 化 のための 講 演 会 の 実 施埼 玉 大 学81和 歌 山 大 学 防 災 研 究 教 育 センターの 活 動和 歌 山 大 学82大 学 間 コラボレーションスキームの 構 築筑 波 技 術 大 学82大 学 コンソーシアム 富 山 を 通 じた地 域 防 災 への 恒 常 的 支 援富 山 大 学83スーパー 減 災 マップの 制 作 と 普 及琉 球 大 学83第 3 節防 災 などに 関 する 人 材 育 成 ・ 教 育東 日 本 大 震 災 に 対 する 福 井 大 学 の 取 組子 どもの 生 きる 知 恵 を 育 む 防 災 教 育 の 実 践放 射 線 災 害 復 興 を 推 進 するグローバル 人 材 育 成災 害 予 防 の 最 前 線 に 立 つ 次 世 代 の 人 材 育 成リスク 教 育 に 関 する 教 育 プログラムの 開 発防 災 ・ 復 興 ・ 危 機 管 理 修 士 プログラム 新 設減 災 ・サステイナブル 工 学 の 創 成 と 実 践原 子 力 の 安 全 に 係 る 人 材 育 成新 南 海 地 震 に 備 えた 減 災 ・ 防 災 教 育防 災 教 材 本 の 作 成 ・ 出 版福 井 大 学群 馬 大 学広 島 大 学京 都 大 学東 京 学 芸 大 学政 策 研 究 大 学 院 大 学千 葉 大 学長 岡 技 術 科 学 大 学鳴 門 教 育 大 学宮 崎 大 学84858586868787878888─ 004 ─


国 立 大 学 の東 日 本 大 震 災 復 興 支 援 について東 日 本 大 震 災 の 発 生 当 初 から、 各 国 立 大 学 は、 人 命 救 助 や 医 療 支 援 、被 災 地 復 旧 のため、 様 々な 支 援 活 動 や 調 査 活 動 を 迅 速 に 行 ってきました。 未 曽 有 の 震 災 から 2 年 あまりが 経 過 しましたが、 現 在 も、 復興 に 向 けての 継 続 的 な 支 援 活 動 はもとより、 自 治 体 の 復 興 計 画 策 定への 協 力 をはじめ、 今 後 の 被 災 地 の 目 指 すべき 方 向 などに 関 して 中長 期 的 な 支 援 など 多 様 な 活 動 を 展 開 しています。国 立 大 学 協 会 としても、「 震 災 復 興 ・ 防 災 ・ 日 本 再 生 支 援 事 業 」を通 して、 各 国 立 大 学 へ 支 援 を 行 っていますが、 今 回 この 冊 子 を 編 集することにより、 各 国 立 大 学 の 取 組 を 体 系 的 ・ 時 系 列 的 に 記 録 ・ 検証 するとともに、 国 立 大 学 の 公 共 的 な 役 割 、 特 に 災 害 時 における 重要 性 を 社 会 に 発 信 します。─ 005 ─


国 立 大 学 の 東 日 本 大 震 災 復 興 支 援 活 動 について下 のグラフは 国 立 大 学 の 復 興 支 援 の 活 動 について、 大 きく5つのカテゴリーに 分 け、 主 な 被 災 県 下 においてどれくらいの 活 動 を 行 ったか 図 示 しました。 各 大 学 個 別 の 取 組 の 詳 細 については 第 1 章 ~ 第 3 章 で 紹 介 します。こ の マ ッ プ は、 第 4 章 第 2 節 「 国 立 大 学 の 東 日本 大 震 災 に 関 す る 主 な 取 組 一 覧 」 の 掲 載 数 を 基に 作 成 しています。─ 006 ─


全 国1. 岩 手 大 学2. 東 北 大 学3. 宮 城 教 育 大 学4. 福 島 大 学5. 茨 城 大 学6. 筑 波 大 学7. 筑 波 技 術 大 学8. 宇 都 宮 大 学9. 北 海 道 大 学10. 北 海 道 教 育 大 学11. 室 蘭 工 業 大 学12. 小 樽 商 科 大 学13. 帯 広 畜 産 大 学14. 旭 川 医 科 大 学15. 北 見 工 業 大 学16. 弘 前 大 学17. 秋 田 大 学18. 山 形 大 学19. 群 馬 大 学20. 埼 玉 大 学21. 千 葉 大 学22. 東 京 大 学23. 東 京 医 科 歯 科 大 学24. 東 京 外 国 語 大 学25. 東 京 学 芸 大 学26. 東 京 農 工 大 学27. 東 京 藝 術 大 学28. 東 京 工 業 大 学29. 東 京 海 洋 大 学30. お 茶 の 水 女 子 大 学31. 電 気 通 信 大 学32. 一 橋 大 学33. 横 浜 国 立 大 学34. 新 潟 大 学35. 長 岡 技 術 科 学 大 学36. 上 越 教 育 大 学37. 山 梨 大 学38. 信 州 大 学39. 政 策 研 究 大 学 院 大 学40. 総 合 研 究 大 学 院 大 学41. 富 山 大 学42. 金 沢 大 学43. 北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学44. 福 井 大 学45. 岐 阜 大 学46. 静 岡 大 学47. 浜 松 医 科 大 学48. 名 古 屋 大 学49. 愛 知 教 育 大 学50. 名 古 屋 工 業 大 学51. 豊 橋 技 術 科 学 大 学52. 三 重 大 学53. 滋 賀 大 学54. 滋 賀 医 科 大 学55. 京 都 大 学56. 京 都 教 育 大 学57. 京 都 工 芸 繊 維 大 学58. 大 阪 大 学59. 大 阪 教 育 大 学60. 兵 庫 教 育 大 学61. 神 戸 大 学62. 奈 良 教 育 大 学63. 奈 良 女 子 大 学64. 和 歌 山 大 学65. 奈 良 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学66. 鳥 取 大 学67. 島 根 大 学68. 岡 山 大 学69. 広 島 大 学70. 山 口 大 学71. 徳 島 大 学72. 鳴 門 教 育 大 学73. 香 川 大 学101274. 愛 媛 大 学975. 高 知 大 学1176. 福 岡 教 育 大 学77. 九 州 大 学78. 九 州 工 業 大 学79. 佐 賀 大 学80. 長 崎 大 学81. 熊 本 大 学1682. 大 分 大 学83. 宮 崎 大 学84. 鹿 児 島 大 学85. 鹿 屋 体 育 大 学 17 186. 琉 球 大 学21413153435364707677 787969744142434467 66455357 50 486860 61 55 5456495273 586559 635164 627172 75383747 46192033408721568081 82838485東 京 都 拡 大 地 図18 3 398632 25243126302229282723─ 007 ─


震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 章irst chapter第 1 章震 災 発 生 直 後 からの 被 災 地 への 緊 急 的 な 支 援 活 動平 成 23 年 3 月 11 日 、 地 震 発 生 の 一 報 を 受 けて、 国 立 大 学 の 教 職員 は 一 斉 に 行 動 を 開 始 します。「 救 える 命 のために」 国 立 大 学 の 医 師 、看 護 師 、 薬 剤 師 、 事 務 職 員 などは、 医 療 支 援 チームを 編 成 し 被 災 地へ 向 かいました。 混 沌 とした 状 況 の 中 、 懸 命 に 医 療 活 動 を 展 開 しました。 第 1 章 では、 国 立 大 学 の 医 療 支 援 活 動 、 学 生 ボランティア 活 動 、義 援 金 ・ 緊 急 物 資 支 援 ・ 被 災 学 生 への 対 応 、 特 色 のある 取 組 をまとめました。


第1 章震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 節医 療 支 援 活 動平 成 23 年 3 月 11 日 、 巨 大 地 震 の 発 生 と 同 時 に、 国 立 大 学 の 教 職 員 にも 現 地 の 惨 状 が 刻 々と 伝 わってきました。「 救 える 命 のために 」 被 災 地 へ 向 かった 国 立 大 学 の 医 師 、 看 護 師 、 薬 剤 師 、 事 務 職 員 などは、 医 療 支 援 チームを 編 成 し、混 沌 とした 状 況 の 中 、 懸 命 に 医 療 活 動 に 従 事 しました。医 師 、 看 護 師 、 薬 剤 師 、 事 務 職 員 を 派 遣徳 島 大 学第2 章第3 章第4 章第5 章平 成 23 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 発 生 後 、 翌 12 日 に 院内 で 直 ちに 対 応 を 協 議 し、 救 援 準 備 を 整 えました。 同 月 16日 に 徳 島 県 との 連 携 のもと 東 北 大 学 病 院 からの 救 援 依 頼 に応 える 形 で 宮 城 県 への 医 療 支 援 を 決 定 しました。 第 一 次 医療 支 援 チームは、 医 師 3 名 、 看 護 師 2 名 、 薬 剤 師 1 名 、 事 務職 員 2 名 の 計 8 名 で 構 成 し、 翌 17 日 午 前 10 時 、 被 災 地 で 不足 している 医 薬 品 や 食 料 品 などの 救 援 物 資 を 大 型 バスに 積み 込 んで、 公 用 車 と2 台 編 成 で 本 院 を 出 発 しました。 本 チームの 課 題 は、 診 療 だけでなく、 後 続 チームが 今 後 どこでどう活 動 するかを 決 定 することでした。 当 初 は 宮 城 県 登 米 市 立佐 沼 病 院 への 物 資 配 付 や 周 辺 の 小 中 学 校 へ 避 難 している 被災 者 の 健 康 診 断 を 行 いました。その 後 、 徳 島 県 と 協 調 して活 動 する 基 本 方 針 がまとまり、 宮 城 県 石 巻 市 立 万 石 浦 中 学校 にある 避 難 所 を 中 心 に、 平 成 23 年 3 月 から5 月 までの 約3ヶ 月 間 、 医 療 支 援 を 行 いました。 徳 島 県 の 医 療 救 護 班 の 一員 として、 一 人 あたり 約 5 日 間 の 行 程 で、 医 師 1〜2 人 、 看護 師 1〜2 人 、 薬 剤 師 及 び 事 務 担 当 0〜1 人 の 計 3〜6 人 を1つのチームとし、 交 代 で 計 20チームが 被 災 者 の 診 療 に 当 たりました。 被 災 地では、 仙 台 市 内 の宿 泊 所 か ら 数 時間 か け て 診 療 に日 参 す る 本 院 職員 に 対 し、 多 くの方 か ら 感 謝 の 言葉 を 頂 きました。その 声 に 逆 に 励 まされ、 少 しでもお 役 に 立 てたらと、 物 資 が 不 足 し 十 分 な 診 療が 行 えない 中 、 携 帯 用 エコーを 使 って 胎 児 の 状 態 を 調 べるなど、 職 員 それぞれに創 意 工 夫 を 凝 らした 診 療 を 行 い、 一 方 で 被 災 者 の 方 々とのコミュニケーションにも 気 を 配 りました。この 長 期 支 援 を 達 成 させた 要 因 は、 本 院 からの 後 方 支 援 が万 全 であったこと、 徳 島 県 との 協 調 が 功 を 奏 したこと、 何 より 全 職 員 が 一 致 団 結 ・協 力 をしたことがあげられます。 今 回 の 医 療 支 援 で 学 んだ 点 や 反 省 点 を 今 後 の災 害 対 策 医 療 に 生 かすことができたらと 思 います。─ 010 ─


大 震 災 における 東 北 大 学 病 院 の 活 動 について東 北 大 学大 学 では「 最 前 線 の 病 院 を 疲 弊 させないように 全 力 で 裏 方 に 徹 する」を合 言 葉 に、 最 前 線 の 病 院 や 被 災 地 支 援 の 要 望 に 沿 えるよう 最 大 限 に 努 力 しました。本 学 を 含 む 全 国 の 大 学 病 院 などの 医 師 、 看 護 師 、 薬 剤 師 からなる 診 療 チームを、 石 巻 市 や 気 仙 沼 市 の 被 災 地 拠 点 病 院 に 派 遣 し 診 療 応 援 を 行 うとともに 避 難 所 における 巡 回 診 療 を 行 い、また、 被 災 地 における 特 殊 診 療 のニーズに 応 え、 精 神 科 チームの 心 のケア、 感 染 制 御 チームの 感 染 症 アセスメント、 眼 科 、 耳 鼻 科 、 皮 膚 科 の3 科 合 同 巡 回 診 療 、 歯 科 チームの 口 腔 ケア 支 援など、 専 門 的 医 療 を 被 災 者 に 提 供 しました。院 内 では、 地 震 発 生 直 後 より 通 常 の 外 来 診 療 を 中 止 し、 緊 急 手 術 に対 応 する 体 制 を 整 え、 一 般 病 棟 は 常 時 100 床 以 上 を 空 床 、 救 命 救 急 センターも 常 に10 床 を 確 保 し、 他 院 や 被 災 地 からの 患 者 の 受 入 れに 備えました。また、 大 学 のマイクロバスや 公 用 車 などにより 被 災 地 への交 通 手 段 を 確 保 し、 医 療 チームや 支 援 物 資 を 被 災 地 へ 搬 送 しました。歯 科 部 門 においては、 宮 城 県 内 各 地 の 遺 体 安 置 所 へ 平 成 23 年 7 月 末までに 延 300 名 強 の 歯 科 医 師 を 派 遣 、 身 元 確 認 に 必 要 な 歯 型 の 記 録 採取 などの 作 業 を 行 うとともに、 県 警 本 部 における 身 元 不 明 者 の 照 合 ・データベース 化 作 業 を 行 い、 歯 科 所 見 による 身 元 確 認 活 動 において 貢献 を 果 たしました。東 日 本 大 震 災 被 災 地 へ 医 療 支 援 チームを 派 遣秋 田 大 学震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 章第2 章第3 章平 成 23 年 3 月 17 日 から7 月 15 日 の 期 間 、 医 師 49 名 、 看 護 師 39 名 、 事務 職 員 27 名 を 派 遣 し、 岩 手 県 立 高 田 病 院 や 岩 手 医 科 大 学 と 協 力 し、 診 療 活動 及 び 避 難 所 における 早 期 の 感 染 症 拡 大 防 止 活 動 などを 行 いました。当 初 は 被 災 地 の 医 療ニーズを 探 りながらの 活動 であったため、 総 合 的 な診 療 が 行 えるようにチームを 編 成 しました。 時 間 の経 過 とともに、 慢 性 疾 患 を対 象 とした 診 療 ( 内 科 、 整 形 外 科 )、 被 災 者 の 心 のケア、 医 療 ニーズの 変 化 に 随時 対 応 し、 効 果 的 に 医 療 支 援 チームを 派 遣 しました。その 結 果 、 津 波 などの 被 害 により 失 われた 高 田 病 院 の 地 域 医 療 の 中 心 としての 外 来 診 療 や 入 院 治 療 、 老 人 保 健 施 設 での 巡 回 診 療 や 訪 問 診 療 などの 機 能 をサポートしました。また、 避 難 所 などでは 水 ・ 電 気 不 通 の 悪 環 境 で 医 療 行 為 が 行われ、 感 染 症 が 拡 大 する 危 険 性 が 高 かったにもかかわらず、 早 期 からの 感 染 症拡 大 防 止 活 動 により、その 危 機 を 回 避 することができました。帰 学 後 の 医 療 支 援 チームのメンバーからは、 患 者 さんはもちろん、ともに 業 務にあたった 被 災 地 の 医 療 従 事 者 の 方 々からも 感 謝 の 声 の 報 告 が 多 数 ありました。第4 章第5 章─ 011 ─


一 丸 となった 医 療 支 援 活 動北 海 道 大 学大 学 病 院 、 大 学 院 医 学 ・ 歯 学 両 研 究 科 が 連 携 し、 被 災 地 で 医 療 支 援 を 行いました。 岩 手 県 へは 平 成 23 年 3 月 から5 月 まで、 医 師 等 7 名 のチームを大 学 病 院 から 交 代 で10 週 間 、 合 計 10チームを 派 遣 し、 延 べ1,840 名 の 患者 さんを 診 療 しました。 宮 城 県 へは 平 成 23 年 3 月 と4 月 に 災 害 時 検 案 支援 医 師 として2 名 を 医 学 研 究 科 から、 同 年 5 月 には 産 科 医 師 1 名 を 大 学 病院 から 派 遣 しました。また 同 月 、 宮 城 県 へ 歯 科 医 療 従 事 者 2 名 を 歯 学 研 究科 ・ 大 学 病 院 から 派 遣 すると 共 に、 口 腔 ケア 用 品 などを 送 りました。 避 難所 で 不 自 由 な 生 活 を 送 っていた 方 々の 一 助 になったことを 願 います。なお、 平 成 23 年 5 月 以 降 も、 全 国 医 学 部 長 病 院 長 会 議 被 災 地 支 援 委 員会 などからの 要 請 に 基 づき、 医 師 などを 派 遣 するよう、できる 限 りの 努 力を 継 続 しています。震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 章第2 章気 仙 沼 市 への 医 療 救 護 班 の 派 遣旭 川 医 科 大 学平 成 23 年 3 月 から 同 年 5 月 の 間 、 宮 城 県 気 仙 沼 市 において、 各 避 難 所 や防 災 センターなどに 設 置 された 救 護 所 を 拠 点 とし、 負 傷 者 への 対 応 、 避 難所 の 衛 生 環 境 の 改 善 、 感 染 症 予 防 、メンタルヘルスケアへの 対 応 や 栄 養 指導 など、 気 仙 沼 市 の 医 療 体 制 がある 程 度 回 復 するまで、 医 療 救 護 班 ( 班 構成 : 医 師 2〜3 名 、 看 護 師 2〜3 名 、 薬 剤 師 1 名 、 事 務 職 員 1 名 計 69 名 )を1 週 間 程 度 の 交 代 で 派 遣 し、2,200 人 を 超 える 患 者 を 診 察 するなど、 継続 的 な 支 援 を 行 いました。第3 章医 師 ・ 看 護 師 などの 派 遣 、 歯 科 医 師 ・ 歯 科 衛 生 士 の 派 遣 、 現 地 での 医 療 活 動 など第4 章東 京 医 科 歯 科 大 学震 災 発 生 直 後 に 厚 生 労 働 省 から 東 京 医 科 歯 科 大 学 へ 派 遣 依 頼 があり、 医学 部 附 属 病 院 からは 災 害 派 遣 医 療 チーム3 部 隊 を 仙 台 医 療 センター、 仙 台中 央 病 院 、 東 北 厚 生 年 金 病 院 等 へ 派 遣 し、 特 に 死 体 検 案 、 下 肢 深 部 静 脈 血栓 症 治 療 ・ 予 防 、 高 齢 者 医 療 支 援 、 緊 急 被 ばく 医 療 に 対 する 災 害 医 療 アドバイス、 被 災 者 の 心 のケア 等 を 行 いました。歯 学 部 附 属 病 院 は、 宮 城 県 女 川 地 区 に2 組 の 歯 科 チームを 派 遣 しました。 被 災 地 では 歯 科 保 健 医 療 提 供 体 制 に 大 きな 被 害 が 生 じていたため、 各避 難 所 を 巡 って、 被 災 者 の 応 急 処 置 を 行 いました。第5 章─ 013 ─


第1 章震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動震 災 後 の 多 様 な 医 療 支 援 活 動群 馬 大 学岩 手 県 へDMATを 派 遣 するとともに、 東 北 大 学 病 院 の 要 請 により、 医 薬 品 、 医 療 材料 、 食 料 などの 支 援 を 行 いました。この 物 資 は、 宮 城 県 内 病 院 にも 届 けられ、 被 災 地の 医 療 活 動 の 一 助 となりました。また、 宮 城 県 及 び 福 島 県 の 要 請 を 受 けた 群 馬 県 の 要 請 に 基 づき、 宮 城 県 南 三 陸 町 への 医 療 チームや 福 島 県 郡 山 市 へ 心 のケアチームの 派 遣 を 行 いました。さらに、 国 立 大 学 附 属 病 院 長 会 議 関 東 ブロックによるリレー 方 式 の 医 療 支 援 活 動にも 参 画 し、 現 在 は、 全 国 医 学 部 長 病 院 長 会 議 被 災 地 支 援 委 員 会 等 の 要 請 に 基 づく 医 師派 遣 を 継 続 しています。第2 章岡 山 大 学 病 院 の 被 災 地 での 医 療 支 援 活 動第3 章岡 山 大 学平 成 23 年 3 月 16 日 〜4 月 21 日 まで、12 班 に 分 けて 医 師 、 看 護 師 、 薬 剤 師 、 歯 科 医師 、 歯 科 衛 生 士 ら 延 べ73 人 を 派 遣 しました。 各 地 の 大 学 病 院 などとチームを 組 んで医 療 支 援 活 動 を 行 い、 車 両 を 使 って 避 難 所 などを 巡 回 診 療 し、 同 年 3 月 下 旬 からは 現地 の 病 院 での 診 療 を 中 心 とした 活 動 に 移 りました。 医 療 ニーズは 当 初 の 急 性 期 外 傷から、 劣 悪 な 環 境 下 での 内 因 性 疾 患 、 持 参 薬 流 失 による 慢 性 疾 患 増 悪 などに 変 わっていき、 変 化 するニーズにあった 治 療 等 を 被 災 地 の 患 者 に 対 して 行 い、 同 年 4 月 21 日以 降 も 要 請 により 医 師 などの 派 遣 を 随 時 行 っています。第4 章被 災 地 への 医 師 などの 派 遣 及 び 緊 急 物 的 支 援琉 球 大 学東 日 本 大 震 災 直 後 の 医 療 支 援 活 動 として、 平 成 23 年 3 月 15 日 から8 日 間 、 日本 医 師 会 の 主 導 でDMAT 隊 員 を 岩 手 県 大 槌 町 へ 派 遣 しました。それを 皮 切 りに、医 療 救 護 及 び 検 死 などに 従 事 するため、 宮 城 県 、 岩 手 県 及 び 福 島 県 へ 医 師 9 名 、看 護 師 2 名 、 教 員 ・ 薬 剤 師 ・ 事 務 職 員 ・ 大 学 院 生 等 8 名 を 被 災 地 へ 派 遣 しました。( 平 成 24 年 7 月 31 日 現 在 )また、 緊 急 物 的 支 援 として、 九 州 大 学 病 院 の 運 送 協 力 により 平 成 23 年 3 月 22日 に 抗 がん 剤 などの 医 薬 品 を 岩 手 医 科 大 学 へ 提 供 しました。第5 章C O L U M N1医 療 支 援 体 制東 日 本 大 震 災 の 発 生 と 同 時 に 全 国 で 組 織 されている 災 害 派 遣 医 療 チーム(DMAT )の 一 員 として、また、 各 国 立 大 学 附 属 病 院 が 独 自 にチームを 組 織 し、 医 師 などの 派 遣を 行 いました。 今 回 の 震 災 は 長 期 化 することが 予 想 されたため、 全 国 の 国 立 大 学 附 属病 院 長 の 集 まりである 附 属 病 院 長 会 議 を 中 心 として、 地 域 毎 の 附 属 病 院 が 連 携 してリレー 方 式 での 医 師 等 派 遣 や、 国 公 私 の 大 学 病 院 が 共 同 で 支 援 する 等 、 被 災 地 の 人 命 救助 のために 組 織 の 枠 を 超 えた 連 携 支 援 体 制 を 構 築 しました。こうした 活 動 で、 国 立 大 学 附 属 病 院 からは 約 1400 チーム、 延 べ 約 3800 人 の 医 師等 が 被 災 地 医 療 支 援 を 行 いました( ※ )。※ 平 成 24 年 10 月 31 日 現 在 国 立 大 学 附 属 病 院 長 会 議 調 べによる。─ 014 ─


第2 節学 生 ボランティア 活 動国 立 大 学 の 学 生 の 総 数 は 大 震 災 発 生 当 時 、 約 62 万 人 でした。国 立 大 学 の 学 生 たちは、 被 災 地 において「 今 、 自 分 ができることは 何 か 」を 自 らに 問 いかけすぐに 行 動 を 開 始 します。その 一 人 ひとりの 想 いは、 他 の 学 生 の 共 感 をも 呼 び 起 こし、 現 在 も 被 災 地 で 活 躍 する 学 生 ボランティアを 育 んでいます。避 難 所 開 設 から 災 害 ボランティアセンターへ福 島 大 学震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 章東 京 電 力 福 島 第 一 原 発 事 故 により 避 難 所 の 需 要 が 急 増 することが 予 想 されたため、 福 島 大 学 から 福 島 県 災 害 対 策 本 部 に 申 し出 て、 国 立 大 学 として 初 めて 避 難 所 を 開 設 し、 平 成 23 年 3 月 16日 〜4 月 30 日 の 間 に 延 べ3,161 名 の 避 難 者 の 方 々を 受 け 入 れました。その 際 、 人 手 不 足 などに 対 応 するため、 教 職 員 と 共 に、 多くの 学 生 がボランティアとして 避 難 所 運 営 などに 参 画 しました。これにより、 一 人 ひとりのニーズへのきめ 細 やかな 対 応 や、 教 職員 と 一 丸 となった 支 援 を 行 うことができました。さらに、この 避 難 所 運 営 を 通 して 想 像 を 超 えた 被 害 の 大 きさを 目 の 当 たりにし、 今 後 、 仮 設 住 宅 などに 移 り 生 活 しなければならない 方 を 支 援 していこうと、 学 生 が 中 心 となり、 各 種 ボランティアニーズの 受 け 皿 となる「 学 生 団 体 福 島 大 学 災 害 ボランティアセンター」を 立 ち 上 げました。これにより、 様 々な 外 部 組 織 と連 携 ・ 協 力 しながら、より 発 展 的 ・ 広 域 的 な 支 援 活 動 が 可 能 となりました。たとえば、 平 成 24 年 8 月 には「ふくしま 子 どもリフレッシュサマーキャンプ in 南 知 多 」や「ふるさとで 過 ごそう!! 家 族 の 夏in 南 会 津 」を 企 画 しました。サマーキャンプは 主 に 愛知 県 南 知 多 市 にて、 日 本 福祉 大 学 の 学 生 ボランティアなどの 協 力 のもと、 福 島 県の 小 学 校 3 年 生 〜6 年 生 までの57 名 に 対 して、3 泊 4日 の 夏 休 みの 楽 しい 思 い 出づくり( 地 引 網 漁 体 験 や 海 水 浴 、 花 火 等 )を 支 援 しました。 日 頃 の 放 射 線 への 不 安 や 抑圧 された 生 活 から 解 放 された 子 供 たちからは、「 海 に 久 しぶりに 入 れて 良 かった」、「このキャンプで 新 しい 友 達 ができてよかった」といった 声 が 多 数 寄 せられました。こうした 取 組 を 通 じて、 学 生 自 身 の 決 断 力 や 実 行 力 なども 培 われています。今 後 も、 継 続 して 支 援 活 動 を 行 っていくとともに、そのための 次 代 の 育 成 にも 力 を 注いでいきます。第2 章第3 章第4 章第5 章─ 015 ─


第1 章第2 章第3 章震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動宮 城 県 立 石 巻 支 援 学 校 での 支 援 活 動宮 城 教 育 大 学平 成 23 年 4 月 11 日 から4 月 末 日 まで、 特 別 支 援 教 育 教 員 養 成 課 程 の 学 生 ・特 別 支 援 教 育 専 修 の 院 生 が 宮 城 県 立 石 巻 支 援 学 校 における 支 援 活 動 に 従 事 しました。同 校 は 震 災 以 降 、 急 遽 指 定 避 難 所 となり、 最 初 の 訪 問 時 にも40 数 名 ほどの避 難 者 がおられ、その 中 には 在 籍 生 徒 5 名 とそのご 家 族 がおられました。4 月 5日 に 同 校 を 訪 問 した 教 員 が、 櫻 田 博 校 長 先 生 から 支 援 の 要 請 を 受 け、 支 援 チームを 結 成 し、 学 生 達 は1 回 (2 泊 3 日 )について 約 3 名 のチームを 組 み、3 日 目 に次 のチームに 交 替 するというシフトで、 全 9チーム、 延 べ 約 30 人 の 学 生 がボラン テ ィ ア を 行 いました。JR 仙 石 線 が 不通 であること、 同 校 へのアクセスがバスでは 難 しいことから、教 員 数 名 が 片 道 約 2 時 間 をかけ、 交 代 で 学 生 の 送 迎 を 行 いました。 活 動 の 内 容 は、 避 難 者 のための 夕 食 づくり、 避 難 所 の 清 掃 、整 理 、 自 衛 隊 からの 配 給 食 料 の 受 取 、 配 布 です。 避 難 所 にいる子 ども( 石 巻 支 援 学 校 の 児 童 生 徒 や 近 隣 の 学 校 の 生 徒 )との 遊びや 学 習 支 援 にも 取 り 組 みました。また、 石 巻 市 内 の 他 の 避 難所 を 訪 問 し、そこにいる 障 害 の 重 い 子 どもたちに 物 資 の 調 達 や遊 び、 声 かけ、 身 体 接 触 などのかかわりを 持 ちました。第4 章第5 章復 興 支 援 兵 教 大 ツナグ〜そして〜ツタエル兵 庫 教 育 大 学平 成 23 年 度 は、 石 巻 市 において3 日 間 、 支 援 活 動 を 行 いました。 最 初の2 日 間 は、 市 内 の 小 ・ 中 学 校 において 学 習 課 題 や 宿 題 などの 学 習 支 援 活動 を 行 い、 最 終 日 には、お 盆 を 前 に 墓 地 の 清 掃 や 修 復 作 業 を 行 いました。平 成 24 年 度 は、 南 三 陸 町 と 気 仙 沼 市 において2 日 間 、 漁 業 支 援 ( 土 嚢 作り)、 海 岸 の 清 掃 などを 行 いました。現 地 の 方 からは、「 活 動 の 前 後 で 大 きな 変 化 が 見 えなくても 一 人 の 人 が石 を 一 つ 動 かすだけで、 全 体 では 何 万 個 の 石 が 動 いています。」とお 話 しいただき、ほんのわずかな 活 動 でしたが、 今 後 に 繋 ぐ、そして 伝 えることが 最 も 重 要 な 復 興 支 援 だと 知 ることができました。─ 016 ─


東 日 本 大 震 災 に 係 る 継 続 的 な 学 生 ボランティア宇 都 宮 大 学学 務 部 学 生 ボランティア 支 援 室 などがサポートしながら、 震 災 直 後 にニーズが 高 かったがれき 撤 去 や 泥 出 し 作 業 、 継 続 してニーズの 高 い 学 習 支 援 やメンタルケア 等 の 活 動 に 継 続 的 に 取 り 組 んできました。 具 体 的 には、 栃 木 県 内に 避 難 してきた 被 災 児 童 への 学 習 支 援 ( 平 成 23 年 3 月 〜7 月 )や、 石 巻 市 で学 生 ・ 教 職 員 によるがれき 撤 去 ・ 泥 出 し 作 業 を 行 う“ 弾 丸 ボランティア” 企 画( 同 4 月 28 日 〜5 月 1 日 )などを 手 始 めに、 岩 手 県 (5 市 町 )や 宮 城 県 (5 市 町 )の 仮 設 住 宅 などを 対 象 に、 演 奏 会 (9 月 11 日 )や“お 茶 っこサロン”(8 月 25日 〜29 日 )“お 話 し 聞 き 隊 ”( 平 成 24 年 6 月 24 日 )などによるメンタルケア活 動 、 学 習 支 援 活 動 、 被 災 児 童 等 を 大 学 に 招 いた 野 外 活 動 などを 実 施 してきています。 参 加 学 生 達 は、 自 分 達 にも 出 来 る 事 はたくさんあると 感 じ、 被 災地 の 方 からは、 何 度 も 来 てもらえる 事 がうれしく、 被 災 地も 元 気 をもらっているとのお声 をいただきました。また、 活 動 に 際 しては、1 学生 が 主 体 となって 企 画 し、2アイデアを 出 し 合 い、3 実 際 に 現 地 で 活 動 することを 推 進 しており、 参 加 学生 たちの 社 会 性 や 自 主 性 、チームワークや 企 画 力 など 幅 広 い 人 間 力 の 養 成 に効 果 を 上 げています。震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 章第2 章第3 章学 生 による 被 災 地 におけるボランティア 活 動一 橋 大 学学 生 サークルである 一 橋 大 学 チーム・えんのしたと 社 会 学 研 究 科 の 教 員が 共 同 で、 宮 城 県 南 三 陸 町 の 子 どもに 絵 本 ・ 児 童 書 ・ 紙 芝 居 などの 支 援 を行 うプロジェクトを 企 画 、 実 行 しました。 本 はツイッター、メールなどで募 集 し 約 3,000 冊 を 集 めました。 現 地 入 りしたのは、 教 員 1 名 、 学 生 2 名 、保 育 士 2 名 の 計 5 名 で、 平 成 23 年 4 月 13 日 〜4 月 17 日 の 計 5 日 間 支 援 を行 いました。 現 地 では、 小 学 校 長 ・ 保 育 所 長 の 情 報 、 地 域 の 未 就 学 児 童 の居 場 所 を 知 る 顔 役 からの 情 報 、 子 どもをもつ 親 からの 情 報 を 活 用 した 個 別訪 問 を 軸 に 絵 本 を 配 布 しました。第4 章第5 章─ 017 ─


第1 章第2 章第3 章震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動東 日 本 大 震 災 で 避 難 した 児 童 への 支 援 活 動上 越 教 育 大 学復 興 支 援 活 動 として、NPOなどとの 連 携 により 平 成 23 年 3 月 27 日 から4 月 5 日 まで、 震 災 により 新 潟 県 上 越 市 ・ 糸 魚 川 市 に 避 難 している 小 ・ 中 学生 延 べ179 人 に 学 習 支 援 等 を 行 いました。この 事 業 は、 震 災 で 不 足 した 児 童 ・ 生 徒 の 学 習 時 間 を 補 い 新 年 度 に 向 けた 準 備 をすること、 避 難 生 活 で 家 族 密 着 状 態 が 続 くことによる 閉 塞 感 の 改善 を 目 的 とし、 本 学 を 会 場 に、 現 職 教 員 の 大 学 院 生 を 含 む 学 生 ボランティア 延 べ125 人 が 支 援 スタッフとして 参 加 しました。プログラムは、 児 童 ・ 生 徒 のニーズを 考 慮 し、 午 後 は 選 択 授 業 として 個別 学 習 、 読 書 、 運 動 など、 個 々の 状 況 に 合 わせた 時 間 割 が 組 まれたほか、 実験 室 でのものづくり 授 業 やALT( 外 国 語 指 導 助 手 )による 英 語 の 授 業 も 行われました。当 初 は 緊 張 の 面 持 ちだった 児 童 ・ 生 徒 ですが、「 学 校で 勉 強 する」「 友 達 と 遊 ぶ」「 熱 々の 給 食 」など、 避 難 所等 では 味 わえなかった「 日常 」を 体 感 しながら 周 囲 に打 ち 解 けていき、 最 後 はひとつの 学 級 のようになりました。参 加 した 学 生 ボランティアのひとりは、「 活 動 では、 子 どもたち 同 士 のつながりをつくるように 意 識 した。 将 来 、 教 師 として 現 場 に 立 ったときに 生 かせる 貴 重 な 経 験 ができた」と 話 していました。第4 章和 歌 山 大 学 ボランティアバスプロジェクト和 歌 山 大 学第5 章平 成 23 年 8 月 16 日 〜20 日 、 平 成 23 年 8 月 23 日 〜27 日 の2 回 に 渡 り岩 手 県 陸 前 高 田 市 に 向 けて 和 歌 山 大 学 ボランティアバスを 運 行 しました。第 1 便 には 学 部 生 ・ 院 生 22 名 と 教 職 員 5 名 の 計 27 名 が 参 加 、 第 2 便 には学 部 生 ・ 院 生 23 名 と 教 職 員 6 名 の 計 29 名 が 参 加 し、がれきの 撤 去 、 溝 の清 掃 、 被 災 された 方 の 住 宅 の 清 掃 などを 行 いました。翌 年 の 平 成 24 年 8 月 20 日 〜24 日 にも 岩 手 県 陸 前 高 田 市 に 向 けボランティアバスを 運 行 し、 学 生 ・ 教 職 員 合 わせて28 名 が 現 地 で 作 業 を 行 いました。─ 018 ─


第3 節義 援 金 ・ 緊 急 物 資 支 援 ・被 災 学 生 への 対 応被 災 地 では 一 瞬 にして、 住 む 家 や 大 切 な 家 族 を 奪 われた 人 々であふれました。その 中 には 学 生 も 数 多 く 含 まれていました。国 立 大 学 では、 被 災 地 への 義 援 金 活 動 、 緊 急 物 資 の 支 援 活 動 、 被 災 学 生 の 教 育 研 究 継 続 のための 支 援 活 動 を 展 開 しています。練 習 船 「 長 崎 丸 」、 被 災 地 へ 向 かって 出 港 !長 崎 大 学震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 章第2 章震 災 から3 日 後 の 平 成 23 年 3 月 14 日 、 大 きな 動 揺 が 世 間を 覆 っている 中 、 長 崎 大 学 の 提 案 による 長 崎 県 からの 依 頼 で、支 援 物 資 を 満 載 した 水 産 学 部 の 練 習 船 「 長 崎 丸 」が 被 災 地 へ向 かい 出 港 しました。14 日 午 前 、「 本 日 17 時 、 水 産 学 部 の 船で 東 北 の 支 援 に 行 く。 参 加 を 希 望 する 者 は10 日 分 くらいの 荷物 を 持 って2 時 間 後 に 学 長 室 へくるように!」と、 呼 びかけて集 まった 乗 組 員 は、 教 職 員 ・ 学 生 及 び 長 崎 県 職 員 の 総 勢 22 名 。出 港 のときに 決 まっていたのは『 東 北 のどこかへ』それだけでした。 練 習 船 は 喫 水 線 が 深 く、 浅 い 漁 港 には 入 れません。 震災 直 後 だったため、 漂 流 物 がスクリューに 絡 まり 操 縦 不 能 になる 恐 れや、 港 湾 火 災 等 の 危 険 性 がある 中 、 寄 港 先 を 決 めるのも 難 航 しました。水 産 庁 ・ 海 上 保 安 庁 の 許 可 がおりている 港 にしか 入 港 できないこともあり、 二 転 三 転 しましたが、 結 果 的 には 福 島 県 の強 い 要 請 で、 小 名 浜 港 に 積 載 物 資 の 半 分 を 下 ろすことになりました。2 時 間 おきに 測 定 したシンチレーションカウンター( 放 射 線 大 気 測 定 器 )による 大 気 中 放 射 線 量 は、 福 島 沖 に 近 づく に つ れ 上 昇 し緊 張 感 が 高 ま る中 、3 月 18 日 早朝 、 小 名 浜 港 へ 到着 しました。 街 中の 様 子 は、 本 来 は陸 に あ る は ず のな い 漁 船 が 占 拠し、 建 物 は 倒 壊 、 車 は 逆 さまになって 路 上 に 転 がっている 状 態 でした。 荷 物 を 受け 取 りにきた 福 島 県 及 びいわき 市 の 港 湾 関 係 者 から「 原 発 事 故 による 放 射 線 被害 を 恐 れてトラックもボランティアもきません。マスコミさえ 逃 げてしまいました。 船 による 救 援 物 資 はこれが 初 めてです。」と、 涙 を 浮 かべて 感 謝 されました。その 後 。 次 の 帰 港 先 である 岩 手 県 宮 古 港 へ 一 晩 かけて 移 動 し、 自 衛 隊 の7トントラック4 台 に 積 載 荷 物 の 残 り 半 分 を 移 しました。 任 務 を 終 えた 長 崎 丸 は、 津 軽 海峡 から 日 本 海 を 経 由 し、3 月 23 日 午 前 10 時 、 長 崎 へ 帰 港 しました。第3 章第4 章第5 章─ 019 ─


第1 章第2 章震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動全 国 の 大 学 生 が 被 災 地 の 聴 覚 障 害 学 生 を 支 援筑 波 技 術 大 学筑 波 技 術 大 学 に 事 務 局 を 置 く 日 本 聴 覚 障 害 学 生 高 等 教 育 支 援 ネットワーク(PEPNet-Japan)では、 東 日 本 大 震 災 で 被 災 した 大 学 のうち、 従 来 行 っていた 聴 覚 障 害 学 生 に 対 する 情 報 保 障 支 援 を 取 り 戻 すことが 困 難 な 大 学 に 対 して、「モバイル 型 遠 隔情 報 保 障 システム」を 活 用 した 情 報 保 障 支 援 を 実 施 しました。このシステムは2~3 名 の 入 力 者 が 連 携 しながら 話 者 の 言 葉 を 要 約 して 字 幕 化 したものを、 離 れた 場 所にあるスマートフォンの 画 面 に 表 示 させることのできるシステムです。今 回 は 宮 城 教 育 大 学 を 含 め、 宮 城 県 内 の4 校 に 対 して 本 支 援 を 提 供 しました。 支援 側 は、 同 志 社 大 学 、 群 馬 大 学 など 連 携 大 学 ・ 機 関 を 中 心 とする14 大 学 で、 述 べ530 名 ほどの 学 生 が、ボランティアで 字 幕 入 力 などの 支 援 を 行 いました。今 後 は、 今 回 の 被 災 地 支 援 の 実 践 をもとに、 高 等 教 育 機 関 における 遠 隔 情 報 保 障支 援 の 活 用 可 能 性 が 示 され、 今 後 活 用 の 幅 を 広 げて 行 くことも 期 待 されます。山 形 大 学 被 災 学 生 支 援 基 金 設 立 と 奨 学 金 支 給山 形 大 学第3 章被 災 により 収 入 基 盤 を 失 った 学 生 に 対 して、 引 き 続 き 安 心 して 修 学 ができるよう 生 活 費 の 一 部 を 支 援 する 山 形 大 学 被 災 学 生 支 援 基 金 を 設 立 しました。 基 金 への 寄 附 を、 学 内 の 役 員 及 び 教 職 員 等 に 募 り、 給 与 支 給 額 の1% 相 当 の 金 額 を2 年 間 お 願 いしたところ、657 名 から8 千 万 円 を 超 える申 込 みをいただきました。この 基 金 を 基 に、 山 形 大 学 被 災 学 生 支 援 奨 学 金 制 度 を 新 設 し、 授 業 料 全額 免 除 の 学 生 には 月 額 1 万 4 千 円 、 半 額 免 除 の 学 生 には 月 額 7 千 円 を 返 還不 要 の 奨 学 金 として、 被 災 した 学 生 536 名 に 最 長 2 年 間 支 給 しています。第4 章震 災 支 援 を 学 生 が 企 画 し 実 践 する 授 業 の 取 組奈 良 女 子 大 学第5 章震 災 直 後 に 素 早 く 対 応 し、 平 成 23 年 度 前 期 のキャリア 教 育 科 目 「 震 災支 援 の 企 画 と 実 践 」を 開 設 、 奈 良 や 関 西 という 遠 隔 地 からでもできることを 探 し、 実 践 することを 目 的 としました。具 体 的 には 募 金 活 動 ・ 学 内 でのチャリティバザーでの 収 益 を 元 に 被 災 地で 求 められていた 家 電 の 物 資 支 援 、 仙 台 フィルを 応 援 する 募 金 への 協 力 、仮 設 住 宅 に 表 札 を 送 るなどの 活 動 を 実 践 しました。なお、 被 災 地 のニーズについては「ふんばろう 東 日 本 支 援 プロジェクト」から 情 報 を 得 るとともに、 仮 設 住 宅 に 住 む 人 に 直 接 電 話 で 確 かめました。─ 020 ─


ASPUnivNet 事 務 局 大 学 としての 復 興 支 援奈 良 教 育 大 学ユネスコスクール 支 援 大 学 間 ネットワーク(ASPUnivNet)をベースに 東 北 大 学 大 学 院 環 境 科 学 研 究 科 と、 附 属 中 学 校 は 奈 良 ASPネットワークをベースに 気 仙 沼 教 育 委 員 会 と 連 携 し、 学 用 品 や 衣 料 品 を 中 心とした 復 興 支 援 物 資 ( 大 学 : 段 ボール74 箱 、 附 中 : 段 ボール84 箱 、ストーブ8 台 )を 発 送 しました。その 際 、 学 生 ボランティアが 物 資 の 整 理や 荷 造 りなどに 積 極 的 に 参 加 しました。また、 教 職 員 などからの 寄 付総 額 1,156,110 円 と 学 生 有 志 が 街 頭 義 援 金 募 金 活 動 で 集 めた、 総 額211,631 円 を 平 成 23 年 4 月 4 日 に 日 本 赤 十 字 社 に 寄 付 しました。震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 章第2 章被 災 地 への 物 資 支 援 〜 物 資 輸 送 のハブとしての 取 組 〜新 潟 大 学震 災 直 後 から 被 災 地 の 大 学 に 救 援 物 資 を 送 っていましたが、 平 成 23 年 3 月 18日 に 国 立 大 学 協 会 からの 緊 急 連 絡 を 受 け、 北 海 道 地 区 と 九 州 地 区 の 大 学 からの 輸送 物 資 の 一 時 集 約 拠 点 を 新 潟 大 学 とし、 東 北 大 学 へ 物 資 を 搬 送 することになりました。 北 海 道 地 区 からは 鉄 道 で、 九 州 地 区 からは、 鹿 児 島 大 学 保 有 の 練 習 船 (かごしま 丸 )を 使 って 九 州 大 学 から 新 潟 港 へ 輸 送 する 体 制 を 整 えました。この 他 、 滋 賀大 学 からも 新 潟 大 学 経 由 での 輸 送 依 頼 があり 対 応 し、これらを 円 滑 に 進 めるべく、職 員 は、 被 災 大 学 、 文 部 科 学 省 、 国 立 大 学 協 会 、 関 係 大 学 そして 運 送 業 者 との 連 絡調 整 を 行 うとともに、 新 潟 港 の 保 管 倉 庫 において 輸 送 物 品 の 出 庫 ・ 在 庫 確 認 を 日 々行 いました。こうして 支 援 物 資 の 輸 送 は、 平 成 23 年 5 月 26 日 の 福 島 大 学 への 輸 送で 最 後 となり、 倉 庫 への 保 管 は60 日 間 に 及 びました。この 間 、 本 学 で 受 け 入 れた 支 援 物 資 の 量 は 次 のとおりです。3/22 北 海 道 大 学 から5tコンテナ×2 個 3/26 北 海 道 大 学 から5tコンテナ×2 個 3/28 九 州 大 学 から4t 車 1 台 分 + 灯 油 20 缶 被 災 大 学 には 次のとおり 支 援 物 資 が 搬 送 された。3/31 福 島 大 学 (4tトラック1 台 ) 5/18 東 北 大 学 (4tトラック1 台 ) 5/18 岩 手 大 学 (4tトラック1 台 ) 5/26 福 島 大 学 (10tトラック1 台 、4tトラック1 台 )救 援 物 資 を「かごしま 丸 」で 輸 送鹿 児 島 大 学第3 章第4 章水 産 学 部 附 属 練 習 船 「かごしま 丸 」は、 国 立 大 学 協 会 からの 要 請 を 受 け、平 成 23 年 3 月 23 日 に 鹿 児 島 大 学 で 集 めた 家 庭 用 医 薬 品 、 生 活 関 連 物 資 、車 いすなどを 積 み 込 み 谷 山 港 から 出 航 しました。 同 年 3 月 24 日 には 博 多港 に 寄 港 し、 九 州 地 区 の 他 の 国 立 大 学 からの 救 援 物 資 を 積 み 込 み、3 月 28日 に 新 潟 港 へ 入 港 しました。 災 害 救 援 物 資 は 新 潟 大 学 で 取 りまとめられ、物 資 ごとに 東 北 大 学 、 福 島 大 学 など( 周 辺 地 域 含 む)へ 搬 送 されました。「かごしま 丸 」 乗 組 員 一 行 は、 学 長 らの 出 迎 えをうけて3 月 31 日 に 鹿 児 島 に戻 り、 無 事 任 務 を 遂 行 したことを 報 告 しました。第5 章─ 021 ─


第1 章震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動被 災 高 専 への 緊 急 支 援長 岡 技 術 科 学 大 学高 等 専 門 学 校 ( 高 専 )からの 編 入 生 が 大 部 分 を 占 める 本 学 は、 高 専 と 大変 縁 が 深 い 大 学 です。 今 回 の 震 災 が 発 生 した 直 後 、 速 やかに 各 高 専 の 被 災状 況 を 調 査 し、いち 早 く 被 災 した 高 専 への 支 援 を 行 うことを 決 定 し 行 動 しました。 災 害 支 援 のエキスパートである 本 学 副 学 長 が 率 先 し、 教 員 等 とともに 救 援 物 資 を 積 み 込 んだトラックを 運 転 して 被 災 のあった 仙 台 高 専 (3月 14 日 )、 一 関 高 専 (3 月 17 日 )、 八 戸 高 専 (3 月 17 日 )、 福 島 高 専 (3 月20 日 )に 赴 き、 水 ・ 食 糧 ・ 生 活 必 需 品 などを 手 渡 しました。今 後 も 高 専 との 絆 を 大 切 にし 実 践 的 技 術 者 の 養 成 に 力 を 尽 くします。第2 章被 災 地 への 緊 急 物 資 支 援 と 復 興 支 援 金 寄 附愛 知 教 育 大 学第3 章大 震 災 発 生 直 後 から 宮 城 教 育 大 学 への 緊 急 物 資 輸 送 を 準 備 しました。 平成 23 年 3 月 18 日 に、マスク500 枚 、 飲 料 水 ・お 茶 500ml390 本 、ガソリン70Lや 愛 知 教 育 大 産 の 米 270kg、 大 根 約 100 本 などを 届 けました。 現 地では、 公 用 車 の 燃 料 が 不 足 しており、ガソリンは 大 変 、 喜 ばれました。 同年 3 月 24 日 には、 福 島 大 学 にカップきしめん480 食 、 漬 け 物 185 個 、 缶 詰150 個 、 使 い 捨 てカイロ150 個 などを 届 けました。また、 学 内 で 復 興 支 援金 を 募 り、 同 年 5 月 31 日 までに 集 まった 約 116 万 円 を 被 災 地 で 役 立 ててもらうため 日 本 赤 十 字 社 に 贈 りました。第4 章義 援 金 ・ 緊 急 物 資 支 援 ・ 被 災 学 生 への 対 応名 古 屋 工 業 大 学第5 章平 成 23 年 3 月 19 日 に 福 島 大 学 へ 向 けて、4トントラック2 台 分 の 救 援物 資 ( 水 ・ 非 常 食 など)を 発 送 しました。また、 平 成 23 年 5 月 には 岩 手 大 学 からの 依 頼 により、ノートパソコンなどの 提 供 を 行 いました。義 援 金 については、 学 内 に 義 援 金 箱 を 設 置 ( 平 成 23 年 3 月 18 日 〜4 月13 日 )し、 学 生 及 び 教 職 員 などからの 義 援 金 、 約 120 万 円 を 愛 知 県 を 通 じて 寄 附 をしました。被 災 学 生 に 対 し、 授 業 料 免 除 の 措 置 を 講 じ、 被 災 された 大 学 の 学 生 に 対し、 受 入 れ 体 制 をとりました。また、 被 災 学 生 ・ 住 民 用 の 宿 舎 を 確 保 しました。─ 022 ─


第4 節特 色 のある 取 組未 曾 有 の 大 震 災 は、 地 震 や 津 波 の 恐 ろしさだけではなく、 日 本 における 原 子 力 発 電 所 やこれからの 日 本 の 在 り 方 について、社 会 に 対 し 様 々な 問 題 を 提 起 することになりました。 国 立 大 学 は、 被 災 地 の 様 々なニーズに 応 えるために、 翻 訳 ・ 通 訳 支 援 、 被 災 された 方 々の 心 のケア、 被 ばく 状 況 調 査 、ロボットなどを 使 用 した 調 査 など、 特 色 ある 支 援 活 動 を 行 っています。震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 章多 言 語 翻 訳 ・ 通 訳 支 援 とウェブサイトによる 情 報 提 供東 京 外 国 語 大 学教 職 員 や 院 生 、 卒 業 生 および 本 学 のコミュニティ 通 訳 コースの 修 了 者など126 名 に 呼 びかけ、 震 災 直 後 から 平 成 23 年 4 月 3 日 まで、 本 学 の 多言 語 ・ 多 文 化 教 育 研 究 センターを 拠 点 として、 日 本 に 住 む 外 国 人 を 支 援するためのインターネットによる 多 言 語 の 翻 訳 体 制 を 構 築 しました。 仙台 市 の 災 害 情 報 に 加 えて、 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 及 び 入 国 管 理 局 と 連 携して 放 射 線 被 曝 に 関 する 基 礎 知 識 および 再 入 国 許 可 についての 案 内 を翻 訳 しました。 翻 訳 した 言 語 は21 言 語 に 及 びます(イタリア 語 、インドネシア 語 、 英 語 、 韓 国 語 、カンボジア 語 、 中 国 語 、スペイン 語 、タイ 語 、ドイツ 語 、ビルマ 語 、ヒンディー 語 、フィリピン 語 、フランス 語 、ペルシア 語 、ベトナム 語 、ベンガル 語 、ポーランド 語 、ポルトガル 語 、マレーシア 語 、ルーマニア 語 、ロシア 語 )。また、センターのウェブサイトにも「 多言 語 災 害 情 報 支 援 サイト」を 立 ち 上 げ、これらの 情 報 を 広 く 発 信 しました。サイトには、1 日 あたり2 万 件 に 及 ぶアクセスがあり、 外 国 人 への 情 報 提 供 に 役 立 ったとの 声 をいただき、マスメディアでも 報 道 されました。 翻 訳 支 援 を 終 えた 後 は、 日 本 弁護 士 連 合 会 と 連 携 して 外 国 人 のための 電 話 法 律 相 談 において 通 訳 の 支 援 を 行 いました。第2 章第3 章「 災 害 後 の 心 のケアハンドブック」の 活 用静 岡 大 学日 本 や 海 外 の 大 震 災 の 支 援 活 動 をふまえ、 東 海 地 震 に 備 え、 心 のケアを 担 う 支 援 者 への 啓 発 を 狙 い、 平 成 22 年 に「 支 援 者 のための 災 害 後 のこころのケアハンドブック」を 作 製 しました。 災 害 後 の 緊 迫 した 場 面でも 使 いやすく、かつ 見 やすくするため、 文 章 は 箇 条 書 きにし、イラストを 多 く 盛 り 込 みました。さらに、 紙 には 撥 水 紙 を 用 いて、 少 々の 雨 に濡 れても 使 えるようにしてあります。これを 平 成 22 年 には 静 岡 県 内 の養 護 教 諭 および 保 健 師 などの 支 援 者 に 配 布 しました。そして 東 日 本 大震 災 発 生 後 すぐに、 作 成 者 の 個 人 HPおよび 大 学 のHPでPDFデータをアップしたところ、 非 常 に 多 くの 方 がダウンロードし、 被 災 地 での 支 援活 動 で 活 用 されました。また 静 岡 大 学 から、 岩 手 県 、 宮 城 県 、 福 島 県 、茨 城 県 のすべての 養 護 教 諭 にこのハンドブックを 配 布 しました。 他 にも 医 療 関 係 者 や 臨 床 心 理 士 などから 多 くの 要 望 を 頂 き、 被 災 地 を 中 心 として 各 地 で 活 用 されています。さらに、 平 成 24 年 4月 には 外 国 語 ( 英 語 ・ 中 国 語 ・ポルトガル 語 ) 翻 訳 版 も 作 成 し、 大 学 の 公 式 ウェブサイトでアップしました。 今 後 も 必 要 に 応じて 更 新 していく 予 定 です。第4 章第5 章─ 023 ─


第1 章第2 章震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動被 ばく 状 況 調 査 チームなどの 派 遣弘 前 大 学文 部 科 学 省 からの 要 請 により、 平 成 23 年 3 月 から7 月 にかけて、 放 射 線を 専 門 とする 教 員 、 医 師 、 看 護 師 などによるチームを 編 成 し、20チーム 延べ365 人 の「 被 ばく 状 況 調 査 チーム」を 福 島 県 内 各 地 に 派 遣 し、 被 ばくスクリーニング、 環 境 調 査 を 実 施 しました。この 環 境 調 査 の 結 果 は、 今 回 の原 発 事 故 における「 放 射 線 ヨウ 素 」の 初 期 汚 染 データとして 貴 重 なものとなっています。また、 福 島 県 内 各 自 治 体 からの 要 請 による「 一 時 立 ち 入 りプロジェクト」に11チーム 延 べ202 名 を 派 遣 し、 各 大 学 、 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 等 と 協力 しプロジェクトを 実 施 しました。コミュニティケア 型 仮 設 住 宅東 京 大 学第3 章高 齢 社 会 総 合 研 究 機 構 は、 過 去 の 震 災 の 知 見 をもとに、 今 後 発 生 することが 予 測 される 高 齢 者 らの 引 きこもり、 虚 弱 化 、 孤 独 死 をコミュニティの力 で 防 ぐために、コミュニティケア 型 仮 設 住 宅 の 提 言 を、 岩 手 県 釜 石 市 、遠 野 市 、 大 槌 町 に 対 して 行 いました。これは 家 を 流 され、 家 族 や 友 人 を 失 った 被 災 者 が 再 び 生 きがいを 見 つけ、 元 の 生 活 を 取 り 戻 せるような 住 まいとケアそして 生 活 に 必 要 な 機 能 が 一 体 的 に 整 備 された、 少 子 高 齢 化 社 会 に 対応 した 仮 設 の「まち」です。 本 取 組 は 各 方 面 で 評 価 を 受 け、グッドデザイン 賞 復 興 特 別 賞 、 国 土 交 通 省 バリアフリー 化 推 進 功 労 者 大 臣 表 彰 等 を 受 けました。第4 章対 災 害 ロボティクス・タスクフォース東 京 工 業 大 学第5 章震 災 後 、 被 災 地 における 海 底 の 遺 体 探 索 が 難 航 していたことから、ソナーとカメラで 海 底 を 探 索 する 探 査 ロボット「アンカーダイバ 3 号 機 」を用 い、 平 成 23 年 4 月 に 宮 城 県 亘 理 町 における 対 策 本 部 及 び 自 衛 隊 と 連 携してご 遺 体 の 探 索 を 実 施 しました。具 体 的 には、がれきが 散 乱 する 海 底 の 状 態 をモニターし、ソナーに 映 る対 象 に 接 近 してハイビジョンカメラで 確 認 する 探 索 作 業 を 実 施 しました。今 回 の 探 索 では、ご 遺 体 の 発 見 には 至 りませんでしたが、アンカーダイバ3 号 機 の 性 能 が、 海 底 の 劣 悪 な 状 況 下 に 対 し 有 効 に 機 能 することを 確 認 しました。─ 024 ─


福 島 県 への 学 長 調 査 団 派 遣福 井 大 学東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 支 援 の 一 環 として, 復 旧 ・ 復 興 に 向 けた 支 援 の 在り 方 や 福 島 第 一 原 発 事 故 の 課 題 などを 探 るため、 学 長 を 団 長 とした 調 査 団14 名 が 平 成 23 年 5 月 に 福 島 県 を 訪 問 し、 県 知 事 と 面 談 しました。また、 震 災 直 後 から 医 学 部 附 属 病 院 の 医 師 らによるDMAT 派 遣 や、 被 ばく 医 療 の 専 門 家 派 遣 等 の 医 療 支 援 を 行 っていましたが、 直 接 要 望 を 聞 いたことで、 医 療 支 援 に 加 えて、 被 災 地 が 必 要 とする 放 射 性 物 質 除 去 ・ 低 減 技術 開 発 事 業 ( 水 産 分 野 )に 係 る 支 援 などその 後 の 方 針 を 決 定 することができました。震災発生直後からの被災地への緊急的な支援活動第1 章第2 章ミラー・サーバを 用 いた 情 報 発 信 機 能 の 代 替北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 の 後 、 環 境 放 射 線 情 報 への 関 心 が 急 激 に 高まり、 東 京 都 健 康 安 全 研 究 センターが 提 供 する 環 境 放 射 線 測 定 結 果 の 情報 公 開 サーバに 処 理 能 力 を 大 幅 に 超 えるアクセスが 集 中 し、 情 報 提 供 に支 障 を 生 じました。そのため、 情 報 社 会 基 盤 研 究 センターは、 平 成 23 年 3月 16 日 に 本 学 サーバを 用 いたミラーの 提 供 を 開 始 し、 本 学 サーバに 都 のトップページからのリンクを 貼 るなどの 情 報 提 供 を 実 施 した 他 、 都 のマスター・サーバの 性 能 改 善 ・ 増 強 の 方 策 に 助 言 を 行 いました。これに 対 し、 平 成 23 年 10 月 25 日 に 東 京 都 知 事 から 感 謝 状 が 贈 呈 されました。第3 章被 災 建 物 および 港 のロボットを 用 いた 探 査京 都 大 学第4 章工 学 研 究 科 では、 平 成 23 年 3 月 18 日 に 青 森 県 八 戸 市 内 の 天 井 が 一部 崩 落 した 体 育 館 で、 移 動 ロボットを 用 いて 二 次 崩 落 の 危 険 性 及 び 体育 館 内 部 の 被 害 を 調 査 しました。 同 月 19 日 〜21 日 には 岩 手 県 久 慈 市と 野 田 村 、 八 戸 港 等 を 調 査 しました。 日 米 合 同 チームを 結 成 し、4 月19 日 、20 日 に 宮 城 県 南 三 陸 町 で 水 中 ロボットによる 漁 港 の 海 底 のがれき 調 査 を、 同 月 21 日 、22 日 には 岩 手 県 陸 前 高 田 市 で 海 上 保 安 庁 と合 同 でご 遺 体 の 探 索 を 実 施 しました。 同 年 10 月 23 日 〜26 日 には 南三 陸 町 歌 津 漁 協 と 志 津 川 漁 協 の 依 頼 で、 漁 業 復 興 のため 沖 合 いの 漁 場を 調 査 しました。第5 章─ 025 ─


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econd chapter組第 2 章中期的な被災地復興のための国立大学取第2 章被 災 地 復 興 のための 中 長 期 的 な 支 援 活 動震 災 は 現 代 の 日 本 社 会 に 多 くの 課 題 を 突 き 付 けました。それゆえ、被 災 地 の 復 興 は、 被 災 された 方 だけが 取 り 組 むものではなく、 日 本 全 体で 取 り 組 むべき 課 題 といえます。その 中 で 国 立 大 学 は「 知 の 拠 点 」としてその 力 を 発 揮 すべく、その 課 題 に 真 正 面 から 取 り 組 んでいます。被 災 地 が 抱 える 問 題 は 様 々です。 地 域 医 療 の 再 建 、 放 射 線 から 身 を 守り、 安 全 ・ 安 心 に 暮 らすこと、 生 産 活 動 を 立 て 直 すこと、 地 域 の 祭 礼や 文 化 を 守 ること、 一 つ 一 つの 問 題 を 解 決 していくために 国 立 大 学は 多 様 で 広 範 囲 の 活 動 を 行 っています。この 章 では、 被 災 地 の 復 興 を 支 援 するために 国 立 大 学 が 中 長 期 に渡 って 取 り 組 んでいる 活 動 のうち、 一 部 ですが 紹 介 します。 医 療 ・ 健康 支 援 に 関 する 活 動 、メンタルヘルスケア、モニタリング・ 除 染 など原 子 力 災 害 に 関 する 活 動 、 地 震 ・ 活 断 層 ・ 津 波 など 震 災 の 学 術 的 調 査に 関 する 活 動 、 農 林 水 産 業 の 復 興 計 画 に 関 する 活 動 、 地 域 の 復 興 ・ 都市 計 画 に 関 する 活 動 、 被 災 地 の 教 育 支 援 ・ボランティアに 関 する 活 動 、記 録 保 存 ・ 情 報 発 信 など 地 域 コミュニティを 元 気 づける 活 動 などを取 り 上 げます。─ 027 ─


第1 章第1 節医 療 ・ 健 康 支 援 に 関 する 活 動震 災 から 2 年 あまりが 過 ぎた 現 在 も、 被 災 地 の 医 師 不 足 の 解 消 や 被 災 された 方 々の 健 康 管 理 やメンタルヘルスケアのために、国 立 大 学 は、 現 地 での 医 療 活 動 を 継 続 しています。 仮 設 住 宅 での 支 援 、 子 供 たちへの 支 援 、 遠 隔 地 からの 医 療 再 生 プロジェクトなどにも 取 り 組 んでいます。第2 章第3 章第4 章第5 章被災地復興のための中長期的な支援活動ICTを 活 用 した 仮 設 住 宅 居 住 者 への 遠 隔 健 康 支 援筑 波 大 学中 長 期 化 するであろう 仮 設 住 宅 への 居 住 生 活 において、個 々の 健 康 課 題 の 発 見 とそれを 生 じさせない 健 康 支 援 システムの 構 築 が 喫 緊 の 課 題 です。 本 学 の 体 育 系 の 教 員 が 附 属 病 院と 連 携 し、 福 島 県 伊 達 市 に 設 置 された 飯 舘 村 仮 設 住 宅 の 住 民に 対 して、 遠 隔 で 寝 たきりを 予 防 するための 個 別 処 方 が 可 能であるe-wellnessシステムを 導 入 し、 閉 じこもりになりがちな 住 民 の 健 康 支 援 を 実 施 しました。仮 設 住 宅 の 約 7 割 にあたる 高 齢 者 の79 人 が 参 加 し、 平 成24 年 3 月 まで 同 様 なサイクルで 継 続 的 に 行 いました。 開 始 時の 段 階 で、 実 年 齢 が 平 均 約 70 歳 に 対 し、 体 力 年 齢 は75.8 歳と 課 題 の 多 い 集 団 でしたが、 一 定 の 身 体 活 動 量 の 維 持 と 筋 力トレーニングの 実 施 及 びバランスの 良 い 食 事 をとれる 健 康 支援 を 行 った 結 果 、 平 成 24 年 3 月 の 体 力 年 齢 は 約 3 歳 若 返 り、72.4 歳 になりました。6 分 間 歩 行 の 距 離 や 歩 行 能 力 も 改 善 し、血 液 検 査 では、 統 計 的 に 有 意 な 効 果 が 示 されました。その 結 果 、 参 加 者 の9 割 以 上 の 健 康 状 態 が 震 災 時 に 比 べて良 好 になるとともに、 健 康 づくりのため 足 を 運 ぶ 集 会 所 が、住 民 同 士 のコミュニケーションの 場 として 役 割 を 果 たすようになりました。また、 他 の 仮 設 住 宅 居 住 者 に 比 べると、 明 らかに 良 好 者 の 割 合 が 高 く、 他 の 地 域 についても 実 施 の 要 望 を 受けています。 現 在 、これまでの 成 果 をもとに、 飯 舘 村 の 方 々が前 向 きに 健 康 づくりに 取 り 組 んでもらうよう 支 援 を 継 続 しています。遠 隔 に よ るICT( 情 報 通 信 技 術 )の利 活 用 が 可 能 なe-wellnessシステムによる 健 康 支 援 は、 当 初 の 目 的 を 達 成 できたものと 判 断 できます。 健 康 づくりは、これまでの 科 学 的 根 拠 から、その 効 果 は 継 続実 施 しないと 持 続 しないことが 示 されており、 継 続 的 にサポートすることが 肝 要です。 誰 もが 健 康 でいられるまちづくりのため、 健 康 支 援 を 継 続 してまいります。─ 028 ─


岩 手 県 立 宮 古 病 院 及 び 高 田 病 院 への 医 療 支 援滋 賀 医 科 大 学全 国 医 学 部 長 病 院 長 会 議 からの 要 請 を 受 け、 平 成 23 年 11 月 27 日 ~ 平 成 24 年 8月 17 日 まで、7チーム9 名 の 医 師 を 岩 手 県 立 宮 古 病 院 及 び 高 田 病 院 に 派 遣 しました。 宮 古 病 院 には 内 科 、 外 科 及 び 泌 尿 器 科 の 医 師 4 名 が、 高 田 病 院 には 整 形 外 科 の医 師 5 名 がそれぞれ 約 1 週 間 の 派 遣 で 診 療 に 従 事 いたしました。高 田 病 院 での1 日 は、8 時 30 分 の 職 員 ミーティングに 始 まり、9 時 から 待 合 室 で患 者 さんと 職 員 との 朝 の 体 操 が 行 われ、アットホームな 雰 囲 気 の 中 、 診 察 室 の 前 で医 師 と 看 護 師 が 並 んで 患 者 さんに 挨 拶 した 後 、 診 察 が 始 まります。その 後 12 時 までと13 時 から15 時 までの 外 来診 察 では、 通 常 の 患 者 数 は60 名~70 名 位 ですが、 多 い 日 は100名 近 くとなり 医 師 2 人 体 制 では大 変 忙 しい 状 況 でした。 従 事 した 医 師 の 誰 もが 被 害 の 甚 大 さに圧 倒 されましたが、 辛 い 状 況 にありながらも 意 外 なほどに 明 るく 前 向 きな 被 災 者 に 救 われる 思 いでした。震 災 前 より 医 師 不 足 だった 岩 手 県 陸 前 高 田 市 では、 震 災 後 特 に 整 形 外 科医 が 不 在 となり、 医 師 が 毎 週 変 わる 支 援 であっても、 今 後 も 継 続 した 医 療支 援 が 不 可 欠 と 痛 感 しました。 滋 賀 医 科 大 学 では、 今 後 も 引 き 続 き 被 災 地への 医 療 支 援 を 継 続 いたします。被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章第3 章小 児 保 健 医 療 体 制 の 再 構 築 支 援 プロジェクト大 阪 大 学岩 手 県 気 仙 医 療 圏 ( 大 船 渡 市 ・ 陸 前 高 田 市 ・ 住 田 町 )では、 震 災 により 保健 センターなどの 行 政 機 関 や 小 児 医 療 機 関 が 壊 滅 的 な 被 害 を 受 けました。震 災 前 から 小 児 科 医 の 絶 対 数 が 少 なかったうえに、 今 回 の 震 災 で 親 を 亡 くした 小 児 は 同 医 療 圏 内 で248 人 にのぼっています。このような 小 児 のニーズに 応 えるため、 平 成 23年 10 月 より 岩 手 医 科 大 学小 児 科 、 岩 手 県 小 児 科 医 会 、県 立 大 船 渡 病 院 、 県 立 高 田病 院 と 連 携 して、 小 児 保 健医 療 体 制 の 再 構 築 をめざした 支 援 を 行 ってきました。 平 成 24 年 度 には、 被 害 の 最 も 大 きい 陸 前 高 田 市 における 小 児 救 急 医 療 や 小 児 保 健 の 体 制 づくりに 協 力 するとともに、NPO 法 人HANDSと 協 働 して、 陸 前 高 田 子 育 てシンポジウム「 安 心 して 子 育 てできるまちづくり」や「 子 どもまつり」などの 活 動 に 協 力 してきました。 行 政 やNPOと協 働 したロタウイルスワクチンの 無 料 接 種 プロジェクトは、87%という 全 国的 に 最 も 高 い 接 種 率 を 得 ることができ、 被 災 地 の 母 子 に 大 きなインパクトを与 えています。東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 は、 高 齢 化 が 進 行 した 地 域 です。だからこそ、その 地で 生 まれ 育 つ 子 どもたちの 健 康 を 守 る 体 制 の 確 立 を 支 援 します。第4 章第5 章─ 029 ─


ICTを 用 いた 被 災 住 民 の 遠 隔 ヘルスケア旭 川 医 科 大 学第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動平 成 23 年 4 月 から 同 5 月 の 間 、 宮 城 県 気 仙 沼 市 において、 震 災 によって有 線 回 線 の 使 用 が 不 可 能 な 避 難 所 などでも、 旭 川 医 科 大 学 が 独 自 に 開 発 した「 遠 隔 在 宅 支 援 システム」を 被 災 住 民 のヘルスケアに 活 用 できるかどうか 調 査 しました。その 結 果 、モバイル 回 線 を 用 いれば、 遠 隔 地 からのヘルスケアが 実 施 可 能 であり、また、 医 師 や 看 護 師 などが、 被 災 住 民 の 健 康 状態 を 一 体 となって 常 に 管 理 できる 体 制 を 求 めていることも 確 認 しました。この 結 果 を 踏 まえ、 平 成 25 年 度 から2カ 年 で、 医 療 スタッフが 被 災 者などの 健 康 状 態 を、 遠 隔 から24 時 間 管 理 するシステムを 研 究 する 予 定 です。東 海 北 陸 地 区 リレー 方 式 による 医 療 支 援 活 動三 重 大 学第3 章東 海 北 陸 地 区 の5 大 学 ( 名 古 屋 大 学 、 岐 阜 大 学 、 三 重 大 学 、 富 山 大 学 、 藤田 保 健 衛 生 大 学 )がリレー 方 式 で 平 成 23 年 5 月 7 日 から7 月 20 日 まで、宮 城 県 石 巻 赤 十 字 病 院 が 統 括 する 石 巻 渡 波 地 区 に 医 師 ・ 看 護 師 ・ 薬 剤 師 ・事 務 職 員 で 構 成 する 医 療 支 援 チームを 派 遣 しました。渡 波 地 区 のエリアリーダーとして 石 巻 赤 十 字 病 院 でのミーティングに参 加 しエリア 内 の 調 整 を 行 い、 小 ・ 中 学 校 等 に 設 けられた 診 療 所 に 於 ける診 察 や、 救 護 所 の 巡 回 診 療 に 延 べ21チーム129 名 ( 本 学 からは5チーム27 名 )が 従 事 しました。第4 章遠 隔 医 療 技 術 を 用 いた 医 療 再 生 プロジェクト香 川 大 学第5 章平 成 23 年 4 月 より、 岩 手 県 を 中 心 に、 最 新 の 通 信 技 術 を 用 いた 遠 隔 ・ 在宅 医 療 システム、 電 子 処 方 箋 システム 等 を 導 入 し、 現 地 の 看 護 師 、 保 健 師と 後 方 支 援 拠 点 の 医 師 をTV 会 議 システムや 電 子 カルテネットワークで 結び、 医 師 の 負 担 軽 減 と 医 療 資 源 の 効 率 化 を 図 り、 被 災 地 の 地 域 医 療 の 再 建に 役 立 ってきました。システムの 実 証 検 査 による 機 能 向 上 開 発 と 並 行 して、 平 成 24 年 からは宮 城 県 、 福 島 県 へも 事 業 の 展 開 を 進 めており、 東 北 3 県 の 地 域 医 療 システムの 再 建 を 目 指 しています。─ 030 ─


第2 節メンタルヘルスケアに 関 する 活 動未 曾 有 の 大 震 災 により、 大 人 、 子 ども、 障 がいのある 方 、 遠 隔 地 に 避 難 している 人 々など、 様 々な 人 たちが 心 の 傷 を 負 いました。国 立 大 学 は 医 師 ・ 看 護 師 などだけでなく 臨 床 心 理 士 などの 専 門 家 の 力 を 結 集 して、 被 災 された 方 々の 心 のケアに 努 めています。第1 章福 島 の 子 どもたちへのメンタルヘルス 支 援浜 松 医 科 大 学震 災 の 被 害 に 加 え、 放 射 線 の 問 題 という 甚 大 なストレス 状 況 に 福 島 の子 どもたちはさらされています。その 状 況 に 対 する 支 援 ニーズは 高 く、 平成 23 年 9 月 より 福 島 県 教 育 委 員 会 と 連 携 し、 福 島 県 全 域 の 小 ・ 中 ・ 高 等 学校 及 び 特 別 支 援 学 校 を 対 象 に、1 心 の 教 育 プログラム(ストレスマネジメント 方 法 や 感 情 コントロール 方 法 などの 習 得 )の 実 施 、2 巡 回 相 談 ( 児 童生 徒 、 保 護 者 への 個 人 面 談 、 教 員 へのコンサルテーション)の 実 施 を 主 とする 支 援 活 動 を 行 っており、 平 成 24 年 度 は 文 部 科 学 省 派 遣 事 業 として 継続 しています。 心 の 教 育 プログラムは、 心 の 健 康 を 増 進 させ、ストレス 状況 に 対 する 子 どもたちの 対 処 能 力 を 上 げることを 目 的 とし、 子 どもたちの日 々のメンタルヘルスを 維 持 ・向 上 させる 効 果 に 加 え、 被 災 体 験 から 生 じ 得 るPTSD 等 の 深 刻 な 心 の 病 の 発 症 を未 然 に 防 ぐ 予 防 的 効 果 を 持 つと 期 待 されます。また 現 場 の 先 生 方 から、 日 常 の 教育 相 談 などでも 活 用 可 能 な 内 容 であるとの 感 想 を 得 ています。巡 回 相 談 では、 被 災 体 験 に 起 因 する 情 緒 的 問 題 の 他 、 発 達 障 害 の 問 題 を 含 む 特別 支 援 関 係 の 問 題 、 友 人 関 係 や 家 族 関 係 の 問 題 など、 幅 広 い 内 容 の 相 談 に 対 応 しています。被災地復興のための中長期的な支援活動第2 章第3 章被 災 者 へのメンタルヘルスケアに 関 して名 古 屋 大 学第4 章福 島 県 は 平 成 23 年 度 より「 被 災 した 障 がい 児 に 対 する 医 療 支 援 事 業 」を 開 始 し、 平 成 24 年 度 にも 事 業 を 継 続 しています。 同 事 業 は 被 災 した 障害 児 とその 疑 いのある 子 どもに 対 して、 児 童 精 神 科 医 、 小 児 科 医 による 医療 支 援 を 行 うことを 目 的 としており、 福 島 県 総 合 療 育 センターでの 診 療 、被 災 地 巡 回 による 診 療 、 被 災 地 の 障 害 児 支 援 従 事 者 へのコンサルテーションの3つの 事 業 が 行 われています。 福 島 県 は 従 前 より、 発 達 障 害 、 知 的 障害 を 持 つ 子 どもの 診 療 に 携 わる 医 師 が 少 ない 地 域 であり、 震 災 後 、その 状況 は 更 に 悪 化 しており、 支 援 のために 京 都 、 横 浜 をはじめ 各 地 から 医 師 が派 遣 されています。親 と 子 どもの 心 療 科 は 平 成 23 年 度 より 同 事 業 に 参 加 し、 巡 回 診 療 を 担 当 しました。これまでに 平 成 23 年 11 月 14 日 ( 南 相馬 市 )、12 月 26 日 (いわき 市 )、 平 成 24 年 2 月 6 日 (いわき 市 )、6 月 18 日 ( 南 相 馬 市 )、7 月 23 日 ( 南 相 馬 市 )、9 月 24 日 ( 南相 馬 市 )の 計 6 回 、 児 童 精 神 科 医 を 派 遣 しました。 発 達 障 害 者 支 援 センター、 総 合 療 育 センターをはじめとする 福 島 県 関 係 機関 、 避 難 元 、 避 難 先 の 各 市 町 の 保 健 師 等 との 協 力 のもと、 障 害 児 に 対 する 巡 回 診 療 を 実 施 しました。第5 章─ 031 ─


高 知 県 こころのケアチーム高 知 大 学第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動平 成 23 年 4 月 から8 月 まで 岩 手 県 下 閉 伊 郡 山 田 町 にて 被 災 者 のメンタルヘルス 支 援 を 中 心 に 活 動 しました。 精 神 科 医 、 看 護 師 ・ 保 健 師 ・ 心 理士 ・ 精 神 保 健 福 祉 士 などの 専 門 職 、 高 知 県 事 務 担 当 者 で 構 成 された 多 職種 チームが、1 週 間 毎 に 引 き 継 ぎながら 支 援 活 動 を 行 いました。 地 元 保 健師 と 他 団 体 から 派 遣 された 同 様 のチームとサービスの 内 容 や 派 遣 地 域 の調 整 をおこなうことが 重 要 でした。 特 にどのようなニーズがあるのか 意識 し、 押 しつけの 活 動 とならないことに 留 意 しました。 具 体 的 な 活 動 は、避 難 所 の 巡 回 、 希 望 者 への 家 庭 訪 問 、メンタルヘルス 啓 発 のためのチラシの 配 布 などを 行 いました。 精 神 科 医 が 派 遣 されているため、 処 方 などの 治 療 的 な 関 わりも 一部 行 いました。 派 遣 期 間 中 、 被 災 者 に 対 する 相 談 、こころのケアは621 件 、向 精 神 薬 の 処 方 は62 件 となりました。このことが 縁 となり、 平 成 23 年 11 月 に 高 知 県 で 開 催 された 中 国 四 国 精 神神 経 学 会 ・ 精 神 保 健 学 会 での 震 災 に 関 するシンポジウムに、 山 田 町 の 保 健 師さんを 招 待 し、 震 災 時 の 活 動 報 告 をしてもらう 機 会 を 得 ました。さらに 今 後予 想 される 南 海 大 地 震 に 備 えるための 貴 重 な 意 見 をいただき、 聴 講 者 からも活 発 な 意 見 交 換 がなされました。第3 章被 災 者 へのこころの 支 援 「ほっとひろば 九 大 」九 州 大 学第4 章第5 章人 間 環 境 学 府 附 属 総 合 臨 床 心 理 センターを 中 心 として、 平 成 23 年 4 月2 日 より 毎 週 土 曜 日 午 前 に「ほっとひろば 九 大 」を 開 設 しました。「ほっとひろば 九 大 」では、 被 災 地 から 福 岡 へ 避 難 して 来 られた 子 どもたちや 大 人の 方 々にとって、 臨 床 心 理 士 資 格 を 持 つ 教 員 や 大 学 院 生 等 の 学 生 たちとともに 様 々な 悩 みや 相 談 へ 対 応 し、また、 被 災 されたご 家 族 同 士 の 交 流 の 場になることなどを 目 的 として、「 安 心 して、ゆっくり、リラックスできる 場 」を 定 期 的 に 提 供 し、 離 れた 土 地 で 様 々な 不 安 の 中 で 生 活 されている 方 々のこころの 支 援 を 行 いました。心 の 問 題 が 生 じている 子 どもに 対 しては、 平 成 23 年 4 月 2 日 ~ 平 成 24年 8 月 31 日 までの 間 、 遊 具 などを使 った 集 団 ・ 個 別 遊 戯 療 法 を43 回 実 施 し、 延 べ152 名 の 被 災 者 の 方 が 参 加 されました。その 結 果 、 子 どもの 心 の 問 題 は 軽 減 して 徐 々に 元 気 を 取 り 戻 していき、 親 の 方 々も 安 心 できる 状 況 となりました。また、 多 くの 教 員 ・ 大 学 院 生 ( 延 べ205 名 )が 参 加 し、 今 後 臨 床 心 理 士 を 目 指 す 大学 院 生 にとっては、 大 災 害 時 の 心 の 支 援 という 観 点 から 貴 重 な 体 験 となりました。─ 032 ─


東 日 本 大 震 災 被 災 地 へ 心 のケアチームを 派 遣秋 田 大 学秋 田 県 と 協 定 を 締 結 し、 平 成 23 年 4 月 10 日 から6 月 12 日 の 期 間 、 県 内 他 病 院 の医 師 ・ 看 護 師 らと15チームを 編 成 しました。 医 師 10 名 、 看 護 師 5 名 、 臨 床 心 理 士 2 名 、医 療 ソーシャルワーカー1 名 を 派 遣 し、 主 に 岩 手 県 宮 古 市 ・ 山 田 町 の 避 難 所 の 訪 問 活動 (1 日 に7カ 所 程 度 、1 日 に10 例 程 度 対 応 )を 行 いました。また、 精 神 的 に 疲 弊 している 救 護 活 動 者 を 対 象 に、リラクゼーションセミナーなどの 活 動 も 行 いました。活 動 終 了 後 に、 被 災 地 の 地 方 公 共 団 体 からお 礼 状 ・ 記 念 品 をいただいたり、 被 災 者の 方 から 直 接 感 謝 の 言 葉 をいただくなど、 効 果 を 実 感 することができました。福 島 乳 幼 児 ・ 妊 産 婦 支 援 プロジェクト宇 都 宮 大 学被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章本 プロジェクトは、 福 島 乳 幼 児 ・ 妊 産 婦 ニーズ 対 応 プロジェクト(FnnnP)の 姉 妹 プロジェクトとして、 本 学 国 際 学 部 附 属 多 文 化 公 共 圏 センターを 中心 に 立 ち 上 げました。 協 力 団 体 との 連 携 体 制 のもと、 福 島 原 発 事 故 後 、 不安 を 抱 えて 生 活 する 乳 幼 児 家 族 ・ 妊 産 婦 を 対 象 にアンケート 調 査 や 聞 き 取り 調 査 を 行 い、 状 況 やニーズの 把 握 に 努 めました。( 平 成 23 年 4 月 以 降 )調 査 結 果 を 受 け、 協 力 団 体 による 避 難 支 援 や 情 報 提 供 、あるいは 学 生 による 避 難 家 族 が 参 加 できる 交 流 会 を 複 数 回 開 催 しています。 今 後 、 平 成25 年 3 月 まで 継 続 して 支 援 にあたる 計 画 です。第3 章県 外 避 難 家 族 のサポート 活 動 (アナナス)静 岡 大 学第4 章被 災 地 から 静 岡 県 内 に 避 難 してきた 子 どもたちとその 家 族 の 生 活 支 援および 心 のケアを 行 うため、 平 成 23 年 5 月 から 活 動 を 行 っています。 子どもたちは 大 学 生 と 一 緒 にレクリエーションを 中 心 とした 活 動 をし、 保 護者 は 臨 床 心 理 士 も 混 じえて、 保 護 者 同 士 で 震 災 体 験 や 生 活 の 様 子 などを 話しています。 活 動 に 参 加 した 子 どもたちは、 毎 回 とてもこの 活 動 を 楽 しみにしていること、 親 に 話 せていないことを 学 生 スタッフに 話 すことができるなどの 様 子 が 見 られ、 子 どもたちにとっても 保 護 者 にとっても、 楽 しくかつホッとできる 場 になっています。第5 章─ 033 ─


学 校 における 児 童 生 徒 ・ 教 職 員 の 心 のケア第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動大 阪 教 育 大 学被 災 地 の 学 校 などでの 心 のケアの 実 施 や 運 営 について、 心 理 教 育 資 料 を 作 成 しウェブサイトからダウンロードできるようにしました。また、 活 用 方 法 について 大阪 府 内 の 教 育 委 員 会 に 説 明 を 行 い、 現 地 へ 支 援 に 向 かう 教 職 員 やカウンセラー 等 の支 援 者 に 活 用 いただきました。なお、 学 校 関 係 者 などに 対 して 電 話 相 談 窓 口 を 設 け、学 校 の 状 況 に 合 わせた 形 での 資 料 作 成 方 法 や 国 内 で 作 成 された 活 用 可 能 な 資 料 紹介 をしました。 岩 手 県 立 総 合 教 育 センター、 岩 手 県 福 祉 総 合 相 談 センター、みやぎ心 のケアセンターなどの 依 頼 で 研 修 や 相 談 を 行 い、 現 在 も 継 続 的 な 関 わりを 持 っています。スクールカウンセラーの 緊 急 派 遣 事 業第3 章被 災 地 では、 被 災 生 徒 の 心 のケア 以 外 に 教 員 の 生 徒 への 接 し 方 の 研 修 に対 するニーズがあります。 教 育 大 学 としての 特 色 を 生 かし、 臨 床 心 理 士 のチームを 派 遣 し、 現 地 の 専 門 家 と 連 携 し、 被 災 生 徒 の 心 のケアにあたると同 時 に、 学 校 でのセルフケアの 伝 達 ・ 教 職 員 のサポート 等 支 援 活 動 を 行 いました。 派 遣 終 了 後 も、 派 遣 先 学 校 や 教 育 委 員 会 との 間 にネットワークを構 築 して、 現 地 の 教 員 の 相 談 に 応 えています。また、 現 在 、 避 難 訓 練 でフラッシュバックする 生 徒 の 実 態 とこころのサポートを 組 み 込 んだ 避 難 訓 練 の 提 案 に 向 けた 取 組 を 行 っています。兵 庫 教 育 大 学第4 章他 機 関 と 連 携 したこころのケア 活 動山 口 大 学第5 章医 学 部 附 属 病 院 精 神 科 神 経 科 は、 県 内 の 他 施 設 と 連 携 し3 人 1チーム( 医師 ・ 看 護 師 ・ 事 務 職 員 )を1 週 間 交 替 で 岩 手 県 釜 石 市 に 平 成 23 年 5 月 から3ケ 月 間 延 べ32 名 を 派 遣 しました。 患 者 相 談 対 応 や 避 難 所 を 巡 回 し 避 難所 責 任 者 等 からの 情 報 収 集 や 精 神 的 不 調 が 気 になる 被 災 者 の 診 察 を 行 った 他 、 患 者 さんや 現 地 スタッフを 対 象 としたPTSDミニレクチャー 等 の講 習 会 や 現 地 スタッフのケア 活 動 を 行 いました。 精 神 的 ケアは 身 体 的 ケアと 違 い 長 期 間 の 治 療 を 要 し、 未 曾 有 の 大 災 害 では 自 覚 症 状 の 無 い 方 も 多く、 一 方 で 支 援 者 は 短 期 滞 在 が 多 く 他 チームから 引 き 継 いでの 医 療 支 援 活動 は、 被 災 者 への 介 入 が 困 難 な 状 況 の 中 での 支 援 でした。─ 034 ─


第3 節モニタリング・ 除 染 など原 子 力 災 害 に 関 する 活 動福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 による 目 に 見 えない 放 射 線 被 害 は、 住 民 に 恐 怖 を 与 えました。これまで 人 々の 生 活 圏 であった 場 所 の 放 射 線 量 の 調 査 、 住 民 の 健 康 管 理 、 除 染 活 動 、 新 たな 除 染 技 術 の 開 発 など、国 立 大 学 の 持 つ 知 識 ・ 技 術 を 活 用 して 原 子 力 災 害 の 対 策 を 行 っています。第1 章放 射 能 に 汚 染 された 環 境 の 回 復 を 目 指 して福 島 大 学東 京 電 力 福 島 第 一 原 発 事 故 直 後 の 大 混 乱 の 中 、 環 境 の 放 射 能 汚 染 の 実態 についてのより 客 観 的 なデータとその 結 果 の 正 確 な 把 握 が、 自 治 体 や避 難 者 にとっては、まさに 死 活 問 題 でした。そこで、 地 域 で 唯 一 の 国 立 大 学 としての 責 任 を 果 たすため、 共 生 システム 理 工 学 類 の 教 員 が 中 心 となって「 放 射 線 計 測 チーム」を 立 ち 上 げ、 原発 から20~70キロ 圏 内 ( 飯 舘 村 、 浪 江 町 など)に 実 際 に 赴 き、 放 射 線 量の 測 定 を 開 始 しました。平 成 23 年 3 月 25 日 ~31 日 の1 週 間 で400 近 い 地 点 の 計 測 を 行 い、個 々のデータの 全 体 像 を 可 視 化 する「 空 間 放 射 線 量 率 マップ」を 日 本 で初 めて 作 成 しました。実 測 に 基 づくこの 線 量 マップの 信 頼 性 は 高 く、 福 島 県 災 害 対 策 本 部 や国 の 現 地 対 策 本 部 オフサイトセンター、 関 係 市 町 村 へ 提 供 後 、 一 般 にも公 開 され、 放 射 線 対 策 の 策 定 などに 貢 献 しました。現 在 は、うつくしまふくしま 未 来 支 援 センターの 放射 線 対 策 担 当 が 中 心 となって、 様 々な 活 動 を 展 開 しています。例 えば、いち 早 く 帰 村 を宣 言 した 川 内 村 での 新 たな 除 染 装 置 の 開 発 ・ 実 証 試 験 や、 警 戒 区 域 に 指 定 されている 大 熊 町 での 土 壌 調 査 及 び 当 該 地 域 での 試 験 作 付 により 収 穫 された 農 作 物の 放 射 線 量 の 測 定 、 特 定 避 難 勧 奨 地 点 に 設 定 されている 伊 達 市 小 国 地 区 などでの 農 作 物 への 放 射 性 物 質 の 移 行 メカニズムの 解 明 などに 取 り 組 んでいます。併 せて、 小 学 生 などを 対 象 とした 放 射 線 に 関 する 啓 発 活 動 にも 取 り 組 み、 福島 の 復 興 を 担 う 人 材 の 育 成 にも 貢 献 しています。今 後 は、これまでの 活 動 を 発 展 的 に 継 承 しながら、 海 外 も 含 めた 県 内 外 の 研究 機 関 等 とのより 一 層 の 連 携 ・ 協 力 を 図 りつつ、 放 射 能 に 汚 染 された 環 境 の 回復 に 向 けた 取 組 を 推 進 していきます。被災地復興のための中長期的な支援活動第2 章第3 章第4 章第5 章─ 035 ─


第1 章第2 章第3 章被災地復興のための中長期的な支援活動東 日 本 大 震 災 に 係 る 緊 急 時 被 爆 スクリーニングへの 継 続 的 な 支 援富 山 大 学福 島 県 災 害 対 策 本 部 並 びに 文 部 科 学 省 からの 要 請 を 受 け、 福 島 第 一 原 子力 発 電 所 から 半 径 20キロ 圏 内 の 警 戒 区 域 に 指 定 された 区 域 に 居 住 していた 住 民 が 一 時 帰 宅 する 際 の 緊 急 被 ばくスクリーニングへ 継 続 的 に 全 学 体制 で 支 援 を 実 施 しました。実 施 にあたり、 学 内 の 教 職 員 に 広 く 支 援 への 協 力 を 求 め、 水 素 同 位 体 科学 研 究 センターや 医 学 部 、 生 命 科 学 先 端 研 究 センターなどからのべ28 名の 教 職 員 を、 平 成 23 年 5 月 25 日 から8 月 27 日 にかけて、 福 島 県 で 実 施 された 緊 急 被 ばくスクリーニングに 派 遣 し、 住 民 の 一 時 帰 宅 を 支 援 しました。線 量 マップ 作 製 と 除 染 活 動 支 援新 潟 大 学原 発 事 故 後 に 種 々の 規 制 区 域 に 分 断 された 福 島 県 南 相 馬 市 や 浪 江 町 では 安 全 な 生 活 の 確 保 や 故 郷 への 帰 還 のために 正 確 な 放 射 能 の 測 定 データが 必 須 でした。 新 潟 大 学 チームは 南 相 馬 市 教 育 委 員 会 とともに 保 育 園 、 幼稚 園 、 小 中 学 校 でプールや 遊 具 の 放 射 線 量 測 定 を 行 い、 子 供 たちの 安 全 を確 保 してきました。さらに 連 続 的 に 詳 細 なデータを 得 ることのできる 車 載型 自 動 線 量 測 定 装 置 を 開 発 し、 作 成 した 線 量 マップを 南 相 馬 市 のホームページで 公 開 しました。 今 後 も 両 地 区 で 定 期 的 に 調 査 を 行 い、 線 量 の 変 化を 把 握 していきます。第4 章放 射 線 ・ 除 去 に 関 する 講 習 会 等 に 教 員 を 派 遣徳 島 大 学第5 章福 島 県 白 河 市 において、 住 民 の 放 射 線 に 関 する 正 しい 知 識 の 習 得 と 健 康を 守 るための 適 正 な 行 動 への 支 援 を 目 的 として、 福 島 原 子 力 災 害 現 地 放 射線 学 習 会 ( 日 本 学 術 振 興 会 主 催 )などに 延 べ7 名 の 教 員 を 派 遣 しました。7 回 の 学 習 会 では、 放 射 性 物 質 による 環 境 汚 染 とその 除 去 方 法 に 関 する講 演 とともに26ヶ 所 での 放 射 線 測 定 を 行 い、 延 べ400 名 を 超 える 住 民 の参 加 がありました。 講 演 終 了 後 の 質 疑 応 答 では、 汚 染 除 去 の 具 体 的 方 法 や食 品 の 暫 定 基 準 値 及 び 放 射 線 の 身 体 影 響 などの 質 問 が 切 れ 間 無 く 寄 せられ、 質 問 者 に 対 して 丁 寧 に 対 談 を 行 いました。─ 036 ─


福 島 県 民 の 健 康 管 理 と 放 射 線 防 護 講 演広 島 大 学第1 章重 傷 被 ばく 患 者 が 発 生 した 場 合 に 治 療 に 当 たる 西 日 本 の 三 次 被ばく 医 療 機 関 として 放 射 線 事 故 に 対 応 できる 準 備 をしてきました。 今 回 の 原 発 事 故 では、 直 ぐさま 緊 急 被 ばく 対 策 委 員 会 を 立 ち上 げ、 平 成 23 年 3 月 12 日 から 継 続 的 に 緊 急 被 ばく 医 療 派 遣 チーム37 班 延 べ1,305 名 を 福 島 県 に 派 遣 し、 福 島 県 、 国 、 放 射 線 医 学総 合 研 究 所 、 及 び 福 島 県 立 医 科 大 学 等 との 連 携 の 下 に 住 民 の 安 全 ・安 心 のために 活 動 しました。原 発 事 故 で 崩 壊 した 緊 急 被 ばく 医 療 体 制 の 再 構 築 や 被 ばく 患 者の 搬 送 ルートの 開 発 を 支 援 し、その 一 貫 としてJビレッジと 福 島第 一 原 発 内 に 整 備 された 救 急 医 療 室 で 医 療 活 動 を 実 施 しました。また、 原 発 作 業 者 に 負 傷 者 が 発 生 した 場 合 は、 患 者 の 搬 送 と 汚 染検 査 や 除 染 に 従 事 しました。全 国 から 結 集 したボランティアを 福 島 県 に 協 力 して 組 織 し、 避 難 住 民 の 汚 染 検 査 が 出 来 る 体 制 を 構 築 し、 汚 染 検 査 を 指 導しました。 福 島 県 立 医 科 大 学 で 消 防 隊 員 や 警 察 官 の 内 部 被 ばく 検 査 に 従 事 すると 共 に、 警 戒 区 域 内 への 避 難 住 民 の 一 時 立 ち入 りを 安 全 に 行 うための 放 射 線 防 護 と 健 康 管 理 などの 活 動 を 行 いました。この 様 に、 原 子 力 災 害 緊 急 事 態 における 住 民 の 安全 ・ 安 心 及 び 放 射 線 防 護 に 大 きな 貢 献 をしました。一 方 、 原 爆 放 射 線 医 科 学 研 究 所 の 教 員 は、 福 島 県 知 事 より 放 射 線 健 康 リスク 管 理 アドバイザーに 任 命 され、ヒロシマでの被 ばく 医 療 の 経 験 や 放 射 線 リスクに 関 する 知 識 を 福 島 県 民 の 健 康 を 守 るために 役 立 てようと 助 言 活 動 を 実 施 しました。 県 内外 で 放 射 線 の 健 康 リスクや 放 射 線 防 護 に 関 する 講 演 を 行 い 健 康 管 理 や 放 射 線 知 識 の 普 及 に 努 め、 住 民 の 過 剰 な 健 康 不 安 を 低減 化 し 風 評 被 害 の 防 止 に 大 きく 貢 献 しました。 延 べ 受 講 人 数 は、 合 計20,375 名 ( 平 成 24 年 7 月 31 日 現 在 )にのぼります。また、 同 教 員 は、 放 射 線 専 門 家 として 福 島 県 立 医 科 大 学 副 学 長 に 任 命され、 同 大 学 が205 万 人 の 県 民 の 健 康 を 守 るために 実 施 している 県 民健 康 管 理 調 査 に 専 門 的 知 識 を 駆 使 して 貢 献 しています。さらに、 政 府 に放 射 線 リスクや 放 射 線 防 護 に 関 する 専 門 的 な 助 言 を 行 うとともに、 環境 省 「 原 子 力 被 災 者 等 との 健 康 についてのコミュニケーションにかかる 有 識 者 懇 談 会 」 委 員 として 原 発 事 故 での 住 民 とのコミュニケーションにおける 課 題 の 検 討 を 進 めています。被災地復興のための中長期的な支援活動第2 章第3 章第4 章C O L U M N2原 子 力 災 害 への 対 応原 子 力 災 害 は 一 大 学 で 解 決 できる 問 題 ではなく、 大 学 間 も 含 め、オールジャパンで 対 応 していく 必 要 があります。そのため、 国 立 大 学 では、 環 境 放 射 線 モニタリングの 実 施 や、 放 射 線 測 定 を 行 う 医 療 関 係 者 などの 派 遣 、 所 有 している 放 射 線 測 定 機器 の 貸 出 等 を 行 いました。 空 間 放 射 線 量 調 査 には 37 大 学 が 協 力 し、 平 成 23 年 6 月17 日 までに 42 大 学 のべ 478 人 の 放 射 線 サーベイランス 実 施 者 の 派 遣 を 行 いました。また、 一 方 で、 国 立 大 学 の 多 くで 除 染 技 術 などの 開 発 や、 被 ばく 治 療 などについて 種 々の 専 門 的 な 研 究 を 進 め、 関 係 研 究 機 関 ・ 各 府 省 をはじめ、 放 射 線 被 害 に 遭われている 地 域 の 皆 さまと 連 携 しながら 対 応 しています。第5 章─ 037 ─


放 射 性 物 質 モニタリングと 海 洋 生 物 の 調 査東 京 海 洋 大 学第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動震 災 復 興 支 援 の 一 環 として、 平 成 23 年 7 月 1 日 ~8 日 海 洋 科 学 部 附 属 練 習 船 海 鷹丸 、 平 成 23 年 10 月 17 日 ~25 日 同 練 習 船 神 鷹 丸 、さらに 平 成 24 年 5 月 15 日 〜25日 に 再 び 海 鷹 丸 がそれぞれ 福 島 県 沖 および 三 陸 沿 岸 周 辺 で 海 底 、 底 泥 、プランクトン、 底 生 生 物 、 漁 獲 対 象 にならない 種 を 含 めた 魚 類 などについて 継 続 的 にサンプリングを 行 いました。この 調 査 では 放 射 性 物 質 の 移 行 過 程 を 明 らかにすることを 目 的としています。 具 体 的 な 調 査 内 容 は、1 生 態 系 を 網 羅 した 放 射 能 分 布 測 定 のためのサンプリングおよび 海 況 ・ 流 況 調 査 、2 漁 場 環 境 調 査 - 沖 合 海 底 散 乱 物 の 分 布 調 査および 海 底 の 濁 りの 調 査 、3 福 島 県 沿 岸 定 線 観 測 の 支 援 の3つです。平 成 24 年 3 月 には 研 究 報 告 会 において 次 のとおり 調 査 結 果 を 公 表 しました。1 海 に 入 った 放 射 性 物 質 は、プランクトンから 食 物 連 鎖 を 通 じて 大 型 魚 に 移 行 しました。2プランクトンの 死 骸 や 糞 として 沈 降 した 放 射 性 物 質 は 底 生 生 物 に 取 り 込 まれ、 底 魚 に 移 行 しました。3 浮 魚 の 汚 染 レベルは 低 下 したが、 海 底 では 生 態 系 内 で 放 射 性 物 質 が 循 環するため、 汚 染 レベルはなかなか 低 下 しません。 堆 積 物 、 底 生 生 物 、 底 魚 の放 射 性 物 質 のモニタリングを 広 い 範 囲 で 継 続 して 行 う 必 要 があります。潮 流 と 移 動 する 生 物 が 対 象 の 本 放 射 能 調 査 には、 長 期 にわたる 定 期 的 なモニタリングと、 併 せて 適 切 な 情 報 公 開 が 必 要 です。 本 学 教 職 員 はもとより 学 生 、 研 究 者 、 関 係 機 関 、 船 舶 乗 組 員 等 の 連 携 協 力 のもとに 震 災 復 興 支援 の 一 環 として 今 後 も 取 り 組 みます。第3 章福 島 県 放 射 線 健 康 リスク 管 理 アドバイザー長 崎 大 学第4 章第5 章原 子 力 発 電 所 事 故 発 生 直 後 から、 福 島 県 民 の 間 に 放 射 性 物 質 に 対 する不 安 が 広 がり、 放 射 線 に 関 する 誤 解 や 風 評 が 拡 散 する 恐 れがあったため、 福 島 県 知 事 からの 要 請 により、 被 ばく 医 療 の 分 野 で 専 門 的 知 見 を 有する 教 員 2 名 が「 福 島 県 放 射 線 健 康 リスク 管 理 アドバイザー」に 就 任 し、福 島 県 民 の 理 解 を 深 めるとともに、 正 確 な 情 報 を 広 く 提 供 しています。平 時 のマニュアルは 通 用 しない 状 況 の 中 、 未 曾 有 の 事 態 でパニックに陥 っている 人 々や 避 難 民 に「 正 しく 怖 がる」ということを 理 解 してもらうのは 並 大 抵 の 苦 労 ではありません。 放 射 線 リスクコミュニケーションとは、『 放 射 線 についての 健 康 リスクを 幅広 い 視 点 から 考 察 し、私 たちの 生 活 にどのような 影 響 があるのかを 正 しく 伝 えて、それらを 理 解し 合 うこと』です。 不 安 や 怒 り、 悲 しみの 矛 先 として 罵 倒 されることもあります。 全 ての 人 に 理 解 してもらうのは 難 しいですが、 偏 見 やバッシングも 覚 悟 の 上 で、 正 しいことを 言 い 続 けることを、 誰 かが 引 き 受 けなければならないのです。それらをコンセプトとして、 本 学 から 福 島 県 立 医 科 大 学に 副 学 長 として 出 向 中 の 教 員 をはじめ、 放 射 線 医 療 科 学 の 研 究 者 や 学 生 が、今 もなお、 現 地 で 活 躍 しています。─ 038 ─


吸 着 繊 維 ガガを 用 いた 放 射 性 セシウムの 除 去千 葉 大 学平 成 23 年 4 月 、 共 生 応 用 化 学 科 のバイオマテリアル 研 究 室 には、 配 属 されたばかりの 学 部 4 年 生 が5 名 、 修 士 1 年 生 が3 名 、就 職 活 動 を 終 えた 修 士 2 年 生 が1 名 、それに 博 士 課 程 学 生 が2 名 、 計 11 名 の 学 生 がいました。その11 名 がセシウム 除 去 性 能のよい 吸 着 繊 維 とその 作 製 条 件 を 探 し、7 月 になって 最 終 的 に 残 った 吸 着 繊 維 は、グラフト 重 合 法 によって 作 製 したアニオン 交 換 繊 維 に、フェロシアン 化 コバルトを 担 持 した 吸 着 材 でした。 得 られた 繊 維 は 鮮 やかな 緑 の 色 をしていて、その 色 が、 東日 本 大 震 災 後 に 日 本 を 訪 れ 支 援 を 続 けている“レディガガ”さんの 来 日 時 の 髪 の 色 に 似 ていたので、ガガさんへの 敬 意 を 込 めて、 吸 着 繊 維 “ガガ”と 名 付 けました。 繊維 なら、さまざまな 形 、 例 えば、 組 みひもにして、 放 射 性 セシウム 濃 度 の 高 い 汚 染水 の 溜 まっているタンクに 投 げ 込 んで、吸 着 時 間 を 見 計 らって、セシウムを 吸 着した 繊 維 を 容 易 に 回 収 し 保 管 できます。写 真 に 示 すように、 吸 着 繊 維 “ガガ”をボビンの 形 で 作 る 量 産 体 制 をすでに 確 立 しています。 現 在 、がれき 処 理 からの 焼 却灰 の 最 終 処 分 場 で 発 生 する 浸 出 液 からの放 射 性 セシウムの 除 去 への 利 用 を 進 めています。被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章第3 章放 射 線 汚 染 に 対 する 除 染 技 術 開 発 の 推 進山 梨 大 学医 学 工 学 総 合 研 究 部 の 研 究 グループは、 藻 類 (バイノス)による 放 射 性 物 質の 大 量 吸 収 を 実 証 しました( 学 術 雑 誌 掲 載 論 文 「Absorption of Radionuclidesfrom the Fukushima Nuclear Accident by a Novel Algal Strain. PLoS One7:e44200,2012」)。バイノスは、 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 による 放 射 能 汚染 の 主 な3 核 種 、セシウム、ストロンチウム、ヨウ 素 を 高 効 率 で 取 込 み、 吸 着 が可 能 で、 放 射 能 汚 染 への 対 策 が 期 待 されます。また、 比 較 的 低 コストで 生 産 可能 な 上 、 乾 燥 により 減 容 ができ、 放 射 性 廃 棄 物 の 減 量 が 可 能 です。グループは、既 に 福 島 県 で 除 染 作 業 を 行 なっています。第4 章第5 章─ 039 ─


除 染 技 術 の 実 証 試 験 事 業東 京 工 業 大 学第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動内 閣 府 委 託 業 務 における 平 成 23 年 度 「 除 染 技 術 実 証 試 験 事 業 」において、「フェロシアン 化 鉄 配 合 吸 着 凝 集 沈 澱 剤 を 使 用 した 放 射 能 汚 染 水 浄 化システムの 実 証 」を 実 施 しました。具 体 的 には、 平 成 23 年 11 月 から 平 成 24 年 6 月 までの 間 、 福 島 県 本 宮 市立 小 学 校 の 大 小 2つのプールの 汚 染 水 を 完 全 浄 化 するとともに、プール 周辺 の 床 を 高 圧 洗 浄 水 により 除 染 し、この 結 果 から 提 案 する 除 染 技 術 の 有 効性 を 実 証 しました。また、 南 相 馬 市 の 高 倉 公 会 堂 の 建 屋 の 除 染 、ハートランドの 池 の 水 及 び舗 装 道 路 の 除 染 を 実 施 し、その 有 効 性 を 実 証 しました。第3 章放 射 線 汚 染 検 査 機 材 (GMサーベイメータ)の 貸 与奈 良 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学第4 章福 島 県 民 の 間 で、 放 射 能 汚 染 の 不 安 を 感 じ、 汚 染 検 査 などの 要 望 があったことから、 文 部 科 学 省 から、 日 本 アイソトープ 協 会 放 射 線 取 扱 主 任 者 部会 及 び 製 薬 放 射 線 コンファレンス 宛 に、 汚 染 検 査 機 材 の 自 主 的 提 供 について 依 頼 があり、 両 組 織 の 会 員 である 本 学 職 員 の 提 案 で、 本 学 が 所 有 するGMサーベイメータ2 台 を 文 部 科 学 省 を 通 じて 貸 与 しました。福 島 県 では、 現 地 での 住 民 等 のスクリーニングなどに 使 用 され、 平 成24 年 10 月 に 大 学 に 返 却 されました。第5 章─ 040 ─


第4 節地 震 ・ 活 断 層 ・ 津 波 など震 災 の 学 術 的 調 査 に 関 する 活 動東 日 本 大 震 災 は、 想 定 外 の 被 害 は 常 に 起 こり 得 る、という 教 訓 を 私 たちの 胸 に 刻 みました。地 震 大 国 と 呼 ばれる 日 本 の 未 来 のために、 国 立 大 学 は 地 震 、 活 断 層 、 津 波 の 被 害 などに 関 する 基 礎 的 な 調 査 や今 後 の 復 興 を 支 えるための 学 術 的 な 活 動 を、 様 々な 専 門 的 分 野 から 展 開 しています。第1 章災 害 廃 棄 物 の 環 境 安 全 な 仮 置 き 方 法 の 検 討室 蘭 工 業 大 学東 日 本 大 震 災 で 発 生 した 膨 大 な 災 害 廃 棄 物 は、 岩 手 、 宮 城 の 二 県 だけでも1,600 万 トンあまりと 推 定 されており、 復 興 にあたっては、これらの廃 棄 物 を 早 急 に 撤 去 して、 仮 置 き 場 に 集 積 し、 減 量 ・リサイクル 及 び 焼 却処 理 を 行 う 必 要 があります。 震 災 後 からおよそ 半 年 間 経 過 後 頃 から 各 地の 仮 置 場 において 火 災 が 発 生 し、 現 在 も 火 災 発 生 の 危 険 があります。 廃 棄物 内 で 一 度 火 災 が 発 生 すると、 消 火 作 業 が 非 常 に 危 険 で 困 難 な 状 態 になってしまいます。そのため、 火 災 発 生 予 防 に 関 して 火 災 発 生 予 防 モニタリングや 廃 棄 物 層 の 切 り 崩 しや 移 動 によって 規 模 を 制 御 する 対 策 工 事 などの様 々な 対 策 が 講 じられてきましたが、 土 地 制 約 により 廃 棄 物 をかさ 上 げせざる 得 ない 場 合 があり、 火 災 発 生 予 防 のためのモニタリングを 行 うための 計 測 機 器 が 現 場 で 不 足 しているなどの 問 題 があります。そこで、がれき 仮 置 き 場 の 安 全 管 理 、 特 に 火 災 発 生 防 止 に 関 連 して、仮 置 き 場 の 廃 棄 物 のサーモグラフィによる 温 度 及 びポータブルガス 測 定 器によるガス 成 分 の 現 場 調 査 を 行 い、 被 災 自 治 体 および 民 間 の 廃 棄 物 処 理 処分 業 者 に 仮 置 き 場 での 適 切 な 火 災 発 生 防 止 のための 提 言 ・ 助 言 を 行 っています。被災地復興のための中長期的な支援活動第2 章第3 章がれき 中 に 含 まれるアスベストの 検 知 支 援宮 崎 大 学第4 章被 災 地 でのがれき 運 搬 ・ 処 理 において 建 築 資 材 などに 使 用 されたアスベストの 飛 散 が 懸 念 されます。 宮 崎 大 学 では、 独 自 のアスベスト 検 知 法 ( 宮大 法 )を 開 発 しており、より 簡 便 、 迅 速 にクリソタイルアスベスト0.1%含 有 を 判 別 することができます。 吹 付 け、 保 湿 剤 、 土 壌 等 の 被 検 体 を 粉 塵対 策 が 施 された 実 験 室 で 判 別 し、 効 率 的 に、また 安 全 にがれきが 処 理 されることを 支 援 しています。第5 章─ 041 ─


東 日 本 大 震 災 特 別 委 員 会 設 置 と 調 査 研 究 活 動埼 玉 大 学第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動工 学 部 建 設 工 学 科 では、 東 日 本 大 震 災 特 別 委 員 会 を 立 ち 上 げ、 被 災 地 における 被 災 状 況 の 調 査 研 究 活 動 を 実 施 しました。 地 震 ・ 津 波 ・ 構 造 物 ・ 地 盤 ・原 発 などを 対 象 とした 多 岐 に 亘 る 調 査 研 究 や、アメリカ 土 木 学 会 からの 要請 を 受 け、 津 波 被 災 調 査 の 現 地 サポートも 行 ないました。 活 動 を 通 して 得られた 情 報 は 委 員 会 で 集 約 し、 国 内 外 に 広 く 情 報 発 信 するために 和 文 英 文の 両 方 で 速 報 ・ 報 告 として 学 科 ウェブサイトにて 随 時 公 開 しました。 公 開後 は、 国 土 交 通 省 、NPO 法 人 など 複 数 の 機 関 から 問 合 せがあり、 情 報 や 写真 の 提 供 を 行 いました。実 態 解 明 、 復 旧 、 復 興 に 向 けて横 浜 国 立 大 学第3 章大 学 院 都 市 イノベーション 研 究 院 を 中 心 とした 学 会 合 同 津 波 調 査 第 1期 第 2チームが 平 成 23 年 3 月 下 旬 から、 岩 手 県 釜 石 市 および 大 船 渡 市 における 最 初 の 津 波 浸 水 高 ・ 遡 上 高 調 査 を 実 施 しました。また、 同 大 学 院 の 研 究 グループが 地 震 直 後 の4 月 から 翌 年 にかけて 日本 建 築 学 会 などの 活 動 の 一 環 として 学 校 建 物 および 公 共 施 設 を 中 心 に 約200 棟 の 被 害 とその 力 学 的 要 因 について 福 島 、 宮 城 両 県 で 調 査 を 実 施 し、復 旧 方 法 に 関 する 助 言 などの 支 援 を 行 いました。これらの 調 査 等 は、 行 政 ・報 道 機 関 と 連 携 し 報 告 会 を 開 催 し、 広 く 社 会 に 発 信 しました。第4 章災 害 廃 棄 物 及 び 津 波 堆 積 物 の 有 効 利 用京 都 大 学第5 章災 害 廃 棄 物 ・ 津 波 堆 積 物 には 土 砂 分 が 多 量 に 含 まれていますが、 処 理 過程 で 分 別 された 土 砂 を 土 木 資 材 として 有 効 利 用 することが 求 められています。 地 球 環 境 学 堂 では、 有 効 利 用 にあたっては 木 くず 等 異 物 の 混 入 許 容量 など 土 砂 の 品 質 を 明 らかにする 必 要 があるため、 現 地 調 査 や 室 内 試 験 を行 い 有 効 利 用 に 資 する 学 術 的 知 見 の 蓄 積 に 取 り 組 んでいます。また、 自 治体 の 復 興 資 材 活 用 マニュアルの 監 修 を 地 盤 工 学 的 観 点 から 行 うなど、 復 興のための 技 術 支 援 を 継 続 的 に 行 っています。これらの 活 動 は 学 会 の 委 員 会と 連 携 しながら 他 機 関 と 共 同 で 進 めています。─ 042 ─


東 日 本 大 震 災 後 の 日 本 海 側 の 災 害 リスク金 沢 大 学平 成 23 年 度 に、 産 業 技 術 総 合 研 究 所 と 協 同 で、 石 川 県 に 対 して 日 本 海の 海 底 活 断 層 の 活 動 による 津 波 の 評 価 について 専 門 的 な 助 言 を 行 いました。この 津 波 評 価 は 石 川 県 危 機 管 理 監 室 危 機 対 策 課 から 平 成 24 年 3 月 に石 川 県 津 波 浸 水 想 定 区 域 図 として 公 表 され、 沿 岸 部 の 自 治 体 や 住 民 の 津 波防 災 対 策 に 活 用 されています。 平 成 23 年 10 月 からは 白 山 火 山 の 噴 火 に 備え、 地 域 の 基 幹 大 学 として 気 象 庁 と 共 同 で 火 山 活 動 監 視 、 噴 火 シナリオ 作成 、 地 元 自 治 体 ( 石 川 県 、 岐 阜 県 、 白 山 市 、 白 川 村 )などを 交 えた 火 山 防 災協 議 会 の 設 立 に 取 り 組 んでいます。「 長 野 県 北 部 地 震 災 害 調 査 研 究 」・ 長 野 県 下 縦 断 の「 連 続 防 災 講 演 会 」を 実 施信 州 大 学被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章東 日 本 大 震 災 ・ 長 野 県 北 部 地 震 を 契 機 に、 山 岳 科 学 総 合 研 究 所 が 中 心 となり、 各 分 野 の 防 災 研 究 に 取 り 組 む 研 究 者 が 集 結 し、 長 野 県 栄 村 の 復 旧 ・復 興 に 役 立 つようにと 地 震 災 害 調 査 研 究 を 行 いました。さらに 防 災 研 究 の推 進 と 防 災 に 係 る 知 識 の 普 及 に 積 極 的 に 取 り 組 もうと、 長 野 県 下 縦 断 の 連続 防 災 講 演 会 を 実 施 しました。 一 般 市 民 向 けの 連 続 防 災 講 演 会 は 計 4 回 ( 長野 市 ・ 松 本 市 ・ 上 田 市 ・ 伊 那 市 ) 開 催 し、 大 勢の 方 が 聴 講 に 訪 れました。調 査 研 究 は「 地 盤 条 件 に 関 する 地 中 レーダーを 用 いた 調 査 」・「 被 災 した 建 築 物 に 対する 総 合 的 な 調 査 と 対 策 立 案 に 関 する 研 究 」・「 産 業 動 物 、 伴 侶 動 物 および 飼 育 施 設 の 被 害 状 況とその 支 援 方 策 の 検 討 」などで、 名 古 屋 大 学 ・ 神 戸 大 学 ・ 新 潟 大 学 他 の 教 員 、 長 野 県 教 育 委 員 会などと 共 同 での 研 究 も 含 めて 合 計 9 件 を 精 力 的 に 進 めました。 調 査 研 究 の 報 告 会 は 平 成 24 年 7月 に 栄 村 で 開 催 し、 報 告 書 を 発 行 しました。第3 章第4 章※この 冊 子 には、 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 に 関 連 して 発 生 したと 考 えられる長 野 県 北 部 地 震 に 関 する 取 組 も 掲 載 しています。第5 章─ 043 ─


災 害 時 における 地 方 自 治 体 の 情 報 発 信 の 研 究小 樽 商 科 大 学第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動「 情 報 システム 学 」 及 び「 地 域 情 報 化 論 」を 専 門 分 野 とする教 員 が、「 災 害 時 における 地 方 自 治 体 の 情 報 発 信 」をテーマに、地 域 密 着 型 情 報 発 信 の 調 査 研 究 を 行 っています。 東 日 本 大 震災 において、 多 くの 被 災 者 が 安 否 情 報 、 避 難 情 報 、 救 援 物 資 の情 報 などを 得 ることが 困 難 な 状 況 であったことから、 地 方 自治 体 のウェブサイトにおける 情 報 発 信 が 当 時 どのように 機 能したかを 検 証 し、 災 害 時 の 情 報 発 信 のあり 方 について、 地 理情 報 システムという 最 新 のIT 技 術 を 活 用 した 研 究 を 進 めています。復 興 政 策 関 連 研 究 プロジェクトへの 研 究 助 成政 策 研 究 大 学 院 大 学第3 章政 策 研 究 センターでは、 時 限 制 プロジェクト 方 式 による 政 策 志 向 型 の 共 同 研 究 を推 進 しています。 平 成 23 年 度 には 東 日 本 大 震 災 復 興 政 策 に 関 わるプロジェクト 枠 を特 別 に 設 け、3 件 の 研 究 プロジェクトに 予 算 措 置 をしました。 平 成 24 年 度 には 新 たに「 津 波 災 害 における 実 効 的 な 避 難 対 策 に 関 する 研 究 」「 東 日 本 大 震 災 後 の 水 産 業 復 興政 策 と 漁 業 権 再 編 問 題 」「 東 日 本 大 震 災 に 伴 う 食 糧 供 給 ・ 農 業 生 産 基 盤 の 復 旧 の 確 保に 関 するGRIPS-PRIMAFF( 政 策 研 究 大 学 院 大 学 、 農 林 水 産 政 策 研 究 所 ) 共 同 研 究 」の3 件 の 研 究 プロジェクトを 採 択 し、テーマごとに 研 究 が 行 われています。第4 章第5 章─ 044 ─


第5 節農 林 水 産 業 の復 興 計 画 に 関 する 活 動地 震 、 津 波 そして 放 射 能 汚 染 などにより 被 災 地 の 農 林 水 産 業 は 多 大 な 被 害 を 受 けました。また、その 影 響 は 被 災 地 のみならず、 国 民 全 体 が 直 面 している 復 興 課 題 の 一 つでもあります。被 災 地 の 農 林 水 産 業 が 復 興 し、 人 々に 安 全 ・ 安 心 な 食 物 が 供 給 されるように、 国 立 大 学 は 持 てる 知 識 ・ 技 術 を 活 用 して被 災 地 の 農 林 水 産 業 の 復 興 支 援 を 行 っています。第1 章カイコ( 養 蚕 )が 再 び 福 島 を 救 う東 京 農 工 大 学平 成 23 年 7 月 、 東 京 農 工 大 学 において「フクシマを 福 島 に 再 生 する 現場 と 科 学 者 とあなたの 集 い」が 開 催 され、 福 島 県 の 養 蚕 農 家 、 畜 産 農 家 、福 島 県 農 業 総 合 センターの 研 究 者 と 意 見 交 換 を 行 いました。 養 蚕 復 興 や「イナゴ 食 文 化 」の 継 続 のために、 放 射 性 物 質 濃 度 の 測 定 と 今 後 の 方 策 について 提 言 したところ、 多 くの 方 々の 賛 同 が 得 られ、 福 島 県 養 蚕 や「イナゴ 食 文 化 」の 継 続 について 研 究 を 進 めることとしました。 国 立 大 学 協 会からの 財 政 的 支 援 を 受 け、 本 学 の 人 的 資 源 を 福 島 農 業 再 生 に 投 入 し、 福島 県 や 被 災 地 の 農 業 の 復 興を 支 援 しています。我 が 国 の 養 蚕 業 は 低 迷 していますが、 近 代 日 本 の 礎となり 経 済 を 牽 引 した 養 蚕 及 び 製 糸 業 は 福 島 県 をはじめ、 被 災 地 域 で 現 在 も 継続 されています。 福 島 県 川 俣 町 や 霊 山 町 の 養 蚕 農 家 ・ 天 蚕 農 家 で 放 射 性 物 質 汚染 度 の 測 定 を 行 いましたが、 養 蚕 や 天 蚕 関 係 ( 幼 虫 、 蛹 、 繭 、 絹 糸 、 桑 葉 やクヌギの 葉 )とも 放 射 性 物 質 濃 度 は 非 常 に 低 い 値 でした。しかし、 桑 園 やクヌギ 畑 土壌 の 値 は 高 いものでした( 左 上 図 参 照 )。ただし、 土 壌 中 のセシウムを 根 から 吸収 し、 葉 に 移 行 される 可 能 性 は、 測 定 値 をみる 限 り、 低 いと 思 われます。 従 って、カイコや 天 蚕 からの 収 穫 繭 ( 絹 糸 )に 放 射 性 物 質 による 汚 染 はないと 判 断 しています。次 に、 福 島 県 内 各 所 においてイナゴの 放 射 性 物 質 濃 度 を 測 定 しましたが、 放射 性 物 質 濃 度 は 想 像 よりも 低 い 値 であり( 右 下 図 参 照 )、 調 査 地 域 でのイナゴ 食は 問 題 ないと 考 えます。 一 方 、 飯 舘 村 のコオロギを 測 定 しましたが、これは 異 常に 高 い 値 でした。また、 飯 舘 村 、 本 宮 町 の 畑 地 で 採 取 したフトミミズの 放 射 性 物質 濃 度 も 異 常 に 高 く(48,000~20,000 Bq/Kg 乾 重 )、 自 然 界 での 食 物 連 鎖 を考 えると、 野 生 動 物 (イノシシや 鳥 類 )での 放 射 性 物 質 の 体 内 蓄 積 の 可 能 性 が 大いに 懸 念 されています。被災地復興のための中長期的な支援活動第2 章第3 章第4 章第5 章─ 045 ─


オオムギ・ 野 生 植 物 を 用 いた 被 災 農 地 の 修 復岡 山 大 学第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動津 波 による 被 災 農 地 の 環 境 を 修 復 するため、 資 源 植 物 科 学 研 究 所に 保 存 されている 多 数 のオオムギから 見 つけられた 塩 害 および 湿害 に 強 い 系 統 を 活 用 して、イネなどの 農 作 物 と 組 み 合 わせた 農 地 復興 を 提 案 しました。 教 員 が 現 地 に 出 向 き、 宮 城 県 、 栃 木 県 の 研 究 普及 機 関 および 農 協 などと 協 力 して 有 望 オオムギの 導 入 評 価 を 進 めています。それ 以 外 にも、 東 北 大 学 とは 耐 塩 性 イネの 選 抜 を 行 っています。 津 波 被 災 時 に 作 付 けされていたオオムギが 塩 害 に 強 かったことは 現 地 でも 認 識 されており、より 強 い 塩湿 害 耐 性 を 示 す 系 統 を 導 入 して 復 興 の 助 けとなることが 期 待 されています。放 射 能 汚 染 農 地 の 修 復 については、できるだけ 農 地 を 痛 めずに 放 射 能 物 質 を除 去 する 農 地 管 理 法 の 提 案 をめざして、 農 地 に 自 生 する 雑 草 に 着 目 し、 吸 収 (もしくは 吸 着 )した 放 射 性 セシウムの 放 射 活 性 を 雑 草 の 種 類 ごとに 調 べ、 吸 収 能 力が 高 く 生 育 の 旺 盛 な 雑 草 種 を 探 索 しています。 調 査 地 は、 放 射 能 汚 染 レベルが 比較 的 高 く、かつ 立 ち 入 り 可 能 な 飯 舘 村 で、 村 役 場 と 地 主 の 方 々のご 理 解 を 得 て、福 島 県 農 業 総 合 研 究 センターなど 現 地 機 関 と 連 絡 をとりながら、 平 成 24 年 2 月から 村 内 4ヶ 所 の 農 地 で 定 期 的 に 調 査 を 行 っています。第3 章SANRIKU 海 洋 産 業 復 興 研 究 ・ 教 育 拠 点 形 成愛 媛 大 学第4 章第5 章南 予 水 産 研 究 センターでは、 愛 媛 県 南 予 地 域 で 水 産 業 を 核 にした地 域 振 興 の 活 動 をしている 実 績 を 生 かして、2 名 の 教 員 が、 文 部 科学 省 の「SANRIKU 海 洋 産 業 復 興 研 究 ・ 教 育 拠 点 形 成 事 業 」( 岩 手 大学 、 東 京 海 洋 大 学 、 北 里 大 学 )に、 岩 手 大 学 三 陸 復 興 推 進 機 構 の 客員 教 授 として 協 力 しています。 同 教 員 らは、 同 事 業 の 課 題 である 岩手 大 学 に 水 産 系 の 新 しい 大 学 院 を 設 置 することにより、 水 産 教 育 研究 拠 点 を 作 るため、 大 学 と 一 体 となって 活 動 しています。 同 事 業 では、 多 くの 研 究 者 から、この 度 の 大 震 災 復 興 は 全 国 の 水 産 研 究 者 にとっては 他 人 事 ではなく、 協 力 したいとの 申 し 出 があったこともあり、 全 国 の 水 産 研 究 者 の 知 見 を 結 集 して 水 産 系 分 野 の 教 育 研 究 拠 点形 成 を 図 ることを 目 的 に、 平 成 24 年 1 月 に 釜 石 にて「 全 国 水 産 系 研究 者 フォーラム」を 開 催 しました。その 中 で、 本 学 の 教 員 らは、パネルディスカッションでの 進 行 役 及 びパネラーを 務 めるなど、 中 心 的 に 活 動 を 行 い、 同 フォーラムに 結 集 した 産 官 学 の 有 志 は 持 てる 力 を 総 動 員 してこの 地 に 水 産 の 教 育 研 究 拠 点 形 成を 図 るために 行 動 するという「 全 国 水 産 系 研 究 者 フォーラム 宣 言 」の 採 択 に 貢 献 しました。─ 046 ─


除 染 済 み 農 地 の 再 汚 染 防 止 に 関 する 研 究帯 広 畜 産 大 学放 射 能 汚 染 被 害 を 被 った 福 島 県 飯 舘 村 においては、 平 成 24 年 春 先 より農 地 の 除 染 が 行 われています。しかし、 農 地 周 辺 の 山 林 は、その 広 大 な 面積 が 支 障 となり、 具 体 的 な 除 染 が 進 められていません。つまり 除 染 が 完 了した 農 地 においても、 山 林 から 飛 翔 する 枯 葉 等 による 再 汚 染 が 心 配 されています。そこで、 飯 館 村 に 教 員 を 派 遣 し、 実 際 に 周 辺 山 林 から 飛 翔 してくる 枯 葉 等 を 捕 獲 し、その 汚 染 量 を 測 定 すると 同 時 に、 風 向 風 速 の 観 測 を 行い、 枯 葉 の 飛 翔 範 囲 を 特 定 することにより、 農 地 の 再 汚 染 防 止 策 に 関 する提 案 を 行 い、 福 島 県 の 復 興 に 貢 献 したいと 思 っています。福 島 県 の 畜 産 復 興 支 援 事 業岐 阜 大 学被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 放 射 能 漏 れ 事 故 により、 放 射 性 セシウムに 汚 染された 牛 肉 が 流 通 し、 深 刻 な 社 会 問 題 になっています。 昨 今 の 報 道 から 原子 力 発 電 所 周 辺 地 域 の 除 染 は 極 めて 困 難 で、 放 射 能 汚 染 の 長 期 化 が 懸 念 されています。 肉 牛 生 産 再 開 のために、 放 射 性 セシウムが 可 食 部 に 移 行 しない 飼 育 方 法 の 開 発 が 望 まれています。そのため、セシウム 吸 着 物 質 (ベントナイト)の 飼 料 添 加 が 牛 肉 へのセシウムの 移 行 を 抑 制 するか 否 か 検 証 しました。 平 成 24 年 度 は、 基 礎 検 討 として 安 定 同 位 体 セシウムを 用 いて 実験 を 行 いました。 今 回 の 結 果 をもとに、 今 後 は 現 地 でセシウムの 吸 着 実 験を 行 う 予 定 です。第3 章岩 手 県 陸 前 高 田 市 の 農 地 の 復 興 支 援 事 業九 州 大 学第4 章岩 手 県 内 でも 特 に 陸 前 高 田 市 は 農 地 の 塩 害 が 甚 大 で、670haに 及 ぶ 農 地 の 除 塩 対策 が 必 要 とされていますが、 除 塩 対 策 として 有 効 とされる 潅 水 による 塩 分 の 洗 い 流 しは、 農 業 用 給 水 設 備 が 破 壊 した 地 域 ではすぐに 行 えないのが 現 状 です。そこで、 学 生 を 中 心 としたボランティアグループと 地 元 の 方 と 共 同 で 好 塩 菌 の 散布 、 塩 害 に 強 いひまわりの 播 種 、 土 壌 調 査 の 実 施 、 地 元 の 関 係 者 との 交 流 イベントなどを 実 施 しました。第5 章─ 047 ─


震 災 地 域 の 環 境 修 復 と 水 産 業 復 興 支 援弘 前 大 学第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 により、 放 射 性 物 質 に 汚 染 された 農 用 地 の 再 生は、 緊 急 かつ 優 先 の 課 題 です。そこで、セシウム 吸 収 除 去 に 有 望 なイネ 科牧 草 ネピアグラスの 除 染 効 果 の 検 証 を 福 島 県 農 業 総 合 センターと 共 同 で郡 山 市 と 二 本 松 市 で 行 っています。また、 水 産 業 の 早 期 復 興 に 寄 与 する 取り 組 みとして、 被 災 地 域 で 採 取 した 海 藻 の 栄 養 成 分 を 分 析 し、 震 災 前 と 成分 に 変 化 がないことを 示 すと 共 に、ポリフェノールや 色 素 成 分 などの 機 能性 成 分 の 評 価 、 及 び 高 い 品 質 を 社 会 にアピールすることにより、 地 元 産 業の 復 興 促 進 に 寄 与 したいと 考 えています。水 産 分 野 における 福 島 県 への 支 援福 井 大 学第3 章東 日 本 大 震 災 による 放 射 線 物 質 の 環 境 汚 染 により、 福 島 県 産 の 農 産 物 や海 産 物 の 流 通 が 著 しく 低 迷 するなど、 甚 大 な 被 害 を 受 けています。 福 島 県では 平 成 23 年 度 から5 年 間 に 渡 る 放 射 性 物 質 除 去 ・ 低 減 技 術 開 発 事 業 を開 始 し、 福 井 大 学 に、 福 島 県 知 事 から 水 産 分 野 に 係 る 支 援 要 請 があったため、 放 射 性 物 質 の 測 定 支 援 を 行 うこととなりました。福 島 県 水 産 試 験 場 と 協 力 の 上 、ライフサイエンス 支 援 センター 及 び 高 エネルギー 医 学 研 究 センターが 連 携 して 対 応 することとなり、 平 成 24 年 度も 引 き 続 き 活 動 しています。第4 章養 殖 漁 場 の 津 波 影 響 モニタリングと 底 質 改 善鹿 児 島 大 学第5 章水 産 学 部 は、 平 成 23 年 10 月 1 日 から、 養 殖 漁 場 の 生 産 性 に 関 する 津 波 影 響 モニタリングと 底 質 改 善 事 業 として、 岩 手 県 沿 岸 の 養 殖 漁 場 の 震 災 後 における 底 泥 中 の 有 機物 汚 濁 の 実 体 調 査 や 養 殖 再 開 後 の 漁 場 老 化 の 進 行 過 程 の 評 価 手 法 の 確 立 及 びヘドロ化 した 底 質 の 改 善 に 係 る 共 同 研 究 を 岩 手 県 水 産 技 術 センターと 実 施 しました。成 果 として、 光 合 成 細 菌 を 用 いた、 福 島 県 のヘドロや 水 田 土 壌 の 放 射 性 セシウムの除 染 実 験 では、1 回 に50%の 除 去 効 果 が 得 られ、 今 後 は、さらに 線 量 の 高 いサンプルを 用 いた 除 染 効 果 の 確 認 を 行 う 予 定 です。─ 048 ─


第6 節地 域 の 復 興 ・ 都 市 計 画 に 関 する 活 動東 日 本 大 震 災 は、 人 的 ・ 物 的 被 害 にとどまらず、 都 市 基 盤 やライフラインに 深 刻 なダメージを 与 えました。多 くの 被 災 地 では 過 疎 高 齢 化 などの 社 会 問 題 も 抱 えており、 被 災 地 域 の 新 たな 都 市 計 画 に 基 づく 復 興 は 日 本 再 生 の 緊 喫 の 課 題 です。国 立 大 学 は 地 域 の 復 興 のエンジンとなるべく、 地 域 住 民 の 方 々と 手 を 携 えて 新 たな 未 来 を 切 り 開 きます。第1 章「 日 本 一 美 しい 漁 村 」 雄 勝 町 復 興 まちづくり東 京 藝 術 大 学かつて 十 五 浜 と 呼 ばれた 雄 勝 は、リアス 式 海 岸 の 小 さな 入 り 江 に集 落 が 点 在 する 宮 城 県 北 東 部 の 町 です。それらの 集 落 は「 浜 」と 呼 ばれ、 漁 業 や 石 材 加 工 業 を 主 な 生 業 としながらも、それぞれに 地 勢 や生 産 物 も 異 なり、 豊 かな 固 有 性 を 持 っています。 雄 勝 半 島 は、その 面積 の80% 以 上 を 山 林 が 占 め、 南 三 陸 金 華 山 国 定 公 園 にも 指 定 され、山 と 静 かな 海 が 織 りなす 風 光 明 媚 な 場 所 です。 平 成 23 年 3 月 11 日の 震 災 以 前 は 人 口 4,300 人 、 高 齢 化 率 39.4%の 町 でした。 今 回 の 津波 災 害 による 死 亡 ・ 行 方 不 明 者 は 合 わせて300 人 弱 といわれています。町 民 による 復 興 まちづくり 協 議 会 ( 現 ・ 雄 勝 未 来 会 議 )から 要 請 を受 け、 平 成 23 年 5 月 より 東 北 大 学 と 協 力 、 平 成 24 年 3 月 からは 日 本大 学 ・ 立 命 館 大 学 ・ 株 式 会 社 マナビノタネも 加 わり、「 雄 勝 スタジオ」と 称 し、 雄 勝 の 復 興 計 画 をサポートしています。 各 浜 ごとの 被 災 状況 の 調 査 、 住 民 の 意 向 調 査 や 意 見 交 換 会 の 支 援 、 各 浜 毎 の 住 民 ヒアリングの 実 施 、それらの 結 果 を 反 映 させた 高 台 移 転 計 画 や 低 平 地 活用 のアイデアを 盛 り 込 んだマスタープランの 作 成 、 津 波 被 害 を 受 けた 小 中 学 校 ・ 保 育 所 の 再 建 に 向 けた 地 元 中 学 生 とのワークショップ、雄 勝 の 地 域 特 性 を 生 かした 復 興 まちづくりのあり 方 を 住 民 、 雄 勝 総合 支 所 の 職 員 、 土 木 コンサルタントらと 協 力 しながら 探 っています。現 在 、すべての 浜 が 高 台 移 転 をすることに 合 意 し、まちの 再 生 へ 住 民 の 意 欲 は 高 まっています。 他 地 域 に 移 転 する 住 民 もいますが、かえってそのことが、それでも 雄 勝 に 住 み 続 けたいという 住 民たちの 意 思 を 確 固 たるものにしているように 思 えます。「 雄 勝 スタジオ」の 活 動 を 見 て 地 元 小 学 生 達 が 考 える 雄 勝 中 心 部 の 復 興 計 画 案 を 作 成 し、まちづくり 協 議 会 で 発 表 してくれたときには、 関 係 者 一 同 心 を 打 たれました。 勇 壮 な 自 然 、 美 しい 集 落 、 豊 かな 海 の 幸 、 伝 統 的 な 法 印 神 楽 。 雄 勝の 魅 力 を 生 かした「 日 本 一 美 しい 漁 村 雄 勝 」のまちづくりの 実 現 に 向 けて、 今 後 も 継 続 的 に 取 り 組 んでいきたいと 考 えています。被災地復興のための中長期的な支援活動第2 章第3 章第4 章第5 章─ 049 ─


集 団 移 転 計 画 に 計 画 策 定 の 指 導 役 として 参 加北 海 道 大 学第1 章第2 章第3 章被災地復興のための中長期的な支援活動工 学 研 究 院 の 教 員 は、 被 災 地 の 復 興 には 過 去 の 事 例 が 役 立 つと 考 え、 平成 5 年 の 北 海 道 南 西 沖 地 震 によって 被 害 を 受 けた 奥 尻 島 の 被 害 や 復 興 に関 する 情 報 を「シート: 奥 尻 のその 時 と 現 在 から 学 ぶ」( 以 下 、シート)にまとめ、 平 成 23 年 4 月 に 公 開 しました。シートには 奥 尻 島 の 被 害 状 況 だけでなく、 被 災 前 のコミュニティをどのように 継 承 するのかという 議 論 が 必 ずしも 十 分 にはなされなかったという 反 省 点 も 掲 載 されています。高 台 への 集 団 移 転 による 地 域 再 生 を 目 指 していた 宮 城 県 気 仙 沼 市 小 泉地 区 の 住 民 は、このシートを 参 考 にしたいと 考 え、平 成 23 年 6 月 に 計 画 策 定 の 指 導 役 (コミュニティ・アーキテクト)として 本学 教 員 を 迎 え、 住 民 主 導 による 移 転 計 画 作 成 作 業 を 進 めています。教 員 は「この 取 組 は、『 未 来 への 贈 り 物 』。 大 学 は、 行 政 機 関 や 民 間 会 社 、そして 住 民 のすべてと 連 携 が 取 りやすい。だからこそ、 大 学 の 人 間 が 復 興 をトータルコーディネートする 存 在 になっていくべきです」と 語 ります。住 民 同 士 の 徹 底 した 議 論 を 促 し、 移 転 後 の 新 しい 地 域 づくりに 向 けて 作 業を 進 めるこの 取 組 からは、 災 害 からの 復 興 ・ 再 生 のために 大 学 が 果 たすべき役 割 も 見 えてきます。復 興 拠 点 施 設 「 小 さな 積 み 木 の 家 」 協 働 建 設九 州 工 業 大 学第4 章第5 章陸 前 高 田 市 気 仙 町 今 泉 地 区 長 からの 依 頼 を 受 けて、 復 興 拠 点 施 設 「 小 さな 積 み 木 の 家 」の 協 働 建 設 を 実 施 しました。この「 小 さな 積 み 木 の 家 」の工 法 技 術 は、「 誰 でも 簡 単 に 建 築 できるように」と 本 学 と 九 州 産 業 大 学 の教 員 らが 応 急 仮 設 住 宅 として 提 案 したものです。その 活 動 を 知 った 今 泉 地区 長 が、 先 祖 代 々 守 られてきた 歴 史 ある 今 泉 を 再 興 し 後 世 へ 継 承 するために、そのまず 一 歩 目 として、 離 散 した 住 民 及 び 関 係 者 が 気 軽 に 立 ち 寄 れ、今 泉 の 明 日 について 話 し 合 える 現 地 復 興 の 拠 点 となる 場 、 及 び900 年 の歴 史 をもつ 岩 手 県 指 定 無 形 民 俗 文 化 財 「けんか 七 夕 」の 準 備 など 各 種 地 域行 事 ができる 場 をできるだけ 早 く建 設 してほしい、との 思 いで 依 頼されたものです。その 想 いを 受 け、 本 学 の 建 築 計 画 研 究 室 の 学 生 達 や 地 元 住 民 と 共 に集 会 所 「 小 さな 積 み 木 の 家 」をセルフビルドしました。 建 築 に 使 われた342 個 ある 積み 木 の 全 ての 上 面 一 つ 一 つに 住 民 や 建 設 に 関 わった 人 々のメッセージを 書 いてもらいました。 復 興 を 遂 げ、 集 会 所 が 壊 される 時 に 見 ることができるこのメッセージは、未 来 の 今 泉 地 区 や 自 分 自 身 へのメッセージでもあり、みんなの 思 いが 込 められた 集会 所 となりました。─ 050 ─


牡 鹿 半 島 復 興 支 援 活 動京 都 工 芸 繊 維 大 学デザイン 経 営 工 学 部 門 の 研 究 グループは、 神 戸 大 学 の 学 生 および 建 築 家とチームを 組 んで、 全 国 15 大 学 の 学 生 と 教 員 100 人 以 上 とともに、 建 築家 による 復 興 支 援 のネットワーク「アーキエイド」の 牡 鹿 半 島 復 興 支 援 プロジェクトにおいて、 津 波 で 被 災 した 十 八 成 (くぐなり) 浜 の 被 災 地 調 査と 復 興 計 画 に 継 続 的 に 取 り 組 んでいます。学 生 とともに、 被 災 状 況 の 調 査 と 住 民 へのヒアリングをもとに 復 興 計 画を 提 案 し、 移 転 候 補 地 の 踏 査 、 図 面 や 模 型 を 使 った 住 民 説 明 をすすめるなかで、 住 民 と 学 生 の 交 流 、 学 生 のスキルや 能 力 の 発 揮 など、 教 育 的 効 果 もありました。津 波 被 災 集 落 図 作 成 プロジェクト佐 賀 大 学被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章津 波 で 被 災 した 漁 村 等 を 対 象 に、 住 宅 地 図 と 空 中 写 真 の 照 合 や 着 色などにより、これまでにA3 版 三 千 分 の 一 の 被 災 集 落 地 図 約 150 枚 を作 成 しています。 広 域 的 な 被 災 状 況 や 住 居 種 別 を 含 む 図 化 作 業 の 成 果は、 建 築 学 会 集 落 計 画 分 野 と 連 携 した 研 究 的 取 り 組 み、 復 興 に 向 けた 基礎 資 料 としての 活 用 が 期 待 されています。このプロジェクトには、 工 学系 研 究 科 都 市 工 学 専 攻 を 中 心 に 他 分 野 を 含 む40 名 を 超 える 学 生 ボランティアの 参 加 があり、 遠 隔 地 の 学 生 が 被 災 地 の 現 状 を 知 り、 災 害 に 強 いまちづくりを 考 える 非 常 に 良 い 機 会 となっています。第3 章東 日 本 大 震 災 復 興 計 画 構 想 スキーム 提 案熊 本 大 学第4 章震 災 翌 々 日 から 各 種 支 援 、 情 報 収 集 作 業 に 着 手 しました。 平 成 23 年 4月 から5 月 の 被 災 地 域 広 域 調 査 に 続 いて、 大 船 渡 市 、 東 松 島 市 等 の 被 災 地域 各 自 治 体 に 対 し、 地 形 地 理 学 データ 分 析 に 基 づく 大 型 模 型 数 基 、 建 築 模型 20 数 基 、 大 型 パネル30 数 枚 を 作 成 し、プレゼンテーションを 行 ってきました。 実 施 体 制 として、 日 本 学 術 振 興 会 第 171 委 員 会 、e++ 研 究 会 ( 次 々世 代 光 ネットワーク 環 境 デザイン 研 究 機 構 )、プリンストン 大 学 、MIT(マサチューセッツ 工 科 大 学 )との 協 力 、 恊 働 を 得 ています。 安 定 地 塊 の 上 への 移 転 構 築 、 再 生 可 能 エネルギー 利 用 、 極 限 までの 省 コスト 化 に 依 拠 し、自 然 療 法 によるまちづくりを 目 指 しています。第5 章─ 051 ─


第1 章第7 節被 災 地 の 教 育 支 援 ・ボランティアに 関 する 活 動「 絆 」、この 言 葉 は 震 災 後 、たくさんの 人 々の 心 の 内 に 希 望 を 灯 しました。国 立 大 学 の 多 くの 教 職 員 や 学 生 が 子 どもたちの 教 育 支 援 や 地 域 住 民 のためのボランティア 活 動 に 従 事 しています。これらの 活 動 を 通 して、 人 々の「 絆 」はさらに 強 く 結 ばれ、 被 災 地 の 子 どもたちや、これからの 社 会 を 支 える 若 者 たちも 成 長 していきます。第2 章第3 章第4 章第5 章被災地復興のための中長期的な支援活動教 育 復 興 支 援 センターの 取 組宮 城 教 育 大 学平 成 23 年 6 月 28 日 に 教 育 復 興 支 援 センターを 設 置 しました。 本 センターの 目 的 は、 宮 城 県 の 教 育 の 復 興 に 向 け、 地 域 自治 体 の 復 興 施 策 内 容 を 念 頭 に、 重 点 的 に 取 り 組 む 事 項 を 明 確にし、 中 ・ 長 期 的 視 点 に 立 って 児 童 ・ 生 徒 の 心 のケアや 確 かな学 力 の 定 着 ・ 向 上 及 び 現 職 教 員 の 支 援 を 実 施 することです。本 センターを 拠 点 として、 学 生 ボランティア 派 遣 事 業 を 現在 も 継 続 して 展 開 しています。 平 成 24 年 10 月 までに、 県 内 の国 ・ 私 立 大 学 、 全 国 の 国 ・ 私 立 教 員 養 成 系 大 学 ・ 学 部 から、 実人 数 1,700 名 余 の 学 生 が 参 加 しました。具 体 的 には、 学 生 ボランティアがチームを 作 り、 派 遣 要 請 のあった 被 災 校 等 へ 赴 き、 自 学 自 習 への 支 援 や 教 員 補 助 等 の 教育 支 援 を 行 っています。本 事 業 においては、 学 生 の 教 育 実 践 力 と 人 間 力 向 上 にも 効果 が 期 待 されます。また、ボランティアで 出 会 った 学 生 たちが同 じ 目 標 を 持 ち、 子 どもたちに 寄 り 添 う 過 程 で 互 いの 友 情 の輪 を 広 げ、 教 職 への 志 が 高 まるという 思 いがけない 効 果 もありました。ある 学 生 は、「 短 い 時 間 でしたが、 子 どもたちがそれぞれいろいろなことを 伝 えようとしてくれました。もっとここにいたい、また 会 いたい、かかわりたいと 強 く 強 く 思 いました。」と 日 誌 に 記 しました。支 援 を 受 け た児 童 ・ 生 徒 か らは、「 先 輩 方 の 受験 でのエピソード、 心 構 え、 勉 強 の 仕 方 など、 普 段 学 校 では 学 べないようなことも 学 べました。 勉 強 もわからないところをとても 丁 寧 に、わかりやすく 教 えてくれました。」といった 感 想 が 数 多 く 寄 せられました。さらに、これらの 教 育 支 援 活 動 についての 情 報 を 共 有 し、 今 後 の 学 校 支 援 について 考 える 場 として、ボランティア 報 告 会 や 教 員 向 けのセミナーを 定 期 的 に 開催 し、 刻 々と 変 わる 被 災 地 からの 要 請 と 今 後 の 支 援 の 在 り 方 を 発 信 しています。─ 052 ─


東 日 本 大 震 災 教 育 支 援 ボランティアの 取 組東 京 学 芸 大 学東 日 本 大 震 災 発 生 直 後 から「 東 京 学 芸 大 学 教 育 支 援 ボランティア」を 立 ち 上 げ、1 年 間 延 べ1,182 人 の 学 生 ボランティアを 派 遣 し、 今 後 も継 続 予 定 です。1. 東 京 都 教 育 委 員 会 と 連 携 し、BumB 東 京 スポーツ 文 化 館 で 避 難 生活 をしている 福 島 県 の 中 ・ 高 校 生 の 学 習 支 援 に 当 たるため、 平 成 23 年 4月 ~ 平 成 24 年 2 月 の 間 、 計 28 人 のボランティア 学 生 を 毎 日 2~3 人 の体 制 で 同 館 に 派 遣 し、 夏 の 一 時 期 を 除 き 年 間 を 通 して 支 援 活 動 を 行 いました。 この 活 動 に 対 しては 同 教 育 委 員 会 から 感 謝 状 が 贈 呈 されました。2. 宮 城 県 大 崎 市教 育 委 員 会 及 び 鳴 子 公 民 館 と 連 携 し、 鳴 子 温 泉 地 区 に 避 難 している 小 ・中 学 生 の 学 習 支 援 ・ 遊 び・ 心 のケア、 並 びに 地 域 の 文 化 活 動 などへの 参 加協 力 及 び 支 援 に 当 たるため、 拠 点 となる 宿 泊 施 設 を 現 地 に 確 保 して、 平成 23 年 7 月 15 日 ~9 月 30 日 の 間 、1クール1 週 間 約 10 人 の 体 制 で11クールに 亘 って 計 107 人 の 学 生 ボランティアを 派 遣 しました。3. 宮 城 教 育 大 学 及 び 気 仙 沼 市 教 育 委 員 会 との 連 携 で 気 仙 沼 市 「 春 休 み学 び 教 室 」に9 名 の 学 生 ボランティアを 派 遣 し、 平 成 24 年 3 月 26 日 ~31 日 の 間 、 気 仙 沼 市 の10の 中 学 校 で、 現 地 の 小 ・ 中 学 生 に 学 習 支 援 を 行いました。被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章第3 章被 災 小 ・ 中 学 校 への 協 働 学 習 支 援鳴 門 教 育 大 学震 災 直 後 から 文 部 科 学 省 、NTT 東 日 本 とも 連 携 して、 被 災 した 小 ・中 学 校 に 対 し、 端 末 及 び 回 線 の 提 供 、 校 務 支 援 システムを 活 用 した 教員 業 務 支 援 など、ICTを 活 用 した 復 興 支 援 活 動 等 を 行 ってきました。平 成 23 年 後 半 からは、 被 災 地 の 学 校 が 通 常 授 業 を 再 開 したことを受 け、 津 波 などによって 失 われた 各 種 教 材 に 代 わりデジタル 教 材 を 活用 し、より 少 ない 労 力 で 効 果 的 な 授 業 を 行 うと 共 に、 児 童 生 徒 も 自 主学 習 で 活 用 できるように、 各 教 科 などごとのデジタル 教 材 リンク 集 を提 供 しました。また、 平 成 24 年 に 入 ってからは、 被 災 した 小 ・ 中 学 校 の 児 童 生 徒 が、全 国 の 児 童 生 徒 と 協 働 学 習 や 交 流 活 動 を 行 ったり、 避 難 生 活 のために全 国 に 散 ってしまった 元 同 級 生 と 交 流 したりすることができるよう、 動 画 、 静 止 画 、 音 声 など 多 様 な 情 報 を 交 えて 交 流 できるマルチメディア 電 子 掲 示 板 を 開 発 ・ 提 供 しました。さらに、 本 掲 示 板 の 運 用 に 当 たっては、 教 員 ・ 児 童 生 徒 が 安 心 して 利 用 できるよう、 全 国 の 本 学 大 学 院 修 了 生 の 現 職 教 員 が、協 働 学 習 支 援 や 不 適 切 な 書 き 込 みの 監 視 などを 行 い、 支 援 しています。第4 章第5 章─ 053 ─


ボランティア 支 援 活 動 の 実 績東 京 大 学第1 章第2 章第3 章第4 章被災地復興のための中長期的な支援活動東 日 本 大 震 災 からこれまで、ボランティアの 理 念 ( 自 発 性 、 無 償 性 、公 共 性 など)に 留 意 しつつ、 構 成 員 による 広 範 なボランティア 活 動 を、持 続 可 能 な 形 と 方 法 で 支 援 しています。平 成 23 年 8~9 月 、 平 成 24 年 のゴールデンウィーク 及 び8 月 には、岩 手 県 遠 野 市 や 大 槌 町 社 会 福 祉 協 議 会 ボランティアセンターなどと 連携 し、 学 生 及 び 教 職 員 による「 東 京 大 学 ボランティア 隊 」( 総 人 数 410 名 )を10 班 ( 各 々4 泊 5 日 )に 分 けて 派 遣 し、 遠 野 市 を 拠 点 として 被 災 沿 岸地 域 などにおいて、がれき・ヘドロの 撤 去 や 草 刈 り、 海 岸 の 清 掃 、 仮 設住 宅 での 作 業 補 助 、 支 援 物 資 の 仕 分 け・ 梱 包 作 業 などのボランティア 活動 を 実 施 しました。更 に、 平 成 23 年 の 末 から 現 在 まで、 岩 手 県 陸 前 高 田 市 、 福 島 県 大 熊 町 、福 島 県 相 馬 市 のそれぞれの 教 育 委 員 会 及 び 支 援 団 体 などと 連 携 し、 被 災して 避 難 生 活 を 送 る 小 ・ 中学 生 などを 対 象 とした「 学習 支 援 の 場 」に 学 生 を 派 遣し、 学 習 支 援 ボランティア活 動 を 実 施 しています。また、 東 日 本 大 震 災 に 関わ る ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 を行 った 学 生 を 支 援 するため「ボランティア 活 動 支 援 金 」の 制 度 を 設 け、 平 成 23 年 12 月 から、2 万 円 を 上 限 とする 交 通 費 相 当 額 の 支 援 を開 始 し、 今 後 も 引 き 続 き 実 施 していく 予 定 です。なお、 被 災 地 の 方 や 現 地 で 復 興 支 援 に 携 わる 方 、 学 習 の 場 に 参 加 の 児 童 生 徒から、「 助 かる、ありがとう」「 作 業 が 丁 寧 で 信 頼 できる」「また 来 てほしい」「 授業 がわかりやすい」「やる 気 がでた」などなど、 多 くの 感 謝 の 言 葉 をいただく 一方 、ボランティア 活 動 に 参 加 した 学 生 からは、「 何 にも 変 え 難 い 貴 重 な 経 験 となった」「 社 会 的 責 任 について 考 えさせられた」「 今 後 も 続 けたい、また 行 きたい」「 継 続 的 な 息 の 長 い 支 援 が 必 要 だ」「 心 の 深 い 傷 を 肌 で 感 じた」などなど、 極 めて前 向 き、 建 設 的 な 声 が 寄 せられています。第5 章─ 054 ─


学 生 ボランティアによる 現 地 支 援 と 情 報 発 信小 樽 商 科 大 学東 日 本 大 震 災 の 教 訓 をもとに、「 震 災 と 復 興 」という 授 業 科 目 を 新 設 し、この 授 業科 目 の 履 修 者 から 選 抜 した11 名 と 本 学 教 員 3 名 により 視 察 団 を 組 織 して、 平 成 24年 5 月 に 岩 手 県 の 被 災 地 に 赴 きました。 現 地 の 住 民 や 防 災 ガイド、NPOの 方 達 との対 話 や、ボランティア 活 動 体 験 を 経 て、 今 、 現 地 で 何 が 必 要 で 何 ができるのかを 体 得した 学 生 ボランティア 組 織 「たるてぃ」は、 自 らの 視 察 経 験 と 授 業 で 得 た 知 識 、 他 大学 ボランティア 組 織 などとの 交 流 を 通 じて 得 た 情 報 を、 学 内 外 に 広 く 発 信 する 役 目を 現 在 も 担 っています。つながる 絆 プロジェクト~ 島 根 から 東 北 へ~島 根 大 学被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章被 災 地 を 訪 れ、 支 援 活 動 を 通 じて 知 った 被 災 地 の 現 状 を 島 根 に 伝 え、 被災 地 域 と 島 根 の 人 との 絆 を 深 めることを 目 的 として、 学 生 10 名 が 平 成 23年 8 月 25 日 ~9 月 2 日 の 間 、 宮 城 県 気 仙 沼 市 において、 仮 設 住 宅 への 家具 や 日 用 品 の 搬 入 、がれき 撤 去 前 に 行 う 草 刈 り 作 業 、 荒 廃 した 畑 の 整 備 といった 震 災 復 興 支 援 活 動 を 行 いました。これらの 活 動 は、 島 根 大 学 広 報 誌 「 広 報 しまだい」10 号 に 掲 載 したほか、大 学 祭 において 報 告 会 を 開 催 することで、 復 興 支 援 に 対 する 関 心 を 高 め、被 災 地 支 援 活 動 推 進 の 一 助 になりました。第3 章学 生 震 災 ボランティア 活 動 への 支 援東 京 外 国 語 大 学第4 章平 成 23 年 4 月 に 地 震 緊 急 対 策 本 部 と 多 文 化 コミュニティ 教 育 支 援 室 が 協 力 して 震災 ボランティア 支 援 チームを 設 置 しました。4 月 から6 月 まで3 回 、 震 災 ボランティア 講 習 会 を 開 催 して 計 149 人 の 学 生 に 対 して 震 災 ボランティアとしての 心 構 えを 伝える 一 方 、 宮 城 県 石 巻 市 湊 地 区 の「みなと 応 援 村 」と 連 携 関 係 を 結 びました。これらの 準 備 を 経 て、 同 年 7 月 から 平 成 24 年 1 月 まで8 回 、 計 44 人 の 学 生 たちを 現 地 に 派遣 し、 震 災 ボランティア 活 動 を 支 援 しました。その 後 、 学 生 たちが 自 発 的 に 立 ち 上 げた 震 災 ボランティアグループに 対 して 継 続 的 な 支 援 を 行 っています。第5 章─ 055 ─


足 湯 と 手 芸 から 生 まれる 被 災 者 と 学 生 の 交 流神 戸 大 学第1 章第2 章第3 章第4 章被災地復興のための中長期的な支援活動東 日 本 大 震 災 の 発 生 直 後 から 大 学 に 対 して「 自 分 に 何 かできることはないか」という 学 生 からの 問 い 合 わせが 多 数 寄 せられました。そこで 大 学 として 対 応 を 進 め、 平 成 23 年 のゴールデンウィークに 学 生 ボランティアを 岩 手 県 に 派 遣 しました。その 後 も 平 成 24年 11 月 末 までに11 回 のバスで、1 回 あたり1 週 間 で、 延 べ401 名の 学 生 を 岩 手 県 山 田 町 ・ 大 槌 町 ・ 釜 石 市 ・ 大 船 渡 市 ・ 陸 前 高 田 市 などに 派 遣 してきました。災 害 ボランティアの 本 質 はコミュニケーションだと 考 え、 学 生と 被 災 者 が 直 接 に 交 流 できる 活 動 として、 足 湯 ボランティア 活 動やタオルで 作 る「まけないぞう」などの 手 芸 を 行 っています。 被 災して 傷 ついた 人 の 最 大 のニーズは、 自 分 の 苦 しみを 他 者 に 理 解 してもらうことです。 学 生 は 被 災 者 から「 死 体 を 見 てもね、 自 分 の 知り 合 いかどうかはわかんないんだよ。 変 わり 果 てていて」「 仮 設 住宅 っつてもね、 何 もやることないしね、ずっといたら 気 がめ 入 る」「 泣 いてばっかでもだめだね。 笑 って 生 きていかなくちゃ」などのお 話 しを 聞 きます。こうしたお 話 しを 聞 いて 受 け 止 め、 共 感 することが 大 切 です。また 被 災 者 の 生 の 声 から、より 踏 み 込 んだ 支 援の 形 を 構 想 することもできます。平 成 24 年 度 には 東 北 大 学 の 学 生 と 一 緒 に 活 動 し、また10 月13 日 には 陸 前 高 田 市の 町 内 会 と 神 戸 大 学キャリアセンターで地 域 連 携 協 定 を 締 結しました。その 他 、 現地 のNPO 団 体 と も 連携 しながら、 足 湯 や 手 芸 以 外 にも、まちづくりや 漁 業 ・ 農 業 支 援 等 の 活 動 も 展 開しています。阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 の 経 験 からも、3 年 目 を 迎 える 被 災 地 は、 周 囲 の 関 心 の 低 下 、支 援 団 体 の 撤 退 、 被 災 者 間 の 生 活 再 建 の 格 差 がはっきりするなど、 様 々な 困 難 に直 面 します。 神 戸 大 学 は 平 成 25 年 度 も、 学 生 ボランティア 派 遣 を 含 め、 直 接 の支 援 を 継 続 していきます。第5 章─ 056 ─


組 織 的 な 学 生 のボランティア 支 援大 分 大 学長 期 的 な 復 興 支 援 における、 人 的 支 援 の 重 要 性 に 鑑 み、 学 生 の 自 発 的 な復 興 支 援 ボランティアへの 取 組 が 持 つ 高 い 社 会 貢 献 度 を 重 視 し、「 東 日 本大 震 災 」に 伴 う 学 生 のボランティア 活 動 に 関 する 基 本 方 針 で、ボランティア 活 動 に 関 すること、 修 学 上 の 配 慮 に 関 すること、 経 済 的 配 慮 に 関 すことを 示 して、 大 分 市 ボランティアセンターと 連 携 しながら 活 動 を 支 援 しました。延 べ11 名 の 学 生 が 被 災 地 へ 赴 き 様 々な 活 動 を 行 い、 中 には、 休 学 して7ヶ 月 間 ボランティア 活 動 を 行 った 学 生 もいました。学 生 による 被 災 地 でのボランティア 活 動奈 良 女 子 大 学被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章平 成 23 年 12 月 26 日 ~29 日 、 奈 良 女 子 大 学 を 中 心 に 関 西 4 女 子 大 学 で組 織 する「< 共 に 生 きる> 女 子 大 学 ネットワークin 関 西 」の 活 動 の 一 環 として、 学 生 5 名 が 岩 手 県 釜 石 市 の 只 越 町 商 店 街 で 復 興 支 援 を 行 いました。具 体 的 には、 学 内 や 地 域 の 商 店 街 から 寄 付 された 物 資 を 届 け、 現 地 の 仮 設商 店 街 内 でのイベントの 実 施 や 商 店 街 でのニーズ 調 査 などの 活 動 を 行 いました。また、 平 成 24 年 9 月 14 日 ~17 日 まで 学 生 の 被 災 地 支 援 ツアーを 実 施し、 釜 石 市 と 宮 古 市 で 商 店 街 振 興 のイベントに 参 加 して 地 元 の 方 々に 喜 ばれました。第3 章学 生 による 東 日 本 大 震 災 の 支 援 活 動帯 広 畜 産 大 学第4 章帯 広 信 用 金 庫 と 連 携 して、 平 成 23 年 11 月 3 日 に 開 催 された「2011ふるさと 名 取 秋 まつり~ 復 興 祭 ~」へ 学 生 ボランティア 団 (11 名 うち 学 生 7名 )を 派 遣 して、 学 生 たちが 全 学 農 畜 産 実 習 で 育 てたジャガイモ、 小 豆 、豚 肉 などを 持 ち 込 みクリームシチュー、カレーライス、お 汁 粉 を 作 って 振る 舞 いました。 午 後 からはジャガイモの 無 料 配 付 も 行 い、 当 日 は、 好 天 にも 恵 まれ 本 学 のブースには、 長 蛇 の 列 が 出 来 るほどの 人 気 となり、 用 意 した 食 材 の 全 てを 完 売 し、 売 上 金 の 全 額 を 名 取 市 に 寄 付 し、 復 興 支 援 に 役 立てられました。第5 章─ 057 ─


学 生 ボランティア「 走 れ! ! わぁのチャリ」山 形 大 学第1 章第2 章第3 章第4 章被災地復興のための中長期的な支援活動被 災 地 では 津 波 により 自 家 用 車 ・ 自 転 車 が 流 され 道 路 が 冠 水 するなどして 移動 ・ 物 資 輸 送 もままならず、 被 災 者 は 物 資 配 給 所 と 避 難 所 の 間 を 重 い 荷 物 を 持 っての 移 動 が 強 いられている 惨 状 でした。それに 対 して 山 形 で 不 要 となった” 中 古自 転 車 ”を 集 め 修 理 ・ 整 備 し 被 災 者 へ 届 ける 活 動 の 他 、 泥 だし 作 業 を 含 む 環 境 整備 支 援 等 被 災 地 への 直 接 的 な 支 援 を 通 じて、 山 形 県 民 と 学 生 の 輪 、“ 山 形 ”と 被 災地 の 輪 、 学 年 ・ 学 科 を 飛 び 越 えた 学 生 同 士 の 輪 を 創 出 するため 平 成 23 年 4 月 に「 走 れ!!わぁのチャリ」は 発 足 しました。本 プロジェクトはこれまで130 台 以 上 の 自 転 車 を 被 災 地 などに 届 け、 山 形 県民 の 思 いを 乗 せた 自 転 車 が 被 災 地 で 有 効 活 用 されました。 被 災 地 の 復 興 が 進 み道 路 も 整 備 されて 事 情 も 変 わりましたが、 被 災 者 や 避 難 生 活 の 方 からの 自 転 車提 供 の 要 望 も 多 く、 平 成 24 年 度 は 酒 田 市 や 鶴 岡 市 などに 避 難 されているご 家 族へお 渡 ししました。また、 活 動 の 拠 点 「まちなか 基 地 」のある 鶴 岡 市 山 王 町 商 店街 の「 山 王 ナイトバザール」への 参 加 など、 地 元 の 活 性 化 ・ふれあい 事 業 活 動 も行 いました。そのほか、 環 境 整 備 の 一 環 として 宮 城 県 東 松 島 市 、 南 三 陸 町 、 石 巻市 への 野 菜 ・ 花 の 苗 の 提 供 ・ 育 成 活 動 や、 短 期 避 難 者 の 受 入 施 設 の 掃 除 ボランティアなどの 活 動 も 行 いました。これらの 活 動 を 通 して、 先 々で「 私 たちを 忘 れないでいてくれたんだね。 冬 の間 はほとんど 人 が 来 なかったから・・」という 言 葉 に、これからの 活 動 の 意 義 というものを 実 感 できました。平 成 24 年 12 月 には 農 学 部 留 学 生 が 東 松 島 市 の 保 育 園 を 訪 問 し、 子 供達 に 絵 本 の 読 み 聞 かせなどのふれあいコミュニティー・ボランティアを予 定 しています。 今 後 も、このような「 人 の 繋 がりの 再 生 」というテーマを 継 続 し、 新 たに” 心 のケア”「 子 どもたちとの 繋 がり-あなたときみの 笑 顔 が 見 たい!!-」をテーマに 活 動 していきます。第5 章─ 058 ─


学 生 による 震 災 被 災 地 における 教 育 支 援群 馬 大 学東 日 本 大 震 災 により 被 災 した 地 域 への 教 育 支 援 を 宮 城 教 育 大 学 の 教 育 復興 支 援 事 業 への 協 力 を 通 して 実 施 しています。この 取 組 は、 教 育 実 習 履 修 済 みの 教 育 学 部 の 学 生 が、 教 職 実 践 インターンシップ 制 度 を 利 用 し、 自 らの 意 志 で 被 災 地 域 の 学 校 において、 教 育 実 習で 学 んだ 経 験 を 生 かしながら 補 習 授 業 などにおける 教 員 補 助 業 務 や 児 童 生徒 への 学 習 指 導 などを 行 ったもので、 第 1 期 ( 宮 城 県 女 川 町 立 女 川 第 一 中学 校 : 平 成 23 年 8 月 1 日 ~3 日 )、 第 2 期 ( 岩 沼 市 立 玉 浦 小 学 校 ・ 玉 浦 中 学 校 :平 成 23 年 9 月 26 日 ~30 日 )、 第 3 期 ( 松 島 第 一 小 学 校 : 平 成 24 年 3 月 5 日〜9 日 )、 第 4期 ( 南 三 陸 町 立志 津 川 中 学 校 : 平 成 24 年 3 月 26 日 ~30 日 )、 第 5 期 ( 女 川 町 立女 川 第 二 小 学 校 : 平 成 24 年 8 月 1 日 ~2 日 )とこれまで5 回 、 延べ27 人 が 参 加 しました。 今 後 も 宮 城 教 育 大 学 と 連 携 しながら 教育 支 援 を 継 続 していく 予 定 です。一 連 の 取 り 組 みが、 被 災 地 域 の 児 童 生 徒 の 学 力 向 上 の 一 助 となり、 厳 しい 状 況 に 置 かれた 教 員 の 負 担 軽 減 に 多 少 なりとも 寄与 できたのなら 幸 いです。また、 教 員 を 目 指 す 学 生 にとって、これらの 経 験 が 自 身 の 教 育 実 践 力 の 向 上 につながることを 期 待 しています。被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章第3 章農 と 暮 らしを 守 る 復 興 支 援 ボランティア「 信 大 農 援 隊 」信 州 大 学東 日 本 大 震 災 の 翌 日 、 平 成 23 年 3 月 12 日 に 起 きた 震 度 6 強 の長 野 県 北 部 地 震 は、 長 野 県 下 水 内 郡 栄 村 に 壊 滅 的 な 被 害 をもたらしました。この 地 震 で 被 害 を 受 けた 機 械 作 業 が 困 難 な 山 間 部の 農 業 用 水 路 の 復 旧 作 業 や、 被 災 者 の 村 外 避 難 などで 人 手 不 足となった 農 作 業 などに 対 し 学 生 ボランティアのニーズが 高 まり、農 学 部 の 教 員 と 学 生 を 中 心 にした 復 興 支 援 ボランティア「 信 大農 援 隊 」が 組 織 されました。2011 年 の 参 加 者 は 教 員 のべ61 名 、 学 生 院 生 のべ147 名 で、 地域 住 民 と 共 同 で 用 水 路 補 修 、 苗 伏 せ・ 田 植 え、 被 災 水 田 へのソバ播 きなどの 農 業 活 動 を 行い、さらに 被 災 水 田 で 栽培 したソバの 商 品 化 に 関 してパッケージデザインを 行 うなど 幅 広 い 活 動 を 実 施 してきました。また、「 信 大 農 援 隊 」は 長 野 県 栄 村 役 場 、 栄 村 震 災 復 興 支 援 機 構 「 結 い」と協 力 しながら、 現 地 が 必 要 とする 支 援 を 中 心 に 現 在 も 継 続 して 活 動 しており、 地 域 住民 と 学 生 との 交 流 も 続 いています。これらの 活 動 は 農 学 部 ウェブサイトに 定 期 的 にアップしており、 多 彩 な 支 援 活 動 がご 覧 いただけます。http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/news/sakaemura-hukkou/第4 章第5 章─ 059 ─


教 育 復 興 支 援 学 生 ボランティア 派 遣 事 業第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動愛 知 教 育 大 学宮 城 教 育 大 学 からの 派 遣 要 請 により、 平 成 23 年 度 には、 夏 期 休 業 中 に3 班 13 名 、 学 年 末 休 業 中 に1 班 5 名 、 平 成 24 年 度 には、 夏 期 休 業 中 に3 班35 名 、 総 勢 53 名 の 学 生 ボランティアを 派 遣 しました。 活 動 期 間 は 各 班 とも 月 曜 の 朝 から 金 曜 の 夕 方 までの1 週 間 単 位 で、 名 古 屋 ・ 仙 台 間 の 移 動 には 深 夜 バスを 利 用 。 活 動 内 容 は、 小 中 高 の 児 童 生 徒 への 自 学 自 習 支 援 を 中心 に、 部 活 動 支 援 も 実 施 しました。 活 動 後 に 提 出 された 学 生 のレポートには、 将 来 教 員 として、 被 災 地 での 体 験 を 子 どもたちに 伝 えていく 必 要 性 を痛 感 したことなどが 書 かれていました。被 災 地 各 地 での 学 校 支 援 ボランティアに 参 加福 岡 教 育 大 学第3 章東 日 本 大 震 災 で 被 害 を 被 った 教 育 現 場 の 復 興 に 向 けた 支 援 を 行 うため平 成 23 年 6 月 に 設 置 された「 宮 城 教 育 大 学 教 育 復 興 支 援 センター」と 連携 し、 平 成 23 年 8 月 17 日 ~20 日 の 日 程 で、 被 災 地 の 小 中 学 生 を 対 象 とした 教 育 支 援 ボランティア( 自 学 自 習 への 支 援 )として、 大 学 から 学 生 5名 を 派 遣 しました。 学 生 の 表 情 も、このボランティアに 参 加 する 前 と 後 では、はっきり 違 いがわかるほど 成 長 して 福 岡 へ 戻 ってきました。この 経 験は、これからの 大 学 生 活 に 大 きな 影 響 を 与 えたに 違 いありません。第4 章第5 章「 出 前 おもしろ 実 験 室 」プロジェクト鳥 取 大 学宮 城 県 石 巻 市 教 育 委 員 会 から 依 頼 を 受 けて、「 出 前 おもしろ 実 験 室 」( 体験 型 科 学 教 室 )を 開 催 しました。技 術 部 を 主 体 に 大 分 大 学 及 び 東 北 大 学 金 属 材 料 研 究 所 の 技 術 組 織 の 協力 を 得 て、 平 成 24 年 2 月 14~15 日 に 釜 小 学 校 及 び 湊 第 二 小 学 校 を11 名で 訪 問 、 同 年 5 月 10~11 日 には 名 古 屋 工 業 大 学 、 岡 山 大 学 の 技 術 職 員 も加 わり22 名 で 開 北 小 学 校 、 湊 小 学 校 及 び 中 里 小 学 校 を 訪 問 しました。 延べ4 日 間 で5 校 を 訪 問 し、 計 745 名 の3~6 年 生 の 児 童 に、 実 験 の 楽 しさ、科 学 の 面 白 さを 伝 え、 教 員 、 児 童 から 非 常 に 高 い 評 価 をいただきました。─ 060 ─


スクールサポートプログラムの 開 発 ・ 実 践滋 賀 大 学短 期 的 には 学 校 現 場 の 復 興 のため、 長 期 的 には 今 後 の 災 害 に 対 する 減 災教 育 も 含 めた 有 効 なカリキュラムの 開 発 を 目 的 として、 被 災 地 の 学 校 、 教育 委 員 会 等 を 訪 問 し、 学 校 現 場 の 実 情 や 今 後 の 教 育 への 要 望 を 調 査 しています。これまでに 岩 手 県 大 槌 町 ( 平 成 24 年 9 月 )で 教 育 委 員 会 や 避 難 所 となった 学 校 現 場 での 災 害 対 応 、とくにその 際 の 教 員 や 生 徒 の 役 割 を 知 ることにより、これからの 学 校 支 援 の 教 育 プログラムの 開 発 に 取 り 組 みます。また 宮 城 教 育 大 学 と 連 携 し、 被 災 地 の 学 校 現 場 の 要 望 にこたえて 支 援 を 行う 活 動 に 教 員 学 生 が 参 加 しています。被 災 自 治 体 と 連 携 した 理 科 教 育 復 興 支 援お 茶 の 水 女 子 大 学被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章平 成 23 年 8 月 から 岩 手 県 教 育 委 員 会 との 連 携 により、 被 災 地 である 岩手 県 沿 岸 部 の 小 ・ 中 学 校 のニーズを 調 査 した 上 で、 理 科 室 で 必 要 な 教 材 ・教 具 を 開 発 及 び 購 入 して 現 地 へ 送 付 するとともに、 送 付 した 教 材 ・ 教 具 を授 業 で 活 用 できるようにするための 教 員 研 修 を 実 施 しています。 平 成 24年 7 月 と8 月 には、より 実 質 的 な 支 援 活 動 を 活 性 化 させていくため、 岩 手県 教 育 委 員 会 及 び 沿 岸 部 の 六 市 町 村 の 教 育 委 員 会 と、 震 災 復 興 に 向 けた 多様 な 取 組 に 関 して 相 互 に 協 力 し 合 うことを 目 的 とした 包 括 的 連 携 協 定 を締 結 しました。第3 章福 島 県 内 での 教 員 研 修 のための 支 援 活 動上 越 教 育 大 学この 活 動 は、 福 島 県 教 委 の 指 導 主 事 から、「 震 災 で 中 止 になった 各 学 校での 研 究 会 や 発 表 会 をボランティアで 支 援 していただけないか」との 相 談を 受 けて 始 まりました。 生 徒 指 導 や 道 徳 教 育 など、 緊 急 時 でも 疎 かにできない 日 常 の 教 育 活 動 もあると 考 えて 支 援 活 動 を 始 めました。その 後 、 国 立大 学 協 会 の 補 助 金 を 活 用 して、 各 学 校 でのキャリア 教 育 や 道 徳 教 育 、 特 別活 動 やカウンセリング 等 の 研 究 会 、 教 育 事 務 所 やセンターでの 各 種 研 修会 、 道 徳 資 料 づくりの 協 議 会 での 指 導 助 言 など、スタッフの 専 門 性 を 生 かした 学 校 教 育 の 支 援 活 動 を 行 っています。第4 章第5 章─ 061 ─


被 災 した 発 達 障 害 児 ・ 者 と 家 族 への 心 理 支 援第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動熊 本 大 学震 災 直 後 の 平 成 23 年 3 月 中 旬 、 現 地 で 発 達 障 害 児 ・ 者 の 支 援 にあたっていた 東 北 大 学 教 育 学 研 究 科 発 達 障 害 学 講 座 の 教 員 の 要 請 により、 震 災 後の 心 理 支 援 に 関 する 各 種 評 価 表 や 参 考 情 報 を 提 供 しました。さらに、 平 成24 年 4 月 と8 月 に 同 教 員 らと 共 に 宮 城 県 にて 被 災 した 発 達 障 害 児 ・ 者 やその 家 族 約 百 名 の 面 接 支 援 や 仙 台 周 辺 避 難 所 での 対 象 児 の 状 況 調 査 を 行いました。 現 在 まで 面 接 結 果 の 分 析 ・ 整 理 を 行 っています。 成 果 の 一 部 は著 書 「 発 達 障 害 児 の 生 涯 支 援 」や 科 研 費 成 果 報 告 等 で 発 表 し、 今 後 の 支 援に 生 かせるマニュアルを 検 討 ・ 作 成 中 です。発 達 障 害 児 およびその 親 、 支 援 者 への 支 援奈 良 教 育 大 学第3 章日 本 小 児 神 経 学 会 被 災 地 支 援 チームの 一 員 かつ 奈 良 教 育 大 学 教 員 として、 宮 城 県 気 仙 沼 地 区 において、 現 地 支 援 者 ( 病 院 医 師 、 保 健 所 保 健 師 、 特別 支 援 学 校 教 員 、 高 等 学 校 養 護 教 員 、 現 地 派 遣 活 動 中 心 理 士 など)と 連 携を 取 りながら、 発 達 障 害 児 の 親 へのペアレント・トレーニング(PT)に 焦点 を 置 いた 研 修 会 講 師 を 滞 在 中 三 度 行 うとともに、 実 際 のPTに 同 席 して、直 接 親 への 支 援 を 行 いました。なお、 本 支 援 は23 年 度 奈 良 県 医 療 チームの 支 援 の 継 続 活 動 としても 行 い、 支 援 終 了 後 も 現 地 支 援 者 と 連 絡 を 取 り 合いながら、サポートを 継 続 しています。第4 章「ふくしまキッズ」ボランティア 活 動 に 参 加北 海 道 教 育 大 学第5 章「ふくしまキッズ」は、 学 校 長 期 休 暇 期 間 を 利 用 して、 福 島 の 子 どもたちに 放 射 能 の 心 配 をすることなく 思 う 存 分 遊 び、のびのび 過 ごせる 環 境 を提 供 することを 目 的 としています。 大 学 からは、 平 成 23 年 7 月 の 夏 休 みから 現 在 まで、 延 べ247 人 の 学 生 がボランティアとして 子 どもたちに 勉強 や 遊 びを 支 援 しており、 参 加 した 子 どもたちからはもちろん 保 護 者 や 主催 団 体 からも 大 変 好 評 を 得 ております。また、 大 学 としてもボランティア 学 生 を 支 援 する 取 扱 いを 制 定 し、 東 日本 大 震 災 に 係 る 各 種 ボランティアに 参 加 する 学 生 をバックアップしています。─ 062 ─


第8 節記 録 保 存 ・ 情 報 発 信 など地 域 コミュニティを 元 気 づける 活 動震 災 では、 歴 史 的 価 値 のある 建 物 や 文 書 なども 被 害 にあいました。そのため、 国 立 大 学 の 教 員 や 学 生 は、それら 文 化 財 の 復 元 や 保 存の 支 援 を 数 多 く 行 ってきました。その 他 にも 地 域 コミュニティを 活 性 化 させるための 取 組 など 大 学 の 専 門 性 を 生 かした 独 自 の 支 援 を行 っています。また、 災 害 や 防 災 、 放 射 線 についての 正 しい 知 識 を 市 民 の 方 々に 発 信 するために、 全 国 各 地 で 多 くのシンポジウムやセミナーを 開 催 し、 地 域 住 民 と 一 体 となって 復 興 に 取 り 組 んでいます。第1 章文 化 財 の 再 生 プロジェクト茨 城 大 学「 天 心 ・ 六 角 堂 復 興 プロジェクト」「 文 化 財 ・ 資 料 レスキュー 活 動 」に、震 災 直 後 から 取 り 組 んでいます。東 日 本 大 震 災 の 津 波 で 流 出 した 六 角 堂 の 復 興 は、「 岡 倉 天 心 記 念 六角 堂 等 復 興 基 金 」を 設 立 し、 国 内 外 からの 多 くの 支 援 をいただき「 天心 の 想 いを 込 めた 創 建 当 初 の 姿 に 復 元 する」という 方 針 のもと、 各 方面 の 協 力 を 得 て、 平 成 24 年 4 月 17 日 竣 工 を 迎 えることが 出 来 ました。特 に 東 京 藝 術 大 学 には、 海 底 から 回 収 した 宝 珠 の 破 片 を3Dスキャンにより 復 元 するという 技 術 的 な 協 力 も 得 ました。また、 地 域 振 興 の 取組 みとして 開 始した 六 角 堂 のライトアップは 復興 の 灯 として 評判 を 呼 び、 入 場者 は12 月 末 に10 万 人 を 超 え 大 きな 反 響 を 得 ています。これらの 活 動は 再 建 という 枠 を 超 え、 創 建 当 初 の 天 心 の 精 神 をも 読 み 取 ることで、被 災 した 多 くの 人 々に 勇 気 や 希 望 を 与 え, 地 域 振 興 の 力 に 繋 げたことが 高 く 評 価 され「2012 年 度 グッドデザイン 賞 」と「いばらきデザインセレクション 県 知 事 選 定 」を 受 賞 しました。「 天 心 ・ 六 角 堂 復 興 プロジェクト」は、 天 心 遺 跡 を 中 心 とした 文 化 財 の 維 持 管 理 に 努 めて、 地 域 の 文化 と 教 育 の 向 上 に 寄 与 してまいります。震 災 で 被 災 した 茨 城 の 文 化 財 ・ 歴 史 資 料 の 救 済 ・ 保 全 活 動 を 行 うボランティア 組 織 「 茨 城 資 料 ネット」を、 人 文 学 部 及 び 教育 学 部 の 教 員 が 中 心 となり 設 立 しました。 大 学 は、その 活 動 を 支 援 しています。 半 壊 ・ 一 部 損 壊 した 旧 家 の 家 屋 ・ 土 蔵 などから 古 文 書 や 行 政 文 書 をボランティアの 学 生 ・ 院 生 とともに 救 出 し、 整 理 ・ 保 全 活 動 にあたっているほか、 損 壊 した 寺 からの 仏像 救 出 、 被 災 した 民 間 の 考 古 資 料 館 からの 資 料移 送 ・ 救 出 された 襖 からの 古 文 書 取 り 出 しなどの 活 動 に 継 続 的 に 取 り 組 んでいます。 活 動 成 果については、 全 国 各 地 の 史 料 ネット 系 組 織 の 例会 ・ 大 会 、 市 町 村 や 博 物 館 などでの 講 演 会 ・ 展覧 会 などで 発 表 しています。被災地復興のための中長期的な支援活動第2 章第3 章第4 章第5 章─ 063 ─


宮 城 県 北 部 の 歴 史 的 建 造 物 の 修 理 復 原 支 援豊 橋 技 術 科 学 大 学第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動大 津 波 が 襲 来 した 三 陸 沿 岸 の 都 市 の 中 で、 石 巻 や 気 仙 沼 では 旧 市 街 地 が大 きな 被 害 を 受 けながらも 生 き 残 りました。 市 街 地 復 興 事 業 において 歴 史的 建 築 物 を 歴 史 文 化 遺 産 として 残 そうと 自 治 体 や 市 民 が 強 く 望 んでおり、修 理 復 原 工 事 のための 計 画 作 りと 資 金 作 りが 求 められていました。 建 築 史・ 保 存 研 究 室 では 現 地 関 連 組 織 に 協 力 して、 市 指 定 文 化 財 1 棟 ( 石 巻 市 『 旧ハリストス 正 教 会 聖 堂 』)、 登 録 文 化 財 ( 気 仙 沼 市 内 湾 地 区 5 棟 )、 歴 史 的 建物 ( 石 巻 市 の『 観 慶 丸 』 他 )を 対 象 に、 被 害 調 査 を 実 施 し、 修 理 復 原 の 基 本設 計 を 行 いました。それをもとに、 関 連 機 関 は 民 間 財 団 に 経 済 的 支 援 を 申請 し、 助 成 が 決 まると 工 事計 画 と 施 工 監 理 の 業 務 支 援を 行 いました。 気 仙 沼 市 では4 棟 の 登 録 文 化 財 建 物 の 応 急 工 事 が 終 了 し、 再 建 事 業 がなかなか 進 まない 旧市 街 地 にあって、 復 興 への 第 一 歩 を 大 きく 印 象 づける 事 業 となりました。 平 成25 年 度 は 本 格 的 に 再 建 事 業 が 行 われる 予 定 ですが、 文 化 財 建 造 物 修 復 専 門 家が 全 く 不 足 しており、 支 援 の 継 続 が 望 まれています。 今 回 の 支 援 事 業 は 学 生 にとっても、よい 社 会 貢 献 の 機 会 となりました。第3 章大 震 災 復 興 アーカイブ 支 援 プロジェクト東 京 藝 術 大 学第4 章第5 章震 災 後 間 もない 平 成 23 年 5 月 に 東 日 本 大 震 災 復 興 アーカイブ 支 援 プロジェクトに 着 手 、 大 学 院 映 像 研 究 科 学 生 及 び 修 了 生 で 構 成 するチームを 派遣 して 震 災 復 興 の 記 録 映 像 の 撮 影 を 行 い、せんだいメディアテークが 開 設した「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の 震 災 復 興 アーカイブ作 成 を 支 援 しています。 被 災 地 の 市 井 の 人 々の 口 から 語 られる 現 実 及 び 証言 、 復 興 の 様 子 を 記 録 し 後 世 に 残 すこと、それこそが、 今 、 大 学 院 映 像 研究 科 としてできること、すべきことだと 考 え、 現 地 で 被 災 者 の 方 々と 向 き合 い、 映 画 ・ 映 像 としてどのように 震 災 に 関 わることができるのか、 新 たな 種 類 の希 望 を 写 し 撮 ることができるのか、 模 索 しながら 活 動 を 続 けています。そして平 成 23 年 度 の 成 果 をもとに 編 集 したドキュメンタリー 映 画 『なみのおと』( 監督 : 濱 口 竜 介 、 酒 井 耕 )は10 月 の 山 形 国 際 ドキュメンタリー 映 画 祭 2011で 公開 され、その 後 、 被 災 地 での 上 映 会 や 恵 比 寿 映 像 祭 、Ecozine 環 境 映 画 フェスティバル(スペイン・サラゴサ)その 他 各 地 の 映 画 祭 などで 順 次 上 映 されてきました。また 平 成 24 年 度 の 成 果 はドキュメンタリー 映 画 『なみのこえ』としてまとめられつつあります。─ 064 ─


「ワンにゃん 号 」による 移 動 診 療岩 手 大 学農 学 部 附 属 動 物 病 院 では、 震 災 直 後 、 移 動 診 療 車 「わんにゃんレスキュー 号 」を 使 用 して、 被 災 地 である 岩 手 県 大 船 渡 市 や 陸 前 高 田 市 等 を 計 5 回 巡 回 診 療し、 延 べ131 頭 の 犬 、 猫 等 の 伴 侶 動 物 を 診 察 しました。また、 被 災 動 物 の 一 時 預 かりボランティアの 募 集 や、 再 開 した 動 物 病 院 へのペットフードや 医 療 関 連 物 資 の 支 援 などにも 取 り 組 みました。平 成 24 年 3 月 22 日 は、これらの 活 動 に 対 して、 賛 同 いただいたペットフード 等 販 売 会 社 から、レントゲン 装 置 、エコー 装 置 、 血 液 分 析 装 置 などの 最 新 医療 機 器 が 搭 載 されたペット 専 用 移 動 診 療 車 「ワンにゃん 号 」が 寄 贈 されました。「ワンにゃん 号 」が 寄 贈 された4 月 以 降 は 岩 手 県 獣 医 師 会や 地 元 の 動 物 病 院 、 支 援 団 体 などと 連 携 して、 大 船 渡 市 、 陸 前 高 田 市 、 宮 古 市などで、「ワンにゃん 号 」を 用 いた 移 動 診 療 や、「 動 物 なんでも 相 談 会 」を 実 施しています。なお、 移 動 診 療 では、ワンにゃん 号 の 備 え 付 けの 機 材 を 用 いて 血 液 検 査 やエコー 検 査 等 を 行 い、 分 析 したデータを 基 に 飼 い 主 の 方 と 今 後 の 治 療 方 針 などについて 話 し 合 っています。被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章第3 章緑 化 活 動 を 通 じた 被 災 地 の 支 援千 葉 大 学日 本 唯 一 の 園 芸 学 部 としての 専 門 性 を 生 かし、 緑 化 活 動 を 通 じた 被 災 地の 支 援 活 動 を 学 部 学 生 主 体 で 取 り 組 んでいます。これまで、 宮 城 県 石 巻 市雄 勝 地 区 の 仮 設 住 宅 地 、 雄 勝 地 区 の 津 波 被 害 を 受 けた 中 心 地 及 び 石 巻 市 中心 市 街 地 の 仮 設 商 店 街 などを8 回 訪 問 し、 延 べ50 名 以 上 が 参 加 しています。まず、 平 成 23 年 7 月 から 仮 設 住 宅 の 住 民 同 士 のコミュニケーションのきっかけ 作 りのためにコミュニティガーデンづくりに 取 り 組 みました。この 活 動 の 中 で 被 災 者 の 方 から、「 自 分 達 の 生 活 場 所 が 津 波 被 害 を 受 け、多 くの 方 が 亡 くなったにも 関 わらず 長 期 間 放 置 されているのを 見 るのが辛 い」との 話 を 伺 い、 平 成 23 年 9 月 から 地 権 者 の 協 力 を 得 て 津 波 浸 水 エリアでも 緑 化 活 動 を 始 めました。 平 成 24 年 3 月 に 地 元の 造 園 会 社 を 中 心 に 多 くのボランティアと 協 働 で 大 規 模 なガーデンづくりを行 いました。また、 駐 車 場 に 建 てられた 仮 設 商 店 街 では、プランターに 花 を 植え 人 工 的 な 雰 囲 気 を 和 らげています。 被 災 地 の 緑 化 活 動 を 通 じて、 被 災 地 の 環境 を 改 善 し 空 間 に 潤 いをもたらし、 被 災 者 の 心 を 癒 し 元 気 づけることを 目 指 しており、 参 加 した 学 生 は、「 被 災 者 の 方 との 交 流 を 通 じて 学 生 の 役 割 に 気 づけた」と 話 しています。第4 章第5 章─ 065 ─


ノートを2 万 冊 作 って 被 災 地 に 送 ろう第1 章第2 章被災地復興のための中長期的な支援活動高 知 大 学教 育 学 部 デザイン 研 究 室 と 地 元 印 刷 会 社 の 取 組 として「ノートを2 万冊 作 って 被 災 地 に 送 ろうプロジェクト」を 平 成 23 年 6 月 から 進 行 中 です。「 元 気 が 出 る」「 思 い 出 を 綴 る」 等 をコンセプトに 学 生 がデザインを 考 案 し、印 刷 作 業 の 工 程 から 出 る 半 端 な 紙 を 使 って 手 作 りのノートを 制 作 しました。 製 本 作 業 も 学 生 達 の 手 作 業 で 行 い、これまで 延 べ130 名 の 学 生 がノート 作 りに 参 加 、 既 に1 万 冊 を 福 島 県 いわき 市 の 小 学 校 に 配 布 しました。 保護 者 から、 自 由 帳 として 喜 んで 使 っているというお 礼 の 言 葉 をいただくことができました。被 災 地 の 子 ども 達 が 大 学 サッカー 部 と 熱 戦 !鹿 屋 体 育 大 学第3 章平 成 23 年 8 月 4 日 、 鹿 屋 体 育 大 学 サッカー 場 で、 被 災 地 である 岩 手 県大 船 渡 市 のサッカーチーム「 大 船 渡 三 陸 FCシーガル」の 子 ども 達 ( 小 学 生21 名 )に 鹿 児 島 でサッカーを 楽 しんで 夏 の 思 い 出 にしてもらおうと、 鹿屋 西 ロータリークラブの 招 待 事 業 の 一 環 として、 大 学 のサッカー 部 との 交流 イベントを 行 いました。震 災 でグラウンドが 使 えなくなった 子 ども 達 は「 芝 のグラウンドでプレー 出 来 て 本 当 に 楽 しい」とコメント。 実 技 指 導 の 後 はサッカー 部 員 とのミニゲームで 楽 しみ、ボールを 追 いかる 子 ども 達 には 笑 顔 が 溢 れていました。第4 章第5 章被 災 地 の 高 校 生 の 声 を 伝 える京 都 教 育 大 学被 災 地 の 人 々、 特 に 子 ども 達 の 訴 えを 関 西 の 人 々に 伝 えてほしいという被 災 地 の 要 望 に 応 え、 平 成 24 年 8 月 19 日 、 京 都 教 育 大 学 東 日 本 大 震 災 復興 支 援 事 業 「 耳 をすませば― 震 災 後 に 京 都 で 何 ができるかを 考 える」を 開催 し、 福 島 県 立 相 馬 高 校 放 送 局 の 生 徒 による 演 劇 「 今 、 伝 えたいこと( 仮 )」を 上 演 しました。 当 日 の 来 場 者 は100 名 を 越 し、 新 聞 社 ・テレビ 局 も7 社訪 れ 演 劇 の 様 子 やインタビューが 報 道 されました。その 後 、この 演 劇 を 録画 したDVDの 上 映 会 が 関 西 地 区 で 開 催 される 際 には、 本 学 の 教 員 ・ 学 生 が運 営 ないしは 運 営 の 支 援 をしています。─ 066 ─


被 災 地 学 生 との 共 同 フィールドワーク神 戸 大 学教 員 2 名 が、 平 成 24 年 4 月 より1 年 間 、 宮 城 県 東 松 島 市 、 気 仙 沼 市 、 古川 市 で 東 北 大 学 、 東 北 学 院 大 などの 被 災 地 学 生 と 計 26 日 間 ( 延 べ40 名 )共 同 フィールドワークを 実 施 しました。この 目 的 は、 地 域 社 会 における 共同 性 の 核 であった 被 災 地 の 無 形 文 化 財 ( 祭 礼 や 民 俗 芸 能 )の 現 状 と 課 題 把握 の 記 録 スキルを 現 地 学 生 ・ 地 域 社 会 へ 移 転 することです。この 効 果 として、 例 えば 気 仙 沼 市 教 育 委 員 会 と 気 仙 沼 市 文 化 協 会 から 調 査 地 拡 大 の 申 し出 があるなど、 無 形 文 化 財 の 記 録 ・ 保 存 に 被 災 地 住 民 や 学 生 が 主 体 的 に 取り 組 む 意 識 が 高 まりました。避 難 所 や 仮 設 住 宅 での 被 災 弱 者 調 査京 都 工 芸 繊 維 大 学被災地復興のための中長期的な支援活動第1 章第2 章平 成 23 年 9 月 8 日 から13 日 にかけて 宮 城 県 仙 台 市 ・ 石 巻 市 及 び 岩 手 県陸 前 高 田 市 ・ 大 船 渡 市 に 赴 き、 仮 設 住 宅 に 入 居 中 の 災 害 弱 者 ( 肢 体 不 自 由者 ・ 盲 /ろう 者 ・ 知 的 障 害 者 ・ 高 齢 者 )を 対 象 に、 災 害 当 時 の 行 動 や 避 難 プロセス、 避 難 所 及 び 仮 設 住 宅 での 生 活 についてヒアリング 調 査 を 行 いました。その 結 果 、 避 難 時 については 地 域 全 体 での 避 難 経 路 の 整 備 、 避 難 所 については 災 害 弱 者 を 配 慮 した 仮 設 トイレなどの 整 備 、 仮 設 住 宅 についてはニーズに 合 わせて 間 取 り 変 更 可 能 とすべきなどの 課 題 が 見 つかりました。第3 章減 災 と 災 害 復 旧 に 有 効 な 情 報 通 信 技 術 の 開 発電 気 通 信 大 学第4 章自 らが 提 唱 する「 総 合 コミュニケーション 科 学 」の 視 点 から、 安 全 ・ 安 心 な社 会 の 実 現 、とりわけ 災 害 の 影 響 を 最 小 限 にとどめるための「 減 災 」と「 災 害復 旧 」に 寄 与 するための 情 報 通 信 技 術 (ICT)の 複 合 的 な 研 究 開 発 を 行 っています。 研 究 テーマは、 災 害 予 知 による 減 災 と 災 害 発 生 後 の 被 害 拡 大 防 止 と 被 災者 支 援 に 有 効 と 考 えられる1 人 ・ 物 ・ 情 報 統 合 によるロバストな 地 域 伝 達 (ネクサス)システム、2 地 震 予 知 ・ 環 境 監 視 システム、3 通 信 サバイバルシステムとなり、 個 々に 必 要 となる 要 素 技 術 の 研 究 を 進 めています。第5 章─ 067 ─


総 研 大 フォーラム「 震 災 、 原 発 、エネルギー」総 合 研 究 大 学 院 大 学第1 章第2 章中期的な被災地復興のための国立大学取組復 興 事 業 は 遅 々として 進 まず、 原 発 事 故 は 今 なお 予 断 を 許 さない 状 態 にあり、 今 後 のエネルギー 政 策 も 混 迷 を 極 めています。現 状 をしっかりと 検 証 し、 文 明 の 転 換 も 含 めた 未 来 構 想 を 考 え 語 るべきと 判 断 し、 平 成 23 年 10 月 1 日 に 県 民 共 済 みらいホール( 横 浜 市 桜 木 町 )において、かながわ 国 際 交 流 財 団 の 協 賛 を 得 て、フォーラムを 主 催 しました。東 日 本 震 災 に 関 わる 諸 問 題 を 多 角 的 に 検 討 するフォーラムの 第 1 回 で、多 くの 市 民 の 方 々が 参 加 され、 幅 広 い 視 点 から 議 論 が 展 開 されました。第3 章第4 章寒 冷 地 の 複 合 災 害 を 考 えるシンポジウムを 開 催北 見 工 業 大 学東 日 本 大 震 災 を 教 訓 とし、 平 成 23 年 11 月 北 見 市 において、 防 災 科 学 技術 研 究 所 ・ 北 見 市 ・ 道 内 大 学 等 と 連 携 し、「 寒 冷 地 の 複 合 災 害 」をテーマとしたシンポジウムを 実 施 しました。本 シンポジウムでは、 豪 雪 と 大 地 震 が 同 時 に 来 た 場 合 の「 複 合 災 害 」に備 えた 寒 冷 地 耐 震 構 造 等 の 事 前 対 策 、 積 雪 寒 冷 下 の 住 民 避 難 計 画 など 災 害復 興 を 迅 速 ・ 適 切 に 行 うための 議 論 を 行 いました。 約 100 人 の 参 加 があり、各 機 関 の 専 門 分 野 ( 漁 業 ・ 農 業 ・ 救 命 看 護 ・ 防 災 対 策 )から 防 災 対 策 を 提 言し、 一 般 市 民 に 情 報 発 信 を 行 うことができました。第5 章─ 068 ─


第1 章Third chapter第 3 章未 来 へ 向 けての 取 組震 災 直 後 、 国 立 大 学 の 教 職 員 や 学 生 たちは、 復 興 に 向 けて、 自 分 たちにできることを 精 一 杯 行 ってきました。 震 災 から 数 か 月 、 緊 急 的 な支 援 が 一 旦 落 ち 着 くと、 次 にはインフラ 整 備 、 産 業 復 興 、 生 活 支 援 など 本 格 的 な 復 興 支 援 が 必 要 となります。そのために 大 学 は、 構 成 員 各自 が 行 っていた 活 動 を 集 め、 恒 常 的 な 組 織 を 立 ち 上 げます。その 他 にも 多 くの 国 立 大 学 が、 人 と 人 、 大 学 と 大 学 、 大 学 と 地 域 などと 連 携 し、復 興 支 援 の 活 動 を 活 発 化 させています。また、 国 立 大 学 は、 東 日 本 大 震 災 や 昨 今 の 大 規 模 災 害 の 教 訓 を 生 かすため、 地 域 の 防 災 を 強 化 する 一 助 を 担 っています。われわれは、 今後 日 本 各 地 で 起 こり 得 る 災 害 に 備 えて、 更 に 教 育 ・ 研 究 を 進 めます。災 害 に 強 い 社 会 を 作 るためには、 研 究 だけではなく、 災 害 に 強 い 人 材をつくることも 重 要 です。 国 立 大 学 は 高 度 な 社 会 インフラを 支 える専 門 人 材 や 防 災 の 知 識 を 持 つ 人 材 の 育 成 を 行 っています。 一 方 で、 幼稚 園 児 、 小 中 学 生 や 住 民 の 方 々への 防 災 教 育 に 取 り 組 み、 巨 大 災 害 に備 える 知 識 の 普 及 に 努 めています。第 3 章 では 国 立 大 学 の 震 災 復 興 や 地 域 防 災 にかかわる 恒 常 的 な 組織 やプロジェクトの 一 部 を 紹 介 します。未来へ向けての取組第3 章─ 069 ─


第1 章第1 節震 災 復 興 への 恒 久 的 な 取 組被 災 した 大 学 では 復 興 支 援 のために 核 となる 組 織 を 設 置 し、 大 学 全 体 で 被 災 地 の 復 旧 ・ 復 興 を 推 進 しています。また 他 大 学 でも 被 災 大 学 や 被 災 地 域 と 緊 密 な 連 携 をとり、 復 興 のための 組 織 やプロジェクトを 始 動 しています。国 立 大 学 は 中 長 期 的 な 視 点 に 立 ち、 継 続 的 に 被 災 地 の 復 興 を 後 押 ししています。災 害 科 学 国 際 研 究 推 進 プロジェクト東 北 大 学第2 章第3 章第4 章第5 章未来へ向けての取組未 曾 有 の 災 害 となった 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 に 向 かい 合いながら、 東 北 大 学 が 行 うべきことは「 私 たちの 英 知 を 結 集して 被 災 地 の 復 興 ・ 再 生 に 貢 献 するとともに、 国 内 外 の 研 究機 関 と 協 力 しながら、 自 然 災 害 科 学 に 関 する 世 界 最 先 端 の 研究 を 推 進 することだ」との 想 いを 胸 に、 平 成 24 年 4 月 に7 部門 36 分 野 の 文 系 ・ 理 系 の 研 究 者 が 終 結 して「 災 害 科 学 国 際研 究 所 (International Research Institute of Disaster Science ;IRIDeS)」が 始 動 しました。災 害 科 学 国 際 研 究 所 は、 東 日 本 大 震 災 の 経 験 と 教 訓 を 踏 まえ、わが 国 の 自 然 災 害 対 策 ・ 災 害 対 応 策 や 国 民 ・ 社 会 の 自 然 災害 への 処 し 方 そのものを 刷 新 し、 国 内 外 の 巨 大 災 害 の 被 害 軽減 に 向 けて 社 会 の 具 体 的 な 問 題 解 決 を 指 向 する「 実 践 的 防 災学 」の 礎 を 築 くことを 目 指 します。 災 害 という 脅 威 を 防 ぎ 止めるだけでなく、 人 間 ・ 社 会 が 賢 く 備 えて 対 応 する、さらに 災 害 による 被 害 や 社 会 の 不 安 定 から 回 復 しながら 教 訓 を 語 り 継ぐ 災 害 文 化 を 醸 成 し、 社 会 システムにそれを 織 り 込 んでいくことが、 重 要 であると 考 えています。そのために、 被 災 地 での 活 動 や 復 興 への 貢 献 をベースに、(1) 地 球 規 模 の 自 然 災 害 発 生 とその 波 及 機 構 の 解 明 、(2)東 日 本 大 震 災 の 被 害 実 態 と 教 訓 に 基 づく 防 災 ・ 減 災 技 術 の再 構 築 、(3) 被 災 地 支 援 学 の 創 成 と 歴 史 的 視 点 での 災 害 サイクル・ 復 興 の 再 評 価 、(4) 地 域 ・ 都 市 における 耐 災 害 性 能の 向 上 とその 重 層 化 、(5) 広 域 巨 大 災 害 対 応 型 医 学 ・ 医 療の 確 立 、(6) 新 たな 防 災 ・ 減 災 社 会 のデザインと 災 害 教 訓の 語 り 継 ぎという、6つの 問 題 に 取 り 組 むことを 中 期 的 な活 動 目 標 (ビジョン)としています。災 害 科 学 国 際 研 究 所 の 活 動 が、 東 北 の 復 興 への 直 接 的 な貢 献 、 我 が 国 と 世 界 の 減 災 対 策 の 向 上 に 繋 がるよう、 全 力を 尽 くして 参 ります。ウェブサイトを 通 じた 発 信 も 充 実 してきました。 是 非 ご 覧 下 さい。http://irides.tohoku.ac.jp/─ 070 ─


『 岩 手 の 復 興 と 再 生 に』オール 岩 大 パワーを岩 手 大 学東 日 本 大 震 災 後 、 被 害 を 受 けた 岩 手 県 の 早 期 復 旧 と 復 興 支 援 を 推 進 するため、「 岩 手 大 学 三 陸 復 興 推 進 本 部 」を 設 置 しました。 平 成 24 年 4 月 には、同 推 進 本 部 を 発 展 的 に 改 組 し、 学 則 に 基 づく 全 学 的 組 織 として、1 教 育 支援 、2 生 活 支 援 、3 水 産 業 復 興 推 進 、4ものづくり 産 業 復 興 推 進 、5 農 林 畜産 業 復 興 推 進 、6 地 域 防 災 教 育 研 究 の 六 部 門 体 制 からなる「 岩 手 大 学 三 陸復 興 推 進 機 構 」を 発 足 させました。また、 岩 手 県 沿 岸 市 町 村 復 興 期 成 同 盟会 ( 沿 岸 13 市 町 村 で 構 成 )と「 岩 手 県 沿 岸 市 町 村 の 復 興 と 地 域 の 持 続 的 な発 展 に 向 けた 連 携 ・ 協 力 書 」を 締 結 するとともに、 沿 岸 3 市 に「 釜 石 サテライト」、「 久 慈 エクステンションセンター」、「 宮 古 エクステンションセンター」を 設 置 しました。三 陸 復 興 推 進 機 構 はサテライトなどと 連 携 して、 被 災 者 ・ 被 災 企 業 ・被 災 自 治 体 の 支 援 ニーズを 把 握 し、 岩 手 大 学 の 持 つシーズとのマッチングを 図 りながら、 水 産 物 高 付 加 価 値 化 プロジェクト、リラクゼーションセミナーなどを 展 開 しています。 今 こそ 大 学 の 社 会 的 責 任 を 果 たすため、 三 陸 復 興 推 進 機 構 を 中 心 に「『 岩 手 の 復 興 と 再 生 に』オール 岩 大パワーを」をスローガンとして 掲 げ、 教 員 ・ 職 員 ・ 学 生 が 一 丸 となって岩 手 の 復 興 支 援 を 目 指 していきます。南 東 北 3 大 学 連 携 による 災 害 復 興 学 の 確 立山 形 大 学未来へ向けての取組第1 章第2 章第3 章平 成 23 年 12 月 15 日 に、「 今 回 の 大 災 害 は、 個 々の 大 学 の 利 害 を 超えた 大 きな 問 題 と 課 題 を、この 地 の 高 等 教 育 機 関 に 投 げかけているものと 言 わねばならない」として、 福 島 大 学 、 宮 城 教 育 大 学 及 び 山 形 大 学の3 学 長 が「 大 災 害 に 際 して 地 方 国 立 大 学 がなすべきこと」の 決 意 表明 を 行 いました。その 中 では、「 長 期 にわたる 復 興 事 業 の 一 翼 を 高 等 教育 機 関 が 担 うべく、“ 災 害 復 興 学 ”という 新 しい 分 野 を 切 り 開 くことにチャレンジする。」と 謳 っております。「 災 害 復 興 学 」を確 立 することにより、 災 害 の 記 憶 を 個 人 のレベルにとどめず、いわば「 社 会 の 記 憶 」として明 確 に 継 承 していくこと、また 被 災 の 記 憶 を 脳 裏 に 刻 み 込 まれた 子 どもや 青 年 たちにそれを 乗 り 越 えるだけの「 生 きる 力 」をもたせるなどを 目指 しています。このため、3 大 学 の 教 職 員 により、「 災 害 復 興 学 推 進 チーム」を 設 けて、被 災 地 などの 現 地 調 査 を 踏 まえて 災 害 復 興 学 の 確 立 に 向 けたテキスト 作成 を 行 います。また、その 体 系 的 な 知 見 を 学 生 に 通 常 の 講 義 の 中 で 教 授し、 併 せて 県 民 ・ 市 民 に 県 民 シンポジウムや 市 民 講 座 により 公 開 します。第4 章第5 章─ 071 ─


東 日 本 大 震 災 復 興 ・ 再 生 支 援 ネットワーク筑 波 大 学第1 章第2 章人 文 社 会 科 学 から 自 然 科 学 、 医 学 、 体 育 、 芸 術 にわたる 幅 広 い 専 門 分 野 を 有 する 総 合 大 学 としての 強 みを 生かし、 全 学 的 ・ 組 織 的 に 復 興 支 援 活 動 に 取 り 組 むため、本 ネットワークを 構 築 しました。 活 動 は、「 放 射 線 対 策 」、「 産 業 再 生 ・ 創 出 」、「 防 災 ・まちづくり」、「 健 康 ・ 医 療 ・心 のケア」、「 科 学 振 興 ・ 人 材 育 成 」など、 多 岐 にわたります。なお、 取 組 の 大 枠 は、 下 記 のとおりです。【 自 治 体 などからの 依 頼 について( 例 : 放 射 線 )】1 原 発 事 故 後 、 県 民 や 市 民 の 放 射 線 の 影 響 に 対 する 関心 は 非 常 に 高 まっています。 本 学 は、 福 島 県 、 茨 城 県 内で、30 回 以 上 の 講 演 会 開 催 、10 以 上 の 除 染 など 相 談 ・第3 章第4 章第5 章未来へ向けての取組実 地 検 証 作 業 、3つの 自 治 体 で 放 射 線 の 手 引 きの監 修 などを 実 施 し、 人 々の 不 安 解 消 に 努 めてきました。【 個 別 プログラムについて( 例 : 心 のケア)】2 未 曾 有 の 大 震 災 は、 多 くの 人 々の 心 に 大 きなストレスを 与 え 続 けています。そのような 背 景 で、心 理 的 不 適 応 を 起 こしている 幼 児 や 保 護 者 を 対 象に、 被 災 地 のみならず 疎 開 先 を 合 わせ10 以 上 の自 治 体 において、 訪 問 巡 回 相 談 や 研 修 活 動 、 講 演などを 実 施 し、 心 のケアを 実 施 しています。【 地 域 との 連 携 について( 例 : 協 定 締 結 及 びシンポジウム)】3これまでに 宮 城 県 仙 台 市 、 福 島 県 いわき 市 、 伊達 市 、 茨 城 県 北 茨 城 市 、 高 萩 市 、 神 栖 市 、 潮 来 市 、鹿 嶋 市 と 震 災 復 興 に 向 けた 連 携 協 定 を 締 結 し、 大学 からの 一 方 的 な 提 案 ではない、 現 地 のニーズに即 した 支 援 に 努 めています。また、 市 民 、 行 政 、 研究 者 、 学 生 が 一 同 に 会 し、 神 栖 市 、 高 萩 市 において、震 災 復 興 シンポジウムを 開 催 しました。 市 民 の 方からは、 大 学 の 最 先 端 の 教 育 研 究 成 果 に 触 れることへの 新 鮮 さと 同 時 に、 学 生 の 柔 軟 な 発 想 によるまちづくり 提 案 に 元 気 づけられたとの 感 想 をいただきました。─ 072 ─


未 来 を 創 る 子 どもたち= 未 来 のたねを 育 てる福 島 大 学震 災 後 、 刻 一 刻 と 変 化 する 避 難 生 活 の 中 で、 子 どもたちは 混 乱 ・疲 弊 し、ストレスの 蓄 積 やいじめ、 学 習 の 未 履 修 などの 様 々な 教 育的 課 題 に 直 面 していました。学 生 と 教 員 は、これからの 未 来 を 創 る 子 どもたち(= 未 来 のたね)が 夢 と 希 望 を 持 ちながら 成 長 することを 願 い、 災 害 発 生 直 後 から様 々な 学 習 ・ 活 動 支 援 に 取 り 組 んでいます。平 成 23 年 度 は、 主 に、 避 難 所 ( 福 島 市 や 郡 山 市 )や 仮 設 住 宅 ( 福島 市 や 二 本 松 市 など)において、 個 に 応 じた 学 習 指 導 やスポーツ・遊 び 企 画 の 実 施 など、のべ1,600 名 の 子 どもたちに 対 して 支 援 を行 いました。平 成 24 年 度 からは、 離 ればなれになった 子 どもたちの 再 開 の 場として、 本 学 に 子 どもたちを 集 め、 人 間 発 達 文 化 学 類 とうつくしまふくしま 未 来 支 援 センターなどが 連 携 しながら「 土 曜 子どもキャンパス」を 実 施 し、 支 援 の 質 を 高 めながら 活 動 しています。「 土 曜 子 どもキャンパス」は、 月 に1~2 回 程 度 実 施 し、 毎 回 約 30 名 の 子どもたちの 自 己 肯 定 感 や 学 習 意 欲 の 向 上 などに 貢 献 するのみならず、 学 生 や教 員 などとの 交 流 を 通 じた 人 間 形 成 の 場 としての 役 割 も 果 たしています。子 どもたちからは「 離 れ 離 れになっていた 友 だちと 久 々に 会 って 遊 ぶことができて 嬉 しかった」、「これからもこの 取 組 を 続 けていってほしい」といった 感 想 が 多 数 寄 せられています。今 後 も、 子 どもたちの「 困 り 感 」に 寄 り 添 っていくような 支 援 を 息 長 く 続けていきます。未来へ向けての取組第1 章第2 章第3 章震 災 復 興 支 援 ・ 災 害 科 学 研 究 推 進 室 の 設 置神 戸 大 学東 日 本 大 震 災 後 、 被 災 大 学 としての 経 験 を 生 かし、 大 学 としての 提 言 を 取 りまとめ、 公 開 シンポジウムの 開 催 や、 東 北 大 学 を 始 めとする 東 北 地 方 の 復 興 支援 活 動 に 取 り 組 んできました。これらの 活 動 が 契 機 となり、 本 学 と 東 北 大 学 は、 平 成 23 年 10 月 に 災 害 科 学分 野 における 包 括 協 定 を 締 結 しました。さらに、 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 域 の 再 生 や、 人 類 に 共 通 する 災 害 復 興 問 題 への 貢 献 、 災 害 科 学 分 野 における 学 術 研 究 、 人 材 養 成 及 び 社 会 貢 献 を 推 進 することを 目 的 に、 平 成 24 年 1 月 、「 震 災 復 興 支 援 ・ 災 害 科 学 研 究 推 進 室 」を 設 置 して、学 内 の 震 災 復 興 支 援 活 動 や 災 害科 学 研 究 を 行 うグループへの 支 援 などを 行 っています。また、 平 成 24 年 度 には、 本 学 と 東 北 大 学 が 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 に 向 けて、どのように 協 力 して 取 組 を 行 っているかなど、 広 く 市 民 に 向 けて 発 信 する 目 的 で、シンポジウムを 開 催 しました。同 室 では、 引 き 続 き 被 災 地 域 で 活 動 する 学 内 のグループに 支 援 を 行 うとともに、 本 学 がこれまで 被 災 大 学 として 取 り 組 んできた 震 災 復 興 支 援 活 動 を 教訓 に、 被 災 地 が 今 現 在 必 要 としているものを 探 りながら 長 期 的 かつ 継 続 的 な支 援 活 動 に 取 り 組 んでいきます。第4 章第5 章─ 073 ─


東 京 海 洋 大 学 三 陸 サテライトを 設 置東 京 海 洋 大 学第1 章第2 章震 災 復 興 支 援 の 一 環 として、 平 成 24 年 3 月 に 宮 城 県 気 仙 沼 市 との 包 括連 携 協 定 を 結 び、 同 市 内 に「 東 京 海 洋 大 学 三 陸 サテライト」を 設 置 しました。気 仙 沼 市 との 包 括 連 携 協 定 は 気 仙 沼 市 及 び 東 京 海 洋 大 学 が 有 する 資 源と 機 能 を 活 用 しつつ、 人 材 育 成 や 産 業 振 興 などの 分 野 において 協 力 することにより、 相 互 の 持 続 的 な 発 展 と 気 仙 沼 市 の 復 興 に 寄 与 することを 目 的 としています。 主 な 連 携 事 項 としては、「 人 材 育 成 に 関 すること」、「 産 業 振興 に 関 すること」、「まちづくりに 関 すること」が 掲 げられています。三 陸 サテライトは 地 域 と 密 接 に 連 携 し、 被 災 地 復 興 支 援 に 係 るニーズに沿 った 教 育 研 究 を 推 進 するために、 三 陸 沿 岸 地 域 の 復 興 拠 点 として 地 域 の 窓 口 となるほか、 本 学 研 究者 などが 三 陸 地 域 で 活 動 を 行 う 際 の 拠 点 となる 施 設 です。平 成 24 年 8 月 には 気 仙 沼 市 及 び 気 仙 沼 市 教 育 委 員 会 と 連 携 し、 復 興 支 援に 関 する 講 演 会 、 神 鷹 丸 の 一 般 公 開 及 び 小 学 生 対 象 の 体 験 学 習 を 開 催 しました。 対 象 者 や 内 容 ごとに 会 場 を 分 けて 開 催 し、それぞれの 会 場 で 多 くの 来 場者 を 迎 えることができました。 同 日 、 意 見 交 換 会 が 行 われ、 東 京 海 洋 大 学 三陸 サテライトを 軸 に、 気 仙 沼 市 と 更 なる 連 携 を 深 めることとしました。第3 章第4 章第5 章未来へ向けての取組大 震 災 ・ 放 射 能 汚 染 の 復 興 と 再 生茨 城 大 学震 災 直 後 に、 全 学 の 教 職 員 ・ 学 生 120 名 以 上 が 自 発 的 に 震 災 の 調査 を 開 始 しましたが、 相 互 に 調 査 結 果 の 交 流 を 図 るために、これらを 纏 め、「 茨 城 大 学 東 日 本 大 震 災 調 査 団 」を 結 成 し、 茨 城 県 内 の 被 災地 ・ 津 波 の 調 査 活 動 を 行 い、 地 震 ・ 津 波 の 実 態 、 文 化 財 の 被 害 や 環境 に 対 する 影 響 などを 関 係 者 や 一 般 市 民 に 対 して 知 識 普 及 に 取 り組 んできました。( 中 間 報 告 会 : 平 成 23 年 4 月 19 日 、 報 告 会 : 平 成23 年 6 月 1 日 )平 成 23 年 7 月 には、 全 学 的 に 支 援 事 業 を 推 進 するため、 上 記 調 査団 を 含 めた「 茨 城 大 学 大 震 災 ・ 放 射 能 汚 染 復 興 支 援 会 議 」を 設 置 し、同 年 8 月 には、その 運 営 機 関 である「 復 興 支 援 運 営 委 員 会 」が 活 動を 開 始 しました。 復 興 支 援 運 営 委 員 会 では、 放 射 性 物 質 対 策 チームと 地 震 ・ 津 波 被 害 対 策 チームの2チームを 組 織 し、36プロジェクトによる 調 査 研 究 を 実 施 しているほか、 放 射 能 に 関 する 知 識 普 及 のための 講 演 会 や 被 災 者 支 援 セミナーの 開 催 、 災 害 に 強 いまちづくりに向 けた 提 言 を 行 うなど 地 域 貢 献 に 関 する 支 援 事 業 を 全 学 的 に 推 進 しています。 調 査 研 究 成 果 は、 共 同 記 者 会 見 などで 発 表 したほか、 報 告会 を 平 成 24 年 3 月 28 日 に 一 般 公 開 し、 報 告 書 として 大 学 ウェブサイトにも 掲 載 し 公 表 しています。─ 074 ─


神 戸 大 学 大 船 渡 支 援 プロジェクト神 戸 大 学本 プロジェクトは 地 域 に 深 く 根 差 した、 質 の 高 いボランティア 活 動 を 目標 に、 平 成 23 年 4 月 より 始 動 しました。 岩 手 県 大 船 渡 市 赤 崎 町 を 拠 点 に、ほぼ 毎 月 、8 名 ~20 数 名 で 復 興 支 援 に 携 わっています。 登 録 メンバーは、社 会 人 、 他 大 学 学 生 を 含 む70 名 程 度 。 特 徴 は「コーディネート 内 蔵 型 」。被 災 地 住 民 と 直 接 つながりながら、 常 にメンバーの「 話 し 合 い」によって活 動 を 進 めています。 被 災 者 支 援 だけではなく、 現 在 は、 中 赤 崎 復 興 委 員会 に 受 け 入 れられている 唯 一 の 外 部 組 織 として、「 赤 崎 復 興 隊 ( 赤 崎 住 民のまちづくり 組 織 )」サポーターとなっています。第1 章第2 章震 災 復 興 及 び 地 域 防 災 に 関 する 調 査 ・ 研 究お 茶 の 水 女 子 大 学平 成 23 年 度 及 び24 年 度 に 学 内 において「 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 に 対 する 緊 急 的 な 支 援 活 動 並 びに 震 災 復 興 に 関 連 した 調 査 ・ 研 究 課 題 」を 対 象 とした 公 募 を 行 い、 合 計 18 件 の 調 査 ・ 研 究 プロジェクトを 採 択 し、 現 在 、 大 学 が社 会 的 役 割 を 果 たしうるよう、 被 災 地 に 対 する 実 際 の 復 興 支 援 活 動 や、 心 的側 面 、 身 体 的 側 面 、 物 的 側 面 、 環 境 的 側 面 など 統 合 的 観 点 から 災 害 時 や 災 害後 の 生 活 の 安 心 と 安 全 を 確 保 するための 災 害 復 興 と 防 災 に 関 する 調 査 ・ 研究 を 積 極 的 に 進 めているところです。未来へ向けての取組第3 章福 島 県 白 河 市 と 震 災 復 興 に 関 する 協 定 を 締 結第4 章徳 島 大 学福 島 県 白 河 市 と 震 災 復 興 に 向 けた 連 携 ・ 協 力 に 関 する 協 定 を 平 成 24 年5 月 に 締 結 し、 専 門 家 による 除 染 指 導 、 子 供 や 保 護 者 を 対 象 とした 放 射 能学 習 会 15 回 、 相 談 会 1 回 、 講 演 会 1 回 を 実 施 してきました。学 習 会 では、 開 催 小 ・ 中 学 校 校 内 の 汚 染 調 査 とその 結 果 報 告 を 行 い、 約1,600 人 が 参 加 しました。また、アンケート 調 査 では、 食 品 や 内 部 被 ばくに 関 する 検 査 体 制 の 整 備 にも 関 わらず、 住 民 の 半 数 近 くが 県 産 の 食 品 を 食べないと 答 えており、 放 射 能 汚 染 へのストレス 低 減 に 向 けて、 今 後 の 支 援のあり 方 を 更 に 検 討 する 必 要 があると 考 えています。第5 章─ 075 ─


第1 章第2 節地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 支 援東 日 本 大 震 災 により、 私 たちはいつ 起 こるか 分 からない 災 害 に 備 えることや、 日 頃 の 防 災 訓 練 の 重 要 性 を 改 めて 認 識 しました。国 立 大 学 は、 大 震 災 の 教 訓 を 生 かし、 今 後 、 種 々の 災 害 に 対 応 するために、リージョナルセンターとして、 各 地 域 で 組 織 やプロジェクトを 立 ち 上 げ、 防 災 ・ 減 災 ・ 復 興 など 様 々な 分 野 から 人 々の 命 と 生 活 を 守 る 教 育 ・ 研 究 を 追 求 し 続 けます。第2 章第3 章未来へ向けての取組筑 波 大 学 の 最 先 端 かつ 強 みを 生 かした 復 興 支 援筑 波 大 学1 茨 城 県 は、 東 北 3 県 同 様 、 東 日 本 大 震 災 により 大 きな 被 害 を 受 けた 地 域 です。 本学 は、 茨 城 県 沖 巨 大 地 震 を 想 定 し、 巨 大 地 震 による 複 合 災 害 への 対 策 構 築 を 目 指 します。 地 震 、 津 波 、それによる 一 次 ・ 二 次 災 害 も 含 めた 現 象 とメカニズムを 解 明 する「 理学 」、 地 盤 や 構 造 面 から 各 被 害 を 分 析 する「 工 学 」、 防 災 や 都 市 計 画 などから 復 興 ・ 再生 に 取 り 組 む「 社 会 工 学 」など、 学 際 的 ・ 分 野 横 断 的 な 枠 組 みにより 解 明 します。 本 プロジェクトが 契 機 となり、 県 内 にある 多 くの 自 治 体 と 協 定 を 締 結 するとともに、 数 多 くの 防 災 会 議 などに 委 員 として 参 画 し、 連 携 して 地 域 の 復 興 を 進 めています。2 平 成 24 年 度 より 本 学 の 芸 術 系 では、 教 員 ・ 学 生 がともに「 創 造 的 復 興 」を 目 指 し、 被 災 地 訪 問 、 小 中 学 校 でのワークショップや 仮 設 住 宅 での 交 流 イベントなどを 行 う 教 育 プログラムを 立 ち 上 げました。 復 興 で 重 要 なことは、 多 くの 人 々が 将 来 のビジョンを 共 有 し、 実 現 に 向 け 継 続 的に 取 り 組 んでいくことです。そのプロセスにおいて「 芸 術 」の 強 みでもある 複 眼 的 視点 、 豊 かな 感 性 、 突 破 力 といった「 創 造 性 」が 求 められます。 本 プロジェクトでは 復興 の 現 場 での 様 々な 活 動 を 通 じ、 創 造 的 人 材 の 育 成 と 多 様 な 分 野 との 協 働 による「 創造 的 復 興 」に 寄 与 します。第4 章第5 章山 形 大 学 東 北 創 生 研 究 所 の 設 置山 形 大 学平 成 24 年 1 月 1 日 、 学 部 の 枠 を 越 えた 全 学 の 英 知 を 結 集 し、 東 北 地 方 における 新 しい 自 立 分 散 型 社 会 システムの 創 生 を 目 指 すため、 上 山 市 にある 山 形 大 学 総 合 研 究 所に 東 北 創 世 研 究 所 を 設 立 しました。同 研 究 所 は、 東 日 本 大 震 災 において 従 来 の 一 極 集 中 型 の 社 会 システムがもたらす様 々な 問 題 が 浮 き 彫 りになったことなどを 踏 まえ、 自 立 分 散 型 社 会 システム 及 びその 基 盤 となる 新 たな 社 会 構 造 などのモデル 構 築 について、 三 つの 研 究 部 門 ( 社 会 創生 研 究 部 門 、 産 業 構 造 研 究 部 門 、 食 料 生 産研 究 部 門 )を 設 置 し 研 究 を 推 進 するものです。「 社 会 創 生 研 究 部 門 」では、 地 方 における 人 口 減 少 社 会 を 踏 まえた 自 立 分 散 型 社 会の 創 生 や 医 療 ・ 福 祉 ・ 教 育 ・ 文 化 に 係 る 新 たな 社 会 モデルの 創 生 、「 産 業 構 造 研 究 部 門 」ではエネルギー 対 策 や 産 業 立 地 、 交 通 ・ 流 通 体 系 の 構 築 を 見 据 えた 地 域 分 散 型 産 業 構造 の 創 生 、「 食 料 生 産 研 究 部 門 」では 新 たな 農 業 経 営 やその 人 材 育 成 、ブランド 化 、 流通 機 構 の 改 新 など 食 料 生 産 基 地 としての 東 北 地 方 の 創 生 についてそれぞれ 地 域 との連 携 を 密 にし、 中 ・ 長 期 的 に 研 究 を 推 進 しています。─ 076 ─


アジア 防 災 研 究 センターによる 減 災 への 取 組九 州 大 学工 学 研 究 院 附 属 アジア 防 災 研 究 センターにおいては、アジア・ 九 州 地 域 の地 域 特 性 を 踏 まえた、 大 規 模 気 象 災 害 や 原 子 力 災 害 といった 低 頻 度 ・ 大 規 模 ・複 合 型 災 害 などに 対 する 予 防 、 災 害 対 応 、 復 旧 ・ 復 興 に 一 貫 して 対 応 するアジア・ 九 州 減 災 システムの 研 究 開 発 を 行 っています。平 成 24 年 度 は、 国 や 地 方 自 治 体 などの 関 係 機 関 と、リアルタイムに 自 然災 害 情 報 を 共 有 するためのネットワークシステムの 構 築 を 行 っています。このシステムは、 行 政 機 関 が 収 集 する 被 災 時 の 固 定 カメラやヘリコプターからの 画 像 やデータを専 用 回 線 にてアジア 防災 研 究 センターが 共 有し、さらに 九 州 地 区 内 の 防 災 研 究 を 実 施 している 主 要 な 大 学 とも 共 有 することにより、 大 学 側 から 行 政 機 関 に 対 してリアルタイムに 適 切 な 助 言を 行 うことが 可 能 となるものです。また、リアルタイムに 鮮 明 な 被 災 映像 を 共 有 できることから、 被 災 直 後 に 行 政 機 関 が 緊 急 対 応 に 忙 殺 されているなかで、 大 学 において 復 旧 のための 対 策 を 先 行 して 検 討 することが可 能 となり、 速 やかな 復 旧 に 貢 献 することができます。さらに、 技 術 者 が不 足 する 中 小 自 治 体 においても、 被 災 映 像 を 大 学 へ 送 ることにより、 迅速 かつ 適 切 な 災 害 対 策 が 可 能 となります。地 域 防 災 教 育 研 究 センターの 活 動鹿 児 島 大 学未来へ向けての取組第1 章第2 章第3 章奄 美 防 災 シンポジウムの 様 子部 会 議 との 共 催 「 九 州 防 災 シンポジウムin 鹿 児 島 」を 開 催 し、 一 般 市 民 、学 生 、 教 職 員 ら250 名 が 参 加 し、 熱 心 に 聞 き 入 っていました。また、 教 育 関 係 では、 平 成 25 年 度 共 通 教 育 科 目 「いのちと 地 域 を 守 る防 災 学 Ⅰ、Ⅱ」を 開 講 する 予 定 で、 授 業 の 一 部 では 県 庁 や 気 象 台 で 防 災 実務 に 携 わってこられた 方 々を 非 常 勤 講 師 としてお 招 きし、 講 義 及 び 防 災教 育 、 訓 練 などの 実 践 的 な 授 業 を 通 じて、 地 域 の 防 災 課 題 に 迅 速 に 対 応できる 判 断 力 と 実 践 力 を 兼 ね 備 えた 学 生 を 育 成 していきます。県 内 で 発 生 する 種 々の 災 害 に 対 応 するため 常 設 する 施 設 として、 平 成23 年 6 月 に「 地 域 防 災 教 育 研 究 センター」( 調 査 研 究 部 門 、 教 育 部 門 、 地域 連 携 部 門 の3 部 門 で 構 成 )を 設 置 し、 災 害 の 実 態 解 明 、 予 測 、 防 災 教 育 、災 害 応 急 対 応 、 災 害 復 旧 復 興 などの 課 題 に 地 域 と 連 携 した 取 組 を 行 っています。これまでの 主 な 取 組 として、 平 成 24 年 10 月 6 日 にセンター 設 立 一 周年 企 画 シンポジウム「 地 域 防 災 力 の 向 上 を 考 える」を 開 催 し、 講 演 、 報 告 、パネルディスカッションが 行 われ、 約 180 名 が 参 加 、 平 成 24 年 10 月 30日 には 国 立 大 学 協 会 、国 立 大 学 協 会 九 州 支第4 章第5 章─ 077 ─


災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所 の 設 置新 潟 大 学第1 章第2 章第3 章未来へ向けての取組平 成 23 年 4 月 に 設 置 した、 災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所 は、これまでに 蓄 積 した 長 年 の 災 害 調 査 研 究 の 成 果 と 復 興 支 援 に 関 わる 学 術的 知 見 にもとづき、「 環 境 変 動 」の 予 測 、「 複 合 災 害 」の 解 明 、「 地域 安 全 」の 確 保 を 主 要 テーマとし、「 災 害 ・ 復 興 科 学 」に 関 する 課題 解 決 に 向 け、 自 然 科 学 から 人 文 社 会 科 学 、 医 歯 学 までの 幅 広 い分 野 が 連 携 して 研 究 を 行 っています。 東 日 本 大 震 災 においては、農 学 を 専 門 とするメンバーによって 被 災 農 地 の 調 査 が 行 われ、 農地 の 浸 水 被 害 や 地 盤 沈 下 などが 多 発 した 陸 前 高 田 市 、 仙 台 平 野 を中 心 に 被 害 検 証 と 復 旧 に 係 る 調 査 を 行 いました。また、 宮 城 県 名取 市 、 気 仙 沼 市 、 岩 手 県 宮 古 市 、 釜 石 市 、 福 島 県 内 陸 部 を 現 地 調査 し、 水 田 作 付 前 の 応 急 的 な 水 利 施 設 の 調 査 及 び 今 後 の 基 本 方 針の 確 立 、 崩 壊 した 農 地 の 復 旧 手 法 のアドバイス 及 び 測 量 調 査 を 行いました。平 成 23 年 4 月 、6 月 には、 農 地 被 害 調 査 報 告 会 として、 地 震 の 概 況 説 明の 後 、 東 日 本 大 震 災 による 農 業 基 盤 被 害 の 概 要 、 津 波 による 農 地 ・ 農 業 基盤 の 被 害 、 津 波 による 農 業 ・ 農 地 被 害 の 復 旧 と 復 興 について 発 表 があり、農 学 の 立 場 から 復 興 を 考 える 機 会 となりました。第4 章危 機 管 理 教 育 研 究 の 推 進 と 地 域 防 災 拠 点 形 成香 川 大 学第5 章東 日 本 大 震 災 では 市 町 村 の 庁 舎 が 津 波 で 流 失 し、 地 域 の 中 枢 機 能 が 働 かず、 復 旧 ・ 復 興 が 遅 れました。 本 取 組 では、 災 害 時 に 地 域 の 中 枢 機 能 の 確 保 ・被 害 軽 減 を 図 るための 地 域 継 続 計 画 (DCP) 策 定 支 援 システムを 開 発 するとともに、 適 切 な 判 断 ・ 意 志 決 定 ができる 地 域 防 災 ・ 危 機 管 理 の 専 門 家 を養 成 します。 成 果 として、 被 災 地 での 復 旧 ・ 復 興 の 推 進 、 今 後 発 生 が 予 想されている 南 海 トラフ 巨 大 地 震 による 被 害 の 大 幅 な 減 少 が 期 待 できます。─ 078 ─


東 三 河 地 域 における 地 域 防 災 拠 点 の 強 化豊 橋 技 術 科 学 大 学本 学 の 位 置 する 東 三 河 地 域 は、 全 国 有 数 の 農 業 地帯 であり、ものづくり 産 業 や 流 通 を 支 える 重 要 地 域です。しかし、 東 海 ・ 東 南 海 地 震 、 台 風 による 高 潮 や豪 雨 など 自 然 災 害 リスクの 高 い 地 域 でもあり、 地 域の 自 治 体 からは、 社 会 的 ・ 経 済 的 機 能 を 守 るためのBCP( 事 業 継 続 計 画 ) 策 定 への 協 力 および 企 業 防 災全 般 への 参 画 が 期 待 されています。安 全 安 心 地 域 共 創 リサーチセンターでは、 地 域 の知 的 防 災 拠 点 として、「レジリエンス( 災 害 に 対 する 強 さ)」の 高 い 地 域 社 会 づくりを 目 指 し、地 域 行 政 、 産 業 界 などと 連 携 ・ 協 働 して、リスク 軽 減 ・ 管 理 、 技 術 開 発 、 人 材 育 成 、 啓 発 事 業などに 取 り 組 んでいます。第1 章第2 章高 度 防 災 工 学 センター 設 置名 古 屋 工 業 大 学都 市 防 災 ・ 減 災 の 研 究 ・サービスの 東 海 地 域 拠 点 を 構 築 すると 同 時 に、東 アジア 防 災 に 関 する 国 際 協 力 ネットワークの 構 築 を 目 的 とした「 高 度 防災 工 学 センター」を 平 成 23 年 11 月 設 置 しました。本 センターでは、これまでの 技 術 開 発 力 を 全 面 的 に 活 用 し、 地 震 や 風 水害 など 大 規 模 自 然 災 害 に 強 い 都 市 づくりのための 実 践 的 研 究 、 防 災 ・ 減 災に 関 する 社 会 の 要 請 に 迅 速 に 対 応 し、 災 害 を 制 御 するための 活 動 をハード( 災 害 制 御 研 究 部 門 )とソフト( 災 害 対 応 サービス 研 究 部 門 )の 両 面 から支 援 していきます。未来へ向けての取組第3 章第4 章第5 章─ 079 ─


集 落 持 続 ・ 再 生 のための 復 旧 ・ 復 興 支 援 「 中 山 間 地 域 プロジェクト」信 州 大 学第1 章第2 章第3 章未来へ向けての取組中 山 間 地 域 プロジェクトは 中 山 間 地 域 と 集 落 の 持 続 的 発 展 のために、 総 合 的 ・ 複 合 的 視 点 での 実 証 的 調 査 研 究 と 様 々な 提 言 を 行 い、 再 生のモデルケースを 構 築 しています。同 プロジェクトが 再 生 コアサイトのひとつとしていた 長 野 県 下 水 内郡 栄 村 で 起 きた 長 野 県 北 部 地 震 では、 震 災 後 すぐに 現 地 に 入 り、 農 地の 崩 壊 ・クラック( 地 割 れ)・ 沈 下 ・ 土 砂 流 入 などの 被 害 の 実 態 把 握 と、復 旧 の 技 術 指 導 を 行 ってきました。ま た、 農 地 復 旧に 留 ま ら ず、 農 家の 生 活 再 建 提 案 、営 農 組 織 などの 長期 展 望 に 立 った 総 合 的 な 将 来 ビジョンの 策 定 、 住 民 目 線 での 情 報 伝 達 ・情 報 発 信 などを、 栄 村 及 び 住 民 はもとより、 長 野 県 、 新 潟 大 学 災 害 ・ 復 興科 学 研 究 所 などと 連 携 し 精 力 的 に 行 っています。本 プロジェクトの 中 心 的 な 役 割 を 果 たした 本 学 教 員 は 栄 村 震 災 復 興 計画 策 定 委 員 会 委 員 長 にも 就 任 しました。また、 平 成 24 年 11 月 に 農 学 部 は長 野 県 栄 村 で 包 括 連 携 協 定 の 調 印 も 行 いました。えひめ 防 災 フォーラムの 開 催愛 媛 大 学第4 章第5 章東 南 海 ・ 南 海 地 震 に 備 え、 行 政 と 大 学 が 連 携 して「 被 害 軽 減 のため 地 域 防 災 力 向 上 」を 推 進 することが 求 められています。この 要 望に 応 えるため、 平 成 22 年 8 月 に「えひめ 防 災 フォーラム」を 開 催 しました。このフォーラムでの 総 括 を 受 け、 防 災 情 報 研 究 センター 長を 会 長 に、 愛 媛 県 下 20 市 町 の 市 ・ 町 長 を 会 員 とする 愛 媛 地 域 防 災力 研 究 連 携 協 議 会 が 平 成 23 年 1 月 1 日 に 設 立 されました。 本 協 議会 は、 大 学 教 員 であるセンター 長 の 下 に、 県 下 のすべての 市 ・ 町 長が 会 員 として 入 るという 全 国 でも 唯 一 の 画 期 的 な 組 織 です。 平 成24 年 度 も、この 協 議 会 の 取 組 として、8 月 24 日 に「ひめぎんホール」で1,000 名 近 い 方 の 参 加 を 頂 き、「 第 3 回 えひめ 防 災 フォーラム」を 開 催 しました。 当 日 は、16 首 長 が 一 堂 に 会 して、それぞれの 市 や町 の 防 災 への 取 組 について 発 表 し、 意 見 交 換 を 行 いました。 東 日 本 大 震 災 の 発 生 に 伴 い、 南 海 トラフ 巨 大 地 震 の 発 生 が 現 実味 を 帯 び、 地 域 防 災 計 画 の 大 幅 な 見 直 しが 緊 急 の 課 題 となっている 中 、 行 政 が 抱 える 諸 課 題 を 明 らかにすると 共 に、 県 民 防災 意 識 の 一 層 の 啓 発 に 努 めました。また、 平 成 24 年 9 月 には、 センター 監 修 の 書 籍 「 南 海 トラフ 巨 大 地 震 に 備 える」を 発 刊 しました。─ 080 ─


防 災 フェロー 養 成 講 座 ・マイスター 称 号 制 度静 岡 大 学防 災 人 材 育 成 などの 一 環 として 以 下 の 取 組 を 行 っています。ふじのくに 防 災 フェロー 養 成 講 座 : 自 治 体 や 企 業 などで 災 害 に 関する 実 務 に 従 事 している 人 を 主 対 象 に 災 害 発 生 後 の「 危 機 管 理 ノウハウ」にとどまらず、 災 害 の 事 前 予 防 を 目 指 し、 災 害 に 関 わる 科学 的 情 報 を 読 み 解 きます。 実 践 的 応 用 力 を 身 につけた 人 材 を 育 成 する 講 座 で 隔 週 の 講 義 ・ 実 習 と 修 了 研 修 に 約 1 年 間 かけて 取 り 組 みます。 被 災 地 で 得 られた 教 訓 を 各 地 に 伝 え、 今 後 の 日 本 の 防 災 力 向 上に 寄 与 します。すでに 第 一 期 16 名 が 修 了 し、 防 災 実 務 現 場 で 活 躍しています。静 岡 大 学 防 災 マイスター 称 号 制 度 : 一 定 レベルの 防 災 知 識 を 備 えた 学 生 を 養 成 して 社 会 に 送 り 出 すことを 目 的 とした 認 定 制 度 です。静 岡 県 でとりわけ 危 惧 される 東海 地 震 をはじめとする 自 然 災 害 に 対 する 科 学 的 な 知 識 を 有 し、それに 基づいて 災 害 時 に 自 己 や 他 者 の 生 命 と 災 害 後 の 生 活 を 守 る 上 で 有 用 な 最 低限 の 防 災 知 識 ・スキルを 獲 得 することを 目 標 としています。 必 修 科 目 7 単位 ・ 選 択 科 目 5 単 位 以 上 の 合 計 12 単 位 以 上 を 取 得 し、 修 了 レポートを 提出 することで 合 格 認 定 されます。 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 を 学 び、 社 会 に 伝えられる 人 材 の 育 成 が 期 待 されています。未来へ向けての取組第1 章第2 章第3 章地 域 防 災 力 強 化 のための 講 演 会 の 実 施埼 玉 大 学第4 章東 日 本 大 震 災 では、 埼 玉 県 を 含 む 関 東 地 域 でも 液 状 化 などの 地 盤 災 害が 発 生 しました。 地 域 住 民 は、 災 害 予 防 ・ 災 害 対 策 に 関 する 情 報 を 必 要 としており、 各 自 治 体 では 地 域 住 民 を 対 象 とした 防 災 講 演 会 を 開 催 しています。 地 圏 科 学 研 究 センターでは 防 災 講 演 会 を 主 催 するとともに、さいたま市 などが 開 催 する 講 演 会 に 講 師 を 派 遣 し、 防 災 知 識 の 向 上 を 支 援 しています。また、 専 門 技 術 者 を 主 たる 対 象 とした 講 演 も 行 っています。このような 防 災 講 演 は、その 効 果 がすぐに 目 に 見 えるものではありませんが、 地 域全 体 の 防 災 力 の 向 上 に 寄 与 します。第5 章─ 081 ─


和 歌 山 大 学 防 災 研 究 教 育 センターの 活 動和 歌 山 大 学第1 章第2 章東 日 本 大 震 災 以 降 、 政 府 の 南 海 トラフ 地 震 の 新 想 定 を 含 めて 和 歌 山 県民 は、 近 い 将 来 に 発 生 するであろう 地 震 をイメージすることになりました。 防 災 意 識 は 高 まってきましたが、まだまだ 現 実 としてとらえていない 方 もいます。そこで 意 識 を 変 えてもらうために 防 災 啓 発 映 像 (40 分 DVD)「3.11メッセージ」を 企 画 しました。「 心 が 動 けば 人 は 動 く」といいます。 啓 発 活 動の 対 象 者 の 心 を 重 視 するマーケティングの 手 法 ( 公 共 マーケティングの手 法 )を 取 り 入 れて 制 作 されました。 目 的 は 報 道 写 真 ( 協 力 : 毎 日 新 聞 社 )から 東 日 本 大 震 災 直後 の 現 実 をリアルに知 ってもらうためです。これを 視 聴 した 方 は 今 までに 和 歌 山 県 、 大 阪 府 南部 の 一 般 住 民 や 教 員 、 児 童 、 自 治 体 職 員 などで 約 8 千 人 以 上 いますが、 多くの 方 が 良 かったと 感 想 を 残 しています。 具 体 的 には「 現 実 を 知 らなかった」「 人 ごとでした」など、 特 に 中 学 ・ 高 校 生 で 多 いのが「 行 動 したくなった」という 感 想 でした。 災 害 の 厳 しさ、 大 切 な 人 を 亡 くす 悲 しい 現 実 があるということを 理 解 してもらいます。そしてこの 思 いを 次 の 行 動 につなげてもらいます。センターでは 新 しいプログラムも 準 備 しています。第3 章未来へ向けての取組大 学 間 コラボレーションスキームの 構 築筑 波 技 術 大 学第4 章本 事 業 では、 全 国 の 大 学 における 聴 覚 障 害 学 生 への 支 援 体 制 を充 実 させるために、 地 域 ごとのネットワーク 形 成 や、インターネットを 活 用 した 遠 隔 情 報 保 障 支 援 の 枠 組 みづくり、 聴 覚 障 害 学 生 支援 に 関 わる 新 たなモデル 事 例 の 形 成 といった 取 り 組 みを 進 めています。本 事 業 の 効 果 として、1 聴 覚 障 害 学 生 の 専 門 分 野 進 出 を 後 押 し、2 障 害 学 生 支 援 の 大 学 間 格 差 解 消 、3 災 害 弱 者 を 産 まない 社 会 基盤 形 成 、4 大 学 教 育 の 機 能 強 化 、などが 期 待 されます。第5 章─ 082 ─


大 学 コンソーシアム 富 山 を 通 じた 地 域 防 災 への 恒 常 的 支 援富 山 大 学富 山 大 学 、 富 山 県 立 大 学 、 高 岡 法 科 大 学 、 富 山 国 際 大 学 、 富 山 短 期 大学 、 富 山 福 祉 短 期 大 学 、 富 山 高 等 専 門 学 校 及 び 富 山 県 が 連 携 して、「 大学 コンソーシアム 富 山 」を 平 成 25 年 4 月 1 日 に 設 立 することで、 平 成24 年 8 月 24 日 に 調 印 を 行 いました。趣 旨 として、 富 山 県 内 に 所 在 する 高 等 教 育 機 関 の 相 互 の 協 力 により、研 究 、 教 育 などの 連 携 を 推 進 し、 地 域 社 会 との 繋 がりや 相 互 の 結 びつきを 深 めることとしています。 主 な 取 り 組 みとして 構 成 大 学 の 学 生 を対 象 とした、「 災 害 救 援 ボランティア 論 」を 開 設 することより、 日 常 的に 教 育 訓 練 し、 地 域 防 災 に 貢 献 していくことを 予 定 しています。第1 章第2 章スーパー 減 災 マップの 制 作 と 普 及琉 球 大 学平 成 23 年 3 月 11 日 東 北 地 方 津 波 災 害 を 期 に、 歴 史 的 大 津 波 をも 想 定 した 対 応 が 迫 られました。 沖 縄 地 方 では、40mを 超 える 津波 遡 上 への 対 応 が 必 要 とされ、これまでの 教 訓 を 取 り 入 れた 津 波避 難 システムの 構 築 が 喫 緊 の 課 題 とされました。この 問 題 解 決 に対 し、 特 許 技 術 を 基 盤 とした 新 しい 減 災 マップを 開 発 、その 普 及に 当 たっています。この 減 災 マップは、 日 々の 生 活 に 生 かされる工 夫 が 施 されています。また、 幼 児 から 老 人 、そして 外 国 人 にまでも 理 解 可 能 となっているところも 特 徴 であり、 学 校 現 場 を 始 めとして、 保 育 園 や 行 政 などでも 活 用 が 広 がっています。未来へ向けての取組第3 章第4 章第5 章─ 083 ─


第1 章第3 節防 災 などに 関 する 人 材 育 成 ・ 教 育復 興 は「 人 」の 手 によって 進 められます。国 立 大 学 の 本 分 を 発 揮 し、 防 災 ・ 減 災 ・ 復 興 の 研 究 を 行 う 人 材 や、 防 災 や 原 子 力 の 安 全 に 係 る 専 門 人 材 を 育 成 することにより、これからの 日 本 を 支 えていきます。さらに、 市 民 の 方 々に 向 けて 様 々な 手 段 ・ 方 法 で 恒 常 的 に 減 災 ・ 防 災 教 育 を 行 っています。東 日 本 大 震 災 に 対 する 福 井 大 学 の 取 組福 井 大 学第2 章第3 章第4 章第5 章未来へ向けての取組防 災 などに 関 する 人 材 育 成 、 教 育 、 地 域 防 災 などへの 恒 常 的な 支 援 に 取 り 組 んでいます。また 当 面 、エネルギーとしての 原子 力 の 役 割 が 存 在 しているため、 原 子 力 人 材 育 成 を 継 続 しています。工 学 研 究 科 では、 平 成 24 年 9 月 に 集 中 講 座 「 原 子 力 の 安 全 性と 地 域 共 生 」を 開 講 しました。これは、 原 子 力 に 係 る 教 育 研 究や 人 材 育 成 の 充 実 を 目 的 とした 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 と 本 学を 含 む6 大 学 間 の「 原 子 力 教 育 大 学 連 携 ネットワークに 関 する協 定 」によるもので、 協 定 機 関 では 平 成 21 年 3 月 よりインターネットによる 遠 隔 授 業 、 機 構 の 施 設 を 利 用 した 学 生 実 習 プログラムを 実 施 し、 交 流 を 行 ってきました。学 部 共 通 教 育 では、 今 回 の 震 災 に 対 する 本 学 の 支 援 活 動 状 況 をまとめるにあたり 行 った 支 援 活 動 参 加 教 員 による 座 談 会 を機 に、 大 震 災 の 問 題 を 総 合 的 な 課 題 とし、 災 害 看 護 学 や 救 急 医 学 、 心 理 学 、 原 子 力 などの 専 門 家 を 講 師 とする、 共 通 教 育 科 目を 新 設 することになりました。 開 講 にあたっては、 全 学 生 が 受 講 できるよう 配 慮 し、 第 一 回 目 の 講 義 ( 集 中 )を 平 成 24 年 度 に 開 講 予 定 です。附 属 国 際 原 子 力 工 学 研 究 所 では、 原 子 力 の 安 全 性 向 上 に 向 けた 研 究 ・教 育 、 人 材 育 成 事 業 を 展 開 しており、 福 井 県 敦 賀 市 とは 原 子 力 防 災 に 関する 相 互 連 携 協 定 を 締 結 しています。また、 一 般 市 民 や 学 生 対 象 の 原 子力 安 全 ・ 防 災 セミナー、 危 機 管 理 スクールなどを 開 講 し、 地 域 の 原 子 力 防災 体 制 の 強 化 や 原 子 力 の 安 全 を 担 う 人 材 育 成 に 取 り 組 んでいます。医 学 部 附 属 病 院 では、 平 成 21 年 7 月 より 敦 賀 市 と 連 携 し、地 域 で 働 く 医 師 としての 総 合 的 な 幅 広 い 診 療 能 力 に 加 え、 緊 急 被 ばく 医 療 にも 専 門 性 を 持 つ人 材 を 育 成 してきました。これにより、 東 日 本 大 震 災 の 際 には 多 くの 専門 家 を 現 地 に 派 遣 し、 緊 急 被 ばく 医 療 ・ 災 害 看 護 支 援 を 行 うことができました。─ 084 ─


子 どもの 生 きる 知 恵 を 育 む 防 災 教 育 の 実 践群 馬 大 学広 域 首 都 圏 防 災 研 究 センターでは、 平 成 16 年 から 岩 手 県 釜 石 市 と 連 携して 津 波 防 災 に 関 する 実 践 的 研 究 を 開 始 し、 平 成 18 年 からは 釜 石 市 教 育委 員 会 、 市 内 の 全 小 中 学 校 と 連 携 して、 津 波 防 災 教 育 を 実 施 してきました。その 目 的 は、「 子 どもたちの 生 きる 知 恵 を 育 み、 巨 大 津 波 から、 子 どもたちが 適 切 に 避 難 することができるようにする」ことでした。釜 石 市 では、この 度 の 津 波 によって、1,000 人 を 超 える 方 々が 犠 牲 になってしまいましたが、このような 教 育 を 実 践 したことにより、 釜 石 市の 約 3,000 人 の 児 童 生 徒 の 多 くは 生 き 延 びることができました。この 経験 を 踏 まえ、「 地 域 から 二 度 と 津 波 犠 牲 者を 出 さない」ようにするため、 被 災 後 の 防 災 教 育 のあり 方 を 釜 石 市 内 の小 中 学 校 の 先 生 方 と 検 討 しています。また、 震 災 以 後 、 津 波 の 襲 来 が 危 惧 される 地 域 から、「 釜 石 市 と 同 様 の防 災 教 育 を 実 施 してほしい」との 要 望 が 多 数 寄 せられています。その 要望 に 応 え、 三 重 県 尾 鷲 市 、 和 歌 山 県 新 宮 市 、 田 辺 市 、 新 潟 県 などにおいて、津 波 防 災 教 育 に 対 する 支 援 を 行 っています。この 支 援 活 動 を 通 じて、 地震 津 波 による 犠 牲 者 がゼロになるように、 地 域 に 貢 献 していきたいと 考えています。放 射 線 災 害 復 興 を 推 進 するグローバル 人 材 育 成広 島 大 学未来へ向けての取組第1 章第2 章第3 章平 成 23 年 度 文 部 科 学 省 「 博 士 課 程 教 育 リーディングプログラム」 採 択 課 題 「 放 射 線 災 害 復 興 を 推 進 するフェニックスリーダー 育 成 プログラム」は、 放 射 線 災 害 復興 を 推 進 する 専 門 家 の 育 成 の 緊 急 性 ・ 必 要 性 と、 原 爆復 興 を 支 えた 広 島 大 学 の 実 績 と 経 験 を 背 景 に、「 幅 広い 学 際 的 な 知 識 を 基 盤 として、 放 射 線 災 害 復 興 に 適 切に 対 応 し、 明 確 な 理 念 の 下 で 復 興 を 推 進 できる 判 断 力と 行 動 力 を 有 したグローバルリーダー(フェニックスリーダー)」を 育 成 することを 目 的 としています。本 プログラムでは、 医 学 、 環 境 学 、 工 学 、 理 学 、 社 会 学 、教 育 学 、 心 理 学 などの 専 門 学 術 分 野 を 分 野 横 断 的 に 集結 し、「 放 射 線 災 害 医 療 コース」「 放 射 能 環 境 保 全 コース」「 放 射 能 社 会 復 興 コース」の3コースによる 博 士 課程 前 期 ・ 後 期 一 貫 の 専 門 教 育 を 実 施 します。また、 福 島 大 学 、 福 島 県 立 医 科 大 学 、 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 、 放 射 線 影 響 研 究 所 と 連 携 し、 福 島 でのフィールドワークやIAEA・WHOなどでの 海 外 インターンシップも 予 定 しています。 平 成 24 年 10 月 1 日 に 開 講 式 を 行 い、 第 一 期 生 として 留 学 生2 名 を 含 む8 名 が 入 学 しました。第4 章第5 章─ 085 ─


災 害 予 防 の 最 前 線 に 立 つ 次 世 代 の 人 材 育 成京 都 大 学第1 章第2 章防 災 研 究 所 は 創 立 以 来 現 在 に 至 るまで 防 災 ・ 減 災の 研 究 や 実 践 を 主 導 する 人 材 の 育 成 に 努 めてきました。またその 一 環 として、 防 災 ・ 減 災 に 不 可 避 な 国際 協 力 ・ 共 同 の 必 要 性 に 鑑 み、 海 外 の 研 究 機 関 や 研究 者 との 交 流 や 留 学 生 の 受 入 などにも 積 極 的 に 関 与してきました。東 日 本 大 震 災 や 近 年 諸 外 国 を 頻 繁 に 襲 う 他 の 巨大 災 害 の 実 態 を 目 の 当 たりにしたことで、 必 ず 再 びやってくる 巨 大 災 害 にできる 限 り 備 え、そして 襲 来時 の 対 応 を 適 切 に 指 揮 できる 人 材 の 必 要 性 を 再 認 識し、その 育 成 を 強 く 意 識 した 以 下 の 大 型 プロジェクトを 本 格 化 させています。第3 章未来へ向けての取組・ 博 士 課 程 教 育 リーディングプログラム-グローバル 生 存 学 大 学 院 連携 プログラム( 平 成 23 年 〜 平 成 29 年 度 )・ 巨 大 地 震 津 波 災 害 に 備 える 次 世 代 型 防 災 ・ 減 災 社 会 形 成 のための 研 究事 業 ( 平 成 24 年 〜 平 成 28 年 度 )・ 都 市 の 脆 弱 性 が 引 き 起 こす 激 甚 災 害 の 軽 減 化 プロジェクト( 平 成 24年 〜 平 成 28 年 度 )これら 新 規 の 研 究 ・ 教 育 事 業 を 最 大 限 に 活 用 し、 防 災 ・ 減 災 の 研 究 と実 践 をリードするために 持 つべき 深 い 知 識 と 幅 広 い 素 養 を 身 につけた防 災 研 究 所 ならではの 人 材 養 成 に 取 り 組 んでいます。第4 章リスク 教 育 に 関 する 教 育 プログラムの 開 発東 京 学 芸 大 学第5 章教 員 養 成 カリキュラム 開 発 研 究 センターが 中 心 となり、 宮 城 教 育 大 学 、福 島 大 学 、 大 阪 教 育 大 学 の 防 災 ・ 危 機 管 理 関 連 センタースタッフとの 共 同で、 今 日 の 高 リスク 社 会 の 教 育 課 題 に 対 応 する 教 員 養 成 プログラムの 開 発に 着 手 しました。 平 成 22 年 の 調 査 研 究 を 基 に 調 査 ・ 研 究 、 公 開 研 究 会 を 進めつつ、 学 習 支 援 や 心 理 臨 床 プログラム、 学 校 リスクマネジメントの 他 、様 々なリスク 化 に 伴 う 価 値 選 択 / 判 断 場 面 を 想 定 した 学 習 指 導 プログラムなどを 開 発 し、 学 校 教 育 現 場 への 諸 資 料 提 供 を 行 い、 教 員 養 成 プログラム 開 発 の 視 点 を 整 理 しています。─ 086 ─


防 災 ・ 復 興 ・ 危 機 管 理 修 士 プログラム 新 設政 策 研 究 大 学 院 大 学平 成 24 年 度 に 修 士 課 程 「 防 災 ・ 復 興 ・ 危 機 管 理 プログラム」(1 年 間 )を新 設 しました。 過 去 の 災 害 における 実 務 経 験 などに 基 づいて、 防 災 ・ 復 興 ・危 機 管 理 に 関 する 最 新 の 課 題 について 学 ぶことにより、 総 合 的 な 専 門 知識 を 有 し、 関 連 政 策 の企 画 や 実 践 に 係 る 高度 な 能 力 を 有 するエキスパートを 養 成 することを 目 的 としています。また 東 日 本 大 震 災後 の 対 応 に 深 く 関 与 してきたキーパーソンの 方 々を 講 師 として 招 き、 個 々の 取 組 を 通 じて 得 られた 教 訓 や 今 後 の 課 題 などについて 直 接 お 話 を 伺 う「 防 災 連 続 セミナー」も 月 1 回 程 度 開 催 しています。第1 章第2 章減 災 ・サステイナブル 工 学 の 創 成 と 実 践千 葉 大 学平 成 23 年 9 月 に「 減 災 ・サステイナブル 工 学 研 究 会 」を 創 設 し、 平 常時 も 有 用 な 機 能 を 発 現 しつつ 迅 速 な 減 災 を 可 能 とするワンランク 上 の知 的 総 合 工 学 を 創 成 、 実 現 するための 体 制 作 りを 行 ってきました。 具体 的 に1) 産 学 官 連 携 国 際 シンポジウム 開 催 による 各 方 面 からの 要 請把 握 、2) 日 本 機 械 学 会 でのワークショップ 開 催 などによる 啓 発 的 活 動 、研 究 推 進 など、 各 種 取 組 、3) 国 際 連 携 、4) 具 体 例 を 示 すための 研 究 活動 、5)キャンパスを 知 的 減 災 の 研 究 、 教 育 及 び 実 践 の 場 とするためのスマートキャンパス 創 設 準 備 などを 検 討 、 推 進 しています。未来へ向けての取組第3 章原 子 力 の 安 全 に 係 る 人 材 育 成長 岡 技 術 科 学 大 学大 学 院 修 士 課 程 にシステム 安 全 工 学 専 攻 を 置 いています。これは、リスクマネジメントに 基 づき、 事 前 にあらゆる 事 象 を 想 定 することにより、リスクを 許 容 可 能 なレベルに 低 減し、 安 全 を 確 保 する「 国 際 基 準 の 安 全 確 保 手 法 」を 学 ばせるもので、 原 子 力 分 野 において、この 考 え 方 を 取 り 入 れた 原 子 力 の 安 全 確 保 に 対 応 できる 人 材 の 育 成 を 行 うべく、 大 学 院 修士 課 程 に「 原 子 力 システム 安 全 工 学 専 攻 」を 設 置 し、 平 成 24 年 4 月 から 学 生 受 け 入 れを 開始 しました。これにより、 震 災 後 に 改 めて 浮 き 彫 りになった 原 子 力 の 安 全 に 対 し、これに 対 応 できる高 度 な 知 識 ・ 技 術 を 持 った 人 材 の 養 成 を 行 うことで、 中 長 期 的 な 原 子 力 の 安 全 確 保 に 寄 与していきます。第4 章第5 章─ 087 ─


新 南 海 地 震 に 備 えた 減 災 ・ 防 災 教 育鳴 門 教 育 大 学第1 章第2 章2020 年 頃 の 発 生 が 想 定 される 新 南 海 地 震 に 備 えた 減 災 ・ 防 災教 育 を 教 育 現 場 ・ 教 員 養 成 系 学 部 ・ 大 学 院 を 中 心 に 平 成 14 年 から 行 ってきました。その 理 由 は、 子 どもは1 日 の3 分 の1を 学 校で 過 ごし、 彼 等 の 命 を 守 るのも、 被 災 した 地 域 住 民 を 守 るのも、教 員 だからです。地 震 災 害 は、 学 校 の 立 地 している 地 質 に 関 係 しているため、 教員 及 び 教 員 志 望 学 生 に 地 震 に 関 する 正 しい 知 識 を 教 えるだけでは 不 十 分 であり、 地 震 に 関 する 知 識 を 実 生 活 に 生 かすことが 出 来るよう、 学 校 の 立 地 に 即 した 個 別 の 減 災 ・ 防 災 教 育 を 行 っています。防 災 教 材 本 の 作 成 ・ 出 版第3 章第4 章未来へ向けての取組宮 崎 大 学宮 崎 の 自 然 災 害 の 発 生 メカニズムや 災 害 への 対 応 に 関 するわかりやすい 図 書 はないかという 県 や 自 治 体 、 教 育 委 員 会 からの 要請 を 受 けて、 宮 崎 大 学 と 宮 崎 公 立 大 学 、 一 般 社 団 法 人 みやざき 公共 ・ 協 働 研 究 会 が 協 働 し、 災 害 テキスト「みやざきの 自 然 災 害 」を 平 成 24 年 6 月 に 出 版 しました。 自 然 災 害 の 発 生 メカニズムについては、 各 種 災 害 がなぜ 起 こるかを 写 真 やイラストを 交 えてわかりやすく 解 説 。 災 害 への 対 応 については、 図 上 訓 練 やハザードマップ 作 りの 具 体 的 な 方 法 を 紹 介 しています。 自 治 体 、 自 治 会 や学 校 の 防 災 教 本 として 利 用 されています。第5 章─ 088 ─


第1 章Fourth chapter第 4 章国 立 大 学 の 取 組 一 覧第 4 章 では、 国 立 大 学 が 行 ってきた 東 日 本 大 震 災 に 関 する 取 組 や、地 域 防 災 に 関 係 する 取 組 を 一 覧 にしています。 国 立 大 学 の 教 職 員 や学 生 が 行 った 活 動 は 非 常 に 多 岐 にわたりますが、ここでは 大 学 として 組 織 的 に 行 った 活 動 を 中 心 にまとめています。また、 震 災 後 、 被 災 地 の 方 への 情 報 提 供 や、 正 しい 防 災 知 識 、 今後 の 日 本 の 在 り 方 について 地 域 住 民 の 方 々へ 情 報 を 発 信 するために、多 くのシンポジウムなどを 開 催 しました。第3 章国立大学の取組一覧第4 章─ 089 ─


第1 章第1 節東 日 本 大 震 災 に 係 る緊 急 的 な 支 援 活 動 の 実 施 件 数 総 表被 災 直 後 から 行 われた 国 立 大 学 の 取 組 のうち、 主 要 なものについて、 実 施 した 大 学 の 数 を 記 載 しています。被 災 大 学 ( 東 北 地 区 4 校 、 関 東 ・ 甲 信 越 地 区 4 校 )については、 支 援 活 動 にかかる 事 項 のうち、※ 印 を 付 した 活 動 についてのみ 調 査 を実 施 しました。事 項 北 海 道 東 北関 東 ・甲 信 越東 京東 海 ・北 陸近 畿中 国 ・四 国九 州合 計医 療 支 援 ※ 2 6 6 4 9 10 9 8 54第2 章緊 急 物 資 支 援 7 3 9 11 12 11 10 11 74救 援 物 資 等義 援 金 7 3 9 11 12 13 10 11 76被 災 した 学 生 の 入 学 等 の 弾 力 的 取 扱 ※( 入 学 時 期 の 延 期 、 入 学 金 免 除 、 入 学 直 後 の 休 学 、授 業 開 始 日 の 繰 り 下 げ )被 災 大 学 の 学 生 、 教 職 員 への 支 援( 図 書 館 、インターネット 利 用 等 )7 7 14 11 11 11 10 10 815 3 9 12 11 9 10 10 69第3 章学 生 及 び研 究 者 支 援学 生 による 被 災 地 でのボランティア 活 動 ※ 5 7 12 12 12 13 10 11 82被 災 学 生 ・ 大 学 院 生 の 受 入 れ、 講 義 の 履 修 、 聴 講 1 1 6 6 11 7 9 11 52被 災 大 学 院 生 への 研 究 支 援 2 5 4 10 5 8 11 45研 究 者 への 支 援( 研 究 スペースの 提 供 、 機 器 の 共 用 等 )2 2 5 6 9 4 8 10 46受 入 れた 学 生 及 び 研 究 者 用 の 宿 泊 施 設 の 確 保 3 1 3 4 8 4 6 11 40第4 章国立大学の取組一覧就 職 支 援その 他 ※ 4 3 7被 災 した 学 生 に 自 大 学 の 就 職 支 援 等 を 行 うことができるキャリアセンター 等 の 利 用被 災 した 学 生 に 対 し、 就 職 活 動 中 の 短 期 宿 泊 に 供することが 可 能 な 宿 泊 施 設 の 提 供2 3 7 5 10 4 8 10 492 1 2 7 1 4 6 23被 災 大 学 への 教 職 員 の 派 遣 5 3 2 4 8 6 5 9 42被 災 者 への 支 援 ( 住 居 提 供 等 ) ※ 6 6 12 8 12 12 9 9 74第5 章その 他 ※ 4 7 11 9 12 11 10 11 75合 計 58 58 114 109 154 121 126 149 889平 成 24 年 2 月 末 日 現 在─ 090 ─


第2 節国 立 大 学 の 東 日 本 大 震 災 及 び 防 災 ・日 本 再 生 に 関 する 主 な 取 組 一 覧国 立 大 学 は、 東 日 本 大 震 災 に 係 る 緊 急 的 な 医 療 支 援 活 動 、 物 資 支 援 、 被 災 した 学 生 への 支 援 などから、地 域 の 防 災 のための 活 動 や 日 本 再 生 に 向 けての 取 組 まで、 大 学 の 教 育 ・ 研 究 の 特 色 を 生 かし、 様 々な 活 動 を 行 ってきました。ここでは 国 立 大 学 が 行 ってきた 特 色 ある 活 動 の 一 部 を 簡 単 に 紹 介 します。第1 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力 ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力 放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力 恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類機 関 連 携 による 多 様 な 環 境 放 射 能 問 題 に対 応 可 能 な 国 際 的 人 材 の 育 成環 境 モニタリング 及 び 除 染 に 関 わる 研 究 の 実 施工 学 研 究 院 H23.4 ~ 福 島 大 学工 学 研 究 院H23.6 ~H24.6日 本 原 子 力 研 究 機 構茨 城 大 学文 部 科 学 省 ・ 原 子 力 人 材 育 成 等 推 進 事 業 費 補 助 金 に 採択 され、 福 島 大 学 等 、 他 研 究 機 関 、 自 治 体 等 と 連 携 して 環 境 放 射 能 に 関 する 人 材 育 成 を 実 施 している。環 境 モニタリング 及 び 除 染 に 関 わる 研 究 に 従 事 し、そこで 開 発 した 土 壌 の 除 染 技 術 (セシウム 汚 染 土 壌 の 処理 方 法 )は、 日 本 原 子 力 研 究 機 構 及 び 茨 城 大 学 と 共 同で 特 許 を 出 願 した。第2 章多 様 な 環 境 放 射 能 問 題 に 対 応 可 能 な国 際 的 人 材 の 機 関 連 携 による 育 成工 学 研 究 院本 学 、 福 島 大 学 、 福島 県 飯 舘 村H23.9.20 ~H26.3.31福 島 大 学環 境 放 射 能 に 関 する 人 材 育 成 を 実 施 。 全 国 の 学 生 、 社会 人 を 対 象 に、 環 境 放 射 能 に 関 する 講 義 、 実 験 、フィールドワーク( 除 染 実 習 )などを 実 施 。放セシウムで 汚 染 された 森 林 環 境 の除 染 に 関 する 現 場 試 験工 学 研 究 院飯 舘 村H24.10.17 ~H24.10.20物 質 ・ 材 料 研 究 機 構福 島 県 飯 舘 村 でセシウムで 汚 染 された 森 林 環 境 の 除 染に 関 する 現 場 試 験 を、 物 質 ・ 材 料 研 究 機 構 と 共 同 で 行 った。多 様 なセシウム 汚 染 廃 棄 物 の 中 間 ・ 最 終 処 分安 全 評 価 のための 機 関 連 携 による 多 角 的 研 究工 学 研 究 院本 学 、 福 島 大 学 、 日本 原 子 力 研 究 開 発 機構 などH24.10.17~ H27.3.31福 島 大 学汚 染 廃 棄 物 の 中 間 貯 蔵 等 に 関 連 した 現 地 調 査 、 有 機 物存 在 下 の 廃 棄 体 の 安 定 性 に 関 する 研 究 開 発 を 実 施 した。北 大 農 場 牛 乳 のモニタリング 獣 医 学 研 究 科 北 海 道 大 学 農 場 H24.2.24 ~北 海 道 内 における 稲 わらの 放 射 性 物 質 汚 染 と 畜 産 物 の汚 染 の 影 響 を 調 査 するため 牛 乳 のサンプルを 検 査 している。2011 年 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 における札 幌 都 市 圏 の 強 震 動 評 価工 学 研 究 院 札 幌 市 内 及 び 学 内 H23.3.11 ~海 溝 型 巨 大 地 震 発 生 時 の 札 幌 都 市 圏 における 地 震 動 分布 特 性 を 適 切 に 評 価 するべく、 本 地 震 と 2003 年 十 勝沖 地 震 等 の 地 震 動 分 布 の 検 討 を 行 っている。第3 章東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 の 余 震 として急 増 するアウターライズ 地 震 の 強 震 動 評 価工 学 研 究 院 学 内 H23.3.11 ~既 往 研 究 の 少 ないアウターライズ 地 震 の 地 震 動 特 性は、 地 震 防 災 を 考 える 上 で 早 急 に 把 握 されるべきであり、 検 討 を 行 っている。東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 津 波 の 北 海 道 沿 岸 での発 達 についての 調 査 , 解 析工 学 研 究 院沿 岸 海 洋 工 学 研 究 室H23.3.11 ~H24.3.10東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 津 波 の 発 生 、 伝 播 、そして 長 期間 海 岸 に 沿 って 伝 達 したエッジ 波 の 北 海 道 太 平 洋 岸 における 特 徴 を 分 析 し、 取 りまとめた。北海道大学東 日 本 大 震 災 の 道 内 観 光 産 業 への影 響 度 と 方 策 に 関 する 研 究東 日 本 大 震 災 をめぐる 日 中 韓 のメディア 報 道 に 関 する 調 査 研 究東 日 本 大 震 災 に 関 する 特 別 委 員 会東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 における本 学 院 学 生 の 現 地 調 査 研 究 への 助 成陸 前 高 田 市 立 博 物 館 所 蔵 品 の 修 復メ デ ィ ア・ コ ミ ュ ニ ケ ーション 研 究 院 ・ 観 光 学 高 等 北 海 道 内研 究 センターメ デ ィ ア・ コ ミ ュ ニ ケ ーション 研 究 院 ・ 東 アジアメディア 研 究 センター工 学 研 究 院国 際 広 報 メディア・ 観 光 学院日 本 コンクリート 工学 会H23.4 ~H23.4 ~H23.4.1 ~H25.3.31H23.4 ~H24.9H23.5.11 ~H24.10.7日 本 コンクリート 工学 会大 震 災 の「 風 評 被 害 」について 平 成 23 年 4 月 末 に 業界 と 国 内 外 の 旅 行 者 にアンケート 調 査 を 行 い、 実 態 を示 すとともにその 対 策 を 提 案 する。日 中 韓 3 国 の 震 災 報 道 の 実 相 を 明 らかにし、その 問 題点 を 提 言 する。東 日 本 大 震 災 で 被 害 の 生 じたコンクリート 構 造 物 の 被害 状 況 を 整 理 ・ 分 析 し、そのメカニズムを 考 察 し、 今後 の 耐 震 化 及 び 復 旧 に 向 けた 提 言 を 行 った。公 募 により 選 ばれた 平 成 23 年 度 8 名 、 平 成 24 年 度 4名 の 学 生 現 地 調 査 への 助 成 した。陸 前 高 田 市 立 博 物 館 の 地 質 ・ 古 生 物 資 料 を、 洗 浄 ・ 除 菌 、標 本 の 第 一 次 分 類 、データを 解 読 の 後 、 保 存 作 業 を 行 った。教・研国立大学の取組一覧第4 章集 団 移 転 計 画 に 計 画 策 定 の 指 導 役 として 参 加工 学 研 究 院宮 城 県 気 仙 沼 市 小 泉地 区H23.6 ~気 仙 沼 市 小 泉 地 区 の 集 団 移 転 計 画 にコミュニティ・アーキテクトとして 参 画 し 住 民 提 案 型 の 復 興 まちづくりを 進 めている。国 土 交 通 省 審 議 会 への 参 加 工 学 研 究 院 国 土 交 通 省H23.7.6、H23.12.14、H23.12.27国 土 交 通 省社 会 資 本 整 備 審 議 会 計 画 部 会 の 委 員 として、 国 土 交 通省 が 行 った 重 要 政 策 ・ 重 要 法 案 の 策 定 に 参 加 した。北 海 道 大 学 大 学 院 水 産 科 学 院サマーコースの 実 施気 仙 沼 内 湾 地 区 における「 第 2 のふるさとづくり 」 活 動 の 実 施水 産 科 学 院観 光 学 高 等 研 究 センター宮 城 県 気 仙 沼 市 内 湾地 区 〜 岩 手 県 一 関 市H23.8.7 ~H23.8.12H23.10 〜国 土 交 通 省 、 文 化 庁 、気 仙 沼 市 、 一 関 市 など大 学 院 生 対 象 の 国 際 サマーコースを 実 施 、 水 産 業 の 復興 と 復 旧 について 考 え、 八 戸 地 域 を 訪 問 し 震 災 の 現 状と 復 旧 ・ 復 興 における 課 題 等 を 学 んだ。平 成 23 年 度 実 施 の 国 土 交 通 省 受 託 調 査 をもとに、 観光 をとおし 歴 史 文 化 を 生 かした 復 興 を 実 現 するための調 査 、 活 動 に 取 り 組 んだ。第5 章大 規 模 環 境 汚 染 事 故 への 対 応 に 関 する国 際 比 較 研 究スラブ 研 究 センター 福 島 県 相 馬 郡 飯 舘 村 H24.4 ~京 都 大 学 原 子 炉 実 験所 などチェルノブイリ 事 故 など 海 外 での 大 規 模 環 境 汚 染 事 故における 被 災 者 救 済 、 地 域 復 興 の 先 例 を 調 査 し、 福 島での 復 興 に 役 立 てる。福 島 ・ 宮 城 ・ 岩 手 の 震 災 、 津 波 被 害 の 調 査理 学 研 究 院H24.5.25 ~H24.5.29津 波 被 害 の 調 査 を 行 った。─ 091 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類旭川医科大学長 期 避 難 者 へのメンタルヘルスケアICT を 用 いた 被 災 住 民 の遠 隔 ヘルスケア情 報 通 信 ネットワークの 構 築 と運 用 に 関 する 研 究保 健 学 研 究 科宮 城 県 気 仙 沼 市宮 城 県 気 仙 沼 市青 森 県 弘 前 市 、 岩 手県 釜 石 市 ・ 一 関 市H23.4.21 ~H23.4.27H23.4.26 ~H23.5.2H23.4.21 ~H23.5.2H23.3.11 ~H29.3.31岩 手 県 立 釜 石 病 院 、岩 手 県 立 千 厩 病 院DMAT 及 び 10 班 で 構 成 する 医 療 救 護 班 を 被 災 地 ( 気仙 沼 市 )へ 派 遣 。ICT( 情 報 通 信 技 術 )を 用 いて 被災 者 一 人 ひとりの 健 康 状 態 を 効 率 良 く 管 理 する 方 法 を調 査 。震 災 で 有 線 回 線 の 使 用 が 不 可 能 な 避 難 所 などで、 大 学が 開 発 した「 遠 隔 在 宅 支 援 システム」を 活 用 し、モバイル 回 線 により 遠 隔 地 からのヘルスケアが 実 施 可 能 であることを 確 認 した。災 害 発 生 時 に 有 用 性 が 高 いといわれる 衛 星 通 信 システムを 用 い、 非 常 災 害 時 に 備 えた 情 報 通 信 網 の 利 活 用 について 実 証 評 価 を 通 した 共 同 実 証 試 験 を 行 う。医・メ医・メ第1 章被 災 地 復 興 支 援 ボランティア 活 動 の 支 援 事 業人 部 学 部 ボランティアセンター岩 手 県 九 戸 郡 野 田 村H23.4 ~弘 前 市 、 弘 前 市 社 会福 祉 協 議 会 、 野 田 村など被 害 のあった 野 田 村 へ 弘 前 市 と 協 働 でボランティアを派 遣 し、がれき 撤 去 や 学 習 支 援 などの 活 動 を 展 開 している。 学 生 、 教 職 員 あわせて 600 名 以 上 がボランティア 登 録 をしている。ボ学 生 ボランティア 活 動岩 手 県 、 宮 城 県 、 福島 県H23.4 ~がれきの 撤 去 作 業 などのボランティア 活 動 、または、被 災 地 で 演 奏 によるボランティア 活 動 を 行 った。被 ばく 状 況 調 査 チームなどの 派 遣福 島 県 福 島 市 ・ 川 俣町 ・ 飯 舘 村 ・ 郡 山 市などH23.3.15 ~H25.7.29福 島 県「 被 ばく 状 況 調 査 チーム」を 福 島 県 内 各 地 に 派 遣 し、 被ばくスクリーニングや 環 境 調 査 、「 一 時 立 ち 入 りプロジェクト」の 支 援 を 行 った。塩 害 農 用 地 の 修 復 と 生 物 による環 境 修 復 技 術 の 効 率 向 上 に 関 する 研 究農 学 生 命 科 学 部 福 島 県 浪 江 町 H23.4 ~植 物 によるファイトレメディエーションによる 除 去 を中 心 とした 研 究 プロジェクトチームを 立 ち 上 げ、 三陸 沿 岸 地 域 の 水 産 業 の 復 興 を 目 指 した 研 究 を 進 めている。放第2 章弘前大学震 災 地 域 の 環 境 修 復 と 水 産 業 復 興 支 援農 学 生 命 科 学 部福 島 県 二 本 松 市 ・ 郡山 市 、 岩 手 県 久 慈 市などH23.8 ~福 島 県 農 業 総 合 センター、 岩 手 大 学 などセシウム 吸 収 除 去 に 有 望 な 植 物 種 による 放 射 性 セシウム 汚 染 土 壌 での 除 染 効 果 の 検 証 と、 被 災 地 域 の 水 産 物の 栄 養 ・ 機 能 性 成 分 の 分 析 を 行 い、 水 産 業 の 早 期 復 興に 寄 与 する 取 組 を 行 っている。福 島 県 浪 江 町 との 連 携 協 定 締 結 福 島 県 浪 江 町 H24.9.29 福 島 県 浪 江 町東 北 地 方 太 平 洋 地 震 によるダムの 地 震 被 害 調 査理 工 学 研 究 科H23.3.11 ~H25.3.31土 木 学 会 東 北 支 部 、日 本 大 学 、 東 北 地 方整 備 局地 震 の 揺 れの 大 きかった 地 域 に 位 置 していたダムの 地震 被 害 事 例 について 調 査 ・ 報 告 した。北 リアスにおける QOL を 重 視 した災 害 復 興 政 策 研 究- 社 会 ・ 経 済 ・ 法 的 アプローチ人 文 学 部 雇 用 政 策 研 究 センター岩 手 県 九 戸 郡 野 田 村H23.3 ~大 阪 大 学 、 京 都 大 学 、関 西 学 院 大 学 など北 リアス 地 域 を 対 象 に、 被 災 者 との 交 流 を 通 じて 得 られた 知 見 をもとに、 所 属 教 員 の 専 門 知 識 を 活 用 して、地 域 の QOL( 生 活 の 質 )を 重 視 した 復 興 政 策 を 提 案 する。緊 急 津 波 情 報 システムの 実 用 化 開 発理 工 学 研 究 科宮 城 県 名 取 市 、 石 巻市 、 高 知 県 高 知 市 などH23.10. ~東 北 大 学 、 東 京 大 学 、東 北 建 設 協 会 など津 波 による 人 的 被 害 の 未 然 防 止 を 目 的 に、 円 滑 ・ 確 実に 避 難 場 所 の 地 図 情 報 と 一 緒 に 津 波 情 報 を 配 信 するシステムを 実 用 化 開 発 している。教・研第3 章震 災 を 踏 まえた 防 災 力 向 上 プロジェクト理 工 学 研 究 科弘 前 市 、 三 沢 市 、 久慈 市 、 田 野 畑 村H23.3.11 ~三 沢 市東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 の 余 震 と 誘 発 地 震 活 動 の 特 徴 把握 、 津 波 被 害 と 地 形 の 調 査 ・ 分 析 、 緊 急 地 震 速 報 の 導入 と 速 報 の 精 度 検 証 、 地 震 損 傷 評 価 システムの 基 礎 的な 事 例 研 究 を 行 う。被 災 アーカイブの 保 存 修 復 救 援 事 業人 文 学 部人 文 学 部 附 属 亀 ヶ 岡文 化 研 究 センターH24.2. ~文 化 庁 、 岩 手 県 教 育委 員 会 、 筑 波 大 学 などボランティア 人 材 および 本 学 の 保 存 科 学 専 門 家 と 文 化財 保 存 の 設 備 ・ 技 術 を 生 かして、 被 災 アーカイブへの調 査 ・ 修 復 ・ 救 援 を 図 るとともに、 将 来 の 災 害 に 対 する 体 制 を 整 える。農 地 復 興 を 目 指 した 土 壌 回 復 調 査 三 陸 復 興 推 進 機 構 久 慈 市 、 陸 前 高 田 市 H23.6 ~津 波 で 海 水 に 浸 され 塩 害 が 発 生 した 土 壌 を 回 復 する 目的 で、 久 慈 市 の 農 地 にソルガムを 播 種 し、 除 塩 を 試 みるとともに 土 壌 の 化 学 性 の 継 続 的 な 測 定 と 農 地 復 興 の可 能 性 を 調 査 している。三 陸 水 産 業 の 復 興 と 地 域 の 持 続 的 発 展 に寄 与 するための3 大 学 連 携岩 手 県 沿 岸 市 町 村 復 興 期 成 同 盟 会 と連 携 ・ 協 力 協 定 の 締 結「ワンにゃん 号 」による 移 動 診 療岩手大学「 東 北 マリンサイエンス 拠 点 形 成 事 業 」における 東 京 大 学 との 連 携三 陸 復 興 推 進 機 構岩 手 県 宮 古 市 、 大 船渡 市 、 陸 前 高 田 市H23.10.30~H23.11.7 ~東 京 海 洋 大 学北 里 大 学岩 手 県 沿 岸 市 町 村 復興 期 成 同 盟 会H23.3 ~ 岩 手 県 獣 医 師 協 会三 陸 の 水 産 業 の 復 興 を 支 援 するため、 平 成 23 年 10 月30 日 付 けで、 東 京 海 洋 大 学 及 び 北 里 大 学 との 連 携 協 定を 締 結 した。岩 手 県 沿 岸 の 13 市 町 村 で 構 成 される 岩 手 県 沿 岸 市 町村 復 興 期 成 同 盟 会 ( 会 長 ・ 釜 石 市 長 )と、 平 成 23 年11 月 7 日 付 けで 連 携 ・ 協 力 協 定 を 締 結 した。教・研国立大学の取組一覧第4 章東 京 大 学大 槌 湾 を 拠 点 として 三 陸 沿 岸 北 部 域 を 中 心 に 海 洋 生 態系 変 動 メカニズムの 解 明 を 行 う。「 大 学 などにおける 地 域 振 興 のためのセンター 的 機 能 の 整 備 」 事 業 の 実 施1 三 陸 ものづくり 産 業 復 興 支 援 2 農 林 畜 産 業 復 興 支 援3 生 活 復 興 支 援 の 3 つをテーマとして、 長 期 的 な 復 興支 援 活 動 を 実 施 する。地 域 の 復 興 を 目 指 した 全 学 的 復 興 支 援 活 動東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本部 ・ 三 陸 復 興 三 陸 復 興 推 進本 部岩 手 県 内 の 市 町 村H23.3.11 ~H24.3.31釜 石 サテライトの 設 置 三 陸 復 興 推 進 機 構 釜 石 市 H23.10 ~ 釜 石 市岩 手 県 、 岩 手 県 沿 岸市 町 村 復 興 期 成 同 盟会 など「『 岩 手 の 復 興 と 再 生 に』オール 岩 大 パワーを」をスローガンに 掲 げ、 教 職 員 が 一 丸 となって 復 興 に 取 り 組 む「 岩手 大 学 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 」を 設 置 し、さまざまな 活 動 を 展 開 している。これまで 培 ってきた 教 育 研 究 機 能 を 基 に、 産 学 官 連 携のもと、 全 学 を 挙 げて 三 陸 沿 岸 地 域 の 復 興 支 援 の 取 組を 行 う。そのための 現 地 拠 点 として、 釜 石 サテライトを 設 置 した。恒常第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 093 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類『 岩 手 の 復 興 と 再 生 に』オール 岩 大 パワーを 三 陸 復 興 推 進 機 構 岩 手 県 内 の 市 町 村 H23.4 ~岩 手 県 、 岩 手 県 沿 岸市 町 村 復 興 期 成 同 盟会 など前 身 の 組 織 から、 復 興 支 援 に 係 わる 教 員 数 を 拡 充 し、復 興 支 援 体 制 を 更 に 強 化 した。また、 被 災 地 の 支 援 ニーズを 把 握 し、 岩 手 大 学 の 持 つシーズとのマッチングを図 りながら 支 援 を 行 っている。第1 章岩手大学宮 古 エクステンションセンターの 設 置 三 陸 復 興 推 進 機 構 岩 手 県 宮 古 市 H24.10 ~ 宮 古 市久 慈 エクステンションセンターの 設 置 三 陸 復 興 推 進 機 構 岩 手 県 久 慈 市 H24.4 ~ 久 慈 市これまで 培 ってきた 教 育 研 究 機 能 を 基 に、 産 学 官 連 携のもと、 全 学 を 挙 げて 三 陸 沿 岸 地 域 の 復 興 支 援 の 取 組を 行 う。そのための 現 地 拠 点 として、 宮 古 エクステンションセンターを 設 置 した。これまで 培 ってきた 教 育 研 究 機 能 を 基 に、 産 学 官 連 携のもと、 全 学 を 挙 げて 三 陸 沿 岸 地 域 の 復 興 支 援 の 取 組を 行 う。そのための 現 地 拠 点 として、 久 慈 エクステンションセンターを 設 置 した。恒常地 域 防 災 研 究 センターの 設 置 地 域 防 災 研 究 センター H24.4 ~ 岩 手 県 など地 域 特 性 に 応 じた「 多 重 防 災 型 まちづくり」と 安 全 を支 える「 災 害 文 化 の 醸 成 と 継 承 」を 基 本 とする、 地 域に 根 ざした 防 災 システムの 構 築 及 び 自 然 災 害 からの 復興 推 進 を 目 的 に 設 置 した。地 域 医 療 再 構 築 プロジェクト医 学 部 ・ 医 学 系 研 究 科東 北 メディカル・メガバンク 機 構被 災 地 域 を 中 心 とした 各 地H23.4 ~宮 城 県 、 宮 城 県 内 各市 町 村 、 厚 生 労 働 省など東 日 本 大 震 災 で 大 きな 被 害 を 負 った 東 北 地 方 の 医 療 の復 興 のため、 医 療 人 材 の 育 成 、 次 世 代 医 療 体 制 の 構 築 、東 北 地 方 の 産 業 創 出 ・ 復 興 への 貢 献 を 目 指 した 取 組 を行 っている。医・メ東 日 本 大 震 災 学 生 ボランティア 活 動 支 援 各 被 災 地 H23.6 ~ NPO 法 人 など震 災 後 、 被 災 地 において 様 々なボランティア 活 動 を 展開 している 学 生 に 対 し、ボランティアに 関 する 情 報 提供 や 講 習 ・ 研 修 の 実 施 などの 支 援 を 行 っている。ボ第2 章放 射 性 物 質 汚 染 対 策 プロジェクト工 学 部 ・ 工 学 研 究 科 ・ 加 齢医 学 研 究 所被 災 地 域 を 中 心 とした 各 地H23.4 ~放 射 性 物 質 による 社 会 的 な 影 響 の 調 査 研 究 を 行 い、 正しく 役 立 つ 知 見 やデータを 国 民 に 提 供 し、 被 災 地 の 復旧 ・ 復 興 を 目 指 す。放東北大学東 北 マリンサイエンスプロジェクト地 域 産 業 復 興 支 援 プロジェクトマリンサイエンス 復 興 支 援室経 済 学 研 究 科 地 域 イノベーション 研 究 センター被 災 地 域 を 中 心 とした 各 地被 災 地 域 を 中 心 とした 各 地H23.4 ~H23.4 ~東 京 大 学 大 気 海 洋 研究 所 、 海 洋 研 究 開 発機 構 など地 域 の 大 学 、 地 域 経済 団 体 、 行 政 ・ 自 治体 など「 東 北 マリンサイエンス 研 究 連 絡 会 議 」を 形 成 し、3.11の 大 地 震 と 巨 大 津 波 が 海 洋 環 境 ・ 海 洋 生 態 系 に 与 えた影 響 の 調 査 研 究 に 取 り 組 み、 漁 業 や 水 産 業 の 復 興 を 支援 する。中 長 期 的 な 視 点 から 東 北 地 域 の 産 業 と 社 会 の 復 興 を 継続 的 に 支 援 するため、 地 域 産 業 復 興 調 査 研 究 や 地 域 イノベーションプロデューサー 塾 を 開 催 し、 調 査 研 究 と人 材 育 成 に 取 り 組 む。教・研災 害 科 学 国 際 研 究 推 進 プロジェクト災 害 科 学 国 際 研 究 所被 災 地 域 を 中 心 とした 各 地H23.4 ~国 内 外 大 学 ・ 研 究 機関 、 被 災 自 治 体 など世 界 的 災 害 科 学 研 究 の 拠 点 として、 防 災 ・ 減 災 技 術 の再 構 築 から、 地 域 ・ 都 市 再 生 と 語 り 継 ぎのためのアーカイブスの 構 築 まで、 文 系 ・ 理 系 の 垣 根 を 越 えた「 実践 的 防 災 学 」 研 究 に 取 り 組 む。第3 章環 境 エネルギープロジェクト情 報 通 信 再 構 築 プロジェクト東 北 復 興 次 世 代 エネルギー研 究 開 発 機 構電 気 通 信 研 究 機 構被 災 地 域 を 中 心 とした 各 地被 災 地 域 を 中 心 とした 各 地H23.4 ~東 北 地 区 の 大 学 、 国内 外 の 研 究 機 関H23.4 ~ 情 報 通 信 研 究 機 構災 害 時 におけるエネルギーセキュリティの 視 点 から、地 域 との 密 接 な 連 携 のもとで、 地 元 のニーズに 応 じた環 境 エネルギーシステムを 提 言 ・ 策 定 する。災 害 に 強 い 情 報 通 信 ネットワークの 開 発 ・ 実 証 拠 点 を形 成 するために、 電 気 通 信 研 究 機 構 や 耐 災 害 ICT 研究 センターを 設 立 。ICT による 被 災 地 の 創 造 的 復 興 などに 取 り 組 む。恒常復 興 産 学 連 携 推 進 プロジェクト研 究 協 力 部 産 学 連 携 課被 災 地 域 を 中 心 とした 各 地H23.4 ~東 北 経 済 連 合 会 、 宮城 工 業 会 、 自 治 体経 済 復 興 の 支 援 のために、 自 動 車 関 連 産 業 ・ 高 度 電 子機 械 産 業 などの 産 業 集 積 の 支 援 、グローバルな 産 業 エリアの 創 出 に 向 けて、 大 学 の 知 的 資 源 を 活 用 する 事 業を 展 開 する。宮 城 県 立 石 巻 支 援 学 校 における 支 援 活 動 教 育 学 部 特 別 支 援 教 育 講 座 県 立 石 巻 支 援 学 校 H23.4.23,24県 内 のニーズに 応 じた 教 職 員 や児 童 生 徒 を 対 象 としたメンタルヘルス 啓 発特 別 支 援 教 育 総 合 研 究 センター宮 城 県 拓 桃 医 療 センター学 校 や 病 院 が 機 能 停 止 しているため、 肢 体 不 自 由 の 子ども 達 に 全 身 硬 直 、 身 体 機 能 の 低 下 が 見 られたため、本 学 教 員 が 宮 城 県 拓 桃 医 療 センター 医 師 と 協 力 し、リハビリ 訓 練 会 を 実 施 した。センターの 教 員 が「 教 職 員 のメンタルヘルス」「 児 童 生徒 のメンタルヘルス」などについて 震 災 による 心 の 傷と 関 連 付 けて 講 演 活 動 などを 積 極 的 に 行 った。医・メ第4 章国立大学の取組一覧宮城教育大学聴 覚 障 害 学 生 への災 害 時 講 義 保 障 システムの 構 築しょうがい 学 生 支 援 室宮 城 教 育 大 学宮 城 県 立 石 巻 支 援 学 校 に 対 する 支 援 活 動 教 育 学 部 特 別 支 援 教 育 講 座 県 立 石 巻 支 援 学 校聴 覚 障 害 児 ・ろう 重 複 障 害 児 及 び保 護 者 への 支 援教 育 学 部 特 別 支 援 教 育 講 座宮 城 教 育 大 学H.23.5 ~H24.3H23.4.11 ~H23.4.30H23.4.16,18,20筑 波 技 術 大 学 など 14大 学筑 波 技 術 大 学 をはじめ 他 大 学 と 連 携 して 聴 覚 障 害 学 生支 援 の 災 害 時 講 義 保 障 のシステムを 構 築 し 実 施 。震 災 直 後 の 4 月 に、センター 兼 務 教 員 が 中 心 となって学 生 ボランティアを 組 織 し、 県 立 石 巻 支 援 学 校 に 設 置された 避 難 所 を 支 援 した。聴 覚 障 害 のある 乳 幼 児 及 び 保 護 者 を 対 象 とした 乳 幼 児デイケア 活 動 を 行 った。ボ教 育 復 興 支 援 センターの 取 組宮 城 教 育 大 学 及 び 被災 校 などH23.6.28 ~宮 城 県 内 の 国 公 私 立大 学 全 国 の 国 立 教員 養 成 系 大 学 など教 育 復 興 支 援 センターを 平 成 23 年 6 月 に 設 置 。 中 ・長 期 的 視 点 に 立 って 児 童 ・ 生 徒 の 心 のケアや 確 かな 学力 の 定 着 ・ 向 上 及 び 現 職 教 員 の 支 援 を 実 施 している。飼 育 動 物 を 活 用 した 被 災 地 ふれあい 教 育環 境 教 育 実 践 研 究 センター若 林 区 荒 浜 児 童 館 、福 室 市 民 センター 児童 館 などH24.7 ~大 学 のヤギが 被 災 地 の 児 童 館 や 市 民 センターを 訪 問し、ふれあい 教 育 活 動 を 行 っている。学 生 ボランティアへの 支 援特 別 支 援 教 育 総 合 研 究 センター学 生 ボランティアに 対 して、 特 別 支 援 教 育 の 領 域 から種 々のアドバイスを 行 った。第5 章福 島 県 成 人 住 民 の 放 射 性 セシウムへの経 口 、 吸 入 曝 露 の 先 行 調 査 ・ 研 究 への 協 力環 境 教 育 実 践 研 究 センター福 島 市 、 伊 達 市 、 相馬 市 、 南 相 馬 市 などH24.7.2 ~H24.7.7京 都 大 学京 都 大 学 大 学 院 医 学 研 究 科 の 調 査 事 業 への 協 力 として福 島 県 内 の 放 射 能 汚 染 の 調 査 協 力 をおこなった。放医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 094 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類南 三 陸 町 伊 里 前 小 学 校 に 対 する 教 育 環 境 支 援環 境 教 育 実 践 研 究 センター南 三 陸 町 立 伊 里 前 小学 校H23.4.26インターネット 回 線 が 復 旧 するまでの 一 時 的 な 手 段 として 日 本 通 信 b モバイル・WiFi ルータ 及 び SIM カードを 設 置 。 緊 急 メールを 一 斉 送 信 するためのパソコンの貸 出 及 びシステムの 設 定 を 行 った。宮城教育大学気 仙 沼 市 グリーンウェイブ 活 動 環 境 教 育 実 践 研 究 センター 気 仙 沼 市 H23.5.20プランクトン 及 び 土 壌 生 物 観 察 による生 態 系 の 復 帰 と 農 林 水 産 業 の 復 興 などの 評 価環 境 教 育 実 践 研 究 センター南 三 陸 町 立 伊 里 前 小学 校 などH23.6.17 ~気 仙 沼 市 において、グリーンウェイブ 活 動 (「 国 際 生物 多 様 性 の 日 」に、 世 界 各 地 の 青 少 年 の 手 で、それぞれの 学 校 の 敷 地 などに 植 樹 を 行 うようと 呼 びかける 活動 )を 実 施 。小 学 校 の 授 業 において、 地 域 の 産 業 のワカメ 栽 培 について、ワカメの 生 活 史 などを 説 明 。また、フォーラムの 開 催 などにより、 南 三 陸 町 の 教 育 関 係 者 、 産 業 関 係者 と 共 に 産 業 と 教 育 の 復 興 を 考 える。教・研第1 章地 域 の 生 物 多 様 性 調 査 と 総 合 的 な 学 習 支 援環 境 教 育 実 践 研 究 センター県 内 の 稀 少 淡 水 魚 の 調 査 を 実 施 し、 成 果 を 活 用 して 小学 校 における 総 合 的 な 学 習 の 実 践 支 援 を 行 った。灌 水 による 水 田 の 塩 害 被 害 回 避 の 調 査環 境 教 育 実 践 研 究 センター宮 城 県 気 仙 沼 高 等 学校津 波 被 害 、 塩 田 水 田 において、 塩 害 を 回 避 するため、処 理 区 を 設 定 し、 耕 起 、および 不 耕 起 それぞれ 9 処 理区 として、ケナフを 植 栽 し、 塩 害 回 避 のモニタリングを 実 施 。恒常東 日 本 大 震 災 被 災 地 へ 心 のケアチームを 派 遣医 学 系 研 究 科 ・ 医 学 部岩 手 県 宮 古 市 、 山 田町H23.4.10 ~H23.6.12秋 田 県秋 田 県 と 協 定 を 締 結 し、 他 病 院 の 医 師 ・ 看 護 師 らとチームを 編 成 。 主 に 岩 手 県 宮 古 市 、 山 田 町 の 避 難 所 の 訪 問活 動 を 行 った。医・メ秋田大学東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 津 波 における鉄 筋 コンクリート 造 建 物 と 海 岸 黒 松 の 被 害 条 件工 学 資 源 学 研 究 科 ・ 工 学 資源 学 部岩 手 県 久 慈 市 から 福島 県 南 相 馬 市H23.3 ~津 波 被 災 地 における 鉄 筋 コンクリート 造 建 物 の 移 動 や転 倒 の 条 件 を 現 地 調 査 に 基 づいてマクロ 的 に 検 討 する。教・研第2 章防 災 に 関 わる 地 震 教 育 の 改 善 の 研 究 教 育 文 化 学 部 日 本 全 国 H23.4 ~高 校 生 、 大 学 生 および 教 員 を 対 象 としたアンケート 調査 をもとに、 地 震 ・ 津 波 に 対 する 認 識 の 実 態 を 明 らかにし、 防 災 教 育 に 資 する 理 科 教 育 のあり 方 を 探 る 研 究に 取 り 組 んでいる。恒常被 災 地 医 療 支 援 委 員 会 事 務 局 として全 国 規 模 での 医 師 派 遣 連 絡 調 整山 形 に 避 難 している 方 の 甲 状 腺 検 査 の 実 施医 学 部医 学 部被 災 地 ( 茨 城 県 を 含む)の 中 核 的 医 療 機関山 形 大 学 医 学 部 附 属病 院H24.4 ~H24.11.9 ~全 国 の 医 学 部 、 医 科大 学福 島 県 立 医 科 大 学全 国 医 学 部 長 病 院 長 会 議 被 災 地 医 療 支 援 委 員 会 の 事 務局 を 医 学 部 内 に 置 き、 被 災 地 への 医 療 支 援 の 窓 口 として 全 国 レベルでの 連 絡 調 整 を 行 っている。福 島 県 立 医 科 大 学 と 福 島 県 「 県 民 健 康 管 理 調 査 」 甲 状腺 検 査 の 協 定 を 締 結 し、 山 形 県 に 避 難 している 被 災 者に 対 し 検 査 を 実 施 している。医・メ人 文 学 部 震 災 復 興 支 援 学 生 プロジェクト 人 文 学 部 宮 城 県H23.3.28 ~H24.4.9学 部 内 に 副 学 部 長 を 本 部 長 とする 東 日 本 大 震 災 ・ 人 文学 部 学 生 ボランティア 本 部 を 設 置 し、 被 災 地 ・ 避 難 所訪 問 、 炊 き 出 し、 被 災 家 屋 復 旧 作 業 、 仮 設 住 宅 物 資 提供 などを 実 施 した。ボ学 生 ボランティア「 走 れ !! わぁのチャリ」農 学 部鶴 岡 市 、 東 松 島 市 、塩 釜 市 、 石 巻 市 、 山形 市 などH23.4 ~鶴 岡 市 、JA 鶴 岡 、 鶴岡 市 朝 暘 第 三 小 学 校など不 用 となった 自 転 車 を 修 理 し 被 災 地 に 届 ける。 屋 外 での 作 業 が 困 難 となる 冬 期 間 は 鶴 岡 市 山 王 町 の 空 き 店 舗を 借 り 上 げ「まちなか 基 地 」としての 活 性 化 を 図 った。第3 章放 射 性 物 質 、 放 射 能 に 関 しての 調 査 ・ 研 究 など 理 学 部 山 形 県 、 福 島 県 など H23.3.11 ~山 形 県 、 産 業 技 術 総合 研 究 所 など山 形 県 内 の 土 壌 ・ 水 に 関 する 放 射 能 影 響 調 査 や、プルシアンブルーナノ 微 粒 子 の 利 用 による 放 射 性 セシウムイオンの 除 去 に 関 する 研 究 などを 行 っている。理 工 学 研 究 科 ( 工 学 系 )による工 業 製 品 放 射 線 量 測 定理 工 学 研 究 科 山 形 大 学 工 学 部 H23.4.7 ~技 術 職 員 を 中 心 とした RI 測 定 グループを 立 ち 上 げ、 福島 県 及 び 山 形 県 内 の 企 業 から 依 頼 を 受 け、 工 業 製 品 や企 業 構 内 の 放 射 線 量 測 定 を 行 っている。放放 射 能 物 質 、 放 射 能 に 関 しての 講 演 会 など山形大学福 島 県 相 馬 地 方 の 農 地 ・ 農 業 用 施 設 被 害 の現 地 調 査附 属 病 院 がん 臨 床 センター農 学 部米 沢 市 、 長 井 市 、 上山 市 、 山 形 市郡 山 市 、 相 馬 市H23.6、H23.7、H23.11、H24.12H23.3.11 ~H23.4.20環 境 ( 自 然 ) 再 生 に 関 しての 調 査 ・ 研 究 など 理 学 部 宮 城 県 沿 岸 地 域 H23.4.1 ~ 東 北 大 学地 震 、 活 断 層 に 関 しての 研 究 ・ 講 演 会 など 理 学 部 山 形 県 内 H23.4.20 ~東 日 本 大 震 災 文 化 財 クリーニング 作 業人 文 学 部山 形 大 学 小 白 川 キャンパスH23.7 ~県 内 の 依 頼 のあった自 治 体 および 地 方 裁判 所山 形 県 及 び 県 内 市 町村東 北 芸 術 工 科 大 学 、米 沢 女 子 短 期 大 学 など一 般 市 民 を 対 象 とした 放 射 能 と 健 康 に 関 する 講 演 会 を米 沢 および 長 井 市 などで 開 催 し、 原 発 事 故 による 県 内への 影 響 について 解 説 した。地 震 発 生 直 後 から 活 動 を 開 始 し、 福 島 県 内 の 津 波 被 害を 受 けた 農 地 、 排 水 機 場 、ため 池 などの 農 業 水 利 施 設を 中 心 に 4 月 から 数 次 にわたって 現 地 調 査 を 実 施 した。震 災 による 津 波 の 前 後 で、 沿 岸 生 態 系 がどのように 変化 したか、また 今 後 どのように 回 復 して 行 くのかを 明らかにするためのモニタリング 調 査 を 共 同 で 実 施 している。月 山 付 近 及 び 米 沢 市 南 方 の 地 震 活 動 図 を 提 供 し、 山 形県 内 で 想 定 される 大 規 模 地 震 についての 講 演 会 を 多 数行 うなど、 危 機 管 理 対 策 に 役 立 つ 助 言 を 行 っている。津 波 で 被 災 した 東 北 沿 岸 地 域 の 歴 史 資 料 のうち、 泥 やがれきの 下 から 救 出 された 書 籍 、 書 簡 など、 紙 の 資 料のドライクリーニング 作 業 を 行 っている。教・研国立大学の取組一覧第4 章南 東 北 三 国 立 大 学 長 決 意 表 明「 大 災 害 に 際 して 地 方 国 立 大 学 がなすべきこと」渉 外 部宮 城 県 、 福 島 県 、 山形 県H23.12.15宮 城 教 育 大 学 、福 島 大 学平 成 23 年 12 月 15 日 に 福 島 大 学 において 共 同 記 者 会見 を 実 施 。震 災 と 映 画 に 関 する 調 査 研 究 農 学 部 宮 古 市 、 大 崎 市 H24.1.1 ~南 東 北 3 大 学 連 携 による 災 害 復 興 学 の 確 立渉 外 部宮 城 県 、 福 島 県 、 山形 県H23.8.1 ~宮 古 シ ネ マ リ ー ン、シネマリオーネ 古 川宮 城 教 育 大 学 、福 島 大 学本 学 教 員 が、 宮 城 ・ 岩 手 県 内 の 映 画 館 を 対 象 に、 大 震災 の 被 害 および 被 災 者 の 癒 しとしての 映 画 館 の 果 たす役 割 について、アンケート 調 査 および 現 地 調 査 を 実 施した。宮 城 教 育 大 学 、 福 島 大 学 及 び 山 形 大 学 の 3 大 学 の 教 職員 により「 災 害 復 興 学 推 進 チーム」を 設 けて、 被 災 地などの 現 地 調 査 を 踏 まえて 災 害 復 興 学 の 確 立 に 向 けたテキスト 作 成 を 行 う。恒常第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 095 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類山形大学山 形 大 学 東 北 創 生 研 究 所 の 設 置 東 北 創 生 研 究 所 H24.1.1 ~平 成 24 年 1 月 1 日 、 学 部 の 枠 を 越 えた 全 学 の 英 知 を結 集 し、 東 北 地 方 における 新 しい 自 立 分 散 型 社 会 システムの 創 生 を 目 指 すため、 山 形 大 学 東 北 創 生 研 究 所 を設 立 。恒常第1 章福 島 県 全 域 を 対 象 にした乳 幼 児 の 保 護 者 と 幼 児 の 心 理 的 ストレス 調 査避 難 所 開 設 から 災 害 ボランティアセンターへ 福 島 大 学 ほか H23.3.16 ~H23.6 ~ 福 島 県 など震 災 の 影 響 が 何 歳 まで 及 んでいるか、 不 安 やストレスの 高 さを 県 内 の 地 域 間 で 比 較 し,また 放 射 線 量 と 不 安やストレスの 高 さとの 関 係 を 分 析 した。避 難 所 を 開 設 し、 多 くの 学 生 がボランティアとしてその 運 営 にあたった。その 後 ボランティア 組 織 をネットワーク 化 した「 学 生 団 体 福 島 大 学 災 害 ボランティアセンター」を 立 ち 上 げ、 活 動 を 続 けている。医・メボ放 射 能 に 汚 染 された 環 境 の 回 復 を 目 指 して福 島 市 、 飯 舘 村 、 浪江 町 などH23.3.18 ~県 内 自 治 体 、 日 本 原子 力 研 究 開 発 機 構 など関 係 機 関 と 連 携 しながら 除 染 の 実 証 試 験 や 放 射 線 測定 、 地 域 の 小 学 生 などに 対 する 放 射 線 教 育 といった 活動 を 展 開 している。日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 との 連 携 協 定 締 結H23.7.20 ~日 本 原 子 力 研 究 開 発機 構原 子 力 災 害 から 福 島 県 を 復 旧 ・ 復 興 させるために, 除染 技 術 や 環 境 モニタリングなど, 環 境 修 復 に 積 極 的 な支 援 活 動 を 実 施 している 原 子 力 機 構 と 協 力 し 長 期 に 渡る 復 興 支 援 体 制 を 樹 立 させる。放広 島 大 学 ・ 長 崎 大 学 との 連 携 協 定 締 結 H23.7.28 ~ 広 島 大 学 、 長 崎 大 学広 島 大 学 ・ 長 崎 大 学 が, 発 展 させてきた 被 ばく 医 療 ,放 射 線 災 害 医 療 を 生 かすとともに, 本 学 が 行 ってきた空 間 線 量 測 定 及 びモニタリング 技 術 と 合 わせ, 共 同 で環 境 浄 化 や 復 元 の 研 究 を 発 展 させる。第2 章放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 との 連 携 協 定H24.2.13 ~放 射 線 医 学 総 合 研 究所本 学 と 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 、 双 方 の 人 的 資 源 、 研 究資 源 を 活 用 し、 研 究 及 び 人 材 育 成 のより 一 層 の 充 実 を図 り、 学 術 及 び 科 学 技 術 の 発 展 、 振 興 により、 地 域 貢献 に 寄 与 する。立 教 大 学 との 相 互 協 力 ・ 連 携 協 定 締 結 H23.12.21 ~ 立 教 大 学震 災 以 降 , 様 々な 復 興 支 援 を 実 施 してきた 立 教 大 学 と協 定 を 締 結 することにより, 学 術 研 究 ・ 教 育 の 相 互 発展 に 寄 与 することを 目 的 とする。浪 江 高 校 の 生 徒 たちをはじめとした学 校 現 場 でのキャリア 教 育 支 援H24.4 ~浪 江 高 校 ( 避 難 により、サテライトを 設 置 )などの 生徒 に 対 し、 授 業 の 一 環 として、 自 分 の 将 来 を 見 据 えたキャリア 形 成 を 支 援 。福 島 県 双 葉 郡 8 町 村 との 連 携 協 定 H23.1.17 ~ 川 内 村 、 浪 江 町 など協 定 締 結 により、 各 町 村 のニーズを 把 握 し、 文 化 、 産 業 、環 境 、 教 育 などの 様 々な 分 野 において 支 援 を 行 うなど、復 興 への 動 きを 後 押 しする。海 外 の 教 育 機 関 等 との 意 見 交 換H23.5 ~カナダ、アメリカ、ルーマニア、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリアの 教 育 機 関 などと 震 災 後 の本 学 の 取 組 や 福 島 県 の 現 状 について、 意 見 交 換 を 行 った。第3 章福島大学農 地 の 放 射 線 量 分 布 マップの 作 成 及 び農 作 物 の 安 全 ・ 安 心 の 確 立 に 向 けた 取 組H23.5 ~農 地 の 詳 細 な 放 射 線 量 マップの 作 成 (100m メッシュ)や、 農 作 物 の 検 査 体 制 のユビキタス 化 に 向 けた 提 言 、試 験 作 付 による 作 物 への 放 射 性 物 質 移 行 メカニズムの解 明 など。双 葉 8 か 町 村 災 害 復 興 実 態 調 査 災 害 復 興 研 究 所 H23.8 ~「 復 興 マルシェ」の 実 施 H23.10 ~双 葉 郡 内 約 2 万 8 千 世 帯 を 対 象 に、 被 災 状 況 、 避 難 回数 、 避 難 先 の 状 況 、 震 災 前 後 の 就 業 状 況 、 帰 還 の 意 思などをアンケート 調 査 した。その 半 数 弱 の 回 答 があり、その 重 要 性 から 調 査 結 果 を 公 表 した。これまで 6 次 産 業 化 や 地 産 地 消 を 目 的 とし 行 ってきた「 街 なかマルシェ(= 青 空 市 )」を 原 発 事 故 を 受 け、 復興 と 福 島 県 農 業 の 正 しい 情 報 の 発 信 を 目 的 に「 復 興 マルシェ」と 題 し 開 催 。ジャパン・スタディ・プログラムH23.11 ~日 本 の 復 興 や 大 学 の 現 状 を 正 しく 理 解 してもらうことを 目 的 として 行 われる 文 部 科 学 省 主 催 事 業 「ジャパン・スタディ・プログラム」のうち 福 島 プログラムの 企 画などを 行 った。教・研第4 章国立大学の取組一覧産 業 技 術 総 合 研 究 所 との 教 育 研 究 協 力 協 定 締 結 H24.2.16 ~ 産 業 技 術 総 合 研 究 所ベラルーシ 国 立 大 学 との 交 流 協 定 H24.2.24 ~ ベラルーシ 国 立 大 学ミドルテネシー 州 立 大 学 との震 災 復 興 プログラムH24.4.1 ~ミドルテネシー 州 立大 学震 災 及 び 原 発 事 故 からの 復 旧 ・ 復 興 のために, 再 生 可能 エネルギーの 研 究 開 発 ・ 普 及 を 担 う 人 材 育 成 、 相 互の 研 究 開 発 能 力 ・ 人 材 を 生 かした 総 合 力 を 発 揮 させることを 目 的 とした 連 携 ・ 協 力 協 定 。本 学 とベラルーシ 国 立 大 学 は、 互 いに 原 発 事 故 の 影 響を 受 けた 大 学 として、 事 故 からの 復 興 に 関 する 知 識 や情 報 の 共 有 、 教 育 的 及 び 科 学 的 な 交 流 を 発 展 させる。平 成 24 年 4 月 1 日 に 発 足 した 国 際 交 流 センターを 拠点 に、 福 島 大 学 と、ミドルテネシー 州 立 大 学 との 間 で被 災 地 復 興 プログラムを 実 施 する。福 島 県 内 の 地 域 ・ 住 民 の 現 状 調 査 と 分 析 、アウトリーチ 活 動H24.5 ~その 時 々のテーマを 設 定 しインタビュー 調 査 や 既 存データの 収 集 を 通 して 状 況 を 分 析 し、 報 告 。 福 島 県 内の 生 活 者 や 復 興 に 必 要 なもの・ことの 整 理 提 言 を 学 会 ・講 演 や 文 書 などを 通 して 行 う。「 福 島 の 未 来 に 関 する 政 策 提 言 」 提 言 書 提 出H24.8 ~H24.10福 島 県未 来 の 福 島 への 県 民 の 想 いなどについて 意 見 募 集 を 実施 し、それを 集 約 し 提 言 書 として 福 島 県 へ 提 出 することで、「 福 島 県 総 合 計 画 」の 改 定 内 容 に 反 映 するよう 求めた。第5 章警 戒 区 域 内 に 取 り 残 された 文 化 財 の 搬 出 と 保 全旧 警 戒 区 域 内 一 時 帰 宅 交 通 支 援 事 業H24.9 ~H24.10.30 ~警 戒 区 域 内 に 取 り 残 されてきた 文 化 財 を 搬 出 し、 相 馬市 内 に 設 置 された 仮 保 管 所 に 移 設 。また 文 化 庁 の「 被災 ミュージアム 再 興 事 業 」を 活 用 し、 白 河 市 内 に 設 置される 保 管 場 所 に 移 設 する 予 定 。旧 警 戒 区 域 への 一 時 帰 宅 を 支 援 する 事 業 を 展 開 。 車 を運 転 しない 住 民 が 南 相 馬 市 内 の 仮 設 住 宅 と 旧 警 戒 区 域を 往 来 できるようにジャンボタクシーの 運 行 を 自 治 体と 一 緒 に 展 開 するもの。医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 096 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類「 郷 土 に 想 いをよせる「 同 窓 会 」モデル 化 事 業 」 H24.10 ~浪 江 町 教 育 委 員 会 、川 内 村 教 育 委 員 会 など同 事 業 は、 今 一 度 、 郷 土 の 良 さを 感 じたり 見 つめ 直 したりすることができるような「 同 窓 会 」を 実 施 し、これをモデル 化 して 県 内 各 市 町 村 へ 提 供 するもの。教・研未 来 を 創 る 子 どもたち= 未 来 のたねを 育 てる福 島 大 学 、 福 島 市 などH23.4 ~ 福 島 市 など学 生 と 教 員 は、これからの 未 来 を 創 る 子 どもたち(=未 来 のたね)が 夢 と 希 望 を 持 ちながら 成 長 することを願 い、 災 害 発 生 直 後 から 様 々な 学 習 ・ 活 動 支 援 に 取 り組 んでいる。第1 章南 東 北 3 国 立 大 学 長 ( 山 形 ・ 宮 城 教 育 ・ 福 島 )の 決 意 表 明H23.12.15宮 城 教 育 大 学 、 山 形大 学宮 城 教 育 大 学 、 山 形 大 学 、 福 島 大 学 の 南 東 北 三 国 立 大学 は、 合 同 で 記 者 会 見 を 行 い、「 大 震 災 に 際 して 地 方 国立 大 学 がなすべきこと」として、 決 意 を 表 明 した。放 射 線 対 策 科 学 教 育 プログラムの 構 築H24.4 ~放 射 線 汚 染 からの 復 興 に 寄 与 し, 更 にこの 知 見 を 生 かすことで 広 く 安 全 な 社 会 構 築 に 携 われる 人 材 育 成 を 行う。福島大学再 生 可 能 エネルギー 分 野 の 新 設 共 生 システム 理 工 学 研 究 科 H24.4 ~家 庭 で 使 用 可 能 な 小 型 風 力 発 電 機 の 開 発H24.4 ~エネルギー 問 題 に 対 する 広 い 知 識 を 持 ち, 革 新 的 再 生可 能 エネルギーの 開 発 と 持 続 的 発 展 を 支 える 高 度 専 門職 業 人 の 育 成 を 行 う。風 速 1m/s の 微 風 で も 出 力 可 能 な 風 力 発 電 機 2 台(1500W 及 び 600W)を 用 いて、 家 庭 で 使 用 可 能 なコストや 発 電 規 模 などを 最 適 化 した 小 型 風 力 発 電 機 の 開発 。恒常福 島 県 における再 生 可 能 エネルギー 導 入 ・ 推 進 支 援H24.6 ~再 生 可 能 エネルギーの 導 入 ・ 推 進 について、 産 学 民 官の 関 係 者 が 協 働 し 活 動 できる 場 や 組 織 の 構 築 及 び 人 材育 成 を 行 う。また、エネルギー 政 策 や 電 気 事 業 の 動 向に 関 する 調 査 ・ 研 究 を 推 進 していく。第2 章「 災 害 復 興 支 援 学 」 開 講 H24.10 ~震 災 被 害 の 実 態 や 災 害 発 生 初 期 の 対 応 、 復 興 支 援 の 活動 などをテーマに 講 義 を 行 う。 災 害 復 興 などに 積 極 的に 貢 献 できる 人 材 の 育 成 を 目 指 す。被 災 地 域 支 援 のためのサテライト 設 置南 相 馬 市 、 双 葉 郡 川内 村被 災 地 域 の 現 場 との 乖 離 が 生 じないよう、 南 相 馬 市 と、双 葉 郡 川 内 村 にサテライトを 設 置 した。 特 に 川 内 村 サテライトには、 常 駐 者 を 置 き 調 査 や 支 援 活 動 を 進 めている。ボランティア 支 援 活 動 の 実 績本 部岩 手 県 大 槌 町 、 福 島県 会 津 若 松 市 などH23.8 ~岩 手 県 遠 野 市 、 岩 手県 陸 前 高 田 市 、など大 学 教 職 員 による 広 範 なボランティア 活 動 を 持 続 できるよう「 救 援 ・ 復 興 支 援 室 」で 支 援 することで、 被 災地 に 対 し 継 続 的 にボランティアの 派 遣 を 可 能 としている。ボ人 口 青 色 顔 料 を 用 いたセシウム 除 染 布 の 開 発 生 産 技 術 研 究 所 福 島 県 H23.3 ~福 島 県 飯 舘 村 、 福 島大 学 、 石 巻 専 修 大 学などセシウムイオンに 対 する 吸 着 材 として、 人 工 の 青 色 顔料 であるプルシアンブルーを 繊 維 に 固 定 化 する 新 しい方 法 を 開 発 した。それを 利 用 した 新 たな 除 染 システムを 開 発 中 である。放海 底 放 射 性 セシウムの 濃 度 を 連 続 計 測 する機 器 を 開 発生 産 技 術 研 究 所福 島 県 沖 、 茨 城 県 沖などH24.9.6 ~海 上 技 術 安 全 研 究 所海 底 土 のセシウム 濃 度 を 連 続 的 に 計 測 することに 成 功した。 日 本 の 海 域 での 連 続 観 測 は 初 めてのことである。第3 章東京大学コミュニティケア 型 仮 設 住 宅東 日 本 大 震 災 に 関 する 救 援 ・ 復 興 に 係 るプロジェクト 登 録 制 度高 齢 社 会 総 合 研 究 機 構岩 手 県 遠 野 市 、 岩 手県 釜 石 市H23.3 ~H23.5.27 ~岩 手 県 遠 野 市 、 岩 手県 釜 石 市玄 関 を 向 かい 合 わせに 配 置 し、 通 路 の 段 差 を 無 くすなどの 工 夫 を 施 し、 高 齢 者 が 孤 立 せず 安 心 して 生 活 できる 新 タイプ 木 造 仮 設 住 宅 を 提 案 。 岩 手 県 遠 野 市 ・ 釜 石市 に 設 置 された。東 日 本 大 震 災 の 救 援 ・ 復 興 に 取 組 む 学 内 の 活 動 をプロジェクトとして 登 録 する 制 度 を 設 け、 登 録 されたプロジェクトに 対 して 活 動 を 円 滑 に 推 進 するための 支 援 を実 施 。教・研福 島 県 南 相 馬 市 と 協 定 を 締 結 アイソトープ 総 合 センター 福 島 県 南 相 馬 市 H23.9.30 ~ 福 島 県 南 相 馬 市福 島 県 南 相 馬 市 と「 放 射 性 物 質 による 汚 染 の 測 定 及 び除 染 の 連 携 ・ 協 力 に 関 する 協 定 」を 平 成 23 年 9 月 30日 に 締 結 した。岩 手 県 大 槌 町 と 協 定 を 締 結岩 手 県 上 閉 伊 郡 大 槌町H24.3.19 ~岩 手 県 大 槌 町福 島 県 浪 江 町 と 協 定 を 締 結 アイソトープ 総 合 センター 福 島 県 浪 江 町 H24.5.1 ~ 福 島 県 浪 江 町釜 石 市 と 覚 書 を 締 結 社 会 科 学 研 究 所 岩 手 県 釜 石 市 H24.10.26 ~ 岩 手 県 釜 石 市岩 手 県 上 閉 伊 郡 大 槌 町 と「 震 災 復 旧 及 び 復 興 に 向 けた連 携 ・ 協 力 に 関 する 協 定 」を 平 成 24 年 3 月 19 日 に 締結 した。福 島 県 浪 江 町 と「 放 射 性 物 質 による 汚 染 の 測 定 及 び 除染 の 連 携 ・ 協 力 に 関 する 協 定 」を 平 成 23 年 9 月 30 日に 締 結 した。岩 手 県 釜 石 市 と「 東 京 大 学 釜 石 カレッジ 開 設 に 関 する覚 書 」を 平 成 24 年 10 月 26 日 に 締 結 した。恒常国立大学の取組一覧第4 章歯 東科 京大 医学 科被 災 研 究 者 支 援 共 同 研 究 を 実 施 難 治 疾 患 研 究 所 東 京 都 文 京 区 H23.9 ~福 島 県 立 医 科 大 学 、東 北 大 学 など東 北 大 学 、 福 島 県 立 医 科 大 学 などで 共 同 研 究 を 実 施 。ボ東京外国語大学学 生 震 災 ボランティア 活 動 への 支 援多 言 語 翻 訳 ・ 通 訳 支 援 とウェブサイトによる情 報 提 供東大 京学 学 東 日 本 大 震 災 教 育 支 援 ボランティアの 取 組芸多 言 語 ・ 多 文 化 教 育 研 究 セ宮 城 県 石 巻 市ンター多 言 語 ・ 多 文 化 教 育 研 究 セ府 中 市 他ンター東 京 都 江 東 区 、 宮 城県 大 崎 市 、 気 仙 沼 市などH23.4 ~H24.3H23.3 ~H23.9H23.4 ~H24.3仙 台 市 、 法 務 省 入 国管 理 局 など東 京 都 教 育 委 員 会 、大 崎 市 教 育 委 員 会 など震 災 ボランティア 支 援 チームを 結 成 し、 震 災 ボランティア 講 習 会 を 実 施 するなど、 学 生 ボランティアの 現地 での 活 動 を 支 援 した。教 職 員 ・ 院 生 、OB・OG などを 中 心 に、 東 日 本 大 震 災に 関 する 情 報 を 21 言 語 に 翻 訳 したウェブサイトを 開設 した。また、 電 話 法 律 相 談 などの 翻 訳 ボランティアを 実 施 した。各 教 育 委 員 会 や 公 民 館 、 並 びに 宮 城 教 育 大 学 などと 連携 し、 被 災 地 や 避 難 先 地 域 での 児 童 ・ 生 徒 への 学 習 支援 などのために 学 生 ボランティアを 派 遣 している。ボ教・研ボ第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 097 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類第1 章『 東 日 本 大 震 災 と 東 京 学 芸 大 学 ( 仮 題 )』の東 出 版 企 画大 京学 学芸リスク 教 育 に 関 する 教 育 プログラムの 開 発教 育 学 部教 員 養 成 カリキュラム 開 発研 究 センター東 京 学 芸 大 学東 京 学 芸 大 学他 各 大 学H23.7 ~宮 城 教 育 大 学 、 福 島大 学 、 大 阪 教 育 大 学本 学 の 東 日 本 大 震 災 に 対 する 活 動 を 整 理 ・ 検 証 し、 今後 の 教 員 養 成 大 学 の 役 割 を 提 言 する 冊 子 を 出 版 する。今 日 の 高 リスク 社 会 の 教 育 課 題 に 対 応 するために、 学習 支 援 や 心 理 臨 床 プログラム、 学 校 リスクマネジメントの 他 、リスク 化 に 伴 う 価 値 選 択 的 学 習 指 導 などの 開発 を 進 めいてる。教・研恒常東京農工大学放 射 線 研 究 室 としての 取 組カイコ( 養 蚕 )が 再 び 福 島 を 救 う 福 島 県 飯 舘 村 H23.8福 島 県 飯 舘 村 産 業 振興 課小 金 井 市 、 府 中 市 及 び 三 鷹 市 からの 環 境 放 射 能 測 定 に対 する 助 言 要 請 に 対 して、 随 時 相 談 や 助 言 などを 行 っている。養 蚕 業 や 製 糸 業 に 関 するノウハウを 持 つ 教 員 を 福 島 県に 派 遣 し、 桑 園 土 壌 、 桑 木 、カイコと 繭 の 放 射 線 量 測定 を 行 い、 今 後 の 福 島 県 の 養 蚕 業 復 興 を 目 指 した 研 究を 行 っている。放教・研非 常 時 のエネルギー 供 給 維 持 に 求 められる技 術 評 価太 陽 光 などの 分 散 型 エネルギーによって、 非 常 時 に100 世 帯 の 集 合 住 宅 に 対 し、7 日 間 必 要 な 電 力 及 び 熱の 供 給 が 可 能 となる 技 術 要 件 及 び 必 要 コストを 算 出 した。恒常茨 城 大 学 六 角 堂 宝 珠 の 復 元美 術 研 究 科美 術 研 究 科 保 存 修 復彫 刻 研 究 室 などH23.11 茨 城 大 学津 波 により 流 失 した 茨 城 大 学 の 六 角 堂 の 建 物 頂 部 にあった 宝 珠 の 破 片 を 海 中 調 査 により 発 見 し、これらの破 片 を 3D デジタル 技 術 を 基 に 復 元 を 行 う。第2 章海 水 で 被 災 した 紙 資 料 の 洗 浄 方 法 などの 検 証 文 化 財 保 存 科 学 研 究 室 奈 良 文 化 財 研 究 所H23.12.21~ 22文 化 庁日 本 建 築 学 会海 水 で 被 災 した 紙 資 料 の 救 助 のために 必 要 な 洗 浄 の 効果 を 実 際 に 検 討 し、 現 状 の 方 法 で 問 題 無 いことを 明 らかにし、その 結 果 を 奈 良 文 化 財 研 究 所 の 研 究 集 会 などで 公 表 した。鎮 魂 のための 木 造 地 蔵 菩 薩 立 像 制 作美 術 研 究 科サン・ビレッジ 高 田( 岩 手 県 陸 前 高 田 市 )H23.12 ~H24.3善 光 寺かつて 陸 前 高 田 に 生 育 していた 松 材 を 用 いて 地 蔵 菩 薩立 像 4 軀 制 作 したのち、 東 日 本 大 震 災 被 災 者 1 周 忌 に陸 前 高 田 ・ 曹 洞 宗 海 岸 山 普 門 寺 へ 3 軀 、 善 光 寺 へ 1 軀奉 納 した。「 日 本 一 美 しい 漁 村 」 雄 勝 町 復 興 まちづくり 美 術 学 部 宮 城 県 石 巻 市 雄 勝 H23.5 ~石 巻 市 、 石 巻 市 雄 勝総 合 支 所 、 東 北 大 学など石 巻 市 雄 勝 の 地 域 住 民 の 意 欲 を 高 めながら、 新 しいまちづくりの 実 現 に 向 けて、 住 民 意 向 調 査 や 意 見 交 換 会のサポートを 行 いながら、 新 たなマスタープランを 作成 した。文 化 財 ドクター 派 遣 事 業 への 参 加文 化 財 保 存 修 復 建 造 物 研 究室栃 木 県H23.5 ~文 化 庁日 本 建 築 学 会平 成 23 年 5 月 ~ 開 始 された 文 化 庁 ・ 日 本 建 築 学 会 による 文 化 財 ドクター 派 遣 事 業 に 参 加 し、 栃 木 県 の 文 化財 建 造 物 を 担 当 し、 被 害 状 況 調 査 や 修 理 の 指 導 などを行 っている。第3 章東京藝術大学大 震 災 復 興 アーカイブ 支 援 プロジェクト東 京 藝 大 教 員 有 志 による被 災 地 復 興 支 援 ・ 文 化 財 救 援 作 品 展映 像 研 究 科藝 大 アートプラザ宮 城 県 仙 台 市 を 拠 点に 被 災 した 各 地 を 取材東 京 藝 術 大 学 藝 大アートプラザH23.6 ~H23.6 ~ 7、H23.10せ ん だ い メ デ ィ ア 震 災 復 興 の 記 録 映 像 を 撮 影 して 仙 台 メディアテークのテーク・3 がつ 11 に 「 震 災 復 興 アーカイブ」を 支 援 するとともに、ドキュメちをわすれないため ンタリー 映 画 を 制 作 、 映 画 祭 など、 国 内 外 で 上 映 してにセンターいる。文 化 財 保 護 ・芸 術 研 究 助 成 財 団教 員 有 志 が 自 身 の 作 品 や 著 書 を 持 ち 寄 り 作 品 展 を 開 催し、 期 間 中 の 売 上 金 は 被 災 地 域 の 文 化 財 救 援 ・ 修 理 ・保 存 の 支 援 金 として 寄 付 した。教・研大 船 渡 市 の 市 民 に 対 する 復 興 芸 術 支 援社 会 連 携 センター大 船 渡 港 と 飛 鳥 Ⅱ 船内 ステージホールH23.7郵 船 クルーズ株 式 会 社大 型 客 船 「 飛 鳥 Ⅱ」の 岩 手 県 大 船 渡 市 寄 港 に 合 わせ、教 員 ・ 学 生 による、 県 立 大 船 渡 高 校 生 への 絵 画 教 室 や船 内 ステージでの 演 奏 会 を 行 った。津 波 で 浸 水 した 油 彩 画 作 品 の 応 急 処 置文 化 財 保 存 修 復 油 画 研 究 室美 術 研 究 科 文 化 財 保存 学 保 存 修 復 油 画 研究 室H23.7 〜東 京 国 立 博 物 館国 立 西 洋 美 術 館東 京 文 化 財 研 究 所浸 水 した 石 巻 文 化 市 民 センター 所 蔵 の 油 彩 画 作 品 32点 を 受 け 入 れ、 応 急 処 置 を 現 在 実 施 している。『 仮 設 住 宅 に 一 枚 の 絵 を』プロジェクト文 化 財 保 存 修 復 日 本 画 研 究室岩 手 県 一 関 市 ・ 埼 玉県 あいアイ 美 術 館 などH23.9.26 ~27 、H23.10.15、20武 蔵 野 美 術 大 学 など知 的 障 害 児 ( 者 )、 東 京 藝 術 大 学 及 び 武 蔵 野 美 術 大 学 の作 品 を 岩 手 県 一 関 市 で 展 示 し、その 中 の 絵 を 無 料 で 仮設 住 宅 に 入 居 した 被 災 者 に 寄 付 し、 部 屋 の 中 で 飾 ってもらった。第4 章国立大学の取組一覧国 際 巡 回 展 の 参 加震 災 復 興 ・ 防 災 をテーマにした 設 計 課 題 の 実 施蒸 煮 ・ 爆 砕 技 術 による 農 地 土 壌 から放 射 性 セシウムの 分 離 ・ 除 去美 術 学 部 建 築 科美 術 学 部 建 築 科原 子 炉 工 学 研 究 所東 北 大 学 都 市 ・ 建築 学 専 攻 仮 設 校 舎KATAHIRA 10 など東 京 藝 術 大 学 美 術 学部 建 築 科 教 室福 島 県 相 馬 郡 飯 舘 村などH24.3.2 〜18( 仙 台 )、H24.3/6 〜31( パリ ) 他H23.4 〜 5建 築 家 に よ る 復 興支 援 ネ ッ ト ワ ー ク[ アーキエイド ] など復 興 に 向 けての 建 築 にまつわる 国 際 巡 回 展 「3.11― 東日 本 大 震 災 の 直 後 、 建 築 家 はどう 対 応 したか: 緊 急 /仮 設 / 復 興 」 展 への 参 加 を 行 った学 生 の 設 計 課 題 において、 非 常 時 の 都 市 のあり 方 に 着目 した 課 題 や、 仮 設 住 宅 におけるコミュニティーのあり 方 を 考 える 課 題 を 実 施 した。H23.4 ~ セシウム 除 去 に 関 する 実 証 実 験 。恒常東京工業大学放 射 性 同 位 元 素 の 吸 着 剤 の 性 能 評 価 原 子 炉 工 学 研 究 所 各 研 究 機 関 H23.4 ~原 発 事 故 発 生 直 後 の 水 道 水 , 溜 まり 水 などの線 量 計 測原 子 炉 工 学 研 究 所福 島 原 発 100 キロ 圏内H23.4 ~H23.6原 子 力 機 構 、 北 海 道大 学 、 東 北 大 学 、 京都 大 学 など原 子 力 機 構 、 電 力 中央 研 究 所放 射 性 同 位 元 素 を 除 去 するための 吸 着 剤 について、様 々な 吸 着 剤 を 原 子 力 機 構 及 び 他 大 学 の 教 員 と 共 にデータを 収 集 し、 公 表 した。各 地 の 水 道 水 や 溜 り 水 などの 放 射 能 濃 度 の 計 測 を 行い、 情 報 提 供 を 実 施 した。放第福 島 県 で 一 次 帰 宅 者 のためのスクリーニングを 実 施原 子 炉 工 学 研 究 所福 島 県 南 相 馬 市 、 広野 町 、 楢 葉 町 、 川 内村H23.6H23.8文 部 科 学 省文 科 省 の 要 請 による 一 次 帰 宅 者 のためのスクリーニング 作 業 に 登 録 すると 共 に 参 加 し、スクリーニング 活 動を 行 った。5 章除 染 技 術 実 証 試 験 事 業原 子 炉 工 学 研 究 所福 島 県 本 宮 市 と 南 相馬 市H23.11 ~H24.6本 宮 市 立 の 小 学 校 、南 相 馬 市 の 高 倉 公 会堂 など福 島 県 内 各 所 において、「フェロシアン 化 鉄 配 合 吸 着凝 集 沈 澱 剤 を 使 用 した 放 射 能 汚 染 水 浄 化 システムの 実証 」を 実 施 した。医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 098 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類東京学 工業 日 本 の 未 来 エネルギーシステムの 構 築大原 子 炉 工 学 研 究 所東 京 工 業 大 学 、 九 州大 学 、 東 北 大 などH23.6 ~H24.3東 京 大 学 、 名 古 屋 大学 、 九 州 大 学 、 東 北大 学 など東 日 本 大 震 災 後 で 変 わった 日 本 のエネルギーシステムの 今 後 の 開 発 方 向 を 定 量 的 、 学 術 的 に 検 討 。恒常東京海洋大学学 生 ボランティアによる施 設 ・ 設 備 などの 復 旧 活 動放 射 性 物 質 モニタリングと 海 洋 生 物 の 調 査東 日 本 大 震 災 に 係 わる7 つの 学 内 プロジェクト 研 究 を 推 進三 陸 水 産 業 の 復 興 と 地 域 の 持 続 的 発 展 に寄 与 するための 3 大 学 連 携海 洋 科 学 部 、 海 洋 工 学 部 、海 洋 科 学 技 術 研 究 科海 洋 科 学 部海 洋 科 学 部 、 海 洋 工 学 部 、海 洋 科 学 技 術 研 究 科海 洋 科 学 部 、 海 洋 工 学 部 、海 洋 科 学 技 術 研 究 科宮 城 県岩 手 県福 島 県 沖 合 および 三陸 沿 岸 周 辺福 島 県 、 宮 城 県 、 岩手 県H23.4 ~H23.10H23.7H23.10H24.5H23.5 ~H23.10.30 ~宮 城 県 石 巻 市 、 岩 手県 山 田 町 「 鯨 と 海 の科 学 館 」など福 島 県 、 宮 城 県 、岩 手 県岩 手 大 学 、 北 里 大 学腐 敗 魚 の 回 収 、 漁 業 支 援 、 小 中 学 校 や 博 物 館 の 施 設 復旧 手 伝 いなど、 大 学 の 特 色 を 生 かしたボランティア 活動 を 推 進 。附 属 練 習 船 海 鷹 丸 及 び 神 鷹 丸 により、 福 島 県 沖 及 び 三陸 沿 岸 周 辺 で 海 底 、 底 泥 、プランクトン、 底 生 生 物 、魚 類 などへの 放 射 性 物 質 の 影 響 について 調 査 を 行 った。平 成 23 年 5 月 から 7 つのテーマからなる「 東 日 本 大震 災 被 災 地 復 興 プロジェクト 研 究 」を 開 始 し、 研 究 を推 進 。三 陸 の 水 産 業 の 復 興 を 支 援 するため、 平 成 23 年 10 月30 日 付 けで、 東 京 海 洋 大 学 及 び 北 里 大 学 との 連 携 協 定を 締 結 した。ボ放教・研第1 章東 京 海 洋 大 学 三 陸 サテライトの 設 置海 洋 科 学 部 、 海 洋 工 学 部 、海 洋 科 学 技 術 研 究 科 、 産 学 ・ 宮 城 県 気 仙 沼 市 H24.3 気 仙 沼 市地 域 連 携 推 進 機 構宮 城 県 気 仙 沼 市 と 連 携 協 定 を 締 結 し、 震 災 復 興 の 拠 点となる「 東 京 海 洋 大 学 三 陸 サテライト」を 設 置 した。恒常理 科 教 育 や 幼 児 教 育 の 支 援 活 動東 日 本 大 震 災 被 災 地 支 援 プロジェクトチーム気 仙 沼 市H23.11 ~宮 城 県 気 仙 沼 市 教 育委 員 会 など教 材 の 提 供 などに 加 え、 教 員 研 修 や 授 業 補 助 も 含 めた物 的 人 的 両 面 での 支 援 を 行 っている。ボ第2 章お茶の水女子大学教 材 ・ 開 発 送 付 と 教 員 研 修 による理 科 教 育 復 興 支 援東 日 本 大 震 災 に 関 連 した 緊 急 を 要 する調 査 ・ 研 究 課 題 を 学 内 公 募東 日 本 大 震 災 被 災 地 支 援 プロジェクトチーム岩 手 県 沿 岸 部 の 市 町村 などお 茶 の 水 女 子 大 学H23.8 ~H23.11 ~岩 手 県 教 育 委 員 会 など岩 手 県 教 育 委 員 会 と 連 携 し、 小 ・ 中 学 校 のニーズを 調査 し、 理 科 室 で 必 要 な 教 材 ・ 教 具 を 開 発 及 び 購 入 して現 地 へ 送 付 し、 送 付 した 教 材 ・ 教 具 に 関 する 教 員 研 修を 実 施 している。災 害 時 や 災 害 後 の 生 活 の 安 全 と 安 心 を 確 保 するために、 大 学 が 社 会 的 役 割 を 果 たしうるような 災 害 復 興 や防 災 に 関 する 調 査 ・ 研 究 を 実 施 。教・研震 災 復 興 及 び 地 域 防 災 に 関 する調 査 ・ 研 究 プロジェクトを 推 進東 日 本 大 震 災 被 災 地 支 援 プロジェクトチーム福 島 市 、 仙 台 市 、 陸前 高 田 市H23.11 ~福 島 市 保 育 所 保 護 者会 連 合 会 など恒常放 射 線 百 葉 箱 ネットワークシステムの 開 発先 端 ワ イ ヤ レ ス コ ミ ュ ニケーション 研 究 センター東 京 都 調 布 市 、 福 島県 川 内 村H23.7 ~福 島 大 学 、 福 島 県 川内 村放 射 線 物 質 測 定 のための 線 量 計 ・ 無 線 機 ・ 太 陽 電 池 を組 み 合 わせた 自 立 型 子 機 、および 中 継 機 、 親 機 からなる 無 線 センサーネットワークを 開 発 。放電気通信大学減 災 と 災 害 復 旧 に 有 効 な 情 報 通 信 技 術 の 開 発安 心 ・ 安 全 社 会 実 現 へのワイヤレス 分 野 からの 寄 与先 端 ワ イ ヤ レ ス コ ミ ュ ニケーション 研 究 センター、 東 京 都 調 布 市情 報 理 工 学 研 究 科 など先 端 ワ イ ヤ レ ス コ ミ ュ ニケーション 研 究 センター東 京 都 調 布 市H23.10 ~H23.10 ~低 炭 素 社 会 構 築 を 支 える 照 明 システムの 開 発 情 報 理 工 学 研 究 科 東 京 都 調 布 市 H23.11 ~災 害 予 知 による「 減 災 」と 災 害 発 生 後 の 被 害 拡 大 防 止と 被 災 者 支 援 により 災 害 の 影 響 を 最 小 限 にとどめる「 災 害 復 旧 」に 寄 与 するための 情 報 通 信 技 術 の 複 合 的 な研 究 開 発 を 実 施 。既 存 の 通 信 インフラが 使 用 できない 場 合 に 早 期 に 展 開できる 分 散 制 御 ワイヤレスネットワークのための 高 信頼 化 技 術 など、 安 心 ・ 安 全 社 会 実 現 に 必 要 となる 通 信技 術 を 開 発 。製 造 からその 動 作 まで 高 周 波 通 信 システムにより 構 成し、 低 消 費 エネルギー 運 転 及 び 人 間 工 学 的 に 快 適 な環 境 を 具 現 化 するインテリジェント 照 明 システムを 構築 。教・研恒常第3 章学 生 による 被 災 地 におけるボランティア 活 動 宮 城 県 南 三 陸 町 外 H23.4ボ一橋大学震 災 後 の 日 本 各 地 における 購 買 行 動 ・商 品 価 格 などに 関 する 実 証 分 析『 人 間 行 動 から 考 える 地 震 リスクのマネジメント』を 公 刊津 波 災 害 における 実 効 的 な 避 難 対 策 に関 する 研 究政 策 研 究 科東 京 六 本 木H24.4 ~H26.3「 慶 応 大 学 家 計 パネル 調 査 」、「 東 日 本 大 震 災 に 基 づく特 別 調 査 」を 用 い、 幸 福 度 及 び 主 観 的 健 康 感 が 震 災 の前 後 でどのような 動 きを 示 したかについて 計 量 的 に 検証 。同 書 は、 行 動 経 済 学 の 最 新 の 実 証 研 究 に 基 づきながら、消 費 者 や 企 業 の 地 震 リスクに 対 する 危 険 回 避 行 動 を 自主 的 にうまく 引 き 出 すような 社 会 制 度 を 提 案 する。防 災 情 報 とリスクコミュニケーション、 避 難 高 台 の 整備 、 津 波 避 難 ビルの 整 備 、 避 難 交 通 計 画 に 関 して、 東日 本 大 震 災 での 実 態 を 分 析 し、より 確 実 な 避 難 政 策 提言 を 目 指 す 研 究 。教・研国立大学の取組一覧第4 章政策研究大学院大学東 日 本 大 震 災 復 興 体 制 に 関 する 緊 急 提 言 政 策 研 究 科 東 京 六 本 木H23.4 ~H23.5復 興 政 策 関 連 研 究 プロジェクトへの 研 究 助 成 政 策 研 究 科 東 京 六 本 木 H23.6 ~東 日 本 大 震 災 に 伴 う 食 料 供 給 ・ 農 業 生 産 基 盤 の復 旧 と 確 保 に 関 する 共 同 研 究政 策 研 究 科東 京 六 本 木H23.6 ~H.25.3農 林 水 産 政 策 研 究 所有 志 の 教 員 が 財 源 論 や 統 一 的 な 組 織 論 ではない 多 様 な視 点 からの 緊 急 提 言 を 行 った。復 興 政 策 に 関 連 する 研 究 プロジェクトに 対 して 震 災 直後 より 研 究 助 成 を 行 っている。東 北 3 県 を 含 めた 被 災 地 の 食 料 供 給 力 の 復 興 に 際 して、すみやかな 農 業 生 産 基 盤 の 復 旧 ・ 整 備 による 生 産 力 の増 大 には、どのような 政 策 が 必 要 かつ 有 効 であるかの検 討 。教・研第東 日 本 震 災 後 の 水 産 業 復 興 政 策 と漁 業 権 再 編 問 題政 策 研 究 科東 京 六 本 木H23.6 ~H.25.3国 際 比 較 や 新 潟 県 を 参 考 事 例 とした 東 日 本 震 災 後 の 水産 業 復 興 政 策 と 漁 業 権 再 編 に 関 する 研 究 の 推 進 。5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 099 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類第1 章政策研究大学院大学建 築 研 究 所 と 事 業 協 定 書 を 締 結 政 策 研 究 科 東 京 六 本 木H23.9 ~H26.3防 災 ・ 復 興 ・ 危 機 管 理 修 士 プログラム 新 設 政 策 研 究 科 東 京 六 本 木 H24.4 ~東 日 本 大 震 災 をめぐる 政 策 決 定 ・実 施 過 程 の 予 備 研 究政 策 研 究 科東 京 六 本 木H23.6 ~H.24.3建 築 研 究 所『 地 震 ・ 津 波 防 災 対 策 に 係 る 研 究 成 果 及 び 技 術 の 普 及 』に 関 する 事 業 協 定 書 を 締 結 。 防 災 のプロフェショナルを 育 成 していくことにより、 中 長 期 的 な 視 点 から 防 災寄 与 を 目 指 す。防 災 ・ 復 興 ・ 危 機 管 理 に 関 する 総 合 的 な 専 門 知 識 を 有するエキスパートを 養 成 することを 目 的 とした 大 学 院修 士 課 程 を 新 設 。いつまた 日 本 を 襲 うかもしれない 大 規 模 激 甚 災 害 に 対処 するために、 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 と 東 日 本 大 震 災 の 経験 を 踏 まえた、 政 策 決 定 ・ 実 施 メカニズムの 分 析 と、その 改 善 方 法 の 探 求 。恒常学 生 ボランティアを 派 遣教 育 学 部 などH23.4 ~H23.8北 茨 城 市 ・ 高 萩 市 ・水 戸 市 教 育 委 員 会 ・教 育 実 習 校ボ放 射 能 被 害 地 域 への 一 時 帰 宅 に 伴 うスクリーニング 作 業 を 実 施理 学 部 ・フロンティア 応 用原 子 科 学 研 究 センターH23.6 ~H23.8文 部 科 学 省 ・ 福 島 県災 害 対 策 本 部放NHK 水 戸 放 送 局 と 共 同 企 画 した復 興 支 援 イベントを 開 催高 萩 市 さくら 宇 宙 公園H23.8.27NHK 水 戸 放 送 局 、 高萩 市 、 北 茨 城 市 など復 興 支 援 イベント「ハルカとミチ゛カ~ 最 先 端 と 身 近 な機 材 で 触 れる 宇 宙 ~」第2 章茨城大学地 域 の 復 興 と 県 民 生 活 の 安 全 確 保東 日 本 大 震 災 調 査 団 ・ 地 球変 動 適 応 科 学 研 究 機 関茨 城 県 全 域H23.3 ~文 化 財 ・ 歴 史 資 料 レスキュー 活 動 人 文 学 部 ・ 教 育 学 部 H23.3 ~茨 城 県 ・ 大 洗 町 ・NPO 法 人 大 洗 海 の 大学 など文 化 庁 救 援 委 員 会 、茨 城 県 教 育 委 員 会 など茨 城 県 内 の 被 災 地 ・ 津 波 の 調 査 を 行 い、 災 害 に 強 いまちづくりに 向 けた 提 言 や 復 興 計 画 作 りを 実 施 。被 災 した 茨 城 の 文 化 財 ・ 歴 史 資 料 の 救 済 ・ 保 全 活 動 を行 うボランティア 組 織 「 茨 城 史 料 ネット」の 設 立 。教・研津 波 で 流 出 した 六 角 堂 を 明 治 38 年 の創 建 当 初 の 姿 で 再 建五 浦 美 術 文 化 研 究 所北 茨 城 市 大 津 町H23.4 ~H24.4東 京 藝 術 大 学 ・ 茨 城県 天 心 記 念 美 術 館 など震 災 によって 新 たに 発 生 するニーズ・ 産 業 を 中 長 期 的 に 育 成産 学 官 連 携 イノベーション創 成 機 構茨 城 県 全 域H23.8 ~金 融 機 関 、 産 業 支 援機 関恒常大 震 災 ・ 放 射 能 汚 染 の 復 興 と 再 生茨 城 県 を 中 心 とした被 災 地 区H23.8 ~茨 城 県 ・ 高 萩 市 ・ 北茨 城 市 など地 震 ・ 津 波 対 策 チームと 放 射 性 物 質 対 策 チームの 2 チームを 組 織 し、36 プロジェクトによる 調 査 研 究 ・ 地 域 貢献 に 関 する 支 援 事 業 を 実 施 。第3 章心 理 的 不 適 応 を 起 こしている 幼 児 と保 育 者 ・ 保 護 者 の 心 のケア医 学 医 療 系茨 城 県 、 岩 手 県 、 青森 県 、 沖 縄 県 などH23.4 ~茨 城 県 、 岩 手 県 、 青森 県 の 保 育 連 合 会 など震 災 直 後 から 心 理 的 及 び 行 動 的 問 題 を 示 すようになった 幼 児 と 保 育 者 ・ 保 護 者 の 心 のケアのため、 被 災 地 や疎 開 先 において、 訪 問 巡 回 相 談 、 研 修 会 、 調 査 活 動 、アフターケアを 継 続 的 に 実 施 。災 害 復 興 期 に 国 ・ 県 ・ 大 学 をつなぐ災 害 医 療 ・ 緊 急 医 療 体 制 の 強 化附 属 病 院 茨 城 県 及 び 福 島 県 H23.5 ~中 央 省 庁 、 茨 城 県 庁 、県 医 師 会 ・ 看 護 協 会など震 災 直 後 の 急 性 期 活 動 実 績 を 生 かし、 国 ・ 県 ・ 大 学 をつなぐ「つくば 災 害 復 興 緊 急 医 療 調 整 室 = T-DREAM」を 設 置 。 機 関 間 の 調 整 、 記 録 集 の 作 成 、 学 会 ・ 講 演 会の 開 催 などを 支 援ICT を 活 用 した 仮 設 住 宅 居 住 者 への遠 隔 健 康 支 援 プロジェクト体 育 系 、 附 属 病 院福 島 県 伊 達 市 ( 飯 舘村 の 避 難 者 仮 設 住宅 )H23.5 ~ 伊 達 市 及 び 飯 舘 村福 島 県 飯 舘 村 の 方 が 避 難 する 同 県 伊 達 市 の 仮 設 住 宅 において、ICT を 活 用 したサスティナブルな 遠 隔 健 康 支援 を 導 入 。 住 民 の 健 康 状 態 を 改 善 するとともに、コミュニケーションの 場 を 形 成 。高 齢 者 を 対 象 とする 仮 設 住 宅 での健 康 支 援 とコミュニティ 形 成 支 援体 育 系宮 城 県 山 元 町 、 石 巻市 、 福 島 県 会 津 美 里町 などH23.5 ~山 元 町 、 石 巻 市 、 会津 美 里 町 ( 楢 葉 町 から)仮 設 住 宅 においては、 特 に 高 齢 者 の 身 体 活 動 量 の 制 限による 健 康 への 支 障 が 懸 念 される。 運 動 教 室 や 運 動 支援 リーダー 育 成 などを 通 じ、 運 動 を 柱 とした 健 康 支 援によるコミュニティ 形 成 を 支 援 。医・メ第4 章国立大学の取組一覧筑波大学被 災 地 の 消 防 職 員 、 消 防 団 員 、自 治 体 職 員 対 象 のストレスケア 支 援復 興 の 基 幹 となる 自 治 体 職 員 のメンタル 支 援 と 予 防 システムの 構 築仮 設 住 宅 で 活 躍 する 生 活 支 援 相 談 員 のストレスレジリエンス 強 化医 学 医 療 系 岩 手 県 及 び 宮 城 県 H23.5 ~医 学 医 療 系福 島 県 いわき 市 及 び岩 手 県 宮 古 市体 育 系 宮 城 県 山 元 町 H24.3 ~各 自 治 体 の 消 防 本 部及 び 総 務 省 消 防 庁H23.9 ~ いわき 市 及 び 宮 古 市明 海 大 学 、 宮 城 県 山元 町震 災 により 甚 大 な 被 害 を 受 けた 岩 手 県 A 市 消 防 本 部 、宮 城 県 B 市 消 防 署 及 び 自 治 体 において、 最 前 線 で 業 務に 従 事 する 消 防 職 員 、 消 防 団 員 、 公 務 員 などへのストレスケアの 支 援 活 動 を 実 施 。復 興 支 援 業 務 の 長 期 化 で、 支 援 の 基 幹 となる 職 員 のストレスやうつ 病 が 問 題 化 。 今 後 の 地 域 復 興 プロセスに遅 滞 をもたらさないよう、エビデンスに 基 づくメンタル 支 援 システムを 構 築 。仮 設 住 宅 を 個 別 訪 問 し、 住 民 を 見 守 る 生 活 支 援 相 談 員には、ストレスを 抱 えている 方 も 多 い。コミュニケーションスキル 講 座 などによる 心 の 耐 久 力 ・ 回 復 力 強 化を 通 じ、 支 援 者 の 支 援 を 実 施 。つくばアクションプロジェクト T-ACT によるボランティア 支 援学 生 部 及 びつくばアクションプロジェクト T-ACT被 災 地 全 般H23.3 ~被 災 地 にある 自 治 体など学 生 の 自 主 的 活 動 及 びボランティア 活 動 の 支 援 を 柱 とした「T-ACT」 事 業 を 通 じ、 学 生 への 活 動 内 容 や 法 的安 全 性 などの 指 導 を 行 い、 計 画 的 かつ 安 全 な 復 興 支 援の 実 施 をサポート。ボ筑 波 大 学 生 の 力 を 結 集 した 地 域 密 着 型 復 興 支 援学 生 団 体 「Tsukuba for3.11」宮 城 県 気 仙 沼 市 、 福島 県 いわき 市 、つくば 市H23.4 ~各 自 治 体 、 現 地 NPO法 人 など被 災 地 でのボランティア 活 動 やイベントの 開 催 、つくば 市 に 避 難 している 方 々との 交 流 、いわき 市 の 児 童 を招 待 したサマーキャンプの 実 施 などを 通 じ、 東 北 とつくばをつなぐ 復 興 支 援 を 実 施 。第5 章講 演 会 ・ 実 地 指 導 などを 通 じた放 射 性 物 質 の 影 響 低 減 に 関 する 支 援農 作 物 の 放 射 性 物 質 移 行 モニタリングなどを通 じた 農 業 復 興 支 援アイソトープ 環 境 動 態 研 究センター農 林 技 術 センター茨 城 県 、 福 島 県 内 の各 地 域つ く ば 市 、 宮 城 県 、栃 木 県 の 農 業 関 連 地域H23.3 ~H23.3 ~茨 城 県 、 福 島 県 内 の各 自 治 体 、 教 育 委 員会 など東 北 大 学 、 全 国 大 学附 属 農 場 協 議 会 など市 民 の 放 射 線 の 影 響 に 関 する 不 安 解 消 や 自 治 体 支 援 のため、 茨 城 県 や 福 島 県 内 の 各 地 域 で、 市 民 向 けの 講 演会 、スクリーニング 支 援 、 自 治 体 職 員 への 相 談 対 応 ・実 地 指 導 などを 実 施広 範 囲 の 放 射 性 物 質 下 降 地 域 で、 多 様 な 農 作 物 の 放 射性 物 質 移 行 系 数 を 明 らかにし、 短 期 的 かつ 効 果 の 高 い土 壌 除 染 方 策 を 検 討 。また、 芝 による 即 効 性 の 生 物 的除 染 手 法 とその 減 量 化 も 検 討 。放医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 100 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類土 壌 やスギ 花 粉 などの 放 射 線 汚 染 状 況 の 調 査数 理 物 質 系福 島 県 、 茨 城 県 、 千葉 県 などH23.3 ~福 島 県 、 茨 城 県 、 千葉 県 など福 島 県 や 茨 城 県 、 千 葉 県 などの 東 関 東 地 域 一 円 の 土 壌試 料 を 採 取 し、 放 射 性 核 種 の 土 壌 表 面 への 汚 染 状 況 の調 査 ・ 報 告 を 実 施 。また、スギ 花 粉 濃 度 と 大 気 放 射 能濃 度 の 同 時 観 測 を 実 施 。最 新 の 科 学 的 知 見 に 基 づく放 射 性 核 種 の 汚 染 実 態 の 把 握 と 対 策渦 崩 壊 ノズルを 用 いた汚 染 土 壌 の 洗 浄 と 汚 染 土 の 分 離 に 関 する 研 究アイソトープ 環 境 動 態 研 究センター福 島 県 、 茨 城 県 内 の各 地 域システム 情 報 系 福 島 県 白 河 市 など H23.5 ~H23.5 ~ 福 島 県 、 茨 城 県白 河 市 教 育 委 員 会 、共 同 研 究 企 業 など福 島 原 発 事 故 に 伴 い、 地 表 面 に 降 下 した 放 射 性 核 種 の土 壌 - 植 物 系 、 土 壌 - 水 系 での 基 本 的 な 挙 動 の 調 査 ・分 析 を 行 うとともに、 土 壌 処 理 などの 最 善 の 対 策 までを 検 討 ・ 提 案 を 実 施本 学 の 研 究 成 果 を 活 用 した 汚 水 処 理 装 置 を 用 い、 汚 染土 壌 の 洗 浄 、 粘 土 成 分 の 分 離 に 関 する 実 証 研 究 及 び 表層 土 の 高 度 洗 浄 処 理 の 実 証 試 験 で 得 られた 知 見 を 検 証し、 除 染 作 業 の 効 率 化 を 検 討 。放第1 章IAEA との 協 力 による放 射 性 核 種 測 定 技 能 試 験 プロジェクト微 細 藻 類 を 用 いた 汚 染 土 の 除 染 と減 容 システムの 構 築生 命 環 境 系 福 島 県 H23.6 ~生 命 環 境 系 福 島 県 南 部 など H24.1 ~IAEA 及 び 国 内 21 機関東 京 工 業 大 学 、 物 質材 料 研 究 機 構 など筑 波 大 学 が 中 心 となる 国 内 21 機 関 が 参 加 して、 国 際原 子 力 機 関 IAEA 協 力 のもと、IAEA の 提 供 するスタンダード 試 料 の 測 定 技 能 試 験 を 実 施 し、 測 定 値 の 国 際 的な 信 頼 性 向 上 に 寄 与 。汚 染 土 から 出 る 工 学 的 ・ 生 物 学 的 に 放 射 性 セシウムを溶 出 させ、 微 細 藻 類 などで 吸 収 させる 低 コストの 除 染 ・減 容 システムを 開 発 ・ 構 築 することで、 放 射 性 物 質 汚染 地 域 の 復 興 を 推 進 。スポーツ+アートの 融 合 による被 災 地 域 や 学 校 の 復 興 支 援体 育 系宮 城 県 気 仙 沼 市 、 福島 県 いわき 市 、 茨 城県 等H23.8 ~北 茨 城 市 、 高 萩 市 、つくば 市 など体 育 と 芸 術 による SPARTS(Sports+Arts)プロジェクトを 立 ち 上 げ、 教 員 と 学 生 ボランティアによる 学 校 支援 、 地 域 コミュニティ 支 援 を 通 じ、 子 どもと 地 域 の 元気 を 創 出 。若 い 世 代 のための被 災 地 出 前 講 義 プロジェクトによる知 と 夢 の 醸 成教 育 社 会 連 携 推 進 室東 北 3 県 及 び 茨 城 県内 の 各 高 等 学 校H23.9 ~東 北 3 県 及 び 茨 城 県の 教 育 委 員 会 ・ 高 等学 校これまでの 高 大 連 携 活 動 のノウハウを 活 用 。 幅 広 い 分野 から 延 べ 約 40 名 の 教 員 を 被 災 地 にある 高 校 に 派 遣して 出 前 講 義 を 展 開 し、 学 問 に 対 する 関 心 の 継 続 的 向上 と 人 材 育 成 に 寄 与 。第2 章サイエンスワークショップを 通 じた学 生 と 児 童 ・ 生 徒 との 交 流生 命 環 境 系宮 城 県 女 川 町 、 福 島県 いわき 市 などの 小中 学 校H23.9 ~女 川 町 、いわき 市 などの 小 中 学 校 、 教 育委 員 会理 系 の 学 生 が 企 画 ・ 実 施 する 科 学 実 験 を 中 心 としたサイエンスワークショップを 展 開 。 被 災 地 の 児 童 ・ 生 徒との 交 流 促 進 のみならず、 科 学 への 関 心 の 育 成 などを通 じ、 被 災 地 の 復 興 に 寄 与 。被 災 地 の 視 覚 特 別 支 援 学 校 と 連 携 した防 災 教 育 プログラムの 作 成理 療 科 教 員 養 成 施 設東 北 3 県 及 び 茨 城 県の 視 覚 特 別 支 援 学 校H24.2 ~東 北 3 県 及 び 茨 城 県の 視 覚 特 別 支 援 学 校視 覚 特 別 支 援 学 校 においては、 多 様 な 視 覚 障 害 に 十 分に 配 慮 した 防 災 対 策 が 必 要 となることから、 被 災 地 の視 覚 特 別 支 援 学 校 と 連 携 し、 理 療 科 教 員 のための 防 災教 育 プログラムを 作 成 。板 倉 工 法 による 木 造 仮 設 住 宅 の 建 設- 地 域 の 資 源 で 復 興 を 目 指 すー芸 術 系福 島 県 いわき 市 及 び会 津 若 松 市H23.3 ~福 島 県 庁 、 被 災 者 住宅 建 設 支 援 連 絡 協 議会 など豊 富 な 森 林 と 熟 練 の 大 工 職 人 という 東 北 の 資 源 を 有 効に 活 用 し、 長 年 の 研 究 成 果 に 基 づく 板 倉 工 法 による 木造 仮 設 住 宅 の 建 設 や 端 材 を 活 用 した 住 民 との 家 具 づくりワークショップを 実 施 。筑波大学芸 術 の 力 を 結 集 ー 歴 史 的 街 並 み復 旧 、 文 化 財 レスキューなどの 実 施 ー地 域 情 報 の 分 析 を 通 じた居 住 環 境 の 復 興 ・ 再 生 支 援 プロジェクト芸 術 系生 命 環 境 系岩 手 県 、 宮 城 県 、 栃木 県 、 茨 城 県 、 千 葉県 内茨 城 県 日 立 市 、 北 茨城 市 、 福 島 県 いわき市 などH23.3 ~H23.5茨 城 県 教 育 庁 、 桜 川市 、 宮 城 県 石 巻 市 など日 立 市 、 北 茨 城 市 、岩 手 県 山 田 町 商 工 会などデザインの 専 門 家 による 歴 史 的 街 並 み 復 旧 、 世 界 遺 産の 専 門 家 による 文 化 財 レスキュー、つなげる 力 を 活 用した 学 生 ボランティアの 実 施 など、 多 岐 にわたる 芸 術分 野 を 生 かした 支 援 を 展 開 。これまでの 住 宅 環 境 調 査 、 生 活 行 動 調 査 、 商 業 環 境 調査 の 実 績 を 活 用 。 住 民 の 生 活 復 興 ・ 支 援 に 必 要 な 地 域情 報 を 分 析 ・ 発 信 し、 居 住 環 境 づくりや 地 域 防 災 システムの 形 成 支 援 を 実 施 。教・研第3 章茨 城 インフラ 復 旧 復 興-ハードウェア・ハザード・マネジメントーシステム 情 報 系 茨 城 県 及 び 千 葉 県 H23.5 ~茨 城 県 、 県 内 各 自 治体 など茨 城 県 や 県 内 各 自 治 体 と 連 携 し、 県 内 の 津 波 浸 水 被 害 、上 下 水 道 の 被 害 、 公 共 建 物 の 被 害 など、ハードウェアの 被 害 状 況 の 精 査 と 既 存 の 防 災 戦 略 の 検 証 を 通 じ、インフラ 復 旧 復 興 支 援 を 実 施 。いわき 市 復 興 に 向 けた 学 術 的 支 援 と地 域 コミュニティの 形 成システム 情 報 系 福 島 県 いわき 市 H23.5 ~ 福 島 県 いわき 市地 震 、 津 波 、 原 発 被 害 など 複 合 的 な 課 題 に 取 り 組 むいわき 市 の 復 興 に 向 けて、 学 術 的 支 援 を 実 施 。 本 学 初 の震 災 復 興 協 定 の 締 結 やアジア 各 国 からの 研 究 者 が 参 加したシンポジウムを 実 施 。建 築 系 大 学 ネットワークによる牡 鹿 半 島 漁 村 の 復 興 案 実 現 への 支 援芸 術 系 宮 城 県 石 巻 市 H23.7 ~建 築 系 大 学 ネ ッ トワーク、 石 巻 市 復 興支 援 室石 巻 市 牡 鹿 半 島 に 約 30 ある 漁 村 は、 暮 らし、 産 業 、被 災 状 況 がそれぞれ 大 きく 異 なることを 踏 まえ、 本 学を 含 む 建 築 系 研 究 室 を 軸 とし、 地 域 の 住 民 や 石 巻 市 と浜 の 復 興 に 向 けて 検 討 。未 利 用 水 産 資 源 を 活 用 した新 たな 生 命 産 業 基 盤 の 構 築 と 地 域 の 復 興震 災 の 記 憶 を 伝 える 視 察 受 け 入 れ 体 制 の構 築 と 観 光 産 業 の 振 興被 災 経 験 知 を 活 用 した 地 域 コミュニティ 復 興- 能 登 から 東 日 本 へ-生 命 環 境 系 宮 城 県 気 仙 沼 市 H23.12 ~芸 術 系人 間 系宮 城 県 南 三 陸 町 及 び岩 手 県 大 槌 町岩 手 県 大 船 渡 市 、 宮城 県 山 元 町 、 女 川 町H23.12 ~H24.1 ~気 仙 沼 市 、 農 業 ・ 食品 産 業 技 術 総 合 研 究機 構 など南 三 陸 町 、 同 町 観 光協 会 など大 船 渡 市 、 石 川 県 輪島 市 社 会 福 祉 協 議 会など先 端 テクノロジーを 核 とする 併 給 システムを 確 立 させ、 地 域 で 利 用 されていない 水 産 資 源 の 高 度 な 利 活 用を 図 るとともに、 被 災 地 の 復 興 に 寄 与 する 新 たな 生 命産 業 の 発 展 基 盤 の 構 築 へと 展 開 。震 災 の 記 憶 を 次 世 代 に 伝 達 することの 重 要 性 に 焦 点 を当 て、 被 災 者 の 心 理 的 ケアに 配 慮 しながら、 受 入 可 能かつ 観 光 産 業 の 振 興 に 結 び 付 く 中 長 期 的 な 視 点 をもったプログラムの 開 発 推 進 。過 去 に 震 災 で 大 きな 被 害 を 受 けた 石 川 県 輪 島 市 の 復 興の 現 状 を 調 査 。その 経 験 「 知 」から、 今 回 の 大 震 災により 大 きな 被 害 を 受 けた 岩 手 県 大 船 渡 市 などにおいて、 地 域 コミュニティの 復 興 を 支 援 。国立大学の取組一覧第4 章筑 波 大 学 の 総 力 結 集「 東 日 本 大 震 災 復 興 ・ 再 生 支 援 ネットワーク」全 学 的 体 制 被 災 地 全 般 H23.5 ~被 災 地 にある 自 治 体など全 学 的 ・ 組 織 的 に 復 興 支 援 に 取 り 組 む 体 制 を 構 築 し、「 放 射 線 対 策 」「 産 業 再 生 ・ 創 出 」「 防 災 ・まちづくり」「 健 康 ・ 医 療 ・ 心 のケア」「 科 学 振 興 ・ 人 材 育 成 」など、多 岐 に 亘 り 展 開 。被 災 地 の 児 童 ・ 生 徒 の 心 の 復 興 に 向 けた学 術 ボランティアの 実 施震 災 復 興 連 携 協 定 を 茨 城 県 、 宮 城 県 、 福 島 県 の各 自 治 体 と 締 結巨 大 地 震 による 複 合 災 害 の 解 明 と茨 城 の 復 旧 ・ 復 興 支 援医 学 医 療 系 、 体 育 系 茨 城 県 北 茨 城 市 H23.5 ~全 学 的 体 制生 命 環 境 系 、システム 情 報系仙 台 市 、 伊 達 市 、 北茨 城 市 、 神 栖 市 など茨 城 県 内 沿 岸 地 域H23.8 ~H23.8 ~北 茨 城 市 及 び 同 市 教育 委 員 会仙 台 市 、 伊 達 市 、 北茨 城 市 、 神 栖 市 など県 、 県 内 各 自 治 体 、つくばの 研 究 機 関 など北 茨 城 市 において、 被 災 地 の 児 童 ・ 生 徒 のコミニュケーションを 促 進 し、 孤 立 や PTSD の 発 生 を 防 ぐことを 目的 として、 教 員 の 指 導 のもと 学 生 が 中 心 となり、 学 術ボランティアを 実 施 。真 に 求 められている 支 援 実 施 のため、 被 災 地 において住 民 と 向 き 合 う 地 方 自 治 体 との 連 携 体 制 の 構 築 が 不 可欠 であることから、8 つの 自 治 体 と 連 携 協 定 を 締 結 し、復 興 支 援 を 円 滑 化 ・ 加 速 化 。本 学 と 研 究 学 園 都 市 の 各 研 究 機 関 が 連 携 。 巨 大 地 震 と複 合 災 害 の 過 程 と 機 構 について、 最 新 の 研 究 知 見 を 用いて 統 合 的 に 理 解 し、 効 果 的 な 防 災 ・ 減 災 対 策 を 構 築し、 茨 城 県 に 提 言 。恒常第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 101 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類第1 章筑波大学藻 類 バイオマスによる復 興 及 びエネルギー 問 題 解 決 プロジェクト芸 術 による 復 興 Creative Reconstruction保 健 管 理 センターによる 被 災 者 への定 期 的 なメンタルヘルスケア生 命 環 境 系 宮 城 県 仙 台 市 H23.11 ~芸 術 系宮 城 県 、 福 島 県 、 茨城 県 など宮 城 県 仙 台 市 、 東 北大 学H24.4 ~ 各 県 内 の 自 治 体 など藻 類 オーランチオキトリウムを 用 い、 被 災 地 の 生 活 排水 を 吸 収 して 石 油 成 分 を 効 率 的 に 生 産 するシステムを共 同 開 発 し、 被 災 地 の 復 興 のみならず、 我 が 国 のエネルギー 問 題 解 決 に 果 敢 に 挑 戦 。芸 術 系 を 中 心 に 医 学 や 社 会 工 学 などと 協 働 し、 被 災 地訪 問 、 文 化 財 ・ 街 並 み 復 旧 、ワークショップ、 交 流 イベントなどを 実 施 。 芸 術 の 強 みである 創 造 性 を 生 かしてニーズに 応 える 復 興 支 援 を 展 開 。保 健 管 理 センター 筑 波 技 術 大 学 カウンセラーによる 定 期 的 なカウンセリングを 実 施恒常医・メ筑波技術大学障 害 学 生 支 援 大 学 長 連 絡 会 議 による 協 議障 害 者 高 等 教 育 研 究 支 援 センター同 志 社 大 学H23.10.15宮 城 教 育 大 学 、 愛 知「しょうがいのある 学 生 に 対 する 災 害 時 対 応 の 実 状 と教 育 大 学 、 同 志 社 大今 後 の 対 応 」について 協 議 。学 など教・研大 学 間 コラボレーションスキームの 構 築障 害 者 高 等 教 育 研 究 支 援 センターH24.4 ~H28.3札 幌 学 院 大 学 、 宮 城教 育 大 学 、みやぎDSCなど東 日 本 大 震 災 における 聴 覚 障 害 学 生 への 支 援 経 験 をベースとした 大 学 間 コラボレーションスキームの 構築 。恒常東 日 本 大 震 災 に 係 る 継 続 的 学 生 ボランティア学 務 部 学 生 支 援 課宮 城 県 、 岩 手 県 、 栃木 県 各 所H23.3 ~宮 城 県 、 岩 手 県 、 栃木 県 各 所全 学 の 有 志 学 生 が、 学 務 部 及 びボランティア 支 援 室 のサポート 下 、がれき 撤 去 や 泥 出 し 作 業 、 被 災 児 童 の 学習 支 援 や 被 災 者 のメンタルケアなどを 継 続 して 主 体 的に 実 施 。ボ第2 章宇都宮大学福 島 乳 幼 児 ・ 妊 産 婦 支 援 プロジェクト国 際 学 部 多 文 化 公 共 圏 センター栃 木 県 、 福 島 県 、 群馬 県 、 茨 城 県H23.4 ~H25.3学 長 支 援 プロジェクト「ひろのカフェ」 教 育 学 部 いわき 市 H23.11 ~学 長 支 援 プロジェクト「 森 の 防 波 堤 による 津 波 被 害 軽 減 効 果 」工 学 研 究 科H24.4 ~茨 城 大 学 、 群 馬 大 学 、福 島 乳 幼 児 ニーズ 対応 プロジェクトなどNPO 法 人 宇 都 宮 まちづくり 市 民 工 房放 射 能 汚 染 による 健 康 被 害 の 不 安 を 抱 えて 避 難 している 乳 幼 児 や 妊 産 婦 のニーズを 基 に、それらのニーズに対 応 できる 団 体 と 連 携 した 体 制 を 作 り、 情 報 発 信 や 交流 会 を 実 施 。避 難 者 の 方 々の 交 流 の 場 づくりなどを 目 的 として、カフェ、 駄 菓 子 屋 をオープンし、 支 援 物 資 の 配 布 も 行 った。東 日 本 大 震 災 以 降 、「がれきを 活 かす『 森 の 防 波 堤 』」プロジェクトが 提 案 されている.その 効 果 と 留 意 点 を流 体 力 学 的 に 明 らかにし、 被 害 軽 減 に 適 切 な 森 の 配 置を 検 討 する。教・研学 長 支 援 プロジェクト「 漁 村 集 落 の 生 活 再 建 に 向 けた 継 続 的 支 援 」工 学 研 究 科岩 手 県 釜 石 市H24.5 〜H25.3箱 崎 地 区 復 興 まちづくり 実 行 委 員 会地 区 内 被 災 者 に 具 体 的 な 住 宅 再 建 意 向 、 再 建 方 法 を 調査 し、 地 区 に 整 備 する 住 宅 形 式 、 数 量 を、 県 、 市 に 明示 した.また 地 区 での 生 活 再 建 に 向 けて、 地 区 住 民 の意 向 を 集 約 した。学 生 による 震 災 被 災 地 における 教 育 支 援 教 育 学 部 宮 城 県 内 の 学 校 H23.8 ~ 宮 城 教 育 大 学教 育 実 習 を 終 えた 同 部 学 生 が、 被 災 地 域 の 学 校 で、 補習 授 業 などの 教 員 補 助 業 務 や 児 童 生 徒 の 学 習 指 導 などを 行 った。 宮 城 教 育 大 学 への 協 力 を 通 して 実 施 した。ボ第3 章被 災 地 の 園 児 , 児 童 ・ 生 徒 を 受 け 入 れている県 内 の 学 校 などへの 支 援 活 動教 育 学 部 子 ども 総 合 サポートセンターH24.1.31 ~県 内 の 学 校 園 に 転 校 してきた 児 童 生 徒 の 学 校 園 における 居 場 所 づくりにおいて 学 級 ・ 学 校 を 支 援 。また、 心のケア- 被 災 児 童 生 徒 を 含 めた 集 団 へのアプローチの研 修 会 を 開 催 。群馬大学組 織 的 な 地 域 防 災 に 関 する 研 究工 学 研 究 科 広 域 首 都 圏 防 災研 究 センター災 害 事 象 の 現 象 解 明 ・ 対 策 研 究 といった 土 木 工 学 的 防災 研 究 と 災 害 に 対 する 社 会 対 応 によって 被 害 軽 減 を 目指 す 社 会 工 学 的 防 災 研 究 の2つのアプローチで 防 災 研究 を 展 開 。組 織 的 かつ 継 続 的 な 津 波 防 災 教 育工 学 研 究 科 広 域 首 都 圏 防 災研 究 センター長 年 、 津 波 防 災 教 育 を 行 い 東 日 本 大 震 災 における 岩 手県 釜 石 市 の 小 中 学 校 の 犠 牲 者 がほぼゼロであったことは、 釜 石 の 奇 跡 に 結 実 。恒常子 どもの 生 きる 知 恵 を 育 む 防 災 教 育 の 実 践工 学 研 究 科 広 域 首 都 圏 防 災研 究 センター三 重 県 尾 鷲 市 、 和 歌山 県 新 宮 市 、 新 潟 県などH23.4 ~三 重 県 尾 鷲 市 、 和 歌山 県 新 宮 市 、 新 潟 県など地 元 自 治 体 との 連 携 のもと、 小 ・ 中 学 校 における 津 波防 災 教 育 に 対 する 支 援 を 行 う。第4 章国立大学の取組一覧埼玉大学東 日 本 大 震 災 の 被 災 状 況 についての調 査 研 究 活 動 の 実 施工 学 部 建 設 工 学 科 東 日 本 大震 災 特 別 委 員 会仙 台 市 、 石 巻 市 、 釜石 市 、 田 老 町 などH23.3 ~地 域 防 災 力 強 化 のための 講 演 会 の 実 施 地 圏 科 学 研 究 センター さいたま 市 、 加 須 市 H23.11 ~東 日 本 大 震 災 津 波 の 実 態 解 明 と 今 後 への 提 案環 境 科 学 研 究 センター宮 古 市 、 気 仙 沼 市 、南 三 陸 町 、 釜 石 市 などH23.3 ~さいたま 市 、 加 須 市など東 北 大 学 、 国 土 交 通省 、 岩 手 県 宮 古 市 など東 日 本 大 震 災 特 別 委 員 会 を 設 置 し、 被 災 地 における 被災 状 況 の 調 査 研 究 活 動 を 実 施 。ウェブサイトに 公 開 し国 内 外 への 情 報 発 信 及 び 国 土 交 通 省 、NPO 法 人 などへの 情 報 提 供 。地 域 防 災 のための 講 演 会 の 実 施 、 自 治 体 主 催 などの 講演 会 への 講 師 派 遣 など 地 域 の 防 災 力 向 上 のために 支 援を 継 続 的 に 行 い、 防 災 意 識 の 向 上 に 寄 与 している。砂 丘 、 海 岸 林 による 津 波 被 害 の 軽 減 効 果 についての 調査 、 研 究 成 果 を 生 かしたプロジェクトの 一 環 。 海 岸 付近 の 土 地 利 用 ・ 都 市 構 造 による 津 波 を 減 災 する 研 究 成果 を 発 信 している。教・研恒常福 島 県 地 域 の 放 射 線 量 率 監 視 システム 構 築 地 圏 科 学 研 究 センター 福 島 県 南 相 馬 市 H23.9 ~相 双 NPO センター、日 本 原 子 力 研 究 開 発機 構 など従 来 から 研 究 ・ 開 発 してきた 環 境 予 測 ・ 監 視 システムをベースに 現 地 NPO 法 人 と 共 に 南 相 馬 市 で 放 射 線 の線 量 率 を 毎 日 計 測 。 異 常 値 の 発 生 など 市 民 に 分 かり 易く 広 報 するシステムを 構 築 。仮 設 住 宅 における 被 災 者 への 園 芸 療 法 活 動 園 芸 学 研 究 科 福 島 県 福 島 市 H24.7 ~ 福 島 県 立 明 成 高 校仮 設 住 宅 の 被 災 者 の 方 のメンタルケアとして、 園 芸 療法 を 実 施 。また、 地 元 の 高 校 生 に 対 し、 園 芸 療 法 の 指導 を 行 い、 共 同 でメンタルケア 活 動 を 実 施 している。医・メ第千葉大学東 日 本 大 震 災 被 災 地 支 援 ボランティア学 生 部宮 城 県 気 仙 沼 市 、 南三 陸 町H23.8 ~ボランティア 活 動 支 援 センターを 設 置 し、ボランティア 活 動 を 行 う 学 生 の 支 援 をするとともに 被 災 地 支 援 ボランティアツアーの 企 画 ・ 実 施 をしているボ5 章吸 着 繊 維 ガガを 用 いた 放 射 性 セシウムの 除 去 工 学 研 究 科 福 島 県 いわき 市 H23.4 ~ 環 境 浄 化 研 究 所 など放医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 102 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類緑 化 活 動 を 通 じた 被 災 地 の 支 援 園 芸 学 研 究 科 宮 城 県 石 巻 市 H23.7 ~石 巻 市 役 所 、 雄 勝 総合 支 所 、 雄 勝 町 オーガッツなど仮 設 住 宅 のコミュニティガーデンづくり、 土 地 利 用 の方 針 が 決 まらず 放 置 されている 浸 水 エリアの 大 規 模 な緑 化 活 動 を 通 じた 環 境 改 善 活 動 など。千葉大学被 災 地 の 生 態 再 生 と 食 品 トレーサビリティシステムによる 農 業 復 興 支 援園 芸 学 研 究 科 、 環 境 リモートセンシング 研 究 センター 福 島 県 川 俣 町 H23.8 ~ 川 俣 町 農 業 振 興 会など福 島 県 富 岡 小 学 校 の 学 校 行 事 支 援 学 生 部 福 島 県 三 春 町 H 24.2 ~富 岡 第 一 小 学 校 、 富岡 第 二 小 学 校里 山 の 放 射 線 ・ 放 射 能 の 分 布 を 測 定 して 空 間 情 報 化 し、農 山 村 の 環 境 汚 染 対 策 を 検 討 。また、 農 作 物 のトレーサビリティシステムによる、 風 評 被 害 の 軽 減 について実 証 実 験 を 行 った。小 学 校 の 行 事 である「 豆 まき 集 会 」に 合 わせて 訪 問 し子 供 たちとの 交 流 を 図 った。 行 事 支 援 や 行 事 への 参 加を 行 うことにより、 同 学 校 教 職 員 の 負 担 の 軽 減 となった。教・研第1 章減 災 ・サステイナブル 工 学 の 創 成 と 実 践 工 学 研 究 科 工 学 研 究 科 H23.9 ~弘 前 大 学 、ハワイ 大学 など恒常被 災 大 学 の 学 生 ・ 大 学 院 生 ・ 研 究 者 への 支 援H23.3 ~H24.3被 災 大 学 の 学 生 などに 図 書 館 やインターネットの 利 用を 提 供 。 研 究 者 に 対 しては、 研 究 スペースの 提 供 や 研究 機 器 の 共 用 などについて 支 援 。また、 科 目 等 履 修 生として 学 生 を 受 け 入 れた。ボ実 態 解 明 と 復 旧 、 復 興 に 向 けた 提 言宮 城 県 ・ 福 島 県 ・ 岩手 県神 奈 川 県 、 読 売 新 聞社津 波 の 実 態 と 被 害 状 況 、 建 物 の 被 害 とその 力 学 的 要 因についての 調 査 を 行 った。また、「 仮 設 住 宅 に 関 する 提案 」を 発 表 。これらの 調 査 などは、 報 告 会 を 開 催 し 社会 一 般 に 発 信 した。横浜国立大学アーキエイド 震 災 復 興 計 画 への 参 画 都 市 イノベーション 研 究 院 宮 城 県 H23.3 ~津 波 調 査都 市 イノベーション 学 府 都市 地 域 社 会 専 攻青 森 県 、 岩 手 県 、 宮城 県 、 千 葉 県H23.3 ~H23.7建 築 家 による 復 興 支 援 ネットワーク「アーキエイド」に 参 加 し、 地 元 住 民 や 自 治 体 との 協 議 の 元 、 震 災 復 興計 画 の 作 成 ・ 提 案 を 進 めている。釜 石 、 両 石 、 大 槌 、 大 船 渡 において 津 波 浸 水 高 ・ 遡 上高 調 査 を 実 施 した。さらに 東 京 湾 、 青 森 県 から 宮 城 県 、千 葉 県 において 津 波 に 関 する 現 地 調 査 を 実 施 し、 結 果報 告 を 行 った。教・研第2 章東 北 大 学 施 設 整 備 事 業 ( 災 害 復 旧 )の 支 援H24.3.13 ~H24.6.29東 北 大 学 教 育 研 究 施 設 の 災 害 復 旧 に 掛 かる 施 設 整 備 事業 のうち、1 棟 の 建 物 の 改 修 、 改 築 工 事 の 設 計 、 積 算業 務 を 行 った。研 究 プロジェクト地 域 実 践 教 育 研 究 センター「 文 理 融 合 型 による 防 災 視 点 の 都 市 ・ 地 域 づくり」H23.6 ~H24.3研 究 プロジェクト「 文 理 融 合 型 による 防 災 視 点 の 都 市 ・地 域 づくり」を 実 施 し、 公 開 シンポジウムを 開 催 。その 成 果 を「 災 害 を 乗 り 越 える 地 域 づくり」として 刊 行 。心 のケア 医 歯 学 総 合 病 院 福 島 県 , 新 潟 県生 活 再 建 に 関 するヒアリング災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所宮 城 県 気 仙 沼 市 , 石巻 市H23.3 ~H23.7H23.4福 島 県 相 馬 市 、 南 相馬 市 、 新 地 町 など日 本 災 害 復 興 学 会 、地 元 自 治 体福 島 県 からの 要 請 により, 専 門 チームを 福 島 県 の 相 馬市 , 南 相 馬 市 , 新 地 町 及 び 新 潟 県 内 避 難 所 に 派 遣 し,避 難 生 活 を 送 っている 被 災 者 の 心 のケアの 支 援 を 行 った。過 去 の 災 害 時 における 被 災 者 との 相 談 実 績 に 基 づいて参 加 を 要 請 され、 地 域 住 民 の 相 談 に 応 じ, 様 々な 制 度解 説 を 行 って 諸 問 題 の 解 決 の 糸 口 を 探 る 機 会 とした。医・メ第3 章学 生 ボランティア 派 遣 に 係 る災 害 ボランティアセンターの 視 察 など学 務 部岩 手 県 陸 前 高 田 市 ,宮 城 県 気 仙 沼 市 ・ 石巻 市 などH23.6 ~H24.6各 市 災 害 ボランティアセンターなど各 市 の 災 害 ボランティアセンターを 視 察 し、 学 生 ボランティアへの 意 見 や 要 望 を 聞 くことで,より 現 場 のニーズにあった 学 生 ボランティアのスムーズな 派 遣 が可 能 となった。新 潟 県 内 の 避 難 所 におけるボランティア 活 動学 生 ボランティア 本 部 「ボラんち」, 教 育 学 部 など新 潟 県 内 避 難 所H23.8 ~H23.10新 潟 県 内 の 避 難 所 において, 子 どもたちへの 学 習 支 援ボランティアを 行 うとともに, 大 人 には 運 動 不 足 の 解消 、 小 さい 子 どもたちには 遊 びを 通 して 元 気 づける 取組 を 行 った。ボ震 災 ボランティアの 派 遣学 生 ボランティア 本 部 「ボラんち」宮 城 県 沿 岸 部 , 岩 手県 陸 前 高 田 市H23.8 ~H23.10岩 手 県 陸 前 高 田 市学 内 のボランティアコーディネート 組 織 「ボラんち」が, 震 災 ボランティアに 携 わる 意 欲 のある 学 生 を 被 災地 に 派 遣 し,がれきの 撤 去 ・ 運 搬 作 業 などを 行 った。災 害 ボランティアに 関 する 調 査 分 析新潟大学安 楽 死 処 分 される 警 戒 区 域 内 家 畜 における体 内 放 射 性 物 質 の 動 態 解 析被 ばくスクリーニングと 放 射 性 物 質 の 分 布 測 定人 文 社 会 ・ 教 育 科 学 系 ( 現代 社 会 文 化 研 究 科 )自 然 科 学 系 ( 農 学 部 )福 島 県 いわき 市 , 岩手 県 宮 古 市 田 老 , 山田 町 など福 島 県 , 楢 葉 町 , 富岡 町H24.4H23.10自 然 科 学 系 附 置 RI セ ンター、 理 学 部 、 工 学 部 、 農 福 島 県 全 域 H23.3学 部 、 自 然 科 学 研 究 科NPO 法 人 ふくしま 災害 コーディネーター支 援 センターなど東 北 大 学 加 齢 医 学 研究 所文 部 科 学 省 ( 一 部 ),福 島 県ボランティアのコーディネートがうまく 機 能 していない 要 因 を 調 査 分 析 し、 災 害 ボランティアコーディネート 開 発 に 貢 献 し、また、ボランティア・コーディネーターに 対 する 助 言 を 行 う。放 射 能 に 汚 染 された 媒 体 を 通 じて, 生 体 のどの 臓 器 にどれだけ 沈 着 しているかを 採 材 を 行 う。 安 楽 死 させた家 畜 から 臓 器 , 生 殖 器 官 および 生 殖 細 胞 などを 採 取 し,凍 結 保 存 する。震 災 協 力 チームを 結 成 し、 避 難 者 ・ 住 民 の 被 曝 スクリーニング、 警 戒 区 域 への 住 民 立 ち 入 りの 際 のスクリーニング 支 援 活 動 、 放 射 性 物 質 の 土 壌 分 布 状 況 に 関 する 研究 調 査 への 協 力 。放国立大学の取組一覧第4 章線 量 マップ 作 製 と 除 染 活 動 による 復 興 支 援ア イ ソ ト ー プ 総 合 セ ンター, 医 歯 学 総 合 研 究 科福 島 県 南 相 馬 市 、 浪江 町H23.8 福 島 県 南 相 馬 市保 育 園 、 幼 稚 園 、 小 中 学 校 でプールや 遊 具 の 放 射 線 量測 定 を 行 い、 子 供 たちの 安 全 を 確 保 し、さらに 車 載 型自 動 線 量 測 定 装 置 を 開 発 し、 作 成 した 線 量 マップを 公開 した。放 射 線 量 の 測 定 ・ 除 染 についての 助 言医 歯 学 系 ( 医 学 部 保 健 学 科 ) 福 島 県 南 相 馬 市H23.8 ~H23.12福 島 県 南 相 馬 市相 馬 市 からの 要 請 に 基 づき, 放 射 線 量 の 測 定 と 除 染 についての 助 言 を 行 う。地 盤 および 土 構 造 物 の 被 害 状 況 把 握 と地 盤 の 耐 震 性 能 の 再 評 価津 波 の 河 川 遡 上 と 氾 濫 に 関 する 現 地 調 査自 然 科 学 系 ( 工 学 部 ) 福 島 県 内 陸 部 H23.4 地 盤 工 学 会災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所宮 城 県 沿 岸 部 の 河 川などH23.4土 木 学 会 、 国 土 交 通省 東 北 地 方 整 備 局など道 路 や 建 造 物 の 調 査 を 行 うことを 依 頼 され、 道 路 盛 土や 造 成 宅 地 , 下 水 道 などの 埋 設 構 造 物 の 被 害 や 斜 面 崩壊 箇 所 について 視 察 し,その 被 害 要 因 について 検 討 を行 った。津 波 の 河 川 溯 上 と 氾 濫 に 関 する 現 象 , 津 波 氾 濫 と 地 形変 動 の 観 点 からの 現 地 調 査 を 行 い、 調 査 対 象 の 河 川 の河 口 変 形 , 破 堤 , 落 橋 , 溯 上 について 調 査 を 行 った。教・研第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 103 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類津 波 被 害 及 び 復 旧 状 況 の 視 察 ・ 調 査自 然 科 学 系 ( 自 然 科 学 研 究科 )宮 城 県 仙 台 市 , 仙 台市 周 辺 商 業 開 発 地H23.4 仙 台 市 役 所商 業 地 域 としての 復 興 と 景 観 についての,ヒアリングを 行 うこととし、 仙 台 市 内 における 震 災 後 の 経 済 状 況と 商 業 地 域 の 被 害 ・ 復 旧 状 況 と 今 後 の 取 組 について 意見 交 換 を 行 った。第1 章復 興 計 画 に 関 わる 助 言 要 請 に 基 づく 調 査鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 建 物 の調 査 計 画 立 案 に 関 する 調 査災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所 , 危機 管 理 室自 然 科 学 系 ( 工 学 部 )宮 城 県 , 仙 台 市 , 岩手 県宮 城 県 仙 台 市 , 多 賀城 市 , 塩 竈 市 , 名 取市H23.4H23.4 ~H23.5宮 城 県 庁 、 仙 台 市 役所 、 岩 手 県日 本 建 築 学 会 構 造 委員 会被 災 地 に 関 わる 復 興 の 理 念 ・ 指 針 構 築 に 関 する 調 査 、空 間 地 理 情 報 の 提 供 、 被 災 地 の 復 興 において 必 要 となる 情 報 やそれを 空 間 地 理 的 に 処 理 するべきかについてのニーズ 把 握 を 行 う。過 去 の 被 害 状 況 と 比 較 分 析 と, 耐 震 設 計 に 関 する 協 力の 要 請 があり、SRC 構 造 建 物 の 被 害 状 況 のヒアリング,非 構 造 壁 の 被 蓋 調 査 ,「ひび 割 れず」の 作 成 ・ 計 測 を 行 った。海 岸 線 の 農 地 の 被 災 状 況 調 査 と 農 家 訪 問 調 査自 然 科 学 系 ( 農 学 部 ) 災害 ・ 復 興 科 学 研 究 所岩 手 県 宮 古 市 , 釜 石市 , 福 島 県 内 陸 部H23.4 ~H23.5農 業 農 村 工 学 会水 田 作 付 け 前 の 応 急 的 な 水 利 施 設 などの 調 査 および 今後 の 基 本 方 針 などの 確 立 , 現 地 踏 査 による 復 旧 方 法 のアドバイス 及 び 測 量 調 査 を 行 った。「 震 災 建 築 物 の 被 災 度 区 分 判 定 基 準 および復 旧 技 術 指 針 」に 関 する 調 査自 然 科 学 系 ( 工 学 部 )福 島 県 会 津 若 松 市 ,郡 山 市 , 福 島 市 の 学校 施 設H23.4 ~H23.6福 島 県 教 育 委 員 会日 本 建 築 学 会 に 依 頼 され、 日 本 建 築 防 災 協 会 の 指 針 に基 づき、 本 学 の 教 職 員 が 現 地 調 査 を 行 った。第2 章宮 城 県 女 川 町 復 興 計 画 策 定 委 員 会 への 参 加 災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所 宮 城 県 女 川 町新潟大学被 災 者 台 帳 システム 構 築 のためのニーズ 調 査 、システム 設 計 ・ 開 発災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所 , 危機 管 理 室岩 手 県 庁 , 大 槌 町 役場 , 宮 古 市 役 所H23.4 ~H23.7H23.9 ~H23.10宮 城 県 女 川 町岩 手 県 庁 総 合 防 災 室宮 城 県 女 川 町 が 復 興 計 画 策 定 委 員 会 を 創 設 するにあたって 委 員 に 就 任 し, 被 災 地 の 復 興 に 関 する 施 策 を 検討 。 被 災 者 との 意 見 交 換 , 現 地 視 察 などを 踏 まえて 委員 会 を 開 催 。岩 手 県 などから 調 査 の 依 頼 を 受 け, 過 去 の 復 興 への 経験 から 取 組 を 行 い、 被 災 地 への 空 間 情 報 を 活 用 した 被災 者 台 帳 システム 構 築 のためのニーズ 調 査 及 びシステム 設 計 ・ 開 発 を 行 った。教・研地 滑 りなどに 関 する 断 層 の 調 査 自 然 科 学 系 ( 農 学 部 )福 島 県 郡 山 市 ,いわき 市 , 白 河 市H23.9福 島 県 の 特 に 山 間 地 において 崩 壊 や 地 滑 りが 発 生 した地 域 において, 崩 壊 , 地 滑 り, 地 震 断 層 の 調 査 を 行 った。文 化 財 レスキュープロジェクト人 文 社 会 ・ 教 育 科 学 系 ( 人文 学 部 )宮 城 県 多 賀 城 市 H23.11宮 城 県 多 賀 城 市 大 日北 遺 跡遺 跡 の 被 害 調 査 を 行 っており, 地 盤 に 大 きな 被 害 を 受けた 箇 所 の 緊 急 的 な 保 護 策 を 展 開 することが 求 められ、 遺 跡 の 被 害 状 況 を 確 認 するとともに, 地 層 の 剥 ぎ取 りを 行 う。ネットワークと 避 難 所 通 信 システムの 性 能 調 査自 然 科 学 系 ( 自 然 科 学 研 究科 )岩 手 県 宮 古 市 , 宮 城県 東 松 島 市H24.4岩 手 県 宮 古 市 、 宮 城県 東 松 島 市情 報 通 信 環 境 の 構 築 について 協 力 依 頼 を 受 け、 避 難所 の 施 設 における 無 線 通 信 リンクの 調 査 を 行 う。インターネット 接 続 が 可 能 であることを 確 認 したため,サービスを 提 供 。被 災 地 の 農 家 と 農 地 の 現 状 調 査自 然 科 学 系 ( 技 術 経 営 研 究科 , 農 学 部 )福 島 県 相 馬 市 , 南 相馬 市 , 二 本 松 市H24.4 日 本 有 機 農 業 学 会被 災 地 農 家 と 農 地 の 調 査 以 来 を 受 け、 地 震 及 び 津 波 によって 被 害 を 受 けた 田 畑 の 現 地 調 査 を 行 い, 津 波 被 害 ・放 射 能 汚 染 で 被 害 を 受 けた 農 家 への 聞 き 取 り 調 査 を 行う。第3 章災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所 地 震 災 害 調 査 災 害 ・ 復 興 科 学 研 究 所 新 潟 大 学 H23.6 東 北 大 学東 日 本 大 震 災 及 び 長 野 県 北 部 の 地 震 に 関 するこれまでの 活 動 や 調 査 結 果 を 報 告 し、 情 報 共 有 ・ 交 換 を 行 うと共 に、 被 災 地 の 復 興 及 び 新 潟 地 域 での 今 後 の 調 査 ・ 研究 の 強 化 。恒常科 長学 岡大 技学 術原 子 力 の 安 全 に 係 る 人 材 育 成 新 潟 県 長 岡 市 H24.4新 潟 県 小 千 谷 市 、 日本 原 子 力 研 究 開 発 機構 など原 子 力 の 安 全 確 保 に 対 応 できる 人 材 の 育 成 を 通 し、 中長 期 的 に 原 子 力 の 安 全 確 保 に 寄 与 するため、 大 学 院 修士 課 程 に「 原 子 力 システム 安 全 工 学 専 攻 」を 設 置 。恒常上越教育大学東 日 本 大 震 災 で 避 難 した 児 童 への 支 援 活 動福 島 県 内 での 教 員 研 修 のための 支 援 活 動新 潟 県 上 越 市福 島 県 内 の 小 中 学校 ・ 高 等 学 校H23.3 ~H23.4NPO 法 人 上 越 地 域 学校 教 育 支 援 センターなどH23.6 ~ 福 島 県 教 育 委 員 会不 足 した 学 習 時 数 を 補 い 新 年 度 に 向 けた 準 備 と、 避 難後 の 閉 塞 感 を 改 善 することを 目 的 として、 避 難 している 児 童 生 徒 のニーズを 考 慮 し、 学 習 支 援 などを 行 った。福 島 県 内 の 小 中 学 校 ・ 高 校 における 校 内 研 修 会 の 実 施 、授 業 実 践 に 対 する 指 導 助 言 、カウンセリング 活 動 など、参 加 教 員 の 専 門 性 に 合 わせた 学 校 支 援 、 教 師 支 援 、 児童 生 徒 支 援 を 行 う。ボ第4 章国立大学の取組一覧山梨大学長 期 避 難 者 、 児 童 生 徒 学 生 に 対 するメンタルヘルスケア保 健 管 理 センター放 射 線 汚 染 に 対 する 除 染 技 術 開 発 の 推 進 医 学 部 福 島 県 伊 達 市 H24.10 ~地 域 防 災 、 地 域 マネジメント 分 野 における教 育 研 究 拠 点工 学 部地 域 防 災 ・マネジメント 研 究 センターH23.5 ~ 山 梨 県学 生 ( 被 災 者 を 含 む) 対 応 に 向 けた 情 報 発 信 、 保 健 師及 び 看 護 師 によるスクリーニングの 実 施 や 問 診 ・カウンセリングなど、 被 災 した 学 生 ・ 大 学 コミュニティやボランティアを 希 望 する 学 生 を 対 象 とした 支 援 。藻 類 (バイノス)が 放 射 性 物 質 を 大 量 に 吸 収 することを 実 証 し、 放 射 性 廃 棄 物 の 減 量 も 可 能 であることから放 射 線 汚 染 への 効 果 が 期 待 される。 土 壌 でも 除 染 を 始める 予 定 。今 対 処 すべき 地 域 防 災 対 策 を、 集 落 の 孤 立 化 対 策 、 災害 時 インフラネットワーク 維 持 、ICT 減 災 情 報 システム 開 発 、 防 災 教 育 などの 観 点 から 研 究 を 実 施 。医・メ放水 災 害 および 付 随 しておこる各 種 災 害 の 被 害 の 軽 減医 学 工 学 総 合 研 究 部国 際 流 域 環 境 研 究 センター局 地 的 豪 雨 の 解 析 とその 防 災 への 応 用 、 氾 濫 解 析 に 基づく 減 災 システムの 開 発 、 洪 水 による 湛 水 が 病 気 の 発生 に 与 える 影 響 、 洪 水 被 害 の 経 済 的 影 響 の 緩 和 方 法 などの 研 究 。恒常大 規 模 災 害 に 備 えた DMAT( 災 害 派 遣 医 療 チーム)の 設 置医 学 部山 梨 県山 梨 県 からの 要 請 に 基 づき、DMAT を 設 置 。 災 害 時 医療 に 必 要 な 装 備 を 整 備 するとともに、DMAT 隊 員 養 成研 修 に 参 加 し、 現 在 2 チームが DMAT として 登 録 されている。第5 章信州大学農 と 暮 らしを 守 る 復 興 支 援 ボランティア「 信 大 農 援 隊 」集 落 持 続 ・ 再 生 のための 復 旧 ・ 復 興 支 援「 中 山 間 地 域 プロジェクト」農 学 部 長 野 県 栄 村 H23.4 ~中 山 間 地 域 プロジェクト長 野 県 栄 村 など 5 つの 里 山H23.3 ~長 野 県 栄 村 役 場 、 栄村 震 災 復 興 支 援 機 構「 結 い」新 潟 大 学 災 害 復 興 科学 研 究 所 、 長 野 県 栄村 など農 業 用 水 路 の 復 旧 作 業 や、 苗 代 づくり、ソバ 蒔 きなどの 農 作 業 に 加 え、 被 災 水 田 で 栽 培 したソバの 商 品 化 に伴 うパッケージデザインの 作 成 など、 復 興 支 援 活 動 範囲 は 幅 広 く、 現 在 も 進 行 中 。過 疎 ・ 高 齢 化 で 疲 弊 する 中 山 間 地 の 持 続 ・ 再 生 手 法 を研 究 ・ 実 践 。 被 災 地 の 栄 村 など 5 つの 里 山 を 中 心 に 実証 的 研 究 を 重 ね、 構 築 した 再 生 ・ 持 続 モデルを 国 内 外の 中 山 間 地 域 に 発 信 。ボ教・研医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 104 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類信州大学長 野 県 北 部 地 震 災 害 調 査 研 究 山 岳 科 学 総 合 研 究 所 長 野 県 栄 村エリア 放 送 実 験 (ホワイトスペース 特 区 )臨 床 心 理 士 の 派 遣総 合 情 報 センター、 広 報 室長 野 県 松 本 市 ( 信 州大 学 松 本 キ ャ ン パス)岩 手 県H23.6 ~H24.3H24.3 ~H23.5 ~H23.6神 戸 大 学 、 新 潟 大 学 、長 野 県 教 育 委 員 会 などテレビ 松 本 ケーブルビジョン・ 総 務 省 信越 総 合 通 信 局富 山 県 臨 床 心 理 士 会栄 村 の 復 旧 ・ 復 興 のための 研 究 調 査 を 教 員 から 公 募 し、9 件 を 学 長 採 択 。テーマは 震 源 域 の 活 断 層 調 査 や 地 盤 ・建 物 災 害 に 関 する 調 査 、 鳥 類 や 家 畜 類 の 保 護 施 策 など多 岐 にわたった。松 本 キャンパス 内 でワンセグを 使 用 したエリア 放 送 を行 い、 非 常 時 でもキャンパス 内 の 学 生 ・ 教 職 員 に 大 学からの 情 報 を 遅 滞 なく 発 信 できるシステムの 構 築 を 目指 す。富 山 県 臨 床 心 理 士 会 と 連 携 し、 臨 床 心 理 士 の 資 格 を 持つ 教 員 3 名 を 岩 手 県 へスクールカウンセラーとして 交代 で 派 遣 した。教・研恒常医・メ第1 章学 生 ボランティアの 派 遣岩 手 県 陸 前 高 田 市H23.5 ~H23.10富 山 県富 山 県 と 連 携 し、 東 日 本 大 震 災 に 係 る 災 害 救 援 ボランティア 活 動 について、のべ 60 名 の 学 生 を 派 遣 した。ボ東 日 本 大 震 災 に 係 る 緊 急 時被 ばくスクリーニングへの 継 続 的 な 支 援福 島 県H23.5 ~H23.8文 部 科 学 省 、 福 島 県震 災 対 策 本 部のべ 28 名 が 福 島 県 で 実 施 された 緊 急 時 被 ばくスクリーニングに 参 加 し、 住 民 の 一 時 帰 宅 を 支 援 した。放富山大学地 震 、 活 断 層 、 津 波 などに 関 する学 術 調 査 の 実 施理 学 部 、 工 学 部 、 総 合 情 報基 盤 センターなど富 山 県 内 の 活 断 層 調 査 に 協 力 したり、 複 数 部 局 の 教 員が 連 携 して、 津 波 の 破 壊 力 を 消 散 させる 未 来 型 の 防 波堤 「 双 胴 型 防 波 堤 」について 研 究 を 実 施 している。教・研大 学 コンソーシアム 富 山 を 通 じた地 域 防 災 への 恒 常 的 支 援富 山 県 H24.4富 山 県 、 富 山 県 立 大学 など富 山 県 内 に 所 在 する 高 等 教 育 機 関 の 協 力 により, 研 究教 育 などの 連 携 推 進 , 地 域 社 会 との 繋 がりを 深 め, 各機 関 の 知 的 資 源 を 有 効 に 活 用 して 地 域 社 会 に 貢 献 することを 目 的 とする。第2 章落 雷 ハザードマップの 情 報 配 信 システムとフレームワークの 研 究工 学 部リアルタイム 更 新 型 の 落 雷 ハザードマップ 情 報 を、様 々な 情 報 端 末 ・ 配 信 形 態 で、かつ、 一 般 市 民 が 必 要とする 地 理 的 な 情 報 解 像 度 でいち 早 く 情 報 配 信 ・ 提 示するシステムを 開 発 。恒常災 害 時 の 連 携 ・ 協 力 に 関 する 協 定 の 締 結総 合 情 報 基 盤 センター岐 阜 大 学 総 合 情 報 メディアセンター災 害 等 が 発 生 した 際 に 情 報 収 集 ・ 情 報 発 信 の 機 能 低 下を 最 小 限 に 留 めるため、 両 センター 相 互 の 情 報 収 集 ・情 報 発 信 の 機 能 補 完 を 行 う。被 災 者 へのメンタルヘルスケア子 どものこころの 発 達 研 究センターH23.5.19、24宮 城 県 教 育 庁 からの 要 請 でスクールカウンセラーとして 現 地 に 入 ったセンター 職 員 が 定 期 的 に 開 催 されるセミナーで 現 状 などを 報 告医・メ陸 前 高 田 市 における 現 地 ボランティア 活 動ボ ラ ン テ ィ ア さ ぽ ー と ステーション岩 手 県 陸 前 高 田 市H23.5 ~陸 前 高 田 市 社 会 福 祉協 議 会 などこれまで 17 次 にわたり 学 生 ボランティアを 派 遣 。 特に 陸 前 高 田 市 広 田 地 区 の 仮 設 での 定 点 的 な 支 援 活 動 を実 施ボ放 射 性 物 質 、 放 射 能 に 関 する 研 究学 際 科 学 実 験 センター土 壌 サンプルの 分 析 ・ 測 定 、ガンマ 線 データの 保 管 ・運 用 、 大 気 浮 遊 塵 試 料 、 雨 水 試 料 、 土 壌 試 料 の 分 析 ・測 定 業 務 の 実 施 。 市 民 向 け 講 演 会 や 小 中 学 生 対 象 の 教室 を 実 施第3 章金沢大学放 射 性 物 質 、 放 射 能 に 関 する 研 究 医 薬 保 健 研 究 域 保 健 学 系 環 境 測 定 や 放 射 線 の 安 全 性 に 係 る 講 演 を 実 施放 射 性 物 質 、 放 射 能 に 関 する 協 力 研 究環 日 本 海 域 環 境 研 究 セ ンター河 川 水 系 における 溶 存 ・ 粒 子 態 有 機 物 の 特 徴 と 移 行 動態 に 関 する 研 究 などに 関 連 し、 他 機 関 と 研 究 受 託 、 協力 研 究 を 実 施 。放東 日 本 大 震 災 後 の 日 本 海 側 の 災 害 リスク理 工 研 究 域 自 然 システム 学系輪 島 市 、 珠 洲 市 、 白山 市H23.4石 川 県 、 岐 阜 県 、 白山 市 、 気 象 庁 、AIST日 本 海 の 海 底 活 断 層 の 活 動 による 津 波 の 評 価 、 能 登 半島 北 方 沖 の 海 底 活 断 層 の 活 動 評 価 などの 取 組地 震 、 活 断 層 、 津 波 に 関 する 学 術 調 査復 興 から、 日 本 再 生 のシナリオ被 災 者 の 心 のケア理 工 研 究 域 環 境 デザイン 学系人 間 社 会 研 究 域医 学 部 ・ 医 学 部 附 属 病 院 ・保 健 管 理 センター仙 台 市 、 相 馬 市 、 会津 若 松 市H23.3 ~NPO 法 人 「 相 双 に 新しい 精 神 科 医 療 保 健福 祉 システムをつくる 会 」 など長 継 続 地 震 動 と 余 震 が 建 物 被 害 に 及 ぼす 影 響 、 巨 大 地震 津 波 によるライフライン 施 設 の 被 害 分 析 とその 対策 、 最 適 津 波 避 難 路 の 選 択 と 避 難 場 所 選 定 に 関 する 研究 など。「 東 日 本 ・スマトラ・ 四 川 の 経 験 から 考 える『 住 み 続 けられる 地 域 』に 向 けた 復 興 ・ 再 生 」シンポジウムの 開催 など。附 属 病 院 の 医 師 らによる 心 のケアチームを 派 遣 。また、保 健 管 理 センター 教 員 が 福 島 県 立 医 科 大 学 の「 心 のケアチーム」に 協 力 し 仮 設 住 宅 などを 訪 問 して 住 民 の 相談 活 動 を 行 った。教・研医・メ国立大学の取組一覧第4 章日 本 放 射 線 影 響 学 会 ・ 震 災 対 応 プログラム・ 福 島 原 発 事 故 対 応 グループ医 学 部 福 島 県 、 茨 城 県 など H23.3 ~ 京 都 大 学 など福 島 第 一 原 発 事 故 により 被 災 されている 方 々からの 放射 線 ・ 放 射 能 ・ 放 射 性 物 質 に 関 する 問 い 合 わせのメールを 受 け、メールで 回 答 する 活 動 や 講 演 会 を 行 っている。福井大学魚 介 類 に 残 る 放 射 性 セシウムの 測 定医 学 部 ・ライフサイエンス支 援 セ ン タ ー・ 高 エ ネ ルギー 医 学 研 究 センターいわき 市H23.11 ~福 島 県 水 産 試 験 場 、東 京 海 洋 大 学 、 放 射線 医 学 総 合 研 究 所緊 急 被 ばく 医 療 に 強 い 救 急 総 合 医 の 派 遣 医 学 部 ・ 医 学 部 附 属 病 院 福 井 市 、 敦 賀 市 H23.3 ~ 市 立 敦 賀 病 院津 波 被 害 及 び 津 波 堆 積 物 の調 査 実 施福 島 県 への 学 長 調 査 団 派 遣教 育 地 域 科 学 部宮 城 県 、 岩 手 県学 長 ・ 理 事 ・ 工 学 研 究 科 ・医 学 部 ・ 医 学 部 附 属 病 院 ・ 福 島 市 、 相 馬 市 、 南附 属 国 際 原 子 力 工 学 研 究 相 馬 市 など所 ・ 保 健 管 理 センターH23.4 ~H24.5H23.5.24 ~5.26福 島 県平 成 21 年 7 月 より 福 井 県 敦 賀 市 と 連 携 し 緊 急 被 ばく医 療 にも 専 門 性 を 持 つ 人 材 を 育 成 している。 東 日 本 大震 災 の 際 にはこの 取 組 で 育 成 した 多 くの 専 門 家 を 現 地に 派 遣 。今 回 の 地 震 津 波 でもたらされた 津 波 堆 積 物 の 調 査 を 行いその 調 査 結 果 をもとに 過 去 に 発 生 した 大 津 波 の 可 能性 を 探 る。福 島 県 に 赴 き、 直 接 要 望 を 聞 くことで、 医 療 支 援 や、被 災 地 が 実 際 に 必 要 とする 放 射 性 物 質 除 去 ・ 低 減 技 術開 発 事 業 ( 水 産 分 野 )に 係 る 支 援 などを 決 定 した。放教・研第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 105 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類原 子 力 の 安 全 性 向 上 に 向 けた 体 制 整 備 ・ 強 化 附 属 国 際 原 子 力 工 学 研 究 所 敦 賀 市 H24.4 ~福 井 県 、 敦 賀 市 、 関西 電 力 、 日 本 原 子 力発 電 株 式 会 社原 子 力 防 災 ・ 危 機 管 理 部 門 の 設 置 、 敦 賀 市 との 原 子 力防 災 に 関 する 相 互 連 携 協 定 、 一 般 市 民 及 び 学 生 を 対 象とした 原 子 力 安 全 ・ 防 災 セミナー、 危 機 管 理 スクールなどを 開 講 した。第1 章福井大学原 子 力 教 育 大 学 連 携 ネットワーク 活 動 の 強 化 工 学 研 究 科 福 井 市 H24.9 ~日 本 原 子 力 研 究 開 発機 構 、 茨 城 大 学 、 東京 工 業 大 学 など国 立 6 大 学 と 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 との「 原 子 力 教育 大 学 連 携 ネットワークに 関 する 協 定 」に 基 づき、 東日 本 大 震 災 以 降 、さらにネットワークを 強 化 している。恒常東 日 本 大 震 災 の 課 題 に 関 する 科 目 の 開 講 共 通 教 育 センター 福 井 市災 害 看 護 学 や 救 急 医 学 、 心 理 学 、 原 子 力 などの 専 門 家を 講 師 とした、 共 通 教 育 科 目 を 新 設 。福 島 県 の 畜 産 復 興 支 援 事 業岐阜大学「 災 害 時 等 の 大 学 等 高 等 教 育 機 関 による支 援 協 力 に 関 する 協 定 」の 締 結連 合 獣 医 学 研 究 科帯 広 畜 産 大 学 、 岩 手H23.8 ~大 学 、 東 京 農 工 大 学 、H24.3岐 阜 大 学H23.11.24 ~帯 広 畜 産 大 学 、 岩 手肉 牛 生 産 再 開 のため、 放 射 性 セシウムが 可 食 部 に 移 行大 学 、 東 京 農 工 大 学 、しない 飼 育 方 法 の 研 究 開 発 を 行 う。岐 阜 大 学岐 阜 県 、 県 内 の 26大 学 など 高 等 教 育 機関岐 阜 県 と 県 内 の 26 大 学 等 高 等 教 育 機 関 の 間 で 協 定 を締 結 し、 大 学 の 有 する 豊 富 な 人 的 ・ 物 的 資 源 を 県 の 災害 ・ 防 災 対 策 に 活 用 させる。教・研恒常県 外 避 難 家 族 のサポート 活 動 (アナナス)教 育 学 部 ・ 人 文 ( 社 会 科 )学 部静 岡 大 学 教 育 学 部 H23.5 ~ 静 岡 県 臨 床 心 理 士 会被 災 地 から 静 岡 県 内 に 避 難 してきた 子 どもたちとその家 族 の 生 活 支 援 および 心 のケアを 行 う。医・メ第2 章警 戒 区 域 内 に 一 時 帰 宅 する 避 難 住 民 への 支 援理 学 部 附 属 放 射 科 学 研 究 施設 ・ 理 学 部 地 球 科 学 科福 島 県 内 の 市 町 村H23.5 ~H23.7原 子 力 災 害 現 地 対 策本 部 、 電 力 事 業 連 合など「セシウム 除 染 方 法 に 関 する 研 究 」、「 茶 葉 及 び 土 壌 中 の 放 射 能 測 定 」などの 実 施理 学 部 附 属 放 射 科 学 研 究 施設民 間 企 業 で 利 用 している 資 材 からのセシウム 除 染 手 法の 検 討 やセシウムの 固 定 化 に 関 する 研 究 などを 行 っている。原 子 力 発 電 所 事 故 による 放 射 能 汚 染 の除 染 方 法 の 検 討 など理 学 部 附 属 放 射 科 学 研 究 施設福 島 県 住 民 が 個 人 レベルで、 家 庭 内 でもできる 内 部 被ばくおよび 外 部 被 ばく 防 止 の 方 法 の 提 案 を 行 っている。放放 射 線 ・ 放 射 能 に 関 する 啓 発 活 動理 学 部 附 属 放 射 科 学 研 究 施設静 岡 県 内 の 自 治 体 職 員 、 教 員 、 市 民 団 体 を 対 象 に、 福島 原 子 力 発 電 所 事 故 や 食 品 汚 染 、 特 にセシウム 汚 染茶 による 人 体 影 響 の 度 合 いについての 解 説 を 行 っている。放 射 線 計 測 器 開 発電 子 工 学 研 究 所誰 もが 正 しく 計 測 ・ 記 録 できる 放 射 線 計 測 器 の 研 究 開発 を 進 め、 静 大 発 ベンチャーより 販 売 に 至 っている。第3 章放 射 線 ・ 放 射 能 に 関 する 啓 発 活 動電 子 工 学 研 究 所静 岡 県 西 部 地 区 の 市 民 団 体 、 自 治 体 職 員 などを 対 象 に、福 島 原 子 力 発 電 所 事 故 や 食 品 汚 染 など 解 説 ・ 放 射 線 計測 に 関 する 講 演 を 行 っている。静岡大学「 災 害 後 の 心 のケアハンドブック」の 活 用 防 災 総 合 センター H23.3 ~ 静 岡 県 臨 床 心 理 士 会照 葉 樹 林 を 防 災 林 として 活 用 する 調 査 や地 場 産 天 然 ガス 利 用 の 基 礎 調 査 など防 災 総 合 センター静 岡 県 伊 東 沖 手 石 海 丘 火 口 の 調 査 防 災 総 合 センター 伊 東 市伊 豆 半 島 ジオパーク推 進 協 議 会 など「 支 援 者 のための 災 害 後 のこころのケアハンドブック」は、 震 災 後 、 被 災 地 の 養 護 教 諭 をはじめ 多 くの 方 に 活用 された。 平 成 24 年 には 英 語 版 ・ポルトガル 語 版 も作 成 し web 上 で 公 開 している。東 日 本 大 震 災 以 降 にわかに 活 発 化 する 各 地 の 地 質 現 象への 関 心 の 高 まりを 受 けて、1989 年 伊 東 沖 海 底 噴 火 によってできた「 手 石 海 丘 」の 火 口 底 周 辺 の 海 水 を 採 取 ・分 析 した。教・研第4 章国立大学の取組一覧静 岡 県 内 の 津 波 堆 積 物 調 査理 学 部ふじのくに 防 災 フェロー 養 成 講 座 防 災 総 合 センター 静 岡 市 H23.3 ~ 静 岡 県静 岡 大 学 防 災 マイスター 称 号 制 度 防 災 総 合 センター 静 岡 市 H23.4 ~防 災 総 合 センター・静 岡 県 など静 岡 県 内 で 過 去 に 津 波 被 害 があったとされる 場 所 を 中心 に 津 波 堆 積 物 調 査 を 実 施 している。災 害 に 関 する 実 務 従 事 者 を 対 象 に、 災 害 発 生 後 の「 危機 管 理 ノウハウ」や、 災 害 の 事 前 予 防 、 災 害 に 関 わる科 学 的 情 報 を 読 み 解 ける、 実 践 的 応 用 力 を 身 につけた人 材 を 育 成 する。一 定 レベルの 防 災 知 識 を 備 えた 学 生 を 養 成 して 社 会 に送 り 出 すことを 目 的 とした 認 定 制 度 。 東 日 本 大 震 災 の教 訓 を 学 び、 社 会 に 伝 えられる 人 材 の 育 成 が 期 待 される。東 海 地 区 国 立 大 学 法 人 8 大 学 による「 危 機 管 理 」に 係 る 事 務 連 携H23.9 ~「 情 報 連 携 」を 中 心 に、 各 大 学 の 防 災 関 係 資 料 ( 基 本 計画 、 規 程 類 、マニュアルなど)をデータベース 化 する 他 、他 大 学 防 災 訓 練 の 視 察 、 共 通 課 題 への 対 応 などについて 協 議 。恒常防 災 学 創 出 ( 防 災 の 体 系 化 )に 関 する 調 査 研 究防 災 総 合 センター静 岡 県 危 機 管 理 部 など「 防 災 学 」を 考 える 上 で、「 防 災 」や「 災 害 」について概 念 を 整 理 し、30 数 年 にわたって 実 施 してきた 静 岡 県諸 政 策 を 貴 重 なデータとして 整 理 ・ 検 証 する第5 章しずおか 防 災 コンソーシアムによる「ふじのくに 防 災 学 講 座 」の 開 講「コンピュータの 眼 を 防 災 研 究 へ 応 用 ~ 高 精 度 画 像 計測 からのアプローチ~」、「 東 日 本 大 震 災 から 1 年 を 経て 津 波 防 災 を 考 える」などを 講 義 テーマとしほぼ 毎 月実 施 している。医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 106 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類静岡大学「 静 岡 県 の 防 災 ・ 減 災 と 原 子 力 」の 開 講 、放 射 線 管 理 実 習 の 充 実原 子 力 ・ 放 射 線 への 理 解 を 高 めると 共 に、 原 子 力 防 災 ・減 災 の 取 組 や 原 子 力 の 在 り 方 について、みんなで 考 えることを 目 的 に「 静 岡 県 の 防 災 ・ 減 災 と 原 子 力 」を 平成 24 年 度 から 開 講 。恒常福 島 の 子 どもたちへのメンタルヘルス 支 援 医 学 部 福 島 県 内 全 域 H23.9 〜 福 島 県 教 育 委 員 会福 島 県 内 の 小 中 高 校 及 び 養 護 学 校 で、 心 の 教 育 プログラムや 巡 回 相 談 などの 活 動 を 継 続 して 行 っている。医・メ第浜松医科大学浜 松 医 科 大 学 公 開 講 座「 災 害 時 に 役 立 つ 医 の 知 識 」の 開 講医 学 部 H24.7 ~ 8「 市 民 が 行 う 救 護 活 動 」、「 災 害 とボランティア」、「 災害 時 のこころの 支 援 」などをテーマとして 10 回 実 施 。毎 回 約 80 名 が 受 講 した。教・研1 章災 害 時 における 難 病 患 者 支 援 マニュアル 作 成医 学 部 附 属 病 院 難 病 医 療 相談 支 援 センター静 岡 県 、 県 内 健 康 福祉 支 援 センター静 岡 県 などと 共 同 で、 大 規 模 災 害 から 停 電 までを 想 定し、 難 病 患 者 への 支 援 のあり 方 についてマニュアルを作 成 中 。 平 成 25 年 1 月 完 成 予 定 。恒常被 災 者 へのメンタルヘルスケアに 関 してH23.8、H23.11「 災 害 後 のメンタルヘルス」と 題 し、「うつ 病 、PTSD」に 関 しての 講 演 会 を 開 催 。被 災 者 へのメンタルヘルスケアに 関 して医 学 部 附 属 病 院 親 と 子 どもの 心 療 科郡 山 市 南 相 馬 市いわき 市H23.10 ~福 島 県 、 福 島 大 学 、京 都 市 児 童 福 祉 センターなど被 災 地 では 障 がい 児 医 療 の 資 源 が 極 端 に 不 足 しているため、 本 事 業 により 障 がい 児 の 早 期 診 断 、 支 援 が 可 能となっている。医・メ震 災 時 におけるし 尿 ・ 生 活 排 水 処 理 の 実 情 と今 後 の 課 題 の 検 証エコトピア 科 学 研 究 所H23.12 ~石 巻 市 の 被 災 前 と 被 災 後 のし 尿 処 理 ( 汚 水 処 理 )の 状況 を 説 明 し、 石 巻 市 における 汚 水 処 理 の 課 題 を 抽 出 するとともに 今 後 の 復 旧 方 針 などを 考 察 する。第2 章環 境 中 の 放 射 性 核 種 除 去 プロジェクトH23.5 ~本 学 で 除 去 実 験 を 行 い、 京 都 大 学 において 汚 染 土 の 分級 実 験 及 び 放 射 線 計 測 を 行 った 後 、 福 島 県 警 戒 区 域 や計 画 的 非 難 区 域 の4 町 村 にてモデル 実 証 事 業 に 取 り 組んでいる。放核 燃 料 管 理 施 設 における放 射 性 物 質 ・ 放 射 能 に関 する 情 報 提 供 、 測 定 支 援核 物 質 に 関 する 情 報 をウェブサイトに 掲 載 し、 情 報 提供 を 行 った。広 域 災 害 発 生 時 の 自 動 車 利 用 に 関 する 研 究エコトピア 科 学 研 究 所H23.11.25、H24.6.2広 域 災 害 発 生 時 の 帰 宅 行 動 がもたらす 影 響 の 分 析 を 目的 として、 東 日 本 大 震 災 時 の 首 都 圏 での 帰 宅 行 動 に 関するアンケート 調 査 をもとに 中 京 都 市 圏 の 帰 宅 意 思 ・帰 宅 手 段 選 択 モデルを 構 築被 災 地 の 民 間 企 業 と地 中 熱 ヒートポンプシステムの 性 能 評 価エコトピア 科 学 研 究 所被 災 地 の 民 間 企 業 と 共 同 で、 地 中 熱 利 用 ヒートポンプシステムによる 省 エネルギー 空 調 、 給 湯 、 融 雪 の 性 能評 価 ソフトウェアの 開 発 を 行 っている。放 射 能 汚 染 土 壌 の 飛 散 防 止 ・ 洗 浄 ・ 固 化 を 行 う生 物 処 理 実 用 システムの 開 発エコトピア 科 学 研 究 所汚 染 土 の 飛 散 防 止 、 洗 浄 、 固 化 ( 放 射 性 核 種 の 固 定 化 )処 理 を 行 う 生 物 システムの 実 用 化 開 発 を 行 って、 現 地土 壌 を 農 耕 地 として 再 生 することを 目 的第3 章名古屋大学バイオ 廃 棄 物 のエネルギー 資 源 化 、分 散 型 エネルギーシステム 開 発 など東 北 地 方 太 平 洋 沖 での 海 底 地 殻 変 動 調 査 を 実 施エコトピア 科 学 研 究 所環 境 学 研 究 科 附 属 地 震 火 山研 究 センター東 北 大 学廃 木 材 ・ 食 品 廃 棄 物 ・ 廃 プラスチックの 同 時 燃 料 化 技術 及 び 分 散 型 エネルギーシステムの 開 発 を 進 め、 岩 手県 を 視 察 し、 復 興 プロジェクトチームにアドバイスを行 った東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 後 の 海 底 地 殻 変 動 調 査 ( 文 部 科学 省 委 託 研 究 、 代 表 者 : 東 北 大 学 災 害 科 学 国 際 研 究 所 )に 参 加 し、 地 震 後 にプレート 境 界 がどのようにずれ 動いているかの 解 明 観 測 。教・研東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 に 関 する 総 合 調 査 に 参 加東 北 地 方 に 定 常 観 測 点 の 補 助 となる 地 震 観 測 点 を 臨 時設 置 。東 北 大 学 で 行 われていた 研 究 の 継 続 支 援東 日 本 大 震 災 におけるインフラ 関 連 現 地 調 査 報 告 会大 規 模 災 害 に 備 えたマスメディアを 対 象 とした 勉 強 会本 学 に 設 置 されている 超 高 圧 電 子 顕 微 鏡 を 代 替 機 として 使 用 することで 東 北 大 学 で 行 われていた 原 子 炉 や 核融 合 炉 などの 材 料 開 発 研 究 の 継 続 が 可 能 となった。被 災 地 へ 現 地 調 査 に 赴 いた 土 木 系 教 員 が、インフラ 関連 でどのような 被 害 が 発 生 したのか、 今 後 どのような取 組 が 必 要 なのか、などについて、それぞれの 専 門 分野 から 報 告 した。マスメディア、 研 究 者 、 行 政 機 関 、NPO、インフラ 事業 者 などメンバーが、 大 規 模 災 害 に 備 えて、 意 見 ・ 情報 交 換 を 行 うことを 目 的 としている。国立大学の取組一覧第4 章大 震 災 情 報 集 約 拠 点 の 設 置H23.3.14減 災 連 携 研 究 センター 内 に、 東 日 本 大 震 災 に 関 する 情報 集 約 拠 点 を 立 ち 上 げ、この 大 震 災 に 関 する 各 種 情 報を 収 集 ・ 発 信 してきた。大 規 模 自 然 災 害 に 対 する 大 学 の 防 災 安 全 向 上 名 古 屋 大 学 H23.3防 災 アカデミーの 開 催岩 手 県 下 閉 伊 郡 田 野 畑 村 の 震 災 復 興 事 業ジオツーリズム 事 業 への 支 援博 物 館岩 手 県 下 閉 伊 郡 田 野畑 村H24.4.13、H24.5.23、H24.6.12、H24.7.20、H24.8.30、H24.10.9東 海 地 域 国 立 8 大 学 、名 古 屋 大 学岩 手 県 下 閉 伊 郡 田 野畑 村南 海 トラフの 巨 大 地 震 など 将 来 の 大 規 模 地 震 災 害 を 想定 し、 大 学 の 防 災 安 全 と 事 業 継 続 に 関 する 対 応 力 向 上を 継 続 的 に 推 進 。防 災 を 支 える 市 民 団 体 や 一 般 市 民 に 向 けて、 災 害 対 策室 と 連 携 して 防 災 関 連 の 講 演 会 を 毎 月 開 催 。過 去 の 津 波 による 地 層 を 含 む 地 質 ガイド、1 億 年 前 の亜 熱 帯 環 境 を 示 す 化 石 群 の 解 説 を 来 訪 者 に 行 う。またこの 地 質 ・ 津 波 に 関 するガイドブック 製 作 に 協 力 した。恒常第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 107 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類東 海 地 区 国 立 大 学 法 人 8 大 学 による「 危 機 管 理 」に 係 る 事 務 連 携名 古 屋 工 業 大 学 など「 情 報 連 携 」を 連 携 の 形 態 とし、 各 大 学 の 防 災 関 係 資 料を 集 約 、データベース 化 するほか、 平 常 時 からの 連 携体 制 の 構 築 や、 共 通 課 題 の 個 別 テーマ 毎 の 勉 強 会 を 開催 する。第1 章名古屋大学中 部 地 方 の 巨 大 災 害 への 対 応 タスクフォース減 災 カフェの 開 催工 学 研 究 科国 土 交 通 省 中 部 地 方整 備 局 など中 部 地 方 の 巨 大 災 害 への 対 応 タスクフォースを 立 ち 上げ、 連 鎖 する 災 害 への 対 応 における 連 携 の 仕 組 みについて、 学 官 民 で 共 同 研 究 する 枠 組 みを 構 成 している。次 世 代 技 術 者 養 成 を 意 識自 然 災 害 に 関 する 様 々な 現 象 に 関 する 一 般 市 民 の 疑 問について、 各 専 門 分 野 の 教 員 が 司 会 者 との 会 話 を 通 して 分 かり 易 く 解 説 するイベント。恒常防 災 人 材 育 成 研 修 プログラム産 官 学 民 の 様 々な 人 々を 対 象 とした、 複 数 のコースで構 成 されている、 防 災 人 材 教 育 研 修 ( 仮 称 )( 案 )が 新たに 完 成 し、 平 成 24 年 度 よりモデル 事 業 として 運 用開 始 。愛大 知学 教育教 育 復 興 支 援 学 生 ボランティア 派 遣 事 業 教 育 学 部 ・ 教 育 学 研 究 科 宮 城 県 H23.5 ~ 宮 城 教 育 大 学名大古学屋工 高 度 防 災 工 学 センター 設 置 工 学 部 H23.11業宮 城 教 育 大 学 に 設 置 されている 教 育 復 興 支 援 センターとの 連 携 により、 被 災 地 のニーズに 基 づき、 学 生 ボランティア( 平 成 23 年 度 4 班 18 人 、 平 成 24 年 度 3 班35 人 )を 派 遣 。防 災 ・ 減 災 の 研 究 ・ サービスの 東 海 地 域 拠 点 を 構 築 すると 同 時 に、 東 アジア 防 災 に 関 する 国 際 協 力 ネットワークの 構 築 を 目 的 とし、 設 置 。 災 害 を 制 御 するための 指 導 、 助 言 を 行 う。ボ恒常第2 章豊橋技術科学大学東 三 河 地 域 防 災 協 議 会 研 究 成 果 発 表 会宮 城 県 北 部 の 歴 史 的 建 造 物 の 修 理 復 原 支 援東 三 河 地 域 における 地 域 防 災 拠 点 の 強 化豊 橋 市 公 会 堂 ( 豊 橋市 今 橋 町 )宮 城 県 気 仙 沼 市 、 石巻 市 、 大 崎 市 他豊 橋 技 術 科 学 大 学 内( 豊 橋 市 天 伯 町 )H24.5.9H23.11 ~H23.4 ~豊 橋 市 、 田 原 市 、 新城 市 など 東 三 河 5 市3 町 村宮 城 県 教 育 庁 文 化 財保 護 課 、 気 仙 沼 市 教育 委 員 会 など豊 橋 市 、 田 原 市 、 新城 市 、 豊 川 市 、 蒲 郡市 など東 三 河 地 域 の 市 と 連 携 して、 地 域 の 特 性 を 考 慮 した 防災 対 策 ・ 技 術 の 調 査 研 究 や 災 害 に 強 い 地 域 づくりの推 進 を 目 的 とした 東 三 河 地 域 防 災 協 議 会 で 成 果 発 表 を行 った。被 災 地 の 地 域 に 残 る 被 災 文 化 財 建 造 物 の 状 況 を 精 査し、 実 施 可 能 な 修 理 修 復 計 画 を 作 成 し、また 工 事 費 概算 を 行 う。その 上 で、 資 金 計 画 を 行 う。東 三 河 地 域 の 自 治 体 のBCP( 事 業 継 続 計 画 ) 策 定 や企 業 防 災 全 般 への 協 力 、 災 害 情 報 の 発 信 拠 点 の 役 割 や、リスク 軽 減 ・ 管 理 、 技 術 開 発 、 人 材 育 成 、 啓 発 事 業 に取 り 組 む。教・研恒常宮 城 県 石 巻 市 への「 心 のケアチーム」を 派 遣宮 城 県 石 巻 市避 難 所 や 家 庭 訪 問 による 被 災 住 民 のメンタルケアに 関する 相 談 ・ 診 察 や 援 助 者 のメンタルケア 活 動 を 行 った。医・メ放 射 線 から 健 康 を 守 る 勉 強 会福 島 県 白 河 市福 島 県 白 河 市 主 催 の「 放 射 線 から 健 康 を 守 る 勉 強 会 」の 講 師 として 本 学 教 員 が 周 辺 地 域 の 放 射 線 量 測 定 結 果を 報 告 した。放第3 章災 害 時 用 掲 示 板 の 開 発 ・ 運 用 災 害 時 に 誰 もが 書 き 込 める 掲 示 板 の 開 発 ・ 運 用 。国 土 交 通 省 ・ 地 理 空 間 情 報高 度 活 用 促 進 プログラム 検 討 委 員 会GISシステムの 高 度 利 用 の 推 進 を 目 的 とした 検 討 委員 会 の 委 員 として 参 画 し、 主 に 防 災 行 政 におけるGISの 活 用 について 検 討 を 行 っている。津 波 被 害 を 受 けた 三 重 県 の 水 産 復 興 に 関 する支 援 事 業 の 推 進宮 城 県 、 三 重 県宮 城 県 から 導 入 していたマガキ 養 殖 の 種 苗 を 震 災 の 影響 で、 三 重 県 で 生 産 するため、 種 苗 の 養 殖 方 法 について 研 究 を 行 い、 三 重 県 のマガキの 養 殖 業 復 興 支 援 を 推進 した。岩 手 県 沿 岸 地 域 振 興 に 向 けた景 観 形 成 に 関 する 調 査 への 協 力三 重 県「NPO 法 人 いわて 景 観 まちづくりセンター」からの 依頼 で、 現 地 調 査 などに 同 行 して 専 門 的 視 点 から 景 観 形成 の 基 本 的 考 え 方 の 作 成 にあたり 本 学 教 員 が 助 言 ・ 指導 を 行 う。教・研第4 章国立大学の取組一覧三重大学防 災 啓 発 ・ 教 育 テキストの 監 修教 員 向 け 研 修 事 業 (ビデオ) 作 成津 市 民 防 災 大 学 支 援 ( 市 民 講 座 )三 重 県三 重 県三 重 県 津 市三 重 県 教 育 委 員 会 が 三 重 県 内 のすべての 小 中 高 校 生 に配 布 する 防 災 啓 発 ・ 教 育 テキストの 企 画 ・ 監 修 本 学 教員 がを 行 った。教 員 が 三 重 県 内 の 教 員 向 け 研 修 教 材 (ビデオ)を 企 画し、 教 材 を 作 成 した。津 市 が 実 行 委 員 会 に 委 託 実 施 している 市 民 講 座 「 津 市民 防 災 大 学 」の 開 催 当 時 (H19 年 度 )から、 本 学 教 員が 実 行 委 員 長 ・ 学 長 を 務 め、 本 講 座 の 企 画 ・ 実 行 をサポートしている。国 土 交 通 省 中 部 整 備 局 との連 携 ・ 協 力 に 関 する 協 定社 会 資 本 整 備 ・ 維 持 推 進 による 安 心 ・ 安 全 な 地 域 づくりや 広 範 囲 な 教 育 ・ 研 究 面 の 向 上 及 び 地 域 社 会 への 貢献 などについて 相 互 に 協 力 ・ 連 携 を 図 る。愛 知 県 地 震 被 害 予 測 教 育 啓 発 WG 愛 知 県愛 知 県 による 被 害 予 測 委 員 会 のWGで 今 後 被 害 予 測 結果 の 活 用 や、 市 民 主 導 の 防 災 対 策 の 検 討 。恒常名 古 屋 市 地 震 対 策 専 門 委 員 会 ・防 災 力 向 上 分 科 会名 古 屋 市名 古 屋 市 による 防 災 対 策 の 再 検 討 事 業 deno 主 に 市 民の 防 災 力 向 上 を 目 的 とした 事 業 ・ 施 策 の 立 案 。第5 章三 重 県 南 伊 勢 町 における 住 民 主 導 の津 波 避 難 計 画 策 定 支 援 事 業三 重 県 南 伊 勢 町中 部 電 力 ・ 三 重 県 南伊 勢 町地 域 住 民 主 動 の 津 波 避 難 計 画 策 定 にかかるプログラムを 提 供 し、1 年 間 モデル 地 区 に 2 地 区 において、 住 民意 識 調 査 から、ワークショップ、 避 難 訓 練 の 支 援 を 行 った。医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 108 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類三 重 県 紀 北 町 における 住 民 主 導 の津 波 避 難 計 画 策 定 支 援 事 業三 重 県 紀 北 町中 部 電 力 ・ 三 重 県 紀北 町地 域 住 民 主 動 の 津 波 避 難 計 画 策 定 にかかるプログラムを 提 供 し、1 年 間 モデル 地 区 において、 住 民 意 識 調 査から、ワークショップ、 避 難 訓 練 の 支 援 を 行 った。桑 名 市 職 員 むけた 災 害 対 応 能 力 向 上 事 業三 重 県 桑 名 市桑 名 市 職 員 を 対 象 とした 防 災 対 策 、 防 災 意 識 に 関 するアンケートを 実 施 し、 市 職 員 の 啓 発 事 業 および、 研 修 ・訓 練 プログラムの 企 画 ・ 立 案 のアドバイスを 実 施 した。第1 章伊 勢 市 防 災 会 議 ・ 避 難 所 検 討 専 門 委 員 会三 重 県 伊 勢 市伊 勢 市 の 防 災 会 議 の 下 に 設 置 された 避 難 所 検 討 専 門 委員 会 の 委 員 として 参 画 し、 市 内 避 難 所 の 配 置 などについてアドバイスを 行 っている。三重大学四 日 市 市 地 域 防 災 計 画 見 直 し検 討 ワーキングアドバイザー三 重 県 四 日 市 市本 学 教 員 が 地 域 防 災 計 画 見 直 し 検 討 ワーキングのアドバイザーとして 参 画 し、 最 新 の 想 定 に 基 づく 避 難 まっぷの 監 修 などを 行 った。恒常四 日 市 コンビナート 防 災 支 援三 重 県 四 日 市 市東 日 本 大 震 災 における 気 仙 沼 の 海 上 火 災 、コスモ 石 油の 爆 発 火 災 を 受 けて、 四 日 市 市 長 は、 四 日 市 コンビナートの 防 災 点 検 を 消 防 本 部 に 指 示 した。三 重 県 災 害 復 興 マニュアルの 策 定三 重 県東 海 ・ 東 南 海 ・ 南 海 地 震 などの 災 害 発 生 後 に「 創 造 的な 復 興 まちづくり」を 進 めるための 計 画 策 定 手 順 や 事業 手 法 についてのマニュアルを 策 定 するもの。紀 伊 半 島 大 水 害 による 被 害 からの復 興 支 援 を 踏 まえた 三 重 県 熊 野 川 流 域景 観 計 画 の 策 定三 重 県 熊 野 川 流 域三 重 県台 風 により 大 きな 被 害 を 受 けた、 建 築 物 などの 被 災 状況 の 調 査 。 建 築 物 ・ 工 作 物 ・ 開 発 行 為 などに 関 する 景観 形 成 基 準 を 含 む 三 重 県 熊 野 川 流 域 景 観 計 画 の 策 定 。第2 章技術北大陸学先院端大科学学ミラー・サーバを 用 いた 情 報 発 信 機 能 の 代 替情 報 社 会 基 盤 研 究 センターH23.3 ~H23.6東 京 都東 京 都 の 健 康 安 全 研 究 センターが 提 供 している 環 境 放射 線 測 定 結 果 の 情 報 公 開 サーバに 処 理 能 力 を 大 幅 に超 えるアクセスが 集 中 したため 本 学 サーバを 用 いたミラーの 提 供 を 行 った。教・研滋賀大学スクールサポートプログラムの 開 発 ・ 実 践教 育 学 部岩 手 県 大 槌 町 、 宮 城県 岩 沼 市 、 丸 森 町 などH23.8 ~H25.3宮 城 教 育 大 学 、 岩 手県 大 槌 町 教 育 委 員 会など宮 城 教 育 大 学 と 連 携 しながら、23 年 9 月 に 宮 城 県 岩 沼小 学 校 、 同 中 学 校 、24 年 3 月 に 丸 森 中 学 校 において 学習 支 援 ( 主 として 休 暇 中 の 教 科 指 導 )を 行 った。ボ福 島 県 へ 心 のケアチーム 派 遣福 島 市 、 二 本 松 市 、伊 達 市H23.4.6 ~H23.4.10H23.5.18 ~H23.5.22滋 賀 県被 災 者 のメンタルヘルスケアのため、 計 2 回 、 延 べ8名 の 医 師 などを 派 遣 。滋賀医科大学福 島 県 へ 健 康 管 理 支 援 チーム 派 遣宮 城 県 へ 健 康 支 援 活 動 医 師 派 遣郡 山 市 、 田 村 市気 仙 沼 市H23.4.6 ~H23.4.11H23.4.14 ~H23.4.19H23.4.25 ~H23.5.4H23.5.15 ~H23.5.18滋 賀 県結 核 予 防 会被 災 者 の 健 康 指 導 ・ 管 理 及 び 衛 生 環 境 調 査 のため、 計3 回 、 延 べ3 名 の 医 師 又 は 看 護 師 を 派 遣 。気 仙 沼 小 学 校 において、 小 学 生 の 健 康 管 理 、 衛 生 環 境指 導 のため、 医 師 1 名 を 派 遣 。医・メ第3 章放 射 能 被 害 地 域 への 一 時 帰 宅 に 伴 うスクリーニング 作 業 要 員 派 遣福 島 市 などH23.6.5 ~H23.6.9H23.7.13 ~H23.7.17H23.8.7 ~H23.8.11文 部 科 学 省 、 福 島 県災 害 対 策 本 部福 島 第 一 原 発 事 故 に 伴 う 放 射 能 被 害 地 域 への 一 時 帰 宅者 のスクリーニングのため、 計 3 回 、 延 べ6 名 の 放 射線 技 師 及 び 調 整 員 を 派 遣 。放心 のケアチームによる 医 療 支 援 活 動 について医 学 部 附 属 病 院福 島 県 会 津 ・ 南 会 津圏 域 などH23.4 ~H25.3京 都 府 、 京 都 府 立 医科 大 学 、 国 立 大 学 協会 など原 発 事 故 などにより 様 々な 心 理 的 不 安 を 抱 える 避 難 住民 に 対 し、 京 都 府 心 のケアチーム・ 京 大 病 院 心 のケアチーム・ 京 都 子 どもの 心 のケアチームとして 精 神 科 医療 ・ 精 神 保 健 業 務 を 行 った。関 西 圏 への 避 難 者 ・ 移 住 者 への 心 理 的 支 援 教 育 学 研 究 科 京 都 市 H23.5 ~関 西 圏 への 避 難 ・ 移 住 者 の、 特 に 子 育 て 世 帯 を 対 象 として、 陶 芸 体 験 やグループワークなどの 手 法 を 用 いて、親 子 への 臨 床 心 理 学 的 支 援 を 継 続 的 に 行 っている。京 都 府 「 緊 急 被 ばく 医 療 初 級 講 座 」を 開 催 医 学 部 附 属 病 院 H23.7.30原 発 災 害 後 の 帰 村 支 援 事 業 のための公 衆 衛 生 学 的 基 礎 調 査京 都 府原 子 力 安 全 研 究 協 会医 学 研 究 科 福 島 県 川 内 村 など H24.6 ~ 川 内 村 役 場 など緊 急 被 ばく 医 療 の 知 識 及 び 技 術 の 習 得 のための 講 習 である、 京 都 府 「 緊 急 被 ばく 医 療 初 級 講 座 」を、 原 子 力安 全 研 究 協 会 との 共 催 により 同 院 にて 開 催 。川 内 村 が 必 要 としている 顕 在 的 および 潜 在 的 公 衆 衛 生学 的 支 援 を 明 らかにする。医・メ国立大学の取組一覧第4 章京都大学原 発 災 害 被 災 村 民 及 び 役 場 職 員 対 象 のメンタルヘルスセミナー医 学 研 究 科福 島 県 川 内 村H24.10.24H24.11.14川 内 村 役 場帰 村 支 援 事 業 のため、 精 神 的 ストレス 尺 度 の 開 発 、 災害 後 の 心 的 外 傷 評 価 、リスクコミュニケーションのツールを 開 発 。メンタルヘルスセミナーを 村 民 と 役 場職 員 を 対 象 に 開 催 。被 災 地 における「ケアする 人 」のメンタルヘルスケアこころの 未 来 研 究 センターH23.4 ~「ケアする 人 のケア」に 重 点 をおいて、 平 成 23 年 4 月から 定 期 的 に、 宮 城 県 仙 台 市 と 石 巻 市 の 教 育 機 関 ・ 小中 学 校 ・ 病 院 を 訪 問 している。被 災 地 調 査 、 訪 問こころの 未 来 研 究 センターH23.5 ~H23.11被 災 状 況 の 確 認 と 宗 教 施 設 の 調 査 、 被 災 地 に「 命 のウツワ」を 届 ける 復 興 支 援 活 動 を 行 った。ボスクールカウンセラー 派 遣 事 業 こころの 未 来 研 究 センター H23.7 ~週 に 1 回 、スクールカウンセラーが 被 災 地 の 小 学 校 を訪 れて 支 援 活 動 を 行 っている。第京 都 大 学 学 生 ボランティア 派 遣 の 支 援H23.8 ~H24.3フィールド 科 学 教 育 研 究 センターが 窓 口 となり、 気 仙沼 市 において 牡 蠣 養 殖 作 業 場 のがれき 撤 去 、 養 殖 筏 の組 み 立 て、 水 質 調 査 、 間 伐 、 地 元 高 校 生 との 交 流 などを 行 った。5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 109 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類被 災 地 調 査 、 訪 問こころの 未 来 研 究 センターH24.5 ~H24.8被 災 状 況 の 確 認 と 宗 教 施 設 の 調 査 、 交 流 、 復 興 支 援 活動 を 行 った。ボ第1 章ふくしまっ 子 応 援 京 ・ 体 験 プロジェクト( 被 災 中 ・ 高 生 の 体 験 学 習 )フィールド 科 学 教 育 研 究 センター京 都 府 教 育 委 員 会 が 招 待 した 福 島 県 の 中 ・ 高 生 が 舞 鶴水 産 実 験 所 を 訪 れ、 教 育 研 究 船 乗 船 体 験 、 当 実 験 所 教員 による 海 洋 生 物 についての 講 義 、 魚 類 標 本 の 説 明 などを 行 った。ナノバブル 水 を 用 いた放 射 性 セシウム 除 去 手 法 に 関 する 研 究生 存 圏 研 究 所 ・ 化 学 研 究 所 ・環 境 安 全 保 健 機 構 放 射 性 同位 元 素 総 合 センター京 都 府 宇 治 市 、 福 島県 郡 山 市 、 京 都 府 京都 市H23.4 ~福 島 県 農 業 総 合 センター除 染 に 関 する 技 術 ・ 知 見 を 調 査 した、 除 染 の 高 効 率 化が 望 める 微 細 気 泡 を 含 んだナノバブル 水 を 発 見 し、その 実 地 検 証 と、 効 率 の 確 認 を 行 った。第 4 回 放 射 性 物 質 試 験 研 究 課 題 に 関 する 検 討 会 生 存 圏 研 究 所 H23.11.9稲 ワラ 焼 却 による 放 射 性 セシウム 量 の 変 化 についての講 演 を 行 った。第 5 回 放 射 性 物 質 試 験 研 究 課 題 に 関 する 検 討 会 生 存 圏 研 究 所 H24.1.13水 田 における 放 射 性 物 質 の 動 態 、 排 水 のトラップによる 放 射 性 物 質 の 除 去 技 術 についての 講 演 を 行 った。放福 島 県 内 の 土 壌 などに 関 する放 射 能 汚 染 状 況 とその 除 染 手 法 に 関 する 検 討放 射 性 同 位 元 素 センターH24.2.20第2 章福 島 原 発 近 隣 における 除 染 効 果 の 評 価 と住 民 の 中 期 曝 露 評 価医 学 研 究 科 ・ 防 災 研 究 所 ・地 球 環 境 学 堂福 島 県 相 馬 市 ・ 南 相馬 市 ・ 川 内 村 などH24.6 ~環 境 省 ( 委 託 元 )・ 福島 大 学 など川 内 村 を 中 心 とする 福 島 県 内 のセシウムの 動 態 を 調査 。マイクロ 波 によるがれき 中 の 有 害 物 質 迅 速 処 理 生 存 圏 研 究 所 宮 城 県 名 取 市 閖 上H24.7 ~H26.3東 北 大 学 、 上 智 大 学 、中 部 大 学(1)がれき 中 非 飛 散 性 アスベストのマイクロ 波 利 用 処理 設 備 システム 構 築(2)がれき 中 有 害 物 質 処 理 の 実 験 的 研 究(3) 生 体 毒 性 物 質 および 環 境 汚 染 物 質 の 評 価 ・ 解 析災 害 廃 棄 物 及 び 津 波 堆 積 物 の 有 効 利 用地 球 環 境 学 堂岩 手 県 、 宮 城 県 、 福島 県H23.3 ~地 盤 工 学 会 、 国 立 環境 研 究 所 、 東 北 工 業大 学 など津 波 堆 積 物 の 現 地 調 査 や 廃 棄 物 混 じり 土 砂 の 特 性 評 価を 行 い 適 切 な 有 効 利 用 に 資 する 学 術 的 知 見 を 取 得 するとともに、 自 治 体 のマニュアル 整 備 に 対 しても 助 言 を行 っている。国 土 経 済 産 業 政 策 の 提 言学 際 融 合 教 育 研 究 推 進 センター全 国H23.3 ~大 阪 産 業 大 学 、 滋 賀大 学 、 神 戸 大 学 など国 土 経 済 産 業 政 策 について、 財 源 、 制 度 、ハード・ソフト 対 策 、 産 業 振 興 策 などについて、どの 様 な 対 策 を図 るべきであるのかを 明 らかにしつつ、 具 体 的 な 提 言を 行 っている。第京都大学災 害 対 策 本 部 における 意 思 決 定 の情 報 とりまとめ 支 援防 災 研 究 所岩 手 県 庁 災 害 対 策 本部 、 福 島 県 災 害 対 策本 部H23.3 ~H23.6岩 手 県 庁 、 福 島 県 庁災 害 対 応 項 目 の 進 捗 状 況 について 評 価 を 行 い、 重 点 対応 すべき「 災 害 対 応 項 目 」「 市 町 村 」を 一 覧 して 把 握 することが 可 能 な 仕 組 みの 構 築 を 行 った。3 章被 災 建 物 および 港 のロボットを 用 いた 探 査工 学 研 究 科八 戸 市 、 久 慈 市 、 野田 村 、 南 三 陸 町 、 陸前 高 田 市H23.3 ~H23.10八 戸 市 、 久 慈 市 、 野田 村 、 南 三 陸 町 など第 1 章 第 4 節 (p.25)を 参 照 。震 災 関 連 シミュレーションの 支 援学 術 情 報 メディアセンターH23.4.2 ~H23.5.15震 災 の 影 響 調 査 のために 緊 急 的 なシミュレーション 実行 支 援 を 目 的 にスーパーコンピュータ 資 源 の 占 有 、 優先 割 付 の 実 施 などに 取 り 組 んだ。気 仙 沼 湾 潜 水 調 査フィールド 科 学 教 育 研 究 センターH23.5.21 ~宮 城 県 気 仙 沼 市 舞 根 地 区 の 漁 民 などの 要 請 により、2 ヶ月 に 1 度 の 頻 度 で、 舞 根 湾 周 辺 の 海 域 において 主 に 魚類 相 の 回 復 過 程 を 観 察 するための 潜 水 調 査 を 行 っている。第4 章国立大学の取組一覧大 学 院 生 を 中 心 とした 震 災 復 興 研 究福 島 県 農 業 総 合 センターとの 連 携 研 究公 共 政 策 連 携 研 究 部生 存 圏 研 究 所 、 化 学 研 究 所 、原 子 炉 実 験 所 など仙 台 市 、 石 巻 市 、 気仙 沼 市 など京 都 府 宇 治 市 、 福 島県 郡 山 市 、 京 都 府 京都 市特 別 緊 急 共 同 研 究 の 実 施 防 災 研 究 所 被 災 地 各 地H23.5 ~H23.5 ~H23.6 ~H24.3仙 台 市 役 所 、 石 巻 市役 所 、 気 仙 沼 市 役 所など福 島 県 農 業 総 合 センター東 北 大 学 ほか大 学 院 生 (20 名 ) 中 心 に 震 災 復 興 研 究 会 を 設 立 し、 被災 地 での 聞 き 取 り 調 査 を 行 い、シンポジウムを 開 催 するとともに、 震 災 復 興 政 策 に 関 し、3 つの 提 言 を 行 った。震 災 直 後 から 継 続 した 土 壌 や 農 作 物 サンプルの 放 射 能汚 染 度 を 測 定 、 情 報 公 開 。 農 業 に 関 する 連 携 研 究 として 現 在 も 農 業 に 関 する 研 究 も 行 っている。東 日 本 大 震 災 発 生 を 受 け、 自 然 災 害 に 関 する 総 合 防 災学 の 特 別 緊 急 共 同 研 究 を 実 施 することとし、 公 募 に 応募 があった 36 件 中 、11 件 を 採 択 した。教・研『 災 害 遺 産 と 創 造 的 復 興― 地 域 情 報 学 の 知 見 をもとに』の 刊 行地 域 研 究 統 合 情 報 センター H24.3地 域 情 報 学 の 手 法 を 用 い、 被 災 ・ 復 興 の 過 程 を 記 録 し、他 地 域 と 共 有 することで 創 造 的 復 興 に 資 するあり 方 を提 示東 日 本 大 震 災 におけるメディア 報 道 分 析 および資 料 の 提 供地 域 研 究 統 合 情 報 センター福 島 県 、 宮 城 県 、 岩手 県 、 山 形 県H24.3『 雑 誌 に 見 る 東 日 本 大 震 災 ― 震 災 はいかにして 国 民 的災 害 になったか』を 作 成 し、 被 災 地 の 図 書 館 などに 配布 した。放 射 線 安 全 確 保 のコミュニケーション 開 発 とネットワーク 構 築放 射 線 生 物 研 究 センター京 都 と 東 北 地 方 などH24.9 ~H27.3( 予 定 )福 井 大 学 、 東 京 工 業大 学 など 12 機 関「 放 射 線 の 健 康 影 響 」に 関 する 科 学 技 術 コミュニケーションの 技 術 の 開 発 とともに、 緊 急 時 に 独 立 ・ 中 立的 に 情 報 を 発 信 できる 専 門 家 ネットワークの 構 築 を 図る。第5 章東 日 本 大 震 災 に 伴 う 公 募 共 同 研 究地 域 統 合 研 究 情 報 センター「3・11 被 災 後 のディアスポラ・コミュニティにおけるコミュニケーションの 総 合 的 研 究 」を 採 択 し、 福 島 県 ・宮 城 県 での 現 地 調 査 や 一 般 公 開 研 究 会 を 実 施 。医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 110 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類「 災 害 と 社 会 情 報 マッピング・システム」の開 発 ・ 公 開「 津 波 被 災 地 モバイル 博 物 館 」システムのプロトタイプの 開 発 ・ 公 開地 域 統 合 研 究 情 報 センター地 域 統 合 研 究 情 報 センター災 害 時 の 情 報 収 集 の 技 術 向 上 および 被 災 後 の 救 援 ・ 復興 過 程 のアーカイブ 化 。ウェブ 上 に 構 築 されたバーチャルな 博 物 館 で、 被 災 した 地 域 に 点 在 する 津 波 遺 物 に 関 する 情 報 をインターネットを 通 じて 提 供 する。教・研第1 章共 同 研 究 「 災 害 対 応 の 地 域 研 究 」の 推 進地 域 研 究 統 合 情 報 センター京 都 市 左 京 区 、 東 京都 目 黒 区 、 茨 城 県 大洗 町 などH23.3 ~地 域 研 究 コンソーシアム、ジャパン・プラットフォームなど地 域 研 究 コミュニティのネットワークを 通 じて 各 機 関の 専 門 性 にもとづく 災 害 対 応 の 取 組 を 繋 ぎ、「 災 害 対 応の 地 域 研 究 」の 枠 組 で 共 同 研 究 を 進 めた。災 害 地 域 情 報 マッピング・システムの 開 発 地 域 研 究 統 合 情 報 センター 京 都 市 左 京 区 H23.4 ~被 害 ・ 救 援 ・ 復 興 に 関 する 地 域 の 情 報 を 自 動 で 収 集 し、地 図 上 に 表 示 するシステムを 開 発 。世 界 の 被 災 地 の 経 験 を 繋 ぐ 国 際 共 同 研 究地 域 研 究 統 合 情 報 センターインドネシア 共 和 国ア チ ェ 州 バ ン ダ アチェ 市 などH23.4 ~インドネシア 共 和 国国 立 シアクアラ 大 学などスマトラ 沖 地 震 津 波 被 災 からの 復 興 に 際 し、 被 災 前 から 続 いていた 武 力 紛 争 の 解 消 を 達 成 したインドネシア・アチェ 州 の 災 害 復 興 の 経 験 を 日 本 の 被 災 経 験 と 繋ぐことを 試 みた。東 日 本 大 震 災 におけるメディア 報 道 分 析 こころの 未 来 研 究 センター H23.4 ~災 害 というリスク 時 に、どのように 情 報 を 入 手 し、 判断 していくべきか。メディアリテラシーについて 検 討を 進 めている。東 日 本 大 震 災 の 経 験 ・ 教 訓 の世 界 の 被 災 地 への 還 元地 域 研 究 統 合 情 報 センター インドネシア 共 和 国 H23.9インドネシアの 科 学 教 育 番 組 に 出 演 して 東 日 本 大 震 災の 経 験 を 踏 まえた 防 災 のあり 方 を 紹 介 。第2 章京都大学災 害 予 防 の 最 前 線 に 立 つ 次 世 代 の 人 材 育 成 防 災 研 究 所 京 都 大 学 防 災 研 究 所 H23.12 ~将 来 の 大 災 害 時 に、 国 、 自 治 体 、 大 学 、 産 業 界 を 代 表して、 最 前 線 に 立 ってその 対 応 を 指 揮 できる 人 材 を 育成 する。『「 情 報 災 害 」からの 復 興 ― 地 域 の 専 門 家 は震 災 にどう 対 応 するか』の 刊 行地 域 研 究 統 合 情 報 センター H24.3震 災 ・ 原 発 事 故 に 際 して 情 報 の 過 剰 が 招 いた 混 乱 に 対し、 人 文 社 会 科 学 の 観 点 から 対 応 の 枠 組 を 提 示 。恒常巨 大 地 震 津 波 災 害 に 備 える 次 世 代 型 防 災 ・減 災 社 会 形 成 のための 研 究 事 業防 災 研 究 所H24.4 ~先 端 的 防 災 研 究 と 地 域 防 災 活 動 との 相 互 参 画 型 実 践 を通 して、 次 世 代 型 防 災 ・ 減 災 社 会 構 築 のための 研 究 を行 っている。災 害 廃 棄 物 に 関 する 制 度 や 知 見 、事 例 を 集 約 した 書 籍 の 出 版放 射 線 生 物 医 学 次 世 代 リーダーへのガイダンス 事 業環 境 安 全 保 健 機 構 附 属 環 境科 学 センター放 射 線 生 物 研 究 センター仙 台 市 、 京 都 大 学 、廃 棄 物 資 源 循 環 学 会放 射 線 生 物 研 究 センターなどH24.5( 出 版月 )H24.7 ~H25.3仙 台 市 、 岩 手 県 、 廃棄 物 資 源 循 環 学 会東 日 本 大 震 災 における 対 応 ・ 事 例 を 記 録 し、 今 後 起 こりうる 災 害 に 備 えることを 目 的 に、 災 害 廃 棄 物 の 管 理に 関 する 知 見 を 集 約 し、 書 籍 として 出 版 した。高 校 生 、 学 部 学 生 、 修 士 学 生 に 対 して、それぞれのレベルに 合 わせた 放 射 線 生 物 医 学 のガイダンスを 実 施 。第3 章「 被 ばくの 瞬 間 から 生 涯 」を 見 渡 す放 射 線 生 物 ・ 医 学 の 学 際 教 育放 射 線 生 物 研 究 センター放 射 線 医 学 総 合 研 究所 、 東 京 都 内 などH24.9 ~H27.3( 予定 )放 射 線 医 学 総 合 研 究所 など9 機 関放 射 線 の 影 響 とその 対 策 について、 幅 広 い 知 識 と 経 験をやしなう 放 射 線 生 物 ・ 医 学 に 係 る 学 際 教 育 を 行 い、多 面 的 な 社 会 貢 献 において 実 戦 力 を 備 えた 人 材 を 育 成する。「 災 害 対 応 の 地 域 研 究 」ウェブサイトの 公 開 地 域 統 合 研 究 情 報 センター「 災 害 対 応 の 地 域 研 究 」に 関 するウェブサイトを 立 ち 上げ、 人 文 社 会 科 学 系 の 研 究 者 が 学 術 研 究 を 通 じて 災 害対 応 を 行 う 上 での 枠 組 を 提 示 。学 術 雑 誌 『 地 域 研 究 』「 災 害 と 地 域 研 究 」 特 集 号 の 刊 行地 域 統 合 研 究 情 報 センタースマトラの 地 震 ・ 津 波 の 経 験 をもとに 創 造 的 復 興 のあり 方 を 提 示 。京都教育大学被 災 公 立 学 校 の 児 童 生 徒 への 心 理 的 支 援被 災 地 の 地 域 復 興 を 目 指 した長 期 的 かつ 継 続 的 な 自 律 的 活 動 のサポート被 災 地 の 高 校 生 の 声 を 伝 える教 育 臨 床 心 理 実 践 センター教 育 臨 床 心 理 実 践 センター教 育 学 部教 育 臨 床 心 理 実 践 センター教 育 臨 床 心 理 実 践 センター京 都 市 呉 竹 文 化 センターH23.5 ~H25.3H23.5 ~H25.3H24.5 ~H24.8京 都 府 教 育 委 員 会 、京 都 市 教 育 委 員 会 など被 災 地 でスクールカウンセラーとしての 活 動 や 京 都 府から 福 島 県 に 派 遣 されているスクールカウンセラーへのサポートと 派 遣 先 の 学 校 のニーズを 把 握 するための活 動 を 行 った。他 団 体 と 協 力 しながら、 被 災 した 子 どもたちやスクールカウンセラー、 保 護 者 を 対 象 に、 実 践 的 な 心 理 支 援や 活 動 の 現 状 把 握 など 継 続 的 に 行 っている。「 耳 をすませば― 震 災 後 に 京 都 で 何 ができるかを 考 える」を 開 催 し、 第 Ⅰ 部 で、 福 島 県 立 相 馬 高 校 の 生 徒 を招 聘 し、 演 劇 「 今 、 伝 えたいこと( 仮 )」を 上 演 した。医・メ教・研国立大学の取組一覧第4 章京 都 市 北 区 役 所 ボランティアセンター 設 置 に関 する 協 定 書 の 締 結附 属 京 都 中 学 校 ランチルームH23.12 ~ 京 都 市大 規 模 地 震 発 生 時 において、 附 属 京 都 中 学 校 のランチルームを 京 都 市 北 区 役 所 に 無 償 貸 与 し、ボランティアセンターを 設 置 することで、 災 害 時 の 地 域 貢 献 に 資 する。恒常京都工芸繊維大学「ECO Shirts Movement」 活 動 を 通 じた被 災 地 支 援牡 鹿 半 島 復 興 支 援 活 動工 芸 科 学 研 究 科 言 語 ・ 文 化部 門工 芸 科 学 研 究 科 デザイン 経営 工 学 部 門京 都 府 京 都 市 、ミラノ( イ タ リ ア )、 香川 県 香 川 郡 直 島 町宮 城 県 石 巻 市 牡 鹿 半島H23.3 ~H23.7 ~京 都 市 立 芸 術 大 学 、京 都 産 業 大 学 など復 興 支 援 ネットワーク「アーキエイド」京 都 の 伝 統 工 芸 の 技 を 取 り 入 れた「エコシャツ」を 開発 し、 京 都 市 内 や 香 川 県 の 直 島 で 展 示 販 売 、 収 益 金 を「あしなが 東 日 本 大 震 災 ・ 津 波 遺 児 育 英 資 金 」に 寄 付 している。牡 鹿 半 島 十 八 成 浜 の 集 団 移 転 計 画 立 案 に 際 して、その住 民 の 意 向 を 考 慮 した 復 興 計 画 案 の 策 定 、 移 転 候 補 地の 選 定 、など、 学 生 が 中 心 となり 復 興 のアイデアを 作成 した。教・研第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 111 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類第1 章京都工芸繊維大学避 難 所 や 仮 設 住 宅 での 被 災 弱 者 調 査震 災 ワークショップ(だれでもできるかんたんアート「ちぎり 絵 」)仮 設 住 宅 の 住 環 境 改 善 支 援 プロジェクト工 芸 科 学 研 究 科 デザイン 経営 工 学 部 門工 芸 科 学 研 究 科 デザイン 経営 工 学 部 門工 芸 科 学 研 究 科 建 築 造 形 学部 門宮 城 県 仙 台 市 ・ 石 巻市 、 岩 手 県 陸 前 高 田市 ・ 大 船 渡 市宮 城 県 仙 台 市 ・ 名 取市宮 城 県 気 仙 沼 市H 23.9H 24.9 ~H 23.8 ~NPO 法 人 ア プ カ ス、気 仙 沼 市 など災 害 弱 者 から 直 接 ヒアリング 調 査 し、 健 常 者 では 気 付かない 避 難 所 や 仮 設 住 宅 での 問 題 点 を 明 らかにし、 障害 者 用 仮 設 住 宅 や 防 災 マップの 作 成 など、 災 害 対 策 について 提 案 した。仮 設 住 宅 生 活 者 の 孤 立 を 防 ぎコミュニティ 確 立 のための「ちぎり 絵 ワークショップ」を 企 画 ・ 実 行 するとともに、 参 加 者 への QOL 調 査 やヒアリング 調 査 を 行 った。気 仙 沼 市 本 吉 地 区 の 仮 設 住 宅 団 地 を 対 象 に、 住 宅 内 ・外 部 住 環 境 の 建 築 的 な 改 善 手 法 の 提 案 と 現 地 でのリフォーム 支 援 ・コミュニティ 支 援 活 動 を 継 続 的 に 行 っている。教・研恒常被 災 地 における 児 童 ・ 生 徒 のメンタルヘルスケアに 関 する 支 援 活 動小 児 保 健 医 療 体 制 の 再 構 築 支 援 プロジェクト連 合 小 児 発 達 学 研 究 科人 間 科 学 研 究 科福 島 県 内陸 前 高 田 市 、 大 船 渡市 、 気 仙 郡 住 田 町H23.5 ~H23.6H24.4 ~H25.3連 合 小 児 発 達 学 研 究科 構 成 大 学岩 手 医 科 大 学 、 岩 手県 立 大 船 渡 病 院 など研 究 科 HPに 被 災 者 のこころと 身 体 のケアに 寄 与 する情 報 を 掲 載 するとともに、 延 べ 9 名 の 教 員 を 福 島 県 内の 小 中 高 校 に 派 遣 。また、 被 災 児 童 ・ 生 徒 に 対 する 心理 教 育 に 関 するセミナーなどを 開 催 。小 児 救 急 医 療 体 制 や 小 児 保 健 体 制 など 小 児 保 健 医 療 システムの 再 構 築 に 関 する 支 援 を 行 い、 被 災 地 における子 どもの 健 康 の 増 進 に 寄 与 する。医・メコミュニティ 復 興 の 人 間 科 学人 間 科 学 研 究 科 ヒ ュ ー マン・サイエンス・プロジェクト南 三 陸 、 気 仙 沼 、 野田 村 などH.23.6 ~H.25.3被 災 地 の 学 校 組 織 、 宗 教 施 設 、 被 災 地 支 援 を 展 開 している 災 害 NPO を 対 象 とした 現 場 調 査 を 実 施 し、 被 災したコミュニティの 復 興 を 研 究 と 実 践 の 両 面 から 検 討する。第2 章うたつ 阪 神 塾人 間 科 学 研 究 科 教 育 文 化 学分 野宮 城 県 南 三 陸 町H.23.6 ~H.25.3歌 津 中 学 校 、 伊 里 前小 学 校 など南 三 陸 町 の 小 中 学 生 に 対 して、 大 阪 府 ・ 兵 庫 県 の 教 員とともに 本 学 の 学 生 、 大 学 院 生 が2 週 間 の 夏 休 み 学 習会 を 実 施 し、 被 災 地 コミュニティの 立 て 直 し 及 び 地 域復 興 に 寄 与 した。ボ学 生 ボランティア 活 動 への 各 種 支 援 学 生 ・キャリア 支 援 課 岩 手 県 など H23.3 ~学 生 ボランティア 団体 など・ 学 生 のボランティア 活 動 などに 関 する 説 明 会 を 開 催・ 学 資 負 担 者 学 生 支 援 組 織 の 支 援 によるボランティアバスの 運 行・ 学 生 ボランティア 団 体 によるボランティア 活 動 報 告会 の 開 催放 射 能 測 定 工 学 研 究 科 大 阪 大 学H23.3.11 以降 随 時福 島 から 送 られてくる、 洋 服 、 食 品 、 土 などの 放 射 能測 定避 難 者 、 子 ども 達 へのスクリーニング 核 物 理 研 究 センター 福 島 県H23.3.21 ~H23.8.31福 島 県 庁福 島 における 避 難 者 及 び 子 ども 達 の 甲 状 腺 へのヨウ 素の 沈 着 などのスクリーニング 活 動 を 行 った。 活 動 は 平成 23 年 3 月 21 日 から8 月 末 まで 続 け、100 人 以上 の 核 物 理 研 究 者 が 参 加 した。第3 章避 難 住 民 の 一 時 帰 宅 に 関 するスクリーニング 支 援ラジオアイソトープ 総 合 センター福 島 県H23.5.25~ 5.28、H23.6.10~ 6.12、H23.7.21~ 7.24、H23.8.5 ~8.9避 難 住 民 の 一 時 帰 宅 に 関 するスクリーニング 支 援大阪大学土 壌 中 の 放 射 線 量 調 査 のためのサンプリングラジオアイソトープ 総 合 センター福 島 県 川 内 村 、 二 本松 市H23.6土 壌 調 査 核 物 理 研 究 センター 福 島 県 及 び 近 隣 H23.6.5 ~日 本 原 子 力 研 究 開 発機 構文 部 科 学 省 から 公 表 されている 放 射 線 量 等 分 布 マップのうち 土 壌 濃 度 マップ 作 成 のために、 福 島 県 川 内 村 と二 本 松 市 の 土 壌 のサンプリングを 行 った。福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 から100Km 内 の 土 壌 を 採 取し、 含 まれる 放 射 性 同 位 元 素 の 定 量 を 行 い 汚 染 マップを 制 作 した。 全 国 から750 人 の 研 究 者 が 参 加 した。放放 射 性 物 質 の 分 布 状 況 などの 調 査 に 関 するプロジェクト核 物 理 研 究 センター 福 島 県 H23.6.8 ~ 10 文 部 科 学 省福 島 を 2 キロ 四 方 に 2000 分 割 し、 各 地 点 で 空 間 線 量計 測 、 及 び 土 壌 を 採 取 し 放 射 線 値 を 計 測 し、 福 島 全 体の 放 射 能 汚 染 状 況 を 把 握 する。第4 章国立大学の取組一覧ハンディタイプCsIスマートベクレルカウンターの 実 用 化 開 発空 気 揚 土 撹 拌 式 洗 浄 装 置 を 用 いた放 射 性 セシウム 汚 染 土 壌 の 減 容 化 方 法 の 開 発集 水 域 に 着 目 した 放 射 線 の自 然 浄 化 モニタリングシステムの 開 発工 学 研 究 科工 学 研 究 科工 学 研 究 科 ・ 産 学 連 携 本 部大 阪 大 学 および 福 島県H24.4.1 ~工 学 研 究 科 、( 福 島 H24.6 ~県 、 北 茨 城 市 ( 予 定 )) H26.3大 阪 大 学 および 福 島県H24.10.1 ~科 学 技 術 振 興 機 構大 阪 大 学 環 境 安 全 研究 管 理 センター科 学 技 術 振 興 機 構食 品 などに 含 まれる 放 射 能 濃 度 とともに 空 間 放 射 線 量の 測 定 を 簡 易 に 行 う 小 型 ・ 軽 量 ・ 廉 価 のガンマ 線 検 出器 を 開 発 。空 気 場 土 撹 拌 式 洗 浄 装 置 を 用 いて、 土 壌 の 除 染 と 減 容化 を 行 う。このことによってセシウムによって 汚 染 された 土 壌 の 大 幅 な 減 容 化 を 目 指 す。放 射 線 量 の 自 然 浄 化 作 用 ( 自 然 崩 壊 、 森 林 の 枝 葉 の 脱落 、 腐 敗 と 雨 による 河 川 への 流 出 、 移 動 )の 調 査 。 今後 のために 放 射 線 濃 度 の 変 化 を 把 握 。津 波 による 被 害 および津 波 対 策 に 関 する 調 査 ・ 研 究 ・ 広 報工 学 研 究 科 地 球 総 合 工 学 専攻 地 盤 工 学 領 域大 阪 大 学 、 東 北 地 方 ・関 東 地 方 の 被 災 地 などH23.3 ~土 木 学 会 関 西 支 部 、地 盤 工 学 会 および 関西 支 部津 波 被 害 調 査 および 盛 土 による 津 波 対 策 に 関 する 現 地調 査 ・ 研 究 を 行 うとともに、 土 木 学 会 関 西 支 部 、 地 盤工 学 会 および 関 西 支 部 の 関 係 委 員 会 に 参 加 し、 成 果 を発 表 している。東 日 本 大 震 災 における 建 物 被 害 調 査工 学 研 究 科 建 築 工 学 部 門 建築 構 造 学 講 座 鉄 骨 系 構 造 学領 域福 島 県 ・ 岩 手 県 の 被災 地 各 地H23.4.29 ~5.2、5.14 ~5.15、5.27~ 5.29日 本 建 築 学 会東 日 本 大 震 災 における 震 動 ならびに 津 波 による 建 物 被害 の 現 地 調 査 を 実 施 した。調 査 結 果 は 日 本 建 築 学 会 に 提 供 し、 取 りまとめたものが 既 に 公 表 されている。教・研サーベイメーターの 貸 出ラジオアイソトープ 総 合 センター1 及 び3H23.5.27 ~H23.9.14、2 H23.3.24~ H24.3.161 吹 田 本 館 より 文 科 省 の 土 壌 調 査 で 使 用 するため2 台2 吹 田 本 館 より 日 本 アイソトープ 協 会 へ2 台3 豊 中 分 館 より 文 科 省 の 土 壌 調 査 で 使 用 するため1 台第5 章仮 設 住 宅 の 室 内 環 境 改 善 活 動 工 学 研 究 科 気 仙 沼 市 本 吉 町 H23.6 ~京 都 工 芸 繊 維 大 学 、大 阪 大 学 ほか仮 設 住 宅 における 室 内 環 境 改 善 のため、 暑 熱 ・ 寒 冷 対策 を 学 生 ・ 企 業 ボランティアの 支 援 により 実 施 するとともに、 今 後 のあり 方 を 提 案 するために、その 効 果 検証 を 実 施 。恒常SQALF(スカルフ)~ 大 阪 大 学 21 世 紀 懐 徳 堂東 日 本 大 震 災 プロジェクト21 世 紀 懐 徳 堂21 世 紀 懐 徳 堂 ホームページH 23.6 ~メールで 東 日 本 大 震 災 への 質 問 などを 受 付 け、それに対 する 研 究 者 の 回 答 をホームページで 公 開 。また、「 震災 ・ 復 興 」をテーマに 講 座 ・シンポジウムを 開 講 。医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 112 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類第 43 回 大 阪 大 学 21 世 紀 懐 徳 堂 講 座「ここから 拓 く 未 来 」21 世 紀 懐 徳 堂大 阪 大 学 中 之 島 センターH23.9.14 ~12.16本 学 ではどのような「 英 知 」を 差 し 出 せるのか 市 民 の方 々と 一 緒 に 考 え、 発 信 する 試 みを 続 け、14 名 の 研 究者 がそれぞれの 専 門 分 野 から 未 来 につながる 知 を 発 信した。大阪大学海 中 システム 技 術 ・ 海 洋 環 境 管 理 技 術 に 関 わる復 旧 ・ 復 興 支 援 と 防 災工 学 研 究 科 大 阪 大 学 ほか H23 ~ H25港 湾 空 港 技 術 研 究所 、 海 洋 研 究 開 発 機構 など大 震 災 ・ 津 波 ・ 原 発 事 故 に 対 して、 海 からの 視 点 、 特に 海 中 システム 技 術 ・ 海 洋 環 境 管 理 技 術 の 観 点 から、救 援 ・ 復 興 体 制 、 防 災 対 策 、 原 発 事 故 後 の 海 洋 監 視 体制 について、 技 術 的 検 討 を 行 う。恒常第1 章ものづくり 復 興 のための 人 材 育 成 活 動ナノサイエンスデザイン 教育 研 究 センター宮 城 県 仙 台 市 H24.9.3 ~ みやぎ 産 業 振 興 機 構中 小 企 業 を 含 むものづくり 産 業 の 人 材 育 成 にナノ 理 工学 社 会 人 教 育 を 利 用 して 頂 くための 調 査 とサテライト設 備 整 備大阪教育大学被 災 地 での 学 校 教 員 や 福 祉 施 設 職 員 に 対 する心 のケア 活 動 への 支 援被 災 地 における 学 校 関 係 者 への 電 話 相 談 対 応学 校 危 機 メンタルサポートセンター学 校 危 機 メンタルサポートセンターH23.3 ~H23.3 ~岩 手 県 教 育 センター、岩 手 県 総 合 福 祉 センター、みやぎ 心 のケアセンターなど被 災 地 の 教 育 センターや 児 童 福 祉 施 設 などを 訪 れ、 心のケアに 対 する 助 言 や 研 修 などを 行 っている。東 日 本 大 震 災 により 被 災 した 学 校 関 係 者 ( 教 員 及 び 教育 委 員 会 など)からの 電 話 相 談 ( 子 どもへの 対 応 や 学級 運 営 など)を 受 付 けた。医・メボ学 習 支 援 ボランティア宮 城 県 内 の 公 立 中 学校 、 高 など 学 校H23.7 ~H23.8宮 城 教 育 大 学夏 季 休 業 期 間 中 に 学 生 による 学 習 ボランティアを 被 災地 に 派 遣 した。 教 員 養 成 系 大 学 という 強 み、 特 色 を 生かした、 中 学 高 校 生 の 学 習 支 援 を 行 った。兵庫教育大学スクールカウンセラーの 緊 急 派 遣 事 業 岩 手 県 大 船 渡 市 H23.5 ~復 興 支 援 兵 教 大 ツナグ~そして~ツタエル 宮 城 県 石 巻 市H23.8 ~H24.9岩 手 県 教 育 委 員 会大 船 渡 市 教 育 委 員 会横 浜 市 教 育 委 員 会臨 床 心 理 士 チームを 定 期 的 に 派 遣 し, 学 校 でセルフケアの 伝 達 ・ 教 職 員 サポートなどの 支 援 活 動 を 行 った。現 地 の 教 員 が 被 災 児 童 ・ 生 徒 に 接 する 方 法 や 注 意 点 などの 指 導 を 行 った。宮 城 県 石 巻 市 の 子 どもたちに 対 し, 横 浜 市 の 教 員 と 協働 し, 本 学 の 教 育 ・ 研 究 活 動 の 特 性 を 生 かした 学 習 支援 活 動 を 行 った。医・メボ第2 章足 湯 と 手 芸 から 生 まれる 被 災 者 と 学 生 の 交 流キャリアセンター岩 手 県 大 槌 町 ・ 釜 石市 ・ 大 船 渡 市 ・ 陸 前高 田 市H23.4 ~東 北 大 学 、 各 被 災 地の 災 害 ボランティアセンターなど阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 の 経 験 を 生 かして、 足 湯 や 手 芸 を 通した 生 きがいづくりの 活 動 に 取 り 組 み、また 現 場 での学 生 ボランティア 活 動 を、 被 災 地 大 学 などと 連 携 して実 施 している。ボ都 市 安 全 研 究 センター震 災 復 興 支 援 研 究 プロジェクト都 市 安 全 研 究 センターH23.4 ~学 内 公 募 により 学 内 の 復 興 支 援 事 業 を 推 進 し、 各 研 究を 市 民 やマスコミにもオープンの 成 果 報 告 会 で 報 告 した。ポーポキ 友 情 物 語 プロジェクト被 災 地 学 生 との 共 同 フィールドワーク国 際 協 力 研 究 科国 際 文 化 学 研 究 科宮 城 県 仙 台 市 、 石 巻市 ・ 岩 手 県 大 槌 町 など宮 城 県 気 仙 沼 市 、 東松 島 市 ほかH23.8 ~H24.4 ~H25.3神 戸 大 学 学 生 ボランティア 支 援 室 、 東 北大 学 など東 北 大 学 、 東 北 学 院大 学 、 宮 城 県 文 化 財保 護 課 など布 に 自 由 に 絵 などを 描 き、 被 災 者 や 国 内 外 の 人 をつなぐ 活 動 。 描 きながら 体 験 を 語 り 合 い、 学 生 が 記 録 する。布 は 被 災 者 の 思 いを 発 信 する 場 となり、 震 災 の 継 続 的な 記 録 にもなる。東 北 大 学 ・ 東 北 学 院 大 学 の 学 生 を 帯 同 して 無 形 文 化 財の 被 災 ・ 復 興 状 況 に 関 するフィールドワークを 行 い 復興 の 記 録 方 法 、コミュニティの 再 構 築 の 知 識 を 伝 え、復 興 支 援 を 行 う。教・研第3 章神戸大学校 庭 にイワテヤマナシの 花 を 咲 かせよう農 学 研 究 科 附 属 食 資 源 教 育研 究 センター岩 手 県 さんりく 地 域H23.12 ~H26.3都 市 安 全 研 究 センター JICA 防 災 研 修 事 業 都 市 安 全 研 究 センター H21.4 ~岩 手 県 内 小 ・ 中 ・ 高 ・特 別 支 援 学 校本 学 が 有 するイワテヤマナシ( 環 境 省 レッドリスト 絶滅 危 惧 種 Ⅰ A 類 )を 被 災 地 の 学 校 に 提 供 したり、 被 災地 の 高 校 生 によるイワテヤマナシを 用 いた 新 規 加 工 品の 開 発 をとおし、 復 興 を 支 援 する。JICA 研 修 「 都 市 地 震 災 害 軽 減 のための 総 合 戦 略 」( 平 成 21-24 年 )に 採 択 され 年 1 ~ 2 回 の 研 修 事 業 を開 催 。神 戸 大 学 大 船 渡 支 援 プロジェクト人 間 発 達 環 境 学 研 究 科岩 手 県 大 船 渡 市 赤 崎町H23.4 ~岩 手 県 大 船 渡 市 、 同市 赤 崎 町 振 興 協 議 会など大 船 渡 市 赤 崎 町 を 中 心 にワークキャンプ 方 式 のボランティア 活 動 、11 えん 募 金 運 動 、 月 一 訪 問 隊 活 動 、 震 災に 寄 りそう 集 いなどを 継 続 的 に 行 っている。災 害 に 対 処 できるまちづくりの 担 い 手 や地 域 歴 史 文 化 の 保 全 と 承 継 を 意 識 した人 材 の 育 成震 災 復 興 支 援 ・ 災 害 科 学 研 究 推 進 室 の 設 置救 急 ・ 災 害 医 療人 文 学 研 究 科 地 域 連 携 センター震 災 復 興 支 援 ・ 災 害 科 学 研究 推 進 室医 学 研 究 科兵 庫 県 内H23.4 ~神 戸 市 H24.1 ~ 東 北 大 学兵 庫 県 小 野 市 ・ 加 西市 ・ 朝 来 市 ・ 丹 波 市兵 庫 県 内 の 歴 史 文 化 を 生 かしたまちづくりを 支 援 するとともに、 県 内 の 各 自 治 体 などと 連 携 して、 文 化 財 や歴 史 遺 産 の 日 常 的 な 防 災 活 動 に 取 り 組 んでいる。「 震 災 復 興 支 援 ・ 災 害 科 学 研 究 推 進 室 」を 設 置 し、 学 内の 震 災 復 興 支 援 活 動 や 災 害 科 学 研 究 を 行 うグループへの 支 援 やシンポジウムの 開 催 などの 活 動 を 行 う。災 害 ・ 救 急 医 療 における 県 との 連 携 や、 人 材 育 成 などを 実 施 。恒常国立大学の取組一覧第4 章奈 良 県 こころのケアチーム 教 育 学 部 宮 城 県 気 仙 沼 市H23.6 ~H23.9奈 良 県 、 奈 良 県 立 医科 大 学 精 神 医 学 講 座医 師 、 看 護 師 、 精 神 保 健 福 祉 士 の3 名 が 一 チームになり、 避 難 所 や 仮 説 住 宅 を 周 回 し、 精 神 科 相 談 を 行 った。また 講 話 などのメンタルヘルス 予 防 活 動 を 積 極 的 に行 った。医・メ奈良教育大学学 生 ボランティアに 対 する 活 動 支 援被 災 地 の 各 都 市H23.4 ~H25.3小 中 学 校 の 教 育 復 興 支 援 教 育 学 部 宮 城 県 内 の 小 中 学 校 H23.7日 本 教 育 大 学 協 会 近畿 地 区 会 加 盟 大 学宮 城 教 育 大 学 、 宮 城県 教 育 委 員 会学 生 ボランティア 活 動 の 支 援 ため、「 日 本 教 育 大 学 協 会近 畿 地 区 会 東 日 本 大 震 災 に 伴 う 学 生 ボランティア 活 動支 援 事 業 」を 創 設 。ボランティアに 係 る 負 担 を 軽 減 できるようにした。教 育 復 興 支 援 のため、 学 生 を 1 週 間 単 位 で 現 地 に 派 遣し 宮 城 県 内 の 小 中 学 校 に 於 いて 授 業 及 び 夏 期 講 習 のサポートを 行 った。ボ第発 達 障 害 児 およびその 親 、 支 援 者 への 支 援 特 別 支 援 教 育 研 究 センター 宮 城 県 気 仙 沼 市 周 辺H24.5 ~H24.9日 本 小 児 神 経 学 会 、気 仙 沼 市 教 育 委 員 会など被 災 地 での 特 別 な 教 育 的 支 援 ニーズのある 子 どもに 関わる 親 、 保 育 士 、 教 師 、 保 健 師 、 医 師 などを 対 象 にした 研 修 会 や 学 習 会 の 開 催 、 個 別 支 援 を 行 った。5 章奈大 良学 女子学 生 による 被 災 地 でのボランティア 活 動 岩 手 県 釜 石 市 H23.12 ~同 志 社 女 子 大 学 、 甲南 女 子 大 学 など寄 付 された 物 資 を 届 け、 現 地 の 仮 設 商 店 街 内 でのイベントの 実 施 や 商 店 街 でのニーズ 調 査 を < 共 に 生 きる >女 子 大 学 ネットワーク in 関 西 の 活 動 の 一 環 として、 復興 支 援 を 行 った。ボ医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 113 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類奈大 良学 女子防 災 研 修 会 「 災 害 発 生 時 の 大 学 の 役 割 」 H24.1.24災 害 発 生 時 には、 学 生 や 教 職 員 、 地 域 住 民 の 避 難 場 所として 速 やかに 対 応 できるよう、 日 頃 の 準 備 や 災 害 発生 時 に 備 えた 研 修 会 を、 教 職 員 対 象 に 防 災 訓 練 の 一 環として 行 った。恒常第1 章和 歌 山 大 学 ボランティアバスプロジェクト和 歌 山 大 学 東 日 本 大 震 災 ボランティアバスプロジェクト 実 行 委 員 会陸 前 高 田 市H23.8.16 ~20、H23.8.23 ~27、H24.8.20 ~24和 歌 山 大 学 ボランティアバスを 運 行 し、 学 部 生 ・ 院 生 ・教 職 員 がガレキの 撤 去 、 溝 の 清 掃 、 被 災 された 方 の 住宅 の 清 掃 などを 行 った。ボ和歌山大学東 日 本 大 震 災 での 災 害 調 査 防 災 研 究 教 育 センター 岩 手 県 沿 岸H 23.4.21~ 23岩 手 県 沿 岸 部 で、 津 波 による 被 害 状 況 の 調 査 を 実 施 。釜 石 市 、 大 船 渡 市 、 陸 前 高 田 市 を 主 として 調 査 した。教・研和 歌 山 大 学 防 災 研 究 教 育 センターの 活 動 防 災 研 究 教 育 センター H 22.4 ~学 校 教 育 に 重 点 をおいた 地 域 の 減 災 対 策技奈良大術先学大学端 文 部 科 学 省 空 間 放 射 線 量 率 調 査 への 実 施 協 力 奈 良 県 生 駒 市院科学H23.4 ~H23.12地 域 の 小 中 学 校文 部 科 学 省東 南 海 ・ 南 海 地 震 に 備 えて、 地 域 の 防 災 力 を 向 上 するための 研 究 を 行 っている。学 校 教 育 の 中 に 防 災 学 習 を 取 り 入 れ、 子 供 達 への 防 災教 育 や 地 域 の 関 係 組 織 が 参 加 するしくみを 構 築 。 教 育プログラムを 開 発 し、 災 害 に 強 い 地 域 コミュニティづくりに 取 り 組 む。国 民 へよりきめ 細 かい 放 射 物 質 の 情 報 を 提 供 するため「 全 国 の 大 学 及 び 高 等 専 門 学 校 の 協 力 による 空 間 放 射線 量 率 調 査 ( 文 部 科 学 省 事 業 )」へ 参 画 。恒常放第2 章被 災 地 の 幼 児 ・ 児 童 のための「 読 み 聞 かせ 番 組 」の 配 信地 域 学 部 ・ 附 属 小 学 校宮 城 県 石 巻 市 の 小 学校 (6 校 )H23.7 ~宮 城 県 石 巻 市 教 育 委員 会附 属 小 学 校 の 図 書 の 時 間 ( 読 み 聞 かせ)を 録 画 し、 毎月 約 30 番 組 を 被 災 地 の 児 童 ・ 幼 児 に WEB 上 で 配 信 し、学 校 ・ 家 庭 でいつでも 何 度 でも 視 聴 可 能 とした。ボ被 災 地 における 理 科 支 援 事 業「 出 前 おもしろ 実 験 室 」プロジェクト工 学 部 技 術 部宮 城 県 石 巻 市 の 小 学校 (5 校 )H24.2.14 ~15、H24.5.10 ~11東 北 大 学 、 大 分 大 学 、岡 山 大 学 、 名 古 屋 工業 大 学石 巻 市 教 育 委 員 会 から 依 頼 を 受 け、「 出 前 おもしろ 実 験室 」( 体 験 型 科 学 教 室 )を 開 催 した。 計 745 名 の 児 童 に、実 験 の 楽 しさ、 科 学 の 面 白 さを 伝 え、 教 員 、 児 童 から高 い 評 価 を 得 た。鳥取大学島 根 原 子 力 発 電 所 の 事 故 を 想 定 した放 射 線 影 響 シミュレーション医 学 部 鳥 取 県 内 H23.6 ~ 鳥 取 県 、 県 内 自 治 体原 子 力 災 害 に 対 する 防 災 体 制 の 構 築 を 目 指 し 島 根 原 発事 故 を 想 定 した 放 射 性 物 質 飛 散 シミュレーションを 行い、その 情 報 を 鳥 取 県 庁 ・ 県 内 自 治 体 と 共 有 し、かつ住 民 に 対 する 講 演 を 実 施 した。放名 取 市 閖 上 漁 港 の 被 災 メカニズムの 検 証 と津 波 防 災 計 画 の 検 討 事 業工 学 研 究 科宮 城 県 名 取 市 閖 上 漁港H23.6 ~海 洋 調 査 コンサルタント、 日 本 ミクニヤ名 取 市 閖 上 漁 港 の 海 底 地 形 測 量 及 びがれき 調 査 を、 本学 調 査 チームと 海 洋 調 査 コンサルタントが 連 携 して 実施 し、 漁 港 形 状 の 改 良 などの 提 言 や 津 波 防 災 計 画 の 基礎 資 料 を 提 供 した。教・研第3 章島根大学「とっとり 防 災 ・ 危 機 管 理 研 究 会 」における地 域 防 災 への 取 組つながる 絆 プロジェクト~ 島 根 から 東 北 へ~教 育 ・ 学 生 支 援 部 学 生 支 援課主 に 鳥 取 県 内 H21.2 ~ 鳥 取 県宮 城 県 気 仙 沼 市H23.8 ~H23.9気 仙 沼 市 社 会 福 祉 協議 会鳥 取 県 と 連 携 し、 大 学 の 研 究 成 果 を 統 合 し 地 域 の 防 災 ・危 機 管 理 レベルの 向 上 を 目 的 として、 研 究 会 、シンポジウムなどを 県 内 自 治 体 などとの 連 携 により 行 なった。 特 に 津 波 対 策 の 研 究 を 推 進 した。被 災 地 域 と 島 根 の 人 の 絆 を 深 めることを 目 的 として、仮 設 住 宅 への 家 具 や 日 用 品 の 搬 入 、がれきを 撤 去 するための 草 刈 り、 畑 の 整 備 といった 震 災 復 興 支 援 活 動 を行 った。恒常ボ岡山大学オオムギ・ 野 生 植 物 を 用 いた 被 災 農 地 の 修 復資 源 植 物 科 学 研 究 所宮 城 県 仙 台 市 、 宮 城県 古 川 市 、 福 島 県 飯舘 村H23.6高 度 救 命 救 急 センターの 設 置 高 度 救 命 救 急 センター H23.10 ~宮 城 県 大 崎 農 業 改 良普 及 センターなど被 災 農 地 での 津 波 による 塩 水 害 に 関 しては、 耐 塩 性 イネ 系 統 の 選 抜 を 行 っている。 放 射 能 汚 染 に 関 しては、雑 草 によって 放 射 性 セシウムを 除 去 する 農 地 管 理 法 の提 案 をめざしている。岡 山 大 学 病 院 は、 平 成 24 年 4 月 岡 山 県 から 高 度 救 命救 急 センターとして 指 定 を 受 け、 併 せて 災 害 拠 点 病 院の 指 定 を 受 けた。教・研恒常第4 章国立大学の取組一覧福 島 県 立 医 科 大 学 との 連 携 H23.4.2 福 島 県 立 医 科 大 学放 射 線 分 野 及 び 災 害 医 療 分 野 での日 本 赤 十 字 社 との 連 携H23.10.26日 本 赤 十 字 社福 島 大 学 との 連 携 H23.7.28 福 島 大 学教 育 ・ 研 究 及 び 診 療 面 に お け る 連 携 を 締 結 し た。200 万 人 の 福 島 県 民 全 員 の 健 康 管 理 調 査 への 協 力 も行 う。放 射 線 分 野 及 び 災 害 医 療 分 野 に 関 する 教 育 ・ 研 究 ・ 診療 について 相 互 協 力 を 推 進 し、その 成 果 の 普 及 を 促 進することにより、 両 分 野 の 発 展 ・ 継 承 に 寄 与 する。放 射 線 の 健 康 や 社 会 に 与 える 影 響 に 関 して、 創 造 的 ・先 駆 的 な 研 究 拠 点 の 形 成 を 推 進 する。医・メ広島大学福 島 県 南 相 馬 市 における 環 境 放 射 能 調 査 工 学 研 究 院 福 島 県 南 相 馬 市 H23.9 ~ 国 立 大 学 協 会三 次 被 ばく 医 療 機 関 としての 被 ばく 医 療 活 動福 島 県 民 の 健 康 管 理 と 放 射 線 防 護 講 演病 院 、 原 爆 放 射 線 医 科 学 研究 所 、 医 歯 薬 保 健 学 研 究 院など原 爆 放 射 線 医 科 学 研 究 所福 島 県 福 島 市 、 南 相馬 市 など 各 市 町 村福 島 県 内 の 教 育 ・ 公共 施 設広 島 県 内 公 共 施 設 などH23.3 ~H23.4 ~福 島 県 、 福 島 県 立 医科 大 学 、 放 射 線 医 学総 合 研 究 所 など空 気 中 に 浮 遊 する 塵 や 主 要 河 川 の 底 質 土 壌 と 河 川 水 、食 材 や 飲 料 水 、 住 民 の 希 望 に 応 じて 民 家 の 周 りなどの放 射 線 モニタリングを 実 施 し、 住 人 への 報 告 会 を 2 回開 催 する。被 ばく 傷 病 者 が 発 生 した 場 合 の 対 応 や 住 民 の 安 全 ・ 安心 に 資 する 活 動 を 行 い、また、 福 島 第 一 原 発 内 へ 救 急医 などを 派 遣 するとともに、 事 務 局 として 医 師 などの派 遣 計 画 の 調 整 を 担 当 。福 島 県 民 の 健 康 を 守 るため 県 民 健 康 管 理 調 査 への 支 援を 行 い、 福 島 県 放 射 線 健 康 リスク 管 理 アドバイザーとして 放 射 線 防 護 への 助 言 や 放 射 線 の 健 康 リスクに 関 する 講 演 を 行 う。放第携 帯 電 話 のカメラ 機 能 を 用 いた放 射 線 モニタリング生 物 圏 科 学 研 究 科おもに 福 島 県 南 相 馬市H23.7 ~福 島 大 学 、 新 田 川 ・太 田 川 漁 業 協 同 組 合など携 帯 電 話 のカメラでサーベイメータの 表 示 部 を 撮 影 ・送 信 することで、 放 射 線 の 近 リアルタイム・マッピングを 可 能 とする、 新 規 測 定 方 法 の 開 発 。5 章福 島 原 発 事 故 対 応 緊 急 プロジェクト原 爆 放 射 線 医 科 学 研 究 所原 爆 放 射 線 医 科 学 研究 所H24.4 ~東 京 大 学 、 放 射 線 医学 総 合 研 究 所 など全 国 共 同 利 用 ・ 共 同 研 究 拠 点 ( 放 射 線 影 響 ・ 医 科 学 研究 拠 点 )として、 本 プロジェクトを 設 定 し、 全 国 の 研究 者 を 加 えたオールジャパン 体 制 で 共 同 研 究 を 行 い、支 援 を 行 う。医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 114 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類大 学 生 協 との 災 害 時 の 協 力 に 関 する 協 定 締 結H24.1.25広 島 大 学 消 費 生 活 協同 組 合食 糧 品 ・ 日 用 品 等 の 供 給 、 食 堂 等 施 設 の 災 害 対 策 への活 用 などに 関 する 協 力 協 定 を 締 結 。広島大学車 両 用 折 畳 み 可 能 な 緊 急 復 旧 仮 設 橋「モバイルブリッジ」の 開 発放 射 線 災 害 復 興 を 推 進 するグローバル 人 材 育 成工 学 研 究 院リーディングプログラム 機構東 広 島 、 福 山 、 富 士 、大 阪 、 高 岡福 島 県 福 島 市 、 南 相馬 市 、 相 馬 市 などH.23.3 ~H23.10 ~ 福 島 大 学施 工 研 、 星 軽 金 属 工業 、アカシン、 三 協立 山災 害 発 生 後 に 緊 急 車 両 が 迅 速 に 渡 橋 を 可 能 にするための、 展 開 可 能 な 移 動 仮 設 緊 急 橋 「モバイルブリッジ」の 実 用 化 を 目 標 。( 東 日 本 大 震 災 以 前 から 提 唱 し、 取り 組 んでいる )幅 広 い 学 際 的 な 知 識 を 基 盤 として、 放 射 線 災 害 に 適 切に 対 応 し、 明 確 な 理 念 の 下 で 復 興 を 推 進 できる 判 断 力と 行 動 力 を 有 したグローバルリーダー(フェニックスリーダー)を 養 成 。恒常第1 章山口大学他 機 関 と 連 携 したこころのケア 活 動 医 学 部 附 属 病 院 岩 手 県 釜 石 市H23.4 ~H23.7大 学 間 データバックアップ 体 制 の 構 築 山 口 大 学 H23.3 ~山 口 県 立 病 院 機 構 こころの 医 療 センターなどお 茶 の 水 女 子 大 学 、鹿 児 島 大 学 、 静 岡 大学患 者 相 談 への 対 応 や、 避 難 所 を 巡 回 しての 情 報 収 集 、精 神 的 不 調 が 気 になる 被 災 者 の 診 察 を 行 ったほか、 現地 スタッフのケアやミニレクチャーなどの 研 修 ・ 講 習会 を 行 った。お 茶 の 水 女 子 大 学 の 学 生 サービスをサポート、 鹿 児 島大 学 と 大 学 間 の 相 互 バックアップ 体 制 確 立 を 目 指 している。また、 情 報 システム 災 害 対 策 の 一 環 として 静 岡大 学 とも 連 携 。医・メ恒常放 射 線 ・ 除 去 に 関 する 講 習 会 などに 教 員 を 派 遣 アイソトープ 総 合 センター 福 島 県 内H23.7 ~H24.3福 島 県 、 日 本 学 術 振興 会 など講 習 会 や 説 明 会 に 講 師 として 教 員 を 派 遣 。 原 発 事 故 の状 況 や 放 射 線 に 関 する 説 明 を 行 った。放徳島大学ふくしま・とくしま、 共 に 歩 もう~ 原 子 力 災 害 復 興 における 住 民 支 援 プロジェクト特 定 避 難 勧 奨 地 点 における 住 民 支 援 、 低 放 射 能 汚 染 地域 の 住 民 支 援 、 福 島 県 主 催 の 「 放 射 線 ・ 除 線 講 習 会 」への 講 師 として 協 力 、 福 島 県 白 河 市 内 中 学 校 での 放 射線 学 習 会 の 実 施 。第2 章福 島 県 白 河 市 と 震 災 復 興 に 関 する 協 定 を 締 結東 南 海 ・ 南 海 地 震 対 策H24.5 ~H27.3福 島 県 白 河 市専 門 家 による 除 線 指 導 、 子 どもを 対 象 とした 放 射 線 教育 、 住 民 の 不 安 軽 減 のための 懇 談 会 などの 支 援 。想 定 される 津 波 の 高 さ、 学 内 の 各 建 物 の 地 震 に 対 する強 度 の 見 積 もり、 津 波 によるライフラインの 被 害 予 測と 復 旧 時 期 の 推 定 を 行 い、 現 在 、 津 波 災 害 に 対 応 した事 業 継 続 計 画 作 成 中 。恒常鳴門教育大学被 災 小 ・ 中 学 校 への 協 働 学 習 支 援学 校 教 育 研 究 科宮 城 県 仙 台 市 、 東 松島 市 、 石 巻 市 、 女 川町H23.4 ~新 南 海 地 震 に 備 えた 減 災 ・ 防 災 教 育 学 校 教 育 研 究 科 徳 島 県 内 H14.7 ~NTT 東 日 本 、 宮 城 県仙 台 市 教 育 委 員 会 など徳 島 県 内 の 保 育 所 ・幼 稚 園 ・ 小 中 学 校 など児 童 生 徒 、 教 職 員 、 被 災 者 用 コンピュータ、 通 信 回 線 、デジタル 教 材 、 校 務 支 援 システムなどを 提 供 し、 被 災地 の 学 校 と 全 国 の 学 校 がインターネットを 介 して 協 働学 習 を 行 える 環 境 を 構 築 。2020 年 頃 に 想 定 されている 南 海 地 震 に 備 え、 個 々の 地域 の 現 状 に 合 わせた 減 災 教 育 を 行 っている。ボ恒常遠 隔 医 療 技 術 を 用 いた 医 療 再 生 プロジェクト研 究 推 進 機 構 ( 瀬 戸 内 圏 研究 センター)岩 手 県 宮 古 市 、 山 田町 、 釜 石 市 、 大 船 渡市 などH23.4 ~岩 手 県 宮 古 市 など 各市 町 村 及 び 企 業 など現 地 の 看 護 師 、 保 健 師 と 後 方 支 援 拠 点 の 医 師 を TV 会議 システムや 電 子 カルテネットワークで 結 び、 医 師 の負 担 軽 減 と 医 療 資 源 の 効 率 化 を 図 り、 被 災 地 の 地 域 医療 の 再 建 に 役 立 つ。医・メ第3 章香川大学三 木 町 と「 避 難 所 施 設 利 用 に 関 する 協 定 書 」を締 結四 国 地 域 大 災 害 に 対 する 危 機 管 理 教 育 研 究 の推 進 と 地 域 防 災 拠 点 の 形 成農 学 部 H23.12.1 三 木 町 など 予 備 的 避 難 場 所 として、 農 学 部 体 育 館 を 利 用 する。産 学 官 連 携 推 進 機 構 ( 危 機管 理 研 究 センター)香 川 県 全 域H24.4 ~H28.3国 土 交 通 省 四 国 地 方整 備 局 、 香 川 県 など災 害 時 に 地 域 の 中 枢 機 能 の 確 保 ・ 被 害 軽 減 を 図 るための 地 域 継 続 計 画 (DCP) 策 定 支 援 システムを 開 発 するとともに、 適 切 な 判 断 ・ 意 志 決 定 ができる 地 域 防 災 ・危 機 管 理 の 専 門 家 を 養 成 。恒常被 災 した 児 童 生 徒 への 支 援教 育 学 部宮 城 県 山 元 町 立 坂 元中 学 校 及 び 山 下 中 学校H23.8.7 ~13H23.8.21 ~27愛 媛 県被 災 地 の 児 童 生 徒 の 補 充 学 習 の 支 援 、 学 習 相 談 及 び 生活 支 援 活 動 などを 実 施 した。ボ愛媛大学福 島 第 一 ・ 第 二 原 子 力 発 電 所 所 員 に 対 する健 康 管 理 支 援水 産 系 分 野 における三 陸 研 究 拠 点 形 成 に 向 けた 取 組被 災 した 農 業 用 ダムの 現 地 調 査 および運 用 ・ 補 修 への 意 見 提 供医 学 系 研 究 科 福 島 県 双 葉 郡 H23.4 ~福 島 第 一 ・ 第 二 原 子力 発 電 所南 予 水 産 研 究 センター 岩 手 県 H23.12 ~ 全 国 の 水 産 系 大 学農 学 部福 島 県 西 白 河 郡 、 岩瀬 郡 、 双 葉 郡 、 東 京などH23.6.29 ~H24.3.31H24.7.19 ~H25.3.31農 林 水 産 省同 研 究 科 の 教 員 は、 福 島 第 一 ・ 第 二 原 子 力 発 電 所 の 所員 の 心 と 身 体 のケアサポートなど 健 康 管 理 支 援 を 実 施している。同 センターの 教 員 が、 岩 手 大 学 が 推 進 する「 水 産 学 教育 研 究 拠 点 形 成 」 支 援 のため、 岩 手 大 学 三 陸 復 興 推 進機 構 の 客 員 教 授 に 就 任 し 活 動 を 行 っている。農 林 水 産 省 ならびに 関 係 管 轄 機 関 に 協 力 して、 地 震 において 被 災 したダムの 現 地 調 査 を 行 うとともに、 運 用の 継 続 及 び 今 後 の 補 修 について、 学 識 経 験 者 としての立 場 から 意 見 を 提 供 している。放教・研国立大学の取組一覧第4 章高 知 県 こころのケアチーム医 学 部岩 手 県 下 閉 伊 郡 山 田町H23.4 ~H23.8高 知 県 、 高 知 県 精 神病 院 協 会 など1チーム 4 名 ( 精 神 科 医 、 看 護 師 ・ 保 健 師 ・ 心 理 士 ・精 神 保 健 福 祉 士 などの 専 門 職 、 高 知 県 事 務 担 当 者 )で構 成 され、 被 災 者 のメンタルヘルス 支 援 を 中 心 におこなった。医・メ高知大学高 知 大 学 学 生 ボランティアセンターの 支 援総 合 教 育 センター 修 学 支 援部 門ノートを2 万 冊 作 って 被 災 地 に 送 ろう 教 育 学 部 高 知 市高 知 市 H23.4H23.6 ~H24.12 予 定災 害 に 強 いまちづくりガイドラインの 策 定 協 力 総 合 研 究 センター 防 災 部 門 H22.4 ~高 知 県 社 会 福 祉 協 議会弘 文 印 刷 株 式 会 社国 土 交 通 省 、 県 内 自治 体被 災 地 における 学 生 のボランティア 活 動 支 援 の 基 本 方針 を 策 定 。 今 後 は 災 害 ボランティアセンターとして 大学 内 外 における 防 災 ・ 減 災 の 機 能 も 強 化 していく。印 刷 の 工 程 から 出 る 半 端 な 紙 を 使 い、「 元 気 が 出 る」「 思い 出 を 綴 る」などをコンセプトに 学 生 がデザインしたノートを 制 作 。 平 成 24 年 3 月 には1 万 冊 を 制 作 し、被 災 地 の 小 学 校 に 配 布 。地 震 ・ 津 波 被 害 が 予 測 される 地 域 を 対 象 に、 災 害 に 強いまちづくりガイドライン 策 定 に 関 する 助 言 を 行 う。ボ教・研恒常第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 115 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類昭 和 南 海 地 震 記 録 写 真 の 貸 し 出 しによる防 災 意 識 の 向 上 促 進理 学 部貸 し 出 し 先 : 学 校 、自 主 防 災 組 織 、 団 体などH23.3 ~地 震 観 測 所 に 保 存 されている、 沢 村 武 雄 が 残 した 昭 和南 海 地 震 の 記 録 写 真 160 枚 を、ネガフィルムからデジタル 化 の 後 、 写 真 をパネル 化 して 貸 し 出 し 可 能 な 状 態にした。第1 章東 日 本 大 震 災 の 反 省 にたった南 海 地 震 津 波 の 減 災 プロジェクト東 日 本 大 震 災 の 被 害 分 析 と 給 水 インフラに着 目 した 南 海 地 震 への 地 域 防 災 支 援理 学 部総 合 研 究 センター 防 災 部 門高 知 県 内 の 公 立 学 校などH23.4 ~H23.4 ~高 知 県 、 高 知 県 教 育委 員 会 など教 育 ・ 研 究 ・ 広 報 活 動 を 通 じて 主 に 南 海 地 震 について地 域 に 出 向 き、 研 究 成 果 を 公 開 しながら 地 域 でわかりやすい 防 災 活 動 を 展 開 ・ 支 援 。総 合 研 究 センター 防 災 部 門 では、 地 盤 ・ 地 震 動 ・ 地 域性 などを 考 慮 し、 地 下 水 を 活 用 した 新 たな 給 水 インフラシステムを 提 案 し、システムの 実 用 化 を 目 指 した 応用 研 究 を 実 施 。地 域 防 災 対 策 を 目 的 とした堆 積 地 盤 の 揺 れやすさマップの 構 築総 合 研 究 センター 防 災 部 門 H23.4 ~ 県 内 自 治 体地 域 防 災 力 の 向 上 を 目 標 に、 官 学 連 携 のもと 地 域 住 民の 意 識 向 上 を 図 る 揺 れやすさマップ( 地 震 ハザードマップ)の 作 成 に 向 けた 技 術 的 検 討 を 実 施 。放 射 性 物 質 、 放 射 能 に 対 する正 しい 科 学 知 識 の 教 育理 学 部H23.4 ~学 生 実 験 や 実 験 安 全 教 育 などにより、 放 射 線 に 対 する正 しい 科 学 知 識 を 持 つことが 重 要 であるため、 放 射 性物 質 、 放 射 能 に 関 する 教 育 を 行 っている。第2 章高知大学防 災 ・ 減 災 アドバイザーの 委 嘱 と 地 域 防 災 支 援 総 合 研 究 センター 防 災 部 門 H23.4 ~ 県 内 自 治 体非 常 用 食 品 の 長 期 保 存 技 術 の 開 発 農 学 部 H23.4 ~ 香 川 大 学地 震 や 津 波 による 被 害 が 予 測 される 地 域 を 対 象 に 講 演活 動 、 街 歩 きなどを 実 施 し、 津 波 避 難 タワーの 構 造 や設 置 場 所 など、 地 域 の 防 災 ・ 減 災 対 策 の 総 合 的 な 助 言を 行 う。非 常 用 食 品 は 長 期 間 の 保 存 が 想 定 されるため、 香 川 大学 との 共 同 研 究 により、 市 販 されている 食 品 成 分 に 害虫 防 除 活 性 を 見 出 し、これを 利 用 した 食 品 の 長 期 保 存技 術 の 開 発 を 行 った。恒常南 海 地 震 による 津 波 被 害 軽 減 と浸 水 継 続 時 間 を 短 縮 する 対 策 技 術 の 開 発総 合 研 究 センター 防 災 部 門 H23.7 ~ 県 内 企 業同 研 究 では、 既 存 の 鋼 矢 板 圧 入 施 工 技 術 を 更 に 発 展 させ、 南 海 地 震 による 津 波 被 害 の 軽 減 と 浸 水 の 解 消 時 間を 大 幅 に 短 縮 する 減 災 技 術 を、 県 内 企 業 と 共 同 で 開 発 。寄 附 講 座 ( 災 害 ・ 救 急 医 療 学 ) 設 置H23.10.1 ~H26.3.31高 知 県 、 高 知 県 下 の救 命 救 急 センターなど医 学 部 に 災 害 医 療 及 び 救 急 医 療 に 関 する 講 座 を 設 置 。学 校 防 災 アドバイザー 派 遣 事 業 への 協 力総 合 研 究 セ ン タ ー 防 災 部門 、 理 学 部 災 害 科 学 講 座 、 高 知 県 内 の 公 立 学 校 H24.5 ~ 高 知 県 教 育 委 員 会理 学 部 地 震 観 測 所教 育 委 員 会 の 行 っている 防 災 アドバイザー 派 遣 事 業 に協 力 し、 県 内 50 以 上 の 公 立 学 校 において 南 海 地 震 に備 える 防 災 授 業 を 実 施 し、 各 学 校 ごとの 地 震 防 災 対 策に 助 言 を 行 う。鋼 矢 板 と 蛇 篭 マウンドによる 防 波 堤 の耐 震 ・ 耐 津 波 補 強 工 法 の 構 築総 合 研 究 センター 防 災 部 門H24.7 ~県 外 大 学日 本 鉄 鋼 連 盟近 い 将 来 発 災 が 予 測 される 南 海 トラフの 巨 大 地 震 による、 地 盤 と 津 波 の 複 合 災 害 を 抑 制 するため、 地 震 や 津波 による 洗 掘 防 止 に 効 果 的 な 防 波 堤 基 礎 の 粘 り 強 い 蛇篭 マウンドの 補 強 技 術 を 他 大 学 と 共 同 で 実 施 する。第3 章地 震 ・ 洪 水 およびその 複 合 災 害 に 対 する統 合 型 河 川 堤 防 評 価 技 術 の 開 発総 合 研 究 センター 防 災 部 門H24.7 ~国 土 交 通 省県 外 大 学民 間 企 業砂 礫 地 盤 上 に 構 築 された 堤 防 の 耐 震 設 計 、 耐 津 波 越 流性 を 確 立 するため、 室 内 要 素 試 験 などを 活 用 し、 実 務担 当 者 が 用 いやすいガイドラインを 作 成 する福岡教育大学被 災 地 各 地 での 学 校 支 援 ボランティアに 参 加大 学 における 防 災 対 策 の 取 組被 災 地H23.8、H24.3、H24.8宮 城 教 育 大 学 など「 宮 城 教 育 大 学 教 育 復 興 支 援 センター」と 連 携 し、 被 災地 の 小 中 学 生 を 対 象 とした 教 育 支 援 ボランティアとして、 自 学 自 習 や 部 活 動 の 指 導 に 計 7 名 の 学 生 を 派 遣 。防 災 対 策 ・ 災 害 時 のメンタルヘルスパンフレットの 作成 ・ 配 布 及 び 学 生 向 け 講 義 の 実 施 。防 災 対 策 用 品 の 購 入 ・ 備 蓄 。ボ恒常第4 章国立大学の取組一覧九州大学被 災 者 へのこころの 支 援 「ほっとひろば 九 大 」岩 手 県 宮 古 市 の 仮 設 住 宅 におけるこころの 支 援 活 動被 災 地 での 出 前 授 業 及 び 天 体 観 望 会植 物 を 用 いた 除 染 計 画 の 策 定土 壌 資 料 の 放 射 線 を 測 定 する 作 業人 間 環 境 学 府 附 属 総 合 臨 床心 理 センター人 間 環 境 学 研 究 院基 幹 教 育 院 、 工 学 研 究 院 、理 学 研 究 院 、 言 語 文 化 研 究院農 学 研 究 院理 学 研 究 院岩 手 県 宮 古 市宮 城 県 仙 台 市H23.4 ~H23.8.5 ~H23.8.12H23.9.22 ~H23.9.24H23.4.18 〜H23.5.2H23.6 ~H23.9福 岡 へ 避 難 して 生 活 されている 方 々に、 専 門 家 に 悩 み福 岡 県 臨 床 心 理 士を 相 談 できる 場 、ご 家 族 同 士 の 交 流 の 場 になることな会 、 九 州 産 業 大 学 、どを 目 的 として、「 安 心 して、ゆっくり、リラックスで久 留 米 大 学 などきる 時 間 」を 提 供 。福 岡 女 学 院 大 学経 済 産 業 省 製 造 産 業局 生 物 化 学 産 業 課文 部 科 学 省仮 設 住 宅 において、 被 災 者 へのこころの 支 援 活 動 を行 った。 大 人 には1 対 1 の 動 作 法 による「リクライセイション 教 室 」を 行 い、 子 どもを 対 象 に 集 団 プレイセラピーを 行 った。九 州 大 学 ペガススプロジェクトメンバー 及 び 学 生 ボランティアを 主 体 とし、 小 学 校 や 仮 設 住 宅 にて 出 前 授 業及 び 天 体 観 望 会 の 交 流 イベントを 実 施 。経 済 産 業 省 生 物 化 学 産 業 課 からの 依 頼 に 基 づき、 植 物による 除 染 に 関 して、 植 物 種 、 栽 培 ・ 収 穫 法 と 栽 培 後の 植 物 の 処 理 について、 具 体 的 な 計 画 を 立 案 した。文 部 科 学 省 による 土 壌 調 査 の 一 環 として 土 壌 資 料 の 放射 線 測 定 、 分 析 を 実 施 。医・メボ放放 射 性 物 質 、 放 射 能 に 関 して医 学 研 究 院「 放 射 線 の ( ヒトを 含 む) 生 物 影 響 」に 関 する 情 報 提 供を、 所 属 する 日 本 放 射 線 影 響 学 会 のウェブサイトから発 信 。第5 章ムハマド・ユヌス 博 士 の 被 災 地 視 察 、ならびに 被 災 地 での 講 演ユヌス& 椎 木 ソーシャル・ビジネス 研 究 センター宮 城 県 、 青 森 県岩 手 県 陸 前 高 田 市 の 農 地 の 復 興 支 援 事 業 工 学 研 究 院 岩 手 県 陸 前 高 田 市H24. 3.10 ~3.12H24.5 ~H24.9岩 手 県 陸 前 高 田 市 、たねっこまくべの 会などムハマド・ユヌス 博 士 を 被 災 地 に 招 聘 することを 通 じて、 被 災 地 の 復 興 ならびに 被 災 者 の 自 立 支 援 において同 博 士 の 提 唱 する「ソーシャル・ビジネス」を 活 用 する 契 機 とする。学 生 を 中 心 としたボランティアグループと 地 元 の 方 と共 同 で 好 塩 菌 の 散 布 、 塩 害 に 強 いひまわりの 播 種 、 土壌 調 査 の 実 施 、 地 元 の 関 係 者 との 交 流 イベントなどを実 施 。教・研医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 116 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類文 部 科 学 省 事 業 「 放 射 線 等 に 関 する課 題 研 究 活 動 支 援 」 採 択 高 校 への 支 援医 学 研 究 院H24.8.6、H24.8.7、H24.9.11福 岡 県 立 宗 像 高 等 学校同 事 業 に 採 択 された 福 岡 県 立 宗 像 高 等 学 校 からの 依 頼で、2 年 生 の 3 名 の 生 徒 を 対 象 に、 放 射 線 に 関 する 講義 および 放 射 線 の 生 物 影 響 に 関 する 実 習 を 実 施 。九州大学津 波 堆 積 物 を 用 いた 過 去 の 津 波 災 害 の浸 水 地 域 判 定 と 被 害 予 測 への 応 用2011 年 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 に 関 する総 合 調 査理 学 研 究 院理 学 研 究 院北 海 道 大 学 、 東 北 大学 、 筑 波 大 学 など日 本 、 台 湾 、フィリピンの 沿 岸 部 において、 津 波 堆 積物 を 採 取 し、 過 去 における 津 波 浸 水 域 と 波 高 の 復 元 を行 い、 将 来 発 生 が 予 想 される 津 波 災 害 に 際 しての 被 害予 想 図 を 作 成 。海 域 ・ 陸 域 における 地 震 観 測 や 津 波 調 査 などを 行 うことにより、 巨 大 地 震 及 び 津 波 の 発 生 メカニズムを 解 明することを 目 的 として、 調 査 研 究 を 続 けている。教・研第1 章自 然 災 害 情 報 ネットワークステーション(NDINS)の 運 用 開 始工 学 研 究 院H24.1 ~アジア 防 災 研 究 センターによる 減 災 への 取 組 工 学 研 究 院 H24.4 ~国 土 交 通 省 九 州 地 方整 備 局 など国 土 交 通 省 九 州 地 方整 備 局 など九 州 の 自 然 災 害 における 情 報 ネットワークを 構 築 することを 目 的 として、「 自 然 災 害 情 報 ネットワークステーション(NDINS)」の 運 用 を 開 始 した。国 土 交 通 省 九 州 地 方 整 備 局 との 間 で 構 築 した、 災 害 観測 データを 共 有 できるネットワークシステムを 活 用し、 防 災 体 制 の 限 界 、 原 子 力 災 害 などへの 対 応 の 必 要性 などを 踏 まえた 取 組 を 行 う。恒常復 興 拠 点 施 設 「 小 さな 積 み 木 の 家 」 協 働 建 設工 学 研 究 院研 究 系建 設 社 会 工 学陸 前 高 田 市 気 仙 町H23.8 ~H23.11九 州 産 業 大 学離 散 した 住 民 及 び 関 係 者 が 立 ち 寄 れ、 今 泉 の 明 日 について 話 し 合 える 現 地 復 興 の 拠 点 となる 場 、 各 種 地 域 行事 ができる 場 として、 地 元 住 民 と 共 に 集 会 所 「 小 さな積 み 木 の 家 」を 建 設 。九州工業大学復 興 街 づくりの 現 状 と 課 題 についての調 査 及 び 結 果 の 発 表陸 前 高 田 市 「 室 (むろ)」の 協 働 建 設工 学 研 究 院 建 設 社 会 工 学研 究 系 建 築 デザイン 研 究室工 学 研 究 院 建 設 社 会 工 学 研究 系宮 城 県 水 害 地 域大 韓 民 国 光 州 市陸 前 高 田 市 気 仙 町H24.8 ~ 10H24.10 ~H24.12大 韓 建 築 学 会 日 本建 築 学 会 中 国 建 築学 会宮 城 県 石 巻 市 北 上 の 防 災 手 段 移 転 事 業 を 主 体 とする 復興 街 づくりの 現 状 の 課 題 と 今 後 のあり 方 を 調 査 し、 結果 を 東 アジアの 建 築 関 係 者 と 共 用 するため、 国 際 シンポジウムで 発 表 。東 日 本 大 震 災 の 地 震 で 崩 れ 廃 棄 された 栃 木 の 大 谷 石 を一 部 建 材 として 再 活 用 して、 今 泉 の 地 元 住 民 とともに麹 をつくる「 室 」を 建 設 。教・研第2 章北 九 州 市 技 術 研 修 会( 東 日 本 大 震 災 液 状 化 被 害 等 について)工 学 研 究 院 建 設 社 会 工 学 研究 系 地 盤 工 学 研 究 室福 岡 県 北 九 州 市 H24.7.18 北 九 州 市東 日 本 大 震 災 における 地 震 動 特 性 および 液 状 化 被 害 の特 徴 とその 対 策 技 術 に 関 する 内 容 で、 研 修 会 を 北 九 州市 技 術 職 員 向 けに 開 催 した。恒常九 州 工 業 大 学 同 窓 会 組 織 による東 日 本 大 震 災 液 状 化 被 害 等 の 講 演 会工 学 研 究 院 建 設 社 会 工 学 研究 系 地 盤 工 学 研 究 室福 岡 県 宗 像 市H24.10.27九 州 工 業 大 学 同 窓 会明 専 会東 日 本 大 震 災 における 地 震 動 特 性 、 津 波 被 害 の 概 要 、液 状 化 被 害 の 概 要 とその 対 策 技 術 に 関 する 内 容 で、 一般 市 民 向 けの 講 演 を 行 った。佐賀大学仮 設 住 宅 居 住 者 や 被 災 者 の 衛 生 面 に 関 する 支 援医 学 部 地 域 医 療 科 学 教 育 研究 センター宮 城 県 名 取 市 箱 塚名 取 市 仮 設 住 宅H23.4 ~H 23.8津 波 被 災 集 落 図 作 成 プロジェクト 工 学 系 研 究 科 佐 賀 大 学 H23.6 ~有 限 会 社 ビューティフルライフ、ソフトバンクなど浴 槽 の 跨 ぎ 越 しを 安 全 にする 台 の 製 作 支 援 を 行 った。ボランティア 活 動 を 行 うための 理 美 容 車 いすやシャンプー 台 を 開 発 し 貸 し 出 し、またこれを 歯 科 治 療 にも 貸し 出 し 歯 科 治 療 に 使 用 した。東 北 沿 岸 部 の 集 落 (500 戸 ) 以 上 約 100 集 落 について、住 宅 地 図 と google の 空 中 写 真 の 照 合 により 3 千 分 の一 の 同 一 スケールにて 学 生 有 志 により 地 図 作 製 を 行 っている。教・研第3 章長崎大学医 歯 薬 学 総 合 研 究 科 附 属原 爆 後 障 害 医 療 研 究 施 設 の 取 組福 島 県 における 放 射 線 健 康 リスク 管 理 と放 射 線 医 学 県 民 健 康 管 理原 爆 後 障 害 医 療 研 究 施 設原 爆 後 障 害 医 療 研 究 施 設福 島 県 、 福 島 県 立 医科 大 学福 島 県 、 福 島 県 立 医科 大 学H23.3 ~H23.6 ~福 島 県 、 福 島 県 立 医科 大 学福 島 県 、 福 島 県 立 医科 大 学福 島 県 放 射 線 健 康 リスク 管 理 アドバイザー2 名 、 他 多数 の 専 門 家 及 び 学 生 などを 派 遣 し、 緊 急 被 ばく 医 療 整備 、 放 射 線 リスクの 啓 蒙 、 福 島 県 における 健 康 調 査 体制 作 りなどに 貢 献 。本 学 の 教 員 が 出 向 し、 福 島 県 放 射 線 健 康 リスク 管 理 アドバイザー 及 び 福 島 県 立 医 科 大 学 特 命 教 授 ・ 副 学 長 ( 業務 担 当 : 常 勤 ) 兼 放 射 線 医 学 県 民 健 康 管 理 センター 長に 就 任 。医・メ放被 災 した 発 達 障 害 児 ・ 者 と 家 族 への 心 理 支 援 教 育 学 部 宮 城 県 仙 台 市 H23.3 ~東 北 大 学 教 育 学 研 究科震 災 後 の 心 理 支 援 に 関 する 各 種 マニュアルや 参 考 情 報を 提 供 し、 被 災 した 発 達 障 害 児 ・ 者 やその 家 族 の 面 接を 行 い、 心 理 支 援 を 合 わせて 行 った。 取 組 の 一 部 は 発表 もしている。ボ熊本大学震 災 を 巡 る 若 者 の 声 と未 来 をつなぐプロジェクト被 災 地 沿 岸 における 化 学 汚 染 と経 年 変 動 に 関 する 環 境 調 査 事 業放 射 性 汚 染 コンクリートの 減 容 化 技 術社 会 文 化 科 学 研 究 科自 然 科 学 研 究 科自 然 科 学 研 究 科バイオエレクトリクス 研 究センター福 島 県 、 宮 城 県 、 兵庫 県 、 熊 本 県 、 東 京都宮 城 県 気 仙 沼 市 を 中心 とした 東 北 地 方 沿岸福 島 県H.23.6 ~H24.4 ~ユ ネ ス コ バ ン コ ク、日 本 YWCA、トヨタ財 団東 北 大 学 医 学 部 、 佐賀 大 学 農 学 部日 本 原 子 力 研 究 開 発機 構東 日 本 大 震 災 や 阪 神 大 震 災 を 経 験 した 若 者 や、 彼 らと繫 がりたいと 思 う 全 国 の 若 者 が 声 を 分 かち 合 い、 意 見を 発 信 していくための 対 話 の 場 や 情 報 発 信 の 場 やネットワークを 育 成 していく。震 災 前 後 に 採 取 した 生 物 試 料 を 分 析 し、 化 学 汚 染 被 害の 現 状 把 握 と 汚 染 改 善 状 況 を 長 期 モニタリングする。水 産 生 物 から 汚 染 物 質 を 迅 速 に 除 去 する 技 術 を 開 発 する。 放原 子 力 施 設 などで 発 生 する 放 射 性 汚 染 コンクリートの放 射 性 核 種 による 汚 染 メカニズムを 明 らかにし、コンクリート 中 の 汚 染 部 を 分 離 回 収 し 処 分 量 を 減 容 する。また、 未 汚 染 部 の 再 資 源 化 技 術 を 提 供 する。国立大学の取組一覧第4 章東 日 本 大 震 災 復 興 計 画 構 想 スキーム 提 案自 然 科 学 研 究 科岩 手 県 大 船 渡 市 、 宮城 県 東 松 島 市 などH23.3 ~日 本 学 術 振 興 会 171委 員 会計 画 提 案 、 大 型 模 型 を 持 ち 込 んでのプレゼンテーションを 各 都 市 ( 県 庁 、 市 役 所 等 )にて 行 なった。漁 場 再 生 ニーズに 答 える汚 染 海 底 浄 化 システムの 構 築インフラ 施 設 復 旧 のためのコンクリート 損 傷 度 評 価 ( 処 方 箋 提 示 )地 域 経 済 の 回 復 ・ 再 生 ・ 創 成 に 向 けた水 中 環 境 調 査 事 業沿 岸 域 環 境 科 学 教 育 研 究 センター宮 城 県 気 仙 沼 市 気 仙沼 湾H23.8 ~H28.3自 然 科 学 研 究 科 新 潟 県 及 び 宮 城 県 H23.10 ~沿 岸 域 環 境 科 学 教 育 研 究 センター宮 城 県 気 仙 沼 市 気 仙沼 湾H23.10 ~H26.3東 京 海 洋 大 学 、 宮 城県 、JF 宮 城 県 など新 潟 大 学 、 日 本 工 営インフラマネジメント 部宮 城 県 、JF 宮 城 県 、東 陽 テクニカ燃 油 流 出 汚 染 を 受 けた 水 産 地 域 のニーズを 踏 まえ、 漁場 浄 化 の 要 望 に 応 えつつ 新 産 業 の 創 出 を 目 的 とし. 水のみを 用 いる 環 境 に 優 しい 過 熱 水 蒸 気 処 理 によって、浄 化 事 業 モデルを 実 証 。自 治 体 での 施 設 の 復 旧 工 事 の 立 案 に 先 立 ち 採 取 されたコア 試 験 片 をコンクリート 損 傷 度 の 評 価 に 基 づきデータ 解 析 し、 補 修 、 補 強 、 架 け 替 えなどの 処 方 箋 を 提 供する。被 災 した 自 治 体 や 漁 協 から 港 湾 や 養 殖 施 設 などの 被 災状 況 について 調 査 依 頼 を 受 け、 世 界 最 先 端 観 測 機 器 で調 査 。 高 精 度 3D 地 形 図 と 底 質 ・ 流 失 物 の 分 布 図 を 作成 し、 自 治 体 に 情 報 を 提 供 。教・研第5 章医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 117 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類塩 害 地 域 の 早 期 再 生 を 目 指 した 支 援 事 業 自 然 科 学 研 究 科 宮 城 県 南 三 陸 町H23.12 ~H25.3ホツマプラント南 三 陸 町 で 塩 害 の 土 を 採 取 し、これを 人 工 ブロックに製 作 し、 漁 師 の 船 着 場 に 設 置 。 定 期 観 察 をすることで、表 層 のみを 剥 ぎ 取 り、 一 箇 所 に 集 めている 土 の 有 効 利用 が 期 待 される。第1 章熊本大学福 島 地 域 の 復 興 のための 企 業 誘 致微 細 気 泡 による 水 産 生 物 の新 陳 代 謝 活 性 化 と 汚 染 物 質 浄 化 技 術 開 発衝 撃 極 限 ・ 環 境 研 究 セ ンター自 然 科 学 研 究 科原 子 力 災 害 対 策 本 部宮 城 県 気 仙 沼 市 、 熊本 大 学H24.8 ~H24.12 ~H25.11太 平 洋 セメント 株 式会 社JF 宮 城 県 、JST除 去 した 大 量 の 表 層 汚 染 汚 泥 から、 放 射 性 物 質 を 取 り出 して 濃 縮 。 中 間 貯 蔵 のために 20 分 の 一 の 体 積 までのコンパクト 化 に 成 功 した。微 細 気 泡 (マイクロバブル)により 二 枚 貝 の 新 陳 代 謝機 能 を 活 性 化 し、 体 内 に 蓄 積 した 汚 染 物 質 を 迅 速 かつ効 率 的 に 排 出 させる 技 術 の 開 発 を 目 的 とする。教・研UV-A 領 域 の 太 陽 光 を 波 長 コンバートする農 業 用 透 明 フィルムの 開 発対 立 や 葛 藤 解 決 、 合 意 形 成 のための 支 援 事 業自 然 科 学 研 究 科社 会 文 化 科 学 研 究 科宮 城 県 、 熊 本 県 、 鹿児 島 県 など福 島 県 、 栃 木 県 、 宮城 県 などH24.10 ~H25.9科 学 技 術 振 興 機 構 、積 水 フィルム 株 式 会社近 紫 外 領 域 の 太 陽 光 を 植 物 に 適 した 可 視 光 領 域 の 波 長にコンバートするフィルムを 開 発 し、 農 業 ハウスへ 応用 し、 被 災 地 の 企 業 振 興 および 農 業 復 興 を 支 援 する。震 災 やその 後 の 在 り 方 を 巡 る 被 災 者 や 関 係 者 間 の 意 見対 立 や 心 の 葛 藤 、 合 意 形 成 の 困 難 について、 紛 争 解 決学 の 知 見 を 生 かし、 対 話 支 援 事 業 や 対 立 ・ 葛 藤 解 決 教育 ワークショップを 行 う。恒常第2 章大分大学組 織 的 な 学 生 のボランティア 支 援 H23.4津 波 発 生 時 における 緊 急 避 難 施 設 としての使 用 に 関 する 協 定H24.3.1大 分 県 大 分 市学 生 が 被 災 地 に 赴 いて、ボランティア 活 動 を 行 いやすい 体 制 を 整 備 するため、 当 分 の 間 、「 基 本 的 考 え 方 」を定 め、 学 生 ボランティアを 支 援 する。国 際 交 流 会 館 ( 大 分 市 錦 町 )を 地 域 住 民 などの 緊 急 避難 施 設 として 使 用 することについて、 大 分 市 と 協 定 を締 結 。ボ恒常がれき 中 に 含 まれるアスベストの 検 知 支 援 農 学 部 宮 崎 県 宮 崎 市 H24.8 ~被 災 地 でのがれき 運 搬 ・ 処 理 において 建 築 資 材 などに使 用 されたアスベストを、 粉 塵 対 策 が 施 された 実 験 室で 判 別 し、 迅 速 かつ 効 果 的 、 安 全 にがれきが 処 理 されることを 支 援 する。教・研新 燃 岳 九 州 地 区 国 立 大 学 の 連 携 活 動 として初 の 現 地 調 査 実 施農 学 工 学 総 合 研 究 科 防 災 環境 研 究 センター新 燃 岳 、 宮 崎 大 学H23.3.21、22国 立 大 学 協 会 九 州 地区 支 部 会 議災 害 における「 想 定 外 」をなくすこと、 災 害 による 死 者 ・行 方 不 明 者 ゼロをめざして、 九 州 地 区 の 大 学 において自 然 災 害 に 関 わる 研 究 者 が 連 携 して 防 災 への 取 組 を 開始 。西 日 本 、 九 州 南 西 諸 島 までの「 想 定 」超 巨 大 地 震 の 津 波 シミュレーション農 学 工 学 総 合 研 究 科 防 災 環境 研 究 センター宮 崎 大 学 H23.8地 震 工 学 研 究 開 発 センター本 学 初 ベンチャー 企 業 地 震 工 学 研 究 開 発 センターとの共 同 で、 西 日 本 、 九 州 南 西 諸 島 までの「 想 定 」 超 巨 大地 震 の 津 波 シミュレーションを 実 施 し、その 結 果 を 平成 23 年 8 月 から 公 表 。第3 章宮崎大学地 震 ・ 津 波 に 対 する 大 分 工 業 用水 道 給 水 ネットワーク 再 構 築 事 業 などの 提 言宮 崎 DMAT の 派 遣 に 関 する 協 定農 学 工 学 総 合 研 究 科 防 災 環境 研 究 センター医 学 部 附 属 病 院大 分 県 、 宮 崎 大 学宮 崎 県 からの 要 請 による 派 遣 先H23.12.15H24.1.10宮 崎 県東 海 ・ 東 南 海 ・ 南 海 地 震 などの 大 規 模 地 震 やそれに 伴う 津 波 をリスクとして 想 定 するため、 技 術 的 な 提 言 。災 害 が 発 生 した 場 合 に 機 動 的 に 活 動 できるよう、「 宮崎 DMAT( 災 害 派 遣 医 療 チーム)の 派 遣 に 関 する 協 定 」を 宮 崎 県 と 締 結 。恒常原 子 力 ・ 放 射 線 災 害 時 における地 域 の 安 全 ・ 安 心 の 確 保フロンティア 科 学 実 験 総 合センター宮 崎 市H24.2.10放 射 線 測 定 、 教 育 及 び 警 察 ・ 消 防 機 関 などと 連 携 した放 射 線 災 害 時 の 地 域 の 安 全 確 保 対 策 の 検 討 。防 災 教 材 本 「みやざきの 自 然 災 害 」の作 成 ・ 出 版農 学 工 学 総 合 研 究 科 防 災 環境 研 究 センター宮 崎 大 学 、 宮 崎 市 などH24.6宮 崎 公 立 大 学 、みやざき 公 共 ・ 協 働 研 究会本 学 と 宮 崎 公 立 大 学 とみやざき 公 共 ・ 協 働 研 究 会 が 協働 して、 防 災 教 材 本 「みやざきの 自 然 災 害 」を 作 成 し、平 成 24 年 6 月 に 出 版 。東 日 本 大 震 災 被 災 地 へ 心 のケアチームを 派 遣 医 学 部 附 属 病 院 福 島 県 内H23.5.6 ~H23.9.30鹿 児 島 県鹿 児 島 県 の 要 請 を 受 けて 本 院 の 精 神 科 医 師 計 8 名 を「こころのケアチーム」として 編 成 し、 被 災 市 町 村 の 避難 所 の 訪 問 活 動 を 行 った。医・メ第4 章国立大学の取組一覧鹿児島大学キルプ( 東 日 本 大 震 災 支 援~ 鹿 児 島 国 際 市 民 プログラム)の 設 置国 際 戦 略 本 部 鹿 児 島 大 学 H23.4組 織 的 な 学 生 のボランティア 支 援 ボランティア 支 援 センター 鹿 児 島 大 学 H24.4.13汚 染 検 査 機 材 の 自 主 的 提 供放 射 能 被 害 地 域 への 一 時 帰 宅 に 伴 うスクリーニング 作 業 を 実 施自 然 科 学 教 育 研 究 支 援 センター自 然 科 学 教 育 研 究 支 援 センター福 島 県 内 H23.6 福 島 県福 島 県 内H23.7.23 ~H23.7.27文 部 科 学 省 ・ 福 島 県災 害 対 策 本 部被 災 地 支 援 のため、 本 学 留 学 生 会 が KIRP を 設 置 。 同活 動 への 参 加 協 力 を 広 く 市 民 によびかけ、カントリートークとさつまあげパーティを 開 催 し 同 活 動 の 募 金 活動 を 行 った。被 災 地 でのボランティア 活 動 を 行 いやすい 体 制 を 整 備するため、 危 機 管 理 の 観 点 から、 当 該 学 生 のボランティア 支 援 センターへの 登 録 の 周 知 及 び 修 学 上 の 配 慮 を 全学 に 周 知 した。福 島 県 民 の 放 射 能 に 関 する 不 安 解 消 のための 汚 染 検 査機 材 として、 本 学 のGMサーベイメータ6 台 を 搬 出 した。福 島 県 の 避 難 地 域 からの 一 時 帰 宅 に 伴 い、 福 島 県 で 実施 された 緊 急 被 ばくスクリーニングに RI 実 験 室 技 術 職員 1 名 を 派 遣 し、 住 民 の 一 時 帰 宅 を 支 援 した。ボリユース 可 能 な PC の 提 供 に 関 する 協 定 締 結 学 術 情 報 基 盤 センター 鹿 児 島 大 学 H23.5.10 NPO 法 人 イーパーツNPO 法 人 と 本 学 との 協 定 締 結 により、リユース 可 能 なPC を 学 生 ボランティアを 活 用 して、ソフトなどの 設 定 ・入 れ 替 えを 行 い、 被 災 地 へ PC を 100 台 提 供 した。恒常養 殖 漁 場 の 津 波 影 響 モニタリングと 底 質 改 善 水 産 学 部 岩 手 県 沿 岸H23.10 ~H26.3岩 手 県 水 産 技 術 センター岩 手 県 沿 岸 の 養 殖 漁 場 の 共 同 研 究 を 岩 手 県 水 産 技 術 センターと 実 施 している。第5 章松 川 浦 の 水 産 業 復 興 および環 境 調 査 に 関 する 共 同 研 究水 産 学 部福 島 県 松 川 浦H23.10 ~H26.3福 島 県 水 産 試 験 場水 産 業 の 復 興 支 援 を 行 うための 共 同 研 究 を 福 島 県 水 産試 験 場 と 実 施 している。医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組─ 118 ─


大 学 名 取 組 名 活 動 主 体 活 動 場 所 期 間 関 係 機 関 など 内 容 分 類鹿児島大学鹿屋体育大学福 島 県 内 における 放 射 能 分 析自 然 科 学 教 育 研 究 支 援 センター福 島 県 内H23.11 ~H24.1.15地 域 防 災 教 育 研 究 センターの 活 動 地 域 防 災 教 育 研 究 センター 鹿 児 島 大 学 H23.6被 災 地 の 子 ども 達 が 大 学 サッカー 部 と 熱 戦 ! 鹿 児 島 県 鹿 屋 市 H23.8.4鹿 屋 体 育 大 学 と 鹿 屋 市 間 の 災 害 時 における相 互 の 連 携 に 関 する 検 討九 州 地 域 11 国 立 大 学 法 人 間 の大 規 模 災 害 等 発 生 時 の 連 携 ・ 協 力 に 関 する協 定 の 締 結H23.3 ~ 鹿 屋 市H23.6.22福 島 県 農 業 総 合 センター鹿 児 島 県 、 鹿 児 島 県鹿 児 島 市鹿 屋 西 ロータリークラブ九 州 地 区 国 立 大 学福 島 県 農 業 総 合 センターの 依 頼 による 農 地 土 壌 及 び 野菜 の 放 射 能 分 析 を 実 施 した。地 域 防 災 教 育 研 究 センターを 設 置 し、 各 災 害 などの 防止 と 軽 減 に 資 するため、 総 合 的 な 調 査 研 究 、 教 育 に 組織 的 に 取 り 組 み、 地 域 と 連 携 して 地 域 防 災 体 制 の 向 上に 貢 献 している。被 災 地 ・ 岩 手 県 大 船 渡 市 のサッカーチームに 所 属 する小 学 5・6 年 生 をスポーツなどの 交 流 を 通 して、 夏 の思 い 出 づくりにと 招 待 した。災 害 時 ( 津 波 ・ 火 山 噴 火 ・ 台 風 など)における 相 互 の連 携 の 在 り 方 について 協 議 。被 災 大 学 における 迅 速 かつ 円 滑 な 救 援 ・ 復 旧 活 動 を 推進 するとともに、 地 域 社 会 の 復 旧 ・ 復 興 に 寄 与 することを 目 的 とした 協 定 を 締 結 。教・研恒常教・研恒常第1 章沖 縄 県 における 地 域 防 災 力 向 上 に 関 する 研 究H23.3.6 ~リーフレット「 災 害 に 強 い 沖 縄 を 目 指 して」を 作 成 し、教 育 学 部 附 属 中 全 校 生 徒 を 対 象 に 防 災 教 育 の、また、大 学 生 を 対 象 に 防 災 マニュアルの 見 直 しの 必 要 性 について 授 業 を 実 施 。琉球大学スーパー 減 災 マップの 制 作 と 普 及島 嶼 防 災 研 究 センター宮 城 県 岩 手 県 、 沖縄 県 、その 他 全 国H23.3 下 旬~生 活 地 図 株 式 会 社特 許 技 術 を 基 礎 にしたスーパー 減 災 マップを 開 発 、 今後 の 復 興 及 び 防 災 計 画 に 必 要 不 可 欠 な 避 難 システムの補 助 ツールとして 研 究 及 び 普 及 を 進 めている。恒常第2 章産 学 連 携 プロジェクト 研 究 によるスーパー 減 災 マップの 発 行津 波 対 策 研 究 の 産 学 連 携 プロジェクト、スーパー 減 災マップの 開 発 ( 次 世 代 型 津 波 避 難 マップ)を 立 ち 上 げ、今 後 、 学 校 などの 教 育 研 究 に 大 きな 貢 献 をなすものと期 待 される。医 ・メ: 医 療 ・メンタルヘルスケアに 関 する 支 援 協 力ボ:ボランティアに 関 する 支 援 協 力放 : 放 射 線 に 関 する 支 援 協 力教 ・ 研 : 教 育 ・ 研 究 活 動 を 通 じた 支 援 協 力恒 常 : 日 本 再 生 ・ 地 域 防 災 などの 恒 常 的 な 取 組第3 章国立大学の取組一覧第4 章第5 章─ 119 ─


第1 章第3 節シンポジウムなどの 一 覧社 会 の 皆 様 を 対 象 とした、 東 日 本 大 震 災 や 防 災 、 日 本 再 生 活 動 に 関 連 して 行 われた 主 なシンポジウムや 講 演 会 などをまとめました。( 平 成 24 年 10 月 31 日 現 在 )大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など第2 章東 日 本 大 震 災 復 興 シンポジウムH23.8.5、H23.12.14災 害 に 対 する 道 南 の 水 産 業 を 考 えるシンポジウム H23.8.24 流 通 加 工 等 の 産 業 界 、 行 政 、 研 究 機 関原 子 力 災 害 について 考 える「 一 緒 に 考 えましょう 講 座 」ワークショップ「 東 日 本 大 震 災 と 広 報 ・メディア」第 7 回 北 海 道 大 学 ・ 九 州 大 学 合 同 活 動 報 告 会「 自 然 エネルギーの 今 後 」H23.10 ~ H24.8(8 回 ) 北 海 道 の 自 然 と 命 のネットワークなどH23.11.11H23.12.6九 州 大 学原 子 力 人 材 育 成 「 環 境 放 射 能 基 礎 コース( 初 級 コース) 講 義 」 H24.3 ~ 8(5 回 ) 福 島 大 学北 海 道 大 学国 際 セミナー「International Seminar Series on EnvironmentalRadioactivity: Scientific Basis for Remediation in Fukushima I」 H24.3.8 ~ 9東 日 本 大 震 災 復 興 祈 念 全 国 巡 回 コンサート H24.3.10 ~ 4.28 京 都 大 学 、 東 京 大 学 、 大 阪 大 学 など環 境 放 射 能 を 学 ぶ 市 民 向 け 講 座北 海 道 の 海 域 河 川 域 における 津 波 遡 上 シンポジウムH24.3.11H24.3.16地 震 火 山 研 究 観 測 センター 2011 年 度 シンポジウム「 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 の 研 究 成 果 と 北 海 道 での 新 たな 取 り 組 み」 H24.3.20第3 章室 蘭 工 業 大 学第 4 回 農 学 交 流 広 場 「かわる 食 のモノサシ」H24.7.21市 民 向 け 講 座 「 食 の 安 全 と 放 射 能 検 査 ・ 規 制 」 H24.9.2 札 幌 市日 本 地 震 学 会 2012 年 度 秋 季 大 会 一 般 公 開 セミナー「 北 海 道 の 将 来 の 地 震 ・ 津 波 に 備 えてー 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 に 学 ぶ」心 のケア 活 動 を 被 災 地 で 行 った 教 員 による震 災 を 教 訓 とした 講 演 会これからのエネルギー 社 会 に 向 けて 講 演 会 ( 札 幌 ・ 室 蘭 )H24.10.20H23.5.13H23.7.29、H23.10.12日 本 地 震 学 会 、 理 学 研 究 院 地 震 火 山 研 究観 測 センター北 見 工 業 大 学 寒 冷 地 の 複 合 災 害 - 豪 雪 と 大 地 震 が 同 時 に 来 たら - H23.11.18 防 災 科 学 技 術 研 究 所 、 北 見 市 など第4 章国立大学の取組一覧弘 前 大 学市 民 公 開 講 座 「 放 射 線 を 考 える」H23.4.1人 文 学 部 ボランティアセンター 活 動 報 告 会 H23.6.10、H24.3.9 弘 前 市シンポジウム「 農 村 と 都 市 の 共 生 を 目 指 した 災 害 に 強 い 日 本 再 生 プラン」H23.11.9シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 復 興 に 向 けた 弘 前 大 学 の 研 究 展 開 」 H23.11.26、H23.12.9市 民 講 演 会 「 放 射 線 の 基 礎 知 識 」報 告 会 「 復 興 に 向 けた 岩 手 大 学 の 取 組-『 岩 手 の 復 興 と 再 生 に』オール 岩 大 パワーを-」H24.2.3H23.10.23三 陸 水 産 業 の 復 興 に 向 けた3 大 学 連 携 推 進 シンポジウム H23.10.30 東 京 海 洋 大 学 、 北 里 大 学第 1 回 全 国 水 産 系 研 究 者 フォーラム H24.1.7 岩 手 県 沿 岸 広 域 振 興 局 など第5 章岩 手 大 学被 災 者 の 心 のケアのための「リラクセーション 研 修 会 」工 学 部 教 養 講 座 「 東 日 本 大 震 災 について 考 える」水 産 業 との 車 座 研 究 会H24.1.12、H24.1.26H24.1.21H24.2.15シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 の 現 状 とこれから~ 人 の 多 様 性 の 視 点 から~」H24.3.16岩 手 大 学 開 学 記 念 講 演 会 ~「 岩 手 の 復 興 と 再 生 に」オール 岩 大 パワーを~H24.6.9第 1 回 地 域 防 災 フォーラムH24.7.11─ 120 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など震 災 後 の 地 域 産 業 活 性 化 を 図 るためのH24.7.18久 慈 市「 女 性 起 業 家 セミナー in 久 慈 」発 酵 食 品 開 発 セミナーH24.9.14~ 水 産 加 工 品 の 高 付 加 価 値 化 を 目 指 して~岩 手 大 学第 2 回 地 域 防 災 フォーラム 海 外 から 見 た 東 日 本 大 震 災H24.10.21岩 手 県 、 釜 石 市 など~インド 洋 大 津 波 との 比 較 をもとに~実 践 的 危 機 管 理 講 座 H24.10.29 ~ 31第1 章東 日 本 大 震 災 1 ヶ 月 後 緊 急 報 告 会サイエンスカフェ・リベラルアーツサロン・スペシャル~ 東 日 本 大 震 災 ~ 東 北 大 学 研 究 者 からの 報 告 ~東 日 本 大 震 災 3 ヶ 月 後 報 告 会サイエンスカフェ 第 73 回 2011 年 東 北 地 方 太 平 洋 沖 津 波 災 害~ 東 北 地 方 の 再 生 に 向 けて~東 日 本 大 震 災 6 ヶ 月 後 報 告 会H23.4.13H23.5.13、26H23.6.10H23.7.22H23.9.13東 北 地 方 の 化 学 と 教 育 - 3.11 から 189 日 の 歩 み- H23.9.16 日 本 化 学 会 東 北 支 部2011 年 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 はどのような 地 震 だったのか?-これまでにわかったこと、これからの 課 題 -国 際 シンポジウム「 世 界 リーディングユニバーシティを目 指 して~ 大 震 災 からの 復 興 と 再 生 ~」H23.10.22H23.10.27第2 章東 北 大 学放 射 性 物 質 の 拡 散 と 大 学 人 の 役 割H23.11.13東 日 本 大 震 災 アーカイブ 国 際 合 同 シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 アーカイブの 最 前 線 と 国 境 ・ 世 代 を 超 えた 挑 戦 」 H24.1.11 ハーバード 大 学 、 総 務 省 など「 東 北 マリンサイエンス 拠 点 シンポジウム」H24.2.3文 部 科 学 省~ 東 日 本 大 震 災 が 海 洋 生 態 系 に 与 えた 影 響 と 再 生 への 取 組 ~東 日 本 大 震 災 ~ 宮 城 県 における 医 療 活 動 ~ H24.3.5 〜 6東 日 本 大 震 災 1 年 後 報 告 会Spirit of Tohoku University 2011.3.11 東 日 本 大 震 災 1 周 年記 念 シンポジウム「 震 災 復 興 とソーシャルビジネス」H24.3.11H24.3.11第3 章東 日 本 大 震 災 から 1 年 ~ 何 を 学 び、どう 活 かすか~ H24.4.7 海 洋 研 究 開 発 機 構災 害 科 学 国 際 研 究 所 開 所 記 念 国 際 シンポジウム東 日 本 大 震 災 アーカイブに 関 する 国 際 サマーカンファレンス~ 震 災 アーカイブの 国 際 連 携 を 考 える~未 来 づくり ESD セミナー「 震 災 復 興 と 学 校 ・ 地 域 の 未 来 づくり( 第 1 回 )」( 他 8 回 )H24.5.23H24.7.3H23.6 ~ H24.3ハーバード 大 学 、 東 北 大 学 附 属 図 書 館宮 城 県 教 育 委 員 会 、 仙 台 市 教 育 委 員 会 など宮 城 教 育 大 学秋 田 大 学山 形 大 学国 際 教 育 シンポジウム 2011「 世 界 との 絆 を 子 どもたちの 心 に」 H24.2.18宮 城 県 教 育 委 員 会 、 仙 台 市 教 育 委 員 会東 日 本 大 震 災 教 育 復 興 支 援 と 地 域 の 未 来 づくりフォーラム H24.5.12 UNESCO、ユネスコ・アジア 文 化 センター地 震 災 害 における 防 災 人 育 成 シンポジウム~ 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 をスタートとして~「 知 の 拠 点 庄 内 」 発 足 シンポジウム~ 3.11 震 災 と 向 き 合 う 学 術 ~東 北 創 生 研 究 所 キックオフ・シンポジウム~ 50 年 後 も 発 展 し 続 ける 社 会 を 目 指 して~H24.10.30H23.12.11H24.8.8大 仙 市鶴 岡 市 、 酒 田 市 、 東 北 公 益 文 科 大 学 など国立大学の取組一覧第4 章地 域 住 民 の 中 長 期 的 な 健 康 問 題 に 関 するフォーラム市 民 講 座 「 震 災 後 生 活 をより 安 心 して 暮 らすために」H23.4.20、H23.7.5H23.4.24 ~ H24.2.5市 民 講 座 「 科 学 技 術 と 社 会 安 全 の 関 係 を 考 える 市 民 講 座 2011」 H23.10 ~ H23.12東 京 大 学放 射 能 の 農 畜 水 産 物 等 への 影 響 についての 研 究 報 告 会連 続 セミナー「 復 興 まちづくり」H23.11 ~H23.12.5 ~ H24.2.24第5 章シンポジウム「 人 文 知 ・ 社 会 知 からサスティナビリティを考 える~ 3.11 以 降 の 危 機 のなかで~」シンポジウム「 東 京 電 力 福 島 第 一 原 発 事 故 から 学 ぶ 食 の 安 全- 畜 産 物 について -」H24.3.10H24.3.24公 開 講 義 「 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 - 津 波 と 地 震 活 動 - 」H24.3.25─ 121 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 などシンポジウム「 美 しく 力 づよい 沿 岸 都 市 再 生 と 海 洋 エネルギー」 H24.3.27海 洋 エネルギー 資 源 利 用 推 進 機 構シンポジウム「 超 高 齢 社 会 に 耐 えうる 震 災 復 興 まちづくり」H24.3.28第1 章イブニングセミナー「 気 仙 沼 市 長 ・ 釜 石 市 長 が 語 る 復 興 まちづくりの 最 前 線 」オープンレクチャー・ 復 興 を 俯 瞰 して 考 える・ 被 災 地 から 見 た復 興 と 現 状 ・ 福 島 の 現 状 : 復 興 課 題 を 共 有 するH24.4.4、H24.4.9H24.4.16、H24.5.20、H24.7.28NPO 法 人 日 本 都 市 計 画 家 協 会特 別 講 演 会 「 大 災 害 と 今 後 の 展 望 」 H24.4.24 東 京 都 港 区 医 師 会東 京 大 学シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 と 社 会 科 学 」 H24.4.27 ソウル 大 学 日 本 研 究 所講 演 「 復 興 と 防 災 の 工 学 」H24.6.1第2 章シンポジウム「 日 本 再 建 のための 危 機 管 理 ~ 復 元 力 ある 社 会 を 目 指 して~」 H24.6.9シンポジウム「 地 震 活 動 の 評 価 に 基 づく 地 震 発 生 予 測 システム- 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 前 後 の 地 震 発 生 予 測 -」H24.7.12、H24.7.13シンポジウム「 大 槌 の 復 興 から 世 界 へひろがる 海 洋 研 究-「 東 北 マリンサイエンス 拠 点 」づくりに 向 けて -H24.7.16サイエンスカフェ「 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 の 現 場 にて」H24.8.24岩 手 県 、 大 槌 町 、 岩 手 県 教 育 委 員 会 など教 育 実 践 研 究 支 援 センターによる被 災 地 の 心 のケアを 目 的 としたシンポジウム・ 講 演H23.4 ~ H24.9フクシマを 福 島 に 再 生 する 現 場 と 科 学 者 とあなたの 集 いH23.7.23小 金 井 市 成 人 大 学 講 座 「 震 災 から 学 ぶ 科 学 技 術 」H23.9 ~ H23.10(5 回 )災 害 ソリューション 実 践 報 告 会H23.10.5地 域 防 災 のあり 方 に 関 するシンポジウムH23.10.8第3 章東 京 学 芸 大 学東 日 本 大 震 災 を 踏 まえた 首 都 直 下 地 震 への 課 題「 未 来 エネルギーシステムに 関 する 対 話 シンポジウム:実 装 可 能 なエネルギーシステムの 構 築 にむけて」H23.10.28H23.12.10平 成 23 年 度 環 境 研 究 総 合 推 進 費 など放 射 線 に 関 する 知 識 の 講 習 会東 日 本 大 震 災 復 興 プロジェクト 研 究 報 告 会 H24.3東 日 本 大 震 災 被 災 地 における 調 査 研 究 ポスター 集 の 公 開 H24.5気 仙 沼 市 における 復 興 支 援 講 演 会 及 び 体 験 学 習 H24.8 気 仙 沼 市第4 章国立大学の取組一覧お 茶 の 水女 子 大 学電 気 通 信 大 学合 同 シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 に 向 けた両 大 学 の 支 援 活 動 報 告 」東 日 本 大 震 災 に 対 する 緊 急 的 な 支 援 活 動 並 びに震 災 復 興 に 関 連 した 調 査 ・ 研 究 課 題 報 告 会総 合 コミュニケーション 科 学 からの防 災 ・ 日 本 再 生 へのアプローチH23.12.17H24.1.27H23.10.22東 京 海 洋 大 学東 日 本 大 震 災被 災 地 支 援 プロジェクトチーム国 立 大 学 協 会 、 調 布 市一 橋 大 学公 開 討 論 会 「 大 震 災 からの 復 興 を 考 える」H23.5.26シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 から 一 年 : 復 興 への 絆 と 政 策 課 題 」 H24.3.9緊 急 事 態 における 科 学 者 の 情 報 受 発 信 ~フクシマからの 教 訓 ~ H23.5.30 駐 日 英 国 大 使 館スシロ・バンバン・ユドヨノインドネシア 共 和 国 大 統 領 による 特 別 講 演 会H23.6.17駐 日 インドネシア 共 和 国 大 使 館第5 章政 策 研 究 大 学院 大 学緊 急 対 話 「 東 日 本 大 震 災 と 防 災 協 力 のあり 方 」 H23.7.8 日 本 国 際 フォーラムなど第 52 回 GRIPS フォーラム「 震 災 復 興 の 方 向 性 」H23.7.11国 際 フォーラム「 緊 急 時 におけるリスクコミュニケーション」 H23.10.1 駐 日 欧 州 連 合 (EU) 代 表 部 などシンポジウム「 社 会 における 科 学 者 の 責 任 と 役 割 」 H23.10.5 科 学 技 術 振 興 機 構「 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 と 福 島 の 未 来– 人 間 の 安 全 保 障 をもとめて」H24.2.6福 島 大 学 、 立 教 大 学─ 122 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など国 際 シンポジウム「 巨 大 震 災 からの 復 興 を 考 える」 H24.2.21 建 築 研 究 所岩 手 復 興 フォーラム「~ふるさと 岩 手 ・ 三 陸 の 創 造 のために~」H24.3.26岩 手 県政 策 研 究大 学 院 大 学国 際 シンポジウム「 命 を 守 る 地 震 津 波 防 災 の 実 現 に 向 けて」 H24.6.27 建 築 研 究 所茨 城 大 学第 68 回 GRIPS フォーラム「 福 島 原 発 事 故 : 学 ぶこと」第 5 回 自 治 体 教 育 政 策 シンポジウム「 学 校 と 地 域 はどう 動 いたかー 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 ー」地 球 変 動 適 応 科 学 研 究 機 関 などによる震 災 に 関 するシンポジウムや 研 究 報 告 会H24.7.9H24.7.27H23.4.19、H23.6.1、H24.3.15、H24.3.16、H24.5.11読 売 新 聞 東 京 本 社地 域 復 興 セミナー「 放 射 性 物 質 と 私 たちの 生 活 」 H23.12.18 常 陽 銀 行大 震 災 ・ 放 射 能 汚 染 復 興 支 援 会 議 /復 興 支 援 運 営 委 員 会 による 調 査 研 究 報 告 会大 規 模 災 害 のリスクマネージメント- 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 に 学 ぶ-H23.11.11、H24.3.28H23.9.9 ~ 11日 本 地 質 学 会 、日 本 鉱 物 科 学 会緊 急 計 画 報 告 会 「2011.3.11 被 災 に 関 する 研 究 報 告 」 H23.7.31 常 磐 大 学茨 城 県 及 び 茨 城 産 業 会 議 と 災 害 ・ 復 興 に 関 する 連 携 講 演 会 H23.12.2 茨 城 県 、 茨 城 産 業 会 議第1 章第2 章附 属 図 書 館 を 中 心 に 東 日 本 大 震 災 に 関 する 講 演 会 や 資 料 展 示六 角 堂 再 建 記 念 観 星 会 「 自 然 と 文 化 を 語 るつどい」H23.12.14 ~ 19、H24.2.13 ~24、H24.2.19茨 城 県 立 図 書 館 などH24.3.17北 茨 城 市 教 育 委 員 会 、高 萩 市 教 育 委 員 会 ほか平 成 23 年 度 重 点 公 開 講 座 「 東 日 本 大 震 災 におけるこころのケア」 H23.6.7気 仙 沼 における 芸 術 を 通 じた 交 流ワークショップ「ぬりえ 日 本 」運 動 支 援 リーダー(スクエアステップ・リーダー)養 成 講 習 会 ・スキルアップ 研 修 会H23.6.18H23.7.25 〜 H24.8.31(20 回 )筑 波 大 学 ボランティアネットワーク共 催 : 山 元 町 、東 北 福 祉 大 学講 習 会 「 仮 設 住 宅 寝 たきり 予 防 」 H23.9 〜 H24.10 福 島 県 飯 舘 村 、 伊 達 市原 発 事 故 に 対 する 緊 急 被 ばく 医 療 版 の 立 ち 上 げ 及 びドクターヘリの 問 題 点H23.9.2後 援 : 茨 城 県 医 師 会第3 章平 成 23 年 度 重 点 公 開 講 座 「 放 射 線 の 科 学 」(5 回 、15 時 間 )H23.9.17 〜 H23.10.5Dr.Oliver EDRARD による 講 演 :チェリノブイリ 事 故 後 の 放 射 能 汚 染 流 出 モデル希 望 につながる 地 域 再 生 と 大 学- 東 日 本 大 震 災 から 学 ぶもの-H23.11.16プレ 戦 略 イニシアティブオールつくばネットワーク共 催 : 国 立 大 学 協 会後 援 : 日 本 都 市 計 画 学 会 などH24.1.22いわき 市 職 員 のための 実 践 的 メンタルヘルスH24.1.31筑 波 大 学CRICED-SEAMEO 国 際 シンポジウム- 筑 波 大 学 と SEAMEO の 国 際 教 育 協 力 の 将 来 像 & 自 然 災 害( 地 震 ・ 津 波 ・ 火 山 不 噴 火 ・ 台 風 ・ 洪 水 等 )における教 育 の 役 割Dr.Valentin GOLOSOV による 講 演 :チェルノブイリ 事 故 後 の Cs-137 の 再 移 動茨 城 災 害 医 療 フォーラムH24.2.14H24.2.22H24.3.19プレ 戦 略 イニシアティブオールつくばネットワーク共 催 :ACLS 協 会後 援 : 茨 城 県 医 師 会 などプレ 戦 略 イニシアティブオールつくばネットワーク国立大学の取組一覧第4 章Dr.MARIE SIMON CORNU による 講 演 :放 射 能 による 環 境 汚 染 モデルと 福 島 事 故 への 適 用H24.3.26北 茨 城 児 童 生 徒 のこころの 復 興 支 援 でのワークショップH24.6.17、H24.11.11双 葉 町 / 並 木 住 民 の 交 流 ワークショップ H24.7.15、H24.8.7 ~ 8平 成 24 年 度 重 点 公 開 講 座「 広 域 災 害 における 子 どもと 保 育 者 ・ 教 師 のこころのケア」被 災 した 常 総 市 石 下 西 中 学 校 でのアートワークショップ東 日 本 大 震 災 シンポジウム 福 島 の 復 興・いわきの 取 り 組 み科 学 を 通 じた 復 興 支 援 「 科 学 遊 びラボ」( 大 子 町 ・ 気 仙 沼 市 )生 態 系 における 土 壌 の 働 きを 知 ろう!~ 放 射 性 物 質 と 土 壌 生 態 系 ~H24.7.21H24.7.26H24.8.4H24.8.5、H24.9.9H24.8.20後 援 :つくば 市(パブリックビューイング)共 催 : 地 域 安 全 学 会つくば 市 における 被 災 地 運 動 支 援 リーダーのご 当 地 体 操 H24.8.26 共 催 : 日 本 教 育 医 学 会第5 章─ 123 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など平 成 24 年 度 重 点 公 開 講 座 「 放 射 線 の 科 学 」(5 回 、15 時 間 ) H24.9.1 〜 H24.9.29救 急 ・ 災 害 医 療 講 演 会 H24.9.6 後 援 : 茨 城 県 医 師 会第1 章筑 波 大 学いわき 市 管 理 職 員 のための 実 践 的 メンタルヘルス 研 修Dr. Sandor TARJAN:IAEA による 講 演 : 放 射 能 計 測 の 技 能 試 験 に関 する 日 本 会 議知 の 貢 献 、 安 心 安 全 な 生 活 空 間 を 創 出 する- 鹿 行 震 災 復 興 シンポジウムーH24.9.21H24.10.11H24.10.14プレ 戦 略 イニシアティブオールつくばネットワーク共 催 : 国 立 大 学 協 会 後 援: 茨 城 県 、 神 栖 市 など芸 術 関 係 者 による 被 災 地 復 興 支 援 「 文 化 の 力 ・ 東 京 会 議 」 H24.10.19 〜 20 東 京 都 、 東 京 文 化 発 信 プロジェクト 室 などDr. Mark ZHELEZNYAK による 講 演 : チェリノブイリ 事 故 による水 汚 染 の 観 測 とモデル 化H24.10.24プレ 戦 略 イニシアティブオールつくばネットワーク筑 波 技 術 大 学第 1 回 筑 波 障 害 学 生 支 援 研 究 会― 東 日 本 大 震 災 から 学 ぶ 障 害 学 生 への 災 害 時 対 応 ―H23.12.16筑 波 大 学 障 害 学 生 支 援 室3.11 ーあれからーモバイル 型 遠 隔 情 報 保 障 システム 報 告 会 H24.2.24 日 本 聴 覚 障 害 学 生 高 等 教 育 支 援 ネットワークなど第2 章宇 都 宮 大 学被 災 状 況 や 放 射 線 被 害 の 影 響 に 関 する 一 般 市 民 を 対 象 にした 公開 講 演 会H23.6.25、H23.10.22震 災 ボランティア 支 援 フォーラム H23.7.10 栃 木 県 、 宇 都 宮 市 、 宇 都 宮 市 教 育 委 員 会 など福 島 乳 幼 児 ・ 妊 産 婦 支 援 プロジェクト 緊 急 報 告 会 H23.7.13 福 島 乳 幼 児 ・ 妊 産 婦 ニーズ 対 応 プロジェクトシンポジウム「 学 生 とアジア・ 日 本 の 震 災 復 興 を 考 える」 H23.12.7 国 際 学 部 、 栃 木 県 、 宇 都 宮 市 など福 島 乳 幼 児 ・ 妊 産 婦 支 援 プロジェクト 2011 年 度 報 告 会 H24.2.20 福 島 乳 幼 児 ・ 妊 産 婦 ニーズ 対 応 プロジェクト福 島 乳 幼 児 ・ 妊 産 婦 支 援 プロジェクト、 国 際 開 発 学 会 「 原 発 震災 から 再 考 する 開 発 ・ 発 展 のあり 方 」 研 究 部 会 合 同 報 告 会H24.10.13国 際 開 発 学 会「 原 発 震 災 から 開 発 ・ 発 展 を 再 考 する」研 究 部 会 など2011 年 度 社 会 情 報 学 シンポジウム「 震 災 の 中 の 群 馬 - 情 報 の観 点 から 振 り 返 り、そして 前 へ-」H23.6.24第3 章群 馬 大 学震 災 シンポジウム- 総 括 と 発 展 -「 東 日 本 大 震 災 に 学 ぶ 安 心 ・安 全 なくらしのために 私 たちができること」私 たちは、 福 島 にどう 向 き 合 うべきか ~ 過 去 から 現 在 、 未 来を 学 ぶ ~H24.3.18H24.5.21宇 都 宮 大 学 国 際 学 部 附 属多 文 化 公 共 圏 センター平 成 24 年 度 群 馬 大 学 地 域 貢 献 事 業 「 身 のまわりの 放 射 線 を 正しく 理 解 する」H24.9.5埼 玉 大 学東 日 本 大 震 災 関 連 セミナーなど埼 玉 の 防 災 を 考 えるH23.4 ~H23.11.19講 演 会 「 放 射 線 に 関 する 基 礎 知 識 」H23.4.27シンポジウム~ 復 興 に 向 けて、 千 葉 大 学 ができること~H23.11.14講 演 会 「これからの 被 災 地 支 援 の 在 り 方 」H23.11.16第4 章国立大学の取組一覧千 葉 大 学講 演 会 「 震 災 、 原 発 事 故 から 10 ヶ 月 ー 福 島 県 富 岡 第 一 小 学 校 長に 聞 くー」H24.1.31シンポジウム「 震 災 ・ 原 発 問 題 と 公 共 研 究 ~ 私 たちはどう 考 え、H24.3.3どこに 向 かうべきか~」避 難 所 ・ 被 災 地 の 子 ども 達 への 教 育 支 援 ・ 造 形 ワークショップ「アートツール・キャラバン」H23.4.24、H24.3.2NPO 法 人 キッズデザイン 協 議 会福 島 原 発 事 故 の 土 壌 汚 染 影 響 を 考 えるワークショップH23.5.30横 浜 国 立 大 学 × 読 売 新 聞 「 < 東 日 本 大 震 災 > 緊 急 報 告 会 」 H23.6.1 読 売 新 聞 社公 開 セミナー「 大 規 模 地 震 に 対 する 総 合 的 危 機 管 理 のあり 方 」連 続 公 開 シンポジウム 総 テーマ『urban イノベーション ~ 大 学 、 地 域 そして 都 市 の 再 生 』の 一 つ環 境 ・ 防 災 と 未 来 都 市 創 生 :これからの 大 都 市 をどうデザインするか横 浜 国 立 大 学 - 科 学 的 なアプローチと 可 視 化 -H23.9.28H23.10.22第5 章シンポジウム「 都 市 と 地 域 のあり 方 〜 震 災 後 の 来 るべき 将 来 に 向 けて」シンポジウム「 知 られざる 横 浜 の 安 心 ・ 安 全 の 最 前 線 - 海 上 交通 管 制 ・ 病 害 虫 侵 入 防 止 ・ 浸 水 水 害 対 策 -」H23.11.9H23.11.14特 別 シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 からの 水 産 業 の 復 興 と 新 たな歩 み- 研 究 開 発 の 立 場 からの 支 援 -」公 開 セミナー「 大 規 模 地 震 に 対 する 都 市 防 災 のあり 方 」H23.12.8H24.2.22水 産 総 合 研 究 センター─ 124 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など地 域 交 流 サロン:いま 改 めて 考 える「 住 みたい 都 市 」〜 災 害 を 乗 り 越 える 地 域 づくり〜シンポジウム横 浜 国 立 大 学「 横 浜 国 立 大 学 リスク 研 究 グループによる 福 島 放 射 能 対 策 提 言 」 H24.2.29YNU with Society 2012 フォーラム「 東 北 の 復 興 と 神 奈 川 ・ 横 浜 の 減 災 を 考 える」H24.2.27H24.3.9第1 章東 日 本 大 震 災 農 地 被 害 調 査 ( 防 災 ・ 減 災 計 画 分 野 ) 報 告 会 H23.4.27 陸 前 高 田 市 農 業 研 修 センター新 潟 大 学特 別 講 演 会 「 東 日 本 大 震 災 を 考 える大 地 に 刻 まれた 巨 大 地 震 ・ 津 波 の 記 録 の 解 読 」H23.10.28新 潟 大 学 農 学 部 フォーラム 東 日 本 大 震 災 後 の「 農 と 食 」 H23.1112 新 潟 県産 業 技 術 総 合 研 究 所津 波 災 害 に 関 するシンポジウム H23.11.14 産 業 技 術 総 合 研 究 所長 岡 技 術 大 学オール 新 潟 災 害 救 援 シンポジウム「 災 害 時 における医 療 ・ 福 祉 ・ 保 険 ・ボランティアの 連 携 について 考 える」H24.1.21上 越 教 育 大 学アジアの 自 然 災 害 とわたしたちにできること~ 一 年 後 の 3.11 にて~長 野 県 下 縦 断 「 信 州 大 学 連 続 防 災 講 演 会- 地 域 と 共 に 考 える 防 災 -」長 野 県 北 部 地 震 ・ 栄 村 シンポジウム「 復 旧 ・ 復 興 の 現 状 と 今 後の 課 題 - 震 災 後 半 年 を 経 過 して-」H24.3.11H23.6 ~ H23.10( 全 4回 )H23.10.16東 アジアの 自 然 災 害 に 関 する 防 災 ・ 減 災教 育 研 究 会 など第2 章信 州 大 学平 成 23 年 度 放 送 公 開 講 座 「 地 域 と 共 に 考 え、 学 ぶ 防 災 。」 H24.1 ~ H24.2( 全 6 回 )長 野 県 北 部 地 震 災 害 調 査 研 究 報 告 会 in 長 野 県 栄 村 H24.7.8「 大 災 害 発 生 ~ CATV の 情 報 発 信 と 課 題 」フォーラム H24.11.29日 本 ケーブルテレビ 連 盟 信 越 支 部 長 野 県協 議 会総 合 研 究大 学 院 大 学総 研 大 フォ ーラム「 震 災 、 原 発 、エネルギー」 H23.10.1 かながわ 国 際 交 流 財 団防 災 教 育 フォーラム H23.8.30 富 山 市 立 芝 園 小 学 校特 別 講 演 「 東 日 本 大 震 災 に 学 ぶ - 経 済 復 興 ー」 H23.11.25第3 章「 科 学 コミュニケーション」 特 別 講 演 会東 日 本 大 震 災 「 写 真 が 伝 えるもの、 写 真 から 伝 わること」H23.12.21富 山 大 学特 別 講 演 「 東 日 本 大 震 災 に 学 ぶ - 原 子 力 発 電 政 策 ー」 H24.1.17ワークショップ 災 害 が 起 きたらどうなる? H24.2.25 とやま 311 ネット熟 議 2012in 富 山 大 学 災 害 が 起 きたらどうする? H24.7.7 文 部 科 学 省平 成 24 年 度 北 陸 4 大 学 連 携 まちなかセミナー「 放 射 線 を 知 るー 正 しく 恐 れ、 賢 く 使 うために」被 災 地 における 学 校 カウンセリングセミナー市 民 セミナー「 石 川 県 の 地 震 と 津 波 」H24.10.20H23.5.19、H23.5.24H23.6.11市 町 共 催 公 開 講 座 「 放 射 能 ・ 放 射 線 はどこまで 安 全 か」 H23.7.5、H23.8.24 野 々 市 町市 民 公 開 講 座 「 市 民 のための 放 射 能 ・ 放 射 線 の 話 」H23.8.6市 町 共 催 公 開 講 座 「 今 こそ 知 りたい 放 射 線 」 H23.9.8 金 沢 市北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 、 金 沢 大 学 、福 井 大 学国立大学の取組一覧第4 章金 沢 大 学ミニ 講 演 会 「 被 災 者 の 暮 らしに 寄 り 添 った 復 興 とは」北 陸 沿 岸 の 地 震 津 波 防 災 と 海 洋 立 国 推 進 の 在 り 方H23.9.11H23.10.8公 開 講 座 「 今 だから 知 っておきたい 放 射 能 ・ 放 射 線 の 話 」H23.10.13、H24.3.1、H24.3.7、H24.3.13、H24.3.19金 沢 市 、 小 松 市 、 七 尾 市 、 白 山 市 、 野 々市 町東 日 本 ・スマトラ・ 四 川 の 経 験 から 考 える「 住 み 続 けられる 地 域 」に 向 けた 復 興 ・ 再 生H23.12.9第福 井 大 学原 子 力 安 全 ・ 防 災 セミナー~ 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 による影 響 調 査 と 支 援 の 現 場 から~日 本 一 の 原 子 力 立 地 福 井 県 における 防 災 危 機 管 理- 安 心 できる 備 えのために-H23.12.2H24.10.205 章岐 阜 大 学 第 30 回 岐 阜 大 学 フォーラム「 地 震 列 島 の 宿 命 」の 開 催 H23.6.1─ 125 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など第1 章岐 阜 大 学静 岡 大 学岐 阜 シンポジウム “ 超 ” 広 域 地 震 災 害 にそなえて-いまぎふができること-H23.7.15後 援 : 岐 阜 県 など3.11 以 降 をどう 生 きるか~ 地 域 の 再 生 と 絆 づくりのために~H23.10. 8、H23.11.12、H23.12.10、H24.1.7、 中 日 新 聞 東 海 本 社H24.2.18震 災 後 の 日 本 を 考 える H24.10.13 中 日 新 聞 東 海 本 社多 角 的 な 災 害 教 訓 から 静 岡 の 防 災 を 考 える東 日 本 大 震 災 医 療 救 護 活 動 報 告 会 H23.3.29H23.10.16、H23.11.5、H23.11.6浜 松 医 科 大 学大 震 災 に 備 えたリスクマネジメントセミナー「 大 震 災 録 ( 神 戸 )」、「 震 災 の 被 災 者 となって。 震 災 と 闘 った3カ 月 」、「 大 震 災 時 の 診 療 ・ 検 査 および 感 染 症 対 策 について」附 属 病 院 医 療 福 祉 支 援 センター 勉 強 会 「 災 害 に 強 い 病 院 を考 える- 陸 前 高 田 の 医 療 支 援 で 感 じたことー」H23.7.9H23.7.27看 護 部 防 災 講 演 会 「 東 日 本 大 震 災東 北 大 学 病 院 看 護 部 の 対 応 」 H24.2.3第2 章シンポジウム「 災 害 に 強 い 病 院 を 目 指 した 自 助 ・ 共 助 のあり 方- 災 害 医 療 コーディネーターとライフラインの 重 要 性 -」東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 (M9.0) 緊 急 検 討 会 の 開 催減 災 連 携 研 究 センターシンポジウム「 大 震 災 、これから 何 をすべきか」震 災 関 連 シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 から 学 ぶ」防 災 ・ 減 災 シンポジウム~ 東 日 本 大 震 災 から 学 ぶ 災 害 医 療 と 地 域 連 携 ~H24.5.30H23.3.21H23.3.26H23.6.11H23.9.3濃 尾 地 震 120 周 年 シンポジウム「 濃 尾 地 震 から 120 年 -その 教 訓 を 振 り 返 る-」H23.10.28日 本 活 断 層 学 会 、 愛 知 県 、 岐 阜 県一 般 公 開 シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 を 地 元 メディアはどう 伝 えたか~ 来 るべき 南 海 トラフ 巨 大 地 震 に 備 えて~」H23.10.29第3 章名 古 屋 大 学防 災 人 材 交 流 セミナーシンポジウム 「これからの 減 災 を 考 える~ 人 と 街 をまもる 連 携 研 究 をめざして~」H23.12.10H24.1.6東 海 四 県 三 市 および 国 立 四 大 学 連 携 防 災 シンポジウム「 自 助 ・ 共 助 が 息 づく - 地 域 ぐるみの 防 災 戦 略 」H24.5.12愛 知 県 など減 災 連 携 研 究 センター 設 立 記 念 シンポジウムH24.6.22防 災 ・ 減 災 カレッジ~ 地 域 協 働 によるひと・まち・みらいの 創 造 ~H24.7.28 ~ 8.25あいち 防 災 協 働 社 会 推 進 協 議 会 など防 災 講 演 会 あいち「 津 波 から 生 き 残 るために!」 H24.7.29 気 象 庁 など第4 章国立大学の取組一覧名 古 屋工 業 大 学東 日 本 大 震 災 復 興 応 援 企 画「 育 もう! 子 どもたちの 元 気 な 笑 顔 を!」H24.8.11講 演 会 「 巨 大 災 害 、そのとき 女 性 は」 H24.8.26 愛 知 県 津 島 市緊 急 講 演 会 の 開 催 H23.4 ~ H23.7( 全 6 回 )一 般 公 開 講 座 「 災 害 を 知 り、 備 える」( 全 4 回 )H23.11.18 ~ H23.12.9生 涯 学 習 講 座 「 巨 大 地 震 災 害 に 備 える 防 災 まちづくり」 H23.11.20、H24.2.19 新 城 市 、 田 原 市防 災 ・ 日 本 再 生 シンポジウム「 企 業 防 災 を 軸 とする 安 全 安 心 な 地 域 づくり」H23.12.2国 立 大 学 協 会豊 橋 技 術科 学 大 学豊 橋 市 民 大 学 トラム「 若 手 研 究 者 が 見 た 災 害 と 大 震 災 への 備 え」( 全 4 回 )H24.2.4 ~ 2.26豊 橋 市渥 美 半 島 津 波 防 災 シンポジウム H24.5.13 NPO 法 人 表 浜 ネットワーク講 演 会 「 津 波 防 災 の 教 育 の 実 践 ~ 東 日 本 大 震 災 に 学 ぶ~」 H24.6.2東 京 大 学 海 洋 アライアンス海 洋 教 育 促 進 研 究 センター第5 章シンポジウム「 海 洋 教 育 から 考 える 津 波 ・ 防 災 - 東 南 海 地 震 に 備 えて-」H24.7.8東 京 大 学 海 洋 アライアンス海 洋 教 育 促 進 研 究 センターコンビナートの 安 全 管 理 技 術 の 向 上 - 防 災 セミナーー H23.6.16 四 日 市 コンビナート 産 学 官 連 携 会 議三 重 大 学中 小 企 業 向 け BCP 策 定 セミナー- 事 業 継 続 計 画 の 策 定 ー H23.8 ~ H23.12シンポジウム「2011 年 大 災 害 に 立 ち 向 かった 科 学 者 達 と 大 災 害 を 振 り 返 る」 H24.2.11─ 126 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など滋 賀 大 学 「 東 日 本 大 震 災 後 の1 年 を 顧 みる」シンポジウム H24.3.21シンポジウム「 大 震 災 後 を 考 える」シリーズ H23.7 ~ H24.3東 北 関 東 大 震 災 災 害 調 査 緊 急 報 告 会H23.3.25「 災 害 対 応 の 地 域 研 究 」 月 例 セミナー H23.4 ~ H24.3 東 南 アジア 学 会第1 章「 大 規 模 自 然 災 害 対 策 ・ 復 興 全 学 大 会 議 」を 開 催 H23.4.30ワークショップ「 東 日 本 大 震 災 を 考 える―スマトラの 経 験 を 踏 まえて」土 壌 汚 染 を 考 えるシンポジウムの 開 催シンポジウム『 大 震 災 後 の 森 里 海 の 連 環 を 考 える』の 開 催第 178 回 生 存 圏 シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 復 興 に 向 けた 生 存 圏 科 学 」土 壌 汚 染 に 関 するオープンセミナー第 135 回 定 例 オープンセミナー「 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 における 木 造 被 害 調 査 」第 8 回 京 都 大 学 生 存 圏 研 究 所 公 開 講 演 会 「 福 島 県 における 農 業可 能 用 地 の 土 壌 汚 染 調 査 とその 対 策 について」H23.5.23H23.7.14、H23.8.4H23.7.16H23.8.30H23.9.14H23.9.21H23.10.23第2 章シンポジウム「 情 報 災 害 からの 復 興 ― 地 域 の 専 門 家 は 震 災 にどう 対 応 するか」 H23.11.5第 11 回 京 都 大 学 地 球 環 境 フォーラム~ 地 域 ・ 学 校 を 通 じた 防 災 コミュニケーション~H23.11.5京 都 大 学国 際 シンポジウム・ワークショップ「 災 害 遺 産 と 創 造 的 復 興 ― 地 域 情 報 学 の 知 見 を 活 用 して」H23.12.21 ~ 25シアクアラ 大 学 津 波 防 災 研 究 センター生 存 圏 シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 以 後 の 福 島 県 の状 況 及 び 支 援 の 取 り 組 みについて」H24.1.6、H24.11.30「 河 川 災 害 と 河 川 環 境 変 化 」東 日 本 大 震 災 特 別 緊 急 共 同 研 究 報 告 会震 災 関 連 第 2 回 研 究 会災 害 時 における 宗 教 的 ケアと 宗 教 的 世 直 し 思 想 についてH24.1.24H24.1.24東 北 大 学 など第3 章災 害 対 応 の 地 域 研 究 シンポジウム「タイ 洪 水 が 映 すタイ 社 会― 災 害 対 応 から 考 える 社 会 のかたち」H24.5.12東 南 アジア 学 会第 206 回 生 存 圏 シンポジウム「 大 震 災 から 考 えること- 木 質 構 造 に 着 目 して」H24.6.28国 際 ワークショップ「 災 害 後 社 会 の 再 建 と 情 報 管 理 」 H24.7.2 シアクアラ 大 学 津 波 防 災 研 究 センター第 3 回 「 東 日 本 大 震 災 関 連 プロジェクト~こころの 再 生 に 向 けて」シンポジウム・ 研 究 会防 災 研 究 所 平 成 24 年 度 公 開 講 座 ( 第 23 回 )巨 大 災 害 にどう 立 ち 向 かうか- 東 の 復 興 ・ 西 の 備 え-H24.7.11H24.9.20シンポジウム「 原 発 震 災 被 災 地 復 興 の 条 件 ――ローカルな 声 」 H24.10.20 法 政 大 学 国 際 文 化 学 部国立大学の取組一覧第4 章京 都 教 育 大 学国 際 ワークショップ「アチェにおける 世 代 間 の強 くしなやかな 絆 づくりのためのコミュニティ 強 化 」シンポジウム「 教 師 力 ・ 教 育 力 で 支 える 地 域 再 生 :集 まれ 古 都 のサポーター!」H24.10.21 ~ 23H23.12.3シアクアラ 大 学 津 波 防 災 研 究 センター京 都 工 芸繊 維 大 学総 合 プロセーシス 研 究 センターセミナー「 東 日 本 大 震 災 と 障 害 者 」H24.7.7東 日 本 大 震 災 復 興 支 援 に 関 する 連 続 セミナー( 全 4 回 ) H23.6 ~ H23.12 JICA 大 阪 、 国 立 民 族 学 博 物 館「 震 災 のいまとこれから」− 私 たちに 何 ができるのか− H23.4.29阪 大 病 院 フォーラム「 東 日 本 大 震 災 に 対 する 阪 大 病 院 の 対 応 」H23.5.11第5 章大 阪 大 学「ポスト 3/11 の 日 米 トモダチ 協 働 作 戦 」セミナーH23.7.7駐 大 阪 ・ 神 戸 米 総 領 事 館 、 関 西 アメリカンセンターなど社 会 経 済 研 究 所 行 動 経 済 学 研 究 センターシンポジウム「 行 動 経 済 学 で 地 震 に 備 える」H23.8.24大 阪 大 学 グローバル COE プログラムなど東 日 本 大 震 災 と 原 発 事 故 :いま、 関 西 からできることH23.9.11─ 127 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など第1 章自 然 災 害 とグローバルコラボレーション:3.11 東 日 本 大 震 災 から 共 に 学 ぶNatural Disaster and Global Collaboration:Responses to the Great East Japan Earthquake, 3.11GLOCOL ディアスポラ 研 究 会 絆 としてのアート:グローバル・ディアスポラ⇔ 東 北 コーディネーター「 情 報 災 害 」からの 復 興― 地 域 の 専 門 家 は 震 災 にどう 対 応 するか日 本 発 、 防 災 NPO の 挑 戦 :アジアの 災 害 リスクは 減 らせるかH23.9.22H23.9.28H23.11.5H23.11.17フィリピン 大 学 国 際 関 係 研 究 所 など地 域 研 究 コンソーシアムなど関 西 安 全 保 障 セミナー 「 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 と 日 本 の 防 衛 」 H23.11.18 同 志 社 大 学 アメリカンセンター など大 阪 大 学産 業 科 学 研 究 所 第 67 回 学 術 講 演 会 特 別 講 演「 大 震 災 からの 復 興 とこれからの 大 学 の 役 割 」H23.11.22大 阪 大 学 産 業 科 学 研 究 協 会2011 年 度 地 球 総 合 工 学 シンポジウム「 巨 大 地 震 に 備 える」 H23.12.26 巨 大 地 震 災 害 軽 減 連 絡 会第2 章先 端 研 究 施 設 共 用 促 進 事 業 連 携 シンポジウム~ 復 興 と 新 生 のための 科 学 技 術 支 援 と 産 学 官 連 携 促 進 ~H24.1.18シンポジウム「 日 本 、いまから・ここから…」 H24.3.4 後 援 : 毎 日 新 聞 社名 古 屋 大 学 エコトピア 科 学 研 究 所 など除 染 技 術 研 究 会チェルノブイリの 経 験 から 低 線 量 被 曝 を 学 ぶ福 島 原 発 事 故 放 射 能 汚 染 と 向 き 合 うために社 会 イノベーター 公 志 園 関 西 公 志 園 によるフォーラム「 東 北 復 興 と 日 本 の 再 生 」公 開 講 座 「2011 年 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 から 知 る、 学 ぶ、インフラによる 減 災 」H24.3.27、H24.6.12H24.4.13H24.6.17H24.10.31北 海 道 大 学 グローバル COE プログラム大 阪 青 年 会 議 所 、 関 西 ニュービジネス協 議 会 など第3 章神 戸 大 学シンポジウム「 東 日 本 大 震 災 と 阪 神 淡 路 大 震 災 」 H24.5.10 ~ 11 Yale 大 学公 開 講 座 「 神 戸 大 学 研 究 最 前 線 」での 震 災 ・ 復 興 に 関 する 講 座 H24.9.16、23、30 後 援 : 兵 庫 県 ・ 神 戸 市都 市 安 全 研 究 センター RCUSS オープンゼミナールでの東 日 本 大 震 災 に 関 する 研 究 報 告 会 (6 回 )H24.4 ~奈 良 女 子 大 学 防 災 シンポジウム「 古 都 奈 良 の 都 市 防 災 」 H23.10.22 国 立 大 学 協 会和 歌 山 大 学東 日 本 大 震 災 支 援 活 動 ・ 調 査 報 告 会東 日 本 大 震 災 ボランティア 活 動 報 告 会 ・ 写 真 展公 開 講 演 会 「3.11 以 降 の 節 電 ・ 省 エネを 考 える」公 開 講 座 「 災 害 と 復 興 ~これからの 減 災 を 考 える~」H23.6.18H23.11.16H23.12.6H24.2.19第4 章国立大学の取組一覧島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 における 防 災 ・ 危 機 管 理 と 地 域 振 興 H23.10.1出 雲 市 、 塩 冶 地 区 ・ 島 根 大 学 医 学 部 連 絡協 議 会鳥 取 大 学 防 災 フォーラム 減 災 を 科 学 する!~ 東 日 本 大 震 災 に 学 ぶ~ H24.3.17 とっとり 防 災 ・ 危 機 管 理 研 究 会広 島 大 学巨 大 化 する 自 然 災 害 への 備 え- 広 島 における 今 後 の 自 然 災 害 とその 対 策 -平 和 科 学 研 究 センター 第 36 回 平 和 科 学 シンポジウム「 広 島 、そして 福 島 の 復 興 」原 爆 放 射 線 医 科 学 研 究 所 創 立 50 周 年 記 念 国 際 シンポジウム「 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 の 復 興 支 援 に 向 けて」H23.12.2H24.1.29H24.2.20 ~ 21広 島 平 和 構 築 人 材 育 成 センターなど放 射 線 災 害 復 興 の 道 ーヒロシマ、ナガサキ、からフクシマへー H24.5.17 ~ 18 NPO 法 人 日 本 口 腔 外 科 学 会山 口 大 学大 学 の 英 知 をあつめて 風 水 害 から「いのちをまもる」- 近 年 の 災 害 を 振 り 返 るーH23.11.23第5 章徳 島 大 学東 日 本 大 震 災 現 地 調 査 ・ 支 援 活 動 報 告 会 H23.5.103.11. 東 日 本 大 震 災 ボランティア 報 告 会 H23.5.14東 日 本 大 震 災 を 教 訓 にした 防 災 に 関 する 講 演 会及 び 災 害 支 援 メンバーによる 第 2 回 目 の 報 告 会公 開 講 演 会 「 自 然 放 射 線 と 放 射 性 物 質- 今 、 改 めて 放 射 線 を 考 える-」H23.6.30H23.9.13福 島 支 援 活 動 報 告 会「 原 子 力 災 害 この 1 年 の 経 過 と、 今 後 必 要 な 支 援 活 動 」H24.3.24─ 128 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など徳 島 大 学 東 日 本 大 震 災 被 害 調 査 報 告 会 H24.6.5香 川 大 学危 機 管 理 シンポジウム- 大 規 模 災 害 時 の 地 域 コミュニティーの 継 続 に 向 けて-H24.1.10GIS 学 会 四 国 支 部 、 土 木 学 会 四 国 支 部 など愛 媛 大 学えひめ 防 災 フォーラムH22.8.25、H23.8.24、H24.8.24四 国 地 方 整 備 局 、 愛 媛 県 、 県 下 全 市 町 など第1 章東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 災 害 調 査 報 告 会H23.4.27東 日 本 大 震 災 における 高 知 県 心 のケアチーム 活 動 報 告及 び 意 見 交 換 会H23.4.27高 知 県 地 域 福 祉 部 、 高 知 県 内 の 精 神 科 病院 など医 学 部 東 日 本 大 震 災 被 災 地 支 援 活 動 報 告 会H23.5.17総 合 研 究 センター 防 災 部 門 主 催 「 高 知 みず 工 学 研 究 会 」 H23.6.11公 開 講 座 「 南 海 地 震 に 備 える~ 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 から 学 ぶこと~」H23.7.14公 開 講 座 「 災 害 に 備 える」 H23.8.3 ~ 31自 然 科 学 系 「 水 ・バイオマス」プロジェクト 主 催 講 演 会「 東 日 本 大 震 災 と 下 水 道 」H23.9.29第高 知 大 学農 学 部 教 養 講 座「 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 の 教 訓 と 地 震 に 強 いまちづくり」H23.10.12 章南 海 地 震 に 備 えて: 災 害 地 を 四 国 4 県 でどう 支 えるかH23.10.22南 海 地 震 に 備 えるシンポジウムⅡ「 次 の 南 海 地 震 の 津 波 は? 巨 大 津 波 、 過 去 から 未 来 へ」H23.10.29総 合 研 究 センター 防 災 部 門 主 催 高 知 みず 工 学 研 究 会「 四 国 および 高 知 県 における 南 海 地 震 対 策 」H23.11.26「 第 9 回 高 知 大 学 物 部 キャンパスフォーラム」 東 日 本 大 震 災 に学 ぶ~ 地 震 、 津 波 、 防 災 、 放 射 能 、エネルギ― 問 題 ~H23.12.10平 成 23 年 度 大 学 病 院 情 報 マネジメント 部 門 連 絡 会 議 における震 災 ポスターセッションH24.1.19 ~ 20東 日 本 大 震 災 派 遣 活 動 報 告 会 H24.3.12 自 衛 隊 高 知 地 方 協 力 本 部総 合 研 究 センター 防 災 部 門 主 催 「 高 知 みず 工 学 研 究 会 」H24.7.7第3 章福 岡 教 育 大 学 地 震 ・ 災 害 とボランティア~ 今 、どうすべきか H23.6.1宗 像 市 、 福 津 市 、 宗 像 市 教 育 委 員 会 、 福津 市 教 育 委 員 会自 然 災 害 フォーラム 九 大 2011H23.4.22東 日 本 大 震 災 でどう 変 わる 日 本 !?H23.4.27 ~ H23.4.28教 育 改 革 研 究 会( 第 22 回 :テーマ「 大 学 教 育 とボランティア 活 動 」)H23.6.10九 州 大 学社 会 インフラの 防 災 と 危 機 管 理 を 考 える~ 東 日 本 大 震 災 から 学 ぶ 九 州 の 高 速 道 路 の 安 全 性 ~斜 面 災 害 における 予 知 と 対 策 技 術 の 最 前 線 に 関 する国 際 シンポジウム 福 岡 2011ソーシャル・ビジネス・フォーラム・アジア in 福 岡2011 フォローアップ・ワークショップ ( 第 2 回 )in 東 北震 災 フォーラム・ 東 日 本 大 震 災 から 1 年 が 経 過 して~ 九 州 大 学 ・土 木 系 教 員 からの 調 査 報 告 と 九 州 地 方 の 地 震 防 災 について~H23.6.13H23.11.10 ~ H23.11.11西 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社土 木 学 会 西 部 支 部 、 地 盤 工 学 九 州 支 部H24. 1. 28 東 北 大 学 、 宮 城 大 学H24.3.11国立大学の取組一覧第4 章ムハマド・ユヌス 博 士 と 考 える 東 北 復 興 シンポジウム「ソーシャル・ビジネスを 活 用 した 自 立 復 興 支 援 の 可 能 性 」H24. 3. 11 東 北 大 学 、 宮 城 大 学 などソーシャルビジネスにより 被 災 地 復 興 と 地 域 活 性 化 H24. 3. 12 青 森 中 央 学 院 大 学 、 青 森 県 など災 害 と 文 化 財 ― 記 憶 を 継 承 するために―H.24.10.12九 州 工 業 大 学東 日 本 大 震 災 復 興 街 づくりの 現 状 と 課 題 について現 地 の 建 築 関 係 者 を 招 いてのシンポジウム 開 催東 日 本 大 震 災 復 興 街 づくりの 現 状 と 課 題 についての国 際 シンポジウムでの 発 表H24.10.3H 24.10.22 ~ 25JIA 東 北 支 部 、JIA 九 州 支 部大 韓 建 築 学 会 、 日 本 建 築 学 会 、 中 国 建 築学 会第公 開 講 座 「 震 災 危 機 を 乗 り 越 える 連 帯 をめざして」「 原 発 事 故 を 乗 り 越 える 知 恵 」H23.5.165 章佐 賀 大 学公 開 講 座 「 震 災 危 機 を 乗 り 越 える 連 帯 をめざして」「 大 規 模 災 害 における 災 害 医 療 と 被 災 者 の 支 援 について」公 開 講 座 「 震 災 危 機 を 乗 り 越 える 連 帯 をめざして」「 復 興 に 向 けて~こころの 被 害 と 回 復 について 知 る~」H23.6.17H23.7.13─ 129 ─


大 学 名 タイトル 開 催 日 共 催 など第1 章東 日 本 大 震 災 復 興 支 援 報 告 会市 民 公 開 特 別 講 座 「 地 震 ・ 津 波 と 感 染 症 」市 民 フォーラム「 東 日 本 大 震 災 ~ 長 崎 からできることを 知 り、 動 く!」特 別 講 演 「つなみによる 構 造 物 の 被 害 」H23.4.6H23.5.20H23.6.5H23.7.29特 別 公 開 シンポジウム「 震 災 被 災 地 の 水 産 業 と 漁 村 の 復 興 」 H23.10.2 長 崎 県 及 び 長 崎 市長 崎 大 学グローバル COE 国 際 シンポジウム「 放 射 線 健 康 リスク 管 理 への 新 たな 挑 戦 」リレー 講 座 2011「 東 日 本 大 震 災 後 の 日 本 を 考 える」H23.10.20 ~ 22グローバル COE セミナー「 東 日 本 大 震 災 ・ 原 発 事 故 と 心 のケア」 H23.12.1H23.10.28 ~ H23.12.16長 崎 新 聞 社 、 長 崎 県 、 長 崎 市 、経 済 同 友 会 など白 熱 教 室 in 長 崎 大 学 「 原 発 事 故 と 科 学 ジャーナリズム」 H24.1.19 NHK第 1 回 福 島 WBC 会 議 「 福 島 県 におけるホールボディカウンター(WBC) による 内 部 被 ばく 検 査 の 現 状 と 課 題 克 服 に 向 けて」H24.1.25 ~ 26第2 章セミナー~ 水 産 と 環 境 の 復 興 に 向 けて~公 開 セミナー「 今 、 大 学 (アカデミア)が 貢 献 できること - 東日 本 大 震 災 から 学 ぶ -」H24.3.1H24.4.26地 域 防 災 啓 発 シンポジウム 「- 東 日 本 大 震 災 から 学 ぶ -」H23.11.30熊 本 市 、 熊 本 市 防 災 関 係 機 関 連 絡 協 議 会第3 章熊 本 大 学大 学 院 社 会 文 化 科 学 研 究 科 特 別 セミナー「 震 災 復 興 の 時 代 学 ~ 共 災 の 思 想 、 再 生 の 技 法 」大 学 院 社 会 文 化 科 学 研 究 科 特 別 ワークショップ「 原 発 災 害 とプロセスワークと 紛 争 解 決 」平 成 23 年 度 地 域 マネジメント 政 策 フォーラム「 熊 本 の防 災 まちづくりを 考 える - 3.11 後 の 地 域 社 会 のカタチ- 」第 5 回 エコファーマシンポジウム「 震 災 から 復 興 、 新 たな 未 来 へ 薬 学 の 役 割 」H23.12.10H23.12.11H23.12.12H24.1.17大 分 大 学 大 分 の 防 災 を 考 える- 東 南 海 ・ 南 海 地 震 への 対 応 - H23.10.22、H23.11.6 佐 伯 市 、 大 分 合 同 新 聞 社宮 崎 大 学防 災 シンポジウム in 宮 崎 2011 ~ 口 蹄 疫 災 害 、 新 燃 岳 火 山 災 害 、H23.11.1来 る「 想 定 」 地 震 ・ 津 波 災 害 への 備 えを 考 える~国 立 大 学 協 会 など医 療 支 援 派 遣 者 報 告 会H23.5.24東 日 本 大 震 災 支 援 ボランティア 活 動 報 告 会H23.6.29鹿 児 島 大 学奄 美 豪 雨 災 害 から 学 ぶ- 2010 年 奄 美 豪 雨 災 害 の 総 合 的 調 査 研 究 -公 開 講 座 夏 休 み 体 験 学 習 「 放 射 線 ってどんなもの?」H23.10.23H24.8.2第4 章国立大学の取組一覧シンポジウム「 地 域 防 災 力 の 向 上 を 考 える」- 鹿 児 島 大 学 地 域 防 災 教 育 研 究 センター 設 立 から 1 年 -九 州 防 災 シンポジウム in 鹿 児 島~ 火 山 災 害 ・ 豪 雨 災 害 を 考 える~講 演 会 「 放 射 能 ・ 放 射 線 って 何 ?」講 座 「 防 災 教 育 と ESD- 震 災 から 学 ぶ 持 続 可 能 な 地 域 と学 校 のつながり」H24.10.6H24.10.30H23.8.25H24.8.9国 立 大 学 協 会 九 州 地 区 支 部 会 議講 座 「 津 波 - その 時 、 生 死 を 分 けたもの -震 災 から 学 ぶ 持 続 可 能 な 地 域 と 学 校 のつながり」H24.8.10国 頭 村 教 育 委 員 会琉 球 大 学講 座 「3.11 大 津 波 災 害 の 教 訓 と 沖 縄 における 大 津 波 災 害 の 教 訓( 一 千 年 の 継 承 義 務 )」H24.8.11講 座 「 地 形 学 からみた 東 日 本 大 震 災 -「 地 球 理 解 教 育 」の 提 案 -」 H24.8.11講 座 「 津 波 の 性 質 と 沖 縄 での 津 波 防 災 」H24.8.25講 座 「 災 害 時 の 電 力 供 給 について( 防 災 対 応 型 スマートハウス)」 H24.8.25第5 章名 古 屋工 業 大 学 、名 古 屋 大 学 、豊 橋 技 術 科 学大 学 、岐 阜 大 学 、三 重 大 学東 海 3 県 の 国 立 大 学 が 社 会 に 向 けて 提 言 する 巨 大 地 震 対 策巨 大 自 然 災 害 に 立 ち 向 かうための 土 木 工 学 、 建 築 学 の 取 組H23.11.20H24.10.28国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 、 愛 知 県 、岐 阜 県 など国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 、 愛 知 県 、岐 阜 県 など─ 130 ─


第1 章第1 節震 災 発 生 直 後 からこれまでの国 立 大 学 協 会 の 活 動国 立 大 学 協 会 は 震 災 直 後 から、 被 災 大 学 と 他 の 国 立 大 学 のパイプ 役 となり、 物 資 支 援 や 職 員 の 派 遣 に 関 する 情 報 提 供 などを 行 ってきました。また、 国 立 大 学 の 活 動 を 広 く 社 会 へ 情 報 発 信 し、 国 立 大 学 の 役 割 ・ 存 在 意 義 を 訴 えてきました。震 災 発 生 直 後 からの 国 立 大 学 協 会 の 活 動日 付 国 立 大 学 協 会 の 活 動 その 他 関 連 機 関 等 の 活 動資 料掲 載 頁第平 成 23 年3 月 11 日東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 ( 震 災 名 : 東 日 本 大 震 災 ) 発 生・ 国 立 大 学 の 学 生 9 人 が 亡 くなり、64 の 大 学 ・ 共 同 利 用 機 関 の 施 設 が 被 害 にあった。厚 生 労 働 省 、 文 部 科 学 省 からの 要 請 等 に 基 づき 各 国 立大 学 附 属 病 院 等 からDMA T 出 動・DMATだけではなく、 各 大 学 は 独 自 の 医 療 支 援 チームの 派 遣 も 行 う。2 章平 成 23 年3 月 12 日 ~15 日国 立 大 学 後 期 日 程 試 験・ 被 災 大 学 や 一 部 の 国 立 大 学 では、 後 期 日 程 試 験 を 中止 し、 一 部 の 国 立 大 学 では 試 験 を 延 期 した。平 成 23 年3 月 14 日各 大 学 に「 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 の 発 生 に 伴 う 平 成 23 年 度 大 学 入 学 者 選 抜 における 対 応について」を 発 出 。・ 前 期 試 験 及 び 後 期 試 験 の 入 学 手 続 き 間 延 長 や、 後 期 試 験 の 再 試 験 日 程 等 について 最 大 限の 措 置 を 要 請 。その 後 も 入 試 センターへの 合 格 者 データの 提 出 や 入 学 検 定 料 の 取 扱 い 等 についても 各 大 学 に 連 絡 した。134平 成 23 年3 月 16 日各 大 学 に「 災 害 救 援 支 援 物 資 の 供 給 について」を 発 出 。・ 東 北 大 学 からの 依 頼 に 基 づき、 各 大 学 より 災 害 支 援 物 資 を 募 り、 各 大 学 は 地 域 毎 で 被 災物 資 をとりまとめる 等 をして、 被 災 大 学 に 発 送 した。134第平 成 23 年3 月 23 日日 本 経 済 団 体 連 合 会 等 に「2012 年 入 社 対 象 者 の 採 用 広 報 活 動 及 び 採 用 選 考 活 動 等 について」を 発 出 。・2012 年 入 社 対 象 者 が 就 職 活 動 で 不 利 にならないよう、 配 慮 いただくことを 求 める。1353 章平 成 23 年3 月 25 日各 大 学 に「 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 による 被 災 大 学 への 支 援 について」を 発 出 し、 次 の 事 柄についての 支 援 を 要 請 する。1.4 月 1 日 付 けの 幹 部 の 人 事 異 動 に 伴 う 配 慮 について2. 被 災 地 の 大 学 の 学 生 ・ 教 職 員 への 当 面 の 支 援 について( 図 書 館 利 用 等 )3. 被 災 した 学 生 の 入 学 等 の 弾 力 的 取 扱 について4.その 他(1) 被 災 大 学 への 職 員 の 派 遣 について(2) 学 生 による 被 災 地 でのボランティア 活 動 への 配 慮 について文 部 科 学 省 より、 平 成 23 年 度 当 初 の 授 業 期 間 についての 弾 力 的 な 取 扱 いが 可 能 である 旨 が 各 大 学 に 周 知 され、それに 伴 い、 一 部 の 大 学 では、 入 学 式 を 延 期 又 は 中 止 し、授 業 開 始 時 期 を 遅 らせた。136 〜137平 成 23 年3 月 25 日被 災 大 学 に「 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 による 被 災 大 学 への 職 員 の 派 遣 について( 要 望 伺 い)」を 発 出 する。・ 復 旧 を 支 援 する 他 の 国 立 大 学 職 員 の 派 遣 について、 被 災 大 学 へ 要 望 を 伺 う。 各 大 学 から総 計 14 人 の 職 員 が 派 遣 可 能 との 連 絡 があった(24 年 12 月 末 日 現 在 )第平 成 23 年3 月 25 日民 主 党 文 部 科 学 部 門 会 議 座 長 宛 てに 震 災 被 害 に 関 する 次 のことについて 要 望 する。・ 被 災 学 生 への 授 業 料 減 免 などの 措 置 の 充 実 、 国 立 大 学 附 属 病 院 等 への 支 援 への 配 慮 ( 計画 停 電 対 象 外 等 )、 施 設 設 備 をはじめとした 災 害 復 旧 への 予 算 措 置1384 章平 成 23 年3 月 30 日各 大 学 に「 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 による 被 災 大 学 の 学 生 ・ 教 職 員 へ 第 2 段 階 の 支 援 について」を 発 出 し、 次 の 事 柄 についての 支 援 を 要 請 する。1. 被 災 学 生 ・ 大 学 院 生 の 講 義 の 履 修 、 聴 講 について2. 被 災 大 学 院 生 の 研 究 支 援 について3. 研 究 者 の 支 援 について4.その 他 ( 被 災 学 生 の 心 のケア、 宿 泊 施 設 の 確 保 等 について)全 国 各 主 要 都 市 における 大 学 等 の 構 内 の 空 間 放 射 線 量測 定 が 開 始 される。 国 立 大 学 も 協 力 。139会 長 メッセージ「 被 災 した 学 生 の 皆 さまへ」を 表 明 141平 成 23 年4 月 7 日防 災 ・ 日 本 再 生 シンポジウム 募 集 要 項 を 策 定・ 平 成 23 年 度 中 に 計 29 件 を 採 択 し、 各 大 学 の 実 施 を 支 援 した。第5 章国立大学協会の活動平 成 23 年4 月 11 日各 大 学 に「 被 災 した 大 学 の 学 生 への 就 職 支 援 等 について( 依 頼 )」を 発 出・ 被 災 の 影 響 で 内 定 取 消 を 受 けた 学 生 や、 被 災 した 学 生 に 対 する 各 大 学 の 就 職 支 援 や 短 期宿 泊 施 設 の 利 用 についての 配 慮 を 求 める。会 長 メッセージ「 復 興 と 再 生 に 向 けて」を 表 明 141140平 成 23 年4 月 20 日国 立 大 学 における 震 災 復 興 ・ 防 災 ・ 日 本 再 生 に 係 る 教 育 ・ 研 究 組 織 一 覧 を 公 表・ 国 立 大 学 の 教 育 ・ 研 究 組 織 を「 被 災 者 へのメンタルヘルスケアについて」、「 地 震 、 活 断 層 、津 波 に 関 して」、「 放 射 性 物 質 、 放 射 能 に 関 して」、「 復 興 から、 日 本 再 生 へのシナリオに 関 して」の4つの 分 野 毎 にわけてとりまとめ、 震 災 復 興 ・ 防 災 ・ 日 本 再 生 に 貢 献 できる 教 育 研 究 分野 を 持 つ 全 国 の 国 立 大 学 及 び 大 学 共 同 利 用 機 関 をウェブサイト 上 で 公 表 。─ 132 ─


日 付 国 立 大 学 協 会 の 活 動 その 他 関 連 機 関 等 の 活 動資 料掲 載 頁平 成 23 年4 月 21 日平 成 23 年4 月 28 日民 主 党 電 力 需 給 問 題 対 策 PT 座 長 に、 消 費 電 力 抑 制 目 標 の 策 定 にあたっての 診 療 、 教 育 研究 への 配 慮 について 要 望・ 電 気 事 業 法 27 条 に 基 づく 消 費 電 力 の 抑 制 について、 国 立 大 学 の 特 徴 を 踏 まえ 附 属 病 院 等を 除 外 することを 要 望 する。民 主 党 電 力 需 給 問 題 対 策 PT 座 長 に、 夏 期 の 電 力 需 給 対 策 の 一 環 として 自 家 発 電 設 備 を 使用 する 際 の 問 題 点 について 資 料 提 供・ 各 国 立 大 学 に 自 家 発 電 設 備 に 係 る 規 制 についての 問 題 点 の 調 査 を 依 頼 し、その 結 果 をとりまとめて 資 料 提 供 を 行 う。第1 章平 成 23 年4 月 30 日各 大 学 における 支 援 活 動 状 況 ( 第 1 次 )を 公 表 (4 月 末 現 在 )・ 各 国 立 大 学 が 行 った 支 援 活 動 を 集 約 し 公 表 。平 成 23 年5 月 〜 7 月国 立 大 学 附 属 病 院 は 地 域 毎 に 各 病 院 が 連 携 し、リレー方 式 による 医 師 などの 派 遣 を 行 う。平 成 23 年5 月 18 日第 2 回 理 事 会 において、 被 災 大 学 の 平 成 23 年 度 会 費 の 特 別 減 額 措 置 を 承 認・ 被 災 地 域 に 所 在 する 会 員 大 学 ・ 機 関 の 会 費 を 半 額 とする。平 成 23 年6 月 1 日NAFSA 年 次 総 会 (カナダ・バンクーバー)において、 専 務 理 事 が 震 災 後 の 日 本 の 大 学 の 復 興 に 向けたメッセージを 発 信第2 章平 成 23 年6 月 8 日震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 に 関 するWGを 設 置・ 震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 に 向 けて 各 国 立 大 学 の 活 動 ための 支 援 の 具 体 的 方 法 等 の 検 討 を 行 うためのWGを 設 置 する。平 成 23 年6 月 22 日第 1 回 通 常 総 会 において、「 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 と 再 生 に 向 けて」を 決 議 (6 月 30 日 、文 部 科 学 大 臣 ほか 政 務 三 役 に 手 交 )142平 成 23 年7 月 20 日第 3 回 理 事 会 において、「 震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 支 援 事 業 骨 子 」を 了 承・ 各 大 学 が、 県 や 市 町 村 を 通 じて 被 災 地 域 のニーズを 把 握 した 上 で、 自 ら、 又 は 他 大 学 等と 連 携 ・ 共 同 して 必 要 とされている 事 業 を 行 うことに 対 し、 国 大 協 として 経 済 的 に 支 援 することを 了 承 。平 成 23 年8 月 1 日「「 国 立 大 学 リスクマネジメント 情 報 」 創 刊 3 周 年 記 念 シンポジウム~ 震 災 から 学 ぶリスクマネジメント」を 開 催国 立 大 学 附 属 病 院 長 会 議 における 今 後 の 医 師 長 期 派 遣 方針 について 通 知 され、 全 国 医 学 部 長 病 院 長 会 議 被 災 地 医療 支 援 委 員 会 の 下 、 医 療 支 援 が 継 続 されることになる。第3 章平 成 23 年8 月 18 日震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 支 援 事 業 募 集 要 項 を 策 定震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 に 関 する 支 援 対 象 事 業 選 定 等 委 員 会 を 設 置平 成 23 年8 月 30 日各 大 学 における 支 援 活 動 状 況 ( 第 2 次 )を 公 表 (8 月 末 現 在 )平 成 23 年11 月 4 日第 2 回 通 常 総 会 において、 震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 支 援 事 業 の 実 施 に 伴 う 平 成 24,25 年 度 会 費の 増 額 を 承 認平 成 23 年11 月 10 日平 成 23 年 度 震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 支 援 事 業 を 選 定 、 公 表・33 大 学 ・67 件 の 事 業 に 対 し、 事 業 支 援 を 行 う。第4 章平 成 23 年11 月 29 日「 日 本 再 生 シンポジウム~ 国 立 大 学 に 求 められる 役 割 ~」を 開 催平 成 23 年12 月冊 子 「 東 日 本 大 震 災 と 大 学 の 危 機 管 理 - 被 災 した 国 立 大 学 から 学 ぶ-」を 発 行第 3 回 通 常 総 会 において、「 今 、 改 めて 復 興 と 再 生 への 貢 献 を 誓 う」を 決 議 142平 成 24 年3 月 7 日平 成 24 年3 月 11 日各 大 学 における 支 援 活 動 状 況 ( 第 3 次 )を 公 表 (2 月 末 現 在 )防 災 ・ 日 本 再 生 シンポジウム 募 集 要 項 を 策 定・ 平 成 24 年 度 中 に 計 14 件 を 採 択 し、 各 大 学 の 実 施 を 支 援 した。国立大学協会の活動第5 章平 成 24 年4 月 23 日平 成 24 年 度 震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 支 援 事 業 を 選 定 、 公 表・35 大 学 ・71 件 の 事 業 に 対 し、 事 業 支 援 を 行 う。─ 133 ─


第1 章被 災 大 学 への 支 援 等 について第2 章第3 章第4 章第5 章国立大学協会の活動─ 136 ─


第1 章第2 章第3 章第4 章国立大学協会の活動第5 章─ 137 ─


第1 章震 災 被 害 に 係 る 要 望 について第2 章第3 章第4 章第5 章国立大学協会の活動─ 138 ─


被 災 大 学 の 学 生 ・ 教 職 員 へ 第 2 段 階 の支 援 について第1 章第2 章第3 章第4 章国立大学協会の活動第5 章─ 139 ─


第1 章被 災 した 大 学 の 学 生 への 就 職 支 援 等 について第2 章第3 章第4 章第5 章国立大学協会の活動─ 140 ─


会 長 メッセージ被 災 した 学 生 の 皆 様 へ第1 章第2 章復 興 と 再 生 に 向 けて第3 章第4 章国立大学協会の活動第5 章─ 141 ─


第2 節国 立 大 学 協 会震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 支 援 事 業 一 覧国 立 大 学 協 会 では、 各 国 立 大 学 が 東 日 本 大 震 災 復 興 ・ 日 本 再 生 のための 実 効 ある 活 動 を 促 進 するため、それぞれの 特 色 を 生 かして 実 施する、 震 災 復 興 や 新 たな 日 本 の 構 築 に 係 る 事 業 に 対 し 支 援 を 行 っています。 第 2 節 では、 平 成 23 年 度 及 び 平 成 24 年 度 に 国 立 大 学 協 会 が支 援 を 採 択 した 大 学 の 事 業 を 一 覧 にして 掲 載 しています。第1 章事 業 等 名 大 学 名 事 業 実 施 期 間1 宮 古 水 産 高 校 「 乗 船 実 習 」 支 援 事 業 北 海 道 大 学H23.10.3 ~ H23.10.6H24.8.20 ~ H24.8.232 被 災 地 学 校 の 生 徒 に 対 する 教 育 支 援 活 動 北 海 道 教 育 大 学 H23.9.26 ~ H25.3.313 震 災 地 域 の 海 洋 生 態 系 の 修 復 と 水 産 食 品 の 安 全 性 の 確 保H23.8.1 ~ H26.3.314 被 災 地 復 興 計 画 支 援 プラットフォーム 事 業 -きたかみ 震 災 復 興 ステーションの 運 営 - H23.9.1 ~ H28.3.31弘 前 大 学5 ファイトエクストラクション 手 法 によるセシウムの 吸 収 除 去 H24.4.1 ~ H27.3.31第2 章6 弘 前 大 学 人 文 学 部 ボランティアセンターによる 岩 手 県 野 田 村 への 支 援 ・ 交 流 事 業 H24.4.1 ~ H28.3.317 こころのサポートに 関 するリラクセーション・プロジェクトH23.10.1 ~ H26.3.318 岩 手 県 の 水 産 加 工 業 を 復 興 ・ 再 生 させるための 基 盤 研 究 H23.10.1 ~ H25.3.319 岩 手 県 沿 岸 部 の「 放 課 後 児 童 クラブ」( 学 童 保 育 )の 学 習 環 境 支 援 岩 手 大 学H23.10.1 ~ H25.3.3110 小 中 学 生 放 課 後 の 学 習 支 援 事 業 H23.11.1 ~ H26.3.3111 小 中 高 校 生 及 び 仮 設 住 宅 入 居 者 の「 絆 」 支 援 事 業 H23.11.5 ~ H26.3.3112 三 春 「 実 生 」プロジェクト: 草 の 根 放 射 線 モニターH23.5.5 ~ H26.3.3113 居 宅 高 齢 者 介 護 予 防 支 援 事 業 H23.9.1 ~ H26.3.3114 障 がい 児 ( 者 )・ 要 介 護 者 口 腔 保 健 地 域 支 援 ネットワーク 再 構 築 事 業 H23.9.1 ~ H26.3.3115 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 による 宮 城 県 南 部 住 民 の 被 ばく 線 量 測 定 事 業 H23.9.1 ~ H26.3.31東 北 大 学16 被 災 地 医 療 救 援 のための 電 子 診 療 鞄 を 利 用 した 遠 隔 医 療 サービス H23.10.1 ~ H26.3.31第3 章17 被 災 地 小 中 学 生 発 育 発 達 のための 身 体 活 動 支 援 事 業 H23.10.1 ~ H26.3.3118 復 興 まちづくりに 向 けた 専 門 家 派 遣 コーディネート 事 業 H23.10.1 ~ H26.3.3119 東 日 本 大 震 災 で 被 災 した 歴 史 資 料 のレスキュー 事 業 H23.11.1 ~ H25.3.3120 宮 城 教 育 大 学 教 育 復 興 支 援 塾 事 業 宮 城 教 育 大 学 H23.6.28 ~ H29.3.3121 仮 設 住 宅 利 用 者 の 心 身 の 健 康 をサポートする 人 材 養 成 支 援 秋 田 大 学H23.11.1 ~ H24.3.31H24.5.1 ~ H25.3.3122 災 害 復 興 学 推 進 事 業H24.4.1 ~ H26.3.31山 形 大 学23 東 本 大 震 災 復 興 支 援 のための 学 生 ボランティア・プロジェクト「 走 れ!!わあのチャリ」 H23.11.1 ~ H25.3.3124 放 射 性 物 質 による 大 気 環 境 汚 染 とその 影 響 評 価 に 関 する 研 究H23.3.11 ~ H25.3.3125 福 島 県 における 子 どもの 心 のストレスアセスメント 事 業 H23.5.1 ~ H24.3.3126 野 生 動 物 による 森 林 モニタリング 事 業 H23.7.1 ~ H24.3.31第4 章27 福 島 県 内 の 畜 産 業 支 援 のための 牧 草 地 およびのらウシの 放 射 性 物 質 分 布 調 査 H23.8.9 ~ H24.3.3128 東 日 本 大 震 災 教 育 支 援 プロジェクト 子 ども 支 援 ボランティア H23.9.1 ~ H24.3.31 ( 至 H26.3.31)29 農 地 回 復 を 目 的 とした 燃 料 作 物 栽 培 の 効 果 検 証 H23.9.1 ~ H25.3.3130 被 災 地 域 の 産 業 活 性 化 に 向 けた 労 働 従 事 者 の 健 康 ・ 安 全 推 進 支 援 事 業 H23.9.1 ~ H25.3.3131 飯 舘 村 震 災 復 興 にかかる 課 題 析 出 調 査 ~ 相 互 行 為 ・ 作 用 を 中 心 に~ H23.9.15 ~ H25.3.3132 福 島 県 の 小 ・ 中 学 校 における 教 育 課 題 調 査福 島 大 学H23.9.15 ~ H24.3.3133 大 堀 相 馬 焼 の 早 期 復 興 に 向 けた 砥 山 石 代 替 釉 薬 の 開 発 H23.10.1 ~ H24.3.3134 若 年 者 キャリア 形 成 に 向 けた 動 機 づけ 活 性 化 事 業 H23.10.1 ~ H25.3.3135 福 島 県 における 原 発 事 故 ・ 放 射 能 汚 染 に 対 応 した 産 業 復 興 支 援 と 情 報 共 有 化 H23.10.1 ~ H25.3.3136 「かーちゃんの 力 」プロジェクト H24.4.1 ~ H25.3.3137 子 ども 支 援 プロジェクト 遊 びと 学 び 教 室 < 未 来 のたね> 事 業 H24.4.1 ~ H25.3.3138 飯 舘 村 震 災 復 興 にかかる 課 題 析 出 ・ 分 析 調 査 ~ 原 発 被 災 市 町 村 への 適 用 と 政 策 的 支 援 を 中 心 に~ H24.4.1 ~ H25.3.31国立大学協会の活動第5 章39 福 島 県 の 幼 稚 園 ・ 小 中 学 校 における 教 育 課 題 調 査 H24.4.1 ~ H25.3.3140 無 人 ・ 自 動 化 放 射 線 計 測 ネットワークによる 除 染 地 域 の 放 射 線 量 変 動 観 測 H24.4.1 ~ H25.3.31─ 143 ─


事 業 等 名 大 学 名 事 業 実 施 期 間41 ふくしま 復 興 交 通 まちづくりプラットフォーム 形 成 事 業H24.4.1 ~ H26.3.31福 島 大 学42 福 島 県 の 中 山 間 地 域 における 放 射 能 汚 染 対 策 と 地 域 活 性 化 支 援 H24.4.1 ~ H26.3.3143 東 京 大 学 ボランティア 隊 の 派 遣 等 ボランティア 活 動 支 援 事 業44 土 壌 中 に 含 まれる 核 種 の 放 射 能 測 定 事 業H23.8.1 ~( 今 後 数 年 間 にわたり 実 施 予 定 )H23.10.1 ~ H24.3.31H24.5.1 ~ H24.12.31第1 章45 岩 手 県 大 槌 町 の 小 中 高 校 における 学 習 及 び 心 理 支 援 の 継 続 事 業 H23.11.1 ~ H25.10.30東 京 大 学46 放 射 性 物 質 への 不 安 を 抱 える 住 民 へのメンタルヘルスケア H23.11.1 ~ H26.3.3147 被 災 地 の 小 児 がん 患 者 と 家 族 を 支 援 するプロジェクト H24.4.1 ~ H26.3.3148 放 射 能 汚 染 地 における 農 業 復 興 支 援 H24.4.1 ~ H26.3.3149 東 日 本 大 震 災 東 京 学 芸 大 学 教 育 支 援 ボランティア in 鳴 子 東 京 学 芸 大 学 H23.7.15 ~ H23.9.3050 カイコ( 養 蚕 )が 再 び 福 島 を 救 う 東 京 農 工 大 学 H23.8.1 ~ H25.12.3151 「 日 本 一 美 しい 漁 村 」をめざし、 石 巻 市 雄 勝 の 地 区 特 性 を 活 かした 復 興 住 宅 モデルづくり 等 事 業 東 京 藝 術 大 学 H23.10.1 ~ H26.3.3152 女 川 湾 をモデルとした 増 養 殖 環 境 の 回 復 事 業 東 京 海 洋 大 学 H23.8.10 ~ H24.3.3153 建 築 系 大 学 ネットワークによる 牡 鹿 半 島 漁 村 の 復 興 案 実 現 の 持 続 的 支 援H23.7.1 ~ H26.3.3154 仮 設 住 宅 生 活 者 のための 廃 用 症 候 群 防 止 プログラムの 立 案 および 健 康 コミュニティの 形 成 H23.7.25 ~ H25.3.31第2 章55 刈 芝 残 さの 再 資 源 化 支 援 事 業 筑 波 大 学H23.8.1 ~ H25.3.3156 ICT を 活 用 した 仮 設 住 宅 居 住 者 への 遠 隔 健 康 支 援 プロジェクト H23.8.1 ~ H26.3.3157 つくば 災 害 復 興 緊 急 医 療 調 整 室 (T-DREAM)による 被 災 地 医 療 復 興 支 援 強 化 H24.4.1 ~ H25.3.3158 原 発 事 故 後 の 大 気 放 射 能 濃 度 監 視 と 大 気 を 介 した 放 射 性 物 質 移 行 の 調 査 茨 城 大 学 H24.4.1 ~ H25.3.3159 医 療 及 び 心 のケアチームの 活 動 支 援 事 業H23.4.1 ~ H24.3.31千 葉 大 学60 千 葉 大 学 と 富 岡 町 立 富 岡 小 中 学 校 との 連 携 支 援 事 業 H24.4.1 ~ H25.3.3161 自 動 線 量 測 定 装 置 を 用 いた 汚 染 マップ 作 製 と 除 染 支 援 活 動 による 南 相 馬 市 復 興 支 援 事 業H23.11.1 ~ H24.3.31新 潟 大 学62 放 射 線 ・ 放 射 能 の 影 響 を 定 量 的 に 理 解 してもらう 試 み H23.12.1 ~ H24.3.3063 福 島 県 内 の 諸 学 校 における 教 員 研 修 のための 支 援 活 動 上 越 教 育 大 学 H23.6.1 ~ H26.3.3164 長 野 県 北 部 震 災 ( 栄 村 ) 復 興 支 援 事 業H23.8.1 ~ H25.3.31信 州 大 学65 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 近 隣 で 学 ぶ 小 中 学 生 の 授 業 学 習 支 援 事 業 H23.11.1 ~ H26.2.29第3 章66 被 災 者 に 寄 り 添 った 生 活 再 建 支 援 活 動 金 沢 大 学 H24.1.1 ~ H25.3.3167 放 射 性 物 質 が 海 面 漁 業 に 与 える 影 響 の 研 究 支 援 に 係 る 放 射 性 物 質 の 測 定 福 井 大 学 H23.9.1 ~ H25.2.2868 福 島 県 の 畜 産 復 興 支 援 事 業 岐 阜 大 学 H23.8 .1 ~ H25.3.3169 宮 城 県 北 部 の 歴 史 的 建 造 物 の 修 理 復 原 支 援 事 業 豊 橋 技 術 科 学 大 学70 福 島 県 下 における 土 壌 ・ 水 質 汚 染 の 実 地 調 査 と、 放 射 性 核 種 の 高 速 除 去 技 術 の 実 証 研 究H23.11.1 ~ H24.3.31H24.5.10 ~ H25.3.30H23.4.1 ~ H26.3.3171 京 大 病 院 心 のケアチーム 京 都 大 学H23.11.1 ~ H24.3.3172 福 島 県 下 におけるナノバブル 水 を 用 いた 除 染 と 農 作 物 育 種 に 対 する 効 果 の 研 究 H24.4.1 ~ H25.3.3173 仮 設 住 宅 の 住 環 境 改 善 と 災 害 弱 者 のための 環 境 改 善 支 援 事 業 京 都 工 芸 繊 維 大 学 H23.7.1 ~ H26.3.3174 小 児 保 健 医 療 体 制 の 再 構 築 支 援 プロジェクト 大 阪 大 学 H24.4.1 ~ H25.3.3175 被 災 した 学 校 に 対 する 学 習 支 援 ボランティア 事 業H23.7.30 ~ H23.8.6大 阪 教 育 大 学76 長 期 休 暇 中 の 被 災 障 害 児 支 援 ・ 保 護 者 のレスパイトケア H24.8.1 ~ H24.8.10第4 章77 東 日 本 大 震 災 復 興 支 援 「 兵 庫 教 育 大 学 学 生 ボランティア」 派 遣 事 業 兵 庫 教 育 大 学 H23.8.8 ~ H23.8.1278 緊 急 ・ 復 旧 支 援 活 動 から 見 守 り・ 生 活 支 援 活 動 移 行 期 の 学 生 ボランティア 活 動 支 援 事 業H23.4.1 ~ H26.3.31神 戸 大 学79 心 のケア 担 当 教 員 に 対 する 支 援 事 業 H24.5.1 ~ H25.3.3180 被 災 地 における 理 科 支 援 事 業 ~ 全 国 大 学 技 術 組 織 連 携 による「 出 前 おもしろ 実 験 室 」プロジェクト~H23.11.3 ~ H24.7.30鳥 取 大 学81 中 長 期 的 なメンタルヘルス 向 上 支 援 事 業 H23.12.16 ~ H26.3.3182 福 島 県 南 相 馬 市 の 環 境 放 射 能 調 査 広 島 大 学 H24.4.1 ~ H25.3.3183 遠 隔 医 療 技 術 を 用 いた 震 災 地 域 の 医 療 再 生 プロジェクト 香 川 大 学 H23.10.1 ~ H25.3.31第5 章国立大学協会の活動84 「ほっとひろば 九 大 」の 運 営H23.4.2 ~ 当 面 の 間九 州 大 学85 岩 手 県 陸 前 高 田 市 の 農 地 の 復 興 支 援 事 業 - 農 援 隊 プロジェクト- H24.5.1 ~ H24.9.3086 福 島 県 の 医 療 関 係 者 を 対 象 とした「 放 射 線 と 健 康 ハンドブック」の 作 成H23.10.1 ~ H24.3.31長 崎 大 学87 福 島 県 相 双 地 域 における 医 療 ・ 介 護 職 向 け 嚥 下 リハビリ 支 援 事 業 H24.4.1 ~ H26.3.3188 地 域 経 済 の 回 復 ・ 再 生 ・ 創 成 に 向 けた 世 界 最 先 端 観 測 機 器 による 水 中 環 境 調 査 事 業 熊 本 大 学 H23.10.1 ~ H26.3.3189 解 体 建 築 物 および 倒 壊 家 屋 廃 材 等 がれき 中 に 含 まれるアスベストの 検 知 支 援 事 業 宮 崎 大 学 H24.8.1 ~ H25.3.3190 岩 手 県 養 殖 漁 場 の 生 産 性 に 関 する 津 波 影 響 モニタリングと 底 質 改 善 事 業H23.10.1 ~ H25.3.3191 福 島 県 松 川 浦 の 水 産 業 復 興 および 環 境 調 査 に 関 する 共 同 研 究 鹿 児 島 大 学H23.10.1 ~ H26.3.3192 津 波 起 源 漂 流 がれき 洋 上 目 視 観 測 H23.10.1 ~ H28.12.31─ 144 ─


第3 節防 災 ・ 日 本 再 生 シンポジウム 一 覧国 立 大 学 協 会 では、 各 国 立 大 学 が 行 っている 広 く 国 民 の 皆 様 を 対 象 としたシンポジウムなどの 事 業 のうち、特 に 優 れたものを 選 定 し、 事 業 実 施 に 係 る 費 用 の 一 部 を 負 担 することにより 国 立 大 学 の 活 動 を 支 援 しています。第1 章平 成 23 年 度 ・ 平 成 24 年 度 防 災 ・ 日 本 再 生 シンポジウム 一 覧事 業 内 容 開 催 日 時 実 施 機 関寒 冷 地 の 複 合 災 害 - 豪 雪 と 大 地 震 が 同 時 に 来 たら- 平 成 23 年 11 月 18 日 ( 金 ) 北 見 工 業 大 学 ほか農 村 と 都 市 の 共 生 を 目 指 した 災 害 に 強 い 日 本 再 生 プラン 平 成 23 年 11 月 9 日 ( 水 ) 弘 前 大 学 ほか東 北 地 方 の 化 学 と 教 育 - 3.11 から 189 日 の 歩 み- 平 成 23 年 9 月 16 日 ( 金 ) 東 北 大 学 ほか2011 年 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 はどのような 地 震 だったのか―これまでにわかったこと、これからの 課 題 ―平 成 23 年 10 月 22 日 ( 土 )東 北 大 学第2 章放 射 性 物 質 の 拡 散 と 大 学 人 の 役 割 平 成 23 年 11 月 13 日 ( 日 ) 東 北 大 学東 日 本 大 震 災 を 踏 まえた 首 都 直 下 地 震 への 課 題 平 成 23 年 10 月 28 日 ( 金 ) 東 京 工 業 大 学 ほか総 合 コミュニケーション 科 学 からの 防 災 ・ 日 本 再 生 へのアプローチ 平 成 23 年 10 月 22 日 ( 土 ) 電 気 通 信 大 学 ほか希 望 につながる 地 域 再 生 と 大 学 ~ 東 日 本 大 震 災 から 学 ぶもの~ 平 成 24 年 1 月 22 日 ( 日 ) 筑 波 大 学埼 玉 の 防 災 を 考 える 平 成 23 年 11 月 19 日 ( 土 ) 埼 玉 大 学 ほか連 続 公 開 シンポジウム総 テーマ『urban イノベーション〜 大 学 、 地 域 そして 都 市 の 再 生 』の 一 つ環 境 ・ 防 災 と 未 来 都 市 創 生 :これからの 大 都 市 をどうデザインするか- 科 学 的 なアプローチと 可 視 化 -オール 新 潟 災 害 救 援 シンポジウム「 災 害 時 における 医 療 ・ 福 祉 ・ 保 険 ・ボランティアの 連 携 について 考 える」平 成 23 年 10 月 22 日 ( 土 )横 浜 国 立 大 学 ほか平 成 24 年 1 月 21 日 ( 土 ) 長 岡 技 術 科 学 大 学 ほか第3 章北 陸 沿 岸 の 地 震 津 波 防 災 と 海 洋 立 国 推 進 の 在 り 方 平 成 23 年 10 月 8 日 ( 土 ) 金 沢 大 学 ほか多 角 的 な 災 害 教 訓 から 静 岡 の 防 災 を 考 える平 成 23 年 10 月 16 日 ( 日 )平 成 23 年 11 月 5 日 ( 土 )平 成 23 年 11 月 6 日 ( 日 )静 岡 大 学 ほか濃 尾 地 震 120 周 年 シンポジウム「 濃 尾 地 震 から 120 年 -その 教 訓 を 振 り 返 る-」 平 成 23 年 10 月 28 日 ( 金 ) 名 古 屋 大 学 ほか東 海 3 県 の 国 立 大 学 が 社 会 に 向 けて 提 言 する 巨 大 地 震 対 策 平 成 23 年 11 月 20 日 ( 日 ) 名 古 屋 工 業 大 学 ほか企 業 防 災 を 軸 とする 安 全 安 心 な 地 域 づくり 平 成 23 年 12 月 2 日 ( 金 ) 豊 橋 技 術 科 学 大 学教 師 力 ・ 教 育 力 で 支 える 防 災 と 地 域 再 生 : 集 まれ 古 都 のサポーター!- 減 災 社 会 に 向 けての 教 育 と 大 学 を 考 える-平 成 23 年 12 月 3 日 ( 土 ) 京 都 教 育 大 学古 都 奈 良 の 都 市 防 災 平 成 23 年 10 月 22 日 ( 土 ) 奈 良 女 子 大 学 ほか島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 における 防 災 ・ 危 機 管 理 と 地 域 振 興 平 成 23 年 10 月 1 日 ( 土 ) 島 根 大 学 ほか巨 大 化 する 自 然 災 害 への 備 え- 広 島 における 今 後 の 自 然 災 害 とその 対 策 - 平 成 23 年 12 月 2 日 ( 金 ) 広 島 大 学第4 章大 学 の 英 知 をあつめて 風 水 害 から「いのちをまもる」- 近 年 の 災 害 を 振 り 返 る-平 成 23 年 11 月 23 日 ( 水 )山 口 大 学 ほか危 機 管 理 シンポジウム- 大 規 模 災 害 時 の 地 域 コミュニティーの 継 続 に 向 けて- 平 成 24 年 1 月 10 日 ( 火 ) 香 川 大 学南 海 地 震 に 備 えて: 災 害 地 を 四 国 4 県 でどう 支 えるか 平 成 23 年 10 月 22 日 ( 土 ) 高 知 大 学 ほか南 海 地 震 に 備 えるシンポジウムⅡ「 次 の 南 海 地 震 の 津 波 は? 巨 大 津 波 、 過 去 から 未 来 へ」平 成 23 年 10 月 29 日 ( 土 )高 知 大 学 ほか斜 面 災 害 における 予 知 と 対 策 技 術 の 最 前 線 に 関 する 国 際 シンポジウム 福 岡 2011 平 成 23 年 11 月 10 日 ( 木 )-11 日 ( 金 ) 九 州 大 学 ほか地 域 防 災 啓 発 シンポジウム 「- 東 日 本 大 震 災 から 学 ぶ -」 平 成 23 年 11 月 30 日 ( 水 ) 熊 本 大 学 ほか大 分 の 防 災 を 考 える- 東 南 海 ・ 南 海 地 震 への 対 応 -平 成 23 年 10 月 22 日 ( 土 )平 成 23 年 11 月 6 日 ( 日 )大 分 大 学 ほか国立大学協会の活動第5 章防 災 シンポジウム in 宮 崎 2011~ 口 蹄 疫 災 害 、 新 燃 岳 火 山 災 害 、 来 る「 想 定 」 地 震 ・ 津 波 災 害 への 備 えを 考 える~平 成 23 年 11 月 1 日 ( 火 )九 州 地 区 支 部 会( 宮 崎 大 学 ほか)奄 美 防 災 シンポジウム~ 奄 美 豪 雨 被 害 から 学 ぶ~ 平 成 23 年 10 月 23 日 ( 日 ) 鹿 児 島 大 学 ほか─ 145 ─


事 業 内 容 開 催 日 時 実 施 機 関地 震 災 害 における 防 災 人 育 成 シンポジウム~ 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 をスタートとして~ 平 成 24 年 10 月 30 日 ( 火 ) 秋 田 大 学 ほかふくしま 食 と 農 の 再 生 シンポジウム 平 成 24 年 11 月 30 日 ( 金 ) 福 島 大 学 ほか茨 城 鹿 行 震 災 復 興 シンポジウム「 知 の 貢 献 、 安 心 安 全 な 生 活 空 間 を 創 出 する」 平 成 24 年 10 月 14 日 ( 日 ) 筑 波 大 学 ほか第1 章茨 城 県 北 震 災 復 興 シンポジウム「まちづくりの 転 機 、 地 域 再 生 を 追 求 する」 平 成 24 年 11 月 25 日 ( 日 ) 筑 波 大 学 ほか日 本 一 の 原 子 力 立 地 福 井 県 における 防 災 危 機 管 理 - 安 心 できる 備 えのために- 平 成 24 年 10 月 20 日 ( 土 ) 福 井 大 学産 官 学 民 連 携 の 防 災 人 材 育 成 事 業 シンポジウム 平 成 24 年 11 月 24 日 ( 土 ) 名 古 屋 大 学 ほか巨 大 自 然 災 害 に 立 ち 向 かうための 土 木 工 学 , 建 築 学 の 取 組 平 成 24 年 10 月 28 日 ( 日 ) 名 古 屋 工 業 大 学 ほか神 戸 から 東 北 へ ~いま 伝 えたいこと、そして 学 ぶこと~ 平 成 24 年 11 月 3 日 ( 土 ) 神 戸 大 学 ほか紀 伊 半 島 大 水 害 の 経 験 を 踏 まえ、これからの 地 域 防 災 を 考 える~ 地 域 と 大 学 の 協 働 による 東 南 海 ・ 南 海 地 震 対 策 ~平 成 24 年 12 月 2 日 ( 土 ) 和 歌 山 大 学九 州 防 災 シンポジウム in 鹿 児 島 ~ 火 山 災 害 ・ 豪 雨 災 害 を 考 える~ 平 成 24 年 10 月 30 日 ( 火 )九 州 地 区 支 部 会( 鹿 児 島 大 学 ほか)第2 章第3 章第4 章第5 章国立大学協会の活動─ 146 ─


第4 節JANU 別 冊 震 災 特 別 号 第 1 号 ~4 号国 立 大 学 協 会 では、 国 立 大 学 の 役 割 や 重 要 性 を 国 民 の 皆 様 に 理 解 いただくために 季 刊 で「 情 報 誌 『 JANU 』」を 発 行 しています。今 回 、 特 に、 東 日 本 大 震 災 での 被 災 大 学 の 状 況 や 各 国 立 大 学 における 復 旧 ・ 復 興 に 向 けた 取 組 、 支 援 活 動 について、 国 民 の 皆 様 に 広 く知 っていただくために、 情 報 誌 「 JANU 」 別 冊 として、 震 災 特 別 号 ( 第 1~4 号 )を 発 行 しました。第1 章【1 号 】第2 章第3 章第4 章国立大学協会の活動第5 章─ 147 ─


第1 章第2 章第3 章第4 章第5 章国立大学協会の活動─ 148 ─


第1 章第2 章第3 章第4 章国立大学協会の活動第5 章─ 149 ─


第1 章第2 章第3 章第4 章第5 章国立大学協会の活動─ 150 ─


【2 号 】第1 章第2 章第3 章第4 章国立大学協会の活動第5 章─ 151 ─


第1 章第2 章第3 章第4 章第5 章国立大学協会の活動─ 152 ─


【3 号 】第1 章第2 章第3 章第4 章国立大学協会の活動第5 章─ 153 ─


第1 章第2 章第3 章第4 章第5 章国立大学協会の活動─ 154 ─


【4 号 】第1 章第2 章第3 章第4 章国立大学協会の活動第5 章─ 155 ─


第1 章第2 章第3 章第4 章第5 章国立大学協会の活動─ 156 ─


各 大 学 問 い 合 わせ 先 一 覧大 学 名 E - m a i l ア ド レ ス 電 話 番 号北 海 道 大 学 kouhou@jimu.hokudai.ac.jp 011-716-2111第1 章北 海 道 教 育 大 学 s-somu@j.hokkyodai.ac.jp 011-778-0206室 蘭 工 業 大 学 koho@mmm.muroran-it.ac.jp 0143-46-5000小 樽 商 科 大 学 kouhou@office.otaru-uc.ac.jp 0134-27-5206帯 広 畜 産 大 学 kouhou@obihiro.ac.jp 0155-49-5216旭 川 医 科 大 学 sho-shomu@jimu.asahikawa-med.ac.jp 0166-65-2111北 見 工 業 大 学 soumu05@desk.kitami-it.ac.jp 0157-24-1010弘 前 大 学 jm3012@cc.hirosaki-u.ac.jp 0172-36-2111岩 手 大 学 kkoho@iwate-u.ac.jp 019-621-6015東 北 大 学 koho@bureau.tohoku.ac.jp 022-717-7800第2 章宮 城 教 育 大 学 koho@adm.miyakyo-u.ac.jp 022-214-3300秋 田 大 学 gakucho@jimu.akita-u.ac.jp 018-889-2207山 形 大 学 koho@jm.kj.yamagata-u.ac.jp 023-628-4008福 島 大 学 kouho@adb.fukushima-u.ac.jp 024-548-8006東 京 大 学 pr@ml.adm.u-tokyo.ac.jp 03-3812-2111東 京 医 科 歯 科 大 学 kouhou.adm@tmd.ac.jp 03-3813-6111東 京 外 国 語 大 学 soumu-koho@tufs.ac.jp 042-330-5150東 京 学 芸 大 学 kouhouty@u-gakugei.ac.jp 042-329-7108東 京 農 工 大 学 syohosa1@cc.tuat.ac.jp 042-367-5502東 京 藝 術 大 学 toiawase@ml.geidai.ac.jp 050-5525-2013第3 章東 京 工 業 大 学 kouhou@jim.titech.ac.jp 03-3726-1111東 京 海 洋 大 学 so-koho@o.kaiyodai.ac.jp 03-5463-0400お 茶 の 水 女 子 大 学 info@cc.ocha.ac.jp 03-5978-5106電 気 通 信 大 学 kouhou-k@office.uec.ac.jp 042-443-5015一 橋 大 学 wwwadm@dm.hit-u.ac.jp 042-580-8000政 策 研 究 大 学 院 大 学 kouhou @ grips.ac.jp 03-6439-6000茨 城 大 学 koho-g@ml.ibaraki.ac.jp 029-228-8111筑 波 大 学 ut.scpj@un.tsukuba.ac.jp 029-853-2111筑 波 技 術 大 学 shomu@ad.tsukuba-tech.ac.jp 029-852-2931第4 章宇 都 宮 大 学 plan@miya.jm.utsunomiya-u.ac.jp 028-649-8172群 馬 大 学 s-public@jimu.gunma-u.ac.jp 027-220-7111埼 玉 大 学 koho@gr.saitama-u.ac.jp 048-858-3005千 葉 大 学 bae2009@office.chiba-u.jp 043-251-1111横 浜 国 立 大 学 somu.somu@ynu.ac.jp 045-339-3014総 合 研 究 大 学 院 大 学 kouhou@ml.soken.ac.jp 046-858-1500新 潟 大 学 info-nu@adm.niigata-u.ac.jp 025-262-7500長 岡 技 術 科 学 大 学 so-soumu@jcom.nagaokaut.ac.jp 0258-46-6000上 越 教 育 大 学 somu@juen.ac.jp 025-522-2411山 梨 大 学 koho @ yamanashi.ac.jp 055-252-1111信 州 大 学 shinhp@shinshu-u.ac.jp 0263-35-4600富 山 大 学 info@u-toyama.ac.jp 076-445-6011金 沢 大 学 ku0311@adm.kanazawa-u.ac.jp 076-264-5111北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 daihyo@jaist.ac.jp 0761-51-1111国立大学協会の活動第5 章─ 157 ─


大 学 名 E - m a i l ア ド レ ス 電 話 番 号福 井 大 学 sssoumu-k@ad.u-fukui.ac.jp 0776-27-8936岐 阜 大 学 kohositu@gifu-u.ac.jp 058-230-1111第1 章静 岡 大 学 koho@adb.shizuoka.ac.jp 054-237-1111浜 松 医 科 大 学 sss@hama-med.ac.jp 053-435-2111名 古 屋 大 学 nuinfo@post.jimu.nagoya-u.ac.jp 052-789-5111愛 知 教 育 大 学 kouhou@m.auecc.aichi-edu.ac.jp 0566-26-2738名 古 屋 工 業 大 学 kouhou@adm.nitech.ac.jp 052-735-5000豊 橋 技 術 科 学 大 学 kouho@office.tut.ac.jp 0532-47-0111三 重 大 学 koho@ab.mie-u.ac.jp 059-232-1211滋 賀 大 学 koho@biwako.shiga-u.ac.jp 0749-27-1005滋 賀 医 科 大 学 hqkikaku@belle.shiga-med.ac.jp 077-548-2111京 都 大 学 kohho52@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp 075-753-7531第2 章京 都 教 育 大 学 somu@kyokyo-u.ac.jp 075-644-8106京 都 工 芸 繊 維 大 学 soumuki@jim.kit.ac.jp 075-724-7014大 阪 大 学 ki-kousyagaku-kouhou@office.osaka-u.ac.jp 06-6877-5111大 阪 教 育 大 学 sousou@bur.osaka-kyoiku.ac.jp 072-976-3211兵 庫 教 育 大 学 office-renkei-r@hyogo-u.ac.jp 0795-44-2334神 戸 大 学 gnrl-soumu@office.kobe-u.ac.jp 078-803-5015奈 良 教 育 大 学 hisyo-kikaku@nara-edu.ac.jp 0742-27-9105奈 良 女 子 大 学 soumu@cc.nara-wu.ac.jp 0742-20-3204奈 良 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 somu@ad.naist.jp 0743-72-5111和 歌 山 大 学 koho@center.wakayama-u.ac.jp 073-457-7007第3 章鳥 取 大 学 ge-soumu@adm.tottori-u.ac.jp 0857-31-5007島 根 大 学 webinfo@office.shimane-u.ac.jp 0852-32-6100岡 山 大 学 www-adm@adm.okayama-u.ac.jp 086-252-1111広 島 大 学 koho@office.hiroshima-u.ac.jp 082-422-7111山 口 大 学 koho@yamaguchi-u.ac.jp 083-933-5000徳 島 大 学 soumuk@tokushima-u.ac.jp 088-656-7000鳴 門 教 育 大 学 soumu@naruto-u.ac.jp 088-687-6000香 川 大 学 hisyo2@jim.ao.kagawa-u.ac.jp 087-832-1000愛 媛 大 学 soumu@stu.ehime-u.ac.jp 089-927-9000第4 章高 知 大 学 kikakukh @ kochi-u.ac.jp 088-844-0111福 岡 教 育 大 学 kouhou@fukuoka-edu.ac.jp 0940-35-1205九 州 大 学 syssomu1@jimu.kyushu-u.ac.jp 092-642-2107第5 章国立大学協会の活動九 州 工 業 大 学 sou-kouhou@jimu.kyutech.ac.jp 093-884-3000佐 賀 大 学 sagakoho@mail.admin.saga-u.ac.jp 0952-28-8113長 崎 大 学 www_admin@ml.nagasaki-u.ac.jp 095-819-2007熊 本 大 学 sos-koho@jimu.kumamoto-u.ac.jp 096-344-2111大 分 大 学 koho@oita-u.ac.jp 097-569-3311宮 崎 大 学 kouhou@of.miyazaki-u.ac.jp 0985-58-7114鹿 児 島 大 学 sbunsho@kuas.kagoshima-u.ac.jp 099-285-7111鹿 屋 体 育 大 学 soumu @ nifs-k.ac.jp 0994-46-4111琉 球 大 学 sosoumu@to.jim.u-ryukyu.ac.jp 098-895-8012─ 158 ─


編 集 にあたってこの 冊 子 に 掲 載 されている 記 事 は 平 成 24 年 10 月 31 日 現 在 の 情 報 に 基 づき( 第4 章 第 1 節 を 除 く)、 東 日 本 大 震 災 や 地 域 防 災 ・ 日 本 再 生 に 関 係 する 取 組 を 掲 載しています。 編 集 の 都 合 上 、 各 国 立 大 学 の 取 組 を 全 て 網 羅 しているわけではありませんので、 更 にご 関 心 のある 方 は、 併 せて 国 立 大 学 協 会 及 び 各 国 立 大 学 のウェブサイトから 関 連 記 事 などもご 覧 ください。各 大 学 から 記 事 及 び 写 真 の 提 供 を 受 け、 統 一 を 図 るため、 文 章 中 の 大 学 名 や 個人 名 、 写 真 キャプション 中 の 句 読 点 は 省 略 し、 数 字 は 半 角 数 字 で 統 一 するなどの編 集 を 加 えました。< 4 章 第 1 節 >平 成 24 年 2 月 に 国 立 大 学 協 会 が 各 大 学 に 対 し 調 査 した「 東 日 本 大 震 災 に 係 る支 援 活 動 の 状 況 について」を 基 に 作 成 しています。URL < http://www.janu.jp/shinsai/shinsai-shien-list.html >< 4 章 第 2 節 >平 成 24 年 2 月 に 国 立 大 学 協 会 が 各 大 学 に 対 し 調 査 した「 震 災 復 興 ・ 防 災 ・ 日本 再 生 に 係 る 中 長 期 的 な 取 組 」を 基 に、 各 大 学 から 新 たなデータなどの 提 供 を 受け 作 成 しています。URL < http://www.janu.jp/shinsai/pdf/shinsai_torikumi.pdf >< 4 章 第 3 節 >各 大 学 から 資 料 の 提 供 を 受 け、タイトルなど、 文 字 数 の 関 係 上 、 他 の 記 事 とのバランスを 考 慮 し、 一 部 修 正 を 加 えました。シリーズとして 開 催 されたと 考 えられる 取 組 は 一 つにまとめました。─ 159 ─


国 立 大 学 の東 日 本 大 震 災 復 興 支 援THE JAPAN ASSOCIATION OF NATIONAL UNIVERSITIES2013 年 3 月 11 日 発 行編 集 発 行制 作 ・ 印 刷一 般 社 団 法 人 国 立 大 学 協 会〒 101-0003東 京 都 千 代 田 区 一 ツ 橋 2-1-2電 話 03-4212-3506( 代 )FAX 03-4212-3509株 式 会 社 アイガー─ 160 ─


国立大学の東日本大震災復興支援一般社団法人一 般 社 団 法 人 国 立 大 学 協 会The Japan Association of National Universitieshttp://www.janu.jp国立大学協会

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