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別紙2 ゲストスピーカーに対する「被害者の視点を取り入れた教育 ...

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別 紙 2ゲストスピーカーに 対 する「 被 害 者 の 視 点 を 取 り 入 れた 教 育 」に 関 するアンケート 結 果 概 要1 実 施 方 法平 成 22 年 度 に, 矯 正 施 設 ( 刑 務 所 , 少 年 刑 務 所 , 拘 置 所 及 び 少 年 院 をいう。 以 下 同 じ。)における「 被 害 者 の 視 点 を 取 り 入 れた 教 育 」にゲストスピーカーとして 御 協 力 いただいた 方 228 名 に 対 し, 同 教 育 に 対 する 御 意 見 ・御 要 望 について 無 記 名 によるアンケート 調 査 を 行 った。2 結 果(1)アンケート 実 施 期 間平 成 23 年 8 月 23 日 ( 火 )から 同 年 9 月 30 日 ( 金 )まで(2) 回 答 率回 答 数 180(78.9%)(3) 回 答 者 に 係 る 基 礎 情 報ア 性 別男 性 89(49.4%)女 性 87(48.3%)無 回 答 4(2.2%)イ 年 齢 層60 代 が 最 多 (61(33.9%))表 1 無 回 答 40 未 満4(2.2%) 12(6.7%)70 超20であり, 次 いで,50 代 ,40 代 の 順 で(11.1%) 40 代36多 かった( 表 1)。(20.0%)ウ ゲストスピーカー 経 験 施 設刑 務 所 , 少 年 刑 務 所 又 は 拘 置 所 のみ総 数180 件60 代6150 代(33.9%)4781(45.0%)(26.1%)少 年 院 のみ 63(35.0%)刑 務 所 , 少 年 刑 務 所 又 は 拘 置 所 及 び 少年 院 30(16.7%)表 2 無 回 答8(4.4%)無 回 答 6(3.3%)エ ゲストスピーカーとしての 経 験 年 数1 年 未 満523 年 以 上 が 最 多 (97(53.9%))総 数(28.9%)であり, 次 いで,1 年 未 満 が 多 かった( 表180 件2 年 未 満2)。17(9.4%)3 年 以 上97(53.9%)3 年 未 満6(3.3%)


ア ゲストスピーカーの 方 の 指 導 を 受 講 させる 前 に, 被 収 容 者 にあらかじめ 考 えさせておく 必 要 があると 考 える 点意 見 あり 113(62.8%), 意 見 なし 67(37.2%)< 主 な 御 意 見 >・ 受 講 前 に, 事 件 の 原 因 や 状 況 ・ 被 害 者 への 思 いなど, 正 直 な 気 持 ち( 処 分 への不 満 なども 含 めて)を 文 章 にして 整 理 させておく, 自 分 の 事 件 と 向 き 合 わせておくことが 不 可 欠 ではないか。・ 受 刑 者 は 自 らの 判 決 謄 本 を 読 むべき。 自 己 の 犯 罪 行 為 をある 程 度 は 覚 えているだろうが, 裁 判 所 での 評 価 , 判 決 理 由 まで 理 解 していない 者 もいるはず。イ ゲストスピーカーの 方 に 御 協 力 いただくことが 効 果 的 であると 考 える内 容 や 方 法意 見 あり 122(67.8%), 意 見 なし 58(32.2%)< 主 な 御 意 見 >・ ゲストスピーカーの 話 を 聞 くだけでなく, 講 話 後 , 感 想 文 を 書 くなどもう 一 度何 らかの 方 法 で 自 分 と 向 き 合 い, 考 える 時 間 を 設 けさせることが 必 要 だと 思 う。・ 1か 月 に1 回 等 の 割 合 で, 同 一 人 物 が 継 続 的 に 講 話 やグループアプローチをするとよい。ウ 「 被 害 者 の 視 点 を 取 り 入 れた 教 育 」を 更 に 効 果 的 に 実 施 するために,矯 正 施 設 が 取 り 組 むべき 内 容 や 方 法意 見 あり 110(61.1%), 意 見 なし 70(38.9%)< 主 な 御 意 見 >・ 被 害 者 は 加 害 者 を 教 育 する 先 生 ではなく, 利 用 される 者 でもない。 被 害 者 の 姿を 伝 える 者 にすぎない。まず 矯 正 施 設 の 職 員 が「 受 刑 者 を 立 ち 直 らせるのだ」と真 剣 に 愛 情 を 持 って 教 育 してほしい。・ 受 刑 者 の 傷 つき 体 験 ( 虐 待 ・DV・ 死 別 ・ 施 設 内 でのいじめなど)をしっかり 受け 止 め, 修 復 していくプログラムが 必 要 ではないか。・ 何 度 か 講 話 をしたが,フィードバックが 何 もなされなかった。 講 話 の 結 果 ・ 成果 が 何 らかの 形 で 分 かれば, 次 の 機 会 の 参 考 になったと 思 う。エ ゲストスピーカーの 方 が 矯 正 施 設 において 活 動 されるに 当 たり, 矯 正施 設 が 配 慮 すべき 事 項意 見 あり 83(46.1%), 意 見 なし 97(53.9%)< 主 な 御 意 見 >・ 被 害 者 遺 族 がどういう 思 いでゲストスピーカーとして 矯 正 施 設 に 行 くか,その気 持 ちを 職 員 , 受 講 者 共 々 事 前 に 考 えておいて 欲 しい。・ 少 年 院 においては, 在 院 者 だけでなく,その 保 護 者 にも 講 演 を 聴 いてもらいたい。

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