????????????? PDF ?????????????????????????????????????? - Lenovo Support
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ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook において Microsoft Windows Vista を使用<br />
するためのヒント集<br />
Windows Vista をインストールする前に確認しておくべき事項<br />
本書には、ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook において Windows Vista をインストールまたは操作する際に遭遇<br />
する現象に関する特殊な要件や考慮事項をまとめたヒント集が含まれています。<strong>Lenovo</strong> はお客様がインストールを始める前に、<br />
最新の BIOS やドライバを使用していることを確認することを強くお勧めします。<strong>Lenovo</strong> の Web サイトをご覧いただき、BIOS<br />
やドライバの確認と更新を行ってください。<br />
1. ビデオ / ディスプレイ<br />
2. オーディオ / マルチメディア<br />
3. ネットワーキング<br />
4. セキュリティ<br />
5. 電源管理<br />
6. アプリケーション<br />
7. その他<br />
1. ビデオ / ディスプレイ<br />
現象:<br />
1.01: ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook における WDDM グラフィックスのサポート。<br />
対象機種:<br />
WDDM グラフィックスをサポートする機種<br />
- ThinkPad R50p、R51e、R52 (ATI グラフィックス搭載モデルのみ、またはマシンタイプ 1846、1847、1848、1849、<br />
1850、1870)、R60、R60e<br />
- ThinkPad T41p、T42(ATI Mobility Radeon 9600 グラフィックス搭載モデルのみ)、T42p、T43(ATI グラフィック<br />
ス搭載モデルのみ、またはマシンタイプ 2668、2669、2678、2679、2686、2687)、T43p、T60、T60p<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad Z60m(ATI グラフィックス搭載モデルのみ)、Z61e、Z61m、Z61p、Z61t<br />
- ThinkPad G50<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
WDDM グラフィックスをサポートしない機種<br />
- ThinkPad X31、X32、X40、X41、X41 Tablet<br />
- ThinkPad T41、T42(ATI Mobility Radeon 7500 および Mobility Radeon 9000 グラフィックス搭載モデルの<br />
み)、T43(Intel グラフィックス搭載モデルのみ、またはマシンタイプ 1871, 1872, 1873, 1874,1875, 1876)<br />
- ThinkPad R50、R50e、R51、R52(マシンタイプ 1858, 1859, 1860, 1861, 1862, 1863, 1958)<br />
- ThinkPad Z60t、Z60m(Intel グラフィックス搭載モデルのみ)<br />
症状:<br />
Windows Aero、ライブ タスクバー サムネイル、Windows フリップと Windows フリップ 3D、TMM(Transient<br />
Multi-Monitor Manager)、およびハイブリッド スリープなど Windows Vista の一部の機能は、Windows Vista 上<br />
で動作するビデオ カード用の新しいグラフィックス ドライバ モデルである WDDM(Window Display Driver Model)をサ<br />
ポートする機種でのみ使用できます。WDDM を使用するこのような機能は、前述の WDDM グラフィックスをサポートしない<br />
機種では使用できません。<br />
原因:
これは該当機種に搭載されたグラフィックス チップの制限事項です。<br />
現象:<br />
1.02: Windows Vista をインストールした後に、Windows Aero ユーザー エクスペリエンスがデフォルトでは有効になりませ<br />
ん。<br />
対象機種:<br />
WDDM グラフィックスをサポートする機種<br />
- ThinkPad R50p、R51e、R52(ATI グラフィックス搭載モデルのみ、マシンタイプ 1847、1848、)、R60、R60e<br />
- ThinkPad T41p、T42(ATI Mobility Radeon 9600 グラフィックス搭載モデルのみ)、T42p、T43(ATI グラフィック<br />
ス搭載モデルのみ、マシンタイプ 2668、2669)、T43p、T60、T60p<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad Z60m(ATI グラフィックス搭載モデルのみ)、Z61e、Z61m、Z61p、Z61t<br />
- ThinkPad G50<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
症状:<br />
WDDM ドライバが組み込まれていてもシステム メモリが 512 MB しか搭載されていない一部の機種では、Windows<br />
Vista をインストールした後に、Windows Aero ユーザー エクスペリエンスはデフォルトでは有効になりません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。Windows Vista の動作には、システム メモリが最低でも 512MB 必<br />
要です。一部のWDDM ビデオ カードは UMA(ユニファイド メモリ アーキテクチャー)を使用してシステム メモリからメモリを<br />
借りるため、デフォルトでは Windows Vista はシステム メモリを保持するために Aero 機能を無効にします。<br />
対処方法:<br />
この問題については、Microsoft Knowledge Base Article 923883 を参照してください。修正モジュールの詳細につい<br />
ては、Microsoft Knowledge Base ホームページ(http://support.microsoft.com)をご覧ください。検索フィールド<br />
に「923883」と入力し、[検索] ボタンをクリックします。<br />
[コントロール パネル] の [個人設定](以下のスクリーンショットを参照)を開いて、Windows の色とデザインが Windows<br />
Aero になるように手動で設定してください。
現象:<br />
1.03: 外付けディスプレイに接続したとき、Windows Vista のデフォルト状態では、「LCD のみ」オプションは用意されてい<br />
ません。<br />
対象機種:<br />
WDDM グラフィックスをサポートする機種<br />
- ThinkPad R50p、R51e、R52 (ATI グラフィックス搭載モデルのみ、またはマシンタイプ 1847、1848)、R60、R60e<br />
- ThinkPad T41p、T42(ATI Mobility Radeon 9600 グラフィックス搭載モデルのみ)、T42p、T43(ATI グラフィック<br />
ス搭載モデルのみ、またはマシンタイプ 2668、2669)、T43p、T60、T60p<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad Z60m(ATI グラフィックス搭載モデルのみ)、Z61e、Z61m、Z61p、Z61t<br />
- ThinkPad G50<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
症状:<br />
外付けディスプレイがコンピュータに接続されると、Windows Vista は [検出された新しいディスプレイ] ダイアログ ボックスを<br />
開きます。このダイアログ ボックスでディスプレイ設定をカスタマイズすることができますが、[LCD のみ] オプションは用意されて<br />
いません。[ミラー化] がディスプレイ オプションのデフォルトになっているので、デスクトップは内蔵ディスプレイと外付けディスプレイ<br />
の両方に表示されます。そのため LCD でプレゼンテーションが準備できるまで外付けディスプレイに映し出さないようにすること<br />
はできません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。Transient Multimon Manager (TMM) のデフォルト ディスプレイ モ<br />
ードがサポートしているのは、ミラー化デスクトップ、拡張デスクトップ、外付けディスプレイだけです。[LCD のみ] はサポートして<br />
いません。<br />
対処方法:
拡張デスクトップを無効にし、コンピュータに外付けディスプレイを接続後に、Fn+F7 を押して LCD モードのみに設定しま<br />
す。<br />
<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから最新版のプレゼンテーション・ディレクターをダウンロードし、インストールしてください。<br />
現象:<br />
1.04: ディスプレイ アダプタは、[パフォーマンスの情報とツール] の [グラフィックス メモリ] の詳細を正しく表示できません。<br />
対象機種:<br />
WDDM グラフィックスをサポートしない機種<br />
- ThinkPad X31、X32、X40、X41、X41 Tablet<br />
- ThinkPad T41、T42(ATI Mobility Radeon 7500 および Mobility Radeon 9000 グラフィックス搭載モデルの<br />
み)、T43(Intel グラフィックス搭載モデルのみ、マシンタイプ 1871, 1872)<br />
- ThinkPad R50、R50e、R51、R52(マシンタイプ 1858, 1860, 1861)<br />
- ThinkPad Z60t、Z60m(Intel グラフィックス搭載モデルのみ)<br />
症状:<br />
[パフォーマンスの情報とツール] では、グラフィックスとゲーム用グラフィックス両方の基本スコアおよびサブスコアはわずか 1.0 に<br />
なっています。<br />
グラフィックスの詳細を確認すると、利用可能な全グラフィックス メモリの欄には「検出されません」と表示されていて、他のメモリ<br />
の詳細も実際のディスプレイ アダプタ RAM の容量ではなくすべて 0 MB と表示されています。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。<br />
対処方法:<br />
対処方法はありません。<br />
現象:<br />
1.05: スリープまたは休止状態に入る前に、ディスプレイの明るさを設定したりその値を調整するために、ホット キー<br />
(Fn+Home または Fn+End)を押したり、Windows モビリティ センターで変更しても、その内容は保存されないため再<br />
開後に有効にはなりません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
ディスプレイの明るさを設定したりその値を調整するために、ホット キー(Fn+Home または Fn+End)を押したり<br />
Windows モビリティ センターで変更することができます。ディスプレイの明るさを一時的に変更後に、システムをスリープまたは<br />
休止状態にし、その後再開すると、ディスプレイの明るさはスリープまたは休止状態に入る前と同じ状態にはならず、選択され<br />
ている電源プランのディスプレイの明るさが設定されます。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項で、Windows Vista に起因するものです。<br />
Vista では、ユーザーは明るさのレベルを以下の方法で一時的に変更できます。<br />
- ホット キーを押す(Fn+Home または Fn+End)<br />
- Windows モビリティ センターでの明るさの制御<br />
この一時的に変更した明るさのレベルは、選択した電源プランには保存されません。Windows Vista はスリープまたは休止<br />
状態から復帰後に、選択した電源プランの明るさにレベルを設定します。<br />
対処方法:<br />
スリープまたは休止状態からの再開後に、ホット キーまたは Windows モビリティ センターで一時的に変更した明るさのレベ<br />
ルを再度設定します。<br />
この問題については、Microsoft Knowledge Base Article 929249 を参照してください。 修正モジュールの詳細につ<br />
いては、Microsoft Knowledge Base ホームページ(http://support.microsoft.com/)をご覧ください。検索フィー<br />
ルドに「929249」と入力し、[検索] ボタンをクリックします。
電源プランのディスプレイの明るさの設定を変更したい場合は以下の手順に従ってください。<br />
1. [コントロール パネル]→[電源オプション] の順に開きます。<br />
2. 選択した電源プランの [プラン設定の変更] をクリックします。<br />
3. [ディスプレイの輝度を調整] のスライダ バーを動かして調整します。<br />
4. 変更を保存します。<br />
現象:<br />
1.06: Windows モビリティ センターで、ディスプレイの明るさを変更できません。<br />
対象機種:<br />
これは以下の ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の機種に共通する現象です。<br />
- ThinkPad G50<br />
- ThinkPad R50、R50p、R50e、R51、R51e、R52<br />
- ThinkPad T41、T41p、T42、T42p、T43、T43p<br />
- ThinkPad X31、X32、X40、X41、X41 Tablet<br />
- ThinkPad Z60t、Z60m<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
症状:<br />
対象となる ThinkPad の機種では、モビリティ センターの [ディスプレイの明るさ] スライド バーはグレー表示されます。<br />
対象となる <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の機種では、モビリティ センターの [ディスプレイの明るさ] スライド バーを使っても<br />
実際には明るさを変更できません。<br />
原因:<br />
これは対象機種の制限事項です。<br />
対処方法:<br />
別の方法として、Fn+F10 や Fn+F11 を押すとディスプレイの明るさを変更できます。<br />
現象:<br />
1.07: PCI Express ビデオ カードが付いたThinkPad アドバンスド・ドックを取り外すと、LCD にはブランク画面が表示さ<br />
れます。<br />
対象機種:<br />
- (PCI Express ビデオ カードをサポート可能な)ThinkPad アドバンスド・ドックをサポートする ThinkPad 全機種に<br />
共通する現象です。<br />
症状:<br />
内蔵グラフィックス コントローラと異なるビデオ ドライバを使用する PCI Express ビデオ カードを搭載した ThinkPad アド<br />
バンスド・ドックをシステムに取り付けて、外付けモニタをドックに接続して、BIOS の「デフォルトのプライマリ ビデオ デバイス」設<br />
定を「内蔵」から「PCI Express」に変更した場合に、再起動すると外付けモニタに画面が表示されます。その後、外付けモニ<br />
タをドッグから取り外すと、ディスプレイに何も表示されなくなりますが、それと同時に内部 LCD にも何も表示されず画面はブ<br />
ランクになります。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。<br />
対処方法:<br />
この問題に対処するには、コンピュータを再起動する必要があります。<br />
現象:<br />
1.08: Intel 945GM ビデオを搭載した、システム メモリが 512 MB の機種に外付けディスプレイを接続したときに、画面<br />
がちらついたり、ビデオ パフォーマンスが低下したりします。<br />
対象機種:<br />
Intel 945GM ビデオを搭載した、以下の ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook に共通する現象です。<br />
- ThinkPad G50
- ThinkPad T60<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad R60、R60e<br />
- ThinkPad Z61e、Z61m、Z61t<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
症状:<br />
Intel 945GM ビデオを搭載した、システム メモリが 512 MB の機種に外付けディスプレイを接続し、ミラー化表示させた<br />
場合、ノート PC のディスプレイと外付けディスプレイは画面がちらつき、かつパフォーマンスが低下します。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。Windows Vista の動作にはシステム メモリが最低でも 512 MB 必要で<br />
すが、リソース共有のため Intel 945GM ビデオ カードが UMA(ユニファイド メモリ アーキテクチャー)に基づいてシステム<br />
メモリからメモリを借りるためです。<br />
対処方法:<br />
システム メモリを追加して 1 GB 以上にする必要があります。<br />
2. オーディオ / マルチメディア<br />
現象:<br />
2.01: Windows Media Player 11 を使用してオーディオ ファイルを再生したとき、場合によってサウンドが聞こえないこと<br />
があります。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows Media Player 11 を使用して何かの AVI ファイルを再生したとき、ビデオだけが表示されて、サウンドがまったく<br />
聞こえないことがあります。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。オーディオ ファイルの [DSP Group TrueSpeech] コーデックが、<br />
Windows Vista から設計上削除されてるためです。<br />
対処方法:<br />
オーディオ ファイル再生時に、コーデック エラーが表示された場合は、[エラー メッセージ] ウィンドウで [Web ヘルプ] ボタンを<br />
クリックし、[DSP Group TrueSpeech] プラグインをダウンロードしてください。または [現在再生中] メニューの [プラグイン<br />
のダウンロード] をクリックしてください。<br />
現象:<br />
2.02: Windows Media Center で DVD 再生を一時停止させてから、スリープまたは休止状態に入り、その後再開し<br />
ても DVD のサウンドが聞こえません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows Media Center で DVD 再生を一時停止させさせてから、スリープまたは休止状態に入り、その後再開しても、<br />
DVD のサウンドが聞こえない状態になります。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。<br />
対処方法:<br />
この問題は、DVD のオーディオ サウンド再生を一時停止し再び再生すると直ります。
現象:<br />
2.03: Windows Media Center と Windows Media Player で別々のオーディオ ファイルを同時に再生することがで<br />
きません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
現在 Windows Media Center でオーディオ ファイルを再生していて、次に Windows Media Player を開くと、<br />
Windows Media Player は Windows Media Center で再生されていたのと同じオーディオ ファイルを自動的に再生<br />
します。両方とも同じオーディオ ファイルを再生しているとき、片方のプレーヤーで何が行われていても、別のプレーヤーで操作<br />
(別の新しいオーディオ ファイルへの変更、現在再生中のオーディオ ファイルの一時停止や停止など)が行われると他方のプレ<br />
ーヤーにも反映されます。したがって、Windows Media Center で 1つのオーディオ ファイルを再生しているときは、<br />
Windows Media Player で別の新しいオーディオ ファイルを同時に再生することはできません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。<br />
対処方法:<br />
対処方法はありません。<br />
現象:<br />
2.04: Intel Indeo avi ムービーは、Windows Media Player 11 や WinDVD では再生できません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Intel Indeo avi V3.x、V4、V5.x ムービーは、Windows Media Player 11 や WinDVD では正常に再生できま<br />
せん。<br />
原因:<br />
Windows Vista には、Intel Indeo avi ムービーに対応したコーデックがデフォルトでは組み込まれていません。<br />
対処方法:<br />
Intel 社の Web サイトにアクセスして、Indeo avi ムービーに対応した Windows Vista のプラグインをダウンロードして<br />
ください。<br />
現象:<br />
2.05: オーディオ デバイスのジャック情報が、[スピーカーのプロパティ] ダイアログ ボックスに表示されません。<br />
対象機種:<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
症状:<br />
[コントロール パネル] の [サウンド] を開いて [スピーカーのプロパティ] をチェックすると、「ジャック情報を利用できません」とい<br />
うメッセージが表示されます。<br />
原因:<br />
これは対象機種の制限事項です。<br />
対処方法:<br />
該当機種のマニュアルを参照して、ジャック情報を確認してください。<br />
現象:
2.06: Windows Vista に同梱されている HD オーディオ ドライバが、正常に機能しません。<br />
対象機種:<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100<br />
症状:<br />
Vista に同梱されている HD オーディオは、対象機種では正常に機能しません。サウンドはまったく聞こえません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。<br />
対処方法:<br />
<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから対象機種に合った最新のオーディオ ドライバをダウンロードし、インストールしてください。<br />
3. ネットワーキング<br />
現象:<br />
3.01: Windows Vista に同梱されている Bluetooth ドライバが、正常に機能しません。<br />
対象機種:<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
症状:<br />
内蔵の Bluetooth デバイスは、Windows Vista に同梱されている Bluetooth ドライバでは正常に機能しません。<br />
原因:<br />
対象機種が古いファームウェアを使用している場合、Windows Vista に同梱されている Bluetooth ドライバは、対象機<br />
種に搭載されている Bluetooth デバイスとは互換性がありません。<br />
対処方法:<br />
Windows Vista にアップグレードする前に、<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから Bluetooth の最新のファームウェアをダウンロ<br />
ードし、更新してください。<br />
現象:<br />
3.02: Bluetooth:Windows Vista の [Windows の連絡先] から送られた PIM 項目は、Windows XP のアドレ<br />
ス帳に保存されません。<br />
対象機種:<br />
- これは Bluetooth デバイスを搭載した ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象で<br />
す。<br />
症状:<br />
Windows Vista システムでは、[Windows の連絡先] の PIM(個人用情報マネージャ)項目を右クリックし、PIM 項目<br />
を選択して Windows XP システムの Bluetooth デバイスに送っても、PIM 項目は Windows XP システムのアドレス<br />
帳には保存されません。その代わりに、PIM 項目は Bluetooth Exchange フォルダにファイルとして保存されます。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。Windows Vista は [Windows の連絡先] で Bluetooth を介して<br />
PIM 項目を .contact 拡張子が付いた XML 形式のファイルとして送ります。Windows XP の Bluetooth ソフトウェ<br />
アを含む大部分の Bluetooth デバイスは、Windows Vista が使用する XML フォーマットの情報を処理することができ<br />
ません。通常 PIM 項目は、VCF 形式(vCard フォーマット)で送られます。<br />
対処方法:<br />
PIM 項目を .vcf 形式のファイルとしてエクスポートすることにより、Windows Vista から Windows XP へ送ることがで<br />
きます。この作業を行うには、以下の手順に従ってください。
1. Windows Vista システム上で [Windows の連絡先] から、[エクスポート]→[vCards](.vcf ファイルのフォルダ)→<br />
[Contacts フォルダ] の順に選択します。これで Contacts フォルダには .vcf ファイルが入ります。<br />
2. .vcf フォーマットの PIM 項目を選択し、右クリックして [送信先]→[Bluetooth デバイス] の順に選択します。さらにそ<br />
の後の手順に従います。<br />
現象:<br />
3.03: ワイヤレス LAN の信号強度が正確に表示されません。<br />
対象機種:<br />
これは下記のワイヤレス LAN アダプタのいずれかを搭載する ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種<br />
に共通する現象です。<br />
Intel(R) PRO/Wireless 3945ABG Network Connection<br />
Intel(R) PRO/Wireless 3945BG Network Connection<br />
症状:<br />
[コントロール パネル] を開き、[ネットワークとインターネット] の下の[インターネットオプション]の[インターネットプロパティ]の[接<br />
続]タブ を選択して、[追加]ボタンを押して、[ワイヤレス] を選択します。使用可能なワイヤレス接続が、信号の強さを示すイ<br />
ンジケーターが付いた状態で一覧表示されますが、インジケーターに表示される信号の強さは、実際の信号の強さを正確に表<br />
示しません。<br />
また ThinkVantage Access Connections にも、信号の強さが表示されますが、これも信号の強さを正確に表示しませ<br />
ん。<br />
原因:<br />
これは対象となるワイヤレス LAN アダプタのデバイス ドライバの制限事項です。<br />
対処方法:<br />
対処方法はありません。これはインジケーターの表示のみの現象であり、通信性能は影響を受けません。<br />
現象:<br />
3.04: ワイヤレス LAN 接続では認証方法として、LEAP および EAP-FAST はサポートされません。<br />
対象機種:<br />
これはワイヤレス LAN アダプタを搭載した ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象で<br />
す。<br />
症状:<br />
ワイヤレス LAN 接続では認証方法として、LEAP および EAP-FAST はサポートされません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista およびワイヤレス LAN アダプタのデバイス ドライバの制限事項です。<br />
対処方法:<br />
対処方法はありません。サポートされている他の認証方法をご使用ください。<br />
現象:<br />
3.05: ネットワークと共有センターでは赤外線ポートを使用する直接接続によるネットワーク接続をセットアップできません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows Vista の接続またはネットワークのセットアップにおいては、赤外線ポートを使用する直接接続によるネットワーク<br />
接続を、Windows XP のときと同じようにセットアップすることはできません。<br />
原因:
これは Windows Vista の設計上の問題です。Windows Vista に新しく導入されたネットワークと共有センターでは、こ<br />
の機能は提供されません。<br />
対処方法:<br />
Windows Vista では、[コントロール パネル] の [赤外線] を開いて [赤外線接続を使って、ファイルを送信または受信し<br />
ます] をご覧ください。<br />
現象:<br />
3.06: Netgear GA511 Gigabit PC カードは、スリープまたは休止状態から復帰後に動的ネットワーク IP アドレスを再<br />
取得できません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows Vista が動作している Netgear GA511 Gigabit PC カード(Realtek RTL8169 Gigabit Ethernet<br />
PCMCIA カード)を搭載したコンピュータにおいて、DHCP(動的ホスト構成プロトコル)によってIP アドレスが割り当てられた場<br />
合、S3(スリープ状態)または S4(休止状態)から復帰しても、以前取得していたものと同じネットワーク IP アドレスを再取<br />
得できません。<br />
原因:<br />
このカードは Microsoft Windows Vista と互換性がありません。このカードを使用することは <strong>Lenovo</strong> ではお勧めしませ<br />
ん。<br />
対処方法:<br />
OS を再起動して、動的に割り当てられた IP アドレスを再取得するか、同一サブネット内の静的な IP アドレスを割り当て<br />
てください。<br />
4. セキュリティ<br />
現象:<br />
4.01: ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook における BitLocker ドライブ暗号化のサポート。<br />
対象機種:<br />
TPM 1.2 または USB 2.0 フラッシュ ドライブによる BitLocker ドライブ暗号化をいずれもサポートする機種<br />
- ThinkPad R60<br />
- ThinkPad T60、T60p<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad Z61m、Z61p、Z61t<br />
TPM 1.2 を搭載せず、USB 2.0 フラッシュ ドライブによる BitLocker ドライブ暗号化のみをサポートする機種<br />
- ThinkPad R51e、R52(マシンタイプ 1847、1848)、R60e<br />
- ThinkPad T43(マシンタイプ 2668、2669)、T43p、T60、T60p<br />
- ThinkPad X41、X41 Tablet<br />
- ThinkPad Z60m、Z60t、Z61e<br />
- ThinkPad G50<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
TPM 1.2 を搭載せず USB 2.0 フラッシュ ドライブによる BitLocker ドライブ暗号化もサポートしない機種<br />
- ThinkPad R50、R50e、R50p、R51、R52(マシンタイプ 1858、1860、1861)<br />
- ThinkPad T41、T41p、T42、T42p、T43(マシンタイプ 1871、1872)<br />
- ThinkPad X31、X32、X40
症状:<br />
Windows Vista のセキュリティ機能の主なものの 1 つが、BitLocker ドライブ暗号化です。該当機種に搭載された<br />
TPM 1.2 セキュリティ チップまたは USB 2.0 フラッシュ ドライブのいずれかに回復キーを保存することにより、BitLocker ド<br />
ライブ暗号化が使用可能となります。<br />
BitLocker ドライブ暗号化をサポートしている機種を確認するには、前述の対象機種を参照してください。<br />
原因:<br />
これは該当機種のシステム ボードと BIOS の両方またはそのいずれかの制限事項です。<br />
現象:<br />
4.02: BitLocker の操作を正常に終了するには、BitLocker グループ ポリシーの設定が必要です。<br />
対象機種:<br />
TPM 1.2 または USB 2.0 フラッシュ ドライブによる BitLocker ドライブ暗号化をいずれもサポートする機種。<br />
- ThinkPad R60<br />
- ThinkPad T60、T60p<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad Z61m、Z61p、Z61t<br />
TPM 1.2 を搭載せず、USB 2.0 フラッシュ ドライブによる BitLocker ドライブ暗号化のみをサポートする機種。<br />
- ThinkPad R51e、R52(マシンタイプ 1847、1848)、R60e<br />
- ThinkPad T43(マシンタイプ 2668、2669)、T43p、T60、T60p<br />
- ThinkPad X41、X41 Tablet<br />
- ThinkPad Z60m、Z60t、Z61e<br />
- ThinkPad G50<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
症状:<br />
TPM1.2 準拠セキュリティ チップを搭載していないコンピュータで、BitLocker を実行すると、「TPM は見つかりませ<br />
んでした。BitLocker をオンにするには、TPM が必要です。コンピュータに TPM が搭載されている場合、<br />
BitLocker 互換 BIOS についてはコンピュータ メーカーにお問い合わせください。」という警告メッセージが表示されま<br />
す。<br />
TPM1.2 準拠セキュリティ チップを搭載したコンピュータで、BitLocker を実行すると、インストール ウィザードで<br />
USB ドライブに「スタートアップ キー」を保存する画面が表示されません。<br />
原因:<br />
これは、Windows Vista の設計上の問題です。<br />
対処方法:<br />
グループ ポリシー エディタ(gpedit.msc)を実行することにより、[コントロール パネル] の [高度なスタートアップ オプション]<br />
をセットし BitLocker グループ ポリシーの設定を有効にする必要があります。詳細については、BitLocker ドライブ暗号化<br />
のステップ バイ ステップ ガイド (マイクロソフト社 ) ※英語となります。 を参照してください。<br />
現象:<br />
4.03: TPM 1.2 セキュリティ チップを搭載したシステムは、BitLocker 機能を有効にするために最新の BIOS が必要で<br />
す。<br />
対象機種:<br />
これは TPM1.2 セキュリティ チップを搭載した以下の ThinkPad 機種に共通する現象です。<br />
- ThinkPad R60<br />
- ThinkPad T60、T60p<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad Z61m、Z61p、Z61t<br />
症状:<br />
対象機種の BIOS が古い場合、TPM 1.2 セキュリティ チップを搭載したシステムでは BitLocker が機能しないことがあ
ります。<br />
原因:<br />
TPM 1.2 セキュリティ チップを搭載したシステムで BitLocker を使用するには、BitLocker をサポートする適切な<br />
BIOS が必要です。<br />
対処方法:<br />
<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから入手可能な最新の BIOS をダウンロードし、インストールしてください。最新の BIOS は<br />
BitLocker をサポートしています。<br />
現象:<br />
4.04: 互換性のある TPM(トラステッド プラットフォーム モジュール)が、TPM 管理コンソールに見つかりません。<br />
対象機種:<br />
TPM 1.1 をサポートする以下の ThinkPad の機種に共通する現象です。<br />
- ThinkPad R52<br />
- ThinkPad T42、T42p、T43、T43p<br />
- ThinkPad X41、X41 Tablet<br />
- ThinkPad Z60t、Z60m<br />
症状:<br />
TPM(トラステッド プラットフォーム モジュール)1.1 デバイス ドライバをインストール後に、BIOS でセキュリティ チップが有効<br />
になっていることを確認してください。その後、TPM 管理コンソールを開くと、「互換性のある TPM がこのコンピュータ上に見つ<br />
かりません。」というエラー メッセージが表示されます。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。TPM 1.1 は TPM 管理コンソールではサポートされません。<br />
対処方法:<br />
対象機種は、TPM 1.2 をサポートしていません。<br />
現象:<br />
4.05: TPM 1.2 セキュリティ チップを搭載したシステム上で BitLocker を有効にした後に BIOS を更新した場合、回復
パスワードが必要です。<br />
対象機種:<br />
これは TPM 1.2 セキュリティ チップを搭載した以下の ThinkPad の機種に共通する現象です。<br />
- ThinkPad R60<br />
- ThinkPad T60、T60p<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad Z61m、Z61p、Z61t<br />
症状:<br />
TPM1.2 セキュリティ チップを搭載したシステム上で BitLocker を有効にした後に BIOS を更新すると、OS から<br />
BitLocker ドライブ暗号化情報に関するメッセージが表示されます。回復パスワードが入力されるまで、OS は起動しませ<br />
ん。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista に起因します。Windows Vista には BitLocker の有効または無効の状態を BIOS から<br />
OS へ指示するロジックが実装されていません。また BIOS 更新プログラムによる BitLocker の状態を検出する方法も提<br />
供されていません。<br />
対処方法:<br />
BIOS を更新する前に、BitLocker が有効になっている場合、[コントロール パネル] の [BitLocker ドライブ暗号化] を<br />
開いて [BitLocker をオフにする] をクリックし BitLocker を無効にしてください。<br />
5. 電源管理<br />
現象:<br />
5.01: コンピュータがスリープ、休止、ハイブリッド スリープのいずれかの状態に入る途中、ディスプレイにその状況を表示してユ<br />
ーザーに知らせることができず、黒い画面だけが表示されます。<br />
対象機種:<br />
スリープ状態と休止状態<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
ハイブリッド スリープ状態<br />
- WDDM グラフィックスをサポートする全機種に共通する現象です。<br />
- ThinkPad R50p、R51e、R52 (ATI グラフィックス搭載モデルのみ、またはマシンタイプ 1847、1848)、R60、R60e<br />
- ThinkPad T41p、T42(ATI Mobility Radeon 9600 グラフィックス搭載モデルのみ)、T42p、T43(ATI グラフィック<br />
ス搭載モデルのみ、またはマシンタイプ 2668、2669)、T43p、T60、T60p<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad Z60m(ATI グラフィックス搭載モデルのみ)、Z61e、Z61m、Z61p、Z61t<br />
- ThinkPad G50<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
症状:<br />
コンピュータがスリープ、休止、ハイブリット スリープのいずれかの状態になる間に、コンピュータがいずれかの状態に入っているこ<br />
とを知らせるメッセージはユーザーの画面には表示されません。コンピュータがこれらの状態のいずれかの状態になり始めると、デ<br />
ィスプレイはすぐに真っ暗になります。この動作によって、モバイル ユーザーはハードディスク ドライブが動作していても、コンピュ<br />
ータの状態が終了したと考え、コンピュータを持ち運ぶ場合があります。これにより、ハードディスク ドライブが損傷する可能性が<br />
あります。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。Windows Vista では Windows XP のように、ディスプレイに「スタンバ<br />
イの準備をしています」または「休止モードの準備をしています」というメッセージは表示されません。<br />
対処方法:<br />
ハードディスク ドライブが損傷しないようにするために、スリープ モードまたはハイブリッド スリープ モードにする場合には、モバイ
ル ユーザーはハードディスク ドライブの LED が消灯し、スリープを示す LED が点灯するまでお待ちください。<br />
また休止状態にする場合には、ハードディスク ドライブの LED とスリープを示す LED が消灯するまでお待ちください。<br />
現象:<br />
5.02: 休止状態から復帰後、約 2 分間何も操作が行われないとコンピュータは自動的に休止状態に再度入ります。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
[コントロール パネル] の [電源オプション] で構成した設定内容に関係なく、コンピュータが休止状態から復帰後に、約 2 分<br />
間何も操作が行われないと再度休止状態に入ります。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。<br />
対処方法:<br />
休止状態から復帰後に、たとえばトラックポイントの移動、キーボード入力、アプリケーションの実行など何らかの操作を行った<br />
場合には、システムは約 2 分後に休止状態に再度入ることはありません。<br />
現象:<br />
5.03: 電源が入った状態で USB キーボードまたはマウスを取り外すと、コンピュータはスリープ状態から復帰します。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad 全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
USB キーボードやマウスが接続されたコンピュータがスリープ状態のときに、USB キーボードまたはマウスのいずれかを取り外<br />
すと、コンピュータはスリープ状態から自動的に再開します。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。[デバイス マネージャ] のキーボードやマウスのプロパティにある [このデバイスで、<br />
コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする] が Windows Vista ではデフォルトで有効になっているからです。<br />
対処方法:<br />
[デバイス マネージャ] のキーボードやマウスのプロパティにある [このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるよう<br />
にする] のチェックマークを外してください。<br />
現象:<br />
5.04: 警告が表示されてもバッテリ切れレベルをバッテリ低下レベルよりも高く設定すると、[バッテリ] アイコンには Windows<br />
タスクバーおよび Windows モビリティ センターとは異なる状態が表示されます。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
[電源] オプションにおいて、警告が表示されるにもかかわらず、バッテリ切れのレベルをバッテリ低下のレベルよりも高く設定した<br />
場合、およびバッテリ切れのときの動作が [グループ ポリシー] に [何もしない] に設定されていない場合、バッテリがバッテリ切<br />
れのレベルまで放電すると、下図に示すように、タスクバーの通知領域にある(赤の円内に白の "X" が付いた)[バッテリ] アイ<br />
コンの状態は、Windows モビリティ センターの(黄色の三角形内に黒の感嘆符 "!" が付いた)[バッテリ] アイコンの状態と<br />
は異なる状態を示します。
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。バッテリ切れのレベルがバッテリ低下のレベルより高く設定されている場合、<br />
Windows Vista は警告を表示しますが、ユーザーの作業を中断させることはありません。<br />
対処方法:<br />
[電源] オプションでは、バッテリ切れのレベルをバッテリ低下のレベルよりも低く設定してください。<br />
現象:<br />
5.05: Windows Vista および Windows アップデートの 省電力ドライバーが正常に機能しません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad 全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows Vista の同梱されている汎用省電力ドライバーとWindows Update で入手可能な ThinkPad 省電力ド<br />
ライバー バージョン 1.33 は正常に機能しません。<br />
原因:<br />
Windows Vista に同梱されている省電力ドライバーは汎用的なものなので、ThinkPad の全機能をカバーできません。<br />
Windows Update で入手可能な ThinkPad 省電力ドライバーはバージョンが古く(バージョン 1.33)、ThinkPad で<br />
使用可能な省電力の機能をすべて実現することができません。<br />
対処方法:<br />
対象機種に合った正しい最適な ThinkPad 省電力ドライバーは、<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから入手可能なバージョン<br />
1.41 以降のものです。最適なドライバをダウンロードし、インストールしてください。<br />
現象:<br />
5.06: Windows Vista に同梱されている <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の電源管理ドライバーは、使用しないことをお勧<br />
めします。
対象機種:<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
症状:<br />
Windows Vista に同梱されている <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook 用の電源管理ドライバーは、上記 3 機種で<br />
Windows Vista と組み合わせて使用できる電源管理機能をすべて実現することができません。<br />
原因:<br />
Windows Vista に同梱されている <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook 用電源管理ドライバーは、バージョンが古いものです。<br />
対処方法:<br />
<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから最新の電源管理ドライバーをダウンロードする必要があります。また、最新のドライバをインスト<br />
ールする前に Windows Vista にインストールされている電源管理ドライバーをアンインストールしてください。<br />
6. アプリケーション ソフトウェア<br />
現象:<br />
6.01: Windows Vista にアップグレードする前に、Rescue and Recovery をアンインストールしてください。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Rescue and Recovery の旧バージョン(別製品名: RnR、Rescue and Recovery – Client Security Software、<br />
IBM Rescue and Recovery with Rapid Restore、Rapid Restore Ultra)は、Windows Vista と互換性があ<br />
りません。また, Vista では適切に機能しないので、アンインストールできない場合もあります(パッチが必要)。<br />
原因:<br />
Rescue and Recovery または Rapid Restore のバージョン 4.1.0.4072 以前の古いバージョンは、Windows<br />
Vista とは互換性がありません。<br />
対処方法:<br />
Windows Vista にアップグレードする前に、Rescue and Recovery や Rapid Restore をアンインストールしてくださ<br />
い。アップグレード完了後に、Rescue and Recovery の最新バージョンをインストールしてください。Rescue and<br />
Recovery をアンインストールできずに、Windows Vista にアップグレードしたユーザーには、この問題を解決するために<br />
Windows Update で入手可能なパッチ プログラムが用意されています。<br />
現象:<br />
6.02: Sonic[IBM] DLA は、Windows Vista と互換性がありません。<br />
対象機種:<br />
- Windows XP にインストールされている Sonic[IBM] DLA を使用する全機種。<br />
症状:<br />
Sonic[IBM] DLA は Windows Vista では機能しませんが、Sonic[IBM] DLA がWindows XP にインストールさ<br />
れていても Windows Vista にアップグレードすることができてしまいます。<br />
原因:<br />
Sonic[IBM] DLA は、Windows Vista と互換性がありません。<br />
対処方法:<br />
Windows Vista にアップグレードする前に、Sonic[IBM] DLA をアンインストールしておく必要があります。<br />
現象:<br />
6.03: Windows Vista にアップグレードすると、ThinkVantage 指紋認証ソフトウェアを使用して指紋を登録することがで
きません。<br />
対象機種:<br />
これは指紋認証リーダーを塔載する以下の ThinkPad に共通する現象です。<br />
- ThinkPad T60、T60p<br />
- ThinkPad X41、X41 Tablet<br />
- ThinkPad T43、T43p<br />
- ThinkPad R52<br />
- ThinkPad Z60m、Z60t<br />
- ThinkPad X60、X60s<br />
- ThinkPad R60<br />
- ThinkPad Z61t、Z61m、Z61p<br />
症状:<br />
Windows Vista にアップグレードした後、<strong>Lenovo</strong> ThinkVantage 指紋認証ソフトウェアを使用して指紋を登録すること<br />
ができません。<br />
原因:<br />
Windows XP で使用されていた指紋認証ソフトウェアは、Windows Vista と互換性がありません。そのため、サポートされ<br />
ません。<br />
対処方法:<br />
<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから最新の <strong>Lenovo</strong> ThinkVantage 指紋認証ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてく<br />
ださい。<br />
現象:<br />
6.04: ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook におけるプレゼンテーション・ディレクターのサポート。<br />
対象機種:<br />
プレゼンテーション・ディレクターをサポートする機種<br />
- ThinkPad R60、R60e<br />
- ThinkPad T60、T60p<br />
- ThinkPad X60、X60s、X60 Tablet<br />
- ThinkPad Z61e、Z61m、Z61p、Z61t<br />
- ThinkPad G50<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100、C200<br />
プレゼンテーション・ディレクターをサポートしない機種<br />
- ThinkPad X31、X32、X40、X41、X41 Tablet<br />
- ThinkPad T41、T41p、T42、T42p、T43、T43p<br />
- ThinkPad R50、R50p、R50e、R51、R51e、R52
- ThinkPad Z60t、Z60m<br />
症状:<br />
Windows Vista では、プレゼンテーション・ディレクターは前述の対象機種に掲載されている機種でのみサポートされます。<br />
原因:<br />
これはプレゼンテーション・ディレクターをサポートしない機種のビデオ チップのデバイス ドライバの制限事項です。<br />
対処方法:<br />
プレゼンテーション・ディレクターをサポートしない機種では対処方法はありません。プレゼンテーション・ディレクターをサポートする<br />
機種で使用するには、<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから最新バージョンのビデオのデバイス ドライバとプレゼンテーション・ディレクタ<br />
ーの両方をダウンロードし、インストールする必要があります。<br />
現象:<br />
6.05: ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook に搭載されたワイヤレス LAN アダプタによる ThinkVantage<br />
Access Connections のサポート。<br />
対象機種:<br />
下記のワイヤレス LAN アダプタは、ThinkVantage Access Connections ではサポートされません。<br />
- Dual-band Wi-Fi Wireless Mini PCI Adapter<br />
- IEEE802.11a/b/g Wireless LAN Mini PCI Adapter<br />
<strong>Lenovo</strong> の Web サイトにある ThinkVantage Access Connections の README には、サポートされているワイヤ<br />
レス アダプタに関する情報が記載されています。<br />
症状:<br />
Windows Vista 上で、前述のワイヤレス LAN アダプタは ThinkVantage Access Connections ではサポートされ<br />
ません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista およびサポートされていないワイヤレス LAN アダプタのデバイス ドライバの制限事項です。<br />
対処方法:<br />
ThinkVantage Access Connections によってサポートされていないワイヤレス LAN アダプタは、Windows Vista に<br />
含まれているネットワーク ユーティリティを介してワイヤレス接続を使用できます。<br />
ThinkVantage Access Connections をサポートされているワイヤレス LAN アダプタと組み合わせて使用するには、<br />
<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから入手可能な最新バージョンの ThinkVantage Access Connections をダウンロードし、イ<br />
ンストールする必要があります。<strong>Lenovo</strong> の Web サイトにある ThinkVantage Access Connections の README<br />
には、サポートされているワイヤレス アダプタのデバイス ドライバの必要なバージョンに関する情報が記載されています。<br />
現象:<br />
6.06: Windows Vista で、デフォルトでは Fn+F3 を使用してモニタの電源をオフにすることができません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad 全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows XP SP2 から Windows Vista へアップグレードまたは Windows Vista をクリーン インストールすると、<br />
Fn+F3 を押してもモニタの電源をオフにすることができません。Fn+F3 を押してもシステムは応答しません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。<br />
対処方法:<br />
<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから最新の省電力ドライバー、省電力マネージャー、ホットキー機能をダウンロードし、インストールす
る必要があります。そのドライバをインストール後に、Fn+F3 を押し、[Fn+F3 設定] を選択してから [ディスプレイの電源を<br />
切る] を選択してください。<br />
現象:<br />
6.07: ファンクション キー(Fn+F#)の中には、Windows XP から Windows Vista へアップグレードすると機能しなくな<br />
るものがあります。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
プリインストールされた Windows XP から Windows Vista へアップグレードすると、ファンクション キーを使用しても関連<br />
付けられたプログラムを開くことができない場合があります。このようなファンクション キーは、Fn+F5(ThinkVantage Access<br />
Connections)、Fn+F7(プレゼンテーション・ディレクター)、および Fn+F12(S4-休止状態)です。注: Fn+F7 はモニタ<br />
スイッチ切り換えとして機能しますが、プレゼンテーション・ディレクターは開きません。<br />
原因:<br />
Windows XP から Windows Vista へ移行したドライバは、Windows Vista と互換性がありません。<br />
対処方法:<br />
Windows Vista と組み合わせて正常に機能させるために、<strong>Lenovo</strong> の Web サイトから前述のアプリケーションの最新バ<br />
ージョンをダウンロードし、インストールすることをお勧めします。<br />
現象:<br />
6.08: Windows Vista には、内蔵カメラが取り込んだイメージを表示するアプリケーションもユーティリティも用意されていませ<br />
ん。<br />
対象機種:<br />
これは USB 接続型の内蔵カメラを搭載した以下の ThinkPad の機種に共通する現象です。<br />
- ThinkPad Z61m、Z61t、Z61p<br />
- <strong>Lenovo</strong> 3000 N100、V100<br />
症状:<br />
内蔵カメラのドライバが適切に機能しているときに、スキャナとカメラのインストール ウィザードをクリックしても、該当機種ではカメ<br />
ラを検出できません。<br />
[コントロール パネル] を開いて [スキャナとカメラ] をクリックしても、カメラ デバイスが一覧に表示されません。
Windows Movie Maker は内蔵カメラをサポートしていません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。Windows Vista には、内蔵カメラに対応したアプリケーションもユーティリティ<br />
も用意されていません。<br />
対処方法:<br />
サード パーティのアプリケーションまたはユーティリティのインストールが必要になる場合があります。<br />
7. その他<br />
現象:<br />
7.01: Windows Vista では、快適なユーザー エクスペリエンス(操作性)を実現するためには、システム メモリを 1 GB<br />
搭載することをお勧めします。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
システム メモリの合計が 1 GB より少ない場合、オペレーティング システムの起動時間が長くかかり、かつシステム性能は十<br />
分満足できない低いものになります。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の新しいハードウェア要件に起因します。<br />
対処方法:<br />
Windows Vista を快適に使用するには、システム メモリを合計で 1 GB 以上搭載することをお勧めします。<br />
http://support.microsoft.com/kb/919183 を参照してください。<br />
現象:<br />
7.02: USB メモリ キーまたは USB ハードディスク ドライブの LED は、[ハードウェアの安全な取り外し] プロセスの終了
後に取り外すことができるようになっても点灯したままになります。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
USB メモリ キーまたは USB ハードディスク ドライブを取り外す前に、タスクバーの通知領域にある [ハードウェアの安全な<br />
取り外し] アイコンをクリックすると、[ハードウェアの安全な取り外し] ダイアログ ボックスが表示され、ハードウェアを安全に取り<br />
外す準備ができたことを通知します。しかし、このダイアログ ボックスで [OK] をクリックしても、USB デバイス上の LED は点<br />
灯したままで消灯しません。<br />
原因:<br />
この問題は Windows Vista に起因します。XP と Vista の動作上の変更点は、XP ではデバイスが無効にされるとデバ<br />
イスの接続先のポートは無効になりますが、Vista ではデバイスの接続先のポートは有効のままです。いずれの場合も、ポート<br />
には電源が供給された状態になっています。<br />
対処方法:<br />
LED の状態を無視してください。[ハードウェアの安全な取り外し] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックすると、USB デバイ<br />
スを安全に取り外すことができます。<br />
現象:<br />
7.03: USB 2.0 フラッシュ ドライブの中には、Windows ReadyBoost 用のメモリ キャッシュとして使用できないものがあ<br />
ります。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
USB 2.0 フラッシュ ドライブを接続してもメモリ キャッシュ(コンピュータがハードディスク ドライブ上のデータにアクセスするより<br />
はるかに高速にアクセスできるメモリ)を増やす目的には使用できないことが検出されると、USB 2.0 フラッシュ ドライブのプロ<br />
パティ ダイアログの [ReadyBoost] タブに、サポートできないことを示すメッセージが表示されます。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。512 MB 以下の容量の USB 2.0 フラッシュ ドライブ上で Windows<br />
ReadyBoost を有効にしても、実際には効果がありません。また、USB 2.0 フラッシュ ドライブによっては、低速のため<br />
ReadyBoost では使用されない場合があります。すなわち、ReadyBoost 用に USB 2.0 フラッシュ ドライブの使用が<br />
できない場合は以下の 2 つの理由があります。<br />
- ディスク容量が小さい<br />
- アクセス速度が遅い<br />
対処方法:<br />
512 MB よりもディスク容量が大きくかつ ReadyBoost でコンピュータを高速化するために十分な速度を持つUSB 2.0 フ<br />
ラッシュ ドライブを使用してください。
現象:<br />
7.04: デバイス ドライバの中には、Windows Vista に同梱されていないものがあります。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows Vista のインストール後に、「黄色の感嘆符 "!"」がデバイス上に表示されたり、[デバイス マネージャ] に不明な<br />
デバイスがあることを示す警告が表示されることがあります。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。対象デバイスのデバイス ドライバは、Windows Vista に同梱されていま<br />
せん。<br />
対処方法:<br />
Windows Update を介してドライバをインストールするか、<strong>Lenovo</strong> の Web サイトを参照して最新のデバイス ドライバを<br />
ダウンロードしてください。<br />
現象:<br />
7.05: <strong>Lenovo</strong> ソフトウェアまたはデバイス ドライバの中には、Windows Defender のソフトウェア エクスプローラで「未分<br />
類」として分類されるものがあります。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
以下の <strong>Lenovo</strong> ソフトウェアまたはデバイス ドライバは、Windows Defender のスキャン結果において「未分類」として分<br />
類されます。<br />
- Easyeject<br />
- Away Manager<br />
- Active Protection System<br />
- Modem driver、Bluetooth driver<br />
- 指紋認証ソフトウェア<br />
- Power Manager<br />
- プロダクティビティ・センター<br />
- Message Center<br />
- プレゼンテーション・ディレクター<br />
- Hotkey feature<br />
- Ultranav driver<br />
- Trackpoint driver<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。Microsoft は、既知のリストに追加するために、ベンダー自身からの提出<br />
を受け付けていません。SpyNet を通じてユーザーからの入力情報に基づき、プログラムが既知のリストに追加された場合に<br />
検討されます。ユーザーに「未確認」として取り上げられたプログラムは、一般的に使用されていないプログラムと SpyNet 参<br />
加者間で許可を受けたプログラムの両方またはそのいずれかです。未確認とマークされたプログラムが必ずしもスパイウェアであ<br />
るとか、潜在的に不必要なソフトウェアであることを示すわけではないことに注意してください。<br />
対処方法:<br />
プログラムは安全なものとしてご使用ください。<br />
Microsoft SpyNet オンライン コミュニティに参加していて、これらのソフトウェアやドライバが信頼できる場合、それらをコンピ<br />
ュータ上で実行できるようにしてください。リアルタイム保護機能の詳細については、Windows Defender (マイクロソフト社)<br />
のよくある質問を参照してください。<br />
現象:<br />
7.06: Vista Complete PC バックアップは、復元時に最初にバックアップした DVD ディスクを最初のディスクとして認識で<br />
きません。<br />
対象機種:
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Complete PC バックアップ DVD セットからコンピュータを復元するとき、システムは最初の DVD ディスクが挿入されたこと<br />
を認識できず、「有効なバックアップ場所が見つかりません」というメッセージが表示されるだけです。<br />
Vista で Complete PC バックアップから復元しようとするときは、システムは最初の DVD ディスクを認識できません。その<br />
代わりに、システムに認識させるために最後の DVD ディスクを最初に挿入する必要があります。これは、複数のバックアップ<br />
DVD ディスクを作成した場合に発生します。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。この問題は、Complete PC バックアップでバックアップ作業のために複数の<br />
DVD ディスクを作成した場合にのみ発生します。<br />
対処方法:<br />
バックアップ セットの最後の DVD ディスクを最初に挿入してください。その後、バックアップ ディスクを順に挿入するように表示<br />
される指示に従ってください。<br />
現象:<br />
7.07: [スタート] メニューにあるフォルダの中には、Windows Vista にアップグレードした後に重複するものがあります。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows Vista 英語版にアップグレードすると、[スタート] メニューにある以下のフォルダが重複します。<br />
- My Bluetooth Places<br />
日本語版の場合、以下のフォルダが重複します。<br />
- アクセサリ(2 つに分割される内容を含む)<br />
- My Bluetooth Places<br />
- Windows ムービー メーカー<br />
- ゲーム(2 つに分割される内容を含む)<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。一方のフォルダには Windows XP に存在していた内容が含まれ、他方のフォ<br />
ルダには Windows XP にはなかった内容、つまり Windows Vista の新しい内容が含まれます。<br />
対処方法:<br />
これによる機能的な影響はありません。フォルダを 1 つにしたい場合には、一方のフォルダから他方のフォルダに手作業で内容<br />
を転送し、その後 [スタート] メニューから空のフォルダを削除してください。<br />
現象:<br />
7.08: DVD をクイック フォーマットするとディスク容量が減少します。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
DVD-RW の「クイック フォーマット」を完了後、DVD-RW の全ディスク容量が減少します。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の制限事項です。<br />
対処方法:<br />
「クイック フォーマット」ではなく「完全フォーマット」を使用することをお勧めします。
現象:<br />
7.09: 「ユーザーの簡易切り替え」を無効にする方法がありません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows Vista は、「ユーザーの簡易切り替え」機能をデフォルトでオンにしますが、この機能を無効にするオプションはあり<br />
ません。Windows XP と同じような [コントロール パネル] の [ユーザー アカウント] を開いても、Vista には [ユーザーのロ<br />
グオンおよびログオフ方法を変更する] がありません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。Windows Vista では設計上、「ユーザーの簡易切り替え」を無効にする<br />
ことはできません。Vista に導入された新機能「Session 0 分離」は、すべてのアプリケーションが「ユーザーの簡易切り替え」<br />
と互換性があることを必要とし、無効にする必要はありません。<br />
対処方法:<br />
対処方法はありません。<br />
現象:<br />
7.10: Windows Vista をクリーン インストールした場合には、XML v.4 ファイルを開くことができません。<br />
対象機種:<br />
- これは ThinkPad および <strong>Lenovo</strong> 3000 Notebook の全機種に共通する現象です。<br />
症状:<br />
Windows Vista をシステムにクリーン インストールした場合、XML v.4 準拠ファイルを開くことができません。<br />
原因:<br />
これは Windows Vista の設計上の問題です。MSXML v4 は Windows Vista や Internet Explorer 7 には<br />
含まれません。<br />
対処方法:<br />
クリーン インストールした場合には対処方法はありません。Windows XP から Vista にアップグレード インストールした場合<br />
には、MSXML4.dll ファイルはパス C:\Windows\System32 にあります。これは、MSXML4.dll が Windows XP<br />
に付属する Internet Explorer 6 にバンドルされているからです。したがって、Vista にアップグレードすると、MSXML4.dll<br />
も Vista に移行します。