ガス及び バイオマス(木質ペレット燃料) バーナー・ボイラー用O2センサーカタログ2023
FKKはOSxシリーズのガスバーナー・ボイラー用O2ラムダセンサーを発売しております。簡単にボイラーやバーナーの効率を 向上しながら、環境に悪い排気ガスの削減を実現します。 OSx酸素センサーはガスシステムにおける未燃焼の酸素の割合を測定するためにデンソー株式会社とFKKの協力で開発・設 計されました。 内蔵のジルコニア素子にて酸素センサは広い範囲の温度と排気ガスを測定し、酸素21%までを検知できるので、幅広い燃焼 機器のユニバーサルラムダセンサーとして用いることが可能です。 ラムダセンサーの役割 近年の環境保護への関心の高まりから排ガス・効率規制が年々厳しさを増し、規制に対応するため,世界のガスバーナーメー カー各社は、排気ガスからバーナーの空燃比を検知可能なO2センサーを用いています。 排ガスを削減するため、燃焼効率を向上するために、ラムダセンサーはバーナーの燃焼制御に欠かせない重要な機能部品と なっています。 熱交換部の出口に、排気ガス中の酸素濃度を保つO2センサー(ラムダセンサー)を設けて、適切な酸素濃度を保つよう燃焼空 気量を制御し、燃料供給量に対して、最適燃焼ができるような制御を行います。これによりガスの消費とCO2、NOX、HC排出 が削減されて、バーナーの効率が向上します。
FKKはOSxシリーズのガスバーナー・ボイラー用O2ラムダセンサーを発売しております。簡単にボイラーやバーナーの効率を 向上しながら、環境に悪い排気ガスの削減を実現します。 OSx酸素センサーはガスシステムにおける未燃焼の酸素の割合を測定するためにデンソー株式会社とFKKの協力で開発・設 計されました。 内蔵のジルコニア素子にて酸素センサは広い範囲の温度と排気ガスを測定し、酸素21%までを検知できるので、幅広い燃焼 機器のユニバーサルラムダセンサーとして用いることが可能です。 ラムダセンサーの役割 近年の環境保護への関心の高まりから排ガス・効率規制が年々厳しさを増し、規制に対応するため,世界のガスバーナーメー カー各社は、排気ガスからバーナーの空燃比を検知可能なO2センサーを用いています。 排ガスを削減するため、燃焼効率を向上するために、ラムダセンサーはバーナーの燃焼制御に欠かせない重要な機能部品と なっています。 熱交換部の出口に、排気ガス中の酸素濃度を保つO2センサー(ラムダセンサー)を設けて、適切な酸素濃度を保つよう燃焼空 気量を制御し、燃料供給量に対して、最適燃焼ができるような制御を行います。これによりガスの消費とCO2、NOX、HC排出 が削減されて、バーナーの効率が向上します。
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OSx
バイオマスとガス
バーナー 用 O2センサー
FKK
O2 Sensor
Burner Lambda Sensor
民 間 ・ 業 務 用 及 び 大 型 ガス 及 び バイオマス( 木 質 ペレット 燃 料 ) バーナー・ボイラー 用 O2センサー
ナローバンド
内 蔵 ヒーター
日 本 製
FKKはOSxシリーズのガスバーナー・ボイラー 用 O2ラムダセンサーを 発 売 しております。 簡 単 にボイラーやバーナーの 効 率 を
向 上 しながら、 環 境 に 悪 い 排 気 ガスの 削 減 を 実 現 します。
OSx 酸 素 センサーはガスシステムにおける 未 燃 焼 の 酸 素 の 割 合 を 測 定 するためにデンソー 株 式 会 社 とFKKの 協 力 で 開 発 ・ 設
計 されました。
内 蔵 のジルコニア 素 子 にて 酸 素 センサは 広 い 範 囲 の 温 度 と 排 気 ガスを 測 定 し、 酸 素 21%までを 検 知 できるので、 幅 広 い 燃 焼
機 器 のユニバーサルラムダセンサーとして 用 いることが 可 能 です。
ラムダセンサーの 役 割
近 年 の 環 境 保 護 への 関 心 の 高 まりから 排 ガス・ 効 率 規 制 が 年 々 厳 しさを 増 し、 規 制 に 対 応 するため, 世 界 のガスバーナーメー
カー 各 社 は、 排 気 ガスからバーナーの 空 燃 比 を 検 知 可 能 なO2センサーを 用 いています。
排 ガスを 削 減 するため、 燃 焼 効 率 を 向 上 するために、ラムダセンサーはバーナーの 燃 焼 制 御 に 欠 かせない 重 要 な 機 能 部 品 と
なっています。
熱 交 換 部 の 出 口 に、 排 気 ガス 中 の 酸 素 濃 度 を 保 つO2センサー(ラムダセンサー)を 設 けて、 適 切 な 酸 素 濃 度 を 保 つよう 燃 焼 空
気 量 を 制 御 し、 燃 料 供 給 量 に 対 して、 最 適 燃 焼 ができるような 制 御 を 行 います。これによりガスの 消 費 とCO2、NOX、HC 排 出
が 削 減 されて、バーナーの 効 率 が 向 上 します。
デンソーO 2 センサーのメリット
• バイオマス 燃 料 ( 例 : 木 質 ペレット)の 年 間 消 費 量 と 排 気 ガス 出 量 を20% 削 減 可 能
• 排 出 ガス 中 の 空 燃 比 の 広 い 範 囲 ( 酸 素 21%まで)を 検 出 可 能
• 長 寿 命
• 内 蔵 ヒーターの 搭 載 全 ての 排 気 ガス 温 度 で 実 行 可 能
• 簡 単 な 取 り 付 けとレトロフィット
• 酸 化 及 び 腐 食 に 強 い
• 素 子 保 護 層 により 高 い 耐 被 水 性 能 を 実 現
• RoHS, REACH 規 格 に 対 応
• 出 荷 前 に 全 品 が 検 査 されて
• トヨタ 自 動 車 ( 株 )のNo.1のO2センサーサプラヤーの 国 内 量 産
システム
• 小 型 ~ 大 型 ガスバーナー
• 小 型 ~ 大 型 ガスボイラー
• 木 質 ペレットボイラー
• 木 質 ペレットバーナー
• 木 質 チップボイラー
• 木 質 ログボイラー
• その 他 の 用 途
2
空 気 / 燃 料 モニタリングと 最 適 な 燃 焼
最 適 な 燃 焼 効 率 を 得 るためには 空 燃 比 を 保 つ 必 要 があります。
理 想 的 空 燃 比 を 保 つために、 酸 素 センサーが 排 出 部 の 残 留 酸 素 量 を 計 測 し、 燃 料 噴 射 量 を 微 調 整 して 空 燃 比 フィードバック
制 御 を 行 います。それにより 燃 料 の 品 質 、 天 候 に 関 係 なく、バーナーの 最 高 効 率 が 保 持 されています。
この 技 術 により 年 間 燃 料 消 費 を20% 節 約 可 能 となり、HC、CO、NOxの 三 種 の 排 気 ガスの 排 出 量 も 大 幅 に 制 御 できます。
空 気 / 燃 料 対 バーナー 効 率
燃 料
最 適 燃 焼
効 率
調 整 ・ 最 適 化
燃 料 の 湿 度 、 天 候 を 関 わらずにOSx 酸 素 センサーは 空 気 と 燃 料 と 比 率 の
測 定 によって 燃 焼 の 最 適 化 を 実 現 します。
CO
O2
CO2
リッチ
空 気 / 燃 料
リーン
OSx-1
鋼 芯 線 (AWG19)
防 水 フィルター
PTFEフィルター
(グロメット)
ステンレス 製 筐 体
ジルコニア 検 出 素 子 と
内 蔵 ヒーター
M18x1.5 六 角 スレッド
素 子 保 護 カバー
デンソー( 株 )の 素 子 保 護 層 により 高 い 耐 被 水 性 能 を 実 現 し、 高 い 性 能 を 示 す 空 燃 比 への 制 御 が 可 能 となります。
3
O2 Sensor
OSx Oxygen sensors
バーナーの 低 エミッションを 実 現 する 高 応 答 型 の 空 燃 比 センサー
用 途
木 質 ペレット、 木 材 チップ、 木 材 ログ、 石 油 等 ストーブ、ボイラー、バーナー
特 性
機 械 的 特 性
重 量
金 具
レンチサイズ
締 め 付 けトルク
電 気 的 特 性
システム 電 源 電 圧 (DC・AC)
ヒーター 電 力 ( 定 常 状 態 )
ヒータ 制 御 周 波 数
センサー 最 大 電 流 負 荷
センサー 出 力 特 性
出 力 信 号 (DC)
ラムダ 検 知 範 囲
( 特 殊 応 用 )
78g
M18x15
22mm
45±5 Nm
9~12V
9~12W
≥ 10Hz
≤ 5mA
mV
1.0…2.0 λ
2.0 以 上
ラムダ1 精 度 ±0.02
1.05…2.15 λ 出 力 信 号
220℃・ガス 速 度 30l/ 分
通 常 空 気 (21% O2) 出 力 信 号
リッチ 電 圧 (VR)
リーン 電 圧 (VL)
応 答 時 間 (Tf)
測 定 条 件 :センサー 先 端 部 温 度 400℃、ガス 速 度 3.0m/ 秒 。
寸 法
48…6 mV
-4…-10 mV
≥ 700mV (0.9λ)
≤ 200mV (1.1λ)
≤ 860ms
使 用 環 境
排 ガス 温 度 範 囲 (1) ≤ 900℃
六 角 温 度 (2) < 600℃
センサー 本 体 温 度 (3) < 350℃
グロメット 温 度 (4) < 280℃
ブッシング 温 度 (5) < 240℃
ワイヤー・スリーブ 温 度 (6) < 180℃
端 子 コネクタ 温 度 (7) < 120℃
保 存 温 度 範 囲
-40~40℃
最 大 振 動 392 m/s 2
( )は7ページ 目 の 画 像 をご 参 考 下 さい。
センサーエレメント 特 性
一 時 最 大 使 用 温 度 950℃
最 大 温 度 変 化 率
≤ 40°C/s
センサー 抵 抗
40KΩ
内 蔵 ヒーター 特 性
ヒータ 抵 抗 (20℃) 5.6Ω
ヒータ 電 圧 (DC・AC)
9~12V
最 大 突 入 電 流 (-40±1℃、DC14V)
3.02 A
ヒータ 電 流 (12V)
1.0 A
最 大 ヒータ 温 度 1000℃
最 大 温 度 変 化 率
180℃/s
単 位 (mm)
二 層 保 護 カバー
ワッシャー 締 付 トルク 45 N.m
M18x1.5
Ø22
Ø17.5
マーキング
Ø6
端 子 コネクタ
ヒーター( 黒 )
ヒーター( 黒 )
Ø22
Ø12.3
グロメット
シリコンガラススリーブ
センサー(+) ( 青 )
( 出 力 信 号 )
センサー(-) ( 白 )
(アース)
31.5
※ 延 長 ケーブル 別 売 り 可 能 。
4
2
9.8
52.5
175
270
37.2
Ver. 2020/02/01 Rev.0 JP
センサ 出 力 電 圧 対 酸 素 及 びλ( 参 照 )
60
50
40
センサー 出 力 電 圧 (mV)
30
20
10
0
-10
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
1.05 1.17 1.32 1.51 1.78 2.15 2.40
O2 %
λ
センサ 出 力 電 圧 対 λ(リーン 範 囲 ) ( 参 照 )
40
35
30
センサー 出 力 電 圧 (mV)
25
20
15
10
5
0
1 1.2 1.4 1.6 1.8 2 2.2 2.4
Excess air λ
センサー 出 力 電 圧
(mV)
λ O2 % N2 % H2O %
146 1 0 79.9 20
49 1.05 1 78.9 20
8 1.94 10 69.9 20
-6 - 21 58.9 20
測 定 条 件 :センサー 先 端 部 温 度 220℃、ガス 速 度 30 l/ 分 。
図 面 ・ 仕 様 書 ・ 説 明 ( 英 文 )をダウンロードにはwww.plug.fkk-corporation.com/ja/downloadをご 覧 下 さい。
また 右 側 のQRコードをスキャンして 頂 ければ、 簡 単 に 関 連 資 料 をダウンロード 出 来 ます。
図 面
データシート
5
O2 Sensor
内 蔵 ヒータ 制 御 方 法
検 出 素 子 は400℃~900℃の 素 子 温 度 で 安 定 します。この 為 にOSxセンサーはヒーターを 内 蔵 します。
ヒーター 温 度 は、 次 のグラフのデータを 用 いて、600℃ 以 下 に 調 整 することができるます。
900
800
検 出 素 子 温 度
ヒーター 温 度
700
600
推 奨 素 子 温 度 範 囲
温 度 (℃)
500
400
300
200
100
0
0 2 4 6 8 10 12 14
電 源 電 圧 (V)
測 定 条 件 : 20℃、 ヒータ 温 度 最 大 変 化 率 180℃/ 秒 。
内 蔵 ヒータ 立 上 り 温 度
1200
1000
800
600
温 度 (℃)
400
200
0
0 20 40 60 80 100
時 間 ( 秒 )
6
取 扱 いと 注 意 事 項
1
2
3
4 5
6
7
1. センサーノーズ
5. 防 水 フィルター
6. リード 線
過 大 な 衝 撃 を 避 けて 下 さい:
● 内 蔵 の 検 出 セラミック 素 子 の 損 傷 を 防 ぐために、 衝 撃
を 与 えないで 下 さい。
異 物 の 混 入 を 避 けて 下 さい:
●センサーノーズに 水 や 油 が 異 物 に 掛 からないようにして
下 さい。
●センサーノーズに 何 もスプレーしないでください。
●センサーノーズにグリース・ 油 等 を 掛 けないでください。
高 熱 を 避 けて 下 さい:
● 排 気 パイプまたは 他 のホットバーナー 部 分 の 接 触 を 避
けて 下 さい。
機 械 的 なストレスを 避 けて 下 さい:
● 振 動 や 可 動 部 品 のあるところでは 使 用 しないでくさい。
●ケーブル 張 力 を 避 けてください。
●ケーブルをしっかり 固 定 して 下 さい。
2. センサースレッド
使 用 する 前 にスレッドをグリースして 下 さい:
● 取 り 付 く 前 に 供 給 の 専 用 グリースでスレッドにを 塗 って
下 さい。
3. センサー 筐 体
4. グロメット
7. 端 子 コネクタ
清 潔 で 乾 燥 な 状 態 で 使 用 して 下 さい:
●いかなる 種 類 のグリースやスプレーを 使 用 しないでくだ
さい。
● 水 分 やその 他 の 異 物 を 避 けて 下 さい。 漏 電 や 事 故 の 原
因 となる 事 があります。
清 潔 な 状 態 で 使 用 して 下 さい:
●センサーの 端 部 には 検 出 空 気 用 の 穴 があります。この
穴 が 詰 まないようにして 下 さい。
● 冷 水 や 汚 れがセンサー 筐 体 に 掛 からないようにして 下
さい。
● 高 圧 水 でセンサーをスプレーしないでください。
●いかなる 種 類 のコーティングをセンサー 筐 体 に 塗 らない
で 下 さい。
7
FKK corporation
www.plug.fkk-corporation.com
本 社 ・ 営 業 部
〒601-8399
京 都 市 南 区 吉 祥 院 堤 外 町 11 番 地
PHプラグ・ヒーター 事 業 部
TEL 075-314-8760
FAX 075-314-4167