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0.本日の検討<br />

1.原子炉施設の安全性の観点から、「安全機能を有する構築物等の設計」及び「事故時マネジメント策」にお<br />

いて<br />

「考慮すべき外部事象」を抽出する<br />

※ 福島第一原子力発電所では、地震・津波が電源等の共通原因故障を引き起こし、安全機能の喪失に至った<br />

※ 設計指針の「自然現象」及び「外部人為事象」を「外部事象」と呼び、今回の検討の対象とする<br />

※ 上記に加え、共通原因故障の誘因としては、「内部発生飛来物」、「内部火災」等もあるが、後日検討する<br />

※ 「事故時マネジメント策」とは、可搬設備、事故時手順等をいう<br />

※ 発生頻度の考え方が適用できる外部事象について、考慮すべき外部事象の発生頻度の検討(安全目標・性能目標の議<br />

論と関連する)<br />

2.考慮すべき外部事象について、「設計基準」とすべき「条件」、設計基準への対応を検討する<br />

※ 設計基準(Design Basis (DB))とすべき条件には、最新の科学的技術的知見の反映を改めて検討する必要がある<br />

※ 発生頻度の考え方が適用できる外部事象について、設計基準とすべき外部事象の発生頻度の検討(安全目標・性能目標<br />

の議論と関連する)<br />

3.設計基準を超える外部事象への対応を検討する<br />

(1) 設計基準を超える自然現象に対して、安全機能を有する構築物等の安全機能喪失防止を検討する<br />

(2) 安全機能を有する構築物等の安全機能が喪失した事態への対処を検討する<br />

a) 様々な事態に、柔軟に対応できる可搬設備等を中心とした対策<br />

※ なお、極低頻度高影響事象に対しても、応用を検討<br />

b) 信頼性を高めるため、設計基準を超える外部事象のうち、相対的に頻度が高い事象につい<br />

て、一定程度の想定をした事態に、より確実に対処できる恒設設備を中心とした対策<br />

4.設備に要求される信頼性・耐環境性、福島第一原子力発電所事故の教訓として各設備の設計及び保守<br />

において配慮すべき事項、対策の実現可能性、基準施行時の対応については後日検討する<br />

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