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<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong><br />
<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> Series
<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong><br />
<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> Series<br />
Kharma(カーマ)<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong> (グランド・セラミック・ミディー<strong>1.0</strong>)は、<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>1.0</strong><br />
とともにグランド・セラミック・シリーズの 双 璧 を 成 しカーマ・セラミック・シリーズ・トップラインを 飾 るモデルです。<br />
セラミック・シリーズはその 名 の 通 りユニットの 一 部 またはすべてにセラミック・ダイヤフラムを 搭 載 するスピーカー<br />
ラインナップですが、このグランド・セラミック・ミディーは、ミッドレンジにチタンのボイスコイルボビンを 擁 する 7 イ<br />
ンチの Accuton セラミック・ドライバーを 搭 載 し、ウーファーには、 表 面 を 特 殊 処 理 した Kevlar/Nomex/Kevlar<br />
のサンドイッチ 構 造 によるダイヤフラムをもつ 11 インチの Eton ドライバーを、そして、トゥイーターにはチタン・ダ<br />
イヤフラムにフェーズプラグをマウントした 1 インチの Focal ドライバーを 搭 載 する 3 ウェイ・フロアースタンディン<br />
グ・スピーカーシステムです。<br />
<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong> には、<br />
・ベーシックバージョン(GR CE M-<strong>1.0</strong>)、<br />
・Enigma アップグレードバージョン(GR CE M-E-<strong>1.0</strong>)、<br />
・Enigma アップグレード+ダイヤモンドトゥイーターバージョン(GR CE M-DE-<strong>1.0</strong>)<br />
の 三 つのバリエーションがありますが、ここにご 紹 介 するのは、<br />
Enigma アップグレードによる <strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong> (GR CE M-E-<strong>1.0</strong>)です。<br />
厳 選 素 材 を 様 々な 先 進 技 術 で 巧 みに 加 工 したキャビネットと 内 部 パーツ、ユニークなクロスオーバーと 優 れたド<br />
ライバーユニットを 独 自 のアレンジで 搭 載 する <strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong>。<br />
そのテクノロジーの 核 心 をご 案 内 します。<br />
[ 特 殊 処 理 が 施 されたドライバー ]<br />
11 インチ・ウーファー:ダイヤフラムの 素 材 はハニカム 状 の Nomex(ノーメックス)の 両 面 を Kevlar(ケブラー)でサ<br />
ンドイッチした Eton オリジナル 構 造 。 表 面 には 特 殊 コーティングが 施 され、 軽 く 剛 性 の 高 い 低 歪 率 性 と 固 有 共 鳴<br />
を 排 除 した 重 低 音 を 獲 得 。シャーシーフレームには、 優 れた 振 動 吸 収 係 数 を 持 つ AVT コンパウンドをカーマが 独<br />
自 に 塗 布 し、フレームの 僅 かな 鳴 きまでも 追 放 しています。<br />
7 インチ・ミッドレンジ: チタンのボイスコイルボビンを 擁 する 7 インチの Accuton セラミック・ドライバー。そのセ<br />
ラミック・ダイヤフラムは 厚 さ 僅 か 100 ミクロン。セラミックならではの 高 い 剛 性 と 帯 域 外 固 有 共 振 性 によって 俊 敏<br />
で 滑 らかな 中 域 を 受 け 持 ちます。シャーシーフレームには、ウーファーと 同 様 に AVT コンパウンドが 塗 布 され、フ<br />
レームの 僅 かな 鳴 きまでも 追 放 しています。<br />
1 インチ・トゥイーター: チタン・ダイヤフラムにフェーズプラグをマウントした Focal ドライバーに 独 自 のチューニン<br />
グを 施 したドライバーが 超 高 域 までスムーズにカバーします。<br />
[ 独 自 のサブトラクティブ・クロスオーバー・デザインが 優 れたトータル・ 過 渡 応 答 / 位 相 特 性 を 実 現 ]<br />
Kharma は、 殆 どすべてのスピーカーメーカーが 採 用 する 一 般 的 なパラレル・クロスオーバーとは 全 く 異 なるサ<br />
ブトラクティブ・クロスオーバー・デザインを <strong>Ceramique</strong> 全 ラインナップ*に 採 用 しています。(*<strong>Grand</strong><br />
<strong>Ceramique</strong>/<strong>Midi</strong> のウーファーのみバイワイヤリング 可 とするため 例 外 )<br />
サブトラクティブとは、「 減 算 」を 意 味 し、 各 帯 域 は 一 つの 全 帯 域 入 力 からの 減 算 として 割 り 振 られるもので、その<br />
ネットワーク 構 成 はシリーズ( 直 配 列 ) 方 式 となっています。<br />
一 般 的 なパラレル・クロスオーバーは、 全 帯 域 から 必 要 帯 域 を 得 るクロスオーバーを 各 帯 域 に 持 ち、それぞれが<br />
並 列 配 備 されるため、 各 帯 域 のクロスオーバー 回 路 +ドライバー 特 性 の 微 妙 な 偏 差 が 起 因 して、 音 として 放 出 さ<br />
れる 各 帯 域 の 合 算 は 入 力 全 帯 域 との 誤 差 を 生 みことが 多 く、それぞれのスロープによっては 過 渡 応 答 や 位 相 歪<br />
を 発 生 させます。<br />
それに 対 し、このサブトラクティブ・クロスオーバーは、たとえ 各 帯 域 の 微 妙 な 誤 差 があったとしても 合 算 としては<br />
常 に 入 力 の 全 帯 域 に 等 しいため、 入 力 に 忠 実 なタイム/フレケンシー 特 性 による 極 めて 優 れたトータル・ 過 渡 応<br />
答 / 位 相 特 性 を 実 現 します。 勿 論 、 実 際 の 設 計 においては、 各 ドライバーの 特 性 とクロスオーバー 回 路 の 時 定 数<br />
の 高 度 な 厳 密 さが 要 求 されますが、カーマの 高 い 技 術 力 による 解 析 とドライバーの 特 性 管 理 によって 理 想 的 な
サブトラクティブ・クロスオーバー・デザインを 実 現 しています。<br />
クロスオーバーを 構 成 する 各 パーツには 特 選 品 を 採 用 。 抵 抗 は 一 般 の 金 属 皮 膜 抵 抗 のような 粒 子 感 を 伴 う 音 や<br />
カーボン 抵 抗 のようなノイズ 感 を 伴 わず 直 線 性 に 優 れたカーマ 開 発 の 特 製 品 を、インダクターコイルと 配 線 材 に<br />
は silver/gold の 合 金 線 材 を 登 用 し、 高 いリニアリティーを 得 ています。<br />
[ silver/gold 合 金 の 内 部 配 線 材 を 登 用 ]<br />
内 部 配 線 材 には 銀 に 金 をブレンドした silver/gold 合 金 の 太 いゲージの 線 材 を 登 用 し、さらにこの <strong>Grand</strong><br />
<strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong>(エニグマ・バージョン)では、silver/gold 線 材 にカーマ 独 自 のクライオジェニック 処 理 を 行<br />
ない 高 い 導 電 性 と 優 れた 過 渡 応 答 と S/N を 実 現 しています。<br />
[ 独 自 のキャビネット 構 成 ]<br />
ベースキャビネットの 素 材 には、ISOREL 木 材 を 登 用 し 精 緻 な 加 工 が 施 されています。<br />
「ISOREL」とは、 一 般 のスピーカーキャビネットに 多 く 採 用 されている「MDF」と 異 なり、それを 遥 かに 上 回 る 高 密<br />
度 化 と 長 繊 維 化 によって 成 り 立 ち、 殆 どシームレスな 優 れた 組 成 特 性 をもつ 特 殊 な 合 成 木 材 です。その 製 造 工<br />
程 はウエットプロセスと 称 するもので、 木 材 チップを 一 度 蒸 気 で 溶 解 し 熱 と 圧 力 をかけて 再 合 成 します。その 再 合<br />
成 過 程 では MDF のように 化 学 合 成 接 着 剤 を 全 く 使 用 せず、 木 材 そのものがもつヤニの 自 然 接 着 作 用 によって<br />
合 成 されるため 極 めて 純 度 の 高 い 組 成 を 実 現 。 同 時 に 桁 外 れの 強 度 化 によって 自 然 木 を 上 回 る 性 質 と 高 品 位<br />
化 を 実 現 しています。<strong>Grand</strong> ceramique <strong>Midi</strong> ではこの ISOREL の 重 量 級 、38mm 厚 の 材 を 使 用 。<br />
ミッド/ハイ・セクションはベースキャビネットから 隔 絶 された 特 殊 ポリマーによるキャビティーを 与 えられ、ベース<br />
ユニットからの 振 動 伝 達 をシャットアウトしています。<br />
そして、キャビネット 全 体 の 内 部 キャビティーは、 平 行 面 をもたせないマルチアングル 構 造 とし、 要 所 にブレースを<br />
配 備 、さらに 7 種 の 異 なる 吸 音 材 と 防 振 材 を 適 所 に 配 備 し、 内 部 定 在 波 の 駆 逐 と 同 時 に 非 共 振 性 を 高 めていま<br />
す。キャビネット 全 体 は 後 部 にスラントさせ 各 ユニットのタイムドメイン 整 合 を 図 っています。<br />
背 面 にはバスレフダクトを 配 置 。そのポート 形 状 は 内 部 下 方 に 緩 やかに 屈 曲 させることでウーファーの 背 圧 を 平<br />
均 化 させてバスレフ 動 作 を 安 定 させるという 配 慮 をも 行 なっています。バインディング・ポストには 高 いコンタクト<br />
性 能 をもつカーマ 特 製 品 を 二 組 配 置 。スイッチによってシングル/バイワイヤー 切 り 替 えを 行 ないます。<br />
[ SDSS(Spike Disc Suspension System)スタンドを 標 準 装 備 ]<br />
SDSS スタンドは 頑 強 なアルミブロック 材 をスピーカー 底 面 にボルトで 固 定 しその 各 々に 重 量 級 スパイクをねじ 込<br />
みディスクサポートで 受 けるというカーマオリジナルの 特 別 な 支 持 方 式 をとっています。 スパイクのピンポイント<br />
とディスクの 受 け 皿 が 絶 妙 なサスペンション 効 果 と 堅 牢 なメカニカルアース 効 果 をもたらし、 引 き 締 まった 低 音 を<br />
支 えます。<br />
[ 美 しい 塗 装 フィニッシュ ]<br />
クリスタルのような 深 く 美 しい 輝 きを 放 つ 光 沢 ラッカー 仕 上 げは、2 層 の 下 塗 りと 研 磨 、2 層 カラー 下 地 塗 装 にクリ<br />
ア 吹 きと 研 磨 を 経 て、 更 に 2 層 ファイナルカラー 塗 装 、3-5 層 のクリア 吹 き、 異 なる 番 手 での 研 磨 と 最 終 のポリッシ<br />
ュ 工 程 という、 実 に 10 数 工 程 もの 手 間 と 時 間 をかけて 入 念 に 行 なわれています。その 極 めて 滑 らかな 表 面 と 計<br />
算 されたアール 形 状 を 持 つキャビネット 構 造 が 相 まって、 回 折 を 排 除 しユニットの 発 する 音 波 の 自 然 な 流 れと 広<br />
がりを 生 み 出 します。フィニッシュの 標 準 カラーは 全 7 種 類 。( 1.Piano Black 2.Jewel Green 3.Aubergine<br />
4.Bronze 5.Champagne 6. Diamond Black 7.Lapis lazulli Blue )その 透 明 感 のある 深 い 輝 きは、ライティ<br />
ングによっては 微 妙 な 色 彩 変 化 がもたらされ、しっとりと 空 間 にとけ 込 みます。<br />
[ Enigma 仕 様 ]<br />
<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong>(エニグマ・バージョン)の Enigma とは、 内 部 配 線 材 とクロスオーバー 回 路 部 品<br />
に 独 自 のクライオジェニック 処 理 を 施 し、 電 気 特 性 の 改 善 を 実 現 する 高 度 な 技 術 です。<br />
クライオジェニック 処 理 は、 素 材 を 一 定 時 間 超 低 温 に 置 き、 素 材 の 分 子 ・ 原 子 レベルからその 配 列 を 整 えることで、<br />
電 気 的 、 機 械 的 な 物 理 特 性 を 向 上 させる 技 術 として 高 性 能 工 具 鋼 工 業 の 世 界 ではすでに 多 くの 実 績 が 証 明 され<br />
ているものですが、その 処 理 には、 温 度 と 過 程 によって 様 々なバリエーションがあります。<br />
Enigma におけるクライオジェニック 処 理 は 冷 却 窒 素 ガスによる 最 高 ランクの 超 低 温 -196℃での 冷 却 と 復 温 との<br />
工 程 を 独 自 のサイクルで 時 間 を 掛 けて 繰 り 返 し、 常 温 でも 安 定 した 原 子 レベル 再 配 列 を 得 て 物 性 の 向 上 を 図 る<br />
究 極 的 なプロセスによって 行 なわれます。これによって silver/gold 配 線 材 とクロスオーバーを 構 成 する 各 パー<br />
ツは 高 い 導 電 性 を 実 現 し、 過 渡 応 答 と S/N に 優 れた 信 号 伝 送 が 達 成 されています。
<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong><br />
[ SPECIFICATIONS ]<br />
●システム: 3 ウェイ 3 スピーカー・フロアスタンディング<br />
●ユニット 構 成 :<br />
HF ドライバー: 1 インチ・チタン・ 逆 ドーム<br />
MF ドライバー: 7 インチ・セラミック・コンケーブ<br />
LF ドライバー: 11 インチ・ケプラー/ノーメックス/ケプラー・サンドイッチ・コーン<br />
●クロスオーバー: 150Hz, 2kHz<br />
● 許 容 入 力<br />
RMS パワー: 200W<br />
Dynamic パワー: 400W<br />
● 周 波 数 レンジ: 28Hz – 25kHz<br />
● 感 度 : 91dB(1W/1m)<br />
● 最 大 出 力 音 圧 レベル: 114dB SPL<br />
●インピーダンス: 公 称 8Ω( 最 低 4Ω)<br />
● 外 形 寸 法 : 407W x 1143H x 508D (mm)<br />
● 重 量 : 78kg<br />
●<strong>Grand</strong> <strong>Ceramique</strong> <strong>Midi</strong> <strong>1.0</strong><br />
(グランド・セラミック・ミディ <strong>1.0</strong> w/エニグマ)<br />
GR CE M-E-<strong>1.0</strong> ¥4,950,000(ペア)<br />
カラーバリエーション(7 種 類 ):<br />
1.Piano Black 2.Jewel Green 3.Aubergine 4.Bronze 5.Champagne 6. Diamond Black 7.Lapis lazulli Blue<br />
※ 表 示 価 格 は 税 別 希 望 小 売 価 格 です。<br />
輸 入 発 売 元 :アクシス 株 式 会 社 〒150-0001 東 京 都 渋 谷 区 神 宮 前 2-34-27<br />
TEL:03-5410-0071 / FAX:03-5410-0622 E-Mail: post@axiss.co.jp Web Site: www.axiss.co.jp<br />
©2008.7/2009.1.10 改 定