Ceramique 3.2.2 - Axiss
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<strong>Ceramique</strong> 3 Series<br />
<strong>Ceramique</strong> <strong>3.2.2</strong><br />
Kharma / <strong>Ceramique</strong> <strong>3.2.2</strong> (カーマ/セラミック <strong>3.2.2</strong>)は、カーマ・セラミック・シリーズの 中 で 最 も 小 型 のフロア<br />
スタンディングスピーカーとして 2002 年 の 登 場 から 今 に 至 るまで 高 い 評 価 でロングセラーを 続 ける <strong>Ceramique</strong><br />
3.2 の 上 級 機 として 開 発 されたモデルです。<br />
セラミック・シリーズはその 名 の 通 りユニットの 一 部 またはすべてにセラミック・ダイヤフラムを 搭 載 するスピーカー<br />
ラインナップですが、この <strong>Ceramique</strong> <strong>3.2.2</strong> には、1.5 ウェイを 受 け 持 つバスセクションに 二 つの 7 インチ<br />
Accuton セラミック・ドライバーを 搭 載 。トゥイーターにはチタン・ダイヤフラムにフェーズプラグをマウントした 1 イ<br />
ンチの Focal ドライバーを 搭 載 し、2.5 ウェイ・3 スピーカー 構 成 としています。<br />
カーマ・セラミック・シリーズの 各 モデルには、 標 準 仕 様 とリファレンス・モニター 仕 様 のバリエーションがあります<br />
が、<strong>Ceramique</strong> <strong>3.2.2</strong> は 単 一 のリファレンス・モニター 仕 様 として 設 計 されています。<br />
厳 選 素 材 を 様 々な 先 進 技 術 で 巧 みに 加 工 したキャビネットと 内 部 パーツ、ユニークなクロスオーバーと 優 れたド<br />
ライバーユニットを 独 自 のアレンジで 搭 載 する、<strong>Ceramique</strong> <strong>3.2.2</strong>。その 核 心 のテクノロジーをご 案 内 します。<br />
[ 特 殊 処 理 が 施 されたドライバー ]<br />
1.5 ウェイを 構 成 するバスセクションに 二 つのウーファー:<br />
ボイスコイルボビンにチタンを 擁 する 二 つの 7 インチ Accuton セラミック・ドラ<br />
イバーを 搭 載 。そのセラミックダイヤフラムは 厚 さ 僅 か 100 ミクロン。セラミック<br />
ならではの 高 い 剛 性 と 帯 域 外 固 有 共 振 性 によって 俊 敏 でディープな 低 域 を 受<br />
け 持 ちます。シャーシーフレームには、 優 れた 振 動 吸 収 係 数 を 持 つ AVT コンパ<br />
ウンドが 塗 布 され、フレームの 僅 かな 鳴 きまでも 追 放 しています。<br />
1 インチ・トゥイーター:<br />
チタン・ダイヤフラムにフェーズプラグをマウントした Focal ドライバーが 超 高 域<br />
までスムーズにカバーします。<br />
[ 独 自 のサブトラクティブ・クロスオーバー・デザインが<br />
優 れたトータル・ 過 渡 応 答 / 位 相 特 性 を 実 現 ]<br />
Kharma は、 殆 どすべてのスピーカーメーカーが 採 用 する 一 般 的 なパラレル・<br />
クロスオーバーとは 全 く 異 なるサブトラクティブ・クロスオーバー・デザインを<br />
<strong>Ceramique</strong> 全 ラインナップ*に 採 用 しています。(*Grand <strong>Ceramique</strong>/Midi のウ<br />
ーファーのみバイワイヤリング 可 とするため 例 外 )<br />
サブトラクティブとは、「 減 算 」を 意 味 し、 各 帯 域 は 一 つの 全 帯 域 入 力 からの 減<br />
算 として 割 り 振 られるもので、そのネットワーク 構 成 はシリーズ( 直 配 列 ) 方 式 となっています。<br />
一 般 的 なパラレル・クロスオーバーは、 全 帯 域 から 必 要 帯 域 を 得 るクロスオーバーを 各 帯 域 に 持 ち、それぞれが<br />
並 列 配 備 されるため、 各 帯 域 のクロスオーバー 回 路 +ドライバー 特 性 の 微 妙 な 偏 差 が 起 因 して、 音 として 放 出 さ<br />
れる 各 帯 域 の 合 算 は 入 力 全 帯 域 との 誤 差 を 生 みことが 多 く、それぞれのスロープによっては 過 渡 応 答 や 位 相 歪<br />
を 発 生 させます。<br />
それに 対 し、このサブトラクティブ・クロスオーバーは、たとえ 各 帯 域 の 微 妙 な 誤 差 があったとしても 合 算 としては<br />
常 に 入 力 の 全 帯 域 に 等 しいため、 入 力 に 忠 実 なタイム/フレケンシー 特 性 による 極 めて 優 れたトータル・ 過 渡 応<br />
答 / 位 相 特 性 を 実 現 します。 勿 論 、 実 際 の 設 計 においては、 各 ドライバーの 特 性 とクロスオーバー 回 路 の 時 定 数<br />
の 高 度 な 厳 密 さが 要 求 されますが、カーマの 高 い 技 術 力 による 解 析 とドライバーの 特 性 管 理 によって 理 想 的 な<br />
サブトラクティブ・クロスオーバー・デザインを 実 現 しています。<br />
クロスオーバーを 構 成 する 各 パーツには 特 選 品 を 採 用 。 抵 抗 は 一 般 の 金 属 皮 膜 抵 抗 のような 粒 子 感 を 伴 う 音 や<br />
カーボン 抵 抗 のようなノイズ 感 を 伴 わず 直 線 性 に 優 れたカーマ 開 発 の 特 製 品 を、インダクターコイルと 配 線 材 に<br />
は silver/gold の 合 金 線 材 を 登 用 し、 高 いリニアリティーを 得 ています。