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ISU Communication No. 1782 日本語訳 - 日本スケート連盟

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国 際 スケート 連 盟<br />

コミュニケーション <strong>No</strong>. <strong>1782</strong><br />

アイス・ダンス<br />

技 術 規 程 のための 要 件 – 2013/14 シーズン<br />

技 術 規 程 ではアイス・ダンス 技 術 委 員 会 が 定 める 要 件 によって 補 われるべき 規 定 がいくつか 指 定 されてい<br />

る。<br />

- 1 シーズンのみ 有 効 と 技 術 規 程 で 定 められている 要 件<br />

• 国 際 競 技 会 のパターン・ダンス 課 題<br />

• 国 際 競 技 会 のパターン・ダンスの 音 楽 の 要 件<br />

• ショート・ダンスのリズムまたはテーマ、 必 須 要 素 およびガイドライン<br />

( 必 須 要 素 にはパターン・ダンス 要 素 のキー・ポイントおよびキー・ポイントの 特 徴 を 含 む)<br />

• フリー・ダンスの 必 須 要 素<br />

2013/14 シーズンの 要 件 は 本 コミュニケーションに 含 まれる。これらに 対 する 違 反 への 対 応 は 継 続<br />

的 に 有 効 な 要 件 に 含 まれる( 以 下 を 参 照 )。<br />

- 継 続 的 に 有 効 と 技 術 規 程 で 定 められている 要 件<br />

• 衣 装 の 要 件<br />

• コールの 仕 様 および 難 度 レベル(LOD)<br />

• 採 点 基 準<br />

• 価 値 尺 度 表 (SOV)<br />

これらは 必 要 に 応 じて 更 新 されうる。 現 在 継 続 的 に 有 効 な 要 件 に 対 する 変 更 (2013 年 7 月 1 日 付 け<br />

で 有 効 となるもの)は 今 後 のコミュニケーションにて 発 表 される。<br />

1. 国 際 ノ ービ ス 競 技 会 のパタ ーン ・ ダン ス 課 題<br />

コミュニケーション 第 1760 号 第 D.2.1 項 と 第 D.3.1 項 を 参 照 せよ。<br />

2. 国 際 競 技 会 のパタ ーン ・ ダン ス の 音 楽 の 要 件<br />

規 程 第 607 条 第 5 項 において 次 のように 定 められている: 国 際 競 技 会 のパターン・ダンス 競 技 には 現 行 の<br />

<strong>ISU</strong> 公 式 アイス・ダンス 音 楽 を 使 用 するものとする、ただしアイス・ダンス 技 術 委 員 会 が 1 つまたは 複 数<br />

のパターン・ダンスの 音 楽 については 定 められた 要 件 を 満 たす 音 楽 をカップルが 提 出 すると 決 定 した 場<br />

合 を 除 く。 1<br />

日 本 語 訳 第 2 版 (2013 年 9 月 12 日 ) 1


2013/14 シーズンにおいては、カップルは 以 下 のパターン・ダンスの 音 楽 を 各 自 で 用 意 するものとする。<br />

• 国 際 ノービス 競 技 会<br />

• ベーシック・ノービス:#1 フォーティーンステップ<br />

• アドバンスト・ノービス:#12 キリアン、#20 タンゴ<br />

• 他 の 国 際 競 技 会 および 国 際 アダルト 競 技 会 : 大 会 の 要 項 での 組 織 委 員 会 の 発 表 に 従 う。<br />

音 楽 はそのパターン・ダンスのリズムに 沿 ったものを 選 ばなければならない。 必 要 なシークェンス 中 のテ<br />

ンポは 一 定 でなければならず、またそのパターン・ダンスに 要 求 されたテンポ(<strong>ISU</strong> アイス・ダンス・ハンド<br />

ブック 2003 を 参 照 のこと)±2 拍 / 分 に 従 わなければならない。<br />

注 :<br />

• <strong>ISU</strong> 公 式 アイス・ダンス 音 楽 から 1 曲 を 選 ぶのでもよい。この 場 合 、 選 んでよい 曲 は 1 番 から 5 番 の<br />

曲 のみであり、カップルは 規 程 第 343 条 第 1 項 に 従 って 競 技 会 用 の 音 楽 を 用 意 するものとする。<br />

• カップルが 用 意 した 音 楽 に 対 して 規 程 608 条 第 1 項 dを 適 用 する 際 は、そのダンスの 最 初 のステッ<br />

プが 1 小 節 内 の 第 1 拍 で 開 始 しなければならないと 定 める(ただしダンスの 説 明 において 別 途 指<br />

定 されている 場 合 を 除 く)。<br />

3. 2013/14 シーズンのショ ート ・ ダンスの 要 件<br />

3.1 リズム(<strong>ISU</strong> コミュニケーション 第 1738 号 で 発 表 されたとおり)<br />

規 程 第 609 条 第 1 項 a ではリズムおよび/またはテーマはアイス・ダンス 技 術 委 員 会 によってシーズン<br />

ごとに 毎 年 選 ばれると 定 めている。2013/14 シーズンは 以 下 のリズムが 選 ばれた。<br />

シニア<br />

クイックステップ<br />

または、<br />

クイックステップに 加 え、 次 のリズムから 1~2 つ:<br />

フォックストロット、チャールストン、スウィング<br />

パターン・ダンス 要 素 はクイックステップのスタイルで、クイックステップのリズムで 滑 走 しなければ<br />

ならない。パターン・ダンス 要 素 内 を 通 して 音 楽 のテンポは 一 定 していなければならならず、またパ<br />

ターン・ダンス 課 題 のフィンステップのテンポ 要 件 に 従 わなければならない。すなわち 毎 分 2 拍 子<br />

52 小 節 ( 毎 分 104 拍 )±2 拍 であること。<br />

ジュニア<br />

クイックステップ<br />

または<br />

クイックステップに 加 え、 次 のリズムから 1 つ:フォックストロット、チャールストン<br />

パターン・ダンス 要 素 はクイックステップのスタイルで、クイックステップのリズムで 滑 走 しなければ<br />

ならない。パターン・ダンス 要 素 内 を 通 して 音 楽 のテンポは 一 定 していなければならならず、またパ<br />

ターン・ダンス 課 題 のクイックステップのテンポ 要 件 に 従 わなければならない。すなわち 毎 分 2 拍 子<br />

56 小 節 ( 毎 分 112 拍 )±2 拍 であること。<br />

2


クイックステップ、フォックストロット、チャールストン、スウィングについては『<strong>ISU</strong> Ice<br />

Dance Music Rhythms Booklet 1995』で 説 明 されている( 注 意 :スウィングの 説 明 には 異 なるリズムもい<br />

くつか 含 まれているがそれらについても 許 容 される)。<br />

3.2 ガイドラインおよび 変 更<br />

3.2.1 ガイドライン<br />

規 程 第 609 条 第 1 項 a ではガイドラインは 毎 年 発 表 されると 定 めている。2013/14シーズンは、アイス・<br />

ダンス 技 術 委 員 会 は 以 下 のガイドラインを 採 用 した。<br />

コンセプトと 振 り 付 けはダンスの 統 一 感 をもたらさなくてはならない。パターン・ダンス 要 素 はショート・<br />

ダンスのどの 部 分 で 滑 走 してもよいが、ダンス 構 成 と 調 和 していなくてはならず、いかにうまく 組 み 合 わ<br />

せるかを 考 えずにただリズムをつなげただけと 言 った 印 象 を 持 たせてはならない。<br />

3.2.2 変 更<br />

規 程 第 609 条 第 1 項 d および h はアイス・ダンス 技 術 委 員 会 によって 毎 年 変 更 されうるとしている。<br />

2013/14 シーズンは、アイス・ダンス 技 術 委 員 会 は 以 下 の 特 別 な 変 更 を 採 用 した。<br />

第 1 項 d): “パターンは 常 に 一 定 方 向 に 進 行 しなければならず、また 氷 上 のロング・アクシスを 横 切 っ<br />

てよいのはリンクの 各 エンド(フェンスから 20メートルを 超 えない 範 囲 )で 1 回 のみである。ループはロン<br />

グ・アクシスを 横 切 らない 限 り、 回 転 方 向 によらず 許 される。しかしながら、 以 下 の 行 為 は 違 反 要 素 にし<br />

ない。<br />

• 非 接 触 のミッドライン、ダイアゴナル、サーキュラー・ステップ・シークェンスを 行 う 間 にロング・ア<br />

クシスを 横 切 ること<br />

• 時 計 回 りの 非 接 触 サーキュラー・ステップ・シークェンスを 行 うこと<br />

• ジュニアのショート・ダンスでクイックステップの 2 つのパターン・ダンス 要 素 をつなぐために、 端<br />

から 20 メートルを 超 えない 範 囲 でループを 1 つ 行 なってロング・アクシスを 横 切 ること”<br />

第 1 項 h): “ 最 初 の 動 きによって 計 時 が 開 始 した 後 は,カップルは10 秒 間 を 超 えて 一 箇 所 に 留 まっては<br />

ならない.<br />

• ジュニアのショート・ダンスでは、2 回 までの 完 全 なストップ( 各 最 長 5 秒 間 まで)または1 回 の 完 全<br />

なストップ( 最 長 10 秒 間 まで)のいずれかが 許 される.<br />

• シニアのショート・ダンスでは、パターン・ダンス 要 素 「フィンステップ セクション 2」の 34 番 から<br />

42 番 までの 留 まるステップを 行 う 際 のストップに 加 えて、1 回 の 完 全 なストップ( 最 長 5 秒 間 まで)<br />

が 許 される。<br />

選 択 した 音 楽 にふさわしい 振 り 付 けはいかなるものも 許 される( 両 手 間 隔 以 内 のセパレーションを 含<br />

む).”<br />

3.3 必 須 要 素<br />

規 程 第 609 条 第 2 項 ではショート・ダンスの 構 成 に 含 まれるべき 必 須 要 素 のリストおよびその 要 素 の 要<br />

件 は 本 規 定 で 与 えられた 6 要 素 の 中 から 毎 年 発 表 されると 定 めている。2013/14 シーズンは、アイス・<br />

ダンス 技 術 委 員 会 はショート・ダンスの 構 成 に 含 まれるべき 必 須 要 素 を 以 下 の 通 り 採 用 した。<br />

3


- パターン・ダンス 要 素 (<strong>ISU</strong> コミュニケーション 第 1738 号 からの 変 更 点 は 下 線 を 付 した)<br />

シニア:<br />

フィンステップを 2 セクション<br />

• セクション1:ステップの 1 番 ~27 番<br />

• セクション2:ステップの 28 番 ~70 番<br />

セクション 1 の 後 にセクション 2 を 続 けて 滑 走 すること。パターンの 最 初 の 方 ステップの1 番 がジャッ<br />

ジ 側 となるように 滑 走 すること 1 。<br />

ジュニア:<br />

クイックステップを 2 シークェンス – 各 シークェンスを 続 けざまに、もしくは 別 個 に 滑 走 すること。 各<br />

シークェンスの 1 番 のステップが 氷 面 の 異 なる 側 となるように 滑 走 すること。<br />

特 記 事 項 :<br />

• クイックステップの 記 載 、 表 、ダイアグラムは“<strong>ISU</strong> Handbook Ice Dance 2003”に 掲 載 されている。<br />

• フィンステップの 記 載 、 表 、ダイアグラムは <strong>ISU</strong> <strong>Communication</strong> <strong>No</strong>. 1497 に 掲 載 されている。<br />

• 2 ページ,「2. ターン,ツイズル,ストップ 部 」の 10 行 目 を 次 のように 変 更 :“ツイズルの 間 ,<br />

男 性 の 右 手 は 女 性 の 右 手 をホールドしている”.<br />

• 男 性 のステップのダイアグラムで,ステップ 63 の 拍 数 は 表 にあるとおり 1+½+½が 正 しい.<br />

• 男 性 と 女 性 のステップのダイアグラムで,ステップ52と53の 間 のターンは 表 にあるとおり<br />

H-OpMo が 正 しい. 1<br />

• パターン・ダンスの 教 育 DVD(クイックステップは 含 まれるがフィンステップは 含 まれない)とフィ<br />

ンステップの 教 育 DVD( 注 文 番 号 ID9)は、<strong>ISU</strong> 事 務 局 から 入 手 できる。<br />

• 規 程 第 608 条 第 1 項 d の 第 1 文 は 以 下 のように 読 み 替 えるものとする:タイミング – パターン・<br />

ダンス 要 素 は<br />

• クイックステップのパターン・ダンス 要 素 のそれぞれ(2 つを 別 々に 滑 る 場 合 )<br />

• クイックステップのパターン・ダンス 要 素 のうち 始 めに 行 う 方 (2 つを 続 けて 滑 る 場 合 )<br />

• フィンステップのセクション 1 のパターン・ダンス 要 素<br />

の 最 初 のステップが 4 拍 子 の 1 拍 目 で 開 始 されるように, 音 楽 に 厳 密 に 合 わせて 滑 走 しなく<br />

てはならない. 1<br />

• 「クイックステップ」の 2 つのパターン・ダンス 要 素 と「フィンステップ セクション 1」は、 最 初 のス<br />

テップが 4 拍 子 の 1 拍 目 で 開 始 されるよう、 音 楽 に 厳 密 に 合 わせて 滑 走 しなくてはならない。<br />

- ダンス・リフト: 最 大 1 つのショート・リフト<br />

- 1つの 非 接 触 ミッドライン・ステップ・シークェンスまたは 非 接 触 ダイアゴナル・ステップ・シークェンス<br />

または 非 接 触 サーキュラー・ステップ・シークェンス<br />

- 1つのセット・オブ・シークェンシャル・ツィズル<br />

ダンス・スピンは 必 須 要 素 ではない。ただし、カップルが 同 じ 軸 のまわりを 片 足 で(もしくは 両 足 で) 滑 走<br />

するようなスピン 動 作 を 行 うことは、ホールドと 回 転 数 の 制 限 なく 許 される。カップルはこのような 動 作 を 振<br />

り 付 けの 一 部 として 用 いてよい。テクニカル・パネルはこのような 動 作 は 無 視 し、ジャッジはこのような 動 作<br />

を 許 されたストップの 数 には 入 れないものとする。<br />

1 <strong>Communication</strong> 1805 の 修 正 を 反 映 し、 波 線 で 示 した。<br />

4


4. パターン・ ダンス 要 素 のキー・ ポイント およびキー・ ポイント の 特 徴 2013/14<br />

クイックステップ<br />

ジャッジ 側 で1 番 ステップを 踏<br />

むシークェンス(1QS)<br />

ジャッジと 反 対 側 で1 番 ステッ<br />

プを 踏 むシークェンス(2QS)<br />

キー・ポイント1<br />

女 性 および 男 性 のステップ5-6<br />

(LFO Sw-ClCho, RBIO)<br />

キー・ポイント2<br />

女 性 および 男 性 のステップ9-12<br />

(XF-LBO ,XB-RBO, LFI, RFI)<br />

キー・ポイントの 特 徴<br />

フィンステップ<br />

1. 正 確 なエッジ<br />

2. 正 確 なターン<br />

3. Sw-ClCho:フリー・フットの 正 確 な 配 置<br />

4. Sw-ClCho:フリー・レッグの 正 確 なスイ<br />

ング 動 作<br />

5. 正 確 なチェンジエッジ(インからアウト)<br />

1. 正 確 なエッジ<br />

2. XF-LBO:フリー・レッグがひざから 下<br />

でスケーティング・レッグの 前 でクロス<br />

3. XB-RBO:フリー・レッグがひざから 下<br />

でスケーティング・レッグの 後 でクロス<br />

4. LFI と RFI:スケーティング・フットのす<br />

ぐそばから 滑 り 始 める<br />

キー・ポイント3<br />

女 性 および 男 性 のステップ 15-18<br />

(LFO, CR-RFO, XB-LFIO, XF-RFI)<br />

1. 正 確 なエッジ<br />

2. XB-LFIO:フリー・レッグがひざから 下<br />

でスケーティング・レッグの 後 でクロス<br />

3. XF-RFI:フリー・レッグがひざから 下 で<br />

スケーティング・レッグの 前 でクロス<br />

4. 正 確 なチェンジエッジ(インからアウト)<br />

セクション1:<br />

ステップ1-27(1FS)<br />

キー・ポイントの 特 徴<br />

セクション2:<br />

ステップ28—70(2FS)<br />

キー・ポイントの 特 徴<br />

キー・ポイント1<br />

女 性 および 男 性 のステップ 1 と4(XB-RF, XB-LF)<br />

と 女 性 のステップ 12(LFO Tw1½)<br />

1. XF-RF:フリー・レッグがひざから 下 でスケーティ<br />

ング・レッグの 前 でクロス<br />

2. XB-LF:フリー・レッグがひざから 下 でスケーティ<br />

ング・レッグの 後 でクロス<br />

3. Tw1½: 正 確 なターン<br />

キー・ポイント1<br />

女 性 の ス テ ッ プ 3 2 - 3 3 (LFO Sw-ClCho,<br />

RBI/RBO/RBO Tw1½/RFI slide into stop)<br />

1. 正 確 なエッジ<br />

2. Sw-ClCho, Tw1½: 正 確 なターン<br />

3. Sw-ClCho:フリー・フットの 正 確 な 配 置<br />

4. Sw-ClCho:フリー・レッグの 正 確 なスイング 動 作<br />

5. 正 確 なチェンジエッジ(インからアウト)<br />

キー・ポイント2<br />

女 性 のステップ20-21<br />

(XB-LBO, XF-RBI/RBI Tw1½/RFO)<br />

1. Tw1½: 正 確 なターン<br />

2. XB-LBO:フリー・レッグがひざから 下<br />

でスケーティング・レッグの 後 でクロス<br />

3. XF-RBI:フリー・レッグがひざから 下 で<br />

スケーティング・レッグの 前 でクロス<br />

4. Tw1½ 後 の 正 確 なエッジ(RFO)<br />

キー・ポイント2<br />

男 性 のステップ32-33c(LFO<br />

Sw-ClCho, RBI OpMo, LFI, RFI/RFI<br />

Tw1/RFI slide into stop)<br />

1. 正 確 なエッジ<br />

2. Sw-ClCho, Tw1: 正 確 なターン<br />

3. Sw-ClCho:フリー・フットの 正 確 な 配<br />

置<br />

4. Sw-ClCho:フリー・レッグの 正 確 なスイ<br />

ング 動 作<br />

5<br />

キー・ポイント3<br />

男 性 のステップ20-21<br />

(XB-LFI, RFO-Sw3/RBI Tw1/RBI)<br />

1. Sw3, Tw1: 正 確 なターン<br />

2. Sw3:フリー・レッグの 正 確 なスイング<br />

動 作<br />

3. XB-LFI:フリー・レッグがひざから 下<br />

でスケーティング・レッグの 後 でクロス<br />

4. Tw1 後 の 正 確 なエッジ(RBI)<br />

キー・ポイント3<br />

女 性 と 男 性 のステップ64-65<br />

(LFI XB-ClCho,RBO3/RFI Tw1½)<br />

1. 正 確 なエッジ<br />

2. ClCho, 3, Tw1½: 正 確 なターン<br />

3. XB-ClCho:フリー・フットの 正 確 な 配<br />

置<br />

注 :ステップおよびステップの 詳 細 な 説 明 は 規 程 第 604 条 および“<strong>ISU</strong> Handbook Ice Dance 2003”の I-14(クイックステップ)と <strong>ISU</strong> コミュニケーション 第 1497 号<br />

(フィンステップ)で 定 義 / 掲 載 されている。パターン・ダンスの 教 育 DVD(クイックステップは 含 まれるがフィンステップは 含 まれない)( 注 文 番 号 ID4)と、フィンス<br />

テップの 教 育 DVD( 注 文 番 号 ID9)は、<strong>ISU</strong> 事 務 局 から 入 手 できる。


5. フ リ ー・ ダン ス の 必 須 要 素 2013/14<br />

規 程 第 610 条 第 2 項 ではウェルバランス・フリーダンス・プログラムに 含 まれるべき 必 須 要 素 とその<br />

要 件 は 本 条 項 で 定 められた6つの 項 目 の 中 から 毎 年 発 表 されるものと 定 めている。アイス・ダンス 技<br />

術 委 員 会 はシーズン 2013/14 のウェルバランス・フリーダンス・プログラムの 必 須 要 素 を 下 記 の 通 り<br />

定 めた。<br />

5.1 ベーシック・ノービスおよびアドバンスト・ノービス<br />

コミュニケーション 第 1760 号 第 D.2.2 項 と 第 D.3.2 を 参 照 せよ。<br />

5.2 ジュニアおよびシニア<br />

ダンス・リフト<br />

シニア<br />

- 最 大 2 つの 異 なるタイプのショート・リフトおよび 最 大 1 つのロング・リフト<br />

または<br />

- 少 なくとも 異 なる 3 つのタイプを 含 む 最 大 4 つのショート・リフト<br />

追 加 で、 最 大 1 つのコレオグラフィック・ダンス・リフト( 用 語 集 を 参 照 のこと)<br />

ジュニア<br />

- 最 大 1 つのショート・リフトおよび 最 大 1 つのロング・リフト<br />

または<br />

- 最 大 3 つの 異 なるタイプのショート・リフト<br />

追 加 で、 最 大 1 つのコレオグラフィック・ダンス・リフト( 用 語 集 を 参 照 のこと)<br />

1つのダンス・スピン(スピンまたはコンビネーション・スピン)が 必 須 。<br />

追 加 で、トランジショナル・ダンス・スピンを 必 須 のダンス・スピンのあとに 任 意 で 1 つ 行 ってもよいが、<br />

2 つ 以 上 は 許 されない。<br />

1つのストレート・ライン・ステップ・シークェンス・イン・ホールド(ミッドラインまたはダイアゴナル)<br />

1つのカーブド・ステップ・シークェンス・イン・ホールド(サーキュラーまたはサーペンタイン)<br />

1 つのセット・オブ・シンクロナイズド・ツィズル<br />

注 意 :もしダンス・スピンとダンス・リフトが 組 み 合 わされて 行 われた 場 合 、これらは 2 つの 別 々の 要<br />

素 として 認 定 される。<br />

6. ショート・ダンスおよびフリー・ダンスの 必 須 要 素 に 共 通 する 要 件<br />

ステップ・シークェンス:ダンス・リフト、 半 回 転 を 超 えるジャンプ、ストップ、ダンス・スピン、ピルエッ<br />

ト、パターンの 逆 走 、ループ(すなわち“ 許 されない 要 素 ”)はどの 必 須 のステップ・シークェンスにも<br />

含 まれてはならない。<br />

6


セット・オブ・シークェンシャルまたはシンクロナイズド・ツイズル: 必 須 のシークェンシャルまたはシ<br />

ンクロナイズド・ツイズル・セットは 必 須 のステップ・シークェンス 以 外 の 部 分 であればプログラムのど<br />

の 部 分 で 行 ってもよい。<br />

7. 用 語 集<br />

本 コミュニケーション 内 に 書 かれた 専 門 用 語 2 については 以 下 の 定 義 を 参 照 すること:<br />

チェンジエッジ<br />

規 程 第 604 条 第 1 項 .b)<br />

チャールストン(リズム)<br />

<strong>ISU</strong> Ice Dance Music Booklet 1995, 23 ページ<br />

コレオグラフィック・ダンス・リフト すべての 他 の 必 須 のダンス・リフトの 後 に 行 なわれる 10<br />

秒 までのダンス・リフト。コレオグラフィック・ダンス・リフト<br />

は 固 定 の 基 礎 値 が 与 えられ、ジャッジによって GOE の<br />

みで 評 価 される。<br />

クローズド・チョクトウ 規 程 第 604 条 第 13 項 b)<br />

コンビネーション・スピン<br />

規 程 第 604 条 第 14 項 e) (ii)<br />

クロスト・ステップ・ビハインド 規 程 第 604 条 第 5 項<br />

クロスト・ステップ・フォワード 規 程 第 604 条 第 4 項<br />

カーブド・ステップ・シークェンス・イン・ホールド<br />

(サーキュラー・サーペンタイン) 規 程 第 603 条 第 4 項<br />

ダンス・リフト<br />

規 程 第 604 条 第 16 項<br />

ダンス・スピン 規 程 第 604 条 第 14 項 e)<br />

エッジ 規 程 第 604 条 第 1 項 a)<br />

フィンステップ(パターン・ダンス) コミュニケーション 第 1497 号<br />

フォックストロット(リズム)<br />

<strong>ISU</strong> Ice Dance Music Booklet 1995, 5 ページ<br />

フリー・ダンス<br />

規 程 第 610 条<br />

ジャンプ 規 程 第 604 条 第 17 項 a)<br />

キー・ポイント<br />

本 コミュニケーション 第 4 項<br />

キー・ポイントの 特 徴<br />

本 コミュニケーション 第 4 項<br />

ロング・アクシス<br />

規 程 第 601 条 第 1 項<br />

ロング・リフト 規 程 第 604 条 第 16 項 e)から g)<br />

許 されない 要 素<br />

本 コミュニケーション 第 6 項<br />

非 接 触 サーキュラー・ステップ・シークェンス 規 程 第 603 条 第 4 項<br />

非 接 触 ダイアゴナル・ステップ・シークェンス 規 程 第 603 条 第 4 項<br />

非 接 触 ミッドライン・ステップ・シークェンス 規 程 第 603 条 第 4 項<br />

パターン・ダンス<br />

規 程 第 607 条 および 第 608 条<br />

パターン・ダンス 要 素<br />

規 程 第 603 条 第 6 項<br />

パターン・ダンス・セクション 規 程 第 603 条 第 5 項<br />

パターン・ダンス・シークェンス 規 程 第 603 条 第 3 項<br />

ピルエット 規 程 第 604 条 第 14 項 d)<br />

クイックステップ(パターン・ダンス) <strong>ISU</strong> Handbook Ice Dance 2003 I-14<br />

クイックステップ(リズム)<br />

<strong>ISU</strong> Ice Dance Music Rhythms Booklet 1995, 6 ページ<br />

2<br />

訳 注 : 元 の 英 文 では Cha Cha Congelado のように 単 語 の 一 文 字 目 が 大 文 字 で 書 かれている。<br />

7


必 須 要 素<br />

規 程 第 609 条 第 2 項 および 第 610 条 第 2 項<br />

リズム<br />

規 程 第 606 条 第 3 項<br />

セット・オブ・シークェンシャル・ツイズル 規 程 第 604 条 第 14 項 b) (ii)<br />

セット・オブ・シンクロナイズド・ツイズル 規 程 第 604 条 第 14 項 b) (i)<br />

ショート・ダンス<br />

規 程 第 609 条<br />

ショート・リフト 規 程 第 604 条 第 16 項 a)から d)<br />

スピン<br />

規 程 第 604 条 第 14 項 e) (i)<br />

ストレートライン・ステップ・シークェンス・イン・ホールド(ミッドラインまたはダイアゴナル)<br />

規 程 第 603 条 第 4 項<br />

スウィング(リズム) <strong>ISU</strong> Ice Dance Music Rhythms Booklet 1995,<br />

28-31 ページ<br />

スウィング・クローズド・チョクトウ 規 程 第 604 条 第 13 項 c)<br />

テンポ<br />

規 程 第 606 条 第 2 項<br />

スリー・ターン 規 程 第 604 条 第 11 項 a)<br />

トランジショナル・ダンス・スピン 本 コミュニケーション 第 5.2 項<br />

ターン 規 程 第 604 条 第 11 項 から 第 14 項 a)<br />

ツイズル 規 程 第 604 条 第 14 項 a)<br />

ダンス・リフトのタイプ<br />

規 程 第 604 条 第 16 項<br />

ウェルバランス・フリー・ダンス・プログラム 規 程 第 610 条 第 2 項<br />

日 本 語 訳 の 改 定 履 歴<br />

- 2013 年 7 月 22 日 第 1 版 作 成<br />

- 2013 年 9 月 10 日 第 2 版 作 成<br />

- 4 ページ コミュニケーション 第 1805 号 の 訂 正 の 反 映<br />

- 8 ページ 日 付 の 修 正<br />

Milan,<br />

March 5, 2013<br />

Lausanne,<br />

Ottavio Cinquanta, President<br />

Fredi Schmid, Director General<br />

8

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