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Corporate Profile / CSR Report 2013-2014
Corporate Profile /<br />
CSR Report 2013-2014<br />
Contents<br />
編 集 方 針 ・ 目 次 ……………………………………………………<br />
トップメッセージ……………………………………………………<br />
事 業 領 域 …………………………………………………………………<br />
アルパインの 歩 み… …………………………………………………<br />
P2<br />
P4<br />
P6<br />
P8<br />
アルパインのCSR… ……………………………………………… P10<br />
個 性 の 尊 重<br />
… ……………………………………………………P12<br />
企 業 理 念<br />
アルパインは、 人 々の 心 を 大 切 にし、 仕 事 の 質 を 高 め、<br />
活 力 に 溢 れた 魅 力 ある 企 業 を 目 指 します。<br />
1 「 個 性 の 尊 重 」<br />
アルパインは 社 員 一 人 一 人 の 誇 りと 情 熱 を 大 切 にし、<br />
人 を 育 て、 人 を 活 かし、 相 互 信 頼 の 絆 を 築 きます。<br />
2 「 価 値 の 創 造 」<br />
アルパインは 時 代 をリードする 先 進 技 術 に 挑 戦 し、<br />
人 々に 喜 びをもたらす 新 しい 価 値 を 創 造 します。<br />
3 「 社 会 への 貢 献 」<br />
アルパインは 品 位 ある 製 品 の 提 供 を 通 じ、<br />
明 日 の 豊 かな 社 会 作 りに 貢 献 します。<br />
編 集 方 針<br />
アルパインは、コーポレートメッセージとして「モービルメ<br />
ディアの 未 来 価 値 へ」を 掲 げ、 車 社 会 発 展 への 貢 献 を 目 指 し<br />
て、 様 々な 活 動 に 取 組 んでいます。この 冊 子 は、そうした 取 組<br />
みを 各 ステークホルダーの 皆 様 により 深 く 理 解 していただ<br />
くために 作 成 しました。 事 業 紹 介 であるCorporate Profileと<br />
CSR( 企 業 の 社 会 的 責 任 ) 活 動 を 報 告 するCSR Reportをひと<br />
つにし、アルパインが 事 業 活 動 を 通 じて、 人 や 社 会 、 地 球 環 境<br />
とどのように 関 わっていこうとしているかを 紹 介 しています。<br />
内 容 については、アルパインの 企 業 としての 価 値 観 をより<br />
強 くお 伝 えするために、「アルパイン 企 業 理 念 」— 個 性 の 尊 重 、<br />
価 値 の 創 造 、 社 会 への 貢 献 —に 沿 った 構 成 としています。そ<br />
して、「 経 営 層 から 若 手 社 員 までが 一 体 となって 事 業 活 動 を 推<br />
進 していこう」という 想 いから、 様 々な 人 材 のメッセージを 通<br />
じてアルパインを 知 っていただける 記 事 を 掲 載 しています。<br />
アルパインの 現 状 と 目 指 す 未 来 を、 多 くの 皆 様 に 知 ってい<br />
ただく 媒 体 になればと 願 っております。<br />
価 値 の 創 造<br />
…………………………………………………………P16<br />
社 会 への 貢 献<br />
… ………………………………………………P20<br />
コーポレートガバナンス… …………………………………………P26<br />
ISO26000とアルパイン…………………………………… P28<br />
環 境 データ… …………………………………………………………P29<br />
会 社 概 要 ……………………………………………………………P30<br />
2 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 3
トップメッセージ<br />
持 続 的 なモビリティ 社 会 の 実 現 へ 向 けて<br />
スマートフォンを 中 心 としたコンシューマーエレクトロ<br />
ニクス 機 器 は 日 進 月 歩 の 進 化 を 遂 げ、 車 室 内 空 間 にもこ<br />
れら 機 器 との 機 能 的 な 親 和 性 が 強 く 求 められています。<br />
これらの 市 場 変 化 に 対 し、 音 響 ・ 映 像 ・ 情 報 機 器 が 一<br />
ンピューティングの 先 端 企 業 や、 自 動 車 メーカーの 研<br />
究 開 発 拠 点 と 直 接 コンタクトできる 環 境 を 整 えました。<br />
また、 産 学 協 同 研 究 により 自 動 車 における 情 報 セキュ<br />
リティ 設 計 に 取 り 組 むと 共 に、アルパインの 車 載 トータ<br />
ト<br />
ッ<br />
プ<br />
メ<br />
ッ<br />
セ<br />
ー<br />
ジ<br />
体 化 した 複 合 製 品 が、 自 動 車 の 基 幹 機 能 として 搭 載 さ<br />
ルシステムソリューション 技 術 とセンサ・ 入 力 デバイス<br />
れる 傾 向 が 強 まり、 新 車 への 純 正 搭 載 比 率 がますます<br />
技 術 とを 融 合 したシステム 提 案 を 実 施 しています。 今<br />
高 まりつつあります。 又 、これら 複 合 製 品 に 対 しては、<br />
後 とも 変 化 に 迅 速 に 対 応 し、エコドライブ 機 能 の 実 現<br />
ソフトウェアだけを 入 れ 替 えて 地 域 やユーザー 特 性 に<br />
と、「 安 心 」「 安 全 」を 実 現 する 技 術 開 発 を 進 め、クルマと<br />
合 わせたカスタマイズや、コンシューマーエレクトロニ<br />
共 に 成 長 していきたいと 考 えます。<br />
クスとの 接 続 性 、クラウドサービスへの 対 応 が 強 く 求<br />
められています。<br />
持 続 可 能 な 企 業 として<br />
新 しいカーライフの 創 造 に 向 けて<br />
アルパインは1967 年 の 創 業 以 来 、 車 載 専 業 メーカー<br />
として 常 にエキサイティングな 商 品 作 りに 努 めると 共<br />
アルパインは、2015 年 に 向 けた 企 業 ビジョンとして<br />
に、アルパインに 脈 々と 受 け 継 がれてきた「 創 造 ・ 情 熱 ・<br />
「 未 来 価 値 を 創 造 するモービルメディア・ソリューショ<br />
挑 戦 」の 精 神 を 持 ち 続 け、チャレンジをし 続 けてきまし<br />
ンカンパニーを 目 指 します」を 掲 げ、 企 業 活 動 を 行 って<br />
た。 今 後 、 持 続 可 能 な 社 会 を 構 築 する 企 業 としてあり<br />
います。 環 境 、 自 動 車 、ライフスタイルは 日 々 進 化 して<br />
続 けるために、グローバルレベルでのCSR 活 動 を 推 進<br />
いますが、 変 化 することを 当 たり 前 ととらえ、 車 載 用 の<br />
しています。 私 たちアルパインの 考 えるCSR 活 動 とは、<br />
音 響 機 器 や 情 報 通 信 機 器 分 野 で 永 年 培 ったコア 技 術 を<br />
企 業 理 念 で あ る 「 個 性 の 尊 重 」「 価 値 の 創 造 」「 社 会 へ の<br />
核 として、 新 たな 価 値 の 創 造 ・ものづくりに 情 熱 を 持 っ<br />
貢 献 」を 具 体 化 すること、すなわち 私 たちの 企 業 活 動 そ<br />
て 果 敢 に 挑 戦 することで、 企 業 価 値 の 向 上 を 図 ってい<br />
のものであると 位 置 づけています。これは、 事 業 活 動 を<br />
ます。<br />
通 して 私 たちを 支 えてくださっているステークホルダ<br />
変 化 の 激 しい 市 場 環 境 に 対 応 するため、アルパインで<br />
の 皆 様 と 共 にお 客 様 に 喜 んでいただける 商 品 、 新 しい<br />
は、「Made In Market・Design In Market」の 考 え 方 の 下 、<br />
価 値 を 提 供 し 続 けていくことを 通 してはじめて 実 現 さ<br />
代 表 取 締 役 社 長<br />
グローバル4 極 ( 日 本 、 米 州 、 欧 州 、 中 国 ・アジア)に 地 域 本<br />
れることだと 理 解 しています。また、リスクマネジメン<br />
社 を 設 置 し 販 売 ・ 開 発 ・ 調 達 ・ 生 産 の 機 能 を 整 備 し、ブラ<br />
トとコンプライアンスに 関 しては 管 理 を 徹 底 し、よりス<br />
アルパインを 取 り 巻 く 環 境 変 化<br />
速 する 一 方 で、 地 域 特 有 の 機 能 要 求 にも 応 えていかな<br />
ンドの 高 揚 と 顧 客 満 足 度 の 向 上 に 努 めています。<br />
テークホルダーの 皆 様 から 信 頼 される 企 業 となるよう<br />
ければなりません。 一 方 で、 地 球 規 模 での 温 暖 化 対 策 と<br />
研 究 開 発 の 分 野 では、 昨 今 のクラウド 化 に 対 応 すべ<br />
努 めてまいります。<br />
近 年 、カーエレクトロニクス 業 界 を 取 り 巻 く 環 境 は<br />
自 動 車 の 電 子 化 技 術 の 進 歩 を 背 景 に、EV( 電 気 自 動 車 )<br />
く 日 米 欧 中 の4 極 にそれぞれソフトウェア 技 術 開 発 体<br />
創 業 より 培 われてきた 先 人 達 の 知 恵 と 努 力 、チャレ<br />
激 変 しています。<br />
やHV(ハイブリッド 自 動 車 )といったエコカーの 開 発 競<br />
制 を 整 備 し、 且 つ 幅 広 い 技 術 提 携 を 通 じた 先 端 技 術 開<br />
ンジ 精 神 を 継 承 しつつ、 新 しい 未 来 価 値 を 創 造 し 続 け<br />
自 動 車 がBRICSを 中 心 とした 新 興 国 の 経 済 的 な 台 頭<br />
争 は 激 しさを 増 しつつ、 自 動 車 メーカー 同 士 の 合 従 連<br />
発 に 努 めています。 特 に 昨 年 はシリコンバレーに 開 発<br />
るために 努 力 することをお 約 束 し、 私 のご 挨 拶 とさせて<br />
を 背 景 として 車 台 の 共 通 化 やグローバルモデル 化 が 加<br />
衡 も 国 をまたいで 行 われています。<br />
拠 点 アルパイン・シリコンバレーを 設 立 し、クラウドコ<br />
いただきます。<br />
2013 年 6 月<br />
4 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 5
事 業 領 域<br />
独 創 的 で 高 品 位 な 車 載 機 器 ・システムを、 上 質 なコックピットを 追 求 する<br />
世 界 中 の 自 動 車 メーカーや 音 ・ 映 像 にこだわるドライバーの 皆 様 に 提 供 しています。<br />
事<br />
業<br />
領<br />
域<br />
車 載 音 響 機 器 事 業<br />
車 載 情 報 通 信 機 器 事 業<br />
妥 協 を 排 した「いい 音 」へのこだわりで、<br />
モービルメディアサウンドの 頂 点 へ。<br />
アルパインのカーオーディオは、アーティストが 楽 曲 にこめた 想 いを 忠 実 に 再 現 します。<br />
まるで 目 の 前 で 演 奏 しているかのような 臨 場 感 あふれるプレミアムサウンドシステムに<br />
代 表 される 製 品 をグローバル 市 場 へ 提 供 しています。また、 車 内 のサウンド 特 性 に 精 通 し<br />
たアルパインは、 車 の 個 性 にあわせた 最 高 音 質 をお 選 びいただける 車 種 専 用 サウンドシ<br />
ステムも 提 供 しています。<br />
先 進 技 術 を 融 合 して、<br />
安 心 ・ 安 全 ・ 快 適 な 未 来 の 車 社 会 へ。<br />
ナビゲーション、ビジュアル、 通 信 機 能 、さらにはドライブアシスト( 安 全 運 転 支 援 システ<br />
ム)まで、ユーザーニーズの 多 様 化 とともに 進 化 する 車 室 内 システムを 提 供 しています。<br />
ファーストワン= 業 界 初 ・ 世 界 初 となる 製 品 開 発 を 追 求 するとともに、EV・PHV※1 普 及 に<br />
向 けた 国 家 プロジェクトにおいては、 情 報 通 信 の 中 枢 にアルパインのITS※2 車 載 機 が 採<br />
用 されるなど、 先 進 技 術 開 発 にも 注 力 しています。<br />
※1 EV・PHV:Electric Vehicle・Plug in Hybrid Vehicle ※2 ITS:Intelligent Transport Systems<br />
6 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 7
アルパインの 歩 み<br />
より 安 全 、 安 心 で 快 適 なドライブへ。アルパインは1967 年 の 誕 生 以 来 、 世 の 中 の 変 化 と、それ に 伴 うお 客 様 のニーズの 変 化 に 応 えるべく、 進 化 を 続 けてきました。<br />
アルパインの 歩 み<br />
1967 年 ——<br />
アルプス・モトローラ 時 代<br />
1978 年 ——<br />
アルパイン 創 世 記<br />
1988 年 ——<br />
アルパイン 成 長 期<br />
1995 年 ——<br />
アルパインビジョン2005 期<br />
モービルメディアを 核 とした 事 業 を 通 じ<br />
社 会 に 夢 と 感 動 を 与 えることを 掲 げた 時 代<br />
2005 年 ——<br />
アルパインビジョン2015 期<br />
事 業 をドライブアシスト 領 域 へも 拡 大 し<br />
未 来 価 値 を 生 み 出 すことを 目 標 に 掲 げる 現 在<br />
ア<br />
ル<br />
パ<br />
イ<br />
ン<br />
の<br />
歩<br />
み<br />
日 本 のマイカー 生 活 を…<br />
より 良 質 なものに<br />
今 までにない…<br />
クルマの 価 値 を 提 案<br />
世 の 中 の 音 楽 の…<br />
楽 しみ 方 の 多 様 化 を 車 にも 提 供<br />
スムーズ&スマートな 道 案 内 で…<br />
安 全 なドライブを 支 援<br />
ネットワークとつながる…<br />
車 の 中 枢 を 担 う<br />
日 本 で 車 が 普 及 し 始 めた 当 時 、ドライブに<br />
さらなる 楽 しみを 提 供 するため、 高 音 質 と<br />
高 級 感 を 持 ったカーステレオプレーヤー・<br />
カセットデッキを 発 売 。 高 級 、 良 質 を 求 め<br />
る 人 のためのブランドとして、アルパイン<br />
の 名 が 広 がりました。<br />
「 走 るためだけのもの」という 車 の 概 念 を<br />
変 える、 車 の 新 たな 価 値 として 本 田 技 研 工<br />
業 株 式 会 社 と 共 同 開 発 したのが、カーナビ<br />
の 原 点 ともいえる「ジャイロケーター」で<br />
す。 自 分 のいる 位 置 を 地 図 上 で 確 認 するこ<br />
とができるという、 車 の 新 しい 価 値 を 創 造<br />
しました。<br />
音 楽 を 楽 しむメディアが 磁 気 テープから<br />
CDに 移 行 し 始 めた 時 代 、アルパインは 車 載<br />
用 機 器 のデジタル 革 命 をリードしました。<br />
車 内 で 最 新 メディアであるCDを 高 音 質 で<br />
体 験 できるばかりでなく、チェンジャー 機<br />
能 を 提 案 し、ディスク 交 換 作 業 なしで 多 く<br />
の 音 楽 を 聞 くことを 可 能 にしました。<br />
二 人 に 一 人 が 車 を 持 つ 時 代 、 地 図 を 読 むこ<br />
とが 苦 手 な 人 にとって、 不 慣 れな 場 所 での<br />
運 転 は 大 きなストレスとなり、 不 安 による<br />
事 故 も 少 なくありませんでした。そうした 問<br />
題 を、アルパインは 自 動 経 路 検 索 カーナビ<br />
で 解 決 しました。<br />
スマートフォンやITS、 民 生 機 器 の 進 化 とと<br />
もに、 車 と 様 々な 機 器 やネットワークが 繋 が<br />
ることが 求 められる 今 、 情 報 機 器 として 車 の<br />
センターディスプレイの 役 割 を 果 たし、 車 の<br />
利 便 性 を 向 上 させています。<br />
自 分 だけの 特 別 な…<br />
一 台 を 作 るお 手 伝 い<br />
2011 年 ICS-X8<br />
1980 年 1980SK-800<br />
( マ ニ ュ ア ル - F M カ セ ット デ ッ キ )<br />
1995 年<br />
NVE-N055(カーナビゲーション)<br />
音 のアルパインが 出 した…<br />
ひとつの 答 え<br />
車 室 内 No1のサウンドを 追 求 しつづけた<br />
アルパインテクノロジーが 結 集 した、F#1<br />
Statusシリーズ。サウンドへのこだわりを 持<br />
つ 多 くの 人 々の 心 をとらえ、 業 界 内 でも 高<br />
く 評 価 され、 世 界 各 地 で 様 々なアワードを<br />
受 賞 しました。<br />
「 家 族 や 仲 間 との 交 流 の 場 」としての 車 、「 自<br />
分 だけの 特 別 な 空 間 」としての 車 ・・・ドライ<br />
バーにとって、 移 動 空 間 以 上 の 役 割 を 持 つ<br />
車 を、それぞれの 想 いにピッタリの 車 とす<br />
るためにトータルコーディネートソリュー<br />
ションを 提 供 しています。<br />
1991 年<br />
1975 年 カセットデッキ<br />
1978 年<br />
社 会 動 向<br />
1982 年<br />
5313/1301/3015<br />
(カセットデッキ・チューナー・ 電 子 イコライザー)<br />
AVシャトル2913/3Dシャトル5980<br />
1969 年 ミニエイトカーステレオ<br />
1981 年 ジャイロケーター<br />
1989 年 CDシャトル5952<br />
2000 年 F#1 Status 2012 年 <strong>Alpine</strong> Style<br />
1967 年<br />
欧 州 共 同 体 (EC) 発 足<br />
東 南 アジア 諸 国 連 合 (ASEAN) 発 足<br />
1972 年<br />
札 幌 冬 季 オリンピック 開 催<br />
1969 年<br />
米 国 人 類 初 の 月 面 着 陸 に 成 功<br />
東 名 高 速 道 路 全 線 開 通<br />
1973 年<br />
第 一 次 石 油 危 機 (オイルショック)<br />
日 本 円 が 変 動 相 場 制 へ 移 行<br />
新 東 京 国 際 空 港 ( 成 田 空 港 ) 開 港<br />
1979 年<br />
自 動 車 電 話 サービス 開 始<br />
1982 年<br />
中 央 自 動 車 道 全 線 開 通<br />
CDプレーヤー 発 売<br />
1985 年 1987 年<br />
プラザ 合 意 ブラックマンデー<br />
1988 年<br />
8cmディスク 販 売 開 始<br />
青 函 トンネル 開 業 、 瀬 戸 大 橋 開 通<br />
1991 年<br />
バブル 経 済 が 崩 壊<br />
1989 年<br />
ベルリンの 壁 崩 壊<br />
1992 年<br />
1994 年<br />
北 米 自 由 貿 易 協 定<br />
(NAFTA) 発 効<br />
地 球 サミットがリオで 開 催<br />
1996 年<br />
DVDプレーヤー 発 売 携 帯 電 話 の 普 及 本 格 化<br />
1999 年<br />
世 界 の 人 口 が60 億 人 を 突 破<br />
EU 共 通 通 貨 「ユーロ」 発 足<br />
1997 年<br />
地 球 温 暖 化 防 止 京 都 会 議 ( 京 都 議 定 書 が 制 定 )<br />
初 のハイブリッドカー、トヨタ「プリウス」 発 売<br />
2001 年<br />
アメリカ 同 時 多 発 テロ<br />
2005 年<br />
DVDソフト 売 上 枚 数 最 多 記 録<br />
2008 年<br />
スマートフォンが 爆 発 的 人 気 (iPhone3Gの 販 売 開 始 )<br />
世 界 同 時 不 況 (リーマン・ショック)<br />
2009 年<br />
「エコカー」が 流 行 語 に<br />
2010 年<br />
ギリシャ 経 済 危 機<br />
2011 年<br />
東 日 本 大 震 災<br />
8 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 9
アルパインの CSR<br />
ステークホルダーへの 責 任 を 果 たすために<br />
アルパインは、 社 会 から 求 められる 企 業 責 任 を 果 たすために、<br />
CSR 推 進 体 制 の 強 化 に 取 組 み 続 けています。<br />
アルパインのCSRは、<br />
「 企 業 理 念 を 具 現 化 するための<br />
経 営 活 動 そのもの」です。<br />
は8つの 部 会 で 構 成 され、それぞれの 専 門 性 を 活 かしス<br />
テークホルダーの 皆 様 からの 要 求 にどのように 応 えてい<br />
くか 日 々 考 え、 行 動 に 移 しています。また、 私 たちの 通 常<br />
の 企 業 活 動 を 通 して 社 会 的 責 任 を 果 たしていくという 考<br />
ン 独 自 のCSRガイドラインを 策 定 し、グローバルレベル<br />
でのCSR 活 動 を 推 進 しています。<br />
変 化 の 激 しい 時 代 にあって、 変 化 に 対 し 漫 然 としてい<br />
ア<br />
ル<br />
パ<br />
イ<br />
ン<br />
の<br />
C<br />
S<br />
R<br />
CSR 委 員 長 常 務 取 締 役<br />
甲 斐 政 志<br />
え 方 は、 社 会 的 責 任 を 果 たしながら 経 済 的 な 価 値 も 創 造<br />
していく「CSV(Creating Shared Value)」という 新 しい 考<br />
えにも 通 じています。<br />
ては 企 業 としての 社 会 的 責 任 を 果 たすことはできませ<br />
ん。 変 化 をチャンスと 捉 え 企 業 活 動 を 行 ってこそステー<br />
クホルダーの 皆 様 からの 要 求 にお 応 えすることができる<br />
近 年 、 世 界 中 の 企 業 、 団 体 がCSR 活 動 において 様 々な<br />
と 考 えております。また、 皆 様 からの 声 が 私 たちの 企 業 と<br />
取 り 組 みを 積 極 的 に 行 うようになってきました。CSR 活<br />
一 口 にCSRと 言 っても、 国 や 地 域 によってその 捉 え 方<br />
しての 成 長 につながると 確 信 しています。 引 き 続 き 信 頼<br />
動 は 特 別 なことをするのではなく、 通 常 の 企 業 活 動 を 通<br />
は 様 々です。アルパインはグローバル15ヶ 国 、42 拠 点 を<br />
され 続 ける 企 業 となることを 目 指 し、 透 明 性 のある 企 業<br />
して 社 会 責 的 責 任 を 果 たしていくことです。そこで、 私 た<br />
展 開 し 企 業 活 動 を 行 っ て い ま す 。そこ で 、 私 た ち は 国 際 標<br />
活 動 を 行 っていきます。 今 後 とも 皆 様 のご 支 援 を 賜 りま<br />
ちアルパインではこのCSR 活 動 を「 企 業 理 念 を 具 現 化 す<br />
準 規 格 であるISO26000をガイダンスとして、アルパイ<br />
すようよろしくお 願 いいたします。<br />
るための 経 営 活 動 そのもの」と 定 義 しています。この 企 業<br />
理 念 は、アルパインが 永 続 していくための 不 変 の 価 値 で<br />
● アルパインCSRガイドライン<br />
あり、1 個 性 の 尊 重 、2 価 値 の 創 造 、3 社 会 への 貢 献 の<br />
三 つで 構 成 されています。<br />
コュニティ 参 <br />
人 <br />
アルパインでは、アルプスグループの 一 員 として 企 業<br />
理 念 を 尊 重 し 企 業 活 動 における 社 会 的 責 任 を 果 たしてい<br />
コミュニティへの 積 極 的 参<br />
加 及 び 社 会 問 題 解 決 へ<br />
の 取 組 みを 通 し 社 会 へ 貢<br />
献 する 企 業 となる。<br />
全 ての 従 業 員 が 公 平 な 条<br />
件 の もと 、そ の 人 権 と 個 性<br />
を 尊 重 しあい、 活 き 活 きと<br />
活 躍 できる 企 業 となる。<br />
くため「CSR 委 員 会 」を 設 置 しています。このCSR 委 員 会<br />
全 体 <br />
● CSR 推 進 体 制 図<br />
連 携<br />
<br />
内 部 統 制 部 会<br />
RC 部 会<br />
情 報 管 理 部 会<br />
者 <br />
消 費 者 が 安 心 ・ 安 全 ・ 快<br />
適 に 使 用 できる 製 品 ・サー<br />
ビスを 通 して 、 新 たな 価 値 を<br />
創 造 し 続 ける 企 業 となる。<br />
・ 説 明 責 任<br />
・ 透 明 性<br />
・ 倫 理 的 な 行 動<br />
・ステークホルダーの 利 害 の 尊 重<br />
・ 法 の 支 配 の 尊 重<br />
・ 国 際 規 範 の 尊 重<br />
・ 人 権 の 尊 重<br />
働 行<br />
全 ての 従 業 員 が 安 心 安<br />
全 な 環 境 の も と 、「 創 造 ・ 情<br />
熱 ・ 挑 戦 」の 精 神 を 十 分 に<br />
発 揮 できる 企 業 となる。<br />
<br />
<br />
労 働 環 境 ・ 社 会 部 会<br />
リスクマネジメント 部 会<br />
環 境 管 理 部 会<br />
サプライチェーン 部 会<br />
な 事 業 行<br />
健 全 性 ・ 透 明 性 があり 信<br />
頼 される 企 業 であり 続 ける。<br />
環 境<br />
自 らの 事 業 活 動 による 環 境<br />
負 荷 を 軽 減 す るととも に 、 環<br />
境 に 優 しい 未 来 のクルマ 社<br />
会 を 創 造 する 企 業 となる。<br />
消 費 者 部 会<br />
企 業 <br />
10 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 11
個 性 の<br />
Voice<br />
世 界 の 各 拠 点 で 社 員 が 活 き 活 きと 働 ける 組 織 づくり、 風 土 づくりを 進 めています<br />
家 族 や 地 域 の 人 々と 共 に<br />
夢 をサポートしてくれる 風 土<br />
尊 重<br />
アルコムメキシコ<br />
Quality Manager<br />
Raul Suarez<br />
企 業 にとって 大 切 なことの 一 つは、 従 業 員 を 最 も 重<br />
要 な 財 産 の 一 つとして 理 解 することだと 考 えます。な<br />
ア ル パ イン・ヨーロッパ<br />
Administration Legal<br />
Jennifer Strobl<br />
私 は 今 、アルパインでインターンとして 働 いていま<br />
す。 学 生 の 頃 、 働 くということは、 自 分 の 意 見 を 口 にせ<br />
ぜ なら、お 客 様 に 満 足 い ただくため 、 周 囲 から 愛 され る<br />
ず、やりたくないことをこなすことだと 思 っていまし<br />
会 社 となるためには、 従 業 員 の 参 加 が 必 要 不 可 欠 だ<br />
た。しかしここでは 年 齢 を 問 わず、 誰 もが 自 分 の 意 見<br />
アルパインは 社 員 一 人 一 人 の<br />
からです。また、 社 内 の 人 だけでなく、 社 外 、たとえば<br />
従 業 員 の 家 族 や 地 域 の 人 々をも 大 切 にしています。そ<br />
を 求 められます。また、 個 性 を 尊 重 するひとつとして、<br />
個 人 の 夢 もできるかぎり 応 援 してくれます。「 企 業 内 弁<br />
誇 りと 情 熱 を 大 切 にし、<br />
人 を 育 て、 人 を 活 かし、<br />
相 互 信 頼 の 絆 を 築 きます。<br />
のため、 家 族 のための 職 場 公 開 イベントや 地 域 教 育<br />
施 設 への 寄 付 等 を 行 っています。この 人 を 大 切 にする<br />
風 土 こそが、アルパインのポリシー「オンリー1、ファー<br />
スト1」 創 出 の 情 熱 を 生 み 出 す 根 源 だと 感 じています。<br />
護 士 になりたい」という 希 望 を 持 つ 私 に 対 して、 卒 業<br />
後 の 法 務 部 への 就 職 をオファーしてくれました。この<br />
先 もアルパインの 社 員 として、 自 分 の 想 いを 形 にして<br />
いけることを 楽 しみにしています。<br />
個<br />
性<br />
の<br />
尊<br />
重<br />
個 性 を 尊 重 する 強 い 組 織<br />
会 社 と 従 業 員 が 思 いをひとつに<br />
アル パイン・アメリカ<br />
Engineer – Product Evaluation<br />
Vance Callis<br />
アルパイン 中 国<br />
人 事 総 務 副 部 長<br />
梁 東 書<br />
「 個 性 の 尊 重 」とは、 各 々の 独 自 性 を 受 け 入 れるこ<br />
アル パインは、 従 業 員 を 大 切 にする 企 業 だと 感 じ<br />
とだと 思 います。 独 自 性 は、 商 品 やサービスに 於 け<br />
ています。その 表 れが、 教 育 制 度 です。ビジネススキ<br />
る 競 合 他 社 との 差 別 化 をもたらします。 他 者 を 受 け<br />
ル、 外 国 語 講 座 など、 従 業 員 の 成 長 を 支 援 するため<br />
入 れる 方 法 は、 入 社 1 年 目 の 社 内 教 育 のひとつ、「コ<br />
の 様 々なプログラムが 提 供 されています。また、 従 業<br />
ミュニケーション 講 座 」で 学 びました。この 講 座 は 同<br />
員 の 豊 かな 人 生 を 支 える 健 康 づくりを 非 常 に 重 視 し<br />
僚 との 接 し 方 を 直 すきっかけになりました。 言 葉 の<br />
ており、 社 内 ではバドミントンやボーリング 大 会 など<br />
選 び 方 次 第 で、 効 率 的 にも 生 産 的 にもなれます。 私<br />
が 活 発 に 開 催 され、それぞれが 体 力 づくりやストレ<br />
は、お 互 いの 意 見 や 信 念 を 尊 重 できる、そんな 強 い<br />
スの 解 消 に 励 んでいます。アルパインには、 会 社 と 従<br />
組 織 にいるんです。<br />
業 員 が 思 い を ひ と つ にし 、よく 学 び 、よく 働 き 、よく 遊<br />
ぶ 企 業 文 化 が 根 づいています。<br />
● 行 動 指 針<br />
創 造 ・ 情 熱 ・ 挑 戦<br />
Creation, Passion, Challenge<br />
Focus<br />
世 界 に 広 がる 個 性 のネットワーク<br />
Made in Market/Design in Marketを 基 本 思 想 に、 販 売 ・<br />
生 産 ・ 研 究 開 発 のグローバル 体 制 を 構 築 するアルパイン<br />
では、 多 様 な 価 値 観 やバックグラウンドを 持 った 従 業 員<br />
● 従 業 員 のグローバル 分 布<br />
(2013 年 4 月 現 在 )<br />
アメ<br />
12%<br />
ーロパ<br />
12%<br />
<br />
43%<br />
アジア<br />
3%<br />
<br />
30%<br />
私 たちは 、 新 たな 価 値 の 創 造 ・もの づくりに<br />
情 熱 を 持 って 果 敢 に 挑 戦 しつづけます。<br />
が 世 界 各 地 で 活 躍 しています。<br />
12 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 13
個 性 の 尊 重<br />
ISO26000<br />
人 権 / 労 働 慣 行<br />
アルパインでは 世 界 中 にいる 従 業 員 一 人 一 人 を 会 社 の 大 切 な 財 産 と 考 え、<br />
それぞれがお 互 いの 個 性 を 尊 重 しあい、「 創 造 ・ 情 熱 ・ 挑 戦 」の 精 神 を 十 分 に 発 揮 できる<br />
仕 組 みや 環 境 づくりに 努 めています。<br />
従 業 員 の 会 社 満 足 度 調 査<br />
心 とからだの 健 康<br />
従 業 員 の 会 社 への 意 見 を 収 集 するため、 日 本 、イギリ<br />
アルパインは 従 業 員 の 健<br />
康 維 持 を 目 指 しており、 定 期<br />
健 康 診 断 や 保 健 師 による 健<br />
康 相 談 を 行 っております。 中<br />
国 で は、 健 康 診 断 に 加 え、B<br />
型 肝 炎 抗 体 を 持 っていない<br />
従 業 員 を 対 象 にワクチン 接 種 を 行 うなど、 病 気 の 未 然 防<br />
止 にも 力 を 注 いでいます。<br />
また、 心 の 健 康 維 持 のため、 週 3 回 、 専 門 カウンセ<br />
ラーによる 相 談 窓 口 を 設 けています。 個 人 のメンタルヘ<br />
ルス 維 持 と 同 時 に、 個 々のカウンセリングの 内 容 から、<br />
会 社 全 体 が 抱 える 問 題 の 傾 向 を 探 り、 従 業 員 にとってよ<br />
り 働 きやすい 環 境 づくりへと 結 びつけています。<br />
ス、ドイツなどのオフィスでは 全 従 業 員 を 対 象 に、3 年 に<br />
1 度 「 総 合 意 識 調 査 」を 実 施 しています。<br />
多 様 な 人 材 が<br />
活 躍 する 職 場<br />
人 を 育 む 環 境 づくり<br />
2012 年 度 に 行 った 調 査 では、 前 回 調 査 (2009 年 度 実<br />
施 )よりも 全 体 的 に 会 社 への 満 足 度 が 向 上 しているとい<br />
う 結 果 がでました。<br />
今 回 の 調 査 結 果 をもとに、 従 業 員 にとってさらに 満 足<br />
アルパイン 中 国 のワクチン 接 種<br />
アルパインでは 様 々なバックグラウンドや 個 性 を<br />
持 った 従 業 員 を 擁 することを 強 みのひとつと 考 えてお<br />
ります。<br />
国 籍 ・ 人 種 ・ 年 齢 ・ 性 別 ・ 宗 教 ・ 障 がいにとらわれない 採<br />
用 を 行 っており、 採 用 後 も 個 人 の 能 力 を 最 大 限 に 発 揮 で<br />
きる 環 境 を 整 備 しています。また、 考 え 方 や 価 値 観 の 多<br />
様 性 も 重 視 しており、 様 々な 考 え 方 を 発 揮 しやすい 環 境<br />
づくりを 目 指 しています。<br />
また、 法 律 の 改 正 を 機 に、 意 欲 のある 従 業 員 を 定 年 適<br />
用 年 齢 後 も 雇 用 する 制 度 を 整 えました。 若 手 社 員 にとっ<br />
て 会 社 ・ 人 生 の 良 き 先 輩 として 活 躍 してくれることを 期<br />
待 しています。<br />
アルパインでは、 就 労 期 間 や 役 職 に 応 じた 様 々な 人<br />
度 の 高 い 環 境 整 備 を 行 っていきます。<br />
材 育 成 制 度 を 整 えており、 近 年 は、 世 界 中 で 活 躍 する 人<br />
材 の 育 成 に 力 を 入 れています。<br />
例 えば 国 際 感 覚 を 持 った 人 材 を 育 てるため、 日 本 本 社<br />
と 海 外 拠 点 の 人 材 交 換 プログラムを 行 っています。 現 在<br />
は、 期 間 は1-2 年 間 、 人 数 も 数 名 のみが 対 象 ですが、 要 望<br />
の 増 加 に 伴 い、 今 後 拡 大 していく 予 定 です。<br />
また、 次 世 代 を 担 う 従 業 員 にとって 最 適 な 人 事 ロー<br />
テーションや 育 成 内 容 を 議 論 する「 人 材 開 発 会 議 」を 年<br />
に2 回 、 開 催 しています。さらに2012 年 度 から、 主 要 拠<br />
点 の 人 事 責 任 者 が 一 同 に 介 し、 幹 部 候 補 生 の 人 材 育 成<br />
計 画 を 作 成 する「 現 地 法 人 人 材 育 成 会 議 」を 開 始 しまし<br />
た。2013 年 度 より、この 会 議 内 容 に 基 づいた 研 修 を 開<br />
始 いたします。<br />
● 会 社 への 総 合 満 足 度 (100 点 満 点 ) 推 移<br />
点<br />
66.5<br />
65.5<br />
65.6<br />
個<br />
性<br />
64.5<br />
63.5<br />
62.5<br />
63.1<br />
63.3<br />
の<br />
尊<br />
重<br />
61.5<br />
2006 2009 2012 年<br />
震 災 後 の 安 全 安 心<br />
柔 軟 な 働 き 方 の 促 進<br />
異 文 化 勉 強 会<br />
Column<br />
労 働 委 員 会 活 動<br />
アルパインでは 従 業 員 の 労 働 条 件 の 維 持 改 善 および<br />
経 済 的 地 位 の 向 上 を 図 ることを 目 的 とし、 労 働 委 員 会 が<br />
東 日 本 大 震 災 、それに 伴 う 原 発<br />
事 故 の 影 響 が 依 然 として 残 る 福 島<br />
県 に お い て、 従 業 員 とその 家 族 が<br />
安 心 して 生 活 できる 環 境 づくりの<br />
サポートをすることは 企 業 の 責 務<br />
だと 考 えております。<br />
ア ル パ イン では、 放 射 線 モ ニタ<br />
リングポストの 社 内 設 置 、 線 量 の<br />
ディスプレイ 表 示 、 食 堂 の 食 事 の<br />
線 量 表 示 等 、 原 発 からの 安 全 を 目<br />
に 見 え る 形 で 示 し て い ま す 。 数 値<br />
の 精 度 を 上 げるため、 放 射 線 監 査 を 専 門 とする 海 外 の 第<br />
三 者 機 関 に 協 力 を 仰 ぎ、 線 量 測 定 の 監 査 を 行 いました。<br />
さらに 安 心 感 を 高 めるため、バス 搭 載 型 ホールボ<br />
ディーカウンターを 購 入 し、 従 業 員 及 びその 家 族 の 内 部<br />
被 爆 量 測 定 を 行 っています。 検 査 結 果 は 放 射 線 を 専 門<br />
とする 大 学 教 授 に 分 析 いただき、 結 果 に 基 づく 相 談 会 を<br />
行 っております。<br />
これらの 取 組 みは 継 続 性 が 重 要 と 考 えており、 今 後 も<br />
引 き 続 き 安 心 安 全 な 環 境 づくりに 努 めて 参 ります。<br />
アルパインでは 従 業 員 の 人 生 の 充 実 を 支 援 するため、<br />
各 々のライフプランに 合 わせた 柔 軟 な 働 き 方 を 促 進 し<br />
ています。 人 生 の 大 きな 節 目 となる 出 産 ・ 子 育 て 支 援 、ま<br />
た 今 後 更 に 需 要 が 増 えることが 見 込 まれる 介 護 支 援 の<br />
ため、 産 前 産 後 休 暇 や 育 児 休 暇 、 介 護 休 暇 、 短 時 間 勤 務<br />
制 度 を 設 けております。 加 えて、 家 族 の 看 護 ・ 介 護 、 自 己<br />
啓 発 やボランティアのために 使 用 可 能 な 多 目 的 休 暇 を、<br />
2012 年 度 より 時 間 単 位 で 取 得 できるよう 制 度 改 定 し、<br />
選 択 肢 を 増 やすこととしました。<br />
( 人 )<br />
2009 年 度 2010 年 度 2011 年 度 2012 年 度<br />
育 児 休 職 17 13 14 17<br />
短 時 間 勤 務 14 12 14 17<br />
介 護 休 暇 0 12 14 12<br />
子 の 看 護 休 暇 74 74 72 71<br />
バックグラウンドの 違 いを 生 かして<br />
アルパインには 様 々な 国 籍 ・ 人 種 の 従 業 員 が 働 いて<br />
おります。 例 えばドイツにある3つのオフィスで 働 く 約<br />
260 名 の 従 業 員 の 出 身 国 は27ヶ 国 にも 及 びます。この<br />
バックグラウンドの 違 いを 活 かすべく、ヨーロッパオ<br />
フィスでは、 月 に 一 度 、 異 文 化 交 流 ランチを 行 っておりま<br />
す。お 互 いの 文 化 紹 介 や、ディスカッション 等 を 通 して、<br />
自 分 や 相 手 の 行 動 特 徴 、その 根 底 にあるものの 発 見 を 通<br />
し、コミュニケーションをスムーズにするだけでなく、お<br />
互 いが 持 つ 異 なる 考<br />
え 方 を 活 かした 強 い<br />
企 業 づくりに 繋 げて<br />
います。<br />
組 織 されています。 労 働 規 定 の 改 定 、 業 務 効 率 化 ・ 休 暇<br />
取 得 の 推 進 、 賞 与 交 渉 等 、 職 場 環 境 改 善 のため、 労 使 が<br />
公 平 な 立 場 で 話 し 合 いを 行 います。<br />
中 国 で も 労 使 交 流 は 盛 ん に 行 わ れ て い ま す 。 従 業 員<br />
の 職 場 環 境 に 関 する 意 見 を 収 集 し、 経 営 陣 へ 答 申 する<br />
場 を 年 6 回 、 労 使 が 会 社 方 針 や 賃 金 について 直 接 議 論 す<br />
る 場 を 年 12 回 設 け、 積 極 的 な 環 境 改 善 に 役 立 てていま<br />
す。その 熱 心 さが 評 価 され、 北 京 市 外 資 企 業 労 働 組 合 総<br />
会 よ り「 優 秀 労<br />
働 組 合 の 友 」 賞<br />
を2011 年 に 引 き<br />
続 き2 年 連 続 で<br />
受 賞 しました。<br />
線 量 のディスプレイ 表 示<br />
異 文 化 交 流 ランチミーティング<br />
中 国 労 働 委 員 会 の 様 子<br />
14 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 15
価 値 の<br />
創 造<br />
アルパインは 時 代 をリードする<br />
先 進 技 術 に 挑 戦 し、<br />
人 々に 喜 びをもたらす<br />
新 しい 価 値 を 創 造 します。<br />
Voice<br />
それぞれの 業 務 や 役 割 を 通 じて、 新 しい 価 値 を 生 み 出 していきます。<br />
お 客 様 の 要 望 を 超 える 価 値 へ<br />
私 達 は、 提 供 する 製 品 ・サービスに 多 くの 価 値 を 与<br />
えることに 常 に 奮 闘 しなければなりません。 私 達 は、<br />
並 外 れた 価 値 をもってお 客 様 に 驚 きを 与 え、 革 新 的<br />
アイディアと 技 術 でお 客 様 の 生 活 に 喜 びをもたらさ<br />
なければなりません。 私 はアルパインで 働 く 中 で、お<br />
客 様 の 要 望 にただ 応 えるのではなく、それらを 超 え<br />
る、それ 以 上 のものを 生 み 出 すということが 本 当 に<br />
重 要 なのだと 感 じるようになりました。 望 まれること<br />
以 上 の 結 果 で 応 えることが、 今 のアルパインの 強 み<br />
となっています。<br />
アルパインオーストラリア<br />
OEM / P&A Manager<br />
Danny Zielin<br />
お 客 様 とともに 未 来 の<br />
車 社 会 をつくる<br />
アルパインアメリカ<br />
Senior Project Engineer<br />
Bill Muirhead<br />
私 は 今 、OEMビジネスの 重 要 なお 客 様 に 向 けた、<br />
新 しいサウンドシステムビジネスを 担 当 しています。<br />
お 客 様 である 車 メーカー 様 の 技 術 に、アルパイン 製 品<br />
の 技 術 が 加 わることにより、お 客 様 と 私 達 、 双 方 のビ<br />
ジネスが 大 きく 成 長 していくのを 目 の 当 たりにしてい<br />
ます 。 素 晴 らしい お 客 様 と 一 緒 に 、 未 来 の 車 社 会 の 可<br />
能 性 を 追 求 し 実 現 することにより、 世 の 中 の 人 々を 笑<br />
顔 にすること、それがアルパインに 託 された「 価 値 の<br />
創 造 」という 使 命 だと 思 います。<br />
新 しい 技 術 の 融 合 で<br />
市 場 を 牽 引<br />
アルパインインド<br />
Sales Manager<br />
Manish Kumar<br />
アルパインは、お 客 様 からの 高 い 期 待 とともに 応<br />
えるべく、コスト 、 効 率 性 と 信 頼 ある 製 品 を 通 して 、 世<br />
の 中 に 価 値 を 創 出 して い ます 。 今 、 市 場 のトレンド は<br />
ナビの 接 続 性 へ 移 行 しています。 車 のダッシュボード<br />
は 今 や 情 報 中 枢 となりつつあり、 音 楽 ・ 情 報 ・ナビゲー<br />
ション など の す べ て が 集 結 し て い きます 。ア ル パ イン<br />
はこの 動 きに 対 し、 新 しい 技 術 の 融 合 により 市 場 を 牽<br />
引 し、お 客 様 に 満 足 いただける 価 値 を 生 み 出 していき<br />
ます 。 今 まで 誰 も 経 験 したことの ない 独 自 性 あるカー<br />
ライフを 提 供 できる 日 はもうすぐそこまできています。<br />
世 界 初 となる 革 新 的 製 品 に 携 わる<br />
アルパインリサーチヨーロッパ<br />
Chief Engineer –<br />
HMI Product Strategy Department<br />
Andreas Galos<br />
私 がまだ 十 代 だったころ、ALPS/ALPINE 技 術<br />
展 示 会 を 訪 問 す る 機 会 が あり 、そこ で 最 先 端 の 技 術<br />
に 触 れ 衝 撃 を 受 けました。その 経 験 があまりに 印 象<br />
深 く、すぐ に ア ル パ イン へ の 入 社 を 決 め まし た 。 今 、<br />
私 は 技 術 者 として、アルパインで 世 界 初 となる 革 新<br />
的 車 載 タッチディスプレイの 開 発 に 携 わっていま<br />
す。この 技 術 は 車 の 使 いやすさを 進 歩 させる 大 きな<br />
一 歩 だと、 高 い 評 価 を 受 けています。 学 生 だったあ<br />
の 日 から10 年 、 私 は 周 りに 感 動 を 与 える 立 場 へと 変<br />
わりました。<br />
価<br />
値<br />
の<br />
創<br />
造<br />
Focus<br />
世 の 中 にないものを 目 指 して<br />
アルパインでは 新 しい 価 値 を 創 造 し、 社 会 に 驚 きと 喜 び<br />
をもたらすため、 日 夜 新 しい 技 術 の 開 発 に 努 めています。<br />
● 特 許 取 得 件 数 推 移<br />
<br />
300 268<br />
250<br />
200<br />
150<br />
100<br />
232<br />
251<br />
238 238<br />
50<br />
0<br />
2008 2009 2010 2011 2012<br />
<br />
16 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 17
価 値 の 創 造<br />
ISO26000<br />
消 費 者 課 題 / 環 境<br />
アルパインは 技 術 と 品 質 を 大 切 にしながら、<br />
より 安 全 で 快 適 な 未 来 のカーライフを 提 案 していきます。<br />
品 質 への 想 い<br />
信 頼 される 製 品 づくり<br />
1981 年 に45 口 径 マグナムに 撃 ち 抜 かれた 製 品 がい<br />
絶 え 間 ない 振 動 、 温 度 の 上 昇 、 衝 撃 など、 車 載 機 器 は<br />
未 来 価 値 を 創 造 する<br />
ノウハウ&テクノロジー<br />
最 高 の 価 値 を 提 供 するための 誇 るべき 技 術 がアルパイ<br />
ンにはあります。この 技 術 を 以 ってお 客 様 の 声 に 真 摯 に 向<br />
き 合 った 結 果 、 第 三 者 機 関 が 実 施 した2012 年 度 顧 客 満 足<br />
わき 本 社 のミュージアムに 展 示 されています。 米 国 市 場<br />
に 参 入 して 間 もなく、 品 質 が 不 安 定 だった 当 時 、アルパ<br />
インのカーステレオを 購 入 されたお 客 様 がカセットが<br />
過 酷 な 環 境 にさらされます。どんな 環 境 下 でも 正 しく 動<br />
作 しお 客 様 の 信 頼 に 応 えるために、 世 界 主 要 拠 点 に 設<br />
けられた 信 頼 性 センター・ 評 価 センターでは、 太 陽 光 の<br />
度 調 査 国 内 カーナビ 部 門 においてNo.1を 獲 得 しました。<br />
取 り 出 せなくなったことへ 不 満 を 持 ち、 製 品 を 銃 で 撃 ち<br />
反 射 チェック、 砂 や 埃 に 対 する 耐 久 性 など、など 幾 つも<br />
抜 き 返 品 されたという 歴 史 を 語 っています。 何 百 万 台 の<br />
の 項 目 について、 厳 しい 試 験 や 精 密 な 解 析 、 高 度 な 分 析<br />
● 車 室 内 空 間 を 提 案 する 総 合 力<br />
● 新 しいカーライフの 提 案 力<br />
製 品 を 作 っても、お 客 様 の 手 元 にある1 台 の 製 品 や1 回<br />
に 取 り 組 み、 安 定 した 性 能 と 高 い 信 頼 性 の 確 保 に 努 めて<br />
カーナビ・オーディオに 加 え、カメラシステムやリア<br />
2012 年 、アルパインはアメリカでスマートフォン 向 け<br />
の 対 応 が、そのお 客 様 にとっては 全 てです。ものづくり<br />
います。さらにいわき 本 社 では、 世 界 中 の 過 酷 な 路 面 状<br />
モニターなど、 安 全 で 快 適 なドライブを 支 援 する 機<br />
アプリ”TuneIt”をリリースしました。TuneItを 使 うと、<br />
とサービスの 基 本<br />
況 を 再 現 するテストコースを 設 けており、 悪 路 でも 正 常<br />
器 ・システムを 組 み 合 わせて、お 客 様 の 大 切 な 車 を 車<br />
アルパイン 製 品 のサウンド 設 定 ができるだけでなく、<br />
は 品 質 であると 気 づ<br />
に 製 品 が 作 動 することを 実 地 確 認 しています。<br />
種 の 特 性 を 活 かして 自 在 にコーディネートします。<br />
● 最 高 音 質 +αを 実 現 する 技 術 力<br />
アルパインは、 高 品 質 なオーディオシステムに 新 たな<br />
価 値 を 載 せてお 客 様 へお 届 けします。たとえば、スピー<br />
カー「フレッシュエアサブウーハー」。 今 まで 難 しいとさ<br />
れていた、 高 音 質 ・ 軽 量 ・ 小 型 を 同 時 に 実 現 しています。<br />
自 分 が 組 み 立 てたサウンド 設 定 を、SNSを 通 して 多 く<br />
の 友 達 や 他 のアルパインユーザーと 共 有 することがで<br />
きます。<br />
● 安 心 安 全 のアシスト 力<br />
複 数 の 高 感 度 ・ 高 視 野 角 カメラを 連 携 させて、 運 転 席<br />
からの 死 角 を 取 り 去 るカメラシステムや、 膨 大 な 過 去<br />
かされたことに 感 謝<br />
し、こ れ か らも こ の<br />
教 訓 を 胸 に 刻 んでい<br />
きます。<br />
価<br />
値<br />
の<br />
創<br />
造<br />
データに 基 づいて 事 故 多 発 地 点 を 警 告 し 事 故 を 防 止 す<br />
るシステムなどで、 安 全 運 転 をサポートしています。<br />
信 頼 性 評 価 センター<br />
地 球 環 境 へのやさしさ<br />
次 世 代 の 運 転 席 を 提 案<br />
感 動 を 生 む 品 質<br />
徹 底 したアフターサービス<br />
アルパインのカーナビは、エコドライブを 支 援 する 多<br />
アルパインは、 未 来 の 車 社 会 を 見 据 えた 技 術 開 発 に<br />
購 入 した 製 品 から 期 待 以 上 の 喜 びを 得 られた 時 、お 客<br />
製 品 品 質 の 面 で、 万 が 一 にも 問 題 が 発 生 しお 客 様 に<br />
彩 な 機 能 を 搭 載 しています。エコルート 機 能 は、 車 両 情 報<br />
取 り 組 んでいます。そのひとつが、アルプス 電 気 と 共 同<br />
様 に 満 足 を 超 えた「 感 動 」を 体 験 していただけると 私 た<br />
ご 迷 惑 をおかけした 場 合 は、 全 世 界 5つの 国 に 設 置 して<br />
や 地 形 情 報 、 渋 滞 情 報 等 を 利 用 し、 消 費 エネルギー 量 を<br />
で 開 発 を 進 める「プレミアムコックピット」です。 運 転 手<br />
ちは 信 じます。そこで、お 客 様 の 期 待 を 超 える 価 値 を「 魅<br />
いる 解 析 センターで、 原 因 の 追 究 ・ 修 理 を 行 っています。<br />
予 測 ( 計 算 )、 目 的 地 までに 必 要 なエネルギーが 最 小 とな<br />
の 動 きや 視 線 、 瞳 孔 の 状 態 などを 各 種 センサで 検 出 し、<br />
力 品 質 」と 定 義 し、その 実 現 に 全 力 を 注 いでいます。<br />
最 新 鋭 の 装 置 を 用 い、 迅 速 かつ 正 確 な 対 応 に 努 めてい<br />
るエコルートを 計 算 します。エコルートの 選 択 によって、<br />
運 転 手 の 意 図 や 気 分 、 体 調 などに 合 わせた 運 転 支 援 を<br />
ます。 日 本 では、 修 理 を 依 頼 いただいたお 客 様 の 約 90%<br />
ガソリン 消 費 量 (CO₂ 排 出 量 )を 平 均 16% 低 減 できます<br />
行 うシステムが 搭 載 されています。 人 が 車 に 合 わせるの<br />
<br />
に、1 週 間 以 内 の 返 却 を 実 現 しています。またお 客 様 窓<br />
( 当 社 推 奨 ルート 比 )。また、エコガイド 機 能 は、 車 の 燃 費<br />
管 理 情 報 を 表 示 するほか、ドライバーのアクセルワーク<br />
を 診 断 、 採 点 表<br />
示 し、ドライバー<br />
ではなく、 車 が 人 に 合 わせることで、 運 転 のストレスを<br />
減 らし 、 安 全 性<br />
を 高 める 未 来<br />
のコックピッ<br />
客 感 動<br />
力 品 質<br />
<br />
口 へ 寄 せられるご 意 見 や、アンケート 調 査 の 回 答 につい<br />
ては、データベース 化 し 製 品 開 発 や 改 善 に 活 かしていま<br />
す。 例 えば、いくつかの 地 域 のお 客 様 から「カーナビの 地<br />
デジ 電 波 が 入 りにくい」という 声 をいただいたケースで<br />
に 急 な 加 速 ・ 減 速<br />
トです。<br />
は、すぐに 全 地 域 へ 訪 問 、 検 証 し、 改 善 を 重 ねた 結 果 、 地<br />
を 警 告 します。<br />
機 能 品 質<br />
お 客 様 の 要 求 を 満 たす<br />
いさ 品 質<br />
お 客 様 の 使 い 手 に 応 える<br />
デジ 電 波 の 受 信 感 度 が 大 変 良 いカーナビとして 評 判 を<br />
いただけるようになっています。<br />
エコルート 機 能<br />
プレミアムコックピット<br />
客 <br />
18 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 19
社 会 への<br />
従 業 員 一 人 一 人 が 社 会 との 関 わりを 考 えています。<br />
継 続 的 な 貢 献 活 動 に 取 組 む<br />
次 の 世 代 への 責 任 を 持 つ<br />
Voice<br />
貢 献<br />
アルパインは 品 位 ある 製 品 の 提 供 を 通 じ、<br />
明 日 の 豊 かな 社 会 作 りに 貢 献 します。<br />
アルパインUK<br />
OEM Product Quality<br />
Shelly Dhand<br />
社 会 への 貢 献 のエッセンスとは、 社 会 に 対 してよ<br />
い 行 いをすること、 社 会 から 良 い 行 いことをしても<br />
らったら、それを 他 の 人 に 還 元 することです。 他 人 に<br />
行 った 良 い 活 動 は、 必 ず 自 分 たちにも 還 ってくる。そ<br />
う 考 えることで、 貢 献 活 動 の 継 続 性 も 担 保 できるので<br />
はないでしょうか。 将 来 のアルパインの 成 長 を 願 うな<br />
らば、まず 社 会 に 対 して 良 い 行 いをしていく、そんな<br />
思 いで 日 々 活 動 を 続 けています。<br />
アルパイン・マニュファクチャリング・ヨーロッパ<br />
OD Leader<br />
Kitti Horvath<br />
「 社 会 への 貢 献 」とは、 社 会 の 一 員 として 次 の 世 代<br />
への 責 任 を 持 つことだと 思 います。そのために 私 がで<br />
きることとして 環 境 と 調 和 した 生 活 を 心 がけ、 資 源 を<br />
大 切 にし、 植 林 活 動 やごみの 回 収 ボランティアへも 積<br />
極 的 に 参 加 しています。 社 員 みんなが 同 じ 気 持 ちなの<br />
か、 近 年 、アルパインの 製 品 や 技 術 も 環 境 に 優 しいも<br />
のが 増 えています。 個 人 としても 会 社 としても、 環 境<br />
に 優 しい 存 在 であり 続 けたいと 願 っています。<br />
現 実 を 変 えていくために<br />
アルパイン・アジア・パシフィック<br />
Senior Executive Administrator<br />
Pinthita Sutthiprapa<br />
お 互 いが 助 け 合 い、 力 を 合 わせてより 良 い 社 会 作 り<br />
をしていくこと、それが 私 たちにできる 社 会 への 貢 献<br />
だと 考 えています。 例 えば、タイには、 日 本 のように 十<br />
分 な 社 会 保 障 制 度 がありません。そのため 子 供 が 両<br />
親 へ 仕 送 りすることが 普 通 ですが、その 子 供 たちも、<br />
教 育 の 機 会 を 得 られなかったために 十 分 な 賃 金 をも<br />
らえる 仕 事 に 就 くことができないというケースが 多 く<br />
存 在 します。その 現 実 を 少 しずつでも 変 えていくため、<br />
奨 学 金 支 援 等 の 子 供 たちの 支 援 活 動 を 積 極 的 に 行 っ<br />
ています。<br />
Focus<br />
低 炭 素 社 会 のカーライフのために<br />
アルパインは 製 品 を 通 じた 環 境 負 荷 軽 減 により、 地 球 環<br />
境 にやさしい 車 社 会 をつくる 一 助 となっています。<br />
メーカーとして 求 められること<br />
アルパイン<br />
第 1 国 際 OEM 部 鈴 木 辰 徳<br />
「 社 会 の 役 に 立 ち た い 」と 願 う 強 い 気 持 ち は と て も<br />
重 要 ですが、 同 時 にその 想 いを 叶 える 手 段 を 持 つこと<br />
も 重 要 だと 私 は 考 えます。 アルパインには、 社 会 貢<br />
献 への 想 いを 伝 える 手 段 として、 創 業 から 蓄 積 されて<br />
きた 技 術 とノウハウがあり、 今 まで 環 境 負 荷 軽 減 や<br />
交 通 事 故 の 防 止 などに 取 組 んできました。 今 後 も 社<br />
会 課 題 を 解 決 できる 技 術 を 創 出 していくことが、メー<br />
カーとして 求 められていることだと 考 えています。<br />
● エコ 開 発 事 例<br />
市 販 カーナビに 新 搭 載 したエコルート 表 示 機 能 は、 平 均 16%の<br />
ガソリンを 削 減 ( 東 京 都 大 田 区 - 埼 玉 県 和 光 市 間 : 実 走 比 較 )。<br />
フレッシュエアサブウーハーは、 高 音 質 はそのままに 旧 モデル<br />
比 容 積 86%ダウン。<br />
社<br />
会<br />
へ<br />
の<br />
貢<br />
献<br />
20 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 21
社 会 への 貢 献<br />
アルパインは、「 環 境 にやさしい 製 品 と 事 業 活 動 」を 環 境 方 針 に 掲 げ、<br />
製 品 のライフサイクル 全 体 を 通 した 環 境 負 荷 低 減 活 動 に 取 組 んでいます。<br />
ISO26000<br />
環 境<br />
環 境 にやさしい 製 品<br />
環 境 にやさしい 事 業 活 動<br />
基 本 方 針<br />
環 境 方 針<br />
私 たちは 地 球 社 会 の 一 員 として、 環 境 にやさしい 製 品 と 事 業 活 動 を 通 じて、 地 球 環 境 の 保 全 に 取 組 みます。<br />
アルパインでは、 環 境 方 針 に 基 づき、 製 品 のライフサ<br />
イクル 全 体 の 環 境 負 荷 に 配 慮 した 開 発 を 行 っています。<br />
特 に、 搭 載 される 車 の 燃 費 に 大 きな 影 響 を 与 える 製 品 の<br />
環 境 に 配 慮 した 製 品 に 加 え、 事 業 活 動 により 発 生 する<br />
環 境 負 荷 の 削 減 にも 積 極 的 に 取 組 んでいます。<br />
特 に、 地 球 温 暖 化 の 主 要 原 因 の 一 つと 言 われている<br />
行 動 指 針<br />
社 員 一 人 ひとりの 意 識 の 向 上 と 組 織 風 土 の 醸 成 を 図 り、 以 下 の 取 組 みを 通 じて 社 会 との 連 携 を 強 化 します。<br />
1. 環 境 に や さし い 製 品 … ………… 環 境 技 術 の 開 発 を 進 め、ライフサイクルの 全 ての 段 階 において 環 境 に 配<br />
慮 した 製 品 を 提 供 します。<br />
2 . 環 境 に や さし い 事 業 活 動 …… 廃 棄 物 の 削 減 ・リサイクル・ 省 エネルギーの 推 進 により、 環 境 負 荷 の 低 い<br />
事 業 活 動 に 取 組 みます。<br />
重 量 に 配 慮 し、 回 路 や 製 品 構 造 の 改 善 とともに 素 材 や<br />
部 品 の 選 定 に 至 るまで 徹 底 的 に 吟 味 し、 小 型 ・ 軽 量 化 を<br />
追 求 しています。<br />
また、 製 品 に 含 有 される 有 害 化 学 物 質 の 削 減 、 廃 棄 後<br />
のリサイクルに 配 慮 した 部 品 点 数 の 削 減 など、 様 々な 面<br />
CO₂の 排 出 に 配 慮 し、 製 造 時 に 組 み 立 てしやすい 製 品 の<br />
設 計 や 製 造 工 程 の 効 率 化 による 電 力 等 のエネルギー 使<br />
用 量 削 減 、 輸 送 積 載 効 率 向 上 による 輸 送 便 数 削 減 など、<br />
事 業 活 動 全 体 を 通 した 活 動 を 推 進 しています。<br />
また、 製 造 工 程 でのVOC※ 使 用 削 減 、 産 業 廃 棄 物 発 生<br />
3. 環 境 保 全 体 制 と 運 用 … ……… 国 内 外 の 法 規 ・ 顧 客 要 求 事 項 ・ 自 主 基 準 を 順 守 し、 環 境 マネジメントシス<br />
テムの 適 正 な 運 用 と 継 続 的 な 改 善 に 取 組 みます。<br />
から 環 境 負 荷 削 減 に 取 組 んでいます。<br />
こうした 環 境 配 慮 設 計 の 成 果 を 表 す 指 標 として、 環 境<br />
量 の 削 減 、 騒 音 ・ 悪 臭 防 止 による 周 辺 環 境 への 配 慮 徹 底<br />
な ど 、「 環 境 に や さ し い 事 業 活 動 」の 実 現 に 向 け 、 さ ま ざ<br />
<br />
<br />
2012 年 4 月 1 日 制 定<br />
負 荷 を 定 量 的 に 評 価 するLCA(ライフサイクルアセスメ<br />
ン ト )を 進 め て い ま す 。<br />
まな 面 から 取 組 みを 行 っています。<br />
※VOC… 揮 発 性 有 機 化 合 物<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
● 「ICS-X7」のライフステージ 別 CO₂ 排 出 量 ( 当 社 調 べ)<br />
60,000<br />
50,000<br />
40,000<br />
30,000<br />
20,000<br />
10,000<br />
0<br />
64,218<br />
8,435<br />
<br />
<br />
9,517<br />
41,879<br />
3,431<br />
<br />
<br />
947 9<br />
<br />
51,396<br />
<br />
<br />
グリーンカーテン<br />
ビニール 壁 設 置 による<br />
空 調 エネルギー 削 減<br />
社<br />
会<br />
へ<br />
の<br />
貢<br />
献<br />
環 境 負 荷 の<br />
3 年 連 続 最 優 秀 賞 受 賞 の<br />
アルパイン 技 研<br />
グローバルでの<br />
環 境 負 荷 低 減 を 目 指 して<br />
環 境 経 営 を 効 果 的 に 行 うために、 主 要 な 生 産 拠 点 を<br />
中 心 に、 国 際 規 格 であるISO14001を 取 得 しています。<br />
● ISO14001 取 得 状 況<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
継 続 的 改 善 に 向 けて<br />
地 球 温 暖 化 や 資 源 の 枯 渇 などの 環 境 問 題 は 国 や 地<br />
域 、 企 業 や 家 庭 と 言 った 枠 を 乗 り 越 えて 取 組 む 必 要 が<br />
あ り ま す 。ア ル パ イ ン で は 、 従 業 員 一 人 ひ と り が 環 境 改<br />
善 に 積 極 的 に 取 組 むことができる 企 業 風 土 の 醸 成 に 向<br />
国 や 地 域 の 異 なる 拠 点 間 で、 拠 点 毎 のユニークな 環 境<br />
保 全 取 組 みや、パフォーマンス 情 報 を 共 有 し、レベル<br />
アップを 図 っています。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
け、 社 内 教 育 に 注 力 しています。<br />
また、 地 域 社 会 の 一 員 として、 行 政 やNPO 主 催 の 環 境<br />
活 動 にも 積 極 的 に 参 画 しています。 日 本 では、 福 島 県 主<br />
催 の 温 暖 化 防 止 事 業 「 福 島 議 定 書 」において、アルパイ<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
ン 技 研 ・アルパインテクノの2 社 が、 事 業 所 部 門 で 最 優<br />
秀 賞 を 受 賞 しました。(2012 年 、アルパイン 技 研 は3 年 連<br />
続 受 賞 。)<br />
夏 祭 りでの 子 供 向 け 環 境 学 習 教 室<br />
(いわき 事 業 所 )<br />
22 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 23
社 会 への 貢 献<br />
ISO26000<br />
コミュニティへの 参 画 / 環 境<br />
アルパインは、 世 界 中 の 様 々な 地 域 において、 各 拠 点 の 特 徴 を 活 かしながら、<br />
コミュニティへの 参 画 と 発 展 への 貢 献 を 目 指 しています。<br />
大 学 生 への 集 中 授 業 開 催<br />
地 域 夏 祭 りの 開 催<br />
中 国 オフィスでは、2004 年 より 毎 年 、 理 工 系 大 学 の いわき 本 社 では、 毎 年 「 夏 祭 り」を 開 催 し、 地 域 の 方 々を<br />
学 生 を 対 象 に、アルパインの 持 つ 技 術 ・ 知 識 を 伝 える「ア 招 待 し て い ま す 。ア ル パ イン と 地 域 の 方 々と の 貴 重 な 交<br />
ルパインクラス」を 開 講 しています。ものづくり 企 業 の 流 の 場 となっています。<br />
ノウハウを 活 か<br />
し、 社 会 で 幅 広<br />
く 活 躍 する 人 材<br />
の 育 成 を 目 指 し<br />
ています。<br />
子 どもたちへおもちゃの<br />
アルパインクラス<br />
クリスマスプレゼント<br />
アメリカオフィスでは、 障 がいや 病 気 を 持 った 子 ども<br />
のため、おもちゃを 集 めてプレゼントをしています。<br />
野 生 動 物 の 保 護<br />
タイオフィスでは、 毎 年 、 身 の 回 りの 野 生 動 物 を 保 護<br />
する 活 動 を 行 っていま<br />
す。 今 年 は、カオヤイ 国<br />
立 公 園 の 野 生 動 物 保 護<br />
の た め、 養 分 が 偏 りが<br />
ちになっていた 公 園 の<br />
土 壌 に、 質 の 良 い ミネ<br />
ラル 分 を 散 布 しました。<br />
土 壌 への 養 分 散 布<br />
食 料 支 援<br />
キャンペーン 参 加<br />
アメリカオフィスでは、 食 料 を 必 要 とする 地 域 の 人 々<br />
を 支 援 するキャンペーンに 参 加 し、 約 1ヶ 月 の 活 動 で 約<br />
1 0 0 食 分 の 食 料 を 集 め 、そ の 寄 付 と 、キ ャ ン ペ ー ン 団 体 の<br />
倉 庫 でのボラン<br />
ティアを 行 いま<br />
した。<br />
学 校 へ 設 備 の 寄 付<br />
アルパイン 夏 祭 り<br />
食 糧 支 援 活 動 の 様 子<br />
ハンガリー 及 びメキシコオフィスでは、 不 要 になった 設 備<br />
・ 備 品 ・パソコン 等 を 近 隣 の 学 校 や 大 学 に 寄 付 しています。<br />
心 に 残 る<br />
工 場 づ く り へ<br />
~アルパインマニュファクチャリング 小 野 町 工 場 の 挑 戦 ~<br />
● 工 場 としての 存 在 感 を 高 めるために<br />
始 まりは、「 工 場 としての 存 在 感 を 高 めたい」という 社 員<br />
たちの 想 いでした。 小 野 町 工 場 では、 生 産 活 動 や 品 質 向 上<br />
活 動 に 取 り 組 む 中 で、アルパイングループや 地 域 社 会 にお<br />
いてもっと 存 在 感 のある 工 場 になるために、 自 分 たちにで<br />
きる 活 動 を 積 極 的 に 実 践 していきたいという 想 いが 醸 成<br />
されていました。そして、 具 体 的 な 活 動 プランを 検 討 する<br />
うちに、「 来 訪 いただく 多 くの 皆 様 に、 工 場 のつくる 製 品 や<br />
工 場 が 位 置 する 地 域 の 魅 力 を 届 け、 心 に 響 かせることから<br />
スタートしよう」という 意 見 で 一 致 。「 究 極 の 感 動 を 与 える<br />
工 場 づくり」をスローガンに、2012 年 4 月 から 様 々な 活 動<br />
を 開 始 しました。<br />
●「 見 せる」 工 場 づくり<br />
小 野 町 工 場 では 第 1 歩 として、「 製 品 を 生 産 するだけだっ<br />
た 工 場 」を、「 見 学 して 楽 しめる 工 場 」にしようと 考 え、ひとつ<br />
ひとつ 形 にしていきました。 玄 関 前 にはアルパイン 製 品 に<br />
手 を 触 れていただけるデモボードを 設 置 し、あわせて 工 場<br />
の 歴 史 や 東 日 本 大 震 災 の 記 録 をまとめた 手 作 りの 冊 子 も 備<br />
えました。また 工 場 内<br />
を 飾 るディスプレイ<br />
も 施 し まし た 。 例 え ば<br />
トイレには、 工 場 のあ<br />
る 小 野 町 の 名 物 であ<br />
る「 千 本 桜 」を 模 し た<br />
ディスプレイを 設 置 し<br />
ました。<br />
玄 関 の 製 品 デモボード<br />
アルパインマニュファクチャリング 株 式 会 社 小 野 町 工 場<br />
● 従 業 員 数 :191 名<br />
● 所 在 地 : 福 島 県 田 村 郡 小 野 町<br />
● 事 業 内 容 : 国 内 自 動 車 メーカー 向 け<br />
カーナビ・カーオーディオの 製 造<br />
● 地 域 と 一 緒 に 元 気 になる<br />
地 域 の 一 員 としての 活 動 も、2012 年 4 月 から 新 たな 展 開<br />
をスタートしました。「 遠 方 からのお 客 様 に、 小 野 町 をもっ<br />
と 知 ってもらいたい」「 地 域 と 一 緒 に 元 気 な 工 場 ・ 町 づくり<br />
をしたい」という 想 いから、 地 元 役 場 とタイアップし 観 光<br />
PRを 行 いました。 工 場 内 に 近 隣 の 名 所 のパネルを 飾 り、 手<br />
作 りの 近 隣 観 光 マップも 設 置 。お 客 様 には 後 日 、 記 念 写 真<br />
とともに 観 光 パンフレットを 送 付 し<br />
好 評 をいただきました。<br />
こうした 取 組 みから、 予 想 外 の<br />
効 果 も 現 れました。 社 員 からは、「 観<br />
光 パネルにより 工 場 の 雰 囲 気 が 明<br />
るくなり、モチ ベ ーションが あが っ<br />
た 」と の 意 見 が 出 て き ま し た 。<br />
●ものづくり 企 業 ならではの 次 世 代 教 育<br />
小 野 町 工 場 では、 小 学 校<br />
の「 工 場 見 学 の 受 け 入 れ」<br />
「ものづくり 体 験 教 室 の 開<br />
催 」などを 積 極 的 に 行 って<br />
い ま す 。 今 で は 、た くさ ん の<br />
小 学 校 からオファーをいた<br />
だくように なり、 今 後 は 近<br />
隣 の 教 育 機 関 への 出 前 授 業<br />
も 予 定 しています。<br />
Data<br />
千 本 桜 を 模 したディスプレイ<br />
小 学 生 の 工 場 見 学 を 紹 介 した 社 内 新 聞<br />
小 野 町 工 場 への 来 訪 者 は、2011 年 は 年 間 18 件<br />
だったものが2012 年 には58 件 と、3 倍 以 上 に<br />
なりました。 特 に、お 取 引 先 様 、 近 隣 学 校 、 及 びグ<br />
ループ 会 社 からの 来 訪 が 大 幅 に 増 えました。<br />
社<br />
会<br />
へ<br />
の<br />
貢<br />
献<br />
24 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 25
コーポレート<br />
ガバナンス<br />
経 営 の 健 全 性 ・ 透 明 性 を 高 め、 公 正 な 事 業 活 動 を 行 うことが<br />
最 も 基 本 的 な 企 業 の 責 務 だと 考 えています。<br />
アルパインでは、 従 業 員 の 啓 蒙 、ステークホルダーへの 積 極 的 情 報 開 示 や、<br />
お 客 様 と 一 体 となった 取 組 みにより、<br />
コーポレートガバナンスの 強 化 に 努 めています。<br />
コンプライアンス 教 育<br />
ISO26000<br />
透 明 ・ 適 切 な 情 報 開 示<br />
組 織 統 治 / 人 権 / 公 正 な 事 業 環 境<br />
アルパインは、 日 本 ・ 米 国 ・ 欧 州 ・ 中 国 と 各 拠 点 に 法 務 部<br />
アル パインは、 適 切 な 情 報 開 示 を 行 うことで、 経 営 の<br />
門 を 置 き、 各 部 門 または 各 拠 点 の 地 域 特 性 に 応 じたコン<br />
透 明 性 向 上 に 努 めています。お 取 引 先 様 向 けの 業 況 報<br />
コーポレート<br />
ガバナンス 体 制<br />
アルパインは、 経 営 上 の 意 思 決 定 、 職 務 執 行 の 監 視 ・ 監<br />
査 機 関 として 取 締 役 会 を 設 置 しています。 取 締 役 を 機 能<br />
別 に 設 置 し、 経 営 責 任 の 所 在 を 明 確 にすることで 適 正 か<br />
つ 効 率 的 に 職 務 執 行 が 行 われる 体 制 をとっています。ま<br />
たアルパインは、 取 締 役 会 を 監 査 する 機 関 として 監 査 役<br />
会 を 設 置 している 監 査 役 設 置 会 社 です。 経 営 の 健 全 性 を<br />
守 るために、 経 営 面 、 会 計 面 、 法 務 面 等 から 監 査 を 実 施 し<br />
ています。<br />
● コーポレートガバナンス 体 制 図 (2013 年 6 月 現 在 )<br />
選 解 任<br />
監 査 役 会<br />
監 査 役 4 名<br />
( 社 外 監 査 役 2 名 )<br />
通 報<br />
倫 理 ホットライン<br />
CSR 委 員 会<br />
出 席 ・<br />
意 見 述 義 務<br />
監 ・ 監 査<br />
内 部 監 査 室<br />
内 部 統 制 部 会<br />
RC 委 員 会<br />
リスクマネジメント 部 会<br />
情 報 管 理 部 会<br />
労 働 環 境 ・ 社 会 部 会<br />
環 境 管 理 部 会<br />
株 主 総 会<br />
忠 実 義 務<br />
善 管 注 意 義 務<br />
取 締 役 会<br />
取 締 役 10 名<br />
代 表 取 締 役 社 長<br />
業 務 執 行<br />
部 門<br />
選 解 任<br />
業 務 執 行<br />
部 門<br />
自 己 チェック(CSA※)<br />
選 解 任<br />
会 計 監 査 人<br />
業 務 執 行<br />
部 門<br />
内 部 統 制 システム<br />
アルパインでは、 代 表 取 締 役 直 轄 の 内 部 監 査 室 を 設<br />
置 し、グループ 全 体 で 法 令 ・ 規 則 に 基 づき 適 正 に 業 務 が<br />
行 われているか 監 査 をし、 指 摘 、 助 言 を 行 っています。ま<br />
た、 業 務 の 有 効 性 や 効 率 性 の 向 上 を 図 ることも 内 部 統 制<br />
の 重 要 な 任 務 と 捉 え、 企 業 価 値 向 上 に 努 めています。<br />
コンプライアンス 体 制<br />
昨 今 の 規 制 緩 和 と 司 法 制 度 改 革 により、 企 業 の 自 己 管<br />
理 への 責 任 が 高 まる 中 、アルパインでは、 信 用 あるグロー<br />
バル 企 業 となるため、 世 界 各 国 の 法 令 を 調 査 ・ガイドライ<br />
ン 化 し、 法 令 遵 守 を 徹 底 しています。 更 にコンプライアンス<br />
を 法 令 ・ 法 律 遵 守 だけでなく、 社 会 の 一 員 として 公 正 ・ 適 切<br />
な 行 動 をとることと 考 えており、 従 業 員 が 日 常 的 に 心 がけ<br />
るべき 事 項 を「アルパイン 倫 理 指 針 (アルパインの 十 戒 )」と<br />
して 定 め、 全 世 界 の 拠 点 において 周 知 ・ 実 行 しています。<br />
また、 日 本 をはじめ 世 界 中 の 主 要 オフィスでは、 全 従<br />
業 員 及 び 協 力 会 社 従 業 員 から 倫 理 問 題 や 反 社 会 的 行 動<br />
などの 相 談 を 受 け 付 ける 社 内 通 報 制 度 「 倫 理 ホットライ<br />
ン」を 設 置 しています。この 窓 口 は 相 談 者 が 不 利 益 を 被<br />
ることがないよう、 相 談 内 容 のみならず 相 談 の 存 在 自 体<br />
も 機 密 情 報 として 保 護 し、 問 題 の 早 期 発 見 と 迅 速 な 対<br />
応 に 成 果 をあげています。<br />
プライアンス 教 育 を 展 開 しております。<br />
● 2012 年 教 育 実 績<br />
新 入 社 員 向 けには 技 術 者 倫 理 教 育 、 海 外 赴 任 者<br />
向 けにはエリア 別 ケーススタディ( 独 禁 法 、 贈<br />
日 本<br />
収 賄 など)、 部 門 別 には 営 業 部 門 へ 独 禁 法 教 育<br />
を 行 いました。<br />
独 禁 法 、Driver Distraction 規 制 ( 運 転 の 妨 げに<br />
なる 機 能 規 制 )などの 法 教 育 のほか、 文 書 作 成 ・<br />
米 国<br />
管 理 教 育 や 人 事 関 連 (ハラスメント 関 連 など)<br />
の 教 育 活 動 も 行 いました。<br />
独 禁 法 やDriver Distraction 規 制 ( 運 転 の 妨 げに<br />
なる 機 能 規 制 )のほか、 英 国 賄 賂 防 止 法 の 本 格<br />
欧 州<br />
適 用 を 受 け、 社 内 ガイドラインを 作 成 し 従 業 員<br />
向 けにセミナーを 開 催 しました。<br />
独 禁 法 や 自 動 車 リ コ ー ル 規 制 ・ 運 用 強 化 を 受<br />
中 国 け、 経 営 層 向 けにニュースレターを 発 行 し 啓 蒙<br />
活 動 を 行 いました。<br />
リスクマネジメントの<br />
取 組 み<br />
アルパインでは 自 社 を 取 り 巻 くあらゆるリスクを 分<br />
析 し、 事 業 の 信 頼 性 と 継 続 性 の 確 保 に 取 組 んでいます。<br />
「 災 害 リスク」「 感 染 リスク」「 事 業 リスク( 財 務 ・ 労 務 ・ 政<br />
治 )」「 情 報 管 理 」を 対 策 の 柱 に 位 置 づけ、 問 題 発 生 を 未<br />
然 に 防 止 、また 発 生 した 場 合 でも 被 害 を 最 小 限 に 抑 える<br />
ように 努 めています。<br />
いかなる 緊 急 事 態 においても、 従 業 員 とその 家 族 の 安<br />
全 を 確 保 し、お 客 様 への 影 響 を 最 小 限 に 止 めるため、 環<br />
告 会 の 開 催 ( 年 2 回 )、 証 券 アナリスト・ 機 関 投 資 家 向 け<br />
の 決 算 説 明 会 の 開 催 ( 年 2 回 )、また 随 時 、 機 関 投 資 家 の<br />
方 と 個 別 に 面 談 する 機 会 を 設 けるなど、ステークホル<br />
ダーに 対 し、 会 社 の 業 況 や 活 動 、 考 え 方 をお 伝 えする 場<br />
を 積 極 的 に 設 けています。<br />
また、WEBサイト、SNSを 通 じて、 様 々な 情 報 を 随 時<br />
公 開 し、タイムリーな 情 報 発 信<br />
に 努 めています。 特 に、 投 資 家<br />
情 報 サイトでは、 外 部 機 関 より<br />
表 彰 を 受 けるなど、その 内 容 も<br />
高 く 評 価 されています。<br />
サプライチェーン 全 体 の<br />
アルパインは「 資 材 調 達 方 針 」をもとに、 世 界 中 で 調 達<br />
活 動 を 展 開 しています。 自 社 の 事 業 活 動 にとどまらず、<br />
サプライチェーン 全 体 でCSRを 推 進 するという 観 点 か<br />
ら、 社 団 法 人 電 子 情 報 技 術 産 業 協 会 (JEITA)の「サプラ<br />
イチェーンCSR 推 進 ガイドブック」に 準 拠 し、お 取 引 先<br />
様 とともに 企 業 の 社 会 的 責 任 の 推 進 に 努 めています。ま<br />
た、サプライチェーン 全 体 で 社 会 問 題 解 決 に 取 組 むべ<br />
く、2012 年 度 は、 情 報 セキュリティ、 環 境 負 荷 軽 減 、 紛<br />
争 鉱 物 への 対 応 の3 点 についてお 取 引 先 様 に 強 く 協 力<br />
をお 願 いしました。 特 に 紛 争 鉱 物 については、 人 権 を 尊<br />
重 する 立 場 からその 目 的 を 十 分 に 理 解 ・ 賛 同 し、グルー<br />
プ 各 社 やお 取 引 様 、JEITAと 連 携 し、 責 任 ある 調 達 活 動<br />
に 取 組 んでおります。<br />
CSR 取 組 み<br />
2012 年 度 下 期 業 況 報 告 会<br />
コ<br />
ー<br />
ポ<br />
レ<br />
ー<br />
ト<br />
ガ<br />
バ<br />
ナ<br />
ン<br />
ス<br />
サプライチェーン 部 会<br />
消 費 者 部 会<br />
※Control Self Assessment<br />
● アルパイン 倫 理 指 針 (アルパインの 十 戒 )<br />
人 個 人 情 報<br />
差 別 の 禁 止<br />
物 製 品 の 安 全<br />
環 境 への 配 慮<br />
財<br />
会 社 財 産<br />
産<br />
知 的 財 産 権<br />
情<br />
企 業 秘 密<br />
報<br />
インサイダー 取 引 の 禁 止<br />
取<br />
公 正 な 取 引 の 推 進<br />
引<br />
贈 与 と 接 待<br />
個 人 情 報 を 漏 洩 しない<br />
暴 力 ・ 暴 言 ・ 性 的 嫌 がらせ・ 不 当 な 差 別 を 行 わない<br />
製 品 の 安 全 性 ・ 品 質 に 十 分 配 慮 する<br />
環 境 に 十 分 配 慮 する<br />
会 社 の 財 産 を 私 的 に 使 用 しない<br />
他 社 の 知 的 財 産 を 侵 害 しない<br />
企 業 秘 密 の 漏 洩 や 私 的 利 用 をしない<br />
会 社 情 報 の 公 表 前 に 当 社 の 株 式 取 引 をしない<br />
独 占 禁 止 法 など 法 令 ・ルールを 遵 守 する<br />
常 識 の 範 囲 を 超 えて 取 引 先 から 贈 物 ・ 接 待 を 受 けない<br />
境 変 化 に 対 応 した 事 業 継 続 計 画 (Business Continuity<br />
Plan)を 策 定 しています。2012 年 度 は、 東 日 本 大 震 災 の<br />
経 験 を 踏 まえ、ITインフラと 施 設 に 関 する 事 業 継 続 計 画<br />
の 拡 充 及 び、 帰 宅 困 難 者 対 応 マニュアルの 作 成 を 完 了<br />
しました。<br />
● アルパイン 調 達 方 針<br />
<br />
Partnership<br />
<br />
Open and Fair<br />
<br />
Environment<br />
Friendly<br />
<br />
Legal<br />
Compliance<br />
26 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 27
ISO26000とアルパイン<br />
環 境 データ<br />
ISO26000の7つの 中 核 課 題 に 対 するアルパインの 取 組 み 状 況 を 報 告 します。<br />
アルパインは、グローバルな 環 境 管 理 体 制 のもと、 地 球 環 境 にやさしい 事 業 活 動 の 推 進 に 努 めています。<br />
組 織 統 治<br />
人 権<br />
労 働 慣 行<br />
環 境<br />
公 正 な<br />
事 業 慣 行<br />
消 費 者 課 題<br />
コミュニティ<br />
への 参 画 及 び<br />
コミュニティ<br />
の 発 展<br />
2012 年 主 な 取 組 み 項 目 2012 年 主 な 取 組 み 施 策<br />
適 切 なコーポレートガバナンス・<br />
内 部 統 制 システムの 維 持<br />
事 業 継 続 計 画 (BCP)の 構 築 と 展 開 東 日 本 大 震 災 の 経 験 を 反 映 したBCPの 改 定 27<br />
人 的 多 様 性 の 増 進<br />
掲 載<br />
ページ<br />
26-27<br />
定 年 適 用 年 齢 後 の 雇 用 制 度 の 整 備 14<br />
地 域 コミュニティと 連 携 した 障 がい 者 雇 用 の 推 進 -<br />
公 正 な 雇 用 の 実 施 採 用 手 順 の 明 確 化 と 展 開 -<br />
グローバル 人 材 育 成<br />
働 きやすい 環 境 整 備<br />
従 業 員 の 健 康 増 進<br />
「 現 地 法 人 人 材 育 成 会 議 」の 開 催 14<br />
拠 点 間 人 材 ローテーションによる 研 修 実 施 14<br />
休 暇 取 得 率 向 上 を 目 的 とした 休 暇 制 度 の 改 正 14<br />
業 務 効 率 化 に 向 けた 新 管 理 方 法 の 実 施 -<br />
従 業 員 の 会 社 満 足 度 調 査 実 施 及 び 結 果 に 基 づく 対 策 検 討 15<br />
第 三 者 機 関 及 び 大 学 教 授 の 協 力 を 得 た 放 射 能 不 安 払 拭 施 策 の 実 施 15<br />
メンタルヘルスカウンセリングの 複 数 拠 点 実 施 と、 関 連 ニュースの 発 行 15<br />
労 使 対 話 の 場 の 設 置 対 等 な 立 場 にたった 労 使 意 見 交 換 の 継 続 実 施 15<br />
環 境 に 優 しい 製 品 開 発<br />
エコ 運 転 を 支 援 する 新 機 能 の 開 発 18<br />
小 型 軽 量 化 製 品 の 開 発 1 8 、2 1<br />
環 境 に 優 しい 物 流 積 載 効 率 向 上 による 流 通 領 域 のCO₂ 削 減 -<br />
グリーン 調 達 の 実 施 お 取 引 先 様 への 環 境 配 慮 依 頼 及 び 現 状 調 査 の 実 施 -<br />
CO₂ 削 減 太 陽 光 発 電 ・ 節 電 施 策 による 電 力 使 用 量 削 減 23<br />
ライフサイクルアセスメント<br />
( L C A )の 整 備<br />
従 業 員 の 環 境 活 動<br />
LCA 調 査 ツールの 改 善 23<br />
植 林 やゴミの 分 別 等 、 地 域 の 特 色 に 合 わせた 環 境 活 動 の 実 施<br />
(アルパイン 技 研 /アルパインテクノ 「 福 島 議 定 書 最 優 秀 賞 」 受 賞 )<br />
拠 点 の 特 色 に 合 わせたオフィス 内 節 電 活 動 の 実 施 23<br />
コンプライアンス 教 育 の 徹 底 国 内 外 の 主 要 拠 点 にて、 地 域 特 性 に 応 じたコンプライアンス 教 育 の 実 施 27<br />
公 正 な 競 争 の 徹 底 独 占 禁 止 法 に 係 るガイドラインの 策 定 ( 英 国 ) 27<br />
課 題 対 応 強 化 CSR 委 員 会 内 における 消 費 者 対 応 部 会 の 新 設 10<br />
お 客 様 との<br />
コミュニケーション 強 化<br />
高 品 質 製 品 の 実 現<br />
アフターサービスの 強 化<br />
お 客 様 データの 保 護<br />
社 会 問 題 解 決 を 目 的 とした<br />
活 動 の 実 施<br />
SNS 等 の 様 々なツールを 活 用 したコミュニケーション 促 進 施 策 の 継 続 -<br />
厳 しい 製 品 試 験 と 精 密 な 解 析 による 高 品 質 製 品 の 維 持 19<br />
過 去 の 問 題 を 基 にした 品 質 教 育 の 国 内 全 従 業 員 への 実 施 -<br />
迅 速 な 修 理 対 応 ( 修 理 依 頼 の 約 90%に 対 し、 一 週 間 以 内 に 作 業 完 了 ) 19<br />
お 客 様 相 談 窓 口 の 電 話 回 答 率 向 上 施 策 の 実 施 -<br />
北 米 サービス 会 社 設 立 によるサービスの 質 の 向 上 -<br />
法 務 担 当 による 情 報 取 り 扱 いの 適 正 性 チェック 実 施 -<br />
情 報 管 理 に 関 するeラーニングを 国 内 全 社 員 へ 実 施 -<br />
地 域 コミュニティイベントへの 参 画 ・ 協 賛 を 通 じた 地 域 活 性 化 支 援 24<br />
教 育 機 関 への 寄 付 ・ 教 育 活 動 を 通 じた 次 世 代 育 成 支 援 24<br />
環 境 保 護 活 動 を 通 じた 生 物 多 様 性 への 配 慮 24<br />
23<br />
アルパイン 株 式 会 社 いわき 本 社 [ 日 本 ]<br />
電 力 使 用 量 (kWh) 重 油 使 用 量 (kL) ガス 使 用 量 (m3) 水 使 用 量 ( m3 ) 廃 棄 物 発 生 量 (kg) 廃 棄 物 排 出 量 ( k g )<br />
* 表 中 の「-」は 該 当 しない 項 目 、 又 は 他 のサイトと 比 較 可 能 なデータを 保 有 しない 為 、 掲 載 していないものです。<br />
社 外 リサイクル 量<br />
( k g )<br />
廃 棄 物<br />
最 終 処 分 量 (kg)<br />
2007 年 8,514,140 86 20,601 66,158 266,307 249,912 249,052 860<br />
2008 年 8,261,630 62 22,134 77,769 330,992 312,357 312,357 0<br />
2009 年 7,601,240 58 21,878 78,801 378,867 362,362 362,363 0<br />
2010 年 7,604,830 64 20,238 67,095 394,184 387,525 387,445 80<br />
2011 年 6,777,450 63 20,549 53,690 478,662 462,949 459,459 3,490<br />
2012 年 7,095,950 68 21,538 59,379 561,772 546,692 546,349 343<br />
※2011 年 度 以 降 、 東 日 本 大 震 災 による 電 力 不 足 を 受 けた 省 エネ・ 節 電 徹 底 により、エネルギー 使 用 量 減 少 。2011 年 度 廃 棄 物 最 終 処 分 量 の 増 加 は 震 災 ゴミの 発 生 によるもの。<br />
アルパイン・マニュファクチャリング 株 式 会 社 好 間 工 場 [ 日 本 ]<br />
電 力 使 用 量 (kWh) 重 油 使 用 量 (kL) ガス 使 用 量 (m3) 水 使 用 量 ( m3 ) 廃 棄 物 発 生 量 (kg) 廃 棄 物 排 出 量 ( k g )<br />
社 外 リサイクル 量<br />
( k g )<br />
廃 棄 物<br />
最 終 処 分 量 (kg)<br />
2007 年 3,482,300 0 1,488 11,194 180,904 178,410 175,887 2,325<br />
2008 年 4,065,034 0 1,507 12,446 279,530 278,594 278,509 85<br />
2009 年 2,598,507 0 1,425 8,858 213,616 212,246 211,446 0<br />
2010 年 3,340,300 0 1,789 8,115 273,670 273,550 273,550 0<br />
2011 年 2,977,110 0 2,613 9,961 275,316 275,316 274,956 360<br />
2012 年 2,922,506 0 2,880 10,147 304,879 304,714 304,714 0<br />
※ 水 使 用 量 について、2011 年 以 降 、 省 エネ 施 策 の 一 環 としての 屋 上 散 水 実 施 により 増 加 。<br />
アルコム・メキシコ [メキシコ]<br />
電 力 使 用 量 (kWh) 重 油 使 用 量 (kL) ガス 使 用 量 (m3) 水 使 用 量 ( m3 ) 廃 棄 物 発 生 量 (kg) 廃 棄 物 排 出 量 ( k g )<br />
社 外 リサイクル 量<br />
( k g )<br />
廃 棄 物<br />
最 終 処 分 量 (kg)<br />
2007 年 22,285,953 0 - 26,357 1,675,463 1,675,463 1,043,925 483,134<br />
2008 年 21,068,554 0 35 23,001 1,782,787 1,782,787 1,189,952 590,892<br />
2009 年 16,548,691 0 29 18,042 955,598 955,598 644,826 310,582<br />
2010 年 20,165,051 0 28 17,186 1,337,474 1,337,474 1,071,397 266,064<br />
2011 年 22,330,836 0 34 20,657 1,603,537 1,603,537 1,373,945 262,399<br />
2012 年 25,552,167 0 38 24,777 1,719,107 1,719,107 1,474,554 303,940<br />
※ 生 産 規 模 拡 大 により、 各 項 目 増 加 傾 向 。<br />
アルパイン・マニュファクチャリング・ヨーロッパ [ハンガリー]<br />
電 力 使 用 量 (kWh) 重 油 使 用 量 (kL) ガス 使 用 量 (m3) 水 使 用 量 ( m3 ) 廃 棄 物 発 生 量 (kg) 廃 棄 物 排 出 量 ( k g )<br />
社 外 リサイクル 量<br />
( k g )<br />
廃 棄 物<br />
最 終 処 分 量 (kg)<br />
2007 年 9,266,708 0 187,593 21,795 859,320 831,510 552,549 278,961<br />
2008 年 10,431,838 0 322,124 18,520 873,110 822,745 611,899 210,846<br />
2009 年 9,566,227 0 381,303 13,533 784,704 740,764 523,269 217,485<br />
2010 年 9,494,133 0 409,893 11,647 707,640 707,640 419,519 288,121<br />
2011 年 8,698,503 0 410,288 13,062 634,155 634,155 516,648 117,507<br />
2012 年 9,532,060 0 461,771 12,529 678,069 678,069 543,837 134,232<br />
※ 生 産 規 模 拡 大 により、 各 項 目 増 加 傾 向 。<br />
大 連 アルパイン [ 中 国 ]<br />
電 力 使 用 量 (kWh) 重 油 使 用 量 (kL) ガス 使 用 量 (m3) 水 使 用 量 ( m3 ) 廃 棄 物 発 生 量 (kg) 廃 棄 物 排 出 量 ( k g )<br />
社 外 リサイクル 量<br />
( k g )<br />
廃 棄 物<br />
最 終 処 分 量 (kg)<br />
2007 年 14,873,540 98 51,694 159,545 137,040 137,040 9,580 127,460<br />
2008 年 14,644,880 260 50,949 148,904 2,154,889 2,154,889 1,994,812 160,077<br />
2009 年 12,159,920 168 50,042 124,948 1,189,743 1,189,743 1,105,587 84,156<br />
2010 年 14,942,560 231 60,522 188,013 1,620,505 1,620,505 1,488,092 132,413<br />
2011 年 14,329,920 162 37,084 117,158 1,524,285 1,524,285 1,418,836 105,448<br />
2012 年 15,860,320 89 36,008 131,951 1,664,213 1,664,213 1,545,625 118,588<br />
※ 生 産 規 模 拡 大 により、 各 項 目 増 加 傾 向 。<br />
28 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 29<br />
ア<br />
ル I<br />
パ S<br />
イ O<br />
ン 2<br />
/ 6<br />
環 0<br />
境 0<br />
デ 0<br />
ー と<br />
タ
会 社 概 要<br />
アルパイン 株 式 会 社<br />
グローバルネットワーク<br />
設 立 年 月 日<br />
1967 年 5 月 10 日<br />
資 本 金<br />
259 億 2,059 万 円<br />
社 員 数<br />
事 業 内 容<br />
株 式 上 場<br />
会 社 が 発 行 する 株 式 の 総 数<br />
11,107 名 ( 連 結 ベース 30 社 合 計 :2013 年 3 月 31 日 現 在 )<br />
車 載 音 響 機 器 事 業 、 車 載 情 報 通 信 機 器 事 業<br />
東 京 証 券 取 引 所 市 場 第 一 部<br />
160,000,000 株<br />
D S<br />
D H<br />
M<br />
S<br />
S<br />
D<br />
S<br />
S<br />
S<br />
S<br />
S<br />
S<br />
D H<br />
S<br />
S<br />
S<br />
M<br />
S<br />
S<br />
D S<br />
S S<br />
M<br />
H S S<br />
S S M<br />
S<br />
H M<br />
M<br />
S<br />
S<br />
H<br />
発 行 済 株 式 総 数<br />
69,784,501 株<br />
S<br />
本<br />
社<br />
役 員<br />
東 京 :〒141-8501 東 京 都 品 川 区 西 五 反 田 1-1-8<br />
電 話 :03(3494)1101( 代 表 ) FAX:03(3494)1109<br />
い わ き:〒970-1192 福 島 県 いわき 市 好 間 工 業 団 地 20-1<br />
電 話 :0246(36)4111( 代 表 ) FAX:0246(36)6898<br />
S<br />
H<br />
S<br />
M<br />
D<br />
統 括 拠 点 (Headquarters)<br />
販 売 拠 点 (Sales Base)<br />
生 産 拠 点 (Manufacturing Base)<br />
開 発 拠 点 (Development Base)<br />
代 表 取 締 役 社 長 宇 佐 美 徹 ( 写 真 : 中 央 左 )<br />
常 務 取 締 役 森 岡 洋 史 ( 写 真 : 中 央 右 )<br />
常 務 取 締 役 梶 原 仁 ( 写 真 : 左 )<br />
常 務 取 締 役 甲 斐 政 志 ( 写 真 : 右 )<br />
取 締 役 片 岡 政 隆 常 勤 監 査 役 田 中 統 治<br />
取 締 役 相 馬 聡 常 勤 監 査 役 飛 田 勝 美<br />
取 締 役 小 林 俊 則<br />
取 締 役 遠 藤 浩 一<br />
社 外 監 査 役 小 島 秀 雄<br />
取 締 役 水 野 直 樹<br />
社 外 監 査 役 米 盛 泰 輔<br />
取 締 役 田 口 周 二<br />
(2013 年 6 月 20 日 現 在 )<br />
連 結 対 象 海 外 関 係 会 社<br />
北 米 ・ 南 米<br />
アル パイン・アメリカ<br />
アルパイン・シリコンバレー<br />
アルコム・オートモーティブ<br />
アルパイン・カナダ<br />
アルコム・メキシコ<br />
欧 州<br />
アルパイン・ヨーロッパ<br />
アル パ イン・ドイツ<br />
アル パ イン・フランス<br />
アルパイン・U. K .<br />
アルパイン・イタリア<br />
アルパイン・スペイン<br />
アルパイン・マニュファクチャリング・ヨーロッパ<br />
アジ ア・オセアニア<br />
アルパイン・オーストラリア<br />
アルパイン・ 中 国<br />
アルパイン・ 香 港<br />
アルパイン・ 大 連<br />
アルパイン・ 太 倉<br />
アル パイン・アジ ア・パシフィック<br />
アルパイン・テクノロジー・マニュファクチャリング・タイ<br />
アルパイン・インド<br />
アルパイン・ 中 近 東<br />
連 結 対 象 国 内 関 係 会 社<br />
アルパインテクノ 株 式 会 社<br />
アルパインマニュファクチャリング 株 式 会 社<br />
アルパインプレシジョン 株 式 会 社<br />
アルパイン 情 報 システム 株 式 会 社<br />
アルパインマーケティング 株 式 会 社<br />
アルパイン 技 研 株 式 会 社<br />
アルパインビジネスサービス 株 式 会 社<br />
アルパインカスタマーズサービス 株 式 会 社<br />
上 高 連 結 経 連 結 従 業 員 数 連 結 <br />
<br />
2,500<br />
300<br />
15,000<br />
2,223<br />
250<br />
12,000<br />
11,573<br />
11,107<br />
10,913 10,835 11,058<br />
2,012 2,029<br />
2,000 1,966<br />
200<br />
9,000<br />
1,685<br />
150<br />
107<br />
6,000<br />
1,500<br />
100<br />
65<br />
50<br />
42<br />
3,000<br />
09/3 8<br />
0<br />
0<br />
0<br />
09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 10/3 11/3 12/3 13/3<br />
09/3 10/3 11/3 12/3 13/3<br />
<br />
-50<br />
<br />
<br />
50<br />
-100<br />
CSR 情 報 について<br />
● 対 象 範 囲 …<br />
・ 対 象 範 囲 : 連 結 3 0 社<br />
・ 対 象 期 間 :2012 年 4 月 1 日 ~2013 年 3 月 31 日<br />
● 参 考 としているガイドライン…<br />
・「 環 境 報 告 書 ガイドライン」(2007 年 度 版 、 環 境 省 )<br />
・「サスティナビリティ・リポーティング・ガイドライン 第 3 版 」<br />
( 2 0 0 6 年 版 、G R I )<br />
・「ISO26000」( 国 際 標 準 化 機 構 )<br />
● ホームページ 掲 載 について…<br />
本 報 告 書 の 情 報 は、Webサイトでも 掲 載 しています。<br />
Webサイト CSR/ 環 境 :http://www.alpine.com/j/csr/<br />
● 関 連 するレポート…<br />
「アニュアル・レポート」にて、 詳 しい 財 務 情 報 を 開 示 しています。<br />
● 次 回 発 行 予 定 …<br />
2014 年 6 月 を 予 定 しています。<br />
<br />
アルパインの 事 業 、 <br />
CSRに 関 する 情 報 は、<br />
本 冊 子 とWebで<br />
ご 紹 介 しています。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
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( 注 意 ) 本 冊 子 には、 当 社 グループの 過 去 と 現 在 の 事 実 だけでなく、 発 行 日 時 点 に<br />
おける 計 画 や 見 通 し、 経 営 計 画 ・ 経 営 方 針 に 基 づいた 予 測 が 含 まれています。これ<br />
ら 計 画 ・ 見 通 し・ 予 測 は、 記 述 した 時 点 で 入 手 できた 情 報 に 基 づいた 仮 定 ないし 判<br />
断 であり、 諸 与 件 の 変 化 によって 将 来 の 事 業 活 動 の 結 果 や 事 象 が 記 述 内 容 とは 異<br />
なったものとなる 可 能 性 があります。<br />
会<br />
社<br />
概<br />
要<br />
30 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 アルパイン 会 社 案 内 /CSRレポート 2013/2014 31
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