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PICマイコン開発用統合評価ボード 5th Version - マイクロテクニカ

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void Prog_init() {<br />

ANSEL = 0x04;<br />

ANSELH = 0;<br />

ADCON0 = 0xC9;<br />

ADCON1 = 0x80;<br />

TRISA = 0xFF;<br />

TRISD = 0;<br />

TRISC = 0;<br />

LCD_Init();<br />

LCD_Cmd(_LCD_CURSOR_OFF);<br />

LCD_Cmd(_LCD_CLEAR);<br />

UART1_init(9600);<br />

■コンパイルと 書 き 込 みの 実 行<br />

これまでのチュートリアルと 同 様 、ビルドしてHEXファイルをPICD-500<br />

EX5のマイコンに 書 き 込 んでください。<br />

■ 動 作 確 認<br />

1まず、ADコンバーターの 値 がLCDに 表 示 されることを 確 認 します。<br />

P2の 可 変 抵 抗 器 を 回 転 させると、LCDの 表 示 が0~1024の 間 で 表<br />

示 されます。<br />

2 次 にRS232CでADコンバーターの 値 を 取 得 してみましょう。<br />

ターミナルソフトの"Connect"ボタンを 押 すとRS232C 通 信 が 開 始<br />

されます。<br />

}<br />

return;<br />

■PICD-500EX5ボードの 設 定<br />

このプログラムを 正 しく 動 作 させるため、 下 記 のように 設 定 します。<br />

・SW6 及 びSW9の1 番 ~6 番 まですべてOFF 側 に 設 定<br />

・SW7はRC7をON 側 に 設 定<br />

・SW8はRC6をON 側 に 設 定<br />

・J16は"RA2"と 書 かれた 部 分 をソケットでショート<br />

・LCDが 装 着 されていることを 確 認 します<br />

■パソコン 側 の 準 備<br />

このプログラムでは、RS232C 通 信 を 行 います。パソコンのRS232Cポ<br />

ートと、PICD-500EX5の"RS232"とかかれたポートを 全 結 線 ストレー<br />

トケーブルで 接 続 してください。<br />

今 回 は 受 信 するデータは 文 字 列 ですので"Format"の 部 分 は、"ASCII"<br />

を 選 択 します。<br />

3ターミナルソフトの"Communication"のテキストボックスに 大 文 字 で<br />

Aと 入 力 して"Send"ボタンをクリックします。<br />

受 信 ウインドウに Sent:A と 表 示 され 次 の 行 に"Received: xxx"と 数<br />

値 が 表 示 されれば 成 功 です。<br />

RS232CのターミナルソフトはmikroCに 付 属 しています。このターミナ<br />

ルソフトを 使 用 すると 大 変 便 利 に 通 信 が 行 えます。<br />

mikroCのツールバーにある"USART Terminal"のアイコンをクリックし<br />

ます。<br />

ターミナルソフトが 起 動 します。<br />

"Settings"グループにて 通 信 に 関 する 基 本 的 な 設 定 を 行 います。<br />

LCDに 表 示 されている 数 値 と 同 じ 数 値 がRS232C 経 由 でも 受 信 でき<br />

ることを 確 認 します。また、P2のボリュームを 回 転 させると、ADコン<br />

バーターの 値 が 変 わりますので、 戻 り 値 が 変 わるのが 確 認 できます。<br />

■プログラムの 解 説<br />

void Prog_init();<br />

今 回 のプログラムでは、レジスタの 初 期 化 と 各 機 能 の 初 期 化 をmain<br />

関 数 内 ではなく、 新 しくPro_initという 名 前 の 関 数 を 作 って、そこで 行<br />

っています。<br />

関 数 を 自 分 で 作 る 場 合 には、main 関 数 の 外 (プログラムの 先 頭 )で、<br />

自 作 した 関 数 を 宣 言 しておきます。<br />

voidは 戻 り 値 の 無 いvoid 型 関 数 を 作 ることを 意 味 しています。<br />

今 回 は、 通 信 速 度 9600bps、1ストップビット、ノンパリティーの 設 定 に<br />

しますので、 上 記 のように 設 定 してください。<br />

"Com Port"は、PICD-500EX5と 接 続 したRS232Cのポート 番 号 を 設<br />

定 してください。その 他 の 設 定 はデフォルト 設 定 にしておきます。<br />

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