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勉 強 のはなし

勉強のはなし - 通信ネットワーク工学科

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v18.2 Nov.2015<br />

<strong>勉</strong> <strong>強</strong> <strong>のはなし</strong><br />

- 学 習 とは 何 か-<br />

1 st . 2010/02/23<br />

L st . 2015/11/01<br />

「 自 転 車 は 一 度 乗 り 方 をマスターしたら 一 生 涯 乗 れる。」<br />

・・・ 映 画 魔 女 の 宅 急 便 より ・・・<br />

問 :あなたは 何 のために 日 々 <strong>勉</strong> <strong>強</strong> していますか?<br />

1<br />

動 機 付 け(Motivation ※ )は 大 切<br />

最 も 大 切 なのは 動 機 付 け。 次 に 継 続<br />

( 何 のために 自 分 は <strong>勉</strong> <strong>強</strong> するのか?)<br />

・ 単 位 を 取 るため?<br />

・ 有 名 大 学 に 入 りたいから?<br />

・クラスの 人 には 負 けたくない?<br />

・ <strong>勉</strong> <strong>強</strong> できるとカッコいい?<br />

・ 好 きな 人 に 認 められたい?<br />

・ 就 職 に 有 利 だから?<br />

・ 親 の 命 令 ? <strong>勉</strong> <strong>強</strong> が 習 慣 になっていて 好 き?<br />

・ 年 収 の 高 い 仕 事 をしたいから?<br />

・ 研 究 者 、エンジニア、SE・・・になりたい?<br />

・ 与 えられた 使 命 ?<br />

この 中 の 動 機 自 体 に<br />

善 悪 はなく、 何 でもよ<br />

い。 人 生 の 途 中 で 変<br />

わることもよくある。<br />

本 人 すら 気 づいていない<br />

使 命 ・ミッションがある。<br />

2<br />

※モチベーションは 縁 起 の「 起 」:ものごとの 始 まりに 相 当 します。<br />

動 機 付 けの 一 例<br />

http://ana-recruit.com/group/より 一 部 引 用<br />

航 空 機 の 交 信 やマニュアル 類 はすべて 英 語 。 近 代 化 した 航 空 機 は<br />

高 度 に 電 子 化 されているので、 電 気 電 子 工 学 の 知 識 が 必 須 。<br />

3<br />

高 専 と 進 路 選 択 の 実 情<br />

技 術 士<br />

研 究 ・ 教 育<br />

博 士<br />

高 専 と 大 学 の 事 実 上<br />

社 長<br />

博 士 3<br />

自 分 はどのタイミングで<br />

の 専 門 講 義 レベルを<br />

博 士 2<br />

役 員 社 会 に 出 るか?<br />

考 えると、 高 専 から 大<br />

博 士 1 修 士 学 編 入 する 場 合 は、<br />

所 長 開 発 ・ 設 計 ・ 技 術<br />

修 士 2 少 なくとも 修 士 までは<br />

部 長<br />

26<br />

学 士 易<br />

修 士 1<br />

進 む 方 がよいと 言 わ<br />

課 長 生 産 ・ 技 術 ・ 設 計<br />

れている。<br />

専 攻 2 学 部 4<br />

係 長<br />

0.3<br />

専 攻 1 中 学 部 3<br />

修 士 2<br />

252<br />

主 任 工 場 ・ 生 産 ・ 保 守<br />

専 攻 2<br />

本 科 5 学 部 2<br />

専 攻 1 修 士 1<br />

5.3<br />

新 人<br />

本 科 4 学 部 1<br />

本 科 5 学 部 4<br />

工 場<br />

難<br />

本 科 4<br />

普 通 3 工 業 3 本 科 3 大 学 受 験<br />

学 部 3<br />

本 科 3<br />

325 普 通 2 工 業 2 本 科 2 編 入 学<br />

※<br />

学 部 2<br />

本 科 2<br />

普 通 1 工 業 1 本 科 1 転 職 本 科 1 学 部 1<br />

単 位<br />

※ 上 に 行 くほど<br />

普 通 工 業 高 専 大 学 分 母 が 小 さくなる<br />

専 門 講 義 レベル<br />

[ 万 人 ]<br />

ため, 編 入 試 験<br />

高 校 高 校<br />

( 推 定 )<br />

倍 率 は 下 がる。<br />

夢 を 実 現 するための 進 路 は 自 分 の 責 任 で 選 択 しなければならない。<br />

派 遣<br />

会 社<br />

参 考 : http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2009/08/24/1283287_4.pdf<br />

4


30, 40 代 の 平 均 年 収 ( 参 考 値 ) 5<br />

働 くとはどういうことか?<br />

6<br />

平 均 年 収 [ 万 円 ]<br />

1600<br />

1400<br />

1200<br />

1000<br />

800<br />

600<br />

400<br />

200<br />

0<br />

ホスト<br />

TV 局 社 員<br />

パイロット<br />

医 師<br />

大 学 教 授<br />

不 動 産<br />

精 神 科 医<br />

大 手 飲 料<br />

大 手 ゼネコン<br />

証 券 マン<br />

大 学 准 教 授<br />

大 手 通 信 キャリア<br />

大 手 医 薬 品<br />

大 手 食 品<br />

大 手 物 流<br />

大 手 システム・ソフト 開 発<br />

大 手 重 電<br />

大 手 ゲーム<br />

キャバ 嬢<br />

大 手 化 学 ・ 繊 維<br />

大 手 化 粧 品<br />

大 手 家 電 ・ 電 機<br />

大 手 自 動 車<br />

大 手 電 力 ・ガス<br />

公 認 会 計 士<br />

大 学 講 師<br />

大 手 鉄 道<br />

記 者<br />

自 動 車 メーカー 社 員<br />

独 立 行 政 法 人<br />

銀 行 マン<br />

大 手 文 具<br />

高 校 教 員<br />

歯 科 医<br />

大 手 精 密 機 器<br />

研 究 員<br />

通 訳<br />

ホームセンター<br />

弁 護 士<br />

ドラッグストア<br />

大 手 インターネットサービス<br />

一 級 建 築 士<br />

ファミレス<br />

電 車 車 掌<br />

獣 医<br />

大 手 アパレル<br />

SE<br />

地 方 公 務 員<br />

薬 剤 師<br />

放 射 線 技 師<br />

翻 訳 家<br />

キャバスカウト<br />

CA<br />

自 動 車 セールスマン<br />

通 信 系 営 業<br />

AV 監 督<br />

自 動 車 組 立 工<br />

看 護 師<br />

臨 床 検 査 技 師<br />

電 気 工<br />

臨 床 心 理 士<br />

探 偵<br />

webデザイナー<br />

家 電 量 販 店 店 員<br />

歯 科 技 工 士<br />

外 食 営 業<br />

バス 運 転 手<br />

ガラス 製 品 工<br />

プログラマー<br />

自 動 車 整 備 士<br />

生 保 レディ<br />

大 工<br />

予 備 校 講 師<br />

歯 科 衛 生 士<br />

左 官<br />

幼 稚 園 教 諭<br />

調 理 士<br />

栄 養 士<br />

百 貨 店 店 員<br />

パティシエ<br />

保 育 士<br />

パチプロ<br />

タクシー 運 転 手<br />

美 容 師<br />

ウェイター<br />

警 備 員<br />

ツアーコンダクター<br />

*<br />

• 勤 務 時 間 を 選 べず、 超 不 規 則 で 命 を 削 りながら<br />

稼 ぐ 仕 事 は 高 収 入 の 傾 向 あり。 例 外 もあります。<br />

• それでもやっぱりお 金 = 時 間 = 命 ですか?<br />

*<br />

*<br />

*<br />

*<br />

* ** * *<br />

* *<br />

* * * *<br />

*<br />

*<br />

注 1) 大 手 (* 印 )と 書 いてある 業 種 以 外 は、 大 中 小 企 業 を 含 めた 業 界 全 体 の 平 均 値 であ<br />

り、 実 際 は 本 データより 収 入 が 大 幅 に 高 かったり 低 かったりする 場 合 があります。あくまで<br />

も 文 献 をもとにした 推 定 値 です。 夜 勤 や 残 業 手 当 が 付 くかでかなり 変 動 します。<br />

注 2) 年 齢 は30-40 代 のもので、 年 齢 によっては 右 上 図 A, B, C, D パターンのように 逆 転<br />

する 場 合 があります。<br />

日 本 人 の 給 料 大 百 科 , 別 冊 宝 島 , 2014 より 引 用 集 計<br />

*<br />

*<br />

*<br />

年 収 ※ 生 涯 収 入 はこの 積 分 値 です<br />

D<br />

A A : 右 上 がりタイプ<br />

C B : エビぞりタイプ<br />

B<br />

C : のこぎりタイプ<br />

D : コーンタイプ<br />

20 30 40 50 60<br />

年 齢 ( 台 )<br />

*<br />

*<br />

働 く という 字 の 意 味<br />

はた( 傍 = 周 り)を 楽 にさせる より<br />

英 語 で 仕 事 を 表 現 する 言 葉 には labor と work があります。<br />

• labor = (つらい) 労 働<br />

• work = (ある 目 的 のために 意 識 的 に 何 かを 人 がする) 仕 事<br />

あなたは labor と work どちらだといいですか?<br />

それとも 両 方 ですか?<br />

働 くことは、 使 命 ・ミッション(mission)・ 献 身 という 意 味 もあ<br />

ります。(ただし、 命 を 使 うことは 犠 牲 とは 違 います。<br />

持 戒 ・・・ 自 分 の 心 を 守 ることを 知 る 必 要 もあります)<br />

http://www.d1.dion.ne.jp/~kshigeta/hataraku_imi2.htm<br />

高 専 女 子 のためのページ<br />

http://www.kagawa-nct.ac.jp/girls/support/index.html<br />

7<br />

高 専 は 生 徒 ?それとも 学 生 ?<br />

答 え: 学 生 です。「 中 等 教 育 機 関 」と「 高 等 教 育 機 関 」の 違 いです。<br />

高 専 は 高 校 とは 違 い、 大 学 ・ 短 大 と 同 じ「 高 等 教 育 機 関 」です。<br />

「 高 校 が 高 等 教 育 機 関 」と 思 っている 方 がなんと 多 いこと。 実 は、 高 校 は 中 学<br />

と 同 じ「 」です。ちなみに 小 学 校 は「 」です。 要 す<br />

るに 1 中 学 生 ~ 高 校 生 は 生 徒 2 高 専 生 、 大 学 生 、 大 学 院 生 は 学 生 というこ<br />

と。 中 等 教 育 機 関 ( 中 学 ・ 高 校 )で 教 壇 に 立 つ 者 は、 教 員 免 許 を 持 つ 必 要 が<br />

あります。しかし、<br />

( 高 専 ・ 大 学 )では 教 員 免 許 は 必 要 ありませ<br />

ん。 高 等 教 育 機 関 は、あくまで「 研 究 する」 機 関 なので、 教 員 は「 手 助 けをす<br />

る」にすぎませんし、 教 員 自 身 が 研 究 をしていることもあります。 高 専 は 教 員<br />

免 許 を 持 っていない 先 生 が 大 半 です(もちろん 持 っている 先 生 も25%います)。<br />

以 上 の 通 り、 生 徒 は「 教 えてもらう」 立 場 (Passive: 受 身 的 、 果 報 側 、 与 えられ<br />

る 人 、してもらう 喜 び)のため、 中 学 や 高 校 の 校 則 は 基 本 的 に 厳 しく、 学 生 は<br />

「 自 分 で 研 究 する」 立 場 (Active: 能 動 的 、 因 縁 側 、 与 える 人 、させていただく<br />

喜 び)のため、 大 学 や 高 専 の 校 則 は 基 本 的 に 緩 いのです。<br />

作 詞 作 曲 : 福 山 雅 治 「・・・ 明 日 のわたしはそれほど 変 われないとしても 一 歩 ずつ 与 えられる 人 から 与 える 人 へかわってゆけたな<br />

ら・・・」, 家 族 になろうよ より<br />

8<br />

http://www.kosen-k.go.jp/kosengirl/jyoshi-forum/<br />

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n21841 より<br />

問 : 親 が 子 供 の 宿 題 をしていたらどうなりますか?


答 え:<br />

教 員 (Teacher) ・・・とは?<br />

です。と 言 っても 呼 び 方 で 異 なる 意 味 合 いを 持 ちます。<br />

教 諭 (teacher):「 教 育 職 員 免 許 法 による 普 通 免 許 状 を 有 する、 小 ・ 中 ・ 高 等 学 校 、 幼 稚 園 、<br />

養 護 ・ 聾 ・ 盲 学 校 の 正 教 員 」をいいます。<br />

教 師 (master):「1) 学 校 などで、 学 業 ・ 技 芸 を 教 える 人 。2) 宗 教 上 の 教 化 を 行 う 人 。」とあり、 学<br />

校 の 内 外 を 問 わず、 教 え 導 く 人 を 指 しています。だから、 家 庭 教 師 とは 言 っても 家 庭 教 員 と<br />

か 家 庭 教 諭 とかは 使 いません。<br />

† 教 員 (teacher):「 学 校 で 児 童 ・ 生 徒 ・ 学 生 を 教 育 する 職 務 についている 人 」を 指 します。<br />

こちらには、 非 常 勤 講 師 や 実 習 助 手 など 教 諭 とは 言 わない 人 々も 含 まれます。<br />

: 一 つの 学 級 の 生 活 指 導 や 教 科 指 導 を 主 担 当 すること。<br />

: 何 らかの 学 問 の 研 究 や 教 授 を 専 門 職 とする 人 。<br />

: 教 務 ・ 学 生 ・ 寮 務 ・ 地 域 連 携 ・ 国 際 交 流 ・ 進 路<br />

: 相 談 を 受 けて 助 言 する 役 目 。 組 織 に 関 与 し、 意 志 決 定 を<br />

行 う 権 限 を 持 たないが 意 見 を 述 べる 者 のこと。オブザーバー、 参 与 、カウンセルとも 言 う。<br />

相 談 役 も 同 義 の 役 職 名 だが、やや 栄 誉 職 的 意 味 合 いが <strong>強</strong> い。<br />

監 督 (boss, coach, manager): 現 場 を 取 りしきったり、グループ 成 員 の 指 揮 ・ 指 導 する 立 場 にいる<br />

人 。 必 要 な 時 は 技 術 的 (テクニカル)な 指 揮 ・ 命 令 を 加 える。<br />

9<br />

反 転 授 業 とは<br />

まず、<br />

、 各 自 が 自 宅 で 復 習 しなが<br />

ら 演 習 問 題 を 解 いて 理 解 を 深 める 形 式 が 一 般 的 。この 方 法 では 講 義<br />

時 間 の 大 半 を 学 習 すべき 基 本 内 容 の 説 明 に 費 やし、 演 習 問 題 の 取 り<br />

組 みなど 。<br />

自 宅 でまず、 基 本 的 内 容 を<br />

、 分 からな<br />

かった 部 分 の 質 問 や 個 別 指 導 、さらに 課 題 についてグループで 演 習 や<br />

討 論 を 行 う 授 業 形 態 をとる。 従 来 に 比 べて 理 解 度 が 高 まることを 狙 うも<br />

ので、その 効 果 については 既 に 多 くの 報 告 がある。この 方 法 では、 自<br />

学 可 能 な 基 本 要 素 は 講 義 前 に 学 び、<br />

。ただし、 学 生 自 身 の<br />

事 前 学 習 が 必 須 条 件 。アクティブラーニング( 能 動 的 学 習 )とも 言 う。<br />

10<br />

知 っていることと 実 践 することは 全 く 別 。 意 識 してから 実 践 できるようになるにはそれまで 生 きてきた 年 数 の 半 分 かかると 言 われている。<br />

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/866449.html より 一 部 引 用 問 : 知 らないことの 問 題 点 は?<br />

Passive / Active のバランスも 大 切<br />

https://www.jsee.or.jp/taikai/workshop/<br />

何 でも 全 部 教 え<br />

てもらおうとする<br />

スタンスでは、<br />

70 年 ではとても<br />

足 りない・・・<br />

( 良 き 師 に 出 会 える<br />

かは 縁 。そこで 伸 び<br />

るかは 素 直 さ。)<br />

電 磁 技 術 者 に 必 要 なツール<br />

…<br />

ベクトル 解 析<br />

製 作 加 工<br />

誤 差 解 析<br />

統 計 解 析<br />

…<br />

校 正<br />

比 較<br />

検 証<br />

理 論<br />

実 践<br />

数 学 的 解 析<br />

フーリエ 解 析<br />

… 微 積 分<br />

変 分 法 線 形 代 数 電 気 回 路<br />

微 分 方 程 式<br />

電 子 回 路<br />

積 分 方 程 式<br />

電 磁 気 学<br />

電 磁 波 工 学<br />

想 い<br />

アンテナ<br />

プローブ<br />

( 意 )<br />

実 験 観 察<br />

行 動 ( 身 )<br />

比 較<br />

検 証<br />

スペアナ<br />

VNA, SG<br />

オシロ<br />

ニュートン 別 冊 , “ 次 元 とは 何 か,” pp.24-25, ニュートンプレス<br />

W. L. Stutzman and G. A. Thiele, “Antenna Theory and Design 2 nd ed.,” p. 427, John Wiley<br />

…<br />

視 点 1<br />

RF 部 品<br />

コネクタ<br />

ケーブル …<br />

はんだ 付 け<br />

視 点 2 視 点 3<br />

言 葉<br />

比 較<br />

検 証<br />

( 口 )<br />

演 習<br />

コンピュータ<br />

シミュレーション<br />

…<br />

FDTD<br />

MoM<br />

MMM<br />

山 の 全 容 は 色 々な 角<br />

度 から 見 てみないと 分<br />

からない。 By N.K<br />

Java …<br />

Fortran, C, VB<br />

GTD …<br />

PO<br />

FEM<br />

FDM<br />

BIM<br />

三 人 寄 れば 文 殊 の 知 恵<br />

11<br />

z<br />

y<br />

x<br />

Unit [mm]<br />

結 果 ( 全 体 像 )<br />

視 点 1と 視 点 2の 比 較 検 討<br />

静 止 して 見 ると( 視 点 1)<br />

三 角 形 であるが、 回 転 さ<br />

せると( 視 点 2) 円 形 に 見<br />

えることが 分 かった。<br />

視 点 1 視 点 2<br />

視 点 1と 視 点 2<br />

の 比 較 で 分 か<br />

らないときは、<br />

新 たに 視 点 3<br />

を 使 って 最 後<br />

は 多 数 決 で!<br />

1. 視 点 1と 視 点 2の 比 較 検 討 で 分 かった 客 観 的 事 実 。<br />

2. 比 較 で 分 からなかったこと、 想 定 ・ 推 定 できること。<br />

( 必 要 なら 新 たな 視 点 3もやってみる・・・そして 多 数 決 )<br />

12


解 答 はパズルと 似 ている<br />

13<br />

<strong>勉</strong> <strong>強</strong> を 社 会 システム 化 した 人<br />

福 沢 諭 吉 `` 学 問 のすゝめ’’ 1876<br />

14<br />

ベクトル 解 析<br />

マクスウェル<br />

の 方 程 式<br />

境 界 条 件<br />

連 立 方 程 式<br />

固 有 関 数<br />

フーリエ 級 数<br />

が 欠 けていると<br />

全 体 として 完 成 しない<br />

By とべ 動 物 園<br />

http://www.geocities.jp/happykurochan/craft/tangram.html<br />

が 欠 けていると<br />

表 現 できる 種 類 が 減 る<br />

念 のため・・・<br />

区 別 と 差 別 は 違 います<br />

当 時 の 日 本 の 人 口 が3000 万 人 程 であったから、<br />

およそ10 人 に1 人 が 読 んだ 計 算 。<br />

七 六 五 四 三 二 一<br />

嘘<br />

、<br />

世 教<br />

、<br />

世 他<br />

、<br />

世 す<br />

、<br />

世 奉<br />

、<br />

世 す<br />

、<br />

世 一<br />

、<br />

世<br />

を の 養 の 人 の べ の 仕 の る の 生 の<br />

い 中 の 中 の 中 て 中 し 中 仕 中 涯 中 福<br />

で な で 生 で の で 決 で 事 で を で 沢<br />

うこ 一 い 一 活 一 も 一 し 一 の 一 貫 一 諭<br />

と 番 こ 番 を 番 の 番 て 番 な 番 く 番 吉<br />

で 悲 と み み に 美 恩 尊 い さ 仕 楽<br />

あ し で じ<br />

うら に 愛 し に い こ び 事 し 心<br />

る い あ め や く 情 い さ こ と し を く 訓<br />

。 こ る な む い を こ せ と で い も て<br />

と 。 こ こ こ も と な は あ こ つ 立<br />

は と と と つ は い 人 る と こ 派<br />

は で は こ こ の 。 は と な<br />

あ と と た で こ<br />

嘘 = 虚 + 口 る で で め あ と<br />

。 あ あ に る は<br />

る<br />

。<br />

。 る<br />

。<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki/ より 引 用<br />

問 : 東 大 生 の 親 の 平 均 年 収 は 幾 らでしょうか?<br />

封 建 制 度 が 残 る 江 戸 時 代 まで<br />

は、 身 分 の 違 いがその 後 の 人<br />

生 を 決 めていた。それでは 不<br />

公 平 である。 <strong>勉</strong> <strong>強</strong> すれば、 身<br />

分 に 関 係 なく 誰 でも 自 分 の 人<br />

生 を 開 くことができる。<br />

答 え:930 万 円<br />

生 活 費 を 除 く 累 積 学 費 ( 一 例 )<br />

食 費 ・ 家 賃 などを 少 なく 見 積 もって 仮 に 12 万 円 / 月 としても、<br />

が 学 費 以 外 に 加 算 され<br />

ます。 学 生 支 援 機 構 からの 無 利 子 貸 与 の 他 、 学 業 成 績 優 秀 者 には 返 還 免 除 の 奨 学 金 もあります。<br />

※ 単 位 [ 万 円 ]<br />

<strong>勉</strong> <strong>強</strong> 期 間 [ 年 ] 3 5 2 2 4 2 3 累 積 累 積 最 終<br />

進 学 パターン 高 校 高 専 専 攻 科 学 部 学 部 修 士 博 士 学 費 年 数 学 歴<br />

A 私 立 高 校 + 私 大 理 系 博 士 200 550 230 300 1,280 12 博 士<br />

B 公 立 高 校 + 私 大 理 系 博 士 50 550 230 300 1,130 12 博 士<br />

C 国 立 高 専 + 私 大 理 系 博 士 200 300 230 300 1,030 12 修 士<br />

D 私 立 高 校 + 私 大 理 系 修 士 200 550 230 980 9 修 士<br />

E 公 立 高 校 + 私 大 理 系 修 士 50 550 230 830 9 修 士<br />

F 国 立 高 専 + 専 攻 科 + 私 大 博 士 200 60 230 300 790 12 博 士<br />

G 私 立 高 校 + 国 大 理 系 博 士 200 260 140 160 760 12 博 士<br />

H 私 立 高 校 + 私 大 理 系 学 部 200 550 750 7 学 士<br />

I 国 立 高 専 + 私 大 理 系 修 士 200 300 230 730 9 修 士<br />

J 国 立 高 専 + 国 大 理 系 博 士 200 150 140 160 650 12 博 士<br />

K 公 立 高 校 + 国 大 理 系 博 士 50 260 140 160 610 12 博 士<br />

L 公 立 高 校 + 私 大 理 系 学 部 50 550 600 7 学 士<br />

M 私 立 高 校 + 国 大 理 系 修 士 200 260 140 600 9 修 士<br />

N 国 立 高 専 + 専 攻 科 + 国 大 博 士 200 60 140 160 560 12 博 士<br />

O 国 立 高 専 + 私 大 理 系 学 部 200 300 500 7 学 士<br />

P 国 立 高 専 + 専 攻 科 + 私 大 修 士 200 60 230 490 9 修 士<br />

R 国 立 高 専 + 国 大 理 系 修 士 200 150 140 490 9 修 士<br />

S 私 立 高 校 + 国 大 理 系 学 部 200 260 460 7 学 士<br />

T 公 立 高 校 + 国 大 理 系 修 士 50 260 140 450 9 修 士<br />

U 国 立 高 専 + 専 攻 科 + 国 大 修 士 200 60 140 400 9 修 士<br />

Q 国 立 高 専 + 国 大 理 系 学 部 200 150 350 7 学 士<br />

V 公 立 高 校 + 国 大 理 系 学 部 50 260 310 7 学 士<br />

W 国 立 高 専 + 専 攻 科 200 60 260 7 学 士<br />

X 国 立 高 専 200 200 5<br />

注 ) 学 費 は 大 学 ホームページ 等 から 引 用 した 概 算 推 定 値 です。 大 学 や 学 部 専 攻 等 によって 変 動 します。<br />

15<br />

通 勤<br />

クラブ<br />

指 導<br />

担 任<br />

委 員<br />

8h<br />

教 員 , 会 社 員 , 学 生 の24h 平 均 ( 一 例 )<br />

教 員 ( 例 : 高 専 ) 会 社 員 ( 技 術 系 ) 学 生 ( 大 学 院 生 ・PD)<br />

自 宅<br />

睡 眠<br />

講 義<br />

研 究<br />

実 験<br />

指 導<br />

指 導<br />

Time [h] wt [%]<br />

1 睡 眠 6 25<br />

2 講 義 ( 電 磁 Ⅱ, 電 磁 波 ) 3 13<br />

3 実 験 (セミ4, CN5) 2 8<br />

4 研 究 ( 卒 研 、 専 研 ) 2 8<br />

5 会 議 ( 教 員 , 学 科 , 他 ) 0.5 2<br />

6 食 事 ( 昼 ) 0.5 2<br />

7 担 任 (CN4) 1.5 6<br />

8 校 務 ( 国 際 交 流 ) 1 4<br />

9 クラブ(ヨット, サッカー) 1.5 6<br />

10 企 業 ( 共 同 研 究 ) 0.5 2<br />

11 通 勤 1 4<br />

12 自 宅 ( 朝 ・ 夕 食 含 む) 4.5 19<br />

合 計 24 100<br />

多 種 多 様 な 業 務 。 変 形 労 働<br />

制 だが 時 間 管 理 はルーズ。<br />

自 宅<br />

睡 眠<br />

報 告 書<br />

通 勤<br />

実 験<br />

残 業<br />

調 査 業 務<br />

研 究<br />

Time [h] wt [%]<br />

1 睡 眠 6 25<br />

2 報 告 ( 技 術 報 告 ・ 特 許 ) 2 8<br />

3 実 験 ( 測 定 業 務 ) 3 13<br />

4 テーマ( 文 献 調 査 ) 1 4<br />

5 会 議 ( 課 , 他 ) 1 4<br />

6 食 事 ( 昼 ) 1 4<br />

7 残 業 ( 報 告 ・ 実 験 ) 1.5 6<br />

8 0<br />

9 0<br />

10 0<br />

11 通 勤 2 8<br />

12 自 宅 ( 朝 ・ 夕 食 含 む) 6.5 27<br />

合 計 24 100<br />

残 業 は 報 告 書 や 実 験 等 の<br />

延 長 。 時 間 管 理 は 厳 しい。<br />

(※ 土 日 のクラブ 引 率 含 む。 残 業 手 当 なし) (※ 課 長 の 裁 量 次 第 で 残 業 手 当 あり<br />

36 時 間 協 定 、No 残 業 デーなど)<br />

バイト<br />

自 宅<br />

睡 眠<br />

講 義<br />

( 聴 講 )<br />

研 究<br />

( 論 文 作 成<br />

含 む)<br />

業 務 種 類 の 数 は 少 ない。<br />

研 究 なので 裁 量 労 働 制 。<br />

16<br />

Time [h] wt [%]<br />

1 睡 眠 6 25<br />

2 講 義 ( 大 学 院 ) 2 8<br />

3 0<br />

4 研 究 ( 計 算 , 測 定 , 論 文 ) 7 29<br />

5 輪 講 ( 学 部 , 院 ) 1 4<br />

6 食 事 ( 昼 ) 1 4<br />

7 バイト(コンビニ, TA) 2 8<br />

8 0<br />

9 0<br />

10 0<br />

11 通 学 0.5 2<br />

12 自 宅 ( 朝 ・ 夕 食 含 む) 4.5 19<br />

合 計 24 100


習<br />

学 習 とは 何 か?<br />

学<br />

寺 師 睦 宗 `` 安 岡 正 篤 最 上 の 人 生 設 計 ’’ より<br />

という 字 の 意 味<br />

まねぶ。まねる( 真 似 る)。より<br />

という 字 の 意 味<br />

親 鳥 の 体 の 上 に 子 ( 雛 )の 羽 ばたき<br />

親 の 真 似 をする。より<br />

子 育 てと 教 育 の 重 要 性 by 岸 見 一 郎 , 古 賀 史 健 「 嫌 われる 勇 気 」<br />

3つ 子 の 魂 百 まで (ほぼ3 歳 までで 物 事 を 捉 える 視 点 が 固 定 形 成 される)<br />

http://www.oyaryoku.jp/<br />

17<br />

上 手 な 人 を 真 似 た 例<br />

アップルとサムスン<br />

F-22( 米 )とJ-10( 中 )<br />

<strong>勉</strong> <strong>強</strong> 、 運 動 、<br />

仕 事 ・・・も、<br />

みんな 同 じ!<br />

生 物 模 倣 工 学 (バイオミメテイック)<br />

ミッキーと○ッキー<br />

700 年 前 の 壁 画<br />

壁 画 のミッキー?(で 検 索 )<br />

温 故 知 新<br />

18<br />

最 初 は 下 手 でも、<br />

いつか 本 物 と 区 別<br />

がつかなくなる。<br />

500 系 新 幹 線 の<br />

騒 音 防 止 パンタ<br />

グラフ<br />

問 : 何 か 事 を 始 めるにあた<br />

り、 過 去 を 十 分 に 調 べ 上<br />

げて、 上 手 なお 手 本 を 真<br />

似 ないとどうなりますか?<br />

ダーツの 法 則 ?<br />

朝 日 新 聞 2015/01/22 より 引 用<br />

19<br />

オリジナリティーとは? 20<br />

最 高 の 作 品 とはあらゆる 作 者 の 要 素 ( 過 去 の 無 意 識 の 記 憶 も 含<br />

む)を 取 り 入 れて、<br />

研 究 ならば 過 去 のあらゆる 手 法 や 結 果 を<br />

取 り 入 れて、 少 し 自 分 のアイデアを 加 えて 改 善 したもの。 世 の 中<br />

には 全 く 同 じことを 考 えている 人 が 常 に3 人 以 上 いるらしい。<br />

プーチン 首 相<br />

アルノルフィーニ<br />

熟 練 者 であっても、 素 人 の 行 動<br />

イメージが 頭 に 繰 り 返 し 入 ってく<br />

ると・・・。やはり、 何 事 も 一 流 ・ 先<br />

達 を 見 ることは 大 事 !?<br />

(2013) (?)<br />

種 まく 人<br />

種 まく 人<br />

ヤン・ファン・エイク<br />

(1434)<br />

http://blog.livedoor.jp/d<br />

razuli/archives/6823223<br />

.html<br />

問 : 先 人 ( 自 分 より 先 に 進 んでいる 人 )や 先 進 的 な 組 織 に 追 いつき 追 い 越 すにはどうしたらいいですか?<br />

http://www.asahi.com/articles/ASH1F4QTRH1FUULB003.html?iref=comtop_6_01<br />

自 分 よりできていない 人 や、<br />

やっていない 人 と 比 べて 安<br />

心 してみたり、 不 満 をもった<br />

り・・・の 生 き 方 でいいですか。<br />

ミレー(1850)<br />

ゴッホ(1888)


智 慧<br />

知 的 財 産 権<br />

https://security-learning.nii.ac.jp/<br />

知 的 財 産 とは?<br />

著 作 権<br />

産 業 財 産 権<br />

( 工 業 所 有 権<br />

※1<br />

)<br />

※1<br />

届 け 出 の 必 要 があり、 登 録<br />

しないと 権 利 が 発 生 しない<br />

姓 名 ( 生 命 )<br />

人 格 的 利 益<br />

法 律 では 規 定 されて<br />

いないが 考 慮 される<br />

べき 権 利<br />

肖 像 権<br />

パブリシティ 権<br />

キャラクタ 権<br />

商 品 化 権<br />

小 説 ・ 音 楽 ・ 美 術 など 文 化 の 発 展 に 関 わる 知 的 財 産<br />

届 け 出 の 必 要 がなく、 創 作 された 段 階 で 権 利 が 発 生<br />

著 作 物 であることを 示 す©や (C)の 記 号 は 実 際 不 要<br />

実 用 新 案 権<br />

商 標 権<br />

特 許 権<br />

意 匠 権<br />

物 品 の 構 造 ・ 形 状 に 関 わる 考 案 10 年<br />

商 品 サービスに 使 用 するマーク、ロゴ 10 年<br />

※2<br />

※2<br />

存 続 期 間 の 更 新 制 度 あり<br />

発 明 20 年<br />

※3<br />

※3<br />

医 薬 品 等 は 更 に5 年 を 限 度 とした 更 新 制 度 あり<br />

物 品 のデザイン・ 工 業 デザイン 20 年<br />

特 許 権 とは・・・ 有 用 な 発 明 ( 新 規 性 : 従 来 公 開 されていた 技 術 そのものではないと 進 歩 性 : 先 行 技 術 に 基 づいてその<br />

技 術 分 野 の 専 門 家 が 容 易 に 成 し 遂 げることができたものではないことが 認 められるもの)をなした 発 明 者 またはその<br />

承 継 人 に 対 し、その 発 明 の 公 開 の 代 償 として、 一 定 期 間 、その 発 明 を 独 占 的 に 使 用 しうる 権 利 を 国 が 付 与 するもの。<br />

個 人 の 肖 像 利 用 に 関 する 権 利 ( 主 に 人 格 的 利 益 の 保 護 )<br />

有 名 人 の 肖 像 利 用 に 関 する 権 利 ( 主 に 経 済 的 利 益 保 護 )<br />

有 名 な 人 形 や 動 物 などに 関 する 権 利 ( 主 に 経 済 的 利 益 保 護 )<br />

キャラクタ 商 品 などの 製 作 販 売 を 認 める 権 利<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki/<br />

何 故 人 間 は 科 学 するのか?<br />

物 理 学 電 気 工 学 物 理 化 学 量 子 力 学<br />

1965 Gamow<br />

1948 Shannon<br />

1916 Einstein<br />

マクロの 1864 Maxwell<br />

観 察 / 観 測 1845 Kirchhoff<br />

1826 Ohm<br />

1684 Newton<br />

自 分 の<br />

観 察 / 観 測<br />

( 内 省 )<br />

宇 宙 の 大 規 模 構 造<br />

( 一 粒 一 粒 が 銀 河 )<br />

宇 宙 は6000? 兆 の 銀 河 から。<br />

銀 河 1つに3000 億 の 恒 星<br />

1785 Coulomb<br />

iPS<br />

ヒッグス 場<br />

超 ひも 2012 Higgs<br />

2 重 螺 旋<br />

u クォーク<br />

1962 Watson 1935 Yukawa<br />

1920 Bohr d u 陽 子 ・<br />

d<br />

1911 Pauli d u 中 性 子<br />

u<br />

ミクロの<br />

原 子 核 観 察 / 観 測<br />

原 子 ・<br />

電 子<br />

( 惑 星 系 に 似 ている)<br />

分 子<br />

人 間 は60 兆 の 細 胞 から。<br />

細 胞 1つに30 億 の 遺 伝 子<br />

21<br />

他 人 ・ 社 会 の ニュース<br />

観 察 / 観 測 インターネット<br />

我 々は 本 当 は 何 者 か?<br />

科 学 的 ( 物 質 的 )アプローチから 世 の 中 を 支 配 する 法 則 を 発 見 しそれを 利 用 している・・・<br />

23<br />

神 経 細 胞 の<br />

蛍 光 顕 微 鏡 写 真<br />

( 銀 河 団 に 似 ている)<br />

http://patent-search.main.jp/research/date.htm<br />

http://www.sakaoka.jp/category/1515105.html<br />

願 ・ 開 ・ 許 の 違 い<br />

:2 大 要 件 である 新 規 性 、 進 歩 性 の 判 断 が 行 われ、 受 理 さ<br />

れれば 出 願 日 の 番 号 が 割 り 当 てられる。 先 願 主 義 の 特 許 では 出<br />

願 日 が 重 要 になる。 例 )【 特 ○○-△△ 号 】<br />

: 重 複 研 究 、 重 複 投 資 の 弊 害 を 避 けるため、 上 記 の<br />

出 願 日 から1 年 半 で 自 動 的 に 公 開 される。 例 )【 特 ××-○○ 号 】<br />

: 上 記 の 出 願 日 から3 年 以 内 に 行 わないと 自 動 的 に 出<br />

願 そのものが 取 り 下 げたとみなされる。 一 般 に2 年 程 度 の 審 査 待 ち<br />

期 間 を 経 て 審 査 されるが、 数 か 月 の 早 期 審 査 もある。ほとんどはこ<br />

こで、 が 通 知 される。 拒 絶 理 由 に 対 応 できた 半 数 程 度 が<br />

特 許 となって 番 号 が 割 り 当 てられる。 例 )【 特 第 □□ 号 】<br />

とは・・・ 有 用 な 発 明 ( : 従 来 公 開 されていた 技 術 そのものではないと、 :<br />

先 行 技 術 に 基 づいてその 技 術 分 野 の 専 門 家 が 容 易 に 成 し 遂 げることができたものではない<br />

ことが 認 められるもの)をなした 発 明 者 またはその 承 継 人 に 対 し、その 発 明 の 公 開 の 代 償 と<br />

して、 一 定 期 間 、その 発 明 を 独 占 的 に 使 用 しうる 権 利 を 国 が 付 与 するもの。<br />

※ 。<br />

問 : 神 社 での 願 掛 けは 誰 でもできますが、その 願 いが 実 際 に 認 められる<br />

( 許 可 )されるかは 分 かりません。<br />

世 の 中 は 法 則 ( 秩 序 ・ルール)だらけ<br />

万 有 引 力 の 法 則<br />

止 めない 限 り 動 き 続 ける<br />

運 動 の 第 1 法 則 ( 慣 性 の 法 則 )<br />

同 じ 力 でも 重 いほど 加 速<br />

運 動 の 第 2 法 則 (ニュートンの 法 則 ) が 鈍 る ma F<br />

運 動 の 第 3 法 則 ( 作 用 ・ 反 作 用 の 法 則 ) 押 したら 押 し 返 される<br />

ハッブルの 法 則<br />

ヴィーンの 放 射 法 則<br />

フックの 法 則<br />

プランクの 法 則<br />

ベルヌーイの 法 則<br />

ボイル=シャルルの 法 則<br />

ケプラーの 法 則<br />

ドルトンの 法 則<br />

ティティウス・ボーデの 法 則<br />

デュロン=プティの 法 則<br />

質 量 保 存 の 法 則<br />

フィックの 法 則<br />

運 動 量 保 存 の 法 則<br />

ポアソンの 法 則<br />

角 運 動 量 保 存 の 法 則<br />

ヘンリーの 法 則<br />

・・・<br />

・・・<br />

熱 力 学 第 零 法 則<br />

熱 力 学 第 1 法 則 (エネルギー 保 存 の 法 則 )<br />

熱 力 学 第 2 法 則 (エネルギー 移 動 の 方 向 性 )<br />

熱 力 学 第 3 法 則<br />

熱 伝 導 の 法 則<br />

エントロピー 増 大 の 法 則<br />

レイリー・ジーンズの 法 則<br />

シュテファン=ボルツマンの 法 則<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki/ 物 理 法 則<br />

アボガドロの 法 則<br />

親 和 性 の 法 則<br />

崩 壊 の 法 則<br />

パレートの 法 則<br />

オームの 法 則<br />

ジュールの 法 則<br />

キルヒホッフの 第 1 法 則 ( 電 流 則 )<br />

キルヒホッフの 第 2 法 則 ( 電 圧 則 )<br />

電 磁 気 学 で 扱<br />

う 範 囲 はタッタ<br />

のこれだけ<br />

ブラッグの 法 則<br />

スネルの 法 則<br />

キュリーの 法 則<br />

ヴィーデマン=フランツ 則<br />

ランベルト・ベールの 法 則 ・・・<br />

ハインリッヒの 法 則 ・・・ 法 則 は 目 に 見 えず、 耳 に 聞 こえず、 肌 で 感 じられ<br />

ず、 鼻 にも 臭 わず、 味 を 持 つ 物 でもありません<br />

22<br />

24


太 陽<br />

( 陽 )<br />

4つの 力 の 正 体<br />

G<br />

重 力<br />

地 球<br />

( 陰 )<br />

到 達 距 離 に 限 りがなくす<br />

べての 素 粒 子 にはたらく<br />

電 磁 気 力<br />

陽 子<br />

( 陽 )<br />

d u<br />

u<br />

γ<br />

e<br />

電 子<br />

( 陰 )<br />

到 達 距 離 に 限 りがなく 電 荷<br />

を 有 する 素 粒 子 にはたらく<br />

陰 が 大 きすぎると 陽 ( 中 心 )がぶれる ( 例 :ハンマー 投 げ)<br />

弱 い 力<br />

中 性 子<br />

d u<br />

d<br />

W<br />

e<br />

v e<br />

d u<br />

u<br />

陽 子<br />

ベータ 崩 壊<br />

クォークやレプトンに<br />

はたらく、 微 弱 な 力<br />

陽 子<br />

( 陽 )<br />

( 陰 )<br />

<strong>強</strong> い 力<br />

( 陰 /3)<br />

g<br />

d<br />

u<br />

g g<br />

(2 陽 /3)<br />

u<br />

(2 陽 /3)<br />

( 陽 )<br />

クォーク 同 士 を 結 び 付 け<br />

ている <strong>強</strong> い 力<br />

宇 宙 のしくみ 新 星 出 版 社 p.167 より 一 部 引 用<br />

25<br />

宇 宙 にある4つの 力 と 派 生 科 学<br />

いつ?<br />

重 力 波 音 波 電 磁 波<br />

物 質 波<br />

1967 年 Weinberg & Salam<br />

生 物 化 学<br />

物 理 化 学 1970 年<br />

1916 年<br />

Einstein 制 御 工 学<br />

熱 力 学<br />

情 報 理 論<br />

量 子 力 学 1935 年<br />

通 信 ・ 情 報 工 学<br />

Yukawa<br />

音 響 工 学<br />

量 子 論<br />

電 磁 界 理 論<br />

機 械 工 学<br />

1920 年<br />

電 子 工 学<br />

Bohr<br />

物 理 学<br />

回 路 理 論<br />

電 気 工 学 1911 年<br />

Pauli<br />

1684 年 1785 年<br />

Newton Coulomb<br />

Newtonムック, “ 真 空 とインフレーション 宇 宙 論 ,” ニュートンプレス, p.139<br />

いつ?<br />

電 磁 気 学<br />

の 範 囲<br />

物 理 現 象 を 電 磁 気<br />

学 (マクスウェルの<br />

方 程 式 )だけでは<br />

完 全 に 説 明 できな<br />

い。 必 ず 破 綻 する。<br />

例 )アインシュタイン・リング<br />

26<br />

4つの 力 は 医 学 と 似 ている?<br />

非 物 質 的<br />

心 理 学<br />

いつ?<br />

究 極 の 医 療<br />

・・・ ・・・<br />

内 科<br />

の 範 囲<br />

物 質 的<br />

物 理 学<br />

末 端 の 現 象 を 五 感 ( 眼<br />

東 洋 医 学<br />

総 合 診 療 科<br />

耳 鼻 舌 身 )で 個 別 に 詳 緩 和 ケア 学<br />

しく 見 ても 本 当 のことは<br />

分 子 生 物 学<br />

よく 分 からない<br />

医 療 機 器 学<br />

プラシーボ ウィルス 学<br />

免 疫 学<br />

病 理 学 放 射 線 学<br />

精 神 衛 生 学<br />

口 舌<br />

細 菌 学 麻 酔 学<br />

心 理 学 神 経 学 歯 科<br />

遺 伝 学 薬 学<br />

意 識<br />

看 護 学<br />

耳 鼻 科<br />

心 療 内 科<br />

輸 血 学<br />

身 体 眼 科<br />

身 体<br />

内 科<br />

外 科<br />

身 体<br />

皮 膚 科<br />

※ 医 者 も 教 員 もその 分 野 の 専 門 家 ではあるが、すべてを 知 っている 訳 ではない<br />

それは 他 の 科 へ 行 っ<br />

て 下 さい。 今 日 はお<br />

薬 を 出 しますので 様<br />

子 を 見 ましょう・・・<br />

27<br />

工 学 とは 何 か?<br />

エンジニアリング<br />

工 学 の 意 味<br />

科 学 、 特 に 自 然 科 学 の 法 則 ・ 知 見 を 利 用 して、<br />

人 間 の 利 益 となるような 技 術 を 開 発 したり、 製<br />

品 ・ 製 法 などを 発 明 したりするための 事 柄 を 研<br />

究 する 学 問 の 総 称 。<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki/ 工 学 より<br />

人 間 の 利 益 だけで<br />

本 当 にいいの?<br />

要 するに・・・<br />

○○・△△・××の 法 則 を 積 極 的 に 利 用 ・ 応 用 し 世 の 役<br />

に 立 つもの( 物 )を 作 ること<br />

28<br />

※<br />

工 学 の「 工 」とエンジニアリングの<br />

「エ」はアルファベットのI( 漢 字 では 愛 )<br />

※ 一 日 あたり 種 の 絶 滅 は 約 400 種 ( 一 年 で14 万 種 が 絶 滅 、 百 年 前 は 一 年 で1 種 ) 知 らなかったでは・・・・・。<br />

N.マイアース, 沈 みゆく 箱 舟 , 岩 波 書 店 , 1981


講 義 ・ 実 験 ・ 研 究 の 違 いは 何 ?<br />

問 題 : 次 の 行 為 を L : 講 義 E : 実 験 R : 研 究 に 分 類 せよ。<br />

(1) 「 」「 」「 」「 」「 」の 違 いと 分 量 を 知 る<br />

サイエンス、シミュレーション、リナックス(ウィンドウス)、エクセル、そくてい 勇 気 を 出 して<br />

(2) 外 食 する<br />

(3) 親 に 作 ってもらった 手 料 理 を 食 べる<br />

(4) 火 気 、 包 丁 の 使 い 方 を 習 う、 包 丁 を 研 ぐ<br />

スタッフ<br />

(5) インスタントラーメンを 作 る<br />

(6) 肉 野 菜 炒 めを 作 る<br />

(7) 創 作 料 理 に 挑 戦 する<br />

(8) 料 理 を 誰 かに 食 べてもらう<br />

実 験 にはレシピがあるが、 研 究 に<br />

はレシピがない。 研 究 は 創 作 料 理<br />

と 似 ている。でもそれにはまず、 調<br />

理 道 具 の 使 い 方 、 素 材 の 特 性 、 調<br />

味 料 の 量 と 特 性 、 経 験 が 必 須 。<br />

※ まだ 慣 れてい<br />

ないので、 当 然 う<br />

まくできない。でも<br />

いつかきっと・・・<br />

自 ら<br />

あなた ※<br />

研 いで 究 めよ<br />

29<br />

誰 もが 最 初 は 手 助 けし<br />

てもらうが,やがて 一 人<br />

でできるようになる。<br />

研 究 に 憧 れるのはよいが、ノーベル 賞 級 の 研 究 成 果 を 記 者 会 見 して 多 くの 聴 衆 の 前 でプレゼンして 拍 手 喝 采 をもらうのは<br />

ほんの 一 握 り。それより、 地 道 な 論 文 調 査 、 失 敗 重 ねの 実 験 、 理 解 できないデータや 数 式 との 格 闘 が 本 当 の 研 究 。 刑 事<br />

は、 派 手 なドンパッチよりも 寒 い 中 の 張 り 込 みや 地 道 な 裏 付 けと 聞 き 込 みに 加 えて 報 告 書 作 成 がメインなのと 同 じ。<br />

現 代 科 学 では 説 明 できないもの<br />

まとめて 物 質 27%<br />

物 質 : ダークマター:<br />

周 期 表 に 載 って 正 体 不 明 だが<br />

いる 元 素 質 量 だけはある<br />

H, He, Li, Be,・・・ 23%<br />

4%<br />

物 の 反 対 語 は?<br />

宇 宙 の 組 成<br />

? ??<br />

? ??<br />

0% 50% 100%<br />

ニュートン 銀 河 宇 宙 のふしぎ p.30 より<br />

非 物 質 73%<br />

暗 黒 エネルギー:<br />

重 力 に 逆 らって 宇 宙 を 膨<br />

張 させる 正 体 不 明 の 力<br />

73%<br />

可 視 物 質<br />

ダークマター<br />

ダークエネルギー<br />

偶 然 ? 人 間 の 脳 も 3-5% しか 使 われていない。<br />

( 他 の 部 分 は 用 途 が 未 解 明 のまま)<br />

答 え 事<br />

30<br />

引 用 (コピー)<br />

を 繰 り 返 すと<br />

元 情 報 が 欠 落<br />

しやすい。<br />

たまに 良 い 情<br />

報 が 結 集 して<br />

名 著 ができる。<br />

鳶 が 鷹 を 生 む?<br />

教 科 書 の 情 報 交 配<br />

名 著<br />

情 報 ソース<br />

原 著 ( 英 語 )<br />

親<br />

引 用 ( 英 語 )<br />

子<br />

引 用 ( 日 本 語 )<br />

孫<br />

31<br />

引 用 ( 日 本 語 )<br />

ひ 孫<br />

アマゾンで 専 門 書 を 探 す<br />

ここに 検 索 したい 日 本 語 か 英 単 語 を 入 れるだけ。<br />

レビューと<br />

コメントを 参 考 に。<br />

図 書 館 は 予<br />

算 の 問 題 で 常<br />

に 新 刊 本 があ<br />

ると 限 らない。<br />

まず 簡 単 な 本 から・・・ 少 しずつ 難 しい 本 に。<br />

32


たまには 大 型 店 舗 の 本 屋 に 行 く<br />

ただし、 現 状 のアマゾンでは 中 身 を 全 部 見 れないので・・・<br />

休 日 に 時 間 があったら、たまには 大 きな 本 屋 へ。<br />

○ 八 重 洲 ブックセンター( 東 京 駅 八 重 洲 南 口 )<br />

○ 紀 伊 国 屋 書 店 ( 新 宿 東 口 ) 東 京 駅 近 辺 、 神<br />

○ 三 省 堂 書 店 ( 神 田 )<br />

田 、 神 保 町 は 日<br />

○ MARUZEN & ジュンク 堂 書 店 ( 梅 田 ) 本 最 大 の 本 の 街<br />

○ 明 倫 館 書 店 ( 神 保 町 駅 出 口 付 近 )<br />

MARUZEN & JUNKUDO<br />

( 梅 田 茶 屋 町 )<br />

八 重 洲 ブック<br />

センター<br />

( 八 重 洲 南 口 )<br />

三 省 堂 書 店<br />

( 神 田 ) 明 倫 館 書 店<br />

( 神 保 町 )<br />

33<br />

情 報 量 ・ 難 易 度 ・ 厳 密 性 ・ 智 慧 ・ 応 用 性<br />

書 物 もステップアップ ( 例 )<br />

ものには 順 序 。<br />

まず 簡 単 なもの<br />

から、 少 しずつ<br />

難 しいものへ<br />

【 初 級 】<br />

※ 与 えられた 問 題 が 解 けないということは、 解 読 に 必 要 な 要 素<br />

(パズルのピース)が 不 足 しているだけです。それらを 補 えるのは<br />

自 分 です<br />

【 中 級 】<br />

【 上 級 】<br />

1945<br />

いきなり 上 級 者 向 けの 本 を 読<br />

んでも 歯 が 立 ちません。 誰 で<br />

もやる 気 を 失 います。<br />

幼 児 小 児 生 徒 学 生 独 立 社 会 人 親 師 匠<br />

34<br />

方 程 式 もステップアップ<br />

35<br />

リーディング( 読 書 ) 技 術<br />

36<br />

情 報 量 ・ 難 易 度 ・ 智 慧 ・ 厳 密 性 ・ 応 用 性<br />

ものには 順 序 。<br />

まず 簡 単 なもの<br />

から、 少 しずつ<br />

難 しいものへ<br />

【 初 級 】<br />

x 23<br />

x<br />

2<br />

x2y<br />

3<br />

<br />

2x<br />

y 4<br />

※ 与 えられた 問 題 が 解 けないということは、 解 読 に 必 要 な 要 素<br />

(パズルのピース)が 不 足 しているだけです。それらを 補 えるのは<br />

自 分 です<br />

2x3<br />

【 中 級 】<br />

<br />

d 2 y<br />

dx 2 2 2<br />

Ek E 0<br />

<br />

2 2<br />

A k AJ<br />

6x 2<br />

0<br />

2 <br />

0<br />

dy<br />

6x<br />

dx<br />

<br />

1 ( r)<br />

V <br />

<br />

4<br />

ds<br />

R<br />

<br />

<br />

<br />

いきなり 上 級 者 向 けの 本 を 読<br />

んでも 歯 が 立 ちません。 誰 で<br />

もやる 気 を 失 います。<br />

0<br />

【 上 級 】<br />

幼 児 小 児 生 徒 学 生 独 立 社 会 人 親 師 匠<br />

http://gihyo.jp/book/dennou/2015/167, ``ゲームプログラマーのためのリーディング( 読 書 ) 技 術 ,’’ 電 脳 会 議 . vol.167 より 引 用


基 礎 が 大 切<br />

一 見 すると 立 派 に 見 えるが、 基 礎 が 脆 くて 長 く 維 持<br />

できないものの 喩 。また、 実 現 不 可 能 なことの 喩 。<br />

実 際 ・ 実 力 以 上 にうわべを 飾 る。<br />

基 礎 を 怠 って 得 点 ・ 勝 敗 ・ 合 否 のみに 拘 る。<br />

基 礎 :Basic 応 用 :Application<br />

拠 点 :Base Camp 着 手 :Attack<br />

うまいことアルファベット 順 になっています<br />

建 築 に 例 えると、 基 礎 には 地 層 調 査 、ボーリング 調 査 、 鉄 筋 の 太 さと<br />

本 数 、コンクリートの 塩 分 含 有 濃 度 、 柱 の 数 と 位 置 ・・・ 色 々あります。<br />

弾 丸 登 山<br />

はリスク 大<br />

by 観 光 庁<br />

雌 鹿 の 脚<br />

2 nd .<br />

阪 神 大 震 災 で 新 幹 線 高 架 が 崩 れた 箇 所 は 昔 、 川 が 流 れていた<br />

刹 那<br />

37<br />

1 st .<br />

1995 年<br />

スピード 重 視<br />

の 時 代 ・・・<br />

高 橋 学 , `` 災 害 リスクマネージメントのための 環 境 考 古 学 ’’ http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/rb/593PDF/takahasi.pdf<br />

継 続 は 力 (その1)<br />

⇒ 物 理 用 語 では`` 運 動 の 第 1 法 則 ’’という<br />

⇒ 仏 教 用 語 では`` 業 力 ’’<br />

(1) 走 っている 電 車 ・ 自 動 車 は 急 に 止 まれない。<br />

(2) 原 発 は 急 に 無 くすことはできない?<br />

(3) CO 2 排 出 量 を 急 に 削 減 することはできない?<br />

(4) 環 境 破 壊 を 急 に 止 めることはできない。<br />

(5) 政 治 ・ 経 済 システムは 急 に 変 えられない?<br />

(6) 医 療 システムは 急 に 変 えることはできない?<br />

(7) 教 育 システムを 急 に 変 えることはできない?<br />

(8) タバコ・ 酒 を 急 に 止 められない。<br />

恒 例 の 古 いことを 変 えるよりも、<br />

新 しいことを 始 める 方 がまだ 楽<br />

(9) 電 波 は 急 に 曲 がれない。<br />

(10) 波 (サーファーも)は 急 に 止 められない。<br />

ならば・・・それをポジティブにとることも<br />

波 に 乗 った <strong>勉</strong> <strong>強</strong> は 止 められない? 波 に 乗 って<br />

走 り 出 すまでは 一 定 の 期 間 ・ 量 の 練 習 が 必 要<br />

この 練 習 のことを`` 行 ’’という<br />

・・・まずは30 日 間 の 継 続<br />

38<br />

継 続 は 力 (その2)<br />

朝 日 新 聞 2015/01/14 より 引 用<br />

天 才 とは 続 けられる 人 に 与 えられる 称 号<br />

39<br />

紙 書 籍 と 電 子 書 籍 の 理 解 度<br />

電 子 媒 体 がこれだけ 普 及 してもまだリアルな 紙 媒 体 には 劣 る。<br />

40<br />

B.C. 200 年 頃<br />

漢 の 時 代<br />

Book iPad Kindle Note PC Paper PC-Link PC iPad Kindle<br />

読 書 速 度 の 比 較<br />

作 業 時 間 の 比 較<br />

A.D. 700 年 頃<br />

飛 鳥 時 代<br />

紙 は2-3 千 年<br />

の 歴 史<br />

※<br />

※ 犍 陀 多 by 芥 川 龍 之 介 「 蜘 蛛 の 糸 」 何 事 も 一 人 では 五 欲 に 負 けやすい<br />

http://www.asahi.com/articles/ASGDS6GRYGDSUEHF01M.html?iref=comtop_6_04<br />

http://www.asahi.com/edu/center-exam/ganbare.html<br />

Paper iPad<br />

Paper Swipe Tap<br />

二 次 課 題 への 反 応 時 間<br />

エラー 検 出 率<br />

柴 田 , 高 野 , 大 村 , `` 電 子 書 籍 端 末 は 紙 を 代 替 できるか? 電 子 書 籍 端 末 の 評 価 実 験 にもとづく 考 察 ,’’<br />

富 士 ゼロックステクニカルレポート No.21 2012<br />

http://www.fujixerox.co.jp/company/technical/tr/2012/pdf/t_4.pdf


研 究 には 英 語 が 必 須 な 理 由<br />

2 年<br />

3 年<br />

2 年<br />

最 短<br />

3 年<br />

英 語 論 文 発 表<br />

英 語 教 科 書 販 売<br />

まず、 欧 米 人 学 生 の 手 に・・・<br />

和 訳 教 科 書 販 売<br />

和 書 教 科 書 販 売<br />

学 校 教 科 書 採 用<br />

やっと 日 本 人 学 生 の 手 に・・・<br />

情 報 ソース( 論 文 )<br />

情 報 ソース<br />

にアクセスで<br />

きる 人 ほど<br />

早 く 知 識 を 得<br />

検 証 ・ 応 用 られる。<br />

講 義<br />

日 本 語 による<br />

学 校 の <strong>勉</strong> <strong>強</strong><br />

は 少 なくとも<br />

10 年 以 上 は<br />

遅 れた 情 報<br />

41<br />

一 番 使 える 英 語 辞 書 ( 英 辞 郎 )<br />

ここに 英 単 語 か 日 本<br />

語 を 入 れるだけ。<br />

分 厚 い 英 語 辞 書 や 電 子 辞 書<br />

はもう 古 い?ネイティブの 発<br />

音 付 はとてもよい。<br />

42<br />

英 語 <strong>勉</strong> <strong>強</strong> 法 ( 文 法 )<br />

43<br />

英 語 <strong>勉</strong> <strong>強</strong> 教 材 (リスニング)<br />

44<br />

繰 り 返 し 聴 くことが 大<br />

切 。 人 間 は 自 分 が 発<br />

音 できないものは 聴 き<br />

取 ることができない。<br />

∴ 発 音 練 習 も 大 事 。


取 っておくと 潰 しが 利 く 資 格<br />

740 以 上 (できれば800レベル) 英 検<br />

※750 点 が 大 手 企 業 の 課 長 昇 進 要 件 になっている。<br />

(Microsoft Office Specialist)<br />

※ 入 社 前 の 通 信 教 育 を 課 す 企 業 が 増 えている。<br />

※ 社 内 PCはWindowsベースでMS-Office (Word,<br />

Excel, PowerPoint) 文 書 がほぼ 標 準 。<br />

一 陸<br />

(Cisco Certified Network Associate)<br />

※ 大 手 企 業 には 必 ずネットワーク 専 門 の 部 署 があるが、<br />

中 小 企 業 ではネットワーク 知 識 豊 富 だと 重 宝 されることも。<br />

その 他 ・・・ 自 分 のキャリアプランに 合 わせて。<br />

EMaT<br />

TOEFL<br />

漢 字 検 定<br />

電 検<br />

日 本 語 検 定<br />

45<br />

基 本 情 報<br />

技 術<br />

エビングハウスの 忘 却 曲 線<br />

y Ae <br />

x<br />

復 習<br />

20 分 後 ⇒ 42%を 忘 却 し、58%を 覚 えていた。<br />

1 時 間 後 ⇒ 56%を 忘 却 し、44%を 覚 えていた。<br />

1 日 後 ⇒ 74%を 忘 却 し、26%を 覚 えていた。<br />

1 週 間 後 ⇒ 77%を 忘 却 し、23%を 覚 えていた。<br />

1ヶ 月 後 ⇒ 79%を 忘 却 し、21%を 覚 えていた。<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki より 引 用<br />

e <br />

x<br />

0<br />

問 1:なぜ 人 間 は 忘 れるのか・・・<br />

何 でも 忘 れる 人<br />

間 にとって 復 習<br />

( 反 復 学 習 )はと<br />

ても 重 要 です。<br />

ヘルマン・エビングハウス<br />

(Hermann Ebbinghaus) 問 2:5W1Hの 原 則 は?<br />

ドイツの 心 理 学 者<br />

答 1: 嫌 だったこと, 慣 れ<br />

問 2: When, Who, Where, What, Why, How<br />

反 芻 が 大 事<br />

会 議 や 打 ち 合<br />

わせでは、 必<br />

ずメモを 取 って<br />

文 章 に 残 して<br />

ゆく 癖 を!<br />

⇒ `` 後 知 慧 ’’という<br />

46<br />

イノベーター 理 論 (16%の 壁 )<br />

1962 年 に 米 ・スタンフォード 大 学 の 社 会 学 者 、エベ<br />

レット・M・ロジャース 教 授 (Everett M. Rogers)が 提<br />

唱 した<br />

理 論<br />

1. イノベーター(Innovators: 革 新 者 ):<br />

ここが 突 破 点<br />

冒 険 心 にあふれ、 新 しいものを 進 んで 採 用 する 人 。<br />

2. アーリーアダプター(Early Adopters: 初 期 採 用 者 ): 13.5 % 計 16 %<br />

流 行 に 敏 感 で、 情 報 収 集 を 自 ら 行 い、 判 断 する 人 。<br />

他 の<br />

とも。<br />

3. アーリーマジョリティ(Early Majority: 前 期 追 随 者 ): 34 %<br />

比 較 的 慎 重 派 な 人 。 平 均 より 早 くに 新 しいものを 取 り 入 れる。<br />

ブリッジピープルとも 呼 ばれる。<br />

4. レイトマジョリティ(Late Majority: 後 期 追 随 者 ): 34 %<br />

比 較 的 懐 疑 的 な 人 。 周 囲 大 多 数 が 試 している 場 面 を 見 てから 同 じ 選 択 をする。<br />

フォロワーズとも 呼 ばれる。 百 匹 目 の 猿 現 象 って 知 っていますか?<br />

5. ラガード(Laggards: 遅 滞 者 ): 16 % 人 間 組 織 の 中 でも16%が 新 しいやり 方 を 受 け 入<br />

最 も 保 守 的 な 人 。 流 行 や 世 の 中 の 動 きに 関 心 が 薄 い。 れると 一 気 に 変 わる 可 能 性 大<br />

イノベーションが 伝 統 になるまで 採 用 しない。 伝 統 主 義 者 とも 訳 される。<br />

http://www.jmrlsi.co.jp/mdb/yougo/my02/my0219.html<br />

2.5 %<br />

47<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki/<br />

パレートの 法 則<br />

イタリアの 経 済 学 者 ヴィルフレド・パレート<br />

(Vilfredo Federico Damaso Pareto)が 発 見 した<br />

冪 乗 則 。 全 体 数 値 のうち、20%の 原 因 が80%の 結<br />

果 (アウトプット)を 生 み 出 しているという 法 則 。<br />

1. 売 上 の8 割 は 全 顧 客 の2 割 が 生 み 出 している。 売 上 を 伸 ばすには<br />

顧 客 全 員 を 対 象 としたサービスよりも、<br />

。 ※ 講 義 も 上 位 2 割 の 学 生 に 的 を 絞 った 方 が 効 率 的 ?<br />

2. 商 品 の 売 上 の8 割 は、 全 商 品 銘 柄 のうちの2 割 で 生 み 出 している。<br />

3. 売 上 の8 割 は、 全 従 業 員 のうちの2 割 で 生 み 出 している。<br />

4. 所 得 税 の8 割 は、 課 税 対 象 者 の2 割 が 担 っている。<br />

5. 仕 事 の 成 果 の8 割 は、 費 やした 時 間 全 体 の2 割 で 生 み 出 している。<br />

6. 全 体 の20%が 優 れた 設 計 なら、 実 用 上 80% 優 れた 能 力 を 発 揮 する。<br />

7. 聴 講 学 生 の3 割 は 毎 回 熱 心 に、3 割 は 気 分 屋 、3 割 は 全 く 無 関 心 だ<br />

とか・・・。<br />

( 平 均 点 を 下 げてい<br />

る 人 はいない)。 例 ) 92 80 60 28 92 80 60 28<br />

見 方 を 変 えると 味 方 が 変 わる。<br />

Avg 23 20 15 7 65<br />

4 4 4 4 4<br />

48


ハインリッヒの 法 則<br />

ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ(Herbert<br />

William Heinrich)(1886 年 - 1962 年 )がアメリカの<br />

損 害 保 険 会 社 で 管 理 職 をしていたときに 出 版 さ<br />

れた 論 文 から。 別 名 1:29:300の 法 則 。<br />

49<br />

パーキンソンの 法 則<br />

50<br />

1. ある 工 場 で 発 生 した 労 働 災 害 5000 件<br />

余 を 統 計 学 的 に 調 べ、 計 算 し、 以 下 の<br />

ような 法 則 を 導 いた。<br />

2. 「 災 害 」について 現 れた 数 値 は<br />

「1:29:300」であった。<br />

3. その 内 訳 として、「 重 傷 」 以 上 の 災 害 が<br />

1 件 あったら、その 背 後 には、29 件 の<br />

例 ) 指 の 切 断<br />

例 ) 擦 り 傷 、 切 り 傷<br />

「 軽 傷 」を 伴 う 災 害 が 起 こり、300 件 もの<br />

「ヒヤリ・ハット」した( 危 うく 大 惨 事 にな<br />

例 ) 危 なかった・・・<br />

怪 我 しなくて 良 かった・・・<br />

る) 傷 害 のない 災 害 が 起 きていた。<br />

4. 1 科 目 の 欠 点 の 裏 には・・・<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki/<br />

あなたは、ど<br />

こでストップを<br />

かけるか?<br />

朝 日 新 聞 2014/04/24 より 引 用<br />

<br />

<br />

決 定 事 項 を 会 議 参 加<br />

者 以 外 に 伝 える 順 序 ,<br />

タイミング, 伝 え 方 は<br />

重 要 です。これを「 根<br />

回 しの 法 則 ※<br />

」とも 言<br />

います<br />

※ これを 軽 視 すると・・・ 例 えどんなに 良 い 案 でも 拒 絶 されます。 人 間 心 理 の 一 つです。<br />

PDCAサイクル<br />

• J-ALERT( 全 国 瞬 時 警 報 システム)が 機 能 せず( 音 声 流 れず)。<br />

• SPEEDI( 緊 急 時 迅 速 放 射 能 影 響 予 測 ネット)が 活 かされず 被 爆 。<br />

※ 2012オリンピックメイン 会 場 の 国 立 競 技 場 建 設 予 算<br />

• 原 子 炉 ベント 作 業 をするため、 所 員 がホームセンターへバッテ<br />

リーを 買 い 出 しに・・・ 自 家 用 車 通 勤 者 から 提 供 してもらった。<br />

• 発 電 機 の 灯 油 が 不 足 して 所 員 がホームセンターに 買 い 出 しへ。<br />

• 消 防 車 は 確 保 したものの・・・ポンプの 使 い 方 が 分 からなかった。<br />

• 現 金 が 足 りなくなって 所 員 から 急 遽 集 めた・・・。<br />

• 本 番 5 秒 前 にはさみがない。マジックがない・・・<br />

• 担 当 者 を 決 めていなかった。アドリブで 何 とか・・・<br />

• テストの 山 が 外 れた。 時 間 切 れ・・・<br />

https://ja.wikipedia.org/wiki/PDCAサイクル<br />

必 ず 事 前 に 計 画<br />

書 を 作 成 し、 現 場<br />

でシミュレーション<br />

をしてみること!<br />

51<br />

温 故 知 新 の 法 則<br />

52<br />

• 想 定 できる 機 会 と 時 間 は 何 度 かあったが 問 題<br />

遭 遇 時 まで 考 えなかった・・・ ( 怠 惰 ・ 惰 性 )<br />

想 定 外 の 意 味 とは?<br />

それでも 予 想 できなかった<br />

問 題 は 諦 めるしかない。<br />

13.5M×4=?M<br />

朝 日 新 聞 2012/10/27 より 引 用


茹 でガエルの 法 則<br />

53<br />

割 れ 窓 理 論 (Broken Window Theory)<br />

54<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki より 引 用<br />

カエルを 煮 え 立 った 鍋 に 入 れるとあまりの 熱 さにびっくりして<br />

飛 び 出 すが、 水 からゆっくり 煮 込 むとそのまま 死 んでしまう。<br />

余 談 ですが・・・<br />

もやしを 水 から 煮 込 むと<br />

シャキッとしたままって<br />

知 っていましたか?<br />

人 間 の 急 性 病 と 慢 性 病<br />

( 生 活 習 慣 病 )の 違 い。<br />

忘 れたころにやってくる<br />

災 害 ( 地 震 ・ 津 波 )や 日 々<br />

止 められない 環 境 破 壊<br />

(CO 2 )と 似 ているね ※<br />

中 国 の 安 徽 省 などでは 渓 流<br />

に 棲 むカエル「 石 鶏 (シー<br />

ジー、Rana spinosa)」は 美 味<br />

と 珍 重 されている。 鶏 と 書 くぐ<br />

らいなので 鶏 肉 に 味 は 似 てい<br />

るそうです。<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki/<br />

比 較 的 治 安 のよい 街 で、ボンネットを 開 けた2 台 の 車<br />

を 一 週 間 放 置 してどうなるか 実 験 した。1 台 はガラス<br />

を 割 っておいた( 左 下 図 )。<br />

1 週 間 後<br />

1 週 間 後<br />

タイヤ 持 ち 去 り、<br />

落 書 き、 破 壊<br />

スクラップ 状 態<br />

バッテリー 持 ち 去 り<br />

(10 分 後 )<br />

※ 環 境 が 人 をつくり、 人 が 環 境 をつくる?<br />

※ 「 慣 れ・ 慣 性 」は 別 の 側 面 から 見 ると「 順 応 」という 意 味 も。 必 ずしも 忌 み 嫌 うことではない。 舛 田 光 洋 `` 夢 をかなえるそうじ 力 ,’’ pp.27-28<br />

○○ 参 上 !<br />

変 化 なし<br />

フィリップ・ジンバルド<br />

( 心 理 学 者 )<br />

スタンフォード 大<br />

教 室 ・ 自 室 、 身<br />

だしなみ・ 健 康 ・<br />

言 葉 遣 い・ 想 い<br />

についても 同 じ<br />

ことが 言 える。<br />

NY 地 下 鉄 では<br />

落 書 きを 消 し<br />

たら75%も 重<br />

犯 罪 が 激 減 し<br />

た 実 績 あり。<br />

ブロークンウィンドウ 理 論<br />

「 建 物 の 窓 が 壊 れているのを 放 置 すると、 誰 も 注 意 を 払 っていな<br />

いという 象 徴 になり、やがて 他 の 窓 もまもなく 全 て 壊 される」との<br />

考 え 方 から。<br />

1. 建 物 の 窓 が 壊 れているのを 放 置 すると、それが「 誰 も 当 該 地 域 に 対 し 関 心 を<br />

払 っていない」というサインとなり、 犯 罪 を 起 こしやすい 環 境 を 作 り 出 す。<br />

2.ゴミのポイ 捨 て、 落 書 きなどの 軽 犯 罪 が 起 きるようになる。<br />

3. 住 民 のモラルが 低 下 して、 地 域 の 振 興 、 安 全 確 保 に 協 力 しなくなる。それが<br />

さらに 環 境 を 悪 化 させる。<br />

4. 凶 悪 犯 罪 を 含 めた 犯 罪 が 多 発 するようになる。<br />

したがって、 治 安 を 回 復 させるには、 一 見 無 害 であったり 軽 微 な 秩 序 違 反 行 為 でも 取 り 締 ま<br />

る(ごみはきちんと 分 類 して 捨 てる、 落 書 きは 消 す、 自 転 車 の 二 人 乗 り、 車 のスピード 違 反 、<br />

赤 黄 信 号 、 歩 行 者 の 横 断 優 先 など 交 通 秩 序 を 守 る)。 警 察 による 徒 歩 パトロールや 交 通 違<br />

反 の 取 り 締 まりを <strong>強</strong> 化 する。 地 域 社 会 は 警 察 職 員 に 協 力 し、 秩 序 の 維 持 に 努 力 する。<br />

問 : 小 さな 己 心 の 魔 ( 悪 意 ・ 我 欲 だけに 基 づく 身 口 意 )を 見 逃 すことと 似 ていませんか?<br />

http://ja.wikipedia.org/wiki より 引 用<br />

55<br />

梟 の 法 則<br />

【 快 】 適 なパソコンの 前 に 座 り、ブラウザー 画 面 で 検 索 クリックし<br />

て 解 ( 答 え)を 探 す。 何 となく 分 かったようでいて、 一 切 自 分 の 血<br />

肉 にはなっていない。 楽 して 手 に 入 れた 情 報 ・ 安 易 な 探 し 方 ・ 受<br />

け 身 の 探 し 方 の 裏 には「 時 間 もお 金 も 体 力 も 使 いたくない・・・」、<br />

極 端 な 言 い 方 をすれば、「 他 の 趣 味 や 遊 びにもっと 時 間 とお 金<br />

を 使 いたい」という 欲 の 裏 返 しとも 言 えるのでは。<br />

例 )コンビニ 弁 当 、ファストフード(ハンバーガー、フライドポテト、ポテチ、カッ<br />

プメン、 牛 丼 、ココイチなど・・・)と 同 じで 早 い・ 安 い・ 旨 いはその 反 動 が 必 ず<br />

長 い・ 高 い・まずい( 慢 性 病 ・ 薬 代 ・ 命 に 関 わる 悲 )となって、<br />

そのしっぺ 返 しは 自 分 に 帰 ってくる。 楽 の 極 まれるは 悲 の 基 なり。<br />

渡 辺 和 子 , `` 面 倒 だから、しよう,’’ 幻 冬 舎<br />

齋 藤 孝 , `` 図 解 養 生 訓 ,’’ ウェッジ<br />

-<br />

56


<strong>勉</strong> <strong>強</strong> 部 屋 改 善 術<br />

1. 椅 子 は 肘 掛 つきでコロコロ 付 きの 休 める 椅 子 が 理 想 。<br />

( 実 は・・・ 椅 子 は 一 番 お 金 をかけるところ)<br />

2. 机 の 前 に 空 間 をつくる。 圧 迫 感 が 無 意 識 に 着 席 を 拒<br />

ませている。<br />

3. 机 の 正 面 に 窓 ではなく、 左 側 に 窓 の 配 置 がよい。<br />

4. 入 り 口 を 監 視 できる 位 置 に 机 を 配 置 する。<br />

5. <strong>勉</strong> <strong>強</strong> に 向 いている 色 、 ・<br />

・ を 上 手 く 使 う。<br />

http://www.nhk.or.jp/hanamichi/p2012/121217.html<br />

57<br />

鉛 筆<br />

( 小 学 生 、 中 学 生 )<br />

シャープペン<br />

( 高 校 生 、 大 学 生 )<br />

万 年 筆<br />

(プロ)<br />

ノート<br />

( 高 校 生 、 大 学 生 )<br />

ルーズリーフ<br />

( 高 校 生 、 大 学 生 )<br />

<strong>勉</strong> <strong>強</strong> 道 具 の 比 較<br />

削 るのが 面 倒 。<br />

湿 度 が 高 いと 紙 にうまく 書 けないため、<br />

筆 圧 が 上 がって 手 が 疲 れる、 基 本 1 色 。<br />

芯 の 尖 りを 使 うための 回 転 が 面 倒 。<br />

滑 らかに 書 けるが、 補 充 含 めインクをつける<br />

のが 面 倒 、 使 用 後 の 手 入 れが 面 倒 、 基 本 1 色 。<br />

講 義 を 休 むと 後 でページ 挿 入 できない。<br />

復 習 したときに 書 き 込 むスペースがない。<br />

講 義 を 休 んでも 後 から 挿 入 できるが、バラバ<br />

ラになり 紛 失 しやすい。 表 裏 をよく 間 違 える。<br />

図 を 書 いたりするとき 罫 線 が 邪 魔 。<br />

・・・ではどうしたらよいか?<br />

58<br />

<strong>勉</strong> <strong>強</strong> 道 具 の 一 例<br />

59<br />

<strong>勉</strong> <strong>強</strong> 道 具 の 一 例<br />

60<br />

万 年 筆 に 似 た 書 き<br />

心 地 なのに 安 い。<br />

0.7 が 疲 れない。<br />

1 色 では <strong>強</strong> 調 点 が 分 からな<br />

い。 最 低 でも2 色 は 準 備<br />

罫 線 は 邪 魔 なので、 無<br />

地 の 方 が 自 由 に 書 ける。<br />

( 下 敷 きに 罫 線 が 付 いて<br />

いるので 大 丈 夫 )<br />

裏 は 基 本 的 に 使 わない( 表 裏 を 間 違 わないために)。<br />

2 穴 パンチで 穴 をあければ 自 由 にファイリングできる。<br />

修 正 テープは 4.2 mm<br />

幅 がちょうど 良 いです。


<strong>勉</strong> <strong>強</strong> ・ 学 習 のまとめ<br />

分 からないことを 丸 ごと 全 部 先 生 や 友 人 に 聞 く<br />

のも 良 い。しかし、いずれ 雛 は 親 鳥 から 離 れる<br />

ように 一 人 立 ちは 必 至 。 今 から 上 手 な 人 を 真 似<br />

て 独 学 ( 自 立 )に 慣 れる 訓 練 と 備 えは 必 要 。<br />

1.モチベーションを 高 められる 現 実 的 な 目 標 を 定 める。<br />

2. 数 多 ある 日 本 語 教 科 書 の 中 から 良 著 を 探 す。<br />

3. 英 語 原 著 ( 情 報 ソース)にアクセスする。 過 去 を 調 べる。<br />

4. 自 分 より 進 んでいる 人 、 上 手 い 人 のやり 方 を 真 似 る。<br />

5. 図 書 館 や 大 型 書 店 に 実 際 に 足 を 運 ぶ。<br />

6. 事 前 に 模 擬 ・シミュレーションする。<br />

7. 反 復 学 習 ( 復 習 )する。 継 続 する。<br />

8.やれることをやり 終 えたら 後 は 托 身 。 祈 る。<br />

この 一 連 の 流 れは 社 会 へ 出 てからの 仕 事 ・プロジェクトに 通 じるものが 沢 山 あります。<br />

61<br />

近 未 来 の <strong>勉</strong> <strong>強</strong> 方 法 は?<br />

ネットに 接 続 できる 環 境 さえあれば、<br />

誰 でも 自 由 に( 無 料 で) 興 味 のあるこ<br />

とを <strong>勉</strong> <strong>強</strong> できる 環 境 になりつつある。<br />

もちろんネガティブな 側 面 ( 暗 黒 面 )もある。<br />

Wikipedia、 質 問 ・ 情 報 共 有 サイト、 電 子 書 籍 、 専 門 講<br />

義 資 料 等 の 公 開 が 進 んでいるのはこの 流 れの 一 つ。<br />

通 訳 電 話 &<br />

翻 訳 コンシェル<br />

数 十 年 後 ? 超 高 機 能<br />

な 瞬 時 通 訳 端 末 の 出<br />

現 によって、 外 国 語 の<br />

<strong>勉</strong> <strong>強</strong> 体 系 が 変 わる 可<br />

能 性 もあり 得 る。<br />

62<br />

最 後 まで 見 てくれた 人 へ<br />

注 ) 本 スライドはあくまで <strong>勉</strong> <strong>強</strong> のための<br />

参 考 案 のひとつにすぎません。<br />

( 登 山 道 は 一 つだけでない)<br />

自 分 のやり 方 を 見 つけることも <strong>勉</strong> <strong>強</strong> 。<br />

自 分 の 願 い・ 夢 に 合 わせて 臨 機 応 変 に!<br />

63<br />

2010 箱 根 駅 伝<br />

総 合 8 位<br />

箱 根 駅 伝 にたとえて<br />

恩 師 : 橋 本 修 先 生 のご 厚 意 により 掲 載<br />

64<br />

<br />

<br />

( 楽 しむことも 忘 れずに!)<br />

<br />

<br />

人 生 は80 年<br />

登 りの5 区<br />

降 りの6 区<br />

二 宮 の7 区<br />

問 :あなたの「 花 の2 区 」はいつでしたか?<br />

つまり<br />

1 区 8 年<br />

40 才 ~47 才<br />

48 才 ~55 才<br />

56 才 ~

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