進行性化骨性筋炎（FOP）に関する国際的研究拠点の形成 - 埼玉医科大学

進 行 性 化 骨 性 筋 炎 (FOP)に 関 する 国 際 的 研 究 拠 点 の 形 成49医 科 大 学 FOP 診 療 ・ 研 究 プロジェクト」( 以 下 ,FOPプロジェクト)を 組 織 した.これは,FOPの 診 断 や 治療 に 関 わる 臨 床 研 究 と 基 礎 研 究 の 連 携 によりFOPの克 服 を 目 指 す, 本 邦 初 のFOP 専 門 の 研 究 組 織 である.本 稿 執 筆 時 点 で,FOPプロジェクトは12 名 の 本 学 の臨 床 及 び 基 礎 研 究 者 と,4 名 の 学 外 研 究 者 によって 構成 されている( 表 1).FOPは, 極 めて 希 で 症 例 数 の 少 ない 疾 患 であることから,ごく 一 部 の 医 療 従 事 者 だけが 知 る 疾 患 であった. 患 者 やその 家 族 がFOPに 関 する 情 報 を 入 手するためには, 少 ない 専 門 的 な 医 学 論 文 や 患 者 個 人 のホームページなどに 頼 らざるを 得 ず, 正 確 で 最 新 の 情報 を 入 手 することが 困 難 であった.そこで, 本 学 の 全面 的 な 協 力 の 下 ,2007 年 2 月 にFOPプロジェクトによる 一 般 向 けホームページを 開 設 し,これを 頻 繁 に 更新 することで, 可 能 な 限 り 正 確 で 新 しいFOPの 医 学 的情 報 を 提 供 する 体 制 を 整 えた.( h t t p : / / w w w. s a i t a m a - m e d . a c . j p / m e d l i n k s /saitama_univ_fop/web-content/index.html).2)FOPに 関 する 学 術 セミナー 等 の 企 画FOPやBMPに 関 する 最 新 の 情 報 を 収 集 するために,海 外 を 含 む 学 外 から 関 連 の 研 究 者 を 招 きセミナー 等 を企 画 した( 表 2). 本 研 究 期 間 中 に, 海 外 から3 名 , 国 内から5 名 の 講 師 を 招 いた.また,2007 年 7 月 に 開 催 された 第 25 回 日 本 骨 代 謝学 会 学 術 集 会 ランチョンセミナー( 大 阪 国 際 会 議 場 )において, 片 桐 岳 信 が 座 長 を 務 めKaplan 教 授 が 最 新のFOP 研 究 に 関 する 講 演 を 行 った.そこでこのランチョンセミナーに, 日 本 骨 代 謝 学 会 の 協 力 の 下 , 国 内のFOP 患 者 と 家 族 ( 合 計 22 家 族 )を 招 待 し, 最 先 端 のFOP 研 究 に 関 する 情 報 を 得 る 機 会 を 提 供 した.これは, 日 本 骨 代 謝 学 会 でも 初 の 試 みであった.さらにこの 講 演 会 の 後 で, 国 内 のFOP 研 究 者 やKaplan 教 授 と共 に,FOP 患 者 と 家 族 の 懇 談 会 を 開 催 した.これは,国 内 初 の 全 国 規 模 のFOP 患 者 会 となった.3) 国 内 患 者 におけるFOP 遺 伝 子 変 異 の 解 析国 内 のFOP 患 者 20 名 とその 血 縁 者 から 提 供 された血 液 を 基 に,FOP 責 任 遺 伝 子 の 解 析 を 試 みた.2006年 に,Kaplanら に よ っ てBMP 受 容 体 の1つ で あ るALK2 遺 伝 子 の617G >A 変 異 が 同 定 されたことから,この 変 異 の 有 無 を 解 析 したところ,19 名 のFOP 患 者においてエクソン4 中 の617G >A 変 異 を 確 認 した. 一方 , 血 縁 者 にこの 変 異 は 見 出 されなかった.また, 変異 が 確 認 されなかった1 名 は, 後 日 , 主 治 医 による 診断 からFOPではないことが 判 明 した.よって, 国 内 のFOP 患 者 もALK2 遺 伝 子 の617G >A 変 異 によって 本 疾患 を 発 症 しているものと 予 想 された.4. 考 察本 研 究 により, 我 々は 我 が 国 初 のFOP 研 究 専 門 組 織表 1. 埼 玉 医 科 大 学 FOP 診 療 ・ 研 究 プロジェクトのメンバー(50 音 順 )

50 片 桐 岳 信 , 他となる「 埼 玉 医 科 大 学 FOP 診 療 ・ 研 究 プロジェクト」を 組 織 し, 国 内 におけるFOP 研 究 を 推 進 した.その後 ,2007 年 3 月 には, 厚 生 労 働 省 の 平 成 18 年 度 第 4 回特 定 疾 患 対 策 懇 談 会 においてFOPを 難 病 として 認 定することが 決 定 した.これに 基 づき,2008 年 4 月 からは 厚 生 労 働 省 の 難 治 性 疾 患 克 服 研 究 事 業 「 脊 柱 靱 帯骨 化 症 に 関 する 調 査 研 究 」によってFOPに 関 する 研究 が 開 始 され, 片 桐 岳 信 も 分 担 研 究 者 として 参 加 している.今 回 の 研 究 により, 国 内 FOP 患 者 においてもALK2遺 伝 子 の617G >A 変 異 が 確 認 された. 従 来 は,FOPを 正 確 に 診 断 する 方 法 が 確 立 されていなかったため,FOPと 確 定 診 断 されるまでに 平 均 4 年 を 要 していた.今 後 は,FOPに 特 徴 的 な 所 見 である 外 反 母 趾 を 含 む拇 指 の 奇 形 の 有 無 とALK2 遺 伝 子 の 変 異 解 析 を 行 うことで, 迅 速 な 診 断 が 可 能 になるものと 思 われる.すでに, 本 学 のFOPプロジェクトでは 外 部 医 療 機 関 からのFOP 遺 伝 子 解 析 を 受 け 入 れており,それによってFOPの 診 断 が 確 定 した 事 例 がある. 血 液 以 外 のサンプルを用 いた 非 侵 襲 的 な 検 査 方 法 を 検 討 すると 共 に,ALK2遺 伝 子 の 変 異 がBMP 受 容 体 のどのような 機 能 的 変 化を 引 き 起 こすかという 点 について 解 析 中 である.これまでの 予 備 的 な 結 果 によると, 本 受 容 体 は 構 成 的 活 性型 変 異 体 であり, 常 にBMPシグナルを 細 胞 内 に 伝 達している 可 能 性 が 示 された.以 上 のように, 本 研 究 により 本 学 にFOPの 研 究 拠 点を 形 成 することに 成 功 した. 今 後 の 継 続 的 な 研 究 により,FOPの 発 症 原 因 が 解 明 され,それに 基 づく 新 しい有 効 な 治 療 法 が 開 発 されることが 期 待 される.文1) Kaplan FS, Shen Q, Lounev V, Seemann P, Groppe J,Katagiri T, et al. (2008) Skeletal Metamorphosis infibrodysplasia ossificans progressiva (FOP). J. BoneMiner. Metab. 26, in press.2) Katagiri T, Suda T, and Miyazono K. (2008) The bonemorphogenetic proteins. In The TGF-βFamily.Miyazono K and Derynck R, editors. Cold SpringHarbor Press, New York, p.121-49.5. 謝 辞本 研 究 の 少 なくとも 一 部 は, 埼 玉 医 科 大 学 学 内 グラント(H18-1-2-10), 平 成 17 年 度 私 立 大 学 学 術 研 究 高度 化 推 進 事 業 学 術 フロンティア, 平 成 19 年 度 厚 生 労 働科 学 研 究 費 難 治 性 疾 患 克 服 研 究 事 業 , 平 成 19 年 度 三共 生 命 科 学 振 興 財 団 研 究 助 成 , 平 成 20 年 度 川 野 正 登記 念 川 野 小 児 医 学 奨 学 財 団 研 究 助 成 による 助 成 を 受けた.また, 本 研 究 の 一 部 により, 第 5 回 森 村 豊 明会 奨 励 賞 ( 片 桐 岳 信 ),ノボノルディスク 成 長 ・ 発達 研 究 賞 2008( 片 桐 岳 信 ), 第 18 回 日 本 整 形 外 科 学献表 2. FOPプロジェクトが 企 画 したセミナー 等

進 行 性 化 骨 性 筋 炎 (FOP)に 関 する 国 際 的 研 究 拠 点 の 形 成51会 骨 系 統 疾 患 研 究 会 最 優 秀 ポスター 賞 ( 片 桐 岳 信 ),29th American Society for Bone and Mineral ResearchAnnual Meeting, Travel grant( 福 田 亨 ),29th AmericanSociety for Bone and Mineral Research AnnualMeeting, Travel grant( 野 島 淳 也 )を 受 賞 した.研 究 成 果 リスト・ 論 文1) Fukuda T, Kanomata K, Nojima J, Urakawa I,Suzawa T, Imada M, et al. FGF23 induces expressionof two isoforms of NAB2, which are corepressorsof Egr-1. Biochem Biophys Res Commun 2007; 343:147-51.2) Tomoyasu A, Higashio K, Kanomata K, Goto M,Kodaira K, Serizawa H, et al. Platelet-rich plasmastimulates osteoblastic dif ferentiation in thepresence of BMPs. Biochem Biophys Res Commun2007; 361: 62-7.3) Yamada A, Takami M, Kawawa T, Yasuhara R,Zhao B, Mochizuki A, et al. Interleukin-4 inhibitionof osteoclast differentiation is stronger than that ofinterleukin-13 and they are equivalent for inductionof osteoprotegerin production from osteoblasts.Immunology 2007; 120: 573-9.4) Mizuno Y, Yagi K, Tokuzawa Y, Kanesaki-Yatsuka Y,Suda T, Katagiri T, et al. miR-125b inhibitsosteoblastic differentiation by down-regulation ofcell proliferation. Biochem Biophys Res Commun2008; 368: 267-72.5) Ohta Y, Nakagawa K, Imai Y, Katagiri T, Koike T andTakaoka K. Cyclic AMP enhances Smad-mediatedBMP signaling through PKA-CREB pathway. J BoneMiner Metab 2008; in press.6) Suzuki O, Imaizumi H, Kamakura S and Katagiri T.Bone regeneration by synthetic octacalciumphosphate and its role in biological mineralization.Curr Med Chem 2008; 15: 305-13.7) Katagiri T, Suda T and Miyazono K. In: Miyazono Kand Derynck R, editors. In The TGF-β Family. NewYork: Cold Spring Harbor Press; 2008.p.121-49.8) Kaplan FS, Shen Q, Lounev V, Seemann P,Groppe J, Katagiri T, et al. Skeletal Metamorphosisin fibrodysplasia ossificans progressiva (FOP). JBone Miner Metab 2008; 26, in press.・ 和 文 総 説1) 片 桐 岳 信 BMPシグナルによる 骨 形 成 − 生 理 的 および 病 的 骨 形 成 への 関 与 . 医 学 のあゆみ 2007; 221:57-61.2) 片 桐 岳 信 , 福 田 亨 , 野 島 淳 也 , 鹿 又 一 洋 BMPの作 用 と 骨 疾 患 . 細 胞 2007; 39: 327-30.3) 片 桐 岳 信 , 大 湾 一 郎 進 行 性 化 骨 筋 炎 とは,どのような 病 気 でしょうか. 健 2007; 36: 10-2.4) 片 桐 岳 信 , 福 田 亨 , 鹿 又 一 洋 , 中 村 厚 , 野 島 淳 也BMPシグナルと 骨 疾 患 : 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成症 (FOP). The Bone 2007; 21: 711-5.5) 片 桐 岳 信 , 高 橋 直 之 BMPシ グ ナ ル と 骨 疾 患 .骨 粗 鬆 症 治 療 2008, 印 刷 中 .6) 片 桐 岳 信 , 福 田 亨 , 野 島 淳 也 , 鹿 又 一 洋 , 中 村 厚骨 形 成 におけるBMPシグナルとWntシグナルのクロストークの 重 要 性 . クリニカルカルシウム 2008;18: 194-201.7) 片 桐 岳 信 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症 (FOP) 研究 における 最 近 の 進 歩 . 難 病 と 在 宅 ケア 2008; 13:55-8.8) 片 桐 岳 信 :Fibrodysplasia ossificans progressivaFOPとBMP 情 報 伝 達 異 常 のup to date. リウマチ 科 ,2008; 印 刷 中・ 招 待 講 演 等1) 片 桐 岳 信 : 骨 形 成 の 最 前 線 . 第 8 回 臨 床 骨 代 謝フォーラム,2007 年 1 月 27 日 , 埼 玉2) 片 桐 岳 信 : 進 行 性 化 骨 筋 炎 (FOP). 東 北 大 学 機能 医 科 学 講 座 運 動 学 分 野 ・セミナー, 宮 城 ,2007 年2 月 15 日3) 片 桐 岳 信 : 骨 形 成 研 究 の 最 前 線 . ペンタックス・セミナー, 東 京 ,2007 年 2 月 21 日4) 片 桐 岳 信 : 教 科 書 にも 載 っていない 将 来 の 道 .獨 協 埼 玉 中 学 高 等 学 校 講 演 会 , 埼 玉 ,2007 年 2 月24 日5) 片 桐 岳 信 :FOPに 関 する 最 近 の 進 歩 . FOP 講 演 会 ,岐 阜 ,2007 年 3 月 27 日6) 片 桐 岳 信 : 難 病 への 理 解 を 深 めるために 新 たな難 病 指 定 を 受 けたFOPの 現 状 と 最 近 の 動 向 から.神 戸 市 平 成 19 年 度 第 2 回 地 域 保 険 事 業 関 連 研 修 会 ,2007 年 7 月 2 日 , 兵 庫7) 片 桐 岳 信 : 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症 (FOP)に 関する 基 礎 研 究 の 進 歩 . 難 治 性 疾 患 克 服 研 究 事 業脊 柱 靱 帯 骨 化 症 に 関 する 調 査 研 究 進 行 性 骨 化 性線 維 異 形 成 症 研 究 班 平 成 19 年 度 第 1 回 班 会 議 ,東 京 ,2007 年 7 月 13 日8) 片 桐 岳 信 : 骨 形 成 とBMPシグナル. 第 25 回 日 本骨 代 謝 学 会 学 術 集 会 ミニシンポジウム, 大 阪 ,2007 年 7 月 21 日9) 片 桐 岳 信 : 埼 玉 医 科 大 学 が 取 り 組 む 新 規 の 難 病 ・進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症 (FOP). 第 5 回 RCGMフロンティアシンポジウム,2007 年 7 月 27 日 , 埼 玉10) 片 桐 岳 信 : 新 規 の 難 病 ・ 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成症 (FOP). 九 州 歯 科 大 学 セミナー, 福 岡 ,2007 年8 月 1 日11) 片 桐 岳 信 : 新 規 の 難 病 ・ 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形成 症 (FOP). 佐 賀 県 難 病 相 談 支 援 センター 公 開

52 片 桐 岳 信 , 他セミナー, 佐 賀 ,2007 年 8 月 2 日12) 片 桐 岳 信 :BMPシグナルによる 骨 形 成 の 制 御 .第 16 回 ROD-21 研 究 会 , 神 奈 川 ,2007 年 8 月 25 日13) 片 桐 岳 信 : 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症 (FOP)における 骨 形 成 . 第 49 回 歯 科 基 礎 医 学 会 学 術 大 会 サテライトシンポジウムⅡ, 北 海 道 ,2007 年 8 月 29 日14) 片 桐 岳 信 : 埼 玉 医 科 大 学 が 取 り 組 む 難 病 ・ 進 行 性骨 化 性 線 維 異 形 成 症 (FOP). 第 3 回 埼 玉 医 大 臨 床遺 伝 カンファレンス, 埼 玉 ,2007 年 9 月 10 日15) 片 桐 岳 信 : 新 規 の 難 病 ・ 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形成 症 (FOP). 昭 和 大 学 歯 学 部 口 腔 生 化 学 教 室セミナー, 東 京 ,2007 年 9 月 1 日16) 片 桐 岳 信 : 骨 になる 筋 肉 : 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形成 症 (FOP). 第 62 回 日 本 体 力 医 学 会 ・ 教 育 講 演 ,秋 田 ,2007 年 9 月 13 日17) 片 桐 岳 信 : 新 規 難 病 ・ 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症(FOP) 治 療 薬 の 開 発 に 向 けて. 北 里 大 学 大 学 院 薬学 研 究 科 講 義 , 東 京 ,2007 年 10 月 16 日18) 片 桐 岳 信 :IFOPAシ ン ポ ジ ウ ム 報 告 ( 基 礎 ).難 治 性 疾 患 克 服 研 究 事 業 脊 柱 靱 帯 骨 化 症 に 関する 調 査 研 究 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症 研 究 班平 成 19 年 度 第 2 回 班 会 議 , 東 京 ,2007 年 10 月 20 日19) 福 田 亨 :FOPの 遺 伝 子 解 析 . 難 治 性 疾 患 克 服 研究 事 業 脊 柱 靱 帯 骨 化 症 に 関 する 調 査 研 究 進 行性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症 研 究 班 平 成 19 年 度 第 2 回班 会 議 , 東 京 ,2007 年 10 月 20 日20) 片 桐 岳 信 : 筋 肉 が 骨 になる 難 病 ~ 進 行 性 骨 化 性線 維 異 形 成 症 (FOP)~ . ひたちなか 薬 剤 師 会 学術 集 会 ・ 特 別 講 演 , 茨 城 ,2007 年 11 月 1 日21) 片 桐 岳 信 : 難 病 指 定 されたFOPをもっと 知 ろう.「FOPとは」. なら 地 域 ケア 研 究 会 地 域 ケアについて 考 えるフォーラム・ 基 調 講 演 ,2007 年 11 月 10 日22) 片 桐 岳 信 : 筋 肉 が 骨 に 変 わる 難 病 : 進 行 性 骨 化 性線 維 異 形 成 症 (FOP). 福 岡 歯 科 大 学 学 術 フロンティアシンポジウム・ 特 別 講 演 , 福 岡 ,2007 年12 月 5 日23) Katagiri T.: Bone formation regulated by BMPsignaling. Center for Research in FOP & RelatedDisorders Seminar. The University of PennsylvaniaSchool of Medicine. 米 国 ペンシルバニア 州 ,2007 年12 月 11 日24) Katagiri T.: Bone formation regulated by BMPsignaling. Department of Orthopeadic Surger yReserch Laboratory Seminar. Jefferson MedicalCollege of Thomas Jefferson University. 米 国 ペンシルバニア 州 ,2007 年 12 月 13 日25) 福 田 亨 : 筋 組 織 内 で 異 所 性 骨 化 が 起 こ るFibrodysplasia Ossificans Progressiva (FOP) 発 症メカニズムの 解 析 . 第 3 回 Bone Forum in Hannno.埼 玉 ,2008 年 1 月 10 日26) 片 桐 岳 信 : 成 長 に 伴 い 筋 が 骨 化 する 難 病 ・ 進 行性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症 . 第 19 回 小 児 成 長 研 究 会東 京 ,2008 年 2 月 9 日27) 福 田 亨 : 筋 組 織 内 で 異 所 性 骨 化 が 起 こ るFibrodysplasia Ossificans Progressiva (FOP) 発 症メカニズムの 解 析 . 第 2 回 Bone Research Seminar.東 京 ,2008 年 3 月 1 日28) 片 桐 岳 信 : 骨 誘 導 因 子 (BMP)シグナルに 基 づく生 理 的 及 び 病 的 骨 形 成 の 解 明 . 第 179 回 北 里 研 究 会北 里 研 究 所 北 里 柴 三 郎 記 念 賞 , 森 村 豊 明 会 奨 励賞 受 賞 者 特 別 講 演 会 , 東 京 ,2008 年 3 月 13 日【 第 5 回 森 村 豊 明 会 奨 励 賞 受 賞 】・ 学 会 発 表1) 千 代 延 友 裕 , 吉 田 路 子 , 藤 木 敦 , 石 井 る み 子 ,貫 名 貞 之 , 片 桐 岳 信 : 進 行 性 化 骨 性 筋 炎 (FOP)の1 例 . 第 41 回 日 本 小 児 神 経 学 会 近 畿 地 方 会 , 大 阪 ,2007 年 3 月 24 日2) 野 島 淳 也 , 福 田 亨 , 鹿 又 一 洋 , 依 田 哲 也 , 片 桐 岳 信 :BMPによる 筋 分 化 の 抑 制 はSmad4の 核 移 行 によって 制 御 される. 第 25 回 日 本 骨 代 謝 学 会 学 術 集 会 ,大 阪 ,2007 年 7 月 21 日3) 福 田 亨 , 鹿 又 一 洋 , 野 島 淳 也 , 神 薗 淳 司 , 河 原 啓 ,織 田 弘 美 , 中 山 耕 之 介 , 宮 園 浩 平 , 自 見 英 治 郎 ,大 湾 一 郎 , 片 桐 岳 信 : 筋 組 織 内 で 異 所 性 骨 化 が 起こるFibrodysplasia Ossificans Progressiva (FOP)の発 症 メカニズムの 解 析 . 第 25 回 日 本 骨 代 謝 学 会 学術 集 会 , 大 阪 ,2007 年 7 月 21 日 4) 野 島 淳 也 , 福 田 亨 , 鹿 又 一 洋 , 依 田 哲 也 , 片 桐 岳 信 :BMPによる 筋 分 化 の 抑 制 はSmad4の 核 移 行 で 制 御される. 第 14 回 BMP 研 究 会 , 大 阪 ,2007 年 7 月22 日5) 福 田 亨 , 神 田 将 和 , 鹿 又 一 洋 , 野 島 淳 也 ,新 垣 晴 美 , 神 薗 淳 司 , 野 口 康 男 , 岩 切 清 文 ,近 藤 健 男 , 黒 瀬 純 一 , 遠 藤 健 一 , 中 島 康 晴 ,千 代 延 友 裕 , 河 原 啓 , 西 田 佳 弘 , 織 田 弘 美 ,大 竹 明 , 中 山 耕 之 介 , 小 森 哲 夫 , 丸 木 雄 一 ,宮 園 浩 平 , 自 見 英 治 郎 , 大 湾 一 郎 , 岡 崎 康 司 ,片 桐 岳 信 :Fibrodysplasia Ossificans Progressiva(FOP)で 見 られるBMP 受 容 体 Alk2の 変 異 とその 機能 解 析 . 第 14 回 BMP 研 究 会 , 大 阪 ,2007 年 7 月 22 日6) 福 田 亨 , 神 田 将 和 , 鹿 又 一 洋 , 野 島 淳 也 ,中 村 厚 , 織 田 弘 美 , 池 淵 研 二 , 大 竹 明 , 小 森 哲 夫 ,中 山 耕 之 介 , 難 波 聡 , 丸 木 雄 一 , 供 田 洋 , 宮 園 浩 平 ,自 見 英 治 郎 , 大 湾 一 郎 , 岡 崎 康 司 , 片 桐 岳 信 : 筋 組 織で 異 所 骨 形 成 を 伴 う Fibrodysplasia OssificansProgressiva (FOP)の 発 症 メカニズムの 解 析 .第 5 回 RCGMフロンティアシンポジウム, 埼 玉 ,2007 年 7 月 27 日7) 野 島 淳 也 , 福 田 亨 , 鹿 又 一 洋 , 中 村 厚 , 依 田 哲 也 ,片 桐 岳 信 :BMPによる 筋 芽 細 胞 から 骨 芽 細 胞 への

進 行 性 化 骨 性 筋 炎 (FOP)に 関 する 国 際 的 研 究 拠 点 の 形 成53分 化 誘 導 におけるSmad 依 存 的 シグナルの 役 割 .第 5 回 RCGMフロンティアシンポジウム, 埼 玉 ,2007 年 7 月 27 日8) 水 野 洋 介 , 八 木 研 , 須 田 立 雄 , 片 桐 岳 信 , 福 田 亨 ,岡 崎 康 司 : 骨 芽 細 胞 分 化 に 関 与 するマイクロRNAの 同 定 . 第 5 回 RCGMフロンティアシンポジウム,2007 年 7 月 27 日9) 野 島 淳 也 , 依 田 哲 也 , 片 桐 岳 信 :BMPによる 筋 芽細 胞 から 骨 芽 細 胞 への 分 化 誘 導 におけるSmad 依存 的 シグナルの 役 割 . 第 49 回 歯 科 基 礎 医 学 会 学 術大 会 , 北 海 道 ,2007 年 8 月 30 日 【ポスターワークショップ】10) Fukuda T, Kohda M, Kanomata K, Nojima J,Kamizono J, Oda H, Nakayama K, Ohtake A,Miyazono K, Jimi E, Owan I, Okazaki Y andKatagiri T. : A constitutively activated BMP receptor,ALK2, induces heterotopic bone formation inpatients with fibrodysplasia ossificans progressiva(FOP). 29th ASBMR (American Society for Boneand Mineral Research) annual meeting September15 -19, 2006, Honolulu, Hawaii, USA 【Travel grant】11) Nojima J, Fukuda T, Kanomata K, Yoda T andKatagiri T. : Smad1 and Smad4 differentially regulateosteoblast dif ferentiation and myogenesis inmyoblasts. 29th ASBMR (American Society for Boneand Mineral Research) annual meeting, Honolulu,Hawaii, USA【Travel grant】September 15-19, 2006.12) 大 竹 明 , 片 桐 岳 信 , 池 淵 研 二 , 織 田 弘 美 ,岡 崎 康 司 : 埼 玉 医 科 大 学 進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成症 (FOP) 診 療 ・ 研 究 プロジェクトの 現 状 . 第 25 回小 児 代 謝 骨 疾 患 研 究 会 , 東 京 ,2007 年 12 月 1 日13) 水 野 洋 介 , 八 木 研 , 須 田 立 雄 , 片 桐 岳 信 , 福 田 亨 ,岡 崎 康 司 : 骨 芽 細 胞 分 化 に 関 与 するマイクロRNAの 探 索 . 第 30 回 日 本 分 子 生 物 学 会 年 会 ・ 第 80 回日 本 生 化 学 会 大 会 合 同 大 会 , 神 奈 川 ,2007 年 12 月11 日14) 福 田 亨 , 神 田 将 和 , 鹿 又 一 洋 , 野 島 淳 也 , 中 村 厚 ,神 薗 淳 司 , 中 島 康 晴 , 池 淵 研 二 , 小 森 哲 夫 ,中 山 耕 之 介 , 難 波 聡 , 丸 木 雄 一 , 供 田 洋 , 大 竹 明 ,織 田 弘 美 , 宮 園 浩 平 , 自 見 英 治 郎 , 大 湾 一 郎 ,岡 崎 康 司 , 片 桐 岳 信 : 筋 組 織 で 異 所 性 骨 化 を 伴 うFibrodysplasia ossificans progressiva (FOP) の 発症 メカニズムの 解 析 . 第 30 回 日 本 分 子 生 物 学 会年 会 ・ 第 80 回 日 本 生 化 学 会 大 会 合 同 大 会 ・ 講 演 ,神 奈 川 ,2007 年 12 月 13 日15) 野 島 淳 也 , 福 田 亨 , 中 村 厚 , 鹿 又 一 洋 , 依 田 哲 也 ,片 桐 岳 信 :BMPによる 細 胞 分 化 の 制 御 におけるSmadの 役 割 . 第 30 回 日 本 分 子 生 物 学 会 年 会 ・第 80 回 日 本 生 化 学 会 大 会 合 同 大 会 ・ 講 演 , 神 奈 川 ,2007 年 12 月 14 日16) 大 竹 明 , 織 田 弘 美 , 池 淵 研 二 , 片 桐 岳 信 , 岡 崎 康 司 :進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症 ( F i b r o d y s p l a s i aOssificans Progressiva: FOP)の5 症 例 . 第 2 回 埼 玉北 西 部 骨 代 謝 研 究 会 , 埼 玉 ,2008 年 2 月 15 日17) 大 竹 明 , 織 田 弘 美 , 池 淵 研 二 , 片 桐 岳 信 , 岡 崎 康 司 :進 行 性 骨 化 性 線 維 異 形 成 症 ( F i b r o d y s p l a s i aOssificans Progressiva: FOP)の5 症 例 . 第 38 回 埼 玉小 児 発 育 障 害 研 究 会 , 埼 玉 ,2008 年 2 月 16 日・ 特 許 出 願 等なし© 2008 The Medical Society of Saitama Medical University http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/