MeFt/Web V7.2 - ソフトウェア - Fujitsu

J2UZ-6180-01 Z2-00
MeFt/Web V7.2
説 明 書

まえがき
■ 製 品 の 呼 び 名 について
本 書 に 記 載 されている 製 品 の 名 称 を、 以 下 のように 略 して 表 記 します。
• Microsoft ® Windows ® 95 operating system
→ Windows ® 95
• Microsoft ® Windows ® 98 operating system
→ Windows ® 98
• Microsoft ® Windows ® Millennium Edition operating system
→ Windows ® Me
• Microsoft ® Windows NT ® Workstation operating system Version 4.0
→ Windows NT ® または Windows NT ® 4.0
• Microsoft ® Windows NT ® Server Network operating system Version 4.0
→ Windows NT ® または Windows NT ® 4.0
• Microsoft ® Windows NT ® Server, Enterprise Edition 4.0
→ Windows NT ® 、Windows NT ® 4.0 または Windows NT ® E.E.
• Microsoft ® Windows NT ® Server 4.0, Terminal Server Edition
→ Windows NT ® 、Windows NT ® 4.0 または Windows NT ® T.S.E.
• Microsoft ® Windows ® 2000 Professional operating system
→ Windows ® 2000 または Windows ® 2000 Professional
• Microsoft ® Windows ® 2000 Server operating system
→ Windows ® 2000 または Windows ® 2000 Server
• Microsoft ® Windows ® 2000 Advanced Server operating system
→ Windows ® 2000、Windows ® 2000 Server または Windows ® 2000
Advanced Server
• Microsoft ® Windows ® XP Professional operating system
→ Windows ® XP または Windows ® XP Professional
• Microsoft ® Windows ® XP Home Edition operating system
→ Windows ® XP または Windows ® XP Home Edition
• Microsoft ® Internet Explorer
→ Internet Explorer

■ 本 書 の 目 的
本 書 は、MeFt/Web の 機 能 と 使 用 方 法 について 説 明 しています。
本 書 を 利 用 する 際 には、 以 下 のマニュアルも 併 せてご 利 用 ください。
• MeFt 説 明 書
• NetCOBOL 使 用 手 引 書
• NetCOBOL 文 法 書
■ 本 文 中 のマークについて
本 文 中 のマークは, 以 下 のようになっています。
マーク
説 明
特 に 注 意 が 必 要 な 事 項 を 示 しています。
必 ずお 読 みください。
操 作 に 関 して 参 考 になる 情 報 を 示 しています。
関 連 する 情 報 が 記 載 されている 参 照 先 またはマニュアルを
示 しています。
■ 登 録 商 標 について
Microsoft、Windows、Windows NT、および ActiveX は 米 国 Microsoft Corporation
の 米 国 、およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 です。
Netscape、Netscape Navigator は、 米 国 Netscape Communications Corporation の 商
標 です。

目 次
目 次
第 1 章 MeFt/Web とは....................................................... 1
1.1 MeFt/Web とは................................................................................... 2
1.2 MeFt/Web の 概 要 ............................................................................... 3
1.3 関 連 ソフトウェア ........................................................................... 14
第 2 章 セットアップ........................................................ 15
2.1 MeFt/Web のインストール............................................................. 16
2.2 MeFt/Web の 動 作 環 境 を 設 定 する................................................. 17
2.3 MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止 ..................................................... 20
2.4 利 用 者 プログラムの 権 限 を 設 定 する ........................................... 21
2.5 クライアントのセットアップ ....................................................... 22
2.6 サンプルプログラム ....................................................................... 25
第 3 章 MeFt/Web コントロール ...................................... 31
3.1 MeFt/Web コントロールをサーバ 上 からダウンロードする..... 32
3.2 MeFt/Web コントロールをクライアントマシンから
削 除 する 方 法 ................................................................................. 34
3.3 MeFt/Web コントロールの 表 示 形 式 ............................................. 36
3.4 プロパティ ....................................................................................... 38
3.5 メソッド ........................................................................................... 47
3.6 イベント ........................................................................................... 49
第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する .............................. 51
4.1 作 業 の 流 れ ....................................................................................... 52
4.2 処 理 の 流 れ ....................................................................................... 53
4.3 利 用 者 プログラムを 開 発 する ....................................................... 54
4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 ................................................................... 61
4.5 Unicode アプリケーションの 使 用 方 法 ......................................... 66
4.6 MeFt の 追 加 通 知 コード ................................................................. 67
i

目 次
4.7 プロセス 型 プログラムからスレッド 型 プログラムへの
移 行 方 法 ......................................................................................... 68
4.8 HTML を 作 成 する........................................................................... 70
4.9 帳 票 の 電 子 化 ................................................................................... 72
4.10 SSL で 通 信 データを 保 護 する ..................................................... 73
第 5 章 MeFt/Web サーバサービスマネージャ................. 75
5.1 起 動 方 法 ........................................................................................... 76
5.2 プログラム 起 動 ............................................................................... 77
5.3 プロセス 一 覧 ................................................................................... 78
5.4 スプール 一 覧 ................................................................................... 79
5.5 ドキュメント ................................................................................... 80
第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する..... 81
6.1 MeFt/Web プラグインとは............................................................. 82
6.2 セットアップ ................................................................................... 83
6.3 MeFt/Web ドキュメント................................................................. 88
6.4 MeFt/Web プラグインを 利 用 する................................................. 93
6.5 MeFt/Web サーバサービスマネージャ......................................... 96
第 7 章 注 意 事 項 ............................................................... 99
7.1 MeFt/Web コントロール............................................................... 100
7.2 MeFt/Web プラグイン................................................................... 102
7.3 MeFt/Web コントロールとプラグイン 共 通 ............................... 103
7.4 MeFt ................................................................................................ 104
7.5 Internet Explorer.............................................................................. 106
7.6 システム 構 築 上 の 注 意 ................................................................. 107
7.7 セキュリティ ................................................................................. 108
7.8 その 他 ............................................................................................. 110
ii

目 次
付 録 ............................................................................... 111
MeFt/Web コントロールのエラーメッセージ................................. 112
MeFt/Web プラグインのエラーメッセージ..................................... 123
MeFt/Web クライアントのトレースログ......................................... 124
トラブルシューティング ................................................................... 125
iii

目 次
iv

第 1 章
MeFt/Web とは
この 章 では、MeFt/Web とは 何 か、および MeFt/Web の 概 要 について 説 明 します。
目 次
1.1 MeFt/Web とは .................................................. 2
1.2 MeFt/Web の 概 要 ................................................ 3
1.3 関 連 ソフトウェア ............................................... 14
1

第 1 章 MeFt/Web とは
1.1 MeFt/Web とは
MeFt/Web とは、WWW ブラウザを 使 って、WWW サーバ 上 で 動 作 する 利 用 者
プログラムをディスプレイ 装 置 やプリンタ 装 置 に 入 出 力 することができる 通 信
プログラムです。
この MeFt/Web は、サーバ 上 で 動 作 する WWW サーバ 連 携 プログラム( 以 降 、
MeFt/Web サーバ)と、クライアント 側 で 動 作 する ActiveX ® コントロール( 以
降 、MeFt/Web コントロール)から 構 成 されています。
MeFt/Web サーバは、 利 用 者 プログラムから MeFt に 要 求 された 入 出 力 要 求 を
WWW サーバを 介 して、クライアント 側 の MeFt/Web コントロールに 渡 すなど
の 処 理 を 行 っています。
MeFt/Web コントロールは、MeFt/Web サーバからの 入 出 力 要 求 を WWW ブラ
ウザやプリンタ 装 置 に 対 して 行 います。また、MeFt/Web コントロールは、
MeFt/Web サーバとの 通 信 処 理 や MeFt 機 能 を ActiveX ® コントロール 化 された
ものであり、 必 要 時 にサーバ 上 からダウンロードされます。
以 下 に、MeFt/Web の 動 作 概 念 図 を 示 します。
インターネット 環 境 で MeFt/Web を 使 用 する 場 合 は、「7.7 セキュリ
ティ」を 参 照 し、 運 用 環 境 全 体 の 適 切 な 設 定 および 使 用 方 法 に
よってセキュリティを 十 分 に 確 保 してください。
2

1.2 MeFt/Web の 概 要
1.2 MeFt/Web の 概 要
MeFt/Web には、 以 下 のような 機 能 があります。
画 面 関 連
印 刷 関 連
機 能 名
1 画 面 処 理
2ハイパーリンク
3プレビュー 機 能
4クライアント 印 刷 機 能
5サーバ 印 刷 機 能
6スプール 機 能
7スプール 再 生 機 能
8サービスマネージャ 機 能
機 能 概 要
WWW ブラウザ 上 でリモート 実 行 した
利 用 者 プログラムからの 画 面 入 出 力 を
行 います。
項 目 に URL を 設 定 することができま
す。また、ヘルプファイルの 替 わりに
URL を 指 定 することができます。 指 定
した URL を 別 の WWW ブラウザに 表
示 したり、 指 定 したフレーム 内 に 表 示
することもできます。
印 刷 イメージを WWW ブラウザ 上 に 表
示 します。
クライアントに 接 続 されているプリン
タ 装 置 を 使 って 印 刷 します。
サーバに 接 続 されているプリンタ 装 置
を 使 って 印 刷 します。
利 用 者 プログラムからの 印 刷 要 求 を
サーバ 上 にスプールします。
スプール 機 能 によってスプールされた
帳 票 結 果 を WWW ブラウザ 上 で 再 生
(プレビュー)します。
サーバ 上 の 利 用 者 プログラムの 起 動 、
起 動 しているプログラムの 一 覧 表 示 、
スプールデータの 一 覧 表 示 などを 行 い
ます。
3

第 1 章 MeFt/Web とは
1.2.1 リモート 実 行 機 能
リモート 実 行 機 能 とは、MeFt/Web コントロールからサーバ 上 の 利 用 者 プログ
ラムをリモート 実 行 して、 利 用 者 プログラムから MeFt への 入 出 力 要 求 を
WWW ブラウザ 上 で 画 面 入 出 力 、プレビューおよび 印 刷 することができる 機 能
です。このリモート 実 行 機 能 では、これまでスタンドアロン 環 境 で 利 用 してき
た 既 存 の 利 用 者 プログラムを 活 用 して、 簡 単 にイントラネット 環 境 に 移 行 する
ことができます。
リモート 実 行 機 能 で 起 動 できる 利 用 者 プログラムには、 以 下 の 2 種 類 がありま
す。
プログラムの 種 類
説 明
プロセス 型 プログラム 実 行 可 能 なモジュール 形 式 のプログラムです。
スレッド 型 プログラム 共 用 オブジェクトプログラム(.so)です。
4

1.2 MeFt/Web の 概 要
以 下 にプロセス 型 プログラムとスレッド 型 プログラムについて 説 明 します。
■プロセス 型 プログラム
プロセス 型 プログラムの 場 合 、サーバはクライアントから 要 求 を 受 信 すると、
新 しいプロセスとして 指 定 された EXE ファイルを 起 動 します。
同 時 に、 下 図 のように 複 数 の WWW ブラウザからリモート 実 行 すると、WWW
ブラウザごとにプロセスが 生 成 されます。
クライアントからのリクエストごとに 利 用 者 プログラムのプロセスが 個 別 に 生
成 されるので、サーバの CPU やメモリなどの 資 源 が 大 量 に 消 費 されます。
5

第 1 章 MeFt/Web とは
■スレッド 型 プログラム
スレッド 型 プログラムの 場 合 、サーバはクライアントから 要 求 を 受 信 すると、
新 しいプロセスを 起 動 するのではなく、 下 図 のようにプロセスのスレッドに
よってスレッド 型 プログラムとして 起 動 します。
スレッド 型 プログラムは 共 用 オブジェクトプログラム(.so)です。 最 初 に 呼 び
出 されたときに、プロセス 空 間 にロードされ、 通 常 はその 後 も 常 駐 します。こ
のため、スタートアップのオーバヘッドがなくなるとともに、 必 要 なメモリの
量 も 削 減 されます。
6

1.2 MeFt/Web の 概 要
• スレッド 型 プログラムが 動 作 するプロセスの 単 位
スレッド 型 プログラムは、 共 用 オブジェクトプログラム(.so)が 格 納
されているフォルダ 単 位 で、 別 々のプロセスに 分 離 して 起 動 されます。
同 じフォルダに 格 納 されているスレッド 型 プログラムは、 上 の 図 のよう
に 同 じプロセスで 動 作 します。 一 方 、スレッド 型 プログラム( 共 用 オブ
ジェクトプログラム(.so))の 格 納 フォルダが 異 なる 場 合 は、 下 図 のよ
うに 別 々のプロセスに 分 離 して 起 動 されます。
例 えば、フォルダ 1(/A)に 格 納 された libA.so のスレッド 型 プログラ
ムとフォルダ 2(/B)に 格 納 された libB.so のスレッド 型 プログラムは、
それぞれ 別 のプロセス 空 間 で 動 作 します。
なお、スレッド 型 プログラムに 異 常 が 発 生 すると、 同 じプロセスで 動 作 する 他
のスレッド 型 プログラムも 一 緒 に 異 常 終 了 します。 上 図 の 例 では、A プログラ
ムの 一 つに 異 常 が 発 生 すると、 起 動 中 の A プログラムはすべて 異 常 終 了 しま
す。ただし、プロセスが 異 なる B プログラムには 影 響 を 及 ぼしません。
7

第 1 章 MeFt/Web とは
■プロセス 型 プログラムとスレッド 型 プログラムの 比 較
プロセス 型 プログラムとスレッド 型 プログラムの 違 いについて 以 下 に 示 しま
す。
項 目 プロセス 型 プログラム スレッド 型 プログラム
アプリケーションの 主 プログラム
副 プログラム
形 式
実 行 単 位 プロセス スレッド
サーバの 資 源 消 費 大 小
既 存 資 産 の 活 用 性
アプリ 異 常 終 了 時 の
影 響 範 囲
ソース 修 正 および 再 翻 訳 ・
再 リンクは 不 要 です。
異 常 が 発 生 したプログラ
ム 以 外 には 影 響 が 及 びま
せん。
再 翻 訳 ・ 再 リンクが 必 要
です。 場 合 によっては 若
干 のソース 修 正 が 必 要 で
す。
同 じプロセスで 動 作 する
他 のスレッド 型 プログラ
ムも 異 常 終 了 します。
起 動 性 能 については、プロセス 型 プログラムとスレッド 型 プログ
ラムで 大 きな 違 いはありません。
この 理 由 は、スレッド 型 プログラムのリモート 実 行 時 にも、クラ
イアントとサーバ 間 のデータ 転 送 を 中 継 するゲートウェイプログ
ラム(CGI)がプロセスとして 起 動 されるためです。
1.2.2 画 面 機 能
画 面 機 能 とは、WWW ブラウザ 上 でリモート 実 行 した 利 用 者 プログラムをディ
スプレイ 装 置 に 入 出 力 することができる 機 能 です。
1.2.3 ハイパーリンク 先 指 定
ハイパーリンク 先 指 定 とは、 以 下 の 場 合 に、 項 目 内 で 指 定 された URL を
WWW ブラウザに 表 示 する 機 能 です。
• URLを 指 定 した 項 目 をマウスでクリックした 場 合
• URLとしてヘルプを 定 義 した 場 合 に【ヘルプ】キーを 押 下 した 場 合
項 目 やヘルプに URL を 指 定 する 方 法 については、「Windows ® MeFt
説 明 書 」を 参 照 してください。
URL の 表 示 形 式 は、hyperlink プロパティで 指 定 します。
hyperlink プロパティについては、「3.4.8 ハイパーリンク 先 の 指 定 方
法 (hyperlink/hyperlinktarget)」を 参 照 してください。
8

1.2 MeFt/Web の 概 要
1.2.4 プレビュー 機 能
プレビュー 機 能 とは、 出 力 帳 票 をプリンタに 印 刷 する 前 に WWW ブラウザ 上
で 印 刷 イメージを 表 示 する 機 能 です。
また、プレビュー 画 面 から、プリンタ 装 置 に 印 刷 することや、サーバ 上 に 帳 票
結 果 をスプールすることもできます。
以 下 にプレビュー 画 面 の 概 要 図 を 示 します。
ディスプレイとプリンタの 論 理 的 な 解 像 度 が 異 なる 場 合 、プレ
ビュー 結 果 と 印 刷 結 果 が 一 致 しないことがあります。
9

第 1 章 MeFt/Web とは
1.2.5 クライアント 印 刷
クライアントマシンに 接 続 されているプリンタ 装 置 に 印 刷 する 機 能 です。
クライアント 印 刷 を 行 うには、 起 動 用 HTML の printmode プロパティに 1 を 指
定 します。また、printmode プロパティに 0 を 指 定 し、 一 度 プレビュー 表 示 を
してからクライアント 印 刷 することもできます。
printmode プロパティについては、「3.4.10 帳 票 処 理 実 行 モードの 指
定 方 法 (printmode)」を 参 照 してください。
クライアント 印 刷 で 使 用 するプリンタ 情 報 ファイルの 格 納 先 は、 環 境 変 数
MEFTWEBDIR で 指 定 します。ただし、 環 境 変 数 MEFTWEBDIR が 省 略 された
場 合 は、 環 境 変 数 MEFTDIR に 指 定 されたディレクトリが 参 照 されます。
クライアント 印 刷 で 使 用 するプリンタ 情 報 ファイルの 指 定 方 法 に
ついては、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 してください。
また、プリンタ 情 報 ファイルに 指 定 するキーワードについては、
「Windows ® MeFt 説 明 書 」を 参 照 してください。
10

1.2 MeFt/Web の 概 要
1.2.6 サーバ 印 刷
サーバマシンに 接 続 されているプリンタ 装 置 に 印 刷 する 機 能 です。
サーバ 印 刷 を 行 うには、 起 動 用 HTML の printmode プロパティに 3 を 指 定 しま
す。また、printmode プロパテイに 0 を 指 定 し、 一 度 プレビュー 表 示 をしてか
らサーバ 印 刷 することもできます。
printmode プロパティについては、「3.4.10 帳 票 処 理 実 行 モードの 指
定 方 法 (printmode)」を 参 照 してください。
サーバ 印 刷 で 使 用 するプリンタ 情 報 ファイルの 格 納 先 は、 環 境 変 数 MEFTDIR
で 指 定 します。
サーバ 印 刷 で 使 用 するプリンタ 情 報 ファイルの 指 定 方 法 について
は、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 してください。
また、プリンタ 情 報 ファイルに 指 定 するキーワードについては、
「MeFt 説 明 書 」を 参 照 してください。
11

第 1 章 MeFt/Web とは
1.2.7 スプール 機 能
スプール 機 能 とは、 利 用 者 プログラムからの 印 刷 要 求 をサーバ 上 に 保 持 (ス
プール)する 機 能 です。
このスプール 機 能 を 利 用 することにより、いつでもプレビューできるようにな
ります(スプールの 再 生 機 能 )。
以 下 にスプール 機 能 の 概 要 図 を 示 します。
スプール 機 能 では、 利 用 者 プログラムからの 処 理 要 求 とレコードデータ、ユー
ザ 資 源 (プリンタ 情 報 ファイル、 帳 票 定 義 体 など)の 格 納 先 パスを 保 持 しま
す。スプールを 再 生 する 場 合 には、スプールデータと、これに 対 応 するユーザ
資 源 が 必 要 となります。
12

1.2 MeFt/Web の 概 要
MeFt/Web コントロールの printmode プロパティに「スプール」を 指 定 した 場
合 、 作 成 されるスプールファイルの 権 限 は、リモート 実 行 された 利 用 者 プログ
ラムの 権 限 で 作 成 されます。
利 用 者 プログラムの 権 限 については、「2.4 利 用 者 プログラムの 権
限 を 設 定 する」を 参 照 してください。
また、プレビュー 画 面 から 印 刷 先 指 定 に「スプール」を 指 定 した 場 合 には、
WWW サーバに 指 定 した「CGI スクリプトを 実 行 するユーザ 名 」の 権 限 でス
プールファイルが 作 成 されます。
WWW サーバの「CGI スクリプトを 実 行 するユーザ 名 」について
は、 使 用 する WWW サーバの 説 明 書 を 参 照 してください。
スプール 機 能 を 実 行 したあとに、 帳 票 定 義 体 やプリンタ 情 報 ファ
イルなどの 格 納 先 を 変 更 すると、スプール 再 生 は 正 常 に 動 作 しま
せん。これは、スプールされたデータ 中 に 帳 票 定 義 体 やプリンタ
情 報 ファイルへの 格 納 先 パスを 保 持 しているためです。
1.2.8 スプール 再 生 機 能
スプール 再 生 機 能 とは、サーバ 上 でスプールされた 印 刷 要 求 を 再 生 (プレ
ビュー)する 機 能 です。
スプールを 再 生 する 場 合 には、MeFt/Web サーバサービスマネージャを 使 用 し
ます。
MeFt/Web サーバサービスマネージャでスプールを 再 生 する 方 法 に
ついては、「5.4 スプール 一 覧 」を 参 照 してください。
1.2.9 サービスマネージャ 機 能
サーバ 上 の 利 用 者 プログラムの 起 動 、 起 動 しているプログラムの 一 覧 表 示 、ス
プールデータの 一 覧 表 示 などを 行 うサービス 機 能 です。
詳 細 は、「 第 5 章 MeFt/Web サーバサービス マネージャ」を 参 照 し
てください。
13

第 1 章 MeFt/Web とは
1.3 関 連 ソフトウェア
1.3.1 MeFt/Web クライアントの 関 連 ソフトウェア
• Microsoft ® Internet Explorer V5.0、V5.01、V5.5、V6.0
Netscape Navigator V4.0x、V4.5x、V4.6x、V4.7x
上 記 のどれかが、WWW ブラウザソフトとして 必 要 です。Microsoft ®
Internet Explorer の 場 合 には MeFt/Web コントロールを 使 用 し、Netscape
Navigator の 場 合 には MeFt/Web プラグインを 使 用 します。
• JEF 拡 張 漢 字 サポート V4.1L10 以 降
ウィンドウ 情 報 ファイルの JEFEXTN(JEF 拡 張 漢 字 サポートの 有 無 )
に「Y」、「1」、「2」を 指 定 した 場 合 およびプリンタ 情 報 ファイルの
JEFEXTN(JEF 拡 張 漢 字 サポートの 有 無 )に「Y」を 指 定 した 場 合 に 必
要 です。
JEF 拡 張 漢 字 を 入 力 する 場 合 には、 日 本 語 入 力 システムを
「OAK」などの JEF 拡 張 文 字 に 対 応 した 日 本 語 入 力 システム
を 使 用 してください。
• JEFゴシックフォント V1.1L10
ウィンドウ 情 報 ファイルの JEFEXTN(JEF 拡 張 漢 字 サポートの 有 無 )
に「Y」、「1」、「2」を 指 定 した 場 合 、プリンタ 情 報 ファイルの
JEFEXTN(JEF 拡 張 漢 字 サポートの 有 無 )に「Y」を 指 定 した 場 合 の
JEF 用 のゴシックフォントとして 必 要 です。
1.3.2 MeFt/Web サーバの 関 連 ソフトウェア
インストールガイドを 参 照 してください。
14

第 2 章
セットアップ
この 章 では、MeFt/Web のセットアップについて 説 明 します。
目 次
2.1 MeFt/Web のインストール ....................................... 16
2.2 MeFt/Web の 動 作 環 境 を 設 定 する ................................. 17
2.3 MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止 ................................... 20
2.4 利 用 者 プログラムの 権 限 を 設 定 する............................... 21
2.5 クライアントのセットアップ..................................... 22
2.6 サンプルプログラム ............................................. 25
15

第 2 章 セットアップ
2.1 MeFt/Web のインストール
MeFt/Web のインストール 方 法 は、インストールガイドを 参 照 してください。
16

2.2 MeFt/Web の 動 作 環 境 を 設 定 する
2.2 MeFt/Web の 動 作 環 境 を 設 定 する
MeFt/Web の 動 作 環 境 情 報 は、mwsetup コマンドで 設 定 します。
mwsetup コマンドを 実 行 する 場 合 は、 必 ずスーパ・ユーザで 行 います。
# su
# /opt/FSUNmeftw/bin/mwsetup
mwsetup コマンドを 実 行 すると、MeFt/Web 動 作 環 境 設 定 画 面 が 表 示 されます。
変 更 する 動 作 環 境 の 番 号 を 指 定 し、 画 面 表 示 に 従 って 動 作 環 境 を 設 定 します。
mwsetup コマンドは、ja_JP.eucJP ロケールでのみ 使 用 できます。
MeFt/Web の 動 作 環 境 には 以 下 の 項 目 があります。
[ 画 面 の 入 力 項 目 ]
項 目 名
説 明
同 時 実 行 可 能 数 MeFt/Web サーバからリモート 実 行 する 利 用 者 プログラム
の 同 時 実 行 可 能 数 を 指 定 します。 無 制 限 を 指 定 する 場 合 に
は「9999」を 指 定 します。 初 期 値 は「9999」です。
※)WWW サーバに 指 定 した「WWW サーバが 同 時 に 処 理
することのできる 接 続 数 ( 最 大 接 続 数 )」を、ここで 設 定
した 値 よりも 大 きくする 必 要 があります。WWW サーバの
最 大 接 続 数 についての 詳 細 は、 使 用 する WWW サーバの 説
明 書 を 参 照 してください。
通 信 監 視 時 間 MeFt/Web サーバでは、WWW ブラウザからの 長 時 間 の 無
応 答 またはネットワーク 異 常 などにより、 一 定 の 時 間 ( 通
信 監 視 時 間 )を 超 えて 利 用 者 プログラムに 応 答 が 返 らない
場 合 、MeFt の 通 知 コード MEFD_RC_NTIME(N7)で 処
理 を 終 了 させることができます。1 分 から 65535 分 の 間 を
分 単 位 で 指 定 します。 通 信 監 視 時 間 を 設 定 しない 場 合 には
「0」を 指 定 します。 初 期 値 は「0」です。
17

第 2 章 セットアップ
項 目 名
ログ 出 力 有 無
ログ 出 力 ディレ
クトリ
スプール 出 力
ディレクトリ
利 用 者 プログラムの 標 準 出 力 をファイル(meftweb.stdout)
に、 利 用 者 プログラムや COBOL ランタイムシステムの 標
準 エラー 出 力 をファイル(meftweb.stderr)に 格 納 するこ
とができます。
これらのログ 出 力 を 行 う 場 合 には「1」を、ログ 出 力 を 行
わない 場 合 には「0」を 指 定 します。 初 期 値 は「0」です。
ログ 出 力 有 無 を「1」に 指 定 してログ 出 力 を 行 う 場 合 、 以
下 に 注 意 してください。
• 利 用 者 プログラムにおいて、 必 ず 適 切 なエラー 処 理 が
必 要 です。
エラー 処 理 が 行 われていないときには、 必 要 以 上 にロ
グ 出 力 が 行 われ、ログ 出 力 ディレクトリを 圧 迫 する 場
合 があります。
• 定 期 的 にログ 出 力 ディレクトリを 確 認 し、 必 要 に 応 じ
てファイルを 削 除 してください。
これは、 利 用 者 プログラムや COBOL ランタイムシス
テムの 標 準 出 力 または 標 準 エラー 出 力 をファイルに 出
力 し 続 けるためです。
「ログ 出 力 有 無 」を「 行 う」に 指 定 した 場 合 、ログファイ
ルを 格 納 するディレクトリ 名 をフルパスで 指 定 します。
ディレクトリ 名 は 255 文 字 以 内 で 指 定 してください。 初 期
値 は「/var/opt/FSUNmeftw/log/」です。 省 略 した 場 合 は、
初 期 値 を 適 用 します。
スプール 機 能 を 実 行 した 際 に 印 刷 データを 格 納 するディレ
クトリをフルパスで 指 定 します。 初 期 値 は「/var/opt/
FSUNmeftw/spool/」です。スプール 機 能 については
「1.2.7 スプール 機 能 」を 参 照 してください。
変 更 する 場 合 は、リモート 実 行 した 利 用 者 プログラムが 起
動 していない 状 態 で 行 います。
ドキュメント 格 MeFt/Web ドキュメントを 格 納 するディレクトリをフルパ
納 ディレクトリ スで 指 定 します。 初 期 値 は「/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/
document/」です。MeFt/Web ドキュメントについては
「6.3 MeFt/Web ドキュメント」を 参 照 してください。
利 用 者 プログラ
ムの 権 限 変 更
説 明
インストール 直 後 の 状 態 では、MeFt/Web がリモート 実 行
する 利 用 者 プログラムは nobody の 権 限 で 起 動 されます。
リモート 実 行 する 利 用 者 プログラムの 権 限 を nobody 以 外
に 変 更 する 場 合 には「1」を、 利 用 者 プログラムの 権 限 を
変 更 しない 場 合 は「0」を 指 定 します。 初 期 値 は「0」で
す。 利 用 者 プログラムの 権 限 の 設 定 方 法 については「2.4
利 用 者 プログラムの 権 限 を 設 定 する」を 参 照 してくださ
い。
WWW サーバの CGI プログラムの 権 限 が nobody 以 外 の 場
合 には「1」を 指 定 してください。
18

2.2 MeFt/Web の 動 作 環 境 を 設 定 する
• 動 作 環 境 を 変 更 した 場 合 、 次 に MeFt/Web サーバが 起 動 された
タイミングで 設 定 が 有 効 となります。
MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止 については「2.3 MeFt/Web サー
バの 起 動 と 停 止 」を 参 照 してください。
• ログ 出 力 ディレクトリ、スプール 出 力 ディレクトリおよびド
キュメント 格 納 ディレクトリで 指 定 するディレクトリには、 書
き 込 み 権 が 必 要 です。
• ログ 出 力 ディレクトリ、スプール 出 力 ディレクトリおよびド
キュメント 格 納 ディレクトリで 指 定 するディレクトリは、 必 ず
存 在 するディレクトリを 指 定 してください。
19

第 2 章 セットアップ
2.3 MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止
MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止 は、システム 上 でスーパ・ユーザで 行 います。
MeFt/Web サーバを 起 動 する 場 合 には、 以 下 のコマンドを 実 行 します。
# su
# /opt/FSUNmeftw/etc/rc3.d/S99meftweb start
MeFt/Web サーバを 停 止 する 場 合 には、 以 下 のコマンドを 実 行 します。
# su
# /opt/FSUNmeftw/etc/rc3.d/S99meftweb stop
MeFt/Web サーバは、 以 下 の 場 合 に 手 動 で 再 起 動 する 必 要 がありま
す。
• 動 作 環 境 を 変 更 した 場 合
• スレッド 型 プログラムを 起 動 したあとに、COBOL の 実 行 用 の
初 期 化 ファイル(COBOL.CBR)を 変 更 した 場 合
• 利 用 者 プログラムの 権 限 を 設 定 した 場 合
20

2.4 利 用 者 プログラムの 権 限 を 設 定 する
2.4 利 用 者 プログラムの 権 限 を 設 定 する
リモート 実 行 機 能 で 起 動 する 利 用 者 プログラムの 権 限 を 設 定 する 場 合 、/opt/
FSUNmeftw/etc/rc3.d/S99meftweb ファイルを 変 更 します。
リモート 実 行 機 能 については、「1.2.1 リモート 実 行 機 能 」を 参 照 し
てください。
変 更 を 有 効 にするには、MeFt/Web サーバを 再 起 動 する 必 要 があります。
MeFt/Web サーバの 再 起 動 については、「2.3 MeFt/Web サーバの 起
動 と 停 止 」を 参 照 してください。
/opt/FSUNmeftw/etc/rc3.d/S99meftweb ファイルの 10 行 目 を 以 下 のように 変 更 し
ます。
変 更 前 (インストール 直 後 のリモート 実 行 ユーザは nobody)
EXECUSER=nobody
変 更 後 ( 実 行 ユーザを apache に 変 更 する 場 合 )
EXECUSER=apache
変 更 後 、MeFt/Web サーバを 再 起 動 すると、 指 定 したユーザ ID で 利 用 者 プログ
ラムが 実 行 されるようになります。
• 利 用 者 プログラムの 実 行 ユーザ ID と、WWW サーバの CGI プ
ログラム 実 行 ユーザ ID は 一 致 させる 必 要 があります。 異 なる
ユーザ ID で 運 用 したい 場 合 、MeFt/Web の 動 作 環 境 の 設 定 が 必
要 です。 動 作 環 境 の 設 定 については、「2.2 MeFt/Web の 動 作 環
境 を 設 定 する」の MeFt/Web の 動 作 環 境 の 項 目 「 利 用 者 プログ
ラムの 権 限 変 更 」を 参 照 してください。
• ログ 出 力 ディレクトリ、スプール 出 力 ディレクトリ、およびド
キュメント 格 納 ディレクトリには、EXECUSER に 指 定 した
ユーザの 書 き 込 み 権 が 必 要 です。
21

第 2 章 セットアップ
2.5 クライアントのセットアップ
2.5.1 MeFt/Web コントロールのダウンロード
クライアントマシン 上 で 動 作 する MeFt/Web コントロールは、ActiveX ® コント
ロールです。HTML の OBJECT タグに 格 納 先 を 指 定 すると、 自 動 的 にサーバ 上
からダウンロード/セットアップされます。
HTML の 記 述 については、「3.1 MeFt/Web コントロールを サーバ 上
からダウンロードする」および「4.8 HTML を 作 成 する」を 参 照 し
てください。
2.5.2 クライアント 側 のトレースログ 環 境 を 設 定 する
トレースログは 内 部 処 理 の 結 果 を 記 録 する 機 能 です。
MeFt/Web クライアントのトレースログには、 以 下 の 3 種 類 があります。
ログの 種 類
コントロールログ
画 面 処 理
MeFt ログ
印 刷 処 理
説 明
MeFt/Web コントロールのトレースログ
MeFt の 画 面 処 理 のトレースログ
MeFt の 印 刷 処 理 のトレースログ
トレースログの 環 境 を 設 定 する 場 合 には、トレースログ 環 境 設 定 コマンド
(F3ESTRLG.exe)を 使 用 します。
トレースログ 環 境 設 定 コマンドは、MeFt/Web コントロールのダウンロード 時 、
または MeFt/Web プラグインのインストール 時 にインストールされます。
• MeFt/Web コントロールを 使 用 している 場 合
Windows のシステムディレクトリ( 例 えば、Windows ® XP の 場 合 は
C:¥Windows¥SYSTEM32、Windows NT ® /Windows ® 2000 の 場 合 は
C:¥WINNT¥SYSTEM32¥、Windows ® 95/Windows ® 98/Windows ® Me の 場
合 は C:¥WINDOWS¥SYSTEM¥ など)にインストールされています。
• MeFt/Web プラグインを 使 用 している 場 合
MeFt/Web プラグインのインストール 先 にインストールされています。
MeFt/Web プラグインのインストール 先 は、Netscape Navigator がインス
トールされたディレクトリの 下 の Plugins\meftweb です。
22

2.5 クライアントのセットアップ
トレースログ 環 境 設 定 コマンドを 実 行 すると 以 下 の 画 面 が 表 示 されます。
トレースログ 環 境 設 定 コマンドでは、 以 下 の 項 目 を 設 定 することができます。
項 目 名 説 明 初 期 値
コントロー
ルログ
MeFt ログ
格 納 先
ファイル
サイズ
MeFt/Web コントロールのトレース
ログを 採 取 するかどうかを 指 定 しま
す。
• 採 取 しない
:ログを 出 力 しません。
• LEVEL1
:トレース 情 報 とエラー 情 報 を
出 力 します。
• LEVEL2
: 性 能 情 報 を 出 力 します。
MeFt の 画 面 および 印 刷 処 理 のト
レースログを 採 取 するかどうかを 指
定 します。
• 採 取 しない
:ログを 出 力 しません。
• 採 取 する
:MeFt のトレースログを 出 力 し
ます。
MeFt/Web コントロールのトレース
ログおよび MeFt の 画 面 処 理 のト
レースログの 格 納 先 ディレクトリを
指 定 します。
ただし、 格 納 先 ディレクトリに 書 き
込 み 権 がない 場 合 や、 格 納 先 ディレ
クトリに 指 定 されたドライブの 空 き
容 量 がない 場 合 にはトレースログを
出 力 しません。
MeFt/Web コントロールのトレース
ログのファイルサイズを 指 定 しま
す。128K バイト~ 10240K バイト
の 範 囲 で 指 定 できます。
採 取 しない
採 取 しない
以 下 の 優 先 順 位 で 決 定 さ
れます。
1. TMP ディレクトリ
2. TEMP ディレクトリ
3. Windows のインス
トールディレクトリ
128K バイト
23

第 2 章 セットアップ
TMP ディレクトリとは、Windows の "TMP" 環 境 変 数 に 設 定 されて
いるディレクトリです。
"TMP" 環 境 変 数 に 設 定 されているディレクトリ 名 は、 以 下 の 手 順
で 確 認 できます(TEMP ディレクトリについても 同 様 です)。
1. コマンドプロンプトを 起 動 します。
2. 以 下 のようにコマンドを 入 力 します。
> SET TMP
■ 採 取 方 法
トラブルが 発 生 した 場 合 は、 以 下 に 格 納 されたトレースログファイルを 採 取 し
てください。
ログの 種 類
コントロールログ
格 納 先 とファイル
環 境 設 定 ダイアログの「 格 納 先 」に 指 定 されている
ディレクトリの f3eswweblog.xxx(xxx は 001 ~
010)
画 面 処 理
印 刷 処 理
環 境 設 定 ダイアログの「 格 納 先 」に 指 定 されたディ
レクトリ 配 下 の Meftrace.log ディレクトリ
"TMP" または "TEMP" 環 境 変 数 に 指 定 されたディレ
クトリ 配 下 の MEFTPLOG ディレクトリ
MeFt ログ
※)クライアントマシンが Windows ® 2000 または
Windows ® XP の 場 合 、TMP または TEMP 環 境 変 数
のデフォルトの 値 は、 以 下 の 隠 しフォルダです。
C:\Documents and Settings\USERNAME\Local
Settings
隠 しフォルダをエクスプローラから 見 えるようにす
るにはフォルダオプションの 設 定 変 更 が 必 要 ですの
で 注 意 してください。
24

2.6 サンプルプログラム
2.6 サンプルプログラム
ここでは、スタンドアロン 環 境 で 動 作 するサンプルプログラム( 入 金 伝 票 処
理 )を、Web 連 携 環 境 で 動 作 させるための 手 順 について 説 明 します。
• サーバマシンを 使 用 したスタンドアロン 環 境 で 必 要 となるファイルにつ
いて
• Web 連 携 環 境 でサンプルプログラムを 動 作 させるために 必 要 となる
HTML ファイルおよびクライアントで 使 用 するウィンドウ 情 報 ファイル
またはプリンタ 情 報 ファイルについて
• MeFt/Web サーバサービスマネージャを 用 いたサンプルプログラムの 起
動 方 法 について
サンプルプログラムは、 以 下 のディレクトリに 格 納 されています。
/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample/ja_JP.eucJP
/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/
ja_JP.eucJP
2.6.1 スタンドアロン 環 境
スタンドアロン 環 境 で 使 用 するファイルには 以 下 のものがあります。これらの
ファイルは、/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格
納 されています。
denpyous.sh
denpyous
DENPYOUD.smd
DENPYOUP.smd
HELPMED.smd
dsp1
dsp2
prt1
サンプルプログラムはスタンドアロン 環 境 で 実 行 できません。
スタンドアロン 環 境 のサ
ンプルです。EUC コード
系 用 に 作 成 されています。
Web 連 携 環 境 のサンプル
です。EUC コード 系 用 に
作 成 されています。
入 金 伝 票 プログラム 起 動 用 ののシェルスクリプトです。
B シェル 用 に 作 成 されています。
入 金 伝 票 プログラムです。
画 面 帳 票 定 義 体 です。
スタンドアロン 環 境 で 使 用 される1 画 面 目 のウィンドウ 情
報 ファイルです。
スタンドアロン 環 境 で 使 用 される2 画 面 目 (ヘルプ 画 面 )
のウィンドウ 情 報 ファイルです。
スタンドアロン 環 境 で 使 用 されるプリンタ 情 報 ファイルで
す。また、MeFt/Web のサーバ 印 刷 時 にも 使 用 されます。
25

第 2 章 セットアップ
2.6.2 Web 連 携 環 境
Web 連 携 環 境 では、スタンドアロン 環 境 と 比 べて、 以 下 のファイルが 新 しく 必
要 となります。
クライアント 用
の MeFt の 環 境
設 定 ファイル
HTML ファイル
クライアント 用 の MeFt の 環 境 設 定 ファイルです。
WWW ブラウザ 上 に 表 示 する HTML ファイルを 用 意 しま
す。
MeFt/Web コントロールを 定 義 した、 利 用 者 プログラム 起
動 用 の HTML ファイルです。
サンプルプログラムで 使 用 するこれらのファイルは、/opt/FSUNmeftw/
MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納 されています。
dsp1
dsp2
prt1
denpyou1.html
denpyou2.html
クライアントで 使 用 される 伝 票 画 面 のウィンドウ 情 報 ファイ
ルです。
クライアントで 使 用 されるヘルプ 画 面 のウィンドウ 情 報 ファ
イルです。
クライアントで 使 用 されるプリンタ 情 報 ファイルです。
入 金 伝 票 プログラム(プロセス 型 ) 起 動 用 の HTML ファイ
ルです。
入 金 伝 票 プログラム(スレッド 型 ) 起 動 用 の HTML ファイ
ルです。
Web 連 携 環 境 でサンプルプログラムを 動 作 させるためには、インストール 環 境
に 応 じてファイルを 修 正 する 必 要 があります。
サーバマシンで 以 下 の 作 業 を 行 ってください。
以 下 に 手 順 を 示 します。
26

2.6 サンプルプログラム
■プロセス 型 プログラム
1. クライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイル
のキーワード MEDDIR および MEDIADIR に 記 述 されている hostname
に、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
- dsp1(10 行 目 )
- dsp2(11 行 目 )
- prt1(3 行 目 )
詳 細 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 して
ください。
2. 入 金 伝 票 プログラム 起 動 用 の 以 下 の HTML ファイルに 記 述 されている
hostname に、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
- denpyou1.html(11 行 目 、15 行 目 、17 行 目 )
HTML ファイルおよび MeFt/Web コントロールのプロパ
ティについては、「3.4 プロパティ」、「4.8 HTML を 作 成 す
る」を 参 照 してください。
MeFt/Web コントロールの environment プロパティ(17 行 目 )
に 指 定 した 内 容 を、シェルスクリプト denpyous.sh に 指 定 で
きます。
3. denpyou1.html の pathname プロパティに 指 定 してある 利 用 者 プログラム
のパスをインストール 環 境 に 応 じて 変 更 します。
pathname プロパティの 指 定 方 法 については、「3.4 プロパ
ティ」を 参 照 してください。
4. 必 要 ならばポート 番 号 を denpyou1.html に 指 定 します。 省 略 値 は 80 で
す。
ポート 番 号 の 指 定 方 法 については、「3.4 プロパティ」を 参
照 してください。
5. http://hostname/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP/denpyou1.html を 起 動 しま
す。hostname には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
このページが 表 示 されると 同 時 に MeFt/Web コントロールのダウンロー
ドが 開 始 されます。ダウンロードが 終 了 すると、MeFt/Web コントロー
ルがはりついたページが 表 示 されます。
6. [GO!]ボタンをクリックします。
入 金 伝 票 プログラムがリモート 実 行 されます。
27

第 2 章 セットアップ
■スレッド 型 プログラム
1. 以 下 のクライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報
ファイルのキーワード MEDDIR および MEDIADIR に 記 述 されている
hostname には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
- dsp1(10 行 目 )
- dsp2(11 行 目 )
- prt1(3 行 目 )
詳 細 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 して
ください。
2. 入 金 伝 票 プログラム 起 動 用 の 以 下 の HTML ファイルに 記 述 されている
hostname に、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
- denpyou2.html(11 行 目 、15 行 目 )
HTML ファイルおよび MeFt/Web コントロールのプロパ
ティについては、「3.4 プロパティ」、「4.8 HTML を 作 成 す
る」を 参 照 してください。
3. denpyou2.html の pathname プロパティに 指 定 してある 利 用 者 プログラム
(.so)のパスをインストール 環 境 に 応 じて 変 更 します。
pathname プロパティの 指 定 方 法 については、「3.4 プロパ
ティ」を 参 照 してください。
4. 必 要 ならばポート 番 号 を denpyou2.html に 指 定 します。 省 略 値 は 80 で
す。
ポート 番 号 の 指 定 方 法 については、「3.4 プロパティ」を 参
照 してください。
5. /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納
されている COBOL.CBR ファイルの 以 下 の 行 を 変 更 します。hostname
には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
- MEFTWEBDIR=http://hostname/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP
6. http://hostname/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP/denpyou2.html を 起 動 しま
す。hostname には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
MeFt/Web コントロールがはりついたページが 表 示 されます。
7. [GO!]ボタンをクリックします。
入 金 伝 票 処 理 プログラムがリモート 実 行 されます。
28

2.6 サンプルプログラム
2.6.3 MeFt/Web サーバサービスマネージャからの 起 動
MeFt/Web を 利 用 してサーバ 上 の 利 用 者 プログラムを 起 動 するには、MeFt/Web
コントロールを 定 義 した、 利 用 者 プログラム 起 動 用 の HTML ファイルが 必 要
です。
HTML ファイルは「2.6.2 Web 連 携 環 境 」で 示 した denpyou1.html および
denpyou2.html のように 事 前 に 用 意 しておく 方 法 と、MeFt/Web サーバサービス
マネージャを 利 用 して HTML を 自 動 生 成 する 方 法 があります。
MeFt/Web サーバサービスマネージャについては、「5.2 プログラム
起 動 」を 参 照 してください。
以 下 に MeFt/Web サーバサービスマネージャを 利 用 して HTML を 自 動 生 成 する
手 順 を 示 します。
サンプルプログラムで 使 用 するこれらのファイルは、/opt/FSUNmeftw/
MeFtWeb/sample/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 および /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/
sample.web/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納 されています。
■プロセス 型 プログラム
1. /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納
されているクライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情
報 ファイルのキーワード MEDDIR および MEDIADIR に 記 述 されている
hostname には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
- dsp1(10 行 目 )
- dsp2(11 行 目 )
- prt1(3 行 目 )
詳 細 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 して
ください。
2. 以 下 の URL を 指 定 して MeFt/Web サーバサービスマネージャを 起 動 し
ます。hostname には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
http://hostname/MeFtWeb/index.html
3. メニューからプログラム 起 動 を 選 択 します。
プログラム 起 動 ページが 表 示 されると、サーバ 上 のディレクトリがツ
リー 状 態 で 表 示 されます。
4. /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 にある
denpyous.sh ファイルをダブルクリックして、 選 択 します。
29

第 2 章 セットアップ
5. 環 境 変 数 (environment)プロパティに MEFTWEBDIR=http://hostname/
MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP を 指 定 します。hostname には、インス
トール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
環 境 変 数 (environment)プロパティに 指 定 した 内 容 を、
シェルスクリプト denpyous.sh に 指 定 できます。
6. [ 起 動 ]ボタンをクリックします。
入 金 伝 票 処 理 プログラムがリモート 実 行 されます。
■スレッド 型 プログラム
1. /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納
されているクライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情
報 ファイルのキーワード MEDDIR および MEDIADIR に 記 述 されている
hostname には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
- dsp1(10 行 目 )
- dsp2(11 行 目 )
- prt1(3 行 目 )
詳 細 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 して
ください。
2. 以 下 の URL を 指 定 します。
hostname には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
http://hostname/MeFtWeb/index.html
MeFt/Web サーバサービスマネージャが 起 動 します。
3. メニューからプログラム 起 動 を 選 択 します。
プログラム 起 動 ページが 表 示 されると、サーバ 上 のディレクトリがツ
リー 状 態 で 表 示 されます。
4. /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 にある
libdenpyous.so ファイルをダブルクリックして、 選 択 します。
入 金 伝 票 処 理 プログラムが 起 動 します。
5. 関 数 名 (funcname)プロパティに、COBOL のプログラム 名
(DENPYOU)を 指 定 します。
スレッド 型 プログラムでは 環 境 変 数 (environment)プロパ
ティを 指 定 できません( 指 定 しても 無 視 されます)。 環 境 変
数 を 設 定 するには、COBOL の 初 期 化 ファイル
(COBOL.CBR)またはシステムの 環 境 変 数 を 設 定 します。
システムの 環 境 変 数 を 設 定 した 場 合 は、 設 定 後 システムを
再 起 動 してください。
COBOL プログラムの 環 境 変 数 の 指 定 方 法 についての 詳 細
は、「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」を 参 照 してください。
6. [ 起 動 ]ボタンをクリックします。
入 金 伝 票 処 理 プログラムがリモート 実 行 されます。
30

第 3 章
MeFt/Web コントロール
この 章 では、MeFt/Web が 提 供 するクライアントマシン 上 で 動 作 する ActiveX ®
コントロールの MeFt/Web コントロールについて 説 明 します。
目 次
3.1 MeFt/Web コントロールを サーバ 上 からダウンロードする........... 32
3.2 MeFt/Web コントロールを クライアントマシンから 削 除 する 方 法 ..... 34
3.3 MeFt/Web コントロールの 表 示 形 式 ............................... 36
3.4 プロパティ ..................................................... 38
3.5 メソッド ....................................................... 47
3.6 イベント ....................................................... 49
31

第 3 章 MeFt/Web コントロール
3.1 MeFt/Web コントロールを
サーバ 上 からダウンロードする
クライアントマシン 上 で 動 作 する MeFt/Web コントロールは、ActiveX ® コント
ロールです。 以 下 の CODEBASE を HTML の OBJECT タグに 記 述 すると、 自 動
的 にサーバ 上 からダウンロード/セットアップが 行 われます。
ただし、MeFt/Web コントロールがバージョンアップ、レベルアップされた 場
合 、CODEBASE に 記 述 されているバージョン 情 報 を 更 新 する 必 要 があります。
Windows NT ® 、Windows ® 2000、または Windows ® XP のクライアントマシン 上
に MeFt/Web コントロールをダウンロードするには、Administrator 権 限 で 行 い
ます。
尚 、Windows ® 2000、または Windows ® XP の 場 合 は、Power Users グループに 属
するユーザでも 可 能 です。
← OBJECT タグの 開 始
ID="MeFtWeb1"
←オブジェクト 名 を 指 定
CLASSID="CLSID:61F12C43-5357-11D0-9EA0-00000E4A0F56"
← MeFt/Web コントロールのクラス ID
WIDTH="423" HEIGHT="303"
←コントロールサイズ
CODEBASE="http://hostname/MeFtWeb/meftweb.cab#version=7,2,10,2">
← MeFt/Web コントロールの 格 納 先 を 指 定
← OBJECT タグの 終 了
CODEBASE="http://hostname/MeFtWeb/meftweb.cab #version=7,2,10,2"
↑
↑
MeFt/Web コントロールの 格 納 先 バージョン
MeFt/Web コントロールは、meftweb.cab という 圧 縮 ファイルで、サーバマシン
の /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb に 格 納 されています。
hostname には MeFt/Web がインストールされているホスト 名 を 指 定 し、バー
ジョンには「#version=7,2,10,2」を 指 定 します。
32

3.1 MeFt/Web コントロールを サーバ 上 からダウンロードする
• バージョンアップされた MeFt/Web コントロールをダウンロー
ドするときは、 一 度 、すべての 起 動 中 の Internet Explorer を 終
了 してください。
• MeFt/Webプラグインがインストールされている 場 合 には、 必
ず MeFt/Web プラグインをアンインストールする 必 要 がありま
す。MeFt/Web コントロールと MeFt/Web プラグインは 同 一 マ
シン 上 にどちらか1つしかインストールできません。MeFt/
Web プラグインについては、「6.1 MeFt/Web プラグインとは」
を 参 照 してください。
• meftweb.cab には、Windows のシステムファイルが 含 まれます。
Windows のシステムフォルダ 配 下 にあるシステムファイルの
ファイルバージョンが、meftweb.cab に 含 まれるシステムファ
イルより 古 い 場 合 、システムファイルの 更 新 を 行 います。 更 新
対 象 となるシステムファイル 名 とファイルバージョンは、 以 下
のとおりです。
- MFC42.DLL (6.0.8267.0)
- MSVCRT.DLL (6.0.8337.0)
() 内 はバージョン 情 報
システムファイルが 置 き 換 わる 場 合 は、マシンの 再 起 動 を 促 す
メッセージが 表 示 されます。
• Windows ® 98、Windows ® Me に MeFt/Web コントロールがダウ
ンロードされた 状 態 で、オペレーティングシステムを
Windows ® XP へアップグレードする 場 合 、 必 ず、MeFt/Web コ
ントロールを 削 除 してから、Windows ® XP にアップグレードし
てください。
33

第 3 章 MeFt/Web コントロール
3.2 MeFt/Web コントロールを
クライアントマシンから 削 除 する 方 法
クライアントマシン 上 にインストールされた MeFt/Web コントロールを 削 除 す
る 場 合 には、 以 下 のように 行 います。Windows NT ® 、Windows ® 2000、および
Windows ® XP クライアントでは Administrator 権 限 で 行 います。
1. 以 下 の URL から MeFt/Web コントロール 削 除 コマンドをクライアント
マシン 上 に 取 り 出 します。hostname にはインストール 先 のホスト 名 を 指
定 します。
http://hostname/MeFtWeb/MWDelReg.exe
2. Internet Explorer を 起 動 していないことを 確 認 します。
3. 以 下 のように MWDelReg.exe コマンドを DOS コマンドプロンプトから
実 行 します。
c:\temp\MWDelReg.exe > log.txt
MWDelReg.exe コマンドを c:\temp ディレクトリに 格 納 し、 実 行 結 果 を
log.txt ファイルに 出 力 します。
• ActiveX ® コントロールの 削 除 機 構 を 利 用 して、エクスプロー
ラから MeFt/Web コントロールを 削 除 しないでください。
• Internet Explorer が 起 動 中 などの 理 由 により MeFt/Web コント
ロールを 削 除 しても、 一 部 のファイルが 削 除 されない 場 合 があ
ります。その 場 合 は、 手 動 で 以 下 のファイルを 削 除 してくださ
い。
- Windows システムディレクトリの「Downloaded Program
Files」ディレクトリに 格 納 されるファイル。
・F3ESWWEB.OCX
・F3ESWC00.OCX
・F3ESWC02.OCX
・F3ESWC04.OCX
・F3ESWCS0.OCX
・F3ESWCS2.OCX
・F3ESWSPL.OCX
・F3ESWC01.OCX
・F3ESWC03.OCX
・F3ESWC05.OCX
・F3ESWCS1.OCX
・F3ESWCS3.OCX
・F3ESWWEB.INF
34

3.2 MeFt/Web コントロールを クライアントマシンから 削 除 する 方 法
- Windows システムディレクトリの system32 ディレクトリ
(Windows ® 95、Windows ® 98、または Windows ® Me の 場 合
には、system ディレクトリ)に 格 納 されるファイル。
・MWPSEXEC.EXE
・F3ESWCMG.DLL
・F3ESURA1.DLL
・F3ESM000.DLL
・F3ESMD01.DLL
・F3ESMD11.DLL
・F3ESMP00.DLL
・F3ESMP11.DLL
・F3ESMPLG.DLL
・F3ESOLOD.DLL
・F3ESOVLG.DLL
・F3ESBCOD.DLL
・F3ESICNV.DLL
・F3ES45IC.DLL
・F3ES34IC.DLL
・F3ES24IC.DLL
・F3ES15IC.DLL
・F3ES13IC.DLL
・F3ES11IC.DLL
・F3ES77IC.DLL
・F3ESMCNV.DLL
・F3ESVOID.WAV
・F3ESLGHI.WAV
・F3ESLGLO.WAV
・F3ESSTMD.WAV
・F3ESTRLG.EXE
・F3ESURA0.DLL
・F3ESMICK.DLL
・F3ESMD00.DLL
・F3ESMD10.DLL
・F3ESMD12.DLL
・F3ESMP10.DLL
・F3ESMP12.DLL
・F3ESSMDA.DLL
・F3ESOVL1.DLL
・F3ESMASP.DLL
・F3ESPBAR.DLL
・F3ES66IC.DLL
・F3ES35IC.DLL
・F3ES25IC.DLL
・F3ES23IC.DLL
・F3ES14IC.DLL
・F3ES12IC.DLL
・F3ES27IC.DLL
・F3ESIPID.DLL
・F3ESWLOG.DLL
・F3ESALAM.WAV
・F3ESLGMD.WAV
・F3ESSTHI.WAV
・F3ESSTLO.WAV
35

第 3 章 MeFt/Web コントロール
3.3 MeFt/Web コントロールの 表 示 形 式
3.3.1 ツールバー
以 下 にプレビュー 画 面 のツールバーについて 説 明 します。
番 号 名 称 説 明
1 終 了 プレビュー 画 面 を 終 了 します。
2 印 刷
プレビューされている 出 力 帳 票 をプリンタに 印 刷 する 場
合 に 選 択 します。ボタンをクリックすると 印 刷 画 面 が 表
示 されます。 印 刷 する 場 合 には、 印 刷 するページ 範 囲 お
よびコピー 部 数 を 指 定 することができます。
3 縮 小 プレビューされている 出 力 帳 票 を 縮 小 します。
4 拡 大 プレビューされている 出 力 帳 票 を 拡 大 します。
5 ズーム
プレビューされている 出 力 帳 票 を 指 定 した 大 きさ(30%
から 200% の 間 )で 表 示 します。
6 先 頭 出 力 帳 票 の 先 頭 ページを 表 示 します。
7 前 ページ 現 在 表 示 されているページの 前 ページを 表 示 します。
8
9
10
11
ページ 番 号
次 ページ
最 後
ページ 指 定
現 在 表 示 されているページ 数 を[ 現 在 のページ 番 号 / 全
体 ページ 数 ]で 表 示 します。
現 在 表 示 されているページの 次 ページを 表 示 します。 次
ページが 99999 ページを 超 える 場 合 には 処 理 されません。
出 力 帳 票 の 最 終 ページを 表 示 します。 最 終 ページが
99999 ページを 超 える 場 合 には、99999 ページが 表 示 さ
れます。
表 示 するページ 番 号 を 指 定 する 場 合 に 選 択 します。ペー
ジ 番 号 を 指 定 する 画 面 が 表 示 されます。 指 定 画 面 で 指 定
できる 値 は 1 から 99999 までです。
36

3.3 MeFt/Web コントロールの 表 示 形 式
2の[ 印 刷 ]ボタンをクリックすると 以 下 の 印 刷 画 面 が 表 示 されます。
印 刷 範 囲 に「ページの 指 定 」を 選 択 した 場 合 、 指 定 できる 値 は 1
から 99999 までです。
3.3.2 印 刷 イメージと 定 義 体 サイズ
プレビューを 行 う 際 には、 帳 票 定 義 体 サイズを 基 準 にして 表 示 します。
オーバレイ 定 義 体 が 帳 票 定 義 体 サイズよりも 大 きい 場 合 には、 以 下 の 図 のよう
にオーバレイ 定 義 体 の 一 部 が 表 示 されません。すべて 表 示 させるためには、 縮
小 表 示 します。
37

第 3 章 MeFt/Web コントロール
3.4 プロパティ
3.4.1 プロパティ 一 覧
以 下 に MeFt/Web コントロールが 実 装 しているプロパティについて 説 明 します。
機 能 名 プロパティ 名 データ 型 初 期 値
対 象
サーバ
利 用 者
プログラ
ム
画 面
印 刷
ホスト 名 hostname 文 字 列 LPCTSTR -
ポート 番 号
port
整 数 値 long 80(ssl プロパ
ティが TRUE
の 場 合 は 443)
パス 名 pathname 文 字 列 LPCTSTR -
引 数 argument 文 字 列 LPCTSTR -
関 数 名 funcname 文 字 列 LPCTSTR -
環 境 変 数 environment 文 字 列 LPCTSTR -
メッセージ message 文 字 列 BOOL TRUE
CGI アクセス usedcgi 文 字 列 BOOL FALSE
SSL ssl 文 字 列 BOOL FALSE
表 示 形 式 displaywindow 整 数 値 long 0
ハイパーリンク hyperlink 整 数 値 short 0
フレームター
文 字 列 LPCTSTR -
hyperlinktarget
ゲット
画 面 データ 圧 縮 dspcompress 文 字 列 BOOL FALSE
実 行 形 式 printmode 整 数 値 long 0
画 面 表 示 形 式 previewwindow 整 数 値 long 0
表 示 位 置
previewdrawpo
s
整 数 値 long 0
表 示 精 度 previewdc 整 数 値 short 0
ズーム 率 previewrate 文 字 列 LPCTSTR 0
印 刷 ボタン 表 示 hideprtbtn 整 数 値 short 0
なお、MeFt/Web コントロールには 以 下 のプロパティが 存 在 します。ただし、
使 用 することはできません。これらのプロパティを 変 更 した 場 合 、 動 作 保 証 さ
れません。
gatewaypathname
(NULL)
cache(TRUE)
datacompress(TRUE)
prtcallmode(0) dataoptimize(TRUE) username(NULL)
password(NULL) proxy(NULL) envpath(NULL)
multiinstance(FALSE)
navigaterestrict
(FALSE)
meftmessage(FALSE)
previewdrawmode(0) destination(0) scriptfile(NULL)
38

3.4 プロパティ
indatafile(NULL) smedfile(NULL) portname(NULL)
strpage(0) endpage(0) timeout(32000)
prtnum(0) ctrlmode(0) prtdatapartition(0)
collate(FALSE) copynumber(0) disableprtbtn(FALSE)
() 内 にはプロパティ 値 を 明 記 してあります。 変 更 しないでください。
3.4.2 WWW サーバの 指 定 方 法 (hostname/port)
リモート 実 行 機 能 やクライアント 実 行 機 能 を 使 用 する 場 合 、 利 用 者 プログラム
が 格 納 されている WWW サーバのホスト 名 または IP アドレスを hostname プロ
パティに 指 定 します。 省 略 することはできません。
また、port プロパティにポート 番 号 を 指 定 します。port プロパティが 指 定 され
ていない 場 合 の 省 略 値 は、ssl プロパティの 指 定 によって 異 なります。ssl プロ
パティが 省 略 されている、または FALSE が 指 定 されている 場 合 には、ポート
番 号 に 80 が 使 用 されます。ssl プロパティに TRUE が 指 定 されている 場 合 に
は、ポート 番 号 に 443 が 使 用 されます。
例 :MeFtWeb1.hostname = "hostname"
MeFtWeb1.port = 8080
サーバとクライアントが 異 なるドメインに 所 属 する 場 合 は、
hostname をフルドメイン 形 式 で 指 定 してください。
例 :MeFtWeb1.hostname = "hostname.fujitsu.co.jp"
3.4.3 利 用 者 プログラムの 指 定 方 法
(pathname/argument/environment/funcname)
プロセス 型 プログラムを 起 動 する 場 合 とスレッド 型 プログラムを 起 動 する 場 合
では、 以 下 のように 指 定 方 法 が 異 なります。
• プロセス 型 プログラムを 起 動 する 場 合
利 用 者 プログラム( 実 行 可 能 ファイル)のパス 名 を pathname プロパ
ティに 指 定 します。 指 定 するパスはサーバのローカルディレクトリを 指
定 します。 省 略 することはできません。
指 定 した 利 用 者 プログラムに 引 数 を 指 定 する 場 合 には、argument プロパ
ティを 使 用 します。
さらに、リモート 実 行 した 利 用 者 プログラムで 使 用 する 環 境 変 数 を 指 定
する 場 合 には、environment プロパティを 使 用 します。environment プロ
パティに 環 境 変 数 を 複 数 指 定 する 場 合 には「!」を 区 切 り 文 字 として 使
用 します。
例 :MeFtWeb1.pathname =
"/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP/denpyous.sh"
MeFtWeb1.argument = "arg1 arg2"
MeFtWeb1.environment = "VAR1=/dir1!VAR2=/env1"
39

第 3 章 MeFt/Web コントロール
• スレッド 型 プログラムを 起 動 する 場 合
利 用 者 プログラム(.so)のパス 名 を pathname プロパティに 指 定 します。
指 定 するパスはサーバのローカルディレクトリを 指 定 します。
さらに 実 行 する 関 数 名 (COBOL のプログラム 名 )を funcname プロパ
ティに 指 定 します。pathname プロパティと funcname プロパティを 省 略
することはできません。
指 定 した 利 用 者 プログラムに 引 数 を 指 定 する 場 合 には、argument プロパ
ティを 使 用 します。ただし、スレッド 型 プログラムに 指 定 できる 引 数 は
1 個 だけです。
なお、environment プロパティを 使 用 することはできません( 指 定 して
も 無 視 されます)。
例 :MeFtWeb1.pathname =
"/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP/libdenpyous.so"
MeFtWeb1.funcname = "DENPYOU"
MeFtWeb1.argument = "arg1"
• pathname プロパティには 半 角 空 白 を 含 むディレクトリは 指 定 で
きません。
• 環 境 変 数 名 および 環 境 変 数 に 指 定 する 値 に「!」は 使 用 できま
せん。
• funcname プロパティには 日 本 語 は 指 定 できません。
• プロセス 型 COBOL プログラムでは、argument プロパティに 指
定 した 引 数 は、コマンド 行 引 数 の 操 作 機 能 を 使 用 して 取 り 出 し
ます。コマンド 行 引 数 の 取 り 出 しの 詳 細 については、
「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」を 参 照 してください。
スレッド 型 COBOL プログラムでの 引 数 の 受 け 渡 し 方 法 につい
ては、「4.7.1 プログラム 修 正 」を 参 照 してください。
• 引 数 で 二 重 引 用 符 を 渡 す 場 合 は、 以 下 のように argument プロ
パティを 指 定 してください。
例 :MeFtWeb1.pathname = "a.exe"
MeFtWeb1.argument = """arg"""
上 記 のように 指 定 した 場 合 、 以 下 のコマンドラインを 生 成 して
起 動 します。
> a.exe "arg"
3.4.4 メッセージ(message)
エラーメッセージをコントロール 内 で 処 理 するかどうかを 指 定 します。 以 下 の
どちらかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
TRUE エラーメッセージを 表 示 します。 省 略 値
FALSE エラーメッセージを 抑 制 します。
40

3.4 プロパティ
3.4.5 CGI アクセス(usedcgi)
CGI アクセスとは、ユーザ 資 源 の 格 納 先 にサーバのローカルパスを 指 定 した 場
合 、CGI を 経 由 してサーバ 上 のファイルにアクセスする 方 法 です。ユーザ 資 源
の 格 納 先 にローカルパスを 指 定 した 場 合 、ローカルパスをサーバのローカルパ
スとして 扱 うかどうかを 指 定 します。 以 下 のどちらかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
TRUE
FALSE
CGI アクセスを 行 います(ローカルパスをサーバマシ
ン 上 のパスとして 扱 います)。
CGI アクセスを 行 いません(ローカルパスをクライア
ントマシン 上 のパスとして 扱 います)。
省 略 値
CGI アクセスについては、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 し
てください。
3.4.6 SSL(ssl)
SSL(Secure Sockets Layer)で 通 信 データを 保 護 するかどうかを 指 定 します。
以 下 のどちらかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
TRUE SSL を 使 用 します。
FALSE SSL を 使 用 しません。 省 略 値
ssl プロパティは WWW ブラウザとして Internet Explorer をサポー
トしています。Netscape Navigator では 使 用 できません。
SSL の 概 要 や SSL を 有 効 にするための 作 業 については、「4.10 SSL
で 通 信 データを 保 護 する」を 参 照 してください。
3.4.7 画 面 表 示 形 式 の 指 定 方 法 (displaywindow)
画 面 表 示 形 式 を 指 定 します。
以 下 のどちらかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
0 すべての 画 面 をコントロールサイズではり 付 けます。 省 略 値
1
1 画 面 だけコントロールサイズではり 付 け、2 画 面 目
以 降 (※)は 別 画 面 で 表 示 します。
※)2 画 面 目 以 降 とは、プログラム 内 ですでに
CLOSE されていない 画 面 がある 状 態 で 別 の 画 面 を
OPEN した 場 合 です。
41

第 3 章 MeFt/Web コントロール
displaywindow プロパティの 設 定 によって、ウィンドウ 情 報 ファイルや 入 力 制
御 情 報 で 指 定 した 情 報 が 無 効 になる 場 合 があります。
以 下 に displaywindow プロパティの 値 によって、 無 効 になる 情 報 を 示 します。
○: 有 効 、×: 無 効 、△: 有 効 (ただし、 制 限 あり)
画 面 表 示 形 式
情 報 分 類 内 容 キーワード
ウィンド
ウ 情 報
ファイル
設
定
値
コント
ロール
サイズで
表 示
「0」、「1
(1 画 面
目 )」の
場 合
WWW ブ
ラウザと
別 画 面 で
表 示
「1(2 画
面 目 以
降 )」の
場 合
タイトル 名 TITLE × ○
ウィンドウ WINPOSX × ○
位 置 WINPOSY × ○
ウィンドウ WINPOSCX × ○
位 置 ( 行 け
た 指 定 )
WINPOSCY × ○
ウィンドウ WINSIZEX × ○
サイズ WINSIZEY × ○
ウィンドウ WINSIZECX × ○
サイズ( 行
けた 指 定 )
WINSIZECY × ○
ベースウィ
ンドウサイ
ズ 固 定
FIXSIZE × ○
ウィンドウ
開 設 モード
ウィンドウ
最 前 面 指 定
タイトル
バーの 有 無
サイジング
ボーダーの
有 無
コントロー
ルメニュー
ボックスの
有 無
最 大 表 示 ボ
タンの 有 無
アイコン 化
ボタンの
有 無
WINOPEN × ○
TOPMOST × ○
TTLBAR × ○
SIZEB × ○
SYSMENU × ○
MAXBOX × ○
MINBOX × ○
備 考
42

3.4 プロパティ
情 報 分 類 内 容 キーワード
ウィンド
ウ 情 報
ファイル
入 力 制 御
情 報
オーニー
ウィンド
ウ
メニュー
バーの 有 無
右 マウスボ
タンの
アテンショ
ン 通 知
オーニー
ウィンドウ
の 同 期 位 置
変 更
設
定
値
画 面 表 示 形 式
コント
ロール
サイズで
表 示
「0」、「1
(1 画 面
目 )」の
場 合
WWW ブ
ラウザと
別 画 面 で
表 示
「1(2 画
面 目 以
降 )」の
場 合
備 考
MENUBAR Y △ ○ △:メニュー
バーの 代 わり
にポップアッ
プメニューと
なります。
N ○ ○
F ○ ○
RMOUSE △ ○ △:ポップ
アップメ
ニュー 時 には
通 知 されませ
ん。
SYNCPOS × △ △:オーニー
ウィンドウに
1 画 面 目 を 指
定 することは
できません。
3.4.8 ハイパーリンク 先 の 指 定 方 法
(hyperlink/hyperlinktarget)
ハイパーリンク 先 の 指 定 とは、URL を 指 定 した 項 目 をマウスでクリックした
り、URL としてヘルプを 定 義 した 際 に【ヘルプ】キーを 押 した 場 合 に、 指 定 し
た 表 示 形 式 に 従 って 表 示 する 機 能 です。
hyperlinktarget の 指 定 は、hyperlink に「1」を 指 定 した 場 合 だけ 可 能 です。
ハイパーリンクの 処 理 種 別 として、 以 下 のどれかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
0 別 ブラウザを 表 示 して 起 動 します。 省 略 値
hyperlinktarget プロパティに 指 定 したフレームター
1
ゲットに 表 示 します。
2 コンテナにハイパーリンクイベントを 通 知 します。
43

第 3 章 MeFt/Web コントロール
例 :MeFtWeb1.hyperlink = "1"
MeFtWeb1.hyperlinktarget = "framename"
項 目 に URL を 指 定 する 方 法 や、ヘルプに URL を 指 定 する 方 法 に
ついては、「Windows ® MeFt 説 明 書 」を 参 照 してください。
Internet Explorer の「インターネットオプション」ダイアログボッ
クスの「 詳 細 設 定 」タブにある「ショートカットを 起 動 するため
にウィンドウを 再 使 用 する」がチェックされている 場 合 、hyperlink
プロパティに「0」を 指 定 しても、 別 ブラウザが 起 動 されません。
3.4.9 画 面 データ 圧 縮 (dspcompress)
画 面 処 理 時 にサーバとクライアントで 通 信 するデータを 圧 縮 するかどうかを
dspcompress プロパティに 指 定 します。 以 下 のどれかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
TRUE 画 面 処 理 時 の 通 信 データを 圧 縮 します。
FALSE 画 面 処 理 時 の 通 信 データを 圧 縮 しません。 省 略 値
画 面 データの 圧 縮 指 定 は、 使 用 するネットワークの 回 線 速 度 が 遅
い 場 合 にだけ 使 用 してください。
ネットワークの 回 線 速 度 が 速 い 場 合 は、 画 面 データを 圧 縮 しても
性 能 への 効 果 はありません。
帳 票 処 理 時 は、 通 信 データは dspcompress の 指 定 に 関 係 なく、 必 ず
圧 縮 されます。
3.4.10 帳 票 処 理 実 行 モードの 指 定 方 法 (printmode)
印 刷 イメージを WWW ブラウザでプレビューするか、 直 接 プリンタ 装 置 に 印
刷 するか、サーバ 上 にスプールするかを 指 定 します。 以 下 のどれかの 値 を 指 定
します。
有 効 値 意 味 備 考
0
WWW ブラウザでプレビューする。この 場 合 、プレ
ビュー 画 面 から 印 刷 することができます。
1
直 接 、クライアントに 接 続 されているプリンタ 装 置 に
印 刷 します。
2 サーバ 上 にスプールします。
省 略 値
3
直 接 、サーバに 接 続 されているプリンタ 装 置 に 印 刷 し
ます。
44

3.4 プロパティ
3.4.11 印 刷 イメージの 画 面 表 示 形 式 (previewwindow)
プレビュー 画 面 の 画 面 表 示 形 式 を 指 定 します。 以 下 のどちらかの 値 を 指 定 しま
す。
有 効 値 意 味 備 考
0 コントロール 内 に 表 示 します。 省 略 値
1 別 画 面 として 表 示 します。
3.4.12 印 刷 イメージの 表 示 位 置 (previewdrawpos)
プレビューを 行 う 場 合 、 印 刷 イメージをコントロール 域 の 左 上 を 基 準 に 表 示 す
るか、 中 央 を 基 準 にして 表 示 するかを previewdrawpos プロパティに 指 定 しま
す。 以 下 のどちらかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
0 コントロール 域 の 左 上 を 基 準 にします。 省 略 値
1 コントロール 域 の 中 央 を 基 準 にします。
3.4.13 印 刷 イメージ 生 成 時 に 使 用 するデバイスの
指 定 方 法 (previewdc)
プレビューを 行 う 場 合 、プリンタ 装 置 のデバイス 情 報 をもとに 印 刷 イメージを
生 成 するか、ディスプレイ 装 置 のデバイス 情 報 をもとに 印 刷 イメージを 生 成 す
るかを previewdc プロパティに 指 定 します。
以 下 のどれかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
0
1
2
プリンタ 装 置 のデバイス 情 報 をもとに 印 刷 イメージを
生 成 します。プリンタがセットアップされていない 場
合 には、その 旨 の 確 認 メッセージを 表 示 後 、ディスプ
レイのデバイス 情 報 をもとに 生 成 します。
常 に、クライアントマシン 上 のプリンタ 情 報 をもとに
印 刷 イメージを 生 成 します。プリンタがセットアップ
されていない 場 合 には、エラーとなります。
常 に、ディスプレイのデバイス 情 報 をもとに 生 成 しま
す。この 場 合 、プリンタがセットアップされていても
無 視 されますので、プリンタが 定 義 されていない 場 合
だけ、この 値 を 指 定 してください。
省 略 値
previewdc に「0」または「2」を 指 定 して、バーコードが 定 義 され
ている 帳 票 をプレビューするとエラーになる 場 合 があります。エ
ラーが 発 生 した 場 合 は、「1」を 指 定 してください。
45

第 3 章 MeFt/Web コントロール
3.4.14 ズーム 率 の 指 定 方 法 (previewrate)
プレビューを 行 う 場 合 、 最 初 に 表 示 される 印 刷 イメージのズーム 率 を
previewrate プロパティに 指 定 します。ズーム 率 は、 印 刷 イメージ 表 示 後 、プレ
ビュー 画 面 のツールバーで 変 更 することができます。
以 下 のどれかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
0
W
H
30 ~
200
ページ 全 体 が 表 示 されるようにしてズーム 率 を 自 動 的
に 計 算 します。
ページの 横 幅 が 表 示 されるようにしてズーム 率 を 自 動
的 に 計 算 します。
ページの 縦 幅 が 表 示 されるようにしてズーム 率 を 自 動
的 に 計 算 します。
ズーム 率 を 30 ~ 200%までの 間 で 指 定 します。 例 え
ば、150%で 表 示 する 場 合 には、 文 字 列 「150」と 指 定
します。
省 略 値
3.4.15 印 刷 ボタン 表 示 (hideprtbtn)
印 刷 ダイアログ 画 面 のサーバ 印 刷 とスプールのボタンを 表 示 するかどうかを 指
定 します。 以 下 のどちらかの 値 を 指 定 します。
有 効 値 意 味 備 考
0 サーバ 印 刷 とスプールボタンを 表 示 します。 省 略 値
1 サーバ 印 刷 とスプールボタンを 表 示 しません。
46

3.5 メソッド
3.5 メソッド
3.5.1 メソッド 一 覧
以 下 に MeFt/Web コントロールが 実 装 しているメソッドについて 説 明 します。
起 動
メソッド 名 引 数 復 帰 値
利 用 者 プログ
ラムの 中 断
submit なし long 0 正 常 に 起 動 しました。
-1 プロパティの 指 定 に 誤 りがあ
ります。
-2 すでにプログラムが 実 行 中 で
す。
-3 コントロールの 初 期 化 に 失 敗
しました。
Quit なし long 0 正 常 に 中 断 しました。
-1 中 断 に 失 敗 しました。
3.5.2 起 動 (submit)
submit メソッドでサーバ 上 の 利 用 者 プログラムを 起 動 します。
正 常 にプログラムを 起 動 した 場 合 ( 復 帰 値 が「0」の 場 合 )、 起 動 したプログラ
ムが 終 了 すると Terminate イベントが 通 知 されます。
復 帰 値 が「0」 以 外 の 場 合 には、Terminate イベントは 通 知 されません。
例 :MeFtWeb1.submit()
起 動 用 HTML 表 示 と 同 時 に 利 用 者 プログラムを 起 動 するには、 以
下 のように 記 述 します。
sub Window_onload()
MeFtWeb1.host = "hostname"
:
MeFtWeb1.submit()
end sub
47

第 3 章 MeFt/Web コントロール
3.5.3 利 用 者 プログラムの 中 断 (Quit)
リモート 実 行 したサーバ 上 の 利 用 者 プログラムを 中 断 ( 終 了 )することができ
ます。
中 断 するためには、Quit メソッドを 実 行 します。Quit メソッドを 実 行 すると、
サーバで 実 行 している 利 用 者 プログラムには 通 知 コード(N8)が 通 知 されま
す。
Quit メソッドが 実 行 された 場 合 には、Terminate イベントは 通 知 されません。
ページを 移 動 する 前 には WWW ブラウザから Window_onUnload 関 数 が 呼 び 出
されるため、この 関 数 で Quit メソッドを 実 行 します。
例 :Sub Window_onUnload()
MeFtWeb1.Quit()
end sub
WWW ブラウザ 上 でリモート 実 行 中 のページを 移 動 する 前 に 利 用
者 プログラムを 終 了 するか、または Quit メソッドを 実 行 してプロ
グラムを 中 断 してください。
48

3.6 イベント
3.6 イベント
3.6.1 イベント 一 覧
以 下 に MeFt/Web コントロールが 通 知 するイベントについて 説 明 します。
関 連 機 能 名 イベント 説 明
リモート
実 行
画 面 処 理
Terminate(long
ErrorCode,long
ProgramCode)
hyperlink
(LPCTSTR URL)
起 動 したプログラムが 終 了 した 場 合 に 通
知 されます。
ErrorCode:MeFt/Web コントロールの 通
知 コード
0: 正 常 終 了
-1 : ネットワークエラー
-2 :MeFt/Web サーバのエラー
-3 :MeFt/Web コントロールのエラー
ProgramCode: プログラムの 通 知 コード
起 動 したプログラムの 復 帰 値
URL を 指 定 した 項 目 、ヘルプを 選 択 した
場 合 に URL を 通 知 します。
このイベントは hyperlink プロパティに
“コンテナにハイパーリンクイベントを 通
知 ”を 指 定 した 場 合 に 通 知 されます。
3.6.2 利 用 者 プログラムの 終 了 (Terminate)
submit メソッドによって 起 動 した 利 用 者 プログラムが 終 了 すると、Terminate イ
ベントが 発 生 します。
この Terminate イベントを 処 理 することにより、 利 用 者 プログラムの 復 帰 値 を
得 ることができます。
例 :
sub MeFtWeb1_Terminate(ErrorCode, ProgramCode)
if ErrorCode = 0 then
msgbox " 利 用 者 プログラムが 終 了 しました。 復 帰 コード:" & ProgramCode
else
msgbox "MeFt/Web でエラーが 発 生 しました。 復 帰 コード:" & ProgramCode
end if
end sub
利 用 者 プログラムの 終 了 時 にページを 遷 移 するには、 以 下 のよう
に 記 述 します。
sub MeFtWeb1_Terminate(ErrorCode, ProgramCode)
location.href = " 遷 移 先 ページの URL"
end sub
49

第 3 章 MeFt/Web コントロール
利 用 者 プログラムの 起 動 時 間 が 短 いと、 起 動 したプログラムの 復
帰 値 が 通 知 されない 場 合 があります。
この 場 合 は、sleep コマンドなどを 使 用 して 起 動 時 間 を 調 整 してく
ださい。
3.6.3 ハイパーリンクの 通 知 (hyperlink)
URL を 指 定 した 項 目 、ヘルプを 選 択 した 場 合 に URL を 通 知 します。このイベ
ントは hyperlink プロパティに“コンテナにハイパーリンクイベントを 通 知 ”
を 指 定 した 場 合 に 通 知 されます。
項 目 に URL を 指 定 する 方 法 や、ヘルプに URL を 指 定 する 方 法 に
ついては、「Windows ® MeFt 説 明 書 」を 参 照 してください。
50

第 4 章
リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
この 章 では、サーバ 上 の 利 用 者 プログラムを 実 行 するリモート 実 行 機 能 につい
て 説 明 します。
目 次
4.1 作 業 の 流 れ ..................................................... 52
4.2 処 理 の 流 れ ..................................................... 53
4.3 利 用 者 プログラムを 開 発 する..................................... 54
4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 ........................................... 61
4.5 Unicode アプリケーションの 使 用 方 法 ............................. 66
4.6 MeFt の 追 加 通 知 コード.......................................... 67
4.7 プロセス 型 プログラムから スレッド 型 プログラムへの 移 行 方 法 ...... 68
4.8 HTML を 作 成 する ............................................... 70
4.9 帳 票 の 電 子 化 ................................................... 72
4.10 SSL で 通 信 データを 保 護 する ................................... 73
51

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
4.1 作 業 の 流 れ
スタンドアロン 環 境 で 作 成 した 利 用 者 プログラムを、Web 連 携 環 境 に 移 行 する
までの 作 業 の 流 れを 以 下 に 示 します。
1. スタンドアロン 環 境 で MeFt のインタフェースを 使 用 した 利 用 者 プログ
ラムを 作 成 します。
利 用 者 プログラムの 作 成 方 法 については、「MeFt 説 明 書 」
および「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」を 参 照 してください。
2. 1. で 作 成 した 利 用 者 プログラムを、MeFt/Web をインストールした
WWW サーバのマシン 上 に 移 動 します。
3. ウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイルなどのユーザ 資 源
の 格 納 先 の 指 定 を 変 更 します。
ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定
方 法 」を 参 照 してください。
4. HTML を 作 成 します。
HTML の 作 成 方 法 の 詳 細 については、「4.8 HTML を 作 成 す
る」を 参 照 してください。
5. 作 成 した HTML を WWW ブラウザ(Internet Explorer)で 開 きます。
リモート 実 行 が 行 われます。
52

4.2 処 理 の 流 れ
4.2 処 理 の 流 れ
リモート 実 行 機 能 時 、サーバ 上 の 利 用 者 プログラムの 入 出 力 要 求 が WWW ブ
ラウザに 画 面 表 示 / 印 刷 /プレビューされるまでの 処 理 の 流 れを 以 下 に 示 しま
す。
以 下 に 処 理 の 説 明 をします( 図 中 の 番 号 と 対 応 しています)。
1 WWW ブラウザが HTML ファイルを 読 み 込 みます。
2 MeFt/Web コントロールの submit メソッドを 実 行 すると、プロパティ 情 報
に 従 って 利 用 者 プログラムをリモート 実 行 します。
3 MeFt/Web サーバから MeFt/Web コントロールに MeFt の 入 出 力 情 報 が 渡 さ
れます。
4 ウィンドウ 情 報 ファイル、プリンタ 情 報 ファイル、 画 面 帳 票 定 義 体 などの
ユーザ 資 源 がクライアントにダウンロードされます。
5 MeFt/Web コントロールのプロパティに 従 って、 画 面 入 出 力 、プレビューま
たは 印 刷 を 行 います。
53

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
4.3 利 用 者 プログラムを 開 発 する
ここでは、MeFt/Web の Web 連 携 機 能 固 有 の 事 項 について 説 明 します。
利 用 者 プログラムのコンパイルおよびリンクオプションについて
は、「MeFt 説 明 書 」および「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」を 参 照 して
ください。
4.3.1 利 用 者 プログラム 作 成 上 の 注 意 点
• MeFt/Web で 画 面 入 出 力 や 印 刷 を 行 える 利 用 者 プログラムは、COBOL 言
語 で 作 成 されたプログラムのみです。MeFt の C 言 語 インタフェースの
プログラムは MeFt/Web で 使 用 できません。
• ウィンドウ 情 報 ファイルおよびプリンタ 情 報 ファイルを 使 用 して 必 ず
ユーザ 資 源 への 格 納 パスを 指 定 してください。
ユーザ 資 源 の 格 納 場 所 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定
方 法 」を 参 照 してください。
• カレントディレクトリは 使 用 できません。スタンドアロン 環 境 下 のカレ
ントディレクトリは、 通 常 、 実 行 ファイルが 存 在 するディレクトリで
す。しかし、Web 連 携 環 境 ではカレントディレクトリは 不 定 になりま
す。ユーザ 資 源 の 格 納 先 を 指 定 する 環 境 変 数 MEFTWEBDIR
(MEFTDIR)や MEDDIR キーワードなどに 格 納 ディレクトリを 指 定 し
て、フルパスになるようにします。また、 利 用 者 プログラムが 必 要 とす
るライブラリの 格 納 ディレクトリについても、 環 境 変 数
LD_LIBRARY_PATH にフルパスで 指 定 してください。
詳 細 については、「4.3.2 環 境 変 数 」および「4.4 ユーザ 資 源
の 指 定 方 法 」を 参 照 してください。
• 利 用 者 プログラムでは、 必 ず 適 切 なエラー 処 理 が 必 要 です。MeFt/Web
などネットワーク 環 境 下 では、 予 期 しない 事 態 が 通 常 のスタンドアロン
環 境 と 比 較 して 頻 繁 に 発 生 します。エラーの 対 処 を 行 わない 場 合 、シス
テムループなど 重 大 な 障 害 が 発 生 する 可 能 性 があります。
• 利 用 者 プログラムを 実 行 した 場 合 、MeFt のインタフェースを 使 用 しな
い 画 面 は、サーバ 上 で 表 示 されます。
• リモート 実 行 で 起 動 した 利 用 者 プログラム 中 から 子 プロセスやスレッド
を 生 成 して、 別 の 利 用 者 プログラムを 非 同 期 に 実 行 できません。ただ
し、 子 プロセスとして 別 の 利 用 者 プログラムを 非 同 期 に 実 行 する 場 合 に
は、MeFt の ps_exec 関 数 (C インタフェースだけ)を 使 用 してくださ
い。
ps_exec 関 数 については、「MeFt 説 明 書 」および「4.3.3 別 プ
ロセスの 起 動 方 法 」を 参 照 してください。
• クライアント 印 刷 機 能 時 に、オープン 処 理 またはライト 処 理 でエラーが
発 生 した 場 合 、 利 用 者 プログラムにはエラーが 通 知 されません。また、
54

4.3 利 用 者 プログラムを 開 発 する
プレビュー 機 能 時 にも 同 様 にエラーが 通 知 されません。エラーが 発 生 し
た 場 合 には MeFt/Web コントロールがエラーを 表 示 します(message プ
ロパティが TRUE の 場 合 )。
• MeFt/Web では、Windows システム 上 の MeFt/Web コントロールを 画 面
帳 票 処 理 のフロントエンドとして 動 作 させます。このため、サーバ 上 で
動 作 する MeFt とは、 表 示 ファイル 機 能 および 画 面 帳 票 定 義 体 のサポー
ト 範 囲 が 異 なる 場 合 があります。
サーバ 上 の MeFt 機 能 および MeFt/Web コントロールを 使 用
した MeFt 機 能 については「MeFt 説 明 書 」および
「Windows ® MeFt 説 明 書 」を 参 照 してください。
• シェルスクリプトをリモート 実 行 する 場 合 には、 起 動 するシェルスクリ
プトの 先 頭 行 に「#! シェルコマンド 名 」を 必 ず 記 述 してください。 例 え
ば、C シェルでは「#!/bin/csh」、Born シェルでは「#!/bin/sh」と 記 述 し
ます。この 行 は、このファイルが sh プログラム 用 のスクリプトとして
実 行 されるものであることをシステムに 伝 えます。
• 画 面 帳 票 定 義 体 名 にロングファイル 名 は 使 用 できません。
• 表 示 ファイル 機 能 を 使 った 画 面 入 出 力 を 行 う 利 用 者 プログラムは、シス
テムの 標 準 入 力 (ACCEPT)で 入 力 を 行 わないでください。また、
DISPLAY 文 を 使 用 してデータを 出 力 する 場 合 は、 標 準 出 力 でなくファ
イルに 出 力 するように 指 定 してください。
出 力 先 ファイル、および 格 納 ディレクトリには、 利 用 者 プログラムをリ
モート 実 行 するユーザに 対 して 書 き 込 み 権 を 付 与 してください。 利 用 者
プログラムの 権 限 については、「2.4 利 用 者 プログラムの 権 限 を 設 定 す
る」を 参 照 してください。
DISPLAY/ACCEPT については、「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」
を 参 照 してください。
• COBOL で 出 力 されるエラーメッセージは、ファイルに 出 力 を 指 定 しま
す。 実 行 用 の 初 期 化 ファイルまたは 環 境 変 数 に 実 行 環 境 情 報
「CBR_MESSOUTFILE= ファイル 名 」を 必 ず 指 定 してください。
• ソート 処 理 を 行 う 場 合 は、 一 時 的 に 作 業 ファイルが 作 成 されます。デ
フォルトでは、/tmp に 作 業 ファイルが 作 成 されますが、 実 行 用 の 初 期 化
ファイルまたは 環 境 変 数 に 実 行 環 境 情 報 「BSORT_TMPDIR= 作 業 ファ
イルを 作 成 するパス 名 」を 指 定 することで、 作 業 ファイルが 作 成 される
パスを 変 更 することができます。
• 印 刷 ファイルを 使 用 したプログラムは、プレビューまたはクライアント
印 刷 を 行 うことはできません。
• プロセス 型 プログラムで DISPLAY 文 の 実 行 結 果 をファイルに 出 力 する
場 合 は、プロセス 間 でファイル 名 の 衝 突 が 起 こらないように 対 処 が 必 要
です。 例 えば 以 下 のような 対 処 があります。
- DISPLAY 文 に SYSERR を 指 定 する。
55

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
- プロセス 型 プログラムの 起 動 用 シェルまたはプログラム 起 動 ペー
ジの environment プロパティの 指 定 などで、 使 用 するファイル 名
をプロセスごとに 変 更 します。
Web アプリケーションのように 同 一 のアプリケーションを
複 数 プロセスで 同 時 実 行 する 場 合 は、 使 用 するファイル 名
の 衝 突 により、プロセス 間 でファイル 排 他 が 発 生 すること
があります。
したがって、アプリケーションがファイル 出 力 を 行 う 場 合
には、ファイル 名 の 衝 突 に 注 意 し、ファイル 排 他 を 考 慮 し
たアプリケーションの 設 計 が 必 要 になります。
4.3.2 環 境 変 数
MeFt/Web を 使 用 した 利 用 者 プログラムの 実 行 時 には、 以 下 の 環 境 変 数 を 設 定
します。
環 境 変 数
MEFTWEBDIR
MEFTDIR
LD_LIBRARY_
PATH
LANG
意 味
MeFt/Web コントロールが 使 用 するウィンドウ 情 報 ファイ
ルまたはプリンタ 情 報 ファイルの 格 納 ディレクトリを 指 定
します。 複 数 のディレクトリを 指 定 する 場 合 は、%( 文 字
コード:0x25)で 区 切 ります。 例 えば、csh をシェルとし
ている 場 合 、http://hostname/dir1 と http://hostname/dir2 を
指 定 する 場 合 は 以 下 のようにします。
setenv MEFTWEBDIR http://hostname/dir1%http://
hostname/dir2
MEFTWEBDIR が 設 定 されていない 場 合 、 環 境 変 数
MEFTDIR に 指 定 したディレクトリが 格 納 ディレクトリとし
て 参 照 されます。
サーバ 印 刷 時 に、 使 用 するプリンタ 情 報 ファイルの 格 納
ディレクトリを 指 定 します。 指 定 方 法 については、「MeFt
説 明 書 」を 参 照 してください。
LD_LIBRARY_PATH に MeFt/Web、MeFt、COBOL のイン
ストールディレクトリおよび 利 用 者 プログラムが 必 要 とす
るライブラリの 格 納 ディレクトリを 指 定 します。
例 えば、csh をシェルとしている 場 合 、 以 下 のように 設 定
します。
setenv LD_LIBRARY_PATH=/opt/FSUNmeftw/lib:/opt/
FJSVcbl/lib:
/opt/FJSVmeft/lib
なお、スレッド 型 プログラムの 場 合 、LD_LIBRARY_PATH
に 利 用 者 プログラムが 必 要 とするライブラリの 格 納 ディレ
クトリを 指 定 するには、/opt/FSUNmeftw/bin/mws99.sh の
LIBDIR に 追 加 します。
利 用 者 プログラムのコード 系 が UNICODE(UTF-8)の 場 合
は、 必 ず LANG 環 境 変 数 を 指 定 してください。
なお、マルチスレッドプログラムの 場 合 は、
/opt/FSUNmeftw/bin/mws99.sh ファイルで LANG 環 境 変 数
を 指 定 してください。
56

4.3 利 用 者 プログラムを 開 発 する
MEFTWEBDIR と MEFTDIR が 両 方 指 定 されている 場 合 は、
MEFTWEBDIR の 指 定 が 優 先 されます(ただし、サーバ 印 刷 時 をの
ぞきます)。
また、MeFt/Web では、 利 用 者 プログラムをリモート 実 行 する 際 に、 以 下 の 環
境 変 数 を 使 用 します。 利 用 者 プログラムなどでは、これらの 環 境 変 数 は 使 用 し
ないでください。
_MW_ID _MW_DSP _MW_PRT _MW_USR
_MW_WIN _MW_PRE _MW_MSG _MW_LOG
_MW_PIPE _MW_PIPEINH _MW_IP _MW_CMP
_MW_OPT _MW_DTR _MW_ENV(※ 1) _MW_CGI
_MW_GAI
※ 1) 環 境 変 数 _MW_ENV は、ps_exec 関 数 を 使 用 する 場 合 に、 利 用 者 プログラ
ムで 使 用 します。
「4.3.3 別 プロセスの 起 動 方 法 」を 参 照 してください。
環 境 変 数 の 設 定 方 法 を 以 下 に 示 します。
a. システム 共 通 のシェルの 初 期 化 ファイルに 設 定 する
b. 環 境 変 数 設 定 コマンドで 設 定 する[プロセス 型 プログラムの 場 合 だけ]
c. 実 行 用 の 初 期 化 ファイルに 設 定 する
d. コマンド 行 で 設 定 する( 実 行 時 オプション)[プロセス 型 プログラムの
場 合 だけ]
e. MeFt/Web コントロールの environment プロパティで 設 定 する[プロセス
型 プログラムの 場 合 だけ]
• a~ d については、「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」を 参 照 して
ください。
e については、「3.4.3 利 用 者 プログラムの 指 定 方 法
(pathname/argument/environment/funcname)」を 参 照 してく
ださい。
• MeFtで 使 用 する 環 境 変 数 については、「MeFt 説 明 書 」を
参 照 してください。
• COBOL で 使 用 する 環 境 変 数 については、「NetCOBOL 使
用 手 引 書 」を 参 照 してください。
57

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
4.3.3 別 プロセスの 起 動 方 法
利 用 者 プログラムから、 別 の 利 用 者 プログラムを 起 動 する 場 合 には、ps_exec
関 数 を 使 用 します。
• プログラムインタフェース
本 機 能 は C だけ 対 応 です。
【 形 式 】
PSINT PSFUNCTION ps_exec(PSPSTR pCmdLine, PSPVOID pExtension)
;
【 機 能 説 明 】
指 定 したアプリケーションを 実 行 します。
【パラメータ】
pCmdLine : アプリケーションを 実 行 するコマンドライン(ファイル 名
とオプションのパラメータ)を 持 つ、NULL で 終 わる 文 字
列 を 指 定 します。ファイル 名 は、ディレクトリパスを
含 んだフルパスで 指 定 してください。
pExtension : リザーブです。0 を 指 定 します。
【 使 用 例 】
FUJITSU ディレクトリに 格 納 されている TEST.EXE を 起 動 します。
ps_exec("/FUJITSU/TEST.EXE",0);
【 診 断 】
正 常 終 了 時 には 0 が 返 されます。システムにメモリまたはリソースが 足
りない 場 合 には 1 が、 指 定 したファイルが 見 つからない 場 合 には 2 が、
指 定 した 実 行 ファイルが 無 効 の 場 合 には 3 が 返 されます。
【 注 意 事 項 】
本 機 能 を 使 用 する 場 合 には、-I オプションで /opt/FJSVmeft/include、-L
オプションで /opt/FSUNmeftw/lib ディレクトリ、-l オプションで mwi00
を 指 定 します。
58

4.3 利 用 者 プログラムを 開 発 する
• ps_exec 関 数 の 動 作
MeFt/Web の ps_exec 関 数 の 動 作 について 説 明 します。
利 用 者 プログラム A から ps_exec 関 数 によって 利 用 者 プログラム B の
実 行 を 要 求 すると、MeFt/Web サーバはその 要 求 をクライアント 側 の
MeFt/Web コントロールに 渡 します。MeFt/Web コントロールは、 現 在 、
利 用 者 プログラム A を 実 行 している WWW ブラウザとは 別 のウィンド
ウを 自 動 的 に 開 設 し、そのウィンドウから 利 用 者 プログラム B をリ
モート 実 行 します。また、 利 用 者 プログラム B をリモート 実 行 する 場
合 、 利 用 者 プログラム A を 起 動 する 際 に 使 用 された 以 下 のプロパティ
が 引 き 継 がれます。
hostname port message
usedcgi displaywindow printmode
previewwindow previewdrawpos previewdc
previewrate
なお、hyperlink、hyperlinktarget は、 引 き 継 がれません。 別 ウィンドウ
でハイパーリンクされます。
59

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
ps_exec 関 数 では、 利 用 者 プログラム A の 環 境 情 報 ( 環 境 変 数 )を、 利
用 者 プログラム B に 渡 すことができます。
利 用 者 プログラム A の 環 境 変 数 を 利 用 者 プログラム B に 渡 すために
は、 環 境 変 数 _MW_ENV に 渡 す 環 境 変 数 名 をカンマ(,)で 区 切 って 指
定 します。
例 : 利 用 者 プログラム A の 環 境 変 数 を 以 下 のように 設 定 していた 場 合 、
利 用 者 プログラム B に 環 境 変 数 A と 環 境 変 数 B の 内 容 が 引 き 継 が
れます。
A=12345
B=98765
_MW_ENV=A,B
• _MW_ENV で 継 承 できる 環 境 変 数 の 情 報 量 には 制 限 が
あります。_MW_ENV に 指 定 された " 環 境 変 数 名 とその
値 の 総 和 " が 2048 バイトを 超 えると、 環 境 変 数 が 引 き
継 がれません。なお、 上 記 の 例 では " 環 境 変 数 名 とその
値 の 総 和 " は、15 バイトになります。
• スレッド 型 プログラムは ps_exec 関 数 で 起 動 できませ
ん。
4.3.4 ウィンドウ 情 報 ファイルとプリンタ 情 報 ファイル
のキーワード
MeFt のウィンドウ 情 報 ファイルおよびプリンタ 情 報 ファイルに 指 定 するキー
ワードについては、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 してください。
また、MeFt/Web で 使 用 できないキーワードについては、「7.4 MeFt」を 参 照 し
てください。
60

4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法
4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法
MeFt/Web で 使 用 するウィンドウ 情 報 ファイル、プリンタ 情 報 ファイル、 画 面
帳 票 定 義 体 などユーザ 資 源 の 指 定 方 法 について 説 明 します。
• ユーザ 資 源 の 指 定 方 法
ウィンドウ 情 報 ファイル、プリンタ 情 報 ファイル、 画 面 帳 票 定 義 体 など
のユーザ 資 源 の 格 納 先 を 指 定 する 方 法 には 以 下 の2とおりがあります。
指 定 方 法
説 明
URL 指 定
WWW サーバ 上 に 格 納 されたユーザ 資 源 を URL で 指 定 し
ます。URL にはプロトコル 名 、ホスト 名 を 含 めます( 必
要 に 応 じてポートも 指 定 します)。ただし、 取 り 扱 うこと
のできる URL は、http プロトコルまたは https プロトコル
のものだけです(https を 使 用 できるのは Internet Explorer
で SSL を 利 用 する 場 合 です)。
( 設 定 例 )
csh をシェルとしている 場 合 、http://hostname/dir1 に 格 納
されたウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイ
ルを 指 定 する 例 を 以 下 に 示 します。
setenv MEFTWEBDIR http://hostname/dir1
URL 指 定 の 場 合 、ユーザ 資 源 を 格 納 するディレクトリは、
URL で 参 照 可 能 な 仮 想 ディレクトリとして 設 定 しておく
必 要 があります。
利 用 者 プログラムが 動 作 するサーバマシン 上 のローカルパ
ス( 物 理 パス)を 指 定 します。
MeFt/Web コントロールの usedcgi プロパティに TRUE を
指 定 して、ユーザ 資 源 の 格 納 先 に、 利 用 者 プログラムが 動
作 するサーバ 上 のローカルパスを 指 定 します。ローカルパ
スはフルパスで 指 定 してください。
( 設 定 例 )
csh をシェルとしている 場 合 、サーバ 上 のディレクトリ /
dir1 に 格 納 されたウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ
サーバの 情 報 ファイルを 指 定 する 例 を 以 下 に 示 します。
ローカル setenv MEFTWEBDIR /dir1
パス この 指 定 方 法 では、MeFt/Web コントロールの usedcgi プ
(CGI アク ロパティを TRUE に 設 定 するだけで、 従 来 、スタンドア
セス) ロン 環 境 で 運 用 していた 環 境 を 変 更 しないで Web 連 携 に
移 行 できます。ただし、ユーザ 資 源 の 格 納 ディレクトリは
省 略 できません。
MeFt/Web コントロールの usedcgi プロパティの 初 期 値 は
FALSE です。usedcgi プロパティの 値 が FALSE の 場 合 、
ユーザ 資 源 の 格 納 先 にローカルパスが 指 定 されると、ロー
カルパスは MeFt/Web コントロールが 動 作 しているクライ
アントマシン 上 のパスになります。 利 用 者 プログラムが 動
作 しているサーバマシン 上 のパスではありませんので 注 意
してください。
61

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
URL には、「\」 文 字 を 含 むディレクトリは 使 用 できません。
ユーザ 資 源 を 指 定 する 方 法 には、 以 下 の 方 法 があります。
• ユーザ 資 源 を URL で 指 定 する
ユーザ 資 源 を URL で 指 定 した 場 合 、クライアントにダ
ウンロードされたユーザ 資 源 は Internet Explorer に
キャッシュされます。このため、サーバ 上 のユーザ 資 源
が 変 更 されない 限 り、プログラムを 起 動 する 度 に 毎 回 ダ
ウンロードされることはありません。
• ユーザ 資 源 をサーバのローカルパス(CGI アクセス)で
指 定 する
ユーザ 資 源 をサーバのローカルパス(CGI アクセス)で
指 定 した 場 合 、クライアントにダウンロードされたユー
ザ 資 源 は Internet Explorer にキャッシュされません。こ
のため、ユーザ 資 源 を 参 照 する 度 に 毎 回 ダウンロードさ
れます。
このため、URL 指 定 を 推 奨 します。
• ウィンドウ 情 報 ファイルとプリンタ 情 報 ファイル
ウィンドウ 情 報 ファイルとプリンタ 情 報 ファイルは、 画 面 帳 票 定 義 体 の
格 納 ディレクトリやプリンタ 機 種 などの 各 種 情 報 を 設 定 します。
MeFt/Web を 使 用 しないスタンドアロン 環 境 では、ウィンドウ 情 報 ファ
イルとプリンタ 情 報 ファイルの 格 納 ディレクトリを 環 境 変 数 MEFTDIR
で 指 定 します。
スタンドアロン 環 境 で 使 用 するウィンドウ 情 報 ファイルま
たはプリンタ 情 報 ファイルについては、「MeFt 説 明 書 」を
参 照 してください。
62

4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法
MeFt/Web 連 携 環 境 では、サーバ 上 とクライアント 上 で 動 作 する 二 つの
MeFt があります。サーバ 上 で 動 作 する MeFt はサーバ 印 刷 時 に 使 用 され
ます。クライアント 上 で 動 作 する MeFt は MeFt/Web コントロールに 含
まれており、WWW ブラウザ 上 の 画 面 処 理 やクライアント 印 刷 に 使 用 さ
れます。
このため、サーバで 動 作 する MeFt の 仕 様 とクライアントで 動 作 する
MeFt の 仕 様 の 違 いからプリンタ 情 報 ファイルの 内 容 が 異 なる 場 合 が 発
生 します。 例 えば、MEDDIR( 定 義 体 格 納 ディレクトリ)に 複 数 ディレ
クトリの 指 定 方 法 や、OVLPDIR(オーバレイパターン 格 納 ディレクト
リ 名 )の 指 定 方 法 などがあります。
したがって、サーバ 印 刷 とクライアント 印 刷 を 行 う 場 合 には、 必 ず、そ
れぞれのプリンタ 情 報 ファイルを 用 意 する 必 要 があります。ただし、
サーバ 印 刷 用 のプリンタ 情 報 ファイル 名 と、クライアント 用 のプリンタ
情 報 ファイル 名 は 同 一 名 にする 必 要 があります。
サーバ 印 刷 時 に 使 用 するプリンタ 情 報 ファイルの 格 納 ディレクトリを 環
境 変 数 MEFTDIR で 指 定 します。また、MeFt/Web コントロールが 使 用
するウィンドウ 情 報 ファイルとプリンタ 情 報 ファイルの 格 納 ディレクト
リを 環 境 変 数 MEFTWEBDIR で 指 定 します。
また、サーバ 印 刷 時 に 使 用 するプリンタ 情 報 ファイルはサーバシステム
のシステムコード 系 で 作 成 します。MeFt/Web コントロールが 使 用 する
クライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイル
はシフト JIS コード 系 で 作 成 します。
サーバ 印 刷 用 のプリンタ 情 報 ファイルについては「MeFt 説
明 書 」、クライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプ
リンタ 情 報 ファイルについては「Windows ® MeFt 説 明 書 」
を 参 照 してください。
63

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
例 えば、サーバ 印 刷 用 のプリンタ 情 報 ファイル(prtenv)をサーバ 上 の
ディレクトリ /dir1 に 格 納 し、MeFt/Web コントロール 用 のプリンタ 情 報
ファイル(prtenv)を http://hostname/dir2(サーバ 上 のディレクトリ /
dir2)に 格 納 した 場 合 、 以 下 のようになります。
- COBOL ソースの ASSIGN 句 の 記 述
ASSIGN TO GS-PRTFILE
- 環 境 変 数 の 記 述 (csh をシェルとしている 場 合 )
setenv MEFTDIR /dir1 → MEFTDIR には、URL を 指 定 するこ
とはできません。
setenv MEFTWEBDIR http://hostname/dir2
setenv PRTFILE prtenv
64

4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法
• クライアント 用 のユーザ 資 源 の 指 定 方 法
MeFt/Web コントロールが 使 用 する 画 面 帳 票 定 義 体 などのユーザ 資 源 は
以 下 のように 指 定 します。
ユーザ 資 源 名
指 定 方 法
ウィンドウ
情 報 ファイル
プリンタ
情 報 ファイル
画 面 帳 票
定 義 体
オーバレイ
定 義 体
組 込 み
メディア
背 景 メディア
ヘルプ
ファイル
アイコン
オープン 時 に 格 納 ディレクトリを 指 定 することもでき
ます。しかし、プログラム 中 にはファイル 名 だけを 指
定 します。 格 納 ディレクトリは、 環 境 変 数
MEFTWEBDIR に URL またはサーバのローカルパスで
指 定 します。 環 境 変 数 を 指 定 する 場 合 には、MeFt/
Web コントロールの environment プロパティを 使 用 す
ることができます(ただし、プロセス 型 プログラムの
場 合 だけ)。
格 納 ディレクトリをクライアント 用 のウィンドウ 情 報
ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイルの MEDDIR キー
ワードに、URL またはサーバのローカルパスで 指 定 し
ます。 拡 張 子 をウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリン
タ 情 報 ファイルの MEDSUF キーワードで 指 定 します。
格 納 ディレクトリをクライアント 用 のプリンタ 情 報
ファイルの OVLPDIR キーワードに、URL またはサー
バのローカルパスで 指 定 します。 拡 張 子 を 環 境 設 定
ファイルの OVLPSUF キーワードで 指 定 します。オー
バレイ 定 義 体 が kol5 に 格 納 されている 場 合 は、kol5 を
含 めたパスを 指 定 します。
格 納 ディレクトリをクライアント 用 のウィンドウ 情 報
ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイルの MEDIADIR
キーワードに、URL またはサーバのローカルパスで 指
定 します。
メディアファイルをクライアント 用 のウィンドウ 情 報
ファイルの BACKMEDIA キーワードに、URL または
サーバのローカルパスで 指 定 します。
ヘルプファイルは 使 用 できません。クライアント 用 の
ウィンドウ 情 報 ファイルの HELPDIR キーワードは 削
除 してください。
アイコンは 使 用 できません。クライアント 用 のウィン
ドウ 情 報 ファイルの ICONRSRC キーワードは 削 除 し
てください。
サーバ 印 刷 時 に 使 用 されるプリンタ 情 報 ファイルには、
ユーザ 資 源 の 格 納 先 に URL を 指 定 することはできません。
65

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
4.5 Unicode アプリケーションの 使 用 方 法
Unicode で 動 作 する COBOL アプリケーションの 使 用 方 法 について 説 明 します。
なお、Unicode に 関 する 機 能 は、クライアントマシンの OS が Windows NT ®
4.0、Windows ® 2000 および Windows ® XP の 場 合 に 使 用 することができます。
4.5.1 WWW ブラウザ
Unicode アプリケーションを MeFt/Web で 使 用 する 場 合 は、WWW ブラウザに
ついて 以 下 の 注 意 が 必 要 です。
• サポート WWW ブラウザ
Unicode のアプリケーションは、Internet Explorer 5.0、5.01、5.5、6.0 で
だけ 使 用 できます。
• 起 動 用 HTML ファイルの 文 字 コード
起 動 用 HTML ファイルの 文 字 コードは、シフト JIS を 使 用 してくださ
い。
4.5.2 翻 訳 、リンク 方 法 について
MeFt/Web 固 有 の 注 意 点 はありません。
翻 訳 、リンク 方 法 については、「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」を 参 照 し
てください。
4.5.3 実 行 時 の 注 意 点
• Unicode アプリケーションをリモート 実 行 する 場 合 、プレビュー 画 面 か
らサーバ 印 刷 を 行 えません。
• pathname プロパティおよび argument プロパティに 日 本 語 を 指 定 できま
せん。
Unicode アプリケーション 実 行 時 の 注 意 点 については、
「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」を 参 照 してください。
66

4.6 MeFt の 追 加 通 知 コード
4.6 MeFt の 追 加 通 知 コード
MeFt/Web の 運 用 時 には、MeFt の 通 知 コードに 加 えて、 以 下 の 通 知 コードが 利
用 者 プログラムに 通 知 されます。
英 数 字
通 知 コードラベル
トラブル 内 容 、 対 処 方 法
コード
MEFD_RC_NSVER
MEFD_RC_NTIME
MEFD_RC_NSHUT
N1
N7
N8
クライアントマシンでエラーが 発 生 しました。
【 原 因 】
• クライアントマシンまたはサーバマシンで
メモリ 不 足 が 発 生 しました。
• WWW サーバが 正 常 に 通 信 を 行 うことがで
きなかったため、リモート 実 行 処 理 を 続 行
できなくなりました。
【 対 処 】
以 下 の2 点 を 確 認 してください。
• クライアントマシンまたはサーバマシンに
メモリの 空 きがありますか。
• WWW サーバは 正 常 に 動 作 していますか。
MeFt/Web サーバで 通 信 監 視 時 間 のタイムアウ
トが 発 生 しました。
【 対 処 】
利 用 者 プログラムで 後 処 理 (オープン 中 のファ
イルのクローズなど)を 行 い、 終 了 処 理 を 行 っ
てください。
MeFt/Web コントロールの Quit メソッドが 実
行 されました。
【 対 処 】
利 用 者 プログラムで 後 処 理 (オープン 中 のファ
イルのクローズなど)を 行 い、 終 了 処 理 を 行 っ
てください。
なお、 一 度 、N7 または N8 エラーが 発 生 する
と、 以 降 の 処 理 では N8 エラーが 通 知 されま
す。
67

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
4.7 プロセス 型 プログラムから
スレッド 型 プログラムへの 移 行 方 法
既 存 のプロセス 型 プログラムからスレッド 型 プログラムへの 移 行 は、 容 易 に 行
えます。ただし、 翻 訳 、リンク 方 法 や 実 行 環 境 の 変 更 が 必 要 となります。ま
た、 場 合 によっては、 若 干 のプログラム 修 正 が 必 要 です。 以 下 に、 移 行 の 際 の
注 意 点 などについて 説 明 します。なお、スレッド 型 プログラムとして 使 用 でき
るプログラムは、COBOL プログラムだけです。
4.7.1 プログラム 修 正
以 下 の 機 能 を 使 用 している 既 存 のプロセス 型 プログラムをスレッド 型 プログラ
ムに 移 行 する 場 合 は、プログラム 修 正 が 必 要 です。
• 環 境 変 数 操 作
スレッド 型 プログラムでは1つのプロセスで 複 数 のスレッドが 動 作 しま
す。そのため、 環 境 変 数 の 内 容 を 変 更 すると、 他 のアプリケーションに
影 響 を 及 ぼす 場 合 があります。また、 環 境 変 数 の 内 容 を 参 照 する 場 合
も、 内 容 そのものが 不 変 であることが 一 切 保 証 されないので、アプリ
ケーションの 動 作 が 意 図 したものと 異 なる 場 合 があります。したがっ
て、 既 存 のプロセス 型 アプリで 環 境 変 数 操 作 をしている 場 合 は、 環 境 変
数 を 使 用 しない 他 の 代 替 手 段 に 変 更 する 必 要 があります。
• 引 数 の 受 け 渡 し 方 法
プロセス 型 プログラムの 場 合 、プログラム 起 動 時 に 指 定 された 引 数
(MeFt/Web コントロールの argument プロパティに 指 定 された 文 字 列 )
を 受 け 取 るには、コマンド 行 引 数 の 操 作 機 能 を 使 用 します。 一 方 、ス
レッド 型 プログラムは、 副 プログラムとして 呼 び 出 されます。そのた
め、プログラム 起 動 時 に 指 定 された 引 数 を 受 け 取 るには、 手 続 き 部 の 見
出 しの USING 指 定 にデータ 名 を 記 述 する 必 要 があります。なお、ス
レッド 型 プログラムで 受 け 取 れる 引 数 の 数 は、1 個 だけです。
詳 細 については、「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」の「プログラム
間 連 絡 機 能 でのパラメータの 受 渡 し 方 法 を 参 照 してくださ
い。
• プログラムの 終 了
プロセス 型 プログラムでは、EXIT PROGRAM または STOP RUN を 使 用
しますが、スレッド 型 プログラムでは、EXIT PROGRAM を 使 用 してく
ださい。スレッド 型 プログラムでは、STOP RUN は 使 用 しないでくださ
い。
68

4.7 プロセス 型 プログラムから スレッド 型 プログラムへの 移 行 方 法
4.7.2 翻 訳 、リンク 方 法 について
既 存 のプロセス 型 プログラムをスレッド 型 プログラムに 移 行 するには、 再 翻 訳
および 再 リンクが 必 要 です。
スレッド 型 プログラムの 翻 訳 およびリンク 方 法 については、
「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」の「マルチスレッド」を 参 照 してくださ
い。
4.7.3 実 行
MEFTWEBDIR などの 環 境 変 数 を MeFt/Web コントロールの environment プロパ
ティや 起 動 用 のシェルプログラムに 指 定 できません。そのため、 環 境 変 数 は
COBOL の 実 行 用 の 初 期 化 ファイル(COBOL.CBR)またはシステム 共 通 のシェ
ルの 初 期 化 ファイルに 指 定 してください。
COBOL.CBR とシステム 共 通 のシェルの 初 期 化 ファイルの 両 方 に 同
一 の 環 境 変 数 が 設 定 されている 場 合 は、COBOL.CBR の 方 が 有 効 に
なります。
• 実 行 用 の 初 期 化 ファイルを 変 更 した 場 合
MeFt/Web サーバを 再 起 動 してください。
• システム 共 通 のシェルの 初 期 化 ファイルを 変 更 した 場 合
システムを 再 起 動 してください。
MeFt/Web サーバの 再 起 動 については「「2.3 MeFt/Web サーバの 起
動 と 停 止 」を 参 照 してください。
スレッド 型 プログラムの 実 行 にあたっての 注 意 事 項 は、
「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」を 参 照 してください。
また、 利 用 者 プログラムのコード 系 が UNICODE(UTF-8)の 場 合 は、
/opt/FSUNmeftw/bin/mws99.sh ファイルで LANG 環 境 変 数 を 指 定 してください。
69

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
4.8 HTML を 作 成 する
WWW サーバ 上 の 利 用 者 プログラムをリモート 実 行 するために、HTML を 作 成
する 必 要 があります。
ここでは、 入 金 伝 票 処 理 のプログラムを 例 に 説 明 します。
1
2
3 MeFt/Web sample
4
5
6
←ボタンを 定 義 します。
7
← MeFt/Web コントロールの 格 納 先 を 指
定 。「3.1 MeFt/Web コントロールをサー
バ 上 からダウンロードする」を 参 照 して
ください。
12 ← OBJECT タグの 終 了
13
←スクリプトの 開 始
14 Sub GO_onClick() ←ボタン 処 理 の 開 始 (ボタンをクリック
した 場 合 の 処 理 )
15 MeFtWeb1.hostname = "hostname"
← WWW サーバのホスト 名 を 指 定
16 MeFtWeb1.pathname ="/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample/ja_JP.eucJP/
denpyous.sh"
← 起 動 する 利 用 者 プログラムを 指 定
17 MeFtWeb1.environment ="MEFTWEBDIR=http://hostname/MeFtWeb/
sample.web/ja_JP.eucJP" ← 環 境 変 数 を 指 定
18 MeFtWeb1.submit() ← 利 用 者 プログラムの 実 行
19 end sub ←ボタン 処 理 の 終 了
20 Sub Window_onUnload() ←ページを 終 了 した 場 合 の 処 理
21 MeFtWeb1.Quit() ←プログラムを 終 了 します
22 end sub ←ページを 終 了 した 場 合 の 処 理
23 ←スクリプトの 終 了
24
25
70

4.8 HTML を 作 成 する
この HTML は、/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP
ディレクトリ 下 にある denpyou1.html です。
下 線 で 示 されているホスト 名 とサンプルプログラムの 格 納 ディレ
クトリは、 環 境 に 応 じて 変 更 してください。
また、MeFt/Web サーバサービスマネージャの「プログラム 起 動 」
ページを 利 用 すると、 利 用 者 プログラムを 実 行 する HTML を 自 動
的 に 作 成 できます。
この HTML を WWW ブラウザで 開 くと 以 下 のようになります。
この 入 金 伝 票 処 理 の 例 では、[GO!]ボタンをクリックすると、スクリプト
(GO_onClick)が 実 行 されます。また、submit メソッドによって、WWW サー
バ 上 の 利 用 者 プログラムが 実 行 されます。
以 下 に 入 金 伝 票 処 理 プログラムが 実 行 された 場 合 の 図 を 示 します。
71

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
4.9 帳 票 の 電 子 化
帳 票 の 電 子 化 とは、MeFt が Interstage List Creator Enterprise Edition と 連 携 する
ことにより、MeFt の 出 力 帳 票 を PDF ファイルにすることを 言 います。 帳 票 を
電 子 化 することにより、 紙 などの 印 刷 コストや 管 理 スペース 削 減 などのメリッ
トがあります。
なお、 電 子 帳 票 の 出 力 はサーバ 印 刷 を 行 う 場 合 だけ 可 能 です。サーバ 印 刷 以 外
の 印 刷 機 能 を 使 用 する 場 合 は、 帳 票 の 電 子 化 を 行 うことができません。
MeFt の 出 力 帳 票 を 電 子 化 する 方 法 については、「MeFt 説 明 書 」を
参 照 してください。
72

4.10 SSL で 通 信 データを 保 護 する
4.10 SSL で 通 信 データを 保 護 する
4.10.1 SSL とは
通 常 の WWW サーバが 使 用 する 通 信 プロトコルでは、セキュリティが 考 慮 さ
れていないため、ネットワーク 上 でデータを 第 三 者 に 傍 受 、 改 ざんされる 危 険
性 があります。SSL(Secure Sockets Layer)は WWW サーバの 通 信 プロトコル
部 分 を 暗 号 化 することでこれらの 危 険 を 回 避 し、WWW サーバと WWW ブラ
ウザ 間 で 安 全 に 通 信 することができます。
SSL を 使 用 するためには 以 下 の 作 業 を 行 います。
• WWWサーバと WWW ブラウザで SSL を 有 効 にします。
• MeFt/Web で SSL を 有 効 にします。
MeFt/Web では SSL を 使 用 するための WWW ブラウザとして
Internet Explorer をサポートしています。Netscape Navigator では
SSL を 使 用 できません。
4.10.2 WWW サーバと WWW ブラウザで
SSL を 有 効 にするための 作 業
SSL を 使 用 するためには、WWW サーバと WWW ブラウザでそれぞれ 環 境 設
定 が 必 要 になります。
詳 細 については、WWW サーバのマニュアルおよび WWW ブラウ
ザのヘルプを 参 照 してください。
4.10.3 MeFt/Web で SSL を 有 効 にするための 作 業
MeFt/Web で SSL を 有 効 にするためには 以 下 の 作 業 が 必 要 になります。
■WWW サーバの 設 定
通 信 データを 暗 号 化 するためには、MeFt/Web の CGI の 配 置 先 ディレクトリ
(/opt/FSUNmeftw/bin)に 対 して SSL を 設 定 します。
詳 細 については、WWW サーバのマニュアルを 参 照 してください。
73

第 4 章 リモート 実 行 機 能 を 利 用 する
■ 起 動 用 HTML ファイルの 設 定
通 信 データを 暗 号 化 するためには、 利 用 者 プログラム 起 動 用 の HTML ファイ
ルに ssl プロパティを 追 加 します。 以 下 に 例 を 示 します。
MeFtWeb1.ssl = TRUE
ssl プロパティは WWW ブラウザとして Internet Explorer をサポー
トしています。Netscape Navigator では 使 用 できません。
また、SSL 通 信 のポート 番 号 は 通 常 443 が 使 用 されますが、ポート 番 号 に 443
以 外 を 使 用 する 場 合 は、 利 用 者 プログラム 起 動 用 の HTML ファイルに port プ
ロパティを 設 定 します。 以 下 に 例 を 示 します。
MeFtWeb1.port =SSL 通 信 で 使 用 するポート 番 号
なお、 利 用 者 プログラム 起 動 用 の HTML ファイルの 利 用 者 プログラムのパス
名 には、サーバ 上 の 実 際 のパスを 記 述 するため、 通 信 データだけでなく、 起 動
用 HTML も SSL で 暗 号 化 通 信 を 行 うことを 推 奨 します。
利 用 者 プログラム 起 動 用 の HTML ファイル 自 体 を SSL の 対 象 とする 場 合 は、
MeFt/Web コントロール(/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/meftweb.cab)も SSL 通 信 の
対 象 となるように WWW サーバを 設 定 してください。
この 場 合 、 起 動 用 HTML ファイルの タグの CODEBASE の URL ス
キーマも 変 更 が 必 要 です。 以 下 に 例 を 示 します。
CODEBASE=”https://hostname/MeFtWeb/meftweb.cab#version=7,2,10,2”
■ユーザ 資 源 の 格 納 先 を 設 定 する
通 信 データだけでなく、 画 面 帳 票 定 義 体 やプリンタ 情 報 ファイルなどを 暗 号 化
してデータ 通 信 したい 場 合 は、 環 境 変 数 MEFTWEBDIR やプリンタ 情 報 ファイ
ルの MEDDIR キーワードなどの 変 更 が 必 要 です。
設 定 個 所
環 境 変 数 、 起 動 用 HTML ファイル、
実 行 用 の 初 期 化 ファイル
(COBOL.CBR)、またはバッチファ
イル
ウィンドウ 情 報 ファイル
プリンタ 情 報 ファイル
資 源 格 納 先 を 指 定
するキーワード
MEFTWEBDIR
MEDDIR
OVLPDIR
MEDIADIR
BACKMEDIA
74

第 5 章
MeFt/Web サーバサービス
マネージャ
この 章 では、MeFt/Web サーバサービスマネージャを 使 い、 離 れたところから
MeFt/Web サーバのサービスを 管 理 する 方 法 について 説 明 します。
目 次
5.1 起 動 方 法 ....................................................... 76
5.2 プログラム 起 動 ................................................. 77
5.3 プロセス 一 覧 ................................................... 78
5.4 スプール 一 覧 ................................................... 79
5.5 ドキュメント ................................................... 80
75

第 5 章 MeFt/Web サーバサービス マネージャ
5.1 起 動 方 法
以 下 に、MeFt/Web サーバサービスマネージャを 起 動 する 手 順 を 示 します。
1. クライアント 上 で Internet Explorer を 起 動 します。
2. URL で 起 動 する 場 合 には、http://hostname/MeFtWeb/index.html と 指 定 し
ます。hostname には、MeFt/Web をインストールしたマシンのホスト 名
を 指 定 してください。
• MeFt/Webサーバサービスマネージャでは、サーバマシン 上 で
どのファイルがどこに 格 納 されているかなどの 情 報 が 表 示 され
てしまいます。これを 回 避 するためには、MeFt/Web サーバ
サービスマネージャの HTML ファイルに 権 限 を 指 定 してくだ
さい。
• MeFt/Webサーバサービスマネージャは MeFt/Web サーバの
サービスを 管 理 する 管 理 者 向 けの 機 能 です。
管 理 者 向 けの 機 能 が 不 正 に 利 用 される 危 険 性 があるため、イン
ターネット 接 続 をする 環 境 に MeFt/Web をインストールする 場
合 は、MeFt/Web サーバサービスマネージャ 機 能 を 使 用 しない
でください。
MeFt/Web サーバサービスマネージャ 機 能 を 使 用 できないよう
にするには、 以 下 のディレクトリに 格 納 されている *htm およ
び *html ファイルを 削 除 してください。
/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb
HTML ファイルに 権 限 を 指 定 する 方 法 については、WWW サーバ
のマニュアルを 参 照 してください。
76

5.2 プログラム 起 動
5.2 プログラム 起 動
リモート 実 行 メニューを 選 択 すると、WWW サーバ 上 のプログラムを、MeFt/
Web サーバサービスマネージャを 通 して 実 行 できる 画 面 が 表 示 されます。ま
た、 起 動 時 に 引 数 などのコマンドラインも 指 定 できます。
このリモート 実 行 画 面 から WWW サーバ 上 のプログラムを 起 動 すると、MeFt/
Web サーバサービスマネージャによって HTML ファイルが 自 動 生 成 されます。
それが 別 の WWW ブラウザの 画 面 となって 表 示 されます。
ここで 使 用 している HTML ファイルを 参 考 にして、リモート 実 行
用 の HTML ファイルを 簡 単 に 作 成 することができます。WWW ブ
ラウザ 上 で 現 在 使 用 している HTML ファイルを 表 示 するには、
Internet Explorer の< 表 示 /ソース 表 示 >メニューを 選 択 します。
以 下 のプロパティには、、& の 文 字 は 指 定 できません。
• pathname
• argument
• environment
• funcname
• hyperlinktarget
77

第 5 章 MeFt/Web サーバサービス マネージャ
5.3 プロセス 一 覧
プロセス 一 覧 メニューを 選 択 すると、WWW ブラウザ(MeFt/Web コントロー
ル)からリモート 実 行 した 利 用 者 プログラム 一 覧 が 表 示 されます。
また、このプロセス 一 覧 に 表 示 されている ID は、プロセス ID(PID)です。
何 かの 理 由 によってプログラムを 強 制 的 に 終 了 させる 場 合 は、サーバ 上 の kill
コマンドにこのプロセス ID を 指 定 して、プロセスを 終 了 します。
また、[ 同 時 実 行 可 能 数 ]ボタンをクリックすると、 同 時 に 実 行 できるプログ
ラムの 最 大 数 を 参 照 することができます。
同 時 実 行 可 能 数 の 設 定 方 法 については、「2.2 MeFt/Web の 動 作 環 境
を 設 定 する」を 参 照 してください。
78

5.4 スプール 一 覧
5.4 スプール 一 覧
スプール 一 覧 メニューを 選 択 すると、WWW サーバ 上 のスプールが 一 覧 表 示 さ
れます。
スプールを 再 生 するには、 管 理 番 号 フィールドに 再 生 するスプールの 管 理 番 号
を 入 力 するか、または、 作 成 時 間 をダブルクリックします。さらに 配 置 や 表 示
精 度 など MeFt/Web コントロールのプロパティを 指 定 し、[ 再 生 ]ボタンをク
リックします。
スプールを 削 除 する 場 合 には、 削 除 するスプールの 管 理 番 号 を 指 定 し、[ 削 除 ]
ボタンをクリックします。
プロセス 一 覧 およびスプール 一 覧 にユーザ 名 を 表 示 するためには、
WWW サーバにユーザ 認 証 のセキュリティを 設 定 します。
WWW サーバのセキュリティの 設 定 方 法 については、WWW サー
バのマニュアルを 参 照 してください。
79

第 5 章 MeFt/Web サーバサービス マネージャ
5.5 ドキュメント
「MeFt/Web 説 明 書 」および「Windows ® MeFt 説 明 書 」を 読 むことができます。
80

第 6 章
Netscape Navigator で
MeFt/Web を 利 用 する
この 章 では、MeFt/Web プラグインを 使 用 して、Netscape Navigator で MeFt/Web
を 利 用 する 方 法 を 説 明 します。
目 次
6.1 MeFt/Web プラグインとは ....................................... 82
6.2 セットアップ ................................................... 83
6.3 MeFt/Web ドキュメント ......................................... 88
6.4 MeFt/Web プラグインを 利 用 する ................................. 93
6.5 MeFt/Web サーバサービスマネージャ ............................. 96
81

第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する
6.1 MeFt/Web プラグインとは
Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 するためには、MeFt/Web プラグインを
使 用 します。
MeFt/Web プラグインは、MeFt/Web サーバからの 入 出 力 要 求 を Netscape
Navigator(WWW ブラウザ)やプリンタ 装 置 に 対 して 行 います。また、MeFt/
Web プラグインは、MeFt/Web サーバとの 通 信 処 理 や MeFt 機 能 をプラグイン 化
したものです。
以 下 に、MeFt/Web プラグインの 動 作 概 念 図 を 示 します。
82

6.2 セットアップ
6.2 セットアップ
ここでは、MeFt/Web プラグインのセットアップについて 説 明 します。
6.2.1 WWW サーバに MIME タイプを 追 加 する
MeFt/Web をインストールしたマシンの WWW サーバに、 以 下 の MIME タイプ
を 追 加 します。
MIME タイプ
application/x-meftweb
拡 張 子
mwd
MIME タイプを WWW サーバに 追 加 する 方 法 については、インス
トールガイド、および 使 用 する WWW サーバのマニュアルにある
MIME タイプの 設 定 に 関 する 説 明 を 参 照 してください。
6.2.2 MeFt/Web プラグインをインストールする
以 下 に、MeFt/Web プラグインをクライアントマシンにインストールする 手 順
を 示 します。
1. MeFt/Web プラグインのインストールコマンドをクライアントマシン 上
に 取 り 出 します。
取 り 出 し 方 法 は 以 下 のとおりです。
1) Netscape Navigator を 起 動 します。
2) 場 所 ボックスに 下 記 URL を 指 定 します。
http://hostname/MeFtWeb/f3esplg.exe
hostname には、MeFt/Web をインストールした WWW サーバの 名
前 を 指 定 します。
3) 名 前 を 付 けて 保 存 ダイアログボックスで、 適 当 なディレクトリに
ファイル(f3esplg.exe)を 保 存 します。
2. f3esplg.exe を 実 行 します。
3. 画 面 に 表 示 される 指 示 に 従 ってインストールを 進 めます。
インストールが 終 了 すると、PATH 環 境 変 数 に MeFt/Web プラグインの
インストールディレクトリが 自 動 的 に 追 加 されます。
• Internet Explorer を 使 用 して MeFt/Web コントロールをダウン
ロードしてある 場 合 には、MeFt/Web コントロールを 削 除 する
必 要 があります。MeFt/Web プラグインと MeFt/Web コント
ロールは 同 一 マシン 上 にどちらか 1 つしかインストールできま
せん。
• Windows NT ® 、Windows ® 2000 または Windows ® XP クライアン
トで MeFt/Web プラグインをインストールするには、
Administrator 権 限 で 行 います。
MeFt/Web コントロールを 削 除 する 方 法 については、「3.2 MeFt/Web
コントロールを クライアントマシンから 削 除 する 方 法 」を 参 照 し
てください。
83

第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する
6.2.3 MeFt/Web プラグインをアンインストールする
以 下 に、MeFt/Web プラグインをアンインストールする 手 順 を 示 します。
1. Netscape Navigator を 起 動 していないことを 確 認 します。
2. [コントロールパネル]の[アプリケーションの 追 加 と 削 除 ]アイコン
をダブルクリックします。
3. [MeFt/Web Client]をダブルクリックし、[ 追 加 と 削 除 ]をクリックしま
す。
4. 画 面 に 表 示 される 指 示 に 従 ってアンインストールを 進 めます。
• Netscape Navigator が 起 動 中 などの 理 由 により MeFt/Web プラグ
インをアンインストールしても 一 部 のファイルが 削 除 されない
場 合 があります。その 場 合 は、 手 動 で Netscape Navigator をイ
ンストールしたディレクトリの 下 の Plugins\MeFtWeb に 格 納 さ
れたファイルをすべて 削 除 してください。
• Windows NT ® 、Windows ® 2000 または Windows ® XP クライアン
トで MeFt/Web プラグインをアンインストールするには、
Administrator 権 限 で 行 います。
84

6.2 セットアップ
6.2.4 サンプルプログラム
サンプルプログラムは 以 下 のディレクトリに 格 納 されています。
/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/document/
ja_JP.eucJP
/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/
ja_JP.eucJP
MeFt/Web プラグインで 使 用 するファイルには 以 下 のものがあります。
クライアント 用 のウィン
ドウ 情 報 ファイルまたは
プリンタ 情 報 ファイル
MeFt/Web ドキュメント
MeFt/Web プラグインのドキュ
メントです。EUC コード 系 用
に 作 成 されています。
Web 連 携 環 境 のサンプルです。
EUC コード 系 用 に 作 成 されて
います。
クライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイルは、
/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納 されて
います。
dsp1
dsp2
prt1
Web 連 携 環 境 では、クライアントに 接 続 されてい
るディスプレイ 装 置 やプリンタ 装 置 がサーバに 接
続 されているものと 異 なります。したがって、ク
ライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプ
リンタ 情 報 ファイルを 別 途 用 意 する 必 要 がありま
す。ファイルの 格 納 先 は、 環 境 変 数
MEFTWEBDIR で 指 定 します。 環 境 変 数
MEFTWEBDIR については、「4.3.2 環 境 変 数 」を
参 照 してください。
利 用 者 プログラム 起 動 用 のファイルです。MeFt/
Web ドキュメントについては、「6.3 MeFt/Web ド
キュメント」を 参 照 してください。
クライアントで 使 用 される 伝 票 画 面 のウィンドウ 情 報 ファイルです。
クライアントで 使 用 されるヘルプ 画 面 のウィンドウ 情 報 ファイルで
す。
MeFt/Web ドキュメントは、/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/document/ja_JP.eucJP ディ
レクトリ 下 に 格 納 されています。
denpyou1.mwd
denpyou2.mwd
クライアントで 使 用 されるプリンタ 情 報 ファイルです。
入 金 伝 票 プログラム(プロセス 型 ) 起 動 用 の MeFt/Web ド
キュメントです。
入 金 伝 票 プログラム(スレッド 型 ) 起 動 用 の MeFt/Web ド
キュメントです。
MeFt/Web プラグインを 使 用 してサンプルプログラムを 動 作 させるためには、
インストール 環 境 に 応 じてファイルを 修 正 する 必 要 があります。サーバマシン
で 以 下 の 作 業 を 行 います。
以 下 に 手 順 を 示 します。
85

第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する
■プロセス 型 プログラム
1. /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納
されている 以 下 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイル
を 変 更 します。クライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリン
タ 情 報 ファイルの MEDDIR および MEDIADIR キーワードに 記 述 してい
る hostname を、インストール 先 のホスト 名 に 変 更 します。
- dsp1(10 行 目 )
- dsp2(11 行 目 )
- prt1(3 行 目 )
詳 細 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 してくださ
い。
2. /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/document/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納 さ
れている 以 下 の MeFt/Web ドキュメント(denpyou1.mwd)を 変 更 しま
す。denpyou1.mwd に 記 述 されている hostname には、インストール 先 の
ホスト 名 を 指 定 します。
- denpyou1.mwd(2 行 目 、6 行 目 )
MeFt/Web ドキュメントについては、「6.3 MeFt/Web ドキュメント」
を 参 照 してください。
3. denpyou1.mwd の pathname キーワードに 指 定 してある 利 用 者 プログラム
のパスをインストール 環 境 に 応 じて 変 更 します。
pathname キーワードの 指 定 方 法 については、「6.3 MeFt/Web ドキュ
メント」を 参 照 してください。
4. http://hostname/MeFtWeb/document/ja_JP.eucJP/denpyou1.mwd を 起 動 しま
す。hostname には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
86

6.2 セットアップ
■スレッド 型 プログラム
1. /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納
されている 以 下 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイル
を 変 更 します。クライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリン
タ 情 報 ファイルの MEDDIR および MEDIADIR キーワードに 記 述 してい
る hostname を、インストール 先 のホスト 名 に 変 更 します。
- dsp1(10 行 目 )
- dsp2(11 行 目 )
- prt1(3 行 目 )
詳 細 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」を 参 照 してくださ
い。
2. /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/document/ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 に 格 納 さ
れている 以 下 の MeFt/Web ドキュメント(denpyou2.mwd)を 変 更 しま
す。denpyou2.mwd に 記 述 されている hostname には、インストール 先 の
ホスト 名 を 指 定 します。
- denpyou2.mwd(2 行 目 )
MeFt/Web ドキュメントについては、「6.3 MeFt/Web ドキュメント」
を 参 照 してください。
3. denpyou2.mwd の pathname キーワードに 指 定 してある 利 用 者 プログラム
のパスをインストール 環 境 に 応 じて 変 更 します。
pathname キーワードの 指 定 方 法 については、「6.3 MeFt/Web ドキュ
メント」を 参 照 してください。
4. http://hostname/MeFtWeb/document/ja_JP.eucJP/denpyou2.mwd を 起 動 しま
す。hostname には、インストール 先 のホスト 名 を 指 定 します。
87

第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する
6.3 MeFt/Web ドキュメント
ここでは、MeFt/Web プラグインが 使 用 する MeFt/Web ドキュメントについて 説
明 します。
MeFt/Web ドキュメントとは、MeFt/Web プラグインの 動 作 情 報 を 記 述 するファ
イルです。MeFt/Web ドキュメントファイル 名 の 拡 張 子 は ".mwd" です。
MeFt/Web ドキュメントは、プロパティセクションだけから 構 成 されています。
MeFt/Web ドキュメントはテキスト 形 式 であり、vi エディタなどで 作 成 します。
1 行 には、512 文 字 まで 指 定 できます。 行 の 終 わりには 改 行 コードを 付 加 して
ください。 記 述 形 式 を 示 します。MeFt/Web ドキュメントはシフト JIS コード 系
で 作 成 してください。
MeFt/Web ドキュメントを 使 用 して 利 用 者 プログラムをリモート 実 行 するには、
MeFt/Web ドキュメントを URL で 指 定 します。そのため、MeFt/Web ドキュメ
ントは URL でアクセスできるディレクトリに 格 納 する 必 要 があります。
■プロパティセクション
プロパティセクションは、MeFt/Web プラグインの 起 動 情 報 を 定 義 するセク
ションです。"[Property]" と 記 述 します。
以 下 の 表 にプロパティセクションで 指 定 できる 情 報 を 示 します。
関 連 機 能 名 キーワード データ 型 説 明
対 象 サーバ
hostname LPCTSTR WWW サーバのホスト 名 (ドメイ
ン 名 )を 指 定 します。
省 略 することはできません。
port long WWW サーバのポート 番 号 を 指 定
します。 省 略 可 能 です。 省 略 値 は
80 です。
88

6.3 MeFt/Web ドキュメント
関 連 機 能 名 キーワード データ 型 説 明
利 用 者 プロ
グラム
pathname LPCTSTR 起 動 する 利 用 者 プログラムの 実 行 可
能 ファイルまたは 共 用 オブジェクト
プログラム(.so)を、サーバの
ローカルパス 名 で 指 定 します。 必 ず
フルパスで 指 定 します。
省 略 することはできません。
argument LPCTSTR pathname で 指 定 した 利 用 者 プログ
ラムの 引 数 を 指 定 します。 省 略 可 能
です。
environment LPCTSTR 環 境 変 数 を 指 定 します。 環 境 変 数 名
および 環 境 変 数 に 指 定 する 値 には、
「!」を 使 用 することはできません。
複 数 の 環 境 変 数 を 指 定 する 場 合 は、
「!」を 区 切 り 文 字 として 使 用 しま
す。
例 えば、 環 境 変 数 A に「123」、 環
境 変 数 B に「abc」を 指 定 する 場 合
には、「A=123!B=abc」と 指 定 しま
す。 省 略 可 能 です。
funcname LPCTSTR スレッド 型 プログラムを 起 動 する 場
合 は、 実 行 する 関 数 名 (COBOL の
プログラム 名 )を 指 定 します。
スレッド 型 アプリを 起 動 する 場 合 は
省 略 できません。プロセス 型 プログ
ラムの 場 合 は 指 定 しても 無 視 されま
す。
message BOOL エラーメッセージをコントロール 内
で 処 理 するかどうかを 指 定 します。
1: エラーメッセージを 表 示 します
( 省 略 値 )。
0: エラーメッセージを 抑 止 します
usedcgi BOOL ユーザ 資 源 の 格 納 先 にローカルパス
を 指 定 した 場 合 、ローカルパスを
サーバのローカルパスとして 扱 うか
どうかを 指 定 します。
1: ローカルパスをサーバマシン 上
のパスとして 扱 います。
0: ローカルパスをクライアントマ
シン 上 のパスとして 扱 います( 省 略
値 )。
89

第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する
関 連 機 能 名 キーワード データ 型 説 明
画 面
印 刷
displaywindow long 画 面 の 表 示 形 式 を 指 定 します。
0:すべての 画 面 をコントロール
サイズではり 付 けます
( 省 略 値 )。
1:1 画 面 だけコントロールサイ
ズではり 付 け、2 画 面 目 以 降 は
別 画 面 で 表 示 します。
dspcompress BOOL 画 面 処 理 時 にサーバとクライアント
で 通 信 するデータを 圧 縮 するかどう
かを 指 定 します。
TRUE: 画 面 処 理 時 の 通 信 データ
を 圧 縮 します。
FALSE: 画 面 処 理 時 の 通 信 データ
を 圧 縮 しません( 省 略 値 )。
printmode long 帳 票 処 理 実 行 モードを 指 定 します。
0: プレビュー( 省 略 値 )
1: クライアント 印 刷
2: スプール
3: サーバ 印 刷
previewwindow long プレビュー 画 面 の 画 面 表 示 形 式 を 指
定 します。
0: コントロール 内 に 表 示 します
( 省 略 値 )。
1: 別 画 面 として 表 示 します。
previewdrawpos long プレビュー 表 示 をプレビュー 画 面 の
どの 位 置 に 表 示 するかを 指 定 しま
す。
0: プレビュー 画 面 の 左 上 を 基 準
に 表 示 します( 省 略 値 )。
1: プレビュー 画 面 の 中 央 に 表 示
します。
90

6.3 MeFt/Web ドキュメント
関 連 機 能 名 キーワード データ 型 説 明
印 刷
previewdc short プレビュー 表 示 での 表 示 精 度 を 指 定
します。
0: デバイスを 自 動 的 に 選 択 しま
す( 省 略 値 )。
プリンタのデバイスを 使 用 して
実 イメージで 表 示 します。
ただし、プリンタがセットアップさ
れていない 場 合 には 画 面 のデバイス
を 使 用 して 表 示 します。
1: プリンタのデバイスを 使 用 し
て 実 イメージで 表 示 します。
プリンタがセットアップされて
いない 場 合 、プレビューできま
せん。
2: 画 面 のデバイスを 使 用 して 表
示 します。
印 刷 結 果 と 異 なる 場 合 がありま
す。
previewrate LPCTSTR プレビュー 表 示 での 印 刷 イメージの
拡 縮 率 の 初 期 値 を 指 定 します。
拡 縮 率 は、30% から 200% までの
間 で 指 定 することができます。 例 え
ば、150% で 表 示 する 場 合 には、 文
字 列 「150」を 指 定 します。
また、ページ 全 体 を 基 準 に 表 示 する
ためには、 文 字 列 「0」を 指 定 しま
す( 省 略 値 )。
ページの 横 幅 を 基 準 にする 場 合 には
文 字 列 「W」を、ページの 縦 幅 を 基
準 にする 場 合 には 文 字 列 「H」を 指
定 します。
hideprtbtn short 印 刷 ダイアログ 画 面 のサーバ 印 刷 と
スプールのボタンを 表 示 するかどう
かを 指 定 します。
0: サーバ 印 刷 とスプールボタン
を 表 示 します( 省 略 値 )。
1: サーバ 印 刷 とスプールボタン
を 表 示 しません。
• 記 述 形 式
キーワード
値
キーワードの 説 明
キーワード : 設 定 する 環 境 のキーワードを 1 けた 目 から 記 述 します。
値 :キーワードに 対 する 値 を、1 つ 以 上 の 半 角 の 空 白 をあけ
て 記 述 します。 全 角 の 空 白 は 使 用 しないでください。
91

第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する
• 記 述 例
起 動 する 利 用 者 プログラムのファイルを 指 定 します。
pathname /opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample/ja_JP.eucJP/
denpyous
タイプが LPCTSTR のキーワードには 文 字 列 を 指 定 します。 例 え
ば、hostname キーワードに 文 字 列 「hostname.co.jp」を 指 定 するに
は、「hostname hostname.co.jp」と 指 定 します。
タイプが long、short のキーワードには 数 値 を 指 定 します。 例 えば、
port キーワードに 数 値 「8080」を 指 定 するには、「port 8080」と 指
定 します。
タイプが BOOL のキーワードには 1 または 0 を 指 定 します。 例 え
ば、message キーワードに TRUE を 指 定 するには、「message 1」と
指 定 します。
MeFt/Web ドキュメントのファイル 名 には 以 下 の 文 字 および 日 本 語
文 字 を 使 用 できません。
半 角 空 白 {} | \ ^ ~ [ ] ` < > # % " ; / ? : @ & = , *
92

6.4 MeFt/Web プラグインを 利 用 する
6.4 MeFt/Web プラグインを 利 用 する
ここでは、MeFt/Web プラグインを 利 用 して 処 理 を 行 う 方 法 について 説 明 しま
す。
6.4.1 作 業 の 流 れ
MeFt/Web プラグインを 利 用 してリモート 実 行 機 能 を 行 う 場 合 の 作 業 の 流 れを
以 下 に 示 します。
1. スタンドアロン 環 境 で MeFt のインタフェースを 使 用 した 利 用 者 プログ
ラムを 作 成 します。
利 用 者 プログラムの 作 成 方 法 については、「MeFt 説 明 書 」および
「NetCOBOL 使 用 手 引 書 」を 参 照 してください。
2. 1. で 作 成 した 利 用 者 プログラムを MeFt/Web をインストールした WWW
サーバのマシン 上 に 移 動 します。
3. ウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイルなどのユーザ 資 源
の 格 納 先 の 指 定 を 変 更 します。
ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」
を 参 照 してください。
4. MeFt/Web ドキュメントを 作 成 します。
MeFt/Web ドキュメントの 作 成 方 法 の 詳 細 については、「6.4.5 MeFt/
Web ドキュメントを 作 成 する」を 参 照 してください。
5. 作 成 した MeFt/Web ドキュメントを WWW ブラウザ(Netscape
Navigator)から URL で 指 定 します。
リモート 実 行 が 行 われます。
93

第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する
6.4.2 処 理 の 流 れ
リモート 実 行 機 能 時 に、サーバ 上 の 利 用 者 プログラムの 入 出 力 要 求 が WWW
ブラウザに 画 面 表 示 / 印 刷 /プレビューされるまでの 処 理 の 流 れを 以 下 に 示 し
ます。
以 下 に 処 理 の 説 明 をします( 図 中 の 番 号 と 対 応 しています)。
1 WWW ブラウザが MeFt/Web ドキュメントを 読 み 込 みます。
2 MeFt/Web ドキュメントに 記 述 したキーワード 情 報 に 従 って 利 用 者 プログラ
ムをリモート 実 行 します。
3 MeFt/Web サーバから MeFt/Web プラグインに MeFt の 入 出 力 情 報 が 渡 され
ます。
4 ウィンドウ 情 報 ファイル、プリンタ 情 報 ファイル、 画 面 帳 票 定 義 体 などの
ユーザ 資 源 がクライアントにダウンロードされます。
5 MeFt/Web ドキュメントに 記 述 したキーワード 情 報 に 従 って、 画 面 入 出 力 、
プレビューまたは 印 刷 を 行 います。
94

6.4 MeFt/Web プラグインを 利 用 する
6.4.3 利 用 者 プログラムを 開 発 する
利 用 者 プログラムの 開 発 については、「4.3 利 用 者 プログラムを 開
発 する」を 参 照 してください。
6.4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法
ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 については、「4.4 ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 」
を 参 照 してください。
6.4.5 MeFt/Web ドキュメントを 作 成 する
WWW サーバ 上 の 利 用 者 プログラムをリモート 実 行 するために、MeFt/Web ド
キュメントを 作 成 する 必 要 があります。ここでは、 入 金 伝 票 処 理 のプログラム
を 例 に 説 明 します。
1 [Property]
2 hostname hostname ← WWW サーバのホスト 名 を 指 定
3 port 80 ← WWW サーバのポート 番 号 を 指 定
4 pathname opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/sample/ja_JP.eucJP/denpyous
← 起 動 する 利 用 者 プログラムを 指 定
5 argument ← 起 動 する 利 用 者 プログラムの 引 数 を 指 定
6 environment MEFTWEBDIR=http://hostname/MeFtWeb/sample.web/ja_JP.eucJP
← 環 境 変 数 を 指 定
7 displaywindow 0 ← 画 面 表 示 形 式 を 指 定
8 printmode 0 ← 帳 票 処 理 実 行 モードを 指 定
9 previewwindow 0 ←プレビュー 画 面 の 表 示 形 式 を 指 定
10 previewdrawpos 0 ← 印 刷 イメージの 表 示 位 置 を 指 定
11 previewdc 0 ← 印 刷 イメージ 生 成 時 に 使 用 するデバイス
を 指 定
12 previewrate 0 ← 印 刷 イメージの 拡 縮 率 を 指 定
13 message 0 ←エラーメッセージの 処 理 を 指 定
14 usedcgi 0 ← CGI アクセスの 指 定
このドキュメントは、/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb/document/
ja_JP.eucJP ディレクトリ 下 にある denpyou1.mwd です。
下 線 で 示 されている hostname とサンプルプログラムの 格 納 ディレ
クトリは、 環 境 に 応 じて 変 更 してください。
また、MeFt/Web サーバサービスマネージャの「MeFt/Web ドキュ
メント 編 集 」ページを 利 用 すると、 利 用 者 プログラムを 実 行 する
ドキュメントを 自 動 的 に 作 成 できます。
95

第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する
6.5 MeFt/Web サーバサービスマネージャ
MeFt/Web サーバサービスマネージャを 使 うと、 離 れたところから MeFt/Web
サーバのサービスを 管 理 することができます。
6.5.1 起 動 方 法
以 下 に、MeFt/Web サーバサービスマネージャを 起 動 する 手 順 を 示 します。
1. クライアント 上 で Netscape Navigator を 起 動 します。
2. URL として、"http://hostname/MeFtWeb/index.html" と 指 定 します。
hostname には、MeFt/Web をインストールしたマシンのホスト 名 を 指 定
してください。
6.5.2 プログラム 起 動
プログラム 起 動 メニューを 選 択 すると、WWW サーバ 上 のプログラムを、
MeFt/Web サーバサービスマネージャを 通 して 実 行 できる 画 面 が 表 示 されます。
ドキュメント 名 に WWW サーバ 上 の MeFt/Web ドキュメントを URL で 指 定 し、
[ 起 動 ]ボタンをクリックすると、 起 動 画 面 が 表 示 されます。
また、Netscape Navigator の 場 所 ボックスに、MeFt/Web ドキュメントを URL で
直 接 入 力 しても 起 動 できます。
プログラム 起 動 時 に、MeFt/Web ドキュメントを URL で 指 定 する
場 合 は、 拡 張 子 (.mwd)を 含 めて 指 定 してください。
6.5.3 MeFt/Web ドキュメント 編 集
MeFt/Web ドキュメント 編 集 メニューを 選 択 すると、MeFt/Web ドキュメントを
編 集 するための 画 面 が 表 示 されます。
ここでは、MeFt/Web ドキュメントを 検 索 、 登 録 、 削 除 することができます。
以 下 に、MeFt/Web ドキュメント 編 集 の 検 索 、 登 録 、 削 除 について 説 明 します。
MeFt/Web ドキュメント 編 集 画 面 でドキュメント 名 を 指 定 する 場 合
は、 拡 張 子 (.mwd)を 含 まない 名 前 を 指 定 してください。 拡 張 子
(.mwd)は、ドキュメントの 作 成 時 に 自 動 的 に 付 加 されます。
• 登 録
利 用 者 プログラムを 実 行 する MeFt/Web ドキュメントを 作 成 します。 以
下 に 手 順 を 示 します。
1) 作 成 するドキュメント 名 と、プログラム 名 などのキーワード 情 報
を 入 力 します。
96

6.5 MeFt/Web サーバサービスマネージャ
2) [ 登 録 ]ボタンをクリックします。
ドキュメントが 正 常 に 作 成 されると、「Success! (page)has been
edited.」のメッセージが 表 示 されます。
出 力 されるメッセージの(page)には 作 成 したド
キュメント 名 が 表 示 されます。
作 成 したドキュメントは、MeFt/Web をインストールしたマシン
上 に 格 納 されます。 格 納 ディレクトリは、 動 作 環 境 の「ドキュメ
ント 格 納 ディレクトリ」に 指 定 されたディレクトリです。
「ドキュメント 格 納 ディレクトリ」については、「2.2
MeFt/Web の 動 作 環 境 を 設 定 する」を 参 照 してくださ
い。
• 検 索
検 索 とは、 登 録 されている MeFt/Web ドキュメントに 定 義 したキーワー
ド 情 報 を 参 照 する 機 能 です。ドキュメントの 情 報 を 参 照 するには、ド
キュメント 名 を 指 定 したあとに[ 検 索 ]ボタンをクリックします。
指 定 したドキュメントが 登 録 されている 場 合 は、ドキュメントの 情 報 が
表 示 されます。
登 録 されているドキュメントの 情 報 を 更 新 する 場 合 、、 検 索
を 行 ってから 情 報 を 変 更 し、[ 登 録 ]ボタンをクリックしま
す。
• 削 除
登 録 されているドキュメントを 削 除 します。 削 除 するには、ドキュメン
ト 名 を 指 定 してから[ 削 除 ]ボタンをクリックします。
削 除 すると、サーバマシン 上 の「ドキュメント 格 納 ディレクトリ」に 格
納 されたドキュメントファイルが 削 除 されます。
6.5.4 プロセス 一 覧
プロセス 一 覧 メニューを 選 択 すると、WWW ブラウザからリモート 実 行 した 利
用 者 プログラムのプロセス 一 覧 が 表 示 されます。
このプロセス 一 覧 に 表 示 されている PID は、プロセス ID です。
プログラムに 異 常 が 発 生 したときなど、プログラムを 強 制 的 に 終 了 させる 場 合
は、サーバ 上 で kill コマンドなどにこのプロセス ID を 指 定 してプロセスを 終
了 します。
[ 同 時 実 行 可 能 数 ]ボタンをクリックすると、 現 在 設 定 されている 同 時 実 行 可
能 数 を 表 示 することができます。
同 時 実 行 可 能 数 については、「2.2 MeFt/Web の 動 作 環 境 を 設 定 す
る」を 参 照 してください。
97

第 6 章 Netscape Navigator で MeFt/Web を 利 用 する
6.5.5 スプール 一 覧
スプール 一 覧 メニューを 選 択 すると、WWW サーバ 上 のスプールが 一 覧 表 示 さ
れます。スプールを 再 生 するには、 一 覧 から 再 生 するスプールの 管 理 番 号 を
チェックします。さらに、 配 置 や 表 示 精 度 など MeFt/Web プラグインの 動 作 情
報 を 指 定 し、[ 再 生 ]ボタンをクリックします。スプールを 削 除 する 場 合 には、
削 除 するスプールの 管 理 番 号 を 指 定 し、[ 削 除 ]ボタンをクリックします。
6.5.6 ドキュメント
ドキュメントメニューを 選 択 すると、「MeFt/Web 説 明 書 」および「Windows ®
MeFt 説 明 書 」を 参 照 することができます。
98

第 7 章
注 意 事 項
この 章 では、MeFt/Web を 使 用 する 場 合 の 注 意 点 について 説 明 します。
目 次
7.1 MeFt/Web コントロール ........................................ 100
7.2 MeFt/Web プラグイン .......................................... 102
7.3 MeFt/Web コントロールと プラグイン 共 通 ........................ 103
7.4 MeFt ....................................................... 104
7.5 Internet Explorer ............................................. 106
7.6 システム 構 築 上 の 注 意 ........................................ 107
7.7 セキュリティ ................................................ 108
7.8 その 他 ...................................................... 110
99

第 7 章 注 意 事 項
7.1 MeFt/Web コントロール
• Windows NT ® 、Windows ® 2000、または Windows ® XP で MeFt/Web コン
トロールをダウンロードおよび 削 除 する 場 合 には、Administrator 権 限 で
行 います。
なお、Windows ® 2000、または Windows ® XP の 場 合 は、Power Users グ
ループに 属 するユーザでも 可 能 です。
• バージョンアップされた MeFt/Web コントロールをダウンロードすると
きは、 一 度 、すべての 起 動 中 の Internet Explorer を 終 了 してください。
• MeFt/Web コントロールがダウンロードされない 場 合 には、 以 下 のこと
を 確 認 してください。
セキュリティレベルの 設 定 によってはコントロールをダウンロードする
ことはできません。「インターネットオプション」ダイアログボックス
の「セキュリティ」タブで「レベルのカスタマイズ」ボタンを 選 択 し
て、 一 時 的 に「 署 名 済 み ActiveX ® コントロールのダウンロード」を
「ダイアログを 表 示 する」にしてください。なお、ダウンロード 中 は 他
のウィンドウやアプリケーションを 終 了 させてください。また、ダウン
ロード 終 了 後 はセキュリティレベルを 元 に 戻 してください。
また、MeFt/Web コントロールが 完 全 に 削 除 されていない 状 態 でも
MeFt/Web コントロールはダウンロードされません。MeFt/Web コント
ロールが 完 全 に 削 除 されなかった 原 因 には、Internet Explorer を 閉 じずに
MeFt/Web コントロールを 削 除 したことが 考 えられます。この 場 合 、 再
度 、MeFt/Web コントロールを 削 除 してから MeFt/Web コントロールを
ダウンロードしてください。
• WWWブラウザで、リモート 実 行 を 行 っている 最 中 に 他 のページに 移 動
する(ページの 更 新 も 含 む) 場 合 には、 以 下 の 注 意 が 必 要 です。
-
MeFt/Web コントロールを 削 除 するためには、「3.2 MeFt/Web
コントロールを クライアントマシンから 削 除 する 方 法 」を
参 照 してください。
MeFt/Web コントロールの Quit メソッド( 利 用 者 プログラムの 中
断 )を 実 行 するようにします。
利 用 者 プログラムの 中 断 については、「3.5.3 利 用 者 プ
ログラムの 中 断 (Quit)」を 参 照 してください。
- 画 面 の 表 示 中 (カーソルが 表 示 されていない 状 態 )は、ページを
移 動 (Quit メソッドを 発 行 )しないでください。
- クライアント 印 刷 中 は、ページを 移 動 (Quit メソッドを 発 行 )し
ないでください。
- フレーム 機 能 を 利 用 したページで、 複 数 のフレーム 上 に
MeFt/Web コントロールが 定 義 してある 状 態 で、また、 同 時 にリ
モート 実 行 している 場 合 は、ページを 移 動 (Quit メソッドを 発
行 )しないでください。
100

7.1 MeFt/Web コントロール
• 入 力 画 面 またはプレビュー 画 面 を 表 示 中 に、Internet Explorer のスクロー
ルを 行 うと、コントロールの 表 示 が 乱 れる 場 合 があります。
• Internet Explorer の 検 索 ページを 表 示 した 状 態 で MeFt の 画 面 を 開 くと、
MeFt の 画 面 にフォーカスが 設 定 されない 場 合 があります。
101

第 7 章 注 意 事 項
7.2 MeFt/Web プラグイン
• MeFt/Web プラグインは、Netscape Navigator だけに 対 応 しています。
• MeFt/Web プラグインでは、MeFt/Web コントロールと 比 べて 下 記 の 機 能
が 使 用 できません。
- ハイパーリンク 先 (MeFt/Web コントロールでは hyperlink および
hyperlinktarget プロパティ)を 指 定 できません。ハイパーリンク
はすべて 別 ブラウザを 起 動 して 表 示 されます。
- MeFt/Web コントロールが 実 装 している submit および Quit メソッ
ドは 使 用 できません。
- MeFt/Web コントロールが 通 知 する Terminate および hyperlink イ
ベントは 通 知 されません。
• MeFt/Web プラグインをインストールするには、 以 下 の 注 意 が 必 要 です。
- Internet Explorer を 使 用 して MeFt/Web コントロールをダウンロー
ドしてある 場 合 には、MeFt/Web コントロールを 削 除 する 必 要 が
あります。
MeFt/Web コントロールを 削 除 するためには、「3.2 MeFt/Web
コントロールを クライアントマシンから 削 除 する 方 法 」を
参 照 してください。
• リモート 実 行 を 行 う 場 合 、 起 動 中 に 他 のページに 移 動 (ページの 更 新 も
含 む)しないでください。
• 使 用 する WWW サーバのレジストリに MIME タイプの 設 定 が 行 われて
いない 場 合 には、MeFt/Web プラグインは 動 作 しません。
MIME タイプの 設 定 方 法 については、「6.2.1 WWW サーバに
MIME タイプを 追 加 する」を 参 照 してください。
• WWWサーバに 認 証 を 設 定 している 場 合 、リモート 実 行 を 行 うと 認 証 画
面 が 表 示 されます。
• MeFt/Web プラグインを、EMBED タグを 使 用 して HTML ページに 埋 め
込 んだ 場 合 は、JavaScript による 制 御 を 行 うことができません。
• MeFt/Web プラグインで SSL プロパティを 使 用 することはできません。
• Netscape 6.x および Netscape 7.x では 使 用 できません。
102

7.3 MeFt/Web コントロールと
プラグイン 共 通
7.3 MeFt/Web コントロールと プラグイン
• MeFt/Web コントロールの hostname プロパティに IP アドレスを 指 定 し
た 場 合 、 接 続 できない 場 合 があります。この 場 合 、proxy サーバの 設 定
を 無 効 にするか、ネットワーク 管 理 者 に 問 い 合 わせてください。
• 画 面 の 入 力 中 に、スクロールバーのつまみがスクロールバーの 両 端 にあ
る 状 態 で、スクロールバーの 矢 印 ボタンをクリックすると、 勝 手 にク
リックし 続 ける 場 合 があります。
この 問 題 が 発 生 した 場 合 は、 一 度 、WWW ブラウザ 以 外 のウィンドウに
切 り 替 えて、 再 度 その 画 面 を 表 示 してください。また、 画 面 定 義 体 の 標
準 アテンション 情 報 に 画 面 単 位 のスクロールキーが 設 定 してある 場 合
は、 設 定 を 解 除 してください。
• リモート 実 行 中 にサーバ 上 の 利 用 者 プログラムから 長 時 間 応 答 がない 場
合 、WWW ブラウザが「 応 答 なし」の 状 態 となり、ウィンドウの 再 描 画
やキー 操 作 が 行 えない 状 態 になります。しかし、サーバから 応 答 が 返 さ
れれば 正 常 に 動 作 します。
• プレビュー 機 能 では、99999 ページを 超 えるページをプレビューするこ
とはできません。
• プレビューまたはクライアント 印 刷 中 にネットワークエラーなどの 異 常
が 発 生 すると、サーバマシンのスプール 格 納 ディレクトリに 作 業 用 の 一
時 ファイル(MWXXXXXXXX.tmp)が 削 除 されないで 残 ってしまう 場
合 があります。この 作 業 ファイルがディスクを 圧 迫 する 場 合 は、 手 動 で
削 除 してください。
• displaywindow プロパティに 0 を 指 定 してある 場 合 、または
displaywindow プロパティを 指 定 していない 場 合 、2 画 面 目 以 降 の 画 面 を
表 示 するためには 画 面 出 力 後 に 必 ず 入 力 処 理 を 行 ってください。 入 力 処
理 を 行 わない 場 合 は 画 面 が 表 示 されません。
• 用 紙 の 余 白 情 報 が 指 定 された 帳 票 定 義 体 をプレビューすると、 項 目 や
オーバレイが 用 紙 部 分 からはみ 出 して 表 示 される 場 合 があります。
• 日 本 語 入 力 システムに IME2002 を 使 用 する 場 合 、MeFt の 画 面 でシフト
制 御 が 行 われない 場 合 があります。
また、 項 目 への 入 力 時 、 確 定 前 の 文 字 が 対 象 項 目 とは 別 の 位 置 に 表 示 さ
れ 入 力 される 場 合 があります。
この 場 合 は、 以 下 の 手 順 でクライアントマシンの 設 定 を 変 更 することで
回 避 される 場 合 があります。
1) コントロールパネルの[ 地 域 と 言 語 のオプション]をダブルク
リックして 開 きます。
2) [ 言 語 ]タブを 表 示 し、[ 詳 細 ]ボタンをクリックします。
3) [ 詳 細 設 定 ]タブを 表 示 し、[ 詳 細 なテキストサービスの 設 定 をオ
フにする]チェックボックスをオンにします。
4) [OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを 閉 じます。
103

第 7 章 注 意 事 項
7.4 MeFt
• プリントマネージャの 印 刷 待 ち 行 列 のファイル 数 はディスクの 容 量 に 依
存 します。これを 超 えた 場 合 はシステムエラーとなります。
• プリンタ 情 報 ファイルの 罫 線 ・ 網 がけ 印 刷 指 定 が 速 度 重 視 の 場 合 、
MeFt は 網 がけを 透 過 モードで 印 刷 します。しかし、プリンタドライバ
によっては 透 過 モードが 有 効 にならないものがあります。 透 過 モードが
無 効 になるプリンタドライバを 使 用 して 網 がけを 重 畳 して 印 刷 すると、
行 方 向 で 下 方 に 定 義 されている 網 がけがあとから 印 刷 されるため 上 に 重
なって 印 刷 され、 下 になった 網 がけは 印 刷 されません。
-
透 過 モードが 有 効 になる 確 認 済 のプリンタドライバ 一 覧
FUJITSU FMPR 180DPI
FUJITSU FMPR 180DPI color
FUJITSU FMPR 360DPI
FUJITSU FMPR 360DPI color
FUJITSU FMLBP
FUJITSU XL-5600
FUJITSU XL-5810
EPSON LP-9200SX
• FixedSys などの 非 TrueType フォントを 使 用 すると、 平 体 、 長 体 、およ
び 倍 角 の 文 字 が 標 準 サイズ( 全 角 )で 表 示 されることがあります。
• 「WindowsNT タスクマネージャ」(Windows NT ® 4.0 の 場 合 (※))でア
プリケーションの 終 了 を 実 行 した 場 合 、MeFt がアプリケーションに 終
了 の 通 知 を 行 ったにもかかわらずアプリケーションが 終 了 しなかった 場
合 は、 再 確 認 のダイアログボックスが 出 ます。そこで 再 度 、 終 了 を 選 択
するとプロセス 自 体 が 消 滅 されます。
※)Windows ® 95、Windows ® 98、および Windows ® Me では「プログラ
ムの 強 制 終 了 」、Windows ® 2000、および Windows ® XP では
「Windows タスクマネージャ」となります。
• プリンタ 装 置 、 解 像 度 によって、 網 がけおよび 罫 線 の 出 力 結 果 が 異 なる
場 合 があります。
• 漢 字 以 外 の 全 角 文 字 をプリンタのデバイスフォントで 印 字 すると、 文 字
化 けすることがあります。
• 画 面 帳 票 定 義 体 名 にロングファイルネームを 使 うことはできません。 定
義 体 のファイル 名 は 8.3 形 式 にしてください。
• デバイスフォントを 使 用 して 印 字 を 行 うと、 指 定 した 文 字 の 大 きさで 出
力 されないことがあります。
• カスタマバーコードを 印 刷 する 場 合 は、240dpi 以 上 の 解 像 度 のプリンタ
を 使 用 してください。
• クライアント 印 刷 でのバーコード 印 刷 は GDI 印 刷 により 実 現 している
ため 運 用 環 境 での 読 み 取 りテストが 必 要 です。
• プリンタ 装 置 、プリンタドライバ、 解 像 度 によっては、 指 定 した 文 字 の
サイズが 異 なる 場 合 があります。
• Windows NT ® 4.0 において、Unicode の 文 字 を 縦 書 き 印 刷 する 場 合 、 正
しく 印 刷 されないことがあります。
104

7.4 MeFt
• クライアント 側 で 使 用 するウィンドウ 情 報 ファイルやプリンタ 情 報 ファ
イルなどのユーザ 資 源 の 格 納 先 を URL で 指 定 すると、ユーザ 資 源 は
WWW ブラウザのクライアントマシン 上 にキャッシュされます。そのた
め、サーバ 上 に 格 納 されているウィンドウ 情 報 ファイルやプリンタ 情 報
ファイルなどのユーザ 資 源 を 変 更 したにもかかわらず、 変 更 が 反 映 され
ない 場 合 があります。この 場 合 、WWW ブラウザにキャッシュされてい
るファイルを 削 除 してください。キャッシュファイルを 削 除 するには、
Internet Explorer の「インターネットオプション」を 開 き、「 全 般 」タブ
のインターネット 一 時 ファイルの 削 除 を 選 択 します。
• WWWブラウザでの 画 面 入 出 力 は、MeFt のヘルプ 機 能 は 使 用 できませ
ん。クライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルの HELPDIR キーワード
を 削 除 してください。
• ウィンドウ 情 報 ファイルの ICONRSRC キーワードは 使 用 できません。
クライアント 用 のウィンドウ 情 報 ファイルの ICONRSRC キーワードを
削 除 してください。
• プリンタ 情 報 ファイルの PREVIEW キーワードは 使 用 できません。
• プレビュー 機 能 を 使 用 する 場 合 、プリンタ 情 報 ファイルの DISTRIBUTE
キーワードは 使 用 できません。
• プリンタ 情 報 ファイルの SETPRTDIALOG キーワードは 使 用 できませ
ん。プリンタ 情 報 ファイルの SETPRTDIALOG キーワードを 削 除 してく
ださい。
• サーバマシンおよびクライアントマシンに、 環 境 変 数 MEFTPRE および
MEFTDLG は 設 定 しないでください。
• クライアント 印 刷 およびプレビューでは、OLE2 オブジェクトは 印 刷 で
きません。
• クライアント 側 のコントロールパネルの 地 域 が「 日 本 語 」 以 外 に 設 定 さ
れている 場 合 、 動 作 は 保 証 されません。
• ウィンドウ 情 報 ファイルの CLIENTEDGE キーワードは 有 効 になりませ
ん。
• 日 本 語 入 力 システムに IME2002 を 使 用 すると、 最 初 に 入 力 する 項 目 が
カナシフトの 英 数 字 項 目 の 場 合 、シフト 状 態 がカナにならない 場 合 があ
ります。
この 場 合 は、 以 下 のキーワードをウィンドウ 情 報 ファイルに 指 定 してく
ださい。
SHIFTTIMER 300
現 象 が 回 避 されない 場 合 は、 設 定 値 を 300 よりも 大 きくして 調 整 してく
ださい。
その 他 の 注 意 事 項 については、「MeFt 説 明 書 」および「Windows ®
MeFt 説 明 書 」を 参 照 してください。
105

第 7 章 注 意 事 項
7.5 Internet Explorer
• 画 面 入 出 力 中 は、Internet Explorer のメニュー 操 作 はできません。
106

7.6 システム 構 築 上 の 注 意
7.6 システム 構 築 上 の 注 意
(1) 負 荷 分 散 装 置 利 用 上 の 注 意 点
MeFt/Web でプログラムをリモート 実 行 して 対 話 処 理 を 行 っている 間 、サーバ
上 で COBOL プログラムが 常 駐 します。
このため、プログラムの 起 動 から 終 了 までの 間 、 同 じ 端 末 からのリクエストは
同 じサーバへ 転 送 される 必 要 があります。
業 務 の 途 中 で、リクエストの 転 送 先 サーバが 変 更 された 場 合 は、MeFt/Web の
動 作 は 保 証 されません。
通 常 、 負 荷 分 散 装 置 は、 一 定 時 間 、 最 初 にアクセスしたサーバと 同 じサーバへ
のアクセスを 保 証 する「セッション 維 持 ( 一 意 性 保 証 ) 機 能 」を 提 供 していま
す。
負 荷 分 散 装 置 が 提 供 するセッション 維 持 機 能 を 使 用 して、MeFt/Web でリモー
ト 実 行 したプログラムが 起 動 している 間 は、セッションが 維 持 されるように 設
定 してください。
セッション 維 持 機 能 については、 使 用 される 負 荷 分 散 装 置 の 説 明 書 を 参 照 して
ください。
(2) 性 能
MeFt/Web の 性 能 は、ネットワークの 回 線 速 度 、 端 末 台 数 、および COBOL プ
ログラムの 作 り 方 などに 依 存 します。このため、 運 用 前 に 必 ず 実 機 検 証 を 実 施
してください。
107

第 7 章 注 意 事 項
7.7 セキュリティ
インターネット/エクストラネットなどのネットワークシステムでは、 不 正 ア
クセスや 情 報 漏 えいなどの 危 険 があります。このため、システムの 構 築 にあ
たっては、WWW サーバのアクセス 制 御 機 構 (IP アドレス 認 証 、ユーザ 認 証 )
でアクセス 制 限 を 設 けたり、アプリケーションでユーザ 制 限 を 行 うなど、 自 己
防 衛 手 段 を 講 じる 必 要 があります。
MeFT/Web の 運 用 において、 以 下 の 点 に 注 意 してください。
• ファイアーウォールの 設 置 について
不 正 アクセスや 情 報 漏 えいを 検 出 するため、イントラネットとインター
ネットの 間 にはファイアーウォールを 配 置 してセキュリティ 監 査 を 実 施
してください。また、 不 正 アクセスや 情 報 漏 えいを 記 録 するため、
WWW サーバでアクセスログを 残 してください。MeFt/Web は HTTP プ
ロトコル(または HTTPS プロトコル)だけを 使 用 するので、HTTP プ
ロトコル(または HTTPS プロトコル)が 動 作 する 環 境 であれば、ファ
イアーウォールを 使 用 できます。
• アクセス 制 限 について
プログラム、データに 関 する 資 源 (データベースファイル、 入 出 力 ファ
イル 等 )およびプログラムの 動 作 に 必 要 な 各 種 の 定 義 ・ 情 報 ファイル
は、WWW サーバのアクセス 制 御 機 構 (IP アドレス 認 証 、ユーザ 認
証 )、OS の 機 能 およびプログラムによるアクセス 制 限 を 行 い、 不 正 なア
クセスや 改 ざんから 保 護 してください。
また、 以 下 のディレクトリ 全 体 へのアクセスを 制 限 して、 特 定 の 利 用 者
以 外 は 使 用 できないようにしてください。
/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb
/opt/FSUNmeftw/bin
• 通 信 データの 暗 号 化 について
通 信 データを 暗 号 化 してインターネット 上 での 接 続 を 保 護 してくださ
い。 通 信 データを 暗 号 化 するためには、SSL を 利 用 して WWW サーバ
と WWW ブラウザの 間 の HTTP メッセージを 暗 号 化 する 方 法 がありま
す。WWW ブラウザが Internet Explorer の 場 合 は、MeFt/Web で SSL を 利
用 することができます。
• リモート 実 行 機 能 の 実 行 制 限 について
リモート 実 行 機 能 で 起 動 される 利 用 者 プログラムは、/opt/FSUNmeftw/
etc/rc3.d/S99meftweb に 指 定 されたユーザの 権 限 で 実 行 されます。
/opt/FSUNmeftw/etc/rc3.d/S99meftweb には、 必 要 最 小 限 の 権 限 をもつ
ユーザを 指 定 し、リモート 実 行 機 能 で 起 動 できる 範 囲 を 制 限 してくださ
い。なお、インストール 直 後 の 状 態 では nobody が 指 定 されています。
利 用 者 プログラムの 権 限 を 設 定 する 方 法 は、「2.4 利 用 者 プログラムの 権
限 を 設 定 する」を 参 照 してください。
• アプリケーション 作 成 上 の 留 意 点
セキュリティを 考 慮 したアプリケーションを 作 成 するための 留 意 点 につ
いては NetCOBOL 使 用 手 引 書 の「 付 録 セキュリティ」を 参 照 してく
ださい。
• サービスマネージャ 機 能 について
108

7.7 セキュリティ
MeFt/Web サーバサービスマネージャは MeFt/Web サーバのサービスを
管 理 する 管 理 者 向 けの 機 能 です。
管 理 者 向 けの 機 能 が 不 正 に 利 用 される 危 険 性 があるため、インターネッ
ト 接 続 をする 環 境 に MeFt/Web をインストールする 場 合 は、MeFt/Web
サーバサービスマネージャ 機 能 を 使 用 しないでください。
MeFt/Web サーバサービスマネージャ 機 能 を 使 用 できないようにするに
は、 以 下 のディレクトリに 格 納 されている *htm および *html ファイル
を 削 除 してください。
/opt/FSUNmeftw/MeFtWeb
109

第 7 章 注 意 事 項
7.8 その 他
• MeFt/Web を 使 用 して 利 用 者 プログラムを 実 行 する 場 合 は、「 第 4 章 リ
モート 実 行 機 能 を 利 用 する」を 参 照 してください。
• MeFt/Web サーバサービスマネージャを SSL で 使 用 することはできませ
ん。
110

付 録
この 章 では、エラーログおよびトラブルシューティングについて 説 明 します。
目 次
MeFt/Web コントロールのエラーメッセージ ......................... 112
MeFt/Web プラグインのエラーメッセージ ........................... 123
MeFt/Web クライアントのトレースログ ............................. 124
トラブルシューティング........................................... 125
111

MeFt/Web コントロールのエラーメッセージ
以 下 に MeFt/Web コントロールが 表 示 するエラーメッセージについて 説 明 しま
す。エラーメッセージはコントロールの message プロパティで“ 表 示 する”を
指 定 している 場 合 に 表 示 されます。
エラー
番 号
エラーメッセージ 説 明 処 置
P1000
P2000
P2001
P2002
P2003
ネットワークエラー
が 発 生 しました。
詳 細 コード:XXXXX
通 信 処 理 の 初 期 化 に
失 敗 しました。
現 在 、サーバにイン
ストールされている
モジュールでは 動 作
させることができま
せん。バージョンを
確 認 してください。
サーバでエラーが 発
生 しました。
プログラムを 処 理 で
きませんでした。プ
ログラムの 起 動 に 失
敗 しました。
ネットワークエラーが 発
生 しました。 詳 細 コード
にネットワークエラー 値
を 表 示 します。
通 信 のための 初 期 化 に 失
敗 しました。
詳 細 コードについては、 後
述 の「P1000 の 詳 細 コード」
を 参 照 してください。
WWW サーバの 仮 想 パス
( 資 源 公 開 ディレクトリ)に
「/MeFtWeb」が 設 定 されて
いるか 確 認 してください。
ダウンロードされた MeFt/ WWW ブラウザを 終 了 し、
Web コントロールと MeFt/Web コントロールを 削
MeFt/Web サーバの 整 合 性 除 してから 再 度 MeFt/Web
が 一 致 していません。 コントロールをダウンロー
MeFt/Web コントロールの ドしてください。
バージョンまたは MeFt/ MeFt/Web コントロールを 削
Web サーバのバージョン 除 するためには、「3.2 MeFt/
が 古 い 可 能 性 があります。 Web コントロールを クライ
これは、MeFt/Web コント アントマシンから 削 除 する
ロールのダウンロードが 方 法 」を 参 照 してください。
正 常 に 終 了 していないこ
とが 考 えられます。
MeFt/Web サーバでエラー
が 発 生 しました。
サーバでプログラムの 起
動 に 失 敗 しました。
サーバマシンで 以 下 の 点 を
確 認 してください。
• WWW サーバの 環 境 設
定 が 正 しいか、インス
トールガイドのインス
トール 手 順 を 参 照 して 確
認 する。
• 不 用 な 処 理 が 動 作 してい
ないか。
• 仮 想 メモリ 領 域 が 十 分 確
保 されているか。
• 搭 載 しているメモリは 十
分 か。
問 題 がある 場 合 は、 問 題 箇
所 を 解 決 したあと、 再 度 、
処 理 を 行 ってください。
上 記 処 置 を 行 ったにもかか
わらず、 再 度 発 生 した 場 合
は、 当 社 技 術 員 にご 連 絡 く
ださい。
起 動 用 HTML ファイルの
pathname プロパティに、 起
動 するプログラムのパスが
正 しく 指 定 されているか 確
認 してください。
112

エラー
番 号
P2004
P2005
P2006
P2007
P2008
P2009
サーバで 処 理 できま
せんでした。ファイ
ル 入 出 力 エラーが 発
生 しました。
プログラムを 処 理 で
きませんでした。
サービスマネージャ
に 異 常 があります。
プログラムを 処 理 で
きませんでした。 同
時 実 行 可 能 数 を 超 え
ました。
サーバで 処 理 できま
せんでした。 作 業 領
域 の 獲 得 に 失 敗 しま
した。
サーバで 処 理 できま
せんでした。HTTP
のメソッドが 不 当 で
した。
サーバで 処 理 できま
せんでした。データ
送 受 信 エラーが 発 生
しました。
P2010 サーバ 印 刷 に 失 敗 し
ました。
P2011 スプール 処 理 に 失 敗
しました。
サーバ 上 でファイル 入 出 当 社 技 術 員 にご 連 絡 くださ
力 エラーが 発 生 しました。 い。
サービスマネージャに 異
常 が 発 生 しています。
同 時 実 行 可 能 数 が 超 えて
います。
MeFt/Web サーバが 起 動 して
いるか 確 認 してください。
しばらくたってから 再 度 実
行 してください。または、
動 作 環 境 で、 同 時 実 行 可 能
数 を 変 更 してください。
サーバ 側 の 処 理 で 作 業 領 サーバマシンで 以 下 の 点 を
域 の 獲 得 に 失 敗 しました。 確 認 してください。
• 不 用 な 処 理 が 動 作 してい
ないか。
• 仮 想 メモリ 領 域 が 十 分 確
保 されているか。
• 搭 載 しているメモリは 十
分 か。
問 題 がある 場 合 は、 問 題 箇
所 を 解 決 したあと、 再 度 、
処 理 を 行 ってください。
上 記 処 置 を 行 ったにもかか
わらず、 再 度 発 生 した 場 合
は、 当 社 技 術 員 にご 連 絡 く
ださい。
通 信 処 理 で、HTTP のメ
ソッドが 異 常 です。
サーバ 側 の 処 理 でデータ
送 受 信 エラーが 発 生 しま
した。
サーバ 印 刷 に 失 敗 しまし
た。
スプール 処 理 に 失 敗 しま
した。
スプールデータを 再 スプールデータが 正 しく
生 できませんでした。 ないために、 再 生 できま
スプールデータが 正 せんでした。
しくありません。
P2012
P2013
エラーメッセージ 説 明 処 置
サーバでエラーが 発
生 しました。
詳 細 コード:XXXXX
当 社 技 術 員 にご 連 絡 くださ
い。
当 社 技 術 員 にご 連 絡 くださ
い。
サーバマシンの 印 刷 環 境 を
確 認 してください。
MeFt/Web 動 作 環 境 の「ス
プール 出 力 ディレクトリ」
に 指 定 したディレクトリに
ついて 以 下 を 確 認 してくだ
さい。
• 空 き 容 量 が 十 分 か。
• ディレクトリが 存 在 する
か。
• 読 み 取 りおよび 書 き 込 み
権 が 付 与 されているか。
サーバ 側 で 予 期 しないエ 当 社 技 術 員 にご 連 絡 くださ
ラーが 発 生 しました。 詳 い。
細 コードにサーバ 側 での
エラー 詳 細 を 表 示 します。
113

エラー
番 号
エラーメッセージ 説 明 処 置
P2015
P3000
P3001
P3002
P3003
P3004
タイムアウトまたは
プログラムの 異 常 に
より 処 理 を 中 断 しま
した。
現 在 、 処 理 が 実 行 中
です。 実 行 中 の 処 理
を 終 了 してから、 再
度 実 行 してください。
プロパティに 誤 りが
あります。ホスト 名
が 指 定 されていませ
ん。
プロパティに 誤 りが
あります。プログラ
ム 名 が 指 定 されてい
ません。
MeFt/Web コント
ロールの 初 期 化 に 失
敗 しました。
十 分 なメモリが 獲 得
できないため 処 理 で
きません。
サーバ 側 で 処 理 矛 盾 を 検
出 しました。
負 荷 分 散 装 置 を 使 用 してい
る 場 合 は、 負 荷 分 散 装 置 の
一 意 性 保 証 時 間 を 長 く 変 更
してください。
プログラムが 実 行 中 です。 起 動 中 のプログラムが 終 了
してから、 再 度 実 行 してく
ださい。
プロパティにホスト 名 を
指 定 していません。
プロパティにプログラム
名 を 指 定 していません。
メモリ 不 足 などによりコ
ントロールの 初 期 化 に 失
敗 しました。または、ク
ライアントに 必 要 なモ
ジュールが 存 在 しない 場
合 があります。
十 分 なメモリが 獲 得 でき
ないため 処 理 を 続 行 でき
ません。または、WWW
サーバからタイムアウト
が 通 知 されました。
起 動 用 HTML ファイルの
hostname プロパティが 指 定
されているか 確 認 してくだ
さい。
起 動 用 HTML ファイルの
pathname プロパティが 指 定
されているか 確 認 してくだ
さい。
以 下 の 点 を 確 認 してくださ
い。
• 不 用 な 処 理 が 動 作 してい
ないか。
• 仮 想 メモリ 領 域 が 十 分 確
保 されているか。
• 搭 載 しているメモリは 十
分 か。
• クライアントマシンで
ウィルス 対 策 ソフトの
「Web サイトからイン
ターネット・ウィルスの
ダウンロードを 防 ぐ 機
能 」を 使 用 している 場 合
は、 一 度 、 機 能 を 停 止 し
てから MeFt/Web のリ
モート 実 行 を 行 ってくだ
さい。
問 題 がある 場 合 は、 問 題 箇
所 を 解 決 したあと、 再 度 、
処 理 を 行 ってください。
上 記 処 置 を 行 ったにもかか
わらず、 再 度 発 生 した 場 合
は 当 社 技 術 員 にご 連 絡 くだ
さい。
114

エラー
番 号
画 面 処 理 中 にエラー
が 発 生 しました。
P3005
(エラーコード:XX)
画 面 処 理 中 にエラーが 発
生 しました。エラーコー
ドの XX には MeFt の 通 知
コードを 表 示 します。
印 刷 処 理 中 にエラー 印 刷 処 理 中 にエラーが 発
が 発 生 しました。 生 しました。エラーコー
P3006
(エラーコード:XX) ドの XX には MeFt の 通 知
コードを 表 示 します。
P3007
プレビュー 処 理 中 に
エラーが 発 生 しまし
た。
プレビュー 処 理 中 にエ
ラーが 発 生 しました。エ
ラーコードの XX には
(エラーコード:XX) MeFt の 通 知 コードを 表 示
します。
P3008
使 用 するモジュール
が 見 つからないため
処 理 できません。
P3009 ドライブリストの 追
加 に 失 敗 しました。
P3010 ファイルリストの 追
加 に 失 敗 しました。
P3011
P3012
P3015
エラーメッセージ 説 明 処 置
初 期 表 示 処 理 が 行 わ
れていません。
アイテムが 選 択 され
ていません。
同 時 実 行 可 能 数 の 取
得 に 失 敗 しました。
クライアントで 使 用 する
モジュールが 見 つかりま
せん。クラアントの 環 境
を 見 直 してください。
内 部 処 理 エラーです。
内 部 処 理 エラーです。
リストコントロールの 作
成 が 行 われていない
(DispFast が 正 常 終 了 して
いない) 状 態 でのリスト
コントロールへの 処 理 を
要 求 しました。
アイテムの 選 択 が 行 われ
ていないのに 選 択 アイテ
ムの 読 みとりメソッドを
呼 び 出 しました。
同 時 実 行 可 能 数 の 取 得 に
失 敗 しました。
「Windows ® MeFt 説 明 書 」を
参 照 してエラー 原 因 と 対 処
方 法 を 確 認 してください。
WWW ブラウザを 終 了 し、
MeFt/Web コントロールを 削
除 してから 再 度 MeFt/Web
コントロールをダウンロー
ドしてください。MeFt/Web
コントロールを 削 除 するた
めには、「3.2 MeFt/Web コン
トロールを クライアントマ
シンから 削 除 する 方 法 」を
参 照 してください。
当 社 技 術 員 にご 連 絡 くださ
い。
サーバマシンに MeFt/Web
が 正 しくインストールされ
ていない 可 能 性 があります。
MeFt/Web をアンインストー
ルしてから 再 度 インストー
ルしてください。
115

エラー
番 号
エラーメッセージ 説 明 処 置
P3018
P9000
P9001
P9002
P9003
P9006
P9007
サーバで 処 理 できま
せんでした。
プリンタが 設 定 され
ていません。ディス
プレイ 属 性 でプレ
ビューを 行 います。
指 定 された 部 数 に 誤
りがあります。
指 定 されたページに
誤 りがあります。
値 が 正 しくありませ
ん。1 から n の 間 で
指 定 してください。
サーバ 印 刷 が 終 了 し
ました。
スプール 処 理 が 終 了
しました。
詳 細 コードが 8 の 場 合 は、
サーバでメモリ 不 足 が 通
知 されました。
サーバマシンで 以 下 の 点 を
確 認 してください。
• 不 用 な 処 理 が 動 作 してい
ないか。
• 仮 想 メモリ 領 域 が 十 分 確
保 されているか。
• 搭 載 しているメモリは 十
分 か。
問 題 がある 場 合 は、 問 題 箇
所 を 解 決 したあと、 再 度 、
処 理 を 行 ってください。
上 記 処 置 を 行 ったにもかか
わらず、 再 度 発 生 した 場 合
は、 当 社 技 術 員 にご 連 絡 く
ださい。
プレビュー 時 にプリンタ クライアントマシンにプリ
が 設 定 されていないため ンタを 追 加 してください。
に、プリンタ 属 性 でプレ
ビューできませんでした。
印 刷 指 定 ダイアログボッ
クスで 部 数 に 誤 りがあり
ます。
印 刷 指 定 ダイアログボッ
クスで 印 刷 範 囲 のページ
指 定 に 誤 りがあります。
ページ 指 定 ダイアログ
ボックスでページ 指 定 が
範 囲 を 超 えています。
確 認 メッセージです。
サーバ 印 刷 が 正 常 に 終 了
しました。
確 認 メッセージです。ス
プール 処 理 が 正 常 に 終 了
しました。
指 定 する 部 数 には、1 から
999 の 値 で 指 定 してくださ
い。
印 刷 範 囲 のページ 指 定 を 確
認 し、 正 しく 指 定 してださ
い。
1 から 最 大 ページ 数 の 値 で 指
定 してください。
116

エラー
番 号
P9008
P9009
P9010
99999 ページを 超 え
るページをプレ
ビューすることがで
きません。1 から
99999 の 間 で 指 定 し
てください。
99999 ページを 超 え
るページをプレ
ビューすることがで
きません。
99999 ページを 超 え
るページをプレ
ビューすることがで
きません。99999
ページを 表 示 します。
プレビュー 時 にページ 指
定 ダイアログボックスの
ページの 指 定 値 に 99999
ページを 超 える 値 を 指 定
しています。プレビュー
機 能 では、99999 ページ
を 超 えるページをプレ
ビューすることはできま
せん。
プレビュー 時 に[ 次 ペー
ジ]ボタンをクリックし
た 場 合 に、99999 ページ
を 超 えるページを 表 示 し
ようとしています。プレ
ビュー 機 能 では、99999
ページを 超 えるページを
プレビューすることはで
きません。
プレビュー 時 に[ 最 後 ]
ボタンをクリックした 場
合 に、99999 ページを 超
えるページを 表 示 しよう
としています。プレ
ビュー 機 能 では、99999
ページを 超 えるページを
プレビューすることはで
きないため、99999 ペー
ジを 表 示 します。
MeFt/Web コントロールで、
99999 ページを 超 えるペー
ジをプレビューすることは
できません。
エラー 番 号 、submit メソッドおよび Terminate イベントの 復 帰 値 の 関 係 につい
て 以 下 に 示 します。
エラー 番 号
submit メソッド
の 復 帰 値
Terminate イベントの 復 帰 値
P1000 0 -1
P2XXX 0 -2
P3000 ~
-3 Terminate イベントは 通 知 されません。
P3003
P3004 ~
P3018
P9XXX
エラーメッセージ 説 明 処 置
0 -3
0 警 告 または 確 認 メッセージのため Terminate イベント
には 関 係 ありません
117

P1000 の 詳 細 コードを 以 下 に 示 します。
• P1000 エラーはネットワーク 経 路 で 異 常 が 発 生 した 場 合 に 発 生 します。
P1000 エラーが 発 生 した 場 合 はプログラムを 再 起 動 してください。
なお、P1000 エラーが 頻 繁 に 発 生 する 場 合 や、 詳 細 コードまたは 処 置 が
記 載 されていないエラーが 発 生 した 場 合 は、WWW サーバや PROXY
サーバをはじめネットワーク 経 路 に 異 常 が 発 生 していないか 確 認 してく
ださい。
詳 細
コード
説 明
処 置
0
6
8
400
401
ホスト 名 、ポート 番 号 の 誤 りなどで
サーバに 接 続 できません。
API に 受 け 渡 されたハンドルは、すで
に 無 効 になっているか、クローズされ
ています。
メモリ 不 足 が 発 生 しました。
サーバ 上 で 構 文 エラーが 検 出 されまし
た。
起 動 用 HTML ファイルの hostname プ
ロパティまたは port プロパティが 正 し
く 指 定 されているか、 以 下 の 点 を 確 認
してください。
• ブラウザから 起 動 用 HTML のソー
スを 開 き、hostname プロパティ
および port プロパティを 確 認 して
ください。WWW ブラウザの
キャッシュに 格 納 されている
HTML が 参 照 されていませんか。
• hostname プロパティの 指 定 が 名
前 解 決 されていますか。ping コマ
ンドで 確 認 してください。
• port プロパティに 正 しいポート 番
号 が 指 定 されていますか。MeFt/
Web サーバサービスマネージャを
起 動 できますか。
また、WWW サーバが 起 動 されている
か 確 認 してください。
当 社 技 術 員 にご 連 絡 ください。
以 下 の 点 を 確 認 してください。
• 不 要 な 処 理 が 動 作 していないか。
• 仮 想 メモリ 領 域 が 十 分 確 保 されて
いるか。
• 搭 載 しているメモリは 十 分 か。
MeFt/Web プラグインを 使 用 している
場 合 には、Netscape Navigator の 接 続
方 法 の 設 定 を 確 認 してください。 詳 細
は、「7.2 MeFt/Web プラグイン」を 参
照 してください。
なお、 上 記 以 外 の 場 合 には、 当 社 技 術
員 にご 連 絡 ください。
適 正 な 利 用 者 権 限 を 持 っていません。 認 証 画 面 にユーザ 名 とパスワードを 正
しく 入 力 してください。
118

詳 細
コード
説 明
処 置
403
404
405
406
407
408
409
410
411
500
501
サーバがクライアントからの 要 求 を 拒
否 しました。
指 定 されたドキュメントが 存 在 しませ
ん。
クライアントによって 使 用 された 方 式
をサポートしていません。
クライアントによって 指 定 された 方 式
はサポートされていません。
代 理 サーバが 要 求 を 転 送 するために 認
証 が 必 要 です。
サーバがトランザクションを 切 断 しま
した。
クライアントからの 要 求 が 別 の 要 求 と
競 合 したか、または、サーバの 設 定 と
矛 盾 しています。
クライアントとサーバ 間 の 資 源 が 不 一
致 です。
サーバは 要 求 の 中 に Content-Length
ヘッダの 指 定 がないと 要 求 を 受 け 付 け
ません。
サーバの 一 部 が 異 常 終 了 したか、また
は 設 定 エラーが 発 生 しました。
クライアントがサーバでは 実 行 できな
いアクションを 要 求 しました。
サーバ(または 代 理 サーバ)が 別 の
502 サーバ(または 代 理 サーバ)から 無 効
な 応 答 を 検 出 しました。
503 サーバが 高 負 荷 状 態 です。
504
12001
サーバがトランザクションを 切 断 しま
した。
現 在 、これ 以 上 、ハンドルを 作 成 する
ことはできません。
WWW サーバの 環 境 を 確 認 してくださ
い。
• WWW サーバの 環 境 設 定 の CGI 識
別 名 に「/cgi-bin」が 指 定 されてい
るか 確 認 してください。
• プロキシサーバなどのネットワー
ク 環 境 に 異 常 がないか 確 認 してく
ださい。
WWW サーバが 起 動 しているか 確 認 し
てください。
当 社 技 術 員 にご 連 絡 ください。
以 下 の 点 を 確 認 してください。
• サーバマシンのメモリおよびス
ワップ 容 量 が 十 分 か 確 認 してくだ
さい。
• サーバマシンで MeFt/Web が 正 し
くインストールされているか 確 認
してください。
問 題 が 解 決 しない 場 合 は、 当 社 技 術 員
にご 連 絡 ください。
当 社 技 術 員 にご 連 絡 ください。
119

詳 細
コード
説 明
処 置
12002
12003
リクエストは 時 間 切 れです。
サーバから 拡 張 エラーが 返 されまし
た。これは、 長 いエラーメッセージを
含 む 文 字 列 またはバッファです。エ
ラーテキストを 検 索 するときは
InternetGetLastResponseInfo を 呼 び
出 します。
12004 内 部 エラーが 発 生 しました。
12005 URL が 無 効 です。
12006
URL スキームが 認 識 されないか、サ
ポートされていません。
12007 サーバ 名 が 解 読 できませんでした。
12008
12009
12010
12011
12012
12013
12014
リクエストのあったプロトコルが 突 き
とめられませんでした。
InternetQueryOption または
InternetSetOption の 呼 出 が 無 効 なオプ
ション 値 を 指 定 しました。
InternetQueryOption または
InternetSetOption に 提 示 されたオプ
ションの 長 さが、 指 定 のオプションの
タイプとしては 正 しくありません。
リクエストオプションが 設 定 できない
ので、クエリーだけを 行 います。
Win32 インターネット 関 数 サポートは
停 止 またはアンロードします。
提 示 されたユーザー 名 が 正 しくないの
で、FTP サーバへの 接 続 およびログオ
ンリクエストを 完 了 できませんでし
た。
提 示 されたパスワードが 正 しくないの
で、FTP サーバへの 接 続 およびログオ
ンリクエストを 完 了 できませんでし
た。
12015
FTP サーバへの 接 続 およびログオンリ
クエストは 失 敗 しました。
12016 リクエストのあった 操 作 は 無 効 です。
12017
一 般 に、 操 作 を 完 了 しないうちにリク
エストの 動 作 するハンドルがクローズ
したために、 操 作 をキャンセルしまし
た。
以 下 の 点 を 確 認 してください。
• WWW サーバが 起 動 しているか 確
認 してください。
• LANケーブルが 抜 けていないかな
ど、ネットワーク 環 境 に 異 常 がな
いか 確 認 してください。
• WWW サーバのタイムアウト 時 間
に 最 大 値 を 設 定 してください。
当 社 技 術 員 にご 連 絡 ください。
120

詳 細
コード
12018
12019
12020
12021
12022
12023
12024
12025
12026
12027
12028
提 示 されたハンドルのタイプが、この
操 作 では 正 しくありません。
提 示 されたハンドルが 正 しい 状 態 にな
いので、リクエストのあった 操 作 を 実
行 することができません。
代 理 名 ではリクエストを 受 け 入 れられ
ません。
リクエストのあったレジストリ 値 を 突
きとめられませんでした。
リクエストのあったレジストリ 値 は 突
きとめました。タイプが 正 しくない
か、 無 効 な 値 です。
現 在 、ダイレクトネットワークアクセ
スは 実 行 できません。
コンテキスト 値 としてゼロが 提 示 され
ているので、 非 同 期 リクエストを 受 け
付 けることができませんでした。
コールバック 関 数 が 設 定 されていな
かったので、 非 同 期 リクエストを 受 け
付 けることができませんでした。
1 つまたは 複 数 のリクエストが 中 断 し
ているので、リクエストのあった 操 作
を 完 了 することができませんでした。
リクエストのフォーマットが 無 効 で
す。
リクエストのあった 項 目 を 突 きとめる
ことができませんでした。
12029
サーバへの 接 続 の 試 みが 失 敗 しまし
た。
12030 サーバとの 接 続 を 中 止 しました。
12031 サーバとの 接 続 をリセットしました。
12032
12036
12041
12046
12110
12111
12130
説 明
Win32 インターネット 関 数 にリクエス
トをやり 直 すように 要 求 します。
ハンドルが 存 在 するために、リクエス
トは 失 敗 しました。
閲 覧 した 内 容 で、 安 全 ではないサーバ
から 入 ったものがあるおそれがありま
す。
このコンピュータではクライアント 許
可 がセットアップされていません。
操 作 が 現 在 、 進 行 中 なので、リクエス
トのあった 操 作 を FTP セッションで
実 行 することができません。
セッションを 中 止 したので、FTP 操 作
を 完 了 できませんでした。
Gopher サーバから 返 されたデータの
解 析 中 にエラーが 発 見 されました。
処 置
当 社 技 術 員 にご 連 絡 ください。
WWW サーバが 起 動 しているか 確 認 し
てください。
当 社 技 術 員 にご 連 絡 ください。
121

詳 細
コード
12131
ファイルロケータに 対 してリクエスト
を 行 ってください。
12132
Gopher サーバからデータを 受 信 中 に
エラーが 発 見 されました。
12133 データの 最 後 に 到 達 しました。
12134 提 示 されたロケータは 無 効 です。
12135
12136
この 操 作 では、ロケータのタイプが 正
しくありません。
リクエストのあった 操 作 は、Gopher+
か、Gopher+ 操 作 を 指 定 するロケータ
との 組 み 合 せでしか 実 行 できません。
12137
リクエストのあった 属 性 を 突 きとめる
ことができませんでした。
12138 ロケータのタイプがわかりません。
12150
12151
リクエストのあったヘッダを 突 きとめ
ることができませんでした。
サーバから 1 つもヘッダを 返 しません
でした。
12152
サーバレスポンスを 解 析 することがで
きませんでした。
12153 明 示 されたヘッダは 無 効 です。
12154
12155
説 明
HttpQueryInfo へのリクエストは 無 効
です。
すでに 存 在 するため、ヘッダを 追 加 で
きませんでした。
処 置
当 社 技 術 員 にご 連 絡 ください。
122

MeFt/Web プラグインのエラーメッセージ
以 下 に MeFt/Web プラグインが 表 示 するエラーメッセージについて 説 明 します。
エラーメッセージは MeFt/Web ドキュメントの message キーワードで“ 表 示 す
る”を 指 定 した 場 合 に 表 示 されます。
エラー 番
エラーメッセージ
説 明
号
P4001
P4002
P1000 ~
P9010
MeFt/Web プラグインの 初 期 化
に 失 敗 しました。
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
• メモリ 不 足 などによりプラグインの 初
期 化 に 失 敗 しました。
• クライアントに 必 要 なモジュールが 存
在 しない。
• クライアントマシンの PATH 環 境 変 数
に MeFt/Web プラグインのインストー
ル 先 が 設 定 されていない。
使 用 するモジュールのバージョ プラグインで 使 用 するモジュールのバー
ンが 異 なっているため 処 理 でき ジョンが 異 なっています。プラグインを 一
ません。
度 削 除 してから、 再 度 インストールしてく
ださい。
エラーメッセージの 内 容 は MeFt/Web コン
トロールと 同 じです。「 付 録 MeFt/Web コ
ントロールのエラーメッセージ」を 参 照 し
てください。
123

MeFt/Web クライアントのトレースログ
トレースログは、MeFt/Web が 持 つ 障 害 調 査 用 の 内 部 処 理 結 果 の 記 録 です。ト
ラブル 発 生 時 に 採 取 し 当 社 技 術 員 にお 渡 しください。
1. 設 定 方 法
MeFt/Web クライアントのトレースログを 記 録 するには、トレースログ
環 境 設 定 コマンドを 起 動 して「ログ 環 境 設 定 」を 変 更 します。
インストール 直 後 の 採 取 レベルはコントロールログ、MeFt ログともに
「 採 取 しない」に 設 定 されています。 障 害 が 再 現 可 能 な 場 合 はコント
ロールログを「LEVEL1」に、MeFt ログを「 採 取 する」に 設 定 して、 現
象 を 再 現 してください。
ログ 環 境 の 設 定 方 法 については、「2.5.2 クライアント 側 のト
レースログ 環 境 を 設 定 する」を 参 照 してください。
2. 採 取 方 法
トラブルが 発 生 した 場 合 は、 以 下 に 格 納 されたトレースログファイルを
採 取 してください。
ログの 種 類
コントロール
ログ
MeFt
ログ
格 納 先 とファイル
トレースログ 環 境 設 定 コマンドの「 格 納 先 」に 指 定
されているディレクトリの f3eswweblog.xxx(xxx は
001 ~ 010)
画 面 処 理 トレースログ 環 境 設 定 コマンドの「 格 納 先 」に 指 定
されたディレクトリ 配 下 の Meftrace.log ディレクト
リ
印 刷 処 理 "TMP" または "TEMP" 環 境 変 数 に 指 定 されたディレ
クトリ 配 下 の MEFTPLOG ディレクトリ
124

トラブルシューティング
MeFt/Web の 使 用 中 、トラブルが 発 生 した 場 合 に、 当 てはまる 事 象 がないか 確
認 してください。 考 えられる 原 因 と 対 処 方 法 について 説 明 しています。
◆ リモート 実 行 すると「インターネットエクスプローラスクリプト
エラー」が 発 生 する。
【 原 因 】
Internet Explorer のプロパティで、アクティブコンテンツの「アクティブコンテ
ンツのダウンロード」と「ActiveX コントロール/プラグインの 使 用 」がオン
になっていますか?
【 対 処 】
Internet Explorer のプロパティで、アクティブコンテンツの「アクティブコンテ
ンツのダウンロード」と「ActiveX コントロール/プラグインの 使 用 」をオン
にしてください。
◆ リモート 実 行 すると「このページのスクリプトでエラーが 発 生 し
ました。」が 発 生 する。
【 原 因 】
MeFt/Web コントロールをダウンロードするときに 表 示 されるセキュリティの
警 告 画 面 で、「いいえ」と 応 答 していませんか?
【 対 処 】
Internet Explorer のプロパティで、アクティブコンテンツの「アクティブコンテ
ンツのダウンロード」と「ActiveX コントロール/プラグインの 使 用 」をオン
にしてください。
◆ WWW サーバ 上 に 格 納 されたウィンドウ 情 報 ファイル、プリンタ
情 報 ファイル、または 画 面 帳 票 定 義 体 を 入 れ 替 えても 反 映 されな
い。
【 原 因 】
WWW ブラウザのキャッシュに 格 納 されているファイルが 参 照 されていません
か?
【 対 処 】
WWW ブラウザのキャッシュを 削 除 してから、 再 度 、リモート 実 行 を 行 ってく
ださい。キャッシュファイルを 削 除 するには、 以 下 のように 行 います。
• Internet Explorer の 場 合
「インターネットオプション」を 開 き、「 全 般 」タブのインターネット 一
時 ファイルの 削 除 を 選 択 します。
• Netscape Navigator の 場 合
「 設 定 」を 開 き、「 詳 細 」カテゴリの「キャッシュ」でメモリキャッシュ
のクリアとディスクキャッシュのクリアを 選 択 します。
125

◆ MeFt/Web プラグインでリモート 実 行 できない。
【 原 因 】
クライアントマシンの PATH 環 境 変 数 に MeFt/Web プラグインのインストール
ディレクトリが 指 定 されていますか?
WWW サーバに MeFt/Web プラグインが 使 用 する MIME タイプが 登 録 されてい
ますか?
【 対 処 】
クライアントマシンの PATH 環 境 変 数 に MeFt/Web プラグインのインストール
ディレクトリが 指 定 されているか 確 認 してください。
また、WWW サーバに MeFt/Web プラグインが 使 用 する MIME タイプが 登 録 さ
れているか 確 認 してください。
MIME タイプの 登 録 方 法 については、「6.2.1 WWW サーバに MIME
タイプを 追 加 する」を 参 照 してください。
◆「P1000 ネットワークエラーが 発 生 しました。 詳 細 コード:0」が
表 示 され、リモート 実 行 できない。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. 起 動 用 HTML ファイルの hostname プロパティまたは port プロパティが
正 しく 設 定 されていますか?
または、MeFt/Web ドキュメントの hostname キーワードまたは port キー
ワードが 正 しく 設 定 されていますか?
b. WWW サーバが 起 動 されていますか?
c. LAN ケーブルが 抜 けているなど、ネットワーク 環 境 に 異 常 はありませ
んか?
【 対 処 】
a. hostname プロパティ(キーワード)または port プロパティ(キーワー
ド)を 確 認 してください。
b. WWW サーバを 起 動 してください。
c. ネットワーク 管 理 者 に 相 談 して、ネットワーク 環 境 を 確 認 してくださ
い。
◆ 動 作 環 境 で 設 定 した 値 が 有 効 とならない。
【 原 因 】
動 作 環 境 を 変 更 後 、MeFt/Web サーバを 再 起 動 していますか?
動 作 環 境 を 変 更 した 場 合 には、MeFt/Web サーバを 再 起 動 する 必 要 があります。
変 更 した 値 は、MeFt/Web サーバの 再 起 動 後 から 有 効 となります。
【 対 処 】
MeFt/Web サーバを 再 起 動 してください。
126

◆「P1000 ネットワークエラーが 発 生 しました。 詳 細 コード:
12002」が 表 示 される。
【 原 因 】
a. MeFt/Web サーバでの 処 理 が 完 了 する 前 に、WWW サーバでタイムアウ
トが 発 生 している 可 能 性 があります。
b. Internet Explorer を 使 用 している 場 合 、Internet Explorer でタイムアウト
が 発 生 している 可 能 性 があります。
Internet Explorer のタイムアウト 時 間 は、Internet Explorer 4.0x または 5.0
での 初 期 値 は 5 分 、また、Internet Explorer 5.01 は 60 分 です。
【 対 処 】
a. MeFt/Web サーバで 時 間 のかかる 処 理 を 行 う 場 合 には、WWW サーバの
タイムアウト 時 間 を 最 大 値 に 設 定 します。
タイムアウト 時 間 の 設 定 方 法 については、インストールガ
イドを 参 照 してください。
b. 以 下 の 手 順 で、Internet Explorer のタイムアウト 時 間 を 変 更 することがで
きます。
1) レジストリエディタを 実 行 します。
(regedt32.exe または regedit.exe)
2) 次 のキーに 移 動 します
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVers
ion\Internet Settings
3) 以 下 のとおり 値 を 作 成 します。
値 の 名 前 :ReceiveTimeout
値 の 型 :DWORD
値 :タイムアウト 時 間 ( 単 位 :ミリ 秒 )
例 )15 分 に 変 更 する 場 合 は、900000(=15 × 60 × 1000)
4) コンピュータを 再 起 動 します。なお、 上 記 操 作 はコンピュータに
ログオンするユーザごとに 行 ってください。
レジストリの 変 更 に 失 敗 すると Windows が 起 動 しな
くなるおそれもありますので、 十 分 注 意 して 行 って
ください。
127

◆ MeFt/Web コントロールがダウンロードされない。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. Internet Explorer の「インターネット オプション」ダイアログボックス
の「セキュリティ」タグの「セキュリティレベル」が「 高 ( 最 も 安 全 )」
になっていませんか?
「セキュリティレベル」が「 高 ( 最 も 安 全 )」である 時 にはコントロール
のダウンロードや 実 行 を 行 うことができません。
b. MeFt/Web コントロールの 削 除 に 失 敗 していませんか?
MeFt/Web コントロールが 完 全 に 削 除 されていない 状 態 でも MeFt/Web
コントロールはダウンロードされません。MeFt/Web コントロールが 完
全 に 削 除 されなかった 原 因 には、Internet Explorer を 閉 じずに MeFt/Web
コントロールを 削 除 したことが 考 えられます。
【 対 処 】
a. 「セキュリティレベル」には「 高 ( 最 も 安 全 )」 以 外 を 設 定 してくださ
い。
また、「セキュリティレベル」に「カスタム」を 設 定 する 場 合 には 以 下
の 情 報 を 許 可 するように 設 定 してください。
- スクリプトを 実 行 しても 安 全 だとマークされている ActiveX ® コ
ントロールのスクリプト 実 行
- ActiveX ® コントロールとプラグインの 実 行
- 署 名 済 み ActiveX ® コントロールのダウンロード
b. MeFt/Web コントロールを 削 除 してから、 再 度 、MeFt/Web コントロール
をダウンロードしてください。
MeFt/Web コントロールを 削 除 するためには、「3.2 MeFt/Web
コントロールを クライアントマシンから 削 除 する 方 法 」を
参 照 してください。
◆ リモート 実 行 できない。エラーメッセージも 表 示 されない。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. スレッド 型 プログラムの 場 合 、funcname プロパティが 指 定 されていま
すか?
b. /var 配 下 のディスク 空 き 容 量 が 不 足 していませんか?
【 対 処 】
a. funcname プロパティの 指 定 を 確 認 してください。
funcname プロパティの 指 定 方 法 については、「3.4.3 利 用 者
プログラムの 指 定 方 法 (pathname/argument/environment/
funcname)」を 参 照 してください。
b. /var 配 下 の 不 要 なファイルを 削 除 してください。
128

◆ リモート 実 行 すると「P3005 画 面 処 理 中 にエラーが 発 生 しまし
た。(エラーコード:22)」または「P3006 印 刷 処 理 中 にエラーが
発 生 しました。(エラーコード:22)」「P3007 プレビュー 処 理 中
にエラーが 発 生 しました。(エラーコード:22)」のエラーメッ
セージが 表 示 される。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. ウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイルの MEDDIR キー
ワード 指 定 に 誤 りがありませんか?
b. 環 境 変 数 MEFTWEBDIR の 指 定 に 誤 りがありませんか。
c. ウィンドウ 情 報 ファイルまたはプリンタ 情 報 ファイルの MEDDIR キー
ワードで 複 数 ディレクトリを 指 定 する 場 合 の 区 切 り 文 字 にコロンを 使 用
していませんか?
【 対 処 】
a. 定 義 体 格 納 ディレクトリを 指 定 する MEDDIR キーワードを 確 認 してく
ださい。
MEDDIR キーワードの 指 定 方 法 については、「Windows ®
MeFt 説 明 書 」を 参 照 してください。
b. 環 境 変 数 MEFTWEBDIR の 指 定 を 確 認 してください。
環 境 変 数 MEFTWEBDIR の 指 定 方 法 については、「4.3.2 環 境
変 数 」を 参 照 してください。
c. MEDDIR キーワードに 複 数 ディレクトリを 指 定 する 場 合 の 区 切 り 文 字
にはセミコロンを 使 用 してください。
◆ リモート 実 行 すると「P3007 プレビュー 処 理 中 にエラーが 発 生 し
ました。(エラーコード:91)」のエラーメッセージが 表 示 され
る。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. プリンタ 情 報 ファイルの OVLPDIR キーワード 指 定 に 誤 りがありません
か?
b. プリンタ 情 報 ファイルの OVLPDIR キーワードで 複 数 ディレクトリを 指
定 する 場 合 の 区 切 り 文 字 にコロンを 使 用 していませんか?
【 対 処 】
a. オーバレイパターン 格 納 ディレクトリを 指 定 する OVLPDIR キーワード
を 確 認 してください。
OVLPDIR キーワードの 指 定 方 法 については、「4.4 ユーザ 資
源 の 指 定 方 法 」を 参 照 してください。
129

. OVLPDIR キーワードに 複 数 ディレクトリを 指 定 する 場 合 の 区 切 り 文 字
にはセミコロンを 使 用 してください。
◆ 利 用 者 プログラムの 実 行 時 に、「P2003 プログラムを 処 理 できま
せんでした。プログラムの 起 動 に 失 敗 しました。」のエラーメッ
セージが 表 示 され、リモート 実 行 に 失 敗 する。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
• Internet Explorer を 使 用 している 場 合 、 起 動 用 HTML ファイルの 内 容 を
確 認 します。
a) pathname プロパティが 正 しく 設 定 されていますか?
b) プロセス 型 プログラムを 起 動 する 場 合 、funcname プロパティが 指
定 されていませんか?
c) スレッド 型 プログラムを 起 動 する 場 合 、funcname プロパティが 正
しく 設 定 されていますか?
• Netscape Navigator を 使 用 している 場 合 、MeFt/Web ドキュメントの 内 容
を 確 認 します。
a) pathname キーワードが 正 しく 設 定 されていますか?
b) プロセス 型 プログラムを 起 動 する 場 合 、funcname キーワードが 指
定 されていませんか?
c) スレッド 型 プログラムを 起 動 する 場 合 、funcname キーワードが 正
しく 設 定 されていますか?
【 対 処 】
a. pathname プロパティ(キーワード)を 確 認 してください。
b. プロセス 型 プログラムを 起 動 する 場 合 には、funcname プロパティ
(キーワード)を 指 定 することはできません。
funcname プロパティ(キーワード)が 指 定 されている 場 合 には、 指 定
を 削 除 してください。
c. funcname プロパティ(キーワード)を 確 認 してください。
◆ COBOL の 実 行 用 の 初 期 化 ファイル(COBOL.CBR)を 使 用 した
スレッド 型 プログラムのリモート 実 行 時 において、 実 行 用 の 初 期
化 ファイルの 変 更 が 反 映 されない。
【 原 因 】
COBOL の 実 行 用 の 初 期 化 ファイル 変 更 後 、MeFt/Web サーバを 再 起 動 しました
か?
COBOL の 実 行 用 の 初 期 化 ファイルを 変 更 した 場 合 には、MeFt/Web サーバを 再
起 動 する 必 要 があります。 変 更 した 内 容 は、MeFt/Web サーバの 再 起 動 後 から
有 効 となります。
【 対 処 】
MeFt/Web サーバを 再 起 動 し、 再 度 、リモート 実 行 してください。
130

◆ プレビュー 画 面 からのサーバ 印 刷 実 行 時 に「P2010 サーバ 印 刷 に
失 敗 しました」のエラーメッセージが 表 示 され、サーバ 印 刷 に 失
敗 する。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. プリンタ 情 報 ファイルに、 以 下 の 内 容 が 正 しく 設 定 されていますか?
- PRTDEV、PRTNAME などのプリンタの 情 報
- MEDDIR、OVLPDIR などのユーザ 資 源 の 格 納 先
b. 環 境 変 数 MEFTDIR に、URL が 指 定 されていませんか?
【 対 処 】
a. プリンタ 情 報 ファイルに、 以 下 の 内 容 が 正 しく 設 定 されているか 確 認 し
てください。
- PRTDEV、PRTNAME などのプリンタの 情 報
- MEDDIR、OVLPDIR などのユーザ 資 源 の 格 納 先
b. 環 境 変 数 MEFTDIR が、URL で 指 定 されていないことを 確 認 してくだ
さい。
◆ printmode プロパティに 3(サーバ 印 刷 )を 指 定 してリモート 実 行
した 場 合 、サーバ 印 刷 に 失 敗 する。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. プリンタ 情 報 ファイルに、 以 下 の 内 容 が 正 しく 設 定 されていますか?
- PRTDEV、PRTNAME などの 出 力 するプリンタの 指 定
- MEDDIR、OVLPDIR などのユーザ 資 源 の 格 納 先 の 指 定
b. 環 境 変 数 MEFTDIR に、URL が 指 定 されていませんか?
【 対 処 】
a. プリンタ 情 報 ファイルに、 以 下 の 内 容 が 正 しく 設 定 されているか 確 認 し
てください。
- PRTDEV、PRTNAME などの 出 力 するプリンタの 指 定
- MEDDIR、OVLPDIR などのユーザ 資 源 の 格 納 先 の 指 定
b. 環 境 変 数 MEFTDIR が、URL で 指 定 されていないことを 確 認 してくださ
い。
◆ リモート 実 行 すると「P2005 プログラムを 処 理 できませんでし
た。サービスマネージャに 異 常 があります」となる。またはプロ
セス 一 覧 を 表 示 すると「P1000 ネットワークエラーが 発 生 しまし
た。 詳 細 コード:0」となる。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. サーバマシンで MeFt/Web サーバが 起 動 されていますか?
b. 利 用 者 プログラムの 権 限 または WWW サーバの CGI の 権 限 が、nobody
以 外 に 指 定 されていませんか?
131

【 対 処 】
a. サーバマシンで MeFt/Web サーバが 起 動 されているか 確 認 してくださ
い。
MeFt/Web サーバの 起 動 方 法 については、「2.3 MeFt/Web
サーバの 起 動 と 停 止 」を 参 照 してください。
b. 利 用 者 プログラムの 権 限 または WWW サーバの CGI の 権 限 が、nobody
以 外 に 指 定 されていないか 確 認 してください。
nobody 以 外 が 指 定 されている 場 合 は、MeFt/Web 動 作 環 境 の「 利 用 者 プ
ログラムの 権 限 変 更 」を「1」に 変 更 してから MeFt/Web サーバを 再 起
動 してください。
「 利 用 者 プログラムの 権 限 変 更 」については、「2.2 MeFt/Web
の 動 作 環 境 を 設 定 する」を、MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止
方 法 については、「2.3 MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止 」を 参
照 してください。
◆ プレビュー、クライアント 印 刷 またはスプール 出 力 を 行 うと
「JMP0310I-U 'XXXX' ファイルで 'OPEN' エラーが 発 生 しました。
'ERRCD=9021'」が 発 生 する。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. MeFt/Web のスプール 格 納 ディレクトリに 書 き 込 み 権 が 設 定 されていま
すか?
b. MeFt/Web のスプール 格 納 ディレクトリの 空 き 容 量 が 不 足 していません
か?
c. 利 用 者 プログラムの 権 限 または WWW サーバの CGI の 権 限 が、nobody
以 外 に 指 定 されていませんか?
【 対 処 】
a. MeFt/Web 動 作 環 境 に 設 定 してある MeFt/Web のスプール 格 納 ディレク
トリに 書 き 込 み 権 が 設 定 されているか 確 認 してください。
b. MeFt/Web のスプール 格 納 ディレクトリの 空 き 容 量 が 不 足 していないか
確 認 してください。
132

c. 利 用 者 プログラムの 権 限 または WWW サーバの CGI の 権 限 が、nobody
以 外 に 指 定 されていないか 確 認 してください。nobody 以 外 が 指 定 され
ている 場 合 は、MeFt/Web 動 作 環 境 の「 利 用 者 プログラムの 権 限 変 更 」
を「1」に 変 更 してから MeFt/Web サーバを 再 起 動 してください。
「 利 用 者 プログラムの 権 限 変 更 」については、「2.2 MeFt/Web
の 動 作 環 境 を 設 定 する」を、MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止
方 法 については、「2.3 MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止 」を 参
照 してください。
◆ MeFt/Web ドキュメント 編 集 の 登 録 または 削 除 が 失 敗 する。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. MeFt/Web のドキュメント 格 納 ディレクトリに 書 き 込 み 権 が 設 定 されて
いますか?
b. MeFt/Web のドキュメント 格 納 ディレクトリの 空 き 容 量 が 不 足 していま
せんか?
c. WWW サーバの CGI の 権 限 が nobody 以 外 に 指 定 されていませんか?
【 対 処 】
a. MeFt/Web 動 作 環 境 に 設 定 してある MeFt/Web のドキュメント 格 納 ディ
レクトリに 書 き 込 み 権 が 設 定 されているか 確 認 してください。
b. MeFt/Web のドキュメント 格 納 ディレクトリの 空 き 容 量 が 不 足 していな
いか 確 認 してください。
c. WWW サーバの CGI の 権 限 が nobody 以 外 に 指 定 されていないか 確 認 し
てください。nobody 以 外 が 指 定 されている 場 合 は、MeFt/Web 動 作 環 境
の「 利 用 者 プログラムの 権 限 変 更 」を「1」に 変 更 してから MeFt/Web
サーバを 再 起 動 してください。
「 利 用 者 プログラムの 権 限 変 更 」については、「2.2 MeFt/Web
の 動 作 環 境 を 設 定 する」を、MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止
方 法 については、「2.3 MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止 」を 参
照 してください。
◆ 利 用 者 プログラムの 標 準 出 力 、 標 準 エラー 出 力 および COBOL ラ
ンタイムシステムの 標 準 エラー 出 力 がファイルに 出 力 されない。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. MeFt/Web のログ 出 力 ディレクトリに 書 き 込 み 権 が 設 定 されています
か?
b. MeFt/Web のログ 出 力 ディレクトリの 空 き 容 量 が 不 足 していませんか?
c. 利 用 者 プログラムの 権 限 が nobody 以 外 に 指 定 されていませんか?
【 対 処 】
a. MeFt/Web 動 作 環 境 に 設 定 してある MeFt/Web のログ 出 力 ディレクトリ
に 書 き 込 み 権 が 設 定 されているか 確 認 してください。
b. MeFt/Web のログ 出 力 ディレクトリの 空 き 容 量 が 不 足 していないか 確 認
してください。
133

c. 利 用 者 プログラムの 権 限 が nobody 以 外 に 指 定 されていないか 確 認 して
ください。nobody 以 外 が 指 定 されている 場 合 は、MeFt/Web 動 作 環 境 の
「 利 用 者 プログラムの 権 限 変 更 」を「1」に 変 更 してから MeFt/Web サー
バを 再 起 動 してください。
「 利 用 者 プログラムの 権 限 変 更 」については、「2.2 MeFt/Web
の 動 作 環 境 を 設 定 する」を、MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止
方 法 については、「2.3 MeFt/Web サーバの 起 動 と 停 止 」を 参
照 してください。
◆ シフト 状 態 に「カナ」が 指 定 された 英 数 字 項 目 に 入 力 しても、シ
フト 状 態 がカナに 切 り 替 わらない。
【 原 因 】
以 下 の 原 因 が 考 えられます。
a. 日 本 語 入 力 システムに IME2002 を 使 用 していませんか?
b. ウィンドウ 情 報 ファイルの CTLFEP キーワードに「N」が 指 定 されてい
ませんか?
【 対 処 】
a. 日 本 語 入 力 システムに IME2002 を 使 用 している 場 合 は、ウィンドウ 情
報 ファイルに 以 下 のキーワードを 指 定 してください。
SHIFTTIMER 300
現 象 が 回 避 されない 場 合 は、 設 定 値 を 300 よりも 大 きくして 調 整 してく
ださい。
b. ウィンドウ 情 報 ファイルの CTLFEP キーワードに「N」 以 外 を 指 定 して
ください。 設 定 値 の 詳 細 は、「Windows ® MeFt 説 明 書 」を 参 照 してくだ
さい。
134

索 引
索 引
A
argument ............................ 39
C
CGI アクセス ....................... 41
D
displaywindow ....................... 41
dspcompress ......................... 44
E
environment ......................... 39
F
funcname ............................ 39
H
hideprtbtn ........................... 46
hostname ............................ 39
HTML 作 成 ......................... 70
hyperlink ....................... 43, 50
hyperlinktarget ....................... 43
I
Internet Explorer ..................... 106
M
MeFt .............................. 104
MeFt/Web .....................1, 2, 3
MeFt/Web クライアント ........ 14, 124
MeFt/Web コントロール .. 22, 31, 100,
103, ............................ 112
MeFt/Web サーバ .................... 14
MeFt/Web サーバサービスマネージャ .29,
75, .............................. 96
MeFt/Web ドキュメント .............. 88
MeFt/Web ドキュメント 作 成 .......... 95
MeFt/Web ドキュメント 編 集 .......... 96
MeFt/Web プラグイン 82, 83, 84, 102,
103, ............................ 123
MeFt/Web プラグインの 利 用 .......... 93
message ............................. 40
MIME タイプ ....................... 83
N
Netscape Navigator ................... 81
P
pathname ........................... 39
port ................................ 39
previewdc ........................... 45
previewdrawpos ...................... 45
previewrate .......................... 46
previewwindow ...................... 45
printmode ........................... 44
Q
Quit ................................ 48
S
SSL ............................41, 73
submit .............................. 47
T
Terminate ........................... 49
U
Unicode アプリケーション ............ 66
usedcgi ............................. 41
W
Web 連 携 環 境 ....................... 26
WWW サーバ ....................... 73
WWW サーバの 指 定 方 法 ............. 39
WWW ブラウザ .................66, 73
あ
アンインストール ................... 84
い
移 行 方 法 ........................... 68
イベント ........................... 49
イベント 一 覧 ....................... 49
印 刷 イメージ ....................... 37
印 刷 イメージの 画 面 表 示 形 式 ......... 45
印 刷 イメージの 表 示 位 置 ............. 45
135

索 引
印 刷 ボタン 表 示 ..................... 46
インストール .................. 16, 83
え
エラーメッセージ ............ 112, 123
か
画 面 機 能 ............................ 8
画 面 データ 圧 縮 ..................... 44
画 面 表 示 形 式 の 指 定 方 法 ............. 41
環 境 変 数 ........................... 56
関 連 ソフトウェア ................... 14
き
起 動 ............................... 47
起 動 方 法 ...................... 76, 96
起 動 用 HTML ファイル ............... 74
く
クライアント ....................... 22
クライアント 印 刷 ................... 10
さ
サーバ 印 刷 ......................... 11
採 取 方 法 ........................... 24
作 業 の 流 れ .................... 52, 93
削 除 ............................... 34
サンプルプログラム ............ 25, 85
し
実 行 ............................... 69
処 理 の 流 れ .................... 53, 94
す
ズーム 率 の 指 定 方 法 ................. 46
スタンドアロン 環 境 ................. 25
スプール 一 覧 .................. 79, 98
スプール 機 能 ....................... 12
スプール 再 生 機 能 ................... 13
スレッド 型 プログラム .. 6, 28, 30, 68
せ
セキュリティ ...................... 108
セットアップ .................. 22, 83
た
ダウンロード ...................22, 32
ち
注 意 点 .........................54, 66
帳 票 処 理 実 行 モードの 指 定 方 法 ....... 44
帳 票 の 電 子 化 ....................... 72
つ
追 加 通 知 コード ..................... 67
通 信 データ 保 護 ..................... 73
ツールバー ......................... 36
て
定 義 体 サイズ ....................... 37
デバイスの 指 定 方 法 ................. 45
と
動 作 環 境 ........................... 17
ドキュメント ...................80, 98
トラブルシューティング ............ 125
トレースログ ...................... 124
トレースログ 環 境 ................... 22
は
ハイパーリンク 先 指 定 ................ 8
ハイパーリンク 先 の 指 定 方 法 ......... 43
ハイパーリンクの 通 知 ............... 50
ひ
表 示 形 式 ........................... 36
ふ
負 荷 分 散 装 置 利 用 上 の 注 意 点 ........ 107
プレビュー 機 能 ...................... 9
プログラム 起 動 .................77, 96
プログラム 修 正 ..................... 68
プロセス 一 覧 ...................78, 97
プロセス 型 プログラム .. 5, 27, 29, 68
プロパティ ......................... 38
プロパティ 一 覧 ..................... 38
プロパティセクション ............... 88
へ
別 プロセスの 起 動 方 法 ............... 58
136

索 引
ほ
翻 訳 .......................... 66, 69
め
メソッド ........................... 47
メソッド 一 覧 ....................... 47
メッセージ ......................... 40
ゆ
ユーザ 資 源 の 格 納 先 ................. 74
ユーザ 資 源 の 指 定 方 法 ...........61, 95
り
利 用 者 プログラムの 終 了 ............. 49
リモート 実 行 機 能 .................... 4
利 用 者 プログラム 開 発 ...........54, 95
利 用 者 プログラムの 指 定 方 法 ......... 39
利 用 者 プログラムの 中 断 ............. 48
リンク 方 法 .....................66, 69
137

索 引
138