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SCENE SETTER - サウンドハウス

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<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong><br />

取 扱 説 明 書<br />

Ver1.02


はじめに<br />

この 度 は STEGE EVOLUTION <strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> をご 購 入 頂 き、 誠 に 有 り 難 うございます。<br />

<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> は 4200 ものプログマブル・シーンをもち、MIDI IN/OUT やオーディオ 入 力 により 様 々なコントロールが<br />

可 能 な DMX コントローラーです。また 24 個 のチャンネルフェーダーを 装 備 し、アナログ 感 覚 で 使 用 することが 可 能 です。<br />

製 品 の 性 能 を 十 分 に 発 揮 させ、 末 永 くお 使 いいただく 為 に、ご 使 用 になる 前 に 本 取 扱 説 明 書 を 必 ずお 読 み 下 さい。 尚 、<br />

本 書 が 保 証 書 となりますので、お 読 みになった 後 は 大 切 に 保 存 して 下 さい。<br />

安 全 上 のご 注 意 -ご 使 用 前 に 必 ず 安 全 上 の 注 意 をお 読 みください-<br />

1. この 取 り 扱 い 説 明 書 にしたがって 操 作 してください。<br />

2. 水 には 大 変 弱 いので、 雨 天 時 の 屋 外 など 湿 気 の 多 いところでは 使 用 しないでください。また 本 体 の 上 に 液 体 等 をお<br />

かないで 下 さい。<br />

3. 内 部 には 精 密 な 電 子 部 品 を 使 用 しております。 移 動 及 び 輸 送 時 には 大 きな 衝 撃 が 加 わらないようにして 下 さい。<br />

4. 電 源 コードは 機 材 への 挟 みこみ 等 、 無 理 な 力 が 加 わらない 様 御 注 意 下 さい。<br />

5. 電 源 コード/プラグが 傷 んだり、また 使 用 中 に 動 作 しなくなったり 異 常 な 臭 いや 煙 が 出 た 場 合 は、すぐに 電 源 スイッチ<br />

を 切 り、コンセントを 抜 いてください。<br />

6. 専 用 アダプターは 必 ず、 交 流 100V、50Hz~60Hz でご 使 用 ください。<br />

7. タコ 足 配 線 はしないでください。<br />

8. 常 設 する 場 合 、 電 源 プラグは 定 期 的 に 清 掃 を 行 ってください。ほこり 等 によりショート、 火 災 の 原 因 になります。<br />

9. 不 安 定 な 場 所 に 置 いて 使 用 しないでください。<br />

故 障 が 生 じた 場 合 はお 手 数 ですが 販 売 店 もしくはサウンドハウスまでご 連 絡 ください。<br />

メンテナンス 以 外 の 目 的 において、 無 断 で 本 体 カバーを 開 けられた 場 合 、 保 証 の 対 象 外 となることがあります。<br />

付 属 品 について<br />

<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> 本 体 のほかに 下 記 の 付 属 品 があることを 確 認 してください。<br />

1 専 用 AC アダプター: 100V/ 50Hz~60Hz<br />

2 取 り 扱 い 説 明 書 ( 本 書 )<br />

3


目 次<br />

DMX 対 応 機 器 の 基 本 的 な 接 続 方 法<br />

まず 最 初 に 使 ってみましょう<br />

各 部 の 名 称 と 機 能<br />

フロントパネル―A―・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7<br />

フロントパネル―B―・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8<br />

フロントパネル―C―・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9<br />

リアパネル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10<br />

まずはリアルタイムでコントロール<br />

24chDMXコントローラーとして 使 用 する 場 合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11<br />

ちょっと 特 殊 な 使 い 方 DOUBLEモードについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12<br />

メモリー 機 能 (プログラマブル・シーン)を 使 ったコントロール<br />

シーンを 作 ってみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14<br />

シーンを 呼 び 出 してみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17<br />

チェース( 連 続 シーン)をプログラムしてみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18<br />

チェースを 呼 び 出 してみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21<br />

チェースにSPEED TIMEを 保 存 するには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24<br />

チェースに 保 存 されたSPEED TIMEを 解 除 するには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24<br />

SINGLE CHASEとMIX CHASEについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25<br />

EDIT( 編 集 )モードについて<br />

まず 編 集 モードに 入 るには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26<br />

・ステップごとに 各 チャンネルのDMX 値 を 変 更 するには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28<br />

・チェースに 新 しいステップを 加 えるには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29<br />

・チェースのステップを 削 除 するには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30<br />

その 他 の 編 集 機 能 について<br />

一 時 メモリーの 削 除 方 法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31<br />

保 存 されたシーンの 消 去 方 法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31<br />

全 てのシーン 及 びチェースの 削 除 方 法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32<br />

MIDIによるコントロールとデータの 保 存<br />

製 品 仕 様<br />

P5<br />

P6<br />

P7<br />

P11<br />

P14<br />

P26<br />

P31<br />

P32<br />

P33<br />

4


まず 最 初 に 使 ってみましょう。<br />

パーライト 等 の 照 明 機 器 とデイマーを 接 続 して <strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> を 使 う 方 法 を 簡 単 に 説 明 します。 以 下 の 手 順 に 従 って 操 作<br />

して 下 さい。<br />

1. I の 基 本 的 接 続 方 法 に 従 って <strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> とディマー( 例 :DPDMX20L)、 及 びパーライトを 必 要 数 接 続 します。<br />

(ディマーの 設 定 )<br />

2. ディマーの 設 定 が DMX 対 応 のモードになっていることを 確 認 します。DPDMX20L の 場 合 MODE ボタンを 押 してディ<br />

スプレイ 左 上 の DMX SIGNAL の LED が 点 滅 していることを 確 認 します。<br />

3. ディマーの 設 定 が DMX 対 応 のモード 及 び 4 チャンネルのモードになっていることを 確 認 します。DPDMX20L では<br />

MENU ボタンを 押 してディスプレイが「CH:XX」と 表 示 された 際 、 矢 印 ボタンを 押 して「CH:04」と 表 示 されるよう<br />

にします。<br />

4. DMX チャンネルを 1~4 に 指 定 します。その 為 には DMX チャンネルの「Receive」(DMX チャンネルの 開 始 番 号 )を 1 に<br />

設 定 します。DPDMX20L では MENU ボタンを 押 してディスプレイに「A:XXX」と 表 示 されている 状 態 で 矢 印 ボタン<br />

を 押 して「A:001」と 表 示 されるようにします。A は DMX モード、001 はチャンネル 1 が 最 初 の DMX チャンネルであ<br />

ることを 意 味 します。<br />

(<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong>)<br />

5. 1~24 チャンネルをすべて 独 立 コントロールするために、MODE SELECT ボタンを 押 し、1-24SINGLE を 選 択 します。<br />

またこの 際 動 作 をわかりやすくする 為 、MASTER A フェーダーと FADE を 1 番 上 にして 下 さい。 右 側 の 緑 の LED が<br />

点 灯 していることを 確 認 してください。DMX1~24 のチャンネルに 対 応 しているので、ここではチャンネル 1 から 4 ま<br />

でフェーダーを 使 って 調 光 する 方 法 を 説 明 しています。<br />

6. PRESET A のフェーダー1から4を1つずゆっくり 上 げて 下 さい。するとそのチャンネルに 対 応 するパーライトが 点 灯<br />

します。フェーダーを 下 げると 消 灯 します。<br />

7. チェースやシーンのプログラムを 組 む 場 合 はマニュアルを 参 照 してください。<br />

6


各 部 の 名 称 と 機 能<br />

<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> フロントパネル<br />

フロントパネル―A―<br />

1. プリセット A LED 1-12 :フェーダー1~12 の DMX 信 号 の 出 力 状 態 を LED の 明 かりの 強 さで 表 示 します。<br />

2. チャンネルフェーダー 1-12 :フェーダーをスライドさせることにより DMX 信 号 の 出 力 レベルを 調 整 します。<br />

3. フラッシュボタン 1-12 :このボタンを 押 すとボタンを 押 している 間 だけそのチャンネルのフェーダーを<br />

最 大 まであげた 状 態 と 同 じ 効 果 が 得 られます。<br />

4. プリセット B LED :フェーダー13~24 の DMX 信 号 出 力 状 態 を LED の 明 かりの 強 さで 表 示 します。<br />

5. シーン LED :シーンモード 使 用 中 に、 使 用 している LED が 点 灯 して、どのシーンを 使 用 して<br />

いるかを 表 示 します。<br />

6. チャンネルフェーダー 13-24 :フェーダーをスライドさせることにより DMX 信 号 を 出 力 します。<br />

7. フラッシュボタン 13-24 :このボタンを 押 すとボタンを 押 している 間 だけそのチャンネルのフェーダーを<br />

最 大 まであげた 状 態 と 同 じ 効 果 が 得 られます。<br />

7


フロントパネル―B―<br />

8. DARK : DARK ボタンを 押 している 間 だけ FULL,FLASH,シーンやチェース 等 のプログラムを 含 む 全<br />

ての DMX 出 力 を O の 状 態 にします。<br />

9. DOWN/BEAT<br />

REV<br />

: DOWN ボタンは、 編 集 モード 時 にシーンに 保 存 された 各 チャンネルの DMX 値 を 下 げたい 場<br />

合 使 用 します。<br />

BEAT REV ボタンは、AUDIO チェースにおいてチェースを 逆 再 生 させるために 使 用 します。<br />

( 例 :1-2-3-4 と 再 生 されているチェースを、4-3-2-1 と 再 生 します。)<br />

10. MODE SELECT<br />

/ REC SPEED<br />

: MODE SELECT ボタンは、CHASE/<strong>SCENE</strong>,A DOUBLE/PRESET B,SINGLE/PRESET<br />

PARK のいずれかの DMX モードを 選 択 します。 選 択 されているモードは、このボタンの 左<br />

下 にある LED がそれぞれ 点 灯 します。REC SPEED ボタンはチェースが 保 存 されている 時 、<br />

すでに 保 存 されたチェースにスピードの 設 定 を 追 加 保 存 する 際 に 使 用 します。<br />

11. UP/CHASE REV : UP ボタンは、 編 集 モード 時 にシーンに 保 存 された 各 チャンネルの DMX 値 を 下 げたい 場 合 使<br />

用 します。<br />

CHASE REV は、 再 生 しているチェースを 逆 再 生 します。<br />

12. PAGE : PAGE1~4 の 選 択 に 使 用 します。<br />

13. DELETE<br />

/ REV ONE<br />

: DELETE ボタンは、 編 集 モード 時 にすでに 登 録 されたシーンやステップを 削 除 したい 時 に 使<br />

用 します。<br />

REV ONE ボタンは、このボタンを 押 したままチェースの 登 録 されたフラッシュボタンのい<br />

ずれかを 押 すと、 選 択 されたチェースの 再 生 順 を 逆 にします。<br />

14. LCD ディスプレイ : LCD ディスプレイは、それぞれのフェーダーやプログラムの 状 態 を 表 示 します。<br />

また 左 隣 を 見 ることにより、ディスプレイに 表 示 されている 数 値 が 何 をさしているかの 確 認<br />

が 取 れます。<br />

15. ADD KILL<br />

/ REC EXIT<br />

16. INSERT<br />

/ % OR 0-255<br />

: ADD/KILL ボタンは、ボタン 上 部 の 黄 色 い LED が 消 灯 時 は ADD モードとなり、 点 灯 時 は<br />

KILL モードとなります。<br />

ADD モードとは、チェース 動 作 時 に 1-12 チャンネルのフラッシュボタンを 押 すと、チェー<br />

スが 動 作 したままの 状 態 で 各 フラッシュボタンに 対 応 したチャンネルの 信 号 出 力 が 行 えま<br />

す。<br />

KILL モードとは、チェース 動 作 時 に 1-12 チャンネルのフラッシュボタンを 押 すと、チェー<br />

ス 動 作 が 停 止 し、 各 フラッシュボタンに 対 応 したチャンネルの 信 号 のみが 出 力 されます。<br />

※フェーダー 操 作 の 場 合 は ADD/KILL モードの 状 態 にかかわらず、 信 号 が 出 力 されます。<br />

REC EXIT ボタンは SHIFT ボタンとの 組 み 合 わせで 編 集 モードを 解 除 します。<br />

: INSERT ボタンは、 編 集 モード 時 にすでに 登 録 されたシーンやチェースに 間 に 新 しいステッ<br />

プを 挿 入 します。<br />

% OR 0-255 ボタンは、LCD ディスプレイに 表 示 される 数 字 を%もしくは DMX 値 のどちら<br />

の 表 示 にするかを 選 択 します。<br />

17. RECORD/ SIFT : RECORD ボタンは、RECORD モードに 入 る 際 や、 一 時 メモリー、シーン 及 びチェース 等 の<br />

保 存 に 使 用 します。<br />

SIFT 機 能 として 使 用 する 場 合 は、このボタンを 押 しながら 他 のボタンを 押 してください。<br />

( 例 :RECORD ボタン+INSERT ボタンを 押 すことにより、INSERT ボタンに 割 り 振 られた<br />

もうひとつの 機 能 、% OR 0-255 を 選 択 できます。)<br />

18. EDIT/ALL REV : EDIT ボタンは、 編 集 モードに 入 る 際 に 使 用 します。<br />

ALL REV は 再 生 中 のチェースを 全 て 逆 再 生 します。<br />

8


フロントパネル―C―<br />

19. PARK :PARK ボタンは、SINGLE CHASE / MIX CHASE を 選 択 する 際 に 使 用 します。<br />

(CHASE/ <strong>SCENE</strong> モード 時 のみ) 選 択 されているモードは、ボタンの 右 上 に<br />

ある LED で 確 認 できます。<br />

その 他 の 操 作 モード 時 には、 左 側 のボタンは MASTER A のフラッシュボタンとし<br />

て、 右 側 のボタンは MASTER B のフラッシュボタンとして 使 用 します。<br />

20. HOLD :HOLD ボタンを 押 している 間 のみ、FULL,FLASH,シーンやチェース 等 の<br />

プログラムを 含 む 全 ての DMX 出 力 を 固 定 します。<br />

21. AUDIO :サウンドに 反 応 してチェースが 動 く AUDIO チェースモードに 切 り 替 える 際 に 使 用<br />

します。<br />

22. STEP :SHOW MODE や 編 集 モードで、ステップを 切 り 替 える 際 に 使 用 します。<br />

23. AUDIO LEVEL :AUDIO チェースモード 時 において、オーディオ 入 力 の 感 度 を 調 節 します。<br />

24. MASTER フェーダー A :1-24 SINGLE モードでは 全 チャンネルの MASTER フェーダーとして 使 用 します。<br />

その 他 のモードでは、マニュアル 操 作 時 PRESET A グループの 全 体 の DMX 出 力<br />

を 調 節 します。<br />

25. BLIND :チェースを 再 生 時 に、 選 択 されたチャンネルをチェースから 切 り 離 します。<br />

1-24 SINGLE モード 時 において BLIND ボタンを 押 しながらチャンネルのフラッシュ<br />

ボタンをおすと、 選 択 されたチャンネルはマニュアル 操 作 のみ 有 効 となり、チェース 信 号 を<br />

受 け 付 けなくなります。<br />

26. HOME :BLIND 機 能 を 使 い、チェースから 切 り 離 したチャンネルを、 再 びチェースの 制 御<br />

下 に 戻 す 場 合 に 使 用 します。<br />

HOMEボタンを 押 しながらチェースコントロールに 戻 したいチャンネルの<br />

フラッシュボタンを 押 して 下 さい。<br />

27. MASTER フェーダー B :A DOUBLE/PRESET B モードでは PRESET B グループ 全 体 の DMX 出 力 を<br />

調 節 します。CHASE/<strong>SCENE</strong> モードでは、シーン 及 びチェース 全 体 の DMX 出 力<br />

を 調 整 します。1-24 SINGLE / PRESET PARK モードでは 使 用 しません。<br />

28. TAP SYNC :SPEED TIME の 設 定 に 使 用 します。このボタンを 2 回 押 すと、1 回 めと2 回 目 の<br />

ボタンを 押 した 間 隔 で SPEED TIME を 設 定 できます。<br />

29. FADE :FADE TIME を 調 節 する 際 に 使 用 します。<br />

30. FULL-ON :このボタンを 押 している 間 は 全 てのフェーダーの 設 定 やチェース 等 のプログラム<br />

に 関 係 なく、 全 チャンネル 最 大 DMX 出 力 されます。<br />

31. SPEED :チェースのスピードを 調 節 する 際 に 使 用 します。<br />

32. BLACK OUT :マニュアル 操 作 時 において 各 フェーダーの 設 定 値 に 関 係 なく DMX 信 号 出 力 を 0 に<br />

します。チェースやシーンはそのまま 再 生 されます。 解 除 するには BLACK OUT<br />

ボタンを 再 度 押 して 下 さい。<br />

9


リアパネル<br />

33. DC 入 力 :DC 12V-20V / 500mA に 対 応 しています。<br />

34. MIDI THRU :MIDI を 介 して、 様 々なコントロールや <strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> 内 にメモリーされた<br />

データのバックアップ、ダウンロード 等 を 行 う 際 に 使 用 します。<br />

35. MIDI OUT :MIDI を 介 して、 様 々なコントロールや <strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> 内 にメモリーされた<br />

データのバックアップ、ダウンロード 等 を 行 う 際 に 使 用 します。<br />

36. MIDI IN :MIDI を 介 して、 様 々なコントロールや <strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> 内 にメモリーされた<br />

データのバックアップ、ダウンロード 等 を 行 う 際 に 使 用 します。<br />

37. DMX 出 力 ※ :DMX 信 号 を 出 力 します。XLR メスのコネクターがついています。<br />

38. 極 性 切 り 替 えスイッチ :DMX 信 号 出 力 の 極 性 を-2/+3 もしくは+2/-3 に 切 り 替 えることができます。<br />

39. AUDIO 入 力 : AUDIO チェースモード 時 の 音 声 を 入 力 します。RCA ピン 入 力 。<br />

40. REMOTE コントロール 入 力 :フットスイッチ 等 を 使 い、FULL ON / BLACK OUT をコントロールすること<br />

ができます。TRS フォン 入 出 力 。<br />

※DMX の 接 続 方 法 につきましては、『DMX 対 応 機 器 の 基 本 的 な 接 続 方 法 』(P4)を 参 照 して<br />

下 さい。<br />

10


まずはリアルタイムでコントロール<br />

この 章 では、アナログ 卓 の 様 にフェーダーを 使 いリアルタイムで 照 明 機 器 をコントロールする 方 法 を 説 明 します。<br />

調 光 ユニット(ディマー) / パーライトを 使 用 する 場 合 、MASTER A のフェーダーを 使 って 全 体 の DMX 出 力 を 調 整 するこ<br />

とが 可 能 です。その 他 のインテリジェント・スキャナー 等 を 接 続 する 場 合 は、 必 ず MASTER A を 最 大 にして 使 用 して 下 さい。<br />

( 注 :1)<br />

24chDMX コントローラーとして 使 用 する 場 合<br />

STEP1<br />

まず、モードセレクトボタンを 押 し 1-24SINGLE / PRESET PARK を 選 択 します( 図 1 参 照 )。 緑 の LED が 点 灯 している<br />

ことを 確 認 してください。このモードでは <strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> を 24 チャンネルの DMX コントローラーとして 使 用 すること<br />

ができます( 注 :2)。その 時 BLACK OUT が 点 滅 していないことを 確 認 してください。 点 滅 している 場 合 は、BLACK OUT ボ<br />

タンを 押 し 解 除 してください。<br />

STEP2<br />

動 作 をわかりやすくする 為 、MASTER A のフェーダーを 最 大 に、FADE のフェーダーを 最 速 ( 一 番 上 )にして 下 さい。<br />

注 1:MASTER A フェーダーが 最 大 になっていない 場 合 、チャンネルフェーダーを 最 大 まであげても DMX 値 は 最 大 出 力 さ<br />

れません。 例 えば 各 チャンネルの DMX 出 力 を 最 大 の 255(100%)にしても、MASTER A の 出 力 値 が 128(50%)の 場 合 、<br />

実 際 の 出 力 値 は 128(50%)になってしまいスキャナー 等 の 制 御 が 難 しくなります。<br />

図 1<br />

注 2:<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> の 1~24 のチャンネルは 全 て 固 定 チャンネルとなり、チャンネルの 入 れ 替 え(パッチ) 機 能 等 はありま<br />

せん。また CHNS / <strong>SCENE</strong>S( 赤 の LED) 及 び A DOUBLE / PRESET B( 黄 色 の LED)モード 時 も、1~12 チャンネルは、<br />

1-24SINGLE / PRESET PARK と 同 じようにコントロール 可 能 です。また 1-24SINGLE モード 時 には MASTER B,<br />

SPEED、 AUDIO LEVEL のフェーダーは 使 用 しません。<br />

STEP3<br />

各 チャンネルのフェーダーを 操 作 することにより、DMX 信 号 が 出 力 されます。 各 チャンネルの 操 作 とあわせてフェーダー<br />

上 部 にある LED が 反 応 していることを 確 認 して 下 さい。<br />

<br />

STEP4<br />

次 に FADE のフェーダーを 任 意 の 場 所 に 設 定 し、チャンネルフェーダーを 操 作 してみてください。FADE で 設 定 された 時<br />

間 に 応 じて、 各 チャンネルの LED 及 び 接 続 された 照 明 機 器 のスピードが 可 変 します。この 様 に FADE を 使 って 照 明 機 器 の<br />

点 灯 や 動 作 のスピードをゆっくりとした 動 きに 設 定 することができます。<br />

11


ちょっと 特 殊 な 使 い 方<br />

DOUBLE モードについて<br />

このセクションではリアルタイムコントロール 時 における DOUBLE モードについて 解 説 します。DOUBLE モードは、 上<br />

段 の 1~12 チャンネルを 大 きなグループ A、 下 段 の 13~24 チャンネルを 大 きなグループ B として 考 えます。グループ B のチ<br />

ャンネルの 表 記 は 13~24 になっていますが、このモードではもうひとつの 1~12 チャンネルとして 使 用 します。 簡 単 な 考 え<br />

方 としては A グループが 1~12 チャンネル、B グループも 1~12( 表 記 は 13~24)チャンネルとなり、2 台 の 同 じ DMX 信 号 を<br />

コントロールするまったく 同 一 の 12 チャンネルコントローラーを 一 緒 に 使 用 できるような 形 になります。これは 同 一 の 12<br />

チャンネルコントローラーが2 台 使 用 できるモードですので、12ch×2、 合 計 24 フェーダー 装 備 されていても 実 際 は 12 チ<br />

ャンネル 分 の DMX コントロールしか 使 用 できません。このダブルモードはフェーダーを 2 セット 分 に 分 けて 瞬 時 に 任 意 の<br />

シーンを 入 れ 替 えて 操 作 したい 場 合 に 活 用 できます。<br />

チュートリアル<br />

STEP1<br />

まず、モードセレクトボタンを 押 し A DOUBLE / PRESET B を 選 択 します( 図 2 参 照 )。 黄 色 の LED が 点 灯 していること<br />

を 確 認 してください。このモードでは <strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> を 12 チャンネル 分 の DMX コントローラーが2 台 有 るのと 同 様 に<br />

使 用 することができます。その 時 BLACK OUT が 点 滅 していないことを 確 認 してください。 点 滅 している 場 合 は、BLACK<br />

OUT ボタンを 押 し 解 除 してください。<br />

STEP2<br />

MASTER A と FADE のフェーダーを 最 大 、MASTER B を 最 小 にして 下 さい。MASTER B は 目 盛 りが 上 下 逆 についてい<br />

ますので、フェーダーが 一 番 上 に 設 定 されている 状 態 が 0、すなわち 最 小 となり、ここではフェーダーが 全 てあげられること<br />

になります。このモードの 場 合 は SPEED, AUDIO LEVEL のフェーダーは 使 用 しません。<br />

図 2<br />

12


STEP3<br />

A グループの 奇 数 チャンネル(1,3,5,7,9,11)のフェーダーを 最 大 に、B グループの 偶 数 チャンネル(14,16,18,20,22,24)を 最 大<br />

に 設 定 してください( 図 3 参 照 )。このとき 13~24 チャンネルの LED は 点 灯 しません。<br />

図 3<br />

STEP4<br />

MASTER A、MASTER B のフェーダーを 同 時 に 下 げてください( 図 4 参 照 )。(MASTER A を 0 に、MASTER B を 10 に<br />

して 下 さい。)<br />

図 4<br />

そうすると、1~12 チャンネル 上 部 にある DMX 信 号 の 出 力 状 態 を 表 す LED が A グループの 1~12 のフェーダーの 状 態 か<br />

ら、B グループの 1~12( 表 記 は 13~24)のフェーダーの 状 態 に 瞬 時 にまとめて 変 わったのが 確 認 できると 思 います。リアル<br />

タイムで 複 数 のフェーダーを 瞬 間 的 に 入 れ 替 えるのは 難 しい 為 、DOUBLE モードを 活 用 することにより 事 前 にフェーダーの<br />

設 定 を 確 認 し、 瞬 間 的 に 入 れ 替 えることが 可 能 になります。<br />

13


メモリー 機 能 (プログラマブル・シーン)を 使 ったコントロール<br />

この 章 では、<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> のメモリー 機 能 を 使 う 為 の 操 作 方 法 を 解 説 します。また <strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> に 保 存 するこ<br />

とができるシーンの 設 定 は、 各 チャンネルの DMX 値 及 び MASETR A の DMX 値 によって 構 成 されます。また 連 続 シーン<br />

では SPEED の 設 定 も 可 能 になります。<br />

シーンを 作 ってみよう!<br />

このセクションでは、シーンの 作 り 方 を 解 説 します。<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> でのシーンはチャンネルフェーダー 及 び MASTER<br />

A フェーダーの 設 定 値 を 記 録 することをさします。この 時 MASTER B、FADE、SPEED 及 び AUDIO の 設 定 値 は 記 録 され<br />

ません。<br />

STEP1<br />

まずプログラムを 記 憶 させるため RECORD モードに 入 ります( 図 5 参 照 )。RECORD モードに 入 るには、RECORD ボタ<br />

ンを 押 しながら PRESET A の 各 チャンネルの 下 にあるフラッシュボタンを 1ch、5ch、6ch、8ch の 順 番 で 押 し、その 後<br />

RECORD ボタンを 離 します。そうすると RECORD ボタンの 上 にある 赤 い LED が 点 灯 し、RECORD モードに 入 ったこと<br />

を 確 認 できます。<br />

図 5<br />

STEP2<br />

1~24 チャンネルをすべて 独 立 コントロールするために、MODE SELECT ボタンを 押 し、1-24SINGLE を 選 択 します( 図 6<br />

参 照 )。 右 側 の 緑 の LED が 点 灯 していることを 確 認 してください。(その 際 BLACK OUT が 点 滅 していないことを 確 認 して<br />

ください。 点 滅 している 場 合 は、BLACK OUT ボタンを 押 し 解 除 してください)。<br />

STEP3<br />

MASTER A のフェーダー( 左 側 )を 最 大 にして 下 さい。また FADE のフェーダーも 動 作 をわかりやすくするため 最 速 ( 一 番<br />

上 )にして 下 さい。<br />

14


図 6<br />

STEP4<br />

チャンネルフェーダーを 自 由 に 設 定 してください。 設 定 し 終 わりましたら、RECORD ボタンを 押 してください。LCD デ<br />

ィスプレイにと 表 示 され、LCD ディスプレイの 左 となりにある LED が、REC STEP の 右 横 で 点 灯 します( 図 7 参 照 )。<br />

この 状 態 で、<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> に 一 時 的 に 状 態 がメモリーされます( 注 :1)。 事 前 に 何 らかの 設 定 が 既 に 保 存 されている 場 合 は<br />

ディスプレイにその 保 存 数 の 次 の 数 字 が 表 示 されます。またこの 時 点 では、あくまで 一 時 的 な 保 存 になりますので、シーン<br />

を 呼 び 出 すことはできません。 一 時 メモリーを 削 除 したい 場 合 は、 一 時 メモリーの 削 除 方 法 (P.33)を 参 照 してください。<br />

図 7<br />

注 1: 途 中 で 電 源 を 切 っても、メモリーは 一 時 保 存 されたまま 残 ります。<br />

15


STEP5<br />

一 時 的 にメモリーされた 設 定 をシーンとして 使 用 できるようにする 為 には、 正 式 に 保 存 する 必 要 が 有 ります。まずそれら<br />

のメモリーを 保 存 したい PAGE を 選 択 します( 図 8 参 照 )。PAGE は 1~4 まで 有 り、 各 PAGE には 1~12 までプログラマブル<br />

シーンを 保 存 することができます。そして 12×4 ページで 合 計 で 48 シーン( 連 続 シーンも 含 む)まで 記 録 させることができま<br />

す。PAGE を 選 択 し 終 えましたら、 一 時 的 にメモリーされたシーンを 割 り 当 てたい 下 段 のフラッシュボタン 選 択 します。こ<br />

の 時 13~24 チャンネルのフラッシュボタンを 使 用 します。1~12 チャンネルのフラッシュボタンはシーンの 保 存 には 使 えま<br />

せんのでご 注 意 ください。RECORD ボタンを 押 しながら 一 時 的 にメモリーされたシーンを 割 り 当 てたい 下 段 のフラッシュボ<br />

タンを 選 んで 押 します。その 後 2つのボタンから 同 時 に 指 を 離 してください。<br />

1~4 の PAGE を 選 択 します。<br />

図 8<br />

STEP6<br />

一 時 メモリーが 保 存 されると PRESET A、PRESET B 及 び <strong>SCENE</strong>S にある LED が 一 瞬 点 滅 し、LCD ディスプレイの 数<br />

値 がに 戻 ります。この 時 点 でシーンが 任 意 のチャンネルに 保 存 されます。すでにプログラムされたシーンが 入 ってい<br />

る 場 合 、LED は 点 滅 せず REC STEP は 0 に 戻 りません。また 保 存 された 時 点 で、 一 時 メモリーは 削 除 されます。<br />

STEP7<br />

RECORD モードを 解 除 します。RECORD ボタンを 押 しながら REC EXIT ボタンを 押 してください。RECORD ボタンの<br />

上 にある 赤 い LED が 消 え RECORD モードが 解 除 されたことが 確 認 できます。<br />

16


シーンを 呼 び 出 してみよう!<br />

このセクションでは、 保 存 されたシーンの 呼 び 出 し( 再 生 ) 方 法 を 解 説 します。 調 光 ユニット(ディマー) / パーライトを 使<br />

用 してシーンを 呼 び 出 しする 際 、MASTER B のフェーダーを 使 って 全 体 の DMX 出 力 を 調 整 が 可 能 です。その 他 のインテリ<br />

ジェント・スキャナー 等 を 接 続 する 場 合 は、 必 ず MASTER B を 最 大 にして 使 用 して 下 さい。( 注 :1)<br />

STEP1<br />

MODE SELECT ボタンを 使 い、CHASE / <strong>SCENE</strong>S を 選 択 します( 図 9 参 照 )。 赤 色 の LED が 点 灯 していることを 確 認 し<br />

てください。<br />

STEP2<br />

保 存 されたシーンの 確 認 をわかりやすくする 為 、MASTER B フェーダーを 最 大 ( 一 番 下 )に、FADE を 最 速 ( 一 番 上 )に 設 定<br />

してください。<br />

図 9<br />

STEP3<br />

シーンが 保 存 されている PAGE を PAGE ボタンを 使 って 選 択 し、シーンがメモリーされているチャンネルのフェーダーを<br />

あげてみてください。(シーンの 呼 び 出 しはフラッシュボタンでも 可 能 です)<strong>SCENE</strong>S の 枠 内 にある 黄 色 の LED が 点 灯 し、メ<br />

モリーされたシーンが 呼 び 出 されていることを 確 認 できます。パーライト 等 をコントロールする 場 合 は、MASTER B フェー<br />

ダーを 使 って 全 体 の 明 るさをコントロールできます。<br />

注 1: 呼 び 出 したいシーンのチャンネルフェーダー 及 び MASTER B フェーダーが 最 大 になっていない 場 合 、シーンを 呼 び 出<br />

してもメモリーした DMX 値 が 出 力 されません。 例 えば 各 チャンネルの DMX 出 力 を 最 大 の 255(100%)でメモリーしても、<br />

呼 び 出 したシーン 及 び MASTER B の 出 力 値 が 128(50%)の 場 合 、 実 際 の 出 力 値 は 128(50%)になってしまいスキャナー 等 は<br />

シーンをメモリーした 状 態 とは 違 った 動 きをしてしまいます。<br />

17


チェース( 連 続 シーン)をプログラムしてみよう!<br />

このセクションではチェースのプログラム 方 法 を 解 説 します。<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> でのチェースはチャンネルフェーダー 及<br />

び MASTER A フェーダーの 値 を 記 録 することを 意 味 します。この 時 、MASTER B、FADE、SPEED 及 び AUDIO の 設 定 値<br />

は 記 録 されませんが、SPEED の 設 定 を 編 集 モードであとから 追 加 保 存 することもできます。<br />

STEP1<br />

まずプログラムを 記 憶 させるため RECORD モードに 入 ります( 図 10 参 照 )。RECORD モードに 入 るには、RECORD ボタ<br />

ンを 押 しながら PRESET A の 各 チャンネルの 下 にあるフラッシュボタンを 1ch、5ch、6ch、8ch の 順 番 で 押 し、その 後<br />

RECORD ボタンを 離 します。そうすると RECORD ボタンの 上 にある 赤 い LED が 点 灯 し、RECORD モードに 入 ったこと<br />

を 確 認 できます。<br />

図 10<br />

STEP2<br />

1~24 チャンネルをすべて 独 立 してコントロールするために、MODE SELECT ボタンを 押 し、1-24SINGLE を 選 択 します<br />

( 図 11 参 照 )。 右 側 の 緑 の LED が 点 灯 していることを 確 認 してください。(その 際 BLACK OUT が 点 滅 していないことを 確<br />

認 してください。 点 滅 している 場 合 は、BLACK OUT ボタンを 押 し 解 除 してください)。<br />

STEP3<br />

MASTER A のフェーダー( 左 側 )を 最 大 にして 下 さい。また FADE のフェーダーも 動 作 をわかりやすくするため 最 速 ( 一 番 上 )<br />

にして 下 さい。<br />

18


図 11<br />

STEP4<br />

チャンネルフェーダーを 自 由 に 好 みの 位 置 に 設 定 してください。 設 定 し 終 わりましたら RECORD ボタンを 押 してくださ<br />

い。LCD ディスプレイにと 表 示 され、LCD ディスプレイの 左 となりにある、LED が REC STEP の 項 目 で 点 灯 しま<br />

す( 図 12 参 照 )。この 状 態 で、<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> に 一 時 的 に 状 態 がメモリーされます( 注 :1)。 事 前 に 何 らかの 設 定 が 保 存 され<br />

ている 場 合 はディスプレイにそれまでに 保 存 した 数 の 次 の 数 字 が 表 示 されます。 一 時 メモリーを 削 除 したい 場 合 は、 一 時 メ<br />

モリーの 削 除 方 法 (P.31)を 参 照 してください。<br />

図 12<br />

注 1: 途 中 で 電 源 を 切 っても、メモリーは 一 時 保 存 されたまま 残 ります。<br />

19


STEP5<br />

STEP4 の 動 作 を 繰 り 返 し 行 ってください。LCD ディスプレイに 表 示 される REC STEP の 数 値 が 001→002→003 とだん<br />

だんステップアップしていきます。 最 大 999 ステップまで 記 録 できます。またこの 時 点 では、あくまで 一 時 的 な 保 存 になり<br />

ますので、チェースを 呼 び 出 すことはできません。<br />

STEP6<br />

一 時 的 にメモリーされた 設 定 をチェースとして 使 用 できるように 正 式 に 保 存 するためには、まずそれらのメモリーを 保 存<br />

したい PAGE を 選 択 します( 図 13 参 照 )。PAGE は 1~4 まで 有 り、 各 PAGE には 1~12 までプログラマブル・シーンを 保 存 す<br />

ることができます。そして 12×4 ページ、 合 計 で 48 チェース(シーンも 含 む) 記 録 させることができます。PAGE を 選 択 し 終<br />

えましたら、 一 時 的 にメモリーされたシーンを 割 り 当 てたい 下 段 のフラッシュボタンを 選 択 します。この 時 13~24 チャンネ<br />

ルのフラッシュボタンを 使 用 します。1~12 チャンネルのフラッシュボタンはチェースの 保 存 には 使 えませんのでご 注 意 くだ<br />

さい。RECORD ボタンを 押 しながら 一 時 的 にメモリーされたチェースを 割 り 当 てたい 下 段 のフラッシュボタンを 選 んで 押 し<br />

ます。その 後 2つのボタンから 同 時 に 指 を 離 してください。<br />

1~4 の PAGE を 選 択 します。<br />

図 13<br />

STEP7<br />

記 録 されると PRESET A、PRESET B 及 び <strong>SCENE</strong>S にある LED が 一 瞬 点 滅 し、LCD ディスプレイの 数 値 がに<br />

戻 ります。この 時 点 でチェースが 任 意 のチャンネルに 保 存 されます。すでにプログラムされたチェースもしくシーンが 入 っ<br />

ている 場 合 、LED は 点 滅 せず REC STEP は 0 に 戻 りません。また 保 存 された 時 点 で、 一 時 メモリーは 削 除 されます。<br />

STEP8<br />

RECORD モードを 解 除 します。RECORD ボタンを 押 しながら REC EXIT ボタンを 押 してください。RECORD<br />

ボタンの 上 にある 赤 い LED が 消 え RECORD モードが 解 除 されたことが 確 認 できます。<br />

20


チェースを 呼 び 出 し( 再 生 )てみよう!<br />

このセクションではチェースを 再 生 する 方 法 を 解 説 します。 調 光 ユニット(ディマー) / パーライトを 使 用 する 場 合 、<br />

MASTER B のフェーダーを 使 って 全 体 の DMX 出 力 を 調 整 が 可 能 です。その 他 のインテリジェントスキャナー 等 を 接 続 する<br />

場 合 は、 必 ず MASTER A を 最 大 にして 使 用 して 下 さい。( 注 :1)<br />

STEP1<br />

MODE SELECT ボタンを 使 い、CHASE / <strong>SCENE</strong>S を 選 択 します( 図 14 参 照 )。 赤 色 の LED が 点 灯 していることを 確 認 し<br />

てください。<br />

STEP2<br />

保 存 されたチェースの 状 態 をわかりやすくする 為 、MASTER B フェーダーを 最 大 ( 一 番 下 )に、FADE を 最 速 ( 一 番 上 )に 設<br />

定 してください。<br />

図 14<br />

STEP3<br />

チェースが 保 存 されている PAGE を PAGE ボタンを 使 って 選 択 し、チェースがメモリーされているチャンネルのフェーダ<br />

ーをあげてみてください(チェースの 呼 び 出 しはフラッシュボタンでも 可 能 ですが、フラッシュボタンを 押 している 間 のみチ<br />

ェースが 呼 び 出 されます)。<strong>SCENE</strong>S の 枠 内 にある 黄 色 の LED が 点 灯 し、メモリーされたチェースが 呼 び 出 されていること<br />

を 確 認 できます。パーライト 等 をコントロールする 場 合 は、チャンネルフェーダー 及 び MASTER B フェーダーを 使 って 全<br />

体 の 明 るさをコントロールできます。<br />

注 1: 呼 び 出 したいシーンのチャンネルフェーダー 及 び MASTER B フェーダーが 最 大 になっていない 場 合 、シーンを 呼 び 出<br />

してもメモリーした DMX 値 が 出 力 されません。 例 えば 各 チャンネルの DMX 出 力 を 最 大 の 255(100%)でメモリーしても、<br />

呼 び 出 したシーン 及 び MASTER B の 出 力 値 が 128(50%)の 場 合 、 実 際 の 出 力 値 は 128(50%)になってしまいスキャナー 等 は<br />

シーンをメモリーした 状 態 とは 違 った 動 きをしてしまいます。<br />

21


STEP4<br />

チェースのスピードを 設 定 します。スピードの 設 定 方 法 は、TAP SYNC ボタンを 使 用 する 方 法 、SPEED フェーダーを 使<br />

用 する 方 法 、AUDIO 機 能 を 使 用 する 方 法 に 分 かれます。<br />

―TAP SYNC ボタンを 使 用 する 場 合 ―<br />

1TAP SYNC ボタンを 2 回 押 します( 図 15 参 照 )。1 回 目 を 押 してから 2 回 目 を 押 すまでの 時 間 でチェーススピードを 設 定 し<br />

ます。 変 更 するには 再 度 TAP SYNC ボタンを 2 回 押 してください。<br />

図 15<br />

TAP SYNC で SPEED が 設 定 されると SPEED TIME の LED が 点 灯 し LCD ディスプレイに 設 定 値 が 表 示 されます。また<br />

TAP SYNC ボタンを 使 いチェースのスピードを 設 定 しても、SPEED フェーダーを 動 かすと SPEED フェーダーの 設 定 値 に<br />

更 新 されます。<br />

―SPEED フェーダーを 使 用 する 場 合 ―<br />

1スピードフェーダーを 使 用 して、チェースのスピードを 設 定 します。SPEED フェーダーを 設 定 すると SPEED TIME の<br />

LED が 点 灯 し 設 定 値 が LCD ディスプレイに 表 示 されます。<br />

出 荷 時 の SPEED の 設 定 は 0.1 秒 ~5 分 に 設 定 されています。 最 大 値 を 10 分 に 切 り 替 えるには RECORD ボタンを 押 しな<br />

がら、10 チャンネルのフラッシュボタンを 3 回 押 してください( 図 16 参 照 )。また 5 分 に 戻 すには RECORD ボタンを 押 しな<br />

がら 5 チャンネルのフラッシュボタンを 3 回 押 してください。 設 定 の 状 態 は SPEED フェーダーの 上 にある 黄 色 の LED で 確<br />

認 が 取 れます。<br />

RECORD ボタンを 押 しながら 10 チャンネルのフラッシュボタンを 3 回 押 してください。<br />

22<br />

図 16


2スピードフェーダーを 一 番 下 (SHOW MODE)まで 下 げると、LCD ディスプレイに Sho と 表 示 され SHOW モードに 入 りま<br />

す( 図 17)。この SHOW モードではチェースの 進 行 をマニュアルで 操 作 できる 様 になり、STEP ボタンを 押 すたびにチェース<br />

が 1 ステップづつ 進 行 します。<br />

図 17<br />

STEP5<br />

フェードタイムを 設 定 します。フェードタイムの 設 定 は FADE フェーダーを 使 用 し、0 秒 (INSTANT)~10 分 まで 選 択 でき<br />

ます。FADE フェーダーを 動 かすと、FADE TIME の LED が 点 灯 し、 設 定 値 が LCD ディスプレイに 表 示 されます( 図 18)。<br />

図 18<br />

―AUDIO 機 能 を 使 用 する 場 合 ―<br />

1AUDIO ボタンを 押 すと、ボタン 上 部 にある 緑 色 の LED が<br />

点 灯 し AUDIO チェースモードに 入 ったことを 確 認 できま<br />

す。<br />

2AUDIO フェーダーを 使 い、 音 声 入 力 の 感 度 を 調 整 して 下<br />

さい。AUDIO フェーダーの 設 定 値 を 大 きくすればするほど、<br />

小 さな 音 にも 反 応 してチェースが 進 む 様 になります。<br />

23


チェースに SPEED TIME を 保 存 するには<br />

このセクションでは 保 存 されたチェースにスピードのデータを 追 加 保 存 する 方 法 を 解 説 します。 通 常 チェースのスピード<br />

設 定 には SPEED フェーダーや TAP SYNC ボタンを 使 用 しますが、REC SPEED ボタンを 使 用 して 各 チェースにスピードの<br />

設 定 を 付 加 して 保 存 することもできます。<br />

STEP1<br />

MODE SELECT ボタンを 使 い、CHASE / <strong>SCENE</strong>S を 選 択 します。 赤 色 の LED が 点 灯 していることを 確 認 してください。<br />

また、PARK ボタンで MIX CHASE( 黄 色 LED)をセレクトします。<br />

STEP2<br />

スピードの 設 定 を 追 加 保 存 したいチェースの PRESET B のフェーダーを 上 げ、SPEED フェーダーを 使 って 保 存 したいス<br />

ピードを 設 定 して 下 さい。<br />

STEP3<br />

REC SPEED ボタンを 押 しながら、スピードの 設 定 を 追 加 したい PRESET B(1~12)のチェースが 保 存 されているフラッシ<br />

ュボタンを 押 して 下 さい( 図 19 参 照 )。<br />

図 19<br />

STEP4<br />

スピードの 設 定 がチェースに 保 存 されると、PRESET A、PRESET B 及 び <strong>SCENE</strong>S にある LED が 一 瞬 点 滅 し、スピー<br />

ドの 設 定 が 完 了 したことが 確 認 できます。<br />

スピードの 設 定 を 解 除 するには<br />

スピードの 設 定 を 解 除 するには、 解 除 したい PRESET B のフェーダーを 上 げ SPEED フェーダーを SHOW MODE( 一 番<br />

下 )に 設 定 し、STEP3 の 動 作 を 行 ってください。スピードの 設 定 がチェースから 解 除 されると、PRESET A、PRESET B 及<br />

び <strong>SCENE</strong>S にある LED が 一 瞬 点 滅 し、スピードの 設 定 が 解 除 されたことが 確 認 できます。<br />

24


SINGLE CHASE と MIX CHASE について<br />

このセクションでは SINGLE CHASE と MIXCHASE について 解 説 します。<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> にはチェースの 呼 び 出 し 方<br />

法 として、SINGLE CHASE と MIX CHASE の2 種 類 があり、それらの 設 定 の 切 り 替 えは、CHNS / <strong>SCENE</strong>S モード 時 に<br />

PARK ボタンで 切 り 替 えが 可 能 です( 図 20)。<br />

図 20<br />

―SINGLE CHASE―<br />

SINGLE CHASE モードではチェースが1つづつ 再 生 されます。1 つしか 再 生 するチェースが 呼 び 出 されていない 場 合 、<br />

チェースはループして 同 じチェースを 再 生 し 続 けます。 複 数 のチェース/シーンを 再 生 する 場 合 、まずチェースが 保 存 された<br />

複 数 の 下 段 フェーダーを 上 げます。すると 一 番 最 初 に 呼 び 出 されたチェースがまず 再 生 され、そのチェースが 終 わり 次 第 、<br />

次 のチェースが 再 生 されます。チェースは PAGE<strong>SCENE</strong>1 から 順 に <strong>SCENE</strong>12、 次 に PAGE<strong>SCENE</strong>1 から 12、そし<br />

て 次 の PAGEという 順 番 で 保 存 されています。 最 初 のチェースを 呼 び 出 した 後 は、そのチェースに 一 番 近 い 次 の 順 番 のチ<br />

ェースが 再 生 されます。<br />

例 として、PAGEの <strong>SCENE</strong>5( 以 後 1-5 とします)、PAGEの <strong>SCENE</strong>9(2-9)、PAGEの <strong>SCENE</strong>4(2-4)、PAGE<br />

の <strong>SCENE</strong>1(1-1)の 順 でフェーダーを 一 斉 に 上 げた 場 合 、チェースは<br />

1-5→2-4→2-9→1-1→1-5→…<br />

という 様 に、1つのチェースが 終 わり 次 第 、 次 のチェースへと 切 り 替 わりループされます。 途 中 で 他 のチェースを 呼 び 出 し<br />

た 場 合 、 割 り 込 みはされず、 順 番 がくるまでそのチェースは 待 機 されます。<br />

またSINGLE CHASE モードでは、 複 数 のシーンを 呼 び 出 すことにより1つのチェースとして 再 生 することが 可 能 となり<br />

ます。<br />

―MIX CHASE―<br />

MIX CHASE モードでは、 複 数 のチェース/シーンを 同 時 に 再 生 することが 可 能 です。これらの 複 数 のチェース/シーンを 再<br />

生 した( 下 段 のフェーダーを 複 数 上 げた) 時 、チェースデータの 中 に 重 複 したチャンネルが 存 在 する 場 合 、より 数 値 の 大 きい<br />

DMX 値 を 持 つチャンネルデータが 優 先 されます。<br />

例 として、1 つのチェース(チェースフェーダー1)に 50 の DMX 値 を、もう1つのチェースは(チェースフェーダー2)100 の<br />

DMX 値 を 同 時 に 出 力 しようとした 場 合 、チャンネル 1 は DMX 信 号 を 100 出 力 します。<br />

25


EDIT( 編 集 )モードについて<br />

この 章 では <strong>SCENE</strong> や CHASE の 編 集 方 法 を 解 説 します。シーン 単 体 は 別 名 ステップとも 呼 ばれ、 個 々のシーンステップ<br />

が 集 まってチェースを 校 正 しています。それ 故 この 編 集 モードで 使 われているステップという 言 葉 は 個 々のチェースやシー<br />

ンに 対 して 編 集 するシーンの 個 所 を 指 します。すでに 保 存 された CHASE の 中 に 動 きを 追 加 したいときや、 削 除 したいとき<br />

等 は 編 集 モードを 使 用 します。<br />

まず 編 集 モードに 入 るには<br />

STEP1<br />

まずRECORD モードに 入 ります( 図 21 参 照 )。RECORD モードに 入 るには、RECORD ボタンを 押 しながら PRESET A<br />

の 各 チャンネルの 下 にあるフラッシュボタンを 1ch、5ch、6ch、8ch の 順 番 で 押 し、その 後 RECORD ボタンを 離 します。そ<br />

うすると RECORD ボタンの 上 にある 赤 い LED が 点 灯 し、RECORD モードに 入 ったことを 確 認 できます。<br />

図 21<br />

STEP2<br />

MODE SELECT ボタンを 使 い、CHASE / <strong>SCENE</strong>S を 選 択 します( 図 22 参 照 )。 赤 色 の LED が 点 灯 していることを 確 認 し<br />

てください。<br />

STEP3<br />

すでに 保 存 されているチェース(シーン)の 状 態 をわかりやすくする 為 、MASTER B フェーダーを 最 大 ( 一 番 下 )に、FADE<br />

を 最 速 ( 一 番 上 )に 設 定 してください。<br />

26


図 22<br />

STEP4<br />

編 集 モードに 入 るには EDIT ボタンを 押 しながら 編 集 したいチェースのフラッシュボタンを 押 します( 図 23 参 照 )。このと<br />

きチェースが 保 存 されたフェーダーが 上 がっていないことを 確 認 してください。また PRESET B のフェーダーが 全 て 下 がっ<br />

ていることを 確 認 して 下 さい。 編 集 モードに 入 ると、 選 択 されたチェースの <strong>SCENE</strong>S LED が 点 灯 し、 編 集 モードに 入 った<br />

ことを 確 認 できます。<br />

図 23<br />

27


ステップごとに 各 チャンネルの DMX 値 を 変 更 するには<br />

STEP1<br />

まず 編 集 モードに 入 っていることを 確 認 して 下 さい。 確 認 後 、 編 集 したいチェースのステップを STEP ボタンを 使 い 選 択<br />

します。<br />

STEP2<br />

選 択 されたステップの 内 容 を 変 更 するには、UP ボタンと DOWN ボタンを 使 用 します( 図 24 参 照 )。この MODE SELECT<br />

ボタンを 使 い CHASE / <strong>SCENE</strong> を 選 択 してください。UP または DOWN のボタンを 押 しながら、 設 定 を 変 更 したいチャン<br />

ネルのフラッシュボタンを 押 し 設 定 値 を 変 更 します。DIMMER の LED が 点 灯 し、LCD ディスプレイに 設 定 値 が 表 示 された<br />

ことを 確 認 して 下 さい。<br />

図 24<br />

注 意 :フェーダーを 使 用 した 場 合 も LCD ディスプレイの 設 定 値 は 変 わりますが、データは 更 新 されません。 設 定 の 更 新 には<br />

必 ず UP/DOWN ボタンを 使 用 して 下 さい。<br />

STEP3<br />

RECORD モードを 解 除 します。RECORD ボタンを 押 しながら REC EXIT ボタンを 押 してください。RECORD ボタンの<br />

上 にある 赤 い LED が 消 え RECORD モードが 解 除 されたことが 確 認 できます。また STEP2 で 編 集 されたデータは、リアル<br />

タイムで 更 新 されていますので、チェースの 保 存 作 業 を 行 う 必 要 はありません。<br />

28


チェースに 新 しいステップを 加 えるには<br />

STEP1<br />

まず 編 集 モード(P.28 参 照 )に 入 っていることを 確 認 して 下 さい。また 24 チャンネル 全 てをコントロールできるようにする<br />

為 、MODE SELECT ボタンを 使 い 1-24SINGLE / PRESET PARK を 選 択 してください。<br />

STEP2<br />

確 認 しやすいように MASTER A フェーダーを 最 大 にします。そしてチャンネルフェーダーを 自 由 に 設 定 してください。<br />

設 定 し 終 わりましたら、RECORD ボタンを 押 してください。LCD ディスプレイにと 表 示 され、LCD ディスプレイ<br />

の 左 となりにある、LED が REC STEP の 右 横 で 点 灯 します( 図 25 参 照 )。この 状 態 で、<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> に 一 時 的 に 状 態 が<br />

メモリーされます。 事 前 に 何 らかの 設 定 が 保 存 されている 場 合 はディスプレイにその 保 存 されている 数 の 次 の 数 字 が 表 示 さ<br />

れます。 一 時 メモリーを 削 除 したい 場 合 は、 一 時 メモリーの 削 除 方 法 (P.33)を 参 照 してください。また 編 集 モードに 入 る 前 に<br />

一 時 メモリーをしておくことや、 一 時 メモリーに 複 数 のステップを 保 存 し、まとめて 複 数 のステップを 追 加 することも 可 能<br />

です。<br />

( 図 25)<br />

STEP3<br />

MODE SELECT ボタンを 押 し CHASE/<strong>SCENE</strong> を 選 択 し 赤 色 の LED が 点 灯 していることを 確 認 して 下 さい。 追 加 したい<br />

ステップの 場 所 を STEP ボタンを 使 い 選 択 します。 追 加 されるステップは 選 択 された 場 所 の 前 に 挿 入 されるますので、よく<br />

確 認 をして 下 さい。<br />

STEP4<br />

追 加 する 場 所 の 選 択 が 完 了 しましたら INSERT ボタンをおすと、PRESET A、PRESET B 及 び <strong>SCENE</strong>S の LED が 点 滅<br />

し、ステップが 追 加 されたことを 確 認 できます。この 時 点 でデータは 上 書 き 保 存 されている 為 、チェースの 保 存 作 業 を 行 う<br />

必 要 はありません。<br />

29


STEP5<br />

編 集 モード(P.28 参 照 )を 解 除 するには、RECORD モードを 一 度 解 除 します。また STEP2 で 編 集 されたデータは、リアル<br />

タイムで 更 新 されていますので、チェースの 保 存 作 業 を 行 う 必 要 はありません。<br />

チェースのステップを 削 除 するには<br />

STEP1<br />

まず 編 集 モードに 入 っていることを 確 認 して 下 さい。 確 認 後 、 編 集 したいチェースのステップを STEP ボタンを 使 い 選 択<br />

します。<br />

STEP2<br />

削 除 したいステップを 選 択 しましたら、DELET ボタンを 押 してください。DELETE ボタンを 押 すと PRESET A、PRESET<br />

B 及 び <strong>SCENE</strong>S の LED が 点 滅 し、ステップが 削 除 されたことを 確 認 できます。<br />

STEP3<br />

編 集 モードを 解 除 するには、RECORD モードを 一 度 解 除 します。また STEP2 で 削 除 されたデータは、リアルタイムで 更 新<br />

されていますので、チェースの 保 存 作 業 を 行 う 必 要 はありません。<br />

30


その 他 の 編 集 機 能 について<br />

一 時 メモリーの 削 除 方 法<br />

STEP1<br />

RECORD モードになっていることを 確 認 して 下 さい。RECORD モードを 解 除 してしまった 場 合 は、 再 度 RECORD モー<br />

ドにしてください。RECORD モードに 入 る 方 法 は、P.15 の STEP1 を 参 照 してください。<br />

STEP2<br />

RECORD ボタンを 押 しながら、REC CLEAR ボタンを 押 してください( 図 26 参 照 )。 削 除 されると PRESET A、PRESET<br />

B 及 び <strong>SCENE</strong>S にある LED が 一 瞬 点 滅 し、LCD ディスプレイの REC STEP の 数 値 がに 戻 ります。<br />

( 図 26)<br />

保 存 されたシーンの 消 去 方 法<br />

STEP1<br />

RECORD モードになっていることを 確 認 して 下 さい。RECORD モードを 解 除 してしまった 場 合 は、 再 度 RECORD モー<br />

ドにしてください。RECORD モードに 入 る 方 法 は、P.15 の STEP1 を 参 照 してください。<br />

STEP2<br />

RECORD ボタンと DELETE ボタンを 押 しながら、 消 去 したいシーンが 保 存 されたチャンネルのフラッシュボタンを 押 し<br />

てください( 図 27 参 照 )。 消 去 されると PRESET A、PRESET B 及 び <strong>SCENE</strong>S にある LED が 一 瞬 点 滅 しシーンが 削 除 され<br />

たことを 知 らせます。またこのとき 一 時 メモリーがあると、 一 時 メモリーのデータも 削 除 され、LCD ディスプレイの REC<br />

STEP の 数 値 がに 戻 ります。<br />

図 27<br />

31


全 てのシーン 及 びチェースの 削 除 方 法<br />

STEP1<br />

RECORD モードになっていることを 確 認 して 下 さい。RECORD モードを 解 除 してしまった 場 合 は、 再 度 RECORD モー<br />

ドにしてください。RECORD モードに 入 る 方 法 は、P.15 の STEP1 を 参 照 してください。<br />

STEP2<br />

RECORD ボタンを 押 しながら、1ch、3ch、2ch、3ch の 順 でフラッシュボタンを 押 してください( 図 17 参 照 )。 全 てのデー<br />

タ-が 削 除 されると PRESET A、PRESET B 及 び <strong>SCENE</strong>S にある LED が 一 瞬 点 滅 し 全 てのシーンが 削 除 されたことを 知<br />

らせます。またこのとき 一 時 メモリーがあると、 一 時 メモリーのデータも 削 除 され、LCD ディスプレイの REC STEP の 数<br />

値 がに 戻 ります。<br />

MIDI によるコントロールとデータの 保 存<br />

<strong>SCENE</strong> <strong>SETTER</strong> 内 に 保 存 された 全 データは、MIDI エクスクルーシブ・データとして、MIDI シーケンサー 等 に 保 存 / 読 み<br />

込 みが 可 能 となります。 万 が 一 の 場 合 に 備 え、 定 期 的 にバックアップを 取 ることをお 勧 めします。また MIDI キーボードや<br />

MIDI シーケンサーの MIDI ノートナンバー 信 号 を 使 い、 直 接 MIDI でコントロールすることができます。 詳 細 は 下 記 の 表 を<br />

参 照 して 下 しさい。<br />

―MIDI チャンネル 対 応 表 ―<br />

ノートナンバー<br />

22-69 PROGGRAM MASTER<br />

70-93 CHANNEL DIMMER<br />

機 能<br />

シーン( 連 続 シーン)の 呼 び 出 しに 使 用 します。22~69 のノートナ<br />

ンバーは 1~48 のプログラマブル・シーンにそれぞれ 対 応 してい<br />

ます。<br />

各 チャンネルの DMX 出 力 に 対 応 します。MIDI 信 号 のベロシテ<br />

ィーに 応 じて DMX の 出 力 値 が 変 わります。<br />

94 FULL ON ボタンと 同 じ 機 能 を 持 ちます。<br />

95 DARK ボタンと 同 じ 機 能 を 持 ちます。<br />

96 HOLD ボタンと 同 じ 機 能 を 持 ちます。<br />

97 AUDIO CHASE モードに 切 り 替 わります。<br />

98 CHNS / <strong>SCENE</strong> モードに 切 り 替 わります。<br />

99 A DOUBL / PRESET B モードに 切 り 替 わります。<br />

100 1-24SINGLE / PRESET PARK モードに 切 り 替 わります。<br />

101 STEP ボタンと 同 じ 機 能 を 持 ちます。<br />

102 BLACK OUT ボタンと 同 じ 機 能 を 持 ちます。<br />

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製 品 仕 様<br />

電 源 入 力<br />

DMX 出 力<br />

MIDI<br />

使 用 ヒューズ<br />

本 体 寸 法<br />

重 量<br />

:DC12-20V 500mA<br />

:XLR メス<br />

:5pin スタンダード<br />

:0.5A / 250V 2cm<br />

:48W×27H×7.6D cm (6U)<br />

:5kg<br />

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