HMB1100

14. 操 作 レバーの 中 立 位 置 調 整
中 立 位 置
前 進
約 28°
作 業 は 必 ずエンジンを 停 止 し、 平 坦 な 場 所 で 行 ってください。
調 整 は、サイドブレーキを 解 除 して 行 ってください。
1) 中 立 レバー 取 付 板 の 2 本 のボルト・スプリングを 緩 め、 図 の 様 に 走 行 中 間 レバー
とレバー 取 付 金 が 平 行 になるように 締 付 けてください。
この 位 置 が 調 整 作 業 の 基 準 となります。
2)スプリングは 圧 縮 後 約 45mm になる 様 に 調 整 してください。
3) 操 作 レバーロッド M6 の 長 さを 調 節 して、トラニオンレバーの 角 度 を 調 節 し
ます。トラニオンレバーは、 下 側 が「 前 進 」、 上 側 が「 後 進 」です。
「 中 立 」は、ミッションに 対 して 直 角 方 向 の 位 置 です。
4)エンジンを 始 動 し、「 中 立 」 状 態 を 確 認 します。
この 時 、「 中 立 」 位 置 が 狂 っていると 機 械 が 動 きますので、エンジンは 低 回 転
から 徐 々に 高 回 転 にし、 確 認 作 業 を 行 ってください。
5)3)、4)の 作 業 を 繰 り 返 し 調 節 を 行 ってください。
6) 操 作 レバーロッド M8 の 長 さを 調 節 し、 操 作 レバーの 位 置 をパネルの「 中 立 」
位 置 (ステッカー)を 基 準 に 合 わせます。
7) 操 作 レバーを 前 進 側 へいっぱいに 傾 け、トラニオンレバーが 全 開 になるのと
危 険
同 時 にストッパーボルトが 効 くことを 確 認 してください。
8)6)、7)の 警 告 作 業 を 繰 り 返 し 調 節 を 行 ってください。
注 意
後 進
約 16°
ストッパーボルト
操 作 レバーロッドM8
レバー 取 付 金
5°
約 45mm
操 作 レバー
ストッパーボルト
スプリング
・ 操 作 レバーのストッパーボルトは、 出 荷 時 の 状 態 で 使 用 してください。
調 整 不 良 の 場 合 、 操 作 時 に 各 レバーに 負 荷 が 掛 かって 破 損 したり、 走 行 速 さの
設 定 が 狂 い 危 険 です。
走 行 中 間 レバー
平 行
中 立 レバー 取 付 板
〈ストッパーボルトの 調 整 〉
ストッパーボルトの 調 整 が 必 要 な 場 合 は、 初 めに 角 度 ゲージ 等 を 用 いて 操 作 レ
バーの「 中 立 」 位 置 を 後 傾 5 度 を 目 標 に 合 わせてください。
前 進 側 は、7)と 同 様 にストッパーボルトの 位 置 を 調 整 してください。
「 中 立 」 位 置 より 前 傾 約 28 度 の 位 置 となれば 正 常 です。
後 進 側 は、 操 作 レバーが「 中 立 」 位 置 より 約 16 度 の 位 置 に 合 わせてください。
調 整 後 は、 各 部 のボルト・ナットの 締 付 けを 確 実 に 行 ってください。
中 立
前 進
後 進
トラニオンレバー
操 作 レバーロッドM6
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