DELEUZE ANALOGIQUE - Ambassade de France au Japon

DR
RICHARD PINHAS
&
JEROME SCHMIDT
リシャール・ピナスとジェローム・シュミット
http://www.webdeleuze.com/
http://inculte.over-blog.com/
作 曲 家 、ギタリストにしてエレクトロミュージックのパイオ
ニアであるリシャール・ピナスはフランス
の 実 験 音 楽 を 代 表 するミュージシャンの 一 人 。エレクト
ロミュージックの 国 際 的 発 展 の 中 心 的 存 在 であるピナ
スの 役 割 は、ドイツにおけるタンジェリン・ドリームのそれ
に 比 較 されよう。1970 年 代 に 活 動 した 彼 のグループ、エ
ルドンの 革 新 的 かつアグレッシブな 音 楽 は、エレクトロミ
ュージックとギターロックを 融 合 し、80 年 代 を 凌 駕 し 現 在
の 音 楽 シーンを 形 成 することになるテクノとインダストリー
ロックの 先 達 となる。
ピナスはまた 哲 学 の 博 士 号 をもつ。ドウルーズの 生 徒
にして 友 人 であるピナスはジャン=フランソワ・リオタール
教 授 指 導 のもと、 時 間 とサイエンス・フィクションについて
の 博 士 論 文 を 提 出 している。 哲 学 教 員 だった 彼 は、 自
分 の3つめのグループであるエルドン - その 名 はノーマ
ン・スピンラッドに 由 来 する - のために 自 分 のキャリア
を 捨 てた。 以 降 、 彼 は 自 らの 音 楽 に 哲 学 とサイエンス・
フィクションを 源 泉 とするインスピレーションを 絶 えず 融 合
させることとなる。
ピナスはまた90 年 代 後 半 に 人 間 の 声 をテーマとするプロ
ジェクトを 開 始 している。 声 の 主 はエルドンとの 活 動 でも
すでに 使 った20 世 紀 の 偉 大 な 預 言 者 や 未 来 派 達 、ジ
ル・ドウルーズはもちろん、サイエンス・フィクション 作 家 で
あるノーマン・スピンラッド、フィリップ・K・デイック、フラン
ス 人 作 家 モーリス・ダンテック、クロエ・ドウロームなど。そ
して 歌 詞 は 音 、テクスチャー、 意 味 から 成 る 層 に、ピナス
の 音 の 風 景 を 加 えたものである。
作 家 にしてジャーナリスト、 文 芸 批 評 家 、「クロニカート」
創 刊 者 、また2004 年 からは 哲 学 ・ 現 代 文 学 誌 「アンキ
ュルト」の 編 集 長 を 努 めるピナスは 今 回 、ラップトップの
ジェローム・シュミットと 東 京 で 再 び
合 流 する。 声 を 巡 るこの 活 動 の 連 続 性 のなかで、 彼 ら
はそこから 音 楽 性 をひきだすために 転 調 を 試 みた 未 発
表 のドウルーズの 声 の 抜 粋 とビデオを 紹 介 する。
Compositeur, guitariste et pionnier de la musique
électronique, Richard Pinhas est l’un des plus grands
musiciens expérimentaux en France. Le rôle de Pinhas,
figure clé dans le développement de la musique
électronique internationale, pourrait être rapproché,
en France de celui de Tangerine Dream en Allemagne.
La musique innovante et agressive de son groupe
Heldon, dans les années 1970, mélangeant musique
électronique, guitares et rock, préfigure les scènes
techno et rock industriel qui vont marquer les années
80 et façonner les scènes actuelles.
Pinhas est aussi docteur en philosophie. Etudiant et
ami de Deleuze, il a écrit sa thèse sur le temps et la
science fiction sous la direction de Jean-François
Lyotard. D’abord enseignant en philosophie, il abandonne
sa carriere pour se consacrer à Heldon, son
troisième groupe, dont le nom est emprunté à Norman
Spinrad. Il n’aura de cesse de mêler à sa musique
les inspirations puisées dans la philosophie et la
science-fiction.
A la fin des années 90, Pinhas se replonge dans des
projets, déjà engagés avec Heldon, centrés sur la voix.
Prononcés par de grands visionnaires et futuristes du
20 ème siècle: Gilles Deleuze, bien sûr, mais aussi
les auteurs de science-fiction Norman Spinrad et Philip
K Dick, ou les auteurs français Maurice Dantec
et Chloé Delaume, les textes rajoutent aux paysages
sonores de Pinhas des strates de son, de texture, de
sens.
Pinhas sera rejoint à Tokyo par Jérôme Schmidt (laptop),
auteur, journaliste, critique littéraire, fondateur
de la revue « Chronic’Art » et directeur depuis 2004
du magazine de philosophie et littérature contemporaine
« Inculte ». Dans la continuité de ce travail sur
la voix, ils présenteront des extraits vocaux et vidéo
inédits de Deleuze, modulés pour en ressusciter la
musicalité.