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Cine-IPM 2K - Christie Digital Systems

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<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>セットアップガイド020-100095-01


<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> SETUP GUIDE<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド目 次1234はじめに据 付 およびセットアップキーパッドの機 能 エラー 状 態保 守セクション 内 容 ページ1.1 概 要 .......................................................................................................................1-11.2 コンポーネント・リスト..................................................................................1-21.3 購 入 記 録 およびサービス 問 い 合 わせ 先 .........................................................1-21.4 本 製 品 のためのイーサネット 設 定 .................................................................1-22.1 取 り 付 け...............................................................................................................2-12.2 ソースを 接 続 する ..............................................................................................2-52.3 DVI 出 力 を 接 続 する ..........................................................................................2-92.4 通 信 ケーブルを 接 続 する................................................................................2-112.5 ソース 選 択 用 に TPC を 設 定 する .................................................................2-142.6 複 数 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> をリンクする ..............................................................2-152.7 キーパッドの 方 式 を 変 える ...........................................................................2-193.1 キーパッドを 使 用 する......................................................................................3-13.2 エラー 状 態 ...........................................................................................................3-84.1 警 告 およびガイドライン..................................................................................4-14.2 適 切 な 冷 却 の 維 持 ..............................................................................................4-25トラブルシューティング5.1 電 源 .......................................................................................................................5-15.2 イーサネット ......................................................................................................5-15.3 ディスプレー ......................................................................................................5-1注 : 引 き 続 き 調 査 中 のため、 本 マニュアルのすべての 情 報 は 予 告 なく 変 更 されることがあります<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)i


第 1 章はじめに1.1 概 要<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> TM <strong>2K</strong> では、「 代 替 的 コンテンツ」であるコンピュータグラフィックス信 号 、 標 準 解 像 度 のビデオ 信 号 および 高解 像 度 ビデオ(HDTV) 信 号 など 多 様 な 非シネマ 信 号 の 処 理 ができ、<strong>Christie</strong> のCP2000 DLP <strong>Cine</strong>ma TM プロジェクターの機 能 性 が 拡 張 されています。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>はこの RGB データを、8 ビットもしくは10 ビット( 選 択 可 能 )いずれかの DVI 形<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>式 で 出 力 し、 表 示 解 像 度 は CP2000(デフォルト)と 同 じ 2048×1080 か、または 他 の 4 つの 表 示 解 像 度 のどれか 一つです。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> は、ラックマウント 式 にプロジェクターの 台 座 に 直 接もしくは 19 インチ 器 材 用 ラックに 取 り 付 けるか、またはスタンドアローン式 の 卓 上 用 ユニットとして 使 用 します。主 な 機 能 一 般 各 種 ソースから 5 通 りの 出 力 解 像 度 を 選 択 多 用 途 な 電 子 スケーリング(electronic scaling)で、 表 示 領 域 を 自 動 的に 最 大 化 デジタル 処 理 は 8 ビットまたは 10 ビットが 選 択 可 能 で、 常 に DVI ポートから 出 力 ラックマウント 用 または CP2000 台 座 への 取 り 付 け 用 の 3RU 筺 体4 タイプの 標 準 入 力 、2 つのオプション スロット 5 つの BNC 付 きアナログ RGBHV/YpbPr 入 力 (1) デジタル(RGB/YCrCb) 信 号 またはアナログ(RGB/YPbPr) 信 号 用 のDVI-I 入 力 (1) アナログ・コンポジット・ビデオ 入 力 (1) アナログ S ビデオ 入 力 (1) マルチスタンダード・デコーダー 内 蔵 (NTSC、NTSC 4.43、PAL、PALM、PALN、PAL60、SECAM) 追 加 入 力 用 オプション スロット(2) 最 大 210 MHz ピクセル 転 送 速 度 現 行 のすべての HDTV 形 式 に 対 応 元 が 50 fps および 60 fps の 標 準 および 高 解 像 度 のインタレース 処 理 されたソースの 動 作 順 応 性 インタレース 解 除 元 がフィルムの 標 準 および 高 解 像 度 の 3:2 プルダウン(60 fps)または2:2 プルダウン(50 fps)でインタレース 処 理 された 素 材 のインバース・テレシネ・インタレース 解 除<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 1-1020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 1:はじめに特 別 表 示 機 能 非 シネマコンテンツの 自 動 セットアップ 電 子 的 な 輝 度 均 一 性 、ホワイトレベル・エッジ・ブレンディングおよびカラーマッチング 通 例 ではないアングルやスクリーン 用 にオプションの 画 像 ワーピング/ブレンディング(<strong>Christie</strong>TWIST が 必 要 )通 信 および 診 断 IR または 有 線 のいずれにも 使 用 できるリモート・キーパッド フロント IR センサー イーサネット、RS232(in/out loop-through 付 き)、RS422 およびGPIO コントロールポート 自 動 動 作 およびソース 切 り 替 え 用 の <strong>Christie</strong>NET 接 続 性 を 内 蔵 CP2000 の Touch Panel Controller とのインタフェース ステータス 更 新 およびエラーメッセージ 用 の LCD テキスト・ディスプレー・ウィン ドウ ダウンロード 用 に 保 存 された 充 実 したログファイル1.2 コンポーネント・リスト1.3 購 入 記 録 およびサービス 問 い 合わせ 先<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> は 以 下 のコンポーネントで 構 成 されます: <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>、ラックマウント 用 部 品 取 り 付 け 済 み ケーブル 付 きリモート・キーパッド カスタム RS232 通 信 ケーブル(CP2000 専 用 ) 3 フィート DVI 出 力 ケーブル(2) 10 フィート 電 源 コード リア サポート 用 ネジ(2) <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> ユーザーズ・マニュアル本 製 品 の 保 証 期 間 中 、もしくは 期 限 切 れの 場 合 でも、 迅 速 な 診 断 や 誤 作動 の 修 正 には、 高 度 に 訓 練 を 受 けた 広 範 にわたる <strong>Christie</strong> の 工 場 や 販 売店 のサービス ネットワークをいつでもご 利 用 いただけます。サービス 技術 者 は、サービスに 関 する 情 報 を 入 手 できます。本 製 品 で 問 題 が 発 生 し、サポートが 必 要 な 場 合 には、 販 売 店 もしくは 本マニュアルの 裏 カバーに 掲 載 した <strong>Christie</strong> サービスセンターまでお 問 い合 わせください。 製 品 をご 購 入 いただきましたら、 下 のフォームを 記 入し、 記 録 として 保 管 してください。購 入 記 録販 売 店 :販 売 店 電 話 番 号 :<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のシリアル 番 号 :購 入 日 :* 注 :シリアル 番 号 は、 製 品 の 裏 パネルにあります。1.4 本 製 品 のためのイーサネット 設定製 造 時 には、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 用 に 以 下 のイーサネット 設 定 値 が 定 義 されています。本 製 品 のための 工 場 出 荷 時 のイーサネット 設 定デフォルト・ゲートウェイDNS サーバー<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> アドレス該 当 なし該 当 なし0.0.0.0(DHCP サーバーが 有 効 な IP アドレスを 自 動 的 に 割り 当 て)サブネットマスク 255.255.255.0( 固 定 )1-2 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


第 2 章取 り 付 けおよびセットアップ本 セクションでは、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のインストール、 接 続 および 動 作 方 法 を 説明 します。 操 作 の 詳 細 については、『ユーザーズ・マニュアル』を 参 照 してください。2.1 取 り 付 け<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を CP2000 の 台 座 の 裏 に 素 早 く 取 り 付 ける 以 下 の 手 順 に 従 ってくだ さい。警 告資 格 のあるサービス 技 術 者 が 必 要 です。手 順 1 1. CP2000 台 座 ドアのロックを 解 除 し 開 きます。2. CP2000 台 座 の 裏 にある2 本 のラック・プロテクター・ポストを 取 り 外 します。ネジは 台 座 の 中 にあります。右 図 をご 覧 ください。図 2.1. ラック プロテクター ポスト(2)の 取 り 外 し3. 3 枚 の 安 全 用 スラットを 取 り 外 し、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 用に 3RU 分 の 隙 間 をつくります。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-1020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ手 順 2 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 取 り 付 け1. 取 り 付 け 部 を 希 望の 位 置 に 合 わ せ る 。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を、 前 面 のソース 接 続 経 路 が 台 座 を通 過 して 前 部 の 先 端 に 出るように 収 納 し、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 取 り 付 け 部 を 前方 に 移 動 させます( 図2.2.を 参 照 )。 別 の 方 法図 2.2. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 収 納として、 取 り 付 け 部 を 裏の 取 り 付 け 位 置 まで 移 動させ、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を、そのフロントパネルにアクセスでき、CP2000 台 座 の 裏 部 分 と 同 じ 高 さになるように 位 置 合 わせします。取 り 付 け 部 の 取 り 付 けには 必 ず 4 本 のネジを 使 用 します。2. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 取 り 付 け。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong><strong>2K</strong> の 裏 を 台 座 の 隙 間 に 挿 入 します。2~4 本 のねじを 用 いて、取 り 付 け 部 を 台 座 フレームに 固定 します。3. 2 本 のラック・プロテクター・ポストを 元 の 位 置 に 取 り 付 けます。手 順 3 ソースを 接 続ご 希 望 のソースを、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のフロント 入 力 パネルにある 該 当 するコネクターに 接 続 します。 詳 細 については、「2.2、ソースを 接 続 する」をご 参 照 ください。• INPUT 1 – BNC コネクター 経 由 での RGB 入 力 または ExtraVideo*• INPUT 2 – コンピュータからのデジタルまたはアナログ 信 号(DVI-I)• INPUT 3 – コンポジットビデオ• INPUT 4 – S ビデオ• INPUT 5 – オプションの 入 力 モジュール#1• INPUT 6 – オプションの 入 力 モジュール#2* 注 :Extra video は、INPUT 3 に BNC コネクターのあるモデルでのみ 利 用 でき、この 入 力 に RCA コネクターのある 従 来 の <strong>Christie</strong>モデルでは 使 用 できません。2-2 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ収 納 式 の 取 り 付 けでは、ソース・ケーブルの 端 を、 取 り 付け 部 を 通 し、 台 座 の 前 部 先 端から 出 るようにし、ソースに接 続 します( 図 2.3)。ケーブルの 通 し 方 の 詳 細 は、CP2000 ユーザーズ・マニュアル』をご 覧 ください。手 順 4 図 2.3. 推 奨 されるケーブルの 通 し 方DVI 出 力 を 接 続 するプロジェクターへ: <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> リアパネルにある DVI-1 ポートと CP2000 にある DVI-1 ポートの 間 に DVI ケーブルを 接 続 します。 図 2.4 を 参 照 してください。DVI 出 力 の 距 離必 要 な DVI ケーブル最 長 3 フィート/1m 付 属 の DVI ケーブルを 使 用 (2)4~16 フィート/1.25~5m標 準 DVI ケーブルを 使 用16 フィート/5m 以 上 光 ファイバー(または 類 似 した)ケーブルを 使 用— <strong>Christie</strong> までお 問 い 合 わせください。図 2.4. CP2000 の 8 ビット 出 力 用 の 標 準 DVI 接 続<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-3020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ2 台 目 の 装 置 へ:デジタルモニターや 第 二 のプロジェクターなど、 追 加 ディスプレー 装 置 を 使 用 するには、 第 二 の DVI ケーブルを <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> リアパネルにある DVI-2と 追 加 装 置 間 に 接 続します( 図 2.5)。DVI-2 に 接 続 されたディスプレー 装 置 では、DVI が 受 信 される、すなわち、デジタルである 必 要 があり、DVI-VGA アダプターは DVI-1 専 用です。さらに、 装 置では、 選 択 した図 2.5. 2 台 目 のディスプレー 装 置 の 追 加<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 形 式 が受 信 される 必 要 があります。注 :1) 一 部 のモニターの 解 像 度 に 限 界 があるため、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 出 力 が容 認 されない 場 合 があります。2) 任 意 のインストールで、DVI-1 またはDVI-2 のいずれかを 互 換 性 のあるディスプレー 装 置 に 接 続 します。 出 力データは、10 ビットモードが 有 効 化 されるまで 同 じです。3) 10 ビットでの 動 作 の 接 続 方 法 などの 詳 細 については、「2.3、DVI 出 力 を 接 続 する」をご 参 照 ください。Touch PanelController手 順 5 通 信 ケーブルを 接 続 するキーパッドを 使 用 して <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のすべての 機 能 を 利 用 でき、コントロールできます。キーパッドを IR リモートとして 使 用 するか、またはそれをキーパッド・ケーブルを 使 用 して <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のフロント 入 力 パネルに 接 続 します(<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が 台 座 内 に 隠 れる 場 合 には、 有 線 の 構 成が 必 要 となります)。CP2000 の タ ッ チ パネルコントローラを用 いて <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>ソースを 選 択 するオプションでは、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の RS232“B” ケーブルも 接続 する 必 要 があります( 右 を 参 照 ):1. カスタムの RS232ケーブル( 付 属 )図 2.6. TPC への 通 信 ケーブルの 接 続を <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のRS232 B ポートに 接 続 します。2. 他 方 の 端 を CP2000 の RS232 B ポートに 接 続 します。 前 述 の 図 2.4 を参 照 してください。重 要RS232「B」ポートおよびケーブルは、その 他 の 機 器 とともに、もしくはその 他 の 構 成 では 使 用 しないでください。2-4 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ手 順 6 手 順 7 手 順 8 手 順 9 電 源 に 接 続 する<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 電 源 コードを、 台 座 内 に 設 けた 便 宜 的 なコンセントに 接 続 するか( 前 述 の 図 2.4 を 参 照 )、 希 望 に 応 じて 外 部 供 給 電 源 に 接 続 します。 電 源の 要 件 については、「 仕 様 」を 参 照 してください。警 告AC レベルが <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 指 定 の 範 囲 内にない 場 合 には、 操 作 を 試 みないでください。プロジェクターの 電 源 をオンにする『CP2000 ユーザーズ・マニュアル』にある 詳 しい 電 源 投 入 方 法 に 従 ってください。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 電 源 をオンにする<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のフロントパネルで、「 電 源 」スイッチを ON にセットします。次 に、リモート・キーパッドにある ( 電 源 )を 押 します。ソースを 選 択 するリモート・キーパッドを 使 用 して、 Input 1 、 Input 2 、 Input 3 、 Input 4 、 Input 5 、 Input 6 のいずれかを 押 し、 手 順 3 で 接 続 した 該 当 するソースを 選 択 します。このソースか ら の 画 像 が2048×1080 ディスプレーとして 投 射 されます(デフォルト)。希 望 に 応 じて、 取 り 付 け 担 当 者 、 管 理 者 、または 上 級 ユーザーは、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong><strong>2K</strong> ソース 切 り 替 え 用 に TPC を 設 定 できます。「2.5、ソース 選 択 用 に TPCをセットアップする」を 参 照 してください。AutoSetupや Menu を 押 すと、 希 望 に 応 じてこのソースのその 他 のパラメータを 微 調整 したり、10 ビット 出 力 や 別 の 解 像 度 に 変 更 することができます。「3.4、入 力 およびチャンネルを 使 用 する」もご 参 照 ください。手 順 10 2.2 ソースを 接 続 する台 座 のドアを 閉 じる/ロックする<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 取 り 付 けが 完 全 に 終 わったら、 台 座 内 部 のそれ 以 上 の 操 作 は必 要 ありません。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 操 作 ができなくなる 収 納 式 の 取 り 付 けでは、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のメインスイッチは 常 に「オン」にセットしておくようにしてください。ソースは、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のフロントパネルに 接 続 します。 図 2.7 をご 参 照 ください。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が 収 納 式 で CP2000 内 に 固 定 されている 場 合 にソースを 追 加 するには、 資 格 のあるサービス 技 術 者 が、 作 業 のために 台 座 のロックを 解 除 し、 開 いておく 必 要 があります。入 力 パネル右 上 角 (INPUT 1)は、 一 般 に 外 部 アナログ RGB ソースからの RGB 信 号 を受 信 するか、または YPbPr 信 号 用 に 使 用 することもできます。これらのBNC に 隣 接 する DVI-I コネクター(INPUT 2)は、コンピュータからのデジタルまたはアナログディスプレー 信 号 を 受 信 します。VCR、レーザーディスクプレーヤーまたは DVD プレーヤーなどの 装 置 からのアナログのコンポジットビデオを INPUT 3 に、または Sビデオを INPUT 4 に 接 続 します。オプションのスロットの 使 用 : 追 加 ソースの 接 続 用 に、いくつかのオプションのインタフェースが 利 用 できます。これらのインタフェースは、オプシ<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-5020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップョン スロット#1(INPUT 5)または#2(INPUT 6)に 挿 入 し、 希 望 に 応 じて <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 電 源 をオンにする 際 に 取 り 外 しや 取 り 付 けができます。取 り 付 け 用 のガイドに 沿 って 注 意 深 く 差 し 込 み、オープンスロットの 上部 付 近 に 取 り 付 けられたメインボードに 接 触 しないようにします。図 2.7. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 入 力 パネル注 :1) 対 応 する 入 力 に 関 する 詳 細 は、「セクション 6、 仕 様 」を 参 照 してく だ さ い 。2) すべての 接 続 には、 高 品 質 の 遮 蔽 ケーブルのみを 使 用 してください。RGB 信 号 INPUT 1 は、 各 種 ソースへのリンク 用 に 5 個 の BNC(コネクター)から構 成 されています。 一 般 的 な 接 続 は、PC、Mac、DEC、Sun、SGI をはじめとする RGB ソースへの 接 続 です。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> では、シンク・オン・グリーン、コンポジット 同 期 、および H & V 別 個 の 同 期 といった、RGB 信 号 との 複 数 の 同 期 タイプがサポートされています。注 :ソースによっては、プロジェクター 側 の 端 に BNC コネクターがあり、他 方 の 端 で 別 の 種 類 のコネクターのあるカスタム・アダプター・ケーブルが 必 要 となることがあります( 一 部 のコンピュータ ソース 用 の 15 ピン「D」コネクターなど)。 詳 細 は 販 売 店 までお 問 い 合 わせください。SYNC BNC 入 力 を 接 続 します。 次 に 赤 、 緑 、 青 のソース 出 力 を INPUT 1 パネルにある RED、GREEN、BLUE の BNC に 接 続 します。ソースにシンク・オン・グリーンを 使 用 する 場 合 には、 赤 、 緑 、 青 の 接 続 のみが 必 要 です。ソースでコンポジット 同 期 出 力 が 供 給 される 場 合 には、これを HOR/COMP のラベル 付 きの SYNC 入 力 に 接 続 します。ソースで 水 平 と 垂 直 の 同 期 信 号 が 別 個に 供 給 されている 場 合 には、 水 平 同 期 を HOR/COMP のラベル 付 きの SYNC 入力 に 接 続 し、 垂 直 同 期 を VERT のラベル 付 きの SYNC 入 力 に 接 続 します。 図2.8.をご 参 照 ください。図 2.8. RGB ソースの 接 続2-6 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ注 :1) 何 らかの 理 由 で、プロジェクターが 信 号 を RGB 信 号 として 認 識 できない 場 合 には、[Image Settings]( 画 像 設 定 )メニューにあるこの[ColorSpace](カラースペース)オプションを 指 定 してください。「3.5,Adjusting the Image 」 を ご 参 照 く だ さ い 。2) DVD またはアナログ HDTV ソースなどからの YpbPr 信 号 を INPUT 1 に 接 続するには、 赤 、 緑 、 青 の BNC を「YPbPr Signals」( 下 記 )に 説 明 したとおりに 使 用 します。3) この 入 力 はデコーダーへの 経 由 はなく、コンポジットビデオや S ビデオ 用 には 使 用 できません。YPbPr 信 号 (コンポーネントビデオ)YPbPr 信 号 (コンポーネントビデオ)を、 図 2.9 に 示 すとおり INPUT 1 または INPUT 2 に 接 続 します。注 :1) 何 らかの 理 由 で、プロジェクターが YPbPr 信 号 を 認 識 できない 場 合には、[Image Settings]( 画 像 設 定 )メニューにあるこの[Color Space](カラースペース)オプションを 指 定 してください。「3.5、 画 像 を 調 節 する」をご 参 照 ください。2) デジタルのコンポーネント 信 号 (YCbCr と 呼 ばれる)は INPUT 1 または INPUT 2 には 接 続 しないでください。INPUT 5 または 6に 取 り 付 けた 適 切 なオプションのデジタルインタフェースのみを 使 用 してください。3) v1.1 ソフトウエアでは、デジタル 暗 号 化 されたソースデータ(HDCP)は 処 理 できず、ブランク 画 面 として 表 示 されます。図 2.9. YPbPr ソースの 接 続ビデオ および INPUT 4 は、コンポジットビデオソース(INPUT 3)と S ビデオソース(INPUT 4)の 両 方 を 同 時 に 接 続 します。 図 2.10 をご 参 照 ください。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-7020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップExtra Video 図 2.10. コンポジットビデオと S ビデオの 接 続INPUT 3 や INPUT 4 に 接 続 したビデオソースに 加 えて、 他 のビデオソースを 使 用 する 場 合 には、コンポジットビデオまたは S ビデオソースのいずれか 図 に 示 すとおり INPUT 1 に 接 続 します。注 :1) INPUT 1 には、コンポジットビデオと S ビデオを 同 時 に 接 続 しないでください。2) INPUT 1 と INPUT 3 または INPUT 4 に 接 続 したビデオソース間 の 切 り 替 えができます。3) Extra video は、INPUT 3 に BNC コネクターのあるモデルでのみ 利 用 でき、INPUT 3 に RCA コネクターのある 従 来 の<strong>Christie</strong> モデルでは 使 用 できません。図 2.11. Input 1 への Extra Video ソースの 接 続オプションの 入 力 オプションの 入 力 モジュールにより、 合 計 入 力 数 を 増 やしたり、アナログ・デジタルのどちらでも、 異 なる 信 号 タイプを 収 容 できます。INPUT 5または INPUT 6 のラベル 付 きの 領 域 に 取 り 付 けます。これらのインタフェースには 以 下 のモジュールがあります• RGB 500 入 力 モジュール• RGB 400 アクティブ・ループ・スルー 入 力 モジュール• RGB 400 バッファ 付 き 増 幅 入 力 モジュール• PC250 アナログ 入 力 モジュール• シリアル デジタル 入 力 モジュール• デジタル HDTV モジュール• DVI 入 力 モジュール• デュアル SD/HD-SDI モジュール2-8 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップさらにこれ 以 外 のソースについては、RS232 IN ポートに、RS422 対 応 の 場合 には、3 つの RS422 ポートのどれか 一 つにサードパーティ・スイッチャーを 接 続 します。スイッチャーを 経 由 するソースは、キーパッドや TPC ではなく、スイッチャーでのみ 選 択 できることに 注 意 してください。注 :1) アナログ HDTV 信 号 を INPUT 1 または、 取 り 付 けたその 他 の 任 意 の「RGB」 入 力 モジュールに 接 続 します。 従 来 のプロジェクターで 使 用 されているオプションの HDTV 入 力 モジュールは 必 要 ないか、 推 奨 されません。2)各 インタフェースの 概 要 は、「 付 録 E、オプションの 入 力 モジュール」をご参 照 ください。2.3 DVI 出 力 を 接 続する<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> で 処 理 されたすべての 入 力 信 号 は、 装 置 のリアパネルにある 同じ DVI 出 力 を 経 由 します。DVI-1 を CP2000 の DVI-1 コネクターに 接 続 します(ケーブル 付 属 )。 希 望 に 応 じて、DVI-2 を 用 いてデジタル モニターなど 追加 のディスプレー 装 置 を 接 続 します。 下 記 に、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 一 般 的 な 4 通りの 用 途 を 示 しています。• 8 ビットモード、1 台 の CP2000( 図 2.12A)• 8 ビットモード、CP2000 と 1 台 のデジタルモニター( 図 2.12B)• 8 ビットモード、2 台 の CP2000( 図 2.12C)• 8 ビットまたは 10 ビットモード、1 台 の CP2000( 図 2.12D)図 2.12 ビットと 10 ビットの 用 途 での 接 続<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-9020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ10 ビット 用 途 の 接 続デジタル・プログレッシブ・ソース・データがある 場 合 など、 希 望 に 応じて、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 接 続 された 単 一 の CP2000 用 に 10 ビット 形 式 で 出力 できます。これについては、 上 の 図 2.12D に 示 しています。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong><strong>2K</strong> の 10 ビットの 出 力 は、 最 上 位 の 8 ビットを 処 理 する DVI-1 と、 最 下位 の 2 ビットを 処 理 する DVI-2 の 2 カ 所 の DVI ポートに 分 割 されるため、10 ビットモードでは、 対 応 する CP2000 DVI ポートに 接 続 された 両 方 の出 力 が 必 要 です。8 ビットまたは 10 ビットモードの 選 択図 2.12D の 構 成 では、すべてのソースについて、8 ビットまたは 10 ビットの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> モードが 使 用 できます。このモード( 別 名 「データ 形式 」)を 以 下 の 2 カ 所 で 設 定 してください。1. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の[Configuration]( 構 成 )メニューで、[OutputFormat]( 出 力 形 式 )サブメニューを 選 択 します。2. 希 望 の「Output Format出 力 形 式 」を 選 択 し、「Single Link 8-bit」また図 2.13は「Twin Link 10-bit」を使 用 します。 後 者 は、デジタル・プログレッシブ・ソース・データの 表 示 を 改 善 します。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> は、ここでセットした 選 択 に 従 い、すべてのソースを出 力 します。3. TPC で、[Custom](カスタム)メニューに 移 動 します(パスワード 要 )。「Input」を、 以 下 の 現 在 の DVI 経 路 に 設 定 します。 DVI-1 接 続 を 経 由 した 8 ビットモードでは、「DVI-A」を 選択 します。 DVI-2 接 続 を 経 由 した 8 ビットモードでは、「DVI-B」を 選択 します。 ダブル 接 続 を 経 由 した 10 ビットモードでは、「DVI-TWIN」を 選 択 します。図 2.14. TPC 設 定 (10 ビットの 例 )2-10 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ4. 同 じく TPC の[Custom](カスタム)メニューで、「Data Format」を手 順 2 で 選 択 した <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 形 式 に 合 わせて 設 定 します。注 :<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を 2 台 のディスプレー 装 置 で 使 用 する 際 には、 両 方 の 出 力は 相 互 の 8 ビットの 複 製 となり、10 ビットモードは 利 用 できません。詳 細 な 設 定 情 報 および 解 像 度 などその 他 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> オプションのコントロールについては、「2.5、ソース 選 択 用 に TPC をセットアップする」を 参照 してください。セクション 3 も 参 照 してください。2.4 通 信 ケーブルを接 続 するリモート・キーパッド TPC キーパッドや TPC コントロールの 代 用 として、PC またはその 他 のコントローラを 使 用 して <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> との 通 信 をすることもできます。こうした 装 置は、シリアルリンク(2 種 類 )、イーサネットまたは GPIO 通 信 を 経 由 してコマンドの 送 信 とフィードバックの 受 信 をします。すべてのタイプの 通 信 方法 について、 下 記 に 説 明 します。希 望 に 応 じて、 有 線 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> リモート・キーパッドをフロントパネルの 3.5mm フォノジャックに接 続 します。[Communications]( 通 信 )メニューで、有 線 のキーパッドに 対 する 応 答 も 有 効 化 しておく 必 要があることに 注 意 してください— 詳 細 は、「2.7、キーパッドの 方 式 を 変 える」を 参 照 してください。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 裏 の RS232 「B」ポートを CP2000の RS232 「B」ポートに 接 続 した 場 合 、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>に 接 続 したソースの 選 択 にタッチ・パネル・コントローラを 使 用 できます。 前 述 の 図 2.6 を 参 照 してください。RS232 接 続 により、TPC での <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のステータス 更 新 も 可 能 となります。注 :CP2000 が DVI-1 を 経 由 して 接 続 されている 場 合にのみ、TPC は 特 定 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> ソース(#1-6)を 選 択 できます。DVI-2 を 経 由 して 接 続 されている 場合 、TPC はこのポート(DVI-B と 呼 ばれる)を 選 択できますが、ソース(#1-6)の 選 択 には、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong><strong>2K</strong> キーパッドを 使 用 する 必 要 があります。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 裏 にあるイーサネットポートは、TPC通 信 用 に 意 図 された 代 替 的 な 経 路 ですが、 現 時 点 では機 能 していません。その 他 のコントローラ RS232 シリアル 通 信ほとんどのコンピュータとの 接 続 では、コンピュータと RS232 IN のラベル 付きの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> シリアルポートの 間 に 標 準 RS232 シリアル 通 信 ケーブルを 接 続 します。 次 に、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> ボーレートをコンピュータに 合 わせて 設定 します。ボーレートの 変 更 は <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の[Communications]( 通 信 )サブメニューで 行 います。「3.6、システムパラメータおよびアドバンスト・コントロールを 調 節 する」を 参 照 してください。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-11020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップRS422 シリアル 通 信図 2.15. RS232 を 経 由 したシリアル 通 信 の 接 続一 部 のコンピュータには、より 一 般 的 な RS232 標 準 ではなく RS422 シリアル 通 信 (プラグイン・アダプターまたは 外 部 コンバータによることもある)がある 場 合 があります。RS422 通 信 には、 差 動 「 送 信 ‐ 受 信 」があり、 一 般 に RS232 通 信 よりも 長 距 離 に 適 しています。RS422 は、RS232 との 互 換 性 はないことに 注 意 してください。RS232 対 応 の PC をRS422 に 接 続 すると、その 両 側 の 機 器 が 損 傷 することがあります。 定 かでない 場 合 には、PC に 付 属 の 文 書 を 参 考 にしてください。9 ピン RS422 コネクターは、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のフロント 入 力 パネルにあります。このポートを 使 用 する 際 には、ボーレートは、 必 ず RS422 制 御 用装 置 と 同 じに 設 定 してください。図 2.16. RS422 を 経 由 したシリアル 通 信 の 接 続注 意RS422 対 応 の 機 器 を 使 用 していない 限 り、RS422 ポートは 使用 しないでください。この 信 号 の 電 圧 レベルによって、 互 換 性のない 機 器 が 損 傷 を 受 けることがあります。イーサネット 通 信コントローラやその 他 のプロジェクターなど 他 の 機 器 のあるイーサネット・ネットワークに <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を 追 加 するには、イーサネット・コントローラ(またはハブ)と <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> フロントパネルのイーサネット・ポートの 間 に 標 準 CAT5 イーサネット・ケーブルを 接 続 します。2-12 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ注 :1) PC のみに 直 接 接 続 する 場 合 には、イーサネット・クロスオーバー・ケーブルが 必 要 です。2) イーサネットを 経 由 したプロジェクターへの 新 規 ソフトウエアのダウンロードは、サポートされていません。図 2.17. イーサネットの 接 続デフォルトでは、イーサネット・ネットワークを 接 続 すると、DHCP サーバーにより <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 用 の 有 効 な IP アドレスが 自 動 的 に 割 り 当 てられます。ネットワークに DHCP サーバーが 存 在 しない 場 合 や、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 用 に 特 定の 静 的 IP アドレスを 使 用 する 場 合 には、このアドレスを[Ethernet Settings](イーサネット 設 定 )メニューで、または ASCII シリアルコマンドで 設 定 できます。割 り 当 て 方 法 に 関 係 なく、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 有 効 かつ 固 有 のアドレスができると、このアドレスに 送 信 したコマンドに 対 して 直 ちに 応 答 します。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong><strong>2K</strong> の 現 在 の IP アドレスを 判 断 するには、[Status](ステータス)または[Communications]( 通 信 )メニューを 確 認 してください。イーサネットで 接 続 された <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 設 定 および 使 用 についての 詳 細 については、「3.6、システムパラメータおよびアドバンスト・コントロールを 調 節 する」を 参 照 してください。GPIO ポート汎 用 General Purpose In-Out(GPIO)ポートにより、 確 立 された 制 御 システム 内 での <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 統 合 が 可 能 となり、GPIO を 経 由 して 接 続 された他 の 装 置 を <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> と 連 動 、またはその 逆 に 連 動 させて 動 作 させることができます。 標 準 シリアルポートを 経 由 して 送 信 された ASCII コマンドは、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> メモリーに 保 存 でき、そこで、GPIO ピンのプログラムによって、GPIO ポートでの 受 信 または 送 信 信 号 に 応 答 して、イベントのシーケンスを 発 動 させることができます。 例 えば、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 電 源 をオンにしたときに、 室 内 照 明 を 自 動 的 にうす 暗 くしたり、 照 明 を 明 るくしたときに 自 動的 に 装 置 の 電 源 をオフにすることができます。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-13020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ図 2.18. GPIO ポート詳 細 は、「 付 録 D」を 参 照 してください。2.5 ソース 選 択 用 にTPC を 設 定 するTouch PanelController多 くの CP2000 サイトでは、TPC の[Main](メイン)メニューにある 簡単 なボタン 操 作 で 非 シネマの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> ソースの 選 択 を 希 望 する 場 合があります。これらのボタンは、 素 早 く 確 実 に 特 定 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> ソースに 切 り 替 える 方 法 ですが、まず TPC の[Custom](カスタム)メニューへのアクセスのあるインストール 担 当 者 、 管 理 者 、 上 級 ユーザーが 設定 ・ 定 義 をする 必 要 があります。 下 記 をご 参 照 ください。注 :1) この 手 続 きは、TPC に 慣 れていることを 想 定 しています。 詳 細 な 情報 については、プロジェクターに 付 属 の『CP2000 ユーザーマニュアル』を参 照 してください。2) TPC でのソース 選 択 には、RS232「B」リンクが 必 要です。3) 現 時 点 では、TPC はチャンネルではなくソースの 切 り 替 え 用 にのみ 設 定 できます。1. CP2000 と <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が、DVI および RS232「B」により 適 切 に 接 続 されていることを 確 認 してください。そうでないと、2 つの 装 置 は 相 互 に 通 信 できません。2. 希 望 のソースを、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のフロントパネルに 接 続 します。3. [<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>]メニューで、 希 望 の 出 力 解 像 度 および 出 力 (8 ビットと10 ビットの 区 別 、 別 名「データ 形 式 」)を 設 定します。10 ビットの 出図 2.19. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 出 力 の 制 御力 には、 両 方 の DVI 接 続 が 必 要 であることを 忘 れないようにしてください。 右 をご 覧 ください。4. プロジェクターと <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 両 方 の 電 源 が 正 常 にオンになった 状 態で、TPC の[Custom](カスタム)メニューに 移 動 し、 以 下 のオプションを 設 定 します( 図 2.20 を 参 照 )。• INPUT の 定 義 :<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> データリンクが DVI-1(TPC では「DVI-A」と 呼 ばれる)または DVI-2(TPC では「DVI-B」と 呼 ばれる)のどちらを 経 由 するか、または 両 方 の DVI 経 路 を 利 用 して 受 信 データを DVI-TWIN(10 ビット) 構 成 で 共 有 されるかどうかを 設 定 します。これらの 3 つの TPC 入 力 オプションのいずれにおいても、リモート・キーパッドを 使 用 して 希 望 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 入 力 (#1-6)を 選 択する 必 要 があります。 別 の 方 法 として、8 ビットの DVI-1 リンクの 出力 用 に <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 複 数 のソースが 接 続 されている 場 合 には、 特定 のディスプレーボタンに 特 定 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 入 力 (#1-6)を 定 義2-14 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップすることもできます。こうすると、TPC の[Main](メイン)メニューにあるこのボタンを 選 択 することでいつでもソースの 切 り 替 えができます。注 :TPC を 使 用 して 特 定 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 入 力 1-6 を 切 り 替 えるには、DVI-1リンクが 必 要 です。DVI-2 の 場 合 には、キーパッドを 使 用 する 必 要 があります。• DATA FORMAT の 定 義 :8 ビットの 出 力 には、「Unpacked 8 ビット」データ 形 式 が 必 要 です。 入 力 が DVI-TWIN(10 ビットの 出 力 )に 設 定 されている 場 合 には、データ 形 式 は「Packed 10 ビット」である 必 要 があります。注 : 現 時 点 では「Packed 12 ビット」には 対 応 していません。• SOURCE の 定 義 :<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> で 現 在 設 定 されている 出 力 解 像 度 を 選 択 します。デフォルトでは、2048×1080 ですが、[Geometry](ジオメトリ)および[Color](カラー)メニューからその 他 の 選 択 肢 も 利 用 できます。図 2.20. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> ソース 用 の TPC の 設 定 ( 例 )• SCREEN の 定 義 :プロジェクターの 全 表 示 領 域 を 使 用 するには、「2048×1080 No Crop」に 設 定 します。 小 さめの 領 域 を 使 用 するには、 他 のスクリーン オプションのうちどれか 一 つを 選 択 します。• GAMMA を 2.6 に 設 定 します。• COLOR SPACE を Unity RGB に 設 定 します。• CINEMA のチェックボックスをクリアにします。 最 大 のスループットを実 現 するには、すべての <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> ソースについて 非 シネマ 処 理 が推 奨 されます。まれに、 帯 域 幅 に 制 限 のある 低 解 像 度 のケースでは、クロッピングをせずにシネマパスを 使 用 できることもあります。5. TPC の[Main](メイン)メニューに 表 示 されるディスプレーボタン 用 に 希望 のキー 名 およびアイコンを 選 択 します。6. 設 定 は、[Custom](カスタム)メニューを 終 了 した 時 点 で 保 存 されます(メニューを 開 いた 後 5 分 後 にも 保 存 される)。これで、TPC の[Main](メイン)メニューには、 新 しく 定 義 した <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong><strong>2K</strong> ソース 用 のボタンが 含 まれるようになります。 残 りの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> ソースについても 繰 り 返 します。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-15020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ2.6 複 数 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong><strong>2K</strong> をリンクする複 数 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> をリンクして、コントローラを 行 き 交 いするコマンドを 1 つのプロジェクターから 別 のプロジェクターへ 中 継 することもできます( 各 プロジェクターにそれぞれの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> がある)。 希 望 の通 信 方 法 に 最 適 のハードウエア 構 成 を 選 択 してください。シリアル・リンク RS232 NETWORK: 複 数 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を RS232 インタフェースのある 1台 のコンピュータ/コントローラで 制 御 するには、まずすべての <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> をコントローラと 同 じボーレートに 設 定 し、 次 に 1 つ 目 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>(コンピュータ/コントローラに 既 に 接 続 済 み)の RS232 OUT コネクターをチェーン 内 の 次 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の RS232 IN コネクターに 接 続することにより、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> をチェーンに 結 合 します。チェーン 内 の最 後 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 達 するまで <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> をこの 方 法 で 接 続 し 続 け、最 後 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> にのみ 未 使 用 の RS232 OUT ポートができるようにします。 図 2.21 をご 参 照 ください。図 2.21. 一 般 的 な RS232 ネットワークMIXED NETWORKS: 複 数 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を RS422 インタフェースのある1 台 のコンピュータ/コントローラで 制 御 するには、まずすべてをRS422 コントローラと 同 じボーレートに 設 定 します。注 :[Communications]( 通 信 )メニューでこの RS422 と RS232 の 組 み合 わせを 有 効 化 する 必 要 があります。「Network Routing」オプションを「RS232 and RS422 Joined」に 設 定 します。 詳 細 はセクション 3 をご覧 ください。最 初 の 装 置 (RS422 ポートによりコンピュータ/コントローラに 既 に 接 続済 み)の RS232 OUT ポートを、チェーン 内 の 次 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の RS232IN ポートに 接 続 して、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> をまとめてデージー・チェーンに 結合 します。チェーン 内 の 最 後 の 装 置 に 達 するまで <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> をこの 方法 で 接 続 し 続 け、 最 後 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> にのみ 未 使 用 の RS232 OUT ポートができるようにします。2-16 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ図 2.22. Mixed Serial ネットワークボーレートなどの 通 信 パラメータは、ネットワークとして 接 続 する 前 に、 特定 の 制 御 装 置 と 同 じに 設 定 する 必 要 があることにご 注 意 ください。 適 切 なボーレートを 判 断 するには、 制 御 装 置 に 付 属 の 文 書 を 参 照 してください。プロジェクターのボーレートの 変 更 方 法 がわからない 場 合 には、「3.6、システムパラメータおよびアドバンスト・コントロールを 調 節 する」を 参 照 してください。さらに、すべての <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> / CP2000 セットに 到 達 するようにする場 合 には、Network Routing を「RS232 and RS422 Joined」に 設 定 してください。注 :1) 損 傷 を 防 ぐためには、 適 切 に 配 線 されたシリアル 通 信 ケーブルのみを接 続 してください。 詳 細 は Appendix C をご 覧 ください。2) 各 RS232 通 信ケーブルは 長 さが 25 フィートを 超 えないものが 推 奨 されます。 高 品 質 のケー ブ ル を 使 用 し て く ださい。イーサネット・ネットワークイーサネット・ネットワークのセットアップ:1 台 以 上 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> をイーサネット・ネットワークに 追 加 するには、 標 準 CAT5 ケーブルを 使 用 して 各 装 置 の 前部 にあるイーサネット・ポートをネットワークに 属 するハブに 接 続 します。コントローラまたは PC もハブに 接 続 する 必 要 があります。 図 2.23 をご 参 照 ください。図 2.23. 一 般 的 なイーサネット・ネットワーク<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-17020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップ<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の IP アドレスの 設 定 :デフォルトでは、DHCP サーバー( 存 在 する 場 合 )により、 大 抵 はイーサネットネットワークに 接 続 した 時 点 で、存 在 するそれぞれの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> について 有 効 かつ 固 有 の IP アドレスが自 動 的 に 割 り 当 てられます。ネットワークにもよりますが、この DHCPにより 割 り 当 てられた IP アドレスは、 通 常 は 現 行 のセッションについて安 定 した 状 態 が 保 たれますが、その 後 の 電 源 投 入 およびログインによって 変 更 されることがあります。 一 部 のネットワークでは、 次 のセッションになってもアドレスがそのまま 変 化 しない 場 合 もあります。すべての場 合 において、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の IP アドレスおよびポートは、[Status](ステータス)メニューのほか、[Ethernet Settings](イーサネット 設定 )サブメニューにも 表 示 されます。図 2.24. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の IP アドレスの 設 定ネットワーク 上 に DHCP サーバーがない 場 合 や、 単 に 特 定 の 静 的 アドレスを 希 望 する 場 合 には、[Ethernet Settings](イーサネット 設 定 )サブメニューにこのアドレスを 入 力 するか、シリアルコマンドにより <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong><strong>2K</strong> に 送 信 します。 新 しいアドレスを 入 力 するか、DHCP の 自 動 割 当 チェックボックスを 再 び 有 効 化 するまで、 装 置 はこのアドレスに 送 信 されたコマンドに 即 座 かつ 永 久 的 に 応 答 します。ポート 番 号 の 変 更 : 一 部 のイーサネット・ネットワークでは、ファイヤウォールの 制 限 により、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のポート 番 号 をデフォルトの 3002 から変 更 する 必 要 がある 場 合 があります。その 場 合 、[Ethernet Settings](イーサネット 設 定 )メニューに 新 しいポート 番 号 を 入 力 するか、 新 しいポート 番 号 を <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 送 信 される XIP シリアルコマンドに 含 めます。注 : 一 般 に 共 通 の TCP アプリケーションで 予 約 されているため、1000よりも 小 さいポート 番 号 は 使 用 しないことが 推 奨 されます。サブネットマスクおよびデフォルトのゲートウェイ:サブネットマスクおよびデフォルトのゲートウェイは、DHCP が 有 効 化 されたときに 自 動 的 に 割 り 当てられます。 静 的 IP アドレスを 使 用 する 場 合 には、それを 入 力 した 後 でサブネットマスクが 指 定 されるため、 最 初 に 割 り 当 てます。デフォルトのゲートウェイにより、ローカル ルータのアドレスが 指 定 でき、これによって 別 個 の IP ネットワーク 間 でのデータの 転 送 が 可 能 となります。ArtNet インタフェース 設 定 :ArtNet 設 定 についての 追 加 情 報 は、「3.6、システムパラメータおよびアドバンスト・コントロールを 調 節 する」を 参 照してください。一 定 のポートへの 通 信 デフォルトでは、ある 種 類 のシリアル コントローラ(RS232、RS422、イーサネット)から 発 信 された 通 信 は、 対 応 するネットワーク パス 上 に留 まります。この 分 離 性 は、[Communications]( 通 信 )メニューにある「Network Routing」の「Separate」 設 定 により 表 示 されます。 例 えば、RS422 コントローラを 使 用 している 場 合 には、この 設 定 を「RS232 andRS422 Joined」または「All Joined」に 変 更 しない 限 り 装 置 はそれが 接続 されている <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> とのみ 通 信 します( 図 2.25)。2-18 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアップすべてのポートへの 通 信 図 2.25. 通 信 の 分 離 性 を 保 つ(デフォルト)すべてのメッセージをすべてのポート(RS232、RS422、およびイーサネット)に 中 継 するには、 各 プロジェクターの[Communications]( 通 信 )メニューにある「Network Routing」オプションを「All Joined」に 設 定 します。この 構 成は、RS232 以 外 のコントローラを RS232 リンクで 使 用 して、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>間 で 利 用 できるようにする 場 合 に 有 用 です。 例 えば、RS232 in/out ポートを経 由 して 結 合 された <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のネットワークで 動 作 させるために、RS422 対 応 のコントローラとイーサネットに 接 続 した PC の 両 方 を 使 用 する場 合 などがそうです( 図 2.26)。図 2.26. すべてのネットワークの 結 合RS422 通 信 のみを 分 離 するには、「RS232 and Ethernet Joined」を 選 択 します。 図 2.26 では、プロジェクター#1 のみが RS422 コントローラに 応 答 します。イーサネット 通 信 のみを 分 離 するには、「RS232 and RS422Joined」を 選 択 します。するとプロジェクター#3 のみがイーサネットを 経由 して 応 答 する 一 方 、RS422 コントローラにはすべてが 応 答 します。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 2-19020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 2: 取 り 付 けおよびセットアッププロジェクター 番 号 シリアル(RS232 または RS422)ネットワークに 接 続 された 各 プロジェクターに 固 有 の 3 桁 のプロジェクター 番 号 (001、002、003 など)を 定義 することが 有 用 です。これらの 番 号 により、ネットワーク 全 体 にブロードキャストするのではなく、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> シリアルコマンドを 単 一 のプロジェクターにあてて 発 することができます。プロジェクター 番 号 の割 り 当 て 方 法 や 使 用 方 法 に 関 する 詳 細 な 情 報 については、「3.6、システムパラメータおよびアドバンスト・コントロールを 調 節 する」を 参 照 してください。2.7 キーパッドの 方式 を 変 える希 望 に 応 じて、IR リモート・キーパッドを 有 線 のリモート・キーパッドに 変 えることも、またその 逆 もできます。 新 しく 希 望 する 機 能 を[Communications]( 通 信 )メニューで 選 択 し、 必 要 に 応 じてケーブルや電 池 の 追 加 や 取 り 外 しをします。注 :いずれの 構 成 でも、レーザーポインターの 電 源 用 に 電 池 が 必 要 です。1. キーパッドを IR( 赤 外 線 )リモートまたは <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 接 続 されたケーブルのいずれかで 使 用 して、[Communications]( 通 信 )メ ニ ュ ー を 表 示 さ せます。2. 新 しく 希 望 するキーパッドの 機 能 、「Front IR」または「WiredKeypad」を On に 設 定 します。これで、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> では、 両 方のタイプの 通 信 信 号 が 認 識 されるようになります。3. 有 線 の 機 能 では、キーパッド ケーブル( 付 属 )を 追 加 し、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> にある REMOTE ポートに 接 続 します。IR 機 能 では、ケーブルを 取 り 外 し、4 個 の 電 池 を 必 ず 取 り 付 けます。4. 希 望 に 応 じて、[Communications]( 通 信 )メニューに 戻 り、 対 立するキーパッド 機 能 を Off にします。これは、 有 線 のキーパッドを 使 用 していて、 付 近 にある 他 の 使 用 中 の IR リモートとの 干 渉を 防 止 す る 必 要 が あ る 場 合 に 有 用です。各 キーパッド 構 成 ( 有 線 または IR)は、 他 のタイプのキーパッドの Off状 態 を 制 御 することに 注 目 してください。この 安 全 機 能 により、 現 在 のキーパッドを 誤 って 無 効 にすることがなくなります。2-20 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


第 3 章キーパッドの 機 能およびエラー 状 態3.1 キーパッドを 使用 するIR リモートとして 有 線 式 リモートとして <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> にあるすべての 機 能 は、リモート・キーパッドを 使 用 して 制御 ・ 調 節 することができます。IR リモートについての 主 な 説 明 を 参 照 してください( 図 3.1)。ワイヤレス IR リモートとして 使 用 するか、または 有 線 式に 変 換 します。The IR リモート・キーパッドでは、 電 池 式 の 赤 外 線 (IR)トランスミッターからのワイヤレス 通 信 を 使 用 して <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を 制 御 します。キーパッドを<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> フロントパネルにある IR センサーに 向 けます。IR リモートは、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 前 部 に 接 続 するケーブル( 付 属 )を 追 加 することで、 有 線 式 リモートになります。[Communications]( 通 信 )メニューにある「Wired Keypad」オプションも 選 択 する 必 要 があります。 照 明 の 状態 によって 適 切 な IR 送 信 と 干 渉 する 場 合 や、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が 閉 じた CP2000台 座 内 に 固 定 されているなどして、IR センサーが 利 用 できない 場 合 には、 有線 式 のリモートを 使 用 してください。注 :レーザーポインターの 電 源 用 に、キーパッド 内 に 電 池 を 入 れたままにしてくだ さい。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 3-1020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態キーパッドの 使 用 法 図 3.1. 標 準 リモート・キーパッド以 下 のガイドラインを 念 頭 においてください。1) キーは 1 度 に 1 つだけ 押 します。 同 時 キーの 組 み 合 わせが 必 要 となることはありません。2) 偶 発 的 な 使 用 を 防 止 するために、2 つの「 切 り 替 え」キー( 電 源 および OSD)は、「 押 したままにする」キーとなっており、 普 通 に 押 すキー 操 作 では 機 能 しません。3) 一 方 向 に 連 続 的 に 調 節 / 移 動 するには、 矢 印 キーを 押 したままにします。シリアルネットワークでは、 離 れた 場 所 にある <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> がコマンドに「 遅 れを 取 らない」ように 調 節 と 調 節 の 間 に 短 い 休 止 をとります。3-2 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態4) <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が、 電 源 投 入 中 など、 前 のアクションにまだ 応 答 中 にキーを 押 した 場 合 、2 番 目 のキー 操 作 は 有 効 にならない 場 合 があります。キーパッド コマンド 特 定 のキーパッド コマンドについて 下 記 に 説 明 します。電 源 のオン/オフ主 電 源 スイッチを On にセットした 状 態 で、 を 1 秒 ないし 2 秒 間 押 したままにするキー 操 作 一 つで <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 電 源 のオン/オフが 切 り 替 わります。あるいは、 を 押 して 離 した 後 で、すぐに (オン)または(オフ)を 押 すと 正 しく 切 り 替 わります( 現 在 の 状 態 が 定 かでない 場 合 に 有用 )。 別 の 方 法 として、 と 押 すと 現 在 のオン/オフ 状 態 が 切 り 替 わります。注 :<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 電 源 投 入 中 には、 内 部 のファンの 電 源 がオンになり、[Status Display]ウィンドウに「Powering Up」が 入 力 周 波 数 データとともに表 示 されるか、「No Signal」(つまり、エラー)が 表 示 されます。TPC はこの 時 点 で、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を 検 出 することができます。TestAutoSetupテストTestを 押 すと、 現 行 の 入 力 を 含 めて、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 内 部 テスト パターンが順 にスクロールされます。あるいは、 を 使 用 して、テストパターンのみ( 入 力 なし)をいずれかの 方 向 にスクロールします。自 動Auto( 別 名 「 自 動 セットアップ」)を 押 すと、 自 動 化 プロセスが 開 始 され、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> により 現 在 のソースについてサイズ、 位 置 、ピクセル トラッキングなどの 重 要 なディスプレー・パラメータが 最 適 化 されます。これらのパラメータは、 表 3.1 にリストしています。「Auto Setup」により、ディスプレーを 最 適 な 状 態 にするための 時 間 が 節 約 でき、 希 望 に 応 じた 調 整 ができます。表 3.1. 自 動 セットアップ「 自 動 セットアップ」の 実 行 内 容最 適 化 される 項 目 : デフォルト 設 定 へ 戻 す:ピクセル 追 跡コントラストピクセル 位 相明 るさサイズおよびブランキング 自 動 入 力 レベル(オフ)縦 方 向 の 拡 大 詳 細 (ビデオソースの 場 合 )位 置 合 わせフィルター入 力 レベルLuma 遅 延注 : 自 動 セットアップを 使 用 するには、ロックが 解 除 されたチャンネルが 存在 する 必 要 があります。HelpHelpを 押 すと、 現 在 のメニューまたはハイライトされたメニューオプションについての 要 約 情 報 が 表 示 されます。あるいは、メニューが 存 在 しない 場 合には、 Helpを 押 すと、 全 般 的 なヘルプトピックのリストが 表 示 されます。ヘルプテキストを 閉 じるには、 Help をもう 一 度 (または Exit を) 押 します。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 3-3020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態Chanチャンネル押 すと、 定 義 されて <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> メモリーに 格 納 されている 特 定 のソース 設 定 (チャンネル)を 選 択 します。2 桁 のチャンネル 番 号 を 入 力 すると(あるいは、リストが 表 示 されている 場 合 には、ハイライトしてからを 押 すと)、そのチャンネルについて 定 義 した 数 値 による 設 定 パラメータに 基 づきディスプレーは 自 動 的 に 変 更 ・ 更 新 されます。 新 しいソースからの 画 像 を 調 節 すると、 新 しいチャンネルが 自 動 的 に 作 成 されることに 注 目 してください。注 :プレゼンテーション 中 の Chanキーの 動 作 は、[Menu Preferences]メニューの[Display Channel List]オプションが 有 効 化 されているかどうかにより 異 なります。 Chanを 押 したときに、スクロール 可 能 なチャンネルのリストを 使 用 したり、 希 望 のチャンネル 番 号 を「ブラインドで」(つまり、スクリーン 上 のフィードバック 無 しに) 入 力 することもできます。このセクションにある 後 述 の「Menu Preferences」を 参 照 してください。Input 1Input 2Input 3Input 4Input 5入 力 1Input 1を 押 すと、INPUT 1 のラベル 付 きの BNC に 接 続 されたデータ 入 力 ソースが 表 示 されます。PIP が 有 効 化 されている 場 合 、このキーを 押 すと、PIP ソースが 変 更 されます。入 力 2Input 2を 押 すと、INPUT 2 に 接 続 された DVI ソース(アナログまたはデジタル)が 表 示 されます。PIP が 有 効 化 されている 場 合 、このキーを 押 すと、PIP ソースが 変 更 されます。入 力 3Input 3を 押 すと、INPUT 3 に 接 続 されたコンポジットビデオソースが 表 示 されます。PIP が 有 効 化 されている 場 合 、このキーを 押 すと、PIP ソースが変 更 されます。入 力 4Input 4を 押 すと、INPUT 4 に 接 続 された S ビデオソースが 表 示 されます。PIP が 有 効 化 されている 場 合 、このキーを 押 すと、PIP ソースが 変 更 されます。入 力 5Input 5を 押 すと、オプション 1 スロットにある INPUT 5 インタフェース・モジュールからの 入 力 が 表 示 されます。PIP が 有 効 化 されている 場 合 、このキーを 押 すと、PIP ソースが 変 更 されます。ここに デュアル SD/HD-SDI モジュールが 取 り 付 けられ、これに 2 つの 入 力 が 接 続 されている 場合 には、 第 2 の 入 力 (B)が INPUT 7 とみなされます。INPUT 5 を 使 用 してINPUT 7 にアクセスする 方 法 は 次 のとおりです。• INPUT 5 からの 入 力 が 表 示 されている 間 に、 Input 5 をもう 一 度 押 します。これにより INPUT 7 に 切 り 替 わります。3-4 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態• デュアル SD/HD-SDI モジュール 以 外 の 入 力 が 表 示 されている 間 に、Input 5を 押 します。これにより、どちらのデュアル SD/HD-SDI モジュールの 入 力 (A または B)が 最 後 に 使 用 されたかにより、INPUT 5 またはINPUT 7 のいずれかに 切 り 替 わります。 Input 5 をもう 一 度 押 すと、 他 のデュアル SD/HD-SDI モジュール 入 力 が 表 示 されます。Input 6入 力 6Input 6を 押 すと、オプション 2 スロットにある INPUT 6 インタフェース・モジュールからの 入 力 が 表 示 されます。PIP が 有 効 化 されている 場 合 、このキーを 押 すと、PIP ソースが 変 更 されます。ここにデュアル SD/HD-SDI モジュールが 取 り 付 けられ、これに 2 つの 入 力 が 接 続 されている 場 合 には、 第 2 の入 力 (B)が INPUT 8 とみなされます。INPUT 6 を 使 用 して INPUT 8 にアクセスする 方 法 は 次 のとおりです。• INPUT 6 からの 信 号 が 表 示 されている 間 に、 Input 6 をもう 一 度 押 します。これにより INPUT 8 に 切 り 替 わります。• デュアル SD/HD-SDI モジュール 以 外 の 入 力 が 表 示 されている 間 に、Input 6を 押 します。これにより、 最 後 にどちらのデュアル SD/HD-SDI モジュールの 入 力 (A または B)が 使 用 されたかにより、INPUT 6 またはINPUT 8 のいずれかに 切 り 替 わります。 Input 6 をもう 一 度 押 すと、 他 のデュアル SD/HD-SDI モジュール 入 力 が 表 示 されます。ContBrightコントラストContを 押 すと、 画 像 中 の 白 のレベルが 変 化 します。 希 望 の 白 レベルに 達 するまで キーを 使 用 します。 最 適 な 結 果 を 得 るには、 低 レベルから 始 めて 増 加 させ、 白 い 部 分 の 明 るさを 残 しつつ、ゆがみや 色 がつかず、かつ 明 るい 領 域 が 白 にならないようにします(つまり、「つぶれ」)。これとは 逆 に、コントラストが 低 いと 薄 暗 い 画 像 となります。「3.5 画 像 を 調 節 する」(「 画 像 設 定 」の 項 )をご 参 照 ください。輝 度Brightを 押 して、 画 像 中 の 黒 レベルを 増 減 します。 希 望 の 黒 レベルに 達 するまで、 キーを 使 用 します。 最 適 な 結 果 を 得 るためには、 高 レベルから始 めて 減 少 させ、 暗 い 領 域 が 黒 にならないようにします(つまり「つぶれ」)。これとは 逆 に、 明 るさが 高 すぎると 黒 が 暗 い 灰 色 となり、 色 あせた画 像 となります。「3.5 画 像 を 調 節 する」(「 画 像 設 定 」の 項 )をご 参 照 ください。Gammaガンマ「Gamma」は、すべての 信 号 について、グレー・シェードが 表 示 される 最小 出 力 ( 黒 )と 最 大 出 力 ( 白 )を 決 定 するグローバル 設 定 です。 適 切 な 設 定によって、 最 適 な 黒 と 白 が 維 持 されるとともに、 色 に 利 用 されている「 中 間の」 値 の 移 行 がスムーズなものとなります。このように、 明 るさやコントラストの 設 定 とは 異 なり、 極 値 を 変 化 させることなく 画 像 の 全 体 的 なトーンを明 るめまたは 暗 めにすることができ、すべての 画 像 が 活 気 にあふれながらも、暗 い 領 域 の 詳 細 が 表 示 されます。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 3-5020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態通 常 のガンマ 設 定 値 の 2.22 は、ほとんどの 信 号 や 状 態 に 適 しています。過 剰 な 周 辺 光 により、 画 像 が 不 鮮 明 になり、 暗 い 領 域 の 詳 細 を 見 ることが 困 難 もしくは 不 可 能 となる 場 合 には、ガンマの 設 定 を 下 げて 補 正 します。これとは 逆 に、 画 像 の 暗 い 領 域 に 過 度 の 詳 細 が 表 示 される 場 合 には、ガンマの 設 定 を 増 加 させます。 繰 り 返 しになりますが、 適 正 なガンマ 値により、コントラストが 改 善 され、また 黒 の 部 分 の 詳 細 が 適 度 に 維 持 されます。MenuOSDメニューMenuを 押 すと、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のメニューシステムに 入 るかこれを 終 了 します。OSD(オンスクリーン・ディスプレー)OSDを 押 すと、 使 用 中 に <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のメニューシステムが 非 表 示になります。メニューを 再 び 表 示 させるには、 以 下 のいずれかの 操 作 をします。• OSDを 1 秒 ないし 2 秒 間 押 したままにする• OSD を 押 して 離 した 後 、すぐに を 押 す• OSD OSD を 押 す非 表 示 のメニューも 完 全 に 機 能 し、キーパッドにより 該 当 する 順 序 でキー 操 作 することで、 番 号 の 付 いた 機 能 や 画 像 の 調 節 に「 非 表 示 のまま」アクセスできます。注 :1) OSD が「オン」の 状 態 でも、[Menu Preferences]メニューで 設 定することにより、オンスクリーンのエラーメッセージやダイレクト・スライド・バーを 非 表 示 にすることができます。2) オンスクリーン・ディスプレーの 状 態 は、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 前 部 にあるステータス・ディスプレー・ウィンドウに 表 示 されます。ShutterFuncシャッター機 能 なし。CP2000 のシャッターは、タッチ・パネル・コントローラで制 御 されます。関 数 キーメニュー 操 作 中 の 場 合 :メニューシステム 内 での 特 別 なタスクでの Func キーの 使 用 法 については、「セクション 3」の 各 部 に 該 当 するトピックで 掲載 しています。 例 えば、[Channel Setup]メニューで Funcを 押 すと、チャンネルの 削 除 やコピーが 有 効 化 されます。3-6 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態プレゼンテーション 中 の 場 合 :Press Func を 押 した 後 に 2桁 の 数 を 押 すと、ディスプレーで 特 定 の 色 が 有 効 化Func 6 4されます( 右 を 参 照 )。 例 えば、では、Func 6 7赤 と 緑 のデータのみが、では、すべての 色 データが 表 示 されます。1 つまたは 複 数 の 色 を除 去 すると、ある 画 像 を 積 み 重 ねて 設 置 されたプロジェクターからの 別 の 画 像 を 正 確 に 重 ね 合 わせる 場合 など、 一 定 の 診 断 やセットアップの 際 に 役 立 つことがあります。注 : 色 の 有 効 化 は、メニューシステム 内 の 数 多 くの 場 所 から 実 施 することができます。他 の 用 途 の 定 義 :PC での ASCII メッセージングにより、キー1-5 および 7-9、またはそれ 以 外 について 特 別 のユーザー 関 数 を 作 成 することもできます。 例えば、RTE(リアルタイム・イベント)の 切 り 替 えやカスタムメニューの 表示 に Funcをプログラムすることができます。<strong>Christie</strong> ウェブサイトで 入 手 可能 な 別 途 出 版 物 『<strong>Christie</strong> Serial Communications』を 参 照 してください。ProjプロジェクターProjを 押 すと、グループ 内 の 特 定 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> へのアクセスや、ローカルの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が 受 信 しているかどうかの 確 認 ができます。「EnterNumber」ウィンドウの 数 値 は、 現 在 どの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> がコマンドを 受 信 しているかを 示 すもので、[Menu Preferences]メニューで 定 義 した「プロジェクター」 番 号 と 一 致 します。この 場 合 、「プロジェクター」 番 号 は、 接 続 されている 任 意 のプロジェクターではなく <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のことです。「Projector」チェックボックス( 読 み 取 り 専 用 )は、キーパッドに 物 理 的 に接 続 された <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> がそのキーパッドからのコマンドを 受 信 しているかどうかを 示 すものです。チェックマークは、 接 続 されている <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が受 信 していることを 意 味 し、チェックマークがないと、 別 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> と通 信 していることを 意 味 します。特 定 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> をキーパッドで 制 御 するには、 使 用 する <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>に 割 り 当 てられた 3 桁 の 数 値 を 入 力 します。 現 在 使 用 しているものとは 別 の<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 切 り 替 えると、チェックマークは 表 示 されなくなります。複 数 の <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> にブロードキャストするには、 Projを 押 してから、プロProjジェクト 番 号 を 入 力 せずにもう 一 度 を 押 します。これで、キーパッド コマンドは、 存 在 するすべての <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 影 響 します。このタイプのキーパッドで 利 用 できる 有 線 のプロトコルは 1 つだけであるため、 結 合 された 同じ 構 成 内 で 一 部 のグループの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のみを 有 線 のキーパッドを 使 用 して 制 御 する 方 法 はないことに 注 意 してください。注 : [Communications]メニューの「Broadcast Keys」オプションは、シリアルネットワーク 内 のどれか 1つ( 任 意 の)<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 対 して 選 択されている 必 要 があります。 使 用 中 のキーパッドは、 残 りの <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>については OFF( 無 効 化 )になっている 必 要 があります。「2.7、キーパ<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 3-7020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態ッドの 方 式 を 変 える」および「3.6、システムパラメータおよびアドバンスト・コントロールを 調 節 する」も 参 照 してください。入 力(または 標 準 リモート・キーパッドの Enter )を 押 すと、ハイライトした 項 目 の 選 択 、チェックボックスの 切 り 替 え、またはパラメータ 調 節 の承 認 、 前 のメニューや 画 像 へ 戻 るなどの 操 作 ができます。Exit終 了Exitを 押 すと、 前 のレベル( 前 のメニューなど)に 戻 ります。注 : Exitでは、テキスト 編 集 ボックス 内 や、プルダウンリストの 変 更 内容 は 保 存 されません(スライドバーの 値 の 数 値 編 集 を 含 む)。このボタンは、「キャンセル」の 役 目 をします。矢 印 キーキーを 使 用 すると、オプション 全 体 をスクロールしなくても、スライドバー 値 の 変 更 やプルダウンリストからの 異 なるオプションの 選択 ができます。これらのキーにより、 長 いメニューの 次 ページへの 移 動もできます。セクション 3 にある「Editing Text」も 参 照 してください。キーを 使 用 して、メニュー、プルダウンリスト、テキスト・ボックス 内 の 移 動 や、 電 源 や OSD キーについて 対 応 する 状 態 の 強 制 ができます。リモート・キーパッドの 裏 面 に 記 載 されている 詳 細 を 参 照 してください。PIPPIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)注 :PIP の 動 作 は、 一 定 の 高 フレーム 速 度 のソースによって 制 限 されるこ と が あ ります。PIPを 押 すと、2 つの 画 像 を 一 度 に 表 示 できるピクチャー・イン・ピクチャー 機 能 が 有 効 化 もしくは 無 効 化 されます。 一 般 には 小 さめの「 第 二の」 画 像 が 大 きい「 第 一 の」 背 景 内 に 表 示 されます。PIP の 使 用 中 の、サイズ 変 更 、 明 るさ、コントラストなどのソース 画 像 の 調 整 は、 第 二 の画 像 にのみ 影 響 します。そうではなく 主 画 像 を 調 節 するには、 調 節 する前 に PIP を 押 します( 例 えば、 Gamma PIP と 押 すと、 主 画 像 のガンマレベルが 変 化 する)。 第 二 の 画 像 が 表 示 されないようにし、 単 一 画 像に 戻 るには、メニューやスライドバーが 表 示 されていない 状 態 で PIPを押 します。3.2 エラー 状 態Focus Zoom Shiftレンズのピント、ズーム、シフト機 能 なし。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> では、 通 常 の 動 作 を 中 断 しうるエラー 状 態 が 発 生 することが 時 々あります。こうした 状 態 は、 単 純 な 無 効 なキーパッド 入 力 、 入 力信 号 エラー( 最 も 一 般 的 )、またはシステム エラーなどが 原 因 として 考えられます。エラー 状 態 についてユーザーに 通 知 する 方 法 は、[MenuPreferences]メニューで 設 定 します。3-8 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態• エラーメッセージをスクリーン 上 に 表 示 するには、「Screen」オプションを 選 択 します。• シリアル 通 信 でのみ 通 知 するには、「RS232」オプションを 選 択 します。• 両 方 のタイプの 通 知 を 受 けるには、「All」を 選 択 します。• エラーメッセージを 無 効 化 するには( 非 表 示 にできない「invalid userkey entry」を 除 く)、「Off」を 選 択 します。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のフロントパネルにある LCD ステータス・ディスプレー・ウィンドウには、テキストベースのステータス/エラーメッセージも 表 示 されることに 注 目 してください。ユーザー エラー 無 効 なユーザー 入 力<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> により 認 識 されないキーパッド 入 力 があると、スクリーン 上 にその 問 題 を 特 定 する 短 いエラーメッセージが 表 示 されます。 例 えば、 利 用 できないチャンネル 番 号 を 指 定 した 場 合 には、メッセージ「Invalid Channel」が 表 示 されます。また、 間 違 ったパスワードを 入 力 した 場 合 には、「InvalidPassword」が 表 示 されます。またはを 押 して、メッセージをクリアし、再 試 行 します。入 力 信 号 エラー 注 :「Invalid User Entry」メッセージのオンスクリーン・ディスプレーは、「Display Error Messages」が「Off」に 設 定 されている 場 合 でも 無 効 化 できません。入 力 信 号 エラーメッセージは、プレゼンテーションレベルで(つまり、メニューが 表 示 されていない 状 態 ) 入 力 を 選 択 して、それについての 問 題 が<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> で 検 出 された 場 合 に 発 生 します。メニューが 操 作 可 能 な 状 態 で、任 意 のキー 操 作 をすることで、 表 示 されたエラーメッセージは 一 時 的 に 除 去されますが、メッセージを 永 久 に 除 去 するには、 信 号 の 問 題 を 解 決 する 必 要があります。信 号 なしメッセージ「No signal」は、 選 択 した 入 力 でソース 信 号 が 検 出 されないときに 発 生 します。HSYNC と VSYNC のどちらにも 活 動 がなく、スクリーンの背 景 は 黒 となります。 信 号 を 接 続 または 修 正 するか、 別 の 入 力 で 試 して 見 ます。同 期 不 良メッセージ「Bad Sync」は、HSYNC または VSYNC に 活 動 があるにもかかわらず、 信 号 が 表 示 できない 場 合 に 発 生 します。こうした 状 態 は、2 つの 同期 信 号 のうち 1 つだけが 存 在 しているか、またはいずれかの 同 期 信 号 が 不 安定 であるかもしくは 不 正 確 な 周 波 数 である 場 合 に 発 生 します。 信 号 を 修 正 するか、 別 の 入 力 を 選 択 します。その 他 の 信 号 エラーメッセージ一 般 的 な「Bad Sync」や「No Signal」のエラーに 加 え、HSYNC や VSYNCが 速 すぎるか 遅 すぎることを 示 す 信 号 エラーメッセージが 発 生 する 場 合 があります。こうしたメッセージが 表 示 されたら、[Status]メニューに 表 示 された 周 波 数 をチェックしてください。 周 波 数 が 正 しい 場 合 には、 信 号 が <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> で 認 識 されていません。 一 部 の PC には、 設 定 値 を 変 更 して 互 換 性のある 信 号 を 生 成 することができるものがあります。[Status]メニューに 表示 された 周 波 数 が 不 正 確 な 場 合 には、ケーブルをチェックして、 問 題 発 生 の場 所 を 確 認 します。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 3-9020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態システム 警 告 およびエラー <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> でシステム 誤 作 動 が 発 生 したとき、システム 警 告 メッセージまたはシステム・エラー・メッセージのどちらかが 表 示 されることがあります。どちらのタイプのメッセージでも、LCD ステータス・ディスプレー・ウィンドウには 関 連 するテキストメッセージも 表 示 されます。システムの 誤 作 動 は、プレゼンテーションレベルでクリアできますが、資 格 のあるサービス 技 術 者 による 点 検 の 必 要 性 を 示 している 場 合 があります。注 :システムメッセージは、[Display Error Messages]が「Screen」または「All」に 設 定 されている 場 合 にのみオンスクリーンで 表 示 されます。システム 警 告システム 警 告 は、システムの 誤 作 動 が 検 出 されたことを 示 します( 下 記の「Status Display」を 参 照 )。システム 警 告 メッセージは、 任 意 の 入 力信 号 メッセージで 置 き 換 えられ、 入 力 信 号 の 状 態 が 変 化 すると 表 示 されなくなります。プロジェクターは 動 作 できる 状 態 が 保 たれますが、メッセージは、メーカーに 報 告 すべき 潜 在 的 に 重 大 な 問 題 があることを 示 すものです。メッセージを 取 り 除 くことはできますが、 最 適 な 結 果 を 得 るためには、POWER キーによってプロジェクターの 電 源 を 切 って 再 び 入 れて、プロジェクターをリセットする 必 要 があります。システムエラーシステム・エラー・メッセージは、 重 大 な 誤 作 動 が 検 出 され、メーカーにできるだけ 早 急 に 報 告 すべきことを 示 すものです( 下 記 の「StatusLED Codes」を 参 照 )。プロジェクターは、 動 作 できない 状 態 になり、POWER キーによってプロジェクターの 電 源 を 切 って 再 び 入 れてリセットする 必 要 があります。ステータスディスプレー<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 前 部 にあるステータス・ディスプレー・ウィンドウに 以下 のメッセージのどれかが 表 示 された 場 合 、 資 格 のあるサービス 技 術 者による 対 応 が 必 要 な 可 能 性 のあるシステムエラーが 発 生 しています( 上記 の「System Warnings」および「System Errors」を 参 照 )。プレゼンテーションレベルでエラーを 承 認 ・クリアするか、 電 源 をオフにし 再 びオンにして <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 2 のリセットを 試 み、 必 要 に 応 じて 冷 却 させます。 図 3.2 を 参 照 し、 問 題 が 持 続 する 場 合 には 販 売 店 にお 問 い 合 わせください。3-10 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


表 3.2. システムエラーのコードセクション 3:キーパッドの 機 能 およびエラー 状 態コード 説 明一 般12 ソフトウエアのエラー。 電 源 のオフ/オン。 持 続 する 場 合 には、 販 売 店 / 工 場 までお問 い 合 わせください13 フラッシュ ROM 内 での CRC エラー。 新 しいソフトウエアをダウンロードしてください。14 エンジニアリングのみのプログラミングが 完 了 <strong>Christie</strong> までお 問 い 合 わせください。T<strong>IPM</strong> を 交 換 してください15 ブートモードにせずに s/w コードのダウンロードを 試 行16 無 効 な 割 り 込 み 電 源 のオフ/オン。 持 続 する 場 合 には、 販 売 店 / 工 場 までお 問 い 合 わせください17 ユーザーがブートモードに 留 まるためにシステムを 強 制18 ジャンパーなしにブートモードのプログラムを 試 行冷 却 用 のセンサー4C 重 大 なエラーのためにプロジェクターがシャットダウンファン51 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のファンが 故 障10 ビット 画 像 プロセッサ(T<strong>IPM</strong>)60 ブートコード CRC 失 敗61 DigMux PLD がプログラムできない62 Control PLD がプログラムできない63 Bubks PLD がプログラムできない64 ROM タイプが 認 識 されない65 フラッシュ ROM への 書 き 込 みに 失 敗66 一 般 的 T<strong>IPM</strong> 不 良67 ダウンロード 済 みのコードが ROM にフィットしない68 T<strong>IPM</strong> のスケーラーとの 通 信 エラーバックプレーンまたはオプションのモジュールA0 オプションのインタフェース・モジュールがプログラムできないA1 オプションのインタフェース・モジュールに 電 源 が 入 らないA2 バックプレーンのプログラムができないA3 Warp モジュールのオプションのプログラムできない(<strong>Christie</strong>TWIST)必 要 に 応 じて、 電 源 をオフにしてから 再 びオンにして、システムのリセットを 試 行 してください( 必 要 に 応 じて 冷 却 する)。 詳 細 な 情 報 は、RS232 IN ポートをモニターしてください。エラーが 持 続 する 場 合 には、 販 売 店 / 工 場 までお 問 い 合 わせください。リストされているコードのみが <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> ウィンドウに 表 示 されます。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 3-11020-100095-01 Rev 1. (04/08)


第 4 章保 守4.1 警 告 およびガイドラインラベルおよびマーク 本 製 品 は、 安 全 で 確 実 な 動 作 ができるよう 設 計 されています。ただし、 首 尾よい 動 作 は、 設 計 だけで 確 保 されるものではなく、 取 り 付 け 担 当 者 、サービス 技 術 者 、 訓 練 を 受 けたオペレーターをはじめ、その 他 すべてのユーザーが安 全 な 環 境 を 常 に 維 持 する 必 要 があります。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 動 作 を 試 みる 前に、すべての 警 告 および 事 前 注 意 をすべて 読 み 理 解 するようにしてください。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> に 付 けられたあらゆる 警 告 および 指 示 事 項 には 必 ず 従 うようにしてください。正 三 角 形 内 に 感 嘆 符 のあるマークは、プロジェクターに 付 属 の文 書 に 関 連 する 操 作 / 保 守 があることを 示 します。正 三 角 形 内 に 電 光 と 矢 印 のあるシンボルは、 感 電 の 危 険 性 のある 未 絶 縁 の「 危 険 な 電 圧 」があることを 示 します。全 般 的 な 事 前 注 意 ディスプレー 装 置 に 提 供 された 事 前 注 意 や 警 告 には、 必 ず 従 ってください。例 えば、プロジェクターの 使 用 に 関 連 したすべての 警 告 については、『CP2000 ユーザーマニュアル』のセクション 4 を 参 考 にしてください。すべての 取 り 付 け 方 法 について、 以 下 の 全 般 的 な 事 前 注 意 事 項 をご 承 知 おきください。警 告すべてのケーブルは 高 温 の 表 面 に 接 触 したり、 引 っ 張 られたり、つまずいたりすることのない 場 所 に 配 置 してください。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> は、「セクション 6、 仕 様 」にある 操 作 範 囲 の 仕 様 を 満 足 する環 境 内 に 取 り 付 ける 必 要 があります。警 告<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のカバーの 開 閉 、 取 り 外 しは、資 格 のあるサービス 技 術 者 により 行 われる 必 要 があります。AC/ 電 源 の 事 前 注 意 警 告AC 供 給 電 源 が 指 定 された 電 圧 範 囲 内 にない 場 合 には、操 作 を 試 みないでください。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 4-1020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 4: 保 守電 源 コードの 上 には 何 も 置 かないようにしてください。プロジェクターは、コードが 歩 く 人 や 転 がってくる 物 の 邪 魔 にならない 場 所 に 配 置 してください。 電 源 ケーブルが 何 らかの 形 で 損 傷 を 受 けている 場 合 には、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> は 絶 対 に 操 作 しないでください。火 災 や 感 電 の 危 険 を 招 く 恐 れがあるため、 電 源 コンセントや 延 長 コードは、 過 負 荷 状 態 にしないでください。本 製 品 の 筺 体 は、 資 格 のあるサービス 技 術 者 のみが、AC 接 続 が 完 全 に 外されている 場 合 に 限 り 開 くことが 許 可 されていることに 注 意 してください。4.2 適 切 な 冷 却 の維 持換 気 エアフィルター <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 電 子 コンポーネントは、 内 部 の 動 作 温 度 を 低 下 させるための 単 一 の 冷 却 ファンに 依 存 しています。この 冷 却 は、 突 然 の 不 良 を 防止 するために 極 めて 非 常 に 重 要 で、 長 期 間 にわたりすべてのコンポーネントの 信 頼 できる 動 作 を 確 保 するために 役 立 ちます。メッシュのサイドグリルにより、 吸 気 および 排 気 の 両 方 について 換 気 が提 供 されています。これらの 開 口 部 は 絶 対 に 覆 ったりしないでください。製 品 はラジエーターやヒートレジスターの 近 く、または 小 さな 筺 体 内 には 取 り 付 けないでください。CP2000 の 台 座 にある 中 空 部 は、 空 気 流 のための 適 切 なスペースを 供 給 するものです。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> にはエアフィルターはありません。4-2 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


第 5 章トラブルシューティング<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が 適 切 に 動 作 していないように 見 受 けられる 場 合 、 存 在 する 症 状 に 注目 し、 以 下 のガイドを 参 照 として 利 用 してください。 問 題 を 自 分 では 解 決 できない場 合 には、 販 売 店 に 問 い 合 わせ、サポートを 依 頼 してください。注 :1) <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> を 開 いて「 考 えられる 原 因 」の 診 断 をするには、 資 格 のあるサービス 技 術 者 が 必 要 となります。2) 『CP2000 ユーザーズ・マニュアル』のセクション 7 も 参 照 してください。5.1 電 源CINE-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が 始 動 しない 5.2 イーサネット1. ステータス・ディスプレー・ウィンドウをチェックします。ウィンドウが暗 い(メッセージがない) 場 合 には、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 前 部 の 電 源 スイッチがオンになっていることを 確 認 します。 次 にウィンドウには、「poweroff」が 表 示 されます。2. ウィンドウがまだ 暗 い 場 合 には、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> が AC に 差 し 込 まれていることを 確 認 します。3. CP2000 台 座 内 にある 便 宜 用 の AC コンセントに 差 し 込 まれている 場 合 には、「Internal」のラベル 付 の 対 応 する CP2000 ブレーカーが ON であることを 確 認 します。このブレーカーは 台 座 のオペレーター 側 の 側 面 にあります。4. キーパッドが 接 続 され、 電 池 が 入 っていることを 確 認 します。1. イーサネットの 設 定 が 利 用 するサイトに 対 して 有 効 であることを 確 認 します。すべてのネットワーク 装 置 には 同 じサブネットマスクと 固 有 の IP アドレスがあるべきです。2. IP アドレスを 変 更 する 前 に、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> がネットワークに 接 続 されていることを 確 認 します。3. 既 存 のイーサネット・ネットワークに 追 加 した <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> との 通 信 の 確立 にまだ 問 題 がある 場 合 には、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の IP アドレスが、 既 に 使 用中 の 他 のアドレスと 干 渉 している 可 能 性 があります。ネットワーク 管 理 者にお 問 い 合 わせください。4. 裏 のイーサネット・ポートは 現 在 サポートされていないため、 前 部 にあるイーサネット・ポートのみを 使 用 してください。5.3 ディスプレー症 状 原 因 / 解 決 策 :画 像 がスクリーン 全 体 に 表 示 されない1. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 出 力 解 像 度 の 設 定 をチェックして、ディスプレー 装 置 の 解像 度 と 一 致 するかどうかを 確 認 します。 例 えば、CP2000 のネイティブ表 示 領 域 全 体 に 表 示 するには、2048×1080 の 出 力 解 像 度 を 指 定 します。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 5-1020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 5:トラブルシューティング症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :TPC を 使 用 した 入 力 の 選 択 ができない1. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> がプロジェクターの RS232-B ポートに 接 続 されていることを 確 認 します。画 像 が「 圧 迫 された」ように、つまりスクリーンの 中 央 に 向 かい 縦 方 向に 伸 びて 見 える1. サイズ 変 更 の 選 択 をチェックします。 縦 方 向 に 圧 迫 された 画 像 には、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の「Anamorphic」(アナモフィック)サイズ 変 更 プリセットを 使 用 した 後 、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の「Size」コントロールを 使 用 して 必 要 に 応 じて 拡 大 します。2. DVD プレーヤーからの 最 適 な 結 果 を 得 るには、また 適 切 なサイズ 変 更機 能 を 最 適 化 するには、DVD 出 力 を 16:9 ワイドスクリーン(4:3 や4:3 パンスキャンではなく)に 設 定 することが 推 奨 されます。3. このソースには、アナモフィック・レンズ(オプション)が 必 要 な 場合 があります。システムの 電 源 は 入 るが、 表 示 されない...1. レンズカバーがついたままになっていませんか?レンズカバーを 取 り外 します。2. TPC で、CP2000 のシャッターが OPEN(<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> キーパッドのシャッターボタンは 機 能 しない 状 態 )であることを 確 認 します。3. ランプは 発 光 していますか? 開 いたランプのドアなど、 連 動 の 問 題 がないかをチェックします。4. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> でディスプレー 用 に 全 体 が 黒 のテストパターンが 選 択 されていないことを 確 認 します。リモートの TEST を 押 し、キーでテストパターンにアクセスし、パターンをサイクルさせます。5. 正 しい 入 力 が 選 択 されていますか?TPC で、 正 しい DVI 入 力 が 選 択 されていることを 確 認 します。6. <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> からの DVI 出 力 が CP2000 に 適 切 に 接 続 されていることを 確 認 します。7. 装 置 で 間 違 えた 出 力 解 像 度 が 選 択 されている 可 能 性 があります。8. V1.1 ソフトウエアは、HDCP ソース 素 材 を 処 理 できず、 全 体 的 に 黒 のフィールドが 表 示 されます。 受 信 DVI 信 号 がデジタル 暗 号 化 されていないことを 確 認 してください。9. ソースは 適 切 に 接 続 されていますか?ケーブルの 接 続 をチェックし、正 しいソースが 選 択 されていることを 確 認 します。表 示 が 震 えたり、 不 安 定 である…1. 表 示 に 異 常 なジッターや 明 滅 がある 場 合 には、ソースが 適 切 に 接 続 され、 適 切 な 品 質 で 検 出 されていることを 確 認 します。 品 質 が 低 い 場 合やソースの 接 続 が 不 適 切 であると、プロジェクターでは、( 短 時 間 ですが) 画 像 の 表 示 が 繰 り 返 し 試 行 されます。2. 入 力 信 号 の 水 平 または 垂 直 の 走 査 周 波 数 が、プロジェクターの 範 囲 外である 可 能 性 があります。 走 査 周 波 数 範 囲 については、「セクション6、 仕 様 」を 参 照 してください。3. 同 期 信 号 が 不 適 切 である 可 能 性 があります。ソースの 問 題 を 修 正 します。5-2 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 5:トラブルシューティング4. 装 置 で 間 違 えた 出 力 解 像 度 が 選 択 されている 可 能 性 があります。症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :表 示 が 異 常 に 薄 暗 いか 淡 い…1. 明 るさやコントラストの 設 定 が 低 すぎる 可 能 性 があります。2. ソースが 二 重 終 端 処 理 されている 可 能 性 があります。ソースの 終 端 処 理 が一 回 のみであることを 確 認 します。3. ソース( 非 ビデオの 場 合 )は、 異 なる 同 期 チップのクランプ 位 置 が 必 要 な場 合 があります。4. ランプがプロジェクターと 適 切 に 位 置 合 わせされていない 可 能 性 があります。CP2000 の LampLOC 調 整 を 使 用 してください。表 示 の 上 部 に 波 うち、ティアリングまたは 震 えがある…1. これは、ビデオまたは VCR のソースで 時 々 発 生 することがあります。ソースをチェックしてください。表 示 の 一 部 が 切 り 取 られたり、 反 対 側 の 端 に 向 かいゆがんだりする…1. サイズ 変 更 やブランキングの 調 整 が 必 要 な 可 能 性 があります。表 示 が 圧 縮 されて 見 える( 縦 方 向 に 伸 びている)…1. ピクセル・サンプリング・クロックの 周 波 数 が 現 在 のソースに 対 して 不 正確 です。2. サイズ 変 更 、 垂 直 方 向 の 伸 び、および 位 置 合 わせのオプションが 受 信 するソース 信 号 に 対 して 不 正 確 に 調 整 されている 可 能 性 があります。3. サイズ 変 更 および 垂 直 方 向 に 伸 びたフォーマットで 供 給 されたソースには、アナモフィック・レンズが 必 要 な 場 合 があります。データが 端 部 から 切 り 取 られる1. ブランキング 用 の 設 定 をチェックします。2. 画 像 からの 受 信 データがまだない 場 合 には、 画 像 サイズをプロジェクターで 利 用 可 能 な 表 示 領 域 に 収 まるように 減 少 させます。3. CP2000 にあるシネマ 処 理 パスを 使 用 していないことを 確 認 します。4. 画 像 が 左 右 に 切 り 取 られている 場 合 には、 処 理 チップの 現 在 の 帯 域 幅 の 限度 を 超 過 している 可 能 性 があります。サイズ 変 更 設 定 を 減 らすか、( 可 能であれば) 受 信 信 号 の 垂 直 フレーム 速 度 を 減 らします。5. 画 像 が 上 下 に 切 り 取 られている 場 合 には、CP2000 の DVI ポートについての 垂 直 フレーム 速 度 の 限 度 を 超 過 している 可 能 性 があります。 可 能 であれば、サイズ 変 更 の 設 定 を 減 らし、 切 り 取 り 領 域 内 に 収 まるようにするか、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> 入 力 の 受 信 信 号 の 垂 直 フレーム 速 度 を 減 らします。CP2000にあるシネマ 処 理 パスを 使 用 していないことを 確 認 します。6. TPC 設 定 をチェックし、ソースおよびスクリーンが 2048×1080、またはAuto Square ピクセルに 設 定 されていることを 確 認 します。表 示 の 品 質 が 良 くなったり 悪 くなったりしてみえる…1. ソース 入 力 信 号 の 品 質 が 低 い 可 能 性 があります。2. 入 力 の H または V の 周 波 数 がソースの 端 部 で 変 更 された 可 能 性 があります。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 5-3020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 5:トラブルシューティング症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :表 示 が 突 然 フリーズする…1. スクリーンが 真 っ 黒 になり、その 説 明 がつかない 場 合 には、AC または 接 地 入 力 での 過 度 の 電 圧 ノイズによって、 信 号 をロックするプロジェクターの 能 力 が 妨 害 された 可 能 性 があります。プロジェクターや<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> 2k の 電 源 を 切 り、AC 接 続 を 外 します。その 後 、 通 常 どおりに 差 込 み 直 し 電 源 を 入 れます。表 示 の 色 が 不 正 確 である…1. 色 、 色 合 い、カラースペース、 色 温 度 をはじめ、その 他 の 設 定 の 調 節が 必 要 な 可 能 性 があります。2. 適 切 な TPC 設 定 が 使 用 されていることを 確 認 します。CP2000 のカラースペースは、RGB 形 式 で、ガンマが Gamma 2.6 に 設 定 されているべきです。3. このソース 用 に 適 切 なチャンネルを 使 用 していることを 確 認 してください。表 示 が 矩 形 でない…1. プロジェクターの 水 準 をチェックします。レンズ 表 面 とスクリーンが相 互 にできる 限 り 平 行 になっていることを 確 認 します。2. 「Keystone」が 正 しく 設 定 されていることを 確 認 します。3. 垂 直 方 向 のオフセットは 正 しいですか? 垂 直 オフセット ノブを 使 用 して、 必 要 に 応 じて 調 節 します。4. アナモフィック・レンズ( 存 在 する 場 合 )の 絞 りが 正 しい 向 きであることを 確 認 します。表 示 に「ノイズ」が 多 い…1. 入 力 ソースでの 表 示 調 節 が 必 要 な 場 合 があります。ピクセル・トラッキング、 位 相 、フィルターを 調 節 します。DVD プレーヤーからのYPbPr 信 号 では、ノイズは 特 に 一 般 的 です。(PC ソースを 使 用 する場 合 、 高 周 波 数 のテストパターンを 使 用 し、 全 体 的 に 1 ピクセル 分 オン/オフさせて 調 節 します。)2. ビデオ 入 力 は 終 端 処 理 できないことがあります。ビデオ 入 力 が 終 端 処理 されていることを 確 認 します(75 )。ループ・スルー・チェーンの 最 後 の 接 続 である 場 合 には、ビデオ 入 力 は、 最 後 のソース 入 力 でのみ 終 端 処 理 されているべきです。3. 入 力 信 号 やその 信 号 を 搬 送 する 信 号 ケーブルの 品 質 が 低 い 可 能 性 があります。4. 入 力 ソース 装 置 とプロジェクターの 間 の 距 離 が 25 フィートを 超 える場 合 には、 信 号 の 増 幅 / 調 節 が 必 要 な 場 合 があります。5. ソースが VCR または 放 送 から 直 接 のものである 場 合 に、 細 部 の 設 定 が高 すぎる 可 能 性 があります。6. 10 ビット DVI 出 力 が 有 効 な 場 合 、DVI ハーネスが 正 しく 接 続 されていることを 確 認 します。TPC で、DVI 10 ビット Twin-Link を 選 択 します。7. コンピュータグラフィックスでは、コンピュータ/ラップトップのビデオカードで、 選 択 した 解 像 度 が 処 理 可 能 であることや、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong><strong>2K</strong> 入 力 帯 域 幅 の 限 界 内 であることを 確 認 します。5-4 <strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド020-100095-01 Rev 1. (04/08)


セクション 5:トラブルシューティング8. 一 部 の 放 送 素 材 には、そのコンテンツ 内 に 大 量 のノイズが 含 まれていることがあります。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> のノイズ 低 減 機 能 を 使 用 してみてください。症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :症 状 原 因 / 解 決 策 :ビデオにノイズやちらつきがある1. DVI ケーブルの 品 質 が 悪 いか、 長 すぎる 可 能 性 があります。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong>に 付 属 のケーブルを 使 用 してください。DVI ソースが 表 示 されない1. DVI ソースが HDCP 暗 号 化 されている 可 能 性 があります。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> は、これに 対 応 していません。色 が 不 正 確 である1. TPC で、「Unity RGB」カラースペースが 選 択 されていることを 確 認 します。症 状 原 因 / 解 決 策 :10 ビットの Twin-Link DVI で 著 しい 色 信 号 の 変 化 がある1. DVI ケーブルが 逆 になっている 可 能 性 があります。症 状 原 因 / 解 決 策 :オプションの 入 力 モジュールが 動 作 しない1. オプションカードが 奥 まできちんと 装 着 され、<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> の 前 面 と 同 じ高 さになっていることを 確 認 します。2. オプションカードを 装 着 し 直 します。3. 入 力 5 または 入 力 6 のいずれかが、 適 切 に 選 択 されていることを 確 認 します。<strong>Cine</strong>-<strong>IPM</strong> <strong>2K</strong> セットアップガイド 5-5020-100095-01 Rev 1. (04/08)

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