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調 歩 同 期 / 独 立 同 期 (BSC)プロトコルコンバータ
SAS20
ユーザーズマニュアル
WP-09 09-130827
第 18 版 平 成 25 年 8 月
データリンク 株 式 会 社

!
安 全 にお 使 いいただくために 必 ずお 読 みください
火 災 の 原 因 になります
◆ 正 しい 電 源 電 圧 でお 使 いください。
◆ 湿 気 や 埃 、 油 煙 、 湯 気 が 多 い 所 には 置 かないでください。
◆ 暖 房 器 具 の 近 くや 直 射 日 光 があたる 場 所 など、 高 温 の 場 所 で 使 用 したり 放 置 しない
でください。
◆ たこ 足 コンセントや 配 線 器 具 の 定 格 を 超 える 使 い 方 はしないでください。
◆ 電 源 ケーブルに 加 工 や 熱 を 加 えたり、 重 いものを 載 せるなどで 傷 をつけないでくだ
さい。
◆ 内 部 に 異 物 を 入 れないでください。( 水 厳 禁 )
◆ 本 体 及 び 付 属 品 を 改 造 しないでください。
◆ 排 気 口 のある 機 種 は、 排 気 口 を 塞 いで 使 用 しないでください。
感 電 や 怪 我 の 原 因 になります
◆ 正 しい 電 源 電 圧 でお 使 いください。
◆ 電 源 ケーブルに 加 工 や 熱 を 加 えたり、 重 いものを 載 せるなどで 傷 をつけないでくだ
さい。
◆ 内 部 に 異 物 を 入 れないください。
◆ 本 体 及 び 付 属 品 を 改 造 しないでください。
◆ 濡 れた 手 でコンセントにさわらないでください。
◆ 雷 発 生 時 は、 本 製 品 に 触 れたり 周 辺 機 器 の 接 続 をしたりしないでください。
◆ 設 置 、 移 動 の 時 は 電 源 プラグを 抜 き、 周 辺 機 器 の 接 続 を 切 り 離 してください。
故 障 やエラーの 原 因 になります
◆ 本 体 及 び 付 属 品 を 改 造 しないでください。
◆ 排 気 口 のある 機 種 は、 排 気 口 を 塞 いで 使 用 しないでください。
万 一 、 発 熱 を 感 じたり、 煙 が 出 ていたり、 変 なにおいがするなどの 異 常 を 確 認 した 場 合 は、
ただちに 電 源 を 外 し 使 用 を 中 止 してお 買 いあげの 販 売 店 にご 連 絡 下 さい。
● 本 書 の 一 部 または、 全 部 を 無 断 で 複 製 、 複 写 、 転 載 、 改 変 することは 法 律 で 禁 じられています。
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● 本 書 の 内 容 については、 万 全 を 記 して 作 成 いたしましたが、 万 一 ご 不 審 な 点 や 誤 り、 記 載 漏 れなどお 気
付 きの 点 がございましたら、ご ご 連 絡 下 さいますようお 願 い 致 します。
● 本 書 に 記 載 されている 各 種 名 称 、 会 社 名 、 商 品 名 などは 一 般 に 各 社 の 商 標 または 登 録 商 標 です。

SAS20 目 次
目 次
序 章 はじめに ..............................1
序 -1
序 -2
序 -3
概 要 .1
梱 包 品 目 .1
特 徴 .2
第 1 章 物 理 的 仕 様 ............................3
1-1 ハード 構 成 .3
1-2 使 用 環 境 、 消 費 電 流 .3
1-3 形 状 、 各 部 名 称 と 働 き .4
第 2 章 伝 送 的 仕 様 ............................5
2-1 基 本 機 能 .5
2-2 BSC 伝 送 フォーマット .5
2-2-1 BSCテキスト
( 非 透 過 モード) .5
2-2-2 BSCテキスト
( 透 過 モード) .5
2-2-3 BSCテキスト
(SOH 先 行 ) .5
2-2-4 ポーリング/セレクション、 起 動 シーケンス .6
2-2-5 相 互 起 動 方 式 シーケンス .6
2-2-6 応 答 監 視 シーケンス 1 .6
2-2-7 応 答 監 視 シーケンス 2 .6
2-2-8 NAK .6
2-2-9 WACK .7
2-2-10
RVI .7
2-2-11
TTD .7
2-2-12
IDID+ ENQ .7
2-2-13
IDID+ACK0
.7
2-2-14
IDID+NAK
.7
2-3 調 歩 同 期 伝 送 フォーマット .8
2-3-1 手 順 設 定 時 のテキスト ( 透 過 モード) .8
2-3-2 手 順 設 定 時 のテキスト ( 非 透 過 モード) .8
2-3-3 ポーリング/セレクション、 起 動 シーケンス .8
i

SAS20 目 次
2-3-4 相 互 起 動 方 式 シーケンス .8
2-3-5 応 答 監 視 シーケンス 1 .8
2-3-6 応 答 監 視 シーケンス 2 .8
2-3-7 NAK .8
2-3-8 WACK .9
2-3-9 RVI .9
2-3-10
ASYNCテキスト
.9
2-3-11
TTD .9
2-3-12
IDID+ ENQ .9
2-3-13
IDID+ACK0
.9
2-3-14
無 手 順 (タイマーモード、
タイマーモード、データ 長 など) 設 定 時 のテキスト .9
2-3-15
無 手 順 (デリミタモードなど
デリミタモードなど) 設 定 時 のテキスト .10
2-3-16
IDID+NAK
.10
2-4 デリミタ (タイマ、 タイマ、データ 長 )モード 設 定 時 の
データ 伝 送 .10
2-4-1 調 歩 同 期 から BSCへ 1 .10
2-4-2 BSCから 調 歩 同 期 へ 1 .10
2-4-3 調 歩 同 期 から BSCへ 2 .11
2-4-4 調 歩 同 期 から BSCへ 3 .11
2-4-5 BSCから 調 歩 同 期 へ 2 .11
2-5 手 順 ( 逐 一 変 換 ) .12
2-5-1 調 歩 同 期 から BSCへ .12
2-5-2 BSCから 調 歩 同 期 へ .12
2-5-3 調 歩 同 期 から BSCへ (id+ ENQ) .12
2-5-4 BSCから 調 歩 同 期 へ (id+ ENQ) .13
2-5-5 調 歩 同 期 から BSCへポーリング
.13
2-5-6 BSCから 調 歩 同 期 へポーリング .13
2-5-7 調 歩 同 期 から BSCへセレクティング
.14
2-5-8 BSCから 調 歩 同 期 へセレクティング .14
2-6 手 順 ( 一 括 変 換 ) .15
2-6-1 調 歩 同 期 から BSCへ .15
2-6-2 BSCから 調 歩 同 期 へ .15
2-7 異 常 処 理 .16
2-7-1 衝 突 (SAS20
優 先 設 定 時 ) .16
2-7-2 衝 突 (SAS20
非 優 先 設 定 時 ) .16
2-7-3 被 呼 局 が IDID 不 一 致 を 検 出 .16
2-7-4 発 呼 局 が IDID 不 一 致 を 検 出 .17
2-7-5 被 呼 局 が [ID+NAK] NAK]で 応 答 した 場 合 .17
i

SAS20 目 次
2-7-6 無 応 答 .18
2-7-7 NAK 応 答 .18
2-7-8 受 信 時 の NAK 送 信 回 数 .18
2-7-9 ACK 応 答 催 促 .19
第 3 章 インターフェイスの 結 線 ...............20
3-1 RS232Cのピン 番 号 と 信 号 .20
3-2 BSCのピン 番 号 と 信 号 .20
3-3 信 号 名 と JIS 略 号 との 対 比 .21
3-4 外 部 機 器 との 接 続 1 .21
3-5 外 部 機 器 との 接 続 2 .22
3-6 外 部 機 器 との 接 続 3 .22
3-7 外 部 機 器 との 接 続 4 .23
3-8 外 部 機 器 への 電 源 の 供 給 .23
3-9 内 部 8ビットディップスイッチについて .23
第 4 章 通 信 条 件 の 設 定 .......................24
4-1 通 信 設 定 の 変 更 方 法 .24
4-2 メモリ S1: 調 歩 同 期 チャンネルの 通 信 設 定 .26
4-3 メモリ S2: 調 歩 同 期 チャンネルのビット 長 、
フロー 制 御 など .26
4-4 メモリ S3:B BSCャンネルの 伝 送 速 度 と 動 作 モード .28
4-5 メモリ S4:コード、 コード、BCC BCCの 選 択 、 優 先 局 の 選 択 、
優 先 局 の 選 択 、ACK
機 能 、 透 過 モード .29
4-6 メモリ S5:B BSC 全 半 2 重 、 調 歩 全 半 2 重 、
BCC、ACK ACK、IDID、CD CD .31
4-7 メモリ S6:デリミタコード
(タイマ 値 、データ 長 ) .33
4-8 タイマ 値 .34
4-9 リトライ 値 .35
4-10 IDID 値 .35
ii

SAS20 目 次
第 5 章
BSC 伝 送 制 御 キャラクタ ................36
5-1 キャラクタ 一 覧 .36
第 6 章 調 歩 同 期 通 信 制 御 の 説 明 ...............37
6-1 XON/XOFF XOFF .37
6-2 RTS/CTS
.37
6-3 DTR/DSR DSR .37
6-4 BSCチャンネルの
CD 信 号 .37
第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式 ...................38
7-1 BSC 伝 送 制 御 文 字 .38
7-2 EBCDICコード 表 ( 英 小 文 字 対 応 ) .39
7-3 EBCDIKコード 表 (カナ 対 応 ) .40
7-4 ASCIコード 表 .41
7-5 JIS8コード 表 .42
第 8 章 その 他 ...............................43
8-1 デリミタ BSC 手 順 における 受 信 状 態 遷 移 図 .43
8-2 デリミタ BSC 手 順 における 送 信 状 態 遷 移 図 .44
8-3 逐 一 変 換 モードにおける 状 態 遷 移 図 .45
8-4 ユーザーサポートのご 案 内 .45
付 録 TERM WIN ユーザーズマニュアル ......46
保 証 規 定 .....................................50
iviv

序 章 はじめに
序
章 はじめに
序 -1 概 要
本 書 は、デ-タリンク 社 製 の 調 歩 同 期 ( 無 手 順 )と 独 立 同 期 (BSC 手 順 )のプロトコ
ルコンバ-タのモデル SAS20 について 説 明 したものです。
SAS20 は 弊 社 プロトコルコンバ-タのSAS-BSC
を、 小 型 軽 量 化 および 設 定 値 を
大 幅 にプログラマブルとしたものです。
本 書 は、SAS20 SAS20の の 動 作 仕 様 、SAS20 SAS20と と 他 の 電 子 機 器 との 接 続 方 法 、 通 信 規 格 の 設
定 の 方 法 について 説 明 してあります。
序 -2
梱 包 品 目
SAS20 には 以 下 の 品 目 が 含 まれます。 品 目 数 量 をご 確 認 下 さい。
不 足 がある 場 合 は、 弊 社 営 業 部 までご 連 絡 下 さい。
◆ SAS20 本 体
1 台
◆ AC 電 源 ケーブル
2m
専 用 アースの 取 れる 2P-3P 3Pの AC 電 源 ケーブルです。
本 体 側 が 3P、AC100V
側 が 2Pとアース 用 のコードとなっております。
1 個
◆ 調 歩 同 期 用 RS232Cクロスケーブル
1.8m 1 本
Dsub25ピンオスと
Dsub9ピンメスの
RS232Cのクロスケーブルです。
端 末 機 器 との 接 続 に 使 用 します。
◆ ターミナルソフト TERM WIN CD-R
このソフトで 条 件 設 定 、 簡 単 な 動 作 確 認 が 可 能 です。
使 用 方 法 は 本 誌 巻 末 をご 参 照 ください。
1 枚
◆ SAS20 ユーザーズマニュアル
本 誌
1 冊
1

序 章 はじめに
序 -3 特 徴
◆ 調 歩 同 期 式 RS232Cポ-トと
BSCポ-トを 各 1チャンネル 持 っています。
◆ 調 歩 同 期 側 はBSC BSCの 手 順 を 全 く 意 識 することなくデ-タを 入 出 力 する 事 が 可 能 です。
◆ SAS20 の 通 信 設 定 は 調 歩 同 期 チャンネル 側 から 設 定 可 能 で、 設 定 された 内 容 は
内 部 のEEPROM EEPROMに 書 き 込 まれます。この 設 定 値 は 電 源 を 落 としても 保 持 されます。
◆ 調 歩 同 期 チャンネルの 通 信 設 定 は
通 信 速 度 50~ 19200bps
パリティ
偶 数 / 奇 数 /なし
ビット 長 5/6/7/8
ストップビット 1/1.5 1.5/2
コ-ド
JIS8/ASCI ASCI/EBCDIC EBCDIC/EBCDIK EBCDIK
◆ SAS20 のフロ- 制 御 は
XON/XOFF XOFF
DTR/DSR DSR
◆ BSCの 通 信 設 定 は
通 信 速 度 50~ 19200bps
コ-ド
JIS8/ASCI ASCI/EBCDIC EBCDIC/EBCDIK EBCDIK
◆ BSC 機 能 の 選 択 は
透 過 、 非 透 過 モ-ドの 選 択
各 通 信 パラメ-タの 設 定
JIS8/EBCDIC EBCDICの 変 換 機 能
全 2 重 / 半 2 重 モデムに 対 応
IDID+ ENQなどに 対 応
BSC1(コンテンション 方 式 )/2(ID
付 き)/3( 3(ポーリングセレクティング 方
式 )に 対 応
◆ バッファの 容 量 は
調 歩 同 期 ポ-トは 8Kバイト、 バイト、BSC BSCポ-ト
8Kバイト。
2

第 1 章
物 理 的 仕 様
第 1 章 物 理 的 仕 様
1-1 ハード 構 成
CPU TMPZ84C810 ( 東 芝 )
RS232Cトランシーバ MC145406 (モトローラ)
バッファメモリ TC514256 ( 東 芝 ) 相 当
RS232Cコネクタ Dsub25sメス ( 航 空 電 子 )
1-2 使 用 環 境 、 消 費 電 流
◆ 動 作 条 件
◆ 保 存 条 件
◆ 消 費 電 流
◆ 内 部 消 費 電 流
温 度 0~ 50℃
湿 度 結 露 なきこと
温 度 - 30~ 80℃
1WAAC85 AC85~ 134V
5V
+ 12V
- 12V
150mA
10mA
10mA
◆ 寸 法 幅 250mm
◆ 重 量
高 さ
奥 行 き
1.2Kg
41mm
185mm
(ゴム 足 を 含 む)
(コネクタ 部 を 含 む)
3

第 1 章 物 理 的 仕 様
1-3 形 状 、 各 部 名 称 と 働 き
ASYNC BS C
183
35
OFF
POWER
SAS20
PROTOCOL CONVERTER
ON
ASYNC BSC SET
POWER TXD RXD TXD RXD PROG SW
250
縮 尺 :Free
( 単 位 mm)
4
ACSW:
POWER:
本 機 の 電 源 スイッチです。
電 源 が 投 入 されていることを 示 す LEDです。
TX/ASYNC ASYNC: 調 歩 同 期 側 にキャラクタを 送 出 中 に 点 灯 します。
RX/ASYNC ASYNC: 調 歩 同 期 側 にキャラクタが 受 信 されると 点 灯 します。
TX/BSC BSC:
RX/BSC BSC:
PROG:
SW:
BSC 側 にキャラクタを 送 出 する 時 に 点 灯 します。
送 出 が 完 了 すると 滅 灯 します。
BSC 側 に 同 期 キャラクタを 受 信 すると 点 灯 します。
再 びハントモ-ドに 入 ると 滅 灯 します。
本 機 がプログラムモ-ドに 入 ると 点 灯 します。
通 常 の 使 用 状 態 で 滅 灯 します。
このスイッチを 押 すと、プログラムモ-ドに 入 ります。

第 2 章
伝 送 仕 様
第 2 章 伝 送 的 仕 様
2-1 基 本 機 能
◆ SYNキャラクタの 付 与 / 削 除
◆ BCCの 付 与 / 削 除 /チェック
◆ パッドキャラクタの 付 与 / 削 除
◆ スタ-トビットの 付 与 / 削 除
◆ パリティの 付 与 / 削 除 /チェック
◆ エラ-の 検 出 とデ-タの 再 送
2-2 BSC 伝 送 フォーマット
2-2-1 BSCテキスト
( 非 透 過 モード)
PSSSSDDD
DECCP
AYYYTAAA AAA .ATRRA
DNNNXTTT
TXCCD
1 AAA A 122
123 n
◆ PAD1
◆ PAD2
先 行 パッド (SYNと 同 じ)
後 行 パッド (16 進 の FF)
2-2-2 BSCテキスト
( 透 過 モード)
PSSS SSSDSDDD DDD
DDECC ECCP
AYYYLTAAA .AL ALTRRA
DNNNEXTTT
TEXCCD
1 AAA A 122
123 n
2-2-3 BSCテキスト
(SOH 先 行 )
このフォーマットは[ 逐 一 変 換 モード] 設 定 時 に 有 効 です。
PSSSSD
DSD DECCP
AYYYO
A .ATA .ATRRA
DNNNH NNNHT
TXT TXCCD
1 A A A A 122
1 l m n
5

第 2 章 伝 送 仕 様
2-2-4 ポーリング/セレクション、 起 動 シーケンス
このフォーマットは [ 逐 一 変 換 モード] 設 定 時 に 有 効 です。
PSSSEP PSSSSS SSUUEP
AYYYOA AYYYAAAANA
DNNN NNNTD DNNN
Q D
1 2 1 2
◆ PAD1 : 先 行 パッド (SYNと 同 じ)
◆ SYN : 同 期 キャラクタ
◆ EOT : EOT
◆ PAD2 : 後 行 パッド (16 進 の FF)
◆ SA : STATIONADDRESS
◆ UA : UNITADDRESS
◆ ENQ : セレクティングの 終 了 を 示 す ENQ
2-2-5 相 互 起 動 方 式 シーケンス
PSSSEP
AYYYNA
DNNNQ D
1 2
2-2-6 応 答 監 視 シーケンス 1
PSSSD7P
AYYYL0A
DNNNE D
1 2
※ DLE+ 70Hは EBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIは DLE+ 30Hとなります。
2-2-7 応 答 監 視 シーケンス 2
PSSSD P
AYYYL/A
DNNNE D
1 2
※ DLE+ /(61H) (61H)は EBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIは DLE+ 31Hとなります。
2-2-8 NAK
PSSSNP
AYYYAA
DNNNKD
1 2
6

第 2 章
伝 送 仕 様
2-2-9 WACK
PSSSD P
AYYYL,A
DNNN NNNE D
1 2
※ DLE+ ,(6BH)は EBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIは DLE+ 2CHとなります。
2-2-10
RVI
PSSSD
P
AYYYL@ A
DNNNE D
1 2
※ DLE+ @ (7CH)は EBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIは DLE+ 40Hとなります。
2-2-11
TTD
PSSSSEP
AYYYTN A
DNNNXQ D
1 2
2-2-12
IDID+ ENQ
PSSSI .IE P
AYYYD .DNA
DNNN1 .nQ D
1 2
2-2-13
IDID+ ACK0
PSSS I .ID
7P
AYYYD .DL0A
DNNN1 .nE D
1 2
※ DLE+ 70Hは EBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIは DLE+ 30Hとなります。
2-2-14
IDID+ NAK
このフォーマットは [ 逐 一 変 換 モード] 設 定 時 に 有 効 です。
PSSS
I .IN P
AYYYD .DAA
DNNN NNN1 .nK nKD
1 2
7

第 2 章 伝 送 仕 様
2-3 調 歩 同 期 伝 送 フォーマット
2-3-1 手 順 設 定 時 のテキスト ( 透 過 モード)
DSDD
DDEC
LTAA
.ALT ALTR
EXTT
TEXC
AA
A
12 n
CRC
なし
LRC
CRC16
CRC12
2-3-2 手 順 設 定 時 のテキスト ( 非 透 過 モード)
SDD
DEC
TAA .ATR
XTT
AA
TXC
A
12 n
CRC
なし
LRC
CRC16
CRC12
2-3-3 ポーリング/セレクション、 起 動 シーケンス
EU U SSE
O AAAAN
T
Q
2-3-4 相 互 起 動 方 式 シーケンス
E
N
Q
2-3-5 応 答 監 視 シーケンス 1
D7
L0
E
※ DLE+70H 70HはEBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIはDLE DLE+30H 30Hとなります。
2-3-6 応 答 監 視 シーケンス 2
D
L/
E
※ DLE+ /(61H) (61H)は EBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIは DLE+ 31Hとなります。
2-3-7 NAK
8
N
A
K

第 2 章
伝 送 仕 様
2-3-8 WACK
D
L,
E
※ DLE+ ,(6BH)は EBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIは DLE+ 2CHとなります。
2-3-9 RVI
D
L@
E
※ DLE+ @ (7CH)は EBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIは DLE+ 40Hとなります。
2-3-10
ASYNCテキスト
このフォーマットは [ 逐 一 変 換 モード] 設 定 時 に 有 効 です。
SD
DSD
DEC
O A .ATA
.ATR
H T
TXT
TXC
A A A A
1 l m n
CRC
なし
LRC
CRC16
CRC12
2-3-11
TTD
SE
TN
XQ
2-3-12
IDID+ ENQ
I .IE
D .DN
1 .nQ
2-3-13
IDID+ ACK0
I .ID 7P
D .DL0A
1 .nE D
※ DLE+ 70Hは EBCDIC(EBCDIK)
※ ASCIは DLE+ 30Hとなります。
2-3-14
無 手 順 (タイマーモード、
タイマーモード、データ 長 など) 設 定 時 のテキスト
T
E
X
T
9

第 2 章 伝 送 仕 様
2-3-15
無 手 順 (デリミタモードなど
デリミタモードなど) 設 定 時 のテキスト
T D
E+ E
X L
T
2-3-16
IDID+ NAK
I .IN
D .DA
1 .nK
2-4 デリミタ (タイマ タイマ・データ 長 )モード 設 定 時 のデータ 伝 送
2-4-1 調 歩 同 期 から BSCへ 1
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
TEXT+DEL→
S
A
S
2
0
Φ+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+DEL+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
2-4-2 BSCから 調 歩 同 期 へ 1
テキストに ETBを 含 む 場 合
Φ+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT1+ETB+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+STX+TEXT2+ETB+BCC+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT3+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
S
A
S
2
0
TEXT1→
TEXT2→
TEXT3→
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
10

第 2 章
伝 送 仕 様
2-4-3 調 歩 同 期 から BSCへ 2
ACK/NAK
機 能 選 択 がオンの 場 合
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
TEXT+DEL→
←ACK
S
A
S
2
0
Φ+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+DEL+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
←Φ+ACK1+PAD
2-4-4 調 歩 同 期 から BSCへ 3
[DEL]はメモリスイッチで 設 定 されているデリミタコード
デリミタの 削 除 機 能 が 設 定 されている 場 合
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
TEXT+DEL→
S
A
S
2
0
Φ+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
2-4-5 BSCから 調 歩 同 期 へ 2
テキストに ETBを 含 む 場 合
[DEL]はメモリスイッチで 設 定 されているデリミタコード
デリミタの 付 加 機 能 が 設 定 されている 場 合
Φ+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT1+ETB+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+STX+TEXT2+ETB+BCC+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT3+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
S
A
S
2
0
TEXT1+DEL→
TEXT2+DEL→
TEXT3+DEL→
※ Φは 先 行 パッド、
Φ+EOT+PAD→
同 期 キャラクタ
11

第 2 章 伝 送 仕 様
2-5 手 順 ( 逐 一 変 換 )
2-5-1 調 歩 同 期 から BSCへ
ENQ→
←ACK0
STX+TEXT+ETX+BCC→
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
←ACK1
EOT→
S
A
S
2
0
Φ+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
2-5-2 BSCから 調 歩 同 期 へ
Φ+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
S
A
S
2
0
ENQ→
←ACK0
STX+TEXT+ETX+BCC→
←ACK1
EOT→
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
2-5-3 調 歩 同 期 から BSCへ (id+ ENQ )
id1+ENQ→
←id2+ACK0
STX+TEXT+ETX+BCC→
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
←ACK1
EOT→
S
A
S
2
0
Φ+id1+ENQ+PAD→
←Φ+id2+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
12

第 2 章
伝 送 仕 様
2-5-4 BSCから 調 歩 同 期 へ (id+ ENQ )
Φ+id1+ENQ+PAD→
←Φ+id2+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
S
A
S
2
0
id1+ENQ→
←id2+ACK0
STX+TEXT+ETX+BCC→
←ACK1
EOT→
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
2-5-5 調 歩 同 期 から BSCへポーリング
EOT+SA+SA+UA+UA+ENQ→
←STX+TEXT1+ETB+BCC
ACK1→
←STX+TEXT2+ETX+BCC
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
ACK0→
←EOT
S
A
S
2
0
Φ+EOT+PAD→
Φ+SA+SA+UA+UA+ENQ+PAD→
←Φ+STX+TEXT1+ETB+BCC+PAD
Φ+ACK1+PAD→
←Φ+STX+TEXT2+ETX+BCC+PAD
Φ+ACK0+PAD→
←Φ+EOT+PAD
2-5-6 BSCから 調 歩 同 期 へポーリング
Φ+EOT+PAD→
Φ+SA+SA+UA+UA+ENQ+PAD→
←Φ+STX+TEXT1+ETB+BCC+PAD
Φ+ACK1+PAD→
←Φ+STX+TEXT2+ETX+BCC+PAD
Φ+ACK0+PAD→
←Φ+EOT+PAD
S
A
S
2
0
EOT→
SA+SA+UA+UA+ENQ→
←STX+TEXT1+ETB+BCC
ACK1→
←STX+TEXT2+ETX+BCC
ACK0→
←EOT
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
13

第 2 章 伝 送 仕 様
2-5-7 調 歩 同 期 から BSCへセレクティング
EOT+SA+SA+UA+UA+ENQ→
←ACK0
STX+TEXT1+ETB+BCC→
←ACK1
STX+TEXT2+ETX+BCC→
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
←ACK0
EOT→
S
A
S
2
0
Φ+EOT+PAD→
Φ+SA+SA+UA+UA+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT1+ETB+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+STX+TEXT2+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+EOT+PAD→
2-5-8 BSCから 調 歩 同 期 へセレクティング
Φ+EOT+PAD→
Φ+SA+SA+UA+UA+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT1+ETB+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+STX+TEXT2+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+EOT+PAD→
S
A
S
2
0
EOT→
SA+SA+UA+UA+ENQ→
←ACK0
STX+TEXT1+ETB+BCC→
ACK1
STX+TEXT2+ETX+BCC→
←ACK0
EOT→
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
14

第 2 章
伝 送 仕 様
2-6 手 順 ( 一 括 変 換 )
2-6-1 調 歩 同 期 から BSCへ
ENQ→
←ACK0
STX+TEXT+ETX+BCC→
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
←ACK1
EOT→
S
A
S
2
0
Φ+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+ETX+BCC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
2-6-2 BSCから 調 歩 同 期 へ
Φ+ENQ+PAD→
←Φ+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+ETX+BCC+PAD→
※ Φは 先 行 パッド、
同 期 キャラクタ
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
S
A
S
2
0
ENQ→
←ACK0
STX+TEXT+ETX+BCC→
←ACK1
EOT→
15

第 2 章 伝 送 仕 様
2-7 異 常 処 理
2-7-1 衝 突 (SAS20
優 先 設 定 時 )
ENQ→←ENQ
←TEXT+DEL
B
S
C
3 秒
←ENQ
ACK0→
←TEXT
ACK1→
S
A
S
2
0
説 明 中 BSCの [ 同 期 のΦ]、
[CRC]、[PAD] [PAD]を 省 略 して
←EOT
あります。
2-7-2 衝 突 (SAS20
非 優 先 設 定 時 )
ENQ→←ENQ
←TEXT1+DEL
←ACK0
B
S
C
TEXT→
←ACK1
EOT→
←ENQ
ACK0→
S
A
S
2
0
→TEXT
←TEXT1
ACK1→
←EOT
説 明 中 BSCの [ 同 期 のΦ]、
[CRC]、[PAD] [PAD]を 省 略 して
あります。
2-7-3 被 呼 局 が IDID 不 一 致 を 検 出
SAS20 は 登 録 されている IDIDが 不 一 致 の 場 合 、 無 応 答 となります。
B
S
C
ID1+ENQ→
← 無 応 答
ID1+ENQ→
← 無 応 答
―――→
DLE+EOT→
S
A
S
2
0
説 明 中 BSCの [ 同 期 のΦ]、
[CRC]、[PAD] [PAD]を 省 略 して
あります。
16

第 2 章
伝 送 仕 様
2-7-4 発 呼 局 が IDID 不 一 致 を 検 出
B
S
C
ID1+ENQ→
←ID4+ACK0
←ID4+ACK0
―――→
DLE+EOT→
S
A
S
2
0
説 明 中 BSCの [ 同 期 のΦ]、
[CRC]、[PAD] [PAD]を 省 略 して
あります。
2-7-5 被 呼 局 が [IDID+ NAK] で 応 答 した 場 合
B
S
C
ID1+ENQ→
←ID4+NAK
DLE+EOT→
S
A
S
2
0
説 明 中 BSCの [ 同 期 のΦ]、
[CRC]、[PAD] [PAD]を 省 略 して
あります。
17

第 2 章 伝 送 仕 様
2-7-6 無 応 答
[N1] 回 数 分 催 促 の ENQを 送 信 して 終 了
催 促
←ENQ
3 秒
←ENQ
――――
3 秒
S
A
S
2
0
←TEXT+DEL
切 断
←DISK
2-7-7 NAK 応 答
[N2] 回 数 分 テキストを 再 送 して 終 了
再 送
切 断
←ENQ
ACK0→
←TEXT
→NAK
←TEXT
→NAK
――――
←DISK
S
A
S
2
0
←TEXT+DEL
2-7-8 受 信 時 の NAK 送 信 回 数
[N3] 回 数 分 NAKを 送 信 して 終 了
要 求
切 断
ENQ→
←ACK0
TEXT→
←NAK
TEXT→
←NAK
――――
←DISK
S
A
S
2
0
18

第 2 章
伝 送 仕 様
2-7-9 ACK 応 答 催 促
[N4] 回 数 分 ENQを 送 信 して 終 了
催 促
切 断
←ENQ
ACK0→
←TEXT
3 秒
←ENQ
3 秒
――――
←DISK
S
A
S
2
0
←TEXT+DEL
19

第 3 章 インターフェイスの 結 線
第 3 章 インターフェイスの 結 線
SAS20 の 非 同 期 の RS232Cのポートは
DTE 配 列 です。
SAS20とパソコンを 接 続 する 場 合 は 付 属 のクロスケーブルをご 使 用 ください。
3-1 RS232Cのピン 番 号 と 信 号
ピン 番 号 信 号 名 方 向 ピン 番 号 信 号 名 方 向
1 FG 13
2 TXD → 14
3 RXD ← 15
4 RTS → 16
5 CTS ← 17
6 DSR ← 18
7 GND 19
8 20 DTR →
9 21
10 22
11 23
12 24
25
← 本 機 への 入 力
→ 本 機 からの 出 力
3-2 BSCのピン 番 号 と 信 号
ピン 番 号 信 号 名 方 向 ピン 番 号 信 号 名 方 向
1 FG 13
2 TXD → 14 +5V
3 RXD ← 15 ST2 ←
4 RTS → 16
5 CTS ← 17 RXC ←
6 DSR ← 18
7 GND 19
8 CD ← 20 DTR →
9 +5V 21
10 22
11 23
12 24 ST1 →
25
← 本 機 への 入 力
→ 本 機 からの 出 力
20

第 3 章
インターフェイスの 結 線
3-3 信 号 名 の JIS 略 号 との 対 比
ピン 番 号 本 機 回 路 符 号 JIS
1 F.G AA FG
2 TXD BA SD
3 RXD BB RD
4 RTS CA RS
5 CTS CB CS
6 DSR CC DR
7 S.G AB SG
8 CD CF CD
15 ST2 DB ST2
17 RXC DD RT
20 DTR CD ER
24 ST1 DA ST1
3-4 外 部 機 器 との 接 続 1
調 歩 同 期 側
SAS20
FG
TXD
RXD
RTS
CTS
DSR
GND
1
2
3
4
5
6
7
DCD 8
DTR 20
R I 22
CPU
(TERMINAL)
1
2
3
4
5
6
7
8
DCD
RXD
TXD
DTR
GND
DSR
RTS
CTS
9 R I
上 図
外 部 機 器 がDsub9ピン(DOS/Vパソコン 等 )の 時
( 接 続 は 添 付 のクロスケーブル)
※25ピン1(FG)と 両 コネクタのシェルも 接 続 されています。
21

第 3 章 インターフェイスの 結 線
3-5 外 部 機 器 との 接 続 2
調 歩 同 期 側
SAS20
FG
TXD
RXD
RTS
CTS
DSR
GND
1
2
3
4
5
6
7
DTR 20
CPU
(TERMINAL)
1
2
3
4
5
6
7
FG
TXD
RXD
RTS
CTS
DSR
GND
20 DTR
上 図
外 部 機 器 がDCEの 時 ( 接 続 はストレートケーブル)
3-6 外 部 機 器 との 接 続 3
独 立 同 期 側
SAS20
FG
TXD
RXD
RTS
CTS
DSR
GND
1
2
3
4
5
6
7
DCD 8
ST2 15
RXC 17
DTR 20
ST1 24
上 図
CPU
(TERMINAL)
1
2
3
4
5
6
FG
TXD
RXD
RTS
CTS
DSR
7 GND
8
15
17
DCD
ST2
RXC
20 DTR
24 ST1
外 部 機 器 がDTEの 時 ( 接 続 はクロスケーブル)
22

第 3 章
インターフェイスの 結 線
3-7 外 部 機 器 との 接 続 4
独 立 同 期 側
SAS20
FG
TXD
RXD
RTS
CTS
DSR
1
2
3
4
5
6
GND 7
DCD 8
ST2 15
RXC 17
DTR 20
ST1 24
CPU
(TERMINAL)
1
2
3
4
5
6
FG
TXD
RXD
RTS
CTS
DSR
7 GND
8
15
17
DCD
ST2
RXC
20 DTR
24 ST1
上 図
外 部 機 器 がDCEの 時 ( 接 続 はストレートケーブル)
3-8 外 部 機 器 への 電 源 供 給
BSCチャンネルから 外 部 機 器 へ 対 して+5V 5V/0.5A 0.5Aの 電 源 を 供 給 することができます。
本 機 の 上 ケースを 外 し、DSW2(2 DSW2(2ピンのディップスイッチ
ピンのディップスイッチ)をセットしてください。
DSW2
オン 時 の 電 源 供 給
1 9ピンへ 供 給
2 14ピンへ 供 給
3-9 内 部 8ビットディップスイッチについて
基 板 上 にある DSW3の 8ビットディップスイッチは、
出 荷 試 験 等 社 内 で 使 用 するた
めのスイッチです。 通 常 使 用 時 は 出 荷 設 定 のままご 使 用 ください。
このスイッチを 動 かしますと 正 常 動 作 しなくなりますのでご 注 意 ください。
DSW3
出 荷 設 定
1 ON
2 OFF
3 ON
4 OFF
5 ON
6 OFF
7 OFF
8 OFF
23

第 4 章 通 信 条 件 の 設 定
第 4 章 通 信 条 件 の 設 定
通 信 条 件 は、 内 部 のメモリスイッチに 記 憶 されており、 電 源 を 立 ち 上 げると、
SAS20 はこのメモリスイッチの 内 容 を 読 み 出 し、 通 信 条 件 を 初 期 化 します。
このメモリスイッチは 電 気 的 に 書 き 込 み 可 能 なROM ROMで、
電 源 を 落 としてもその 内 容
は 保 持 されます。
4-1 通 信 条 件 の 変 更 方 法
通 信 設 定 の 変 更 は、プログラムモードへ 入 って 編 集 します。
このモ-ドで、SAS20
のメモリスイッチを 設 定 する 事 が 出 来 ます。
プログラムモード 実 行 時 の SAS20 の 通 信 条 件 は、メモリスイッチの 設 定 内 容 に
関 係 なく、9600bps 9600bps/パリティなし/
8ビット/
1ストップビット 固 定 です。
1) 調 歩 同 期 チャンネルに RS232C 端 末 を 接 続 します。
◆ 接 続 端 末 は、パソコンを 使 用 して、 付 属 のタ-ミナルソフトを 利 用 すると、
容 易 に 設 定 することが 出 来 ます。
◆ 端 末 の 通 信 条 件 を SAS20 のメモリスイッチモードの 通 信 条 件 と 揃 えるた
め、9600bps 9600bps/パリティなし/
8ビット/
1ストップビットとします。
24
2)SAS20
の 電 源 を 投 入 します。
プログラムモードへの 入 り 方 は、フロントパネルの
PROG SWを 押 し 下 げます。
この 時 、PROG LEDが 点 灯 し、SAS20
は、RS232C
端 末 に 対 して、メモリス
イッチの 現 在 の 設 定 内 容 を 次 頁 の 様 に 伝 送 して 来 ます。
例 )
↓
S1=10100000 ↓
S2=11000000 E=E>↓
S3=10100000 ↓
S4=01010001 ↓
S5=00000000
1>↓
S6=00001010 ↓
T1=06.0
T2=03.0
ACK1>↓
T3=03.0
T4=01.0
↓
T5=01.0
T6=04.0
TEXT>↓
T7=04.0
T8=06.0
↓
T9=03.0
↓
N1=08 ↓
N2=03 ↓
N3=03 ↓
N4=03 ↓
N5=05 ↓
I1=↓
I2=↓
I3=↓
I4=↓

第 4 章
通 信 条 件 の 設 定
ここに、S1 S1などは 通 信 条 件 の 設 定 などで、 定 義 は 後 述 されます。
T1などは 内 部 で 使 用 されるタイマ 値 の 設 定 で 単 位 は 秒 です。
N1などは 内 部 で 使 用 されるリトライ 値 です。
I1I1などは
IDID 番 号 です。
ただし、↓は
CR+ LFの 2バイト
3)RS232C
端 末 は 次 のフォ-マットで SAS20 に 対 して 通 信 設 定 を 行 います。
ESC 1) 設 定 の 開 始 の ESC(16 進 数 の 1B)
S1=xxxxxxxx↓ 2) スイッチ 1の 指 定 (X(Xは 1または
0)
Sn=-------- --------↓ 3) スイッチ nの 指 定 (n(nは 1から
6)
S6=xxxxxxxx↓ 4) スイッチ 6の 指 定
T1=mm.m↓ 5) タイマ 1の 指 定 ( 例 03.4など など)
Tn=--.- --.-↓ 6) タイマ nの 指 定
T9=mm.m↓ 7) タイマ 9の 指 定
N1=mm↓ 8) リトライ 値 1の 指 定 ( 例 04など など)
Tn=-- --↓ 9) リトライ 値 nの 指 定
N5=mm↓ 10) リトライ 値 5の 指 定
I1=m----m↓ 11) ID1の 文 字 列
In=---- ----↓ 12) IDnの 文 字 列
I4=m----m↓ 13) ID4の 文 字 列
ESC 14) 設 定 の 終 了 の ESC
◆ すべての 文 字 はアルファベット、 数 字 (JIS8または
ASCI)です。
◆ 最 初 と 最 後 の ESC 以 外 、 設 定 の 順 番 は 任 意 です。
◆ 変 更 の 必 要 がない 行 は 記 述 する 必 要 がありません。
◆ スイッチ 設 定 の XXXXXXXXは 0と 1の 羅 列 で 8 桁 必 要 です。
◆ タイマ 設 定 の mm.mは 厳 密 に 記 述 する 必 要 があります。
すなわち 1 秒 を 設 定 したい 時 は、01.0 01.0と 記 述 する 必 要 があります。
◆ カウンタ 設 定 の mmは 厳 密 に 記 述 する 必 要 があります。
すなわち 6を 設 定 したい 時 は、06 06と 記 述 する 必 要 があります。
◆ IDIDは 文 字 列 で、 最 大 16キャラクタ 長 です。これ 以 上 指 定 しても 17キャラクタ 以
降 は 無 視 されます。
◆ ↓は CR+ LFの 2バイトです。
SAS20 は 設 定 終 了 の ESCを 受 信 すると、
1) 新 しい 設 定 値 を 内 部 の EEPROMに 書 き 込 み
2) この 設 定 値 に 従 って、 調 歩 同 期 および BSCチャンネルを 初 期 化
3) LEDの [PROG]を 消 灯
4) SAS20 は 通 信 可 能 状 態 となります。
25

第 4 章 通 信 条 件 の 設 定
4-2 メモリ S1: 調 歩 同 期 チャンネルの 通 信 設 定
調 歩 同 期 チャンネルの 通 信 条 件 は [メモリ
S1]に 設 定 されます。
例 )S1=10011011(4800bps
S1=10011011(4800bps/2ストップ
/パリティ 偶 数 )
1 伝 送 速 度
2ストップビット
3パリティ
S1
1 2 3 4 5 6 7 8
1 調 歩 同 期 チャンネルの 伝 送 速 度
メモリスイッチ1
1234 BPS
0000 50
0001 75
0010 110
0011 150
0100 200
0101 300
0110 600
0111 1200
1000 2400
1001 4800
1010 9600
1011 19200
2 調 歩 同 期 チャンネルのストップビット
メモリスイッチ1
56 ストップビット
00 1
01 1.5
10 2
11 ー
3 調 歩 同 期 チャンネルのパリティ
メモリスイッチ1
78 パリティ
00 なし
01 奇 数
10 なし
11 偶 数
4-3 メモリ S2: 調 歩 同 期 チャンネルのビット 長 、フロー 制 御 など
調 歩 同 期 チャンネルのビット 長 、 各 種 機 能 は [メモリ
S2]に 設 定 されます。
例 )S2=10011000
(7BIT/DTR
制 御 /デリミタ 付 加 あり /デリミタ 削 除 あり / 変 換 機
能 選 択 )
1ビット 長
2フロー 制 御
3デリミタ 付 加 機 能
4デリミタ 削 除 機 能
5テキスト 変 換 機 能
定 義 なし
S2
1 2 3 4 5 6 7 8
26

第 4 章
通 信 条 件 の 設 定
1 調 歩 同 期 チャンネルのビット 長
メモリスイッチ2
12 ビット 長
00 5
01 6
10 7
11 8
2 調 歩 同 期 チャンネルのフロー 制 御
SAS20 はフロー 制 御 として、 以 下 の
方 法 を 選 択 できます。
1)DTR/DSR DSR、2)XON 2)XON/XOFF XOFF
メモリスイッチ2
3 フロー 制 御
0 DTR/DSR
1 XON/XOFF
3 デリミタの 付 加 機 能
デリミタモードにおいて、SAS20
が BSCチャンネルからのテキスト
チャンネルからのテキスト(STX (STX+
TEXT+ ETX)を 調 歩 同 期 チャンネルへ 伝 送 する 時 、デリミタ
(DEL)を 付 加 する
機 能 を 選 択 します。 但 し、 (DEL)は MSW6で 指 定 される 8ビットコードです。
メモリスイッチ2
4 デリミタ 付 加 機 能
0 付 加 しない
1 付 加 する
4 デリミタの 削 除 機 能
デリミタモードにおいて、SAS20 SAS20が が 調 歩 同 期 チャンネルからのテキスト (TEXT
+DEL) DEL)をBSC BSCチャンネルへ 伝 送 する 時 、デリミタ
(DEL)を 削 除 する 機 能 を 選 択
します。
メモリスイッチ2
5 デリミタ 削 除 機 能
0 削 除 しない
1 削 除 する
5 テキスト 変 換 機 能
SAS20 は、BSC BSCチャンネルと 調 歩 同 期 チャンネルで 異 なる 伝 送 コードを 指 定
した 場 合 、SAS20
内 部 でこれらの 伝 送 コードを 変 換 する 機 能 を 持 っています。
この 機 能 の 設 定 により、コード 変 換 の 際 以 下 の 機 能 が 選 択 できます。
0の 時 :
1の 時 :
通 信 制 御 コード、テキスト 部 ともに 各 チャンネルに 指 定 されたコード
に 変 換 し、もう 一 方 のチャンネルへ 伝 送 します。
通 信 制 御 コードのみ 各 チャンネルに 指 定 されたコードに 変 換 され、
テキスト 部 は 変 換 せずにそのままもう 一 方 のチャンネルへ 伝 送 します。
この 機 能 は、 調 歩 同 期 機 器 の 伝 送 コードが JIS8で、 で、BSC
機 器 の 伝 送 コードが
EBCDICである 場 合 等 に 使 用 します。
メモリスイッチ2
6 テキスト 変 換 機 能
0 変 換 を 行 う
1 変 換 しない
27

第 4 章 通 信 条 件 の 設 定
4-4 メモリ S3:BSC BSCチャンネルの 伝 送 速 度 と 動 作 モード
BSCチャンネルの 伝 送 速 度 、 動 作 モードは [メモリ
S3]に 設 定 されます。
例 )S3=10000000
(2400bps/デリミタモード
デリミタモード)
1BSC 伝 送 速 度
2モード
定 義 なし
S3
1 2 3 4 5 6 7 8
1 BSCチャンネルの 伝 送 速 度
メモリスイッチ3
1234 BPS
0000 50
0001 75
0010 110
0011 150
0100 200
0101 300
0110 600
0111 1200
1000 2400
1001 4800
1010 9600
1011 19200
2 動 作 モード
一 般 に 調 歩 同 期 式 は 伝 送 手 順 を 持 ちません。
SAS20 は 調 歩 同 期 チャンネルからの 受 信 デ-タを 次 の 方 法 で BSC 手 順 へ 変 換
し、 送 信 します。
具 体 的 には 第 2 章 をご 参 照 ください。
1)デリミタ
PC9801 等 からSAS20へのテキストフォ-マットを
[TEXT+DEL] DEL]とします。
SAS20 はデリミタ (DEL)を 検 出 するとそれまで 受 信 したテキストを 1パ
ケットとして BSC 手 順 に 変 換 して 伝 送 します。
但 しデリミタ (DEL)は、 は、メモリスイッチの
S6で 設 定 されたコ-ドです。
2)タイムアウト
調 歩 同 期 チャンネルからのテキストが 一 定 時 間 途 切 れると、SAS20 SAS20はそれ
までに 受 信 したテキストを 1パケットとして
BSCへ 伝 送 します。
タイマ 値 は (S6+ 1)× 10m 秒 です。
28

第 4 章
通 信 条 件 の 設 定
3)デ-タ 長
調 歩 同 期 チャンネルから 一 定 長 のデ-タを 受 信 すると、SAS20 SAS20はそれまで
に 受 信 したテキストを 1パケットとして
BSCへ 伝 送 します。
デ-タ 長 は (S6- 1)× 4+ 8バイトです。
4) 手 順 1,2
調 歩 同 期 チャンネルが BSCと 同 様 の 手 順 をもつ 場 合 に 使 用 します。
手 順 1: 一 括 変 換
手 順 2: 逐 一 変 換
メモリスイッチ3
567 動 作 モード
000 デリミタモード
001 タイムアウトモード
010 データ 長 モード
011 手 順 1( 一 括 )
100 手 順 2( 逐 一 )
4-5 メモリ S4:コード、 コード、BCC BCCの 選 択 、 優 先 局 の 選 択 、
ACK 機 能 、 透 過 モード
例 )S4=01101100
( 調 歩 同 期 :JIS8 JIS8/BSC BSC:EBCDIC EBCDIC/ 優 先 局 / 返 送 なし / 非 透 過 )
S4 1 2 3 4 5 6 7 8
1 調 歩 同 期 チャンネルの 伝 送 コード
2BSCチャンネルの 伝 送 コード
3CRC 演 算 方 式
4 優 先 非 優 先 局
5ACK/NAK 返 送
6 透 過 非 透 過
1 調 歩 同 期 チャンネルの 伝 送 コード
メモリスイッチ4
12 コード
00 ASCI
01 JIS8
10 EBCDIC 英 小 文 字
11 EBCDIK カタカナ
29

第 4 章 通 信 条 件 の 設 定
2 BSCチャンネルの 伝 送 コード
メモリスイッチ4
34 コード
00 ASCI
01 JIS8
10 EBCDIC 英 小 文 字
11 EBCDIK カタカナ
3 BSCの CRC 演 算 方 式 の 選 択
メモリスイッチ4
5 CRC 演 算
0 CRC16
1 CRC12
4 優 先 、 非 優 先
BSC1/2において、 において、BSC BSCに 接 続 された 機 器 が 同 時 に 回 線 をアクセスすると、 回 線
上 で 衝 突 が 発 生 します。
この 時 、あくまで 送 信 を 行 うか ( 優 先 局 )、 受 信 に 回 るか ( 非 優 先 局 )を 設 定 します。
メモリスイッチ4
6 優 先 ・ 非 優 先 局
0 非 優 先 局 (I)
1 優 先 局 (S)
5 ACK/NAK
返 送 機 能
調 歩 同 期 からのデータを BSCへ 伝 送 する 時 に、BSC
側 への 伝 送 が 成 功 したか
(ACK) 否 か (NAK)を 調 歩 同 期 側 へ 返 送 する 機 能 を 選 択 します。
シーケンスについては、[2[2-4-3 調 歩 同 期 からBSC BSCへ]を 参 照 してください。
メモリスイッチ4
7 返 送 機 能
0 返 送 しない
1 返 送 する
6 透 過 ・ 非 透 過
調 歩 同 期 チャンネルからのテキストをBSC BSCへ 伝 送 する 時 、 透 過 テキスト (DLE+STX
+TEXT+DLE+ETX+BCC)とするか、
非 透 過 テキスト (STX+TEXT+ETX+BCC)とす
るかを 選 択 します。
SAS20 が BSCから 受 信 する 場 合 は 自 動 検 出 します。
メモリスイッチ4
8 透 過 ・ 非 透 過
0 非 透 過
1 透 過
30

第 4 章
通 信 条 件 の 設 定
4-6 メモリ S5:BSC
全 半 2 重 、 調 歩 全 2 半 重 、
BCC、ACK ACK、IDID、CD CD
例 )S5=00000100
(BSC: 全 2 重 / 調 歩 同 期 : 全 2 重 /CRC CRCなし
/ 交 互 ACK/IDIDあり
/CD CDなし なし)
1 半 二 重 モデムのRS/CS(BSC)
2 半 二 重 モデムのRS/CS( 調 歩 同 期 )
3 調 歩 同 期 のBCC 演 算 機 能
4 調 歩 同 期 チャンネルのACK 方 式
5ID 機 能
6CD 信 号 監 視 機 能
定 義 なし
S5
1 2 3 4 5 6 7 8
1 ,2 半 2 重 モデムの RTS/CTS CTSの 制 御
この 機 能 が 選 択 されていない 時 、 本 機 の 出 力 信 号 である RTSは 常 に [H]です。
この 機 能 が 選 択 されている 時
1) RTSは 通 常 [L]です。
2) SAS20 が 出 力 する 時 、RTS RTS= [H]として、
本 機 の 入 力 信 号 である CTS=
[H]であることを 確 認 してからデータを 出 力 します。
SAS20 が RTSを [H]としてから
1 秒 以 内 に CTSが [H]にならないと 送 信
を 中 止 します。
メモリスイッチ5
1 BSC 側
0 制 御 なし
1 制 御 あり
メモリスイッチ5
2 調 歩 同 期 側
0 制 御 なし
1 制 御 あり
3 調 歩 同 期 の BCC 演 算 機 能
この 機 能 は 調 歩 同 期 で [ 逐 一 ][ 一 括 ]を 選 択 した 場 合 に 有 効 です。
メモリスイッチ5
34 BCC BCCの 長 さ コード
00 なし 0 STX+TEXT+ETX
01 LRC 1 STX+TEXT+ETX+LRC
10 CRC16 2 STX+TEXT+ETX+CRC16
11 CRC12 2 STX+TEXT+ETX+CRC12
4 調 歩 同 期 チャンネルの ACK 方 式
この 機 能 は 調 歩 同 期 で [ 逐 一 ][ 一 括 ]を 選 択 した 場 合 に 有 効 です。
メモリスイッチ5
5 ACK 方 式
0 交 互 ACK
1 絶 対 ACK
31

第 4 章 通 信 条 件 の 設 定
調
歩
同
期
ENQ→
←ACK
TEXT→
←ACK
EOT→
S
A
S
2
0
調
歩
同
期
ENQ→
←ACK0
TEXT→
←ACK1
EOT→
S
A
S
2
0
絶 対 ACK
交 互 ACK
5 IDIDの 登 録 の 選 択
[ID+ ENQ]および
[ID+ ACK0]の [ID]を 設 定 する 機 能 を 選 択 します。
この 機 能 は [デリミタ デリミタ][ ][タイムアウト
タイムアウト][ ][データ 長 ]モードに 設 定 した 場 合 に 有 効
です。
[ID]はプログラムで 予 め 設 定 した 文 字 列 です。
SAS20 は 受 信 IDIDのチェック、
送 信 IDIDの 付 加 を 行 います。
ID1:SAS20
が BSC 局 から 受 信 する 場 合 、ENQ ENQに 先 行 する IDIDを 規 定 します。
ID2:SAS20
が BSC 局 へ 送 信 する 場 合 、ENQ ENQに 先 行 する IDIDを 規 定 します。
ID3:SAS20
が BSC 局 から 受 信 する 場 合 、ACK0 ACK0に 先 行 する IDIDを 規 定 します。
ID4:SAS20
が BSC 局 へ 送 信 する 場 合 、ACK0 ACK0に 先 行 する IDIDを 規 定 します。
メモリスイッチ5
6 ID 機 能
0 登 録 なし
1 登 録 あり
[1] BSCからの 受 信
1)SAS20 SAS20が が 受 信 時 、[ID1] [ID1]が 不 一 致 ならば 無 応 答 となります。
2)SAS20
は [ID4]を 付 加 して ACK0を 返 します。
Φ+ID1+ENQ+PAD→
←Φ+ID4+ACK0+PAD
Φ+STX+TEXT+ETX+CRC+PAD→
←Φ+ACK1+PAD
Φ+EOT+PAD→
S
A
S
2
0
32

第 4 章
通 信 条 件 の 設 定
[2] IDID 設 定 時 の BSCへの 送 信
1)SAS20
は [ID2]を 付 加 して ENQを 送 出 します。
2)SAS20
は [ID3]の 一 致 を 確 認 して TEXTを 伝 送 します。
不 一 致 の 場 合 、 設 定 回 数 分 [ID+ ENQ]を 送 出 します。
←Φ+ID2+ENQ+PAD
Φ+ID3+ACK0+PAD→
←Φ+STX+TEXT+ETX+CRC+PAD
Φ+ACK1+PAD→
←Φ+EOT+PAD
S
A
S
2
0
←TEXT+DEL
6 CD 信 号 監 視 機 能
BSCチャンネルの
[CD] 信 号 の [L]を 検 出 すると、 調 歩 同 期 チャンネルの 入 力 バッ
ファをクリアします。
これはSAS20に 接 続 される 機 器 の 電 源 が 投 入 される 時 に、 調 歩 同 期 回 線 に 混 入
するノイズによってSAS20に に 入 り 込 む 可 能 性 のあるキャラクタを 除 去 するため
のもです。
メモリスイッチ5
7 CD 監 視 機 能
0 監 視 なし
1 監 視 あり
4-7 メモリ S6:デリミタコード
デリミタコード(タイマ 値 、データ 長 )
例 )S6=00000101
(デリミタモードでは 改 行 コード (0AH))
モード
デリミタモード
タイムアウトモード
データ 長 モード
S6の 意 味
デリミタコードを 規 定 します
タイマ 値 = (SW6+1)×10m 秒
データ 長 = (SW6-1)×4+8バイト
33

第 4 章 通 信 条 件 の 設 定
4-8 タイマ 値
◆ T1: SAS20 のBSC BSCチャンネルが 受 信 時 に、STX STXから からBCC BCCまでの 時 間 を 監 視 す
るタイマ 値 を 規 定 します。
例 ) T1=06.1
◆ T2: SAS20のBSC BSCチャンネルが 送 信 時 に、SAS20 SAS20がテキストを 送 出 して、 相
手 機 器 からACK1 ACK1を 受 信 するまでの 時 間 を 監 視 するタイマ 値 を 規 定 します。
例 ) T2=03.2
◆ T3: SAS20 の BSCチャンネルが 送 信 時 に、SAS20
が ENQを 送 出 して、 相
手 機 器 からACK0 ACK0を 受 信 するまでの 時 間 を 監 視 するタイマ 値 を 規 定 します。
例 ) T3=03.2
◆ T4: 受 信 時 のタイムフィラ-を 規 定 します。
例 ) T4=01.0
◆ T5: 送 信 時 のタイムフィラ-を 規 定 します。
例 ) T5=01.0
◆ T6: SAS20 の BSCチャンネルが 受 信 時 に、ACK0 ACK0を 送 出 してからテキストを
受 信 するまでの 時 間 を 監 視 するタイマ 値 を 規 定 します。
例 ) T6=04.0
◆ T7: SAS20 のBSCチャンネルが 受 信 時 に、ACK1 ACK1を 送 出 してから EOTを 受
信 するまでの 時 間 を 監 視 するタイマ 値 を 規 定 します。
例 ) T7=04.0
※ T1、T6 T6、T7 T7の 設 定 に 関 する 注 意 事 項
本 来 、テキストの 終 端 コードであるEXT EXTを、
分 割 テキストのブロック 終 端 コード
である ETBの 代 わりに 使 用 している BSC 機 器 があります。
SAS20 はこの 様 な 機 器 にも 対 応 したために、T1 T1、T6 T6、T7 T7の 設 定 値 関 係 は、 次
の 様 に 設 定 する 必 要 があります。
T1> T6= T7
◆ T8: 未 定 義
例 ) T8=06.0
34

第 4 章
通 信 条 件 の 設 定
◆ T9: SAS20 が 調 歩 同 期 チャンネルへ 出 力 しようとする 時 、 一 定 時 間 以 上 出 力
チャンネルがビジィであれば、テキストを 送 出 しません。
この 時 間 を 規 定 します。
例 ) T9=01.0
4-9 リトライ 値
◆ N1:BSC BSCチャンネルで
チャンネルでENQ ENQに 対 するACK0
応 答 が 無 い 場 合 のENQ ENQの 再 送 回 数 を
規 定 します。
例 ) N1=03
◆ N2:BSC BSCチャンネルでテキストの 送 出 にNAK
応 答 があった 場 合 の、テキストの
再 送 回 数 を 規 定 します。
例 ) N2=04
◆ N3:BSC BSCチャンネルの 受 信 テキストにエラーが 生 じた 場 合 の、NAK NAKの 再 送 回 数
を 規 定 します。
例 ) N3=04
◆ N4:BSC BSCチャンネルで 無 応 答 に 対 する、ENQ ENQの 再 送 回 数 を 規 定 します。
例 ) N4=04
◆ N5:BSC BSCチャンネルで 同 期 コ-ド (SYN)の 個 数 を 規 定 します。
例 ) N5=04
4-10 IDID 値
◆ I1I1
◆ I2I2
◆ I3I3
◆ I4I4
例 ) I1I1= SECRETCODE↓
[4-6-5 IDIDの 登 録 の 選 択 ]で 示 された IDIDのストリングスを 規 定 します。
この IDIDストリングスは、
調 歩 同 期 にJIS8 JIS8を、 を、BSC BSCにEBCDIC EBCDICを 選 択 するとJIS JIS/EBC
変 換 が 行 われます。これはテキストと 同 様 です。
35

第 5 章 BSC 伝 送 制 御 キャラクタ
第 5 章
BSC 伝 送 制 御 キャラクタ
5-1 キャラクタ 一 覧
SAS20 は BSCで 用 いられる 次 の 伝 送 制 御 コ-ドをサポ-トします。
詳 細 は IBMベ-シックモ-ド 伝 送 制 御 手 順 規 約 を 御 参 照 下 さい。
制 御 キャラクタ 説 明
ENQ
セレクティング: 受 信 の 勧 誘
ポーリング: 送 信 の 勧 誘
STX テキストの 開 始
ETX テキストの 終 わり
DLE 透 過 モード
ACK0 肯 定 応 答
ACK1 肯 定 応 答
NAK 否 定 応 答
ETB テキスト 分 割 送 信 時 のブロックの 終 わり
SYN 同 期 信 号 及 びタイムフィラー
WACK
送 信 一 時 待 ち 要 求 ( 受 信 機 能 のみ)
WACK 受 信 にENQで 応 答 する
[TEXT]- [ACK]タイマを 更 新 する
RVI
TTD
送 信 反 転 ( 受 信 機 能 のみ)
[TEXT]- [ACK]タイマを 更 新 する
テキスト 送 信 一 時 延 期
TTD 受 信 にNAKで 応 答 する。 回 数 は 無 限
EOT 送 信 完 了 の 回 線 断
DISC 回 線 断
36

第 6 章 調 歩 同 期 通 信 制 御 の 説 明
第 6 章
調 歩 同 期 通 信 制 御 の 説 明
6-1 XON/XOFF XOFF
SAS20 が 調 歩 同 期 チャンネルからテキストを 受 信 しBSC BSCへ 変 換 を 開 始 する 時 、こ
の 機 能 が 選 択 されていれば 1パケットのテキストを 受 信 後 、 調 歩 同 期 チャンネルへ
XOFFを 送 出 します。
BSCへの 伝 送 が 完 了 し、 調 歩 同 期 チャンネルからのテキスト 受 信 が 可 能 になると
XONを 送 出 します。
6-2 RTS/CTS
全 2 重 、 半 2 重 のモデムの 制 御 に 使 用 します。
6-3 DTR/DSR DSR
この 信 号 は 本 機 の 受 信 のレディ/ビジィに 使 用 されます。
本 機 が 調 歩 同 期 チャンネルから 受 信 中 に
1)1パケットのテキストを 受 信 完 了 した 時
2)テキストバッファが 一 杯 になった 時
DTR= [L]となります。
このとき、タイマ-モ-ド、
タイマ-モ-ド、デリミタモ-ドの 場 合 は、バッファリングされてい
るデ-タを 1パケットとして
BSCチャンネルに 送 出 します。
本 機 が 調 歩 同 期 チャンネルからのデ-タを BSCへ 伝 送 し 終 えた 時
DTR= [H]となります。
6-4 BSCチャンネルの
CD 信 号
SAS20 は BSCチャンネルの
CD 信 号 の [L]を 検 出 すると、 調 歩 同 期 チャンネルの
入 力 バッファをクリアする 機 能 を 持 ちます。[4[4-6-6 CD 信 号 監 視 機 能 ]をご 参 照 く
ださい。
この 機 能 は、 電 源 投 入 時 に 調 歩 同 期 回 線 に 混 入 するノイズによってSAS20
へ 入 り
込 む 可 能 性 のあるキャラクタを BSCチャンネルの
チャンネルのCD
信 号 のコントロ-ルによって
除 去 するためのものです。
37

第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式
第 7 章
表 示 文 字 と 表 示 形 式
7-1 BSC 伝 送 制 御 文 字
伝 送 制 御 文 字 ASCI EBCDIC 画 面 表 示
ENQ 05 2D EQ
SOH 01 01 SH
STX 02 02 SX
ETB 17 26 EB
ETX 03 03 EX
EOT 04 37 ET
ACK0 10+30 10+70 DE+0
ACK1 10+21 10+61 DE+1
NAK 15 3D NK
DLE 10 10 DE
WACK 10+2C 10+6B DE+,
RVI 10+40 10+7C DE+@
TTD 02+05 02+2D SX+EQ
ACK 06 2E AK
※1
※ 1 標 準 的 な 表 示 装 置 上 で 表 現 される 形 式
38

39
39
第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式
第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式
7-2
7-2 EBCDIC
EBCDICコード 表
コード 表 ( 英 小 文 字 対 応
英 小 文 字 対 応 )
78
79
7A
7B
7C
7D
7E
7F
80
81
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90
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9C
9D
9E
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A0
A1
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AB
AC
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B0
B1
B2
B3
B4
B5
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C1
C2
C3
C4
C5
C6
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C8
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CC
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D0
D1
D2
D3
D4
D5
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D8
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NUL
SOH
STX
ETX
HT
DEL
VT
FF
CR
SO
SI
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DC1
DC2
DC3
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BS
NUL
CAN
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SYN
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DC4
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0
1
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4
5
6
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8
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40
40
第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式
第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式
7-3
7-3 EBCDIK
EBCDIKコード 表
コード 表 (カナ 対 応
カナ 対 応 )
78
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7A
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7C
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D2
D3
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D7
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77
NUL
SOH
STX
ETX
HT
DEL
VT
FF
CR
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DC1
DC2
DC3
NL
BS
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゜

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41
第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式
第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式
7-4
7-4 ASCII
ASCIIコード 表
コード 表
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7C
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00
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42
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第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式
第 7 章 表 示 文 字 と 表 示 形 式
7-5
7-5 JIS8
JIS8コード 表
コード 表
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フ

第 8 章 その 他
第 8 章
その 他
8-1 デリミタ (タイマ タイマ、データ 長 )BSC 手 順 における
[ 受 信 状 態 遷 移 図 ]
アイドル
ENQ 受 信 →ACK0 出 力
EOT 受 信
テキスト
(ETB) 受 信
ACK0(1) 送 信
EOT 送 信
T1タイムアウト
T6タイムアウト
N3カウントアウト
テキスト 待
ENQ 受 信
NGテキスト
受 信
ACK0(1) 送 信
N3カウント 内 の 時
NAK 送 信
DISK
TTD 受 信
NAKを 送 信 し
T6リトリガ
テキスト(ETX) 受 信
EOT 受 信
T7タイムアウト
DISK
EOT 待
T1: 伝 文 中 断 タイマ(STX (STXから
BCCまでの 時 間 )
T6: ブロック 先 頭 待 (ACK0 送 信 後 テキスト 受 信 までの 時 間 )
T7: 伝 文 終 結 待 (ACK1 送 信 後 EOT 受 信 までの 時 間 )
43

第 8 章 その 他
8-2 デリミタ (タイマ、 タイマ、データ 長 )BSC 手 順 における
[ 送 信 状 態 遷 移 図 ]
アイドル
送 信 テキスト 発 生
ENQ 送 信
EOT 受 信
WACK 受 信
T3をリトリガして
ENQを 送 信
EOT 送 信
NAK 受 信
ACK0 待
RV1 受 信
T3をリトリガ
N3タイムアウト
DISK
T3タイムアウト
N1 回 数 まで
ENQを 送 信
ACK0 受 信
テキスト 送 信
EOT 送 信
WACK 受 信
T2タイムアウト
N4 回 数 まで 応 答 要 求
のENQを 送 信
ACK0 受 信
N2カウントアウト
N4カウントアウト
NAK 受 信
N2 回 数 までテキスト 送 信
DISK
正 常 終 了
ACK1 受 信
EOT 送 信
44
T2: テキスト 送 信 後 ACK1までの 時 間
T3: ENQ 送 信 後 ACK0までの 時 間

第 8 章 その 他
8-3 逐 一 変 換 モードにおける 状 態 遷 移 図
NGテキスト 受 信
NAK 送 信
T9タイムアウト
NAK 送 信
ア
イ
ド
T1タイムアウト
NAK 送 信
ル
正 常 テキスト 受 信
変 換 して 送 信
伝 送 制 御 文 字 受 信
変 換 して 送 信
T1: 伝 文 中 断 タイマ (STXから
BCCまでの 時 間 )
T9: 情 報 ブロックを 送 信 しようとしたが、チャンネルのステイタスがビジィの
ために 通 信 できない。
8-4 ユーザーサポートのご 案 内
ご 購 入 頂 きました SAS20 に 関 するご 質 問 ・ご 相 談 は、 弊 社 ユーザサポート 課 まで
お 問 い 合 わせ 下 さい。
データリンク 株 式 会 社
TEL 04-2924 2924-3841 ( 代 )
FAX 04-2924 2924-3791
ユーザサポート 課
受 付 時 間 月 曜 日 ~ 金 曜 日 ( 祝 祭 日 は 除 く)
AM9:00~ 12:00 PM1:00~ 5:00
E-Mail support@data-link.co.jp
45

付 録 TERM WINユーザーズマニュアル
付 録 .TERM WIN ユーザーズマニュアル
1 概 要
このマニュアル ( 付 録 )は、 は、RS232C
簡 易 通 信 プログラム TERM WIN の 使 用 方 法
について 説 明 しています。
TERM WIN は、キーボード 入 力 データの RS232Cポートへの 送 信 、 及 び 画 面 表 示 、
RS232Cポートからのデータ 受 信 、 及 び 画 面 表 示 を 行 うプログラムです。
TERM WINを を 使 用 するに 当 たって、Windows98
以 上 のDOS-V DOS-Vパソコンが 必 要 です。
ご 注 意
本 プログラムは、 特 定 の 機 種 による 動 作 確 認 のみを 行 ったサービス 品 ですので、
つぎの 点 にご 注 意 の 上 ご 使 用 ください。
◆プログラムの 開 発 に 当 たっては、DOS/V
仕 様 機 での 動 作 を 前 提 にしており
ますが、 機 種 によっては 動 作 しないことも 考 えられます。このような 場 合 で
も、 弊 社 は 保 証 いたしません。
◆ 本 プログラムは、 使 用 者 の 責 任 においてご 使 用 ください。 万 一 、ご 利 用 による
不 利 益 や 損 害 が 生 じた 場 合 でも、 弊 社 は 責 任 を 負 いかねます。
◆ 本 プログラムのコピー、 及 び 配 布 は 認 めておりません。コピー、
及 び 配 布 は 絶
対 に 行 わないでください。
2 TERM WIN ディスクの 内 容
TERM WIN ディスクには、つぎのファイルが 含 まれています。
Tw1220.exe:アプリケ-ション
解 凍
Termw10.cnt:CNTファイル
Termw10.hlp:ヘルプファイル
TermWin.exe: 実 行 ファイル
TERMWIN.ini: 設 定 ファイル
TERMWIN.stf:STFファイル
3 動 作 環 境
パソコン:DOS-V DOS-Vパソコン
,OS:Windows98
以 上 ,メインメモリ
メインメモリ:640K 640Kバイト 以 上
4 基 本 仕 様
画 面 表 示
エラー 表 示
バッファ 容 量
カラー、モード
送 信 データを 水 色 、 受 信 データを 白 色 で 表 示
通 信 条 件 の 不 一 致 、パリティエラー 等 で 正 常 な
受 信 が 行 われない 場 合 は、 当 該 受 信 データをブ
リンク( 点 滅 ) 表 示
送 信 バッファ、 受 信 バッファ 共 に4Kバイト
46

付 録 TERM WINユーザーズマニュアル
5 起 動 と 終 了
TERM WIN の 起 動
1 TERM WIN ディスクをパソコンの CDドライブに 挿 入 します。
2 保 存 先 に 指 定 するフォルダを 新 規 に 作 成 し、[Tw1220.exe]
[Tw1220.exe]をコピ-します。
3 [Tw1220.exe]をダブルクリックし、
解 凍 先 に2のフォルダを 指 定 すると、5つの
ファイルが 表 示 されます。
4 [TERMWIN.EXE]ファイルアイコンをダブルクリックして 起 動 します。
5 メイン 画 面 が 表 示 され、 使 用 可 能 な 状 態 になります。
TERM WIN の 終 了
[F12]キーまたは、
右 下 の [Exit]ボタンで 終 了 します。
6 メイン 画 面
メニューバー
データ 表 示 領 域
機 能 バー
制 御 LED
データ 表 示 領 域
制 御 LED
機 能 バー
送 受 信 データが 表 示 されます。
RTS、DTR、CTS 及 びDSR 制 御 ラインの 状 態 が 表 示 されます。
では、ファンクションキーに[ 通 信 速 度 の 変 更 ] 等 の 各 種 機 能
が 割 り 当 てられています。
機 能 バー 内 の 四 角 は 左 から 順 に[FI]キー~[F12]キーに 対 応 し
ており、 各 種 機 能 や 通 信 速 度 等 の 現 状 を 表 しています。
尚 、 空 白 の 四 角 は、 対 応 するファンクションキーに 何 も 機 能
が 割 り 当 てられていないことを 表 しています。
47

付 録 TERM WINユーザーズマニュアル
7 各 種 機 能
◆ストップビット 長 の 選 択
ストップビット 長 を 選 択 します。
キー :[F1F1]キー
ストップビット 長 :1/1.5 1.5/2(ビット ビット)
初 期 値 :2
◆パリティの 選 択
パリティを 選 択 します。
キー :[F2] [F2]キー
パリティ:none none(なし なし)/even even( 偶 数 )/odd odd( 奇 数 )
初 期 値 :none
◆データ 長 の 選 択
データ 長 を 選 択 します。
キー :[F3] [F3]キー
データ 長 :7/8(ビット ビット)
初 期 値 :8
[2Stop] ボタン
[P=None] ボタン
[8Len] ボタン
◆ 通 信 速 度 の 選 択 [9600] ボタン
通 信 速 度 を 選 択 します。
キー :[F4] [F4]キー
通 信 速 度 :1200 1200/2400 2400/4800 4800/9600 9600/19200 19200/28800 28800/38400 38400/57600 57600/76800 76800/115200
◆シリアルポ-トの 選 択
シリアルポ-トを 選 択 します。
キー :[F5] [F5]キー
初 期 値 :Com1
◆ 送 受 信 データの 表 示 形 式 の 選 択
送 受 信 データの 表 示 形 式 を 選 択 します。
キー :[F6] [F6]キー
表 示 形 式 :normal normal(キャラクタ 表 示 )/hex hex(16
進 数 表 示 )
初 期 値 :normal
◆ 送 信 データの 表 示 / 非 表 示 の 選 択
送 信 データの 表 示 / 非 表 示 を 選 択 します。
キー :[F7] [F7]キー
表 示 / 非 表 示 :Ful(
表 示 )/Half(
非 表 示 )
初 期 値
:Ful
[Com1] ボタン
[Normal] ボタン
[Full] ボタン
48

付 録 TERM WINユーザーズマニュアル
◆デリミタコードの 選 択
[CR + LF] ボタン
[Enter Enter]キーを 押 下 した 時 に 送 出 するデリミタコードを 選 択 します。
キー : [F8]キー
デリミタコード:CR(0Dh CR(0Dhのみ 送 出 )/CR+LF(0Dh
CR+LF(0Dhと 0Ahを 送 出 )
初 期 値 :CR+LF
◆データ 表 示 領 域 のクリア
[Clear] ボタン
データ 表 示 領 域 をクリアし、カーソルを 表 示 領 域 左 上 隅 に 移 動 します。
キー :[F9] [F9]キー
※ キーボード 入 力 の 誤 打 をクリアする 機 能 ではありません。
◆コマンドキーワードの 送 出
[LIK#]ボタン
[F8]キーを 押 下 する 度 に LINK#の 文 字 列 を 送 出 します。この 文 字 列 は、 弊 社 製 マル
チプレクサのデフォルトのコマンドキーワードです。
キー : [F11]キー
◆ TERM WIN の 終 了
本 プログラムを 終 了 します。
キー : [F12]キー
◆ 固 定 文 字 列 の 送 出
[Exit] ボタン
64バイトの 固 定 文 字 列 を 指 定 回 数 分 送 出 することが 可 能 です。
その 他 、 送 信 間 隔 等 も 指 定 できます。
キー :[Shift] [Shift]キー+
[F1]キー
[ 送 信 ]ボタンをクリックし、
固 定 文 字 列 の 送 出 を 開 始 します。
固 定 文 字 列 の 送 出 を 中 止 するには [ESC]キーを 押 下 します。
◆ RTSラインの
ON/OFF OFF 選 択
[Shift Shift]キー+
[F2 F2]キーを 押 下 すると、RTS RTSラインが
ON/OFF OFF 交 互 に 切 り 替 わります。
キー :[Shift] [Shift]キー+
[F2]キー
初 期 値 :ON
◆ DTRラインの
ON/OFF OFF 選 択
[Shift Shift]キー+
[F3 F3]キーを 押 下 すると、DTR DTRラインが
ON/OFF OFF 交 互 に 切 り 替 わります。
キー :[Shift] [Shift]キー+
[F3]キー
初 期 値 :ON
WP-03 03-100922
RS232C 簡 易 通 信 プログラム TERM WIN
取 扱 説 明 書 ( 付 録 版 )
2010 年 9 月 第 3 版
49

保 証 規 定
1 当 社 製 品 は、 当 社 規 定 の 社 内 評 価 を 経 て 出 荷 されておりますが、 保 証 期 間 内 に 万 一
故 障 した 場 合 、 無 償 にて 修 理 させていただきます。お 買 い 求 めいただいた 製 品 は、
受 領 後 直 ちに 梱 包 を 開 け、 検 収 をお 願 い 致 します。
データリンク 製 品 の 保 証 期 間 は、 当 社 発 送 日 より1カ 年 です。
保 証 期 間 は、 製 品 貼 付 のシリアルナンバーで 管 理 しています。
保 証 書 はございません。
なお、 本 製 品 のハードウエア 部 分 の 修 理 に 限 らせていただきます。
2 本 製 品 の 故 障 、またはその 使 用 によって 生 じた 直 接 、 間 接 の 障 害 について、 当 社 は
その 責 任 を 負 わないものとします。
3 次 のような 場 合 には、 保 証 期 間 内 でも 有 償 修 理 になります。
(1) お 買 い 上 げ 後 の 輸 送 、 移 動 時 の 落 下 、 衝 撃 等 で 生 じた 故 障 および 損 傷 。
(2) ご 使 用 上 の 誤 り、あるいは 改 造 、 修 理 による 故 障 および 損 傷 。
(3) 火 災 、 地 震 、 落 雷 等 の 災 害 、あるいは 異 常 電 圧 などの 外 部 要 因 に 起 因 する 故 障
および 損 傷 。
(4) 当 社 製 品 に 接 続 する 当 社 以 外 の 機 器 に 起 因 する 故 障 および 損 傷 。
4 無 償 保 証 期 間 経 過 後 は 有 償 にて 修 理 させていただきます。 補 修 用 部 品 の 保 有 期 間 は
原 則 製 造 終 了 後 5 年 間 です。
なお、この 期 間 内 であっても、 補 修 部 品 の 在 庫 切 れ、 部 品 メーカの 製 造 中 止 などに
より 修 理 できない 場 合 があります。
5 次 のような 場 合 有 償 でも 修 理 出 来 ない 時 があります。PCB
基 板 全 損 、ICIC 全 損 など、
故 障 状 態 により 修 理 価 格 が 新 品 価 格 を 上 回 る 場 合 。
6 製 品 故 障 の 場 合 、 出 張 修 理 は 致 しておりません。 当 社 あるいは 販 売 店 への 持 ち 込 み
修 理 となります。
7 上 記 保 証 内 容 は、 日 本 国 内 においてのみ 有 効 です。
ユーザサポートのご 案 内
SAS20に に 関 するご 質 問 、ご 相 談 は、ユーザサポート 課 までお 問 い 合 わせ 下 さい。
データリンク 株 式 会 社 ユーザサポート 課
TEL04-2924 2924-3841 3841㈹ FAX04-2924 2924-3791
E-mail:support@data-link.co.jp
受 付 時 間 月 曜 ~ 金 曜 ( 祝 祭 日 は 除 く)
AM9:00~PM12:00
PM1:00~PM5:00 PM5:00
SAS20 取 り 扱 い 説 明 書 2013 年 8 月 第 18 版
製 造 、 発 売 元 データリンク 株 式 会 社
〒359-1113
埼 玉 県 所 沢 市 喜 多 町 10-5
TEL04-2924 2924-3841 3841㈹ FAX04-2924 2924-3791
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