BIOSTAT® CultiBag STR

1.3 バッグ ホルダー BIOSTAT ® CultiBag STR のバッグ ホルダーにはバッグを入れることができます。
ホルダーは、バッグの総容量に応じて調整することができます。また、バッグ
ホルダーは制御タワーとのリンク としても機能します。
バッグ ホルダーは回転台車に取り付けられています。いずれの接続部にも、
容易に手が届くように設計されています。BIOSTAT ® CultiBag STR、一重壁のバッ
グ ホルダーには、バッグの温度を制御するための 3 部構成の加熱ジャケット
が外側に取り付けられています(STR 50 については、加熱ジャケットは 2 部構
成となっています)。これは、クリーニングの際に取り外すことができます。
BIOSTAT ® CultiBag STR、二重壁のバッグ ホルダーは二重壁構造になっています。
バッグ ホルダーの接続部(温度制御用の循環ラインなど)は、柔軟な接続ライ
ンによってフレーム本体に接続されています。他の接続についても、柔軟な
ホース接続部のように設計されています。
バッグ ホルダーはステンレス鋼 1.4301 (AISI 304) およびステンレス鋼
1.4435ž|1.4404 (AISI 316 L) でできています。
1.4 バッグ BIOSTAT ® CultiBag STR バイオリアクターには、培養容器として機能するバッグ
が付属しています(最大容量は 50、200、500、1000 リットルのいずれか)。高さ
と直径の比率は 2:1 です。バッグはプラスチック製で、かくはん器が内蔵され
ています。微生物から組織細胞の培養まで、幅広く使用できます。
バッグは、お客さまの要件 | 注文に基づいて、個別の仕様に 厳密に一致する
よう製造されています。通常は、お客さまは標準のバッグか、カスタマイズし
たバッグのいずれかを選択できます。
1.4.1 材料およびモデル 媒体に接触するバッグの部品はすべて、媒体に反応しない プラスチックでで
きています。また、媒体と接触する部品は、すべて次の材料からできています:
y バッグ接触面:ULDPE
y シャフト、かくはん器、スパージャー:ポリカーボネート
y 接続部品およびポート:PE
y ホース:プラチナ硬化シリコン [SI(Pt)]
y C-Flex ホース
1.4.2 構成および接続 培養容器 | バッグは、標準バッグまたはカスタマイズ バッグのいずれかを
選択できます。
構成および接続の詳細は、お客さまが決めることができます。構成例は t「第
3.2 章:バッグ」に図示されています。
12 システム設定