活動結果 - 一般財団法人 建設業振興基金

LiteS 委 員 会 活 動 報 告
7.4.2 技 術 検 討 WG
1. 活 動 テーマ
情 報 伝 達 方 式 の 利 便 性 の 推 進
2. 取 組 み 状 況
(1) 建 築 積 算 業 務 でのデータ 授 受 の 方 法 の 検 討 について
(a) 検 討 の 背 景 ・ 目 的
建 築 見 積 WG において 検 討 中 の「 建 築 積 算 業 務 メッセージ( 仮 称 )」を 用 いた
当 事 者 間 でのデータ 授 受 にあたっては、 既 存 の CI-NET LiteS 実 装 規 約 に 基 づく
情 報 伝 達 規 約 による 方 法 では、データ 交 換 に 関 わる 関 係 者 の 費 用 、 作 業 の 負 担 が
大 きくなるとの 懸 念 が 示 され、 既 存 の 仕 組 みとは 異 なるデータ 授 受 の 方 法 にて 対
応 する 方 向 にて 検 討 することとした。
(b)これまでの 検 討 状 況
建 築 積 算 メッセージの 情 報 伝 達 方 法 について、 情 報 伝 達 規 約 に 係 る 内 容 である
こと、また 他 の 委 員 会 に 検 討 可 能 といえる 組 織 がないことから、LiteS 委 員 会 傘
下 の 技 術 検 討 WG にて 議 題 として 取 り 上 げ 検 討 に 着 手 した。
しかし、「CI-NET」の 対 象 範 囲 ・ 定 義 に 関 連 した 議 論 として、
・ CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルは CII シンタックスルールに 準 拠 という
ことでトランスレータを 用 いること、CII ファイルにすることが 求 められて
いる 一 方 、 建 築 積 算 メッセージについてはここまでのレベルまでは 対 応 しな
いとの 考 えにある。
・ また 建 設 産 業 の 生 産 性 向 上 のための 情 報 化 、 電 子 商 取 引 推 進 という CI-NET
構 想 の 考 え 方 に 基 づいた 情 報 交 換 ・データ 交 換 であるという 考 え 方 についても、
今 すぐに 合 意 を 得 ることが 難 しい。
・ 建 築 積 算 業 務 は 商 取 引 に 到 達 する 前 段 階 の 業 務 であり、 双 方 の 担 当 者 間 で
の 情 報 のやり 取 りであるために、 伝 達 方 式 は 決 めずに 各 自 のやり 方 で 行 うとの 要
求 は、 要 件 のないルール 策 定 を 行 うことで 不 能 の 検 討 である。
などの 意 見 から、 技 術 検 討 WG ではこれ 以 上 の 検 討 は 難 しいとの 見 解 となり、
上 部 委 員 会 での 検 討 に 委 ねるとの 結 論 になった。
すなわち、 現 状 においては 建 築 積 算 メッセージの 情 報 伝 達 部 分 については
CI-NET LiteS で 規 定 されている 範 囲 外 に 置 かれている 状 況 になっているという
ことである。
このような 状 況 であることから、LiteS 委 員 会 としても 技 術 検 討 WG の 検 討 結
果 を 受 け、これ 以 上 の 検 討 が 難 しい、との 結 論 に 至 った。
上 記 の 検 討 結 果 を 受 け、 今 後 の 取 り 組 みについて 改 めて 方 向 性 を 検 討 する 必 要
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