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活動結果 - 一般財団法人 建設業振興基金

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平 成 23 年 度<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 書<br />

平 成 24 年 3 月<br />

CI-NET<br />

R<br />

Construction Industry-NETwork 建 設 産 業 情 報 ネットワーク<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター


ま え が き<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターは、 建 設 産 業 情 報 ネットワーク<br />

(CI-NET)の 恒 常 的 な 推 進 機 関 として 平 成 4 年 4 月 に 設 立 された。 本 報 告 書 は20 年 目 にあたる 平<br />

成 23 年 度 の 活 動 成 果 を 取 りまとめたものである。<br />

活 動 体 制 は、 情 報 化 評 議 会 の 下 に、CI-NET 推 進 上 の 基 本 的 な 方 針 を 審 議 する 政 策 委 員 会 を 置<br />

き、さらにその 下 に 実 用 化 推 進 委 員 会 、 標 準 化 委 員 会 、LiteS 委 員 会 、 調 査 技 術 委 員 会 、 広 報 委<br />

員 会 の5つの 専 門 委 員 会 を 置 き 具 体 的 な 活 動 を 行 った。また 団 体 連 絡 会 を 通 じ、 建 設 業 団 体 ( 総<br />

合 工 事 業 5 団 体 、 専 門 工 事 業 36 団 体 )に 活 動 状 況 の 広 報 等 について 協 力 をいただいた。<br />

CI-NET の 普 及 については、 平 成 23 年 度 末 ( 平 成 24 年 3 月 末 )においては 9,500 社 を 超 える 企<br />

業 が 実 用 に 至 っている。しかし、CI-NET 普 及 拡 大 の 中 心 は 大 手 総 合 工 事 業 者 とその 協 力 会 社<br />

の 間 に 留 まり、 普 及 の 伸 びは 頭 打 ち 状 態 となっている。そこで、「CI-NET 導 入 および 未 導 入 企<br />

業 に 個 別 ヒアリング 等 の 調 査 」、「 課 題 分 析 」を 実 施 し、 平 成 22 年 度 では 平 成 23・24・25 年 に 亘<br />

る CI-NET 普 及 拡 大 のための 3 ヶ 年 活 動 計 画 を 示 した。 平 成 23 年 度 においては、 今 後 の CI-NET<br />

普 及 拡 大 のため、 重 要 度 、 優 先 度 を 見 極 めるための 課 題 の 深 掘 り、 検 討 を 実 施 し、これらを 踏<br />

まえ 次 の 対 応 方 針 を 取 りまとめた。<br />

1 CI-NET 導 入 検 討 や 利 用 拡 大 を 目 指 す 企 業 に 対 する 情 報 提 供<br />

2 CI-NET 導 入 ・ 運 用 に 関 する 簡 易 な 手 法 の 提 供 、 提 示<br />

3 CI-NET 普 及 促 進 の 戦 略 的 支 援<br />

平 成 24 年 度 は、この3つの 対 応 方 針 に 基 づいて、 効 果 的 、 効 率 的 な 広 報 普 及 活 動 を 実 施 する<br />

ことにより、 新 たなユーザーの 発 掘 や 利 用 範 囲 の 拡 大 を 目 指 すユーザーの 啓 発 を 図 るとともに、<br />

これら 企 業 の 個 別 課 題 解 決 のための 側 面 支 援 を 体 系 的 に 実 施 することとしている。<br />

平 成 23 年 度 の 活 動 は、 会 員 各 位 や 国 土 交 通 省 のご 支 援 、ご 協 力 により 方 針 を 取 りまとめるこ<br />

とができた。ご 尽 力 いただいた 皆 様 に 深 く 感 謝 する 次 第 である。 本 報 告 書 がCI-NET 推 進 の 一 助<br />

となることを 願 うとともに、 関 係 の 皆 様 には 今 後 とも 一 層 のご 協 力 、ご 支 援 をお 願 い 申 し 上 げ<br />

たい。<br />

平 成 24 年 3 月<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター


目 次<br />

1. 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター 情 報 化 評 議 会 の 活 動 体 制 について ........................ 1<br />

2. 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 ..................................................................................................... 2<br />

3. 団 体 連 絡 会 活 動 報 告 ......................................................................................................... 2<br />

4. 政 策 委 員 会 活 動 報 告 ......................................................................................................... 3<br />

5. 実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告 ............................................................................................. 4<br />

6. 標 準 化 委 員 会 活 動 報 告 ................................................................................................... 25<br />

7.LiteS 委 員 会 活 動 報 告 ...................................................................................................... 28<br />

8. 調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告 ............................................................................................... 40<br />

9. 広 報 委 員 会 活 動 報 告 ....................................................................................................... 46<br />

10.その 他 の 活 動 報 告 ........................................................................................................... 53<br />

11. 情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿 ................................................................................................... 59<br />

12. 資 料<br />

12.1 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書 ................................................. 89<br />

12.2 CI-NET/C-CADECシンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果 ...... 107<br />

12.3 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針 .............................. 203<br />

12.4 建 設 産 業 政 策 2007( 抜 粋 )................................................................... 206<br />

12.5 企 業 識 別 コード ............................................................................................... 208<br />

12.6 CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書 ............................................. 209


1. 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター 情 報 化 評 議 会 の 活 動 体 制 について<br />

平 成 23 年 度 の 情 報 化 評 議 会 の 活 動 体 制 は 下 図 のとおりである。( 敬 称 略 、 平 成 24 年 3<br />

月 現 在 。)<br />

情 報 化 評 議 会<br />

議 長 : 中 村 英 夫 東 京 都 市 大 学 学 長<br />

財<br />

団<br />

法<br />

人<br />

建<br />

設<br />

業<br />

振<br />

興<br />

基<br />

金<br />

建<br />

設<br />

産<br />

業<br />

情<br />

報<br />

化<br />

推<br />

進<br />

セ<br />

ン<br />

タ<br />

ー<br />

政 策 委 員 会<br />

委 員 長 : 高 野 伸 栄 北 海 道 大 学 大 学 院 准 教 授<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

委 員 長 : 田 中 龍 男 ( 株 ) 竹 中 工 務 店<br />

副 委 員 長 : 山 口 正 志 ( 株 )フジタ<br />

副 委 員 長 : 田 島 耕 一 ( 一 社 ) 日 本 電 設 工 業 協 会<br />

標 準 化 委 員 会<br />

委 員 長 : 加 藤 義 治 鹿 島 建 設 ( 株 )<br />

副 委 員 長 : 野 澤 功 一 瀧 戸 田 建 設 ( 株 )<br />

副 委 員 長 : 清 田 達 関 電 工 ( 株 )<br />

LiteS 委 員 会<br />

委 員 長 : 丹 羽 克 彦 ( 株 ) 大 林 組<br />

副 委 員 長 : 山 下 純 一 ( 株 )CI ラボ<br />

調 査 技 術 委 員 会<br />

委 員 長 : 高 橋 康 行 清 水 建 設 ( 株 )<br />

副 委 員 長 : 青 木 伸 一 三 機 工 業 ( 株 )<br />

広 報 委 員 会<br />

委 員 長 : 中 西 徳 明 大 成 建 設 ( 株 )<br />

副 委 員 長 : 有 海 篤 司 日 本 電 気 ( 株 )<br />

団 体 連 絡 会<br />

1


2. 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告<br />

2.1 活 動 目 的<br />

情 報 化 評 議 会 は、 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター( 以 下 「 推 進 センター」という。)<br />

において 行 うべき 事 業 について 審 議 し、 意 見 を 述 べる 機 関 として 設 置 されており、 会<br />

員 および 学 識 経 験 者 のうちから 推 進 センターが 委 嘱 した「 情 報 化 評 議 員 」で 構 成 され<br />

ている。<br />

2.2 活 動 経 過<br />

第 1 回 平 成 23 年 6 月 29 日 ( 水 )13:30~15:30<br />

・ 平 成 22 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 について<br />

・ 平 成 23 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 計 画 ( 案 )について<br />

3. 団 体 連 絡 会 活 動 報 告<br />

3.1 活 動 目 的<br />

総 合 工 事 業 5 団 体 、 専 門 工 事 業 36 団 体 で 構 成 する「 団 体 連 絡 会 」を 設 置 し、 主 にそ<br />

の 傘 下 企 業 に 対 し、CI-NETの 広 報 普 及 を 図 っている。<br />

3.2 活 動 経 過<br />

第 1 回 平 成 23 年 6 月 29 日 ( 水 )13:30~15:30( 情 報 化 評 議 会 と 併 せて 開 催 )<br />

・ 平 成 22 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 について<br />

・ 平 成 23 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 計 画 ( 案 )について<br />

2


4. 政 策 委 員 会 活 動 報 告<br />

4.1 活 動 目 的<br />

情 報 化 評 議 会 の 下 に、 建 設 産 業 政 策 大 綱 の 趣 旨 に 沿 って、 基 金 が 行 う 支 援 業 務 、 専<br />

門 的 に 検 討 すべき 事 項 の 専 門 委 員 会 への 付 託 等 のCI-NETに 係 る 基 本 方 針 を 審 議 する<br />

機 関 として 設 置 されており、 学 識 経 験 者 、 国 土 交 通 省 、 業 界 および 会 員 企 業 の 代 表 、<br />

各 専 門 委 員 会 の 委 員 長 により 構 成 されている。<br />

4.2 活 動 経 過<br />

第 1 回 平 成 23 年 6 月 15 日 ( 水 )15:00~17:00<br />

・ 平 成 22 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 及 び 事 業 収 支 について<br />

・ 平 成 23 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 計 画 及 び 事 業 予 算 について<br />

3


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5. 実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.1 活 動 テーマ<br />

( 新 規 )<br />

(1) 電 子 商 取 引 のための 簡 易 な 仕 組 みの 検 討<br />

(2) CI-NET の 導 入 ・ 運 用 上 のシステム・サービスの 課 題 の 調 査<br />

(3) 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 な 情 報 の 調 査 ・ 収 集<br />

(4) サポート 体 制 に 関 する 調 査<br />

( 継 続 )<br />

(5) 設 備 業 務 分 野 における CI-NET 実 用 化 の 推 進<br />

(6) 中 堅 および 地 方 総 合 工 事 業 者 への CI-NET 導 入 支 援<br />

(7) 建 設 業 法 の 範 囲 外 の 取 引 の 検 討<br />

( 新 規 課 題 のうち 他 の 委 員 会 が 主 担 当 となっている 活 動 テーマ)<br />

(8) 標 準 化 の 範 囲 の 検 討<br />

(9) 個 別 方 式 の 解 消 の 検 討<br />

(10) 効 果 的 な 広 報 についての 検 討<br />

( 年 度 途 中 から 着 手 した 活 動 テーマ)<br />

(11) CI-NET の 更 なる 普 及 の 効 果 的 な 取 り 組 みのためのニーズ 把 握 の 深 堀<br />

4


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.2 活 動 体 制<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

各 WG の 活 動 承 認 、 調 整<br />

新 規 (1)の 検 討 のための WG<br />

(1) 電 子 商 取 引 のための 簡 易 な 仕 組 みの 検 討<br />

新 規 (2)の 検 討 のための WG<br />

(2)CI-NET の 導 入 ・ 運 用 上 のシステム・サービスの 課 題 の 検 討<br />

新 規 (3)の 検 討 のための WG<br />

(3) 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 な 情 報 の 収 集<br />

新 規 (4)の 検 討 のための WG<br />

(4)サポート 体 制 に 関 する 調 査<br />

設 備 見 積 WG<br />

(5) 設 備 分 野 における CI-NET 実 用 化 の 推 進<br />

中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG<br />

(6) 中 堅 および 地 方 総 合 工 事 業 者 への CI-NET 導 入 支 援<br />

(7) 建 設 業 法 の 範 囲 外 の 取 引 の 検 討<br />

補 足 調 査 ・コスト 調 査 チーム<br />

(11)CI-NET の 更 なる 普 及 の 効 果 的 な 取 り 組 みのためのニーズ 把 握 の 深 堀<br />

( 注 ) 以 下 の 3 項 目 については、 主 担 当 委 員 会 の 活 動 体 制 を 参 照 。<br />

(8)CI-NET の 標 準 化 の 範 囲 の 検 討 ・・・・・ 標 準 化 委 員 会<br />

(9) 個 別 方 式 の 解 消 の 検 討 ・・・・・・・・・ 標 準 化 委 員 会<br />

(10) 効 果 的 な 広 報 についての 検 討 ・・・・・・ 広 報 委 員 会<br />

5


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.3 活 動 経 過<br />

(1) 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

第 1 回 平 成 23 年 9 月 6 日 ( 火 )13:30~15:30<br />

・ 平 成 23 年 度 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 計 画 について<br />

第 2 回 平 成 23 年 12 月 8 日 ( 水 )14:00~16:00<br />

・ 更 なる 普 及 のための 工 程 について<br />

・ニーズ 把 握 のための 補 足 調 査 (コスト 調 査 を 含 む)について<br />

・ 請 負 契 約 外 電 子 商 取 引 の 実 証 実 験 について<br />

第 3 回 平 成 24 年 5 月 24 日 ( 木 )10:00~12:00<br />

・ 平 成 23 年 度 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 報 告<br />

・ 今 後 の 活 動 について<br />

(2) 補 足 調 査 ・コスト 調 査 チーム<br />

平 成 23 年 度 は 平 成 22 年 度 の 課 題 分 析 で 取 り 上 げられた 重 点 課 題 とサブテーマ( 後<br />

述 )の 検 討 項 目 に 関 して、それぞれをより 効 果 的 な 取 り 組 みとするためニーズ 把 握<br />

の 深 堀 を 行 うこととし、そのために CI-NET 未 導 入 の 総 合 工 事 業 者 および CI-NET<br />

導 入 企 業 ではあるが 電 子 化 率 の 低 い 総 合 工 事 業 者 を 対 象 に、CI-NET の 更 なる 普 及<br />

の 効 果 的 な 取 り 組 みのために、 補 足 調 査 を 行 うこととした。またコストについては、<br />

補 足 調 査 の 中 でも 関 心 の 高 い 内 容 であるため、 補 足 調 査 と 別 枠 でコスト 調 査 を 行 う<br />

こととした。<br />

第 1 回 平 成 24 年 2 月 2 日 ( 木 )15:00~17:00<br />

・ 補 足 ・コスト 調 査 の 実 施 概 要 について<br />

第 2 回 平 成 24 年 2 月 20 日 ( 月 )13:00~15:00<br />

・ 補 足 調 査 とコスト 調 査 の 実 施 概 要<br />

第 3 回 平 成 24 年 4 月 24 日 ( 火 )9:00~11:00<br />

・ 補 足 ・コスト 調 査 (ヒアリング・アンケート) 結 果 報 告<br />

・まとめ 概 要 について<br />

第 4 回 平 成 24 年 5 月 10 日 ( 木 )10:00~12:00<br />

・ 補 足 ・コスト 調 査 (ヒアリング・アンケート)まとめについて<br />

・ 実 用 化 推 進 委 員 会 への 報 告 について<br />

(3) 設 備 見 積 WG<br />

平 成 23 年 度 は 以 下 の 日 程 により 開 催 した。<br />

第 1 回 平 成 23 年 12 月 22 日 ( 木 )13:00~15:00<br />

・ 設 備 見 積 メッセージ 実 用 化 に 向 けた 検 討<br />

・CI-NET の 建 設 資 機 材 コードと C-CADEC の 設 備 機 器 ライブラリーデー<br />

タ 交 換 仕 様 (Stem コード)の 統 合<br />

第 2 回 平 成 24 年 5 月 22 日 ( 火 )15:00~17:00<br />

・CI-NET の 建 設 資 機 材 コードと C-CADEC の 設 備 機 器 ライブラリーデー<br />

6


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

タ 交 換 仕 様 (Stem コード)の 統 合 について<br />

・ 設 備 見 積 メッセージ 実 用 化 に 向 けた 方 向 について<br />

また、 平 成 22 年 度 まで 設 備 分 野 共 通 基 盤 調 整 会 議 にて 検 討 を 行 ってきた 機 械 設 備<br />

分 野 における CI-NET 建 設 資 機 材 コードと Stem コードの 統 合 については、 平 成 23<br />

年 度 に 設 備 見 積 WG を 通 じて 会 員 企 業 に 対 し 統 合 案 の 確 認 、 承 認 を 得 ることができ<br />

た。<br />

(4) 中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG<br />

平 成 23 年 度 は 以 下 の 日 程 により 開 催 した。<br />

第 1 回 平 成 24 年 2 月 10 日 ( 木 )15:30~17:00<br />

・ 工 事 請 負 契 約 外 電 子 商 取 引 の 実 装 規 約 化 について<br />

・ 工 事 請 負 契 約 外 電 子 商 取 引 説 明 会 報 告<br />

(5) 新 規 の 検 討 のための WG<br />

平 成 23 年 度 の 活 動 において、 当 初 新 たな 検 討 に 対 応 する 予 定 であった 新 規 立 ち<br />

上 げの WG( 新 規 (1)~(4))については、その 後 の 委 員 会 活 動 の 状 況 が 変 わ<br />

り CI-NET 普 及 のより 効 果 的 な 取 り 組 みとするために CI-NET ニーズ 把 握 の 深 堀 を<br />

行 い 検 討 着 手 の 優 先 度 を 見 極 めることとしたことから、 特 段 の 活 動 を 行 う 状 況 に 至<br />

っていない。<br />

7


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4 活 動 結 果<br />

5.4.1 ニーズ 把 握 のための 補 足 調 査<br />

1. 調 査 の 目 的<br />

平 成 22 年 度 の 課 題 分 析 で 取 り 上 げられた 重 点 課 題 とサブテーマの 検 討 項 目 に 関 し<br />

ては、それぞれをより 効 果 的 な 取 り 組 みとするため、 従 来 の 調 査 分 析 結 果 に 加 え、ニ<br />

ーズ 把 握 の 深 堀 を 行 い、 検 討 着 手 の 優 先 度 を 見 極 めることとした。<br />

補 足 調 査 は、 平 成 22 年 度 の 課 題 分 析 で 取 り 上 げられた 重 点 課 題 とサブテーマの 検 討<br />

項 目 に 関 してより 効 果 的 な 取 り 組 みとするため、CI-NET 未 導 入 の 総 合 工 事 業 者 およ<br />

び CI-NET 導 入 企 業 ではあるが 電 子 化 途 上 の 総 合 工 事 業 者 におけるニーズ 把 握 の 深 堀<br />

を 行 った。<br />

コストについては、 関 心 の 高 い 内 容 であるため 別 枠 でコスト 調 査 を 実 施 する。 導 入 ・<br />

普 及 にあたり、 直 接 金 額 がわかるものの 他 に 工 数 など 金 額 に 関 連 するもののどれが、<br />

導 入 、 普 及 の 阻 害 要 因 となっているのか 把 握 することとした。<br />

2. 調 査 対 象 企 業<br />

(1) 補 足 調 査<br />

1 CI-NET 未 導 入 企 業 (ただし、CI-NET 導 入 の 検 討 経 験 のある 企 業 ): 6 社<br />

2 CI-NET 導 入 企 業 ではあるが 電 子 化 途 上 の 企 業 :<br />

3 社<br />

計 9 社<br />

(2) コスト 調 査<br />

発 注 側 の 立 場 でかつ CI-NET 導 入 企 業 を 対 象 とした。<br />

1 CI-NET 電 子 化 が 進 んでいる 企 業 :<br />

2 CI-NET 電 子 化 途 上 の 企 業 :<br />

7 社<br />

11 社<br />

計 18 社<br />

3.スケジュール<br />

以 下 のスケジュールで 調 査 ・ 分 析 を 実 施 した。<br />

・ 平 成 23 年 12 月 補 足 調 査 、コスト 調 査 メンバ 募 集<br />

・ 平 成 24 年 1 月 ~2 月 上 旬 補 足 調 査 、コスト 調 査 内 容 の 検 討<br />

( 事 前 アンケート 票 、ヒアリングシートの 検 討 )<br />

・2 月 中 旬 ~3 月 下 旬 補 足 調 査 、コスト 調 査 の 実 査 ( 事 前 アンケート、ヒアリン<br />

グ)<br />

・3 月 下 旬 ~5 月 上 旬 補 足 調 査 、コスト 調 査 の 調 査 結 果 集 計 、 取 りまとめ、 平 成<br />

24 年 度 計 画 への 展 開<br />

8


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

4. 調 査 ・ 分 析 結 果<br />

(1) 平 成 22 年 度 に 行 った 実 用 化 に 向 けての 課 題 分 析 より 出 てきた 新 規 活 動 との 関 連<br />

今 回 の 補 足 調 査 により、 平 成 23 年 度 当 初 に 設 定 した 新 規 に 行 う 各 活 動 について、<br />

◎ ・・・ 特 に 優 先 して 行 うことが 望 ましいもの<br />

○ ・・・◎よりは 優 先 度 は 低 いものの 検 討 の 必 要 性 があるもの<br />

△ ・・・ 前 記 2 つ(◎と○)に 比 べ 相 対 的 に 優 先 度 が 低 いもの<br />

の 3 つに 分 類 し 整 理 した。<br />

(2) 今 後 重 点 をおいて 活 動 していくための「 対 応 方 針 」の 策 定<br />

主 に 未 導 入 あるいは 導 入 拡 大 中 の 企 業 に 対 するヒアリングやその 事 前 に 行 ったア<br />

ンケートなどから、 今 後 重 点 をおいて 活 動 することが 求 められるポイントを「 対 応<br />

方 針 」として 取 りまとめた。<br />

具 体 的 な 対 応 方 針 としては 以 下 の 3 点 が 挙 げられる。<br />

・CI-NET 導 入 検 討 や 利 用 拡 大 を 目 指 す 企 業 に 対 する 情 報 提 供<br />

- 経 営 者 向 け 資 料 、 導 入 ・ 運 用 費 用 、 実 運 用 時 のノウハウ 等 の 提 供<br />

・CI-NET 導 入 ・ 運 用 に 関 する 簡 易 な 手 法 の 提 供 ・ 提 示<br />

- 企 業 規 模 や 業 務 形 態 や 様 々な 業 務 連 携 ・ 一 貫 処 理 のパターンに 応 じた 導 入 方 法<br />

の 提 示<br />

・CI-NET 普 及 促 進 の 戦 略 的 支 援<br />

- 導 入 検 討 企 業 が 抱 える 課 題 解 決 、 個 別 企 業 支 援 、 継 続 的 支 援<br />

(3) 「 対 応 方 針 」に 基 づく 各 関 係 者 の 取 り 組 み 事 項 および 依 頼 事 項 の 検 討<br />

補 足 調 査 ・コスト 調 査 より 得 られた 今 後 の 対 応 方 針 に 基 づき、 事 務 局 である 建 設<br />

業 振 興 基 金 を 始 め、 国 土 交 通 省 、ASP・システムベンダ、 今 後 の 委 員 会 活 動 等 、そ<br />

れぞれ 具 体 的 な 活 動 、およびそれら 活 動 に 係 る 依 頼 事 項 等 について 検 討 を 行 い、 今<br />

後 の 具 体 的 な 行 動 のために 内 容 を 詰 めていくたたき 台 を 作 成 した。<br />

(4) ヒアリング 企 業 に 対 するフィードバック 内 容 の 検 討<br />

今 回 のヒアリング 調 査 で、 対 象 となった 未 導 入 企 業 や 導 入 拡 大 中 の 企 業 から 出 さ<br />

れた 質 問 や 依 頼 事 項 に 対 して、 回 答 をフィードバックすることとしている。 内 容 に<br />

よっては 今 後 の 活 動 に 反 映 する 必 要 があるものもあり、それらの 対 応 について 検 討<br />

を 行 った。<br />

なお、 上 記 (1)、(2)に 関 連 して、 平 成 23 年 度 実 施 予 定 としていた 新 規 活 動 と、 今<br />

回 の 補 足 調 査 により 得 られた 調 査 結 果 、 今 後 の 対 応 方 針 の 関 連 を 次 表 に 示 す。<br />

9


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

H22の 整 理<br />

H23 補 足 調 査 からの 今 後 の 対 応 方 針<br />

重 点 課 題 サブテーマ 検 討 項 目<br />

(1)CI-NET 導<br />

入 検 討 や 利<br />

用 拡 大 を 目 指<br />

す 企 業 に 対 す<br />

る 情 報 提 供<br />

(2)CI-NET 導<br />

入 ・ 運 用 に 関<br />

する 簡 易 な 手<br />

法 の 提 供 ・ 提<br />

示<br />

(3)CI-NET 普<br />

及 導 入 の 戦<br />

略 的 支 援<br />

補 足 調 査 で<br />

は、 調 査 対 象<br />

外 の 項 目<br />

1.CI-NETの 仕 組 み (1-1)<br />

標 準 化 の 範 囲 の 検 電 子 商 取 引 に 係 る 必 要 最 小 限 、 中 核 部 分 の 抽 出 、 整 理 、 標 準<br />

討<br />

化 の 範 囲 の 再 検 討<br />

△<br />

1.CI-NETの 仕 組 み<br />

(1-2) 簡 易 な 仕 組 みの 検<br />

討<br />

会 社 規 模 や 取 引 内 容 等 に 応 じた 簡 易 な 仕 組 み(フロー、 証 明 書<br />

の 要 否 、 規 約 項 目 数 等 )の 検 討<br />

△<br />

1.CI-NETの 仕 組 み (1-3)<br />

1.CI-NETの 仕 組 み (1-4)<br />

個 別 方 式 の 解 消 の ゼネコンごとの 個 別 方 式 ・ルール( 特 に 出 来 高 ・ 請 求 )に 関 する<br />

検 討<br />

実 態 ・ 課 題 把 握 、 統 一 に 向 けた 検 討<br />

建 設 業 法 の 範 囲 以<br />

契 約 外 取 引 に 対 応 した 新 たな 仕 組 みの 検 討<br />

外 の 取 引<br />

○<br />

○<br />

2.システム・サービス 形 態 (2-1) 導 入 ・ 運 用 コスト<br />

自 社 システムとASPの 比 較 、 添 付 ファイルに 係 る 保 管 料 等 、 低 価<br />

格 導 入 ・ 運 用 のケーススタディ、 手 法 検 討<br />

◎<br />

2.システム・サービス 形 態 (2-2) 発 注 者 機 能 発 注 者 機 能 の 付 加 ・ 充 実 に 関 する 協 議 検 討 △<br />

2.システム・サービス 形 態 (2-3) システム 間 連 携<br />

業 務 システムとの 連 携 、ニーズ・ 課 題 ・メリット 等 の 検 討 ( 特 にサ<br />

ブコンの 立 場 から)、 段 階 的 導 入 等 のケーススタディ、 手 法 検 討<br />

◎<br />

3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体<br />

的 情 報 ( 収 集 )<br />

(3-1) 費 用 対 効 果<br />

導 入 検 討 するにあたり、 社 内 の 理 解 を 得 るため、 導 入 ・ 運 用 コスト、 費 用 対<br />

効 果 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 、ゼネコン/サブコン 別 ・ 規 模 別 等 情 報 の<br />

収 集<br />

◎<br />

3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体<br />

的 情 報<br />

(3-2) 印 紙 税 効 果<br />

上 記 のうち、 特 にサブコンの 印 紙 税 軽 減 の 具 体 的 な 効 果 、その<br />

他 取 引 の 透 明 化 、 事 務 処 理 の 削 減 等<br />

△<br />

3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体<br />

的 情 報<br />

(3-3) 導 入 ステップ<br />

部 分 的 ( 注 文 書 、 請 書 )、 段 階 的 ( 出 来 高 ) 導 入 のパターン、ス<br />

テップ 等 に 関 する 事 例 情 報 の 収 集<br />

◎<br />

3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体<br />

的 情 報<br />

(3-4)<br />

経 営 層 ・ 社 内 ・ 取<br />

引 先<br />

社 内 稟 議 資 料 、 経 営 層 説 明 資 料 、 社 内 ・ 支 店 ・ 協 力 企 業 への 普<br />

及 策 等 の 具 体 的 な 事 例 ・ 情 報 の 収 集 ・ 発 信<br />

○<br />

3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体<br />

的 情 報<br />

(3-5) 業 務 効 率 化<br />

業 務 プロセス 改 革 、 紙 と 電 子 の 混 在 への 対 応 等 に 関 する 具 体 的<br />

な 事 例 情 報 の 収 集<br />

◎<br />

3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体<br />

的 情 報<br />

(3-6)<br />

法 令 順 守 ・ 内 部 統<br />

制<br />

法 令 順 守 ・ 内 部 統 制 に 関 する 効 果 の 整 理 、 事 例 情 報 の 収 集<br />

△<br />

4. 広 報 ・ 導 入 支 援 (4-1) 効 果 的 な 広 報<br />

より 効 果 的 な 情 報 発 信 、 普 及 方 策 の 検 討 (ターゲット、アプロー<br />

チ 先 、チャンネル、 媒 体 等 )<br />

◎<br />

4. 広 報 ・ 導 入 支 援 (4-2) サポート 体 制<br />

サポートに 関 する 実 態 把 握 、 業 界 全 体 でのサポート 体 制 の 構 築<br />

検 討 、FAQ 構 築 等<br />

○<br />

5. 会 議 運 営 (5-1)<br />

サブコン、ベンダー<br />

の 主 体 的 参 画<br />

委 員 会 、WGへのサブコン、ベンダの 主 体 的 参 画 の 促 進 ( 主 査 、<br />

副 主 査 等 へのアサイン 等 )<br />

○<br />

他 の 電 子 商 取 引 、 電 子 契 約 ( 公 共 含 む)の 動 向 把 握 、CI-NETと<br />

6. 調 査 研 究 (6-1) 他 の 電 子 商 取 引 等<br />

の 連 携 可 能 性 の 検 討<br />

○<br />

7.H23 補 足 調 査 より 挙 げ<br />

られるテーマ<br />

(7-1)<br />

国 土 交 通 省 や 建 設 業 協 会 と 連 携 した 地 域 セミナー<br />

未 導 入 企 業 が 抱 え<br />

導 入 企 業 と 未 導 入 企 業 の 接 点 確 保 ( 窓 口 機 能 )<br />

る 課 題 解 決<br />

個 別 支 援<br />

◎<br />

7.H23 補 足 調 査 より 挙 げ<br />

られるテーマ<br />

7.H23 補 足 調 査 より 挙 げ<br />

られるテーマ<br />

(7-2)<br />

個 社 で 進 める 導 入<br />

地 場 の 複 数 企 業 を 集 めた 地 域 連 携 的 推 進<br />

検 討 に 留 まらない<br />

個 別 支 援<br />

導 入 支 援<br />

現 状 のCI-NET 以<br />

(7-3) 外 の 電 子 化 業 務 の CI-NET 導 入 の 呼 び 水 としての 電 子 化 業 務 の 拡 充<br />

拡 充<br />

【 凡 例 】 ◎・・・ 調 査 整 理 の 結 果 、サブテーマで 掲 げた 検 討 の 必 要 性 が 大 きいと 判 断 したもの<br />

○・・・ 調 査 整 理 の 結 果 、サブテーマで 掲 げた 検 討 の 必 要 性 が 中 程 度 にあると 判 断 したもの<br />

△・・・ 調 査 整 理 の 結 果 、サブテーマで 掲 げた 検 討 の 必 要 性 が 小 さいと 判 断 したもの<br />

※ 網 掛 けの「5. 会 議 運 営 」「6. 調 査 研 究 」は、 未 導 入 企 業 、 導 入 拡 大 中 企 業 におけるCI-NET 導 入 、<br />

拡 大 に 対 しての 影 響 が 小 さいものとして 補 足 調 査 対 象 から 外 した。<br />

◎<br />

△<br />

10


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4.2 実 用 化 状 況<br />

1.CI-NET LiteS 方 式 による 実 用 化 の 推 進<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 にもとづく 購 買 見 積 業 務 および 注 文 業 務 を 中 心 とし<br />

て、 総 合 工 事 業 者 の 取 引 相 手 先 が 増 加 している。これは 企 業 識 別 コードの 登 録 数 に<br />

も 表 れており、 平 成 24 年 3 月 末 現 在 で 約 9,500 社 を 超 える 状 況 にある。<br />

図 CI-NET 利 用 の 企 業 識 別 コード 登 録 企 業 数 の 推 移<br />

11


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

2. 対 象 業 務 別 の 実 用 化 実 施 状 況<br />

CI-NET 会 員 企 業 の 各 業 務 における 実 用 化 状 況 は 下 表 の 通 りである。<br />

表 対 象 業 務 別 の 実 用 化 実 施 状 況 ( 平 成 24 年 3 月 末 現 在 )<br />

建 築<br />

見 積<br />

LiteS<br />

設 備<br />

見 積<br />

1.0<br />

設 備<br />

見 積<br />

LiteS2.1<br />

設 備 機<br />

器 見 積<br />

LiteS2.1<br />

購 買<br />

見 積<br />

LiteS2.1<br />

契 約<br />

LiteS2.1<br />

出 来 高<br />

請 求<br />

LiteS2.1<br />

支 払<br />

通 知<br />

LiteS2.1<br />

■ 総 合 工 事 業 者<br />

穴 吹 工 務 店 ○ ○<br />

安 藤 建 設 ○ ○ ○ ○ ○<br />

大 林 組 ○ △ ○ ○ ○<br />

奥 村 組<br />

鹿 島 建 設 ○ △ ○ ○ ○<br />

かねこ<br />

熊 谷 組 ○ ○ ○<br />

鴻 池 組 ○ △ ○ ○<br />

五 洋 建 設 ○ ○<br />

清 水 建 設 ○ ○ ○ ○<br />

錢 高 組<br />

△<br />

大 成 建 設 △ △<br />

竹 中 工 務 店 ○ △ ○ ○ ○<br />

東 急 建 設<br />

△<br />

戸 田 建 設 ○ ○<br />

飛 島 建 設 △ △<br />

西 松 建 設<br />

フジタ ○ △ ○ ○<br />

不 動 テトラ<br />

前 田 建 設 工 業<br />

三 井 住 友 建 設 ○ ○<br />

山 﨑 建 設 ○ ○<br />

計 1 9 6 0 12 13 6 0<br />

■ 専 門 工 事 業 者<br />

朝 日 工 業 社 ○ ○ ○<br />

関 電 工 ○ ○ △ ○ ○ ○<br />

きんでん ○ △ △ ○ ○ ○<br />

弘 電 社 ○ ○ ○ ○<br />

三 機 工 業 ○ ○ ○ ○ ○<br />

サンテック ○ ○ ○ ○<br />

三 建 設 備 工 業<br />

○<br />

新 日 本 空 調 ○ ○ ○ ○<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ○ △ ○ ○ ○<br />

須 賀 工 業<br />

○<br />

住 友 商 事 ○ ○ ○<br />

住 友 電 設 ○ △ ○ ○ ○<br />

大 成 温 調 ○ ○ ○ ○ ○<br />

ダイダン ○ ○ ○ ○<br />

高 砂 熱 学 工 業 ○ △ ○ ○<br />

東 光 電 気 工 事 ○ △ △ △<br />

東 洋 熱 工 業 ○ ○ ○ ○<br />

日 本 建 工<br />

日 本 電 設 工 業 ○ ○ ○ ○<br />

前 田 道 路<br />

雄 電 社 ○ △ ○ ○ ○<br />

計 0 17 9 3 16 17 15 0<br />

合 計 1 26 15 3 28 30 21 0<br />

※○は 実 用 中 。△はテスト 運 用 あるいはシステム 構 築 中 を 表 す。<br />

※ 上 記 の 数 は 企 業 数 を 示 し、 複 数 の 事 業 所 で 実 用 化 している 場 合 も1 社 でカウントしている。<br />

12


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4.3 設 備 見 積 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

設 備 分 野 における CI-NET 実 用 化 の 推 進<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1) 設 備 見 積 分 野 における CI-NET LiteS 実 用 化 促 進<br />

1 問 題 の 背 景<br />

設 備 見 積 業 務 については、CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1( 以 下 「Ver.2.1」とい<br />

う。)による 方 法 と CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのみに 基 づいて 策 定 された<br />

CI-NET 導 入 マニュアル― 設 備 見 積 回 答 業 務 版 ―Ver.1.0( 以 下 「Ver.1.0」という。)<br />

による 方 法 の 2 つがある。<br />

現 在 の 実 装 規 約 に 設 備 見 積 メッセージ Ver.2.1 が 規 定 されて 以 降 、この 方 法 への<br />

移 行 を 進 めるべく 検 討 を 進 めてきているが、 実 装 がなかなか 進 んでいない 状 況 に<br />

ある。<br />

2 検 討 結 果<br />

これまで 議 論 、 検 討 が 中 心 となっている 状 況 から 脱 却 すべきときに 来 ていると<br />

の 認 識 から、 一 歩 動 き 出 すためには 何 らかの 方 針 を 打 ち 出 すことが 必 要 であると<br />

して、 今 後 は「 設 備 見 積 メッセージ Ver.2.1 化 を 前 提 とした 検 討 」を 進 めていくこ<br />

とについて 提 示 、 議 論 を 行 った。<br />

これに 先 立 ち、 現 状 の 設 備 見 積 業 務 における CI-NET の 利 用 状 況 等 について 調<br />

査 を 行 った。そこでは 総 合 工 事 業 者 17 社 、 専 門 工 事 業 者 14 社 において、Ver.2.1<br />

にシステム 的 に 対 応 可 能 な 状 況 にある 企 業 が 総 合 工 事 業 者 6 社 、 専 門 工 事 業 者 9<br />

社 おり、 議 論 を 行 う 際 の 下 地 がある 程 度 揃 っていることが 確 認 できた。また Ver.2.1<br />

化 を 進 める 上 で 現 状 各 社 が 認 識 している 課 題 についても 回 答 を 得 ることができた。<br />

そのような 状 況 を 踏 まえ、WG に 参 加 する 企 業 の 意 見 を 求 めたところ、 基 本 的<br />

に 今 後 Ver.2.1 化 前 提 の 検 討 を 行 っていくという 方 向 性 の 確 認 ができた。<br />

これまで 設 備 見 積 Ver.2.1 化 に 係 る 検 討 を 進 めてきたのは、 設 備 見 積 業 務 の 業 務<br />

効 率 化 、 生 産 性 向 上 が 目 的 としてあるためだが、これまでは Ver.2.1 化 を 目 的 とす<br />

るような 議 論 になってしまったこともあったとの 反 省 に 立 ち、ここで 改 めて 目 的<br />

を 確 認 するとともに、 次 のような 内 容 を 今 後 検 討 していくこととした。<br />

・ 設 備 見 積 業 務 の 現 状 把 握 ・ 分 析 と 課 題 整 理<br />

依 頼 なしメッセージの 回 答 の 是 非 、 担 当 者 間 でのメッセージ 交 換 可 能 性 等<br />

・ 設 備 見 積 Ver.2.1 化 に 係 るメリットの 整 理<br />

コンプライアンスへの 寄 与 の 可 能 性 、 導 入 に 伴 う 付 帯 メリットの 検 討 等<br />

・ Ver.2.1 化 を 進 めるにあたって 必 要 な 環 境 整 備<br />

建 設 資 機 材 コードのバージョンアップ 対 応 、 社 内 理 解 促 進 方 策 の 検 討 等<br />

13


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

(2)CI-NET の 建 設 資 機 材 コードと C-CADEC の 設 備 機 器 ライブラリーデータ 交 換 仕 様<br />

コードの 統 合<br />

1 問 題 の 背 景<br />

CI-NET の 設 備 関 連 メンバと C-CADEC メンバで 構 成 される 設 備 分 野 共 通 基 盤<br />

調 整 会 議 では、CI-NET 建 設 資 機 材 コードと 設 備 機 器 ライブラリーデータ 交 換 仕<br />

様 コード(Stem コード)の 統 一 化 および 統 一 化 されたコード 体 系 をもとにした 設 備<br />

機 器 情 報 の 商 流 連 携 について 検 討 が 行 われてきた。 特 に「CAD⇔ 見 積 」 連 携 実 現<br />

が 必 須 であるとの 認 識 であったコード 統 合 を 現 実 のものとするべく 議 論 を 重 ねて<br />

きた。<br />

2 検 討 経 過<br />

平 成 22 年 度 までに CI-NET 建 設 資 機 材 コードと Stem コードの 統 合 案 が 作 成 さ<br />

れ、 平 成 23 年 度 はこの 統 合 案 でユーザにとって 問 題 がないかの 確 認 を 進 めてきた。<br />

今 回 の 改 訂 にあたっては、 以 下 のような 観 点 に 立 って 見 直 しを 行 っており、 従<br />

来 の CI-NET 建 設 資 機 材 コードと 比 べて 機 器 分 類 の 詳 細 化 を 始 めとした 分 類 体 系<br />

の 見 直 し、 充 実 等 を 図 り、 利 用 しやすいコード 体 系 にしている。<br />

・ 従 来 の CI-NET 建 設 資 機 材 コードでは 小 分 類 、 細 分 類 と 詳 細 化 した 際 にコー<br />

ドの 設 定 がない、あるいは 分 類 が 粗 かった 部 分 について、Stem コードにて 定<br />

義 されているものを 中 心 に 付 け 加 える 形 としている<br />

・Stem コードの 体 系 を 取 り 入 れたことにより、 細 分 類 まで 詳 細 な 機 器 分 類 がで<br />

きるようになっているが、 社 内 で 従 来 の CI-NET 建 設 資 機 材 コードの 階 層 を<br />

意 識 した 使 い 方 をする 場 合 、 詳 細 な 分 類 より 1 つ 上 の 階 層 に 定 義 されたコー<br />

ドを 利 用 することにより、 従 来 と 変 わらず 継 続 的 な 利 用 も 可 能 としている。<br />

例 えば 社 内 側 で 細 分 類 までの 分 類 ができていない 場 合 でも、 統 合 後 コードに<br />

て 上 位 階 層 である 小 分 類 で 括 って 利 用 することが 可 能 なようになっている。<br />

3 検 討 結 果<br />

このコードのユーザとなる 設 備 専 門 工 事 業 者 、 設 備 機 器 メーカーに 対 し、それ<br />

ぞれ 下 記 の 観 点 で 確 認 をいただいた。<br />

その 結 果 、「 機 械 設 備 CI-NET コード( 新 / 旧 ) 対 比 一 覧 」に 対 して、 了 承 が 得<br />

られた。<br />

(a) 設 備 専 門 工 事 業 者<br />

・ 貴 社 の 設 備 機 器 に 関 係 する 部 分 について、コード 変 更 がないか。<br />

・コードが 変 更 されている 場 合 、 現 状 の 機 器 データから 統 合 後 の 建 設 資 機 材 コ<br />

ードを 作 成 する 際 に 必 要 な 作 業 に 大 きな( 悪 ) 影 響 がないか。<br />

・ 今 回 の 変 更 点 およびその 他 の 箇 所 に 関 する、 意 見 、 要 望 。<br />

(b) 設 備 機 器 メーカー<br />

・ 貴 社 の 設 備 機 器 に 関 係 する 部 分 について、コード 変 更 がないか。<br />

14


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

・コードが 変 更 されている 場 合 、 現 状 の 機 器 データから 統 合 後 の 建 設 資 機 材 コ<br />

ードを 作 成 する 際 に 必 要 な 作 業 に 大 きな( 悪 ) 影 響 がないか。<br />

・ 今 回 の 変 更 点 およびその 他 の 箇 所 に 関 する、 意 見 、 要 望 。<br />

平 成 24 年 度 はこの 統 合 案 について、CI-NET 建 設 資 機 材 コードのチェンジリク<br />

エストを 作 成 、 提 案 し、 正 式 なコードとしてリリースするために 引 き 続 き 検 討 を<br />

進 めることとしている。<br />

今 回 統 合 範 囲 ・ 改 訂 部 分<br />

50: 機 械 設 備<br />

05: 機 器 設 備 ( 衛 生 ・ 空 調 共 通 機 器 )<br />

30: 衛 生 ・ 防 災 機 器<br />

10: 共 通 資 材<br />

20: 土 木 工 事<br />

40: 電 気 設 備<br />

対 象<br />

分 野 外<br />

10:ダクト 設 備<br />

20: 配 管 設 備<br />

90: 専 門 工 事<br />

今 回 統 合 範 囲 外<br />

※ただし 電 気 設 備 に<br />

ついては、 今 後<br />

議 論 の 予 定 あり<br />

図 CI-NET 建 設 資 機 材 コードと Stem コードの 統 合 範 囲<br />

15


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4.4 中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

中 堅 および 地 方 総 合 工 事 業 者 への CI-NET 導 入 支 援<br />

建 設 業 法 の 範 囲 外 の 取 引 の 検 討<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1) 中 堅 および 地 方 総 合 工 事 業 者 への CI-NET 導 入 支 援<br />

国 土 交 通 省 の 平 成 22 年 度 事 業 「 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 」の 検 討 方 法 に<br />

基 づき、 新 潟 地 区 の 総 合 工 事 業 者 とその 取 引 先 及 び 西 松 建 設 とその 取 引 先 とでなさ<br />

れた 電 子 商 取 引 導 入 検 討 において、 国 土 交 通 省 とともに、 中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG<br />

からアドバイザを 派 遣 するなどの 支 援 をおこなった。 新 潟 地 区 の 支 援 活 動 は、「10.<br />

5 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 の 支 援 」に 記 載 する。<br />

(2) 建 設 業 法 の 範 囲 外 の 取 引 の 検 討<br />

1 問 題 の 背 景<br />

電 子 化 による 業 務 効 率 向 上 の 効 果 について、 大 手 総 合 工 事 業 者 に 比 べて 取 引 規<br />

模 が 小 さい 中 堅 や 地 方 の 総 合 工 事 業 者 でも 効 果 が 得 られる 可 能 性 を 考 えた 場 合 、<br />

「 書 面 と 電 子 データの 二 重 化 」に 対 応 するにはできるだけ 電 子 化 率 を 上 げること<br />

が 重 要 で、そのためには「 取 引 業 者 数 の 確 保 」や「 電 子 化 する 業 務 の 範 囲 を 広 げ<br />

る」ことが 必 要 である。<br />

そこで、 業 務 効 率 向 上 効 果 を 享 受 できる 可 能 性 のあるものとして、 平 成 22 年 度<br />

より 金 額 的 には 小 さいが、 取 引 件 数 が 多 い 契 約 外 取 引 ( 小 口 取 引 と 言 われること<br />

もあるが、 請 負 契 約 を 必 要 としない 資 材 の 購 入 やリースなどの 取 引 を 指 す。 多 く<br />

は 電 話 などで 簡 便 に 発 注 し、 納 品 後 の 支 払 いも 1 回 程 度 で 終 わる。)について、シ<br />

ステム 投 資 も 大 きくならないよう 簡 便 な 仕 組 みで EDI の 実 用 化 を 図 りやすくする<br />

取 り 組 みを 進 めてきた。<br />

2 検 討 経 過<br />

CI-NET がカバーする 調 達 業 務 のうち、 納 品 、 出 来 高 、 支 払 業 務 の 分 野 では、<br />

主 に 建 設 工 事 の 請 負 契 約 案 件 を 対 象 とした 出 来 高 ・ 支 払 業 務 のメッセージは 整 備<br />

されているが、 工 事 請 負 契 約 外 取 引 業 務 のメッセージは 整 備 されていない。そこ<br />

で、 平 成 23 年 度 は、 過 去 の 国 土 交 通 省 実 証 事 業 における 契 約 外 取 引 に 対 するニー<br />

ズ 調 査 の 結 果 などを 踏 まえ、 中 堅 の 総 合 工 事 業 者 、 専 門 工 事 業 者 、リース・レン<br />

タル 業 者 、 商 社 等 の 間 でも 利 用 可 能 な 業 務 方 法 、メッセージの 実 証 実 験 の 成 果 に<br />

基 づき、メッセージの 内 容 を 詰 め、「 工 事 請 負 契 約 外 取 引 メッセージ( 案 )」( 使 用<br />

項 目 一 覧 )として 取 りまとめた。<br />

16


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

3 実 証 実 験 の 概 要<br />

(a) 全 体 スケジュール<br />

実 証 実 験 に 係 るスケジュールは 概 ね 予 定 通 りに 進 捗 した。<br />

実 証 実 験 は、 平 成 23 年 8 月 23 日 ~26 日 にかけて 実 施 した。<br />

(b) 実 証 実 験 参 加 企 業<br />

実 証 実 験 の 参 加 企 業 は 以 下 の 通 りである。<br />

総 合 工 事 業 者 : 安 藤 建 設 、 熊 谷 組 、 五 洋 建 設 、 鴻 池 組 、フジタ、 三 井 住 友 建 設<br />

専 門 工 事 業 者 : 関 電 工 、きんでん、 高 砂 熱 学 工 業<br />

資 材 取 引 業 者 :ジャパンギャランティサービス、 全 日 電 材 連 、ナカジマトーケ<br />

ン、 橋 本 総 業 、 渡 辺 パイプ、レンタルのニッケン<br />

(c) 実 証 実 験 環 境 の 設 計<br />

本 実 証 実 験 では 下 図 のような 環 境 を 準 備 し、 工 事 請 負 契 約 外 の 電 子 商 取 引 の 実<br />

証 実 験 を 実 施 した。 発 注 者 と 受 注 者 間 の 電 子 情 報 の 受 渡 しにはインターネット 上<br />

のデータセンター 内 に 実 証 実 験 サーバを 設 置 し、ターミナルサービス 機 能 を 用 い<br />

て 発 注 者 と 受 注 者 が Windows 端 末 のリモートデスクトップ 接 続 により 各 実 験 の<br />

システムを 利 用 出 来 るようにした。<br />

また、 受 注 者 の 請 求 情 報 は 受 注 者 各 社 ヒアリングの 結 果 、 業 務 システムから<br />

CSV 形 式 ファイルとして 出 力 できる 事 であり、 今 回 各 社 独 自 で 出 力 される CSV<br />

形 式 を、 本 実 証 実 験 で 用 いる 請 求 書 の 標 準 的 なフォーマット 形 式 である「 受 注 者<br />

請 求 取 り 込 みフォーマット」にデータ 形 式 を 合 わせるために、 表 計 算 ソフトによ<br />

るマルチデータコンバータを 準 備 した。<br />

図 : 工 事 請 負 契 約 外 の 電 子 商 取 引 実 証 実 験 全 体 図<br />

17


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

図 :マルチコンバータの 概 要 図<br />

4 実 証 実 験 の 評 価<br />

実 証 実 験 を 行 った 結 果 の 評 価 として 参 加 企 業 に 対 しアンケート 調 査 を 実 施 した。<br />

内 容 としては、<br />

・ 工 事 請 負 契 約 外 取 引 導 入 による 効 果 ・メリット<br />

・ 工 事 請 負 契 約 外 取 引 導 入 による 課 題 ・デメリット<br />

・ CI-NET 規 約 や 業 務 適 応 性 評 価 に 係 る 意 見<br />

といったものである。<br />

以 下 でその 結 果 の 一 部 を 紹 介 する。<br />

(a) 工 事 請 負 契 約 外 取 引 導 入 による 効 果 ・メリット<br />

(b) 工 事 請 負 契 約 外 取 引 導 入 による 課 題 ・デメリット<br />

(c)CI-NET 規 約 や 業 務 適 応 性 評 価 に 係 る 意 見<br />

18


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

【 発 注 者 】<br />

・ 現 状 、 請 求 書 の 訂 正 ・ 値 引 き 処 理 を 作 業 所 で 行 っているため、 請 求 確 認 ( 請 求 書<br />

の 訂 正 、 値 引 き)などのやり 取 りに 時 間 がかかってしまい、 業 務 負 担 増 が 予 想 さ<br />

れる。<br />

・ 発 注 者 が、 工 事 物 件 案 内 を 受 注 者 毎 に 送 信 するのは、 面 倒 である。 受 注 者 側 が 工<br />

事 物 件 を 取 りに 行 くような 運 用 が 望 ましい。<br />

・ 出 来 高 ・ 請 求 業 務 の CI-NET 化 については、 導 入 ・ 運 用 のハードルが 高 い 中 、 発<br />

注 者 のメリットが 強 く 見 えてこないところが 最 大 の 課 題 である。 今 回 の 工 事 請 負<br />

契 約 外 取 引 への 対 応 は、これを 補 完 する 意 味 では、 追 い 風 であると 評 価 する。<br />

【 受 注 者 】<br />

・ 請 求 確 認 ( 否 認 )が 返 って 来 た 時 、 社 内 システムとの 連 携 が 懸 念 される。<br />

・ 自 社 システムと 連 携 が 簡 便 な 仕 組 みで 可 能 となるため、 発 送 業 務 が 軽 減 されると<br />

ともにコスト 削 減 など 期 待 される 効 果 は 大 きい。<br />

・ 現 状 、 指 定 請 求 書 発 行 システムを 導 入 して、 各 社 毎 に 伝 票 設 計 したり、 指 定 伝 票<br />

フォームに 合 わせた 連 続 伝 票 を 印 刷 会 社 に 依 頼 したりして 印 刷 している。<br />

CI-NET を 導 入 することで、 指 定 請 求 書 がなくなる 効 果 に 期 待 している。<br />

5 検 討 結 果<br />

電 子 商 取 引 における 工 事 請 負 契 約 外 業 務 のデータ 交 換 手 順 案 およびメッセー<br />

ジ 案 ( 使 用 項 目 一 覧 )として 全 体 情 報 部 分 ( 鑑 )・ 明 細 情 報 部 分 ( 内 訳 ) 案 を 策<br />

定 した。これは、ユーザのニーズを 反 映 したものとの 評 価 が 得 られた。<br />

6 今 後 の 検 討<br />

平 成 24 年 度 は CI-NET LiteS 実 装 規 約 化 に 向 け、 各 項 目 の 使 い 方 や 詳 細 の 定 義<br />

等 について LiteS 委 員 会 での 検 討 に 委 ねることを 想 定 している。<br />

なお、 今 回 取 りまとめたデータ 項 目 のうち、 一 部 データ 項 目 については 新 規 に<br />

定 義 する 必 要 がある 項 目 も 生 じている。これらについては 実 装 規 約 化 に 関 して<br />

LiteS 委 員 会 、さらに 標 準 ビジネスプロトコルへのメッセージ、 項 目 定 義 に 関 して<br />

標 準 化 委 員 会 の 検 討 が 今 後 必 要 である。<br />

19


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

【 参 考 】 工 事 請 負 契 約 外 取 引 業 務 のデータ 交 換 手 順 基 本 フロー<br />

発 注 者<br />

受 注 者<br />

工 事 物 件 案 内<br />

工 事 物 件 案 内<br />

納 品 書<br />

紙 の<br />

やり 取 り<br />

納 品 書<br />

納 入 業 務<br />

契 約 外 請 求<br />

契 約 外 請 求<br />

契 約 外 請 求 確 認<br />

( 不 承 認 )<br />

契 約 外 請 求 確 認<br />

( 不 承 認 )<br />

繰 り 返 し<br />

請 求 支 払<br />

業 務<br />

契 約 外 請 求 確 認<br />

( 承 認 )<br />

契 約 外 請 求 確 認<br />

( 承 認 )<br />

契 約 外 請 求<br />

契 約 外 請 求<br />

部 分 払 いがないため、 出 来 高 調 査 回 数 は、1 回 目 固 定<br />

月 数 回 送 受 信 を 可 能 とする。 但 し、 原 則 、 月 1 回 とする。<br />

20


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

【 参 考 】 工 事 請 負 契 約 外 取 引 業 務 の 使 用 データ 項 目 一 覧<br />

【 参 考 】<br />

工<br />

事<br />

物<br />

件<br />

案<br />

内<br />

契 約<br />

外<br />

請 確<br />

求 認<br />

出 来 高 請 求<br />

要 報 確 請 確<br />

請 告 認 求 認<br />

備 考<br />

タグ 項 目 名 属 byte 小<br />

性 数 数<br />

* 回<br />

数<br />

必<br />

須<br />

必<br />

須<br />

必<br />

須<br />

必 必 必 必 必<br />

須 須 須 須 須<br />

全 体 情 報 部 分 ( 鑑 )<br />

1 データ 処 理 No. 9 5 ● ● ● ● ● ● ● ● 1<br />

2 情 報 区 分 コード X 4 ● ● ● ● ● ● ● ● 2<br />

3 データ 作 成 日 9 8 ● ● ● ● ● ● ● ● 3<br />

4 発 注 者 コード X 12 ● ● ● ● ● ● ● ● 4<br />

5 受 注 者 コード X 12 ● ● ● ● ● ● ● ● 5<br />

1197 サブセット・バー X 12 ● ● ● ● ● ● ● ● 1197<br />

ジョン<br />

9 訂 正 コード X 1 ● ● ● ● ● ● ● ● 9<br />

1006 工 事 コード X 12 ● ● ● ● ● ● ● ● 1006<br />

1306 変 更 工 事 コード X 12 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1306<br />

1007 帳 票 No. X 14 ● ● ● ● ● ● ● ● 1007<br />

1008 帳 票 年 月 日 9 8 ● ● ● ● ● ● ● ● 1008<br />

1009 参 照 帳 票 No. X 14 ○ ● ○ ○ ○ ● 1009<br />

1010 参 照 帳 票 年 月 日 9 8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1010<br />

1023 受 注 者 コード2( 発 X 10 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1023<br />

注 者 採 番 )<br />

1046 取 引 件 名 ( 注 文 件 X 8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1046<br />

名 )コード<br />

1013 受 注 者 名 K 40 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1013<br />

1015 受 注 者 代 表 者 氏 名 K 28 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1015<br />

1017 受 注 者 担 当 部 署 名 K 40 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M9 1017<br />

レベル1<br />

1018 受 注 者 担 当 者 名 K 20 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M9 1018<br />

レベル1<br />

1019 受 注 者 担 当 郵 便 番 X 10 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M9 1019<br />

号<br />

レベル1<br />

1020 受 注 者 担 当 住 所 K 60 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M9 1020<br />

レベル1<br />

1021 受 注 者 担 当 電 話 番 X 15 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M9 1021<br />

号<br />

レベル1<br />

1022 受 注 者 担 当 FAX 番 X 15 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M9 1022<br />

号<br />

レベル1<br />

1024 発 注 者 名 K 56 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1024<br />

1005 JV 工 事 フラグ X 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1005<br />

1003 その 他 のJV 構 成 企 K 56 3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ MR 1003<br />

業 名<br />

レベル1<br />

1026 発 注 者 代 表 者 氏 名 K 28 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1026<br />

1028 発 注 者 担 当 部 署 名 K 40 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

→マルチ1 回 目 に 工 事 事 務 所 に 係 る 情 報 を<br />

MA 1028<br />

レベル1<br />

記 載<br />

1029 発 注 者 担 当 者 名 K 20 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

→マルチ1 回 目 に 工 事 事 務 所 に 係 る 情 報 を<br />

MA 1029<br />

レベル1<br />

記 載<br />

1030 発 注 者 担 当 郵 便 番<br />

号<br />

マルチ<br />

X 10 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

→マルチ1 回 目 に 工 事 事 務 所 に 係 る 情 報 を<br />

MA 1030<br />

レベル1<br />

記 載<br />

1031 発 注 者 担 当 住 所 K 60 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

→マルチ1 回 目 に 工 事 事 務 所 に 係 る 情 報 を<br />

MA 1031<br />

レベル1<br />

記 載<br />

1032 発 注 者 担 当 電 話 番<br />

号<br />

1033 発 注 者 担 当 FAX<br />

番 号<br />

1042 工 事 場 所 ・ 受 渡 し<br />

場 所 名 称<br />

1173 工 事 場 所 ・ 受 渡 し<br />

場 所 略 称<br />

1016 工 事 場 所 ・ 受 渡 し<br />

場 所 郵 便 番 号<br />

1043 工 事 場 所 ・ 受 渡 し<br />

場 所 住 所<br />

1025 工 事 場 所 ・ 受 渡 し<br />

場 所 所 長 名<br />

X 15 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

→マルチ1 回 目 に 工 事 事 務 所 に 係 る 情 報 を<br />

MA 1032<br />

レベル1<br />

記 載<br />

X 15 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

→マルチ1 回 目 に 工 事 事 務 所 に 係 る 情 報 を<br />

MA 1033<br />

レベル1<br />

記 載<br />

K 76 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1042<br />

→ 場 所 場 所 に 係 る 情 報 を 記 載<br />

K 50 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1173<br />

→ 場 所 場 所 に 係 る 情 報 を 記 載<br />

X 10 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1016<br />

→ 場 所 場 所 に 係 る 情 報 を 記 載<br />

K 60 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1043<br />

→ 場 所 場 所 に 係 る 情 報 を 記 載<br />

K 20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1025<br />

→ 場 所 場 所 に 係 る 情 報 を 記 載<br />

タグ<br />

21


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

【 参 考 】<br />

工<br />

事<br />

物<br />

件<br />

案<br />

内<br />

契 約<br />

外<br />

請 確<br />

求 認<br />

出 来 高 請 求<br />

要 報 確 請 確<br />

請 告 認 求 認<br />

備 考<br />

タグ 項 目 名 属 byte 小<br />

性 数 数<br />

全 体 情 報 部 分 ( 鑑 )<br />

* 回<br />

数<br />

必<br />

須<br />

必<br />

須<br />

必<br />

須<br />

必 必 必 必 必<br />

須 須 須 須 須<br />

1027 工 事 場 所 ・ 受 渡 し K 20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1027<br />

→ 場 所 場 所 に 係 る 情 報 を 記 載<br />

場 所 担 当 者 名<br />

1041 工 事 場 所 ・ 受 渡 し X 15 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1041<br />

→ 場 所 場 所 に 係 る 情 報 を 記 載<br />

場 所 電 話 番 号<br />

1182 工 事 場 所 ・ 受 渡 し X 15 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1182<br />

→ 場 所 場 所 に 係 る 情 報 を 記 載<br />

場 所 FAX 番 号<br />

1371 工 事 場 所 ・ 受 渡 し X 5 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1371<br />

→ 場 所 場 所 に 係 る 情 報 を 記 載<br />

場 所 所 在 地 コード<br />

1045 取 引 件 名 ( 注 文 件 K 40 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1045<br />

名 )<br />

1052 工 事 ・ 納 入 開 始 日 X 8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1052<br />

1053 工 事 ・ 納 入 終 了 日 ・ X 8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1053<br />

納 入 期 限<br />

1088 明 細 金 額 計 N 12 13 ○ ○ 1088<br />

1089 明 細 金 額 計 調 整 額 N 12 13 ○ ○ 1089<br />

1090 調 整 後 帳 票 金 額 計 N 12 13 ○ ○ 1090<br />

1096 消 費 税 額 N 12 13 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1096<br />

1097 最 終 帳 票 金 額 N 12 13 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1097<br />

1014 送 り 状 案 内 M 76 39 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 否 認 、 理 由 を 記 載 する MQ 1014<br />

レベル1<br />

1179 帳 票 データチェック X 15 9 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ MM 1179<br />

値<br />

レベル1<br />

1080 出 来 高 調 査 日 9 8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1080<br />

1311 請 求 予 定 年 月 9 6 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1311<br />

1315 出 来 高 ・ 請 求 ・ 立 替<br />

査 定 結 果 コード<br />

マルチ<br />

X 2 ○ ○ ○ 1315<br />

タグ<br />

メッセージ 種 別 利 用 可 能 コード<br />

出 来 高 確 認 10,20,21,22,23<br />

請 求 確 認 20,30<br />

立 替 金 確 認 20<br />

1316 請 求 確 認 コード X 1 ○ ○ 1316<br />

1035 受 注 者 指 定 金 融 機 K 20 1 ○ ○ MS 1035<br />

関 名<br />

レベル1<br />

1036 受 注 者 指 定 金 融 機 K 20 1 ○ ○ MS 1036<br />

関 支 店 名<br />

レベル1<br />

1037 受 注 者 指 定 金 融 機 K 4 1 ○ ○ MS 1037<br />

関 預 金 種 目<br />

レベル1<br />

1038 受 注 者 指 定 金 融 機 9 14 1 ○ ○ MS 1038<br />

関 口 座 番 号<br />

レベル1<br />

1039 受 注 者 指 定 金 融 機 K 40 1 ○ ○ MS 1039<br />

関 口 座 名 義<br />

レベル1<br />

1040 受 注 者 指 定 金 融 機 X 40 1 ○ ○ MS 1040<br />

関 口 座 名 義 フリガ<br />

ナ<br />

レベル1<br />

1383 受 注 者 側 専 用 使 用 M 120 5 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ MU 1383<br />

欄<br />

レベル1<br />

1384 発 注 者 側 専 用 使 用<br />

欄<br />

M 120 5 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ MV<br />

レベル1<br />

1384<br />

22


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

工<br />

事<br />

物<br />

件<br />

案<br />

内<br />

【 参 考 】<br />

契 約 出 来 高 請 求<br />

外<br />

請 確 要 報 確 請 確<br />

求 認 請 告 認 求 認<br />

備 考<br />

タグ 項 目 名 属<br />

性<br />

byte 小 * 回<br />

数 数 数<br />

明 細 情 報 部 分 ( 内 訳 )<br />

必<br />

須<br />

必 必<br />

須 須<br />

必 必 必<br />

須 須 須<br />

必 必<br />

須 須<br />

1204 明 細 別 参 照 帳 票 No x 25 ∞ ○ ○ M6<br />

納 品 番 号<br />

レベル1<br />

1205 明 細 年 月 日 x 14 ∞ ○ ○<br />

納 品 年 月 日<br />

新 規 明 細 別 参 照 帳 票 x 25 ∞ ○ ○<br />

No2<br />

新 規 明 細 別 参 照 年 月 日 2 x 14 ∞ ○ ○<br />

1200 明 細 コード X 50 ∞ ● ● ● ● ● ● ●<br />

注 文 番 号<br />

注 文 年 月 日<br />

マルチ<br />

タグ<br />

1204<br />

1289 補 助 明 細 コード X 2 ∞ ● ● ● ● ● ● ● M6<br />

レベル1<br />

1203 明 細 別 取 引 区 分 X 5 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

コード<br />

レベル1<br />

1287 明 細 別 材 工 共 コード X 2 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1279 建 設 資 機 材 コード X 40 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1280 コード 送 信 側 変 換 結 X 2 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

果 コード<br />

レベル1<br />

1430 明 細 別 原 価 要 素 名 K 20 ∞ ○ ○<br />

発 注 者 側 の 原 価 要 素 名<br />

1431 明 細 別 原 価 要 素 X 5 ∞ ○ ○<br />

コード<br />

1432 明 細 別 原 価 科 目 名 K 20 ∞ ○ ○<br />

1433 明 細 別 原 価 科 目 X 5 ∞ ○ ○<br />

コード<br />

1434 明 細 別 原 価 細 目 名 K 20 ∞ ○ ○<br />

発 注 者 側 の 原 価 要 素 コード<br />

発 注 者 側 の 原 価 科 目 名<br />

発 注 者 側 の 原 価 科 目 コード<br />

発 注 者 側 の 原 価 細 目 名<br />

1435 明 細 別 原 価 細 目 X 5 ∞ ○ ○<br />

コード<br />

発 注 者 側 の 原 価 細 目 コード<br />

1282 コード 受 信 側 変 換 結 X 2 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1282<br />

果 コード<br />

レベル1<br />

1213 品 名 ・ 名 称 M 54 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M7 1213<br />

レベル2<br />

1214 規 格 ・ 仕 様 ・ 摘 要 M 66 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M7 1214<br />

レベル2<br />

1208 使 用 期 間 N 5 2 9 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1208<br />

1209 使 用 期 間 単 位 M 6 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1216 補 助 数 量 N 7 3 12 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1217 補 助 数 量 単 位 M 6 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1218 明 細 数 量 N 7 3 12 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1219 明 細 数 量 単 位 M 6 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1220 明 細 別 消 費 税 コード X 1 ∞ ○ ○<br />

税 込 、 税 抜 、 混 在<br />

1289<br />

1203<br />

1287<br />

1279<br />

1280<br />

1209<br />

1216<br />

1217<br />

1218<br />

1219<br />

23


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

工<br />

事<br />

物<br />

件<br />

案<br />

内<br />

契 約<br />

外<br />

請 確<br />

求 認<br />

【 参 考 】<br />

出 来 高 請 求<br />

要 報 確 請 確<br />

請 告 認 求 認<br />

備 考<br />

タグ 項 目 名 属<br />

性<br />

byte 小<br />

数 数<br />

明 細 情 報 部 分 ( 内 訳 )<br />

* 回<br />

数<br />

必<br />

須<br />

必 必<br />

須 須<br />

1221 明 細 別 課 税 分 類 X 1 ∞ ○ ○<br />

コード<br />

新 規 明 細 別 消 費 税 率 N 3 1 6 ∞ ○ ○<br />

新 規 単 価 2 N 12 3 15 ∞ ○ ○<br />

必 必 必<br />

須 須 須<br />

必 必<br />

須 須<br />

課 税 、 非 課 税 、 免 税 、 経 過 措 置 、 対 象 外<br />

消 費 税 の 税 率 。バーセント 表 記<br />

リース 資 材 用 に 準 備<br />

マルチ<br />

タグ<br />

1223 明 細 金 額 N 12 13 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1223<br />

計 算 値<br />

レベル1<br />

1247 明 細 別 使 用 メー X 25 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1247<br />

カーコード<br />

レベル1<br />

1248 明 細 別 使 用 メー K 40 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1248<br />

カー 名<br />

レベル1<br />

1249 明 細 別 使 用 商 社 X 25 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1249<br />

コード<br />

レベル1<br />

1250 明 細 別 使 用 商 社 名 K 40 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1250<br />

レベル1<br />

1251 明 細 別 備 考 欄 M 16 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M8<br />

レベル2<br />

1251<br />

1413 明 細 別 変 更 コード X 1 ∞ ○ ○ ○ ○ M6 1413<br />

→ 実 証 実 験 の 結 果 、 必 要<br />

レベル1<br />

1298 契 約 使 用 期 間 N 5 2 9 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1298<br />

レベル1<br />

1299 契 約 補 助 数 量 N 7 3 12 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1299<br />

1224 契 約 数 量 明 細 N 7 3 12 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1224<br />

レベル1<br />

1225 契 約 金 額 明 細 N 12 13 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1225<br />

1232 前 回 迄 累 積 出 来 高<br />

数 量 明 細<br />

1296 前 回 迄 累 積 出 来 高<br />

明 細 別 単 価 出 来 高<br />

1233 率 前 回 迄 累 積 出 来 高<br />

金 額 明 細<br />

1234 今 回 迄 累 積 出 来 高<br />

数 量 明 細<br />

1297 今 回 迄 累 積 出 来 高<br />

明 細 別 単 価 出 来 高<br />

率<br />

N 7 3 12 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1232<br />

レベル1<br />

N 3 1 6 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1296<br />

レベル1<br />

N 12 13 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1233<br />

レベル1<br />

N 7 3 12 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1234<br />

レベル1<br />

N 3 1 6 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1297<br />

レベル1<br />

1235 今 回 迄 累 積 出 来 高 N 12 13 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1235<br />

金 額 明 細<br />

レベル1<br />

1206 使 用 期 間 開 始 日 X 8 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6<br />

レベル1<br />

1206<br />

1207 使 用 期 間 締 切 日 X 8 ∞ ○ ○ ○ ○ ○ ○ M6 1207<br />

レベル1<br />

24


標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

6. 標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

6.1 活 動 テーマ<br />

( 継 続 )<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス<br />

( 平 成 23 年 度 の CI-NET 普 及 拡 大 のための 課 題 のうち 標 準 化 委 員 会 が 関 わる 活 動 テ<br />

ーマ)<br />

(2)CI-NET の 標 準 化 範 囲 の 検 討<br />

(3) 個 別 方 式 の 解 消 の 検 討<br />

6.2 活 動 体 制<br />

標 準 化 委 員 会<br />

各 WG の 活 動 承 認 、 調 整<br />

ビジネスプロトコルメンテナンス WG<br />

(1) CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス<br />

新 規 (2)の 検 討 のための WG<br />

(2) CI-NET の 標 準 化 範 囲 の 検 討<br />

新 規 (3)の 検 討 のための WG<br />

(3) 個 別 方 式 の 解 消 の 検 討<br />

6.3 活 動 経 過<br />

(1) 標 準 化 委 員 会<br />

平 成 23 年 度 は、 他 の 委 員 会 、WG 等 から 標 準 ビジネスプロトコルに 関 する 改 訂<br />

要 求 (チェンジリクエスト)がなかったこと、および 当 初 新 たな 検 討 に 対 応 する<br />

予 定 であった 新 規 立 ち 上 げの WG( 新 規 (2)~(3))について、 実 用 化 推 進 委<br />

員 会 を 中 心 とした 活 動 の 状 況 が 変 わり CI-NET 普 及 のより 効 果 的 な 取 り 組 みと<br />

するために CI-NET ニーズ 把 握 の 深 堀 を 行 い 検 討 着 手 の 優 先 度 を 見 極 めるこ<br />

ととしたことから、 標 準 化 委 員 会 として 特 段 の 活 動 を 行 う 状 況 とならなかった。<br />

後 者 に 関 連 する 動 きとして、その 後 の 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 において 新 たに 設<br />

25


標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

置 された(11) 補 足 調 査 ・コスト 調 査 チーム( 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 報 告 を 参 照 )<br />

に 本 委 員 会 の 多 数 のメンバーが 参 画 、 活 動 した。<br />

(2)ビジネスプロトコルメンテナンス WG<br />

標 準 ビジネスプロトコルに 関 する 改 訂 要 求 (チェンジリクエスト)がなかった。<br />

6.4 活 動 結 果<br />

6.4.1 ビジネスプロトコルメンテナンス WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 理 解 促 進 のための 検 討<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス<br />

平 成 23 年 度 は 改 善 要 求 がなかった。<br />

(2) 平 成 24 年 度 の CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス<br />

1 改 訂 要 求 の 可 能 性<br />

平 成 23 年 度 の 他 委 員 会 の 活 動 状 況 から、 以 下 の 2 つについて 平 成 24 年 度 に 改<br />

訂 要 求 (チェンジリクエスト)が 出 される 予 定 である。<br />

これらの 改 訂 要 求 については、 本 WG、さらにその 後 の 標 準 化 委 員 会 にて 審 議<br />

する 予 定 である。<br />

(a)CI-NET 建 設 資 機 材 コードの 改 訂 (Stem コードとの 統 一 )<br />

実 用 化 推 進 委 員 会 ・ 設 備 見 積 WG および 設 備 分 野 基 盤 調 整 会 議 において、<br />

CI-NET 建 設 資 機 材 コードと 設 備 機 器 ライブラリーデータ 交 換 仕 様 コード(Stem コ<br />

ード)の 統 一 化 および 統 一 化 されたコード 体 系 をもとにした 設 備 機 器 情 報 の 商 流<br />

連 携 について、「CAD⇔ 見 積 」 連 携 実 現 が 必 須 であるとの 認 識 のもと、 両 コード<br />

の 統 合 案 を 策 定 した。<br />

コードの 改 訂 対 象 分 野 としては、 機 械 設 備 分 野 の 空 調 、 衛 生 、 防 災 機 器 等 であ<br />

る。 一 方 、 従 来 CI-NET で 規 定 され、Stem コードにないもの(ダクト 設 備 、 配 管<br />

設 備 、 専 門 工 事 等 )はそのままとなるため、 改 訂 の 範 囲 には 入 らない。<br />

(b) 工 事 請 負 契 約 外 取 引 メッセージの 策 定<br />

実 用 化 推 進 委 員 会 ・ 中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG では、 平 成 22 年 度 より 金 額 的 に<br />

は 小 さいが、 取 引 件 数 が 多 い 契 約 外 取 引 ( 小 口 取 引 と 言 われることもあるが、 請<br />

26


標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

負 契 約 を 必 要 としない 資 材 の 購 入 やリースなどの 取 引 を 指 す。 多 くは 電 話 などで<br />

簡 便 に 発 注 し、 納 品 後 の 支 払 いも 1 回 程 度 で 終 わる。)について、システム 投 資 も<br />

大 きくならないよう 簡 便 な 仕 組 みで 実 用 化 を 図 りやすくする 取 り 組 みを 進 め、 平<br />

成 23 年 度 に「 工 事 請 負 契 約 外 取 引 メッセージ( 案 )」( 使 用 項 目 一 覧 )として 取 り<br />

まとめた。<br />

平 成 24 年 度 にはこのメッセージ 案 について、CI-NET LiteS 実 装 規 約 化 の 検 討 を<br />

LiteS 委 員 会 で 行 う 予 定 としているが、 実 装 規 約 化 にあたっては 前 提 として 標 準 ビ<br />

ジネスプロトコルへのメッセージ 追 加 が 必 要 であり、これに 係 る 改 訂 要 求 の 審 議<br />

が 行 われる 予 定 である。<br />

27


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.1 活 動 テーマ<br />

( 継 続 )<br />

(1) CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンス<br />

(2) 情 報 伝 達 方 式 の 利 便 性 の 推 進<br />

(3) 建 築 見 積 業 務 分 野 における EDI 化 の 検 討<br />

( 平 成 23 年 度 の CI-NET 普 及 拡 大 のための 課 題 のうち LiteS 委 員 会 が 関 わる 活 動 テー<br />

マ)<br />

(4) 標 準 化 の 範 囲 の 検 討<br />

(5) 電 子 商 取 引 のための 簡 易 な 仕 組 みの 検 討<br />

(6) 個 別 方 式 の 解 消 の 検 討<br />

(7) 建 設 業 法 の 範 囲 外 の 取 引 の 検 討<br />

7.2 活 動 体 制<br />

LiteS 委 員 会<br />

各 WG の 活 動 承 認 ・WG 間 の 調 整<br />

LiteS 規 約 WG<br />

(1)CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンス<br />

技 術 検 討 WG<br />

(2) 情 報 伝 達 方 式 の 利 便 性 の 推 進<br />

建 築 見 積 WG<br />

(3) 建 築 見 積 業 務 分 野 における EDI 化 の 検 討<br />

( 注 ) 以 下 の 4 項 目 については、 主 担 当 委 員 会 の 活 動 体 制 を 参 照 。<br />

(4)CI-NET の 標 準 化 の 範 囲 の 検 討 ・・・・・・・ 標 準 化 委 員 会<br />

(5) 電 子 商 取 引 のための 簡 易 な 仕 組 みの 検 討 ・・・ 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

(6) 個 別 方 式 の 解 消 の 検 討 ・・・・・・・・・・・ 標 準 化 委 員 会<br />

(7) 建 設 業 法 の 範 囲 外 の 取 引 の 検 討 ・・・・・・・ 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

28


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.3 活 動 経 過<br />

(1)LiteS 委 員 会<br />

第 1 回 平 成 23 年 11 月 1 日 ( 火 )10:00~11:30<br />

・ 平 成 23 年 度 LiteS 委 員 会 の 活 動 計 画 について<br />

第 2 回 平 成 24 年 6 月 5 日 ( 火 )15:00~16:30<br />

・ 平 成 23 年 度 LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

(2)LiteS 規 約 WG<br />

第 1 回 平 成 24 年 2 月 10 日 ( 金 )13:30~15:00<br />

・ 契 約 日 について<br />

・ 合 意 精 算 処 理 について<br />

・ 出 来 高 報 告 メッセージにおける 明 細 の 記 載 方 法 について<br />

(3) 技 術 検 討 WG<br />

第 1 回 平 成 24 年 6 月 1 日 ( 金 )15:00~16:30<br />

・CI-NET 版 ebMS による 通 信 プロトコル 利 用 ガイドラインについて<br />

(4) 建 築 見 積 WG<br />

第 1 回 平 成 23 年 11 月 15 日 ( 木 )15:00~16:30<br />

・ 建 築 見 積 WG の 経 緯 について<br />

・ 建 築 数 量 積 算 メッセージの 実 証 について<br />

第 2 回 平 成 24 年 5 月 9 日 ( 水 )10:00~11:30<br />

・ 建 築 数 量 積 算 メッセージの 実 証 実 験 について<br />

・ 建 築 積 算 データチェックツールについて<br />

(5) 新 規 の 検 討 のための WG<br />

平 成 23 年 度 の 活 動 において、 当 初 新 たな 検 討 に 対 応 する 予 定 であった 新 規 立 ち<br />

上 げの WG( 新 規 (4)~(6))については、その 後 の 委 員 会 活 動 の 状 況 が 変 わり、<br />

CI-NET 普 及 のより 効 果 的 な 取 り 組 みとするためにニーズ 把 握 の 深 堀 を 行 い 検 討 着<br />

手 の 優 先 度 を 見 極 めることとしたことから LiteS 委 員 会 としては 特 段 の 活 動 を 行 っ<br />

ていないが、その 後 の 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 において 新 たに 設 置 された(11) 補<br />

足 調 査 ・コスト 調 査 チーム( 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 報 告 を 参 照 )に 本 委 員 会 の 多<br />

数 のメンバーが 参 画 、 活 動 した。<br />

29


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.4 活 動 結 果<br />

7.4.1 LiteS 規 約 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンス<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

平 成 23 年 度 の 活 動 として、 以 下 に 示 す 項 目 について 検 討 を 行 った。<br />

今 回 の 実 装 規 約 の 改 訂 に 伴 い、CI-NET LiteS 実 装 規 約 のバージョンを「Ver.2.1 ad.5」<br />

から「Ver.2.1 ad.6」にアップすることとした。<br />

・ 実 装 規 約 改 訂 案 の 検 討<br />

(a) 契 約 日 について<br />

(b) 合 意 精 算 処 理 について<br />

・CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンスの 方 法<br />

(1)CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンス<br />

(a) 契 約 日 について<br />

1 背 景 ・ 問 題 点<br />

確 定 注 文 メッセージおよび 注 文 請 けメッセージを 利 用 して 行 う 契 約 行 為 におい<br />

て、 契 約 日 をいつにするかの 記 載 が、 現 状 の CI-NET LiteS 実 装 規 約 には 明 確 には<br />

規 定 されていないとの 指 摘 がある。<br />

これまで 既 に 多 くの 案 件 において 電 子 契 約 が 締 結 されているが、それらの 中 で<br />

の「 契 約 日 」の 捉 え 方 の 実 状 を 調 査 するとともに、それらを 踏 まえて CI-NET LiteS<br />

実 装 規 約 にも 明 文 化 していくことが 適 当 と 考 えられることから、 今 回 議 論 に 上 げ<br />

たものである。<br />

2 検 討 の 経 過 とポイント<br />

建 設 産 業 における 契 約 は、 注 文 に 対 する 注 文 請 けがあって 成 立 する。この 点 か<br />

ら 考 えれば 契 約 が 成 立 するのは「 注 文 を 請 けた 日 」であり、これは CI-NET LiteS<br />

実 装 規 約 に 規 定 されているデータ 項 目 で 言 えば、 注 文 請 けメッセージの[1008]<br />

帳 票 年 月 日 に 該 当 する。<br />

また、 実 際 の 確 定 注 文 メッセージおよびそれに 対 する 注 文 請 けメッセージは 即<br />

時 にやり 取 りされるわけではなく、 確 定 注 文 メッセージと 注 文 請 けメッセージの<br />

やり 取 りの 間 に 数 日 のタイムラグが 発 生 することもありうる。<br />

そこで、 上 記 のような 事 態 の 発 生 も 考 慮 しつつ、「 契 約 日 」に 対 する CI-NET<br />

での 定 義 を 明 確 にするために、 各 社 の 実 態 について WG にて 意 見 を 集 めた。<br />

30


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

3 検 討 結 果<br />

契 約 が 成 立 したと 考 えられる「 注 文 を 請 けた 年 月 日 」は、[1008] 帳 票 年 月 日 に 該<br />

当 することを 明 確 にするため、[1008] 帳 票 年 月 日 について、CI-NET LiteS 実 装 規<br />

約 の 記 載 を 改 訂 することとする。<br />

[1008] 帳 票 年 月 日 については CI-NET LiteS 実 装 規 約 P.211 および P.219 に 記<br />

載 があるが、CI-NET LiteS 実 装 規 約 P.211 の 表 現 ( 注 文 を 請 けた 年 月 日 )に 合 わせ<br />

て、P.219 にあるデータ 項 目 の 説 明 を 変 更 、 改 訂 することとする。<br />

【CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 P.219】<br />

改 訂 箇 所 : 下 記 の 下 線 部 が 該 当 し、さらに 昨 年 度 提 示 した 改 訂 案 に 対 し、 吹 き 出 し<br />

部 分 について 追 加 改 訂 を 行 った。<br />

[1008] 帳 票 年 月 日<br />

帳 票 に 記 載 する 年 月 日 。 例 として、 見 積 依 頼 メッセージにおいては 見 積 を 依 頼 した 年 月<br />

日 を、 見 積 回 答 メッセージにおいては 見 積 を 回 答 した 年 月 日 を 表 す。<br />

・「 表 B.Ⅵ.2-2 [1007] 帳 票 No.、[1009] 参 照 帳 票 No. 等 の 記 載 方 法 」を 参 照 のこと。<br />

【 確 定 注 文 】<br />

「 当 該 注 文 」の 記 述<br />

・ 発 注 者 が 確 定 注 文 を 申 し 込 んだ 年 月 日 を 記 載 する。 を 修 正<br />

【 鑑 項 目 合 意 変 更 申 込 】<br />

・ 発 注 者 が 鑑 項 目 合 意 変 更 を 申 し 込 んだ 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 合 意 解 除 申 込 】<br />

「 当 該 メッセージ」<br />

・ 発 注 者 が 合 意 解 除 を 申 し 込 んだ 年 月 日 を 記 載 する。 の 記 述 を 修 正<br />

【 一 方 的 解 除 通 知 】<br />

・ 発 注 者 あるいは 受 注 者 が 一 方 的 解 除 を 通 知 した 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 注 文 請 け】<br />

・ 受 注 者 が 注 文 を 請 けた 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 鑑 項 目 合 意 変 更 承 諾 】<br />

・ 受 注 者 が 鑑 項 目 合 意 変 更 を 承 諾 した 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 合 意 解 除 承 諾 】<br />

・ 受 注 者 が 合 意 解 除 を 承 諾 した 年 月 日 を 記 載 する。<br />

(b) 合 意 精 算 処 理 について<br />

1 背 景 ・ 問 題 点<br />

合 意 打 切 業 務 のメッセージについて、データ 項 目 に 関 する 検 討 、 帳 票 イメージ<br />

に 関 する 検 討 等 を 行 ってきたが、 合 意 打 切 業 務 のメッセージを 精 算 処 理 に 利 用 で<br />

きるのではないか、 更 に 減 精 算 のためだけに 使 用 するのではなく、 増 精 算 の 場 合<br />

にも 使 用 できるのではないか、との 意 見 が 出 てきた。また CI-NET LiteS 実 装 規 約<br />

では、 合 意 打 切 業 務 のメッセージに 係 る 定 義 があるものの、 記 載 内 容 は 減 精 算 を<br />

イメージさせるものとなっているため、LiteS 規 約 WG では 合 意 打 切 業 務 のメッ<br />

セージを 精 算 処 理 に、 更 に 増 精 算 でも 使 用 可 能 な 記 載 内 容 に 変 更 していく 試 みに<br />

着 手 することとした。<br />

31


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

2 検 討 の 経 過 とポイント<br />

平 成 22 年 度 は、 以 下 の 具 体 な 記 載 文 を 提 示 する 段 階 となっている。<br />

(a)CI-NET LiteS 実 装 規 約 への 合 意 精 算 に 関 する 記 載<br />

(b)CI-NET LiteS 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 への 合 意 精 算 業 務 に 関 する 記 載<br />

3 検 討 結 果<br />

実 装 規 約 の 改 訂 、および 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 への 追 加 記 載 については、 下<br />

記 (a)、(b)の 内 容 とする。さらに 昨 年 度 提 示 した 改 訂 案 に 対 し、 吹 き 出 し 部 分 につ<br />

いて 追 加 改 訂 を 行 った。<br />

(a)CI-NET LiteS 実 装 規 約 への 合 意 精 算 に 関 する 記 載<br />

【 改 訂 案 】CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 P.267に 追 加 追 加 改 訂 内 容<br />

( 下 線 部 )<br />

1.4 合 意 精 算 業 務 のデータ 交 換 手 順<br />

契 約 の 精 算 とは、 既 に 契 約 対 象 工 事 が 着 工 され 出 来 高 が 発 生 している 場 合 に、その<br />

時 点 までの 出 来 高 (これ 以 上 出 来 高 が 発 生 しない 場 合 を 指 す)をすべて 精 算 する 契 約<br />

措 置 をいう。<br />

合 意 精 算 業 務 は 契 約 工 事 の 最 終 確 定 段 階 で 契 約 内 容 の 変 更 を 伴 ってはいるものの 一<br />

種 の 事 務 処 理 として 取 り 扱 うことを 考 えている。すなわち、 契 約 数 量 等 の 変 更 がある<br />

ことは 分 かっても 箇 所 、 時 期 、 要 領 等 が 特 定 できず、 最 終 確 定 段 階 になって 数 量 が 明<br />

確 になる 場 合 等 において、 合 意 して 精 算 を 実 施 するような 場 合 の 利 用 を 想 定 している。<br />

なお、 契 約 内 容 の 変 更 といっても、その 違 いは 明 細 情 報 の 中 で、 当 初 想 定 した 作 業<br />

や 資 材 の 数 量 の 微 小 な 変 更 で 発 注 者 、 受 注 者 双 方 の 合 意 に 基 づいて 行 われることを 基<br />

本 とし、これ 以 外 の 変 更 内 容 を 伴 う 場 合 には、 確 定 注 文 ・ 注 文 請 けメッセージを 用 いて<br />

別 途 追 加 ・ 変 更 契 約 を 締 結 する 方 法 をとることが 望 ましい。<br />

この 精 算 業 務 をEDIにて 実 施 するにあたっては、 当 事 者 双 方 が 事 前 に 精 算 する 状 況 、<br />

方 法 などを 合 意 して 契 約 に 記 載 するなどの 処 置 を 取 り 実 施 することが 求 められる。<br />

合 意 精 算 業 務 を 行 うにあたっては、「 合 意 打 切 申 込 」「 合 意 打 切 承 諾 」メッセージを<br />

利 用 できることとする。<br />

また、 合 意 精 算 業 務 においてデータ 交 換 を 実 施 するに 際 して、CI-NET LiteS 実 装 規<br />

約 指 針 ・ 参 考 資 料 に 背 景 や 具 体 的 なデータ 交 換 方 法 等 について 言 及 しているので、 参<br />

照 されたい。<br />

***************************************<br />

【 改 訂 案 】CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 P.251に 追 加 指 摘 を 受 けての<br />

1.データ 交 換 手 順<br />

追 加 改 訂 内 容<br />

1.4において、 合 意 精 算 業 務 のデータ 交 換 手 順 を 説 明 する。<br />

***************************************<br />

【 改 訂 案 】CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 P.267に 追 加<br />

指 摘 を 受 けての<br />

【 運 用 上 の 留 意 点 】<br />

対 象 工 事 や 契 約 内 容 等 により、いずれの 方 法 で 受 発 注 者 間 の 取 引 を 確 定 させるかは<br />

32


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

企 業 のポリシーにより 異 なるが、 特 に 受 注 者 に 対 して 契 約 や 支 払 上 不 利 益 にならない<br />

よう 配 慮 することが 必 要 であり、CI-NETではそれを 実 現 するための 方 法 を 複 数 用 意<br />

している。<br />

1 増 減 の 注 文 書 ・ 注 文 請 書 の 適 用 場 面 ・ 状 況<br />

当 初 契 約 とは 発 注 数 量 等 の 変 更 が 生 じることが 明 らかになった 時 点 で、 必 要 な 増 減<br />

契 約 、 追 加 契 約 を 行 うことを 基 本 的 な 考 え 方 とする。<br />

2 合 意 打 切 ( 精 算 ) 申 込 ・ 承 諾 の 適 用 場 面 ・ 状 況<br />

対 象 工 事 の 契 約 期 間 終 了 間 近 に、 軽 微 な 発 注 数 量 等 の 変 動 がある 場 合 など、 増 減 の<br />

注 文 書 ・ 注 文 請 書 を 取 り 交 わすより、 合 意 打 切 ( 精 算 ) 申 込 ・ 承 諾 を 用 いた 方 が 合 理<br />

的 と 見 なされる 状 況 の 際 に 採 用 することができる。<br />

***************************************<br />

(b)CI-NET LiteS 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 への 合 意 精 算 業 務 に 関 する 記 載<br />

【 改 訂 案 】CI-NET LiteS 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 への 掲 載 案 追 加<br />

指 摘 を 受 けての<br />

■ 精 算 時 における CI-NET LiteS での 対 応 方 法 について<br />

追 加 改 訂 内 容<br />

( 下 線 部 )<br />

(1) 精 算 ( 増 額 / 減 額 )における 対 応 の 考 え 方<br />

契 約 に 関 して 何 らかの 変 更 がある 場 合 の 対 応 としては、 既 存 の 規 約 を 考 えれば 基 本 的 に<br />

は 以 下 の 表 中 の1にある「 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージ」によって 対 応 することで、 業 務 的<br />

には 十 分 対 応 することができる。<br />

また、 契 約 の 打 切 のように、 既 に 契 約 対 象 工 事 が 着 工 され 出 来 高 が 発 生 している 場 合 に、<br />

その 時 点 における 出 来 高 を 精 算 し、 精 算 以 降 の 契 約 内 容 を 無 かったことにする 措 置 の 際 に<br />

は、「 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージ」( 下 表 3)を 利 用 することも 可 能 である。<br />

一 方 、 精 算 時 (これ 以 上 出 来 高 が 発 生 しない 場 合 を 指 す)の 対 応 としては、 当 初 の 契 約 内<br />

容 より 変 更 のあった 部 分 を 踏 まえた 変 更 に 係 る「 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージ」( 下 表 2<br />

(a))で 従 来 通 り 処 理 することが 基 本 だが、これに 加 えて、 下 表 2(b)の「 合 意 打 切 申 込 / 承 諾<br />

メッセージ」を 用 いて 対 応 することも 可 能 である。<br />

このうち、 下 表 2(b)の「 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージ」については、 従 来 想 定 している<br />

3での 利 用 に 加 え、2においても 利 用 するための 方 法 を 提 示 する。<br />

表 契 約 の 変 更 に 関 連 するメッセージ<br />

契 約 の 類 型 対 応 するメッセージ<br />

1 本 契 約 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージで 対 応<br />

2 精 算<br />

以 下 の 2 種 類 の 対 応 方 法 がある。<br />

( 増 額 / 減 額 ) (a) 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージで 対 応<br />

(b) 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージで 対 応<br />

3 打 切<br />

合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージで 対 応<br />

( 注 ) 上 記 (b)は 精 算 時 に 使 用 する。なお 精 算 とはこれ 以 上 出 来 高 が 発 生 しない 場 合 を 指 す。<br />

33


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

基 本 的 には、 減 額 時 の 精 算 は 精 算 時 点 が 契 約 期 間 完 了 時 であるときに 合 意 打 切 申 込 /<br />

承 諾 メッセージを 適 用 する 場 合 と 考 えられる。<br />

また、 増 額 時 の 精 算 は、 上 記 で 減 額 とした 部 分 が 当 初 契 約 より 実 績 が 上 回 って 増 額 に 変<br />

わったと 考 えることができる。<br />

(2) 精 算 時 の 取 引 当 事 者 間 での 合 意 に 係 る 留 意 点<br />

当 初 契 約 と 比 べ、 実 績 額 が 増 減 した 場 合 の 精 算 方 法 について、その 基 となる 契 約 や 出 来<br />

高 に 係 る 手 続 、 処 理 を 行 う 具 体 的 な CI-NET のメッセージや 書 面 のやり 取 りの 方 法 等 につい<br />

ては、 取 引 当 事 者 間 で 互 いに 合 意 を 取 ることが 必 要 である。<br />

(3) 精 算 時 における 従 来 方 法 以 外 の 具 体 的 なデータ 交 換 方 法<br />

精 算 に 係 る 業 務 へ 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージではないメッセージを 適 用 する 場 合 の<br />

具 体 的 な 方 法 について 以 下 に 示 す。<br />

(a) データ 交 換 に 使 用 するメッセージ<br />

使 用 するメッセージは 合 意 打 切 申 込 / 合 意 打 切 承 諾 メッセージとする。<br />

ただし、 業 務 的 、 概 念 的 には 合 意 打 切 と 精 算 は 異 なると 考 えられる。そのため 業 務 運 用 上 、<br />

別 の 名 称 を 提 示 して 分 かりやすくすることは 妨 げない。その 際 の 名 称 の 例 としては、<br />

- 合 意 精 算 申 込 メッセージ( 発 注 者 → 受 注 者 )<br />

- 合 意 精 算 承 諾 メッセージ( 受 注 者 → 発 注 者 )<br />

などが 考 えられる。<br />

(b) データ 交 換 手 順<br />

データ 交 換 手 順 としては、 既 存 の CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 P.265 に 提 示 し<br />

ている 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージの 交 換 方 法 に 準 じる。<br />

(c) 精 算 に 係 る 業 務 に 対 してのメッセージ 使 用<br />

契 約 の 精 算 の 場 合 において、いずれの 業 務 メッセージを 使 用 するかは、 当 事 者 間 で 協 議<br />

して 決 めることとする。<br />

***************************************<br />

(2)CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンスの 方 法 について<br />

LiteS 規 約 WG では、CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンスを 行 っている。 実 装<br />

規 約 に 基 づき 実 業 務 に 適 用 する 上 で、 理 解 のしやすさ、 解 釈 の 相 違 、 不 具 合 の 解 消 、<br />

実 施 のしやすさ 等 の 向 上 のための 検 討 であるが、ルールの 変 更 まで 至 らないが 見 解 を<br />

明 確 にするもの、あるいは 明 文 化 されていないが 暗 黙 の 了 解 がなされているものが、<br />

これまでの 運 用 を 行 ってきた 中 に 見 られる。<br />

それらに 対 して、どのように 情 報 共 有 すべきかについて 検 討 した。<br />

結 論 としては、 委 員 会 や WG で 議 論 した 結 果 や 見 解 をホームページ 上 で 公 開 し、 広<br />

く 周 知 するという 方 法 で 対 応 していくことを 確 認 した。<br />

34


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.4.2 技 術 検 討 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

情 報 伝 達 方 式 の 利 便 性 の 推 進<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

平 成 23 年 度 の 活 動 として、 以 下 に 示 す 項 目 について 検 討 を 行 った。<br />

(1) 新 通 信 方 式 に 関 する 検 討 について<br />

(a) 検 討 の 背 景 ・ 目 的<br />

現 状 運 用 されている CI-NET LiteS 実 装 規 約 の 電 子 メール 方 式 において 指 摘 さ<br />

れる 以 下 について、 将 来 的 な 懸 念 も 含 め 解 決 の 方 向 を 見 い 出 すことが 必 要 との 認<br />

識 からこれまで 議 論 を 行 ってきている。<br />

- 出 来 高 業 務 の 集 中 による 大 量 トランザクションの 発 生<br />

- 普 及 の 範 囲 拡 大 への 対 応<br />

-メールによる 送 信 での 送 信 データ 件 数 ・ 容 量 の 限 界<br />

-メールサーバのダウンによるサービス 停 止 の 回 避<br />

- 送 信 データの 発 信 から 到 達 までの 時 間 差 、 遅 延 、ロストの 問 題<br />

-メッセージ 生 成 時 ・ 展 開 時 の 処 理 時 間 の 問 題<br />

-より 高 度 なセキュリティへの 対 応<br />

(b)これまでの 検 討 状 況<br />

1 平 成 22 年 度 まで<br />

上 記 の 目 的 を 達 成 するにあたり、 通 信 プロトコルとして ebMS(ebXML<br />

Messaging Service)を 採 用 することを 想 定 し、 平 成 21 年 度 より ebMS を 用 いた<br />

実 証 実 験 に 着 手 した。<br />

平 成 21 年 度 は、ebMS に 基 づきデータ 交 換 が 可 能 かどうかの 基 本 的 な 検 証 を 行<br />

った。 結 果 として CI-NET の 新 たな 情 報 伝 達 方 式 として 検 討 を 継 続 して 問 題 ない<br />

との 確 認 ができた。<br />

次 いで 平 成 22 年 度 には、ebMS に 基 づいたデータ 交 換 を 行 える 仕 組 みを 実 シス<br />

テムとして 実 装 し、 実 業 務 に 適 用 することについて 問 題 ないレベルであることを<br />

確 認 できた。 合 わせてこの 新 しい 情 報 伝 達 方 式 に 基 づく 仕 組 みをユーザ 各 社 で 整<br />

備 していくために 必 要 となるポイントについても 検 証 、 考 察 した。<br />

2 平 成 23 年 度<br />

過 去 の 実 証 実 験 、および 机 上 の 考 察 等 を 踏 まえ、 平 成 20 年 度 に 策 定 した<br />

「CI-NET 版 ebMS による 通 信 プロトコル 利 用 ガイドライン( 案 ) 改 訂 版 」の 検<br />

討 を 行 った。<br />

作 成 済 みのガイドラインでは、プロトコルの 概 要 やセキュリティの 仕 様 、 通 信<br />

35


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

に 係 る 部 分 のメッセージの 作 成 方 法 、サンプル 等 を 記 載 していたが、これだけの<br />

情 報 では、ユーザが 実 際 に 実 装 を 考 える 際 に、どのような 対 応 をとればよいかに<br />

関 する 取 り 組 みについての 情 報 が 不 足 しているとの 認 識 があった。<br />

そこで、ユーザにおいてシステム 構 築 の 上 で 必 要 となるハードウェア、ソフト<br />

ウェア、ネットワーク、 既 存 の 社 内 システムとの 関 連 整 理 等 について、CI-NET<br />

の 未 導 入 企 業 、 既 導 入 企 業 それぞれの 対 応 方 法 を 加 筆 し、より 実 装 を 進 めやすい<br />

ような 情 報 を 盛 り 込 んだ。<br />

平 成 24 年 度 については、 上 記 で 取 りまとめた「CI-NET 版 ebMS による 通 信<br />

プロトコル 利 用 ガイドライン( 案 ) 改 訂 版 」について、 当 面 のユーザと 想 定 され<br />

る 総 合 工 事 業 者 やシステムベンダ 等 から 新 たな 追 加 意 見 、 要 望 を 収 集 するととも<br />

に、 内 容 について 確 認 が 得 られた 後 に 正 式 なガイドラインとして 公 表 することを<br />

目 指 していく。<br />

36


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.4.3 建 築 見 積 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

建 築 見 積 業 務 分 野 における EDI 化 の 検 討<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

建 築 見 積 WG を 2 回 開 催 した。<br />

(1) 建 築 数 量 積 算 の 電 子 データ 化 の 検 討<br />

数 量 積 算 の 電 子 データ 化 は、 平 成 22 年 度 に 引 き 続 き 検 討 しているところである<br />

が、 今 後 において<br />

・ 机 上 で 作 成 した 建 築 積 算 メッセージの 正 しさの 検 証<br />

・ 建 築 見 積 メッセージへの 流 し 込 みの 確 認<br />

などについて 実 証 実 験 を 行 うことを 目 指 し、 検 討 を 進 めた。<br />

以 下 、 今 後 実 証 する 際 のポイントを 列 挙 する。<br />

1 実 証 データ<br />

平 成 22 年 度 に 実 施 した 比 較 的 簡 易 なデータ 構 造 の 実 験 データ( 一 部 屋 レベル)<br />

よりも 複 雑 さを 増 した 実 験 データ( 建 物 レベル)を 用 いて 実 証 を 行 う。<br />

またデータの 規 模 としては、 建 物 1 棟 レベルの 規 模 を 想 定 する。<br />

2 実 証 で 確 認 すべき 内 容 の 概 要<br />

実 証 で 確 認 すべき 内 容 は 以 下 の 4 点 を 想 定 する。<br />

・EDI メッセージが 集 計 表 に 展 開 できるか<br />

平 成 22 年 度 は 比 較 的 簡 単 な 構 造 のデータにおいて、EDI メッセージの 集 計 表<br />

への 展 開 が 確 認 できたが、 建 物 レベルのより 複 雑 なメッセージ( 棟 別 ・ 場 所 別 ・<br />

部 位 別 等 の 階 層 を 含 む)でも、 想 定 どおりの 展 開 が 可 能 かどうか 確 認 する。<br />

・ 内 訳 書 への 落 とし 込 みができるか<br />

集 計 表 は 内 訳 書 を 作 成 する 上 での 元 データとなる 位 置 づけにあるが、 実 際 に 集<br />

計 表 から 内 訳 書 への 落 とし 込 みが 可 能 かどうかについて 確 認 する。<br />

・ 設 計 変 更 等 に 伴 う 加 工 処 理 がうまくできるか<br />

今 回 集 計 表 に 係 るメッセージを 策 定 した 理 由 の 1 つとして、 設 計 変 更 やまとめ<br />

方 ( 工 種 別 を 部 位 別 に、など)に 関 して 変 更 が 生 じた 場 合 に、 従 来 は 積 算 事 務 所<br />

に 戻 して 再 度 作 成 し 直 ししていたものを、 総 合 工 事 業 者 側 でも 変 更 対 応 可 能 とす<br />

ることが 挙 がっている。<br />

この 点 に 関 しても 実 現 可 能 であるかを 確 認 する。<br />

37


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

・データ 項 目 の 精 査<br />

平 成 22 年 度 実 証 では、 一 部 の 項 目 に 関 して 追 加 の 必 要 性 が 指 摘 されていたが、<br />

より 複 雑 な 実 証 データとした 場 合 の 項 目 の 精 査 を 行 う。<br />

(2) 数 量 集 計 表 ビューワの 開 発<br />

建 築 積 算 業 務 メッセージ( 仮 称 )に 係 る 実 証 実 験 および 今 後 の 同 メッセージの<br />

利 用 普 及 を 図 るために、 同 メッセージ 作 成 、 送 受 信 時 における EDI メッセージと<br />

しての 文 法 的 正 確 性 の 確 認 、メッセージデータの 閲 覧 、 建 築 見 積 メッセージへの<br />

変 換 を 行 うためのソフトウェア「 建 築 積 算 データチェックツール」を 開 発 するこ<br />

ととした。<br />

1 機 能<br />

建 築 積 算 依 頼 ・ 回 答 メッセージ Ver.1.0( 今 回 バージョン)のデータ( 鑑 情 報 /<br />

明 細 情 報 の 双 方 。 以 下 「 建 築 積 算 メッセージデータ」という。)について、 以 下 の<br />

処 理 を 行 う 機 能 を 持 たせることとした。<br />

・データチェック 機 能<br />

建 築 積 算 メッセージデータについて、メッセージサブセット 定 義 および CII シ<br />

ンタックスルールによる 内 容 に 関 するチェックを 行 う。<br />

- 必 須 項 目 の 記 載 有 無<br />

- 定 義 外 のデータ 項 目 の 有 無<br />

-データ 項 目 の 文 字 属 性 、データ 長<br />

-マルチ 繰 り 返 し 回 数<br />

- 共 通 コードの 妥 当 性<br />

- 明 細 構 造 の 妥 当 性<br />

・ビューワ 機 能<br />

建 築 積 算 メッセージデータを 表 示 し、 印 刷 する。<br />

・データ 変 換 機 能<br />

建 築 積 算 メッセージデータを CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1ad.5 建 築 見 積 中<br />

間 ファイルに 変 換 する。<br />

2 開 発 ツールの 公 開<br />

上 記 の 機 能 を 充 足 した「 建 築 積 算 データチェックツール」が 開 発 され、それぞ<br />

れの 機 能 が 利 用 できることを 確 認 した。<br />

また、この 開 発 したツールは、 建 設 業 振 興 基 金 のホームページにて 公 開 し、 総<br />

合 工 事 業 者 、 積 算 事 務 所 等 に 広 く 利 用 できるようにした。<br />

(3) 今 後 の 活 動<br />

平 成 23 年 度 に「 建 築 積 算 業 務 メッセージ」の 検 証 目 的 で、「 建 築 積 算 データチェ<br />

38


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

ックツール」を 開 発 したが、 平 成 24 年 度 は 日 本 建 築 積 算 協 会 等 と 連 携 しながら、 建<br />

築 積 算 データチェックツールを 用 いた 建 築 積 算 データ 交 換 の 実 証 を 行 い、 広 く 評 価<br />

してもらうこととする。それを 受 け 建 築 積 算 業 務 メッセージとしてのフォーマット<br />

の 確 立 を 目 指 していく。<br />

39


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

8. 調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

8.1 活 動 テーマ<br />

( 新 規 )<br />

(1) 他 産 業 の 電 子 商 取 引 等 の 調 査 研 究 の 実 施<br />

8.2 活 動 経 過<br />

第 1 回 平 成 24 年 3 月 26 日 ( 月 ) 15:00~17:00<br />

・ 他 業 界 の 電 子 商 取 引 について<br />

8.3 活 動 体 制<br />

活 動 体 制 としては 委 員 会 のみ 設 置 、 運 営 することで 活 動 を 行 った。<br />

また、 当 初 計 画 の 委 員 会 活 動 状 況 が 変 わり CI-NET 普 及 のより 効 果 的 な 取 り 組 みとす<br />

るために CI-NET ニーズ 把 握 の 深 堀 を 行 い 検 討 着 手 の 優 先 度 を 見 極 めることとしたこと<br />

から、その 後 の 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 において 新 たに 設 置 された(11) 補 足 調 査 ・コ<br />

スト 調 査 チーム( 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 報 告 を 参 照 )に 本 委 員 会 のメンバーが 参 画 、<br />

活 動 した。<br />

8.4 活 動 結 果<br />

CI-NET では、これまでに EDI を 実 現 するための 基 盤 整 備 が 進 められ、 開 発 の 段 階 か<br />

ら 利 用 、 普 及 の 段 階 に 入 ってきている。 今 後 利 用 、 普 及 を 拡 大 していくために 取 り 巻 く<br />

環 境 の 変 化 を 把 握 しておくことが 重 要 であると 考 えられることから、 周 辺 情 報 の 収 集 に<br />

力 点 を 置 いた 活 動 を 行 ってきた。 平 成 23 年 度 に 実 施 した 内 容 について 以 下 で 紹 介 する。<br />

8.4.1 他 産 業 の 電 子 商 取 引 等 の 調 査 研 究 の 実 施<br />

(1) 他 業 界 の 電 子 商 取 引 について<br />

他 産 業 の 電 子 商 取 引 におけるこれまでの 標 準 化 に 係 る 取 り 組 み、 普 及 の 状 況 や 今<br />

後 の 課 題 等 について 調 査 、 研 究 し、CI-NET の 普 及 展 開 に 資 する 情 報 を 得 ることを 目<br />

的 にセミナーを 開 催 した。<br />

40


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

1 開 催 概 要<br />

日 時 : 平 成 24 年 3 月 26 日 ( 月 ) 15:00~17:00<br />

参 加 者 数 : 調 査 技 術 委 員 会 メンバーを 中 心 とした 25 名<br />

講 演 内 容 :<br />

・ 電 子 機 器 業 界<br />

「IT・エレクトロニクス 業 界 におけるビジネスインフラへの 取 り 組 み」<br />

( 一 社 ) 電 子 情 報 技 術 産 業 協 会 (JEITA) EC センター センター 長<br />

矢 野 晴 一 様<br />

・ 流 通 業 界<br />

「 流 通 業 界 と 他 産 業 の 特 徴 」<br />

( 株 )データ・アプリケーション 営 業 本 部 EDI/SCM 企 画 推 進 部 長<br />

藤 野 裕 司 様<br />

2 講 演 内 容 の 概 要<br />

(a) 電 子 機 器 業 界<br />

・ 電 子 機 器 業 界 では 1980 年 代 後 半 から、いわゆるサプライチェーン( 受 発 注 、<br />

生 産 等 )の 業 務 効 率 化 を 目 指 し、EDI の 標 準 化 (EIAJ 標 準 )を 進 めてきた。<br />

・ 最 初 に 注 文 情 報 、 納 期 指 示 といったメッセージから 開 発 を 進 め、その 後 所 要<br />

計 画 、 支 給 予 定 / 実 績 などへ 業 務 領 域 を 拡 大 した。<br />

・ また 注 文 業 務 の EDI だけでなくそこで 受 けた 情 報 を 活 用 して 納 品 時 の 検 品 等<br />

の 効 率 向 上 のため、 業 界 で 納 品 書 の 共 通 化 などの 取 り 組 みも 合 わせて 進 めた。<br />

・ 一 方 、エンジニアリングチェーン( 商 品 企 画 や 設 計 等 )が 1990 年 代 後 半 から、<br />

部 品 のカタログ 情 報 の 登 録 等 を 中 心 にスタートした。その 後 は 設 計 に 関 わる<br />

仕 様 書 交 換 の 標 準 化 にも 着 手 した。<br />

ECALGA 標 準 化 の 範 囲<br />

エンジニアリングチェーン(ECM)<br />

商 品<br />

企 画<br />

基 本 性 能<br />

設 計 設 計<br />

《ECALS》<br />

カタログ 情 報<br />

詳 細<br />

設 計<br />

電 子 化 範 囲<br />

開 発<br />

原 価<br />

検 討<br />

納 入 仕 様 書<br />

納 期<br />

検 討<br />

技 術 情 報 交 換<br />

( 購 入 仕 様 書 、 廃 止 品 、 部 品 情 報 、<br />

技 術 見 積 、サンプル 要 求 、 汎 用 技 術 情 報 )<br />

環 境 情 報 交 換<br />

仕 様<br />

決 定<br />

需 要<br />

予 測<br />

生 産<br />

計 画<br />

ECALGA 標 準 2003 年 度 版<br />

ECALGA 標 準 2004~2009 年 度 版<br />

ECALGA 標 準 2010 年 度 版<br />

サプライチェーン(SCM)<br />

材 料<br />

計 画<br />

フォー<br />

キャスト<br />

発 注 受 入 生 産 出 荷<br />

EIAJ-EDI 標 準 (2001 年 版 )<br />

《 従 来 EDI》<br />

通 常 取 引 ( 注 文 ・ 納 入 指 示 、 買 掛 ・ 支 払 ・・)<br />

預 託 取 引 (JEITA-VMI)<br />

預 託 取 引 (コンサインメント)<br />

JEITAシンボル 標 準<br />

標 準<br />

多 品 納 品 書<br />

海 外 通 常 取 引 (DRAFT)<br />

送 品<br />

案 内 書<br />

ECALS 辞 書 、 環 境 辞 書 を 取 込 み<br />

海 外 通 常 取 引 の 正 規 標 準 化<br />

C-3ラベルの2 次 元 シンボル 対 応<br />

All Rights Reserved, Copyright © 2011 JEITA 9<br />

図 ECALGA 標 準 化 の 範 囲<br />

41


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

・ サプライチェーンとエンジニアリングチェーンの 双 方 を、2003 年 の JEITA 発<br />

足 時 に EC センターの 活 動 として 統 合 し、そのコンセプトを「ECALGA<br />

(Electronic Commerce ALliance for Global business)」と 定 め、 以 降 「ECALGA<br />

標 準 」として 整 備 を 進 めている。<br />

・ 2009 年 からは 経 済 産 業 省 の「ビジネスインフラ 事 業 」に 参 画 し、「 業 界 横 断 情<br />

報 連 携 」「ASP 間 連 携 」の 2 つの 観 点 から「 受 注 企 業 にとって 複 数 業 界 の 発 注<br />

企 業 と 1 つのインタフェースで EDI を 実 現 する」 環 境 を 目 指 し、 実 証 実 験 等 を<br />

行 っている。<br />

・ 業 界 横 断 での 情 報 連 携 については、 自 動 車 部 品 業 界 との 情 報 交 換 で 共 通 的 に<br />

利 用 できる 部 分 を 探 り、 業 界 横 断 フォーマットの 検 討 を 進 めた。<br />

・ ASP 間 連 携 については、 業 界 内 にある 複 数 の ASP が 相 互 にデータ 交 換 できる<br />

よう、 運 用 標 準 ガイドラインを 策 定 し、それに 基 づき 実 際 のデータ 交 換 も 開<br />

始 している。<br />

・ 現 在 の 導 入 企 業 数 は 13000 社 を 超 え、 製 造 業 を 中 心 とした 業 種 、 分 野 では 最<br />

も 多 い 利 用 者 を 抱 えている。<br />

業 界 内 (JEITA)におけるASP 間 連 携 標 準 化<br />

ユーザ ASP ASP<br />

ユーザ<br />

: 対 象<br />

: 対 象 外 ASP<br />

JEITA/ECALGA 標 準 書<br />

(Ⅱ 技 術 編 )<br />

ECALGA<br />

ebXML 実 装 ガイドライン<br />

ECALGAサーバ 実 装<br />

「2010 年 度 JEITA/ECALGAセミナー」 資 料 より 抜 粋<br />

● 位 置 付 :「JEITA/ECALGA 標 準 書 」と「ECALGAサーバ 実 装 ガイドライン」の 補 足 ガイド<br />

● 狙 い: 複 数 ASPの 接 続 を 通 して、ユーザが 業 務 を 遂 行 するための、ASP 間 の 運 用 のガイド<br />

● 内 容 :ASP 間 接 続 の 運 用 規 定 として、システムルール、 運 用 ルールの 二 種 類 を 規 定 した。<br />

・システムルール: 「ECALGAサーバ 実 装 ガイドライン」の 延 長 上 に、ASP 間 における 実 装 上 の 運 用 規 定<br />

・ 運 用 ルール:「ECALGAサーバ 実 装 ガイドライン」や「 本 ガイドのシステムルール」のASP 間 運 用 規 定<br />

ASP 間 運 用 標 準 ガイドライン<br />

ASP 間 の 実 装<br />

システムルール<br />

ASP 間 の 運 用<br />

ユーザ<br />

ユーザ<br />

ユーザ<br />

ユーザ<br />

運 用 ルール<br />

All Rights Reserved, Copyright © 2011 JEITA 22<br />

図 JEITA 業 界 内 における ASP 間 連 携 標 準 化<br />

42


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

(b) 流 通 業 界<br />

・ 流 通 業 界 は 国 内 の 産 業 としては 最 初 に EDI に 着 手 しており、 利 用 事 業 者 も 数<br />

万 社 ( 事 業 所 数 にして 7 万 ともいわれる)に 達 しているが、 一 方 で 古 くから<br />

導 入 したシステムがずっと 利 用 される 状 況 に 置 かれていたことから、なかな<br />

か 新 たな 仕 組 みの 展 開 に 進 まなかった。<br />

・ 技 術 的 に 陳 腐 化 したものがそのまま 残 っていたり、 国 際 化 に 対 応 できていな<br />

いなどの 問 題 が 生 じ、それぞれ 個 別 対 応 してきた 結 果 として 運 用 監 視 にも 負<br />

荷 がかかる 状 況 が 明 らかになってきた。<br />

・ そこで 2003 年 度 から 経 済 産 業 省 の 事 業 として 6 年 間 をかけ 新 たな 標 準 ( 流 通<br />

BMS:Business Message Standards)の 策 定 に 取 り 組 み、 流 通 業 界 全 体 の 情 報 共<br />

有 、 交 換 のインフラ 基 盤 としての 新 たな 流 通 システム 標 準 を 策 定 した。<br />

2. 課 題 解 決 のための 流 通 BMS<br />

★ 流 通 ビジネスメッセージ 標 準 検 討 の 経 緯 とこれから<br />

経 産 省 事 業<br />

[ 標 準 の 策 定 ]<br />

民 間 運 営<br />

[ 標 準 の<br />

維 持 管 理 ]<br />

流 通 サプライチェーン 全 体 最 適 化 促 進 事 業<br />

流 通 システム 標 準 化 事 業<br />

2003 年 度 2004 年 度 2005 年 度 2006 年 度 2007 年 度<br />

2008 年 度<br />

基 礎 調 査 ・ 研 究 標 準 化 検 討 と 実 証 実 用 化 と 普 及 拡 大 へ<br />

流 通 システム 標 準<br />

普 及 推 進 協 議 会<br />

引 き 継 ぎ<br />

取 引 プロセス<br />

モデルの 検 討<br />

設 計<br />

開 発<br />

実 証<br />

実 験<br />

基 本 形 の 標 準 化 検 討<br />

2003 年 ~2008 年 : 経 産 省 事 業<br />

流 通 業 界 全 体 の 情 報 共 有 ・ 交 換 のインフラ 基 盤 としての<br />

新 たな 流 通 システム 標 準<br />

業 種 ・ 業 態 を 超 え、ユーザー 自 らが 作 り、ユーザー 自 らが 使 いユーザー 自 らが 管 理 するユーザー 主 体 の 新 標 準 を 目 指 す<br />

2009 年 ~ : 民 間 運 営<br />

流 通 システム 標 準 普 及 推 進 協 議 会<br />

ユーザー 企 業 ・ 団 体 が 主 体 となった 検 討 の 場<br />

業 種 ・ 業 態 や 製 配 販 の 枠 を 超 えた 意 見 調 整 と 啓 発 の 場<br />

ユーザー 企 業 と 情 報 関 連 企 業 の 情 報 交 換 の 場<br />

共 同<br />

実 証<br />

物 流 系 ・ 情 報 系 メッセージ 検 討<br />

( 預 かり 在 庫 型 センター、<br />

POS/ 在 庫 データ 等 )<br />

共 同 実 証<br />

( 生 鮮 、<br />

アパレル)<br />

Copyright (C) 2012 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.<br />

共 同 実 証<br />

(チェーンドラッグ<br />

ホームセンター<br />

百 貨 店 )<br />

( 流 通 システム 標 準 普 及 推 進 協 議 会 資 料 より)<br />

流 通 システム 標 準<br />

・ 開 発 維 持 管 理<br />

・ 導 入 支 援 普 及 推 進<br />

・ 外 部 からの 要 請 に<br />

応 じた 標 準 化 検 討<br />

8<br />

図 流 通 BMS の 検 討 の 経 緯<br />

・ 国 際 的 な 取 引 も 意 識 し、 国 際 標 準 の 通 信 手 順 を 使 用 した XML/EDI とし、 明 細<br />

でやり 取 りする 取 扱 商 品 に 係 るコードも 国 際 標 準 (GTIN、GLN)を 使 用 。 一<br />

方 でメッセージ、データ 項 目 は 業 界 標 準 を 適 用 した。<br />

・ 導 入 メリットとして 挙 げられていることは、EDI 化 によって 日 々の 売 掛 / 買<br />

掛 照 合 が 可 能 になったり、 計 上 日 等 の 認 識 違 いによる 違 算 の 不 発 生 、 伝 票 レ<br />

スによる 帳 票 の 発 行 ・ 処 理 ・ 保 管 コストの 削 減 などが 挙 げられ、 小 規 模 企 業<br />

でもそのメリットが 享 受 できている。<br />

・ 流 通 BMS は 平 成 23 年 度 末 で 約 4000 社 が 導 入 しているとの 試 算 があり、 今 後<br />

も 大 手 GMS 等 の 新 たなシステムへの 移 行 が 進 むことから、 小 売 だけでなく<br />

卸 ・メーカーも 動 きを 加 速 しつつある。<br />

43


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

2. 課 題 解 決 のための 流 通 BMS<br />

★ 業 界 動 向<br />

スーパー 業 界 では 既 に 実 運 用 及 び 普 及 段 階 に 入 り、 百 貨 店 業 界 や<br />

チェーンドラッグ、ホームセンター 業 界 でも 共 同 実 証 を 実 施 した。<br />

卸 ・メーカー<br />

酒 類 ・ 加 工 食 品<br />

日 用 品 ・ 化 粧 品<br />

生 鮮 食 品<br />

アパレル<br />

医 薬 品<br />

住 関 連 製 品<br />

ホビー 関 連 製 品<br />

家 電 製 品<br />

書 籍<br />

等<br />

流 通 BMS<br />

発 注 / 生 鮮 発 注<br />

出 荷 / 生 鮮 出 荷<br />

受 領 / 生 鮮 受 領<br />

返 品 / 生 鮮 返 品<br />

請 求 / 支 払<br />

値 札<br />

集 計 表 作 成<br />

在 庫 ・POS 売 上 ・・・<br />

通 信 インフラ<br />

小 売<br />

総 合 スーパー<br />

食 品 スーパー<br />

百 貨 店<br />

ドラッグストア<br />

CO-OP<br />

ホームセンター<br />

家 電 量 販 点<br />

各 種 専 門 店<br />

等<br />

2006 年 度 共 同 実 証 実 施 2007 年 度 共 同 実 証 実 施 2008 年 度 共 同 実 証 実 施<br />

2009 年 度 展 開 開 始<br />

( 流 通 システム 標 準 普 及 推 進 協 議 会 資 料 より)<br />

9<br />

Copyright (C) 2012 Data Applications Co., Ltd. All rights reserved.<br />

図 流 通 BMS を 取 り 巻 く 業 界 動 向<br />

3 業 界 での 取 り 組 みより 得 られる 示 唆<br />

(a) 電 子 機 器 業 界<br />

・ CI-NET と 同 じ CII シンタックスルールベースの EDI を 従 来 推 進 してきた 一 方 、<br />

XML ベースの EDI への 対 応 と 対 象 業 務 拡 大 を 目 指 して 新 たに ECALGA 標 準<br />

を 立 ち 上 げているが、 依 然 として 従 来 型 の EDI の 利 用 者 は 数 多 くいる。<br />

・ 今 回 の 講 演 の 中 では 話 題 とはされていないが、 従 来 型 に 関 して Web/EDI の 導<br />

入 が 進 んでしまったために 生 じている 多 画 面 現 象 や 社 内 システムとの 連 携 難<br />

などの 課 題 に 対 して「Web/EDI 認 定 制 度 」を 設 けて、ベンダがよりユーザに<br />

やさしい 仕 組 みを 提 供 するよう、 促 す 取 り 組 みを 行 っている。<br />

・ また「JEITA 共 通 クライアント」という、インターネットを 活 用 した EDI デ<br />

ータの 送 受 信 を 安 価 かつ 容 易 に 実 現 する 標 準 ソフトウエアを 開 発 し、これま<br />

で 以 上 の 普 及 促 進 活 動 の 一 環 として 無 償 提 供 を 行 っている。<br />

・ このような 活 動 を 通 じて、CI-NET の 普 及 に 関 して 参 考 となるところとしては、<br />

利 用 者 にやさしい( 導 入 、 利 用 しやすい) 仕 組 みの 提 供 や 環 境 整 備 に 力 を 入<br />

れているところである。CI-NET は、ASP 間 連 携 については 電 子 機 器 業 界 と 同<br />

様 にガイドラインを 策 定 し、 運 用 している。その 上 で、 電 子 機 器 業 界 の 利 用<br />

状 況 が 高 い 仕 組 みの 提 供 (システムやそれ 以 外 のやり 方 といった 部 分 も 含 め<br />

て)をケーススタディとすることが 必 要 と 思 われる。<br />

44


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

(b) 流 通 業 界<br />

・ 流 通 業 界 は、 経 済 産 業 省 の 力 も 借 り、 新 しい 技 術 を 備 えた EDI を 導 入 する 取<br />

り 組 みを 進 めてきた。これまで 使 用 してきたハードウェア(モデム)のサポ<br />

ート 終 了 といったことや、データ 交 換 時 の 低 通 信 速 度 など 外 的 要 因 もあるが、<br />

同 じ 流 通 という 言 葉 の 中 のさまざまな 業 種 ・ 業 態 が 連 携 して 新 たな 仕 組 み 作<br />

りを 進 めてきたのも 大 きな 要 因 である。<br />

・ 元 々 電 子 発 注 (EOS)といった 考 え 方 自 体 が 業 界 内 で 認 知 されている 点 はあ<br />

るものの、 中 小 の 小 売 ・ 卸 ・メーカーは FAX 中 心 でやってきたところであっ<br />

ても 電 子 的 にやり 取 りすることのメリットが 各 所 より 表 に 出 てくると、 今 ま<br />

でのやり 方 から 切 り 替 えるきっかけにはなってきているようである。<br />

・ このような 活 動 を 通 じて、CI-NET の 普 及 に 関 して 参 考 となるところとしては、<br />

利 用 者 にどのような 小 さいメリットでもよいので、 情 報 提 供 していくことが<br />

必 要 であるということと 思 われる。 流 通 BMS も 当 初 は 標 準 化 や EDI 化 が 強 調<br />

されていたものの、 実 際 に 業 務 に 適 用 してみて 伝 票 レスや 検 品 レスが 注 目 、<br />

評 価 されるようになってきているとのことである。<br />

・ また、 広 報 資 料 もただ 渡 せばよいということではなく、 説 明 も 合 わせて 聞 い<br />

てもらうということが 必 要 とのことである。 流 通 の 場 合 にはベンダや IT コー<br />

ディネータの 活 用 も 行 われているとのことであった。<br />

45


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

9. 広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

9.1 活 動 テーマ<br />

( 継 続 )<br />

(1)CI-NET/C-CADEC シンポジウムの 開 催<br />

( 平 成 23 年 度 の CI-NET 普 及 拡 大 のための 課 題 のうち 広 報 委 員 会 が 関 わる 活 動 テーマ)<br />

(2) 効 果 的 な 広 報 の 検 討<br />

9.2 活 動 体 制<br />

広 報 委 員 会<br />

各 WG の 活 動 承 認 、 調 整<br />

広 報 WG<br />

(1) CI-NET/C-CADEC シンポジウムの 開 催<br />

新 規 (2)の 検 討 のための WG<br />

(2) 効 果 的 な 広 報 の 検 討<br />

9.3 活 動 経 過<br />

(1)CI-NET/C-CADEC シンポジウムの 開 催<br />

CI-NET および C-CADEC の 総 合 的 な 広 報 の 場 として、 例 年 通 りシンポジウムを 企<br />

画 、 開 催 した。<br />

・ 平 成 24 年 2 月 24 日 ( 金 ) CI-NET/C-CADEC シンポジウム<br />

(2) 広 報 委 員 会 の 開 催<br />

以 下 の 日 程 で 広 報 委 員 会 において、CI-NET/C-CADEC シンポジウムのプログラム<br />

等 に 係 わる 審 議 、 検 討 を 行 った。<br />

またシンポジウムの 参 加 者 に 対 するアンケート 等 をもとに、 実 施 結 果 の 評 価 を 行<br />

うとともに 活 動 報 告 として 取 りまとめた。<br />

第 1 回 平 成 23 年 11 月 18 日 ( 金 )10:00~11:30<br />

・ 平 成 23 年 度 広 報 委 員 会 活 動 について<br />

・ 平 成 23 年 度 シンポジウムについて<br />

・ 効 果 的 な 広 報 について<br />

46


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

第 2 回 平 成 24 年 6 月 1 日 ( 金 )10:00~11:30<br />

・ 平 成 23 年 度 広 報 委 員 会 活 動 報 告 について<br />

・ 平 成 24 年 度 広 報 委 員 会 活 動 について<br />

(3) 広 報 WG の 開 催<br />

平 成 23 年 度 は 委 員 会 を 兼 ねての 活 動 とした。<br />

(4) 新 規 の 検 討 のための WG<br />

平 成 23 年 度 の 活 動 において、 当 初 新 たな 検 討 に 対 応 する 予 定 であった 新 規 立 ち<br />

上 げの WG(「 効 果 的 な 広 報 の 検 討 」を 担 当 )については、その 後 の 委 員 会 活 動 の<br />

状 況 が 変 わり、CI-NET 普 及 のより 効 果 的 な 取 り 組 みとするために CI-NET ニーズ 把<br />

握 の 深 堀 を 行 い、 検 討 着 手 の 優 先 度 を 見 極 めることとしたことから 特 段 の 活 動 を 行<br />

っていないが、 今 後 は 平 成 23 年 度 の 実 用 化 推 進 委 員 会 の 検 討 を 受 けて 活 動 を 行 っ<br />

ていく 予 定 である。<br />

9.4 活 動 結 果<br />

9.4.1 CI-NET/C-CADEC シンポジウムの 開 催<br />

情 報 化 評 議 会 (CI-NET)が 進 める 建 設 産 業 の 情 報 化 推 進 のための 総 合 的 な 広 報 の<br />

場 として、CAD データの 交 換 ・ 共 有 を 進 める C-CADEC と 連 携 し CI-NET/C-CADEC<br />

シンポジウム(シンポジウム)を 企 画 、 開 催 した。<br />

(1) 開 催 目 的<br />

シンポジウム 開 催 の 目 的 として、 従 来 の CI-NET/C-CADEC 会 員 企 業 への 活 動 報 告<br />

的 な 位 置 づけから、CI-NET 未 導 入 の 企 業 に 対 しての 情 報 提 供 を 行 い、 普 及 の 一 助<br />

とすることを 目 的 にシフトしている。<br />

CI-NET に 関 しては、 中 堅 ・ 地 方 の 総 合 工 事 業 者 の 導 入 検 討 に 役 立 つように、 電<br />

子 商 取 引 に 対 する 国 土 交 通 省 の 取 り 組 みや 先 行 企 業 による 導 入 ・ 活 用 事 例 を 紹 介 し<br />

た。C-CADEC に 関 しては、 建 設 の 設 計 から 施 工 、 維 持 管 理 まで 活 用 が 広 がりつつ<br />

ある BIM について、 各 方 面 の 取 り 組 み、 普 及 状 況 、 今 後 等 についてパネルディスカ<br />

ッションが 行 われた。<br />

情 報 提 供 の 中 身 としては、CI-NET 導 入 企 業 を 増 やすために CI-NET/C-CADEC の<br />

活 動 を 知 ってもらい、CI-NET 導 入 に 前 向 きに 検 討 を 進 めてもらえるようなものと<br />

した。<br />

47


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

(2) 関 係 団 体 の 協 力<br />

CI-NET 未 導 入 の 企 業 に 対 しシンポジウムへの 参 加 を 促 すため、 協 賛 団 体 の 協 力<br />

のもと 各 団 体 傘 下 の 企 業 で CI-NET 未 導 入 の 企 業 を 中 心 とした 参 加 呼 びかけを 行 い、<br />

集 客 を 図 った。<br />

(3) 開 催 概 要<br />

主 催 :( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

後 援 : 国 土 交 通 省<br />

主 な 協 賛 :( 社 ) 日 本 建 設 業 団 体 連 合 会 、( 社 ) 日 本 土 木 工 業 協 会 、( 社 ) 建 築 業<br />

協 会 、( 社 ) 日 本 道 路 建 設 業 協 会 、( 一 社 ) 日 本 建 設 業 経 営 協 会 、( 社 )<br />

全 国 建 設 業 協 会 、( 社 ) 全 国 中 小 建 設 業 協 会 、 建 通 新 聞 社 、 日 刊 建 設 工<br />

業 新 聞 社 、 日 刊 建 設 通 信 新 聞 社 、 日 刊 建 設 産 業 新 聞 社 、 東 日 本 建 設 業 保<br />

証 ( 株 )、 西 日 本 建 設 業 保 証 ( 株 )、 北 海 道 建 設 業 信 用 保 証 ( 株 )<br />

開 催 日 時 : 平 成 24 年 2 月 24 日 ( 金 ) 9:30~16:00<br />

場 所 :ニッショーホール( 日 本 消 防 会 館 )( 東 京 都 港 区 虎 ノ 門 2-9-16)<br />

来 場 者 総 数 :325 名<br />

写 真 シンポジウム パネルディスカッションの 様 子<br />

48


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

プログラム:( 敬 称 略 )<br />

9:30 開 会<br />

主 催 者 挨 拶 :( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金<br />

9:40 来 賓 挨 拶 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題<br />

佐 々 木 基 国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局<br />

建 設 流 通 政 策 審 議 官<br />

9:55 講 演 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて<br />

新 宅 幸 夫 国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 設 市 場 整 備 課<br />

企 画 専 門 官<br />

講 演 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて<br />

仲 嶋 幹 雄 国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 設 業 課<br />

課 長 補 佐<br />

10:45 講 演 「オレ 流 」からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長<br />

~ 現 場 優 位 から、 利 用 者 優 位 への 歴 史 的 転 換 を~<br />

牧 野 二 郎 牧 野 総 合 法 律 事 務 所 弁 護 士<br />

11:30 休 憩 (75 分 )<br />

12:45 報 告 電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 活 用 事 例 の 紹 介<br />

1 事 例 1 柴 田 雅 晴 ( 株 ) 土 屋 ホールディングス<br />

2 事 例 2 箕 輪 篤 人 ( 株 )ミルックス<br />

3 事 例 3 大 野 誠 司 五 洋 建 設 ( 株 )<br />

14:00 休 憩 (20 分 )<br />

14:20 パネルディスカッション これからどうなる? 日 本 の BIM2<br />

【コーディネータ】<br />

山 下 純 一 C-CADEC 運 営 委 員 長 、IAI 日 本 代 表 理 事<br />

( 株 )CI ラボ 代 表 取 締 役<br />

【パネリスト】<br />

小 黒 賢 一 国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部<br />

整 備 課 施 設 評 価 室 室 長<br />

岡 正 樹 C-CADEC 建 築 EC 推 進 委 員 長<br />

( 株 )CI ラボ 顧 問<br />

奥 山 隆 平 ( 株 ) 日 建 設 計 設 計 部 門 設 計 部 部 長<br />

今 野 一 富 高 砂 熱 学 工 業 ( 株 ) 技 術 本 部 生 産 技 術 部<br />

担 当 部 長<br />

柴 峯 一 廣 ( 株 ) 梓 設 計 情 報 システム 部 部 長<br />

森 元 一 ( 株 ) 竹 中 工 務 店 東 京 本 店<br />

設 計 部 プロダクト 設 計 部 門 課 長<br />

16:00 閉 会<br />

デモンストレーション:<br />

上 記 の 講 演 中 心 の 内 容 に 加 えて、CI-NET、C-CADEC に 関 連 するベンダ<br />

紹 介 のブースを 設 け、 各 社 の 商 品 、サービスを 説 明 できるようにした。<br />

49


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

(4) 開 催 結 果<br />

(a) 参 加 状 況<br />

参 加 者 は 325 名 で、 前 年 度 に 比 べると 若 干 の 減 少 はあったものの 多 くの 参 加 者 を<br />

集 めることができた。<br />

全 国 北 海 道 東 北 関 東 北 陸 東 海 近 畿 中 国 四 国 九 州<br />

325 1 1 289 5 12 15 0 1 1<br />

上 記 のうち 関 東 圏 の 内 訳<br />

関 東 茨 城 栃 木 群 馬 埼 玉 千 葉 東 京 神 奈 川<br />

289 0 3 1 4 1 266 14<br />

この 参 加 状 況 をみると、 関 東 とりわけ 東 京 に 参 加 者 が 集 中 していることがわかる。<br />

関 東 以 外 の 地 域 で 2 桁 の 参 加 人 数 がいたのは 近 畿 、 東 海 の 2 つだけであり、その 2<br />

つの 地 域 も 人 口 や 建 設 業 者 の 数 からすれば、 極 めて 限 られた 人 、 企 業 からしか 参 加<br />

していないといえる。<br />

今 後 普 及 を 目 指 すためには、 関 東 以 外 の 地 域 や、 関 東 圏 でも 東 京 以 外 の 県 に 積 極<br />

的 にアピールしていくことが 必 要 ではないかと 考 えられる。<br />

(b)アンケート 分 析 結 果<br />

例 年 同 様 、 参 加 者 に 対 しシンポジウムに 対 するアンケートを 行 った(アンケート<br />

回 答 者 数 :132 名 )。<br />

今 回 、これまでの 調 査 項 目 に 加 え、「( 導 入 済 / 導 入 想 定 ) 対 象 メッセージ」「 広<br />

報 支 援 」「 追 加 整 備 」「 期 待 効 果 」などの 項 目 を 追 加 して 調 査 を 行 った。<br />

CI-NET の 導 入 状 況 に 関 して 回 答 があった 100 件 のうち、 未 導 入 企 業 からは 32 件<br />

( 導 入 検 討 中 :10 件 、 情 報 収 集 中 :22 件 )の 回 答 があり、それらの 企 業 からの 回<br />

答 を 中 心 に 分 析 を 行 い、 以 下 のような 分 析 結 果 が 得 られた。<br />

1 興 味 ・ 関 心 あるプログラム<br />

導 入 ・ 活 用 事 例 について 多 くの 関 心 が 寄 せられており、そのような 企 業 に 対<br />

して 提 供 したいと 考 えていたプログラムに 対 し、 関 心 あるテーマとして 回 答 が<br />

多 くあったことは 当 初 の 狙 い 通 りになった。<br />

2 期 待 する 広 報 や 支 援 内 容<br />

未 導 入 企 業 が 期 待 している 広 報 支 援 としては、「 担 当 者 向 け 体 験 講 習 会 」、「 他<br />

社 取 り 組 み 事 例 の 公 開 」といった 内 容 が 多 く 挙 げられており、これらの 意 見 を<br />

今 後 の 広 報 活 動 へ 生 かしてより 具 体 的 な 実 現 方 法 について 検 討 していくことが<br />

望 まれる。<br />

3 追 加 整 備 を 期 待 する 業 務<br />

既 導 入 企 業 よりもおしなべて 未 導 入 企 業 より 追 加 整 備 してほしいことが 多 く<br />

50


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

挙 げられ、 中 でも「 施 工 体 制 台 帳 の 電 子 化 」「 労 務 安 全 書 類 の 電 子 化 」「 小 口 取<br />

引 契 約 の 電 子 化 」などが 目 立 った。 現 状 、 調 達 業 務 の 基 本 的 な 部 分 はルール 化<br />

されているが、 未 導 入 企 業 からもより 詳 細 なニーズも 踏 まえて 検 討 していくこ<br />

とが 望 まれる。<br />

4 CI NET 導 入 によって 期 待 される 効 果<br />

既 導 入 企 業 では 実 際 にメリットの 享 受 がある 印 紙 税 削 減 効 果 が 多 く 挙 がる 一<br />

方 、 未 導 入 企 業 ではその 他 の「 業 務 生 産 性 向 上 」「 電 子 保 管 による 管 理 低 減 」「コ<br />

ンプライアンスへの 寄 与 」など、 多 くの 効 果 を 期 待 していることがわかった。<br />

これらの 効 果 が 実 際 に 見 えるような 事 例 等 を 提 示 していくことが 今 後 の 広 報 資<br />

料 作 成 のヒントになるのではないかと 思 われる。<br />

(c)アンケートの 自 由 回 答<br />

CI-NET による 電 子 商 取 引 の 取 り 組 みに 対 しては、 国 の 取 り 組 み、 司 法 からの 見<br />

方 や 事 例 紹 介 などとあり、バリエーションおよびバランスがよいとの 声 が 多 かった。<br />

BIM については、 現 状 と 方 向 性 がわかりやすくプレゼンされ 好 評 であった。<br />

以 下 にアンケートの 主 な 自 由 回 答 の 内 容 を 紹 介 する。<br />

1 国 の 取 り 組 み<br />

・ 公 共 事 業 の 契 約 についての 官 公 庁 の 取 り 組 みを 取 り 上 げていただきたい。<br />

2 企 業 のあり 方 ( 司 法 の 目 )<br />

・ 牧 野 弁 護 士 の 標 準 化 が 技 能 継 承 の 肝 で 企 業 財 産 に 寄 与 するとの 話 しは、 新 鮮<br />

な 観 点 であり、 役 立 つ 有 意 義 なものであった。<br />

3 電 子 商 取 引<br />

・ 中 小 企 業 の 中 においても 高 齢 化 が 進 み、なかなか( 人 員 不 足 も 含 む)IT に 取<br />

り 組 めない 企 業 も 多 い。その 工 夫 を 知 りたい。<br />

・ 実 際 の 電 子 商 取 引 の 事 例 、 現 場 での 課 題 など 詳 細 に 紹 介 してもらいたい。<br />

・ 当 社 (ゼネコン)の 導 入 イメージに 近 い 事 例 が 聞 くことができてよかった。 導 入<br />

検 討 中 のため、CI-NET を 取 り 巻 く 環 境 や 他 社 様 の 取 り 組 みを 聞 く 事 ができ、<br />

当 社 がどうしていくべきか、 当 社 がどうなのかを 考 えた 上 で、 参 考 になった。<br />

・ CI-NET 導 入 が 進 まない 背 景 や、 今 後 の 取 り 組 み( 発 注 者 ・ 受 注 者 ・ASP 事 業<br />

者 )について、ディスカッションできると 良 い。<br />

・ 事 例 紹 介 については、なかなか 難 しいのも 承 知 しているが、もう 少 し 別 のパ<br />

ターンもあると 良 い。<br />

4 BIM<br />

・ パネルディスカッションプレゼンテーションがわかりやすく、 設 計 部 門 の 人<br />

間 でなくても、BIM が 現 在 どのような 方 向 や 技 術 であるかが 分 かった。<br />

・ 設 計 事 務 所 やゼネコンが 技 術 誇 示 のためにやっていると 思 っていたが、 必 要<br />

51


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

性 を 感 じ 国 や 企 業 が 取 り 組 んでいることがよくわかった。<br />

※シンポジウムの 詳 しい 内 容 とアンケート 結 果 は、 本 活 動 報 告 書 の 資 料 に 掲 載 する。<br />

(5)シンポジウムに 関 する 情 報 提 供<br />

シンポジウムの 講 演 内 容 を 公 開 することで 来 場 者 だけでなく、より 多 くの 人 たち<br />

に CI-NET、C-CADEC を 知 っていただくため、 講 演 時 に 使 用 した 資 料 、および 各 講<br />

演 の 様 子 の 動 画 を 推 進 センターのホームページで 公 開 した。<br />

URL:<br />

http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ci-net/index.html<br />

http://www.kensetsu-kikin.or.jp/c-cadec/index.html<br />

52


その 他 の 活 動 報 告<br />

10.その 他 の 活 動 報 告<br />

10.1 CI-NET LiteS 普 及 支 援 業 務<br />

推 進 センターでは、CI-NET LiteS 普 及 支 援 策 として、 企 業 識 別 コードと 電 子 証 明 書 を<br />

発 行 している。<br />

10.1.1 企 業 識 別 コード 発 行<br />

推 進 センターでは、 平 成 4 年 度 より 全 産 業 の 企 業 識 別 コードを 管 理 している( 一 財 )<br />

日 本 情 報 経 済 社 会 推 進 協 会 (JIPDEC。 旧 ( 財 ) 日 本 情 報 処 理 開 発 協 会 )の 元 で、 建 設 業 界<br />

に 係 る 企 業 識 別 コードを 発 行 している。これは、CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルおい<br />

てに 標 準 企 業 コード(12 桁 、 企 業 識 別 コード 6 桁 + 枝 番 6 桁 )の 使 用 を 規 定 しているも<br />

のに 基 づくものである。CI-NET の 利 用 企 業 は 平 成 24 年 3 月 末 で 9,567 社 であり、これは、<br />

業 界 としては、 電 子 機 械 業 界 の 13,719 社 に 次 ぐ 規 模 で、 全 産 業 24,889 社 の 38%にあたる。<br />

10.1.2 電 子 証 明 書 発 行<br />

推 進 センターでは、CI-NET LiteS 普 及 支 援 策 として、 平 成 12 年 度 より、 認 証 機 関 ( 日<br />

本 認 証 サービス㈱)を 利 用 して、 電 子 証 明 書 発 行 業 務 を 実 施 している。これは、CI-NET<br />

LiteS 実 装 規 約 で 取 り 決 めている 情 報 伝 達 規 約 の 遵 守 を 支 援 するために 実 施 しているも<br />

のである。この 電 子 証 明 書 発 行 数 は、CI-NET LiteS の 普 及 拡 大 に 対 応 し 増 加 してきてお<br />

り、 平 成 23 年 度 における 発 行 件 数 は 2,563 件 となった。<br />

10.2 普 及 支 援 活 動<br />

10.2.1 他 団 体 の 情 報 化 検 討 の 支 援<br />

( 一 社 ) 日 本 電 設 工 業 協 会 では、 建 設 産 業 構 造 改 善 戦 略 プログラムの「 情 報 化 推 進 事<br />

業 」を 重 点 施 策 とする 方 針 を 受 け、 平 成 8 年 度 より 経 営 近 代 化 委 員 会 に「 情 報 化 推 進 専<br />

門 委 員 会 」を 設 置 し、 電 設 業 界 における 情 報 化 の 推 進 を 図 っている。「 電 設 ITワーキング<br />

グループ」において、CI-NETのみならずITに 関 して 幅 広 く 検 討 を 行 っており、 推 進 セン<br />

ターでは 当 該 委 員 会 に 委 員 を 参 加 させ、 協 力 して 活 動 を 行 っている。 平 成 23 年 度 は、「 電<br />

設 ITワーキンググループ」において「 情 報 セキュリティー〈リスクと 対 策 〉」を 作 成 し、<br />

その 中 でCI-NETについて 記 載 した。<br />

53


その 他 の 活 動 報 告<br />

10.3 国 内 他 産 業 との 連 絡 調 整 、 情 報 交 換 等<br />

( 一 財 ) 日 本 情 報 経 済 社 会 推 進 協 会 (JIPDEC。 旧 ( 財 ) 日 本 情 報 処 理 開 発 協 会 )が 事 務<br />

局 を 務 める「 次 世 代 EDI 推 進 協 議 会 (JEDIC)」 等 に 参 加 し、 産 業 横 断 的 な 標 準 化 作 業 に<br />

寄 与 すると 共 に、それ 等 の 標 準 に 建 設 産 業 のニーズを 反 映 させるための 調 整 を 行 った。<br />

10.4 建 設 業 電 子 商 取 引 体 験 講 習 会<br />

1. 事 業 の 背 景<br />

建 設 業 は、 景 気 低 迷 による 建 設 投 資 の 縮 小 、 受 注 物 件 の 大 幅 な 減 少 、 価 格 競 争<br />

の 激 化 などにより、 非 常 に 厳 しい 状 況 に 直 面 している。このような 状 況 の 中 、 建<br />

設 業 の CI-NET を 活 用 した 電 子 商 取 引 を 推 進 することは、 人 件 費 ・ 郵 送 費 等 のコ<br />

スト 低 減 、 電 子 化 による 工 程 管 理 、 取 引 の 透 明 性 の 確 保 等 に 繋 がり、コンプライ<br />

アンスの 向 上 等 により、 建 設 業 の 生 産 性 の 向 上 を 図 り、 企 業 の 活 性 化 につながる<br />

ものとなると 考 えられる。CI-NET の 導 入 企 業 は、 大 手 総 合 工 事 業 者 を 中 心 に 進<br />

み、 利 用 企 業 も 9,500 社 を 超 えるなど 一 定 の 成 果 を 達 成 してきているが、 中 小 建<br />

設 業 者 は、 設 備 導 入 にかかるコスト 負 担 、 電 子 化 への 苦 手 意 識 等 により、 最 近 の<br />

CI-NET 導 入 企 業 の 伸 びは 鈍 化 している。 今 後 、 業 界 全 体 の 生 産 性 向 上 のために<br />

は、 更 なる 導 入 拡 大 が 必 要 であり、 特 に 中 堅 総 合 工 事 業 者 や 地 場 総 合 工 事 業 者 へ<br />

の 展 開 と、 専 門 工 事 業 者 の 設 備 専 門 工 事 業 者 や 電 気 専 門 工 事 業 者 が、 受 注 者 の 立<br />

場 からさらに 展 開 し 発 注 者 として 推 進 することが 重 要 な 課 題 となっていることか<br />

ら、CI-NET 未 導 入 企 業 の 導 入 支 援 導 入 済 み 企 業 の 拡 大 展 開 支 援 を 目 的 として 開<br />

催 した。<br />

2. 事 業 の 経 緯<br />

(1) 国 土 交 通 省 の 受 託 事 業 として 平 成 17 年 度 ~ 平 成 21 年 度 実 施<br />

・ 平 成 17 年 度 北 海 道 地 域<br />

・ 平 成 18 年 度 新 潟 地 域<br />

両 年 度 とも、 複 数 総 合 工 事 業 者 とその 協 力 業 者 による 実 証 実 験 を 実 施 。<br />

・ 平 成 19 年 度 ~ 平 成 20 年 度<br />

体 験 環 境 を 構 築 。<br />

・ 平 成 21 年 度<br />

体 験 環 境 システムを 利 用 して、 全 国 9 地 域 12ヶ 所 で 講 習 会 を 開 催 。<br />

(2) 国 土 交 通 省 事 業 を 引 き 継 ぎ、 情 報 化 評 議 会 事 業 で 実 施<br />

・ 平 成 22 年 度 から 基 金 事 業 にて、 全 国 5ヶ 所 で 講 習 会 を 開 催 。<br />

・ 平 成 22 年 度 「 国 土 交 通 省 」は、 前 年 度 体 験 講 習 会 の 次 のステップ( 導 入 に 向 けた<br />

検 討 )「 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 」「 協 議 会 」を 開 催 実 施 。<br />

体 験 講 習 会 参 加 企 業 ⇒ 導 入 協 議 会 へ 展 開 )<br />

54


その 他 の 活 動 報 告<br />

[ 発 注 者 ]: 西 松 建 設 、かねこ、 本 間 組 、 加 賀 田 組 、 福 田 組 、 他<br />

[ 受 注 者 が 発 注 者 対 応 検 討 ]: 高 砂 熱 学 工 業 、 関 電 工<br />

・ 平 成 23 年 度 もCI-NET 導 入 普 及 推 進 と、 導 入 済 み 企 業 サポートを 目 的 に、 基 金 事<br />

業 として、 東 京 ・ 福 岡 2ヶ 所 で 体 験 講 習 会 を 継 続 開 催 。<br />

3. 平 成 23 年 度 実 施 状 況<br />

(1) 概 要<br />

地 区 ( 東 京 ・ 福 岡 )で 継 続 開 催 、 平 成 23 年 10 月 20 日 ( 木 )「 東 京 」( 建 設 業 振 興 基 金 会<br />

議 室 )、10 月 27 日 ( 木 )「 福 岡 」(TKP 天 神 シティセンター)で 実 施 した。<br />

・ 午 前 の 部 : 電 子 商 取 引 (CI-NET) 導 入 セミナー<br />

・ 午 後 の 部 : パソコンを 使 用 しての 電 子 商 取 引 体 験<br />

平 成 21・22 年 度 講 習 会 を 踏 まえ、 午 前 の 部 に 総 合 工 事 業 者 による 事 例 報 告 、また<br />

午 後 の 部 に 意 見 交 換 会 を 追 加 実 施 した。<br />

福 岡 は、 午 後 のみで、 導 入 セミナー・ 体 験 講 習 会 を 短 縮 版 で 開 催 。<br />

(2) 日 時 ・ 場 所<br />

東 京 10 月 20 日 ( 木 )、 福 岡 10 月 27 日 ( 木 )<br />

2ヶ 所<br />

(3) 参 加 状 況<br />

[ 東 京 ] [ 福 岡 ] [ 合 計 ]<br />

募 集 定 員 : 60 名 60 名 120 名<br />

応 募 : 74 名 (50 社 ) 31 名 (24 社 ) 105 名 (74 社 )<br />

実 際 受 講 : 60 名 30 名 90 名<br />

平 成 23 年 度 参 加 企 業 は「CI-NET 未 導 入 」、あるいは「 今 後 発 注 者 で 検 討 」の 企 業 が<br />

「73%」、「 加 入 済 」 企 業 が「27%」であり、 平 成 22 年 度 より 本 来 の 講 習 対 象 である「 未<br />

導 入 企 業 」が 多 く 参 加 した。<br />

操 作 体 験 パソコンは、 発 注 者 用 15 台 ・ 受 注 者 用 15 台 のため、 応 募 を 頂 いた 定 員<br />

オーバーの 方 々( 東 京 30 名 、 福 岡 1 名 )は 追 加 席 を 設 け「 見 学 」で 体 験 受 講 をして<br />

いただいた。<br />

(4) 意 見 交 換 会 及 びアンケートの 主 な 意 見<br />

事 前 アンケートを 実 施 し、 意 見 交 換 会 を 実 施 した。<br />

講 習 後 アンケートでの 主 な 意 見<br />

・ 体 験 講 習 会 の 内 容 ・ 運 営 については「96%」が 適 切 ・ほぼ 適 切 で、 体 験 講 習 会 の 有 効<br />

性 については「96%」が( 有 効 or ほぼ 有 効 )。<br />

・ 電 子 商 取 引 利 用 の 可 能 性 については「15%」⇒( 是 非 利 用 してみたい)、「45%」⇒( 利<br />

用 してみたい)、「6%」⇒(あまり 利 用 したくない)、「34%」が( 会 社 判 断 が 要 る 等<br />

で 未 回 答 )。 回 答 を 頂 いた「60%」が 利 用 したいとの 前 向 きな 回 答 で、 体 験 講 習 会 の<br />

効 果 ・ 期 待 等 、 良 好 な 状 況 であった。<br />

意 見 交 換 会 での 受 講 者 の 意 見 、アンケートから 出 た 要 望 を 実 現 しつつ、「 大 手 に 続<br />

55


その 他 の 活 動 報 告<br />

く 総 合 工 事 業 者 」や「 地 方 総 合 工 事 業 者 」への 展 開 や 専 門 工 事 業 者 が 受 注 者 の 立 場 か<br />

ら 発 注 者 側 として 展 開 し、 電 子 商 取 引 の 本 格 的 な 普 及 拡 大 が 重 要 であることを 再 認<br />

識 した。<br />

CI-NET/C-CADEC シンポジウム( 平 成 24 年 2 月 24 日 ( 金 )、 東 京 都 港 区 にて 開 催 )<br />

のアンケートにおいて、 体 験 講 習 会 は、 担 当 者 が 実 際 に 手 を 動 かして 体 験 すること<br />

で 社 内 への 設 営 が 容 易 になるとの 考 えにより、 望 まれる 広 報 支 援 のひとつとして 挙<br />

げられており、 国 や 企 業 の 電 子 商 取 引 への 取 り 組 み・ 方 向 や 事 例 などの 情 報 も 期 待<br />

されている。また CI-NET 導 入 の 検 討 を 進 めるほど 経 営 者 の 理 解 も 必 要 との 認 識 を<br />

持 たれている。<br />

このような 状 況 を 踏 まえ、セミナーの 実 施 方 法 の 検 討 を 行 い、 出 前 形 式 などでの<br />

簡 易 な 講 習 会 開 催 、 導 入 予 定 企 業 の 支 援 ・サポート、 導 入 済 み 企 業 の 悩 み 解 決 ・ 支<br />

援 など、CI-NET 普 及 推 進 に 向 けて 戦 略 的 に 広 報 および 支 援 に 取 り 組 む 予 定 である。<br />

写 真 体 験 講 習 会 の 様 子<br />

「 東 京 会 場 」<br />

「 福 岡 会 場 」<br />

56


その 他 の 活 動 報 告<br />

10.5 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 の 支 援<br />

1. 取 組 み 状 況<br />

( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 では、 新 潟 地 区 の 総 合 工 事 業 者 とその 取 引 先 においてな<br />

された 電 子 商 取 引 導 入 検 討 の 支 援 を 行 った。<br />

これは 国 土 交 通 省 の 平 成 22 年 度 事 業 「 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 」の 検 討<br />

方 法 に 基 づき、 国 土 交 通 省 と 連 携 して 行 ったものである。<br />

国 土 交 通 省 「 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 」<br />

【 概 要 】<br />

本 事 業 では 厳 しい 経 営 環 境 におかれている 建 設 企 業 の 経 営 の 効 率 化 を 図 るた<br />

め、CI-NET の 導 入 を 意 欲 的 に 検 討 している 総 合 工 事 業 者 とその 取 引 先 専 門 工<br />

事 業 者 の 複 数 社 のグループを 対 象 として、 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 に 必 要 な 手 続<br />

き・ 設 備 、 導 入 の 費 用 対 効 果 等 についての 検 討 を 行 うなど 電 子 商 取 引 導 入 のた<br />

めの 支 援 ・ 助 言 を 行 うものである。<br />

2. 事 業 の 背 景<br />

新 潟 地 区 の 主 要 な 総 合 工 事 業 者 3 社 ( 加 賀 田 組 、 福 田 組 、 本 間 組 )から 推 進 セン<br />

ターに 対 して、 調 達 業 務 ( 元 請 企 業 として、 受 注 後 の 見 積 、 注 文 、 出 来 高 、 請 求 業<br />

務 )における CI-NET を 利 用 した 電 子 商 取 引 について 共 同 の 検 討 会 を 計 画 して 欲 し<br />

い 旨 の 依 頼 があった。<br />

3. 事 業 の 経 緯<br />

平 成 23 年 2 月 から、 国 土 交 通 省 および 新 潟 県 建 設 業 協 会 の 支 援 をいただき、3 社<br />

の 導 入 検 討 会 において 各 社 の 業 務 プロセス 等 を 調 査 し、 導 入 に 必 要 な 手 続 き・ 設<br />

備 、 導 入 の 費 用 対 効 果 等 についての 検 討 を 行 ってきた。<br />

以 下 の 日 程 により 推 進 した。<br />

平 成 23 年 2 月 15 日 ( 火 ) 導 入 検 討 会 第 1 回<br />

平 成 23 年 4 月 25 日 ( 月 ) 導 入 検 討 会 第 2 回<br />

平 成 23 年 6 月 24 日 ( 金 ) 導 入 検 討 会 第 3 回<br />

平 成 23 年 8 月 10 日 ( 水 ) 導 入 検 討 会 第 4 回<br />

平 成 23 年 11 月 17 日 ( 金 ) 導 入 検 討 会 第 5 回 植 木 組 、 第 一 建 設 工 業 が 参 加<br />

4. 実 施 状 況<br />

新 潟 地 区 の3 社 は、CI-NET 導 入 検 討 会 を 継 続 して 実 際 の 導 入 に 向 け 社 内 コンセ<br />

ンサスを 得 ており、 具 体 的 な 段 階 、システム 開 発 、 自 社 システムとの 連 携 の 修 正<br />

費 用 積 算 や 仕 様 の 調 整 を 実 施 している。<br />

第 一 段 階 として、 平 成 24 年 夏 を 目 処 に 注 文 業 務 から 電 子 商 取 引 実 施 を 目 指 して<br />

いる。<br />

57


その 他 の 活 動 報 告<br />

新 潟 の 導 入 検 討 会 の 事 例 は、 検 討 メンバーに 対 して、 国 土 交 通 省 担 当 官 が 熱 心<br />

に 各 企 業 の 経 営 層 に 働 きかけを 行 い、トップダウンにより 導 入 が 行 われようとし<br />

ている 事 例 である。<br />

今 後 、 他 の 地 場 建 設 企 業 がCI-NET 導 入 を 図 ろうとするうえで、 先 進 的 な 地 域 型<br />

のCI-NET 導 入 モデルとなるよう、 支 援 することとしている。<br />

58


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11. 情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.1 情 報 化 評 議 会 会 員 ( 企 業 ・ 団 体 )<br />

( 平 成 24 年 3 月 31 日 現 在 、 五 十 音 順 ・ 敬 称 略 )<br />

㈱ 朝 日 工 業 社<br />

( 社 ) 全 国 鉄 筋 工 事 業 協 会<br />

㈱ 穴 吹 工 務 店<br />

全 国 生 コンクリート 工 業 組 合 連 合 会<br />

安 藤 建 設 ㈱<br />

全 日 本 電 気 工 事 業 工 業 組 合 連 合 会<br />

NECソフト㈱<br />

大 成 温 調 ㈱<br />

㈱ 大 林 組<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

㈱ 奥 村 組<br />

ダイダン㈱<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

高 砂 熱 学 工 業 ㈱<br />

㈱かねこ<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

㈱ 関 電 工<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

北 保 証 サービス㈱<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱<br />

協 栄 産 業 ㈱<br />

東 洋 熱 工 業 ㈱<br />

㈱きんでん<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

飛 島 建 設 ㈱<br />

㈱ 建 設 経 営 サービス<br />

西 松 建 設 ㈱<br />

㈱ 建 設 総 合 サービス<br />

( 社 ) 日 本 機 械 土 工 協 会<br />

㈱ 弘 電 社<br />

( 社 ) 日 本 空 調 衛 生 工 事 業 協 会<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

( 社 ) 日 本 建 設 躯 体 工 事 業 団 体 連 合 会<br />

㈱コスモ・ソフト<br />

( 社 ) 日 本 建 築 士 事 務 所 協 会 連 合 会<br />

五 洋 建 設 ㈱<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 算 協 会<br />

㈱コンストラクション・イーシー・ドットコム 日 本 電 気 ㈱<br />

三 建 設 備 工 業 ㈱<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱<br />

㈱サンテック<br />

日 本 電 設 工 業 ㈱<br />

シーイーエヌソリューションズ㈱<br />

( 一 社 ) 日 本 電 設 工 業 協 会<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

㈱ 間 組<br />

消 防 施 設 工 事 協 会<br />

パティオシステムズ㈱<br />

新 日 本 空 調 ㈱<br />

㈱フジタ<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱<br />

富 士 通 ㈱<br />

須 賀 工 業 ㈱<br />

㈱ 富 士 通 マーケティング<br />

住 友 商 事 ㈱<br />

㈱ 不 動 テトラ<br />

住 友 電 設 ㈱<br />

前 田 建 設 工 業 ㈱<br />

㈱ 錢 高 組<br />

前 田 道 路 ㈱<br />

( 社 ) 全 国 建 設 業 協 会 三 井 住 友 建 設 ㈱<br />

( 社 ) 全 国 建 設 室 内 工 事 業 協 会 ㈱ 雄 電 社<br />

(66 法 人 )<br />

59


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2 情 報 化 評 議 会 および 各 委 員 会 名 簿<br />

11.2.1 情 報 化 評 議 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

議 長 東 京 都 市 大 学 学 長 中 村 英 夫<br />

政 策 委 員 長 北 海 道 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 准 教 授 高 野 伸 栄<br />

評 議 員 ㈱ 朝 日 工 業 社 技 術 企 画 部 長 谷 恵 介<br />

㈱ 穴 吹 工 務 店 情 報 システム 部 企 画 担 当 課 長<br />

植 松 章<br />

開 発 課<br />

安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 部 長 森 田 雅 支<br />

NECソフト㈱ 第 二 製 造 業 ソリューシ マネージャー 種 田 剛<br />

ョン 事 業 部 第 二 シス<br />

テムSIグループ<br />

㈱ 大 林 組<br />

本 社 グローバルICT 課 長<br />

五 十 嵐 治 世<br />

推 進 室 総 合 調 達 ソリュ<br />

ーション 課<br />

㈱ 奥 村 組<br />

管 理 本 部 情 報 システ 部 長<br />

五 十 嵐 善 一<br />

ム 部<br />

鹿 島 建 設 ㈱ ITソリューション 部 部 長 松 田 元 男<br />

㈱かねこ 代 表 取 締 役 社 長 金 子 靖<br />

㈱ 関 電 工<br />

常 務 取 締 役 、 技 村 野 佳 大<br />

術 ・ 事 業 開 発 本 部<br />

本 部 長 代 理<br />

協 栄 産 業 ㈱ ビジネスシステム 事 業 専 門 次 長<br />

山 田 茂 樹<br />

部 システム 技 術 グル<br />

ープ<br />

㈱きんでん 業 務 本 部 業 務 支 援 シ 部 長<br />

三 瀬 幸 綱<br />

ステム 部<br />

㈱ 熊 谷 組 管 理 本 部 管 理 部 担 当 部 長 鴫 原 功<br />

㈱ 弘 電 社 技 術 本 部 技 術 管 理 部 部 長 加 賀 谷 拓 治<br />

㈱ 鴻 池 組 建 築 本 部 工 務 管 理 部 長 深 澤 卓 司<br />

㈱コスモ・ソフト 取 締 役 部 長 飯 田 浩 美<br />

五 洋 建 設 ㈱ 経 営 管 理 本 部 経 営 企 ITグループ 長 大 久 保 光<br />

画 部 ITグループ<br />

㈱コンストラクシ<br />

代 表 取 締 役 常 務 石 黒 義 昭<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

総 務 部 長<br />

三 建 設 備 工 業 ㈱<br />

取 締 役 技 術 本 部 岡 崎 俊 春<br />

長<br />

㈱サンテック 技 術 管 理 部 積 算 グル<br />

ープ<br />

グループマネージ<br />

ャー<br />

栗 尾 紳 司<br />

60


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

シーイーエヌソリ<br />

代 表 取 締 役 社 長 米 村 敦<br />

ューションズ㈱<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 伊 藤 健 司<br />

消 防 施 設 工 事 協 会 事 務 局 長 伊 藤 英 雄<br />

新 日 本 空 調 ㈱ 営 業 本 部 営 業 企 画 部 部 長 木 屋 尾 和 之<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

須 賀 工 業 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 吉 本 敦<br />

住 友 商 事 ㈱<br />

理 事 金 属 総 括 部 堀 江 誠<br />

長<br />

住 友 電 設 ㈱ 情 報 システム 部 情 報 システム 部 長 三 原 敦 郎<br />

㈱ 錢 高 組 本 社 情 報 システム 部 部 長 堀 郁 朗<br />

( 社 ) 全 国 建 設 業 事 業 部 部 長 古 市 義 人<br />

協 会<br />

( 社 ) 全 国 建 設 室 日 本 建 工 ㈱ 代 表 取 締 役 社 長 横 手 幹 雄<br />

内 工 事 業 協 会<br />

( 社 ) 全 国 鉄 筋 工<br />

事 務 局 長<br />

花 山 良 男<br />

事 業 協 会<br />

全 国 生 コンクリー 総 務 企 画 部 係 長 橋 詰 均<br />

ト 工 業 組 合 連 合 会<br />

全 日 本 電 気 工 事 業 事 業 部 事 業 課 事 業 課 長 鷹 林 昭 仁<br />

工 業 組 合 連 合 会<br />

大 成 温 調 ㈱ 設 計 本 部 積 算 部 部 長 代 理 鈴 木 英 司<br />

大 成 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 情 報 企 画 部 長 柄 登 志 彦<br />

ダイダン㈱ 業 務 本 部 情 報 管 理 部 部 長 花 房 俊 治<br />

高 砂 熱 学 工 業 ㈱ 情 報 システム 本 部 本 部 長 原 口 久 雄<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ 所 長<br />

後 藤 尚 生<br />

ネジメントセンター<br />

東 急 建 設 ㈱ 管 理 本 部 経 営 企 画 部 部 長 山 内 直 行<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱ 事 務 管 理 部 長 澤 口 滋 樹<br />

東 洋 熱 工 業 ㈱ 経 営 統 轄 本 部 情 報 シ 副 技 師 長<br />

辻 谷 宣 宏<br />

ステム 室<br />

戸 田 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 海 保 幸 正<br />

飛 島 建 設 ㈱ 経 営 管 理 本 部 事 業 管 部 長<br />

成 田 和 夫<br />

理 部 情 報 システムグ<br />

ループ<br />

西 松 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 矢 口 弘<br />

( 社 ) 日 本 機 械 土 山 崎 建 設 ㈱ 管 理 本 部 担 当 課 長<br />

田 村 貞<br />

工 協 会<br />

業 務 管 理 部 情 報 シス<br />

テム 課<br />

( 社 ) 日 本 空 調 衛<br />

生 工 事 業 協 会<br />

三 機 工 業 ㈱ 技 術 統 括<br />

本 部 品 質 管 理 部<br />

部 長<br />

飯 田 徹<br />

61


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

オブザーバ<br />

ー<br />

( 社 ) 日 本 建 設 躯<br />

事 務 局 長<br />

藤 澤 俊<br />

体 工 事 業 団 体 連 合<br />

会<br />

( 社 ) 日 本 建 築 士<br />

会 長<br />

三 栖 邦 博<br />

事 務 所 協 会 連 合 会<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 事 務 局 次 長 塚 原 均<br />

算 協 会<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 二 製 造 営 業 部 ソリュ シニアマネージャ 板 倉 公 一<br />

ーション 推 進 部 ー<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ システム 開 発 部 部 長 高 橋 章<br />

日 本 電 設 工 業 ㈱ 営 業 統 括 本 部 設 計 ・ 部 長<br />

小 峯 隆 博<br />

積 算 課<br />

( 一 社 ) 日 本 電 設 栗 原 工 業 ㈱<br />

取 締 役 技 術 統 括 部 田 島 耕 一<br />

工 業 協 会<br />

長<br />

㈱ 間 組<br />

企 画 部 情 報 システム 室 長<br />

高 馬 洋 一<br />

室<br />

パティオシステム<br />

代 表 取 締 役 加 藤 重 雄<br />

ズ㈱<br />

㈱フジタ<br />

管 理 本 部 情 報 システ 主 席 コンサルタン 山 口 正 志<br />

ム 部<br />

ト<br />

富 士 通 ㈱<br />

産 業 ビジネス 本 部 エン 部 長<br />

春 山 秀 樹<br />

ジニアリング 統 括 営 業<br />

部 建 設 ・ 不 動 産 営 業<br />

部<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ビジネス 企 画 推 進 本 部 課 長<br />

鳥 塚 孝<br />

ィング<br />

クラウド 推 進 統 括 部<br />

クラウドソリューショ<br />

ン 推 進 部<br />

㈱ 不 動 テトラ 管 理 本 部 企 画 財 務 部 情 報 システム 課 長 水 江 洋 一<br />

前 田 建 設 工 業 ㈱ 情 報 システムサービス 部 長<br />

嶋 田 孝 司<br />

カンパニー<br />

前 田 道 路 ㈱ 管 理 本 部 経 理 部 電 課 長<br />

雫 石 文 利<br />

算 課<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 調 達 センター 土 木 調 課 長<br />

岩 戸 伸 泰<br />

達 グループ<br />

㈱ 雄 電 社 生 産 技 術 本 部 業 務 部 部 長 髙 野 聰<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

設 市 場 整 備 課<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 建 設 振 興 第 二 係 長 竹 居 雅 彦<br />

設 市 場 整 備 課<br />

国 土 交 通 省 大 臣 官 房 技 術 調 査 課 課 長 補 佐 榊 陽 一<br />

62


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.2 団 体 連 絡 会 構 成 メンバー<br />

社 団 法 人 全 国 建 設 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 中 小 建 設 業 協 会<br />

一 般 社 団 法 人 日 本 建 設 業 経 営 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 建 設 業 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 道 路 建 設 業 協 会<br />

社 団 法 人 建 設 コンサルタンツ 協 会<br />

消 防 施 設 工 事 協 会<br />

全 国 圧 接 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

全 国 管 工 事 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 建 設 機 械 器 具 リース 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 建 設 産 業 団 体 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 建 設 室 内 工 事 業 協 会<br />

社 団 法 人 建 設 産 業 専 門 団 体 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 測 量 設 計 業 協 会 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 タイル 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 地 質 調 査 業 協 会 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 中 小 建 築 工 事 業 団 体 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 鉄 筋 工 事 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 道 路 標 識 ・ 標 示 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 防 水 工 事 業 協 会<br />

全 国 マスチック 事 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 日 本 瓦 工 事 業 連 盟<br />

社 団 法 人 鉄 骨 建 設 業 協 会<br />

社 団 法 人 カーテンウォール・ 防 火 開 口 部 協 会<br />

日 本 外 壁 仕 上 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 機 械 土 工 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 橋 梁 建 設 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 空 調 衛 生 工 事 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 計 装 工 業 会<br />

日 本 建 設 インテリア 事 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 建 設 躯 体 工 事 業 団 体 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 建 設 大 工 工 事 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 建 築 板 金 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 左 官 業 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 造 園 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 タイル 煉 瓦 工 事 工 業 会<br />

一 般 社 団 法 人 日 本 電 設 工 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 塗 装 工 業 会<br />

社 団 法 人 日 本 鳶 工 業 連 合 会<br />

社 団 法 人 プレストレスト・コンクリート 建 設<br />

業 協 会<br />

63


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.3 政 策 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長 北 海 道 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 准 教 授 高 野 伸 栄<br />

委 員<br />

オブザーバ<br />

ー<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

㈱ 大 林 組<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

ITソリューション 部<br />

事 務 システムグループ<br />

本 社 グローバルICT<br />

推 進 室 情 報 セキュリテ<br />

ィ 管 理 課<br />

部 長<br />

次 長<br />

副 部 長<br />

田 中 龍 男<br />

加 藤 義 治<br />

丹 羽 克 彦<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 主 査 高 橋 康 行<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

社 長 室 情 報 企 画 部<br />

推 進 室<br />

推 進 室 長<br />

中 西 徳 明<br />

㈱CIラボ 代 表 取 締 役 山 下 純 一<br />

住 友 商 事 ㈱<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

㈱フジタ<br />

富 士 通 ㈱<br />

( 社 ) 全 国 建 設 業<br />

協 会<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積<br />

算 協 会<br />

( 一 社 ) 日 本 電 設<br />

工 業 協 会<br />

( 社 ) 日 本 建 築 士<br />

事 務 所 協 会 連 合<br />

( 社 ) 建 設 コンサ<br />

ルタンツ 協 会<br />

( 社 ) 日 本 空 調 衛<br />

生 工 事 業 協 会<br />

国 土 交 通 省<br />

国 土 交 通 省<br />

国 土 交 通 省<br />

金 属 総 括 部<br />

第 二 製 造 ソリューショ<br />

ン 事 業 部 ソリューシ<br />

ョン 推 進 部<br />

管 理 統 括 部 情 報 シス<br />

テム 部<br />

産 業 ビジネス 本 部 エン<br />

ジニアリング 統 括 営 業<br />

部 建 設 ・ 不 動 産 営 業<br />

部<br />

IT 統 括 チーム<br />

長<br />

マネージャー<br />

次 長<br />

部 長<br />

小 林 卓<br />

板 倉 公 一<br />

山 口 正 志<br />

春 山 秀 樹<br />

事 業 部 部 長 古 市 義 人<br />

栗 原 工 業 ㈱<br />

理 事<br />

取 締 役 技 術 統 括<br />

部 長<br />

松 並 孝 明<br />

田 島 耕 一<br />

㈱ 山 下 設 計 専 務 執 行 役 員 望 月 淳 一<br />

副 会 長 兼 専 務 理<br />

事<br />

藤 本 貴 也<br />

三 機 工 業 ㈱ 部 長 飯 田 徹<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場<br />

整 備 課<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場<br />

整 備 課<br />

大 臣 官 房<br />

企 画 専 門 官<br />

建 設 振 興 第 二 係<br />

長<br />

建 設 流 通 政 策 審<br />

議 官<br />

新 宅 幸 夫<br />

竹 居 雅 彦<br />

大 森 雅 夫<br />

64


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.4 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長 ㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ 部 長<br />

田 中 龍 男<br />

ネジメントセンター<br />

副 委 員 長 ㈱フジタ 管 理 本 部 情 報 システ 主 席 コンサルタン 山 口 正 志<br />

ム 部<br />

ト<br />

( 一 社 ) 日 本 電 設 栗 原 工 業 ㈱<br />

取 締 役 技 術 統 括 部 田 島 耕 一<br />

工 業 協 会<br />

長<br />

委 員 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

NECソフト㈱ 第 二 製 造 業 ソリューシ マネージャー 種 田 剛<br />

ョン 事 業 部 第 二 シス<br />

テムSIグループ<br />

㈱ 大 林 組<br />

グローバルICT 推 進 副 部 長<br />

丹 羽 克 彦<br />

室<br />

㈱ 奥 村 組<br />

管 理 本 部 情 報 システム 課 長<br />

飛 田 智<br />

部 システム 管 理 課<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 建 築 管 理 本 部 建 築 調 達 部 長<br />

平 野 隆<br />

部<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 建 築 管 理 本 部 建 築 調 課 長 代 理<br />

古 賀 達 雄<br />

達 部 企 画 ・ 調 査 グル<br />

ープ<br />

㈱かねこ 代 表 取 締 役 社 長 金 子 靖<br />

㈱ 関 電 工<br />

業 務 システム 部 業 務 副 長<br />

清 田 達<br />

システムチーム<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企 副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

画 室 情 報 グループ<br />

㈱ 弘 電 社<br />

内 線 事 業 本 部 営 業 統<br />

小 山 美 佐 子<br />

括 部<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 主 任<br />

竹 中 良 実<br />

建 築 システム 担 当<br />

五 洋 建 設 ㈱ 経 営 管 理 本 部 経 営 企 部 長<br />

原 本 雅 文<br />

画 部 ITグループ<br />

㈱コンストラクシ CIWEB 事 業 部 執 行 役 員 CIWE 宇 田 川 明<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

B 企 画 部 長<br />

㈱コンストラクシ CI-WEB 事 業 部 取 締 役 事 業 部 長 山 下 満 祥<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

㈱CIラボ 代 表 取 締 役 山 下 純 一<br />

65


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

ューションズ㈱<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 シニアエキスパー 朝 比 奈 裕 利<br />

ューションズ㈱<br />

ト<br />

清 水 建 設 ㈱ 建 築 事 業 本 部 調 達 総 部 長<br />

島 田 万 樹 彦<br />

合 センター 管 理 部<br />

新 日 本 空 調 ㈱ 営 業 本 部 営 業 企 画 部 部 長 木 屋 尾 和 之<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

須 賀 工 業 ㈱ 業 務 本 部 副 参 事 石 井 宣 之<br />

住 友 商 事 ㈱ 金 属 総 括 部 IT 総 括 チーム 長 小 林 卓<br />

全 国 生 コンクリー 総 務 企 画 部 係 長 橋 詰 均<br />

ト 工 業 組 合 連 合 会<br />

大 成 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 室 長<br />

成 瀬 亨<br />

企 画 室<br />

ダイダン㈱ 業 務 本 部 情 報 管 理 部 次 長 塚 本 栄 次<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 見 積 管 理 部 長 岡 本 敬 三<br />

東 急 建 設 ㈱ 建 築 総 本 部 建 築 本 部 担 当 課 長<br />

大 野 卓 哉<br />

見 積 部<br />

戸 田 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 原 価 主 管<br />

浅 野 広 興<br />

管 理 システムチーム<br />

( 社 ) 日 本 空 調 衛 三 機 工 業 ㈱ 技 術 統 括 主 任<br />

豊 野 元 久<br />

生 工 事 業 協 会 本 部 品 質 管 理 部<br />

日 本 電 気 ㈱ 製 造 ・ 装 置 業 ソリュー シニアマネージャ 有 海 篤 司<br />

ション 事 業 本 部 産 業 ソ<br />

リューション 事 業 部<br />

ー<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 二 製 造 ソリューショ 主 任<br />

河 崎 真 理<br />

ン 事 業 部 ソリューシ<br />

ョン 推 進 部<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 二 製 造 ・ 自 動 車 営 業 マネージャー 小 山 昇<br />

本 部 ソリューション<br />

推 進 部<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ システム 開 発 部 部 長 高 橋 章<br />

( 一 社 ) 日 本 電 設<br />

井 岡 良 文<br />

工 業 協 会<br />

パティオシステム<br />

代 表 取 締 役 加 藤 重 雄<br />

ズ㈱<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ソリューション 開 発 本 課 長 代 理<br />

岩 村 俊 毅<br />

ィング<br />

部 ITサービスセン<br />

ター IDCサービス<br />

部<br />

前 田 建 設 工 業 ㈱ 情 報 システムサービス<br />

カンパニー<br />

部 長<br />

嶋 田 孝 司<br />

66


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

オブザーバ<br />

ー<br />

前 田 道 路 ㈱ 管 理 本 部 経 理 部 電 課 長<br />

雫 石 文 利<br />

算 課<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 企 画 部 ITグループ 次 長 結 城 陽 治<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 調 達 センター 土 木 調<br />

達 グループ<br />

課 長<br />

岩 戸 伸 泰<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

設 市 場 整 備 課<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 建 設 振 興 第 二 係 長 竹 居 雅 彦<br />

設 市 場 整 備 課<br />

( 社 ) 日 本 建 設 業 事 業 グループ( 構 造 改 副 調 査 役<br />

和 田 卓 靖<br />

団 体 連 合 会 善 担 当 )<br />

11.2.4.1 設 備 見 積 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 ( 一 社 ) 日 本 電 設<br />

井 岡 良 文<br />

工 業 協 会<br />

メンバー ㈱ 朝 日 工 業 社 本 社 総 務 本 部 情 報 副 参 事<br />

長 堀 秀 之<br />

システム 部<br />

㈱ 朝 日 工 業 社 本 店 設 計 部 副 参 事 沢 田 徹<br />

安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

安 藤 建 設 ㈱ 首 都 圏 事 業 本 部 事 業<br />

鈴 木 孝 則<br />

統 括 室 設 備 部<br />

安 藤 建 設 ㈱ 首 都 圏 事 業 本 部 事 業 課 長<br />

神 崎 明 彦<br />

統 括 室 設 備 部<br />

安 藤 建 設 ㈱ 首 都 圏 事 業 本 部 事 業 課 長<br />

中 山 幹 也<br />

統 括 室 設 備 部<br />

㈱ 大 林 組<br />

東 京 本 店 建 築 事 業 部 設 課 長<br />

勝 野 一 郎<br />

備 部 設 備 第 四 課<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 建 築 管 理 本 部 建 築 設 次 長<br />

足 立 忠 郎<br />

備 部<br />

鹿 島 建 設 ㈱ ITソリューション 部 課 長<br />

伊 藤 功 也<br />

生 産 システムグループ<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 東 京 建 築 支 店 見 積 部 石 山 誠<br />

㈱ 関 電 工<br />

業 務 システム 部 業 務 副 長<br />

清 田 達<br />

システムチーム<br />

㈱ 関 電 工 購 買 部 購 買 チーム 石 井 浩 達<br />

㈱ 関 電 工<br />

営 業 統 轄 本 部 営 業 企 副 長<br />

木 下 伸 一 郎<br />

画 部 営 業 事 務 チーム<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 岡 泰 秀<br />

67


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

首 都 圏 支 店 建 築 事 業<br />

課 長<br />

高 木 正 晴<br />

部 建 築 部 積 算 グル<br />

ープ<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課<br />

主 任<br />

竹 中 良 実<br />

建 築 システム 担 当<br />

㈱コスモ・ソフト 取 締 役 部 長 飯 田 浩 美<br />

㈱コスモ・ソフト システム 開 発 室 取 締 役 室 長 吉 村 幸 治<br />

㈱コンストラクシ<br />

執 行 役 員 CIWE 小 橋 哲 朗<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

B 事 業 部 開 発 部 長<br />

三 建 設 備 工 業 ㈱ 東 京 支 店 見 積 部 次 長 伊 藤 淳 一<br />

㈱サンテック 技 術 管 理 部 積 算 グル グループマネージ 栗 尾 紳 司<br />

ープ<br />

ャー<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

ューションズ㈱<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 シニアエキスパー 朝 比 奈 裕 利<br />

ューションズ㈱<br />

ト<br />

清 水 建 設 ㈱ 設 備 技 術 部 技 術 品 質 主 査<br />

堀 山 剛<br />

グループ<br />

清 水 建 設 ㈱ 建 築 事 業 本 部 見 積 部<br />

下 村 麻 由 美<br />

設 備 第 1グループ<br />

新 日 本 空 調 ㈱ 営 業 本 部 営 業 企 画 部 部 長 木 屋 尾 和 之<br />

新 日 本 空 調 ㈱ 首 都 圏 事 業 本 部 購 買 課 長 代 理<br />

齋 藤 清<br />

センター 購 買 課<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

須 賀 工 業 ㈱ 業 務 本 部 副 参 事 石 井 宣 之<br />

須 賀 工 業 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 吉 本 敦<br />

須 賀 工 業 ㈱ 情 報 システム 部 高 梨 浩<br />

住 友 電 設 ㈱ 施 設 統 括 本 部 東 部 本 部 部 長<br />

藤 本 美 弘<br />

原 価 企 画 統 括 部 計 画 P<br />

M 部<br />

大 成 温 調 ㈱ 設 計 本 部 積 算 部 部 長 代 理 鈴 木 英 司<br />

大 成 建 設 ㈱ 設 備 本 部 設 備 部 設 部 長 ( 担 当 ) 秋 山 陽 一<br />

備 技 術 担 当<br />

ダイダン㈱ 業 務 本 部 情 報 管 理 部 課 長 代 理 中 川 龍 平<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 本 部 長 付 森 澤 敏 雄<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 見 積 管 理 部 長 岡 本 敬 三<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ プロジェクト 情 報 松 本 深<br />

ネジメントセンター ソリューション 担<br />

当<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 ㈱TAK-QS 設 備<br />

グループ<br />

淺 野 和 重<br />

68


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱ 積 算 部 積 算 課 担 当 課 長 清 水 敦 郎<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱ 事 務 管 理 部 システム 課 長<br />

芳 賀 和 広<br />

運 用 課<br />

東 洋 熱 工 業 ㈱ 経 営 統 轄 本 部 情 報 シ 副 技 師 長<br />

辻 谷 宣 宏<br />

ステム 室<br />

戸 田 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 原 価 主 管<br />

田 中 春 彦<br />

管 理 システムチーム<br />

( 社 ) 日 本 空 調 衛 三 機 工 業 ㈱ 技 術 統 括 主 幹<br />

江 本 惠 昭<br />

生 工 事 業 協 会 本 部 調 達 部<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 三 製 造 業 ソリューシ プロジェクトマネ 岩 永 崇<br />

ョン 事 業 部 建 設 ・ 設<br />

備 グループ<br />

ージャー<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 設 備 部 副 長 佐 藤 勝 則<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 設 備 部 副 長 石 島 功<br />

㈱フジタ<br />

首 都 圏 支 社 建 設 統 括<br />

松 本 真 幸<br />

部 設 備 部<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ソリューション 開 発 本 課 長 代 理<br />

岩 村 俊 毅<br />

ィング<br />

部 ITサービスセン<br />

ター IDCサービス<br />

部<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ビジネス 企 画 推 進 本 部 課 長<br />

鳥 塚 孝<br />

ィング<br />

クラウド 推 進 統 括 部<br />

クラウドソリューショ<br />

ン 推 進 部<br />

㈱ 雄 電 社 情 報 システム 部 部 長 栗 林 寛<br />

11.2.4.2 中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

メンバー 安 藤 建 設 ㈱ 石 浦 尚 樹<br />

因 幡 電 機 産 業 ㈱ 電 設 本 部 営 業 企 画 課 課 長 森 幹<br />

因 幡 電 機 産 業 ㈱<br />

営 業 本 部 営 業 企 画 部 安<br />

主 査<br />

吉 野 健 次<br />

全 管 理 課<br />

NECソフト㈱<br />

第 二 製 造 業 ソリューシ<br />

マネージャー<br />

種 田 剛<br />

ョン 事 業 部 第 二 シス<br />

テムSIグループ<br />

㈱ 奥 村 組<br />

管 理 本 部 情 報 システム<br />

課 長<br />

飛 田 智<br />

部 システム 管 理 課<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企<br />

副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

画 室 情 報 グループ<br />

69


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 主 任<br />

竹 中 良 実<br />

建 築 システム 担 当<br />

五 洋 建 設 ㈱ 本 社 購 買 部 課 長 大 野 誠 司<br />

五 洋 建 設 ㈱ 経 営 管 理 本 部 経 営 企 係 長<br />

丹 羽 一 人<br />

画 部 ITグループ<br />

㈱コンストラクシ システム 技 術 部 執 行 役 員 システ 村 井 裕 一<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

ム 技 術 部 長<br />

㈱コンストラクシ CIWEB 事 業 部 執 行 役 員 CIWE 宇 田 川 明<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

B 企 画 部 長<br />

㈱CIラボ 代 表 取 締 役 山 下 純 一<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

ューションズ㈱<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 シニアエキスパー 朝 比 奈 裕 利<br />

ューションズ㈱<br />

ト<br />

東 急 建 設 ㈱ 管 理 本 部 経 営 企 画 部<br />

谷 垣 直 樹<br />

事 業 管 理 グループ<br />

飛 島 建 設 ㈱ 経 営 管 理 本 部 事 業 管 部 長<br />

成 田 和 夫<br />

理 部 情 報 システムグ<br />

ループ<br />

飛 島 建 設 ㈱ 経 営 管 理 本 部 企 画 統 担 当 課 長<br />

鈴 木 秀 幸<br />

括 部 建 築 企 画 グルー<br />

プ 建 築 企 画 チーム<br />

西 松 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 矢 口 弘<br />

西 松 建 設 ㈱ 本 社 購 買 部 購 買 1 課 長 代 理<br />

本 多 克 行<br />

課<br />

日 本 電 気 ㈱ 製 造 ・ 装 置 業 ソリュー シニアマネージャ 有 海 篤 司<br />

ション 事 業 本 部 産 業 ソ<br />

リューション 事 業 部<br />

ー<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 二 製 造 ソリューショ 主 任<br />

河 崎 真 理<br />

ン 事 業 部 ソリューシ<br />

ョン 推 進 部<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 二 製 造 営 業 部 ソリュ シニアマネージャ 板 倉 公 一<br />

ーション 推 進 部 ー<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 二 製 造 ・ 自 動 車 営 業 マネージャー 小 山 昇<br />

本 部 ソリューション<br />

推 進 部<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ 事 業 開 発 部 事 業 企 画 室 長 木 下 寿 夫<br />

㈱フジタ<br />

建 築 本 部 原 価 積 算 統 主 席 コンサルタン 芳 賀 徹<br />

括 部<br />

ト<br />

㈱フジタ 調 達 本 部 調 達 部 次 長 中 島 秀 明<br />

70


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ<br />

ィング<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ<br />

ィング<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ<br />

ィング<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ<br />

ィング<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 ITサービスセン<br />

ター IDCサービス<br />

部<br />

課 長 代 理<br />

岩 村 俊 毅<br />

ビジネス 企 画 推 進 本 部 課 長<br />

鳥 塚 孝<br />

クラウド 推 進 統 括 部<br />

クラウドソリューショ<br />

ン 推 進 部<br />

ソリューション 開 発 本<br />

大 前 統 経<br />

部 ITサービスセン<br />

ター IDCサービス<br />

部<br />

アウトソーシングサー 課 長 代 理<br />

保 坂 正 樹<br />

ビスセンターIDCサ<br />

ービス 部<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 企 画 部 ITグループ 次 長 結 城 陽 治<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 調 達 センター 土 木 調 課 長<br />

岩 戸 伸 泰<br />

達 グループ<br />

71


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.5 標 準 化 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長 鹿 島 建 設 ㈱ ITソリューション 部 次 長<br />

加 藤 義 治<br />

事 務 システムグループ<br />

副 委 員 長 戸 田 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 イン チームリーダー 野 澤 功 一 瀧<br />

フラ 整 備 チーム<br />

委 員 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 課 長 安 保 篤 康<br />

㈱ 大 林 組<br />

本 社 グローバルICT 主 任<br />

深 谷 英 之<br />

推 進 室 総 合 調 達 ソリュ<br />

ーション 課<br />

㈱ 関 電 工<br />

業 務 システム 部 業 務 副 長<br />

清 田 達<br />

システムチーム<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 岡 泰 秀<br />

㈱コスモ・ソフト 取 締 役 部 長 飯 田 浩 美<br />

㈱コスモ・ソフト システム 開 発 室 取 締 役 室 長 吉 村 幸 治<br />

五 洋 建 設 ㈱ 経 営 管 理 本 部 経 営 企 部 長<br />

原 本 雅 文<br />

画 部 ITグループ<br />

㈱コンストラクシ システム 技 術 部 執 行 役 員 システ 村 井 裕 一<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

ム 技 術 部 長<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

ューションズ㈱<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 澤 彰<br />

ューションズ㈱<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

大 成 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 課 長 代 理<br />

島 田 裕 司<br />

企 画 室<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ 部 長<br />

田 中 龍 男<br />

ネジメントセンター<br />

( 社 ) 日 本 機 械 土 山 崎 建 設 ㈱ 管 理 本 部 担 当 課 長<br />

田 村 貞<br />

工 協 会<br />

業 務 管 理 部 情 報 シス<br />

テム 課<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 ㈱ 中 野 積 算 開 発 部 主 任 佐 藤 貴 一<br />

算 協 会<br />

日 本 電 気 ㈱ 製 造 ・ 装 置 業 ソリュー シニアマネージャ 有 海 篤 司<br />

ション 事 業 本 部 産 業 ソ<br />

リューション 事 業 部<br />

ー<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 二 製 造 営 業 部 ソリュ シニアマネージャ 板 倉 公 一<br />

ーション 推 進 部 ー<br />

( 一 社 ) 日 本 電 設<br />

工 業 協 会<br />

井 岡 良 文<br />

72


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

オブザーバ<br />

ー<br />

パティオシステム<br />

代 表 取 締 役 加 藤 重 雄<br />

ズ㈱<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 企 画 部 ITグループ 次 長 河 上 義 治<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

設 市 場 整 備 課<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 建 設 振 興 第 二 係 長 竹 居 雅 彦<br />

設 市 場 整 備 課<br />

( 社 ) 日 本 建 設 業 事 業 グループ( 構 造 改 副 調 査 役<br />

和 田 卓 靖<br />

団 体 連 合 会 善 担 当 )<br />

11.2.5.1 ビジネスプロトコルメンテナンスWG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 戸 田 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 イン チームリーダー 野 澤 功 一 瀧<br />

フラ 整 備 チーム<br />

メンバー 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 課 長 安 保 篤 康<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 建 築 管 理 本 部 建 築 設 次 長<br />

足 立 忠 郎<br />

備 部<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 東 京 建 築 支 店 見 積 部 石 山 誠<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 主 任<br />

竹 中 良 実<br />

建 築 システム 担 当<br />

㈱コンストラクシ システム 技 術 部 執 行 役 員 システ 村 井 裕 一<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

ム 技 術 部 長<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 澤 彰<br />

ューションズ㈱<br />

( 一 社 ) 日 本 電 設<br />

工 業 協 会<br />

井 岡 良 文<br />

73


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.6 LiteS 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長 ㈱ 大 林 組 グローバルICT 推 進 副 部 長<br />

丹 羽 克 彦<br />

室<br />

副 委 員 長 ㈱CIラボ 代 表 取 締 役 山 下 純 一<br />

委 員 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

NECソフト㈱ 第 二 製 造 業 ソリューシ マネージャー 種 田 剛<br />

ョン 事 業 部 第 二 シス<br />

テムSIグループ<br />

㈱ 大 林 組<br />

本 社 グローバルICT 担 当 課 長<br />

宮 崎 勇 輔<br />

推 進 室 総 合 調 達 ソリュ<br />

ーション 課<br />

鹿 島 建 設 ㈱ ITソリューション 部 次 長<br />

加 藤 義 治<br />

事 務 システムグループ<br />

㈱ 関 電 工<br />

業 務 システム 部 業 務 副 長<br />

清 田 達<br />

システムチーム<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企 副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

画 室 情 報 グループ<br />

㈱ 熊 谷 組 建 築 事 業 本 部 購 買 部 担 当 課 長 鈴 木 隆 文<br />

㈱コンストラクシ システム 技 術 部 執 行 役 員 システ 村 井 裕 一<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

ム 技 術 部 長<br />

㈱コンストラクシ<br />

執 行 役 員 CIWE 小 橋 哲 朗<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

B 事 業 部 開 発 部 長<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

ューションズ㈱<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 澤 彰<br />

ューションズ㈱<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 新 原 主 査<br />

富 樫 正 明<br />

価 管 理 システム 開 発 グ<br />

ループ<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

住 友 商 事 ㈱ 金 属 総 括 部 IT 総 括 チーム 長 小 林 卓<br />

全 国 生 コンクリー 総 務 企 画 部 係 長 橋 詰 均<br />

ト 工 業 組 合 連 合 会<br />

大 成 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 室 長<br />

成 瀬 亨<br />

企 画 室<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 本 部 長 付 森 澤 敏 雄<br />

74


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

オブザーバ<br />

ー<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ 部 長<br />

田 中 龍 男<br />

ネジメントセンター<br />

戸 田 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 原 価 主 管<br />

浅 野 広 興<br />

管 理 システムチーム<br />

西 松 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 情 報 課 長 代 理<br />

堀 泰 久<br />

システム 課<br />

日 本 電 気 ㈱ 製 造 ・ 装 置 業 ソリュー シニアマネージャ 有 海 篤 司<br />

ション 事 業 本 部 産 業 ソ<br />

リューション 事 業 部<br />

ー<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ システム 開 発 部 部 長 高 橋 章<br />

( 一 社 ) 日 本 電 設<br />

井 岡 良 文<br />

工 業 協 会<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ソリューション 開 発 本 課 長 代 理<br />

岩 村 俊 毅<br />

ィング<br />

部 ITサービスセン<br />

ター IDCサービス<br />

部<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ソリューション 開 発 本 センター 長 鎌 田 泉<br />

ィング<br />

部 ITサービスセン<br />

ター<br />

㈱ 雄 電 社 情 報 システム 部 部 長 栗 林 寛<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

設 市 場 整 備 課<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建<br />

設 市 場 整 備 課<br />

建 設 振 興 第 二 係 長 竹 居 雅 彦<br />

11.2.6.1 LiteS 規 約 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

副 主 査 ㈱ 富 士 通 マーケテ ソリューション 開 発 本 課 長 代 理<br />

岩 村 俊 毅<br />

ィング<br />

部 ITサービスセン<br />

ター IDCサービス<br />

部<br />

メンバー ㈱ 大 林 組 本 社 グローバルICT 担 当 課 長<br />

宮 崎 勇 輔<br />

推 進 室 総 合 調 達 ソリュ<br />

ーション 課<br />

㈱ 奥 村 組<br />

管 理 本 部 情 報 システム 課 長<br />

飛 田 智<br />

部 システム 管 理 課<br />

鹿 島 建 設 ㈱ IITソリューション<br />

鈴 木 康 之<br />

部 事 務 システムグル<br />

ープ<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 岡 泰 秀<br />

75


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企 副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

画 室 情 報 グループ<br />

㈱ 熊 谷 組 建 築 事 業 本 部 購 買 部 担 当 課 長 鈴 木 隆 文<br />

㈱コスモ・ソフト 取 締 役 部 長 飯 田 浩 美<br />

㈱コスモ・ソフト システム 開 発 室 取 締 役 室 長 吉 村 幸 治<br />

㈱コンストラクシ システム 技 術 部 執 行 役 員 システ 村 井 裕 一<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

ム 技 術 部 長<br />

㈱コンストラクシ CIWEB 事 業 部 執 行 役 員 CIWE 宇 田 川 明<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

B 企 画 部 長<br />

三 建 設 備 工 業 ㈱ 東 京 支 店 見 積 部 次 長 伊 藤 淳 一<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 澤 彰<br />

ューションズ㈱<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 新 原 主 査<br />

富 樫 正 明<br />

価 管 理 システム 開 発 グ<br />

ループ<br />

大 成 建 設 ㈱ 建 築 本 部 建 築 部 調 課 長<br />

山 本 広 行<br />

達 担 当<br />

高 砂 熱 学 工 業 ㈱ 経 営 企 画 本 部 営 業 企 画 参 事<br />

倉 片 伸 雄<br />

部<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ プロジェクト 情 報 由 井 俊 次<br />

ネジメントセンター ソリューション 担<br />

当 副 部 長<br />

戸 田 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 原 価 主 管<br />

田 中 春 彦<br />

管 理 システムチーム<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 三 製 造 業 ソリューシ プロジェクトマネ 岩 永 崇<br />

ョン 事 業 部 建 設 ・ 設<br />

備 グループ<br />

ージャー<br />

㈱フジタ<br />

経 営 本 部 情 報 システ<br />

ム 部<br />

次 長<br />

笹 島 真 一<br />

11.2.6.2 技 術 検 討 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 ㈱CIラボ 代 表 取 締 役 山 下 純 一<br />

メンバー 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 課 長 安 保 篤 康<br />

㈱ 大 林 組<br />

本 社 グローバルICT 副 課 長<br />

望 月 政 宏<br />

推 進 室 総 合 調 達 ソリュ<br />

ーション 課<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 岡 泰 秀<br />

76


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企 副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

画 室 情 報 グループ<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 主 任<br />

竹 中 良 実<br />

建 築 システム 担 当<br />

㈱コンストラクシ システム 技 術 部 執 行 役 員 システ 村 井 裕 一<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

ム 技 術 部 長<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

ューションズ㈱<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 澤 彰<br />

ューションズ㈱<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 主 査 川 口 秀 樹<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 生 産 主 査<br />

高 橋 郁 雄<br />

系 システム 開 発 グルー<br />

プ<br />

大 成 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 課 長 代 理<br />

島 田 裕 司<br />

企 画 室<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ プロジェクト 情 報 由 井 俊 次<br />

ネジメントセンター ソリューション 担<br />

当 副 部 長<br />

戸 田 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 原 価 主 管<br />

田 中 春 彦<br />

管 理 システムチーム<br />

日 本 電 気 ㈱ 製 造 ・ 装 置 業 ソリュー シニアマネージャ 有 海 篤 司<br />

ション 事 業 本 部 産 業 ソ<br />

リューション 事 業 部<br />

ー<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 三 製 造 業 ソリューシ プロジェクトマネ 岩 永 崇<br />

ョン 事 業 部 建 設 ・ 設<br />

備 グループ<br />

ージャー<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ 事 業 開 発 部 事 業 企 画 室 長 木 下 寿 夫<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ 企 画 総 務 部 事 業 企 画 チーフ<br />

平 尾 仁<br />

室<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ソリューション 開 発 本 課 長 代 理<br />

岩 村 俊 毅<br />

ィング<br />

部 ITサービスセン<br />

ター IDCサービス<br />

部<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ<br />

ィング<br />

アウトソーシングサー<br />

ビスセンターIDCサ<br />

ービス 部<br />

課 長 代 理<br />

保 坂 正 樹<br />

77


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.6.3 建 築 見 積 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 ㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 本 部 長 付 森 澤 敏 雄<br />

メンバー ㈱ 奥 村 組 東 日 本 支 社 原 価 部 主 任 西 山 佳 延<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企 副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

画 室 情 報 グループ<br />

㈱コンストラクシ<br />

執 行 役 員 CIWE 小 橋 哲 朗<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

B 事 業 部 開 発 部 長<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 澤 彰<br />

ューションズ㈱<br />

大 成 建 設 ㈱ 建 築 本 部 積 算 部 管 次 長 チームリーダ 濱 田 修 嗣<br />

理 担 当<br />

ー<br />

東 急 建 設 ㈱ 建 築 総 本 部 建 築 本 部<br />

田 中 敏 浩<br />

見 積 部 工 務 企 画 グル<br />

ープ<br />

西 松 建 設 ㈱ 関 東 建 築 支 店 建 築 部 担 当 部 長 古 家 久 夫<br />

㈱ 大 林 組<br />

東 京 本 店 建 築 事 業 部<br />

見 積 第 二 部<br />

副 部 長<br />

五 十 嵐 喜 久<br />

雄<br />

鹿 島 建 設 ㈱ ITソリューション 部 課 長<br />

伊 藤 功 也<br />

生 産 システムグループ<br />

協 栄 産 業 ㈱ ビジネスシステム 事 業 専 門 次 長<br />

山 田 茂 樹<br />

部 システム 技 術 グル<br />

ープ<br />

協 栄 産 業 ㈱ ソリューション 事 業 部 専 任 課 長<br />

弘 瀬 道 夫<br />

建 設 ソリューション 部<br />

営 業 第 一 課<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 主 任<br />

竹 中 良 実<br />

建 築 システム 担 当<br />

清 水 建 設 ㈱ 建 築 事 業 本 部 見 積 部 OAグループ 長 吉 井 構 造<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 営 業 本 部 部 長 白 谷 美 知 博<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 ㈱TAK-QS 設 備<br />

淺 野 和 重<br />

グループ<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 技 建 工 務 ㈱ 代 表 取 締 役 佐 藤 健 一<br />

算 協 会<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 ㈱ 中 野 積 算 開 発 部 主 任 佐 藤 貴 一<br />

算 協 会<br />

㈱バル・システム<br />

斉 藤 一 敏<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 積 算 部 担 当 課 長 篠 崎 英 之<br />

オブザーバ<br />

ー<br />

株 式 会 社 日 積 サー<br />

ベイ<br />

開 発 部 課 長 代 理 水 嶋 和 伸<br />

78


79<br />

情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.7 調 査 技 術 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長 清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 主 査 高 橋 康 行<br />

副 委 員 長 ( 社 ) 日 本 空 調 衛 三 機 工 業 ㈱CSR 推 進 室 長<br />

青 木 伸 一<br />

生 工 事 業 協 会 本 部 情 報 システム 室<br />

委 員 ㈱ 朝 日 工 業 社 本 社 総 務 本 部 情 報 部 長<br />

船 戸 守<br />

システム 部<br />

㈱ 大 林 組<br />

本 社 グローバルICT 担 当 課 長<br />

宮 崎 勇 輔<br />

推 進 室 総 合 調 達 ソリュ<br />

ーション 課<br />

鹿 島 建 設 ㈱ IITソリューション 課 長<br />

飯 野 克 則<br />

部 事 務 システムグル<br />

ープ<br />

㈱コンストラクシ CIWEB 事 業 部 執 行 役 員 CIWE 宇 田 川 明<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

B 企 画 部 長<br />

㈱サンテック 技 術 管 理 部 積 算 グル グループマネージ 栗 尾 紳 司<br />

ープ<br />

ャー<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 シニアエキスパー 朝 比 奈 裕 利<br />

ューションズ㈱<br />

ト<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 生 産 グループ 長 宮 宗 和 彦<br />

系 システム 開 発 グルー<br />

プ<br />

大 成 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 課 長<br />

国 見 肇<br />

推 進 室<br />

㈱ 大 成 情 報 システ 建 築 システムグループ 課 長 国 見 肇<br />

ム<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ 課 長 代 理 プロジェ 石 田 智 行<br />

ネジメントセンター クト 情 報 ソリュー<br />

ション 担 当<br />

東 急 建 設 ㈱ 建 築 総 本 部 建 築 本 部 グループリーダー 矢 代 彰 紀<br />

建 築 部 事 業 推 進 グル<br />

ープ<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 技 建 工 務 ㈱ 代 表 取 締 役 佐 藤 健 一<br />

算 協 会<br />

日 本 電 気 ㈱ 製 造 ・ 装 置 業 ソリュー シニアマネージャ 有 海 篤 司<br />

ション 事 業 本 部 産 業 ソ<br />

リューション 事 業 部<br />

ー<br />

日 本 電 気 ㈱ 第 二 製 造 営 業 部 ソリュ シニアマネージャ 板 倉 公 一<br />

ーション 推 進 部 ー<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ 事 業 開 発 部 事 業 企 画 室 長 木 下 寿 夫<br />

80


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

オブザーバ<br />

ー<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ システム 開 発 部 部 長 高 橋 章<br />

㈱フジタ<br />

管 理 本 部 情 報 システ<br />

ム 部<br />

主 席 コンサルタン<br />

ト<br />

山 口 正 志<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

設 市 場 整 備 課<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 建 設 振 興 第 二 係 長 竹 居 雅 彦<br />

設 市 場 整 備 課<br />

81


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.8 広 報 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長 大 成 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 推 進 室 長<br />

中 西 徳 明<br />

推 進 室<br />

副 委 員 長 日 本 電 気 ㈱ 製 造 ・ 装 置 業 ソリュー シニアマネージャ 有 海 篤 司<br />

ション 事 業 本 部 産 業 ソ<br />

リューション 事 業 部<br />

ー<br />

委 員 NECソフト㈱ 第 二 製 造 業 ソリューシ マネージャー 種 田 剛<br />

ョン 事 業 部 第 二 シス<br />

テムSIグループ<br />

㈱ 大 林 組<br />

㈱オーク 情 報 システム 部 長<br />

友 村 大 海<br />

OC-COMETサー<br />

ビス 部<br />

鹿 島 建 設 ㈱ IITソリューション<br />

内 村 純<br />

部 生 産 システムグル<br />

ープ<br />

㈱きんでん 東 京 本 社 東 京 営 業 本 次 長<br />

辰 井 裕 二<br />

部 業 務 企 画 部<br />

㈱コンストラクシ CIWEB 事 業 部 執 行 役 員 CIWE 宇 田 川 明<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

B 企 画 部 長<br />

シーイーエヌソリ ソリューション 推 進 部 シニアエキスパー 朝 比 奈 裕 利<br />

ューションズ㈱<br />

ト<br />

清 水 建 設 ㈱ 建 築 事 業 本 部 調 達 総 部 長<br />

島 田 万 樹 彦<br />

合 センター 管 理 部<br />

全 日 本 電 気 工 事 業<br />

理 事 事 務 局 長 五 十 畑 正 美<br />

工 業 組 合 連 合 会<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ 課 長 代 理 プロジェ 石 田 智 行<br />

ネジメントセンター クト 情 報 ソリュー<br />

ション 担 当<br />

富 士 通 ㈱<br />

産 業 ビジネス 本 部 エン 部 長<br />

春 山 秀 樹<br />

ジニアリング 統 括 営 業<br />

部 建 設 ・ 不 動 産 営 業<br />

部<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ソリューション 開 発 本 課 長 代 理<br />

岩 村 俊 毅<br />

ィング<br />

部 ITサービスセン<br />

ター IDCサービス<br />

部<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ<br />

ィング<br />

マーケティング 本 部<br />

クラウドサービス 推 進<br />

部<br />

藤 崎 隆<br />

82


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

オブザーバ<br />

ー<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ビジネス 企 画 推 進 本 部 課 長<br />

鳥 塚 孝<br />

ィング<br />

クラウド 推 進 統 括 部<br />

クラウドソリューショ<br />

ン 推 進 部<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 企 画 部 ITグループ 課 長 嶋 田 英 樹<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

設 市 場 整 備 課<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 建 設 振 興 第 二 係 長 竹 居 雅 彦<br />

設 市 場 整 備 課<br />

11.2.8.1 広 報 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 大 成 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 推 進 室 長<br />

中 西 徳 明<br />

推 進 室<br />

メンバー NECソフト㈱ 第 二 製 造 業 ソリューシ マネージャー 種 田 剛<br />

ョン 事 業 部 第 二 シス<br />

テムSIグループ<br />

㈱ 大 林 組<br />

㈱オーク 情 報 システム 部 長<br />

友 村 大 海<br />

OC-COMETサー<br />

ビス 部<br />

㈱きんでん 東 京 本 社 東 京 営 業 本 次 長<br />

辰 井 裕 二<br />

部 業 務 企 画 部<br />

㈱コンストラクシ CIWEB 事 業 部 執 行 役 員 CIWE 宇 田 川 明<br />

ョン・イーシー・<br />

ドットコム<br />

B 企 画 部 長<br />

清 水 建 設 ㈱ 建 築 事 業 本 部 調 達 総 部 長<br />

島 田 万 樹 彦<br />

合 センター 管 理 部<br />

全 日 本 電 気 工 事 業<br />

理 事 事 務 局 長 五 十 畑 正 美<br />

工 業 組 合 連 合 会<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 インフォメーションマ 課 長 代 理 プロジェ 石 田 智 行<br />

ネジメントセンター クト 情 報 ソリュー<br />

ション 担 当<br />

日 本 電 気 ㈱ 製 造 ・ 装 置 業 ソリュー シニアマネージャ 有 海 篤 司<br />

ション 事 業 本 部 産 業 ソ<br />

リューション 事 業 部<br />

ー<br />

富 士 通 ㈱<br />

産 業 ビジネス 本 部 エン<br />

ジニアリング 統 括 営 業<br />

部 建 設 ・ 不 動 産 営 業<br />

部<br />

部 長<br />

春 山 秀 樹<br />

83


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ソリューション 開 発 本 課 長 代 理<br />

岩 村 俊 毅<br />

ィング<br />

部 ITサービスセン<br />

ター IDCサービス<br />

部<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ マーケティング 本 部<br />

藤 崎 隆<br />

ィング<br />

クラウドサービス 推 進<br />

部<br />

㈱ 富 士 通 マーケテ ビジネス 企 画 推 進 本 部 課 長<br />

鳥 塚 孝<br />

ィング<br />

クラウド 推 進 統 括 部<br />

クラウドソリューショ<br />

ン 推 進 部<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 企 画 部 ITグループ 課 長 嶋 田 英 樹<br />

84


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.9 事 務 局<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

事 務 局 ( 財 ) 建 設 業 振 興<br />

基 金<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 セ<br />

ンター<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 セ<br />

ンター<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 セ<br />

ンター<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 セ<br />

ンター<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 セ<br />

ンター<br />

専 務 理 事<br />

大 八 木 勝 彦<br />

理 事<br />

永 井 仁 一<br />

部 長<br />

枝 川 眞 弓<br />

次 長<br />

篠 原 敬<br />

上 席 調 査 役 帆 足 弘 治<br />

参 事<br />

秋 山 健<br />

専 門 役<br />

山 中 隆<br />

㈱ 三 菱 総 合 研 究 所 情 報 通 信 政 策 研 究 本 部 本 部 長 中 村 秀 治<br />

地 域 経 営 研 究 本 部 情<br />

報 ・データ 戦 略 コンサ 主 席 研 究 員 林 典 之<br />

ルティンググループ<br />

未 来 情 報 解 析 センター 主 任 研 究 員 瀬 楽 丈 夫<br />

未 来 情 報 解 析 センター 研 究 員 小 原 太<br />

未 来 情 報 解 析 センター 研 究 員 小 関 悠<br />

85


12. 資 料<br />

87


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

12.1 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

建 築 積 算 データチェックツール<br />

操 作 説 明 書<br />

2012 年 3 月 30 日<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

89


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

90


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

目<br />

次<br />

1.セットアップの 方 法 1<br />

2. 建 築 積 算 メッセージデータのチェック 3<br />

3.エラーリストExcel 出 力 7<br />

4.ビューワー 表 示 9<br />

5.Excelファイル 出 力 11<br />

6.データ 変 換 13<br />

91


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

92


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

1.セットアップの 方 法<br />

1Setup.exeをダブルクリックします。<br />

2「ようこそ」 画 面 が 表 示 されるので、[ 次 へ(N)]をクリックします。<br />

3「インストールフォルダの 選 択 」 画 面 が 表 示 されるので、フォルダを 確 認 し、[ 次 へ(N)]を<br />

クリックします。<br />

93


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

4「インストールの 確 認 」 画 面 が 表 示 されるので、[ 次 へ(N)]をクリックします。<br />

5インストールが 完 了 したら、[ 閉 じる(C)]をクリックします。<br />

※ 既 定 のインストール 先<br />

WindowsXP : C:\Documents and Settings\*****\Application Data\ 建 築 積 算 データ<br />

チェックツール<br />

Windows Vista : C:\ユーザー\*****\AppData\Roaming\ 建 築 積 算 データチェックツール<br />

Windows7 : C:\ユーザー\*****\ 建 築 積 算 データチェックツール<br />

(*****はユーザーアカウント 名 )<br />

94


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

2. 建 築 積 算 メッセージデータのチェック<br />

1デスクトップから 本 システムのアイコンをダブルクリックで 起 動 します。<br />

2 初 期 画 面 が 表 示 されるので、 参 照 ボタンをクリックします。<br />

3ファイルを 選 択 して[ 開 く(O)]をクリックします。<br />

95


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

4データが 表 示 されるので、データチェックボタンをクリックします。<br />

96


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

5エラーがあると、エラーメッセージが 表 示 されます。<br />

エラーが 存 在 する 場 合 、<br />

・エラーがあると、ビューワー 画 面 やデータ 変 換 は 実 行 できません。<br />

・ 本 システムではデータを 修 正 することはできません。ファイル 出 力 元 のシステムで 正 しい<br />

ファイルを 出 力 し 直 してください。<br />

97


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

※ソート 機 能<br />

列 タイトル 部 の<br />

マークをクリックすると、この 列 の 昇 順 / 降 順 で 並 び 変 わります。<br />

※オートフィルタ 機 能<br />

列 タイトル 部 の マークをクリックすると、この 列 に 出 現 するデータの 一 覧 が 表 示 されます。<br />

この 中 から 選 択 することにより、 選 択 した 内 容 のデータだけを 抽 出 して 表 示 します。<br />

モルタル 金 鏝 だけ<br />

98


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

3.エラーリストExcelファイル 出 力<br />

1 初 期 画 面 で、データチェックボタン 押 下 後 、、エラーリストExcel 出 力 をクリックします。<br />

(データチェックでエラーがある 時 だけ、エラーリストExcel 出 力 ボタンがクリックできます)<br />

99


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

2 出 力 先 を 指 定 して、 保 存 ボタンをクリックします。<br />

3 完 了 メッセージが 表 示 されるので、ファイルを 開 く 場 合 は「はい」、 開 かない 場 合 は「いいえ」<br />

をクリックします。<br />

※ 用 紙 サイズはA4 横 で 出 力 されます。<br />

100


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

4.ビューワー 表 示<br />

1ビューワーボタンをクリックします。<br />

(データチェックでエラーがない 時 だけ、ビューワーボタンがクリックできます)<br />

2 集 計 表 画 面 が 表 示 されます。<br />

101


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

3 画 面 左 のツリー 部 をクリックすることにより、 選 択 した 階 層 の 集 計 表 が 表 示 されます。<br />

表 示 したい 階 層<br />

をクリックする<br />

102


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

5.Excelファイル 出 力<br />

1ビューワー 画 面 でExcelファイル 出 力 ボタンをクリックします。<br />

103


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

2 出 力 先 を 指 定 して、 保 存 ボタンをクリックします。<br />

3 完 了 メッセージが 表 示 されるので、ファイルを 開 く 場 合 は「はい」、 開 かない 場 合 は「いいえ」<br />

をクリックします。<br />

※ 用 紙 サイズはA4 横 で 出 力 されます。<br />

※250 列 を 超 える 場 合 は、 次 シートに 表 示 されます<br />

104


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

6.データ 変 換<br />

1 初 期 画 面 でデータ 変 換 ボタンをクリックします。<br />

2データ 変 換 指 示 画 面 が 表 示 されるので、 設 定 後 OKボタンをクリックします。<br />

・ 工 事 名 称<br />

BCS.CSVファイルの 先 頭 行 に 登 録 されます。<br />

・ 出 力 先<br />

ファイルの 出 力 先 を 指 定 します。<br />

・ファイル 形 式<br />

ファイル 形 式 を 選 択 します。<br />

※「CI-NET Lites 互 換 中 間 ファイル」を 選 択 した 時 は、cim******.txtと<br />

cih******.csvの2ファイルが 出 力 されます。<br />

(******は 画 面 で 入 力 した 工 事 名 称 )<br />

※「BCS.CSV 互 換 中 間 ファイル」を 選 択 した 時 は、cim******.txtと<br />

cih******.csvの2ファイルが 出 力 されます。<br />

(******は 画 面 で 入 力 した 工 事 名 称 )<br />

105


資 料 / 建 築 積 算 データチェックツール 操 作 説 明 書<br />

本 操 作 説 明 書 を 利 用 する 場 合 あるいはソフト 等 を 開 発 し 販 売 を 行 う 場 合<br />

( 製 品 の 販 売 を 目 的 とした 開 発 )は、 事 前 にご 相 談 ください<br />

建 築 積 算 データチェックツール<br />

操 作 説 明 書<br />

平 成 24 年 3 月 30 日 発 行<br />

【 禁 無 断 転 載 】<br />

発 行<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

〒105-0001 東 京 都 港 区 虎 ノ 門 4-2-12<br />

虎 ノ 門 4 丁 目 MTビル 2 号 館<br />

Tel.03-5473-4573<br />

Fax.03-5473-4580<br />

電 子 メール ci-net@kensetsu-kikin.or.jp<br />

106


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

12.2 CI-NET/C-CADEC シンポジウムの 概 要 および<br />

来 場 者 アンケート 結 果<br />

12.2.1 概 要<br />

(1) 来 賓 挨 拶 「 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 」<br />

国 土 交 通 省 建 設 流 通 政 策 審 議 官 佐 々 木 基 氏<br />

○ 建 設 産 業 をとりまく 状 況<br />

建 設 産 業 をとりまく 状 況 は 非 常 に 厳 しく、 建 設 投 資 額 は 大 幅 に 減 少 して<br />

おり、 平 成 4 年 のピーク 時 と 比 べ、 半 分 程 度 となっています。そうした 状 況 の 中 、それに<br />

見 合 う 形 で 人 や 機 械 を 減 らしていくことにより、 企 業 が 零 細 化 し、 利 益 率 が 下 がるといっ<br />

た 悪 循 環 に 陥 っています。その 結 果 として、 地 域 のインフラ 設 備 もなかなか 維 持 できない<br />

という 状 況 になっています。<br />

しかしながら、 平 成 24 年 度 の 公 共 事 業 予 算 においては、 復 旧 ・ 復 興 予 算 を 含 め、5.5 兆<br />

円 、また 5 年 間 の 復 旧 ・ 復 興 対 策 の 予 算 規 模 は、19 兆 円 程 度 ということで 決 定 しており、<br />

建 設 投 資 額 の 減 少 については、 下 げ 止 まりといった 状 況 になっています。<br />

○ 復 旧 ・ 復 興 事 業 における 課 題 への 取 り 組 み<br />

被 災 地 で 円 滑 な 復 興 事 業 を 行 うためには、 技 術 者 ・ 技 能 者 の 不 足 や 労 務 費 や 資 材 費 の 高<br />

騰 といった 状 況 の 中 で、どう 対 処 していくかが 大 きな 課 題 です。 本 日 は、 代 表 的 な 施 策 を<br />

2 つご 紹 介 させていただきます。<br />

1 つ 目 は、 復 興 JV 制 度 の 創 設 です。 復 興 事 業 は、 地 元 の 建 設 業 の 方 々が 中 心 となって<br />

実 施 していますが、 仕 事 量 が 非 常 に 多 く、 地 元 企 業 だけでは 復 興 ができません。そこで、<br />

現 場 に 詳 しい 地 元 企 業 の 方 がリードしつつ、 被 災 地 以 外 の 企 業 の 方 と 協 力 して 頂 くととも<br />

に、 必 要 な 技 術 者 はその 地 域 以 外 の 企 業 の 方 からも 支 援 をいただくといった 新 たな 制 度 と<br />

して、 復 興 JVを 創 設 しようと 考 えています。<br />

2 つ 目 は、 労 務 単 価 の 適 切 な 設 定 です。 非 常 時 における 労 務 単 価 の 上 昇 が 著 しい 状 況 で<br />

は、 市 場 に 見 合 った 単 価 を 設 定 しなければなりませんが、 現 在 、 実 施 している 年 1 回 の 詳<br />

細 な 調 査 では 実 態 を 捕 捉 できないと 認 識 しています。したがって、 今 回 、 被 災 地 について<br />

は、 簡 便 な 方 法 により 新 しい 単 価 を 設 定 いたしました。 現 在 、 被 災 地 の 周 辺 についても 調<br />

査 中 ですが、 今 後 、 急 激 な 上 昇 があれば、それに 対 応 できるような 体 制 にしたいと 思 って<br />

おります。 今 後 、 首 都 圏 の 直 下 型 地 震 や 東 海 ・ 東 南 海 地 震 などにより、かなりの 確 率 で 大<br />

災 害 に 見 舞 われる 可 能 性 があります。それらに 対 応 するためにはこれらの 取 組 が 有 効 だろ<br />

うと 思 っています。<br />

○ 大 震 災 以 後 の 情 勢 の 変 化 について<br />

大 震 災 を 受 けて、 大 きく 変 わっていくだろうと 考 えていることの 中 で、2 点 ご 紹 介 しま<br />

107


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

す。<br />

1 点 目 が 耐 震 についてです。 日 本 の 耐 震 技 術 は 非 常 に 高 いのですが、 古 い 建 物 等 は 依 然<br />

として 耐 震 化 を 行 っておらず、 今 後 、 耐 震 化 への 関 心 が 高 まると 考 えています。よって、<br />

耐 震 化 に 関 して、 大 きな 需 要 が 生 まれるのではないかと 考 えています。<br />

2 点 目 がエネルギーの 関 係 です。 今 後 は、 省 エネ、 節 電 を 意 識 した 上 で、 建 物 、 町 、あ<br />

るいは 地 域 のあり 方 を 考 えながら 更 新 していかなければならず、これに 伴 い、 省 エネや 節<br />

電 、 新 エネルギーの 開 発 についても 拍 車 がかかってくるのではないかと 考 えています。<br />

○ 最 後 に<br />

日 本 は 諸 外 国 に 比 べ、これまで 様 々な 災 害 に 見 舞 われてきた 国 であり、 災 害 に 耐 え 得 る<br />

だけのインフラをつくり 上 げてきた 世 界 に 誇 るべき 技 術 力 があります。 今 後 、アジアなど<br />

のインフラ 投 資 見 通 しなども 考 慮 した 上 で、 海 外 展 開 を 重 視 していくべきだと 考 えていま<br />

す。 今 回 の 東 日 本 大 震 災 は 悲 劇 的 で 不 幸 な 大 震 災 でしたが、 多 くの 方 々の 犠 牲 を 無 駄 にせ<br />

ず、これを 機 に 新 たな 成 長 を 遂 げていくことを 考 えるべきではないかと 思 っています。 引<br />

き 続 き、 皆 様 方 にはさらなるご 支 援 をお 願 いしたいと 存 じます。<br />

108


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■( 参 考 ) 来 賓 挨 拶 「 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 」 講 演 資 料<br />

建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題<br />

平 成 24 年 2 月 24 日<br />

CI-NET/C-CADECシンポジウム<br />

国 土 交 通 省<br />

Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism<br />

建 設 投 資 、 許 可 業 者 数 及 び 就 業 者 数 の 推 移<br />

○ 建 設 投 資 額 ( 平 成 23 年 度 見 通 し)は 約 47 兆 円 で、ピーク 時 (4 年 度 )から 約 45% 減 。<br />

○ 建 設 業 者 数 (22 年 度 末 )は 約 50 万 業 者 で、ピーク 時 (11 年 度 末 )から 約 17% 減 。<br />

○ 建 設 業 就 業 者 数 (22 年 平 均 )は498 万 人 で、ピーク 時 (9 年 平 均 )から 約 27% 減 。 ※23 年 2 月 は499 万 人 ( 前 年 同 月 比 10 万 人 減 )。<br />

( 兆 円 ) ( 千 業 者 、 万 人 )<br />

建 設 投 資 のピーク<br />

84.0 兆 円 (4 年 度 )<br />

就 業 者 数 のピーク<br />

685 万 人 (9 年 平 均 )<br />

498 万 人<br />

(22 年 平 均 )<br />

就 業 者 数 ピーク 比<br />

▲27.3%<br />

許 可 業 者 数 のピーク<br />

600 千 業 者 (11 年 度 末 )<br />

499 千 業 者<br />

(22 年 度 末 )<br />

建 設 投 資<br />

46.5 兆 円<br />

許 可 業 者 数 ピーク 比<br />

▲17.0%<br />

建 設 投 資 ピーク 時 比<br />

▲44.7%<br />

出 所 : 国 土 交 通 省 「 建 設 投 資 見 通 し」・「 許 可 業 者 数 調 べ」、 総 務 省 「 労 働 力 調 査 」<br />

注 1 投 資 額 については 平 成 20 年 度 まで 実 績 、21 年 度 ・22 年 度 は 見 込 み、23 年 度 は 見 通 し<br />

注 2 許 可 業 者 数 は 各 年 度 末 ( 翌 年 3 月 末 )の 値<br />

注 3 就 業 者 数 は 年 平 均<br />

( 年 度 )<br />

1<br />

109


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

建 設 業 の 利 益 率 ・ 規 模 別 売 上 高 営 業 利 益 率 の 推 移<br />

○ 建 設 業 の 利 益 率 は 近 年 投 資 の 減 少 等 により 低 迷 しており、 全 産 業 平 均 の1/2 程 度 の 水 準 で 推 移 。<br />

○ 企 業 規 模 の 小 さい 建 設 業 者 ほど、 利 益 率 が 低 迷 している。<br />

建 設 業 の 売 上 高 営 業 利 益 率 の 推 移<br />

建 設 業 の 規 模 別 売 上 高 営 業 利 益 率 の 推 移<br />

建 設 業<br />

平 成 3 年 度 平 成 4 年 度 平 成 22 年 度 ( 対 ピーク 比 )<br />

( 利 益 率 のピーク) ( 建 設 投 資 のピーク)<br />

営 業 利 益 率 4.0% → 3.8% → 1.4% (▲2.6pt)<br />

出 所 : 財 務 省 「 法 人 企 業 統 計 」<br />

2<br />

公 共 事 業 関 係 費 の 推 移 ( 東 日 本 大 震 災 復 旧 ・ 復 興 に 係 る 経 費 は 除 く)<br />

15<br />

( 兆 円 )<br />

14.2<br />

14.9<br />

10<br />

5<br />

12.5<br />

10.5<br />

8.9<br />

8.5<br />

9.2<br />

11.2<br />

10.5<br />

9.6 9.7<br />

(<br />

補<br />

正<br />

)<br />

(<br />

当<br />

初<br />

)<br />

9.0<br />

12.2<br />

11.5<br />

11.3<br />

9.4 9.4 9.4<br />

10.0<br />

8.4<br />

8.3<br />

8.1<br />

8.9<br />

7.8<br />

8.0<br />

7.5<br />

7.8<br />

7.2<br />

減 額 補 正<br />

( 執 行 停 止 分 )<br />

7.4<br />

7.3<br />

6.9 6.7<br />

9.5<br />

8.8<br />

7.1<br />

6.4<br />

5.8<br />

5.3<br />

5.0<br />

H24 年 度 に 新 たに<br />

地 域 自 主 戦 略 交 金<br />

へ 移 行 した 額 0.2 兆<br />

円 を 加 えた 場 合<br />

4.8<br />

4.6<br />

0<br />

平 成 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 ( 年 度 )<br />

※ 平 成 21 年 度 は、 平 成 20 年 度 で 特 別 会 計 に 直 入 されていた 「 地 方 道 路 整 備 臨 時 交 付 金 」 相 当 額 (0.7 兆<br />

円 )が 一 般 会 計 計 上 に 切 り 替 わったため、 見 かけ 上 は 前 年 度 よりも 増 加 (+5.0%)しているが、この 特<br />

殊 要 因 を 除 けば△4.5%である。<br />

※ 平 成 23 年 度 当 初 予 算 は 同 年 度 に 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 へ 移 行 した 額 (0.5 兆 円 )を 含 まない。<br />

※ 平 成 23 年 度 における 補 正 予 算 の 額 については、3 次 補 正 までを 含 めたもの( 東 日 本 大 震 災 復 旧 ・ 復 興 に<br />

係 る 経 費 を 除 く)。<br />

※ 平 成 23 年 度 1 次 、3 次 補 正 予 算 及 び 平 成 24 年 度 当 初 予 算 において、 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 の 復 旧 ・<br />

復 興 や 全 国 的 な 防 災 ・ 減 災 等 のための 公 共 事 業 関 係 予 算 を 計 上 しており、その 額 は 右 の 通 りである。<br />

平 成 23 年 度 3 次 補 正 予 算 までは、 一 般 会 計 ベース、 平 成 24 年 度 当 初 予 算 は、 復 興 特 会 ベース。 このほ<br />

か、 東 日 本 大 震 災 復 興 交 付 金 がある。<br />

【 東 日 本 大 震 災 復 旧 ・ 復 興 に 係 る 経 費 】<br />

( 単 位 : 兆 円 )<br />

H23‘1 次 補 正 H23‘3 次 補 正 H24‘ 当 初 累 計<br />

復 旧 1.1 0.9 0.2 2.2<br />

復 興 0.1 0.2 0.2 0.5<br />

全 国 防 災 - 0.2 0.3 0.5<br />

合 計 1.2 1.3 0.7 3.3<br />

3<br />

110


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

公 共 事 業 予 算 の 確 保<br />

4<br />

集 中 復 興 期 間 (5 年 間 )における 復 旧 ・ 復 興 対 策 規 模 と 財 源<br />

5<br />

出 典 : 財 務 省 「 復 旧 ・ 復 興 に 係 る 財 源 措 置 について」( 平 成 23 年 9 月 20 日 )<br />

111


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

東 日 本 大 震 災 の 道 路 啓 開 作 業 における 建 設 業 者 の 活 動 実 態<br />

3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 の 発 生 に 伴 い、 建 設 業 者 が 実 施 した 東 北 の 太 平 洋 沿 岸 部 の 道 路 啓 開<br />

作 業 に 関 し、その 作 業 の 実 態 について、 東 北 建 設 業 協 会 連 合 会 のご 協 力 を 頂 き 調 査 したものです。<br />

1. 道 路 啓 開 作 業 の 実 施 状 況 ( 回 答 29 社 / 調 査 対 象 29 社 )<br />

(1) 29 社 により、 直 轄 国 道 26 箇 所 及 び 県 道 ・ 市 道 等 16 箇 所 の 計 42 箇 所 で 実 施 。<br />

(2) 3 日 目 までに26 箇 所 (62%)で 作 業 に 着 手 。<br />

(3) 要 請 を 受 けてから、6 時 間 以 内 に18 箇 所 (44%)で、24 時 間 以 内 に35 箇 所 (84%)<br />

で 作 業 を 開 始 。<br />

(4) 道 路 啓 開 作 業 が 速 やかに 行 われた 主 な 理 由<br />

1 自 社 で 建 設 機 械 、 運 搬 機 械 、オペレータを 所 有 。<br />

2 リース 会 社 と 災 害 協 定 を 結 ぶなど 通 常 から 関 係 会 社 と 協 力 関 係 を 構 築<br />

3 緊 急 時 の 基 本 事 項 を 社 内 で 指 導 徹 底 し、 従 業 員 が 自 主 的 に 帰 社 ・ 連 絡<br />

4 社 員 全 員 が1 日 でも 早 く 復 旧 し 開 通 させたいという 気 持 ちでがんばった<br />

道 路 啓 開 を 開 始 した 日 (N=42)<br />

要 請 を 受 けてから 着 手 するまでの 時 間<br />

(N=42)<br />

15 日<br />

以 降<br />

23%<br />

14 日<br />

14%<br />

13 日<br />

24%<br />

当 日<br />

7%<br />

12 日<br />

31%<br />

24~48h<br />

14%<br />

48~72h<br />

0%<br />

12~24h<br />

38%<br />

72h~<br />

2%<br />

~12h<br />

2%<br />

~6h<br />

44%<br />

6<br />

国 土 交 通 省 における 復 旧 ・ 復 興 事 業 の 施 工 確 保 対 策 ( 概 要 )<br />

7<br />

112


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

8<br />

9<br />

113


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

10<br />

11<br />

114


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

12<br />

住 宅 、 建 築 物 の 耐 震 化 の 状 況 と 支 援 制 度 の 概 要<br />

出 典 : 耐 震 化 の 進 捗 について(1 月 21 日 大 臣 会 見 参 考 資 料 )13<br />

115


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

既 存 インフラの 戦 略 的 維 持 ・ 更 新<br />

《 背 景 と 現 状 》<br />

既 存 インフラの 戦 略 的 維 持 ・ 更 新 の 適 切 な 実 施 による 施 設 の 長 寿 命 化 、LCC 低 減 の 実 現<br />

【 老 朽 化 する 社 会 資 本 】<br />

高 度 経 済 成 長 期 に 整 備 された 大 量 の 社 会 資 本 ストックが 老 朽 化 するた<br />

め、 予 防 保 全 の 取 組 みを 実 施 するなどにより、 維 持 管 理 ・ 更 新 費 用 の 削<br />

減 を 図 ることが 必 要 。<br />

《 今 後 の 取 り 組 みのポイント》<br />

【 予 防 保 全 対 策 を 考 慮 したLCCの 低 減 】<br />

「 予 防 保 全 的 管 理 」への 転 換 による 施 設 の 長 寿 命 化 と<br />

LCCの 低 減 を 図 る。<br />

【 技 術 開 発 の 推 進 】<br />

※LCC(ライフサイクルコスト)<br />

《 点 検 ・ 監 視 における 技 術 開 発 》<br />

社 会 資 本 の 予 防 保 全 的 管 理 を 推 進 するため、 構 造 物 の 目<br />

視 困 難 な 部 位 を 点 検 するための 技 術 等 を 開 発 し、 点 検 の 効<br />

率 化 及 び 点 検 実 施 率 の 向 上 を 図 る。<br />

従 来 の ハ ツ リ 検 査<br />

超 音 波 に よ る 非 破 壊 検 査<br />

コ ン ク リ ー ト へ の 埋 込 部 の 点 検 ・ 診 断 技 術 の 例<br />

【 施 設 の 長 寿 命 化 の 更 なる 促 進 】<br />

《 補 修 における 技 術 》<br />

『 橋 梁 』<br />

『 水 門 』<br />

【 各 施 設 の 長 寿 命 化 計 画 等 の 取 り 組 み 状 況 】<br />

耐 久 性 の 高 い 塗 装<br />

『 下 水 道 』<br />

※ 全 国 道 路 橋 の 長 寿 命 化 修 繕 計 画 策 定 率 (H22)について、 岩 手 県 、 宮 城 県 、 福 島 県 は、 平<br />

成 22 年 4 月 時 点 のデータを 用 いている。<br />

※ 都 市 公 園 施 設 については、 平 成 21 年 度 末 時 点 で12 団 体 が 計 画 策 定 済 み、150 団 体 が 計<br />

画 策 定 中 。<br />

定 期 的 な 点 検 の 実 施 によって 社 会 インフラの 健 全<br />

度 を 診 断 、その 結 果 を 踏 まえ 長 寿 命 化 計 画 を 策<br />

定 し、 計 画 に 基 づく 予 防 的 な 修 繕 等 を 実 施 。<br />

【 先 進 事 例 調 査 ・ 人 材 育 成 】<br />

管 きょ 更 生 工 法<br />

長 寿 命 化 やLCC 低 減 の 調 査 研 究 や 技 術 系 職 員 への 研 修 等<br />

人 材 育 成 の 取 り 組 みも 実 施 していく。<br />

14<br />

我 が 国 の 建 設 投 資 市 場 の 動 向<br />

中 小 建 設 事 業 者 ほど、 維 持 修 繕 工 事 の 割 合 が 高 い<br />

今 後 の 我 が 国 の 建 設 市 場 は???<br />

○ 西 欧 型 のストック 市 場 へ<br />

各 国 の 維 持 修 繕 工 事 / 工 事 合 計 の 割 合 (2007)<br />

西 欧 英 :43% 仏 :46% 独 :53% 伊 :56%<br />

(※ 東 欧 平 均 30%)<br />

○ 相 対 的 には 中 小 建 設 業 の 受 注 機 会 が 増<br />

加<br />

維 持 修 繕 工 事 の 総 額 の 中 で、 完 工 高 50 億 円 以 下 の 事<br />

業 者 の 占 める 割 合 は61% (2009)<br />

出 所 : 国 土 交 通 省 「 建 設 工 事 施 工 統 計 調 査 」15<br />

116


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

維 持 管 理 ・ 更 新 費 の 推 計 ( 平 成 21 年 度 国 土 交 通 白 書 )<br />

○ 国 土 交 通 省 所 管 の 社 会 資 本 を 対 象 に、 今 後 の 維 持 管 理 ・ 更 新 費 について、 次 の2 通 りのケースを 想 定 し 推 計 。<br />

ケース1: 従 来 通 りの 維 持 管 理 ・ 更 新 をした 場 合<br />

ケース2: 予 防 保 全 の 取 組 みを 先 進 地 方 公 共 団 体 並 みに 全 国 に 広 めた 場 合<br />

ケース1<br />

( 従 来 通 りの 維 持 管 理 ・ 更 新 をした 場 合 の 推 計 )<br />

ケース2<br />

( 予 防 保 全 の 取 組 みを 先 進 地 方 公 共 団 体<br />

並 みに 全 国 に 広 めた 場 合 の 推 計 )<br />

維 持 管 理 ・ 更 新 費 が 投 資 可 能 総 額 を 上 回 る 年 度 2037 年 2047 年<br />

2060 年 度 までの 間 に 更 新 できないストック 量<br />

2060 年 度 までに 必 要 と 試 算 された 更 新 費 約 190 兆 円 のうち<br />

約 30 兆 円<br />

約 6 兆 円<br />

ケース1<br />

( 従 来 通 りの 維 持 管 理 ・ 更 新 をした 場 合 の 推 計 )<br />

ケース2<br />

( 予 防 保 全 の 取 組 みを 先 進 地 方 公 共 団 体 並 みに 全 国 に 広 めた 場 合 の 推 計 )<br />

2 5<br />

兆<br />

円<br />

2 0<br />

1 5<br />

新 設 ( 充 当 可 能 ) 費<br />

災 害 復 旧 費<br />

更 新 費<br />

維 持 管 理 費<br />

維 持 管 理 ・ 更 新 費 が 投 資 可 能 総 額 を<br />

上 回 る 額<br />

25<br />

兆<br />

円<br />

20<br />

15<br />

新 設 ( 充 当 可 能 ) 費<br />

災 害 復 旧 費<br />

更 新 費<br />

維 持 管 理 費<br />

維 持 管 理 ・ 更 新 費 が 投 資 可 能 総 額 を<br />

上 回 る 額<br />

1 0<br />

10<br />

5<br />

5<br />

0<br />

- 5<br />

6 5 7 0 7 5 8 0 8 5 9 0 9 5 2 0 0 0 0 5 1 0 1 5 2 0 2 5 3 0 3 5 4 0 4 5 5 0 5 5 6 0 年 度<br />

( 西 暦 )<br />

維 持 管 理 ・ 更 新 費 が<br />

投 資 可 能 総 額 を 上 回 る<br />

0<br />

-5<br />

年 度<br />

65 70 75 80 85 90 95 2000 05 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60( 西 暦 )<br />

維 持 管 理 ・ 更 新 費 が<br />

投 資 可 能 総 額 を 上 回 る<br />

- 1 0<br />

○ 国 土 交 通 省 所 管 の 社 会 資 本 8 分 野 ( 道 路 、 港 湾 、 空 港 、 公 共 賃 貸 住 宅 、 下 水 道 、 都 市 公 園 、 治 水 、 海 岸 )を 対 象 に、2060 年 度 までの 維 持 管 理 ・ 更 新 費 を 推 計 。<br />

○ケース2では、 予 防 保 全 に 先 進 的 な 取 組 みを 行 っている 地 方 公 共 団 体 等 にアンケート 等 を 行 い、 予 防 保 全 を 行 うことによって 変 化 する 社 会 資 本 の 耐 用 年 数 や<br />

維 持 管 理 費 を 想 定 し、 先 進 的 な 地 方 公 共 団 体 等 と 同 じレベルまで 予 防 保 全 が 導 入 されると 仮 定 して 推 計 。<br />

-10<br />

16<br />

部 門 別 のCO2 排 出 量 の 推 移 と 目 標<br />

17<br />

出 典 :「 最 近 の 環 境 ・エネルギー 政 策 の 動 向 」 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 環 境 政 策 課 ( 平 成 24 年 2 月 16 日 )<br />

117


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

我 が 国 における 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 現 況 (2010 年 度 速 報 値 )<br />

18<br />

出 典 :「 最 近 の 環 境 ・エネルギー 政 策 の 動 向 」 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 環 境 政 策 課 ( 平 成 24 年 2 月 16 日 )<br />

アジアにおけるインフラ 需 要<br />

19<br />

118


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

建 設 企 業 の 連 携 によるフロンティア 事 業<br />

平 成 22 年 度<br />

補 正 予 算 額 :11 億 円<br />

建 設 企 業 が 連 携 の 強 化 を 図 り、 技 能 者 等 を 新 規 に 雇 用 することにより、 維 持 管 理 、エコ 建 築 、 耐 震 、リ<br />

フォーム 等 の 成 長 が 見 込 まれる 市 場 の 開 拓 を 図 る 取 り 組 みに 対 して、 連 携 事 業 に 関 する 検 討 や 試 行 的 実 施<br />

に 当 たって 必 要 となる 経 費 を 助 成 。<br />

国 ( 事 業 資 金 は( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 により 助 成 )<br />

● 上 限 1000 万 円 を 助 成<br />

( 希 望 により、 概 算 払 で 助 成 を 受 けることもできます。)<br />

●91の 連 携 体 を 採 択<br />

連 携 体<br />

● 少 なくとも2 社 以 上 の 建 設 企 業 の 連 携 体<br />

● 技 能 者 、 技 術 者 、 若 年 者 その 他 の 事 業 に 必 要 な 者 を 新 た<br />

に1 名 以 上 雇 用<br />

※ 異 業 種 等 を 連 携 体 に 加 えることは 可<br />

・ 専 門 家 による 指 導 、 職 員 の 研 修<br />

・ 新 事 業 立 ち 上 げに 当 たっての 障 害 除 去<br />

・ 資 機 材 の 確 保 ・ 活 用<br />

・ 販 路 開 拓 、 広 報<br />

・ 連 携 事 業 の 試 行 的 実 施<br />

・その 他<br />

※ 事 業 実 施 期 間 は 最 長 で 平 成 24 年 12 月 まで<br />

成 長 が 見 込 まれる 市 場 の 開 拓<br />

◆ 全 国 から251 件 の 応 募 があり、 審 査 選 定<br />

委 員 会 の 審 査 を 経 て、91 件 を 選 定 。<br />

分 野 別 の 状 況<br />

※ 分 野 は 申 請 内 容 により 複 数 該 当<br />

※ 公 募 期 間 : 平 成 23 年 2 月 15 日 ~2 月 28 日<br />

※ 事 業 期 間 : 平 成 23 年 5 月 下 旬 ~ 最 長 で 平 成 24 年 12 月 まで<br />

20<br />

「 建 設 産 業 の 再 生 と 発 展 のための 方 策 2011」のポイント<br />

( 平 成 23 年 6 月 23 日 建 設 産 業 戦 略 会 議 )<br />

対 策 1<br />

地 域 維 持 型 の 契 約 方 式 の 導 入<br />

対 策 5<br />

海 外 展 開 支 援 策 の 強 化<br />

○ 地 域 維 持 事 業 の 担 い 手 確 保 に 資 する 新 たな 契 約 方 式 (※)<br />

の 導 入<br />

※ 包 括 発 注 ( 一 括 契 約 、 複 数 年 契 約 等 )や、 地 域 建 設 企 業 の<br />

共 同 体 による 受 注<br />

○ 契 約 ・リスク 管 理 の 強 化<br />

○ 情 報 収 集 ・ 提 供 、 人 材 育 成 の 強 化 等<br />

○ 投 資 協 定 の 活 用<br />

対 策 2<br />

保 険 未 加 入 企 業 の 排 除<br />

○ 行 政 、 元 請 、 下 請 による 一 体 的 な 取 組<br />

< 行 政 > 保 険 加 入 状 況 の 確 認 強 化 、 指 導<br />

< 元 請 > 下 請 指 導 責 任 の 明 確 化<br />

< 下 請 > 保 険 加 入 の 徹 底<br />

対 策 3<br />

技 術 者 データベースの 整 備 と 業 種 区 分 の<br />

点 検<br />

○ 技 術 者 DBの 整 備 ・ 活 用 による 技 術 者 の 資 質 向 上 と<br />

適 正 配 置 の 徹 底<br />

○ 業 種 区 分 の 点 検 と 見 直 し<br />

対 策 6<br />

不 良 不 適 格 業 者 の 排 除<br />

○ 保 険 未 加 入 企 業 の 排 除 、 技 術 者 適 正 配 置 の 徹 底 ( 再 掲 )<br />

○ 建 設 企 業 としての 欠 格 要 件 の 強 化<br />

○ 都 道 府 県 との 連 携 強 化<br />

対 策 7<br />

震 災 を 受 けた 特 別 の 対 応<br />

○ 建 設 企 業 の 役 割 を 発 揮 させるための 行 政 による 支 援 等<br />

○ 地 域 企 業 と 地 域 外 企 業 の 適 切 な 活 用<br />

○ 事 業 の 早 期 着 手 のための 随 意 契 約 や 指 名 競 争 入 札 の 活<br />

用 等<br />

対 策 4<br />

入 札 契 約 制 度 改 革 の 推 進<br />

○ 地 方 公 共 団 体 等 におけるダンピング 対 策 の 強 化<br />

○ 地 域 企 業 の 適 切 な 活 用<br />

○ 段 階 選 抜 方 式 の 活 用 推 進<br />

○ 受 発 注 者 間 の 法 令 遵 守 ガイドラインの 策 定<br />

21<br />

119


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

22<br />

23<br />

120


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

24<br />

25<br />

121


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

26<br />

122


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(2) 講 演 1 「 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて」<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 設 市 場 整 備 課 企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫 氏<br />

CI-NET の 利 用 状 況 ですが、IT 書 面 一 括 法 が 施 行 された 平 成 13 年 くら<br />

いから 急 激 に 伸 び 始 め、 平 成 23 年 度 現 在 では 大 体 1 万 社 弱 です。 最 近 で<br />

は 足 踏 み 状 況 が 続 いています。<br />

CI-NET 促 進 の 施 策 としては、 大 きく 5 つ 挙 げられます。 一 つ 目 が 法 の<br />

整 備 、 四 つ 目 が 標 準 化 、 五 つ 目 が 広 報 活 動 です。 国 土 交 通 省 としては 平 成<br />

21 年 度 から、 体 験 講 習 会 と 導 入 支 援 事 業 に 取 り 組 んできています。 体 験 講 習 会 は 平 成 21<br />

年 度 から 始 めており、これまでに 540 人 の 方 に 受 講 していただいています。<br />

体 験 講 習 会 では、CI-NET の 導 入 を 考 えている 企 業 の 担 当 者 様 が 実 際 にパソコンを 操 作<br />

し、 模 擬 的 な 体 験 をしていただくもので、 受 講 された 方 に 話 を 聞 くと、「なるほど CI-NET<br />

の 良 さ、 使 いやすさはわかった」という 話 を 聞 きます。しかし、 実 際 に 企 業 が 導 入 するた<br />

めには、「 具 体 的 にどんな 効 果 があるのか」、「 初 期 コスト、ランニングコストはどれぐらい<br />

かかるのか」、「 実 際 の 設 備 投 資 するに 当 たって、どういうシステムにしたらいいのか」と<br />

いったようなところを 明 らかにする 必 要 があります。そのため、 平 成 22 年 度 には、それ<br />

らの 課 題 を 一 つ 一 つ 解 決 するために、 発 注 者 と 複 数 の 受 注 者 が 集 まった 協 議 会 に 対 してア<br />

ドバイザーを 送 り、CI-NET 導 入 について 検 討 してもらう、 導 入 支 援 事 業 を 行 いました。<br />

導 入 支 援 事 業 には、4 つの 協 議 会 に 参 加 していただきました。 本 日 は 地 方 で 活 躍 されて<br />

いるゼネコンを 中 心 とした 協 議 会 についてご 説 明 します。<br />

まず、 現 状 の 業 務 フローを 整 理 しました。 発 注 者 の 社 内 でも、 経 理 、 現 場 、 購 買 部 門 な<br />

どのやりとりもあるので、それらを 全 て 洗 い 出 します。それから、 電 子 化 出 来 る 部 分 はど<br />

こなのか、 作 業 の 効 率 化 によって、 作 業 時 間 がどの 程 度 削 減 できるのか、 印 刷 、 郵 送 、 交<br />

通 費 等 などの 経 費 がどの 程 度 削 減 できるのかをそれぞれ 計 算 します。そうすると、 導 入 コ<br />

ストと 比 べて、どれくらいの 利 益 が 生 まれるのかがわかるので、 経 年 のグラフにします。<br />

まずは、 将 来 の 電 子 化 率 ( 取 引 件 数 のうち CI-NET を 介 したものの 割 合 )として 1 年 後<br />

は 5%、3 年 後 には 10%、5 年 後 には 15%と、あまり 電 子 化 率 が 高 くならなかった 場 合 で<br />

シミュレーションしました。コストと 利 益 を 表 したのもので、このケースの 場 合 、 元 をと<br />

るためには 大 体 3 年 ぐらいかかってしまうということがわかります。<br />

次 に、もう 少 し 電 子 化 率 が 高 くなった 場 合 でシミュレーションしました。 先 ほどの 電 子<br />

化 率 が 20%、30%、40%と 増 えた 場 合 は、1 年 後 には 元 がとれるという 結 果 になります。<br />

これらはいずれも 発 注 者 のみの 計 算 結 果 です。<br />

一 方 で、CI-NET というのは、 発 注 者 と 受 注 者 双 方 に 利 益 が 出 るものなので、CI-NET<br />

導 入 の 受 注 者 が 30 社 いると 仮 定 すると、 電 子 化 率 が 低 かった 場 合 でも 全 体 では 1 年 で 元<br />

がとれるということがわかります。 電 子 化 率 を 高 め、CI-NET を 導 入 する 企 業 が 増 えた 場<br />

合 には、 参 加 している 企 業 の 利 益 がより 増 えていくということです。<br />

また、 効 果 的 に CI-NET の 成 果 を 上 げるためには、 例 えば、 利 益 を 出 やすい 注 文 業 務 な<br />

どから 進 めていくなどの 方 法 や、 複 数 の 受 発 注 者 が 地 域 的 に 協 力 しあって 導 入 していくこ<br />

となども 良 い 取 組 みだと 思 います。<br />

最 後 になりますが、 本 日 ご 紹 介 した 導 入 支 援 事 業 の 結 果 については、 冊 子 にまとめて 国<br />

土 交 通 省 のホームページ 上 で 公 開 しています。 今 回 ご 紹 介 した 協 議 会 以 外 の 事 例 も 紹 介 さ<br />

せて 頂 いておりますので、ご 覧 いただければ 幸 いです。<br />

123


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■( 参 考 ) 講 演 1 「 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて」 講 演 資 料<br />

国 土 交 通 省 における<br />

電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて<br />

平 成 24 年 2 月 24 日<br />

CI-NET/C-CADECシンポジウム<br />

国 土 交 通 省 建 設 市 場 整 備 課<br />

Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism<br />

国 土 交 通 省 におけるこれまでの 取 り 組 み<br />

平 成 3 年 12 月 建 設 省 告 示 「 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針 」<br />

平 成 7 年 6 月 建 設 産 業 構 造 改 善 戦 略 プログラム ※<br />

平 成 12 年 5 月 建 設 産 業 構 造 改 善 3ヶ 年 計 画<br />

※<br />

平 成 13 年 3 月<br />

平 成 13 年 4 月<br />

平 成 15-18 年 度<br />

建 設 業 法 施 行 規 則 第 13 条 の2 第 2 項 に 規 定 する「 技 術 的 基 準 」に 係 るガイドライン<br />

IT 書 面 一 括 法 施 行 / 建 設 業 法 の 改 正<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 のための 実 証 実 験 の 実 施<br />

平 成 16 年 6 月 構 造 改 善 推 進 プログラム ※<br />

平 成 17 年 3 月<br />

電 子 契 約 を 行 った 場 合 の 施 工 体 制 台 帳 の 取 扱 いに 関 するガイドライン<br />

平 成 19 年 6 月 建 設 産 業 政 策 2007 ※<br />

平 成 19-21 年 度<br />

平 成 22 年 度<br />

建 設 業 電 子 商 取 引 環 境 の 構 築 ・ 体 験 講 習 会 の 開 催<br />

建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 の 実 施<br />

※「CI-NETの 普 及 促 進 」を 明 示<br />

2<br />

124


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

CI-NET 利 用 企 業 数 の 推 移<br />

• 平 成 3 年 以 降 、CI-NET 利 用 企 業 数 は 急 速 に 伸 びたが、 近 年 は 頭 打 ちとなっており、 平 成 24<br />

年 1 月 末 時 点 で9,573 社 となっている。<br />

• 業 界 全 体 における 電 子 商 取 引 の 活 用 促 進 には、 更 なる 取 り 組 みが 不 可 欠 。<br />

( 社 ) 登 録 企 業 数 の 伸 びが 停 滞<br />

全 国 展 開 の 大 手 企 業 を 中 心<br />

に 登 録 企 業 数 が 増 加<br />

IT 書 面 一 括 法 の 制 定<br />

建 設 業 法 等 の 改 正<br />

( 平 成 13 年 4 月 1 日 施 行 )<br />

建 設 業 における 電 子 計 算 機 の<br />

連 携 利 用 に 関 する 指 針 ( 平 成 3<br />

年 12 月 21 日 、<br />

建 設 省 告 示 第 2101 号 )<br />

日 本 のインターネット 元 年<br />

3<br />

CI-NET 利 用 企 業 イメージ<br />

• 大 手 ゼネコン 及 びその 関 連 企 業 はその 多 くが 既 に 導 入 済 みである。<br />

• 今 後 は 主 に、 地 方 の 中 堅 ゼネコンを 中 心 に 普 及 促 進 を 図 っていく 必 要 がある。<br />

CI-NET 導 入 済<br />

建 設 業 界<br />

CI-NET 未 導 入<br />

大 手 ゼネコン<br />

地 方 中 堅 ゼネコン<br />

専<br />

門<br />

工<br />

事<br />

業<br />

者<br />

専<br />

門<br />

工<br />

事<br />

業<br />

者<br />

資<br />

機<br />

材<br />

販<br />

売<br />

業<br />

専<br />

門<br />

工<br />

事<br />

業<br />

者<br />

資<br />

機<br />

材<br />

販<br />

売<br />

業<br />

専<br />

門<br />

工<br />

事<br />

業<br />

者<br />

資<br />

機<br />

材<br />

販<br />

売<br />

業<br />

資 専 専<br />

機 門 門<br />

材 工 工<br />

販 事 事<br />

売 業 業<br />

業 者 者<br />

資 機 材 販 売 業<br />

資<br />

機<br />

材<br />

販<br />

売<br />

業<br />

専<br />

門<br />

工<br />

事<br />

業<br />

者<br />

4<br />

125


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

( 参 考 ) 資 本 金 別 企 業 割 合<br />

5 億 円<br />

以 下<br />

5%<br />

1 億 円<br />

以 下<br />

8%<br />

5000 万 円<br />

以 下<br />

37%<br />

10 億 円 100 億 円<br />

以 下 以 下<br />

1% 2%<br />

100 億 円<br />

超<br />

1%<br />

1000 万 円<br />

以 下<br />

46%<br />

企 業 識 別 コード 資 本 金 別 H23/3<br />

5<br />

CI-NET 普 及 促 進 のための 取 り 組 み<br />

• CI-NET 普 及 促 進 のため、 関 連 法 制 度 の 整 備 、 標 準 化 、 体 験 講 習 会 の 実 施 等 といった 各 種 取<br />

り 組 みを 行 ってきたところ。<br />

• 国 土 交 通 省 としては、 平 成 21 年 度 に 体 験 講 習 会 、 平 成 22 年 度 に 導 入 支 援 事 業 を 行 っている。<br />

体 験 講 習 会<br />

(CI-NETを 操 作 体 験<br />

できる 環 境 を 提 供 し、<br />

導 入 をパックアップ)<br />

関 連 法 整 備 など<br />

(「 技 術 的 基 準 」に 係 る<br />

ガイドライン、 施 工 体 制<br />

台 帳 の 取 扱 いに 関 する<br />

ガイドライン 等 )<br />

標 準 化<br />

(CI-NET LiteS 実 装<br />

規 約 等 の 整 備 )<br />

広 報 活 動<br />

( 普 及 支 援 、パンフレッ<br />

ト 等 の 作 成 )<br />

導 入 支 援 事 業<br />

( 未 導 入 企 業 に 対 して、<br />

導 入 方 法 や 費 用 対 効<br />

果 の 検 討 等 を 支 援 )<br />

6<br />

126


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

建 設 業 電 子 商 取 引 体 験 講 習 会<br />

平 成 21 年 から 毎 年 、 電 子 商 取 引 (CI-NET)を 実 際 に 体 験 できる「 電 子 商 取 引 体 験 講<br />

習 会 」を 開 催 している。<br />

午 前 はCI-NETの 導 入 セミナーを 実 施 し、 午 後 は 実 際 の 操 作 環 境 のもとでCI-NETを<br />

体 験 。<br />

これまで、 計 540 人 が 受 講 している。<br />

平 成 23 年 度 講 習 会 の 内 容<br />

■ 午 前 の 部 [ 導 入 セミナー]<br />

・ 電 子 商 取 引 の 基 礎 について 説 明<br />

・ 電 子 商 取 引 の 現 状 と 動 向 について 説 明<br />

・ 電 子 商 取 引 導 入 メリット、 課 題 、 導 入 方 法 等 について<br />

説 明<br />

■ 午 後 の 部 [ 体 験 講 習 ]<br />

・ 電 子 証 明 書 を 用 いた 体 験 講 習 の 概 要 説 明<br />

・ 電 子 商 取 引 の 操 作 体 験<br />

( 参 加 者 各 自 がパソコンを 使 い 電 子 商 取 引 を 実 体 験 )<br />

電 子 商 取 引 体 験 講 習 会 東 京 会 場 の 様 子<br />

7<br />

CI-NET 普 及 促 進 における 課 題<br />

講 習 会 等 によりCI-NETがどういうものか、わかったものの…<br />

CI-NET 導 入 の 具 体 的 な 進 め 方 が 分 からない<br />

・どんな 効 果 が 具 体 的 にあるのか?<br />

・ 初 期 コスト・ 運 用 コストはどのくらい?<br />

・ 実 現 するためにどんな 方 法 があるのか?<br />

・どんな 設 備 投 資 が 必 要 なのか? ・・・etc<br />

複 数 の 企 業 で 検 討 グループ( 協 議 会 )を 作 成 し、CI-NET 導 入 への 疑 問 ・ 課 題 ・ 効 果 につい<br />

ての 情 報 交 換 を 行 ない 具 体 的 な 検 討 を 行 うこととした( 平 成 22 年 度 )。<br />

協 議 会 例<br />

受 注 者<br />

受 注 者<br />

発 注 者<br />

協 議 会<br />

受 注 者<br />

受 注 者<br />

ア<br />

ド<br />

バ<br />

イ<br />

ザ<br />

ー<br />

8<br />

127


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 1 ~ 概 要 ~<br />

本 事 業 の 対 象<br />

CI-NETの 導 入 を 検 討 している 総 合 工 事 業 者 、 専 門 工 事 業 者 等 により<br />

構 成 される 企 業 グループ( 協 議 会 )<br />

支 援 内 容<br />

・ 協 議 会 に 合 った 適 切 なCI-NET 導 入 方 式 の 検 討 支 援<br />

・ CI-NET 体 験 環 境 を 用 いたCI-NET 導 入 費 用 及 び 効 果 の 検 討 支 援<br />

・ CI-NET 導 入 の 際 の 費 用 負 担 計 画 の 策 定 支 援 他<br />

事 業 実 施 期 間 等<br />

○ 事 業 実 施 期 間<br />

平 成 22 年 10 月 ~ 平 成 23 年 3 月<br />

○4 協 議 会 に 対 し、 支 援 事 業 を 実 施 した。<br />

○ 各 協 議 会 における 検 討 結 果 については、 今 後 、 他 の 企 業 における 導<br />

入 検 討 の 参 考 資 料 として 活 用 できるよう、 事 例 集 として 取 りまとめ、 広 く<br />

周 知 しているところ。<br />

9<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 2 ~ 検 討 の 進 め 方 ~<br />

1. 現 在 の 業 務 分 析 ・ 取 引 業 務 における 作 業 時 間 と 経 費 の 調 査<br />

・ 現 状 の 業 務 フロー、 業 務 プロセスをヒアリング・ 課 題 抽 出 。<br />

・ 用 紙 代 、 郵 送 代 、コピー 代 等 の 経 費 と 実 業 務 に 携 わる 人 件 費 を 部 門 単 位 に 算 出 。<br />

2.CI-NET 体 験 環 境 での 電 子 商 取 引 操 作 体 験<br />

・CI-NET 体 験 環 境 を 利 用 して、 電 子 商 取 引 を 導 入 した 場 合 の 業 務 の 操 作 や 流<br />

れを 理 解 。<br />

・また、 各 社 で 導 入 する 場 合 の 影 響 度 や 課 題 点 を 整 理 。<br />

3. 電 子 化 した 場 合 の 作 業 時 間 と 経 費 の 削 減 効 果 予 測<br />

・CI-NET 導 入 時 の、 経 費 の 変 化 や、 作 業 時 の 時 間 ( 人 件 費 )の 変 化 を 予 測 し、<br />

電 子 化 後 の 各 業 務 の 削 減 効 果 を 算 出 。<br />

0<br />

4.CI-NET 導 入 シミュレーション ・ 導 入 のポイント 整 理<br />

・CI-NET 導 入 に 伴 う 波 及 効 果 や 今 後 期 待 される 効 果 ・ 可 能 性 のについて 検 討 。<br />

・CI-NET 導 入 にあたっての 検 討 ポイントの 整 理 や、 課 題 等 について 検 討 。<br />

10<br />

128


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 3 ~ 協 議 会 の 企 業 情 報 ~<br />

• CI-NET 導 入 検 討 を 実 施 した 協 議 会 は、 以 下 の4つ。<br />

• ここでは、2 地 域 総 合 建 設 業 を 中 心 とした 協 議 会 について 紹 介 する。<br />

《 協 議 会 1》 中 堅 総 合 建 設 業 を 中 心 とした 協 議 会<br />

区 分 企 業 情 報 売 上 高 従 業 員 数<br />

発 注 者 総 合 工 事 業 ( 総 合 建 設 業 ) 約 2,500 億 円 2,500 人 以 下<br />

受 注 者 専 門 工 事 業 (タイル・レンガ・プロック 工 事 ) 約 10 億 円 10 人 以 下<br />

専 門 工 事 業 ( 鳶 ・ 大 工 ・ 工 事 業 ) 約 6 億 円 50 人 以 下<br />

専 門 工 事 業 ( 一 般 工 事 業 ) 約 4 億 円 10 人 以 下<br />

《 協 議 会 2》 地 域 総 合 建 設 業 を 中 心 とした 協 議 会<br />

区 分 企 業 情 報 売 上 高 従 業 員 数<br />

発 注 者 総 合 工 事 業 ( 総 合 建 設 業 ) 約 20 億 円 100 人 以 下<br />

受 注 者 資 機 材 販 売 業 (コンクリート 二 次 製 造 販 売 ) 約 6 億 円 50 人 以 下<br />

資 機 材 販 売 業 ( 建 設 資 材 販 売 業 、 製 材 業 ) 約 4 億 円 50 人 以 下<br />

専 門 工 事 業 ( 土 木 工 事 業 ) 約 1 億 円 10 人 以 下<br />

《 協 議 会 3》 設 備 工 事 業 ( 電 気 設 備 )を 中 心 とした 協 議 会<br />

区 分 企 業 情 報 売 上 高 従 業 員 数<br />

発 注 者 設 備 工 事 業 ( 電 気 設 備 業 ) 約 4,000 億 円 6,000 人 以 下<br />

受 注 者 専 門 工 事 業 ( 電 気 ・ 土 木 工 事 等 の 施 工 ) 約 80 億 円 500 人 以 下<br />

専 門 工 事 業 ( 電 気 ・ 空 調 ・ 給 排 水 設 備 工 事 ) 約 60 億 円 200 人 以 下<br />

資 機 材 販 売 業 ( 電 気 機 器 ・ 器 具 ・ 材 料 ) 約 300 億 円 200 人 以 下<br />

《 協 議 会 4》 設 備 工 事 業 ( 空 調 設 備 )を 中 心 とした 協 議 会<br />

区 分 企 業 情 報 売 上 高 従 業 員 数<br />

発 注 者 設 備 工 事 業 ( 空 調 設 備 業 ) 約 2,000 億 円 2,000 人 以 下<br />

受 注 者 専 門 工 事 業 ( 管 工 事 業 ) 約 30 億 円 100 人 以 下<br />

専 門 工 事 業 ( 管 工 事 業 ) 約 10 億 円 20 人 以 下<br />

資 機 材 販 売 業 ( 機 器 販 売 業 ) 約 500 億 円 1,000 人 以 下<br />

資 機 材 販 売 業 ( 資 機 材 販 売 業 ) 約 1,000 億 円 1,000 人 以 下<br />

11<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 4 ~ 協 議 会 2の 要 望 ~<br />

1 CI-NETの 導 入 費 用 や 運 用 費 用 を 極 力 抑 えたい。<br />

• 昨 今 の 経 済 状 況 において、 企 業 としての 大 きな 出 費 は 避 けたい。<br />

• 導 入 効 果 に 比 べて、 導 入 ・ 運 用 費 用 が 高 いのではないか。<br />

2 電 子 化 の 効 果 を、 効 率 的 に 得 る 為 のポイントが 知 りたい。<br />

• 電 子 商 取 引 導 入 後 の 効 果 の 測 定 予 測 はどのように 行 えば 良 いのか。<br />

• 業 務 フローを 見 直 して、 効 率 的 な 業 務 体 制 にしたい。<br />

3 発 注 者 と 受 注 者 の 双 方 でメリットが 出 るようにしたい。<br />

• 発 注 業 者 と 受 注 業 者 ( 協 力 会 社 )がWIN-WINの 関 係 になるようにしたい。<br />

12<br />

129


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 5 ~ 現 在 の 業 務 プロセス~<br />

◎ 現 在 の 業 務 プロセスの 分 析<br />

紙 面 等 での 情 報 の 受 渡 し<br />

電 子 での 情 報 の 受 渡 し<br />

現 行 の 業 務 プロセスを 明 示 化 し、 各 業 務 で 負 担 の 多 い 業 務 や 改 善 が 必 要 な 業 務 ・ 課 題 を 整 理 。<br />

13<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 6 ~ 電 子 化 後 の 業 務 プロセス~<br />

紙 面 等 での 情 報 の 受 渡 し<br />

電 子 での 情 報 の 受 渡 し<br />

◎ 電 子 化 後 の 業 務 プロセスイメージの 作 成<br />

現 行 業 務 プロセス 分 析 の 結 果 を 踏 まえて、 電 子 化 後 の 効 率 化 された 業 務 プロセスイメージを 作 成 。<br />

コンプライアンスに<br />

生<br />

電<br />

産<br />

子<br />

性<br />

データの<br />

の 向 上<br />

寄 活 与 用<br />

契 約 • に 蓄 伴 積 う データの 印 紙 税 活 用 の による 費 用 調 負 達 担 力 の 軽 強 化 減<br />

• 標 準 手 順 により、 煩 雑 で 曖 昧 な 作 業 を 排 除<br />

• 標 準 化 された 電 子 商 取 引 では、 取 引 の 証 であるデータが 残 る( 元 請 業 者 と 下 請 業 者 の 対 等 な 取 引 が 実 現 )<br />

• 書 類 の 書 き 写 し、 伝 票 の 再 入 力 などの 労 力 や 転 記 ミスの 削 減<br />

• • 追 電 加 子 、• 変 商 出 更 取 来 契 引 高 約 では、 報 などの 告 は 注 契 煩 文 約 雑 請 データを な 書 契 に 約 印 処 紙 利 理 不 にも 用 して 迅 作 速 成 に 対 応<br />

• 書 類 の 送 付 や 提 出 などの 作 業 負 担 、 費 用 の 削 減<br />

• 取 引 データの • 履 歴 一 、 元 契 管 約 理 の により 関 連 状 調 況 達 などの「 状 況 をリアルタイムに 見 える 化 」を 実 把 現 握<br />

• 業 務 処 理 のスピードアップ<br />

14<br />

130


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 6 ~ 電 子 化 後 の 業 務 プロセス~<br />

紙 面 等 での 情 報 の 受 渡 し<br />

電 子 での 情 報 の 受 渡 し<br />

◎ 電 子 化 後 の 業 務 プロセスイメージの 作 成<br />

現 行 業 務 プロセス 分 析 の 結 果 を 踏 まえて、 電 子 化 後 の 効 率 化 された 業 務 プロセスイメージを 作 成 。<br />

コンプライアンスに<br />

生<br />

電<br />

産<br />

子<br />

性<br />

データの<br />

の 向 上<br />

寄 活 与 用<br />

契 約 • に 蓄 伴 積 う データの 印 紙 税 活 用 の による 費 用 調 負 達 担 力 の 軽 強 化 減<br />

• 標 準 手 順 により、 煩 雑 で 曖 昧 な 作 業 を 排 除<br />

• 標 準 化 された 電 子 商 取 引 では、 取 引 の 証 であるデータが 残 る( 元 請 業 者 と 下 請 業 者 の 対 等 な 取 引 が 実 現 )<br />

• 書 類 の 書 き 写 し、 伝 票 の 再 入 力 などの 労 力 や 転 記 ミスの 削 減<br />

• • 追 電 加 子 、• 変 商 出 更 取 来 契 引 高 約 では、 報 などの 告 は 注 契 煩 文 約 雑 請 データを な 書 契 に 約 印 処 紙 利 理 不 にも 用 して 迅 作 速 成 に 対 応<br />

• 書 類 の 送 付 や 提 出 などの 作 業 負 担 、 費 用 の 削 減<br />

• 取 引 データの • 履 歴 一 、 元 契 管 約 理 の により 関 連 状 調 況 達 などの「 状 況 をリアルタイムに 見 える 化 」を 実 把 現 握<br />

• 業 務 処 理 のスピードアップ<br />

14<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 8 ~ 電 子 化 後 の 作 業 時 間 ・ 経 費 の 算 出 ~<br />

◎CI-NET 導 入 後 の 作 業 時 間 ・ 経 費 の 削 減 効 果 を 算 出<br />

電 子 化 前 後 での1 業 務 あたりの 作 業 時 間 ・ 経 費 等 の 業 務 コストを 比 較 し 予 測 される 効 果 を 算 出 。<br />

16<br />

131


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 8 ~ 電 子 化 後 の 作 業 時 間 ・ 経 費 の 算 出 ~<br />

17<br />

( 参 考 )CI-NET 導 入 の 方 法<br />

• CI-NETの 導 入 方 法 は、 主 に 以 下 の3タイプに 分 かれる。<br />

1. 自 社 構 築<br />

業 務 システムと 連 携<br />

2.ASP 活 用<br />

ASPサービスを 利 用<br />

3. 業 務 ソフト 活 用<br />

専 用 パッケージを<br />

パソコンに 導 入<br />

積<br />

算<br />

実<br />

行<br />

予<br />

算<br />

調<br />

達<br />

CI-NETパッケージ<br />

メール<br />

送 受 信<br />

原<br />

価<br />

管<br />

理<br />

会<br />

計<br />

インターネット 接 続<br />

ASPサービス<br />

メール 送 受 信<br />

インターネット<br />

メール<br />

送 受 信<br />

CINET<br />

パッケージ<br />

相 手 企 業<br />

18<br />

132


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

( 参 考 )ASP 利 用 の 場 合 の 費 用<br />

CI-NET 利 用 費 用<br />

・ 企 業 識 別 コード(3 年 間 有 効 )<br />

・ 電 子 証 明 書 (3 年 間 有 効 )<br />

ASP 利 用 初 期 費 用<br />

・サービス 加 入 料 ( 企 業 登 録 )<br />

・ID 登 録 料<br />

月 々の 運 用 費 用<br />

・ID 利 用 料<br />

・ 保 管 料 データ 容 量 により 課 金<br />

約 2.4 万 円 /3 年<br />

( 月 間 7 百 円 )<br />

※ 資 本 金 1 億 円 以 下 企 業 の 場 合<br />

約 5~6 万 円<br />

( 最 初 のみ)<br />

約 4~6 万 円 / 年<br />

月 間 3~5 千 円 + α<br />

19<br />

( 参 考 ) 業 務 ソフト 利 用 の 場 合 の 費 用<br />

CI-NET 利 用 費 用<br />

・ 企 業 識 別 コード(3 年 間 有 効 )<br />

・ 電 子 証 明 書 (3 年 間 有 効 )<br />

業 務 ソフト 初 期 費 用<br />

・パッケージソフト 費 用<br />

・ 初 期 設 定 費 用<br />

月 々の 運 用 費 用<br />

・サポート 費 用<br />

約 2.4 万 円 /3 年<br />

( 月 間 7 百 円 )<br />

※ 資 本 金 1 億 円 以 下 企 業 の 場 合<br />

約 20 万 円<br />

( 最 初 のみ)<br />

約 3 万 円 / 年<br />

20<br />

133


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

( 参 考 )ASP 等 導 入 方 法 の 割 合<br />

• CI-NET 企 業 の9 割 がASPを 導 入<br />

ASP 以 外<br />

( 自 社 構 築 、 業 務 ソフト 活 用 )<br />

ASP 9 割<br />

現 在 、ASP 提 供 会 社 は3 社<br />

社 名<br />

ASP 名<br />

CEC.COM<br />

CIWEB<br />

富 士 通 マーケティング<br />

WEBCON<br />

NECソフト<br />

LitesNEO<br />

21<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 9 ~ 導 入 シミュレーション~<br />

パターン1 電 子 化 率 が 低 かった 場 合 【 発 注 者 のみ】<br />

目 標 電 子 化 率 1 年 後 3 年 後 5 年 後<br />

購 買 見 積<br />

~ 確 定 注 文 業 務<br />

5% 10% 15%<br />

金<br />

額<br />

出 来 高 報 告<br />

~ 請 求 業 務<br />

3% 5% 10%<br />

約 3 年 後<br />

目<br />

標<br />

電<br />

子<br />

化<br />

率<br />

22<br />

134


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 9 ~ 導 入 シミュレーション~<br />

パターン2 電 子 化 率 が 順 調 に 伸 びた 場 合 【 発 注 者 のみ】<br />

目 標 電 子 化 率 1 年 後 3 年 後 5 年 後<br />

購 買 見 積<br />

~ 確 定 注 文 業 務<br />

20% 30% 40%<br />

金<br />

額<br />

出 来 高 報 告<br />

~ 請 求 業 務<br />

約 1 年 後<br />

5% 10% 25%<br />

目<br />

標<br />

電<br />

子<br />

化<br />

率<br />

23<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 9 ~ 導 入 シミュレーション~<br />

パターン1’ 電 子 化 率 が 低 かった 場 合 【 発 注 者 + 受 注 者 3 社 】<br />

金<br />

額<br />

目<br />

標<br />

電<br />

子<br />

化<br />

率<br />

24<br />

135


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 9 ~ 導 入 シミュレーション~<br />

パターン1” 電 子 化 率 が 低 かった 場 合 【 発 注 者 + 受 注 者 30 社 }<br />

金<br />

額<br />

目<br />

標<br />

電<br />

子<br />

化<br />

率<br />

25<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 10 ~ 要 望 への 対 応 方 針 ~<br />

1 CI-NETの 導 入 費 用 や 運 用 費 用 を 極 力 抑 えたい。<br />

導 入 効 果 の 高 い 部 門 から 段 階 的 に 電 子 化 をすることで、 導 入 費 用 を 抑 え、 早 い 段 階<br />

での 効 果 が 期 待 できます。<br />

まずは、 受 発 注 者 双 方 に 比 較 的 効 果 が 現 れやすい「 注 文 業 務 」をターゲットに 電 子 化<br />

を 検 討 してはどうでしょう。<br />

2 電 子 化 の 効 果 を、 効 率 的 に 得 る 為 のポイントが 知 りたい。<br />

主 要 取 引 先 から 先 に 電 子 化 の 実 現 することで 高 い 効 果 が 期 待 できます。<br />

本 協 議 会 の 場 合 、 主 要 取 引 先 2 社 で 取 引 件 数 の 約 20%、 取 引 先 10 社 で 同 約 35%を<br />

占 めることから、これらの 取 引 先 を 優 先 的 に 電 子 化 すれば、 早 期 に 投 資 回 収 できます。<br />

3 発 注 者 と 受 注 者 の 双 方 でメリットが 出 るようにしたい。<br />

近 隣 の 中 小 ゼネコンが 足 並 みを 揃 えて 電 子 化 することで、 受 注 者 も 電 子 化 の 恩 恵 を<br />

大 きく 受 けることができます。<br />

26<br />

136


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 11 ~アンケート~<br />

参 加 企 業 に 対 して、 今 回 の 電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 の 全 体 構 成 ・ 実 施 内 容 について<br />

アンケートを 実 施 した。<br />

• 「 適 切 」、「ほぼ 適 切 」を 合 わせて6 割 以 上 の 企 業 が「 適 切 」と 回 答 している。その 他 、 検 討 会 で<br />

の 理 解 度 、 時 期 、 期 間 、 形 式 、 開 催 回 数 なども、 多 くが「 適 切 」であるとの 回 答 があった。<br />

• 一 方 で、「 適 切 でなかった」と 回 答 した 企 業 は 受 注 者 に 多 く、「 自 社 としては 時 期 尚 早 だった」<br />

等 の 意 見 もあった。<br />

21.7%<br />

8.7%<br />

(A) 全 体 の 構 成 ・ 内 容<br />

4.3%<br />

13.0%<br />

52.2%<br />

適 切 だった。 ほぼ 適 切 だった。 あまり 適 切 でなかった。 適 切 でなかった。 未 回 答<br />

多 くの 発 注 者 企 業 では、 今 回 のような 協 議 会 形 式 での 検 討 が、 効 果 的 な 働 きかけの1つ<br />

になる。<br />

受 注 者 企 業 へのアプローチ・ 選 定 等 は 今 後 の 検 討 課 題 。<br />

27<br />

電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 11 ~アンケート~<br />

参 加 企 業 に 対 して、 今 回 の 電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 を 通 して、 電 子 商 取 引 の 導 入 に<br />

関 してどのように 感 じているかについてアンケートを 実 施 した。<br />

• 「ぜひ 利 用 したい」と「 利 用 したい」の 合 わせて6 割 以 上 の 企 業 が「 利 用 したい」と 回 答 しており、<br />

「 迅 速 な 注 文 書 の 発 行 等 業 務 処 理 簡 素 化 に 繋 がる」 等 の 意 見 があった。<br />

• 導 入 に 関 して 後 ろ 向 きな 回 答 をした 企 業 からは「 建 設 業 界 全 体 の 導 入 が 進 めば 利 用 したい」、<br />

「システムに 不 具 合 が 発 生 した 場 合 の 不 安 がある」 等 の 意 見 があった。<br />

(R) 今 後 の 電 子 商 取 引 利 用 の 可 能 性<br />

5.6% 11.1%<br />

33.3%<br />

50.0%<br />

今 後 の 電 子 商 取 引 利 用 の 可 能 性 について<br />

ぜひ 利 用 してみたい。 利 用 してみたい。 あまり 利 用 したくない。 利 用 したくない。<br />

導 入 支 援 事 業 は 有 効 。<br />

利 用 者 の 不 安 感 を 払 拭 し、いかに 先 行 導 入 企 業 を 増 やすかが 課 題 。<br />

28<br />

137


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

まとめ<br />

CI-NET 未 導 入 企 業 が 導 入 するまでに 至 るまでには、 以 下<br />

の 疑 問 に 答 える 必 要 があり、 体 験 講 習 会 及 び 導 入 支 援 事<br />

業 によって、 一 定 の 効 果 を 上 げることができた。<br />

1 CI-NETとはどのようなものか。<br />

2 CI-NETによってどのような 作 業 がどの 程 度 効 率 化 され<br />

るのか。<br />

3 どんな 設 備 投 資 をすればよいのか。<br />

4 初 期 コスト、 運 用 コストはどれくらいか。<br />

5 費 用 対 効 果 はどうか。<br />

etc.<br />

導 入 支 援 事 業 等 の 成 果 はホームページ 等 で 広 く 公 表 し、<br />

一 層 の 取 組 みを 進 めていくとともに、 本 事 業 で 得 られた 課 題<br />

についても 検 討 していく。<br />

29<br />

ご 静 聴 ありがとうございました。<br />

「 建 設 業 電 子 商 取 引 (CI-NET) 導 入 検 討 事 例 集 」は、 国 土 交 通 省 HPで 閲 覧 できます。<br />

http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/const/sosei_const_tk2_000057.html<br />

国 土 交 通 省 電 子 商 取 引<br />

検 索<br />

30<br />

138


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(3) 講 演 2 「 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて」<br />

国 土 交 通 省 土 地 ・ 建 設 産 業 局 建 設 業 課 課 長 補 佐 仲 嶋 幹 雄 氏<br />

建 設 業 における 法 令 遵 守 ・ 元 請 下 請 関 係 の 適 正 化 に 関 する 取 組 として、<br />

国 土 交 通 省 においては、 以 下 のとおり、 建 設 業 法 令 遵 守 推 進 本 部 の 設 置<br />

をはじめ、 元 下 調 査 ( 下 請 取 引 等 実 態 調 査 )など 様 々な 取 組 を 行 ってお<br />

ります。<br />

元 下 調 査 においては、 全 ての 調 査 項 目 に 対 し 適 正 な 回 答 をしている 適<br />

正 回 答 業 者 率 は 約 2%となっており、 建 設 業 法 令 遵 守 ガイドラインの 周 知 徹 底 、 建 設 業 取<br />

引 適 正 化 推 進 月 間 を 活 用 した 建 設 企 業 への 周 知 啓 発 及 び 立 入 検 査 等 による 指 導 の 徹 底 等 の<br />

取 組 が 重 要 と 考 えられますので、 建 設 業 の 取 引 の 適 正 化 に 向 けて 引 き 続 きこれらの 取 組 を<br />

推 進 してまいります。<br />

139


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■( 参 考 ) 講 演 2 「 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて」 講 演 資 料<br />

建 設 業 法 令 遵 守 の 推 進<br />

国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 建 設 業 課<br />

建 設 業 適 正 取 引 推 進 指 導 室<br />

建 設 業 における 法 令 遵 守 ・ 元 請 下 請 関 係 の 適 正 化 に 関 する 取 組<br />

1. 建 設 業 法 令 遵 守 推 進 本 部 の 設 置 (H19 年 4 月 設 置 )<br />

建 設 工 事 における 公 正 な 競 争 基 盤 の 整 備 を 進 めるため、 各 地 方 整 備 局 等 の 許 可 部 局 に 設 置<br />

下 請 取 引 等 実 態 調 査 、 駆 け 込 みホットライン 等 から 寄 せられた 情 報 に 基 づく 立 入 調 査 等<br />

立 入 調 査 回 数 : H19 年 度 950 回 、 H20 年 度 875 回 、 H21 年 度 952 回 、H22 年 度 1,053 回<br />

2. 駆 け 込 みホットラインの 開 設 (H19 年 4 月 開 設 )<br />

通 報 窓 口 として 開 設 通 報 件 数 : H19 年 度 812 件 、 H20 年 度 1,213 件 、 H21 年 度 1,463 件 、 H22 年 度 1,551 件<br />

3. 建 設 業 法 令 遵 守 ガイドラインの 策 定 ・ 周 知<br />

・H19 年 6 月 元 請 ・ 下 請 間 における 建 設 業 法 令 遵 守 ガイドラインの 策 定 、H20 年 9 月 工 期 に 係 る 内 容 を 追 加<br />

元 請 下 請 関 係 について 法 令 違 反 行 為 に 該 当 する 一 定 の 行 為 ( 事 例 )を 明 確 にすることにより、 法 律 の 不 知 による 法 令 違 反 行<br />

為 を 防 ぎ、 健 全 な 競 争 を 促 進<br />

・H23 年 8 月 発 注 者 ・ 受 注 者 間 における 建 設 業 法 令 遵 守 ガイドラインの 策 定<br />

発 注 者 と 受 注 者 との 間 で 行 われる 請 負 契 約 の 締 結 やその 履 行 に 関 し、 法 律 の 不 知 等 による 法 令 違 反 行 為 の 防 止 、 発 注 者<br />

と 受 注 者 との 対 等 な 関 係 の 構 築 及 び 公 正 ・ 透 明 な 取 引 の 実 現 を 促 進<br />

4. 下 請 取 引 等 実 態 調 査 の 実 施 (H20 年 度 から 調 査 対 象 を 拡 充 )<br />

建 設 工 事 における 元 請 負 人 と 下 請 負 人 の 間 の 下 請 取 引 の 適 正 化 を 図 るため、 下 請 取 引 等 の 実 態 把 握 し、 建 設 業 法 令 違<br />

反 行 為 を 行 っている 建 設 業 者 に 対 して 指 導<br />

拡 充 内 容 : 元 請 下 請 間 の 行 為 だけではなく、 不 適 正 な 行 為 を 行 っている 発 注 者 や 下 請 孫 請 け 間 の 行 為 等 も 対 象<br />

5. 建 設 業 取 引 適 正 化 センターの 設 置 (H21 年 7 月 開 設 )<br />

建 設 業 の 取 引 におけるトラブルを 迅 速 に 解 決 するため、 弁 護 士 や 土 木 ・ 建 築 の 学 識 経 験 者 等 による 適 切 なアドバイス 等 を<br />

実 施 する 窓 口 を 設 置 相 談 件 数 : H21 年 度 632 件 、 H22 年 度 1,510 件<br />

6. 建 設 業 取 引 適 正 化 推 進 月 間 の 実 施 (H22 年 11 月 創 設 ) 〔 毎 年 11 月 〕<br />

建 設 業 取 引 の 適 正 化 をより 一 層 推 進 するため、 国 土 交 通 省 及 び 都 道 府 県 が 連 携 し、 集 中 的 な 取 組 を 実 施<br />

具 体 的 取 組 : 立 入 検 査 ( 必 要 に 応 じ 合 同 )の 実 施 、 建 設 業 者 等 を 対 象 とした 講 習 会 等 の 開 催 等<br />

1<br />

140


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

建 設 業 法 令 遵 守 推 進 本 部 の 活 動 結 果 概 要 (H22 年 度 )<br />

1. 建 設 業 法 令 遵 守 推 進 本 部 に 寄 せられた 法 令 違 反 疑 義 情 報 について<br />

(1)<br />

(1)<br />

通 報 受 付 件 数<br />

推 進 本 部 に 寄 せられた<br />

せられた<br />

通 報 1,551<br />

1,551<br />

件 のうち、<br />

のうち、<br />

法 令 違 反 の 疑 いがある<br />

いがある<br />

情 報 の 受 付 件 数 は251<br />

は251<br />

件<br />

(<br />

(<br />

通 報 は、<br />

は、<br />

駆 け 込 みホットライン、<br />

みホットライン、<br />

一 般 の 方 からの<br />

からの<br />

通 報 (<br />

(<br />

電 話 ・<br />

・<br />

来 訪 ・<br />

・<br />

郵 送 等 ),<br />

),<br />

公 的 機 関 からの<br />

からの<br />

情 報 提 供 など)<br />

など)<br />

(2)<br />

(2)<br />

主 な 通 報 内 容<br />

1 駆 け 込 みホットライン<br />

みホットライン<br />

・・・<br />

・・・<br />

「<br />

「<br />

下 請 代 金 の 支 払 関 係 」、「<br />

」、「<br />

下 請 契 約 の 締 結 関 係 」、「<br />

」、「<br />

無 許 可 業 者 との<br />

との<br />

下 請 契 約 」<br />

」<br />

2 一 般 の 方 からの<br />

からの<br />

通 報 ・・・<br />

・・・<br />

「<br />

「<br />

粗 雑 工 事 等 」、「<br />

」、「<br />

専 任 技 術 者 の 不 設 置 等 」、「<br />

」、「<br />

一 括 下 請 負 」、「<br />

」、「<br />

主 任 技 術 者 等 不 設 置 」<br />

」<br />

3 公 的 機 関 からの<br />

からの<br />

情 報 ・・・<br />

・・・<br />

「<br />

「<br />

施 工 体 制 台 帳 不 備 」、「<br />

」、「<br />

専 任 技 術 者 の 不 設 置 等 」、<br />

」、<br />

「<br />

「<br />

主 任 技 術 者 等 不 設 置 」<br />

」<br />

(3)その<br />

(3)その<br />

他 の 疑 義 情 報 の 端 緒<br />

許 可 ・<br />

・<br />

経 審 の 審 査 時 に 発 覚 、 下 請 取 引 等 実 態 調 査 (<br />

(<br />

元 下 調 査 )、その<br />

)、その<br />

他 調 査<br />

上 記 以 外 に 下 請 代 金 不 払 いに<br />

いに<br />

関 する<br />

する<br />

相 談 、<br />

、<br />

施 工 不 良 、<br />

、<br />

騒 音 等 に 関 する<br />

する<br />

相 談 等 も<br />

2. 建 設 業 者 等 に 対 する 立 入 調 査 等 の 実 施 回 数<br />

○ 上 記 の 疑 義 情 報 等 に 対 し、<br />

し、<br />

各 推 進 本 部 が 建 設 業 者 の 営 業 所 等 に 立 入 検 査 を 行 った<br />

った<br />

回 数 は、<br />

は、<br />

報 告 徴 収 も 含 め 延 べ<br />

1053<br />

1053<br />

回 (H21<br />

(H21<br />

年 度 は952<br />

は952<br />

件 )<br />

)<br />

3. 監 督 処 分 ・ 勧 告 の 実 施 状 況<br />

○ 平 成 22<br />

22<br />

年 度 に 各 地 方 整 備 局 等 が 行 った<br />

った<br />

監 督 処 分 等 の 状 況 は、<br />

は、<br />

上 記 通 報 案 件 も 含 め 以 下 のとおり。<br />

のとおり。<br />

・<br />

・<br />

許 可 取 消 2<br />

2<br />

件 〔<br />

〔<br />

建 設 業 者 の 所 在 不 覚 知 1<br />

1<br />

件 、<br />

、<br />

刑 法 違 反 で 代 表 に 罰 金 刑 1<br />

1<br />

件 〕<br />

〕<br />

・<br />

・<br />

営 業 停 止 54<br />

54<br />

件 〔<br />

〔<br />

経 審 虚 偽 申 請 1<br />

1<br />

件 、 監 理 技 術 者 等 不 設 置 1<br />

1<br />

件 、 独 占 禁 止 法 違 反 (<br />

(<br />

談 合 )51<br />

)51<br />

件 など〕<br />

など〕<br />

・<br />

・<br />

指 示 16<br />

16<br />

件 〔<br />

〔<br />

無 許 可 業 者 との<br />

との<br />

下 請 契 約 5<br />

5<br />

件 、 労 働 安 全 衛 生 法 違 反 10<br />

10<br />

件 など〕<br />

など〕<br />

・<br />

・<br />

勧 告 426<br />

426<br />

件 〔<br />

〔<br />

下 請 契 約 の 締 結 について289<br />

について289<br />

件 、 下 請 代 金 の 見 積 、 決 定 について168<br />

について168<br />

件 、 下 請 代 金 の 支 払 いに<br />

いに<br />

ついて145<br />

ついて145<br />

件 、 追 加 ・<br />

・<br />

変 更 契 約 について144<br />

について144<br />

件 、 施 工 体 制 台 帳 の 不 備 等 110<br />

110<br />

件 など〕<br />

など〕<br />

2<br />

Ⅰ. 背 景 ・ 目 的<br />

発 注 者 ・ 受 注 者 間 における 建 設 業 法 令 遵 守 ガイドラインの 概 要<br />

○ 建 設 業 法 においては、 契 約 適 正 化 のために 契 約 当 事 者 が 遵 守 すべき 最 低 限 の 義 務 等 を 定 めているが、これらの 規 定 の 趣 旨 が 十 分<br />

に 認 識 されていない 場 合 等 においては、 法 令 遵 守 が 徹 底 されず、 建 設 業 の 健 全 な 発 展 と 建 設 工 事 の 適 正 な 施 工 を 妨 げるおそれ。<br />

○これまでにも、「 建 設 業 法 令 遵 守 ガイドライン」の 策 定 など 元 請 下 請 間 の 契 約 適 正 化 を 推 進 してきたが、 発 注 者 と 受 注 者 間 の 契 約 にお<br />

いても、 不 適 正 な 取 引 実 態 が 存 在 しており、 元 下 間 の 不 適 正 な 取 引 を 生 む 一 因 との 指 摘 。<br />

○ 発 注 者 ・ 受 注 者 間 における 請 負 契 約 の 適 正 化 を 図 ることは、 元 請 下 請 間 の 契 約 を 含 め 建 設 業 における 契 約 全 体 の 適 正 化 を 推 進 し、<br />

建 設 工 事 の 適 正 な 施 工 の 確 保 を 通 じて、 発 注 者 等 の 利 益 にもつながるもの。<br />

○このため、 公 共 工 事 、 民 間 工 事 にかかわらず、 発 注 者 と 受 注 者 との 間 で 行 われる 請 負 契 約 の 締 結 やその 履 行 に 関 し、 法 律 の 不 知 等<br />

による 法 令 違 反 行 為 を 防 ぎ、 発 注 者 と 受 注 者 との 対 等 な 関 係 の 構 築 及 び 公 正 ・ 透 明 な 取 引 の 実 現 を 図 ることを 目 的 として「 発 注 者 ・<br />

受 注 者 間 における 建 設 業 法 令 遵 守 ガイドライン」を 策 定 。<br />

Ⅱ.ガイドラインの 概 要<br />

発 注 者 と 受 注 者 との 請 負 契 約 について、 法 令 遵 守 が 必 要 な 以 下 の 項 目 ごとに、「 建 設 業 法 上 違 反 となる 行 為 事 例 」、「 建 設 業 法<br />

上 違 反 となるおそれのある 行 為 事 例 」 等 を 具 体 的 に 明 示 した。また、あわせて 法 令 の 規 定 の 趣 旨 、 留 意 すべき 事 項 、とるべき 望 ましい 行<br />

為 などについての 解 説 を 加 えたほか、 関 係 法 令 についても 解 説 。<br />

1. 見 積 条 件 の 提 示<br />

2. 書 面 による 契 約 締 結<br />

2-1. 当 初 契 約<br />

2-2. 追 加 工 事 等 に 伴 う 追 加 ・ 変 更 契 約<br />

2-3. 工 期 変 更 に 伴 う 変 更 契 約<br />

3. 不 当 に 低 い 発 注 金 額<br />

4. 指 値 発 注<br />

5. 不 当 な 使 用 資 材 等 の 購 入 強 制<br />

6.やり 直 し 工 事<br />

7. 支 払<br />

Ⅲ. 周 知 先<br />

1 公 共 発 注 者 ( 各 府 省 庁 、 独 法 等 、 地 方 公 共 団 体 、 電 力 ・ガス 会 社 等 )<br />

2 主 要 民 間 団 体 ( 経 団 連 、 商 工 会 議 所 、 小 売 業 関 係 団 体 、 不 動 産 業 関 係 団 体 等 )<br />

3 建 設 業 者 団 体 、4 地 方 整 備 局 、 都 道 府 県 の 建 設 業 許 可 部 局<br />

8. 関 係 法 令<br />

8-1. 独 占 禁 止 法 との 関 係<br />

( 「 優 越 的 地 位 の 濫 用 に 関 する 独 占 禁 止 法 の 考 え 方 」<br />

と 建 設 業 法 との 関 係 )<br />

8-2. 社 会 保 険 ・ 労 働 保 険 ( 法 定 福 利 費 )<br />

( 社 会 保 険 料 等 の 法 定 福 利 費 を 適 正 に 考 慮 した 積 算<br />

及 び 契 約 )<br />

※ガイドライン 全 文 については、 国 土 交 通 省 ホームページに 掲 載<br />

※ 平 成 23 年 8 月 29 日 付 けで 左<br />

の 関 係 先 に 通 知 。<br />

3<br />

141


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

【 概 要 】<br />

建 設 業 取 引 適 正 化 センターの 設 置<br />

名 称 建 設 業 取 引 適 正 化 センター 東 京 建 設 業 取 引 適 正 化 センター 大 阪<br />

所 在 地<br />

〒107-0052<br />

東 京 都 港 区 赤 坂 3-21-20 赤 坂 ロングビーチビル3F<br />

〒540-0005<br />

大 阪 府 大 阪 市 中 央 区 上 町 Aー12 上 町 セイワビル3F<br />

電 話 番 号<br />

FAX 番 号<br />

電 話 受 付 時 間<br />

03-6229-1488<br />

03-3588-0758<br />

9:30~17:00<br />

原 則 、 毎 日 ( 土 日 、 祝 祭 日 、 年 末 年 始 を 除 く)<br />

06-6767-3939<br />

06-6767-5252<br />

9:30~17:00<br />

原 則 、 毎 日 ( 土 日 、 祝 祭 日 、 年 末 年 始 を 除 く)<br />

相 談 指 導 員 弁 護 士 、 公 認 会 計 士 、 土 木 ・ 建 築 専 門 家 弁 護 士 、 公 認 会 計 士 、 土 木 ・ 建 築 専 門 家<br />

開 設 日 平 成 21 年 7 月 29 日 ( 水 ) 平 成 21 年 7 月 29 日 ( 水 )<br />

【 業 務 概 要 】<br />

弁 護 士 や 土 木 ・ 建 築 の 学 識 経 験 者 等 による 適 切 かつ 迅 速 な<br />

アドバイス<br />

・ 取 引 上 の 苦 情 や 下 請 代 金 不 払 等 トラブルに 関 する 対 応<br />

・ 紛 争 解 決 やトラブル 防 止 に 向 けたアドバイス<br />

・ 建 設 業 法 、 関 係 法 令 違 反 に 対 する 行 政 機 関 の 紹 介<br />

・あっせん、 調 停 、 仲 裁 等 の 希 望 者 に 対 する 紛 争 審 査 会 の 紹 介<br />

・ 紛 争 審 査 会 への 紛 争 処 理 申 請 に 当 たっての 書 類 作 成 等 のアドバイ<br />

ス<br />

建 設 業 者<br />

苦 情 ・トラブル 相 談<br />

建 設 業 取 引<br />

適 正 化 センター<br />

解 決 方 法 のアドバイス 等<br />

連<br />

携<br />

行 政 機 関<br />

紛 争 審 査 会 等<br />

【 相 談 件 数 】<br />

H22 年 度 実 績 1510 件 ( 東 京 1034 件 、 大 阪 476 件 )<br />

( 約 130 件 / 月 ) 4<br />

建 設 業 取 引 適 正 化 推 進 月 間 の 実 施<br />

趣 旨<br />

建 設 業 の 請 負 契 約 における 不 適 切 な 取 引 が 指 摘 されていることから、 建 設 業 取 引 の 適<br />

正 化 について、 国 土 交 通 省 と 都 道 府 県 が 連 携 して 集 中 的 に 取 り 組 む「 建 設 業 取 引 適 正 化 推<br />

進 月 間 」を 実 施 し、 建 設 業 取 引 の 適 正 化 の 推 進 を 図 る。<br />

建 設 業 取 引 適 正 化 推 進 月 間<br />

期 間 : 平 成 23 年 11 月 1 日 ~30 日<br />

主 催 : 国 土 交 通 省 ・ 都 道 府 県<br />

実 施 内 容<br />

・ 建 設 業 者 を 対 象 にした 建 設 業 法 令 遵 守<br />

に 関 する 講 習 会 の 開 催<br />

・ 立 入 検 査 等 の 実 施<br />

・ 各 地 方 整 備 局 等 と 各 都 道 府 県 による 自<br />

主 的 な 事 業<br />

講 習 会 の 開 催 、 立 入 検 査 等 の 実 施<br />

5<br />

142


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

下 請 取 引 等 実 態 調 査 の 結 果 (H23 年 度 )<br />

調 査 概 要<br />

○ 調 査 対 象 : 全 国 の 建 設 企 業 から 無 作 為 抽 出 した 約 18,000 社 ( 大 臣 特 定 ・ 一 般 、 知 事 特 定 ・ 一 般 )<br />

( 東 日 本 大 震 災 で 被 災 した 岩 手 県 ・ 宮 城 県 ・ 福 島 県 の 全 域 、 青 森 県 ・ 茨 城 県 ・ 栃 木 県 ・ 千 葉 県 ・<br />

長 野 県 ・ 新 潟 県 の 一 部 市 町 村 に 主 たる 営 業 所 を 有 する 建 設 企 業 は 調 査 の 対 象 外 とした。)<br />

○ 調 査 方 法 : 郵 送 による 書 面 調 査<br />

○ 調 査 内 容 : 元 請 企 業 ・ 下 請 企 業 間 及 び 受 発 注 者 間 の 取 引 の 実 態<br />

○ 調 査 期 間 : 平 成 23 年 7 月 26 日 ~ 平 成 23 年 9 月 15 日<br />

○ 回 収 件 数 : 14,823 社 ( 回 収 率 82.4%: 平 成 22 年 度 から 督 促 状 の 送 付 により 回 収 率 向 上 )<br />

うち、 下 請 企 業 に 発 注 した 実 績 のある 建 設 企 業 :11,956 社<br />

下 請 企 業 に 発 注 した 実 績 のない 建 設 企 業 :2,592 社<br />

既 に 事 業 活 動 を 終 了 した 建 設 企 業 :275 社<br />

6<br />

下 請 取 引 等 実 態 調 査 の 結 果 (H23 年 度 )<br />

○ 建 設 業 法 の 遵 守 状 況<br />

元 請 ・ 下 請 を 問 わず 建 設 工 事 を 下 請 負 人 に 発 注 したことのある11,956 業 者 のうち、 建 設 業 法 に 基 づく 指 導 を 行 う 必<br />

要 がないと 認 められる 建 設 業 者 は、226 業 者 (1.9%)。<br />

○ 許 可 区 分 、 資 本 金 階 層 別 にみた 建 設 業 法 の 遵 守 状 況<br />

【 許 可 区 分 別 】<br />

16%<br />

適 正 回 答 業 者 率<br />

12%<br />

8%<br />

4%<br />

0%<br />

14.2%<br />

4.0%<br />

0.9%<br />

0.3%<br />

大 臣 ・ 特 定 大 臣 ・ 一 般 知 事 ・ 特 定 知 事 ・ 一 般<br />

【 資 本 金 階 層 別 】<br />

30%<br />

25%<br />

適 正 回 答 業 者 率<br />

20%<br />

15%<br />

10%<br />

5%<br />

0%<br />

0.5%<br />

2.1%<br />

30 百 万 円 未 満 30 百 万 円 以 上<br />

~50 百 万 円 未 満<br />

4.8%<br />

50 百 万 円 以 上<br />

~1 億 円 未 満<br />

9.6%<br />

1 億 円 以 上<br />

~20 億 円 未 満<br />

14.8%<br />

20 億 円 以 上<br />

~100 億 円 未 満<br />

28.8%<br />

100 億 円 以 上<br />

7<br />

143


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

下 請 取 引 等 実 態 調 査 の 結 果 (H23 年 度 )<br />

○ 見 積 依 頼 方 法<br />

見 積 りを 依 頼 する 際 には、 工 事 の 具 体 的 な 内 容 について 書 面 により 内 容 を 示 す 必 要 があるが、「 下 請 契 約 の 内 容<br />

や 提 示 日 が 明 確 な 書 面 」で 適 正 に 見 積 依 頼 した 建 設 業 者 は 平 均 で46.2%。<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

69.2%<br />

13.5%<br />

10.7%<br />

6.6%<br />

・ 下 請 契 約 の 内 容 や 提 示 日 が 明 確 な 書 面<br />

・ 下 請 契 約 の 内 容 や 提 示 日 が 明 確 でない 書 面<br />

・ 口 頭 で 依 頼 し、 契 約 締 結 後 に 書 面 を 交 付<br />

・ 口 頭 で 依 頼<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

知 事 ・ 特 定<br />

知 事 ・ 一 般<br />

39.8%<br />

50.3%<br />

49.1%<br />

21.9%<br />

19.9%<br />

19.7%<br />

18.4%<br />

16.2%<br />

20.2%<br />

19.9%<br />

13.6%<br />

10.9%<br />

平 均<br />

46.2%<br />

20.3%<br />

18.4%<br />

15.1%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

○ 見 積 期 間<br />

工 事 の 予 定 価 格 に 応 じて 一 定 の 見 積 期 間 を 設 けることが 必 要 であるが、 予 定 価 格 が500 万 円 以 上 の 場 合 でみる<br />

と、 大 臣 特 定 の 約 7 割 が 適 正 な 期 間 である 以 外 は 大 半 が 適 正 な 見 積 日 数 を 設 けていない 状 況 。<br />

予 定 価 格 が500 万 円 以 上 5,000<br />

万 円 未 満 の 場 合<br />

・ 見 積 内 容 を 提 示 した 日 ( 即 日 )<br />

・ 見 積 内 容 を 提 示 した 翌 日<br />

・ 中 1 日 以 上 中 5 日 未 満<br />

・ 中 5 日 以 上 中 10 日 未 満<br />

・ 中 10 日 以 上 中 15 日 未 満<br />

・ 中 15 日 以 上<br />

0.4%<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

1.2%<br />

8.0% 21.5%<br />

54.3%<br />

14.5%<br />

1.2%<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

17.9%<br />

30.3%<br />

32.7%<br />

15.4%<br />

2.6%<br />

0.4%<br />

知 事 ・ 特 定<br />

1.0%<br />

18.4%<br />

39.4%<br />

32.2%<br />

8.7%<br />

知 事 ・ 一 般 1.0%<br />

19.9%<br />

37.3%<br />

28.0%<br />

11.9%<br />

1.8%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

8<br />

下 請 取 引 等 実 態 調 査 の 結 果 (H23 年 度 )<br />

○ 契 約 方 法<br />

建 設 工 事 の 請 負 契 約 を 締 結 する 際 には、 工 事 ごとの 請 負 契 約 書 を 相 互 に 交 付 、または、 注 文 書 ・ 請 書 による 場 合<br />

には 基 本 契 約 約 款 を 添 付 する 等 の 一 定 の 要 件 を 満 たすことが 必 要 。 大 臣 特 定 においては、 約 9 割 が 適 正 に 契 約<br />

しているが、 知 事 特 定 においては 約 7 割 に 低 下 し、 知 事 一 般 に 至 っては 約 4 割 まで 低 下 。<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

20.4%<br />

36.4%<br />

31.6%<br />

7.7%<br />

1.7%<br />

1.4%<br />

0.8%<br />

・ 工 事 ごとの 請 負 契 約 書 を 交 付<br />

・ 基 本 契 約 書 に 基 づいた 注 文 書 ・ 請 書 の 交 換<br />

・ 基 本 契 約 約 款 を 添 付 又 は 印 刷 した 注 文 書 ・<br />

請 書 の 交 換<br />

・ 注 文 書 ・ 請 書 の 交 換 のみ<br />

・ 注 文 書 の 一 方 的 な 送 付<br />

・メモ(メール・FAXを 含 む)<br />

・ 口 頭<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

知 事 ・ 特 定<br />

知 事 ・ 一 般<br />

17.9%<br />

14.6%<br />

21.5%<br />

18.1%<br />

30.3%<br />

26.0%<br />

9.8%<br />

11.6%<br />

20.6%<br />

23.5%<br />

17.9%<br />

6.3%<br />

13.9%<br />

5.2%<br />

17.4%<br />

8.9%<br />

8.2%<br />

2.0% 5.7%<br />

4.0%<br />

16.7%<br />

平 均<br />

17.8%<br />

23.0%<br />

16.6%<br />

18.3%<br />

4.2%<br />

9.1%<br />

11.1%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

○ 契 約 書 で 定 めている 条 項<br />

契 約 書 には、 建 設 業 法 第 19 条 第 1 項 で 定 められている14 項 目 の 条 項 を 明 示 することが 必 要 。 大 臣 特 定 において<br />

は、 約 7 割 が 建 設 業 法 上 定 めるべき 条 項 を 全 て 定 めているが、 大 臣 一 般 及 び 知 事 特 定 については 約 2 割 、 知 事 一<br />

般 については1 割 以 下 という 状 況 。<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

70.9%<br />

29.1%<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

22.3%<br />

77.7%<br />

・ 全 て 定 めている<br />

・ 全 て 定 めていない<br />

知 事 ・ 特 定<br />

23.3%<br />

76.7%<br />

知 事 ・ 一 般<br />

6.7%<br />

93.3%<br />

平 均 19.3%<br />

80.7%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

9<br />

144


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

下 請 取 引 等 実 態 調 査 の 結 果 (H23 年 度 )<br />

○ 契 約 締 結 時 期<br />

契 約 の 締 結 は、 下 請 工 事 の 着 工 前 までに 行 う 必 要 。 建 設 業 者 の 約 7 割 は「 工 事 に 着 手 する 前 に 契 約 」している 状<br />

況 であるが、 約 3 割 は 工 事 着 手 後 に 契 約 している 状 況 。<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

78.7%<br />

16.6%<br />

1.8%<br />

2.8%<br />

・ 工 事 に 着 手 する 前 に 契 約<br />

・ 工 事 に 着 手 してから 工 事 が 完 了 する 前<br />

までに 契 約<br />

・ 工 事 が 完 了 した 後 に 契 約<br />

・ 工 事 着 手 後 又 は 工 事 完 了 後 に 日 付 を<br />

さかのぼって 契 約<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

知 事 ・ 特 定<br />

71.4%<br />

68.6%<br />

20.3%<br />

22.2%<br />

3.3%<br />

2.3%<br />

4.9%<br />

6.9%<br />

知 事 ・ 一 般<br />

70.6%<br />

19.3%<br />

3.4%<br />

6.8%<br />

平 均<br />

70.5%<br />

20.3%<br />

2.8%<br />

6.4%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

○ 追 加 ・ 変 更 契 約 時 の 契 約 締 結 の 有 無<br />

追 加 工 事 等 の 発 生 により 契 約 を 変 更 するときは、 当 初 契 約 と 同 様 に 書 面 で 締 結 することが 必 要 。 適 正 に 追 加 ・ 変 更<br />

契 約 を 行 っている 割 合 は、 大 臣 特 定 において 約 7 割 の 状 況 であるが、 大 臣 一 般 や 知 事 特 定 においては5 割 を 切 り、<br />

また 知 事 一 般 においては 約 3 割 の 状 況 。<br />

・ 追 加 ・ 変 更 契 約 を 行 わず、 追 加 ・ 変 更 契 約 の<br />

対 象 となる 工 事 を 下 請 負 人 に 行 わせている。<br />

・ 発 注 者 との 間 で 追 加 ・ 変 更 契 約 がなされた 場 合<br />

のみ、 下 請 負 人 と 追 加 ・ 変 更 契 約 を 行 っている<br />

・ 発 注 者 との 間 で 追 加 ・ 変 更 契 約 がなされない 場<br />

合 でも、 下 請 負 人 とは 追 加 ・ 変 更 契 約 を 行 ってい<br />

る。<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

知 事 ・ 特 定<br />

知 事 ・ 一 般<br />

6.9%<br />

22.8%<br />

17.6%<br />

18.2%<br />

26.5%<br />

41.6%<br />

43.6%<br />

46.7%<br />

70.2%<br />

40.9%<br />

38.2%<br />

26.8%<br />

平 均<br />

20.9%<br />

43.0%<br />

36.1%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

10<br />

下 請 取 引 等 実 態 調 査 の 結 果 (H23 年 度 )<br />

○ 注 文 者 からの 支 払 を 受 けてから 下 請 負 人 に 支 払 うまでの 期 間<br />

注 文 者 から 請 負 代 金 の 出 来 高 払 又 は 竣 工 払 を 受 けた 時 は、 相 当 する 下 請 代 金 を1ヶ 月 以 内 に 支 払 う 必 要 。 支 払 期<br />

間 が1ヶ 月 以 内 である 建 設 業 者 は 平 均 で8 割 以 上 であり、 概 ね 遵 守 されている 状 況 。<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

31.3%<br />

16.6%<br />

43.3%<br />

8.4%<br />

0.5%<br />

・1 週 間 以 内 ( 発 注 者 又 は 元 請 負 人<br />

からの 支 払 日 よりも 早 く 下 請 負 人 に<br />

支 払 っている 場 合 を 含 む)<br />

・1 週 間 より 長 く2 週 間 以 内<br />

・2 週 間 より 長 く1ヶ 月 以 内<br />

・1ヶ 月 より 長 く2ヶ 月 以 内<br />

・2ヶ 月 より 長 い<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

知 事 ・ 特 定<br />

知 事 ・ 一 般<br />

34.1%<br />

30.2%<br />

28.2%<br />

c<br />

13.0%<br />

15.4%<br />

13.0%<br />

39.2%<br />

41.3%<br />

40.3%<br />

12.9%<br />

12.6%<br />

17.5%<br />

0.7%<br />

0.5%<br />

1.0%<br />

平 均<br />

29.5%<br />

14.3%<br />

40.9%<br />

14.6%<br />

0.8%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

○ 支 払 手 段<br />

請 負 代 金 の 支 払 は、できる 限 り 現 金 払 いとし、 現 金 払 いと 手 形 払 いを 併 用 する 場 合 であっても、 少 なくとも 労 務 費 相 当<br />

分 については 現 金 払 いとする 必 要 。 約 8 割 の 建 設 業 者 が「 全 額 現 金 で 支 払 っている」、または「 少 なくとも 労 務 費 相 当 分<br />

は 現 金 で 支 払 っている」 状 況 。<br />

・ 全 額 現 金 で 支 払 っている<br />

・ 少 なくとも 労 務 費 相 当 分 は 現 金 で<br />

支 払 い、 残 りは 手 形 で 支 払 っている<br />

・ 労 務 費 相 当 分 に 満 たない 額 を 現 金 で<br />

支 払 い、 残 りは 手 形 で 支 払 っている<br />

・ 自 社 で 決 めている 割 合 で 現 金 と 手 形 を<br />

併 用 しており、 労 務 費 相 当 分 を 現 金 で<br />

支 払 っているかは 把 握 していない<br />

・ 全 額 手 形 で 支 払 っている<br />

・ファクタリング 方 式 を 活 用 している<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

知 事 ・ 特 定<br />

知 事 ・ 一 般<br />

平 均<br />

48.1%<br />

59.5%<br />

64.9%<br />

65.5%<br />

74.5%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

32.3%<br />

21.3%<br />

19.2%<br />

17.5%<br />

0.4%<br />

0.9%<br />

10.9%<br />

0.7%<br />

0.8%<br />

10.6%<br />

0.7%<br />

10.7%<br />

16.3%<br />

11.2%<br />

13.1%<br />

3.3%<br />

3.3%<br />

1.5%<br />

2.3%<br />

2.1%<br />

5.3%<br />

1.2%<br />

0.5%<br />

0.4%<br />

1.0%<br />

11<br />

145


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

下 請 取 引 等 実 態 調 査 の 結 果 (H23 年 度 )<br />

○ 支 払 保 留 の 有 無<br />

正 当 な 理 由 がないにもかかわらず、 長 期 間 にわたり 下 請 代 金 を 保 留 することは、 不 適 切 。 保 留 したことがあると 回 答 した<br />

建 設 業 者 は、 大 臣 特 定 建 設 業 者 及 び 知 事 特 定 建 設 業 者 において 多 く、 約 3 割 を 占 める。<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

70.8%<br />

25.9%<br />

3.2%<br />

・ 保 留 したことはない<br />

・ 出 来 高 の10% 以 下 の 金 額 を 保 留 した<br />

ことがある<br />

・ 出 来 高 の10%を 超 える 金 額 を 保 留<br />

したことがある<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

知 事 ・ 特 定<br />

71.1%<br />

86.0%<br />

24.7%<br />

9.1%<br />

4.8%<br />

4.2%<br />

知 事 ・ 一 般<br />

85.6%<br />

8.5%<br />

5.9%<br />

平 均<br />

78.8%<br />

16.2%<br />

5.0%<br />

○ 赤 伝 処 理 (H23 新 規 調 査 項 目 )<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

赤 伝 処 理 を 行 う 際 には、 差 し 引 く 内 容 や 根 拠 等 について、あらかじめ 下 請 負 人 と 協 議 ・ 合 意 し、 見 積 条 件 や 契 約 書 面 に<br />

明 示 されていることが 必 要 。 約 3 割 の 建 設 業 者 が 適 正 な 手 続 きを 経 ないまま 諸 費 用 を 差 し 引 いているという 状 況 。また、<br />

5.8%の 建 設 業 者 が「 下 請 負 人 と 協 議 せず、 一 方 的 に 差 し 引 いた」と 回 答 。<br />

大 臣 ・ 特 定<br />

29.4%<br />

52.5%<br />

16.6%<br />

1.5%<br />

・ 差 し 引 いたことはない<br />

・ 差 し 引 く 内 容 等 について 契 約 書 面 等 に 明 示<br />

し、 下 請 負 人 と 協 議 ・ 合 意 のうえ 差 し 引 いた<br />

・ 差 し 引 く 内 容 等 について 契 約 書 面 等 に 明 示<br />

しないが、 下 請 負 人 と 協 議 のうえ 差 し 引 いた<br />

・ 下 請 負 人 と 協 議 せず、 一 方 的 に 差 し 引 いた<br />

大 臣 ・ 一 般<br />

知 事 ・ 特 定<br />

26.8%<br />

36.7%<br />

36.8%<br />

30.2%<br />

30.7%<br />

29.3%<br />

3.8%<br />

5.7%<br />

知 事 ・ 一 般<br />

40.4%<br />

23.9%<br />

28.9%<br />

6.8%<br />

平 均<br />

34.0%<br />

31.6%<br />

28.6%<br />

5.8%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

12<br />

下 請 取 引 等 実 態 調 査 の 結 果 (H23 年 度 )<br />

○ 元 請 負 人 による 下 請 負 人 へのしわ 寄 せの 状 況<br />

・ 許 可 区 分 別<br />

しわ 寄 せを 受 けた 工 事 を 知 っている<br />

具 体 的 なしわ 寄 せの 内 容 としては、「 追 加 変 更 契 約 の 締 結 の 拒<br />

否 」が 最 も 高 く14.0%、 次 いで「 下 請 代 金 の 支 払 保 留 」が12.8%、<br />

「やり 直 し 工 事 の 強 制 」が12.6%でした。<br />

15.0%<br />

不 当 なしわ 寄 せを 受 けたことがある<br />

・しわ 寄 せの 内 容<br />

10.0%<br />

5.9%<br />

4.9%<br />

3.9%<br />

5.0%<br />

4.2%<br />

2.6%<br />

5.8%<br />

3.7%<br />

4.5%<br />

2.5%<br />

3.1%<br />

0.0%<br />

大 臣 ・ 特 定 大 臣 ・ 一 般 知 事 ・ 特 定 知 事 ・ 一 般 平 均<br />

・ 資 本 金 階 層 別<br />

しわ 寄 せを 受 けた 工 事 を 知 っている<br />

工 期 が 極 めて 短 期<br />

間 , 8.0%<br />

書 面 による 契 約 の 締<br />

結 を 拒 否 , 6.0%<br />

見 積 を 全 く 考 慮 され<br />

なかった, 8.9%<br />

その 他 , 5.4%<br />

追 加 ・ 変 更 契 約 の 締<br />

結 を 拒 否 , 14.0%<br />

下 請 代 金 の 支 払 保<br />

留 , 12.8%<br />

15.0%<br />

不 当 なしわ 寄 せを 受 けたことがある<br />

合 意 のない 赤 伝 処<br />

理 , 9.5%<br />

やり 直 し 工 事 を 強 い<br />

られた, 12.6%<br />

10.0%<br />

5.5%<br />

4.8%<br />

指 値 による 契 約 ,<br />

10.7%<br />

工 事 代 金 の 不 払 い,<br />

12.0%<br />

5.0%<br />

4.1%<br />

0.0%<br />

5.3%<br />

3.8%<br />

30 百 万 円 未 満 30 百 万 円 以 上<br />

50 百 万 円 未 満<br />

2.2%<br />

1.9%<br />

1.5% 1.9%<br />

50 百 万 円 以 上 1 億 円 以 上<br />

1 億 円 未 満<br />

20 億 円 未 満<br />

3.1%<br />

20 億 円 以 上<br />

100 億 円 未 満<br />

1.9%<br />

0.0%<br />

100 億 円 以 上<br />

13<br />

146


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(4) 講 演 3 「『オレ 流 』からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長 」<br />

弁 護 士 牧 野 二 郎 氏<br />

本 日 は、 日 本 の 非 常 に 伝 統 的 なものづくりの 社 会 から 徐 々に 変 わっ<br />

ていかなければいけない、ものづくりの 精 神 は 残 しながらも、そのシ<br />

ステムを 少 しずつ 変 えていかないといけない 時 代 になってきたという<br />

ところをとらえてみたいと 思 います。<br />

地 震 でも 津 波 でも 十 分 に 守 られる 仕 組 みを 作 らなければいけないのです。 地 震 があった<br />

ら 責 任 はないと 思 ったら 大 きな 間 違 いです。どのような 安 全 設 計 、 基 準 、 施 工 かをきちん<br />

と 説 明 できない 企 業 は、あるいは 建 築 をした 人 は、 責 任 が 大 きく 問 われるという 問 題 が 明<br />

らかになってきています。<br />

我 が 国 全 体 に 支 配 している 部 分 だろうと 思 いますが、 建 築 のものづくりにもその 場 の 収<br />

まりといった 現 場 対 処 主 義 が DNA として 継 承 されています。きちんと 仕 事 をしてその 場<br />

を 収 めようとどんなに 部 分 最 適 でやっても、 後 日 点 検 したときに 記 録 は 責 任 者 の 頭 の 中 に<br />

存 在 するのみで 最 終 図 面 がない、トレースできないでは 責 任 を 果 たせないのです。それは<br />

修 繕 もできなければ、 改 良 もできないし、 改 築 もできないということです。<br />

どうすればいいのでしょう。<br />

「オレ 流 から、 標 準 化 へ」です。 標 準 化 とは、 皆 が 共 有 できるようにすることで、 単 に<br />

契 約 書 を 電 子 化 するというものではありません。オレ 流 に 現 場 で 適 宜 やらずに 伝 承 可 能 な<br />

形 でエッセンスを 明 確 にした 上 で 最 初 でも 実 践 段 階 でも 電 子 化 して 記 録 していくことが 必<br />

要 です。<br />

例 えば 契 約 書 を 考 えてみますと、 契 約 書 が 締 結 されて 確 定 と 思 われているでしょうが、<br />

現 実 は 作 業 を 始 めると 変 更 が 生 じたりして 契 約 の 状 態 は 変 わっていきます。 問 題 点 は 二 つ<br />

で、 一 つは、 契 約 は 動 くものだという 前 提 で、 動 いていく 様 子 をコントロールする 必 要 が<br />

あります。 二 つ 目 は、その 変 化 をそのままの 形 でよいのでカメラ OK、メール OK、 全 部<br />

記 録 することです。つまり、 契 約 を 実 践 し、 全 体 をマネジメントし、 各 証 拠 を 全 部 記 録 す<br />

れば、 法 的 には 守 られるし、 問 題 になることもないのです。そして、 修 繕 にも 改 良 にも 改<br />

築 にも 建 築 主 が 不 信 感 を 抱 かないきちんと 対 応 できることになるのです。<br />

もう 一 つ 標 準 化 するとどうなるのでしょう。ごまかしにくくなり、トレーサビリティー<br />

や 透 明 性 を 確 保 しやすくなり、ブラックボックスがなくなります。 点 検 、 検 査 、あるいは<br />

検 証 などがよくできるようになり 内 部 統 制 が 実 現 します、 信 頼 性 が 向 上 します。 時 代 は 価<br />

格 競 争 から 品 質 競 争 になってきています。<br />

こんな 時 代 に 皆 様 の 会 社 はどうしますか。<br />

建 設 産 業 において 技 能 継 承 ができる 標 準 化 を 進 めていただきたい。そのための 最 適 解 は、<br />

電 子 契 約 、 電 子 化 を 進 めることです。 是 非 推 進 していただきたいと 願 います。<br />

147


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■( 参 考 ) 講 演 3 「『オレ 流 』からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長 」 講 演 資 料<br />

時 代 移 行 をとらえ、 前 進 するために<br />

ー 飛 躍 するために 電 子 社 会 を 使 うー<br />

2012 年 2 月 24 日<br />

牧 野 総 合 法 律 事 務 所<br />

弁 護 士 牧 野 二 郎<br />

1<br />

豊 かな 街 づくり、 都 市 づくりのために<br />

• 震 災 が 我 々に 教 えたもの<br />

わが 国 は、 地 震 の 国 であること<br />

必 ず 来 る、 大 型 地 震<br />

東 京 直 下 型 、 東 海 地 震 、 東 南 海 地 震 ・・<br />

それに 備 えた 街 づくり、 都 市 づくりが 必 須<br />

• 再 生 を 視 野 に 入 れた 対 応 が 必 要<br />

地 震 で 失 われたもの、 回 復 可 能 なもの<br />

地 震 ・・・・・ 電 気 が 来 ない、だから 紙 に ??<br />

津 波 で 流 され、 火 事 で 燃 え、 混 乱 で 散 乱<br />

紙 も 信 頼 できない<br />

⇒ 地 震 でも、 津 波 でも、 十 分 に 守 られる 仕 組 み<br />

⇒ 分 散 型 、クラウド 型 の 情 報 確 保<br />

2<br />

148


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

わが 国 の 後 進 性 ?<br />

• オレ 流 が 支 配 する 建 設 、 建 築 業 界<br />

現 場 優 位 、 現 場 対 処 、 現 場 主 義<br />

その 場 の 収 まりを 重 視 、 部 分 最 適 を 目 指 す<br />

⇒ 全 体 が 見 えない、 未 来 が 見 えない<br />

全 体 構 造 との 関 係<br />

将 来 の 修 繕 、 改 良 、 加 工 など<br />

• オレ 流 が 記 録 されない、 責 任 者 の 頭 の 中 に 存 在 するのみ<br />

最 終 図 面 が 無 い???!!<br />

図 面 どおりでないところがあちこちにある??!!<br />

現 場 対 策 は 図 面 に 載 らない??!!<br />

• 修 理 をしても、その 記 録 が 残 らない。やっつけ 仕 事 になる。<br />

後 々、 基 礎 となる 内 容 と、 後 の 修 繕 などが 分 からない?!<br />

3<br />

建 築 業 界 だけではない<br />

プログラムの 世 界 、ITの 世 界 にもはびこる 部<br />

分 最 適 と 秘 密 主 義<br />

• システム 構 築 は、 建 築 と 同 じ?<br />

設 計 どおりに 作 らない<br />

設 計 どおりに 作 っても、 秘 密 主 義<br />

著 作 権 を 主 張 して、 開 示 しない<br />

• 再 契 約 を 義 務 付 けられる??!!<br />

他 の 事 業 者 に 依 頼 できない。<br />

他 の 事 業 者 には、 一 切 教 えない。<br />

手 間 隙 がかかる、 成 果 が 伝 承 されない・・・・<br />

• 標 準 化 と、 開 示 義 務 によって 改 善 が 図 れるはず<br />

一 度 出 来 たら、 国 民 の 財 産 になる<br />

4<br />

149


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

法 律 の 世 界 も、 著 しいオレ 流 が<br />

• 契 約 書 の 作 成<br />

米 国 の 契 約 書 の 煩 雑 さ<br />

わが 国 の 契 約 の 実 情<br />

司 法 教 育 の 中 で「 契 約 書 は 自 分 で 作 れ」の 意 味<br />

個 別 事 情 が 存 在 するため、 標 準 化 が 困 難 なのも 事 実<br />

しかし、すべてゼロからでは 高 コストに<br />

• 建 築 関 連 契 約 の 標 準 化<br />

四 会 連 合 標 準 契 約<br />

「 民 間 ( 旧 四 会 ) 連 合 協 定 工 事 請 負 契 約 約 款 ( 以 下 「 連 合 約 款 」とします)」は「 工 事 請 負 規 程 」という 名 称 で 大 正 12 年 (1923 年 )「 建 築<br />

學 會 ・ 建 築 業 協 會 ・ 日 本 建 築 協 會 ・ 日 本 建 築 士 會 聯 合 」の4 会 によって 制 定 されました。」<br />

http://www.gcccc.jp/about/flow.html 約 款 委 員 会 ページから 引 用<br />

これをまねしたプログラムの 開 発 契 約 の 標 準 化<br />

• 「 契 約 はプログラム」という 発 想 、そして 現 実<br />

5<br />

オレ 流 から、 標 準 化 へ<br />

• 親 方 稼 業 から、 熟 練 技 術 者 に<br />

• 基 盤 技 術 と 専 門 技 術 、すべてが 記 録 される<br />

• 問 題 への 対 処 が 可 能 に<br />

• 修 繕 、 改 良 、 改 善 が 可 能 になる<br />

• 修 繕 、 改 良 、 改 善 も 記 録 され、 後 に 使 える<br />

• 標 準 化 の 持 つ 意 味 が 重 要<br />

6<br />

150


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

標 準 化 によって<br />

• 技 術 の 高 度 化 、 均 一 化<br />

• ブラックボックスがなくなる<br />

• 点 検 、 検 証 、 検 査 が 可 能 に<br />

信 頼 性 向 上<br />

• 評 価 が 客 観 的 になる<br />

公 平 な 評 価 が 可 能 に<br />

• 見 積 もりも 客 観 化<br />

• その 結 果 、 内 部 統 制 も 可 能 になる<br />

7<br />

電 子 契 約 、 業 務 の 電 子 化<br />

• 合 理 的 契 約 の 第 一 歩<br />

電 子 契 約 によって、 客 観 化 の 道 を 進 む<br />

検 証 可 能 に、 再 利 用 可 能 に、 統 制 可 能 に<br />

• 動 的 契 約 論<br />

契 約 は 締 結 で 終 わりではない<br />

契 約 後 の 業 務 管 理 を 指 導 するものが 契 約<br />

点 検 し、 修 正 し、 予 定 通 り 進 めること<br />

• 契 約 だけではなく、 業 務 遂 行 も 記 録 すること<br />

8<br />

151


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

ITの 力 が、 標 準 化 ・ 電 子 化 を 支 える<br />

• センサ 技 術 の 発 達<br />

• 記 録 媒 体 の 巨 大 化<br />

• 日 常 的 な 情 報 コミュニケーションの 発 展<br />

• 記 録 装 置 のクラウド 化<br />

• 低 コスト 化<br />

道 具 はそろった・・・・<br />

要 は、 本 当 に 成 長 し、 世 界 に 伍 す 気 概 があるか、とい<br />

うこと<br />

完<br />

9<br />

152


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(5) 講 演 4-1 「 電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介 ( 土 屋 ホールディングス)」 講 演 資 料<br />

電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 運 用 事 例 のご 紹 介<br />

株 式 会 社 土 屋 ホールディングス<br />

1. 会 社 概 要<br />

株 式 会 社 土 屋 ホールディングス<br />

本 社 北 海 道 札 幌 市 北 区 北 9 条 西 3 丁 目 7 番 地<br />

代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 土 屋 昌 三<br />

設 立 1976 年 9 月 21 日<br />

資 本 金 71 億 1,481 万 円 東 証 2 部<br />

従 業 員 26 名 (グループ 連 結 788 名 )<br />

事 業 内 容 建 設 業 を 営 む 事 業 会 社 の 支 配 ・ 管 理 及 びコンサルタント 業 務<br />

153


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

2. 経 営 ビジョン<br />

「 心 地 よい 住 まい、 心 豊 かな 人 生 」<br />

住 まいは、 幸 せな 暮 らしのベースであり、 心 豊 かな 人 生 を 育 む 一 番 大 切 な 場 所 です。<br />

物 質 的 に 豊 かなだけではなく、 精 神 的 にも 健 康 的 にも 真 の「 豊 かさ」を 追 求 することが<br />

当 社 グループの 企 業 使 命 感 です。<br />

お 客 様 一 人 ひとりとの 心 のつながりを 大 切 にし、<br />

生 涯 のパートナーとして 成 長 し 続 ける 企 業 を 目 指 します。<br />

3.グループ 概 要<br />

持 株 会 社<br />

・ 木 造 在 来 工 法 住 宅 の<br />

施 工 ・ 販 売<br />

・ 不 動 産 流 売 買 事 業<br />

■ 土 屋 グループ 拠 点<br />

・ツーバイフォー 工 法 住 宅<br />

の 施 工 ・ 販 売<br />

・ 不 動 産 流 通 事 業<br />

・ 増 改 築 ・リフォーム 事<br />

業<br />

・ 東 北 エリアにおける<br />

木 造 在 来 工 法 住 宅 の 施<br />

工 ・ 販 売<br />

・ 住 宅 施 工 事 業<br />

● 土 屋 ホーム 住 宅 部 門 :32 拠 点 、 不 動 産 部 門 :13 拠 点 、その 他 :2 拠 点 、 合 計 :47 拠 点<br />

● 土 屋 ツーバイホーム 住 宅 部 門 :14 拠 点 、 不 動 産 部 門 :2 拠 点 、 合 計 18 拠 点<br />

● 土 屋 ホームトピア/24 拠 点 ● 土 屋 ホーム 東 北 /9 拠 点 ●アーキテクノ/1 拠 点<br />

グループ 合 計 :99 拠 点<br />

154


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

4. 電 子 取 引 化 導 入 ポイント<br />

当 グループの 施 工 特 徴<br />

・28 工 事 種 別 に 対 し 完 全 分 離 発 注 を 実 施 している<br />

・ 一 次 業 者 をグループ 内 に 施 工 会 社 としておいている<br />

導 入 前 課 題 として<br />

1 見 積 依 頼 ・ 回 答 業 務 が 紙 ベースの 処 理 が 中 心<br />

2 取 引 先 へ 注 文 書 発 行 ・ 送 付 の 業 務 要 員 が 必 要 となってきた<br />

3 現 場 管 理 者 の 事 務 処 理 ( 発 注 手 続 ) 負 担 を 削 減<br />

4 個 別 原 価 管 理 の 精 度 向 上 ・・・ 対 実 行 予 算<br />

5.システム 導 入 検 討 事 項<br />

1システムの 早 期 稼 動 が 可 能 である 事<br />

2 運 用 システムの 安 全 性 と 既 存 基 幹 システムとの 融 和 性<br />

3 見 積 依 頼 ~ 注 文 ~ 出 来 高 請 求 まで 業 務 を 行 なう 事 を 前 提<br />

平 成 17 年 10 月 CI-NETに 対 応 した<br />

ASPサービス( 富 士 通 マーケッティング:WEBCON)システム 導 入<br />

を 決 定<br />

155


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

6. 稼 動 までのスケジュール<br />

平 成 17 年 10 月 :<br />

平 成 18 年 4 月 :<br />

平 成 18 年 11 月 :<br />

システム 構 築 スタート<br />

・ 並 行 して 拠 点 毎 でのシステム 導 入 説 明 会 を 実<br />

施<br />

見 積 ~ 注 文 業 務 運 用 開 始<br />

・ 並 行 して 拠 点 毎 での 出 来 高 システム 導 入 説 明<br />

会 を 実 施<br />

出 来 高 ・ 請 求 業 務 運 用 開 始<br />

・<br />

・<br />

平 成 23 年 12 月 末 現 在 システム 加 入 業 者 数 815 社 (70% 加 入 率 )<br />

登 録 業 者<br />

1,160 社<br />

7. 運 用 システム 概 要<br />

当 グループ<br />

取 引 先<br />

ASPサービス<br />

積 算<br />

実 行 予 算<br />

発 注<br />

原 価 管 理<br />

会 計<br />

工 事 情 報<br />

見 積 情 報<br />

契 約 情 報<br />

・<br />

・<br />

・<br />

抽 出<br />

データ<br />

取 込<br />

データ<br />

デ<br />

ー<br />

タ<br />

集<br />

配<br />

信<br />

連<br />

携<br />

Internet<br />

購 買 見 積<br />

契 約<br />

出 来 高<br />

請 求<br />

Internet<br />

A 社<br />

B 社<br />

C 社<br />

「 社 内 システム」<br />

EDI 情 報<br />

長 期 原 本 保 管<br />

※CI-NET<br />

規 約<br />

WEBCON 使 用<br />

富 士 通 マーケティング 提 供<br />

156


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

8. 電 子 商 取 引 導 入 での 社 内 取 り 組 み<br />

1 社 内 標 準 化 の 推 進<br />

・ 地 域 別 の 標 準 単 価 を 設 定 する<br />

・ 仕 様 の 標 準 化 ・・・ 設 備 、 建 材 等<br />

2 個 別 台 帳 管 理 のレベルアップ 標 準 化 を 推 進<br />

3ASPサービスベンダーさんへの 協 力 体 制 つくり<br />

・ 取 引 先 等 へのシステム 説 明 会 支 援 作 業<br />

・ 基 幹 システムとのデータ 連 携 調 査 、 構 築 支 援<br />

9. 電 子 商 取 引 導 入 での 取 引 先 へのフォロー<br />

1 取 引 先 の 導 入 メリットを 伝 える<br />

・ 作 業 の 簡 素 化 ・・・ 余 計 な 計 算 をせずに 回 答 が 送 信 できる<br />

見 積 回 答 、 注 文 請 け、 出 来 高 請 求 のスピードアップ<br />

・ 経 費 削 減 ・・・・ 請 書 、 請 求 書 等 の 発 送 業 務 費 用 や 印 紙 税<br />

・ 業 界 共 通 仕 様 のCI-NETに 適 合 したシステムを 採 択 している<br />

※ 他 のASPサービスと 相 互 乗 り 入 れ 取 引 先 があります<br />

2 細 やかな 説 明 会 の 実 施<br />

・ 北 海 道 ・ 本 州 にて15 箇 所 の 拠 点 にて 運 用 の 説 明 会 を 実 施<br />

・ 取 引 先 への 運 用 支 援<br />

157


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

10. 電 子 取 引 導 入 効 果 として<br />

1 取 引 先 より 評 価 は 得 られた<br />

・ 導 入 時 説 明 をした 作 業 の 軽 減 ( 書 類 作 成 )が 図 れた<br />

2 現 場 管 理 者 の 作 業 を 削 減<br />

・システムにより 発 注 に 関 る 作 業 を 削 減<br />

3 請 求 処 理 作 業 の 削 減<br />

・ 出 来 高 請 求 までを 電 子 取 引 化 対 象 業 務 にする 事 により、 伝 票<br />

確 定 ( 支 払 予 定 )が 早 まった<br />

・ 参 考 数 値 ( 昨 年 度 実 績 )<br />

工 事 代 金 の 72%を 電 子 取 引 にて 処 理<br />

請 求 件 数 の 60%を 電 子 取 引 にて 処 理<br />

12. 今 後 の 予 定<br />

1システム 加 入 業 者 の 増 加<br />

現 状 、 北 海 道 地 区 においては95% 位 の 電 子 取 引 稼 動 している<br />

が、 本 州 地 区 においては60% 位 の 電 子 取 引 稼 動 のため、 北 海<br />

道 地 区 と 同 様 の 電 子 取 引 稼 動 状 態 にする<br />

2 見 積 、 発 注 時 の 添 付 資 料 を 充 実<br />

現 場 施 工 図 や 加 工 図 の 添 付 ファイル 化<br />

3 完 全 ペーパーレスに 向 けた 業 務 取 り 組 み<br />

アフターサービス 発 注 等 の 電 子 取 引 化 を 進 める<br />

158


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

ご 清 聴 ありがとうございました<br />

お 問 合 せ 先<br />

Email : tsuchi-sys1@tsuchiya.co.jp<br />

株 式 会 社 土 屋 ホールディングス<br />

159


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(6) 講 演 4-2 「 電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介 (ミルックス)」 講 演 資 料<br />

CI-NET 運 用 事 例<br />

平 成 24 年 2 月 24 日<br />

株 式 会 社 ミルックス<br />

情 報 システム 部<br />

箕 輪 篤 人<br />

当 社 の 業 務 内 容<br />

● 損 害 保 険<br />

● 生 命 保 険<br />

●その 他 各 種 保 険<br />

M<br />

MATERIAL<br />

● 建 設 工 事<br />

● 内 装 工 事 ・ 鉄 筋 工 事<br />

● 建 設 資 機 材<br />

●レンタル<br />

●リース<br />

I<br />

INSURANCE<br />

( 仮 設 資 機 材 ・ 什 器 備 品 等 )<br />

( 情 報 関 連 機 器 ・ 事 務 機 器 ・ 自 動 車 等 )<br />

● 情 報 関 連 機 器 の 販 売<br />

お 客 様<br />

L<br />

LEASE/RENTAL<br />

XNEXT<br />

● 旅 行 代 理 店<br />

● 警 備<br />

●ビル 賃 貸<br />

● 自 動 販 売 機<br />

● 貿 易<br />

● 人 材 派 遣<br />

160


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

CI-NETの 主 な 対 象 業 務<br />

◆ 建 築 工 事 関 連<br />

● 建 築 工 事<br />

● 建 設 資 機 材<br />

● 建 設 計 測 器<br />

◆ 土 木 工 事 関 連<br />

● 地 業 工 事<br />

●セメント・ 生 コンクリート 材 料<br />

●トンネル・シールド 工 事<br />

●その 他 土 木 関 連 資 材<br />

◆ 内 装 工 事 ・ 鉄 筋 工 事<br />

● 軽 量 鉄 骨 下 地 工 事 、<br />

ボード 貼 り 工 事 、<br />

耐 火 遮 音 間 仕 切 り 工 事 、<br />

グラスウール 貼 り 工 事<br />

●ミルックス グリッド 天 井 システム<br />

●ハイラートンPFグリッド 天 井<br />

● 一 式 内 装 工 事<br />

● 鉄 筋 工 事<br />

◆ 警 備<br />

導 入 ~ 現 在 までの 経 緯 (その1)<br />

H14.7 見 積 、 注 文 本 格 運 用 開 始<br />

H15.10 SCM 機 能 追 加 協 力 業 者 との 契 約 数 増 加<br />

H16.4 業 務 システムへの 注 文 データ 連 携 機 能 追 加<br />

H21.2 出 来 高 ・ 請 求 実 施 に 向 けたVer.UP(Ver.2.1)<br />

H21.4 出 来 高 ・ 請 求 運 用 開 始<br />

H21.4 業 務 システムへの 出 来 高 ・ 請 求 データ 連 携 機 能 追 加<br />

H23.11 契 約 の 枝 番 化 対 応<br />

161


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

導 入 ~ 現 在 までの 経 緯 (その2)<br />

H.14 年 16 年 18 年<br />

20 年 22 年<br />

24 年<br />

見 積 ・ 注 文 本 格 運 用 開 始 ( 清 水 建 設 ・ 協 力 業 者 )<br />

▼<br />

SCM 機 能 追 加 ⇒ 協 力 業 者 との 契 約 数 増 加<br />

業 務 システム 連 携 ( 受 注 ・ 内 訳 明 細 )<br />

▼<br />

C-TRADE V-UP<br />

(Ver.2.1)<br />

出 来 高 ・ 請 求 運 用 開 始<br />

業 務 システム 連 携 ( 出 来 高 ・ 請 求 )<br />

枝 番 対 応<br />

機 能 イメージ( 見 積 )<br />

協 力 業 者 への 依 頼 作 成<br />

清 水 建 設<br />

見 積 依 頼 受 信<br />

見 積 回 答 送 信<br />

MILX<br />

見 積 依 頼 送 信<br />

見 積 回 答 受 信<br />

協 力 業 者<br />

採 用 決 定<br />

回 答 データ 転 用<br />

回 答 作 成 ( 変 更 )<br />

約 110 社<br />

162


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

機 能 イメージ( 注 文 )<br />

清 水 建 設<br />

確 定 注 文 受 信<br />

注 文 請 送 信<br />

MILX<br />

確 定 注 文 送 信<br />

注 文 請 受 信<br />

協 力 業 者<br />

約 110 社<br />

業 務 システム<br />

機 能 イメージ( 出 来 高 ・ 請 求 )<br />

清 水 建 設<br />

出 来 高 確 認 受 信<br />

出 来 高 報 告 送 信<br />

MILX<br />

協 力 業 者<br />

請 求 送 信<br />

業 務 システム<br />

163


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

動 作 環 境 (EDI)<br />

EDI<br />

C-TRADE/CORE<br />

VER.2.1<br />

C-TRADE/BROWSE<br />

VER.2.1<br />

C-TRADE/CONTRACT<br />

VER.2.1<br />

取 引 先 とデータ 送 受 信 を 実 行 する<br />

必 須 ソフトウェア<br />

・ 購 買 見 積 ~ 注 文 ~ 出 来 高 、 請 求<br />

業 務 システムとEDIシステムの 連 携<br />

・ 物 件 管 理 ・ 受 信 データ 振 分 ・メール 通 知<br />

電 子 契 約 システム 構 築 のための<br />

ソフトウェア<br />

・ 原 本 性 、 見 読 性 の 確 保 を 保 障<br />

BEStPRO-CI<br />

CI-NET LiteS 準 拠<br />

内 訳 書 編 集 システム<br />

動 作 環 境 ( 本 支 店 )<br />

清 水 建 設<br />

MILX<br />

【 支 店 】<br />

名 古 屋 支 店 、 大 阪 支 店<br />

東 北 支 店 、 広 島 支 店<br />

九 州 支 店 、 北 海 道 支 店<br />

北 陸 支 店<br />

99 人<br />

協 力 業 者<br />

インターネット<br />

本 社<br />

56 人<br />

バックアップ<br />

サイト<br />

IP-VPN<br />

【 営 業 所 ・ 出 張 所 】<br />

スチールセンター、 関 東 営 業 所 横<br />

浜 営 業 所 、 千 葉 営 業 所 静 岡<br />

出 張 所 、 四 国 出 張 所 秋 田 出<br />

張 所 、 新 潟 出 張 所<br />

37 人<br />

モバイル 網<br />

モバイル 接 続<br />

【 機 材 センター】<br />

本 社 機 材 センター、 横 浜 機 材 センター<br />

名 古 屋 機 材 センター、 沼 津 機 材 センター<br />

大 阪 機 材 センター、 広 島 機 材 センター<br />

岡 山 機 材 センター、 九 州 機 材 センター<br />

北 海 道 機 材 センター、 北 陸 機 材 センター<br />

54 人<br />

164


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

ユーザー 管 理 ( 振 分 )<br />

MILX<br />

【 所 属 -1】<br />

発 注 者<br />

システム 管 理 者<br />

自 動 振 分<br />

所 属 管 理 者<br />

一 般 ユーザー<br />

最 終 承 認 者<br />

承 認 者<br />

【 所 属 -2】<br />

所 属 管 理 者<br />

一 般 ユーザー<br />

受 信 メッセージは 所 属 へ<br />

振 分 ける<br />

最 終 承 認 者<br />

承 認 者<br />

ユーザー 管 理 ( 承 認 )<br />

MILX<br />

【 所 属 -1】<br />

所 属 管 理 者<br />

一 般 ユーザー<br />

発 注 者<br />

・<br />

受 注 者<br />

最 終 承 認 者<br />

【 所 属 -2】<br />

承 認 者<br />

所 属 管 理 者<br />

一 般 ユーザー<br />

最 終 承 認 者<br />

承 認 者<br />

165


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

独 自 機 能 の 追 加 (その1)<br />

■ 連 携 (SCM)<br />

・ 清 水 建 設 から 受 信 した 見 積 依 頼 を 流 用 し<br />

協 力 業 者 への 見 積 依 頼 を 作 成 ( 標 準 機 能 )<br />

・ 協 力 業 者 から 受 信 した 見 積 回 答 を 流 用 し<br />

清 水 建 設 向 けの 見 積 回 答 を 作 成<br />

・ 上 記 見 積 回 答 作 成 時 、 明 細 金 額 の 一 括 変 換 ( 一 定 の 率 等 )<br />

・ 画 面 上 で 協 力 業 者 のメッセージが 採 用 等 判 別 できる 機 能<br />

独 自 機 能 の 追 加 (その2)<br />

■ ログイン 時 のパスワード 強 化<br />

・ 有 効 日 数<br />

・ 最 少 桁 数<br />

・ 履 歴 管 理<br />

・ 誤 入 力 回 数<br />

・ 初 期 パスワード 有 効 日 数<br />

・ 期 限 切 れ 事 前 警 告<br />

・その 他<br />

社 内 標 準 に 準 じたカスタマイズで 機 能 追 加<br />

166


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

利 用 状 況<br />

■ 1 次 の 受 注 企 業 として( 対 清 水 建 設 )<br />

・ 購 買 見 積 依 頼 / 回 答<br />

・ 確 定 注 文 / 注 文 請 (8,112 件 /H22 年 度 )<br />

・ 出 来 高 報 告 / 請 求<br />

■ 1 次 の 発 注 企 業 として( 対 協 力 業 者 )<br />

・ 購 買 見 積 依 頼 / 回 答<br />

・ 確 定 注 文 / 注 文 請 (656 件 /H22 年 度 )<br />

・ 約 110 社 の 企 業 様 と 取 引 中<br />

業 務 システム 連 携<br />

C-TRADE<br />

確 定 注 文 / 注 文 請<br />

出 来 高 報 告 / 承 認<br />

請 求<br />

業 務 システム<br />

受 注 / 内 訳 明 細<br />

出 来 高 / 請 求<br />

・ 受 注 管 理<br />

・ 請 求 管 理<br />

・ 売 上 管 理<br />

・ 売 掛 金 管 理<br />

BEStPRO-CI<br />

CI-NET LiteS 準 拠<br />

内 訳 書 編 集 システム<br />

Webブラウザ<br />

167


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■ 注 文 データの 活 用<br />

活 用 例<br />

清 水 建 設 との 注 文 データを 利 用 し、 鑑 部 と 明 細 部 の 帳 票 を 作 成<br />

協 力 業 者 さんとのやり 取 りに 全 国 規 模 で 活 用<br />

東 北 支 店 の 改 善 提 案 ⇒ 情 シスで 標 準 化 ・メンテナンス<br />

清 水 建 設<br />

MILX<br />

注 文 / 注 文 請<br />

CSV<br />

INF、DAT<br />

Excel VBA<br />

鑑 ・ 明 細<br />

電 子 メール 等<br />

協 力 業 者<br />

評 価<br />

■ メリット<br />

・ 操 作 性 向 上 、 共 通 化 、 容 易 で 高 速 な 検 索<br />

・ 印 紙 税 削 減<br />

・データ 入 力 作 業 の 軽 減 ( 二 重 入 力 排 除 )<br />

・ 大 量 文 書 の 一 元 管 理 ( 管 理 コスト 削 減 )<br />

・その 他 コスト( 郵 送 、 持 参 の 手 間 削 減 )<br />

■ 課 題<br />

・インフラの 安 定 運 用 ⇒ ネットワーク、 電 子 メール、サーバー<br />

・IDと 担 当 物 件<br />

・ 社 内 システムとの 連 携<br />

・ 鍵 交 換 の 自 動 化<br />

・ 小 企 業 との 接 続 ⇒ 料 金 等 難 しい?<br />

168


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

今 後 の 方 向 性<br />

■ CI-NET<br />

・ 協 力 業 者 との 接 続 数 UP ⇒ 大 企 業 ばかりではない<br />

・ 協 力 業 者 との 出 来 高 ・ 請 求<br />

・C-TRADE CORE 自 動 鍵 交 換 オプション<br />

・ 下 見 積 りはFAXが 多 い ⇒ 電 子 化 したい<br />

・ 協 力 業 者 も 利 用 するシステムとの 融 合 ( 例 えばGFS 等 )<br />

・ 生 コン、 警 備 等 の 協 力 業 者 とは、Excelのメール 添 付 も 多 い<br />

⇒ データの 標 準 化<br />

■ 業 務 システム 連 携<br />

更 に 連 携 を 強 化 し、 煩 雑 な 処 理 を 削 減<br />

・ 清 水 建 設 ⇒ 紙 、 電 子 請 求<br />

・ 協 力 業 者 ⇒ 紙 、 電 子 契 約<br />

END<br />

169


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(7) 講 演 4-3 「 電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介 ( 五 洋 建 設 )」 講 演 資 料<br />

事 例 紹 介<br />

CI-NET<br />

導 入 経 緯 と 現 状 の 課 題<br />

平 成 24 年 2 月 24 日<br />

五 洋 建 設 株 式 会 社<br />

購 買 部 大 野 誠 司<br />

目 次<br />

1<br />

CI-NET<br />

導 入 経 緯<br />

2<br />

購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

3<br />

現 状 の 課 題 と 今 後 の 展 開<br />

2<br />

170


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

1.CI<br />

CI-NET<br />

導 入 経 緯<br />

1) 導 入 検 討<br />

CI-NET<br />

導 入 条 件 ・ 機 運 ( 社 内 外 )の 進 展<br />

社 内 : 事 務 処 理 業 務 集 中 化 の 取 り 組 み<br />

において 注 文 書 業 務 がシステム 化<br />

社 外 :CI:<br />

CI-NET<br />

取 り 組 み 企 業 の 増 加<br />

ASPサービスの 普 及<br />

CI-NET<br />

導 入 に 向 け 具 体 的 検 討 へ<br />

3<br />

1.CI<br />

CI-NET<br />

導 入 経 緯<br />

2) 検 討 内 容 ・ 取 組 方 針<br />

社 内 :<br />

社 外 :<br />

対 象 範 囲 ( 利 用 者 ・ 業 務 )<br />

導 入 の 容 易 さ・ 効 果<br />

協 力 会 社 への 周 知 ・ 依 頼<br />

購 買 ( 資 材 調 達 ) から 着 手<br />

4<br />

171


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

1.CI<br />

CI-NET<br />

導 入 経 緯<br />

3) 対 象 範 囲<br />

発<br />

注<br />

者<br />

側<br />

(<br />

五<br />

洋<br />

建<br />

設<br />

)<br />

設 備 見 積 依 頼 送 信<br />

設 備 見 積 回 答 受 信<br />

建 築 見 積 依 頼 送 信<br />

建 築 見 積 回 答 受 信<br />

購 買 見 積 依 頼 送 信<br />

購 買 見 積 回 答 受 信<br />

確 定 注 文 送 信<br />

注 文 請 け 受 信<br />

出 来 高 報 告 受 信<br />

請 求 受 信<br />

立 替 金 報 告<br />

イ<br />

ン<br />

タ<br />

ー<br />

ネ<br />

ッ<br />

ト<br />

設 備 見 積 依 頼 受 信<br />

設 備 見 積 回 答 送 信<br />

建 築 見 積 依 頼 受 信<br />

建 築 見 積 回 答 送 信<br />

購 買 見 積 依 頼 受 信<br />

購 買 見 積 回 答 送 信<br />

確 定 注 文 受 信<br />

注 文 請 け 送 信<br />

出 来 高 報 告 送 信<br />

請 求 送 信<br />

立 替 金 承 認<br />

受<br />

注<br />

者<br />

側<br />

(<br />

当<br />

社<br />

協<br />

力<br />

会<br />

社<br />

)<br />

1.CI<br />

CI-NET<br />

導 入 経 緯<br />

4) 社 内 システムとの 連 携<br />

外 部 データ<br />

取 り 込 み<br />

見 積 依 頼 /<br />

注 文 書 送 信<br />

見 積 依 頼 /<br />

注 文 書 送 信<br />

(<br />

取<br />

引<br />

先<br />

・<br />

工<br />

事<br />

情<br />

報<br />

等<br />

)<br />

会<br />

計<br />

マ<br />

ス<br />

タ<br />

連<br />

携<br />

注 文 書<br />

システム<br />

データ 変 換<br />

CI-NET<br />

準 拠<br />

ソフト<br />

メール<br />

取 引 先 企 業<br />

・データ 登 録<br />

・ 電 子 送 信<br />

・ 状 況 確 認<br />

データ 変 換<br />

見 積 回 答 /<br />

請 書 返 信<br />

メール<br />

見 積 回 答 /<br />

請 書 返 信<br />

6<br />

172


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

1.CI<br />

CI-NET<br />

導 入 経 緯<br />

5) 検 討 ~ 運 用 開 始 スケジュール<br />

7<br />

2. 購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

1) 導 入 ・ 展 開 状 況<br />

2006 年 10 月 ~<br />

協 力 会 社 10 社 を 対 象 に 全 店 購 買 部 導 入<br />

2007 年 10 月 ~<br />

100 社 導 入 を 目 標 に 説 明 会 を 実 施 ( 東 京 ・ 大 阪 ・ 九 州 )<br />

2009 年 4 月 ~<br />

購 買 契 約 の 電 子 取 引 率 50% 以 上 を 目 標 に<br />

設 定 し 展 開<br />

8<br />

173


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

2. 購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

2) 購 買 部 におけるCI<br />

CI-NET<br />

業 務 フロー<br />

施 工 部 門 購 買 部<br />

要 求 票<br />

WF<br />

CSV 取 込<br />

注<br />

文<br />

書<br />

シ<br />

ス<br />

テ<br />

ム<br />

見 積 依 頼 作 成 ・ 送 信<br />

見 積 回 答 受 領<br />

発 注 稟 議 手 続 き( き 紙 )<br />

注 文 書 作 成 ・ 送 信<br />

請 書 受 領 確 認<br />

C I - N E T<br />

協 力 会 社<br />

見 積 依 頼<br />

見 積 回 答<br />

注 文 書<br />

請 書 送 信<br />

9<br />

2. 購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

【 注 文 書 システム 入 力 画 面 】<br />

10<br />

174


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

2. 購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

3) 運 用 ・ 支 援 体 制<br />

購 買 部<br />

新 規 導 入 業 者 の 開 拓<br />

及 び 導 入 依 頼<br />

社 外 業 者 委 託<br />

協 力 会 社 登 録<br />

契 約 手 続 き<br />

本 社 ITグループ<br />

システム 開 発 ・ 維 持 管 理<br />

関 連 部 署 調 整<br />

11<br />

2. 購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

補 足 資 料 : 協 力 会 社 への 案 内 ( 当 社 ホームページ)<br />

12<br />

175


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

2. 購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

4) 購 買 部 における 電 子 化 状 況<br />

13<br />

2. 購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

14<br />

176


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

2. 購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

5) 導 入 メリット<br />

■ 業 務 の 効 率 化 と 経 費 節 減<br />

・ 注 文 書 、 請 書 の 作 成 手 間 と 紙 の 削 減<br />

・ 注 文 書 、 請 書 の 郵 送 手 間 、 郵 送 費 削 減<br />

・ 注 文 書 、 請 書 の 送 受 信 管 理 が 不 要<br />

・ 関 連 会 社 の 請 書 印 紙 代 が 不 要<br />

・ 明 細 データ 入 力 手 間 の 削 減<br />

15<br />

2. 購 買 部 門 の 導 入 ~ 展 開 ~ 現 状<br />

補 足 資 料 : 見 積 調 達 部 門 の 対 応 形 態<br />

見 積 用<br />

図 面<br />

見 積 調 達 システム<br />

物 件 概 要 ・ 見 積 条 件<br />

図 面 ・ 参 考 数 量 etc.<br />

見 積 回 答 ・ 比 較 決 定<br />

W e b A c c e s s<br />

協 力 会 社<br />

見 積 条 件 ・ 図<br />

面 等<br />

見 積 回 答<br />

建 築 積 算<br />

システム<br />

元 積<br />

データ<br />

注 文 書 システム<br />

見 積 比 較 ・ 発 注 稟 議<br />

注 文 書 送 付<br />

請 書 受 領<br />

C I - N E T<br />

注 文 書 受 領<br />

請 書 送 付<br />

177


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

3. 現 状 の 課 題 と 今 後 の 展 開<br />

1) 現 状 の 課 題<br />

地 方 支 店 の 電 子 取 引 率 向 上<br />

社 内 承 認 手 続 きのワークフロー 化<br />

施 工 部 門 展 開 時 の 社 内 対 応 体 制<br />

協 力 会 社 の 拡 大 ・ 運 用 サポート<br />

17<br />

3. 現 状 の 課 題 と 今 後 の 展 開<br />

18<br />

178


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

3. 現 状 の 課 題 と 今 後 の 展 開<br />

2) 今 後 の 展 開<br />

電 子 取 引 の 対 象 範 囲 の 拡 大 ( 請 負 契 約 )<br />

請 負 契 約 購 入 情 報 のデータベース 化<br />

当 社 グループ 会 社 への 展 開 ( 一 部 展 開 済 )<br />

ASP 事 業 者 との 連 携 強 化<br />

将 来 に 向 けた 出 来 高 ・ 請 求 業 務 の 電 子 化<br />

導 入 の 検 討<br />

19<br />

ご 清 聴 ありがとうございました<br />

五 洋 建 設 株 式 会 社<br />

179


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(8) パネルディスカッション 「これからどうなる? 日 本 の BIM2」<br />

■BIM 1 の 取 り 組 み 状 況 は<br />

○ 組 織 設 計 事 務 所 では、 意 匠 設 計 ・ 構 造 設 計 ・ 設 備 設 計 、それ<br />

ぞれデータの 連 携 をする 方 法 は 模 索 中 です。 構 造 設 計 では 解 析<br />

をいかに BIM に 持 っていくかの 研 究 を 今 まさにやっていると<br />

ころです。 意 匠 設 計 では、 外 壁 断 熱 性 能 に 関 する PAL 計 算 や 日<br />

影 計 算 との 連 携 ができるように、また 設 備 設 計 では IFC 2 でやり<br />

とりができるようにと 考 えており、 温 熱 や 光 音 響 の 環 境 シミュレーションができるように<br />

したいと 思 っています。<br />

○ 設 備 設 計 の 立 場 では、 設 備 設 計 の 上 流 部 分 で 建 物 としての 設 備 系 効 率 を 考 えるための 道<br />

具 立 てがなく、また 設 計 者 の 考 えをコンピュータサポートしてないと 感 じます。 現 状 は、<br />

設 計 そのものをバーチャルな 状 態 で 計 算 できるようになって、ようやくシステム 性 能 を 担<br />

保 できているかの 疑 問 が 検 討 される 状 態 で、 設 備 設 計 での BIM の 利 用 は 時 間 かかると 思 わ<br />

れます。<br />

■BIM の 利 用 には<br />

○CAD と 比 べると BIM の 部 品 は 非 常 に 複 雑 で 形 状 以 外 に 多 くの 属 性 、 条 件 判 断 をする 機<br />

能 を 持 たせることができます。しかし 標 準 的 なフォーマットが 整 備 されていないため、デ<br />

ータを 他 のアプリケーションに 持 っていくとその 情 報 が 失 われてしまいます。また、 設 計<br />

の 初 期 段 階 では「ありよう」を 考 えるフェーズがあり、それを「やりよう」に 変 えなけれ<br />

ばなりませんが、そこでは 記 号 から 実 態 に 変 える 作 業 が 発 生 します。 現 状 の BIM ソフトは<br />

そこが 不 十 分 なため、 労 力 を 要 しており、 現 時 点 の 大 きな 問 題 だと 思 います。<br />

○ 現 業 で BIM 対 応 していて、「 道 具 が 変 われば 仕 事 のやり 方 が 変 わる」を 感 じます。 鉄 骨<br />

関 係 の 事 例 で 説 明 しますと、 構 造 計 算 ソフトから 直 接 、 鉄 骨 のメンバーや 材 質 が 3D に 出<br />

すことが 可 能 になり、 鉄 骨 製 作 加 工 業 者 は 手 入 力 でやっていた 仕 事 を 簡 略 化 できゼネコン<br />

ではチェックする 手 間 を 減 らすことができます。バーチャルにパソコンの 中 で 組 立 てるこ<br />

とで、 作 業 所 での 大 きな 手 戻 りもなくせます。つまり 設 計 段 階 での 確 認 の 省 力 化 、 製 作 段<br />

階 の 省 力 化 、 作 業 所 での 手 戻 り 防 止 、 数 量 の 透 明 化 などのように、BIM 対 応 することで、<br />

これまでの 仕 事 の 進 め 方 が 大 きく 変 わっていく 予 感 がします。<br />

1 BIM(ビ-アイエム:Building Information Modeling) 建 物 の 3 次 元 情 報 モデルを、 建 設 プ<br />

ロジェクトに 携 わる 建 築 主 や 設 計 ・ 施 工 ・ 設 備 関 係 者 等 が 共 有 し、 生 産 プロセスに 活 用 す<br />

る 手 法 またはそのモデル 情 報 のこと。<br />

2 IFC(アイエフシー:Industry Foundation Classes) 建 築 分 野 で 利 用 するソフトウェアの 相<br />

互 運 用 を 目 的 とした 仕 様 。IAI が 仕 様 策 定 と 普 及 活 動 に 取 り 組 んでおり、 活 用 検 討 が 進 め<br />

られている。<br />

IAI(アイエーアイ:International Alliance for Interoperability): 世 界 に 13 の 国 際 支 部 があり、<br />

建 築 分 野 で 利 用 するソフトウェアの 相 互 運 用 を 目 的 とした IFC 仕 様 の 策 定 と 活 用 普 及 に 向<br />

けた 活 動 に 取 り 組 んでいる 団 体 。<br />

180


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

○ 建 築 生 産 システムを 考 えると、 現 場 作 業 をどうやって 減 らすかということは 大 きな 課 題<br />

です。その 解 決 の 一 つは 現 業 ではユニット 化 だと 思 います。BIM と 生 産 システムのどちら<br />

のニーズが 先 か 分 かりませんが、トータルに 考 えて 建 築 生 産 システムの 見 直 しをあわせて<br />

やらないといけないと 思 います。<br />

○ 日 本 の 社 会 のあり 方 があって、その 上 に 商 慣 行 や 法 制 度 などがあり、 最 終 的 に 発 注 方 式<br />

等 の 仕 組 みが 決 まってくるものだと 思 います。BIM 利 用 に 関 しても 建 築 生 産 システムに 携<br />

わる 一 人 一 人 が 少 しずつ 変 わっていけば、 大 きな 全 体 の 流 れになると、 考 えます。<br />

■ 最 後 に<br />

○ 社 会 、 法 整 備 、 国 の 施 策 などもみんなが 何 とかならないかと 叫 び 始 めて、 変 わっていく<br />

もので、 近 いうちにそのときが 来 ると 思 います。 例 えば、 少 し 前 にはなかったレーザーカ<br />

ッターなどを 備 えた 研 究 室 を 持 っている 建 築 学 科 が 出 てきつつあり、 学 校 も 時 代 を 先 取 り<br />

して 変 わってきている 気 がします。BIM という 道 具 が 建 築 生 産 に 係 わる 社 会 システムを 変<br />

えるのではなく、その 道 具 を 使 うそれぞれの 組 織 が 変 貌 を 遂 げることによって、 社 会 シス<br />

テムが 変 わるのではないかと 期 待 します。<br />

( 文 責 : 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター)<br />

181


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

12.2.2 来 場 者 アンケート 結 果<br />

CI-NET/C-CADEC シンポジウム 来 場 者 に 対 し、 回 答 者 の 属 性 や 講 演 内 容 に 対 する 評 価 、<br />

満 足 度 などについてアンケートを 行 っている。<br />

以 下 にそのアンケート 集 計 結 果 を 示 す。<br />

なおアンケート 回 答 者 数 は 132 名 であった。<br />

Q1. 会 員 等 に 係 る 企 業 属 性<br />

企 業 属 性 回 答 数 構 成 比 対 回 答 者 数<br />

1 企 業 識 別 コード 取 得 企 業 81 47.6% 61.4%<br />

2CI-NET 評 議 会 会 員 企 業 41 24.1% 31.1%<br />

3C-CADEC 評 議 会 会 員 企 業 18 10.6% 13.6%<br />

4 官 公 庁 ・ 建 設 関 係 団 体 ・ 報 道 11 6.5% 8.3%<br />

5 上 記 以 外 ( 一 般 ) 19 11.2% 14.4%<br />

計 170 100.0% -<br />

( 注 ) 企 業 属 性 には 重 複 あり。<br />

1 企 業 識 別 コード 取 得 企 業<br />

2CI-NET 評 議 会 会 員 企 業<br />

3C-CADEC 評 議 会 会 員 企 業<br />

4 官 公 庁 ・ 建 設 関 係 団 体 ・ 報 道<br />

5 上 記 以 外 ( 一 般 )<br />

11<br />

18<br />

19<br />

41<br />

81<br />

0 20 40 60 80 100<br />

( 回 答 者 数 :132 名 )<br />

EDI を 実 際 に 行 っている1の 企 業 識 別 コード 取 得 企 業 が 2/3 近 くを 占 める 一 方 で、<br />

EDI は 実 施 していない5に 該 当 する 会 員 以 外 の 一 般 来 場 者 も 参 加 者 の 15% 程 度 を 占 め<br />

ている。<br />

また CI-NET/C-CADEC の 会 員 企 業 も 従 来 通 り 多 く 参 加 されており、CI-NET 会 員 は<br />

約 3 割 を 占 めているが、こちらは 前 回 よりも 割 合 として 1 割 程 度 減 少 している。<br />

182


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q3. 来 場 者 の 勤 務 先<br />

1 設 計 事 務 所 ・コンサルタント 2 1.5%<br />

2 総 合 工 事 業 (ゼネコン) 55 42.3%<br />

3 専 門 工 事 業 (サブコン) 38 29.2%<br />

4 資 機 材 販 売 業 ・メーカー 9 6.9%<br />

5システム 開 発 ・ 販 売 18 13.8%<br />

6その 他 8 6.2%<br />

計 130 100.0%<br />

4 資 機 材 販<br />

売 業 ・メー<br />

カー<br />

6.9%<br />

1 設 計 事 務<br />

所 ・コンサル<br />

6その 他 タント<br />

5システム6.2%<br />

1.5%<br />

開 発 ・ 販 売<br />

13.8%<br />

2 総 合 工 事<br />

業 (ゼネコン)<br />

42.3%<br />

3 専 門 工 事<br />

業 (サブコン)<br />

29.2%<br />

前 回 のシンポジウムに 比 べ、3 専 門 工 事 業 の 参 加 者 が 相 対 的 に 増 加 した。 一 方 で、<br />

3 総 合 工 事 業 、5システム 開 発 ・ 販 売 など 比 較 的 参 加 が 多 かった 勤 務 先 が 減 少 した。<br />

H23<br />

2 55 38 9 18 8<br />

H22<br />

3 71 33 12 23 15<br />

H21<br />

4 64 39 21 25 13<br />

0 50 100 150 200<br />

1 設 計 事 務 所 ・コンサルタント<br />

3 専 門 工 事 業 (サブコン)<br />

5システム 開 発 ・ 販 売<br />

2 総 合 工 事 業 (ゼネコン)<br />

4 資 機 材 販 売 業 ・メーカー<br />

6その 他<br />

183


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q4. 来 場 者 の 職 種<br />

1 経 営 ・ 企 画 17 13.2%<br />

2 営 業 11 8.5%<br />

3 積 算 ・ 見 積 8 6.2%<br />

4 設 計 10 7.8%<br />

5 施 工 4 3.1%<br />

6 情 報 システム 35 27.1%<br />

7 調 査 ・ 研 究 5 3.9%<br />

8 管 理 25 19.4%<br />

9その 他 14 10.9%<br />

計 129 100.0%<br />

9その 他<br />

10.9%<br />

8 管 理<br />

19.4%<br />

7 調 査 ・ 研<br />

究<br />

3.9%<br />

6 情 報 シス<br />

テム<br />

27.1%<br />

1 経 営 ・ 企<br />

画<br />

13.2%<br />

5 施 工<br />

3.1%<br />

2 営 業<br />

8.5%<br />

3 積 算 ・ 見<br />

積<br />

6.2%<br />

4 設 計<br />

7.8%<br />

前 回 のシンポジウムに 比 べ、1 経 営 ・ 企 画 、4 設 計 部 門 の 担 当 者 が 相 対 的 に 増 加 し<br />

た。 一 方 で6 情 報 システム 部 門 の 担 当 者 が 減 少 した。<br />

年 度 により 多 少 のばらつきはあるものの、1 経 営 ・ 企 画 、5 情 報 システム、8 管 理<br />

部 門 の 各 職 種 が 来 場 者 の 中 心 になっている。<br />

H23<br />

17 11 8 10 4 35 5 25 14<br />

H22<br />

19 13 8 7 1 49 9 33 17<br />

H21<br />

23 23 10 6 7 43 4 29 22<br />

0 50 100 150 200<br />

1 経 営 ・ 企 画 2 営 業 部 門 3 積 算 ・ 見 積 4 設 計 部 門 5 施 工 部 門<br />

6 情 報 システム 7 調 査 ・ 研 究 8 管 理 部 門 9その 他<br />

184


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q5. 興 味 、 関 心 あるプログラム<br />

プログラム 回 答 数 構 成 比 対 回 答 者 数<br />

1 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について 41 13.7% 31.1%<br />

2 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて 46 15.3% 34.8%<br />

3 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて 41 13.7% 31.1%<br />

4オレ 流 からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長 67 22.3% 50.8%<br />

5 電 子 商 取 引 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介 51 17.0% 38.6%<br />

6パネルディスカッション 54 18.0% 40.9%<br />

計 300 100.0% -<br />

1 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

2 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みにつ<br />

いて<br />

3 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて<br />

4オレ 流 からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長<br />

5 電 子 商 取 引 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介<br />

6パネルディスカッション<br />

41<br />

46<br />

41<br />

51<br />

54<br />

67<br />

0 20 40 60 80<br />

今 回 実 施 したプログラムについては、いずれのテーマも 3 割 ~5 割 強 の 興 味 ・ 関 心<br />

があったとの 回 答 が 寄 せられている。<br />

アンケート 回 答 者 が 130 名 余 であることを 考 えると、 概 ね 1 人 あたり 2 つ 以 上 のプ<br />

ログラムには 関 心 を 示 しており、それらの 間 で 大 きな 偏 りなくいろいろな 関 心 に 応 え<br />

る 形 のプログラムであったと 考 えられる。<br />

周 囲 との 関 係 、 関 連 を 気 にしていることも 影 響 してか、4「オレ 流 からの 脱 皮 」に<br />

対 して 関 心 が 高 かったのが 特 徴 的 である。<br />

また、パネルディスカッションについて、 今 年 も 比 較 的 高 い 関 心 が 寄 せられていた<br />

ようで、C-CADEC 側 の 発 表 スタイルとして 今 後 も 継 続 していける 方 法 のように 思 わ<br />

れる。<br />

185


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%<br />

平 成 21 年 度<br />

H21(1) 建 設 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

35.7%<br />

H21(2)C-CADEC 活 動 の 紹 介<br />

18.5%<br />

H21(3) 建 設 業 法 令 遵 守 について<br />

35.1%<br />

平 成 22 年 度<br />

H21(4) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 活 用 事 例 の 紹 介<br />

H21(5)パネルディスカッション(CI-NET)<br />

H22(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

H22(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 み<br />

について<br />

H22(3) 建 設 業 における 電 子 商 取 引 の 推 進 について<br />

H22(4)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方<br />

H22(5) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介<br />

H22(6)パネルディスカッション<br />

57.1%<br />

47.0%<br />

35.6%<br />

41.3%<br />

30.6%<br />

32.5%<br />

42.5%<br />

36.9%<br />

平 成 23 年 度 H23(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

H23(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 み<br />

について<br />

H23(3) 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについ<br />

て<br />

H23(4)オレ 流 からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長<br />

31.1%<br />

34.8%<br />

31.1%<br />

50.8%<br />

H23(5) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介<br />

H23(6)パネルディスカッション<br />

38.6%<br />

40.9%<br />

図 各 年 のアンケート 回 答 者 数 に 占 める 各 テーマの 関 心 度<br />

また、 興 味 ・ 関 心 あるプログラムについて CI-NET の 導 入 状 況 に 合 わせてみてみる<br />

と、 以 下 の 表 、 図 のようになる。<br />

未 導 入 企 業 では、まずは(4) 牧 野 弁 護 士 の 今 後 の 仕 事 を 進 めるあり 方 に 対 する 示 唆 に<br />

ついて 関 心 が 多 く 寄 せられていた。また(5) 導 入 ・ 活 用 事 例 について 多 くの 関 心 が 寄 せ<br />

られており、そのような 企 業 に 対 して 提 供 したいと 考 えていたプログラムに 対 し、 関<br />

心 あるテーマとして 回 答 が 多 くあったことは 当 初 の 狙 い 通 りになったといえる。<br />

(1) 建 設 産 業<br />

の 現 状 と 課<br />

題<br />

(2) 国 土 交 通 (2) 国 土 交 通 (4) 牧 野 弁 護<br />

省 の 電 子 商<br />

取 引 取 り 組 み<br />

省 の 法 令 遵<br />

守 取 り 組 み<br />

士<br />

(5) 導 入 ・ 活<br />

用 事 例<br />

(6)パネル<br />

ディスカッ<br />

ション<br />

無 回 答<br />

全 体 31.0% 36.0% 34.0% 54.0% 39.0% 35.0% 7.0%<br />

CI-NET 導 入 済 み 32.7% 36.4% 40.0% 54.5% 30.9% 32.7% 9.1%<br />

CI-NET 導 入 検 討 中 20.0% 30.0% 40.0% 80.0% 60.0% 40.0% 0.0%<br />

CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中 31.8% 36.4% 27.3% 50.0% 50.0% 18.2% 9.1%<br />

CI-NET 導 入 予 定 なし 30.8% 38.5% 15.4% 38.5% 38.5% 69.2% 0.0%<br />

186


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%<br />

(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 課 題<br />

(2) 国 土 交 通 省 の 電 子 商 取 引 取 り 組 み<br />

(2) 国 土 交 通 省 の 法 令 遵 守 取 り 組 み<br />

(4) 牧 野 弁 護 士<br />

(5) 導 入 ・ 活 用 事 例<br />

31.0%<br />

32.7%<br />

20.0%<br />

31.8%<br />

36.0%<br />

36.4%<br />

30.0%<br />

36.4%<br />

34.0%<br />

40.0%<br />

40.0%<br />

27.3%<br />

54.0%<br />

54.5%<br />

50.0%<br />

39.0%<br />

30.9%<br />

60.0%<br />

50.0%<br />

80.0%<br />

(6)パネルディスカッション<br />

18.2%<br />

35.0%<br />

32.7%<br />

40.0%<br />

全 体 CI-NET 導 入 済 み CI-NET 導 入 検 討 中 CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中<br />

187


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q6. 講 演 内 容<br />

a) 講 演 の 内 容 について<br />

1 範 囲 が 広 すぎる 2ちょうど 良 い 3 範 囲 が 狭 すぎる<br />

(1) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて 2 103 4<br />

(2) 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて 4 99 6<br />

(3)オレ 流 からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長 7 96 4<br />

(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 土 屋 HD 3 91 4<br />

(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2ミルックス 10 84 3<br />

(4-3) 導 入 ・ 運 用 事 例 3 五 洋 建 設 3 94 1<br />

(5)パネルディスカッション 2 76 1<br />

(1) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて 2 103 4<br />

(2) 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて 4 99 6<br />

(3)オレ 流 からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長 7 96 4<br />

(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 土 屋 HD 3 91 4<br />

(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2ミルックス 10 84 3<br />

(4-3) 導 入 ・ 運 用 事 例 3 五 洋 建 設 3 94 1<br />

(5)パネルディスカッション 2 76 1<br />

0 20 40 60 80 100 120 140 160<br />

1 範 囲 が 広 すぎる 2ちょうど 良 い 3 範 囲 が 狭 すぎる<br />

それぞれの 講 演 内 容 における 対 象 とする 範 囲 については、 概 ね「ちょうど 良 い」<br />

といった 回 答 であり、 来 場 者 が 受 け 入 れやすい 話 の 範 囲 であったと 推 測 できる。<br />

過 去 のプログラムとの 比 較 では、 今 回 範 囲 が 広 いとの 意 見 が 2 桁 となったのは 7<br />

講 演 ・ 報 告 のうち 1 つだけであった。 前 回 も 6 講 演 ・ 報 告 のうち 1 つであり、 参 加<br />

者 にとって 対 象 とする 範 囲 がより 的 確 に 設 定 できるようになっていると 考 えられ<br />

る。<br />

188


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0 20 40 60 80 100 120 140 160<br />

平 成 21 年 度<br />

H21(1) 建 設 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

26<br />

120<br />

6<br />

H21(2)C-CADEC 活 動 の 紹 介<br />

11<br />

117<br />

17<br />

H21(3) 建 設 業 法 令 遵 守 について<br />

10<br />

128<br />

13<br />

H21(4-1) 導 入 ・ 活 用 事 例 1フジタ<br />

5<br />

120<br />

18<br />

H21(4-2) 導 入 ・ 活 用 事 例 2 鹿 島 建 設<br />

7<br />

140<br />

1<br />

H21(5)パネルディスカッション<br />

11<br />

109<br />

3<br />

平 成 22 年 度<br />

H22(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

9<br />

124<br />

3<br />

H22(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組<br />

みについて<br />

H22(3)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり<br />

方<br />

6<br />

11<br />

121<br />

96<br />

12<br />

3<br />

H22(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 鴻 池 組<br />

0<br />

113<br />

6<br />

H22(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2 戸 田 建 設<br />

1<br />

115<br />

3<br />

H22(5)パネルディスカッション<br />

平 成 23 年 度<br />

H23(1) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組<br />

みについて<br />

H23(2) 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みにつ<br />

いて<br />

2<br />

12<br />

4<br />

82<br />

103<br />

99<br />

4<br />

4<br />

6<br />

H23(3)オレ 流 からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長<br />

7<br />

96<br />

4<br />

H23(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 土 屋 HD<br />

3<br />

91<br />

4<br />

H23(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2ミルックス<br />

10<br />

84<br />

3<br />

H23(4-3) 導 入 ・ 運 用 事 例 3 五 洋 建 設<br />

3<br />

94<br />

1<br />

H23(5)パネルディスカッション<br />

2<br />

76<br />

1<br />

1 範 囲 が 広 すぎる 2ちょうど 良 い 3 範 囲 が 狭 すぎる<br />

図 各 年 のアンケート 回 答 者 数 に 占 める 各 講 演 内 容 の 範 囲<br />

189


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

b) 理 解 の 度 合 い<br />

1 簡 単 すぎる 1ちょうど 良 い 3 難 しすぎる<br />

(1) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて 13 92 1<br />

(2) 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて 10 92 4<br />

(3)オレ 流 からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長 4 99 3<br />

(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 土 屋 HD 7 88 1<br />

(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2ミルックス 4 84 7<br />

(4-3) 導 入 ・ 運 用 事 例 3 五 洋 建 設 3 91 0<br />

(5)パネルディスカッション 2 73 7<br />

(1) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて 13 92 1<br />

(2) 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて 10 92 4<br />

(3)オレ 流 からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長 4 99 3<br />

(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 土 屋 HD 7 88 1<br />

(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2ミルックス 4 84 7<br />

(4-3) 導 入 ・ 運 用 事 例 3 五 洋 建 設 3 91 0<br />

(5)パネルディスカッション 2 73 7<br />

0 20 40 60 80 100 120<br />

1 簡 単 すぎる 1ちょうど 良 い 3 難 しすぎる<br />

各 講 演 に 対 する 理 解 度 については、「 難 しすぎる」との 意 見 は 多 い 講 演 であって<br />

も 7 名 と 1 桁 台 に 留 まった。<br />

一 方 、「 簡 単 すぎる」との 意 見 も 2 桁 に 乗 ったのは 2 講 演 ・ 報 告 において 挙 がっ<br />

ているものの、 例 年 に 比 べ 講 演 ・ 報 告 数 では 少 なくなり、 理 解 をしてもらう 意 味 で<br />

適 切 なレベルの 講 演 ・ 発 表 ができたのではないかと 思 われる。<br />

190


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0 20 40 60 80 100 120 140 160<br />

平 成 21 年 度<br />

H21(1) 建 設 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

16<br />

123<br />

5<br />

H21(2)C-CADEC 活 動 の 紹 介<br />

17<br />

106<br />

19<br />

H21(3) 建 設 業 法 令 遵 守 について<br />

20<br />

121<br />

3<br />

H21(4-1) 導 入 ・ 活 用 事 例 1フジタ<br />

36<br />

102<br />

2<br />

H21(4-2) 導 入 ・ 活 用 事 例 2 鹿 島 建 設<br />

4<br />

133<br />

5<br />

H21(5)パネルディスカッション<br />

5<br />

107<br />

6<br />

平 成 22 年 度<br />

H22(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

13<br />

115<br />

4<br />

H22(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについ<br />

て<br />

11<br />

114<br />

2<br />

H22(3)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方<br />

5<br />

102<br />

6<br />

H22(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 鴻 池 組<br />

9<br />

105<br />

2<br />

H22(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2 戸 田 建 設<br />

7<br />

107<br />

2<br />

H22(5)パネルディスカッション<br />

平 成 23 年 度<br />

H23(1) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについ<br />

て<br />

0<br />

13<br />

80<br />

92<br />

13<br />

1<br />

H23(2) 建 設 業 における 法 令 遵 守 への 取 り 組 みについて<br />

10<br />

92<br />

4<br />

H23(3)オレ 流 からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長<br />

4<br />

99<br />

3<br />

H23(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 土 屋 HD<br />

7<br />

88<br />

1<br />

H23(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2ミルックス<br />

4<br />

84<br />

7<br />

H23(4-3) 導 入 ・ 運 用 事 例 3 五 洋 建 設<br />

3<br />

91<br />

0<br />

H23(5)パネルディスカッション<br />

2<br />

73<br />

7<br />

1 簡 単 すぎる 1ちょうど 良 い 3 難 しすぎる<br />

図 各 年 のアンケート 回 答 者 数 に 占 める 各 講 演 内 容 の 難 易 度<br />

191


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q7. 全 般 の 満 足 度<br />

1 大 変 満 足 8 7.2%<br />

2 満 足 している 68 61.3%<br />

3 特 に 不 満 なし 33 29.7%<br />

4 不 満 である 2 1.8%<br />

5 大 変 不 満 0 0.0%<br />

6その 他 0 0.0%<br />

計 111 100.0%<br />

5 大 変 不 満 6その 他<br />

0.0% 0.0%<br />

3 特 に 不 満 4 不 満 である<br />

なし 1.8%<br />

29.7%<br />

1 大 変 満 足<br />

7.2%<br />

2 満 足 してい<br />

る<br />

61.3%<br />

満 足 度 については、「1 大 変 満 足 」が 減 少 したものの、「2 満 足 している」の 2 つで<br />

約 69%となり、 過 去 2 年 との 比 較 でも 高 い 満 足 度 となっている。<br />

これまで 行 ってきたプログラム 構 成 の 検 討 や 来 場 者 募 集 とが 徐 々に 実 を 結 んで 満<br />

足 度 向 上 に 結 びついてきていると 考 えられ、このような 考 え 方 、 進 め 方 について 別 の<br />

イベント( 体 験 講 習 会 や 各 種 セミナー 等 )にも 生 かしていくことが 期 待 される。<br />

0.0%<br />

H23<br />

7.2% 61.3% 29.7% 1.8%<br />

0.0%<br />

0.0%<br />

H22<br />

0.7% 61.3% 32.1% 5.8%<br />

0.0%<br />

H21<br />

0.0%<br />

4.1% 56.2% 35.6% 3.4%<br />

0.7%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

1 大 変 満 足 2 満 足 している 3 特 に 不 満 なし 4 不 満 である<br />

5 大 変 不 満 6その 他<br />

192


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q9. CI-NET の 導 入 有 無<br />

1CI-NET 導 入 済 み 55 55.0%<br />

2CI-NET 導 入 検 討 中 10 10.0%<br />

3CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中 22 22.0%<br />

4CI-NET 導 入 予 定 なし 13 13.0%<br />

計 100 100.0%<br />

3CI-NET<br />

に 関 する<br />

情 報 収 集<br />

中<br />

22.0%<br />

4CI-NET<br />

導 入 予 定<br />

なし<br />

13.0%<br />

1CI-NET<br />

導 入 済 み<br />

55.0%<br />

2CI-NET<br />

導 入 検 討<br />

中<br />

10.0%<br />

今 回 、Q10 以 降 に 設 定 した 新 たな 設 問 に 関 連 しての 導 入 的 位 置 づけになる 項 目 であ<br />

る。<br />

CI-NET 導 入 済 み 企 業 が 55%と 多 くなっているが、その 一 方 で CI-NET 未 導 入 企 業<br />

のうち2の 導 入 検 討 中 、3の 情 報 収 集 中 の 2 つで 30%を 超 えている。<br />

これは、 本 シンポジウムの 協 賛 団 体 などにも 協 力 をいただき、CI-NET に 関 心 のあ<br />

る 企 業 を 中 心 として 参 加 を 促 していただいた 結 果 、 従 来 の CI-NET 導 入 企 業 だけでは<br />

ない 幅 広 い 参 加 層 を 得 られたことと 考 えられる。<br />

193


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q10. CI-NET 活 用<br />

(1) 購 買 見 積 業<br />

務 メッセージ<br />

(2) 注 文 業 務 メッ<br />

セージ<br />

(3) 出 来 高 業 務<br />

メッセージ<br />

(4) 請 求 業 務 メッ<br />

セージ<br />

1 導 入 済 み 44 42 33 33<br />

2 導 入 検 討 中 8 14 11 12<br />

3 導 入 予 定 なし 8 8 9 8<br />

(1) 購 買 見 積 業 務 メッセージ<br />

(2) 注 文 業 務 メッセージ<br />

(3) 出 来 高 業 務 メッセージ<br />

(4) 請 求 業 務 メッセージ<br />

44 8 8<br />

42 14 8<br />

33 11 9<br />

33 12 8<br />

0 10 20 30 40 50 60 70<br />

1 導 入 済 み 2 導 入 検 討 中 3 導 入 予 定 なし<br />

今 回 より 新 たにアンケートにより 取 得 することとした 項 目 である。<br />

大 きく 4 つの 業 務 メッセージの 利 用 状 況 について 質 問 しているが、 実 施 企 業 数 とし<br />

ては(1) 購 買 見 積 、(2) 注 文 をセットで 導 入 、またその 中 で(3) 出 来 高 、(4) 請 求 までセッ<br />

トで 導 入 、といったことで、(1)と(2)、また(3)と(4)がそれぞれほぼ 同 数 になっている<br />

と 考 えられる。<br />

当 該 業 務 メッセージが 未 導 入 で2 導 入 検 討 中 が 多 い 業 務 メッセージとして 注 文 業<br />

務 メッセージ、 次 いで 請 求 業 務 メッセージ、 出 来 高 業 務 メッセージとなっているが、<br />

請 求 、 出 来 高 については 既 に 他 の 業 務 で 導 入 している 企 業 が 4 社 ずつ 導 入 検 討 してい<br />

るとの 回 答 であるのに 対 し、 注 文 は 14 社 すべてが 今 後 新 たに 始 めようとする 企 業 とな<br />

っている。そう 考 えると、 特 に 注 文 業 務 メッセージの 導 入 検 討 をしている 企 業 は、 今<br />

後 の 導 入 普 及 のターゲットの 候 補 が 抽 出 されているといえる。<br />

194


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q11. 広 報 支 援<br />

広 報 支 援 内 容 回 答 数 構 成 比 対 回 答 者 数<br />

(1) 経 営 者 向 けセミナー 10 10.5% 7.6%<br />

(2) 担 当 者 向 け 体 験 講 習 会 31 32.6% 23.5%<br />

(3) 他 社 取 り 組 み 事 例 の 公 開 39 41.1% 29.5%<br />

(4)お 試 し・テスト 運 用 12 12.6% 9.1%<br />

(5)その 他 3 3.2% 2.3%<br />

計 95 100.0% -<br />

(1) 経 営 者 向 けセミナー<br />

(2) 担 当 者 向 け 体 験 講 習 会<br />

(3) 他 社 取 り 組 み 事 例 の 公 開<br />

(4)お 試 し・テスト 運 用<br />

10<br />

12<br />

31<br />

39<br />

(5)その 他<br />

3<br />

0 10 20 30 40<br />

今 回 より 新 たにアンケートにより 取 得 することとした 項 目 である。<br />

回 答 者 全 体 から 望 まれる 広 報 支 援 として、ここ 数 年 の 講 演 ・ 報 告 にもある 取 り 組 み<br />

事 例 の 紹 介 、 公 開 が 最 も 多 く 期 待 されている。<br />

次 いで 担 当 者 向 けの 体 験 講 習 会 が 続 き、 実 際 に 手 を 動 かしてみて 体 験 、 経 験 するこ<br />

とで 社 内 への 説 明 がしやすくなるとの 考 えがあるように 見 て 取 れる。<br />

これを CI-NET の 導 入 状 況 に 合 わせてみてみると、 以 下 の 表 、 図 のようになる。<br />

すなわち、 今 後 CI-NET の 普 及 拡 大 に 影 響 してくる「 導 入 検 討 中 」「 情 報 収 集 中 」の<br />

企 業 が 期 待 している 広 報 支 援 内 容 としては、(2) 担 当 者 向 け 体 験 講 習 会 、(3) 他 社 取 り 組<br />

み 事 例 の 公 開 といったところが 割 合 としてより 多 く 挙 げられており、これらの 意 見 を<br />

今 後 の 広 報 活 動 へ 生 かしていくことが 望 まれる。<br />

(1) 経 営 者 向<br />

けセミナー<br />

(2) 担 当 者 向<br />

け 体 験 講 習<br />

会<br />

(3) 他 社 取 り (4)お 試 し・テ<br />

組 み 事 例 の スト 運 用<br />

公 開<br />

(5)その 他<br />

無 回 答<br />

全 体 10.0% 31.0% 38.0% 12.0% 3.0% 42.0%<br />

CI-NET 導 入 済 み 10.9% 23.6% 30.9% 5.5% 3.6% 47.3%<br />

CI-NET 導 入 検 討 中 20.0% 50.0% 70.0% 30.0% 0.0% 30.0%<br />

CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中 9.1% 50.0% 63.6% 22.7% 0.0% 13.6%<br />

CI-NET 導 入 予 定 なし 0.0% 15.4% 0.0% 7.7% 7.7% 76.9%<br />

195


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%<br />

(1) 経 営 者 向 けセミナー<br />

10.0%<br />

10.9%<br />

9.1%<br />

20.0%<br />

(2) 担 当 者 向 け 体 験 講 習 会<br />

31.0%<br />

23.6%<br />

50.0%<br />

50.0%<br />

(3) 他 社 取 り 組 み 事 例 の 公 開<br />

38.0%<br />

30.9%<br />

70.0%<br />

63.6%<br />

(4)お 試 し・テスト 運 用<br />

5.5%<br />

12.0%<br />

30.0%<br />

22.7%<br />

全 体 CI-NET 導 入 済 み CI-NET 導 入 検 討 中 CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中<br />

196


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q12. 追 加 整 備<br />

追 加 整 備 内 容 回 答 数 構 成 比 対 回 答 者 数<br />

(1) 数 量 積 算 データの 電 子 化 21 13.0% 15.9%<br />

(2) 施 工 体 制 台 帳 の 電 子 化 31 19.1% 23.5%<br />

(3) 労 務 安 全 書 類 の 電 子 化 26 16.0% 19.7%<br />

(4) 小 口 取 引 契 約 の 電 子 化 22 13.6% 16.7%<br />

(5)リース・レンタル 契 約 電 子 化 16 9.9% 12.1%<br />

(6) 官 公 庁 発 注 工 事 の 電 子 契 約 化 15 9.3% 11.4%<br />

(7) 施 主 との 電 子 契 約 化 16 9.9% 12.1%<br />

(8)その 他 15 9.3% 11.4%<br />

計 162 100.0% -<br />

(1) 数 量 積 算 データの 電 子 化<br />

21<br />

(2) 施 工 体 制 台 帳 の 電 子 化<br />

31<br />

(3) 労 務 安 全 書 類 の 電 子 化<br />

26<br />

(4) 小 口 取 引 契 約 の 電 子 化<br />

22<br />

(5)リース・レンタル 契 約 電 子 化<br />

16<br />

(6) 官 公 庁 発 注 工 事 の 電 子 契 約 化<br />

15<br />

(7) 施 主 との 電 子 契 約 化<br />

16<br />

(8)その 他<br />

15<br />

0 5 10 15 20 25 30 35<br />

今 回 より 新 たにアンケートにより 取 得 することとした 項 目 である。<br />

CI-NET では 既 に 見 積 から 請 求 までの 調 達 業 務 の 一 連 のデータ 交 換 についての 標 準<br />

化 が 整 っているが、それ 以 外 に 期 待 する 整 備 項 目 として、 施 工 体 制 台 帳 の 電 子 化 や 労<br />

務 安 全 書 類 の 電 子 化 等 が 比 較 的 多 く 挙 がっている。<br />

ただし 他 の 項 目 についても 極 端 に 少 ないものはなく、さらにニーズの 内 容 も 確 認 し<br />

ながら 今 後 の 整 備 計 画 を 考 えていく 必 要 があるのではないかと 思 われる。<br />

これを CI-NET の 導 入 状 況 に 合 わせてみてみると、 以 下 の 表 、 図 のようになる。<br />

既 導 入 企 業 よりもおしなべて 未 導 入 企 業 より 追 加 整 備 してほしいことが 多 く 挙 げら<br />

れている。 中 でも、「 施 工 体 制 台 帳 の 電 子 化 」「 労 務 安 全 書 類 の 電 子 化 」「 小 口 取 引 契 約<br />

の 電 子 化 」などが 目 立 っている。 現 状 、 調 達 業 務 の 基 本 的 な 部 分 はルール 化 されてい<br />

るが、 未 導 入 企 業 からもより 詳 細 なニーズを 把 握 し 検 討 を 進 めていくことが 望 まれる。<br />

(1) 数 量 積 算<br />

データの 電<br />

子 化<br />

(2) 施 工 体 制<br />

台 帳 の 電 子<br />

化<br />

(3) 労 務 安 全<br />

書 類 の 電 子<br />

化<br />

(4) 小 口 取 引<br />

契 約 の 電 子<br />

化<br />

(5)リース・レ<br />

ンタル 契 約<br />

電 子 化<br />

(6) 官 公 庁 発 (7) 施 主 との<br />

注 工 事 の 電 電 子 契 約 化<br />

子 契 約 化<br />

(8)その 他<br />

無 回 答<br />

全 体 21.0% 32.0% 25.0% 23.0% 16.0% 16.0% 16.0% 16.0% 42.0%<br />

CI-NET 導 入 済 み 20.0% 29.1% 25.5% 14.5% 12.7% 16.4% 12.7% 16.4% 45.5%<br />

CI-NET 導 入 検 討 中 20.0% 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 20.0% 20.0% 20.0% 30.0%<br />

CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中 27.3% 45.5% 31.8% 45.5% 27.3% 22.7% 27.3% 22.7% 22.7%<br />

CI-NET 導 入 予 定 なし 15.4% 7.7% 0.0% 15.4% 7.7% 0.0% 7.7% 0.0% 69.2%<br />

197


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%<br />

(1) 数 量 積 算 データの 電 子 化<br />

(2) 施 工 体 制 台 帳 の 電 子 化<br />

(3) 労 務 安 全 書 類 の 電 子 化<br />

(4) 小 口 取 引 契 約 の 電 子 化<br />

(5)リース・レンタル 契 約 電 子 化<br />

(6) 官 公 庁 発 注 工 事 の 電 子 契 約 化<br />

(7) 施 主 との 電 子 契 約 化<br />

21.0%<br />

20.0%<br />

20.0%<br />

27.3%<br />

32.0%<br />

29.1%<br />

25.0%<br />

25.5%<br />

31.8%<br />

23.0%<br />

14.5%<br />

30.0%<br />

16.0%<br />

12.7%<br />

20.0%<br />

27.3%<br />

16.0%<br />

16.4%<br />

20.0%<br />

22.7%<br />

16.0%<br />

12.7%<br />

20.0%<br />

27.3%<br />

40.0%<br />

50.0%<br />

45.5%<br />

45.5%<br />

全 体 CI-NET 導 入 済 み CI-NET 導 入 検 討 中 CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中<br />

198


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q13. 期 待 効 果<br />

期 待 効 果 内 容 回 答 数 構 成 比 対 回 答 者 数<br />

(1) 印 紙 税 の 削 減 50 26.2% 37.9%<br />

(2) 業 務 生 産 性 向 上 43 22.5% 32.6%<br />

(3) 電 子 保 管 による 管 理 低 減 44 23.0% 33.3%<br />

(4) 請 求 漏 れ・ 入 金 確 認 省 力 化 21 11.0% 15.9%<br />

(5)コンプライアンスへの 寄 与 33 17.3% 25.0%<br />

(6)その 他 0 0.0% 0.0%<br />

計 191 100.0% -<br />

(1) 印 紙 税 の 削 減<br />

(2) 業 務 生 産 性 向 上<br />

(3) 電 子 保 管 による 管 理 低 減<br />

(4) 請 求 漏 れ・ 入 金 確 認 省 力 化<br />

(5)コンプライアンスへの 寄 与<br />

(6)その 他<br />

0<br />

21<br />

33<br />

43<br />

44<br />

50<br />

0 10 20 30 40 50<br />

今 回 より 新 たにアンケートにより 取 得 することとした 項 目 である。<br />

期 待 される 効 果 として 上 げられたものとして、 現 状 受 注 者 側 にしか 効 果 として 感 じ<br />

てもらうことができないが、 印 紙 税 の 削 減 効 果 が 最 も 多 くなった。<br />

次 いで 電 子 保 管 による 管 理 低 減 、 業 務 生 産 性 向 上 が 差 なく 続 いている。これらは 受<br />

注 者 だけでなく 発 注 者 も 享 受 できる 効 果 である。<br />

回 答 者 130 余 で 効 果 が 191 件 挙 がっているということは、1 回 答 あたり 約 1.5 個 の<br />

効 果 が 挙 げられているといえ、 複 数 の 効 果 を 感 じていると 考 えることができる。<br />

これを CI-NET の 導 入 状 況 に 合 わせてみてみると、 以 下 の 表 、 図 のようになる。<br />

既 導 入 企 業 では 実 際 にメリットの 享 受 がある 印 紙 税 削 減 効 果 が 多 く 挙 がる 一 方 、 未<br />

導 入 企 業 ではその 他 の「 業 務 生 産 性 向 上 」「 電 子 保 管 による 管 理 低 減 」「コンプライア<br />

ンスへの 寄 与 」など、 多 くの 効 果 を 期 待 していることがわかる。これらが 実 際 に 見 え<br />

るような 事 例 等 の 提 示 が 今 後 の 広 報 資 料 作 成 のヒントになるのではないかと 思 われる。<br />

(1) 印 紙 税 の<br />

削 減<br />

(2) 業 務 生 産<br />

性 向 上<br />

(3) 電 子 保 管<br />

による 管 理<br />

低 減<br />

(4) 請 求 漏<br />

れ・ 入 金 確<br />

認 省 力 化<br />

(5)コンプラ<br />

イアンスへ<br />

の 寄 与<br />

(6)その 他<br />

無 回 答<br />

全 体 50.0% 43.0% 44.0% 21.0% 32.0% 0.0% 26.0%<br />

CI-NET 導 入 済 み 63.6% 40.0% 45.5% 25.5% 34.5% 0.0% 20.0%<br />

CI-NET 導 入 検 討 中 40.0% 50.0% 70.0% 20.0% 50.0% 0.0% 10.0%<br />

CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中 45.5% 54.5% 50.0% 22.7% 36.4% 0.0% 22.7%<br />

CI-NET 導 入 予 定 なし 7.7% 30.8% 7.7% 0.0% 0.0% 0.0% 69.2%<br />

199


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%<br />

(1) 印 紙 税 の 削 減<br />

(2) 業 務 生 産 性 向 上<br />

(3) 電 子 保 管 による 管 理 低 減<br />

50.0%<br />

40.0%<br />

45.5%<br />

43.0%<br />

40.0%<br />

50.0%<br />

54.5%<br />

44.0%<br />

45.5%<br />

50.0%<br />

63.6%<br />

70.0%<br />

(4) 請 求 漏 れ・ 入 金 確 認 省 力 化<br />

(5)コンプライアンスへの 寄 与<br />

21.0%<br />

25.5%<br />

20.0%<br />

22.7%<br />

32.0%<br />

34.5%<br />

36.4%<br />

50.0%<br />

全 体 CI-NET 導 入 済 み CI-NET 導 入 検 討 中 CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中<br />

200


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■ 自 由 意 見<br />

Q8.それぞれの 講 演 について<br />

参 加 者 より 多 くのご 意 見 が 寄 せられており、その 主 なものを 紹 介 する。<br />

● 講 演 「 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて」<br />

・ 講 演 時 間 が 短 かった。もう 少 し 具 体 的 な 部 分 を 聞 きたかった。<br />

・ 導 入 のご 苦 労 が 良 く 分 かった。<br />

● 講 演 「 建 設 業 における 法 令 遵 守 の 取 り 組 みについて」<br />

・ 時 間 が 短 い。<br />

・ CI-NET との 関 連 情 報 が 不 足 。<br />

● 講 演 「「オレ 流 」からの 脱 皮 と 飛 躍 的 成 長 」<br />

・ 電 子 データの 説 明 力 よく 分 かり 易 く 説 明 され 理 解 力 が 深 まった。<br />

・ 説 明 する 凡 例 の 内 容 が 良 く 理 解 できた。 記 録 の 重 要 性 を 感 じた。<br />

・ 別 の 業 界 から 非 常 に 参 考 になる 話 であった。 今 後 もこのような 講 話 をお 願 い<br />

したい。<br />

・ 司 法 の 世 界 では 品 質 問 題 等 の 係 争 が 多 いと 思 われるからこのような 講 演 にな<br />

ったと 考 えるが、 一 般 的 な 建 設 業 はコンプライアンス 違 反 を 恐 れているので<br />

徹 底 した 管 理 を 行 っている。<br />

・ 大 変 聞 き 易 い 話 し 方 で 参 考 になる 内 容 だった。<br />

● 講 演 「 電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介 」<br />

・ 導 入 がうまくいっている 事 例 もありだが 失 敗 の 事 例 もききたかった。<br />

・ 短 期 間 で 定 着 された 背 景 を 話 して 欲 しかった。<br />

・ 当 社 の 導 入 イメージに 近 い 事 例 を 聞 くことができてよかった。<br />

・ 警 備 の CI-NET( 注 文 ・ 注 文 請 書 ) 活 用 の 説 明 があったが、 基 本 的 には 業 務 依<br />

頼 契 約 であり、 特 記 事 項 と 注 釈 を 入 れる 事 で 初 めて CI-NET で 可 能 だと 誤 解 さ<br />

れるので 訂 正 してもらいたい。<br />

・ 中 堅 ゼネコンの 多 くは 現 場 組 織 の 力 が 強 く 業 務 権 限 ( 業 務 フロー)を 見 直 し<br />

しないとなかなか 実 用 化 (CI-NET)の 向 上 にはつながらないという 現 状 課 題 か<br />

ら 抜 け 出 せないであろう。<br />

●パネルディスカッション<br />

・ 各 講 演 者 の C-CADEC に 取 組 んだ 考 え 方 が 見 えて 興 味 深 かった。<br />

・ 建 設 業 の 将 来 像 を 考 えさせられる 内 容 のあるディスカッションであった。<br />

・ パネリストのバランスが 良 い。コーディネーターの 質 問 が 適 切 。<br />

・ 民 間 発 注 者 も 入 れるべき。<br />

201


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

● 全 体<br />

( 満 足 )<br />

・ 1. 各 セッションのバランスが 良 い 2. 講 演 3. 視 点 が 変 わって 興 味 深 い。<br />

・ 講 演 全 てが 非 常 によかった。 事 例 紹 介 についてはもう 少 し 別 のパターンもあ<br />

ると 良 いがなかなか 難 しいのも 承 知 している。<br />

・ CI-NET 導 入 事 例 は 大 変 参 考 になりました。<br />

・ 参 加 しないと 聞 けない 部 分 等 が 聞 けたことが 良 かった。<br />

・ 他 社 の 状 況 が 判 って 興 味 深 い 話 がきけた。<br />

・ 自 分 としての 課 題 が 浮 き 彫 りになった。<br />

・ BIM の 可 能 性 を 感 じた。<br />

・ 国 交 省 の 促 進 策 を 詳 しく 理 解 できた。<br />

・ 牧 野 先 生 のお 話 が 示 唆 に 富 み 興 味 深 かった。<br />

( 不 満 )<br />

・ CI-NET と C-CADEC は 分 けてほしい。<br />

・ 時 間 配 分 に 関 して、 時 間 が 足 りないセッションがあった。<br />

・ 全 体 的 に 分 かりやすかったが、 資 料 のない 講 演 があり、スクリーンだけでは<br />

見 えづらかった。<br />

Q9.シンポジウムあるいは 推 進 センターへのご 意 見 、ご 要 望<br />

参 加 者 より 多 くのご 意 見 が 寄 せられており、その 主 なものを 紹 介 する。<br />

・ CI-NET 導 入 が 進 まない 背 景 や 今 後 の 取 り 組 み( 発 注 者 、 受 注 者 、ASP 事 業 者 )<br />

についてディスカッションできると 良 い。<br />

・ 中 堅 ゼネコン 促 進 策 の 次 なる 展 開 をやってもらいたい。<br />

・ 建 設 業 専 業 ではない 会 社 における CI-NET 等 の 導 入 について。<br />

・ 契 約 、 現 場 においての 法 律 違 反 事 例 なども 入 れて 欲 しい。<br />

・ ASP 会 社 からも 宣 伝 性 を 抑 えて 発 表 させてはいかがでしょう。<br />

・ CI-NET に 対 する 役 所 の 取 組 み(EDI) 公 共 事 業 の 契 約 について。<br />

・ 建 材 メーカーの 取 組 む BIM について。<br />

・ 受 注 者 側 の 立 場 のお 話 を 聞 きたい。<br />

・ 質 疑 応 答 の 時 間 が 欲 しいです。また ASP についての 話 が 聞 きたかった。<br />

202


資 料 / 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

12.3 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

■ 建 設 省 告 示 第 2101 号<br />

情 報 処 理 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 昭 和 45 年 法 律 第 90 号 ) 第 3 条 の2 第 1 項 の 規 定 に 基 づき、 建<br />

設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針 を 定 めたので、 次 のとおり 告 示 する。<br />

平 成 3 年 12 月 21 日<br />

建 設 大 臣 山 崎 拓<br />

建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

我 が 国 建 設 業 は、これまでそれぞれの 事 業 者 において、 電 子 計 算 機 の 利 用 による 情 報 処<br />

理 を 進 め、 業 務 の 効 率 化 を 図 ってきた。その 結 果 、 大 規 模 な 事 業 者 においては、 経 理 、 財<br />

務 管 理 等 の 業 務 について 電 子 計 算 機 の 利 用 が 進 んでおり、さらに、 建 設 工 事 の 受 発 注 、 施<br />

工 管 理 等 の 業 務 についても 電 子 計 算 機 の 利 用 が 進 んでいるところである。また、 中 小 規 模<br />

の 事 業 者 においても、 近 年 の 情 報 機 器 の 低 コスト 化 、ソフトウエアの 流 通 量 の 飛 躍 的 増 大 、<br />

取 引 先 関 連 企 業 の 情 報 化 の 進 展 等 に 伴 い、 情 報 処 理 に 関 する 電 子 計 算 機 の 利 用 が 積 極 的 に<br />

進 められている。<br />

一 方 、 個 々の 企 業 ごとに 独 自 の 企 業 間 オンラインシステムの 構 築 が 進 められると、 各 シ<br />

ステムの 互 換 性 の 欠 如 により、 取 引 相 手 側 における 複 数 の 端 末 機 の 設 置 による 重 複 投 資 、<br />

事 務 処 理 の 複 雑 化 等 の 問 題 が 生 じるおそれがある。 建 設 業 における 生 産 システムは、 総 合<br />

工 事 業 者 、 専 門 工 事 業 者 等 の 分 業 関 係 により 形 成 されているものであることから、 今 後 は<br />

個 々の 企 業 内 にとどまらず、 業 界 全 体 を 網 羅 する 情 報 処 理 システムの 構 築 を 進 めていくこ<br />

とが 重 要 である。<br />

こうした 観 点 から、( 財 ) 建 設 経 済 研 究 所 に 設 置 された 建 設 産 業 情 報 ネットワーク<br />

(CI-NET) 研 究 会 において、 情 報 ネットワークの 構 築 、 利 用 及 び 普 及 について 検 討 を 行 い、<br />

その 結 果 、 企 業 間 の 情 報 交 換 のオンライン 化 の 前 提 となるビジネスプロトコル 及 び 伝 送 手<br />

順 の 標 準 化 等 様 々な 課 題 が 明 らかになったところであり、これを 受 けて( 財 ) 建 設 業 振 興<br />

基 金 を 事 務 局 とする 建 設 産 業 情 報 ネットワーク(CI-NET) 推 進 協 議 会 において 検 討 が 行 わ<br />

れているところである。<br />

今 後 、これらの 課 題 を 克 服 しつつ、 事 業 者 間 で 連 携 した 電 子 計 算 機 の 効 率 的 かつ 高 度 な<br />

利 用 を 実 現 することは、 建 設 業 全 体 の 一 層 の 高 度 化 のための 基 盤 を 提 供 するものであると<br />

ともに、 建 設 関 連 産 業 全 体 の 健 全 な 発 展 に 資 するものである。この 指 針 は、 以 上 の 認 識 に<br />

基 づき、 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 効 率 的 利 用 を 図 るため、 電 子 計 算 機 利 用 高 度 化 計 画<br />

を 勘 案 し、 事 業 者 が 連 携 して 行 う 電 子 計 算 機 の 利 用 の 態 様 、その 実 施 の 方 法 及 びその 実 施<br />

に 当 たって 配 慮 すべき 事 項 を 示 すものである。<br />

一 事 業 者 が 連 携 して 行 う 電 子 計 算 機 の 利 用 の 態 様<br />

メッセージフォーマット、 当 該 フォーマットに 記 載 される 項 目 コード 等 のビジネスプロ<br />

トコル 及 び 伝 送 手 順 を 標 準 化 し、これを 用 いた「 磁 気 媒 体 ( 磁 気 テープ 等 ) 交 換 方 式 」 又<br />

は「 企 業 間 オンライン 方 式 ( 個 別 企 業 間 交 換 方 式 又 は 蓄 積 交 換 方 式 )」による 総 合 工 事 業 者 、<br />

専 門 工 事 業 者 等 の 間 の 取 引 データ 交 換 システム<br />

203


資 料 / 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

二 実 施 の 方 法<br />

( 一 )ビジネスプロトコルの 標 準 化 とその 積 極 的 採 用<br />

次 に 掲 げるビジネスプロトコルについて 標 準 化 を 検 討 し、その 有 効 性 につき 業 界 内 で<br />

の 合 意 形 成 を 図 り、 現 行 処 理 との 整 合 性 に 配 慮 しつつ、 発 注 から 決 済 に 至 るオンライン<br />

データ 交 換 の 実 現 に 努 めること。<br />

特 に、 各 事 業 者 においては、 外 部 接 続 インターフェイスに、 業 界 標 準 ビジネスプロト<br />

コルを 積 極 的 に 採 用 するよう 努 めること。<br />

1 取 引 データの 交 換 に 使 われるすべてのデータ 項 目 に 関 して、 名 称 、 内 容 、けた 数 、<br />

属 性 等 を 定 めた 定 義 集 (データエレメントディレクトリー) 及 びデータコード 表<br />

2 取 引 データの 交 換 に 使 われるデータ 項 目 のうち、 見 積 り、 注 文 、 請 求 、 支 払 等 の 業<br />

務 単 位 ごとに 交 換 されるデータ 項 目 のリスト( 標 準 メッセージ)<br />

3 標 準 メッセージから 必 要 な 項 目 だけを 抜 き 出 して、 実 際 に 交 換 するメッセージを 組<br />

み 立 てるための 構 文 規 則 (シンタックスルール)<br />

( 二 ) 業 界 推 奨 伝 送 手 順 の 設 定<br />

各 種 の 情 報 をオンライン 交 換 するために、OSI( 開 放 型 システム 間 相 互 接 続 ) 導 入 の<br />

動 きを 十 分 踏 まえつつ、 建 設 業 に 最 適 な 伝 送 手 順 を 業 界 標 準 として 設 定 し、その 普 及 に<br />

努 めること。<br />

( 三 )オンライン 取 引 に 対 応 した 標 準 的 業 務 運 用 規 約 の 確 立<br />

オンライン 取 引 開 始 に 伴 う 帳 票 、オンライン 併 用 のデータ 交 換 による 運 用 の 複 雑 化 、<br />

各 社 別 固 有 ルールによる 運 用 の 繁 雑 化 及 び 各 種 トラブル 等 を 防 止 し、 省 力 化 を 図 るため、<br />

標 準 的 業 務 運 用 規 約 を 確 立 するよう 努 めること。<br />

( 四 ) 実 施 体 制 の 整 備<br />

以 上 の 各 項 目 を 実 施 するため、( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 を 中 心 に 建 設 業 界 としての 実 施<br />

体 制 を 整 備 し、 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 の 効 率 的 促 進 に 努 めること。<br />

三 実 施 に 当 たって 配 慮 すべき 事 項<br />

( 一 ) 中 小 企 業 への 配 慮<br />

建 設 業 は、 大 規 模 な 事 業 者 から 小 規 模 の 事 業 者 まで 様 々な 規 模 の 事 業 者 から 構 成 され<br />

ており、 各 事 業 者 が 有 する 電 子 計 算 機 システム、 資 金 的 能 力 、 人 的 能 力 等 にはかなりの<br />

差 異 がある。したがって、ビジネスプロトコルの 標 準 化 、 企 業 間 システムのオンライン<br />

化 等 に 際 して、 中 小 規 模 の 事 業 者 の 負 担 が 過 大 にならないよう 十 分 配 慮 すること。<br />

( 二 )セキュリティの 確 保<br />

企 業 間 システムのオンライン 化 等 により、システムダウン、 不 正 介 入 等 の 危 険 にさら<br />

される 可 能 性 やその 影 響 の 及 ぶ 範 囲 が 増 大 する 可 能 性 がある。これらに 対 処 するため、<br />

安 全 性 、 信 頼 性 の 高 い 電 子 計 算 機 システムの 設 置 や 運 用 面 での 配 慮 等 セキュリティの 確<br />

保 を 図 ること。<br />

204


資 料 / 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

( 三 ) 他 業 界 への 配 慮<br />

建 設 業 は、 取 引 を 通 じて 関 係 する 業 界 が 多 岐 にわたっている。したがって、 建 設 業 に<br />

おける 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 は、 単 に 建 設 業 界 内 にとどまらず、 取 引 関 係 にある 他 の 業<br />

界 にまでも 波 及 する 可 能 性 が 大 きいことを 十 分 に 考 慮 しつつ、その 基 盤 となる 業 界 標 準<br />

化 を 進 めること。<br />

( 四 ) 業 界 標 準 ビジネスプロトコルの 公 開<br />

関 連 規 約 を 含 む 建 設 業 の 業 界 標 準 ビジネスプロトコルは、 建 設 業 界 内 にとどまらず、<br />

産 業 界 全 体 の 資 産 となることが 望 ましい。したがって、その 内 容 は、 積 極 的 に 公 開 され<br />

るべきである。このため、 業 界 として 必 要 に 応 じて 説 明 会 等 を 実 施 し、 広 く 普 及 に 努 め<br />

ること。<br />

205


資 料 / 建 設 産 業 政 策 2007( 抜 粋 )<br />

12.4 建 設 産 業 政 策 2007( 抜 粋 )<br />

建 設 産 業 政 策 2007 ~ 大 転 換 期 の 構 造 改 革 ~<br />

( 建 設 産 業 政 策 研 究 会 の 最 終 報 告 書 、 平 成 19 年 6 月 公 表 )<br />

建 設 産 業 政 策 2007 について<br />

Ⅰ はじめに<br />

建 設 産 業 政 策 研 究 会 の 目 的<br />

建 設 産 業 政 策 研 究 会 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 長 の 私 的 諮 問 機 関 である。<br />

「 建 設 産 業 政 策 大 綱 」 策 定 後 の 建 設 産 業 を 取 り 巻 く 環 境 が 大 きく 変 化 する 中 で 建 設 産 業 が 直<br />

面 する 諸 課 題 に 対 応 するため、 今 後 の 建 設 産 業 政 策 のあり 方 についての 更 なる 検 討 を 踏 まえ、<br />

今 般 、 構 造 改 革 の 方 向 と 今 後 の 建 設 産 業 政 策 について「 建 設 産 業 政 策 2007」として 最 終 取 り<br />

まとめを 行 う<br />

建 設 産 業 政 策 の 位 置 付 け<br />

1 平 成 7 年 に 策 定 された「 建 設 産 業 政 策 大 綱 」が 掲 げる3つの 目 標 や 政 策 の 大 きな 方 向 は 現 在<br />

も 変 わらないとの 認 識 の 下 に、 同 大 綱 策 定 後 の 大 きな 変 化 に 対 応 するための 構 造 改 革 の 方<br />

向 と 行 政 として 取 り 組 むべき 建 設 産 業 政 策 を 示 すものとして 取 りまとめを 行 った。<br />

2 建 設 業 に 関 する 政 策 が 中 心 となっているが、 特 に 建 設 生 産 システムにおいて 設 計 者 の 果 た<br />

す 役 割 が 極 めて 大 きいことから、 設 計 業 を 含 む 建 設 産 業 全 体 を 検 討 の 対 象 とした。<br />

3 建 設 産 業 政 策 には、 建 設 産 業 を 所 管 する 立 場 からの 政 策 と 公 共 調 達 分 野 における 発 注 者 の<br />

立 場 からの 政 策 とがあるが、 発 注 者 が 建 設 産 業 の 健 全 な 発 展 に 与 える 影 響 が 大 きいこと、<br />

また 発 注 者 が 建 設 生 産 システムの 重 要 な 担 い 手 であることから、 発 注 者 の 役 割 等 について<br />

も 検 討 の 対 象 とした。<br />

Ⅱ 環 境 の 変 化<br />

Ⅲ 「 構 造 改 革 」の 推 進<br />

Ⅳ 今 後 の 建 設 産 業 政 策<br />

1. 目 的<br />

(1) 技 術 力 ・ 施 工 力 ・ 経 営 力 に 優 れた 企 業 が 成 長 できる 環 境 整 備<br />

(2)エンドユーザーに 対 する VFM の 実 現<br />

(3) 魅 力 ある 産 業 への 転 換<br />

2. 建 設 産 業 政 策<br />

(1) 公 正 な 競 争 基 盤 の 確 立 -Compliance-<br />

(2) 再 編 への 取 組 の 促 進 -Challenge-<br />

(3) 技 術 と 経 営 による 競 争 を 促 進 するための 入 札 契 約 制 度 の 改 革 -Competition-<br />

(4) 対 等 で 透 明 性 の 高 い 建 設 生 産 システムの 構 築 -Collaboration-<br />

(5)ものづくり 産 業 を 支 える「 人 づくり」 -Career Development-<br />

また、IT 化 の 進 展 や 技 術 開 発 の 促 進 に 資 する 標 準 化 等 の 取 組 への 支 援 を 通 じ、 建 設 産 業<br />

206


資 料 / 建 設 産 業 政 策 2007( 抜 粋 )<br />

の 生 産 性 を 向 上 させることにより、 今 後 予 想 される 生 産 年 齢 人 口 の 減 少 にも 対 応 していく<br />

ことが 可 能 になるものである。<br />

1 人 材 の 確 保 ・ 育 成 、 処 遇 の 改 善<br />

2IT 等 の 技 術 開 発 の 推 進<br />

(イ) 建 設 産 業 のネットワーク 力 の 向 上<br />

・ 元 請 下 請 間 の 見 積 書 や 注 文 書 等 の 交 換 の 電 子 化 により 建 設 業 者 の 業 務 を 効 率 化 するた<br />

めの CI-NET の 普 及 促 進<br />

・ 中 堅 ・ 中 小 建 設 業 における IT の 導 入 を 促 進 するためのモデル 事 業 等 の 実 施 の 検 討<br />

(ロ) 民 間 における 技 術 開 発 の 促 進<br />

・ 新 技 術 活 用 システム(NETIS)の 活 用 による 新 技 術 情 報 の 収 集 と 共 有 化 、 民 間 事 業 者<br />

等 が 開 発 した 有 用 な 新 技 術 の 公 共 工 事 への 導 入<br />

Ⅴ おわりに<br />

207


資 料 / 企 業 識 別 コード<br />

12.5 企 業 識 別 コード<br />

12.5.1 企 業 識 別 コード 登 録 料<br />

平 成 24 年 3 月 末 現 在 の 企 業 識 別 コードの 新 規 登 録 、 更 新 (3 年 毎 ) 等 に 係 わる 費 用 は 次<br />

のとおりです。<br />

( 消 費 税 込 )<br />

会 員 区 分 資 本 金 額 新 規 登 録 料 更 新 登 録 料<br />

情 報 化 評 議 会<br />

会 員<br />

1 億 円 を 超 える 企 業<br />

1 億 円 以 下 の 企 業<br />

33,600 円<br />

16,800 円<br />

33,600 円<br />

16,800 円<br />

情 報 化 評 議 会<br />

非 会 員<br />

1 億 円 を 超 える 企 業<br />

1 億 円 以 下 の 企 業<br />

42,000 円<br />

21,000 円<br />

※ 新 規 登 録 ( 初 回 のみ) 非 会 員 も 会 員 価 格 にて 対 応 している。<br />

42,000 円<br />

21,000 円<br />

12.5.2 企 業 識 別 コード 登 録 企 業 数 ( 平 成 24 年 3 月 末 現 在 )<br />

CI-NET を 利 用 するためには 企 業 識 別 コードを 登 録 している 必 要 があります。 平 成 24 年<br />

3 月 末 時 点 で 財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 で 発 行 している 企 業 識 別 コードの 登 録 企 業 数 は<br />

9,567 社 となっています。<br />

なお、 最 新 の 状 況 は 次 の URL で 公 表 しています。<br />

URL:http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ci-net/cinet/riyou_joukyo.html<br />

208


資 料 /CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書<br />

12.6 CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書<br />

(№ )<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書 (CHANGE REQUEST)<br />

発 信 者 記 入 欄<br />

事 務 局 記 入 欄<br />

発 信 日 年 月 日 受 信 日 年 月 日<br />

会 社 名<br />

事 務 局 処 理 記 入 欄<br />

企 業 識 別 コード<br />

部 署 名<br />

担 当 者 名<br />

TEL:<br />

連 絡 先 FAX:<br />

E-mail:<br />

件 名<br />

改 善 要 求 内 容 ( 問 題 点 、 改 善 案 、 理 由 について 詳 しくお 書 き 下 さい)<br />

209


資 料 /CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書<br />

(№ )<br />

CI-NET 建 設 資 機 材 コード 専 用 改 善 要 求 書 (CHANGE REQUEST)<br />

※ E-mail 等 で 送 付 の 場 合 、 項 目 を 全 て 網 羅 していれば 本 様 式 を 使 用 していなくとも 可<br />

発 信 者 記 入 欄<br />

事 務 局 記 入 欄<br />

発 信 日 年 月 日 受 信 日 年 月 日<br />

会 社 名<br />

事 務 局 処 理 記 入 欄<br />

企 業 識 別 コード<br />

部 署 名<br />

担 当 者 名<br />

TEL:<br />

連 絡 先 FAX:<br />

E-mail:<br />

件 名<br />

改 善 要 求 内 容 【 既 存 資 料 (JIS 規 格 書 など)のコピーを 添 付 することにより 代 用 可 】<br />

(1) 区 分 ( 該 当 するものにチェック) □コード 追 加 □コード 変 更 □コード 削 除<br />

(2) 資 機 材 の 分 類 (CI-NET コードの 大 分 類 ・ 中 分 類 で 該 当 する 分 類 )<br />

(3) 資 機 材 の 概 要 と 用 途<br />

(4) 資 機 材 のスペック 書 式 と 単 位 ( 必 要 であれば)【 例 : 長 さ(m)、 本 数 ( 本 )】<br />

(5) 要 求 理 由<br />

(6)その 他 特 記 事 項<br />

210


平 成 23 年 度<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 書<br />

【 禁 無 断 転 載 】<br />

平 成 24 年 3 月 第 1 版 発 行<br />

発 行 者 財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

〒105-0001 東 京 都 港 区 虎 ノ 門 4-2-12<br />

虎 ノ 門 4 丁 目 MTビル2 号 館<br />

TEL :03-5473-4573<br />

FAX :03-5473-4580<br />

E-mail :ci-net@kensetsu-kikin.or.jp<br />

URL :http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ci-net/

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