活動結果 - 一般財団法人 建設業振興基金

LiteS 委 員 会 活 動 報 告
7.4.2 技 術 検 討 WG
1. 活 動 テーマ
情 報 伝 達 方 式 の 利 便 性 の 推 進
2. 取 組 み 状 況
平 成 23 年 度 の 活 動 として、 以 下 に 示 す 項 目 について 検 討 を 行 った。
(1) 新 通 信 方 式 に 関 する 検 討 について
(a) 検 討 の 背 景 ・ 目 的
現 状 運 用 されている CI-NET LiteS 実 装 規 約 の 電 子 メール 方 式 において 指 摘 さ
れる 以 下 について、 将 来 的 な 懸 念 も 含 め 解 決 の 方 向 を 見 い 出 すことが 必 要 との 認
識 からこれまで 議 論 を 行 ってきている。
- 出 来 高 業 務 の 集 中 による 大 量 トランザクションの 発 生
- 普 及 の 範 囲 拡 大 への 対 応
-メールによる 送 信 での 送 信 データ 件 数 ・ 容 量 の 限 界
-メールサーバのダウンによるサービス 停 止 の 回 避
- 送 信 データの 発 信 から 到 達 までの 時 間 差 、 遅 延 、ロストの 問 題
-メッセージ 生 成 時 ・ 展 開 時 の 処 理 時 間 の 問 題
-より 高 度 なセキュリティへの 対 応
(b)これまでの 検 討 状 況
1 平 成 22 年 度 まで
上 記 の 目 的 を 達 成 するにあたり、 通 信 プロトコルとして ebMS(ebXML
Messaging Service)を 採 用 することを 想 定 し、 平 成 21 年 度 より ebMS を 用 いた
実 証 実 験 に 着 手 した。
平 成 21 年 度 は、ebMS に 基 づきデータ 交 換 が 可 能 かどうかの 基 本 的 な 検 証 を 行
った。 結 果 として CI-NET の 新 たな 情 報 伝 達 方 式 として 検 討 を 継 続 して 問 題 ない
との 確 認 ができた。
次 いで 平 成 22 年 度 には、ebMS に 基 づいたデータ 交 換 を 行 える 仕 組 みを 実 シス
テムとして 実 装 し、 実 業 務 に 適 用 することについて 問 題 ないレベルであることを
確 認 できた。 合 わせてこの 新 しい 情 報 伝 達 方 式 に 基 づく 仕 組 みをユーザ 各 社 で 整
備 していくために 必 要 となるポイントについても 検 証 、 考 察 した。
2 平 成 23 年 度
過 去 の 実 証 実 験 、および 机 上 の 考 察 等 を 踏 まえ、 平 成 20 年 度 に 策 定 した
「CI-NET 版 ebMS による 通 信 プロトコル 利 用 ガイドライン( 案 ) 改 訂 版 」の 検
討 を 行 った。
作 成 済 みのガイドラインでは、プロトコルの 概 要 やセキュリティの 仕 様 、 通 信
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