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活動結果 - 一般財団法人 建設業振興基金

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平 成 22 年 度<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 書<br />

平 成 23 年 3 月<br />

CI-NET<br />

R<br />

Construction Industry-NETwork<br />

建 設 産 業 情 報 ネットワーク<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター


ま え が き<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターは、 建 設 産 業 情 報 ネットワーク<br />

(CI-NET)の 恒 常 的 な 推 進 機 関 として 平 成 4 年 4 月 に 設 立 された。 本 報 告 書 は19 年 目 にあたる 平<br />

成 22 年 度 の 活 動 成 果 を 取 りまとめたものである。<br />

活 動 体 制 は、 情 報 化 評 議 会 の 下 に、CI-NET 推 進 上 の 基 本 的 な 方 針 を 審 議 する 政 策 委 員 会 を 置<br />

き、さらにその 下 に 実 用 化 推 進 委 員 会 、 標 準 化 委 員 会 、LiteS 委 員 会 、 調 査 技 術 委 員 会 、 広 報 委<br />

員 会 の5つの 専 門 委 員 会 を 置 き 具 体 的 な 活 動 を 行 った。また 団 体 連 絡 会 を 通 じ、 建 設 業 団 体 ( 総<br />

合 工 事 業 7 団 体 、 専 門 工 事 業 37 団 体 )に 活 動 状 況 の 広 報 等 について 協 力 をいただいた。<br />

CI-NET の 普 及 については、 平 成 22 年 度 末 ( 平 成 23 年 3 月 末 )においては 9,400 社 を 超 える 企<br />

業 が 実 用 に 至 っている。しかし、 普 及 の 中 心 は 大 手 ゼネコンとその 協 力 会 社 の 間 に 留 まり、 普<br />

及 の 伸 びは 踊 り 場 の 状 況 になっている。そこで、 平 成 21 年 度 は、 従 来 からの 普 及 に 向 けた 取<br />

組 みに 加 え、CI-NET の 導 入 や 拡 大 を 図 る 上 で 障 害 ( 問 題 課 題 )になっていることを CI-NET<br />

導 入 企 業 や 未 導 入 企 業 を 訪 問 のうえ、ヒアリング 調 査 を 行 い、 今 後 CI-NET の 活 動 として 取 組<br />

むべき 方 向 性 を 見 い 出 すための 整 理 を 行 った。 平 成 22 年 度 には、 課 題 の 深 掘 りを 進 めて 課 題 分<br />

析 施 策 検 討 を 行 い、その 上 で、6 つの 重 点 課 題 に 分 類 し、これらの 重 点 課 題 をさらに 17 のサブテ<br />

ーマに 分 けて、 平 成 23 年 度 以 降 の 取 り 組 みに 向 けサブテーマごとに 電 子 商 取 引 の 普 及 活 動 に 係<br />

る 要 件 書 ( 以 下 「 要 件 書 」という。)をとりまとめた。<br />

平 成 23、24、25 年 度 においては、これらの 要 件 書 をもとに、CI-NETの 更 なる 普 及 のために、<br />

新 たにCI-NETの 簡 易 な 仕 組 みの 構 築 や 従 来 のCI-NETの 仕 組 みの 改 善 等 を 行 い、CI-NETの 基 盤<br />

整 備 を 推 進 していくことになる。<br />

平 成 22 年 度 の 活 動 は、 会 員 各 位 や 国 土 交 通 省 のご 支 援 、ご 協 力 により 大 きな 成 果 を 収 めるこ<br />

とができた。ご 尽 力 いただいた 皆 様 に 深 く 感 謝 する 次 第 である。 本 報 告 書 がCI-NET 推 進 の 一 助<br />

となることを 願 うとともに、 関 係 の 皆 様 には 今 後 とも 一 層 のご 協 力 、ご 支 援 をお 願 い 申 し 上 げ<br />

たい。<br />

平 成 23 年 3 月<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター


目 次<br />

1. 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター 情 報 化 評 議 会 の 活 動 体 制 について ........................1<br />

2. 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 .....................................................................................................2<br />

3. 団 体 連 絡 会 活 動 報 告 .........................................................................................................2<br />

4. 政 策 委 員 会 活 動 報 告 .........................................................................................................3<br />

5. 実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告 .............................................................................................4<br />

6. 標 準 化 委 員 会 活 動 報 告 ...................................................................................................27<br />

7.LiteS 委 員 会 活 動 報 告 ......................................................................................................32<br />

8. 調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告 ...............................................................................................52<br />

9. 広 報 委 員 会 活 動 報 告 .......................................................................................................58<br />

10.その 他 の 活 動 報 告 ...........................................................................................................64<br />

11. 情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿 ...................................................................................................69<br />

12. 資 料<br />

12.1 「 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために」 ......................101<br />

12.2 CI-NET 規 約 理 解 促 進 のために......................................................................139<br />

12.3 CI-NETパンフレット「 建 設 業 における 法 令 遵 守 の 徹 底<br />

~ 法 令 遵 守 の 観 点 からの 電 子 商 取 引 のすすめ~」.............................187<br />

12.4 CI-NET/C-CADECシンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果 ......190<br />

12.5 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針 ...............................245<br />

12.6 建 設 産 業 政 策 2007( 抜 粋 )...................................................................248<br />

12.7 企 業 識 別 コード...............................................................................................250<br />

12.8 CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書 .............................................251


1. 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター 情 報 化 評 議 会 の 活 動 体 制 について<br />

平 成 22 年 度 の 情 報 化 評 議 会 の 活 動 体 制 は 下 図 のとおりである。( 敬 称 略 、 平 成 23 年 3<br />

月 現 在 。)<br />

情 報 化 評 議 会<br />

議 長 : 中 村 英 夫 東 京 都 市 大 学 学 長<br />

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<br />

政 策 委 員 会<br />

委 員 長 : 高 野 伸 栄 北 海 道 大 学 大 学 院 准 教 授<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

委 員 長 : 田 中 龍 男 ( 株 ) 竹 中 工 務 店<br />

副 委 員 長 : 山 口 正 志 ( 株 )フジタ<br />

副 委 員 長 : 田 島 耕 一 ( 社 ) 日 本 電 設 工 業 協 会<br />

標 準 化 委 員 会<br />

委 員 長 : 加 藤 義 治 鹿 島 建 設 ( 株 )<br />

副 委 員 長 : 野 澤 功 一 瀧 戸 田 建 設 ( 株 )<br />

副 委 員 長 : 清 田 達 関 電 工 ( 株 )<br />

LiteS 委 員 会<br />

委 員 長 : 丹 羽 克 彦 ( 株 ) 大 林 組<br />

副 委 員 長 : 山 下 純 一 ( 株 )CI ラボ<br />

調 査 技 術 委 員 会<br />

委 員 長 : 高 橋 康 行 清 水 建 設 ( 株 )<br />

副 委 員 長 : 青 木 伸 一 三 機 工 業 ( 株 )<br />

広 報 委 員 会<br />

委 員 長 : 中 西 徳 明 大 成 建 設 ( 株 )<br />

副 委 員 長 : 有 海 篤 司 日 本 電 気 ( 株 )<br />

団 体 連 絡 会<br />

1


2. 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告<br />

2.1 活 動 目 的<br />

情 報 化 評 議 会 は、 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター( 以 下 「 推 進 センター」という。)<br />

において 行 うべき 事 業 について 審 議 し、 意 見 を 述 べる 機 関 として 設 置 されており、 会<br />

員 および 学 識 経 験 者 のうちから 推 進 センターが 委 嘱 した「 情 報 化 評 議 員 」で 構 成 され<br />

ている。<br />

2.2 活 動 経 過<br />

第 1 回 平 成 22 年 6 月 10 日 ( 木 )15:00~17:00<br />

・ 平 成 21 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 について<br />

・ 平 成 22 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 計 画 ( 案 )について<br />

3. 団 体 連 絡 会 活 動 報 告<br />

3.1 活 動 目 的<br />

総 合 工 事 業 7 団 体 、 専 門 工 事 業 36 団 体 で 構 成 する「 団 体 連 絡 会 」を 設 置 し、 主 にそ<br />

の 傘 下 企 業 に 対 し、CI-NETの 広 報 普 及 を 図 っている。<br />

3.2 活 動 経 過<br />

第 1 回 平 成 22 年 6 月 10 日 ( 木 )15:00~17:00( 情 報 化 評 議 会 と 併 せて 開 催 )<br />

・ 平 成 21 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 について<br />

・ 平 成 22 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 計 画 ( 案 )について<br />

2


4. 政 策 委 員 会 活 動 報 告<br />

4.1 活 動 目 的<br />

情 報 化 評 議 会 の 下 に、 建 設 産 業 政 策 大 綱 の 趣 旨 に 沿 って、 基 金 が 行 う 支 援 業 務 、 専<br />

門 的 に 検 討 すべき 事 項 の 専 門 委 員 会 への 付 託 等 のCI-NETに 係 る 基 本 方 針 を 審 議 する<br />

機 関 として 設 置 されており、 学 識 経 験 者 、 国 土 交 通 省 、 業 界 および 会 員 企 業 の 代 表 、<br />

各 専 門 委 員 会 の 委 員 長 により 構 成 されている。<br />

4.2 活 動 経 過<br />

第 1 回 平 成 22 年 5 月 14 日 ( 金 )15:00~17:00<br />

・ 平 成 21 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 及 び 事 業 収 支 について<br />

・ 平 成 22 年 度 情 報 化 評 議 会 活 動 計 画 及 び 事 業 予 算 について<br />

第 2 回 平 成 22 年 12 月 8 日 ( 水 )13:30~15:30<br />

・「CI-NET 実 用 化 における 課 題 の 把 握 」 調 査 の 課 題 分 析 について<br />

・ 新 しい 通 信 方 式 について<br />

・ 建 設 業 電 子 商 取 引 体 験 講 習 会 について<br />

・CI-NETアドバイザについて<br />

・CI-NET 普 及 のため<br />

第 3 回 平 成 23 年 4 月 8 日 ( 金 )13:30~15:30<br />

・ 課 題 分 析 課 題 と 依 頼 する 担 当 委 員 会 について<br />

・CI-NET 普 及 のため<br />

3


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5. 実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.1 活 動 テーマ<br />

(1)CI-NET における 課 題 の 把 握 、 分 析<br />

(2)CI-NET 運 用 上 の 課 題 の 解 決<br />

(3) 設 備 業 務 分 野 における CI-NET 実 用 化 の 推 進<br />

(4) 中 堅 および 地 方 総 合 工 事 業 者 への CI-NET 導 入 支 援<br />

5.2 活 動 体 制<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

(1) CI-NET における 課 題 の 把 握 、 分 析<br />

および 各 WG の 活 動 承 認 、 調 整<br />

調 達 ・ 出 来 高 WG<br />

(2)CI-NET 運 用 上 の 課 題 の 解 決<br />

設 備 見 積 WG<br />

(3) 設 備 業 務 分 野 における CI-NET 実 用 化 の 推 進<br />

機 器 取 引 WG<br />

(3) 設 備 業 務 分 野 における CI-NET 実 用 化 の 推 進<br />

中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG<br />

(4) 中 堅 および 地 方 総 合 工 事 業 者 への CI-NET 導 入 支 援<br />

5.3 活 動 経 過<br />

(1) 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

第 1 回 平 成 22 年 7 月 21 日 ( 水 )15:00~17:00<br />

・ 平 成 22 年 度 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 計 画 について<br />

第 2 回 平 成 23 年 5 月 27 日 ( 水 )14:00~16:00<br />

・ 平 成 22 年 度 実 用 化 推 進 委 員 会 の 活 動 報 告<br />

・ 今 後 の 活 動 について<br />

4


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

(2) 課 題 分 析 チーム<br />

実 用 化 推 進 委 員 会 の 委 員 長 、 副 委 員 長 、 主 査 等 を 中 心 に、CI-NET における 課<br />

題 の 把 握 ・ 分 析 を 行 うために「 課 題 分 析 チーム」を 結 成 し、 以 下 のスケジュール<br />

にて 検 討 を 進 めた。<br />

第 1 回 平 成 22 年 8 月 31 日 ( 火 )15:00~17:00<br />

・ 課 題 分 析 の 進 め 方 、 方 針 に 関 する 検 討<br />

第 2 回 平 成 22 年 9 月 24 日 ( 金 )13:00~15:00<br />

・ 課 題 分 析 の 進 め 方 、 方 針 に 関 する 検 討<br />

・ 委 員 分 担 による 課 題 の 深 堀 作 業<br />

第 3 回 平 成 22 年 10 月 25 日 ( 月 )15:00~17:00<br />

・ 委 員 分 担 による 課 題 の 深 堀 作 業<br />

・ 課 題 の 論 点 整 理<br />

第 4 回 平 成 22 年 11 月 19 日 ( 金 )10:00~12:00<br />

・ 委 員 分 担 による 課 題 の 深 堀 作 業<br />

・ 課 題 の 論 点 整 理<br />

第 5 回 平 成 22 年 12 月 8 日 ( 水 )10:00~12:00<br />

・ 委 員 分 担 による 課 題 の 深 堀 作 業<br />

・ 課 題 の 論 点 整 理<br />

第 6 回 平 成 22 年 12 月 24 日 ( 金 )13:00~16:30<br />

・ 委 員 分 担 による 課 題 の 深 堀 作 業<br />

・ 課 題 の 論 点 整 理<br />

第 7 回 平 成 23 年 1 月 21 日 ( 金 )15:00~17:00<br />

・ 重 点 課 題 に 関 する 検 討<br />

第 8 回 平 成 23 年 2 月 15 日 ( 火 )10:00~12:00<br />

・ 重 点 課 題 に 関 する 検 討<br />

・「 要 件 書 」に 関 する 検 討<br />

第 9 回 平 成 23 年 3 月 2 日 ( 水 )13:00~15:00<br />

・「 要 件 書 」に 関 する 検 討<br />

第 10 回 平 成 23 年 4 月 13 日 ( 水 )15:00~17:00<br />

・「 要 件 書 」に 関 する 検 討<br />

第 11 回 平 成 23 年 4 月 22 日 ( 水 )13:00~16:00<br />

・「 要 件 書 」に 関 する 検 討<br />

(3) 調 達 ・ 出 来 高 WG<br />

本 年 度 は WG としての 開 催 はなかった。<br />

ただし、 平 成 21 年 度 に 行 った 検 討 に 関 連 して、 電 子 契 約 データ 閲 覧 ツール<br />

「CLContview」について、WindowsXP、WindowsVista、Windows7 において 動 作<br />

することを 事 務 局 にて 確 認 したツールを、CI-NET 会 員 に 限 定 せず 無 償 で CI-NET<br />

のホームページで 公 開 した。<br />

5


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

(4) 設 備 見 積 WG<br />

第 1 回 平 成 22 年 11 月 10 日 ( 水 )10:00~12:00<br />

・ 設 備 見 積 メッセージ 実 用 化 に 向 けた 検 討<br />

・ 設 備 見 積 メッセージバージョンの 統 一 に 向 けて<br />

第 2 回 平 成 22 年 12 月 21 日 ( 火 )10:00~12:00<br />

・ 設 備 見 積 メッセージ 実 用 化 に 向 けた 検 討<br />

・ 設 備 見 積 メッセージバージョンの 統 一 に 向 けて<br />

第 3 回 平 成 23 年 2 月 10 日 ( 木 )15:00~17:00<br />

・ 設 備 見 積 メッセージ 実 用 化 に 向 けた 検 討<br />

(5) 機 器 取 引 WG<br />

本 年 度 は WG としての 開 催 はなかった。<br />

(6) 設 備 分 野 共 通 基 盤 調 整 会 議<br />

平 成 21 年 度 まで「 設 備 分 野 コアメンバ 会 議 」として 開 催 していた 会 議 体 で、<br />

CI-NET 側 からは 設 備 見 積 WG が 窓 口 となり、C-CADEC 側 との 情 報 交 換 、 情 報 共<br />

有 の 位 置 づけで 開 催 していた 会 議 である。<br />

本 年 度 からは「 設 備 分 野 共 通 基 盤 調 整 会 議 」と 名 称 を 改 め、これまで 中 心 的 に<br />

活 動 としてきた CI-NET 建 設 資 機 材 コードと、Stem コードの 統 合 に 留 まらず、 広<br />

く 設 備 分 野 における 課 題 検 討 の 場 として 開 催 することとなった。<br />

本 年 度 は 以 下 の 日 程 により 開 催 した。<br />

第 1 回 平 成 22 年 9 月 7 日 ( 火 )15:00~17:00<br />

・コード 統 一 合 意 事 項 と 作 業 経 過 の 確 認<br />

・コード 統 一 更 新 の 是 非 確 認<br />

・コード 統 一 の 課 題 と 今 後 の 進 め 方<br />

第 2 回 平 成 22 年 12 月 9 日 ( 金 )15:00~17:30<br />

・C-CADEC コード 確 認 事 項 と 経 過 説 明<br />

・コード 統 一 の 課 題 と 今 後 の 進 め 方<br />

第 3 回 平 成 23 年 2 月 3 日 ( 木 )15:00~17:00<br />

・CI-NET コード 統 合 改 訂 調 整<br />

・コード 改 訂 スケジュール 調 整<br />

・ 共 通 基 盤 調 整 会 議 での 課 題 事 項 検 討<br />

第 4 回 平 成 23 年 4 月 18 日 ( 月 )15:00~17:00<br />

・CI-NET コード 統 合 改 訂 調 整<br />

・コード 改 訂 スケジュール 調 整<br />

・ 共 通 基 盤 調 整 会 議 での 課 題 事 項 検 討<br />

第 5 回 平 成 23 年 5 月 27 日 ( 金 )10:00~12:00<br />

・CI-NET コード 統 合 改 訂 調 整<br />

・コード 改 訂 スケジュール 調 整<br />

・ 共 通 基 盤 調 整 会 議 での 課 題 事 項 検 討<br />

6


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

(7) 中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG<br />

本 年 度 は WG としての 開 催 はなかった。<br />

ただし、 平 成 21 年 度 に 行 った 検 討 に 関 連 して、 契 約 外 取 引 に 関 するメッセージ<br />

の 検 討 を 総 合 工 事 業 者 、 専 門 工 事 業 者 、 資 材 提 供 業 者 等 を 交 えて 進 めた。<br />

検 討 結 果 をさらに 実 用 に 結 びつけるための 活 動 として、 契 約 外 取 引 に 係 る 実 証<br />

実 験 を 行 うこととし、その 準 備 を 行 った。<br />

本 年 度 は 以 下 の 日 程 により 開 催 した。<br />

第 1 回 平 成 22 年 7 月 28 日 ( 水 )15:00~16:30<br />

・ 国 土 交 通 省 事 業 で 検 討 したことの 共 有<br />

・ 国 土 交 通 省 事 業 あるいは WG での 検 討 途 中 を 整 理<br />

第 2 回 平 成 22 年 12 月 10 日 ( 金 )15:00~17:00<br />

・ 契 約 外 取 引 について<br />

第 3 回 平 成 23 年 4 月 14 日 ( 木 )15:00~17:00<br />

建 設 工 事 の 請 負 契 約 以 外 の 取 引 の 電 子 商 取 引 化 についての 報 告<br />

7


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4 活 動 結 果<br />

5.4.1 CI-NETにおける 課 題 の 把 握 、 分 析<br />

1. 調 査 の 目 的<br />

CI-NET の 導 入 や 拡 大 を 図 る 上 で 障 害 ( 問 題 ・ 課 題 )になっていることを、さまざま<br />

な 企 業 にヒアリング 調 査 をすることによって 把 握 し、 今 後 CI-NET の 活 動 として 取 組<br />

むべき 方 向 性 を 見 出 すことを 目 的 に 平 成 21 年 度 より 活 動 を 行 ってきている。<br />

平 成 22 年 度 は、 平 成 21 年 度 に 実 施 した「CI-NET 実 用 化 における 課 題 の 把 握 」の 調<br />

査 結 果 を 分 析 し、 平 成 23 年 度 以 降 に 取 り 組 むべき 方 向 性 をまとめる。<br />

スケジュール<br />

平 成 22 年 度<br />

4 月 3 月<br />

平 成 23 年 度 以 降<br />

方 向 性 立 案<br />

方 向 性 立 案<br />

(1)CI-NET<br />

実 用 化 の 推 進<br />

これまでの 継 続 の 活 動<br />

CI-NET の<br />

更 なる 普 及 のための<br />

活 動<br />

(2)CI-NET<br />

の 今 後 の 方 向<br />

性 の 検 討<br />

新 たな 活 動<br />

2. 平 成 22 年 度 の 実 施 事 項<br />

1 平 成 21 年 度 の「CI-NET 実 用 化 における 課 題 の 把 握 」の 調 査 結 果 の 整 理<br />

平 成 21 年 度 に 行 った 課 題 把 握 のためのヒアリングにより 得 られた 意 見 に 対 して、<br />

それぞれについて「 回 答 者 属 性 」「 普 及 検 討 段 階 」「 意 見 の 種 類 」に 従 って、 各 意 見<br />

の 分 類 を 行 った。<br />

2 意 見 分 類 後 の 内 容 に 対 する 論 点 ・ 課 題 および 具 体 的 な 対 応 事 項 の 抽 出<br />

平 成 21 年 度 に 行 った 課 題 把 握 のためのヒアリングにより 得 られたそれぞれの 意<br />

見 に 対 して、 今 後 の CI-NET の 普 及 、 推 進 活 動 に 関 して 検 討 すべき 論 点 、 課 題 を 抽<br />

8


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

出 し、それらの 解 決 のためにどのような 対 応 が 求 められるかの 抽 出 を、 各 委 員 の 分<br />

担 作 業 により 行 った。<br />

3 重 点 課 題 ・サブテーマおよびそれらに 係 る 検 討 項 目 の 抽 出 ・ 整 理<br />

1、2の 作 業 を 通 じて 整 理 された 課 題 について、 重 点 課 題 (6 種 )、 重 点 課 題 にお<br />

けるサブテーマ(21 種 )およびサブテーマに 対 応 する 検 討 項 目 について 抽 出 、 整 理<br />

を 行 った。<br />

4「 要 件 書 」の 作 成<br />

3で 得 られた 重 点 課 題 、サブテーマ、 検 討 項 目 について、 関 連 する CI-NET の 専<br />

門 委 員 会 に 対 して、 平 成 23 年 度 以 降 具 体 的 な 検 討 、 活 動 を 行 ってほしい 内 容 につい<br />

て、「 要 件 書 」の 形 で 取 りまとめた。<br />

上 記 作 業 により、 取 りまとめた「 電 子 商 取 引 普 及 のための 3 年 計 画 における 重 点<br />

課 題 ・ 要 件 書 概 要 と 計 画 」を 次 ページ 以 降 に 示 す。<br />

9


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

重 点 課 題<br />

テーマ サブテーマ<br />

内 容<br />

ヒアリングから 明 らかになった<br />

主 な 問 題 点<br />

1 CI-NETの 仕<br />

組 み<br />

1<br />

標 準 化 の 範<br />

囲<br />

電 子 商 取 引 に 係 る 必 要 最<br />

小 限 、 中 核 部 分 の 抽 出 、<br />

整 理 、 標 準 化 の 範 囲 の 再<br />

検 討<br />

● 標 準 化 の 範 囲 が 各 社 業 務 に 及 んで<br />

いるのではないか。<br />

● 必 要 最 小 限 の 標 準 化 範 囲 を 抽 出 整<br />

理 することが 必 要 。<br />

2<br />

簡 易 な 仕 組<br />

み<br />

● 未 導 入 企 業 等 の 参 入 ハードルを 下 げ<br />

会 社 規 模 や 取 引 内 容 等 に<br />

るため 簡 易 な 仕 組 みが 強 く 求 められて<br />

応 じた 簡 易 な 仕 組 み(フ<br />

いる。<br />

ロー、 証 明 書 の 要 否 、 規 約<br />

● 導 入 済 企 業 からも 現 行 システムの 煩<br />

項 目 数 等 )の 検 討<br />

雑 さ 複 雑 さへの 指 摘 あり。<br />

3<br />

個 別 方 式 の<br />

解 消<br />

ゼネコンごとの 個 別 方 式 ・<br />

ルール( 特 に 出 来 高 ・ 請 求<br />

業 務 )に 関 する 実 態 ・ 課 題<br />

把 握 、 統 一 に 向 けた 検 討<br />

●ゼネコン 各 社 の 運 用 ルールの 違 いに<br />

より 受 注 者 に 負 担<br />

● 今 後 の 導 入 企 業 にとっても 業 務 標 準<br />

化 の 妨 げになる 懸 念 がある<br />

4<br />

建 設 業 法 に<br />

おける 請 負<br />

契 約 以 外 の<br />

取 引<br />

契 約 外 取 引 に 対 応 した 新<br />

たな 仕 組 みの 検 討<br />

● 契 約 取 引 と 比 べ 件 数 ベースで 過 半 数<br />

を 占 め、 業 務 処 理 効 率 化 が 求 められて<br />

いる。<br />

●レンタル・リース 関 連 取 引 等 、 受 注 者<br />

側 をトリガーとする 電 子 商 取 引 も 進 める<br />

必 要 がある。<br />

2<br />

システム<br />

サービスの<br />

形 態<br />

1<br />

導 入 ・ 運 用 コ<br />

スト<br />

C/Sとの 比 較 、 添 付 ファイ<br />

ルに 係 る 保 管 料 、 段 階 的<br />

価 格 設 定 等 の 検 討<br />

●ASPのコストが 想 定 よりも 高 い 場 合 が<br />

ある<br />

● 添 付 ファイル 等 のデータ 保 管 料 の 負<br />

担 が 大 きい<br />

● 中 小 企 業 には 導 入 費 用 の 負 担 が 大<br />

きい<br />

2 発 注 者 機 能<br />

発 注 者 機 能 の 付 加 ・ 充 実<br />

に 関 する 協 議 検 討<br />

● 受 注 者 が 発 注 者 機 能 も 使 いたが 現 行<br />

ASPでは 対 応 できないケースもある<br />

● 導 入 コストで 断 念 している 企 業 もある<br />

● 発 注 規 模 が 小 さい 会 社 ではサポート<br />

体 制 構 築 が 困 難<br />

3 システム 間<br />

連 携<br />

業 務 システムとの 連 携 あ<br />

るいはASPからの 提 供 に<br />

関 するニーズ・ 課 題 ・メリッ<br />

ト 等 の 検 討<br />

●とりあえずASPで 導 入 、といった 展 開<br />

が 進 み、システム 間 連 携 、 多 端 末 解 消<br />

ができていない<br />

● 建 設 資 機 材 コードのマッチング 率 が<br />

低 い<br />

●ASPと 業 務 システムの 連 携 ができて<br />

いない<br />

10


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

検 討 すべき 課 題<br />

検 討 成 果 と 対 応 期 限<br />

3 年 計 画<br />

担 当 委 員 会<br />

( 想 定 )<br />

H23 H24 H25<br />

◎: 主 /○: 副<br />

● 検 討 結 果 及 び 解 決 策 実 施<br />

● 標 準 化 の 中 核 部 分 の 抽 出 ・ 報 告 書<br />

検 討 ・ 整 理<br />

・ 実 施 すべき 項 目 の 整 理<br />

● 標 準 化 範 囲 の 明 確 化 ( 対 象 【2012/3】<br />

業 務 ごと)<br />

・ 実 施 スケジュールの 作 成<br />

【2012/9】<br />

■ ■ ⇒<br />

◎ 標 準 化 委 員 会<br />

○LiteS 委 員 会<br />

○ 実 用 化 委 員 会<br />

● 検 討 結 果 及 び 解 決 策 実 施<br />

● 会 社 規 模 に 応 じた 簡 易 な 仕 報 告 書<br />

組 みの 検 討<br />

・ 実 施 すべき 項 目 の 整 理<br />

● 取 引 内 容 に 応 じた 簡 易 な 仕 【2012/3】<br />

組 みの 検 討<br />

・ 実 現 方 法 ・スケジュール<br />

【2012/9】<br />

■ ■ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

○LiteS 委 員 会<br />

● 業 務 フローの 標 準 方 式 へ<br />

の 統 一<br />

● 消 費 税 算 出 方 式 について<br />

の 違 いの 解 消<br />

● 検 討 結 果 及 び 解 決 策 実 施<br />

報 告 書<br />

・4 社 の 標 準 化 の 方 向 性<br />

【2012/3】<br />

・ 実 現 方 法 ・スケジュール<br />

【2012/3】<br />

■ ⇒ ⇒<br />

◎ 標 準 化 委 員 会<br />

○LiteS 委 員 会<br />

○ 実 用 化 委 員 会<br />

● 契 約 外 取 引 に 対 応 した 新<br />

たな 仕 組 みの 検 討<br />

● 契 約 外 取 引 に 対 応 した 新<br />

たな 仕 組 みの 検 討 業 務 の 報<br />

告 書 および 契 約 外 取 引 実 装<br />

規 約<br />

・ 左 記 検 討 成 果 を 記 載<br />

【2012/3】<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

○LiteS 委 員 会<br />

●システムサービス 会 社 への<br />

ヒアリング<br />

● 導 入 実 績 のあるゼネコンへ<br />

のヒアリング<br />

● 段 階 的 価 格 設 定 等 の 確 認<br />

検 討<br />

● 検 討 結 果 及 び 解 決 策 実 施<br />

報 告 書<br />

・ 現 状 調 査 結 果 【2011/10】<br />

・ 課 題 検 討 結 果 【2012/3】<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

● 大 手 ゼネコンと 中 小 ・ 地 場<br />

との 相 違 点 の 検 討<br />

● 標 準 化 範 囲 、 簡 易 な 仕 組<br />

みも 視 野 に 入 れた 発 注 者 機<br />

能 の 検 討<br />

● 検 討 結 果 及 び 解 決 策 実 施<br />

報 告 書<br />

・ 現 状 調 査 結 果 【2011/10】<br />

・ 課 題 検 討 結 果 【2013/3】<br />

■ ■ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

● 検 討 結 果 及 び 解 決 策 実 施<br />

報 告 書<br />

● 導 入 支 援 方 策 の 見 直 し<br />

・ 検 討 結 果 【2013/3】<br />

● 標 準 資 機 材 コードの 現 状 把<br />

・ 指 針 等 (CI-NET 導 入 支 援<br />

握<br />

に 関 する 指 針 、 標 準 資 機 材<br />

●ASPの 役 割 、 範 囲 の 検 討<br />

コード 利 用 指 針 等 )<br />

【2013/3】<br />

■ ■ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

11


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

重 点 課 題<br />

テーマ サブテーマ<br />

内 容<br />

ヒアリングから 明 らかになった<br />

主 な 問 題 点<br />

3<br />

導 入 ・ 運 用 に<br />

係 る 具 体 的<br />

情 報 の 収 集 ・<br />

発 信<br />

1 費 用 対 効 果<br />

導 入 ・ 運 用 コスト、 費 用 対<br />

効 果 に 関 する 具 体 的 な 事<br />

例 情 報 、ゼネコン/サブコ<br />

ン 別 ・ 規 模 別 等 のモデル<br />

ケーススタディ 等<br />

● 経 営 者 、 社 内 業 務 担 当 者 、 協 力 会 社<br />

への 説 明 資 料 の 不 足<br />

※ 特 に 費 用 対 効 果 等 の 具 体 的 な 情 報<br />

2 印 紙 税 効 果<br />

上 記 のうち、 特 にサブコン<br />

の 印 紙 税 効 果 に 関 する 具<br />

体 的 な 情 報 、 損 益 分 岐<br />

点 、モデルケーススタディ<br />

等<br />

●( 同 上 )<br />

※ 特 に 印 紙 税 効 果 の 具 体 的 な 情 報<br />

3 導 入 ステップ<br />

部 分 的 、 段 階 的 導 入 のパ<br />

ターン、ステップ 等 に 関 す<br />

る 事 例 情 報 、モデルケー<br />

ススタディ 等<br />

●( 同 上 )<br />

※ 特 にCI-NETの 導 入 に 関 する 具 体 的<br />

なステップ、 課 題 等 に 関 する 具 体 的 な 情<br />

報<br />

4<br />

経 営 層 ・ 社<br />

内 ・ 取 引 先<br />

社 内 稟 議 資 料 、 経 営 層 説<br />

明 資 料 、 社 内 ・ 支 店 ・ 協 力 ●( 同 上 )<br />

企 業 への 普 及 策 等 の 具 体 ※ 特 に 稟 議 資 料 、データ 活 用 方 法 等<br />

的 な 事 例 ・ 情 報 の 収 集 ・ 発 に 関 する 具 体 的 な 情 報<br />

信<br />

5 業 務 効 率 化<br />

業 務 プロセス 改 革 、 紙 と 電<br />

子 の 混 在 への 対 応 等 に 関<br />

する 具 体 的 な 事 例 情 報 、<br />

モデルケーススタディ 等<br />

● 業 務 フローの 見 直 し 等 はハードルが<br />

高 い<br />

● 紙 と 電 子 の 二 重 業 務 を 避 けたいとい<br />

う 意 向<br />

6<br />

法 令 遵 守 ・ 内<br />

部 統 制<br />

法 令 遵 守 ・ 内 部 統 制 に 関<br />

する 効 果 の 整 理 、 事 例 情<br />

報 の 収 集 等<br />

●CI-NET 導 入 効 果 のひとつとしてコン<br />

プライアンス 強 化 への 期 待 も<br />

12


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

検 討 すべき 課 題<br />

検 討 成 果 と 対 応 期 限<br />

3 年 計 画<br />

担 当 委 員 会<br />

( 想 定 )<br />

H23 H24 H25<br />

◎: 主 /○: 副<br />

● 説 明 資 料 の 作 成 ( 稟 議 資<br />

料 、 導 入 事 例 、 費 用 対 効 果<br />

等 )<br />

● 説 明 資 料 ( 経 営 陣 向 け、 社<br />

内 業 務 担 当 者 向 け、 協 力 会<br />

社 向 け 【2012/3】<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

● 説 明 資 料 の 作 成 ( 印 紙 税 削<br />

減 と 導 入 費 用 との 損 益 分 岐 点 ● 説 明 資 料 ( 経 営 陣 向 け、 協<br />

グラフ、ID 購 入 方 式 のメリット・ 力 会 社 向 け 【2012/3】<br />

デメリット 等 等 )<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

● 説 明 資 料 の 作 成 ( 稟 議 資<br />

料 、 導 入 事 例 ( 段 階 導 入 、 一<br />

括 導 入 ) 等<br />

● 説 明 資 料 ( 経 営 陣 向 け、 社<br />

内 業 務 担 当 者 向 け、 協 力 会<br />

社 向 け 【2012/3】<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

● 説 明 資 料 の 作 成 ( 稟 議 資<br />

料 、 導 入 事 例 、データ 活 用 方<br />

法 ) 等<br />

● 説 明 資 料 ( 経 営 陣 向 け、 社<br />

内 業 務 担 当 者 向 け、 協 力 会<br />

社 向 け 【2012/3】<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

● 業 務 プロセス 改 革 等 の 事<br />

● 業 務 プロセス 改 革 等 の 具<br />

例 情 報 ・モデルケース<br />

体 的 な 事 例 情 報<br />

● 紙 と 電 子 の 混 在 への 対 応<br />

● 紙 と 電 子 の 混 在 に 関 する 具<br />

の 事 例 情 報 ・モデルケース<br />

体 的 な 事 例 情 報<br />

【2012/3】<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

● 法 令 遵 守 ・ 内 部 統 制 に 関 す<br />

●CI-NETが 法 令 遵 守 ・ 内 部 る 定 性 的 な 効 果<br />

統 制 のどの 部 分 について 特 ● 効 果 がある 部 分 ・ 法 令 の 解<br />

に 効 果 があるのか 明 確 にする 説<br />

【2012/3】<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

13


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

重 点 課 題<br />

テーマ サブテーマ<br />

内 容<br />

ヒアリングから 明 らかになった<br />

主 な 問 題 点<br />

4<br />

広 報 ・ 導 入 支<br />

援<br />

1<br />

効 果 的 な 広<br />

報<br />

より 効 果 的 な 情 報 発 信 、<br />

普 及 方 策 の 検 討 (ターゲッ<br />

ト、アプローチ 先 、チャンネ<br />

ル、 媒 体 等 )<br />

●CI-NETに 対 する 認 知 度 が 低 い<br />

● 先 行 他 社 の 事 例 を 含 めた 情 報 公 開<br />

が 少 ない<br />

2 サポート 体 制<br />

サポートに 関 する 実 態 把 ● 現 状 のCI-NETユーザーへのサポート<br />

握 、 業 界 全 体 でのサポート 体 制 の 改 善 充 実<br />

体 制 の 構 築 検 討 、FAQ 構 ● 地 方 ・ 中 小 への 展 開 を 考 慮 した 業 界<br />

築 等<br />

全 体 のサポート 体 制 の 構 築<br />

5 会 議 運 営 1<br />

サブコン、ベ<br />

ンダーの 主<br />

体 的 参 画<br />

委 員 会 、WGへのサブコ<br />

ン、ベンダの 主 体 的 参 画<br />

の 促 進 ( 主 査 、 副 主 査 等<br />

へのアサイン 等 )<br />

● 会 議 運 営 が 形 式 的 なものになってき<br />

ている<br />

●WGでのサブコン 発 言 機 会 の 少 なさ、<br />

WG 運 営 規 模 の 大 きさ、 期 間 目 標 の 不 明<br />

確 さ 等<br />

6 調 査 ・ 研 究 1<br />

他 の 電 子 商<br />

取 引 等<br />

他 の 電 子 商 取 引 、 電 子 契<br />

約 ( 公 共 含 む)の 動 向 把<br />

握 、 連 携 可 能 性 の 検 討<br />

● 電 子 契 約 、 電 子 承 認 の 仕 組 みが 現 状<br />

では 複 数 あり、 実 質 多 端 末 状 態 になっ<br />

ている<br />

● 同 様 の 電 子 商 取 引 の 仕 組 みを 安 価<br />

に 構 築 できる<br />

14


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

検 討 すべき 課 題<br />

検 討 成 果 と 対 応 期 限<br />

3 年 計 画<br />

担 当 委 員 会<br />

( 想 定 )<br />

H23 H24 H25<br />

◎: 主 /○: 副<br />

● 現 状 調 査 ( 現 在 の 広 報 活 動<br />

の 棚 卸 し)<br />

● 検 討 結 果 及 び 解 決 策 実 施<br />

・ 広 報 の 内 容 、 手 段 、 効 果 測 報 告 書<br />

定 等<br />

・ 第 一 ステップ 進 捗 報 告<br />

● 建 設 業 界 での 広 報 手 段 調 【2012/3】<br />

査 ( 特 にトップ 層 チャネル) ・ 第 二 ステップ 進 捗 報 告<br />

● 他 社 の 事 例 、ノウハウの 情 【2013/3】<br />

報 蓄 積 公 開 ( 共 有 )<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 広 報 委 員 会<br />

○ 実 用 化 委 員 会<br />

●スーパーゼネコンのユーザ<br />

サポート 現 状 調 査<br />

●ASP 事 業 者 によるサポート<br />

の 内 容 ・ 実 績 把 握<br />

● 地 方 ・ 中 小 ゼネコン 展 開 時<br />

の 業 界 サポート 構 築 検 討<br />

●ユーザのニーズの 共 有 等<br />

状 況 の 公 開<br />

● 検 討 結 果 及 び 解 決 策 実 施<br />

報 告 書<br />

・ 現 状 利 用 ユーザサポート<br />

改 善 報 告 書 【2012/3】<br />

・ 中 小 ・ 地 方 ゼネコン 支 援 計<br />

画 書 【2013/3】<br />

■ ■ ⇒ ◎ 実 用 化 委 員 会<br />

● 中 小 ・ 地 方 への 展 開 を 視 野<br />

に 入 れた 体 制 の 検 討<br />

● 参 画 頻 度 の 検 討<br />

● 参 画 姿 勢 の 確 認<br />

● 委 員 会 組 織 、 役 割 定 義 、 運<br />

用 方 法 等 検 討 報 告 資 料<br />

【2012/3】<br />

■ ⇒ ⇒ 全 委 員 会<br />

● 他 業 界 での 電 子 商 取 引 、<br />

電 子 契 約 などの 現 状 について ● 調 査 結 果 報 告 書<br />

●CI-NETとの 連 携 可 能 性 に 【2012/3】<br />

ついて<br />

■ ⇒ ⇒ ◎ 調 査 技 術 委 員 会<br />

15


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4.2 実 用 化 状 況<br />

(1)CI-NET LiteS 方 式 による 実 用 化 の 推 進<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 にもとづく 購 買 見 積 業 務 および 注 文 業 務 を 中 心 とし<br />

て、 総 合 工 事 業 者 の 取 引 相 手 先 が 増 加 している。これは 企 業 識 別 コードの 登 録 数 に<br />

も 表 れており、 平 成 23 年 3 月 末 現 在 で 約 9,400 社 を 超 える 状 況 にある。<br />

( 社 )<br />

10,000<br />

CI-NET 利 用 の 企 業 識 別 コード 登 録 企 業 数 の 推 移<br />

9,435<br />

7,500<br />

7,970 8,3008,7069,204<br />

6,967<br />

5,562<br />

5,000<br />

2,500<br />

0<br />

3,596<br />

2,146<br />

1,341<br />

37 43 79 143180182198 598 31<br />

4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22<br />

平 成 ※ 件 数 は 各 年 度 末 のもの ( 年 度 )<br />

16


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

(2) 対 象 業 務 別 の 実 用 化 実 施 状 況<br />

CI-NET 会 員 企 業 の 各 業 務 における 実 用 化 状 況 は 下 表 の 通 りである。<br />

( 平 成 23 年 3 月 末 現 在 )<br />

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9)<br />

建 築 設 備 設 備 設 備 機 道 路 購 買 契 約 出 来 高 支 払<br />

見 積 見 積 見 積 器 見 積 資 機 材 見 積 請 求 通 知<br />

LiteS LiteS LiteS LiteS LiteS LiteS LiteS<br />

穴 吹 工 務 店 ○ ○<br />

安 藤 建 設 ○ ○ ○ ○ ○<br />

大 林 組 ○ △ ○ ○ ○<br />

鹿 島 建 設 ○ ○ ○ ○ ○<br />

関 電 工 ○ △ △ ○ ○ ○<br />

きんでん ○ △ △ ○ ○ ○<br />

熊 谷 組 ○ ○ ○<br />

鴻 池 組 ○ ○<br />

弘 電 社 ○ ○ ○ ○<br />

五 洋 建 設 ○ ○ ○<br />

三 機 工 業 ○ ○ ○ ○<br />

三 建 設 備 工 業<br />

○<br />

サンテック ○ ○ ○ ○<br />

清 水 建 設 ○ ○ ○ ○ ○<br />

新 日 本 空 調 ○ ○ ○ ○<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ○ △ ○ ○ ○<br />

須 賀 工 業<br />

○<br />

住 友 電 設 ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

錢 高 組<br />

△<br />

大 成 温 調 ○ ○ ○ ○ ○<br />

ダイダン ○ ○ ○ ○<br />

高 砂 熱 学 工 業 ○ ○ ○<br />

竹 中 工 務 店 ○ △ ○ ○ ○<br />

東 光 電 気 工 事 ○ △ △ △<br />

東 洋 熱 工 業 ○ △ ○ ○<br />

戸 田 建 設 ○ ○ ○<br />

飛 島 建 設 △ △<br />

日 本 電 設 工 業 ○ ○ ○ ○<br />

フジタ ○ ○ ○ ○<br />

前 田 道 路<br />

○<br />

丸 藤 シートパイル ○ ○ ○<br />

三 井 住 友 建 設 ○ ○<br />

雄 電 社 ○ △ ○ ○<br />

○<br />

標 準 機<br />

能 のみ<br />

計 - 28 社 13 社 4 社 1 社 27 社 29 社 19 社 -<br />

※○は 実 用 中 。△はテスト 運 用 あるいはシステム 構 築 中 を 表 す。<br />

※ 上 記 の 数 は 企 業 数 を 示 し、 複 数 の 事 業 所 で 実 用 化 している 場 合 も1 社 でカウントしている。<br />

※「LiteS」とあるのは、CI-NET LiteS 利 用 業 務 を 指 す。<br />

※5 道 路 資 機 材 については、 資 材 調 達 および 販 売 業 務 等 に 係 る 出 荷 、 請 求 業 務 を 対 象 としている。<br />

※9 支 払 通 知 のCI-NET LiteS 実 装 化 は 平 成 18 年 度 以 降 。<br />

17


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4.3 調 達 ・ 出 来 高 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

CI-NET 運 用 上 の 課 題 の 解 決<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1)「CLContView」の 取 り 扱 いについて<br />

本 年 度 は WG としての 開 催 はなかった。<br />

ただし、 平 成 21 年 度 に 行 った 検 討 に 関 連 して、 電 子 契 約 データ 閲 覧 ツール<br />

「CLContview」について、WindowsXP、WindowsVista、Windows7 において 動 作<br />

することを 事 務 局 にて 確 認 したツールの 公 開 について、CI-NET 会 員 に 限 定 せず<br />

無 償 で CI-NET のホームページで 行 った。<br />

18


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4.4 設 備 見 積 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

設 備 業 務 分 野 における EDI 実 用 化 の 推 進<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1) 設 備 見 積 分 野 における CI-NET LiteS 実 用 化 促 進<br />

1 問 題 の 背 景<br />

設 備 見 積 業 務 については、CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1( 以 下 「Ver.2.1」とい<br />

う。)による 方 法 と CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル( 以 下 「Ver.1.0」という。)<br />

による 方 法 の 2 つがある。<br />

現 在 の 実 装 規 約 に 設 備 見 積 メッセージ Ver.2.1 が 規 定 されて 以 降 、この 方 法 への<br />

移 行 を 進 めるべく 検 討 を 進 めてきているが、 実 装 がなかなか 進 んでいない 状 況 に<br />

ある。<br />

2 検 討 経 過<br />

平 成 21 年 度 においても Ver.2.1 化 に 向 けた 検 討 から、 有 力 な 解 決 策 が 検 討 され<br />

たものの、 既 に 実 装 済 みの 企 業 から、 以 下 のような 意 見 が 出 され、それらも 踏 ま<br />

えた 議 論 を 行 う 必 要 が 生 じ、 再 度 どのような 仕 組 みが 適 当 であるか、 改 めて 議 論<br />

を 進 めてきた。<br />

・LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 に 則 った 運 用 を 既 に 行 っているため、 引 き 続 き 運 用 を 続<br />

けたい。<br />

・LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 の 運 用 を 凍 結 すると、これまで 先 行 的 に 取 組 んできた<br />

企 業 の 努 力 が 無 駄 になってしまう。 新 たな 方 法 を 検 討 するのは 時 期 尚 早 で<br />

はないか。<br />

・LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 への 移 行 が 進 まないことに 関 する 対 策 はあくまで 暫 定 的<br />

なもので、 将 来 的 に LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 に 移 行 していくシナリオが 必 要 で<br />

はないか。<br />

議 論 の 内 容 としては、<br />

・Ver.2.1 化 が 目 指 す 本 来 の 理 想 形 とは<br />

・ 平 成 21 年 度 の 検 討 結 果<br />

・ 実 際 に 現 状 実 現 可 能 な 仕 組 み<br />

の 観 点 から、 検 討 を 行 ってきた。<br />

3 検 討 結 果<br />

関 係 する 取 引 当 事 者 、サービス 提 供 事 業 者 等 における 適 用 可 能 メッセージ、 授<br />

受 方 法 等 について 実 現 可 能 性 を 検 討 するため、 再 度 どのような 仕 組 みが 適 当 であ<br />

るか、 以 下 に 示 すような 取 引 関 係 図 を 用 いて 議 論 を 進 めてきた。<br />

19


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

受 注 者<br />

CSV<br />

LiteS2.1<br />

発 注 者<br />

LiteS Web 方 式<br />

の 受 注 者<br />

LiteS Web 方 式<br />

の 発 注 者<br />

S-1<br />

CSV<br />

(Web)<br />

ASP-1<br />

( 内 部 処 理 はCII)<br />

CSV<br />

(Web)<br />

G-1<br />

LiteS Web 方 式<br />

の 受 注 者<br />

LiteS2.1<br />

(Mail)<br />

LiteS2.1<br />

(ASP 連 携 )<br />

LiteS2.1<br />

(Mail)<br />

LiteS Mail 方 式<br />

の 発 注 者<br />

ASP-2<br />

S-2 G-2<br />

CSV<br />

(Web)<br />

( 内 部 処 理 はCII) LiteS2.1<br />

(Mail)<br />

LiteS Mail 式<br />

の 受 注 者<br />

LiteS2.1<br />

(Mail)<br />

S-3<br />

CSV<br />

CI-<br />

NET<br />

サーバ<br />

図 0 当 初 のCI-NET LiteS Ver.2.1の 導 入 想 定 図 ( 理 想 形 )<br />

受 注 者<br />

LiteS Web 方 式<br />

の 受 注 者<br />

CSV<br />

LiteS2.1<br />

CII<br />

発 注 者<br />

LiteS Web 方 式<br />

の 発 注 者<br />

S-1<br />

トランス<br />

レータ<br />

CSV<br />

(Web)<br />

ASP-1<br />

( 内 部 処 理 はCII)<br />

CSV<br />

(Web)<br />

トランス<br />

レータ<br />

G-1<br />

LiteS Web 方 式<br />

の 受 注 者<br />

LiteS2.1<br />

(ASP 連 携 )<br />

LiteS2.1<br />

(Mail)<br />

LiteS Mail 方 式<br />

の 発 注 者<br />

CSV<br />

LiteS2.1<br />

S-2<br />

(Web) ASP-2<br />

(Mail)<br />

G-2<br />

トランス<br />

レータ<br />

( 内 部 処 理 はCII)<br />

トランス<br />

レータ<br />

LiteS Mail 式<br />

の 受 注 者<br />

LiteS Mail 方 式<br />

の 発 注 者<br />

S-3<br />

トランス<br />

レータ<br />

トランス<br />

レータ<br />

G-3<br />

図 11 CI-NET LiteS Ver.2.1の 導 入 想 定 図 ( 暫 定 形 )の 例<br />

20


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

既 に 実 装 済 みの 仕 組 みや、 今 後 の 導 入 可 能 性 等 を 踏 まえていくつかのパターン<br />

について 比 較 検 討 しているが、 決 め 手 となる 方 法 を 見 出 すため、 継 続 して 議 論 を<br />

行 っているところである。<br />

また、 複 数 の 取 引 関 係 図 同 士 の 比 較 によって 解 決 策 が 見 出 された 際 に、に Ver.2.1<br />

の 具 体 的 な 導 入 作 業 を 進 めていく 上 での 課 題 として、 次 のような 項 目 が 挙 がって<br />

おり、 引 き 続 き 議 論 を 進 めていく 必 要 がある。<br />

・ 担 当 者 のメールアドレスをどう 扱 うか(メールアドレスの 情 報 をどこに 記 載<br />

するか)<br />

・ 見 積 回 答 受 信 後 の 発 注 者 側 の 社 内 配 信 ・ 振 分 対 応<br />

・ 見 積 依 頼 を 送 信 しないケースとした 場 合 のルール<br />

・ASP での 見 積 データ 保 管 方 式 ( 見 積 は 保 管 必 須 ではない)<br />

・CII 添 付 メールを 可 とした 場 合 の ASP における 送 受 信 対 応<br />

・ 図 面 情 報 の 取 り 扱 い<br />

5.4.5 機 器 取 引 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

設 備 業 務 分 野 における EDI 実 用 化 の 推 進<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1) 設 備 機 器 の 調 達 業 務 における EDI 実 用 上 の 課 題 の 検 討<br />

本 年 度 は WG としての 開 催 はなかった。<br />

ただし、 前 出 の 設 備 見 積 WG における、 設 備 分 野 での CI-NET 導 入 を 進 めるこ<br />

とにより、 専 門 工 事 業 者 に 対 しての CI-NET 普 及 が 進 むことになることから、そ<br />

れをきっかけとして 今 度 は 専 門 工 事 業 者 が 発 注 者 となる 機 器 取 引 にかかる<br />

CI-NET に 展 開 していくとの 考 えの 下 、 多 くのメンバが 設 備 見 積 WG に 参 加 して<br />

議 論 を 行 ってきている。<br />

21


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4.6 設 備 分 野 共 通 基 盤 調 整 会 議<br />

1. 活 動 テーマ<br />

設 備 業 務 分 野 における EDI 実 用 化 の 推 進<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1)CI-NET 建 設 資 機 材 コードと Stem コードの 統 一 に 係 る 検 討<br />

CI-NET の 設 備 関 連 メンバと C-CADEC メンバで 構 成 される 設 備 分 野 共 通 基 盤<br />

調 整 会 議 ( 平 成 21 年 度 までは 設 備 分 野 コアメンバ 会 議 )では、Stem コードと<br />

CI-NET 建 設 資 機 材 コードの 統 一 化 、 及 び、 統 一 化 されたコード 体 系 をもとにし<br />

た 設 備 機 器 情 報 の 商 流 連 携 について 検 討 が 行 われてきた。<br />

設 備 分 野 共 通 基 盤 調 整 会 議 でのコードの 統 一 化 については、 平 成 18 年 度 の<br />

CI-NET/C-CADEC コアメンバ 会 議 で Stem コードをベースに 統 合 する 方 向 で 基 本<br />

合 意 され、その 後 個 別 のコードの 編 成 に 関 する 議 論 が 平 成 19 年 度 、20 年 度 と 継<br />

続 論 議 され、CI-NET コアメンバの 編 成 要 望 に 対 する Stem コード 編 成 修 正 が<br />

C-CADEC 側 で 行 われた。 平 成 20 年 度 には 新 編 成 に 対 する 内 容 に 対 して Stem コ<br />

ード 体 系 方 針 、 目 的 に 従 って 分 類 されているのか 確 認 したいという 要 望 があり、<br />

将 来 的 な CI-NET との 連 携 を 見 据 え、Stem コード 体 系 の 分 類 の 定 義 や 目 的 を 明 確<br />

化 することが 求 められたが、 平 成 21 年 度 には 一 部 内 容 の 意 見 交 換 が 行 われた 程 度<br />

でコード 統 一 に 対 する 具 体 的 な 論 議 は 着 手 されていない 状 況 となっていた。<br />

平 成 22 年 度 は、 改 めて 具 体 的 なコード 統 一 を 進 めるべく 議 論 に 着 手 した。<br />

CI-NET 建 設 資 機 材 コードの 体 系 等 に 合 わせるべく、Stem コード 側 で 以 下 の 改<br />

訂 を 行 うこととなった。<br />

これにより Stem コードを CI-NET 建 設 資 機 材 コードに 取 り 込 むことができるよ<br />

うになる。<br />

・コード 表 現 を 行 う 階 層 の 途 中 において、「 不 明 」にあたるコード 値 を<br />

C-CADEC では「999」としており、 一 方 CI-NET では「000」としていて、こ<br />

のずれが 問 題 点 として 挙 げられてきている。<br />

ここは 1 階 層 上 にした 場 合 に<br />

- 細 分 類 : 今 の Stem コード「999」の 体 系 を「000」に 置 き 換 える<br />

- 小 分 類 : 今 の Stem コード「9000」の 体 系 を「0000」に 置 き 換 える<br />

また、 大 分 類 、 中 分 類 に 属 している 複 数 の 機 器 に 関 して、 名 称 変 更 等 に 対 応 す<br />

ることでわかりやすくする。<br />

1 大 分 類<br />

・ 衛 生 器 具 設 備 → 衛 生 器 具 関 連 設 備<br />

2 中 分 類<br />

・ 都 市 ガス 設 備 →ガス 設 備<br />

22


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

さらに、 中 分 類 までのコードが「50-90」となっている 分 類 に 関 し、「90」に 機<br />

器 類 が 入 っていることの 疑 問 点 が 指 摘 され、これに 関 連 して 従 来 「90」に 入 って<br />

いる 機 器 のコードを 再 度 設 定 し 直 すこととして、 以 下 の 分 類 について 変 更 を 行 う<br />

ための 議 論 を 行 ってきた。<br />

・ キッチン( 厨 房 器 具 家 庭 用 )<br />

・ 浄 化 槽 設 備<br />

・ ガス 設 備 ( 上 記 の 名 称 変 更 と 合 わせて 対 応 )<br />

・ 消 火 設 備<br />

・ 厨 房 設 備 ( 業 務 用 )<br />

・ 中 水 、 濾 過 設 備<br />

・ その 他 特 殊 設 備<br />

これらの 検 討 の 結 果 、 本 会 議 として CI-NET、C-CADEC それぞれの 窓 口 となる<br />

検 討 組 織 (CI-NET 設 備 見 積 WG、C-CADEC 空 衛 設 備 EC 委 員 会 )で 議 論 するた<br />

めの 素 案 レベルまでの 取 りまとめを 行 った。<br />

平 成 23 年 度 は 素 案 レベルの 検 討 結 果 について、CI-NET 標 準 ビジネスプロトコ<br />

ル、CI-NET 建 設 資 機 材 コードのチェンジリクエストに 向 けた 詰 めの 議 論 を 行 っ<br />

ていく。<br />

今 回 統 合 範 囲 ・ 改 訂 部 分<br />

50: 機 械 設 備<br />

05: 機 器 設 備 ( 衛 生 ・ 空 調 共 通 機 器 )<br />

30: 衛 生 ・ 防 災 機 器<br />

10: 共 通 資 材<br />

20: 土 木 工 事<br />

40: 電 気 設 備<br />

対 象<br />

分 野 外<br />

10:ダクト 設 備<br />

20: 配 管 設 備<br />

90: 専 門 工 事<br />

今 回 統 合 範 囲 外<br />

※ただし 電 気 設 備 に<br />

ついては、 今 後<br />

議 論 の 予 定 あり<br />

図 CI-NET 建 設 資 機 材 コードと Stem コードの 統 合 範 囲<br />

(2) 設 備 分 野 における 各 種 課 題 に 係 る 検 討<br />

1 CI-NET LiteS 設 備 見 積 メッセージ Ver.2.1 化 との 関 連<br />

CI-NET LiteS 設 備 見 積 メッセージ Ver.2.1 化 については、 設 備 見 積 WG におい<br />

て 継 続 して 議 論 が 行 われているところであるが、CI-NET 建 設 資 機 材 コードの<br />

Stem コード 取 り 込 みのタイミングとの 調 整 が 必 要 となっている。<br />

これはシステムやマスターの 切 り 替 え 作 業 等 を 別 々に 対 応 するよりも、 一 度<br />

23


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

に 関 連 する 仕 組 みの 改 修 を 行 うことがユーザにとって 負 担 を 軽 減 することにな<br />

ると 考 えられるためである。<br />

このタイミングの 見 極 めについては、それぞれの 議 論 の 進 捗 を 見 ながら 具 体<br />

的 なタイミングを 図 ることで 引 き 続 き 調 整 していくこととなっている。<br />

2 電 気 設 備 分 野 について<br />

CI-NET 建 設 資 機 材 コードの 見 直 し、Stem コードとの 統 合 についてはまず 機<br />

械 設 備 分 野 における 対 応 を 先 行 して 行 っているが、この 分 野 に 加 えて 電 気 設 備<br />

についても 見 直 しが 必 要 な 状 況 にある。<br />

ただし 電 気 設 備 については、 体 系 の 大 きな 見 直 しというよりも、 新 たな 機 器<br />

の 追 加 の 視 点 から 議 論 、また 実 際 のコード 追 加 等 対 応 する 方 向 で 引 き 続 き 検 討<br />

を 進 めることとなった。<br />

24


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

5.4.7 中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

中 堅 ・ 地 方 の 総 合 工 事 業 者 への EDI 実 用 化 の 支 援<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1)CI-NET による 契 約 外 取 引 の 実 用 化 について<br />

1 問 題 の 背 景<br />

中 堅 や 地 方 のゼネコンは 大 手 ゼネコンに 比 べ 契 約 件 数 が 少 ないため、 電 子 化 に<br />

よる 業 務 効 率 向 上 の 効 果 が 相 対 的 に 少 ない。このような 中 、CI-NET の 導 入 によ<br />

る 紙 と 電 子 の 二 重 化 や、システム 投 資 の 負 担 は 大 きく 受 け 止 められている。<br />

2 検 討 経 過<br />

「 紙 と 電 子 の 二 重 化 」に 対 応 するにはできるだけ 電 子 化 率 を 上 げることが 重 要<br />

で、そのためには「 取 引 業 者 数 の 確 保 」や「 電 子 化 する 業 務 の 範 囲 を 広 げる」こ<br />

とが 必 要 である。<br />

請 負 契 約 以 外 請 求 書 実 証 実 験 システム 概 要 図 ( 仮 )<br />

【 受 注 者 】 企 業 コード333333<br />

(リース・ 警 備 ・ 販 社 など・・)<br />

ASPサービス 等<br />

工 事 情 報<br />

(333333 社 )<br />

200123 K0010<br />

200010 PJ123<br />

・・<br />

鑑 情 報<br />

200123フォルダ<br />

【 発 注 者 】 企 業 コード200123<br />

(ゼネコン)<br />

工 事 情 報 通 知<br />

画 面 で<br />

アップロード<br />

INF<br />

?<br />

発 注 者 コード、 受 注 者 コート: 工 事 コード,<br />

工 事 名 称 、 工 事 場 所 ・・<br />

200123000000,333333000000,K0010<br />

, 備 品 購 入 , 東 京 都 ・・・<br />

333333フォルダ<br />

工 事<br />

情 報<br />

請 求 書 仕 分 け 処 理<br />

200123,K0010 ,0001, 00, 手 袋 赤<br />

200123,K0010 ,0001, 01, 手 袋 赤<br />

200123,K0010 ,0002, 01, 手 袋 青<br />

200123,K0010 ,0002, 01, 手 袋 黄<br />

200123,K0010 ,0004, 01, 手 袋 白<br />

鑑 情 報<br />

明 細 情 報<br />

受 注 者 画 面 で 確 認<br />

200123,K0010 ,0001, 00, 手 袋 赤<br />

200123,K0010 ,0001, 01, 手 袋 赤<br />

200123,K0010 ,0002, 01, 手 袋 青<br />

200123,K0010 ,0002, 01, 手 袋 黄<br />

200123,K0010 ,0004, 01, 手 袋 白<br />

200010,PJ123 ,0001, 01, 安 全 靴 S<br />

200010,PJ123 ,0002, 01, 安 全 靴 M<br />

200010フォルダ<br />

発 注 者 画 面 で 確 認<br />

( 工 事 情 報 と 共 通 フォーマ<br />

ット から、 鑑 + 明 を 表 現 )<br />

送 った 請 求 情 報<br />

200010,PJ123 ,0001, 01, 安 全 靴 S<br />

200010,PJ123 ,0002, 01, 安 全 靴 M<br />

各 社 請 求 書<br />

発 行 システム<br />

独 自<br />

CSV<br />

画 面 で<br />

アップロード<br />

契 約 外 、 請 求 一 括 共 通 フォーマット<br />

発 注 者 コード: 工 事 コード, 明 細 番 号 , 明 細 コード,<br />

品 名 名 称 ・・・<br />

200123,K0010 ,0001, 00, 手 袋 赤<br />

200123,K0010 ,0001, 01, 手 袋 赤<br />

200123,K0010 ,0002, 01, 手 袋 青<br />

200123,K0010 ,0002, 01, 手 袋 黄<br />

200123,K0010 ,0004, 01, 手 袋 白<br />

200010,PJ123 ,0001, 01, 安 全 靴 S<br />

200010,PJ123 ,0002, 01, 安 全 靴 M<br />

画 面 でCSVを<br />

ダウンロード<br />

200123,K0010 ,0001, 00, 手 袋 赤<br />

200123,K0010 ,0001, 01, 手 袋 赤<br />

200123,K0010 ,0002, 01, 手 袋 青<br />

200123,K0010 ,0002, 01, 手 袋 黄<br />

200123,K0010 ,0004, 01, 手 袋 白<br />

マルチコンバータ<br />

EXCELマクロ<br />

図 契 約 外 取 引 実 証 実 験 システム 概 要 図<br />

25


実 用 化 推 進 委 員 会 活 動 報 告<br />

そこで WG では 後 者 に 着 目 し、 金 額 的 には 小 さいが、 取 引 件 数 が 多 い 契 約 外 取<br />

引 ( 小 口 取 引 と 言 われることもあるが、 請 負 契 約 を 必 要 としない 資 材 の 購 入 やリ<br />

ースなどの 取 引 を 指 す。 多 くは 電 話 などで 簡 便 に 発 注 し、 納 品 後 の 支 払 いも 1 回<br />

程 度 で 終 わる。)について、システム 投 資 も 大 きくならないよう 簡 便 な 仕 組 みで 実<br />

用 化 を 図 りやすくし、 電 子 化 率 の 向 上 に 役 立 たせたいと 考 えてきた。<br />

平 成 22 年 度 は、 過 去 の 国 土 交 通 省 実 証 事 業 における 契 約 外 取 引 に 対 するニーズ<br />

調 査 の 結 果 などを 踏 まえ、 具 体 的 な 取 り 組 みとして 契 約 外 取 引 メッセージの 素 案<br />

を 作 成 し、それに 基 づいた 実 証 実 験 に 着 手 した。<br />

3 検 討 結 果<br />

実 証 実 験 については、 平 成 22 年 度 末 の 段 階 では、 総 合 工 事 業 者 6 社 、 専 門 工 事<br />

業 者 3 社 、 資 材 業 者 ・リースレンタル 業 者 等 5 社 、システムベンダ・ASP 事 業 者<br />

4 社 が 集 まり、 具 体 的 な 実 験 計 画 の 詰 めを 行 っているところであり、 実 際 にデー<br />

タ 交 換 を 行 うのは 平 成 23 年 度 に 入 ってからを 予 定 している。<br />

この 実 験 を 通 じて 得 られる 知 見 をもとに、 契 約 外 取 引 メッセージ 素 案 のブラッ<br />

シュアップを 行 い、 正 式 なメッセージ 化 、 規 約 化 に 向 け、 継 続 して 検 討 を 進 めて<br />

いく 予 定 である。<br />

26


標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

6. 標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

6.1 活 動 テーマ<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス<br />

(2)CI-NET 規 約 理 解 促 進 のための 検 討<br />

6.2 活 動 体 制<br />

標 準 化 委 員 会<br />

各 WG の 活 動 承 認 ・WG 間 の 調 整<br />

ビジネスプロトコルメンテナンス WG<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス<br />

・CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス<br />

コードメンテナンス WG<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス<br />

・CI-NET 資 機 材 コードのメンテナンス<br />

(2)CI-NET 規 約 理 解 促 進 のための 検 討<br />

2 つの WG が 合 同 で 取 り 組 む<br />

6.3 活 動 経 過<br />

(1) 標 準 化 委 員 会<br />

第 1 回 平 成 22 年 7 月 23 日 ( 金 )16:00~17:30<br />

・ 平 成 22 年 度 標 準 化 委 員 会 の 活 動 計 画 について<br />

第 2 回 平 成 23 年 6 月 6 日 ( 月 )13:30~15:30<br />

・ 平 成 22 年 度 標 準 化 委 員 会 の 活 動 報 告<br />

・ 平 成 23 年 度 標 準 化 委 員 会 の 活 動 計 画 について<br />

(2)ビジネスプロトコルメンテナンス WG<br />

すべてコードメンテナンス WG と 合 同 で 開 催 。<br />

第 1 回 平 成 23 年 4 月 11 日 ( 月 )13:30~15:30<br />

・CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 理 解 促 進 のための 検 討<br />

27


標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

(3)コードメンテナンス WG<br />

すべてビジネスプロトコルメンテナンス WG と 合 同 で 開 催 。<br />

(2)ビジネスプロトコルメンテナンス WG を 参 照 のこと。<br />

6.4 活 動 結 果<br />

6.4.1 ビジネスプロトコルメンテナンス WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス 管 理<br />

(2)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 理 解 促 進 のための 検 討<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス<br />

平 成 22 年 度 は 改 善 要 求 がなかった。<br />

(2)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 理 解 促 進 のための 検 討<br />

1 問 題 の 背 景<br />

平 成 20 年 度 に CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルの 改 訂 を 実 施 したが、その 活<br />

動 のなかで「CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルと CI-NET LiteS 実 装 規 約 と、ルー<br />

ルが 2 つありわかりにくい」「CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルの 位 置 づけは 何<br />

か」などの 疑 問 が 寄 せられた。また、CI-NET の 利 用 者 においても「CI-NET に 関<br />

する 開 発 をするとき、どのルールを 見 ればいいのかわからずに 戸 惑 った」との 声<br />

があり、CI-NET のルールについて 体 系 や 内 容 を 正 しく 理 解 してもらう 必 要 性 が<br />

高 まってきた。<br />

2 検 討 経 過<br />

平 成 22 年 度 は 平 成 21 年 度 に 作 成 した「CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のための 資 料 ( 仮<br />

称 )」に 対 し、それぞれの 規 約 間 、またそれぞれの 規 約 を 利 用 するユーザ、その 立<br />

場 、 場 面 等 を 踏 まえ、 参 照 あるいは 参 考 になる 箇 所 、 資 料 についてアプローチし<br />

やすくするための 工 夫 を 施 すこととした。<br />

そのために 必 要 となる 内 容 、 項 目 を 詰 めるとともに、 追 加 記 載 の 部 分 について<br />

ユーザの 使 い 方 を 考 慮 し、 対 象 者 ごとに 整 理 するなどにも 配 慮 し、「CI-NET の 規<br />

約 理 解 促 進 のために」との 名 称 として 資 料 を 取 りまとめた。<br />

28


標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

3 検 討 結 果<br />

平 成 21 年 度 に 作 成 した「CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のための 資 料 ( 仮 称 )」に、<br />

以 下 の 2 点 の 内 容 を 追 記 したものを 作 成 した。<br />

(a) 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 / 立 場 別 の 参 照 物<br />

・ 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 の 観 点<br />

・ 導 入 ・ 立 場 別 の 観 点<br />

・ 関 連 法 規<br />

・ 立 場 別 (グループ 別 )の 参 照 物<br />

(b) 参 考 資 料<br />

・ 用 語 集<br />

・ 年 表<br />

・ 各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 等 の 入 手 方 法<br />

・ 関 係 法 規 に 係 る 追 加 情 報<br />

上 記 のような 整 理 に 基 づき、 平 成 22 年 度 作 成 した「CI-NET の 規 約 理 解 促 進 の<br />

ために」は、 参 考 として 本 活 動 報 告 書 の 資 料 に 掲 載 している。<br />

以 下 、(a)、(b)それぞれについて 概 要 を 記 載 する。<br />

(a) 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 / 立 場 別 の 参 照 物<br />

CI-NET の 導 入 や 普 及 展 開 を 図 ろうとする 企 業 の 担 当 者 は、 各 種 の 規 約 類 や<br />

広 報 資 料 等 、CI-NET に 関 連 する 多 くの 資 料 に 目 を 通 すことが 必 要 となる。<br />

ただし、 多 様 な 資 料 すべてに 目 を 通 すことは 難 しいことであり、また 導 入 ・<br />

普 及 展 開 する 担 当 者 が 関 わる 業 務 ( 導 入 に 係 る 企 画 ・ 調 査 、 実 装 、 運 用 等 )に<br />

より、 各 種 資 料 への 目 の 通 し 方 にも 差 異 が 生 じることが 想 定 される。<br />

そこで、 利 用 場 面 、 利 用 者 の 2 つの 観 点 から、 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 / 立<br />

場 別 に 規 約 類 の 参 照 資 料 、 参 照 箇 所 等 について 整 理 を 行 った。<br />

(ア) 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 の 観 点<br />

この 観 点 では、 大 きく 以 下 の 5 つのフェーズを 想 定 した。<br />

・ 電 子 商 取 引 の 理 解<br />

・ 電 子 商 取 引 導 入 への 調 査 ・ 分 析<br />

・ 電 子 商 取 引 の 導 入 検 討<br />

・ 電 子 商 取 引 の 導 入 作 業<br />

・ 電 子 商 取 引 の 運 用<br />

これらの「フェーズ」 毎 に、 作 業 としての「ステップ」、そのステップの 中 で<br />

も EDI 化 する「 対 象 業 務 」、さらにそれら 対 象 業 務 に 対 応 する「 検 討 ・ 作 業 の<br />

視 点 」という 切 り 口 を 設 け、 参 照 する 資 料 や 関 係 法 規 等 を 整 理 した。<br />

(イ) 導 入 ・ 普 及 の 立 場 別<br />

導 入 ・ 普 及 の 立 場 という 観 点 では、 大 きく 以 下 の 3 つの 立 場 を 想 定 した。<br />

29


標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

・ 電 子 商 取 引 導 入 ・ 研 究 グループ<br />

・システム 実 装 グループ<br />

・ 運 用 グループ<br />

この「 立 場 」 毎 に、 参 照 する 資 料 を「CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル」<br />

「CI-NET LiteS 実 装 規 約 」「CI-NET LiteS 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 」「その 他 資<br />

料 」の 4 つに 分 類 し、それぞれの 参 照 箇 所 を 提 示 した。<br />

(ウ) 関 連 法 規<br />

CI-NET を 導 入 、 利 用 するにあたって 意 識 しておくべき 関 連 法 規 について、<br />

(ア)のフェーズまたはその 中 のステップごとに 整 理 した。<br />

(イ)の 立 場 別 での 整 理 においては、 対 象 業 務 も 考 慮 して 整 理 したものとした。<br />

(b) 参 考 資 料<br />

CI-NET に 関 する 規 約 類 の 参 照 資 料 、 参 照 箇 所 の 他 にも 関 連 する 情 報 を 提 供<br />

することで、それらの 理 解 をより 深 めることとした。<br />

その 関 連 情 報 として、 下 記 の 情 報 を「CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために」に<br />

記 載 した。<br />

(ア) 用 語 集<br />

参 考 となる 用 語 集 をまとめた。<br />

(イ) 年 表<br />

CI-NET に 関 する 各 種 の 取 り 組 みや 施 策 と、 各 種 規 約 類 や 広 報 資 料 発 行 時 期<br />

をまとめた 年 表 を 次 ページに 示 す。<br />

(ウ) 各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 等 の 入 手 方 法<br />

各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 等 についての 冊 子 入 手 方 法 について、 図 書 申 込 用 紙<br />

(FAX 送 信 票 )や、 電 子 データがある URL などを 記 載 した。<br />

(エ) 関 係 法 規 に 係 る 追 加 情 報<br />

「(a). 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 / 立 場 別 の 参 照 物 」で 提 示 した 関 連 法 規 につい<br />

て、 各 法 規 で 規 定 されている 内 容 や 帳 簿 書 類 の 保 管 期 間 等 の 追 加 情 報 を 提 示 し<br />

たり、 関 連 法 規 の 詳 細 ( 条 文 等 )のアクセス 先 の URL などを 記 載 した。<br />

30


標 準 化 委 員 会 活 動 報 告<br />

6.4.2 コードメンテナンス WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス 管 理<br />

(2)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 理 解 促 進 のための 検 討<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルのメンテナンス(CI-NET 資 機 材 コードのメンテ<br />

ナンス)<br />

平 成 22 年 度 は 改 善 要 求 がなかった。<br />

(2)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 理 解 促 進 のための 検 討<br />

すべてビジネスプロトコルメンテナンス WG と 合 同 で 開 催 した。<br />

ビジネスプロトコルメンテナンス WG を 参 照 のこと。<br />

31


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.1 活 動 テーマ<br />

(1) CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンス<br />

(2) 情 報 伝 達 方 式 の 利 便 性 の 推 進<br />

(3) 建 築 見 積 業 務 分 野 における 電 子 データ 化 の 推 進<br />

7.2 活 動 体 制<br />

LiteS 委 員 会<br />

各 WG の 活 動 承 認 ・WG 間 の 調 整<br />

LiteS 規 約 WG<br />

(1)CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンス<br />

技 術 検 討 WG<br />

(2) 情 報 伝 達 方 式 の 利 便 性 の 推 進<br />

建 築 見 積 WG<br />

(3) 建 築 見 積 業 務 分 野 における 電 子 データ 化 の 推 進<br />

7.3 活 動 経 過<br />

(1)LiteS 委 員 会<br />

第 1 回 平 成 22 年 7 月 22 日 ( 木 )15:00~17:00<br />

・ 平 成 22 年 度 LiteS 委 員 会 活 動 計 画 について<br />

第 2 回 平 成 23 年 1 月 28 日 ( 金 )10:00~11:45<br />

・ 平 成 22 年 度 LiteS 委 員 会 中 間 報 告<br />

第 3 回 平 成 23 年 6 月 2 日 ( 木 ) 15:30~17:00<br />

・ 平 成 22 年 度 LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

・ 平 成 23 年 度 LiteS 委 員 会 活 動 計 画 について<br />

(2)LiteS 規 約 WG<br />

第 1 回 平 成 22 年 10 月 26 日 ( 火 )10:00~12:00<br />

・ 契 約 日 について<br />

・ 鑑 項 目 合 意 変 更 メッセージにおける 変 更 不 可 項 目 の 定 義 について<br />

32


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

・ 鑑 項 目 合 意 変 更 メッセージに 関 する 記 載 ルールについて<br />

・ 合 意 精 算 処 理 について<br />

第 2 回 平 成 23 年 6 月 6 日 ( 月 )( 書 面 開 催 )<br />

・ 契 約 日 について<br />

・ 合 意 精 算 処 理 について<br />

(3) 技 術 検 討 WG<br />

第 1 回 平 成 22 年 12 月 1 日 ( 火 )10:00~12:00<br />

・CI-NET LiteS の 新 しい 通 信 方 法 について<br />

第 2 回 平 成 23 年 6 月 1 日 ( 水 )15:30~17:30<br />

・ 新 しい 通 信 方 式 の 実 証 実 験 報 告<br />

(4) 建 築 見 積 WG<br />

第 1 回 平 成 22 年 12 月 16 日 ( 木 )10:00~12:00<br />

・ 集 計 表 の 電 子 化 について<br />

・ 電 子 データの 授 受 について<br />

33


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.4 活 動 結 果<br />

7.4.1 LiteS 規 約 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンス<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1)CI-NET LiteS 実 装 規 約 のメンテナンス<br />

平 成 22 年 度 の 活 動 として、LiteS 規 約 WG を 全 2 回 開 催 し、 以 下 に 示 す 項 目 につい<br />

て 検 討 を 行 った。<br />

(A) 契 約 日 について<br />

(B) 合 意 精 算 処 理 について<br />

(C) 鑑 項 目 合 意 変 更 メッセージにおける 変 更 不 可 項 目 の 定 義 について<br />

(D) 鑑 項 目 合 意 変 更 メッセージに 関 する 記 載 ルールについて<br />

(A) 契 約 日 について<br />

1 背 景 ・ 問 題 点<br />

確 定 注 文 メッセージおよび 注 文 請 けメッセージを 利 用 して 行 う 契 約 行 為 におい<br />

て、 契 約 日 をいつにするかの 記 載 が、 現 状 の CI-NET LiteS 実 装 規 約 には 明 確 には<br />

規 定 されていないとの 指 摘 がある。<br />

これまで 既 に 多 くの 案 件 において 電 子 契 約 が 締 結 されているが、それらの 中 で<br />

の「 契 約 日 」の 捉 え 方 の 実 状 を 調 査 するとともに、それらを 踏 まえて CI-NET LiteS<br />

実 装 規 約 にも 明 文 化 していくことが 適 当 と 考 えられることから、 今 回 議 論 に 上 げ<br />

たものである。<br />

2 検 討 の 経 過 とポイント<br />

建 設 産 業 における 契 約 は、 注 文 に 対 する 注 文 請 けがあって 成 立 する。この 点 か<br />

ら 考 えれば 契 約 が 成 立 するのは「 注 文 を 請 けた 日 」であり、これは CI-NET LiteS<br />

実 装 規 約 に 規 定 されているデータ 項 目 で 言 えば、 注 文 請 けメッセージの[1008]<br />

帳 票 年 月 日 に 該 当 する。<br />

また、 実 際 の 確 定 注 文 メッセージおよびそれに 対 する 注 文 請 けメッセージは 即<br />

時 にやり 取 りされるわけではなく、 確 定 注 文 メッセージと 注 文 請 けメッセージの<br />

やり 取 りの 間 に 数 日 のタイムラグが 発 生 することもありうる。<br />

そこで、 上 記 のような 事 態 の 発 生 も 考 慮 しつつ、「 契 約 日 」に 対 する CI-NET<br />

での 定 義 を 明 確 にするために、 各 社 の 実 態 について WG にて 意 見 を 集 めた。<br />

34


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

3 検 討 結 果<br />

契 約 が 成 立 したと 考 えられる「 注 文 を 請 けた 年 月 日 」は、[1008] 帳 票 年 月 日 に 該<br />

当 することを 明 確 にするため、[1008] 帳 票 年 月 日 について、CI-NET LiteS 実 装 規<br />

約 の 記 載 を 改 訂 することとする。<br />

[1008] 帳 票 年 月 日 については CI-NET LiteS 実 装 規 約 P.211 および P.219 に 記<br />

載 があるが、CI-NET LiteS 実 装 規 約 P.211 の 表 現 ( 注 文 を 請 けた 年 月 日 )に 合 わせ<br />

て、P.219 にあるデータ 項 目 の 説 明 を 変 更 、 改 訂 することとする。<br />

【CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 P.219】<br />

改 訂 箇 所 : 下 記 の 下 線 部<br />

[1008] 帳 票 年 月 日<br />

帳 票 に 記 載 する 年 月 日 。 例 として、 見 積 依 頼 メッセージにおいては 見 積 を 依 頼 した 年 月<br />

日 を、 見 積 回 答 メッセージにおいては 見 積 を 回 答 した 年 月 日 を 表 す。<br />

・「 表 B.Ⅵ.2-2 [1007] 帳 票 No.、[1009] 参 照 帳 票 No. 等 の 記 載 方 法 」を 参 照 のこと。<br />

【 確 定 注 文 】<br />

・ 発 注 者 が 当 該 注 文 した 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 鑑 項 目 合 意 変 更 申 込 】<br />

・ 発 注 者 が 当 該 合 意 変 更 を 申 し 込 んだ 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 合 意 解 除 申 込 】<br />

・ 発 注 者 が 当 該 解 除 を 申 し 込 んだ 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 一 方 的 解 除 通 知 】<br />

・ 発 注 者 あるいは 受 注 者 が 当 該 メッセージを 発 行 した 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 注 文 請 け】<br />

・ 受 注 者 が 当 該 注 文 を 請 けた 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 鑑 項 目 合 意 変 更 承 諾 】<br />

・ 受 注 者 が 当 該 合 意 変 更 を 承 諾 した 年 月 日 を 記 載 する。<br />

【 合 意 解 除 承 諾 】<br />

・ 受 注 者 が 当 該 解 除 を 承 諾 した 年 月 日 を 記 載 する。<br />

(B) 合 意 精 算 処 理 について<br />

1 背 景 ・ 問 題 点<br />

合 意 打 切 業 務 のメッセージについて、データ 項 目 に 関 する 検 討 、 帳 票 イメージ<br />

に 関 する 検 討 等 を 行 ってきたが、 合 意 打 切 業 務 のメッセージを 精 算 処 理 に 利 用 で<br />

きるのではないか、 更 に 減 精 算 のためだけに 使 用 するのではなく、 増 精 算 の 場 合<br />

にも 使 用 できるのではないか、との 意 見 が 出 てきた。また CI-NET LiteS 実 装 規 約<br />

では、 合 意 打 切 業 務 のメッセージに 係 る 定 義 があるものの、 記 載 内 容 は 減 精 算 を<br />

イメージさせるものとなっているため、LiteS 規 約 WG では 合 意 打 切 業 務 のメッ<br />

セージを 精 算 処 理 に、 更 に 増 精 算 でも 使 用 可 能 な 記 載 内 容 に 変 更 していく 試 みに<br />

着 手 することとした。<br />

35


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

2 検 討 の 経 過 とポイント<br />

平 成 22 年 度 は、 以 下 の 具 体 な 記 載 文 を 提 示 する 段 階 となっている。<br />

(a)CI-NET LiteS 実 装 規 約 への 合 意 精 算 に 関 する 記 載<br />

(b)CI-NET LiteS 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 への 合 意 精 算 業 務 に 関 する 記 載<br />

3 検 討 結 果<br />

実 装 規 約 の 改 訂 、および 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 への 追 加 記 載 については、 下<br />

記 の 枠 囲 みの 内 容 とする。<br />

一 方 、CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルとの 関 連 について、 合 意 精 算 業 務 にお<br />

いては、CI-NET の 業 務 メッセージとしては 合 意 打 切 業 務 のメッセージを 使 用 す<br />

ることを 想 定 している。これは 実 際 の 利 用 を 考 えた 場 合 に 基 本 的 に 同 じデータ 項<br />

目 を 使 用 し、メッセージそのもののやり 取 りも 違 いがないため、 新 たなメッセー<br />

ジを 開 発 ・ 規 定 する 必 要 性 が 低 いためである。<br />

ただし 現 状 の 合 意 打 切 業 務 のメッセージに 関 する 定 義 について 合 意 精 算 に 関 す<br />

る 内 容 を 表 現 するには 十 分 ではないとの 考 えがあり、その 違 いを 埋 めていくかに<br />

ついては 引 き 続 き 検 討 する。<br />

(a)CI-NET LiteS 実 装 規 約 への 合 意 精 算 に 関 する 記 載<br />

【 改 訂 】CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 P.267に 追 加<br />

1.4 合 意 精 算 業 務 のデータ 交 換 手 順<br />

契 約 の 精 算 とは、 既 に 契 約 対 象 工 事 が 着 工 され 出 来 高 が 発 生 している 場 合 に、<br />

その 時 点 までの 出 来 高 をすべて 精 算 する 契 約 措 置 をいう。<br />

精 算 業 務 は 契 約 工 事 の 最 終 確 定 段 階 で 契 約 内 容 の 変 更 を 伴 ってはいるものの<br />

一 種 の 事 務 処 理 として 取 り 扱 うことを 考 えている。すなわち、 契 約 数 量 等 の 変<br />

更 があることは 分 かっても 箇 所 、 時 期 、 要 領 等 が 特 定 できず、 最 終 確 定 段 階 に<br />

なって 数 量 が 明 確 になる 場 合 等 において、 合 意 して 精 算 を 実 施 するような 場 合<br />

の 利 用 を 想 定 している。<br />

なお 契 約 内 容 の 変 更 といっても、その 違 いは 明 細 情 報 の 中 で、 当 初 想 定 した<br />

作 業 や 資 材 の 数 量 の 変 更 で 発 注 者 、 受 注 者 双 方 の 合 意 に 基 づいて 行 われること<br />

を 基 本 とし、これ 以 外 の 変 更 内 容 を 伴 う 場 合 には、 確 定 注 文 注 文 請 けメッセー<br />

ジを 用 いて 別 途 追 加 ・ 変 更 契 約 を 締 結 する 方 法 をとることが 望 ましい。<br />

この 精 算 業 務 をEDIにて 実 施 するにあたっては、 当 事 者 双 方 が 事 前 に 精 算 す<br />

る 状 況 、 方 法 などを 合 意 して 契 約 に 記 載 するなどの 処 置 を 取 り 実 施 することが<br />

求 められる。<br />

合 意 精 算 業 務 を 行 うにあたっては、「 合 意 打 切 申 込 」「 合 意 打 切 承 諾 」メッセ<br />

ージを 利 用 できることとする。<br />

また 合 意 精 算 業 務 においてデータ 交 換 を 実 施 するに 際 して、CI-NET LiteS<br />

実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 に 背 景 や 具 体 的 なデータ 交 換 方 法 等 について 言 及 して<br />

36


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

いるので、 参 照 されたい。<br />

(b)CI-NET LiteS 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 への 合 意 精 算 業 務 に 関 する 記 載<br />

【 改 訂 】CI-NET LiteS 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 への 掲 載<br />

■ 精 算 時 における CI-NET LiteS での 対 応 方 法 について<br />

(1) 精 算 ( 増 額 / 減 額 )における 対 応 の 考 え 方<br />

契 約 に 関 して 何 らかの 変 更 がある 場 合 の 対 応 としては、 既 存 の 規 約 を 考 えれば 基<br />

本 的 には 以 下 の 表 中 の1にある「 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージ」によって 対 応 する<br />

ことで、 業 務 的 には 十 分 対 応 することができる。<br />

また、 契 約 の 打 切 のように、 既 に 契 約 対 象 工 事 が 着 工 され 出 来 高 が 発 生 している<br />

場 合 に、その 時 点 における 出 来 高 を 精 算 し、 精 算 以 降 の 契 約 内 容 を 無 かったことに<br />

する 措 置 の 際 には、「 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージ」( 下 表 3)を 利 用 することも 可<br />

能 である。<br />

一 方 、 精 算 時 (これ 以 上 出 来 高 が 発 生 しない 場 合 を 指 す) 対 応 としては、 当 初 の 契<br />

約 内 容 より 変 更 のあった 部 分 を 踏 まえた 変 更 に 係 る「 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセー<br />

ジ」で 対 応 する 方 法 ( 下 表 2(a))で 従 来 通 り 処 理 できる。<br />

またこれに 加 えて、 下 表 2(b)に 示 す「 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージ」を 用 いて 対<br />

応 することも 可 能 である。<br />

このうち、 下 表 2(b)の「 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージ」については、 従 来 想 定 し<br />

ている3のケースでの 利 用 に 加 え、2のケースにおいても 利 用 するための 方 法 を 提<br />

示 する。<br />

表 契 約 の 変 更 に 関 連 するメッセージ<br />

契 約 の 類 型 対 応 するメッセージ<br />

1 本 契 約 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージで 対 応<br />

2 精 算<br />

以 下 の 2 種 類 の 対 応 方 法 がある。<br />

( 増 額 / 減 額 ) (a) 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージで 対 応<br />

(b) 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージで 対 応<br />

3 打 切<br />

合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージで 対 応<br />

( 注 ) 上 記 (b)は 精 算 時 に 使 用 する。なお 精 算 とはこれ 以 上 出 来 高 が 発 生 しない 場 合 を<br />

指 す。<br />

基 本 的 には、 減 額 時 の 精 算 は 精 算 時 点 が 契 約 期 間 完 了 時 であるときに 合 意 打 切<br />

申 込 / 承 諾 メッセージ 適 用 する 場 合 と 考 えられる。<br />

また 増 額 時 の 精 算 は、 上 記 で 減 額 とした 部 分 が 当 初 契 約 より 実 績 が 上 回 って 増 額<br />

に 変 わったと 考 えることができる。<br />

37


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

(2) 精 算 時 の 取 引 当 事 者 間 での 合 意 に 係 る 留 意 点<br />

当 初 契 約 と 比 べ、 実 績 額 が 増 減 した 場 合 の 精 算 方 法 について、その 基 となる 契 約<br />

や 出 来 高 に 係 る 手 続 、 処 理 を 行 う 具 体 的 な CI-NET のメッセージや 書 面 のやり 取 りの<br />

方 法 等 については、 取 引 当 事 者 間 で 互 いに 合 意 を 取 ることが 必 要 である。<br />

(3) 精 算 時 における 従 来 方 法 以 外 の 具 体 的 なデータ 交 換 方 法<br />

精 算 に 係 る 業 務 へ 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージではないメッセージを 適 用 する<br />

場 合 の 具 体 的 な 方 法 について 以 下 に 示 す。<br />

(a) データ 交 換 に 使 用 するメッセージ<br />

使 用 するメッセージは 合 意 打 切 申 込 / 合 意 打 切 承 諾 メッセージとする。<br />

ただし、 業 務 的 、 概 念 的 には 合 意 打 切 と 精 算 は 異 なると 考 えられる。そのため 業 務<br />

運 用 上 、 別 の 名 称 を 提 示 して 分 かりやすくすることは 妨 げない。その 際 の 名 称 の 例 と<br />

しては、<br />

- 合 意 精 算 申 込 メッセージ( 発 注 者 → 受 注 者 )<br />

- 合 意 精 算 承 諾 メッセージ( 受 注 者 → 発 注 者 )<br />

などが 考 えられる。<br />

(b) データ 交 換 手 順<br />

データ 交 換 手 順 としては、 既 存 の CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 P.265<br />

に 提 示 している 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 メッセージの 交 換 方 法 に 準 じる。<br />

(c) 精 算 に 係 る 業 務 に 対 してのメッセージ 使 用<br />

契 約 の 精 算 の 場 合 において、いずれの 業 務 メッセージを 使 用 するかは、 当 事 者 間<br />

で 協 議 して 決 めることとする。<br />

(C) 鑑 項 目 合 意 変 更 メッセージにおける 変 更 不 可 項 目 の 定 義 について<br />

1 背 景 ・ 問 題 点<br />

確 定 注 文 メッセージおよび 注 文 請 けメッセージの 交 換 によって 既 に 成 立 してい<br />

る 契 約 の 軽 微 な 変 更 は「 鑑 項 目 合 意 変 更 申 込 / 承 諾 メッセージ」にて 行 うことと<br />

なっているが、 契 約 に 係 る 日 付 ([1008] 帳 票 年 月 日 )を 変 更 する 場 合 、 手 続 きが<br />

不 明 瞭 であることから、CI-NET LiteS 実 装 規 約 への 明 示 について 検 討 が 必 要 とな<br />

っている。<br />

2 検 討 の 経 過 とポイント<br />

鑑 項 目 合 意 変 更 申 込 / 承 諾 メッセージは、 契 約 上 の 軽 微 な 事 項 変 更 に 使 用 する<br />

ため 設 けられているメッセージであり、 既 に 規 定 されているデータ 項 目 のほかに<br />

契 約 日 に 係 る 項 目 についても 変 更 ができないことを 明 記 すべきと 考 える。<br />

なおここで「 契 約 日 」として 考 えているのは、 確 定 注 文 ・ 注 文 請 けメッセージ<br />

によりやり 取 りされている[1008] 帳 票 年 月 日 ( 注 文 した 年 月 日 / 注 文 を 請 けた 年<br />

月 日 )を 想 定 している。<br />

38


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

3 検 討 結 果<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 の 記 載 を 改 訂 することとする。<br />

契 約 日 に 係 る 項 目 は、 契 約 上 の 軽 微 な 事 項 変 更 にあたらず、 確 定 注 文 / 注 文 請 け<br />

メッセージでやり 取 りした 注 文 日 、 注 文 請 日 は 変 更 ができないことを 明 記 する。<br />

また、 鑑 項 目 合 意 変 更 申 込 メッセージおよび 鑑 項 目 合 意 変 更 承 諾 メッセージの<br />

[1008] 帳 票 年 月 日 は 鑑 項 目 合 意 変 更 の 申 込 日 および 鑑 項 目 合 意 変 更 の 承 諾 日 であ<br />

ることを 記 載 することとする。<br />

記 載 場 所 は CI-NET LiteS 実 装 規 約 P.205 の 上 部 とする。<br />

なお、CI-NET LiteS 実 装 規 約 P.205 の 記 載 内 容 について 従 来 の「 変 更 できな<br />

い 項 目 」の 列 挙 から、「 変 更 可 能 とする 項 目 」への 列 挙 に 変 更 することに 関 して、<br />

具 体 的 な 変 更 可 能 な 項 目 についての 議 論 をさらに 行 う 必 要 があることから、 次 年<br />

度 継 続 して 審 議 することとする。<br />

(D) 鑑 項 目 合 意 変 更 メッセージに 関 する 記 載 ルールについて<br />

1 背 景 ・ 問 題 点<br />

契 約 後 に 鑑 項 目 変 更 ( 部 署 名 や、 工 事 名 の 変 更 など)を 合 意 された 場 合 、 受 注<br />

者 からの 翌 月 の 出 来 高 報 告 において、 鑑 項 目 を 最 新 状 態 にして 返 信 出 来 るように<br />

したい。<br />

しかしながら、 鑑 項 目 合 意 変 更 メッセージ 利 用 時 のルールが 定 まっておらず、<br />

元 契 約 情 報 ( 注 文 請 書 )の 項 目 に 情 報 が 記 載 してあり、 鑑 項 目 合 意 変 更 の 同 項 目<br />

に 記 載 が 無 い 場 合 に、 変 更 が 無 いから 記 載 の 必 要 なしとされているのか、 本 項 目<br />

の 条 件 は“ 無 効 ( 不 要 )“に 変 更 されたのか 判 断 が 難 しく、 今 後 の 運 用 時 に 混 乱 を<br />

招 く 可 能 性 がある。<br />

そこで、 以 下 のような 不 明 点 について、 詰 めを 行 う 必 要 が 生 じている。<br />

・ 鑑 項 目 合 意 変 更 メッセージの 項 目 は、 変 更 した 箇 所 のみの 記 載 でよいのか?<br />

それとも、 契 約 内 容 を 全 て 記 載 する 必 要 があるのか?<br />

2 検 討 の 経 過 とポイント<br />

現 状 、ASP3 社 の 対 応 は、 下 記 の 表 における1、3という 実 態 であるとのこと<br />

である。<br />

項 目 に 関 する 対 応 と 添 付 資 料 に 関 する 対 応 の 中 で、(a) 項 目 に 関 する 対 応 につい<br />

ては 概 ね 下 記 でよいとの 方 向 性 が 出 されているが、(b) 添 付 資 料 に 関 する 対 応 につ<br />

いては、 各 社 の 実 態 を 含 めて 再 度 情 報 収 集 する 必 要 があるのではないかとの 議 論<br />

となっている。<br />

添 付 資 料 については、 項 目 に 関 する 変 更 等 に 伴 って 再 度 添 付 するという 考 え 方<br />

と、 項 目 だけのやり 取 りでよいとの 考 え 方 の2 通 りがあり、 前 者 とする 方 向 で 議<br />

論 を 継 続 する 方 向 となっている。<br />

39


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

(a) 項 目 に 関 する 比 較<br />

「1 全 ての 契 約 項 目 を 記 載 」の 場 合 「2 変 更 箇 所 のみ 記 載 」の 場 合<br />

長 所 ● 鑑 項 目 合 意 変 更 のみで、 最 新 の 契 ● 変 更 された 箇 所 がわかりやすい。<br />

約 状 況 がわかる。<br />

● 支 払 い 条 件 等 の 指 定 が 無 くなった<br />

場 合 、 空 白 行 で 相 手 に 伝 えられる。<br />

短 所 ● 注 文 請 け 書 と 見 比 べなければ、 変<br />

更 箇 所 がわからない。( 送 り 状 等 で 変<br />

更 箇 所 を 知 らせる 等 の 工 夫 が 必 要 )<br />

● 鑑 項 目 合 意 変 更 だけでは 全 体 の 契<br />

約 状 況 がわからない。<br />

● 支 払 い 条 件 が 無 くなった 等 の 場 合<br />

に、 相 手 に 意 思 を 伝 える 方 法 が 無 い。<br />

例 ) 運 送 に 係 わる 指 定 条 件 が 無 くなっ<br />

た 等<br />

( 送 り 状 等 でその 旨 を 知 らせる 等 の 工 夫<br />

が 必 要 )<br />

(b) 添 付 資 料 に 関 する 比 較<br />

「3 必 ず 添 付 をつける」の 場 合 「4 変 更 が 無 ければ 不 要 」の 場 合<br />

長 所 ● 鑑 項 目 合 意 変 更 のみで、 最 新 の 契<br />

約 状 況 がわかる。<br />

● 添 付 ファイルに 変 更 が 無 いことが、す<br />

ぐに 判 断 可 能 。<br />

短 所 ● 注 文 請 け 書 の 添 付 資 料 と、 鑑 項 目<br />

変 更 の 添 付 資 料 の 内 容 を 見 比 べなけ<br />

れば、 変 更 箇 所 があったのか、 無 かっ<br />

たのか 判 断 できない。<br />

( 送 り 状 等 で 変 更 箇 所 を 知 らせる 等 の<br />

工 夫 が 必 要 )<br />

● 鑑 変 更 時 に、 契 約 元 の 添 付 情 報 を<br />

毎 回 探 す 必 要 がある。<br />

● 鑑 項 目 合 意 変 更 だけでは 全 体 の 契<br />

約 状 況 ( 添 付 技 術 資 料 の 内 容 を 含 む)<br />

がわからない。<br />

3 検 討 状 況<br />

鑑 項 目 合 意 変 更 メッセージに 関 して、 添 付 資 料 があった 場 合 の 対 応 として、「 添<br />

付 ファイルも 付 けたほうがよい」との 方 向 性 を 見 据 えつつ、 今 後 引 き 続 き 議 論 し<br />

ていく。<br />

ここについては、アンケートにより 各 社 の 現 状 等 の 確 認 を 取 りつつ、 今 後 の 議<br />

論 につなげていくこととする。<br />

添 付 資 料 の 扱 いについては 詰 めが 必 要 で、それに 係 る 質 問 内 容 としては、<br />

1) 注 文 ・ 注 文 請 けに 添 付 する 添 付 資 料 の 内 容<br />

2) 鑑 項 目 変 更 の 際 、どのような 内 容 を 変 更 しているか<br />

3) 鑑 項 目 変 更 に 伴 い、 添 付 資 料 の 内 容 も 変 えているか<br />

などを 考 えている。<br />

40


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.4.2 技 術 検 討 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

情 報 伝 達 方 式 の 利 便 性 の 推 進<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1) 建 築 積 算 業 務 でのデータ 授 受 の 方 法 の 検 討 について<br />

(a) 検 討 の 背 景 ・ 目 的<br />

建 築 見 積 WG において 検 討 中 の「 建 築 積 算 業 務 メッセージ( 仮 称 )」を 用 いた<br />

当 事 者 間 でのデータ 授 受 にあたっては、 既 存 の CI-NET LiteS 実 装 規 約 に 基 づく<br />

情 報 伝 達 規 約 による 方 法 では、データ 交 換 に 関 わる 関 係 者 の 費 用 、 作 業 の 負 担 が<br />

大 きくなるとの 懸 念 が 示 され、 既 存 の 仕 組 みとは 異 なるデータ 授 受 の 方 法 にて 対<br />

応 する 方 向 にて 検 討 することとした。<br />

(b)これまでの 検 討 状 況<br />

建 築 積 算 メッセージの 情 報 伝 達 方 法 について、 情 報 伝 達 規 約 に 係 る 内 容 である<br />

こと、また 他 の 委 員 会 に 検 討 可 能 といえる 組 織 がないことから、LiteS 委 員 会 傘<br />

下 の 技 術 検 討 WG にて 議 題 として 取 り 上 げ 検 討 に 着 手 した。<br />

しかし、「CI-NET」の 対 象 範 囲 ・ 定 義 に 関 連 した 議 論 として、<br />

・ CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルは CII シンタックスルールに 準 拠 という<br />

ことでトランスレータを 用 いること、CII ファイルにすることが 求 められて<br />

いる 一 方 、 建 築 積 算 メッセージについてはここまでのレベルまでは 対 応 しな<br />

いとの 考 えにある。<br />

・ また 建 設 産 業 の 生 産 性 向 上 のための 情 報 化 、 電 子 商 取 引 推 進 という CI-NET<br />

構 想 の 考 え 方 に 基 づいた 情 報 交 換 ・データ 交 換 であるという 考 え 方 についても、<br />

今 すぐに 合 意 を 得 ることが 難 しい。<br />

・ 建 築 積 算 業 務 は 商 取 引 に 到 達 する 前 段 階 の 業 務 であり、 双 方 の 担 当 者 間 で<br />

の 情 報 のやり 取 りであるために、 伝 達 方 式 は 決 めずに 各 自 のやり 方 で 行 うとの 要<br />

求 は、 要 件 のないルール 策 定 を 行 うことで 不 能 の 検 討 である。<br />

などの 意 見 から、 技 術 検 討 WG ではこれ 以 上 の 検 討 は 難 しいとの 見 解 となり、<br />

上 部 委 員 会 での 検 討 に 委 ねるとの 結 論 になった。<br />

すなわち、 現 状 においては 建 築 積 算 メッセージの 情 報 伝 達 部 分 については<br />

CI-NET LiteS で 規 定 されている 範 囲 外 に 置 かれている 状 況 になっているという<br />

ことである。<br />

このような 状 況 であることから、LiteS 委 員 会 としても 技 術 検 討 WG の 検 討 結<br />

果 を 受 け、これ 以 上 の 検 討 が 難 しい、との 結 論 に 至 った。<br />

上 記 の 検 討 結 果 を 受 け、 今 後 の 取 り 組 みについて 改 めて 方 向 性 を 検 討 する 必 要<br />

41


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

があるが、 事 務 局 としては、 情 報 化 評 議 会 が 情 報 化 ・ 電 子 商 取 引 のための 基 盤 整<br />

備 を 行 っていくという 性 格 上 、CI-NET 活 動 の 中 のいずれかの 委 員 会 で 支 援 すべ<br />

きであるとの 考 えであり、 今 後 はこのデータ 授 受 に 関 する 検 討 を 行 う 場 をどうす<br />

るかといった 点 も 含 めて 引 き 続 き 検 討 していく 必 要 があると 考 えている。<br />

(2) 新 通 信 方 式 に 関 する 検 討 について<br />

(a) 検 討 の 背 景 ・ 目 的<br />

現 状 運 用 されている CI-NET LiteS 実 装 規 約 の 電 子 メール 方 式 において 指 摘 さ<br />

れる 以 下 について、 将 来 的 な 懸 念 も 含 め 解 決 の 方 向 を 見 い 出 すことが 必 要 との 認<br />

識 からこれまで 議 論 を 行 ってきている。<br />

- 出 来 高 業 務 の 集 中 による 大 量 トランザクションの 発 生<br />

- 普 及 の 範 囲 拡 大 への 対 応<br />

-メールによる 送 信 での 送 信 データ 件 数 ・ 容 量 の 限 界<br />

-メールサーバのダウンによるサービス 停 止 の 回 避<br />

- 送 信 データの 発 信 から 到 達 までの 時 間 差 、 遅 延 、ロストの 問 題<br />

-メッセージ 生 成 時 ・ 展 開 時 の 処 理 時 間 の 問 題<br />

-より 高 度 なセキュリティへの 対 応<br />

(b)これまでの 検 討 状 況<br />

1 平 成 21 年 度 まで<br />

上 記 の 目 的 を 達 成 するにあたり、 通 信 プロトコルとして ebMS(ebXML<br />

Messaging Service)を 採 用 することを 想 定 し、 平 成 21 年 度 より ebMS を 用 いた<br />

実 証 実 験 に 着 手 している。<br />

平 成 21 年 度 第 1 次 実 証 実 験<br />

SOAP<br />

ebMSを 利 用 したHTTPS 方 式<br />

SOAP<br />

電 子 署 名 <br />

電 子 証 明 書<br />

メッセージ 送 信<br />

保 管<br />

電 子 署 名 <br />

新 通 信 方 式 の 検 討 事 項<br />

電 子 証 明 書<br />

・ 運 用 ルール<br />

保 管<br />

・ 到 達 確 認 の 方 法<br />

・ 保 管 ルール メッセージ 受 信<br />

確 認<br />

平 成 22 年 度 第 2 次 実 証 実 験<br />

図 第 一 次 実 証 実 験 と 第 二 次 実 証 実 験 の 関 係<br />

42


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

平 成 21 年 度 の 実 証 実 験 では、 以 下 のポイントについて 検 証 を 行 った。<br />

建 設 業 界 の EDI で 初 めて 導 入 する ebMS 利 用 の 通 信 方 法 について、 実 装 する<br />

ための「 確 実 にデータを 送 受 信 、 疎 通 」の 確 証 を 得 ること。<br />

-CI-NET に 関 係 しているシステムベンダにおいて 確 実 にデータを 送 受 信 、 疎<br />

通 できるか<br />

-ebMS が 持 つ 特 徴 であるセキュアな 通 信 が 可 能 かどうか<br />

- 今 後 の 導 入 に 向 けての 検 討 課 題 の 抽 出<br />

2 平 成 22 年 度<br />

平 成 21 年 度 の 第 一 次 実 証 実 験 結 果 に 基 づき、トランスレータを 含 めたメッセ<br />

ージ 伝 達 を 確 認 し、 伝 達 方 式 の 正 当 性 を 確 認 する。<br />

(c) 平 成 22 年 度 実 験 について<br />

平 成 22 年 度 の 第 二 次 実 証 実 験 では、より 実 業 務 、 実 運 用 に 即 した 形 でのデータ<br />

交 換 を 行 い、 実 用 性 、 実 現 可 能 性 の 検 証 を 行 うことを 想 定 した。<br />

そこで、ここで 検 証 する 新 しい 通 信 方 式 を 導 入 する 場 合 について、 実 際 の 導 入 、<br />

利 用 イメージを 下 図 のように 想 定 し、これに 基 づいて 実 証 実 験 環 境 を 構 築 し、 実 証 、<br />

評 価 を 行 うこととした。<br />

メール 方 式 、 新 方 式 とも<br />

に 対 応 する。<br />

ゼネコン A( 発 注 者 )<br />

新 方 式<br />

ASP X( 受 注 者 )<br />

新 プロトコル(ebMS) 通 信 基 盤<br />

利 用 者 から 見 て 変 わり<br />

はない。<br />

新 プロトコル(ebMS) 通 信 基 盤<br />

CI-NET LiteS 基 盤<br />

Internet<br />

CI-NET LiteS 基 盤<br />

EDIシステム<br />

受 注 者 B<br />

利 用 者<br />

業 務 システム<br />

メール<br />

方 式<br />

受 注 者 C<br />

CI-NET LiteS 基 盤<br />

Internet<br />

受 注 者 C<br />

利 用 者<br />

利 用 者<br />

EDIシステム<br />

利 用 者<br />

図 新 通 信 方 式 を 導 入 した 場 合 の 利 用 想 定 イメージ<br />

1 実 験 で 想 定 する 利 用 想 定 イメージ<br />

想 定 する 利 用 イメージは、 現 在 運 用 されている S-MIME での 電 子 メール 形 式 の 運<br />

用 と 並 行 運 用 しながら、 新 たに、 第 一 次 実 証 実 験 にて 検 証 を 実 施 した ebMS 形 式 で<br />

の 通 信 方 式 を 追 加 することとする。<br />

業 務 量 ・トランザクション 量 の 多 い 発 注 者 や ASP は、 現 状 の S-MIME での 電 子 メ<br />

ール 形 式 に 加 えて ebMS 形 式 で 送 受 信 の 口 を 設 ける。これにより ASP を 利 用 する 受<br />

注 者 ( 上 図 内 受 注 者 B)は 通 信 方 式 を 意 識 することなく 利 用 可 能 となる。また<br />

43


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

S-MIME での 電 子 メール 形 式 のみの 企 業 ( 図 中 受 注 者 C)などは、 現 状 と 同 様 に<br />

S-MIME での 電 子 メール 形 式 で 送 受 信 を 可 能 とすることを 想 定 している。<br />

2 実 施 内 容<br />

(a) 事 前 検 討 ・ 事 前 準 備<br />

以 下 の 事 項 について、 事 前 検 討 、 事 前 準 備 を 行 った。<br />

・ 新 通 信 プロトコルにおける 要 求 仕 様 の 検 討<br />

新 通 信 プロトコルの CI-NET の 基 本 要 件 を 整 理 し、これに 対 応 したシステム 方 式<br />

の 検 討 、 設 定 を 行 った。<br />

-ebMS3.0 対 応 の 通 信 モジュールをベースとした ebMS2.0 対 応<br />

-CI-NETV2.1 準 拠 ソフトウェアとの 連 携<br />

-WEB アプリケーション 形 式 による 通 信 機 能 の 実 装<br />

-「CI-NET 版 ebMSによる 通 信 プロトコル 利 用 ガイドライン( 案 )」を 基 にした 処<br />

理 仕 様 の 実 現<br />

・ 実 証 実 験 環 境 の 検 討<br />

発 注 者 側 および 受 注 者 側 の 実 証 実 験 環 境 の 構 築 にあたり、 既 存 ASP のテスト 環 境<br />

を 利 用 する 想 定 で、 検 証 仕 様 の 検 討 を 進 めた。<br />

-システム 導 入 に 関 わる 設 計 ・ 構 築<br />

-EDI パッケージ 導 入 に 関 わる 設 計 ・ 構 築<br />

- 自 社 業 務 システムとの 連 携 に 関 わる 設 計 ・ 構 築<br />

- 運 用 に 関 わる 設 計<br />

発 注 者<br />

新 方 式 (https)<br />

受 注 者 環 境 (ASP 事 業 者 )<br />

トランスレータ<br />

添 付 圧 縮<br />

署 名 など<br />

ebMS 通 信<br />

メール 通 信<br />

ebMS 通 信<br />

メール 通 信<br />

トランスレータ<br />

添 付 圧 縮<br />

署 名 など<br />

既 存 のEDIパッケージ<br />

EDIシステム<br />

基 (Web)<br />

幹 システム<br />

メール 方 式<br />

(SMTP)<br />

Internet<br />

既 存 のEDIパッケージ<br />

EDIシステム(Web)<br />

利 用 者<br />

利 用 者<br />

利 用 者 ( 受 注 者 )<br />

利 用 者 ( 受 注 者 )<br />

図 実 証 実 験 環 境 のイメージ<br />

44


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

・ 実 証 実 験 検 証 環 境 の 作 成<br />

設 計 された 環 境 が 建 設 産 業 の 電 子 商 取 引 標 準 (CI-NET)に 適 合 しているかについ<br />

ての 確 認 評 価 を 行 うため、これらの 視 点 から 既 存 環 境 を 流 用 し、 新 通 信 プロトコル<br />

と 従 来 のメール 形 式 での 双 方 を 利 用 できる 環 境 を 準 備 することとした。<br />

また、 実 際 の 転 送 データが 電 子 商 取 引 標 準 に 適 合 されていることについても、 既<br />

存 トランスレータを 利 用 したデータの 授 受 を 行 うことで、 有 効 なデータが 転 送 され<br />

ていることを 確 認 できるようにした。<br />

・ 実 証 実 験 検 証 仕 様 の 作 成<br />

新 通 信 プロトコルによる、CI-NET 標 準 への 準 拠 度 および 標 準 的 な 業 務 プロセス<br />

への 適 応 性 を 検 証 する 目 的 の 下 、 実 装 技 術 等 が 確 認 できる 環 境 、 検 証 パターン、 確<br />

認 ポイントを 検 討 した。 検 討 の 結 果 、 下 記 観 点 での 検 証 を 行 うこととし、これに 伴<br />

う 検 証 手 順 、 検 証 項 目 の 作 成 を 行 った。<br />

-データ 授 受 に 関 する 検 証<br />

- 性 能 に 関 する 検 証<br />

- 環 境 構 築 に 関 する 検 証<br />

・ 実 証 実 験 検 証 のためのシナリオ 作 成<br />

検 証 仕 様 に 沿 った 検 証 を 行 うために、 実 際 に 送 受 信 するデータの 検 討 を 実 施 した。<br />

この 際 、「データ 授 受 に 関 する 検 証 」「 性 能 に 関 する 検 証 」の 観 点 を 踏 まえて、 下<br />

記 のパターンでの 検 証 を 実 施 することとした。<br />

- 発 注 者 から 見 た CI-NET メッセージの 送 信 ( 発 注 者 EDI システム→ 受 注 者 EDI シ<br />

ステム)<br />

- 発 注 者 からみた 受 信 確 認 データの 受 信 ( 受 注 者 トランスレータ→ 発 注 者 EDI シス<br />

テム)<br />

- 発 注 者 からみた CI-NET メッセージの 受 信 ( 受 注 者 EDI システム→ 発 注 者 EDI シ<br />

ステム)<br />

- 発 注 者 からみた 受 信 確 認 データの 送 信 ( 発 注 者 トランスレータ→ 受 注 者 EDI シス<br />

テム)<br />

3 検 証 結 果<br />

前 述 の 検 証 仕 様 に 基 づき 本 検 証 を 実 施 した。 各 検 証 の 観 点 ごとに 結 果 を 記 載 する。<br />

・データ 授 受 に 関 する 検 証<br />

検 証 仕 様 に 基 づき、 実 際 のデータ 送 受 信 を 実 施 し、CI-NET 標 準 ビジネスプロト<br />

コルおよび CI-NET LiteS 実 装 規 約 が 守 られているかの 確 認 を 行 った。テストデー<br />

タとして 検 討 した、 確 定 注 文 ・ 注 文 請 けデータを、 既 存 EDI システムにて 作 成 、 送<br />

受 信 を 実 施 し、トランスレート 等 、 既 存 CI-NET LiteS 実 装 規 約 に 準 拠 した 処 理 を<br />

行 うとともに、ebMS 通 信 においても、 正 常 に 送 受 信 できることを 確 認 した。また、<br />

送 受 信 時 に 作 成 される、CI-NET インターフェースファイル 形 式 のファイルを 電 子<br />

契 約 保 管 システムに 取 り 込 み、 既 存 閲 覧 画 面 にて 見 読 性 が 確 保 されていることも 確<br />

45


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

認 した。<br />

・ 性 能 に 関 する 検 証<br />

- 複 数 データの 同 時 送 信<br />

新 通 信 のプロトコルの 目 的 の 一 つとして、 出 来 高 ・ 請 求 への 業 務 範 囲 拡 大 によ<br />

るトランザクション 量 の 増 加 および、 締 日 の 対 応 による 一 定 期 日 の 負 荷 の 増 大 へ<br />

の 対 応 がある。 本 検 証 では、10 件 の 複 数 メッセージの 同 時 送 信 を 実 施 し、その 結<br />

果 を 検 証 した。<br />

現 在 の CI-NET LiteS 実 装 規 約 では、 多 重 送 信 ができないため 単 純 性 能 比 較 は 行 え<br />

ないが 数 秒 レベルで 処 理 が 完 了 しており、 実 用 化 で 問 題 ないレベルであると 考 える。<br />

- 大 容 量 ファイルの 送 信<br />

本 実 証 のさらなる 目 的 の 一 つとして、 現 状 の S-MIME の 問 題 として、 各 社 のメ<br />

ールサーバの 問 題 、ファイルサイズの 規 定 等 が 顕 在 化 していた。 例 えば 専 門 工 事<br />

業 者 での 明 細 行 が 多 い 場 合 や 契 約 条 件 追 加 に 伴 う 大 容 量 の 添 付 ファイルの 送 信 時<br />

に 問 題 があったが、 今 回 の 検 証 では、 明 細 行 1,000 行 程 のデータ 送 付 、 大 容 量 の<br />

添 付 ファイルの 送 受 信 により、 性 能 面 での 検 証 を 実 施 した。<br />

現 在 のメール 形 式 での 通 信 では、 経 由 するメールサーバの 容 量 制 限 により<br />

10MB 程 度 の 送 受 信 が 限 界 である。 今 回 明 細 行 1,000 行 程 のデータ、 大 容 量 の 添<br />

付 ファイル(19MB)の 送 受 信 を 正 常 に 完 了 することができたため、 実 用 化 に 問<br />

題 は 無 く、メール 形 式 で 課 題 となっている 容 量 制 限 についても 解 決 できる 方 向 性<br />

を 確 認 することができた。<br />

・ 環 境 構 築 に 関 する 検 証<br />

ebMS 対 応 の EDI パッケージを 導 入 するケースとして 仮 定 し、 実 際 に 導 入 する 場<br />

合 の 手 順 を 検 証 し、 導 入 企 業 での 必 要 作 業 ・ 影 響 度 を 検 証 した。<br />

-システム 導 入 に 関 わる 設 計 ・ 構 築<br />

ネットワークに 関 して、ファイアウォールおよび DMZ 1 領 域 にあるプロキシサ<br />

ーバの 設 定 変 更 を 実 施 した。これら 作 業 は 適 切 なアクセス 制 限 を 設 けるとともに、<br />

管 理 することで 対 応 可 能 な 範 囲 であり、 今 回 も 取 りまとめている 情 報 システム 部<br />

門 との 連 携 により、 実 現 可 能 となった。<br />

-EDI パッケージ 導 入 に 関 わる 設 計 ・ 構 築<br />

本 検 証 では、 既 存 メール 方 式 対 応 の EDI パッケージ 内 に ebMS 通 信 モジュール<br />

を 組 み 込 むことで、 新 通 信 プロトコル 対 応 を 行 った。 一 般 的 な CI-NET 準 拠 のシ<br />

ステム 構 成 において、 通 信 レイヤーを 担 っているのは、EDI パッケージ 部 分 が 大<br />

1 DMZ(DeMilitarized Zone): 非 武 装 地 帯 の 略 で、インターネットに 接 続 されたネットワークに<br />

おいて、ファイアウォールによって 外 部 ネットワーク(インターネット)からも 内 部 ネットワーク( 組 織 内<br />

のネットワーク)からも 隔 離 された 区 域 を 指 す。<br />

46


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

半 であり、 今 回 対 応 範 囲 を 最 小 限 とする 方 針 であったことから、 今 回 のような 対<br />

応 が 適 切 であったと 考 えられる。<br />

- 自 社 業 務 システムとの 連 携 に 関 わる 設 計 ・ 構 築<br />

本 検 証 では、 自 社 業 務 システム、および 自 社 システムとの 連 携 におけるインタ<br />

フェース 等 についての 変 更 、 設 定 作 業 は 一 切 発 生 していない。これは 上 記 2 つの<br />

対 応 だけで、 利 用 者 に 意 識 させることなく 既 存 システムを ebMS 通 信 対 応 化 する<br />

ことが 可 能 なことを 表 している。<br />

- 運 用 に 関 わる 設 計<br />

本 検 証 では ASP 間 での 検 証 を 行 ったため 証 明 書 交 換 作 業 は 発 生 していないが、<br />

送 信 先 のサーバに SSL 暗 号 化 によるサーバ 証 明 書 が 必 要 とする。<br />

47


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

7.4.3 建 築 見 積 WG<br />

1. 活 動 テーマ<br />

建 築 見 積 業 務 分 野 における 電 子 データ 化 の 推 進<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

(1) 建 築 数 量 積 算 の 実 証<br />

建 築 見 積 WG を 1 回 、 建 築 見 積 WG コア 会 議 を 全 3 回 開 催 した。<br />

(a) 建 築 積 算 メッセージの 概 要<br />

1メッセージ 開 発 の 背 景 ・ 目 的<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 で 策 定 した 建 築 見 積 業 務 のメッセージは、 総 合 工 事 業 者<br />

と 専 門 工 事 業 者 や 積 算 事 務 所 間 あるいは 総 合 工 事 業 者 と 建 築 主 との EDI( 電 子 デ<br />

ータ 交 換 )を 目 指 している。<br />

各 当 事 者 間 でデータ 交 換 する 情 報 の 元 となる 躯 体 仕 上 集 計 表 ( 以 下 「 集 計 表 」<br />

という。)については、ほとんどの 総 合 工 事 業 者 において 積 算 事 務 所 からの 納 品 を<br />

受 けているが、 書 面 によるケースではその 情 報 を 電 子 データとして 活 用 できてお<br />

らず、また 電 子 データで 授 受 されるケースでもフォーマットの 違 いがあるなど、<br />

その 授 受 に 関 していくつかの 課 題 が 挙 げられている。<br />

建 築 見 積 WGで 検 討 していること<br />

現 状<br />

設 計 変 更 時<br />

等 に 利 用<br />

施 主 への 見 積<br />

等 に 利 用<br />

総 合 工 事 業 者<br />

見 積 書<br />

図 面<br />

集 計 表<br />

+<br />

BCS<br />

形 式 等<br />

積 算 依 頼<br />

( 数 量 拾 い)<br />

積 算 回 答<br />

( 数 量 内 訳 書 ・ 集 計 表 計 算 書 など)<br />

積 算 事 務 所<br />

検 討 中<br />

設 計 変 更 、<br />

施 工 等 に 利 用<br />

施 主 への 見 積<br />

等 に 利 用<br />

集 計 表<br />

積 算 内 訳 書<br />

工 種 別 内 訳 書<br />

部 分 別 内 訳 書<br />

種 々の 書 式 の 内 訳 書<br />

図 面<br />

CI-NET<br />

メッセージ<br />

加 工<br />

内 容 は 同 一 で<br />

出 力 要 求 が 違 う<br />

建 築 見 積 メッ<br />

セージの 書 式<br />

積 算 依 頼<br />

積 算 回 答<br />

数 量 内 訳 書 ・ 集 計 表<br />

建 築 積 算<br />

メッセージ<br />

建 築 積 算 メッセージでやり 取 りす<br />

るのは 積 算 内 訳<br />

⇒ 積 算 した 段 階 の 生 データであ<br />

り、その 後 ある 程 度 の 単 位 で 集<br />

約 して 見 積 書 を 作 成 するための<br />

元 データ、 元 ネタに 相 当<br />

【ポイント】<br />

集 計 表 データ( 表 形 式 データ)そのものをやり 取 りして、<br />

以 下 を 自 在 にできるようにしたい。<br />

1「 工 種 別 内 訳 書 」にも「 部 分 別 内 訳 書 」にも、その 他 様<br />

式 にもの 展 開 できる。<br />

(「 工 種 別 内 訳 書 」、「 部 分 別 内 訳 書 」や「 集 計 表 」などへ<br />

は 制 御 コードにより 変 換 )<br />

2 数 量 データを、 容 易 に 数 量 内 訳 書 と 集 計 表 へ 行 き 来<br />

できる。<br />

3 総 合 工 事 業 者 でも 出 力 様 式 の 変 更 に 対 応 できる。<br />

4 積 算 事 務 所 の 提 示 するデータ 様 式 を 標 準 化 する。<br />

48


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

そこで EDI による 授 受 を 目 指 して「 集 計 表 」に 着 目 し、 集 計 表 データの 活 用 が 可<br />

能 方 法 やフォーマットの 標 準 化 、 必 要 なデータ 項 目 の 検 討 およびその 授 受 を 行 うた<br />

めのメッセージ 構 造 の 検 討 等 に 着 手 し、これを「 建 築 積 算 メッセージ」として 開 発<br />

を 進 めてきた。<br />

2 建 築 積 算 メッセージの 適 用 のメリット<br />

総 合 工 事 業 者 、 積 算 事 務 所 等 それぞれのデータ 交 換 に 関 わる 当 事 者 において、<br />

以 下 に 示 すようなメリットを 享 受 することが 可 能 である。<br />

・ 種 々の 内 訳 様 式 に 対 応<br />

「 工 種 別 内 訳 書 」「 部 分 別 内 訳 書 」など 種 々の 様 式 に 対 応 できる。<br />

・ 設 計 変 更 や 内 訳 様 式 変 更 への 対 応 の 手 間 の 削 減<br />

- 数 量 データを 容 易 に 数 量 内 訳 書 と 集 計 表 に 変 換 できる。<br />

- 積 算 事 務 所 だけでなく、 総 合 工 事 業 者 でも 出 力 様 式 の 変 更 ができる<br />

(b) 建 築 積 算 メッセージの 活 用 イメージ<br />

上 記 の 建 築 積 算 メッセージ 適 用 のメリットにも 記 載 している 通 り、 総 合 工 事 業<br />

者 と 積 算 事 務 所 間 のやり 取 りを 円 滑 に 行 うことができるだけでなく、データ 構 造<br />

やメッセージにおける 使 用 データ 項 目 を 工 夫 することで、 下 図 のような 対 応 がで<br />

きるようにしている。<br />

49


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

具 体 的 には、マトリックスの 構 造 のデータをメッセージとして 表 現 できるよう<br />

にしたり、 設 計 変 更 や 建 築 主 の 種 々の 集 計 方 法 に 対 応 できるようフラグ 項 目 を 設<br />

定 したりしている。これによりデータ 構 成 の 多 様 性 に 対 応 し、 例 えば 見 積 書 の 印<br />

刷 順 序 を 制 御 するといったこともできる。<br />

(c) 建 築 積 算 メッセージの 実 証 に 関 して<br />

1 実 証 の 必 要 性<br />

本 年 度 は WG に 参 加 しているシステムベンダを 中 心 にこれまでの 議 論 の 結 果 を<br />

もとに 実 際 にシステムに 落 とし 込 み、 机 上 の 検 討 結 果 の 実 現 可 能 性 について 検 証<br />

する。<br />

データ 構 造 、メッセージ 構 造 が 従 来 のメッセージとは 異 なっており、 実 装 可 能<br />

であることを 確 かめた 上 で 規 約 化 の 議 論 につなげることを 考 える。<br />

2 実 証 の 概 要<br />

現 状 、4で 触 れるように 実 証 に 参 加 する 積 算 ソフトベンダを 募 っている 状 況 に<br />

あり、 実 証 の 内 容 について 確 定 していない 部 分 もあるが、これまで 詰 めてきてい<br />

る 内 容 について 以 下 に 示 す。<br />

(ア) 実 証 の 範 囲<br />

・ 規 模 : 躯 体 1 箇 所 ( 棟 )、 仕 上 1 箇 所 ( 棟 ) 程 度 を 想 定<br />

・ 下 記 (イ)の 自 社 内 部 分 の 確 認 (データの 出 し 手 / 受 け 手 が 同 じもの)を 必 須 と<br />

し、 他 社 データの 取 り 込 みは 可 能 な 範 囲 で 対 応 する<br />

(イ)ベンダ 間 の 互 換 性 検 証<br />

・ 積 算 事 務 所 はデータの 出 し 手 、 総 合 工 事 業 者 ( 外 販 ソフト)は 受 け 手 として 組 み<br />

合 わせを 整 理<br />

・ 出 力 形 式 はCSV(CII 形 式 にはしない)<br />

・ 他 社 ベンダのソフトとのやり 取 りに 関 しては、 実 証 する 上 ではベンダ 間 で 取<br />

り 込 み 不 可 能 なものは 除 いたデータで 検 証 を 行 う。<br />

(ウ)ベンダ 間 の 互 換 性 検 証 データの 違 いの 影 響<br />

・ 積 算 ベンダ 側 で 保 有 しているテストデータを 使 用 することを 基 本 とする<br />

(どのようなデータを 準 備 、 使 用 するかは 今 後 の 詰 めが 必 要 )<br />

3 平 成 22 年 度 中 の 実 証 実 験 状 況<br />

上 記 実 験 概 要 のうち、(イ)ベンダ 間 の 互 換 性 検 証 に 関 連 して、 一 部 実 験 に 着 手<br />

した。<br />

(ア) 同 一 積 算 システム 内 での 入 出 力 実 験<br />

同 一 積 算 システム 内 の 入 出 力 実 験 として、 積 算 ソフトベンダA 社 の 建 築 積 算 シ<br />

ステム( 仕 上 )を 用 いた 実 験 を 行 った。<br />

50


LiteS 委 員 会 活 動 報 告<br />

1) 建 築 積 算 メッセージファイルを 作 成 する。<br />

2) 上 記 で 作 成 された 建 築 積 算 メッセージファイルを 読 み 込 む。<br />

(イ) 他 社 システムとの 連 動 実 験<br />

異 なる 積 算 システム 間 の 連 動 実 験 として、 積 算 事 務 所 B 社 の 仕 上 システムで 出<br />

力 した 実 証 用 データを、 積 算 ソフトベンダA 社 の 建 築 積 算 システム( 仕 上 )で 読<br />

み 込 む 実 験 を 行 った。<br />

1) 外 部 システムで 作 成 された 建 築 積 算 メッセージを 読 み 込 む。<br />

項 目 2010 年 12 月 2011 年 1 月 2011 年 2 月 2011 年 3 月 2011 年 4 月 備 考<br />

A 社<br />

1システム 開 発<br />

2 実 証 実 験<br />

・ 同 一 システム<br />

データ 出 力<br />

データ 入 力<br />

・ 他 社 システム (B 社 積 算 データ)<br />

データ 入 力 「 事 務 所 専 用 部 」<br />

・ 部 位 別 集 計 表 12 頁<br />

B 社 ・ 科 目 別 集 計 表 9 頁<br />

1システム 開 発 ・データ 件 数 534 件<br />

2 実 証 実 験<br />

データ 出 力<br />

(ウ) 実 証 実 験 結 果<br />

上 記 のスケジュールに 従 い 実 証 実 験 を 実 施 し 以 下 のデータ 入 出 力 を 確 認 した。<br />

1 同 一 システム 内 でのデータ 入 出 力<br />

2 他 社 システムとの 連 動<br />

(エ) 実 証 実 験 で 確 認 された 課 題<br />

以 下 の 点 について 課 題 が 出 てきている。<br />

・ データ 項 目 に 関 連 して、「 細 目 名 称 」という 名 称 以 外 に「 細 目 コード」に 該 当<br />

するデータ 項 目 が 必 要 。<br />

・ 今 回 実 験 に 使 用 したデータは、EDIデータ 構 造 上 比 較 的 簡 易 な 構 造 のもので<br />

あったが、 複 雑 なマルチ 構 造 となるデータについても 実 証 を 行 ってみる。<br />

4( 社 ) 日 本 建 築 積 算 協 会 への 協 力 依 頼<br />

「1 実 証 」を 行 うにあたって、 積 算 ソフトを 提 供 するシステムベンダについては、<br />

より 幅 広 いユーザ 企 業 をカバーする 意 味 でも、 建 築 見 積 WG 参 加 のベンダ 以 外 に<br />

も 協 力 を 仰 ぎたい。そのために 建 築 見 積 WGにメンバを 出 していただいている( 社 )<br />

日 本 建 築 積 算 協 会 に 協 力 依 頼 を 行 いたいと 考 えている。 具 体 的 には、( 社 ) 日 本 建 築<br />

積 算 協 会 の 会 員 ベンダに 実 証 参 加 の 要 請 をお 願 いするものである。<br />

これについては、 事 務 局 にて 文 案 を 作 成 し、 委 員 長 、 主 査 に 確 認 いただいたの<br />

ち、 同 協 会 に 対 し 提 示 、 説 明 して 協 力 を 得 ることとした。<br />

51


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

8. 調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

8.1 活 動 テーマ<br />

(1)CI-NET の 周 囲 を 取 り 巻 く 関 連 動 向 についての 調 査 、セミナーの 実 施<br />

8.2 活 動 経 過<br />

第 1 回 平 成 23 年 4 月 13 日 ( 水 ) 10:00~11:30<br />

・ 電 子 商 取 引 のサービスについての 意 見 交 換 会<br />

第 2 回 平 成 23 年 6 月 2 日 ( 水 ) 13:00~14:30<br />

・ 平 成 22 年 度 調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告 について<br />

・ 平 成 23 年 度 調 査 技 術 委 員 会 活 動 計 画 について<br />

8.3 活 動 結 果<br />

CI-NET では、これまでに EDI を 実 現 するための 基 盤 整 備 が 進 められ、 開 発 の 段 階 か<br />

ら 利 用 、 普 及 の 段 階 に 入 ってきている。 今 後 利 用 、 普 及 を 拡 大 していくために 取 り 巻 く<br />

環 境 の 変 化 を 把 握 しておくことが 重 要 であると 考 えられることから、 周 辺 情 報 の 収 集 に<br />

力 点 を 置 いた 活 動 を 行 ってきた。 平 成 22 年 度 に 実 施 した 内 容 について 以 下 で 紹 介 する。<br />

8.3.1 CI-NET の 周 囲 を 取 り 巻 く 関 連 動 向 についての 調 査 、セミナー<br />

の 実 施<br />

(1) 電 子 商 取 引 のサービスについて<br />

電 子 商 取 引 の 導 入 、 運 用 に 関 してのサービスについて、サービス 提 供 側 とユーザ<br />

側 で 意 見 交 換 を 行 うこととした。<br />

日 時 : 平 成 23 年 4 月 13 日 ( 水 ) 10:00~11:30<br />

参 加 者 数 : 調 査 技 術 委 員 会 メンバーを 中 心 とした 25 名<br />

ユーザ 側 の 質 問 に 講 師 (ベンダ) 側 が 回 答 する 形 式 ではなく、 気 づいていないサー<br />

ビスを 見 いだすことが 目 的 で、<br />

・ こんな 電 子 商 取 引 のサービスが 欲 しい<br />

・ こんなサービスを 見 たが、 電 子 商 取 引 ではできないか<br />

・ ASP、クラウドのサービスは 建 設 業 電 子 商 取 引 にとって、どう 関 わるか<br />

などをテーマにディスカッション 形 式 で 情 報 交 換 、 情 報 共 有 を 行 った。<br />

52


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

1 情 報 交 換<br />

クラウドサービスをベースに、CI-NET 対 象 業 務 あるいはその 周 辺 業 務 におい<br />

て 適 用 、 展 開 が 考 えられるものや、 課 題 として 挙 げられる 事 柄 に 対 して 解 決 可 能<br />

性 があるもの 等 について、この 情 報 交 換 、 情 報 共 有 の 中 で 挙 げられた 内 容 の 一 部<br />

を 以 下 に 紹 介 する。<br />

(ア) 図 面 データ 配 信<br />

【 問 題 意 識 】<br />

見 積 や 注 文 契 約 の 業 務 を 始 めとして、CI-NET の EDI データに 付 帯 する 形 で 必 要 と<br />

なる 図 面 情 報 について、 現 状 の 電 子 メールベースの CI-NET LiteS システムの 下 では、<br />

容 量 制 限 や 図 面 とメッセージの 紐 付 け 等 、 適 切 なやり 取 りができていない。<br />

見 積 用 の 図 面 については 電 子 化 への 期 待 があるものの、 設 計 事 務 所 等 作 成 元 から<br />

の 提 供 がなかなか 実 現 できていないことや、セキュリティやコンプライアンスの 観 点 から<br />

図 面 データに 対 する 付 加 的 な 措 置 を 施 すことが 必 要 である。<br />

【メンバーの 意 見 】<br />

調 達 には 図 面 が 必 要 であり、そのためにも 情 報 共 有 するための 基 盤 が 必 要 である。<br />

ただ 情 報 共 有 するには 情 報 漏 洩 対 策 やセキュリティの 強 化 などにも 留 意 が 必 要 となる。<br />

またシステムが 複 数 に 広 がっても、シングルサインオンで 対 応 できるようなシステムと<br />

することが 望 ましい。<br />

(イ) 施 工 体 制 台 帳 管 理<br />

【 問 題 意 識 】<br />

施 工 体 制 台 帳 は 現 状 書 面 での 運 用 となっているが、これを 電 子 化 していくことに 対 す<br />

るニーズが 出 てきている。また、 電 子 化 された 場 合 には CI-NET 契 約 データとの 紐 付 け<br />

が 同 じタイミングで 実 現 可 能 となるよう 期 待 がかけられている。<br />

【メンバーの 意 見 】<br />

施 工 体 制 台 帳 管 理 は、 大 規 模 現 場 の 場 合 は 従 事 する 協 力 業 者 も 多 く、 資 料 の 保 管<br />

場 所 だけでも 相 応 のスペースを 必 要 とするなど 管 理 負 担 が 大 きいが、 中 小 事 業 者 の 場<br />

合 は 大 規 模 現 場 での 管 理 自 体 の 経 験 が 少 ないと 想 定 されることから、そこまでの 管 理 負<br />

担 を 感 じず 人 手 で 十 分 と 考 える 場 合 もあるため、サービス 提 供 を 考 えていく 上 では、 企<br />

業 規 模 や 業 務 量 等 を 加 味 していくことが 必 要 ではないか。<br />

(ウ) 事 業 継 続 性<br />

【 問 題 意 識 】<br />

大 きな 災 害 やシステムトラブルに 遭 遇 した 場 合 に 事 業 継 続 できるようにするため、 多 く<br />

の 企 業 で 事 業 継 続 計 画 (BCP)の 策 定 が 進 んでいる。これに 関 連 して 事 業 継 続 計 画 を<br />

実 際 に 可 能 とするため、 各 社 の 情 報 システムをトラブルから 守 りながら 運 用 していく 情 報<br />

システム 上 の 仕 組 みを 支 援 するサービスの 充 実 が 期 待 される。<br />

53


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

【メンバーの 意 見 】<br />

平 成 23 年 3 月 に 起 きた 東 日 本 大 震 災 に 関 連 して、CI-NET を 利 用 した 電 子 商 取 引<br />

に 取 り 組 んでいてよかったと 思 う 点 があった。 被 災 地 に 事 務 所 を 持 つ 事 業 者 が 震 災 にあ<br />

ってしまったが、 業 務 関 連 の 電 子 データが 東 京 や 大 阪 等 被 災 地 以 外 に 残 っていたため、<br />

被 災 した 事 業 者 でも 請 求 書 を 出 すことができ、それらの 業 者 に 対 して 支 払 を 行 うことが<br />

できた。<br />

(エ) 運 用 負 担 軽 減<br />

(a) 地 方 ・ 地 場 の 中 堅 ・ 中 小 事 業 者 への CI-NET 普 及 にあたって<br />

【 問 題 意 識 】<br />

情 報 システムに 関 する 社 内 での 運 用 管 理 を 軽 減 するために、 外 部 サービスで 運 用 を<br />

支 援 、あるいは 肩 代 わりしてもらう 考 え 方 が 広 まってきている。これらに 期 待 する 新 たな<br />

かつ 具 体 的 なニーズについて 提 示 できないか。<br />

【メンバーの 意 見 】<br />

CI-NET の 普 及 対 象 としては、 地 方 ・ 地 場 の 中 堅 ・ 中 小 事 業 者 が 挙 げられるが、それ<br />

らの 企 業 では、 大 企 業 が 抱 えるシステム 要 員 を 配 置 するのが 難 しいため、そのような 人<br />

員 がいなくても 利 用 可 能 となる 仕 組 みが 望 まれる。<br />

また CI-NET を 始 めとしたシステムの 導 入 にあたり、 業 務 処 理 手 順 が 整 理 されたシス<br />

テムを 導 入 することで、 複 雑 あるいはイレギュラー 処 理 が 多 く 含 まれた 業 務 が 整 理 され、<br />

内 部 統 制 の 面 でもメリットを 享 受 することができるようになるのではないか。<br />

(b) 大 手 事 業 者 での CI-NET 運 用 に 関 して<br />

【 問 題 意 識 】<br />

CI-NET の EDI データは 社 内 の 様 々なシステムとの 連 携 が 行 われており、EDI シス<br />

テムあるいは 社 内 システムのバージョンアップやメンテナンス 等 により 相 互 に 影 響 を 受 け<br />

る 可 能 性 がある。これらをできるだけ 簡 易 にできるような 方 法 があるとよい。<br />

【メンバーの 意 見 】<br />

電 子 商 取 引 が 大 きくなり EDI システムが 基 幹 システムとなってくると、 関 連 するシステ<br />

ムで 変 更 があると、それに 伴 ったテストが 多 方 面 に 及 ぶために、その 負 担 を 軽 くしたいと<br />

のニーズが 出 てきている。<br />

クラウドサービスにより 社 内 システムを 運 用 する 場 合 、 国 際 会 計 基 準 (IFRS)のように<br />

多 くのユーザに 関 連 するシステム 変 更 については、サービス 提 供 側 で 他 ユーザと 並 ん<br />

だ 対 応 を 取 るが、 人 事 体 系 の 変 化 など 個 社 の 論 理 に 起 因 するシステム 変 更 については、<br />

外 部 サービスでの 運 用 としてしまうと 制 御 しにくくなることが 懸 念 される。<br />

(オ) 開 発 費 用 負 担 の 軽 減<br />

【 問 題 意 識 】<br />

今 後 CI-NET を 広 く 普 及 させるためには、 導 入 時 にかかる 開 発 費 用 の 負 担 をできる<br />

だけ 軽 くしたいとのニーズがあるが、それに 応 えるサービスを 既 存 の ASP 事 業 者 やサー<br />

54


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

ビスベンダ、あるいは 新 規 のベンダが 提 供 することをユーザは 期 待 している。<br />

【メンバーの 意 見 】<br />

今 回 紹 介 があった NEC の 取 り 組 みを 少 数 の 企 業 同 士 によるものだけではなく、 県 単<br />

位 あるいは 業 種 単 位 などで 考 えていくことも、 開 発 費 用 負 担 を 軽 減 するための 方 策 の 1<br />

つとして 検 討 していくことは 可 能 なのではないか。<br />

ここでの 留 意 点 として、 共 同 開 発 ・ 利 用 する 仕 組 みを 多 くの 企 業 に 広 げていこうとする<br />

と、そこに 参 加 する 企 業 が 持 つ 差 異 の 部 分 が 大 きくなる 一 方 で 共 通 部 分 が 少 なくなる 可<br />

能 性 があり、いかに 共 通 化 できる 部 分 を 増 やせるか 配 慮 する 必 要 がある。その 際 昨 今 の<br />

IT の 急 速 な 進 展 があるため、 共 通 化 の 議 論 をできるだけ 短 期 で 行 うことも 必 要 である。<br />

2 情 報 交 換 による 意 見 を 踏 まえた 期 待 ・ 展 開<br />

意 見 交 換 の 場 で 出 てきた 意 見 を 踏 まえ、 今 後 CI-NET の 普 及 拡 大 につなげていくた<br />

めの 期 待 、 展 開 について 以 下 で 考 察 する。<br />

・ 個 別 業 務 の 観 点 では、 図 面 データ 配 信 や 施 工 体 制 台 帳 管 理 など、CI-NET デ<br />

ータ 授 受 の 周 辺 業 務 でのドキュメント 管 理 に 関 する 指 摘 、 期 待 が 挙 げられ<br />

た。 見 積 、 契 約 データとの 紐 付 けにおいて、 書 面 に 比 べて 管 理 や 取 り 扱 い<br />

やすさなど 電 子 データの 有 効 性 を 生 かした 業 務 への 効 果 的 な 利 用 に 関 心 が<br />

高 まり、 導 入 も 進 みつつある。 一 方 でセキュリティを 考 慮 した 厳 格 な 管 理<br />

やバックアップの 重 要 性 、 使 い 勝 手 の 更 なる 向 上 などへの 要 望 もある。<br />

・ 事 業 継 続 性 の 観 点 では、まさに 東 日 本 大 震 災 のような 大 きな 災 害 時 にクラ<br />

ウドサービスの 有 効 性 が 事 例 として 示 されており、このような 仕 組 みの 上<br />

で CI-NET が 利 用 できることは 普 及 にもプラスに 働 くものと 考 えられる。<br />

・ 導 入 普 及 の 観 点 では、 例 えばクラウドサービスによる 基 幹 業 務 アプリケー<br />

ションに CI-NET サービスを 連 携 させることにより、CI-NET 単 独 で 導 入 を<br />

図 っていくよりも 業 務 システムの 連 携 による 業 務 効 率 化 、また 個 々の 導 入<br />

よりも 効 率 的 な 投 資 で 済 むと 考 えられる。<br />

・ 開 発 負 担 軽 減 の 観 点 では、クラウドサービス 上 で 展 開 する 共 同 開 発 の 仕 組<br />

みは 新 たに 出 てきた 取 り 組 みであり、 開 発 負 担 を 軽 減 するための 方 策 の 1<br />

つとして 期 待 される。これがある 程 度 の 単 位 でまとまった 中 小 企 業 のグル<br />

ープで 適 用 されていくことになると、 中 小 企 業 での IT 導 入 の 障 壁 が 低 くな<br />

る 可 能 性 を 秘 めている。<br />

・ 運 用 負 担 に 関 しても、 上 記 の 開 発 同 様 に 多 くの 企 業 が 共 同 利 用 可 能 な 仕 組<br />

みが 期 待 される。 例 えば 異 なる ASP サービスやベンダソフトを 利 用 するユ<br />

ーザ 間 で、 共 同 的 にヘルプデスク 対 応 する 場 合 に 少 しでも 軽 い 負 担 とする<br />

ためには、 問 い 合 わせへの 回 答 が 容 易 にできるよう、サービス 提 供 する 事<br />

業 者 間 で 可 能 な 限 り 画 面 インタフェースを 共 通 化 することも 考 えられる。<br />

クラウドサービスの 動 向 については 引 き 続 き 情 報 収 集 していくとともに、<br />

CI-NET と 関 わる 業 務 、システムとの 連 携 が 図 られるよう、ユーザの 要 望 を 始 め<br />

55


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

としたベンダ 側 への 働 きかけや 情 報 交 換 を 行 うなど、 継 続 した 活 動 を 行 っていく<br />

ことが 求 められる。<br />

3 システムベンダのクラウドサービスの 紹 介<br />

ベンダ、ユーザ 間 の 情 報 交 換 に 先 立 ち、NEC、 富 士 通 マーケティングの 2 社 よ<br />

りクラウドサービスに 関 するサービス 提 供 内 容 について 資 料 説 明 、 紹 介 があった。<br />

クラウドサービスについては、 最 近 の IT における 大 きな 話 題 の 1 つであるが、<br />

今 回 意 見 交 換 に 参 加 するメンバーの 間 で 必 ずしも 共 通 的 な 認 識 を 共 有 しているわ<br />

けではないことから、 実 際 の 事 例 等 交 えた 形 で 講 演 を 聞 き、その 上 で 意 見 交 換 を<br />

行 うこととした。<br />

(ア)NEC:「 建 設 業 界 向 け 基 幹 業 務 クラウドサービス」<br />

NEC では 基 幹 業 務 サポートのための 3 つのサービス 提 供 モデルを 用 意 している。<br />

それらは1SaaS 型 、2 共 同 センタ 型 、3 個 別 対 応 型 に 分 けられるが、このうち2<br />

について、 建 設 業 界 向 けの 基 幹 業 務 クラウドサービスを 提 供 することとなった。<br />

具 体 的 には 4 社 ( 東 急 建 設 、 竹 中 土 木 、 日 本 国 土 開 発 、TSUCHIYA)によるコン<br />

ソーシアムで 基 幹 業 務 系 の 共 通 仕 様 のアプリケーションを 共 同 開 発 するもので、<br />

この 仕 組 みをクラウド 上 に 展 開 するといった 取 り 組 みが 始 まっている。<br />

コンソーシアムに 参 加 する 企 業 としての 狙 いは、 業 務 プロセス 改 革 による 業 務<br />

の 標 準 化 を 進 め、それを 生 かしてアプリケーション 仕 様 の 共 通 化 ・ 共 同 利 用 を 図<br />

り、 結 果 として 初 期 投 資 を 抑 え、IT コスト 削 減 を 実 現 しようとするものである。<br />

図 NEC が 提 供 する 基 幹 業 務 サポートのための 3 つのサービス 提 供 モデル<br />

56


調 査 技 術 委 員 会 活 動 報 告<br />

現 在 、この 基 幹 業 務 の 共 通 アプリケーションとして CI-NET の 組 み 込 みについ<br />

て 概 念 設 計 レベルで 検 討 されているとのことであり、CI-NET 導 入 の 障 壁 の 1 つ<br />

であるコスト 面 の 課 題 解 決 に 向 けた 新 しい 取 り 組 みとして 期 待 される。<br />

(イ) 富 士 通 :「 建 設 業 向 け ERP ソリューション CAP21」<br />

富 士 通 では 社 内 業 務 のシステム 連 携 を 図 るための 建 設 業 界 向 けソリューション<br />

として ERP ソリューション CAP21 を 提 供 している。<br />

元 は 基 幹 系 の 各 種 システムがそれぞれパッケージとして 独 立 していたが、それ<br />

らをクラウド 上 で 連 携 させることができるようになったことから 生 まれたソリュ<br />

ーションで、 財 務 管 理 、 原 価 管 理 、 発 注 支 払 管 理 の 3 つのシステムを 軸 に、 基 幹<br />

系 システムにおける 業 務 系 、 情 報 系 の 各 種 システムを 連 携 させていくものである。<br />

CI-NET の EDI 機 能 もこれらを 連 携 する 統 合 DB に 係 る 外 部 との 情 報 授 受 窓 口 の<br />

役 割 を 担 うために 組 み 込 まれることが 期 待 されており、 実 際 このソリューション<br />

の 提 案 を 求 めるユーザから、CI-NET にも 対 応 している 点 を 提 案 内 容 として 入 れ<br />

てほしいとの 要 望 も 増 えているとのことである。<br />

以 下 の 図 は、 業 務 間 でデータ 連 動 、 連 携 を 図 ることでの 二 重 入 力 の 排 除 の 実 現<br />

を 示 しているが、これがクラウド 上 で 実 現 できるということである。<br />

図 富 士 通 が 提 供 する 基 幹 業 務 サポートのための 3 つのサービス 提 供 モデル<br />

57


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

9. 広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

9.1 活 動 テーマ<br />

(1) CI-NET/C-CADEC シンポジウムの 開 催<br />

(2) 関 係 団 体 ・ 企 業 等 との 連 携 を 生 かした CI-NET 普 及 支 援<br />

9.2 活 動 経 過<br />

(1)CI-NET/C-CADEC シンポジウムの 開 催<br />

CI-NET および C-CADEC の 総 合 的 な 広 報 の 場 として、 例 年 通 りシンポジウムを 企<br />

画 、 開 催 した。<br />

・ 平 成 23 年 2 月 25 日 ( 金 ) CI-NET/C-CADEC シンポジウム<br />

(2) 広 報 委 員 会 の 開 催<br />

以 下 の 日 程 で 広 報 委 員 会 、および 委 員 会 の 下 に 設 置 した「 広 報 WG」において、<br />

CI-NET/C-CADEC シンポジウムのプログラム 等 に 係 わる 審 議 、 検 討 を 行 った。<br />

第 1 回 平 成 22 年 7 月 23 日 ( 金 )<br />

・ 平 成 22 年 度 広 報 委 員 会 活 動 計 画 について<br />

第 2 回 平 成 23 年 6 月 1 日 ( 水 )<br />

・ 平 成 22 年 度 広 報 委 員 会 活 動 報 告 について<br />

(3) 広 報 WG の 開 催<br />

第 1 回 平 成 22 年 9 月 17 日 ( 金 )<br />

・ 平 成 22 年 度 広 報 委 員 会 の 活 動 について<br />

・シンポジウム プログラムについて<br />

第 2 回 平 成 22 年 10 月 27 日 ( 水 )<br />

・シンポジウム プログラムについて<br />

第 3 回 平 成 23 年 4 月 20 日 ( 水 )( 書 面 開 催 )<br />

・CI-NET パンフレットについて 報 告<br />

58


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

9.3 活 動 結 果<br />

9.3.1 CI-NET/C-CADEC シンポジウムの 開 催<br />

情 報 化 評 議 会 (CI-NET)が 進 める 建 設 産 業 の 情 報 化 推 進 のための 総 合 的 な 広 報 の<br />

場 として、CAD データの 交 換 ・ 共 有 を 進 める C-CADEC と 連 携 しシンポジウムを 企<br />

画 、 開 催 した。<br />

(1) 開 催 目 的<br />

シンポジウム 開 催 の 目 的 として、 従 来 の CI-NET/C-CADEC 会 員 企 業 への 活 動 報 告<br />

的 な 位 置 づけから、 現 在 CI-NET 未 導 入 の 企 業 に 対 しての 情 報 提 供 を 行 い、 普 及 の<br />

一 助 とすることを 目 的 とした。<br />

情 報 提 供 の 中 身 としては、CI-NET 導 入 企 業 を 増 やすために CI-NET/C-CADEC の<br />

活 動 を 知 ってもらい、 導 入 に 前 向 きに 検 討 を 進 めてもらえるようなものとした。<br />

(2) 関 係 団 体 の 協 力<br />

CI-NET 未 導 入 の 企 業 に 対 しシンポジウムへの 参 加 を 促 すため、 協 賛 団 体 の 協 力<br />

のもと 各 団 体 傘 下 の 企 業 で CI-NET 未 導 入 の 企 業 を 中 心 とした 参 加 呼 びかけを 行 い、<br />

集 客 を 図 った。<br />

(3) 開 催 概 要<br />

主 催 :( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

後 援 : 国 土 交 通 省<br />

主 な 協 賛 :( 社 ) 日 本 建 設 業 団 体 連 合 会 、( 社 ) 日 本 土 木 工 業 協 会 、( 社 ) 建 築 業<br />

協 会 、( 社 ) 日 本 道 路 建 設 業 協 会 、( 社 ) 日 本 建 設 業 経 営 協 会 、( 社 )<br />

全 国 建 設 業 協 会 、( 社 ) 全 国 中 小 建 設 業 協 会 、 建 通 新 聞 社 、 日 刊 建 設 工<br />

業 新 聞 社 、 日 刊 建 設 通 信 新 聞 社 、 日 刊 建 設 産 業 新 聞 社 、 東 日 本 建 設 業 保<br />

証 ( 株 )、 西 日 本 建 設 業 保 証 ( 株 )、 北 海 道 建 設 業 信 用 保 証 ( 株 )<br />

開 催 日 時 : 平 成 23 年 2 月 25 日 ( 金 ) 9:30~16:00<br />

場 所 :ニッショーホール( 日 本 消 防 会 館 )( 東 京 都 港 区 虎 ノ 門 2-9-16)<br />

来 場 者 総 数 :345 名<br />

59


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

写 真 9-1 CI-NET/C-CADEC シンポジウム 「パネルディスカッション」より<br />

プログラム:( 敬 称 略 )<br />

9:00 開 場<br />

9:30 開 会<br />

主 催 者 挨 拶 :( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金<br />

9:40 講 演 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題<br />

河 村 正 人 国 土 交 通 省 大 臣 官 房 審 議 官<br />

10:00 講 演 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて<br />

新 宅 幸 夫 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 建 設 市 場 整 備 課<br />

企 画 専 門 官<br />

10:30 講 演 建 設 業 に 電 子 商 取 引 の 推 進 について<br />

建 設 業 振 興 基 金<br />

11:00 講 演 ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方<br />

高 野 伸 栄 北 海 道 大 学 大 学 院 工 学 研 究 院 北 方 圏 環 境 政<br />

策 工 学 部 門 建 設 管 理 工 学 研 究 室 准 教 授<br />

11:40 休 憩 (70 分 )<br />

12:50 報 告 電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 活 用 事 例 の 紹 介<br />

1 事 例 1 竹 中 良 実 ( 株 ) 鴻 池 組<br />

2 事 例 2 野 澤 功 一 瀧 戸 田 建 設 ( 株 )<br />

14:00 休 憩 (20 分 )<br />

60


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

14:20 パネルディスカッション これからどうなる? 日 本 の BIM<br />

【コーディネータ】<br />

山 下 純 一 C-CADEC 運 営 委 員 長 、IAI 日 本 代 表 理 事<br />

【パネリスト】<br />

吉 田 弘 氏 国 土 交 通 省 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部<br />

整 備 課 施 設 評 価 室 室 長<br />

猪 里 孝 司 氏 日 本 建 築 学 会 情 報 システム 技 術 委 員 会<br />

設 計 ・ 生 産 の 情 報 化 小 委 員 会 主 査<br />

岡 正 樹 氏 C-CADEC 建 築 EC 推 進 委 員 長 、<br />

日 本 建 築 学 会 情 報 連 携 BIM 研 究 小 委<br />

員 会 主 査<br />

中 元 三 郎 氏 C-CADEC 建 築 EC 推 進 委 員 会<br />

建 築 生 産 プロセス 検 討 WG 主 査<br />

福 士 正 洋 氏 社 団 法 人 建 築 業 協 会 IT 推 進 部 会<br />

BIM 専 門 部 会 主 査<br />

三 木 秀 樹 氏 C-CADEC 空 衛 設 備 EC 推 進 委 員 長 、<br />

IAI 日 本 設 備 FM 分 科 会 リーダー<br />

16:00 閉 会<br />

デモンストレーション:<br />

上 記 の 講 演 中 心 の 内 容 に 加 えて、CI-NET、C-CADEC に 関 連 するベンダ<br />

紹 介 のブースを 設 け、 各 社 の 商 品 、サービスを 説 明 できるようにした。<br />

(4) 開 催 結 果<br />

参 加 者 は 350 名 で、 前 年 度 とほぼ 同 数 の 参 加 者 であった。<br />

参 加 者 に 対 しシンポジウムに 対 するアンケートを 行 っており、その 分 析 結 果 を 以<br />

下 に 示 す(アンケート 回 答 者 数 :160 名 )。<br />

・ 関 係 団 体 の 協 力 や 事 務 局 から 個 別 企 業 への 働 きかけなどにより、CI-NET 未 導<br />

入 企 業 ( 中 堅 )の 参 加 が 前 年 度 は 40 名 だったのが、 今 年 度 は 95 名 と 大 幅 に 増<br />

加 した。<br />

・ 会 員 等 に 係 る 企 業 属 性 では、 企 業 識 別 コード 取 得 企 業 が 約 半 数 を 占 める 一 方 、<br />

EDI 未 実 施 の Ci-NET 会 員 以 外 の 一 般 来 場 者 も 参 加 者 の 2 割 強 を 占 めた。<br />

・ CI-NET 導 入 済 み 企 業 が 57%であった 一 方 で CI-NET 未 導 入 企 業 のうち 導 入 検<br />

討 中 、 情 報 収 集 中 の 企 業 合 計 で 30%を 超 えた。<br />

・ 勤 務 先 企 業 の 業 種 では、 総 合 工 事 業 、 専 門 工 事 業 、システム 開 発 ・ 販 売 の 順<br />

で 多 く、 前 年 度 と 比 べ 総 合 工 事 業 の 参 加 者 の 割 合 が 増 加 した。<br />

・ 来 場 者 の 職 種 では、 情 報 システム、 管 理 部 門 、 経 営 ・ 企 画 の 順 で 多 く、 前 年<br />

度 に 比 べ、 情 報 システム、 管 理 部 門 の 担 当 者 の 割 合 が 増 加 した。<br />

・ 今 回 実 施 したプログラムについては、いずれのテーマも 3 割 ~4 割 強 の 興 味 ・<br />

関 心 があったとの 回 答 が 寄 せられた。<br />

61


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

・ 各 講 演 内 容 における 対 象 とする 範 囲 については、 概 ね「ちょうど 良 い」とい<br />

った 回 答 で、 来 場 者 が 受 け 入 れやすい 話 の 範 囲 であったといえる。<br />

・ 各 講 演 に 対 する 理 解 度 については、「 難 しすぎる」との 意 見 が 一 部 にあったも<br />

もの、 例 年 に 比 べ 難 易 度 のばらつきは 少 なかったといえる。<br />

・ 満 足 度 については、「1 大 変 満 足 」が 減 少 したものの、「2 満 足 している」の 2<br />

つで 62%となり、 過 去 2 年 との 比 較 でも 高 い 満 足 度 となった。<br />

・ アンケートの 自 由 意 見 の 中 で 主 だったものを 以 下 に 挙 げる。<br />

- 現 在 の 建 設 産 業 の 現 状 把 握 ができ、 有 意 義 なシンポジウムである。(なかな<br />

か 国 交 省 の 直 接 講 義 は 受 けられないので)。<br />

- 以 前 より 全 体 的 にわかりやすかった。 資 料 等 に 値 ( 数 字 )が 入 っており、<br />

具 体 的 でよかった。 得 たい 情 報 量 がちょうど 良 い 程 度 であった。<br />

- 事 例 報 告 が 2 社 とも 良 かった。<br />

- 現 状 CI-NET 普 及 が 滞 っている。 特 に 地 場 ゼネコンが 導 入 を 見 合 わせている<br />

点 について 更 に 深 く 調 査 分 析 はできないか。 未 導 入 ゼネコンの 本 音 につい<br />

て 有 識 者 又 は 当 該 ゼネコンの 意 見 、 実 状 が 知 りたい。<br />

-CI-NET 導 入 時 に 電 子 と 紙 の 並 行 運 用 となり、 業 務 管 理 の 負 荷 が 上 がると 思<br />

うが、 導 入 済 み 企 業 ではどのような 策 で 乗 り 越 えたかが 知 りたい。<br />

- 土 木 、 建 築 、 設 備 のそれぞれにおける 導 入 事 例 と 課 題 について 取 り 上 げて<br />

ほしい。<br />

- 他 の 官 庁 の 取 り 組 みや 方 向 性 と 国 交 省 の 関 係 にも 関 心 がある。<br />

※シンポジウムの 詳 しい 内 容 とアンケート 結 果 は、 本 活 動 報 告 書 の 資 料 に 掲 載 する。<br />

(5)シンポジウムに 関 する 情 報 提 供<br />

シンポジウムの 講 演 内 容 を 公 開 することで 来 場 者 だけでなく、より 多 くの 人 たち<br />

に CI-NET、C-CADEC を 知 っていただくため、 講 演 時 に 使 用 した 資 料 、および 各 講<br />

演 の 様 子 の 動 画 を 推 進 センターのホームページで 公 開 した。<br />

62


広 報 委 員 会 活 動 報 告<br />

9.3.2 関 係 団 体 ・ 企 業 等 との 連 携 を 生 かした CI-NET 普 及<br />

(1)CI-NET パンフレットの 作 成<br />

CI-NET の 普 及 に 関 する 活 動 をより 広 く 進 めるために、 平 成 21 年 度 に 中 堅 ・ 地 場 の<br />

建 設 業 者 向 けに 広 報 資 料 の 作 成 に 着 手 した。 素 案 は 同 年 度 中 に 概 ね 確 定 したものの、<br />

国 土 交 通 省 のシンボルマーク 及 びロゴの 掲 載 、 体 裁 の 調 整 等 を 平 成 22 年 度 に 行 い、 正<br />

式 なパンフレット「 建 設 業 における 法 令 遵 守 の 徹 底 」として 発 行 した。<br />

1パンフレット「 建 設 業 における 法 令 遵 守 の 徹 底 」の 作 成 目 的<br />

今 回 のパンフレットは、システムベンダ 等 の 民 間 企 業 がユーザ 獲 得 に 向 けた 営<br />

業 活 動 を 行 うにあたって、 公 的 機 関 が 発 行 ・ 監 修 する 広 報 資 料 の 必 要 性 が 指 摘 さ<br />

れた。 具 体 的 には 国 土 交 通 省 や CI-NET 事 務 局 が 前 面 に 出 ることで、システムベ<br />

ンダが 作 成 、 提 示 する 資 料 とはユーザが 持 つ 印 象 や 受 け 取 り 方 が 異 なるとの 指 摘<br />

があり、そこでどのような 内 容 を 提 示 していくのかについて 検 討 を 行 ってきた。<br />

2 今 回 作 成 したパンフレットに 盛 り 込 まれた 内 容<br />

内 容 の 検 討 において 重 視 したのは、CI-NET の 導 入 について 最 終 的 な 判 断 を 下<br />

すのは 企 業 の 経 営 者 であり、 彼 らに 訴 求 できる 内 容 であることが 最 も 重 要 である<br />

ことであった。その 上 で、 経 営 者 に 訴 求 できる 内 容 にふさわしいものとして、 以<br />

下 に 挙 げるような 内 容 を 盛 り 込 んだ。<br />

(a) 法 令 遵 守 の 重 要 性<br />

これまでの 行 政 側 で 行 ってきた 法 整 備 の 状 況 や、 実 際 に 取 り 組 んできた 施 策<br />

について 触 れていくことの 必 要 性 、 重 要 性 が 挙 げられた。 特 に 法 令 遵 守 は「 建<br />

設 業 法 令 遵 守 ガイドライン」に 代 表 されるように、 国 土 交 通 省 の 施 策 の 中 心 的<br />

な 部 分 である 一 方 、 経 営 者 として 最 も 意 識 すべき 事 柄 であるため、それに 適 切<br />

に 対 応 することの 重 要 性 を 謳 うこととした。<br />

(b) 業 務 の 電 子 化 に 対 する 意 識 向 上<br />

厳 しい 経 営 環 境 にある 中 で、 少 しでも 業 務 効 率 化 に 結 びつく 取 り 組 みが 求 め<br />

られており、その 実 現 に 向 けては 業 務 の 電 子 化 という 選 択 肢 があり、それが 国<br />

の 法 整 備 や 施 策 としても 推 進 されていることを 経 営 者 に 意 識 してもらうととも<br />

に 実 際 に 対 応 してもらうことの 意 義 を 盛 り 込 むこととした。<br />

(c)CI-NET への 関 心 の 向 上<br />

具 体 的 な 業 務 電 子 化 や CI-NET の 導 入 方 法 等 についてはまさにシステムベン<br />

ダが 自 ら 主 体 的 に 活 動 できる 部 分 であり、その 段 階 に 至 るまでに CI-NET 未 導<br />

入 企 業 に 関 心 を 持 ってもらったり、 電 子 化 の 必 要 性 を 認 識 してもらったりする<br />

ことが、 公 的 機 関 が 発 行 ・ 監 修 するものに 求 められるものであるとの 議 論 がな<br />

され、 資 料 の 内 容 へ 反 映 させることとした。<br />

63


その 他 の 活 動 報 告<br />

10.その 他 の 活 動 報 告<br />

10.1 CI-NET LiteS 普 及 支 援 業 務<br />

推 進 センターでは、CI-NET LiteS 普 及 支 援 策 として、 企 業 識 別 コードと 電 子 証 明 書 を<br />

発 行 している。<br />

10.1.1 企 業 識 別 コード 発 行<br />

推 進 センターでは、 平 成 4 年 度 より 全 産 業 の 企 業 識 別 コードを 管 理 している( 財 ) 日<br />

本 情 報 処 理 開 発 協 会 の 元 で、 建 設 業 界 に 係 る 企 業 識 別 コードを 発 行 している。これは、<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルおいてに 標 準 企 業 コード(12 桁 、 企 業 識 別 コード 6 桁 +<br />

枝 番 6 桁 )の 使 用 を 規 定 しているものに 基 づくものである。CI-NET の 利 用 企 業 は 平 成 23<br />

年 3 月 末 で 9,435 社 であり、これは、 業 界 としては、 電 子 機 械 業 界 の 13,527 社 に 次 ぐ 規 模<br />

で、ここ 数 年 の 増 加 社 数 においては、 電 子 機 械 業 界 を 上 回 っている。<br />

10.1.2 電 子 証 明 書 発 行<br />

推 進 センターでは、CI-NET LiteS 普 及 支 援 策 として、 平 成 12 年 度 より、 認 証 機 関 ( 日<br />

本 認 証 サービス㈱)を 利 用 して、 電 子 証 明 書 発 行 業 務 を 実 施 している。これは、CI-NET<br />

LiteS 実 装 規 約 で 取 り 決 めている 情 報 伝 達 規 約 の 遵 守 を 支 援 するために 実 施 しているも<br />

のである。この 電 子 証 明 書 発 行 数 は、CI-NET LiteS の 普 及 拡 大 に 対 応 し 増 加 しきており、<br />

平 成 22 年 度 における 発 行 件 数 は 3,152 件 となった。<br />

10.2 普 及 支 援 活 動<br />

10.2.1 他 団 体 の 情 報 化 検 討 の 支 援<br />

( 社 ) 日 本 電 設 工 業 協 会 では、 建 設 産 業 構 造 改 善 戦 略 プログラムの「 情 報 化 推 進 事 業 」<br />

を 重 点 施 策 とする 方 針 を 受 け、 平 成 8 年 度 より 経 営 近 代 化 委 員 会 に「 情 報 化 推 進 専 門 委<br />

員 会 」を 設 置 し、 電 設 業 界 における 情 報 化 の 推 進 を 図 っている。「 電 設 ITワーキンググル<br />

ープ」において、CI-NETのみならずITに 関 して 幅 広 く 検 討 を 行 っている。 推 進 センター<br />

では 当 該 委 員 会 に 委 員 を 参 加 させ、 協 力 して 活 動 を 行 っている。<br />

64


その 他 の 活 動 報 告<br />

10.3 国 内 他 産 業 との 連 絡 調 整 、 情 報 交 換 等<br />

( 財 ) 日 本 情 報 処 理 開 発 協 会 (JIPDEC)が 事 務 局 を 務 める「 次 世 代 EDI 推 進 協 議 会<br />

(JEDIC)」 等 に 参 加 し、 産 業 横 断 的 な 標 準 化 作 業 に 寄 与 すると 共 に、それ 等 の 標 準 に 建<br />

設 産 業 のニーズを 反 映 させるための 調 整 を 行 った。<br />

10.4 建 設 業 電 子 商 取 引 体 験 講 習 会<br />

1. 事 業 の 背 景<br />

建 設 業 は、 景 気 低 迷 による 建 設 投 資 の 縮 小 、 受 注 物 件 の 大 幅 な 減 少 、 価 格 競 争<br />

の 激 化 などにより、 非 常 に 厳 しい 状 況 に 直 面 している。このような 状 況 の 中 、 建<br />

設 業 の CI-NET を 活 用 した 電 子 商 取 引 を 推 進 することは、 人 件 費 ・ 郵 送 費 等 のコ<br />

スト 低 減 、 電 子 化 による 工 程 管 理 、 取 引 の 透 明 性 の 確 保 等 に 繋 がり、コンプライ<br />

アンスの 向 上 等 により、 建 設 業 の 生 産 性 の 向 上 を 図 り、 企 業 の 活 性 化 につながる<br />

ものとなると 考 えられる。CI-NET の 導 入 企 業 は、 大 手 ゼネコンを 中 心 に 進 み、<br />

利 用 企 業 も 9,000 社 を 超 えるなど 一 定 の 成 果 を 達 成 してきているが、 中 小 建 設 業<br />

者 は、 設 備 導 入 にかかるコスト 負 担 、 電 子 化 への 苦 手 意 識 等 により、 最 近 の CI-NET<br />

導 入 企 業 の 伸 びは 鈍 化 している。 今 後 、 業 界 全 体 の 生 産 性 向 上 のためには、 更 な<br />

る 導 入 拡 大 が 必 要 であり、 特 に「 準 大 手 ゼネコン」や「 地 場 のゼネコン」への 展 開 と、<br />

「 設 備 専 門 工 事 業 者 」や、「 電 気 専 門 工 事 業 者 」が、 受 注 者 の 立 場 からさらに 展 開 し、<br />

発 注 者 側 として 展 開 推 進 することが 重 要 な 課 題 となっていることから、CI-NET<br />

未 導 入 企 業 の 導 入 支 援 導 入 済 み 企 業 の 拡 大 展 開 支 援 を 目 的 として 開 催 した。<br />

2. 取 組 み 状 況<br />

( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 では、 平 成 21 年 度 は 国 土 交 通 省 の 受 託 業 務 として、 平 成<br />

20 年 度 までに 構 築 された CI-NET 電 子 商 取 引 を 体 験 出 来 る 環 境 を 使 用 し、 全 国 9<br />

地 域 ( 北 海 道 、 東 北 、 北 陸 、 関 東 、 中 部 、 近 畿 、 中 国 、 四 国 、 九 州 ・ 沖 縄 )で「 体<br />

験 講 習 会 」を 12 回 実 施 した。<br />

平 成 22 年 度 は( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 の 電 子 商 取 引 の 普 及 推 進 事 業 として「 建 設 業<br />

電 子 商 取 引 体 験 講 習 会 」を 全 国 5 地 区 で 実 施 した。<br />

(1) 実 施 状 況<br />

1 概 要<br />

・ 午 前 の 部 : 電 子 商 取 引 (CI-NET) 導 入 セミナー [ 電 子 商 取 引 概 要 と 現 状 ]<br />

・ 午 後 の 部 : パソコンを 使 用 しての 電 子 商 取 引 体 験 講 習 [ 実 務 体 験 講 習 ・<br />

意 見 交 換 会 ]<br />

平 成 21 年 度 体 験 講 習 会 を 踏 まえ、 午 前 の 部 に 導 入 済 みゼネコン<br />

( 総 合 工 事 業 者 )による 事 例 報 告 を 行 い、 午 後 の 部 では 体 験 講 習 会<br />

と 意 見 交 換 会 を 実 施 した。<br />

65


その 他 の 活 動 報 告<br />

2 日 時 場 所 (5 箇 所 )<br />

・ 東 京 (10 月 29 日 )<br />

・ 大 阪 (11 月 5 日 )<br />

・ 名 古 屋 (11 月 12 日 )<br />

・ 仙 台 (11 月 26 日 )<br />

・ 福 岡 (12 月 3 日 )<br />

3 参 加 状 況<br />

・ 募 集 定 員 : 100 名 ( 各 会 場 20 名 )<br />

・ 応 募 : 204 名<br />

・ 実 際 受 講 : 170 名 ( 実 体 験 139 名 、 見 学 者 31 名 )<br />

体 験 用 パソコンを 各 回 20 台 予 定 から 30 台 に 増 設 し 対 応<br />

4 意 見 交 換 会 での 主 な 意 見<br />

体 験 講 習 会 前 にアンケートを 実 施 し、 意 見 交 換 会 を 本 年 度 から 追 加 実 施 した。<br />

その 際 の 主 な 意 見 は 下 記 の 通 りで、 活 発 な 意 見 交 換 が 行 われた。<br />

・ 講 習 会 は、 構 成 ・ 内 容 、 運 営 を 含 め 参 加 者 の 満 足 感 がうかがえて、 大 変 好<br />

評 であった。<br />

・ 業 界 の 建 設 業 者 における 電 子 商 取 引 導 入 意 欲 はある 状 況 ですが、 導 入 には<br />

課 題 が 多 い。<br />

・ 電 子 商 取 引 導 入 及 び 社 内 展 開 で 期 待 するところは、「 導 入 の 支 援 を 行 って 欲<br />

しい」「CI-NET に 対 する 各 種 問 い 合 わせに 対 するサポート 先 が 欲 しい」との<br />

意 見 が 多 かった。<br />

・ 電 子 商 取 引 導 入 及 び 社 内 展 開 の 課 題 は、 自 社 業 務 処 理 との 整 合 化 を 含 め 自<br />

社 システムとの 連 携 検 討 の 支 援 、 社 内 及 び 協 力 業 者 の 教 育 ・ 指 導 が 必 要 と<br />

の 意 見 が 多 数 あった。<br />

・ 受 注 のための CI-NET 電 子 商 取 引 利 用 が 多 いが、 実 際 に 社 内 の 効 率 化 につな<br />

がるための 社 内 のシステムの 対 応 や、 教 育 普 及 に 課 題 が 多 い。<br />

・ 国 土 交 通 省 の 入 札 システムと、CI-NET 電 子 商 取 引 の 違 い 誤 認 がある、 国 土<br />

交 通 省 案 件 での 電 子 商 取 引 の 利 用 ・ 連 携 を 希 望 する 意 見 もあり。<br />

・ CI-NET 電 子 商 取 引 を 取 りあえず 契 約 から 導 入 し、 印 紙 税 効 果 などで、 業 務<br />

の 効 率 化 、コンプライアンス 対 応 を 行 いたい。<br />

・ CI-NET 導 入 済 み 企 業 は 契 約 までの 導 入 企 業 が 多 く、それなりの 効 果 が 出 て<br />

いる 様 子 である。 今 後 は 出 来 高 請 求 等 にも 対 応 したいとの 意 見 が 多 い。<br />

全 体 的 には、サポート 支 援 、 教 育 支 援 が 多 い 状 況 で、 業 務 の 効 率 化 を 図 りたい 意<br />

見 が 多 く、CI-NET 導 入 後 のへの 期 待 や 課 題 、また 普 及 方 策 に 関 しては、これまで<br />

の CI-NET 活 動 ( 情 報 化 評 議 会 )での 課 題 分 析 にも 重 なるところが 多 い 状 況 である。<br />

今 後 も「 電 子 商 取 引 体 験 講 習 会 」の 継 続 開 催 を 行 い、 業 界 ニーズや 要 望 の 継 続 した<br />

汲 み 上 げを 行 い、CI-NET の 現 状 の 世 代 (インターネット 社 会 )にあった 仕 様 を 取<br />

66


その 他 の 活 動 報 告<br />

り 入 れ、 効 率 的 な 見 直 しや 拡 充 を 進 めることで、 業 界 が 期 待 している「 標 準 整 備 ( 共<br />

通 化 )」への 取 り 組 みを 深 め、 同 時 に、 各 課 題 の 解 決 への 検 討 を 行 い、 電 子 商 取 引<br />

の 早 期 普 及 拡 大 を 進 めていく 事 が 重 要 であると 考 えられる。<br />

また、 業 界 における 電 子 商 取 引 の 本 格 的 な 普 及 拡 大 を 実 現 していくためには、「 準<br />

大 手 ゼネコン」や「 地 場 のゼネコン」への 展 開 と、「 設 備 専 門 工 事 業 者 」や「 電 気 専 門 工<br />

事 業 者 」が 受 注 者 の 立 場 からさらに 発 注 者 側 として 展 開 推 進 いただくことが 大 変 重<br />

要 な 課 題 であり、 建 設 業 電 子 商 取 引 講 習 会 の 継 続 的 な 取 り 組 みが 求 められている。<br />

10.5 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 の 支 援<br />

1. 取 組 み 状 況<br />

( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 では、 新 潟 地 区 の 総 合 工 事 業 者 とその 取 引 先 においてな<br />

された 電 子 商 取 引 導 入 検 討 の 支 援 を 行 った。<br />

これは 国 土 交 通 省 の 平 成 22 年 度 事 業 である「 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業 」<br />

の 検 討 方 法 に 基 づき、 国 土 交 通 省 と 連 携 して 行 ったものである。<br />

● 建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 支 援<br />

【 概 要 】<br />

本 事 業 では 厳 しい 経 営 環 境 におかれている 建 設 企 業 の 経 営 の 効 率 化 を 図 るた<br />

め、CI-NET の 導 入 を 意 欲 的 に 検 討 している 総 合 工 事 業 者 、 専 門 工 事 業 者 等 の<br />

工 事 請 負 会 社 及 び 建 設 産 業 団 体 等 により 構 成 される 企 業 グループを 対 象 として、<br />

建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 検 討 の 為 の 支 援 技 術 者 を 派 遣 し、 導 入 に 必 要 な 手 続 き・<br />

設 備 、 導 入 の 費 用 対 効 果 等 についての 検 討 を 行 うなど 電 子 商 取 引 導 入 のための<br />

支 援 ・ 助 言 を 行 うものである。<br />

新 潟 地 区 の 総 合 工 事 業 者 は、 国 土 交 通 省 の 平 成 18 年 度 事 業 「 地 場 ゼネコンにお<br />

ける 電 子 商 取 引 の 導 入 促 進 方 策 検 討 等 業 務 」に 参 加 して 以 来 検 討 を 継 続 してきた<br />

が、 今 般 国 土 交 通 省 の 支 援 事 業 の 目 的 である 費 用 対 効 果 の 検 討 を 望 んでいたこと<br />

もあり、 実 施 した。<br />

67


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11. 情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

( 平 成 23 年 3 月 31 日 現 在 、 五 十 音 順 ・ 敬 称 略 )<br />

11.1 情 報 化 評 議 会 会 員 ( 企 業 ・ 団 体 )<br />

㈱ 朝 日 工 業 社<br />

全 国 生 コンクリート 工 業 組 合 連 合 会<br />

㈱ 穴 吹 工 務 店<br />

安 藤 建 設 ㈱<br />

NEC ソフト㈱<br />

㈱ 大 林 組<br />

㈱ 奥 村 組<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

㈱かねこ<br />

㈱ 関 電 工<br />

北 保 証 サービス㈱<br />

協 栄 産 業 ㈱<br />

㈱きんでん<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

㈱ 建 設 経 営 サービス<br />

㈱ 建 設 総 合 サービス<br />

㈱ 弘 電 社<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

㈱コスモソフト<br />

全 日 本 電 気 工 事 業 工 業 組 合 連 合 会<br />

大 成 温 調 ㈱<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

ダイダン㈱<br />

高 砂 熱 学 工 業 ㈱<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱<br />

東 洋 熱 工 業 ㈱<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

飛 島 建 設 ㈱<br />

西 松 建 設 ㈱<br />

日 本 電 設 工 業 ㈱<br />

日 本 建 工 ㈱ ( 社 ) 全 国 建 設 室 内 工 事 業 協 会 推 薦<br />

( 社 ) 日 本 建 設 躯 体 工 事 業 団 体 連 合 会<br />

( 社 ) 日 本 建 築 士 事 務 所 協 会 連 合 会<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 算 協 会<br />

五 洋 建 設 ㈱<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

㈱コンストラクション・イーシー・ドットコ 日 本 電 子 認 証 ㈱<br />

ム<br />

三 機 工 業 ㈱ ( 社 ) 日 本 空 調 衛 生 工 事 業 協 会 推 薦 ( 社 ) 日 本 電 設 工 業 協 会<br />

三 建 設 備 工 業 ㈱<br />

㈱ 間 組<br />

㈱サンテック<br />

パティオシステムズ㈱<br />

シーイーエヌソリューションズ㈱<br />

㈱ビーイング<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

㈱フジタ<br />

消 防 施 設 工 事 協 会<br />

富 士 通 ㈱<br />

新 日 本 空 調 ㈱<br />

㈱ 富 士 通 ビジネスシステム<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱<br />

㈱ 不 動 テトラ<br />

須 賀 工 業 ㈱<br />

前 田 建 設 工 業 ㈱<br />

住 友 商 事 ㈱<br />

前 田 道 路 ㈱<br />

住 友 電 設 ㈱<br />

丸 藤 シートパイル㈱<br />

㈱ 錢 高 組<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱<br />

( 社 ) 全 国 建 設 業 協 会 山 崎 建 設 ㈱ ( 社 ) 日 本 機 械 土 工 協 会 推 薦<br />

( 社 ) 全 国 鉄 筋 工 事 業 協 会 ㈱ 雄 電 社<br />

(68 法 人 )<br />

69


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2 情 報 化 評 議 会 および 各 委 員 会 名 簿<br />

11.2.1 情 報 化 評 議 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

議 長 東 京 都 市 大 学 学 長 中 村 英 夫<br />

評 議 員 北 海 道 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 准 教 授 高 野 伸 栄<br />

㈱ 朝 日 工 業 社<br />

技 術 副 本 部 長<br />

兼 技 術 企 画 部 柏 瀬 芳 昭<br />

長<br />

㈱ 穴 吹 工 務 店<br />

情 報 システム 部 企 画 開<br />

発 課<br />

担 当 課 長 植 松 章<br />

安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 部 長 森 田 雅 支<br />

NEC ソフト㈱<br />

㈱ 大 林 組<br />

㈱ 奥 村 組<br />

製 造 プロセスソリュー<br />

ション 事 業 部<br />

第 二 システムSグルー<br />

プ<br />

本 社 グローバル ICT 推<br />

進 室<br />

総 合 調 達 ソリューショ<br />

ン 課<br />

管 理 本 部 情 報 システム<br />

部<br />

建 設 業 エキスパ<br />

ート<br />

課 長<br />

部 長<br />

種 田 剛<br />

五 十 嵐 治 世<br />

五 十 嵐 善 一<br />

鹿 島 建 設 ㈱ IT ソリューション 部 部 長 松 田 元 男<br />

㈱かねこ 代 表 取 締 役 社 長 金 子 靖<br />

㈱ 関 電 工<br />

常 務 取 締 役 技<br />

術 事 業 開 発 本 村 野 佳 大<br />

部 本 部 長 代 理<br />

北 保 証 サービス㈱ 総 務 部<br />

総 務 部 次 長 兼 業<br />

務 部 次 長<br />

細 谷 尚<br />

協 栄 産 業 ㈱<br />

ビジネスシステム 事 業<br />

部 システム 技 術 グルー 専 門 次 長 山 田 茂 樹<br />

プ<br />

㈱きんでん<br />

業 務 本 部<br />

業 務 支 援 システム 部<br />

部 長<br />

三 瀬 幸 綱<br />

㈱ 熊 谷 組 管 理 本 部 管 理 部 副 部 長 鴫 原 功<br />

㈱ 建 設 経 営 サービス 常 務 取 締 役 石 田 廣 夫<br />

㈱ 建 設 総 合 サービス 常 務 取 締 役 大 出 貞 明<br />

㈱ 弘 電 社 技 術 本 部 技 術 管 理 部 部 長 今 井 豊 人<br />

㈱ 鴻 池 組 建 築 本 部 工 務 管 理 部 長 深 澤 卓 司<br />

㈱コスモソフト 取 締 役 部 長 飯 田 浩 美<br />

五 洋 建 設 ㈱<br />

経 営 管 理 本 部 経 営 企 画<br />

部 IT グループ<br />

IT グループ 長 大 久 保 光<br />

㈱コンストラクショ<br />

代 表 取 締 役 常 務<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

石 黒 義 昭<br />

総 務 部 長<br />

トコム<br />

70


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

三 機 工 業 ㈱<br />

三 建 設 備 工 業 ㈱<br />

三 建 設 備 工 業 ㈱<br />

㈱サンテック<br />

技 術 統 括 本 部 品 質 管 理<br />

部<br />

技 術 管 理 部 積 算 グルー<br />

プ<br />

部 長<br />

取 締 役 技 術 本<br />

部 長<br />

取 締 役 技 術 本<br />

部 長<br />

グループマネー<br />

ジャー<br />

飯 田 徹<br />

岡 崎 俊 春<br />

岩 瀬 和 夫<br />

栗 尾 紳 司<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

代 表 取 締 役 社 長 米 村 敦<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 伊 藤 健 司<br />

消 防 施 設 工 事 協 会 事 務 局 長 伊 藤 英 雄<br />

新 日 本 空 調 ㈱<br />

事 業 統 事 業 推 進 統 括 本<br />

部 括 部<br />

部 長<br />

木 屋 尾 和 之<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

須 賀 工 業 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 吉 本 敦<br />

住 友 商 事 ㈱<br />

理 事<br />

金 属 総 括 部 長<br />

堀 江 誠<br />

住 友 電 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 中 井 充<br />

㈱ 錢 高 組 本 社 情 報 システム 部 部 長 堀 郁 朗<br />

( 社 ) 全 国 建 設 業 協 会 事 業 部 部 長 古 市 義 人<br />

( 社 ) 全 国 鉄 筋 工 事 業<br />

協 会<br />

事 務 局 長 花 山 良 男<br />

全 国 生 コンクリート<br />

工 業 組 合 連 合 会<br />

総 務 企 画 部 係 長 橋 詰 均<br />

全 日 本 電 気 工 事 業 工<br />

業 組 合 連 合 会<br />

小 澤 電 気 工 事 ㈱ 代 表 取 締 役 会 長 小 澤 浩 二<br />

大 成 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 部 長 柄 登 志 彦<br />

ダイダン㈱ 業 務 本 部 情 報 管 理 部 部 長 鮫 島 利 明<br />

高 砂 熱 学 工 業 ㈱ 情 報 システム 本 部 本 部 長 原 口 久 雄<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

所 長<br />

後 藤 尚 生<br />

東 急 建 設 ㈱ 管 理 本 部 経 営 企 画 部 部 長 仁 田 英 夫<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱ 事 務 管 理 部 部 長 澤 口 滋 樹<br />

大 成 温 調 ㈱ 設 計 本 部 積 算 部 部 長 代 理 鈴 木 英 司<br />

東 洋 熱 工 業 ㈱<br />

経 営 統 轄 本 部 情 報 シス<br />

テム 室<br />

副 技 師 長 辻 谷 宣 宏<br />

戸 田 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 海 保 幸 正<br />

飛 島 建 設 ㈱<br />

経 営 管 理 本 部 情 報 シス<br />

テム 部<br />

部 長<br />

成 田 和 夫<br />

( 社 ) 長 野 県 建 設 業<br />

協 会<br />

専 務 理 事 田 中 幸 男<br />

西 松 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 矢 口 弘<br />

日 本 電 設 工 業 ㈱<br />

営 業 統 括 本 部 経 営 企 画<br />

部<br />

部 長<br />

小 西 将 道<br />

日 本 建 工 ㈱ 代 表 取 締 役 社 長 横 手 幹 雄<br />

71


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

オブザー<br />

バー<br />

( 社 ) 日 本 建 設 躯 体 工<br />

事 業 団 体 連 合 会<br />

事 務 局 長 藤 澤 俊<br />

( 社 ) 日 本 建 築 士 事 務<br />

所 協 会 連 合 会<br />

会 長<br />

三 栖 邦 博<br />

㈱ 中 野 積 算 開 発 部 主 任 佐 藤 貴 一<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 算<br />

協 会<br />

事 業 部 部 長 当 麻 正<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 算<br />

協 会<br />

事 務 局 次 長 塚 原 均<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 二 製 造 ソリューショ<br />

ン 事 業 部 ソリューショ マネージャー 板 倉 公 一<br />

ン 推 進 部<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ システム 開 発 部 部 長 高 橋 章<br />

栗 原 工 業 ㈱<br />

取 締 役 技 術 統 括<br />

部 長<br />

田 島 耕 一<br />

㈱ 間 組 企 画 部 情 報 システム 室 室 長 高 馬 洋 一<br />

パティオシステムズ㈱ 代 表 取 締 役 加 藤 重 雄<br />

㈱ビーイング<br />

社 長 室 ASP/SaaS 推 進<br />

プロジェクト<br />

統 括 責 任 者 入 倉 進<br />

㈱フジタ<br />

管 理 統 括 部 情 報 システ<br />

ム 部<br />

次 長<br />

山 口 正 志<br />

富 士 通 ㈱<br />

産 業 ビジネス 本 部 エン<br />

ジニアリング 統 括 営 業 部 長<br />

春 山 秀 樹<br />

部 建 設 ・ 不 動 産 営 業 部<br />

ビジネス 企 画 推 進 本 部<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ クラウド 推 進 統 括 部 ク<br />

ング<br />

ラウドソリューション<br />

課 長<br />

鳥 塚 孝<br />

推 進 部<br />

㈱ 不 動 テトラ 管 理 本 部 企 画 財 務 部<br />

情 報 システム 課<br />

長<br />

水 江 洋 一<br />

前 田 建 設 工 業 ㈱<br />

情 報 システムサービス<br />

カンパニー<br />

副 理 事<br />

高 橋 研 典<br />

前 田 道 路 ㈱ 管 理 本 部 経 理 部 電 算 課 課 長 雫 石 文 利<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 企 画 部 IT グループ 次 長 結 城 楊 治<br />

山 崎 建 設 ㈱<br />

管 理 本 部 業 務 管 理 部<br />

担 当 課 長<br />

情 報 システム 課<br />

田 村 貞<br />

㈱ 雄 電 社 生 産 技 術 本 部 業 務 部 部 長 髙 野 聰<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整<br />

備 課<br />

企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整 建 設 振 興 第 二 係<br />

備 課<br />

長<br />

竹 居 雅 彦<br />

国 土 交 通 省<br />

大 臣 官 房<br />

建 設 流 通 政 策 審<br />

議 官<br />

大 森 雅 夫<br />

国 土 交 通 省 大 臣 官 房 技 術 調 査 課 課 長 補 佐 榊 陽 一<br />

72


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.2 団 体 連 絡 会 構 成 メンバー<br />

社 団 法 人 建 築 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 建 設 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 中 小 建 設 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 建 設 業 経 営 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 建 設 業 団 体 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 道 路 建 設 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 土 木 工 業 協 会<br />

社 団 法 人 建 設 コンサルタンツ 協 会<br />

消 防 施 設 工 事 協 会<br />

全 国 圧 接 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

全 国 管 工 事 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 建 設 機 械 器 具 リース 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 建 設 産 業 団 体 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 建 設 室 内 工 事 業 協 会<br />

社 団 法 人 建 設 産 業 専 門 団 体 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 測 量 設 計 業 協 会 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 タイル 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 地 質 調 査 業 協 会 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 中 小 建 築 工 事 業 団 体 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 国 鉄 筋 工 事 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 道 路 標 識 ・ 標 示 業 協 会<br />

社 団 法 人 全 国 防 水 工 事 業 協 会<br />

全 国 マスチック 事 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 全 日 本 瓦 工 事 業 連 盟<br />

社 団 法 人 鉄 骨 建 設 業 協 会<br />

社 団 法 人 カーテンウォール・ 防 火 開 口 部 協 会<br />

日 本 外 壁 仕 上 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 機 械 土 工 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 橋 梁 建 設 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 空 調 衛 生 工 事 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 計 装 工 業 会<br />

日 本 建 設 インテリア 事 業 協 同 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 建 設 躯 体 工 事 業 団 体 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 建 設 大 工 工 事 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 建 築 板 金 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 左 官 業 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 造 園 組 合 連 合 会<br />

社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 タイル 煉 瓦 工 事 工 業 会<br />

社 団 法 人 日 本 電 設 工 業 協 会<br />

社 団 法 人 日 本 塗 装 工 業 会<br />

社 団 法 人 日 本 鳶 工 業 連 合 会<br />

社 団 法 人 プレストレスト・コンクリート 建 設<br />

業 協 会<br />

73


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.3 政 策 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長 北 海 道 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 准 教 授 高 野 伸 栄<br />

委 員<br />

インフォメーションマ<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

ネジメントセンター<br />

部 長<br />

田 中 龍 男<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

IT ソリューション 部<br />

次 長<br />

事 務 システムグループ<br />

加 藤 義 治<br />

本 社 グローバル ICT 推<br />

㈱ 大 林 組<br />

進 室 情 報 セキュリティ 副 部 長<br />

丹 羽 克 彦<br />

管 理 課<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 主 査 高 橋 康 行<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

社 長 室 情 報 企 画 部 推<br />

進 室<br />

推 進 室 長 中 西 徳 明<br />

㈱CI ラボ 代 表 取 締 役 山 下 純 一<br />

住 友 商 事 ㈱ 金 属 総 括 部 IT 統 括 チーム 長 小 林 卓<br />

第 二 製 造 ソリューショ<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

ン 事 業 部 ソリューショ マネージャー 板 倉 公 一<br />

ン 推 進 部<br />

㈱フジタ<br />

管 理 統 括 部 情 報 システ<br />

ム 部<br />

次 長<br />

山 口 正 志<br />

富 士 通 ㈱<br />

産 業 ビジネス 本 部 エン<br />

ジニアリング 統 括 営 業 部 長<br />

春 山 秀 樹<br />

部 建 設 ・ 不 動 産 営 業 部<br />

( 社 ) 全 国 建 設 業 協 会 事 業 部 部 長 古 市 義 人<br />

( 社 ) 日 本 建 築 積 算 協<br />

会<br />

理 事<br />

松 並 孝 明<br />

( 社 ) 日 本 電 設 工 業 協<br />

取 締 役 技 術 統 括<br />

栗 原 工 業 ㈱<br />

会<br />

部 長<br />

田 島 耕 一<br />

( 社 ) 日 本 建 築 士 事<br />

務 所 協 会 連 合<br />

㈱ 山 下 設 計 専 務 執 行 役 員 望 月 淳 一<br />

( 社 ) 建 設 コンサル<br />

副 会 長 兼 専 務 理<br />

タンツ 協 会<br />

事<br />

藤 本 貴 也<br />

( 社 ) 日 本 空 調 衛 生<br />

工 事 業 協 会<br />

三 機 工 業 ㈱ 部 長 飯 田 徹<br />

オブザー<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整<br />

国 土 交 通 省<br />

バー<br />

備 課<br />

企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整 建 設 振 興 第 二 係<br />

備 課<br />

長<br />

竹 居 雅 彦<br />

国 土 交 通 省<br />

大 臣 官 房<br />

建 設 流 通 政 策 審<br />

議 官<br />

大 森 雅 夫<br />

74


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.4 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長<br />

インフォメーションマ<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

ネジメントセンター<br />

部 長<br />

田 中 龍 男<br />

副 委 員 長<br />

管 理 統 括 部 情 報 システ<br />

㈱フジタ<br />

ム 部<br />

次 長<br />

山 口 正 志<br />

栗 原 工 業 ㈱<br />

取 締 役 技 術 統 括<br />

部 長<br />

田 島 耕 一<br />

安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

委 員<br />

NEC ソフト㈱<br />

㈱ 大 林 組<br />

㈱ 奥 村 組<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

㈱ 関 電 工<br />

製 造 プロセスソリュー<br />

ション 事 業 部 第 二 シス<br />

テムSグループ<br />

本 社 グローバル ICT 推<br />

進 室 情 報 セキュリティ<br />

管 理 課<br />

管 理 本 部 情 報 システム<br />

部 システム 管 理 課<br />

建 築 管 理 本 部 建 築 調 達<br />

部<br />

建 築 管 理 本 部 建 築 工 務<br />

部 コストグループ<br />

業 務 システム 部 業 務 シ<br />

ステムチーム<br />

建 設 業 エキスパ<br />

ート<br />

副 部 長<br />

課 長<br />

部 長<br />

課 長 代 理<br />

副 長<br />

種 田 剛<br />

丹 羽 克 彦<br />

飛 田 智<br />

平 野 隆<br />

古 賀 達 雄<br />

清 田 達<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 井 岡 良 文<br />

㈱きんでん<br />

技 術 本 部 技 術 統 轄 部<br />

副 長<br />

技 術 管 理 チーム<br />

永 見 良 夫<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企 画<br />

室 情 報 グループ<br />

副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

㈱ 弘 電 社 内 線 事 業 本 部 業 務 部 小 山 美 佐 子<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 建<br />

築 システム 担 当<br />

主 任<br />

竹 中 良 実<br />

五 洋 建 設 ㈱<br />

経 営 管 理 本 部 経 営 企 画<br />

部 IT グループ<br />

部 長<br />

原 本 雅 文<br />

㈱コンストラクショ<br />

執 行 役 員 シス<br />

ン・イーシー・ドッ システム 技 術 部<br />

テム 技 術 部 長<br />

トコム<br />

村 井 裕 一<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

CIWEB 事 業 部<br />

執 行 役 員 CIWEB<br />

企 画 部 長<br />

宇 田 川 明<br />

三 機 工 業 ㈱<br />

技 術 統 括 本 部 品 質 管 理<br />

部<br />

主 任<br />

豊 野 元 久<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 主 査 川 口 秀 樹<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

建 築 事 業 本 部 調 達 総 合<br />

センター 管 理 部<br />

部 長 兼 企 画 グル<br />

ープ 長<br />

山 下 満 祥<br />

75


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

オブザー<br />

バー<br />

新 日 本 空 調 ㈱<br />

事 業 統 事 業 推 進 統 括 本<br />

部 括 部<br />

部 長<br />

木 屋 尾 和 之<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

住 友 商 事 ㈱ 金 属 総 括 部 IT 統 括 チーム 長 小 林 卓<br />

大 成 温 調 ㈱ 業 務 統 制 室 業 務 管 理 部 課 長 板 倉 省 悟<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

建 築 本 部 建 築 部 調 達<br />

担 当<br />

次 長<br />

鼠 入 俊 之<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

社 長 室 情 報 企 画 部 企<br />

画 室<br />

室 長<br />

成 瀬 亨<br />

ダイダン㈱ 業 務 本 部 情 報 管 理 部 次 長 塚 本 栄 次<br />

高 砂 熱 学 工 業 ㈱<br />

情 報 システム 本 部 シス<br />

テム 企 画 開 発 部<br />

参 事<br />

中 嶋 規 雅<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 見 積 管 理 部 長 岡 本 敬 三<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

建 築 総 本 部 建 築 本 部<br />

見 積 部<br />

グループリーダ<br />

ー<br />

勝 呂 勇 人<br />

大 成 温 調 ㈱ 設 計 本 部 積 算 部 部 長 代 理 鈴 木 英 司<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

情 報 システム 部 原 価 管<br />

理 システムチーム<br />

主 管<br />

浅 野 広 興<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

三 製 造 業 ソリューショ グループマネー<br />

ン 事 業 部<br />

ジャー<br />

有 海 篤 司<br />

第 二 製 造 ソリューショ<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

ン 事 業 部 ソリューショ 主 任<br />

河 崎 真 理<br />

ン 推 進 部<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ システム 開 発 部 部 長 高 橋 章<br />

前 田 建 設 工 業 ㈱<br />

情 報 システムサービス<br />

カンパニー<br />

グループ 長 嶋 田 孝 司<br />

前 田 道 路 ㈱ 管 理 本 部 経 理 部 電 算 課 課 長 雫 石 文 利<br />

前 田 道 路 ㈱ 管 理 本 部 経 理 部 担 当 部 長 伊 塚 清<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱<br />

調 達 センター 土 木 調 達<br />

グループ<br />

課 長<br />

岩 戸 伸 泰<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整<br />

備 課<br />

企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

国 土 交 通 省<br />

大 臣 官 房<br />

建 設 流 通 政 策 審<br />

議 官<br />

大 森 雅 夫<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整 建 設 振 興 第 二 係<br />

備 課<br />

長<br />

竹 居 雅 彦<br />

( 社 ) 日 本 建 設 業 団 事 業 グループ( 構 造 改 善<br />

体 連 合 会<br />

担 当 )<br />

副 調 査 役 和 田 卓 靖<br />

76


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.4.1 調 達 ・ 出 来 高 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査<br />

建 築 事 業 本 部 調 達 総 合 部 長 兼 企 画 グル<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

山 下 満 祥<br />

センター 管 理 部 ープ 長<br />

副 主 査 ㈱フジタ 調 達 本 部 調 達 部 次 長 中 島 秀 明<br />

メンバー<br />

本 社 総 務 本 部 情 報 シ<br />

㈱ 朝 日 工 業 社<br />

参 事<br />

藤 沢 宏<br />

ステム 部<br />

安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 課 長 代 理 大 野 茂<br />

NEC ソフト㈱<br />

㈱ 大 林 組<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

㈱ 関 電 工<br />

㈱ 関 電 工<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

製 造 プロセスソリュー<br />

ション 事 業 部 第 二 シス<br />

テム S グループ<br />

本 社 グローバル ICT 推 進<br />

室 総 合 調 達 ソリューシ<br />

ョン 課<br />

建 築 管 理 本 部 建 築 調 達<br />

部<br />

営 業 統 轄 本 部 営 業 企 画<br />

部 営 業 事 務 チーム<br />

営 業 統 轄 本 部 営 業 企 画<br />

部 営 業 事 務 チーム<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企 画<br />

室 情 報 グループ<br />

システム 技 術 部<br />

建 設 業 エキスパ<br />

ート<br />

主 任<br />

部 長<br />

主 任<br />

副 長<br />

副 部 長<br />

執 行 役 員 シス<br />

テム 技 術 部 長<br />

執 行 役 員 CIWEB<br />

事 業 部 開 発 部 長<br />

種 田 剛<br />

深 谷 英 之<br />

平 野 隆<br />

長 沼 和 也<br />

木 下 伸 一 郎<br />

横 幕 宏 明<br />

村 井 裕 一<br />

小 橋 哲 朗<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 沢 彰<br />

ソリューション 推 進 部 副 長 寺 田 豊<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

大 成 温 調 ㈱ リニューアル 技 術 部 係 長 中 野 秀 樹<br />

大 成 温 調 ㈱ 業 務 統 制 室 業 務 管 理 部 課 長 板 倉 省 悟<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

建 築 本 部 建 築 部 調 達<br />

担 当<br />

次 長<br />

鼠 入 俊 之<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

社 長 室 情 報 企 画 部 企<br />

画 室<br />

室 長<br />

成 瀬 亨<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 調 達 本 部 企 画 管 理 担 当 課 長 宮 口 幹 太<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

建 築 総 本 部 建 築 本 部<br />

見 積 部 工 務 企 画 グルー<br />

プ<br />

田 中 敏 浩<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

管 理 本 部 経 営 企 画 部<br />

事 業 管 理 グループ<br />

谷 垣 直 樹<br />

77


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

千 葉 支 店 建 築 工 事 部<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

課 長<br />

山 口 芳 正<br />

購 買 課<br />

西 松 建 設 ㈱ 監 査 室 係 長 本 多 克 行<br />

第 二 製 造 ソリューション 事 業 部<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

主 任<br />

河 崎 真 理<br />

ソリューション 推 進 部<br />

第 二 製 造 ソリューション 事 業 部<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

マネージャー 板 倉 公 一<br />

ソリューション 推 進 部<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ<br />

プロジェクトマ<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

ョン 事 業 部 建 設 設 備<br />

岩 永 崇<br />

ネージャー<br />

グループ<br />

㈱ビーイング 開 発 部 東 京 開 発 課 課 長 落 合 由 充<br />

建 築 本 部 原 価 積 算 統 括 主 席 コンサルタ<br />

㈱フジタ<br />

芳 賀 徹<br />

部<br />

ント<br />

ソリューション 開 発 本<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

部 IT サービスセンター 課 長 代 理 岩 村 俊 毅<br />

ング<br />

IDC サービス 部<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

ビジネス 企 画 推 進 本 部<br />

クラウド 推 進 統 括 部 ク<br />

ラウドソリューション<br />

推 進 部<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 IT サービスセンター<br />

IDC サービス 部<br />

課 長<br />

鳥 塚 孝<br />

大 前 統 経<br />

11.2.4.2 設 備 見 積 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 ㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 井 岡 良 文<br />

メンバー<br />

本 社 総 務 本 部 情 報 シ<br />

㈱ 朝 日 工 業 社<br />

ステム 部<br />

副 参 事<br />

長 堀 秀 之<br />

㈱ 朝 日 工 業 社 本 店 設 計 部 副 参 事 沢 田 徹<br />

安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

安 藤 建 設 ㈱<br />

首 都 圏 事 業 本 部 事 業 統<br />

括 室 設 備 部<br />

鈴 木 孝 則<br />

安 藤 建 設 ㈱<br />

首 都 圏 事 業 本 部 事 業 統<br />

括 室 設 備 部<br />

課 長<br />

神 崎 明 彦<br />

安 藤 建 設 ㈱<br />

首 都 圏 事 業 本 部 事 業 統<br />

括 室 設 備 部<br />

課 長<br />

中 山 幹 也<br />

㈱ 大 林 組<br />

東 京 本 店 建 築 事 業 部 設<br />

備 部 設 備 第 五 課<br />

課 長<br />

﨡 原 照 光<br />

㈱ 大 林 組<br />

本 社 グローバル ICT 推<br />

進 室 総 合 調 達 ソリュー 副 課 長<br />

望 月 政 宏<br />

ション 課<br />

㈱ 大 林 組<br />

東 京 本 店 建 築 事 業 部 設<br />

備 部 設 備 第 四 課<br />

課 長<br />

勝 野 一 郎<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

建 築 管 理 本 部 建 築 設 備<br />

部<br />

次 長<br />

足 立 忠 郎<br />

78


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

IT ソリューション 部<br />

生 産 システムグループ<br />

課 長<br />

伊 藤 功 也<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 東 京 建 築 支 店 見 積 部 田 中 盛 雄<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 東 京 建 築 支 店 見 積 部 石 山 誠<br />

㈱ 関 電 工<br />

業 務 システム 部 業 務 シ<br />

ステムチーム<br />

副 長<br />

清 田 達<br />

㈱ 関 電 工<br />

営 業 統 轄 本 部 営 業 企 画<br />

部 営 業 事 務 チーム<br />

武 藤 麗 子<br />

㈱ 関 電 工<br />

営 業 統 轄 本 部 コストマ<br />

ネジメント 部 積 算 チー 主 任<br />

坂 本 恒<br />

ム<br />

㈱ 関 電 工 購 買 部 購 買 チーム 石 井 浩 達<br />

㈱ 関 電 工<br />

営 業 統 轄 本 部 営 業 企 画<br />

部 営 業 事 務 チーム<br />

副 長<br />

木 下 伸 一 郎<br />

㈱きんでん<br />

技 術 本 部 技 術 統 轄 部<br />

副 長<br />

技 術 管 理 チーム<br />

永 見 良 夫<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

首 都 圏 支 店 建 築 事 業 部<br />

課 長<br />

建 築 部 積 算 グループ<br />

高 木 正 晴<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 建<br />

築 システム 担 当<br />

主 任<br />

竹 中 良 実<br />

㈱コスモソフト 取 締 役 部 長 飯 田 浩 美<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

執 行 役 員 CIWEB<br />

事 業 部 開 発 部 長<br />

小 橋 哲 朗<br />

三 機 工 業 ㈱ 技 術 統 括 本 部 調 達 部 主 幹 江 本 惠 昭<br />

三 建 設 備 工 業 ㈱ 東 京 支 店 見 積 部 次 長 伊 藤 淳 一<br />

㈱サンテック<br />

技 術 管 理 部 積 算 グルー<br />

プ<br />

グループマネー<br />

ジャー<br />

栗 尾 紳 司<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

設 備 技 術 部 技 術 品 質 グ<br />

ループ<br />

主 査<br />

堀 山 剛<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

建 築 事 業 本 部 見 積 部<br />

設 備 第 1 グループ<br />

下 村 麻 由 美<br />

新 日 本 空 調 ㈱<br />

事 業 統 事 業 推 進 統 括 本<br />

部 括 部<br />

部 長<br />

木 屋 尾 和 之<br />

新 日 本 空 調 ㈱<br />

事 業 推 進 統 括 本 部 購 買<br />

センター 積 算 標 準 化 グ 課 長 代 理 齋 藤 清<br />

ループ゚<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

須 賀 工 業 ㈱ 工 務 管 理 部 副 参 事 石 井 宣 之<br />

須 賀 工 業 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 吉 本 敦<br />

須 賀 工 業 ㈱ 情 報 システム 部 高 梨 浩<br />

住 友 電 設 ㈱<br />

施 設 統 括 本 部 東 部 本 部<br />

原 価 企 画 統 括 部 計 画 PM 主 席<br />

後 木 修<br />

部<br />

大 成 温 調 ㈱ リニューアル 技 術 部 係 長 中 野 秀 樹<br />

79


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

設 備 本 部 設 備 部 設 備<br />

技 術 担 当<br />

次 長<br />

秋 山 陽 一<br />

ダイダン㈱ 業 務 本 部 情 報 管 理 部 課 長 代 理 中 川 龍 平<br />

高 砂 熱 学 工 業 ㈱<br />

情 報 システム 本 部 シス<br />

テム 企 画 開 発 部<br />

参 事<br />

中 嶋 規 雅<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 本 部 長 付 森 澤 敏 雄<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 見 積 管 理 部 長 岡 本 敬 三<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

プロジェクト 情<br />

報 ソリューショ<br />

ン 担 当<br />

松 本 深<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 ㈱TAK-QS 設 備 グループ 淺 野 和 重<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱ 積 算 部 積 算 課 担 当 課 長 清 水 敦 郎<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱<br />

事 務 管 理 部 システム 運<br />

用 課<br />

課 長<br />

芳 賀 和 広<br />

大 成 温 調 ㈱ 設 計 本 部 積 算 部 部 長 代 理 鈴 木 英 司<br />

東 洋 熱 工 業 ㈱<br />

経 営 統 轄 本 部 情 報 シス<br />

テム 室<br />

副 技 師 長 辻 谷 宣 宏<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

情 報 システム 部 原 価 管<br />

理 システムチーム<br />

主 管<br />

田 中 春 彦<br />

西 松 建 設 ㈱<br />

関 東 建 築 支 店 設 備 部<br />

課 長<br />

設 備 積 算 課<br />

稲 垣 典 孝<br />

日 本 電 設 工 業 ㈱<br />

営 業 統 括 本 部 設 計 ・ 積<br />

算 課<br />

課 長<br />

田 村 昭 文<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ<br />

プロジェクトマ<br />

ョン 事 業 部 建 設 設 備<br />

ネージャー<br />

グループ<br />

岩 永 崇<br />

㈱ 間 組<br />

建 築 事 業 本 部 積 算 セン<br />

ター<br />

次 長<br />

藤 井 聡<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 設 備 部 副 長 佐 藤 勝 則<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 設 備 部 副 長 石 島 功<br />

㈱フジタ<br />

首 都 圏 支 社 建 設 統 括 部<br />

副 長<br />

設 備 部 ( 東 京 駐 在 )<br />

駒 形 直 彦<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 IT サービスセンタ<br />

ー IDC サービス 部<br />

ビジネス 企 画 推 進 本 部<br />

クラウド 推 進 統 括 部 ク<br />

ラウドソリューション<br />

推 進 部<br />

課 長 代 理<br />

課 長<br />

岩 村 俊 毅<br />

鳥 塚 孝<br />

㈱ 雄 電 社 情 報 システム 部 部 長 栗 林 寛<br />

80


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.4.3 機 器 取 引 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査<br />

高 砂 熱 学 工 業 ㈱<br />

情 報 システム 本 部 シス<br />

テム 企 画 開 発 部<br />

参 事<br />

中 嶋 規 雅<br />

安 藤 建 設 ㈱<br />

首 都 圏 事 業 本 部 事 業 統<br />

括 室 設 備 部<br />

課 長<br />

神 崎 明 彦<br />

安 藤 建 設 ㈱<br />

首 都 圏 事 業 本 部 事 業 統<br />

括 室 設 備 部<br />

鈴 木 孝 則<br />

安 藤 建 設 ㈱<br />

首 都 圏 事 業 本 部 事 業 統<br />

括 室 設 備 部<br />

課 長<br />

中 山 幹 也<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

建 築 管 理 本 部 建 築 設 備<br />

部<br />

次 長<br />

足 立 忠 郎<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 東 京 建 築 支 店 見 積 部 石 山 誠<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 東 京 建 築 支 店 見 積 部 田 中 盛 雄<br />

㈱ 関 電 工 購 買 部 購 買 チーム 石 井 浩 達<br />

㈱ 関 電 工<br />

営 業 統 轄 本 部 営 業 企 画<br />

部 営 業 事 務 チーム<br />

副 長<br />

木 下 伸 一 郎<br />

㈱ 関 電 工<br />

業 務 システム 部 業 務 シ<br />

ステムチーム<br />

副 長<br />

清 田 達<br />

㈱ 関 電 工<br />

営 業 統 轄 本 部 コストマ<br />

ネジメント 部 積 算 チー 主 任<br />

坂 本 恒<br />

ム<br />

㈱ 関 電 工<br />

営 業 統 轄 本 部 営 業 企 画<br />

部 営 業 事 務 チーム<br />

武 藤 麗 子<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 井 岡 良 文<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 岡 泰 秀<br />

㈱きんでん<br />

技 術 本 部 技 術 統 轄 部<br />

副 長<br />

技 術 管 理 チーム<br />

永 見 良 夫<br />

㈱コスモソフト 取 締 役 部 長 飯 田 浩 美<br />

三 機 工 業 ㈱ 東 京 支 社 購 買 部 主 管 滝 澤 宣 昭<br />

三 機 工 業 ㈱ 東 京 支 社 購 買 部 部 長 疋 田 敏<br />

㈱サンテック<br />

技 術 管 理 部 積 算 グルー<br />

プ<br />

グループマネー<br />

ジャー<br />

栗 尾 紳 司<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

設 備 技 術 部 技 術 品 質 グ<br />

ループ<br />

主 査<br />

堀 山 剛<br />

新 日 本 空 調 ㈱<br />

事 業 統 事 業 推 進 統 括 本<br />

部 括 部<br />

部 長<br />

木 屋 尾 和 之<br />

新 日 本 空 調 ㈱<br />

事 業 推 進 統 括 本 部 購 買<br />

センター 積 算 標 準 化 グ 課 長 代 理 齋 藤 清<br />

ループ<br />

須 賀 工 業 ㈱ 情 報 システム 部 高 梨 浩<br />

須 賀 工 業 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 吉 本 敦<br />

大 成 温 調 ㈱ リニューアル 技 術 部 係 長 中 野 秀 樹<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 ㈱TAK-QS 設 備 グループ 淺 野 和 重<br />

81


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 見 積 管 理 部 長 岡 本 敬 三<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

プロジェクト 情<br />

報 ソリューショ<br />

ン 担 当<br />

松 本 深<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱ 積 算 部 積 算 課 担 当 課 長 清 水 敦 郎<br />

東 光 電 気 工 事 ㈱<br />

事 務 管 理 部 システム 運<br />

用 課<br />

課 長<br />

芳 賀 和 広<br />

大 成 温 調 ㈱ 設 計 本 部 積 算 部 部 長 代 理 鈴 木 英 司<br />

東 洋 熱 工 業 ㈱<br />

経 営 統 轄 本 部 情 報 シス<br />

テム 室<br />

副 技 師 長 辻 谷 宣 宏<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ グループマネー<br />

ョン 事 業 部<br />

ジャー<br />

有 海 篤 司<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 設 備 部 副 長 石 島 功<br />

㈱フジタ<br />

首 都 圏 支 社 建 設 統 括 部<br />

副 長<br />

設 備 部 ( 東 京 駐 在 )<br />

駒 形 直 彦<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 設 備 部 副 長 佐 藤 勝 則<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 IT サービスセンタ<br />

ー IDC サービス 部<br />

ビジネス 企 画 推 進 本 部<br />

クラウド 推 進 統 括 部 ク<br />

ラウドソリューション<br />

推 進 部<br />

課 長 代 理<br />

課 長<br />

岩 村 俊 毅<br />

鳥 塚 孝<br />

㈱ 雄 電 社 情 報 システム 部 部 長 栗 林 寛<br />

オブザー<br />

情 報 システム 部 オープ<br />

因 幡 電 機 産 業 ㈱<br />

バー<br />

ンネットワーク 課<br />

課 長<br />

森 佳 一<br />

因 幡 電 機 産 業 ㈱ 営 業 本 部 営 業 企 画 部 課 長 恩 田 仁 志<br />

因 幡 電 機 産 業 ㈱ 電 設 本 部 営 業 企 画 課 課 長 森 幹<br />

消 防 施 設 工 事 協 会<br />

ホーチキ㈱ 情 報 システ<br />

ム 部 情 報 管 理 課<br />

課 長<br />

橋 本 博 幸<br />

消 防 施 設 工 事 協 会 能 美 防 災 ㈱ 営 業 統 括 室 課 長 小 林 邦 夫<br />

全 日 本 電 設 資 材 卸 業<br />

協 同 組 合 連 合 会<br />

㈱ 北 海 道 佐 々 木 商 会 代 表 取 締 役 社 長 津 川 雅 良<br />

ダイキン 工 業 ㈱ 空 調 営 業 本 部 技 術 部 主 事 上 田 昌 嗣<br />

ダイキン 工 業 ㈱<br />

空 調 営 業 本 部 カスタマ<br />

ーサポートセンター 技<br />

藤 井 克 明<br />

術 グループ<br />

ダイキン 工 業 ㈱<br />

カスタマーサポートセ<br />

ンター<br />

松 村 雅 男<br />

東 芝 キヤリア㈱<br />

BIS(ビジネスシ<br />

経 営 情 報 システム 部 グ<br />

ステム 担 当 )グ<br />

ループ゚<br />

ループ 長<br />

浅 見 伸 美<br />

東 芝 キヤリア 空 調 シ<br />

ステムズ㈱<br />

CS 本 部 CS 企 画 部 部 長 遠 藤 光 男<br />

東 芝 キヤリア 空 調 シ<br />

ステムズ㈱<br />

CS 本 部 CS 企 画 部 部 長 金 井 徹<br />

東 芝 キヤリア 空 調 シ<br />

ステムズ㈱<br />

営 業 戦 略 部 販 売 企 画 部 担 当 部 長 佐 野 敏 夫<br />

82


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

東 芝 キヤリア 空 調 シ<br />

ステムズ㈱<br />

東 芝 ライテック㈱<br />

東 芝 ライテック㈱<br />

( 社 ) 日 本 照 明 器 具 工<br />

業 会<br />

( 社 ) 日 本 照 明 器 具 工<br />

業 会<br />

( 社 ) 日 本 配 電 盤 工 業<br />

会<br />

パナソニック㈱ 東 京<br />

営 業 情 報 グループ<br />

営 業 技 術 部 CS 企 画 参 事 服 部 孝 博<br />

営 業 本 部 営 業 企 画 部<br />

IS 担 当<br />

IS センターシステム 第<br />

一 担 当<br />

グループ 長<br />

菊 地 壮 一<br />

渡 辺 哲 夫<br />

電 子 データ 小 委 員 会 副 主 査 菊 地 壮 一<br />

事 務 局 業 務 部 長 森 明<br />

ホームアプライアンス<br />

社 品 質 革 新 本 部 渉 外<br />

G<br />

IT 活 用 担 当 部 担<br />

当 部 長<br />

課 長 代 理<br />

木 賊 勝 信<br />

落 海 和 宏<br />

パナソニック エコ<br />

システムズ㈱<br />

住 宅 環 境 事 業 部<br />

宮 本 琢 司<br />

パナソニック 電 工 ㈱<br />

情 報 機 器 エンジニアリ<br />

ング 綜 合 部 SE センター 技 士<br />

市 原 弘 一<br />

東 部 SE チーム<br />

パナソニック 電 工 ㈱<br />

東 部 情 報 機 器 エンジニ<br />

アリングセンター 住 宅 <br />

施 設 設 備 技 術 営 業 チー<br />

主 任<br />

今 井 秀 彰<br />

ム<br />

パナソニック 電 工 ㈱<br />

電 材 商 品 営 業 企 画 部 総<br />

合 業 企 画 グループ<br />

主 任<br />

尾 崎 孝 次<br />

パナソニック 電 工 ㈱<br />

電 材 マーケティング 本<br />

部 電 材 商 品 営 業 企 画 部 部 長<br />

竹 内 一 彦<br />

総 合 営 業 企 画 グループ<br />

パナソニック 電 工 ホ<br />

ームエンジニアリン 常 務 取 締 役<br />

北 浦 告 三<br />

グ㈱<br />

三 菱 商 事 ㈱<br />

開 発 建 設 ・ 産 業 機 械 事 業<br />

本 部 建 設 ・ 設 備 ユニット<br />

小 山 周 二<br />

三 菱 電 機 ㈱<br />

静 岡 製 作 所 内 ㈱リクエ<br />

スト・システム システ 専 任<br />

小 牧 義 和<br />

ム 開 発 部<br />

三 菱 電 機 照 明 ㈱<br />

営 業 統 括 部 ライティン<br />

グソフトセンター<br />

岩 浪 吉 高<br />

リンナイ㈱ 情 報 システム 部 次 長 川 本 真 史<br />

83


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.4.4 中 堅 ゼネコン 実 用 化 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

メンバー<br />

情 報 システム 部 企 画 開<br />

㈱ 穴 吹 工 務 店<br />

発 課<br />

主 任<br />

山 下 政 嗣<br />

因 幡 電 機 産 業 ㈱ 電 設 本 部 営 業 企 画 課 課 長 森 幹<br />

因 幡 電 機 産 業 ㈱<br />

営 業 本 部 営 業 企 画 部 安<br />

全 管 理 課<br />

主 査<br />

吉 野 健 次<br />

NEC ソフト㈱<br />

製 造 プロセスソリュー<br />

建 設 業 エキスパ<br />

ション 事 業 部 第 二 シス<br />

ート<br />

テム S グループ<br />

種 田 剛<br />

㈱ 奥 村 組<br />

管 理 本 部 情 報 システム<br />

部 システム 管 理 課<br />

課 長<br />

飛 田 智<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企 画<br />

室 情 報 グループ<br />

副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 建<br />

築 システム 担 当<br />

主 任<br />

竹 中 良 実<br />

五 洋 建 設 ㈱ 本 社 購 買 部 課 長 大 野 誠 司<br />

五 洋 建 設 ㈱<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

経 営 管 理 本 部 経 営 企 画<br />

部 IT グループ<br />

システム 技 術 部<br />

CIWEB 事 業 部<br />

執 行 役 員 シス<br />

テム 技 術 部 長<br />

執 行 役 員 CIWEB<br />

企 画 部 長<br />

細 田 大 介<br />

村 井 裕 一<br />

宇 田 川 明<br />

㈱CI ラボ 代 表 取 締 役 山 下 純 一<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 沢 彰<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 副 長 寺 田 豊<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

建 築 総 本 部 建 築 本 部<br />

見 積 部 工 務 企 画 グルー<br />

田 中 敏 浩<br />

プ<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

管 理 本 部 経 営 企 画 部<br />

事 業 管 理 グループ<br />

谷 垣 直 樹<br />

飛 島 建 設 ㈱<br />

経 営 管 理 本 部 情 報 シス<br />

テム 部<br />

部 長<br />

成 田 和 夫<br />

西 松 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 矢 口 弘<br />

西 松 建 設 ㈱ 監 査 室 係 長 本 多 克 行<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ グループマネー<br />

ョン 事 業 部<br />

ジャー<br />

有 海 篤 司<br />

第 二 製 造 ソリューショ<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

ン 事 業 部 ソリューショ 主 任<br />

河 崎 真 理<br />

ン 推 進 部<br />

84


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 二 製 造 営 業 部 ソリュ<br />

ーション 推 進 部<br />

マネージャー 板 倉 公 一<br />

㈱ 間 組 企 画 部 情 報 システム 室 主 任 田 中 隆<br />

㈱ビーイング ゼネコン 特 販 課 穴 久 保 剛<br />

㈱フジタ<br />

建 築 本 部 原 価 積 算 統 括<br />

部<br />

主 席 コンサルタ<br />

ント<br />

芳 賀 徹<br />

㈱フジタ 調 達 本 部 調 達 部 次 長 中 島 秀 明<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 IT サービスセンタ<br />

ー IDC サービス 部<br />

ビジネス 企 画 推 進 本 部<br />

クラウド 推 進 統 括 部 ク<br />

ラウドソリューション<br />

推 進 部<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 IT サービスセンタ<br />

ー IDC サービス 部<br />

アウトソーシングサー<br />

ビスセンターIDC サー<br />

ビス 部<br />

調 達 センター 土 木 調 達<br />

グループ<br />

課 長 代 理<br />

課 長<br />

課 長 代 理<br />

課 長<br />

岩 村 俊 毅<br />

鳥 塚 孝<br />

大 前 統 経<br />

保 坂 正 樹<br />

岩 戸 伸 泰<br />

85


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.5 標 準 化 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長<br />

IT ソリューション 部<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

次 長<br />

事 務 システムグループ<br />

加 藤 義 治<br />

副 委 員 長<br />

業 務 システム 部 業 務 シ<br />

㈱ 関 電 工<br />

ステムチーム<br />

副 長<br />

清 田 達<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

情 報 システム 部 インフ<br />

ラ 整 備 チーム<br />

チームリーダー 野 澤 功 一 瀧<br />

委 員 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 課 長 安 保 篤 康<br />

㈱ 大 林 組<br />

本 社 グローバル ICT 推<br />

進 室<br />

副 部 長<br />

藤 橋 政 範<br />

北 保 証 サービス㈱ 総 務 部<br />

総 務 部 次 長 兼 業<br />

務 部 次 長<br />

細 谷 尚<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 井 岡 良 文<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 長 岡 泰 秀<br />

( 株 ) 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 建<br />

築 システム 担 当<br />

主 任<br />

竹 中 良 実<br />

㈱コスモソフト 取 締 役 部 長 飯 田 浩 美<br />

五 洋 建 設 ㈱<br />

経 営 管 理 本 部 経 営 企 画<br />

部 IT グループ<br />

部 長<br />

原 本 雅 文<br />

㈱コンストラクショ<br />

執 行 役 員 シス<br />

ン・イーシー・ドッ システム 技 術 部<br />

テム 技 術 部 長<br />

トコム<br />

村 井 裕 一<br />

オブザー<br />

バー<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

CIWEB 事 業 部<br />

執 行 役 員 CIWEB<br />

企 画 部 長<br />

宇 田 川 明<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

社 長 室 情 報 企 画 部 企<br />

画 室<br />

課 長 代 理 島 田 裕 司<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

部 長<br />

田 中 龍 男<br />

西 松 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 部 長 矢 口 弘<br />

㈱ 中 野 積 算 開 発 部 主 任 佐 藤 貴 一<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ グループマネー<br />

ョン 事 業 部<br />

ジャー<br />

有 海 篤 司<br />

第 二 製 造 ソリューショ<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

ン 事 業 部 ソリューショ マネージャー 板 倉 公 一<br />

ン 推 進 部<br />

㈱ 間 組 情 報 システム 室 主 任 正 木 啓 之<br />

前 田 建 設 工 業 ㈱<br />

情 報 システムサービス<br />

カンパニー<br />

グループ 長 児 山 満<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 企 画 部 IT グループ 次 長 河 上 義 治<br />

山 崎 建 設 ㈱<br />

管 理 本 部 業 務 管 理 部<br />

担 当 課 長<br />

情 報 システム 課<br />

田 村 貞<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整<br />

備 課<br />

企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

86


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

国 土 交 通 省<br />

国 土 交 通 省<br />

( 社 ) 日 本 建 設 業 団<br />

体 連 合 会<br />

大 臣 官 房<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整<br />

備 課<br />

事 業 グループ( 構 造 改 善<br />

担 当 )<br />

建 設 流 通 政 策 審<br />

議 官<br />

建 設 振 興 第 二 係<br />

長<br />

副 調 査 役<br />

大 森 雅 夫<br />

竹 居 雅 彦<br />

和 田 卓 靖<br />

11.2.5.1 ビジネスプロトコルメンテナンス WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査<br />

情 報 システム 部 インフ<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

ラ 整 備 チーム<br />

チームリーダー 野 澤 功 一 瀧<br />

メンバー 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

IT ソリューション 部<br />

次 長<br />

事 務 システムグループ<br />

加 藤 義 治<br />

㈱ 関 電 工<br />

業 務 システム 部 業 務 シ<br />

ステムチーム<br />

副 長<br />

清 田 達<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 井 岡 良 文<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 建<br />

築 システム 担 当<br />

主 任<br />

竹 中 良 実<br />

㈱コンストラクショ<br />

執 行 役 員 シス<br />

ン・イーシー・ドッ システム 技 術 部<br />

テム 技 術 部 長<br />

トコム<br />

村 井 裕 一<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 沢 彰<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 副 長 寺 田 豊<br />

11.2.5.2 コードメンテナンス WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査<br />

業 務 システム 部 業 務 シ<br />

㈱ 関 電 工<br />

ステムチーム<br />

副 長<br />

清 田 達<br />

メンバー<br />

建 築 管 理 本 部 建 築 設 備<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

部<br />

次 長<br />

足 立 忠 郎<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

IT ソリューション 部<br />

次 長<br />

事 務 システムグループ<br />

加 藤 義 治<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 東 京 建 築 支 店 見 積 部 田 中 盛 雄<br />

鹿 島 建 設 ㈱ 東 京 建 築 支 店 見 積 部 石 山 誠<br />

㈱ 関 電 工 購 買 部 購 買 チーム 石 井 浩 達<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 井 岡 良 文<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 建<br />

築 システム 担 当<br />

主 任<br />

竹 中 良 実<br />

87


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部<br />

海 老 沢 彰<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 ㈱TAK-QS 設 備 グループ 淺 野 和 重<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 設 備 部 副 長 佐 藤 勝 則<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 設 備 部 副 長 石 島 功<br />

㈱フジタ<br />

首 都 圏 支 社 建 設 統 括 部<br />

副 長<br />

設 備 部 ( 東 京 駐 在 )<br />

駒 形 直 彦<br />

88


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.6 LiteS 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長<br />

東 京 本 社 グローバル<br />

㈱ 大 林 組<br />

ICT 推 進 室<br />

副 部 長<br />

丹 羽 克 彦<br />

副 委 員 長 ㈱CI ラボ 代 表 取 締 役 山 下 純 一<br />

委 員 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

NEC ソフト㈱<br />

㈱ 大 林 組<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

製 造 プロセスソリュー<br />

ション 事 業 部 第 二 シス<br />

テムSグループ<br />

本 社 グローバル ICT 推<br />

進 室 総 合 調 達 ソリュー<br />

ション 課<br />

IT ソリューション 部<br />

事 務 システムグループ<br />

建 設 業 エキスパ<br />

ート<br />

担 当 課 長<br />

次 長<br />

種 田 剛<br />

宮 崎 勇 輔<br />

加 藤 義 治<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 井 岡 良 文<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企 画<br />

室 情 報 グループ<br />

副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

㈱ 熊 谷 組 建 築 事 業 本 部 購 買 部 担 当 課 長 鈴 木 隆 文<br />

㈱ 建 設 総 合 サービス 経 営 事 業 部 次 長 山 本 裕 之<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

システム 技 術 部<br />

執 行 役 員 シス<br />

テム 技 術 部 長<br />

執 行 役 員 CIWEB<br />

事 業 部 開 発 部 長<br />

村 井 裕 一<br />

小 橋 哲 朗<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

情 報 システム 部 新 原 価<br />

管 理 システム 開 発 グル 主 査<br />

富 樫 正 明<br />

ープ<br />

新 菱 冷 熱 工 業 ㈱ 管 理 部 情 報 担 当 専 任 課 長 宮 崎 保 典<br />

住 友 商 事 ㈱ 金 属 総 括 部 IT 統 括 チーム 長 小 林 卓<br />

全 国 生 コンクリート<br />

工 業 組 合 連 合 会<br />

総 務 企 画 部 係 長 橋 詰 均<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

社 長 室 情 報 企 画 部 企<br />

画 室<br />

室 長<br />

成 瀬 亨<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 本 部 長 付 森 澤 敏 雄<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

部 長<br />

田 中 龍 男<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

建 築 総 本 部 建 築 本 部 グループリーダ<br />

見 積 部<br />

ー<br />

勝 呂 勇 人<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

情 報 システム 部 原 価 管<br />

理 システムチーム<br />

主 管<br />

浅 野 広 興<br />

西 松 建 設 ㈱<br />

情 報 システム 部 情 報 シ<br />

ステム 課<br />

部 長 代 理 堀 泰 久<br />

89


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

オブザ<br />

ーバー<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ<br />

ョン 事 業 部<br />

グループマネー<br />

ジャー<br />

有 海 篤 司<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ システム 開 発 部 部 長 高 橋 章<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

前 田 建 設 工 業 ㈱<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 IT サービスセンタ<br />

ー IDC サービス 部<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 IT サービスセンタ<br />

ー<br />

情 報 システムカンパニ<br />

ー<br />

課 長 代 理<br />

センター 長<br />

グループ 長<br />

岩 村 俊 毅<br />

鎌 田 泉<br />

嶋 田 孝 司<br />

前 田 道 路 ㈱ 管 理 本 部 経 理 部 電 算 課 課 長 雫 石 文 利<br />

㈱ 雄 電 社 情 報 システム 部 部 長 栗 林 寛<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整<br />

備 課<br />

企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

国 土 交 通 省<br />

大 臣 官 房<br />

建 設 流 通 政 策 審<br />

議 官<br />

大 森 雅 夫<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局 建 設 市 場 整 建 設 振 興 第 二 係<br />

備 課<br />

長<br />

竹 居 雅 彦<br />

11.2.6.1 LiteS 規 約 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 副 部 長 西 村 高 志<br />

副 主 査<br />

ソリューション 開 発 本<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

部 ITサービスセンタ<br />

ング<br />

ー IDC サービス 部<br />

課 長 代 理 岩 村 俊 毅<br />

東 京 本 社 情 報 ソリュー<br />

㈱ 大 林 組<br />

ション 部 電 子 調 達 ソリ 副 主 査<br />

宮 崎 勇 輔<br />

ューション 課<br />

㈱ 奥 村 組<br />

管 理 本 部 情 報 システム<br />

部 システム 管 理 課<br />

課 長<br />

飛 田 智<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

IT ソリューション 部<br />

次 長<br />

生 産 システムグループ<br />

加 藤 義 治<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

IIT ソリューション 部<br />

事 務 システムグループ<br />

鈴 木 康 之<br />

㈱かねこ 代 表 取 締 役 社 長 金 子 靖<br />

㈱ 関 電 工<br />

業 務 システム 部 業 務 シ<br />

ステムチーム<br />

副 長<br />

清 田 達<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 井 岡 良 文<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 本 部 建 築 部 情 報<br />

グループ<br />

副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

㈱ 熊 谷 組 建 築 事 業 本 部 購 買 部 担 当 課 長 鈴 木 隆 文<br />

㈱コスモソフト 取 締 役 部 長 飯 田 浩 美<br />

90


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

システム 技 術 部<br />

CIWEB 事 業 部<br />

執 行 役 員 シス<br />

テム 技 術 部 長<br />

執 行 役 員 CIWEB<br />

企 画 部 長<br />

村 井 裕 一<br />

宇 田 川 明<br />

三 建 設 備 工 業 ㈱ 東 京 支 店 見 積 部 次 長 伊 藤 淳 一<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 沢 彰<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 推 進 部 副 長 寺 田 豊<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

情 報 システム 部 新 原 価<br />

管 理 システム 開 発 グル 主 査<br />

富 樫 正 明<br />

ープ<br />

全 国 生 コンクリート<br />

工 業 組 合 連 合 会<br />

総 務 企 画 部 係 長 橋 詰 均<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

社 長 室 情 報 企 画 部 企<br />

画 室<br />

室 長<br />

成 瀬 亨<br />

高 砂 熱 学 工 業 ㈱ 営 業 本 部 営 業 推 進 部 参 事 熊 膳 実<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱<br />

㈱フジタ<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

情 報 システム 部 原 価 管<br />

理 システムチーム<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ<br />

ョン 事 業 部 建 設 設 備<br />

グループ<br />

企 画 総 務 部 事 業 企 画 室<br />

経 営 本 部 情 報 システム<br />

部<br />

プロジェクト 情<br />

報 ソリューショ<br />

ン 担 当 副 部 長<br />

主 管<br />

プロジェクトマ<br />

ネージャー<br />

シニアマネージ<br />

ャー<br />

次 長<br />

由 井 俊 次<br />

田 中 春 彦<br />

岩 永 崇<br />

木 下 和 則<br />

笹 島 真 一<br />

11.2.6.2 技 術 検 討 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 ㈱CI ラボ 代 表 取 締 役 山 下 純 一<br />

メンバー 安 藤 建 設 ㈱ 社 長 室 情 報 企 画 部 課 長 安 保 篤 康<br />

㈱ 大 林 組<br />

本 社 グローバル ICT 推<br />

進 室 総 合 調 達 ソリュー 副 課 長<br />

望 月 政 宏<br />

ション 課<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

IT ソリューション 部<br />

事 務 システムグループ<br />

鈴 木 康 之<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 部 長 井 岡 良 文<br />

㈱きんでん 技 術 本 部 技 術 統 轄 部 副 長 岡 泰 秀<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

建 築 本 部 建 築 部 情 報<br />

グループ<br />

副 部 長<br />

横 幕 宏 明<br />

㈱ 建 設 総 合 サービス 経 営 事 業 部 次 長 山 本 裕 之<br />

91


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

( 株 ) 鴻 池 組<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 建<br />

築 システム 担 当<br />

システム 技 術 部<br />

主 任<br />

執 行 役 員 シス<br />

テム 技 術 部 長<br />

竹 中 良 実<br />

村 井 裕 一<br />

ソリューション 推 進 部 主 任 海 老 沢 彰<br />

清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 主 査 川 口 秀 樹<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

情 報 システム 部 生 産 系<br />

システム 開 発 グループ<br />

主 査<br />

高 橋 郁 雄<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

社 長 室 情 報 企 画 部 企<br />

画 室<br />

室 長<br />

成 瀬 亨<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

プロジェクト 情<br />

インフォメーションマ<br />

報 ソリューショ<br />

ネジメントセンター<br />

ン 担 当 副 部 長<br />

由 井 俊 次<br />

戸 田 建 設 ㈱<br />

情 報 システム 部 原 価 管<br />

理 システムチーム<br />

主 管<br />

田 中 春 彦<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ グループマネー<br />

ョン 事 業 部<br />

ジャー<br />

有 海 篤 司<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ<br />

ョン 事 業 部 建 設 設 備<br />

グループ<br />

プロジェクトマ<br />

ネージャー<br />

岩 永 崇<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ 企 画 総 務 部 事 業 企 画 室 チーフ 平 尾 仁<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 IT サービスセンタ<br />

ー IDC サービス 部<br />

アウトソーシングサー<br />

ビスセンターIDC サー<br />

ビス 部<br />

課 長 代 理<br />

課 長 代 理<br />

岩 村 俊 毅<br />

保 坂 正 樹<br />

11.2.6.3 建 築 見 積 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査 ㈱ 竹 中 工 務 店 生 産 本 部 本 部 長 付 森 澤 敏 雄<br />

メンバー<br />

㈱オーク 情 報 システム<br />

㈱ 大 林 組<br />

運 用 サービス 部<br />

次 長<br />

藤 井 浩 二<br />

㈱ 大 林 組<br />

東 京 本 店 建 築 事 業 部<br />

五 十 嵐 喜 久<br />

副 部 長<br />

見 積 第 二 部<br />

雄<br />

㈱ 奥 村 組 東 京 支 社 原 価 部 主 任 坂 地 世 紀<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

建 築 管 理 本 部 建 築 工<br />

務 部 コストグループ<br />

課 長 代 理 古 賀 達 雄<br />

協 栄 産 業 ㈱<br />

ソリューション 事 業 部<br />

建 設 ソリューション 部<br />

部 長<br />

川 本 伸 二<br />

協 栄 産 業 ㈱<br />

ビジネスシステム 事 業<br />

部 システム 技 術 グルー<br />

プ<br />

専 門 次 長 山 田 茂 樹<br />

92


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

協 栄 産 業 ㈱<br />

㈱ 熊 谷 組<br />

㈱ 鴻 池 組<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

ソリューション 事 業 部<br />

建 設 ソリューション 部<br />

営 業 第 一 課<br />

建 築 事 業 本 部 建 築 企<br />

画 室 情 報 グループ<br />

建 築 見 積 部 見 積 課 建<br />

築 システム 担 当<br />

専 任 課 長<br />

副 部 長<br />

主 任<br />

ソリューション 推 進 部 主 任<br />

執 行 役 員 CIWEB<br />

事 業 部 開 発 部 長<br />

弘 瀬 道 夫<br />

横 幕 宏 明<br />

竹 中 良 実<br />

小 橋 哲 朗<br />

海 老 沢 彰<br />

清 水 建 設 ㈱ 建 築 事 業 本 部 見 積 部 OA グループ 長 吉 井 構 造<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

建 築 本 部 積 算 部 管 理<br />

担 当<br />

次 長 チームリー<br />

ダー<br />

濱 田 修 嗣<br />

㈱ 竹 中 工 務 店 営 業 本 部 部 長 白 谷 美 知 博<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

㈱ TAK-QS 設 備 グルー<br />

プ゚<br />

淺 野 和 重<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

建 築 総 本 部 建 築 本 部<br />

見 積 部 工 務 企 画 グルー<br />

冨 田 晋<br />

プ゚<br />

西 松 建 設 ㈱<br />

関 東 建 築 支 店 積 算 部<br />

積 算 課<br />

課 長<br />

古 家 久 夫<br />

技 建 工 務 ㈱ 代 表 取 締 役 佐 藤 健 一<br />

㈱ 中 野 積 算 開 発 部 主 任 佐 藤 貴 一<br />

㈱バルシステム 代 表 取 締 役 赤 松 朋 之<br />

㈱フジタ 東 京 支 店 積 算 部 担 当 課 長 篠 崎 英 之<br />

オブザー<br />

バー<br />

㈱ 日 積 サーベイ 開 発 部 課 長 代 理 水 嶋 和 伸<br />

93


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.7 調 査 技 術 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長 清 水 建 設 ㈱ 情 報 システム 部 主 査 高 橋 康 行<br />

副 委 員 長<br />

委 員<br />

オブザー<br />

バー<br />

三 機 工 業 ㈱<br />

CSR 推 進 本 部 情 報 シス<br />

テム 室<br />

室 長<br />

青 木 伸 一<br />

㈱ 朝 日 工 業 社 情 報 システム 室 室 長 船 戸 守<br />

㈱ 大 林 組<br />

本 社 グローバル ICT 推<br />

進 室<br />

課 長<br />

簗 嶋 浩 司<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

IT ソリューション 部<br />

事 務 システムグループ<br />

課 長<br />

飯 野 克 則<br />

㈱かねこ 代 表 取 締 役 社 長 金 子 靖<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

㈱サンテック<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

東 急 建 設 ㈱<br />

システム 技 術<br />

CIWEB 事 業 部<br />

技 術 管 理 部 積 算 グルー<br />

プ<br />

執 行 役 員 シス<br />

テム 技 術 部 長<br />

執 行 役 員<br />

CIWEB 企 画 長<br />

グループマネー<br />

ジャー<br />

村 井 裕 一<br />

宇 田 川 明<br />

栗 尾 紳 司<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

情 報 システム 部<br />

生 産 系 システム 開 発 グ<br />

ループ<br />

社 長 室 情 報 企 画 部<br />

企 画 室<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

建 築 総 本 部 建 築 本 部<br />

建 築 部 事 業 推 進 グルー<br />

プ<br />

グループ 長<br />

課 長 代 理<br />

課 長 代 理 プロジ<br />

ェクト 情 報 ソリ<br />

ューション 担 当<br />

グループリーダ<br />

ーー<br />

宮 宗 和 彦<br />

島 田 裕 司<br />

石 田 智 行<br />

矢 代 彰 紀<br />

戸 田 建 設 ㈱ 建 築 購 買 課 鈴 木 晃<br />

技 建 工 務 ㈱ 代 表 取 締 役 佐 藤 健 一<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ グループマネー<br />

ョン 事 業 部<br />

ジャー<br />

有 海 篤 司<br />

第 二 製 造 ソリューショ<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

ン 事 業 部 ソリューショ マネージャー 板 倉 公 一<br />

ン 推 進 部<br />

日 本 電 子 認 証 ㈱ システム 開 発 部 部 長 高 橋 章<br />

㈱ 間 組 企 画 部 情 報 システム 室 主 任 府 川 雄 大<br />

㈱フジタ<br />

経 営 本 部 情 報 システム<br />

部<br />

次 長<br />

山 口 正 志<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局<br />

建 設 市 場 整 備 課<br />

企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

国 土 交 通 省<br />

大 臣 官 房<br />

建 設 流 通 政 策 審<br />

議 官<br />

大 森 雅 夫<br />

94


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局<br />

建 設 市 場 整 備 課<br />

建 設 振 興 第 二 係<br />

長<br />

竹 居 雅 彦<br />

95


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.8 広 報 委 員 会<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

委 員 長<br />

副 委 員 長<br />

委 員<br />

オブザー<br />

バー<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

NEC ソフト㈱<br />

㈱ 大 林 組<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

㈱きんでん<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

全 日 本 電 気 工 事 業 工<br />

業 組 合 連 合 会<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

富 士 通 ㈱<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

ング<br />

社 長 室 情 報 企 画 部<br />

推 進 室<br />

第 三 製 造 業 ソルーション 事 業<br />

部<br />

製 造 プロセスソリュー<br />

ション 事 業 部 第 二 シス<br />

テム S グループ<br />

オーク 情 報 システム<br />

OC-COMET サービス 部<br />

IT ソリューション 部<br />

生 産 システムグループ<br />

東 京 本 社 東 京 営 業 本 部<br />

業 務 企 画 部<br />

CIWEB 事 業 部<br />

推 進 室 長<br />

グループマネー<br />

ジャー<br />

建 設 業 エキスパ<br />

ート<br />

部 長<br />

次 長<br />

執 行 役 員<br />

CIWEB 企 画 長<br />

中 西 徳 明<br />

有 海 篤 司<br />

種 田 剛<br />

友 村 大 海<br />

中 尾 暁 彦<br />

辰 井 裕 二<br />

宇 田 川 明<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

建 築 事 業 本 部<br />

調 達 総 合 センター 管 理<br />

部<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

産 業 ビジネス 本 部 エン<br />

ジニアリング 統 括 営 業<br />

部<br />

建 設 不 動 産 営 業 部<br />

ソリューション 開 発 本<br />

部 IT サービスセンター<br />

IDC サービス 部<br />

マーケティング 本 部<br />

クラウド 推 進 統 括 部<br />

ビジネス 企 画 推 進 本 部<br />

クラウド 推 進 統 括 部 ク<br />

ラウドソリューション<br />

部<br />

部 長 兼 企 画 グル<br />

ープ 長<br />

理 事 事 務 局 長<br />

課 長 代 理 プロジ<br />

ェクト 情 報 ソリ<br />

ューション 担 当<br />

部 長<br />

課 長 代 理<br />

課 長<br />

山 下 満 祥<br />

五 十 畑 正 美<br />

石 田 智 行<br />

春 山 秀 樹<br />

岩 村 俊 毅<br />

藤 崎 隆<br />

鳥 塚 孝<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 企 画 部 IT グループ 課 長 嶋 田 英 樹<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局<br />

建 設 市 場 整 備 課<br />

企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫<br />

国 土 交 通 省<br />

大 臣 官 房<br />

建 設 流 通 政 策 審<br />

議 官<br />

大 森 雅 夫<br />

国 土 交 通 省<br />

総 合 政 策 局<br />

建 設 振 興 第 二 係<br />

建 設 市 場 整 備 課 長<br />

竹 居 雅 彦<br />

96


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.8.1 広 報 WG<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

主 査<br />

メンバー<br />

大 成 建 設 ㈱<br />

NEC ソフト㈱<br />

㈱ 大 林 組<br />

鹿 島 建 設 ㈱<br />

㈱きんでん<br />

五 洋 建 設 ㈱<br />

㈱コンストラクショ<br />

ン・イーシー・ドッ<br />

トコム<br />

シーイーエヌソリュ<br />

ーションズ㈱<br />

清 水 建 設 ㈱<br />

全 日 本 電 気 工 事 業 工<br />

業 組 合 連 合 会<br />

㈱ 竹 中 工 務 店<br />

社 長 室 情 報 企 画 部<br />

推 進 室<br />

製 造 プロセスソリュー<br />

ション 事 業 部 第 二 シス<br />

テム S グループ<br />

オーク 情 報 システム<br />

OC-COMET サービス 部<br />

IT ソリューション 部<br />

生 産 システムグループ<br />

東 京 本 社 東 京 営 業 本 部<br />

業 務 企 画 部<br />

技 術 研 究 所<br />

開 発 プロジェクト(IT<br />

施 行 )<br />

CIWEB 事 業 部<br />

室 長<br />

建 設 業 エキスパ<br />

ート<br />

部 長<br />

次 長<br />

課 長<br />

執 行 役 員<br />

CIWEB 企 画 部 長<br />

中 西 徳 明<br />

種 田 剛<br />

友 村 大 海<br />

中 尾 暁 彦<br />

辰 井 裕 二<br />

向 井 健<br />

宇 田 川 明<br />

ソリューション 推 進 部 エキスパート 吉 田 泰 弘<br />

建 築 事 業 本 部<br />

調 達 総 合 センター 管 理<br />

部<br />

インフォメーションマ<br />

ネジメントセンター<br />

部 長 兼 企 画 グル<br />

ープ 長<br />

事 務 局 長<br />

課 長 代 理 プロジ<br />

ェクト 情 報 ソリ<br />

ューション 担 当<br />

グループマネー<br />

ジャー<br />

山 下 満 祥<br />

五 十 畑 正 美<br />

石 田 智 行<br />

日 本 電 気 ㈱<br />

第 三 製 造 業 ソリューシ<br />

ョン 事 業 部<br />

有 海 篤 司<br />

産 業 ビジネス 本 部 エン<br />

富 士 通 ㈱<br />

ジニアリング 統 括 営 業<br />

部<br />

部 長<br />

春 山 秀 樹<br />

建 設 不 動 産 営 業 部<br />

ソリューション 開 発 本<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ<br />

部 IT サービスセンター<br />

ング<br />

IDC サービス 部<br />

課 長 代 理 岩 村 俊 毅<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ マーケティング 本 部<br />

ング<br />

クラウド 推 進 統 括 部<br />

藤 崎 隆<br />

ビジネス 企 画 推 進 本 部<br />

㈱ 富 士 通 マーケティ クラウド 推 進 統 括 部 ク<br />

ング<br />

ラウドソリューション<br />

課 長<br />

鳥 塚 孝<br />

部<br />

三 井 住 友 建 設 ㈱ 企 画 部 IT グループ 課 長 嶋 田 英 樹<br />

97


情 報 化 評 議 会 会 員 名 簿<br />

11.2.9 事 務 局<br />

区 分 企 業 名 所 属 役 職 氏 名<br />

事 務 局 ( 財 ) 建 設 業 振 興 基<br />

専 務 理 事 初 谷 雄 一<br />

金<br />

理 事<br />

園 田 信 夫<br />

㈱ 三 菱 総 合 研 究 所<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 セ<br />

ンター<br />

次 長<br />

篠 原 敬<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 セ<br />

ンター<br />

上 席 調 査 役 帆 足 弘 治<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 セ<br />

ンター<br />

参 事<br />

秋 山 健<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 セ<br />

ンター<br />

専 門 役<br />

山 中 隆<br />

社 会 システム 研 究 本 部<br />

情 報 通 信 戦 略 グループ<br />

主 席 研 究 員 中 村 秀 治<br />

地 域 経 営 研 究 本 部 情<br />

報 ・データ 戦 略 コンサル 主 席 研 究 員 林 典 之<br />

ティンググループ<br />

未 来 情 報 解 析 センター 主 任 研 究 員 瀬 楽 丈 夫<br />

98


12. 資 料<br />

99


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

12.1 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

平 成 23 年 6 月<br />

情 報 評 議 会 政 策 委 員 会<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターは、 建 設 産 業 情 報 ネットワーク<br />

(CI-NET)の 標 準 化 、 実 用 化 の 推 進 機 関 として 活 動 しており、 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 に 必<br />

要 な CI-NET 企 業 識 別 コード 登 録 数 は 平 成 23 年 度 末 で 9,400 社 余 となっている。<br />

平 成 21 年 度 情 報 化 評 議 会 において、CI-NET 一 層 の 普 及 を 図 る 観 点 から、これまでの 活 動 を<br />

総 括 し、 今 後 の 活 動 方 針 策 定 に 向 けて、 従 来 型 の CI-NET 普 及 手 法 に 加 え、 新 たな 切 り 口 での<br />

CI-NET 推 進 に 係 る 検 討 の 必 要 性 について 提 言 がなされた。<br />

これを 受 け、 実 用 化 推 進 委 員 会 では、 平 成 21、22 年 度 にわたり CI-NET の 一 層 の 普 及 を 図 る<br />

観 点 から、アンケートや 個 別 企 業 ヒアリング(CI-NET 導 入 ・ 未 導 入 企 業 併 せて 25 社 )を 行 い 課 題<br />

分 析 を 行 った。その 結 果 、「 現 状 の CI-NET 仕 様 の 見 直 し、 大 都 市 から 地 方 都 市 への 再 展 開 、 簡<br />

易 な 仕 組 みの 構 築 、 付 加 価 値 の 付 与 」など、 多 角 的 な 新 方 策 が、6 つの 重 点 課 題 と 17 のサブテー<br />

マごとに 電 子 商 取 引 の 普 及 活 動 に 係 る 要 件 書 ( 以 下 「 要 件 書 」という。)をとりまとめた。<br />

そこで、 平 成 23、24、25 年 度 における 各 委 員 会 の 活 動 計 画 に 資 するために、 要 件 書 を 提 示 する。<br />

具 体 案 も 含 めた 施 策 および 実 施 の 方 法 は 担 当 する 委 員 会 等 に 委 ねるが、とりまとめ 作 業 の 中 で 検<br />

討 された 活 動 重 点 を 下 記 に 示 す。<br />

■ 活 動 の 重 点<br />

CI-NET を 中 堅 ・ 中 小 企 業 まで 幅 広 く 普 及 させるために「 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携<br />

指 針 」を 踏 まえ、 中 小 企 業 への 配 慮 をしつつ、 下 記 の 通 り 活 動 を 行 う。<br />

(1) CI-NET の 仕 組 みの 検 討<br />

1 標 準 化 の 範 囲<br />

データ 項 目 の 絞 り 込 み、 対 象 業 務 の 標 準 化 の 見 直 し<br />

2 簡 易 な 仕 組 み<br />

会 社 規 模 、 取 引 内 容 に 応 じた 仕 組 みの 検 討<br />

(2) 従 来 の CI-NET の 仕 組 みの 普 及<br />

1 運 用 上 の 課 題 解 決 のための 取 り 組 みを 推 進<br />

2 CI-NET 未 導 入 企 業 に 対 し 利 用 を 促 進 するために、 広 報 や 導 入 支 援 を 強 化<br />

(3) (1)、(2)いずれにおいても、 負 担 の 小 さい、 付 加 価 値 のある 仕 組 みを 推 進 する。<br />

また 対 象 は、 電 子 商 取 引 の 実 施 は 発 注 側 主 導 で 進 むため、 下 記 の 優 先 順 で 発 注 側 業<br />

者 とする。<br />

i. 中 堅 総 合 工 事 業 者<br />

ii. 地 方 総 合 工 事 業 者<br />

iii. 現 在 受 注 側 となっている 専 門 工 事 業 者 ( 専 門 工 事 業 者 とその 取 引 業 者 の 間 )<br />

以 上<br />

101


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (1) 標 準 化 の 範 囲<br />

標 準 化 委 員 会 LiteS 委 員 会 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

1. はじめに<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、 標 準 化 委 員 会 および LiteS 委 員<br />

会 ならびに 実 用 化 推 進 委 員 会 にて、 具 体 案 を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い<br />

申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「1.CI-NET の 仕 組 み (1) 標 準 化 の 範 囲 」<br />

以 下 の 項 目 について 検 討 を 加 えてください。<br />

(1) 建 設 業 EDI に 係 る 標 準 化 について 必 要 最 小 限 の 中 核 部 分 を 抽 出 し 整 理 する<br />

(2) CI-NET 対 象 業 務 の 標 準 化 の 範 囲 を 明 確 にする<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

ヒアリング 内 容 の 分 析 により、 以 下 の 問 題 点 が 明 確 になった。<br />

(1) 顕 在 化 した 問 題 点<br />

1 CI-NET 想 定 業 務 と 各 社 実 業 務 の 差 が 導 入 検 討 時 、 導 入 後 の 問 題 となっている。<br />

2 購 買 見 積 業 務 、 注 文 業 務 、 出 来 高 業 務 、 請 求 業 務 を 切 り 離 して 運 用 したい 要 望<br />

があるが、 現 行 の 規 約 ではできない 部 分 がある。<br />

3 電 子 の 処 理 と 紙 の 処 理 の 切 り 分 け、 共 存 に 苦 慮 している。<br />

4 規 約 の 項 目 数 が 多 すぎる。また 規 約 の 解 釈 で 戸 惑 うことがある。<br />

5 規 約 は 縛 りが 強 く、 自 社 業 務 に 馴 染 まない。<br />

6 大 手 と 中 堅 中 小 では 標 準 化 の 考 え 方 が 違 うのではないか。<br />

7 サブコンでも 発 注 者 の 立 場 で CI-NET を 導 入 したい( 規 約 は 耐 えられるか)。<br />

8 出 来 高 請 求 業 務 において 各 社 の 差 が 問 題 となっているが、それは 標 準 化 が 不 明<br />

瞭 なためなのか、 標 準 化 が 厳 しすぎるからなのか、または 両 方 なのか。<br />

(2) 問 題 点 のまとめ<br />

1 必 要 最 小 限 の 標 準 化 とは 何 なのかを 抽 出 整 理 することが、 業 務 適 用 範 囲 を 広 め、<br />

規 約 の 解 釈 を 明 確 にするという 仮 説 のもと、 肥 大 化 したといわれる CI-NET 標<br />

準 の 見 直 しが 求 められている。<br />

2 CI-NET 対 象 業 務 の 標 準 化 の 範 囲 が 各 社 業 務 の(あって 然 るべき) 違 いの 範 疇<br />

にまで 及 んでいることが、 導 入 と 運 用 の 障 壁 になっているのではないか。また、<br />

標 準 化 の 曖 昧 さによる 解 釈 の 違 いなどが 業 務 の 混 乱 を 招 いている。<br />

102


4. 課 題 の 検 討 について<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (1) 標 準 化 の 範 囲<br />

標 準 化 委 員 会 LiteS 委 員 会 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

課 題 の 検 討 にあたり、 留 意 していただきたい 点 について、 以 下 に 説 明 します。<br />

なお、 本 項 以 降 の 検 討 項 目 等 については、 課 題 分 析 チームにて 検 討 した、あくまで<br />

も 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策 等 については、 本 要 件 書 に 対<br />

応 していただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、ご 提 案 をいただきたい。<br />

目 標 ・ 目 的 ・ 対 象 範 囲<br />

(1) 「 標 準 化 の 中 核 部 分 」については、 適 用 業 務 を 明 確 にしながら、 抽 出 、 検 討 、 整<br />

理 を 願 いたい。 標 準 のスリム 化 、ひいては 対 象 業 務 のシンプル 化 を 視 野 に 入 れて<br />

取 り 組 んでもらいたい。<br />

(2) 「 標 準 化 範 囲 の 明 確 化 」については、 対 象 業 務 ごとにその 範 囲 と 内 容 を 明 確 に 整<br />

理 し、 検 討 願 いたい。<br />

前 提 条 件 ・ 調 査<br />

(3) そもそも CI-NET の 目 指 すもの= 範 囲 は、「データ 交 換 (EDI)の 標 準 化 」なの<br />

か、「 業 務 形 態 の 標 準 化 」なのか、から 論 を 起 こしてもらいたい。<br />

検 討 方 法 ・ 関 係 先<br />

(4) この 課 題 については、「1.CI-NET の 仕 組 み (3) 簡 易 な 仕 組 み」と 相 互 に 関 連 する<br />

ので、 調 整 をしながら、 重 複 のないように、かつ 連 携 を 図 りながら 進 めていただ<br />

きたい。<br />

観 点 ・キーワード<br />

(5) 「CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルの 情 報 表 現 規 約 」に 記 載 された 標 準 メッセー<br />

ジの 見 直 しと 整 理 をしてもらいたい。<br />

(6) 「メッセージ 項 目 の 整 理 」の 観 点 で、 項 目 の 一 意 性 の 確 保 ( 同 じような 項 目 が 複<br />

数 あることの 解 決 )、 二 重 定 義 の 解 消 ( 同 じ 内 容 が 2 箇 所 に 定 義 されている 矛 盾 の<br />

解 消 )、 本 来 交 換 する 必 要 のない 情 報 の 整 理 ( 発 注 者 のみが 使 用 する 項 目 、 印 刷 要<br />

件 などの 削 除 )、などを 行 ってほしい。<br />

(7) この 課 題 の 成 果 として、 標 準 化 内 容 の 解 り 易 さ、 見 える 化 に 繋 げたい。<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

1 実 施 すべき 項 目 の 整 理 まで 平 成 24 年 3 月<br />

2 実 施 スケジュールの 作 成 平 成 24 年 9 月<br />

(2) 成 果 物<br />

「 検 討 結 果 および 解 決 策 実 施 報 告 書 」<br />

以 上<br />

103


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (2) 簡 易 な 仕 組 み<br />

LiteS 委 員 会 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

1. はじめに<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、LiteS 委 員 会 および 実 用 化 推 進 委<br />

員 会 にて、 具 体 案 を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「1.CI-NET の 仕 組 み (2) 簡 易 な 仕 組 み」<br />

以 下 の 項 目 について 検 討 を 加 えてください。<br />

(1) 会 社 規 模 に 応 じた 簡 易 な 仕 組 みとは<br />

(2) 取 引 内 容 に 応 じた 簡 易 な 仕 組 みとは<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

ヒアリング 内 容 の 分 析 により、 以 下 の 問 題 点 が 明 確 になった。<br />

(1) 顕 在 化 した 問 題 点<br />

1 実 装 規 約 と 現 行 業 務 に 差 があり、CI-NET に 対 応 するために 業 務 の 大 幅 な 変 更<br />

を 必 要 とされるため、 導 入 のハードルが 高 い。<br />

2 出 来 高 業 務 は 現 場 の 業 務 を 大 きく 変 えることになる。 請 求 業 務 だけ 電 子 化 した<br />

い。すなわち 規 約 に 縛 られない 簡 易 な 運 用 が 求 められている。<br />

3 簡 便 な 方 式 として 出 来 高 と 請 求 を 一 本 化 したりすることも 考 えられる。<br />

4 出 来 高 業 務 はやり 取 りが 複 雑 である。かつ 各 社 ごとの 方 法 が 統 一 されていない。<br />

5 規 約 の 複 雑 さにより、システム 投 資 が 嵩 んだり、 業 務 の 足 かせになっている 面<br />

がある。<br />

6 現 在 の CI-NET の 仕 組 みを 地 方 にまで 広 げるには 無 理 がある。サポートやシス<br />

テム 投 資 の 負 担 が 大 きい。 中 堅 、 地 方 はコストも 人 員 もシビア。もっと 簡 便 な<br />

方 法 が 欲 しい。<br />

7 CI-NET の 規 約 は 項 目 が 多 く、 縛 りが 強 い。 会 社 の 規 模 に 応 じたレベルが 用 意<br />

され、 選 択 できるようになればよい。<br />

8 工 事 の 仕 分 け 方 が 大 手 と 中 小 では 異 なるのではないか。<br />

9 CI-NET の 出 来 高 請 求 業 務 は 受 注 者 側 でも 業 務 の 増 加 を 招 いている。<br />

10 サブコンも 発 注 者 として CI-NET を 利 用 したい。はたして 適 用 できるのか。<br />

11 CI-NET のスタート 時 からは 時 代 も IT 技 術 も 変 わってきている。CI-NET の 普<br />

及 の 為 にはより 簡 便 な 仕 組 みが 必 要 である。 見 直 す 時 期 にきているのではない<br />

か。<br />

(2) 問 題 点 のまとめ<br />

1 未 導 入 企 業 を 中 心 に、 参 入 ハードルを 下 げるため、またコスト 削 減 と 業 務 負 担<br />

104


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (2) 簡 易 な 仕 組 み<br />

LiteS 委 員 会 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

軽 減 などの 理 由 から、 簡 易 な 仕 組 みが 求 められている。<br />

2 導 入 済 み 企 業 からも、 現 行 システムの 煩 雑 さ 複 雑 さから、また 対 象 業 務 の 差 異<br />

に 係 わらず 同 じレベルの 仕 組 みを 使 わなければならない 点 などから、 現 行 シス<br />

テムとは 別 に 簡 易 なシステムが 求 められている。<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 にあたり、 留 意 していただきたい 点 について、 以 下 に 説 明 します。<br />

なお、 本 項 以 降 の 検 討 項 目 等 については、 課 題 分 析 チームにて 検 討 した、あくまでも<br />

想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策 等 については、 本 要 件 書 に 対 応<br />

していただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、ご 提 案 をいただきたい。<br />

目 標 ・ 目 的 ・ 対 象 範 囲<br />

(1) 会 社 規 模 に 応 じた 簡 易 な 仕 組 みとは、どういう 姿 が 望 まれているのかを 整 理 し、<br />

解 決 策 を 提 示 してください。<br />

(2) 取 引 内 容 に 応 じた 簡 易 な 仕 組 みとは、どういう 姿 が 望 まれているのかを 整 理 し、<br />

解 決 策 を 提 示 してください。<br />

(3) (1)と(2)の 結 果 をまとめて、「 簡 易 な 仕 組 み」の 構 想 を 示 してください。<br />

前 提 条 件 ・ 調 査<br />

(4) 「CI-NET の 仕 組 み」は「 複 雑 」との 意 見 があります。この「 複 雑 さ」の 中 身 を<br />

調 査 してください。「 複 雑 さ」の 要 因 を 分 析 すれば、「あるべき 姿 」が 見 えてくる<br />

のではないでしょうか。<br />

(5) 「CI-NET の 仕 組 み」と「 各 社 業 務 」の 差 を 調 査 していただきたい。この 差 があ<br />

るために、 業 務 の 変 更 を 強 いられているという 意 見 があります。 業 務 の 大 幅 な 変<br />

更 を 求 めない= 業 務 移 行 の 負 担 を 減 らす 仕 組 みに 繋 がると 考 えられます。<br />

(6) 「 大 手 と 中 小 」の「 仕 事 の 仕 方 」が 違 うという 指 摘 があります。この 内 容 を 調 査<br />

してください。 大 手 の 求 める 仕 組 みと 中 小 の 求 める 仕 組 みの 差 を 明 確 にして、 成<br />

果 に 結 びつけてください。<br />

検 討 方 法 ・ 関 係 先<br />

(7) 「CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver2.1」を『 現 在 の 仕 組 み』として、 情 報 伝 達 規 約 、<br />

情 報 表 現 規 約 、データ 交 換 手 順 などの 視 点 から、『 簡 易 な 仕 組 み』を 検 討 し、 構 想<br />

してほしい。<br />

(8) この 課 題 については、「1.CI-NET の 仕 組 み (1) 標 準 化 の 範 囲 」と 相 互 に 関 連 する<br />

ので、 調 整 をしながら、 重 複 のないように、かつ 連 携 を 図 りながら 進 めていただ<br />

きたい。<br />

観 点 ・キーワード<br />

(9) 業 務 負 担 軽 減 、 費 用 負 担 軽 減 の 観 点 から 整 理 する。<br />

(10) 業 務 フローの 見 直 しと 整 理 により、 業 務 負 担 を 軽 減 するアプローチ。<br />

105


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (2) 簡 易 な 仕 組 み<br />

LiteS 委 員 会 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

(11) 規 約 の 項 目 数 を 整 理 縮 小 するなど、 業 務 運 用 、 業 務 リプレース、 社 内 システム 連<br />

携 の 負 担 を 低 減 するアプローチ。<br />

(12) 企 業 の 参 加 ハードルを 下 げるアプローチ。 費 用 と 手 間 の 低 減 策 として、 企 業 識 別<br />

コード 付 与 方 法 の 検 討 、 対 象 業 務 による 証 明 書 の 要 否 の 検 討 、など。<br />

(13) 企 業 の 規 模 、 企 業 の 合 理 化 目 標 の 違 いなどにより、どの 業 務 フェーズからでも<br />

CI-NET 化 できる 仕 組 みの 検 討 。このとき 現 行 の 規 約 、ルールが 足 かせになる 可<br />

能 性 があり、 規 約 、 標 準 化 の 見 直 しと 協 調 する 必 要 がある。<br />

(14) スモールスタート、 段 階 的 導 入 、 部 分 導 入 、などに 対 応 できる 仕 組 みの 検 討 。<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

1 実 施 すべき 項 目 の 整 理 まで 平 成 24 年 3 月<br />

2 実 施 スケジュールの 作 成 平 成 24 年 6 月<br />

3 簡 易 な 仕 組 みの 構 想 ( 案 ) 平 成 24 年 9 月<br />

(2) 成 果 物<br />

「 検 討 結 果 および 解 決 策 実 施 報 告 書 」<br />

「 簡 易 な 仕 組 みの 構 想 ( 案 )」<br />

以 上<br />

106


1. はじめに<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (3) 個 別 方 式 の 解 消<br />

標 準 委 員 会 LiteS 委 員 会 ・ 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、 標 準 化 委 員 会 および LiteS 委 員<br />

会 ならびに 実 用 化 推 進 委 員 会 にて、 具 体 案 を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い<br />

申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「1.CI-NET の 仕 組 み (3) 個 別 方 式 の 解 消 」<br />

以 下 の 項 目 について 検 討 を 加 えてください。<br />

(1) 「 出 来 高 請 求 業 務 」におけるゼネコンごとの 個 別 ルールの 実 態 と 課 題 について<br />

(2) 「 出 来 高 請 求 業 務 」における 統 一 ルールの 実 現 について<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

ヒアリング 内 容 の 分 析 により、 以 下 の 問 題 点 が 明 確 になった。<br />

(1) 顕 在 化 した 問 題 点<br />

1 業 務 フローに 違 いがある。<br />

基 本 業 務 フロー 通 りに「 仕<br />

事 」を 行 えていれば、 各 社<br />

からのヒアリング 時 に、 問<br />

題 点 として 指 摘 される 事 は<br />

なかったが、 現 実 にはゼネ<br />

コン 各 社 により 手 順 が 異 な<br />

っている。 出 来 高 請 求 業 務<br />

に 対 応 済 みの 各 社 により、<br />

「 鹿 島 建 設 ・ 清 水 建 設 方 式 」<br />

「 安 藤 建 設 方 式 」「 竹 中 工 務<br />

店 方 式 」「 大 林 組 方 式 」のそ<br />

出 来 高 報 告 メッセージ<br />

発 注 者<br />

出 来 高 確 認 メッセージ( 査 定 )<br />

出 来 高 報 告 メッセージ<br />

出 来 高 確 認 報 告 メッセージ( 承 認 )<br />

請 求 メッセージ<br />

請 求 確 認 メッセージ( 不 承 認 )<br />

請 求 確 認 メッセージ( 受 理 )<br />

受 注 者<br />

れぞれが 独 自 のルールを 持 っている。<br />

そのため、 出 来 高 請 求 業 務 の 業 務 負 担 が 取 引 数 に 比 例 して 多 くなり、 業 務 に 支<br />

障 をきたす 恐 れがある。 最 悪 の 場 合 、 営 業 所 ごとに 選 任 の 担 当 者 をおくことも<br />

検 討 する 必 要 が 出 てくる。<br />

2 出 来 高 金 額 算 定 方 式 に 違 いがある。 消 費 税 の 掛 け 方 と 調 整 額 の 設 定 方 法 に 違 い<br />

があり、 各 社 により A~D の 4 方 式 がある。<br />

107


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (3) 個 別 方 式 の 解 消<br />

標 準 委 員 会 LiteS 委 員 会 ・ 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

税 抜 き 累 積 額 査 定<br />

[1109]<br />

今 回 迄 累 積 出 来 高 金 額 計<br />

調 整 額 ([1331]) 加 算<br />

各 明 細 行 の[1235]は 税 抜 きで、その 合 計<br />

消 費 税 額 加 算<br />

D 方 式<br />

税 込 累 積 額 査 定<br />

[1153]<br />

税 込 今 回 迄 累 積 出 来 高 金 額 計<br />

調 整 額 ([1341]) 加 算<br />

[1332]<br />

調 整 後 今 回 迄 累 積 出 来 高 金 額 計<br />

請 求 額 算 定<br />

[1058]<br />

支 払 率<br />

[1342]<br />

調 整 後 税 込 今 回 迄 累 積 出 来 高 金 額 計<br />

請 求 額 算 定<br />

[1114]<br />

今 回 迄 累 積<br />

請 求 保 留 金 額 計<br />

[1103]<br />

今 回 迄 累 積<br />

請 求 金 額 計<br />

消 費 税 額 ([1334])<br />

加 算<br />

C 方 式<br />

[1335]<br />

税 込 今 回 迄 累 積<br />

請 求 金 額 計 ( 調 整 前 )<br />

調 整 額 ([1343]) 加 算<br />

[1163]<br />

税 込 今 回 迄 累 積<br />

請 求 保 留 金 額 計<br />

税 抜 き 当 月 請 求 額 算 定<br />

[1160]<br />

税 込 今 回 迄 累 積<br />

請 求 金 額 計<br />

支 払 済 額 ([1323]) 差 引<br />

税 込 当 月 請 求 額 算 定<br />

請 求 済 額<br />

([1101]) 差 引<br />

[1361]<br />

今 回 請 求 金 額 計<br />

( 調 整 前 )<br />

今 回 請 求 金 額 計 調 整 額 ([1362]) 加 算<br />

請 求 済 額<br />

([1159]) 差 引<br />

[1112]<br />

今 回 請 求 金 額 計<br />

消 費 税 額 ([1096]) 加 算<br />

[1097]<br />

最 終 帳 票 金 額<br />

[1112]<br />

今 回 請 求 金 額 計<br />

消 費 税 額 ([1096]) 加 算<br />

[1097]<br />

最 終 帳 票 金 額<br />

[1097]<br />

最 終 帳 票 金 額<br />

A 方 式 B 方 式 C 方 式 、D 方 式<br />

(2) 問 題 点 のまとめ<br />

1 ゼネコン 各 社 の 運 用 ルールの 違 いにより、 受 注 者 側 の 業 務 負 担 が 増 えている。<br />

2 導 入 検 討 企 業 にとっても 業 務 標 準 化 の 妨 げになる 恐 れがあり、CI-NET 化 によ<br />

り 業 務 の 見 直 しを 迫 られることもある。<br />

3 運 用 ルールの 主 な 違 いは、(1) 顕 在 化 した 問 題 点 に 示 したとおり。<br />

4. 課 題 の 検 討 について<br />

課 題 の 検 討 にあたり、 留 意 していただきたい 点 について、 以 下 に 説 明 します。<br />

なお、 本 項 以 降 の 検 討 項 目 等 については、 課 題 分 析 チームにて 検 討 した、あくまでも<br />

想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策 等 については、 本 要 件 書 に 対 応<br />

していただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、ご 提 案 をいただきたい。<br />

目 標 ・ 目 的 ・ 対 象 範 囲<br />

(1) 「 業 務 フローに 違 いがある」については、「 標 準 方 式 」への 統 一 をしてほしい。<br />

(2) 「 出 来 高 金 額 算 定 方 式 の 違 い」については、 解 消 方 法 を 検 討 してほしい。<br />

108


前 提 条 件 ・ 調 査<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (3) 個 別 方 式 の 解 消<br />

標 準 委 員 会 LiteS 委 員 会 ・ 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

(3) 「 業 務 フローに 違 いがある」の 実 態 を 調 査 ・ 分 析 してもらいたい。 出 来 高 請 求 業<br />

務 を 含 めた CI-NET 調 達 業 務 の 範 囲 で、 違 いとその 内 容 を 調 査 してほしい。この<br />

とき、 中 堅 ・ 中 小 企 業 、CI-NET 未 導 入 企 業 も 調 べてもらいたい。<br />

(4) 「 出 来 高 金 額 算 定 方 式 の 違 い」の 実 態 を 調 査 ・ 分 析 してもらいたい。このとき、<br />

中 堅 ・ 中 小 企 業 、CI-NET 未 導 入 企 業 も 調 べてもらいたい。<br />

検 討 方 法 ・ 関 係 先<br />

(5) 「 業 務 フローに 違 いがある」については、 各 社 個 別 方 式 の 改 善 、すなわち「 標 準<br />

方 式 」への 修 正 が 出 来 れば 解 決 されると 考 えられるので「 統 一 提 言 」を 実 用 化 推<br />

進 委 員 会 として 提 案 したい。 具 体 的 には、LiteS 委 員 会 へ 出 来 高 請 求 業 務 の 標 準 化<br />

について 今 一 度 検 討 してもらいたい。<br />

(6) 各 々の 方 式 を 運 用 中 の 各 社 としては、 自 社 の 仕 事 の 方 法 やり 方 を 改 め、「 標 準 方 式<br />

( 例 えば 鹿 島 方 式 )」へ 統 一 をする 事 が 望 ましいとは 思 うが、 現 時 点 では 困 難 が 想<br />

定 される。しかし、 実 用 化 段 階 での 各 社 からの 要 望 として 出 ていることから、「 再<br />

度 検 討 」し、LiteS 委 員 会 から 実 用 化 推 進 委 員 会 へ 返 答 してもらうプロセスとした<br />

い。<br />

(7) 「 統 一 」への「 調 査 ・ 検 討 ・ 調 整 」の 実 作 業 は、LiteS 委 員 会 に 委 託 したい。その<br />

他 値 の 設 定 が 違 う 件 については、LiteS 委 員 会 と 標 準 化 委 員 会 に 委 託 したい。<br />

(8) この 課 題 については、「1.CI-NET の 仕 組 み (1) 標 準 化 の 範 囲 」および「1.CI-NET<br />

の 仕 組 み (3) 簡 易 な 仕 組 み」と 関 連 するので、 連 携 を 図 りながら 進 めていただきた<br />

い。<br />

観 点 ・キーワード<br />

(9) 新 しい 標 準 方 式 を 定 めるとき、「 統 一 による 実 現 」を 目 指 すのか、「 標 準 化 のハー<br />

ドルを 下 げて 自 由 度 で 格 差 を 吸 収 する 方 法 」を 採 るのか、についても 議 論 を 尽 く<br />

してほしい。 自 由 度 を 高 める 方 法 は、 後 進 の 企 業 が 導 入 し 易 いメリットもあるが、<br />

導 入 済 み 企 業 にはデメリットになる。この 場 合 は、 既 存 の 方 式 とは 別 方 式 を 認 知<br />

して 共 存 させ、 後 進 に 門 戸 を 開 くことも 考 慮 したい。→ 別 途 検 討 の「1.CI-NET の<br />

仕 組 み (3) 簡 易 な 仕 組 み」ともリンクして 検 討 してほしい。<br />

(10) 出 来 高 金 額 算 定 4 方 式 および 類 似 課 題 の 解 決 方 法 として、メッセージに 計 算 の 元<br />

となる 原 数 値 を 最 小 公 倍 数 的 に 記 載 し、メッセージを 受 信 した 側 の 業 務 システム<br />

で 必 要 な 数 値 を 取 り 出 して 計 算 処 理 を 施 すことにより 業 務 遂 行 する 方 法 などを 検<br />

討 してほしい(これは EDI の 原 点 かも 知 れない)。この 方 式 が 成 り 立 てばメッセー<br />

ジを 一 元 化 できる。<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

109


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (3) 個 別 方 式 の 解 消<br />

標 準 委 員 会 LiteS 委 員 会 ・ 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

1 4 社 の 標 準 化 の 方 向 性 についての 結 論<br />

2 実 現 方 法 についての 検 討 納 期<br />

(2) 成 果 物<br />

「 検 討 結 果 および 解 決 策 実 施 報 告 書 」<br />

平 成 24 年 3 月<br />

平 成 24 年 3 月<br />

以 上<br />

110


1. はじめに<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (4) 建 設 業 法 の 範 囲 以 外 の 取 引<br />

LiteS 委 員 会 実 用 化 委 員 会<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、LiteS 委 員 会 および 実 用 化 委 員 会<br />

にて、 具 体 案 を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「1.CI-NET の 仕 組 み (4) 建 設 業 法 の 範 囲 以 外 の 取 引 」について<br />

以 下 の 項 目 について 検 討 を 加 えてください<br />

(1) 「 契 約 外 取 引 に 対 応 した 新 たな 仕 組 みの 検 討 」<br />

3. ヒアリング 課 題 分 析 結 果 について<br />

ヒアリング 内 容 の 分 析 により、 以 下 の 問 題 点 が 明 確 になった。<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点<br />

1 契 約 工 事 に 比 べ、それ 以 外 の 伝 票 処 理 が 大 半 なため、 出 来 高 業 務 への CI-NET 導<br />

入 についてメリットがあまり 感 じられない。また、 実 装 規 約 で A,B,C,D 方 式 が 分<br />

かれているため 専 門 業 者 に 進 めにくい。<br />

2 レンタル・リース 関 連 では、 明 細 データの 作 り 方 が 合 わず、 導 入 してもらえない<br />

状 況 が 続 いている。<br />

(2) 問 題 点<br />

1 契 約 外 取 引 は、 契 約 取 引 と 比 べ、 金 額 ベースとしては、 少 額 ながら、 件 数 ベースで<br />

は、 総 取 引 件 数 の 過 半 数 以 上 を 占 める。 従 って、 業 界 業 務 全 体 の 効 率 化 や 各 事 業 者<br />

の 契 約 外 取 引 自 体 の 処 理 効 率 化 の 視 点 から、 一 取 引 の 金 額 は、 小 さくとも、 大 量 で<br />

且 つ 反 復 的 に 処 理 される 取 引 をシステム 化 することで、 業 務 処 理 の 効 率 化 が 期 待 で<br />

きる。<br />

2 レンタル・リース 関 連 等 の 取 引 は、 日 割 の 単 価 をベースとし 請 求 明 細 を 作 成 してい<br />

るため、CI-NET の 実 装 規 約 と 明 細 データの 構 造 に 相 違 がみられる。また、 専 門 工<br />

事 業 者 側 では、レンタル・リース 関 連 等 に 印 紙 税 がかからないため、 印 紙 税 軽 減 の<br />

メリットが 得 られない。これらのことを 理 由 に 電 子 商 取 引 の 導 入 が 進 んでいない。<br />

本 来 、「 請 求 業 務 」は、 各 専 門 工 事 業 者 が 取 引 を 始 動 するトリガーを 握 っている<br />

業 務 であり、 電 子 商 取 引 の 仕 組 みからいえば、 専 門 工 事 業 者 が 取 引 データの 発 信 を<br />

行 うべき 業 務 である。すなわち 購 買 見 積 や 契 約 業 務 のように 総 合 工 事 業 者 の 要 望 を<br />

受 け 電 子 化 を 進 めるのではなく、 専 門 工 事 業 者 側 の 自 らの 意 志 で 電 子 化 の 要 望 を 総<br />

合 工 事 業 者 側 に 求 めていけるタイプの 取 引 である。 従 って、 契 約 外 取 引 をシステム<br />

化 することで、 専 門 工 事 業 者 側 の 業 務 処 理 の 効 率 化 が 期 待 できる。<br />

111


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 1.CI-NET の 仕 組 み (4) 建 設 業 法 の 範 囲 以 外 の 取 引<br />

LiteS 委 員 会 実 用 化 委 員 会<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 に 当 たり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 する。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、ご<br />

提 案 をいただきたい。<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

平 成 23 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

1 「 契 約 外 取 引 に 対 応 した 新 たな 仕 組 みの 検 討 業 務 の 報 告 書 」<br />

2 「 契 約 外 取 引 実 装 規 約 ( 案 )」<br />

以 上<br />

112


1. はじめに<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 2.システム・サービス 形 態 (1) 導 入 ・ 運 用 コスト<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、 実 用 化 委 員 会 にて、 具 体 案 を 含<br />

めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 重 点 課 題 「2.システム・サービス 形 態 (1) 導 入 ・ 運 用 コスト」<br />

重 点 課 題 に 対 して 下 記 項 目 について 検 討 を 委 託 したい。<br />

(1) システム・サービス 形 態 の 比 較<br />

(2) 添 付 ファイルに 係 るデータ 保 管 料 について<br />

(3) 段 階 的 価 格 設 定 等 の 検 討 について<br />

3. ヒアリング 課 題 分 析 結 果 について<br />

ヒアリング 内 容 の 分 析 により、 以 下 の 問 題 点 が 明 確 になった。<br />

(1) システム・サービス 形 態 の 比 較<br />

< 以 下 2 点 は 中 堅 ゼネコンからのヒアリング 結 果 ><br />

1ASP 方 式 で 導 入 を 検 討 したが、 導 入 コストが 想 定 より 高 く 断 念 した。その 後 も 導<br />

入 機 会 をうかがっているが 解 決 できていない。<br />

2 導 入 後 3、4 年 で 損 益 分 岐 点 がくると 想 定 しているが、それまでの 負 担 が 難 しい<br />

(2) 添 付 ファイルに 係 るデータ 保 管 料 について<br />

1データ 保 管 料 の 課 金 を 認 識 していない 企 業 、データ 保 管 料 が 印 紙 税 分 を 超 える 企<br />

業 がある<br />

2 添 付 資 料 を 添 付 するとデータ 容 量 が 大 きくなりデータ 保 管 料 が 高 くなる。<br />

3 協 力 会 社 の 規 模 が 小 さくなると、データ 保 管 料 の 負 担 が 重 い。<br />

(3) 段 階 的 価 格 設 定 等 の 検 討 について<br />

1 中 小 企 業 に 勧 めたいが、 導 入 費 用 がネックとなる(13~15 万 円 )<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 検 討 にあたり、 留 意 していただきたい 点 について 以 下 に 説 明 します。<br />

なお、 本 項 以 降 の 検 討 項 目 等 については、 課 題 分 析 チームにて 検 討 した、あくまでも<br />

想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策 等 について、 本 要 件 書 に 対 応 して<br />

いただきたく 各 委 員 会 または、ワーキンググループにてあらためてご 検 討 、ご 提 案 をい<br />

ただきたい。<br />

(1) 課 題 検 討 における 主 なターゲット<br />

「3.ヒアリング 分 検 討 析 結 果 について」に 記 載 した 事 項 を 踏 まえ、 本 課 題 の 検 討 に 当<br />

113


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 2.システム・サービス 形 態 (1) 導 入 ・ 運 用 コスト<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

たっては、 以 下 の 主 体 を 主 なターゲットとして 想 定 検 討 いただきたい。<br />

1システム・サービス 会 社<br />

2 導 入 実 績 のあるゼネコン( 発 注 者 )<br />

(2) 現 状 調 査<br />

以 下 の 項 目 等 についての 情 報 収 集 と 現 状 把 握<br />

1) システム・サービス 会 社 にヒアリング<br />

1 システム 対 象 業 務 範 囲 ( 発 注 者 / 受 注 者 、 見 積 ~ 注 文 ~ 出 来 高 ~ 請 求 )<br />

2 サービス(サポート、 電 子 証 明 書 更 新 等 )の 内 容 、 範 囲<br />

3 データ 保 管 料 の 課 金 方 法<br />

4 ASP、パッケージツールの 費 用 構 成 について<br />

a)1ID(ライセンス)の 初 期 費 用 とランニング 費 用<br />

b)2ID(ライセンス) 追 加 初 期 費 用 、ランニング 費 用<br />

5 ユーザ ID、 取 引 量 による 段 階 的 価 格 設 定 の 実 施 状 況 について<br />

2) 導 入 実 績 のあるゼネコンにヒアリング<br />

1 導 入 費 用<br />

企 画 、システム 開 発 費 用<br />

2 ランニング 費 用<br />

システム 運 用 費<br />

サポート 費<br />

データ 保 管 料<br />

(3) 課 題 検 討<br />

重 点 課 題 3 点 について 検 討 し、ターゲット 毎 の 費 用 算 定 と 効 果 的 な 導 入 ・ 運 用 費 用 を<br />

算 定 していただきたい。<br />

1) パターン 毎 の 費 用 算 定<br />

中 堅 、 地 域 普 及 の 視 点 で ASP、パッケージツール、 自 社 構 築 型 のシステム 構 築 標 準<br />

的 費 用 について 算 定<br />

1 発 注 者 の 会 社 規 模 ( 例 : 全 国 規 模 、 地 域 的 限 定 、1 事 務 所 )<br />

2 基 幹 システム 連 携 有 無 (a. 全 機 能 連 携 、b. 段 階 的 連 携 、c. 連 携 なし)<br />

3 段 階 的 導 入 (a. 見 積 ~ 注 文 、b. 出 来 高 ~ 請 求 )<br />

コスト 算 定 内 容<br />

1 < 初 期 費 用 >: 企 画 、システム 開 発 費 ( 基 幹 システムとのデータ 連 携 を 有 無 毎 )<br />

2 :システム 運 用 費 (ハード、ソフト、 減 価 償 却 費 )<br />

3 :サポート 費 ( 人 件 費 、 設 備 費 等 )、データ 保 管 料<br />

2) データ 保 管 料 について<br />

1 契 約 書 作 成 時 の 効 果 的 な 添 付 データ 作 成 手 段<br />

114


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 2.システム・サービス 形 態 (1) 導 入 ・ 運 用 コスト<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

2 データ 容 量 が 大 きい 場 合 の 対 処 方 法<br />

3 過 去 保 管 データの 取 り 扱 い 方 法 等<br />

3) 段 階 的 価 格 設 定 等 の 検 討 について<br />

1 ユーザ ID、 取 引 量 による 段 階 的 価 格 設 定 の 課 題 抽 出 とその 対 策 、 実 現 方 法<br />

の 検 討<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

現 状 調 査 : 平 成 23 年 10 月<br />

課 題 検 討 : 平 成 24 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

「 検 討 結 果 および 解 決 策 実 施 報 告 書 」<br />

以 上<br />

115


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 2.システム・サービス 形 態 (2) 発 注 者 機 能<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

1. はじめに<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒアリン<br />

グ 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むことが 出 来 ました。<br />

その 中 で、 以 下 のテーマについては、 実 用 化 委 員 会 にて、 具 体 案 を 含 めて、 検 討 していただ<br />

きたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 重 点 課 題 「2.システム・サービス 形 態 (2) 発 注 者 機 能 」<br />

重 点 課 題 に 対 して 下 記 項 目 について 検 討 を 委 託 したい。<br />

( 1.) 発 注 者 機 能 の 提 供 ・ 充 実 に 関 する 協 議 検 討<br />

3. ヒアリング 課 題 分 析 結 果 について<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点<br />

1 発 注 者 機 能 の 追 加 利 用<br />

受 注 者 として CI-NET を 運 用 中 の 会 社 が、 発 注 者 として 使 用 する 場 面 がある。その 場<br />

合 に 使 用 中 のシステム(ASP)で 発 注 者 機 能 が 追 加 利 用 できない<br />

2 導 入 コスト<br />

基 幹 システムとのデータ 連 携 した CI-NET 導 入 を 検 討 した 企 業 が、 想 定 したコストよ<br />

り 高 く 導 入 を 断 念 している。その 後 も 導 入 機 会 をうかがっているが 現 在 でも 解 決 でき<br />

ていない。<br />

3 導 入 サポート 体 制<br />

CI-NET を 導 入 する 際 、 発 注 者 の 各 拠 点 の 購 買 部 門 や 受 注 者 へのサポート、 教 育 が 必 要<br />

になる。 当 サポートの 体 制 づくりが 円 滑 導 入 のための 必 須 事 項 となるが、 発 注 者 の 規<br />

模 が 小 さい 会 社 によっては、その 体 制 を 設 けることが 困 難 である。<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 検 討 にあたり、 留 意 していただきたい 点 について 以 下 に 説 明 します。<br />

なお、 本 項 以 降 の 検 討 項 目 等 については、 課 題 分 析 チームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、<br />

例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策 等 について、 本 要 件 書 に 対 応 していただきた<br />

く 各 委 員 会 または、ワーキンググループにてあらためてご 検 討 、ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) 課 題 検 討 における 主 なターゲット<br />

「3.ヒアリング 分 析 結 果 について」に 記 載 した 事 項 を 踏 まえ、 本 課 題 の 検 討 に 当 たっては、<br />

以 下 の 主 体 を 主 なターゲットとして 想 定 検 討 いただきたい。<br />

1システム・サービス 会 社<br />

2CI-NET を 受 注 者 として 運 用 していて、 今 後 発 注 者 としても CI-NET 運 用 を 拡 大 したい<br />

企 業<br />

116


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 2.システム・サービス 形 態 (2) 発 注 者 機 能<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

(2) 現 状 調 査<br />

以 下 の 項 目 等 についての 情 報 収 集 と 現 状 把 握<br />

1 発 注 者 機 能 を 追 加 利 用 したい 企 業 のニーズ 分 析<br />

2ASP 会 社 の 発 注 者 機 能 状 況<br />

3 今 後 普 及 を 図 る 中 堅 ゼネコン、 地 場 ゼネコンと 導 入 済 大 手 ゼネコンとの 相 違 点<br />

1) 基 幹 、 業 務 システムの 業 務 運 用 範 囲<br />

2) 購 買 部 門 、 情 報 システム 部 門 の 促 進 体 制<br />

3) 情 報 システム 部 門 のサポート 体 制<br />

4)IT 予 算<br />

(3) 課 題 検 討<br />

以 下 項 目 等 について 発 注 者 機 能 を 必 要 としているターゲットに 対 して、 重 点 課 題 である「 新<br />

標 準 化 範 囲 」、「 会 社 規 模 に 応 じた 簡 易 な 仕 組 み」に 対 応 した 発 注 者 機 能 の 効 果 的 な 導 入 を<br />

検 討 する。<br />

1) システム・サービス 会 社 に 対 して、 発 注 者 機 能 追 加 提 供 依 頼<br />

2) <br />

「2.システム・サービス 形 態 (1) 導 入 ・ 運 用 コスト」の 課 題 検 討 と 同 様 に 発 注 者 機 能 の<br />

効 果 的 な 導 入 を 検 討 する。<br />

< 導 入 コスト><br />

1 発 注 者 の 会 社 規 模 ( 例 : 全 国 規 模 、 地 域 限 定 、1 事 務 所 )<br />

2 基 幹 システム 連 携 有 無 (a. 全 機 能 連 携 、b. 段 階 的 連 携 、c. 連 携 なし)<br />

3 段 階 的 導 入 パターン(a. 見 積 ~ 注 文 、b. 出 来 高 ~ 請 求 )<br />

<br />

1 < 初 期 費 用 >:システム 開 発 費 ( 基 幹 システムとのデータ 連 携 を 有 無 毎 )<br />

2 :システム 運 用 費 (ハード、ソフト、 減 価 償 却 費 )<br />

3 :サポート 費 ( 人 件 費 、 設 備 費 等 )、データ 保 管 料<br />

< 導 入 サポート 内 容 の 範 囲 ><br />

1 サポート 内 容 : 発 注 者 の 業 務 関 連 、 各 社 共 通 で 関 係 する 内 容<br />

2 サポート 要 員 : 発 注 者 、ベンダ<br />

3 3) 業 務 範 囲 :a. 見 積 ~ 注 文 、b. 出 来 高 ~ 請 求<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

現 状 調 査 : 平 成 23 年 10 月<br />

課 題 検 討 : 平 成 23 年 10 月 ~ 平 成 25 年 3 月<br />

117


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 2.システム・サービス 形 態 (2) 発 注 者 機 能<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

(2) 成 果 物<br />

「 検 討 結 果 および 解 決 策 実 施 報 告 書 」<br />

以 上<br />

118


1. はじめに<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 2.システム・サービス 形 態 (3) 業 務 システム<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 以 下 のテーマについては、 実 用 化 推 進 委 員 会 にて、 具<br />

体 案 を 含 めて、 検 討 して 頂 きたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「2.システム・サービス 形 態 (3) 業 務 システム」<br />

業 務 システムとの 連 携 あるいは ASP サービスからの 機 能 提 供 に 関 するニーズ・ 課<br />

題 ・メリット 等 の 検 討 ( 特 にサブコンの 立 場 から)<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題<br />

ヒアリング、 分 析 により 顕 在 化 している 課 題 は、 以 下 の 通 り。<br />

1 3 年 程 前 に、 基 幹 システムと 連 携 した ASP 形 式 での CI-NET 導 入 を 検 討 した。<br />

しかし 導 入 コストが 想 定 より 高 く 断 念 した。その 後 も 導 入 機 会 をうかがって<br />

いるが、 社 会 環 境 の 急 激 な 変 化 および 基 幹 システム 再 構 築 の 課 題 が 発 生 し、<br />

解 決 できないでいる。(ゼネコン)<br />

2 ASP を 使 用 しているが、 帳 票 画 面 にデータを 打 ち 込 んでいるだけで、 社 内 シ<br />

ステムとのデータ 連 携 はない。 本 来 EDI とは、 業 務 システムと 繋 ぐことだっ<br />

たはず。(サブコン)<br />

3 設 備 見 積 業 務 で CI-NET を 利 用 していたが、 建 設 資 機 材 コードのマッチング<br />

率 が 低 く、 利 用 をやめた。(ゼネコン)<br />

(2) 問 題 点<br />

1 ASP サービスに 入 力 画 面 等 の 補 助 機 能 が 用 意 されていることと、ゼネコン 各<br />

社 から 自 社 と 同 じ ASP サービスへの 加 入 要 請 等 により、 安 易 に ASP サービ<br />

スで CI-NET を 始 めてしまう 傾 向 にある。EDI による 業 務 効 率 化 は、 社 内 の<br />

業 務 システムとの 連 携 が 不 可 欠 である。 業 務 効 率 化 が 期 待 できない CI-NET<br />

の 現 状 は、 未 導 入 のサブコン 企 業 に 対 して 導 入 効 果 をアピールできない。<br />

2 建 設 資 機 材 コードのマッチング 率 が 低 く、 利 用 しなくなった 企 業 がある、 足<br />

りない 資 機 材 コードがあればチェンジリクエスト 等 で 追 加 できる 仕 組 みも 用<br />

意 している。 現 在 の 資 機 材 コードに 対 する 問 題 がどこにあるのかチェンジリ<br />

クエストが、どの 程 度 認 知 されているのかが 課 題 である。<br />

また、 資 機 材 コード 利 用 に 関 する 明 確 な 指 針 等 がない。<br />

119


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 2.システム・サービス 形 態 (3) 業 務 システム<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 にあたり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 します。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または、ワーキンググループにてあ<br />

らためてご 検 討 、ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) 課 題 検 討 における 主 なターゲット<br />

「3.ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について」に 記 載 した 事 項 を 踏 まえ、 本 課 題 の 検 討 に<br />

当 たっては、 以 下 の 主 体 を 主 なターゲットとして 想 定 検 討 いただきたい。<br />

1 CI-NET 導 入 企 業 および 導 入 検 討 企 業<br />

2 ASP の 提 供 するサービス 内 容 、 導 入 支 援<br />

(2) 調 査 および 検 討 事 項<br />

CI-NET 導 入 検 討 時 および 導 入 後 に 基 幹 業 務 システムとの 連 携 部 分 でカスタマイズ<br />

に 係 わるコストや 提 供 されているサービス 等 の 問 題 で 想 定 した 効 果 が 得 られない。こ<br />

の 課 題 について、 以 下 の 様 な、 調 査 および 検 討 をお 願 いしたい。<br />

1 調 査<br />

・ASP を 利 用 した 業 務 システム 連 携 に 関 するカスタマイズ 等 の 費 用 について<br />

・CI-NET 導 入 済 企 業 の 標 準 資 機 材 コード 利 用 目 的 等<br />

・CI-NET 導 入 検 討 企 業 が 標 準 資 機 材 コードに 求 めるもの 等<br />

・CI-NET 利 用 者 間 での 標 準 資 機 材 コード 取 扱 いに 関 する 取 決 め 等<br />

2 検 討<br />

・ 建 設 業 振 興 基 金 ( 情 報 化 評 議 会 )の CI-NET 導 入 説 明 会 のあり 方<br />

・ASP ベンダの CI-NET 導 入 コンサルティングあり 方<br />

・ 導 入 済 みゼネコンの CI-NET 説 明 会 あり 方<br />

・ASP サービスの 利 用 形 態 を 考 慮 したサービスの 提 供<br />

・CI-NET 導 入 支 援 に 関 する 指 針<br />

・ 標 準 資 機 材 コードの 利 用 に 関 する 指 針<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

平 成 25 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

1 「 検 討 結 果 および 解 決 策 実 施 報 告 書 」<br />

2 「 指 針 等 」<br />

( 参 考 :CI-NET 導 入 支 援 に 関 する 指 針 、 標 準 資 機 材 コード 利 用 指 針 等 )<br />

以 上<br />

120


1. はじめに<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (1) 費 用 対 効 果<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、 実 用 化 推 進 委 員 会 にて、 具 体 案<br />

を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (1) 費 用 対 効 果 」について<br />

以 下 の 項 目 について 検 討 を 加 えてください<br />

(1) 社 内 稟 議 資 料 、 経 営 層 、 社 内 ・ 支 店 ・ 協 力 会 社 への 説 明 資 料 等 の 発 信<br />

導 入 ・ 運 用 コスト、 費 用 対 効 果 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集 ・ 分 析<br />

ゼネコン/サブコン 別 ・ 規 模 別 等 のモデルケーススタディ 等 の 情 報 収 集 ・ 分 析<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

2.で 上 げた 検 討 課 題 について、 平 成 21 年 度 からのヒアリング 結 果 より、<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点<br />

1 経 営 陣 への 説 明 、 社 内 の 理 解 、 協 力 会 社 のサポートの 3 点 が 課 題 である。<br />

2 CI-NET 導 入 について 社 内 ・ 協 力 会 社 への 説 明 で 苦 労 した。<br />

3 導 入 コスト 及 び 導 入 メリットについて、 経 営 層 に 提 言 する 資 料 ・データが 不 足 し<br />

ている。<br />

4 導 入 メリットと 比 較 し、 導 入 コストが 高 いため 経 営 層 に 説 明 できない。<br />

5 将 来 の 展 望 や 投 資 対 効 果 が 明 確 にできない。<br />

6 サポート 体 制 がどの 程 度 、 必 要 なのかがわからない。<br />

7 現 在 は 印 紙 税 軽 減 のメリットが 出 ているが、 全 国 展 開 した 場 合 、 業 務 負 担 の 増 加<br />

も 考 慮 するとメリットは 薄 まると 思 う。<br />

(2) 問 題 点<br />

1 経 営 陣 、 社 内 業 務 担 当 者 、 協 力 会 社 に CI-NET を 理 解 してもらうための 説 明 資 料 が<br />

不 足 している。 特 に 稟 議 資 料 や 導 入 事 例 ・ 費 用 対 効 果 やモデルケースなどの 具 体 的<br />

な 情 報 が 盛 り 込 まれた 説 明 資 料 が 不 足 している。また、それらの 資 料 が 利 用 しやす<br />

い 形 で 提 供 されていない。<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 に 当 たり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 する。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、<br />

121


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (1) 費 用 対 効 果<br />

ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) 課 題 検 討 における 主 なターゲット<br />

「3.ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について」に 記 載 した 事 項 を 踏 まえ、 本 課 題 の 検 討 にあた<br />

っては、 以 下 の 主 体 を 主 なターゲットとして 想 定 検 討 いただきたい。<br />

1 今 後 CI-NET の 導 入 を 検 討 している 企 業 。 特 に 中 堅 ・ 地 方 の 総 合 工 事 業 者 。<br />

2 上 記 企 業 のうち 特 にシステム 導 入 を 判 断 する 経 営 トップ 層 。または 経 営 トップ 層 に<br />

働 きかける 層 や、 経 営 トップ 層 の 集 まる 組 織 ( 都 道 府 県 の 建 設 業 協 議 会 等 )。<br />

(2) 稟 議 資 料 、 導 入 事 例 、データ 活 用 方 法 等 、 再 ヒアリングで 確 認 したい 項 目 や 要 望 資 料 ・<br />

整 理 方 法 を 検 討 する。<br />

(3) ヒアリング 対 象 会 社 (ゼネコン、サブコン、 協 力 会 社 等 )を 選 定 する。<br />

(4) 各 ヒアリング 対 象 会 社 にヒアリングシート・ 要 望 資 料 リスト 等 を 作 成 する。<br />

(5) 各 ヒアリング 対 象 会 社 にヒアリング・ 情 報 提 供 の 依 頼 を 実 施 する。<br />

(6) ヒアリングを 実 施 する。<br />

(7) ヒアリング 結 果 を 集 計 ・ 分 析 ・ 検 討 する。<br />

(8) 資 料 を 作 成 する。<br />

経 営 陣 向 け 説 明 資 料 の 作 成<br />

内 業 務 担 当 者 向 けの 説 明 資 料 の 作 成<br />

協 力 会 社 向 けの 説 明 資 料 の 作 成<br />

(9) 資 料 の 活 用 方 法 ・モデルケースを 検 討 し 資 料 作 成 する。<br />

(10) 資 料 を 公 開 ・ 公 表 する。<br />

各 種 広 報 活 動 を 通 じて、 資 料 の 活 用 推 進 をはかり、CI-NET 導 入 を 促 進 する。<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

平 成 24 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

1 経 営 陣 向 けの 説 明 資 料<br />

稟 議 資 料 、データ 活 用 方 法<br />

先 行 導 入 企 業 の 事 例 集 (ゼネコン、サブコン 別 、 規 模 別 )<br />

2 社 内 業 務 担 当 者 向 けの 説 明 資 料<br />

3 協 力 会 社 向 けの 説 明 資 料<br />

4 資 料 の 活 用 方 法 ・モデルケース<br />

以 上<br />

122


1. はじめに<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (2) 印 紙 税 効 果<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、 実 用 化 推 進 委 員 会 にて、 具 体 案<br />

を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (2) 印 紙 税 効 果 」について<br />

以 下 の 項 目 について 検 討 を 加 えてください<br />

(1) 印 紙 税 の 軽 減 の 具 体 的 な 効 果 及 び 説 得 材 料<br />

(2) 社 内 ・ 支 店 ・ 協 力 企 業 への 説 明 方 法 ・ 説 明 資 料 等 の 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集 と 発 信<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点<br />

1 印 紙 税 効 果 だけでは、 導 入 メリットのアピールが 難 しい。 他 の 効 果 ( 取 引 の 透 明<br />

化 、 事 務 処 理 の 削 減 、 書 類 の 削 減 等 )を 組 み 合 わせ、 効 果 の 一 つとして 説 明 すべ<br />

き<br />

2 発 注 者 側 のメリットも 加 味 すべき( 子 会 社 、 関 連 会 社 )<br />

3 どの 位 の 印 紙 税 効 果 が 出 るのかよく 見 えない。<br />

(2) 問 題 点<br />

1 経 営 陣 、 社 内 業 務 担 当 者 、 協 力 会 社 に CI-NET を 理 解 してもらうための 説 明 資 料 が<br />

不 足 している。 特 に 印 紙 税 効 果 資 料 等 の 具 体 的 な 情 報 が 盛 り 込 まれた 説 明 資 料 が 不<br />

足 している。 例 えば 印 紙 税 削 減 費 と CI-NET 導 入 費 用 との 損 益 分 岐 点 が 容 易 に 分 か<br />

るグラフ<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 に 当 たり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 する。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、<br />

ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) 課 題 検 討 における 主 なターゲット<br />

「3.ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について」に 記 載 した 事 項 を 踏 まえ、 本 課 題 の 検 討 にあた<br />

っては、 以 下 の 主 体 を 主 なターゲットとして 想 定 検 討 いただきたい。<br />

1 システム 導 入 を 判 断 する 経 営 トップ 層 。または 経 営 トップ 層 に 働 きかける 層 。<br />

2 協 力 会 社 。<br />

123


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (2) 印 紙 税 効 果<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

(2) トップ 層 向 けの 説 明 資 料 を 作 成 する。 関 連 会 社 ・ 子 会 社 を 含 めた 印 紙 税 削 減 効 果<br />

(3) 協 力 会 社 向 けの 説 明 資 料 を 作 成 する。<br />

例 えば 印 紙 税 削 減 費 と CI-NET 導 入 費 用 との 損 益 分 岐 点 グラフ<br />

(もう 一 歩 踏 み 込 んで 本 社 一 括 ID 加 入 、 支 店 別 ID 加 入 等 のメリット・デメリッ<br />

トと 印 紙 税 削 減 効 果 等 )<br />

(4) 資 料 を 公 開 ・ 公 表 する。<br />

各 種 広 報 活 動 を 通 じて、 資 料 の 活 用 推 進 をはかり、CI-NET 導 入 を 促 進 する。<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

平 成 24 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

1 経 営 陣 向 け・ 協 力 会 社 向 けの 説 明 資 料<br />

2 発 注 金 額 と 印 紙 税 削 減 の 相 対 グラフ<br />

3 印 紙 税 削 減 と CI-NET 導 入 費 用 の 損 益 分 解 点 グラフ<br />

以 上<br />

124


1. はじめに<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (3) 導 入 ステップ<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、 実 用 化 推 進 委 員 会 にて、 具 体 案<br />

を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (3) 導 入 ステップ」について<br />

以 下 の 項 目 について 検 討 を 加 えてください<br />

(1) 社 内 稟 議 資 料 、 経 営 層 、 社 内 ・ 支 店 ・ 協 力 会 社 への 説 明 資 料 等 の 発 信<br />

部 分 的 、 段 階 的 導 入 のパターン、ステップ 等 に 関 する 事 例 情 報 の 収 集 ・ 分 析<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点<br />

1 注 文 書 ・ 請 書 までか、 出 来 高 請 求 まで 一 気 通 貫 の 導 入 にすべきかヒアリングした<br />

発 注 者 で 意 見 が 分 かれた。<br />

2 出 来 高 ・ 請 求 は 4 通 りの 方 式 が 導 入 しようとしている 発 注 者 に 当 てはまるとは 限<br />

らない。<br />

3 初 期 段 階 の 不 慣 れおよび 紙 との 併 用 を 考 慮 すると、 注 文 書 ・ 請 書 迄 が 第 一 ステッ<br />

プの 導 入 として 望 ましいとの 意 見 が 多 い。<br />

(2) 問 題 点<br />

1 経 営 陣 、 社 内 業 務 担 当 者 、 協 力 会 社 に CI-NET の 導 入 に 関 する 課 題 等 を 理 解 しても<br />

らうための 説 明 資 料 が 不 足 している。 特 に 導 入 ステップ 時 の 課 題 等 の 具 体 的 な 情 報<br />

が 盛 り 込 まれた 説 明 資 料 が 不 足 している。<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 に 当 たり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 する。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、<br />

ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) 課 題 検 討 における 主 なターゲット<br />

「3.ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について」に 記 載 した 事 項 を 踏 まえ、 本 課 題 の 検 討 にあた<br />

っては、 以 下 の 主 体 を 主 なターゲットとして 想 定 検 討 いただきたい。<br />

1 社 内 稟 議 に 関 係 する、トップ 層 、 社 内 ・ 支 店 ・ 協 力 会 社 等 。<br />

(2) 「3-1 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 / 費 用 対 効 果 」の 解 決 実 施 策 のヒアリング 項 目 に 追<br />

125


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (3) 導 入 ステップ<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

加 して 情 報 収 集 し、 集 計 ・ 分 析 ・ 検 討 および 資 料 作 成 ・ 公 開<br />

1 社 内 稟 議 資 料 、トップ 層 、 社 内 ・ 支 店 ・ 協 力 会 社 への 説 明 資 料 を 作 成<br />

2 部 分 的 、 段 階 的 導 入 のパターン、ステップ 等 に 関 する 事 例 情 報 の 収 集 ・ 分 析<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

平 成 24 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

1 経 営 陣 向 けの 説 明 資 料<br />

部 分 的 、 段 階 的 導 入 のパターン、ステップ 等 に 関 する 事 例 情 報<br />

2 社 内 業 務 担 当 者 向 けの 説 明 資 料<br />

3 協 力 会 社 向 けの 説 明 資 料<br />

以 上<br />

126


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (4) 経 営 層 ・ 社 内 ・ 取 引 先<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

1. はじめに<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、 実 用 化 推 進 委 員 会 にて、 具 体 案<br />

を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (4) 経 営 層 ・ 社 内 ・ 取 引 先 」について<br />

以 下 の 項 目 について 検 討 を 加 えてください<br />

(1) 社 内 稟 議 資 料 、 経 営 層 への 説 明 資 料 等 の 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集 と 発 信<br />

(2) 社 内 ・ 支 店 ・ 協 力 企 業 への 説 明 方 法 ・ 説 明 資 料 等 の 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集 と 発 信<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点<br />

1 経 営 陣 への 説 明 、 社 内 の 理 解 、 協 力 会 社 のサポートの 3 点 が 課 題 である。<br />

2 導 入 メリットと 比 較 し、 導 入 コストが 高 いため 経 営 層 に 説 明 できない。<br />

3 CI-NET 導 入 について 社 内 ・ 協 力 会 社 への 説 明 で 苦 労 した。<br />

(2) 問 題 点<br />

1 経 営 陣 、 社 内 業 務 担 当 者 、 協 力 会 社 に CI-NET を 理 解 してもらうための 説 明 資 料 が<br />

不 足 している。 特 に 稟 議 資 料 や 導 入 事 例 ・データ 活 用 方 法 などの 具 体 的 な 情 報 が 盛<br />

り 込 まれた 説 明 資 料 が 不 足 している。<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 に 当 たり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 する。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、<br />

ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) 課 題 検 討 における 主 なターゲット<br />

「3.ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について」に 記 載 した 事 項 を 踏 まえ、 本 課 題 の 検 討 にあた<br />

っては、 以 下 の 主 体 を 主 なターゲットとして 想 定 検 討 いただきたい。<br />

1 社 内 業 務 担 当 者<br />

2 協 力 会 社 担 当 者<br />

(2) 経 営 陣 向 けの 説 明 資 料 の 作 成<br />

稟 議 資 料 、 導 入 事 例 、データ 活 用 方 法 をまとめる。<br />

1 社 内 業 務 担 当 者 向 けの 説 明 資 料 を 作 成 する。<br />

127


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (4) 経 営 層 ・ 社 内 ・ 取 引 先<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

2 協 力 会 社 向 けの 説 明 資 料 を 作 成 する。<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

平 成 24 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

1 経 営 陣 向 けの 説 明 資 料<br />

稟 議 資 料 、 導 入 事 例 、データ 活 用 方 法<br />

2 社 内 業 務 担 当 者 向 けの 説 明 資 料<br />

3 協 力 会 社 向 けの 説 明 資 料<br />

以 上<br />

128


1. はじめに<br />

資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (5) 業 務 効 率 化<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、「 実 用 化 推 進 委 員 会 」にて、 具 体<br />

案 を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (5) 業 務 効 率 化 」について<br />

以 下 について 検 討 していただきたい。<br />

(1) 業 務 プロセス 改 革 への 対 応 等 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集 とモデルケース 等 の 発<br />

信<br />

(2) 紙 と 電 子 の 混 在 への 対 応 等 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集 とモデルケース 等 の 発 信<br />

3. ヒアリング 課 題 分 析 結 果 について<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点<br />

1 EC の 導 入 メリットは 業 務 の 効 率 化 にあると 考 え、 調 達 業 務 のワークフローや 事 務<br />

作 業 の 軽 減 を 進 めた。しかし、 業 務 フローを 変 えることに 対 する 抵 抗 が 強 かったた<br />

め、 当 初 は 調 達 業 務 のフロー( 承 認 ルート)の 統 一 は 見 送 り、システム 側 で 支 店 ご<br />

とのフローの 違 いを 吸 収 した。<br />

2 CI-NET を 導 入 するために 業 務 を 変 えたり、システムを 変 えたりする 必 要 があるの<br />

ではハードルが 高 い。<br />

3 EC 調 達 を 導 入 してから、 担 当 者 が 慣 れるまで、1 年 程 度 かかった。しかし、 一 度<br />

電 子 化 をしたところ、ワークフローの 改 善 について 各 支 店 から 自 発 的 に 意 見 が 生 ま<br />

れるようになった。<br />

4 紙 と 電 子 の 二 重 業 務 は 始 める 前 は 反 発 もあったが、 始 まったらそれほど 問 題 になら<br />

なかった。<br />

5 CI-NET をやるからには 100%の 電 子 化 を 目 指 したい。 紙 と 電 子 のダブルスタンダ<br />

ードは 避 けたい。<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 に 当 たり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 する。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、<br />

ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) 業 務 プロセス 改 革 への 対 応 等 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集<br />

129


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (5) 業 務 効 率 化<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

EDI 導 入 前 の 業 務 フローと 導 入 後 のフローの 雛 形 を 数 社 ヒアリングしてまとめ、<br />

業 務 改 革 につながる 好 事 例 として 紹 介 する。<br />

導 入 前 に 考 えていたメリットと 導 入 後 に 確 認 できたメリットを 業 務 ごとに 調 査 す<br />

る。<br />

(2) 紙 と 電 子 の 混 在 への 対 応 等 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集<br />

紙 と 電 子 の 混 在 への 対 応 を 工 夫 している 会 社 にヒアリングを 実 施 して 好 事 例 とし<br />

て 紹 介 する。<br />

5. 解 決 実 施 策 について<br />

(1) 業 務 プロセス 改 革 への 対 応 等 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集 とモデルケース 等 の 発<br />

信<br />

(2) 紙 と 電 子 の 混 在 への 対 応 等 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 の 収 集 とモデルケース 等 の 発 信<br />

6. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

平 成 24 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

1 業 務 プロセス 改 革 への 対 応 等 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 とモデルケース 等<br />

2 紙 と 電 子 の 混 在 への 対 応 等 に 関 する 具 体 的 な 事 例 情 報 とモデルケース 等<br />

以 上<br />

130


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (6) 法 令 順 守 ・ 内 部 統 制<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

1. はじめに<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、「 実 用 化 推 進 委 員 会 」にて、 具 体<br />

案 を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「3. 導 入 ・ 運 用 に 係 る 具 体 的 情 報 (6) 法 令 順 守 ・ 内 部 統 制 」について<br />

以 下 について 検 討 していただきたい。<br />

(1) 法 令 順 守 ・ 内 部 統 制 に 関 する 具 体 的 ・ 定 性 的 な 効 果 の 整 理<br />

(2) 法 令 順 守 ・ 内 部 統 制 に 関 する 事 例 情 報 の 収 集 と 発 信<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点<br />

1 CI-NET のメリットは 業 務 の 迅 速 化 、データの 活 用 、コンプライアンスの 強 化 など<br />

があると 思 う。<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 に 当 たり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 する。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、<br />

ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) 法 令 順 守 ・ 内 部 統 制 で 具 体 的 にどの 部 分 や 法 令 に 対 して 効 果 があるのかを 明 確 にする。<br />

1 法 令 順 守 ・ 内 部 統 制 に 関 わる 定 性 的 な 効 果 を 整 理 する<br />

2 法 令 順 守 ・ 内 部 統 制 で 具 体 的 にどの 部 分 や 法 令 に 対 して 効 果 があるのかを 調 査 ・ 整<br />

理 する<br />

5. 納 期 および 成 果 物<br />

(1) 納 期<br />

平 成 24 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

1 法 令 順 守 ・ 内 部 統 制 に 関 わる 定 性 的 な 効 果 想 定<br />

2 法 令 順 守 ・ 内 部 統 制 で 法 令 に 対 して 効 果 がある 部 分 の 解 説<br />

以 上<br />

131


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 4. 広 報 導 入 支 援 (1) 効 果 的 な 広 報<br />

広 報 委 員 会 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

1. はじめに<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた、CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で、 以 下 のテーマについては、 実 用 化 推 進 委 員 会 および 広 報 委<br />

員 会 にて、 具 体 案 を 含 めて、 検 討 していただきたく、お 願 い 申 し 上 げます。<br />

尚 当 課 題 は、 広 報 委 員 会 にて、 対 策 立 案 をお 願 いする 前 に、「 実 用 化 推 進 委 員 会 」と<br />

しての「 広 報 活 動 」に 対 する 認 識 が 少 ないと 感 じているので、 当 初 の 1 年 間 ( 平 成 23<br />

年 度 )は 実 用 化 推 進 委 員 会 にて「 現 状 調 査 」を 実 施 し、 広 報 業 務 そのものに 対 しての<br />

理 解 を 深 めることとし、その 後 「 効 果 的 な 施 策 」について「 広 報 委 員 会 」にて 検 討 し<br />

ていただきたい。<br />

2. 課 題 「4. 広 報 導 入 支 援 (1) 効 果 的 な 広 報 」について<br />

以 下 について 検 討 していただきたい。<br />

(1) 「より 効 果 的 な 情 報 発 信 」について<br />

(2) 「 様 々な 普 及 方 策 」について<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点 について<br />

ヒアリング、 課 題 分 析 により 顕 在 化 している 主 たる 問 題 点 は、 次 の 通 り。<br />

1 CI-NET に 対 する 認 知 度 が 低 い<br />

アピールが 足 りないのではないか?<br />

2 会 社 としては、まだ CI-NET に 対 する 認 識 は 十 分 ではない<br />

CI-NET を 進 めるには、トップダウンの 方 が 進 めやすいが、 経 営 トップ 層 の CI-NET<br />

に 対 する 認 知 度 が 低 い。<br />

3 他 社 の 取 り 組 み 状 況 などが、 入 手 しにくい(しやすいと 参 考 になる)<br />

先 行 している 他 社 情 報 について、 自 社 内 での 進 め 方 ( 展 開 方 法 、 体 制 、 所 要 コスト<br />

他 ) 等 について、FAQ あるいは、 事 例 として 公 開 してほしい 他<br />

(2) 問 題 点 のまとめ<br />

問 題 点 をまとめると、 大 きく 2 つに 分 類 できると 思 われる。<br />

1 CI-NET に 対 する 認 知 度 の 点<br />

2 先 行 他 社 の 事 例 含 めた 情 報 公 開 に 関 する 点<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 に 当 たり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 する。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

132


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 4. 広 報 導 入 支 援 (1) 効 果 的 な 広 報<br />

広 報 委 員 会 実 用 化 推 進 委 員 会<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、<br />

ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) 課 題 検 討 における 主 なターゲット<br />

「3.ヒアリング 結 果 分 析 結 果 について」に 記 載 した 事 項 を 踏 まえ、 本 課 題 の 検 討 にあた<br />

っては、 以 下 の 主 体 を 主 なターゲットとして 想 定 検 討 いただきたい。<br />

1 今 後 CI-NET の 導 入 を 検 討 している 企 業 。 特 に 中 堅 ・ 地 方 の 総 合 工 事 業 者 。<br />

2 上 記 企 業 のうち 特 にシステム 導 入 を 判 断 する 経 営 トップ 層 。または 経 営 トップ 層 に<br />

働 きかける 層 や、 経 営 トップ 層 の 集 まる 組 織 ( 都 道 府 県 の 建 設 業 協 議 会 等 )。<br />

(2) 広 報 活 動 の 現 状 調 査<br />

(3) 「 建 設 業 界 での 広 報 手 段 」 調 査<br />

(4) 他 社 の 事 例 、ノウハウの、 情 報 蓄 積 公 開 方 法<br />

これらの 調 査 、 検 討 事 項 を 含 んだ 上 で、「 効 果 的 な 広 報 」について、 有 益 な 施 策 を 提 示<br />

していただきたい。<br />

5. 納 期 および 成 果 物 について<br />

(1) 納 期<br />

1 平 成 24 年 3 月 第 一 ステップ<br />

「 実 用 化 推 進 委 員 会 」にて、「 広 報 活 動 」の 現 状 について、 理 解 する。<br />

(4-(1)および(2))<br />

2 平 成 25 年 3 月 第 二 ステップ<br />

「 実 用 化 推 進 委 員 会 」にて 調 査 した 結 果 を 踏 まえて、 効 果 的 な 広 報 手 段 に 対 して、「 広<br />

報 委 員 会 」と 協 業 にて、 検 討 する。<br />

この 時 期 になると、「 他 社 実 例 」の 中 での「 公 開 出 来 る 情 報 」についても、ある 程 度<br />

整 理 されるので、それらを「 効 果 的 な 事 例 紹 介 」として 合 わせて 検 討 する。<br />

(2) 成 果 物<br />

1 第 一 ステップ<br />

「 現 状 調 査 結 果 報 告 書 」<br />

2 第 二 ステップ<br />

「 効 果 的 な 広 報 施 策 報 告 書 」<br />

以 上<br />

133


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 4. 広 報 導 入 支 援 (2)サポート 体 制 充 実<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

1. はじめに<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた,CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で 以 下 のテーマについては 実 用 化 推 進 委 員 会 にて、 具 体 案 を 含<br />

めて 検 討 して 頂 きたくお 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 重 点 課 題 「4. 広 報 導 入 支 援 (2)サポート 体 制 充 実 」<br />

以 下 について 検 討 していただきたい。<br />

(1) 現 状 実 施 されているサポート 内 容 、サポート 体 制 等 に 対 する 改 善<br />

手 厚 いサポートが 行 われていると 思 うが、 更 に 改 善 する 事 により、 一 層 の 効 率 化 が 期<br />

待 出 来 る<br />

(2) 今 後 予 定 されている「 地 方 、 中 小 ゼネコン」 展 開 時 のサポート 体 制 確 立<br />

『 地 方 、 中 小 』をターゲットとして 普 及 して 行 くにあたり、 現 状 の「ゼネコン」「ASP<br />

事 業 者 」「 建 設 業 振 興 基 金 」 等 が 行 っているサポート 体 制 を 参 考 として、 実 現 可 能 な 幅<br />

広 いサポート 体 制 を 検 討 して 欲 しい<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

(1) 顕 在 化 した 検 討 課 題 に 対 する 問 題 点<br />

1 サポート 体 制 の 新 設 について、 会 社 への 費 用 対 効 果 の 説 明 が 難 しかった。<br />

2 協 力 会 社 への 展 開 にあたっては、サポート 体 制 構 築 が、 大 きな 課 題 であり、ポイン<br />

ト。ただし、 支 援 体 制 充 実 や 社 内 マンパワーの 傾 注 は、コスト 負 担 増 が 懸 念 事 項<br />

3 本 社 にサポート 体 制 を 置 いている。 当 初 は 2 名 で 始 めたが 現 在 は 10 名 体 制 で 運 営 。<br />

ただし、 出 来 高 請 求 問 い 合 わせが6 割 を 占 めており、コスト 増 加 へつながる<br />

4 利 用 者 からのヒアリングの 中 で、 同 様 の 質 問 、あるいは 個 別 業 務 処 理 に 対 する 質 問<br />

に 対 しての 各 社 の 対 応 方 法 などについて、 対 応 してくれる 人 , 支 店 等 により「ばら<br />

つき」が 見 受 けられ 混 乱 する<br />

(2) 問 題 点 のまとめ<br />

これらのニーズをまとめると、 大 きく 2 つに 分 類 できる。<br />

1 現 状 の CI-NET 利 用 ユーザからの 顕 在 化 しているサポート 体 制 の 改 善 充 実<br />

2 「 地 方 への 展 開 」「 中 小 ゼネコン」への 展 開 促 進 等 の 点 を 考 慮 すると、 主 としてコス<br />

トの 点 から、「 業 界 全 体 としてのサポート 体 制 」の 構 築 が 必 要<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

課 題 の 検 討 に 当 たり、 留 意 して 頂 きたい 点 について、 以 下 に 説 明 する。<br />

なお、 本 項 以 降 の 具 体 的 な 課 題 の 検 討 項 目 、 解 決 実 施 策 等 については、 課 題 分 析 チ<br />

134


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 4. 広 報 導 入 支 援 (2)サポート 体 制 充 実<br />

実 用 化 推 進 委 員 会<br />

ームにて 検 討 した、あくまでも 想 定 、 例 示 の 内 容 であり、 具 体 的 な 検 討 項 目 、 解 決 策<br />

等 については、 本 要 件 書 に 対 応 いただく 各 委 員 会 または WG にてあらためてご 検 討 、<br />

ご 提 案 をいただきたい。<br />

(1) スーパーゼネコン 4 社 を 基 軸 とする 現 状 のユーザサポート 改 善 について<br />

1 スーパーゼネコン 4 社 現 状 調 査<br />

各 社 で 行 われている「 運 用 サポート」の 実 態 について 再 調 査 する。 目 的 は、スーパ<br />

ーゼネコン4 社 間 での「サポートのばらつきをなくす」 事 とし, 調 査 項 目 は、ヒア<br />

リング 結 果 を 補 う 程 度 とし、 重 複 回 答 等 とならないよう 配 慮 してください。<br />

2 ASP サポート 実 態 調 査<br />

3 今 後 のサポート 上 での 改 善 要 望 の 受 付 と 情 報 公 開 について<br />

今 回 のヒアリングの 中 で、 主 としてサブコン 各 社 が、ゼネコンに 対 しての 改 善 要 望<br />

があることがわかったが、 今 後 は「CI-NET 普 及 展 開 」に 於 いて、 実 用 化 推 進 の 観 点<br />

から、「 利 用 者 の 声 」として 掬 い 上 げていく 仕 組 の 構 築 を 考 慮 する 必 要 がある。<br />

(2) 「 地 方 」「 中 小 」ゼネコンへの 展 開 時 の「 業 界 のサポート 体 制 」 構 築 について<br />

1 背 景<br />

ヒアリングを 通 して、 先 行 スーパーゼネコンでの、 導 入 以 降 の「 自 社 」「 協 力 会 社 」<br />

「サブコン」 等 への 充 実 した 支 援 体 制 は、 普 及 展 開 の 上 で 必 須 と 思 われる。<br />

今 後 、「 地 方 および 中 小 ゼネコン」に 対 する 普 及 時 にも、 同 様 のサポートが、 必 要 と<br />

思 われるが、 考 慮 すべき 点 は、コスト 面 であり、「 業 界 全 体 としてのサポート 体 制 」、<br />

を 構 築 し、 個 々の 会 社 の 負 担 を 軽 減 するなどの 施 策 を 早 々に 構 築 することが 必 要 。<br />

2 「 体 験 講 習 会 」での 利 用 者 の 声<br />

サポートの 必 要 性 は、 昨 年 、 年 末 にかけて 行 われた「 体 験 講 習 会 」で、すでに 展 開<br />

されている CI-WEB に 対 する、 利 用 者 の 声 として「サポート 拡 充 」(サポート 時 間 帯<br />

拡 充 、サポート 曜 日 拡 充 )の 声 が 大 きかった。 現 在 は、ある 程 度 担 当 者 が 固 定 され、<br />

時 間 も 経 ていることから、サポートを 必 要 とする 状 況 が、 逼 迫 してはいないが、 最<br />

初 に 取 りかかったとき、あるいは、 担 当 者 交 代 による 業 務 を 担 当 した 時 などについ<br />

ての、サポート 必 要 性 は 大 きな 声 であった。<br />

5. 納 期 および 成 果 物 について<br />

(1) 既 存 スーパーゼネコンサポート 支 援 内 容 改 善<br />

平 成 24 年 3 月 「( 仮 称 ) 現 状 利 用 ユーザサポート 改 善 報 告 書 」<br />

(2) 「 地 方 、 中 小 」ゼネコン 支 援 について<br />

平 成 24 年 3 月 「( 仮 称 )「 地 方 、 中 小 」ゼネコン 支 援 計 画 書<br />

以 上<br />

135


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 5. 会 議 運 営 (1)サブコン、ベンダの 主 体 的 参 画<br />

委 員 長 会 議<br />

1. はじめに<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた,CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で 以 下 のテーマについては「( 仮 称 ) 委 員 長 会 議 」にて、 具 体 案<br />

を 含 めて 検 討 して 頂 きたくお 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「5. 会 議 運 営 (1)サブコン、ベンダの 主 体 的 参 画 」<br />

以 下 について 検 討 していただきたい。<br />

(1) 参 画 頻 度 の 検 討<br />

(2) 参 画 姿 勢 の 検 討<br />

(3) 中 小 、 地 方 への 展 開 を 視 野 に 入 れた 体 制 の 検 討<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

ヒアリング 内 容 の 分 析 により、 以 下 の 問 題 点 が 明 確 になった。<br />

(1) 会 議 運 営 が 形 式 的 に 物 になってきている<br />

(2) WG でのサブコン 発 言 機 会 が 少 ない( 発 言 しにくい)<br />

(3) WG 規 模 が 大 きいのではないか?<br />

(4) 期 間 目 標 の 不 明 瞭 さ( 一 年 間 の 成 果 が 見 えにくい)<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

前 提 条 件 として、 平 成 23 年 度 の「 委 員 会 運 営 」は、 従 来 通 りとする。<br />

課 題 の 検 討 に 辺 り、「 課 題 」および「ヒアリング 結 果 」については、 分 けて 検 討 する。<br />

(1) 現 在 の「 委 員 会 」「ワーキンググループ」 構 成 に 対 する 検 討 (2.(1)、(2)、(3))<br />

1 「 委 員 会 」 構 成 に 対 する 検 討<br />

現 状 の「 大 手 5 社 」を 中 心 とした、 初 期 からの「 普 及 」「 展 開 」へ 重 きを 置 い<br />

た 5 委 員 会 形 式 について、ある 程 度 普 及 した 現 状 に 即 した 委 員 会 の 検 討 ( 当<br />

初 の 目 的 は、 達 成 したのではないか?)<br />

2 「ワーキンググループ」 規 模 、 構 成 メンバー、 運 営 形 態 検 討<br />

委 員 会 の 下 に 設 けられた「WG」 主 査 、メンバー 構 成 などについても 規 模 、 運<br />

営 方 法 他 について 検 討 する。<br />

(2) 「 中 小 、 地 方 」ゼネコン、サブコン 参 画 の 委 員 会 ワーキンググループ 検 討<br />

1 「 中 小 、 地 方 」ゼネコン 参 画 WG 設 置 検 討<br />

従 来 の 実 用 化 推 進 委 員 会 の 下 に 設 けられた「 中 小 ゼネコンサブワーキング」<br />

とは 別 に、 解 決 すべきテーマ「1.CI-NET の 仕 組 ( 標 準 化 の 範 囲 、 簡 易 な 仕 組 )<br />

を 検 討 していく WG が 属 していく 組 織 が 必 要 。<br />

136


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 5. 会 議 運 営 (1)サブコン、ベンダの 主 体 的 参 画<br />

委 員 長 会 議<br />

当 座 、 進 めていく 運 営 方 式 と、 今 後 2-3 年 後 を 踏 まえて、 検 討 していくワーキ<br />

ンググループの 運 営 方 式 を 検 討 する。<br />

この 組 織 が 出 来 上 がらないと 検 討 できないと 言 うことでは、 課 題 の 推 進 に 支<br />

障 を 来 すと 思 われるので、 当 座 立 ち 上 げる 組 織 は 必 要 。<br />

5. 納 期 および 成 果 物 について<br />

(1) 納 期<br />

平 成 24 年 3 月<br />

(2) 成 果 物<br />

「 検 討 結 果 報 告 書 」の 形 式 で、 成 果 をまとめて 頂 きたい<br />

1 委 員 会 組 織 図 ( 全 体 構 成 と、 各 種 委 員 会 の 関 連 )<br />

2 委 員 会 役 割 定 義<br />

3 委 員 会 運 営 方 法<br />

各 委 員 会 が、 果 たすべき 役 割 と、 委 員 会 配 下 の WG の 役 割<br />

4 委 員 会 別 ワーキンググループ 素 案<br />

5 委 員 会 、ワーキンググループの 運 営<br />

他<br />

(3) 留 意 点<br />

「 会 議 運 営 」についての、 検 討 を 具 体 的 に 行 う 時 には、 実 際 の 作 業 メンバーが 必<br />

要 となると 思 われる。この 点 については、 別 途 支 援 体 制 を 作 り、 当 課 題 に 取 り 組<br />

んでいく 必 要 があると 思 われる。<br />

以 上<br />

137


資 料 / 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 一 層 の 普 及 のために( 要 件 書 )<br />

要 件 書 6. 調 査 ・ 研 究 (1) 他 の 電 子 商 取 引 等<br />

調 査 技 術 委 員 会<br />

1. はじめに<br />

平 成 23 年 5 月<br />

平 成 21 年 度 から 続 けてきた,CI-NET 導 入 促 進 を 目 的 とした「ヒアリング」と「ヒ<br />

アリング 内 容 分 析 」について、 実 用 化 推 進 委 員 会 でいくつかのテーマに 絞 り 込 むこと<br />

が 出 来 ました。その 中 で 以 下 のテーマについては「 調 査 技 術 委 員 会 」にて、 具 体 案 ( 具<br />

体 例 )を 含 めて 調 査 して 頂 きたくお 願 い 申 し 上 げます。<br />

2. 課 題 「6. 調 査 研 究 (1) 他 の 電 子 商 取 引 等 」について<br />

以 下 の 項 目 について、 具 体 例 含 めて 調 査 お 願 いします。<br />

(1) 他 業 界 での 電 子 商 取 引 、 電 子 契 約 などの 現 状 について<br />

(2) CI-NET との 連 携 可 能 性 について<br />

3. ヒアリング 検 討 分 析 結 果 について<br />

ヒアリング 内 容 の 分 析 により、 以 下 の 問 題 点 が 明 確 になった。<br />

(1) 電 子 契 約 、 電 子 承 認 の 仕 組 が 現 業 では 複 数 あり 実 質 多 端 末 状 態 となっている<br />

(2) 同 様 の 電 子 商 取 引 の 仕 組 を 安 価 に 構 築 出 来 る<br />

4. 課 題 の 検 討 に 当 たって<br />

一 方 、 課 題 分 析 チームで 検 討 を 進 めていく 中 で、 他 業 界 ( 例 : 流 通 、 製 造 他 )での<br />

EDI 取 り 組 みについて、しばしば 議 論 話 題 なった。<br />

その 際 、 議 論 参 画 者 が 拠 り 所 とする「 事 例 」「 指 針 」の 様 な 物 がないと、 議 論 が、「 拡<br />

散 」しまいがちになり、 結 論 を 出 すまでには 至 らない。そこで、 次 の 視 点 を 盛 り 込 み、<br />

他 業 界 での EDI 実 態 調 査 をお 願 いしたい。<br />

(1) 業 界 ごとの EDI 標 準 の 有 無 と 内 容<br />

(2) 標 準 化 された EDI の 適 用 率 ( 浸 透 率 )<br />

どのくらい 普 及 しているのかを 調 査 している「 資 料 ( 報 告 書 )」<br />

(3) 標 準 化 された EDI の 仕 組 を 維 持 していく 仕 組 の 有 無 と 概 要<br />

「EDI 標 準 」に 対 する「 使 用 手 続 き」「 普 及 」 等 の 仕 組<br />

(4) 今 後 の 方 向 性<br />

現 時 点 で 考 えられている 業 界 としての 今 後 の 方 向 性<br />

5. 納 期 及 び 成 果 物 について<br />

(1) 納 期 平 成 24 年 3 月<br />

(2) 成 果 物 「 調 査 結 果 報 告 書 」<br />

以 上<br />

138


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

12.2 CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

平 成 23 年 3 月<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

139


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

140


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

目 次<br />

1. 本 書 について<br />

(1) 本 書 の 目 的<br />

(2) 本 書 が 想 定 する 利 用 対 象 者<br />

(3) 本 書 の 構 成<br />

2. 標 準 化 について<br />

(1)EDI と 標 準 化 の 必 要 性<br />

(2) 標 準 化 の 実 施 体 制<br />

3.CI-NET における 規 約 類<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル<br />

(2) 実 装 規 約<br />

(3) 指 針 、 参 考 資 料 、ガイドライン 等<br />

4.CI-NET の 規 約 間 の 関 係<br />

5.CI-NET における 規 約 類 の 制 定 、 改 訂 手 続 き<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル<br />

(2) 実 装 規 約<br />

(3) 指 針 、 参 考 資 料 、ガイドライン 等<br />

6. 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 / 立 場 別 の 参 照 物<br />

(1) 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 の 観 点<br />

(2) 導 入 ・ 普 及 の 立 場 別 の 観 点<br />

(3) 立 場 別 ( 担 当 別 )の 参 照 物<br />

(4) 関 連 法 規<br />

7. 参 考 資 料<br />

(1) 用 語 集<br />

(2) 年 表<br />

(3) 各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 等 の 入 手 方 法<br />

141


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

142


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

1. 本 書 について<br />

(1) 本 書 の 目 的<br />

建 設 産 業 における EDI 標 準 である CI-NET は 複 数 の 規 約 等 で 構 成 され、<br />

CI-NET を 利 用 しようとする 企 業 等 はこれらに 準 拠 する 必 要 がある。<br />

しかし、CI-NET の 規 約 について「そもそもどのような 規 約 が 存 在 する<br />

のか」「 各 規 約 の 関 係 はどうなっているのか」など 疑 問 を 呈 する 声 が 多 い。<br />

そこで、 本 書 では CI-NET に 存 在 する 規 約 類 を 網 羅 し、それらの 関 係 を<br />

明 らかにすることによって、CI-NET を 利 用 しようとする 企 業 等 の 便 に 供<br />

することを 目 的 とする。<br />

(2) 本 書 が 想 定 する 利 用 者<br />

本 書 は、CI-NET を 利 用 しようとする 企 業 等 において「CI-NET の 導 入 を<br />

考 えている 方 」「CI-NET に 関 係 するシステム 開 発 や 運 用 に 携 わる 方 」が、<br />

CI-NET の 規 約 類 を 見 るときにその 助 けとなることを 想 定 している。<br />

想 定 する 利 用 者<br />

CI-NET の 導 入 を 考 えている 方<br />

CI-NET に 関 係 するシステム 開 発 や 運 用 に 携 わる 方<br />

(3) 本 書 の 構 成<br />

本 書 は、 大 きくはルールブックおよびガイドブックに 相 当 する 部 分 に 分<br />

けられる。ルールブックとは 規 約 の 種 類 や 関 係 等 について 説 明 する 部 分 で、<br />

ガイドブックとは 規 約 類 を 利 用 する 場 面 に 応 じて、その 見 方 などを 解 説 す<br />

る 部 分 である。 利 用 者 には、 目 的 に 応 じて 該 当 する 部 分 を 読 まれたい。<br />

本 書 の 構 成<br />

ルールブック<br />

( 規 約 の 種 類 や 関 係 等 について 説 明 )<br />

ガイドブック<br />

( 規 約 類 を 利 用 する 場 面 に 応 じて、その 見 方 などを 解 説 )<br />

2 章 ~5 章<br />

6 章 、7 章<br />

143


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

2. 標 準 化 について<br />

(1)EDI と 標 準 化 の 必 要 性<br />

近 年 、 事 務 処 理 のコンピュータ 化 とともに、 社 内 のコンピュータから 通<br />

信 回 線 を 介 して、 直 接 相 手 のコンピュータにデータを 伝 送 して 取 引 を 行 う<br />

電 子 取 引 が 行 われている。これが、「EDI (Electronic Data Interchange)<br />

= 電 子 データ 交 換 」と 呼 ばれるもので、 業 務 の 効 率 化 や 生 産 性 の 向 上 に 大<br />

きく 寄 与 している。<br />

CI-NET は、 建 設 産 業 における EDI の 実 現 を 目 指 しており、 発 注 者 、 総<br />

合 工 事 業 者 、 専 門 工 事 業 者 、 商 社 や 資 機 材 メーカー、 関 係 官 庁 等 の 間 で、<br />

見 積 書 、 注 文 書 、 出 来 高 報 告 書 、 請 求 書 、 支 払 通 知 書 等 の 帳 票 データや C<br />

AD データ 等 の 技 術 データをコンピュータ 間 で 直 接 交 換 することができる。<br />

しかしながら、EDI を 個 々の 企 業 ( 組 織 ) 間 の 合 意 で 進 めると、 取 引 先<br />

毎 にコンピュータやソフトウェアを 用 意 する 必 要 があり、 多 端 末 現 象 やソ<br />

フトウェアの 開 発 費 の 増 大 などの 問 題 が 発 生 する。こうした 事 態 を 避 ける<br />

ため、 標 準 的 な 情 報 交 換 の 手 順 ・ 取 り 決 め(プロトコル)を 定 め、あらゆ<br />

る 企 業 におけるコンピュータやソフトウェアが 互 いに 情 報 交 換 できる 環<br />

境 を 整 える 必 要 がある。<br />

企 業 は、 自 社 の 社 内 システムのデータフォーマットから 標 準 メッセージ<br />

フォーマットに 変 換 してデータを 伝 送 し、または 受 信 した 標 準 メッセージ<br />

フォーマットを 社 内 用 に 逆 変 換 することによって、 追 加 投 資 やシステムの<br />

変 更 を 行 うことなく、 情 報 交 換 が 可 能 となる。<br />

企 業 間 の EDI のイメージ<br />

A 社<br />

シス<br />

テム<br />

変<br />

換<br />

標 準 メッセ<br />

ージフォー<br />

マット<br />

変<br />

換<br />

B 社<br />

C 社<br />

D 社<br />

<br />

標 準 的 な 手 順 ・ 取 り 決 めを 定 めることで、あらゆる 企 業<br />

が 互 いに 情 報 交 換 できる 環 境 を 整 える。<br />

(2) 標 準 化 の 実 施 体 制<br />

建 設 産 業 における EDI の 標 準 化 は、( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 を 中 心 に 業 界<br />

内 の 合 意 形 成 を 図 りながら 行 っている。<br />

144


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

3.CI-NET における 規 約 類<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル<br />

建 設 産 業 における EDI 標 準 である CI-NET について<br />

最 も 基 本 的 な 規 約 を 定 めたもの。<br />

規 約 には 情 報 伝 達 規 約 、 情 報 表 現 規 約 、 業 務 運 用 規<br />

約 、 取 引 基 本 規 約 の4つがあり、CI-NET により EDI<br />

を 行 おうとする 場 合 は、これらに 準 拠 する 必 要 がある。<br />

初 版 は 1991 年 、 最 新 版 は 2009 年 に 公 表 した Ver.1.5。<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル( 図 )<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル<br />

情 報 伝 達<br />

情 報 表 現<br />

業 務 運 用<br />

取 引 基 本<br />

規 約<br />

規 約<br />

規 約<br />

規 約<br />

自 社 のコンピュ<br />

伝 送 するデータ<br />

ネットワークシ<br />

EDI で 行 う 業 務<br />

ータが 相 手 企 業<br />

を 双 方 のコンピ<br />

ステムの 運 用 時<br />

を 特 定 したり、 責<br />

のコンピュータ<br />

ュータが 理 解 で<br />

間 、 障 害 対 策 など<br />

任 の 分 担 を 明 ら<br />

と 接 続 するため<br />

きるようにする<br />

のシステム 運 用<br />

かにするなどの<br />

の 互 いに 使 用 す<br />

ためのメッセー<br />

に 関 する 取 り 決<br />

基 本 的 な 取 り 決<br />

る 通 信 回 線 の 種<br />

ジフォーマット<br />

め<br />

め<br />

別 や 伝 送 制 御 手<br />

やデータコード<br />

順 などの 取 り 決<br />

に 関 する 取 り 決<br />

め<br />

め<br />

(2) 実 装 規 約<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルに 準 拠 し、 必 要 に 応<br />

じて 定 めることができる。 実 装 規 約 に 規 定 していないこ<br />

とは CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルの 規 約 を 適 用 す<br />

る。<br />

現 在 、 実 装 規 約 としては CI-NET LiteS 実 装 規 約 が1<br />

つのみ 定 められている。(※)CI-NET LiteS 実 装 規 約 の<br />

初 版 は 2000 年 、 最 新 版 は 2008 年 に 公 表 した Ver.2.1 ad.5。<br />

145


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 ( 図 )<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約<br />

情 報 伝 達<br />

情 報 表 現<br />

規 約<br />

規 約<br />

現 在 、 実 装 規 約 として<br />

インターネット<br />

の 電 子 メールを<br />

サブセット( 使 用<br />

範 囲 を 限 定 した<br />

<br />

は CI-NET LiteS 実 装<br />

規 約 が1つのみ 定 め<br />

用 いた 方 式 を 規<br />

もの)を 規 定<br />

られている。<br />

定<br />

※CI-NET LiteS 実 装 規 約 についての 補 足 説 明<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 は、 通 信 方 式 やメッセージで 使 用 するデータ 項 目 な<br />

ど、CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルでは 取 引 当 事 者 間 で 取 り 決 める 余 地 の<br />

ある 部 分 について、 実 業 務 に 則 して 要 点 を 絞 り 込 み、わかりやすく 整 備 した<br />

もの。 主 にシステム 開 発 をする 方 の 負 担 を 軽 減 することを 意 図 して 規 定 した。<br />

(3) 指 針 、 参 考 資 料 、ガイドライン 等<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルや 実 装 規 約 を 理 解 したり、CI-NET に 関<br />

するシステムを 開 発 したりする 際 に 役 立 つようまとめられた 手 引 き 類 で<br />

ある。<br />

現 在 、 指 針 、 参 考 資 料 、ガイドライン 等 としては 以 下 の3つがある。<br />

1CI-NET LiteS 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 (2008<br />

年 公 表 )<br />

中 には 以 下 の 指 針 、 参 考 資 料 が 含 まれている。<br />

[ 指 針 ]<br />

・CI-NET 対 応 のための ASP サービスに 係 る 指 針<br />

[ 参 考 資 料 ]<br />

・CSV インターフェイス 機 能<br />

・ 設 備 見 積 ・ 設 備 機 器 見 積 メッセージの CSV フォーマット<br />

・ 標 準 企 業 コードとメールアドレスの 関 係 に 係 る 留 意 点<br />

・メールに 添 付 された 電 子 証 明 書 を 利 用 した 電 子 証 明 書 の 本 人 性 確 認 およびメ<br />

ッセージの 完 全 性 確 認 について<br />

146


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

・ 電 子 契 約 データにおける 注 文 業 務 帳 票 の 印 刷 例<br />

・CI-NET LiteS 実 装 規 約 における 実 際 の 運 用 上 の 留 意 点<br />

・CI-NET LiteS における 電 子 証 明 書 更 新 の 省 力 化 について<br />

・CI-NET LiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の 電 子 契 約 についての 解 説<br />

・ 電 子 署 名 文 書 長 期 保 存 について<br />

・CI-NET LiteS における 契 約 データの 移 管 について<br />

2CI-NET LiteS データにおける 明 細 行 関 連 コード<br />

の 表 現 事 例 (2005 年 公 表 )<br />

3 電 子 契 約 を 行 った 場 合 の 施 工 体 制 台 帳 の 取 扱 い<br />

に 関 するガイドラインの 解 説 (2005 年 公 表 )<br />

147


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

4.CI-NET の 規 約 間 の 関 係<br />

CI-NET の 規 約 間 の 関 係 を 図 示 すると、 次 のようになる。<br />

CI-NET により<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル<br />

EDI を 行 おうと<br />

する 場 合 は、こ<br />

れらに 準 拠 する<br />

必 要 がある<br />

情 報 伝 達<br />

規 約<br />

情 報 表 現<br />

規 約<br />

業 務 運 用<br />

規 約<br />

取 引 基 本<br />

規 約<br />

準 拠<br />

CI-NET 標 準 ビ<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 (※)<br />

ジネスプロトコ<br />

ルに 準 拠 して 定<br />

められた 規 約<br />

(※)<br />

情 報 伝 達<br />

規 約<br />

情 報 表 現<br />

規 約<br />

参 照<br />

参 照<br />

手 引 き 類 。 必 要<br />

に 応 じて 参 照 す<br />

ると 規 約 を 理 解<br />

したり、システ<br />

ム 開 発 したりす<br />

る 際 に 役 立 つ。<br />

指 針 、 参 考 資 料 ガイドライ<br />

ン 等<br />

1CI-NET LiteS 実 装 規 約 指<br />

針 ・ 参 考 資 料<br />

2CI-NET LiteS データにおける<br />

明 細 行 関 連 コードの 表 現 事 例<br />

指 針 、 参 考 資 料 ガイド<br />

ライン 等<br />

3 電 子 契 約 を 行 った 場 合 の<br />

施 工 体 制 台 帳 の 取 扱 いに<br />

関 するガイドラインの 解<br />

説<br />

※ 実 装 規 約 についての 補 足 説 明<br />

実 装 規 約 は、CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルに 準 拠 して 定 められている。CI-NET<br />

LiteS 実 装 規 約 では 情 報 伝 達 規 約 と 情 報 表 現 規 約 が 規 定 されているが、これに 基 づ<br />

くことは CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルの 情 報 伝 達 規 約 と 情 報 表 現 規 約 に 基 づ<br />

くことと 同 義 である。<br />

148


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

5.CI-NET における 規 約 類 の 制 定 、 改 訂 手 続 き<br />

(1)CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル<br />

1 制 定 、 改 訂 機 関<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルの 制 定 および 改 訂 は、 財 団 法 人 建<br />

設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターが 行 う。 実 際 には 建 設 産 業<br />

情 報 化 推 進 センターが 設 置 している 情 報 化 評 議 会 にある 標 準 化 委 員 会<br />

が 審 議 して、 制 定 および 改 訂 を 行 っている。 審 議 は「 規 約 改 訂 チェック<br />

リスト」などを 参 考 にしながら 行 う。<br />

2 改 善 要 求<br />

CI-NET の 利 用 者 は、CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルで 定 められた 内<br />

容 について 改 善 要 求 を 出 すことができる。 要 求 者 は 規 定 の 様 式 に 従 い、<br />

改 善 の 要 求 内 容 を 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターに 提 出 する。<br />

3 制 定 、 改 訂 結 果 の 公 表<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルの 制 定 や 改 訂 をしたとき、 建 設 産 業<br />

情 報 化 推 進 センターは CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルの 改 訂 版 にその<br />

内 容 を 盛 り 込 む。また、このほかホームページや 年 次 報 告 書 、シンポジ<br />

ウム 等 で 公 表 する。<br />

(2) 実 装 規 約<br />

1 制 定 、 改 訂 機 関<br />

実 装 規 約 の 制 定 および 改 訂 は、 財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業<br />

情 報 化 推 進 センターが 行 う。 現 在 、 実 装 規 約 としては CI-NET LiteS 実 装<br />

規 約 があるが、これは 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターが 設 置 している 情 報<br />

化 評 議 会 にある LiteS 委 員 会 が 審 議 して、 制 定 および 改 訂 を 行 っている。<br />

2 改 善 要 求<br />

CI-NET の 利 用 者 は、 実 装 規 約 で 定 められた 内 容 について 改 善 要 求 を<br />

出 すことができる。 規 定 の 様 式 はなく、 要 求 者 は 任 意 の 方 法 で 建 設 産 業<br />

情 報 化 推 進 センターに 改 善 要 求 を 提 出 する。<br />

3 制 定 、 改 訂 結 果 の 公 表<br />

実 装 規 約 の 制 定 や 改 訂 をしたとき、 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターは 実<br />

装 規 約 の 改 訂 版 にその 内 容 を 盛 り 込 む。また、このほかホームページや<br />

年 次 報 告 書 、シンポジウム 等 で 公 表 する。<br />

149


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

(3) 指 針 、 参 考 資 料 、ガイドライン 等<br />

1 作 成 、 改 訂 機 関<br />

指 針 、 参 考 資 料 、ガイドライン 等 の 作 成 および 改 訂 は、 財 団 法 人 建<br />

設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターが 行 う。 実 際 には 建 設 産 業<br />

情 報 化 推 進 センターが 設 置 している 情 報 化 評 議 会 にある 専 門 委 員 会 が<br />

検 討 して、 作 成 および 改 訂 を 行 っている。<br />

2 改 善 要 求<br />

CI-NET の 利 用 者 は、 指 針 、 参 考 資 料 、ガイドライン 等 の 内 容 につい<br />

て 改 善 要 求 を 出 すことができる。 規 定 の 様 式 はなく、 要 求 者 は 任 意 の 方<br />

法 で 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターに 改 善 要 求 を 提 出 する。<br />

3 制 定 、 改 訂 結 果 の 公 表<br />

指 針 、 参 考 資 料 、ガイドライン 等 の 作 成 や 改 訂 をしたとき、 建 設 産 業<br />

情 報 化 推 進 センターは 指 針 、 参 考 資 料 、ガイドライン 等 の 改 訂 版 にその<br />

内 容 を 盛 り 込 む。また、このほかホームページや 年 次 報 告 書 、シンポジ<br />

ウム 等 で 公 表 する。<br />

規 約 類 の 制 定 、 改 訂 手 続 き( 図 )<br />

CI-NET 標 準<br />

実 装 規 約<br />

指 針 、 参 考 資 料<br />

ビジネスプロトコル<br />

ガイドライン 等<br />

標 準 化 委 員 会<br />

専 門 委 員 会<br />

専 門 委 員 会<br />

制 定 ( 作 成 )、<br />

(CI-NET LiteS 実 装<br />

改 訂 機 関<br />

規 約 の 場 合 は LiteS<br />

委 員 会 )<br />

建 設 産 業 情 報 化 推<br />

建 設 産 業 情 報 化 推<br />

建 設 産 業 情 報 化 推<br />

改 善 要 求<br />

進 センターに 提 出 。<br />

進 センターに 提 出 。<br />

進 センターに 提 出 。<br />

( 規 定 の 様 式 あり)<br />

( 規 定 の 様 式 なし)<br />

( 規 定 の 様 式 なし)<br />

CI-NET 標 準 ビジネ<br />

実 装 規 約 の 改 訂 版<br />

指 針 、 参 考 資 料 、ガ<br />

スプロトコルの 改<br />

に 掲 載 。<br />

イドライン 等 の 改<br />

制 定 、 改 訂 結 果<br />

訂 版 に 掲 載 。<br />

訂 版 に 掲 載 。<br />

の 公 表<br />

そのほかホームペ<br />

そのほかホームペ<br />

そのほかホームペ<br />

ージや 年 次 報 告 書 、<br />

ージや 年 次 報 告 書 、<br />

ージや 年 次 報 告 書 、<br />

シンポジウム 等 で<br />

シンポジウム 等 で<br />

シンポジウム 等 で<br />

公 表 。<br />

公 表 。<br />

公 表 。<br />

150


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

6. 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 / 立 場 別 の 参 照 物<br />

CI-NET の 導 入 や 普 及 展 開 を 図 ろうとする 企 業 の 担 当 者 は、 各 種 の 規 約 類 や 広<br />

報 資 料 等 、CI-NET に 関 連 する 資 料 を 理 解 することが 必 要 であり、 導 入 に 係 る 企<br />

画 ・ 調 査 実 装 あるいは 運 用 など、 担 当 者 が 関 わる 業 務 により 必 要 な 資 料 や 見 方<br />

も 変 わってくると 想 定 される。<br />

そこで 本 章 では、 各 担 当 者 がどのような 資 料 に 目 を 通 せばよいか、どのような<br />

点 に 留 意 して 資 料 を 理 解 すればよいかなど、ポイントを 提 示 する。<br />

まずは 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 / 立 場 別 の 2 つの 観 点 から 整 理 を 行 った 全 体<br />

イメージを「 全 体 俯 瞰 表 」に 示 す。<br />

なお、ここで 提 示 している 各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 等 の 入 手 については、「7. 参<br />

考 資 料 (3) 各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 等 の 入 手 方 法 」に 提 示 しているので、 参 考 にさ<br />

れたい。<br />

151


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

■ 全 体 俯 瞰 表<br />

ここでは 全 体 イメージのみ 提 示 する。<br />

参 照 する 資 料 の 中 で、 主 に 重 点 を 置 いて 目 を 通 すとよいと 思 われるものにつ<br />

いては 太 枠 、 太 線 の○ 印 として 示 している。<br />

その 他 、○ 印 が 付 いている 資 料 については、 目 を 通 す 余 裕 があればより 理 解<br />

が 深 まると 思 われるものを 示 している。<br />

フェーズ ステップ 標 準 BP 実 装 規 約<br />

1 電 子 商 取 引 の 理<br />

解<br />

2 電 子 商 取 引 導 入<br />

への 調 査 ・ 分 析<br />

3 電 子 商 取 引 の 導<br />

入 検 討<br />

4 電 子 商 取 引 の 導<br />

入 作 業<br />

5 電 子 商 取 引 の 運<br />

用<br />

基 本 プロセス(CI-<br />

NET 標 準 プロセス)<br />

の 理 解<br />

指 針 ・ 参<br />

考 資 料 、<br />

ガイドライ<br />

ン 等<br />

標 準 BP<br />

実 装 規 約<br />

指 針 ・ 参<br />

考 資 料 、<br />

ガイドライ<br />

ン 等<br />

標 準 BP<br />

実 装 規 約<br />

指 針 ・ 参<br />

考 資 料 、<br />

ガイドライ<br />

ン 等<br />

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

購 買 プロセスの 調<br />

査 ・ 分 析 ○ ○ ○<br />

自 社 システムの 分<br />

析 ○ ○ ○<br />

主 要 取 引 先 ヒアリン<br />

グ 調 査 ○<br />

CI-NET 導 入 の 事 前<br />

評 価 ○ ○<br />

実 施 範 囲 の 検 討<br />

○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

社 内 システムとの 連<br />

携 の 検 討 ○ ○ ○<br />

システム 導 入 方 法<br />

の 検 討 ○ ○ ○<br />

EDIシステム 開 発<br />

(パッケージ 購 入 後<br />

の 組 み 込 み 含 む)<br />

社 内 システムとの 連<br />

(a) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 研 究 担 当 (b)システム 実 装 担 当 (c) 運 用 担 当<br />

○ ○ ○<br />

携 開 発 ○ ○ ○<br />

取 引 開 始 のための<br />

手 続 の 実 施 ○ ○ ○<br />

説 明 ・ 教 育 の 実 施<br />

○ ○<br />

なお、ここでは 主 にどの 資 料 について 目 を 通 すとよいかを 提 示 しているが、<br />

より 具 体 的 な 規 約 、 広 報 資 料 の 参 照 物 の 内 容 や 関 連 法 規 等 については、 以 降 の<br />

個 々の 立 場 別 図 表 に 整 理 しているのでそちらを 参 照 されたい。<br />

次 ページ 以 降 では、 上 記 の「 全 体 俯 瞰 表 」 及 び 後 述 する 立 場 別 ( 担 当 別 )の<br />

参 照 物 の 整 理 結 果 を 作 成 するにあたっての 2 つの 観 点 ( 導 入 ・ 普 及 のフェーズ<br />

別 / 立 場 別 )についての 考 え 方 を 示 す。<br />

152


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

(1) 導 入 ・ 普 及 のフェーズ 別 の 観 点<br />

(a) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 研<br />

究 担 当<br />

(b)システム 実 装 担 当<br />

(c) 運 用 担 当<br />

フェーズ ステップ 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点<br />

標 準<br />

BP<br />

実 装 規<br />

約<br />

指 針 ・<br />

参 考 資<br />

料 、ガ<br />

イドラ<br />

イン 等<br />

標 準<br />

BP<br />

実 装 規<br />

約<br />

指 針 ・<br />

参 考 資<br />

料 、ガ<br />

イドラ<br />

イン 等<br />

標 準<br />

BP<br />

指 針 ・<br />

参 考 資<br />

実 装 規<br />

料 、ガ<br />

約<br />

イドラ<br />

イン 等<br />

1 電 子 商 取 基 本 プロセスの CI-NETで 実 現 で<br />

引 の 理 解 理 解 きる 業 務 全 般<br />

1 電 子 商 取 引 に・・・ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

2 電 子 商 取 購 買 プロセスの 下 見 積 に 係 る・・・ 1 見 積 依 頼 の・・・<br />

引 導 入 への 調 査 ・ 分 析<br />

調 査 ・ 分 析<br />

○ ○ ○<br />

関 連 法 規 ( 概 観 )<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法<br />

:<br />

この 観 点 では、 大 きく 以 下 の 5 つのフェーズを 想 定 した。<br />

・ 電 子 商 取 引 の 理 解<br />

・ 電 子 商 取 引 導 入 への 調 査 ・ 分 析<br />

・ 電 子 商 取 引 の 導 入 検 討<br />

・ 電 子 商 取 引 の 導 入 作 業<br />

・ 電 子 商 取 引 の 運 用<br />

これらの「フェーズ」 毎 に、 詳 細 な 作 業 として 行 うこととなる「ステップ」、<br />

そのステップの 中 でも EDI 化 する「 対 象 業 務 」、さらにそれら 対 象 業 務 に 対 応<br />

する「 検 討 ・ 作 業 の 視 点 」という 切 り 口 を 設 け、 参 照 する 資 料 や 関 係 法 規 等<br />

を 整 理 している。<br />

1 電 子 商 取 引 の 理 解<br />

電 子 商 取 引 そのものに 対 する 理 解 や、CI-NET で 行 う 電 子 商 取 引 とは 何<br />

かについての 理 解 を 深 めるため、 各 種 規 約 類 や 広 報 資 料 で 基 礎 的 な 事 項<br />

として 押 さえる 必 要 があると 考 えられる 部 分 を 参 照 先 としている。<br />

2 電 子 商 取 引 導 入 への 調 査 ・ 分 析<br />

CI-NET の 導 入 に 向 け 具 体 的 な 検 討 に 入 る 段 階 では、<br />

・ 各 社 の 業 務 プロセスの 把 握<br />

・ 自 社 の 社 内 システムの 把 握<br />

・データ 交 換 の 相 手 先 についての 把 握<br />

などが 必 要 になる。そしてこれらの 調 査 を 踏 まえて CI-NET を 導 入 するに<br />

あたっての 事 前 の 評 価 を 行 うこととなる。その 際 上 記 の 各 点 の 調 査 や 状<br />

況 把 握 は、EDI で 取 引 先 とやり 取 りする 業 務 メッセージごとに 行 うことが<br />

必 要 であり、 各 種 規 約 類 もその 切 り 口 から 見 ることを 想 定 した。<br />

153


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

3 電 子 商 取 引 の 導 入 検 討<br />

実 際 にどの 業 務 に CI-NET を 導 入 するかを 明 確 にする 段 階 では、より<br />

CI-NET 導 入 の 効 果 を 高 める 意 味 で 各 種 社 内 システムと EDI システムとの<br />

連 携 が 考 えられる。それには 各 種 規 約 類 も 業 務 単 位 、メッセージ 単 位 で<br />

見 ていくことが 求 められる。<br />

また EDI システムの 具 体 的 な 実 装 方 法 としては、ASP 利 用 、 市 販 業 務<br />

パッケージ 利 用 、CI-NET ツールソフト 利 用 があるが、いずれの 方 法 で 実<br />

現 ・ 実 装 していくかも 合 わせて 検 討 していくこととなる。<br />

4 電 子 商 取 引 の 導 入 作 業<br />

実 際 の 導 入 ・ 実 装 作 業 の 段 階 では、EDI 業 務 メッセージやそのメッセー<br />

ジを 構 成 するデータ 項 目 それぞれについて、 各 種 規 約 類 との 突 き 合 わせ<br />

や 確 認 など、 細 かい 作 業 に 入 っていくこととなる。<br />

各 種 社 内 システムとの 連 携 を 行 う 場 合 には、 各 種 規 約 類 に 規 定 するデ<br />

ータ 項 目 と 当 該 社 内 システムのデータ 項 目 との 関 係 整 理 が 必 須 となる。<br />

5 電 子 商 取 引 の 運 用<br />

CI-NET の 導 入 作 業 と 並 行 して 運 用 段 階 を 想 定 した 準 備 段 階 では、 取 引<br />

先 との 調 整 や 支 援 、 社 内 外 の 教 育 等 に 着 手 する 必 要 がある。<br />

EDI による 取 引 においては、 企 業 識 別 コード・ 電 子 証 明 書 の 取 得 や 運 用<br />

に 関 する 規 定 を 互 いに 締 結 するなど、 各 種 の 手 続 きを 進 める 必 要 があり、<br />

それらについても 押 さえておく 必 要 がある。<br />

(2) 導 入 ・ 普 及 の 立 場 別 の 観 点<br />

(a) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 研<br />

究 担 当<br />

(b)システム 実 装 担 当<br />

(c) 運 用 担 当<br />

フェーズ ステップ 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点<br />

標 準<br />

BP<br />

実 装 規<br />

約<br />

指 針 ・<br />

参 考 資<br />

料 、ガ<br />

イドラ<br />

イン 等<br />

標 準<br />

BP<br />

実 装 規<br />

約<br />

指 針 ・<br />

参 考 資<br />

料 、ガ<br />

イドラ<br />

イン 等<br />

標 準<br />

BP<br />

実 装 規<br />

約<br />

1 電 子 商 取 基 本 プロセスの CI-NETで 実 現 で<br />

引 の 理 解 理 解<br />

きる 業 務 全 般<br />

1 電 子 商 取 引 に・・・ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

2 電 子 商 取 購 買 プロセスの 下 見 積 に 係 る・・・ 1 見 積 依 頼 の・・・<br />

引 導 入 への 調 査 ・ 分 析<br />

調 査 ・ 分 析<br />

○ ○ ○<br />

指 針 ・<br />

参 考 資<br />

料 、ガ 関 連 法 規 ( 概 観 )<br />

イドラ<br />

イン 等<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法<br />

:<br />

導 入 ・ 普 及 の 立 場 という 観 点 では、 大 きく 以 下 の 3 つの 立 場 を 想 定 した。<br />

・ 電 子 商 取 引 導 入 ・ 研 究 担 当<br />

・ システム 実 装 担 当<br />

・ 運 用 担 当<br />

154


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

この「 立 場 」 毎 に、 参 照 する 資 料 を「CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル( 標<br />

準 BP)」「CI-NET LiteS 実 装 規 約 ( 実 装 規 約 )」「 指 針 ・ 参 考 資 料 、ガイドライ<br />

ン 等 」の 3 つに 分 類 し、それぞれの 参 照 箇 所 を 提 示 している。<br />

(a) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 研 究 担 当<br />

CI-NET の 導 入 の 可 能 性 、 可 否 等 について 社 内 で 検 討 を 行 う 担 当 者 を 想<br />

定 している。 導 入 可 能 性 についての 検 討 では、 電 子 商 取 引 や CI-NET その<br />

ものへの 理 解 を 進 め、その 導 入 により 自 社 に 対 してもたらされるメリッ<br />

トや 社 内 システムへの 影 響 度 などを 把 握 することとなる。<br />

検 討 を 主 導 的 に 進 める 部 門 ( 主 に 経 営 企 画 部 門 などが 該 当 )を 中 心 に<br />

関 連 する 部 門 ( 情 報 システム、 実 際 のユーザとなる 調 達 ・ 購 買 、 工 務 、<br />

経 理 部 門 等 )などが 協 同 して 対 応 することが 多 いと 考 えられる。<br />

(b) システム 実 装 担 当<br />

実 際 に CI-NET の 導 入 、 展 開 が 決 まり、EDI システムの 組 み 込 みや 社 内<br />

システムとの 連 携 を 実 現 する、 実 装 を 担 う 担 当 者 を 想 定 している。<br />

主 に 情 報 システム 部 門 が 該 当 するが、 実 際 に CI-NET での 取 引 が 開 始 さ<br />

れると、 運 用 面 でも 関 わりが 出 てくると 考 えられる。<br />

(c) 運 用 担 当<br />

CI-NET の 導 入 が 始 まると、 取 引 先 との 手 続 きや EDI を 使 った 業 務 運 用<br />

についての 調 整 、 確 認 が 生 じることとなる。また 社 内 ユーザや 取 引 先 に<br />

対 する 教 育 なども 行 う 必 要 がある。<br />

これらは 主 に 情 報 システム 部 門 やユーザ 部 門 、あるいはヘルプデスク<br />

的 な 機 能 を 持 つ 部 門 が 担 当 することが 多 いと 想 定 される。<br />

(3) 立 場 別 ( 担 当 別 )の 参 照 物<br />

先 に 提 示 している 全 体 俯 瞰 表 を 立 場 別 ( 担 当 別 )に 分 割 したものを 以 降 の<br />

ページで 提 示 する。<br />

なお、 紙 面 の 都 合 上 、 図 表 の 上 での 参 照 箇 所 の 記 述 では、 各 資 料 の 項 番 レ<br />

ベルあるいは 資 料 の 略 称 名 で 提 示 しているが、それらの 詳 細 については 各 立<br />

場 別 ( 担 当 別 )の 図 表 の 後 に 提 示 している。<br />

155


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

(4) 関 連 法 規<br />

(a) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 研<br />

究 担 当<br />

(b)システム 実 装 担 当<br />

(c) 運 用 担 当<br />

フェーズ ステップ 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点<br />

標 準<br />

BP<br />

実 装 規<br />

約<br />

指 針 ・<br />

参 考 資<br />

料 、ガ<br />

イドラ<br />

イン 等<br />

標 準<br />

BP<br />

実 装 規<br />

約<br />

指 針 ・<br />

参 考 資<br />

料 、ガ<br />

イドラ<br />

イン 等<br />

標 準<br />

BP<br />

指 針 ・<br />

参 考 資<br />

実 装 規<br />

料 、ガ<br />

約<br />

イドラ<br />

イン 等<br />

1 電 子 商 取 基 本 プロセスの CI-NETで 実 現 で<br />

引 の 理 解 理 解 きる 業 務 全 般<br />

1 電 子 商 取 引 に・・・ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○<br />

2 電 子 商 取 購 買 プロセスの 下 見 積 に 係 る・・・ 1 見 積 依 頼 の・・・<br />

引 導 入 への 調 査 ・ 分 析<br />

調 査 ・ 分 析<br />

○ ○ ○<br />

関 連 法 規 ( 概 観 )<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法<br />

:<br />

CI-NET を 導 入 、 利 用 するにあたって 意 識 しておくべき 関 連 法 規 について、<br />

(1)のフェーズ、ステップ、さらに 対 象 業 務 も 考 慮 して 整 理 したものを 提 示 し<br />

ている。<br />

ここでは、 提 示 した 関 連 法 規 について、 各 法 規 で 規 定 されている 内 容 や 帳<br />

簿 書 類 の 保 管 期 間 等 の 追 加 情 報 も 示 している( 平 成 20 年 3 月 末 現 在 )。<br />

なお、 関 連 法 規 の 詳 細 ( 条 文 等 )については、 以 下 の URL にアクセスし 検<br />

索 することが 可 能 である。<br />

法 務 省 法 令 データ 提 供 システム(http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi)<br />

156


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

(a) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 研 究 担 当<br />

あなたが 電 子 商 取 引 導 入 ・ 研 究 担 当 の 場 合<br />

電 子 商 取 引 導 入 ・ 研 究 担 当 における 参 照 資 料 について 整 理 したものを<br />

以 下 の 図 表 に 示 す。<br />

電 子 商 取 引 導 入 ・ 研 究 の 担 当 者 として、 各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 に 目 を<br />

通 す 際 のポイントは 次 の 通 りである。<br />

・まずは「 電 子 商 取 引 とはどのようなものか」「CI-NET とはどのよう<br />

なものか」を 理 解 し、 各 担 当 者 自 身 が 周 囲 の 関 係 者 に 説 明 できるよ<br />

うになることである。<br />

・CI-NET がどの 程 度 利 用 されているのか、どのような 業 務 が 対 象 か<br />

を 把 握 し、 自 社 においてどのような 導 入 、 適 用 が 可 能 かを 考 えるた<br />

めの 材 料 とする。<br />

・ 標 準 BP では、EDI とはどのようなものか、また 標 準 化 の 考 え 方 、<br />

重 要 性 等 について、 国 から 出 されている 見 解 も 含 めて 理 解 すること<br />

ができる。<br />

・ 指 針 ・ 参 考 資 料 ガイドライン 等 では、EDI によるメリットやどのよ<br />

うな 仕 組 みで 実 現 が 可 能 となるかをイメージ 的 に 把 握 することが<br />

できる。<br />

157


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

フェーズ ステップ 各 ステップでの 実 施 内 容 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点 標 準 BP<br />

1 電 子 商 取<br />

発 注 者 から 始 まる 基 本 プロセス<br />

引 の 理 解<br />

について 理 解 する。<br />

基 本 プロセ<br />

ス(CI-NET<br />

標 準 プロセ<br />

ス)の 理 解<br />

CI-NETで 実<br />

現 できる 業<br />

務 全 般<br />

1 電 子 商 取 引 に 関 する 基 本<br />

的 な 理 解<br />

2 発 注 者 、 受 注 者 の 間 で 行<br />

われる 情 報 交 換 の 流 れの 理<br />

解<br />

はじめに CI-NETによるEDI<br />

第 1 章 標 準 ビジネスプロトコル 使 用 規 約<br />

第 2 章 情 報 伝 達 規 約<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 1 節 シンタックスルール<br />

第 2 節 1 標 準 メッセージ 規 約 情 報 の 定<br />

義<br />

第 4 章 業 務 運 用 規 約 および 取 引 基 本 規<br />

約 (CI-NET 運 用 諸 規 則 )<br />

第 1 節 電 子 メールを 前 提 としたCI-NET<br />

運 用 諸 規 則<br />

第 2 節 CI-NET 運 用 ルール( 電 子 メール<br />

版 )<br />

第 3 節 CI-NET 運 用 ガイド( 電 子 メール<br />

版 )<br />

2 電 子 商 取 購 買 プロセ<br />

引 導 入 への スの 調 査 ・<br />

調 査 ・ 分 析 分 析<br />

CI-NETのEDIの 一 連 のプロセス<br />

( 見 積 依 頼 ~ 請 求 )と 自 社 の 業 務<br />

プロセスを 比 較 し、 連 携 させるた<br />

めに 自 社 内 の 業 務 プロセスの 実<br />

態 を 調 査 する。<br />

下 見 積 に 係<br />

る 依 頼 ・ 回<br />

答<br />

( 建 築 見 積<br />

/ 設 備 見 積<br />

/ 設 備 機 器<br />

見 積 )<br />

1 見 積 依 頼 の 関 係 部 門 と 役<br />

割<br />

2 見 積 依 頼 の 作 成 方 法<br />

3 発 注 先 の 選 定 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.1 建 築 見 積 依 頼 / 回 答 メッセージ<br />

2.5.2 設 備 見 積 依 頼 / 回 答 メッセージ<br />

2.5.3 設 備 機 器 見 積 依 頼 / 回 答 メッ<br />

セージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

購 買 見 積 依<br />

頼 ・ 回 答<br />

1 見 積 依 頼 の 関 係 部 門 と 役<br />

割<br />

2 見 積 依 頼 の 作 成 方 法<br />

3 発 注 先 の 選 定 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.4 購 買 見 積 依 頼 / 回 答 / 見 積 不 採<br />

用 通 知 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

確 定 注 文 ・<br />

注 文 請 け<br />

1 注 文 書 の 構 成 と 作 成 方 法<br />

2 注 文 書 の 記 載 事 項<br />

3 取 引 先 との 契 約 方 式<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.5 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージ<br />

2.5.6 鑑 項 目 合 意 変 更 申 込 / 承 諾 メッ<br />

セージ<br />

2.5.7 合 意 解 除 申 込 / 承 諾 / 一 方 的 解<br />

除 通 知 メッセージ<br />

2.5.8 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 / 一 方 的 打<br />

切 通 知 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

出 来 高 報<br />

告 ・ 確 認<br />

1 出 来 高 の 折 衝 の 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.10 出 来 高 要 請 / 報 告 / 確 認 メッ<br />

セージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

請 求 1 請 求 処 理 の 方 法 第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.12 請 求 / 請 求 確 認 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

立 替 金 報<br />

告 ・ 確 認<br />

1 立 替 金 処 理 の 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.11 立 替 金 報 告 / 確 認 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

支 払 通 知 1 支 払 通 知 処 理 の 方 法 第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.13 支 払 通 知 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

158


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 、ガイドライン 等 関 連 法 規<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 について 指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

Ⅷ.CI-NET LiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の ・ 建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

電 子 契 約 についての 解 説<br />

・ 下 請 法<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

「 建 設 業 法 施 行 規 則 第 13 条 の2 第 2 項 に 規 定<br />

する『 技 術 的 基 準 』に 係 るガイドライン」の 解 説<br />

請 負 契 約 の 電 子 化 に 伴 う 施 工 体 制 台 帳 に 係<br />

る 対 応 について<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅱ. 建 築 見 積 メッセージ<br />

Ⅲ. 設 備 見 積 メッセージ<br />

Ⅳ. 設 備 機 器 見 積 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

【 依 頼 / 回 答 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

【 回 答 】<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅴ. 購 買 見 積 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

【 依 頼 / 回 答 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

【 回 答 】<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅵ. 注 文 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

【 確 定 注 文 / 注 文 請 け】<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

Ⅴ. 電 子 契 約 データにおける 注 文 業 務 帳 票 の ・ 建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 令 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

印 刷 例<br />

・ 入 契 法<br />

Ⅷ.CI-NET LiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の ・ 建 設 リサイクル 法 、 建 設 リサイクル 法 施 行 令<br />

電 子 契 約 についての 解 説<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

Ⅸ. 電 子 署 名 文 書 長 期 保 存 について ・ 下 請 法<br />

Ⅹ. CI-NET LiteSにおける 契 約 データの 移 管<br />

について<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅶ. 出 来 高 ・ 請 求 ・ 立 替 金 ・ 契 約 打 切 メッ<br />

セージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅶ. 出 来 高 ・ 請 求 ・ 立 替 金 ・ 契 約 打 切 メッ<br />

セージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅶ. 出 来 高 ・ 請 求 ・ 立 替 金 ・ 契 約 打 切 メッ<br />

セージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅷ. 支 払 通 知 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

【 報 告 / 確 認 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

【 報 告 】<br />

・ 消 費 税 法 、 消 費 税 法 施 行 令 、 消 費 税 法 施 行 規 則<br />

【 請 求 / 請 求 確 認 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

【 請 求 】<br />

・ 消 費 税 法 、 消 費 税 法 施 行 令 、 消 費 税 法 施 行 規 則<br />

【 立 替 金 報 告 / 確 認 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

【 立 替 金 確 認 】<br />

・ 消 費 税 法 、 消 費 税 法 施 行 令 、 消 費 税 法 施 行 規 則<br />

【 支 払 通 知 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

159


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

フェーズ ステップ 各 ステップでの 実 施 内 容 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点 標 準 BP<br />

自 社 システ 見 積 ~ 請 求 までの 自 社 システム 下 見 積 に 係 1 見 積 システム<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

ムの 分 析 をもとに、CI-NETでデータ 交 換 す る 依 頼 ・ 回<br />

る 電 子 取 引 データ( 以 下 、メッセー 答<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.1 建 築 見 積 依 頼 / 回 答 メッセージ<br />

ジという)の 元 になるデータを、 見 購 買 見 積 依<br />

2.5.2 設 備 見 積 依 頼 / 回 答 メッセージ<br />

積 システム、 原 価 管 理 システム 等 頼 ・ 回 答<br />

から 作 成 できるか、あるいは 取 引<br />

先 から 受 信 する 各 メッセージを 自<br />

社 システムで 受 け 取 り、 入 力 負 荷<br />

軽 減 になるか 等 を 調 査 する。<br />

2.5.3 設 備 機 器 見 積 依 頼 / 回 答 メッ<br />

セージ<br />

2.5.4 購 買 見 積 依 頼 / 回 答 / 見 積 不 採<br />

用 通 知 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

確 定 注 文 ・<br />

注 文 請 け<br />

出 来 高 報<br />

告 ・ 確 認<br />

立 替 金 報<br />

告 ・ 確 認<br />

請 求<br />

支 払 通 知<br />

2 購 買 システム<br />

3 原 価 管 理 システム<br />

4 会 計 システム<br />

5 各 システム 間 のデータ 連<br />

携 の 有 無 、 可 否<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.5 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージ<br />

2.5.6 鑑 項 目 合 意 変 更 申 込 / 承 諾 メッ<br />

セージ<br />

2.5.7 合 意 解 除 申 込 / 承 諾 / 一 方 的 解<br />

除 通 知 メッセージ<br />

2.5.8 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 / 一 方 的 打<br />

切 通 知 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.10 出 来 高 要 請 / 報 告 / 確 認 メッ<br />

セージ<br />

2.5.11 立 替 金 報 告 / 確 認 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.12 請 求 / 請 求 確 認 メッセージ<br />

2.5.13 支 払 通 知 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

主 要 取 引 先 取 引 相 手 先 の 状 況 について 調<br />

ヒアリング 調 査 、 確 認 する。<br />

査<br />

1 取 引 先 におけるCI-NET 導<br />

入 先 の 有 無<br />

第 1 章 標 準 ビジネスプロトコル 使 用 規 約<br />

参 考 資 料<br />

参 考 1 情 報 化 評 議 会 (CI-NET) 入 会 のご<br />

案 内<br />

参 考 2 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連<br />

携 利 用 に 関 する 指 針<br />

2 導 入 済 取 引 先 が 使 用 して<br />

いるCI-NETシステム<br />

3 取 引 先 との 取 引 量<br />

160


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 、ガイドライン 等 関 連 法 規<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅱ. 建 築 見 積 メッセージ<br />

Ⅲ. 設 備 見 積 メッセージ<br />

Ⅳ. 設 備 機 器 見 積 メッセージ<br />

Ⅴ. 購 買 見 積 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

【 依 頼 / 回 答 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

【 回 答 】<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅵ. 注 文 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

【 確 定 注 文 / 注 文 請 け】<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

Ⅴ. 電 子 契 約 データにおける 注 文 業 務 帳 票 の ・ 建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 令 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

印 刷 例<br />

・ 入 契 法<br />

Ⅷ.CI-NET LiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の ・ 建 設 リサイクル 法<br />

電 子 契 約 についての 解 説<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

Ⅸ. 電 子 署 名 文 書 長 期 保 存 について ・ 下 請 法<br />

Ⅹ. CI-NET LiteSにおける 契 約 データの 移 管<br />

について<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅶ. 出 来 高 ・ 請 求 ・ 立 替 金 ・ 契 約 打 切 メッ<br />

セージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

【 報 告 / 確 認 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

【 報 告 】<br />

・ 消 費 税 法 、 消 費 税 法 施 行 令 、 消 費 税 法 施 行 規 則<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅶ. 出 来 高 ・ 請 求 ・ 立 替 金 ・ 契 約 打 切 メッ<br />

セージ<br />

Ⅷ. 支 払 通 知 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

【 請 求 / 請 求 確 認 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

【 請 求 】<br />

・ 消 費 税 法 、 消 費 税 法 施 行 令 、 消 費 税 法 施 行 規 則<br />

対 象 業 務 メッセージに 係 る 法 規<br />

建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 令 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

下 請 法<br />

建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 令 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

下 請 法<br />

建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 令 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

下 請 法<br />

161


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

フェーズ ステップ 各 ステップでの 実 施 内 容 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点 標 準 BP<br />

CI-NET 導 入 CI-NET 導 入 に 向 け、 事 前 に 想 定<br />

1 自 社 にとってのメリット<br />

の 事 前 評 価<br />

できる 費 用 の 算 定 や 効 果 の 評 価<br />

を 行 い、 取 組 方 針 を 明 確 化 し、 関<br />

係 部 門 や 経 営 者 の 協 力 を 引 き 出<br />

したり、 導 入 後 のフォローに 役 立<br />

てる。<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

1 情 報 の 定 義<br />

2 標 準 メッセージフォーマット<br />

2.1 メッセージ 構 造<br />

2.2 データ 項 目 定 義 一 覧 表 について<br />

2.3 メッセージの 種 類<br />

2システム 変 更 を 伴 う 場 合<br />

の 費 用 対 効 果<br />

3 自 社 の 業 務 のうち、CI- 第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

NET 規 約 に 適 合 部 分 の 有 無 第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

1 情 報 の 定 義<br />

2 標 準 メッセージフォーマット<br />

2.1 メッセージ 構 造<br />

2.2 データ 項 目 定 義 一 覧 表 について<br />

2.3 メッセージの 種 類<br />

4 取 引 先 にとってのメリット<br />

第 1 章 標 準 ビジネスプロトコル 使 用 規 約<br />

参 考 資 料<br />

参 考 1 情 報 化 評 議 会 (CI-NET) 入 会 のご<br />

案 内<br />

参 考 2 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連<br />

携 利 用 に 関 する 指 針<br />

3 電 子 商 取 実 施 範 囲 の 自 社 の 業 務 の 特 徴 や 効 率 化 の 狙<br />

引 の 導 入 検 検 討 いを 考 慮 した 上 で、CI-NETを 導<br />

討<br />

入 していく 範 囲 を 決 定 する。<br />

1CI-NETでの 対 象 業 務 範<br />

囲<br />

・ 第 3 章 第 2 節 の 対 象 業 務 メッセージに 係 る<br />

部 分<br />

162


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 、ガイドライン 等 関 連 法 規<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

対 象 業 務 メッセージに 係 る 法 規<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

対 象 業 務 メッセージの 章 (Ⅱ~Ⅷ)<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

対 象 業 務 メッセージに 係 る 法 規<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

対 象 業 務 メッセージに 係 る 法 規<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

対 象 業 務 メッセージに 係 る 法 規<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

対 象 業 務 メッセージの 章 (Ⅱ~Ⅷ)<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

対 象 業 務 メッセージに 係 る 法 規<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

163


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

電 子 商 取 引 導 入 ・ 研 究 担 当 における 参 照 資 料 のうち 関 連 法 規 における<br />

具 体 的 な 法 規 の 条 文 番 号 や 規 定 されている 内 容 、また 関 連 法 規 と CI-NET<br />

メッセージとの 関 連 等 を 以 下 に 示 す。<br />

関 連 法 規 則<br />

条 文 に 規 定 される 内 容<br />

関 連 する<br />

CI-NETメッセージ<br />

保 管 期 間<br />

の 規 定<br />

法 規 名 条 文<br />

法 人 税 法 126 条 青 色 申 告 法 人 の 帳 簿 書 類 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

150 条 普 通 法 人 、 協 同 組 合 等 並 びに 収 益 事 業 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

の2 を 営 む 公 益 法 人 等 及 び 人 格 のない 社 団 文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

等 の 帳 簿 書 類<br />

法 人 税 法 8 条 の3 連 結 法 人 が 保 管 すべき 帳 簿 書 類 及 びそ 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

施 行 規 則 の 十 の 保 管 期 間 について 規 定 している。 文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

59 条 青 色 申 告 を 行 う 法 人 が 保 管 すべき 帳 簿<br />

書 類 及 びその 保 管 期 間 について 規 定 し<br />

ている。<br />

建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

○7 年 間<br />

○7 年 間<br />

○7 年 間<br />

○7 年 間<br />

67 条 法 人 税 法 第 150 条 の2 第 一 項 に 規 定 する 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注 ○7 年 間<br />

以 下 の 書 類<br />

( 棚 卸 資 産 の 引 渡 し、 受 け 入 れに 際 して<br />

文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

( 一 部 5 年<br />

間 )<br />

作 成 された 書 類 以 外 の 取 引 証 憑 書 類 )<br />

消 費 税 法 30 条 仕 入 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けるための 課 出 来 高 、 請 求 業 務 のメッセージ<br />

○7 年 間<br />

税 仕 入 等 の 事 実 を 記 載 した 帳 簿 及 び 請<br />

求 書 等<br />

消 費 税 法 50 条 課 税 仕 入 れ 等 の 税 額 の 控 除 に 係 る 帳 簿 出 来 高 、 請 求 業 務 のメッセージ<br />

○7 年 間<br />

施 行 令<br />

等 の 保 存 期 間 等<br />

消 費 税 法 15 条 の 帳 簿 等 の 保 存 期 間 の 特 例 出 来 高 、 請 求 業 務 のメッセージ ○7 年 間<br />

施 行 規 則 3<br />

建 設 業 法 18 条 建 設 工 事 の 請 負 契 約 の 原 則 特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 原 則 論 の 話 であるため)<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

19 条 建 設 工 事 の 請 負 契 約 の 内 容 確 定 注 文 、 注 文 請 け 特 に 規 定<br />

なし<br />

建 設 業 法 5 条 の5 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

施 行 令<br />

技 術 を 利 用 する 方 法<br />

建 設 業 法 26 条 建 設 業 法 第 40 条 の3に 規 定 する 帳 簿 、 及 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

施 行 規 則 び 第 26 条 第 5 項 に 規 定 する 書 類 の 記 載<br />

事 項 、 及 び 法 第 十 九 条 第 三 項 に 規 定 さ<br />

れる 電 磁 的 方 法 に 関 する 措 置 に 対 する<br />

規 定<br />

27 条 建 設 業 法 施 行 規 則 第 26 条 に 掲 げる 事 項 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

の 記 載 に 関 する 記 載 や 書 類 の 添 付 につ<br />

いての 運 用 の 規 定<br />

28 条 建 設 業 法 第 40 条 の3に 規 定 する 帳 簿 、 及 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

び 第 26 条 第 5 項 に 規 定 する 書 類<br />

13 条 の 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

2/3/4 技 術 を 利 用 する 方 法<br />

13 条 の 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

2 台 2 項 技 術 を 利 用 する 方 法<br />

に 規 定<br />

する 技<br />

術 的 基<br />

準 に 係<br />

るガイド<br />

ライン<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

○5 年 間<br />

○5 年 間<br />

○5 年 間<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

164


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

法 規 則<br />

条 文 に 規 定 される 内 容<br />

関 連 する<br />

CI-NETメッセージ<br />

保 管 期 間<br />

の 規 定<br />

法 規 名<br />

建 設 省<br />

条 文<br />

経 建 発<br />

132 号 、<br />

133 号<br />

注 文 書 及 び 請 書 による 契 約 について 確 定 注 文 、 注 文 請 け 特 に 規 定<br />

なし<br />

入 契 法 13 条 施 工 体 制 台 帳 の 提 出 等 確 定 注 文 、 注 文 請 け 特 に 規 定<br />

なし<br />

建 設 リサ13 条 対 象 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 書 面 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

特 に 規 定<br />

イクル 法 記 載 事 項<br />

なし<br />

建 設 リサ3 条 対 象 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

特 に 規 定<br />

イクル 法 信 の 技 術 を 利 用 する 方 法<br />

なし<br />

施 行 令<br />

下 請 法 5 条 下 請 事 業 者 の 給 付 、 給 付 の 受 領 、 下 請 確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請 特 に 規 定<br />

代 金 の 支 払 等 の 記 載 ・ 記 録 した 書 類 、 電 求 、 支 払 通 知<br />

なし<br />

磁 的 記 録<br />

下 請 法 第 1 条 下 請 法 第 五 条 の 書 類 又 は 電 磁 的 記 録<br />

五 条 の 書 の 記 載 事 項<br />

類 又 は 電<br />

磁 的 記 録<br />

の 作 成 及<br />

び 保 存 に<br />

関 する 規<br />

則<br />

電 子 帳 簿<br />

保 存 法<br />

電 子 帳 簿<br />

保 存 法 施<br />

行 規 則<br />

電 子 署 名<br />

法 施 行 規<br />

則<br />

確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

求 、 支 払 通 知<br />

2 条 3 項 電 磁 的 記 録 の 作 成 ・ 保 有 の 要 件 確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

求 、 支 払 通 知<br />

3 条 電 磁 的 記 録 の 保 存 期 間 確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

求 、 支 払 通 知<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

○2 年 間<br />

10 条 電 子 取 引 の 電 磁 的 記 録 (EDIデータ) CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て 特 に 規 定<br />

なし<br />

11 条 電 子 データの 保 存 に 関 しての 罰 則 規 定 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て 特 に 規 定<br />

なし<br />

8 条 電 子 取 引 の 電 磁 的 記 録 の 保 存 要 件 特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 技 術 面 の 話 であるため)<br />

2 条 電 子 署 名 の 安 全 性 の 基 準 特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 技 術 的 な 基 準 であるため)<br />

電 子 帳 簿 4 条 保 存 すべき 国 税 関 係 帳 簿 書 類 特 になし<br />

保 存 法<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 帳 簿 書 類 全 体 を 指 しているため)<br />

6 条 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 の 保<br />

存 の 承 認 申 請<br />

電 子 帳 簿 3 条 第 1 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 ( 記 録 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て<br />

保 存 法 施 項 すべき 項 目 )<br />

行 規 則<br />

3 条 第 3 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 ( 保 存 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て<br />

項 すべき 書 類 )<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

3 条 第 3 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 ( 保 存<br />

項 に 使 用 する 装 置 )<br />

特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 技 術 面 の 話 であるため)<br />

特 になし<br />

e- 文 書 法 3 条 電 磁 的 記 録 の 保 存 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て 特 になし<br />

165


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

166


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

(b) システム 実 装 担 当<br />

あなたがシステム 実 装 担 当 の 場 合<br />

システム 実 装 担 当 における 参 照 資 料 について 整 理 したものを 以 下 の<br />

図 表 に 示 す。<br />

システム 実 装 の 担 当 者 として、 各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 に 目 を 通 す 際 の<br />

ポイントは 次 の 通 りである。<br />

・ 標 準 BP では、「 電 子 商 取 引 とはどのようなものか」「CI-NET とはど<br />

のようなものか」を 理 解 し、 各 担 当 者 自 身 が 周 囲 の 関 係 者 に 説 明 で<br />

きるようになることである。<br />

・CI-NET LiteS 実 装 規 約 では、 通 信 方 式 やメッセージで 使 用 するデー<br />

タ 項 目 など、CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルでは 取 引 当 事 者 間 で<br />

取 り 決 める 余 地 のある 部 分 について、 実 業 務 に 則 して 要 点 を 絞 り 込<br />

み、わかりやすく 整 備 したものとなっていることから、LiteS 準 拠<br />

とする 場 合 には、これに 基 づいたシステムを 構 築 することとなる。<br />

・ 指 針 ・ 参 考 資 料 ガイドライン 等 では、 特 に CI-NET LiteS 実 装 規 約 指<br />

針 ・ 参 考 資 料 について、CI-NET LiteS 実 装 規 約 に 基 づくシステムを<br />

構 築 する 場 合 、 実 装 規 約 には 記 載 がない 細 かい 部 分 での 留 意 点 や、<br />

規 約 までには 至 らないものの 準 拠 することが 望 ましい 内 容 等 につ<br />

いて 記 載 されていることから、 関 連 するメッセージ 等 を 踏 まえて 対<br />

応 していくことが 望 ましい。<br />

167


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

フェーズ ステップ 各 ステップでの 実 施 内 容 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点 標 準 BP<br />

1 電 子 商 取<br />

発 注 者 から 始 まる 基 本 プロセス<br />

引 の 理 解<br />

について 理 解 する。<br />

基 本 プロセ<br />

ス(CI-NET<br />

標 準 プロセ<br />

ス)の 理 解<br />

CI-NETで 実<br />

現 できる 業<br />

務 全 般<br />

1 電 子 商 取 引 に 関 する 基 本<br />

的 な 理 解<br />

2 発 注 者 、 受 注 者 の 間 で 行<br />

われる 情 報 交 換 の 流 れの 理<br />

解<br />

はじめに CI-NETによるEDI<br />

第 1 章 標 準 ビジネスプロトコル 使 用 規 約<br />

第 2 章 情 報 伝 達 規 約<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 1 節 シンタックスルール<br />

第 2 節 1 標 準 メッセージ 規 約 情 報 の 定<br />

義<br />

第 4 章 業 務 運 用 規 約 および 取 引 基 本 規<br />

約 (CI-NET 運 用 諸 規 則 )<br />

第 1 節 電 子 メールを 前 提 としたCI-NET<br />

運 用 諸 規 則<br />

第 2 節 CI-NET 運 用 ルール( 電 子 メール<br />

版 )<br />

第 3 節 CI-NET 運 用 ガイド( 電 子 メール<br />

版 )<br />

3 電 子 商 取 実 施 範 囲 の 自 社 の 業 務 の 特 徴 や 効 率 化 の 狙<br />

引 の 導 入 検 検 討 いを 考 慮 した 上 で、CI-NETを 導<br />

討<br />

入 していく 範 囲 を 決 定 する。<br />

1CI-NETでの 対 象 業 務 範<br />

囲<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

社 内 システ<br />

ムとの 連 携<br />

の 検 討<br />

「 自 社 システムの 分 析 」からCI-<br />

NETの 購 買 プロセスにおける 各<br />

メッセージを 自 社 システムのいず<br />

れと 連 携 させるか 検 討 する。<br />

下 見 積 に 係<br />

る 依 頼 ・ 回<br />

答<br />

( 建 築 見 積<br />

/ 設 備 見 積<br />

/ 設 備 機 器<br />

見 積 )<br />

1 建 築 見 積 / 設 備 見 積 / 設<br />

備 機 器 見 積 依 頼 メッセージ<br />

を 作 る 元 データ<br />

2 購 買 見 積 回 答 メッセージ<br />

の 取 り 込 みと 見 積 比 較 の 作<br />

成 方 法<br />

3 取 引 先 決 定 までのプロセ<br />

スと 確 定 注 文 メッセージの 作<br />

成 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.1 建 築 見 積 依 頼 / 回 答 メッセージ<br />

2.5.2 設 備 見 積 依 頼 / 回 答 メッセージ<br />

2.5.3 設 備 機 器 見 積 依 頼 / 回 答 メッ<br />

セージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

合 わせて 従 来 の 紙 による 取 引 と<br />

の 共 存 について 対 処 方 法 を 検 討<br />

する。<br />

購 買 見 積 依<br />

頼 ・ 回 答<br />

1 購 買 見 積 依 頼 メッセージ<br />

を 作 る 元 データ<br />

2 購 買 見 積 回 答 メッセージ<br />

の 取 り 込 みと 見 積 比 較 の 作<br />

成 方 法<br />

3 取 引 先 決 定 までのプロセ<br />

スと 確 定 注 文 メッセージの 作<br />

成 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.4 購 買 見 積 依 頼 / 回 答 / 見 積 不 採<br />

用 通 知 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

168


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 、ガイドライン 等 関 連 法 規<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 について 指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

Ⅷ.CI-NET LiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の ・ 建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

電 子 契 約 についての 解 説<br />

・ 下 請 法<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

「 建 設 業 法 施 行 規 則 第 13 条 の2 第 2 項 に 規 定<br />

する『 技 術 的 基 準 』に 係 るガイドライン」の 解 説<br />

請 負 契 約 の 電 子 化 に 伴 う 施 工 体 制 台 帳 に 係<br />

る 対 応 について<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

対 象 業 務 メッセージの 章 (Ⅱ~Ⅷ)<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅱ. 建 築 見 積 メッセージ<br />

Ⅲ. 設 備 見 積 メッセージ<br />

Ⅳ. 設 備 機 器 見 積 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅴ. 購 買 見 積 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

対 象 業 務 メッセージに 係 る 法 規<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

【 依 頼 / 回 答 】<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

Ⅵ.1. 明 細 なしメッセージのデータ 交 換 の 可 否 【 回 答 】<br />

9. 特 記 の 記 載 箇 所 仕 様<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

10.X 属 性 8バイトで 定 義 されている 日 付 項<br />

目 の 取 り 扱 い<br />

12. 総 括 明 細 行 と 内 訳 明 細 行 の 混 在 に 係 る<br />

留 意 点<br />

13. 内 訳 明 細 計 行 に 係 る 留 意 点<br />

15.K 属 性 データ 項 目 の 数 値 表 現 について<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

CI-NET LiteSデータにおける 明 細 行 関 連 コー<br />

ドの 表 現 事 例<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

【 依 頼 / 回 答 】<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

Ⅵ.1. 明 細 なしメッセージのデータ 交 換 の 可 否 【 回 答 】<br />

7.LiteS 注 文 業 務 データがあるケースの 一 ・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

部 修 正 に 伴 う 運 用 上 の 留 意 点<br />

9. 特 記 の 記 載 箇 所 仕 様<br />

10.X 属 性 8バイトで 定 義 されている 日 付 項 目<br />

の 取 り 扱 い<br />

12. 総 括 明 細 行 と 内 訳 明 細 行 の 混 在 に 係 る<br />

留 意 点<br />

13. 内 訳 明 細 計 行 に 係 る 留 意 点<br />

15.K 属 性 データ 項 目 の 数 値 表 現 について<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

CI-NET LiteSデータにおける 明 細 行 関 連 コー<br />

ドの 表 現 事 例<br />

169


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

フェーズ ステップ 各 ステップでの 実 施 内 容 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点 標 準 BP<br />

確 定 注 文 ・<br />

注 文 請 け<br />

1 注 文 請 けメッセージの 保<br />

管 方 法<br />

2 注 文 請 けメッセージと 原 価<br />

管 理 システム<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.5 確 定 注 文 / 注 文 請 けメッセージ<br />

2.5.6 鑑 項 目 合 意 変 更 申 込 / 承 諾 メッ<br />

セージ<br />

2.5.7 合 意 解 除 申 込 / 承 諾 / 一 方 的 解<br />

除 通 知 メッセージ<br />

2.5.8 合 意 打 切 申 込 / 承 諾 / 一 方 的 打<br />

切 通 知 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

出 来 高 報<br />

告 ・ 確 認<br />

1 出 来 高 査 定 の 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.10 出 来 高 要 請 / 報 告 / 確 認 メッ<br />

セージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

請 求 1 請 求 書 と 会 計 システム 第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.12 請 求 / 請 求 確 認 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

170


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 、ガイドライン 等 関 連 法 規<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅵ. 注 文 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅶ. 出 来 高 ・ 請 求 ・ 立 替 金 ・ 契 約 打 切 メッ<br />

セージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅶ. 出 来 高 ・ 請 求 ・ 立 替 金 ・ 契 約 打 切 メッ<br />

セージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

Ⅴ. 電 子 契 約 データにおける 注 文 業 務 帳 票 の<br />

印 刷 例<br />

Ⅵ.1. 明 細 なしメッセージのデータ 交 換 の 可 否<br />

4. 枝 番 契 約 の 打 切 方 法<br />

6.LiteS 注 文 業 務 データがあるケースを 前<br />

提 としての 運 用 上 の 留 意 点<br />

7.LiteS 注 文 業 務 データがあるケースの 一<br />

部 修 正 に 伴 う 運 用 上 の 留 意 点<br />

9. 特 記 の 記 載 箇 所 仕 様<br />

10.X 属 性 8バイトで 定 義 されている 日 付 項 目<br />

の 取 り 扱 い<br />

12. 総 括 明 細 行 と 内 訳 明 細 行 の 混 在 に 係 る<br />

留 意 点<br />

13. 内 訳 明 細 計 行 に 係 る 留 意 点<br />

14. 合 意 打 切 申 込 および 合 意 打 切 精 算 請 求<br />

書 帳 票 イメージ<br />

15.K 属 性 データ 項 目 の 数 値 表 現 について<br />

Ⅷ.CI-NETLiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の<br />

電 子 契 約 についての 解 説<br />

Ⅸ. 電 子 署 名 文 書 長 期 保 存 について<br />

Ⅹ.CI-NETLiteSにおける 契 約 データの 移 管 に<br />

ついて<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

CI-NET LiteSデータにおける 明 細 行 関 連 コー<br />

ドの 表 現 事 例<br />

「 建 設 業 法 施 行 規 則 第 13 条 の2 第 2 項 に 規 定<br />

する『 技 術 的 基 準 』に 係 るガイドライン」の 解 説<br />

請 負 契 約 の 電 子 化 に 伴 う 施 工 体 制 台 帳 に 係<br />

る 対 応 について<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

Ⅵ.1. 明 細 なしメッセージのデータ 交 換 の 可 否<br />

2. 出 来 高 報 告 と 請 求 の 同 時 提 出<br />

4. 枝 番 契 約 の 打 切 方 法<br />

5. 出 来 高 報 告 ・ 出 来 高 確 認 の[1007] 帳 票<br />

No.の 取 り 扱 い<br />

6.LiteS 注 文 業 務 データがあるケースを 前<br />

提 としての 運 用 上 の 留 意 点<br />

7.LiteS 注 文 業 務 データがあるケースの 一<br />

部 修 正 に 伴 う 運 用 上 の 留 意 点<br />

8. 出 来 高 要 請 メッセージの 利 用 方 法 に 係<br />

る 留 意 点<br />

9. 特 記 の 記 載 箇 所 仕 様<br />

10.X 属 性 8バイトで 定 義 されている 日 付 項 目<br />

の 取 り 扱 い<br />

12. 総 括 明 細 行 と 内 訳 明 細 行 の 混 在 に 係 る<br />

留 意 点<br />

13. 内 訳 明 細 計 行 に 係 る 留 意 点<br />

14. 合 意 打 切 申 込 および 合 意 打 切 精 算 請 求<br />

書 帳 票 イメージ<br />

15.K 属 性 データ 項 目 の 数 値 表 現 について<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

CI-NET LiteSデータにおける 明 細 行 関 連 コー<br />

ドの 表 現 事 例<br />

【 確 定 注 文 / 注 文 請 け】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

・ 入 契 法<br />

・ 建 設 リサイクル 法<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

【 報 告 / 確 認 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

【 報 告 】<br />

・ 消 費 税 法 、 消 費 税 法 施 行 規 則<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

【 請 求 / 請 求 確 認 】<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

Ⅵ.1. 明 細 なしメッセージのデータ 交 換 の 可 否 ・ 下 請 法<br />

2. 出 来 高 報 告 と 請 求 の 同 時 提 出 【 請 求 】<br />

3. 請 求 完 了 区 分 コードの 取 り 扱 い ・ 消 費 税 法 、 消 費 税 法 施 行 規 則<br />

4. 枝 番 契 約 の 打 切 方 法<br />

6.LiteS 注 文 業 務 データがあるケースを 前<br />

提 としての 運 用 上 の 留 意 点<br />

9. 特 記 の 記 載 箇 所 仕 様<br />

10.X 属 性 8バイトで 定 義 されている 日 付 項 目<br />

の 取 り 扱 い<br />

12. 総 括 明 細 行 と 内 訳 明 細 行 の 混 在 に 係 る<br />

留 意 点<br />

13. 内 訳 明 細 計 行 に 係 る 留 意 点<br />

15.K 属 性 データ 項 目 の 数 値 表 現 について<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

CI-NET LiteSデータにおける 明 細 行 関 連 コー<br />

ドの 表 現 事 例<br />

171


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

フェーズ ステップ 各 ステップでの 実 施 内 容 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点 標 準 BP<br />

立 替 金 報<br />

告 ・ 確 認<br />

1 立 替 金 処 理 と 会 計 システ<br />

ム<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.11 立 替 金 報 告 / 確 認 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

支 払 通 知<br />

1 支 払 通 知 処 理 と 会 計 シス<br />

テム<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

2.5.13 支 払 通 知 メッセージ<br />

3 CI-NET 標 準 データコード<br />

システム 導 自 社 システムと 連 携 させ、CI-<br />

入 方 法 の 検 NET 導 入 効 果 を 発 揮 できるような<br />

討 システム 環 境 の 確 保 を 狙 いとし<br />

て、CI-NETの 実 施 を 支 援 するシ<br />

ステムの 選 定 及 び 導 入 方 法 を 検<br />

討 する。<br />

1ASPを 利 用 する 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 4 章 業 務 運 用 規 約 および 取 引 基 本 規<br />

約 (CI-NET 運 用 諸 規 則 )<br />

2 市 販 業 務 パッケージを 利<br />

用 する 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 4 章 業 務 運 用 規 約 および 取 引 基 本 規<br />

約 (CI-NET 運 用 諸 規 則 )<br />

3CI-NETツールソフトを 利<br />

用 する 方 法<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 4 章 業 務 運 用 規 約 および 取 引 基 本 規<br />

約 (CI-NET 運 用 諸 規 則 )<br />

172


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 、ガイドライン 等 関 連 法 規<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅶ. 出 来 高 ・ 請 求 ・ 立 替 金 ・ 契 約 打 切 メッ<br />

セージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

Ⅵ.1. 明 細 なしメッセージのデータ 交 換 の 可 否<br />

9. 特 記 の 記 載 箇 所 仕 様<br />

10.X 属 性 8バイトで 定 義 されている 日 付 項 目<br />

の 取 り 扱 い<br />

12. 総 括 明 細 行 と 内 訳 明 細 行 の 混 在 に 係 る<br />

留 意 点<br />

13. 内 訳 明 細 計 行 に 係 る 留 意 点<br />

15.K 属 性 データ 項 目 の 数 値 表 現 について<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

CI-NET LiteSデータにおける 明 細 行 関 連 コー<br />

ドの 表 現 事 例<br />

【 立 替 金 報 告 / 確 認 】<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

【 立 替 金 確 認 】<br />

・ 消 費 税 法 、 消 費 税 法 施 行 規 則<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

Ⅷ. 支 払 通 知 メッセージ<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

【 支 払 通 知 】<br />

Ⅰ.CSVインタフェース 機 能<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

Ⅵ.1. 明 細 なしメッセージのデータ 交 換 の 可 否 ・ 下 請 法<br />

9. 特 記 の 記 載 箇 所 仕 様<br />

10.X 属 性 8バイトで 定 義 されている 日 付 項 目<br />

の 取 り 扱 い<br />

11. 支 払 通 知 帳 票 イメージ<br />

13. 内 訳 明 細 計 行 に 係 る 留 意 点<br />

15.K 属 性 データ 項 目 の 数 値 表 現 について<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

CI-NET LiteSデータにおける 明 細 行 関 連 コー<br />

ドの 表 現 事 例<br />

A. 情 報 伝 達 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅷ.CI-NETLiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の<br />

電 子 契 約 についての 解 説<br />

Ⅸ. 電 子 署 名 文 書 長 期 保 存 について<br />

Ⅹ.CI-NETLiteSにおける 契 約 データの 移 管 に<br />

ついて<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

A. 情 報 伝 達 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅷ.CI-NETLiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の<br />

電 子 契 約 についての 解 説<br />

Ⅸ. 電 子 署 名 文 書 長 期 保 存 について<br />

Ⅹ.CI-NETLiteSにおける 契 約 データの 移 管 に<br />

ついて<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

A. 情 報 伝 達 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

Ⅷ.CI-NETLiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の<br />

電 子 契 約 についての 解 説<br />

Ⅸ. 電 子 署 名 文 書 長 期 保 存 について<br />

Ⅹ.CI-NETLiteSにおける 契 約 データの 移 管 に<br />

ついて<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

・ 入 契 法<br />

・ 建 設 リサイクル 法<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

・ 電 子 署 名 法 施 行 規 則<br />

・e- 文 書 法<br />

173


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

フェーズ ステップ 各 ステップでの 実 施 内 容 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点 標 準 BP<br />

4 電 子 商 取 EDIシステム CI-NETの 各 メッセージを 送 受 信 実 際 にCI- 1メッセージの 構 成 データ 項 第 3 章 第 2 節 2(の 対 象 業 務 メッセージ 部<br />

引 の 導 入 作 開 発 (パッ する 仕 組 みを 開 発 する( 当 該 部 分 NETを 導 入 目 と、 社 内 システムのデータ 分 )/3および 第 3 節<br />

業 ケージ 購 入 の 処 理 を 行 うパッケージを 購 入 す する 業 務 項 目 の 突 合 せ<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

後 の 組 み 込 る)。<br />

み 含 む)<br />

2 業 務 フローとEDIのメッ<br />

セージフローとの 突 合 せ<br />

第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

第 3 節 標 準 メッセージ 作 成 規 則<br />

社 内 システ<br />

ムとの 連 携<br />

開 発<br />

CI-NETの 購 買 プロセスの 各 メッ 実 際 にCI-<br />

セージと 自 社 システムとの 連 携 部 NETを 導 入<br />

分 を 開 発 する。<br />

する 業 務<br />

1メッセージの 構 成 データ 項 第 3 章 第 2 節 2(の 対 象 業 務 メッセージ 部<br />

目 と、 社 内 システムのデータ 分 )/3および 第 3 節<br />

項 目 の 突 合 せ<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

2 業 務 フローとEDIのメッ 第 2 節 標 準 メッセージ 規 約<br />

セージフローとの 突 合 せ 第 3 節 標 準 メッセージ 作 成 規 則<br />

174


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 、ガイドライン 等 関 連 法 規<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

対 象 業 務 メッセージの 章 (Ⅱ~Ⅷ)<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 A.<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

CI-NET LiteSデータにおける 明 細 行 関 連 コー<br />

ドの 表 現 事 例<br />

「 建 設 業 法 施 行 規 則 第 13 条 の2 第 2 項 に 規 定<br />

する『 技 術 的 基 準 』に 係 るガイドライン」の 解 説<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

・ 建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

・ 入 契 法<br />

・ 建 設 リサイクル 法<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

・ 下 請 法<br />

・ 電 子 署 名 法 施 行 規 則<br />

・e- 文 書 法<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

対 象 業 務 メッセージの 章 (Ⅱ~Ⅷ)<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 A.<br />

指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

CI-NET LiteSデータにおける 明 細 行 関 連 コー<br />

ドの 表 現 事 例<br />

「 建 設 業 法 施 行 規 則 第 13 条 の2 第 2 項 に 規 定<br />

する『 技 術 的 基 準 』に 係 るガイドライン」の 解 説<br />

175


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

システム 実 装 担 当 における 参 照 資 料 のうち 関 連 法 規 における 具 体 的<br />

な 法 規 の 条 文 番 号 や 規 定 されている 内 容 、また 関 連 法 規 と CI-NET メッ<br />

セージとの 関 連 等 を 以 下 に 示 す。<br />

関 連 法 規 則<br />

条 文 に 規 定 される 内 容<br />

関 連 する<br />

CI-NETメッセージ<br />

保 管 期 間<br />

の 規 定<br />

法 規 名 条 文<br />

法 人 税 法 126 条 青 色 申 告 法 人 の 帳 簿 書 類 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

150 条 普 通 法 人 、 協 同 組 合 等 並 びに 収 益 事 業 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

の2 を 営 む 公 益 法 人 等 及 び 人 格 のない 社 団 文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

等 の 帳 簿 書 類<br />

法 人 税 法 8 条 の3 連 結 法 人 が 保 管 すべき 帳 簿 書 類 及 びそ 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

施 行 規 則 の 十 の 保 管 期 間 について 規 定 している。 文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

59 条 青 色 申 告 を 行 う 法 人 が 保 管 すべき 帳 簿<br />

書 類 及 びその 保 管 期 間 について 規 定 し<br />

ている。<br />

建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

○7 年 間<br />

○7 年 間<br />

○7 年 間<br />

○7 年 間<br />

67 条 法 人 税 法 第 150 条 の2 第 一 項 に 規 定 する 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注 ○7 年 間<br />

以 下 の 書 類<br />

( 棚 卸 資 産 の 引 渡 し、 受 け 入 れに 際 して<br />

文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

( 一 部 5 年<br />

間 )<br />

作 成 された 書 類 以 外 の 取 引 証 憑 書 類 )<br />

消 費 税 法 30 条 仕 入 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けるための 課 出 来 高 、 請 求 業 務 のメッセージ<br />

○7 年 間<br />

税 仕 入 等 の 事 実 を 記 載 した 帳 簿 及 び 請<br />

求 書 等<br />

消 費 税 法 50 条 課 税 仕 入 れ 等 の 税 額 の 控 除 に 係 る 帳 簿 出 来 高 、 請 求 業 務 のメッセージ<br />

○7 年 間<br />

施 行 令<br />

等 の 保 存 期 間 等<br />

消 費 税 法 15 条 の 帳 簿 等 の 保 存 期 間 の 特 例 出 来 高 、 請 求 業 務 のメッセージ ○7 年 間<br />

施 行 規 則 3<br />

建 設 業 法 18 条 建 設 工 事 の 請 負 契 約 の 原 則 特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 原 則 論 の 話 であるため)<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

19 条 建 設 工 事 の 請 負 契 約 の 内 容 確 定 注 文 、 注 文 請 け 特 に 規 定<br />

なし<br />

建 設 業 法 5 条 の5 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

施 行 令<br />

技 術 を 利 用 する 方 法<br />

建 設 業 法 26 条 建 設 業 法 第 40 条 の3に 規 定 する 帳 簿 、 及 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

施 行 規 則 び 第 26 条 第 5 項 に 規 定 する 書 類 の 記 載<br />

事 項 、 及 び 法 第 十 九 条 第 三 項 に 規 定 さ<br />

れる 電 磁 的 方 法 に 関 する 措 置 に 対 する<br />

規 定<br />

27 条 建 設 業 法 施 行 規 則 第 26 条 に 掲 げる 事 項 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

の 記 載 に 関 する 記 載 や 書 類 の 添 付 につ<br />

いての 運 用 の 規 定<br />

28 条 建 設 業 法 第 40 条 の3に 規 定 する 帳 簿 、 及 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

び 第 26 条 第 5 項 に 規 定 する 書 類<br />

13 条 の 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

2/3/4 技 術 を 利 用 する 方 法<br />

13 条 の 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

2 台 2 項 技 術 を 利 用 する 方 法<br />

に 規 定<br />

する 技<br />

術 的 基<br />

準 に 係<br />

るガイド<br />

ライン<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

○5 年 間<br />

○5 年 間<br />

○5 年 間<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

176


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

法 規 則<br />

条 文 に 規 定 される 内 容<br />

関 連 する<br />

CI-NETメッセージ<br />

保 管 期 間<br />

の 規 定<br />

法 規 名<br />

建 設 省<br />

条 文<br />

経 建 発<br />

132 号 、<br />

133 号<br />

注 文 書 及 び 請 書 による 契 約 について 確 定 注 文 、 注 文 請 け 特 に 規 定<br />

なし<br />

入 契 法 13 条 施 工 体 制 台 帳 の 提 出 等 確 定 注 文 、 注 文 請 け 特 に 規 定<br />

なし<br />

建 設 リサ13 条 対 象 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 書 面 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

イクル 法 記 載 事 項<br />

建 設 リサ3 条 対 象 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

イクル 法 信 の 技 術 を 利 用 する 方 法<br />

施 行 令<br />

下 請 法 5 条 下 請 事 業 者 の 給 付 、 給 付 の 受 領 、 下 請 確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

代 金 の 支 払 等 の 記 載 ・ 記 録 した 書 類 、 電 求 、 支 払 通 知<br />

磁 的 記 録<br />

下 請 法 第 1 条 下 請 法 第 五 条 の 書 類 又 は 電 磁 的 記 録<br />

五 条 の 書 の 記 載 事 項<br />

類 又 は 電<br />

磁 的 記 録<br />

の 作 成 及<br />

び 保 存 に<br />

関 する 規<br />

則<br />

電 子 帳 簿<br />

保 存 法<br />

電 子 帳 簿<br />

保 存 法 施<br />

行 規 則<br />

電 子 署 名<br />

法 施 行 規<br />

則<br />

確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

求 、 支 払 通 知<br />

2 条 3 項 電 磁 的 記 録 の 作 成 ・ 保 有 の 要 件 確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

求 、 支 払 通 知<br />

3 条 電 磁 的 記 録 の 保 存 期 間 確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

求 、 支 払 通 知<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

○2 年 間<br />

10 条 電 子 取 引 の 電 磁 的 記 録 (EDIデータ) CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て 特 に 規 定<br />

なし<br />

11 条 電 子 データの 保 存 に 関 しての 罰 則 規 定 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て 特 に 規 定<br />

なし<br />

8 条 電 子 取 引 の 電 磁 的 記 録 の 保 存 要 件 特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 技 術 面 の 話 であるため)<br />

2 条 電 子 署 名 の 安 全 性 の 基 準 特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 技 術 的 な 基 準 であるため)<br />

電 子 帳 簿 4 条 保 存 すべき 国 税 関 係 帳 簿 書 類 特 になし<br />

保 存 法<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 帳 簿 書 類 全 体 を 指 しているため)<br />

6 条 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 の 保<br />

存 の 承 認 申 請<br />

電 子 帳 簿 3 条 第 1 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 ( 記 録 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て<br />

保 存 法 施 項 すべき 項 目 )<br />

行 規 則<br />

3 条 第 3 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 ( 保 存 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て<br />

項 すべき 書 類 )<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

3 条 第 3 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 ( 保 存<br />

項 に 使 用 する 装 置 )<br />

特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 技 術 面 の 話 であるため)<br />

特 になし<br />

e- 文 書 法 3 条 電 磁 的 記 録 の 保 存 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て 特 になし<br />

177


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

(c) 運 用 担 当<br />

あなたが 運 用 担 当 の 場 合<br />

す。<br />

運 用 担 当 における 参 照 資 料 について 整 理 したものを 以 下 の 図 表 に 示<br />

運 用 の 担 当 者 として、 各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 に 目 を 通 す 際 のポイント<br />

は 次 の 通 りである。<br />

・ 取 引 相 手 先 に EDI や CI-NET の 理 解 を 深 めてもらうとともに、 実 際<br />

のデータ 交 換 を 行 うにあたって 必 要 となる 準 備 を 進 めてもらうた<br />

めの 情 報 提 供 が 行 えるようにする。<br />

・CI-NET の 運 用 を 行 う 中 で、 取 引 先 や 社 内 のユーザより 問 い 合 わせ<br />

が 来 た 場 合 にも、 迅 速 かつ 的 確 な 回 答 ができるよう 準 備 、 理 解 を 深<br />

めておくようにする。<br />

フェーズ ステップ 各 ステップでの 実 施 内 容 対 象 業 務 検 討 ・ 作 業 の 視 点 標 準 BP<br />

1 電 子 商 取<br />

発 注 者 から 始 まる 基 本 プロセス<br />

引 の 理 解<br />

について 理 解 する。<br />

基 本 プロセ<br />

ス(CI-NET<br />

標 準 プロセ<br />

ス)の 理 解<br />

CI-NETで 実<br />

現 できる 業<br />

務 全 般<br />

1 電 子 商 取 引 に 関 する 基 本<br />

的 な 理 解<br />

2 発 注 者 、 受 注 者 の 間 で 行<br />

われる 情 報 交 換 の 流 れの 理<br />

解<br />

はじめに CI-NETによるEDI<br />

第 1 章 標 準 ビジネスプロトコル 使 用 規 約<br />

第 2 章 情 報 伝 達 規 約<br />

第 3 章 情 報 表 現 規 約<br />

第 1 節 シンタックスルール<br />

第 2 節 1 標 準 メッセージ 規 約 情 報 の 定<br />

義<br />

第 4 章 業 務 運 用 規 約 および 取 引 基 本 規<br />

約 (CI-NET 運 用 諸 規 則 )<br />

第 1 節 電 子 メールを 前 提 としたCI-NET<br />

運 用 諸 規 則<br />

第 2 節 CI-NET 運 用 ルール( 電 子 メール<br />

版 )<br />

第 3 節 CI-NET 運 用 ガイド( 電 子 メール<br />

版 )<br />

5 電 子 商 取<br />

引 の 運 用<br />

取 引 開 始 の<br />

ための 手 続<br />

の 実 施<br />

CI-NETの 導 入 にあたって 必 要 と<br />

なる 事 務 的 な 手 続 きや 準 備 事 項<br />

の 確 認<br />

1 企 業 識 別 コード、 電 子 証 第 4 章 業 務 運 用 規 約 および 取 引 基 本 規<br />

明 書 の 取 得<br />

約 (CI-NET 運 用 諸 規 則 )<br />

2 取 引 先 との 電 子 商 取 引 合 第 4 節 電 子 メールを 前 提 としたCI-NETに<br />

意 方 法 の 検 討 ( 協 定 書 ) よる 電 子 データ 交 換 (EDI)に 関 するデータ<br />

3 契 約 の 形 式<br />

交 換 協 定 書 ( 参 考 例 )<br />

第 5 節 電 子 メールを 前 提 としたCI-NETに<br />

よる 電 子 データ 交 換 (EDI)に 関 する 運 用 マ<br />

ニュアル( 参 考 例 )<br />

説 明 ・ 教 育<br />

の 実 施<br />

CI-NETの 効 率 的 な 導 入 と 業 務 運<br />

用 の 円 滑 化 のための 教 育 指 導<br />

1 取 引 先 への 説 明<br />

2 自 社 関 係 部 門 への 説 明 ・<br />

教 育<br />

178


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 、ガイドライン 等 関 連 法 規<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 について 指 針 ・ 参 考 資 料 B.<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

Ⅷ.CI-NET LiteS 利 用 者 のための 建 設 工 事 の ・ 建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

電 子 契 約 についての 解 説<br />

・ 下 請 法<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

「 建 設 業 法 施 行 規 則 第 13 条 の2 第 2 項 に 規 定<br />

する『 技 術 的 基 準 』に 係 るガイドライン」の 解 説<br />

請 負 契 約 の 電 子 化 に 伴 う 施 工 体 制 台 帳 に 係<br />

る 対 応 について<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

対 象 業 務 メッセージの 章 (Ⅱ~Ⅷ)<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

B. 情 報 表 現 規 約<br />

対 象 業 務 メッセージの 章 (Ⅱ~Ⅷ)<br />

Ⅸ.メッセージごとの 使 用 データ 項 目<br />

B. 参 考 資 料<br />

・ 電 子 帳 簿 保 存 法 、 電 子 帳 簿 保 存 法 施 行 規 則<br />

対 象 業 務 メッセージに 係 る 部 分<br />

・ 建 設 業 法 、 建 設 業 法 施 行 規 則<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

・ 法 人 税 法 、 法 人 税 法 施 行 規 則<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電 ・ 下 請 法<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

B. 参 考 資 料<br />

対 象 業 務 メッセージに 係 る 部 分<br />

広 報 資 料 ・ガイドライン 等<br />

パンフレット(CI-NET 総 合 /CI-NETによる 電<br />

子 商 取 引 )<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 - 発 注 者 の<br />

CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 -<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 に 向 けた 先 進 的 業 務 モ<br />

デル 導 入 マニュアル<br />

CI-NET 導 入 ガイド( 発 注 者 向 け)<br />

179


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

運 用 担 当 における 参 照 資 料 のうち 関 連 法 規 における 具 体 的 な 法 規 の<br />

条 文 番 号 や 規 定 されている 内 容 、また 関 連 法 規 と CI-NET メッセージと<br />

の 関 連 等 を 以 下 に 示 す。<br />

関 連 法 規 則<br />

条 文 に 規 定 される 内 容<br />

関 連 する<br />

CI-NETメッセージ<br />

保 管 期 間<br />

の 規 定<br />

法 規 名 条 文<br />

法 人 税 法 126 条 青 色 申 告 法 人 の 帳 簿 書 類 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

150 条 普 通 法 人 、 協 同 組 合 等 並 びに 収 益 事 業 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

の2 を 営 む 公 益 法 人 等 及 び 人 格 のない 社 団 文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

等 の 帳 簿 書 類<br />

法 人 税 法 8 条 の3 連 結 法 人 が 保 管 すべき 帳 簿 書 類 及 びそ 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

施 行 規 則 の 十 の 保 管 期 間 について 規 定 している。 文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

59 条 青 色 申 告 を 行 う 法 人 が 保 管 すべき 帳 簿<br />

書 類 及 びその 保 管 期 間 について 規 定 し<br />

ている。<br />

建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注<br />

文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

○7 年 間<br />

○7 年 間<br />

○7 年 間<br />

○7 年 間<br />

67 条 法 人 税 法 第 150 条 の2 第 一 項 に 規 定 する 建 築 見 積 、 設 備 見 積 、 設 備 機 器 見 積 、 購 買 見 積 、 注 ○7 年 間<br />

以 下 の 書 類<br />

( 棚 卸 資 産 の 引 渡 し、 受 け 入 れに 際 して<br />

文 、 出 来 高 、 請 求 等 の 各 業 務 のメッセージ<br />

( 一 部 5 年<br />

間 )<br />

作 成 された 書 類 以 外 の 取 引 証 憑 書 類 )<br />

消 費 税 法 30 条 仕 入 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けるための 課 出 来 高 、 請 求 業 務 のメッセージ<br />

○7 年 間<br />

税 仕 入 等 の 事 実 を 記 載 した 帳 簿 及 び 請<br />

求 書 等<br />

消 費 税 法 50 条 課 税 仕 入 れ 等 の 税 額 の 控 除 に 係 る 帳 簿 出 来 高 、 請 求 業 務 のメッセージ<br />

○7 年 間<br />

施 行 令<br />

等 の 保 存 期 間 等<br />

消 費 税 法 15 条 の 帳 簿 等 の 保 存 期 間 の 特 例 出 来 高 、 請 求 業 務 のメッセージ ○7 年 間<br />

施 行 規 則 3<br />

建 設 業 法 18 条 建 設 工 事 の 請 負 契 約 の 原 則 特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 原 則 論 の 話 であるため)<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

19 条 建 設 工 事 の 請 負 契 約 の 内 容 確 定 注 文 、 注 文 請 け 特 に 規 定<br />

なし<br />

建 設 業 法 5 条 の5 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

施 行 令<br />

技 術 を 利 用 する 方 法<br />

建 設 業 法 26 条 建 設 業 法 第 40 条 の3に 規 定 する 帳 簿 、 及 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

施 行 規 則 び 第 26 条 第 5 項 に 規 定 する 書 類 の 記 載<br />

事 項 、 及 び 法 第 十 九 条 第 三 項 に 規 定 さ<br />

れる 電 磁 的 方 法 に 関 する 措 置 に 対 する<br />

規 定<br />

27 条 建 設 業 法 施 行 規 則 第 26 条 に 掲 げる 事 項 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

の 記 載 に 関 する 記 載 や 書 類 の 添 付 につ<br />

いての 運 用 の 規 定<br />

28 条 建 設 業 法 第 40 条 の3に 規 定 する 帳 簿 、 及 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

び 第 26 条 第 5 項 に 規 定 する 書 類<br />

13 条 の 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

2/3/4 技 術 を 利 用 する 方 法<br />

13 条 の 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

2 台 2 項 技 術 を 利 用 する 方 法<br />

に 規 定<br />

する 技<br />

術 的 基<br />

準 に 係<br />

るガイド<br />

ライン<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

○5 年 間<br />

○5 年 間<br />

○5 年 間<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

180


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

法 規 則<br />

条 文 に 規 定 される 内 容<br />

関 連 する<br />

CI-NETメッセージ<br />

保 管 期 間<br />

の 規 定<br />

法 規 名<br />

建 設 省<br />

条 文<br />

経 建 発<br />

132 号 、<br />

133 号<br />

注 文 書 及 び 請 書 による 契 約 について 確 定 注 文 、 注 文 請 け 特 に 規 定<br />

なし<br />

入 契 法 13 条 施 工 体 制 台 帳 の 提 出 等 確 定 注 文 、 注 文 請 け 特 に 規 定<br />

なし<br />

建 設 リサ13 条 対 象 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 書 面 の 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

イクル 法 記 載 事 項<br />

建 設 リサ3 条 対 象 建 設 工 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 確 定 注 文 、 注 文 請 け<br />

イクル 法 信 の 技 術 を 利 用 する 方 法<br />

施 行 令<br />

下 請 法 5 条 下 請 事 業 者 の 給 付 、 給 付 の 受 領 、 下 請 確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

代 金 の 支 払 等 の 記 載 ・ 記 録 した 書 類 、 電 求 、 支 払 通 知<br />

磁 的 記 録<br />

下 請 法 第 1 条 下 請 法 第 五 条 の 書 類 又 は 電 磁 的 記 録<br />

五 条 の 書 の 記 載 事 項<br />

類 又 は 電<br />

磁 的 記 録<br />

の 作 成 及<br />

び 保 存 に<br />

関 する 規<br />

則<br />

電 子 帳 簿<br />

保 存 法<br />

電 子 帳 簿<br />

保 存 法 施<br />

行 規 則<br />

電 子 署 名<br />

法 施 行 規<br />

則<br />

確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

求 、 支 払 通 知<br />

2 条 3 項 電 磁 的 記 録 の 作 成 ・ 保 有 の 要 件 確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

求 、 支 払 通 知<br />

3 条 電 磁 的 記 録 の 保 存 期 間 確 定 注 文 、 注 文 請 け、 出 来 高 報 告 、 出 来 高 確 認 、 請<br />

求 、 支 払 通 知<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

特 に 規 定<br />

なし<br />

○2 年 間<br />

10 条 電 子 取 引 の 電 磁 的 記 録 (EDIデータ) CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て 特 に 規 定<br />

なし<br />

11 条 電 子 データの 保 存 に 関 しての 罰 則 規 定 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て 特 に 規 定<br />

なし<br />

8 条 電 子 取 引 の 電 磁 的 記 録 の 保 存 要 件 特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 技 術 面 の 話 であるため)<br />

2 条 電 子 署 名 の 安 全 性 の 基 準 特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 技 術 的 な 基 準 であるため)<br />

電 子 帳 簿 4 条 保 存 すべき 国 税 関 係 帳 簿 書 類 特 になし<br />

保 存 法<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 帳 簿 書 類 全 体 を 指 しているため)<br />

6 条 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 の 保<br />

存 の 承 認 申 請<br />

電 子 帳 簿 3 条 第 1 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 ( 記 録 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て<br />

保 存 法 施 項 すべき 項 目 )<br />

行 規 則<br />

3 条 第 3 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 ( 保 存 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て<br />

項 すべき 書 類 )<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

特 になし<br />

3 条 第 3 国 税 関 係 帳 簿 書 類 の 電 磁 的 記 録 ( 保 存<br />

項 に 使 用 する 装 置 )<br />

特 になし<br />

(※ 本 条 の 規 定 が 技 術 面 の 話 であるため)<br />

特 になし<br />

e- 文 書 法 3 条 電 磁 的 記 録 の 保 存 CI-NET LiteSで 規 定 しているメッセージ 全 て 特 になし<br />

181


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

7. 参 考 資 料<br />

(1) 用 語 集<br />

用 語<br />

3D モデル<br />

AIA<br />

ASP<br />

説 明<br />

縦 ・ 横 の 座 標 で 表 現 される2 次 元 に 対 して、 縦 ・ 横 ・ 高 さの3 次 元 座 標<br />

で 仮 想 的 に3 次 元 形 状 を 表 すモデル。3Dオブジェクトモデルという 場<br />

合 は、 形 状 やCG 的 な 色 や 材 質 以 外 に、 定 義 された 形 状 自 体 に、 柱 ・<br />

壁 ・ 梁 ・ 開 口 部 といった 部 材 としての 定 義 がなされ、 部 材 毎 に 必 要 な<br />

属 性 を 保 持 できるとともに、 部 材 間 の 関 連 性 を 持 つ。<br />

(エーアイエー:American Institute of Architects) アメリカ 建 築 家 協<br />

会 。 日 本 建 築 家 協 会 (JIA)とは 定 期 的 に 協 議 会 を 開 催 している。<br />

(エーエスピー: Application Service Provider) コンピュータ・ソフ<br />

トウェアを 販 売 する 代 わりに、ネットワーク 経 由 でソフトの 機 能 を 有<br />

償 で 提 供 する 事 業 者 。ユーザにとって、ブラウザ(データ・ファイル<br />

の 内 容 を 表 示 するソフト)とインターネットを 利 用 できればソフトウ<br />

ェアを 利 用 できるため、ソフトウェアの 導 入 、 運 用 、 更 新 等 の 手 間 を<br />

かける 必 要 がなくなるメリットがある。<br />

BCS (ビーシーエス:Building Contractors Society) 社 団 法 人 建 築 業 協 会 。<br />

建 築 業 に 関 する 技 術 の 進 歩 と 経 営 の 合 理 化 を 図 るとともに、 建 築 業 の<br />

健 全 な 発 展 を 図 り、もって 社 会 公 共 の 福 祉 増 進 に 寄 与 することを 目 的<br />

とした 公 益 法 人 。<br />

BE-Bridge<br />

(ビー・ブリッジ:Building Equipment - BRief Integrated format for Data<br />

exchanGE) C-CADECが 定 めた、 異 なるCADソフト 間 でダクトや 配 管<br />

等 の 部 材 属 性 を 伴 ったCADデータの 交 換 ができるように 開 発 したデ<br />

ータ 交 換 標 準 (ルール)。<br />

BIM<br />

(ビーアイエム:Building Information Modeling) 建 物 の 3 次 元 情 報<br />

モデルを、 建 設 プロジェクトに 携 わる 建 築 主 や 設 計 ・ 施 工 ・ 設 備 関 係<br />

者 等 が 共 有 し、 生 産 プロセスに 活 用 する 手 法 またはそのモデル 情 報 の<br />

こと。<br />

CAD<br />

(キャド:Computer Aided Design) コンピュータを 利 用 して 設 計 を<br />

行 う 手 法 、またはそのツールのこと。<br />

CAE<br />

(シーエーイー:Computer Aided Engineering) CADで 作 成 したモデ<br />

ルデータを 使 用 してシミュレーション・ 分 析 等 を 行 うこと。<br />

CAM<br />

(キャム:Computer Aided Manufacturing) CADで 作 成 したモデルデ<br />

ータを 生 産 機 器 、 工 作 機 器 に 渡 し、 製 造 工 程 に 活 用 すること。<br />

C-CADEC<br />

(シー・キャディック:Construction-CAD and Electronic Commerce<br />

Council) 建 設 産 業 の 設 計 や 製 造 にかかる 情 報 を 効 果 的 に 共 有 した<br />

り、 活 用 したりすることを 目 的 として、 平 成 8 年 より( 財 ) 建 設 業 振<br />

興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターに 設 置 した「 設 計 製 造 情 報 化 評<br />

議 会 」でこれら 情 報 の 標 準 化 および 普 及 を 目 指 して 行 っている 活 動 。<br />

CI-NET<br />

(シーアイ・ネット:Construction Industry NETwork) 建 設 産 業 全 体<br />

の 生 産 性 向 上 を 図 るため、 建 設 生 産 に 関 わる 様 々な 企 業 間 の 情 報 をネ<br />

ットワークを 利 用 して 交 換 するための 仕 組 み。 平 成 4 年 、( 財 ) 建 設 業<br />

振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターに 設 置 した「 情 報 化 評 議 会 」<br />

で 標 準 化 や 普 及 に 取 り 組 んでいる。<br />

CI-NET LiteS (シーアイ・ネット・ライツ) CI-NET 標 準 に 準 拠 した 規 約 で、イ<br />

ンターネット 環 境 のもとでEDIを 行 うための 仕 組 み。<br />

EDI<br />

(イーディーアイ:Electronic Data Interchange) 電 子 データ 交 換 。 企<br />

業 間 で 行 われる 受 発 注 や 資 金 決 済 などの 取 引 のためのデータを 通 信<br />

回 線 を 介 して 標 準 的 な 規 約 ( 可 能 な 限 り 広 く 合 意 された 各 種 規 約 )に<br />

よりコンピュータ( 端 末 を 含 む) 間 でデータ 交 換 することをいう。<br />

182


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

用 語<br />

IAI<br />

IFC<br />

IP<br />

IPD<br />

IT<br />

JIA<br />

JACIC<br />

Stem<br />

SXF<br />

説 明<br />

(アイエーアイ:International Alliance for Interoperability) 世 界 に13<br />

の 国 際 支 部 があり、 建 築 分 野 で 利 用 するソフトウェアの 相 互 運 用 を 目<br />

的 としたIFC 仕 様 の 策 定 と 活 用 普 及 に 向 けた 活 動 に 取 り 組 んでいる 団<br />

体 。1996 年 にIAI 日 本 支 部 が 設 立 (2004 年 有 限 責 任 中 間 法 人 化 )され<br />

ている。<br />

(アイエフシー:Industry Foundation Classes) 建 築 分 野 で 利 用 するソ<br />

フトウェアの 相 互 運 用 を 目 的 とした 仕 様 。IAI が 仕 様 策 定 と 普 及 活 動<br />

に 取 り 組 んでおり、 活 用 検 討 が 進 められている。<br />

(アイピー:Integrated Practice) 設 計 ・ 施 工 の 全 フェーズを 通 して<br />

効 率 を 最 適 化 するために、 人 やシステム、ビジネス 構 造 、 慣 行 を、 全<br />

ての 関 係 者 の 才 能 と 洞 察 を 利 用 するプロセスへと 統 合 するプロジェ<br />

クト 遂 行 手 法 。<br />

(アイピーディー:Integrated Project Delivery) 設 計 ・ 施 工 の 全 フェ<br />

ーズを 通 して 効 率 を 最 適 化 するために、 人 やシステム、ビジネス 構 造 、<br />

慣 行 を、 全 ての 関 係 者 の 才 能 と 洞 察 を 利 用 するプロセスへと 統 合 する<br />

プロジェクト 遂 行 手 法 。<br />

(アイティー:Information Technology) 情 報 技 術 。 最 近 ではICT<br />

(Information and Communications Technology)「 情 報 通 信 技 術 」とい<br />

う 用 語 も 用 いられている。<br />

(ジェイアイエー:Japan Institute of Architects) ( 社 ) 日 本 建 築 家 協<br />

会 。 建 築 家 の 団 体 として、 建 築 関 係 社 会 システム 改 善 や 建 築 家 の 資 質<br />

向 上 に 向 けた 活 動 に 取 り 組 んでいる。<br />

(ジャシック:Japan Construction Information Center) ( 財 ) 日 本 建<br />

設 情 報 総 合 センター。 昭 和 60 年 、 当 時 の 建 設 大 臣 の 認 可 を 受 け 設 立<br />

した 公 益 団 体 。 建 設 分 野 の 情 報 化 や 情 報 技 術 の 開 発 利 用 に 向 けた 活 動<br />

に 取 り 組 んでいる。<br />

(ステム:STandard for theExchange of Material equipment library data)<br />

C-CADECが 定 めた、 設 備 機 器 の 性 能 や 各 種 仕 様 ( 仕 様 属 性 情 報 )と<br />

外 観 写 真 、 外 形 図 、 性 能 線 図 等 の 各 種 技 術 ドキュメントを 機 器 のライ<br />

ブラリデータとして 交 換 するため 標 準 仕 様 。 大 手 設 備 機 器 メーカ 各 社<br />

からStemに 準 拠 したデータの 提 供 が 行 われ、 国 内 の 主 要 な 建 築 設 備<br />

CADソフトでもサポートされている。<br />

(エスエックスエフ:Scadec data eXchange Format) 電 子 納 品 された<br />

CAD 図 面 をCADの 違 いによらず 再 現 して 利 用 できるよう 国 土 交 通 省<br />

が 開 発 したCADデータ 交 換 標 準 仕 様 。<br />

サプライチェーン ある 製 品 の 原 材 料 が 生 産 されてから 最 終 消 費 者 に 届 くまでの 流 通 の<br />

すべての 過 程 工 程 のこと。 狭 義 の 流 通 だけでなく、その 過 程 におい<br />

て 企 業 の 製 造 加 工 等 も 含 める。<br />

メッセージ 帳 票 データを 表 すテキストデータ、および 技 術 データの 内 容 を 説 明 す<br />

るテキストデータの 集 合 体 をいう。<br />

企 業 識 別 コード 6 桁 のコードで1 法 人 につき1つ 与 えられる。 建 設 産 業 に 係 わる 企 業 の<br />

企 業 識 別 コードは 財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 セン<br />

ターが 発 行 し、 全 産 業 にわたる 管 理 は( 財 ) 日 本 情 報 処 理 開 発 協 会 電<br />

子 商 取 引 推 進 センター(ECPC)が 行 う。 建 設 産 業 以 外 の 業 界 の 企 業<br />

が、CI-NETを 利 用 してEDIを 行 う 場 合 にも、 建 設 産 業 情 報 化 推 進 セン<br />

ターに 申 請 して 取 得 することができる。<br />

183


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

(2) 年 表<br />

CI-NET に 関 する 各 種 の 取 り 組 みや 施 策 と、 各 種 規 約 類 や 広 報 資 料 発 行 時 期<br />

をまとめた 年 表 を 示 す。<br />

千 社<br />

10 <br />

8 <br />

6 <br />

4 <br />

2 <br />

0 <br />

~ 平 成 18 年 度<br />

平 成 19 年 度<br />

平 成 20 年 度<br />

平 成 21 年 度<br />

平 成 22 年 度<br />

平 成 23 年 度<br />

~<br />

ユーザ<br />

H13/1からインター<br />

ネット 利 用<br />

H4から 通 信 はVAN 利 用 H14/9からASP<br />

サービス 開 始<br />

中 堅 、 地 方 地 場 ゼネコン 導 入 促 進<br />

国 土 交 通 省 等<br />

H3/12 建 設 大<br />

臣 告 示 「 建 設 業<br />

における 電 子 計<br />

算 機 の 連 携 利 用<br />

に 関 する 指 針 」<br />

「CI-NETの 普 及 促 進 」を 明 示<br />

H12/5 建 設 産 業 構 造 改 善 推 進 3ヶ<br />

年 計 画<br />

H16/6 構 造 改 善 推 進 プログラム<br />

2004<br />

H19/6 建 設 産 業 政 策 2007<br />

「 建 設 業 者 の 業 務 を 効 率 化 するため<br />

のCI-NETの 普 及 促 進 」<br />

H13/3 建 設 業 法 第 19 条 の 改 正<br />

( 電 子 契 約 可 能 )に 伴 い「 技 術 的 基<br />

準 」に 係 るガイドライン」を 公 表<br />

H7/6 建 設 産 業 政 策 大 綱 (H7/4)に 基 づ<br />

く 建 設 産 業 構 造 改 善 戦 略 プログラム H19/6 CI-NET 導 入<br />

検 討 状 況 調 査<br />

H16,17 IT 説 明 会 ( 全 国<br />

8ヵ 所 )<br />

CI-NET 導 入 実 証 実 験<br />

l H17 北 海 道<br />

l H18 新 潟<br />

H17/3「 異 なるASPを 利<br />

用 する 企 業 間 での 電<br />

子 商 取 引 」を 公 表<br />

H19/6 冊 子 「CI-NET<br />

導 入 具 体 的 手 順 」 公<br />

表<br />

対 象 : 日 建 連 , 日 空 衛 ,<br />

電 設 協 74 社<br />

H19/12<br />

ヒアリング6 社<br />

CI-NET 体 験 環<br />

境 構 築<br />

CI-NETの 導<br />

入 運 用 を 体 験<br />

H20/11 CI-NET<br />

導 入 検 討 状 況<br />

調 査<br />

対 象 :ゼネコン<br />

307 社<br />

CI-NET 体 験 環<br />

境<br />

機 能 追 加<br />

建 設 業 電 子 商<br />

取 引 体 験 講 習<br />

会<br />

9 地 区 12 回 開 催<br />

H22 年 度 末<br />

利 用 9,435 社<br />

実 証 体 験 環 境 運 用<br />

電 子 契 約 システ<br />

ム 稼 働 予 定<br />

( 工 事 物 品 )<br />

推 進 センター H14/2 「 建 設 工 事 の 電 子 契 約 に<br />

社 内 システムとの 連 動<br />

ついての 解 説 」 公 表<br />

汎 用 システム 策 定<br />

H2/6 「 建 設 産 業<br />

情 報 ネットワーク 推<br />

進 協 議 会 」を 設 立<br />

H3/4 「 情 報 化 評<br />

議 会 」に 改 組<br />

H10/11 受 託 事 業 「 先 進 的 情 報<br />

システム 開 発 実 証 事 業 」 建 設 産 業<br />

用 EDIツールの 開 発<br />

H13/1<br />

証 明 書 発 行 開 始<br />

CI-NET LiteS 利<br />

用 開 始<br />

H17/3 「 請 負 契<br />

約 の 電 子 化 に 伴 う<br />

施 工 体 制 台 帳 対<br />

応 」 公 表<br />

H18 新 伝 達 方 式 検 討<br />

大 量 処 理 、セキュリ<br />

ティ 高 度 化 要 請<br />

新 伝 達 方 式 仕 様<br />

H19 「CI-NET 導 入<br />

ガイド」 公 表 ( 経 営 者<br />

向 け、 担 当 者 向 け)<br />

H20 「CI-NET<br />

パンフレット」 作<br />

成<br />

CI-NET 実 用 化<br />

の 実 態 調 査<br />

ヒアリング26 社<br />

新 伝 達 方 式 仕 様 検 証<br />

3 年 計 画<br />

H23,24,25<br />

H3/7 標 準 ビジネス<br />

プロトコルV.1.0 公<br />

表<br />

H12/6 CI-NET LiteS<br />

実 装 規 約 Ver.1.0( 購 買<br />

見 積 ) 公 表<br />

H13/6 実 装 規<br />

約 Ver.2.0( 注 文 )<br />

公 表<br />

H14/6 実 装 規<br />

約 Ver.2.1( 出 来<br />

高 請 求 ) 公 表<br />

H21/6 最 新 バージョン<br />

標 準 ビジネスプロトコルVer.1.5<br />

実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約<br />

整 備 拡 充<br />

<br />

H6 8 10 12 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23<br />

CI-NET<br />

推 進 開 始<br />

電 子 データ<br />

交 換 開 発<br />

H3-9<br />

インターネット 利 用 開 発<br />

CI-NET 普 及 促 進<br />

H10-15<br />

CI-NET 規 約 整 備<br />

CI-NET 利 用 拡 大<br />

H16-18<br />

大 手 に 続 く 中 堅 中 小 企 業 へ<br />

利 用 環 境 整 備 ( 体 験 環 境 共 通 基 盤 )<br />

H19-<br />

184


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

(3) 各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 等 の 入 手 方 法<br />

各 種 規 約 類 、 広 報 資 料 等 についての 冊 子 入 手 方 法 について、 下 記 の「CI-NET<br />

関 連 図 書 」については 図 書 申 込 FAX 送 信 票 を 用 い 申 し 込 みすることで 手 続 き<br />

が 可 能 である。<br />

また、これら 以 外 にホームページで 公 開 しているものについては、 以 下 の<br />

URL にアクセス、ダウンロードすることで 入 手 可 能 である。<br />

http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ci-net/hyogikai/siryou.html<br />

http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ci-net/hyogikai/kiyaku.html<br />

なお、CI-NET LiteS 実 装 規 約 、CI-NET LiteS 実 装 規 約 指 針 ・ 参 考 資 料 の 扱<br />

いについては、 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターに 問 い 合 わせされたい。<br />

1.『CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル Ver.1.5』<br />

実 費 額 :15,750 円<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルは、 建 設 業 界 における EDI( 電 子 データ 交 換 ) 規 約 であり、 日 常 の 商 取<br />

引 ( 見 積 り、 注 文 、 請 求 、 支 払 等 )や CAD データ 等 の 技 術 データを EDI で 行 う 際 のコンピュータ 間 の 情<br />

報 交 換 に 必 要 な 標 準 的 な 取 り 決 めをしています。◇サイズ A4 356 ページ/2009 年 5 月 発 行<br />

2.『 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 発 注 者 の CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 』 無 料<br />

本 書 は 主 に 地 域 の 中 堅 ・ 中 小 の 建 設 業 者 における CI-NET 導 入 を 視 点 するためのマニュアルで、 導 入 に<br />

際 しての 検 討 を 効 率 的 に 進 めるための 手 順 、および 自 社 の 業 務 フローを 分 析 、 検 討 するための 視 点 をま<br />

とめています。◇サイズ A4 26 ページ/2008 年 2 月 発 行<br />

3.『 電 子 契 約 を 行 った 場 合 の 施 工 体 制 台 帳 の 取 扱 いに 関 するガイドラインの 解 説 』 実 費 額 :600 円<br />

平 成 17 年 3 月 3 日 付 で 国 土 交 通 省 より「 電 子 契 約 を 行 った 場 合 の 施 工 体 制 台 帳 の 取 扱 いに 関 するガイ<br />

ドライン」が 示 されました。 本 書 は 電 子 契 約 を 実 施 する 方 の 参 考 のために、 事 例 を 交 え、より 詳 細 に 解<br />

説 したものです。◇サイズ A4 34 ページ/2005 年 6 月 発 行<br />

4.『CI-NET LiteS データにおける 明 細 行 関 連 コードの 表 現 事 例 』<br />

実 費 額 :1,000 円<br />

メッセージ 共 通 に 明 細 部 分 ( 明 細 情 報 部 分 )はフラットな 表 現 と 階 層 構 造 の 表 現 を 共 に 許 すルールとな<br />

っており、この 表 現 には[1200] 明 細 コード、[1288] 明 細 データ 属 性 コード、[1289] 補 助 明 細 コード<br />

がある。 本 事 例 は、 明 細 部 分 の 作 成 ・ 運 用 の 援 助 となることを 目 的 としている。◇サイズ A4 165 ペー<br />

ジ/2005 年 7 月 発 行<br />

5.『 建 設 工 事 の 電 子 契 約 についての 解 説 』 実 費 額 :1,000 円<br />

建 設 工 事 の 請 負 契 約 の 締 結 をこれまでの 書 面 に 代 えて 電 磁 的 措 置 で 行 おうとする 場 合 の 参 考 のために、<br />

建 設 業 法 第 19 条 、 政 令 、 省 令 およびガイドラインに 定 められた 法 的 要 件 とそれを 満 たすために 必 要 とな<br />

る 技 術 面 、 運 用 面 の 対 応 を 解 説 します。◇サイズ A4 56 ページ/2002 年 2 月 発 行<br />

6.『CI-NET/C-CADEC シンポジウム 2011/02/25』<br />

実 費 額 :1,000 円<br />

2011 年 2 月 25 日 日 本 消 防 会 館 ニッショーホールで 開 催 した 平 成 22 年 度 シンポジウムの「 資 料 集 」で<br />

す。◇サイズ A4 106 ページ/2011 年 2 月 発 行<br />

7.『CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5』<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 は、CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルに 準 拠 したもので、 通 信 方 式 やメッセージ<br />

で 使 用 するデータ 項 目 など、CI-NET 標 準 ビジネスプロトコルでは 取 引 当 事 者 間 で 取 り 決 める 余 地 のあ<br />

る 部 分 について、 実 業 務 に 則 して 要 点 を 絞 り 込 み、わかりやすく 整 備 したものです。◇サイズ A4 440 ペ<br />

ージ/2008 年 6 月 発 行<br />

8.『CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 指 針 ・ 参 考 資 料 』<br />

CI-NET LiteS 実 装 規 約 の 補 助 資 料 として 作 成 しているものです。<br />

指 針 は、CI-NET LiteS を 利 用 した EDI においては、CI-NET LiteS 実 装 規 約 および 指 針 に 準 拠 しているシ<br />

ステム 間 であればどのような 環 境 であっても EDI が 可 能 という 基 本 方 針 を 実 現 するためのガイドを 提<br />

示 したものです。<br />

また 参 考 資 料 は、そうしたデータ、ファイル 等 を 処 理 するために 必 要 となる 社 内 の 通 信 、 変 換 システム<br />

等 の 例 を 示 したものであり、ユーザあるいはベンダが CI-NET LiteS 実 装 規 約 に 準 拠 したシステム、ソフ<br />

ト 等 を 開 発 する 際 の 援 助 となる 事 例 として 記 載 しているものです。◇サイズ A4 348 ページ/2008 年 6<br />

月 発 行<br />

185


資 料 /CI-NET の 規 約 理 解 促 進 のために<br />

~ 図 書 申 込 FAX 送 信 票 ~<br />

建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター 宛<br />

FAX:03-5473-4580<br />

図 書 を 希 望 する 方 は、 以 下 の 必 要 事 項 を 記 入 し、 本 ページを FAX にてお 送 りください。 請<br />

求 書 を 同 封 のうえ、 図 書 をお 送 りします。<br />

会 社 / 団 体 名 :<br />

所 属 : 氏 名 :<br />

所 在 地 :〒<br />

TEL:<br />

FAX:<br />

E-mail<br />

◎ 下 記 の 図 書 を 申 し 込 みます。( 申 込 む 図 書 を○ 印 で 囲 み、 冊 数 をお 書 きください)<br />

1.『CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル Ver.1.5』<br />

冊<br />

2.『 建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 発 注 者 の CI-NET 導 入 に 向 けた 具 体 的 手 順 』 冊<br />

3.『 請 負 契 約 の 電 子 化 に 伴 う 施 工 体 制 台 帳 に 係 る 対 応 について』 冊<br />

4.『CI-NET LiteS データにおける 明 細 行 関 連 コードの 表 現 事 例 』<br />

冊<br />

5.『 建 設 工 事 の 電 子 契 約 についての 解 説 』 冊<br />

6.『CI-NET/C-CADEC シンポジウム 2011/02/25』<br />

冊<br />

7.『CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5』<br />

冊<br />

8.『CI-NET LiteS 実 装 規 約 Ver.2.1 ad.5 指 針 ・ 参 考 資 料 』<br />

冊<br />

186


資 料 /CI-NET パンフレット<br />

12.3 CI-NETパンフレット「 建 設 業 における 法 令 遵 守 の 徹 底<br />

~ 法 令 遵 守 の 観 点 からの 電 子 商 取 引 のすすめ~」<br />

平 成 21 年 度 及 び 22 年 度 において、 広 報 委 員 会 およびその 下 部 組 織 である 広 報 WG で 検 討 し<br />

た CI-NET 広 報 のパンフレット「 建 設 業 における 法 令 遵 守 の 徹 底 ~ 法 令 遵 守 の 観 点 からの 電 子<br />

商 取 引 のすすめ~」を 次 ページ 以 降 に 示 す。<br />

187


資 料 /CI-NET パンフレット<br />

建 設 業 における 法 令 遵 守 の 徹 底<br />

法 令 遵 守 の 観 点 からの 電 子 商 取 引 のすすめ<br />

建 設 業 を 取 り 巻 く 厳 しい 環 境 下 において、 建 設 業 の 魅 力 を 向 上 させ、<br />

技 術 と 経 営 に 優 れた 企 業 が 生 き 残 り 伸 びていくためにも、 法 令 遵 守 の<br />

徹 底 が 求 められています。<br />

「 建 設 業 法 令 遵 守 ガイドライン( 改 訂 )」(H20.9)より<br />

■ 契 約 は 下 請 工 事 の 着 工 前 に 書 面 ※ で 行 うことが 必 要<br />

■ 不 当 に 低 い 請 負 代 金 の 禁 止<br />

■ 指 値 発 注 は 建 設 業 法 違 反 となるおそれ<br />

■ 適 正 な 手 続 きに 基 づかない 赤 伝 処 理 は 建 設 業 法 に 違 反 するおそれなど<br />

貴 社 の 対 策 は 十 分 ですか?<br />

CHECK!! □<br />

レ<br />

p 口 頭 でなく、 書 面 で 契 約 を 取 り 交 わしていますか<br />

p 見 積 依 頼 、 見 積 回 答 等 の 手 順 を 踏 んでいますか<br />

p 必 要 な 見 積 期 間 を 確 保 していますか<br />

p 契 約 書 と 一 緒 に 見 積 書 も 保 管 されていますか<br />

p 追 加 、 変 更 が 発 生 した 場 合 、きちんと 追 加 、 変 更 契 約 を 行 っていますか<br />

p 正 当 な 理 由 なく 長 期 の 支 払 保 留 をしていませんか<br />

健 全 な 経 営 環 境 を 整 備 するために<br />

法 令 遵 守 は 不 可 欠 です<br />

『 建 設 業 の 電 子 商 取 引 』は、<br />

法 令 遵 守 の 徹 底 にも 寄 与 します<br />

※ 建 設 業 法 第 19 条 第 3 項 に、 書 面 契 約 に 代 えて<br />

電 子 契 約 によることも 可 能 と 定 められています<br />

188


資 料 /CI-NET パンフレット<br />

これからの 建 設 業 の 調 達 業 務 は<br />

紙 から 電 子 データ へ<br />

法 令 遵 守 の 観 点 から 企 業 に 求 められること<br />

■ 取 引 の 透 明 性 の 確 保<br />

■ 帳 簿 の 備 付 及 び 保 存<br />

■ 必 要 な 契 約 処 理 の 履 行<br />

■ 取 引 の 書 類 ・ 手 続 の 関 連 性 の 確 保<br />

電 子 商 取 引 を 用 いると・・・<br />

発 注 者<br />

CI-NET NET<br />

TM<br />

受 注 者<br />

CI-NET TM による 電 子 商 取 引<br />

購 買 見 積 、 注 文 、 出 来 高 、 請 求 などの 業 務<br />

取 引 の 証 のデータが 残 る( 元 請 業 者 と 下 請 業 者 の 対 等 な 取 引 が 実 現 )<br />

追 加 、 変 更 契 約 などの 煩 雑 な 契 約 処 理 にも 迅 速 に 対 応<br />

取 引 データの 履 歴 、 契 約 の 関 連 状 況 など、 取 引 の⾒える 化<br />

さらには・・・<br />

社 内 見 積 ・ 契 約 データの 活 用<br />

取 引 先 データの 活 用<br />

契 約 に 伴 う 印 紙 税 の 軽 減<br />

経 営 力 ・ 営 業 戦 略 力 UP<br />

人 ・ 物 ・ 金 の 把 握 のスピード・ 精 度 UP<br />

企 業 力 UP<br />

お 問 い 合 わせ 先<br />

( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター 企 業 識 別 コード・ 電 子 証 明 書 担 当<br />

〒105-0001 東 京 都 港 区 虎 ノ 門 4-2-12 虎 ノ 門 4 丁 目 MTビル2 号 館<br />

tel.03-5473-4573, fax.03-5473-4580, E-mail: ci-net01@fcip.jp<br />

( 財 ) 建 設 業 振 興 基 ⾦では、 建 設 業 の 電 ⼦ 商 取 引 標 準 “CI-NET” を 推 進 しています<br />

189


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

12.4 CI-NET/C-CADEC シンポジウムの 概 要 および<br />

来 場 者 アンケート 結 果<br />

12.4.1 概 要<br />

(1) 講 演 1 「 建 設 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について」<br />

国 土 交 通 省 大 臣 官 房 審 議 官 河 村 正 人 氏<br />

○ 建 設 業 をとりまく 状 況<br />

建 設 業 をとりまく 状 況 は 非 常 に 厳 しく、 平 成 4 年 度 に 民 間 投 資 、 公 共<br />

投 資 合 わせて 約 84 兆 円 あった 建 設 投 資 額 は、 平 成 22 年 度 には 約 40 兆 円<br />

強 となっており、20 年 弱 の 間 に 市 場 規 模 が 半 減 するという 非 常 に 厳 しいものとなっていま<br />

す。 一 方 で、 建 設 業 の 就 業 者 数 や 許 可 業 者 数 は、 建 設 投 資 額 の 落 ち 込 みに 比 べると、それほ<br />

ど 減 少 しておりません。その 結 果 、 市 場 規 模 の 縮 小 の 中 で 競 争 が 激 化 し、ダンピングの 発<br />

生 や 元 下 関 係 の 問 題 が 顕 在 化 してきていると 推 測 されます。また、 近 年 、 国 ・ 地 方 公 共 団<br />

体 の 予 算 が 縮 小 する 中 で、 相 対 的 に 維 持 ・ 修 繕 費 の 割 合 が 増 加 しています。 特 に 中 小 建 設 業<br />

者 において、 受 注 額 に 占 める 維 持 ・ 修 繕 工 事 の 割 合 が 高 くなってきており、 相 対 的 に 中 小 建<br />

設 業 者 の 維 持 ・ 修 繕 工 事 の 受 注 機 会 が 増 加 していると 言 えます。<br />

地 域 の 建 設 業 は、 地 域 の 状 況 をよく 把 握 していることから、 維 持 ・ 修 繕 工 事 だけでなく、<br />

地 震 や 風 水 害 、 雪 害 などの 際 の 復 旧 対 応 や 地 域 の 安 全 管 理 、 社 会 貢 献 活 動 等 非 常 に 重 要 な<br />

役 割 を 果 たしています。<br />

○ 建 設 産 業 戦 略 会 議 の 開 催 と 基 本 方 針<br />

前 述 のとおり、 建 設 産 業 が 厳 しい 状 況 に 置 かれる 中 、 地 域 社 会 を 支 えてきた 地 域 建 設 業<br />

の 疲 弊 とそれに 伴 う 災 害 対 応 空 白 地 帯 の 発 生 、ダンピングの 結 果 生 じる 労 働 環 境 へのしわ<br />

寄 せによる 若 年 者 の 入 職 減 少 と 技 能 ・ 技 術 の 喪 失 等 の 問 題 について 認 識 を 示 した 上 で、 今<br />

後 の 建 設 産 業 、 特 に 地 域 建 設 業 の 具 体 的 な 再 生 方 策 を 策 定 するため、 建 設 産 業 戦 略 会 議 を<br />

設 置 しました。<br />

平 成 23 年 1 月 7 日 には、「 建 設 産 業 の 再 生 と 発 展 のための 方 策 に 関 する 基 本 方 針 」をと<br />

りまとめ、「 地 域 社 会 の 維 持 に 不 可 欠 な 建 設 企 業 の 再 生 」、「 建 設 生 産 を 支 える 技 能 ・ 技 術<br />

の 承 継 の 確 保 」、「 大 手 ・ 中 堅 企 業 による 技 術 力 ・ 事 業 企 画 力 の 発 揮 」、「 過 剰 供 給 構 造 の<br />

是 正 」という 大 きく 4 つの 点 について、 基 本 的 な 対 応 の 考 え 方 を 示 しています。<br />

今 後 、3 月 に 中 間 取 りまとめ、6 月 に 最 終 的 な 取 りまとめを 予 定 しており、 具 体 的 な 方 策<br />

を 実 施 していくこととしております。 議 論 を 進 めていくに 当 たっては、 建 設 産 業 に 携 わる<br />

方 々のご 理 解 とご 協 力 が 不 可 欠 になりますので、どうぞお 願 い 致 します。<br />

○ 平 成 23 年 度 国 土 交 通 省 予 算 のポイント<br />

平 成 23 年 度 国 土 交 通 省 予 算 は 5 兆 円 余 りで、 平 成 22 年 度 に 比 較 して 国 費 総 額 は 0.90 倍 、<br />

190


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

財 政 投 資 額 は 0.94 倍 、 全 体 では 0.96 倍 ということで 平 成 22 年 度 から 4% 減 となっていま<br />

す。このような 状 況 であることから、PPP・PFI といった 手 法 を 活 用 して 民 間 資 金 を 公 共 施<br />

設 の 整 備 や 維 持 管 理 に 導 入 し、 国 費 が 落 ちた 分 を 賄 えないかという 議 論 も 行 っています。<br />

建 設 産 業 関 係 施 策 としては、 平 成 23 年 度 予 算 の 中 でエコ 建 築 、 耐 震 、リフォーム 等 建 設<br />

業 の 関 連 分 野 で 今 後 マーケットとして 非 常 に 大 きくなると 思 われる 分 野 に 転 業 や 多 角 化 を<br />

図 られる 企 業 への 支 援 策 を 盛 り 込 んでおります。<br />

また、 平 成 22 年 度 補 正 予 算 においても、「 建 設 企 業 の 連 携 によるフロンティア 事 業 」と<br />

して、2 社 以 上 の 企 業 体 が 連 携 した 多 角 化 と 雇 用 の 維 持 に 資 する 新 しい 取 り 組 みに 対 する<br />

支 援 事 業 を 開 始 致 しました。<br />

その 他 、 資 金 繰 りが 非 常 に 厳 しい 状 況 の 中 で 元 請 ・ 下 請 それぞれに 対 する 金 融 支 援 につ<br />

いても 継 続 的 に 取 り 組 んでおります。<br />

○ 最 後 に<br />

地 域 建 設 業 の 維 持 が、 単 に 産 業 政 策 にとどまらず、 地 方 公 共 団 体 、 特 に 市 町 村 レベルで 社<br />

会 問 題 化 しています。 災 害 対 応 あるいは 除 雪 すらできなくなるのではないかという 不 安 感<br />

を 多 くの 住 民 が 非 常 に 強 く 感 じているということを 国 土 交 通 省 としても 強 く 認 識 して、そ<br />

の 戦 略 的 な 対 応 策 を 提 示 していきたいと 考 えております。また、 大 変 厳 しい 状 況 の 中 での 建<br />

設 企 業 の 新 しい 取 り 組 みを 支 援 していきたいと 考 えておりますので、どうぞよろしくお 願<br />

い 致 します。<br />

(2) 講 演 2 「 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて」<br />

国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 建 設 市 場 整 備 課 企 画 専 門 官 新 宅 幸 夫 氏<br />

建 設 業 の 電 子 商 取 引 については、CI-NET が 標 準 になってから 既 に<br />

20 年 が 流 れようとしておりますが、その 中 で 国 土 交 通 省 がどのような<br />

取 り 組 みをしてきたか、これからどういう 方 向 に 向 かっていくのかを<br />

ご 説 明 します。<br />

平 成 に 入 るとパソコンが 一 般 に 普 及 し 始 め、これらを 活 用 して 業 務 を 効 率 化 したり、 電<br />

子 商 取 引 に 活 用 したりしようという 取 組 みが 始 まりました。しかし、 各 社 がバラバラに 電<br />

子 商 取 引 のルールを 決 め 始 めると、 建 設 産 業 の 中 でやりとりできず、とても 非 効 率 になる<br />

ことが 懸 念 されました。<br />

そこで、 平 成 3 年 に 建 設 省 告 示 が 出 され、CI-NET を 建 設 業 界 の 標 準 にして、 建 設 業 振<br />

興 基 金 を 中 心 に 推 進 することが 定 められました。<br />

平 成 13 年 になると、インターネットも 普 及 して、パソコンも 1 人 1 台 あるという 企 業 も<br />

出 てきて、そうなると CI-NET を 導 入 する 企 業 も 急 速 に 増 えてきましたし、いろいろな 問 題 、<br />

課 題 が 見 えてきました。 特 に 建 設 業 法 上 では、 契 約 は 書 面 で 交 付 しなければならないという<br />

ことが 大 きな 問 題 でした。これは 建 設 産 業 に 限 らず、 様 々な 法 律 に 定 められていたので、<br />

IT 書 面 一 括 法 ( 書 面 の 交 付 等 に 関 する 情 報 通 信 の 技 術 の 利 用 のための 関 係 法 律 の 整 備 に 関<br />

する 法 律 )で、 従 来 の 手 続 きに 加 えて、 電 子 的 手 段 を 容 認 すると 定 められました。それに<br />

伴 い、 関 係 する 建 設 業 法 や 施 行 令 等 の 改 正 や「 技 術 的 基 準 」に 関 するガイドラインなどを<br />

191


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

策 定 して、 法 律 上 も 電 子 契 約 が 可 能 となりました。ガイドラインには、 記 録 をディスプレ<br />

イや 書 面 等 ですぐに 見 ることのできる「 見 読 性 の 確 保 」と 契 約 事 項 等 の 電 磁 的 記 録 の 原 本<br />

性 を 確 保 している「 原 本 性 の 確 保 」に 対 応 することが 求 められています。<br />

平 成 17 年 には、「 電 子 契 約 を 行 った 場 合 の 施 工 体 制 台 帳 の 取 扱 いに 関 するガイドライン」<br />

が 定 められ、 工 事 現 場 にパソコンやプリンタ 等 が 常 時 設 置 されている 場 合 は、 施 工 体 制 台<br />

帳 を 書 面 で 添 付 しなくてもよいことなどが 定 められました。<br />

インターネットの 普 及 や 法 改 正 等 を 行 ったあたりから 急 激 に 増 加 し、 現 在 は 1 万 社 弱 の<br />

企 業 が 導 入 しています。 最 近 は 若 干 伸 び 悩 んでいるところです。これは 大 手 建 設 会 社 とそ<br />

の 取 引 先 を 中 心 に 先 行 して 導 入 が 進 められてきたからですが、これからは、 地 方 や 中 堅 ゼ<br />

ネコンなどにもぜひ 導 入 してもらいたいと 思 っており、 国 土 交 通 省 としても 施 策 をさまざ<br />

ま 打 っているというところです。<br />

具 体 的 な 施 策 をご 紹 介 します。<br />

平 成 15 年 には「 建 設 業 の 生 産 高 度 化 のための 実 証 実 験 」として、 中 小 中 堅 建 設 業 者 で<br />

も 簡 易 に 導 入 できる 効 率 的 な 業 務 モデルや 効 果 的 なシステムについて 効 果 検 証 等 を 行 いま<br />

した。 想 定 される 業 務 効 率 化 、 例 えば、 帳 票 の 複 写 や 転 記 作 業 、 書 類 提 出 の 交 通 費 、 書 類<br />

の 郵 送 費 等 々を 積 み 上 げ、 具 体 的 な 合 理 化 効 果 を 算 出 しました。<br />

平 成 21 年 からは、 電 子 商 取 引 の 体 験 講 習 会 を 開 催 しています。 電 子 商 取 引 について 皆 様<br />

の 声 を 聞 いていると、 使 ってみないとわからないというご 意 見 やパンフレットを 見 てもわ<br />

からないという 意 見 が 多 いのです。そこで、 実 際 に 使 ってもらって、 電 子 商 取 引 の 良 さ、<br />

メリットをわかってもらうことを 目 的 として、システムを 構 築 して、 実 際 に 未 導 入 の 企 業<br />

に 使 ってもらいました。 平 成 21 年 度 は、9 地 域 で 12 回 実 施 しまして、1 回 当 たり 約 30 人 が<br />

参 加 しました。 平 成 22 年 度 は、 建 設 業 振 興 基 金 が 主 催 、 国 土 交 通 省 は 後 援 として、 同 様 の<br />

体 験 講 習 会 を 開 催 しております。<br />

平 成 22 年 度 は、 先 の 実 証 実 験 からさらに 踏 み 込 んで、 元 請 けとその 取 引 業 者 からなる 協<br />

議 会 を 組 んでもらい、 実 際 に 電 子 商 取 引 を 導 入 した 場 合 にはどこがどれだけ 効 率 化 出 来 る<br />

のか、 導 入 するタイプはどれが 適 しているかなど、 支 援 技 術 者 を 交 えて 検 討 してもらいま<br />

した。さらには 体 験 講 習 も 行 っていただきました。 全 国 展 開 している 中 堅 ゼネコンを 中 心<br />

とした 協 議 会 、 地 方 のゼネコンを 中 心 とした 協 議 会 、 電 気 設 備 工 事 をやっている 協 議 会 、<br />

空 調 衛 生 工 事 をやっている 協 議 会 とバラエティーに 富 んだ 4 協 議 会 で 実 施 していたただき<br />

ました。 本 事 業 は 現 在 最 終 検 討 を 行 っているところで、まだ 結 論 がでていないところです<br />

が、 見 積 依 頼 ・ 回 答 、 注 文 ・ 請 書 業 務 を 電 子 商 取 引 で 行 った 場 合 の 効 果 予 測 等 を 行 ってい<br />

ます。 企 業 規 模 や 電 子 化 率 ( 電 子 商 取 引 で 取 引 できる 率 )などにより 異 なりますが、 数 年<br />

で 処 理 投 資 を 回 収 できるシミュレーション 結 果 が 出 ています。 内 容 につきましては、 平 成<br />

23 年 度 以 降 、パンフレットを 作 ったり、 国 土 交 通 省 のホームページで 紹 介 したりしたいと<br />

思 っております。<br />

これまで 国 土 交 通 省 としてさまざまな 取 組 みを 行 ってきており、さまざまな 成 果 を 得 て<br />

きました。これらがかなり 蓄 積 されている 状 態 にありますので、これをできるだけ 多 くの<br />

建 設 産 業 の 方 々にご 提 供 して、さらに 電 子 商 取 引 の 理 解 を 促 進 していきたいと 考 えており<br />

ます。<br />

192


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■( 参 考 ) 講 演 2 「 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて」 講 演 資 料<br />

国 ⼟ 交 通 省 における 建 設 業 の<br />

電 ⼦ 商 取 引 への 取 り 組 みについて<br />

平 成 23 年 2⽉25⽇<br />

CI-NET/C-CADECシンポジウム<br />

国 ⼟ 交 通 省 建 設 市 場 整 備 課<br />

Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism<br />

国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 に 係 る 取 組 み( 概 要 )<br />

平 成 3 年 12⽉ 建 設 省 告 ⽰「 建 設 業 における 電 ⼦ 計 算 機 の 連 携 利 ⽤に 関 する 指 針 」<br />

平 成 7 年 6⽉ 建 設 産 業 構 造 改 善 戦 略 プログラム ※<br />

平 成 12 年 5⽉ 建 設 産 業 構 造 改 善 3ヶ 年 計 画<br />

※<br />

平 成 13 年 3⽉<br />

平 成 13 年 4⽉<br />

平 成 15-18 年 度<br />

建 設 業 法 施 ⾏ 規 則 第 13 条 の2 第 2 項 に 規 定 する「 技 術 的 基 準 」に 係 るガイドライン<br />

IT 書 ⾯⼀ 括 法 施 ⾏/ 建 設 業 法 の 改 正<br />

建 設 業 の⽣ 産 ⾼ 度 化 のための 実 証 実 験 の 実 施<br />

平 成 16 年 6⽉ 構 造 改 善 推 進 プログラム ※<br />

平 成 17 年 3⽉<br />

電 ⼦ 契 約 を⾏った 場 合 の 施 ⼯ 体 制 台 帳 の 取 扱 いに 関 するガイドライン<br />

平 成 19 年 6⽉ 建 設 産 業 政 策 2007 ※<br />

平 成 19-21 年 度<br />

平 成 22 年 度<br />

建 設 業 電 ⼦ 商 取 引 環 境 の 構 築 ・ 体 験 講 習 会 の 開 催<br />

建 設 業 電 ⼦ 商 取 引 導 ⼊⽀ 援 事 業 の 実 施<br />

※「CI-NETの 普 及 促 進 」を 明 ⽰<br />

2<br />

193


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

政 府 における 情 報 通 信 技 術 への 取 組<br />

平 成 13 年 1⽉<br />

IT 基 本 戦 略<br />

2005 年 ( 平 成 17 年 )までに 世 界 最 先 端 のIT 国 家 を 実 現<br />

e-J apan 戦 略<br />

e-J apan 戦 略 Ⅱ<br />

平 成 18 年 1⽉<br />

IT 新 改 ⾰ 戦 略<br />

2010 年 ( 平 成 22 年 )いつでも、どこでも、 誰 でもITの 恩 恵 を 実 感 で<br />

きる 社 会 の 実 現<br />

重 点 計 画 2008<br />

IT 新 改 ⾰ 戦 略 等 に 掲 げられた 政 策 を 実 現 するため、 実 際 の<br />

施 策 展 開 を 進 めるに 当 たっての 基 本 的 な 考 え⽅を 整 理<br />

平 成 21 年 7⽉<br />

i- J apan 戦 略 2015<br />

国 ⺠ 主 役 のデジタル 安 ⼼・ 活 ⼒ 社 会 の 実 現<br />

平 成 22 年 5⽉<br />

新 たな 情 報 通 信 技 術 戦 略<br />

国 ⺠ 主 導 の 社 会 、 知 識 情 報 社 会 への 転 換 を 実 現<br />

3<br />

重 点 計 画 2008( 抄 )<br />

1.IT<br />

構 造 改 ⾰⼒の 追 求<br />

1.5 世 界 ⼀ 便 利 で 効 率 的 な 電 ⼦⾏ 政<br />

-オンライン 利 ⽤の⾶ 躍 的 向 上 や 簡 素 で 効 率 的 な 政 府 の 実 現 -<br />

(2) 政 府 調 達 の 改 善<br />

(ウ) 電 ⼦⼊ 札 の 推 進 ( 全 省 庁 )<br />

事 務 の 簡 素 化 や⼊ 札 に 係 る 費 ⽤の 低 減 に 加 えて、 談 合 等 の 不 正 ⾏ 為 の 防 ⽌にも⼀ 定 の 効 果 が 期 待 される<br />

電 ⼦⼊ 札 ・ 開 札 の 導 ⼊ 等 IT を 最 ⼤ 限 活 ⽤することにより、 電 ⼦⼊ 札 ・ 開 札 の 全 ⾯ 的 な 対 応 及 び⼊ 札 ・ 落 札 結 果 の 公<br />

表 等 を 推 進 する。 → CALS/EC<br />

1.6 IT 経 営 の 確 ⽴による 企 業 の 競 争 ⼒ 強 化<br />

- 世 界 トップクラスの IT 経 営 を 実 現 -<br />

(3)EDI 共 通 基 盤 等 の 整 備 ・ 普 及<br />

(ア) 業 界 間 の 取 引 におけるEDI 共 通 基 盤 等 の 整 備 ( 経 済 産 業 省 )<br />

(イ) 中 ⼩ 企 業 の 基 幹 業 務 とEDI システムの 連 携 等 の⽀ 援 ( 経 済 産 業 省 )<br />

(ウ) 流 通 システムの 情 報 化 ・ 標 準 化 ( 経 済 産 業 省 )<br />

(エ) 製 造 業 におけるEDI 共 通 基 盤 の 整 備 ( 経 済 産 業 省 )<br />

(オ) 建 設 業 におけるEDIの 普 及 促 進 ( 国 ⼟ 交 通 省 )<br />

建 設 業 における⽣ 産 性 の 向 上 や 契 約 の 透 明 性 の 向 上 に 資 する EDI の 更 なる 普 及 を 図 るため、CI-NETによ<br />

るEDI 体 験 の 環 境 を 構 築 して 実 証 実 験 を⾏い、CI-NET を 利 ⽤したEDI の 普 及 促 進 を 図 る。<br />

2.IT<br />

基 盤 の 整 備<br />

3. 世 界 への 発 信<br />

4<br />

194


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

建 設 業 におけるICT 化 の 取 組<br />

公 共<br />

発 注 者<br />

⼊ 札 公 告 ⼊ 札 ・⾒ 積 依 頼 受 注 ・ 契 約 施 ⼯・ 完 ⼯<br />

● G to B ( 官 ⺠ 間 での 契 約 )<br />

・CALS/EC( 電 ⼦⼊ 札 ・ 契 約 ・ 納 品 など 官 ⺠ 間 の 情 報 のやり 取 りを 電 ⼦ 化 する 取 組 み)<br />

⺠ 間<br />

発 注 者<br />

<br />

電 ⼦⼊ 札 システム<br />

・⼊ 札 ボンド・ 履 ⾏ボンド<br />

( 電 ⼦ 化 を 検 討 中 )<br />

相<br />

互<br />

連<br />

携<br />

電 ⼦ 納 品 システム<br />

<br />

<br />

⼊ 札 ボンド 発 ⾏<br />

履 ⾏ボンド 発 ⾏<br />

<br />

<br />

<br />

受 注 者<br />

( 元 請 )<br />

・ 公 共 ⼯ 事 代 ⾦ 債 権 の 電 ⼦ 化<br />

( 発 注 機 関 ・⾦ 融 機 関 等 との 調 整 が<br />

必 要 であり 中 ⻑ 期 的 課 題 )<br />

公 共 ⼯ 事 代 ⾦ 債 権 の 電 ⼦ 化<br />

● B to B (⺠⺠ 間 での 契 約 )<br />

・CI-NET( 建 設 産 業 分 野 における 電 ⼦データ 交 換 標 準 (EDI 標 準 ))※<br />

⾒ 積 依 頼 ・ 回 答 注 ⽂・ 受 注 出 来 ⾼ 報 告 ・ 確 認 ・ 代 ⾦ 請 求<br />

受 注 者<br />

( 元 請 )<br />

<br />

<br />

受 注 者<br />

( 下 請 )<br />

・⼯ 事 代 ⾦ 債 権 の 電 ⼦ 化<br />

(⼀ 部 ⾦ 融 機 関 において 取 組 の 動 きあり)<br />

⼯ 事 代 ⾦ 債 権 の 電 ⼦ 化<br />

※ 建 設 業 者 間 で 電 ⼦ 的 に⾒ 積 書 や 注 ⽂ 書 等 の 帳 票 データを 交 換 するために 定 められた 標 準 的 な<br />

情 報 交 換 の⼿ 順 取 り 決 め( 受 発 注 の 際 の 伝 送 ⼿ 順 、データ 形 式 、 商 品 コードなど)<br />

受 注 者<br />

( 下 請 )<br />

5<br />

建 設 産 業 における 電 子 商 取 引 の 標 準 化 の 推 進 (H3.12)<br />

建 設 業 における 電 ⼦ 計 算 機 の 連 携 利 ⽤に 関 する 指 針 ( 平 成 3 年 12⽉21⽇ 建 設 省 告 ⽰ 第 2010 号 )<br />

これまでは、それぞれの 事 業<br />

者 において、 電 ⼦ 計 算 機 の<br />

利 ⽤による 情 報 処 理 を 進 め、<br />

業 務 の 効 率 化 を 図 ってきた。<br />

個 々の 企 業 ごとに 独 ⾃のシステム 構<br />

築 が 進 められると、 各 システムの 互<br />

換 性 が⽋ 如 し、 重 複 投 資 、 事 務 処 理<br />

の 複 雑 化 等 の 問 題 が⽣じるおそれ。<br />

事 業 者 間 で 連 携 した<br />

電 ⼦ 計 算 機 の 効 率<br />

的 かつ⾼ 度 な 利 ⽤<br />

の 実 現 を⽬ 指 す。<br />

1 事 業 者 が 連 携 して⾏う 電 ⼦ 計 算 機 の 利 ⽤の 態 様<br />

2 実 施 の⽅ 法<br />

(1)ビジネスプロトコルの 標 準 化 とその 積 極 的 採 ⽤<br />

(2) 業 界 推 奨 伝 送 ⼿ 順 の 設 定<br />

(3)オンライン 取 引 に 対 応 した 標 準 的 業 務 運 ⽤ 規 約 の 確 ⽴<br />

(4) 実 施 体 制 の 整 備<br />

3. 実 施 に 当 たって 配 慮 すべき 次 項<br />

(1) 中 ⼩ 企 業 への 配 慮<br />

(2)セキュリティの 確 保<br />

(3) 他 業 界 への 配 慮<br />

(4) 業 界 標 準 ビジネスプロトコルの 公 開<br />

( 財 ) 建 設 業 振 興 基 ⾦<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

を 中 ⼼とした 建 設 業 界 における<br />

取 り 組 み<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロト<br />

コルの 策 定<br />

LiteS⽅ 式 の 設 定<br />

取 引 基 本 規 約 、 業 務 運 ⽤ 規 約 、<br />

情 報 表 現 規 約 、 情 報 伝 達 規 約<br />

等 の 確 ⽴<br />

情 報 化 評 議 会 (CI-NET) 及 び<br />

政 策 委 員 会 他 各 委 員 会 の 設<br />

置<br />

6<br />

195


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 の 普 及 促 進 のための 法 令 等 の 整 備 1(H13.4)<br />

「 書 ⾯の 交 付 等 に 関 する 情 報 通 信 の 技 術 の 利 ⽤のための 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する<br />

法 律 」(IT 書 ⾯⼀ 括 法 )( 平 成 13 年 4⽉1⽇ 施 ⾏)<br />

経 済 のIT 化 が 進 展 する 中 で、 書 ⾯の 交 付 あるいは 書 ⾯による⼿ 続 き<br />

を 義 務 づけている 規 制 が 電 ⼦ 商 取 引 等 の 阻 害 要 因 になっているとの<br />

指 摘 を 懸 念<br />

特 に 電 ⼦ 商 取 引 等 を 阻 害 する⼤きな 要 因 の⼀つとして、 各 ⽅⾯か<br />

らの⾒ 直 しの 要 望 の 強 い、⺠-⺠ 間 の 書 ⾯の 交 付 あるいは 書 ⾯に<br />

よる⼿ 続 きの 義 務 に 付 き、 従 来 の⼿ 続 きに 加 え、 電 ⼦ 的 ⼿ 段 を 容<br />

認 する。<br />

したがって、 原 則 が「 紙 」であるとの 考 え⽅は 不 変 。 送 信 者 側 も 受 信<br />

者 側 も「 電 ⼦ 的 ⼿ 段 」の⽅が 望 ましいと 判 断 する 場 合 に 限 り、その<br />

選 択 肢 を 与 えるもの。<br />

7<br />

電 子 商 取 引 の 普 及 促 進 のための 法 令 等 の 整 備 2(H13.4)<br />

建 設 業 法 の 改 正 ( 第 19 条 第 3 号 等 )<br />

l 契 約 の 相 ⼿⽅の 承 諾 を 得 たうえで、 政 令 で 定 める⽅ 法 により 情 報 通 信 技 術 を<br />

利 ⽤( 電 ⼦ 契 約 )することが 可 能 となった。( 平 成 13 年 4⽉1⽇より 施 ⾏)<br />

建 設 業 施 ⾏ 令 の 改 正<br />

l 建 設 ⼯ 事 の 請 負 契 約 に 係 る 情 報 通 信 の 技 術 を 利 ⽤する⽅ 法 について 記 載<br />

l 講 じようとする 電 磁 的 措 置 の 種 類 及 び 内 容 を⽰し、 契 約 の 相 ⼿⽅の 承 諾 を 得<br />

なければならない<br />

建 設 業 施 ⾏ 規 則 の 改 正<br />

l 電 磁 的 措 置 を⾏う⽅ 法 、 電 磁 的 措 置 の 種 類 及 び 内 容 、それに 適 合 する 技 術<br />

的 基 準 、あらかじめ 相 ⼿⽅の 承 諾 を 得 るべき 内 容 等 について 規 定<br />

「 技 術 的 基 準 」に 係 るガイドライン<br />

8<br />

196


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 商 取 引 の 普 及 促 進 のための 法 令 等 の 整 備 3(H13.4)<br />

「 建 設 業 法 施 ⾏ 規 則 第 13 条 の2 第 2 項 に 規 定 する「 技 術 的 基 準 」に 関 するガイドライン」<br />

( 平 成 13 年 3⽉30⽇)<br />

⾒ 読 性 の 確 保<br />

ü<br />

ü<br />

記 録 をディスプレイ、 書 ⾯ 等 に 速 やかかつ 整 然 と 表 ⽰できるようシステムを 整 備 し<br />

ておくことが 必 要<br />

適 切 な 検 索 機 能 を 備 えておくことが 望 ましい<br />

原 本 性 の 確 保<br />

ü<br />

契 約 事 項 等 の 電 磁 的 記 録 の 原 本 性 を 確 保 する 必 要<br />

1 改 ざん 等 を 防 止 するための、 公 開 鍵 暗 号 方 式 による 電 子 署 名<br />

2 なりすまし 等 を 防 止 するための、 第 三 者 機 関 が 発 行 する 電 子 的 な 証 明<br />

書 の 添 付<br />

1 適 切 な 経 営 を 行 うための、 電 磁 的 記 録 等 の 保 存<br />

9<br />

電 子 商 取 引 の 普 及 促 進 のための 法 令 等 の 整 備 4(H17.3)<br />

「 電 ⼦ 契 約 を⾏った 場 合 の 施 ⼯ 体 制 台 帳 の 取 扱 いに 関 するガイドライン」<br />

( 平 成 17 年 3⽉3⽇)<br />

1 建 設 業 法 において、 施 ⼯ 体 制 台 帳 に 請 負 契 約 の 書 ⾯の 写 しを 添 付 することが 義 務 付 けられている。<br />

2⼊ 契 法 において、 施 ⼯ 体 制 台 帳 の 写 しを 公 共 ⼯ 事 発 注 者 へ 提 出 することが 義 務 付 けられている。<br />

では、 電 ⼦ 契 約 を⾏った 場 合 の 施 ⼯ 体 制 台 帳 のとりあつかいは?<br />

(1)⼯ 事 現 場 にPC、プリンタ 等 が 常 時 設 置 されている 場 合<br />

⾒ 読 性 及 び 原 本 性 が 確 保 されていることから、<br />

→ 書 ⾯による 写 しを 別 に 作 成 し、 施 ⼯ 体 制 台 帳 に 添 付 する 必 要 はない。<br />

→ FD 等 に 当 該 契 約 の 内 容 を 保 存 して 施 ⼯ 体 制 台 帳 に 物 理 的 に 添 付 する 必 要 もない。<br />

(2)⼯ 事 現 場 にPC、プリンタ 等 が 常 時 設 置 されていない 場 合<br />

以 下 の3つの 条 件 のすべてを 満 たす 場 合 は、⾒ 読 性 及 び 原 本 性 が 確 保 されるとみなす。<br />

1 当 該 電 ⼦ 契 約 の 内 容 が 紙 ⾯に 印 刷 された 書 ⾯が 施 ⼯ 体 制 台 帳 に 添 付 されていること。<br />

2 当 該 電 ⼦ 契 約 の 内 容 と 相 違 ない 旨 が、 現 場 代 理 ⼈の 署 名 等 により 誓 約 されている 書 ⾯が 添 付 されてい<br />

ること。<br />

3 発 注 者 等 が 当 該 電 ⼦ 契 約 の 内 容 を 紙 ⾯に 表 ⽰することを 要 求 した 場 合 等 には、 請 負 業 者 が 対 応 するこ<br />

と。<br />

10<br />

197


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

CI-NET 利 用 の 企 業 識 別 コード 登 録 企 業 数<br />

( 社 ) 登 録 企 業 数 の 伸 びが 停 滞<br />

10,000<br />

9,000<br />

全 国 展 開 の⼤⼿ 企 業 を 中<br />

⼼に 登 録 企 業 数 が 増 加<br />

8,000<br />

6,967<br />

7,000<br />

IT 書 ⾯⼀ 括 法 の 制 定<br />

6,000<br />

建 設 業 法 等 の 改 正<br />

5,562<br />

( 平 成 13 年 4⽉1⽇ 施 ⾏)<br />

5,000<br />

9,204 9,350<br />

8,706<br />

7,970 8,300<br />

4,000<br />

3,000<br />

2,000<br />

1,000<br />

0<br />

建 設 業 における 電 ⼦ 計 算 機<br />

の 連 携 利 ⽤に 関 する 指 針<br />

( 平 成 3 年 12⽉21⽇、<br />

建 設 省 告 ⽰ 第 2101 号 )<br />

⽇ 本 のインターネット 元 年<br />

31 37 43 79 143 180 182 198<br />

598<br />

1,341<br />

H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H20 H21<br />

2,146<br />

3,596<br />

※ 件 数 は 各 年 度 末 のもの<br />

( 年 度 )<br />

11<br />

建 設 業 の 生 産 高 度 化 のための 実 証 実 験 ( 平 成 15 年 度 実 施 )<br />

⽬ 的 : 建 設 産 業 における 電 ⼦ 商 取 引 標 準 である「CI-NET」「C-CADEC」のデータ 交 換 規 約 等 を 活 ⽤しながら、<br />

中 ⼩・ 中 堅 建 設 業 者 でも 簡 易 に 導 ⼊できる 効 率 的 な 業 務 モデル・ 効 果 的 なシステムについて、 効 果 検 証 等<br />

を⾏う。<br />

実 証 した 業 務 モデルと 概 要<br />

EDI 関 連<br />

A. 調 達 分 野 ( 購 買 見 積 / 注 文 業 務 )のEDI<br />

B. 設 備 見 積 業 務 のEDI<br />

C. 出 来 高 ・ 支 払 い 請 求 業 務 のEDI<br />

CAD 関 連<br />

D. 現 場 検 査 業 務 のIT 活 用<br />

E. 空 調 工 事 のCAD/CAM 連 携<br />

主 体 企 業 参 加 企 業 実 施 地 域 件 名<br />

A S 社 16 社 大 分 大 分 県 を 中 心 とする 調 達 分 野 ( 購 買 見 積 / 注 文 業 務 )EDIの 中 小 ・ 中 堅 建 設 業 者 への 普 及 促<br />

進 実 験<br />

A 社 15 社 香 川 香 川 県 における 調 達 分 野 ( 購 買 見 積 / 注 文 業 務 )EDIの 中 小 ・ 中 堅 建 設 業 者 への 普 及 促 進 実<br />

験<br />

W 社 7 社 長 野 長 野 県 北 部 を 中 心 とする 中 小 企 業 間 取 引 ( 購 買 見 積 / 注 文 )におけるASPサービスの 導 入<br />

B K 社 15 社 東 京 、 大 阪 設 備 見 積 業 務 における 資 機 材 業 者 等 を 含 めたEDI 構 築 に 係 る 実 証 実 験<br />

C A 社 28 社 首 都 圏 CI-NETを 利 用 した 出 来 高 ・ 請 求 業 務 におけるEDIの 有 効 性<br />

C 社 20 社 首 都 圏 CI-NETに 準 拠 した 受 注 社 向 けASPサービスを 利 用 した 出 来 高 ・ 請 求 業 務 の 実 用 化 のため<br />

の 実 証 実 験<br />

C 社 11 社 東 京 、 香 川 出 来 高 ・ 支 払 請 求 EDIシステム 構 築 に 係 る 実 証 実 験<br />

D S 社 3 社 東 京 構 造 図 と 施 工 図 CADデータを 基 にした 配 筋 検 査 と 検 査 結 果 の 共 有<br />

E T 社 10 社 東 京 、 愛 知 BE-Bridge 拡 張 によるCAD/CAM 連 携 実 証 実 験<br />

12<br />

198


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

建 設 業 電 子 商 取 引 体 験 環 境 の 構 築 と 体 験 講 習 会 (H19-21)<br />

建 設 業 の 電 ⼦ 商 取 引 の 利 ⽤を⼤⼿ゼネコンとその 協 ⼒ 会 社 のみならず、 中 堅 ・ 中 ⼩ゼネコンや 地 場 ゼネコン、<br />

専 ⾨⼯ 事 業 者 等 に 拡 ⼤するため、 電 ⼦ 商 取 引 の 操 作 を 実 際 に⼿ 軽 に 体 験 できる、 体 験 環 境 の 構 築 検 討 を<br />

⾏った。<br />

l ウェブブラウザ 方<br />

式 (ASP 活 用 )<br />

体 験 環 境 イメージ<br />

体 験 者<br />

( 発 注 者 )<br />

発 注 者 システム<br />

体 験 環 境<br />

受 注 者 システム<br />

体 験 者<br />

( 受 注 者 )<br />

l 汎 用 接 続 イン<br />

ターフェース 様 式<br />

l 簡 易 発 注 者 業 務<br />

方 式<br />

体 験 端 末<br />

体 験 環 境 接 続 ソフト<br />

インター<br />

ネット 接 続<br />

ü 購 買 見 積<br />

ü 注 文<br />

ü 出 来 高<br />

ü 請 求<br />

インター<br />

ネット 接 続<br />

体 験 端 末<br />

体 験 環 境 接 続 ソフト<br />

l ウェブブラウザ 方<br />

式 (ASP 活 用 )<br />

< 体 験 環 境 の 活 用 イメージ><br />

ü 未 導 入 企 業 への 体 験 利 用 推 進 による 新 規 導 入 の 誘 導<br />

ü 未 実 施 業 務 ( 出 来 高 / 請 求 業 務 等 )の 体 験 利 用 による、 追 加 実 施 効 果 の 検 証<br />

ü 企 業 内 や 協 力 会 社 への 教 育 ・ 研 修 等 への 活 用<br />

ü 利 用 者 からの 要 望 等 のくみ 上 げによるCI-NETの 実 用 性 の 検 証<br />

13<br />

建 設 業 電 子 商 取 引 導 入 支 援 事 業<br />

本 事 業 の 対 象<br />

CI-NETの 導 入 を 検 討 している 総 合 工 事 業 者 、 専 門 工 事 業 者 等 により 構 成 される 企 業 グルー<br />

プ( 協 議 会 )<br />

支 援 内 容<br />

・ 協 議 会 に 合 った 適 切 なCI-NET 導 入 方 式 の 検 討 支 援<br />

・ CI-NET 体 験 環 境 を 用 いたCI-NET 導 入 費 用 及 び 効 果 の 検 討 支 援<br />

・ CI-NET 導 入 の 際 の 費 用 負 担 計 画 の 策 定 支 援 他<br />

事 業 実 施 期 間 等<br />

○ 事 業 実 施 期 間<br />

平 成 22 年 10 月 ~ 平 成 23 年 3 月<br />

○ 現 在 、 下 記 の 企 業 グループに 対 し、 検 討 会 を 開 催 し、 支 援 事 業 を 実 施 中<br />

・ 中 堅 ゼネコンとその 取 引 企 業 からなる 企 業 グループ<br />

・ 地 方 ゼネコンとその 取 引 企 業 からなる 企 業 グループ<br />

・ 設 備 工 事 業 者 ( 電 気 設 備 工 事 )とその 取 引 企 業 からなる 企 業 グループ<br />

・ 設 備 工 事 業 者 ( 空 調 衛 生 工 事 )とその 取 引 企 業 からなる 企 業 グループ<br />

○ 各 協 議 会 における 検 討 結 果 については、 今 後 、 他 の 企 業 における 導 入 検 討 の 参 考 資 料 として<br />

活 用 できるよう、 事 例 集 として 取 りまとめ、 広 く 周 知 する 予 定 。<br />

14<br />

199


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(3) 講 演 3 「ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方 」<br />

北 海 道 大 学 大 学 院 工 学 研 究 院 北 方 圏 環 境 政 策 工 学 部 門<br />

建 設 管 理 工 学 研 究 室 准 教 授 高 野 伸 栄 氏<br />

本 日 は、ポストコンストラクションについてお 話 しします。ポストコン<br />

ストラクションとは、1970 年 や 1980 年 代 に 製 造 業 でよく 言 われた 脱 工<br />

業 化 社 会 に 類 比 して、インフラが 一 定 水 準 充 足 した 段 階 で、 非 規 格 、 情 報<br />

化 、 多 様 な 付 加 価 値 というふうに 変 わっていくことをいいます。<br />

脱 工 業 化 社 会 というときには、 大 量 生 産 から 多 品 種 少 量 生 産 とか、2 次 産 業 だけだった<br />

のが 3 次 産 業 的 になるとかなど、まさにポストコンストラクションだと 思 います。 大 量 生 産<br />

から 多 品 種 少 量 生 産 への 移 行 は、 構 造 令 的 な 基 準 に 基 づく 生 産 体 系 から 地 域 の 活 性 化 や 市<br />

民 の 嗜 好 とかを 考 えた 生 産 体 系 に 移 行 せざるを 得 ない 時 代 です。 同 じように 従 前 は 発 注 者<br />

対 建 設 業 者 だけの 関 係 をとらまえればよかったのに 対 して、 情 報 ・ 技 術 ・ 管 理 統 括 者 と 市 民<br />

との 間 の 関 係 を 考 えなければいけない 状 況 がポストコンストラクションの 時 代 です。<br />

予 算 の 流 れで 説 明 しましょう。 従 前 は 道 路 や 河 川 などそれぞれのインフラの 種 別 ごとに<br />

5 カ 年 計 画 を 立 て、また 長 期 計 画 を 立 て、それに 基 づいて 構 造 基 準 を 全 国 統 一 のもとで 数<br />

多 く 造 りました。これは 効 率 的 に 物 を 造 る 上 では 重 要 でありました。それがポストコンスト<br />

ラクションの 時 代 になってきますと、 地 域 にとって 必 要 なインフラ 整 備 とは 何 かというこ<br />

とが 一 番 に 求 められます。 上 から 下 ではなくて 下 から 上 、どういうものが 必 要 なのかという<br />

のは、 地 域 、 地 域 によって 違 うということです。<br />

もう 一 つのポイントは 情 報 ・ 技 術 ・ 管 理 統 括 者 対 市 民 という 市 民 の 部 分 について、 現 状 を<br />

お 話 します。これは 平 成 22 年 1 月 の 政 権 交 代 以 降 に 行 った 調 査 で、 北 海 道 の 一 般 市 民 300<br />

人 にインフラ 整 備 にかかわる 市 民 意 識 を 聞 いています。 公 共 工 事 に 対 しては、7 割 ちょっと<br />

の 市 民 が 必 要 だと 思 っています。ところが 透 明 性 や 公 正 さあるいは 計 画 性 ということにな<br />

りますと、「そう 思 う」という 人 は 少 なくなります。 必 要 なインフラ 整 備 、 維 持 管 理 あるい<br />

は 地 域 の 災 害 を 守 ることでさえ、このような 不 信 感 のもとではすっかり 否 定 されるという<br />

可 能 性 もあります。 市 民 に 対 してどのように 訴 えかけていくのかという、ポストコンストラ<br />

クションの 中 でも 示 唆 されることが 非 常 に 重 要 でありますし、かなり 厳 しい 現 状 と 思 いま<br />

す。<br />

公 共 事 業 に 対 する 情 報 提 供 についての 取 り 組 みを 紹 介 します。 先 のアンケートで、 公 共 事<br />

業 に 対 する 情 報 についての 自 分 のニーズと 現 実 のギャップが 大 きいことがわかりました。<br />

ここで 情 報 提 供 の 連 携 をとろうと 提 案 としています。 工 事 案 内 の 看 板 をつくることも 重 要<br />

です。 皆 さんは 意 外 に 見 ています。ただし、 詳 しい 情 報 はなかなか 伝 えられません。ホー<br />

ムページには 非 常 に 詳 しい 情 報 が 出 ていますが、 見 にきてくれる 人 は 少 ない。こういうもの<br />

をつなげていくという 意 味 では、「 選 択 式 メールマガジン」というのを 送 ったらどうかとい<br />

うアイディアです。「 届 ける」、「つなげる」、「 選 べる」ということです。<br />

入 札 に 住 民 を 取 り 込 んだ 事 例 もあります。 北 海 道 ニセコ 近 くの 国 道 230 号 線 の 右 折 レー<br />

ン 設 置 工 事 です。この 工 事 を 対 象 に 住 民 参 加 型 入 札 を 行 いました。 入 札 価 格 と 総 合 評 価 で 上<br />

位 3 社 を 選 定 して、3 社 に 工 事 のやり 方 や 地 域 への 配 慮 などをプレゼンしてもらいました。<br />

結 果 としては C 社 が 入 札 金 額 も 安 く、 発 注 者 の 評 価 点 も 一 番 高 く、 住 民 評 価 も 圧 倒 的 に 高<br />

い 数 字 を 得 ました。 実 は C 社 は 地 元 の 精 通 の 度 合 いが 高 くて、いろいろ 地 域 の 実 情 を 配 慮<br />

200


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

した 事 柄 を 説 明 されました。 住 民 の 方 に 聞 きますと、 入 札 に 関 する 信 頼 感 はやはり 上 がっ<br />

たということですし、こういう 試 みはぜひやってもらいたいということです。ただし 業 界<br />

の 皆 さんに 聞 きますと、こういうことは 賛 成 が 半 分 、 反 対 が 半 分 です。 反 対 は、 住 民 といっ<br />

ても 公 平 じゃない、 建 設 業 者 と 強 い 関 係 の 住 民 もいるだろうし、 工 作 をする 場 合 もあるので<br />

はないかなどです。 賛 成 は、 地 域 の 建 設 業 が 生 き 残 っていくためには 重 要 なのだという 意 見<br />

などがありました。<br />

今 までは 市 民 と 行 政 が 議 論 する 場 はありましたが、 建 設 業 はその 行 政 の 裏 にいて 市 民 か<br />

らは 顔 の 見 えない 関 係 でした。しかしこれからは 市 民 も 行 政 も 建 設 業 も 同 じ 土 俵 に 上 がっ<br />

て、みんなが 顔 の 見 える 関 係 で 議 論 をしていくことが 必 要 と 思 われます。 公 共 工 事 に 限 らず<br />

いろいろな 取 り 組 みを、いろいろな 形 で 推 奨 し、 制 度 的 にどういうふうにすればより 活 発 に<br />

なるのか、 自 分 たちが 考 えねばならないと 時 代 になったと 思 っています。<br />

201


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(4) 講 演 4-1「 電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介 ( 鴻 池 組 )」 講 演 資 料<br />

電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介<br />

2011 年 2 月 25 日<br />

株 式 会 社 鴻 池 組 竹 中 良 実<br />

1<br />

目 次<br />

(1) 当 社 業 務 システムの 開 発 ・ 展 開 経 緯<br />

(2)CI-NET 開 発 ・ 導 入 について<br />

(3) 運 用 状 況<br />

(4) 運 用 の 問 題 点 ・ 改 良 点 等<br />

(5) 今 後 のEDI 化 について<br />

(6)その 他 当 社 が 取 り 組 んでいること<br />

2<br />

202


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(1) 当 社 業 務 システムの 開 発 ・ 展 開 経 緯<br />

1994 年 1996 年 1998 年 2000 年 2002 年 2004 年 2006 年 2008 年 2010 年<br />

平 成 6 平 成 8 平 成 10 平 成 12 平 成 14 平 成 16 平 成 18 平 成 20 平 成 22<br />

【 鴻 池 組 】<br />

■ 積 算 見 積 システム<br />

NEC S3100<br />

WS30 台<br />

XP 開 発<br />

■ 購 買 システム<br />

XP 開 発<br />

■ 工 務 管 理 システム<br />

■ 経 理 会 計 システム<br />

■ 社 内 ネットワーク<br />

■ネットワーク、OS WIN98 WinXP<br />

VAN<br />

インターネット<br />

■その 他<br />

1993 年 鴻 池 組 CI-NET 実<br />

稼 動 試 験<br />

平 成 13 年 4 月 IT 書 面 一 括 法 に<br />

より、 建 設 業 法 が 改 正 された<br />

3<br />

(2)CI-NET 開 発 ・ 導 入 について<br />

(2)-1 業 務 フロー( 概 略 )<br />

(2)-2 システム 化 対 象 範 囲<br />

(2)-3 利 用 形 態<br />

(2)-4 運 用 フェーズのステップ<br />

(2)-5 メリット<br />

(2)-6 実 用 化 に 向 けたスケジュール<br />

(2)-7 その 他<br />

購 買 システムの 見 直 し(コンプライアンス)<br />

4<br />

203


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(2)-1 業 務 フロー( 概 略 )<br />

大 阪 、 東 京 、 名 古 屋 、 広 島 、 九 州 各 サーバー<br />

積<br />

算<br />

見<br />

積<br />

積 算<br />

見 積 システム<br />

工 種 別 明 細 書 を 科 目 別 明<br />

細 書 に 変 換 して 送 信<br />

予 算 データ<br />

企 業 コード<br />

マスター<br />

建<br />

築<br />

工 務 管 理<br />

システム<br />

購<br />

買<br />

購 買 システム<br />

本 社 購 買 サーバー<br />

経<br />

理<br />

大 阪 、 東 京 、 名 古 屋 、 九 州 各 サーバー<br />

経 理 会 計<br />

システム<br />

注 文 書 データ<br />

CSVアップロード<br />

NECソフト<br />

LitesNEO<br />

5<br />

(2)-2 システム 化 対 象 範 囲<br />

システム 化 対 象 範 囲<br />

設 備 見 積 依 頼<br />

設 備 見 積 回 答<br />

<br />

<br />

<br />

建 築 見 積 依 頼<br />

購 買 見 積 依 頼 送 信<br />

購 買 見 積 回 答 受 信<br />

建 築 見 積 回 答<br />

購 買 見 積 依 頼 受 信<br />

購 買 見 積 回 答 送 信<br />

<br />

<br />

<br />

<br />

確 定 注 文 送 信<br />

注 文 請 け 受 信<br />

CI-NET 対 応<br />

Internet<br />

確 定 注 文 受 信<br />

注 文 請 け 送 信<br />

出 来 高 報 告 受 信<br />

請 求 受 信<br />

導 入 検 討<br />

出 来 高 報 告 送 信<br />

請 求 送 信<br />

立 替 金 報 告<br />

立 替 金 承 認<br />

6<br />

資 料 提 供 NECソフト<br />

204


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(2)-3 利 用 形 態<br />

CI-NET 導 入 パターン<br />

発 注 者<br />

受 注 者<br />

u 社 内 システム<br />

との 連 携<br />

u 取 引 量 が 多<br />

u 拡 張 性<br />

u 操 作 性<br />

uメンテナンス 性<br />

A 社<br />

B 社<br />

サーバシステム<br />

導 入<br />

スタンドアロン<br />

パッケージ 導 入<br />

インターネット<br />

電 子 メール<br />

暗 号 化<br />

見 積 依 頼<br />

見 積 回 答<br />

確 定 注 文<br />

X 社<br />

Y 社<br />

サーバシステム<br />

導 入<br />

スタンドアロン<br />

パッケージ 導 入<br />

企 業 毎 公 開 鍵<br />

交 換 必 要<br />

C-TRADE 等<br />

企 業 毎 公 開 鍵<br />

交 換 必 要<br />

LitesNAVI 等<br />

注 文 請 け<br />

出 来 高 報 告<br />

鴻 池 組<br />

ASPサービス<br />

利 用<br />

出 来 高 確 認<br />

請 求<br />

Z 社<br />

ASPサービス<br />

利 用<br />

・ASP 間 1 回<br />

公 開 鍵 交 換 必 要<br />

・ 企 業 設 定<br />

WEBCON<br />

CIWEB 等<br />

請 求 確 認<br />

LitesNEO<br />

7<br />

資 料 提 供 NECソフト<br />

(2)-4 運 用 フェーズのステップ<br />

Step1<br />

ASPと 購 買 システムとCSVによる 連 携<br />

◆ 現 在 活 用 している 購 買 システムからCSV 出 力 し、CI-NETLites 形 式 の<br />

CSVに 変 換 し、ASPに 手 動 でアップロード<br />

・EDIの 運 用 を 軌 道 に 乗 せる、 運 用 手 順 の 確 定<br />

・ 投 資 費 用 は 少 ないが、 若 干 の 運 用 作 業 が 発 生<br />

Step2 ASPと 購 買 システムとCSVバッチ 連 携 (NECソフトと 協 議 中 )<br />

◆Step1をバッチ 処 理 を 行 い 自 動 でアップロードし、 送 信 まで 実 行<br />

・ 若 干 の 投 資 により、 運 用 作 業 手 順 の 効 率 化<br />

Step3 サーバー 版 運 用 による 基 幹 システムとの 連 携<br />

◆Step2でトランザクション 増 加 が 見 込 まれる 場 合 に、サーバー 版 に 移 行<br />

・ 基 幹 システムと 連 携 し、 全 社 で 運 用 対 応 を 実 施 し 効 率 化<br />

8<br />

資 料 提 供 NECソフト<br />

205


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(2)-5 メリット<br />

業 務 面<br />

u 注 文 書 の 作 成 手 間 ( 項 目 チェックなどや 書 類 の 確 認 )の 削 減 。<br />

u 注 文 書 の 郵 送 手 間 、 郵 送 費 の 削 減 。<br />

u 請 書 の 保 管 。<br />

u 関 連 会 社 の 注 文 請 書 の 印 紙 代 削 減 。<br />

u 各 種 帳 票 の 紙 代 、ファイリングが 不 要 。<br />

開 発 面<br />

u<br />

ASPを 利 用 することにより、 現 在 のシステムを 大 きく 変 更 せずに 済 んだ。<br />

u ブラウザを 利 用 する 為 、アプリの 配 布 等 の 手 間 が 削 減 。<br />

u 稼 動 監 視 、バックアップ、セキュリティ 対 策 等 の 専 用 担 当 者 が 不 要 。<br />

9<br />

(2)-6 実 用 化 に 向 けたスケジュール<br />

2009 年<br />

10 月<br />

11 月 12 月 2010 年<br />

1 月<br />

2 月<br />

3 月<br />

4 月 ~ 12 月 2011 年<br />

1 月<br />

■ 社 内 稟 議<br />

社 内 説 明 資 料<br />

■ 協 定 書 作 成<br />

■ 説 明 会<br />

・ 導 入 済 み 企 業 と<br />

未 導 入 企 業 を<br />

分 けて 行 う<br />

・ 個 別 の 説 明 会<br />

・CENSによる<br />

CI-NETの 解 説<br />

東 京<br />

説 明 会<br />

大 阪<br />

説 明 会<br />

九 州<br />

説 明 会<br />

■ 試 行 導 入<br />

説 明 会 終 了 後<br />

取 引 開 始<br />

試 行<br />

■システム 開 発<br />

10<br />

206


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(3) 運 用 状 況<br />

(3)-1 CI-NETによる 注 文 書 ・ 請 書 の 業 務 フロー<br />

(3)-2 企 業 コードの 登 録 画 面<br />

(3)-3 電 子 契 約 比 率 ( 件 数 )<br />

(3)-4 登 録 会 社 数<br />

(3)-5 必 要 な 手 続 き 及 び 費 用<br />

11<br />

(3)-1 CI-NETによる 注 文 書 ・ 請 書 の 業 務 フロー<br />

上 申 書 類 回 覧<br />

決 定 入 力<br />

注 文 書 印 刷<br />

CI-NETによる 取 引<br />

CSV 出 力<br />

印 刷 物 の 回 覧<br />

ASPへの 入 力<br />

ASPでの 最 終 承 認<br />

印 刷 物 の 郵 送<br />

ASPでの 送 信<br />

印 刷 物 請 書 の 受 領<br />

ASPで 請 書 の 受 領<br />

12<br />

207


(<br />

)<br />

(<br />

)<br />

資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(3)-2 企 業 コードの 登 録 画 面<br />

取 引 先 企 業 を 登 録 します。<br />

ASP 会 社 (NECソフト)に<br />

取 引 業 者 の 追 加 を 依 頼 します。<br />

ボタン ワンクリックで<br />

NECソフトと 取 引 協 力 会 社 の 使 用 している<br />

ASP 会 社 又 はソフト 会 社 (CIWEB 除 く)<br />

と、 自 分 宛 に 自 動 的 にメール 送 信 します。<br />

当 社 業 者 コードとCI-NET 企 業 識 別<br />

コードをひも 付 けします。<br />

13<br />

(3)-3<br />

電 子 契 約 比 率 ( 東 京 本 店 )<br />

1000<br />

50.0<br />

電 子<br />

契<br />

約<br />

件<br />

数<br />

件<br />

800<br />

600<br />

400<br />

17.4<br />

16.5<br />

28.6<br />

26.3<br />

40.3<br />

28.9<br />

33.4<br />

40.2<br />

43.5<br />

35.8<br />

38.2<br />

40.0<br />

30.0<br />

20.0<br />

電<br />

子<br />

契<br />

約<br />

数<br />

比<br />

率<br />

%<br />

契 約<br />

件 数<br />

率<br />

200<br />

11.1<br />

10.0<br />

0<br />

1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月<br />

2010 年 度<br />

0.0<br />

2010 年 度 平 均 30%<br />

14<br />

208


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(3)-4<br />

登 録 会 社 数<br />

350<br />

300<br />

会 250<br />

社<br />

200<br />

社<br />

150<br />

100<br />

50<br />

0<br />

(<br />

)<br />

197 200 204 204 227 236 244 252 266 274 281 294 299<br />

1 月<br />

2 月<br />

3 月<br />

4 月<br />

5 月<br />

6 月<br />

7 月<br />

8 月<br />

9 月<br />

10 月<br />

11 月<br />

12 月<br />

2011 年<br />

2010 年 度<br />

累 計<br />

15<br />

(3)-5 必 要 な 手 続 き 及 び 費 用<br />

u 企 業 コードの 取 得<br />

有 効 期 限 3 年<br />

取 得 費 用 資 本 金 1 億 円 以 下 の 場 合 16,800 円 1 億 円 以 上 の 場 合 33,600 円<br />

取 得 方 法 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター( 建 設 業 振 興 基 金 )に 申 請<br />

更 新 費 用 資 本 金 1 億 円 以 下 の 場 合 21,000 円 1 億 円 以 上 の 場 合 42,000 円<br />

u 電 子 証 明 書 の 取 得<br />

有 効 期 限 3 年<br />

取 得 費 用 6,825 円 更 新 料 も 同 じ<br />

取 得 方 法 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターに 申 請 又 はASP 会 社 様 で 事 務 代 行 可<br />

u ASPの 申 し 込 み<br />

初 期 費 用 初 期 登 録 料 、 事 業 所 登 録 料<br />

月 額 費 用 ID、 契 約 件 数 による 原 本 保 管 料<br />

u EDIデータ 交 換 協 定 書 の 締 結<br />

EDIで 行 うことに 合 意 するための 協 定 書 、 運 用 マニュアル<br />

16<br />

209


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(4) 運 用 の 問 題 点 ・ 改 良 点 等<br />

n<br />

ASP 側 ( 要 望 でもあります)<br />

契 約 毎 にCSVのアップロードを 手 動 で 行 わないといけない。<br />

取 引 先 マスタの 登 録 ( 追 加 依 頼 ・NECソフトでの 登 録 ・ASP 内 での 登 録 )<br />

請 書 情 報 ( 受 領 日 等 )をCSV 出 力<br />

n<br />

当 社 側<br />

当 社 のシステムに 請 書 受 領 日 を 手 動 で 入 力 が 必 要 。<br />

社 内 ネットワークの 問 題 。<br />

当 社 業 者 コードと 企 業 識 別 コードの 関 係 の 問 題<br />

( 経 理 会 計 システムとのからみがある 為 )<br />

見 積 依 頼 ・ 回 答 ( 購 買 見 積 依 頼 回 答 も 含 む)を 電 子 化 した 場 合 のメリット。<br />

機 器 の 老 朽 化 ( 保 守 期 間 の 終 了 )やOSの 問 題 等 。<br />

n<br />

全 般<br />

取 引 協 力 会 社 様 が 電 子 取 引 をやめるケース 有 り。<br />

取 引 協 力 会 社 様 の 利 用 ASP 又 はソフト 等 の 理 解 不 足 。<br />

実 装 規 約 での 細 部 な 運 用 ルールについて・・・ 17<br />

(5) 今 後 のEDI 化 について<br />

Ø<br />

注 文 書 ・ 請 書 の 電 子 商 取 引 を 全 国 展 開 する。<br />

Ø 社 内 基 幹 業 務 システムの 見 直 し。<br />

Ø 出 来 高 ・ 請 求 業 務 のEDI 化 の 導 入 検 討 。<br />

18<br />

210


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

19<br />

終 わり<br />

20<br />

211


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

(5) 講 演 4-2「 電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介 ( 戸 田 建 設 )」 講 演 資 料<br />

平 成 23 年 2 月 25 日<br />

戸 田 建 設 株 式 会 社<br />

情 報 システム 部<br />

野 澤 功 一 瀧<br />

1<br />

Ⅰ.CI-NET 導 入 の 基 本 的 考 え 方<br />

Ⅱ. 契 約 業 務 におけるCI-NET 導 入 経 緯<br />

( 購 買 EDIシステム 構 築 とCI-NET 導 入 )<br />

Ⅲ. 購 買 EDIシステムの 運 用 状 況<br />

Ⅳ. 出 来 高 請 求 へのCI-NET 導 入 検 討<br />

2<br />

212


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■ 購 買 部 門 業 務 における 効 率 化<br />

・ 業 界 標 準 による 電 子 取 引 を 実 現 するため<br />

CI-NET 導 入<br />

・ 購 買 EDIシステム 構 築 による 業 務 の 効 率 化<br />

⇒ 購 買 見 積 依 頼 ・ 回 答<br />

⇒ 注 文 書 / 請 書<br />

3<br />

■ CI-NET 導 入 および 購 買 EDIシステム 開 発<br />

に 向 けたPJの 発 足<br />

■ 購 買 業 務 の 電 子 化 検 討<br />

⇒ 試 行 システム 開 発 と 実 用 システム 検 討<br />

■ 購 買 EDIシステムの 開 発<br />

(1) 購 買 見 積 依 頼 ・ 回 答<br />

(2) 注 文 書 / 請 書<br />

■ 購 買 EDIシステムの 展 開<br />

4<br />

213


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

購 買 EDIシステムの 開 発 ・ 展 開<br />

年 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010<br />

平 成 13 平 成 14 平 成 15 平 成 16 平 成 17 平 成 18 平 成 19 平 成 20 平 成 21 平 成 22<br />

見 積 機 能 開 発<br />

注 文 機 能 開 発<br />

購 買<br />

EDI<br />

システム<br />

仮 稼 働<br />

本 稼 働<br />

展 開 ・ 教 育<br />

展 開 ・ 教 育<br />

関 連<br />

システム<br />

原 価 管 理 ・ 伝 票 入 力 システム 改 良<br />

データ 連 携<br />

仕 様<br />

◆CI-NET LiteS Ver2.0 ( 注 文 まで 可 能 )<br />

法 律 ◆ 建 設 業 法 改 正 ( 電 子 契 約 可 能 )<br />

5<br />

【 戸 田 建 設 】 購 買 EDIシステム 図<br />

【 協 力 会 社 】<br />

原 価 管 理<br />

システム<br />

購 買 注 文<br />

管 理 システム<br />

1 注 文<br />

依 頼<br />

6 決 定<br />

データ<br />

注 文 書<br />

購 買 EDIシステム<br />

見 積<br />

データ<br />

注 文<br />

データ<br />

C-TRADE<br />

CORE<br />

暗 号 化 ソフト<br />

2 見 積 依 頼<br />

3 見 積 回 答<br />

7 注 文 書<br />

8 請 書<br />

CI-NET<br />

対 応<br />

システム<br />

請 書<br />

( 日 付 )<br />

C-TRADE CONTRACT<br />

原 本 性 と<br />

見 読 性 の 実 現<br />

5 決 定 入 力<br />

4 社 内 承 認<br />

( 非 電 子 )<br />

出 力<br />

6<br />

214


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

購 買 EDIシステム 導 入 後 の 業 務 フロー( 参 考 )<br />

2007/8/1 改 訂<br />

データの 流 れ<br />

戸 田 建 設<br />

協 力 会 社<br />

購 買 部 ( 課 )<br />

見<br />

積<br />

り<br />

依<br />

頼<br />

・<br />

回<br />

答<br />

見 積 依 頼 作 成<br />

・EDIシステムで<br />

見 積 依 頼 作 成 ・ 送 信<br />

見 積 回 答 受 信<br />

・EDIで 見 積 データ<br />

を 受 信<br />

EDIで 送 信<br />

EDIで 送 信<br />

見 積 依 頼 受 信<br />

見 積 回 答 送 信<br />

見 積 データを<br />

作 成 ・ 送 信<br />

折<br />

衝<br />

折 衝<br />

折 衝 は 各 購 買 部 ( 課 )の 担 当 者 と 直 接 折 衝 となる<br />

今 まで 通 り 各 支 店 ( 本 社 ) 購 買 窓 口 にて 折 衝 する<br />

7<br />

内 定 ( 採 用 )<br />

EDI 送 信<br />

見 積 回 答 は 複 数 回 作 成 で<br />

きます。 最 終 決 定 した 金 額<br />

で 作 成 ・ 送 信 。<br />

内<br />

定<br />

内 定<br />

( 単 独 )<br />

修 正 無 し<br />

内 定 回 答 受 信<br />

社 内 承 認<br />

内 定 ( 分 割 ・<br />

合 算 )<br />

修 正 有 り<br />

EDI 送 信<br />

EDI 送 信<br />

内 定 依 頼 受 信<br />

受 信 したデータの 内 容 を<br />

確 認 し、 内 容 を 変 更 せず<br />

に 返 信 してください<br />

(データだけ 返 信 する)<br />

決 定<br />

・ 注 文 書 データの 送 信<br />

【 電 子 契 約 】<br />

EDIで 実 施<br />

確 定 注 文 電 文 受 信<br />

契<br />

約<br />

請 書 電 文 受 信<br />

請 書 電 文 送 信<br />

書<br />

類<br />

の<br />

保<br />

管<br />

契 約 成 立<br />

( 請 書 データを 受 信 した 時<br />

点 で 電 子 契 約 成 立 )<br />

1 電 子 契 約 分 は 電 子 デー<br />

タで 保 管<br />

2EDIシステムで 検 索 ・ 閲<br />

覧 が 可 能<br />

データ 保 管<br />

注 文 書 のデータを 保 管<br />

(ASP 又 は 自 社 サー<br />

バー)<br />

※ASPでの 保 管 はデータ 量<br />

により 別 途 保 管 料 が 発 生 す<br />

る 場 合 があります<br />

8<br />

215


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

1. 紙 契 約 作 業 フローとの 整 合<br />

2. 見 積 書 変 更 箇 所 チェック 機 能<br />

3. 見 積 書 明 細 単 価 比 較 機 能<br />

4. 見 積 書 分 割 、 合 算 への 対 応 機 能<br />

9<br />

協 力 会 社 側 の 電 子 化 率 は 当 分 100%にはならない<br />

(2001<br />

年 当 時 ) コスト、IT<br />

知 識<br />

社 内 承 認 は 混 在 をさけるため 書 類 ( 紙 )のみでおこなう。<br />

見 積 書<br />

社 内 承 認<br />

注 文 書<br />

紙 、 電 子<br />

紙<br />

紙 、 電 子<br />

10<br />

216


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

原 価 系<br />

システム<br />

注 文<br />

決 定<br />

データ<br />

決 定 入 力<br />

注 文<br />

決 定<br />

データ<br />

見 積 書<br />

見 積 書<br />

社 内 承 認<br />

印 刷<br />

見 積<br />

データ<br />

媒 体<br />

自 動 判 別 印 刷 注 文 書<br />

紙<br />

請 書<br />

電 子<br />

注 文<br />

データ<br />

受 信<br />

CI-NET<br />

郵 送<br />

郵 送<br />

送 信<br />

CI-NET<br />

11<br />

<br />

<br />

<br />

<br />

■ 電 子 データでは、 協 力 会 社 側 が 変 更 した 内 容 がどこ<br />

か 判 別 しにくい。( 特 に 印 刷 後 )<br />

当 初 : 画 面 で 変 更 箇 所 は 色 を 変 えて 表 示<br />

変 更 は 見 積 依 頼 からやり 直 す<br />

現 在 : 印 刷 時 に 変 更 前 の 内 容 も 取 消 し 線 付 で 印 字<br />

することで、 見 積 回 答 のみ 変 更 も 可 能<br />

12<br />

217


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

協 力 会 社 側<br />

が 変 更 した<br />

行 数<br />

変 更 された 欄 の 色 を<br />

変 えて 表 示<br />

13<br />

変 更 前 を 取 消 線 付 印<br />

字 している<br />

14<br />

218


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■ 行 単 位 で 複 数 会 社 の 単 価 を 比 較<br />

■ 現 状 の 提 示 金 額 の 単 価 を 簡 単 に 表 示<br />

15<br />

各 社 の<br />

・ 見 積 書 データ<br />

・ 折 衝 中 金 額 ( 按 分 後 )<br />

を 表 示 可 能 1 社 目 2 社 目<br />

16<br />

219


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

作 業 所 が 購 買 部 門 に 渡 す 注 文 依 頼 は、 必 ずしも 購 買 が<br />

発 注 する 単 位 とは 一 致 しない。<br />

■ 依 頼 前 の 分 割<br />

協 力 会 社 に 見 積 依 頼 を 送 信 する 前 に 見 積 を 分 割 する。<br />

■ 依 頼 後 の 分 割<br />

協 力 会 社 から 見 積 回 答 を 受 信 後 、 契 約 用 見 積 を 作 成<br />

する 時 に 分 割 する。<br />

17<br />

明 細 行 ごとに、<br />

どの どの 会 会 社 社 の の 見 見 積 積 とする に<br />

かを するかを 選 択 (チェック)す 選 択<br />

(チェック)する る<br />

18<br />

220


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■ 2006 年 4 月 より 本 格 導 入<br />

■ 全 支 店 に 順 次 システム 展 開<br />

・ 社 内 および 協 力 会 社 への 説 明<br />

■ 本 社 購 買 部 門 に 購 買 EDI 推 進 担 当 者 と 情 報<br />

システム 部 門 に 担 当 者 を 配 置 しフォロー<br />

■ 普 及 推 進 のために 購 買 EDIWGの 設 置<br />

構 成 : 本 社 ・ 関 東 4 支 店 購 買 担 当 者<br />

情 報 システム 部 担 当 者<br />

■ 2007 年 に 購 買 部 門 にて 契 約 金 額 電 子 化 率<br />

30% 目 標 を 設 定 し、 以 後 順 次 アップ<br />

19<br />

社 内 ・ 協 力 会 社 導 入 支 援<br />

< 社 内 > 支 店 担 当 者 説 明 冊 子 の 作 成<br />

< 協 力 会 社 > 支 店 説 明 会 、 拠 点 説 明 会 の 実 施<br />

ASP 会 社 の 協 力<br />

戸 田 建 設 の 購 買 EDIシステム( 建 築 )<br />

〈 目 次 〉<br />

1. 購 買 EDIシステムの 概 要<br />

1-1. 戸 田 建 設 の 購 買 EDIシステム<br />

1-2. 戸 田 建 設 EDIサーバとの 接 続<br />

2. 電 子 契 約 を 実 施 するための 建 設 業 法 ・ 施 行 令 等 について<br />

2-1. 建 設 業 法 ・ 建 設 業 法 施 行 令 について<br />

2-2. 建 設 業 法 に 対 するEDIシステムの 対 応<br />

3. EDIシステムの 運 用 手 順<br />

3-1.EDIシステムの 業 務 フロー<br />

3-2. 施 工 体 制 台 帳 への 契 約 書 面 の 写 しの 添 付 について<br />

戸 田 建 設 ㈱ 本 社 建 築 購 買 部<br />

Ver 1.0<br />

2007/3/12<br />

4. 協 力 会 社 と 電 子 契 約 を 行 うためには<br />

4-1. 協 力 会 社 が CI-NET 方 式 のEDIを 開 始 している 場 合<br />

4-2. 協 力 会 社 が 新 規 にEDIを 開 始 する 場 合<br />

支 店 担 当 者 ・ 支 店 作 業 所 向 けの 冊 子<br />

20<br />

221


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

協 力 会 社 への 対 応 ( 受 注 者 システムのタイプ)<br />

タイプ<br />

ASPタイプ<br />

パッケージソフトタイプ<br />

概 要<br />

ASPに 加 入 し、インターネットのサービスサイトにログインしてWeb 画<br />

面 で 使 用 する。<br />

1 初 期 費 用 は 最 も 安 価 。<br />

2データ 保 管 料 が 必 要 。<br />

3 運 用 管 理 に 手 間 がかからない。<br />

4 複 数 拠 点 に 対 応 可 能 。<br />

CI-NET 対 応 のパッケージソフトを 購 入 しPCにインストールして 使 用 する。<br />

1 初 期 費 用 はASPよりは 高 い。<br />

2データ 保 管 料 は 不 要 。<br />

3 運 用 管 理 (PC 買 換 時 の 再 設 定 、 契 約 データの 移 行 )が 問 題<br />

となりやすい。<br />

4 複 数 拠 点 にはPC 台 数 分 のソフトが 必 要 。 連 携 できない。<br />

自 社 構 築 タイプ<br />

既 存 自 社 業 務 システムにCI-NET 方 式 の 送 受 信 システムを 追 加 構 築<br />

する。<br />

1 構 築 費 用 がかなり 高 額 。 大 規 模 会 社 向 き<br />

受 注 者 側 システムの 選 定 について<br />

当 社 と 接 続 可 能 ( 実 績 有 り)なサービスおよびソフト<br />

サービス・ソフト 名 会 社 名 タイプ 各 社 ホームページ<br />

CIWEB ㈱コンストラクションイーシードットコム ASP http://www.construction-ec.com<br />

WEBCON ㈱ 富 士 通 マーケティング ASP http://www.fjm.fujitsu.com<br />

LitesNEO NECソフト㈱ ASP http://www.necsoft.com<br />

LitesNavi CENソリューションズ㈱ パッケージ http://www.censol.com<br />

選 定 のポイント<br />

(1)イニシャルコスト<br />

(2)ランニングコスト(データ 保 管 料 、サポート 料 )<br />

(3) 複 数 拠 点 からの 使 用<br />

(4) 契 約 データ 保 管 方 法 の 考 え 方 → 自 社 PC 内 で 良 いか 否 か<br />

(5)サポート 内 容<br />

・ヘルプデスク、サポート 部 隊 の 有 無 や 体 制<br />

・ 通 常 の 見 積 ・ 注 文 業 務 以 外 へのサポートについて(PC 買 換 時 、 電 子 証 明 書 の 更<br />

新 、etc)<br />

222


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

社 内 教 宣<br />

23<br />

■ 購 買 業 務 ( 契 約 )における 電 子 化 状 況<br />

全 店 平 均 電 子 契 約 比 率<br />

・ 件 数 ベース: 約 45%<br />

・ 金 額 ベース: 約 65%<br />

・ 電 子 契 約 協 力 会 社 数 : 約 1,500 社<br />

24<br />

223


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

電 子 契 約 比 率 ( 全 店 )<br />

注 ) 2010 年 度 の 金 額 は 上 半 期 の 集 計 値 を2 倍 した 値 としています。<br />

25<br />

電 子 契 約 比 率 ( 全 店 )<br />

注 ) 2010 年 度 の 件 数 は 上 半 期 の 集 計 値 を2 倍 した 値 としています。<br />

26<br />

224


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■ 購 買 担 当 者 の 改 良 要 望<br />

・ 当 社 書 式 見 積 書 捺 印 のための 通 信 ・ 印 刷 手 間<br />

⇒ 社 内 決 裁 ル-ルを 見 直 して 簡 略 化<br />

■ 組 織 変 更 対 応<br />

・ 本 社 購 買 部 ( 集 中 購 買 ) 新 設 対 応 のためデータ<br />

連 動 の 仕 組 みを 作 成<br />

27<br />

■ 支 店 により 稼 働 率 にばらつき<br />

・ 小 規 模 支 店 での 実 績 が 伸 び 悩 む<br />

⇒ 部 門 人 員 、 協 力 会 社 への 発 注 量<br />

■ 電 子 契 約 と 従 来 の 紙 での 契 約 が 混 在<br />

・システム 間 で 一 部 オフライン 業 務 処 理 が 残 る<br />

⇒ 決 裁 業 務 は 電 子 契 約 、 紙 とも 押 印 により<br />

実 施<br />

28<br />

225


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

■ 出 来 高 請 求 EDI 検 討 WGの 設 置<br />

・ 注 文 書 ・ 請 書 の 電 子 化 が 軌 道 にのる<br />

・ 協 力 会 社 のアンケートで 出 来 高 ・ 請 求 業 務 の 電<br />

子 化 要 望 が 多 い<br />

29<br />

■ 現 状 の 業 務 フローの 電 子 化 検 討<br />

・ 出 来 高 ・ 請 求 → 担 当 者 ・ 所 長 査 定 → 作 業 所 伝 票<br />

入 力 → 関 連 部 門 決 裁<br />

・ 作 業 所 、 建 築 工 務 部 門 のニーズ 把 握 、 調 整 を 行 う<br />

⇒ 担 当 者 の 業 務 影 響 を 検 討<br />

■ 電 子 データ 処 理 範 囲 の 検 討 ( 小 口 請 求 の 扱 い 等 )<br />

・ 作 業 所 伝 票 入 力 システム、 建 築 原 価 管 理 システム<br />

経 理 システムの 拡 張 範 囲 の 検 討<br />

■ スケジュール 検 討<br />

■ 担 当 者 教 育 、 運 用 上 の 検 討<br />

30<br />

226


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

戸 田 建 設<br />

購 買 EDI<br />

建 築 原 価<br />

管 理 システム<br />

( 拡 張 範 囲 )<br />

経 理 システム<br />

作 業 所<br />

伝 票 入 力<br />

システム<br />

請 求<br />

上 長 決 裁<br />

経 理 決 裁<br />

支 払 い<br />

31<br />

■ 契 約 業 務<br />

・ 電 子 契 約 比 率 が 低 い 支 店 の 利 用 促 進 検 討<br />

・ 決 定 単 価 等 のトータルなフィードバックの 充 実<br />

⇒ 単 価 推 移 、 地 域 性 etc<br />

■ 出 来 高 請 求 業 務<br />

・ 関 連 部 門 ( 購 買 部 → 建 築 工 務 部 )が 異 なるた<br />

め、ニーズの 違 いを 反 映 させた 調 整 、 検 討 を<br />

推 進<br />

32<br />

227


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

ご 清 聴 ありがとうございました<br />

33<br />

228


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

パネルディスカッション<br />

「これからどうなる? 日 本 の BIM」<br />

■BIM の 活 用 のために<br />

○ 建 築 生 産 全 体 のプロセスを1つの 企 業 内 で 実 施 す<br />

るならば 川 上 の 業 務 量 の 増 加 は、 川 下 での 業 務 量<br />

の 減 少 で 十 分 補 えるという 論 理 が 成 り 立 ちます<br />

が、 通 常 はプロセスを 企 業 間 で 分 担 している 方 法<br />

では、うまく 分 かち 合 うということが 難 しいと 思<br />

えます。<br />

○ 我 々は、BIM を 進 めていかなければならないという 気 持 ちでどんどん 使 おうというこ<br />

とでやりました。ある 案 件 では 要 件 にはなっていなかったのですが、 効 果 的 に 設 計 が<br />

進 められるので BIM を 使 用 して 設 計 するとプロポーザルで 提 案 しました。<br />

○ 設 計 段 階 では、 意 匠 、 構 造 、 設 備 のそれぞれを 設 計 するのですが、 梁 であれば 力 を 担 っ<br />

ているので 梁 貫 通 などを 配 慮 できる 躯 体 としての 機 能 を 考 慮 したものでなければい<br />

けません。モデル 構 築 を 行 う 最 初 に 意 匠 、 構 造 、 設 備 を 見 渡 した 戦 略 を 立 ててやらない<br />

といけないのです。<br />

○BIM の 活 用 では、 各 社 人 、 各 業 務 などのコラボレーションが 基 本 にあると 思 います。<br />

ハードやネットワークなどの 情 報 インフラが 整 備 されたため、インターネットのサー<br />

ビスが 提 供 されて 大 きなデータがサーバーに 預 けられ、 実 用 的 に 見 られるようになり<br />

ました。また 最 近 の 若 者 は、ITに 対 する 運 動 神 経 が 増 してきました。 今 やかなりの 情<br />

報 連 携 が 現 実 的 にでき、リアルタイムにシミュレーションできるようになりました。<br />

Build Live Tokyo 2010 では、 形 だけでなく、 光 とか 音 とか 熱 とか 風 、 避 難 とか 動 線 など、<br />

48 時 間 でかなりの 情 報 連 携 を 行 ったチームがありました。フロントローディングの 効<br />

果 を 生 産 組 織 が 享 受 するためには、 従 来 の 川 上 から 川 下 へ 仕 事 量 を 押 しつける 仕 組 み<br />

から、 一 体 の 機 能 集 合 体 となる 仕 組 み、 組 織 にしなければならないと 思 います。<br />

○ 今 まで 設 備 設 計 は、システム 設 計 ・ 機 能 設 計 であって 系 統 図 や 機 器 リストを 求 められ<br />

ていましたが、BIM を 活 用 しようとすれば、 三 次 元 形 状 を 定 義 する 必 要 があります。<br />

○ 前 倒 しにやるのは 当 然 必 要 です。 組 織 が 分 かれてなければ 前 倒 しにできると 思 います。<br />

大 きな 組 織 設 計 事 務 所 やゼネコン 設 計 部 も 組 織 としては 大 きいのですが、プロジェク<br />

トに 関 わる 人 はそんなに 多 数 ではありません。 関 与 する 企 業 からのチームを 組 織 し 推<br />

進 するのですから、 組 織 が 大 きく 柔 軟 性 に 欠 けるといった 元 組 織 の 大 きさは BIM 活 用<br />

には 直 接 の 障 壁 にはならないと 思 います。<br />

○BIM を 活 用 する 場 合 、 最 初 から 上 手 にできているわけではなく、いろんなことがわか<br />

る、 進 めていく 糧 になると 思 います。<br />

■BIM のメリット<br />

○ 試 行 として BIM を 用 いて 設 計 を 進 めています。 現 在 は 途 中 段 階 ですが、 発 注 者 にとっ<br />

ても BIM はメリットがあると 感 じています。 建 物 が 完 成 した 後 、その 建 物 が 求 めてい<br />

る 性 能 や 機 能 を 満 たすことができるかどうかを 事 前 に 確 認 することができます。これ<br />

までは 施 工 段 階 に 入 って 初 めて 試 験 施 工 を 行 ったり、 模 型 を 作 成 したりして 確 認 して<br />

229


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

いたものが、BIM を 用 いれば 設 計 段 階 で、 単 に 建 物 の 外 観 が 分 かるだけでなく、 完 成<br />

後 の 室 内 環 境 や 外 部 環 境 、 温 熱 や 光 環 境 などがかなり 分 かります。これは 発 注 者 にと<br />

ってリスクを 回 避 するうえで、 非 常 に 有 効 なものと 思 いました。またこれまでは 設 計<br />

事 務 所 とは 図 面 を 広 げて 打 合 せしていたものが、BIM による 場 合 にはプロジェクター<br />

を 用 いて 打 ち 合 わせを 行 います。 発 注 者 側 からの 意 見 に 対 して「わかりました」とい<br />

って、その 場 で 改 善 案 が 出 てくるようなスピーディーな 打 ち 合 わせができます。さら<br />

に 比 較 的 容 易 に 条 件 を 変 えて 検 討 できることから、 最 善 の 案 を 探 し 出 すことができま<br />

す。ただし、 非 常 に 設 計 が 早 く 進 むので、 発 注 者 からの 与 条 件 設 定 を 早 くしっかりし<br />

ないと、 発 注 者 がついていけなくなる 懸 念 があります。<br />

○ 発 注 者 の 求 めている 整 合 性 は、 設 備 は 付 帯 ではなく 意 匠 ・ 構 造 ・ 設 備 がきちんと 整 合<br />

されていることで、 現 行 の 組 織 やプロジェクトの 進 め 方 などでは 対 応 が 難 しいのです<br />

が、BIM は 要 求 に 対 応 できます。そのために 現 行 業 務 の 改 革 を 推 進 する 手 法 と 思 いま<br />

す。<br />

■BIM に 望 むこと<br />

○BIM の 将 来 あるべき 姿 ですが、ゼネ<br />

コン 団 体 の 立 場 から 言 いますと、 設<br />

計 ・ 施 工 であろうと、 施 工 からであ BIMを 使 う<br />

ソフト<br />

ろうと、 現 場 着 工 時 には 建 物 全 ての<br />

部 分 の 整 合 性 が 取 れている 状 況 が<br />

最 終 形 と 考 えています。 現 状 は 意<br />

BIM<br />

モデル<br />

匠 ・ 構 造 ・ 設 備 間 の 図 面 に 不 整 合 が<br />

ある 場 合 が 多 く、 現 場 では 総 合 図 の<br />

作 成 や 施 工 での 納 まりなどの 調 整<br />

業 務 に 多 くの 時 間 を 費 やしていま BIMを 作 る<br />

ソフト<br />

す。 将 来 は 不 整 合 などによる 調 整 業<br />

務 や 工 事 の 手 戻 りがなくなり、 施 工<br />

段 階 の 生 産 性 向 上 が 図 れる 姿 を 望 みます。<br />

○BIM の 説 明 では、BIM を 木 に 見 立 てて 説 明 しています。 幹 が BIM モデル、 枝 が BIM を<br />

使 うソフトです。 全 体 を 支 える 根 は BIM を 作 る CAD ソフトです。<br />

○BIM に 係 る 費 用 と 効 果 ですが、BIM を 使 う 立 場 は、BIM モデルができていれば 楽 です。<br />

ただし、これを 作 るのが 大 変 です。 使 ったときの 効 果 より BIM をつくる 費 用 を 減 らす<br />

ことが 大 事 で、 大 きな 課 題 と 思 います。 費 用 を 減 らすために、 機 器 配 置 や 配 管 などの 自<br />

動 化 が 可 能 ではないかと 期 待 しています。これからは 絵 を 描 く 設 計 CAD ソフトではな<br />

く、 形 や 機 能 を 備 えることのできる 設 計 ソフトがあればよいと 思 います。<br />

○ 今 後 ますます 少 数 のチーム 構 成 になり、その 上 建 物 に 対 する 要 求 が 複 雑 になり、 増 加<br />

します。 専 門 業 務 の 分 化 は 起 こっていますが、もっと 分 かれます。 自 社 で 光 の 解 析 とか<br />

熱 のシミュレーションなどを 行 えるところもありますが、 外 部 の 力 を 借 らないとでき<br />

ないところもあります。そうなるとネットワークをフル 活 用 した BIM の 活 用 で 対 応 で<br />

きるのではないかと 期 待 しています。<br />

○わたしどもは 設 計 ・ 施 工 分 離 方 式 で 発 注 を 行 っていますが、この 場 合 に 設 計 段 階 での<br />

出 展 : Autodesk<br />

Revit User Group<br />

Japan(RUG)<br />

230


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

コストオーバーなど 発 注 者 リスクが 生 じます。こうしたリスクをしっかり 管 理 し、 最<br />

小 限 にしていかなければなりません。こうした 課 題 に 対 し、BIM による 可 視 化 は 有 効<br />

な 手 段 であると 思 っています。<br />

■ 最 後 に<br />

○ 建 設 産 業 は 変 わっていかざるを 得 ない 時 代 と 思 われます。BIM はその 中 のほんの 一 部<br />

ですけれども、BIM を 考 えるということは、その 先 に 産 業 構 造 を 変 えたほうがいいの<br />

かなと 思 わせるような、またこういう 世 界 になりたいねという 話 題 に 到 達 するという<br />

ことではないかという 気 がしております。<br />

231


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

12.4.2 来 場 者 アンケート 結 果<br />

CI-NET/C-CADEC シンポジウム 来 場 者 に 対 し、 回 答 者 の 属 性 や 講 演 内 容 に 対 する 評 価 、<br />

満 足 度 などについてアンケートを 行 っている。<br />

以 下 にそのアンケート 集 計 結 果 を 示 す。<br />

なおアンケート 回 答 者 数 は 160 名 であった。<br />

Q1. 会 員 等 に 係 る 企 業 属 性<br />

企 業 属 性 回 答 数 構 成 比 対 回 答 者 数<br />

1 企 業 識 別 コード 取 得 企 業 77 37.2% 48.1%<br />

2CI-NET 評 議 会 会 員 企 業 63 30.4% 39.4%<br />

3C-CADEC 評 議 会 会 員 企 業 26 12.6% 16.3%<br />

4 官 公 庁 ・ 建 設 関 係 団 体 ・ 報 道 5 2.4% 3.1%<br />

5 上 記 以 外 ( 一 般 ) 36 17.4% 22.5%<br />

計 207 100.0% -<br />

( 注 ) 企 業 属 性 には 重 複 あり。<br />

1 企 業 識 別 コード 取 得 企 業<br />

2CI-NET 評 議 会 会 員 企 業<br />

3C-CADEC 評 議 会 会 員 企 業<br />

4 官 公 庁 ・ 建 設 関 係 団 体 ・ 報 道<br />

5 上 記 以 外 ( 一 般 )<br />

5<br />

26<br />

36<br />

63<br />

77<br />

0 20 40 60 80<br />

( 回 答 者 数 :160 名 )<br />

今 回 より 新 たにアンケートにより 取 得 することとした 項 目 である。<br />

EDI を 実 際 に 行 っている1の 企 業 識 別 コード 取 得 企 業 が 半 数 近 くを 占 める 一 方 で、<br />

EDI は 実 施 していない5に 該 当 する 会 員 以 外 の 一 般 来 場 者 も 参 加 者 の 2 割 強 を 占 めて<br />

いる。<br />

また CI-NET/C-CADEC の 会 員 企 業 も 従 来 通 り 多 く 参 加 されており、CI-NET 会 員 は<br />

約 4 割 を 占 めている。<br />

232


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q2. CI-NET の 導 入 有 無<br />

1CI-NET 導 入 済 み 83 57.2%<br />

2CI-NET 導 入 検 討 中 5 3.4%<br />

3CI-NETに 関 する 情 報 収 集 中 39 26.9%<br />

4CI-NET 導 入 予 定 なし 18 12.4%<br />

計 145 100.0%<br />

3CI-NET<br />

に 関 する<br />

情 報 収 集<br />

中<br />

26.9%<br />

4CI-NET<br />

導 入 予 定<br />

なし<br />

12.4%<br />

1CI-NET<br />

導 入 済 み<br />

57.2%<br />

2CI-NET<br />

導 入 検 討<br />

中<br />

3.4%<br />

今 回 より 新 たにアンケートにより 取 得 することとした 項 目 である。<br />

CI-NET 導 入 済 み 企 業 が 57%と 多 くなっているが、その 一 方 で CI-NET 未 導 入 企 業<br />

のうち2の 導 入 検 討 中 、3の 情 報 収 集 中 の 2 つで 30%を 超 えている。<br />

これは、 本 シンポジウムの 協 賛 団 体 などにも 協 力 をいただき、CI-NET に 関 心 のあ<br />

る 企 業 を 中 心 として 参 加 を 促 していただいた 結 果 、 従 来 の CI-NET 導 入 企 業 だけでは<br />

ない 幅 広 い 参 加 層 を 得 られたことと 考 えられる。<br />

これについては、 次 年 度 以 降 についても CI-NET 未 導 入 企 業 に 継 続 的 に 働 きかけを<br />

行 い、 普 及 につなげていくことが 重 要 である。<br />

233


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q3. 来 場 者 の 勤 務 先<br />

1 設 計 事 務 所 ・コンサルタント 3 1.9%<br />

2 総 合 工 事 業 (ゼネコン) 71 45.2%<br />

3 専 門 工 事 業 (サブコン) 33 21.0%<br />

4 資 機 材 販 売 業 ・メーカー 12 7.6%<br />

5システム 開 発 ・ 販 売 23 14.6%<br />

6その 他 15 9.6%<br />

計 157 100.0%<br />

5システム<br />

開 発 ・ 販 売<br />

14.6%<br />

4 資 機 材 販<br />

売 業 ・メー<br />

カー<br />

7.6%<br />

6その 他<br />

9.6%<br />

1 設 計 事 務<br />

所 ・コンサル<br />

タント<br />

1.9%<br />

2 総 合 工 事<br />

業 (ゼネコン)<br />

45.2%<br />

3 専 門 工 事<br />

業 (サブコン)<br />

21.0%<br />

前 回 のシンポジウムに 比 べ、2 総 合 工 事 業 の 参 加 者 が 相 対 的 に 増 加 した 一 方 で、3<br />

専 門 工 事 業 、4 資 機 材 販 売 業 ・メーカー、5システム 開 発 ・ 販 売 が 減 少 した。<br />

ここ 2 年 は 専 門 工 事 業 者 の 参 加 者 がやや 少 なくなっている 傾 向 がある。<br />

H22<br />

3 71 33 12 23 15<br />

H21<br />

4 64 39 21 25 13<br />

H20<br />

1 50 42 16 17 25<br />

0 50 100 150 200<br />

1 設 計 事 務 所 ・コンサルタント<br />

3 専 門 工 事 業 (サブコン)<br />

5システム 開 発 ・ 販 売<br />

2 総 合 工 事 業 (ゼネコン)<br />

4 資 機 材 販 売 業 ・メーカー<br />

6その 他<br />

234


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q4. 来 場 者 の 職 種<br />

1 経 営 ・ 企 画 19 12.2%<br />

2 営 業 13 8.3%<br />

3 積 算 ・ 見 積 8 5.1%<br />

4 設 計 7 4.5%<br />

5 施 工 1 0.6%<br />

6 情 報 システム 49 31.4%<br />

7 調 査 ・ 研 究 9 5.8%<br />

8 管 理 33 21.2%<br />

9その 他 17 10.9%<br />

計 156 100.0%<br />

8 管 理<br />

21.2%<br />

9その 他<br />

10.9%<br />

7 調 査 ・ 研<br />

究<br />

5.8%<br />

1 経 営 ・ 企<br />

画<br />

12.2%<br />

2 営 業<br />

8.3%<br />

3 積 算 ・ 見<br />

積<br />

5.1%<br />

4 設 計<br />

4.5%<br />

5 施 工<br />

0.6%<br />

6 情 報 シス<br />

テム<br />

31.4%<br />

前 回 のシンポジウムに 比 べ、5 情 報 システム、8 管 理 部 門 の 担 当 者 が 相 対 的 に 増 加<br />

した 一 方 で、2 営 業 部 門 の 担 当 者 が 減 少 した。<br />

年 度 により 多 少 のばらつきはあるものの、1 経 営 ・ 企 画 、5 情 報 システム、8 管 理<br />

部 門 の 各 職 種 が 来 場 者 の 中 心 になっている。<br />

H22<br />

19 13 8 7 1 49 9 33 17<br />

H21<br />

23 23 10 6 7 43 4 29 22<br />

H20<br />

20 24 14 7 5 44 11 14 13<br />

0 50 100 150 200<br />

1 経 営 ・ 企 画 2 営 業 部 門 3 積 算 ・ 見 積 4 設 計 部 門 5 施 工 部 門<br />

6 情 報 システム 7 調 査 ・ 研 究 8 管 理 部 門 9その 他<br />

235


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q5. 興 味 、 関 心 あるプログラム<br />

プログラム 回 答 数 構 成 比 対 回 答 者 数<br />

1 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について 57 16.2% 35.6%<br />

2 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて 66 18.8% 41.3%<br />

3 建 設 業 における 電 子 商 取 引 の 推 進 について 49 14.0% 30.6%<br />

4ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方 52 14.8% 32.5%<br />

5 電 子 商 取 引 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介 68 19.4% 42.5%<br />

6パネルディスカッション 59 16.8% 36.9%<br />

計 351 100.0% -<br />

1 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

2 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて<br />

3 建 設 業 における 電 子 商 取 引 の 推 進 について<br />

4ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方<br />

5 電 子 商 取 引 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介<br />

6パネルディスカッション<br />

57<br />

66<br />

49<br />

52<br />

68<br />

59<br />

0 20 40 60 80<br />

今 回 実 施 したプログラムについては、いずれのテーマも 3 割 ~4 割 強 の 興 味 ・ 関 心<br />

があったとの 回 答 が 寄 せられている。<br />

アンケート 回 答 者 が 150 名 余 であることを 考 えると、 概 ね 1 人 あたり 2 つ 以 上 のプ<br />

ログラムには 関 心 を 示 しており、それらの 間 で 大 きな 偏 りなくいろいろな 関 心 に 応 え<br />

る 形 のプログラムであったと 考 えられる。<br />

CI-NET 導 入 各 社 の 事 例 や、 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 の 取 り 組 みについては、<br />

過 去 のシンポジウムにおいても 関 心 が 高 かったが、その 傾 向 は 引 き 続 き 継 続 しており<br />

毎 年 取 り 上 げていくことが 求 められる 内 容 であるといえる。<br />

またパネルディスカッションについても、テーマが CI-NET、C-CADEC いずれであ<br />

っても 毎 年 関 心 が 高 いものとして 挙 がっており、 継 続 して 行 っていく 意 味 があるもの<br />

と 考 えられる。<br />

236


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%<br />

平 成 20 年 度<br />

H20(1) 国 土 交 通 省 講 演<br />

H20(2)パネルディスカッション1(CI-NET)<br />

H20(3) 建 設 業 の 信 頼<br />

49.0%<br />

51.7%<br />

51.0%<br />

平 成 21 年 度<br />

H20(4)パネルディスカッション2(C-CADEC)<br />

H21(1) 建 設 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

H21(2)C-CADEC 活 動 の 紹 介<br />

H21(3) 建 設 業 法 令 遵 守 について<br />

24.1%<br />

35.7%<br />

18.5%<br />

35.1%<br />

平 成 22 年 度<br />

H21(4) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 活 用 事 例 の 紹 介<br />

H21(5)パネルディスカッション(CI-NET)<br />

H22(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

H22(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 み<br />

について<br />

H22(3) 建 設 業 における 電 子 商 取 引 の 推 進 について<br />

H22(4)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方<br />

H22(5) 電 子 商 取 引 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介<br />

H22(6)パネルディスカッション<br />

57.1%<br />

47.0%<br />

35.6%<br />

41.3%<br />

30.6%<br />

32.5%<br />

42.5%<br />

36.9%<br />

図 各 年 のアンケート 回 答 者 数 に 占 める 各 テーマの 関 心 度<br />

237


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q6. 講 演 内 容<br />

a) 講 演 の 内 容 について<br />

1 範 囲 が 広 すぎる 2ちょうど 良 い 3 範 囲 が 狭 すぎる<br />

(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について 9 124 3<br />

(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて 6 121 3<br />

(3)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方 11 96 12<br />

(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 鴻 池 組 0 113 6<br />

(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2 戸 田 建 設 1 115 3<br />

(5)パネルディスカッション 12 82 4<br />

(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について 9 124 3<br />

(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて 6 121 3<br />

(3)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方 11 96 12<br />

(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 鴻 池 組 0 113 6<br />

(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2 戸 田 建 設 1 115 3<br />

(5)パネルディスカッション 12 82 4<br />

0 20 40 60 80 100 120 140 160<br />

1 範 囲 が 広 すぎる 2ちょうど 良 い 3 範 囲 が 狭 すぎる<br />

それぞれの 講 演 内 容 における 対 象 とする 範 囲 については、 概 ね「ちょうど 良 い」<br />

といった 回 答 であり、 来 場 者 が 受 け 入 れやすい 話 の 範 囲 であったと 推 測 できる。<br />

過 去 のプログラムとの 比 較 では、 今 回 範 囲 が 狭 いとの 意 見 が 2 桁 となったのは 6<br />

講 演 ・ 報 告 のうち 1 つだけであり、 前 回 の 3 つに 比 べ 少 なくなり、 参 加 者 にとって<br />

対 象 とする 範 囲 がより 的 確 であったと 考 えられる。<br />

また 導 入 ・ 運 用 事 例 の 2 つについては、いずれも 範 囲 としてちょうどよいとする<br />

意 見 が 95% 前 後 を 占 めている。 今 回 は 参 加 者 の 中 にこれから CI-NET の 導 入 を 検 討<br />

中 、あるいは 検 討 しようとする 導 入 予 備 軍 が 過 去 に 比 べて 多 かったことから、それ<br />

らの 参 加 者 にはマッチした 講 演 内 容 であったといえる。<br />

238


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0 20 40 60 80 100 120 140 160<br />

平 成 20 年 度<br />

H20(1) 国 土 交 通 省 講 演<br />

18<br />

115<br />

1<br />

H20(2)パネルディスカッション1<br />

(CI-NET)<br />

9<br />

106<br />

17<br />

H20(3) 建 設 業 の 信 頼<br />

14<br />

106<br />

1<br />

H20(4)パネルディスカッション2<br />

(C-CADEC)<br />

10<br />

66<br />

5<br />

平 成 21 年 度<br />

H21(1) 建 設 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

26<br />

120<br />

6<br />

H21(2)C-CADEC 活 動 の 紹 介<br />

11<br />

117<br />

17<br />

H21(3) 建 設 業 法 令 遵 守 について<br />

10<br />

128<br />

13<br />

H21(4-1) 導 入 ・ 活 用 事 例 1フジタ<br />

5<br />

120<br />

18<br />

H21(4-2) 導 入 ・ 活 用 事 例 2 鹿 島 建 設<br />

7<br />

140<br />

1<br />

H21(5)パネルディスカッション<br />

11<br />

109<br />

3<br />

平 成 22 年 度<br />

H22(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

9<br />

124<br />

3<br />

H22(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組<br />

みについて<br />

6<br />

121<br />

3<br />

H22(3)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり<br />

方<br />

11<br />

96<br />

12<br />

H22(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 鴻 池 組<br />

0<br />

113<br />

6<br />

H22(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2 戸 田 建 設<br />

1<br />

115<br />

3<br />

H22(5)パネルディスカッション<br />

12<br />

82<br />

4<br />

1 範 囲 が 広 すぎる 2ちょうど 良 い 3 範 囲 が 狭 すぎる<br />

図 各 年 のアンケート 回 答 者 数 に 占 める 各 講 演 内 容 の 範 囲<br />

239


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

b) 理 解 の 度 合 い<br />

1 簡 単 すぎる 1ちょうど 良 い 3 難 しすぎる<br />

(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について 13 115 4<br />

(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて 11 114 2<br />

(3)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方 5 102 6<br />

(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 鴻 池 組 9 105 2<br />

(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2 戸 田 建 設 7 107 2<br />

(5)パネルディスカッション 0 80 13<br />

(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて<br />

(3)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方<br />

(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 鴻 池 組<br />

(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2 戸 田 建 設<br />

13 115 4<br />

11 114 2<br />

5 102 6<br />

9 105 2<br />

7 107 2<br />

(5)パネルディスカッション 0 80 13<br />

0 20 40 60 80 100 120 140<br />

1 簡 単 すぎる 1ちょうど 良 い 3 難 しすぎる<br />

各 講 演 に 対 する 理 解 度 については、「 難 しすぎる」との 意 見 は C-CADEC の BIM<br />

に 関 するパネルディスカッションでやや 多 く 見 られたものの、その 他 の 講 演 では 1<br />

桁 に 留 まった。<br />

一 方 、「 簡 単 すぎる」との 意 見 はパネルディスカッション 以 外 の 5 講 演 ・ 報 告 に<br />

おいて 挙 がっているものの、それぞれの 講 演 ・ 報 告 の 1 割 未 満 であった。<br />

例 年 に 比 べても 難 易 度 のばらつきは 少 なかったと 推 測 される。<br />

240


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

0 20 40 60 80 100 120 140 160<br />

平 成 20 年 度<br />

H20(1) 国 土 交 通 省 講 演<br />

10<br />

112<br />

6<br />

H20(2)パネルディスカッション1<br />

(CI-NET)<br />

35<br />

88<br />

7<br />

H20(3) 建 設 業 の 信 頼<br />

1<br />

112<br />

3<br />

H20(4)パネルディスカッション2<br />

(C-CADEC)<br />

1<br />

58<br />

21<br />

平 成 21 年 度<br />

H21(1) 建 設 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

16<br />

123<br />

5<br />

H21(2)C-CADEC 活 動 の 紹 介<br />

17<br />

106<br />

19<br />

H21(3) 建 設 業 法 令 遵 守 について<br />

20<br />

121<br />

3<br />

H21(4-1) 導 入 ・ 活 用 事 例 1フジタ<br />

36<br />

102<br />

2<br />

H21(4-2) 導 入 ・ 活 用 事 例 2 鹿 島 建 設<br />

4<br />

133<br />

5<br />

H21(5)パネルディスカッション<br />

5<br />

107<br />

6<br />

平 成 22 年 度<br />

H22(1) 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 について<br />

13<br />

115<br />

4<br />

H22(2) 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについ<br />

て<br />

11<br />

114<br />

2<br />

H22(3)ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方<br />

5<br />

102<br />

6<br />

H22(4-1) 導 入 ・ 運 用 事 例 1 鴻 池 組<br />

9<br />

105<br />

2<br />

H22(4-2) 導 入 ・ 運 用 事 例 2 戸 田 建 設<br />

7<br />

107<br />

2<br />

H22(5)パネルディスカッション<br />

0<br />

80<br />

13<br />

1 簡 単 すぎる 1ちょうど 良 い 3 難 しすぎる<br />

図 各 年 のアンケート 回 答 者 数 に 占 める 各 講 演 内 容 の 難 易 度<br />

241


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q7. 全 般 の 満 足 度<br />

1 大 変 満 足 1 0.7%<br />

2 満 足 している 84 61.3%<br />

3 特 に 不 満 なし 44 32.1%<br />

4 不 満 である 8 5.8%<br />

5 大 変 不 満 0 0.0%<br />

6その 他 0 0.0%<br />

計 137 100.0%<br />

5 大 変 不 満 6その 他<br />

0.0% 0.0% 1 大 変 満 足<br />

4 不 満 である<br />

0.7%<br />

5.8%<br />

3 特 に 不 満<br />

なし<br />

32.1%<br />

2 満 足 してい<br />

る<br />

61.3%<br />

満 足 度 については、「1 大 変 満 足 」が 減 少 したものの、「2 満 足 している」の 2 つで<br />

62%となり、 過 去 2 年 との 比 較 でも 高 い 満 足 度 となっている。<br />

傾 向 的 には 前 々 回 から 前 回 に 大 きく 満 足 度 が 向 上 し、それを 継 続 できた 形 になって<br />

おり、シンポジウムに 対 するこの 2 年 間 の 取 り 組 み 姿 勢 、 検 討 体 制 等 を 継 続 、 発 展 さ<br />

せていくことが 期 待 される。<br />

0.0%<br />

H22<br />

0.7% 61.3% 32.1% 5.8%<br />

0.0%<br />

H21<br />

0.7%<br />

4.1% 56.2% 35.6% 3.4%<br />

0.0%<br />

1.6% 32.3% 55.6% 8.1%<br />

H20<br />

0.0%<br />

2.4%<br />

0% 20% 40% 60% 80% 100%<br />

1 大 変 満 足 2 満 足 している 3 特 に 不 満 なし 4 不 満 である<br />

5 大 変 不 満 6その 他<br />

242


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

Q8.それぞれの 講 演 についてのご 意 見<br />

参 加 者 より 多 くのご 意 見 が 寄 せられており、その 主 なものを 紹 介 する。<br />

● 講 演 「 建 設 産 業 の 現 状 と 今 後 の 課 題 」<br />

・ 将 来 の 方 向 性 と 具 体 的 施 策 が 聞 きたかった。<br />

・ 課 題 に 対 する 具 体 的 なアクションを 深 堀 してほしかった。<br />

● 講 演 「 国 土 交 通 省 における 電 子 商 取 引 への 取 り 組 みについて」<br />

・ 元 下 間 について 国 交 省 の 見 解 が 知 りたい。<br />

・ 何 のための 電 子 商 取 引 なのかぼけている。<br />

・ 今 後 の 見 通 しを 示 してほしかった( 詳 細 に)。<br />

● 講 演 「ポストコンストラクション 時 代 の 建 設 業 のあり 方 」<br />

・ CI-NET と 直 接 関 係 はないが、 情 報 化 推 進 など 大 変 良 かった。<br />

・ 興 味 深 いお 話 だった。<br />

・ 少 しは CI-NET に 関 わる 内 容 が 含 まれた 方 がよいと 思 う。<br />

・ CI-NET の 普 及 との 結 びつきがよくわからない<br />

● 講 演 「 電 子 商 取 引 の 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介 」<br />

・ とてもわかりやすく 興 味 深 かった。<br />

・ 大 変 参 考 になる 良 い 発 表 でした。ASP ベンダにとって 勇 気 づけられた。<br />

・ PPT で 小 さくて 見 えない 資 料 があるので 大 きく 見 やすいと 良 かったと 思 う。<br />

・ 大 変 参 考 になる 良 い 発 表 でした。ヒントになる 意 見 を 聴 くことができた。<br />

・ 大 変 正 直 なご 意 見 でおもしろかった。<br />

・ 興 味 深 い 話 が 多 かった。<br />

・ とてもわかりやすく 興 味 深 かった。<br />

●パネルディスカッション<br />

・ 大 変 参 考 になった。<br />

・ 展 望 に 対 し 具 体 性 がほしい。<br />

・ 参 加 者 全 員 が BIM を 知 っているわけではない。 最 初 に BIM のデモンストレー<br />

ションをしてもらった 方 がよい。 専 門 的 すぎる。<br />

・ BIM の 基 礎 知 識 がなかったため、 少 し 内 容 がマニアックと 感 じた。<br />

● 全 体<br />

( 満 足 )<br />

・ BIM の 現 状 と 近 い 将 来 の 見 通 しについて 情 報 が 得 られた。<br />

・ 以 前 より 全 体 的 にわかりやすかった。 資 料 等 に 値 ( 数 字 )が 入 っており、 具<br />

体 的 でよかった。<br />

・ 現 在 の 建 設 産 業 の 現 状 把 握 ができ、 有 意 義 なシンポジウムである。なかなか<br />

国 交 省 の 直 接 講 義 は 受 けられないので。<br />

243


資 料 /CI-NET/C-CADEC シンポジウム 概 要 および 来 場 者 アンケート 結 果<br />

・ 建 設 業 の IT 化 についてのいくつかの 切 り 口 からの 意 見 を 聴 くことができた。<br />

・ これからどうなる? 日 本 の BIM でのパネルディスカッションの 内 容 について、<br />

今 後 の 方 向 として BIM の 活 用 が 進 めばゼネコン、サブコンの 仕 事 の 役 割 を 横<br />

断 的 にとらえて 実 現 する 新 しい 社 会 構 造 を 作 るヒントが 見 えてきたことが 良<br />

かった。 今 後 の 社 会 の 組 織 構 造 が 変 わるかもしれない 方 向 性 が 見 えてきた 気<br />

がする。<br />

・ 資 料 をもらえたこと。 得 たい 情 報 量 がちょうど 良 い 程 度 であった。<br />

・ 事 例 報 告 が 2 社 とも 良 かった。<br />

( 不 満 )<br />

・ ゼネコン 各 社 が CI-NET を 始 めてから 既 に 相 当 期 間 が 経 過 した。しかしこの 時<br />

点 で CI-NET 普 及 が 滞 っているのも 事 実 である。 特 に 地 場 ゼネコンが 導 入 を 見<br />

合 わせている 点 については、 更 に 深 く 調 査 分 析 はできないのか。 難 しいとは<br />

思 うが、 未 導 入 ゼネコンの 本 音 について 有 識 者 または 当 該 ゼネコンの 意 見 、<br />

実 状 が 知 りたいと 思 う。<br />

・ 中 小 企 業 への 展 開 ・ 導 入 を 進 める 上 で、このシンポジウムの 位 置 づけは 重 要<br />

な 意 味 があるので 参 加 者 を 増 やす 方 策 も 検 討 すべきである。<br />

・ 設 備 設 計 、 総 合 工 事 、 専 門 工 事 と 各 業 者 によって CI-NET の 取 り 入 れ 方 が 違 う<br />

と 思 う。 当 社 は 専 門 会 社 なので、もっと 低 レベルの 講 習 がよかった。<br />

・ 資 料 はカラーでないと 分 からないものが 多 すぎる。<br />

Q9.シンポジウムあるいは 推 進 センターへのご 意 見 、ご 要 望<br />

参 加 者 より 多 くのご 意 見 が 寄 せられており、その 主 なものを 紹 介 する。<br />

・ CI-NET 導 入 が 進 まない 点 について 有 識 者 の 方 々の 意 見 が 聞 きたい。またこの<br />

土 木 、 建 設 等 が 不 況 の 中 、CI-NET が 助 力 できないかどうかなど、 現 在 の 日 本<br />

の 経 済 にも 着 目 していただきたい。<br />

・ CI-NET 導 入 時 に 電 子 と 紙 の 並 行 運 用 となり、 業 務 管 理 の 負 荷 が 上 がると 思 う<br />

が、 導 入 済 み 企 業 ではどのような 策 で 乗 り 越 えたかが 知 りたい。( 例 ) 業 務 シ<br />

ステムを 改 善 して 対 応 した。/ 電 子 化 率 を 早 めに 上 げるよう 社 内 に 働 きかけ<br />

た。など<br />

・ 土 木 、 建 築 、 設 備 のそれぞれにおける 導 入 事 例 と 課 題 について 取 り 上 げてほ<br />

しい。<br />

・ もう 少 し 小 さいゼネコンの 導 入 ・ 運 用 事 例 の 紹 介<br />

・ 受 注 者 側 の 運 用 、 感 想 (できれば 複 数 の 発 注 者 と 取 引 のあるところ)<br />

・ 他 の 官 庁 の 取 り 組 みや 方 向 性 と 国 交 省 の 関 係 にも 関 心 がある。<br />

・ パネルディスカッションで 各 パネリストのパワーポイントの 資 料 が 全 てなか<br />

ったのでセンターのホームページにできるならアップしていただきたい。<br />

・ 一 部 の 専 門 的 な 立 場 だけのシンポジウムとならないためには、テーマなどこ<br />

のシンポジウムの 位 置 づけを 考 える 必 要 があると 感 じた。<br />

244


資 料 / 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

12.5 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

■ 建 設 省 告 示 第 2101 号<br />

情 報 処 理 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 昭 和 45 年 法 律 第 90 号 ) 第 3 条 の2 第 1 項 の 規 定 に 基 づき、 建<br />

設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針 を 定 めたので、 次 のとおり 告 示 する。<br />

平 成 3 年 12 月 21 日<br />

建 設 大 臣 山 崎 拓<br />

建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

我 が 国 建 設 業 は、これまでそれぞれの 事 業 者 において、 電 子 計 算 機 の 利 用 による 情 報 処<br />

理 を 進 め、 業 務 の 効 率 化 を 図 ってきた。その 結 果 、 大 規 模 な 事 業 者 においては、 経 理 、 財<br />

務 管 理 等 の 業 務 について 電 子 計 算 機 の 利 用 が 進 んでおり、さらに、 建 設 工 事 の 受 発 注 、 施<br />

工 管 理 等 の 業 務 についても 電 子 計 算 機 の 利 用 が 進 んでいるところである。また、 中 小 規 模<br />

の 事 業 者 においても、 近 年 の 情 報 機 器 の 低 コスト 化 、ソフトウエアの 流 通 量 の 飛 躍 的 増 大 、<br />

取 引 先 関 連 企 業 の 情 報 化 の 進 展 等 に 伴 い、 情 報 処 理 に 関 する 電 子 計 算 機 の 利 用 が 積 極 的 に<br />

進 められている。<br />

一 方 、 個 々の 企 業 ごとに 独 自 の 企 業 間 オンラインシステムの 構 築 が 進 められると、 各 シ<br />

ステムの 互 換 性 の 欠 如 により、 取 引 相 手 側 における 複 数 の 端 末 機 の 設 置 による 重 複 投 資 、<br />

事 務 処 理 の 複 雑 化 等 の 問 題 が 生 じるおそれがある。 建 設 業 における 生 産 システムは、 総 合<br />

工 事 業 者 、 専 門 工 事 業 者 等 の 分 業 関 係 により 形 成 されているものであることから、 今 後 は<br />

個 々の 企 業 内 にとどまらず、 業 界 全 体 を 網 羅 する 情 報 処 理 システムの 構 築 を 進 めていくこ<br />

とが 重 要 である。<br />

こうした 観 点 から、( 財 ) 建 設 経 済 研 究 所 に 設 置 された 建 設 産 業 情 報 ネットワーク<br />

(CI-NET) 研 究 会 において、 情 報 ネットワークの 構 築 、 利 用 及 び 普 及 について 検 討 を 行 い、<br />

その 結 果 、 企 業 間 の 情 報 交 換 のオンライン 化 の 前 提 となるビジネスプロトコル 及 び 伝 送 手<br />

順 の 標 準 化 等 様 々な 課 題 が 明 らかになったところであり、これを 受 けて( 財 ) 建 設 業 振 興<br />

基 金 を 事 務 局 とする 建 設 産 業 情 報 ネットワーク(CI-NET) 推 進 協 議 会 において 検 討 が 行 わ<br />

れているところである。<br />

今 後 、これらの 課 題 を 克 服 しつつ、 事 業 者 間 で 連 携 した 電 子 計 算 機 の 効 率 的 かつ 高 度 な<br />

利 用 を 実 現 することは、 建 設 業 全 体 の 一 層 の 高 度 化 のための 基 盤 を 提 供 するものであると<br />

ともに、 建 設 関 連 産 業 全 体 の 健 全 な 発 展 に 資 するものである。この 指 針 は、 以 上 の 認 識 に<br />

基 づき、 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 効 率 的 利 用 を 図 るため、 電 子 計 算 機 利 用 高 度 化 計 画<br />

を 勘 案 し、 事 業 者 が 連 携 して 行 う 電 子 計 算 機 の 利 用 の 態 様 、その 実 施 の 方 法 及 びその 実 施<br />

に 当 たって 配 慮 すべき 事 項 を 示 すものである。<br />

一 事 業 者 が 連 携 して 行 う 電 子 計 算 機 の 利 用 の 態 様<br />

メッセージフォーマット、 当 該 フォーマットに 記 載 される 項 目 コード 等 のビジネスプロ<br />

トコル 及 び 伝 送 手 順 を 標 準 化 し、これを 用 いた「 磁 気 媒 体 ( 磁 気 テープ 等 ) 交 換 方 式 」 又<br />

は「 企 業 間 オンライン 方 式 ( 個 別 企 業 間 交 換 方 式 又 は 蓄 積 交 換 方 式 )」による 総 合 工 事 業 者 、<br />

専 門 工 事 業 者 等 の 間 の 取 引 データ 交 換 システム<br />

245


資 料 / 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

二 実 施 の 方 法<br />

( 一 )ビジネスプロトコルの 標 準 化 とその 積 極 的 採 用<br />

次 に 掲 げるビジネスプロトコルについて 標 準 化 を 検 討 し、その 有 効 性 につき 業 界 内 で<br />

の 合 意 形 成 を 図 り、 現 行 処 理 との 整 合 性 に 配 慮 しつつ、 発 注 から 決 済 に 至 るオンライン<br />

データ 交 換 の 実 現 に 努 めること。<br />

特 に、 各 事 業 者 においては、 外 部 接 続 インターフェイスに、 業 界 標 準 ビジネスプロト<br />

コルを 積 極 的 に 採 用 するよう 努 めること。<br />

1 取 引 データの 交 換 に 使 われるすべてのデータ 項 目 に 関 して、 名 称 、 内 容 、けた 数 、<br />

属 性 等 を 定 めた 定 義 集 (データエレメントディレクトリー) 及 びデータコード 表<br />

2 取 引 データの 交 換 に 使 われるデータ 項 目 のうち、 見 積 り、 注 文 、 請 求 、 支 払 等 の 業<br />

務 単 位 ごとに 交 換 されるデータ 項 目 のリスト( 標 準 メッセージ)<br />

3 標 準 メッセージから 必 要 な 項 目 だけを 抜 き 出 して、 実 際 に 交 換 するメッセージを 組<br />

み 立 てるための 構 文 規 則 (シンタックスルール)<br />

( 二 ) 業 界 推 奨 伝 送 手 順 の 設 定<br />

各 種 の 情 報 をオンライン 交 換 するために、OSI( 開 放 型 システム 間 相 互 接 続 ) 導 入 の<br />

動 きを 十 分 踏 まえつつ、 建 設 業 に 最 適 な 伝 送 手 順 を 業 界 標 準 として 設 定 し、その 普 及 に<br />

努 めること。<br />

( 三 )オンライン 取 引 に 対 応 した 標 準 的 業 務 運 用 規 約 の 確 立<br />

オンライン 取 引 開 始 に 伴 う 帳 票 、オンライン 併 用 のデータ 交 換 による 運 用 の 複 雑 化 、<br />

各 社 別 固 有 ルールによる 運 用 の 繁 雑 化 及 び 各 種 トラブル 等 を 防 止 し、 省 力 化 を 図 るため、<br />

標 準 的 業 務 運 用 規 約 を 確 立 するよう 努 めること。<br />

( 四 ) 実 施 体 制 の 整 備<br />

以 上 の 各 項 目 を 実 施 するため、( 財 ) 建 設 業 振 興 基 金 を 中 心 に 建 設 業 界 としての 実 施<br />

体 制 を 整 備 し、 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 の 効 率 的 促 進 に 努 めること。<br />

三 実 施 に 当 たって 配 慮 すべき 事 項<br />

( 一 ) 中 小 企 業 への 配 慮<br />

建 設 業 は、 大 規 模 な 事 業 者 から 小 規 模 の 事 業 者 まで 様 々な 規 模 の 事 業 者 から 構 成 され<br />

ており、 各 事 業 者 が 有 する 電 子 計 算 機 システム、 資 金 的 能 力 、 人 的 能 力 等 にはかなりの<br />

差 異 がある。したがって、ビジネスプロトコルの 標 準 化 、 企 業 間 システムのオンライン<br />

化 等 に 際 して、 中 小 規 模 の 事 業 者 の 負 担 が 過 大 にならないよう 十 分 配 慮 すること。<br />

( 二 )セキュリティの 確 保<br />

企 業 間 システムのオンライン 化 等 により、システムダウン、 不 正 介 入 等 の 危 険 にさら<br />

される 可 能 性 やその 影 響 の 及 ぶ 範 囲 が 増 大 する 可 能 性 がある。これらに 対 処 するため、<br />

安 全 性 、 信 頼 性 の 高 い 電 子 計 算 機 システムの 設 置 や 運 用 面 での 配 慮 等 セキュリティの 確<br />

保 を 図 ること。<br />

246


資 料 / 建 設 業 における 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 に 関 する 指 針<br />

( 三 ) 他 業 界 への 配 慮<br />

建 設 業 は、 取 引 を 通 じて 関 係 する 業 界 が 多 岐 にわたっている。したがって、 建 設 業 に<br />

おける 電 子 計 算 機 の 連 携 利 用 は、 単 に 建 設 業 界 内 にとどまらず、 取 引 関 係 にある 他 の 業<br />

界 にまでも 波 及 する 可 能 性 が 大 きいことを 十 分 に 考 慮 しつつ、その 基 盤 となる 業 界 標 準<br />

化 を 進 めること。<br />

( 四 ) 業 界 標 準 ビジネスプロトコルの 公 開<br />

関 連 規 約 を 含 む 建 設 業 の 業 界 標 準 ビジネスプロトコルは、 建 設 業 界 内 にとどまらず、<br />

産 業 界 全 体 の 資 産 となることが 望 ましい。したがって、その 内 容 は、 積 極 的 に 公 開 され<br />

るべきである。このため、 業 界 として 必 要 に 応 じて 説 明 会 等 を 実 施 し、 広 く 普 及 に 努 め<br />

ること。<br />

247


資 料 / 建 設 産 業 政 策 2007( 抜 粋 )<br />

12.6 建 設 産 業 政 策 2007( 抜 粋 )<br />

建 設 産 業 政 策 2007 ~ 大 転 換 期 の 構 造 改 革 ~<br />

( 建 設 産 業 政 策 研 究 会 の 最 終 報 告 書 、 平 成 19 年 6 月 公 表 )<br />

建 設 産 業 政 策 2007 について<br />

Ⅰ はじめに<br />

建 設 産 業 政 策 研 究 会 の 目 的<br />

建 設 産 業 政 策 研 究 会 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 長 の 私 的 諮 問 機 関 である。<br />

「 建 設 産 業 政 策 大 綱 」 策 定 後 の 建 設 産 業 を 取 り 巻 く 環 境 が 大 きく 変 化 する 中 で 建 設 産 業 が 直<br />

面 する 諸 課 題 に 対 応 するため、 今 後 の 建 設 産 業 政 策 のあり 方 についての 更 なる 検 討 を 踏 まえ、<br />

今 般 、 構 造 改 革 の 方 向 と 今 後 の 建 設 産 業 政 策 について「 建 設 産 業 政 策 2007」として 最 終 取 り<br />

まとめを 行 う<br />

建 設 産 業 政 策 の 位 置 付 け<br />

1 平 成 7 年 に 策 定 された「 建 設 産 業 政 策 大 綱 」が 掲 げる3つの 目 標 や 政 策 の 大 きな 方 向 は 現 在<br />

も 変 わらないとの 認 識 の 下 に、 同 大 綱 策 定 後 の 大 きな 変 化 に 対 応 するための 構 造 改 革 の 方<br />

向 と 行 政 として 取 り 組 むべき 建 設 産 業 政 策 を 示 すものとして 取 りまとめを 行 った。<br />

2 建 設 業 に 関 する 政 策 が 中 心 となっているが、 特 に 建 設 生 産 システムにおいて 設 計 者 の 果 た<br />

す 役 割 が 極 めて 大 きいことから、 設 計 業 を 含 む 建 設 産 業 全 体 を 検 討 の 対 象 とした。<br />

3 建 設 産 業 政 策 には、 建 設 産 業 を 所 管 する 立 場 からの 政 策 と 公 共 調 達 分 野 における 発 注 者 の<br />

立 場 からの 政 策 とがあるが、 発 注 者 が 建 設 産 業 の 健 全 な 発 展 に 与 える 影 響 が 大 きいこと、<br />

また 発 注 者 が 建 設 生 産 システムの 重 要 な 担 い 手 であることから、 発 注 者 の 役 割 等 について<br />

も 検 討 の 対 象 とした。<br />

Ⅱ 環 境 の 変 化<br />

Ⅲ 「 構 造 改 革 」の 推 進<br />

Ⅳ 今 後 の 建 設 産 業 政 策<br />

1. 目 的<br />

(1) 技 術 力 ・ 施 工 力 ・ 経 営 力 に 優 れた 企 業 が 成 長 できる 環 境 整 備<br />

(2)エンドユーザーに 対 する VFM の 実 現<br />

(3) 魅 力 ある 産 業 への 転 換<br />

2. 建 設 産 業 政 策<br />

(1) 公 正 な 競 争 基 盤 の 確 立 -Compliance-<br />

(2) 再 編 への 取 組 の 促 進 -Challenge-<br />

(3) 技 術 と 経 営 による 競 争 を 促 進 するための 入 札 契 約 制 度 の 改 革 -Competition-<br />

(4) 対 等 で 透 明 性 の 高 い 建 設 生 産 システムの 構 築 -Collaboration-<br />

(5)ものづくり 産 業 を 支 える「 人 づくり」 -Career Development-<br />

また、IT 化 の 進 展 や 技 術 開 発 の 促 進 に 資 する 標 準 化 等 の 取 組 への 支 援 を 通 じ、 建 設 産 業<br />

248


資 料 / 建 設 産 業 政 策 2007( 抜 粋 )<br />

の 生 産 性 を 向 上 させることにより、 今 後 予 想 される 生 産 年 齢 人 口 の 減 少 にも 対 応 していく<br />

ことが 可 能 になるものである。<br />

1 人 材 の 確 保 ・ 育 成 、 処 遇 の 改 善<br />

2IT 等 の 技 術 開 発 の 推 進<br />

(イ) 建 設 産 業 のネットワーク 力 の 向 上<br />

・ 元 請 下 請 間 の 見 積 書 や 注 文 書 等 の 交 換 の 電 子 化 により 建 設 業 者 の 業 務 を 効 率 化 するた<br />

めの CI-NET の 普 及 促 進<br />

・ 中 堅 ・ 中 小 建 設 業 における IT の 導 入 を 促 進 するためのモデル 事 業 等 の 実 施 の 検 討<br />

(ロ) 民 間 における 技 術 開 発 の 促 進<br />

・ 新 技 術 活 用 システム(NETIS)の 活 用 による 新 技 術 情 報 の 収 集 と 共 有 化 、 民 間 事 業 者<br />

等 が 開 発 した 有 用 な 新 技 術 の 公 共 工 事 への 導 入<br />

Ⅴ おわりに<br />

249


資 料 / 企 業 識 別 コード<br />

12.7 企 業 識 別 コード<br />

12.7.1 企 業 識 別 コード 登 録 料<br />

平 成 23 年 3 月 末 現 在 の 企 業 識 別 コードの 新 規 登 録 、 更 新 (3 年 毎 ) 等 に 係 わる 費 用 は 次<br />

のとおりです。<br />

( 消 費 税 込 )<br />

会 員 区 分 資 本 金 額 新 規 登 録 料 更 新 登 録 料<br />

情 報 化 評 議 会<br />

会 員<br />

1 億 円 を 超 える 企 業<br />

1 億 円 以 下 の 企 業<br />

33,600 円<br />

16,800 円<br />

33,600 円<br />

16,800 円<br />

情 報 化 評 議 会<br />

非 会 員<br />

1 億 円 を 超 える 企 業<br />

1 億 円 以 下 の 企 業<br />

42,000 円<br />

21,000 円<br />

※ 新 規 登 録 ( 初 回 のみ) 非 会 員 も 会 員 価 格 にて 対 応 している。<br />

42,000 円<br />

21,000 円<br />

12.7.2 企 業 識 別 コード 登 録 企 業 数 ( 平 成 23 年 3 月 末 現 在 )<br />

CI-NET を 利 用 するためには 企 業 識 別 コードを 登 録 している 必 要 があります。 平 成 23 年<br />

3 月 末 時 点 で 財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 で 発 行 している 企 業 識 別 コードの 登 録 企 業 数 は<br />

9,435 社 となっています。<br />

なお、 最 新 の 状 況 は 次 の URL で 公 表 しています。<br />

URL:http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ci-net/cinet/riyou_joukyo.html<br />

250


資 料 /CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書<br />

12.8 CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書<br />

(№ )<br />

CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書 (CHANGE REQUEST)<br />

発 信 者 記 入 欄<br />

事 務 局 記 入 欄<br />

発 信 日 年 月 日 受 信 日 年 月 日<br />

会 社 名<br />

事 務 局 処 理 記 入 欄<br />

企 業 識 別 コード<br />

部 署 名<br />

担 当 者 名<br />

TEL:<br />

連 絡 先 FAX:<br />

E-mail:<br />

件 名<br />

改 善 要 求 内 容 ( 問 題 点 、 改 善 案 、 理 由 について 詳 しくお 書 き 下 さい)<br />

251


資 料 /CI-NET 標 準 ビジネスプロトコル 改 善 要 求 書<br />

(№ )<br />

CI-NET 建 設 資 機 材 コード 専 用 改 善 要 求 書 (CHANGE REQUEST)<br />

※ E-mail 等 で 送 付 の 場 合 、 項 目 を 全 て 網 羅 していれば 本 様 式 を 使 用 していなくとも 可<br />

発 信 者 記 入 欄<br />

事 務 局 記 入 欄<br />

発 信 日 年 月 日 受 信 日 年 月 日<br />

会 社 名<br />

事 務 局 処 理 記 入 欄<br />

企 業 識 別 コード<br />

部 署 名<br />

担 当 者 名<br />

TEL:<br />

連 絡 先 FAX:<br />

E-mail:<br />

件 名<br />

改 善 要 求 内 容 【 既 存 資 料 (JIS 規 格 書 など)のコピーを 添 付 することにより 代 用 可 】<br />

(1) 区 分 ( 該 当 するものにチェック) □コード 追 加 □コード 変 更 □コード 削 除<br />

(2) 資 機 材 の 分 類 (CI-NET コードの 大 分 類 ・ 中 分 類 で 該 当 する 分 類 )<br />

(3) 資 機 材 の 概 要 と 用 途<br />

(4) 資 機 材 のスペック 書 式 と 単 位 ( 必 要 であれば)【 例 : 長 さ(m)、 本 数 ( 本 )】<br />

(5) 要 求 理 由<br />

(6)その 他 特 記 事 項<br />

252


この 報 告 書 は、 財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センターが 刊 行 し、<br />

情 報 化 評 議 会 会 員 のみに 限 定 して 配 布 するものである。<br />

平 成 22 年 度<br />

財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金 建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

情 報 化 評 議 会 活 動 報 告 書<br />

【 禁 無 断 転 載 】<br />

平 成 23 年 3 月 第 1 版 発 行<br />

発 行 者 財 団 法 人 建 設 業 振 興 基 金<br />

建 設 産 業 情 報 化 推 進 センター<br />

〒105-0001 東 京 都 港 区 虎 ノ 門 4-2-12<br />

虎 ノ 門 4 丁 目 MTビル2 号 館<br />

TEL :03-5473-4573<br />

FAX :03-5473-4580<br />

E-mail :ci-net@kensetsu-kikin.or.jp<br />

URL :http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ci-net/

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