リッチインターネット アプリケーション - Magic Software Enterprises

リッチインターネットアプリケーションのチュートリアル
第 3 章 パフォーマンスについて
リッチクライアントのパラダイムでは、 処 理 はサーバとクライアントで 分 担 されます。クライアント/サーバ 間 の 通 信 は、 圧 縮
された XML データでやり 取 りされます。この 通 信 バスはボトルネックとなる 場 合 があり、これによってプログラムのパフォー
マンスに 影 響 を 及 ぼすことになります。このため、 効 率 的 なプログラムを 作 成 するには、やり 取 りする 通 信 量 を 最 小 にする 必 要
があります。
たとえば、DBMS アクセスはサーバ 側 で 発 生 しますが、ユーザ 操 作 はクライアント 側 で 発 生 します。 理 想 的 には、 一 旦 データが
クライアントに 送 信 された 場 合 、レコードがコミットされる 準 備 ができるまで、ユーザはサーバーにアクセスすることなく
フィールドからフィールドにタブ 移 動 できるようにすることできます。しかし、[コントロール 後 ]で 評 価 される 条 件 内 で
DBExist() 関 数 が 使 用 されている 場 合 、ユーザによるタブ 移 動 が 行 われる 度 に、サーバへのアクセスが 発 生 します。これによっ
てユーザ 操 作 が 遅 くなります。
ただし、 何 ができて、 何 ができないか、または 何 が 効 率 的 かを 覚 えておく 必 要 はありません。このようなことを 明 らかにするた
めの Magic xpa では 明 示 することができるます。このセクションでは、それらのツールの 使 用 方 法 について 説 明 しています。
ノート
ログが 使 用 されると、 各 リクエスト 毎 にログが 書 き 込 まれるため、 多 くのリクエスト(バッチ 処 理 のような)
を 実 行 すると、パフォーマンスが 遅 くなるかもしれません。
以 下 の 内 容 で 説 明 しています。
• フォームとコントロール
• データビュー …… データビューは、タスクが 開 始 される 前 に 確 立 されます。そして、これはデータ 項 目 を 処 理 する 方 法
に 影 響 を 及 ぼすことができます。
• 関 数 …… 各 関 数 は、クライアント 側 またはサーバ 側 、ニュートラルに 分 かれます。
• 式 …… データビューと 関 数 の 実 行 箇 所 は、 式 の 実 行 箇 所 に 影 響 します。
• ロジックユニット …… ロジックユニットが 実 行 される 場 所 は、それがどこから 呼 び 出 されるか、または 使 用 される 処 理
コマンドや 式 に 依 存 します。
基 本 的 な 構 成 要 素
Magic xpa のタスクは、3 つの 基 本 的 なセクションで 構 築 されています。リッチクライアントタスクでは:
• データビューは、サーバ 上 で 構 築 されます。
• フォームは、ユーザ 操 作 で 利 用 されます。
• ロジックユニットによって、サーバ 側 で 実 行 されたり、クライアントで 実 行 されたり、 混 在 して 実 行 したりします。
これらについて 順 に 説 明 していきます。
しかし、データ 項 目 や 関 数 、ユーザ 関 数 、 式 は、これらのセクションの 全 てで 使 用 されています。
• データ 項 目 は、データビューで 宣 言 されます。 通 常 、これらはニュートラルですが、サーバ 側 で 処 理 されるものもあり
ます。
• 関 数 は、Magic xpa に 組 み 込 まれているもので、これらの 機 能 によってクライアント 側 かサーバ 側 、またはニュートラル
になります。
• ユーザ 関 数 は 開 発 者 によって 作 成 されます。 実 行 する 場 所 は、 使 用 する 処 理 コマンドと 変 数 に 依 存 します。
• 式 は、 上 記 の 項 目 を 使 用 して 構 築 されます。タスク 特 性 や、 範 囲 、 代 入 、 条 件 、コントロールとフォームで 使 用 される
ため、これらは 特 に 重 要 です。
このセクションでは、これらの 基 本 的 な 構 築 ブロックについて 説 明 しています。
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