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DB2デザイン・ガイド<br />
解説<br />
©日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) Information Management部<br />
6<br />
データベース物理設計<br />
� データベースの物理設計を行う場合、ディスクおよびサーバーを含むハードウェア構成が決まっている必要がありま<br />
す。また、表の論理設計も既に終了していることが前提です。<br />
� 表の論理設計を実際のハードウェア上にどのように構築するかを決定することが、「物理設計」ということになります。<br />
� 純粋な論理設計では、まだどのデータベース製品を使うかにはあまり依存しません。しかし、どのようにディスク上に<br />
配置し、メモリを割り振るかを決定する物理設計はデータベース製品に特化した作業になります。<br />
� ①DBMSに特化しない論理設計では、カラムの属性・長さなどが決まりません。物理設計の最初にまずこれらの<br />
DBMSに特化した表定義を決定します。例えば、データは日付なのですが、格納方法はDATEにするか<br />
TIMESTAMP,CHARまたはVARCHARにするかなどの選択肢があります。<br />
� ②データ容量を見積もります。論理設計によってできあがった表のレイアウトとレコード数から容量を見積もり、必要<br />
となるディスク容量を計算します。<br />
� ④次にそれらの表を幾つかのグループに分類します。そしてそれらの表を配置する表スペースの定義を決めていき<br />
ます。<br />
� ⑤物理ディスクへの表スペースの配置を決定します。<br />
� ⑥⑤で配置した表スペース以外のオブジェクトの配置を決定します。<br />
� ⑦物理設計に関連した構成パラメーターを設定します。<br />
� ⑧最後に行うのは、これらの設計に基づいたファイルシステムや論理ボリュームなどを作成するシェル・スクリプトの<br />
作成と、これらの上に表スペースおよび表、索引を作成するDDLの作成です。<br />
� データベースの物理設計は基本的には以上の作業を行い、ドキュメントを作成し、実際のハードウェア上に構築する<br />
ところで終了します。