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SPS - SIOS Technology Corp. Documentation

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SteelEye Protection Suite for Windowsv7.4.2Technical <strong>Documentation</strong>August 2012


This document and the information herein is the property of <strong>SIOS</strong> <strong>Technology</strong> <strong>Corp</strong>. (previouslyknown as SteelEye® <strong>Technology</strong>, Inc.) and all unauthorized use and reproduction is prohibited. <strong>SIOS</strong><strong>Technology</strong> <strong>Corp</strong>. makes no warranties with respect to the contents of this document and reservesthe right to revise this publication and make changes to the products described herein without priornotification. It is the policy of <strong>SIOS</strong> <strong>Technology</strong> <strong>Corp</strong>. to improve products as new technology,components and software become available. <strong>SIOS</strong> <strong>Technology</strong> <strong>Corp</strong>., therefore, reserves the right tochange specifications without prior notice.LifeKeeper, SteelEye and SteelEye DataKeeper are registered trademarks of <strong>SIOS</strong> <strong>Technology</strong><strong>Corp</strong>.Other brand and product names used herein are for identification purposes only and may betrademarks of their respective companies.To maintain the quality of our publications, we welcome your comments on the accuracy, clarity,organization, and value of this document.Address correspondence to:ip@us.sios.comCopyright © 2012By <strong>SIOS</strong> <strong>Technology</strong> <strong>Corp</strong>.San Mateo, CA U.S.A.All rights reserved


目 次Chapter 1: SteelEye Protection Suite for Windows について 1<strong>SPS</strong> for Windowsが 統 合 するコンポーネント 1保 護 対 象 リソース 1<strong>SPS</strong> Core ソフトウェア 2<strong>SPS</strong> Core リカバリキット 3<strong>SPS</strong> Microsoft SQL Server Recovery Kit 4コミュニケーションパスの 概 要 4コミュニケーションパスの 種 類 5共 有 ディスクコミュニケーションパスの 詳 細 5<strong>SPS</strong> ハートビート 6ハートビート 間 隔 6セーフティチェック 6Chapter 2: インストレーションガイド 9Chapter 3: 構 成 10<strong>SPS</strong> の 設 定 手 順 10アクティブ/アクティブ 構 成 10アクティブ/スタンバイ 構 成 11インテリジェントスイッチバックと 自 動 スイッチバック 12<strong>SPS</strong> の 設 定 13共 通 ハードウェアコンポーネント 13システムのグループ 化 14Chapter 4: <strong>SPS</strong> 管 理 の 概 要 16GUI による 管 理 作 業 16サーバプロパティの 編 集 16サーバのシャットダウン 方 法 の 設 定 17Table of Contentsi


サーバプロパティ 17[コミュニケーションパス] タブ 20[リソース] タブ 22自 動 フェイルオーバを 無 効 にする 22コミュニケーションパスの 作 成 23構 成 に 関 する 注 意 事 項 23コミュニケーションパスの 作 成 24コミュニケーションパスの 確 認 25ミュニケーションパスの 削 除 25リソース 階 層 に 関 連 する 作 業 26リソース 階 層 の 作 成 26<strong>SPS</strong> のアプリケーションリソース 階 層 26Microsoft SQL Server Recovery Kit 27ファイル 共 有 リソース 階 層 の 作 成 27ファイル 共 有 リソースの 条 件 27ファイル 共 有 リソースの 作 成 27Generic Application リソース 階 層 の 作 成 28リソース 階 層 を 作 成 する 前 に 28リソース 階 層 の 作 成 29LAN Manager リソース 階 層 の 作 成 30ボリュームリソース 階 層 の 作 成 31ボリュームリソース 作 成 後 の 作 業 32IP リソース 階 層 の 作 成 32IP ローカルリカバリの 要 件 33IP ローカルリカバリのシナリオ 35リソース 優 先 度 の 編 集 35[ 上 へ] ボタンと [ 下 へ] ボタンの 使 用 36優 先 度 の 編 集 37変 更 内 容 の 適 用 37不 完 全 なリソース 優 先 度 の 変 更 37iiTable of Contents


階 層 の 一 貫 性 を 復 元 する 37リソースプロパティの 編 集 38リソース 階 層 の 拡 張 38DNS リソース 階 層 の 拡 張 39ファイル 共 有 リソース 階 層 の 拡 張 39Generic Application リソース 階 層 の 拡 張 39LAN Manager リソース 階 層 の 拡 張 39ボリュームリソース 階 層 の 拡 張 39IP リソース 階 層 の 拡 張 40リソース 階 層 の 拡 張 解 除 42リソース 依 存 関 係 の 追 加 42リソース 依 存 関 係 の 削 除 43全 サーバのリソース 階 層 の 削 除 43マニュアルページ 43LCD - その 他 の LCD プログラム 43構 文 43説 明 44終 了 コード 44lcdrcp 44lcdrecover 44lcdremexec 46lcdsync 46lkstart 47lkstop 47LCDI アプリケーション 47構 文 47説 明 48終 了 コード 48app_create 48app_list 48Table of Contentsiii


app_remove 49LCDI インスタンス 49構 文 49説 明 49終 了 コード 50ins_list 50初 期 化 の 方 法 52初 期 状 態 52ins_create 52ins_gettag 53ins_remove 53ins_setas 54ins_setchkint 54ins_setin 54ins_setit 55ins_setlocalrecover 55ins_setst 55LCDI 関 係 56構 文 56説 明 56終 了 コード 56dep_create 57dep_list 57dep_remove 58eqv_create 58eqv_list 58eqv_remove 59LCDI リソースタイプ 59構 文 59説 明 59ivTable of Contents


終 了 コード 60typ_create 60typ_list 60typ_remove 61LCDI システム 61構 文 61説 明 61終 了 コード 61sys_create 62sys_getds 62sys_getst 62sys_list 62sys_remove 62LifeKeeper のフラグ 63flg_create 63flg_list 63flg_remove 63flg_test 64LCDI フラグ 64構 文 64説 明 64lk_chg_value 66名 前 66構 文 66説 明 66例 66終 了 コード 67注 記 67ファイル 67lk_err 68Table of Contentsv


構 文 68説 明 68perform_action 68構 文 68説 明 69例 71終 了 コード 71sendevent 71構 文 71説 明 72出 力 73終 了 コード 74volume 74構 文 74説 明 74例 75終 了 コード 75IP ローカルリカバリ 75SNMP による <strong>SPS</strong> イベント 転 送 の 概 要 76<strong>SPS</strong> イベントテーブル 76Chapter 5: ユーザガイド 80LifeKeeper GUI 81LifeKeeper グラフィカルユーザインターフェース 81GUI の 概 要 81GUI サーバ 81GUI クライアント 81LifeKeeper GUI クライアントの 起 動 82Web クライアントの 起 動 82アプリケーションクライアントの 起 動 82GUI クライアントの 終 了 82viTable of Contents


ステータステーブル 82プロパティパネル 83アウトプットパネルl 83メッセージバー 83ツールバー 84SteelEye Protection Suite for Windows ツールバー 84Global Toolbar 84リソースコンテキストツールバー 85サーバコンテキストツールバー 86メニュー 87SteelEye Protection Suite for Windows メニュー 87リソースコンテキストメニュー 87サーバコンテキストメニュー 88[ファイル] メニュー 89[ 編 集 ] メニュー - リソース 89[ 編 集 ] メニュー - サーバ 90[ 表 示 ] メニュー 91ヘルプ] メニュー 93LifeKeeper GUI サーバコンポーネントおよびクライアントコンポーネント 93<strong>SPS</strong> クライアントの 実 行 94ブラウザのセキュリティレベルの 設 定 95Internet Explorer 96Mozilla Firefox 96Netscape Navigator と Netscape Communicator 96<strong>SPS</strong> サーバ 上 の GUI アプリケーションの 実 行 96LifeKeeper GUI ユーザアカウント 97ログイン 97GUI ユーザの 設 定 97共 通 タスク 98クラスタへの 接 続 98Table of Contentsvii


クラスタからの 切 断 99接 続 先 サーバの 表 示 99サーバステータスの 表 示 100サーバログファイルの 表 示 100サーバプロパティの 表 示 100リソースタグと ID の 表 示 101リソースステータスの 表 示 101サーバリソースのステータス 101グローバルリソースのステータス 102リソースプロパティの 表 示 102メッセージ 履 歴 の 表 示 102メッセージ 履 歴 の 読 み 方 103リソース 階 層 ツリーの 展 開 と 縮 小 103オペレータタスク 104リソースを 起 動 す 104リソースを 停 止 する 104ボリュームリソースの 起 動 と 停 止 105ボリューム 削 除 時 のプログラムとサービスの 停 止 と 再 起 動 105ボリューム 復 元 時 のプログラムとサービスの 停 止 と 再 起 動 107ボリュームシャドウコピー (VSS) 108DataKeeper/<strong>SPS</strong> ボリュームでボリュームシャドウコピー (VSS) を 使 用 する 108共 有 SCSI ボリュームのボリュームロック 108詳 細 項 目 109LifeKeeper 構 成 データベース (LCD) 109LCD のディレクトリ 構 造 109LCD ディレクトリの 構 造 図 110LCD 構 成 データ 110依 存 関 係 に 関 する 情 報 111リソースステータスに 関 する 情 報 111サーバ 間 のイクイバレンシに 関 する 情 報 111viiiTable of Contents


LCD リソースタイプ 111リソースサブディレクトリ 111リソース 操 作 112LCDI コマンド 113LifeKeeper 通 信 マネージャ (LCM) 113通 信 ステータス 情 報 113データレプリケーション 113レプリケーションボリュームリソースの 監 視 114レプリケーションの 設 定 116レプリケーションボリュームの 操 作 117スプリットブレインとは 119スプリットブレインリカバリ 120データリワインドの 概 要 123リワインドの 設 定 124レプリケーションボリュームリソースのリワインド 操 作 125Chapter 6: DataKeeper 128Chapter 7: トラブルシューティング 129アプレットのトラブルシューティング 129説 明 129LifeKeeper を 停 止 するときに Win2008 で CYGWIN がクラッシュする 場 合 がある 129現 象 129解 決 策 130コマンドプロンプトから <strong>SPS</strong> コマンドを 実 行 しようとしたときにエラーが 発 生 する 130現 象 130解 決 策 130ファイアウォール 130現 象 130解 決 策 131GUI エラーメッセージ 131説 明 131Table of Contentsix


GUI ネットワーク 関 連 - サーバへの 初 期 接 続 の 失 敗 (エラー 117) 132現 象 132解 決 策 133GUI ネットワーク 関 連 - Windows プラットフォーム 上 の 長 期 接 続 遅 延 133現 象 133解 決 策 133サンマイクロシステムズ 社 の FAQ より 133GUI ネットワーク 関 連 - 接 続 試 行 時 に 生 成 される NoRouteToHostException メッセージ 133現 象 133解 決 策 134GUI ネットワーク 関 連 - 接 続 試 行 時 に 生 成 される 不 明 なホスト 例 外 メッセージ 134現 象 134解 決 策 134Windows の 場 合 135Linux の 場 合 135GUI サーバのトラブルシューティング 136現 象 136解 決 策 136ヘルスチェックタイムアウト 137不 完 全 なリソースの 作 成 138説 明 138インストール - アクセス 拒 否 138現 象 138解 決 策 138IP リソース 作 成 問 題 139現 象 139ワークアラウンド 139Java の 署 名 があるコードとないコードの 混 在 の 警 告 139現 象 139解 決 策 140xTable of Contents


参 照 リストに LANMAN 名 が 2 回 表 示 される 場 合 がある 140現 象 140解 決 策 140ライセンス - ライセンスされたリカバリキットリソースが 起 動 しない 141現 象 141解 決 策 141ライセンス - ライセンスキーが 見 つからない 141現 象 141解 決 策 141LifeKeeper Web クライアントがロックされる 場 合 がある 141現 象 141解 決 策 141<strong>SPS</strong> Web クライアントがロックされる 場 合 がある - 既 存 の 階 層 が 複 数 変 更 された 142現 象 142解 決 策 142新 しい 評 価 ライセンスキーのエラー 142現 象 142解 決 策 1421 x 1 構 成 における <strong>SPS</strong> のサーバ 障 害 からの 復 旧 142推 奨 されるアクション: 142サービス 休 止 中 の 階 層 のリカバリ 150説 明 150リカバリキットのアンインストール 時 に Remove がハングする 150現 象 150解 決 策 150複 製 ボリュームのスイッチオーバの 失 敗 151説 明 151リソースタグ 名 の 制 限 152タグ 名 の 長 さ 152有 効 な " 特 殊 " 文 字 152Table of Contentsxi


無 効 な 文 字 152リストアおよびヘルスチェックアカウントの 障 害 152現 象 152解 決 策 152SQL 2005 および SQL 2008 152現 象 152解 決 策 153SQL Server Reporting Services (MSSQLSERVER) 153現 象 153解 決 策 1532 サーバクラスタの 問 題 153現 象 153解 決 策 153不 明 なユーザ 名 または 誤 ったパスワード 154アクセス 拒 否 : 不 明 なユーザ 名 または 誤 ったパスワード 154現 象 154解 決 策 154Web クライアントのトラブルシューティング 154背 景 154回 答 154Win2008 - IIS リソース 階 層 作 成 エラー 155現 象 155解 決 策 155Index 156xiiTable of Contents


Chapter 1: SteelEye Protection Suite for WindowsについてSteelEye Protection Suite (<strong>SPS</strong>) for Windows は、 高 可 用 性 クラスタリングおよびデータ 複 製 機 能 を 統合 し、ミッションクリティカルなデータおよびアプリケーションを 保 護 します。 さらに <strong>SPS</strong> は SQL サーバ、オラクル、Exchange のためのアプリケーション・アウェア・エージェント 機 能 を 提 供 する <strong>SIOS</strong> のアプリケーション・リカバリ・キットによって、より 正 確 な 情 報 に 基 づいた 復 旧 の 決 断 をもたらします。<strong>SPS</strong> for Windowsが 統 合 するコンポーネントLifeKeeper for Windows は、データ、アプリケーション、 通 信 リソースの 高 可 用 性 を 実 現 する 耐 障 害ソフトウェアです。LifeKeeper では 専 用 の 耐 障 害 ハードウェアは 不 要 です。 複 数 のシステムをグループ 化して、サイト 構 成 情 報 を 定 義 するだけで 動 作 します。クラスタを 構 築 すると、LifeKeeper は 障 害 を 自 動的 に 検 出 して 回 復 します。障 害 が 発 生 すると、LifeKeeper は 保 護 対 象 リソースをバックアップシステムに 移 動 します。フェイルオーバの 際 、システムはわずかに 中 断 しますが、フェイルオーバリカバリが 完 了 すると、LifeKeeper はバックアップシステムでリソースを 自 動 的 に 復 元 します。SteelEye DataKeeper は、 最 適 化 されたホストベースのレプリケーションソリューションで、ネットワーク 経由 でソースサーバーから 一 つ 以 上 のターゲットサーバーへ 可 能 な 限 りすばやく、そして 効 率 的 にデータのレプリケーションを 行 います。オプションの Microsoft SQL Server Recovery Kit は SQL Server に 対 する granular visibility を 提 供します。システムがただ 起 動 しているかどうかだけでなく、 適 切 な 動 作 をしているかを 確 認 することができます。保 護 対 象 リソース<strong>SPS</strong> 製 品 ファミリには、 多 様 なシステムリソースを 保 護 するソフトウェアが 用 意 されています。<strong>SPS</strong> がサポートするアプリケーションとリソースは 次 のとおりです。:• ボリューム。ボリュームリソースタイプを 使 用 すると、 作 成 したリソースを 格 納 したディスクボリュームの LifeKeeper 階 層 にリソースを 作 成 して、 共 有 SCSI 周 辺 機 器 または 複 製 ボリューム 上 でデータとアプリケーションを 保 護 できます。• ファイル 共 有 。 LAN Manager Recovery Kit は、 共 有 ドライブ 上 のフォルダとディレクトリを 保 護 します。• コンピュータの 別 名 。 LAN Manager Recovery Kit は、NetBEUI を 介 してサーバと 通 信 するアプリケーションのコンピュータ 別 名 を 自 動 的 にフェイルオーバします。• 通 信 リソース。SteelEye Protection Suite for Windows 1


<strong>SPS</strong> Core ソフトウェア• IP Recovery Kit は、IP アドレスを 自 動 的 に 切 り 替 えるリソースを 作 成 します。• DNS Recovery Kit は、DNS の A レコードと PTR レコードを 更 新 します。• データベースアプリケーション。<strong>SPS</strong> は、Microsoft SQL Server に 対 してオプションのリカバリキットを 提 供 します。• Generic applications。Generic Application リカバリキットは、 専 用 のリカバリキットがないアプリケーションのリソースを 作 成 します。<strong>SPS</strong> は、さまざまなリソースタイプについて、N 方 向 のリカバリをサポートします。N 方 向 のリカバリでは、複 数 のリソースを 複 数 のクラスタサーバにフェイルオーバできます。SteelEye Protection Suite のコンポーネントについては <strong>SPS</strong> Core ソフトウェア を 参 照 してください。<strong>SPS</strong> Core ソフト ウェアSteelEye Protection Suite for Windows Core は、LifeKeeper と 基 本 的 な LifeKeeper ソフトウェアパッケージ、 DataKeeperとリカバリキットを 含 んでいます。• LifeKeeper - LifeKeeper for Windows core は 基 本 的 な LifeKeeper ソフトウェアパッケージとリカバリキットを 含 んでいます。• LifeKeeper 構 成 データベース (LCD) LifeKeeper が 保 護 するリソースに 関 する 情報 が 格 納 されています。リソースインスタンス、 依 存 関 係 、 共 有 イクイバレンシ、リカバリ 方 向 、LifeKeeper 操 作 フラグなどの 情 報 が 格 納 されています。LCD データはシステムの 共 有 メモリにキャッシュされた 後 、ファイルに 格 納 されるため、システムを 再 起 動 しても、 設 定 データは 保 持 されます。• LCD インターフェース (LCDI) - 構 成 データベース (LCD) にクエリを 発 行 し、LCD2 <strong>SPS</strong> for Windows について


<strong>SPS</strong> Core リカバリキット内 のデータを 取 得 して 変 更 できます。LCDI はアプリケーションリカバリキット (ARK)で 起 動 し、リソース 状 態 や 各 種 情 報 を 取 得 します。• LifeKeeper 通 信 マネージャ(LCM) -クラスタサーバのステータスを 確 認 します。LifeKeeper によるプロセス 間 通 信 (ローカルとリモート) にも 使 用 できます。クラスタサーバのコミュニケーションパスで LCM 通 信 が 完 全 に 停 止 すると、LifeKeeperはサーバに 障 害 が 発 生 したと 判 断 します。• LifeKeeper アラームインターフェース -イベントをトリガする 基 盤 を 提 供 します。LifeKeeper で 保 護 するリソースに 障 害 が 発 生 すると、アプリケーションのデーモンは、sendevent プログラムを 呼 び 出 します。sendevent プログラムは LCD と 通 信を 行 い、リカバリに 使 用 できるスクリプトがあるかどうかを 判 断 します。• LifeKeeper リカバリアクション 制 御 インターフェース(LRACI) - リソースに 実 行 する適 切 なリカバリスクリプトを 決 定 し、 適 切 な restore/remove スクリプトを 起 動 します。• LifeKeeper GUI - クライアント/サーバアプリケーションです。LifeKeeper と 設 定 データを 操 作 するグラフィカルな 管 理 インターフェースを 提 供 します。LifeKeeper GUI クライアントには、スタンドアロンのアプリケーションと Web ブラウザから 起 動 する Javaアプレットがあります。• DataKeeper - DataKeeper パッケージは、 複 数 サーバおよびデータセンターを 経 由してWindows サーバのデータの 同 期 を 保 ちながらリアルタイムのデータ 複 製 機 能を 提 供 します。<strong>SPS</strong> Core リカバリキットCore リカバリキットは、 障 害 検 出 とリカバリのあらゆるしくみを 提 供 します。また、ボリューム (ドライブ 名 )、ファイル 共 有 、 通 信 リソース、およびマイクロソフトの Internet Information Server を <strong>SPS</strong> で 保 護 するために 必 要 な 定 義 を 提 供 します。• Volume Recovery Kit - リソースを 作 成 して、 共 有 ドライブまたはミラー 化 したドライブ 全 体 ( 例 :K: ドライブ) を 保 護 します。• LAN Manager Recovery Kit - コンピュータの 別 名 と Windows ファイル 共 有 リストを 自 動 的 にリストアします。LAN Manager リソースでは、NetBEUI 経 由 でサーバと 通 信 するアプリケーションの「切 り 替 え 可 能 」なコンピュータ 名 やシステム 名 を 作 成 できます。また、ファイル 共 有 リカバリコンポーネントを 含 みます。• IP Recovery Kit - 障 害 が 発 生 したプライマリサーバからバックアップサーバに「 切 り 替 え 可 能 」なIP アドレスを 移 動 します。 切 り 替 え 可 能 な IP アドレスとは、サーバ 間 で 切 り 替 える 仮 想 IP アドレスを 指 します。ネットワークインターフェースカードの 実 アドレスとは 異 なります。<strong>SPS</strong> で 保 護 するアプリケーションには、 切 り 替 え 可 能 な IP アドレスを 登 録 します。プライマリサーバに 障 害 が 発 生すると、この IP アドレスがバックアップサーバに 移 動 します。IP Recovery Kit は IP リソースのローカルリカバリ 機 能 も 提 供 します。• DNS Recovery Kit - DNS プライマリサーバまたは 別 名 の A レコードと PTR レコードを 更 新 します。DNS リソースを 使 用 した 場 合 、フェイルオーバや 切 り 替 えが 発 生 すると、プライマリサーバまたは 別 名 の A レコードと PTR レコード ( 存 在 する 場 合 ) が、バックアップサーバの IP アドレスで 更 新されます。SteelEye Protection Suite for Windows 3


<strong>SPS</strong> Microsoft SQL Server Recovery Kit• Microsoft IIS Recovery Kit - Microsoft Internet Information Services (IIS) のWeb、FTP、SMTP サービスを 保 護 します。Web サーバの 稼 働 状 態 を 継 続 的 に 監 視 し、 問 題を 検 出 すると、 障 害 が 発 生 した Web サーバをバックアップサーバに 自 動 的 にフェイルオーバします。• Generic Application Recovery Kit - 専 用 のリカバリキットがないアプリケーションのリソースを 作成 します。<strong>SPS</strong> Microsoft SQL Server Recovery Kit<strong>SPS</strong> Microsoft SQL Server アプリケーションリカバリキットは、<strong>SPS</strong> が Microsoft SQL ベースのデータベースアプリケーションを 管 理 、 制 御 するためのツールとユーティリティを 含 んでいます。インストールされると、<strong>SPS</strong> はアプリケーションの 状 態 を 監 視 したり、アプリケーションに 障 害 が 発 生 した 場 合 自 動 的 に 復旧 させることが 可 能 になります。このキットは<strong>SPS</strong> で 保 護 するための 特 別 な 制 約 やアプリケーションに 対 する 変 更 を 必 要 としません。このキットはMicrosoft SQL Server インスタンスの 自 動 スイッチオーバに 対 してリソースのメニュー 選 択 方式 を 提 供 します。 簡 単 にリソース 階 層 を 作 成 できるので、リカバリ 処 理 はSQL Serverが 使 用 する 名 前付 きパイプもしくはIP ソケットリソースのようなデータベースへのアクセスに 使 用 するすべてのディスクリソースを 組 み 込 むことができます。詳 細 情 報 については Microsoft SQL Server Recovery Kit Technical <strong>Documentation</strong>を 参 照 してください。注 記 : 製 品 要 件 および FAQ 情 報 についてはOS 指 定 のリリースノートで 確 認 することができます。コミュニケーションパスの 概 要<strong>SPS</strong> はリソースの 利 用 状 況 を 監 視 し、サーバに 設 定 したコミュニケーションパスを 使 用 してフェイルオーバを 実 行 します。<strong>SPS</strong> の 障 害 検 出 機 能 とリソースリカバリ 機 能 を 利 用 するには、サーバ 間 の 通 信 をアクティブに 保 つことが 重 要 です。そのためには、 異 なるプロトコルを 使 用 して 複 数 のコミュニケーションパスを定 義 し、 通 信 回 線 の 障 害 に 起 因 するシステムのフェイルオーバを 回 避 する 必 要 があります。<strong>SPS</strong> でリソースやリソース 階 層 を 定 義 する 前 に、 各 サーバにコミュニケーションパスを 定 義 します。<strong>SPS</strong>は 定 義 したコミュニケーションパスを 介 して、ノード 間 のリソース 定 義 と 状 態 を 調 整 し、 障 害 の 検 出 とリカバリを 実 行 します。コミュニケーションパスの 種 類 では、コミュニケーションパスに 関 する 以 下 の 項 目 について 説 明 します。• コミュニケーションパスの 種 類 : 2 台 のサーバで 構 成 するクラスタでは、2 種 類 のコミュニケーションパス (TCP/IP、 共 有 ディスク) を 使 用 できます。3 台 以 上 のサーバで 構 成 するクラスタでは、TCP/IP コミュニケーションパスだけを 使 用 できます。• <strong>SPS</strong> ハートビート: コミュニケーションパスではハートビートが 重 要 な 役 割 を 果 たします。ハートビートは、 接 続 先 サーバの 死 活 を 監 視 するために、 一 定 の 間 隔 で 送 信 される 信 号 です。• セーフティチェック: すべてのコミュニケーションパスが 停 止 すると、<strong>SPS</strong> はセーフティチェックを 実 行 してシステム 障 害 を 検 査 した 後 、フェイルオーバを 実 行 します。4 <strong>SPS</strong> for Windows について


コミュニケーションパスの 種 類コミュニケーションパスの 種 類<strong>SPS</strong> には 3 種 類 のコミュニケーションパスがあり、それぞれ 異 なるプロトコルを 使 用 して、コミュニケーションパスを 冗 長 化 できます。 同 じ 媒 体 に 同 じ 種 類 のコミュニケーションパスを 複 数 定 義 しても 意 味 がありませんが、 異 なるプロトコルまたは 異 なる 媒 体 を 使 用 してパスを 冗 長 化 すると、コミュニケーションパス 障害 に 起 因 するフェイルオーバを 回 避 できます。コミュニケーションパスには 優 先 順 位 を 設 定 します。<strong>SPS</strong> は、 優 先 順 位 を 参 照 して、ノード 間 の 通 信 を行 います。ハートビート 信 号 はアクティブなコミュニケーションパスすべてに 送 信 されます。<strong>SPS</strong> がサポートするコミュニケーションパス、およびコミュニケーションパスに 割 り 当 てたデフォルトの 優 先 順 位 の 範 囲 は 次のとおりです。• TCP/IP (ソケット): LAN コミュニケーションパスは 最 も 高 い 優 先 順 位 を 持 ちます。ソケットコミュニケーションパスのデフォルトの 優 先 順 位 の 範 囲 は 1 ~ 30 です。サーバペアに 異 なるアダプタを 使用 して、 複 数 の LAN コミュニケーションパスを 定 義 すると、フェイルオーバの 誤 動 作 を 回 避 できます。注 記 : 2 本 の TCP/IP コミュニケーションパスを 設 定 した 場 合 、<strong>SPS</strong> は 優 先 順 位 の 高 いコミュニケーションパスを 使 用 して、リソースのステータス 情 報 を 交 換 します。• 共 有 ディスク: <strong>SPS</strong> では、クラスタを 構 成 するサーバぺアが 通 信 ロケーションとして 使 用 する 共 有ディスク 上 に raw ディスクパーティションを 定 義 できます。 共 有 ディスクコミュニケーションパスは、2台 のサーバが 同 じドライブ 名 を 使 用 し、ドライブ 名 は 同 じディスクパーティションを 指 す 必 要 があります。 通 常 の 場 合 、ディスクパーティションは 1 MB 程 度 で 十 分 です。 共 有 ディスクコミュニケーションパスのデフォルトの 優 先 順 位 は 61 ~ 99 です。 共 有 ディスクコミュニケーションパスは、2 サーバ 構 成 だけで 使 用 できます。注 記 : 共 有 ディスクコミュニケーションパスは、クラスタサーバの 死 活 状 態 を 監 視 します。そのため、TCP/IP コミュニケーションパスがダウンすると、 共 有 ディスクコミュニケーションパス、2 本 目 のTCP/IP コミュニケーションパスがアクティブでも、GUI には、 通 信 先 サーバの 階 層 が UNKNOWN( 不 明 ) と 表 示 されます。共 有 ディスクコミュニケーションパスの 詳 細共 有 ディスクコミュニケーションパスは、 他 のコミュニケーションパスがすべて 停 止 した 場 合 の 最 後 の 手 段となります。 共 有 ディスクコミュニケーションパスが 停 止 すると、 少 なくとも 1 台 のサーバがストレージのサブシステムにアクセスできなくなるため、2 台 のサーバが 同 じディスクリソースに 同 時 にアクセスする「スプリットブレイン」を 回 避 できます。注 意 事 項• クラスタの 2 つのサーバ 間 で 共 有 ディスクコミュニケーションパスは 必 須 ではありません。• JBOD またはホストベースの RAID で 共 有 ディスクコミュニケーションパスを 使 用 する 場 合 は、クラスタメンバがシャットダウンするか、サービスを 停 止 した 際 のコミュニケーションパスの 信 頼 性 を 事 前にテストしてください。JBOD またはホストベースの RAID を 使 用 する 構 成 では、クラスタメンバがダウンすると、コミュニケーションパスが 切 断 されて、フェイルオーバできないことがあります。SteelEye Protection Suite for Windows 5


<strong>SPS</strong> ハートビート<strong>SPS</strong> ハート ビート<strong>SPS</strong> は、ハートビートを 使 用 して、 主 要 な 障 害 を 検 出 します。ハートビートとは、サーバペアのコミュニケーションパスに 一 定 間 隔 で 送 信 される 信 号 を 指 します。サーバは、ハートビートを 通 じて、 通 信 先サーバが 稼 働 していることを 確 認 します。コミュニケーションパスには、 ハートビート 間 隔 を 秒 単 位 で 定義 します。また、ハートビート 信 号 が 連 続 して 欠 落 した 場 合 、 何 回 目 でコミュニケーションパスの 停 止 と判 断 するか、その 回 数 を 指 定 します。コミュニケーションパスが 停 止 すると、 <strong>SPS</strong> は 優 先 順 位 が 次 に 高 いコミュニケーションパスを 使 用 して、ノード 間 通 信 を 開 始 します。すべてのコミュニケーションパスでハートビート 信 号 を 受 信 できない 場 合 、<strong>SPS</strong> は セーフティチェック を 実 行 して、フェイルオーバリカバリを 実 行 するか 判 断 します。ハート ビート 間 隔<strong>SPS</strong> のハートビート 間 隔 とは、サーバの 死 活 状 態 を 確 認 するハートビート 信 号 を 送 信 する 間 隔 ( 秒 単位 ) を 指 します。デフォルト 値 の 6 秒 を 推 奨 します。• ハートビート 間 隔 を 最 小 の 4 秒 に 設 定 する 場 合 は、コミュニケーションパスをプライベートネットワーク 上 で 設 定 した 後 、 十 分 にテストしてください。ハートビート 間 隔 を 5 秒 未 満 にすると、ネットワークの 中 断 によって、フェイルオーバが 誤 動 作 することがあります。• ハートビート 間 隔 はハートビート 最 大 欠 落 数 と 関 係 します。ハートビート 最 大 欠 落 数 は、デフォルトの 5 回 を 推 奨 します。ハートビート 最 大 欠 落 数 を 最 小 値 (3 または 4) に 設 定 すると、フェイルオーバが 誤 動 作 することがあります。 本 番 環 境 で 十 分 にテストしてください。• ハートビート 間 隔 とハートビート 最 大 欠 落 数 を 大 きな 値 に 設 定 すると、<strong>SPS</strong> の 障 害 検 出 機 能が 低 下 します。セーフティチェックすべてのコミュニケーションパスが 停 止 すると、<strong>SPS</strong> は、クラスタサーバが 完 全 に 停 止 したと 判 断 し、フェイルオーバを 実 行 します。ただし、その 際 、<strong>SPS</strong> は 障 害 がコミュニケーションパスではなく、サーバに 発 生 したことを 確 認 するセーフティチェックを 実 行 します。セーフティチェックでは、LAN Manager を 使 用 して、サーバが 稼 働 しているかどうかを 確 認 します。その 結果 に 応 じて、 次 のいずれかのイベントが 発 生 します。• システムが 稼 働 している 場 合 : セーフティチェックにより、サーバがネットワークに 接 続 していることを確 認 すると、LifeKeeper はフェイルオーバを 中 止 して、 次 のメッセージを LifeKeeper イベントログに 出 力 します。SAFETY CHECK FAILED: COMM_DOWN ABORTED• システムが 停 止 している 場 合 : サーバが 所 定 のタイムアウト (デフォルトは 8 秒 ) 以 内 に 応 答 を 返さないと、LifeKeeper は、サーバが 停 止 していると 判 断 して、フェイルオーバを 実 行 します。<strong>SPS</strong> は、すべてのコミュニケーションパスが 停 止 すると、セーフティチェックを 実 行 します。セーフティチェックでシステムの 稼 働 を 確 認 すると、<strong>SPS</strong> はフェイルオーバを 中 止 します。また、LifeKeeper が 中 断 したフェイルオーバを 再 開 するのは、 次 のすべてのイベント (1、2、3) が 順 番 に 発 生 したときになります。6 <strong>SPS</strong> for Windows について


セーフティチェック1. 少 なくとも 1 本 のコミュニケーションパスがALIVEに 戻 る。2. すべてのコミュニケーションパスが 再 び 全 断 する。3. セーフティチェックが 実 行 され、 対 向 ノードの 稼 働 が 確 認 できない。SteelEye Protection Suite for Windows 7


Chapter 2: インスト レーションガイドSteelEye Protection Suite for Windows のインストールに 関 する 情 報 は、 <strong>SIOS</strong>のテクニカルドキュメンテーションサイトの <strong>SPS</strong> for Windows Installation Guide を 参 照 してください。:http://jpdocs.us.sios.com/#<strong>SPS</strong>4WSteelEye Protection Suite for Windows 9


アクティブ/スタンバイ 構 成アップとしても 動 作 します。次 の 例 では、4 台 のサーバが 2 組 のアクティブ/アクティブペアを 構 成 しています。Server 1 は AppA を 処理 し、Server 2 で 稼 働 する AppX もバックアップしています。Server 2 も 同 様 です。Server 2 は AppX を処 理 し、Server 1 で 稼 働 する AppA もバックアップしています。Server 3 と 4 もアクティブ/アクティブ 構 成 です。Server 1 と 2 および Server 3 と 4 はよく 似 た 構 成 ですが、 決 定 的 な 違 いがあります。AppA アプリケーションと AppX アプリケーションは、Server 1 と Server 2 だけがサービスを 提 供 しています。そのため、それ 以外 のサーバは、 共 有 リソースにアクセスできません。一 方 、AppB と AppC については、4 台 のサーバが AppB と AppC 共 有 リソースにアクセスできるため、複 数 の 構 成 が 可 能 です。 例 えば、Server 1 や Server 2 を 3 番 目 と 4 番 目 のバックアップとして、AppBと AppC をフェイルオーバできます。注 記 : LifeKeeper はボリュームレベルでロックをかけるため、AppB と AppC ディスクリソースに 接 続 しているサーバ 4 台 のうち、 実 際 にディスクリソースにアクセスできるのは 1 台 だけです。この 例 では、Server 3が AppB を 処 理 するため、Server 1、2、4 は、ディスクリソースに 物 理 的 に 接 続 していても、 実 際 にはアクセスできません。アクティブ/スタンバイ 構 成アクティブ/スタンバイ 構 成 では、プライマリサーバが 処 理 を 実 行 します。バックアップサーバは、プライマリサーバに 障 害 が 発 生 した 場 合 に 備 えて 待 機 します。 待 機 系 には、 処 理 能 力 が 低 い 小 規 模 なシステムを 使 用 できますが、 稼 働 系 に 障 害 が 発 生 した 場 合 に 備 えて、リソースを 継 続 的 に 運 用 する 処 理 能力 が 必 要 になります。11 構 成


インテリジェントスイッチバックと 自 動 スイッチバックスタンバイサーバは、 複 数 のアクティブサーバをバックアップできます。 例 えば、 上 図 の 場 合 、Server2 は 3組 のアクティブ/スタンバイペアをバックアップしています。リソース 定 義 により、このアクティブ/スタンバイ 構 成は、 次 のように 動 作 します。• Server1 で 稼 働 する AppA は、Server2 にフェイルオーバします。• Server3 で 稼 働 する AppB は、Server2 にフェイルオーバします。• Server4 で 稼 働 する AppC は、Server2 にフェイルオーバします。複 数 のアクティブ/スタンバイ 構 成 を 採 用 する 場 合 は、 次 の 点 に 注 意 してください。• ディスクの 所 有 権 : アクティブアプリケーションが 異 なる 場 合 、 同 じボリューム 上 のディスクスライスは 使 用 できません。LifeKeeper はボリューム 単 位 でロックをかけます。SCSI をロックした 場 合 、 共有 SCSI バス 上 の 1 つのシステムだけがディスク 装 置 のボリュームにアクセスできます。 上 の 例 では、Server3 が AppB ディスクリソースを 所 有 しており、Server4 が AppC リソースを 所 有 しています。• 処 理 能 力 : Server1、Server3、Server4 が 同 時 に 故 障 することは 希 ですが、1 台 のスタンバイサーバで 複 数 のリソースをバックアップする 場 合 は、 複 数 サーバに 障 害 が 発 生 した 場 合 を 想 定 して、1 台 のサーバで 重 要 な 処 理 を 継 続 できる 能 力 が 必 要 になります。• LifeKeeper の 管 理 : 上 の 例 では、Server2 がサーバ 3 台 をバックアップしています。LifeKeeperデータベースを 複 数 の 論 理 グループで 同 時 に 管 理 することは 望 ましくありません。 最 初 に 1 組 の稼 働 系 と 待 機 系 にリソースを 作 成 し、 次 にその 待 機 系 と 他 の 稼 働 系 にリソースを 作 成 します。インテリジェント スイッチバックと 自 動 スイッチバックリソースのスイッチバック 方 法 は、デフォルトで [INTELLIGENT] に 設 定 されます。インテリジェントスイッチバックを 指 定 した 場 合 、リソースがサーバ A からサーバ B にフェイルオーバされた 後 、サーバ B に 障 害 が発 生 するか、 管 理 者 がリソースを 手 動 で 別 のサーバに 切 り 替 えるまで、リソースはサーバ B にとどまります。そのため、サーバ A が 復 旧 しても、リソースはサーバ B で 稼 働 します。サーバ A はバックアップとなります。しかし、 状 況 によっては、プライマリサーバが 障 害 から 復 旧 した 場 合 、リソースを 自 動 的 に 元 に 戻 すことが 望 ましいこともあります。<strong>SPS</strong> では、デフォルトのインテリジェントスイッチバックを 自 動 スイッチバックに 変更 できます。 自 動 スイッチバックはリソース 階 層 ごとに 指 定 できます。リソース 階 層 を 稼 働 しているサーバに 自 動 スイッチバックを 指 定 した 場 合 、そのサーバに 障 害 が 発 生 すると、リソース 階 層 はバックアップシスSteelEye Protection Suite for Windows 12


<strong>SPS</strong> の 設 定テムにフェイルオーバされますが、プライマリサーバが 障 害 から 復 旧 すると、リソース 階 層 は 自 動 的 に 元 に戻 ります。注 記• 複 製 データ (DataKeeper) を 使 用 する 場 合 は、インテリジェントスイッチバックを 選 択 してください。 複 製 データは 自 動 スイッチバックに 対 応 していません。• スイッチバックの 確 認 は、LifeKeeper を 起 動 するか、サーバをクラスタに 追 加 すると 実 行 されます。通 常 の 運 用 時 にはスイッチバックは 確 認 されません。• <strong>SPS</strong> は、 優 先 度 の 高 いサーバから 低 いサーバには 自 動 スイッチバックを 実 行 しません。• 2 つのリソースに 依 存 関 係 があり、 各 リソースに 異 なるスイッチバック 方 法 が 指 定 されている 場合 、 親 リソースの 設 定 が 優 先 します。<strong>SPS</strong> の 設 定<strong>SPS</strong> は、 複 数 のサーバに 定 義 されたリソース 階 層 に 基 づいて 動 作 します。<strong>SPS</strong> によるフェイルオーバの背 景 説 明 については、 次 の 項 目 を 参 照 してください。• 共 通 ハードウェアコンポーネント• システムのグループ 化• リソース 階 層共 通 ハードウェアコンポーネント<strong>SPS</strong> 構 成 は、 次 図 に 示 すように、 共 通 コンポーネントを 共 有 します。1. サーバグループ: <strong>SPS</strong> は、Windows 2003 サーバをクラスタ 化 して 障 害 回 復 機 能 を 提 供 します。サーバ (クラスタノード) のプラットフォームは、 同 じでなくてもかまいません。2. コミュニケーションパス (ハートビート): コミュニケーションパスは 最 低 1 本 を 設 定 する 必 要 がありますが、2 本 のコミュニケーションパスを 作 成 することを 強 く 推 奨 します。 通 信 障 害 による 不 要 なフェイルオーバを 回 避 するために、TCP/IP (ソケット) など、プロトコルの 異 なるコミュニケーションパスを作 成 して 冗 長 化 します。<strong>SPS</strong> は、コミュニケーションパスを 使 用 して、 障 害 検 出 用 のハートビートを 一 定 間 隔 で 送 信 します。サーバの 死 活 状 態 を 監 視 し、 必 要 に 応 じて、リソースを 切 り 替 えます (コミュニケーションパスの 概 要 を 参 照 )。3. 共 有 データリソース: <strong>SPS</strong> は、 共 有 データ、アプリケーション、 通 信 リソースをリストアします。そして、 共 有 ストレージデバイスの 上 のリソースに 対 して、ボリューム (ドライブ 名 ) 単 位 でアクセスを 制御 します。サーバに 障 害 が 発 生 すると、<strong>SPS</strong> は 保 護 対 象 リソースをアクティブサーバに 自 動 的 に切 り 替 えます。 複 数 のシステムが 共 有 する 周 辺 装 置 は、 外 部 のキャビネットに 一 括 して 収 容 してください。 共 有 ストレージの 構 成 方 法 については、ストレージの 構 成 を 参 照 してください。4. ユーザ 接 続 用 の 共 有 通 信 リソース: <strong>SPS</strong> は、IP アドレス、コンピュータの 別 名 、ファイル 共 有 リストなどのユーザ 通 信 リソースを 自 動 的 に 管 理 して 切 り 替 えます。<strong>SPS</strong> が 通 信 リソースを 自 動 的に 切 り 替 えることにより、ユーザは 通 常 のパスで 接 続 を 継 続 できます。13 構 成


システムのグループ 化システムのグループ 化リソース 階 層 は <strong>SPS</strong> サーバのクラスタに 定 義 します。 階 層 を 構 成 するサーバには、 優 先 度 を 指 定 します。 優 先 度 が 最 も 高 いサーバは、 優 先 度 1 が 付 きます。 最 高 の 優 先 度 が 付 いたプライマリサーバは、リソースを 操 作 するコンピュータです。2 番 目 に 高 い 優 先 度 を 持 つサーバは、プライマリサーバに 障 害 が発 生 した 際 、リソースを 切 り 替 えるバックアップサーバです。アクティブ/アクティブ 構 成 では、すべてのサーバがリソースを 起 動 し、 同 時 に 他 のサーバをバックアップします。アクティブ/スタンバイ 構 成 では、プライマリサーバが 処 理 を 実 行 します。バックアップサーバは、プライマリサーバに 障 害 が 発 生 した 場 合 に 備 えて 待 機 します。 待 機 系 には、 処 理 能 力 が 低 い 小 規 模 なシステムを 使 用 できますが、 稼 働 系 に 障 害 が 発 生 した 場 合 に 備 えて、リソースを 継 続 的 に 運 用 する 処 理能 力 が 必 要 になります。共 有 リソースへの 物 理 的 な 接 続 とアクセス 方 法 により、グループ 化 のオプションが 決 まります。グループ 化を 実 行 するには、ハートビートを 送 信 するコミュニケーションパスを 設 定 し、 全 サーバが 共 有 SCSI インターフェースまたはファイバチャネルインターフェースを 介 してディスクリソースにアクセスできるようにします。例 えば、 次 図 では、Server 1 のリソース AppA に 関 して、1 つのグループを 設 定 できます。この 構 成 では、AppA データベースに 共 有 アクセスするサーバは Server 2 だけです。一 方 、Server 3 で 稼 働 する AppB リソースは、3 台 のサーバを 任 意 に 構 成 できます。 共 有 SCSI バスがサーバ 4 台 に AppB データベースへのアクセスを 提 供 しているためです。SteelEye Protection Suite for Windows 14


システムのグループ 化15 構 成


Chapter 4: <strong>SPS</strong> 管 理 の 概 要<strong>SPS</strong> には、 次 の 2 種 類 の 管 理 インターフェースがあります。:• LifeKeeper GUI• LifeKeeper コマンドラインインターフェースLifeKeeper 管 理 インターフェースは 次 のタスクに 使 用 します。ここでは、<strong>SPS</strong> を 設 定 する 順 番 に 従 って、各 タスクを 説 明 します。• コミュニケーションパスの 定 義 。 コミュニケーションパスを 定 義 するには、[ 編 集 ] メニューまたは GUIツールバーの [コミュニケーションパスの 作 成 ] を 使 用 します。ソースインスタンスとリソース 階 層 を 定義 する 前 に、コミュニケーションパスを 定 義 します。• リソースの 定 義 。 リカバリキットをインストールすると、そのリカバリキットがサポートするリソースタイプが [リソース 階 層 の 作 成 ] ダイアログボックスに 表 示 されます。 大 半 のリカバリキットは、 依 存 関係 を 自 動 的 に 作 成 します。• 監 視 。 LifeKeeper GUI のステータスには、 接 続 先 サーバの 保 護 対 象 リソースのステータスがアイコンで 表 示 されます。<strong>SPS</strong>が 記 録 するログも GUI に 表 示 されます。• 手 動 による 介 入 。 <strong>SPS</strong> を 保 守 管 理 する 場 合 は、サーバとリソースを 停 止 します。LifeKeeperGUI には、 特 定 のリソースを 起 動 / 停 止 するメニューがあります。<strong>SPS</strong> でアプリケーションを 保 護 している 場 合 、サービスの 起 動 と 停 止 は、<strong>SPS</strong> だけで 実 行 します。<strong>SPS</strong> の 初 期 設 定 については <strong>SPS</strong> の 設 定 手 順 を 参 照 してください。GUI インターフェースを 使 用 した <strong>SPS</strong> の 管 理 、 設 定 、 保 守 の 手 順 については、 GUI による 管 理 作 業とメンテナンス 作 業 を 参 照 してください。注 記 : <strong>SPS</strong> は、 各 サーバのローカルシステムアカウントで<strong>SPS</strong> サービスを 実 行 するように 設 定 されています。この 設 定 を 変 更 して、 他 のユーザアカウントで <strong>SPS</strong> を 実 行 しないでください。GUI による 管 理 作 業サーバプロパティの 編 集1. サーバプロパティを 編 集 するには、 最 初 にサーバプロパティを 表 示 します。2. 適 切 なアクセス 権 でサーバにログインすると、 次 の 項 目 を 編 集 できます。• シャットダウン 方 式• 自 動 フェイルオーバの 設 定SteelEye Protection Suite for Windows 16


サーバのシャットダウン 方 法 の 設 定• サーバ 設 定 ( 特 殊 な 構 成 を 設 定 したサーバのみ)3. 編 集 が 完 了 すると、[ 適 用 ] ボタンが 有 効 になります。このボタンをクリックすると、 変 更 内 容 が 反映 されます。ただし、ウィンドウは 閉 じません。4. 作 業 が 完 了 したら、[OK] をクリックして、 変 更 内 容 を 保 存 してウィンドウを 閉 じるか、[キャンセル] をクリックして、 変 更 を 適 用 せずに、ウィンドウを 閉 じます。サーバのシャット ダウン 方 法 の 設 定シャットダウン 方 法 とは、サーバをシャットダウンする 際 、リソースをバックアップサーバに 切 り 替 える 設 定 オプションを 指 します。 次 のオプションを 指 定 できます。リソースを 切 り 替 えない (デフォルト)リソースを 切 り 替 える通 常 のシャットダウンではリソース 階 層 を 切 り 替 えません。通 常 のシャットダウン 時 にすべてのリソース 階 層 を 切 り 替 えます。制 限 : シャットダウン 時 のスイッチオーバの 設 定 は SteelEye DataKeeper リソースではサポートされません。シャットダウン 方 法 はデフォルトで [リソースを 切 り 替 えない] に 設 定 されています。 各 サーバにシャットダウン 方 法 を 指 定 してください。 必 要 に 応 じて、[リソースを 切 り 替 える] に 変 更 します。次 の 手 順 に 従 って、クラスタサーバのシャットダウン 方 法 を 変 更 してください。1. サーバプロパティの 表 示 で 説 明 した 手 順 に 従 って、[サーバプロパティ] ダイアログボックスを 開 きます。2. サーバプロパティ ダイアログボックスの [ 一 般 ] タブでシャットダウン 方 法 を 選 択 します。注 記 : ここで 指 定 したシャットダウン 方 法 は、 通 常 のシャットダウン 時 に、<strong>SPS</strong> プロセスが 稼 働 していないと 正 常 に 機 能 しません。 <strong>SPS</strong> が 稼 働 していないか、リソースサービスが 停 止 していると、リソースは 切り 替 えられません。サーバプロパティサーバプロパティ ダイアログボックスは、 編 集 メニュー またはサーバのポップアップメニューから 使 用 できます。このダイアログボックスには、サーバのプロパティが 表 示 されます。 編 集 メニューを 使 用 して、サーバを選 択 します。 選 択 したサーバを 変 更 すると サーバプロパティ ダイアログボックスも 自 動 的 に 更 新 されます。[OK] をクリックすると、 変 更 内 容 が 適 用 されてウィンドウが 閉 じます。[ 適 用 ] をクリックすると、 変 更 が 反映 されます。[キャンセル] をクリックすると、[ 適 用 ] をクリックした 後 に 変 更 した 内 容 を 保 存 せずにウィンドウが 閉 じます。17 LifeKeeper Administration Overview


サーバプロパティ• 名 前 : 選 択 したサーバの 名 前• 権 限 : サーバにログインするユーザに 付 与 する 権 限 です。 次 の 権 限 を 指 定 できます。• 管 理 者 - <strong>SPS</strong> に 関 するすべてのタスクを 実 行 できます。• オペレータ - <strong>SPS</strong> のリソースとサーバの 状 態 を 監 視 できます。リソースを 起 動 / 停 止 できます。• ゲスト - <strong>SPS</strong> のリソースとサーバの 状 態 を 監 視 できます。• 状 態 : サーバの 現 在 の 状 態 。サーバは 次 のいずれかの 状 態 になります。• 稼 働 中 - サーバは 使 用 可 能 です。• 停 止 中 - サーバは 使 用 できません。• 不 明 - 状 態 を 特 定 できません。GUI サーバは 使 用 できない 可 能 性 があります。• シャットダウン 時 の 動 作 : ( 編 集 可 能 ) サーバをシャットダウンする 際 、 稼 働 中 のリソースをバックアップサーバに 切 り 替 える 方 法 を 制 御 します。[リソースを 切 り 替 える] を 設 定 すると、リソースはクラスタ 内 のバックアップサーバに 移 動 します。[リソースを 切 り 替 えない] を 設 定 すると、リソースはクラSteelEye Protection Suite for Windows 18


サーバプロパティスタ 内 の 別 のサーバに 移 動 しません。• サーバ 名 : クラスタ 内 でローカルサーバからバックアップサーバに 自 動 的 にフェイルオーバする 機 能は、このタブで 設 定 します。 休 止 中 のサーバはリストに 表 示 されません。そのため、クラスタを 構成 しているサーバすべてが 運 用 可 能 です。つまり、 少 なくとも、<strong>SPS</strong> コミュニケーションパス 1 本 がアクティブになっています。 リストには、ローカルサーバを 除 き、クラスタでアクティブなサーバの 名前 が 一 覧 表 示 されます。 各 サーバには、2 種 類 のフェイルオーバ 機 能 を 設 定 できます。すべてのフェイルオーバ 機 能 は、デフォルトで 有 効 に 設 定 されます。• リソースフェイルオーバ 不 可 - ローカルサーバのリソース 階 層 に 障 害 が 発 生 した 場 合 、バックアップとして 使 用 しないリモートサーバを 選 択 します。バックアップ 機 能 を 無 効 にしたサーバは、ローカルリソースに 障 害 が 発 生 しても、フェイルオーバサイトとして 使 用 されません。フェイルオーバ 機 能 は、 設 定 を 解 除 すると 再 び 有 効 になります。• システムフェイルオーバ 不 可 - ローカルサーバが 完 全 に 停 止 した 場 合 、バックアップとして使 用 しないリモートサーバを 選 択 します。 無 効 に 設 定 したサーバは、ローカルサーバが 完全 に 停 止 しても、フェイルオーバサイトとして 機 能 しません。フェイルオーバ 機 能 は、 設 定を 解 除 すると 再 び 有 効 になります。注 記 : すべてのリモートサーバでリソースフェイルオーバを 無 効 にすると、 障 害 が 発 生 したリソースに「Failed」マークが 付 きます。このマークが 付 いたリソースは、クイックチェックとディープチェックの 監 視 外 となります。ただし、 障 害 が 発 生 したリソースまたは 階 層 内 の 依 存 リソースは、サービスから 削 除 されませんが、フェイルオーバされません。19 LifeKeeper Administration Overview


[コミュニケーションパス] タブ[コミュニケーションパス] タブ• サーバ: <strong>SPS</strong> クラスタでコミュニケーションパスが 接 続 されているその 他 のサーバの 名 前 。• タイプ: リストのサーバと [サーバ] フィールドで 指 定 されているサーバ 間 のコミュニケーションパスの種 類 (TCP/IP、 共 有 ディスク)。• 状 態 : LifeKeeper 構 成 データベース (LCD) のコミュニケーションパスの 状 態 。コミュニケーションパスの 状 態 を 表 す 値 は、 次 のとおりです。• 稼 働 中 - 正 常 に 機 能 しています。• 停 止 中 - 正 常 に 機 能 していません。• 不 明 - 状 態 を 特 定 できません。LifeKeeper GUI サーバは 使 用 できない 可 能 性 があります。• アドレス/デバイス: このコミュニケーションパスが 使 用 する IP アドレスまたはデバイス 名 。• コミュニケーションパスステータス: LifeKeeper 構 成 データベース (LCD) のコミュニケーションパスのSteelEye Protection Suite for Windows 20


[コミュニケーションパス] タブ状 態 に 基 づき、GUI が 決 定 したコミュニケーションパスステータスのサマリ。 下 側 のパネルには、コミュニケーションパスのステータスが 次 のように 表 示 されます。• 正 常 - すべてのコミュニケーションパスが 正 常 に 機 能 しています。• 障 害 - 特 定 のサーバへのすべてのコミュニケーションパスが 機 能 していません。• 不 明 - コミュニケーションパスの 状 態 を 特 定 できません。LifeKeeper GUI サーバは 使 用 できない 可 能 性 があります。• 警 告 - 特 定 のサーバへの 1 つ 以 上 のコミュニケーションパスが 停 止 しているか、コミュニケーションパス 1 本 だけが 稼 働 しています。• 縮 退 - 特 定 のサーバに 接 続 した 冗 長 コミュニケーションパスが 機 能 していません。• 定 義 なし - コミュニケーションパスが 定 義 されていません。21 LifeKeeper Administration Overview


[リソース] タブ[リソース] タブ• 名 前 : 選 択 したサーバのリソースインスタンスのタグ 名 。• アプリケーション: リソースタイプのアプリケーション 名 (gen、scsi など)。• リソースタイプ: リソースタイプ。つまり、サービスを 提 供 しているハードウェア、ソフトウェア、またはシステムエンティティのクラス (ボリュームや TCP/IP、SQL など)。• 状 態 : リソースインスタンスの 現 在 の 状 態 。• ISP - ローカルで 稼 働 しており、LifeKeeper で 保 護 されています。• ISU - ローカルで 稼 働 していますが、ローカルリカバリは 試 行 されません。• OSF - サービス 休 止 中 で、 障 害 が 発 生 しています。• OSU - サービスを 休 止 していますが、 障 害 は 発 生 していません。• 不 正 な 状 態 - LifeKeeper の 起 動 シーケンスとして 実 行 されるリソースの 初 期 化 プロセスがリソースステータスを 適 切 に 初 期 化 していません。この 状 態 のリソースは、LifeKeeper で保 護 されません。• 不 明 - リソースの 状 態 を 特 定 できません。GUI サーバは 使 用 できない 可 能 性 があります。自 動 フェイルオーバを 無 効 にするプライマリサーバがローカルリソースのリカバリに 失 敗 するか、サーバが 完 全 に 停 止 した 場 合 、LifeKeeperは 障 害 が 発 生 したリソースをバックアップサーバに 復 元 します。これが LifeKeeper のデフォルトの 動 作 です。しかし、LifeKeeper で 保 護 するリソースをリカバリサイトで 自 動 的 に 起 動 しない 方 が 良 いこともあります。 例 えば、LifeKeeper を WAN 環 境 にインストールしても、サーバ 間 のネットワーク 接 続 が 不 安 定 な場 合 は、 障 害 回 復 に 不 適 切 です。自 動 フェイルオーバ 機 能 は、デフォルトで 保 護 対 象 リソースに 設 定 されます。 保 護 対 象 リソースの 自 動フェイルオーバを 無 効 にするか、バックアップサーバへの 自 動 フェイルオーバを 無 効 にするには、[サーバプロパティ] ダイアログボックスを 開 き、[ 一 般 ] タブの [フェイルオーバ] タブをクリックしてください。次 の 手 順 に 従 って、クラスタサーバのシャットダウン 方 法 を 変 更 してください。1. サーバプロパティの 表 示 で 説 明 した 手 順 に 従 って、[サーバプロパティ] ダイアログボックスを 開 きます。2. [ 一 般 ] タブをクリックします。[サーバプロパティ] ダイアログボックスの [フェイルオーバ] グループに 移動 し、システムとリソースのフェイルオーバ 機 能 を 無 効 にするサーバを 確 認 します。<strong>SPS</strong> のフェイルオーバ 機 能 はデフォルトで 有 効 に 設 定 されています。ローカルサーバが 完 全 に 停 止 した 際 、バックアップ 機 能 を 無 効 にするサーバを [システムフェイルオーバ 不可 ] 列 から 選 択 してください。ローカルサーバのリソース 階 層 に 障 害 が 発 生 した 際 、バックアップ 機 能 を 無 効 にするサーバを [リソースフェイルオーバ 不 可 ] 列 から 選 択 してください。リソースのフェイルオーバ 機 能 は、システムのフェイルオーバ機 能 が 無 効 でないと、 無 効 に 設 定 できません。SteelEye Protection Suite for Windows 22


コミュニケーションパスの 作 成[ 適 用 ] をクリックして、 設 定 を 反 映 してください。コミュニケーションパスの 作 成<strong>SPS</strong> コミュニケーションパスをサーバ 間 に 設 定 する 前 に、ハードウェアとソフトウェアが 適 切 にセットアップされていることを 確 認 してください。 要 件 については、 構 成 セクションを 参 照 してください。構 成 に 関 する 注 意 事 項• サーバ 間 には、 共 有 ディスクコミュニケーションパスを 1 本 づつ 設 定 します。• 共 有 ディスクコミュニケーションパスは、2 サーバ 構 成 のクラスタだけに 対 応 しています。• 3 台 以 上 のサーバでクラスタを 構 成 する 場 合 は、 複 数 の TCP/IP コミュニケーションパスを 使 用 して、ハートビートを 冗 長 化 します。TCP/IP パスには 優 先 度 を 指 定 します。<strong>SPS</strong> は 優 先 度 を 参照 して、リモートサーバへの TCP/IP パスを 使 用 する 順 番 を 決 定 します。• 重 要 : 通 信 回 線 1 本 に 障 害 が 発 生 した 場 合 、 不 要 なフェイルオーバが 発 生 しないように、コミュニケーションパスを 冗 長 化 しておきます。コミュニケーションパスを 1 本 だけ 使 用 した 場 合 、そのコミュニケーションパスに 障 害 が 発 生 すると、リソース 階 層 が 複 数 サーバで 同 時 にサービスを 起 動23 LifeKeeper Administration Overview


コミュニケーションパスの 作 成することがあります。これを「スプリットブレイン」と 呼 びます。また、TCP/IP コミュニケーションパスでネットワークトラフィックが 増 加 すると、 偽 のフェイルオーバが 発 生 したり、<strong>SPS</strong> を 正 常 に 初 期 化 できなくなったりするなど、 予 期 せぬ 問 題 が 生 じることがあります。コミュニケーションパスの 作 成1. 1 台 のサーバを 選 択 し、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [コミュニケーションパスの 作 成 ] をクリックします。2. リストボックスから 1 台 以 上 のリモートサーバを 選 択 します。リモートサーバをクラスタに 接 続 していないため、サーバがリストに 表 示 されない 場 合 は、[サーバ 追 加 ] をクリックして、リモートサーバを追 加 してください。DNS を 使 用 するか、/etc/hosts ファイルに IP アドレスを 登 録 し、リモートとローカルのサーバの IP アドレスが 解 決 できることを 確 認 してください。[ 次 へ] をクリックしてください。3. デバイスタイプとして、TCP、TTY、または DISK を 選 択 し、[ 次 へ] をクリックします。4. デバイスタイプ 設 定 に 必 要 な 情 報 を 選 択 し、 各 手 順 が 完 了 するたびに、[ 次 へ] をクリックします。それぞれの 設 定 においての 詳 細 情 報 は、 下 記 の 表 を 参 照 してください。フィールド説 明TCP/IP コミュニケーションパスハートビート 間隔ハートビート 最大 欠 落数ローカルIP アドレス優 先 度リモートIP アドレスTCP ポート 番 号ハートビート 間 隔 には 4 ~ 15 の 値 を 入 力 して、サーバが 稼 働 していることを 確 認 するハートビート 信 号 を 送 信 する 間 隔 を 秒 単 位 で 指 定 します。デフォルト 値 は 6 です。有 効 値 は 3 ~ 99 です。ハートビート 最 大 欠 落 数 は、ハートビート 信 号 が 連 続 して欠 落 した 場 合 、 何 回 目 でコミュニケーションパス 障 害 と 判 断 するかを 指 定 します。デフォルト 値 は 5 です。コミュニケーションパスを 使 用 するローカルサーバの IP アドレスを 入 力 します。ローカルサーバにおけるコミュニケーションパスの 優 先 度 を 指 定 します。 優 先 度 は、サーバ 間 のコミュニケーションパスの 優 先 順 位 を 決 定 するために 使 用 されます。 優 先度 は 1 が 最 高 、99 が 最 低 です。コミュニケーションパスを 使 用 するリモートサーバの IP アドレスを 入 力 します。TCP/IP サービスが 使 用 する 一 意 のポート 番 号 を 入 力 します。 有 効 値 は 1500 ~10000 です。ポート 番 号 にはデフォルト 値 が 表 示 されますが、この 値 は 変 更 できます。共 有 ディスクコミュニケーションパスSteelEye Protection Suite for Windows 24


コミュニケーションパスの 確 認フィールドハートビート 間隔ハートビート 最大 欠 落数優 先 度ドライブ名説 明ハートビート 間 隔 には 4 ~ 15 の 値 を 入 力 して、サーバが 稼 働 していることを 確 認 するハートビート 信 号 を 送 信 する 間 隔 を 秒 単 位 で 指 定 します。デフォルト 値 は 6 です。有 効 値 は 3 ~ 99 です。ハートビート 最 大 欠 落 数 は、ハートビート 信 号 が 連 続 して欠 落 した 場 合 、 何 回 目 でコミュニケーションパス 障 害 と 判 断 するかを 指 定 します。デフォルト 値 は 5 です。ローカルサーバにおけるコミュニケーションパスの 優 先 度 を 指 定 します。 優 先 度 は、サーバ 間 のコミュニケーションパスの 優 先 順 位 を 決 定 するために 使 用 されます。 優 先度 は 1 が 最 高 、99 が 最 低 です。共 有 ディスクコミュニケーションパスに 使 用 する 共 有 ボリュームのドライブ 名 を 指 定 します。ドライブ 名 は 両 方 のサーバで 統 一 します。5. [ 作 成 ] をクリックします。ネットワーク 接 続 が 確 立 したことを 伝 えるメッセージが 表 示 されます。アウトプットパネルが 有 効 な 場 合 、メッセージはアウトプットパネルに 表 示 されます。[ 次 へ] をクリックしてください。6. 複 数 のローカル IP アドレスまたはリモートサーバを 選 択 し、デバイスタイプに TCP を 指 定 した 場合 は、 手 順 4 に 戻 り、 次 のコミュニケーションパスを 作 成 します。 複 数 のリモートサーバを 選 択し、デバイスタイプを DISK に 設 定 した 場 合 は、 手 順 3 に 戻 り、 次 のコミュニケーションパスを 設定 します。7. コミュニケーションパスの 作 成 が 完 了 したことを 伝 えるメッセージが 表 示 されたら、[ 完 了 ] をクリックします。コミュニケーションパスの 確 認コミュニケーションパスを 確 認 するには、[サーバプロパティ] ダイアログボックスを 使 用 します。ステータスが [起 動 中 ] であることを 確 認 してください。次 に、GUI の 右 ペインにあるサーバのアイコンを 確 認 してください。 最 初 のコミュニケーションパスを 作 成 した 後 であれば、サーバのアイコンに 黄 色 のハートビートが 表 示 されます。これはコミュニケーションパス 1 本 が 稼 働 中 であり、 冗 長 なコミュニケーションパスが 存 在 しないことを 示 しています。2 つのコミュニケーションパスを 作 成 すると、サーバのアイコンが 緑 色 のハートビートに 変 わります。コミュニケーションパスを 作 成 してから 数 分 が 経 過 しても、 稼 働 中 にならない 場 合 は、リモートサーバの名 前 が 正 しいことを 確 認 してください。ミュニケーションパスの 削 除1. 1 台 のサーバを 選 択 し、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [コミュニ25 LifeKeeper Administration Overview


リソース 階 層 に 関 連 する 作 業ケーションパスの 削 除 ] をクリックします。2. 削 除 するコミュニケーションパスを 選 択 し、[コミュニケーションパスの 削 除 ] をクリックします。3. アウトプットパネルが 有 効 な 場 合 、ダイアログボックスが 閉 じて、コマンドの 実 行 結 果 がアウトプットパネルに 表 示 されます。すべての 結 果 が 表 示 されたら、[ 完 了 ] をクリックしてダイアログボックスを閉 じます。リソース 階 層 に 関 連 する 作 業このセクションでは、すべてのリソース 階 層 に 共 通 するタスクについて 説 明 します。 各 タスクは、CoreRecovery Kit とオプションのリカバリキットで 共 通 しています。オプションの <strong>SPS</strong> Recovery Kitsのドキュメントは <strong>SPS</strong> for Windows テクニカルドキュメンテーションから 入手 可 能 です。リソース 階 層 の 作 成1. サーバを 選 択 します。 次 に、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [リソース 階 層 の 作 成 ] をクリックします。2. [リソース 階 層 の 作 成 ] ウィザードが 起 動 し、クラスタにインストールされているリカバリキットの 一 覧が 表 示 されます。リソース 階 層 を 構 築 して、アプリケーションを 保 護 するリカバリキットを 選 択 し、[次 へ] をクリックします。3. 引 き 続 きダイアログを 続 け、 作 成 するリソース 階 層 のタイプに 必 要 なデータを 入 力 します。4. リソース 階 層 が 正 常 に 作 成 されたことを 伝 えるメッセージが 表 示 されたら、[ 次 へ] をクリックして 操作 を 続 けます。 問 題 が 発 生 すると 情 報 ボックスにエラーが 表 示 され、 部 分 的 に 作 成 されたリソース 階 層 が 削 除 されて、[ 次 へ] ボタンが 無 効 になります。その 場 合 は、[キャンセル] をクリックして、ウィザードを 終 了 してください。<strong>SPS</strong> のアプリケーションリソース 階 層オプションのリカバリキットをインストールせずに、<strong>SPS</strong> だけをインストールした 場 合 、[ 保 護 するアプリケーション] の 一 覧 には、オプションとして、DNS、 共 有 ファイルリスト、Generic Application 、IIS、IP アドレス、LAN Manager、ボリュームが 表 示 されます。[ 汎 用 アプリケーション] オプションは、リカバリキットに 対応 していないアプリケーションを 保 護 するときに 使 用 してください。選 択 可 能 なオプションについては、 次 の 項 目 を 参 照 してください。• DNS リソース 階 層 の 作 成• ファイル 共 有 リソース 階 層 の 作 成• Generic Application リソース 階 層 の 作 成• IP リソース 階 層 の 作 成SteelEye Protection Suite for Windows 26


Microsoft SQL Server Recovery Kit• LAN Manager リソース 階 層 の 作 成• ボリュームリソース 階 層 の 作 成Microsoft SQL Server Recovery KitMicrosoft SQL Server Recovery Kitをインストールすると、 保 護 するアプリケーションの 一 覧 にエントリ が追 加 されます。 必 要 なリソース 階 層 の 作 成 方 法 につきましてはMicrosoft SQL Server Recovery Kit 管理 ガイドを 参 照 してください。ファイル 共 有 リソース 階 層 の 作 成ファイル 共 有 は Windows 版 のファイルマネージャで 定 義 します。<strong>SPS</strong> LAN Manager リカバリキットをインストールすると、ファイル 共 有 を 含 めたファイル 共 有 リストリソースを 作 成 できます。ファイル 共 有 リソースの 条 件LifeKeeper は、すべてのファイル 共 有 をサポートしているわけではありません。 次 の 説 明 を 参 考 にして、利 用 可 能 なファイル 共 有 を 判 断 してください。• 共 有 名 はサーバが 共 有 するボリュームに 設 定 します。• 2 台 のサーバにファイル 共 有 リソースを 作 成 すると、 共 有 ボリュームは 自 動 的 に 保 護 されます。しかし、3 台 目 以 降 のサーバは、ファイル 共 有 階 層 を 拡 張 しないと、ファイルを 共 有 できません。• 2 台 目 のサーバに 共 有 名 をすでに 設 定 している 場 合 、 共 有 名 は 同 じディレクトリを 指 す 必 要 があります。• いずれか 一 方 のサーバで 共 有 名 が 保 護 されている 場 合 、その 共 有 名 は 使 用 できません。• 管 理 者 は、 作 成 した 共 有 名 がディレクトリを 指 すことを 確 認 します。ディレクトリに 共 有 名 を 作成 した 後 でも、そのディレクトリを 削 除 できます。ディレクトリを 削 除 した 場 合 は、 共 有 名 を 削 除したことを 確 認 してください。注 記 : バックアップサーバでファイル 共 有 リソースを 起 動 すると、 共 有 が 有 効 になります。 階 層 を 削 除 しても、ファイル 共 有 は 削 除 されません。ファイル 共 有 リソースの 作 成ファイル 共 有 リソースを 作 成 するには、 次 の 手 順 に 従 ってください。1. サーバを 選 択 します。 次 に、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [リソース 階 層 の 作 成 ] をクリックします。2. [ 保 護 するアプリケーションを 作 成 ] ウィンドウが 起 動 し、プライマリサーバおよびバックアップサーバが 表 示 されます。まだ 選 択 していない 場 合 は、 設 定 のための 適 切 なシステムを 選 択 してください。3. クラスタにインストールされているすべてのリカバリキットの 一 覧 が 表 示 されます。[ファイル 共 有 リスト] を 選 択 し、[ 次 へ] をクリックします。27 LifeKeeper Administration Overview


Generic Application リソース 階 層 の 作 成4. 設 定 ウィザードで、 以 下 の 情 報 を 入 力 します。ダイアログボックス 内 で [ 戻 る] ボタンがアクティブになっているときは、 直 前 のダイアログボックスに 戻 ることができます。これは 特 に、 前 に 入 力 した 情報 の 訂 正 が 必 要 なエラーが 発 生 した 場 合 に 役 立 ちます。 階 層 作 成 手 順 の 間 に [キャンセル]をクリックすると、LifeKeeper は 作 成 プロセス 全 体 を 取 り 消 します。フィールド説 明共 有 ファイルとパス 名共 有 ファイルリソースタグ保 護 する 共 有 ファイルを 選 択 します。 複 数 のファイルを 選 択 できます。ファイルが 表 示されない 場 合 は、ファイル 共 有 を 指 定 したボリュームが <strong>SPS</strong> で 保 護 されているか 確 認してください。作 成 している 共 有 ファイルのリソースインスタンスに 割 り 当 てる 一 意 のタグ 名 を 選 択 するか 入 力 します。このフィールドには、デフォルトのタグ 名 FSList.x が 自 動 的 に 表 示 されます。x には、 開 始 番 号 が 自 動 的 に 入 ります。タグ 名 は 変 更 できます。5. データの 入 力 を 完 了 すると、[ 次 へ] ボタンが 表 示 されます。[ 次 へ] をクリックすると、リソース 階 層の 作 成 と 検 証 が 実 行 されます。6. リソース 階 層 が 正 常 に 作 成 されたことを 伝 えるメッセージが 表 示 されたら、[ 次 へ] をクリックして 操作 を 続 けます。 問 題 が 発 生 すると 情 報 ボックスにエラーが 表 示 され、 部 分 的 に 作 成 されたリソース 階 層 が 削 除 されて、[ 次 へ] ボタンが 無 効 になります。その 場 合 は、[キャンセル] をクリックして、ウィザードを 終 了 してください。Generic Application リソース 階 層 の 作 成このオプションでは、 対 応 するリカバリキットのアプリケーションを 保 護 します。リソース 階 層 を 作 成 する 前 に1. 最 初 に、<strong>SPS</strong> の 5 つの 基 本 的 な 動 作 を 制 御 するスクリプトを 用 意 します。• Restore ( 起 動 )• Remove ( 停 止 )• Quick Check ( 監 視 )• Deep Check ( 監 視 )• ローカルリカバリ各 スクリプトの Perl 版 と VB 版 のテンプレートが $LKROOT\admin\kit\app\templates に 格 納 されています。テンプレートをカスタマイズしてテストするときは、$LKROOT と 同 じボリューム 上 の 別 のディレクトリにコピーしてください。注 記 : オプションの Create、Extend、Delete スクリプトを 使 用 する 場 合 は、 他 のスクリプトと 一 緒に 前 記 のフォルダにコピーしてください。スクリプト 選 択 ウィザードは、 追 加 されたスクリプトの 名 前と 拡 張 子 を 調 べ、スクリプトを 自 動 的 に 登 録 します。SteelEye Protection Suite for Windows 28


リソース 階 層 の 作 成2. ボリュームや IP アドレスなど、 他 のリソースに 依 存 するアプリケーションでは、リソースを 個 別 に 作成 した 後 、Generic Ark でリソース 階 層 を 作 成 します。 依 存 関 係 を 後 から 作 成 するには、[ 依 存関 係 の 追 加 ] ダイアログボックスを 使 用 してください。リソース 階 層 の 作 成基 本 スクリプトを 用 意 したら、Generic Ark を 使 用 して、アプリケーションのリソース 階 層 を 作 成 してください。1. サーバを 選 択 します。 次 に、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [リソース 階 層 の 作 成 ] をクリックします。2. [ 保 護 するアプリケーションを 作 成 ] ウィンドウが 起 動 し、プライマリサーバおよびバックアップサーバが 表 示 されます。まだ 選 択 していない 場 合 は、 設 定 のための 適 切 なシステムを 選 択 してください。[ 次 へ] をクリックします。3. クラスタにインストールされているすべてのリカバリキットの 一 覧 が 表 示 されます。[GenericApplication ] を 選 択 し、[ 次 へ] をクリックします。4. 設 定 ウィザードで、 以 下 の 情 報 を 入 力 します。 注 記 : ダイアログボックス 内 で [ 戻 る] ボタンがアクティブになっているときは、 直 前 のダイアログボックスに 戻 ることができます。これは 特 に、 前 に 入 力した 情 報 の 訂 正 が 必 要 なエラーが 発 生 した 場 合 に 役 立 ちます。 階 層 作 成 手 順 の 間 に [キャンセル] をクリックすると、<strong>SPS</strong> は 作 成 プロセス 全 体 を 取 り 消 します。フィールドRestoreスクリプトスクリプトの 削 除クイックチェックスクリプト [オプション]ディープチェックスクリプト [オプション]ローカルリカバリ [オプション]説 明アプリケーションに 使 用 する restore スクリプトのパス 名 とファイル 名 を 入 力 します。このスクリプトはアプリケーションを 起 動 します。restore スクリプトのテンプレートは、templates ディレクトリにあります。restore スクリプトは、 稼 働 中 のアプリケーションに 影 響 を 与 えてはなりません。アプリケーションに 使 用 する remove スクリプトのパス 名 とファイル 名 を 入 力 します。このスクリプトはアプリケーションを 停 止 します。remove スクリプトのテンプレートは、templates ディレクトリにあります。アプリケーションに 使 用 する quickCheck スクリプトのパス 名 を 入 力 します。このスクリプトはアプリケーションを 監 視 します。quickCheck スクリプトのテンプレートは、templates ディレクトリにあります。アプリケーションに 使 用 する deep check スクリプトのパス 名 を 入 力 します。deepCheck スクリプトは、quickCheck スクリプトより 詳 細 に 保 護 対 象 アプリケーションを 監 視 します。deep check スクリプトのテンプレートは、templates ディレクトリにあります。アプリケーションで 使 用 するローカルリカバリスクリプトのパス 名 を 入 力 します。このスクリプトは、 障 害 が 発 生 したアプリケーションをローカルサーバに 復 旧 します。recover スクリプトのテンプレートは、templates ディレクトリにあります。29 LifeKeeper Administration Overview


LAN Manager リソース 階 層 の 作 成フィールドアプリケーション 情報 (オプション)リソースタグ 名説 明任 意 のアプリケーション 情 報 を 入 力 します。restore、remove、recover、quickCheckスクリプトに 必 要 なアプリケーションに 関 する 情 報 をオプションとして 入 力 します。このフィールドには、デフォルトのタグ 名 App.x が 自 動 的 に 表 示 されます。x は <strong>SPS</strong>が 割 り 当 てる 値 で、0 から 始 まります。5. データの 入 力 を 完 了 すると、[インスタンスの 作 成 ] ボタンが 表 示 されます。[インスタンスの 作 成 ]をクリックすると、リソース 階 層 の 作 成 と 検 証 が 実 行 されます。6. リソース 階 層 が 正 常 に 作 成 されたことを 伝 えるメッセージが 表 示 されたら、[ 次 へ] をクリックして 操作 を 続 けます。 問 題 が 発 生 すると 情 報 ボックスにエラーが 表 示 され、 部 分 的 に 作 成 されたリソース 階 層 が 削 除 されて、[ 次 へ] ボタンが 無 効 になります。その 場 合 は、[キャンセル] をクリックして、ウィザードを 終 了 してください。LAN Manager リソース 階 層 の 作 成LAN Manager Recovery Kit は、 共 有 ファイルを 持 つコンピュータに 別 名 を 作 成 します。コンピュータの 別名 とは、「 切 り 替 え 可 能 」なコンピュータ 名 を 指 します。 別 名 に 関 連 付 けた 共 有 ファイルは、<strong>SPS</strong> のLAN Manager 階 層 が 起 動 しているシステムで 使 用 できます。IP アドレスも LAN Manager 階 層 としてコンピュータの 別 名 に 関 連 付 けることができます。1. サーバを 選 択 します。 次 に、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [リソース 階 層 の 作 成 ] をクリックします。2. [ 保 護 するアプリケーションを 作 成 ] ウィンドウが 起 動 し、プライマリサーバおよびバックアップサーバが 表 示 されます。まだ 選 択 していない 場 合 は、 設 定 のための 適 切 なシステムを 選 択 してください。[ 次 へ] をクリックします。3. クラスタにインストールされているすべてのリカバリキットの 一 覧 が 表 示 されます。[LanManager] をクリックし、[ 次 へ] をクリックします。4. 設 定 ウィザードで、 以 下 の 情 報 を 入 力 します。ダイアログボックス 内 で [ 戻 る] ボタンがアクティブになっているときは、 直 前 のダイアログボックスに 戻 ることができます。これは 特 に、 前 に 入 力 した 情報 の 訂 正 が 必 要 なエラーが 発 生 した 場 合 に 役 立 ちます。 階 層 作 成 手 順 の 間 に [キャンセル]をクリックすると、<strong>SPS</strong> は 作 成 プロセス 全 体 を 取 り 消 します。フィールドコンピュータの別 名説 明コンピュータの 別 名 を 入 力 するか、デフォルト 名 を 使 用 します。SteelEye Protection Suite for Windows 30


ボリュームリソース 階 層 の 作 成フィールド説 明LANManagerリソースタグ作 成 している LAN Manager リソースインスタンスの 一 意 のタグ 名 を 選 択 するか 入力 します。このフィールドには、 前 記 の 操 作 で 入 力 したコンピュータの 別 名 がデフォルトとして 表 示 されます。 別 名 は 変 更 できます。5. データの 入 力 を 完 了 すると、[ 次 へ] ボタンが 表 示 されます。[ 次 へ] をクリックすると、リソース 階 層の 作 成 と 検 証 が 実 行 されます。6. リソース 階 層 が 正 常 に 作 成 されたことを 伝 えるメッセージが 表 示 されたら、[ 次 へ] をクリックして 操作 を 続 けます。 問 題 が 発 生 すると 情 報 ボックスにエラーが 表 示 され、 部 分 的 に 作 成 されたリソース 階 層 が 削 除 されて、[ 次 へ] ボタンが 無 効 になります。その 場 合 は、[キャンセル] をクリックして、ウィザードを 終 了 してください。ボリュームリソース 階 層 の 作 成共 有 SCSI ディスク 上 のリソースを 保 護 するには、Windows のディスク 管 理 ツールを 使 用 して、 共 有 ディスクを 論 理 ボリュームに 分 割 します。ボリュームリソースインスタンスを 定 義 すると、LifeKeeper で 共 有 ボリュームを 保 護 できます。インスタンスにはドライブレターを 指 定 します ( 例 : G:)。<strong>SPS</strong> は、ボリュームリソースインスタンスをプライマリサーバで 起 動 した 後 、ソフトウェアロックをかけます。その 結 果 、ボリュームがプライマリサーバでアクティブな 限 り、バックアップサーバはボリュームにアクセスできません。プライマリサーバに 障 害 が 発 生 すると、<strong>SPS</strong> はボリュームリソースをバックアップサーバで 起 動 し、 修復 中 のプライマリサーバがボリュームリソースにアクセスできないようにロックします。<strong>SPS</strong> は、プライマリとバックアップを 入 れ 替 えるため、 障 害 が 発 生 したサーバは、ボリュームリソースにアクセスできなくなります。そのため、 障 害 が 発 生 したサーバを 修 理 している 間 は、 不 適 切 なアクセスからリソースを 保 護 できます。<strong>SPS</strong> のインテリジェントスイッチバック 機 能 は、プライマリサーバとバックアップサーバを 動 的 に 再 定 義 します。そのために、 修 理 が 完 了 したら、 適 当 なタイミングを 指 定 して、 修 復 したサーバでリソースを 起 動 できます。ボリュームリソースを 作 成 するには、 次 の 手 順 に 従 ってください。<strong>SPS</strong> はボリュームロックを 保 持 するため、ボリュームリソースを 作 成 した 後 は、<strong>SPS</strong> を 停 止 しないでください。<strong>SPS</strong> を 停 止 すると、ボリュームロックが 無 効 になります。注 記 : ミラーボリュームリソースを 作 成 して 拡 張 する 前 に、<strong>SPS</strong> クラスタシステムに 接 続 しているDataKeeper GUI プロセスを 必 ず 終 了 してください。1. サーバを 選 択 します。 次 に、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [リソース 階 層 の 作 成 ] をクリックします。2. [ 保 護 するアプリケーションを 作 成 ] ウィンドウが 起 動 し、プライマリサーバおよびバックアップサーバが 表 示 されます。まだ 選 択 していない 場 合 は、 設 定 のための 適 切 なシステムを 選 択 してください。3. クラスタにインストールされているすべてのリカバリキットの 一 覧 が 表 示 されます。ダイアログボックス内 で [ 戻 る] ボタンがアクティブになっているときは、 直 前 のダイアログボックスに 戻 ることができま31 LifeKeeper Administration Overview


ボリュームリソース 作 成 後 の 作 業す。これは 特 に、 前 に 入 力 した 情 報 の 訂 正 が 必 要 なエラーが 発 生 した 場 合 に 役 立 ちます。 階層 作 成 手 順 の 間 に [キャンセル] をクリックすると、<strong>SPS</strong> は 作 成 プロセス 全 体 を 取 り 消 します。フィールドボリュームボリュームタグ説 明保 護 対 象 のボリュームを 選 択 します。「 見 つかりません」と 表 示 される 場 合 は、<strong>SPS</strong> で 保護 されるボリュームを 確 認 してください。ボリュームタグはリソース 識 別 子 を 指 定 します。<strong>SPS</strong> は、デフォルトのボリュームタグ名 「Volume.X」を 割 り 当 てます。X は、ドライブレターです。タグ 名 は 変 更 できますが、 一意 でなければなりません。4. データの 入 力 を 完 了 すると、[ 次 へ] ボタンが 表 示 されます。[ 次 へ] をクリックすると、リソース 階 層の 作 成 と 検 証 が 実 行 されます。5. リソース 階 層 が 正 常 に 作 成 されたことを 伝 えるメッセージが 表 示 されたら、[ 次 へ] をクリックして 操作 を 続 けます。[ボリュームリソースの 拡 張 ウィンドウ] が 表 示 されます。この 手 順 を 完 了 させるための 詳 細 情 報 については、ヘルプトピックのボリュームリソースの 拡 張 を 参 照 してください。6. 問 題 が 発 生 すると 情 報 ボックスにエラーが 表 示 され、 部 分 的 に 作 成 されたリソース 階 層 が 削 除されて、[ 次 へ] ボタンが 無 効 になります。その 場 合 は、[キャンセル] をクリックして、ウィザードを 終了 してください。ボリュームリソース 作 成 後 の 作 業<strong>SPS</strong> ボリュームを 作 成 するか 削 除 した 場 合 は、<strong>SPS</strong> で 保 護 するボリュームに 次 のコマンドを 実 行 します。chkntfs /x ... この Windows のコマンドは、システムの 起 動 時 に chkdsk のチェック 対 象 となるボリュームのリストから、指 定 したボリュームを 除 外 します。<strong>SPS</strong> で 保 護 するボリュームは、<strong>SPS</strong> が 起 動 する 前 に、バックアップシステムがアクセスできないようにしておきます。chkntfs /d コマンドは、<strong>SPS</strong> ボリュームがないと、Windows のデフォルト 設 定 を 復 元 します。注 意 : chkntfs /x コマンドは 前 回 実 行 対 象 となったボリュームを 記 憶 していないため、ユーザがこのコマンドを 実 行 すると <strong>SPS</strong> の 設 定 が 無 効 になります ( 結 果 的 に <strong>SPS</strong> がユーザ 設 定 を 上 書 きしてしまう 可 能 性 があります)。システム 起 動 時 に <strong>SPS</strong> 以 外 のボリュームをチェック 対 象 から 外 す 場 合 は、すべての <strong>SPS</strong> ボリュームを chkntfs /x コマンドに 指 定 してください。IP リソース 階 層 の 作 成<strong>SPS</strong> は 切 り 替 え 可 能 なローカル IP アドレスを 監 視 し、 障 害 を 検 出 すると、 同 じシステム 上 の 別 のネットワークアダプタに IP アドレスを 移 動 します。 切 り 替 え 可 能 な IP アドレスを 使 用 すると、リソース 階 層 全体 をバックアップサーバにフェイルオーバすることを 回 避 できます。SteelEye Protection Suite for Windows 32


IP ローカルリカバリの 要 件IP ローカルリカバリ 機 能 には、システム 設 定 に 関 する 次 の 要 件 と 制 限 があります。IP ローカルリカバリの 要 件IP ローカルリカバリでは、サーバ 上 で <strong>SPS</strong> が 保 護 する 各 IP アドレスに 1 つのバックアップネットワークインターフェースを 指 定 できます。バックアップインターフェースを 正 常 に 機 能 させるには、プライマリインターフェースと 同 じ 物 理 ネットワークに 接 続 する 必 要 があります。システム 管 理 者 は 有 効 なインターフェースを選 択 する 必 要 があります。バックアップインターフェースは 1 台 のサーバに 指 定 します。 他 のクラスタサーバに 指 定 しても 意 味 がありません。つまり、1 台 のサーバでバックアップインターフェースを 選 択 しても、 他 のサーバのバックアップインターフェースの 選 択 には 影 響 しません。バックアップアダプタはローカルリカバリアダプタとも 呼 ばれ、プライマリアダプタに 障 害 が 発 生 すると、 切 り 替え 可 能 なアドレスがアクティブになります。バックアップアダプタを 設 定 するには、 次 の 手 順 に 従 ってください。• 2 つのアダプタを 同 じ 物 理 サブネットに 接 続 します。• ローカルリカバリアダプタの 全 アドレスは、 適 切 にルーティングできるように、プライマリアダプタの 実アドレスと 異 なる 論 理 サブネット 上 に 置 く 必 要 があります。また、プライマリアダプタに 設 定 して<strong>SPS</strong> で 保 護 する 仮 想 IP アドレスとは 異 なる 論 理 サブネットに 置 く 必 要 があります。• IP ローカルリカバリ 機 能 を 使 用 するには、ネットワークにゲートウェイを 設 置 します。 具 体 的 には、システムの TCP/IP 設 定 の [デフォルトゲートウェイ] フィールドに、ネットワークゲートウェイのアドレスを 指 定 します。ローカルリカバリアダプタにも 同 じネットワークゲートウェイを 設 定 します。• ケーブリングとネットワーク 経 路 は、 論 理 的 なサブネットから ping を 発 行 し、プライマリネットワークカードまたはローカルリカバリネットワークカードを 配 置 したサブネットと 仮 想 IP アドレスに 到 達 するように 設 定 します。ネットワーク 設 定 が 有 効 なことを 確 認 するには、 論 理 的 なサブネット 上 でping を 発 行 します。ping が 失 敗 すれば、ネットワーク 経 路 の 設 定 に 問 題 があります。• IP ローカルリカバリ 機 能 は、IP リソースを 作 成 する 際 に 有 効 にすることができます。IP リソースを作 成 した 後 、リソース 属 性 を 変 更 しても、ローカルリカバリ 機 能 を IP リソースに 追 加 できません。• IP リソースの IP ローカルリカバリ 機 能 を 無 効 にするには、「ins_setlocalrecovery」コマンドラインユーティリティを 使 用 してください。このユーティリティは、<strong>SPS</strong> の \bin ディレクトリ (デフォルトでC:\LK\bin) に 格 納 されています。このユーティリティの 使 用 方 法 とオプションの 説 明 を 参 照 するには、コマンドプロンプトから「ins_setlocalrecovery」を 実 行 してください。<strong>SPS</strong> 階 層 に IP アドレスリソースを 作 成 して 使 用 する 場 合 は、ネットワーク 構 成 の 確 認 の 説 明 に 従 って、ネットワークを 設 定 してテストしてください。設 定 が 完 了 したら、ping を 打 ち、 仮 想 IP アドレスが 一 意 なことを 確 認 します。 仮 想 IP アドレスは 必須 ではありませんが、IP アドレス 階 層 を 作 成 すると、 自 動 的 に 作 成 されます。IP アドレスのリソース 階 層 をプライマリサーバに 作 成 するには、 次 の 手 順 に 従 ってください。1. サーバを 選 択 します。 次 に、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [リソース 階 層 の 作 成 ] をクリックします。2. [ 保 護 するアプリケーションを 作 成 ] ダイアログが 起 動 し、クラスタにインストールされているリカバリキットの 一 覧 が 表 示 されます。[IP アドレス] をクリックし、[ 次 へ] をクリックします。3. ウィザードの 指 示 に 従 って、 以 下 の 情 報 を 入 力 します。ダイアログボックス 内 で [ 戻 る] ボタンがア33 LifeKeeper Administration Overview


IP ローカルリカバリの 要 件クティブになっているときは、 直 前 のダイアログボックスに 戻 ることができます。これは 特 に、 前 に 入力 した 情 報 の 訂 正 が 必 要 なエラーが 発 生 した 場 合 に 役 立 ちます。 階 層 作 成 手 順 の 間 に [キャンセル] をクリックすると、<strong>SPS</strong> は 作 成 プロセス 全 体 を 取 り 消 します。フィールド説 明IPアドレスサブネットマスクIPリソースタグネットワーク接続ローカルリカバリのネットワーク接続<strong>SPS</strong> がリソースに 使 用 する 仮 想 IP アドレスまたはホスト 名 を 指 定 します。クライアントアプリケーションは、この IP リソースを 使 用 して、 特 定 のネットワークインターフェースを 介 して 親 アプリケーションにログインします。ホスト 名 を 使 用 する 場 合 は、ホスト 名 がローカルコンピュータの %windir%\system32\etc\drivers\hosts ファイルに 記 述 されているか、DNS を 介 してアクセス 可 能 でなければなりません。 別 名 とドメイン 名 は、 上 記 の 条件 を 満 たしていれば 使 用 できます。このフィールドには、デフォルトは 表 示 されません。注 記 : ホスト 名 を 指 定 すると、IP リソースを 拡 張 する 際 、 実 IP アドレスが「TCP/IP リソース」として 表 示 されます。TCP/IP リソースがターゲットサーバで 使 用 する IP サブネットマスクを 指 定 します。TCP/IP リソースのアドレスクラスに 対 応 した 標 準 的 なネットマスクを 指 定 できます。注 記 : TCP/IP リソースが 使 用 するサブネットは、ここで 選 択 したサブネットマスクと 前 記の IP アドレスによって 決 まるため、ネットワーク 設 定 を 統 一 する 必 要 があります。作 成 している IP リソースインスタンスの 一 意 の IP リソースタグ 名 を 選 択 するか 入 力 します。このフィールドには、リソース 名 または IP アドレスに 一 致 するデフォルトのタグ 名 が 自動 的 に 設 定 されます。タグ 名 は 変 更 できます。物 理 的 なイーサネットカードのIP アドレスを 指 定 します。 既 存 のネットワーク 設 定 、および TCP/IP リソースのアドレスやネットマスクの 値 をもとに、 適 切 なカードを 選 択 します。デフォルト 値 には、 前 のダイアログボックスで 選 択 したアドレスとネットマスクに 最 も 近 いIP アドレスが 使 用 されます。ローカルリカバリを 有 効 にした 場 合 、バックアップインターフェースとして 使 用 するネットワーク 接 続 を 選 択 する 必 要 があります。 バックアップサーバに NIC があれば、それを 指 定 します。バックアップサーバに NIC がなければ、プライマリサーバの NIC を 指 定 します。4. データの 入 力 が 完 了 すると、[ 次 へ] ボタンが 表 示 されます。[ 次 へ] をクリックすると、リソース 階 層の 作 成 と 検 証 が 実 行 されます。SteelEye Protection Suite for Windows 34


IP ローカルリカバリのシナリオ5. リソース 階 層 が 正 常 に 作 成 されたことを 伝 えるメッセージが 表 示 されたら、[ 次 へ] をクリックして 操作 を 続 けます。 問 題 が 発 生 すると 情 報 ボックスにエラーが 表 示 され、 部 分 的 に 作 成 されたリソース 階 層 が 削 除 されて、[ 次 へ] ボタンが 無 効 になります。その 場 合 は、[キャンセル] をクリックして、ウィザードを 終 了 してください。注 記 : チーミングソフトウェアを 使 用 するか、 仮 想 IP リソースを 作 成 した 後 、ネットワークカードを 変 更 すると、 仮 想 IP リソースがいったん 削 除 され、ネットワークカードのインデックス 番 号 を 反 映 した IP リソースが 再 作 成 されます。IP ローカルリカバリのシナリオIP ローカルリカバリ 機 能 を 有 効 にした 場 合 、 定 期 的 に 実 行 する IPリソースのディープチェックが 失 敗 すると、<strong>SPS</strong> は 次 の 処 理 を 実 行 します。• 現 在 のネットワークインターフェースで IP アドレスを 起 動 します。• 前 記 の 処 理 に 失 敗 すると、リソースインスタンスをチェックし、バックアップインターフェースが 使 用 できるか 調 べます。バックアップインターフェースが 使 用 できる 場 合 は、IP アドレスをバックアップインターフェースに 移 動 します。• ローカルリカバリが 完 全 に 失 敗 すると、<strong>SPS</strong> は、IP アドレスと 依 存 リソースをバックアップサーバにフェイルオーバします。ローカルリカバリ 機 能 は、バックアップアダプタがなくても 有 効 にすることができます。ローカルリカバリ 機 能 を有 効 にすると、<strong>SPS</strong> はプライマリネットワークのインターフェースを 再 起 動 しますが、それに 失 敗 すると、リソースをバックアップサーバにフェイルオーバします。リソース 優 先 度 の 編 集リソース 階 層 を 定 義 したサーバの 優 先 度 は、 編 集 したり 並 び 替 えたりすることができます。 最 初 に、リソースプロパティの 表 示 で 説 明 した 手 順 に 従 って、[リソースのプロパティ] ダイアログボックスを 開 いてください。[リソースのプロパティ] ダイアログボックスが 開 き、 選 択 したサーバのリソースの 優 先 度 が [イクイバレンシ] タブに 表 示 されます ( 次 図 )。35 LifeKeeper Administration Overview


[ 上 へ] ボタンと [ 下 へ] ボタンの 使 用優 先 度 は 次 の 方 法 で 変 更 できます。• [ 上 へ] または [ 下 へ] をクリックしてイクイバレンシを 移 動 し、 優 先 度 を 並 び 替 える。• 優 先 度 を 直 接 編 集 する。[ 上 へ] ボタンと [ 下 へ] ボタンの 使 用1. イクイバレンシ 表 の 行 をクリックして、イクイバレンシを 選 択 します。 選 択 したイクイバレンシに 応 じて、[ 上 へ] ボタンまたは [ 下 へ] ボタンが 有 効 になります。[ 上 へ] は 優 先 度 が 最 高 のサーバ 以 外を 選 択 すると 有 効 になります。[ 下 へ] は 優 先 度 が 最 低 のサーバ 以 外 を 選 択 すると 有 効 になります。2. [ 上 へ] または [ 下 へ] をクリックし、イクイバレンシを 優 先 順 位 リスト 内 で 移 動 します。優 先 度 自 体 は 変 わりませんが、イクイバレンシが 表 内 を 上 下 に 移 動 します。SteelEye Protection Suite for Windows 36


優 先 度 の 編 集優 先 度 の 編 集1. イクイバレンシ 表 の [ 優 先 度 ] 列 にある 優 先 度 をクリックして 優 先 度 を 選 択 します。 優 先 度 の 近くにボックスが 表 示 され、 値 がハイライト 表 示 されます。2. 優 先 度 を 入 力 し、Enter キーを 押 します。注 記 : 優 先 度 の 有 効 値 は 1 ~ 999 です。優 先 度 の 編 集 が 完 了 すると、イクイバレンシ 表 が 並 び 替 えられます。変 更 内 容 の 適 用イクイバレンシ 表 の 優 先 度 を 並 び 替 えたら、[ 適 用 ] または [OK] をクリックして、 変 更 内 容 を 反 映 してください。[ 適 用 ] をクリックすると、 変 更 が 反 映 されます。[OK] をクリックすると、 変 更 内 容 が 適 用 されてウィンドウが 閉 じます。[キャンセル] をクリックすると、[ 適 用 ] をクリックした 後 に 変 更 した 内 容 を 保 存 せずにウィンドウが 閉 じます。不 完 全 なリソース 優 先 度 の 変 更<strong>SPS</strong> の 階 層 は、リソースに 親 子 関 係 を 割 り 当 てて 定 義 します。リソースが 複 数 の 親 を 持 つ 場 合 、 階層 の 全 ルートを 表 示 しても、 親 リソースを 簡 単 に 見 つけられません。 階 層 の 整 合 性 を 保 持 するために、<strong>SPS</strong> は 優 先 度 の 変 更 を 全 クラスタサーバに 反 映 します。GUI は、[OK] または [ 適 用 ] がクリックされると、 選 択 された 階 層 の 全 ルートを 表 示 して、 優 先 度 を 統 一 することを 要 求 します。この 時 点 では、すべてのルートを 受 け 入 れるか、 操 作 を 取 り 消 します。ルートの 一 覧 を 受 け 入 れると、 新 しい 優 先 度 が 階層 内 の 全 リソースに 適 用 されます。[リソースプロパティ] ダイアログボックスが 表 示 されている 間 に、 階 層 を 変 更 しなかったことを 確 認 してください。[リソースプロパティ] ダイアログボックスで 優 先 度 を 編 集 する 前 に、<strong>SPS</strong>に 加 えた 変 更 は、このダイアログボックスに 動 的 に 反 映 されます。<strong>SPS</strong>で 優 先 度 を 変 更 しても、ダイアログボックスの 値 は 変 更 されません。[ 適 用 ] または [OK] をクリックすると、 優 先 度 を 変 更 したことを 伝 えるメッセージが 表 示 されて、操 作 が 一 時 的 に 止 まります。複 数 の 優 先 度 を 一 括 して 変 更 し、 回 復 不 能 なエラーが 発 生 しないように、<strong>SPS</strong>は 1 回 の 操 作 で、サーバ 1 台 に 1 件 づつ 優 先 度 を 変 更 します。また、 優 先 度 が 競 合 しないように、ユーザが 指 定 した 変更 を 暫 定 値 として 扱 います。 暫 定 値 として 最 大 値 999 を 超 える 値 を 許 容 し、ユーザが 優 先 度 を 変 更している 間 、 暫 定 値 を GUI に 表 示 します。 優 先 度 の 変 更 操 作 が 完 了 すると、 暫 定 値 はユーザが 要求 した 値 に 置 換 されます。エラーが 発 生 して、 優 先 度 がロールバックできない 場 合 、 暫 定 値 が 残 ることがあります。このようなエラーが 発 生 した 場 合 は、 次 の 手 順 に 従 って、 階 層 を 修 復 してください。階 層 の 一 貫 性 を 復 元 する優 先 度 の 変 更 中 にエラーが 発 生 し、 操 作 を 完 了 できなかった 場 合 、 優 先 度 に 矛 盾 が 生 じます。エラーは、システムやコミュニケーションパスの 障 害 など、さまざまな 原 因 で 発 生 します。 優 先 度 の 変 更 操作 を 開 始 してから、 操 作 を 完 了 する 前 にエラーが 発 生 し、 前 の 状 態 にロールバックできない 場 合 、その旨 を 通 知 するメッセージが 表 示 されます。こうした 状 態 が 発 生 した 場 合 は、 次 の 手 順 に 従 って、 階 層の 一 貫 性 を 回 復 してください。37 LifeKeeper Administration Overview


リソースプロパティの 編 集1. 可 能 な 限 り、 問 題 の 原 因 を 突 き 止 めてください。システムやコミュニケーションパスに 障 害 が 発 生していないか 調 べてください。 優 先 度 管 理 プログラムの 実 行 中 に、 別 の 操 作 を 同 時 に 実 行 しなかったことを 確 認 してください。2. 操 作 を 続 ける 前 に、 問 題 を 可 能 な 限 り 解 決 してください。 例 えば、 階 層 を 復 元 する 前 に、 障害 が 発 生 したシステムやコミュニケーションパスを 修 復 します。3. [リソースプロパティ] ダイアログボックスを 使 用 して、 優 先 度 の 変 更 を 再 試 行 してください。4. [リソースプロパティ] ダイアログボックスで 優 先 度 を 変 更 できない 場 合 は、hry_setpri をコマンドラインから 実 行 して、 階 層 を 修 復 してください。hry_setpri スクリプトを 使 用 すると、GUI を 介 さずに、サーバごとに 優 先 度 を 変 更 できます。5. 修 復 作 業 を 完 了 したら、すべてのクラスタサーバに eqv_list コマンドを 実 行 し、 各 サーバ 上 の 構成 データベースが 整 合 していることを 確 認 し、 各 サーバが 返 す 優 先 度 を 調 べてください。6. 以 上 の 操 作 でも 階 層 を 修 復 できない 場 合 は、 最 後 の 手 段 として、 階 層 を 削 除 して 再 作 成 してください。リソースプロパティの 編 集1. リソースのプロパティを 編 集 するには、リソースプロパティの 表 示 と 同 じ 手 順 で [リソースのプロパティ] ダイアログボックスを 開 きます。2. 適 切 なアクセス 権 でサーバにログインすると、 次 の 項 目 を 編 集 できます。• スイッチバックタイプ• リソース 設 定 ( 特 殊 な 構 成 を 設 定 したリソースのみ)• リソースのプロパティ3. 編 集 が 完 了 すると、[ 適 用 ] ボタンが 有 効 になります。このボタンをクリックすると、 変 更 内 容 が 反映 されます。4. 作 業 が 完 了 したら、[OK] をクリックして、 変 更 内 容 を 保 存 してウィンドウを 閉 じるか、[キャンセル] をクリックして、 変 更 を 適 用 せずに、ウィンドウを 閉 じます。リソース 階 層 の 拡 張<strong>SPS</strong> の [Extend Resource Hierarchy] オプションを 使 用 すると、 既 存 のリソース 階 層 を 別 のサーバにコピーし、 同 じリソース 階 層 をコピー 先 のサーバに 作 成 できます。リソース 階 層 を 他 のサーバに 拡 張 すると、カスケーディングフェイルオーバが 可 能 になります。コピー 元 のリソース 階 層 を 持 つサーバをテンプレートサーバ、リソース 階 層 を 拡 張 するサーバをターゲットサーバと 呼 びます。ターゲットサーバは 拡 張 した 階 層 を 起 動 し、アクティブなコミュニケーションパスを 介 して、 他 のリモートサーバ 上 のイクイバレンシと 通 信 できなければなりません。つまり、 既 存 のリソース 階 層 に 関 連 付 けたリカバリキットは、ターゲットサーバを 含 めて 階 層 が 常 駐 する 全 サーバにインストールする 必 要 があります。注 記 : 新 しいリソース 階 層 を 作 成 すると、 階 層 を 拡 張 するか 確 認 するメッセージが 表 示 されます。1. 既 存 のリソース 階 層 を 拡 張 する 場 合 は、 拡 張 するリソース 階 層 を 選 択 し、リソースコンテキストメニューまたはリソースコンテキストツールバーの [Extend Resource Hierarchy] をクリックします。SteelEye Protection Suite for Windows 38


DNS リソース 階 層 の 拡 張2. バックアップサーバを 選 択 し、 次 へ をクリックします。3. <strong>SPS</strong> による 拡 張 事 前 検 査 の 結 果 がダイアログボックスに 表 示 されます。 検 査 に 成 功 した 場 合は、 拡 張 事 前 検 査 スクリプトが 正 常 に 実 行 されたことを 示 すメッセージが 表 示 されます。 各 項目 が 適 切 なことを 確 認 し、 次 へ をクリックし、 拡 張 するリソース 階 層 に 必 要 なデータを 指 定 します。注 記 : 複 数 のルートを 持 つ 階 層 は、 一 括 して 拡 張 する 必 要 があります。 複 数 ルートの 階 層 は、 単 一のルート 階 層 としては 拡 張 できません。DNS リソース 階 層 の 拡 張このダイアログボックスは、DNS リソース 階 層 の 作 成 を 完 了 するか、 既 存 の DNS リソース 階 層 を 拡 張すると、 自 動 的 に 開 きます (リソース 階 層 の 拡 張 を 参 照 )。DNS リソース 階 層 を 拡 張 するには、 次 の 情報 を 入 力 してください。フィールドIP アドレスDNS サーバ名 ( 完 全 修飾 ドメイン名 )説 明保 護 するプライマリサーバまたは 別 名 に 関 連 付 けられた A レコード の IP アドレスを 入力 します。DNS リソースがこのサーバで 起 動 した 場 合 、レコードはこの IP アドレスで更 新 されます。リソースレコードを 変 更 する DNS サーバの 完 全 修 飾 ドメイン 名 (FQDN) を ..com 形 式 で 入 力 します。DNS サーバは、 可 能 であれば、 同 じサイトのバックアップサーバからアクセスできるようにします。ファイル 共 有 リソース 階 層 の 拡 張このダイアログボックスは、ファイル 共 有 リソース 階 層 の 作 成 を 完 了 すると 自 動 的 に 開 きます。 既 存 のファイル 共 有 リソース 階 層 からも 開 けます (リソース 階 層 の 拡 張 を 参 照 )。ファイル 共 有 リソース 階 層 を 拡張 する 場 合 、データを 追 加 する 必 要 はありません。Generic Application リソース 階 層 の 拡 張このダイアログボックスは、Generic Application リソース 階 層 の 作 成 を 完 了 すると 自 動 的 に 開 きます。 既存 のGeneric Application 階 層 からも 開 けます (リソース 階 層 の 拡 張 を 参 照 )。 Generic Application で作 成 したリソース 階 層 を 拡 張 する 場 合 、データを 追 加 する 必 要 はありません。LAN Manager リソース 階 層 の 拡 張このダイアログボックスは、LAN Manager リソース 階 層 の 作 成 を 完 了 すると 自 動 的 に 開 きます。 既 存 のLAN Manager リソース 階 層 からも 開 けます (リソース 階 層 の 拡 張 を 参 照 )。LAN Manager リソース 階 層を 拡 張 する 場 合 、データを 追 加 する 必 要 はありません。ボリュームリソース 階 層 の 拡 張この 操 作 は、ボリュームリソース 階 層 の 作 成 を 完 了 するか、 既 存 のボリュームリソース 階 層 を 拡 張 する39 LifeKeeper Administration Overview


IP リソース 階 層 の 拡 張と、 自 動 的 に 開 きます (リソース 階 層 の 拡 張 を 参 照 )。ボリュームリソース 階 層 を 拡 張 するには、 次 のデータを 追 加 してください。フィールドボリュームタイプネットワークのエンドポイント (ターゲット/ソース)モード説 明共 有 ストレージを 使 用 する 場 合 は [ 共 有 ディスク] を 選 択 します。ミラーが 存 在 しない 状 態 で SteelEye DataKeeper を 使 用 する 場 合 は [ミラーの 作 成 ] を 選 択 します。ミラーが 存 在 している 状 態 で SteelEyeDataKeeper を 使 用 する 場 合 は、[ 既 存 のミラー] を 選 択 します。ボリュームタイプとして [ミラーの 作 成 ] または [ 既 存 のミラー] を 選 択 した場 合 は、ミラーのエンドポイントを 選 択 します。エンドポイントには IP アドレスを 指 定 します。ボリュームタイプとして [ミラーの 作 成 ] を 選 択 した 場 合 は、ミラーのモードを 選 択 します。非 同 期 ミラー: ソースへの 書 き 込 みは、キューに 入 ってからターゲットに 転送 されます。 制 御 は 即 時 に 戻 ります。 同 期 ミラーに 比 べて、 信 頼 性 は低 下 しますが、ソースへの 書 き 込 みは 高 速 になります。同 期 ミラー: ソースボリュームへの 書 き 込 みは、ターゲットボリュームで 即時 にコミットされます。 信 頼 性 は 高 くなりますが、パフォーマンスが 低 下 します。ボリュームリソースをクラスタ 内 の 3 つ 目 のシステムに 拡 張 する 場 合 は、クラスタ 内 のイクイバレンシシステムにボリュームタイプを 指 定 する 必 要 があります。ボリュームタイプ ( 共 有 または SteelEye DataKeeper)イクイバレンシシステム 間 のミラーリングには、[ 共 有 ディスク] またはネットワークのエンドポイントを 選 択 します。注 記 : ボリュームリソース 階 層 を 削 除 すると、LifeKeeper GUI で 作 成 したミラーも 削 除 されます。ミラー削 除 を 回 避 するには、LifeKeeper ミラー 削 除 フラグを False に 設 定 してください。IP リソース 階 層 の 拡 張このダイアログボックスは、IP アドレスリソース 階 層 の 作 成 を 完 了 するか、 既 存 の DNS リソース 階 層 を拡 張 すると、 自 動 的 に 開 きます (リソース 階 層 の 拡 張 を 参 照 )。IP アドレスリソース 階 層 を 拡 張 する 場合 は、 次 の 情 報 を 入 力 してください。フィールドサブネットマスク説 明ターゲットサーバの IP リソースに 使 用 するサブネットマスクを 入 力 します。テンプレートサーバのサブネットマスクがデフォルトとして 表 示 されます。SteelEye Protection Suite for Windows 40


IP リソース 階 層 の 拡 張フィールドネットワーク 接続説 明ターゲットサーバで 使 用 するネットワーク 接 続 を 選 択 します。ターゲットのリストアモードターゲットのローカルリカバリターゲットのローカルリカバリのネットワーク 接続IP アドレスのリストア 機 能 は、 同 じサブネットにある LAN ノード 2 台 と 異 なるサブネット 上 にあるWAN ノード 1 台 で 構 成 する 3 ノードクラスタに 適 用 されます。IP リソースのリストアモードは、LAN ノードでは 有 効 、WAN ノードでは 無 効 にそれぞれ 設 定 されます。ターゲットサーバの IP リソースに 適 用 するリストアモードを 選 択 します。 状 況 によっては、 保 護対 象 の IP アドレスがターゲットシステムで 使 用 できないことがあります。 例 えば、リモートのターゲットシステムがクラスタと 異 なるサブネットに 接 続 されている 場 合 、 保 護 対 象 の IP アドレスは 使用 できません。その 場 合 、リストアモード「 無 効 」で 拡 張 することができます。リストアモード「 無効 」を 指 定 すると、<strong>SPS</strong> は、リソースを 起 動 する 際 、ターゲットシステムの IP アドレスを 設 定 せずに、IP アドレスが 無 効 なことを 監 視 します。このようなケースでは、ネットワーク 上 のリダイレクトは、<strong>SPS</strong> DNS リソースなどで 実 装 します。ターゲットシステムの [IP リソースのプロパティ] ページを 使 用 すると、 設 定 を 後 で 変 更 できます。 詳 細 については、IP リソース 管 理 を 参 照 してください。ターゲットサーバの IP ローカルリカバリを 有 効 にする 場 合 は、[はい] をクリックします。 有 効 にしない 場 合 は、[いいえ] をクリックします。ローカルリカバリを 有 効 にした 場 合 、バックアップインターフェースとして 使 用 するネットワーク 接 続を 選 択 する 必 要 があります。バックアップサーバに NIC があれば、それを 指 定 します。バックアップサーバに NIC がなければ、プライマリサーバの NIC を 指 定 します。注 記 : 無 効 な IP リソースは 別 のシステムに 拡 張 できません。IP リソースを 拡 張 するときは、 別 のシステム 上 で ping コマンドを 発 行 して、IP リソースに 到 達 可 能 なことを 確 認 してください。 無 効 な IP リソースは、 起 動 することは 可 能 ですが、ping コマンドには 応 答 しません。41 LifeKeeper Administration Overview


リソース 階 層 の 拡 張 解 除リソース 階 層 の 拡 張 解 除[リソース 階 層 の 拡 張 解 除 ] オプションは、すべてのリソースを 対 象 として 単 一 のサーバからすべての 階 層を 削 除 します。すべてのサーバから 階 層 を 削 除 する [リソース 階 層 の 削 除 ] オプションとは、 動 作 が 異 なります。[リソース 階 層 の 拡 張 解 除 ] を 使 用 する 場 合 、 既 存 の 階 層 を 削 除 するサーバがターゲットサーバとなります。[リソース 階 層 の 拡 張 解 除 ] は、ターゲットサーバとのコミュニケーションパスがアクティブな <strong>SPS</strong> サーバで使 用 できます。1. 拡 張 を 解 除 するサーバ 固 有 のリソースインスタンスを 選 択 し、リソースコンテキストメニューまたはリソースコンテキストツールバーの [リソース 階 層 の 拡 張 解 除 ] をクリックします。2. 拡 張 を 解 除 するサーバとリソース 階 層 を 確 認 するメッセージが 表 示 されます。[ 拡 張 解 除 ] をクリックして 拡 張 を 解 除 します。3. アウトプットパネルが 有 効 な 場 合 は、ダイアログボックスが 閉 じて、リソース 階 層 の 拡 張 を 解 除 した 結 果 がアウトプットパネルに 表 示 されます。すべての 結 果 が 表 示 されたら、[ 完 了 ] をクリックしてダイアログボックスを 閉 じます。リソース 依 存 関 係 の 追 加ほとんどの 場 合 はリカバリキットで 元 のリソース 階 層 の 作 成 作 業 を 行 うときに 依 存 関 係 が 作 成 されますが、 特 定 の 状 況 では、 新 しいリソース 依 存 関 係 を 作 成 したり、 既 存 の 依 存 関 係 を 削 除 したりする 必要 がある 場 合 があります。 例 えば、 既 存 の IP 依 存 関 係 を 別 の IP アドレスに 変 更 する 場 合 などです。リソース 階 層 全 体 を 削 除 してから 新 しく 作 成 する 代 わりに、 既 存 の IP 依 存 関 係 を 削 除 して、 別 の IPアドレスで 新 しい 依 存 関 係 を 作 成 することができます。1. 子 の 依 存 関 係 を 追 加 する 親 として、サーバ 固 有 のリソースインスタンスを 選 択 します。 次 に、リソースコンテキストメニューまたはリソースコンテキストツールバーから [ 依 存 関 係 の 作 成 ...] を 選 択します。2. ドロップダウンボックスから [ 親 リソース IP アドレス] を 選 択 します。[ 次 へ] をクリックします。3. サーバ 上 の 既 存 の 有 効 なリソースのドロップダウンボックスから、[ 子 リソースタグ] を 選 択 します。以 下 のリソースを 除 いて、サーバ 上 で 使 用 できるリソースがすべてダイアログに 表 示 されます。• 親 リソース、その 祖 先 および 子 。• 親 リソースと 同 じサーバに 拡 張 されていないリソース。• 親 リソースと 同 じ 相 対 優 先 順 位 ではないリソース。• 親 リソースがサービス 中 の 場 合 、 親 と 同 じサーバでサービス 中 ではないリソース。[ 次 へ] をクリックして、 次 のダイアログに 進 みます。4. ダイアログには、 依 存 関 係 を 作 成 するために 適 切 な 親 子 のリソースタグを 選 択 したかどうかの 確認 が 表 示 されます。[ 依 存 関 係 の 追 加 ] をクリックして、 親 が 拡 張 されたクラスタ 内 のすべてのサーバ 上 に 依 存 関 係 を 作 成 してください。SteelEye Protection Suite for Windows 42


リソース 依 存 関 係 の 削 除5. アウトプットパネルが 有 効 な 場 合 、ダイアログボックスが 閉 じて、 依 存 関 係 作 成 コマンドの 実 行結 果 がアウトプットパネルに 表 示 されます。すべての 結 果 が 表 示 されたら、[ 完 了 ] をクリックしてダイアログボックスを 閉 じます。リソース 依 存 関 係 の 削 除1. 子 の 依 存 関 係 を 削 除 する 親 として、サーバ 固 有 のリソースインスタンスを 選 択 します。 次 に、リソースコンテキストメニューまたはリソースコンテキストツールバーから [ 依 存 関 係 の 削 除 ] を 選 択 します。2. ドロップダウンボックスから [ 子 リソース] を 選 択 します。これは 削 除 する 依 存 関 係 の 子 の 名 前 です。[ 次 へ] をクリックして、 次 のダイアログボックスに 進 みます。3. ダイアログには、 依 存 関 係 を 削 除 するために 適 切 な 親 子 のリソースタグを 選 択 したかどうかの 確認 が 表 示 されます。[ 依 存 関 係 の 削 除 ] をクリックすると、クラスタ 内 の 全 サーバの 依 存 関 係 が 削除 されます。4. アウトプットパネルが 有 効 な 場 合 、ダイアログボックスが 閉 じて、 依 存 関 係 削 除 コマンドの 実 行結 果 がアウトプットパネルに 表 示 されます。すべての 結 果 が 表 示 されたら、[ 完 了 ] をクリックしてダイアログボックスを 閉 じます。全 サーバのリソース 階 層 の 削 除1. 削 除 するサーバ 固 有 のリソースインスタンスを 選 択 し、リソースコンテキストメニューまたはリソースコンテキストツールバーの [リソース 階 層 の 削 除 ] をクリックします。2. 削 除 するリソース 階 層 を 確 認 するメッセージが 表 示 されます。[ 削 除 ] をクリックして、リソース 階層 を 削 除 します。 最 初 に 選 択 したサーバから 順 番 にリソース 階 層 が 削 除 されます。3. アウトプットパネルが 有 効 な 場 合 、ダイアログボックスが 閉 じて、 階 層 削 除 コマンドの 実 行 結 果 がアウトプットパネルに 表 示 されます。すべての 結 果 が 表 示 されたら、[ 完 了 ] をクリックしてダイアログボックスを 閉 じます。マニュアルページLCD - その 他 の LCD プログラム構 文lcdremexec [-e] -d destname -- cmd [arg1 arg2 ... argn]lcdsync [-d destname]lcdrecover -g {remote|restore|delete} -- [arg1 arg2 ... argn] | -G {remote|restore|delete} -- [arg1 arg2 ...argn] | -p primarytest /| [-o resource]43 LifeKeeper Administration Overview


説 明lcdrcp file1 file2 file3 ...{dest:ofile | dest:odir}lkstart [-w waitperiod]lkstop [-f or -r|-n]]説 明上 記 のプログラムは、アプリケーション 開 発 者 がさまざまな 目 的 で 使 用 できます。 各 プログラムは%LKROOT%\bin ディレクトリに 格 納 されています。終 了 コード前 記 のコマンドは、 次 の 終 了 コードを 返 します。0 処 理 に 成 功 した。1 システムコールまたはライブラリコールが 内 部 エラーを 返 した。2 ユーザが 指 定 した 構 文 にエラーがある。3 LifeKeeper の 内 部 エラー。4 既 存 のオブジェクトに 対 する 処 理 を 要 求 した。5 不 正 な 引 数 を 渡 した。6 インデックスが 有 効 な 範 囲 を 超 えている。7 存 在 しないオブジェクトに 要 求 を 発 行 した。8 リソースインスタンスの 削 除 を 要 求 したが、そのリソースインスタンスには、 削 除 していないリソースインスタンスが 依 存 している。9 相 手 のシステムと 通 信 できない。lcdrcplcdrcp file1 file2 file3 ... {dest:ofile | dest:odir}lcdrcp は、LifeKeeper コミュニケーションパスを 使 用 して ASCII ファイル file1 file2 file3 ... を 別 のシステムに 転 送 する 汎 用 プログラムです。lcdrcp を 使 用 してバイナリファイルをコピーすることはできません。ファイルは dest のディレクトリ odir に 転 送 されます。 送 信 するファイルが 1 つだけの 場 合 には、システムdest 上 の 位 置 ofile に 送 信 先 のファイル 名 を 含 めた 形 式 を 使 用 できます。 送 信 先 の 引 数 に Windowsのドライブ 名 (D: など) を 使 用 する 場 合 は 特 に 注 意 してください。 送 信 先 名 がない 場 合 に 誤 って 送 信先 の 名 前 として 解 釈 される 可 能 性 があります。ただし、 送 信 先 システム 名 を 指 定 した 場 合 、ドライブ名 は 正 常 に 解 釈 されます。lcdrecoverlcdrecover -g {remove|restore|delete} -- [arg1 arg2 ... argn] | -GSteelEye Protection Suite for Windows 44


lcdrecover{remote|restore|delete} -- [arg1 arg2 ... argn] | -p primarytest | [-oresource]-g オプションは、remove、restore、delete のうちいずれかの 引 数 を 取 ります。このオプションによって、 指定 した 引 数 に 対 するグローバル 前 処 理 スクリプトが 実 行 されます。グローバル 前 処 理 スクリプトは、 特定 のイベントの 前 に 実 行 するようにアプリケーションによって 登 録 されます。 例 えば、このオプションにrestore 引 数 を 指 定 すると、LifeKeeper によって 登 録 された restore 前 処 理 スクリプトが 実 行 されてから、すべてのアプリケーションによって 登 録 された restore 前 処 理 スクリプトが 実 行 されます。 通常 、perform_action (LRACI perform_action を 参 照 ) によって restore 前 処 理 スクリプトが 自 動 的 に 実行 されます。ただし、perform_action に -G オプションが 指 定 された 場 合 を 除 きます。perform_action の -G オプションを 使 用 すると、 最 初 に lcdrecover -g restore を 使 用 した perform_action の 実 行 の 前 に 1 回 だけグローバル 前 処 理 スクリプトを 実 行 して、 複 数 の perform_action コマンドを 実 行 できます。アプリケーションは、 以 下 のパスにスクリプトをインストールして、グローバル 前 処 理 スクリプトを 登 録 できます。%LKROOT%\ subsys\\actions\prerestore.ksharg1, arg2, ... argn は 実 行 時 にグローバル 前 処 理 スクリプトに 渡 される 引 数 です。remove 引 数 についても 同 様 のスクリプト (remove 前 処 理 スクリプト) が 存 在 し、perform_action-G -aremove が 実 行 される 前 に 実 行 できます。 実 行 されるのは、lcdrecover-g remove の 実 行 時 です。delete 前 処 理 スクリプトも 同 様 ですが、ins_remove の -G が 省 略 された 場 合 を 除 いて、ins_remove -G ... プログラムの 前 に 実 行 されます (LCDI インスタンスを 参 照 )。lcdrecover の -G オプションは -g に 類 似 していますが、グローバル 後 処 理 スクリプトを 実 行 するように 指定 する 点 が 異 なります。-G オプションは、その 前 の lcdrecover-g arg を 実 行 せずに 使 用 しないでください。また、すべての perform_action プログラムまたは ins_remove プログラムが 実 行 された 後 に 実 行 する 必 要 があります。getlocks によって 保 護 された 領 域 内 で -G オプションを 実 行 する 場 合 (getlocks の後 、rlslocks の 前 )、arg1 に -m を 設 定 して、getlocks の 2 つ 目 のインスタンスが 実 行 されないようにしてください。2 つ 目 のインスタンスが 実 行 されると、 処 理 がハングします。以 下 の 例 では、 複 数 の perform_action コマンドを 実 行 します。グローバル 前 処 理 スクリプトとグローバル 後 処 理 スクリプトは 1 回 だけ 実 行 されます。lcdrecover -g restore# run "preglobal" restore scriptsperform_action -G -a restore -t tagname# neither scripts are runperform_action -G -a restore -t tagname2# neither scripts are runlcdrecover -G restore -- -m# run "postglobal" restore scripts# use -m arg when in getlocks protected region of codeこの 例 では、 複 数 の restore 前 処 理 スクリプトと restore 後 処 理 スクリプトが 実 行 されます。45 LifeKeeper Administration Overview


lcdremexecperform_action -a restore -t tagname# all scripts onceperform_action -a restore -t tagname2# all scripts againlcdrecover の -p オプションは、 特 定 のリソースがプライマリシステムまたはセカンダリシステムのどちらのリソース 階 層 にあるかを 判 定 するために 使 用 されます。リソースタグ 名 に primary test を 指 定 すると、リソースがプライマリ 階 層 に 存 在 する 場 合 は 文 字 列 primary が、 存 在 しない 場 合 は secondary が 標 準出 力 に 出 力 されます。-o オプションを 使 用 すると、 指 定 したリソースタグに 関 連 付 けられたリモートシステムを 取 得 できます。lcdremexeclcdremexec [-e] -d destname -- cmd [arg1 arg2 arg3 ... argn]このプログラムは、LifeKeeper コミュニケーションパスを 介 してシステム destname にリモート 要 求 を 送 信し、 引 数 arg1 arg2 arg3 ... を 用 いてコマンド cmd をリモートで 実 行 します。また、リモートコマンドの 標準 出 力 および 標 準 エラー 出 力 を lcdremexec コマンドの 標 準 出 力 に 返 します。リモートコマンドの 終 了コードは lcdremexec によって 返 されます。注 記 : destname がカレントシステムである 場 合 、メッセージは 送 信 されず、lcdremexec によってローカルで 実 行 されます。-e オプションを 指 定 すると、リモートコマンドの 標 準 出 力 と 標 準 エラー 出 力 が 分 割 され、 最 初 にリモートコマンドの 標 準 出 力 が lcdremexec の 標 準 出 力 に 出 力 されてから、リモートコマンドの 標 準 エラー 出 力が lcdremexec コマンドの 標 準 エラー 出 力 に 出 力 されます。このオプションはローカルコマンドには 効 果がなく、 標 準 出 力 と 標 準 エラー 出 力 は 変 わりません。cmd には、Korn シェルスクリプトまたは Win32 実 行 可 能 ファイルのいずれかを 指 定 できます。destnameの %LKROOT% を 現 在 の 作 業 ディレクトリとして 実 行 されるので、%LKROOT% に 対 する 相 対 パス 名を 指 定 できます。実 行 前 に、destname の PATH 変 数 の 先 頭 には 常 にディレクトリ %LKROOT%\BIN が 追 加 されます。destname がダウンしているか 実 行 中 にダウンした 場 合 には、lcdremexec は 0 以 外 の 終 了 コードを 返 します。lcdsynclcdsync [-d destname]共 有 メモリに 保 存 された LifeKeeper リソース 階 層 構 成 とコミュニケーションパスのステータスデータが 変更 されているかどうかをチェックします。 異 なる 場 合 、データは「 同 期 を 取 って」ディスクに 書 き 込 まれます。そのため、このプログラムから 復 帰 したとき、ディスク 上 に 正 常 なデータがあることが 保 証 されます。destname を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。注 記 : リソース 階 層 構 成 またはコミュニケーションパスの 変 更 に 使 用 されるコマンド ( 例 : ins_create、dep_create、ins_setit、eqv_remove) は、 共 有 メモリセグメントのみを 変 更 し、lcdsync プログラムを 実 行 するまで、LifeKeeper の 恒 久 的 なファイルストレージには 反 映 されません。SteelEye Protection Suite for Windows 46


lkstartlkstartlkstart [-w waitperiod]このプログラムは、LifeKeeper が 実 行 されていない 場 合 にカレントシステム 上 で LifeKeeper を 起 動 します。lkstart を 実 行 すると、LifeKeeper デーモンが 停 止 した 場 合 に 再 起 動 されるように、LifeKeeper デーモンに 属 する %LKROOT%\etc\LKinit.config ファイルのエントリが 修 正 されます。-w オプションを 使 用 すると、タイムアウト 間 隔 を 変 更 できます。waitperiod には、 秒 数 を 指 定 します。 起動 前 の 待 機 時 間 を 指 定 するには -w 引 数 を 使 用 します。LifeKeeper サービスは、 管 理 ツールにある Services mmc を 使 用 して 起 動 することも、「sc startLifeKeeper」または「net start LifeKeeper」のいずれかを 使 用 してコマンドプロンプトから 起 動することもできます。注 記 : このプログラムはコンソールから 実 行 する 必 要 があります。lkstoplkstop [-n] [-f] [-r]このスクリプトは、LifeKeeper が 実 行 されている 場 合 にシステム 上 の LifeKeeper をシャットダウンします。LifeKeeper はシステム 起 動 時 に 自 動 的 に 再 起 動 されます。lkstop の 各 オプションを 入 力 したときの LifeKeeper の 動 作 を 以 下 の 表 に 示 します。コマンドラインlkstoplkstop -nlkstop -flkstop -r動 作サービス 中 のリソースはサービスから 削 除 されますが、バックアップサーバにはスイッチオーバされません。オプションを 指 定 しない lkstop と 同 じです。サービス 中 のリソースはサービスから 削 除 されません。-f と 同 じです。LifeKeeper のサービスは、Windows の [コントロール パネル] にある [ 管 理 ] タスクの [サービス] ツールを 使用 して 停 止 することもできます。LCDI アプリケーション構 文app_create [-d destsys] -a appname47 LifeKeeper Administration Overview


説 明app_remove [-d destsys] -a appnameapp_list [-d destsys]説 明LifeKeeper アプリケーションは、 関 連 するリソースタイプのグループです。アプリケーションが 削 除 されると、その 下 にインストールされたリソースタイプもすべて 削 除 されます。これらのプログラムは、 構 成 データベースに 新 しいアプリケーションを 生 成 したり、 既 存 のアプリケーションを 削 除 したりするためのインターフェースを 提 供 します。どのコマンドも、 正 常 に 実 行 された 場 合 は 0 を返 します。 失 敗 した 場 合 は 0 以 外 のコード (「 終 了 コード」を 参 照 ) を 返 し、エラーメッセージを 標 準 エラーに 出 力 します。終 了 コード前 記 のコマンドは、 次 の 終 了 コードを 返 します。0 処 理 に 成 功 した。1 システムコールまたはライブラリコールが 内 部 エラーを 返 した。2 ユーザが 指 定 した 構 文 にエラーがある。3 LifeKeeper の 内 部 エラー。4 既 存 のオブジェクトに 対 する 処 理 を 要 求 した。5 不 正 な 引 数 を 渡 した。6 インデックスが 有 効 な 範 囲 を 超 えている。7 存 在 しないオブジェクトに 要 求 を 発 行 した。8 リソースインスタンスの 削 除 を 要 求 したが、そのリソースインスタンスには、 削 除 していないリソースインスタンスが 依 存 している。9 相 手 のシステムと 通 信 できない。app_createapp_create [-d destsys] -a appname新 しいアプリケーションを 作 成 します。アプリケーションは、appname という 名 前 を 使 用 して、システムdestsys に 関 連 付 けられます。destsys を 指 定 しない 場 合 、アプリケーションはローカルに 作 成 されます。app_listapp_list [-d destsys]SteelEye Protection Suite for Windows 48


app_removeシステム destsys 上 で LifeKeeper と 連 携 するようにソフトウェアをインストールしたアプリケーションのリストを、 標 準 出 力 に 表 示 します。destsys を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。app_removeapp_remove [-d destsys] -a appname既 知 のアプリケーションの 構 成 データベースセットから、 指 定 したアプリケーションを 削 除 します。このアプリケーションに 関 連 するリソースタイプ、リソースインスタンス、およびイクイバレンシも、すべて 削 除 されます。 構 成 データベースでアプリケーションが 既 知 ではないためにエラーが 発 生 する 場 合 もあります。LCDI インスタンス構 文ins_gettag [-d destsys] -i idins_create [-d destsys] -a appname -r restyp [-I{AUTORES_ISP|INIT_ISP| INIT_OSU}] [-v info] -t tag-i id [-Q quickChkInt] [-DdeepChkInt] [-l localRecover{Y/N}] [ -s AUTOMATIC/INTELLIGENT]ins_remove [-d destsys] [-R roottag] [-a appname] [-r restyp] [-ttag] [-i id] [-v] [-I] [-N] [-G]ins_setin [-d destsys] -t tag [-v info]ins_setit [-d destsys] -t tag -I {AUTORES_ISP|INIT_ISP|INIT_OSU}ins_setst [-d destsys] -t tag -S {ISP|ISU|OSU} [-R reason] [-A]ins_list [-d destsys] [-fC] [-R top] [-a appname] [-r typ] [-t tag] [-i id]ins_setchkint [-d destsys] -t tag -c {q=quick|d=deep} -vintervalins_setlocalrecover [-d destsys] -t tag -l {Y=enable|N=disable}ins_setas [-d destsys] -t tag -s {INTELLIGENT|AUTOMATIC}説 明リソースは、システムが 認 識 しているボリューム、アプリケーション、またはシステムオブジェクトを 表 すために LifeKeeper によって 使 用 されます。リソースタイプはリソースの 分 類 です。リソースインスタンスはリソースタイプの 実 際 のインスタンスです。 例 えば、リソースタイプには、ファイルシステムボリューム、ファイル 共有 、IP アドレス、LAN Manager 名 、および SQLServer などの 各 種 サーバが 含 まれます。 一 般 のユーザ定 義 可 能 タイプを 使 用 すると、ユーザはカスタム 耐 障 害 セットアップを 構 築 できます。あるリソースタイプに 対 して、 複 数 のインスタンスが 存 在 する 場 合 もあります。リソースインスタンスはいくつかの 状 態 で 存 在 します。これらの 状 態 は 以 下 の 値 と 意 味 を 持 ちます。49 LifeKeeper Administration Overview


終 了 コードISPOSUOSFリソースはサービス 中 であり、 保 護 されています。ISP はプライマリノード 上 のリソースの 標 準 状態 です。サービスを 停 止 していますが、 障 害 は 発 生 していません。remove スクリプトを 実 行 してサービスが 停 止 されたため、このシステムではリソースを 使 用 できません。OSU 状 態 は、OSF 状 態または OSU 状 態 の 子 に 依 存 関 係 を 持 つオブジェクトに 対 して、あるいはバックアップマシン 上の 同 等 オブジェクトが ISP 状 態 または ISU 状 態 にある 場 合 にも 使 用 されます。OSU はセカンダリノード 上 のリソースの 標 準 状 態 です。障 害 によりサービスを 停 止 しています。オブジェクトを 復 旧 しようとして 障 害 が 発 生 したため、このシステムではリソースを 使 用 できません。終 了 コードどのコマンドも、 正 常 に 実 行 された 場 合 は 0 を 返 します。 失 敗 した 場 合 は 0 以 外 のコードを 返 し、 標準 エラーに 出 力 します。 前 記 のコマンドは、 次 の 終 了 コードを 返 します。0 処 理 に 成 功 した。1 システムコールまたはライブラリコールが 内 部 エラーを 返 した。2 ユーザが 指 定 した 構 文 にエラーがある。3 LifeKeeper の 内 部 エラー。4 既 存 のオブジェクトに 対 する 処 理 を 要 求 した。5 不 正 な 引 数 を 渡 した。6 インデックスが 有 効 な 範 囲 を 超 えている。7 存 在 しないオブジェクトに 要 求 を 発 行 した。8 リソースインスタンスの 削 除 を 要 求 したが、そのリソースインスタンスには、 削 除 していないリソースインスタンスが 依 存 している。9 相 手 のシステムと 通 信 できない。ins_listins_list [-d destsys] [-fC] [-R top] [-a appname] [-r typ][-t tag] [-iid]このコマンドは、リソースインスタンスのセットに 関 する 行 を 標 準 出 力 に 表 示 します。 各 行 には、 特 定 のリソースインスタンスに 関 する 現 在 の 情 報 がすべて 含 まれています。 行 の 例 を 以 下 に 示 します。LKSYS1-filesys-volume-ISSUTILS-K:--ISP-restore action hassucceeded-AUTORES_ISP--0-0-180-300-0各 行 のフィールドは 区 切 り 文 字 で 区 切 られています。デフォルトの 区 切 り 文 字 は ^A (\001) です。-fC オプションを 指 定 した 場 合 、 区 切 り 文 字 は 指 定 した 文 字 に 変 更 されます。 上 記 の 例 では、 区 切 り 文 字としてダッシュ (-) が 表 示 されています。 上 記 のコマンド 例 のフィールドは 以 下 のとおりです。SteelEye Protection Suite for Windows 50


ins_listLKSYS1 リソースインスタンスが 存 在 するシステムの 名 前 。filesys リソースタイプのアプリケーション 名 。volume リソースタイプ 名 。ISSUTILS ユーザ 定 義 のリソースインスタンスタグ 識 別 子 。K: リソースインスタンスに 対 する LifeKeeper の 内 部 識 別 子 。- -ISPrestore action hassucceededAUTORES_ISP- -このフィールドが( 例 のように) 空 ではない 場 合 、タイプに 応 じて、 追 加 のインスタンス 情 報 が 表 示 されます。リソースインスタンスの 現 在 の 状 態 。ISP、ISU、OSU、または OSF と 表 示 されます。状 態 が 最 後 に 変 更 された 理 由 。使 用 可 能 なリソース 初 期 化 オプションは、AUTORES_ISP、INIT_ISP、INIT_OSU です。このフィールドが( 例 のように) 空 ではない 場 合 、リソースが 現 在 、 以 下 の 理 由で 予 約 されていることを 示 します。RESTORE: リソースをサービス 開 始 にするREMOVE: リソースをサービスから 削 除 するRECOVER: リソースのローカルリカバリを 実 行 する0 リソースを 予 約 したプロセスのプロセス ID。0 予 約 済 み。180 クイックチェック 間 隔 ( 秒 単 位 )。300 ディープチェック 間 隔 ( 秒 単 位 )。0 ローカルリカバリ。0 = 無 効 、1 = 有 効 。その 他 の 引 数 を 指 定 すると、リストに 含 まれるリソースインスタンスの 数 が 制 限 されます。 引 数 を 使 用 しない 場 合 は、destsys のすべてのリソースが 列 挙 されます。 以 下 は 制 限 するための 引 数 です。destsys: destsys を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。 指 定 した 場 合 は、リモートシステムのデータが 表 示 されます。top: top が 空 白 文 字 列 " " の 場 合 は、ルートリソースのみが 表 示 されます。top に 空 白 以 外 が 指 定 された 場 合 は、top リソースおよびその 下 のすべての 子 リソースが 再 帰 的 に 表 示 されます。appname: appname を 指 定 した 場 合 は、このアプリケーションで 定 義 されたすべてのリソースタイプに 関連 付 けられたすべてのリソースインスタンスが 表 示 されます。appname を 指 定 しない 場 合 は、システム上 で 定 義 されたすべてのアプリケーションのすべてのリソースインスタンスが 表 示 されます。typ: typ を 指 定 した 場 合 は、アプリケーション appname のタイプ typ のリソースインスタンスがすべて 表 示されます。tag または id: tag または id を 指 定 した 場 合 は、その tag または id に 関 連 付 けられたリソースインスタンスが 表 示 されます。51 LifeKeeper Administration Overview


初 期 化 の 方 法初 期 化 の 方 法デフォルトの「Auto ISP 初 期 化 方 法 」を 使 用 することを 推 奨 します。LifeKeeper が 起 動 時 に 実 行 する初 期 化 を 次 表 に 示 します。Autores ISPInit ISPInit OSUペアノードでリソースが 起 動 していないと、リソースを 自 動 的 に 起 動 します。リソースを 常 に ISP 状 態 に 初 期 化 します。リソースを 常 に OSU 状 態 に 初 期 化 します。初 期 状 態状 態 とは、リソースの 現 在 の 処 理 ステータスを 指 します。 例 えば、プライマリシステムのリソースは、LifeKeeper で 保 護 された 状 態 「ISP (サービス 中 )」が 標 準 の 状 態 です。 一 方 、セカンダリシステムのリソースは、サービスを 休 止 した「OSU」が 標 準 の 状 態 です。デフォルトの 初 期 状 態 を 使 用 することを 推 奨 します。 初 期 状 態 を OSU に 設 定 した 場 合 は、リソースを手 動 で 起 動 する 必 要 があります。ins_createins_create [-d destsys] -a appname -r restyp [-I {AUTORES_ISP|INIT_ISP|INIT_OSU}][-v info] -t tag -i id [-Q quickChkInt][-D deepChkInt][-llocalRecover{Y|N}] [-s AUTOMATIC|INTELLIGENT]destsys システムの 構 成 データベースに 新 しいリソースインスタンスを 定 義 します。リソースインスタンスは指 定 した 引 数 で 記 述 されます。destsys を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。このコマンドには、 次 の 文 字 列 タグオプションを 指 定 できます。• -a オプションと -r オプションは、 新 しいインスタンスに 関 連 付 ける 既 存 のアプリケーションおよびリソースタイプを 指 定 します。• -I オプションに 指 定 する 初 期 化 タイプフィールドは、LifeKeeper が 再 起 動 する 場 合 ( 起 動 時 など)にリソースインスタンスを 初 期 化 する 方 法 を 示 します。• -v オプションに 指 定 する info 文 字 列 には、リソースタイプに 固 有 の 追 加 情 報 を 記 述 します。リソースタイプごとに 一 意 である 必 要 はありません。• -t オプションに 指 定 する 文 字 列 タグは、システム 上 で 一 意 なリソースインスタンスの 名 前 です。LifeKeeper の 外 部 でもわかりやすい 文 字 列 を 指 定 してください。• -i オプションに 指 定 する 文 字 列 ID もシステムごとに 一 意 ですが、LifeKeeper の 内 部 でのみ 意 味を 持 ちます。• -Q オプションに 指 定 するクイックチェック 間 隔 は 秒 単 位 です。リソースに 対 して quickchk.ksh スクリプトが 存 在 しない 場 合 には、この 値 に 0 を 指 定 してください。LifeKeeper は、quickchk.ksh スクリプトを 続 けて 実 行 するまでにこの 期 間 だけ 待 機 します。 有 効 な 値 の 範 囲 は 0 ~ 604800 です。SteelEye Protection Suite for Windows 52


ins_gettag• -D オプションに 指 定 するディープチェック 間 隔 は 秒 単 位 です。リソースに 対 して deepchk.ksh スクリプトが 存 在 しない 場 合 には、この 値 に 0 を 指 定 してください。LifeKeeper は、deepchk.ksh スクリプトを 続 けて 実 行 するまでにこの 期 間 だけ 待 機 します。 有 効 な 値 の 範 囲 は 0 ~ 604800 です。• ローカルリカバリオプションには、recover.ksh スクリプトによるリソースのリカバリを 実 行 するかどうかを 指 定 します。リソースに 対 して recover.ksh スクリプトが 存 在 しない 場 合 には、このオプションに「N」を 指 定 してください。ins_gettagins_gettag [-d destsys] -i id名 前 が destsys のシステムで、 内 部 識 別 子 id に 対 応 するタグ 名 を 標 準 出 力 に 表 示 します。destsysを 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。注 記 : リソースのタグ 名 と id 名 はシステム 上 で 一 意 ですが、 異 なるシステム 上 の 別 のリソースインスタンスに 再 利 用 することができます。リソースタグを 使 用 して 人 間 が 読 める 名 前 ( 例 : user-partition) を 付 けると、リソースインスタンスの処 理 がわかりやすくなります。 一 方 、id は 内 部 記 述 子 です。リソース 名 id は、リソースを 一 意 に 記 述 するために、リソースに 関 連 付 けられたアプリケーションソフトウェアで 使 用 されます。ins_removeins_remove [-d destsys] [-R roottag] [-a appname] [-r restyp][-t tag] [-i id] [-v] [-I] [-N] [-G]destsys システムの 構 成 データベースからリソースインスタンスを 削 除 します。このコマンドを 実 行 すると、リソースの 依 存 関 係 とイクイバレンシも 削 除 されます。destsys を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象となります。注 記 : ins_remove は、 指 定 されたリソースに 直 接 的 または 間 接 的 に 依 存 するリソースを 削 除 してから、 指 定 されたリソースを 削 除 します。リソースインスタンスを 削 除 する 場 合 、 削 除 するインスタンスのリソースタイプに 削 除 処 理 が 定 義 されていると、その 削 除 処 理 はインスタンスを 削 除 する 前 に 実 行 されます。このコマンドには、 次 のオプションを 指 定 できます。-R下 位 の 階 層 全 体 と、それに 依 存 するリソースをすべて 削 除 します。roottag 文 字 列 に 複数 のリソースタグ 名 を 区 切 り 文 字 ^A で 区 切 って 記 述 すると、 指 定 したリソースとその 下位 リソースを 再 帰 的 に 削 除 できます。 削 除 処 理 は、 削 除 対 象 でないリソースが 依 存 するリソースが 現 れるまで 続 きます。-a 指 定 したアプリケーションのリソースだけを 削 除 します。-r 指 定 したリソースタイプのリソースをすべて 削 除 します。-t (または -i)tag タグ、または id ID と 一 致 するインスタンスとその 依 存 リソースを 削 除 します。53 LifeKeeper Administration Overview


ins_setas-v 削 除 したリソースインスタンスすべてのタグ 名 を 標 準 出 力 に 表 示 します ( 詳 細 モード)。-I-N-Gリソース 階 層 を 初 期 化 し、ins_remove の 適 切 な 動 作 を 保 証 します。このオプションは、ins_remove を 最 上 位 レベルで 再 帰 的 に 呼 び 出 す 場 合 に 使 用 します。 例 えばdelete スクリプトで ins_remove を 再 帰 的 に 呼 び 出 す 場 合 、このオプションは 不 要 です。delete スクリプトから ins_remove を 再 帰 的 に 呼 び 出 す 場 合 は、-I オプションを 使 用しないでください。-N オプションを 指 定 すると、ins_remove はリソース 階 層 を 初 期 化 しません。 上 位 レベルで ins_remove を 呼 び 出 すと、-I オプションが 自 動 的 に 付 くためです。delete スクリプトは 親 である ins_remove から 呼 び 出 され、-N オプションは 階 層 サイクルを 発 生 しないため、-N オプションは delete スクリプト 内 部 で 使 用 する 必 要 があります。-G オプションは、ins_remove を 呼 び 出 す 際 、delete 前 処 理 スクリプトと delete 後 処 理スクリプトを 実 行 しないように 指 示 します (LCD を 参 照 )。ins_remove を 最 上 位 で 複 数回 呼 び 出 し、ins_remove を 呼 び 出 す 前 後 に LCD の lcdrecover-g delete を 使 用 してdelete 前 処 理 スクリプトと delete 後 処 理 スクリプトを 手 動 で 実 行 する 場 合 に、このオプションが 有 用 です。 最 上 位 で 呼 び 出 した ins_remove は、delete 前 処 理 スクリプトとdelete 後 処 理 スクリプトを 実 行 するため、delete スクリプトには -G オプションを 指 定 してください。ins_setasins_setas [-d destsys] -t tag -s {INTELLIGENT|AUTOMATIC}destsys システムにある tag タグ 名 が 付 いたルートリソースのスイッチバックタイプを、-s オプションで 指 定 された 方 法 に 設 定 します。 必 ずルートリソースで 使 用 して、ルートリソースおよびそのすべての 依 存 リソースのスイッチバックタイプを 変 更 してください。ins_setchkintins_setchkint [-d destsys] -t tag -c {q=quick|d=deep} -v interval-ttag タグ 名 で 指 定 されたリソースのクイックチェック 間 隔 またはディープチェック 間 隔 を 変 更 します。チェック 間 隔 は、 秒 単 位 で 入 力 する 必 要 があります。例ファイル 共 有 リソース FSList.0 のクイックチェック 間 隔 を 2 分 間 に 変 更 する 場 合は、$LKROOT\bin から 以 下 のコマンドを 実 行 してください。ins_setchkint-t FSList.0 -c quick -v 120ファイル 共 有 リソース FSList.0 のディープチェックを 無 効 にする 場 合 は、$LKROOT\bin から 以 下のコマンドを 実 行 してください。ins_setchkinst -t FSList.0 -c deep -v0ins_setinins_setin [-d destsys] -t tag [-v info]SteelEye Protection Suite for Windows 54


ins_setit-v オプションに 指 定 する info 文 字 列 には、リソースタイプに 固 有 の 追 加 情 報 を 記 述 します。リソースタイプごとに 一 意 である 必 要 はありません。 例 えば、ファイル 共 有 タイプのリソースインスタンスには、このインスタンスが 管 理 するすべての 共 有 名 を info に 指 定 します。ins_setitins_setit [-d destsys] -t tag -I {AUTORES_ISP | INIT_ISP | INIT_OSU}LifeKeeper 自 体 を 初 期 化 する 際 (システム 起 動 時 など) にリソースの 状 態 を 初 期 化 する 方 法 をLifeKeeper に 指 示 します。このオプションを 設 定 しない 場 合 、LifeKeeper は 初 期 化 状 態 をデフォルトオプションに 設 定 します。指 定 できるリストアオプションを 以 下 に 示 します。AUTORES_ISP: リソースの 初 期 化 を AUTORES_ISP に 設 定 した 場 合 は、リソースを OSU 状 態 に 設定 してから restore 処 理 が 実 行 されます。 処 理 が 正 常 に 実 行 されると、リソースは ISP 状 態 になります。restore 処 理 に 失 敗 した 場 合 、リソースは OSF 状 態 になります。INIT_ISP: INIT_ISP に 設 定 した 場 合 、LifeKeeper は 他 の 方 法 でリソースを 初 期 化 するものとみなし、リソースを ISP 状 態 にします。INIT_OSU: INIT_OSU に 設 定 した 場 合 、LifeKeeper は、リソースが 初 期 化 時 に 起 動 せず、システム管 理 者 が LifeKeeper グラフィカルユーザインターフェース (GUI) アプリケーションを 使 用 して、 手 動 でリソースを 起 動 するものとみなします。ins_setlocalrecoverins_setlocalrecover [-d destsys] -t tag -l {Y=enable|N=disable}-t tag タグ 名 で 指 定 されたリソースのローカルリカバリ 設 定 を 変 更 します。例ファイル 共 有 リソース FSList.0 のローカルリカバリを 無 効 にする 場 合 は、$LKROOT\bin から 以下 のコマンドを 実 行 してください。ins_setlocalrecover -t FSList.0 -l Nins_setstins_setst [-d destsys] -t tag -S {ISP|ISU|OSU} [-R reason] [-A]destsys システムにある tag タグ 名 が 付 いたリソースを -S オプションで 指 定 された 状 態 に 設 定 します。destsys を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。リソースの 状 態 は、remove や restoreなどの 処 理 スクリプトで 変 更 されるため、このコマンドは 慎 重 に 使 用 してください。 呼 び 出 し 側 は、 現 在の 状 態 がアプリケーションの 実 際 の 状 態 を 反 映 していることを 確 認 する 必 要 があります。-R オプションを 指 定 すると、リソースの 状 態 が 変 化 した 理 由 を 説 明 するテキストが 表 示 されます。-A オプションは、 指 定 したリソースとその 依 存 リソースの 状 態 を 階 層 を 遡 って 再 帰 的 に 変 更 します。55 LifeKeeper Administration Overview


LCDI 関 係LCDI 関 係構 文dep_create [-d destsys] -p partag -c chdtagdep_remove [-d destsys] [-p partag] [-c chdtag]dep_list [-d destsys] [-fC] [-C allchild | -P allparent | -c ofparenttag | -p ofchildtag] [-r typ] [-a app]eqv_create [-d destsys] [-s sys] -t tag [-p sysPriority] [-Sothersys] -o othertag [-r othersysPriority] -eSHAREDeqv_remove [-d destsys] [-s sys] -t tag [-S othersys] -o othertag -e SHAREDeqv_list [-d destsys] [-s sys] [-t tag] [-fC]説 明LifeKeeper リソースは、 互 いに 対 する 関 係 の 中 で 存 在 しています。2 つのリソースは、 無 関 係 である 場合 も 依 存 関 係 がある 場 合 もあります。 階 層 内 のリソースは、 複 数 のリソースから 依 存 されたり、 複 数 のリソースに 依 存 したりしています。 各 リソースは、 共 有 イクイバレンシのペアシステム 上 で 同 様 なリソースとも 関 連 しています。この 共 有 イクイバレンシによって、リソースは 1 度 に 1 つのシステムでのみアクティブになることが 保 証 されます。イクイバレンシオブジェクトは、リソースに 対 するシステムの 優 先 順 位 も 示 しています。この 優 先 順 位 の 値 によって、カスケーディングフェイルオーバの 順 序 が 決 まります。リソースのリカバリ 時 には、 優 先 順 位 の 高 いシステムが 優 先 順 位 の 低 いシステムよりも 優 先 されます。 優 先 順 位 の値 は 1 が 最 高 です。 数 値 が 大 きいほど 優 先 順 位 は 低 くなります。1 つのリソースについて、2 つのシステムに 同 じ 優 先 順 位 を 割 り 当 てることはできません。 有 効 な 範 囲 は 1 ~ 1024 です。終 了 コードどのコマンドも、 正 常 に 実 行 された 場 合 は 0 を 返 します。 失 敗 した 場 合 は 0 以 外 のコードを 返 し、 標準 エラーに 出 力 します。 前 記 のコマンドは、 次 の 終 了 コードを 返 します。0 処 理 に 成 功 した。1 システムコールまたはライブラリコールが 内 部 エラーを 返 した。2 ユーザが 指 定 した 構 文 にエラーがある。3 LifeKeeper の 内 部 エラー。4 既 存 のオブジェクトに 対 する 処 理 を 要 求 した。5 不 正 な 引 数 を 渡 した。6 インデックスが 有 効 な 範 囲 を 超 えている。7 存 在 しないオブジェクトに 要 求 を 発 行 した。SteelEye Protection Suite for Windows 56


dep_create8 リソースインスタンスの 削 除 を 要 求 したが、そのリソースインスタンスには、 削 除 していないリソースインスタンスが 依 存 している。9 相 手 のシステムと 通 信 できない。dep_createdep_create [-d destsys] -p parent -c childparent タグと child タグのリソースインスタンスの 間 に 依 存 関 係 を 作 成 します。 両 方 のリソースが 同 一 のdestsys システム 上 にある 必 要 があります。destsys を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。これは、parent リソースが 正 常 に 機 能 するには child リソースが 必 要 であることを 意 味 します。 正 常に 機 能 するには、 両 方 のリソースインスタンスが 同 じ 状 態 (ISP または OSU) で 存 在 していなければなりません。dep_listdep_list [-d destsys] [-fC] [-C allchild | -P allparent | -c ofparenttag| -p ofchildtag] [-r typ] [-a appname]リソースインスタンス 間 の 依 存 関 係 を 記 述 した 文 字 列 を 標 準 出 力 に 表 示 します。destsys を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。 各 文 字 列 の 形 式 は 以 下 のとおりです。LK0-LKSYS:135.66.249.201LK0-LKSYSA:FSLIST.0FSLIST0:fi.vo.0各 文 字 列 には 2 つのフィールドがあり、 区 切 り 文 字 で 区 切 られています。デフォルトの 区 切 り 文 字 は ^A(\001) です。-fC オプションを 指 定 した 場 合 、 区 切 り 文 字 は 指 定 した 文 字 に 変 更 されます。 上 記 の 例では、 区 切 り 文 字 としてコロン (:) が 表 示 されています。 先 頭 のフィールドには 関 係 の 親 のタグ 名 、 右 側のフィールドには 子 のタグ 名 が 表 示 されます。オプションを 使 用 すると、リストの 表 示 内 容 を 絞 り 込 むことができます。オプションを 使 用 しない 場 合 は、すべての 依 存 関 係 が 表 示 されます。このコマンドには、 次 のオプションを 指 定 できます。-C-P-c-p-C オプションを 指 定 した 場 合 、allchild で 指 定 したリソースの 直 接 的 および 間 接 的 な 子 の 依 存関 係 がすべて 表 示 されます。-P オプションを 指 定 した 場 合 、allparent で 指 定 したリソースの 直 接 的 および 間 接 的 な 親 の 依 存関 係 がすべて 表 示 されます。-c オプションを 指 定 した 場 合 、ofparenttag で 指 定 したリソースの 直 接 的 な 子 の 依 存 関 係 のみが表 示 されます。-p オプションを 指 定 した 場 合 、ofchildtag で 指 定 したリソースの 直 接 的 な 親 の 依 存 関 係 のみが表 示 されます。-r -r オプションを 指 定 すると、 子 typ の 依 存 関 係 がすべて 表 示 されます。-a-a オプションを 指 定 すると、アプリケーション appname の 依 存 関 係 がすべて 表 示 されます。57 LifeKeeper Administration Overview


dep_removedep_removedep_remove [-d destsys] [-p parent] [-c child]destsys システムのデータベースから 依 存 関 係 を 削 除 します。destsys を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。child を 指 定 しない 場 合 、parent の 依 存 関 係 がすべて 削 除 されます。parent を 指定 しない 場 合 、child タグの 依 存 関 係 がすべて 削 除 されます。 両 方 とも 指 定 しない 場 合 は、すべての依 存 関 係 が 削 除 されます。eqv_createeqv_create [-d destsys] [-s sys] -t tag [-p sysPriority][-S othersys] -oothertag [-r othersysPriority] -e SHAREDdestsys システムの 構 成 データベースにイクイバレンシを 作 成 します。destsys を 指 定 しないと、ローカルシステムが 対 象 となります。sys または othersys を 指 定 した 場 合 は、LifeKeeper によって 自 動 的 にリモートシステムに SHARED イクイバレンシが 追 加 されます。sys システムのタグとして 指 定 されたリソースは、 通 常 の 状 態 で 動 作 する「プライマリ」リソースであるとみなされます。othersys システムの othertag として 指 定 されたリソースは、ペアシステム 上 の「セカンダリ」リソースとなります。LifeKeeper の 初 期 化 時 に、リソース 初 期 化 設 定 に 応 じてプライマリリソースが 設 定 されます (LCDI インスタンスを 参 照 )。 待 機 システムが 起 動 すると、 待 機 システム 上 の LifeKeeper によって、プライマリシステムが 機 能 しているかどうかと、プライマリリソースが ISP 状態 にあるかどうかがチェックされます。 両 方 とも 該 当 する 場 合 、セカンダリリソースは OSU 状 態 になります(リソース 初 期 化 は 無 視 されます)。いずれかが 該 当 しない 場 合 は、「リソース 初 期 化 」の 設 定 に 従 ってセカンダリリソースが 初 期 化 されます。-p オプションで 指 定 された 値 は、リソース tag についての sys システムの 優 先 順 位 です。-r オプションで 指 定 された 値 は、リソース othertag についての othersys システムの 優 先 順 位 です。eqv_listeqv_list [-d destsys] [-s sys] [-t tag] [-e SHARED] [-fC]リソースインスタンス 間 のイクイバレンシ 関 係 を 記 述 した 文 字 列 を 標 準 出 力 に 表 示 します。destsys を指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。 各 行 のフィールドは 区 切 り 文 字 で 区 切 られています。デフォルトの 区 切 り 文 字 は ^A (\001) です。-fC オプションを 指 定 した 場 合 、 区 切 り 文 字 は C に 変更 されます。下 記 の 例 では、 区 切 り 文 字 としてコロン (:) が 表 示 されています。LKSYSA:135.66.249.201:LKSYSB:135.66.249.201:SHAREDLKSYSA:FSLIST.0:LKSYSB;FSLIST.0:SHAREDLKSYSA:LK0-LKSYSA:LKSYSB:LK0-LKSYSA:SHAREDLKSYSA:fi.vo.0:LKSYSB;fi.vo.0:SHARED を 例 にして、 各 フィールドについて 説 明 します。SteelEye Protection Suite for Windows 58


eqv_removeLKSYSA リソースがあるプライマリシステムの 名 前 。fi.vo.0 プライマリシステムのボリュームリソースタグ。LKSYSB リソースイクイバレンシがあるセカンダリシステムのシステム 名 。fi.vo.0 セカンダリシステム 上 のイクイバレンシリソースのボリュームリソースタグ。SHARED イクイバレンシタイプ。残 りの 引 数 を 指 定 すると、 出 力 される 情 報 が 以 下 のように 絞 り 込 まれます。-s sys: 引 数 sys で 指 定 されたシステムに 関 連 付 けられたイクイバレンシのみが 出 力 されます。-t tag: 引 数 tag で 指 定 されたタグに 関 連 付 けられたイクイバレンシのみが 出 力 されます。-e SHARED: すべての SHARED イクイバレンシ 情 報 が 表 示 されます。eqv_removeeqv_remove [-d destsys] [-s sys] -t tag [-S othersys]-o othertag [-eSHARED]-e オプションで 指 定 したイクイバレンシタイプを destsys システムの 構 成 データベースから 削 除 します。destsys を 指 定 しないと、ローカルシステムが 対 象 となります。tag リソースと othertag リソースの 間 にあるイクイバレンシタイプを sys システムと othersys システムから 再 帰 的 に 削 除 します。sys またはothersys を 指 定 しないと、カレントシステムが 対 象 となります。LCDI リソースタイプ構 文typ_create [-d destsys] -a appname -r restyptyp_remove [-d destsys] -a appname -r restyptyp_list [-d destsys] [-fC] [-a appname]説 明リソースは、システムが 認 識 しているボリューム、アプリケーション、またはその 他 のオブジェクトを 表 すために LifeKeeper によって 使 用 されます。リソースタイプはリソースの 分 類 であり、すべてのインスタンスに 適用 できるリカバリ 手 順 の 共 通 セットによって 区 別 されます。リソースタイプの 例 を 以 下 に 示 します。• ファイルシステムボリューム ( 例 : K:)• ファイル 共 有 ( 例 : UTIL_SHARE)• IP アドレス ( 例 : 153.66.232.21)59 LifeKeeper Administration Overview


終 了 コードtyp_create コマンドおよび typ_remove コマンドは、 構 成 データベースに 新 しいタイプを 生 成 するためのインターフェースを 提 供 します。typ_list コマンドは、 特 定 のシステムに 存 在 するすべてのリソースタイプを 一 覧 表 示 するための 構 成 データベースへのインターフェースを 提 供 します。終 了 コードどのコマンドも、 正 常 に 実 行 された 場 合 は 0 を 返 します。 失 敗 した 場 合 は 0 以 外 のコード (「 終 了 コード」を 参 照 ) を 返 し、 標 準 エラーに 出 力 します。 前 記 のコマンドは、 次 の 終 了 コードを 返 します。0 処 理 に 成 功 した。1 システムコールまたはライブラリコールが 内 部 エラーを 返 した。2 ユーザが 指 定 した 構 文 にエラーがある。3 LifeKeeper の 内 部 エラー。4 既 存 のオブジェクトに 対 する 処 理 を 要 求 した。5 不 正 な 引 数 を 渡 した。6 インデックスが 有 効 な 範 囲 を 超 えている。7 存 在 しないオブジェクトに 要 求 を 発 行 した。8 リソースインスタンスの 削 除 を 要 求 したが、そのリソースインスタンスには、 削 除 していないリソースインスタンスが 依 存 している。9 相 手 のシステムと 通 信 できない。typ_createtyp_create [-d destsys] -a appname -r restypdestsys システムの 構 成 データベースに 新 しいリソースタイプを 作 成 します。destsys を 指 定 しないと、ローカルシステムが 対 象 となります。リソースタイプは、restyp という 名 前 で、 既 存 のアプリケーションappname の 下 にインストールされます。システムまたはアプリケーションが 不 明 の 場 合 、あるいはリソースタイプがすでに 存 在 している 場 合 には 失 敗 します。typ_listtyp_list [-d destsys] [-fC] [-a appname]destsys システムにインストールされたアプリケーション appname で 定 義 されているリソースタイプのリストを、 標 準 出 力 に 表 示 します。destsys を 指 定 しないと、ローカルシステムが 対 象 となります。appname を指 定 しない 場 合 は、すべてのアプリケーションのすべてのリソースタイプが 以 下 の 形 式 で 表 示 されます。filesys:volumecomm:ipdatabase:informixSteelEye Protection Suite for Windows 60


typ_remove区 切 り 文 字 の 左 側 はアプリケーション 名 、 右 側 はリソースタイプ 名 です。 各 行 のフィールドは 区 切 り 文字 で 区 切 られています。デフォルトの 区 切 り 文 字 は ^A (\001) です。-fC オプションを 指 定 した 場 合 、 区切 り 文 字 は 指 定 した 文 字 に 変 更 されます。 上 記 の 例 では、 区 切 り 文 字 としてコロン (:) が 表 示 されています。typ_removetyp_remove [-d destsys] -a appname -r restypdestsys システムの 既 知 のリソースタイプの 構 成 データベースセットから、 指 定 したリソースタイプを 削 除します。destsys を 指 定 しないと、ローカルシステムが 対 象 となります。このタイプに 関 連 付 けられたリソースインスタンス、 依 存 関 係 、およびイクイバレンシも、すべて 削 除 されます。 指 定 したリソースタイプが 構成 データベースで 不 明 な 場 合 は 失 敗 します。LCDI システム構 文sys_create [-d destsys] -s syssys_remove [-d destsys] -s syssys_getds [-d destsys] -s syssys_getst [-d destsys] -s syssys_list [-d destsys]説 明LifeKeeper 構 成 データベースは 関 連 システムを 認 識 します。リソースとリソースタイプはそれらが 配 置 されているシステム 固 有 のものなので、 構 成 データベースインターフェースにシステムの 概 念 を 含 める 必 要があります。LCDI システムコマンドは、データベースに 対 して、 情 報 を 返 したり、 作 成 したり、 削 除 したりします。終 了 コードどのコマンドも、 正 常 に 実 行 された 場 合 は 0 を 返 します。 失 敗 した 場 合 は 0 以 外 のコードを 返 し、 標準 エラーに 出 力 します。 前 記 のコマンドは、 次 の 終 了 コードを 返 します。0 処 理 に 成 功 した。1 システムコールまたはライブラリコールが 内 部 エラーを 返 した。2 ユーザが 指 定 した 構 文 にエラーがある。3 LifeKeeper の 内 部 エラー。4 既 存 のオブジェクトに 対 する 処 理 を 要 求 した。61 LifeKeeper Administration Overview


sys_create5 不 正 な 引 数 を 渡 した。6 インデックスが 有 効 な 範 囲 を 超 えている。7 存 在 しないオブジェクトに 要 求 を 発 行 した。8 リソースインスタンスの 削 除 を 要 求 したが、そのリソースインスタンスには、 削 除 していないリソースインスタンスが 依 存 している。9 相 手 のシステムと 通 信 できない。sys_createsys_create [-d destsys] -s sysdestsys システムの 構 成 データベースに 新 しいシステム 定 義 を 作 成 します。destsys を 指 定 しないと、ローカルシステムが 対 象 となります。-s sys オプションは、システム 名 を 割 り 当 てるシステムを 特 定 するために 必 要 です。sys_getdssys_getds [-d destsys] -s sysdestsys システムのデータベースから、システムが 現 在 の 状 態 になった 理 由 を 説 明 したオプションテキストを 取 得 し、 標 準 出 力 に 表 示 します。destsys を 指 定 しないと、ローカルシステムが 対 象 となります。sys_getstsys_getst -s sysシステムの 状 態 を、 次 のいずれかの 文 字 列 で、 標 準 出 力 に 表 示 します。DEAD ( 停 止 ) システムは 使 用 できないと 思 われます。ALIVE ( 稼 働 中 ) システムは 使 用 できると 思 われます。UNKNOWN ( 不 明 ) システムの 状 態 は 不 明 です。sys_listsys_list [-d destsys]destsys システムのデータベースから、LifeKeeper が 認 識 しているシステムのリストを 取 得 し、 標 準 出 力に 表 示 します。destsys を 指 定 しないと、ローカルシステムが 対 象 となります。sys_removesys_remove [-d destsys] -s sysSteelEye Protection Suite for Windows 62


LifeKeeper のフラグdestsys システムの 構 成 データベースからシステム 定 義 を 削 除 します。destsys を 指 定 しないと、ローカルシステムが 対 象 となります。-s sys オプションは、システム 名 を 割 り 当 てたシステムを 特 定 するために 必要 です。LifeKeeper のフラグLifeKeeper GUI では、システムに 設 定 されたフラグの 一 覧 がステータス 表 示 の 最 後 に 表 示 されます。ロック LCD フラグは、システム 共 通 のフラグであり、ロックをかけたプロセスが 完 了 するまで、 他 のプロセスに待 機 を 要 求 します。LCD ロックの 標 準 的 な 形 式 を 次 に 示 します。!action!processID!time!machine:idLCD ロックフラグの 具 体 例 を 次 に 示 します。• !action!02833!701236710!:Restore_hierarchy - ファイルシステム階 層 を 作 成 すると、この 形 式 のロックフラグがステータスウィンドウに 表 示 されます。filesys には、ディスクパーティション 階 層 を 持 つ appdp アプリケーション、またはファイルシステム 階 層 を 持 つappfs アプリケーションを 指 定 できます。• その 他 の 一 般 的 なフラグには、!nofailover!machine と shutdown_switchover があります。!nofailover!machine フラグは、サーバのフェイルオーバを 制 御 するために、LifeKeeper が 作 成 または 削 除 する 一 時 的 な 内 部 フラグです。shutdown_switchoverフラグは、このサーバのシャットダウン 方 法 が switchover に 設 定 されており、サーバをシャットダウンすると、 切 り 替 えが 発 生 することを 示 します。フラグの 詳 細 については、LCDI フラグを 参 照 してください。flg_createflg_create [-d destsys] -f flagdestsys システムにフラグflag を 作 成 します。注 記 : この 処 理 では、LifeKeeper 構 成 データベースの「 共 有 メモリ」セグメントのみが 変 更 されます。共 有 メモリの 変 更 内 容 を 恒 久 的 なストレージのディスクファイルに 確 実 に 反 映 するには、このコマンドの後 に LifeKeeper lcdsync コマンドを 実 行 してください。flg_listflg_list [-d destsys]flg_list は、このシステム (destsys が 指 定 されている 場 合 を 除 く) で 現 在 定 義 されているすべてのフラグについて、1 行 に 1 つの 短 いリストを 標 準 出 力 に 表 示 します。リストの 順 序 は 不 定 です。flg_removeflg_remove [-d destsys] -f flagdestsys システムのフラグflag を 削 除 します。注 記 : この 処 理 では、LifeKeeper 構 成 データベースの 共 有 メモリセグメントのみが 変 更 されます。63 LifeKeeper Administration Overview


flg_test共 有 メモリの 変 更 内 容 を 恒 久 的 なストレージのディスクファイルに 確 実 に 反 映 するには、このコマンドの後 に LifeKeeper lcdsync コマンドを 実 行 してください。flg_testflg_test [-d destsys] -f flagdestsys システムにフラグflag が 存 在 するかどうかをチェックします。0 または 7 を 返 します。LCDI フラグ構 文flg_create[-d destsys] -f flagflg_remove[-d destsys] -f flagflg_test[-d destsys] -f flagflg_list[-d destsys]説 明LifeKeeper には、さまざまなタスクを 実 行 するためにフラグを 動 的 に 設 定 する 機 能 があります。 以 下 の特 殊 用 途 のフラグが 存 在 する 場 合 があります。!nofailover!unameこのフラグが 存 在 する 場 合 、 名 前 が uname のシステム 上 のリソースはフェイルオーバが 抑 制 されます。フラグを 持 つシステムはバックアップシステムとして 定 義 されます。 注 記 : これは 一 時 的 なフラグであり、uname システムが 起 動 中 であることを LifeKeeper が 検 出 すると、フラグは 自 動 的 に 削 除 されます。!action!procid!timestamp!uname:identifierこれは「admin lock flag」の 例 です (getlocks を 参 照 )。「admin lock flag」は、LifeKeeper 構 成 内 のいずれかのシステムで 他 の 処 理 が 同 時 に 実 行 されないようにする 必 要 がある 処 理 に 対 して 使 用 されます。例 えば、あるシステムで 階 層 を 作 成 しながら、 別 のシステムでも 階 層 を 作 成 することはできません。「admin lock flag」を 使 用 すると、これらの「global」 処 理 の 1 つについて、 現 在 実 行 中 の 処 理 が 完了 するまで 実 行 されないことが 保 証 されます。実 行 中 の 処 理 の 種 類 は、「admin lock flag」の 識 別 子 フィールドによって 識 別 されます。「admin lockflag」を 要 求 したプロセスが 実 行 されていたシステムは uname で 指 定 されます。フラグは、1970 年 1 月1 日 以 降 の 秒 数 のタイムスタンプで、getlocks を 呼 び 出 したプロセス ID が procid のプロセスによって 作成 されたものです (getlocks を 参 照 )。このようなフラグの 例 を 次 に 示 します。!action!01525!701120147!cindy:Create_Hierarchyこのフラグは、 処 理 Create_Hierarchy を 実 行 中 であり、 階 層 を 作 成 していることを 示 します。プロセスID1525 のプロセスが、cindy システムで 時 刻 701120147 に「admin lock flag」を 要 求 しました。!restoreSteelEye Protection Suite for Windows 64


説 明このフラグは、restore 前 処 理 スクリプト (LCD を 参 照 ) の 実 行 時 に LifeKeeper によって 設 定 され、restore 後 処 理 スクリプトを 実 行 する 必 要 があることを 示 します。 通 常 、これは 一 時 的 な 状 態 であり、restore 後 処 理 スクリプト (LCD を 参 照 ) の 実 行 時 に LifeKeeper によって 自 動 的 に 修 正 されます。唯 一 の 例 外 は、 以 下 のコマンドを 使 用 して、 明 示 的 に restore 後 処 理 スクリプトを 実 行 する 場 合 です。%LKROOT%\bin\lcdrecover -G restore!restore!unameこのフラグを 設 定 すると、uname システムで restore 後 処 理 スクリプト (LCD を 参 照 ) をリモートで 実 行 する 必 要 があることを 示 します。このシステムで restore 後 処 理 スクリプトが 実 行 されると、LifeKeeper はrestore 後 処 理 スクリプトを 実 行 するように uname システムにリモート 要 求 を 送 信 します。 通 常 、これは一 時 的 な 状 態 であり、LifeKeeper によって 自 動 的 に 修 正 されます。 唯 一 の 例 外は、%LKROOT%\bin\lcdrecover -G restore コマンドを 使 用 して、 明 示 的 に restore 後 処 理 スクリプトを 実 行 する 場 合 です。!removeこのフラグは、remove 前 処 理 スクリプト (LCD を 参 照 ) の 実 行 時 に LifeKeeper によって 設 定 され、 後 から remove 後 処 理 スクリプトを 実 行 する 必 要 があることを 示 します。 通 常 、これは 一 時 的 な 状 態 であり、 後 から remove 後 処 理 スクリプト (LCD を 参 照 ) を 実 行 すると LifeKeeper によって 自 動 的 に 修 正 されます。 唯 一 の 例 外 は、 以 下 のコマンドを 使 用 して、 明 示 的 に remove 後 処 理 スクリプトを 実 行 する場 合 です。%LKROOT%\bin\lcdrecover -G remove!remove!unameこのフラグを 設 定 すると、uname システムで remove 後 処 理 スクリプト (LCD を 参 照 ) をリモートで 実 行 する 必 要 があることを 示 します。このシステムで remove 後 処 理 スクリプトが 実 行 されると、remove 後 処 理スクリプトを 実 行 するように uname システムにリモート 要 求 が 送 信 されます。 通 常 、これは 一 時 的 な 状態 であり、LifeKeeper によって 自 動 的 に 修 正 されます。 唯 一 の 例 外は、%LKROOT%\bin\lcdrecover -G remove コマンドを 使 用 して、 明 示 的 に remove 後 処 理 スクリプトを 実 行 する 場 合 です。!deleteこのフラグは、delete 前 処 理 スクリプト (LCD を 参 照 ) の 実 行 時 に LifeKeeper によって 設 定 され、 後 からdelete 後 処 理 スクリプトを 実 行 する 必 要 があることを 示 します。 通 常 、これは 一 時 的 な 状 態 であり、delete 後 処 理 スクリプト (LCD (1M) を 参 照 ) の 実 行 時 に LifeKeeper によって 自 動 的 に 修 正 されます。 唯 一 の 例 外 は、 以 下 のコマンドを 使 用 して、 明 示 的 に delete 後 処 理 スクリプトを 実 行 する 場 合 です。%LKROOT%\bin\lcdrecover -G delete!delete!unameこのフラグを 設 定 すると、uname システムで delete 後 処 理 スクリプト (LCD を 参 照 ) をリモートで 実 行 する必 要 があることを 示 します。このシステムで delete 後 処 理 スクリプトが 実 行 されると、delete 後 処 理 スクリプトを 実 行 するように uname システムにリモート 要 求 が 送 信 されます。 通 常 、これは 一 時 的 な 状 態 であり、LifeKeeper によって 自 動 的 に 修 正 されます。 唯 一 の 例 外 は、 以 下 のコマンドを 使 用 して、 明 示的 に delete 後 処 理 スクリプトを 実 行 する 場 合 です。%LKROOT%\bin\lcdrecover -G delete65 LifeKeeper Administration Overview


lk_chg_valuelk_chg_value名 前lk_chg_value.ksh --- ローカルにある LifeKeeper 構 成 データベースファイル 内 の 指 定 された 値 を 変 更 します。構 文lk_chg_value.ksh {-o old_value -n new_value | -f filename} [-vFIMT]説 明ローカルの LifeKeeper 構 成 データベースファイルに 登 録 されている 任 意 の 値 (LifeKeeper のシステム名 、コミュニケーションパスのアドレス、リソースタグ 名 など) を 変 更 します。lk_chg_value.kshは、LifeKeeper が 稼 働 していないクラスタノードに 管 理 者 権 限 でログインして 実 行 します。また、LifeKeeper 付 属 のシェル (sh.exe) を 使 用 し、 前 記 の 構 文 に 従 って、スクリプトを 呼 び 出 します。このコマンドは、システム 名 やネットワークインターフェースを 変 更 しません。LifeKeeper のシステム 名 やコミュニケーションパスの IP アドレスを 変 更 する 場 合 は、システムユーティリティを 使 用 して、システム 名 とネットワークインターフェースを 変 更 してから、このコマンドを 実 行 します。LifeKeeper を 適 切 に 更 新 するには、このコマンドをすべてのクラスタサーバに 実 行 します。値 の 変 更 は、-o と -n オプションを 指 定 してコマンドラインから 実 行 することも、-f オプションを 指 定 してファイルを 指 定 することもできます。ファイルを 指 定 する 場 合 は、 置 換 する 値 を old_value=new_value 形 式で 1 行 づつ 記 述 します。lk_chg_value.ksh が 変 更 する 値 を 変 更 前 に 確 認 するには、-M オプションを 指 定 します。lk_chg_value.ksh のバージョン 情 報 を 確 認 するには、-v オプションを 指 定 します。タグ 名 を 変 更 しない 場 合は、-T オプションを 指 定 します。リソース ID を 変 更 しない 場 合 は、-I オプションを 指 定 します。リソース ID は 構 造 化 された 情 報 を 含 むため、lk_chg_value.ksh は ID フィールドの 完 全 な 置 換 を 許可 しません。この 動 作 をオーバライドするには、-F オプションを 指 定 します。例システム A、B、C は、LifeKeeper クラスタを 構 成 しています。システム A と B はデータベースリソースを 管理 し、システム A はシステム C とのコミュニケーションパスを 管 理 しています。システム A のシステム 名 とコミュニケーションパスのアドレスを 変 更 するには、 次 の 手 順 に 従 います。1. 各 システムに lkstop コマンドを 実 行 して、LifeKeeper を 停 止 します。ただし、 管 理 対 象 のリソースが 稼 働 している 場 合 は、lkstop に -f オプションを 指 定 します。2. システム A のシステム 名 を「X」、ネットワークアドレスを「new_address」にそれぞれ 変 更 します。置 換 用 のファイル (/tmp/lksubs) を 作 成 し、 置 換 前 と 置 換 後 の 文 字 列 を 次 の 形 式 で 記 述 します。A=X old_address=new_addressSteelEye Protection Suite for Windows 66


終 了 コード管 理 者 でシステム A にログインし、 次 のコマンドを 実 行 します。set LKROOT= ( 例 : set LKROOT=C:\LK)\bin\sh.exe lk_chg_value.ksh -vf /tmp/lksubsシステム A にある LifeKeeper Core とリカバリキットに 登 録 されている「A」と「old_address」すべてがシステム「X」と「new_address」に 置 換 されます。3. 置 換 ファイルをシステム A からシステム B と C にコピーします。 管 理 者 でシステム B と C にログインし、 次 のコマンドを 実 行 します。set LKROOT= ( 例 : set LKROOT=C:\LK)\bin\sh.exe lk_chg_value.ksh-vf /tmp/lksubsシステム B と C の 構 成 データベースに 登 録 されている「A」と「old_address」が「X」と「new_address」にそれぞれ 置 換 されます。終 了 コード0 処 理 に 成 功 しました。1 割 り 込 みが 発 生 しました。ファイルをリストアしています。2 不 正 な 引 数 が 渡 りました。3 LifeKeeper プロセスは 実 行 中 です。4 コマンドは 管 理 者 権 限 で 実 行 してください。5 ID フィールドの 変 更 が 要 求 されました。-I オプションを 使 用 しないと、ID は 変 更 できません。6 LKROOT 環 境 変 数 が 設 定 されていません。7 一 致 するものが 見 つかりません。注 記lk_chg_value.ksh ユーティリティは、\bin フォルダにあります。lk_chg_value.ksh ユーティリティでは、 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 されます。前 述 したように、lk_chg_value.ksh スクリプトを 起 動 するには、LifeKeeper 付 属 のシェル (sh.exe) を 使用 します。 は LifeKeeper のホームディレクトリです。デフォルトのホームディレクトリは C:\LK ですが、このディレクトリは、LifeKeeper をインストールするときに 変 更 できます。ファイル\bin\lk_chg_value.ksh67 LifeKeeper Administration Overview


lk_errlk_err構 文lk_err -c Category -n Error number -p Process Name [-d {TO_LOG |TO_STDERR}] ”Message”説 明リカバリスクリプト 内 で 実 行 して、Windows のイベントログにエラーを 出 力 します。stderr ( 標 準 出 力 ) にもメッセージを 表 示 します。次 の 引 数 を 指 定 できます。Category: LifeKeeper メッセージカテゴリとイベントログの 分 類 は、 次 のとおりです。LK カテゴリ イベントカテゴリ イベントタイプFRS_MES 汎 用 情 報FRS_WARN 汎 用 警 告FRS_ERR 汎 用 エラーError Number: 正 数 を 指 定 します。Process Name: lk_err を 呼 び 出 すスクリプトの 名 前 を 指 定 します。Destination: 省 略 可 能 です。lk_err が 生 成 するイベントは、デフォルトで Windows Event Log (TO_LOG) とシステムコンソール stderr のメッセージストリーム (TO_STDERR) の 両 方 に 出 力 されます。-d オプションを 指 定 すると、いずれか 一 方 にエラー 情 報 を 出 力 できます。ただし、LifeKeeper Core は、プログラムやスクリプトを 対 話 形 式 ではなく、バックグラウンドで 実 行 するため、LifeKeeper Core が 実 行 するプログラムやスクリプトでメッセージを stderr (TO_STDERR) にリダイレクトすると、メッセージはシステムコンソールに 出 力 されません。 手 作 業 でスクリプトをテストしてデバッグする場 合 だけ、メッセージを stderr に 出 力 してください。Message: テキストは ” ” で 囲 みます。perform_action構 文perform_action [-G] [-s] [-b] [-n] -t tag-name -a action-name [- - arg1arg2 ... argn]SteelEye Protection Suite for Windows 68


説 明説 明LRACI プログラム perform_action は、 次 の 順 序 でプロセスを 実 行 します。• -t オプションの 引 数 tag-name で 指 定 されるリソースを 探 します。• -a オプションの 引 数 action-name で 指 定 される 処 理 スクリプトを 探 します。• tag-name リソースインスタンス 上 で 処 理 スクリプトを 実 行 します。-- 引 数 の 後 の 引 数 はそのまま 処 理 スクリプトに 渡 されます。これらの 引 数 は、 処 理 の 開 発 者 が 必 要 に応 じて 要 求 します。perform_action プログラムは 次 のアルゴリズムで 処 理 スクリプトを 探 します。まず、 以 下 のように、tagnameで 指 定 されるリソースインスタンスのリソースタイプについて、actions ディレクトリを 検 索 します。%LKROOT%\subsys\appname\resources\restypname\actions\actionname.ksh見 つからない 場 合 は、 以 下 のように、リソースインスタンスが 属 するアプリケーションの actions ディレクトリをチェックします。%LKROOT%\subsys\appname\actions\action-name.kshrestore 処 理 と remove 処 理 は LRACI の 特 例 です。restore 処 理 は、リモートシステムで 稼 働 している可 能 性 があるアプリケーション 階 層 をローカルシステムに 移 動 します。restore 処 理 では、LRACI は 最初 にリソースインスタンス tag-name が ISP 状 態 ではないことを 確 認 します。ISP 状 態 でなければ、このリソースが 依 存 しているすべてのリソースインスタンスが 再 帰 的 にチェックされます。このチェックは、リソースが 別 のリソースに 依 存 していないか、 依 存 しているリソースがすべて ISP 状 態 になっていることが 判 明するまで 継 続 されます。リソースが ISU 状 態 だった 場 合 は、ISP 状 態 になります。リソースが OSU 状 態 または OSF 状 態 だった 場 合 は、リモートシステム 上 の 影 響 を 受 けるリソースに 対して remove スクリプトが 実 行 されます。これが 完 了 すると、LRACI は 上 記 のアルゴリズムを 使 用 してrestore 処 理 を 検 索 して 実 行 します。スクリプトが 失 敗 した 場 合 、リソースは OSF 状 態 になり、LRACIは 停 止 します。 正 常 に 実 行 された 場 合 、LRACI は tag-name で 指 定 されたリソースがリストアされるまで、ツリーを 上 に 向 かってリソースを 再 帰 的 に「リストア」します。 次 に、LRACI は 関 連 するルートリソースインスタンスがすべてリストアされるまで、 同 様 の 方 法 で 再 帰 的 に 親 リソースインスタンスのチェックと「リストア」を 行 います。どの 場 合 でも、LRACI は 上 記 のアルゴリズムにより、LRACI が 現 在 スキャンしているリソースのリソースアプリケーションおよびリソースタイプを 使 用 して 適 切 な restore スクリプトを 検 索 します。tag-name リソースのリソースアプリケーションとリソースタイプではありません。remove 処 理 では、リソースが 逆 方 向 に 再 帰 的 に 移 動 されます。LRACI は、tag-name リソースに 直 接的 または 間 接 的 に 依 存 しているルートリソースから 下 に 向 かって、ISP 状 態 または ISU 状 態 のすべてのリソースの remove スクリプトを 呼 び 出 します。tag-name リソースも 含 まれます。ISP 状 態 でも ISU 状態 でもないリソースは 無 視 されます。いずれかの remove スクリプトが 失 敗 した 場 合 、LRACI は 失 敗 したリソースを OSF 状 態 にして 停 止 します。どの 場 合 でも、LRACI は 上 記 のアルゴリズムにより、LRACIが 現 在 スキャンしているリソースのリソースアプリケーションおよびリソースタイプを 使 用 して 適 切 なremove スクリプトを 検 索 します。tag-name リソースのリソースアプリケーションとリソースタイプではありません。remove 処 理 および restore 処 理 では、 引 数 -t tag-name および -i ident-field が、 対 象 のリソースインスタンスに 対 応 する 引 数 リストに 自 動 的 に 追 加 されます。以 下 に、perform_action に 指 定 できる 引 数 について 説 明 します。69 LifeKeeper Administration Overview


説 明-G action-name が remove、restore、delete の 場 合 のみ 使 用 します。このオプションを 指 定 しない 場 合 、 処 理 を 実 行 する 前 後 にグローバル 前 処 理 スクリプトとグローバル 後 処 理 スクリプトが 実 行 されます (LCD の lcdrecover を 参 照 )。このオプションを 指 定 した 場 合 、グローバル 前 処 理 スクリプトとグローバル 後 処 理 スクリプトは 実 行 されません。このオプションは、perform_action を 2 回 以 上 実 行 する 必 要 があるが、グローバル 前 処 理 スクリプトとグローバル 後 処 理 スクリプトは 1 回 だけ 実 行 したいときに 役 立 ちます。また、リソース 階 層 を 作 成 しながら perform_action を 実行 する 必 要 がある 場 合 にも 役 立 ちます。 階 層 作 成 スクリプトは「admin lockflag」を 取 得 するように 設 定 されますが (LCDI フラグを 参 照 )、restore 後 処 理スクリプトも「admin lock flag」を 要 求 し、これによって 競 合 の 問 題 が 発 生 します。そのため、 階 層 作 成 時 には perform_action によってグローバル 前 処 理スクリプトとグローバル 後 処 理 スクリプトが 実 行 されないようにする 必 要 があります。-s restore 処 理 のデフォルトの 動 作 は、 指 定 したタグの 上 および 下 のすべてのオブジェクトを 起 動 します。また、remove 処 理 のデフォルトの 動 作 は、 指 定 したタグの 上 のすべてのオブジェクトを 停 止 します。-s オプションは、 処 理 の 範 囲 を指 定 したフラグだけに 制 限 します。-b restore 処 理 のデフォルトの 動 作 は、 指 定 したタグの 上 および 下 のすべてのオブジェクトを 起 動 します。-b オプションは、この 動 作 を、 指 定 したタグの 下 のオブジェクトだけに 変 更 します。このオプションは remove 処 理 には 影 響 しません。-n action-name が remove または restore の 場 合 のみ 使 用 します。このオプションを 指 定 した 場 合 、リソースの 予 約 はチェックされず、リソースが 予 約 されているかどうかにかかわらず 処 理 が 実 行 されます。警 告 : このオプションの 使 用 時 は、 特 に 注 意 してください。このオプションを 指 定 しない 場 合 、remove スクリプトまたは restore スクリプトを実 行 する 前 に、LRACI はいずれかの 処 理 を 実 行 するリソースが 現 在 別 のプロセスによって 予 約 されているかどうかを 確 認 します。リソースの「サービスからの削 除 」、「サービスのリストア」、または「リカバリ」の 処 理 を 実 行 している 間 リソースを 予 約 できます。いずれかのリソースが 予 約 されている 場 合 、プロセスがリソースの 予 約 を 解 除するまで、LRACI は 指 定 された 期 間 だけ 待 機 します。この 期 間 が 経 過 すると、LRACI は 予 約 を 解 除 します。いずれの 場 合 でも、LRACI はすべてのリソースを 予 約 してから、 指 定 されたアルゴリズムに 従 って 処 理 を 実 行 します。-t tag-name 最 後 に 処 理 が 実 行 されるリソースインスタンス。-a action-name 実 行 されるリソース 処 理 。SteelEye Protection Suite for Windows 70


例-- arg1 arg2 ... argn リソース 処 理 開 発 者 が 必 要 に 応 じて 定 義 して、 処 理 スクリプトに 渡 すことができる 引 数 。getlocks によって 保 護 された 領 域 内 で -G オプションを 使 用 せずに perform_action を 実 行 する 場 合 は、arg1 に -m を 設 定 して、getlocks の2 つ 目 のインスタンスが 実 行 されないようにしてください。2 つ 目 のインスタンスが 実 行 されると、 処 理 がハングします。例例 として、 以 下 の 処 理 を 呼 び 出 します。perform_action -t SCSI-USR-DISK -a reset-heads -- -h 7LRACI プログラム perform_action は、reset-heads に 対 応 する 処 理 を 検 索 して、 以 下 の 引 数 で 実 行します。reset-heads -t SCSI-USR-DISK -h 7終 了 コードLRACI は、 次 の 終 了 コードを 返 します。0 処 理 に 成 功 した。1 システムコールまたはライブラリコールが 内 部 エラーを 返 した。2 ユーザが 指 定 した 構 文 にエラーがある。3 LifeKeeper の 内 部 エラー。4 既 存 のオブジェクトに 対 する 処 理 を 要 求 した。5 不 正 な 引 数 を 渡 した。6 インデックスが 有 効 な 範 囲 を 超 えている。7 存 在 しないオブジェクトに 要 求 を 発 行 した。8 リソースインスタンスの 削 除 を 要 求 したが、そのリソースインスタンスには、 削 除 していないリソースインスタンスが 依 存 している。9 相 手 のシステムと 通 信 できない。sendevent構 文%LKROOT%\bin\sendevent -C class-of-event -E event -m monitor-name -nname-of-obj-inst [-s severity]71 LifeKeeper Administration Overview


説 明説 明イベント 通 知 機 能 は、イベント 通 知 機 構 (%LKROOT%\bin\sendevent) とアプリケーション 登 録 環 境で 構 成 されています。イベント 通 知 機 能 を 使 用 するアプリケーションは、イベントまたはアラームを 選 択 するか、すべてのイベントとアラーム 通 知 を 受 信 することを 登 録 します。sendevent コマンドは、モニタが 監 視 対 象 のオブジェクトにイベント ( 障 害 またはリカバリ) を 検 出 した 際 、デーモン 監 視 プロセスから 起 動 されるプログラムです。このコマンドは、 一 般 ユーザやシステム 管 理 者 がシェル 上 で 使 用 するのではなく、デーモンプロセスや 別 のコマンドによって 起 動 されます。sendevent コマンドは、イベント 発 生 を 登 録 済 みアプリケーションに 通 知 します。 例 えば、アプリケーションは、システムのシャットダウンを 事 前 に 通 知 されると、ファイルとデータを 保 存 します。また、クライアントサーバ 環 境 では、アプリケーションは 別 のサービスプロバイダを 使 用 するように 自 身 を 再 設 定 します。アプリケーションには、イベントを 処 理 する 適 切 なコマンドを 実 装 する 必 要 があります。sendevent コマンドは、アプリケーションのイベント 応 答 コマンドにすべてのオプションを 渡 します。アプリケーションは、イベント 応 答 コマンドを 専 用 の 登 録 ディレクトリ %LKROOT%\events にインストールして、イベントやアラーム 通 知 を 受 信 します。この 作 業 は、アプリケーションのインストール 時 に 実 行 します。%LKROOT%\events に 格 納 されるイベントは、イベントクラスに 分 類 されます。アプリケーション 側 では、genclass ( 汎 用 イベント 用 ) と allclass サブディレクトリを 作 成 して、イベント 発 生 通 知 の 受 信 を 登録 します。注 記 : アプリケーション 応 答 コマンドを 特 定 のイベントロケーションとすべてのロケーションの 両 方 に 配 置 すると、イベントが 発 生 した 際 、 両 方 のスクリプトが 実 行 されます。クラスディレクトリには、そのクラスに 属 するイベントに 対 応 するサブディレクトリがあります。イベントを 監 視し、イベント 通 知 機 構 を 使 用 するアドオンパッケージは、 監 視 サポート 対 象 のイベントを 記 録 します。アプリケーションオブジェクトモニタパッケージは、 各 サブディレクトリに 配 置 した ACTIVE ファイルを 保 持 する 必 要 があります。ACTIVE ファイルが 存 在 する 場 合 、モニタが 起 動 し、 特 定 のイベントのオブジェクトを監 視 していることをアプリケーションに 通 知 します。モニタプログラムを 含 むパッケージを 削 除 すると、パッケージの 削 除 スクリプトが 監 視 対 象 イベントの ACTIVE ファイルを 削 除 します。イベントを 監 視 しないことをアプリケーションに 通 知 します。パッケージを 削 除 しても、イベント 応 答 コマンドとイベントディレクトリは削 除 されません。アプリケーションが 別 のアプリケーションの 標 準 的 なコマンドに 依 存 する 場 合 、アプリケーション 登 録 環 境は、アプリケーション 用 の 別 のアプリケーション 固 有 のディレクトリ %LKROOT%\subsys\applicationname\actionsを 提 供 し、 共 有 可 能 なアクションコマンドを 配 置 します。 例 えば、アプリケーション X がアプリケーション Y に 依 存 しており、イベントリカバリ 後 に 起 動 して 実 行 するとします。この 順 番 に 従 ってアプリケーションが 起 動 しない 場 合 、アプリケーション X は LKROOT%\subsys\Y\actions\start ディレクトリからアプリケーション Y の start コマンドを 呼 び 出 します。 アプリケーション 間 の 依 存 関 係 は、アプリケーション 開 発 者 が 判 断 して 指 定 します。-C (イベントのクラス)、-E (イベント)、-m (モニタ 名 )、-n (オブジェクトインスタンス 名 ) オプションは 必 須 です。-s ( 重 大 度 ) オプションを 指 定 しないと、sendevent にはデフォルトで MAJOR アラームが 設 定 されます。監 視 プロセスが sendevent コマンドを 起 動 すると、sendevent は、-C オプションと -E オプションを 参 照 して、イベントが 発 生 したクラスを 識 別 します。sendevent コマンドは、クラス/イベントに 対 応 する 登 録 ディレクトリにあるイベント 応 答 コマンドとすべてのディレクトリに 登 録 されたコマンドを 完 全 に 実 行 するまで、バックグラウンドで 動 作 します。指 定 可 能 なオプションは 次 のとおりです。SteelEye Protection Suite for Windows 72


出 力-C class-of-eventイベントはクラス 別 にグループ 化 されます。イベントが 属 するクラスを 指 定 します。これは 必 須 オプションです。-E eventクラス 内 でトリガするイベントを 指 定 します。 必 須 オプションです。-m monitor-nameアラーム/イベントを 送 信 するアプリケーションオブジェクトモニタの 名 前 は、 次 の 形 式 で 記 述 します。OM-product-name:OM-component-nameOM-product-name には、 最 大 8 文 字 の ASCII 文 字 列 を 記 述 します。これは、アラームまたはイベントをトリガするオブジェクトを 監 視 する 製 品 の 略 称 です。OM-component-name には、 最 大 16 文 字 のASCII 文 字 列 を 記 述 します。これは、アラームまたはイベントを 検 出 するオブジェクトモニタのコンポーネントを 識 別 するオブジェクトモニタ 名 です。モニタ 名 は、1 つのオブジェクトを 監 視 する 複 数 の 製 品 を 識 別 します。-n name-of-obj-instアプリケーションオブジェクトのインスタンス 名 です。 最 大 64 文 字 の ASCII 文 字 列 を 記 述 します。 例 えば、D: はボリュームアプリケーションオブジェクトの 名 前 を 指 すのに 対 して、1234 はプロセスオブジェクトを指 すのに 使 用 されます。-s severity各 アラームとイベントには、 報 告 する 問 題 の 重 大 度 を 指 定 します。このオプションを 指 定 しないと、sendevent はデフォルトの 重 大 度 (MAJOR アラーム) を 使 用 します。 重 大 度 は、 次 表 に 示 すように、 整 数 (ASCII 文 字 ) で 指 定 します。0 CLEARED アラーム: 「id-of-alarm/event」が 検 出 したアラーム1 INFORMATIONAL アラーム: INFO メッセージまたは cmn_err () NOTICE メッセージ2 WARNING アラーム: 警 告 メッセージ3 MINOR アラーム: 重 大 度 の 低 いマイナーメッセージ4 MAJOR アラーム: メジャーメッセージまたはエラーメッセージ (デフォルト)5 CRITICAL アラーム: 深 刻 なエラーを 伝 えるメッセージ (cmn_err () PANIC または HALT メッセージ)出 力sendevent コマンドは、 次 のいずれかの 条 件 で 出 力 を 生 成 します。• エラーメッセージが 標 準 エラーに 出 力 されるか、0 以 外 の 終 了 コードが 返 った 場 合• sendevent を 呼 び 出 した 際 に、id-of-alarm/event アラーム/イベントの 識 別 子 が 標 準 出 力 に 出力 された 場 合73 LifeKeeper Administration Overview


終 了 コード終 了 コードsendevent は、 次 の 終 了 コードを 返 します。0 sendevent コマンドはエラーを 出 力 せずに、 処 理 を 正 常 に 完 了 した。1 引 数 リストに 構 文 エラーがある。2 -C オプションで 指 定 されたクラスが %LKROOT%\events ディレクトリにない。3 -E オプションで 指 定 した 文 字 列 に 対 応 するイベントが %LKROOT%\events\ ディレクトリにない。4 -A オプションは、 内 部 的 に 生 成 されており、 直 接 指 定 されていない。5 -s 0 ( 重 大 度 : CLEARED) オプションを 使 用 する 場 合 は、-i オプションを 指 定 する 必 要 がある。volume構 文volume [ -d | -D ] [-l | -u | -p | -U volume_letter ]説 明Windows サーバのボリュームをロックまたはロック 解 除 します。また、LifeKeeper サービスにボリュームを 登録 します。LifeKeeper にボリュームを 登 録 した 場 合 、LifeKeeper は 起 動 時 に 保 護 (ロック) するボリュームを 決 定 します。ロックは、ボリュームに 排 他 制 御 を 適 用 するため、 他 のプロセスはボリュームにアクセスできなくなります。このコマンドを 使 用 するには、LifeKeeper が 稼 働 している 必 要 があります。このコマンドは、LifeKeeperサービスと 通 信 して、ロック 機 構 を 提 供 します。volume コマンドに 指 定 できるオプションは、 次 のとおりです。volume_letter には、ロック/ロック 解 除 または保 護 / 保 護 解 除 するドライブレター (C ~ Z) を 指 定 します。-d ロックしているボリュームを 表 示 します。-D-lLifeKeeper に 登 録 されているボリュームを 表 示 します。-p オプションで 追 加 されたボリュームを表 示 します。-D を 指 定 すると、-d オプションとは 異 なるリストが 表 示 されます。ボリュームを 排 他 的 アクセスとしてロックします。リモートユーザがボリュームを 開 くか、ローカルアプリケーションが 書 き 込 み 用 にボリュームを 開 くと、ロックは 失 敗 します。-u ボリュームの 排 他 アクセスを 解 除 します。-p-ULifeKeeper にボリュームを 登 録 します。LifeKeeper を 再 起 動 すると、ボリュームは 自 動 的 にロックされます。LifeKeeper に 登 録 したボリュームを 解 除 します。LifeKeeper を 起 動 しても、ボリュームは 自動 的 にロックされません。SteelEye Protection Suite for Windows 74


例例volume コマンドの 使 用 例 を 次 に 示 します。## Register drive volume e: to be locked by LifeKeeper#ret=`volume -p E`if [ $ret -gt 0 ]then#Report error that it wasn’t protectedfi## Lock volume e: for exclusive access#ret=`volume -l E`if [ $ret -gt 0 ]then#Report error that it wasn’t lockedfi終 了 コードこのコマンドは、 次 の 終 了 コードを 返 します。0 処 理 に 成 功 した。正 数操 作 に 失 敗 した。エラーメッセージは 標 準 出 力 に 表 示 される。IP ローカルリカバリIP ローカルリカバリ 機 能 を 有 効 にした 場 合 、 定 期 的 に 実 行 する IP リソースのディープチェックが 失 敗 すると、<strong>SPS</strong> は 次 の 処 理 を 実 行 します。• 現 在 のネットワークインターフェースで IP アドレスを 起 動 します。• 前 記 の 処 理 に 失 敗 すると、リソースインスタンスをチェックし、バックアップインターフェースが 使 用 できるか 調 べます。バックアップインターフェースが 使 用 できる 場 合 は、IP アドレスをバックアップイン75 LifeKeeper Administration Overview


SNMP による <strong>SPS</strong> イベント 転 送 の 概 要ターフェースに 移 動 します。• ローカルリカバリが 完 全 に 失 敗 すると、<strong>SPS</strong> は、IP アドレスと 依 存 リソースをバックアップサーバにフェイルオーバします。ローカルリカバリ 機 能 は、バックアップアダプタがなくても 有 効 にすることができます。ローカルリカバリ 機 能 を有 効 にすると、<strong>SPS</strong> はプライマリネットワークのインターフェースを 再 起 動 しますが、それに 失 敗 すると、リソースをバックアップサーバにフェイルオーバします。SNMP による <strong>SPS</strong> イベント 転 送 の 概 要SNMP (Simple Network Management Protocol) は、デバイスから 独 立 してネットワークを 管 理 するフレームワークを 提 供 します。ネットワーク 上 のデバイスは、 製 造 メーカーが 提 供 する MIB (ManagementInformation Base) 変 数 で 定 義 されます。ネットワーク 上 の 各 ノードで 稼 働 する SNMP エージェントは、Network Manager ノードと 対 話 します。Network Manager はエージェントにクエリを 発 行 し、MIB 変数 値 を 取 得 または 設 定 して、ノードを 監 視 制 御 します。エージェントはトラップと 呼 ばれるメッセージを 非同 期 的 に 生 成 して、 例 外 イベントをマネージャに 通 知 します。SNMP を 使 用 してネットワークを 監 視 管理 するアプリケーションは 多 数 あります。<strong>SPS</strong> には、 特 定 のイベントやアラームの 送 信 を 希 望 するアプリケーションを 登 録 するイベント 通 知 機 構があります。 詳 細 については、sendevent マニュアルページを 参 照 してください。<strong>SPS</strong> では、 主 要 な <strong>SPS</strong>イベントの SNMP トラップをサードパーティ 製 ネットワーク 管 理 コンソールに 簡 単 に 送 信 できます。<strong>SPS</strong> はMIB ファイルを<strong>SPS</strong>トラップ 定 義 を 記 述 した %LKROOT%\include\LifeKeeper-MIB.txt の 下 にインストールします。SNMP トラップを 受 信 するリモートの 管 理 コンソールは、そのシステムの 管 理 ソフトウェアであらかじめ 設定 しておきます。<strong>SPS</strong> は 外 部 の SNMP 設 定 を 提 供 していません。リモート 管 理 サーバは 通 常 、<strong>SPS</strong> クラスタ 外 にあり、<strong>SPS</strong> ノードではありません。<strong>SPS</strong> イベント テーブル<strong>SPS</strong> イベントとトラップ 番 号 を 次 表 に 示 します。オブジェクト ID (OID) は、プレフィックスとトラップ 番 号 から成 り、 次 の 形 式 で 表 示 されます。prefix.0.specific trap numberプレフィックスは、.1.3.6.1.4.1.7359 です。MIB ツリー 内 で 展 開 すると、iso.org.dod.internet.private.enterprises.7359 となります。7359 は <strong>SIOS</strong> 社 の 製 造 メーカー 番 号であり、LifeKeeper を 表 す 1 が 続 きます。 例 えば、LifeKeeper Startup Complete イベントは、OID.1.3.6.1.4.1.7359.1.0.100 を 生 成 します。<strong>SPS</strong> イベントの 説 明LifeKeeper Startup Complete (LifeKeeper の 起 動 完 了 )LifeKeeper を 起 動 したノードが 送 信トラップ番 号オブジェクト ID100 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.100SteelEye Protection Suite for Windows 76


<strong>SPS</strong> イベントテーブル<strong>SPS</strong> イベントの 説 明LifeKeeper Shutdown Initiated (LifeKeeper シャットダウンの 開 始 )シャットダウンを 開 始 したノードが 送 信LifeKeeper Shutdown Complete (シャットダウン 完 了 )LifeKeeper のシャットダウンを 完 了 したノードが 送 信LifeKeeper Manual Switchover Initiated on Server(LifeKeeper の 手 動 切 り 替 えをサーバ 上 で 開 始 )手 動 切 り 替 えを 要 求 したノードが 送 信LifeKeeper Manual Switchover Complete recoveredlist (LifeKeeper の 手 動 切 り 替 え 完 了 - リカバリリスト)手 動 切 り 替 えを 完 了 したノードが 送 信LifeKeeper Manual Switchover Complete failed list(LifeKeeper の 手 動 切 り 替 え 完 了 - 失 敗 リスト)手 動 切 り 替 えを 完 了 したノードが 送 信LifeKeeper Node Failure Detected (LifeKeeper ノードの失 敗 検 出 )失 敗 を 検 出 したクラスタノードが 送 信LifeKeeper Node Recovery Complete recovered list(LifeKeeper ノードのリカバリ 完 了 - リカバリリスト)失 敗 したノードのリソースをリカバリしたクラスタノードが 送 信LifeKeeper Node Recovery Complete failed list(LifeKeeper ノードのリカバリ 完 了 - 失 敗 リスト)失 敗 したノードからのリソースのリカバリに 失 敗 したクラスタノードが 送 信LifeKeeper Resource Recovery Initiated (LifeKeeper リソースのリカバリ 開 始 )リソースをリカバリするノードが 送 信 。 直 後 に 131 または 132トラップが 続 き、リカバリの 完 了 または 失 敗 を 通 知LifeKeeper Resource Recovery Failed (LifeKeeper リソースのリカバリ 失 敗 )リソースの 起 動 に 失 敗 したノード (トラップ 130) が 送 信トラップ番 号オブジェクト ID101 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.101102 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.102110 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.110111 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.111112 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.112120 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.120121 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.121122 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.122130 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.130131* .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.13177 LifeKeeper Administration Overview


<strong>SPS</strong> イベントテーブル<strong>SPS</strong> イベントの 説 明LifeKeeper Resource Recovery Complete (LifeKeeperリソースのリカバリ 完 了 )リソースのリカバリを 完 了 したノード (トラップ 130) が 送 信Mirror State Change (ミラー 状 態 の 変 更 )トラップ番 号オブジェクト ID132 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.132ミラーのソースであり、ミラーの 状 態 が 変 更 されたノードが 送信 。ターゲットノードのボリュームレター、ミラーの 状 態 、および IP アドレスを 表 示有 効 なミラーの 状 態 は 次 のとおり-1: 無 効 な 状 態0: ミラーなし1: ミラーリング2: ミラーは 再 同 期 中3: ミラーは 中 断4: ミラーは 一 時 停 止5: 再 同 期 は 待 ち 状 態150 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.150LifeKeeper replicated volume Split Brain detected(LifeKeeper によって 複 製 されているボリュームのスプリットブレイン 検 出 )両 側 でミラーがソースであることが LifeKeeper によって 検 出されたノードが 送 信 。ターゲットノードのボリュームレターおよび IP アドレスを 表 示トラップ PDU の 追 加 情 報 を 通 知 する 変 数 は 次 のとおり160 .1.3.6.1.4.1.7359.1.0.160トラップメッセージ すべて .1.3.6.1.4.1.7359.1.1リソースタグ 130 .1.3.6.1.4.1.7359.1.2リソースタグ 131 .1.3.6.1.4.1.7359.1.2リソースタグ 132 .1.3.6.1.4.1.7359.1.2リカバリ 済 みリソースのリスト 111 .1.3.6.1.4.1.7359.1.3リカバリ 済 みリソースのリスト 121 .1.3.6.1.4.1.7359.1.3失 敗 したリソースのリスト 112 .1.3.6.1.4.1.7359.1.4失 敗 したリソースのリスト 122 .1.3.6.1.4.1.7359.1.4* リカバリが 複 数 のバックアップサーバ 上 で 失 敗 した 場 合 、このトラップは 連 続 して 表 示 されることがあります。SteelEye Protection Suite for Windows 78


Chapter 5: ユーザガイドユーザガイドは、LifeKeeper GUI で 実 行 できる 多 数 の 作 業 に 関 する 詳 細 な 情 報 が 含 まれた、 総 合 的な 検 索 可 能 リソースです。このドキュメントにアクセスするには、「ユーザガイド」をクリックしてください。LifeKeeper GUI で 実 行 できる 作 業 は、 次 の 3 つに 大 別 されます。共 通 タスク - ユーザが 実 行 する 基 本 的 な 作 業 です。クラスタへの 接 続 、サーバやリソースのプロパティ 表示 、ログファイル 表 示 、GUI 設 定 の 変 更 などです。オペレータタスク - リソースサービスの 起 動 と 停 止 など、より 高 度 なタスクです。オペレータタスクを 実 行 するには、オペレータ 権 限 が 必 要 です。管 理 者 タスク - 管 理 者 権 限 が 必 要 です。サーバを 対 象 とするタスク (サーバプロパティの 編 集 、リソース作 成 、コミュニケーションパスの 作 成 と 削 除 など) とリソースを 対 象 とするタスク (リソースの 編 集 、 拡 張 、削 除 ) があります。3 種 類 のユーザ 権 限 で 実 行 できるタスクを 次 表 に 示 します。リソースタイプによっては、さらに 別 のタスクも 実 行 できます。 詳 細 については、 個 々 のリソースキットに 付 属 するドキュメントを 参 照 してください。タスク権 限ゲスト オペレータ 管 理 者サーバとリソースの 表 示 X X Xサーバの 接 続 と 切 断 X X Xサーバプロパティとログの 表 示 X X Xサーバプロパティの 変 更Xリソース 階 層 の 作 成Xコミュニケーションパスの 作 成 と 削 除Xリソースプロパティの 表 示 X X Xリソースプロパティの 変 更Xリソースのサービス 起 動 と 停 止 X Xリソース 階 層 の 拡 張 と 拡 張 解 除Xリソース 依 存 関 係 の 作 成 と 削 除Xリソース 階 層 の 削 除XSteelEye Protection Suite for Windows 80


LifeKeeper GUILifeKeeper GUILifeKeeper グラフィカルユーザインターフェース<strong>SPS</strong> Core をインストールすると GUI コンポーネントもインストールされます。LifeKeeper GUI は、Java 技 術 を 使 用 して、<strong>SPS</strong> およびその 構 成 データに 対 するグラフィカルユーザインターフェースを 提 供 します。LifeKeeper GUI はクライアント/サーバアプリケーションなので、ユーザはクライアントコンポーネントを 実 行 して <strong>SPS</strong> を 監 視 、 管 理 します。クライアントコンポーネントとサーバコンポーネントは、 同 一 システム 上 で 実 行 される 場 合 も、 異 なるシステムで 実 行 される 場 合 もあります。GUI の 概 要LifeKeeper GUI では、 適 切 なアクセス 権 を 行 使 して、クラスタを 構 成 する 任 意 のサーバ 上 で 他 のサーバやリソースを 管 理 、 運 用 、 監 視 できます。 詳 細 については、GUI ユーザの 設 定 を 参 照 してください。 以降 に、GUI サーバとクライアントの 概 要 を 説 明 します。GUI サーバGUI サーバは、システムを 起 動 すると、 個 々 の <strong>SPS</strong> サーバ 上 で 初 期 化 されます。GUI サーバは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol) と RMI (Remote Method Invocation) プロトコルを 使 用 して、GUI クライアントと 通 信 します。GUI クライアントGUI クライアントは、Java 対 応 システム 上 の Web クライアント、<strong>SPS</strong> サーバ 上 のアプリケーションとして動 作 します。クライアントは 次 のコンポーネントで 構 成 されています。• ステータステーブル ( 左 上 ): 接 続 先 サーバとリソースの 詳 細 な 状 態 を 表 示 します。• プロパティパネル ( 右 上 ): ステータステーブルで 最 後 に 選 択 したオブジェクトに 関 する 詳 細 な 情 報を 表 示 します。• アウトプットパネル ( 下 ): コマンドの 出 力 を 表 示 します。• メッセージバー (ウィンドウの 下 ): 処 理 状 態 に 関 するメッセージを 表 示 します。• コンテキスト (プロパティパネル) とツールバー: 使 用 頻 度 の 高 いタスクに 素 早 くアクセスできます。• コンテキスト (ポップアップ) とグローバルメニュー: すべてのタスクにアクセスできます。81 ユーザガイド


LifeKeeper GUI クライアントの 起 動LifeKeeper GUI クライアント の 起 動Web クライアントの 起 動<strong>SPS</strong> サーバ 上 の Web クライアントを 起 動 するには、[スタート] -> [すべてのプログラム] -> [SteelEye] ->[LifeKeeper] -> [LifeKeeper] の 順 に 選 択 してください。Web ブラウザが 起 動 し、ローカルの GUI サーバ(http://localhost:81) に 接 続 します。<strong>SPS</strong> クラスタ 外 のシステムを 使 用 する 場 合 は、Web ブラウザを 開 き、URL に http://:81を 指 定 してください。ここで、 には、<strong>SPS</strong> サーバの 名 前 を 入 力 します。GUI サーバからWeb クライアントがロードされます。Web クライアントのロードが 完 了 すると、 [クラスタへの 接 続 ] ダイアログボックス が 表 示 されます。Web クライアントを 任 意 の GUI サーバに 接 続 します。注 記 : Web クライアントを 実 行 した 場 合 、 適 切 な Java プラグインがシステムにインストールされていないと、プラグインのダウンロードサイトに 自 動 的 にジャンプします。ブラウザのセキュリティを 設 定 し、Java を有 効 にする 必 要 もあります。以 上 の 手 順 を 実 行 しても、クライアントがロードされない 場 合 は、Web クライアントのトラブルシューティングを 参 照 してください。アプリケーションクライアントの 起 動<strong>SPS</strong> サーバの 管 理 者 権 限 を 持 つユーザは、サーバ 上 でアプリケーションクライアントを 起 動 できます。[スタート] メニューをクリックし、[プログラム] -> [LifeKeeper] -> [LifeKeeper GUI] の 順 に 選 択 してください。以 上 の 操 作 を 実 行 しても、クライアントをロードできない 場 合 は、ネットワーク 関 連 のトラブルシューティングを 参 照 してください。GUI クライアント の 終 了[ファイル] メニューの [ 終 了 ] をクリックし、すべてのサーバとの 接 続 を 切 断 し、GUI ウィンドウを 閉 じます。ステータステーブルステータステーブルには、 接 続 先 サーバとリソースの 状 態 がグラフィカルに 表 示 されます。 表 示 される 項 目は、 次 のとおりです。• 最 上 位 の 行 : サーバの 状 態• 左 側 の 列 : グローバル (サーバ 間 ) の 状 態 とリソースの 親 子 関 係• 残 りのセル: 各 サーバにあるリソースの 状 態サーバとリソースの 状 態 は、グラフィックスとテキストがさまざまな 色 で 示 されます。サーバの 下 にあるテーブルセルが 空 の 場 合 は、そのサーバにリソースが 定 義 されていないことを 示 します。ステータステーブルでサーバまたはリソースを 選 択 すると、 詳 細 な 状 態 情 報 とコンテキストツールバーがプロパティパネルに 表 示 されます。セルを 右 クリックすると、サーバコンテキストメニューまたはリソースコンテキストメニューが 表 示 されます。SteelEye Protection Suite for Windows 82


プロパティパネルステータステーブルは、2 つのエリアに 分 かれています。 左 右 のパネルのサイズは、ディバイダを 使 用 して変 更 できます。ステータステーブルは、 折 りたたんで 最 上 位 の 項 目 だけを 表 示 できます。リソース 階 層 ツリーを 展 開 / 縮 小 すると、 表 内 の 階 層 も 展 開 / 縮 小 します。プロパティパネルプロパティパネルには、ステータステーブルで 選 択 したサーバやリソースのプロパティが 表 示 されます。プロパティパネルの 機 能 は、[サーバプロパティ] ダイアログボックス、[リソースプロパティ] ダイアログボックス、コンテキストツールバーと 同 じであり、 使 用 頻 度 の 高 いコマンドを 簡 単 に 使 用 できるようになっています。プロパティパネルのタイトルバーには、サーバを 選 択 すると server_name、リソースを 選 択 すると server_name: resource_name がそれぞれ 表 示 されます。プロパティパネルのコンテキストツールバーは、サーバコンテキストツールバーとリソースコンテキストツールバーで 構 成 されています。コンテキストツールバーはカスタマイズできます。プロパティパネルの 下 にあるボタンは、 次 の 機 能 を 備 えています。• 適 用 : パネル 内 で 編 集 可 能 なプロパティに 加 えた 変 更 を 反 映 します。このボタンは、 編 集 可 能なプロパティを 変 更 すると 有 効 になります。• 更 新 : すべてのプロパティの 値 をサーバに 問 い 合 わせて、 古 い 変 更 をクリアします。このボタンは常 に 有 効 になっています。プロパティパネルのサイズを 変 更 するには、パネルの 左 側 にあるセパレータを 左 右 にスライドしてください。プロパティパネルを 表 示 / 非 表 示 にするには、[ 表 示 ] メニューの プロパティパネル チェックボックスを 使 用 してください。アウト プット パネルlアウトプットパネルは、GUI クライアントが 発 行 したコマンドの 出 力 を 収 集 します。コマンドを 実 行 すると、タイムスタンプがアウトプットパネルにラベルとして 追 加 され、コマンドの 出 力 がその 下 に 追 加 されます。 複数 のサーバからコマンドを 発 行 し、 複 数 のコマンドを 同 時 に 実 行 した 場 合 、 各 コマンドの 出 力 は 対 応 するセクションに 送 信 されるため、 結 果 を 簡 単 に 確 認 できます。アウトプットパネルのサイズを 変 更 するには、パネルの 左 側 にあるセパレータを 上 下 にスライドしてください。アウトプットパネルを 表 示 / 非 表 示 にするには、[ 表 示 ] メニューの アウトプットパネルチェックボックスを使 用 してください。アウトプットパネルを 閉 じても、コマンドが 起 動 したダイアログボックスは、そのまま 表 示されます。 出 力 結 果 は、ユーザがクリアするまで 表 示 されます。しかし、ダイアログボックスを 閉 じると、コマンドの 出 力 は 表 示 されなくなります。アウトプットパネルを 再 び 開 くと、GUI はデフォルトの 動 作 に 戻 ります。メッセージバーメッセージバーはステータスウィンドウの 下 に 表 示 されます。メッセージバーには、1 行 のメッセージが 表 示されます。 例 えば、「Connecting to Server X」、「Failure to connect toServer X」などのメッセージが 表 示 されます。• メッセージバーを 隠 すには、[ 表 示 ] メニューの [メッセージバー] チェックボックスをオフにします。• メッセージバーを 表 示 するには、[ 表 示 ] メニューの [メッセージバー] チェックボックスをオンにします。83 ユーザガイド


ツールバー• メッセージバーに 表 示 されたメッセージの 履 歴 を 表 示 する 方 法 については、メッセージ 履 歴 の 表示 を 参 照 してください。ツールバーSteelEye Protection Suite for Windows ツールバーGlobal Toolbarツールバーは、デフォルトのサーバコンテキストツールバーとリソースコンテキストツールバーで 構 成 されており、プロパティパネルに 表 示 されます。ツールバーを 使 用 するには、アクションを 実 行 するサーバやリソースを 選 択 する 必 要 があります。接 続 : クラスタに 接 続 します。切 断 : クラスタから 切 断 します。更 新 : GUI を 更 新 します。ログの 表 示 : ログメッセージを 表 示 します。リソース 階 層 の 作 成 : リソース 階 層 を 作 成 します。>リソース 階 層 の 削 除 : 全 サーバのリソース 階 層 を 削 除 します。SteelEye Protection Suite for Windows 84


リソースコンテキストツールバーコミュニケーションパスの 作 成 : サーバ 間 にコミュニケーションパスを 作 成 します。コミュニケーションパスの 削 除 : サーバのコミュニケーションパスを 削 除 します。サービス 開 始 : リソース 階 層 をサービス 中 にします。サービス 停 止 : リソース 階 層 をサービス 停 止 にします。Extend Resource Hierarchy: フェイルオーバを 実 行 できるように、リソース 階 層 を 別 のサーバにコピーします。リソース 階 層 の 拡 張 解 除 : 拡 張 したリソース 階 層 を 1 台 のサーバから 削 除 します。依 存 関 係 の 追 加 : 2 つのリソースに 親 子 関 係 を 作 成 します。依 存 関 係 の 削 除 : 2 つのリソースの 親 子 関 係 を 削 除 します。リソースコンテキスト ツールバーリソースコンテキストツールバーは、ステータステーブルでサーバ 固 有 のリソースを 選 択 すると、プロパティパネルに 表 示 されます。このページでは、デフォルトのリソースコンテキストツールバーについて 説 明 しますが、リソースコンテキストツールバーはリソースタイプ 単 位 でカスタマイズできます。カスタマイズの 詳 細 については、リカバリキットに 付 属 しているドキュメントを 参 照 してください。ツールバーをクリックして、 所 定 のアクションをリソースとサーバに 実 行 します。 選 択 したリソースに 適 用 できないアクションは 淡 色 で 表 示 されます。85 ユーザガイド


サーバコンテキストツールバーサービス 開 始 : リソース 階 層 を In Service にします。サービス 停 止 : リソース 階 層 を Out of Service にします。Extend Resource Hierarchy: フェイルオーバを 実 行 できるように、リソース 階 層 を 別 のサーバにコピーします。リソース 階 層 の 拡 張 解 除 : 拡 張 したリソース 階 層 を 1台 のサーバから 削 除 します。依 存 関 係 の 追 加 : 2 つのリソースに 親 子 関 係 を 作 成 します。依 存 関 係 の 削 除 : 2 つのリソースの 親 子 関 係 を 削 除 します。リソース 階 層 の 削 除 : 全 サーバのリソース 階 層 を 削 除 します。サーバコンテキスト ツールバーサーバコンテキストツールバーは、ステータステーブルでサーバを 選 択 すると、プロパティパネルに 表 示 されます。ツールバーを 選 択 して、 所 定 のアクションをサーバに 実 行 します。切 断 : クラスタから 切 断 します。更 新 : GUI を 更 新 します。SteelEye Protection Suite for Windows 86


メニューログの 表 示 : ログメッセージを 表 示 します。リソース 階 層 の 作 成 : リソース 階 層 を 作 成 します。コミュニケーションパスの 作 成 : サーバ 間 にコミュニケーションパスを 作 成 します。コミュニケーションパスの 削 除 : サーバのコミュニケーションパスを 削 除 します。メニューSteelEye Protection Suite for Windows メニューリソースコンテキスト メニューリソースコンテキストメニューは、クラスタ 全 体 に 共 通 するグローバルリソース ( 上 図 ) またはサーバ 固 有 のリソースインスタンス ( 下 図 ) をステータステーブルで 右 クリックすると 表 示 されます。このページでは、デフォ87 ユーザガイド


サーバコンテキストメニュールトのリソースコンテキストメニューについて 説 明 しますが、リソースコンテキストメニューはリソースタイプ 単位 でカスタマイズできます。カスタマイズの 詳 細 については、リカバリキットに 付 属 しているドキュメントを 参照 してください。メニューを 選 択 して、リソースに 所 定 のアクションを 実 行 します。 特 定 のサーバのリソースインスタンスを 選択 して、アクションを 実 行 します。また、クラスタ 全 体 に 共 通 するグローバルリソースを 選 択 する 場 合 は、アクションを 実 行 するサーバを 選 択 します。サービス 開 始 : リソース 階 層 を In Service にします。サービス 停 止 : リソース 階 層 を Out of Service にします。Extend Resource Hierarchy: フェイルオーバを 実 行 できるように、リソース 階 層 を 別 のサーバにコピーします。リソース 階 層 の 拡 張 解 除 : 拡 張 したリソース 階 層 を 1 台 のサーバから 削 除 します。依 存 関 係 の 追 加 : 2 つのリソースに 親 子 関 係 を 作 成 します。依 存 関 係 の 削 除 : 親 子 関 係 を 削 除 します。リソース 階 層 の 削 除 : 全 サーバのリソース 階 層 を 削 除 します。ローカルリカバリ - リソースに 対 するローカルリカバリを 有 効 にするには、[はい] を 選 択 してください。ファイル 共 有 のローカルリカバリは、フォルダにアクセスできなくなった 場 合 、<strong>SPS</strong> は、フォルダの 再 作 成 を 行 うということを 意 味 します。クイックチェック 間 隔 - リソースの 基 本 的 な 状 態 確 認 の 間 隔 を 分 単 位 で 入 力 してください。それぞれのシステムに 異 なる 値 を 指 定 できます。デフォルト 値 は 3 分 です。 設 定 値 の 範 囲 は 0 から 10080 です。間 隔 を 0 にするとクイックチェックは 無 効 となります。ディープチェック 間 隔 - リソースの 広 範 囲 にわたる 状 態 確 認 の 間 隔 を 分 単 位 で 入 力 してください。ディープチェックの 場 合 は、ディープチェックとともにクイックチェックも 行 います。それぞれのシステムに 異 なる 値 を指 定 できます。デフォルト 値 は 5 分 です。 設 定 値 の 範 囲 は 0 から 10080 です。 間 隔 を 0 にするとディープチェックは 無 効 となります。プロパティ: [リソースプロパティ] ダイアログを 表 示 します。サーバコンテキスト メニューサーバコンテキストメニューは、ステータステーブルでサーバを 右 クリックすると 表 示 されます。メニューを 選択 して、 所 定 のアクションをサーバに 実 行 します。SteelEye Protection Suite for Windows 88


[ファイル] メニューログの 表 示 : <strong>SPS</strong> ログメッセージを 表 示 します。リソース 階 層 の 作 成 : リソース 階 層 を 作 成 します。コミュニケーションパスの 作 成 : サーバ 間 にコミュニケーションパスを 作 成 します。コミュニケーションパスの 削 除 : コミュニケーションパスを 削 除 します。切 断 : クラスタから 切 断 します。更 新 : GUI を 更 新 します。プロパティ: [サーバプロパティ] ダイアログを 表 示 します。[ファイル] メニュー接 続 : <strong>SPS</strong> クラスタに 接 続 します。サーバごとにログイン 認 証 が 必 要 です。終 了 : すべてのサーバから 切 断 し、GUI ウィンドウを 閉 じます。[ 編 集 ] メニュー - リソースこのメニューは、デフォルトのリソースコンテキストメニューと 基 本 的 に 同 じ 動 作 ですが、アクションを 実 行するリソースとサーバを 選 択 する 必 要 があります。[ 編 集 ] メニューの [リソース] コマンドは、カスタマイズできません。89 ユーザガイド


[ 編 集 ] メニュー - サーバサービス 開 始 : リソース 階 層 をサービス 中 にします。サービス 停 止 : リソース 階 層 をサービス 停 止 にします。Extend Resource Hierarchy: フェイルオーバを 実 行 できるように、リソース 階 層 を 別 のサーバにコピーします。リソース 階 層 の 拡 張 解 除 : 拡 張 したリソース 階 層 を 1 台 のサーバから 削 除 します。依 存 関 係 の 追 加 : 2 つのリソースに 親 子 関 係 を 作 成 します。依 存 関 係 の 削 除 : 親 子 関 係 を 削 除 します。リソース 階 層 の 削 除 : 全 サーバのリソース 階 層 を 削 除 します。プロパティ: [リソースプロパティ] ダイアログを 表 示 します。[ 編 集 ] メニュー - サーバこのメニューは、デフォルトのサーバコンテキストメニューと 基 本 的 に 同 じ 動 作 ですが、アクションを 実 行 するサーバを 選 択 する 必 要 があります。[ 編 集 ] メニューの [サーバ] コマンドは、カスタマイズできません。SteelEye Protection Suite for Windows 90


[ 表 示 ] メニューログの 表 示 : <strong>SPS</strong> ログメッセージを 表 示 します。リソース 階 層 の 作 成 : リソース 階 層 を 作 成 します。コミュニケーションパスの 作 成 : サーバ 間 にコミュニケーションパスを 作 成 します。コミュニケーションパスの 削 除 : コミュニケーションパスを 削 除 します。切 断 : クラスタから 切 断 します。更 新 : GUI を 更 新 します。プロパティ: [サーバプロパティ] ダイアログを 表 示 します。[ 表 示 ] メニューツリーを 展 開 : ステータステーブルを 展 開 して、すべてのリソース 階 層 を 表 示 します。91 ユーザガイド


[ 表 示 ] メニューツリーを 折 りたたむ: ステータステーブルを 折 りたたみ、 各 階 層 の 最 上 位 にあるリソースだけを 表 示 します。行 の 高 さ: リソース 階 層 ツリーおよびリソーステーブルの 行 の 高 さを 修 正 します。 表 示 されたリソースの 数により 大 、 中 、 小 を 選 択 してください。列 の 幅 : リソース 階 層 ツリーおよびリソーステーブルの 列 幅 を 修 正 します。 表 示 されたリソースにより 自動 、 大 、 中 、 小 を 選 択 してください。リソースラベルこのオプショングループは、リソースが、タグ 名 と ID のどちらでリソース 階 層 ツリー 内 に 表 示 されるか 指 定 することができます。タグ 名IDラベルでソートする: リソースラベルのみでリソースを 分 類 します。クラスタ 単 位 でリソースをグループ: クラスタサーバおよびリソースラベルによって 分 類 します。 同 じクラスタ内 に 属 するリソースが 同 じグループになります。コミュニケーションパスが 冗 長 化 されていない 場 合 に 警 告 する: サーバステータスグラフィックでコミュニケーションパスの 状 態 についての 説 明 を 明 記 します。• 選 択 した 場 合 は、 一 組 のサーバ 間 のコミュニケーションパスが 冗 長 化 されていない 場 合 、サーバ警 告 が 表 示 されます。• 選 択 しない 場 合 は、 一 組 のサーバ 間 のコミュニケーションパスが 冗 長 化 されていない 場 合 は 無視 しますが、コミュニケーションパスが 切 れた 場 合 には、サーバ 警 告 が 表 示 されます。ツールバー: チェックボックスをオンにするとコンポーネントが 表 示 されます。SteelEye Protection Suite for Windows 92


ヘルプ] メニューメッセージバー: チェックボックスをオンにするとコンポーネントが 表 示 されます。プロパティパネル: チェックボックスをオンにするとコンポーネントが 表 示 されます。アウトプットパネル: チェックボックスをオンにするとコンポーネントが 表 示 されます。履 歴 : [メッセージ 履 歴 ] ダイアログボックスのメッセージバーに 最 新 のメッセージが 表 示 されます。ヘルプ] メニューヘルプメニュー は、 リリースノート および テクニカルドキュメンテーション へリンクします。:リリースノート:リリースノートは、 新 機 能 だけではなく 製 品 の 最 終 テスト 時 に 明 らかになったパッケージのバージョン、 指 示 や 手 順 に 関 する 最 終 段 階 での 変 更 点 、トラブルシューティングセクションへのリンク、 製品 の 制 限 、トラブル 解 決 のヒントなどが 記 載 されています。.このドキュメントには、インストール 時 とその前 後 に 留 意 すべき 最 新 情 報 が 記 載 されているのでソフトウェアのインストールおよび 設 定 前 に 必 ず 確認 してください。テクニカルドキュメンテーション: オンラインドキュメントは、 利 用 しやすいフォーマットで Steel Eye 製 品 に関 する 最 新 情 報 や 詳 細 情 報 などを 提 供 できるようデザインされています。<strong>SIOS</strong> <strong>Technology</strong> <strong>Corp</strong>. はこのサイトでサポート 対 象 の SteelEye 製 品 のドキュメントを 管 理 しています。 旧 バージョンのドキュメントについては support@us.sios.com までご 依 頼 ください。About :LifeKeeper GUI のバージョン 情 報 を 表 示 します。LifeKeeper GUI サーバコンポーネント およびクライアント コンポーネントLifeKeeper GUI サーバは、システムを 起 動 すると、 個 々 の <strong>SPS</strong> サーバ 上 で 初 期 化 されます。LifeKeeper GUI サーバは、HTTP (Hypertext Transfer Protocol) と RMI (Remote MethodInvocation) プロトコルを 使 用 して、LifeKeeper GUI クライアントと 通 信 します。LifeKeeper GUI サーバに 接 続 できるのは、クラスタ 内 のすべてのサーバのポート 81 および 82 に 接 続 できる 任 意 のシステムから 実 行 できる Web クライアント、または <strong>SPS</strong> に 付 属 し、クラスタ 内 のサーバ 上 で実 行 するように 設 計 されたアプリケーションクライアントです。両 方 の <strong>SPS</strong> クライアントに 同 じグラフィカルコンポーネントが 含 まれています。• ポップアップのサーバコンテキストメニューおよびリソースコンテキストメニュー: サーバ 関 連 およびリソース 関 連 の 操 作 にアクセスできます。• メニューバー: LifeKeeper GUI のすべての 操 作 にアクセスできます。93 ユーザガイド


<strong>SPS</strong> クライアントの 実 行• ツールバー: 多 数 の <strong>SPS</strong> の 操 作 に 素 早 くアクセスできます。• ステータスウィンドウ: クラスタ 内 で 接 続 されたサーバ、リソース 階 層 、およびリソースとサーバのステータスがグラフィカルに 表 示 されます。• メッセージバー (ウィンドウの 下 ): 処 理 状 態 が 表 示 されます。<strong>SPS</strong> クライアント の 実 行クラスタの 外 部 のシステムから <strong>SPS</strong> を 管 理 する 場 合 は、Web クライアントを 使 用 する 必 要 があります。これは、どのオペレーティングシステムを 実 行 するリモートシステムからでも 可 能 です。<strong>SPS</strong> for Windowsは、 単 一 セッションで Linux サーバと Windows サーバの 両 方 を 管 理 することはできませんが、OS に 関 わらず、Windows システムまたは Linux システムのいずれかを 管 理 できます。 最 初 に 接 続 するサーバ OSのタイプによって、そのセッションで 管 理 できる OS のタイプが 決 まります。Linux サーバと Windows サーバの 両 方 を 同 時 に 管 理 する 必 要 がある 場 合 は、それぞれに 1 つずつ、2 つのブラウザウィンドウを 開 く 必要 があります。SteelEye Protection Suite for Windows 94


ブラウザのセキュリティレベルの 設 定リモートシステムのブラウザは、JRE 1.4 以 降 をサポートする 必 要 があります。<strong>SPS</strong> Web クライアントがサポートされるプラットフォームとブラウザについては、 <strong>SPS</strong> for Windows リリースノートを 参 照 してください。以 降 では、リモートシステムで Web ブラウザを 設 定 するための 手 順 を 説 明 します。以 下 の 手 順 に 従 って、<strong>SPS</strong> Web クライアントを 実 行 してください。1. <strong>SPS</strong> Web ページの URL http://:81 ( は <strong>SPS</strong> サーバの 名 前 ) を 開きます。Web ページには <strong>SPS</strong> スプラッシュ 画 面 とアプレットが 含 まれています。Internet Explorer または Netscape を 使 用 して Web クライアントを 初 めて 実 行 した 場 合 、 適 切な Java プラグインがシステムにインストールされていないと、プラグインのダウンロードサイトに 自動 的 にジャンプします。注 記• プラグインをインストールした 場 合 およびプラグインのプロパティを 変 更 した 場 合 は、ブラウザをいったん 閉 じてから 再 起 動 してください。 上 記 の <strong>SPS</strong> サーバの URL を再 入 力 する 必 要 があります。Web ページが 開 くと、 以 下 の 処 理 が 実 行 されます。• スプラッシュ 画 面 の 表 示• アプレットの 読 み 込 み• Java 仮 想 マシンの 起 動• サーバファイルのダウンロード• アプレットの 初 期 化ネットワークとシステムの 構 成 によっては、これらの 処 理 に 最 大 20 秒 かかる 場 合 があります。 通常 、アプレットの 読 み 込 み 時 や 初 期 化 時 にはブラウザに 最 小 限 のステータスが 表 示 されます。注 記 : 「 証 明 書 を 確 認 できません。コードは 未 署 名 として 扱 われます」という Java プラグインのセキュリティ 警 告 が 表 示 される 場 合 があります。[OK] をクリックしてください。次 に、スプラッシュ 画 面 の 下 のアプレット 領 域 に [ 起 動 ] ボタンが 表 示 されます。スプラッシュ 画 面に [ 起 動 ] ボタンが 表 示 されない 場 合 や、アプレットの 読 み 込 みと 初 期 化 に 失 敗 したと 思 われる場 合 は、このガイドのGUI ネットワーク 関 連 のトラブルシューティングを 参 照 してください。2. [ 起 動 ] をクリックします。<strong>SPS</strong> Web クライアントが 起 動 し、 [クラスタへの 接 続 ] ダイアログボックスが 自 動 的 に 表 示 されます。 接 続 先 サーバの 名 前 を [サーバ 名 ] に 入 力 し、ログイン 名 とパスワードを 入 力 します。サーバ 名 を 入 力 してクラスタへの 接 続 が 確 立 されると、GUI ウィンドウが 表 示 されます。注 記 : 一 部 のブラウザでは、アプレットによって 作 成 されるウィンドウとダイアログに「 警 告 : アプレットウィンドウ」が 追 加 されます。これは 正 常 なので、 無 視 してください。ブラウザのセキュリティレベルの 設 定<strong>SPS</strong> Web クライアントを 実 行 するには、ブラウザのセキュリティ 設 定 の 変 更 が 必 要 になる 場 合 があります。 以 下 の 手 順 に 従 ってください。95 ユーザガイド


Internet ExplorerInternet ExplorerInternet Explorer では、 通 常 、<strong>SPS</strong> サーバは 自 動 的 にローカルイントラネットゾーンに 配 置 されます。 配置 されていない 場 合 、 以 下 のように、すべての <strong>SPS</strong> サーバをローカルイントラネットゾーンに 手 動 で 追 加してください。1. [ツール] メニューの [インターネットオプション] をクリックします。2. [セキュリティ] タブをクリックします。3. [ローカルイントラネット] を 選 択 します。4. [サイト] をクリックします。5. [ 詳 細 設 定 ] をクリックします。6. 接 続 する <strong>SPS</strong> サーバのサーバ 名 とポート 番 号 ( 例 : http://server1:81) を 入 力 します。 複 数 ある場 合 は、 入 力 するたびに [ 追 加 ] をクリックします。7. 完 了 したら、[OK] をクリックします。Mozilla Firefox1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。2. [オプション] ダイアログボックスの [コンテンツカテゴリ] をクリックします。3. [Java を 有 効 にする] と [Java スクリプトを 有 効 にする] オプションをオンにします。4. [OK] をクリックします。Netscape Navigator と Netscape Communicator1. [ 編 集 ] メニューの [ 設 定 ] をクリックします。2. [ 設 定 ] ダイアログボックスの [ 詳 細 ] をダブルクリックします。3. [Java を 有 効 にする] と [Java スクリプトを 有 効 にする] オプションをオンにします。4. [OK] をクリックします。警 告 : セキュリティを 低 く 設 定 した 場 合 は、 他 のサイトへのアクセスに 注 意 してください。<strong>SPS</strong> サーバ 上 の GUI アプリケーションの 実 行LifeKeeper GUI を <strong>SPS</strong> サーバ 上 のアプリケーションとして 実 行 することもできます。こうすると、 事 実上 、GUI クライアントとサーバを 同 一 システム 上 で 実 行 できます。<strong>SPS</strong> サーバで 管 理 者 権 限 を 持 つユーザのみが <strong>SPS</strong> アプリケーションの 実 行 を 許 可 されます。1. LifeKeeper GUI を 起 動 するには、[スタート] -> [プログラム] -> [SteelEye] -> [LifeKeeper] ->[LifeKeeper GUI] の 順 にクリックします。2. アプリケーションを 読 み 込 むと、LifeKeeper GUI が 開 き、 [クラスタへの 接 続 ] ダイアログボックス が表 示 されます。 接 続 先 サーバの 名 前 を [サーバ 名 ] に 入 力 し、ログイン 名 とパスワードを 入 力 しまSteelEye Protection Suite for Windows 96


LifeKeeper GUI ユーザアカウントす。ログインの 詳 細 は、LifeKeeper GUI ユーザアカウントを 参 照 してください。3. クラスタへの 接 続 が 確 立 されると、GUI ウィンドウが 表 示 されます。Web クライアントを 使 用 して<strong>SPS</strong> サーバ 上 で LifeKeeper GUI を 実 行 するには、[スタート] -> [プログラム] -> [SteelEye] -> [LifeKeeper] -> [LifeKeeper] の 順 にクリックしてください。Web ブラウザが 起 動し、LifeKeeper (localhost:81) に 接 続 します。LifeKeeper GUI ユーザアカウントすべての LifeKeeper GUI ユーザは <strong>SPS</strong> セキュリティグループに 属 する 必 要 があります。クラスタの <strong>SPS</strong>管 理 者 は、 各 サーバでローカルグループとユーザアカウントを 使 用 できます。あるいは、ドメイングループとローカルログオン 権 限 を 持 ったユーザを 設 定 できます。ログイン<strong>SPS</strong> アカウントがクラスタ 内 の 各 サーバで 同 じ ( 同 じログイン 名 とパスワード) である 場 合 は、クラスタ 内 の1 台 のサーバにログインすると、 追 加 のログイン 手 順 を 要 求 されずに 他 のサーバにアクセスできます。ユーザ 名 とともにドメイン 名 を 入 力 する 必 要 がある 場 合 もあります ( 例 : Southdomain\john)。<strong>SPS</strong> アカウントがクラスタ 内 の 各 サーバで 異 なる (ログイン 名 またはパスワードの 少 なくとも 一 方 が 異 なる)場 合 は、クラスタ 内 の 最 初 のサーバにログインすると、クラスタ 内 の 次 のサーバにログインしようとしたときに 以 下 のメッセージが 表 示 されます。Access denied: invalid user name or bad password. Onlyusers with local privileges can use LifeKeeper. Would youlike to re-enter the authentication data?次 のサーバにログインするためのプロンプトを 表 示 するには、[はい] をクリックしてください。GUI ユーザの 設 定GUI ユーザには 次 の 3 種 類 があり、それぞれ 異 なるアクセス 権 が 付 与 されます。1. 管 理 者 : LifeKeeper GUI を 使 用 して、クラスタ 全 体 を 管 理 する 権 限 を 付 与 します。2. オペレータ: 特 定 のサーバを 対 象 として、 構 成 情 報 とステータス 情 報 の 参 照 、リソースの 起 動 と停 止 を 実 行 する 権 限 を 付 与 します。3. ゲスト: 特 定 のサーバの 構 成 情 報 とステータス 情 報 を 参 照 する 権 限 を 付 与 します。アクセス 権 の 付 与 は、クラスタ 全 体 を 対 象 とすることを 推 奨 します。アクセス 権 をサーバ 単 位 で 設 定 すると、ユーザが 混 乱 し、 管 理 作 業 が 繁 雑 になります。ユーザ 管 理 では、 各 サーバのローカルユーザグループにユーザを 割 り 当 てます。ローカルのAdministrators グループに 割 り 当 てたユーザは、 管 理 者 権 限 を 持 ちます。ローカルの LK_OPERATORグループに 割 り 当 てたユーザは、オペレータ 権 限 を 持 ちます。ローカルの LK_GUESTグループに 割 り 当 てたユーザは、ゲスト 権 限 を 持 ちます。ローカルの Administrators グループは、Windows OS にあらかじめ 設定 されていますが、 残 り 2 つのローカルグループは、LifeKeeper 管 理 者 が 作 成 します。97 ユーザガイド


共 通 タスク英 語 版 の Windows でグループ 名 を 設 定 するには、Server_RB_en.properties ファイルのエントリを 編 集します。このファイルは、$LKROOT/htdoc/com/steeleye/LifeKeeper/localeに 格 納 されています。グループ 名 をローカライズするには、 同 じフォルダに Server_RB_xx.properties ファイルを 作成 し、エントリを 編 集 してください。ここで、ファイル 名 の「xx」には、ロケールコードを 記 述 します。ドメインコントローラで 管 理 するローカルグループとユーザが 未 定 義 の 場 合 は、 信 頼 できるグローバルセキュリティグループとして、LK_OPERATOR と LK_GUEST グループを 作 成 してください。 次 に、グループのセキュリティポリシーを 作 成 し、ローカルからのログオンを 各 グループに 許 可 してください。ローカルの Windows サーバへのログオンを 許 可 するには、 次 の 手 順 に 従 ってください。1. ローカルの 管 理 者 権 限 でサーバにログインします。2. Windows の 管 理 ツールにあるローカルセキュリティポリシー MMC を 起 動 します。3. [ローカルポリシー] から [ユーザ 権 限 の 割 り 当 て] までスクロールします。4. 詳 細 ペインに 移 動 し、[ローカルのログオンを 許 可 する] ポリシー (Windows 2003) をダブルクリックします。5. [ユーザとグループの 追 加 ...] をクリックし、 前 記 の 手 順 で 作 成 した LK_OPERATOR と LK_GUESTドメイングループを [ローカルログイン 権 限 ] に 追 加 します。重 要 : ドメイン GPO (グループポリシーオブジェクト) によりローカルポリシーの 変 更 が 上 書 きされていないことを 確 認 してください。Windows Server 2003 の 場 合 は、 最 後 に SECEDIT /REFRESHPOLICY USER_POLICY gpupdateコマンド ( 詳 細 は http://support.microsoft.com/?kbid=227302 を 参 照 ) を 実 行 して、これらの 変 更 を 有効 にする 必 要 があります。 一 度 このコマンドを 実 行 すると、<strong>SPS</strong> は、それらのグループを 認 識 して 適 切 なアクセス 権 を 割 り 当 てることができます。注 記 : ローカルサーバにグループとユーザを 作 成 した 場 合 、アクセス 権 の 割 り 当 ては、そのサーバの GUI権 限 だけに 適 用 されます。ローカルサーバだけを 設 定 した 場 合 は、 同 じ 操 作 をクラスタサーバ 全 体 に 繰り 返 してください。このような 手 順 を 踏 むと、 作 業 量 は 増 えますが、ドメインコントローラにアクセスする 必要 がないため、クラスタがより 堅 牢 になります。共 通 タスクこのセクションでは、すべてのユーザが 実 行 できる 基 本 的 なタスクについて 説 明 します。クラスタへの 接 続1. [ファイル] メニューまたはツールバーから [ 接 続 ] をクリックします。注 記 : IPv6 アドレスを 使 用 する 場 合 は,そのアドレスを 括 弧 [ ] で 囲 む 必 要 があります。その 結 果IPv6アドレスを 通 して 接 続 が 確 立 されます。 あるいはそのアドレスに 名 前 を 割 り 当 てると、その名 前 を 接 続 に 使 用 することができます。SteelEye Protection Suite for Windows 98


クラスタからの 切 断2. の [サーバ 名 ] フィールドに、[クラスタへの 接 続 ] ダイアログボックスクラスタ 内 の 接 続 先 サーバの 名前 を 入 力 します。3. 接 続 先 サーバの <strong>SPS</strong> を 管 理 するユーザのログイン 名 とパスワードを [ログイン] と [パスワード] フィールドに 入 力 します。4. [OK] をクリックします。指 定 したサーバに 正 常 に 接 続 すると、GUI は 新 しいサーバが 検 出 されなくなるまでクラスタを 構 成 する既 知 のサーバすべてに 接 続 し、 接 続 したサーバをステータス 表 示 に 追 加 します。注 記 : クラスタ 内 の 接 続 先 サーバで 最 初 に 入 力 したログイン 名 とパスワードによるクライアント 認 証 に 失敗 した 場 合 、ユーザはそのサーバで 使 用 できる 別 のログイン 名 とパスワードの 入 力 を 求 められます。の [キャンセル] をクリックすると、[パスワード] ダイアログボックス 指 定 したサーバへの 接 続 は 中 止 されますが、クラスタ 内 の 他 のサーバへの 接 続 処 理 は 続 行 されます。クラスタからの 切 断クラスタを 構 成 する 全 サーバからクライアントを 切 断 します。1. 切 断 するサーバを 選 択 し、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [ 切断 ] をクリックします。2. クラスタを 構 成 する 全 サーバが [ 確 認 ] ダイアログボックスに 表 示 されます。[ 確 認 ] ダイアログボックスの [OK] をクリックし、クラスタ 内 の 全 サーバから 切 断 することを 確 認 します。クラスタを 切 断 すると、クラスタを 構 成 する 全 サーバがステータステーブルから 削 除 されます。接 続 先 サーバの 表 示サーバの 状 態 は、GUI 画 面 にアイコンで 表 示 されます ( 次 図 )。アイコンの 意 味 については、サーバステータスの 表 示 を 参 照 してください。99 ユーザガイド


サーバステータスの 表 示サーバステータスの 表 示サーバステータスは、 次 図 に 示 すように、テーブルヘッダにアイコンで 表 示 されます。サーバの 状態ALIVE ( 稼 働中 )ALIVE ( 稼 働中 )DEAD ( 停止 )アイコン表 示 状 態クライアントはサーバに 接 続 しています。サービスを 提 供 しているリモートサーバとのコミュニケーションパスは 稼 働 しています。停 止 中 のサーバは 独 自 のアイコンで 表 示 されるため、 停 止 中 のコミュニケーションパスとサーバは 無 視 されます。クライアントはサーバに 接 続 しています。リモートサーバ 間 のコミュニケーションパスは、1 本 以 上 が 停 止 しています。リモートサーバとの 間 に 冗 長 なコミュニケーションパスがありません。他 のクラスタサーバから 停 止 が 報 告 されています。UNKNOWN( 不 明 )ネットワークが 切 断 されました。「 不 明 」になる 前 は、「 稼 働 中 」でした。サーバログファイルの 表 示サーバログファイルを 表 示 するには、 以 下 の 操 作 を 実 行 してください。1. サーバを 選 択 し、サーバコンテキストメニューまたはサーバコンテキストツールバーの [ログの 表 示 ]をクリックします。[ログビューア] ダイアログボックスが 開 きます。2. ログを 閲 覧 したら、[OK] をクリックして、ダイアログボックスを 閉 じます。サーバプロパティの 表 示サーバプロパティを 表 示 するには、 以 下 の 操 作 を 実 行 してください。• プロパティパネルが 有 効 な 場 合 、ステータステーブルからサーバを 選 択 すると、プロパティパネルにサーバのプロパティが 表 示 されます。SteelEye Protection Suite for Windows 100


リソースタグと ID の 表 示• プロパティパネルが 無 効 な 場 合 は、サーバを 選 択 し、サーバコンテキストメニューの [プロパティ] をクリックしてください。リソースタグと ID の 表 示リソースのタグと ID を 表 示 するには、ステータスウィンドウのリソースアイコン 上 にマウスカーソルを 移 動 し、マウスを 左 クリック (シングルクリック) してください。 優 先 順 位 が 最 も 低 いサーバのタグと ID がメッセージバーに 表 示 されます。サーバを 指 定 して、リソースタグと ID を 表 示 するには、テーブルでリソースインスタンスのセルをシングルクリックしてください。次 のようなメッセージがメッセージバーに 表 示 されます。Resource Tag = F-Drive, Resource ID = F:状 況 によっては、GUI がリソース ID を 特 定 できないことがあります。その 場 合 は、リソースタグだけがメッセージバーに 表 示 されます。リソースステータスの 表 示リソースのステータス ( 状 態 ) は 次 の 2 種 類 の 形 式 で 表 示 されます。グローバルリソースステータス (すべてのサーバのリソース) とサーバリソースステータス (サーバ 単 体 のリソース) です。グローバルリソースステータスは、ステータスウィンドウの 左 側 のペインにあるリソース 階 層 ツリーに 表 示 されます。サーバリソースステータスは、 表 内 でリソース 行 とサーバ 列 が 交 差 するセルに 表 示 されます。サーバリソースのステータスサーバリソースの状 態アイコン表 示 状 態アクティブこのサーバでは、リソースが 稼 働 しており、LifeKeeper で 保 護 されています (ISP)。縮 退リソースは 稼 働 していますが、バックアップリソースで 保 護 されていません (ISU)。スタンバイバックアップリソースは、アクティブなリソースをフェイルオーバできる 状態 にあります (OSU)。障 害障 害 が 発 生 しています。リソースの 起 動 に 失 敗 したことが 考 えられます (OSF)。不 明リソースが 初 期 化 されていないか (ILLSTATE)、LifeKeeper が 稼 働していません。101 ユーザガイド


グローバルリソースのステータスサーバリソースの状 態アイコン( 表 示 なし)リソースが 定 義 されていません。表 示 状 態グローバルリソースのステータス説 明アイコン意 味 / 原 因正 常リソースがアクティブであり (ISP)、バックアップもすべてアクティブです。警 告障 害いずれかのサーバでリソースがアクティブではありません (OSF)不 明現 在 のデータだけではリソースの状 態 を 判 定 できませんリソースはアクティブです (ISP)。1 つ 以 上 のバックアップが 不 明 であるか、 障 害 が 発 生 しています (OSF)。リソースは 正 常 な 理 由 によりサービスが 停 止 されています。リソースは 異 常 な 方 法 で 停 止 されました。リカバリは 完 了 していないか、 失 敗 しています。複 数 のサーバでリソースが 起 動 しています。サーバとの 接 続 が 切 断 されています。すべてのサーバリソースインスタンスが 不 明 な 状 態 です。リソースプロパティの 表 示リソースプロパティを 表 示 するには、 以 下 の 操 作 を 実 行 してください。• プロパティパネルが 有 効 な 場 合 、サーバ 固 有 のリソースインスタンスをステータステーブルから 選 択すると、プロパティパネルにプロパティが 表 示 されます。• プロパティパネルが 無 効 な 場 合 は、サーバ 固 有 のリソースインスタンスを 選 択 し、リソースコンテキストメニューの [プロパティ] をクリックしてください。メッセージ 履 歴 の 表 示1. [ 表 示 ] メニューの [ 履 歴 ] をクリックします。[メッセージ 履 歴 ] ダイアログボックスが 開 きます ( 次 図 )。2. 履 歴 を 完 全 にクリアするには、[クリア] をクリックします。3. [OK] をクリックしてダイアログボックスを 閉 じます。SteelEye Protection Suite for Windows 102


メッセージ 履 歴 の 読 み 方[メッセージ 履 歴 ] ダイアログボックスには、メッセージバーに 表 示 された 最 新 のメッセージが 表 示 されます。履 歴 には 1,000 行 まで 表 示 できます。 新 しいメッセージが 到 着 し、メッセージが 1,000 行 を 超 えると、 古いメッセージから 削 除 されます。メッセージは、クライアントとサーバ 間 のアクションだけを 表 示 します。リストでは 最 新 のメッセージが 一 番上 に 表 示 されます。メッセージ 履 歴 の 読 み 方"server name":"res instance":"action"[クリア] をクリックすると、 履 歴 がクリアされますが、ダイアログボックスは 閉 じません。[OK] をクリックすると、 履 歴 をクリアせずに、ダイアログボックスが 閉 じます。リソース 階 層 ツリーの 展 開 と 縮 小MSExch.0 リソースは 折 りたたまれています。MSExch.0 リソースは 展 開 されています。は、 折 りたたまれている 場 合 に 表 示 されます。は、ツリーを 展 開 すると、リソースアイコンの 左 側 に 表 示 されます。リソース 階 層 を 展 開 するには、 以 下 のいずれかの 操 作 を 行 います。• をクリックする。• の 右 側 にあるリソースアイコンをダブルクリックする。リソース 階 層 をすべて 展 開 するには、 以 下 のいずれかの 操 作 を 行 います。• [ 表 示 ] メニューの [ツリーを 展 開 ] をクリックする。• ステータステーブルの 左 上 隅 にある [ 階 層 ] をダブルクリックする。103 ユーザガイド


オペレータタスク注 記 : リソース 階 層 に 表 示 されるリソースタグ(または ID) は、 優 先 度 が 最 も 低 いサーバのものです。サーバを 指 定 して、リソースタグや ID を 表 示 するには、 表 内 のリソースインスタンスのセルを 左 クリックします。 指 定 したサーバのタグと ID がメッセージバーに 表 示 されます。リソース 階 層 を 縮 小 するには、 以 下 のいずれかの 操 作 を 行 います。• をクリックする。• の 右 側 にあるリソースアイコンをダブルクリックする。リソース 階 層 をすべて 縮 小 するには、 以 下 のいずれかの 操 作 を 行 います。• [ 表 示 ] メニューの [ツリーを 折 りたたむ] をクリックする。• ステータステーブルの 左 上 隅 にある [ 階 層 ] をダブルクリックする。オペレータタスクこのセクションでは、リソースサービスの 起 動 と 停 止 など、より 高 度 なタスクについて 説 明 します。オペレータタスクを 実 行 するには、オペレータ 権 限 が 必 要 です。リソースを 起 動 すリソースを 起 動 するには、 以 下 の 操 作 を 実 行 してください。1. サービスを 起 動 するサーバ 固 有 のリソースインスタンスを 選 択 し、リソースコンテキストメニューまたはリソースコンテキストツールバーの [サービス 開 始 ] をクリックします。2. サービスを 開 始 するサーバとリソースを 確 認 するダイアログボックスが 表 示 されます。 親 リソースを起 動 せずに、 依 存 する 子 リソースだけを 起 動 すると、ダイアログボックスに 警 告 メッセージが 表 示されます。[サービス 開 始 ] をクリックし、 依 存 する 子 リソースとともに、リソースを 起 動 します。3. アウトプットパネルが 有 効 な 場 合 は、ダイアログボックスが 閉 じて、リソースを 起 動 した 結 果 がアウトプットパネルに 表 示 されます。すべての 結 果 が 表 示 されたら、[ 完 了 ] をクリックしてダイアログボックスを 閉 じます。4. リソースを 起 動 する 際 に 発 生 したエラーは、LifeKeeper ログおよびリソースを 起 動 したサーバのGUI ログに 記 録 されます。リソースを 停 止 するリソースを 停 止 するには、 以 下 の 操 作 を 実 行 してください。1. サービスを 停 止 するサーバ 固 有 のリソースインスタンスを 選 択 し、リソースコンテキストメニューまたはリソースコンテキストツールバーの [サービス 停 止 ] をクリックします。2. 停 止 するリソースを 確 認 するダイアログボックスが 表 示 されます。 親 リソースを 停 止 せずに、 依 存する 子 リソースを 停 止 すると、ダイアログボックスに 警 告 メッセージが 表 示 されます。[サービス 停止 ] をクリックし、リソースを 停 止 します。3. アウトプットパネルが 有 効 な 場 合 は、ダイアログボックスが 閉 じて、リソースを 停 止 した 結 果 がアウトプットパネルに 表 示 されます。アウトプットパネルが 無 効 な 場 合 は、ダイアログボックスに 結 果 がSteelEye Protection Suite for Windows 104


ボリュームリソースの 起 動 と 停 止表 示 されます。すべての 結 果 が 表 示 されたら、[ 完 了 ] をクリックしてダイアログボックスを 閉 じます。4. リソースを 停 止 する 際 に 発 生 したエラーは、LifeKeeper ログ、およびリソースを 停 止 するサーバのGUI ログに 記 録 されます。ボリュームリソースの 起 動 と 停 止ウイルススキャナや Windows サービスなど、バックグラウンドで 動 作 するプロセスは、 共 有 ボリュームに 書き 込 み 権 限 を 要 求 します。こうしたプロセスはアプリケーションの 実 行 に 不 可 欠 であり、 長 期 的 に 停 止させられません。バックグラウンドで 動 作 するアプリケーションは 通 常 、<strong>SPS</strong> ボリュームの 手 動 切 り 替 えに 影 響 しません。しかし、 手 動 切 り 替 え 時 に 次 のエラーメッセージが 表 示 される 場 合 、 実 際 のフェイルオーバには 影 響 が 出ませんが、 後 述 するボリューム 削 除 時 の 停 止 と 再 起 動 機 能 で 修 正 します。*ERROR* [No. 12035] Unable to lock volume on machine at this time as it may be in use by some application.Please free this volume and try again.書 き 込 み 権 限 のないユーザがボリュームにアクセスし、リモートリンクやローカルオープンを 実 行 している場 合 、ボリュームの 削 除 は、 他 のシステムへのボリュームのリストアと 同 様 に 成 功 します。 既 存 ユーザのオープン 操 作 は、 当 然 ながら、 無 効 となります。ただし、 元 のシステムにボリュームをリストアする 操 作は、 手 動 切 り 替 えでも、 自 動 的 なフェイルオーバでも 失 敗 します。こうした 操 作 を 実 行 すると、 次 のエラーメッセージが 表 示 されます。*ERROR* [No. 12046] LifeKeeper RESTORE VOLUME FAILED(err=).ローカルユーザ (またはリモートユーザ) がボリュームにアクセスすると、ボリュームの 削 除 とリストア、バックアップサーバへのボリュームの 切 り 替 え、ボリュームリソースを 含 む 階 層 の 切 り 替 えは 失 敗 します。また、システムの PATH 変 数 には、<strong>SPS</strong> で 保 護 するボリュームにファイル 共 有 を 指 定 できません。PATH 変 数 にファイル 共 有 を 指 定 すると、ボリューム 操 作 が 失 敗 することがあります。ボリュームリソースを 作 成 する 前 に、ファイル 共 有 を 削 除 してください。PATH 変 数 を 変 更 するには、[コントロール パネル] を 開 き、[システム] - [ 環 境 ] を 選 択 します。ボリューム 削 除 時 のプログラムとサービスの 停 止 と 再 起 動LifeKeeper では、レジストリキーを 編 集 すると、ボリューム 削 除 時 に 停 止 して 再 起 動 するプログラムとサービスを 指 定 できます。<strong>SPS</strong> は、ユーザがボリュームを 削 除 してサービスを 停 止 した 場 合 、そのボリュームにオープンハンドルがあれば、 指 定 されたプログラムとサービスを 停 止 します。オープンハンドルがないと、プログラムとサービスを 停 止 しません。ボリュームを 削 除 するときに、プログラムとサービスを 停 止 するには、 次 の 手 順 に 従 います。1. 削 除 するボリュームにアクセスし、フェイルオーバをブロックしているプログラムとサービスを 探 します。2. 以 下 の 各 プログラムのサブキーを 追 加 し、 停 止 して 再 起 動 するプログラムを 指 定 します。• 32 ビット: HKEY_LOCAL_105 ユーザガイド


ボリューム 削 除 時 のプログラムとサービスの 停 止 と 再 起 動MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\VolumeRemoveStopPrograms\*• 64 ビット:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\SteelEye\LifeKeeper\VolumeRemoveStopPrograms\*例 えば、「myapp.exe」というプログラムを 停 止 するには、 次 のサブキーを 追 加 します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\VolumeRemoveStopPrograms\myapp.exe\3. 各 プログラムのサブキーに 次 の 値 (REG_SZ) を 追 加 します。ProgramName プログラム 名 のみ ( 注 記 : 手 順 2 で 指 定 したサブキー 名 を 使 用 します。)ProgramPathRestartStartCmdLineWasRunningプログラム 名 ( 絶 対 パス)プログラムを 再 起 動 しない 場 合 は、0 を 指 定 します。 再 起 動 する 場 合 は、1を 指 定 します。プログラム 起 動 時 に 渡 すコマンドラインオプションを 指 定 します。プログラム 停 止 前 に 稼 働 していたインスタンス 数 を 記 憶 します。0 に 初 期 化します。例 えば、myapp.exe /a /t /pを 停 止 して 再 起 動 する 場 合 は、 次 のようにレジストリを 編 集 します。ProgramName myapp.exeProgramPathRestart 1StartCmdLine /a /t /pWasRunning 0C:\mydir\myapp.exe注 記 : <strong>SPS</strong> はデフォルトで perfmon.exe を 停 止 するサブキーをレジストリに 書 き 込 むため、 再 起 動 オプションは 無 効 になります。1. 以 下 の 各 サービスにサブキーを 追 加 し、 停 止 して 再 起 動 するサービスを 指 定 します。• 32 ビット: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\VolumeRemoveStopServices\• 64 ビット:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\SteelEye\LifeKeeper\VolumeRemoveStopServices\例 えば、「mysvc」というサービスを 停 止 するには、 次 のサブキーを 追 加 します。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\VolumeRemoveStopServices\mysvc\2. 各 サービスのサブキーに 次 の 値 (REG_SZ) を 追 加 します。SteelEye Protection Suite for Windows 106


ボリューム 復 元 時 のプログラムとサービスの 停 止 と 再 起 動ServiceName サービス 表 示 名 ( 注 記 : 手 順 4 のサブキー 名 と 一 致 する 必 要 があります。)RestartWasRunningStopWaitStartWaitプログラムを 再 起 動 しない 場 合 は、0 を 指 定 します。 再 起 動 する 場 合 は、1 を 指 定します。プログラム 停 止 前 に 稼 働 していたインスタンス 数 を 記 憶 します。0 に 初 期 化 します。サービスが STOPPED 状 態 になるまで 待 機 する 秒 数 。StopWait に 負 数 を 指 定 すると、サービスとフェイルオーバは、STOPPED 状 態 に 達 するまで 無 制 限 に 待 機 します。サービスが RUNNING 状 態 になるまで 待 機 する 秒 数 。サービスが 指 定 した 時 間 内に RUNNING 状 態 に 達 しないと、エラーがイベントログに 記 録 されます。StartWait に負 数 を 指 定 すると、フェイルオーバはサービスが 起 動 するまで 無 制 限 に 待 機 します。0を 設 定 すると、サービスは 起 動 しますが、RUNNING 状 態 になるまで 待 機 しません。そのため、サービスが 再 起 動 しなくても、イベントログメッセージは 生 成 されません。例 えば、mysvcを 停 止 して 起 動 するには、 次 のように 設 定 します。ServiceName mysvcRestart 1WasRunning 0StopWait 120StartWait 120ボリューム 復 元 時 のプログラムとサービスの 停 止 と 再 起 動<strong>SPS</strong> では、レジストリキーを 編 集 すると、ボリュームを 復 元 するときにシステム 上 で 停 止 して 再 起 動 するプログラムとサービスを 指 定 できます。この 機 能 は、 前 述 したボリューム 削 除 時 のプログラムとサービスの停 止 と 再 起 動 と 基 本 的 に 同 じですが、 次 の 点 が 異 なります。• 停 止 して 再 起 動 するプログラムは、 以 下 のサブキーに 指 定 します。• 32 Bit: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\VolumeStopPrograms\• 64 Bit: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\SteelEye\LifeKeeper\VolumeStopPrograms\• 停 止 して 再 起 動 するサービスは、 以 下 のサブキーに 指 定 します。• 32 Bit: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\VolumeStopServices\• 64 Bit: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\SteelEye\LifeKeeper\VolumeStopServices\107 ユーザガイド


ボリュームシャドウコピー (VSS)ボリュームシャドウコピー (VSS)DataKeeper/<strong>SPS</strong> ボリュームでボリュームシャドウコピー (VSS) を 使 用 するWindows 2003 および 2003 R2 では、<strong>SPS</strong> によって 保 護 される ( 共 有 または 複 製 ) ボリュームで VSS シャドウコピーを 有 効 にすることはできません。 保 護 対 象 ボリュームのスナップショットを 設 定 すると、スナップショットが 異 なるボリュームに 保 存 される 場 合 でも、<strong>SPS</strong> および DataKeeper はボリュームをロックできません。このため、ボリューム 上 のデータを 保 護 することができません。Windows 2008 および 2008 R2 では、<strong>SPS</strong> によって 保 護 される ( 共 有 または 複 製 ) ボリュームで VSS シャドウコピーを 有 効 にすることができます。ただし、 以 下 のガイドラインが 適 用 されます。• <strong>SPS</strong> によって 保 護 されるボリュームには VSS スナップショットイメージを 保 存 できません。<strong>SPS</strong> によって 保 護 されるボリュームに VSS スナップショットを 保 存 すると、<strong>SPS</strong> はボリュームをロックして 別のノードにスイッチオーバすることができません。• <strong>SPS</strong> によって 保 護 されるボリュームがスイッチオーバまたはフェイルオーバした 場 合 、<strong>SPS</strong> によって保 護 されるボリュームから 取 得 された 以 前 のスナップショットは 破 棄 され、 再 利 用 することができません。• VSS スナップショットスケジュールは <strong>SPS</strong> サーバ 間 でコピーされません。プライマリサーバで 1 日 2回 スナップショットを 取 得 するように 予 定 されているときにスイッチオーバが 発 生 した 場 合 、このスケジュールはバックアップサーバには 渡 されず、バックアップサーバで 再 定 義 する 必 要 があります。• スナップショットが 以 前 有 効 になっていたサーバに 切 り 替 えられた 場 合 、 動 作 にわずかな 違 いがあります。• ボリュームが 共 有 ボリュームである 場 合 は、VSS スナップショットを 再 度 有 効 にする 必 要 があります。• ボリュームが 複 製 ボリュームである 場 合 は、VSS スナップショットは 自 動 的 に 有 効 になります。共 有 SCSI ボリュームのボリュームロック共 有 SCSI ディスク 上 のリソースを 保 護 するには、Windows のディスク 管 理 ツールを 使 用 して、 共 有 ディスクを 論 理 ボリュームに 分 割 します。ボリュームリソースインスタンスを 定 義 すると、<strong>SPS</strong> で 共 有 ボリュームを 保 護 できます。インスタンスにはドライブレターを 指 定 します ( 例 : G:)。<strong>SPS</strong> は、ボリュームリソースインスタンスをプライマリサーバで 起 動 した 後 、ソフトウェアロックをかけます。その 結 果 、ボリュームがプライマリサーバでアクティブな 限 り、バックアップサーバはボリュームにアクセスできません。プライマリサーバに 障 害 が 発 生 すると、<strong>SPS</strong> はボリュームリソースをバックアップサーバで 起 動 し、 修復 中 のプライマリサーバがボリュームリソースにアクセスできないようにロックします。<strong>SPS</strong> は、プライマリとバックアップを 入 れ 替 えるため、 障 害 が 発 生 したサーバは、ボリュームリソースにアクセスできなくなります。そのため、 障 害 が 発 生 したサーバを 修 理 している 間 は、 不 適 切 なアクセスからリソースを 保 護 できます。<strong>SPS</strong> のインテリジェントスイッチバック 機 能 は、プライマリサーバとバックアップサーバを 動 的 に 再 定 義 します。そのために、 修 理 が 完 了 したら、 適 当 なタイミングを 指 定 して、 修 復 したサーバでリソースを 起 動 できます。SteelEye Protection Suite for Windows 108


詳 細 項 目ボリュームがロックされているときは、<strong>SPS</strong> を 停 止 しないでください。<strong>SPS</strong> を 停 止 するとロックが 無 効 になります。詳 細 項 目このセクションでは、LifeKeeper 構 成 データベースと LifeKeeper の 通 信 について 説 明 します。LifeKeeper 構 成 データベース (LCD)LifeKeeper 構 成 データベース (LCD) は、オブジェクト 指 向 のリソース 階 層 情 報 を 保 持 しています。<strong>SPS</strong>が 保 護 するリソースタイプのリカバリ 方 向 に 関 する 情 報 も 格 納 しています。LCD データはシステムの 共 有メモリにキャッシュされてから、ファイルに 格 納 されるため、システムを 再 起 動 しても 構 成 データは 保 持 されます。LCD にはリカバリに 必 要 なリソースインスタンスに 関 する 状 態 情 報 や 詳 細 なデータも 格 納 されています。LCD のディレクトリ 構 造 、 格 納 するデータの 種 類 、 利 用 可 能 なリソースタイプ、アプリケーションスクリプトの 使 用 方 法 などについては、 次 の 項 目 を 参 照 してください。• LCD のディレクトリ 構 造• LCD ディレクトリの 構 造 図 ($lkroot/LifeKeeper)• LCD 構 成 データLCD のディレクト リ 構 造$LKROOT (デフォルトは c:\LK) には、 次 のサブディレクトリがあります。• Admin: <strong>SPS</strong> Core とリカバリキットのスクリプトが 格 納 されています。• Config: 共 有 イクイバレンシなどの <strong>SPS</strong> 構 成 ファイルが 格 納 されています。• Bin: <strong>SPS</strong> の 実 行 ファイルが 格 納 されています。• Subsys: リソースとタイプに 関 する 情 報 が 格 納 されています。<strong>SPS</strong> は Subsys サブディレクトリの下 にリソースとタイプの 定 義 を 格 納 します。 例 えば、 通 信 リソースは comm、ボリュームリソースはfilesys、Generic Application のリソースは gen にそれぞれ 格 納 されます。オプションのリカバリキットは、 固 有 のリソースタイプを 別 のディレクトリに 作 成 します。 例 えば、データベースアプリケーションのリソースは database ディレクトリに 格 納 されます。• Events: イベントアラームが 格 納 されています。• Out: LifeKeeper のログが 格 納 されています。<strong>SPS</strong> は、エラーとメッセージの 種 類 に 応 じて、ログをディレクトリに 送 ります。• perl: Perl の 実 行 可 能 プログラム (バイナリ) とライブラリが 格 納 されています。$LKROOT 以 下 の LCD ディレクトリ 構 造 については、LCD ディレクトリの 構 造 図 を 参 照 してください。注 記 : サブディレクトリの 場 所 は、 環 境 変 数 LKROOT の 値 を 編 集 すると 変 更 できます。109 ユーザガイド


LCD ディレクトリの 構 造 図LCD ディレクト リの 構 造 図$lkroot のディレクトリ 構 造 を 次 図 に 示 します。LCD 構 成 データLCD には 次 のデータが 格 納 されています。• 依 存 関 係 に 関 する 情 報• リソースステータスに 関 する 情 報• サーバ 間 のイクイバレンシに 関 する 情 報SteelEye Protection Suite for Windows 110


依 存 関 係 に 関 する 情 報依 存 関 係 に 関 する 情 報<strong>SPS</strong> は、 依 存 元 と 依 存 先 のリストを 定 義 済 みリソースごとに 保 持 しています。 他 のリソースに 依 存 するリソースを 依 存 元 と 呼 びます。 詳 細 については、マニュアルページの LCDI 関 係 と LCDI インスタンスを 参照 してください。リソースステータスに 関 する 情 報LCD にはリソースインスタンスのステータス 情 報 が 格 納 されています。LCD には、リソースの 状 態 として、ISP、OSF、OSU、ILLSTATE が 記 録 されています。リソースの 状 態 は、システムイベントが 発 生 するか、 管 理 者 が 特 定 の 作 業 を 実 行 すると 変 化 します。リソースの 状 態 が 変 化 すると、その 情 報 がローカルサーバとバックアップサーバの LCD に 反 映 されます。サーバ 間 のイクイバレンシに 関 する 情 報複 数 のサーバが 保 持 するリソースには、 一 定 の 関 係 があります。 共 有 イクイバレンシとは、 同 じ 物 理 エンティティである 複 数 のサーバが 保 持 する 2 つのリソースの 関 係 を 指 します。2 台 のサーバが 共 有 イクイバレンシ 関 係 を 持 つリソースを 保 持 する 場 合 、<strong>SPS</strong> は 一 方 のサーバが 保 持 するリソースインスタンスだけを「サービス 中 (ISP)」にして、スプリットブレインを 回 避 します。2 台 のサーバのリソースインスタンスは、両 方 ともサービス 休 止 状 態 (OSU または OSF) にできますが、リソースをサービス 中 (ISP) にする 場 合は、 一 方 のサーバだけでリソースを 起 動 して、データの 完 全 性 を 保 証 します。イクイバレンシリソースには、SCSI バスで 接 続 したディスクなどがあります。LifeKeeper は、 階 層 内 に 依 存 関 係 を 設 定 して、 共 有 ファイルなど、ボリュームに 依 存 する 全 リソースが一 方 のサーバだけで 稼 働 することを 保 証 します。LCD リソースタイプLifeKeeper 構 成 データベース (LCD) は、 共 有 メモリと $LKROOTディレクトリで 保 持 されています。LifeKeeper 構 成 データベース (LCD) のディレクトリ 構 造 図 に 示 したように、subsys にはアプリケーションインターフェースを 定 義 する 次 のアプリケーションリソースセットが 格 納 されています。• filesys - ボリュームなどのファイルシステム 関 連 リソース• comm - IP、 共 有 ボリューム ( 共 有 ファイル)、LAN Manager などの 通 信 関 連 リソース• database - Oracle などのデータベースリソースサブディレクトリの 詳 細 については、リソースサブディレクトリを 参 照 してください。リソースサブディレクト リfilesys, comm, WebServer, database, mail appsuite の 各 ディレクトリには、 resources サブディレクトリがあります。resources ディレクトリには、 に 定 義 して 管 理 するリソースタイプのリストが 格 納されています。111 ユーザガイド


リソース 操 作• ファイルシステムリソースタイプ: $LKROOT\LifeKeeper\subsys\filesys\resources ディレクトリに 格 納 されています。• ボリューム: ディスクパーティションまたは 仮 想 ディスクデバイスです。• 通 信 リソースタイプ: /$LKROOT/LifeKeeper/subsys/comm/resources ディレクトリに 格納 されています。• IP: IP リカバリキットで 作 成 するリソースです。• DNS: DNS リカバリキットで 作 成 するリソースです。• volshare: LAN Manager リカバリキットが 作 成 するファイル 共 有 リソースです。• lanman: LAN Manager リカバリキットが 作 成 するコンピュータの 別 名 です。• WebServer リソースタイプ: $LKROOT\LifeKeeper\subsys\WebServer\resources ディレクトリに 格 納 されています。• IIS: IIS リカバリキットで 作 成 するリソースです。• データベースリソースタイプ: $LKROOT\LifeKeeper\subsys\database\resources ディレクトリに 格 納 されています。• Oracle• Microsoft SQL Server• メールリソースタイプ: $LKROOT\LifeKeeper\subsys\mail\resources ディレクトリに 格納 されています。各 リソースタイプディレクトリには、 次 のサブディレクトリがあります。• instances: LifeKeeper 構 成 データベース (LCD) に 格 納 されたリソースインスタンスに 関 する 恒 久的 な 情 報 を 保 存 するファイルです。このリソースタイプに 関 連 するリソースインスタンスの 説 明 が記 述 されています。• actions: 特 定 のリソースタイプのリソースインスタンスで 動 作 する 一 連 のリカバリアクションプログラムが 格 納 されています。アプリケーションのすべてのリソースタイプに 適 用 するアクションは、リソースタイプディレクトリではなく、アプリケーションディレクトリの actions サブディレクトリに 配 置 します。リカバリディレクションソフトウェアは、リソースインスタンスを 変 更 または 修 復 します。リソースタイプの actions ディレクトリには、remove と restore スクリプトをセットで 格 納 する 必 要 があります。リソース 操 作リソースタイプの actions サブディレクトリには、 特 定 のアプリケーション 機 能 を 記 述 するプログラム ( 通 常はシェルスクリプト) があります。リソースタイプには restore と remove スクリプトが 必 要 です。remove と restore スクリプトは、 互 いに 逆 の 機 能 を 実 行 し、 一 方 が 他 方 の 処 理 を 取 り 消 します。スクリプトは 手 動 で 実 行 しないでください。スクリプトは、LifeKeeper リカバリ 制 御 インターフェース (LRACI) のperform_action シェルプログラムから 実 行 します。 詳 細 については、 LRACI-perform_actionマニュアルページを 参 照 してください。SteelEye Protection Suite for Windows 112


LCDI コマンドLCDI コマンド<strong>SPS</strong> では、 次 の 2 種 類 の 方 法 でアプリケーションのリソース 階 層 を 定 義 できます。• LifeKeeper GUI• LifeKeeper 構 成 データベースインターフェース (LCDI) のコマンドLCDI は、<strong>SPS</strong> が 提 供 する 一 連 のインターフェースコマンドです。LCDI を 使 用 すると、ユーザのアプリケーション 要 件 に 従 って、リソース 階 層 を 作 成 してカスタマイズできます。 例 えば、アプリケーションが 複数 のリソース (ファイルシステムなど) に 依 存 する 場 合 は、コマンドインターフェースを 使 用 します。コマンドの 詳 細 については、LCDI のマニュアルページを 参 照 してください。ここでは、GUI とコマンドの 両方 を 使 用 して、リソース 階 層 を 作 成 する 開 発 シナリオについて 説 明 します。LifeKeeper 通 信 マネージャ (LCM)LifeKeeper 通 信 マネージャ (LCM) は、クラスタサーバに 高 信 頼 性 のプロセス 間 通 信 を 提 供 します。コミュニケーションパスを 冗 長 化 すると、1 本 のコミュニケーションパスに 障 害 が 発 生 しても、<strong>SPS</strong> と 保 護 対象 リソースは 停 止 しません。LCM は、RS-232 (TTY)、TCP/IP、 共 有 ディスク 接 続 をサポートしています。LCM は 次 の 機 能 を 提 供 します。• <strong>SPS</strong> ハートビート: クラスタサーバに 定 期 的 に 信 号 を 送 信 し、 他 のシステムの 死 活 状 態 を 確 認します。<strong>SPS</strong> は、ハートビート 信 号 が 停 止 すると、システム 全 体 に 障 害 が 発 生 したと 解 釈 します。この 機 能 は 他 の 手 段 では 実 現 できません。• 管 理 サービス: <strong>SPS</strong> は、LCM を 使 用 して、クラスタサーバをリモートから 管 理 します。LCM を 使用 すると、クラスタサーバの 一 元 管 理 、クラスタ 構 成 の 検 証 、 管 理 アクションの 健 全 性 検 査 を 実行 できます。• クラスタ 構 成 とステータス 通 信 : LifeKeeper 構 成 データベース (LCD) は、LCM を 介 して、リソースのステータス、 可 用 性 、クラスタ 構 成 を 追 跡 し、LCD におけるプライマリサーバとバックアップサーバ間 でリソース 情 報 の 整 合 性 を 保 証 します。• フェイルオーバリカバリ: システム 上 のリソースに 障 害 が 発 生 すると、LCM は、リソースをバックアップシステムで 起 動 するように <strong>SPS</strong> に 通 知 します。通 信 ステータス 情 報[サーバプロパティ] ダイアログボックスの [ 通 信 ] タブには、<strong>SPS</strong> に 登 録 したサーバの 一 覧 、カレントステータス、コミュニケーションパスに 関 する 情 報 が 表 示 されます。データレプリケーションこのセクションでは、<strong>SPS</strong> とともにデータレプリケーションを 使 用 する 方 法 について 説 明 します。113 ユーザガイド


レプリケーションボリュームリソースの 監 視レプリケーションボリュームリソースの 監 視<strong>SPS</strong> で 保 護 するレプリケーションボリュームリソースの 状 態 は、LifeKeeper GUI に 表 示 されます。ミラー状 態 の 詳 細 については、SteelEye DataKeeper のトピックミラー 状 態 の 定 義 を 参 照 してください。次 図 の 例 では、レプリケーションボリュームリソースのミラー 状 態 は、Vol.L が 再 同 期 、Vol.Y がミラーリングになっています。レプリケーションボリュームリソースの 状 態 と 意 味 を 次 表 に 示 します。リソースの 状態アイコン表 示 状 態アクティブプライマリサーバで 稼 働 しており、 保 護 されています (ISP)。縮 退プライマリサーバで 稼 働 していますが、バックアップサーバでは 保 護 されていません (ISU)。不 明リソースが 初 期 化 されていないか (ILLSTATE)、LifeKeeper が 稼 働 していません。障 害障 害 が 発 生 しています。リソースの 稼 働 に 失 敗 した 場 合 (OSF)。オフラインリソースが 稼 働 していません。ボリュームの 読 み 書 き 操 作 はできません。SteelEye Protection Suite for Windows 114


レプリケーションボリュームリソースの 監 視リソースの 状態再 同 期 (ペンディング)アイコン表 示 状 態バックアップサーバ 上 のリソースステータスは、 再 同 期 (ペンディング) です。ミラーリングバックアップサーバ 上 のリソースステータスは、ミラーリングです。一 時 停 止バックアップサーバ 上 のリソースステータスは、 一 時 停 止 です。再 同 期バックアップサーバ 上 のリソースステータスは、 再 同 期 です。中 断バックアップサーバ 上 のリソースステータスは、 中 断 です。レプリケーションボリュームリソースの 設 定 状 態 を LifeKeeper GUI に 表 示 するには、ボリュームリソースを右 クリックし、[プロパティ] をクリックし、[SDR ステータス] タブをクリックしてください。 次 図 の 例 では、Vol.Eが LK031 上 のソースであり、ターゲットサーバ (192.168.0.2) が 1 台 あり、ターゲットサーバ LK032 で 再 同期 が 実 行 されています。115 ユーザガイド


レプリケーションの 設 定レプリケーションの 設 定[ボリュームリソースのプロパティ] ページを 開 き、[レプリケーション 設 定 ] をクリックすると、 複 製 ボリュームの圧 縮 レベル、ネットワーク 帯 域 制 限 、<strong>SPS</strong> 削 除 ミラーフラグを 設 定 できます。フィールドターゲットの選択説 明操 作 を 実 行 するターゲットサーバを 選 択 します。SteelEye Protection Suite for Windows 116


レプリケーションボリュームの 操 作フィールド説 明圧縮 レベルの 設定ネットワーク 帯域制限 の設定レプリケーションボリュームの 圧 縮 レベルを 指 定 します。有 効 値 は 0 ~ 9 です。レベル 0 は「 圧 縮 なし」です。1 から 9 の 値 で 圧 縮 の CPU の 集 中 レベルを 増 分 的 に 指 定 します。 圧 縮 レベル 1 は 高 速 圧 縮 です。データを 圧 縮 する CPU 時 間 は最 短 ですが、パケットサイズが 最 大 になります。レベル 9 は 圧 縮 時 間 が 最 長 ですが、 圧 縮 率は 最 大 になります。つまり、CPU 時 間 は 長 くなりますが、パケットサイズは 最 小 になります。ご使 用 のシステム、ネットワーク、 作 業 負 荷 を 考 えて、CPU 使 用 率 とネットワーク 転 送 速 度 のバランスを 取 れるように、1 ~ 9 までの 値 を 選 択 してください。デフォルト: 0ネットワーク 帯 域 設 定 では、レプリケーションボリュームの 再 同 期 と 通 常 のボリューム 書 き 込 みに 使 用 するネットワーク 帯 域 を KB 単 位 で 指 定 します。デフォルト: 0<strong>SPS</strong>デリートミラーフラグの設定<strong>SPS</strong> デリートミラーフラグは、レプリケーションボリュームの <strong>SPS</strong> リソースを 削 除 する 動 作 を 制 御します。このフラグを [True] に 設 定 した 場 合 、<strong>SPS</strong> ボリュームリソースを 削 除 すると、ミラーが 削除 されます。[True] を 指 定 しないと、ミラーは 削 除 されません。ボリュームリソースの 拡 張 を 解 除 するか、<strong>SPS</strong> から 削 除 する 場 合 は、[True] を 選 択 します。ミラーを 削 除 しない 場 合 は、[False] を 選 択 します。LifeKeeper GUI でミラーを 作 成 している 場 合 は、[True] が 既 定 値 となります。GUI を 使 用 せずにミラーを 作 成 している 場 合 、 既 定 値 は [False] になります。LifeKeeperレプリケーションボリュームの 操 作LifeKeeper GUI を 使 用 して、レプリケーションボリュームリソースを 操 作 するには、レプリケーションボリュームリソースを 右 クリックし、 実 行 する 操 作 をコンテキストメニューから 選 択 してください。[ 表 示 ] メニューの [プロパティパネル] をクリックして、プロパティパネルを 有 効 にした 場 合 、ボリュームを 選 択 すると、リソースツールバーが 表 示 されます。操 作ターゲットの 選択アイコン説 明操 作 を 実 行 するターゲットシステムを 選 択 します。117 ユーザガイド


レプリケーションボリュームの 操 作操 作ミラー 一時 停 止ミラー 再開 /ターゲットロックターゲットのロック 解 除ミラー 中断 /ターゲットロック 解除ミラー 再同 期 /ターゲットロックターゲットボリュームリワインドリワインドログブックマーク 追 加アイコン説 明[ミラー 一 時 停 止 ] をクリックすると、データのミラー 化 が 一 時 停 止 します。[ 続 行 ]をクリックしてミラーリングを 再 開 すると、 部 分 再 同 期 が 実 行 されます。ミラーリングを 一 時 停 止 した 後 、[ターゲットのロック 解 除 ] をクリックすると、ターゲットボリュームのロックを 解 除 できます。ミラーリングを 一 時 停 止 した 後 に 再 開 するには、[ 続 行 /ターゲットのロック] をクリックします。このボタンをクリックすると、 一 時 停 止 が 解 除 されます。ターゲットボリュームがロックされている 場 合 、ロックが 解 除 してミラーリングが 再 開 されます。ミラーリングを 一 時 停 止 した 場 合 は、その 間 の 書 き 込 みデータが 記 録 されます。ミラーリングを 再 開 すると、 記 録 されたデータがターゲットボリュームに 送 信 され、部 分 再 同 期 が 自 動 的 に 実 行 されます。ミラーのターゲットボリュームのロックを 解 除 するには、[ターゲットのロック 解 除 ] をクリックします。このボタンをクリックした 場 合 、ミラーリングが 一 時 停 止 して、ターゲットシステム 上 のミラーボリュームのロックが 解 除 されます。その 結 果 、ボリューム 上のデータを 読 み 書 きできるようになります。[ 続 行 ] をクリックすると、ターゲットボリュームが 再 びロックされます。 部 分 再 同 期の 実 行 後 にミラーリングが 再 開 されます。警 告 : ミラーリングのロック 解 除 中 には、ターゲットボリュームにデータを 書 き 込 まないでください。ロック 解 除 時 に 書 き 込 んだデータは、ミラーの 再 同 期 時 に 失 われます。ミラーリングを 中 断 すると、 選 択 したボリュームのミラーリングが 中 断 され、ターゲットボリュームのロックが 解 除 されます。ただし、ミラーはボリュームリストから 削 除 されません。[ミラー 中 断 /ターゲットロック 解 除 ] を 選 択 した 場 合 は、その 後 で 完 全な 再 同 期 を 実 行 して、ミラーリングを 再 確 立 する 必 要 があります。警 告 : ミラーリングの 中 断 中 には、ターゲットボリュームにデータを 書 き 込 まないでください。 中 断 時 に 書 き 込 んだデータは、ミラーの 再 同 期 時 に 失 われます。中 断 したミラーリングを 再 確 立 するには、[ミラー 再 同 期 /ターゲットロック] をクリックします。 完 全 な 再 同 期 が 実 行 されます。このウィザードは、ターゲット 上 のデータを 良 好 なデータセットまで 戻 し、リカバリプロセスを 続 行 します。ブックマークを 表 示 して、リワインドログにブックマークを 追 加 できます。ブックマークは、リワインド 操 作 に 備 えて、アップグレードなどの 重 要 なイベントを 追 跡 する 際に 使 用 します。リワインドを 実 行 すると、データリワインドポイントとして、ブックマークのログが 表 示 されます。SteelEye Protection Suite for Windows 118


スプリットブレインとはスプリット ブレインとは<strong>SPS</strong> のすべてのコミュニケーションパスが 切 断 された 場 合 、 自 動 ノードフェイルオーバが 有 効 になっていると、<strong>SPS</strong> のそれぞれの 側 がもう 一 方 を 停 止 したものと 見 なし、すべてのリソースを 起 動 しようとします。SteelEye DataKeeper リソースの 場 合 、 両 側 がミラーソースになり、ボリュームにデータを 書 き 込 めるようになります。この 状 態 は「スプリットブレイン 状 態 」と 定 義 され、LifeKeeper GUI では 以 下 のアイコンが表 示 されます。この 状 態 を 解 決 するために 必 要 な 手 順 については、スプリットブレインリカバリを 参 照 してください。119 ユーザガイド


スプリットブレインリカバリ選 択 したボリュームのプロパティパネルに、スプリットブレイン 状 態 に 関 する 追 加 情 報 と、この 問 題 を 解 決するための 手 順 が 表 示 されます。スプリット ブレインリカバリシステムのコミュニケーションパスが 復 旧 した 後 にボリュームがスプリットブレイン 状 態 にあることが 検 出 された 場 合 、 以 下 のスプリットブレインリカバリ 手 順 を 実 行 する 必 要 があります。注 記 : 複 数 のボリュームが 異 なるリソース 階 層 で 検 出 された 場 合 は、それぞれのボリュームでスプリットブレインリカバリ 手 順 を 実 行 する 必 要 があります。スプリットブレイン 状 態 のボリュームが 同 じ 階 層 にある 場合 は、リカバリが 同 時 に 実 行 されます。1. ソースにするシステムの 下 のボリュームインスタンスアイコンを 右 クリックします。リソースコンテキストメニューが 表 示 されます。 一 番 左 のパネルのリソース 階 層 リストのボリュームインスタンスアイコンを右 クリックすることもできます。メニューから [スプリットブレインリカバリ] を 選 択 すると、ミラーソースとSteelEye Protection Suite for Windows 120


スプリットブレインリカバリするサーバを 選 択 するよう 求 められます。2. メニューから [スプリットブレインリカバリ] を 選 択 します。3. 以 下 の 警 告 メッセージが 表 示 されます。[ 続 行 ] ボタンをクリックすると、スプリットブレインリカバリプロセスが 完 了 します。 注 記 : この 手 順 では、スプリットブレイン 状 態 にある 他 のすべてのシステムが再 起 動 され、 再 起 動 プロセスが 終 了 したときにミラーターゲットになります。121 ユーザガイド


スプリットブレインリカバリ4. スプリットブレインリカバリプロセスの 進 行 に 合 わせて、 以 下 のメッセージが 表 示 されます。リモートシステムが 再 起 動 している 間 に 遅 延 が 発 生 します。[ 完 了 ] をクリックします。5. リカバリが 完 了 すると、 復 旧 したリソースは GUI に 以 下 のように 表 示 されます。ターゲットシステムが 再 起 動 し、ミラーが 再 同 期 すると、スプリットブレインリカバリプロセスは 完 了 します。SteelEye Protection Suite for Windows 122


データリワインドの 概 要データリワインドの 概 要データリワインド 機 能 は、 任 意 のデータレプリケーションポイントまで 戻 すか 進 めて、レプリケーションボリュームのデータを 変 更 します。この 機 能 は、ボリューム 上 のデータ 変 更 を 記 録 するリワインドログを 使 用します。リワインドログにタイムスタンプが 記 録 されていれば、 指 定 した 日 時 までボリュームを 戻 せます。また、ポイントをさらに 戻 すことも、 進 めることもできます。リワインドログは、レプリケーション 先 のターゲットシステムに 作 成 されて 保 持 されます。レプリケーション 元(プライマリサーバ) への 影 響 を 最 小 限 に 抑 えるために、リワインド 操 作 はターゲットサーバに 対 して 実 行されます。すべてのレプリケーションボリュームでは、リワインド 機 能 がデフォルトで 無 効 に 設 定 されています。レプリケーションボリュームリソースを 選 択 して、リワインド 機 能 を 有 効 にするには、[ボリュームリソースのプロパティ] ページを 開 き、[リワインド 設 定 ] をクリックします。最 適 なパフォーマンスを 得 るには、リワインドログファイルを 別 の 物 理 ディスクに 作 成 します。ログとレプリケーションデータを 配 置 する 物 理 ディスクは、[キャッシュへの 書 き 込 み] を 有 効 にすることをお 勧 めします。[キャッシュへの 書 き 込 み] を 有 効 にするには、[マイコンピュータ] をクリックし、[ボリューム] を 右 クリックし、[プロパティ] をクリックします。[ボリュームのプロパティ] ダイアログボックスが 開 いたら、[ハードウェア] タブ123 ユーザガイド


リワインドの 設 定の [プロパティ] をクリックします。 次 に、[ポリシー] タブをクリックし、[ディスクの 書 き 込 みキャッシュを 有 効 にする] をオンにします。リワインドログファイルをデフォルトと 異 なる 場 所 に 置 く 場 合 は、レプリケーションボリュームリソースのリワインド 機 能 を 設 定 する 前 に、ファイルロケーションを 変 更 します。[ボリュームリソースのプロパティ] ページを開 き、[リワインド 設 定 ] をクリックし、 選 択 したレプリケーションボリュームリソースのリワインドログの 場 所 を変 更 します。リワインドログのディスク 容 量 を 節 約 するには、リワインドログファイルの NTFS 圧 縮 機 能 を 有 効 にします。NTFS 圧 縮 機 能 は、 選 択 したレプリケーションボリュームリソースのリワインド 機 能 を 有 効 にする 前に 設 定 する 必 要 があります。リワインドログファイルの NTFS 圧 縮 を 有 効 にするには、[ボリュームリソースのプロパティ] ページの [リワインド 設 定 ] をクリックします。リワインド 操 作 を 実 行 し、 適 切 なデータを 見 つけた 後 に 使 用 できるリカバリオプションが 1 つあります。• ターゲット (バックアップ) サーバからソース (プライマリ) サーバにデータを 手 動 でコピーします。コピーが 完 了 したら、ターゲットとの 部 分 再 同 期 を 実 行 します。リワインドの 設 定[ボリュームリソースのプロパティ] ページを 開 き、[リワインドの 設 定 ] をクリックすると、リワインド 機 能 の 有効 / 無 効 の 設 定 、リワインドログのロケーション 変 更 、 同 時 にリワインドするボリューム ( 単 一 のエンティティ) の 指 定 、ログファイルの 有 効 期 限 の 設 定 、 選 択 したレプリケーションボリュームリワインドのNTFS 圧縮 の 使 用 を 設 定 できます。フィールドリワインド 機 能の 有 効 /無 効 の設 定説 明選 択 したボリュームリソースのリワインド 機 能 を 有 効 / 無 効 に 設 定 します。リワインド 機 能 はデフォルトで 無 効 に 設 定 されています。リワインドログファイルのロケーション選 択 したボリュームのリワインドログファイルを 格 納 するフォルダを 指 定 します。ミラーボリューム、または で 保 護 するボリューム 上 のフォルダは 指 定 できません。ロケーションには、 書 き 込み 可 能 なボリュームを 選 択 します。デフォルト: %extmirrbase%\RewindLogs注 記 : ログファイルのロケーションは、リワインド 機 能 を 有 効 にする 前 に 変 更 してください。NTFS 圧 縮 を 使 用 して、リワインドログファイルを 圧 縮 します。ログファイルの圧 縮ログファイルを 圧 縮 する 場 合 は、[True] を 選 択 します。デフォルト: False注 記 : ログファイルの 圧 縮 オプションは、リワインド 機 能 を 有 効 にする 前 に 設 定 してください。SteelEye Protection Suite for Windows 124


レプリケーションボリュームリソースのリワインド 操 作フィールド関 連 ボリュームログファイルの最 大 サイズログファイルの有 効 期限ログファイルの最 小 空き 容 量説 明同 時 にリワインドするボリュームを 単 一 エンティティとして 指 定 します。 関 連 ボリュームは、コンマ (,) で 区 切 って 指 定 します。 例 えば、2 つのアプリケーションを 使 用 しており、 一 方 は D:と E: ボリューム、 他 方 は P: と Q: ボリュームを 使 用 している 場 合 、「DE,PQ」と 記 述 します。注 記 : このオプションは 通 常 、 変 更 する 必 要 はありません。アプリケーションが 使 用 するボリュームリソースは、<strong>SPS</strong> 階 層 に 定 義 されているため、リワインドを 実 行 すると、 関 連 ボリュームも 自 動 的 にリワインドの 対 象 となります。リソース 階 層 を 検 索 しても、 自 動 的 に 検 出 できない 特 殊 なボリュームを 使 用 する 場 合 は、デフォルトの 動 作 を 変 更 します。ログファイルの 最 大 サイズを MB 単 位 で 指 定 します。0 を 指 定 すると、ログファイルは 無 制限 となります。デフォルト: 0リワインドログの 有 効 期 限 を 分 単 位 で 指 定 します。0 を 指 定 すると、 無 制 限 となります。デフォルト: 0空 き 容 量 の 最 小 サイズを MB 単 位 で 指 定 します。ここで 指 定 する 値 は、リワインドログファイルを 格 納 するボリュームが 満 杯 になり、 空 き 容 量 が 完 全 に 消 費 される 前 の 予 備 の 容 量となります。デフォルト: 100 MBレプリケーションボリュームリソースのリワインド 操 作LifeKeeper GUI を 使 用 してレプリケーションボリュームリソースをリワインドするには、レプリケーションボリュームリソースを 右 クリックし、コンテキストメニューの [ターゲットボリュームリワインド] をクリックしてください。[ 表 示 ] メニューの [プロパティパネル] をクリックして、プロパティパネルを 表 示 した 場 合 は、リワインドするレプリケーションボリュームリソースのターゲットを 選 択 し、リソースツールバーのアイコンください。リワインド 操 作 が 始 まります。をクリックして警 告 メッセージが 表 示 され、リワインド 可 能 なボリュームが 表 示 されます。ターゲットボリュームは 一 時 停止 して、ロックが 解 除 されます。ミラーリングが 一 時 停 止 している 場 合 、ターゲットサーバはボリュームを回 復 できません。データをターゲットサーバにリワインドしている 間 は、 変 更 内 容 が 追 跡 されます。[ミラーリングの 継 続 ] を 実 行 すると、 変 更 内 容 がターゲットに 書 き 込 まれます。[ 継 続 ] をクリックしてリワインド操 作 を 継 続 するか、[キャンセル] をクリックしてリワインドを 終 了 します。リワインド 操 作 で 指 定 できるオプションを 次 表 に 示 します。125 ユーザガイド


レプリケーションボリュームリソースのリワインド 操 作フィールドボリュームを 使 用 している 上 のアプリケーションを 停 止 しますか? のにデータを 復 元する 準 備 をしますか?説 明<strong>SPS</strong> 階 層 を 構 成 する ボリュームを 使 用 しているプライマリサーバ で 稼 働 している 全 アプリケーションを 停 止 する 場 合 は、[はい] を 選 択 します。プライマリサーバ 上 のアプリケーションを 停 止 しない 場 合 は、[いいえ] を 選 択 します。デフォルト: [いいえ] に 指 定 したボリュームの 準 備 が 完 了 したら、[ 次 へ] をクリックしてリワインド 操 作 を 続 けます。データリワインドポイントを 一 覧 から 選 択 するか、 開 始 時 間 を 入 力 します。データリワインドポイントには、 次 の 日 付 形 式 を 指 定 できます。5/4/07 08:27April 29 23:00データリワインドポイントの 指 定last Saturday 13:21yesterday 08:23:17リワインド 実 行テスト 結 果 に 関するコメントを 入力 してください。コメントは 省 略できます。データは 有 効 ですか?リワインド 処 理の 結 果 は 次 のとおりです。入 力 した 文 字 列 (タイムスタンプ) は、 事 前 に 検 証 されます。ダイアログボックスの下 にあるプログレスバーにリワインドログのデータの 識 別 状 態 が 表 示 されます。リワインドプロセスを 開 始 した 時 点 では、すべてのデータが「 不 明 」と 表 示 されます。リワインド 処 理 が 進 み、データレプリケーションポイントが 前 に 移 動 すると、 各 種 データセットによるテスト 結 果 に 基 づき、データセクションに「 不 良 」または「 良 好 」マークが付 きます。ターゲットのデータが 前 記 の 手 順 で 指 定 したデータレプリケーションポイントに 戻 ります。[ 次 へ] をクリックし、リワインド 操 作 を 続 けます。テスト 結 果 を 評 価 して、コメントを 記 述 します。コメントは 保 存 されます。 保 存 されたコメントは、データレプリケーションポイントの 一 覧 に 表 示 されます。ボリューム 上 のデータが 有 効 なことを 指 示 します。ここで 入 力 した 回 答 は、リワインドを 実 行 する 際 、タイムスタンプ 一 覧 の 作 成 に 使 用 されます。<strong>SPS</strong> は、ユーザの回 答 に 基 づき、タイムスタンプの 開 始 時 刻 と 終 了 時 刻 を 絞 り 込 み、 直 近 の 良 好なデータを 示 します。[はい] を 選 択 した 場 合 、 選 択 したタイムスタンプより 前 のポイントには 戻 れません。[いいえ] を 選 択 した 場 合 、 選 択 したタイムスタンプより 先 のポイントには 進 めません。データの 有 効 性 が 不 明 な 場 合 は、[ 不 明 ] を 選 択 し、 開 始時 刻 と 終 了 時 刻 を 選 択 しません。評 価 とコメントを 保 存 し、データレプリケーションポイントの 間 隔 を 調 整 します。[ 次へ] をクリックし、リワインド 操 作 を 続 けます。SteelEye Protection Suite for Windows 126


レプリケーションボリュームリソースのリワインド 操 作フィールドリカバリを 続 けるか、 別 のデータセットを 選 択 してください。[ 次 の 操 作 ] をクリックします。データリカバリ説 明別 のポイントに 移 動 するか、リワインド 操 作 を 停 止 して、 現 在 の 状 態 でボリュームをリカバリします。ダイアログボックスの 下 にあるプログレスバーにリワインドログのデータの 識 別 状 態 が 表 示 されます。リワインドプロセスを 開 始 した 時 点 では、すべてのデータが「 不 明 」と 表 示 されます。リワインド 処 理 が 進 み、データレプリケーションポイントが 前 に 移 動 すると、 各 種 データセットによるテスト 結 果 に 基 づき、データセクションに「 不 良 」または「 良 好 」マークが 付 きます。失 われたか 破 損 したデータを 復 旧 する 場 合 、ソース (プライマリ) サーバで 実 行 されているアプリケーションをそのままにすることも、 必 要 に 応 じて 停 止 することもできます。 見 つからないか 破 損 したデータを、リワインド 済 みターゲット (バックアップ) サーバからソース (プライマリ) サーバに 手 動 でコピーします。コピーが 完 了 したら、[ 次 へ] をクリックします。リワインド 済 みボリュームが 再 びロックされ、ミラーリングが 続 行 されます。これによって、リワインド 操 作 およびデータリカバリ 操 作 が 完 了 します。127 ユーザガイド


Chapter 6: DataKeeperSteelEye DataKeeper for Windows に 関 する 情 報 は、<strong>SIOS</strong> テクニカルドキュメンテーションサイトの<strong>SPS</strong> for Windows オンラインドキュメンテーション 内 にある DataKeeper for Windows テクニカルドキュメンテーションを 参 照 してください。:• http://docs.us.sios.com/#<strong>SPS</strong>4WSteelEye Protection Suite for Windows 128


Chapter 7: ト ラブルシューティングこのセクションでは、 既 知 の 問 題 および 制 限 事 項 に 関 する 重 要 な 情 報 とそれらに 対 するワークアラウンドおよび/また 解 決 方 法 について 説 明 します。アプレット のト ラブルシューティング説 明Web クライアントに [クラスタへの 接 続 ] ダイアログボックスが 表 示 されない 場 合 は、 以 下 を 実 行 してください。1. アプレットが 起 動 に 失 敗 したか 確 認 してください。 通 常 は、ブラウザのウィンドウ 内 にアプレットの状 態 を 示 すメッセージが 表 示 されます。Netscape と Internet Explorer では、 状 態 を 表 すメッセージのほかに、アプレットの 代 わりのアイコンが 表 示 されることがあります。このアイコンをクリックすると、 失 敗 に 関 する 説 明 が 表 示 されます。2. Java コンソールを 開 いてください。• FireFox、Netscape、 旧 バージョンの Internet Explorer を 使 用 している 場 合 は、コントロールパネルを 開 き、[Java プラグイン] アイコンをクリックしてください。コンソール 表 示 を 有 効 にした 後 、Webブラウザを 再 起 動 してください。• 新 しいバージョンの Internet Explorer を 使 用 している 場 合 は、[ツール] メニューの [Sun の Javaコンソール] をオンにしてください。[Sun の Java コンソール] メニューが 表 示 されない 場 合 は、[ツール] メニューの [アドオンの 管 理 ] をクリックし、コンソール 表 示 を 有 効 にしてから、ブラウザを 再 起動 すると、Java コンソールが 表 示 されます。• Mozilla を 使 用 している 場 合 は、[ツール] メニューの [Web 開 発 ] をクリックし、[Sun の Java コンソール]をクリックしてください。3. Web クライアントが 開 かない 場 合 は、URL (http://:81) を 指 定 して、ブラウザを 再起 動 してください。4. コンソールのメッセージを 確 認 してください。エラーメッセージが 表 示 された 場 合 は、それを 参 考 にして 問 題 を 解 決 してください。 問 題 がネットワークに 関 係 している 場 合 は、「ネットワーク 関 連 のトラブルシューティング」を 参 照 してください。LifeKeeper を 停 止 するときに Win2008 で CYGWIN がクラッシュする 場 合 がある現 象SteelEye Protection Suite for Windows 129


解 決 策LifeKeeper を 停 止 するときに、Win2008 で CYGWIN がクラッシュする 場 合 があります ( 例 : GREP セグメンテーションの 失 敗 )。アプリケーションに 対 して Terminal Service および Data Execution Prevention が 有 効 になっている 場合 、Win2008 では tsappcmp.dll に 不 具 合 があるため、クラッシュが 発 生 することがあります。解 決 策tsappcmp.dll によって 保 護 レベルが 変 更 されるメモリページがあり、 何 らかの 理 由 でそのページの「 実行 」 権 限 が 解 除 されます。このページには 実 行 可 能 コードが 含 まれており、 実 行 可 能 にしておく 必 要 がありますが、 権 限 が 変 更 されたため、 例 外 が 発 生 してプログラムがクラッシュします。詳 細 および 回 避 策 については、 以 下 の 記 事 を 参 照 してください。http://www.eggheadcafe.com/software/aspnet/33380656/corinnayou-wrote-that-th.aspxhttp://www.mail-archive.com/cygwin@cygwin.com/msg91569.htmlコマンドプロンプト から <strong>SPS</strong> コマンドを 実 行 しようとしたときにエラーが 発 生 する現 象コマンドプロンプトから <strong>SPS</strong> コマンドを 実 行 しようとしたときに、 以 下 のエラーが 発 生 します。[File:lock.CLine:1610] Win32 Error:2*CRITICAL* (No. 472) Can’t run this application without LCD Daemonrunning.解 決 策<strong>SPS</strong> コマンドを 実 行 するには、「コンソール」 権 限 が 必 要 です。Server 2003 で <strong>SPS</strong> Core を 実 行 しているときにリモートデスクトップを 使 用 している 場 合 は、「/console」スイッチを 付 けてリモートデスクトップを 起動 してください。Server 2008 で <strong>SPS</strong> Core を 実 行 している 場 合 は、「/admin」スイッチを 付 けてリモートデスクトップ 接 続 を 起 動 してください。例 : %SystemRoot%\system32\mstsc.exe/console<strong>SPS</strong> システム 自 体 のコマンドプロンプトから <strong>SPS</strong> コマンドを 実 行 することもできます。ファイアウォール現 象インストール 時 にファイアウォールを 無 効 にしましたが、 今 は 有 効 にしています。Windows ファイアウォールの 規 則 は、どのように 追 加 するのですか。130 Troubleshooting


解 決 策解 決 策LifeKeeper ディレクトリにはファイアウォールの 規 則 を 有 効 にすることができるスクリプトがあります。このスクリプトは 次 の 場 所 にあります。\support\firewallsetup.batコマンドプロンプトを 開 いて firewallsetup.bat を 実 行 すると、 規 則 を 追 加 できます。 規 則 が 追 加 されていた 場 合 、このスクリプトによって 重 複 した 規 則 が 追 加されることはありません。Windows ファイアウォール (wf.msc) を 開 くと、プレフィックスに LifeKeeper ラベルが 付 いた 受 信 の 規 則 が表 示 されます。注 記 : <strong>SPS</strong> に 必 要 なポートを 無 効 にする 規 則 を 作 成 していた 場 合 、インストールプログラムによってその 規 則 が 無 効 にされますが、 規 則 が 削 除 されることはありません。GUI エラーメッセージ説 明エラー 101: 不 正 な 引 数 が 渡 されました。エラー 102: このプログラムを 正 しく 実 行 するには、バージョン 1.5 以 上 の Java 仮 想 マシンが 必 要 です。LifeKeeper GUI のドキュメントを 参 照 し、ブラウザの 設 定 を 確 認 してください。エラー 103: LifeKeeper GUI のルックアンドフィールを 設 定 できませんでした。エラー 104: イメージをロードできませんでした。エラー 106: RMI 経 由 でデータを 取 得 しようとしたときにエラーが 発 生 しました。 処 理 を 完 了 できませんでした。エラー 107: グローバルリソースインスタンスの 作 成 に 失 敗 しました。エラー 108: グローバルリソースの 作 成 に 失 敗 しました。エラー 109: ダイアログでサーバを 選 択 する 必 要 があります。エラー 112: リソースインスタンスをグローバルイクイバレンシに 一 致 させられませんでした。エラー 114: セキュリティ 例 外 が 発 生 したため、このサーバへの 接 続 に 失 敗 しました。そのため、クラスタリソースのレンダリングが 縮 退 することがあります。Java ポリシーファイルが 正 しくインストールされていることを 確 認 してください。<strong>SPS</strong> Web クライアントの 実 行 を 参 照 してください。エラー 115: このサーバの 名 前 を 解 決 できなかったため、 接 続 に 失 敗 しました。そのため、クラスタリソースのレンダリングが 縮 退 することがあります。LifeKeeper GUI のドキュメントを 参 照 し、ネットワーク 命 名 規 則 を 確 認 してください。 不 明 なホスト 例 外 を 参 照 してください。エラー 116: このサーバがこのクライアントホストの 名 前 を 解 決 できなかったため、 接 続 に失 敗 しました。そのため、クラスタリソースのレンダリングが 縮 退 することがあります。LifeKeeper GUI のドキュメントを 参 照 し、ネットワーク 命 名 規 則 を 確 認 してください。 不 明 なホスト 例 外 を 参 照 してください。SteelEye Protection Suite for Windows 131


GUI ネットワーク 関 連 - サーバへの 初 期 接 続 の 失 敗 (エラー 117)エラー 117: サーバとの 初 期 接 続 に 失 敗 しました。LifeKeeper GUI は 接 続 を 再 試 行 します。LifeKeeperGUI のドキュメントを 参 照 し、<strong>SPS</strong> と LifeKeeper GUI サーバがこのシステムで 稼 働 していることを 確 認 してください。Java RMI のバインドに 関 する 問 題 を 参 照 してください。エラー 118: クライアントパッケージとサーバパッケージに 互 換 性 がないため、 接 続 に 失 敗 しました。ターゲットサーバとクライアント 起 動 元 サーバのバージョンを 調 べて、 互 換 性 があることを 確 認 してください。エラー 119: リモートオブジェクトをエクスポートできませんでした。エラー 120: リモートメソッドの 呼 び 出 しで 例 外 が 発 生 しました。エラー 121: 管 理 JavaBean を 初 期 化 できませんでした。エラー 122: 管 理 JavaBean にロードできるダイアログクラスがありません。 管 理 JavaBean を 記 述 したプロパティファイルに「list」プロパティがありません。エラー 123: 管 理 JavaBean を 記 述 したプロパティファイルに 次 のプロパティがありません。エラー 124: プロパティバンドルが 見 つかりませんでした。エラー 125: URLClassLoader を 作 成 しようとしたときにセキュリティ 例 外 が 発 生 しました。.java.policy ファイルで 正 しいパーミッションが 付 与 されていることを 確 認 してください。 通 常 は .java.policy ファイルをホームディレクトリに 作 成 します。.java.policy ファイルの 内 容 には 大 文 字 と 小 文 字 の 区 別 があります。そのため、LifeKeeper GUI パッケージ 付 属 のサンプルファイルをコピーするのが 最 善 の 方 法 です。Java のブラウザプラグインを 使 用 している 場 合 は、Java コンソールを 有 効 にして 表 示 される 最 初 の 数行 を 調 べれば、Java 環 境 用 に 使 用 されているユーザホームディレクトリをチェックできます。GUI クライアントの 設 定 の 詳 細 については、LifeKeeper GUI のドキュメントを 参 照 してください。エラー 126: サーバにリソースが 見 つかりませんでした。エラー 127: このキットの 拡 張 プロパティファイルが 見 つかりませんでした。エラー 128: 内 部 プロパティファイルエラーです。エラー 129: サーバへの RMI 接 続 を 確 立 できません。サーバ 上 で LifeKeeper GUI サーバが 稼 働 していることを 確 認 してください。エラー 130: 入 力 したタグは 別 のリソースで 使 用 されています。 別 のタグを 入 力 してください。エラー 131: ユーザインターフェースの 更 新 のために invokeAndWait メソッドを 呼 び 出 しているときに 例 外が 発 生 しました。エラー 132: 管 理 JavaBean の 呼 び 出 し 中 に 例 外 が 発 生 しました。エラー 133: イクイバレンシの 優 先 順 位 として 入 力 した 値 が 無 効 です。 優 先 順 位 の 値 は 1 から 999 の範 囲 になければなりません。エラー 134: イクイバレンシの 優 先 順 位 の 値 がテーブル 内 の 別 の 優 先 順 位 と 競 合 しています。イクイバレンシの 優 先 順 位 の 値 はそれぞれテーブル 内 で 一 意 でなければなりません。GUI ネット ワーク 関 連 - サーバへの 初 期 接 続 の 失 敗 (エラー117)現 象132 Troubleshooting


解 決 策サーバとの 初 期 接 続 に 失 敗 しました (エラー 117)。複 数 のネットワークインターフェースカード (NIC) を 持 つサーバに 接 続 する 場 合 、 最 初 の NIC の IP アドレスが 到 達 不 能 な 場 合 、Java RMI のバインドに 関 する 問 題 が 発 生 します。 最 初 の NIC とは、ipconfig ユーティリティが 出 力 する 最 初 の IP アドレスを 指 します。解 決 策<strong>SPS</strong> サーバのネットワークサービスが 使 用 するプロトコルバインディングの 順 序 を 変 更 してください。<strong>SPS</strong>サーバ 上 で [ネットワークとダイヤルアップ 接 続 ] を 開 き、[ 詳 細 設 定 ] メニューの [ 詳 細 設 定 ] をクリックしてください。ダイアログボックス 上 部 のリストボックスに NIC が 表 示 されます。これが 現 在 の 順 番 です。 矢 印ボタンを 使 用 して、 到 達 可 能 な NIC をリストの 最 上 位 に 移 動 してください。このように NIC の 順 番 を 変更 すると、Java RMI は、クライアントによるサーバへの 接 続 を 許 可 します。サーバをリブートして 設 定 を反 映 してください。GUI ネット ワーク 関 連 - Windows プラット フォーム 上 の 長 期 接続 遅 延現 象Windows プラットフォーム 上 で、 接 続 が 長 時 間 遅 延 します。解 決 策サンマイクロシステムズ 社 の FAQ より「 通 常 の 場 合 、ホストのネットワーク 設 定 が 不 適 切 なことが 原 因 です。RMI は JavaAPI のネットワークのクラス (java.net.InetAddress) を 使 用 して、 両 方 のホストの TCP/IP ホスト 名 を 参 照 し、IP アドレスとホスト 名 をマッピングします。Windows プラットフォームでは、この 参 照 はネイティブの Windows ソケットライブラリが 実 行 するため、 遅 延 は RMI ではなく、Windows ライブラリで 発 生 します。ホストで DNS を 使 用する 場 合 、DNS サーバは 通 信 に 参 加 するホストを 認 識 しないため、DNS 参 照 がタイムアウトになることが 問 題 となります。その 場 合 は、ホスト 名 /アドレスをローカルの localfile\winnt\system32\drivers\etc\hosts ファイルまたは \windows\hosts ファイルに 記 述 します。ホストファイルは 次 の 書 式 で 記 述 します。IPAddress Server Namee.g.: 208.2.84.61 homer.somecompany.com以 上 のように 記 述 すると、 最 初 の 参 照 時 間 を 短 縮 できます。」また、サブネットマスクとゲートウェイアドレスの 設 定 を 間 違 うと、 接 続 遅 延 や 障 害 の 原 因 となります。DNS の 設 定 が 正 しいことをネットワーク 管 理 者 に 確 認 してください。GUI ネット ワーク 関 連 - 接 続 試 行 時 に 生 成 されるNoRouteToHostException メッセージ現 象SteelEye Protection Suite for Windows 133


解 決 策接 続 試 行 時 に NoRouteToHostException というメッセージが 生 成 されます。ホストとの 接 続 を 確 立 できないため、ソケットをリモートホストに 接 続 できません。解 決 策ローカルサーバとリモートサーバを 結 ぶネットワークの 一 部 のリンクが 停 止 しているか、リモートサーバがファイアウォールで 保 護 されています。GUI ネット ワーク 関 連 - 接 続 試 行 時 に 生 成 される 不 明 なホスト 例 外 メッセージ現 象接 続 試 行 時 に 不 明 なホスト 例 外 メッセージが 生 成 されます。LifeKeeper GUI のクライアントとサーバは、Java RMI (Remote Method Invocation) 技 術 を 使 用 して 通信 します。RMI が 適 切 に 動 作 するには、クライアントとサーバは、 解 決 可 能 なホスト 名 または IP アドレスを 使 用 する 必 要 があります。 解 決 不 能 な 名 前 (WINS 名 ) または 不 適 切 な DHCP 名 を 使 用 すると、Java は UnknownHostException をスローします。このエラーメッセージは、 次 の 場 合 にも 表 示 されます。• サーバ 名 が 見 つからない。サーバ 名 のスペルを 確 認 してください。• DHCP サーバの 設 定 が 不 適 切 な 場 合 、RMI サーバの 完 全 修 飾 ドメイン 名 が、RMI サーバの実 際 に 存 在 するドメインではなく、リゾルバドメインのドメイン 名 に 設 定 されることがあります。その場 合 、ドメイン 名 が 不 正 なため、サーバの DHCP ドメインの 外 側 にある RMI クライアントはサーバに 接 続 できません。• サーバが Windows Internet Naming Service (WINS) を 使 用 するネットワーク 上 にある。WINS に登 録 されたホストは、DNS だけを 使 用 するホストから 接 続 できないことがあります。• RMI クライアントとサーバがファイアウォールを 挟 んだ 両 側 にある。RMI クライアントがファイアウォールの 外 側 にあり、サーバがその 内 側 にある 場 合 、クライアントはリモートコールをサーバに 送 信 できません。解 決 策LifeKeeper GUI を 使 用 するときは、クライアントが 使 用 するホスト 名 は、サーバが 解 決 できなければなりません。また、クライアントはサーバのホスト 名 を 解 決 できなければなりません。LifeKeeper GUI はこの 例外 を 捕 捉 してユーザに 警 告 します。クライアントがサーバのホスト 名 を 解 決 できない 場 合 は、この 例 外がスローされて、エラーメッセージ 115 が 表 示 されます。サーバがクライアントのホスト 名 を 解 決 できない場 合 は、この 例 外 がスローされて、エラーメッセージ 116 が 表 示 されます。2 つのメッセージは、ホストが見 つからないことを 通 知 する Java の 例 外 です。ホスト 名 が 適 切 に 解 決 されていることをテストして 確 認 するには、 以 降 に 示 す 手 順 に 従 ってください。134 Troubleshooting


Windows の 場 合Windows の 場 合1. <strong>SPS</strong> サーバとの 通 信 が 確 立 していることを 確 認 します。プロンプトから、ホスト 名 を 指 定 して pingを 打 ってください。ping以 下 に 例 を 示 します。ping homerターゲットのホスト 名 と IP アドレスが 返 ります。2. 設 定 が 適 切 なことを 確 認 します。a. DNS の 設 定 を 確 認 するか、DNS サーバをネットワークにインストールしてください。b. DNS の 設 定 を 確 認 するには、[コントロール パネル] -> [ネットワーク] -> [プロトコル] ->[TCP/IP] の 順 に 選 択 してください。DNS の 設 定 が 正 しいことをネットワーク 管 理 者 に 確認 してください。[DNS] タブのホスト 名 がローカルのネームサーバと 同 じであることを 確 認 してください。また、この 名 前 が GUI エラーメッセージに 表 示 されたホスト 名 であることを 確認 してください。c. ローカルホストと 接 続 先 の <strong>SPS</strong> サーバを hosts ファイルに 記 述 してください。Windows 2003/2008 の hosts ファイルは、 次 の 場 所 にあります。%SystemRoot%\system32\drivers\etc\HOSTS (e.g.C:\windows\system32\drivers\etc\HOSTS)注 記 : Windows 2003/2008 では、hosts ファイルの 最 終 エントリの 後 に 改 行 記 号 (CR/LF) がないと、hosts ファイルは 参 照 されません。例 えば、ユーザのシステムが HOSTCLIENT.MYDOMAIN.COM であり、IP アドレスが153.66.140.1 である 場 合 、hosts ファイルに 次 のエントリを 追 加 します。153.66.140.1 HOSTCLIENT.MYDOMAIN.COM3. GUI クライアントが 使 用 するホスト 名 のプロパティを 設 定 します。ホスト 名 のプロパティを 設 定 するには、Java Plug-in をインストールした Web ブラウザを 開 き、Java プラグインコントロールパネルを表 示 して、 次 の 1 行 を [Java Run Time Parameters] に 追 加 してください。-Djava.rmi.server.hostname=4. www.microsoft.com にアクセスして、Microsoft が 提 供 するネットワーク 関 連 のパッチを 確 認 します。Linux の 場 合1. ホスト 名 または IP アドレスを 指 定 して ping を 打 ち、ターゲットサーバとの 接 続 が 確 立 していることを 確 認 します。ping -s以 下 に 例 を 示 します。ping -s homerターゲットのホスト 名 が 返 ります。SteelEye Protection Suite for Windows 135


GUI サーバのトラブルシューティング2. ホスト 名 または IP アドレスを 指 定 して ping を 打 ち、クラスタサーバが localhost 名 を 解 決 していることを 確 認 します。DNS が 実 装 されていなければ、/etc/hosts ファイルを 編 集 し、localhost 名を 追 加 してください。ローカルサーバの IP アドレス、またはデフォルトエントリ (127.0.0.1) を 指 定 できます。3. DNS が NIS の 前 に 記 述 されていることを 確 認 します。DNS は、/etc/nsswitch.conf のホスト 行で NIS の 前 に 記 述 します。また、/etc/resolv.conf には 適 切 に 設 定 された DNS サーバを 指 定 します。4. DNS が 実 装 されていないか、 他 の 名 前 解 決 プロトコルが 機 能 していない 場 合 は、ホスト 名 を/etc/hosts ファイルに 記 述 します。5. GUI クライアントが 使 用 するホスト 名 のプロパティを 設 定 します。これは、 管 理 者 ごとに 変 更 する必 要 があります。ホスト 名 のプロパティを 設 定 するには、Java Plug-in をインストールした Web ブラウザを 開き、Java プラグインコントロールパネルを 表 示 して、 次 の 1 行 を [Java RunTime Parameters]に 追 加 してください。-Djava.rmi.server.hostname=この 作 業 を HotJava ブラウザから 実 行 するには、 次 の 1 行 を hotjava コマンドラインに 追 加 してください。例-Djava.rmi.server.hostname=-Djava.rmi.server.hostname=153.66.140.1-Djava.rmi.server.hostname= homer.somecompany.comGUI サーバのト ラブルシューティング現 象LifeKeeper GUI は、 管 理 Web サーバと Java リモートオブジェクトレジストリに、 各 サーバのポート 81 および 82 を 使 用 します。 別 のアプリケーションが 同 じポートを 使 用 している 場 合 、LifeKeeper GUI は 正 常に 機 能 しません。解 決 策値 を 変 更 するには、 以 下 のレジストリエントリを 編 集 してください。GUI_WEB_PORT=81GUI_RMI_PORT=82これらのエントリは、 以 下 のレジストリキーにあります。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\JavaGUI\Server136 Troubleshooting


ヘルスチェックタイムアウト注 記 : ポートの 値 は GUI サーバの 起 動 時 に 初 期 化 されます。 変 更 した 場 合 は、GUI サーバを 停 止 して 再 起 動 する 必 要 があります。これらの 値 は、 接 続 するクラスタすべてで 同 じでなければなりません。ヘルスチェックタイムアウト現 象 : 時 として <strong>SPS</strong> は 正 常 に 動 作 しないシステムにインストールされることがあります。そこには <strong>SPS</strong> が検 知 することが 可 能 な、ヘルスチェックが 正 常 に 起 動 または 終 了 しないといったような 前 兆 現 象 があります。 チェック 処 理 のタイムアウトを 引 き 起 こすもっとも 一 般 的 な 問 題 は、データベースまたはメールサーバに 対 するシステムメモリの 最 適 化 が 適 切 でない 場 合 です。 常 時 ヘルスチェックプロセスを 起 動 し、フェールオーバを 実 施 するためには 十 分 なメモリが 必 要 です。解 決 策 : <strong>SPS</strong> リリースノートは、<strong>SPS</strong> のシステムメモリ 要 件 を 定 義 するためのガイドラインを 記 載 しています。 使 用 するシステムにおいて、<strong>SPS</strong> のようなアプリケーションに 対 する 十 分 なメモリがあるかを 確 認 するためのWindows Performance Monitorsの 使 用 方 法 もまた 説 明 しています。この 状 態 を 確 認 する 手助 けとして、チェック 処 理 のタイムアウトが 発 生 した 際 に、 異 常 なふるまいを 記 録 する2つのリソース 監 視オプションと、 是 正 操 作 を 行 う3つのオプションがあります。5つすべてのオプションは <strong>SPS</strong> のレジストリ 設 定で 有 効 または 無 効 にし、ユーザーにあった 要 件 やパフォーマンスを 満 たすことができます。:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\General\ResMon_RecordTimeoutHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\General\ResMon_RecordMemoryHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\General\ResMon_ResFailHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\General\ResMon_RebootWaitInSecHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SteelEye\LifeKeeper\General\ResMon_ResFailMaxWaitInMin最 初 の 4 つのオプション (RecordTimeout, RecordMemory, ResFail, と RebootWaitInSec)は、 期 待 される 時 間 内 に 完 了 しない 保 護 対 象 のリソースを 監 視 している<strong>SPS</strong> Quick Check またはDeep Check プロセスによって 引 き 起 こされます。ResMon_RecordTimeout – このオプションはタイムアウトするクイックチェックもしくはディープチェック 処理 を 記 録 します。この 情 報 は \Out\ResMonTimeout.log ファイルに 記 録 されます。このオプションはデフォルトで 有 効 (=1) になっています。 無 効 にする 場 合 は 値 を 0 に設 定 してください。ResMon_RecordMemory – このオプションは、クイックチェックもしくはディープチェックがタイムアウトするとアクティブなプロセスに 対 するシステムメモリの 使 用 量 とプロセスメモリの 使 用 量 を 記 録 します。メモリの 使用 率 は\Out\ResMonTimeout.log fileに 記 録 されます。このオプションはデフォルトで 有 効 (=1) になっています。 無 効 にする 場 合 は 値 を 0 に 設 定 してください。ResMon_ResFail – このオプションはクイックチェックもしくはディープチェックがタイムアウトしたときリソース 階 層 のフェールオーバを 発 生 させます。 影 響 を 受 ける 階 層 の 従 属 リソースがフェールオーバします。このオプションはデフォルトで 無 効 (=0) になっています。 有 効 にする 場 合 は 値 を 1 にしてください。SteelEye Protection Suite for Windows 137


不 完 全 なリソースの 作 成ResMon_RebootWaitInSec – このオプションはクイックチェックもしくはディープチェックがタイムアウトしたときシステムの 再 起 動 を 発 生 させます。このオプションはデフォルトで 無 効 (=0) になっています。 有 効 にする 場 合 はレジストリ 設 定 で0 以 外 を 入 力 してください。この 数 は、システムがこの 機 能 により 再 起 動 されるときにシステムコンソール 上 に 表 示 されるカウントダウンになります。 再 起 動 のシーケンスは 自 動 およびシステム 操 作 を 必 要 としないデザインになっています。 一 旦 カウントダウンが 開 始 されると、 再 起 動 は停 止 することができません。ResMon_ResFailMaxWaitInMin – このオプションは、フェールオーバ 発 生 時 に<strong>SPS</strong> のフェールオーバ処 理 を 監 視 します。レジストリ 設 定 の 値 は、<strong>SPS</strong> がリソースのフェールオーバ 完 了 までに 待 つ 時 間 ( 分 )になります。フェールオーバ 処 理 が 開 始 されない 場 合 、もしくはフェールオーバ 処 理 が 指 定 された 時 間内 に 完 了 しない 場 合 は、<strong>SPS</strong> はシステムの 再 起 動 を 試 みます。リソースがフェールオーバされなかった 場 合 は、 再 起 動 されたサーバと 同 じ 場 所 でin service されます。このオプションはデフォルトで 無 効 (=0) になっています。リソース 監 視 オプション はすべての 保 護 対 象 のリソースに 対 して 適 用 され、いつでもそれらを 変 更 することが 可 能 です。 変 更 された 設 定 は、 次 回 クイックチェックもしくはディープチェックプロセスが 開 始 された 時に 反 映 されます。不 完 全 なリソースの 作 成説 明リソースの 設 定 プロセスが 途 中 で 中 断 し、インスタンスが 不 完 全 な 状 態 で 作 成 された 場 合 は、リソースを 再 作 成 する 前 にクリーンアップを 手 動 で 実 行 してください。 部 分 的 に 作 成 されたリソースは、LifeKeeper の GUI を 使 用 して 削 除 します。 詳 細 については、 全 サーバのリソース 階 層 の 削 除 を 参照 してください。 不 完 全 なリソースが 階 層 の 一 覧 に 表 示 されない 場 合 は、ins_remove とdep_remove コマンドでクリーンアップしてください。インスト ール - アクセス 拒 否現 象<strong>SPS</strong> のアップグレード 時 または 再 インストール 時 に、「Access is denied」というエラーメッセージが 表 示 されます。解 決 策<strong>SPS</strong> サービスが 完 全 に 停 止 していません。これは、セットアッププログラムが <strong>SPS</strong> サービスを 停 止 することができなかった 場 合 に 発 生 する 可 能 性 があります。コマンドウィンドウを 開 いて$LKROOT\bin\lkstop と 入 力 して、すべての <strong>SPS</strong> サービスを 停 止 してください。その後 、「LIFEKEEPER NOW STOPPED」と 表 示 されるまで 待 機 してからセットアップを 実 行 してください。138 Troubleshooting


IP リソース 作 成 問 題IP リソース 作 成 問 題現 象新 しい IP アドレスが 既 存 の IP アドレスと 部 分 的 に 一 致 した 場 合 IP リソースのPre-Extend Wizard に失 敗 します。ワークアラウンド現 在 有 効 なワークアラウンドはありません。この 問 題 については 将 来 のリリースにおいて 対 応 されます。Java の 署 名 があるコードとないコードの 混 在 の 警 告現 象リモートシステムから LifeKeeper Java GUI クライアントアプレットを 読 み 込 むとき、 以 下 のセキュリティ 警告 が 表 示 される 場 合 があります。[ 実 行 ] を 選 択 すると、 以 下 のダイアログが 表 示 されます。SteelEye Protection Suite for Windows 139


解 決 策ブロックについては [いいえ] を 選 択 すると、LifeKeeper GUI の 実 行 が 許 可 されます。解 決 策以 下 の 2 つの 方 法 でセキュリティ 警 告 の 数 を 減 らすことができます。1. この 発 行 者 からのコンテンツを 常 に 信 頼 します チェックボックスをオンにして、 実 行 を 選 択 してください。 次 に LifeKeeper GUI Java クライアントを 読 み 込 むときは 警 告 メッセージが 表 示 されません。または2. ブロックに 関 する 2 つ 目 のダイアログが 表 示 されないようにするには、Javaの「deployment.properties」ファイルに 以 下 のエントリを 追 加 してください。Java クライアントを読 み 込 むときにセキュリティ 警 告 は 表 示 されますが、アプレットはブロックされず、ブロックの 確 認 ダイアログは 表 示 されません。この 設 定 はすべての Java アプレットに 適 用 されることに 注 意 してください。deployment.security.mixcode=HIDE_RUN両 方 のメッセージを 回 避 するには、1 および 2 を 実 行 してください。参 照 リスト に LANMAN 名 が 2 回 表 示 される 場 合 がある現 象LANMAN リソースを 作 成 した 後 、 参 照 リストに LANMAN 名 が 2 回 表 示 される 場 合 があります。解 決 策エントリの 1 つは 使 用 できないワークステーションレコードです。このエントリを 無 視 し、もう 1 つのLANMAN サーバ 名 を 使 用 してください。140 Troubleshooting


ライセンス - ライセンスされたリカバリキットリソースが 起 動 しないライセンス - ライセンスされたリカバリキット リソースが 起 動 しない現 象ライセンスされたリカバリキットをアップグレードした 後 、リソースが 起 動 せず、<strong>SPS</strong>によって 以 下 のエラーがアプリケーションイベントログに 記 録 されます。“Process: lcdmachfail(3176) *ERROR* (No. 1001) resource requires a license (for Kit ) butnone is installed."解 決 策<strong>SPS</strong> ライセンスユーティリティを 使 用 して、リカバリキットのライセンスキーをインストールしてください。ライセンスのインストールについては、<strong>SPS</strong> for Windowsインストレーションガイドのライセンスの 取 得 とインストール を 参 照 してください。ライセンス - ライセンスキーが 見 つからない現 象ライセンスされたリカバリキットをインストールした 後 、<strong>SPS</strong> によって 以 下 のエラーがアプリケーションイベントログに 記 録 されます。“Process: Lkinit:(1832) *ERROR* (No. 20042) <strong>SPS</strong> Recovery Kit license key NOT FOUND”.解 決 策<strong>SPS</strong>ライセンスユーティリティを 使 用 して、リカバリキットのライセンスキーをインストールしてください。ライセンスのインストールについては <strong>SPS</strong> for Windows インストレーションガイドのライセンスの 取 得 とインストール を 参 照 してください。LifeKeeper Web クライアント がロックされる 場 合 がある現 象サーバマシンから 使 用 しているとき、そのサーバについての <strong>SPS</strong> リソースの 初 期 描 画 時 に「-」 (リソースの高 さを 減 らす) または「+」 (リソースの 高 さを 増 やす) アクセラレータキーを 押 した 場 合 、<strong>SPS</strong> Web クライアントがロックされることがあります。解 決 策復 旧 するには、Windows タスクマネージャを 開 き、「LifeKeeper - 」アプリケーションに 対 して タスクの 終 了 を 選 択 してください。プロセスを 終 了 するのに 最 大 で 1 分 かかる 場 合 があります。スタート-> [プログラム ->SteelEye ショートカットから <strong>SPS</strong> Web クSteelEye Protection Suite for Windows 141


<strong>SPS</strong> Web クライアントがロックされる 場 合 がある - 既 存 の 階 層 が 複 数 変 更 されたライアントを 再 起 動 し、 初 期 画 面 の 描 画 が 完 了 するまで 待 機 してからアクセラレータキーを 使 用 してください。<strong>SPS</strong> Web クライアント がロックされる 場 合 がある - 既 存 の 階 層が 複 数 変 更 された現 象サーバマシンから 使 用 しているとき、 既 存 の 階 層 に 対 して 複 数 の 変 更 (つまり、 依 存 関 係 の 作 成 / 削除 ) が 行 われ、その 変 更 の 間 に <strong>SPS</strong> クライアントを 閉 じてから 開 き 直 した 場 合 、<strong>SPS</strong> Web クライアントがロックされることがあります。解 決 策復 旧 するには、Windows タスクマネージャを 開 き、LifeKeeper - アプリケーションに 対 して [タスクの 終 了 ] を 選 択 してください。プロセスを 終 了 するのに 最 大 で 1 分 かかる 場 合 があります。サーバの 階 層 管 理 には LifeKeeper GUI を 使 用 してください。ショートカットは、スタート -> プログラム -> SteelEye -> LifeKeeper -> LifeKeeper GUI です。新 しい 評 価 ライセンスキーのエラー現 象<strong>SPS</strong> for Windows v7.2 の 評 価 時 、 新 しい 評 価 ライセンスキーを 使 用 していないとエラーが 発 生 する 場合 があります。 古 い 評 価 用 ライセンスはこのリリースでは 機 能 しません。解 決 策新 しい 評 価 ライセンスキーを 取 得 する 必 要 があります。ライセンスキーマネージャを 再 起 動 して、 新 しいライセンスキーを 適 切 な 形 式 で 入 力 してください。1 x 1 構 成 における <strong>SPS</strong> のサーバ 障 害 からの 復 旧<strong>SPS</strong> クラスタにおいてサーバにオペレーティングシステムの 再 インストール(<strong>SPS</strong>も 同 じく)が 必 要 となるような 障 害 が 発 生 した 場 合 、クラスタの 各 サーバからリソース 階 層 を 再 拡 張 することが 必 要 となります。クラスタのサーバが 再 インストールされるサーバとイクイバレンシ 関 係 を 共 有 している 場 合 でも<strong>SPS</strong> では、 再インストールされるサーバへ 既 存 のリソース 階 層 を 拡 張 することができません。 実 際 には 階 層 が 再 インストールされたサーバ 上 に 存 在 しないため 再 インストールされるサーバから 階 層 を 拡 張 解 除 することもできません。推 奨 されるアクション:オペレーティングシステムおよびSteelEye Protection Suite と 同 様 にすべての 関 連 するパッチを 再 インストールした 後 、 以 下 の 手 順 に 従 って 復 旧 を 行 ってください。 ( 注 意 : 下 記 で 説 明 する 推 奨 されるアクションの 例 において "BENHOGAN" および "GPLAYER"というテストシステム 名 を 使 用 します。):142 Troubleshooting


推 奨 されるアクション:1. リソース 階 層 が 構 成 されている 各 サーバで、 eqv_list コマンドを 使 用 して、すべての 共 有 イクイバレンシの 一 覧 を 取 得 してください。eqv_list [-d destsys] [-s sys] [-t tag] [-e SHARED][-fC]この 機 能 は、リソースインスタンス 間 のイクイバレンシ 関 係 を 記 述 している 一 般 的 なアウトプットを 表 示 します。例 :c:\LK\Bin>eqv_listBENHOGAN2008 LK1-BENHOGAN2K8 GPLAYER2008 LK1-BENHOGAN2K8 SHARED 1 10BENHOGAN2008 Vol.E GPLAYER2008 Vol.E SHARED 1 10下 記 の LifeKeeper GUI の 階 層 やリソースなどを 参 照 してください。2. リソース 階 層 が 構 成 されているサーバでeqv_remove を 使 用 して 手 動 で 階 層 の 各 リソースのイクイバレンシ 関 係 を 削 除 してください。システムsys と othersys それぞれにに 存 在 するリソースタグ 名 とその 他 タグ 間 で、-eオプションを 指 定 し、イクイバレンシタイプのシステムdestsys( 指 定 されない 場 合 はローカル) 上 のコンフィギュレーションデータベースからイクイバレンシを 削 除 します。例 :eqv_remove [-d destsys] [-s sys] -t tag [-Sothersys]-o othertag [-e SHARED]eqv_remove -s {this system} –t {TAGNAME} –S{othersys that has gone away} [-e SHARED]c:\LK\Bin>eqv_remove -s BENHOGAN2008 -t LK1-BENHOGAN2K8 -S GPLAYER2008 -e SHAREDc:\LK\Bin>SteelEye Protection Suite for Windows 143


推 奨 されるアクション:3. eqv_list コマンドを 再 度 実 行 してください。 共 有 イクイバレンシの 一 覧 は 表 示 されません。ターゲットリソースどのように 削 除 されているかを 下 記 の LifeKeeper GUIで 確 認 してください。:4. クラスタにおいてDatakeeper でミラーされているボリュームが 構 成 されている 場 合 は、そのボリュームに 対 する LKDRInfo ファイルをクリーンアップしてください。<strong>SPS</strong> は、 各 ミラー 対 象 のボリュームリソースに 対 して%LKROOT%\subsys\filesys\resources\volume にLKDRInfo.を作 成 します。このファイルは 削 除 されます。C:\LK\BIN> cd%LKROOT%\subsys\filesys\resources\volumeC:\LK\subsys\filesys\resources\volume> dirLKDRInfo.E05/23/2012 01:02 PM 39 LKDRInfo.EC:\LK\subsys\filesys\resources\volume> delLKDRInfo.E5. クラスタにおいてDatakeeper でミラーされているボリュームが 構 成 されている 場 合 は、ミラーをクリーンアップし、ミラーを 含 む DataKeeper ジョブを 削 除 してください。クラスタが 再 インストールされるサーバに 再 拡 張 する 際 にDataKeeper のミラーとジョブを 再作 成 する 必 要 があります。そのため、 構 成 されるミラーのローカルエンドを 削 除 し、それらのミラーとともに 構 成 されるジョブを 削 除 する 必 要 があります。C:\LK\subsys\filesys\resources\volume> cd%ExtMirrBase%C:\Program Files\SteelEye\DataKeeper> emcmd .getjobinfoforvol EID = e829700c-27b0-447f-b852-1a3135da31a7144 Troubleshooting


推 奨 されるアクション:Name = E VolDescription =MirrorEndPoints =BENHOGAN2008;E;10.200.8.25;GPLAYER2008;E;10.200.8.26;AC:\Program Files\SteelEye\DataKeeper> reg /deleteHKLM\System\CurrentControlSet\Services\ExtMirr\Parameters\Jobs\e829700c-27b0-447f-b852-1a3135da31a7Permanently delete the registry key HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\ExtMirr\Parameters\Jobs\1b5e8715-a488-4030-8166-45c9232bc04e(Yes/No)? yThe operation completed successfully.C:\Program Files\SteelEye\DataKeeper> emcmd .getjobinfoforvol EC:\Program Files\ SteelEye\DataKeeper> emcmd .deletelocalmirroronly EStatus = 0C:\Program Files\ SteelEye\DataKeeper> emcmd .clearswitchover EStatus = 0これらの 手 順 をすべてのミラー 対 象 のボリュームに 対 して 繰 り 返 してください。 このジョブはレジストリディレクトリからの 削 除 が 必 要 です。; emcmd . deletejobを 使 用 して 削 除しようとすると DataKeeper が 全 ノードでのジョブの 削 除 を 試 みるので 操 作 に 失 敗 します。これらのノードのひとつがもう 存 在 しておらず、ジョブがそのまま 残 るからです。6. 古 いシステムを 削 除 する 準 備 が 整 いました。a. <strong>SPS</strong> クラスタのすべてのシステムを 表 示 させます。:例 :sys_list [-d destsys]c:\LK\Bin>sys_listBENHOGAN2008GPLAYER2008b. すべての 古 いターゲット/システムを 削 除 します。SteelEye Protection Suite for Windows 145


推 奨 されるアクション:例 :sys_remove [-d destsys] -s sysc:\LK\Bin>sys_remove -s GPLAYER2008<strong>SPS</strong> クラスタのすべてのシステムで 実 行 してください。注 意 : このコマンドをローカル/ソースシステムに 対 して 実 行 しようとすると、以 下 のエラーが 表 示 されます。:c:\LK\Bin>sys_remove -s BENHOGAN2008(null)Process: sys_remove(2728)[File:sys.C Line:81]*ERROR* (No. 424) can't remove entry forlocal system "BENHOGAN2008"7. コミュニケーションパスを 削 除 してください。a. コミュニケーションパスが 存 在 することを 確 認 してください。:net_listb. これらのコミュニケーションパスを 削 除 してください。:net_remove8. 変 更 を 加 えてください。例 :lcdsync [-d destname]c:\LK\Bin>lcdsyncこの 機 能 は 共 有 メモリに 保 存 されている<strong>SPS</strong>リソース 階 層 の 構 成 とコミュニケーションパスの 状 態 が 修 正 されているかどうかをチェックします。もし 相 違 があったら、データはディスクに 対 して " 同 期 " 書 き 込 みを 行 います。これによって、このプログラムが 終 了 すると、 正 しいデータがディスク 上 で 保 障 されます。追 加 情 報 : すべてのリソースを 完 全 に 削 除 する 場 合 は、まずはじめにすべてのリソースインスタンスの 一 覧 を 生 成 してください。:ins_list [-d destsys] [-fC] [-R top] [-a appname] [-rtyp][-t tag] [-i id]その 後 すべてのインスタンスを 削 除 してください。:ins_remove [-d destsys] [-R roottag] [-a appname] [-rrestyp][-t tag] [-i id] [-v] [-I] [-N] [-G]146 Troubleshooting


推 奨 されるアクション:9. LifeKeeper GUI を 閉 じて、 再 度 起 動 してください。10. GUIを 使 用 して、 各 リソース 階 層 をリソース 階 層 が in service になっているサーバから 再 インストールされたサーバへ 拡 張 してください。a. 再 インストールされたサーバ/ターゲットに 接 続 してください。 注 意 :コミュニケーションパスの再 作 成 もまた 必 要 になります。SteelEye Protection Suite for Windows 147


推 奨 されるアクション:b. リソース 階 層 を 拡 張 してください。148 Troubleshooting


推 奨 されるアクション:c. ミラーリソースを 追 加 / 拡 張 してください。SteelEye Protection Suite for Windows 149


サービス 休 止 中 の 階 層 のリカバリ完 了 -- すべての 保 護 対 象 のリソースが 復 旧 し、 再 度 保 護 対 象 となります。サービス 休 止 中 の 階 層 のリカバリ説 明障 害 が 発 生 したサーバ 上 のリソース 階 層 は、 障 害 発 生 時 に 他 のサーバ 上 で 起 動 されていなくても、リカバリ 処 理 の 一 環 として、 障 害 発 生 時 に 優 先 度 が 最 高 のサーバにリカバリされます。このリカバリ 操 作は、サービスを 休 止 しているサーバが 最 後 にサービスを 稼 働 していたサーバ ( 障 害 が 発 生 したサーバ)、バックアップサーバ、 他 のクラスタサーバでも、 同 様 に 処 理 されます。リカバリキット のアンインスト ール 時 に Remove がハングする現 象サービス 中 のリカバリキットのリソース 階 層 が 存 在 するときにそのリカバリキットをアンインストールした 場合 、Remove がハングします。これを 回 避 するために、 必 ずリカバリキットのリソース 階 層 のサービスを 停 止 し、 削 除 してから、リカバリキットソフトウェアをアンインストールすることを 推 奨 します。解 決 策この 状 況 では 多 数 の 関 連 プロセスがハングしており、すべてをクリアするのは 難 しいので、ほとんどの 場合 はシステムを 再 起 動 する 必 要 があります。150 Troubleshooting


複 製 ボリュームのスイッチオーバの 失 敗複 製 ボリュームのスイッチオーバの 失 敗説 明複 製 ボリュームがスイッチオーバする 際 、DELETEMIRROR コマンドが 失 敗 すると、 以 下 のエラーメッセージがアウトプットパネルに 表 示 されます。*WARNING* (No. 12104) Delete mirror action for volume R:failed with status 51 (command=C:/SDR/EMCmd10.10.1.2DELETEMIRROR R: 10.10.1.1)エラーステータス 番 号 、 説 明 、および 推 奨 される 処 置 に 関 する 以 下 の 表 を 参 照 してください。また、 以下 のコマンドを 使 用 することでも、エラーステータスについての 情 報 を 得 ることができます。コマンド: net helpmsg {status}例 : net helpmsg 51エラーステータス説 明推 奨 される 処 置54651現 在 のソース 上 で、ミラーが 削 除 されることを許 可 していません。システム 間 でユーザ/パスワードが 適 合 していません。コマンドプロンプトからのDELETEMIRROR が 作 動 している 場 合 にのみ発 生 します。Windows はネットワークパスを 見 つけることができません。53 指 定 された IP アドレスにアクセスできません。207 ring 2 stack が 使 用 中 です。両 システムでミラーボリュームのアクセスからローカルシステムアカウントを 除 外 しているかチェックしてください。ドメインアカウントを 使 用 するか、あなたが 登録 したローカルユーザアカウントと 同 じパスワードを 使 用 してください。両 システムで、すべてのネットワークカードが、Microsoft ネットワーク 用 ファイルとプリンタ共 有 にチェックされていることを 確 認 してください。ネットワーク 設 定 を 確 認 してください (HOSTSファイルや DNS は 一 貫 して IP アドレスを 決定 します)。両 システムで、すべてのネットワークカードがMicrosoft ネットワーク 用 クライアントにチェックされていることを 確 認 してください。SteelEye Protection Suite for Windows 151


リソースタグ 名 の 制 限リソースタグ 名 の 制 限タグ 名 の 長 さ<strong>SPS</strong> に 含 まれる 全 てのタグ 名 は256 文 字 の 制 限 を 超 えてはいけません。有 効 な " 特 殊 " 文 字- _ . /しかしながら、タグの 先 頭 の 文 字 に "." もしくは "/" を 含 めることができません。無 効 な 文 字+ ; : ! @ # $ * = "space"リスト アおよびヘルスチェックアカウント の 障 害現 象一 部 のリカバリキットは、ユーザやクライアントの 動 作 をシミュレートするクエリ 操 作 を 実 行 することで、 保護 対 象 リソースを 監 視 しています。これによって、<strong>SPS</strong> は 保 護 対 象 のアプリケーションやサービスに 関 する 正 確 なステータス 情 報 を 得 ることができます。また、リソースオブジェクト 作 成 時 には、ログイン 権 限 を持 った 有 効 なユーザアカウント ID およびパスワードが 必 要 になります。ユーザアカウントが 特 定 のシステム 上 でログイン 権 限 を 持 っていない 場 合 、Windows アプリケーションイベントログに 以 下 のエラーメッセージが 記 録 されます。Error Number 1385 - "Logon failure: the user has not been granted the requested logontype at this computer.解 決 策ドメイン 管 理 者 からユーザアカウントにログイン 権 限 を 付 与 してもらってください。また、ID とパスワードが必 要 なリカバリキットのほとんどにリソースプロパティまたは 構 成 タブがあり、 管 理 者 はリソースに 対 するアカウント 情 報 を 変 更 できます。リソースオブジェクトを 右 クリックし、 該 当 するプロパティまたは 構 成 タブを選 択 してください。リソースにアカウント 更 新 機 能 がない 場 合 は、リソースオブジェクトを 削 除 してから、アカウント 情 報 を 更 新 して 新 しく 作 成 する 必 要 があります。SQL 2005 および SQL 2008現 象SQL 2005 および SQL 2008 を 使 用 する 場 合 、スイッチオーバまたはフェイルオーバの 後 も 変 数@@servername がプライマリシステムを 参 照 しています。152 Troubleshooting


解 決 策解 決 策変 数 @@servernameを 使 用 する 代 わりに、select SERVERPROPERTY(‘ServerName’)を 使 用してください。このクエリは、スイッチオーバまたはフェイルオーバの 後 も 正 しいマシン 名 を 返 します。または1. 新 しいバックアップサーバで 以 下 のコマンドを 実 行 してください。sp_dropserver @server=’sys-A’sp_addserver @server=’sys-B’, @local=’LOCAL’2. サービスを 再 起 動 してください。SQL Server Reporting Services (MSSQLSERVER)現 象SQL Server 2008 R2 サービスを 保 護 する 場 合 、オプションの 保 護 対 象 サービスとして、「SQL ServerReporting Services (MSSQLSERVER)」が 選 択 されることがあります。しかしながら、このサービスの 起動 に 必 要 な 時 間 が、デフォルトの Windows サービスタイムアウトを 超 える 場 合 、エラー 1053 が 発 生 してサービスの 起 動 に 失 敗 することがあります。<strong>SPS</strong> リソースのサービス 中 処 理 は 失 敗 します。解 決 策この 問 題 は、システムのパフォーマンスおよび 構 成 の 問 題 に 関 連 している 場 合 があります。このサービスは 保 護 しないことを 推 奨 します。しかしながら、このサービスを 保 護 する 必 要 がある 場 合 は、 次 のレジストリ 設 定 によって、サービスが 起 動 するまでの 時 間 を 延 長 することができます。HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Controlレジストリキーに DWORDのServicesPipeTimeout 値 を 追 加 し、 値 に 60000 ( 十 進 数 、= 60 秒 ) を 設 定 してください。2 サーバクラスタの 問 題現 象2 サーバクラスタでは、プライマリサーバに 障 害 が 発 生 したか、シャットダウンされて、バックアップサーバへのリソース 階 層 のフェイルオーバが 行 われたとき、バックアップサーバへの 階 層 のフェイルオーバが 完 全 に 実行 される 前 に、バックアップサーバにも 障 害 が 発 生 したかシャットダウンされた 場 合 、 以 下 の 動 作 が 検 出されます。両 方 のサーバを 再 起 動 したとき、 階 層 内 の 一 部 のリソースは 一 方 のサーバで 起 動 し、 一 部 はもう 一 方のサーバで 起 動 します。 上 位 の 親 リソースがいずれのサーバでも 起 動 していない 場 合 があります。解 決 策両 方 のサーバを 再 起 動 し、<strong>SPS</strong> の 初 期 化 が 完 了 した 後 、 階 層 管 理 インターフェースから 起 動 しなかった 階 層 内 の 親 リソースを 選 択 し、 手 動 で 起 動 してください。すべての 階 層 が 起 動 するまで、この 作 業 を繰 り 返 してください。SteelEye Protection Suite for Windows 153


不 明 なユーザ 名 または 誤 ったパスワード不 明 なユーザ 名 または 誤 ったパスワードアクセス 拒 否 : 不 明 なユーザ 名 または 誤 ったパスワード現 象<strong>SPS</strong> クライアントがシャットダウン 中 のサーバと 通 信 しようとした 場 合 、サーバはクライアントのログオンを拒 否 して、 認 証 プロセスを 中 止 することがあります。その 場 合 、クライアントには 次 のメッセージが 表 示 されます。「Access Denied: unknown user name or bad password.Only members of the <strong>SPS</strong>authorizedsecurity groups can use <strong>SPS</strong>.Would you like to re-enter the authentication data?」解 決 策新 しい 証 明 書 を 入 力 するために [はい] をクリックしてから、[キャンセル] をクリックするか、 証 明 書 を 再 入力 して [OK] をクリックしてください。 注 記 : 最 初 に [いいえ] をクリックした 場 合 、LifeKeeper GUI はそのサーバから 切 断 され、 自 動 再 接 続 は 行 われません。Web クライアント のト ラブルシューティング背 景Web クライアントに が 表 示 されません。回 答Web クライアントに が 表 示 されない 場 合 は、 以 下 を 実 行 してください。1. アプレットが 起 動 に 失 敗 したか 確 認 してください。 通 常 は、ブラウザのウィンドウ 内 にアプレットの状 態 を 示 すメッセージが 表 示 されます。Netscape と Internet Explorer では、 状 態 を 表 すメッセージのほかに、アプレットの 代 わりのアイコンが 表 示 されることがあります。このアイコンをクリックすると、 失 敗 に 関 する 説 明 が 表 示 されます。2. Java コンソールを 開 いてください。• FireFox、Netscape、 旧 バージョンの Internet Explorer を 使 用 している 場 合 は、コントロールパネルを 開 き、[Java プラグイン] アイコンをクリックして、コンソール 表 示を 有 効 にしてください。ブラウザを 再 起 動 してください。• 新 しいバージョンの Internet Explorer を 使 用 している 場 合 は、[ツール] メニューの [Sun の Java コンソール] をオンにしてください。[Sun の Java コンソール] メニューが 表 示 されない 場 合 は、[ツール] メニューの [アドオンの 管 理 ] をクリックし、コンソール 表 示 を 有 効 にしてから、ブラウザを 再 起 動 すると、Java コンソールが 表 示されます。• Mozilla を 使 用 している 場 合 は、[ツール] メニューの [Web 開 発 ] をクリックし、[Sun の Java コンソール] をクリックしてください。154 Troubleshooting


Win2008 - IIS リソース 階 層 作 成 エラーWeb クライアントが 開 かない 場 合 は、URL (http://:81,) を 指 定 して、ブラウザを再 起 動 してください。コンソールのメッセージを 確 認 してください。エラーメッセージが 表 示 された 場 合 は、それを 参 考 にして 問題 を 解 決 してください。 問 題 がネットワークに 関 係 している 場 合 は、ネットワーク 関 連 のトラブルシューティングを 参 照 してください。Win2008 - IIS リソース 階 層 作 成 エラー現 象On a Win2008 system when creating an IIS Resource Hierarchy, you receive the following message:No qualified sites were found...and the create fails.背 景 /トラブルシューティング:-------------------------------------------------以 下 のコマンドを 実 行 してください。:C:\LK\Admin\kit\webapp\bin>enumiis query all以 下 のエラーメッセージを 探 してください。ERROR:CoCreateInstance Failed!Error:-2147221164 (80040154)ERROR:W3Service Com Object Failed to initialize解 決 策Win2008 では、<strong>SPS</strong> IIS キットに IIS 6 Management Compatibility ( 役 割 サービス) が 必 要 です。すべてのオプション (Metabase Compatibility、WMI Compatibility、Scripting Tools、Management Console) をインストールしてください。SteelEye Protection Suite for Windows 155


IndexIndexCCore ソフトウェア 2CYGWIN 129FFailover自 動 フェイルオーバを 無 効 にする 22GGUIGUI による 管 理 作 業 16GUI ユーザの 設 定 97LifeKeeper GUI サーバコンポーネントおよびクライアントコンポーネント 93LifeKeeper GUI ユーザアカウント 97<strong>SPS</strong> サーバ 上 の GUI アプリケーションの 実 行 96トラブルシューティングGUI エラーメッセージ 131GUI サーバのトラブルシューティング 136GUI ネットワーク 関 連サーバへの 初 期 接 続 の 失 敗 (エラー 117) 132接 続 試 行 時 に 生 成 される NoRouteToHostException メッセージ 133接 続 試 行 時 に 生 成 される 不 明 なホスト 例 外 メッセージ 134HHardware Components 13Heartbeat 6Interval 6HierarchiesCreating 26File Share 27SteelEye Protection Suite for Windows 156


IndexGeneric Application 28IP Address 32LAN Manager 30TroubleshootingIncomplete Resource Creation 138Win2008 - IIS Resource Hierarchy Creation Error 155Volume 31Deleting 43Extending 38DNS 39File Share 39Generic Application 39IP Address 40LAN Manager 39Volume Resource 39StatusStatus Table 82Viewing the Status of Resources 101Unextending 42Working With 26IIn Service 104Taking Volume Resources In and Out Of Service 105Intelligent 12Invalid Characters 152LLCD 109Diagram of LCD Directory 110LCD Configuration Data 110157 Index


IndexLCD Directory Structure 109LCD Resource Types 111LCM 113LicenseTroubleshootingLicense Key Not Found 141Licensed Recovery Kit Resource Fails to Come In Service 141LifeKeeper Communications Manager 113LifeKeeper Configuration Database 109Diagram of LCD Directory 110LCD Configuration Data 110LCD Directory Structure 109LCD Resource Types 111Resources Subdirectories 111MMenus 87Edit Menu - Resource 89Edit Menu - Server 90File 89Help 93Resource Context 87Server Context 88View 91Message Bar 83Out of ServiceTaking Volume Resources In and Out Of Service 105Troubleshooting 150Output Panel 83OSteelEye Protection Suite for Windows 158


IndexPProperties 83ResourceEditing Resource Properties 38Viewing Resource Properties 102Server 17Editing Server Properties 16Viewing Server Properties 100Protected Resources 1RRecovering After Server Failure 142Recovery Kits 4Core 2DNS 3Generic Application 4IP 3LAN Manager 3Microsoft IIS 4Volume 3Microsoft SQL Server 4Replication 113Performing Actions on Replicated Volumes 117Settings 116RequirementsIP Local Recovery 33Rewind 123Performing Rewind on Replicated Volume Resources 125Settings 124159 Index


IndexSServer Failure 142Shutdown Strategy 17Split-Brain 119Recovery 120SQLSQL 2005 and SQL 2008 152SQL Server Reporting Services (MSSQLSERVER) 153Status Table 82TTag Name 152Restrictions 152Valid Characters 152Toolbars 84Global 84Resource Context 85Server Context 86Troubleshooting 129VValid Characters 152ViewingConnected Servers 99Message History 102Resource Properties 102Resource Tags and IDs 101Server Properties 100Status of a Server 100Status of Resources 101Volume Locking 108SteelEye Protection Suite for Windows 160


IndexVolume Shadow Copy 108VSS 108WWeb Client 94Troubleshooting 154LifeKeeper Web Client May Lock Up 141LifeKeeper Web Client May Lock Up - Multiple Changes Made to Existing Hierarchy 142アアクティブ/アクティブ 10アクティブ/スタンバイ 11ククラスタからの 切 断 99クラスタへの 接 続 98ココミュニケーションパス 4Component 13Creating 23Deleting 25Types 5フファイアウォールTroubleshooting 130リリソース 階 層 ツリーの 展 開 と 縮 小 103依依 存 関 係Adding 42Removing 43161 Index


Index構構 成LifeKeeper Configurations 13Steps 10管管 理 16自自 動 スイッチバック 12SteelEye Protection Suite for Windows 162

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