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InstallShield 2010

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リリース ノート<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong><br />

2009 年 6 月 18 日<br />

はじめに<br />

<strong>InstallShield</strong> は、インストール 作 成 ツールの 業 界 標 準 として 幅 広 く 認 識 されています。 パワフルで 柔 軟 な Windows Installer<br />

および InstallScript インストールを 作 成 できるツールとして、<strong>InstallShield</strong> は、 世 界 各 国 の 知 名 度 の 高 い 多 数 のソフトウェア<br />

パブリッシャーから 信 頼 を 得 ています。<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> には、 最 新 テクノロジを 活 用 し、また 各 タスクの 作 業 効 率 を 高 める 多 くの 新 しい 機 能 が 搭 載 されています。<br />

<strong>InstallShield</strong> は、 今 回 より Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Installer 5、および SQL Server 2008 SP1<br />

をサポートします。 <strong>InstallShield</strong> の 多 くのビューには 新 しいツールバーやダイナミックな 検 索 機 能 が 追 加 されており、 情 報 の 検<br />

索 、プロジェクトの 設 定 変 更 、またはグリッドのカスタマイズが 簡 単 にできます。 新 しい [ 文 字 列 エディタ] ビューを 使 って、 翻<br />

訳 可 能 なランタイム 文 字 列 を 1 ヶ 所 でまとめて 表 示 および 編 集 することができます。 新 しい [テキスト ファイルの 変 更 ] ビュー<br />

を 使 って、ターゲット システム 上 のテキスト ファイルのコンテンツを 検 索 / 置 換 する 方 法 を 手 軽 に 構 成 することができます。 デ<br />

ザインが 一 新 された [IIS 構 成 ] ビューを 使 って、IIS Web アプリケーションと 仮 想 ディレクトリを 個 別 に 作 成 できます。 さらに、<br />

以 前 は 基 本 の MSI プロジェクトと InstallScript MSI プロジェクトでのみサポートされていた <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 が、<br />

InstallScript プロジェクトでも 使 用 できるようになりました。<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> は、Microsoft Windows 7 Release Candidate English および Microsoft Windows Server 2008 R2<br />

Release Candidate English をサポートします。 リリース ノートで Windows 7 および Windows Server 2008 R2 について<br />

言 及 されている 場 合 、サポート 対 象 のビルドに 対 してのみ 適 用 します。 Microsoft Windows 7 および Windows Server 2008<br />

R2 オペレーティング システムの 最 終 ビルドがリリースされる 際 に、<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> はアップデートを 適 用 して、これらの 最<br />

新 ビルドをサポートします。<br />

リリース ノートのアップデートを 含 む <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> についての 最 新 情 報 は、ナレッジベース 記 事 Q200329 をご 覧 くださ<br />

い。<br />

新 しい 機 能<br />

カスタマイズされた 仮 想 アプリケーションの 作 成 をサポート<br />

<strong>InstallShield</strong> を 使 って、Microsoft App-V フォーマットでカスタマイズされた 仮 想 アプリケーションを 作 成 できます。 仮 想 化 技<br />

術 を 使 って、アプリケーションを 独 自 の 環 境 に 隔 離 することで、 既 存 アプリケーションとの 競 合 を 回 避 したり、 基 盤 となるオペレ<br />

ーティング システムの 変 更 を 避 けたりすることが 可 能 です。<br />

仮 想 アプリケーションは、アプリケーション 層 とオペレーティング システム 層 に 分 かれた 仮 想 環 境 で 実 行 します。 各 アプリケー<br />

ションは、その 仮 想 環 境 内 に 独 自 の 構 成 情 報 を 持 つため、 多 くのアプリケーションは 他 のアプリケーションと 競 合 することなく、<br />

サイド バイ サイドでの 実 行 が 可 能 です。<br />

リリース ノート 1


仮 想 アプリケーションを 作 成 するには、 基 本 の MSI、MSI データベース、およびトランスフォーム プロジェクトで 使 用 できる、<br />

新 しい Microsoft App-V タブを 使 います。<br />

仮 想 化 機 能 には、Virtualization Pack を 含 む <strong>InstallShield</strong> のご 購 入 が 必 要 です。<br />

また、<strong>InstallShield</strong> には Microsoft App-V 4.5 Desktop Client インストールおよび Microsoft Application Error Reporting<br />

インストール 用 の <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 が 含 まれています。 Application Error Reporting 前 提 条 件 は、App-V 前 提 条 件 の 依<br />

存 関 係 です。 これらの <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 用 の 再 配 布 可 能 ファイルは Microsoft から 入 手 しなくてはならないため、<br />

<strong>InstallShield</strong> 内 部 からダウンロードすることはできません。 Microsoft からそれらのファイルを 入 手 した 後 、 <strong>InstallShield</strong> 前<br />

提 条 件 エディタで 前 提 条 件 を 編 集 するときに 表 示 される 場 所 に 配 置 してください。<br />

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 システムをターゲットとするための 機 能<br />

<strong>InstallShield</strong> では、インストールに Windows 7 または Windows Server 2008 R2 が 必 要 であることを 指 定 できます。 また、<br />

これらのオペレーティング システムの 機 能 とコンポーネント 条 件 をビルドすることもできます。<br />

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 でタスクバーにインストールの 進 行 状 況 を 表 示 するサポート<br />

Windows 7 と Windows Server 2008 R2 で 実 行 されるインストールは、 今 回 より、ファイル 転 送 中 に Windows タスクバーに<br />

進 行 状 況 バーを 表 示 します。 この 情 報 は、InstallScript および InstallScript MSI インストールに 適 用 します。 また、[ビルボ<br />

ード] ビューで 構 成 されたビルボードを 表 示 する 基 本 の MSI インストールにも 適 用 します。 進 行 状 況 バーは、Windows の 以 前<br />

のバージョンのタスクバーには 表 示 されません。 また、セットアップの 初 期 化 中 、または <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 のインストール<br />

中 にも 表 示 されません。<br />

Beta Windows Installer 5 におけるユーザーごとインストールをサポート<br />

[ 一 般 情 報 ] ビューには、"[ユーザーごと] オプションの 表 示 " 設 定 があります。 この 設 定 を 使 って、 特 定 の 状 況 下 において<br />

ReadyToInstall ダイアログにエンド ユーザーが 製 品 をインストールする 方 法 ( 現 在 のユーザーまたはすべてのユーザー) を 指 定<br />

できるボタンを 含 めるかどうかを 指 定 できます。 [ユーザーごと] ボタンは、Windows Installer プロパティ<br />

MSIINSTALLPERUSER を 1 に 等 しく 設 定 して、パッケージを 現 在 のユーザーにインストールすることを 示 します。<br />

MSIINSTALLPERUSER プロパティは Windows Installer 5 で 使 用 できます。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI プロジェクトで 使 用 できます。<br />

Windows Installer 5 Beta における 大 きいパッケージのインストールにかかる 所 要 時 間 の 短 縮 機 能 をサポート<br />

[ 一 般 情 報 ] ビューにある " 高 速 インストール" 設 定 では、 大 きい Windows Installer パッケージのインストールにかかる 所 要 時<br />

間 を 短 縮 するのに 役 立 つ 1 つまたは 複 数 のオプションを 選 択 できます。 たとえば、インストールについてシステム 復 元 ポイント<br />

を 保 存 しないことを 指 定 できます。 インストールがファイル コスティングのみを 実 行 して、その 他 のコスト チェックをスキップ<br />

するように 指 定 することも 可 能 です。<br />

この 設 定 は、 新 しい Windows Installer プロパティ MSIFASTINSTALL を 構 成 します。このプロパティは、コマンドラインで 設<br />

定 できます。 Windows Installer 5 で、このプロパティがサポートされています。 以 前 のバージョンの Windows Installer は<br />

これを 無 視 します。<br />

この 設 定 は、 基 本 の MSI、InstallScript MSI、MSI データベース、およびトランスフォーム プロジェクト タイプで 使 用 できま<br />

す。<br />

Windows Installer 5 追 加 機 能 のベータ サポート<br />

<strong>InstallShield</strong> のダイレクト エディタには、Windows Installer 5 テーブル (MMsiLockPermissionEx、MsiServiceConfig、<br />

MsiServiceConfigFailureActions、および MsiShortcutProperty) のベータ サポートが 含 まれています。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

仮 想 マシンの 存 在 を 検 出 できる 機 能<br />

<strong>InstallShield</strong> では、インストールが 以 下 のタイプの 仮 想 マシン 上 でインストールが 実 行 されているかどうかを 判 断 できます。<br />

リリース ノート 2


• Microsoft Hyper-V<br />

• VMware Player、VMware Workstation、または VMware Server などの VMware 製 品<br />

• Microsoft Virtual PC<br />

MSI DLL カスタム アクションをプロジェクトに 追 加 する 場 合 に、 仮 想 マシンを 検 出 するための 2 つの 新 しい Windows<br />

Installer プロパティ IS_VM_DETECTED と IS_VM_TYPE が 追 加 されました。 カスタム アクションを、<strong>InstallShield</strong> と 共 に<br />

インストールされる SetAllUsers.dll ファイルで ISDetectVM 関 数 を 呼 び 出 すように 構 成 します。<br />

また、InstallScript 言 語 が 検 出 をサポートできるように 拡 張 されました。 構 造 SYSINFO は、 新 しい bIsVirtualMachine メン<br />

バを 含 み、InstallScript 関 数 GetSystemInfo と 使 用 できる、 新 しい VIRTUAL_MACHINE_TYPE 定 数 が 追 加 されました。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI、InstallScript オブジェクト、およびマージ モジュール プロジェ<br />

クト タイプで 使 用 できます。<br />

詳 細 は、<strong>InstallShield</strong> ヘルプ ライブラリの「インストールが 仮 想 マシン 上 で 実 行 されているかどうかを 検 出 する」を 参 照 してく<br />

ださい。<br />

64 ビット COM 抽 出 サポート<br />

<strong>InstallShield</strong> は、 今 回 より、64 ビット COM 抽 出 をサポートします。 <strong>InstallShield</strong> を 64 ビット システムで 使 用 している 場 合 、<br />

<strong>InstallShield</strong> は 64 ビット COM サーバーから COM データを 抽 出 できます。 データを 正 しい 場 所 にインストールするため、コ<br />

ンポーネントを 64 ビットとマークしなくてはなりません。<br />

64 ビット COM 抽 出 を 実 行 するためには、<strong>InstallShield</strong> が、64 ビット システムにインストールされていなくてはなりません。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI、InstallScript MSI、およびマージ モジュール プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

この 機 能 によって、IOB-000005298 が 解 決 されます。<br />

ファイル、フォルダ、およびレジストリ キーのアクセス 許 可 を 設 定 するための 新 しいサポート<br />

<strong>InstallShield</strong> では、ロックダウン 環 境 で 製 品 を 実 行 するエンド ユーザー 向 けに、ファイル、フォルダ、およびレジストリ キーを<br />

保 護 するための 新 しい 2 つの 方 法 が 提 供 されています:<br />

• カスタム <strong>InstallShield</strong> 処 理 — Windows Installer ベースのプロジェクトでは、 実 行 時 にアクセス 許 可 を 設 定 するための<br />

カスタム サポートの 使 用 を 選 択 できます。 このオプションを 使 うと、<strong>InstallShield</strong> は .msi データベースのカスタム<br />

ISLockPermissions テーブルに 製 品 のアクセス 許 可 情 報 を 格 納 します。 <strong>InstallShield</strong> はまた、アクセス 許 可 を 設 定 するた<br />

めのカスタム アクションをプロジェクトに 追 加 します。 このサポートは、 基 本 の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュ<br />

ール、MSI データベース、MSM データベース、およびトランスフォーム プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

• InstallScript 関 数 、SetObjectPermissions — InstallScript イベントおよび InstallScript カスタム アクションで 新<br />

しい SetObjectPermissions 関 数 を 使 って、 実 行 時 にアクセス 許 可 を 設 定 できます。 この 関 数 は、InstallScript、 基 本 の<br />

MSI、InstallScript MSI、およびマージ モジュール プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

[カスタム <strong>InstallShield</strong> 処 理 ] オプションを 使 う 場 合 、アクセス 許 可 を 設 定 するファイル、フォルダ、またはレジストリ キーを、<br />

インストールの 一 部 としてインストールしなくてはなりません。 SetObjectPermissions 関 数 を 使 う 場 合 、ファイル、フォルダ、<br />

またはレジストリ キーをインストールの 一 部 としてインストールするか、ターゲット システム 上 に 既 存 するかどうかを 問 いませ<br />

ん。<br />

以 前 、<strong>InstallShield</strong> でアクセス 許 可 を 設 定 するための 唯 一 のオプションは、 従 来 型 の Windows Installer 処 理 のみでした。 こ<br />

のオプションを 使 うと、アクセス 許 可 情 報 は .msi データベースの LockPermissions テーブルに 格 納 されます。 新 しい [カスタ<br />

ム <strong>InstallShield</strong> 処 理 ] オプションと SetObjectPermissions 関 数 には、[ 従 来 型 の Windows Installer 処 理 ] オプションよりも<br />

多 くの 利 点 があります。<br />

• カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関 数 を 使 うと、[ 従 来 型 の Windows Installer 処 理 ] オプションではサ<br />

ポートされていない、 多 くのセキュリティ 識 別 子 (SID) を 使 用 できます。<br />

リリース ノート 3


• カスタム オプションと SetObjectPermissions 関 数 は、 従 来 型 のオプションとは 異 なり、サポート 対 象 の SID の 翻 訳 され<br />

たユーザー 名 をサポートします。 従 来 型 のオプションで、 非 英 語 システム 上 で 翻 訳 された 名 前 を 使 ってアクセス 許 可 を 設 定<br />

すると、インストールが 失 敗 する 可 能 性 があります。<br />

• カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関 数 を 使 って、 指 定 するアクセス 許 可 を 特 定 のユーザーまたはグループ<br />

が 所 持 することを 拒 否 できます。 従 来 型 の 処 理 で、これは 不 可 能 です。<br />

• カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関 数 を 使 って、ターゲット システムに 既 存 するファイル、フォルダ、<br />

またはレジストリ キーに、アクセス 許 可 を 追 加 できます。このとき、そのオブジェクトに 既 存 するアクセス 許 可 は 削 除 され<br />

ません。 従 来 型 の 処 理 では、 既 存 するアクセス 許 可 が 削 除 されました。<br />

• カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関 数 を 使 って、フォルダ (またはレジストリ キー) のアクセス 許 可 を 構<br />

成 し、そのフォルダのサブフォルダおよびファイル (またはレジストリ キーのサブキー) すべてに 同 じアクセス 許 可 を 適 用 す<br />

るかどうかを 指 定 できます。 従 来 型 の 処 理 では、フォルダ 内 のサブフォルダまたはファイル (レジストリ キーの 下 にあるサ<br />

ブ キー) にアクセス 許 可 を 構 成 する 場 合 、ターゲット システム 上 で 作 成 された 親 は、 自 動 的 に 子 のアクセス 許 可 を 継 承 しま<br />

す。<br />

• カスタム オプションおよび SetObjectPermissions 関 数 を 使 って、インストール 中 に 作 成 される 新 しいユーザーのアクセス<br />

許 可 を 構 成 できます。 従 来 型 の 処 理 では、 実 行 時 にユーザーがターゲット システム 上 に 既 存 する 必 要 があったため、これは<br />

不 可 能 でした。<br />

[ 一 般 情 報 ] ビューに 追 加 された "ロックダウンの 設 定 方 法 " 設 定 を 使 って、プロジェクトに 含 まれるファイル、フォルダ、および<br />

レジストリ キーに 設 定 する 新 しいアクセス 許 可 について、 新 しいカスタム <strong>InstallShield</strong> 処 理 または 従 来 型 の Windows<br />

Installer 処 理 のどちらを 使 用 するかを 指 定 できます。 プロジェクトで 既 にいくつかのアクセス 許 可 を 構 成 済 みの 場 合 にこの 設 定<br />

の 値 を 変 更 する 場 合 、<strong>InstallShield</strong> では、 既 存 アクセス 許 可 に 別 の 処 理 方 法 を 使 用 するかどうかを 指 定 できます。 すべての 新 し<br />

いプロジェクトにおける、この 設 定 のデフォルト 値 は [カスタム <strong>InstallShield</strong> 処 理 ] オプションです。 プロジェクトを<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 から <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 場 合 、この 設 定 のデフォルト 値 は [ 従 来 型 の Windows<br />

Installer 処 理 ] オプションです。 この 新 しい 設 定 は、 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI、マージ モジュール、<br />

MSI データベース、MSM データベース、およびトランスフォーム プロジェクト タイプで 利 用 できます。<br />

この 機 能 によって、1-784A7、1-JOMKL、IOA-000030286、IOA-000032834、IOA-000044784、IOC-000044382、IOC-<br />

000062641 が 解 決 されます。<br />

InstallScript プロジェクトにおける <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 をサポート<br />

<strong>InstallShield</strong> では、InstallScript プロジェクトに <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 を 追 加 できるようになりました。 以 前 、この 種 類 の 再<br />

配 布 可 能 ファイルは 基 本 の MSI プロジェクトおよび InstallScript MSI プロジェクト プロジェクトでのみサポートされていまし<br />

た。<br />

<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 は、 通 常 、 製 品 が 必 要 とする 製 品 またはテクノロジ フレームワークをインストールする 再 配 布 可 能 ファイ<br />

ルです。 今 回 より、<strong>InstallShield</strong> で 提 供 されている <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 または 独 自 で 作 成 したカスタム <strong>InstallShield</strong> 前 提<br />

条 件 をどれでも InstallScript プロジェクトに 追 加 できます。 異 なる 種 類 のプロジェクト タイプを 組 み 合 わせている 場 合 、<br />

<strong>InstallShield</strong> ではすべての 基 本 の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクトに 含 まれるこの 種 類 の 再 配 布 可<br />

能 ファイルを 再 利 用 できるため、 簡 単 にマトリックスのテストを 行 うことができます。<br />

<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 を InstallScript プロジェクトに 追 加 するには、 新 しい [ 前 提 条 件 ] ビューを 使 います。 InstallScript プ<br />

ロジェクトでは、<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 タイプのセットアップ 前 提 条 件 をサポートします。これは、メイン インストールのユー<br />

ザー インターフェイスが 実 行 される 前 に 実 行 します。 InstallScript プロジェクトは、 機 能 と 関 連 付 けられた <strong>InstallShield</strong> 前 提<br />

条 件 である、 機 能 前 提 条 件 をサポートしません。<br />

Windows Installer、.NET Framework、Crystal Reports、およびその 他 の 再 配 布 可 能 ファイルのための<br />

新 しい <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件<br />

<strong>InstallShield</strong> には、 基 本 の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクトに 追 加 することができる 多 くの<br />

<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 が 含 まれています。<br />

リリース ノート 4


• Windows Installer 4.5 (Windows Installer 4.5 用 の <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 は、Microsoft KB958655 の 修 正 を 含 みま<br />

す。)<br />

• Windows Installer 4.5 Update (Windows Installer 4.5 用 の <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 は、Microsoft KB958655 の 修 正<br />

を 含 みます。 このアップデートには、Windows Installer 4.5 がターゲット システム 上 にインストール 済 みでなくてはなり<br />

ません。)<br />

• Windows Installer 3.1、Windows Installer 3.0、および Windows Installer 2.0 (これらのバージョンの Windows<br />

Installer 再 配 布 可 能 ファイルは、 以 前 、[リリース] ビューを 使 ってプロジェクトに Windows Installer を 追 加 すると 利 用<br />

することができました。 <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 としては 提 供 されていませんでした。)<br />

• .NET Framework 3.0 SP1<br />

• .NET Framework 2.0 SP2<br />

• Internet Explorer 8<br />

• Microsoft SQL Server 2008 Express SP1<br />

• Microsoft SQL Server 2005 Express SP3<br />

• Microsoft Visual C++ 2005 SP1 Redistributable Package<br />

• Oracle 11g Instant Client 11.1.0.7 (Oracle は、Oracle Instant Client ファイル 用 のインストーラを 提 供 していません。<br />

したがって、プロジェクトでこの <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 を 使 用 する 前 に、.msi パッケージを 作 成 する 必 要 があります。 こ<br />

れは、<strong>InstallShield</strong> と 共 にインストールされる Oracle Instant Client プロジェクト (<strong>InstallShield</strong> Program Files フォ<br />

ルダ\Support\Oracle Instant Client) を 使 って 簡 単 に 作 成 できます。)<br />

• Crystal Reports Basic for Visual Studio 2008 (この 前 提 条 件 は、Visual Studio 2008 と 一 緒 にインストールされた<br />

Crystal Reports Basic インストールと 共 に 使 用 します。システム 上 で .msi パッケージが 配 置 されている 場 所 によっ<br />

て、.prq ファイル 内 の Crystal Reports Basic インストールのパスを 変 更 しなくてはならない 場 合 があります。)<br />

この 機 能 によって、IOA-000047620、IOA-000047761、IOC-000078966、IOC-000080736 が 解 決 されます。<br />

Microsoft SQL Server 2008 SP1 サポート<br />

<strong>InstallShield</strong> は、 今 回 より、SQL Server 2008 SP1 上 で SQL スクリプトを 実 行 するためのサポートを 含 みます。 また、<br />

<strong>InstallShield</strong> の [SQL スクリプト] ビューで、 製 品 がサポートするターゲット データベース サーバーを 指 定 するときに 選 択 可 能<br />

な 定 義 済 みデータベース サーバーのリストには、SQL Server 2008 SP1 が 含 まれています。<br />

Oracle 11g サポート<br />

<strong>InstallShield</strong> には、 今 回 より、Oracle 11g で SQL スクリプトを 実 行 するためのサポートが 含 まれています。 また、<br />

<strong>InstallShield</strong> の [SQL スクリプト] ビューで、 製 品 がサポートするターゲット データベース サーバーを 指 定 するときに 選 択 可 能<br />

な 定 義 済 みデータベース サーバーのリストには、Oracle 11g が 含 まれています。<br />

この 機 能 により IOC-000080690 が 解 決 されます。<br />

モバイル デバイスにおける SQL Server Compact Edition 3.5 SP1 サポート<br />

<strong>InstallShield</strong> は、 今 回 より SQL Server Compact Edition 3.5 SP1 のサポートを 含 みます。 ビルド マシンに SQL Server<br />

Compact Edition 3.5 SP1 がインストールされてる 場 合 に、Windows モバイル ウィザードまたはスマート デバイス セットア<br />

ップ ウィザードで [SQL Server Compact 3.5]、[SQL Server Compact 3.5 Replication]、または [SQL 3.5 Client] オプシ<br />

ョンを 選 択 すると、ビルド 時 、<strong>InstallShield</strong> によって SQL Server Compact Edition 3.5 SP1 の .cab ファイルがインストール<br />

に 含 まれます。 MSDN Web サイトから SQL Server Compact Edition 3.5 SP1 再 配 布 可 能 ファイルを 取 得 し、ビルド マシン<br />

にインストールしなくてはならない 点 に、ご 注 意 ください。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI、InstallScript MSI、およびスマート デバイス プロジェクト タイプに 適 用 します。<br />

IIS Web サイトのスキャン、その 設 定 の 記 録 、およびそれらの 設 定 を <strong>InstallShield</strong> プロジェクトにインポート<br />

する 新 しいツール<br />

リリース ノート 5


<strong>InstallShield</strong> には、IIS スキャナ (IISscan.exe) が 搭 載 されています。この 新 しいコマンドライン ツールを 使 って、 既 存 の IIS<br />

Web サイトをスキャンし、その Web サイトに 関 する IIS データを 記 録 できます。 IIS スキャナは、Web サイト、その 仮 想 ディ<br />

レクトリ、アプリケーション、およびアプリケーション プールすべての 設 定 を 含 む XML ファイルを 作 成 します。 この XML ファ<br />

イルを 使 って、<strong>InstallShield</strong> の [IIS 構 成 ] ビューに IIS データをインポートできます。 IIS データをプロジェクトにインポート<br />

してから、 必 要 に 応 じて、[IIS 構 成 ] ビューを 使 って IIS の 設 定 を 変 更 できます。<br />

IIS データを <strong>InstallShield</strong> プロジェクトにインポートできる 機 能 は、<strong>InstallShield</strong> Premier Edition のみで 使 用 できます。<br />

IIS Web アプリケーションを Web サイトに 追 加 できる 機 能 と、その 他 の IIS 関 連 機 能 の 強 化<br />

<strong>InstallShield</strong> では、 今 回 より、IIS Web アプリケーションを Web サイトに 追 加 できます。 そのためには、[IIS 構 成 ] ビューで<br />

Web サイトを 右 クリックしてから、[ 新 しいアプリケーション] をクリックします。 新 しいアプリケーションを 追 加 した 後 、その<br />

設 定 を 右 側 のペインで 構 成 できます。<br />

また、<strong>InstallShield</strong> ではアプリケーション 無 しで 仮 想 ディレクトリを 作 成 することもできます。 以 前 は、 仮 想 ディレクトリを 作<br />

成 するたびに、アプリケーションも 自 動 的 に 作 成 されました。<br />

また、<strong>InstallShield</strong> には 次 の 新 しい IIS 設 定 が 追 加 されました:<br />

• マネージ パイプライン モード — 適 切 な 要 求 処 理 パイプライン モード ( 統 合 またはクラシック) を 指 定 できます。<br />

• 32 ビット アプリケーションを 有 効 にする — 選 択 したアプリケーション プールの 32 ビット アプリケーションを 64 ビッ<br />

ト システム 上 で 実 行 可 能 にするかどうかを 指 定 できます。<br />

• .NET Framework バージョン — アプリケーション プールがロードする .NET Framework のバージョンを 指 定 できます。<br />

• ASP.NET プラットフォーム — .NET Framework がインストールされている Windows の 64 ビット バージョンでインス<br />

トールを 実 行 できるようにする 場 合 、どの ASP.NET プラットフォームを 使 って Web サイト、アプリケーション、または 仮<br />

想 ディレクトリを ASP.NET バージョンにマップするのかを 指 定 します。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

この 機 能 によって、1-PLEIX、IOA-000045314、IOC-000057470、IOC-000059119、IOC-000065672、IOC-000066474、<br />

IOC-000067040、IOC-000069568、IOC-000071377、IOC-000072349、IOC-000073995、IOC-000079857、IOC-<br />

000079976 が 解 決 されます。<br />

ランタイム テキスト ファイルの 変 更 を 構 成 できる 新 しいビュー<br />

<strong>InstallShield</strong> に 新 しく 追 加 された [テキスト ファイルの 変 更 ] ビューを 使 って、ターゲット システム 上 で 実 行 時 に 変 更 を 行 うテ<br />

キスト ファイル (たとえば、.txt、.htm、.xml、.config、.ini、および .sql) 内 の 検 索 / 置 換 処 理 を 構 成 できます。 テキスト ファ<br />

イルは、インストールの 一 部 またはシステム 上 に 既 存 するファイルのどちらでも 構 いません。<br />

Windows Installer プロパティを 使 って、 検 索 に 含 める、または 検 索 から 除 外 するテキスト ファイルの 名 前 を 指 定 することがで<br />

きます。 プロパティを 使 って、 検 索 文 字 列 と 置 換 文 字 列 を 指 定 することもできます。 これにより、エンド ユーザーがダイアログ<br />

で 入 力 したデータ、または 実 行 時 に 判 別 された 他 の 構 成 情 報 を、 製 品 のテキスト ファイルがターゲット システムで 変 更 される 時<br />

に 使 用 できるようになります。 たとえば、エンド ユーザーが IP アドレスを 指 定 しなくてはならないダイアログがプロジェクトに<br />

含 まれている 場 合 、インストールは 一 連 のファイル 内 でトークンを 検 索 して、エンド ユーザーが 入 力 した IP アドレスで、それを<br />

置 換 します。<br />

[テキスト ファイルの 変 更 ] ビューは、[XML ファイルの 変 更 ] ビューで XML ファイルを 構 成 する 代 わりの 方 法 として 使 用 できま<br />

す。 [テキスト ファイルの 変 更 ] ビューには、いくつかの 利 点 があります。 たとえば、この 新 しいビューにはランタイム 要 件 があ<br />

りません。 一 方 、[XML ファイルの 変 更 ] ビューを 使 って 構 成 された 変 更 の 場 合 、ターゲット システムで MSXML が 必 要 です。<br />

また、[テキスト ファイルの 変 更 ] ビューで 変 更 を 構 成 する 場 合 、XPath クエリの 入 力 は 不 要 ですが、[XML ファイルの 変 更 ] ビ<br />

ューを 使 った 場 合 は、それが 必 要 です。<br />

[テキスト ファイルの 変 更 ] ビューは、 基 本 の MSI プロジェクトおよび InstallScript MSI プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

新 しい [ 文 字 列 エディタ] ビュー<br />

リリース ノート 6


<strong>InstallShield</strong> に [ 文 字 列 エディタ] ビューが 追 加 されました。 このビューには、プロジェクト 内 の 言 語 非 依 存 文 字 列 ID と、それ<br />

にに 対 応 する 言 語 固 有 の 値 がスプレッドシート 形 式 のテーブルで 表 示 されます。 [ 文 字 列 エディタ] ビューでは、インストール 処<br />

理 で 実 行 時 に 表 示 されるローカライズ 可 能 なすべてのテキスト 文 字 列 を、1 ヶ 所 でまとめて 制 御 することができます。 このビュー<br />

は、 以 前 [ 一 般 情 報 ] ビュー 内 のノードで 表 示 された 文 字 列 テーブルの 代 わりとなります。 以 下 は、 新 しいビューの 主 な 特 徴 を 説<br />

明 します:<br />

• ビューには 文 字 列 エントリを 追 加 、 編 集 、 削 除 、 検 索 、 置 換 、エクスポート、およびインポートするためのボタンを 含 むツー<br />

ルバーがあります。 特 定 の 文 字 列 ID が 使 用 されているすべてのインスタンスを 識 別 するために、プロジェクト 内 を 検 索 す<br />

るためのボタンもあります。<br />

• ビューの 上 部 には 新 しいグループ ボックス 領 域 があり、 列 ヘッダーをこの 領 域 にドラッグ アンド ドロップすることで、ビュ<br />

ー 内 の 行 を 階 層 形 式 に 整 列 することができます。 この 機 能 を 使 って、 言 語 または 更 新 日 などのカテゴリ 別 に 文 字 列 エントリ<br />

を 簡 単 に 並 べ 替 えることができます。<br />

• このビューではダイナミック 検 索 もサポートされていて、 検 索 ボックスに 文 字 列 を 一 文 字 づつ 入 力 するのと 同 時 に<br />

<strong>InstallShield</strong> がその 文 字 を 含 まない 文 字 列 を 隠 します。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI、InstallScript オブジェクト、およびマージ モジュール プロジェ<br />

クト タイプで 使 用 できます。<br />

この 機 能 により 1-EJNEY が 解 決 されます。<br />

Unicode サポート<br />

<strong>InstallShield</strong> は 次 の 3 つの 側 面 から、モダン 言 語 の 複 数 言 語 インストールを 完 全 にサポートします: Windows Istaller データベ<br />

ースを Unicode 形 式 でビルド 可 能 、<strong>InstallShield</strong> プロジェクトを Unicode 形 式 で 保 存 可 能 、<strong>InstallShield</strong> インターフェイスで<br />

複 数 文 字 セットから 同 時 に Unicode 文 字 を 入 力 および 表 示 可 能<br />

Unicode (UTF-8) データベース<br />

[リリース] ビューの [ビルド] タブにある "UTF-8 データベースのビルド" 設 定 を 使 って、Windows Installer データベースを 任<br />

意 のインスタンスまたは 言 語 トランスフォームと 共 に UTF-8 エンコードでビルドすることを 指 定 できます。 UTF-8 エンコードは、<br />

すべての 言 語 の 文 字 を 同 時 にサポートするため、エンド ユーザーに 表 示 するテキストおよびファイル 名 とレジストリ キーの 両 方<br />

で、たとえば 日 本 語 とドイツ 語 、またはロシア 語 とポーランド 語 のように 自 由 に 言 語 を 組 み 合 わせて 使 用 できます。 組 み 合 わされ<br />

た 言 語 は、ターゲット システムの 現 在 の 言 語 設 定 に 関 わらず 正 しく 表 示 されます。 Unicode サポートはまた、IIS サポートやテ<br />

キストおよび XML ファイルの 変 更 をはじめとするインストール 実 行 時 の 主 要 な 部 分 にも 追 加 されています。<br />

新 しい "UTF-8 データベースのビルド" 設 定 のデフォルト 値 は [いいえ] です。<br />

オートメーション インターフェイスには、この 新 しい 設 定 のサポートが 含 まれています。 ISWiRelease オブジェクトには、<br />

UTF-8 エンコードを 使 用 するかどうかを 指 定 できる、 新 しい BuildUTF8Database プロパティが 含 まれています。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI、InstallScript MSI、およびマージ モジュール プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

この 機 能 によって、IOB-000050571、IOC-000053626、IOC-000070145、および IOC-000074276 が 解 決 されます。<br />

Unicode プロジェクト ファイル (*.ism)<br />

<strong>InstallShield</strong> は、 今 回 より、バイナリおよび XML プロジェクト ファイルを 保 存 するときに UTF-8 エンコードを 使 用 します。<br />

この 変 更 により、プロジェクトで 使 用 されるファイル、レジストリ データ、その 他 の 文 字 列 には、 同 時 にすべての 言 語 の 文 字 を 含<br />

めることが 可 能 です。 このエンコードにより、<strong>InstallShield</strong> では 今 後 ISString テーブルに 格 納 される 文 字 列 に 人 間 が 判 読 不 可<br />

能 な Base64 エンコードを 使 用 する 必 要 はありません。 代 りに、プロジェクトに 文 字 列 を 追 加 または 変 更 するとき、<br />

<strong>InstallShield</strong> はそれらを 判 読 可 能 な Unicode 文 字 列 として 保 存 します。これによって、プロジェクトの 修 正 時 に 変 更 点 を 容 易 に<br />

確 認 することができます。 このため、<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> で 作 成 されるすべての 新 規 プロジェクトでは Unicode 文 字 列 のみが 使<br />

用 されます。アップグレード プロジェクトでは、 新 しい 文 字 列 または 変 更 された 文 字 列 、およびエクスポート 後 に 再 インポートさ<br />

れた 文 字 列 には Unicode が 使 用 されます。<br />

ターゲットのビルドで 表 示 できない Unicode 値 を 使 用 すると (たとえば、"UTF-8 データベースのビルド" 設 定 で [いいえ] が 選<br />

択 されている InstallScript インストールまたは 基 本 の MSI インストール)、 新 しいビルド エラーが 変 更 を 必 要 とする 項 目 をポイ<br />

リリース ノート 7


ントします。 一 部 において、<strong>InstallShield</strong> の 以 前 のバージョンではサイレントで 受 け 入 れられていた 無 効 な 文 字 列 エントリを 検<br />

出 する 場 合 もあります。<br />

この 機 能 はすべてのプロジェクト タイプに 適 用 します。<br />

<strong>InstallShield</strong> の Unicode ビュー<br />

<strong>InstallShield</strong> の 多 くのビューは、すべての 言 語 からの 文 字 を 表 示 および 入 力 できるように 強 化 されています。 たとえば、[ファイ<br />

ルとフォルダ] ビューでは、 英 語 ローカル システムにある 中 国 語 のファイル 名 が 疑 問 符 で 表 示 されることがなくなり、これらのフ<br />

ァイルをプロジェクトに 追 加 できるようになりました。 同 様 に、[レジストリ] ビューでタイ 語 のレジストリ キーまたは 値 が 疑 問<br />

符 に 変 換 されることがなくなり、これらを Windows Installer ベースのプロジェクトにインストールできるようになりました。<br />

さらに、 新 しい 独 立 した [ 文 字 列 エディタ] ビューで、すべての 言 語 からの 文 字 列 を 表 示 および 変 更 できるようになりました。 以<br />

前 、 文 字 列 エントリは [ 一 般 情 報 ] ビューで 個 別 の 言 語 ノードに 表 示 されました。 その 他 、[プロパティ マネージャ]、[パス 変 数 ]、<br />

[ダイレクト エディタ]、[ 一 般 情 報 ]、および [セットアップのデザイン] ビューも 強 化 されています。<br />

"UTF-8 データベースのビルド" 設 定 を [いいえ] に 設 定 する 場 合 は 常 に、すべてのファイル 名 、レジストリ キー、およびその 他<br />

の 文 字 列 をターゲット 言 語 のコードページからの 文 字 で 構 成 しなくてはなりません。 その 場 合 、ある 項 目 がターゲット 言 語 のコー<br />

ド ページで 使 用 不 可 能 な 文 字 を 含 む 場 合 、<strong>InstallShield</strong> はその 項 目 をポイントする 新 しいビルド エラーを 報 告 します。つまり、<br />

"UTF-8 データベースのビルド" 設 定 に [はい] が 選 択 されていない 限 り、 中 国 語 ファイル 名 を 英 語 インストールで 使 用 することは<br />

できません。<br />

この 機 能 はすべてのプロジェクト タイプに 適 用 します。<br />

この 機 能 によって、1-12AZWL、1-17D9Y0、1-AT26Z、1-NMATB、1-SORS9、IOC-000073872 が 解 決 されます。<br />

基 本 の MSI プロジェクトで 新 しく 追 加 された、ビルボード サポート<br />

基 本 の MSI プロジェクトには、ビルボード サポートが 含 まれています。 ビルボードをプロジェクトに 追 加 して、インストール 処<br />

理 中 にエンド ユーザーに 対 して 情 報 を 提 供 できます。 ビルボードは、エンド ユーザーと 連 絡 を 取 ったり、 広 告 、 教 育 、およびエ<br />

ンターテインメントを 提 示 するために 使 用 することができます。 たとえば、ビルボードを 使 ってインストール 中 の 製 品 に 含 まれる<br />

新 しい 機 能 の 概 要 や 貴 社 の 他 の 製 品 についての 情 報 を 提 供 できます。 各 ビルボードは、 貴 社 のグラフィック 担 当 者 がファイル 転 送<br />

の 外 観 を 完 全 にカスタマイズできるファイルです。<br />

基 本 の MSI プロジェクトにおけるビルボード サポートの 主 な 特 徴 は 次 のとおりです:<br />

• プロジェクトに Adobe Flash アプリケーション ファイル (.swf) をビルボードとして 追 加 できます。<br />

• Flash アプリケーション ファイルは、ビデオ、 動 画 、 音 声 、インタラクティブ インターフェイス、ゲーム、テキスト、その<br />

他 の .swf ファイルがサポートするあらゆる 要 素 で 構 成 されます。<br />

• <strong>InstallShield</strong> では .bmp、.gif、.jpg、および .jpeg ファイルをビルボードとして 使 用 できます。<br />

• <strong>InstallShield</strong> には "ビルボードの 種 類 " 設 定 が 含 まれていて、インストールで 使 用 するビルボードのスタイルを 指 定 できます。<br />

たとえば、インストールが 全 画 面 背 景 を 使 用 し、ビルボードを 前 景 に、また 小 さい 進 行 状 況 ボックスを 画 面 の 右 下 に 表 示 する<br />

スタイルがあります。 別 のスタイルでは、インストールがビルボードを 表 示 する 標 準 サイズのダイアログを 表 示 します。 こ<br />

のダイアログの 下 の 部 分 に、 進 行 状 況 バーが 表 示 されます。<br />

• <strong>InstallShield</strong> では、リリースをビルドおよび 実 行 せずに、 実 行 時 にビルボードがどのように 表 示 されるのかをプレビューで<br />

きます。 ビルボードをプレビューすると、そのビルボードに 現 在 構 成 されている 背 景 色 、 位 置 、および 関 連 設 定 を 使 ったビ<br />

ルボードの 外 観 を 確 認 できます。<br />

• <strong>InstallShield</strong> の [ビルボード] ビューでは、ビルボード ファイルの 追 加 、その 関 連 設 定 の 構 成 、ならびにビルボードのプレ<br />

ビューを 行 います。<br />

以 前 は、InstallScript と InstallScript MSI プロジェクトでのみ、ビルボードがサポートされていました。 これらのプロジェク<br />

ト タイプに 含 まれるビルボード サポートは、 基 本 の MSI プロジェクトに 含 まれるサポートとは 異 なりますので、ご 注 意 ください。<br />

InstallScript および InstallScript MSI プロジェクトで 拡 張 されたビルボード サポート<br />

リリース ノート 8


InstallScript および InstallScript MSI プロジェクトでは、 今 回 より .gif、.jpg、および .jpeg ファイルをビルボードとして 使<br />

用 できます。 以 前 は、.bmp ファイルしかサポートされていませんでした。 [サポート ファイル/ビルボード] ビューを 使 って、<br />

プロジェクトにビルボードを 追 加 できます。<br />

InstallScript および InstallScript MSI プロジェクトのビルボード ファイルは、 指 定 された 命 名 規 則 に 従 わなくてはなりません。<br />

各 ファイル 名 は bbrd で 始 まり、ビルボード 番 号 (1 から 99) が 続 きます。 最 後 に、サポート 対 象 のファイル 拡 張 子<br />

(.bmp、.gif、.jpg、または .jpg) で 終 わります。 ファイル 名 番 号 が 連 続 番 号 である 必 要 は 無 くなりました。つまり、プロジェク<br />

トに bbrd1.jpg、bbrd3.jpg、および bbrd5.jpg を 追 加 すると、 実 行 時 に 各 イメージが 順 番 通 りに 表 示 されます。 以 前 、シーケ<br />

ンス 内 にあるビルボード ファイル 名 の 番 号 は 連 続 している 必 要 がありました。 たとえば、インストール プロジェクトに<br />

bbrd1.bmp、bbrd2.bmp、および bbrd4.bmp を 追 加 すると、 実 行 時 に bbrd1.bmp、bbrd2.bmp は 表 示 されますが、<br />

bbrd3.bmp がシーケンスから 不 足 しているために、bbrd4.bmp は 表 示 されませんでした。<br />

InstallScript 関 数 PlayMMedia を 使 って Adobe Flash Application File (.swf) を 再 生 できる 機 能<br />

InstallScript 関 数 PlayMMedia が、 今 回 より、InstallScript と InstallScript MSI インストール 中 に 背 景 ウィンドウで Adobe<br />

Flash application file (.swf) の 再 生 をサポートします。 Flash アプリケーション ファイルは、ビデオ、 動 画 、 音 声 、インタラ<br />

クティブ インターフェイス、ゲーム、テキスト、その 他 の .swf ファイルがサポートするあらゆる 要 素 で 構 成 されます。<br />

Flash ファイルを 使 用 する 場 合 、SizeWindow と PlaceWindow を 使 って、Flash ファイルを 表 示 する 背 景 ウィンドウのサイズ<br />

と 配 置 を 制 御 できます。<br />

InstallScript と InstallScript MSI インストール 中 、ダイアログにおける HTML コントロールをサポート<br />

<strong>InstallShield</strong> では、InstallScript と InstallScript MSI プロジェクトに 含 まれるダイアログで HTML コントロールをサポートし<br />

ます。 HTML コントロール を 使 って、ダイアログ コントロールで HTML マークアップを 使 用 できます。 ダイアログで Web ペ<br />

ージ、インストール 済 みの HTML ファイル、 および HTML サポートファイルへのリンクを 含 めることができます。 エンド ユー<br />

ザーが 実 行 時 のダイアログでハイパーリンクをクリックしたときに、インターネット ブラウザで HTML ページを 開 くか、<br />

InstallScript コードを 使 って 定 義 した 別 の 動 作 をトリガできます。 HTML コントロールを 使 って、 外 観 を 制 御 するためのスタイ<br />

ルを 含 む、 有 効 な HTML マークアップを 使 用 できます。<br />

HTML コンテンツがインストール 済 みの HTML ファイルまたは HTML サポート ファイルである 場 合 、HTML コントロールを 使<br />

って、それを 直 接 ダイアログに 表 示 することも 可 能 です。<br />

CtrlGetUrlForLinkClicked という 名 前 の 新 しい InstallScript 関 数 が 追 加 されました。 この 関 数 は、エンド ユーザーがクリック<br />

したリンクへの URL を 取 得 します。<br />

サポートされていない 言 語 を InstallScript プロジェクトに 追 加 できる 機 能<br />

<strong>InstallShield</strong> Premier Edition には、InstallScript プロジェクト 用 に 33 ヶ 国 語 のデフォルト ランタイム 文 字 列 が 含 まれていま<br />

す。 <strong>InstallShield</strong> Premier Edition では、 新 しい 言 語 ウィザードを 使 って 33 ヶ 国 語 以 外 のサポートされていない 言 語 を<br />

InstallScript プロジェクトに 追 加 することができます。 サポートされていない 言 語 を InstallScript プロジェクトに 追 加 した 後 、<br />

[ 文 字 列 エディタ] ビューを 使 ってその 言 語 用 の 翻 訳 された 文 字 列 を 提 供 できます。 別 の 手 段 として、 言 語 の 文 字 列 エントリをフ<br />

ァイルにエクスポートして、そのファイルの 文 字 列 値 を 翻 訳 したのち、プロジェクトにインポートすることもできます。 以 前 、 新<br />

しい 言 語 ウィザードを 使 ってサポートされていない 言 語 を 追 加 できるのは、 基 本 の MSI プロジェクトと InstallScript MSI プロ<br />

ジェクトのみでした。<br />

この 機 能 により IOC-000068232 が 解 決 されます。<br />

InstallScript コンパイラがリンクするライブラリのパスを 指 定 できる 機 能<br />

[ 設 定 ] ダイアログ ボックスにある [コンパイル/リンク] タブに 新 しく 追 加 された [ 追 加 ライブラリ パス] ボックスを 使 って、<br />

InstallScript コンパイラがスクリプトにリンクする InstallScript ライブラリ (.obl ファイル) を 検 索 する 場 所 を 指 定 できます。<br />

さらに、このタブでカスタム ライブラリを 指 定 するとき、フル パスではなく、ファイル 名 のみを 指 定 できるようになりました。<br />

これらの 変 更 によって、ライブラリを 別 のディレクトリに 移 動 させた 場 合 でも、[コンパイル/リンク] タブでライブラリのパスを<br />

手 動 で 変 更 せずにスクリプトを 正 常 にコンパイルすることができます。<br />

リリース ノート 9


この 機 能 により 1-4X5BD が 解 決 されます。<br />

新 しい FLEXnet Connect 11.6 再 配 布 可 能 ファイル<br />

<strong>InstallShield</strong> はまた、 基 本 の MSI プロジェクトおよび InstallScript MSI プロジェクトで FLEXnet Connect 11.6 をサポート<br />

します。 <strong>InstallShield</strong> の [アップデート 通 知 ] ビューで、2 つの FLEXnet Connect 11.6 マージ モジュール (Common<br />

Software Manager が 含 まれているマージ モジュールと、 含 まれていないマージ モジュール) のどちらかを 含 みます。 これらの<br />

マージモジュールは、FLEXnet Connect 11 マージ モジュールに 取 って 代 わります。 更 新 されたマージ モジュールの 変 更 点 に<br />

ついての 詳 細 は、FLEXnet Connect リリース ノート (PDF 英 語 版 ) を 参 照 してください。<br />

DIFx 2.1.1 サポート<br />

<strong>InstallShield</strong> では、 最 新 版 の Driver Install Frameworks for Applications (DIFx 2.1.1) がサポートされています。<br />

Microsoft の 最 新 バイナリ ファイルを 含 むこの 新 バージョンは、 基 本 の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジ<br />

ェクト タイプで 使 用 できます。<br />

この 機 能 により IOC-000080214 が 解 決 されます。<br />

強 化 機 能<br />

ユーザビリティの 強 化 点<br />

<strong>InstallShield</strong> の 多 くのビューは、その 生 産 性 とユーザビリティが 強 化 されています。 たとえば、 一 部 のビューにはオプションを<br />

簡 単 に 見 つけられるツールバーが 含 まれています。 いくつかのビューでは、グリッド 内 の 行 を 整 列 する 方 法 をカスタマイズできま<br />

す。 検 索 機 能 があるビューでは、より 迅 速 に 検 索 が 行 われます。 主 要 な 例 は 以 下 のとおりです:<br />

• [ダイレクト エディタ] ビュー — このビューでテーブルを 選 択 すると、 新 しいツールバーが 表 示 されます。 ツールバーには、<br />

テーブル 内 でデータを 追 加 、 切 り 取 り、コピー、 貼 り 付 け、 検 索 、および 置 換 できるボタンがあります。 また、ビューでは<br />

ダイナミック 検 索 もサポートされていて、 検 索 ボックスに 文 字 列 を 一 文 字 づつ 入 力 するのと 同 時 に <strong>InstallShield</strong> がその 文 字<br />

を 含 まないテーブル レコードを 隠 します。 レコードを 追 加 または 編 集 するとき、<strong>InstallShield</strong> は 各 フィールドのヘルプ テ<br />

キストを 表 示 します。<br />

• [プロパティ マネージャ] ビュー — このビューには、プロパティの 追 加 および 削 除 などの 処 理 を 行 うためのボタンを 含 む 新<br />

しいツールバーがあります。 また、ビューではダイナミック 検 索 もサポートされていて、 検 索 ボックスに 文 字 列 を 一 文 字 づ<br />

つ 入 力 するのと 同 時 に <strong>InstallShield</strong> がその 文 字 を 含 まないテーブル レコードを 隠 します。 ビューの 上 部 には 新 しいグルー<br />

プ ボックス 領 域 があり、 列 ヘッダーをこの 領 域 にドラッグ アンド ドロップすることで、ビュー 内 の 行 を 階 層 形 式 に 整 列 する<br />

ことができます。 このビューでは、マウスと SHIFT または CTRL ボタンを 使 って 複 数 のプロパティを 選 択 してから、すべ<br />

てを 一 斉 に 削 除 することができます。<br />

• [ 再 配 布 可 能 ファイル] ビュー — このビューに 含 まれる 新 しいツールバーとグループ ボックス 領 域 は、 強 力 な 検 索 および 組<br />

織 化 機 能 を 提 供 します。 列 ヘッダーをグループ ボックス 領 域 にドラッグ アンド ドロップして、 再 配 布 可 能 ファイルのリス<br />

トを 階 層 形 式 で 表 示 することができます。 また、ツールバーの 検 索 ボックスに 文 字 列 を 入 力 すると、<strong>InstallShield</strong> はその 文<br />

字 を 含 まないすべての 再 配 布 可 能 ファイルを 隠 します。<br />

• [IIS 構 成 ] ビュー — このビューは IIS 7 に 似 せて 外 観 デザインが 一 新 され、 設 定 がタブではなくグリッドで 表 示 されるよ<br />

うになりました。 グリッドには、カテゴリ 別 、またはアルファベット 順 にグリッド 設 定 を 並 べ 替 えるためのボタンがありま<br />

す。 このビューのグリッドの 中 から 設 定 の 1 つを 選 択 すると、 右 下 のペインにその 設 定 のヘルプ 情 報 が 表 示 されます。<br />

• [ 一 般 情 報 ] ビュー — このビューのすべての 設 定 は、ビュー 内 でノードに 関 連 付 けられた 個 別 のグリッドの 代 わりに、1 つの<br />

グリッドで 表 示 されます。 設 定 はいくつかのカテゴリにグループ 分 けされていて、 特 定 の 設 定 を 見 つけやすくなっています。<br />

また、カテゴリ 別 またはアルファベット 順 にグリッド 設 定 を 並 べ 替 えることができるボタンもあります。 以 前 、このビュー<br />

に 表 示 された 文 字 列 テーブルは [ 文 字 列 エディタ] ビューに 移 動 しました。<br />

• [パス 変 数 ] ビュー — このビューには、パス 変 数 の 追 加 および 削 除 などの 処 理 を 行 うためのボタンが 含 まれる 新 しいツールバ<br />

ーがあります。 このビューでまた、ダイナミック 検 索 もサポートされていて、 検 索 ボックスに 文 字 列 を 一 文 字 づつ 入 力 する<br />

リリース ノート 10


のと 同 時 に <strong>InstallShield</strong> がその 文 字 を 含 まない 行 を 隠 します。 ビューの 上 部 には 新 しいグループ ボックス 領 域 があり、 列<br />

ヘッダーをこの 領 域 にドラッグ アンド ドロップすることで、ビュー 内 の 行 を 階 層 形 式 に 整 列 することができます。 このビュ<br />

ーでは、マウスと SHIFT または CTRL ボタンを 使 って 複 数 のパス 変 数 を 選 択 してから、すべてを 一 斉 に 削 除 することができ<br />

ます。<br />

また、リリースをビルド、 検 証 、またはスクリプトをコンパイルするときに 表 示 される [ 出 力 ] ウィンドウが 強 化 されました。 [ 出<br />

力 ] ウィンドウ、またその 個 別 のタブは、<strong>InstallShield</strong> のワークスペースの 任 意 の 側 面 に 固 定 するか、 独 立 した 場 所 にドラッグす<br />

ることができます。 [ 出 力 ] ウィンドウまたはそのタブの 1 つを <strong>InstallShield</strong> インターフェイスの 端 にドラッグすると、 固 定 ウ<br />

ィンドウとして 表 示 されます。 [ 出 力 ] ウィンドウまたはそのタブの 1 つを <strong>InstallShield</strong> インターフェイスの 端 から 離 れた 場 所<br />

にドラッグすると、 取 り 外 されます。<br />

この 強 化 によって、1-FVS7U と IOA-000042399 が 解 決 されます。<br />

アクションの 進 行 状 況 メッセージの 指 定 をサポート<br />

エンド ユーザーに 進 行 状 況 を 伝 えるために、インストールは 一 般 的 に、 実 行 中 の 処 理 を 説 明 する 進 行 状 況 ダイアログで 説 明 テキス<br />

トを 表 示 します。 通 常 、インストールのステータスを 表 示 する 進 行 状 況 バーも 同 時 に 表 示 されます。 標 準 アクションおよびカス<br />

タム アクションが 発 生 すると、そのアクションについてのメッセージが 進 行 状 況 ダイアログに 表 示 されます。 この 機 能 は、 実 行<br />

するのに 時 間 がかかるアクションで、 特 に 役 立 ちます。 インストールのログ 記 録 が 作 成 される 場 合 、 同 じアクション テキストが<br />

記 録 されます。<br />

[カスタム アクションとシーケンス] ビューに 新 しく 追 加 された [アクション テキスト] 領 域 では、アクションの 説 明 と 詳 細 を 指<br />

定 できます。 これは、 基 本 の MSI、InstallScript MSI、MSI データベース、およびトランスフォーム プロジェクト タイプで 使<br />

用 できます。<br />

64 ビット システムが 32 ビット IIS アプリケーションの 実 行 を 許 可 するかどうかを 検 出 できる 機 能<br />

実 行 時 、IIS 6 を 持 つシステム 上 でインストールが Enable32bitAppOnWin64 プロパティのチェックを 必 要 とする 場 合 がありま<br />

す。そのとき、 製 品 の 要 件 およびチェック 結 果 に 基 づいて、たとえば 32 ビット IIS アプリケーションまたは 64 ビット IIS アプ<br />

リケーションを 含 む 特 定 のコンポーネントのインストールをスキップして、 残 りのファイル 転 送 を 続 行 することができます。<br />

<strong>InstallShield</strong> には、ターゲット システム 上 で Enable32bitAppOnWin64 プロパティがどのように 設 定 されているかを 検 出 でき<br />

るサンプル Windows Installer DLL ファイルが 含 まれています。 プロジェクトに、この DLL のカスタムアクションを 追 加 でき<br />

ます。 32 ビット アプリケーションが 許 可 されている 場 合 、Windows Installer プロパティ ISIIS6APPPOOLSUPPORTS32BIT<br />

は 値 1 に 設 定 され、 許 可 されていない 場 合 、このプロパティは 設 定 されません。 条 件 でこのプロパティをを 使 って、 特 定 の 動 作<br />

をトリガまたは 阻 止 することができます。 たとえば、ISIIS6APPPOOLSUPPORTS32BIT が 設 定 されているかいないかによって、<br />

インストールが 終 了 する 起 動 条 件 を 作 成 できます。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

プロジェクトにカスタム アクションを 追 加 する 手 順 については、<strong>InstallShield</strong> ヘルプ ライブラリの「64 ビット プラットフォー<br />

ム 上 で IIS 6 をサポートする 際 の 考 慮 」を 参 照 してください。<br />

IIS 6 メタベースの 互 換 性 機 能 がインストールされているかどうかを 検 出 できる 機 能<br />

実 行 時 に、インストールによって、ターゲット システムに IIS メタベースおよび IIS 6 構 成 との 互 換 性 機 能 がインストールされ<br />

ているかどうか、または IIS 以 前 がインストールされているかを 検 出 できます。 製 品 の 要 件 と 検 出 結 果 に 基 づいて、インストー<br />

ルを 終 了 およびエラー メッセージを 表 示 できます。<br />

たとえば、Web サービス 拡 張 は IIS 6 を 持 つシステムにインストールできます。IIS 7 を 持 つシステムでは、Web サービス 拡 張<br />

は IIS メタベースおよび IIS 6 構 成 との 互 換 性 機 能 がインストールされている 場 合 のみインストール 可 能 です。 このため、IIS 6<br />

が 存 在 するか、IIS 6 との 互 換 性 機 能 がインストールされていることをインストールが 検 証 するように 構 成 することが 必 要 な 場 合<br />

があります。これらのどちらの 条 件 も False の 場 合 、インストールが 終 了 してエラー メッセージが 表 示 されます。<br />

<strong>InstallShield</strong> には、IIS メタベースおよび IIS 6 構 成 との 互 換 性 機 能 がインストールされているかどうかを 検 出 するためのサン<br />

プル Windows Installer DLL ファイルが 含 まれています。 プロジェクトに、この DLL のカスタムアクションを 追 加 できます。<br />

リリース ノート 11


IIS メタベースおよび IIS 6 構 成 との 互 換 性 機 能 がインストールされている 場 合 、Windows Installer プロパティ<br />

ISIISMETABASECOMPATPRESENT は 値 1 に 設 定 され、インストールされていない 場 合 、プロパティは 設 定 されません。 条 件<br />

でこのプロパティをを 使 って、 特 定 の 動 作 をトリガまたは 阻 止 することができます。 たとえば、<br />

ISIISMETABASECOMPATPRESENT が 設 定 されているかいないかによって、インストールを 終 了 する 起 動 条 件 を 作 成 できます。<br />

この 機 能 は、 基 本 の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

プロジェクトにカスタム アクションを 追 加 する 手 順 については、<strong>InstallShield</strong> ヘルプ ライブラリの「ターゲット システムに IIS<br />

6 以 前 が 搭 載 されているか、または IIS 6 メタベースの 互 換 性 機 能 があるかどうかを 判 別 する」を 参 照 してください。<br />

名 前 空 間 プレフィックスを XML ファイル 要 素 の 属 性 と 関 連 付 ける 機 能<br />

<strong>InstallShield</strong> では、 今 回 より、 名 前 空 間 プレフィックスを [XML ファイルの 変 更 ] ビューで 属 性 に 追 加 できるようになりました。<br />

そのためには、 属 性 名 の 前 にプレフィックスを 入 力 して、コロン (:) を 続 けます。 以 前 、 属 性 に 名 前 空 間 プレフィックスが 含 まれ<br />

ている 場 合 、インストールが 失 敗 しました。<br />

この 強 化 機 能 は、 基 本 の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクト タイプに 適 用 します。<br />

ランタイム 変 更 後 に XML ファイルをフォーマッするかどうかを 指 定 できる 機 能<br />

[XML ファイルの 変 更 ] ビューで XML ファイルの [ 詳 細 ] タブに 追 加 された [ 変 更 後 に XML をフォーマットする] チェック ボッ<br />

クスを 使 って、 実 行 時 にファイルが 変 更 された 後 に XML ファイルをフォーマットするかどうかを 指 定 できます。 ファイルをフォ<br />

ーマットするとき、インストールはファイルにインデントを 追 加 して、 空 白 要 素 タグを 開 始 タグと 終 了 タグに 置 換 します。 これは、<br />

web.config ファイルでは 問 題 を 起 こす 可 能 性 があるため、プロジェクトでこのチェック ボックスをクリアしなくてはならない 場<br />

合 もあります。<br />

この 強 化 機 能 は、 基 本 の MSI、InstallScript、および InstallScript MSI プロジェクト タイプに 適 用 します。<br />

この 強 化 により IOA-000028596 が 解 決 されます。<br />

.NET Framework および Internet Explorer 8 のための 定 義 済 みシステム 検 索<br />

<strong>InstallShield</strong> に 2 つの 新 しい 定 義 済 みシステム 検 索 が 追 加 されました:<br />

• Microsoft .NET Framework 3.5 SP1<br />

• Internet Explorer 8<br />

インストールでこれらのいずれかが 必 要 な 場 合 、[システム 検 索 ] ビューまたはプロジェクト アシスタントの [インストール 要 件 ]<br />

ページを 使 って、これらのシステム 検 索 をプロジェクトに 追 加 することができます。 エンド ユーザーがインストールを 起 動 する<br />

と、Windows Installer はターゲット システムの 要 件 が 満 たされているかどうかを 確 認 します。 要 件 が 満 たされていない 場 合 、<br />

インストールでシステム 検 索 用 に 定 義 されているエラー メッセージが 表 示 されます。<br />

この 強 化 は、 基 本 の MSI および InstallScript MSI プロジェクトに 適 用 します。<br />

この 強 化 により IOA-000047761 が 解 決 されます。<br />

カスタム プロパティを 条 件 ビルダに 一 覧 表 示<br />

[ 条 件 ビルダ] ダイアログ ボックスのプロパティ リストには、 今 回 より、[プロパティ マネージャ] ビューで 追 加 されたプロパテ<br />

ィが 含 まれます。 また、システム 検 索 ウィザードで 作 成 された 検 索 からのプロパティも 含 まれています。 このため、<br />

<strong>InstallShield</strong> で 条 件 を 作 成 または 編 集 するとき、 独 自 のカスタム プロパティを 手 入 力 する 代 りに、リストから 選 択 することがで<br />

きます。<br />

この 強 化 機 能 は、 基 本 の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール および トランスフォーム プロジェクト タイプに 適 用 しま<br />

す。<br />

この 強 化 によって、IOC-000040833 と IOC-000067273 が 解 決 されます。<br />

リリース ノート 12


<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 の 設 定 で 最 大 サービス パック 番 号 と 64 ビットの 場 所 を 指 定 できる 機 能<br />

<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 エディタを 使 って <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 の 設 定 を 追 加 または 変 更 するときに 表 示 される [ 前 提 条 件 設 定 ]<br />

ダイアログ ボックスに、 最 大 サービス パック 番 号 を 指 定 できるフィールドが 新 しく 追 加 されました。 以 前 は、 最 小 サービス パッ<br />

ク 番 号 を 指 定 できるだけで、 最 大 サービス パック 番 号 を 指 定 することはできませんでした。<br />

また、[ 前 提 条 件 設 定 ] ダイアログ ボックスでは、ファイル 関 連 の 条 件 を 指 定 するときに 表 示 されるボックスに 64 ビットの 場 所<br />

([CommonFiles64Folder]、[ProgramFiles64Folder]、および [System64Folder]) が 含 まれています。 ファイル パスに 64<br />

ビットの 場 所 を 使 用 する 場 合 、これらのプロパティから 選 択 できます。 実 行 時 に、ターゲット システムが 64 ビットの 場 合 、イ<br />

ンストールはこれらの 64 ビットの 場 所 をチェックします。 32 ビット システムの 場 合 、インストールは 対 応 する 32 ビットの 場<br />

所 をチェックします。<br />

この 強 化 により IOC-000080090 が 解 決 されます。<br />

MSBuild サポートの 強 化 点<br />

MSBuild の <strong>InstallShield</strong> タスクには、 次 の 新 しいパラメータが 追 加 されました:<br />

• RunMsiValidator — 検 証 に 使 用 する .cub ファイルを 指 定 します。 このプロパティは、デフォルトのターゲット ファイ<br />

ルが 使 用 されたとき、ItemGroup <strong>InstallShield</strong>MsiValidators として 露 出 されます。<br />

• PatchConfiguration — MSBuild を 使 ってビルドするパッチ 構 成 を 指 定 します。 このプロパティは、デフォルトのターゲ<br />

ット ファイルが 使 用 されたとき、プロパティ <strong>InstallShield</strong>PatchConfiguration として 露 出 されます。<br />

• PathVariables — パス 変 数 の 値 をオーバーライドします。 このプロパティは、デフォルトのターゲット ファイルが 使 用 さ<br />

れたとき、ItemGroup <strong>InstallShield</strong>PathVariableOverrides として 露 出 されます。<br />

• PreprocessorDefines — InstallScript をコンパイルするためのプリプロセッサ 定 義 を 指 定 します。 このプロパティは、<br />

デフォルトのターゲット ファイルが 使 用 されたとき、ItemGroup <strong>InstallShield</strong>PreprocessorDefines として 露 出 されます。<br />

オートメーション インターフェイスの 強 化<br />

オートメーション インターフェイスが、 強 化 されました。<br />

オートメーション インターフェイスで、ISWiComponent と ISWiRelease オブジェクトの OSFilter メンバと 共 に、 以 下 の 定 数<br />

を 使 用 できます:<br />

• eosWin7 (33554432) — Windows 7 および Windows Server 2008 R2 用<br />

• eosWinVista (16777216) — Windows Vista および Windows Server 2008 用<br />

• eosWinServer2003 (8388608)<br />

また、eosAll 定 数 の 値 5308624 が 64028880 となりました。OSFilter メンバは、InstallScript、InstallScript MSI、および<br />

InstallScript オブジェクト プロジェクトで ISWiComponent に 適 用 します。 OSFilter メンバは、InstallScript、および<br />

InstallScript オブジェクト プロジェクトで ISWiRelease オブジェクトに 適 用 します。<br />

ISWiComponent オブジェクトの IsPlatformSelected プロパティで 使 用 できるプロパティ 値 のリストが 拡 張 されました。 この<br />

プロパティには、32-bit、64-bit Itanium、AMD64、および Windows Server 2003 R2 の 値 が 含 まれます。 これは、<br />

InstallScript プロジェクトおよび InstallScript オブジェクト プロジェクト タイプに 適 用 します。<br />

既 存 の 定 数 の 一 部 の 値 が 変 更 されています。ご 注 意 ください。 この 新 しい 値 についての 詳 細 は、<strong>InstallShield</strong> ヘルプ ライブラリ<br />

の「ISWiComponent オブジェクト」を 参 照 してください。<br />

ISWiSQLConnection オブジェクト に AddSQLScriptEx メソッドが 追 加 されました。 このメソッドを 使 って ISSQLScriptFile<br />

エントリを 追 加 し、 渡 された 文 字 列 から 有 効 な 名 前 を 生 成 します。 このメソッドは、ISSQLScriptFile テーブルに 追 加 されるエン<br />

トリ 名 が 一 意 であること、またその 文 字 数 が 47 文 字 未 満 であることを 保 証 します。<br />

リリース ノート 13


ISWiSQLScript オブジェクトに 読 み 取 り/ 書 き 込 み RunOnLogon プロパティが 追 加 されました。 このプロパティは、[SQL スク<br />

リプト] ビューにある SQL スクリプトの [ランタイム] タブにある [ログイン 中 にスクリプトを 実 行 ] チェック ボックスに 対 応 し<br />

ます。<br />

ISWiSQLScript オブジェクトにはまた、 読 み 取 り/ 書 き 込 み Condition プロパティが 追 加 されました。 このプロパティは、SQL<br />

スクリプトをインストールまたはアンインストール 中 に 実 行 するかどうかを 判 断 するために 実 行 時 に 評 価 される 条 件 を 指 定 します。<br />

この 条 件 が True と 評 価 された 場 合 に、スクリプトが 実 行 します。 このプロパティは、 基 本 の MSI および InstallScript MSI プ<br />

ロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

ISWiUpgradeTableEntry オブジェクトに 読 み 取 り/ 書 き 込 み DisplayName プロパティが 追 加 されました。 このプロパティは、<br />

アップグレード エントリの 名 前 を 設 定 または 取 得 します。 これは [アップグレード] ビューのアップグレード アイテムに 表 示 さ<br />

れる 内 部 名 です。 このプロパティは、 基 本 の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプで 使 用 できます。<br />

これらの 強 化 によって、IOC-000075015、IOC-000075114、IOC-000075810 が 解 決 されます。<br />

オペレーティング システムに 関 する InstallScript 言 語 の 強 化<br />

次 の 構 造 メンバと 定 義 済 み 定 数 が InstallScript 言 語 に 追 加 されました:<br />

• SYSINFO.WINNT.bWin7_Server2008R2 — 新 しい SYSINFO 構 造 メンバです。 オペレーティング システムが<br />

Windows 7 または Windows Server 2008 R2 の 場 合 、この 値 は TRUE です。<br />

• SYSINFO.bWinServer2003R2 — 新 しい SYSINFO 構 造 メンバです。 オペレーティング システムが Windows<br />

Server 2003 R2 の 場 合 、この 値 は TRUE です。 (このオペレーティング システムでは、<br />

SYSINFO.WINNT.bWinServer2003 の 値 も TRUE です。)<br />

• ISOSL_WIN7_SERVER2008R2 — FeatureFilterOS 関 数 と SYSINFO 構 造 変 数 と 共 に 使 用 できる 新 しい 定 義 済 み 定 数<br />

です。 これは、ターゲット システムが Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を 実 行 中 であることを 示 します。<br />

• ISOS_ST_SERVER2003_R2 — FeatureFilterOS 関 数 と SYSINFO 構 造 変 数 と 共 に 使 用 できる 新 しい 定 義 済 み 定 数 です。<br />

これは、ターゲット システムが Windows Server 2003 R2 を 実 行 中 であることを 示 します。<br />

また、 一 部 のアイテムの 名 前 が 変 更 されました:<br />

• SYSINFO.WINNT.bWinVista 構 造 メンバは Windows Vista または Windows Server 2008 を 区 別 しません。このた<br />

め、 新 しいメンバ SYSINFO.WINNT.bWinVista_Server2008 が 追 加 されました。 古 いエイリアスも 引 き 続 き 使 用 で<br />

きますが、コードを 明 確 にするため、 新 しいメンバが 推 奨 されます。<br />

• ISOSL_WINVISTA 定 義 済 み 定 数 は Windows Vista または Windows Server 2008 を 区 別 しません。このため、 新 しい<br />

定 数 ISOSL_WINVISTA_SERVER2008 が 追 加 されました。 古 いエイリアスも 引 き 続 き 使 用 できますが、コードを 明<br />

確 にするため、 新 しい 定 数 が 推 奨 されます。<br />

[InstallScript] ビューで InstallScript ダイアログ ソース コードを 容 易 にオーバーライドできる 機 能<br />

[InstallScript] ビューのイベント カテゴリ ドロップダウン リストに、 新 しい Dialog Source オプションが 追 加 されました。 こ<br />

のオプションを 選 択 すると、イベントハンドラ ドロップダウン リストには、すべての InstallScript ダイアログがリストされます。<br />

このリストから 任 意 のダイアログを 選 択 して、そのコードを 変 更 できます。<br />

この 機 能 は、InstallScript 、InstallScript MSI、および InstallScript オブジェクト プロジェクト タイプに 適 用 します。<br />

InstallScript インストールのアンインストール キーにおけるメジャーおよびマイナー バージョンのレジストリ<br />

エントリの 変 更<br />

InstallScript インストールは、アンインストール キーに VersionMajor および VersionMinor レジストリ 値 を 作 成 します。これ<br />

らの 値 の 名 前 は、 今 回 より、 基 本 の MSI および InstallScript MSI インストール 中 に 作 成 されるエントリの 名 前 に 一 致 します。<br />

これは、InstallScript <strong>2010</strong> で 作 成 された 新 しいインストール、および <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 からアップグレードされたイン<br />

ストールに 適 用 します。 以 前 、<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 では、InstallScript インストールが 作 成 する 値 の 名 前 は MajorVersion<br />

および MinorVersion でしたが、 今 後 は 作 成 しません。<br />

リリース ノート 14


新 しいレジストリ 値 を 使 用 するため、 次 の InstallScript 定 数 の 値 が 変 更 されました:<br />

• REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MAJORVERSION は、 今 回 より、MajorVersion ではなく VersionMajor です。<br />

• REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MINORVERSION は、 今 回 より、MinorVersion ではなく VersionMinor です。<br />

MaintenanceStart 関 数 が 呼 び 出 されると、レジストリに 更 新 された 値 名 が 作 成 されます。 デフォルトで、 古 い 値 名 が 存 在 する<br />

とき、それが 削 除 されます。 ターゲット システムから 古 い 値 名 を 削 除 したくない 場 合 、<br />

REGDB_OPTION_NO_DELETE_OLD_MAJMIN_VERSION という 名 前 の 新 しい REGDB_OPTIONS オプションを 使 用 します。<br />

RegDBGetItem 関 数 と 共 に REGDB_UNINSTALL_MAJOR_VERSION または REGDB_UNINSTALL_MINOR_VERSION を 使<br />

用 すると、RegDBGetItem は、まず 新 しい 値 をチェックします。 新 しい 値 が 検 出 されると、 関 数 は 新 しい 値 から 値 データを 返 し<br />

ます。 新 しい 値 が 検 出 されなかった 場 合 、 関 数 は 自 動 的 に 古 い 値 をチェックします。 古 い 値 が 検 出 されると、 関 数 は 古 い 値 から 値<br />

データを 返 します。<br />

下 位 互 換 性 を 目 的 として、 次 の 新 しい 定 数 が 提 供 されています:<br />

• REGDB_UNINSTALL_MAJOR_VERSION_OLD<br />

• REGDB_UNINSTALL_MINOR_VERSION_OLD<br />

これらの 定 数 を RegDBGetItem、RegDBSetItem、および RegDBDeleteItem 関 数 と 共 に 指 定 して、 古 い 値 を 取 得 、 設 定 、お<br />

よび 削 除 できます。<br />

次 の 新 しい 文 字 列 定 数 も 使 用 できます:<br />

• REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MAJORVERSION_OLD は、MajorVersion として 定 義 されています。<br />

• REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MINORVERSION_OLD は、MinorVersion として 定 義 されています。<br />

この 強 化 により、1-Q3KUU および IOC-000073672 が 解 決 されました。<br />

カスタム InstallScript ダイアログ 内 のコントロールのウィンドウ ハンドルを 取 得 するための、 新 しい<br />

CtrlGetDlgItem 関 数<br />

CtrlGetDlgItem という 名 前 の 新 しい InstallScript 関 数 が 追 加 されました。 CtrlGetDlgItem は、カスタム ダイアログ 内 のコン<br />

トロールのウィンドウ ハンドルを 取 得 します。 CtrlGetDlgItem は Windows API GetDlgItem と 似 ていますが、<br />

CtrlGetDlgItem の 場 合 、ダイアログのウィンドウ ハンドルの 代 わりに InstallScript ダイアログ 名 を 指 定 できます。<br />

InstallScript 文 字 列 のポインタを 外 部 DLL 関 数 に 渡 す、 新 しい InstallScript 定 数<br />

IS_NULLSTR_PTR 変 数 を 使 って、ヌル ポインタを InstallScript 文 字 列 としてプロトタイプされているパラメータを 通 して 外<br />

部 DLL 関 数 または Windows API に 渡 すことができます。 この 機 能 は byval 文 字 列 、byref 文 字 列 、wstring、およびバイナリ<br />

データ タイプで 使 用 できます。<br />

InstallScript サイズ 単 位 定 数 を 表 示 文 字 列 に 変 換 する、 新 しい StrConvertSizeUnit 関 数<br />

StrConvertSizeUnit という 名 前 の 新 しい InstallScript 関 数 が 追 加 されました。 StrConvertSizeUnit 関 数 は、 指 定 された<br />

InstallScript サイズ 単 位 定 数 の 適 切 な 表 示 文 字 列 を 返 します。<br />

文 字 列 から 先 頭 と 行 末 の 空 白 およびタブを 削 除 する、 新 しい StrTrim 関 数<br />

StrTrim という 名 前 の 新 しい InstallScript 関 数 が 追 加 されました。 StrTrim 関 数 は、 文 字 列 から 先 頭 と 行 末 の 空 白 およびタブを<br />

削 除 します。<br />

既 存 の SdLicense* ダイアログ 関 数 に 優 先 する 新 しい SdLicense* ダイアログ 関 数<br />

新 しい 2 つの InstallScript ダイアログ 関 数 (SdLicenseEx と SdLicense2Ex) が 追 加 されました。 どちらの 関 数 も、 複 数 行 編<br />

集 フィールドに 使 用 許 諾 契 約 書 が 記 載 されたダイアログを 表 示 します。 使 用 許 諾 契 約 書 は、テキスト ファイル (.txt) またはリッ<br />

チ テキスト ファイル (.rtf) で 保 存 できます。<br />

リリース ノート 15


• SdLicenseEx は、 質 問 をスタティック フィールドに 表 示 するダイアログを 表 示 します。 エンド ユーザーは、[はい] または<br />

[いいえ] ボタンをクリックして 質 問 に 答 えます。 SdLicenseEx は SdLicense と SdLicenseRtf よりも 優 先 します。<br />

• SdLicense2Ex は、2 つのラジオボタンを 持 つダイアログを 表 示 します ( 使 用 許 諾 契 約 書 の 条 件 に 同 意 するためのボタンと、<br />

同 意 しないためのボタン)。 エンド ユーザーが 使 用 許 諾 契 約 書 の 条 件 に 同 意 するための 適 切 なボタンをクリックすると、[ 次<br />

へ] ボタンが 有 効 になります。 SdLicense2Ex は SdLicense2 と SdLicense2Rtf よりも 優 先 します。<br />

キーと 値 のペア 一 覧 を 検 索 するための、 新 しい ListFindKeyValueString 関 数<br />

ListFindKeyValueString という 名 前 の 新 しい InstallScript 関 数 が 追 加 されました。 ListFindKeyValueString 関 数 は、 指 定 さ<br />

れた 値 の 文 字 列 または 数 値 リストを 検 索 します。 最 初 のリストで 見 つかった 文 字 列 の 位 置 に 対 応 する 追 加 リストから 値 が 返 されま<br />

す。 これによって、キーと 値 のペア 一 覧 で 特 定 のキーを 検 索 して、 対 応 する 値 を 取 得 できます。<br />

新 しい InstallScript コードの 例<br />

<strong>InstallShield</strong> ドキュメントには、 次 の InstallScript 機 能 のためのサンプル コードが 含 まれています:<br />

• AdminAskPath<br />

• CharReplace<br />

• FormatMessage<br />

• LogReadCustomNumber<br />

• LogReadCustomString<br />

• LogWriteCustomNumber<br />

• LogWriteCustomString<br />

このコードを <strong>InstallShield</strong> ドキュメントからコピーして、InstallScript コードに 貼 り 付 け、 必 要 に 応 じてカスタマイズできます。<br />

<strong>InstallShield</strong> キャビネット ファイル ビューアの 拡 張 機 能<br />

キャビネット ファイル ビューアでは、InstallScript プロジェクト 用 の .cab ファイルについての 追 加 情 報 が 提 供 されています。<br />

• <strong>InstallShield</strong> でビルドされた 機 能 について、ビューアは "パスワード 保 護 "、" 前 を 分 割 "、" 後 を 分 割 "、" 分 割 なし"、および<br />

" 前 を 分 割 しない" フィールドとイメージ インデックスを 表 示 します。<br />

• InstallScript インストールに 含 まれる InstallScript オブジェクトについて、ビューアは 新 しい "オブジェクト バージョン"<br />

フィールドを 表 示 します。<br />

• コンポーネントについて、ビューアは 新 しい " 暗 号 化 "、"データ ファイル"、および ".NET アセンブリ" フィールドを 表 示 し<br />

ます。<br />

• メディアについて、ビューアは 新 しい " 実 行 可 能 ファイル" フィールドを 表 示 します。<br />

プロジェクトのアップグレードに 関 するアラート<br />

以 下 は、<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 のバージョンで 作 成 されたプロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードする 際 に 発 生<br />

する 可 能 性 がある 問 題 についての 情 報 です。また、 新 しい <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> プロジェクトと <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 のバー<br />

ジョンから <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードされたプロジェクト 間 の 潜 在 的 な 動 作 の 違 いについてもアラートします。 最 新<br />

情 報 はナレッジベース 記 事 Q200330 を 参 照 してください。<br />

<strong>InstallShield</strong> の 以 前 のバージョンで 作 成 されたプロジェクトのアップグレードに 関 する 一 般 情 報<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> を 使 って 以 前 のバージョンで 作 成 されたプロジェクトを 開 くと、プロジェクトを 新 しいバージョンに 変 換 する<br />

かどうかを 質 問 するメッセージ ボックスが 表 示 されます。 [ 変 換 する] を 選 択 すると、 変 換 が 行 われる 前 に、 例 えば 0.768 とい<br />

うファイル 拡 張 子 が 付 加 されたプロジェクトのバックアップ コピーが 作 成 されます。 以 前 のバージョンの <strong>InstallShield</strong> でこの<br />

リリース ノート 16


プロジェクトを 再 度 開 く 場 合 、 元 のプロジェクトのファイル 名 から 0.768 を 取 り 除 いてください。 <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> プロジェ<br />

クトを 以 前 のバージョンの <strong>InstallShield</strong> で 開 くことはできないので 注 意 してください。<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 、<strong>InstallShield</strong> 12 以 前 、<strong>InstallShield</strong> DevStudio、<strong>InstallShield</strong> Professional 7 以 前 、および<br />

<strong>InstallShield</strong> Developer 8 以 前 のバージョンの <strong>InstallShield</strong> で 作 成 された 既 存 プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップ<br />

グレードできます。 <strong>InstallShield</strong> MultiPlatform または <strong>InstallShield</strong> Universal で 作 成 されたプロジェクトは <strong>InstallShield</strong><br />

2009 にアップグレードすることはできませんので、ご 注 意 ください。<br />

<strong>InstallShield</strong> の 複 数 エディションをインストールする<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> の Premier、Professional、または Express は、 同 時 に 同 じシステム 上 に 1 つのエディションのみをイン<br />

ストールできます。 以 前 は、<strong>InstallShield</strong> バージョンの Premier または Professional Edition がインストールされた 同 じシス<br />

テム 上 に Express Edition をインストールすることが 可 能 でした。<br />

<strong>InstallShield</strong> を 実 行 できるサポート 対 象 オペレーティング システムのリストにおける 変 更<br />

今 回 より、<strong>InstallShield</strong> (オーサリング 環 境 ) を 実 行 するシステムの 最 小 オペレーティング システム 要 件 は、 Windows XP また<br />

は Windows Server 2003 です。 以 前 、 最 小 オペレーティング システム 要 件 は Windows 2000 XP3 でした。<br />

Setup.exe が Windows 9x、Windows NT4、または Windows システムで 実 行 不 可 能 となりました<br />

<strong>InstallShield</strong> で 作 成 された Setup.exe インストールは、Windows 9x、Windows NT4、または Windows Me 上 で 実 行 不 可 能<br />

となります。エンド ユーザーが Setup.exe を Windows 9x または Windows Me システム 上 で 実 行 しようとすると、Windows<br />

がメッセージ ボックスを 表 示 して、「FullSetup.exePathAndFileName ファイルには、Windows の 新 しいバージョンが 必 要 で<br />

す。Windows のバージョンをアップグレードしてください。」というエラーを 通 知 します。 Windows NT4 システム 上 では、<br />

Windows はメッセージボックスを 表 示 して、「FullSetup.exePathAndFileName は 有 効 な Windows NT アプリケーションで<br />

はありません。」とエラーを 通 知 します。<br />

<strong>InstallShield</strong> では、ターゲット オペレーティング システムを 選 択 できる 領 域 で、これらのレガシー オペレーティング システム<br />

をリストしません。 たとえば、 基 本 の MSI プロジェクトおよび InstallScript MSI プロジェクトのプロジェクト アシスタントに<br />

ある [インストール 要 件 ] タブで、これらのオペレーティング システムはリストされません。 InstallScript プロジェクトでは、<br />

[プロジェクトの 設 定 ] ダイアログ ボックスの [プラットフォーム] タブでこれらのオペレーティング システムはリストされませ<br />

ん。<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 で 作 成 された InstallScript プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードしたときに、 以 前 の<br />

プロジェクトのオペレーティング システムの 設 定 にこれらのレガシー オペレーティング システムのみへの 参 照 が 含 まれていた 場<br />

合 、<strong>InstallShield</strong> によってレガシー オペレーティング システムが、すべてのサポート 対 象 プラットフォームをターゲットにする<br />

オプションで 置 換 されます。<br />

Windows Installer 1.x 再 配 布 可 能 ファイルが 使 用 できなくなりました<br />

Windows Installer 1.x 再 配 布 可 能 ファイルは、サポートされていない Windows のレガシー バージョンのみをターゲットとす<br />

るため、 今 後 <strong>InstallShield</strong> では 使 用 できなくなりました。 以 前 は、[リリース] ビューまたはリリース ウィザードを 使 って、プ<br />

ロジェクトに Windows Installer 1.x 再 配 布 可 能 ファイルを 追 加 することが 可 能 でした。<br />

Windows Installer 用 の InstallScript オブジェクトが 使 用 できなくなりました<br />

<strong>InstallShield</strong> では、 今 回 より、Windows Installer 用 の InstallScript オブジェクトが 提 供 されていません。 InstallScript イン<br />

ストール 中 に Windows Installer エンジンをインストールするには、[ 前 提 条 件 ] ビューを 使 って、プロジェクトに 1 つまたは 複<br />

数 の Windows Installer 用 <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 を 追 加 してください。<br />

VBScript ランタイム ファイルの 再 配 布 可 能 ファイルが 使 用 できなくなりました<br />

<strong>InstallShield</strong> では、 今 回 より、VBScript ランタイム ファイル 用 の <strong>InstallShield</strong> オブジェクトが 提 供 されていません。 この 再<br />

配 布 可 能 ファイルは、 今 ではサポートされていない Windows の 古 いバージョンをターゲットとします。<br />

InstallScript ダイアログ ソース コードの 変 更<br />

リリース ノート 17


ビルトイン InstallScript ダイアログ 用 の InstallScript コードは、 個 別 の InstallScript スクリプト ファイル (.rul) から 単 一 の<br />

ISRTScriptDialogs.rul ファイルに 移 動 しました。 また、InstallScript ビューのイベント クラス ドロップダウン リストに、 新<br />

しい Dialog Source オプションが 追 加 されました。 このオプションを 選 択 すると、イベントハンドラ ドロップダウン リストに<br />

は、すべての InstallScript ダイアログがリストされます。 このリストから 任 意 のダイアログを 選 択 して、そのコードをカスタマ<br />

イズできます。<br />

<strong>InstallShield</strong> は、 下 位 互 換 性 をサポートします。ダイアログ ソース コードを <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 のプロジェクトにインポ<br />

ートしてから、プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードしたとき、そのダイアログ コードを 引 き 続 き 使 用 できます。<br />

ただし、イベント ハンドラ ドロップダウン リストでダイアログを 選 択 すると 使 用 可 能 となるダイアログ ソースを 使 う 場 合 、 先 に<br />

アップグレード 済 みプロジェクトにいくつかの 変 更 を 行 わなくてはなりません。 そうしないと、コンパイル エラーが 発 生 する 可<br />

能 性 があります。 ダイアログ コードを 使 用 するには、[ビルド] メニューから [ 設 定 ] を 選 択 します。 [コンパイル/リンク] タブ<br />

にある [プリプロセッサ 定 義 ] ボックスに 次 を 入 力 します:<br />

_ISSCRIPT_NEW_STYLE_DLG_DEFS<br />

この 定 義 を 追 加 すると、それ 以 前 に <strong>InstallShield</strong> の 以 前 のバージョンでプロジェクトにダイアログがインポートされている 場 合 、<br />

これらのインポートされた .rul ファイル 内 のコードがコンパイル エラーを 引 き 起 こす 場 合 があります。 これらのエラーは 解 決 す<br />

る 必 要 があります。<br />

_ISSCRIPT_NEW_STYLE_DLG_DEFS が 定 義 されていない 場 合 、InstallScript ビューのイベント クラス ドロップダウン リス<br />

トで Dialog Source オプションを 選 択 すると、 警 告 メッセージが 表 示 されます。<br />

_ISSCRIPT_NEW_STYLE_DLG_DEFS 定 義 は、<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> で 作 成 されたすべての 新 規 プロジェクトに 自 動 的 に 追 加 さ<br />

れます。<br />

この 機 能 は、InstallScript 、InstallScript MSI、および InstallScript オブジェクト プロジェクト タイプに 適 用 します。<br />

Windows API プロトタイプに 関 する InstallScript の 変 更<br />

サービス 関 連 の Windows API プロトタイプ (CreateServiceA、StartServiceA、および ControlService など) が、すべての<br />

InstallScript、InstallScript MSI、および InstallScript オブジェクト プロジェクトにおいて ISRTWindows.h でプロトタイプ<br />

化 されました。 また、これらは InstallScript カスタム アクションを 含 む 基 本 の MSI プロジェクトとマージ モジュール プロジ<br />

ェクトでも、ISRTWindows.h でプロトタイプ 化 されました。<br />

これらの Windows API に <strong>InstallShield</strong> 用 に 今 回 よりプロトタイプ 化 された 定 義 ではなく、 独 自 の 定 義 を 使 用 する 場 合 、プリプ<br />

ロセッサ 定 義 のリストに ISINCLUDE_NO_SERVICEAPI を 追 加 します。これには、[ビルド] メニューから [ 設 定 ] を 選 択 します。<br />

[コンパイル/リンク] タブにある [プリプロセッサ 定 義 ] ボックスに ISINCLUDE_NO_SERVICEAPI と 入 力 します。 そうしない<br />

と、コンパイル エラーが 発 生 する 可 能 性 があります。<br />

定 数 ISINCLUDE_NO_WINAPI_H は、 今 回 より Windows 定 数 または Windows 構 造 定 義 ではなく、Windows API プロトタ<br />

イプのみを 抑 制 します。<br />

パッチの 作 成 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> は 今 回 より、パッチの 作 成 時 に Windows Installer 4.5 テクノロジを 使 用 します。 この 変 更 は、 情 報 提 供 を 目 的<br />

として 報 告 されています。<br />

基 本 の MSI プロジェクトおよび InstallScript MSI プロジェクトで、 新 しく 追 加 された IIS サポート 用 のカス<br />

タム アクションとデータベース テーブル<br />

<strong>InstallShield</strong> の 基 本 の MSI または InstallScript MSI プロジェクトで [IIS 構 成 ] ビューを 使 って IIS サポートを 追 加 した 場 合 、<br />

IIS 機 能 をサポートするためのいくつかの DLL カスタム アクションがプロジェクトに 自 動 的 に 追 加 されます。 <strong>InstallShield</strong><br />

<strong>2010</strong> では、これらのカスタム アクションが 強 化 され、アプリケーションを Web サイトに 追 加 できるようになりました。 また、<br />

これらのアクションの 名 前 は、 標 準 の 命 名 規 則 に 従 って 変 更 されています:<br />

• ISIISCosting — caExtractIISSuppFiles アクションに 代 わるカスタム アクション<br />

• ISIISRollback — caRlbackVRoots アクションに 代 わるカスタム アクション<br />

リリース ノート 18


• ISIISUninstall — caRemoveVRoots アクションに 代 わるカスタム アクション<br />

• ISIISInstall — caCreateVRoots アクションに 代 わるカスタム アクション<br />

• ISIISCleanup — caIISCleanup アクションに 代 わるカスタム アクション<br />

各 DLL カスタム アクションのエントリ ポイントは、 対 応 するカスタム アクションの 名 前 と 一 致 するように 名 前 が 変 更 されてい<br />

ます。<br />

IIS 機 能 には、 管 理 者 権 限 が 必 要 です。 そのため、これらの 各 DLL カスタム アクションは Privileged プロパティの 値 をチェッ<br />

クします。 値 は 1 でなくてはならず、それ 以 外 の 場 合 は、 実 行 時 にエラーが 表 示 されます。 <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 では、 各<br />

IIS カスタム アクションは Privileged = 1 条 件 を 含 んでいました。 <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> では、カスタム アクションが<br />

Privileged プロパティ 値 をチェックするため、IIS Web サイトまたはその 他 の IIS データをプロジェクトに 追 加 するときに、こ<br />

の 条 件 は 設 定 されません。<br />

IIS サポートを 含 む 基 本 の MSI プロジェクトまたは InstallScript MSI プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 のバージョンか<br />

ら <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードすると、 自 動 的 にカスタム アクションが 正 しく 更 新 され、 名 前 が 変 更 されます。 さら<br />

に、 古 いカスタム アクションの 条 件 がデフォルト 条 件 から 変 更 されていない 場 合 、Privileged = 1 条 件 も 削 除 されます。 条 件 が<br />

変 更 されている 場 合 、<strong>InstallShield</strong> は 既 存 の 条 件 をそのまま 残 します。 必 要 に 応 じて、 任 意 の 条 件 を 手 動 で 変 更 することができ<br />

ます。<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> では、すべての IIS データは ISIISItem および ISIISProperty テーブルに 格 納 されます。 <strong>InstallShield</strong><br />

2009 以 前 では、IIS データは ISIISAppPool、ISIISCommon、ISIISMetaData、ISIISWebServiceExtension、ISVRoot、<br />

ISVRootAppMaps、および ISWebSite に 格 納 されました。 IIS サポートを 含 む 基 本 の MSI プロジェクトまたは InstallScript<br />

MSI プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 のバージョンから <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードすると、IIS データが 自<br />

動 的 に 新 しいテーブルに 移 動 し、また 古 いテーブルはプロジェクトから 削 除 されます。<br />

[ 再 配 布 可 能 ファイル] ビューの 変 更<br />

[ 再 配 布 可 能 ファイル] ビューには、 強 力 な 検 索 機 能 と 組 織 化 機 能 を 提 供 する 新 しいツールバーとグループ ボックス 領 域 が 追 加 さ<br />

れました。 このビューの 新 しい [ 詳 細 の 表 示 ] ボタンを 使 って、 選 択 した 再 配 布 可 能 ファイルについての 詳 細 ペインの 表 示 / 非 表 示<br />

を 切 り 替 えることができます。 詳 細 ペインで、 再 配 布 可 能 ファイルがインストールするファイルなどの 情 報 を 確 認 することができ<br />

ます。 [ 詳 細 の 表 示 ] ボタンは、 以 前 、このビューの 右 上 にあった [ 詳 細 の 表 示 ] および [ 詳 細 の 非 表 示 ] リンクの 代 わりとなりま<br />

す。<br />

新 しいグループ ボックス 領 域 は、[ 再 配 布 可 能 ファイル] ビューの 新 しいツールバーの 下 にあります。 列 ヘッダーを、このグルー<br />

プ ボックス 領 域 にドラッグ アンド ドロップして、 再 配 布 可 能 ファイルのリストを 階 層 形 式 で 表 示 することができます。 すべての<br />

再 配 布 可 能 ファイルを、チェック ボックスが 選 択 されているアイテムと 選 択 されていないアイテムごとに 2 つのグループに 分 け<br />

て 表 示 するには、チェック ボックス 列 をグループ ボックス 領 域 にドラッグします。 これで、プロジェクトに 含 まれているすべて<br />

の 再 配 布 可 能 ファイルを 認 識 しやすくなります。 これは、 以 前 、 任 意 の 再 配 布 可 能 ファイルを 右 クリックしてから [ 選 択 したアイ<br />

テムのみを 表 示 ] をクリックしたときの 動 作 と 似 ています。 [ 再 配 布 可 能 ファイル] ビューで [ 選 択 したアイテムのみを 表 示 ] コマ<br />

ンドは、 今 後 使 用 できません。<br />

連 鎖 .msi パッケージの UI レベルをメインの .msi パッケージの UI レベルに 限 定 する 機 能<br />

連 鎖 .msi パッケージの UI レベルは、 今 回 より、 親 パッケージの 現 在 の UI レベル 以 内 に 制 限 されました。 たとえば、[リリー<br />

ス] ビューを 使 ってプロジェクトに 連 鎖 .msi パッケージを 追 加 して、その "UI レベル" 設 定 に 完 全 UI (/qf) を 選 択 するが、メ<br />

イン インストールがサイレント (/qn) で 起 動 される 場 合 、 連 鎖 .msi パッケージはサイレントで 起 動 します。 以 前 、 連 鎖 パッケ<br />

ージはメイン インストールの [リリース] ビューでオーサされた UI レベルと 同 じレベルを 表 示 しました。この 動 作 を 復 元 するに<br />

は、ISChainExceedUILevel プロパティを 1 と 等 しく 設 定 します。<br />

XML ファイルの 変 更 におけるエンコードと 関 連 する 相 違 点<br />

[XML ファイルの 変 更 ] ビューを 使 ってターゲット マシンに 既 存 するファイルまたはインストールの 一 部 としてインストールされ<br />

るファイルの 変 更 を 構 成 する 場 合 、インストールは、その XML ファイルで 指 定 されているエンコードを 使 用 するようになりまし<br />

リリース ノート 19


た。 以 前 は、[XML ファイルの 変 更 ] ビューで 指 定 されたエンコードが 使 用 されました。 これは、InstallScript <strong>2010</strong> で 作 成 され<br />

た 新 しいプロジェクト、および <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 からアップグレードされたプロジェクトに 適 用 します。<br />

また、ターゲット ファイルに 存 在 しない 要 素 の [この 要 素 が 存 在 しない 場 合 、 常 に 作 成 する] チェック ボックスがクリアされてい<br />

る 場 合 、 今 回 より、その 子 要 素 は 作 成 されません。 従 って、たとえば //A/B/C という XML ファイルで、システム B が 存 在 しな<br />

い、または 作 成 されるように 設 定 されていない 場 合 、C がターゲット システムで 作 成 されることはありません。<br />

InstallScript インストールのアンインストール キーにおけるメジャーおよびマイナー バージョンのレジストリ<br />

エントリの 変 更<br />

InstallScript インストールは、アンインストール キーに VersionMajor および VersionMinor レジストリ 値 を 作 成 します。これ<br />

らの 値 の 名 前 は、 今 回 より、 基 本 の MSI および InstallScript MSI インストール 中 に 作 成 されるエントリの 名 前 に 一 致 します。<br />

これは、InstallScript <strong>2010</strong> で 作 成 された 新 しいインストール、および <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 からアップグレードされたイン<br />

ストールに 適 用 します。 以 前 、<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 では、InstallScript インストールが 作 成 する 値 の 名 前 は MajorVersion<br />

および MinorVersion でしたが、 今 後 は 作 成 しません。<br />

新 しいレジストリ 値 を 使 用 するため、 次 の InstallScript 定 数 の 値 が 変 更 されました:<br />

• REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MAJORVERSION は、 今 回 より、MajorVersion ではなく VersionMajor です。<br />

• REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MINORVERSION は、 今 回 より、MinorVersion ではなく VersionMinor です。<br />

MaintenanceStart 関 数 が 呼 び 出 されると、レジストリに 更 新 された 値 名 が 作 成 されます。 デフォルトで、 古 い 値 名 が 存 在 する<br />

とき、それが 削 除 されます。 ターゲット システムから 古 い 値 名 を 削 除 したくない 場 合 、<br />

REGDB_OPTION_NO_DELETE_OLD_MAJMIN_VERSION という 名 前 の 新 しい REGDB_OPTIONS オプションを 使 用 します。<br />

RegDBGetItem 関 数 と 共 に REGDB_UNINSTALL_MAJOR_VERSION または REGDB_UNINSTALL_MINOR_VERSION を 使<br />

用 すると、RegDBGetItem は、まず 新 しい 値 をチェックします。 新 しい 値 が 検 出 されると、 関 数 は 新 しい 値 から 値 データを 返 し<br />

ます。 新 しい 値 が 検 出 されなかった 場 合 、 関 数 は 自 動 的 に 古 い 値 をチェックします。 古 い 値 が 検 出 されると、 関 数 は 古 い 値 から 値<br />

データを 返 します。<br />

下 位 互 換 性 を 目 的 として、 次 の 新 しい 定 数 が 提 供 されています:<br />

• REGDB_UNINSTALL_MAJOR_VERSION_OLD<br />

• REGDB_UNINSTALL_MINOR_VERSION_OLD<br />

これらの 定 数 を RegDBGetItem、RegDBSetItem、および RegDBDeleteItem 関 数 と 共 に 指 定 して、 古 い 値 を 取 得 、 設 定 、お<br />

よび 削 除 できます。<br />

次 の 新 しい 文 字 列 定 数 も 使 用 できます:<br />

• REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MAJORVERSION_OLD は、MajorVersion として 定 義 されています。<br />

• REGDB_VALUENAME_UNINSTALL_MINORVERSION_OLD は、MinorVersion として 定 義 されています。<br />

編 集 可 能 なダイアログの 一 覧 からの SdShowMsg ダイアログの 削 除<br />

ダイアログ エディタは 現 在 、SdShowMsg などのタイトル バーを 含 まないダイアログをサポートしません。SdShowMsg ダイア<br />

ログをカスタマイズすると、ダイアログが 破 損 する 可 能 性 があります。 このダイアログは 今 後 、 編 集 可 能 なダイアログとして [ダ<br />

イアログ] ビューには 表 示 されません。 このダイアログをカスタマイズするには、ダイアログ エディタではなく、SdShowMsg<br />

呼 び 出 しを 使 います。<br />

オートメーション インターフェイスの 変 更<br />

<strong>InstallShield</strong> または Standalone Build のオートメーション インターフェイスまたは Standalone Build を 使 用 する 場 合 、 既 存<br />

のコードを 更 新 して、 新 しい ProgID (IswiAuto16.ISWiProject) を 反 映 させてください。 Standalone Automation Interface<br />

は、<strong>InstallShield</strong> と 同 じ ISWiAutomation16.dll ファイルを 使 用 しますが、インストールされる 場 所 が 異 なります。<br />

リリース ノート 20


Standalone Build を <strong>InstallShield</strong> と 同 じマシンにインストールする 場 合 、 最 後 に 登 録 された ISWiAutomation16.dll ファイル<br />

が 使 用 されますので 注 意 してください。<br />

OSFilter の eosAll 定 数 の 値 (オートメーション インターフェイスの ISWiComponent および ISWiRelease のメンバ) が 変 更<br />

されました。 新 しい 値 は 64028880 です。 以 前 は、5308624 でした。この 定 数 の 値 を 使 用 して、オートメーション インターフ<br />

ェイスを 通 してコンポーネントまたはリリースのオペレーティング システム 一 覧 を 構 成 する 場 合 、スクリプトを 新 しい 値 にアップ<br />

デートしなくてはなりません。<br />

InstallScript ランタイム スクリプト、ライブラリ、および ヘッダー ファイルの 場 所 変 更<br />

<strong>InstallShield</strong> と 共 にインストールされる InstallScript ランタイム ライブラリ ファイルは、 複 数 の 個 別 のサブディレクトリでは<br />

なく、1 ヶ 所 にまとめられました。 スクリプト、ライブラリ、およびヘッダー ファイルは、 今 回 より <strong>InstallShield</strong> Program<br />

Files Folder\Script\Isrt ディレクトリ 内 の Src、Lib および Include フォルダにインストールされます。<br />

ファイルが 前 述 の 場 所 に 統 合 されたのに 伴 い、 次 のフォルダは 今 後 インストールされません:<br />

<strong>InstallShield</strong> Program Files Folder\Script\IISRuntime<br />

<strong>InstallShield</strong> Program Files Folder\Script\SQLRuntime<br />

<strong>InstallShield</strong> Program Files Folder\Script\XMLRuntime<br />

ファイル 名 の 競 合 を 避 けるため、<strong>InstallShield</strong> Program Files Folder\Script\Isrt\Include ディレクトリの Assert.h ファイル<br />

は、ISAssert.h に 変 更 されています。<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> で 新 しいプロジェクトを 作 成 すると、 新 しいファイルの 場 所 が 使 用 されます。 <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 から<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にプロジェクトをアップグレードすると、 新 しい 場 所 を 使 ってプロジェクトが 更 新 されます。<br />

リンク ライブラリとその 場 所 の 指 定 方 法 に 関 する 変 更 点<br />

[ 設 定 ] ダイアログ ボックスにある [コンパイル/リンク] タブに 新 しく 追 加 された [ 追 加 ライブラリ パス] ボックスを 使 って、<br />

InstallScript コンパイラが 標 準 の <strong>InstallShield</strong> の 場 所 には 存 在 しない InstallScript ライブラリ (.obl ファイル) を 検 索 する 場<br />

所 を 指 定 できます。 InstallScript と InstallScript オブジェクト プロジェクトでの 標 準 の 場 所 は 次 のとおりです:<br />

• \Script\Ifx\Lib<br />

• \Script\Isrt\Lib<br />

基 本 の MSI および InstallScript MSI プロジェクトでの 標 準 の 場 所 は 次 のとおりです:<br />

• \Script\Iswi\Lib<br />

• \Script\Isrt\Lib<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> で 新 しいプロジェクトを 作 成 すると、[コンパイル/リンク] タブの [ライブラリ (.obl)] ボックスに Isrt.obl<br />

などの 標 準 <strong>InstallShield</strong> スクリプト ライブラリが 自 動 的 に 一 覧 表 示 されます。 ただし、このボックスでフル パスは 表 示 されな<br />

くなりました。 独 自 のカスタム ライブラリを 追 加 するには、[ライブラリ (.obl)] ボックスでライブラリ ファイル 名 を、また [ 追<br />

加 ライブラリ パス] ボックスにパスを 指 定 します。 [ライブラリ (.obl)] ボックスでフル パスとファイル 名 を 指 定 する 必 要 はあり<br />

ません。<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 で 作 成 したプロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードすると、[ライブラリ (.obl)] ボック<br />

スにリストされている 標 準 スクリプト ライブラリのパスが 自 動 的 に 削 除 されます。<br />

ISOSVERSIONINFO の InstallScript 構 造 定 義 の 削 除<br />

ISOSVERSIONINFO 構 造 の 定 義 と、それに 対 応 する 使 用 されていない、この 構 造 のグローバル インスタンスが 削 除 されました。<br />

代 りに、OSVERSIONINFO 構 造 が 使 用 できます。 この 定 義 の 削 除 による 機 能 の 変 更 はありませんが、ISOSVERSIONINFO 構 造<br />

定 義 またはグローバル 構 造 インスタンスを 使 用 すると、コンパイラ エラーが 発 生 します。<br />

コンパイラ エラーを 回 避 するには、 以 下 のどちらかを 行 います:<br />

リリース ノート 21


• スクリプトを 対 応 する OSVERSIONINFO 構 造 を 使 って 更 新 し、 必 要 な 場 合 は、この 構 造 のローカル インスタンスを 宣 言 し<br />

ます。 スクリプトを 適 切 な 構 造 メンバ 名 で 更 新 します。 (OSVERSIONINFO メンバ 名 は、ISOSVERSIONINFO メンバ 名<br />

とは 異 なりますので、ご 注 意 ください。) OSVERSIONINFO の 定 義 は 以 下 のとおりです:<br />

typedef OSVERSIONINFO<br />

begin<br />

NUMBER nOSVersionInfoSize;<br />

NUMBER nMajorVersion;<br />

NUMBER nMinorVersion;<br />

NUMBER nBuildNumber;<br />

NUMBER nPlatformId;<br />

STRING szCSDVersion[128];<br />

end;<br />

• 以 下 のように、 構 造 と 構 造 インスタンスをローカルで 宣 言 します:<br />

// オペレーティング システムのバージョン 情 報 を 含 むデータ 構 造 。<br />

// ISCompareServicePack が 使 用 します。<br />

typedef ISOSVERSIONINFO // 構 造 の 定 義<br />

begin<br />

LONG ISIOSVersionInfoSize; // このデータ 構 造 のバイト サイズ<br />

LONG ISIMajorVersion;<br />

// OS のメジャー バージョン 番 号<br />

LONG ISIMinorVersion;<br />

// OS のマイナー バージョン 番 号<br />

LONG ISIBuildNumber;<br />

// OS のビルド 番 号<br />

LONG ISIPlatformId;<br />

// OS プラットフォーム<br />

STRING szISCSDVersion [128]; // OS に 関 する 追 加 情 報<br />

end;<br />

// OS バージョン 情 報 データ 構 造 の 変 数<br />

// ISCompareServicePack が 使 用 します。<br />

ISOSVERSIONINFO ISVersion;<br />

// OS バージョン 情 報 変 数 をポイントするポインタ<br />

// ISCompareServicePack が 使 用 します。<br />

ISOSVERSIONINFO POINTER pISVersion;<br />

InstallScript プロジェクトにおける Setup.ini の 旧 形 式 キーの 書 き 込 みについて<br />

InstallScript プロジェクトで、 旧 形 式 のキー (Resource、EngineVersion、および EngineBinding) が Setup.ini ファイルに 書<br />

き 込 まれることがなくなりました。<br />

ファイル、フォルダ、およびレジストリ キーのアクセス 許 可 を 保 護 するためのサポート 変 更 点<br />

[ 一 般 情 報 ] ビューに 追 加 された "ロックダウンの 設 定 方 法 " 設 定 を 使 って、プロジェクトに 含 まれるファイル、フォルダ、および<br />

レジストリ キーに 設 定 する 新 しいアクセス 許 可 について、 新 しいカスタム <strong>InstallShield</strong> 処 理 または 従 来 型 の Windows<br />

Installer 処 理 のどちらを 使 用 するかを 指 定 できます。 新 しい [カスタム <strong>InstallShield</strong> 処 理 ] オプションには、[ 従 来 型 の<br />

Windows Installer 処 理 ] オプションよりも 多 くの 利 点 があります。<br />

すべての 新 しいプロジェクトにおける、この 設 定 のデフォルト 値 は [カスタム <strong>InstallShield</strong> 処 理 ] オプションです。 プロジェク<br />

トを <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 から <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 場 合 、この 設 定 のデフォルト 値 は [ 従 来 型 の<br />

Windows Installer 処 理 ] オプションです。<br />

この 新 しい 設 定 は、 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI、マージ モジュール、MSI データベース、MSM データベー<br />

ス、およびトランスフォーム プロジェクト タイプで 利 用 できます。<br />

リリース ノート 22


Beta Windows Installer 5 のユーザーごとインストール サポートにおける ReadyToInstall ダイアログの<br />

変 更<br />

[ 一 般 情 報 ] ビューには、"[ユーザーごと] オプションの 表 示 " 設 定 があります。 この 設 定 を 使 って、 特 定 の 状 況 下 において<br />

ReadyToInstall ダイアログにエンド ユーザーが 製 品 をインストールする 方 法 ( 現 在 のユーザーまたはすべてのユーザー) を 指 定<br />

できるボタンを 含 めるかどうかを 指 定 できます。 [ユーザーごと] ボタンは、Windows Installer プロパティ<br />

MSIINSTALLPERUSER を 1 に 等 しく 設 定 して、パッケージを 現 在 のユーザーにインストールすることを 示 します。<br />

MSIINSTALLPERUSER プロパティは Windows Installer 5 で 使 用 できます。<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> で 新 しい 基 本 の MSI プロジェクトを 作 成 すると、ReadyToInstall ダイアログはユーザーごとおよびマシン<br />

ごとボタンのサポートを 含 みます。これらのボタンは、 適 切 な 場 合 、 実 行 時 に 表 示 または 非 表 示 されます。 基 本 の MSI プロジェ<br />

クトを <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 から <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 場 合 、このサポートは ReadyToInstall ダイア<br />

ログに 自 動 的 には 追 加 されません。 必 要 な 場 合 、これらのボタンと 関 連 条 件 を ReadyToInstall ダイアログに 手 動 で 追 加 するこ<br />

とができます。 新 規 <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> プロジェクトで ReadyToInstall ダイアログを 使 用 することがガイドラインとされてい<br />

ます。<br />

SecureCustomProperties に 追 加 された 機 能 のインストール 先 のパブリック ディレクトリ プロパティ<br />

機 能 の "インストール 先 " 設 定 に 場 所 を 指 定 するとき、その 場 所 にパブリック ディレクトリ プロパティが 含 まれる 場 合 、 今 回 より、<br />

<strong>InstallShield</strong> はそのプロパティを SecureCustomProperties プロパティに 追 加 して、エンド ユーザーが 製 品 のアドバタイズ 後<br />

にインストール 先 を 変 更 できるようにします。 これは、<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> で 作 成 された 新 規 プロジェクトに 適 用 します。この<br />

変 更 はまた、プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 から <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 場 合 にすべての 機 能 のイ<br />

ンストール 先 に 追 加 されます。<br />

この 変 更 は、 基 本 の MSI および InstallScript MSI プロジェクト タイプに 適 用 します。<br />

InstallWelcome ダイアログと ResolveSource アクションにおける 条 件 の 変 更<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> を 使 って 新 規 に 作 成 される 基 本 の MSI プロジェクトでは、InstallWelcome ダイアログと ResolveSource<br />

アクションの 条 件 が "Not Installed" に 変 更 されました。この 条 件 の 変 更 によって、InstallWelcome ダイアログと<br />

ResolveSource アクションをパッチを 含 む 初 回 インストールで 使 用 できます。 基 本 の MSI プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> 2009<br />

以 前 から <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 場 合 、この 条 件 は 自 動 的 には 変 更 されません。 パッチを 含 む 初 回 インストー<br />

ルでダイアログとアクションを 使 用 する 場 合 、この 条 件 をアップグレードされたプロジェクトで "Not Installed" に 変 更 できます。<br />

SdLicenseRtf と SdLicense2Rtf.rtf 関 数 の .rtf ファイルサイズの 制 限 についての 強 化<br />

InstallScript ダイアログ 関 数 SdLicenseRtf と SdLicense2Rtf で 使 用 される .rtf ファイルのサイズ 制 限 は、64 KB に 代 って<br />

16 MB となりました。 以 前 、ファイル サイズが 64 KB を 超 えると、 実 行 時 に EULA テキストの 一 部 がライセンス ダイアログ<br />

に 表 示 されませんでした。<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 でスクリプトの SdLicenseRtf または SdLicense2Rtf 関 数 をオーバーライドしたあと、そのプロジェク<br />

トを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 場 合 、SendMessage 呼 び 出 しを DLG_INIT の EM_EXLIMITTEXT メッセージ<br />

で 更 新 して、サイズ 制 限 を 手 動 で 変 更 する 必 要 があります。 SendMessage 呼 び 出 しの iParam パラメータ (4 番 目 のパラメー<br />

タ) を 変 更 します。 SendMessage 呼 び 出 しを 次 のように 変 更 します:<br />

SendMessage( hEdit, EM_EXLIMITTEXT, 0, 0xffffff );<br />

以 前 、このコードには 次 が 含 まれていました:<br />

SendMessage( hEdit, EM_EXLIMITTEXT, 0, 0 );<br />

InstallScript MSI インストールからの OnResolveSource イベント ハンドラの 削 除<br />

InstallScript イベント ハンドラ OnResolveSource が、InstallScript MSI プロジェクトから 削 除 されました。 今 回 より、<br />

Windows Installer がソース 解 決 をすべて 処 理 します。 <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 で InstallScript MSI プロジェクトに<br />

OnResolveSource イベントを 追 加 して、そのプロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 場 合 、そのイベントは<br />

呼 び 出 されません。<br />

リリース ノート 23


基 本 の MSI インストールで SetupCompleteSuccess ダイアログからのログ ファイルの 表 示 方 法 に 関 する 変<br />

更<br />

ShowMsiLog カスタム アクションは、 今 回 より、WindowsFolder ディレクトリではなく、SystemFolder ディレクトリから<br />

Notepad.exe を 起 動 します。 このため、インストールが Windows Vista 以 降 で 実 行 され、エンド ユーザーが<br />

SetupCompleteSuccess ダイアログでログ ファイルの 表 示 を 選 択 した 場 合 、インストールは SystemFolder ディレクトリから<br />

Notepad.exe を 起 動 します。 これは、Windows Server 2008 Standard Edition では、Notepad.exe が Windows ディレク<br />

トリではなく、System32 ディレクトリに 配 置 されているために 変 更 されました。<br />

これは、<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> を 使 って 作 成 されるすべての 新 しい 基 本 の MSI プロジェクトでのデフォルト 動 作 です。<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 から <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 基 本 の MSI プロジェクトの 場 合 、<strong>InstallShield</strong> の 動 作<br />

が 自 動 的 に 変 更 されることはありません。 必 要 に 応 じて 動 作 を 手 動 で 変 更 することができます。その 場 合 、[カスタム アクション<br />

とシーケンス] ビューで ShowMsiLog アクションをクリックします。 (このアクションが 表 示 されない 場 合 、[カスタム アクショ<br />

ン] ノードを 右 クリックしてから、[すべてのカスタム アクションを 表 示 ] をクリックします。) Filename と Commandline 設<br />

定 を 次 のように 構 成 します:<br />

[SystemFolder]notepad.exe "[MsiLogFileLocation]"<br />

値 には、[WindowsFolder] の 代 わりに [SystemFolder] を 含 みます。<br />

InstallScript MSI インストールにおける ALLUSERS プロパティの 変 更 点<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> より、 新 しい InstallScript MSI プロジェクトでは、デフォルトで ALLUSERS プロパティに 1 が 設 定 され<br />

ます。 ほとんどのインストールは、マシンごとに 管 理 者 権 限 を 使 用 して 実 行 される 必 要 があるため、これが 推 奨 される 実 装 です。<br />

この 値 は、InstallScript MSI がサイレントで 実 行 される 際 の ALLUSERS 関 連 の 問 題 を 回 避 するためにも 推 奨 されます。<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 で 作 成 されたプロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードしたとき、ALLUSERS プロパティ<br />

の 値 は 自 動 的 に 変 更 されません。また、このプロパティが 以 前 のプロジェクトで 定 義 されていない 場 合 も、 自 動 的 に 追 加 されませ<br />

ん。<br />

InstallScript インストールは 今 後 、_Setup.dll を 含 みません<br />

InstallScript インストールは、 今 後 _Setup.dll を 含 みません。 一 部 の 以 前 のバージョン (DevStudio 9 と <strong>InstallShield</strong> X) は、<br />

アンインストールで _Setup.dll をログ 記 録 しませんでした。 その 結 果 、アンインストール 後 にこのファイルが Disk1 フォルダ<br />

の 場 所 (DISK1TARGET) に 残 りました。 <strong>InstallShield</strong> のより 新 しいバージョン (<strong>InstallShield</strong> 10.5 から <strong>InstallShield</strong><br />

2009) でアップデートを 作 成 して、そのアップデートが DevStudio 9 または <strong>InstallShield</strong> X で 作 成 された 元 のインストール 向<br />

けの 場 合 、_Setup.dll がアップデートによってログ 記 録 されたために、それがアンインストール 中 に 削 除 されました。<br />

_Setup.dll は <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> で 作 成 された InstallScript インストールに 含 まれていないため、_Setup.dll ファイルが 残 さ<br />

れたままになる 可 能 性 があります。 このため、DevStudio 9 または <strong>InstallShield</strong> X で 作 成 されたインストールからのアップデ<br />

ートを 行 う 場 合 、アンインストールを 確 実 に 完 了 するために、アンインストール 中 に _Setup.dll ファイル (DISK1TARGET ^<br />

"_Setup.dll") を 手 動 で 削 除 しなくてはならない 場 合 があります。<br />

プロジェクトを 以 前 のバージョンで 保 存 する<br />

<strong>InstallShield</strong> は、 今 後 プロジェクトのダウングレードをサポートしません。 つまり、<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> プロジェクトを<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 のプロジェクトとして 保 存 することはできません。<br />

Trialware サポート<br />

Trialware ビューを 含 むのは <strong>InstallShield</strong> Premier Edition のみです。 このエディションでは、Try and Die タイプの<br />

Trialware を 作 成 できます。 <strong>InstallShield</strong> は 今 後 、Try and Buy/プロダクト アクティベーション タイプの Trialware を 作 成 す<br />

るためのサポートを 含 みません。<br />

既 存 の <strong>InstallShield</strong> Activation Service アカウントをお 持 ちの 場 合 、<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> で 引 き 続 き Try and Buy/プロダク<br />

ト アクティベーション タイプの Trialware を 作 成 することができます。 具 体 的 な 手 順 については、ナレッジベースの 記 事<br />

「Q200884」を 参 照 してください。<br />

リリース ノート 24


Web プロジェクト<br />

Web プロジェクト タイプは、 今 後 、<strong>InstallShield</strong> で 作 成 可 能 な 新 しいプロジェクトの 種 類 の 1 つとしてリストされません。<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 の Web プロジェクトで 提 供 されていた 同 じ 機 能 が 必 要 な 場 合 は、 基 本 の MSI プロジェクトを 作 成 して<br />

から、[IIS 構 成 ] ビューで Web サイトを 追 加 します。<br />

Web プロジェクトと 基 本 の MSI プロジェクトとの 唯 一 の 違 いは、 新 しい Web プロジェクトには [ファイルとフォルダ] ビュー<br />

の IISROOTFOLDER ディレクトリに 定 義 済 みのフォルダが 自 動 的 に 含 まれていた 点 です。 IISROOTFOLDER ディレクトリに 追<br />

加 されたファイルはすべて、ターゲット システムの Web サーバーのルート ディレクトリにインストールされます。 プロジェク<br />

トに Web サイトを 追 加 すると、<strong>InstallShield</strong> が 基 本 の MSI プロジェクトに IISROOTFOLDER ディレクトリの 定 義 済 みフォル<br />

ダを 追 加 します。 このため、[IIS 構 成 ] ビューで 1 つ 以 上 の Web サイトが 構 成 されている 基 本 の MSI プロジェクトは、<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 で 作 成 された Web プロジェクトに 相 応 します。<br />

Compact プロジェクト<br />

<strong>InstallShield</strong> では、 今 後 、 新 規 Compact プロジェクトを 作 成 することはできません。 <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 で 作 成 済 みの<br />

Compact プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードして、 変 更 を 加 えてからビルドすることは 可 能 です。<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> を 使 って、Compact プロジェクトを 基 本 の MSI プロジェクトに 変 換 することもできます。<br />

Visual Studio の 統 合<br />

Microsoft Visual Studio の 統 合 は 1 回 につき、<strong>InstallShield</strong> Premier Edition または <strong>InstallShield</strong> Professional Edition の<br />

いずれかの 1 バージョンとのみ 可 能 です。 システムで 最 後 にインストールまたは 修 復 された <strong>InstallShield</strong> のバージョンが<br />

Visual Studio の 統 合 に 使 用 されます。<br />

バグ 修 正<br />

1-12BN8C ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

InstallScript 関 数 SdShowMsg は、 今 回 より、エンド ユーザーが [ 次 へ] ボタンをクリックすると 起 動 される InstallScript カ<br />

スタム アクションからこの 関 数 が 呼 び 出 されるとき、Windows Installer ダイアログの 手 前 にメッセージ ボックスを 表 示 します。<br />

以 前 、メッセージ ボックスは Windows Installer ダイアログの 背 面 に 表 示 されました。<br />

1-14RXU1<br />

[レジストリ] ビューで 構 成 された 文 字 列 レジストリ 値 に 角 かっこ ([]) が 含 まれているとき、 今 回 より、 実 行 時 にレジストリで 正<br />

しく 角 かっこが 作 成 されます。 以 前 、たとえばレジストリ 値 [1] は、 実 行 時 に [\[]1[\]] と 設 定 されました。<br />

1-157P71 (InstallScript MSI)<br />

キャッシュされた .msi データベースが、アンインストール 中 ターゲット システムに 残 る 問 題 が 解 決 されました。<br />

1-1A1R0H<br />

<strong>InstallShield</strong> ヘルプ ライブラリに、 新 しいトピック「オートメーション インターフェイスを 64 ビット システムで 使 用 する」<br />

が 追 加 されました。このヘルプ トピックは、64 ビット マシン 上 でオートメーション インターフェイスを 使 用 するとき、32 ビッ<br />

ト 実 行 可 能 ファイルを 使 ってオートメーション インターフェイスをロードする 必 要 がある 場 合 について 説 明 します。 たとえば、<br />

オートメーション インターフェイスで VBScript を 使 用 する 場 合 、32 ビット システムフォルダ (SysWow64) から cscript.exe<br />

を 起 動 する 必 要 があります。 そうしなければ、64 ビット スクリプト ホストでオートメーション オブジェクト 作 成 時 にエラーが<br />

発 生 する 可 能 性 があります。<br />

1-1AEXPD<br />

コンポーネント ウィザード ヘルプに、コンポーネント ウィザードへのアクセス 方 法 についての 説 明 が 追 加 されました。<br />

1-GK9AV ( 基 本 の MSI)<br />

リリース ノート 25


InstallScript カスタム アクションを 通 して InstallScript ダイアログが 表 示 されたときに、[キャンセル] ボタンが 使 用 可 能 とな<br />

りました。 以 前 は、 実 行 時 に [キャンセル] ボタンをクリックしても 効 果 がありませんでした。<br />

1-J9GQL (InstallScript)<br />

abort; が 呼 び 出 されるときに SdShowMsg が 表 示 されているとインストールが 失 敗 する 問 題 が 解 決 されました。<br />

1-NGXU5<br />

InstallScript コンパイラで、コンパイル 済 みスクリプトファイル setup.inx で 使 用 できる 最 大 ステートメント 数 が 65,535 から<br />

約 4,294,967,295 になりました。 この 制 限 数 を 超 えると、セットアップの 初 期 化 中 にエラー -5009 が 発 生 する 場 合 があります。<br />

コンパイル 済 みスクリプトのその 他 の 制 限 は、 次 の 通 りです:<br />

• グローバル 変 数 の 合 計 数 : 約 196,605 ( 数 値 65,535、バリアント 65,535、 文 字 列 65,535)<br />

• typedefs の 合 計 数 : 約 65,535<br />

• prototypes の 合 計 数 : 約 65,535<br />

• 関 数 の 合 計 数 : 約 65,535<br />

• 関 数 ごとのステートメントの 合 計 数 : 約 65,535<br />

• 関 数 ごとのローカル 変 数 の 合 計 数 : 約 196,605 ( 数 値 65,535、バリアント 65,535、 文 字 列 65,535)<br />

スクリプト ファイル (.rul) の 制 限 は 次 の 通 りです:<br />

• 最 大 行 幅 : 1,024 文 字<br />

• ネストされたインクルード ファイルの 最 大 数 : 80<br />

• インクルード ファイルの 合 計 数 : 2,048<br />

• 識 別 子 の 長 さ 制 限 : 63 文 字<br />

• マクロ 展 開 の 最 大 数 : 100<br />

• マクロ 展 開 テキストの 長 さ 制 限 : 256 文 字<br />

• ファイル 名 の 長 さ 制 限 : 256 文 字<br />

• ネストされた #if ステートメントの 最 大 数 : 10<br />

• 関 数 ごとのパラメータの 最 大 数 : 16<br />

これらの .rul 制 限 が 1 つ 以 上 超 えると、コンパイラ エラーが 発 生 します。<br />

1-OIH93<br />

<strong>InstallShield</strong> 日 本 語 版 の [ショートカット] ビュー 内 のすべての 設 定 の 名 前 が 翻 訳 されました。 以 前 、 設 定 の 名 前 の 1 つが 英 語<br />

で 表 示 されました。<br />

1-WNQYL<br />

SQLLogin 実 行 時 ダイアログの Login ID コントロールのドイツ 語 翻 訳 が 切 り 詰 めて 表 示 される 問 題 が 解 決 しました。<br />

1-YTJSK<br />

LoadStringFromStringTable ヘルプ トピックが 修 正 されました。<br />

IOA-000027227、IOB-000004430<br />

[XML ファイルの 変 更 ] ビューを 使 って DOCTYPE 宣 言 を 含 む XML ファイルの 変 更 を 構 成 したときに、ランタイム エラー<br />

27520 が 発 生 する 問 題 が 解 決 されました。 また、 今 回 より、 実 行 時 に XML ファイルから DOCTYPE/DTD 情 報 が 削 除 されるこ<br />

とはありません。<br />

リリース ノート 26


IOA-000027674、IOC-000051784、IOC-000074857 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI、<br />

QuickPatch)<br />

Val0004 検 証 エラーは、 今 回 より、 次 の 場 合 にのみ 発 生 します:<br />

• 以 前 のパッケージに 含 まれるコンポーネントのキー ファイルが、 新 しいパッケージのキー ファイルよりも 新 しいバージョン<br />

である 場 合 。<br />

• 以 前 のパッケージに 含 まれるコンポーネントのキー ファイルにバージョンが 付 いているが、 新 しいパッケージの 同 じファイ<br />

ルにはバージョンが 付 いていない 場 合 。<br />

この 検 証 ツールは、アップグレード 適 用 時 に、アップグレードで 変 更 されたすべてのファイルが、ターゲット システムで 正 しく 更<br />

新 されることを 確 認 します。 以 前 、アップグレードで 検 証 が 行 われたときに、 特 定 の 状 況 下 で 誤 って Val0004 が 発 生 しました。<br />

• コンポーネントに 新 しいファイルを 追 加 して、そのキー ファイルを 変 更 しなかった 場 合 。<br />

• コンポーネントのファイルを 変 更 して、そのコンポーネントのキー ファイルを 変 更 しなかった 場 合 。<br />

• コンポーネントのファイルを 比 較 ファイルとしてマークして、それが 以 前 のパッケージに 含 まれるファイルとは 異 なる 場 合 。<br />

ただし、 比 較 の 親 ファイルを 変 更 しなかった 場 合 。<br />

以 上 すべての 状 況 で、Val0004 がアップデートを 行 わないと 示 した 場 合 でも、Windows Installer がアップグレード 中 に 新 しい<br />

ファイルまたは 変 更 済 みのファイルをアップデートしました。<br />

この 変 更 に 伴 い、Val0004 に 類 似 する Val0010 が 削 除 されました。 以 前 、アップグレードで 検 証 が 行 われたときに、 特 定 の 状<br />

況 下 で 誤 って Val0010 が 発 生 しました。<br />

Val0004 の 実 行 時 に、アップグレード 検 証 ウィザードで 未 処 理 の 例 外 が 発 生 することがなくなりました。<br />

Windows Installer がファイルを 上 書 きするかどうかを 決 定 する 方 法 についての 詳 細 は、<strong>InstallShield</strong> ヘルプ ライブラリの「タ<br />

ーゲット システム 上 でファイルとコンポーネントを 上 書 きする」を 参 照 してください。 このヘルプ トピックは 修 正 されています。<br />

IOA-000028856 (マージ モジュール)<br />

マージ モジュール プロジェクトの [リリース] ビューで 製 品 構 成 の "テンプレートの 概 要 " 設 定 に 値 を 入 力 すると、 今 回 より、そ<br />

の 値 が [ 一 般 情 報 ] ビューで 入 力 された 値 をオーバーライドします。 以 前 、 常 に [ 一 般 情 報 ] ビューの 値 が 使 用 されました。<br />

IOA-000029522、IOC-000072345 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

.dll と 呼 ばれるファイルまたはその 依 存 関 係 で、ビルド 警 告 -6248 が 発 生 する 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOA-000031823 (<strong>InstallShield</strong> MSI Log Analyzer)<br />

<strong>InstallShield</strong> MSI Log Analyzer で、 詳 細 ログ レポートの [Run, Log & Analyze] ボタンをクリックすると Type Mismatch<br />

エラーが 発 生 する 問 題 が 解 決 されました。 以 前 、 一 部 のログ ファイルでこのエラーが 発 生 しました。<br />

IOA-000032253 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

デバイス ドライバ ウィザードの [デバイス ドライバ パッケージ] パネルに、 新 しい [システム アーキテクチャ] リストが 追 加 さ<br />

れました。 デバイス ドライバ パッケージ (.inf) に 複 数 または 特 定 のシステム アーキテクチャ サポートが 含 まれている 場 合 、[シ<br />

ステム アーキテクチャ] リストを 使 って、ターゲットにするシステム アーキテクチャを 指 定 できます。 以 前 、.inf ファイルに 複<br />

数 の SourceDisksFiles セクション (たとえば、AMD64 用 、X86 用 、およびプラットフォーム 非 依 存 ) が 含 まれている 場 合 、プ<br />

ラットフォーム 非 依 存 セクション 内 のファイルのみがスキャンされました。<br />

IOA-000032365 (InstallScript MSI)<br />

InstallScript MSI プロジェクトで、プロジェクト アシスタントの [アプリケーション ショートカット] ページを 使 ってアンイン<br />

ストール ショートカットを 作 成 した 場 合 、 今 回 より、アンインストール ショートカットは、ターゲット システムで 製 品 の [プロ<br />

グラムの 追 加 と 削 除 ] エントリを 削 除 します。 以 前 、エントリは 削 除 されませんでした。<br />

IOA-000036623<br />

リリース ノート 27


SYSINFO.WINNT.bWinXP が Windows Server 2003 Small Business Edition で True を 返 す 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOA-000039055 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[リリース] ビューの Setup.exe タブでリリースに Windows Installer バージョンを 選 択 して、リリースをプロジェクト アシス<br />

タントの [インストールのビルド] ページからビルドしたとき、 選 択 した Windows Installer バージョンがリリースに 含 まれます。<br />

以 前 、プロジェクト アシスタントを 使 ってリリースをビルドすると、[リリース] ビューで 選 択 された Windows Installer バージ<br />

ョンに 関 わらず、 常 にバージョン 2 が 含 まれました。<br />

IOA-000040847 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

InstallScript ダイアログ 関 数 SdLicenseRtf と SdLicense2Rtf で 使 用 される .rtf ファイルのサイズ 制 限 は、64 KB に 代 って<br />

16 MB となりました。 以 前 、ファイル サイズが 64 KB を 超 えると、 実 行 時 に EULA テキストの 一 部 がライセンス ダイアログ<br />

に 表 示 されませんでした。<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 でスクリプトの SdLicenseRtf または SdLicense2Rtf 関 数 をオーバーライドしたあと、そのプロジェク<br />

トを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 場 合 、SendMessage 呼 び 出 しを DLG_INIT の EM_EXLIMITTEXT メッセージ<br />

で 更 新 して、サイズ 制 限 を 手 動 で 変 更 する 必 要 があります。 SendMessage 呼 び 出 しの iParam パラメータ (4 番 目 のパラメー<br />

タ) を 変 更 します。 SendMessage 呼 び 出 しを 次 のように 変 更 します:<br />

SendMessage( hEdit, EM_EXLIMITTEXT, 0, 0xffffff );<br />

以 前 、このコードには 次 が 含 まれていました:<br />

SendMessage( hEdit, EM_EXLIMITTEXT, 0, 0 );<br />

IOA-000040961<br />

System32 フォルダに olelib.tlb ファイルが 存 在 するマシン 上 に <strong>InstallShield</strong> をインストールしたときに、<strong>InstallShield</strong> イン<br />

ストールがそのバージョンを 上 書 きする 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOA-000041856 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

インストール 実 行 シーケンスで InstallInitialize の 後 にスケジュールされている InstallScript カスタム アクションをプロジェク<br />

トに 追 加 すると、インストール 実 行 時 に MSI ハンドルが 予 期 せず 閉 じる 問 題 が 解 決 されました。 以 前 、 一 部 の 状 況 下 で、アクシ<br />

ョンがハンドルを 予 期 せず 終 了 したことがログファイルに 記 録 されました。<br />

IOA-000042190 (NT サービス 用 InstallScript オブジェクト)<br />

NT サービス ウィザードのテキスト フィールドが 空 白 ではなくなりました。<br />

IOA-000042725 (InstallScript MSI)<br />

複 数 言 語 InstallScript MSI インストールのパッチをビルドすると、 今 回 より、パッチのユーザー インターフェイスは、 元 のベー<br />

ス インストールのインターフェイスが 使 用 した 言 語 で 表 示 されます。 以 前 は、 元 のベース インストールが 使 用 した 言 語 に 関 わら<br />

ず、パッチのユーザー インターフェイスは 英 語 で 表 示 されました。<br />

IOA-000042919、IOC-000044383<br />

GetMemFree のドキュメントに、InstallScript 関 数 GetMemFree が 現 在 は 使 用 されていないことが 記 述 されています。 また、<br />

GetSystemInfo は、ターゲット システム 上 で 有 効 な 物 理 メモリの 容 量 を 判 別 するために 使 用 することも 記 されています。<br />

IOA-000043029 (マージ モジュール)<br />

コンポーネントの [ 詳 細 設 定 ] 領 域 を 使 ってデバイス ドライバを 追 加 すると <strong>InstallShield</strong> がクラッシュする 問 題 が 解 決 されまし<br />

た。<br />

IOA-000043054 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

ショートカットにアイコン インデックスを 指 定 しなかった 場 合 に、ビルド エラー -3204 が 発 生 する 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOA-000043582<br />

リリース ノート 28


[ 一 般 情 報 ] ビューを 使 ってプロジェクトからセットアップ 言 語 を 削 除 してから、その 言 語 パックを 追 加 すると、 今 回 より、その 言<br />

語 用 のすべてのカスタム 文 字 列 エントリが 含 まれます。 以 前 、 同 じ 状 況 下 では、プロジェクトに 一 度 も 追 加 されたことのない 言 語<br />

でない 限 り、その 言 語 のカスタム 文 字 列 エントリは 追 加 されませんでした。<br />

IOA-000044469 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

未 使 用 の 名 前 空 間 宣 言 を 含 む xml 要 素 をインポートするとき、 今 回 より、その 宣 言 は [XML ファイルの 変 更 ] ビューにある XML<br />

ファイルの [ 名 前 空 間 ] タブにインポートされます。 以 前 、このマッピングはインポートされる XML 要 素 では 使 用 されなかった<br />

ため、 無 視 されました。マッピングを 使 用 する 場 合 、[XML ファイルの 変 更 ] ビューで 名 前 空 間 を 手 動 で 追 加 しなくてはなりませ<br />

んでした。<br />

注 意 : プレフィックスがターゲット システム 上 で 作 成 または 変 更 される 要 素 または 属 性 で 使 用 されない 場 合 、インストールは 実 行<br />

時 に、 名 前 空 間 宣 言 を XML ファイルに 追 加 しません。<br />

IOA-000043838 (InstallScript、InstallScript MSI、InstallScript オブジェクト)<br />

ダイアログ サンプラーを 使 って 実 行 時 ダイアログをプレビューするとき、ダイアログの 縦 の 位 置 が 統 一 された 位 置 に 表 示 されます。<br />

以 前 、 一 部 のダイアログの 縦 の 位 置 が 多 少 異 なりました。<br />

IOA-000043934<br />

「ビット フラグの 使 い 方 」ヘルプ トピックの 誤 ったサンプルが 修 正 されました。 以 前 、 変 数 からビット フラグをクリアする 方 法<br />

の 説 明 に 誤 りがありました。<br />

IOA-000044115 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

Windows Vista システムで UAC が 表 示 されるとき、エンド ユーザーが 制 限 付 きのユーザー アカウントを 使 用 していて、インス<br />

トールが 管 理 者 特 権 を 必 要 とする <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 をインストールする 必 要 が 場 合 、 今 回 より、インストールは 管 理 者 特 権<br />

が 必 要 であることを 通 知 するメッセージ ボックスを 表 示 します。 このメッセージ ボックスには、[ 再 試 行 ] および [キャンセル]<br />

ボタンが 含 まれます。<br />

以 前 、インストールはエンド ユーザーに [インストール] または [キャンセル] ボタンをクリックするように、 要 求 しました。 こ<br />

の 場 合 、エンド ユーザーが [インストール] ボタンをクリックすると、[インストール] または [キャンセル] ボタンのクリックを<br />

求 める 同 じダイアログが、エンド ユーザーに 再 び 表 示 されました。<br />

IOA-000044257、IOC-000074136 (InstallScript)<br />

InstallScript プロジェクトで [セットアップのデザイン] ビューの [セットアップのデザイン] ノードを 右 クリックしたとき、こ<br />

のプロジェクト タイプではサポートされていない [コンポーネントのエクスポート ウィザード] コマンドは 表 示 されなくなりまし<br />

た。<br />

IOA-000044505 (QuickPatch)<br />

QuickPatch パッケージがターゲット システムで 適 用 され、その QuickPatch が InstallScript MSI プロジェクト 用 の 場 合 に、<br />

SetupStatus ダイアログが 正 しいバージョン 情 報 を 表 示 します。 以 前 、このダイアログは 誤 ったバージョン 番 号 を 表 示 しました。<br />

IOA-000044607 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール)<br />

.NET Framework 3.0 SP1 の 定 義 済 みシステム 検 索 が 修 正 されました。 今 回 より、ターゲット システム 上 で 適 切 なレジストリの<br />

場 所 を 検 索 します。<br />

IOA-000044659、IOA-000044761、IOC-000074756 (QuickPatch)<br />

.NET アセンブリ ファイルを 更 新 する QuickPatch パッケージをビルドすると、<strong>InstallShield</strong> がクラッシュする 問 題 が 解 決 され<br />

ました。<br />

IOA-000044799 (InstallScript)<br />

リリース ノート 29


[XML ファイルの 変 更 ] ビュー 内 で XML ファイルの 変 更 をテストしてからリリースをビルドすると <strong>InstallShield</strong> がクラッシュす<br />

る 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOA-000045502 (マージ モジュール)<br />

Certified for Windows Vista マージ モジュール 検 証 スイートを 使 って、ODBC データを 含 むマージ モジュールを 検 証 すると 発<br />

生 した ISICE04 の 問 題 は 解 決 されました。<br />

IOA-000045583 (マージ モジュール)<br />

マージ モジュール プロジェクトに 含 まれるカスタム アクションの 名 前 に 使 用 できる 最 大 文 字 数 は、35 文 字 から 27 文 字 となり<br />

ました。この 制 限 によって、マージ モジュール プロジェクトでカスタム アクションをシーケンスすることが 可 能 になります。<br />

IOA-000045856 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

"テンプレートの 概 要 " 設 定 と 製 品 の 言 語 に 英 語 以 外 の 値 を 設 定 して、インストールを X64 ターゲット マシン 上 で 実 行 したときに、<br />

そのインストールの InstallScript カスタム アクションが 不 明 な 例 外 によって 失 敗 することがなくなりました。<br />

IOA-000045889 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

オートメーション インターフェイスで ISWiProject オブジェクトの ExportStrings メソッドを 使 用 して、dTimeStamp パラメ<br />

ータの 有 効 日 を 指 定 した 場 合 、 今 回 より、オートメーション インターフェイスは 指 定 された 日 付 以 降 に 更 新 された 文 字 列 のみをエ<br />

クスポートします。 以 前 、オートメーション インターフェイスは 文 字 列 すべてをエクスポートしました。<br />

IOA-000045891 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

製 品 名 に 商 標 記 号 が 含 まれる 場 合 、セットアップ 前 提 条 件 ダイアログで 正 しく 表 示 されます。 以 前 、ブロック 文 字 として 表 示 され<br />

ました。<br />

IOA-000045950 (InstallScript MSI)<br />

OnInstallFilesActionAfter イベント 中 にインストールされたレジストリキーは、 今 回 より、アンインストール 中 に 削 除 されます。<br />

IOA-000046415 ( 基 本 の MSI)<br />

機 能 前 提 条 件 は、 今 回 より、Unicode 文 字 列 が 含 まれるパスから 起 動 できます。<br />

IOA-000046527 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール)<br />

[コンポーネント サービス] ビューで 構 成 された COM+ アプリケーションをターゲット システムにインストールするのに 要 する<br />

時 間 が 短 縮 されました。 以 前 、<strong>InstallShield</strong> 2008 および 2009 でビルドされた COM+ アプリケーションのインストールにお<br />

いて、パフォーマンスに 関 する 問 題 がありました。<br />

IOA-000047262 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[カスタム アクションとシーケンス] ビューでシーケンスの 1 つに 含 まれるマージ モジュール カスタム アクションを 右 クリック<br />

してから [ 削 除 ] をクリックすると、 今 回 より、<strong>InstallShield</strong> はそのアクションをシーケンスから 削 除 します。 以 前 、アクショ<br />

ンがシーケンスから 削 除 されませんでした。<br />

IOA-000047571 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 において 特 定 の 状 況 下 で 表 示 される 実 行 時 のメッセージ ボックスの 1 つに、 今 回 より、[はい] および [い<br />

いえ] ボタンの 代 わりに [OK] ボタンが 含 まれています。 メッセージ ボックスは、<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 のファイルが、おそら<br />

くダウンロードが 失 敗 したかキャンセルされたために 見 つからなかったこと、およびインストールが 停 止 することを 説 明 します。<br />

IOA-000047619 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 を 含 むインストールがネットワークの 場 所 から 実 行 された 場 合 、 今 回 より、「ファイルを 開 く - セキュリ<br />

ティ 警 告 」ダイアログは 1 度 だけ 表 示 されます。 以 前 、インストールは Setup.exe ファイルの 起 動 時 、エンド ユーザーが [イ<br />

ンストール] ボタンをクリックした 後 、および 各 前 提 条 件 の 起 動 時 にダイアログを 2 回 またはそれ 以 上 表 示 しました。<br />

リリース ノート 30


IOA-000047743 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

実 行 時 に .NET Framework 3.5 SP1 前 提 条 件 の 1 つをダウンロードする 必 要 があるとき、 今 回 より、それらが 適 切 にダウンロ<br />

ードおよびインストールされ、 進 行 状 況 が 表 示 されます。 以 前 、 進 行 状 況 が 表 示 されなかったため、ダウンロードが 終 了 しなかっ<br />

たかのように 見 受 けられました。 また、Web ダウンロード 前 提 条 件 のダウンロードが 失 敗 することがありました。<br />

IOA-000047792 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[ 一 般 情 報 ] ビューの " 製 品 バージョン" 設 定 に 4 番 目 のフィールドを 入 力 できるようになりました。 <strong>InstallShield</strong> 2009 では、<br />

3 つのフィールドしか 入 力 できませんでした。<br />

IOA-000047983 ( 基 本 の MSI)<br />

複 数 言 語 プロジェクトのダイアログでラジオ ボタンを 編 集 するときに、そのダイアログがデフォルトのプロジェクト 言 語 ではない<br />

場 合 、ラジオ ボタンが 重 なりあって 並 び 換 えられる 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOA-000048062 (Standalone Build)<br />

Standalone Build のインストールは、 今 回 より、LogUtil.dll をインストールします。 以 前 、Standalone Build でこのファイル<br />

がインストールされなかったために、Standalone Build を 使 ってリリースをビルドしたときに、 一 部 の 状 況 においてビルド エラ<br />

ー -1024 が 発 生 することがありました。<br />

IOA-000048079 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

セットアプ 前 提 条 件 ダイアログのロシア 語 版 は、 今 回 より、 適 切 な 場 合 に 二 重 引 用 符 の 代 わりに 一 重 引 用 符 を 含 みます。<br />

IOA-000048143 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

セットアップ 前 提 条 件 ダイアログの 日 本 語 版 に 含 まれるテキストが 切 り 詰 められていた 問 題 が 解 決 されました。 以 前 、 長 い 製 品 名<br />

の 場 合 、テキストは 3 行 に 折 り 返 され、3 番 目 の 行 のテキストの 一 部 が 切 り 詰 められて 表 示 されました。<br />

IOA-000048544 (InstallScript MSI)<br />

[ 一 般 情 報 ] ビューの "InstallScript ユーザー インターフェイスの 種 類 " 設 定 で [ 新 しいスタイル] を 選 択 すると、インストールは<br />

[ファイルとフォルダ] ビューで 構 成 されたとおりにディレクトリ 構 造 を 作 成 します。 以 前 、 一 部 の 状 況 下 で 問 題 が 発 生 しました。<br />

たとえば、 兄 弟 ディレクトリの 代 わりに、 子 ディレクトリが 作 成 されることがありました。<br />

IOA-000048693 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

XML 設 定 のインポートウィザードの [XML 要 素 ] パネルに 含 まれるボタンの 動 作 が 改 良 されました。 [ブランチの 選 択 ] と [ブラ<br />

ンチのクリア] という 2 つのボタンを 使 って、 選 択 された 要 素 とその 子 要 素 のみについてチェック ボックスを 選 択 またはクリアす<br />

ることができます。 以 前 のボタンは、ファイル 内 で 選 択 されている 要 素 に 関 わらず、XML ファイル 全 体 に 含 まれる 要 素 のすべて<br />

のチェック ボックスを 選 択 またはクリアしました。 ( 注 意 : 以 前 の 動 作 と 同 じ 効 果 を 得 るためには、XML ファイルのルート ノー<br />

ドを 選 択 してから、[ブランチの 選 択 ] ボタンまたは [ブランチのクリア] ボタンをクリックします。)<br />

IOB-000004206<br />

SdLogonUserBrowse ヘルプ トピックでは、エンド ユーザーが SdLogonUserInformation ダイアログの [ 参 照 ] ボタンをクリ<br />

ックしたときに SdLogonUserBrowse ダイアログが 表 示 されることが 説 明 されています。<br />

IOA-000048241 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

デフォルトのフランス 語 バージョンの SdSetupType2 ダイアログで、キーボード ショートカットとして 文 字 P が 2 回 使 用 され<br />

ていた 問 題 が 修 正 されました。<br />

IOA-000048627<br />

スウェーデン 語 の 実 行 時 ダイアログで、[キャンセル] ボタンに 正 しいスウェーデン 語 の 翻 訳 が 使 用 されます。<br />

IOA-000048734 (InstallScript MSI)<br />

リリース ノート 31


[ 一 般 情 報 ] ビューの "メンテナンスの 有 効 化 " 設 定 で [いいえ] を 選 択 した 場 合 、インストールが 中 止 してエラーを 表 示 する 問 題 が<br />

解 決 されました。 以 前 、インストールが 終 了 して、セットアップが 製 品 のインストール 済 みのバージョンを 検 出 できなかったこと、<br />

および 製 品 をインストールするには、コマンドライン オプションを 指 定 しなくてはならないことを 説 明 するエラー メッセージを<br />

表 示 しました。<br />

IOB-000050682 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

InstallScript または InstallScript MSI インストールが UNINSTALL_STRING 変 数 の 値 を 設 定 するとき、 今 回 より、アンインス<br />

トール 文 字 列 テキスト 置 換 の 値 の 前 にスペースが 含 まれます。<br />

IOB-000051080<br />

FILE_LOCKED が InstallScript 関 数 Is と 共 に 使 用 されるとき、 十 分 な 権 限 が 無 いためにターゲット システム 上 のファイルにア<br />

クセスできない 場 合 、 関 数 は 今 回 より、TRUE を 返 します。<br />

IOB-000052648 (InstallScript)<br />

[リリース] ビューの [ビルド] タブと、[ 設 定 ] ダイアログ ボックス ([ビルド] メニューにある [ 設 定 ] をクリックすると 表 示 され<br />

る) の [コンパイル/リンク] タブで 同 じプリプロセッサ 定 義 を 指 定 したときにエラーが 発 生 する 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOB-000053433 (InstallScript)<br />

多 くのダイナミックにリンクされたファイルを 含 み、その 一 部 のファイルに 長 いファイル 名 が 使 用 されているリリースをビルドし<br />

たときに 発 生 したビルド エラー 110 の 問 題 が 解 決 されました。 以 前 、 特 定 の 条 件 で、ビルド エラーが 発 生 しました。<br />

IOB-000054168<br />

Traialware 試 用 期 間 の 延 長 を 確 認 するためのダイアログは、 今 回 より、デンマーク 語 システム 上 で 試 用 期 間 の 残 り 日 数 を 表 示 し<br />

ます。 以 前 、ダイアログは 日 数 の 代 わりに 書 式 指 定 子 を 表 示 しました。<br />

IOB-000055577 (InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> Premier Edition では、 今 回 より、 新 規 言 語 ウィザードを 使 って、InstallScript MSI プロジェクトにサポートされ<br />

ていない 言 語 を 追 加 できます。<br />

IOB-000055736、IOC-000077622 (InstallScript MSI)<br />

セットアップ ランチャが 実 行 時 に 新 しい Windows Installer エンジンをインストールするとき、 残 りのインストール 処 理 では、<br />

その 新 しいバージョンの Windows Installer が 使 用 されます。 以 前 、 残 りのインストール 処 理 でターゲット システム 上 に 存 在 す<br />

る 以 前 のバージョンが 使 用 され、 一 部 の 状 況 において、インストールが 失 敗 することがありました。<br />

IOB-000055960<br />

<strong>InstallShield</strong> の [ダイアログ] ビューで、ロシア 語 ダイアログのロシア 語 文 字 が 正 しく 表 示 されます。 以 前 、テキストを 含 むコ<br />

ントロールを 選 択 した 場 合 、そのコントロールのテキスト フィールドには、ロシア 語 文 字 の 代 わりに 疑 問 符 が 表 示 されました。<br />

IOB-000055980 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

Windows Mobile ウィザードとスマート デバイス セットアップ ウィザードに、.NET Compact Framework および SQL 再 配<br />

布 可 能 ファイル 用 に 異 なるプロセッサの Windows Mobile 5.x/6.x ターゲット バージョンを 指 定 できるオプションが 追 加 されま<br />

した。 以 前 、このオプションには 6.x バージョンがリストされていませんでした。 .cab ファイルは 5.x と 6.x 両 方 のプラット<br />

フォームをサポートします。<br />

IOB-000056122<br />

Visual Studio で 開 かれた <strong>InstallShield</strong> プロジェクト 内 部 からダイナミック スキャンを 行 うと、Visual Studio がクラッシュす<br />

る 問 題 が 解 決 されました。 以 前 、Data Execution Prevention (DEP) が 有 効 な 場 合 に、この 問 題 が 発 生 することがありました。<br />

IOB-000056456 (InstallScript MSI)<br />

リリース ノート 32


各 言 語 に 異 なるスプラッシュ 画 面 を 含 む 複 数 言 語 プロジェクトで 圧 縮 リリースをビルドすると、 今 回 より、 実 行 時 に 適 切 な 言 語 の<br />

スプラッシュ 画 面 が 表 示 されます。 以 前 、 間 違 った 言 語 スプラッシュ 画 面 が 表 示 されました。<br />

IOB-000056808 ( 基 本 の MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> では、 今 回 より、 名 前 に 9 文 字 以 上 の 2 バイト 文 字 を 含 むディレクトリにプロジェクト ファイルを 追 加 できます。<br />

以 前 、<strong>InstallShield</strong> は、このシナリオでクラッシュしていました。<br />

IOB-000056969<br />

SetupCompleteSuccess ダイアログに 含 まれる 文 字 列 のデンマーク 語 の 翻 訳 が 修 正 されました。<br />

IOB-000057048 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

今 回 より、[システム 検 索 ] ビューを 使 って、DOCTYPE 宣 言 を 含 む XML ファイルにおけるデータの 検 索 を 定 義 できます。 以 前 、<br />

XML ファイルに DOCTYPE 宣 言 が 含 まれている 場 合 、 実 行 時 にシステム 検 索 が 正 しく 行 われませんでした。<br />

IOB-000057338 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

今 回 より、インストールがメンテナンス モードで 実 行 しない 場 合 のみ、InstallScript システム 変 数 SHELL_OBJECT_FOLDER<br />

が、IFX_PRODUCT_NAME と 同 じ 値 に 初 期 化 されます。 スクリプトの 後 半 で 追 加 された SHELL_OBJECT_FOLDER への 変 更<br />

はログ 記 録 され、 後 続 のメンテナンス 処 理 ではその 変 更 がログから 読 み 込 まれます。<br />

IOC-000005958 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[XML ファイルの 変 更 ] ビューのフィールドで 中 かっこ ({}) と Windows Installer プロパティを 使 用 すると、 今 回 より、 実 行 時<br />

に Windows Installer の 書 式 規 則 に 従 ってデータが 適 切 にフォーマットされます。 以 前 、 始 めの 中 かっこのため、 無 効 なフォー<br />

マット 結 果 となりました。<br />

IOC-000041388、IOC-000062140 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[ファイルとフォルダ] ビューの [ 機 能 に 新 しいコンポーネントを 追 加 する] リストで 機 能 を 選 択 してから、フォルダのアクセス 許<br />

可 を 構 成 すると、<strong>InstallShield</strong> はフォルダのアクセス 許 可 用 にコンポーネントを 作 成 して、それを 選 択 された 機 能 と 関 連 付 けま<br />

す。 以 前 、<strong>InstallShield</strong> はコンポーネントを 選 択 された 機 能 に 関 連 付 けませんでした。<br />

IOC-000043917、IOC-000058435、IOC-000059687、IOC-000063555、IOC-000071845 (トラ<br />

ンスフォーム)<br />

トランスフォーム プロジェクトでダイレクト エディタを 使 ってテーブルに 新 しい 行 を 追 加 してから、その 行 のプライマリ キーを<br />

変 更 すると、 今 回 より、ダイレクト エディタはその 行 が 追 加 されたことを 示 すマークを 付 けます。 以 前 、ダイレクト エディタは<br />

その 行 に 削 除 マークを 付 けて、 新 しい 行 を 追 加 しました。<br />

また、トランスフォーム プロジェクトでダイレクト エディタを 使 ってテーブルから 行 を 削 除 すると、 今 回 より、ダイレクト エデ<br />

ィタはその 行 が 削 除 されたことを 示 すマークを 付 けます。 以 前 、ダイレクトエディタはテーブルからその 行 を 削 除 しました。<br />

ダイレクト エディタを 使 って、テーブル 行 を .mst ファイルに 再 び 追 加 することもできます。 以 前 、トランスフォームから 行 を<br />

削 除 した 後 に、それを 再 び 追 加 することはできませんでした。<br />

IOC-000046889 (<strong>InstallShield</strong> MSI Log Analyzer)<br />

<strong>InstallShield</strong> MSI Log Analyzer が、 特 定 の 状 況 下 でクラッシュする 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000046945<br />

InstallScript ビューでカーソルを StrReplace 関 数 内 に 配 置 して F1 を 押 すと、「StrReplace」ヘルプ トピックが 表 示 されます。<br />

また、この 関 数 はヘルプ トピックの「 文 字 列 関 数 」セクションにリストされています。<br />

IOC-000051726 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

リリース ノート 33


[リリース] ビューを 使 ってプロジェクトに .NET Framework を 追 加 して、それがユーザー インターフェイス 無 しで 実 行 するよ<br />

うに 構 成 されている 場 合 、 今 回 より、.NET Framework のインストール 中 に 進 行 状 況 バーが 更 新 されます。 以 前 、 進 行 状 況 バー<br />

が 更 新 されませんでした。<br />

IOC-000052935、IOC-000073753、IOC-000076417 (InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> を 使 って InstallScript MSI インストールと、そのインストール 用 のメジャー アップグレードを 作 成 したと<br />

き、 今 回 より、メジャー アップグレードはベース インストールの [プログラムの 追 加 と 削 除 ] エントリを 削 除 します。 また、ベ<br />

ース インストールのすべての InstallScript バイナリ ファイルも [ProgramFilesFolder]<strong>InstallShield</strong> Installation<br />

Information ディレクトリから 削 除 されます。<br />

IOC-000053525 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[XML ファイルの 変 更 ] ビューで 属 性 値 を 設 定 するときにプロパティ 名 と 他 のテキストを 使 った 場 合 で、 実 行 時 にプロパティが 未<br />

定 義 のとき、インストールは 属 性 値 を 他 のテキストと 等 しく 設 定 します。 以 前 、 同 じ 状 況 下 では、インストールが 属 性 値 を 設 定 し<br />

ませんでした。<br />

IOC-000053961 ( 基 本 の MSI)<br />

コントロール イベント 条 件 の 文 字 列 に 含 まれる 単 一 引 用 符 は、 今 回 より 正 しく 表 示 されるようになりました。 以 前 、 単 一 引 用 符<br />

が 使 用 された 場 合 にそれが 正 しく 表 示 されず、[カスタム アクションとシーケンス] ビューで 表 示 されないこともありました。<br />

IOC-000054341 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

[XML ファイルの 変 更 ] ビューで、 複 数 回 にわたって 属 性 を 要 素 に 追 加 し、その 属 性 の 1 つのインスタンスでインストールが 変 更<br />

を 行 うように 構 成 して、アンイントールがその 他 のインスタンスで 変 更 を 行 うように 構 成 できます。 実 行 時 に、インストールとア<br />

ンインストールの 変 更 は、 予 定 通 りに 属 性 に 対 して 行 われます。 以 前 、 実 行 時 に 各 属 性 名 につき 任 意 の 1 つの 変 更 が 行 われ、さ<br />

らにインストール 処 理 がそのスケジュールと 一 致 した 場 合 のみ 行 われました。<br />

IOC-000054448 (InstallScript MSI)<br />

InstallScript ビューで InstallScript イベント ハンドラ OnAbort の 変 更 を 選 択 した 場 合 、 今 回 より、このイベント ハンドラは<br />

適 切 なデフォルト コードと 共 にスクリプトに 追 加 されます。 以 前 、コードが 追 加 されませんでした。<br />

IOC-000054833<br />

DoInstall と LaunchApplication ヘルプ トピックに、リムーバブル メディアから 子 インストールを 起 動 するための /clone_wait<br />

パラメータの 使 用 に 関 する 説 明 が 追 加 されました。 このパラメータを 使 用 しなかった 場 合 、インストールは 子 インストールが 完 了<br />

するまで 待 機 しない 場 合 があります。<br />

IOC-000055098 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

オートメーション インターフェイスの BuildPatchConfiguration メソッドを 使 ってメジャー アップグレード パッチをビルドす<br />

るとき、 今 回 より、 処 理 の 続 行 を 問 い 合 わせる patchwiz.dll 確 認 ダイアログ ボックスが 抑 制 されます。<br />

IOC-000055311 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

OnEnd イベント 内 で ChangeDirectory(WINDIR); を 呼 び 出 すと、 製 品 が [プログラムの 追 加 と 削 除 ] からアンインストールさ<br />

れるときに Explorer ウィンドウが 起 動 する 問 題 が 解 決 されました。 以 前 、64 ビット システムの 一 部 でこの 問 題 が 発 生 しました。<br />

IOC-000056864 (InstallScript)<br />

インストールのパスにサポート 対 象 外 の 文 字 が 含 まれている 場 合 、 今 回 より、インストールがクラッシュすることはなく、 代 りに<br />

適 切 なメッセージが 表 示 されます。<br />

IOC-000057374 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

リリース ノート 34


TextStyle 設 定 をオーバーライドして 実 行 時 ダイアログ 上 のフォントまたはフォント サイズを 変 更 した 場 合 、 今 回 より、テキスト<br />

が 新 しいテキスト スタイルで 表 示 されます。 以 前 、<strong>InstallShield</strong> の 日 本 語 版 で、 新 しいテキスト スタイルの 代 りに、デフォル<br />

ト テキスト スタイルが 使 用 されました。<br />

IOC-000057999 (InstallScript MSI)<br />

SdFeatureTree は、 今 回 より、 記 録 された 応 答 ファイルに 基 づいて 機 能 状 態 を 適 切 に 設 定 します。<br />

IOC-000058568 (Standalone Build)<br />

今 回 より、Standalone Build と 共 に ReleasePackager.exe がインストールされます。<br />

IOC-000058825、IOC-000072576 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

InstallScript カスタム アクション 内 の InstallScript バッチ ファイル 関 数 に 遅 延 、コミット、またはロールバック 実 行 スケジュ<br />

ールが 組 まれている 場 合 、InstallScript 変 数 は Windows Installer プロパティに 設 定 されません。 以 前 、 変 数 が Windows<br />

Installer プロパティに 設 定 されました。 しかし、 遅 延 、コミット、およびロールバック カスタムアクションは Windows<br />

Istaller プロパティにアクセスできないため、カスタム アクションが 失 敗 しました。<br />

IOC-000059065、IOC-000067722 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[カスタム アクションとシーケンス] ビューの [カスタム アクション] ノードの 下 にあるカスタム アクションについて、 今 回 より、<br />

アクションのスケジュールによって 異 なるアイコンが 使 用 されます。 遅 延 アクションのアイコンには 青 色 の 点 、コミット アクシ<br />

ョンのアイコンには 緑 色 の 点 、およびロールバック アクションのアイコンは 赤 色 の 点 が 付 いています。 即 時 アクションのアイコ<br />

ンには 点 がついていません。<br />

IOC-000059123、IOC-000074332 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

プロジェクトにビルボードが 含 まれている 場 合 、 今 回 より、それらは 実 行 時 に 背 景 ウィンドウの 前 面 に 表 示 されます。 以 前 、それ<br />

らは 背 景 ウィンドウの 背 後 に 表 示 されました。<br />

IOC-000059177 (MSI データベース)<br />

ScrollableText コントロールの 値 は、 今 回 より、ダイレクト 編 集 モードで 変 更 できます。 以 前 、 値 を 変 更 しても Windows<br />

Installer テーブルが 更 新 されませんでした。<br />

IOC-000060997 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

FLEXnet Connect のセルフホスティング ソリューション 使 用 する 場 合 で、[アップデート 通 知 ] ビューの "ホスト" 設 定 を 構 成 す<br />

るとき、 今 回 より、このビューの " 製 品 /バージョンは 登 録 済 みか" 設 定 が 正 しく 機 能 します。 つまり、 製 品 とバージョンが 登 録 さ<br />

れていない 場 合 、この 設 定 は [いいえ] と 表 示 し、 登 録 されている 場 合 は、[はい] と 表 示 します。 この 設 定 で [ 最 新 の 情 報 に 更 新 ]<br />

ボタンをクリックすると、<strong>InstallShield</strong> はホストをチェックしてその 登 録 状 況 を 確 認 し、" 製 品 /バージョンは 登 録 済 みか" 設 定 を<br />

適 切 に 更 新 します。 以 前 、 製 品 とバージョンが 登 録 されている 場 合 でも、この 設 定 のセルフホスティング ソリューションには 常<br />

に [いいえ] が 表 示 されました。<br />

IOC-000061105 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[NT サービスのコントロール] コンポーネントの " 待 機 の 種 類 " 設 定 で 使 用 できるオプションの 順 番 が 変 更 されました。 新 しいデ<br />

フォルト オプションは [イベントの 完 了 を 待 機 する] で、これは ServiceControl テーブルの Wait 列 の 値 1 に 対 応 します。<br />

[SCM の 応 答 を 待 機 する] オプションは、ServiceControl テーブルの Wait 列 の 値 0 に 対 応 します。<br />

IOC-000062077<br />

[ダイアログ ] ビューでダイアログ コントロールの 任 意 の Text プロパティで 省 略 記 号 ボタンをクリックすると、[ 文 字 列 の 選 択 ]<br />

ダイアログ ボックスが 表 示 されます。 このダイアログ ボックスでは、 今 回 より、このダイアログ ボックスに 表 示 される 文 字 列 を<br />

任 意 の 列 で 並 べ 替 えることができます。<br />

IOC-000062387 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

リリース ノート 35


Windows 認 証 を 使 ってリモート データベース サーバーに 接 続 するときに、SQL ログインが 失 敗 することがなくなりました。<br />

IOC-000063280 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

今 回 より、<strong>InstallShield</strong> はショートカットの "ターゲット" 設 定 で 指 定 されたパスのディレクトリ プロパティの 後 の 円 記 号 を 削<br />

除 しません。 以 前 、 円 記 号 が 自 動 的 に 削 除 されたため、[SETUPEXEDIR] や [SUPPORTDIR] などのプロパティでは 問 題 があり<br />

ました。<br />

IOC-000063475 (InstallScript MSI)<br />

64 ビット システムをターゲットとする InstallScript MSI インストールは、 今 回 より、REGDB_OPTIONS に<br />

REGDB_OPTION_WOW64_64KEY オプションが 含 まれる 場 合 でも、レジストリの 32 ビット セクションにアンインストール<br />

キー 作 成 します。 以 前 、REGDB_OPTION_WOW64_64KEY オプションが 使 用 された 場 合 、インストールはレジストリの 64 ビ<br />

ット セクションにアンインストール キーを 作 成 したために、アンインストール 中 にエラーが 発 生 しました。<br />

IOC-000063747<br />

複 数 言 語 プロジェクトの 中 の 1 つの 言 語 に 新 しい 文 字 列 識 別 子 と 値 を 追 加 すると、<strong>InstallShield</strong> はその 文 字 列 識 別 子 と 値 をプロ<br />

ジェクト 内 のすべての 言 語 に 追 加 します。 必 要 に 応 じて、 各 言 語 の 文 字 列 値 をオーバーライドできます。 以 前 、 文 字 列 識 別 子 が<br />

すべての 他 の 言 語 にも 追 加 されましたが、 値 は 空 白 のままでした。 すべての 他 の 言 語 に 文 字 列 値 を 入 力 しなかった 場 合 、 一 部 でビ<br />

ルド エラーが 発 生 することがありました。<br />

IOC-000064551、IOC-000055096 ( 基 本 の MSI)<br />

InstallWelcome ダイアログと ResolveSource アクションの 条 件 が "Not Installed" に 変 更 され、これらをパッチを 含 む 初 回 イ<br />

ンストールで 使 用 できるようになりました。 以 前 、ダイアログの 条 件 は "Not Installed And (Not PATCH Or<br />

IS_MAJOR_UPGRADE)" で、アクションの 条 件 は "Not Installed And Not PATCH" でした。<br />

IOC-000065010、IOC-000078120 (InstallScript MSI)<br />

InstallScript MSI インストールが 64 ビットとして 構 成 されている 場 合 、レジストリ 値 の 全 セットは、 今 回 より、レジストリの<br />

64 ビット 部 分 に 書 き 込 まれます。 以 前 、[プログラムの 追 加 と 削 除 ] 情 報 の 一 部 が、レジストリの 64 ビット 部 分 に 書 き 込 まれま<br />

せんでした。<br />

IOC-000067072 (InstallScript)<br />

DIFx サポートが 有 効 な 場 合 にデバイス ドライバをインストールするために 使 用 される Difxapi.dll は、 今 回 より、インストール<br />

が 終 了 したときにターゲット システムの Temp フォルダから 削 除 されます。<br />

IOC-000067779 ( 基 本 MSI)<br />

IIS データのインストール 中 に [キャンセル] ボタンがクリックされると、 今 回 より、インストールが 正 しくロールバックします。<br />

以 前 、 同 じ 状 況 下 で [キャンセル] ボタンをクリックしても 何 も 効 果 がありませんでした。<br />

IOC-000067781 (InstallScript)<br />

[リリース] ビューにあるリリースの " 最 短 初 期 化 時 間 " 設 定 、または Setup.ini ファイルの SplashTime プロパティに 値 が 入 力<br />

されなかった 場 合 、 今 回 より、スプラッシュ 画 面 が 最 短 5 秒 遅 延 されます。 以 前 、スプラッシュ 画 面 の 表 示 時 間 が 非 常 に 短 かっ<br />

たため、 全 く 表 示 されていないように 見 受 けられることがありました。<br />

IOC-000068993 (InstallScript)<br />

新 しい InstallScript 関 数 SetObjectPermissions を 使 って、SdLogonUserInformation 関 数 で 作 成 された 新 しいユーザーに 対<br />

するアクセス 許 可 を 設 定 できます。<br />

IOC-000069095 ( 基 本 の MSI)<br />

リリース ノート 36


[リリース] ビューに Windows Installer 3.1 を 追 加 した 場 合 で、プロジェクトに 含 まれる <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 を Windows<br />

Installer がインストールされた 後 にインストールするように 構 成 した 場 合 、 今 回 より、Windows Installer がインストールされ<br />

た 後 にターゲット システムが 再 起 動 します。 以 前 、ターゲット システムは 再 起 動 しませんでした。<br />

IOC-000069216、IOC-000071202 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[リリース] ビューで、リリースの "UI 言 語 " 設 定 に 言 語 を 選 択 したあと、その 言 語 を [ 一 般 情 報 ] ビューの "セットアップ 言 語 "<br />

設 定 から 削 除 したとき、 今 回 より、リリースからその 言 語 を 削 除 することができます。 "UI 言 語 " 設 定 で、その 言 語 は 赤 色 の 感 嘆<br />

符 付 きで 表 示 され、そのチェック ボックスをクリアして 言 語 を 削 除 できます。 以 前 は、 最 初 に "UI 言 語 " 設 定 から 言 語 を 削 除 し<br />

てから、"セットアップ 言 語 " 設 定 からこれを 削 除 する 必 要 がありました。そうしなければ、その UI 言 語 がリリースにビルドされ<br />

ました。<br />

"UI 言 語 " 設 定 で 特 定 の 言 語 が 選 択 されているが、"セットアップ 言 語 " 設 定 では 特 定 の 言 語 が 選 択 されていない 場 合 にリリースを<br />

ビルドすると、 今 回 より、ビルド エラー -7201 が 発 生 して、プロジェクトから 言 語 が 不 足 していることを 通 知 します。<br />

IOC-000069256 ( 基 本 の MSI)<br />

プロジェクトに 複 数 インスタンス サポートが 含 まれている 場 合 、 今 回 より、INSTALLDIR プロパティをオーバーライドできます。<br />

以 前 、このプロパティをオーバーライドすると、ランタイム エラー 1606 が 発 生 しました。<br />

IOC-000070648、IOC-000070652 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[IIS 構 成 ] ビューを 使 ってプロジェクトに Web サイト、 仮 想 ディレクトリ、および Web サービスの 拡 張 を 追 加 して、リリース<br />

をビルドおよび 検 証 すると、ICE32 エラー (「 外 部 キーが 一 致 しない 可 能 性 」) が 表 示 される 問 題 が 解 決 されました。<br />

プロジェクトに IIS テーブルが 含 まれていて、そのテーブルに Component テーブルには 存 在 しない 1 つ 以 上 のリファレンスが<br />

含 まれている 場 合 、 検 証 中 に ICE03 エラー (「 外 部 キーが 無 効 」) が 発 生 します。 以 前 、 同 じ 状 況 下 でこのエラーは 発 生 しませ<br />

んでした。<br />

IOC-000070072<br />

<strong>InstallShield</strong> をアクティベートした 後 、[ヘルプ] メニューの [バージョン 情 報 ] をクリックすると 表 示 される [バージョン 情 報 ]<br />

ダイアログ ボックスに、[ライセンスの 返 還 ] ボタンが 追 加 されました。 このボタンをクリックして、アクティベーション サーバ<br />

ー 上 のアカウントにライセンスを 返 還 します。 <strong>InstallShield</strong> をアンインストールせずにこの 処 理 を 行 うと、<strong>InstallShield</strong> の 試 用<br />

期 間 が 残 っている 場 合 はトライアル モードに 戻 ります。 試 用 期 間 が 過 ぎている 場 合 、<strong>InstallShield</strong> は 使 用 できなくなります。<br />

IOC-000070176 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[パッチのデザイン] ビューで 製 品 の 以 前 のバージョンを 指 定 したときに、<strong>InstallShield</strong> が 応 答 しなくなる 問 題 が 解 決 されました。<br />

以 前 、 同 じ 状 況 において、 特 定 の 条 件 下 で <strong>InstallShield</strong> が 応 答 しなくなりました。<br />

IOC-000070649 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

リリース フラグは、 今 回 より IIS データをフィルタします。 以 前 、IIS データを 含 む 機 能 にリリース フラグを 割 り 当 ててから、<br />

そのリリース フラグを 除 外 するように 構 成 したリリースをビルドしても、ビルドされたリリースには IIS データが 含 まれました。<br />

IOC-000070931<br />

DefineDialog と EzDefineDialog 関 数 についてのドキュメントに 含 まれるサンプル コードが 修 正 されました。 今 回 より、ダイ<br />

アログの [ 閉 じる] と [ヘルプ] ボタンを 機 能 させるための if-then ステートメントが 含 まれています。<br />

IOC-000070941 (InstallScript)<br />

製 品 バージョンが 最 大 バージョン (255.255.65535) を 超 えると、 今 回 より、ビルド 警 告 -7203 が 発 生 します。 以 前 は、ビルド<br />

警 告 警 告 は 発 生 しませんでした。 製 品 バージョンが 制 限 を 越 える InstallScript インストールをインストールすることは 可 能 です<br />

が、メンテナンスその 他 の 処 理 でランタイム エラーが 発 生 する 可 能 性 があります。<br />

IOC-000071245 (Basic MSI、InstallScript MSI)<br />

リリース ノート 37


プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> 12 以 前 のバージョンとして 繰 り 返 し 保 存 してから、 現 在 のバージョンの <strong>InstallShield</strong> プロジェク<br />

トとしてアップグレードしたとき、SecureCustomProperties プロパティの 各 プロパティの 1 つのインスタンスのみが 追 加 され<br />

ます。 以 前 同 じ 状 況 下 では、プロジェクトが <strong>InstallShield</strong> の 新 しいバージョンにアップグレードされるたびに、プロパティが 既<br />

存 する 場 合 でも 同 じプロパティが 追 加 されました。<br />

IOC-000071503 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

[IIS 構 成 ] ビューで 構 成 されたカスタム HTTP エラーは、 今 回 より 255 文 字 の 制 限 を 越 えることが 可 能 です。 以 前 、エラーのい<br />

ずれかが 255 文 字 を 超 えると、ターゲット システム 上 でそのエラー メッセージが 表 示 されるときに 切 り 詰 められ、インストール<br />

の 残 りのエラーは 表 示 されませんでした。<br />

IOC-000071652<br />

SYSINFO.WINNT.bWinServer2003 は、 今 回 より、ドメイン コントローラである Windows Server 2003 システムには True<br />

を 返 します。<br />

IOC-000071657 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

インストールを 記 録 モードで 実 行 して 応 答 ファイルを 作 成 する 場 合 、 今 回 より、SelectDir と SelectDirEx の 戻 り 値 が 正 しく 取 り<br />

込 まれます。 以 前 、Setup.iss ファイルは、OK (1) またはキャンセル (2) ボタンがクリックされたときでも、 数 値 0 を 記 録 し<br />

ました。<br />

IOC-000071729 (InstallScript)<br />

IIS データを 含 むコンポーネントの "アンインストール" 設 定 に [いいえ] を 選 択 したとき、 今 回 より、IIS データがターゲット シ<br />

ステムに 永 久 的 に 残 ります。 製 品 がアンインストールされたときに 同 時 にアンインストールされる 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000071732<br />

MSI/MSM オープン ウィザードは、File テーブルの Sequence 列 の 列 幅 に 関 わらず、.msi データベースを <strong>InstallShield</strong> プロ<br />

ジェクト ファイル (.ism) に 正 しく 変 換 できます。 以 前 、 列 幅 が i2 ではない 場 合 、ウィザードがレコードを 持 たない 新 しいプロ<br />

ジェクト ファイルを 作 成 しました。<br />

IOC-000071908<br />

データベース プロジェクトを 含 む Visual Studio 2008 ソリューションは、 今 回 より、<strong>InstallShield</strong> ビューでデータを 正 しく 表<br />

示 します。 以 前 、[ファイルとフォルダ] ビューなど、プロジェクト 出 力 への 参 照 を 含 むビューではデータが 不 足 していました。<br />

IOC-000072008 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[リリース] ビューでリリースの 下 に 生 成 される HTML レポートは、Directory テーブルの DefaultDir 特 殊 値 を 正 しく 表 示 します。<br />

以 前 、 特 定 のマージ モジュールに 間 違 ったインストール 先 が 表 示 されました。<br />

IOC-000072086 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

リリースのデバッグ 中 に、MSI デバッガが 256 文 字 を 超 えるプロパティ 値 に 遭 遇 すると、<strong>InstallShield</strong> がクラッシュする 問 題 が<br />

解 決 されました。<br />

IOC-000072089 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

Windows Installer プロパティ IS_MAJOR_UPGRADE が 実 行 時 に、 検 出 のみのメジャー アップグレードで 設 定 されることがな<br />

くなりました。<br />

IOC-000072145 (InstallScript)<br />

特 定 の 大 きいファイルがインストールに 含 まれている 場 合 、 実 行 時 のファイル 転 送 中 に 巡 回 冗 長 検 査 (CRC) エラーが 発 生 する 問<br />

題 が 解 決 しました。<br />

IOC-000072272、IOC-000074450 ( 基 本 の MSI)<br />

リリース ノート 38


進 行 状 況 の 表 示 が 構 成 されていない 機 能 前 提 条 件 がインストールされるとき、 今 回 より、 機 能 前 提 条 件 の 1 つがインストールされ<br />

る 度 に 進 行 状 況 バーが 増 加 します。 これは、Windows Vista、Windows Server 2008、および Windows 2000 のような 非<br />

Windows XP システムで 発 生 します。Aero テーマを 使 用 する Windows ベースのシステムでは、 進 行 状 況 バーは 動 画 を 表 示 しま<br />

す。 以 前 、これらのシステム 上 で、 機 能 前 提 条 件 のインストール 中 に 進 行 状 況 バーが 空 白 のままでした。<br />

IOC-000072320 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

ビルド 時 に、リリースの 種 類 がネットワーク イメージで、 圧 縮 タイプが 機 能 ごとに 1 つの .cab ファイルである 場 合 、 今 回 より、<br />

<strong>InstallShield</strong> は Setup.exe ファイルと .msi パッケージと 共 に 単 一 ディレクトリに すべての .cab ファイルを 配 置 します。 以<br />

前 、 圧 縮 データの 最 初 の 2 GB を 含 む .cab ファイルは Disk1 フォルダに 配 置 されました。 残 りの .cab ファイルは 別 の 追 加 フ<br />

ォルダに 配 置 されました。<br />

IOC-000072484 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

[ 一 般 情 報 ] ビューの "セットアップ 言 語 " 設 定 の 値 を 変 更 するときに [ 利 用 可 能 な 言 語 のみ 表 示 ] チェック ボックスを 選 択 すると、<br />

ヘブライ 語 とアラビア 語 がリストされなくなりました。<br />

IOC-000072596 (InstallScript MSI)<br />

CreateDir 関 数 を 使 って 作 成 されたフォルダは、 今 回 より、アンインストール 中 に 削 除 されます。<br />

IOC-000072617 (ClickOnce デプロイメント)<br />

ClickOnce デプロイメント リリースのビルドに 失 敗 した 後 に [アプリケーション 情 報 ] ページを 開 くと <strong>InstallShield</strong> がクラッシ<br />

ュする 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000072621<br />

<strong>InstallShield</strong> の 日 本 語 版 が 開 いている 状 態 で InstallScript Object for .NET のインストールを 起 動 しようとすると 表 示 される、<br />

<strong>InstallShield</strong> を 閉 じる 必 要 があることを 通 知 するエラー メッセージは、 今 回 より 日 本 語 で 表 示 されます。 以 前 、このエラー メ<br />

ッセージは、 日 本 語 システム 上 で 文 字 化 けしました。<br />

IOC-000072722、IOC-000075593 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[モバイル デバイス] ビューで 複 数 のファイルを Windows Mobile インストールに 追 加 してから、これらのファイルに 特 定 のター<br />

ゲット プラットフォームを 選 択 すると、ビルド エラー -6516 が 発 生 する 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000072913 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

ファイル 名 に 46 文 字 以 上 を 含 む SQL スクリプト ファイルがプロジェクトに 含 まれている 場 合 に、ビルド エラー -6151 が 発 生<br />

する 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000072934 (InstallScript)<br />

プロジェクト アシスタントの [インストールのローカリゼーション] ページにあるプロジェクトの 文 字 列 、または [ 文 字 列 エディ<br />

タ] ビューの 文 字 列 ( 以 前 は [ 一 般 情 報 ] ビューで 文 字 列 テーブルとして 表 示 されたもの) を 参 照 したときに <strong>InstallShield</strong> がクラ<br />

ッシュする 問 題 が 解 決 されました。 以 前 、<strong>InstallShield</strong> が 短 いデフォルト 以 外 のパスにインストールされた 場 合 にクラッシュし<br />

ました。<br />

IOC-000073058 (<strong>InstallShield</strong> MSI Diff)<br />

<strong>InstallShield</strong> MSI Diff で [ファイル] メニューから [ 比 較 ] コマンドを 選 択 すると、[ 開 く] ダイアログ ボックスが 開 きます。 今<br />

回 より、このダイアログ ボックスで Windows Installer データベース フィルタを 選 択 すると、.msi ファイルだけでな<br />

く、.msm と .pcp ファイルも 表 示 されます。 以 前 は、.msi ファイルだけが 表 示 されました。<br />

IOC-000073059 (<strong>InstallShield</strong> MSI Diff)<br />

リリース ノート 39


<strong>InstallShield</strong> MSI Diff で 2 つのファイル 間 の 差 分 を 確 認 するとき、 今 回 より、 選 択 されたテーブル フィールドの 古 い 値 と 新 し<br />

い 値 を 表 示 するペインが 表 示 されます。これで、 各 フィールドの 変 更 を 比 較 しやすくなりました。 以 前 は、 差 分 がツールヒントと<br />

して 表 示 され、 数 秒 で 消 えました。<br />

IOC-000073194 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[リリース] ビューの Setup.exe タブにある "セットアップ ランチャ" 設 定 で [はい (Windows Installer エンジンを 含 まない)]<br />

を 選 択 した 場 合 、 今 回 より、Setup.exe はターゲット システムで Windows Installer バージョンをチェックしません。 以 前 、<br />

一 部 の 状 況 下 で、Windows Installer 再 配 布 可 能 ファイルが 見 つからないことを 示 すランタイム エラーが 表 示 されることがあり<br />

ました。 この 問 題 は、"セットアップ ランチャ" 設 定 に [はい (Windows Installer エンジンを 含 まない)] を 選 択 し、Windows<br />

Installer 4.5 用 の <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 を 含 み、ターゲット システムに Windows Installer 3.1 が 存 在 しない 場 合 に 発 生 する<br />

ことがありました。<br />

IOC-000073301 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

Setup.exe を 管 理 インストール モードで 実 行 するとき、 今 回 より、インストールは 製 品 のより 新 しいバージョンが 既 にインスト<br />

ール 済 みかどうかを 確 認 しません。 これにより、Setup.exe で /a コマンドライン パラメータを 使 うと、その 製 品 の 新 しいバー<br />

ジョンがインストールされている 場 合 に 管 理 インストールを 行 うことができます。 以 前 、 管 理 インストールが 実 行 されませんでし<br />

た。<br />

IOC-000073333 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

2 つのコンポーネントについて、"ビルド 時 に COM 抽 出 " 設 定 に [はい] を 選 択 した 場 合 で、 片 方 のコンポーネントについてのみ<br />

COM 抽 出 が 成 功 した 場 合 、ビルド 警 告 -4354 が 発 生 します。 以 前 、COM 抽 出 が 失 敗 したことを 通 知 するビルド 警 告 は 表 示 され<br />

ませんでした。<br />

IOC-000073387 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

今 回 より、SelectDirEx ダイアログは、Windows Vista システム 上 で [ヘルプ] ボタンを 表 示 しません。 以 前 、このボタンが 表<br />

示 されましたが、ヘルプ メッセージはありませんでした。<br />

IOC-000073460 (InstallScript)<br />

プロジェクトにサポート ファイルとして 2 GB 以 上 のファイルを 含 めると 発 生 したランタイム エラー -5006 の 問 題 が 解 決 され<br />

ました。<br />

IOC-000073606 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> が COM サーバーから COM データを 抽 出 する 場 合 、 今 回 より 必 要 に 応 じて、 実 行 時 に<br />

HKEY_CLASSES_ROOT\Interface レジストリ キーが 作 成 されます。 以 前 、これらのキーは <strong>InstallShield</strong> が Registry テーブ<br />

ルを 使 って COM データを 格 納 するときに 作 成 されました。<br />

IOC-000073614<br />

Winsock 関 連 のレジストリ キーが Filters.xml ファイルのレジストリの 除 外 一 覧 に 追 加 されました。 このため、COM 抽 出 処 理<br />

を 行 う 際 に、<strong>InstallShield</strong> が 自 動 的 に Winsock 関 連 のレジストリ キーをプロジェクトに 追 加 することがなくなりました。<br />

IOC-000073702 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

プロジェクトの IIS Web サイトまたは 仮 想 ディレクトリが 基 本 の 認 証 方 法 を 使 ってユーザー 名 とパスワード 情 報 を 収 集 するよう<br />

に 構 成 した 場 合 、 今 回 より、IIS 7 が 搭 載 された Windows Server 2008 上 でそれが 実 行 時 に 有 効 化 されます。 以 前 、 実 行 時 に<br />

は 有 効 化 されませんでした。 ターゲット システムには、 基 本 の 認 証 モジュールがインストールされている 必 要 があります。これ<br />

はデフォルトではインストールされていません。<br />

IOC-000073808、IOC-000075666 (InstallScript)<br />

選 択 されたドメインにある Windows Server 2008 マシン 上 でインストールが 実 行 されたときに、SdLogonUserInformation<br />

ダイアログに 「サーバーが 見 つかりません。」エラーが 表 示 される 問 題 が 解 決 されました。<br />

リリース ノート 40


またこのダイアログでは、 今 回 より、エンド ユーザーがローカル マシンのユーザー 資 格 情 報 を 入 力 することもできます。<br />

IOC-000073911 (マージ モジュール)<br />

マージ モジュール、またはマージ モジュールを 使 用 する 基 本 の MSI プロジェクトに UTF-8 データベースを 使 用 する 場 合 、 今 回<br />

より、 実 行 時 にインストールされるファイルとディレクトリの 名 前 に 2 バイト 文 字 を 使 用 できます。<br />

IOC-000073989<br />

アクティベーション ウィザードの [ライセンス サーバーの 指 定 ] パネルでライセンス サーバー 情 報 を 入 力 してから、[ 接 続 のテス<br />

ト] リンクをクリックすると、 今 回 より、アクティベーション ウィザードがサーバーの 接 続 状 況 を 適 切 にテストします。 以 前 、<br />

テストが 成 功 した 場 合 でも、 常 に 接 続 に 失 敗 したと 表 示 されました。<br />

IOC-000074105<br />

.NET Framework 3.5 からのアセンブリの 名 前 が、Filters.xml ファイルの 依 存 関 係 の 除 外 一 覧 に 追 加 されました。 これにより、<br />

コンポーネントの .NET 依 存 関 係 をスキャンで 確 認 したとき、これらのアセンブリが 関 係 としてプロジェクトに 自 動 的 に 追 加 され<br />

ることはなくなりました。<br />

IOC-000074207 (InstallScript MSI)<br />

InstallScript MSI インストールは、 今 回 より、アンインストールでイベント ドリブン 型 の InstallScript 関 数 をログ 記 録 します。<br />

<strong>InstallShield</strong> 2009 で、アンインストールでこの 関 数 はログ 記 録 されませんでした。 このため、スクリプトにディレクトリの 作<br />

成 やファイルのコピーを 行 うコードが 含 まれている 場 合 、それらのディレクトリやファイルはアンインストール 中 に 削 除 されませ<br />

んでした。<br />

IOC-000074114 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

[XML ファイルの 変 更 ] ビューを 使 って、コンポーネントがアンインストールされる 時 に XML 要 素 が 削 除 されるように 構 成 した 場<br />

合 で、その 要 素 が 名 前 空 間 を 使 用 するとき、 実 行 時 にその 要 素 は 正 しく 削 除 されます。 以 前 、この 状 況 下 では、 要 素 が 削 除 されま<br />

せんでした。<br />

IOC-000074208 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> が 1 つの 機 能 につき 1 つの .cab ファイルを 作 成 する 圧 縮 タイプのリリースをビルドするときに、プロジェクトに<br />

非 常 に 多 くのファイルが 含 まれている 場 合 、Media テーブル 内 の .cab ファイル 名 が <strong>InstallShield</strong> がビルドするファイル 名 に 一<br />

致 します。 以 前 、 特 定 の 状 況 下 で 名 前 が 一 致 しませんでした。<br />

IOC-000074240 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

Windows XP システムから Windows Mobile デバイスにファイルを 転 送 するときに、デバイスをクレードルから 外 してから 再 び<br />

接 続 する 必 要 がなくなりました。 デバイスが 接 続 されている 場 合 、 実 行 時 にファイルが 即 時 転 送 されます。<br />

IOC-000074262 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> は、モバイル デバイス インストールの 作 成 に、より 新 しいバージョンの CabWiz.exe を 使 用 します。 このバージ<br />

ョンでは、 最 大 バイナリ レジストリ 値 が 4,083 バイトです ( 以 前 は、239 バイト)。<br />

IOC-000074291 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

[XML の 変 更 ] ビューを 使 って 子 要 素 の 変 更 を 構 成 する 場 合 、 今 回 より、インストールはこれらの 子 要 素 に 親 要 素 を 追 加 しません。<br />

また、ターゲット ファイルに 存 在 しない 要 素 の [この 要 素 が 存 在 しない 場 合 、 常 に 作 成 する] チェック ボックスがクリアされてい<br />

る 場 合 、その 子 要 素 も 作 成 されません。<br />

IOC-000074265、IOC-000077104 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

ダイアログ スキンを 使 用 する 場 合 で、スクリプトに Enable (STATUSEX) の 呼 び 出 しを 含 めたときにインストールがクラッシュ<br />

する 問 題 が 解 決 されました。 以 前 、 特 定 の 状 況 下 において、インストールがクラッシュしました。<br />

リリース ノート 41


IOC-000074326<br />

Windows ツールバーを 使 って、 異 なる InstallScript ファイル (.rul) 間 を 切 り 替 えると <strong>InstallShield</strong> がクラッシュする 問 題 が<br />

解 決 されました。<br />

IOC-000074405、IOC-000075522、IOC-000077042<br />

Microsoft .NET Framework 2.0 SP1 前 提 条 件 の 条 件 が 修 正 されました。 また、インストールと 共 に Windows Installer をイ<br />

ンストールする 必 要 がある 場 合 、それは .NET Framework 2.0 SP1 の 前 にインストールされます。<br />

IOC-000074455 (InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> でビルドされたインストールが、 実 行 時 に 未 処 理 の Win32 例 外 でクラッシュすることがなくなりました。 以 前 、<br />

MsiInstallProduct に 渡 されたコマンド ラインが 非 常 に 長 い 場 合 、 例 えば 何 千 ものディレクトリおよびプロパティを 使 用 するプロ<br />

ジェクトでクラッシュしました。<br />

IOC-000074520 基 本 の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール)<br />

コンポーネント ウィザードを 使 って、カスタムコンポーネントを 作 成 してから、プライベート ディレクトリ 識 別 子 を 選 択 すると<br />

<strong>InstallShield</strong> がクラッシュする 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000074525 (InstallScript)<br />

今 回 より、.spc ファイルと .pvk ファイルを 指 定 して Setup.exe ファイルをデジタル 署 名 する 場 合 に、" 証 明 書 URL" を 空 白 の<br />

ままに 残 すことが 可 能 となりました。 以 前 、 同 じ 状 況 下 ではビルド 警 告 -5032 が 発 生 して、リリースが 署 名 されませんでした。<br />

IOC-000074548 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI、マージ モジュール、トランスフォーム)<br />

システム 検 索 ウィザードを 使 って 起 動 条 件 を 作 成 した 後 に、システム 検 索 を 削 除 すると、<strong>InstallShield</strong> は 起 動 条 件 も 削 除 します。<br />

また、<strong>InstallShield</strong> は 関 連 付 けられた 文 字 列 エントリと 条 件 を 削 除 するかどうかを 問 い 合 わせるメッセージ ボックスを 表 示 しま<br />

す。 以 前 、 起 動 条 件 、 関 連 文 字 列 エントリ、および 条 件 は、システム 検 索 を 削 除 した 後 に 手 動 で 削 除 する 必 要 がありました。<br />

IOC-000074664 ( 基 本 の MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> に 含 まれている EulaScrollWatcher.dll ファイルは、 今 回 より、ランタイム ダイアログで Unicode 文 字 をサポー<br />

トします。 スクロール 可 能 な EULA コントロールに 表 示 されるエンド ユーザー 使 用 許 諾 契 約 書 (EULA) を、エンド ユーザーが<br />

最 終 行 までスクロールしない 限 り、LicenseAgreement ダイアログの [ 次 へ] ボタンを 有 効 にしない 場 合 、このファイルをプロジ<br />

ェクトにカスタム アクションとして 含 めます。<br />

以 前 、 現 在 の ANSI コード ページに 含 まれていない Unicode 文 字 が EULA に 含 まれている 場 合 、エンド ユーザーが EULA の 最<br />

終 行 までスクロールしても [ 次 へ] ボタンが 無 効 のままでした。<br />

IOC-000074739 (InstallScript MSI)<br />

検 出 のみのメジャー アップグレード アイテムを 使 用 する InstallScript MSI プロジェクトで、 実 行 時 にインストールの<br />

InstallScript 部 分 がターゲット システムから 削 除 される 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000074841<br />

REG ファイルのインポート ウィザードを 使 ってプロジェクトに .reg ファイルをインポートするとき、 今 回 より、レジストリ キ<br />

ーはアルファベット 順 に 表 示 されます。 以 前 、キーは 特 定 の 順 序 を 持 たずにインポートされました。 [レジストリ] ビューの 任 意<br />

のキーの 子 キーの 順 序 を 並 べ 替 えるには、その 親 キーを 選 択 してから、CTRL+F4 を 押 します。<br />

IOC-000074860 (InstallScript)<br />

InstallScript One-Click Innstall で、[リリース] ビューの [ビルド] タブにある " 圧 縮 スクリプト" 設 定 で [はい] を 選 択 した 場<br />

合 に、インストールが 失 敗 する 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000074866 (オートメーション インターフェイス)<br />

リリース ノート 42


CScript を 使 って、オートメーション インターフェイスを 使 って <strong>InstallShield</strong> プロジェクトを 編 集 する 複 数 の VBScript ファイ<br />

ルを 実 行 する 場 合 、CScript がメモリ アクセス 違 反 で 結 果 コード -1073741819 を 伴 って 失 敗 する 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000074930 ( 基 本 の MSI)<br />

リリースに 機 能 前 提 条 件 が 含 まれている 場 合 に <strong>InstallShield</strong> 内 部 からリリースのユーザー インターフェイスをテストしたとき<br />

([ユーザー インターフェイスのテスト] ボタンをクリックするか、[ビルド] メニューの [テスト] コマンドをクリックする)、 今 回<br />

より、 機 能 前 提 条 件 が 起 動 されることがなくなりました。<br />

IOC-000074931 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[リリース] ビューでビルド 中 のリリースにリリース フラグと 製 品 構 成 フラグを 指 定 したとき、 今 回 より、<strong>InstallShield</strong> はリリー<br />

ス フラグが 付 いた <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 を 正 しく 含 むまたは 除 外 します。 つまり、リリース フラグを <strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件<br />

に 割 り 当 てた 場 合 に、そのフラグをリリース、 製 品 構 成 、またはその 両 方 にも 指 定 すると、ビルド 時 に <strong>InstallShield</strong> はその<br />

<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 をリリースに 含 めます。 以 前 、[リリース] ビュー 内 のフラグ セットのいずれかが 前 提 条 件 に 割 り 当 てら<br />

れているフラグに 一 致 しなかった 場 合 、<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 がリリースから 除 外 されました。<br />

IOC-000074973<br />

ISWiSQLScript オブジェクトの 名 前 を 変 更 した 場 合 に、ISWiSQLConnection.AddSQLScript() の 次 の 呼 び 出 しでエラーが 発 生<br />

する 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000075060 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

インストールが 日 本 語 Windows Vista 上 で 実 行 されるとき、SQLBrowse 実 行 時 ダイアログは、 今 回 より、SQL サーバーの 一 覧<br />

を 表 示 します。 以 前 、この 一 覧 は 空 白 でした。<br />

IOC-000075090 ( 基 本 の MSI、InstallScript、InstallScript MSI)<br />

[SQL スクリプト] ビューに 空 白 の SQL スクリプト ファイルを 含 むプロジェクトをビルドしたとき、 今 回 より、ビルド エラー -<br />

7086 (QL Script ファイルを 暗 号 化 中 にエラーが 発 生 しました。) が 表 示 されることがなくなりました。<br />

IOC-000075109 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

<strong>InstallShield</strong> は、 今 回 より、ファイルのソース パスに 角 かっこ ([]) が 含 まれている 場 合 に、そのファイルから COM データを 抽<br />

出 することができます。<br />

IOC-000075161、IOC-000076965 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

今 回 より、リリース ウィザード に .NET Framework 2.0 中 国 語 ( 簡 体 字 ) 言 語 パックがリストされています。<br />

IOC-000075193 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[リリース] ビューの " 前 提 条 件 が 昇 格 必 要 時 のアドバタイズ" 設 定 で、アドバタイズ オプションの 1 つが 選 択 されている 場 合 で、<br />

インストールが Windows XP システム 上 で 実 行 されるとき、 今 回 より、.msi ファイルがアドバタイズされることはありません。<br />

アドバタイズは、それによって UAC プロンプトの 回 数 を 最 小 限 に 減 らすことができる、Windows Vista 以 降 でのみ 発 生 します。<br />

IOC-000075218 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

1 つの 機 能 につき 1 つの .cab ファイルを 作 成 するカスタム 圧 縮 を 用 いた DVD タイプのリリースをビルドするとき、DVD の 容<br />

量 が 限 界 に 達 していない 場 合 、 機 能 が 複 数 の .cab ファイルに 分 割 されることがなくなりました。<br />

IOC-000075289 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

ダイアログ スキンを 使 用 する 場 合 に、ダイアログの 1 つの icon コントロールの Visible プロパティに False を 選 択 したとき、<br />

今 回 より、icon コントロールは 実 行 時 に 非 表 示 となります。<br />

IOC-000075360 (InstallScript)<br />

リリース ノート 43


InstallScript Object for Crystal Reports を 含 む InstallScript プロジェクトをビルドするときに <strong>InstallShield</strong> がクラッシュす<br />

る 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000075408 (InstallScript)<br />

適 切 な 場 合 、 今 回 より、「セットアップの 別 のインスタンスが 実 行 中 です」メッセージの 韓 国 語 翻 訳 が 表 示 されます。 以 前 、イン<br />

ストールがこのメッセージを 表 示 するとき、 文 字 化 けが 発 生 しました。<br />

IOC-000075478<br />

<strong>InstallShield</strong> 前 提 条 件 エディタの 日 本 の 版 で、 条 件 オプションのすべてが 日 本 語 に 翻 訳 されました。 以 前 、[レジストリ エント<br />

リが 指 定 のバージョン 値 を 含 む] オプションが 英 語 で 表 示 されました。<br />

IOC-000075521 ( 基 本 の MSI)<br />

複 数 インスタンス インストールのインスタンスの 選 択 ダイアログには、 今 回 より、 各 既 存 インスタンスのバージョン 番 号 を 表 示 す<br />

る 列 が 含 まれています。<br />

IOC-000075729 (スマート デバイス)<br />

<strong>InstallShield</strong> は、 今 回 より、 同 じ 名 前 を 持 つが 異 なるソース 場 所 にある 2 つのファイルを 含 むスマート デバイス プロジェクト<br />

において、ビルド 時 に 単 一 の .cab ファイルを 生 成 します。 以 前 、この 場 合 、<strong>InstallShield</strong> は .cab ファイルをビルドせず、ビ<br />

ルド エラーも 表 示 しませんでした。<br />

IOC-000075730 ( 基 本 の MSI)<br />

複 数 インスタンス サポートを 含 むリリースをビルドする 場 合 で、[リリース] ビューに 複 数 の 製 品 構 成 が 含 まれている 場 合 、 結 果<br />

としてビルドされるリリースは、そのリリースの 製 品 構 成 に 対 してのみ 複 数 インスタンス トランスフォームを 含 みます。 以 前 、<br />

リリースはプロジェクトに 含 まれるすべての 製 品 構 成 に 対 する 複 数 インスタンス トランスフォームを 含 みました。<br />

IOC-000075739 (QuickPatch)<br />

コンポーネントに 条 件 が 含 まれているベース パッケージ 用 の 簡 素 化 されていない 累 積 QuickPatch パッケージは、 今 回 より、 中<br />

間 パッチが 適 用 されない 場 合 にこれらのコンポーネントを 正 しくアップデートします。 中 間 パッケージも、この 修 正 を 含 んでビル<br />

ドする 必 要 があります。<br />

IOC-000075759<br />

[ 新 規 プロジェクト] ダイアログ ボックスで、 新 しいプロジェクトのファイル 名 の 最 後 に 空 白 を 使 用 すると、<strong>InstallShield</strong> は 今 回<br />

より、<strong>InstallShield</strong> プロジェクト ファイルとリリース フォルダを 作 成 するときにその 空 白 を 削 除 します。 以 前 、<strong>InstallShield</strong><br />

が 空 白 を 削 除 しなかったために、 一 部 で 問 題 が 発 生 しました。<br />

IOC-000075849 (InstallScript MSI)<br />

InstallScript MSI インストールにおいて、ターゲット システム 上 で 元 のソースをプロンプトするダイアログの 表 示 が 必 要 な 場 合 、<br />

今 回 より、それが 表 示 されます。 以 前 は、その 代 わりに 再 試 行 /キャンセル メセージ ボックスが 表 示 されました。[ 再 試 行 ] をク<br />

リックすると、メッセージ ボックスが 再 び 表 示 され、[キャンセル] をクリックすると、1706 と 1603 エラーが 発 生 しました。<br />

InstallScript イベント ハンドラ OnResolveSource は 削 除 されましたので、ご 注 意 ください。 今 回 より、Windows Installer<br />

がソース 解 決 をすべて 処 理 します。 <strong>InstallShield</strong> 2009 以 前 で InstallScript MSI プロジェクトに OnResolveSource イベント<br />

を 追 加 して、そのプロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードした 場 合 、そのイベントは 呼 び 出 されません。<br />

また、サイレント インストール 中 にプロンプトを 表 示 することはできないため、 元 のソースが 必 要 なときにそれが 見 つからない 場<br />

合 はインストールが 中 止 されます。<br />

IOC-000075974 ( 基 本 の MSI、QuickPatch)<br />

リリース ノート 44


エンド ユーザーが PatchWelcome ダイアログの [アップデート] ボタンをクリックしたとき、 再 び PatchWelcome ダイアログ<br />

を 表 示 せずに、パッチがその 他 のパッチを 続 行 します。 以 前 、 元 のインストールに 1 つ 以 上 の 機 能 前 提 条 件 が 含 まれている 場 合 、<br />

[アップデート] ボタンをクリックするたびに Update.exe が 無 限 ループで 起 動 されました。<br />

IOC-000075990 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

SQLBrowse ダイアログでは、 今 回 より、(local)\SQLExpress しか 存 在 しないマシンでは (local) は 表 示 されません。<br />

IOC-000076083( 基 本 の MSI)<br />

エンド ユーザーが 複 数 インスタンス インストールを 使 ってインストールされるインスタンスの 名 前 を 変 更 できるプロパティを 使<br />

用 した 場 合 、 今 回 より、Setup.exe は、 再 起 動 される 度 にアップデートされた 製 品 名 を 読 み 出 そうとします。 アップデート 済 み<br />

の 製 品 名 を 読 み 出 すことができた 場 合 、 今 回 より、それがインスタンスの 選 択 ダイアログに 含 まれます。 以 前 は、 常 に 元 の 製 品 名<br />

が 表 示 されました。<br />

IOC-000076229 (InstallScript MSI)<br />

AddFolderIcon 関 数 を 使 ってショートカットを 作 成 すると、 今 回 より、アンインストール 中 にそのショートカットが 削 除 されま<br />

す。<br />

IOC-000076257、IOC-000079161 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[ 一 般 情 報 ] ビューの " 表 示 アイコン" 設 定 に .ico ファイル 拡 張 子 を 持 つビットマップ ファイルを 指 定 した 場 合 、 今 回 より、ビル<br />

ド 時 にエラー -3204 は 発 生 しません。<br />

IOC-000076307 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

日 本 語 システム 上 でプロジェクトに 含 まれる 英 語 のダイアログのサイズを 変 更 した 場 合 、ダイアログが 実 行 時 に 正 しく 表 示 されま<br />

す。 以 前 、 一 部 の 状 況 において、ウォーターマーク、またはウォーターマークの 横 にある 行 が 実 行 時 に 表 示 されませんでした。<br />

IOC-000076368 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

ダイアログ サイズを 変 更 しないでダイアログを 編 集 した 場 合 で、2 バイト 文 字 が 含 まれるとき、<strong>InstallShield</strong> がダイアログのサ<br />

イズを 変 更 する 問 題 が 解 決 されました。<br />

IOC-000076435 (トランスフォーム)<br />

応 答 トランスフォームは、 今 回 より、スキーマ 値 をソース .msi パッケージの 値 に 設 定 します。 以 前 、 応 答 トランスフォームはス<br />

キーマ 値 をターゲット システムにある MsiExec.exe のバージョンに 変 更 しました。<br />

IOC-000076499 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

プロジェクトにダイナミックにリンクされたフォント ファイルが 含 まれる 場 合 で、リリース ウィザードの [ 詳 細 設 定 ] パネルで 以<br />

前 の Windows Installer パッケージを 指 定 すると、 今 回 より、<strong>InstallShield</strong> はビルド 時 にフォント ファイルのアップグレード<br />

とパッチの 最 適 化 を 使 用 します。 このため、リリース 間 で Font テーブル キーが 統 一 されます。<br />

IOC-000076479 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

韓 国 語 ダイアログを 韓 国 語 以 外 のシステム 上 で 編 集 したとき、 今 回 より、そのサイズが 正 しく 表 示 されます。 以 前 、 同 じ 状 況 下 で<br />

はダイアログの 寸 法 が 変 更 されました。<br />

IOC-000076640 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

Crystal Reports 8.5 SP3 オブジェクトは、 最 新 版 のファイルを 含 みます。<br />

IOC-000076745 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[SQL スクリプト] ビューで SQL スクリプト ファイルの 条 件 を 作 成 して、その SQL スクリプトの [ログイン 中 にスクリプトを 実<br />

行 ] チェック ボックスを 選 択 した 場 合 、 今 回 より、 作 成 した 条 件 がターゲット システムで 満 たされない 場 合 に、 実 行 時 のログイ<br />

ン 中 に SQL スクリプトが 実 行 されることはありません。<br />

リリース ノート 45


IOC-000076940 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

IDS__IsExitDialog_InstallSuccess 文 字 列 エントリのデンマーク 語 翻 訳 が 修 正 されました。<br />

IOC-000076964 ( 基 本 の MSI)<br />

MSI デバッガで、マネージ コード カスタム アクションのデバッグ 中 に、 破 損 スタックに 関 するエラーが 発 生 する 問 題 が 解 決 され<br />

ました。<br />

IOC-000076437 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[システム 検 索 ] ビュー、またはプロジェクト アシスタントの [インストール 要 件 ] ページを 使 って .NET Framework 2.0 SP1<br />

の 定 義 済 み 検 索 をプロジェクトに 追 加 した 場 合 、 今 回 より、インストールは 実 行 時 に .NET Framework 2.0 または .NET<br />

Framework 2.0 SP1 の 存 在 をチェックします。 以 前 、SP1 がターゲット システムにインストールされている 場 合 、 定 義 済 み 検<br />

索 の 条 件 が 満 たされませんでした。<br />

IOC-000077270<br />

オートメーション インターフェイスは、 今 回 より、 対 話 型 エラー メッセージを 抑 制 します。<br />

IOC-000077687<br />

0x041b.ini ファイルの 文 字 列 1102 の 値 は、 今 回 より、 正 しいスロバキア 語 翻 訳 を 含 みます。<br />

IOC-000077761 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

SQL 接 続 に 関 連 付 けられた Windows Installer プロパティが [SQL スクリプト] ビューで 構 成 されたテキスト 置 換 で 使 用 される<br />

とき、 今 回 より、メンテナンスおよびアンインストール 中 に 正 しく 解 決 されます。<br />

IOC-000078023<br />

InstallScript 関 数 LaunchApplication は、 今 回 より、CPU 時 間 のすべてを 消 費 しません。また、WaitForApplication に 渡 され<br />

るタイムアウト 値 は、 今 回 より、nTimeOut パラメータに 指 定 されたタイムアウト 期 間 中 のすべてのプロセスを 待 機 します。 以<br />

前 、 親 プロセスの 終 了 後 、 子 プロセスが 終 了 する 前 に CPU プロセスの 問 題 が 発 生 しました。 この 問 題 は、タイムアウト 期 間 が 終<br />

了 した 後 、 親 プロセスと 子 プロセスの 両 方 が 引 き 続 き 実 行 中 にも 発 生 しました。<br />

IOC-000078036 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

連 鎖 .msi パッケージの UI レベルは、 今 回 より、 親 パッケージの 現 在 の UI レベル 以 内 に 制 限 されました。 たとえば、[リリー<br />

ス] ビューを 使 ってプロジェクトに 連 鎖 .msi パッケージを 追 加 して、その "UI レベル" 設 定 に 完 全 UI (/qf) を 選 択 するが、メ<br />

イン インストールがサイレント (/qn) で 起 動 される 場 合 、 連 鎖 .msi パッケージはサイレントで 起 動 します。 以 前 、 連 鎖 パッケ<br />

ージはメイン インストールの [リリース] ビューでオーサされた UI レベルと 同 じレベルを 表 示 しました。この 動 作 を 復 元 するに<br />

は、ISChainExceedUILevel プロパティを 1 と 等 しく 設 定 します。<br />

IOC-000078272 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

_Validation テーブルは、 今 回 より、MsiPatchOldAssemblyName テーブルの 列 名 に Assembly_ の 代 わりに Assembly を 使<br />

用 します。<br />

IOC-000078359 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[リリース] ビューの [ 連 鎖 .msi パッケージ] 領 域 に 追 加 する 連 鎖 .msi パッケージ アイテムの 名 前 が 9 文 字 以 上 の 場 合 、ビルド<br />

エラー 6151 (ターゲット データベースを 保 存 できません) が 発 生 することがなくなりました。<br />

IOC-000078500 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[IIS 構 成 ] ビューを 使 って IIS Web サイトを 構 成 して、Windows Installer プロパティ IISPREFERLEGACYOBJECTS を 1 に<br />

等 しく 設 定 した 場 合 、 今 回 より、その Web サイトは IIS 6 メタベースの 互 換 性 機 能 がインストールされたターゲット システム 上<br />

で 正 しくインストール/アンインストールされます。 以 前 、 一 部 の 状 況 において、Web サイトがインストールされず、ロールバッ<br />

ク 処 理 でターゲット システム 上 に 破 損 した Web サイトが 残 ることがありました。<br />

リリース ノート 46


IOC-000078631 ( 基 本 の MSI)<br />

"セットアップ ランチャの 種 類 " 設 定 で Unicode を 選 択 すると、ビルド 時 に Setup.ini ファイルが Unicode で 作 成 されます。<br />

以 前 、Setup.ini に Unicode が 使 用 されなかったために、 特 定 の 条 件 下 でランタイム エラー 1155 が 発 生 しました。<br />

IOC-000078660 ( 基 本 の MSI)<br />

ShowMsiLog カスタム アクションは、 今 回 より、WindowsFolder ディレクトリではなく、SystemFolder ディレクトリから<br />

Notepad.exe を 起 動 します。 このため、インストールが Windows Vista 以 降 で 実 行 され、エンド ユーザーが<br />

SetupCompleteSuccess ダイアログでログ ファイルの 表 示 を 選 択 した 場 合 、インストールは SystemFolder ディレクトリから<br />

Notepad.exe を 起 動 します。 これは、Windows Server 2008 Standard Edition では、Notepad.exe が Windows ディレク<br />

トリではなく、System32 ディレクトリに 配 置 されているために 変 更 されました。 この 動 作 は、<strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> で 作 成 され<br />

るすべての 新 しい 基 本 の MSI プロジェクトではデフォルトで 使 用 できます。<br />

IOC-000078664 (マージ モジュール)<br />

_Validation テーブルは、 今 回 より、MaxValue 列 に 正 しい ServiceInstall テーブル 値 を 含 みます。 以 前 、 間 違 った 値 が 使 用 さ<br />

れたために、 一 部 の 状 況 下 で 検 証 エラー ICE03 が 発 生 することがありました。<br />

IOC-000078792<br />

日 本 語 システム 上 で、REG ファイルのインポート ウィザードを 使 ってプロジェクトに .reg ファイルをインポートすると、レジ<br />

ストリ キーのすべてがインポートされます。<br />

IOC-000078795 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

Update Service マージ モジュールを 含 む <strong>InstallShield</strong> 12 プロジェクトを <strong>InstallShield</strong> <strong>2010</strong> にアップグレードするとき、<br />

ビルド 時 にエラー -4075 (ファイルが 見 つかりません) が 発 生 する 問 題 は 解 決 されました。<br />

IOC-000078864 (InstallScript、InstallScript MSI)<br />

インストールが 実 行 時 に SQLServerSelect ダイアログを 表 示 するとき、 今 回 より、SQLServerSelect 関 数 の szServer パラメ<br />

ータに 識 別 されたデータベース サーバーがデフォルト 値 として 使 用 されます。 以 前 、 関 数 は 常 に 既 存 SQL サーバーの 最 初 のアイ<br />

テムをデフォルト 値 として 表 示 しました。<br />

IOC-000079127 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

IsSelfReg テーブルの CmdLine 列 を 使 用 して、 実 行 時 に 自 己 登 録 COM サーバーを 登 録 するときに 渡 すインストールとアンイン<br />

ストールのパラメータを 指 定 するとき、 今 回 より、 実 行 時 のインストールおよびアンインストール 中 に 正 しいパラメータが 使 用 さ<br />

れます。 以 前 、インストール パラメータがインストールおよびアンインストールで 渡 されました。<br />

IOC-000079131 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

MSBuild を 使 って <strong>InstallShield</strong> プロジェクトをビルドするとき、.isproj ファイルでパス 変 数 がオーバーライドするように 設 定<br />

した 場 合 、 今 回 より、 指 定 した 新 しい 値 でパス 変 数 がオーバーライドされます。<br />

IOC-000079460 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

[リリース] ビューでリリースの Setup.exe タブにある " 前 提 条 件 が 昇 格 必 要 時 のアドバタイズ" 設 定 でアドバタイズ オプション<br />

の 1 つを 選 択 した 場 合 、 実 行 時 にエンド ユーザーがカスタム INSTALLDIR の 場 所 を 選 択 すると、 今 回 より、 製 品 がカスタム 場<br />

所 にインストールされます。 以 前 、INSTALLDIR が SecureCustomProperties プロパティに 追 加 されない 限 り、 製 品 はデフォ<br />

ルトの INSTALLDIR 値 にインストールされました。<br />

IOC-000080958 ( 基 本 の MSI、InstallScript MSI)<br />

.msi パッケージに 署 名 するデジタル 証 明 書 を 指 定 する 場 合 、<strong>InstallShield</strong> は 今 回 より、リリースの 任 意 の 言 語 トランスフォーム<br />

(.mst ファイル) に 対 してそのデジタル 証 明 書 を 使 用 します。 従 って、 今 回 より、Windows 7 システム 上 で 言 語 トランスフォー<br />

ムによる 不 明 な 発 行 元 UAC 警 告 が 発 生 することはありません。<br />

リリース ノート 47


システム 要 件<br />

このセクションでは、<strong>InstallShield</strong> で 作 成 されたインストールを 実 行 するターゲット システム (ランタイム 環 境 ) の 要 件 、なら<br />

びに <strong>InstallShield</strong> を 実 行 するために 必 要 なシステム (オーサリング 環 境 ) の 要 件 が 説 明 されています。<br />

<strong>InstallShield</strong> を 実 行 するシステムの 要 件<br />

プロセッサ<br />

Pentium III クラスの PC (500 MHz 以 上 を 推 奨 )<br />

RAM<br />

256 MB の RAM (512 MB 推 奨 )<br />

ハードディスク<br />

500 MB 空 き 領 域<br />

ディスプレイ<br />

1024 x 768 (XGA) 以 上 の 解 像 度<br />

オペレーティング システム<br />

Windows XP<br />

Windows Server 2003<br />

Windows Vista<br />

Windows Server 2008<br />

Windows 7<br />

Windows Server 2008 R2<br />

ブラウザ<br />

Microsoft Internet Explorer 5.01 (IE 5.5 以 降 を 推 奨 )<br />

権 限<br />

システムの 管 理 者 権 限<br />

マウス<br />

Microsoft IntelliMouse、またはその 他 の 互 換 性 があるポインティング デバイス<br />

ターゲット システム (デスクトップ コンピュータ) の 要 件<br />

ターゲット システムは、 次 のオペレーティング システムの 最 低 要 件 を 満 たさなくてはなりません:<br />

Windows 2000<br />

Windows XP<br />

Windows Server 2003<br />

Windows Vista<br />

Windows Server 2008<br />

Windows 7<br />

Windows Server 2008 R2<br />

ターゲット システム (モバイル デバイス) の 要 件<br />

リリース ノート 48


<strong>InstallShield</strong> に、Microsoft Windows Mobile Device Center または Microsoft ActiveSync を 使 用 するデスクトップ インス<br />

トールにモバイル デバイス インストール 追 加 してファイルをモバイル デバイスに 転 送 することができるサポートが 追 加 されまし<br />

た。<br />

<strong>InstallShield</strong> では、Windows Mobile Device Center や ActiveSync、または 他 のデスクトップ コンポーネントを 使 用 しない<br />

デバイスを 直 接 ターゲットするインストールもサポートされています。<br />

<strong>InstallShield</strong> がサポートする 各 オプションの 概 要 については、<strong>InstallShield</strong> ヘルプ ライブラリの 「モバイル デバイスにインス<br />

トールを 作 成 する」 を 参 照 してください。<br />

Windows Mobile デバイスの 要 件<br />

<strong>InstallShield</strong> では、 多 数 の Windows Mobile プラットフォームおよびプロセッサがサポートされています。 以 下 は、Windows<br />

Mobile プラットフォームの 一 覧 です。<br />

• Windows Mobile 6.x Professional と Classic<br />

• Windows Mobile 6.x Standard<br />

• Windows Embedded CE 6.x<br />

• Windows Mobile 5.0 for Pocket PC<br />

• Windows Mobile 5.0 for Smartphone<br />

• Windows CE .NET 5.0<br />

• Windows CE .NET 4.x<br />

• Pocket PC 2003<br />

• Pocket PC 2002<br />

• Pocket PC<br />

• Palm-size PC 2.11<br />

• Palm-size PC 2.01<br />

• Handheld PC 2000<br />

• Handheld PC Pro<br />

• Handheld PC 2.0<br />

• Smartphone 2003<br />

• Smartphone 2002<br />

<strong>InstallShield</strong> は、この 一 覧 にないプラットフォームもサポートしますが、 デフォルトで 条 件 設 定 ができないという 点 で 上 記 のプ<br />

ラットフォームと 異 なります。 追 加 のプラットフォームのサポートを 追 加 する 場 合 、または、 特 定 のプラットフォームをターゲッ<br />

トするときの 条 件 を 変 更 する 場 合 、<strong>InstallShield</strong> と 共 にインストールされている Settings.xml を 変 更 することができます。 詳<br />

しい 情 報 については、<strong>InstallShield</strong> ヘルプ ライブラリの 「 使 用 可 能 な Windows Mobile プラットフォームの 一 覧 またはその 詳<br />

細 設 定 を 更 新 する」 を 参 照 してください。<br />

<strong>InstallShield</strong> では、 次 の Windows Mobile プロセッサがサポートされています。<br />

• ARM920<br />

• ARM820<br />

• ARM720<br />

• Common Executable Format (CEF)<br />

• Hitachi SH4<br />

• Hitachi SH3E<br />

リリース ノート 49


• Hitachi SH3<br />

• i686<br />

• i586<br />

• i486<br />

• MIPS R4000<br />

• MIPS R3000<br />

• MIPS R2000<br />

• SHx SH4<br />

• SHx SH3<br />

• StrongARM-XScale<br />

Palm OS デバイスの 要 件<br />

<strong>InstallShield</strong> では、Palm OS 3.5 以 降 がサポートされています。<br />

Windows Mobile デバイス インストールのデスクトップ 要 件<br />

Windows Mobile デバイスにアプリケーションをインストールするために 使 用 されるデスクトップ コンピュータの 要 件 は 以 下 の<br />

とおりです。<br />

• Windows XP 上 にある Microsoft ActiveSync 3.x 以 降 (Windows Mobile 5.x 以 降 のデバイスには ActiveSync 4.x が 必<br />

要 です)<br />

• Windows Vista 上 の Microsoft Windows Mobile Device Center<br />

• 管 理 者 権 限<br />

Palm OS デバイス インストールのデスクトップ 要 件<br />

Palm HotSync は、Palm OS デバイスにアプリケーションをインストールするために 使 用 されるデスクトップ コンピュータに 必<br />

要 です。<br />

既 知 の 問 題<br />

既 知 の 問 題 の 一 覧 は、ナレッジベース 記 事 Q200331 を 参 照 してください。<br />

リリース ノート 50

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