CR10WIN_JP_SP6

CR10WIN_JP_SP3
ADAPT00328828
概要
Patch ID: 36913002
Live Office の使用時、Microsoft PowerPoint を開いてもレポート ビューがロードされない場合がある。レポート ビューが表示されないた
め、レポート データの最新表示ができない。
新しい動作
この問題は解決されました。PowerPoint ドキュメントを開いても、レポート ビュー オブジェクトが適切にロードされないことが原因でした。
既知の制限
ローカル ハード ドライブに保存された Office ドキュメントでは、特定の条件が満たされていない場合、レポート ビューの最新表示機能が永
久に失われる可能性があります。[ドキュメントを開くときにデータをリフレッシュ]が有効で、[指定の情報を使用して Crystal Enterprise にログ
オン]が無効になっている場合、ドキュメントを開くときに CMS へのログオンが要求されます。このダイアログでキャンセルを選択し、編集セッシ
ョンで CMS に接続しなかった場合、ローカルに保存されたファイルが上書きされ、次にこのドキュメントを開くとき、CMS へのログオン ダイアロ
グ ボックスが表示されなくなります。その結果、PowerPoint ドキュメントから CMS に接続できず、データの最新表示が実行できなくなりま
す。この問題を防ぐには、レポートをローカル ディスクに保存するとき[名前を付けて保存]を使用します。この動作はバージョン 10 でのみ発
生し、XI では発生しません。
Error Messages
ADAPT00409752 Patch ID: 37181875
概要
Visual Studio .NET に組み込まれた Crystal Report Designer またはカスタム アプリケーションでレポートを開くと、レポートのデータ ソー
スが設定できなくなったり、SQL クエリーが表示できなくなったりする。その場合、「無効な引数が指定されています。」または「不明なクエリー
エンジン エラー」というエラー メッセージが表示される。このレポートを生成するカスタム アプリケーションでは、ODBC データ ソースに接
続し、LogonServerWithPrivateInfo メソッドを使用してデータベースへのハンドルが再利用されるまた、このカスタム アプリケーションでは、レ
ポートを返す前にテーブルの場所を変更する必要がある。このレポートをビューアからエクスポートすると、テーブルの接続情報がレポートか
ら削除されるため同じ問題が発生する。
新しい動作
LogonServerWithPrivateInfo メソッドを使用してテーブルの場所を変更すると、テーブルの接続情報は、レポートの保存済みコピーまたはそ
のエクスポート ファイルから削除されます。そのため、ODBC ハンドルは、後にレポートを開くときに利用できなくなります。その代わり、Crystal
Reports でデータベースの場所を変更するのに十分な接続データ情報が付加されるようになりました。[SQL クエリーの表示]オプションを使
用すると、データベース接続情報の入力が求められるようになりました。
既知の制限
既にこのようなカスタム アプリケーションで作成されたレポートでは、データベースの場所を設定することも、[SQL クエリーの表示]を使用する
こともできません。これは、この修正ファイルの適用後、カスタム アプリケーションで保存またはエクスポートされたレポートでのみ有効です。
Formatting
ADAPT00312823
概要
Patch ID: 36613657
レポートに余白がない場合(値が 0 の場合)、Crystal Reports .NET アプリケーションから印刷すると、レポートが切れて印刷される。
これは、印刷が、プリンタの物理的な境界領域ではなく、印刷可能領域の左上の角を基準にして行われるため発生する。この問題は、以
前、ページの上と左の余白を 250 twip にすることで対処した。この方法は、ほとんどのプリンタで使用できるが、物理的な境界制限のないプ
リンタの場合、印刷すると上と左端が切り捨てられる。
新しい動作
新しい機能がプリント エンジンに加えられ、ページの物理的境界を判定し、それを補われるようになりました。
Formulas