DTL 変換の開発

DTL ドキュメント
3.2 DTL ドキュメントの 構 文 規 則
すべての DTL ドキュメントには、 以 下 の 共 通 した 構 文 規 則 があります。
Class MyPackage.MyDTL Extends Ens.DataTransformDTL
{
Parameter REPORTERRORS = 1;
XData DTL [ XMLNamespace = "http://www.intersystems.com/dtl" ]
{
This is a comment for the assign element
}
}
3.2.1 REPORTERRORS パラメータの 使 用 法
Ens.DataTransformDTL クラスではパラメータ REPORTERRORS=0 が 宣 言 されるため、Ensemble は 変 換 エラーを 通 知
せずに、xform カテゴリのトレース・メッセージとしてログに 記 録 します。
DTL クラスを 作 成 するときには、このパラメータを REPORTERRORS=1 にオーバーライドして、Ensemble での 変 換 の 実
行 中 に 発 生 したすべてのエラーが 警 告 としてイベント・ログに 記 録 され、すべてのエラーを 示 す 複 合 ステータス・コードが
戻 り 値 として 返 されるようにします。 付 属 のウィザードを 使 用 して DTL データ 変 換 クラスを 作 成 する 場 合 は、この 設 定 が
自 動 的 に 行 われます。
3.2.2 検 証
DTL ドキュメントは、 適 切 に 構 成 され、DTL スキーマで 指 定 された 検 証 ルールに 一 致 する 必 要 があります。 一 致 しない
場 合 、そのドキュメントは DTL コンパイラによって 拒 否 され、エラー・メッセージが 表 示 されます。
DTL 構 文 の 入 力 時 にはスタジオ・アシスト (ワード・コンプリート 機 能 ) が 役 立 ちます。
1. スタジオを 起 動 します。
2. DTL データ 変 換 クラスを 開 きます。
3. 以 下 のように、XData DTL ブロックに 適 切 な XMLNamespace パラメータが 設 定 されていることを 確 認 します。
XData DTL [ XMLNamespace = "http://www.intersystems.com/dtl" ]
{
}
4. XData DTL で、 と の 間 にカーソルを 置 きます。
5. 入 力 を 開 始 します。 意 味 のある 最 初 の 文 字 を 入 力 すると、そのコンテキストに 適 した DTL 要 素 と 属 性 のリストが 表 示
されます。
6. このリストから 項 目 を 選 択 するには、 目 的 の 項 目 をクリックして Enter キーを 押 します。
22 DTL 変 換 の 開 発