Auto Lab - Mits

高 さ 調 整 ボタン
この 機 能 はアブソリュート 加 工 を 行 う 時 に 使 います。
( 通 常 の 基 板 加 工 ではインクリメンタル 加 工 方 式 を 使 います。)
インクリメンタル 加 工 とは、 基 板 を 押 えながら、 刃 が 突 出 している 量 だけ 基 板 面 を 加 工 する 方 法 で、
アブソリュート 加 工 とは、 基 板 を 押 えずに、Z 軸 を 数 値 制 御 して 高 さを 指 定 する 加 工 方 法 です
手 操 作 画 面 で 高 さ 調 整 ボタンを
クリックするとスピンドルが 回 転 し 右 図 の
高 さ 調 整 画 面 が 開 きます。
通 常 、ヘッドを 下 に 降 ろす 場 合 は、
手 操 作 画 面 の Down ボタンを
クリックしますが、この 時 、ヘッドは
基 板 面 まで 一 気 に 降 りてしまいます。
一 方 、 高 さ 調 整 画 面 で、Z+, Z- をクリックすると、
ヘッドを 少 しずつ 降 ろしたり 上 げたりすることができます。
( 移 動 量 は Step 距 離 で 設 定 します)
補 正 量 欄 には 基 板 面 までの 距 離 が 表 示 されています。
Z+ ボタンをクリックして、 少 しずつヘッドを 降 ろしていくと、 補 正 値 の 値 も 少 しずつ
少 なくなります。
ついにドリルの 先 端 が 基 板 面 すれすれのところまで 来 たとき、 理 論 上 は、 補 正 値 =0 に
なります。
ただし、 実 際 は、 少 し 誤 差 があります。
この 誤 差 は、いろいろな 誤 差 の 累 積 で、たとえば、 基 板 厚 や 下 敷 厚 、 工 具 の 長 さ、
テーブルの 平 面 度 、 加 工 機 調 整 の 誤 差 などが 含 まれます。
この 誤 差 を 基 板 厚 または 下 敷 厚 のどちらかに 足 すことができます。( 補 正 )
ソフトの 加 工 深 さの 基 準 は、 基 板 面 ですので、 基 板 厚 と 下 敷 厚 の 値 の 精 度 が 高 いと、
深 さ 精 度 も 高 くなります。
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