27.12.2012 Views

3 CF - ソフトウェア - Fujitsu

3 CF - ソフトウェア - Fujitsu

3 CF - ソフトウェア - Fujitsu

SHOW MORE
SHOW LESS

You also want an ePaper? Increase the reach of your titles

YUMPU automatically turns print PDFs into web optimized ePapers that Google loves.

クラスタ構成のバックアップおよびリストア (CCBR) Cluster Foundation<br />

cfbackup(1M) コマンドは、PRIMECLUSTER を構成する各ノード単位で実行され、そのノードに存在<br />

するすべてのクラスタの構成情報をバックアップします。 このコマンドを正しく運用するには、すべて<br />

のクラスタノードで同時に実行し、関連するすべての PRIMECLUSTER 構成情報をバックアップする必<br />

要があります。 cfbackup(1M) コマンドは必ず root で実行します。 バックアップ処理が中止された場<br />

合、CCBR アーカイブは作成されません。 いずれかのプラグインでバックアップ処理が失敗すると、コマ<br />

ンドの処理は次のプラグインには進まずにそこで中止します。cfbackup(1M) は成功すると 0 ( ゼロ )、<br />

失敗すると 0 以外の値で復帰します。<br />

cfrestore(1M) コマンドは、PRIMECLUSTER を構成する各ノード単位で実行され、それまでにバッ<br />

クアップされた PRIMECLUSTER 構成情報のすべてを CCBR アーカイブからリストアします。 ノードは、<br />

シングルユーザモードで、かつ <strong>CF</strong> がロードされていない状態であることが必要です。 クラスタ構成で運<br />

用中のノードでは実行できません。 cfrestore(1M) コマンドは必ず root で実行します。<br />

cfrestore(1M) は成功すると 0 ( ゼロ )、失敗すると 0 以外の値で復帰します。<br />

cfrestore(1M) が成功した後で、必ず再起動してください。cfrestore(1M) が途中で終了した場合<br />

は、構成の更新が完了していない可能性があるため、失敗の原因を詳しく検討する必要があります。<br />

cfbackup(1M) コマンドおよび cfrestore(1M) コマンドは、多重実行はできません。1 ノード<br />

上では、1 つだけ実行してください。マルチユーザモードでは cfbackup(1M) コマンドが実行可<br />

能で、シングルユーザモードでは cfrestore(1M) コマンドのみ実行可能です。<br />

一部の PRIMECLUSTER 情報は、ノードがクラスタに参入した時点で渡されます。 リストアされた<br />

情報は使用されません。 この PRIMECLUSTER 情報をリストアし、使用するためには、クラスタ全<br />

体をダウンさせ、クラスタを生成する最初のノードにリストアされたデータを保持させる必要が<br />

あります。<br />

cfbackup(1M) および cfrestore(1M) コマンドが動作するためには、不可欠なファイルやディレクト<br />

リがあります。 それらを以下に説明します。<br />

● /opt/SMAW/ccbr/plugins ディレクトリには実行可能形式のCCBRプラグインが格納されてい<br />

ます。PRIMECLUSTER モジュールをインストールすることにより、この場所に保存されます。<br />

● /opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf ファイルは CCBRHOME の値を指定するために必要です。<br />

CCBRHOME は、CCBR アーカイブを保存するディレクトリのパス名です。 デフォルトの ccbr.conf<br />

ファイルは、SMAWccbrパッケージの一部として提供され、CCBRHOMEは/var/spool/pcl4.1/ccbr<br />

に指定されています。 CCBRHOME パス名は、システム管理者によりいつでも変更可能です。<br />

CCBRHOME を設定するシステム管理者は、アーカイブの保存に十分なディスク容量があることを<br />

事前に確認しておくことを推奨します。 システム管理者は場合により、CCBRHOME パス名を十分<br />

な空きディスク容量のあるファイルシステムに変更する必要があります。<br />

SMAWccbr パッケージを再インストールすると、/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf ファイルの内容<br />

がリセットされ、パッケージのデフォルト設定に戻るため注意が必要です。<br />

ccbr.conf の例を以下に示します。<br />

#!/bin/ksh -<br />

#ident "@(#)ccbr.conf Revision: 12.1 02/05/08 14:45:57"<br />

#<br />

# CCBR CONFIGURATION FILE<br />

#<br />

# set CCBR home directory<br />

#<br />

CCBRHOME=/var/spool/pcl4.1/ccbr<br />

export CCBRHOME<br />

32 J2UZ-5284-02Z0(01)

Hooray! Your file is uploaded and ready to be published.

Saved successfully!

Ooh no, something went wrong!