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セキュリティ<br />
XSCFは、SSH、SSLによる暗号化機能および監査機能を提供します。システム運用<br />
中の操作失敗や不正アクセスをログに記録します。システム管理者はシステム異常や<br />
不正アクセスの原因調査に利用できます。<br />
部品活性交換支援<br />
XSCFは、部品の活性交換時にXSCFシェルにより保守作業を支援します。保守のため<br />
のコマンドを実行すると、保守メニューが表示され、ユーザーはメニューに従って保<br />
守作業を行えます。<br />
コンソールリダイレクション機能<br />
XSCFは、各物理パーティションのOracle SolarisのOSコンソール(制御ドメインコン<br />
ソール)を出力する機能を提供します。XSCFにSSH(Secure Shell)またはTelnet接<br />
続すれば、OSコンソールとしての機能を使用できます。<br />
Capacity on Demand機能<br />
Capacity on Demand(CoD)機能は、サーバ用のCPUリソースを購入するための機<br />
能です。<br />
CPU リソースは、サーバを使用する前に必ず1 つまたは複数のCPUという形で購入<br />
する必要があります。<br />
XSCFは、追加でCPUが必要になった場合、またはCPUを減らしたい場合、リソース<br />
の追加および削除作業を支援します。<br />
CoDリソースの購入についての詳細は、「第14章 キャパシティオンデマンド(CoD)」<br />
を参照してください。<br />
ファームウェアアップデート機能<br />
XSCF WebおよびXSCFシェルコマンドを使用して、物理パーティションの電源を切<br />
断することなく新しいファームウェアイメージ(XSCFファームウェア、OpenBoot<br />
PROMファームウェア、POSTファームウェア、およびハイパーバイザファームウェ<br />
ア)をダウンロードできます。また、他の物理パーティションの電源を切断すること<br />
なくファームウェアアップデートができます。 なお、OpenBoot PROMファームウェ<br />
ア、Postファームウェア、およびハイパーバイザファームウェアをアップデートする<br />
場合、該当物理パーティションをリブートすると適用されます。ファームウェアアッ<br />
プデートについての詳細は、「18.1 XCPのファームウェアをアップデートする」を参<br />
照してください。<br />
グリーンIT 機能<br />
Oracle Solaris、ハイパーバイザ、およびXSCFは、使用されていないコンポーネント<br />
に対して電源供給を抑止したり、消費電力を抑えたりします。また、XSCFは、シス<br />
テムの消費電力を抑えるために、消費電力の上限値をコントロールできます。上限値<br />
を超えた場合、XSCFはただちにシステムの電源動作を判断し、シャットダウンした<br />
り、電源を切断したりします。<br />
SPARC M10 システム システム運用・管理ガイド・2<strong>01</strong>2年12月