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態のXSCFとなります。マスタXSCFに異常が発生した場合は、スタンバイ状態の<br />
XSCFがマスタXSCFに切り替わります。BB#02とBB#03の筐体はスレーブXSCFで固定<br />
となります。<br />
■ 接続形態<br />
マスタXSCF(BB#00)は、各スレーブXSCF内の、ネットワークID 0(図1-6<br />
BB#<strong>01</strong>-#03の#0ポート)のXSCF BBコネクターへ接続されます。スタンバイ状態の<br />
XSCF(BB#<strong>01</strong>)からは、各スレーブXSCF内の、ネットワークID 1(図1-6<br />
BB#02-03の#1ポート)のXSCF BBコネクターへ接続されます。マスタXSCFとスタ<br />
ンバイ状態のXSCF間はDUALという専用のポートで接続されます。スレーブ<br />
XSCFは、マスタXSCFとスタンバイ状態のXSCFとだけ接続されます。<br />
■ XSCF制御のながれ<br />
マスタXSCFは、すべてのXSCFを監視、管理しています。XSCFの各種設定は、基<br />
本的にはマスタXSCFから行われます。マスタXSCFで設定された内容は、SSCPネッ<br />
トワークを介して、スタンバイ状態のXSCFを含む、すべてのスレーブXSCFへ反<br />
映されます。また、特定のSPARC M10-4Sの筐体に対する設定も、スタンバイ状<br />
態のXSCFと対象となるSPARC M10-4Sの筐体内のスレーブXSCFへ反映されます。<br />
図 1-6 XSCFの接続(ビルディングブロック構成のSPARC M10-4S(クロスバー<br />
ボックスなし)の場合)<br />
#0 #1 #2<br />
#0 #1 #2 #0 #1 #2 #0 #1 #2<br />
BB#00 DUAL BB#<strong>01</strong> DUAL BB#02 DUAL BB#03 DUAL<br />
ビルディングブロック構成のSPARC M10-4S(クロスバーボックスあ<br />
り)の場合<br />
ビルディングブロック構成のSPARC M10-4S(クロスバーボックスあり)は、最大16<br />
のXSCFで構成されます。この場合、XBBOX#80のクロスバーボックスにあるXSCFが<br />
マスタXSCFとなり、XBBOX#81のクロスバーボックスにあるXSCFがスタンバイ状態<br />
のXSCFとなります。XBBOX#82とXBBOX#83のクロスバーボックスおよびすべての<br />
SPARC M10-4Sの筐体にあるXSCFは、スレーブXSCFで固定となります。<br />
■ 接続形態<br />
■ クロスバーボックスに対する接続<br />
マスタXSCF(XBBOX#80)は、各スレーブXSCF内の、ネットワークID 16(図<br />
1-7 XBBOX#81-#83の#16ポート)のXSCF BBコネクターへ接続されます。ス<br />
タンバイ状態のXSCF(XBBOX#81)からは、各スレーブXSCF内の、ネット<br />
ワークID 17(図1-7 XBBOX#82-#83の#17ポート)のXSCF BBコネクターへ接<br />
続されます。スレーブXSCFに固定されているXSCF(XBBOX#82と#83)は、<br />
ネットワークID#18(図1-7 XBBOX#82およびXBBOX#83の#18ポ ート)の<br />
XSCF BBコネクターへ接続されます。マスタXSCFとスタンバイ状態のXSCF<br />
間はDUALという専用のポートで接続されます。マスタXSCFとスタンバイ状<br />
態のXSCF以外のXSCFへは接続されません。<br />
SPARC M10 システム システム運用・管理ガイド・2<strong>01</strong>2年12月