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JAI SDK Software Development Kit and Control tool

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Getting Started Guide<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong><br />

<strong>Software</strong> <strong>Development</strong> <strong>Kit</strong> <strong>and</strong> <strong>Control</strong> <strong>tool</strong><br />

Document Version: D<br />

GettingStartedGuide_Ver.D_Sept2011<br />

本 ガイドで 使 用 されている 会 社 名 や 商 品 名 はそれぞれの 所 有 者 の 商 標 または 登 録 商 標 です。<br />

改 善 等 で 事 前 の 通 告 なく 商 品 やドキュメントの 変 更 をする 場 合 があります。<br />

和 文 テキスト( 訳 文 )<br />

本 文 は 英 文 テキスト 訳 文 です。 正 文 は 英 語 テキストを 参 照 ください


Getting Started Guide<br />

目 次<br />

1. 概 要 .................................................................................................. - 3 -<br />

2.ソフトウェアのダウンロード .................................................................... - 3 -<br />

3. PC へのインストール ........................................................................... - 3 -<br />

3.1. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> ソフトウェアのインストール ............................................................... - 4 -<br />

3.2. <strong>JAI</strong> GigEVision Filter Driver のインストール .................................................... - 5 -<br />

3.3. トランスポート レイヤーデバッグ 機 能 を 有 効 にする.............................................. - 5 -<br />

3.4. ソフトウェアのインストールの 場 所 ................................................................. - 7 -<br />

3.5. セットアップの 種 類 の 選 択 .......................................................................... - 7 -<br />

3.6. 「Custom」セットアップ ............................................................................... - 8 -<br />

3.7. フィルタドライバのインストール 警 告 ............................................................... - 8 -<br />

3.7.1 Windows Vista 及 び Windows 7 での 警 告 .................................................. - 8 -<br />

3.7.2 Windows XP での Windows Logo Testing 警 告 ........................................... - 9 -<br />

3.8. 再 起 動 ................................................................................................ - 9 -<br />

4. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> と コントロールツール を 使 用 するためのコンピュータの 最 適 化 ...... - 10 -<br />

4.1. PC のネットワークアダプタへ IP アドレスの 設 定 ................................................ - 10 -<br />

4.2. ネットワークインターフェースカード ............................................................... - 10 -<br />

4.3. ファイアウォール ................................................................................... - 10 -<br />

4.4. Receive Buffers /Descriptors の 設 定 .......................................................... - 10 -<br />

4.5. 「Interrupt Moderation」の 設 定 ................................................................ - 11 -<br />

4.6. ジャンボフレームを 有 効 にする ................................................................... - 12 -<br />

4.7. 内 部 パケットディレーの 計 算 と 設 定 .............................................................. - 14 -<br />

4.8. ネットワーク 設 定 を 最 適 化 するその 他 のヒント .................................................. - 16 -<br />

4.8.1 Hyper Threading を OFF にする ............................................................ - 16 -<br />

4.9. フィルタドライバか Windows Socket driver かの 選 択 ......................................... - 16 -<br />

5. カメラコントロールツールをご 使 用 になる 場 合 の 一 般 的 な 留 意 事 項 .................. - 18 -<br />

6. 対 応 しているプログラミング 言 語 とツール ............................................... - 21 -<br />

6.1. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> と Microsoft Visual Studio 2005 C/C++ の 使 用 .................................... - 21 -<br />

6.2. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> を Microsoft Visual Studio 2005 C# と 使 用 ................................... - 23 -<br />

6.3. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> を Microsoft Visual C++と 使 用 ........................................................ - 25 -<br />

6.4. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong>を Microsoft Visual Studio 2008 及 び 2010 と 使 用 する ...................... - 26 -<br />

6.5. Jai_Factory.dll のダイナミックロード .................................................... - 27 -<br />

7. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> を 不 在 モード/サイレントモードでインストールする .......................... - 29 -<br />

8. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> とコントロールツールのアンインストール .................................... - 29 -<br />

- 2 -


Getting Started Guide<br />

1. 概 要<br />

このドキュメントは <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> ソフトウェアのダウンロード、インストール 並 びに <strong>JAI</strong> GigE 対 応 カメラから<br />

ビデオデータのスムーズなストリーミングのための PC でのネットワーク 設 定 の 最 適 化 について 記 載 して<br />

います。<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> とコントロールツールは GigEVision と GenICam に 対 応 しており <strong>JAI</strong> で 提 供 する GigEVision 対<br />

応 カメラと 使 用 することができます。<br />

GigEVision と GenICam 標 準 規 格 に 関 するより 詳 細 場 情 報 は www.machinevisiononline.org と<br />

www.genicam.org をご 覧 ください。<br />

2.ソフトウェアのダウンロード<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> とコントロールツールは 最 新 のバージョンが http://www.jai.com からダウンロードすることが<br />

できます。 3 つのバージョンが 選 択 可 能 です。<br />

1. Full 32-bit(x86) バージョン (Windows XP 、Windows Vista 並 びに Windows 7)<br />

2. Full 64-bit(x64/AMD64)バージョン(Windows XP、Windows Vista 並 びに Windows 7)<br />

3. Reduced 32-bit バージョン( 再 配 布 可 能 な.NET Framework ver.2.0、サンプルコード、ドキュメント<br />

がありません)<br />

4. Reduced 64-bit バージョン( 再 配 布 可 能 な.NET Framework ver.2.0、サンプルコード、ドキュメント<br />

がありません)<br />

いずれかのソフトをクリックすると 下 記 ダウンロード 画 面 が 開 きます。<br />

図 1. ファイルのダウンロード 画 面<br />

「 保 存 」をクリックし PC での 保 存 先 を 決 めます。 Full 32-bit バージョンで すくなくとも 80MB のハード<br />

ディスクの 空 き 容 量 が 必 要 です。<br />

3. PC へのインストール<br />

ソフトウェア[ZIP ファイル]をダウンロードした 後 PC へインストールします。「ZIP ファイル」からファイルを<br />

抽 出 するか ZIP フォルダから 直 接 インストールを 実 行 します。<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> は Windows OS でのみ 動 作 することに 留 意 ください。<br />

- 3 -


Getting Started Guide<br />

3.1. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> ソフトウェアのインストール<br />

インストーラーはマイクロソフト.NET Framework 2.0, ウィンドウズ インストーラー 3.1 及 び 再<br />

配 布 可 能 な Visual C++2005 を 含 むいくつかのプログラムを 検 索 します。 もしそれらがシステム 上 にな<br />

い 場 合 は インストーラーは <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> に 含 まれるそれらソフトをインストールすることを 要 求 します。 も<br />

し 了 解 されない 場 合 は <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> のインストールは 終 了 します。<br />

図 2. インストーラーの 立 ち 上 がり 画 面<br />

インストールを 終 了 すると「<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong>インストーラーウェルカムダイアログ」が 表 示 されます。<br />

図 3. インストーラーウェルカムダイアログ<br />

- 4 -


Getting Started Guide<br />

ライセンス 許 可 同 意 書 を 読 み 同 意 します。<br />

図 4. ライセンス 許 可 同 意 書<br />

3.2. <strong>JAI</strong> GigEVision Filter Driver のインストール<br />

ソフトウェアは <strong>JAI</strong> GigEVision フィルタドライバのインストールを 要 求 します。 このドライバの 性 能<br />

は 常 にインストールされる「Socket driver」より 優 れており、カメラからの GigE Vision 映 像 パケット<br />

の 効 率 的 なストリーミングのために 必 要 です。 フィルタドライバは <strong>SDK</strong> をインストールした 後 で 簡 単 に<br />

アンインストール 並 びに 再 インストールができますので デフォルト 設 定 としてインストールすることをお<br />

勧 めいたします。<br />

図 5. フィルタドライバのオプション<br />

3.3. トランスポート レイヤーデバッグ 機 能 を 有 効 にする<br />

インストーラーはトランスポートレイヤーデバッグ 機 能 を 有 効 にすることができます。 これは<br />

<strong>JAI</strong><strong>SDK</strong> を 使 ってアプリケーションの 開 発 に 有 効 です。 ユーザーがデバッグセッションの 間 に「ブレーク<br />

ポイント」をヒットすると、 接 続 されたカメラはタイムアウトしたようになります。 なぜなら 「HEATBEAT」<br />

通 信 が 設 定 したHeatbeatタイムアウト 期 間 内 に 受 信 できないからです。 カメラはホスト PC との 接 続 を<br />

中 止 し(その 他 のアプリケーションはカメラをコントロールします)、もしカメラが 映 像 を 送 りだしていたなら<br />

そのストリームチャネルもカメラ 内 部 と 同 様 閉 じられます。 これはすべての GigE Vision ® カメラに 不 可<br />

欠 な 動 作 です。<br />

カメラの 切 断 とストリームチャネルが 閉 じるのを 避 けるには、トランスポートレイヤーは 「ブレークポ<br />

イント」によっておこる 遅 延 を 検 出 することが 必 要 です。 もし 遅 延 が 検 出 されれば トランスポートレイ<br />

ヤーは 自 動 的 にカメラ 内 部 の100ある Heatbeat タイムアウト 値 を 延 長 し、カメラがタイムアウト 状 態 に<br />

- 5 -


Getting Started Guide<br />

なるのを 防 ぎます。 トランスポートレイヤーがカメラの 接 続 を 中 断 した 時 は 最 初 に 設 定 した Heatbeat<br />

タイムアウト 値 は 保 存 されます。<br />

デバッグ 機 能 は 出 荷 設 定 では 無 効 になっていますが <strong>JAI</strong><strong>SDK</strong> のインストールの 際 「Enable<br />

built-in debug features」のチェックマークをチェックすることにより 有 効 にできます。<br />

図 6. デバッグオプション<br />

- 6 -


Getting Started Guide<br />

3.4. ソフトウェアのインストールの 場 所<br />

ソフトウェアはデフォルト 設 定 として¥<strong>JAI</strong>¥<strong>SDK</strong> に 保 存 されますが 独 自 のパスを<br />

設 定 することも 可 能 です。<br />

図 7. フォルダーの 選 択<br />

3.5. セットアップの 種 類 の 選 択<br />

通 常 のセットアップ「Complete」では すめてのプログラムをインストールします。 「Custom」セットアップで<br />

は 必 要 なプログラムだけインストールすることが 可 能 です。<br />

図 8. セットアップの 種 類 の 選 択<br />

- 7 -


Getting Started Guide<br />

3.6. 「Custom」セットアップ<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> の 必 要 なプログラムだけをインストールすることができます。 もし「Custom」セットアップを 見 て<br />

すべてインストールが 必 要 と 判 断 した 場 合 は 「 戻 る」を クリックし「Complete」セットアップを 選 択 します。<br />

図 9. 「Custom」 セットアップの 選 択<br />

図 10. 「Custom」セットアップの 内 容<br />

3.7. フィルタドライバのインストール 警 告<br />

フィルタドライバをインストールする 際 の 警 告 は 使 用 する Windows OS によって 異 なります。<br />

3.7.1 Windows Vista 及 び Windows 7 での 警 告<br />

Windows セキュリティーのフィルタドライバをインストールする 際 の 警 告 は フィルタドライバをインストール<br />

する 前 に 表 示 されます。 「Always trust software from “<strong>JAI</strong> Inc”」ボックスにチェックを 入 れると 次 回 から<br />

のインストールでは <strong>JAI</strong> のソフトウェアのインストールに 対 する 許 可 を 求 める 警 告 は 表 示 されません。<br />

- 8 -


Getting Started Guide<br />

図 11. Windows Vista 及 び Windows 7 の 警 告<br />

3.7.2 Windows XP での Windows Logo Testing 警 告<br />

Windows XP での Logo Testing 警 告 は フィルタドライバをインストールする 前 に 表 示 されます。<br />

「Continue Anyway」 ボタンをクリックしインストールを 継 続 します。<br />

注 : Windows Logo の 警 告 には 二 つの 意 味 があります。 一 つはデバイスドライバのインストールをするか<br />

どうか、もう 一 つは インストールしようとしているドライバが Windows XP 対 応 であることを 証 明 する<br />

Windows Logo テストで 承 認 されていないということを 警 告 することです。<br />

図 12. Windows XP での 警 告<br />

3.8. 再 起 動<br />

インストールが 終 了 したら PC を 再 起 動 します。<br />

図 13. Windows Vista 及 び Windows 7 の 場 合 の 再 起 動 画 面<br />

- 9 -


Getting Started Guide<br />

4. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> と コントロールツール を 使 用 するためのコンピュータの 最 適 化<br />

4.1. PC のネットワークアダプタへ IP アドレスの 設 定<br />

カメラを 接 続 したネットワークアダプタにDHCP または 固 定 IP アドレスがない 場 合 は カメラがアダプタに 接 続<br />

されると 自 動 的 に 関 連 したローカルアドレスが 設 定 されます。 LLA は 時 間 がかかる 方 法 でネットワークがカ<br />

メラとの 接 続 を 確 認 し 操 作 が OK になるまで 約 120 秒 かかります。 カメラ 自 体 は PC に 接 続 後 約 30 秒 で 使<br />

用 可 能 になります。 可 能 であれば DHCP または 固 定 IP をお 使 いになることをお 勧 めいたします。<br />

注 記 事 項 :<br />

LLAアドレス 範 囲 内 のNICへ 固 定 IPアドレスを 設 定 することはできます。 これはカメラが 通 常 に 正 しい<br />

サブネットで 立 ち 上 がるというメリットがあります。したがって「Force IP」が 避 けられることになります。<br />

LLAアドレスの 範 囲 は IPアドレス 169.254.XXX.yyy でサブネットは 255.255.0.0 です。<br />

4.2. ネットワークインターフェースカード<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> とコントロールツールは すべてのギガビットイーサネット(IEEE 802.3)ネットワークカードと 動 作<br />

するよう 設 計 されたフィルタドライバの 使 用 を 推 薦 しています。 ネットワークカードの 機 能 ・ 性 能 には 違 いが<br />

ありますので <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> とコントロールツールは Intel PRO/1000 シリーズのネットワークカードの 使 用 を<br />

システムの 最 適 な 運 用 のために 推 薦 しています。<br />

4.3. ファイアウォール<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> と コントロールツールの 動 作 を 確 実 にするために<br />

すべてのファイアウォールは 無 効 にしてください。<br />

Windows ファイアウォールも 含 まれます。<br />

Windows ファイアウォールの 設 定 にアクセスするために<br />

「スタート」をクリックし 「コントロールパネル」を 開 きます。<br />

注 意 事 項 :<br />

もしすべてのカメラが GigEVision 1.1 かそれ 以 降 のものならば 「Firewall Traversal」という 機 能 が 用 意 され<br />

ています。 その 場 合 には ファイアウォールを 無 効 にする 必 要 はありません。<br />

4.4. Receive Buffers /Descriptors の 設 定<br />

もしネットワーク 接 続 のプロパティーリストに「Receive Descriptor/Buffers」という 機 能 がある 場 合 は この<br />

プロパティーの 設 定 を PC にインストールしているネットワークインターフェースカードでサポートされている 最<br />

大 値 に 変 更 します。<br />

設 定 を 保 存 するために 「OK」をクリックします。<br />

標 準 の 設 定 値 は 256 バイトです。 通 常 選 択 できる 標 準 の 最 大 値 は 2048 バイトです。<br />

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Getting Started Guide<br />

図 14. 受 信 記 述 子 の 設 定<br />

4.5. 「Interrupt Moderation」の 設 定<br />

もしネットワーク 接 続 のプロパティーリストに「Interrupt Moderation」という 機 能 がある 場 合 は このプロパ<br />

ティーの 設 定 を もし 提 供 されているなら「Extreme」にまたは「ON」に 変 更 します。<br />

設 定 を 保 存 するために「OK」をクリックします。<br />

図 15. Interrupt Moderation の 設 定<br />

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Getting Started Guide<br />

4.6. ジャンボフレームを 有 効 にする<br />

<strong>JAI</strong> の GigE Vision カメラは ジャンボフレーム(またはジャンボパケットともいわれます)を 使 用 して 映 像 を<br />

ストリーミングすることができます。 ジャンボフレームを 使 うとストリーミングのオーバーヘッドは 低 減 され<br />

スループットが 増 加 します。<br />

(1) 「スタート」ボタン → 「コントロールパネル(C)」をクリックします。<br />

(2) コントロールパネル 画 面 が 表 示 されたら「パフォーマンスとメンテナンス」をクリックします。<br />

(3) パフォーマンスとメンテナンスの 画 面 が 表 示 されたら 「システム」をクリックします。<br />

(4) システムの 画 面 が 表 示 されたら 「ハードウェア」をクリックします。<br />

(5) ハードウェアの 画 面 が 表 示 されたら「デバイスマネージャ」をクリックします。<br />

図 16. デバイスマネージャーをクリックする<br />

(6) デバイスマネージャの 画 面 が 表 示 されたら 「ネットワークアダプタ」を 展 開 してください。<br />

図 17. ネットワークアダプタを 展 開 する<br />

(7) インストールしているネットワークカードを 選 択 し マウスで 右 クリックします。 「プロパティ」をクリックし<br />

ます。<br />

- 12 -


Getting Started Guide<br />

図 18. 使 用 するネットワークカードのプロパティーを 開 く<br />

注 : 本 画 面 並 びに 設 定 は Intel(R)1000MT を 使 用 した 例 です。 ネットワークアダプタによって 以 下 の 設 定 は 異 なる 場 合<br />

があります。 その 際 は 同 様 の 内 容 を 持 った 項 目 を 設 定 ください。<br />

(8) 「Advanced 」 タブをクリックします。<br />

(9) 「ジャンボフレーム」を 選 択 し 9014 Byte に 設 定 します。<br />

図 19. ジャンボフレームを 設 定 する<br />

(10) 「OK 」をクリックします。<br />

(11) 「デバイスマネージャ」を 閉 じます。<br />

(12) 「システム プロパティ」を 閉 じ 「OK」をクリックします。<br />

注 記 事 項 :<br />

ジャンボフレームがNICで 可 能 な 時 はカメラの 設 定 で 1500Byte より 大 きいパケットサイズを 選 択 することが<br />

できます。 カメラで 選 択 するパケットサイズはNICで 設 定 できる 最 大 の 値 より 小 さくする 必 要 があります。<br />

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Getting Started Guide<br />

4.7. 内 部 パケットディレーの 計 算 と 設 定<br />

GigE Vision の ストリームプロトコルは 映 像 を 転 送 する 前 に 自 動 的 にすべての 映 像 を より 小 さいパケット<br />

に 分 割 し これらパケット 間 に 遅 延 (インターパケットディレー)を 追 加 することができます。 パケットサイズ<br />

は <strong>JAI</strong> コントロールツールを 使 って 調 整 することができます。<br />

スイッチングハブを 使 って 複 数 のカメラをひとつのネットワークインターフェースカードに 接 続 し ひとつまた<br />

は 複 数 のカメラが 同 時 に 映 像 を 転 送 するような 場 合 カメラのインターパケットディレーを 最 適 化 することは<br />

スイッチ 内 での 混 雑 を 避 けるため 重 要 です。 通 常 のスイッチングハブはフレーム 全 体 ではなく 数 パケット<br />

のみバッファできるだけです。 このスイッチングハブ 内 での 混 雑 は パケットロスにつながります。<br />

インターパケットディレーを 増 やすことは 転 送 データにオーバーヘッドを 追 加 することになりますので ビデオ<br />

帯 域 を 最 大 限 活 用 するには ディレーの 最 適 値 の 設 定 を 計 算 することは 重 要 です。<br />

図 20. 内 部 パケットディレーを 含 むパケット 全 体 の 間 隔<br />

<strong>JAI</strong> コントロールツールはインターパケットディレーを 計 算 するためのウィザードを 内 蔵 しています。 計 算 の<br />

目 的 は 規 定 されたフレームレートを 実 現 するために 一 つの 映 像 間 隔 を 引 き 延 ばすことです。 これは 他 の<br />

カメラからの 各 映 像 を 転 送 するために 使 用 する 各 パケット 間 のギャップを 設 けます。 さらに 重 要 なことは<br />

各 パケット 間 のギャップは 他 のカメラから 来 るパッケージより 大 きくなければならないということです。 実 際<br />

には すべてのカメラのパケットサイズは 設 定 されたインターパケットディレーに 合 うように 調 整 されねばなり<br />

ません。 さもないと 複 数 カメラのコミュニケーションを 行 うことはできません。<br />

もしパケットサイズまたはピクセルフォーマットが 後 で 変 更 された 場 合 には インターパケットディレーの 値<br />

はウィザードを 使 って 再 計 算 する 必 要 があります。<br />

インターパケットディレーが 選 択 されると バーの 右 側 にボタンが 表 示 されます。 ボタンをクリックすると<br />

インタパケットディレーの 計 算 ウィザードが 立 ち 上 がります。<br />

図 21. インターパケットディレー 計 算 ウィザードを 開 く<br />

- 14 -


Getting Started Guide<br />

図 22. インターパケットディレー 計 算 ウィザード<br />

1まず 選 択 したカメラの 最 大 のフレームレート<br />

を 入 れます。<br />

2バンド 幅 を 入 れます。 転 送 での 余 裕 を 考 え<br />

て 90-95%に 設 定 します。<br />

3「Calculate」ボタンをクリックします。<br />

4 新 しい 値 が 計 算 されます。<br />

5「OK」をクリックします。 新 しい 値 は 自 動 的<br />

にコントロールツールのパケットディレーの<br />

項 に 転 送 されます。<br />

インターパケットディレーの 計 算 ダイアログでは 各 パッケージの 転 送 時 間 が 表 示 されます。さらに 新 しい<br />

インターパケットディレーの 値 は マイクロセカンドでも 表 示 されますので ディレーが 他 のカメラからの 個 々<br />

のパケットより 大 きいかどうか 検 証 することができます。<br />

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Getting Started Guide<br />

4.8. ネットワーク 設 定 を 最 適 化 するその 他 のヒント<br />

パケットロスの 数 は 直 接 コントロールツールの「Feature Tree Information」に 表 示 されます。 この 値 は<br />

すべてのパケットロスの 量 を 示 し 手 動 でリセットできます。<br />

図 23 . トータルのパケットロスの 表 示<br />

もし 転 送 を 最 適 化 するために 以 上 述 べてきた 手 順 に 従 ってもまだパケットロスが 起 こる 場 合 は(パケットロス<br />

の 現 象 は 画 面 上 で 水 平 の 黒 いラインとして 現 れます)、 以 下 の 設 定 を 試 してください。<br />

4.8.1 Hyper Threading を OFF にする<br />

これは BIOS 設 定 で 行 います。 この 設 定 の 変 更 は PC によります。 ご 使 用 の PC の 取 扱 説 明 書 を 参 照 くだ<br />

さい。<br />

4.9. フィルタドライバか Windows Socket driver かの 選 択<br />

フィルタドライバーは <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> & <strong>Control</strong> Tool インストールの 一 部 です。<br />

フィルタドライバーのインストールは、カメラを 接 続 した 後 <strong>JAI</strong> カメラコントロールツールがネットワークインタ<br />

ーフェースとしてフィルタドライバーを 表 示 しますので 確 認 できます。<br />

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Getting Started Guide<br />

図 24. ドライバ 形 式 の 表 示<br />

Windows Socket driver を 使 用 したい 場 合 は 「Settings」ボタンをクリックし メニュを 開 き ドライバを 選 択<br />

します。<br />

図 25. 設 定 ダイアログで 必 要 なドライバを 設 定 する<br />

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Getting Started Guide<br />

5. カメラコントロールツールをご 使 用 になる 場 合 の 一 般 的 な 留 意 事 項<br />

下 記 に 示 す 例 は CB-040GE を 使 用 した 場 合 です。 カメラコントロールツールはカメラを 接 続 すると そのカメ<br />

ラのモデル 名 、 機 能 を 表 示 します。<br />

<strong>JAI</strong> コントロールツールを 開 くと 以 下 のウインドウが 表 示 されます。 すべての 接 続 したカメラが「GigE Vision<br />

Device Discovery broadcast」を 使 って 自 動 的 に 検 出 され カメラコントロールツールの 左 側 にある「カメラ<br />

ツリービュー」に 表 示 されます。<br />

カメラへの 接 続 は ツリービューにあるカメラ 名 をクリックすることにより 行 います。<br />

この 例 では LLA(Link Local Address)を 使 って NIC アダプタに IP アドレスを 設 定 しています。 この 過 程 は<br />

約 1 分 かかります。 コントロールツールを LLA の 完 了 前 に 開 始 した 場 合 は カメラは 検 出 されません。<br />

カメラが 検 出 されると 接 続 アイコンが 接 続 状 態 を 示 し カメラの 接 続 が 成 功 したことを 示 します。<br />

カメラの 設 定 と 映 像 のストリーミングが 可 能 になります。<br />

図 26. カメラの 機 能 表 示<br />

パラメータ 設 定 を 変 更 するには プルダウンメニューで 値 を 選 ぶ(プリセットの 選 択 の 例 )か スライドバーを<br />

移 動 させて 設 定 する( 映 像 の 幅 の 設 定 の 例 )か テキストボックスに 直 接 入 力 します。<br />

パラメータを 変 更 するには パラメータの 値 の 形 式 によります。 数 値 が「 列 挙 (Enumeration)」か「ブール<br />

(Boolean)」 の 場 合 は プルダウンメニューにより 選 択 可 能 なすべてのリストが 表 示 されます。<br />

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Getting Started Guide<br />

図 27. プルダウンメニューでのパラメーター 設 定 の 例<br />

もし 値 が「 整 数 (Integer)」または「 浮 動 小 数 点 (Floating-point)」の 場 合 は 数 値 はスライドバーを 使 い<br />

最 大 値 、 最 小 値 及 び 目 盛 [すべてではありませんが]が 表 示 されます。<br />

図 28. スライドバーまたは 直 接 入 力 による「Width」の 設 定<br />

数 値 が「Comm<strong>and</strong>」の 場 合 は 下 記 例 のようにボタンを 使 ってコントロールされます。<br />

図 29. 「UserSet Load」の 実 行<br />

もしパラメータがテキスト 文 字 列 の 場 合 は テキストボックスを 選 択 し 入 力 します。<br />

図 30. 「Device User ID」テキスト 文 字 列 の 変 更<br />

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Getting Started Guide<br />

図 31. 映 像 の 取 り 込 みは「Start Acquisition」ボタンをクリックすることで 始 まります<br />

映 像 を 取 り 込 んでいる 最 中 は 「Feature Properties」の 多 くのパラメータはグレーにマスクされています。<br />

グレーにマスクされたパラメータは 変 更 できません。<br />

映 像 の 取 り 込 み 最 中 でも シャッタ 値 やゲイン 値 は 変 更 できます。<br />

イメージサイズの 変 更 が 必 要 な 場 合 は 「Stop Acquisition」をクリックし 映 像 の 取 り 込 みを 中 止 する 必 要<br />

があります。 詳 細 は 「<strong>JAI</strong> コントロールツール」を 参 照 ください。<br />

- 20 -


Getting Started Guide<br />

6. 対 応 しているプログラミング 言 語 とツール<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> は 二 つの API(Application Programming interfaces)を 含 んでいます。<br />

• Jai_Factory.dll<br />

定 義 されたすべての 機 能 、パラメータをもった C 基 本 インターフェース、C/C++ヘッダーファイルをもった<br />

Windows DLL. これにより <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> は Windows 環 境 下 のほとんどのプログラム 言 語 で 使 用 できます。<br />

• Jai_FactoryDotNET:<br />

マネージドの Windows DLL(.NET Framework 2.0)。 この DLL は 基 本 機 能 インターフェース プラス<br />

「オブジェクトオリエンテッド」API を 公 開 します。 「オブジェクトオリエンテッド」API は C インターフェース<br />

API の 標 準 使 用 をカプセル 化 します。<br />

この 二 つの API に 関 する 参 照 資 料 は ソフトウェアのダウンロード 時 PDF-または CHM-フォーマットで 提 供 さ<br />

れます。<br />

いくつかのサンプルアプリケーションがソフトのダウンロード 時 提 供 されます。 それらはどのように API<br />

(Microsoft Visual Studio 2005 用 の C++ 及 び C#)を 使 用 するかを 紹 介 します。<br />

6.1. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> と Microsoft Visual Studio 2005 C/C++ の 使 用<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> は Microsoft Visual Studio 2005 を 使 って C++ 言 語 で 書 かれたいくつかのプロジェクトサンプルを<br />

提 供 します。 以 下 に 記 すステップは jai_Factory.DLL を 使 用 する 場 合 の 手 順 です。<br />

1) File ⇒ New ⇒ Project と 進 み 新 しいプロジェクトを 作 成 します。<br />

図 32. Visual Studio 2005 による 新 しい C++ MFC プロジェクト<br />

2) jai_Factory.h をメインプロジェクトヘッダーファイルに 追 加 します(MFC プロジェクトの 場 合 は 通 常 は<br />

ダイアログクラスヘッダー)。 これにより jai_Factory.h で 定 義 された <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> の 固 有 の 型<br />

(FACTORY_HANDLE や J_tIMAGE_INFO のような 構 造 )の 変 数 を 追 加 することができます。<br />

3) C/C++ ⇒ General で「Additional Include Directories」に 環 境 変 数 「$(<strong>JAI</strong>_<strong>SDK</strong>_INCLUDE)」を 追<br />

加 する<br />

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Getting Started Guide<br />

図 33. Visual Studio 2005 サンプルプロジェクトプロパティー<br />

4) Linker ⇒ General で「Additional Library Directions」に 環 境 変 数 「$(<strong>JAI</strong>_<strong>SDK</strong>_LIB)」を 追 加 する。<br />

図 34. Visual Studio 2005 C++ Linker 設 定<br />

5) Linker ⇒ Input で 「Additional Dependencies」に jai_Factory_lib を 追 加 する。<br />

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図 35. 追 加 の 従 属 性 としてライブラリーファイルの 追 加<br />

6.2. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> を Microsoft Visual Studio 2005 C# と 使 用<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> は Microsoft Visual Studio 2005 を 使 って C# 言 語 で 書 かれたいくつかのプロジェクトサンプルを<br />

提 供 します。 以 下 に 記 すステップは マネージドの jai_FactoryDotNET.DLL を 使 用 する 場 合 の 手 順 です。<br />

1) File ⇒ New ⇒ Project と 進 み 新 しい C#プロジェクトを 作 成 します。<br />

図 36. Visual Studio 2005 での 新 しい C#プロジェクト<br />

2) プロジェクトへの 参 照 として ¥<strong>JAI</strong>¥<strong>SDK</strong>¥bin から jai_FactoryDotNET.dll<br />

を 追 加 します。<br />

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図 37. Jai_FactoryDotNET.dll の 追 加<br />

3) メインフォームソースコードにライン 「Using Jai_FactoryDotNET;」を 追 加 し <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> ドキュメントに 記<br />

載 されているように CFactory, CCamera 及 び CNode クラスを 作 成 し 使 用 します。<br />

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図 38. C#アプリで Jai_FactoryDotNET を 使 う<br />

6.3. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> を Microsoft Visual C++と 使 用<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> は Microsoft Visual Sutdio 2005 を 使 ってサンプルプロジェクトを 提 供 していますが Microsoft<br />

Visual C++ 6.0 プロジェクトで Jai_Factory.dll を 使 用 することもできます。<br />

下 記 手 順 で Jai_Factory/dll を 使 用 します。<br />

1) File ⇒ New で あたらしいプロジェクトを 作 成 します。<br />

2) jai_Factory.h をメインプロジェクトヘッダーファイルに 追 加 します(MFC プロジェクトの 場 合 は 通 常 は<br />

ダイアログクラスヘッダー)。 これにより jai_Factory.h で 定 義 された <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> の 固 有 の 型<br />

(FACTORY_HANDLE や J_tIMAGE_INFO のような 構 造 )の 変 数 を 追 加 することができます。<br />

3) プロジェクト 設 定 で 環 境 変 数 「$(<strong>JAI</strong>_<strong>SDK</strong>_INCLUDE)」は「Additional Include Directory」として 追 加<br />

される 必 要 があります。 これは「Processor」カテゴリーの 「C/C++ タブ」にあります。<br />

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図 39. Visual C/C++ 6.0 で 必 要 な C/C++プロジェクト 設 定<br />

Jai_Factory.lib は 自 動 的 にロードし Jai_Factory/dll にリンクするために 「Link tab」で 参 照 される 必 要 が<br />

あります。 「Input」カテゴリーで Jai_Factory.lib は 環 境 変 数 「$(<strong>JAI</strong>_<strong>SDK</strong>_INCLUDE)」と 同 様 に 参 照 さ<br />

れます。<br />

図 40. Visual C/C++ 6.0 で 必 要 な Linker Project 設 定<br />

6.4. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong>を Microsoft Visual Studio 2008 及 び 2010 と 使 用 する<br />

すべてのサンプルアプリケーションは 現 在 Microsoft Visual Studio 2005 を 使 って 作 成 されていますが<br />

Microsoft Visual Studio 2008 及 び 2010 を 使 って 同 様 にサンプルアプリケーションを 作 成 することができま<br />

す。 もし 現 在 のサンプルを Microsoft Visual Studio 2008 及 び 2010 を 使 って 開 くとすると ユーザーは 自<br />

動 的 にプロジェクトを<br />

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Visual Studio の 新 しいバージョンに 変 換 するかどうかを 尋 ねられます。<br />

図 41. Visual Studio のコンバージョンウィザード<br />

ウィザードで 要 求 されるステップに 従 い 最 終 的 にコンバージョンレポートを 得 ることができます。<br />

図 42. コンバージョンレポート<br />

C++ActionComm<strong>and</strong>Sample をコンバートしたコンバージョンレポート<br />

6.5. Jai_Factory.dll のダイナミックロード<br />

Jai_Factory.dll のローディングをそれが 実 際 にユーザーのアプリケーションで 必 要 となるまで 延 期 し<br />

たいという 場 合 があります。 これは たとえば <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> の 機 能 を 現 在 必 要 としない 様 な 場 合 に <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> をシ<br />

ステムにインストールせずにユーザーのアプリケーションを 開 始 することができるようになります<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> には 今 どのようにこれがなされるのかを 描 いた 新 しいサンプルアプリケーションが 含 まれています。<br />

サンプルは C/C++サンプルでこれは DynamicLoadSample と 呼 ばれます。<br />

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基 本 的 な 考 えは Jai_Factory_Dynamic.h 内 のコードが 埋 め 込 まれソースの 残 りとともにコンパイルさ<br />

れるように Jai_Factory_Dynamic.h と 呼 ばれる 新 しいヘッダーファイルがユーザーアプリケーションの<br />

ソースファイルの 一 つに 含 まれているということです。<br />

図 43. ユーザーアプリケーションに Jai_Factory_Dynamic.h を 含 める<br />

しかしこれをファイルを 含 む 標 準 の Jai_Factory.h と 一 緒 に 働 かせるようにするには<br />

Jai_Factory.h を 含 む 前 にシンボル <strong>JAI</strong>_<strong>SDK</strong>_DYNAMIC_LOAD を 定 義 ずける 必 要 があります。<br />

図 44. どのように <strong>JAI</strong>_<strong>SDK</strong>_DYNAMIC_LOAD シンボルを 定 義 ずけるかの 例<br />

最 終 的 には Linker 入 力 ライブラリーのリストに Jai_Factory.lib を 追 加 しないことが 必 要 です。<br />

図 45. Jai_Factory.lib とのリンクを 避 ける<br />

ユーザーのアプリケーションが 開 始 したとき Jai_Factory.dll は 機 能 J_Factory_Open()が 呼 ばれ<br />

るまでロードされません。 そして Jai_Factory.dll は J_Factory_Close() 機 能 を 呼 び 出 すことによ<br />

って 再 びアンロードされます。<br />

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7. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> を 不 在 モード/サイレントモードでインストールする<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> を 内 部 の 他 のインストーラーでインストールする 必 要 がある 場 合 は <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> インストー<br />

ルを 不 在 モード/サイレントのモードにするオプションコマンドがあります。<br />

以 下 の 例 はサイレントモードでインストールする 場 合 のコマンドラインです。<br />

.exe /s /v” /qn [INSTALLFILTERDRIVERPROP=0]<br />

[REBOOT=Suppress]”<br />

[ ] カッコで 示 された 部 分 はオプションパラメータです。<br />

INSTALLFILTERDRIVERPROP=0 はフィルタドライバのインストールを 無 効 にします( 出 荷 設<br />

定 では 有 効 になっています)<br />

REBOOT=Suppress パラメータはインストーラーに「Reboot ダイアログ」をやめさせます。<br />

注 記 :/v の 右 とコマンドラインの 最 後 の 引 用 符 「“」は 非 常 に 重 要 です。また 最 初 の 引 用 符<br />

の 右 、/qn の 前 に 空 きスペースを 入 れることも 重 要 です。<br />

また 64-bit <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> バージョン 1.4.0 は 不 在 モードの 必 要 がありフィルタドライバは 必 要<br />

なく「Reboot ダイアログ」はやめる 必 要 があります。その 場 合 は 以 下 のコマンドラインを<br />

使 う 必 要 があります。<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> x64 Version 1.4.0.exe /s /v” /qn INSTALLFILTERDRIVERPROP=0 REBOOT=Suppress”<br />

注 記 :フィルタドライバのインストール 中 に、「quiet」インストールの 場 合 でも、「Windows」<br />

の 警 告 を 避 けることはできません。<br />

8. <strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> とコントロールツールのアンインストール<br />

<strong>JAI</strong> <strong>SDK</strong> とコントロールツールは Windows コントロールパネルにある「プログラムの 追 加 削 除 」を 使 ってアン<br />

インストールすることができます。<br />

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221-0052<br />

10-35<br />

Phone 045-440-0154<br />

Fax 045-440-0166<br />

Visit our web site on www.jai.com<br />

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