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5.2002 年度後期研究経過
(1) 第四回 Annex40 国際会議(Brussels / Belgium)
2003.3.17、IEA 建築関連協議会
Annex-40 対応委員会(建築･エネルギーコミッショニング委員会)
委員長 中原信生
1)日本からの出席者:吉田(京大)・赤司(九大)・中田(東芝)・岩前(積水ハウス)･椿(YBS)
2)日時:2002 年 10 月 2 日~4 日
3) 討議内容
・ Subtask A~E の作業経過の報告と討議(以下､コミッショニングを Cx と略記)､[ ]内は日本の
分担項目
� A: (A1,A2)
Cx Process(A2)と用語(A1)の定義、建物種別ごとの標準 Cx 計画(SMCxP)の作成
[用語の定義まとめ(赤司)､プロセス定義用のマトリックス表 MQC 記述ツールの開発と
種建物の Cx モデル Cx 計画記述(中原(代)吉田･椿].
ただし
①A1 タスクにおいて日本提案のプロセス定義がほぼ同意されたが､設計と施工の間に
Elaboration Phase を「加えることになった.
②A2 タスク内容が限りなく B1 に近づいてきているので次回京都会議で明確化を求める
予定.
Production stage Operation &
maintenance stage
Pre-design phase Design phase Elaboration
phase
Progra
m step
Plannin
g step
Preliminary
design step
Working
design
step
Elaboration
step
Construction phase Operation &
occupancy phase
Construction
step
Acceptance
step
Post-acce
ptance
step
Ordinary
operation
step
� B: (B1,B2)
当初の分類は Manual Cx Process (B1:Residential, B2:Non-residential)。変化しつつある
分類は､Top-Down Process(B1)と Bottom-Up Process(B2), BEMS を用いない段階での Cx 手法､
即ち､設計・施工・試験調整段階､レトロ Cx で追加計測のときなど.作業の定義が曖昧にな
ってきているので今日と会議で明確化を求める予定.
[当初分類に基づいて､B1:住宅の IAQ/Cx､熱環境/Cx の MQC への記述､及びツールの提案(岩
前)､B2:YBS 環境技術センターの事例をまとめて実証研究事例として提出(椿)]
� C: (C1,C2,C3)
BEMS-assisted Cx Tools。受渡し時点及び運転段階に BEMS による Cx 手法､自動 Cx ツー
ル開発など.作業は前回会議から 3 本立てとなっている.
C1:BEMS 自身の Cx (Cx of the BEMS itself)
C2:自動化 Cx ツール(Methods for automatic Cx)
C3:自動 Cx ツール実行の方法(Architecture for implementation of automatic Cx procedures)
[C1:BEMS の Cx 手法に関する国内外のメーカーアンケート調査結果の整理と解析(吉田)､]
� D: (D1,D2)
Design Models and Cx.作業は前回から二本立てとなっている.
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