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Task に関する総括<br />
2..3.5.7<br />
中原<br />
京都会議総括<br />
-Task間の作業内容の明確化に関して<br />
No 提起した問題点<br />
ST-B1は当初住宅建物を対象としB2を非住宅としたのであるが、Brussel会<br />
京都会議の結果結果<br />
議でTop-down approachに入れ替わり、住宅と言う言葉が消えているので、日 1. B1の守備範囲を、住宅を含むSimple buildings (Type<br />
本の住宅グループは戸惑いを覚えている.住宅に興味を持つ国もあることだ 1~3の)とする。<br />
し、日本は住宅への参加を呼びかけた関係も有るのでこれでは困る.日本は<br />
1<br />
従来方針で進めるがAnnexの場で明確にして頂きたい。<br />
2. Top-down approach はA2にシフトする。<br />
3. オランダがECBCSを脱退してリーダーの役は演じられ<br />
また、地域によっては住宅には暖房のみでなく、冷房換気、すなわち空調を ないので、B1のリーダーをOPVから鉾井教授に変更す<br />
含むことも多いから、Type-Ⅰ 住宅(暖房) と言う定義もまた困る.建物分類 る.(A2はRSKから京都会議では臨時にDBへ)<br />
と空調との対応もフレキシブルにする必要がある.<br />
2<br />
3<br />
当初計画では、Bがマニュアルコミッショニング、CがBEMS援用のコミッショニ<br />
ング、そしてAはコミッショニング過程の定義が研究対象として定義されていた<br />
1. A2がコミッショニングプロセスを対象にしているのはそ<br />
が、Brussel会議ではこれがかなり混乱して、B1とA2が極めて似通った内容に<br />
のとおり.Top-downはB1から省き、A2にする。ただし、今<br />
なってしまっているし、B2もリコミッショニング、レトロコミッショニング用のツー<br />
回の会議ではA2はフランス作成のSMCxPと日本作成の<br />
ルにのみ焦点が当たっていてイニシャルマニュアルコミッショニングの視点が<br />
MQCとの整合の問題が多く議論され、Top‐downの言葉<br />
抜けている.どうも欧州の方々は故意か偶然かこのような混乱を平気で容認<br />
は余り聞かれなかったが、このもの自体がTop-downであ<br />
しているようだが、個人研究者はともかく、我々のようにグループ作業をしてい<br />
ると理解している.<br />
る立場からはマネージ上困る.<br />
2. B1の内容が上記のように確定したことにより、A2とB1<br />
私の考えでは、矢張りA2はMQCを用いてのSMCxPの定義、B2はType4~5<br />
との混乱は無くなった.<br />
の非住宅、B1はType1~2の住宅のコミッショニングとすべきで、これらのCx<br />
プロセスはMQCマトリックス上でかなりよく定義できる.<br />
日本からのBrussel会議への出席者によると、いまやMQCは語られずSMCxP<br />
のみが語られているが、日本で多く作業しているMQCの位置付けはどうなる<br />
のか、と言う疑問が提出されており、私はSMCxPはあくまで標準モデルで、<br />
MQCやその他のツールを用いてそれを定義するものだから日本の方針は今<br />
のままでよいと話してるが、この点についても京都会議ではっきりさせたい.<br />
35<br />
上記のとおり、MQCとSMCxPとはそれぞれの特性を生か<br />
したツールとして活用しつつ相互リンクさせる、と言うこと<br />
になった.ここにリンクとは、一つは内容の整合を図るこ<br />
と、二つ目はSMCxPより文字通りMQCにリンクして各種<br />
文書やツールにアクセスできるようにすることである.