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とから、 発 電 所 に 常 駐 する 自 衛 消 防 隊 により、 万 が 一 の 飛 び 火 等 による 火
炎 の 延 焼 を 防 止 することが 可 能 であるとしている。
必 要 な 防 火 帯 幅 が 16m と 算 出 されたことから、 森 林 伐 採 により 20m の 防
火 帯 幅 を 確 保 するとしている。また、 森 林 火 災 による 熱 影 響 ( 最 大 の 火 炎
輻 射 強 度 )が 426kW/m 2 と 算 出 されたことから、 設 計 方 針 の 策 定 に 用 いる 火
炎 輻 射 強 度 を 500 kW/m 2 とし、これに 対 する 危 険 距 離 を 算 出 した 上 で、 危
険 距 離 に 応 じた 離 隔 距 離 を 確 保 するとしている。
これらの 消 火 活 動 、 防 火 帯 幅 及 び 離 隔 距 離 の 設 定 を 前 提 として、 森 林 火
災 に 対 する 設 計 方 針 を、 以 下 のように 策 定 するとしている。
クラス1、クラス2 及 びクラス3に 属 する 構 築 物 、 系 統 及 び 機 器 を 内 包
する 建 屋 について、 防 火 帯 外 縁 における 森 林 火 災 から 最 も 近 い 建 屋 の 外 壁
温 度 が 許 容 値 を 下 回 るように 設 計 するとしている。クラス1 及 びクラス2
に 属 する 屋 外 の 構 築 物 、 系 統 及 び 機 器 については、 森 林 火 災 に 伴 う 温 度 上
昇 により 安 全 機 能 が 損 なわれないように 設 計 するとしている。また、クラ
ス3に 属 する 屋 外 の 構 築 物 、 系 統 及 び 機 器 については、 防 火 帯 の 内 側 への
設 置 、 代 替 設 備 の 確 保 又 は 火 災 防 護 計 画 に 基 づく 消 火 活 動 により 防 護 する
方 針 としている。
規 制 委 員 会 は、 申 請 者 による 森 林 火 災 に 対 する 設 計 が、 外 部 火 災 ガイド
を 踏 まえたものであり、 必 要 な 防 火 帯 幅 及 び 外 部 火 災 防 護 施 設 との 離 隔 距
離 を 確 保 するとしていること、 代 替 設 備 の 確 保 及 び 火 災 防 護 計 画 に 基 づく
消 火 活 動 によりクラス3に 属 する 屋 外 の 構 築 物 等 を 防 護 する 方 針 として
いることを 確 認 した。
規 制 委 員 会 は、 申 請 者 による 森 林 火 災 に 対 する 設 計 が、 森 林 火 災 による 影 響
に 対 して 必 要 な 防 火 帯 幅 等 を 確 保 する 方 針 としていることを 確 認 した。
(2) 近 隣 の 産 業 施 設 の 火 災 ・ 爆 発
近 隣 の 産 業 施 設 の 火 災 ・ 爆 発 に 対 して、 安 全 施 設 の 安 全 機 能 が 損 なわれない
ように、 発 電 所 敷 地 外 の 石 油 コンビナート 等 を 抽 出 した 上 で、 設 計 方 針 を 策 定
する 必 要 がある。 外 部 火 災 ガイドは、それらに 火 災 ・ 爆 発 が 発 生 した 場 合 の 影
響 ( 飛 来 物 を 含 む。)について 評 価 する 方 法 を 示 している。
申 請 者 は、 以 下 のように 近 隣 の 産 業 施 設 の 火 災 ・ 爆 発 による 影 響 を 評 価 した
上 で、 離 隔 距 離 ( 火 災 ・ 爆 発 の 発 生 が 想 定 される 地 点 から 外 部 火 災 防 護 施 設 ま
での 距 離 )が 危 険 距 離 ( 火 災 の 延 焼 防 止 に 必 要 な 距 離 ) 及 び 危 険 限 界 距 離 ( 爆
発 の 爆 風 圧 が 0.01MPa 以 下 になる 距 離 ) 以 上 となるように、 設 計 方 針 を 策 定 し
ている。
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