PDF version - ARM Information Center
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はじめに<br />
C マイクロライブラ リ<br />
<strong>ARM</strong> C マイクロライブラ リ (microlib) には、 高 度 に 最 適 化 さ れ<br />
た 一 連 の 関 数 が 用 意 さ れています。 こ れら の 関 数 は、 シ ス テム<br />
の 深 部 に 組 み 込 まれ、 極 めて 小 容 量 の メ モ リ に 収 める 必 要 があ<br />
るアプリケーションで 使 用 されます。 詳 細 については、 『ライブ<br />
ラリ / 浮 動 小 数 点 サポー ト ガ イ ド 』 の 「3. C マイクロライブラ<br />
リ」 の 章 を 参 照 して 下 さい。<br />
fromelf<br />
<strong>ARM</strong> イ メージ 変 換 ユーティリティ。 逆 アセンブリおよびコード<br />
サ イ ズやデータ サ イ ズな ど、 入 力 イ メ ージに 関 する テキ ス ト 情<br />
報 を 生 成 する こ と もできます。<br />
armar <strong>ARM</strong> ライブラリアン。ELF 形 式 のオブジ ェ ク ト フ ァ イルを アー<br />
カイブやライブラ リにまとめて 保 存 するために 使 用 します。 こ<br />
れによ り 、 複 数 の ELF ファイルの 代 わりにライブラリやアーカ<br />
イブを リンカに 渡 すこ とができます。 さらに 高 度 なアプリケー<br />
ション 開 発 でこのアーカイブを 使 用 してサードパーティに 配 布<br />
するこ と もできます。<br />
注<br />
RealView Development Suite (RVDS) は 64 ビッ トの Linux プラッ ト フォームを<br />
サポー ト する よ う にな り ま したが、 RVCT ツールがこれを 利 用 でき る よ う に<br />
特 別 にビル ド さ れたわけではあ り ません。 RVCT のファ イル I/O ルーチンで<br />
は、 標 準 のシ ス テム コールが 32 ビッ トの (signed) int に 収 ま る フ ァ イルサイ<br />
ズで 使 用 されます。 つま り、 イ メージサイズは、 2GB を 超 える メ モ リ 容 量 を<br />
備 えた 64 ビッ トプラッ トフォームまたはコンピュータ 上 でビルドする 場 合<br />
も、 最 大 2GB に 制 限 されている こ とにな り ます。 サイズがこの 制 限 値 を 超 え<br />
ると、 メモリが 不 足 していることを 示 すエラーメッセージがリンカによって<br />
返 さ れます。 その 結 果 、 十 分 な メ モ リ があ る に も かかわ らず、 アプ リ ケー<br />
シ ョ ンがメモリにアクセスできないために 混 乱 を 引 き 起 こすこ とがあり ます。<br />
標 準 への 準 拠<br />
RVCT では、 以 下 の 標 準 に 準 拠 し ています。 各 標 準 ご と に、 準 拠 のレベルが<br />
記 載 さ れています。<br />
ar<br />
UNIX 方 式 のオブジ ェ ク ト コー ド アーカ イ ブは armar によって 生<br />
成 され、armlink に よ っ て 使 用 さ れます。 armar では、 ar 形 式 のほ<br />
とんどのオブジェク ト コードアーカイブをリスト して 抽 出 する<br />
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