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戦略的研究拠点育成 - 科学技術振興機構

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における 世 界 的 な 学 術 誌 として 定 着 させる。<br />

3) 教 育 実 績<br />

目 標 6 参 加 5 大 学 間 の 協 働 教 育 プログラムの 継 続 ・ 発 展 のため、 学 生 定 員 100 名 以 上 の<br />

「サステイナビリティ 学 連 合 教 育 部 」を 組 織 する。<br />

目 標 7 単 位 互 換 制 度 の 定 着 、デュアルディグリーあるいは 共 同 修 了 認 定 書 の 発 行 。<br />

目 標 8 サステイナビリティ 学 国 際 実 践 教 育 プログラムの 定 着 ・ 深 化 。 地 域 での 問 題 解 決<br />

能 力 を 有 する 次 世 代 人 材 の 育 成 。<br />

4) 海 外 拠 点<br />

目 標 9 育 成 期 間 終 了 後 も 参 加 5 大 学 及 び 協 力 機 関 が、アジアにおける 研 究 ・ 教 育 推 進 の<br />

拠 点 として 共 同 利 用 する。<br />

5)アウトリーチ<br />

目 標 10 自 立 的 に 国 際 会 議 が 開 催 できる 基 盤 をつくり、 同 基 盤 が 世 界 的 に 認 知 された 場 と<br />

する。<br />

目 標 11 サステイナビリティ 学 の 重 要 性 が 市 民 レベルで 認 識 されるよう、 啓 蒙 ・ 広 報 活 動<br />

を 継 続 。<br />

6) 企 業 連 携 と 人 材 育 成<br />

目 標 12 サステイナビリティ 企 業 コンソーシアムを 定 着 させ、 外 部 資 金 ( 年 1 億 円 以 上 )<br />

を 獲 得 、サステイナビリティ 学 連 合 の 運 営 基 盤 を 確 立 する。<br />

目 標 13 新 しい 産 業 の 育 成 に 対 するビジョン 提 言 、 国 際 機 関 に 対 する 政 策 提 言 等 により 国<br />

際 社 会 におけるリーダーシップを 発 揮 する。<br />

目 標 1については、 育 成 期 間 終 了 後 に 企 画 運 営 本 部 の 役 割 を 担 うとともに 教 育 部 門 も 有 する 一<br />

般 社 団 法 人 :サステイナビリティ 学 コンソーシアム(SSC)を 設 立 し、 連 携 研 究 アドバイザリー<br />

ボード 及 び 戦 略 的 研 究 拠 点 育 成 評 価 委 員 会 等 の 評 価 ・ 助 言 を 受 け、 法 人 運 営 に 反 映 させている。<br />

目 標 2については、 各 大 学 ともに、 全 学 的 な 組 織 改 革 には 至 っていないものの 関 連 分 野 の 部 局<br />

横 断 型 の 組 織 を 総 長 ・ 学 長 の 強 いリーダーシップの 下 に 設 立 し、 我 が 国 で 始 めてサステイナビリ<br />

ティ 学 分 野 のネットワーク 型 研 究 拠 点 の 構 築 を 推 進 した。<br />

目 標 3については、 連 携 フラッグシッププロジェクトを 立 ち 上 げ、 参 加 大 学 と 協 力 大 学 が 連 携<br />

して 横 断 的 な 研 究 を 進 めるとともに、 各 大 学 においてもこれまでの 学 術 研 究 の 蓄 積 を 活 かした 研<br />

究 を 推 進 し、サステイナビリティ 学 連 携 研 究 機 構 (IR3S)に 所 属 する 研 究 者 ( 協 力 教 員 、 併 任 教<br />

員 等 を 含 む)が、サステイナビリティ 学 に 関 連 する 分 野 で 発 表 した 査 読 付 の 学 術 論 文 数 は、 育 成<br />

期 間 中 に 1,000 編 を 超 えている。しかし、 既 存 の 専 門 分 野 の 雑 誌 等 に 発 表 した 業 績 がその 多 数 を<br />

占 め、 多 くは IR3S として 行 ったサステイナビリティ 学 の 直 接 的 研 究 成 果 ではない。ただし、 論 文<br />

の 質 に 関 する 国 際 メールレビューの 結 果 によれば、 総 じてその 質 は 十 分 国 際 レベルに 達 している<br />

と 判 断 されている。<br />

目 標 4については、 特 に IPCC 第 四 次 評 価 報 告 書 ・リードオーサー 会 議 においてメンバーの 大<br />

半 を IR3S 参 画 研 究 者 が 占 め、 政 策 提 言 等 が 対 処 方 針 に 反 映 される 等 、 国 際 的 に 大 きな 影 響 力 を 発<br />

揮 している。<br />

目 標 5については、 国 際 学 術 誌 「Sustainability Science」を 創 刊 した。 年 4 回 の 刊 行 には 至 って<br />

いないものの、 平 成 22 年 6 月 に ISI インパクトファクター(トムソン・ロイター 社 )は 1.651 を<br />

記 録 し、 世 界 の 環 境 科 学 関 連 180 の 学 術 雑 誌 中 80 位 を 占 め、 発 刊 間 もない 学 術 誌 としては、 確 実<br />

にサステイナビリティ 学 分 野 における 国 際 的 な 地 位 を 築 きつつあるものと 思 われる。<br />

目 標 6については、 参 加 5 大 学 において 各 大 学 の 特 徴 を 活 かした 教 育 プログラムの 設 置 を 足 掛<br />

かりに、 最 終 的 に 約 100 名 の 学 生 を 受 け 入 れるサステイナビリティ 学 連 合 教 育 部 を 組 織 した。<br />

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