論文執筆の極意 研究作法 研究の世界の「心・技・体 ... - インターネット

タイトル(title)
執 筆 にあたって
• 主 題 (キーワード)、 心 理 的 事 象 、 説 明 理 論
• 調 査 対 象
• 方 法
• 独 立 変 数 、 従 属 変 数
タイトルから 推 測 できるように
場 合 によっては 副 題 を 付 けてもよい
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研 究 目 的 の 背 景
研 究 への 心 意 気
• 研 究 目 的 の 上 位 の 目 的 を 持 って 論 文 執 筆 に 臨 む
– 形 式 的 な「 目 的 」ではない
• 研 究 を 思 い 立 った「 志 」を 表 現 する
• どんな 意 図 を 持 って 取 り 組 んでいるのか
– 感 じたこと
– 考 えたこと
– 抱 いた 疑 問
– 問 題 点
• なぜ、この 論 文 を 認 (したた)めたのか、 目 的 の 部 分
に 理 由 の 付 け 足 しをして 欲 しい
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問 題 (introduction)
執 筆 にあたって
1. 先 行 研 究 がどこまで 明 らかになっているか
2. 先 行 研 究 では、 何 が 不 足 しているか
– 全 ての 研 究 には、 実 行 可 能 性 としてみると、 必 ず 限 界 がある。
• その 限 界 を 課 題 として 整 理 してこれから 実 施 する 研 究 に 取 り 込 む
3. 本 研 究 がどのような 意 義 があるのか、またどのような 研 究
成 果 が 期 待 できるのか
直 接 関 係 のある 論 文 ( 学 術 論 文 や 単 行 著 )をやや 詳 しく 紹 介 しながら。 学 会
発 表 、 調 査 報 告 書 、ホームページは 原 則 照 会 不 可
4. 理 論 、 定 義 をした 上 での 研 究 の 位 置 づけ
モデルを 作 る 段 階 での 仮 定 、 理 論 展 開 で 追 加 した 仮 定
5. 研 究 の 目 的
6. 予 測 や 仮 説 について 根 拠 を 示 しながら 書 く
• 命 題 化 されて 明 示 的 な 仮 説 (explicit hypothesis)が 望 ましい
先 行 研 究 のまとめ 方
• 時 系 列 でまとめること
– 基 本 文 献 や 必 読 文 献 について 記 述 する
• これから 着 手 する 研 究 に 最 も 近 い 研 究 について 詳 し
く 触 れること
– これまでの 研 究 成 果 について 記 述 すること
– 何 故 これを 取 り 上 げるのか、どんな 貢 献 をするのか 記 述
– 未 着 手 の 研 究 課 題 について 記 述 すること
– どんな 対 象 にどんなやり 方 で 明 らかにして 考 察 していくの
か 記 述 すること。 研 究 目 的 を 書 くこと
• 展 望 論 文 では、 当 該 領 域 に 関 する 全 ての 文 献 を 網
羅 するつもりでまとめること
調 べたことをすべて 書 くのではなく、 簡 潔 に 要 領 よく 195
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方 法 (method)
執 筆 にあたって
• 過 去 形 で 記 載
• 能 動 態 で 書 くことが 望 ましい( 前 は 受 動 態 )
1. 被 験 者 : 属 性 、 性 別 、 人 数 、 年 齢 ( 平 均 と 年 齢 範 囲 )
2. 実 験 ( 調 査 ) 時 期 と 場 所
3. 装 置 ・ 材 料 ・ 課 題 : 機 器 のメーカー、 型 番 、 刺 激 材
料 、 教 示 した 課 題
用 いた 教 示 はすべて 書 く( 長 い 場 合 は、 附 録 に)
4. 手 続 き: 測 定 ・ 分 析 方 法
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結 果 (results,findings)
執 筆 にあたって
• 過 去 形 で 記 載
• 主 観 や 解 釈 を 交 えず、 事 実 を 明 確 に 書 く
• 図 表 を 用 いても 良 い
表 線 はなるべく 少 なく、 横 線 のみにする。
小 数 点 の 位 置 と 桁 数 をそろえること
• 測 度 の 算 出 法 、 測 定 単 位
• 小 数 点 以 下 の 有 効 数 字 を 統 一
表 の 中 の 値 がすべて1 以 下 の 場 合 は .52と0をつけない
• 検 定 (eg1.t (24) =4.36 p