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私はこの議会においても、当初から市長の考えと大分意見の食い違う面がございました。企業
誘致か地場産業の育成か、この場で大分議論したこともあります。市長も覚えていらっしゃると
思います。その中で、地場産業の育成として、観光政策の充実、何回か私、この議場で市長に求
めてきました。市長は、経済政策として観光面の施策に相当力を入れてこられた。この辺は相当
私も評価しているところであります。
そこできょうは、観光施策の中でも無駄に思える事業も多々あります。私が見た場合ですね。
でも、それはまず置いておいて、きょうは海上航路による観光ということで、今、上天草市が一
番重要目玉としているのは、A列車に乗ってシークルーズで本渡へ抜ける。これが、大分業績が
上がってきているという形で報告を受けていますけれども、簡単でよろしいので、その辺の状況
を説明してもらえますか。
○議長(堀江 隆臣君) 経済振興部長。
○経済振興部長(坂中 孝臣君) 現在、JRあまくさみすみ線の観光列車、A列車でございま
すけれども、天草―宝島ライン接続がありまして、現在、いろいろな面で、大体観光客もおい
ででございますけれども、やはり魚釣り、海上スキー、イルカウォッチングであったり、五橋
クルージング、サンセットクルージングなんかのほうに来ていただいておりまして、以前以上
にお客さんの数はふえております。
以上です。
○議長(堀江 隆臣君) 島田君。
○10番(島田 光久君) 天草の地図を思い浮かべていただいたらすぐわかると思うんですけ
れども、天草は海に浮いているような感じがします。天草は、天草五橋一本でつながっていま
す。土日、夏には相当な渋滞。もう1回来たら、車が込むので、二度と天草に行きたくないと
いうような声もたまに聞かれます。
そこで、交通手段として、やはり海から観光を呼び込むような仕掛けも、私、これから必要で
はないかと思います。ぜひ、力を入れてもらいたいと思うんですけれども、その中で、長崎―島
原―天草航路、これがある程度、天草市、上天草市、宇土市かな宇城市かな、連携されながら、
事業展開されてきておられると思うんですけれども、その辺の現状はどのように把握されてます
か。
○議長(堀江 隆臣君) 総務企画部長。
○総務企画部長(杉田 省吾君) 島原―天草航路、鬼池港と思いますが、その現状ということ
で担当者が調べておりますので、お答えいたします。
島原―天草航路、鬼池航路につきましては、昭和13年から口之津鉄道が運航開始。その後、
昭和18年に島原鉄道が吸収合併したことによりまして、以後、島原鉄道が、夏場では平日15便、
休日17便、冬場で13便、休日15便、運航しているところでございます。
利用状況につきましては、平成17年度で、24万6,857名をピークとして、平成16年
度から23年度までの平均乗客数が22万1,847名となっているということで報告を受けて
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