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2009年春号 - Asian University for Women

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82009 年 春 号 VOL. 3, NO. 1アクセスアカデミー 概 要アジア 女 子 大 学 アクセスアカデミーは、 恵 まれない 環 境 で 育 った 学 生 がアジア 女 子 大 学 に入 学 できるよう 補 習 する1 年 間 の 大 学 入 学 準備 プログラムです。アカデミーでは、 高 等 教育 を 受 けるのに 必 要 な 学 問 的 なスキルやテクノロジースキルを 提 供 するとともに、 社 会 ・文 化 的 な 適 応 を 促 進 し、また、メンターシップ、カウンセリング、レクレーションなどで構 成 されています。2009 年 よりアクセスアカデミーでは、 一 家 で 最 初 に 大 学 へ 進 学 する 学生 のみを 受 け 入 れる 制 度 を 導 入 します。2008年 3 月 に 入 学 した 最 初 の 学 年 の129 名 の 学 生は2009 年 8 月 にプログラムを 終 え、アジア 女子 大 学 の 学 部 課 程 に 入 学 します。国 際 的 な 大 学 を 標 榜 するアジア 女子 大 学 はアジア 各 国 から 学 生 を 募集 しています。これまでに 学 生 を受 け 入 れているバングラデシュ、カンボジア、インド、ネパール、パキスタン、スリランカの6ヵ 国から 引 き 続 き 募 集 をするとともに、2009 年 8 月 に 入 学 する 学 年 には、アフガニスタン、ブータン、パレスチナ、インドネシア、ミャンマー、タイ、ベトナム、 中 国 から 学 生 を 募 集 する 予 定 です。立 ち 上 がるコミュニティ幅 広 いカリキュラム、 世 界 各 国 から 訪 れるゲスト、 思 いがけないつながりがアクセスアカデミー 学 生 の 視 野 、そしてコミュニティ 意 識 を 広 げる授 業 を 通 しての 進 展2008 年 8 月 、ジャーナリスト、 人 権 問 題 活 動家 、エイズ 感 染 防 止 キャンペーン 活 動 家 として 著 名 な、マリナ・マハティール 氏 (マハティール・モハマド 前 マレーシア 首 相 とシティ・ハスマー・ビンティ・モハマド・アリ 夫人 のご 息 女 )がアクセスアカデミーを 訪 れました。マハティール 氏 は、エイズへの 認 知 をあげるためのマレーシアでの 自 身 の 活 動 に 関するプレゼンテーションをおこなうとともに、訪 問 の 大 半 の 時 間 を 授 業 の 見 学 や 学 生 との 意見 交 換 をして 過 ごしました。マハティール 氏 は 英 作 文 の 授 業 を 見 学 し、ある 学 生 の 文 章 に 大 きく 心 を 動 かされました。マハティール 氏 は 自 身 のブログにこう 綴 っています。「4ヶ 月 前 、 村 から 出 てきたばかりの 彼 女 はほんの 少 ししか 英 語 を 話 せませんでした。ところが 今 日 、 私 のような 初 対 面 の 人に、 自 信 をもって 完 璧 に 近 い 英 語 で 話 し、 予想 をはるかに 超 える 教 養 ある 表 現 で 彼 女 の 考えを 伝 えてくれたのです。」 1マハティール 氏 の 視 察 報 告 から、 少 人 数 のクラスと 熱 心 な 先 生 のおかげでこの 数 ヶ 月 で 学生 がいかにめざましく 上 達 したかについて 読み 取 ることができます。また、アカデミーではカリキュラムにいくつか 新 しい 要 素 を 導 入しました。 昨 年 7 月 、ピーター・バーベラ 氏がチッタゴンを 訪 問 し、 革 新 的 な 数 学 カリキュラムであるコアプラス( 高 等 数 学 や 定 量 分析 を 現 実 の 問 題 に 適 応 するスキルを 向 上 することに 焦 点 をおいたカリキュラム)についてアカデミーの 数 学 教 員 を 指 導 しました。アメリカと 海 外 で27 年 間 数 学 を 教 え、 教 員 の 指 導をしてきたバーベラ 氏 は、アカデミーでの 経験 についてこう 語 りました。「 個 人 、 地 域 、そして 国 にとって、いかに 学 校 教 育 が 価 値 があり、 重 要 なものであるかを 心 底 から 理 解 できました。」1マリナ・マハティール「Chittagong:Watching Girls Blossom」(http://rantingsbymm.blogspot.comより2008年 9 月 4 日 の 記事 を 抜 粋 しました。)エイズの 認 知 をあげるためのマレーシアでの 活 動 について 学 生 に 話 すマリナ・マハティール 氏モデルUN

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