RealView Compilation Tools アセンブラガイド - ARM Information Center

アセン ブ ラに 関 する 参 考 情 報
3.4 組 み 込 み 変 数 および 定 数
表 3-2 に、 ARM アセンブ ラ に よ って 定 義 さ れてい る 組 み 込 み 変 数 を 記 載 し ま
す。
表 3-2 組 み 込 み 変 数
{ARCHITECTURE}
{AREANAME}
{ARMASM_VERSION}
|ads$version|
{CODESIZE}
{COMMANDLINE}
{CONFIG}
{CPU}
{ENDIAN}
{FPIC}
{FPU}
{INPUTFILE}
{INTER}
{LINENUM}
{OPT}
選 択 さ れた ARM アーキテ ク チャの 名 前 を 保 持 し ます。
現 在 の AREA の 名 前 を 保 持 し ます。
armasm のバージ ョ ン ご と に 増 加 する 整 数 を 保 持 し ます。
{ARMASM_VERSION} と 同 じ 値 を 保 持 します。
{CONFIG} と 同 じ 意 味 です。
コ マン ド ラ イ ンの 内 容 を 保 持 し ます。
アセンブラが ARM コードをアセンブルしている 場 合 は、 値 32 を 保 持 し、 Thumb コード
をアセンブルしている 場 合 は 値 16 を 保 持 し ます。
選 択 さ れてい る cpu の 名 前 を 保 持 し ます。 デフォル ト は “ARM7TDMI” です。 アーキテクチャ
がコマンド ラインの --cpu オプシ ョ ンで 指 定 さ れてい る 場 合 、 {CPU} は、 値 "Generic ARM"
を 保 持 します。
アセンブラがビッグエンディアンモードの 場 合 は 値 “big” を 保 持 し、 リ ト ルエンディ ア
ンモードの 場 合 は “little” を 保 持 します。
/fpic が 設 定 さ れてい る 場 合 はブール 値 True を 保 持 します。 デフォル ト は False です。
選 択 さ れてい る fpu の 名 前 を 保 持 し ます。 デフォル ト は “SoftVFP” です。
現 在 の ソース フ ァ イルの 名 前 を 保 持 し ます。
/inter が 設 定 さ れてい る 場 合 はブール 値 True を 保 持 し ます。 デフォル ト は False です。
現 在 の ソース フ ァ イル 内 の 行 番 号 を 示 す 整 数 を 保 持 し ます。
現 在 設 定 さ れてい る リ ス ト オプシ ョ ンの 値 。 OPT デ ィ レ ク テ ィ ブを 使 用 する と 、 現 在 の リ
ス ト オプシ ョ ンを 保 存 した り、 リ ス ト オプシ ョ ンを 変 更 した り、 元 の 値 を 復 元 した り で
きます。
{PC} または . 現 在 の 命 令 のア ド レ ス。
{PCSTOREOFFSET}
STR pc,[...] 命 令 ま たは STM Rb,{..., pc} 命 令 のア ド レ ス と 、 ス ト ア さ れた pc 値 の 間 のオ
フセッ ト です。 " この 変 数 に 保 持 される 値 は、 指 定 された CPU またはアーキテクチャに
よって 変 わります。
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