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Debian GNU/Linux 4.0 (“etch”) (Alpha ) - ftp2.piotrkosoft.net

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章 4. 以 前 のリリースからアップグレードする 14<br />

アップグレードにあたって 事 前 に 整 えなければならない 条 件 がいくつかあります。 実 際 に<br />

アップグレードを 実 行 する 前 にそれらを 確 認 してください。<br />

4.1.2 事 前 にユーザに 通 知 する<br />

アップグレードの 前 には、その 予 定 をすべてのユーザに 知 らせるとよいでしょう。しかしシ<br />

ステムに ssh 接 続 などでアクセスしてきているユーザは、アップグレードの 最 中 にそうと 気<br />

付 くことはほとんどないはずですし、 作 業 を 続 行 できるはずです。<br />

万 一 の 用 心 をしたければ、アップグレードの 前 にユーザのパーティション (/home) をバック<br />

アップして、アンマウントしてしまいましょう。<br />

etch にアップグレードするときはおそらくカーネルをアップグレードしなければならないの<br />

で、 通 常 は 再 起 動 が 必 要 です。 通 常 、 再 起 動 はアップグレードが 完 了 した 後 に 行 います。<br />

4.1.3 復 旧 の 準 備<br />

ドライバやハードウェア 検 出 、デバイスファイルの 命 名 法 や 順 序 に 関 して sarge と etch との<br />

間 ではカーネルに 多 くの 変 更 が 加 えられたため、アップグレードのシステム 再 起 動 で 問 題 に<br />

直 面 するリスクが 高 くなっています。 既 知 の 潜 在 的 な 問 題 点 の 多 くは、このリリースノート<br />

の 本 章 と 次 章 で 述 べられています。<br />

上 述 の 理 由 により、システムが 再 起 動 に 失 敗 したり、リモート 管 理 されているシステムなら<br />

ネットワーク 接 続 の 確 立 に 失 敗 した 場 合 に 備 え、 復 旧 できる 手 立 てを 整 えておくことが 大 切<br />

です。<br />

ssh 接 続 経 由 でリモートアップグレードを 行 うのなら、リモートのシリアル 端 末 からサーバ<br />

にアクセスできるよう 必 要 な 用 心 をしておくことを 強 く 勧 めます。カーネルをアップグレー<br />

ドして 再 起 動 した 後 、(‘デバイスの 整 列 順 序 の 変 更 ’ on page 31 で 述 べられているように) い<br />

くつかのデバイスの 名 前 が 変 更 され、ローカルコンソール 経 由 でシステム 設 定 を 修 正 しなけ<br />

ればならないことがあります。また、アップグレード 途 中 でシステムが 予 期 せぬ 再 起 動 を<br />

行 った 場 合 にも、ローカルコンソールを 使 って 復 旧 する 必 要 に 迫 られることもあります。<br />

最 初 に 試 すべきもっとも 明 白 なことは、 古 いカーネルでの 再 起 動 です。しかしながら、 本 文<br />

書 の 別 の 場 所 で 述 べられているいくつかの 理 由 により、これがうまくいくという 保 証 はあり<br />

ません。<br />

古 いカーネルでの 再 起 動 に 失 敗 するなら、アクセスして 修 復 できるようシステムを 起 動 する<br />

ための 代 替 手 段 が 必 要 となるでしょう。1 つのオプションとしては、 特 別 な 復 旧 イメージや<br />

<strong>Linux</strong> ライブ CD を 使 うことがあります。これらを 使 って 起 動 した 後 は、ルートファイルシ<br />

ステムをマウントしてから、 問 題 点 を 調 査 解 決 するために chroot を 実 行 できるはずです。<br />

お 勧 めしたい 別 のオプションとしては、etch 用 <strong>Debian</strong> インストーラのレスキューモード<br />

を 使 うことがあります。 同 インストーラを 使 う 利 点 は、 多 くのインストール 手 段 の 中 か<br />

らあなたの 状 況 に 最 適 なものを 選 べることです。より 詳 しい 情 報 は、インストールガイ<br />

ド (http://www.debian.org/releases/stable/installmanual)の 第 8 章 にある “ 壊<br />

れたシステムの 復 旧 ” セクションや、<strong>Debian</strong> Installer FAQ (http://wiki.debian.org/<br />

<strong>Debian</strong>Installer/FAQ) を 参 照 してください。

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