Debian GNU/Linux 4.0 (“etch”) (Alpha ) - ftp2.piotrkosoft.net
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章 4. 以 前 のリリースからアップグレードする 18<br />
4.2.4 非 公 式 なソースとバックポート<br />
自 分 のシステムに 非 <strong>Debian</strong> パッケージがあるなら、 依 存 関 係 の 衝 突 のためアップグレー<br />
ド 中 に 削 除 されるかもしれないことに 注 意 すべきです。 当 該 パッケージが /etc/apt<br />
/sources.list に 特 別 なパッケージアーカイブを 追 加 することでインストールされた<br />
のなら、そのアーカイブが etch 用 にコンパイルされたパッケージも 提 供 しているかをチェッ<br />
クし、<strong>Debian</strong> パッケージ 用 のソース 行 と 一 緒 にそのソース 行 も 適 切 に 修 正 すべきです。<br />
自 分 の sarge システムに、<strong>Debian</strong> に 存 在 するパッケージの 非 公 式 にバックポートされた<br />
“ 新 ” バージョンをインストールしているユーザもいるでしょう。そのようなパッケージは<br />
ファイルの 衝 突 を 引 き 起 こすことにより、アップグレード 中 に 問 題 を 引 き 起 こす 場 合 がほと<br />
んどでしょう 2 。ファイル 衝 突 が 発 生 したときの 対 処 方 法 については、‘アップグレード 中 の<br />
注 意 点 ’ on page 27にいくつかの 情 報 があります。<br />
4.3 パッケージのマークを 手 作 業 で 外 す<br />
依 存 関 係 に 引 きずられてインストールされたいくつかのパッケージが aptitude によって 削<br />
除 されるのを 防 ぐために、それらが auto パッケージであるとの 指 定 を 手 作 業 で 外 す 必 要 が<br />
あるでしょう。この 中 には、デスクトップインストール 時 の OpenOffice や Vim が 含 まれま<br />
す。<br />
# aptitude unmarkauto openoffice.org vim<br />
さらにカーネルメタパッケージを 使 ってインストールした 場 合 、2.6 系 のカーネルイメージ<br />
も 対 象 となります。<br />
# aptitude unmarkauto $(dpkg-query -W ’kernel-image-2.6.*’ | cut -f1)<br />
注 意 : 以 下 のように 実 行 することで、aptitude 内 でどのパッケージが auto と 指 定 されている<br />
のかを 確 認 できます:<br />
# aptitude search ’i~M ’<br />
4.4 APT の 取 得 先 (ソース) の 準 備<br />
アップグレードを 始 める 前 に、apt の 設 定 ファイル /etc/apt/sources.list を 編 集 し<br />
て、パッケージの 取 得 先 を 決 める 必 要 があります。<br />
apt は、“deb” 行 にあるすべてのパッケージを 見 比 べ、 最 も 大 きなバージョン 番 号 のパッ<br />
ケージをインストールします。 同 じパッケージが 取 得 可 能 な 場 合 は、 先 に 現 れた 行 を 優 先 し<br />
2 <strong>Debian</strong> のパッケージ 管 理 システムは、 対 象 パッケージを 置 き 換 えるように 指 定 されていない 限 り、 通 常 は<br />
あるパッケージが 別 のパッケージが 所 有 しているファイルを 削 除 したり 置 き 換 えることを 許 可 しません。